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プロモカード PYW-361 オレといっしょに りゅうぐうじょうへ いこうよ! 通常 オレといっしょに りゅうぐうじょうへ いこうよ! またゴミがつれた… 池にゴミをすてちゃ ダメなのに… 海の中にいっても 息はできるのかって? いけばわかるよ☆ カメさんにのって 海のなかをぼうけん してみたいね カメさんのせなかは のりごこちがいいなぁ りゅうぐうじょうは いいところだったよ よわいものいじめは ダメ!ぜったい! たまてばこって たからばこじゃないの? たすけたカメさんは きゅうきゅうばこで 手当てしてあげたよ
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「エグい」いじめ耐えた 売れっ子作家・燃え殻がつかんだ生きる意味 #今つらいあなたへ(Yahoo!ニュース オリジナル 特集) 悪ふざけで私に障害残した同級生、SNSで晒すリア充ぶりに憤り(JBpress) - Yahoo!ニュース 困窮している人を「だったら働けよ」とさげすむ社会の、居心地悪さ(ジュリア ショウ) | +αオンライン | 講談社(4/4) 「障害者を揶揄するつもりはなかった」電動車椅子に乗って障害者の真似して笑う動画拡散。広島マツダが謝罪(篠原修司) - 個人 - Yahoo!ニュース 中学3年生なのに「トイレに行きたい」と言えずに失禁…「自己主張のできない子」を変えた塾講師のひとこと 「いい意味でも悪い意味でも優しい子」になったワケ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) いじめ防止法を知る子は1割…「国のいじめ対策」で子どもを救うことができない根本原因 相談窓口はスマホのフィルタリングでブロック | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 生きるってなんだ 元SEALDs 奥田愛基が語る「いじめ」そして…今 - 記事 | NHK ハートネット
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いじめに基準なんてものはありません。 相手が嫌がることが習慣的になればすべていじめです。(習慣的じゃなくてもいじめは存在します。) つまり、 単発に殴られた。→これは暴力となります。 一ヶ月前から学校裏で暴力を振るわれている。→これはいじめです。 今は暴力をたとえにしましたが、いじめは暴力だけではありません。 おそらく聞いたことがあるでしょう、ネットいじめや、 メールに連続して不快な文字が並べられているメールが来たり、 「生きてる価値なんてない」などの言葉に対するいじめも存在します。 最悪、休日に、いじめられてる子の家に行き、 わざわざいじめて帰る人もいます。 いじめられている人はもちろん迷惑です。 ところがどっこい。 いじめている人は無意識なのです。 大人になってから、いじめた記憶が無いと言う人が多いのはご存知ですよね? 無意識なのが原因なんです。 いじめている側の原因の人物は、もともといじめられている側と中が良かったはずです。 ですが話の弾みで肩を叩いたりしてしまうのですが、 それがいじめの発端だったりします。 いじめられている人は大迷惑。 いじめている人はノリ。 そうなってくると、二人の会話で段々話がずれていきます。 いじめとは、いじめっ子が気づかない世界にあるのです。
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anko035ふたば系ゆっくりいじめ 1 足りないゆっくり anko044ふたば系ゆっくりいじめ 2 散歩した春の日に 絵 anko047ふたば系ゆっくりいじめ 3 ちょっと鴉が多い街のお話 絵 anko048ふたば系ゆっくりいじめ 4 ゆっくり井戸 anko049ふたば系ゆっくりいじめ 5 ゆっくり定量保存の法則 anko050ふたば系ゆっくりいじめ 6 ゆっくり汁粉 絵 anko051ふたば系ゆっくりいじめ 7 浅瀬 anko052ふたば系ゆっくりいじめ 8 鉄鍋 anko054ふたば系ゆっくりいじめ 9 ラジコンに引きずられて 絵 anko055ふたば系ゆっくりいじめ 10 A anko056ふたば系ゆっくりいじめ 11 まりさの見つけた大切なもの anko058ふたば系ゆっくりいじめ 12 ゆっくりヤリ方を工夫するよ! 絵 anko059ふたば系ゆっくりいじめ 13 今のしあわせ無くしたゆっくり 絵 anko060ふたば系ゆっくりいじめ 14 ぐしゃのまつろ anko063ふたば系ゆっくりいじめ 15 餡子遺伝子の深淵 anko065ふたば系ゆっくりいじめ 16 yasei anko066ふたば系ゆっくりいじめ 17 さとり anko067ふたば系ゆっくりいじめ 18 幻想郷のゆっく輪廻 絵 anko072ふたば系ゆっくりいじめ 19 賽の河原 anko073ふたば系ゆっくりいじめ 20 ゆっくりみさせてね! anko074ふたば系ゆっくりいじめ 21 ゆ虐地獄でゆっくり anko075ふたば系ゆっくりいじめ 22 伝説の超餡子戦士 絵 anko076ふたば系ゆっくりいじめ 23 ちぇんじとかいはとれいん! ゆっくり最後の日 絵 anko077ふたば系ゆっくりいじめ 24 れいむ死ね anko078ふたば系ゆっくりいじめ 25 むーしゃむーしゃのしあわせを求めて anko079ふたば系ゆっくりいじめ 26 役立たず anko080ふたば系ゆっくりいじめ 27 無能なれいむに愛の足を! anko081ふたば系ゆっくりいじめ 28 床下のお家 anko082ふたば系ゆっくりいじめ 29 れいぱーキャンセラーありす 絵 anko083ふたば系ゆっくりいじめ 30 俺がゆっくりできない anko084ふたば系ゆっくりいじめ 31 myhome anko085ふたば系ゆっくりいじめ 32 かんきん anko086ふたば系ゆっくりいじめ 33 にゃん 絵 anko087ふたば系ゆっくりいじめ 34 ブランコでゆっくりできない anko088ふたば系ゆっくりいじめ 35 スグルイ 絵 anko089ふたば系ゆっくりいじめ 36 なか anko090ふたば系ゆっくりいじめ 37 ゆうかにゃん 絵 anko091ふたば系ゆっくりいじめ 38 とある野良ゆっくり達の話 絵 anko092ふたば系ゆっくりいじめ 39 太陽と水のゆっくり一家 絵 anko093ふたば系ゆっくりいじめ 40 おはなばたけのゆうかにゃん anko094ふたば系ゆっくりいじめ 41 餡小話の感想れいむ anko095ふたば系ゆっくりいじめ 42 今と昔.TXT anko097ふたば系ゆっくりいじめ 43 ゆっくりの国とゆうかの国 絵 anko098ふたば系ゆっくりいじめ 44 裏切りのおにいさん 絵 anko100ふたば系ゆっくりいじめ 45 かってます? anko101ふたば系ゆっくりいじめ 46 散歩した5月の日に 絵 anko102ふたば系ゆっくりいじめ 47 夢みるモノ達の夢のない話 anko104ふたば系ゆっくりいじめ 48 ゆうかにゃんと色々してみよう! anko105ふたば系ゆっくりいじめ 49 ゆっくりを、叫ぶだけ 絵 anko107ふたば系ゆっくりいじめ 50 虐待お兄さんと始祖のゆっくり.TXT anko108ふたば系ゆっくりいじめ 51 寄生との結婚と巣作りと anko109ふたば系ゆっくりいじめ 52 ある疑問への考察 anko111ふたば系ゆっくりいじめ 53 そんなに我侭いうなら自分で生きてね! anko112ふたば系ゆっくりいじめ 54 ヒキサキ anko113ふたば系ゆっくりいじめ 55 ゆっくり経済白書 anko114ふたば系ゆっくりいじめ 56 ゆっくり害獣駆除 anko115ふたば系ゆっくりいじめ 57 ドスになった飼まりさの不幸 anko116ふたば系ゆっくりいじめ 58 ドスまりさがぶっ殺される話 anko117ふたば系ゆっくりいじめ 59 ゆっくり害獣駆除・餡子サイド anko118ふたば系ゆっくりいじめ 60 全自動すっきり阻止機 絵 anko119ふたば系ゆっくりいじめ 61 BJ anko120ふたば系ゆっくりいじめ 62 俺の屍を越えていってね anko122ふたば系ゆっくりいじめ 63 システム・オブ・ブラック 絵 anko123ふたば系ゆっくりいじめ 64 酷い暇潰し anko124ふたば系ゆっくりいじめ 65 抗議 anko126ふたば系ゆっくりいじめ 66 ドミノ? anko131ふたば系ゆっくりいじめ 67 それでもぱちゅりーは本を読む anko132ふたば系ゆっくりいじめ 68 えむ彦 と わん子 と ありす と anko133ふたば系ゆっくりいじめ 69 ゆ~性遺伝の育てたモノは 絵 anko134ふたば系ゆっくりいじめ 70 かわいくてごめんねー anko135ふたば系ゆっくりいじめ 71 『卑屈れいむのゆん生』プロローグ 絵 anko136ふたば系ゆっくりいじめ 72 お野菜でゆっくりできない anko138ふたば系ゆっくりいじめ 73 ありすの成ゆん式 anko139ふたば系ゆっくりいじめ 74 暇人二人のゆっくりいじめ anko140ふたば系ゆっくりいじめ 75 ゆっくり存在概論 anko141ふたば系ゆっくりいじめ 76 お前の名前公衆便所? anko142ふたば系ゆっくりいじめ 77 泣きゆっくりのあやし方 絵 anko143ふたば系ゆっくりいじめ 78 泣きゆっくりを育てよう 絵 anko146ふたば系ゆっくりいじめ 79 暇人二人の旅行 anko148ふたば系ゆっくりいじめ 80 親離れ anko149ふたば系ゆっくりいじめ 81 頭屋敷 anko150ふたば系ゆっくりいじめ 82 ルナティック・カウンター anko151ふたば系ゆっくりいじめ 83 ある加工所の一幕 anko152ふたば系ゆっくりいじめ 84 頭屋敷2 anko153ふたば系ゆっくりいじめ 85 ゆっくり教 anko154ふたば系ゆっくりいじめ 86 ドスの飾りは不名誉の証 anko155ふたば系ゆっくりいじめ 87 ゆっくりの王国 anko156ふたば系ゆっくりいじめ 88 ゆっくり交通安全 anko157ふたば系ゆっくりいじめ 89 BJ2 anko158ふたば系ゆっくりいじめ 90 私は鬼にはなりきれないのだ anko159ふたば系ゆっくりいじめ 91 四つ目ゆっくり anko160ふたば系ゆっくりいじめ 92 水上まりさを捨てることになった。 絵 anko161ふたば系ゆっくりいじめ 93 電子レンジでチンしてポン! anko162ふたば系ゆっくりいじめ 94 貴女達は、とても幸せなゆっくりです anko164ふたば系ゆっくりいじめ 95 ゆっくり人面瘡 誕生編 anko165ふたば系ゆっくりいじめ 96 永遠にゆっくりするということ anko166ふたば系ゆっくりいじめ 97 賢さは悲劇 anko167ふたば系ゆっくりいじめ 98 ゆっくり人面瘡 離別編 anko168ふたば系ゆっくりいじめ 99 流産の果てに 絵 anko169ふたば系ゆっくりいじめ 100 ゆっくり自由空館 いじめSS 一覧 101~200 トップページに戻る
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いじめられた時の訴え先 2006年11月7日、伊吹文明文科相に「いじめが原因で自殺をする」という手紙が届いた。 手紙で自殺予告、伊吹文明文科相に直接 当時これは大ニュースになり、いじめ問題が大きくスポットを浴びた。 また、2001年2月12日のイギリスで11歳の少年がイギリス女王にいじめを訴えようとした。 11歳少年が「いじめを止めて」と女王に直訴 「先生に話してもきちんと聞いてくれなかった。イギリスで最もえらい女王に頼んだら、いじめを止めてくれると思った」 この騒ぎがきっかけで学校はいじめの徹底調査を約束したそうだ。 身近な周囲だけでいじめが解決しない場合、より上位の機関、影響力を持った人に相談するのは効果があるのは事実だろう。 自殺予告という形まで追い込まれる前に、まずは普通にいじめ相談を該当の窓口に訴えるのを推奨する。 ○教育機関 団体に訴えるより、責任者個人に直接訴えたるべし。 本来、文部科学省や教育委員会は相談窓口という訳では無いので、これらに連絡するのはあくまで最終手段。 ・クラス(責任者:教師) (まずは教師に訴えるのが基本) ↓ ・学校(責任者:校長) ↓ ・市町村の教育委員会(責任者:委員長) (リンクは「市町村名+教育委員会」でググること。) ↓ ・都道府県の教育委員会(責任者:委員長)※現場の教師の人事権を持っているのはここ。 ↓ ・文部科学省(責任者:文部科学大臣) 〒100-8959 東京都千代田区霞が関三丁目2番2号 電話番号:03-5253-4111(代表) 050-3772-4111 (IP 電話代表) ↑住所・電話番号は変わっている可能性あり ○PTA 基本的に各学校ごとに組織された、父母教師会。 教育機関側でなく父母側の組織なので、教育機関より親身な対応が期待できるかも。 連絡先は各学校に問い合わせして下さい。 ・公益社団法人日本PTA全国協議会(責任者:尾上浩一) ○警察 相手は警察の事情徴収を受けることになる。実際コレはかなりの精神的ダメージとなるだろう。 ○メディア (いじめ問題の情報提供を募集しています)
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いんぱくとよわいな
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ここは、大きな森の中。 大地に根を走らせた巨木の下に、あるゆっくり霊夢の巣があった。 大きな根と、たまたま下にあった空洞が絡み合い、完全に洞窟とはなっていないが、大きくてコケがふかふかの素敵な巣であった。 「ゆっくりおきてね!」 朝。 他のゆっくりを起こしたのはお母さんゆっくり、その声に反応して子供達も起き出す。 「ゆっくりねむってたよ!」 「きょうもゆっくりしようね!」 「おかあさん、おなかすいたよ!」 元気な子供達が起きだした事で、静だった巣の中がとたんに騒がしくなる。 総勢20匹は居るだろうか? それだけ居ても、余りあるほどこのこの巣は広かった。 「ゆっくたべてね!!!」 「ゆっくりいただきまーす!!!」 中央に運んだ食べ物。 その周りをグルッと囲み、子供達の大合唱をスタートサインに朝食が始まる。 「うめぇ!これめっちゃうめぇ!」 「ゆっくりたべていいからね」 「ゆっくりたべさせるよ!!」 大きい霊夢が小さい霊夢にエサを与える。 上手く食べれない赤ちゃんには、口移しで食べさせてあげる。 そんな微笑ましい光景に、思わず口元を緩めるお母さん霊夢。 今日の朝ごはんは、昨日人間から貰ったいなり寿司。 昨日、みんなで夕飯を食べるときに来たお姉さんが、一家に大量のいなり寿司を渡していたのだ。 「ゆゆこんなにいっぱいもらっていいの?」 「もちろんよ。たまにはゆっくりできるゆっくりもいないとね!!!」 「おねーさんありがとうね!! みんなもおれいをいおうね!!」 「「「「おねーさんありがとーー!!」」」」 「おばさんありがとーね!!」 「!!」 その声を上げたのは、最近一匹のゆっくり魔理沙とよく遊んでいた子供だった。 だんだんと、その魔理沙と同じ口調になっていったその霊夢は、比例して態度も大きくなっていったのだ。 「だめだよ!! きちんとあやまってね!!」 どう見てもお姉さんと言う外見の人間に、そんな事を言うのは失礼なことだと考えた母霊夢は、はっきりとした口調で叱りつけた。 「おおこわいこわい」 が、さして気にした様子もなく、それっきり家の中へ入り込んでしまった霊夢。 残ったお母さん達は、件の霊夢に代わって謝り、一緒に遊んでいる魔理沙の事等を必死になって説明し始めた。 「そんなに根に持ってないわ。それじゃあゆっくりしてね!!」 それだけ言い残して忽然と消えてしまった。 許してもらえた事に安堵した一家は、その光景を不思議とは思えないでいた。 そして、十分な数があったそれは、一回の食事では食べきることができず、今日の朝食に持ち越しとなった。 そして今、まさにそのお姉さんから貰った最後のいなり寿司が、おばさんといった霊夢の口に納められた。 「うっめぇ!! これめっちゃうめぇーー!!」 昨日の今日だが、既にお母さんゆっくりはその事を責めてはいない。 いなり寿司のことで頭が一杯になり、家に戻った時には既に頭から消えていたのだ。 それどころか、今は元気に食事をする霊夢を見て、のほほんとしている。 「きょうもいっぱいゆっくりしようね」 思わずお母さん霊夢の口から漏れた一言。 満腹で口々にし☆あ☆わ☆せ☆~♪ といっている子供達には聞こえてはいないだろうが、それでも思わず口から漏れてしまったのだ。 食後の小休止の後、子供達といっしょに巣の外に出る。 今日も日課のお散歩だ。 「ゆっ♪ ゆっ♪ ゆゆ!!」 しかし、家の外の景色が何時もと違っていた。 広い空間、周りは不気味なほど真っ白な壁。 もし一家が人間の家へ入ったことがあるのなら、瞬時にそこが人工物であることを理解できたかもしれない。 「ゆ~? おかーさんいつもとちがうよ!!」 「きさんや、くささんがおひっこししたのかな?」 「ゆゆ!! まりさだ!! まりさがいるよ!!」 部屋の奥のほうに、黒い帽子を確認した霊夢は、それが仲良しのゆっくりましさであると分かると、一目散に駆け寄っていった。 「おお、こわいこわい!!」 対する魔理沙も、見知らぬ景色の為か、一家の中から一匹の霊夢姿を見つけると急いで駆け寄ってきた。 「まりさはどうしてここにいるの?」 「さんぽしてたらここにいたんだっぜ!!」 「じゃあれいむたちといっしょだね!!」 「おお、いっしょいっしょ!!」 どうやら、この魔理沙も同じようにここに迷い込んできたらしい。 なんにせよ、人数が増えた事で、心にも少し余裕が出てきたようだ。 「ここはゆっくりできるかな?」 「じめんはかたいけどゆっくりできようだね!!」 「おかーしゃんゆっくりちようね!!!」 小さな子供達は、不安からか母親の周りに集まっていたが、とうとう好奇心に負けて走り回っている。 「まってね!! おかーさんもゆっくりするよ!!」 それを見ていたお母さん霊夢も走り回る。 基本的にのんびりな霊夢。 こういうときも、子供達が楽しそうにしているのを見て、思わず体が動いてしまったのだろう。 「ゆっくりーおかーさんこっちーー!!」 「つかまえてね!! つかまえてね!!!」 「ゆーー♪ おちびちゃんたちはあしがはやいね!!」 既にここが何処なのか、そんな事は考えなくなったゆっくり達は思い思いにその場を駆け回った。 暫くして、人間が入ってきた事にも気付かずに。 「ゆっくりしていってね!!!」 「!!!」 その声で、漸く人間が入ってきた事に気が付いたゆっくり達。 見るとそこには一人の男の姿があった。 「おにーさんはゆっくりできるひと?」 お母さん霊夢が目をクリクリしながら尋ねる。 「もちろん。ところで、昨日美味しいお稲荷さんを貰ったお姉さんは覚えているかい?」 「ゆっくりおぼえてるよ!! あのおにぎりはすっごくおいしかったよ!!!」 「おいちかったよ~~♪」 子供達が声をそろえて返事をする。 今まで自然のものしか食べていなかったゆっくりにとって、正にカルチャーショックというような味であったのだろう。 大きな目をキラキラと輝かせているその表情は、もしかしたらまた貰えるかも知れないという希望がはっきりと見て取れるものであった。 「そうか、良かったね。おいしいものが食べられて」 その声を聞くと、一家は元気よく跳ね飛び、お約束のゆっくりしていってねという台詞を叫ぶ。 それから、しきりに男の周囲を回り、ゆっゆっ、と口ずさむ。 「おにーさん♪ れいむおなかすいちゃった♪」 「なにかたべものたべちゃい♪」 人間の食べ物の味を知ったことで、出来るならこの男から何か食べ物を貰いたいと考えたのだろう。 しかし、男はその場から一歩も動かずに母霊夢に話しかけた。 「その前にやってもらう事があるんだ」 「ゆぐ? な~n!! ゆぐぐ!!!」 母親霊夢を掴み上げ、頬を思いっきりつねりながら言葉を続ける。 「食べ物が欲しかったら、子供を育てて人間に渡すんだよ。姉妹のゆっくり餡で作るドス饅頭が馬鹿売れでね、天然モノじゃぜんぜん足りないから、姉妹を養殖することにしたんだよ」 「ゆぐ? それはどういうこと? ゆっくりせつめいsんぐゅあ!!!」 「今説明したとおりだよ。姉妹の餡子が欲しいから、子供育てて渡せって言ったんだよ」 「ゆぐ~~!! でいぶのこどもをたべじゃだめーー!!」 漸く理解したお母さん霊夢は、必死に体をよじって抵抗しようとするが、人間にがっちりと掴まれてしまってはその様なことも出来ない。 むしろ、かえって体に食い込み痛みが増していく。 「いいじゃいーー!!! はなじでーーー!!!!」 程なくして抵抗をあきらめ、めそめそと涙を流すお母さん霊夢を地面に置き、隅でじっとしていた二匹に駆け寄る。 「おおこわいこわい」 「まりさたちはそのいっかとはかんけいないぜ!!」 それは霊夢と魔理沙の二匹。 一緒に遊んでいたその二匹であった。 「そうだよ!! れーむはこのまりさのおっくさんになったんだよ!!!」 「だから、まりさたちはかんけいないんだぜ♪」 「そりゃちょうど良い!!」 自信満々に語る霊夢と魔理沙。 それを聞いた男はこれ幸いと、二匹を部屋の中央まで投げ飛ばし、その場で体を揺すぶらせ始める。 もちろん、発情させるためである。 「ゆゆゆゆゆ!!!!!! ゆっぐりぃぃ~~~~!!!!」 「ででっでででいぶーーーー!!!!!!」 程なくして興奮してきた魔理沙と霊夢は、そのまま交尾へと突入していった。 もちろん、他の家族が見つめる中でである。 「まっまっまりざ!! まっまっまりざ♪」 「れっいっむれーむ♪ かわいっいよ♪ れっいっむれーむ!! かわいっいよ!!!」 「まりざーー!! まりざーーー!!!」 「でぶーーー!!! でぶでぶでぶーーーーー!!!!!!!」 そうして、二匹は早々にすっきりし、双方の頭には多数の茎が生え始めた。 そのに生えているのは霊夢と魔理沙の赤ちゃんゆっくり。 この二匹の初めての赤ちゃんである。 「ゆゆ~~♪ みてみてまりさーー!! れいむみたいにじゅんすいでかわいいあかちゃんだよー!!!」 「ほんとだね!! まりさみたいにそうめいなあかちゃんたちだね!!!」 「はーいここで皆注目!!!!」 涙を流しながら、自分達の赤ちゃんを見つめていた二匹にも聞こえるような大声で男が叫ぶ。 二匹を含む一同は、びっくりしたようで、ばね仕掛けの玩具のように一斉に振り向いた。 「いまから君達にはその赤ちゃんたちをキチンとしたゆっくりに育ててもらいます」 男が話しているのは、親になるはずの二匹ではなく、霊夢一家であった。 「ゆゆ? このあかちゃんはれいむとまりさのあかちゃんだぜ?!!」 その事に文句を言う二匹を意に返さず、その二匹をぽんと叩きながら、男はここでの生活を一家に説明する。 「あの二匹には、また新しい赤ちゃんを産ませます、君達はその子供を育ててください。頃合を見て職員が回収しにやってきます。そのときに子供がいなかったら、君達の食べ物は次に回収する時まで無しです」 それを聞いた霊夢は、頬を大きく膨らませて、男の要求を突っぱねた。 「ゆゆ!! れーむはじぶんたちのこどもでせいいっぱいだよ!! ほかのゆっくりにおねがいしてね!!」 おちびちゃん達、帰るよ。 男は、そう言って怒ったまま出て行こうとする母親を蹴り返し、とどめの一言を口にする。 「誰が勝手に出て行って良いって言った? あの霊夢が昨日のお姉さんを馬鹿にしたから、お前達が選ばれたんだよ。子供を用意できなかったら、代わりにお前の子供を持っていくからな」 「ゆゆゆ!! それはめー!!! だよ!!! そんなことしたらだめだよ!!!」 漸く事の重大さを知ったお母さん霊夢は、一転、必死な形相で男に許しを得る。 しかし、その要求が聞き入れられることはなかった。 「なら、さっさと作業に取り掛かれ!!」 それだけ言って、男は扉から出て行った。 残ったのは、いまいち状況を理解できない子供達、それとお母さんゆっくり。 「れいむ~♪ あかちゃんがいっぱいだよ~♪」 「まりさみたいに、わんぱくにそだってほしいね!!」 「ゆっきゅりりかいちたよぉ!!!」 それと、完全に状況を理解していない新婚夫婦である。 「ゆふふ~ん♪ れいむのあかちゃ~~ん♪ めんこいよ~~♪」 「もうっ♪ まりさったら~~♪」 「ゆっゆゆきゅ~~♪」 それから一日が経った。 時間通りに支給される食事のおかげで栄養が不足することはなく、新婚夫婦の赤ちゃんはすくすくと育っていた。 大体今日あたり生まれるだろう。 その場にいいる誰もがなんとなく考えていたときに、一匹の赤ちゃん霊夢がポトリと地面に落下した。 「ゆっきゅりしていっちぇね!!」 最初に産声をあげたのは、魔理沙種の赤ちゃんであった。 「ゆゆ~~!! みてみて!! まりさにうりふたつのあかちゃんがうまれたよ!!」 「すごいよれいむ!! きっとこのこはまりさみたいにかっぱつなこどもにそだつよ!!!」 初めてのわが子の誕生に、涙を浮かべながら喜ぶ二匹。 一匹目が合図になったのか、それからは次々と赤ちゃんが生まれていった。 「ゆっくり~~♪」 「っちて~~~♪」 「っいっちぇね~~~♪」 全ての赤ちゃんが地面に降りるまでは、数刻のことであったが、親である二匹には何時間にも感じられるような感動の時間であった。 「やっと、生まれたね!! それじゃあふたりはじゃまだからおくへいってね!!」 「ゆご!!」 二匹が強い衝撃を感じた時には、既に部屋の隅に吹き飛ばされた後であった。 「いたいんだぜ!! なにするんだぜ!!」 「うるさいよ!! きのうのことをもうわすれたの?」 吹き飛ばした張本人であるお母さん霊夢は、それだけを言うと、痛みで身動きが出来ない二匹を置いて、さっさと赤ちゃん達の所へ戻っていってしまった。 「ゆ~~? おね~ちゃんたちもゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」 「ここはゆっきゅりできりゅよ!! みんなでゆっきゅりしよ~~ね♪」 そこには、既にお母さん霊夢の子供達が集まっており、赤ちゃん達がニコニコと話しかけているところであった。 「ゆ? ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」 「れいむたちが、これからはおかあさんだよ!! ゆっくりおおきくそだってね!!!」 嘘偽りのない言葉。 それを聞いた赤ちゃん達は、元気一杯に跳ね上がり、喜びをあらわにしていた。 そして、それからは一家の生活は一変した。 「ゆっきゅりしゃせちぇね!!」 「うるさいよ!! きょうもしっかりたべて、おおきくなってね!!」 「れーみゅもうたべりぇにゃいよーー!!」 「いいから、それがおわったら、ゆっくりしないでうごきまわってね!!」 自分達が食べられないように、必死に二匹から生み出される子供を育て、人間に渡す。 既に母体である霊夢が家族だったという意識はなく、自分達があのようなゆっくりに代わって食べられることは屈辱だと言わんばかりの必死さである。 「はなしてね!! それはまりさのあかちゃんだよ!!」 「もってかないでね!! それはれいむのあかちゃんだよ!!!」 「ゆっきゅりちゃすけちぇ~~~!!」 初めのうちこそ目に見えるところで育っていった子供達を見て、余裕に構えていた新婚夫婦であったが、いざ我が子が連れて行かれるときになって、その余裕は消え去った。 「だまってね!! おまえたちのせいでこうなったんだよ!!」 「そうだよ!! ゆっくりりかいしてね!!!!」 嘗ての姉妹に吹き飛ばされ、ボロボロになりながらも、必死で子供達を追いかける。 「おかーーーさぁーーん!!!!!!」 「ゆゆーーーー!!!!!!」 しかし、その言葉が、どのゆっくりに向けられているのか。 既に子供達が運ばれていった今、もはや確かめるすべはない。 「はいはい。お母さんはこっちだよっと」 「ゆゆ? ゆっゆゆゆゆ!!!!」 そして、子供が連れて行かれると、同時に夫婦ににんっしんっさせる。 程なくすると、お互いの頭には蔓が伸び、自分達と瓜二つの赤ちゃんゆっくりが出来始めていた。 「ゆゆ~~♪ れいむたちのあかちゃんだよ~~♪」 「ゆゆ~~♪ ゆっくりそだってね!!」 「ゆっくりそだつよ!!」 しかし、これもまた直ぐに落とされ、強制的に育てられる運命にある。 いわば、既に決まっていることなのだが、二匹はその様には思っていない。 過去のことは過去のこと。 それば、この種のゆっくりの基本的な考えだからである。 「ゆふふ~~♪ かわいくて、りこ~なこどもにそだてそうね!!」 「おお、りこうりこう♪ がんばってそだてようね、れいむ♪」 その周りでは、霊夢一家が束の間の食事をのんびりと取っていた。 「おいし~~♪」 「ゆっくりできるね~~~♪」 そんな子供達の姿を見て、お母さん霊夢はクスッと微笑むのだった。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/ijimetaisaku/pages/18.html
これは、とても難しい質問です。 原因はとても多く考えられます。 ですが一つ目。 なぜこのWikiを作ったのか?で書いたとおり、管理人はいじめられていました。 そしてその現場であったこと、分かりますか? 実際に私が体験したことを書いてみます。 AくんがBくんをぶちました。 Bくんが先生に訴えました。 Bくんは訴える時に状況を説明しました。 ここで先生が言った言葉が、信じられない言葉でした。 『Aくん、それはいけない。Bくんに謝りなさい。』 なぜこれがいけないか? 何が悪いかが分からない。 謝ればいいと勘違いする。 まずは先生の立場としては両方の意見を訊くべきではないのであろうか? そしてお互い矛盾しあった所を比べなくてはならないのではないのであろうか? 二人が落ちつかなったら状況を再現するのも手です。 次の状況はさらにありえる状況なのです。 AくんがBくんに謝ったのですが、Bくんは「やだ」といいます。 『Aくんも反省してるんだし、Bくんも許してあげなさい。』 これが一番の原因なのです。 いじめっ子のAくんは反省してるかどうかなんてわかりません。 いじめが継続する可能性もあるのです。むしろそちらのほうが多いかもしれません。 なぜBくんが無理矢理納得しなければいけないのか。 もちろん、なぜAくんが反省していると言えるのか。 そこが問題なのです。 子供は好奇心旺盛。そのためにケンカはつきものです。 ですが、それを止める人がちゃんとしていなければ納得のいく審議になるわけがありません。 実は、大人の世界でもいじめはあるそうです。 なぜ差別をするのでしょうか。大人たちの意識から変えていくべきではないのでしょうか。 大人の世界だとあたりまえだと思われがちである、社長、部長・・・などの上下関係。 実はあれ、必要というわけではないんです。 自分で売り上げなどを計算し、自己管理の下、自分の責任で動く会社は そう多くはありませんがあります。 「周りと違うことをするのが怖い。」「問題に関わりたくない。」 逃げているのは、大人なんです。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/927.html
※前回の話「独善的シーソーゲーム」の設定を引き継いでいます。 ※前作を読まないとわからないような設定は特にありません。 ※既出ネタの可能性があります。 ※飼いゆっくりバッヂ設定アリ。あと紛らわしいので飼いゆっくりは漢字を使ってます。 ※田吾作さんって誰だ。 愛なき世界 散歩の途中にたまたま田吾作さんと会い、ゆっくり対策について話し合っていると、そんな私と田吾作さんの横で畑の柵を飛び越えようとしているまりさとありすがいたので捕まえた。 田吾作さんにこの二匹をもらってもいいか訪ねたが、田吾作さんはゆっくりを見るのも嫌だという。ありがたく持ち帰ることにした。 「こんなのとかいはじゃないわー!」 「ゆっくりはなしてね! まりさおこるよ!」 腕の中でゆっくりが何か言っているが、無視する。ゆっくりとの正しい付き合い方、それはゆっくりの意思を無視することである。 長屋──外の世界ではアパートと呼ばれるもの。何故か虐待お兄さんや虐待お姉さんと呼ばれる人種が多く住んでいる──の自分の部屋に入り、飼っているありすに声をかけた。 「ただいま、ありす」 「お帰りなさい、ゆっくりしていってね」 飼いありすを見るな否や、二匹が騒ぎ出す。 「ゆゆっ? ありすがいるわ!」 「ゆっ! ほんとうだね! でもはにーのほうがいちおくばいきれいだよ!」 「ゆゆ~ん! はずかしいわだーりん♪」 どうやらこの二匹、夫婦らしい。しかも相当なバカップルのようだ。まりさが夫、ありすが妻ということか。 一応、どうして人間のいる横で畑に入ろうとしたのか聞いてみた。 「なにいってるの? あれはまりさとはにーがみつけたんだよ! ばかなの?」 「にんげんなんてだーりんにかかればいちころよ! いなかもののにんげんははやくありすとだーりんをはなして、たくさんおやさいもってきてね!」 無駄である。 ゆっくりとの正しい付き合い方、それはゆっくりの意思を無視すること。ささっとありすのほうを透明な箱(上側に穴が開いているタイプ)に入れる。 「やめてね! はにーにひどいことしないでね!」 「たすけてだーりん!」 「だいじょうぶだよはにー! まりさがはにーにひどいことするにんげんにぎゃふんっていわせるからね!」 「かっこういいわだーりん!」 まりさを放してやると、ありすの入った箱にすがりついていた。仲が大変よろしいようである。 「ありす、あの夫婦見てどう思う?」 「見苦しいわ」 飼いありすに聞いてみると、そう返された。 人間とゆっくりの感覚というものは、ほとんど同じだそうだ。苦くまずいものよりも甘くうまいものを好む。その感覚は、バカップルを見たときも同じようなもののようである。 今回は、そんな二匹の絆を試すとしよう。 「ありす、ちょっと手伝ってくれ」 「ゆ?」 「ちょっと女優になってくれないか?」 飼いありすも透明な箱にいれ、これで準備は完了した。一メートルほど離して、夫婦のありすと飼いありすを並べる。 私はまりさを抱え、彼女(夫だが)に訊ねた。 「なあまりさ。君は浮気をしたことはあるかい?」 「ゆ? なにいってるの! まりさはうわきなんかしないよ!」 「そうよそうよ! だーりんはそんなことしないわ!」 まりさは私の言葉に本気で怒っているようだ。恐らく本当に浮気はしたことがないのだろう。ゲスが多いまりさには珍しい、なかなか誠実なまりさだ。 ……単にゲスの素質が目覚めてないだけかもしれないが。 「じゃあ、今から君には妻であるありすを当ててもらおう。どっちが君の妻かな?」 「ゆぅ? まりさをばかにしてるの? あっちのかわいいありすがまりさのはにーだよ!」 「ゆゆ~ん、かわいいだなんててれるわだーりん!」 まりさの顔が向いているのは、確かに私の飼いありすではないほうのありすだ。 私のありすには飼いゆっくり認定のゴールドバッヂがついている。それにゆっくりは頭の飾りで個体識別をするので、どちらがまりさの妻かは一目瞭然なのだろう。 「よし、では次に当てたら、とても甘いお菓子をあげよう」 「ゆゆっおかし!? おかしほしいよ! ゆっくりちょうだいね!」 甘いものといっても、妻であるありすのことなのだが、それは秘密だ。 あらかじめ用意していた手ぬぐいで、まりさの視界を塞いでみた。 「ゆゆっ!? やめてね! なんにもみえないよ! くらいよ! はにーどこー!?」 「ゆっ! だーりんにひどいことしないでね! だーりん、ありすはこっちよー!」 さらにまりさをぐるぐると回して、自分の向きをわからないようにする。その状態で妻のありすと飼いありすの間に置いてみた。 「ゆぅぅ……めがまわるよ……」 「さあ、どっちが君の妻かな?」 「……ゆ?」 ゆっくりは頭の飾りで個体識別する。 れいむ種ならリボン、まりさ種なら黒い三角帽子、ありす種ならカチューシャ、ぱちゅりー種なら紫色のナイトキャップのように。 ならば、識別するための飾りが見えなかったら、どうなるのか? 声で識別するか? 「だーりん! ありすはこっちよ!」 「違うわだーりん! ありすはこっちよ!」 「ゆぅぅ……!? ど、どっちがはにーなの!?」 「「わたしがありすよ!」」 「ゆ゛ぅぅぅ!?」 ありすの声はどちらもまったく同じに聞こえる。声では識別できないようだ。 飼いありすに手伝ってもらうといったのは、こういうことだ。まりさに、自分が「はにー」であると錯覚させる。 さて、声で判断できない場合はどうやって識別するのか? 「だーりん! 早くこんなとこから出て一緒にゆっくりしましょう!」 「ゆっ……」 「赤ちゃんも沢山産みましょうね! それでいっぱいすーりすーりするの!」 「ゆゆっ……」 甘い言葉である。ゆっくりは甘いものが好き。 飼いありすの名演である。まりさは甘い言葉につられて、飼いありすのほうに這っていく。 途端に妻ありすのほうが騒ぎ出した。 「どぼじでだーりんぞっぢのぼうにいっぢゃうのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「ゆゆっ!? はにーそっちなの!?」 「違うわだーりん! あれは田舎物のありすの演技よ!」 「い゛な゛か゛も゛の゛じゃなぃぃぃぃぃぃぃ! えんぎじでるのはぞっぢのぼうじゃな゛い゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「よく考えてだーりん! あんなに汚い言葉を吐いてるのが都会派のありすなわけがないわ! どっちがはにーなのか、頭のいいだーりんならわかるわよね?」 「ゆっ! こっちがはにーだよ!」 「うん、見事だ」 私は自然に、賞賛の言葉を口にしていた。 まりさは見事に私の飼っているありすを選んだ。 「ばがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! だーりんのうわぎものぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 「ゆゆっ! そんなひどいこというありすがまりさのことだーりんなんてよぶしかくはないよ! さあはにーかえったらたくさんすーりすーりしようねぇー」 「ゆがあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! じねっ! じねっ! げずなばりざはじねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 あれだけ愛し合っていたのに、こうもあっさり崩れ去るとは。女は怖い。 というわけで、飼いありすの箱のほうをすりすりしているまりさの目隠しをとってあげた。 「ゆっ! やっぱりはにーはかわいい……ね……?」 「見事に外れたね」 「プッ」 ありすのカチューシャについているゴールドバッヂを見て、みるみるうちにまりさの顔が青ざめていった。 この夫婦は森へ返してあげることにする。二匹を腕に抱え、彼女らがいつまでも幸せであることは願った。 「ごべんなざいぃぃぃぃぃぃぃぃ! ごべんなざいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「しねっ! くずまりさはゆっくりしねっ!」 「ゆわぁぁぁぁぁぁん! はにーにきらわれたぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 そうだ、折角だからこの夫婦、互いを愛させてあげよう。 私はありすのほうを揺さぶって発情させ、まりさにけしかけた。 「ばりざぁぁぁぁぁ! ずっぎりじまじょおおおおおおおおお!」 「ど、どうしたのはに……ゆ゛うううう!? やめてね! はにーやめてね! きもちわるいよ!」 「つんでれまりさもかわいいわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ……どうやらありすの方は、レイパーの素質があったようだ。 家に帰り、名演をしてくれた私のありすにご馳走を作ってあげた。 明日もいい日でありますように。 * * * * * * 翌日、ゆっくりを探しに山に入ると、昨日のまりさが実を生やして泣いていた。 話によると、あの後ありすは一回のすっきりー!で正気に戻り、そのまままりさに愛想を尽かしたと言って去っていってしまったそうだ。実はほとんどがありす種のようである。 しかしもうすぐ季節は冬、このまま冬を越えろといわれても食料は足りないだろう。夫婦で集めた食料があったとしても、すぐに腹をすかせる子がこんなにいるのだ。 まりさはこの子たちを育てきれる自信がなくて泣いているようであった。妻のありすのことはもういいらしい。 「そうだ、友人がゆっくりが欲しいと言っていたな。友人のところに来るかい?」 「ゆゆ、そこはゆっくりできる?」 「多分ね」 「ゆっ! それならゆっくりしてあげてもいいよ!」 えらそうにふんぞり返るまりさを抱えて、私は菓子作りが趣味の友人のところへ歩みを進めた。 あとがきかもしれない ぬるーい。ぬるいですいろいろと。 ちなみに妻のありすですが、あの後立派なレイパーと化したそうです。 田吾作さんって本当に誰なんだ。 以上、EGSでした。 過去に投稿した話 実力の無い話 つよいよわいつよいよわい 独善的シーソーゲーム このSSに感想を付ける
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大きいもの買ったつもりが 私の友人のお話です。 ある日、一緒にショッピングに行き、いつも立ち寄るお店で友人が試着をしていんです。 サイズぴったしのよりも、一つ大きいのにすれば、私のお姉ちゃんも着れると言うことで友人はMサイズではなく、Lサイズのものを購入したのです。 もちろんその時は、友人のお姉ちゃんがどういう人なのか知りませんでした。 ショッピングをした2日後に友人から連絡がありました。 どうやら先日買った洋服の件で腹を立てているようでした。 聞いてみると、お姉ちゃんには小さいし、友人にとっても大きすぎる。 二人ともサイズがいまいち合わず、私にあげると言っていました。 結局その洋服は私が引き取り、今も着ていますが、サイズ選びってホントに難しいと思いました。笑 大きいサイズのドレス通販