約 2,174 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7745.html
STED 遺跡惑星の野望 【すてっど いせきわくせいのやぼう】 ジャンル RPG 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 ケイアミューズメントリース 開発元 アルファ電子 発売日 1990年7月27日 定価 5,900円 プレイ人数 1人 判定 なし ポイント レトロゲーおなじみの戦闘難 落ちこぼれSFシナリオ 概要 あらすじ システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 『怒 (FC)』や『ザ・トライアスロン』を輩出した、ケイアミューズメントによるSF調RPG。 実際はアルファ電子(後のADK)による外注作で、FC用ソフトとしては『里見八犬伝』(1989年、SNK)に次ぐ開発作品でもある。 あらすじ 突如惑星アルフがモンスターに襲撃される。 アルフに住む人々は宇宙へと助けを求めた。 その通信を受信した"STED"と呼ばれる二人の男はアルフに降り立ち、ベディア大陸の首都ティーグの施政官に話を聞くが、曰く要請はしておらず宇宙軍に話を通したとの返答。 街に人々に話を聴いて回ると、コロナと言う緊急通信を送った少女に出会う。 曰く、「宇宙軍の事は嘘で施政官が信用出来ない」 「父を含むモンスターを調べていた人が次々に行方不明になっている」 彼女を連れ、一同はアルフで何が起きているのかを調べる旅に出る。 システム 一般的なRPGにあるシステムが全部搭載されており、TRPGのようなシンプルな戦闘計算システムとなっている。 当作品におけるHPはLP、MPはEPと表記されており、ESPはEPを消費して発動する。 またレベルが8階級に分けられており、階級が上がるごとにステータス割り振りにボーナスポイントが付く。 ホテルでの回復に日数を必要とする。 最初に何日泊まるか指定し、一日ごとにLPとEPが10ずつ回復する。味方が成長した際に全回復させようとすると何日も休憩を取る必要があり、その分必要なお金は増えていくが、1日当たりの費用は格安なので問題にはならない。 体のパーツへのダメージ 胴体、四肢と頭部に消耗判定があり、破損扱いとなるとステータスが下がったり、"しぼう=死亡"になるシステムがある。 LPとは個別の専用のポイントが、受けたダメージの90%の数値ずつ減らされていく。 パーツの摩耗は街の病院で治療するか、アイテムのリストアーで40ずつ回復する。 もし完全に壊れてしまったら病院で再生するかアイテムのリペアツールで治すことになる。 またキャラによって消耗しやすいパーツが設定されている。 ロボット「ガップ」の存在。 コロナのお供として加入するガップだが、他のキャラとは全く違う特徴がある。 仲間になった直後は何もできず、次の町で売っているバトルパックを装備しないと戦いに参加できない。 戦闘では経験値が入らず、店売りのメインチップとソフトパックでのみ強化が行えるが、ESPが使えない。 メインチップを変えた直後はステータスが頭一つ抜けて強くなったり、強化パックを付ければ雑魚戦における活躍が期待できる。 ただしパックを装備するスロットは2つしかなく、必要に応じて装備し直さなければならない。 人間3人が死んだ場合、ガップの生死に関わらずゲームオーバーになる。 評価点 ファミコンRPGでもトップクラスのフィールド移動と戦闘のスピード。 町の中でも外でも変わらず速く歩けるので、ストレスが溜まりにくい。 "かいわ そくど"の変更機能があり、メニュー画面にてセレクトボタンを押して 2にした場合 に限るがストレスのない戦闘スピードで進行する。 なお会話速度の項目ではあるが通常の会話速度は変化せず、戦闘速度にのみ影響を及ぼす。 エンカウントのキャンセルが出来る 2Dフィールドに限り3~4歩に1回メニューを開くとエンカウントのキャンセル出来る。 ステータスが割り振りシステムで成長の自由度がある レベルアップするとLPとEPに4ポイント、攻撃、防御、知性、素早さに3ポイントを 任意に割り振ること が出来る。 クラスアップ(*1)した時のみ、それぞれ2倍のポイントが得られる。 ステータスの振り直しを可能とするイベントもあるが、LPとEPに関しては 振り直しが出来ない。 またダメージ計算式の都合で、攻撃に3振ると通常攻撃のダメージがプラス3、同じく防御に振ると被ダメージがマイナス3、知能に振ればESPのダメージがプラス3と 大味だが目に見えて強くなる。 宿屋や道具屋の女性店員が可愛い 店員はすべての町で同じグラなのだが、女性店員は今でも通用するレベルの可愛さで買い物が楽しくなる。 賛否両論点 良くも悪くもシナリオを見なくていい場面が多い 最序盤でコロナが加入し物語の方向性を把握する部分だけ飛ばせないが、それ以降はその殆どが見ずに進行することが可能となる。 面倒臭がって話を聞かずにいると理解不能に陥るが、特に困らないというのがポイント。 またシナリオ展開上得られる報酬の一つである塔のコンピューターを止めるためのパスワードは固定。1回覚えてしまえばシナリオが大幅にスキップできる。 入手時に引き換えになるお金や労力が大きいため優しさと受け取るべきだろうか? 文字が全てひらがな ESPだけESPと表示されるが、それ以外の会話、アイテム、敵味方の名前の全てがひらがなで構成されており読みづらい。 これはこれで味があり、純粋な問題点とは言いがたい。 残弾の仕様 武器のうち、アクテス用の銃とガップ専用のポッドには残弾の設定がある。 弾がなくなったらアイテムのパワーカートで補充することになる。ダンジョン攻略中に切れたら悲惨。 アクテスはナイフなど通常の武器を持たせれば気にしなくて済むが、ガップには持ち替えのフォローが利かないため、無駄遣いが出来ない。 フィールドとダンジョンのシステムが違う。 フィールドは2Dで自由に動き回れるのだが、ダンジョンに入ると3Dに切り替わるシステムになっている。 ダンジョンが3Dなのは一概に悪いとは言えないが、ランプなどのアイテムやESPを使わないと真っ暗で進めない、マップを覚えにくいなど難点も多い。 特に表示される絵が壁とドア、階段のみとシンプルなためマッピングが必要。 ダンジョンでも塔の最上階のみ2Dになっていてエンカウントもない。 ダメージ計算式がシンプル。 TRPGおなじみの方式を取り、敵味方双方、通常攻撃によるダメージが 攻撃-防御 で計算、 ESPには軽減できる要素はない 。 これと下記の経験値の項により、少しでも楽にプレイしようとすると防御と知能を上げ、ESPで格上の敵を狩る事が推奨される。 ただし一部ボスを含めESP無効の敵も多いため、攻撃力を上げたキャラも用意しなければならない。 これらにより戦闘や成長方針で頭を捻る楽しさはあるものの、ゲームとしての難易度を上げてもいる。 キャラの性能差 アクテスだけESPの効果が他の人間二人に比べて低くなり、コロナのみ回復ESPの効果が2倍になる個性が付けられている。 問題点 シナリオがSFとしては物足りない。 導入部でやや期待が持てるものの、肝心のSFらしさが感じられる展開とは言えず、ストーリーも薄いばかりかオチも面白みにかける。 "かいわ そくど"の"0"と"1"はファミコンにしても 遅すぎる 。 "0"は例えるなら、ドラゴンクエストⅠをパーティ4人かつ、敵も複数出る状態でやらされているようなもの。テンポが非常に悪い。 評価点にもある通り"2"であればかなりの改善がみられるとはいえ、デフォルトが"0"のためゲームを再開するたびに"2"に設定する手間が要る。 敵が強い、かつ覚えにくい。 エンカキャンセルが可能なものの、基本的にエンカウント率が高い。 名前と見た目から攻撃方法やESPに対する耐性などが関連付けられず、覚えにくい。 ESP耐性、攻撃耐性を持つ敵の他、攻撃ダメージ無効、特定の属性ESP無効、ESP全体が無効の敵などバラエティに富むが、これらも試してみなければわからない。 敵の中には素早さだけが異常に高い奴がいる。 対抗策として味方の素早さを上げてしまうと、肝心のダメージソースが減ることになる。 お金が稼ぎにくい 戦闘で得られるお金が絶対的に少ない。 他の原因としてはアイテム、装備のほかに魔法まで購入しなければならない、敵が不相応に強すぎる、それに伴う病院や道具屋での治療、ホテルでの回復等必要なコストが多い事が挙げられる。 所持アイテム破壊の技を持つ敵がおり、装備してないパックやアイテムを破壊してくる。 ESP忘却という技を持つ敵もいる。いずれも戦闘終了後に回復という救済は無いため、失った場合全て買い直しを要求される。 これらを賄ってほっと出来るかと思いきや、シナリオでもお金を要求される場面がある。 具体的にはモンスターに化けるアイテムが必要になるのだが1個10,000 Crもする上に1回使うと無くなってしまうので無駄遣いできない。 とはいえこれを使うのはパスワードを手に入れるためなので、上記のようにパスワードを知ってさえいればパスできるのだが。 経験値が稼ぎにくい。 得られる経験値がこちらの強さに反比例。 戦闘開始時に敵の名前の横に数字が表示されるが、これは人間3人の合計の強さと該当する敵の戦闘力から計算された実力差を表す(ほぼ互角なら5)。これが入手経験値のベースとなりこの数字が大きいほど得られる経験値が大きい。 この数値は装備品でのステータス変化も考慮されるため、同じレベルでも装備を変えただけで経験値の入りが全く変わることになる。 特に攻撃力に影響を及ぼす武器は実力差に対する影響が大きい。 そのため装備を更新する際に弱い装備を処分してしまうと、経験値が少ないまま進行せざるをえなくなる。 これらをふまえて、レベル上げを行う際は防御をベースに知能を上げたESPで殴るキャラを用意するという役割分担が必要となる。 ガップに限りアイテム、ESPでの蘇生手段がない。 "しぼう"したら町の修理屋で治療を行わなければならないが、各大陸の首都にしかないケースがほとんど。 ダメージが溜まった際はメンテボックスかメンテカプセルを使う必要がある。 メンテボックスなら体のパーツも含めて40回復、メンテカプセルなら体のパーツも含めて全回復できる。 塔のコンピューターにアクセスできるのはリードパックを装備したガップだけ。該当イベントの進行までにガップが死んだ場合、街に戻って修理し再び塔を登る羽目になる。 3Dダンジョンのエンカウント仕様 フィールドと違い3Dダンジョンはエンカウント回避が出来ない。 またフロアごとに固定でエンカウントする場所があり、敵を倒さなければ先に進めない(ただし逃げても1歩前に戻されるだけ)。 特にラストダンジョン最上階への階段の前には小部屋が4つ並んでいて全て固定エンカウントが設定されている、所謂「最後の4連戦」がある。1戦ごとに回復ができるもののかなり辛い。 ただマップはどんなに広くとも8x8マスの多段構造で、階層ごとにエンカウント率もリセットされるため、迷子にならなければ戦闘回数自体は少なく済む。 ショップでの買い物の仕様 ショップで買い物をするとき、商品を選ぶと「それでいいですか?」と聞かれることもなくいきなり「○○をおかいあげ。○○に××Crしはらった。」と一発で購入してしまう。終盤で操作ミスしたら致命的な事になってしまう。 アイテム効果がわかりにくい 時代が時代のため説明書依存かと思えば、説明書にもろくに書いてない有様。 流石ファミコンと言いたいがRPGでは致命的。 移動手段の乏しさ 街同士を簡単に行き来する手段がない。 テレターンという街に戻れるアイテムがあるが、最後にセーブした街にしか飛べないというドラクエ1のキメラのつばさと同等。 長距離を戻る事になった場合、全て歩き。 宝箱、隠しアイテムの存在が分かりにくい。 2Dフィールドには隠しアイテムが存在する。しかしアイテムがフィールドに落ちていること自体を教えてもらえない。また3Dダンジョンの宝箱もその場を調べないと出てこない。 ガップにスキャンパックを装備させていればそこに行くだけで見つけてくれるとはいえ、不親切である。 ハープにおける問題点 ハープは1回使うと無くなり、パスワードを聞いて一度フィールドマップに戻ってしまうと遺跡に入れなくなる。2度目のステータス変更を行う場合、隠されている2つ目のハープを入手しなければならない。 ハープは2つしかないため3回目の突入は不可能。 2つ目のハープの存在は教えてもらえないため、その事を知らなければレベルを上げてなけなしのボーナスで調整をしなければならない。 ステータス振り直しを行うごとにマップがバグる。 振り直し自体は遺跡から出ない限り何度でも可能だが、1度振り直しを行う度に画面が壊れ、使い続けると脱出手段が無くなり詰みが発生する。 安全を取って1回毎に出入りをすれば詰み状態にはならないため、調整自体の不都合はないが不便。 総評 オーソドックスなSFRPGとしては成立しているものの、 リアルを追求した故に面倒臭さが上回ってしまったシステムのため、 ゲームとしての破綻はないが惜しい作品になってしまった。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/54224.html
登録日:2023/05/25 Thu 03 23 24 更新日:2024/09/20 Fri 12 50 34NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 IDコアのおまけ キャノン コマンドツインバックル コマンドフォーム ジェット レイジングフォーム 不遇フォーム 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダーギーツ 仮面ライダータイクーン 仮面ライダーバッファ 大型バックル 強化形態 レイジングフォーム及びコマンドフォームとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』に登場する変身形態である。 【概要】 レイジングフォーム SET GREAT READY FIGHT 「コマンドツインバックル」の片側である「コマンドジェットバックル」を装備して変身する形態。 いわゆる強化フォームに相当する形態……ではあるのだが、見た目の変化は頭部にゴーグルとアンテナからなるヘッドギアが追加装備されるだけに留まる。 なお、本編では使われるコマンドフォームに合わせてジェットバックルを左右のどちらかに装填して変身している。 また、バッファの場合はジャマトバックルをこの時点で装着している。 複眼を覆うゴーグル「コマンドグラス」は高度な情報処理能力を備えるマルチタスクディスプレイとして機能する。 アンテナは非接触式スキャンで対象の組成や構造などの各種情報を取得し、瞬時に分析してウィークポイントや最適な攻撃方法などを導き出す。 ギーツは左耳に「コマンドアンテナ」、タイクーンは頭頂部全体に「コマンドフラットアンテナ」、バッファは頭部左右に「コマンドアンテナブロック」として装備される。 胴体の見た目はエントリーフォームのままだが、レイジングフォームに合わせた機能拡張が行われている。 腕部は独自のモーションコマンドによって変身者を剣の達人へと変化させ、脚部は剣による近接戦闘に特化した足捌きを発揮させる。 戦闘スタイルは拡張装備「レイジングソード」による近接戦で、これだけでもポーンジャマト程度なら蹴散らせる。 とはいえ、基本は後述の「コマンドフォーム」への繋ぎであり、必殺技も存在しない。 コマンドフォーム TWIN SET TAKE OFF COMPLETE JET CANNON READY FIGHT 「レイジングソード」で敵を倒すことでエネルギーが充填された「コマンドキャノンバックル」を、レイジングフォームにデュアルオンすることで変身する形態。 リボルブオンによって砲撃に特化した「キャノンモード」と、空中戦が可能な「ジェットモード」を切り替えることができる。 全身に銀色のゴツいアーマーが新たに装備され、頭部もヘッドガードが固有デザインに変化。 一見動きにくそうに見えるが、実際は各部のジェット装備によって三次元的な機動も問題なく行える。 必殺技は「コマンドツインビクトリー」。 ジェットモード 「コマンドキャノンバックル」をデザイアドライバーの左側に装着した高機動形態。 背部には姿勢制御装置「ウインガンカー」を装備しており、風を受けて揚力を発生させ、飛行を可能とする。 胸部拡張装備「ジェットシンクロジション」は優れた高速空戦能力と鉄壁の重装甲を誇り、単独でのゲーム攻略をも可能とする力を与える。 肩部拡張装備「エアロディフェンダー」は空気抵抗を制御する特殊なフィールドを展開し、飛行速度を飛躍的に向上させる。 腕部拡張装備「ツインハンド」は飛行にレイジングソードによる接近戦を組み合わせ、スピードに乗せた高速斬撃を得意とする。 大腿部拡張装備「キャノンボトムポジション」によって優れた火器管制能力を発揮し、噴射装置の制御を行う。 膝部拡張装備「ブラストディフェンダー」は特殊なフィールドを展開して衝撃などから下半身を保護し、アクティブな着陸を可能とする。 脛部拡張装備「ツインフット」は高高度からの急降下により破壊力を高めたキックを放つ。 また、複眼を覆うコマンドグラスは目視によるロックオン機能を持ち、飛行時の対象追尾を助ける。 キャノンモード 「コマンドキャノンバックル」をデザイアドライバーの右側に装着した砲撃形態。 両肩に荷電粒子砲の一種「トロンキャノン」を装備しており、約13kmの有効射程を持った精密砲撃を行える。 胸部拡張装備「キャノンシンクロジション」は優れた火器管制能力と鉄壁の重装甲を誇り、単独でのゲーム攻略をも可能とする力を与える。 肩部拡張装備「ブラストディフェンダー」は爆風によるダメージを軽減する特殊なフィールドを展開し、至近距離から砲撃を叩き込むことが可能となる。 腕部拡張装備「ツインハンド」は砲撃にレイジングソードによる接近戦を組み合わせ、近~中距離までのレンジに柔軟に対応できる。 大腿部拡張装備「ジェットボトムポジション」によって優れた空間把握能力を発揮し、重武装ながら三次元的な格闘戦を得意とする。 膝部拡張装備「エアロディフェンダー」は特殊なフィールドを展開して空気抵抗を制御し、運動性能を飛躍的に向上させている。 脛部拡張装備「ツインフット」はダッシュやジャンプなどで加速し、そのスピードを乗せてキックの破壊力を向上させる。 また、複眼を覆うコマンドグラスは目視によるロックオン機能を持ち、砲撃の際に対象をホーミングさせることが可能。 【使用者】 浮世英寿/仮面ライダーギーツ 最初の使用者。本来なら未実装だったコマンドツインバックルは、ニラムが彼の為に転送したものである。 OPにはコマンドフォームのギーツが登場しているが、実は本編での使用回数はたったの3回。映画などを含めても4回しか変身していない。 桜井景和/仮面ライダータイクーン 2人目の使用者。創世編にてブジンソードに変身するまでは、事実上タイクーンの強化形態となっていた。使用回数も他の2人より多い。 吾妻道長/仮面ライダーバッファ 3人目の使用者。25・26、42話、Vシネマにて使用。 【劇中での活躍】 謀略編 13話から登場し、ゲームマスターの妨害などによって苦戦する英寿を見た運営者のニラムから送られ、そのまま英寿が使用。景和から借りたデザイアドライバーを使用してレイジングフォームに変身し、ジャマト達と戦った。 当初はキャノンバックルがロックされていて外せなかったがジャマトを倒し続けたことでロックが解除され、コマンドフォーム・キャノンモードに変身。そのままコマンドツインビクトリーでジャマトライダーを撃破した。 その後はデザイアドライバー共々、タイクーンに渡された。 14話ではタイクーンが使用。キャノンモードに変身してかくれんぼジャマトを撃破した。 15話ではギーツがコマンドフォームジェットモードに変身。空中攻撃でラフレシアフォートレスジャマトを粉砕した。 そして16話では、ギーツとギロリからコマンドツインバックルを渡されたタイクーンが使用。己の理想の為に互角の戦いを繰り広げるが…。 乖離編 18話・19話に登場。ケケラのシークレットミッションをクリアしたタイクーンが入手し、ルークジャマトと戦ったが、突如豪徳寺武の姿に変化したルークジャマトに動揺し攻撃を止めてしまう。さらに、ルークジャマトと戦おうとしたナッジスパロウを妨害したので、彼にデザスターだと決めつけられ、ニンジャバックルを没収されてしまった。 以上が乖離編におけるコマンドフォームの出番である。流石にあんまりな気がしないでもない…。この後ケケラに説教された 慟哭編 主人公達が全く使用してくれないのに腹を立てたのか25・26話ではベロバからバックルを渡されたバッファが使用。 どういう訳か出現したレイジングソードを投げてそのまま肉弾戦を始めた。 案の定ロックを外すためのエネルギーが足りなかったため、なんと自分自身を攻撃してエネルギーを蓄積し、ロックを解除した。 それでもマグナムフォームのギーツは倒しきれなかったが、コマンドフォームが弱い訳ではなくむしろ格上相手に渡り合える英寿が凄いのだろう。 28話ではタイクーンが使用し、グレア2とジャマトライダーに倒されかけた英寿とジーンを救出した。 31話でもタイクーンが変身。穴に落ちたら消滅する「天国と地獄ゲーム」において、飛行能力を持つこの形態はうってつけであり、穴に落ちた人々を助け出す。 ただし、翌日はニンジャフォームを使用したので出番なし。 慕情編 未登場。バックルも含めて影も形も無かった。 仮にギーツが入手していたとしても、重力操作が可能なレーザーブーストどころか、空中に足場を生み出せるギーツIXといった上位互換フォームが登場したので、今後彼が使用する機会は皆無になったと思われる。 ならばタイクーンが……と思われていたが…。 創世編 40話から登場するブジンソードは、キャノンモードのスーツを改造した可能性が浮上。 さらに、同話で景和がツムリに強力なバックルをせがんだ際、ブーストやフィーバースロットの名前が挙がる中コマンドツインバックルには一切触れなかった。 スペックも扱いやすさもブーストの方が上だから致し方ない。 スーツの改造により今後の出番が絶望視されていたが、42話でバッファが使用しレイジングフォームとジェットモードに変身した。 しかし、相手はよりにもよって同話初登場のプレミアムケケラとプレミアムベロバ。 ある程度は粘っていたものの、プレミアムな2人には力及ばず本編初の黒星を付けられてしまった。 だが、ちょっと待ってほしい。 この時の道長は、ポーンジャマトとの連戦や直前のブジンソードとの交戦で少なくないダメージを負っているはずである。 それにも関わらず、2対1という不利な状況でもある程度食らいついていた。 そして、プレミアムケケラとプレミアムベロバはグレアやゲイザーなどの運営ライダーに匹敵する力を持っている。 つまり道長は、このバックルで運営ライダーと同格の相手を2人も相手取っていたのである。 敗北こそしたが、この一件で道長の並外れた耐久力と戦闘能力、そしてラスボスジャマトを撃破できるコマンドフォームのポテンシャルが改めて注目されたのであった。 流石ゾンビ、しぶとい。 【玩具版】 コマンドジェットバックルとレイジングソード共々「DXコマンドツインバックル&レイジングソード」として発売。期間中に購入すれば仮面ライダータイクーンのコアIDが貰えた。 ジェットバックルにはスイッチギミックのみで、キャノンバックルには音声とレバーのギミックが内蔵されている。 過去作で言えばこれとこれの親戚である。 【余談】 強力なバックルには違いないが、コマンドフォームに変身するにはエネルギーを充填してコマンドキャノンバックルのロックを解除しなければならないというプロセスの都合上、一定時間レイジングフォームでいなければならないデメリットを抱えている。 さらに単体で飛行能力を持つのはジェットモードとアームドプロペラしかない。 それが原因なのか敵が強くなるにつれて出番が減っていき、ポーンジャマトやジャマトライダーを除けば、明確に倒した敵はかくれんぼジャマトとラフレシアフォートレスジャマトだけ。 意外と戦績はパッとしないものの、要所要所でドラマ的な活躍は見せたと言えるだろう。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 新規ページを見て一瞬、レイジングコマンドのページが出来たのかと思った -- 名無しさん (2023-05-25 09 34 15) 乖離編で全然出番がなくて「販促的にいいのかこれ…?」ってなったやつ -- 名無しさん (2023-05-25 10 18 39) 本実装に至っていなかった理由は、チャージ周りの都合で「もともと強い選手をもっと強くするだけでしかない」のも原因だろうか -- 名無しさん (2023-05-25 10 36 43) ↑↑タグのIDコアのおまけっていうのが的を射ていてタイクーンIDコアがはけたらそれでOKde -- 名無しさん (2023-05-25 14 30 56) ↑OKであとは劇場版のパワードビルダーの販促にすでに入ってるんじゃないかな -- 名無しさん (2023-05-25 14 32 17) RAGINGじゃなくてRAISINGなんだよね -- 名無しさん (2023-05-25 16 10 33) ↑5まあ裏のデジモンや30分前のプリキュアなんかは、(アニメということもあってか?)仮面ライダーより販促大丈夫か?があるし… -- 名無しさん (2023-05-25 18 58 06) フィーバーフォームもそうだけど、起動に特定の条件を満たさなきゃいけないのは強い弱い以前にストーリー上活躍させづらいんだろうなぁって。 -- 名無しさん (2023-05-25 21 26 56) ↑今のフィーバーはバッファがジャマ神特典で起動時ゾンビ固定にしてるもんな -- 名無しさん (2023-05-25 21 39 54) 最初のパワーアップフォームとして登場したけど、ぶっちゃけずっとブーストとフィーバーが強すぎて食われてた印象は否めない… -- 名無しさん (2023-05-27 09 11 45) このバックルって、設定上は他のバックルと併用出来るんですかね? フィーバースロットと組み合わせてFジェットやFキャノンとか出来るのか気になります。 -- 名無しさん (2023-05-27 20 47 45) まさかの再登場 -- 名無しさん (2023-07-05 00 05 32) 飛べたり火力も高かったり、能力自体は高いんだけど、いかんせんその時にコマンド以外に切り抜ける手段があるのが不運 -- 名無しさん (2023-11-15 14 21 50) レイジングフォームで粘らないとコマンドになれない方式がダメよーーー -- 名無しさん (2023-11-15 14 22 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/9188.html
541 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/03/12(火) 00 37 40 ID softbank126036058190.bbtec.net [81/125] 憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編SS「リヴェンジ」2 C.E.世界 融合惑星 β世界 β世界主観1999年9月14日12時12分 フィリピン ミンダナオ島 スリガオ防衛線 開幕を告げたのは、潜水空母からの艦砲およびミサイル攻撃の着弾であった。 デルフィニウムやアグリッサ、あるいは接近していたMSから放たれた巡航ミサイルなども含んだそれは、光線級の迎撃を当たり前のように突破。 着弾し、あるいは空中で炸裂することでその効果を広範囲へとばらまいたのだ。 既に陥落した北部の島々から押し寄せる群、あるいは海岸線から上陸しようとするBETAの群れへと突き刺さり、文字通り一掃する。 『援護攻撃……どこから!?』 『艦隊は弾切れで引いたはずだが……!?』 『HQ、どうなってる!状況を伝えてくれ!』 現地で絶望的な数を前に必死の抵抗をしていた部隊は瞠目しただろう。 既に弾薬切れなどで途絶えて久しいと認識ていたところに、明らかに艦砲射撃が含まれる攻撃が行われたのだから。 既にこのフィリピンは放棄することが決まり、あとは焦土戦を実行するまでの時間稼ぎばかりだったはずなのに。 『HQより作戦参加中の全部隊へ、地球連合軍からの増援が向かっている。援軍到着まで戦線を維持せよ!』 『地球連合軍……?』 その内容に、彼らは一様に首を傾げた。 確かにその存在は彼らも知ってはいたが、大規模侵攻の割り振りで彼らは後方支援だったはずだ。 戦力的価値が不明瞭ということで、可能な限りの民間人や非戦闘要員を逃がして戦場の不確定要素を減らすという仕事が任された、どこからか来た軍隊。 その部隊がいきなり前線に出てきた?驚きや困惑が生じるのも無理もない話だ。 『こちら大東亜連合軍HQだ、繰り返す!地球連合軍に正式な要請を行った!現地に戦力が向かっている、合同でBETAに対処せよ!』 『なんだかよくわからんが、味方が増えるってことだな!』 『ありがてぇな。もっと早く来てくれればよかったんだが』 ともかく、眼前のBETAに突き刺さった攻撃が地球連合からのものというのは理解した。 それによって一時的にではあるが後続のBETAの群れが消失したことで、目の前のBETAに集中する余裕を得た。 今の攻撃だけでも数が一気に減ったのだ、それくらいはできる。途切れないことが恐ろしいのであって、途切れれば怖くない。 だが、それをかき消さんと次のBETA---母艦級が大地を割って出現した。 それに合わせるようにして、HQからの通信は続いた。 『さらに地球連合軍より通達!援護攻撃が来る!新種をまとめて吹き飛ばすとのこと! 射線上より退避!繰り返す、射線上より退避せよ!データをリンクする!』 『了解!』 『うわ、なんて範囲に……』 その指示を受け、戦術機部隊は一時後退する。 既に戦車や自走砲なども弾切れなどで後退して久しく、後方からの支援なども途絶えていた状況だったのだ。 そうであったがゆえに、戦術機部隊は遠慮をすることなく素早い移動が可能であった。 そして、その直後に「それ」が来た。 一言で言えば、光の柱。 先行して戦場に接近していたデルフィニウムの主砲であるツイン・メガ・ビーム砲による掃射だ。 複数のデルフィニウムから放たれたそれは、ミンダナオ島に足掛かりを構築していたBETA群をまとめて焼き尽くす。 当然のように、出現していた母艦級も跡形もなく蒸発させてしまった。多少地面もえぐれてしまったがご愛嬌というべきか。 あっという間だ。そこに展開して必死になっていた兵士たちを置き去りに、あっという間にBETAが消えていく。 そして、その砲撃からさほど間を置くことなく、スリガオ防衛線に「それ」が着陸して参戦した。 『こちらスリガオ防衛線の救援の任を受けた、第11混成機動群!現着した! このまま当該防衛線のBETA排除および失地奪還の先陣を切る!』 ドスンと、大地を砕かんばかりの巨大な機体が、戦術機さえも見上げるしかない怪物が着陸した。 ザク・ファントムをコアMSとするデルフィニウムだ。飛行形態から陸戦形態へと変形して見せたのだ。 それを目撃した衛士たちが驚きで固まってしまい、目を疑ったのは言う必要もないであろう。 542 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/03/12(火) 00 38 43 ID softbank126036058190.bbtec.net [82/125] 『2番機はこのままブトゥアン方面へ展開。3番機はカガヤン・デ・オロ方面へ進出。 各MS隊はその援護をしつつ、戦術機の撤退支援を開始。SFSは人員輸送を最優先とせよ!』 隊長機のデルフィニウムの指示を受け、戦力は一斉に散開し、各戦線に殴り込んでいく。 デルフィニウムは確かに高い火力と殲滅力を持つ戦力ではあるが、大型であるがゆえに小回りが利かない。 周囲へもたらす影響が大きすぎることもあって、それをカバーする戦力が必要だった。 それを担うのが、長期戦闘に備えてキャリアーウィザードを搭載したザク・ウォーリアおよびグフ・イグナイテッドで構成されたMS隊だ。 大雑把に削られ、それでも湧いてくる高脅威度目標を優先的に排除していく。 そうなれば、後方へと抜けていくのは小型種だけで済み、戦術機部隊だけでも対処ができるようになる。 とにかく防衛範囲が広いこともあって、連戦になることを承知で彼らの力を借りなくてはならないのだ。 『戦術機部隊は補給作業を今のうちに!SFSが運搬してきてある!』 『りょ、了解した!』 MSが乗ってきたSFSは爆装する以外には、戦術機の補給コンテナが乗せられていた。 後方にあったものを大東亜連合の許可を得て積み込み、ここまで運んできたのだ。 前線で必死に戦っていた戦術機部隊にとっては待ちに待った補給である。 何しろ、悪天候と台風の影響もあり、衛星軌道上からの補給物資の投下が十全に行えていなかったのだ。 数を落としても、大気圏内のそれによって外逸してしまい、多くが着陸する予定地から大きくそれていたのだ。 さらにSFSからは、兵士やアンドロイドたちが次々と降り立ち、戦闘が続行できない人員の救助活動を開始した。 武器弾薬が枯渇して、役に立てていなかった戦車や自走砲などの機甲部隊の人員を誘導していくのだ。 SFSと一言にいうが、MSの高速展開のための輸送機という面のほかにも、人員や物資輸送にも転用ができるのだ。 V/STOL機の面目躍如で、悪天候且つ荒れた戦場となっているミンダナオ島にも難なく着陸できた。 「助かりそうだな……」 「ああ、死ぬかとは思ったが」 「出します、全員シートに座ってベルトを!」 SFSも忙しい。 未だに避難しきれていない部隊や人員をデータリンクなどを基にして発見して回収していかなくてはならないのだ。 悪天候であるが、速度を出していかなくてはならない。それほどに回収すべき人員と回るべき場所は多い。 そんな彼らが救助活動を行うためにも、前線の部隊はBETAの浸透を防がなくてはならない。どこも、必死で過酷だった。 スリガオだけでなく、派遣されていた潜水艦隊から送り出された戦力はミンダナオ島各地へと展開していた。 兎にも角にも防衛線の維持に助力をしなくては、失地奪還をしようがその間に後方が落ちる羽目になりかねないのだ。 戦線の整理と戦力の再編という大仕事を大東亜連合軍と国連軍が行うまでの時間稼ぎが主任務となる。 勿論フィリピン全土の奪還も不可能ではないのだが、如何せん島々の集まりであるがゆえに防衛範囲と奪還範囲が広すぎた。 フィリピンはそういう構成であるがゆえに、BETAが浸透してきやすいのだ。 現在進行形で海中から上陸してくるBETAがいることを考えると、下手に失地奪還に乗り出すと後方に抜けられる可能性が高かった。 純粋にフィリピンに割り当てられる頭数が少ないということもあったのだが、それはともかく。 ともかく、救援を要請した大東亜連合からすれば焦土戦術などを行わなくて済むだけでも大助かりだったのだ。 国土や貴重な兵士を見捨てることを選ばなくて良いというだけで、十分すぎるほどの価値があった。 もっと欲を言えば、インド方面がそうであったように、このまま失地奪還にまでこぎつけたいところであった。 だが、問題はむしろその安全圏となった後方で発生していた。 543 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/03/12(火) 00 39 16 ID softbank126036058190.bbtec.net [83/125] β世界 12時43分 フィリピン ミンダナオ島 ダバオ 大東亜連合軍ダバオ基地 指令室 フィリピンに残ったミンダナオ島の最後方にして、国連軍および大東亜連合の人員の詰めるダバオ基地の指令室は、かなりの険悪な状況であった。 困り顔の国連軍の将校たちとそれに相対する大東亜連合軍の将校たちに分断され、争いの数歩手前くらいには突入していたのだ。 原因は地球連合軍に直接あるわけではない。間接的にはあるが、地球連合が関与していないところで発生していた。 端的に言えば、大東亜連合軍と国連軍の間---もっと正確に言えば大東亜連合と米国の間の政治的軋轢があったのだ。 当初、大東亜連合は正体不明瞭且つ戦力が未知数という地球連合からの派遣軍を断り、業腹だが米軍と国連軍の助力を得ることを選んだ。 衛星でBETAがハイヴから出現して大規模侵攻を開始し、その後に短時間で決定を下す際に、どちらが当てになるかを天秤にかけたわけである。 元より大東亜連合は国連軍への編入などを拒んだ国の集まりであり、国連軍や米軍を引き入れることには反発があったのは言うまでもない。 だが、結局のところ、頼れる戦力は国連軍や米軍しかないと判断した。 この判断は米国や国連との折衝の中で大東亜連合自身が下した結論ではある。 だが、同時に米国のAL5派の意志も介在しており、自国にとって都合の悪い大東亜連合を弱体化させようという裏の目的も存在していた。 あくまでも提案するだけで、自分たちが強要したという言質を取らせない、なんともいやらしい方法であった。 その結果がどうなったのかは語るまでもないだろう。空前の規模の侵攻に対して、人類側は後退に後退を重ね、犠牲を重ねてしまった。 そんな苦境にある間に、インド・スリランカ方面での地球連合の活躍によって何が起こったかも知ることになった。 それによって地球連合軍が如何に強く頼れるかの証明となったことで、今回の救援要請につながった。 地球連合と大東亜連合の間でならば、これで問題は完結したであろう。多少遅かったにしても、救援を頼んだのだから。 問題なのは、大東亜連合に見切られた形となった国連軍と米軍の大本である米国との間であった。 当然、米国としては面白くない。隠れた目標である大東亜連合の消耗などはまだ半ばでしかない。 救援するにあたっては地球連合の手を取らないようにと誘導して確約させたのだ。米国から見ればそれは裏切りそのもである。 国家戦略を挫かれたというのはとてもではないが許容できない。殊更にBETA戦後を見据えているアメリカでは猶更だ。 それを表だっていう馬鹿はいないが、そうでなくとも、これまで国連軍や米軍が積み重ねた被害が無駄になったということへ反発が生じたのだ。 これはアメリカの裏の目的を知らない、国連軍や米軍の現場の兵士や将校、あるいは指揮官からも生まれた。 請われるがままに必死に戦ったのに、それを鑑みることなく他所へ救援をするなどどういうことか、というわけだ。 だが、大東亜連合からすれば国連軍やアメリカ軍はまるで役に立たなかったと評するしかない。 事前の計画は、かつて日本が西半分を失った大規模侵攻の反省点を活かしたものと聞かされ、承認したのだ。 そのプランに基づいて、クラ海峡をはじめとした地域での大規模な戦略級核兵器の投入と戦術核兵器による焦土戦などが行われた。 犠牲が出ることも覚悟で、それでもBETAの侵攻を食い止められると自信をもって言われたのだ。 その結果が、今の地球連合に頼らざるを得ない状況に繋がっていた。自分たちの判断であるのは認めよう。 それでもアメリカや国連を信用して業腹だが助けを求めたのに、事前の大言に反して大損害を出していたのはある種裏切りである。 そんなわけで、前線で地球連合軍が活躍している間に、国家間でバチバチに言い争いに発展していたのだ。 それだけでなく前述のように現場の兵士の間でもご覧の有様で、BETAと戦う前に人間同士で争う数歩手前になったのだ。 双方の理性が効いていて、地球連合がついでに目を光らせているから致命傷ではない。 だが、それでも感情の軋轢などは避けられなかった。なまじ命や国家の未来などを天秤にかけただけあって、双方が引けなかった。 ある種、BETAより厄介であろう。呆れる地球連合の連絡役将校の前で、戦端は開かれてしまったのだ。 544 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/03/12(火) 00 40 26 ID softbank126036058190.bbtec.net [84/125] 以上、wiki転載はご自由に。 悪意よりよほど善意の方が怖いって話ですね。 次の話でフィリピン方面はケリをつけます。 ついでに大東亜連合とアメリカの間のバチバチの描写も一区切りにします。 作業BGMは「シドニア」でした。 誰がために、カラスは飛ぶ(違う 今宵はこのまま寝ます おやすみなさいませ
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/46.html
GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE FREEFORM tripping contact kors k vs teranoid 182 1360 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント ラストが意味不明なので激しくHARD推奨 -- 名無しさん (2009-07-18 17 19 33) 12としては弱いけどトリルがBADはまりの誘因となるので油断できない -- 名無しさん (2009-12-28 04 38 50) ラストゲー。激しく難推奨。↑にもあるが、道中何度か出てくるトリルが微妙に厄介。リズムも16分だったりちょっとシャッフル気味だったりで面倒。 -- 名無しさん (2010-01-15 12 09 00) 34小節~はノーツ数こそ少ないがリズム難。軸は「タータータタータータタ」を意識して叩くといい。サビ前半とラスト前も押しにくいので注意 -- 名無しさん (2010-04-09 17 41 44) 元☆11。当時は強烈な詐欺っぷりに敗れていった者も多かったが、12で見るとたいしたこと無い。 -- 名無しさん (2010-06-21 06 59 39) ラストゲーだと思って油断してると、途中のトリルでゲージを減らされることも少なくはない。ガチ押しできない場合はあんみつするなりして頑張って耐えよう。ただ最後は下手にあんみつしないほうが良い。 -- 名無しさん (2010-10-03 01 31 44) いつ11に戻るかなって思ってたら削除… -- 名無しさん (2011-05-21 08 23 46) 今思えばメリハリがある良い譜面だった。さよならなのだ。 -- 名無しさん (2011-09-10 03 30 55) リンクルで生存確認 -- 名無しさん (2011-09-16 19 30 38) 削除か生存かでようやく話題になれる悲しき☆12 原因は激しいラス殺しのため三曲目に選びづらく、なおかつ乱はハズレると終始ハズレなので安定もさせずらく選曲頻度が猛烈に低くなることか -- 名無しさん (2011-09-19 01 23 20) 灰もそうだけどクリア付くと手を着けなくなりやすい 曲はかっこいいのだけど -- 名無しさん (2011-11-15 02 56 47) 空気扱いされているがラストの密度はかなり高い、難かけても中盤がBADハマりしやすいので難しい -- 名無しさん (2011-12-01 23 05 59) 発狂が短い分リミックスより弱い気が・・・ -- 名無しさん (2012-01-13 16 48 36) なんかすごく☆12下位扱いされているけど、皿複合苦手でなくともラストは超強力、初見でなめてかかると痛い目に遭う。この1小節の中だけに歯抜けトリルのようなわからない譜面+ハネている+間に4つ同時押し 皿まで絡んでいる鬼畜譜面。特に正規2Pは7鍵がハネている中で皿が絡むのでかなりの右手力を要する。HARD前提で難易度判断されてる気もしなくもないが、ノマゲでは決して下位ではない、中位である。 -- 名無しさん (2012-07-30 21 59 17) この曲が簡単だと思う人は一度ノマゲでやってみると難しさが分かる。 -- 名無しさん (2012-08-03 13 45 23) tricoroでおそらく削除。そうならないことを願うが… これといいDUEといいDDの☆11から☆12になった曲は癖が強すぎる 変則リズムやトリルの練習になる。餡蜜研究すれば楽に難点く -- 名無しさん (2012-09-13 08 01 21) リンクルでのクリアレートは38%でした。 -- 名無しさん (2012-09-25 00 28 56) 正規も乱も道中の押しづらさはあまり変わらなかった。乱の方がラストが簡単になりやすかったけれど……結局勝ち逃げされた。。(易 -- 名無しさん (2012-09-25 12 28 37) これが消されてリミックスが生存てどういうことなの… ☆12入門にはちょうどいい曲だったのに…曲もかなり好きだったなぁ´` -- 名無しさん (2012-12-18 22 44 42) 正規はまあ、酷いなとしか言えない、平気で皿に13トリルが降ってきたり3に降る変則リズム+バス、ラス殺しと難逃げするのにも結構なキツさ、入門かもしれないが底辺では無い。リミのほうが強いという意見もあるが個人的にはこっちの方が圧倒的に強い -- 名無しさん (2013-05-01 00 07 42) 削除に伴い家庭用DDでしかできなくなった不遇の譜面。ラス殺しが極端に2P側に不利な配置で、2P正規ノマゲはAAなんかより難しい。 -- 名無しさん (2013-07-02 17 42 15) ラス殺しかつ正規がハズレという理由で☆12に居座った結果、削除された曲。やはり3曲目で難易度の割に事故死しやすい曲はあまりやりたくない。ギガデリもその点では同じだが、赤寺当時のボス曲かつ八段のボスというおいしいポジションが与えられ2曲の明暗は別れた。確かに不遇。 -- 名無しさん (2014-08-18 06 54 55) 挑戦段階だとラストがわけわからないだろうから難逃げしておきたいけど問題はヘンテコなリズムや癖のある配置が連発するせいでゲージが保ちづらいのが辛いところ、正規でこの曲が押せるようになったらかなり拾う力が付いてると思う、上達を感じた頃にちょくちょく選んでほしい -- 名無しさん (2014-10-08 00 47 53) エクハは当たり待ちのおみくじゲー。配置によってはラス殺しまでゲージ100%でもラスト入った瞬間ゲージ溶けることも -- 名無しさん (2014-10-12 18 22 48) ハード推奨、2pは鏡。4鍵をどちらの手でも取れれば少しはやりやすくなる。 -- 名無しさん (2014-10-23 20 38 00) 勝ち逃げされてたけど復活即正規ハードでリベンジ成功。1P側正規はそこまでハズレじゃないと思う。 -- 名無しさん (2014-10-23 21 22 15) 1P正規こそ大はずれだと思ってたわ。1軸に連皿だしな…左利きならともかく。 -- 名無しさん (2014-10-23 22 03 50) 地力があれば難の方が安定するはず…というか易は12上位に難がつきはじめてもちょっと怖かったり。中盤は横認識できるとBADハマりしなくなってくる。 -- 名無しさん (2014-10-23 23 11 31) なんのリズムか全く分からなくBADハマりの戦いで自分は正規乱どれもなぜかBADハマりするのでS乱で難つけた。十段中上位クラスならS乱逃げも選択肢。ただ一ミリも気が抜けないのでメンタルとの戦いになるかも。自分はA難埋めしてもこれ苦手です。 -- 名無しさん (2014-11-14 20 02 37) B+全部埋まってるけどこの前調子に乗って3曲目にハードで選んだら落ちた…BP1桁出せるぐらいの実力になるまでは保証のある時以外触らないほうがいい。それと同時に削除対象にされてしまったのもわかった気がした… -- 名無しさん (2014-11-15 01 19 23) 保証がある今なら☆11にしたほうが選ばれやすいかと。☆12じゃ3曲目以降にしか選べないから安定しやすい曲のほうが選ばれやすい。ハードはリミックスのが難しいかと。 -- 名無しさん (2014-12-12 11 26 33) ラストは7鍵が変にずれたリズムになっているので中途半端に地力がついて正確に見切れるようになるとかえって事故死する、ということもありうる。2Pで鏡がやりやすいからといって1P側の正規が当たりとはいえないが鏡よりはだいぶマシ。 -- 名無しさん (2014-12-26 04 18 07) 乱は当たり待ちが良さそう。 -- 名無しさん (2015-05-06 01 43 12) 道中はそこまでではないが中盤のトリル+皿、2重トリル、ラスト七バス+メロディ、ラス殺しとそこそこスコアは出るのに、クリア出来ない曲の典型かと思います。基本的に曲と譜面がズレてるのでリズムを覚える事が大事。ラストは17トリルベース+ゴミ。個人的には正規推奨。 -- 名無しさん (2016-03-12 00 43 09) 1P正規でエクハ 曲がすきで何度も聴いていたらリズムが身に付いた -- 名無しさん (2016-05-07 11 21 56) なんだかんだリミックスよりスコアもフルコンもむずいし乱当たり少ない感じ。縦認識に頼ってきた人にはかなりきついズレ方をしているので注意 -- 名無しさん (2016-07-09 12 48 22) 八段でもハードの狙える最弱☆12。 -- 名無しさん (2016-07-10 00 03 51) マジで?某表ではハード地力Fとなっているが結構難しい。ラストはズレ同時押しをイメージしてとにかく横認識で捌く。あと1P正規は1鍵と皿の絡みがしつこくBADハマりしやすいので注意、とはいえEXHまでなら正規が楽だと思う。 -- 名無しさん (2016-07-10 02 16 54) どこが最弱なのか… -- 名無しさん (2016-08-17 22 02 08) ハードはともかくエクハとなると回復も少ない+ちまちまくる発狂でゲージを維持しにくい+ラス殺しと難易度が跳ねる。 -- 名無しさん (2016-08-18 08 36 06) 12半分くらい易ランプついたけどこれは最後でゲージ吹っ飛んで死ぬ。繰り返しも危険でかなり難しい -- 名無しさん (2016-11-26 16 34 56) EXHだけなら難Fの中では頭一つ抜けてる気がする。ラスト発狂までに50%切るようだとおそらく耐えられない。 -- 名無しさん (2016-12-04 11 57 48) 難までは弱めだがエクハで大化けする、ラストがぐちゃぐちゃしすぎ -- 名無しさん (2017-03-06 10 19 50) 八段で難はまずありえない。道中も癖の強い配置でゲージ維持と回復が難しく、九段中位以下ではラス殺し突入以前に殺されるかと -- 名無しさん (2017-07-08 17 13 17) ハードも普通に難しい。押しづらい方向に振り切った譜面だから地力cにいくつか白ついててもこれは未だにアシ易どまり -- 名無しさん (2017-07-12 13 01 40) トリルでミスが出る原因は只の16ではなく大抵バスではないほうの鍵盤が32分程後ろにズレているのが原因。dual control等のシャッフル譜面の打鍵がそのままクソ早くなったイメージ。とはいえ鳥狙うレベルでないと分かってても押せないはずなので頭の片隅に置いておくぐらいで -- 名無しさん (2017-07-12 14 16 51) ↑ただしごく一部のトリルは普通に16分で降ってきているので要譜面確認 -- 名無しさん (2017-07-12 14 17 45) クリアだけなら☆12の中でも簡単な方なのに、スコアを狙いだすと死ぬほど難しい、ゲーセンの環境にもよるけど音がよく聞こえなくて何の音を叩いてるんだかわからずgood量産したりBADハマりもあるの -- 名無しさん (2017-07-27 15 12 11) とりあえず叩いてるノーツと音が全く合ってないので音消し推奨 -- 名無しさん (2017-10-26 23 55 57) 外れると鳥無理だけどハネてる割に結構スコアは出やすい印象。因みに音が全くあっていないってのはどのあたり? -- 名無しさん (2017-10-28 01 54 34) 横からだけど例えば34~47小節とかじゃない?まあここだけじゃないけどメインのシンセ叩いてないことが多い(1鍵4分バス地帯はメイン叩いてる)曲ってのとハネのせいでズレてるって思いやすいだけでしょ、とは思う -- 名無しさん (2017-10-28 02 12 15) ハード出来てもやればやるほど押せなくなっていく曲は最高 -- 名無しさん (2018-04-21 18 03 28) 正規系が特段押しにくい訳ではないが、結構癖がつくのでスコアを狙うなら乱がおすすめ。ちなみにノマゲは地力Dでは圧倒的に難しく(ラストを実力でまっとうに80%残そうと思ったら地力B~B+適正くらいは必要)、これがDから動かないのは超局所難譜面に対する弐寺プレーヤー達の意地…かもしれない -- 名無しさん (2018-07-15 15 35 14) またロケテで削除されてたらしい -- 名無しさん (2018-08-03 18 19 10) マジか…ラス殺しがひどくて誰もやらないからかな… -- 名無しさん (2018-08-03 18 39 30) 結局Rootageで削除。ラストが酷い割に道中が☆11クラスで選びづらいから致し方ないところか。結果論だが、ラストを緩くして☆11にしてやった方が良かったかもしれない。曲は悪くないわけだし。 -- 名無しさん (2018-11-14 00 20 21) 11に降格して注目させることも・・ -- 名無しさん (2019-05-18 20 28 43) 復活したりしなかったりしろ。物凄いラス殺しが評価されたのか、九段の課題曲に選ばれたことがある…のだが、段位ゲージ補正のおかげでわしゃわしゃしてれば意外と耐えれたりする(残量がギリギリすぎると流石に落とされるが) -- 名無しさん (2019-05-19 16 37 24) 削除前って難易度表で評価どのくらいでしたか? -- 名無しさん (2020-05-25 23 27 55) 道中の密度濃くして☆12にし続けるかラス殺し緩和して☆11にするかにしてほしい。このまま忘れられるにはもったいない曲。 -- 名無しさん (2020-05-27 14 01 31) ↑2 たしか難地力Fノマゲ地力Dだったような。どっちも激しく場違いで、特にノマゲはよく昇格意見出てた筈 -- 名無しさん (2020-05-28 18 16 53) 現在もINFINITASでプレイ可能。クリアレートは84%と☆12の中ではかなり高め。INFのクリアレートはノマゲ以上の人数/プレイ済み人数なので、乱当たりで一度クリアできる可能性的には地力Dで妥当なのかも。常時Pフリー状態のINFならこんな譜面でも気軽にプレイできる。 -- 名無しさん (2021-07-22 17 00 56) ACはほとんどやらないのでインフィニタスで初プレイ。INF十段合格ラインでは普通に☆12だと思う。すぐ昇格したらしいけどなんで☆11だったのか… -- 名無しさん (2021-09-22 11 53 57) ラストが意味不明すぎてノマゲどころか易すらすっ飛ばして難した。BP50台まで来たら、超当たり待ちで乱難逃げ推奨。明確な当たり判別はないけど、序盤が押しやすければ最後までずっと押しやすいので直感でリセマラしよう。 -- 名無しさん (2021-10-02 12 03 19) DDは☆11→12になったの大量だしDPだけど☆12から10へ降格とかもあったり滅茶苦茶だったので仕方ない 鳥狙うレベルになるとハネてるのを光らせるのが楽しい+良曲なんだけど地力足りない段階だと道中が全然光らなくて苦痛で強烈なラス殺しと嫌な要素満載 ただ別に削除しなくてもいいのに・・ -- 名無しさん (2021-10-02 20 46 20) 地力足りないとただただ不快な譜面で終わる -- 名無しさん (2024-08-26 21 37 00) R乱が当たる事があるので初クリアは難+R乱推奨 正規も鏡もハズレ -- 名無しさん (2024-08-27 01 24 51) 局所難以外退屈だからLで超強化してくれ。DDのときからかっこよくて好きだった -- 名無しさん (2024-09-14 18 07 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hgpink/pages/97.html
時かけ_2(二:177-182) 3 「……グゥ」 震える声で、やっとそれだけを口に出す。 それに応えるように、グゥの腕の緊張が少しだけ緩んだ。 「大切な家族……」 「え?」 胸元から、くぐもった声。グゥは相変わらず顔を伏せたままだったが、ようやく 会話をする体勢が整ったようだ。出来れば、もう少し心穏やかな状態に身を置かせて 頂けると助かるのだが。 「……グゥは、ハレの大切な家族で、友達なのか?」 「うぐぅ……ッッ」 開口一番から致死のダメージを孕んだ言葉が心臓に突き刺さる。ドクンと、地震でも 起きたかのように全身が揺れた気がした。 「……はぁ……。そうだよ。グゥはオレにとって、大切な家族で、友達ですっ」 もう、既に全部聞かれてしまったってのは解っていた事だ。多少なりとも覚悟は 出来ていた。オレは潔く……ある種、自暴自棄とも言うが……はっきりとグゥの言葉を認める。 「……それだけか?」 「へ?」 しかし、グゥから返って来た声は何故か不満げだった。 「それだけ……って、何が?」 「……いや、いい。……今は、それで」 そう、一人納得したように呟き、グゥは小さく溜息を吐いた。 ううん、よく解らないが、納得してくれたのならそれでいい。追求しても、いたずらに傷口を 広げるだけだ。 「グゥがいない生活なんて、考えられない?」 …………次は、ソレか。もしかしてコヤツ、オレの恥ずかしい心の声一つ一つに確認を取る つもりでは。死ぬぞ、オレ。死因は極度の羞恥により、悶死。……絶対ヤダ。 「ああ、認める。グゥのいない生活なんて、考えられない。いちいち確かめなくても、グゥが 聞いた事は全部本心だよ」 だからもうその話はやめてくれ、と念を押すと、グゥは小さく頷き胸元に擦り付けるように 頬を寄せた。柔らかいぷっくりとした頬が胸に密着し、これまで以上に熱が伝わってくる。 ドクドクと早鐘のように高鳴る鼓動を直接グゥに聞かれていると思うと、なお更体温が上昇していく。 「……あと、これからは勝手に心の声を読むの禁止。次はホントに怒るかんな」 すでに一生ものの弱味を握られてしまっている気はするが、それを受け入れたらそれこそ 身の破滅だ。これだけはきつく窘めておかねば。 グゥはまた無言で、こくんと小さく頷く。やけに素直で逆に怖いが、今は信じるとしよう。 「それと、冗談でも、突然姿を消してオレの反応を見る、なんて事しないでよ?」 「む……」 もう一つ、念を押しておく。 自分で言っておいてなんだが、グゥなら本当にやりそうで怖い。今は普段の姿からは想像も つかないくらいしおらしくしているが、本来のグゥの、とにかくヒネクレた性質を忘れてはいけない。 「……グゥが未来に帰ったら、困る?」 「ああ、すっごい困るね。宇宙でも異世界でも霊界でも魔界でも何でも、ここじゃないどこかに 帰っちゃうのは絶対ダメ。……グゥはここにいなきゃ、ダメ」 「ハレ……」 グゥはオレの言葉に何度も頷き、オレの腰をきゅっと強く抱き締める。……こんなグゥは 金輪際見れないかもしれない。しかしその珍しい姿もここまでだろう。 次の瞬間、オレの最大級の皮肉が炸裂するのだから。 「お前はずっと、オレの傍から離れちゃダメ。でないと、オレの心が休まらないからさ」 そう、オレが何より恐れているのは、グゥがオレの目に届かない所で何かをやらかしてしまう事だ。 はじめて都会に行った時の機内でのストレスは尋常のものではなかった。十数年のオレの人生の 中で、今でもダントツでトップに輝いている。 グゥの傍にいる事でオレが受けた被害は確かに少なくない。でも、傍にいる事で得られる 安らぎだってちゃんとある。しかしグゥが傍に居ないって事は、重大な不安要素以外の何者でもないのだ。 オレのこの反撃が予想外だったのだろう、グゥは一瞬、身体を引きつらせたかと思うと そのまま硬直してしまった。ただふるふると小さく震えているのがオレの身体に直接 伝わって来る。 本来なら返す刀で数十倍の嫌味が飛んで来るはずだが、流石にグゥも堪えたのかもしれない。 まあ、オレだってここまで恥をかかされたのだ。皮肉の一つも言わせて貰わねば割りに合うまい。 しかしグゥはただ小さく「……うん」と呟くと、オレの腰をこれまでにないくらい強く抱き締めて来た。 更にグゥは頬を摺り寄せ足を絡め、出来る限りオレに密着しようとしているようだった。 今度はオレが予想外の展開に焦り出す。これがグゥの反撃なのか、とも思ったが、とてもそうは 見えない。何しろ気持ちい……って、それは置いといて。 「ちょっとあの……グゥさん?」 「んん……なんだ、ハレ……」 「いいいいやその……えっと……?」 胸元から聞こえてきた声は蕩けそうなほど甘く、オレは次の言を失ってしまう。 ……いやいや、なんだ、この妙にイイ雰囲気は。オレ、なんかやっちゃった? 先ほど自分で口にした台詞を頭の中で何度も振り返る。が、まるで見当が付かない。 「グゥ? オレ、なんか変なコト言っちゃった? あの、別に深い意味は無いからね?」 よく解らないが、とにかく何らかの誤解が生じている事は間違い無い。それも早急に事態を 収拾せねば取り返しの付かない事になるとオレの心が警鐘を鳴らしている。 「そうだな……大切な家族、か。確かに、夫婦も家族に違い無い」 すいません、お願いだから会話をしてください。 グゥはオレの気も知らず、一人くすくすと上機嫌に微笑いオレを抱き締める。 腰に回されていた手はするすると背中を這い、股の間をすべすべの柔らかい 足が割り込んで来る。思わずこちらからも抱き締めてしまいそうになる衝動が 湧き上がるがぐっと抑え、オレは再度グゥとコミュニケーションを試みた。 「……グゥ?」 「…………」 「あの、グゥさん?」 「……もう一度、さっきみたいに呼んで」 「は?」 「……”お前”、って……。いや、これはまだ早いかな。……ふふ」 すいません、本当に勘弁してください。 ああもう、どうすればいいのやら。グゥ相手に会話が通じないなんてとっくに 慣れっこだが、この事態は己の理解力を遥か超越している。 「そ、そうだ、心を読めばすぐ解るよ! そうすりゃ一発でオレの本心が……」 「心を読んだら、怒るって言ったじゃないか」 「いやいやいやいや、もー許す! なんぼでも許すからじゃんじゃん読んで!」 「……やめておこう。そんな事をしなくても、ハレの心は十分、伝わったぞ」 あああああああもうどないしろっちゅうねん。 このままじゃあラチが明かない。オレはグゥの肩を掴み、強引に引き剥がした。 久しぶりにグゥの顔と対面する。 「な、なんだ、いきなり……」 この混乱を極めた状況を収めるにはこれしかない。オレはぐっと腹に力を込め、 静かに、しかしはっきりとグゥに告げた。 「……グゥ。落ち着いて、目を瞑って」 そして、そのまま寝てしまおうじゃないか。 そう。とりあえず、寝る。それが一番だ。一晩ぐっすり寝て、起きた時には グゥのこのよく解らない興奮状態もきっと治まっているはずだ。 ……断じて逃げじゃないぞ。これはシンプルかつ効率的な、れっきとした対症療法だ。 「な……ハ、ハレ……」 オレの言葉に、グゥはびっくりしたように目を丸くさせていた。 「い、意外とせっかちだな……。ウェダやアメが起きたらどうするつもりだ……」 今度はそわそわと落ち着き無く目線を移動させる。 どうやらまだグゥは眠くないらしいが、ここは無理にでも寝てもらわねば。 「大丈夫だよ、少なくとも母さんは絶対起きないし、アメだってぐっすり寝てるよ」 アメが夜中にぐずり出す心配をするなんて、オレが思っていたよりグゥは 冷静なのかもしれない。しかし油断は禁物だ。グゥの火照った顔はまだ治まって いない。むしろ会話を重ねるごとに何故かその瞳がらんらんと輝いて行くように 見えるのはオレの気のせいだろうか。 「そ、そうか……」 ふいに、グゥは何かの覚悟を決めたかのようにきゅっと顔を強張らせ、 また真っ直ぐにこちらを見詰め小さく口を開く。 「解った。ハレがそうしたいのならグゥは……い、いいぞ」 そう、小さく呟くとグゥは静かに目を瞑った。 よかった。解ってくれたようだ。 明日の朝にはグゥの症状が回復している事を祈って、オレもグゥに背を向けゆっくりと 目を瞑った。 まだ身体にはグゥの感触が残り、動悸も治まりそうに無い。とても安眠出来るとは思え なかったが、意外にもオレの意識はすぐに夢の中へと落ち込んでいった。それも瞬時に、 まるでプチンとテレビの電源を切ったかのようにあっさりと。 4 ───目が覚めると、太陽はすでに高く昇っていた。早朝の空気ではない。お昼前頃だろうか。 頭が割れるように痛いのは、寝不足なのか寝すぎたせいか、それとも心労がたたったか。 上体を起こし、ぼやけた目で周囲を見渡す。 母さんとアメはもうベッドの上にはいない。家の中に人の気配は無く、ただ膝の上で丸まっている グゥの寝息だけが聞こえ 「──────ッッ!?!!?」 次の瞬間、オレは自分でも驚く程の勢いでベッドから飛び出していた。 床をゴロゴロと転がり、そのままの勢いで壁に強か後頭部を打ちつける。 ガゴンと、部屋と脳内に響き渡る乾いた音。ただでさえガンガンと鈍痛に 苛まれていた頭に追加ダメージが入り、しばし悶える。 「なんだ、騒々しいな」 頭を押さえ一人ピクピクと小刻みに震えるオレをよそに、グゥはベッドの上で伸びをしながら ふぁぁ、と大きなあくびを一つ。とっても快活なお目覚めを迎えたようだ。 「……朝から元気そうだな、ハレ」 床にしゃがみ込むオレに一瞥もくれず、トコトコとキッチンに向かうその姿は全くいつもの グゥそのものだ。一晩寝て冷静さを取り戻す作戦はどうやら成功したらしい。 「いやあ……こちとら朝から元気あり余っちゃって。グゥさんの調子はどうですかね」 「……どうした、頭打ってイカレたのか? 休みだからっていつまでも寝惚けてたらただでさえ シワの少ない脳がますます退化するぞ」 ……間違いない。いつものグゥだ。いや、いつもより酷い。なんか寒気すら感じる程に酷い。 冷静を通り越して、冷酷さすら感じるぞ。 どうしよう、昨日の事を訊ねてみようか。しかし自ら墓穴を掘る真似はしたくない。 このまま記憶から消え去るまで黙っている方が得策なのかもしれない。 ズキズキと痛む頭をさすりながらふらりと立ち上がる。と、テーブルの上に書き置きのような ものを見つけた。母さんが書いたものだろう。 そこには母さんらしくない、長々とした文章がぴっちりと紙いっぱいにしたためられていた。 まず一行目は、『ごめんなさい』と、何かの謝罪文。どうやら、昨日のオレとグゥの会話を 盗み聞きしていた旨に関するものらしい。へえ、そうか。起きてたんだ、母さん。ははは。 そして母さんは今日帰らない事。アメと一緒にレベッカの家に泊まる事と続き、残りは 『恥をかかせちゃダメ』だの『計画的に』だの、よく解らない事がつらつらと書かれていた。 ふと、書き置きを押さえていた小さな四角い箱に目が留まる。コン……何とかって商品名が 見えるが、用途は不明。放置しておく事にする。 「ウェダは明日まで帰らないらしいな」 丁度、グゥが首にタオルを垂らし、キッチンから出て来た。顔を洗っていたのだろう、 湿り気を帯びた前髪が陽の光に照らされ、どことなく艶っぽい。 グゥは既にこの書き置きを読んでいたようだ。せっかくシュレッダーよりも細かく 引き裂いたと言うのに、無駄骨だったか。 「……今夜は二人っきりだな?」 グゥの瞳が怪しく光る。まるで獲物を見つけた肉食獣のようだ。何か悪い予感を覚え反射的に テーブルの上の小さな箱に手を伸ばしたが、それはいつの間にかオレの背後に回っていたグゥの 手の平の中に収まっていた。さっさと箱ごと燃やしておくべきだった。 「さてと、グゥはちょっと出かけてくるぞ」 独り言のように、そう言い捨てるとグゥはそそくさと玄関へ向かった。 「そろそろ自分の使命を果たさねばならんからな」 そして玄関先でこちらに向き直り、これ見よがしに、手の平サイズの黒い長方形の物体を ひけらかす。どうやら何かの機械のようだが、ここからではその詳細は解らない。 「”ハレの堕落した人生を修正する”という、使命をな。……ああ、グゥは使命を終えても 未来には帰らないから、安心していいぞ」 グゥはニヤリと口端を歪めると、黒い機械の表面についた小さいボタンをカチリと鳴らす。 『───グゥのいない生活なんて、考えられない』 少しくぐもってはいたが、それは間違いなくオレの声だった。 どうやら、あの小さな機械はボイスレコーダー的なアレらしい。 へぇ。そんなの、いつの間に用意してたんスかね、グゥさんってば。 『グゥはここにいなきゃ、ダメ』 『グゥはオレにとって、大切、です』 『お前はずっと、オレの傍から離れちゃダメ。でないと、オレの心が休まらないからさ』 『……グゥ。落ち着いて、目を瞑って』 次々と再生される、オレの声。声。その内容の傾向には明らかに何らかの意図を感じたが、 オレはただ呆然と立ち尽くす事しか出来ない。その様子にグゥは満足げに微笑み、静かに レコーダーの停止ボタンを押した。 「まずは、女関係の整理からはじめるとしよう」 そう言うとグゥは颯爽と背を向け、軽くオレに手を振り玄関の向こうに消える。 ……このまま、放っておいて良いのだろうか。 (───良いワケ無いだろ!!) 考えた時には、飛び出していた。 思考が高速で回転をはじめる。今、やっと目が覚めた気分。 「グゥ!!」 幸いグゥは玄関を出てすぐの所にいた。大声で呼びかけるとグゥはくるんと振り返り、 「ハレ! 帰ったら一緒にゲームで遊ぼう!」 花のような笑顔と、快活な声がオレの身体を吹き抜けて行った。 そして、やっと目覚めたはずのオレの脳は、今度こそ完全に停止した。 気付けば、頭痛は治っていた。しかしオレの頭の中はいまだ靄がかかっているかのように ぼやけ、思考が定まらない。 一体、グゥって、何。 時間渡航だの、ちんちくりんステッキだの、腹の中だの、そんなものが無くったって。 ただ一人の女の子としてのグゥ。それだけでも彼女は、十分に不可思議な存在だったのだ。 女心と秋の空……なんて、そんな次元じゃなく。 ───魔性。そんな言葉が、真実味を帯びてオレの脳内を駆け巡った。 今のオレに解る事と言えば、オレの未来予想図における将来の選択肢は現在、音を立てて急激に 縮小しているのだろうな。……という実感。そして金輪際、オレに”一人ぼっち”なんて 贅沢な時間は味わえないのだろうな。……という確信くらいのものだった。 END 戻る<<
https://w.atwiki.jp/kisuitosuuki/pages/51.html
森は相変わらず鬱葱としていた。 ……来た時とそう変わってないよね。 セブルスを悠々とストーカーしながら、そんなことを思う。 セブルスはこんなことになっていないと思っているようで、無言で森の一角まで来た。 ……あ、ここら辺って低い木が多いね。 まったく違うことを考えながら、セブルスに近づいてくる気配の方へと目をやると、やはりクィレルがいた。 ちゃんと釘を刺して置くセブルスは、やはり優しいのだろう。 「……な、なんで……よりによって、こ、こんな場所で……セブルス、君にあ、会わなくちゃいけないんだ」 「このことは二人だけの問題にしようと思いましてね」 セブルスの声は、やはり氷のようだった。 ま、私にとってはツンデレにしか聞こえない声だけどね! 「生徒諸君に”例の石”のことを知られてはまずいのでね」 あ、ハリー達がまだ辿りついてないから、”賢者の石”って明確に言うところが”例の石”になってる。 ん?なんか斜め背後に気配が………… ハリー!! そうだよ、ハリー箒に乗ってセブルス付けて来てんだった!! そんなに身を乗り出すなよ、ハリー! 見つかるぞ!! て、そんな事よりクィレルがもごもごいう仕種してる。 ちゃんとどちらにも演技できているようで、安心だわ。 うん、今のところだけど、安心した。 「あのハグリッドの野獣をどう出し抜くか、もう分かったのかね」 「で、でもセブルス……私は……」 「クィレル、私を敵に回したくなかったら」 セブルスは一歩前に出る。 「ど、どういうことなのか、私には……」 「私が何が言いたいのか、よく分かっているはずだ」 クィレルが言葉を詰まらせ、セブルスは威圧する。 「……あなたの怪しげなまやかしについて聞かせていただきましょうか」 「で、でも私は、な、何も……」 「いいでしょう」 セブルスがさえぎった。 「それでは、近々、またお話しすることになりますな。もう一度よく考えて、どちらに忠誠を尽くすのか決めておいていただきましょう」 セブルスはそのまま、マントをかぶって森から去ってゆく。 うん。 やっぱり黒が似合うよね、セブルス。 ハリーも次第に遠ざかっていった。 残ったのは、その場に立ち尽くすクィレルとステルスモードの私。 さて、どう行きますかねぇ。 ……やめとこうか。 あれはまだ疲労しているとこで隙もあったし、色々と下準備したんだよ。 ファーストコンタクトだったからね! ……薬は既に定期的になってるし、けっこう依存されてるし……。 ただ、これ以上の依存はやばい。 頼られ過ぎても、ちょい困る。 ということで、今日はそのまま帰って寝よう! 私はクィレルを置き去りにして、ゆっくりと寮へ帰っていった。 「禪!どこ行ってたのさ!」 寮に戻ると、ハリーが駆け寄ってきた。 『ハリー、走っては危ないですよ?』 「そんなことより!わかったんだよ!」 微妙にハリーが興奮してる? 『?』 「さっき残ってた蛙チョコをみんなで食べてたんだ。そうしたらやっとこさダンブルドアが出てね」 疑問マークが浮かんでいる私を見て、ロンが言い出す。 「禪が言ってた通り、載ってたよ!ニコラス・フラメルが!」 ……見つけたか。 てかなんで、今まで”みんなで食べる”という選択しなかったんだろ? ! 疲れる事がクディッチしかないからか! 『見つけられたのですね』 「そうだよ!」(ロン) 「それに、禪は知らないだろうけど、スネイプがクィレル教授を脅してたんだ!やっぱりスネイプが狙ってるんだよ!」(ハリー) 口早に二人が言う。 後ろではハーマイオニーが難しい顔をしていた。 『……』 ああ、うん。 やっぱり、ハリーにはそう見えたか……。 実際、釘刺しに行っただけなんだけど。 「禪、スネイプなんだろ?」(ロン) 「ダンブルドアから聞いてないの?」(ハリー) ……パワフルだねぇ~。 男の子って。 『ハリー、ロン。部屋借りていいです?』 「「?なんで?」」 『ここがどこだかお分かりで?談話室ですよ?みんな聞いてますというか、聞き耳立ててます』 「「……あ」」 忘れてたんですね。 『ではともかく、先導お願いしますよ。いろいろ締め出してあげますから、案内してください。ハーマイオニーも来ますか?』 「ええ、行くわ」 ハーマイオニーはため息をつきながら、座っていたソファから立ち上がる。 ……男子二人の迂闊さにため息ついたな。 そうして、一行は男子寮のハリーたちの部屋に向かったのだった。 『それで、ハリーたちは何が言いたいのです?』 私は杖を振ってからそう聞いた。 既に部屋にいた人には外でていてもらっている。 杖を振ってかけたのは人払いと防音魔法だ。 「あのね。ハリーが森の中でこっそり会ってるスネイプ教授とクィレル教授を見たの。どうも、クィレル教授が脅されている光景だったんだって」 ハーマイオニーが説明しだす。 『へぇ。それで?』 「禪には悪いけれど、やっぱりスネイプ教授が犯人だと思うわ」 やはりか…… 「僕らは元々そう思ってたんだ。だから、疑いが確信になったよ。」 ロンもそう言う。 「禪の考えは変わらないの?」 ハリーが聞いてくる。 『まぁ、変わるかどうかは一応、何を狙っているかによりけりですねぇ。で、何を狙っているのか、分かりましたか?』 「それは明日図書館で調べるよ。ハーマイオニーがニコラス・フラメルっていう名前に心当たりがあるっていうから……」(ハリー) 『!ハーマイオニー知ってたんですか?』 「ええ、記憶の片隅に。かなりどうでもいいと括(くく)っていたところにあったものよ。まったく調べるつもりがない本に載ってたはずだわ」(ハーマイオニー) 『そういうことですか。まぁ、調べようと思っていた範囲外の書物なら致し方ないわね。んじゃ、それ待ちってことにしておいてくださいね。私の返事』 私はにっこりと笑って、 『では、今日は解散ってことで。あ、ハーマイオニー。今日私は部屋ではなく、私室の方に用があるのでそっちで寝ますから、よろしく』 同室の彼女に一言いってから、魔法を解いて部屋を出て、そのまま寮を出て行った。 (ハリー視点) 「禪って、いったい何者なんだろ?」 禪が去ってからふと思いついた疑問を言う。 「え?ダンブルドアの孫だろ。義理だけど」 ロンが言う。 「うん、そうなんだけど。なんかそう言うことじゃなくて、なんかもっとこう……」 「違和感があるのでしょ?」 ハーマイオニーが代弁してくれた。 「ああ、うん。そうなんだ」 「そうね、私も感じているわ、その違和感。ロンあなたは感じないの?」 「……してるさ。だけど、それを言い表すにはちょっと何かが足りないんだ」 「でしょうね。具体的に言えないかずっと考えていたのだけど、幾つか疑問点があるのがわかったわ」 「「いくつか?」」 「ええ。まず一つ目は、スネイプ教授に何かとかまっていること。二つ目は私達といることもだけど、ネビルともいる時間が意外と少ないこと。三つ目は冷静すぎること。四つ目は……ああもう!言い表せない!」 ハーマイオニーが髪の毛をかきむしる。 「って、やめなよ!髪が抜けてしまうよ」 慌てて、彼女の手を掴んだ。 もう片方の手はロンが止めている。 「ハーマイオニーこそ、冷静になって。そこまで言えるなら大丈夫だよ。多分、四つ目は先回りされている感じだよ!君が羅列していてなんとなく言葉が浮かんできた!」 「あ!そうよハリー!私が言いたかったのはそれ!」 「……君たち、ヒートアップしているところ悪いけれど。禪の事だから、どこかでちゃんと話してくれるよ。彼女、黙りつづけている様な酷い子ではないと思うよ」 いつの間に入ってきたのか、部屋に入っていたネビルが言った。 「信じてやりなよ」 彼はそう言うと、部屋を出て行く。 僕たちは何が何だか分からなくなっていた。 (ハリー視点 end) 『セブルス~。やっぱり、ハリーたちに不信がられてるよ』 「それは自業自得というものではないのかね?」 私はハリーたちがまさにそんな会話をしているとは思わず、自室に一旦戻り、隣のセブルスの部屋を訪ねていた。 『って、それはセブルスもじゃないですか』 「で、あろうな。まぁ、我輩のは既に地だ。直しようがない」 『ですよねー。私も地なんですけどねぇ』 相変わらず紅茶を飲みながら二人で会話している。 「ところで」 『ん?』 「また我輩に内緒で何かを作っているであろう?!包み隠さず話せ!」 『って、いつお気づきに?』 「ふん。我輩とすれ違った時があったろう?あの時だ」 『……さすが。鼻がいいねぇ。そんなにプンプン臭ってました?結構臭いは消していたつもりなのですが……』 「我輩をなんだとみておる。かすかに臭っていた香りが珍しいものであった。いやでもそう考えざるを得まい」 『やっぱり、セブルスが敵でなくてよかったよ。いきなりツムじゃん』 「つむ?」 『ああ、将棋という日本のボードゲームの用語です。こっちで近いのはチェスですかね。その手より先に行けない、つまり八方ふさがり、袋小路の追いやられた!という感じの意味ですよ』 「つまり、負けた。相手に捕まったということか」 『そんなとこですかね』 説明し終えて私は紅茶を一口飲む。 「それで、何を作っている?」 『あ、やっぱり有耶無耶には出来ないか』 苦笑いしながら、ため息をつく。 『ん~。一言で言えば、今後必要になるものですかねぇ。ま、現在進行形で使用しているのもありますが、有利に展開させるための薬といったところです』 「答えになっているようで、なっておらん。ちゃんと薬品名を言いたまえ」 『え~。言わなきゃダメ?』 上目づかいで言ってみる。 「っ!!ダメだ」 あ、効いてるけど、意見は変わらんかった。 『……しかたないですねぇ。んじゃ、言いますよ。ズバリ――』 私が言おうとするとセブルスが聞き耳を立てる。 そんなに聞きたいん? 『作っているのはエリクサーです』 「……エリクサーとは?」 『あ、こっちじゃ、そんな魔法薬無いか。んじゃ、効能とかを砕けいて話せば、通じるか。強力な回復薬で、副作用なし、でも麻痺やら毒には効かない。飲めば一週間弱、食事なしで生きていける‼ていう薬』 「!!!なんと、そんな薬を!」 『あ、でもまだ一週間持つとこまで行ってなくて、二日くらいしか持ちません』 「……我輩の立場は……」 『うわ~!セブルス気をしっかり!私のは興味本位でやってみたら成功しちゃっただけだから!というか魂飛び出してる!!カムバック!戻ってきて―!』 ――数分後。 『セ、セブルス大丈夫?』 「……禪。そのレベルはもはや我輩を越えて」 『って、戻ってきてない!セブルス!セ・ブ・ル・ス!!いい?!私のは偶然の産物!セブルスのは努力の結晶だって!!誇っていいからあぁぁっ!』 ――さらに数分後。 「……禪。我輩に何か言うことは?」 『すみませんでしたあぁ!!』 復活したセブルスに謝る私。 ……とにかく、セブルスのダメージが回復してくれてよかったよ。 じゃないと私も、けっこう落ち込んじゃう。 「それで、保管と調合場所は?」 『うっ、三階のトイレ――』 「――バカ者!なぜそのような場所に!!衛生面やらスペースやら不十分であろう!即刻こちらに戻ってこい!!」 『……はい』 セブルスの怒り様には頷くしかない。 まぁ、うん。 そろそろ潮時かなくらいには思っていたんだよ? スペースを魔法で確保したとはいえ、やっぱ狭いことに変わりないし。 衛生面はマジで、ぎりぎりセーフだし。 「禪!」 『は、っはい!了解です!!ただ今すぐに!!』 ということで、私はステルスモードと浮遊魔法を駆使して、私室に魔法薬を保管するところと作るところを設けました、とさ。 「まったく、これだけの量をよく――」 『……』 セブルスが呆れてる……。 「しかし、よくこんな量を部屋に入れることが可能だったな」 『え、セブルスまさか……。この辺魔法使いまくってるんですけど』 「なに!?だが、魔法の……ああ、するな」 『……セブルス。早とちりしないでくださいよ。それに、ちゃんと別空間へ繋げたのですよ?ハリーたちが入っても見つかられないように』 「……随分と用意周到だな」 『いえいえ、こんなものでしょう』 と、マジで部屋を用意した。 だって、既に五十本くらい作り置きしといたんだよ。 鍋は一個だけど……。 『そういえば、セブルスとかは保管どうしてます?』 「……我輩が言うと?」 『ですよねー。ま、セブルスの事だから大丈夫でしょうし。さて、ハリーたちは見つけちゃったでしょうね。賢者の石って言う名前』 なにしろ、夜中に動き回る事もいとわない彼らですから、ね! 「何!!?」 セブルスがめちゃめちゃ吃驚している。 『セブルス。アルバスじいちゃんの性格を甘く見てんですか?絶対ワザとですって。本気で彼らに見られないようにするなら、もっといろいろ規制してますよぅ』 「ちっ……!」 『ま、そこそこの本気だったってことだね~。でも、追い出すものは追い出せるだろうから、いいけど』 「はぁ……」 『大変だねセブルス。今夜はこっちの私室で寝るから、よろしく』 「……なんで、寮ではないのだ」 『彼らとともに行動することは、必要最低限で行くつもりなんですよ。そろそろ接触が最小限でいかないと、勉強・体力づくり・魔法薬精製・三頭犬との触れ合い。これらをこなせませんって』 「そうか……」 翌朝、ハリーたちから狙われている品物が”賢者の石”だと知らせが来た。 真っ白なヘドウィッグで。 うわーマジで真っ白。 というか、本当に夜中に図書館行ったのね。 ? あれ?ハリーたちって本の場所知らないよね? ということは……ハーマイオニーも行ったの?! どんだけ知りたかったのその知識!! ……まぁ、回答がわからないものほど、知りたくなるよね。 しかも、厳重に隠されてるんだから、そりゃぁ、そうか。 んで、私は返事をヘドウィッグに持っていかせた。 あれだよね。 返事は既に決まってたんだよね。 どう彼らが答えても、私はセブルスの方の味方だ。 誤解は解かねばならないが、現時点でそれを解くには完全なネタばらしを行うしかあるまい。 んな事できるか!!っというわけで、誤解は解かずにかなり一人で行動するつもりである。 って、そろそろハグリッドがひと騒動起こす原因を作ってそうだな。 その用意もしておかなくちゃね。 こうして私は、次の騒動への準備を始めた。 あれ? クィレルはこっちに付けたのにどうなってんだろ? という疑問をなんとなく胸に留め置きながら。 次ページ:ノーバードへ
https://w.atwiki.jp/datui/pages/393.html
轟く雷撃!偶然という名の必然 ◆OmtW54r7Tc 「炎吸収!変身、ファイアマリオ!」 トカゲ、というよりは見た目的には竜を模したように見える炎の前に立ちはだかるのは、スーパーマリオワールド。 彼は魔法陣グルグル2の放った炎の魔法「トカゲのしっぽ」を取り込み、ファイアマリオへと変身した。 「炎吸収…勇者みたいなことしてくれるわね」 攻撃を無効化されるだけでなく力として取り込まれてしまったことに苛立ちの表情を見せるグルグル2。 そんな彼女に対し、マリオワールドは語る。 「グルグル2…君だって聞いただろう?スーパーデラックスの話を。優勝者以外のゲームは…消されてしまうんだ」 彼が切り出したのは、全員が民家に揃った後に星のカービィスーパーデラックスの話。 前回の話では触れられなかったが、実はグルグル2の説得を行う前にスーパーデラックスは伝えていたのだ。 この戦いの真実…3DSは優勝者以外のゲームを、消すつもりであると。 「…あの時も言ったはずよ。そんな話、関係ないわ。勝てばいいんだから」 「桃鉄から聞いた。君には同行者がいたと。彼のことも、切り捨てるつもりか?」 僅かに、グルグル2の顔がこわばる。 しかしすぐにキッと表情を引き締めると、言った。 「……ええ、そうよ。あいつは、私を優勝させるための駒…本人がそうなることを望んだんだもの。消されようが…関係ない」 そう言うとグルグル2は一同を睨みつけると、魔法陣を展開した。 「いでよ、『ピースカ』!」 光の精霊『ピースカ』が、マリオワールドに向けて攻撃を仕掛けてくる。 マリオワールドが無効化できるのは炎だけであり、光属性のこの技なら通用するはずだ。 しかし… 「グエッヘッヘッヘッヘ!」 この場には、更に上手の攻撃無効化を持つ参加者がいた。 桃鉄DXは、マリオワールドの前に立ちふさがると、ピースカの放った攻撃を無効化した。 「無駄無駄ァ!俺様は今、貴様に取り憑いている!」 「パワプロと同じタイプの能力…ドラクエⅤから聞いてはいたけど、厄介ね」 かつてグルグル2は、この桃鉄DXと似たような能力を持つ参加者と戦った。 実況パワフルプロ野球94…「野茂だから大丈夫!」の一言だけであらゆる攻撃を無効化してくるチート野郎。 あの時は、ドラクエⅤの裏技で切り抜けた。 しかし今…彼はいない。 (ドラクエⅤ…) 彼のことを思い出し、胸がチクリと痛む。 彼にはPS2版やDS版があるため、消されたとしてもドラクエⅤそのものが消えるという事はないだろう。 しかし…SFC版ドラクエⅤは、いない。 あの時ピンチを救った「ひとしこのみ」を使える彼は、もう誰からも遊ばれることはないのだ。 (…余計なことは考えちゃダメ。今すべきことは…この場の全員を殺して、優勝すること) とはいえ、どうすればいいか。 パワプロの時は、あの最強クラスの魔法、『ベームベーム』すら通用しなかった。 果たして、自分一人で彼を倒すことができるのか… 「グエッヘッヘッヘッヘ!俺様がいる時点で、貴様の負けは決定だ!」 「そ、そんなことやってみなくちゃ分からないでしょ!」 「いいや、決定だ!何故なら俺様は…切札を持っているんだからな!」 そういって桃鉄DXが取り出した物。 それは…60枚のカード。ファイナルファイトが持っていたポケモンカードだ。 ルールに従い7枚のカードを引いた桃鉄DXは、その内の一枚を取り出す。 「俺様のターン、サンダー召喚!」 ギャーオ! 桃鉄DXの宣言と共に現れるのは雷の伝説の鳥ポケモン、サンダー。 このポケモンカードデッキにおける、唯一のモンスターだ。 「サンダーの特殊能力発動!カミング…!」 「なっ!?待て桃鉄DX、その技を使うな!」 技を使おうとする桃鉄DXを、マリオワールドが慌てて止める。 以前ファイナルナイトによって使われたこの能力の効果を、マリオワールドは知っている。 この特殊能力…カミングサンダーは敵味方関係なくランダムでダメージを与える技だ。 今ここには敵よりも味方の方が多い。 使えば、こちらがダメージを受ける可能性が高かった。 「邪魔をするな!俺様は使うぞ!」 「分かっているのか!?その技の効果は…!」 「分かってるさ。だが…俺様には関係ないね!カミングサンダー!」 「なっ…」 マリオワールドの制止を振り切り、桃鉄DXは使った。 前述の通り、この技は実際に使用するまで誰に命中するか分からない。 この場にいるのは6人の参加者とスーパーデラックス、更にはサンダー本人の計8人。 魔法陣グルグル2に当たる可能性は1/8…12.5%しかない。 だが、しかし… 「きゃあああああああああああ!」 その12.5%は…見事に的中した。 「当たった…!」 「ニャハハ!だ~から言っただろう!」 笑いながら桃鉄DXは、雷エネルギーをサンダーに1枚つける。 「このまま今度はビッグサンダーでとどめをさしてやる!」 「ぐ…偶然だ!それにその技もランダムだろう!しかも威力はさっきの倍だ!」 ビッグサンダー。 それは雷エネルギー3枚で発動できる技だ。 この技も先ほどのカミングサンダー同様、敵味方関係なくランダムに命中する相手が選ばれる。(ただし今回はサンダー本人は含まれない) そして先ほどのカミングサンダーが威力30なのに対し、こちらは威力70。 敵に当たればいいが、先ほどのカミングサンダー同様味方に当たる可能性が高いのだ。 「はあ…全くうるさい奴だ。マリオワールド、貴様、俺様を誰だと思ってる?」 「…何?」 「俺様はボンビラスな世界からやってきた、ボンビー様だ!その俺様が…」 「取り憑いた相手を、不幸にできないと思うか?」 「な…」 マリオワールドが絶句する中、桃鉄DXは2枚目の雷エネルギーをサンダーにつける。 「さあさあ、グルグル2!後1分で、さっきの倍以上の威力の雷が、お前を襲うぞ!グエッヘッヘッヘッヘ!」 「う…ぐ…さ、させるかあ!」 気絶から立ち直ったグルグル2は、あらゆる攻撃魔法を桃鉄DXに仕掛ける。 しかし、どの攻撃も桃鉄DXに傷一つつけることができない。 そして…3枚目の雷エネルギーがサンダーにつけられる。 「サンダー!ビッグサンダー!」 「きゃああああああああああ!」 先ほど以上の極大の雷が…グルグル2を貫いた。 「本当に…偶然じゃないというのか」 「グエッヘッヘッヘッヘッヘ!」 二度連続のランダム攻撃の命中。 もはや偶然で片付けられるようなものではなかった。 取り憑かれたグルグル2は、桃鉄DXからもたらされる不幸から逃れることができない。 彼、スーパー桃太郎電鉄DXは…偶然を必然としたのだ。 「ま…まだよ!私は…負けない!」 「お、まだ生きてたか、しぶといな。もっとも、もう一発耐える体力は残ってなさそうだが」 「ぐ…!」 「タイムリミットは一分。その間に何ができる?グエッヘッヘ」 確かに、あの雷をもう一発食らえば今度こそおしまいだろう。 なにか、なにか策はないのか。 あいつに、攻撃を与える方法は。 この、取り憑かれた状態を解除する方法は。 (取り、憑かれる…?) (そうだ、確か桃鉄の貧乏神って…) 何かを思いついたグルグル2は、魔法陣を展開する。 「これが私の逆転の一手!『プチ惑星』!」 プチ惑星。 それは敵を引き寄せる惑星を召喚し、惑星に衝突した敵を粉々に消滅させる魔法だ。 つい先日のアニメに出てきたばっかのグルグルである。(アニメ3期、、みんな見よう!) 「それがどうした?俺様には効かんぞ」 「分かってるわよ。目的は…あんたじゃない」 「わたた!?」 とっとこハム太郎2が、引き寄せられる。 他の面々はなんとか踏ん張ることができていたが、子供の身体の彼は耐えることができなかったのだ。 「ち!」 舌打ちしつつ、桃鉄DXは引き寄せられる彼の身体を掴む。 他のメンバーは引き寄せに耐えるのが精いっぱいで、救助に行くことができなかったのだ。 そしてこの時点で桃鉄DXはグルグル2の策に気づいたが…もう遅い。 「今よ!『いかりのほのお』!」 ハム太郎2を救助した直後、桃鉄DX目がけて放たれるのは先ほどのとかげのしっぽ以上の火力の炎。 「ち…おいコロコロ!こいつを頼む!」 「はあ!?そんないきなり…」 慌てつつもコロコロカービィは自らの身体を壁代わりにハム太郎2を受け止める。 そして、桃鉄DXは… 「ぐおおおおおおおおおおおおお!」 炎上していた。 「ちょ…どういうこと!?なんで攻撃が通ってるのよ!?」 星のカービィは驚きの声をあげる。 先ほどまで、グルグル2の攻撃は桃鉄DXに対して全く通用していなかった。 それなのに今…彼女の炎は、彼の身体を燃やし尽くしていた。 「ギャアアアアアアアアオ!」 そして、桃鉄DXが燃えたことにより、彼が持っていたポケモンカードも消失した。 当然サンダーのカードも消滅し、それと共に実体化していたサンダーは断末魔をあげながら消滅していった。 「ふふ…あなたたちだって知ってるでしょう?桃鉄の貧乏神の特性…『ほかのプレイヤーと接触した時、そのプレイヤーに押し付けることができる』」 魔法陣グルグル2の策。 それはかつてクロノ・トリガーと海腹川背が実行し、彼女の相棒であったドラクエⅤに対して行ったことと同じだった。(グルグル2はその事情は知らないが) 「あいつがそこのガキを助けたあの時、取り憑き対象が変更されたのよ。そしてその隙に…攻撃を仕掛けた」 取り憑いた相手の攻撃を無効化する桃鉄DXの無敵の能力。 しかし、この能力には弱点があった。 取り憑き相手以外の身体に触れると、本人の意思と関係なく取り憑き対象が一時的に変わってしまうのだ。(あくまで取り憑きや押し付けが発生するのは貧乏神の特性なので、スーパーゲームボーイとの戦いの時にぶつかった時は、スリの銀次への変身を隠れ蓑としてこの弊害を回避していた) 「がちゅん!?」 ハム太郎2はショックを受ける。 つまり、桃鉄DXが攻撃を受けたのは自分のせいなのだ。 「さあ、プチ惑星!またこっちに取り憑かれる前に…そいつを消せ!」 プチ惑星により、桃鉄DXの身体が引き寄せられる。 取り憑きが解除され、プチ惑星の引き寄せも通用するようになったのだ。 「げひゃひゃ…全くヘマしちまったな」 「桃鉄DX!」 引き寄せに耐えながら、マリオワールドが手を伸ばそうとする。 しかしその手を…桃鉄DXは払った。 「な…!」 「俺様はここで終わりだ!だが、お前らは負けるなよ!俺様だって、消えたくはないからな!」 その言葉を最期に、桃鉄DXの身体はプチ惑星と衝突し…粉々となった。 【スーパー桃太郎電鉄DX 死亡】 第一ラウンドは、魔法陣グルグル2が制した。 彼女によって、サンダーという強力な支給品と、無敵の能力を持つスーパー桃太郎電鉄DXが倒された。 しかし、そこに至るまでに受けた彼女のダメージは大きく、満身創痍に近い。 対主催陣営と魔法陣グルグル2。 最終的に勝利の女神がほほ笑むのは、果たしてどちらか。 【C-4 市街地】 【星のカービィ】 【状態】疲労(中)、ダメージ(小) 【装備】「ワープスターを操る」能力の☆ 【道具】支給品一式×4、不明支給品×3、斧、す~ぱ~ぷよぷよの☆、サバイバルキッズの☆、サンリオタイムネット未来&過去編のミックス☆、「参加者の能力をコピーする」能力の☆ 【思考】 1:今までの償いの為に戦う ※外見はほしのあきに似た女性です。 ※ 「飲み込んだ相手の能力をコピーする」能力と「ワープスターを操る」能力は「別の能力のスターを飲み込むと元々持っていた能力のスターを吐きだす」という仕様上、同時併用できないので「ワープスターを操る」能力発動中はコピースターを取り込めません。 【コロコロカービィ】 【状態】疲労(中)、ダメージ(大) 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品、モンスターボール(ピッピ)、コピーのもとDX(プラズマ)@星のカービィスーパーデラックス 【思考】 1:星のカービィ達に協力し、主催者を倒す ※外見は丸々とした体型の巨漢の男です。 ※身体を丸めて転がることで超スピードでの移動が可能で、さらに跳ね上がることで周囲にいる者を跳ね上げて転ばせることができます。 転がるスピードと破壊力は連続して転がり続けることにより上がっていきます 【とっとこハム太郎2】 【状態】ダメージ(中) 【装備】なし 【道具】支給品一式、ハム語辞書@とっとこハム太郎2 【思考】 1:仲間と一緒に頑張る ※外見は5歳くらいの男の子です ※とっとこハム太郎2内で出てきたハム語以外の言葉をしゃべることができません 【星のカービィスーパーデラックス】 【状態】疲労(小)、ダメージ(中) 【装備】『全てを0にする』能力の☆ 【道具】なし 【思考】 1:参加者を主催本部へ連れて行く 【スーパーマリオワールド】 【状態】ファイアマリオ、疲労(大)、ダメージ(大)、 【装備】ラミアスの剣@DQ6 【道具】支給品一式×3、マント羽根@スーパーマリオワールド、まほうじんのつえ@魔法陣グルグル2、きぬのローブ@DQシリーズ 【思考】 1:桃鉄DX…! 2:この殺し合いを止めたい ※外見はスーパーマリオです。 ※スーパーマリオ、ファイアマリオ、マントマリオに変身する能力、またその状態なら致命傷を受けてもちびマリオになるだけで命に別状はありません。 【魔法陣グルグル2】 【状態】悪魔人間化、ダメージ(大)、MP4/5 【装備】ドラクエVのマント 【道具】支給品一式 【思考】 1:念願のタッチペン操作のグルグルの為に優勝する ※外見はデビルククリです ※意識がもうろうとしていましたが、いちおう第1回放送は聞いています ※第二回放送は聞き逃しました ※『サンダーLV.68』×1枚、『雷エネルギーカード』×59枚】のデッキは消滅しました。 それ以外の桃鉄DXの荷物は放置されています。 083 やさしいラスボスの作り方へ 085 決戦!VS魔法陣グルグル!へ
https://w.atwiki.jp/animechikan/pages/75.html
339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 00 30.60 ID sTdrXu360 俺は改札で塚本八雲を見つけた。 これもかなりいい姫だ。俺は吸い寄せられるように八雲に近づく。 そして八雲の後に続いて階段を上る。 目の前で左右に振れる小ぶりなお尻。 その意外と肉厚なプリケツに触ったことのある男が世界に何人いるだろうか。 ことによると大好きな姉の天満も知らないのではないか・・・ 俺は八雲を支配したかのような誇らしい気持ちになった。 お尻に顔を近づけてクンカクンカとやってみる。 今放屁でもしてくれたら俺としては変な満足感に浸れるんだが。 まあそんなにタイミングよく屁は出ない。 俺は八雲に続いてホームに立った。もう電車が来るところだ。 344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 05 50.01 ID sTdrXu360 俺はこの前のように八雲を車内に押し込んでいく。 しかし、八雲は警戒心の強い娘だ。感づかれると逃げられるかもしれない。 俺は腕を折りたたんで胸の前にあて、それで八雲の背中を押した。 よし、八雲には特に変な様子はない・・・ そんな俺の左に駆け込んできた金髪の女子高生。 沢近愛理だ。 俺はいいことを思いついてしまった。 スクランの八雲をエロ妄想で責めながら沢近を痴漢。これどうだろう。 けっこう八雲にとっても残酷なんじゃないか。よし、これだ。 俺は体を左に寄せ、回転させて沢近のほうを向く。 沢近の横には八雲がいて、二人は扉のほうを向いている。 八雲と沢近の目が合う。軽く挨拶を交わすが、特に会話はない。 348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 11 34.50 ID sTdrXu360 さて、俺は沢近を責めていけばいい。 八雲がそれに気づいて、俺の心を読んでくれればいいんだ。 いやらしい妄想いっぱいしちゃうぞ。 電車が動き出す。沢近と八雲はいっしょによろめいた。 俺はその揺れを利用して沢近のお尻を手のひらで包んでいく。 まずはソフトタッチだ。 見たところハーフであるようだし、欧米の女性のような強さがあったら困る。 訴えるとか言われたら人生終わる。 俺は泣いて謝る際のセリフを考えながら、慎重に手のひらをお尻にフィットさせた。 沢近は特に反応しない。気だるそうな後姿だ。 八雲のほうは何だかもじもじしている。気まずいことでもあるのだろうか。 349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 17 13.01 ID sTdrXu360 まあいい。 八雲が声をあげるかも知れないが、それを防ぐのは俺の妄想だ。 妄想で八雲を牽制する・・・これは初めての試みだ。そしておそらく今後もないだろう。 もともと八雲は自分が痴漢に遭って、爪を立てられたり痛い目に遭わされて抵抗できなくなったんだ。 きっと今日も大丈夫だ。うまくやれよ、俺! 俺は手のひらをお尻にフィットさせたまま、指をすりすりと動かしてお尻を撫でてやる。 八雲にもひけを取らないスレンダーだが、お尻はかなり肉厚だ。 触ってみて初めて分かるダイナマイトなバディ。でもいいんじゃない? めまい起こしそう。これも大陸の血だろうか。 となると気になるのは沢近の反応だが、今のところは無反応だ。 気づいていないのか、気づいていて何もしないのか。その真意まではわからない。 本当に無反応なところをみると、気づいていない線が濃いか。 350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 23 17.21 ID sTdrXu360 もう少し反応を見てみたいところだ。俺は少しずつ指を尻肉に押し込んでいく。 肉厚なお尻にふさわしい柔らかみがある。 表面がパリッと張って形を保っているが、本質的にはかなり柔らかいお尻らしい。 尻には女の本質が現れる。痴漢しながら相手の性格を想像するのも楽しいものだ。 とっつきにくいけど、本当は非常に優しい。そんなところだろうか。 八雲との間に流れる空気を読むに、八雲はまだ沢近にとっついていないのだろう。 いいじゃん、俺の痴漢がきっかけで仲良くなれるかもしれないぞ。 沢近の痴漢される恐怖と、八雲の痴漢の汚い心を読む恐怖。 恐怖を共有して打ち解けたら、きっとこの金髪はいい娘だぜ。 もっとも、それで尚更気まずくなっちまうってことも考えられるがな。 その場合俺は責任を持たないことにする。 351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 27 44.00 ID sTdrXu360 沢近のほうは急にもじもじと体を動かし始めた。 もっとも混雑した電車では自由に体は動かない。 お尻を把握している俺だからこそ分かる程度のもじもじだ。 気づいたな。気づいたが、抵抗はきわめて控えめだ。 もともと気が弱いのか、八雲の存在に気を遣っているのかまではわからない。 分かる必要もない。沢近は痴漢に遭っていることを自覚してほとんど抵抗できていない。 これだけで十分だ。 となれば、俺はさらに指を動かしていく。 スカートの上から、その迫力のあるお尻を撫でたり揉んだりして弄ぶ。 いかがかね、金髪ちゃん。 見たところお嬢様のようだけど、こんな屈辱は感じたことがないだろう。 いや、恐怖と不安で屈辱まで感じる余裕はないかな? 353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 34 10.60 ID sTdrXu360 さて、次はこの状況を八雲に気づいてもらうことだ。 八雲の意識を俺に向けさせなければならない。 どうするか。沢近の左に八雲がいる。 いっそ左手で八雲にも痴漢しちまうか? それもいいな。険悪な二人が肩を寄せ合って同じ苦痛に耐える。 八雲のほうも尻は上玉だ。 ちょっと死角が不安だが、八雲のほうには深入りする必要はない。 ちょっと撫でるかきゅっと掴んでやる程度で・・・よし、これだ。 「き、今日は混むわね・・・」 俺はびくんとした。沢近が急に八雲に話しかけたのだ。 「そうですね・・・!!」 八雲の顔が硬直する。 ははあ。沢近の心を読んだな。 355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 39 33.78 ID sTdrXu360 沢近は決死の思いで八雲に助けを求めたのだろう。まだスカートもめくっていないのに。 ウブなことだ。痴漢どころかエロには耐性がないのだろうか。 「私は大人」みたいなのは雰囲気だけ。本当はかなりのウブで、それを必死に隠しているんだろう。 それが初対面にはとっつきにくさになるのかもしれない。 うざ可愛いってやつかな・・・俺は想像を膨らませる。 しかしのんびりしていてはいけない。八雲を牽制する必要がある。 やくもははっとした顔で俺のほうを振り向いた。 俺はできるだけキモく思考を働かせる。 ぐへへへ・・・この金髪ちゃんいいケツしてるじゃないの。 パンティ脱がせちゃおうかなあ~・・・ あー楽しいなあ・・・この怯えてるのがそそるんだよなあ・・・ お?横の娘も・・・可愛いじゃんか・・・ 八雲はきっと全身を硬直させて顔を戻した。 そして少し体をこちら向きに回転させる。お尻を俺に向けないためだ。 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 44 50.19 ID sTdrXu360 八雲は必死に目を閉じる。しかし一度見てしまった俺の心。 気になってしょうがないはずだ。まあたまには薄目開けて見てくれよな。 たかびーな金髪お嬢様がどんな痴漢されてるかも気になるだろ? さて、八雲の口を塞いだ以上、沢近のほうをしっかり攻めることが大切だ。 それが八雲に対する心理攻撃に拍車をかけてくれる。 俺は八雲を意識して沢近を責めていく。 さて・・・まずは生パンでしょうねえ。 やっぱり痴漢の楽しみといったらあったかい生パンを触ることですよ。 女子高生ってのは罪だよねえ。生足に綿パンって。 痴漢を喜ばせるために存在してるとしか思えないよ。 最初に制服考えた奴マジでエロイな。ありがとさ~ん。 えっへっへ、それでは金髪お嬢様の生パン、まずは味見といきましょうか・・・ 361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 50 40.61 ID sTdrXu360 俺はスカートのすそをつまんでめくりあげ、一気に生パンごしにお尻を掌握する。 沢近の脚が震えている。八雲から顔を背けるようにしてうつむいている。 いけないよねえ、こんな短いスカート履いちゃってさ・・・ めくられたくないんならもっと長いの履けばいいのに。お前が悪いんだぜ、金髪ちゃん? 隣の娘も大人しそうな顔してなかなか短いじゃないの。 ミニスカで大人しそうってそれ痴漢を集める磁石みたいなもんだよ・・・ 八雲はびくっとしてスカートを握った。よし、八雲には俺の思いが届いている。 さてさて、お嬢様はどんなパンティーをお履きなのかなあ? ん?おお~、レース付きじゃないのお。女子高生がこんな派手でいいのかなあ? 素材はシルクかなあ?高級なんだろうなあ。俺の三枚千円のトランクスとは違うんだろうなあ。 ふへへ・・・気にいらねえな。俺の白濁液で・・・汚してやるか? 366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 56 28.43 ID sTdrXu360 俺は今日は初めから今までぶっかけなどやる気はない。 ちょっと位置が悪くてチンコを取り出して押し付けるのは難しいだろう。 だからこれは、依然パンティを精液まみれにされた八雲に対する責めだ。 八雲は必死に目を閉じながらも俺の思考が気になるようだ。確かに読んでいる。 全身を硬直させてうつむいた。 辛い記憶が蘇えったのだろう。よしよし、もっと責めてやるぞ。 いけないねえお譲ちゃん。こんなパンティ・・・ 腹立つからお尻の谷間に押し込んでやるよ。こう、中指でぐい、ぐいっと・・・ おやおや?お尻が閉じちゃったよ。 それ拒否してるつもり?むしろ大歓迎なんですけど? 俺の指がお譲ちゃんの柔らかい尻肉で包まれてるんですけど? ああ・・・あったかくなってきたよ。いいねいいねえ・・・ じゃあ・・・指じゃなくて、俺のチ○コでやってもらおうかなあ? 俺は指をぐいぐいと左右に動かして、沢近のお尻を開いてやった。 367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 02 02 33.29 ID sTdrXu360 扉にもたれて耐えてるよ・・・怖い?悔しい? こんなとこで知らない男に弄ばれるためにそんなに綺麗なんじゃないって? いいじゃんよ。お前そんだけ可愛けりゃ男からもちやほやされていい思いしてるだろ。 たまには俺みたいにお仕置きする奴が必要なんだよ・・・ おお、こんなに震えちゃって・・・やっぱり金髪でも女子高生だなあ・・・ ああ、女子高生いいっ!女子高生に痴漢しないなんて犯罪だよう! ん~?隣の娘どうしちゃったんだ? 耳は真っ赤だし、・・・震えてるんじゃねえの。 ん~?痴漢されたくてうずうずしてるのお? だったらさあ、もっとお尻をこっちに向けてくれなくちゃ。 世の中にはさあ、俺のチ○コにケツを押し付けてくる女子高生もいるんだぜえ? 八雲はまたびくんとして体をよじった。 369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 02 08 30.78 ID sTdrXu360 さてさて・・・こんな綺麗なパンティは脱がさなきゃ失礼にあたるよな。 脱がされないんなら三枚いくらのパンティでもいいわけだからな。 こんなパンティわざわざ履いてるってことは・・・実は痴漢待ってたんじゃねえの? 本当に最近の女子高生はエロイなあ。てことはこれ興奮して震えてんの?かなわんわあ。 もう時間もないことだし・・・一気にやらせてもらうよ! 今さら抵抗しても無駄だぜ?・・・はい、ぺローン。お尻丸出しいっちょあがり。 ん?・・・泣いちゃった?嬉しくて?いい心がけだねえ。 おおー・・・いい肌触りじゃないの。 パンティなんか履かなくてもこの生尻がすでにシルクの肌触りだぜ。 柔らかめで大きくて、表面にはパリッとした張りがあって・・・ いい尻じゃねえの。ペロペロしてみたいよぉ~! しかし嬉しくて泣いちゃうほどの淫乱だもんなあ。 意外と声かけたらホイホイついてきちゃったりしてね・・・ おい、お前もいっしょに相手してやるから安心しろよ! 八雲は必死に目を閉じている。今の呼びかけ、届いただろうか。 372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 02 15 04.71 ID sTdrXu360 さて、ノリノリでやっていたらもう駅だ。 俺としてもこんなテンションを作るのは疲れる。 周囲や姫に対する観察がおろそかになったら致命的だし、意外と神経を使う痴漢だった。 沢近は目立たないように涙を拭いて前を向いた。強い子だ。 八雲はまだ震えている。・・・やっぱり普通に八雲痴漢してたほうが楽しめたかもな。 八雲がまたびくんとする。いかんいかん、今のを読まれたか。 電車の扉が開くと同時に、俺は最後のメッセージを八雲に送った。 いかん!パンティ下ろしたまま直すの忘れてた・・・まあいいか。と。 沢近はしっかりした足取りでホームに下りる・・・よく見たら震えている。 本当は不安がりなのに、八雲の目を気にして気丈に振舞っているのだ。 八雲はというと・・・最後のメッセージが届いたらしい。 しきりに沢近の腰の辺りを気にしている。 結局電車を降りても微妙な二人。 俺はその後姿を見送りながら、他の事に気を遣いすぎて純粋に楽しめなかった 金髪お嬢のお尻や高級パンティの感触を反芻していた。 沢近愛理編 終了
https://w.atwiki.jp/mechashor/pages/27.html
「申し訳ありません(パクパク)。食事中は(モグモグ)上官殿でなければ(ガツムシャ)話を聞く事(ムグッムグッ)、が……(モッシャモッシャ)」 《キャラクター》 【名前】ヴィクトリア・S・エルウィード 【年齢】16 【出身】??? 【身長】156cm 【体重】42kg 【概要】 対フィーンド掃討用戦術的人工兵器「Saber-Weapon 003」通称「S-W.3」 フィーンドへの対策に軍が決行した人工人間製造企画、その三番目の機体である。 三番目の機体であり、一番目、二番目は失敗。三番目にやっとのことで成功したが、一番目、二番目に失敗した分のコストも合わせて、コストが異常であり、それを取り戻す為に倒さなければならないフィーンド総数は常人の20倍以上はあると言われている。 言語能力に問題があるわけではなく、複数の思考が入り混じっているからか、言語機能が複雑で、珍しい言動を示す事もある。 思考が混じっているせいであると思われる。 複数のセイバーユニット搭乗者の死因、フィーンドの回路から死因となる物を「デジャヴ」として直感することで回避する事が可能。 ヴィクトリアの能力の中でも特に秀でて、後述する回避前提の低装甲のセイバーユニットで生存できたのはこれが理由でもある。。 その身体はセイバーユニット搭乗の為に改造されており、女性としての機能はセイバーユニットに搭乗する為に女性ホルモンが分泌されているだけで 生殖機能は存在せず、体の何処からでもエネルギーを補給し、セイバーユニットへと変換できる構造になっている。 この機能が成功した試験体が三番目のヴィクトリアであり、後に04,05と開発したがそれも失敗。現状では不明瞭な部分も多く、奇跡的な成功として扱われている。 その為、厳密には排泄行為すら必要としない。 体内構造に置いてもその差は大きく、腕は細いが、内部機能的にはかなりの強度を誇り、他に比べコンディション維持の為の睡眠に極端に少ない。一日に20時間の活動が目安であり、一週間の連続稼働までは可能であるといわれている。 しかし、本人はかなり燃費が悪い。よくご飯を食べる。瞳は輝いているようにも見える、とか、声は多少の抑揚が見られる、とか、嬉しそう、とか、美味しそうに食べる、とか。 …………ちなみに、可愛い女の子にしてください、という要望があったそうだが、これは発案者の趣味である。 【性格】 冷静沈着、無表情というような正に作り物。 声も非感情的で、合理主義、と絵にかいたようなロボット。 髪はポニーテール、保護色からはかけ離れた紅い髪。 ――――なのだが、どこかでは悲しそうな表情を浮かべ、僅かの表情の変化が、大きな変化に見える。 墓地に顔を出して、何時間もそこで座り込んでいる――等、奇怪な行動報告が多々ある。 この点からも、感情が無い訳ではなく、ヴィクトリア自身も「感情のある兵器は失敗作」と自らの事を評している。 その実は、今までのセイバーユニット搭乗者の戦闘データ、フィーンド等の破片パーツから取り込まれた幾重もの人間の集合体。 故に、その真の情緒は不安定。感情抑制を実験段階中に実行され、今に至る。 無感情に見えるのはその為で、哀愁のみが残ってそれが切欠で感情が零れてしまう。 ヴィクトリアはその自らの突出した部分も含めて、前述のとおり「失敗作」と自らの事を思っている。どうしようもない、戦闘に不必要な悲しさだけが体に残り続ける存在。と――――――実際はどうなのか、というのは闇の中。 逆に、フィーンドと対抗した場合は、想いの欠落と、集合が募り驚異的な集中力、思考力、敵対意識を見せる。 その時のヴィクトリアは普段では見せない位の鋭い瞳と、威圧感を発揮する。 機械である自分と、人間的である自分の存在に困惑し、どちらかに傾きつつある状況を綱渡りな状況と思っているが、それに対しさしたる危機感がないのは不明。 本人も言われれば確かに、と問題を頭の中で提起するが、それを重要に取り扱わないのは、人間的部分が大丈夫と機械的に判断しているから、というのは現状では気づけないだろう。 最近、アイスと甘酒を飲んだ。甘くて、それでほんのり苦い味がするのに、嫌いになれない。 《搭乗セイバー》 【名称】BOL.03-F 【概要】 BreakOverLimit.03-Falcon. 性能を極限まで高める事を目標に製造された、限界突破武装といわれるセイバーユニットの一つ。 三つのユニットが製造されたが、どれも人の手に余る代物――つまりは、負担がかかりすぎる物の為、製造は中止、長らく埃を被っていた物なのだが、ヴィクトリアが製造に成功。念願の実戦投入に成功する。(念願だったのは作成者含む数名の実であるが) しかし、限界突破武装はチューンはされたものの、製造自体は現代より前であり、当時ほどのオーバーパワーははない。 それでも人を度外視したユニット、力は強力である。今回ヴィクトリアが装着している物は、強襲型のFalconと呼ばれる物。 【フォルム】 フィーンドの核に装甲の強化、更には伝達から信号までの誤差を無くすために首元にFalcon自体とチューブにより接続された信号を送るパッチがつけられており、そこからダイレクトに信号の通信を行う事で機敏性を極端に追い求めた、速度重視の強襲型セイバーユニット。紅を基調とした造形であり、ヴィクトリアはこれを装着する際、髪を解いている。(邪魔になるから) 搭乗する、というよりは装甲服の側面が強く。装着型ユニットという方が正しいかもしれない。 太腿まである脚部装甲、腕部装甲、背部に装甲がついており、それを装着(形式的には穿く、着るといったほうが近い)する事でこのセイバーユニットを装備した状態となる。 背部ブースターユニット、そこから体に対し垂直方向に伸びた追加ブースター、補助スラスター、合計12の加速装置により音速での行動が可能。 また、首元につけられた信号パッチからヴィクトリアが体内で生成したエフ=フィールドを供給する事も可能な為、期待の燃費はよく、消費を抑える必要がない(本人の燃費は悪い) それに耐えられるようにパイロットは調整されており、ヴィクトリアは体への負担を最小限に抑えつつ、最前線へ切り込み、進路を開く切り込み隊長としての役を行っている。 本来、セイバーユニットは着脱のしやすさの為に露出部分が多いが、BOLは他の装着者が存在しない為、パーツの回収を行っても意味がなく、その為パイロットの死=Falconの死である。 よって、生存目的でのパーツ製造はされておらず、緊急時の脱出には時間がかかる。 元々装甲が薄いが、ヴィクトリアが選んだ武装もあって、装甲の薄さを機動性による回避に任せているところが大きい。 エフ=ディフェンサー等の武装もあるが、それでも装甲の薄さは一撃で致命傷ともなり得るレベルで、この部分も搭乗者がいなかった理由と考えられる。 ヴィクトリアは左手にエフ=スライサー、右手に試作型ゼロ距離用エフ=シューターという武装を装備している。 また、火力という火力は積んでいるものの、大型機、重装甲機に比べ火力、破壊力は劣る物があり、大型機との戦闘は基本的に向いていない。 【兵装】 背部ブースターユニット 背部中央に取り付けられたブースターユニット。 両脇には高度調整用の小型ロケットブースター装着されている。(形状的には、ロケットの固形ロケットエンジンが近い) Falconのメインブースターであり、背部のブースターで速度調整を行い、両脇のロケットエンジンで高度調節を行う。 エフ=ディフェンサー、小型補助スラスター。 本来は各部位につけられた小型スラスターにおける細部調節が目的であったが、そこからエフ=フィールドを発生させる事により実現した局地的防御機能。 肩部、裏膝、足の踵につけられたスラスターパーツからエフ=フィールドを瞬間的に発生させ、空気抵抗、摩擦を減少させる事による体への負荷の減少、それに伴う速度維持が目的。 また、この元来の目的から発展させ、エフ=フィールドを集約させる事で、薄い膜のバリアを形成する事が可能。 攻撃を逸らす、または吸収し、無効化する機能をとりつけた物。 元は補助ユニットの流用の為、大型の攻撃に耐える事は難しいが、取り付けられている位置の関係から体の全体を覆うバリアを張る等の行動ができ、応用力は高い。 エフ=ディフェンサーを防御に回している間スラスターからの補助ができない為、機動力と細部の動作性が落ちる。 バリアの強度をある程度上昇させることもできるが、その間は停止状態になる必要がある事 元々Falconはヴィクトリアの「デジャヴ」による回避を前提している事、緊急時のどうしようもない時以外は使用されず、使用する状況は焼け石に水な事が多いという理由により、使用される機械が殆どない。 それでも、流れ弾等の、他の機体なら損害にもならない程度の物ですらFalconなら致命傷に繋がる為、かかせない武装である事に変わりはない。 エフ=スライサー 本来は別機体の武器だが、ヴィクトリアが好んで使用している物。 トンファーのように短い持ちて部分があり、それを持つ事によって使用する対フィーンド用近接武器。 また、左手を覆うようにして装甲が追加されている。 いざという時はこの左手の装甲部分での防御が可能だが、装甲部分が小さいため、攻撃を逸らす、または衝撃の緩和以上の使い方は期待できない。 元は超振動によって切断力を上昇させたナノスライサーという武器だったが、それにエフ=フィールドの効果を相乗させる事により、エフ力場を相殺し、直接一閃する一撃必殺の武器となっている。 エフ=フィールドはFalconとヴィクトリア自身から供給される為、他の機体よりも燃費が良い。(良いというよりかは、バックパックが追加されているだけだが) その分ヴィクトリア自身の燃費はよくない。食費的に。 試作型ゼロ距離用エフ=シューター 対戦車用ライフルなのだが、中に弾丸は込められていない。 その変わりFalconからエフ=フィールドを弾丸として凝縮し、発射する為の機構を取り付けてある。 トリガーを引くと、砲身内部でエフ=フィールドを凝縮し、弾丸として発射するという代物になっている。 本来取り付けられていない機構の為、エフ=フィールドが形を保っていられる時間が極端に短い。 安定して使う為には零距離、またはそれに近い超近距離が目安となる。 相手へと押し付ける形で撃ち、超近距離における圧倒的火力でねじ伏せる試作兵器。 弾丸を持たない理由として、弾丸の装填、重量等を考慮した結果、無い方がいいという判断との事。 ヴィクトリアの独自解釈における結論なので、それが正しいのかはわからない。とりあえず戦果は出てる。 日記 つけたほうがいいと言われたので、つけてみます。 とりあえず本日。晴れ、ご飯おいしい。訓練あった。終わり。 +フランス奪還作戦、ぜんじつ コンディションによる若干の変調か、それに類する事象により睡眠時間が僅かにズレた為、甲板に。 隊長殿にあった。終わり。 +フランス奪還作戦、ついき 同期に日記を書いている所を偶然見られ、これの何処が日記なんだと呆れられた。 人間らしい書き方という物を教わったので、戦闘時における柔軟な思考の練習として記してみる。 前日の詳細な話。 前日は隊長殿に対して、随分と失礼な態度を取った。恐らく自らの頭の中にあった幾人かのデータに当て嵌まったのだと思われる。 隊長殿の入隊時期にもよるが、世話になった人間もいる可能性がある。それに引かれたのかもしれない。 無礼な態度をとった事で処罰を受けるかと思ったが、そんな事も無かった……律する時間もない程、フランス奪還作戦は厳しい物になるのかもしれない。 それにしても、人間と機械の明確な差。それが私以上に彼ら、彼女らにはわかっているのだろうか。 気になる。とても。すごーく。 +フランス奪還作戦、けっこう 生きて、帰ってこれた。 機体の損傷が激しいが、五体は満足。 後遺症もない。 今私が死ねば、開発にかかった費用の三分の一も回収できない。頑張らねば。 …………ただ、この理由の為だけに戦う事に、何処かしっくりきていない自分がいる。 何故だろう。これは深刻な問題かもしれない。 解決しないのであれば、近々検査を受ける事も視野に入れよう。 ただ、この時期は人一人ですら欲しい時期、今問題が発覚した場合、戦線に出れない。悩む。 +じゆうじかん ――――また無礼な行為を働いてしまった。 どうしてだろう。考え込もうと思ったが、正直今現在の私の脳みそは頼りにならなそうだ。 情報パターンが足りない。新しい選択肢を開拓するには時間がかかる…………。 にしても、隊長殿はもしかしたら機械に対しての性癖の偏りがあったのだろうか。 もしそうなら本当に詫びなくてはならない。 +じゆうじかんそのに 副隊長殿にあの後話しかけられたのは何かだかなんだかの嫌がらせのように感じる。 殴れば解決する…得tンそれくらい単純であればよかったのだろうけど、それで解決しないのはわかる。 そもそも階級無しの私がそれをしたら投獄ものだ。それでも、言いたい事は分かった。 ……がんばろう、うん、がんばろう にしても、副隊長殿は何度か独房に入れられている筈なのに、どうやって切り抜けてきたのだろう。 もしかしたら参考になるかもしれない、ちょっと聞いてみたい気もする。
https://w.atwiki.jp/mensskirt/pages/61.html
自分の失言で相手を怒らせてしまった時や、 矛盾だらけの言い逃れを追及されてどうにもならなくなった時、 自分の無責任な発言の根拠を問われてしまった時等、 収拾がつかなくなった失敗をどうにかなかったことにするために、 登場するのが「文字で伝えるのには限界がある」というこの詭弁。 和美さんの発言で相手が怒ったのも、 和美さんの弁明が矛盾だらけになるのも、 和美さんが全く他人を納得させられないのも、 和美さんが自説を補強する根拠を出せないのも、 すべて文字ではうまく伝わらないのが原因であって、 自分は悪くない、文字の上の会話だけで自分を悪く捉えるのは 決め付けだ、思い込みだ、とにかく間違っている! というネット上での素敵な責任転嫁理論。 直接会って和美さんと討論すると、和美さんの脳内理論を補強する 明確な根拠が、オーラによって提示されるんでしょうか? スピリチュアルカウンセラーもびっくりすること請け合い(笑) 掲示板という文字だけの場で人を判断するなら、それもありでしょう。 しかし、文字では伝えきれない、 伝えられない事がある事を理解していますか? 伝えられないとは言わないまでも、伝えるには、 どういう文字が(自分の想いが相手に)伝わるのか、 逐一試しながらまだ、理解して貰えてない、 もっと理解していただける言葉を探したり、そういう事をしながら お互いが理解しあえるものだと思います。 日本語のほんの些細な言葉尻の事でですよ。 掲示板って相応にしてそう言うことがある物です。 実際会いもしていないのに、 その人をこういう人だと決め付け(思いこみ)、 「こんな人だと思っても居なかった、もう応援しない」、 という人は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 それは、掲示板の曖昧な言葉一つがうんだ誤解かも知れないのに。 それで人を判断しても良いのでしょうか? 人を判断するなら、一度会ってからでも遅くは無いと思いますよ。 会えるチャンスがあるならですけど。 後は、人をそう簡単に見限るのもどうかと思います。 掲示板だと拉致があかないと思いますよ。 細かいニュアンスが全然伝わりませんからね。 私の言いたい事、恐らく伝わっていないのだと思います。 また、Hさんが言いたい事も私に伝わっていないのだと思います。 この辺りの細かいニュアンスは、掲示板だと伝わりませんよ。 文字では限界がありますからね。 不適切だと言う事は解ってあえて出しました。例として。 ここが文の限界といつも感じるところです。 実際に会うと、相手の表情や雰囲気や感情や顔の細かな動きなどで、 相手の思いを察する事ができます。 しかし、文字では全く不可能ですからね。 それから、掲示板やここに書いている事より、 実際に会って私自身とお話しする事で、全ては理解できると思いますよ。 文字だけで決め付ける日本人が多いですが、それは大きな誤りです。 こういう微妙な表現を、日本人の多くの人は 相手の人を余り良く思っていない場合は、悪くしか捉えませんからね。 実際に会って話すと、ジェスチャーや顔の表情や オーラや声のトーンから、どういう事を相手が 言いたいのか推測も出来ますし、 こういう事が言いたいんだという事も感じ取れますが、 それが不可能ですからね。 もし、この回答に満足行かないなら、 私が説明出来るほどまで成長するのを待つか、 実際に会って話するかになります。 文字だけで、伝えられる事と伝えられない事があります。 その違いを理解していない人も多いようです。 言葉(口)でいうのと、文で書くのとでは違うでしょう。 口で言うのが得意な人もいれば、文で書くのが得意な人もいる。 感情を伝えられるか、好き嫌いを伝えられるかというのは 別問題とか言う以前の問題です。 全く別とか、全く別でない事を言っているのではない。 伝えるのが下手な人もいるでしょう。 でも、実際に会えば、言葉ではなくても、 雰囲気やジェスチャーで言葉の追加として解って 貰える部分があると言う事です。 文では決して伝わらない物がある。それをご存じないようですね。 >自分の理論の根拠もろくに示さずに 文字では限界がある事を知らないのですか? 文字と、実際に会うのとでは、雲泥の差がある事を知らないのですか? 文字でいくら交わしても(1年間)、たった一度、2時間会うのとでは、 2時間実際に会う方が、相手の事を理解出来るものです。 私がYさんやHさんの立場なら、 実際に相手に会って確かめるという事をします。 文より、実際に会うとどういう人か、肌で感じることが出来ますからね。 言葉では何とでも言えるけれど、 肌で感じるものまでは変えることは出来ませんからね。 その肌で感じるものこそが、その人の本当の部分であると思います。 2006年12月22日18 21の投稿で、 微妙なニュアンスの事を書いていますが、 これもdv日記と同様、文字だけでは伝わらない可能性が高いです。 一応、追記として書いておきます。 (他人を装った自己弁護書き込み) H.Iさんに質問 返信 引用 名前:梅雨 日付:6月9日(月) 2時2分 出来ない理屈って何ですか? あなたは何をやっているんですか? 出来る方法って何ですか? >だから男のスカートを語るのに必ず女のパンツ(ズボン)を引き >合いに出すしかできない、これじゃ進歩するわけないです。 引き合いに出されるのが嫌なだけではないですか? 引き合いに出さなければ説明できない事もあると思います。 進歩が無いかどうかは解らないと思います。 あなたの思い込みで進歩が無いと決め付けるのはどうかと思います。 進歩があるのかどうか解らないのに、無いと中傷しているように聞こえますよ。 >パートナーよりもお付き合いの長い女友達 私には、和美さんとマーティマクフライさんの中傷をして、 自分の自慢話しているように聞こえます。 >大体、周りの批判ばかりする人は自分を改善する気が無いんです あなたも2人を中傷している事に気付いていないですね。 おなたもまた、回りを批判しているんですよ。 和美さんの言う事も、あなたの言う事も解ります。 和美さんが回りを中傷しているというなら、 あなたもまた中傷しているではないですか。 美さんの事を進歩がないと、引き合いに出さないと何も出来ないと。 進歩があるかないか、実際にあって、実際に確かめたんですか? 口ではなんとでも言えます。 一つだけ確かな事は、和美さんは口だけではなく、実行出来る人であると言う事です。 あなたは和美さんと会ったことがあるんでしょうか? どういう事を考え、どういう事をして普及を目指しているのか、 実際目を合わせて聞いた事があるのでしょうか? 実際に会って話もしたことが無く、ネットやそういう文章だけの事ばかりを 言っていても、文章ってちょっとした事でいき違いや勘違いが 生じるものであると言う事をご存じないようですね。 私の目からみて、和美さんが出来る事をあなた方は出来ないと思いますよ。 だから、出来ない事を言うだけと仰るのでしょう。 「最近私の周りではいつもスカート姿の私に触発されてか、 スカート回帰を始めている女性が増えています。」 こう書かれていますが、自慢にしか聞こえません。 あなたが男性でスカートを穿いているなら、女性が何を穿こうが関係ないし、 男性がスカートを穿こうともしないですね。 男がスカートを穿くという行為にも結びつかないです。 女性はスカートを穿くより、パンツを穿いている方が安全だと思います。 下着も見えないし、強姦されにくいですから。 下着の中に手を入れられることも無いですから。 あなたをみて、女性がパンツからスカートになったからと言って、 何だと言うのでしょう。女性は何でも穿ける、だから何でも穿いている。 ただそれだけのことだと思います。 和美さんの言う事が解らないなら、メルマガを読まなければ良いと思いますが、 そこまで言うのに購読する理由、それって何ですか? あなたの言いたい事も和美さんの言いたい事もマーティマクフライさんの 言いたい事も解ります。 それをお互いに理解し、歩み寄らなければいけないのではと思いますが、 あなたの言う事を聞いていると、和美さんやマーティマクフライさんを つきはなしている用にしかみえません。 (他人を装った自己弁護書き込み) 人を知らなさすぎる 返信 引用 名前:まゆみ 日付:6月9日(月) 3時33分 H.Iさんって和美さんの何を知っているんですか? あなたは和美さんの事を何も解っていない。 誤解していませんか? 本当の和美さんを知らない人が、語らないで下さい。 失礼ですよ。 (他人を装った自己弁護書き込み) Re あなただけではない 名前:まゆみ 日付:6月14日(土) 11時50分 あなたは和美さんを勘違いしているようです。 ネットしか知らないなら無理ないでしょうけど。 本当の和美さんをあなたは知らない。 本当の和美さんを知りたいなら、会ってみる事です。 (他人を装った自己弁護書き込み) 一言でいうなら 名前:まゆみ 日付:6月14日(土) 12時1分 百聞は一見に如かず、 百聞は一会に如かず、 百聞は一会話に如かずになります。 諺としては一番上ですが、 一回会う事に勝るものはない、 一回会って話してみる事に勝るものはないと言う事です。 そういう意味では、あなたよりH.Iさんの方が良く解ってらっしゃる ようです。 (第三者を装った自演書き込み) いつでもさん 返信 引用 名前:まゆみ 日付:6月18日(水) 22時24分 あなた、何度会った事あるんですか? 一度や二度会って解るものでしょうか? 会ってから年数経っていたら会っていないのと同じだと思いますが。 いつでもって言う人知っていますか?って尋ねたら知らないって仰っていましたよ。 私は良く会いますし、メールしますし、電話します。 味方もしないし敵でもない。 中立の立場にいて、アドバイスします。 あなた方のように、中傷は致しません。 和美さんと会った事があるなら、何故そのハンドルネームを使わないのですか? 不都合でも? それとも、じぶんだとばれるのが嫌なら、首を突っ込まないで下さい。 話がこじれます。 (第三者を装った自演書き込み) 州波さんへ 及び皆さんへ 返信 引用 名前:まゆみ 日付:6月22日(日) 3時47分 「和美さんに会わなければ理解できないと言うのであれば」 という答えが以下です。 あなたも私の伝えたい事が理解出来ないみたいですね。 和美さんに会わなければというのは、掲示板やネットで会話していて、 その人と実際に会ってみて、実際に会った時の印象が大分違うって言 う人と会った事ないですか。それも、人によって感じ方は違います。 ネットでの印象通りと言う人と、そうでは無い人がいる。 ここまで言っても解りませんか。 和美さんが掲示板やメルマガで言っている事が、そのまま和美さんの 印象として付くのは仕方ないとしても、それには誤解も多分に含まれ ていると言う事です。 それは、実際に会って、ご自分の目で、肌で感じなければ、誰が何と 言おうと想像の域をでないと言う事です。 想像の域で話していても、なにも解決しないと思うのが私の持論です。 だから、会うのが一番早い。そう言いたかっただけです。 和美さんと会うのが怖いなら致し方ないですけど。 メンズスカートの方と、女装と言って良いのか異性装と言って良いの か解りませんが、その両方の人の誰かが和美さんと会ったとして、 その印象が悪かったら、やはり和美さんってこんな人だったという 悪い噂を流す人も出てくると思います。 自分にはない、和美さんだけがもっている、羨ましい部分を認めたく ない人がいるようですからね。 あなた方は、掲示板やチャットなどで、ちょっとした事で誤解を生み、 自分を悪く言われた事がないのでしょうか? ネットをしていれば必ず誰でもがあると思いますが。 一度誤解が生じたら、それを解くのにはものすごく時間と労力が必要です。 和美さんは、そんな労力を誤解を解く時間に使わず、普及に向けてい るのではないですか? 私にはそれが解ります。だから応援するのです。 誤解されているのに、誤解されたまま普及に時間を費やす事の大変さ があなた方に理解出来ないようですね。 あなた方が普及に対する足を引っ張っているように見える時があります。 私が感じる和美さんは、「過去に囚われず、常に進化」しています。 そう感じます。他の人はどう感じるか解りませんけど。 もう一つ、和美さんは常に色んな人と出会っています。 否が応でも和美さんは影響を受けて変わりますよね。 私としてはその変化も楽しいし、応援したくなるのです。 べこたんさんもそうなんでしょうね? ひとつだけお願いがあります。 和美さんの悪口を言うなとは言いません。 和美さんを悪者にしたければどうぞ。 但し、「和美さんの活動の邪魔はしないで下さい。」 というか、私がさせませんので悪しからずご了承下さいませ。 会わないと分からない理念なら、メルマガやHPを通じての普及活動は まったく無意味になる。と言うけれど、 感じる事が出来ない人達が余りにも多いのではないか。 それは誰の責任でもなく、感じられない人が悪いとしか言いようがない。 最後に、メンズスカートと女装の方が些細な事でいがみ合っている状態です。 同じマイノリティ同士、一致団結して協力するのが一番だと思います。 噂で人を悪く捉え、いがみ合うのは簡単です。その人と会って話をして人間性を確か めましたか? そこまでネットでの噂を信頼出来るのですか? なりすましや批判・中傷等日常茶飯事のネットと、本人から直接聞いた事とどちらを 信用しますか? 本人と会って実際に話してから判断しても良いのでは? 人を悪く思うのは、それからでも遅くは無いと思います。 匿名性を利用して、人を陥れている輩がネットには沢山いますので。 私もやられてますがそのお陰で、人を見抜く目を養えています。マイナスだけではな いのです。男がスカートを穿く事もマイナスの要素だけではないのです。