約 632,065 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/261.html
諸君 私はゆっくりが好きだ 諸君 私はゆっくりが好きだ 諸君 私はゆっくりが大好きだ ゆっくり霊夢が好きだ ゆっくり魔理沙が好きだ ゆっちゅりーが好きだ ゆっくりれみりゃが好きだ ゆっくりフランが好きだ ゆっくり橙が好きだ ゆっくりみょんが好きだ ゆっくり藍が好きだ ゆっくりてゐが好きだ 平原で 街道で 森林で 草原で 神社で 工場で 屋敷で 空中で 鉄道で 個室で この地上で行われるありとあらゆるゆっくりいじめが大好きだ 行列を組んだゆっくりの一斉散歩を轟音と共に吹き飛ばすのが好きだ 空中高く放り上げられたゆっくり霊夢がれみりゃにばらばらにされた時など心がおどる 加工所員の操るフライヤーがゆっくりを揚げていくのが好きだ 悲鳴を上げて燃えさかる巣から飛び出してきたゆっくりを弾幕でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった 捕獲棒をそろえた所員の横隊がゆっくりの家族を蹂躙するのが好きだ 恐慌状態の新人が既に息絶えたゆっくりを何度も何度も刺突している様など感動すら覚える 逃亡主義のゆっくり魔理沙達を木の上に吊るし上げていく様などはもうたまらない 泣き叫ぶゆっくり達が私の振り下ろした手の平とともに 金切り声を上げてシュウマイのようにぶちぶちと押し潰されるのも最高だ 哀れなゆっくり達が小賢しく文句をいい生意気にも立ち上がってきたのを 80cmマスタースパークが森の一画ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える 竹林の発狂兎達に滅茶苦茶にされるのが好きだ 必死に守るはずだった家族が蹂躙され子ゆっくりが食べられ殺されていく様はとてもとても悲しいものだ アリスの人形に押し潰されて殲滅されるのが好きだ 上海蓬莱に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ 諸君 私はゆっくりいじめを地獄の様なゆっくりいじめを望んでいる 諸君 私に付き従う虐待スレ諸君 君達は一体何を望んでいる? 更なるゆっくりを望むか? 情状酌量の余地のない糞の様なゆっくりを望むか? 盗み食いの限りを尽くし太陽畑の向日葵を殺す滓の様なゆっくりを望むか? 『ゆっくり! ゆっくり! ゆっくり!』 よろしい ならばゆっくりいじめだ 我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ だがこの暗い隔離スレで3スレもの間ゆっくりしてきた我々にただのゆっくりいじめではもはや足りない!! 大ゆっくりいじめを!! 一心不乱の大ゆっくりいじめを!! 我らはわずかに3スレと580レス 三千人に満たぬ敗残兵に過ぎない だが諸君は一騎当千のおにーさんだと私は信仰している ならば我らは諸君と私で総力300万と1人のおにーさんとなる 我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけているゆっくりを叩き起こそう ほっぺたをつかんで引きちぎり眼を開けさせ思い出させよう 連中に恐怖の味を思い出させてやる 連中に我々の拳の音を思い出させてやる 幻想郷には奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる 三千人のおにーさんの戦闘団で 餡子を食らい尽くしてやる 「おにーさんの一人より全おにーさんへ」 目標・幻想郷の魔法の森!! 第一次饅頭ころころ作戦 状況を開始せよ YT
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4894.html
れみりゃシャッフル 十京院 典明 朝起きたら、家のれみりゃに赤ちゃん(?)ができていた。 一匹だけなのにどうやって繁殖したのか知らないが、れみりゃの回りを 小さな二匹のれみりゃが飛び回っているのだ。 「う〜♪」 「う〜♪」 当のれみりゃは段ボール箱の中で眠っているが… 俺はれみりゃのお家である”こうまかん”を覗き込む。 「う〜う〜…」 すやすやと眠っているれみりゃ。太平楽としたその顔つきはまさに幸せそのものといった風情だ。 (この不思議生物なら、『しあわせだから』って理由で子供の一匹や二匹生んだとしてもおかしくないんだろうなあ…) あるいは人智を超えた宇宙の法則にしたがって子供を作ってるのかもしれないが… 深く考えると怖いのでやめておく。 「おい、起きろ、れみりゃ」 「う〜あとごふん〜」 「よーし、10秒につき腕立て5回な」 「うでたてやだどぉ〜」 れみりゃは嫌々ながらこうまかんから這い出て来、ぶんぶんと飛び回るそれを目にした。 「う〜!れみりゃのおちびぢゃん〜!」 子れみりゃもうちのれみりゃを見て嬉しそうな声を上げる。 「うっう〜♪」 「まんまぁ〜!」 「やっぱそうなんだ…」 親子はすぐに仲良し。 「うっうー!」 「うあ☆うあ☆」 生物学的に見て親子なのかは怪しいところ、というかあきらかにアウトだが、 お互いに相手を家族と認識しているようなのでよしとする。こまけぇこたぁいいんだよ! * * * * 「で、だ」 「う〜?」 「うーうー」 「うっうー」 親れみりゃは床をごろごろし、二匹の子れみりゃは行儀良く手を前に揃えてホバリングしている。 俺は子れみりゃのこの仕草が大好きだ。こうやってうーうーと宙に浮いているれみりゃを見ると、 「ぬるいぢめしたいな〜」という、どこか暖かい気持ちが沸いてくるのだ。 「ヘイ!」 俺は子れみりゃの帽子を取り替えてみる。 「うー!」 「やめでぇ〜!まんまぁだずげでぇ〜!」 「うー!まんまぁにまかせるどぉ!」 親れみりゃは取り乱すことなく、二匹の子れみりゃの帽子を取り上げる。 それをそれぞれ元の持ち主のもとへ返すつもりなのだろうが……そうは問屋が下ろさない。 俺は子れみりゃ二匹の方に両手をのばし、その小さいながらも太ましい胴体を掴む。 両手に一匹ずつ掴み取ると、親れみりゃに背を向け二匹をシャッフル。 「ヘイヘイヘイヘイ!!」 「あうーー!!」 「めがまわるどぉーー!!」 「ヘイヘイヘイヘイヘイヘイヘイヘイ!!」 「うあーー!!でびびゃのおぢびぢゃんーーー!!」 「ほれ、返してやるよ」 すっかり目を回した二匹の子れみりゃをポイと放る。 「うーおちびちゃん……」 握りっぱなしだったお帽子を返してやろうとして、親れみりゃは固まる。 「うー?うー?あうー?」 どちらがどちらかわからなくなってしまったに違いない。 「う゛……う゛……あ゛う゛……」 「どうしたんだ?れみりゃ?ん?」 「あーーうーーー!!おちびぢゃんごべんなざいだどぉーー!!!」 慟哭するれみりゃ。 * * * * と、ここでネタばらし。 「大丈夫だよ、帽子貸してみろ」 帽子を取り、その内側を覗き込む。 そこには、さっき奪った時に爪で刻んでおいた小さな印がある。 「この印があるほうが、こっちの……あれ?」 並んで床で目を回す二匹の子れみりゃは、生き写しのようにそっくりだ。 「あ、あれ…?どっちがどっちだったっけ…?」 「おぼうじぃぃぃぃ!!!おにーざんおぢびぢゃんにちゃんとおぼうじがえじであげでぇぇぇぇ!!!」 「あ、いや、ちょ、ごめ」 「う゛う゛う゛う゛う゛う゛ーーーーー!!!!」 「こ、ここはおにーさんのゆっくりぷれいすだよ!れみりゃはゆっくりしてね!」 「う〜まんまぁ〜?れみりゃのおぼうしどっち〜?」 「れみりゃのはぁ〜?」 「う゛う゛う゛う゛う゛う゛ーーーーー!!!!」 END このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3532.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※駄文の癖に長い ※うんうんとかまむまむ注意 ※パロディがあります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! CAUTION!! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― れみりゃ調教日記 200⑨ねん 1がつ24にち れみりゃ調教中 れみりゃを精神的に追い詰める。 れみりゃにぷっでぃ~ん(笑)をあげる、と騙せばホイホイついてくる。 餡子脳も近頃は進化してるらしいのに。馬鹿な肉まんである。 「ぷっでぃ~んをはやぐもっでご~ぃどぉ♪」 無視。 五分後… 「はやぐじろ~!!ざぐやにいいづげるどぉ!!」 流石に五月蝿い。しょうがない、返事してやろう。なんて親切なんだ、私は。 「ぷっでぃ~んあげるなんて誰が言った?」 「おまえがいっだどぉ!!はやぐじろばばぁ!!!」 「うるさいわね肉まん。人間様に向かってなんて口の利き方をするの?」 「しかもまだ19だし」 あくまでも本当のことだけを冷静に返す。 でも追い詰めることが出来ない! そうだ!此処で我が家の奴隷を透明な箱に詰めて連れてきたら追い詰めることができるかも! 「れいむ!まりさ!ありす!ちょっとコイツになんか言ってやってよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 「わかったぜ!!」 「このうすきたないみじめないなかもののれみりゃをいじめればいいのね!」 ちなみにこの饅頭たちも調教した奴である。 「う?あまあま~♪」 「れいむたちはあまあまじゃないよ!!なまえがあるよ!ばかなの?しぬの?」 ムカつく言葉も上手く利用すれば、ほら。 「ぎゃお~た~べちゃうぞ~♪」 「れみりゃはまりささまたちにひざまずいてればいいんだぜ!」 ゲスまりさも鞭とかでやればこんなにも役立たせることができる。 「あまあまどもはしゅうだんでひきょ~だどぉ~♪た~べちゃうぞ~♪」 「それしかいうことがないのかしら?いなかもののれみりゃは?」 いなかもの、という言葉も上手く利用してみたよ! だけど、物足りないので3匹の箱の中に手作りプリンを入れる。 「う~♪おそいどぉ~♪う?それはれみりゃのだどぉ!!あまあまのじゃないどぉ!!!」 五月蝿いブサイク。 一方の奴隷たちは大喜びだ。 「うえてるれみりゃのまえでたべるぷっでぃ~んwはおいしいね!!」 「こんなおいしいぷりんをれみりゃがたべるなんてもったいないぜ!!」 「そうよね!!」 そんな奴隷たちをしばらく休憩させて置き、私はれみりゃに笑顔で話し掛けた。 「ねぇれみりゃ。そんなにぷっでぃーんwが食べたい?w」 「いまたべさせればゆるしてあげるどぉ~♪れみりゃはやさし~どぉ♪」 イラッと来たが、私は笑顔を崩さず言った。 「じゃあさ、私に忠誠を誓ってみてよ。誓うことが出来たらぷっでぃ~ん(笑)を食べさせてあげる。」 肉まんに忠誠、なんてわからないとは思うけど。 「はやぐじろ~!!!」 「そうか~。肉まん如きに忠誠なんて誓えないか。じゃあ私の靴の裏舐めて。そうしたら食べさせてあげる。」 「そんなことはいいからはやくもってくるどぉ~♪」 ブチリ。 この音は私の堪忍袋の緒が切れた音であり、れみりゃの腕が切れた音でもある。 ここで私は初めて笑顔を崩した。 「少し…頭冷やそうか…」 れみりゃは何かを悟ったのだろう。 れみりゃは私の靴を舐めはじめた。屈服刻印Lv1を取得 それにしてもこのれみりゃ、無様である。 「あはは。本当にやるとは。でもぷっでぃ~んwなんてあげるわけないじゃない!」 私はとりあえず奴隷たちに見せつけた。 「あのれみりゃがぷっでぃ~んのために靴まで舐めるとは。おおぶざまぶざま」 「いいながめだぜ!!!」 「さすがいなかものね!!」 カシャッ。 今日の一枚。 れみりゃ、靴を舐めるでいいかな。 200⑨ねん 1がつ25にち れみりゃ調教中 れみりゃのビデオを撮る。 昨日はあの後、首輪をつけ目隠しをし部屋に縛り付け、拘束しておいたから逃げる心配は無かった。 部屋のドアを開けるとうんうんやしーしーが垂れ流しになっていた。 昨日かられみりゃは我が家のゴミ箱になっている。 埃を食べさせ、野菜クズを食べさせた。 勿論、このノリでうんうんやしーしーを処理させないというわけにはいかない。 「おられみりゃ。自分で出したものはちゃんと食おうね。」 れみりゃの顔は涙と鼻水でぐちょぐちょになっていた。 きっと喜びの気持ちと感謝の気持ちで泣いちゃったんですね。わかります れみりゃはじたばた暴れた。まあ確かに自分から出た汚物だもんね。でもそんなのかんけーね。 ビデオを回し始めた。 「皆さん見てください!れみりゃが自分から出たうんうんやしーしーを処理していますよ」 「いだい…どぉ…はなじで…」 「おらおら!『放して』じゃなくて『下品な奴隷れみりゃからお手を放してくださいませご主人様』だろうが!!」 ブチリ。 れみりゃの羽を千切った。ちなみに昨日千切った腕はすでに再生している。 すばやく接着し、羽が再生しないようにした。 「もう野生じゃ生きていけないね、うふ、うふふふふふふ」 「ごのげびんなどれいれみりゃがらてをはなじでぐだざいごじゅじんざまぁ!!!」 「うん、それ無理」 力を緩めるどころかさらに力を強めた。 「やべで!!ざぐやぎでぇえええ!!!わるいごどじだならあやばるがらぁ!!あだまづぶれじゃう!!!」 「そんな誰かもわからない人に助けを求めるよりこの調教をありがたく思いなさい。 それと『やめてください!粗相を致しましたのなら謝罪致します!ですから頭を潰さないで下さいませ』ね。」 「いやだいやだゆるじで!!!」 「何度言ってもわからないなんてダメなメス豚ね!!『お許しくださいませご主人様』でしょ!!!!」 手を放すと、ポケットから辛子を取り出した。 「どうしてもってのならこれしかないわ。」 カメラをれみりゃの手の届かない所に置くと、れみりゃを縛り固定し、れみりゃのおべべ(笑)を脱がした。 「きゃ~えっち~♪」 五月蝿い豚、と顔面パンチを食らわすと、れみりゃのまぶた、まむまむに辛子を塗りこんだ。 「いぎゃああああ!!!いだいいだい!ぶいで!!いまずぐぶいで!!」 「『痛いです!お拭き取りくださいご主人様』じゃなくて?」 と何処から出したのかわからない鞭で叩いた。 其の頃にはれみりゃもグッタリしていたので部屋を出た。 こう見えてお姉さんはグッタリしているところをやるのは好きではなかったのだ。 私、カメラを回収して編集したら知り合いと奴隷たちとビデオ鑑賞会するんだ…! 200⑨ねん 1がつ26にち れみりゃ調教中 れみりゃの前でビデオ鑑賞会をする。なんと、編集が終わらないフラグでは無かった!! 辛子を塗られ、拘束されているれみりゃの部屋のドアを開け、部屋に入った。 「ぷっでぃ~ん…」 「れーみりゃ♪今日はお客さんがくるの。ぷっでぃ~んを持ってきてくれるから大人しくしてろよコラ!」 といって、れみりゃの顔面をけった。 「いだいでず…」 ピンポーン。 家のインターホンが鳴った。 「はーい。」 来たのは虐待お姉さんの虐待友達の虐子だった。 「やあ。噂のれみりゃのビデオが見たくて。」 「いらっしゃい。ゆっくりしていって」 「あんた微妙にゆっくり化してるけど大丈夫?」 「ダメかも…」 2人は会話をしつつ、リビングへ向かった。 「お!コレか、噂のれみりゃは!!」 「うん、そう」 「一発殴っていい?」 「いいけど」 虐子が殴ろうとしたとき、れみりゃは口を開いた。 「おまえかどぉ?おぎゃぐざんは?れみりゃにぷっでぃ~んよこすどぉ♪」 開口一番これだ。困ったものです。 「そんなにぷっでぃ~んが食べたいならてめぇの腕でも食べてりゃいい!」 ブチリ。 「いだいでず!ぶっでぃ~んよごぜどがいわないがらおうでぢぎらないでぐだz…ごぼっ」 虐子が口にれみりゃの腕をねじ込んだ。 「割と暴力振るえば従順になるんだね。」 「まあね。加工場の人間なめちゃいかんよ!あ、そうそう、ビデオ見る?」 「あぁ、うん」 虐待お姉さんがDVDをセットし、再生させた。 しっかり、昨日撮った映像が再生された。 虐子、奴隷たち。そしてれみりゃの前で。 「うわあああああ!!みなうぃでぇえええええ!!!!!!」 れみりゃは何もしてないのに泣き出した。まったく失敬な奴である。 「うるさいこの奴隷メス豚。『見ないでくださいお客様』といえたら止めてあげようか?」 「みないでぐだざいおぎゃぐざまぁ!!!!」 れみりゃが言った途端、リビングは笑いに包まれた。 「あはははははっ!無様無様w」 「此処までやるれみりゃは初めて見たよ。最高傑作だねw」 「みじめなれみりゃだね!!」 「みじめなれみりゃはだまってじぶんのすがたをさらしてればいいんだぜ!!」 「いなかもの!」 ありすが田舎者、といった途端、田舎者コールが始まった。 「田舎者!」 「田舎者!」 「いなかもの!」 「いなかもの!」 「いなかもの!」 「うわあああああああ!!1ざぐやにいいづげでやるうううううううぁ!!!!!!!!」 「ざぐやに言いつけてやるだってさ」 「おお怖い怖いw」 2人は「たべちゃうだってさ」「おおこわいこわい」的なやりとりをした。 「あ、DVD見ないなら消しちゃうけどどうする?」 「れみりゃの言う事聞いてる事になるからいいや」 こんな感じでれみりゃの悲鳴をBGMに楽しく談笑した。 200⑨ねん 1がつ27にち れみりゃ調教中 れみりゃと散歩する。 「よっれみりゃ!」 ぶち。 羽を千切る。 「!!!!」 ほとんど反応は薄い。羽が再生しないように埋めた。 何かを悟ったんだろう。 「れみりゃ♪今日はお散歩に連れて行ってあげるよ♪」 といって首輪とリードを出した。 首輪はわざときつく締め、リードを取り付けた。ていうか取り付けるって取るの?付けるの?どっち? そんなことはどうでもいいが、れみりゃたちは外に出た。 だが、れみりゃは歩こうとしなかったので引き摺っていった。 肉塊になるまで。 そして肉塊になる頃には紅魔館についていた。 「すいませーん。十六夜咲夜さんはいらっしゃいませんかー?」 門番に話し掛けた。返事が無い。シエスタ中だった。 しんにゅうしますか? ニア はい いいえ 紅魔館に入り、しばらく歩くと、依頼主はいた。 「あ!この間の方ですね!肉まんですか?」 「あ、はい。コレです。ちょっと磨り減っててすいません」 「いえいえ。どうせ料理になっちゃいますしね」 「ではまた頼みたい事がございましたらまたどうぞ!」 「ありがとうございましたー」 依頼主の方は終始笑顔で話してくれたのでこちらとしても気分は良かった。 こうして、れみりゃの調教は終わった。 肉奴隷?いいえ肉まんですエンド by.名前って何ですか? ご自由にお読みください どうもはじめまして。名前って何ですか?というものです。 何故かれみりゃを書いてしまいました。 れみりゃは調教もの(色んな意味で)が描きやすいと思います。 ではまたお会いしましょう。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1357.html
うどんげファーストミッションPart2 「ふぅ・・・」 結局鈴仙も行き詰まっていた。しかし、師匠から引き受けた以上、早々に諦める訳にはいかない。 それがますます鈴仙を悩ますことになった。 「精神に影響を与える、か・・・」 戸の開く音がする。永琳が様子を見に来たようだ。 「どう?何とかなりそう?」 無言を答えにする。 「難航してるようね・・・ゆっくりは人間に割と近いと思うわ。 人語を話すから考えてることもわかりやすいし。最も知能は犬以下だけど。 人間と同じように考えてみたらどうかしら?」 鈴仙の頭にある考えが浮かんだ。 「ゆっくりは餡子が脳の働きをしているんですよね!?」 「ええ、そうよ。餡子の移植実験なんてのもやってみたわよね」 突然勢いづいた鈴仙に若干気圧されたような永琳。 「良いアイデアが浮かびました!師匠!ありがとうございました!!」 そのまま鈴仙はゆっくりを捕まえに外に駆け出して行った。 「がんばってねー!」(適当なこと言って諦めさせようと思ったのに・・・まあいっか) そんなこととはつゆ知らず鈴仙はきっと師匠は答えがわかっていて自分を誘導してくれたのだと信じていた。 「おらっしゃあゆっくりゲッチュウ!!」「ゆうううう!?」 妙に張り切っているうどんげは早速ゆっくりれいむの成体を一匹捕獲してきた。 実験にはれいむを使うことに決めた。れいむが一番扱いやすく単純だからと言うのが一番の理由だ。 「さあこの中でせいぜいゆっくりしてね!!」「ぐぎゅっ!!」 透明な箱のなかにれいむを押し込む。おなじみの箱かと思いきや、その箱は上の部分に蓋が付いていなかった。 「実験開始よ!!」(ドォォォォン!!)「な"に"ずる"の"お"お"お"!?」 れいむの悲鳴をBGMに妙なポーズを決めるうどんげ。その手には数本の針が握られていた。 針と言っても霊夢(否ゆっくり)が武器とするような物騒な物ではなく、針治療に使うような物である。 「さて問題です」「ゆ!?」「私はこの針で今から何をするでしょう!?」「ゆゆ!?いたいのはいやだよ!!ゆっくりやめておうちにかえしてね!!」 「甘ったれるなこのど腐れ饅頭がァーーーーーッ!!」「ゆ”っ!?」 れいむの頭、と言っても全部頭だが、に針が突き刺さる。 しかし語勢の割りには一気に下まで貫き通すというような刺し方ではなく、頭の上の方を浅めに刺していた。 一旦は死を覚悟したれいむの方にも意外だったようで、一瞬どことなく拍子抜けしたような顔をした。 「ゆ”っぐうっ!!」しかし針が皮を貫く痛みは決して小さくはない。 「いだい"よ!はや"ぐやめでね!!」涙目で訴えるゆっくり。 「やめないわよ」と鈴仙は無情に返し、針で中身をかき回し始めた。 クチュクチュ 「ゆ”ぅっ!?ゆ”っ!ゆっ!」れいむは体を痙攣させ始めた。 「ゆっ!ゆ”えっ!?」目が左右逆に動き出す。これは明らかに痛みから来る反応では無い。 「思った通りだわ・・・!」 脳を外部から刺激する。師匠のマッドな動物実験につきあった事から発想を得た。 単純なゆっくりならこちらの意のままに操ることすら可能かもしれない。 「お脳のあたり痛くないですかぁ~?」 ますます調子にのったうどんげがれいむの中をかき回す。 「いっ!いだいよっ!やっや”やめっででねね”!!」 痙攣しつつも反応する。 「脳に痛覚なんて無いわよ。あんたには脳もないけどね」 サディスティックな笑みを浮かべながられいむの餡子をやさしくいじくる。 「ゆぅっ!?なんだかすごくおなかがすいてきたよ!?」 どうやらツボを見つけたらしい。何度かそのあたりをつつく。 「おっ!お”な”がずい”だっ!おねえざんっ!なにかたべないとしんじゃうよっ!」 死ぬはずがない。とりあえずこの位置を記録しよう。 鈴仙は自らの本来の能力を使い、光の波長を狂わせた。一部の光をX線に変え、れいむを通り抜けたところで再び可視光に戻す。 このような手段を使って鈴仙は物の内部を見ることも出来るのだ。すごいぞうどんげアイ!! ちなみにこの能力はうまく使えば一部の物だけを透けさせることもできる。師匠の服を透かして全裸をいやなんでもないよよい子のみんなは真似しちゃ駄目だよできないけど。 記録を終えた鈴仙。 「ここは空腹感、と」 次に鈴仙は針になにやら導線のような物をつなぎ始めた。 「ね”え”!はや”くたべも”のちょうだい”!!」 餓死直前のような悲壮な顔をしている。丸々艶々しているので説得力なんて無いのだが。 「はーいいくわよー」 そう言って鈴仙はなにやら導線のつながった先の機械のような物をいじる。 「ゆゆっ!」針に電流が流れ、「ツボ」を刺激する。 「ゆー!おなかいっぱいになったよ!!」うってかわって明るい顔になるゆっくり。 「あー満腹にもできるのね。じゃあこれは?」電圧を変える。 「ゆゆー!!もうたべられないよー!!」電圧を変える。 「ゆっ?またおなかが減ってきたよ!?」電圧を変える。 「ゆ”ぅぅぅっ!!お”な”がへっだよ”!!!」電圧を変える。 「ゆ”ががっ!じん”じゃうっ!!だずげでぇえええ!!」電圧を変える 「ゆ”あ”あ”あ”あ”あ”があ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」 普通に生きていたのでは決して味わうことの出来ないほどの空腹感に襲われるれいむ。 一方鈴仙は記録をとるだけである。どうせまた腹一杯だと思わせることが出来る。それどころか満腹なまま餓死するゆっくりさえ作れるのだ。 相も変わらず空腹に絶叫するれいむ。 「うっうー♪」 そこにどこからかゆっくりれみりゃが現れた。しかも体付きだ。れいむの大声に反応してやってきたらしい。 邪魔だから潰しに行こうと鈴仙が立ち上がった途端、 「う”がっ!?にぐまんんっ!!?」 凄まじい勢いで導線を外しつつ箱から飛び出したれいむ。 「がおー♪だべちゃぶぎゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」 れいむに食いつかれ、れみりゃはお決まりの台詞も言えない。 「ぶあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!ざぐやどごお”お”お”おおお!?」 たった一匹のれいむに全身を食いちぎられ、れみりゃは泣きながら転がり回っていた。 鈴仙は面白いからとりあえず観察することにした。 「にぐまんっ!うめ”え”っ!!でもたりないい!!」 れいむはれみりゃをどんどん体内に納めてゆく。一方のれみりゃはまさかれいむに喰い殺されようとしているなど信じられないようだった。 「ざぐやあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”だじゅげでえ”え”え”え”え”え”え”!!」 最後に残った頭部はその絶叫を最後にれいむに丸飲みにされた。 「うめえ!うめえ!」 グロテスクに巨大化したれいむ。まさか体付きのれみりゃを再生する間も与えず食い尽くすとは思えなかったし、第一ゆっくりがそれだけ物を食べられるとも思えなかった。 「ゆ”っ!?」れいむの顔が苦痛に歪む。やっぱり吐くのか?と鈴仙が身構えた瞬間 パァン!! 破裂した。あたりにゆっくりの皮と餡子とれみりゃの体の破片が飛び散った。 「い・・・一体何が起こったの!?」 再び様子を見に来た永琳は絶句した。 餡子まみれの部屋には肉まんの香りが漂い、れみりゃの生首が餡子に包まれて転がっている。 部屋の中央では弟子が顔にゆっくりれいむの皮を張り付け、肉片の混じった餡子と肉汁にまみれて固まっている。 飛んできた針が刺さらなかっただけマシだった、と鈴仙は思った。 一方れいむに刺さっていた針は窓から飛び出していった。 「むきゅー♪」 様々な偶然が奇跡的に重なった結果、その針は竹藪で他のゆっくりとともに遊んでいたゆっくりパチュリーに突き刺さった。 「ゆ”っ」 「どうしたのぱちゅりー?」「ゆっくりできる!?」 「お”な”がずい”だよ”お”お”お”お”お”お”お”!!!」 翌日竹藪の一角のゆっくりがすべて消え、その代わりに大量の餡子と皮がまき散らされているのを発見した。 変質者(妖怪?)が出没したのではないかと永遠亭はその噂に持ちきりになり、原因を作った鈴仙もそう思って怖がっていた。 続く このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3189.html
『孤独のゆっくり』 ※パロディネタを多く含みます ※劇中人物の独り言が多いのは仕様です 今にも泣き出しそうな曇天の空の下、一人繁華街を往くスーツ姿の男。 個人経営の輸入雑貨店を営む彼は、名を吉祥寺吾郎といった。 今日も今日とて顧客先を周り、得意先にヴェネチアグラスを納品したところだ。 一仕事終えた吾郎は、背広を肩にかけて煙草に火をつけた。 「……さて、今日は何を食おうか」 時間は既に15時を回ろうとしている。 予想外に仕事が長引き、吾郎はすっかり昼食をとるタイミングを逸してしまっていた。 「うーん、こんな時間に一人で牛丼ってのも間抜けだしな……」 駅前の大通りを歩きながら、吾郎は周囲の店に目を配る。 牛丼、カレー、ラーメン、パスタ、ハンバーガー……色とりどりの軒先が並んでいる。 けれど、どうにも吾郎の中でピンとくるものがない。 そうして、決めあぐねているうちに、吾郎は駅前の繁華街の端にまで来てしまう。 「しまった、アーケードはここで終わりなのか」 顎に手をやり、顔を渋める吾郎。 いま来た道をまた戻ると思うと、何となく気が重かった。 「まてよ……そういえば、このあたりにはアノ店があったよな」 吾郎は、数年前この街を訪れた時のことを思い返して、顔を少年のように輝かせた。 「うん、そうだ。こういう時は、"れみりゃ屋の肉まん"で決まりだ」 "れみりゃ屋" それは文字通り、れみりゃが子れみりゃを調理して出す、肉まん専門店だ。 駅の中心からは少し離れているが、その味はコンビニで売っているものの比ではない。 吾郎は、かつて一度だけ食べたその味を反芻して、口の中を涎であふれさせた。 「いかん、想像したらよだれが止まらん」 一刻も早く、あのジューシーな肉餡を頬ばりたい。 その思いだけで、吾郎は足早に道路を進んでいく。 15分後、吾郎は目的の場所へ到着した。 だが。 「あれ?」 そこに、肉まん屋は無かった。 親れみりゃが店頭で泣き笑いを浮かべて実演販売をしていた店は、 不況のあおりで既に閉店して久しく、代わりにどこにでもあるコンビニがテナントとして入っていた。 「ガーンだな……俺の胃袋は完全に"れみりゃ屋の肉まん"になっていたのに」 意気消沈する吾郎。 仕方なく、適当な店を探しながらあたりをつろつくが、中々店は見つからない。 さらに吾郎に追い打ちをかけるように、ポツポツと雨が降り出してきた。 「うわー、ついに降り始めちゃったぞ」 背広を傘代わりにして、小走りで雨宿りできる場所を探す吾郎。 すると、少し先に甘味屋らしい店が見えた。 時刻は間もなく夕方を迎えようとしている。 あの店で何かつまんで夕飯で仕切り直すのも良いかもしれないと、吾郎は考えた。 「ええーい、どこでもいい! ここにはいっちまえ!」 意を決して、吾郎はその店の暖簾をくぐる。 すると、予想外の声が吾郎を出迎えた。 「いらっしゃいだどぉー♪」 「うー、いらっしゃい」 「え?」 こぢんまりとした和風の店内にいたのは、 胴体有りのゆっくりれみりゃと、同じく胴体有りのゆっくりフランだった。 2匹はそろいのエプロンをしており、 れみりゃはカウンターの中に、フランはホールにお盆を持って立っている。 他に店員は見あたらない。この店は、この2匹のゆっくりがやっている店だった。 「ほぉ、ゆっくりがやっている甘味屋なのか」 普段ならば、ゆっくりが店をやっていること自体に疑問を感じるところだが、 今の吾郎は腹が空きすぎていてそれどころではなかった。 「ふーん、なかなかいい感じの店じゃないか」 カウンターの席に座って店内を見渡す吾郎。 内装はしかっりしていて、とてもゆっくりが用意したのものとは思えなかった。 カウンター内のキッチンにしても、れみりゃが料理しやすいよう特注のサイズになっている。 おそらく、この店のオーナー……ゆっくりに店をやらせると企画した人間がそろえたものなのだろうと、吾郎は合点をつけた。 「おや?」 壁にかかったメニューを眺めていると、吾郎はふと数枚の写真が飾られていることに気づいた。 そこには、何やら大勢のれみりゃと一人のメイドに祝福されている、1匹のれみりゃが写っていた。 「あ~ぅあぅ~♪ れみりゃのことがきになるのねぇ~ん♪」 吾郎が写真を眺めていると、カウンターのれみりゃがパタパタ飛んできて、 下膨れスマイルをぬぼぉーっと近づけてきた。 「あれは?」 「うっうー♪ なんとれみりゃは、おーわんぐらんぷりでゆうしょうしたんだっどぉー♪」 吾郎の横で、れみりゃはえっへんと胸を張る。 人間の目で区別は難しいが、目の前のれみりゃこそ、写真で祝福を受けているそれであった。 「おーわん?」 「おぜうさまわんぐらんぷりにきまってるんだどぉー♪ れみりゃってばおぜうさまこうほにえらばれちゃったんだどぉー♪」 幸せそうに微笑むれみりゃは、こぼれ落ちそうな大きな頬と下膨れを両手で押さえた。 それかられみりゃは、幸福感を体現するように、"うぁ☆うぁ☆"リズムを刻み始めた。 このままでは埒があかないと思った吾郎は、話題を切り替えることにする。 吾郎は、とにかく早く何かを胃に詰め込みたかった。 「なにかオススメは?」 「うぁ? うちはなんでも"あまあま☆でりしゃすぅ"なんだっどぉーぅ♪」 自慢げに答えて、れみりゃはカウンターの中へ戻っていく。 そして、箱の中から子ぶりの"ゆっくりれいむ"を取り出すと、それに竹串を突き通した。 「うっう~♪ すぴあ☆ざ☆ぐんぐにるぅ~♪」 それを数回繰り返して、大ぶりな串団子を作るれみりゃ。 れみりゃはそれを火のたかれた網の上に置き、ハケで黒いタレを塗っていく。 ゆっくりれいむの餡と、黒いタレが焦げて、店内に凄まじく甘い匂いが立ちこめた。 「れみりゃのつぐっだおまんじゅーおいしぃどぉ♪ たれがぷっでぃ~ん☆のおあじなんだどぉー♪」 楽しそうなれみりゃを余所に、吾郎は壁にかかったメニューに目を通す。 そこには、吾郎の心を引きつけるメニューが数点だけだが存在した。 れみりゃの焼いている団子を無視して、吾郎はそのメニューを読み上げる。 「えと……じゃあ、この煮込み肉まんを一つ」 煮込み肉まん。 いったいどんな料理なのかは吾郎にもわからなかったが、これも一つの縁だと思った。 けれど、れみりゃはその注文を聞いた数秒後、ゆっくり吾郎の期待を裏切るのだった。 「う~♪ ごめんごめんだどぉー♪ それらいげつからなんだどぉー♪」 「むむ……」 ならメニューにのせるなと、心中で毒づく吾郎。 「……うーん、いかんなどうにもタイミングがズレている」 それならばと、第二希望を口にする吾郎。 「それじゃあ、この煮込みあんまんを……」 が、またしてもれみりゃは下膨れスマイルを左右に傾けた。 「う~? ごめんねぇ~ん♪ それもらいげつからなんだどぉー♪」 れみりゃは申し訳ないとでも思ったのか、カウンターの上に登り、 そこで"のうさつ☆だんす"を踊りだした。 「おこっちゃいや~んだどぉ♪ おわびにれみりゃのしぇくしぃーなおしりみせてあげるどぉー♪」 れみりゃは吾郎に向かって尻を突き出し、それを左右にプリプリ振り出した。 その動作が、ただでさえ空腹でイラついていた吾郎に、さらなる油をそそいでしまう。 「!!」 次の瞬間。 吾郎は、椅子から立ち上がり、れみりゃの片腕にアームロックを決めていた。 「うっうぁぁーー!? いっだいどぉーーー!!」 ガッチリ極まった腕に激痛が走り、れみりゃは悲痛な叫びを上げる。 大の男が手加減無しで極めたアームロックに、れみりゃの肉まんボディーは悲鳴をあげた。 「ざぐやぁーーだじゅげでぇぇーーー!! れみりゃのきゃわいいおででがぁーーー!!」 れみりゃの叫びなどお構いなしに、吾郎は腕に力を入れる。 すると、吾郎のすぐ横までフランがやってきて、吾郎を静止した。 「うー、それいじょういけない……」 フランの静止に、ハッと我に返る吾郎。 が、時は既に遅く。 れみりゃの片腕は吾郎の腕力に耐えきれず、引きちぎれてしまう。 「ぶっでぃ~~っん!!」 肉汁があたりに飛散する中、 れみりゃは絶叫し、あまりの痛みにカウンターの上で号泣しながらのたうちまわった。 「いかんな……ついやってしまった……」 自らが握る、れみりゃの片腕に目をやりつつ、溜息をつく吾郎。 引きちぎってしまったれみりゃの腕はまだ温かく、切断面からはジューシィーな肉餡とホカホカの湯気が覗く。 「……ごくり」 湯気にのって、肉まんの匂いが吾郎の臭覚を刺激する。 吾郎は、我慢できずに、自らが握っている肉まんを口へと運んだ。 「ん! これはうまい! いかにも肉まんって感じの肉まんだ!」 「あああ~~っ、でびりゃのぉ~~~! でびりゃのぉおででがぁ~~~!!」 咀嚼を繰り返し、予想以上の美味に感嘆する吾郎。 その傍らでれみりゃが必死の叫びをあげていたが、今の吾郎にそれが届くことはない。 「そうそう! こういうのでいいんだよ!」 むしゃむしゃと肉まんにかぶりついていく吾郎。 そんな吾郎の服の端を、くぃくぃとフランが引っ張った。 「おかんじょう……ごひゃくえん」 「ん、そうか……支払いがまだだったな」 勝手に食べてしまっては客としてマナーが悪い。 吾郎はフランの言い値に従い、500円を手渡した。 それを受け取り、満足そうに頷くフラン。 一方、れみりゃはホカホカ湯気をたてる肩口をおさえながら立ちあがり、吾郎に食ってかかった。 「べんしょーだっどぉー! でびりゃにぶっでぃんよごずんだっどぉーー!!」 うるいさいなと、吾郎は感じた。 吾郎は食事を堪能しているのを邪魔されるのが我慢できないタチだった。 吾郎は肉まんを食べるのをいったん止めて、フランに頼んで残りを包んでもらうことにする。 そして、肉汁を口から飛ばすれみりゃと向かい合った。 「がえぜぇー! ぞれでびりゃのだどぉー! おぜうざまごうほのだいじなおがらだは、じんるいのたからなんだっどぉー!!」 吾郎は喚き散らすれみりゃの体を持ち上げ、それを店の床へ叩きつける。 れみりゃはわんわん泣いて痛がり、這ったまま頭を抱えてがたがたと震えだした。 「やべでぇー!! もうぶただいでぇーー!!!」 痛みで起きあがることができず、れみりゃは這いつくばりながら抗議の声をあげた。 「どうじで、でびりゃをいじめるんどぉー!? でびりゃはごーまかんのあるじだどぉー! えらいんだどぉーかわいいんだっどぉー!」 四肢をどたばた振り回して、れみりゃはだだをこねはじめる。 こうなってしまうと、なかなか収集はつきそうにない。吾郎は、怒りを通り越して疲れを感じた。 「ぶっでぃんぐれぇー! ぶっでぃーーん!! じゃなぎゃうっだえでやるどぉーー!!」 「うるさい……」 「ぶっひぃ~~~ん!?」 殴り飛ばされ、店の端へ転がっていく、れみりゃ。 れみりゃを制したのは、吾郎ではなくフランの拳だった。 「ぶぁぁーー! ふらんじゃーん! なんでだどぉーー!?」 「おねぇさま、しょせんおじょうさま……でもおきゃくさま、かみさま」 「うあぁぁーー! ふらんじゃんひどいどぉーー!!」 やれやれと、吾郎はため息をついた。 もうここにいても仕方ないなと思い、吾郎は包んで貰った肉まんを片手に店を出ることにする。 「俺はこの店には場違いだったみたいだな……」 * * * 雨はあがり、空には夕日が浮かんでいる。 吾郎は公園のベンチに座り、自販機で買ったチェリオを片手に"れみりゃの片腕の残り"を頬張っていた。 「うん、このわざとらしい肉まん味!」 吾郎の視界の先では、子供達が元気に遊んでいる。 どうやら、羽をもいだ胴体無しれみりゃをボール代わりにして、バスケットボールをしているようだ。 "うううう~~~~っ" "うぁぁぁーー! まんまぁーーー!" "さくやぁーー! たすけてぇーーー!" そんな子供達の元気な様子を目におさめつつ、 吾郎は少年時代の郷愁をスパイスにして、肉まんを堪能するのだった……。 「……肉まんの味って男の子って感じだよな」 おしまい。 ただいま書きかけのネタの在庫整理中だったりします。 『孤独のグルメ』はネタ抜きで面白いマンガだと思うんですけどねー。 by ティガれみりゃの人
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/709.html
*豆れみりゃ=なんか手のひらサイズの小さいれみりゃ 珈琲豆的なれみりゃを挽くわけではありません 豆れみりゃ喫茶 by 十京院 典明 ホールからキッチンにコールが入る。 「店長ー、アイミル(冷たいミルク)1、お願いしまーす」 「はいよ」 砂糖壷から豆れみりゃを一匹取り出し、コーヒーカップの中に落とす。 店長はカップに牛乳を注いだ。 豆れみりゃは牛乳のおいしそうな匂いにうっうー!と喜びの声を上げたいが、そうするとどうなるかを知っているので、 何も言わずに黙っている。 店で使用されるこれらの豆れみりゃは、既に己の立場を理解している。 何かにつけ増長する性格はある程度のレベルまで矯正されており、己の生殺与奪権を持つのが人間であることも理解している。 やがてカップが牛乳で満たされる。ここでも動いてはいけない。体を動かしたせいで飲み物がこぼれたりしたら やっぱりお仕置きだ。お仕置き、それとも――死。 じっとして、冷たい牛乳に浸されたまま、ウェイトレスの手によってテーブルに運ばれる。 「冷たいミルク、お持ちいたしました」 ことん、とソーサーがテーブルに着地する。客の大きな顔が、白い水面に浮かんだ豆れみりゃの顔を覗き込む。 「(ごあいどぉ~ざぐや~)」 カップが傾けられる。 「(でも、おぜうさまはかわいいからきっとだいじょうぶなんだどぉ~)」 およそ8割と言われている。 豆れみりゃ達がさまざまな用途のために”お持ち帰り”される割合のことである。 残り2割は、店内で供される飲食物の添え物、もしくはデザートとして、このテーブル上でその命を終える。 「(おぜうざまはじにだぐないどぉ~~)」 豆れみりゃを使用するためにメニューはいずれも若干割高となっているが、 この一口目で豆れみりゃを口に含む人間もわずかながら存在する。砂糖漬けの豆れみりゃの味を単に愛好する人間や、 豆れみりゃにあっけない終わりを与えて喜びとする、迂遠な趣味の人間だ。 そういった人間は、自分だけはえれがんとだから大丈夫、と信じきっているに違いない豆れみりゃが、 あまりにもあっけない自身の終わりに絶望する様子を想像して(口に含んでしまっているのだから、見て楽しむことはできない) 快楽を得ることができるのである。ある意味かなりの上級者と言える。 あまりの恐ろしさに目を閉じていた豆れみりゃは、やがてカップがソーサーに置かれたことで 危難の半分が終わったことを理解する。 「(よがっだどぉ~~)」 不意の死は免れたものの、死の恐怖はいまだ去ってはいない。 客は豆れみりゃをじっと見下ろすと、手を上げて店内のウェイトレスを呼ぶ。 「チョコレートケーキ下さい。あと冷たいミルクもう一杯」 「かしこまりました。カトラリー(食器類)は、何組お持ちいたしますか?」 来た。 豆れみりゃはぎゅっと縮こまり、再び目を固く閉じる。 一組、と言えばそれはケーキのぶんだけ。 二組、と言えばそれは豆れみりゃ用の食器が要るということだ。 「(おねがいだどぉ~~!!でびりゃをだずげでほじぃどぉ~~!!)」 しかし、客の男は言う。 「二組下さい」 「かしこまりました。失礼いたします」 「(うわああああああああ)」 嫌だ。嫌だ。嫌だ。死にたくない。死にたくない。死にたくない。 立ったまま震えている豆れみりゃに客が言う。 「おい、お前。踊れ」 豆れみりゃは客を見上げる。 「(あう?)」 「上手に踊れたら、喰わないでやってもいい」 「(あうー!)」 豆れみりゃは感激した。客にぺこぺこと頭を下げ、かしこまって踊りを開始する。 「(うっうーうあうあ☆)」 「(れみ☆りゃ☆うー!)」 しかし、この喫茶店のために育成された豆れみりゃである。野生のゆっくりのようにのびのびと踊ったことなどない。 個体差はあるが、踊りはあまり上手でない。 ひどく拙い踊りを、拙いという自覚もないまま必死に踊る。 「(うっうーうあうあ☆) 「(れみ☆りゃ☆うー!)」 客は興味深げな顔で豆れみりゃを見る。 「本当に喋らないんだな、踊ってるときも……たいしたものだ」 豆れみりゃは踊り続ける。 「(うっうーうあうあ☆) 「(れみ☆りゃ☆うー!)」 「(れみ☆りゃ……)」 つるん。 「(うぁ~!?)」 カップの底に残った牛乳に足を滑らせた。 「(しっぱいしちゃったどぉ~。 ……あう!?)」 起き上がった一瞬後、自分がしてしまったことの重大さに気づく。 「(も、もういっかいだどぉ~。おぜうさまのじつりょくはこんなもんじゃないんだど~!)」 しかも丁度その時、客の注文した品が運ばれてきてしまう。 「追加のご注文、お持ちいたしました」 「ありがとう」 客の目が、傲然と豆れみりゃを見下ろした。 「(やだどぉ!!ちがうんだどぉ!!おぜうざまはほんとはもっとえれがんとなんだどぉ!!じにだぐないどぉ~~!!)」 冷たいフォークが豆れみりゃの頬を撫でる。 「……!……!」 飛んで逃げようとした。しかし翼は動かなかった。 大声で助けを求めようとした。だが声は出ない。 生まれた瞬間から、この用途のために特別の調整を重ねられてきた豆れみりゃだ。 いの一番に刷り込まれる”黙って死ね”の至上命令が豆れみりゃの問題行動を抑制し、店内の秩序を守る。 「(あうーー!!)」 死にたくない。死にたくない。死にたくない。 誰か。誰か。誰か。 死を感じ鋭敏になった知覚がある視線を感知する。思わずそちらへと振り向く。 女性店員がこちらを見ていた。必死で、助けを求める視線を送る。 「(あ゛う゛~~おねーざんだずげでぇ~~)」 だが、おねーさんは笑っていた。 「(おねー……ざーん?)」 その脇を別の店員が通り過ぎた。彼も笑っていた。 席待ちをしている二人連れの若者も、こちらを見て笑っていた。 みんな、豆れみりゃを笑っていた。 「(うぐぅぅぅぅ~~!!)」 フォークが引き上げられる。次にそれが突き立てられる時こそ、儚い命の費(つい)える時―― 「(どーじでだどぉ~~!!??どーじでおぜうざまがじななぎゃならないんだどぉ~~!!??)」 生まれてからこの最期に至るまでの数週間。それは、自尊心を育む機会などない日々だった。 れみりゃであるならばあって当然の、誰かよりえれがんとであるという実感。立派なおぜうさまであるという自覚。 そうしたものはついに与えられることはなかった。 ただ最後に残った自意識、自分が自分であるというその思いだけが、豆れみりゃにとって自らの命を輝かせる原動力だった。 それなのに、その何よりも愛しい命も、今ここで手折られようとしている。 想像していたよりも、ずっと早く。 「(やだどぉぉぉぉぉぉぉぉぉ)」 ――おぜうさまはぁ、やさしいにんげんさんにえれがんとなおうちにつれてってもらうんだどぉ~。 ――う~!おぜうさまもだどぉ! ――おぜうさまたちはえれがんとだからぁ、みんなしあわせ~になれるにきまってるどぉ♪ そんな風に、仲間達と励ましあった日々。 消費され、遠くない未来に死んでゆくという諦観はあったけれど、まだ終わりなど想像もしていなかった日々。 あの優しい日々には、二度と帰れないのだ。 全ての音が消えた。全ての光景が消えた。 目を閉じ、固く身を強張らせて、豆れみりゃは―― 「ははは、冗談だよ。」 「(あう?)」 「ちょっと怖がらせてみただけさ。僕の家でゆっくりしようね」 「(…………)」 ゆっくり? にんげんさんのおうち? 「(まだいきてられるどぉ?)」 客は店員を呼ぶ。 「これ、テイクアウトでお願いします」 「かしこまりました」 「(うっうーー!!うれちぃどぉーーーー!! にんげんさんありがとうだどぉーーーー!!)」 豆れみりゃは、客の手のひらの上で泣きながら笑った―― この店の最大の売り物である、最高の笑顔で。 「……」 それをうっとりと眺める双眸の残酷さには、ついに気づくこともなく。 END □ ■ □ ■ おまけ 別席のこの客は、ホットメニューの定番”豆れみりゃが熱湯風呂に耐えているさまを鑑賞”を楽しんでいる。 「(う゛~~!う゛~~!)」 「(あぢゅいどぉ~~!!じんじゃうどぉ~~)」 「(とってもあぢゅがっだどぉ~~、でもちょっとらくになってきたんだっどぉ~)」 「(ぽかぽかだどぉ~♪おぜうさまはがまんづよいんだどぉ~!ぎゃお~!)」 「あ、お湯下さい」 「どうぞ」 コポコポコポ…… 「(うあぁぁぁぁーー!!あぢゅいぃぃぃーー!あぢゅいどぉーー!!)」 もちろんこうしたニーズのために珈琲は濃い目に淹れてあり、カップも通常のものより二回りほど大きい。 また、1オーダーに付き一度まで、業務用スチームでの温め直しサービスが利用できる。 「(う゛ぅぅぅ~~~!!あぢゅいのやだどぉぉぉぉーーー!!)」 客は恍惚とした表情で、涙を流して熱さに耐える豆れみりゃを眺め続けるのだった。 END このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/60.html
半角 で始めると引用文になります。 最新追加作品はこのページにあります。 作品の後ろにある文字の説明はジャンルマークについてに纏めてあります。 ゆっくりいじめ系 ゆっくりについて ゆっくり加工場系 霊夢×ゆっくり系 魔理沙×ゆっくり系・森近霖之助×ゆっくり系 アリス×ゆっくり系 紅魔館×ゆっくり系 レミリア×ゆっくり系・小悪魔×ゆっくり系 美鈴×ゆっくり系 白玉楼×ゆっくり系・幽々子×ゆっくり系 紫×ゆっくり系・藍×ゆっくり系 永遠亭×ゆっくり系 永琳×ゆっくり系 てゐ×ゆっくり系・鈴仙×ゆっくり系・輝夜×ゆっくり系 慧音×ゆっくり系・妹紅×ゆっくり系 幽香×ゆっくり系 映姫×ゆっくり系・メディスン×ゆっくり系 阿求×ゆっくり系 にとり×ゆっくり系・射命丸×ゆっくり系・萃香×ゆっくり系 チルノ×ゆっくり系・レティ×ゆっくり系 ルーミア×ゆっくり系・ミスティア×ゆっくり系 プリズムリバー三姉妹×ゆっくり系・衣玖×ゆっくり系 パルスィ×ゆっくり系 ゆっくりれみりゃ系いじめ ゆっくりフラン×ゆっくりれみりゃ系・ゆっくり×ゆっくりれみりゃ系 ゆっくりフラン系いじめ ゆっくりパチュリー系・ゆっくりれーせん系・きめぇ丸系 ゆっくり静葉系・ゆっくりてんこ系・ゆっくりすいか系 その他 ゆっくりいじめ系ログ置き場 虐めSS・ジャンルものログ置き場 ゆっくりいじめ系 汎用カテゴリ。 ゆっくりいじめ.250 ゆっくりいじめ.500 ゆっくりいじめ.750 ゆっくりいじめ.1000 ゆっくりいじめ.1250 ゆっくりいじめ.1500 ゆっくりいじめ.1750 ゆっくりいじめ.2000 ゆっくりいじめ.2250 ゆっくりいじめ.2500 ゆっくりいじめ.2750 ゆっくりいじめ.3000 ゆっくりいじめ.3250 ゆっくりについて ゆっくりについて? そ ゆっくりについて2? そ ゆっくりについて3 ゆっくり求聞史紀?そ ゆっくり加工場系 ゆっくり加工場系21以前は虐めSS・ジャンルもの?にあります。 ゆっくり加工場系22 ゆっくり達の生涯 『加工場脱出編』(前編)?虐家機 ゆっくり加工場系23 ゆっくり達の生涯 『加工場脱出編』(中編)?虐性機料 ゆっくり加工場系24 ゆっくり達の生涯『加工場脱出編』 (後編)?虐環機 ゆっくり加工場系25 ゆっくり農園?そ環無 ゆっくり加工場系26 【加工場の一室で】虐家機無 霊夢×ゆっくり系 霊夢×ゆっくり系17以前は虐めSS・ジャンルもの?にあります。 「霊夢×ゆっくり系18は作者さんからの要請により削除しました。by管理人」 霊夢×ゆっくり系19 ゆっくりゃの親子?制 霊夢×ゆっくり系20 ドスまりさの真実?制 霊夢×ゆっくり系21 体付きとの違い?虐捕 霊夢×ゆっくり系22 どすまりさの失敗? 魔理沙×ゆっくり系・森近霖之助×ゆっくり系 魔理沙×ゆっくり系1 ゆっくりいじり?そ 魔理沙×ゆっくり系2 普通の饅頭と普通の魔法使い?虐そ 魔理沙×ゆっくり系3 ゆっくりときのこ?虐家薬 魔理沙×ゆっくり系4 ゆっくりの身の程? 森近霖之助×ゆっくり系1 代価? アリス×ゆっくり系 アリス×ゆっくり系12以前は虐めSS・ジャンルもの?にあります。 「アリス×ゆっくり系13および14と15は作者さん要請により削りました。by管理人」 アリス×ゆっくり系16 アリスのゆっくり水爆弾? 制 家 「アリス×ゆっくり系17は作者さんからの要請により削除しました。by管理人」 アリス×ゆっくり系18 昔話「ゆっくりありす? 紅魔館×ゆっくり系 紅魔館×ゆっくり系16以前は虐めSS・ジャンルもの?にあります。 紅魔館×ゆっくり系17 ゆっくり誕生秘話3? 紅魔館×ゆっくり系18 ゆっくり誕生秘話4? 紅魔館×ゆっくり系19 加虐性?虐 紅魔館×ゆっくり系20 ゆっくりはまさに世紀末? 紅魔館×ゆっくり系21 1-1? レミリア×ゆっくり系・小悪魔×ゆっくり系 レミリア×ゆっくり系1 レミリアと森のゆっくり 中編_1?虐性薬捕 レミリア×ゆっくり系2 レミリアと森のゆっくり 中編_2?虐性薬捕 レミリア×ゆっくり系3 レミリアと森のゆっくり_後編その1_18禁エロ?※年齢制限内容を含むため、本文は外部ページ レミリア×ゆっくり系4 レミリアと森のゆっくり_後編その2_1?虐性捕 レミリア×ゆっくり系5 レミリアと森のゆっくり_後編その2_2?虐性捕 小悪魔×ゆっくり系1 素敵な史書さん2?虐料 小悪魔×ゆっくり系2 ある村の冬の風物詩?虐家 小悪魔×ゆっくり系3 ゆっくりぱちゅりぃ?制 小悪魔×ゆっくり系4 紫饅頭にクイズ出せば自滅してくれる?制 小悪魔×ゆっくり系5 パティシエールな小悪魔? 小悪魔×ゆっくり系6 パティシエールな小悪魔2? 美鈴×ゆっくり系 美鈴×ゆっくり系15以前は虐めSS・ジャンルもの?にあります。 美鈴×ゆっくり系16 美鈴と森のゆっくり_後編_全年齢_2?虐制性 美鈴×ゆっくり系17 めーりんと美鈴?虐制性 美鈴×ゆっくり系18 レミリアと森のゆっくり_前編?※年齢制限内容を含むため、本文は外部ページ 美鈴×ゆっくり系19 ゆっくりめいりんの恩義_前?制 美鈴×ゆっくり系20 ゆっくりめいりんの恩義_後? 白玉楼×ゆっくり系・幽々子×ゆっくり系 白玉楼×ゆっくり系1 ゆっくりみょんいじめ? 制 白玉楼×ゆっくり系2 月見ゆっくり?制性料 白玉楼×ゆっくり系3 ゆっくり弾幕?虐 白玉楼×ゆっくり系4 妖夢とみょん? 白玉楼×ゆっくり系5 みょんとの出会い? 制 幽々子×ゆっくり系1 死を操る程度の能力?虐 紫×ゆっくり系・藍×ゆっくり系 紫×ゆっくり系1 ゆかりんとゆっくり?虐家性 紫×ゆっくり系2 都会のアリス?そ 藍×ゆっくり系1 ゆっくりマスター?虐そ共 永遠亭×ゆっくり系 永遠亭×ゆっくり系5以前は虐めSS・ジャンルもの?にあります。 永遠亭×ゆっくり系6 ゆっくり夫婦の出産-1?虐家性共 永遠亭×ゆっくり系7 ゆっくり夫婦の出産-2?虐家性共 永遠亭×ゆっくり系8 ずっといっしょ?虐制捕性 永遠亭×ゆっくり系9 ちょいワルマタニティー(笑)?虐制薬家 永遠亭×ゆっくり系10 仲違?虐家 永琳×ゆっくり系 永琳×ゆっくり系21以前は虐めSS・ジャンルもの?にあります。 永琳×ゆっくり系22 はじめ?虐環 永琳×ゆっくり系23 怖い?制薬 永琳×ゆっくり系24 ゆっくりアリス最後の日?制薬 永琳×ゆっくり系25 人間になりたいれいむ?虐環 永琳×ゆっくり系26 ゆっくリアン? てゐ×ゆっくり系・鈴仙×ゆっくり系・輝夜×ゆっくり系 てゐ×ゆっくりれーせん系1? 制 てゐ×ゆっくり系2 崩壊と嘘?虐環共 てゐ×ゆっくり系3 遊ぶ?虐環 てゐ×ゆっくり系4 楽園実験?虐環 てゐ×ゆっくり系5 酷い暇つぶし?虐家 鈴仙×ゆっくり系1 箸休め?虐環薬 鈴仙×ゆっくり系2 うどんげのゆっくり実験?虐家共 鈴仙×ゆっくり系3 うどんげのゆっくり実験2?虐共捕 鈴仙×ゆっくり系4 うどんげ実験3?虐 輝夜×ゆっくり系1 ゆっくりとした午後? 虐 輝夜×ゆっくり系2 輝夜の暇つぶし?虐環機 輝夜×ゆっくり系3 闊歩?虐 輝夜×ゆっくり系4 気まぐれの暇つぶし? 慧音×ゆっくり系・妹紅×ゆっくり系 以前のものは虐めSS・ジャンルもの?にあります。 慧音×ゆっくり系5 ゆっくり奇々怪々(上)? 慧音×ゆっくり系6 ゆっくり奇々怪々(中)? 慧音×ゆっくり系7 ゆっくろっく (上)? 慧音×ゆっくり系8 ゆっくろっく(下)? 慧音×ゆっくり系9 ゆっくり奇々怪々(下)?制 妹紅×ゆっくり系5 人食いゆっくり_前?虐家 妹紅×ゆっくり系6 人食いゆっくり_後?虐家 妹紅×ゆっくり系7 妹紅とゆでたまご?虐家 妹紅×ゆっくり系8 もこたんvsドスまりさ?制 妹紅×ゆっくり系9 妹紅と?虐性家 幽香×ゆっくり系 以前のものは虐めSS・ジャンルもの?にあります。 幽香×ゆっくり系7 ゆっくり後悔し続けてね!?制 幽香×ゆっくり系8 ゆっくりメーリン2?制 幽香×ゆっくり系9 ある馬鹿なゆっくりの話2?制共 幽香×ゆっくり系10 ゆっくり植えていくね!?そ 幽香×ゆっくり系11 ゆうかりんfA・大量虐殺ルート?そ 映姫×ゆっくり系・メディスン×ゆっくり系 映姫×ゆっくり系1 ゆっくり輪廻転生していってね!? 制 映姫×ゆっくり系2 ゆっくりの罪?制そ 映姫×ゆっくり系3 地獄で苦しめ?制環 メディスン×ゆっくり系1 風下注意?制環 メディスン×ゆっくり系2 風上に立つ?虐薬 阿求×ゆっくり系 以前のものは虐めSS・ジャンルもの?にあります。 阿求×ゆっくり系10 ゆっくりごーまがん?虐 阿求×ゆっくり系11 ゆっくりと焼きましょ?虐家 阿求×ゆっくり系12 鋼の糸? 阿求×ゆっくり系13 マイクロ要塞? 阿求×ゆっくり系14 虐待王AQN.? にとり×ゆっくり系・射命丸×ゆっくり系・萃香×ゆっくり系 以前のものは虐めSS・ジャンルもの?にあります。 にとり×ゆっくり系7 ゆっくりロケットに乗る? にとり×ゆっくり系8 ドスの卵? にとり×ゆっくり系9 火遊び? にとり×ゆっくり系10 YUSIN? にとり×ゆっくり系11 ほぺミキ? 射命丸×ゆっくり系1 カラス?虐家 萃香×ゆっくり系1 子鬼とゆっくり? 制 チルノ×ゆっくり系・レティ×ゆっくり系 チルノ×ゆっくり系1? 虐 道 チルノ×ゆっくり系2 大ちゃんの想い? 虐 チルノ×ゆっくり系3 妖精たちとゆっくり? 虐家 チルノ×ゆっくり系4 妖精と遊ぼう? 虐 チルノ×ゆっくり系5 歌うのをやめないで? 虐 チルノ×ゆっくり系6 ハードチルノ?制そ チルノ×ゆっくり系7 チルノ助ける?そ家 レティ×ゆっくり系1 レティさん家でゆっくり? 制 レティ×ゆっくり系2 挽歌?虐そ ルーミア×ゆっくり系・ミスティア×ゆっくり系 ルーミア×ゆっくり系1 ルーミアとゆっくり?虐家捕 ミスティア×ゆっくり系1 ゆっくりいじめ鰻篇 前編? 制 ミスティア×ゆっくり系2 ゆっくりいじめ鰻篇 後編? 制 プリズムリバー三姉妹×ゆっくり系・衣玖×ゆっくり系 プリズムリバー三姉妹×ゆっくり系1?そ性 プリズムリバー三姉妹×ゆっくり系2 花見ライブin白玉楼?そ プリズムリバー三姉妹×ゆっくり系3 【プリズムリバーのトランペット吹き】?制 衣玖×ゆっくり系1 衣玖さんとゆっくり? 虐 そ 衣玖×ゆっくり系2 ゆっくりてんこ大虐殺?虐家捕 パルスィ×ゆっくり系 パルスィ×ゆっくり系1 秘目? ゆっくりれみりゃ系いじめ 以前のものは虐めSS・ジャンルもの?にあります。 ゆっくりれみりゃ系いじめ60 ブログの女王? ゆっくりれみりゃ系いじめ61 れみ☆りゃ☆ぎゅー☆? ゆっくりれみりゃ系いじめ62 れみりゃをむーしゃむしゃー? ゆっくりれみりゃ系いじめ63 帽子のないれみりゃ? ゆっくりれみりゃ系いじめ64 サンタクロース? ゆっくりフラン×ゆっくりれみりゃ系・ゆっくり×ゆっくりれみりゃ系 ゆっくりフラン×ゆっくりれみりゃ系1 ゆくりれみりゃとフラン? 虐 制 共 ゆっくりフラン×ゆっくりれみりゃ系2 ゆっくりフラン? 虐 捕 ゆっくりフラン×ゆっくりれみりゃ系3 れみりゃのトモダチ奮闘記? そ捕共 ゆっくりフラン×ゆっくりれみりゃ系4 スクうーター? ゆっくり×ゆっくりれみりゃ系1 こわいこわい? 虐 制 捕 ゆっくりフラン系いじめ ゆっくりフラン系いじめ1 ここほれ うっうー!? ゆっくりパチュリー系・ゆっくりれーせん系・きめぇ丸系 ゆっくりパチュリー系いじめ1 ゆちゅりーいじめ虐 ゆっくりパチュリー系いじめ2 あるゆちゅりーの生涯虐捕家 ゆっくりパチュリー系いじめ3 ぱちゅりー? ゆっくりれーせん系いじめ1 DXトラップ? きめぇ丸いじめ系1 お1ついかが?? ゆっくり静葉系・ゆっくりてんこ系・ゆっくりすいか系 ゆっくり静葉系いじめ1 静かな毎日? ゆっくりてんこ系いじめ1 愛憎のゆっくりてんこ? ゆっくりてんこ系いじめ2 てんこを虐待してみた?虐無 ゆっくりすいか系いじめ1 ゆっくりすいか? その他 以前のものは虐めSS・ジャンルもの?にあります。 その他 オーバーテクノロジー? その他 ゆっくりの習性を利用してみた? その他 スィーまりさ 1? その他 スィーまりさ 2? ゆっくりいじめ系ログ置き場 ゆっくりいじめ.250 ゆっくりいじめ.500 ゆっくりいじめ.750 ゆっくりいじめ.1000 ゆっくりいじめ.1250 ゆっくりいじめ.1500 ゆっくりいじめ.1750 ゆっくりいじめ.2000 ゆっくりいじめ.2250 ゆっくりいじめ.2500 ゆっくりいじめ.2750 ゆっくりいじめ.3000 ゆっくりいじめ.3250 現在追加中 虐めSS・ジャンルものログ置き場 虐めSS・ジャンルもの? 現在追加中
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/5298.html
ゆっくりれみりゃ系いじめ ゆっくりいじめ.3250 ゆっくりいじめ.250 ゆっくりいじめ.1500 ゆっくりいじめ.3000 ゆっくりいじめ系2039 大蛇 ゆっくりいじめ.500 ゆっくりいじめ.2000 ゆっくりいじめ.1000 ゆっくりいじめ.2500 ゆっくりいじめ.1250 虐待おにいちゃんの作品集 ゆっくりいじめ.1750 ゆっくり設定集 ゆっくりいじめ系2788 ゆっくりみんな入ってね! 虐めSS・ジャンルもの ゆっくりいじめ系3068 廃倉庫にて、18匹 ゆっくりいじめ.2250 ゆっくりいじめ系641 ゆっくり葬式 ゆっくりボールマンの作品集 ゆっくりいじめ系2754 ゆっくりできないおみずさん ゆっくりいじめ系441 ゆっくりと理科実験 ゆっくりいじめ系3107 ゆっくりの生態 都会編 ~ハプニング~2 ゆっくりじめ系3217 おうちが壊されてゆん生が終わる ゆっくりいじめ.750 ゆっくりいじめ系1129 庇護 ゆっくりいじめ系225 ゆっくりたちの生き地獄 ゆっくりいじめ.2750 ゆっくりいじめ系3072 ゆっくりの生態 都会編 ~お仕事~(前編) ゆっくりいじめ系3211 ゆぎゃく ゆっくりいじめ系2269 加工場のいつもと変わらない一日 ゆっくりいじめ系883 解体お兄さん ゆっくりいじめ系1419 ゆっくりを飼いたいお兄さん 虐めSS・一覧 ゆっくりいじめ系1448 きれいなゆっくり ゆっくりいじめ系269 雪中のゆっくり前編 ゆっくりいじめ系888 元気な赤ちゃんゆっくり ゆっくりいじめ系3000 ゆっくりちるのは今日も行く ゆっくりいじめ系411 ゆっくり焼き土下座(前)_2 ゆっくりいじめ系1254 赤ちゃんを育てさせる ゆっくりいじめ系2548 ゆっくりにひたすら足焼きしてみた ゆっくりいじめ系207 ゆっくりわさび ジャンルマークについて ゆっくりいじめ系2825 ゆっくりと畑と野菜(1) ゆっくりいじめ系1132 庇護─選択の結果─ ゆっくりいじめ系2719 ある愛護団体のお仕事 ゆっくりいじめ系2880 最近の加工所 ゆっくりいじめ系2900 スーパー赤ゆっくりボール2-2 ゆっくりいじめ系1428 黒歴史 ゆっくりいじめ系147 奇形ゆっくり ゆっくりいじめ系3196 ある地域ゆっくりの悪夢 ゆっくりいじめ系502 お兄さんの歪んだ愛_2 ゆっくりいじめ系2535 げすとじじいと吹雪の日 ゆっくりいじめ系2352 赤ゆっくりとラッピング ゆっくりいじめ系2785 クリーム・コーヒー ゆっくりいじめ系236 画鋲 ゆっくりいじめ系1041 ゆっくり一家、デパートへ逝く ゆっくりれみりゃ系いじめ24 土用丑の日れみりゃの日 ゆっくりいじめ系313 ゆっくり家族とエターナルフォースブリザード ゆっくりいじめ系1265 好かれるゆっくりと嫌われるゆっくり ゆっくりいじめ系250 ゆっくり魔理沙が極限までゆっくりできる話2 ゆっくりいじめ系2 ゆっくり除草剤 ゆっくりれみりゃ系いじめ30 れみりゃのヘアカット ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子 ゆっくりいじめ系2809 理科室にて ゆっくりいじめ系1108 赤ちゃんまりさとまりさつむり ゆっくりいじめ系1858 ストレス爆発!! 1~3 ゆっくりいじめ系151 ゆっくり魔理沙が極限までゆっくりできる話1 ゆっくりいじめ系1532 可愛そうな赤ちゃんにゆっくり恵んでね 本当に可愛い赤ゆ ゆっくりいじめ系1438 きめぇ丸の恩返し 丁 ゆっくりいじめ系2646 れみりゃの子育て ゆっくりいじめ系3002 夏休みの宿題 ゆっくりいじめ系2751 ゆっくり達の生涯 『加工場の日常編 プロローグ(A)』 ゆっくりいじめ系2242 俺のちぇんに手を出すとは良い度胸だ改 感想フォーム ゆっくりいじめ系1737 そろーりそろーり ゆっくりいじめ系447 無限ループ ゆっくりいじめ系1527 ゆめであえたら ゆっくりいじめ系3106 ゆっくりの生態 都会編 ~ハプニング~1 ゆっくりいじめ系3129 さぁおたべなさい ゆっくりいじめ系511 ゆっくり焼き土下座(後)_01 ゆっくりいじめ系148 ゆっくりフランのある休暇 ゆっくりいじめ系2263 ゆしるだー ゆっくりいじめ3167 れいむ虐待 ゆっくりれみりゃ系いじめ32 俺はれみりゃが嫌いです ゆっくりいじめ系3151 ゆっくりと軍隊 ゆっくりいじめ系609 きらーうーぱっく ゆっくりいじめ系493 ゆっくりペットショップ ゆっくりいじめ系208 ゆっくり親子の窯焼き おまけ ゆっくりいじめ系1279 れいむよ永久に安らかに ゆっくりいじめ系2353 通りすがりの人間だ ゆっくりいじめ系2361 町内の動物2 ゆっくりいじめ系1939 飼いゆっくりが捨てられた 前編 ゆっくりいじめ系692 嗚呼、人違い ゆっくりいじめ系530 ゆっくりぺにぺに ゆっくりれみりゃ系いじめ40 くろひげ ゆっくりいじめ系466 ゆっくりに激しいぼうこうを加えるお話 ゆっくりいじめ系2757 れみりゃ牧場
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2168.html
注:容姿描写等は、あくまでもこの作品内のみのものです。 朝、村の男が畑へ出てみると、こそこそと作物を齧っている影を発見した。 ゆっくりめ、と思い後ろから近づき、その物体を掴む。 「おらあっ!クソ饅頭め、ぶち殺してやる!」 「に゛ゃあ゛!」 掴まれたゆっくりは涙を浮かべ、カタカタと震えている。 そのゆっくりを見て、男はおやっと思った。 男もそんなに見かけたことのない希少種、ちぇん種であった。 「わ、わるかったよー、ごはんがたりないんだよー」 「……………………」 その姿を見て、男の怒りが急速に薄れていった。 「……分かったよ、少しでいいなら持ってっていいぜ」 「あ、ありがとう!おじさんいいひとだね、わかるよー!」 ちぇんは作物を少し貰い、お礼を言って帰っていった。 ちぇん種は基本的に素直で可愛らしいので、人間達の間では非常に人気が高い。 もちろん程度にもよるが、このように畑を荒らしても許されることは多かった。 そして、その光景を一匹のゆっくりが遠くから見ていた。 十分ほど後、男が畑仕事を始めると、再びゆっくりが作物を齧っているのが見えた。 またかよ、と思い近づき、先ほどと同様に後ろから掴む。 「ごめんだぜ!おなかがへっていたんだぜ!」 それはまりさ種であった。 このまりさは人間に捕まっても少しも慌てていない。 さっきのちぇんと同じように、作物を分けて帰してくれると信じ切っていたのだ。 「てめえ、俺の畑になにしやがるうううう!!!!」 「ゆびゃ!」 男はまりさを地面に叩きつけると、力一杯、何度も踏みつける。 「死ね、この饅頭が!身の程をわきまえやがれ!」 「な…………なんでなんだぜ…………」 まりさ種はちぇん種と違い、自分勝手で図々しい。 畑を荒らしたり、家に上がりこんで自分の家宣言をすることなど日常茶飯事である。 そのため人間達の間では、ゆっくり随一の嫌われ者であった。 当然ちぇん種との扱いの差は天地の開きがあるのだが、そんなことまりさは知る由も無かった。 またある所に、一匹の瀕死のぱちゅりーが道で倒れていた。 石か何かでケガをしたようで、皮の一部を失って餡子が流出している。 そこに一人の女性が通りかかり、ぱちゅりーに気付く。 「た、大変!大丈夫!?」 「むきゅ……いたい……」 「待ってて、すぐ助けてあげるからね!」 急いで女性はぱちゅりーを、治療のために連れて帰る。 ぱちゅりー種は物分かりがよい分、人間の恐ろしさも熟知している。 そのため人間に危害を加えようとしない傾向が他のゆっくりよりも強い。 よって人間からは頭のいい、迷惑をかけない良いゆっくりだという認識を受けていた。 女性は再び家を出ると、近くをひたすら走り回った。 すぐに目的のゆっくりが見つかった。家族連れのれいむ種で、赤れいむも何匹かいる。 「いいゆっくりね、少し借りるわ」 「なにするの!れいむをはなしてね!」 「おねーしゃん、やめちぇね!」 「おかーしゃんをはなちぇー!」 赤れいむ達の声など聞く耳持たず、母れいむを家へ連れて帰る。 そしてすぐにぱちゅりーのいる部屋ではなく、台所へ向かった。 「はやくおうちにかえして…………ゆぎゃああああ!!!!!」 女性はれいむの皮を剥ぎ、中の餡子も少し貰い、ぱちゅりーの元へ急ぐ。 幸いぱちゅりーは、まだ死んではいなかった。餡子を入れ、れいむの皮を使い縫合する。 餡子があれば、ゆっくりはなかなか死なない。小一時間すると、餡子を得たぱちゅりーは完全に回復した。 「むきゅ、ありがとう、おねえさん!」 「いやいや、助かってよかったわ」 すっかり元気になったぱちゅりーは、森へと戻っていった。 ぱちゅりーが帰ったのを見届けてから、女性は台所へ戻る。 大きく皮を剥がれたれいむは、餡子を流出しきって死んでいた。 ほぼ皮だけとなったれいむを持って、赤れいむ達の元へ戻る。 「あ、さっきのおねーしゃん!」 「おかーしゃんをかえちてね!」 「ええ、分かってるわよ。ほら」 女性は母れいむだったものを、赤れいむ達に投げつける。 「お、おかーしゃんがああああ!!!!!」 「どぼちてえええええ!!!!!」 「ゆっくちできにゃいよおおおお!!!!!」 「あなた達のお母さんのおかげで、一匹のゆっくりの命が救われたわ!ありがとう!」 れいむ種はぱちゅりー種と違い頭が悪く、まりさ種同様平気で人間の食べ物を食べたり、人家に侵入したりする。 数が多いこともあり、人間達の間ではやはり嫌われ者であった。 またある夜、青年が森を歩いていると、ゆっくりみょんが体付きれみりゃに襲われていた。 「まつんだどぉ~☆」 「ちんぽおおおお!ちんぽおおおおおおお!」 ゆっくりみょんは卑猥な言葉を発するとはいえ、その性格に関しては意外と礼儀正しい。 そのため女性からはともかく、男性には好かれることが多かった。 「この肉まんが!喰らえ!」 「だどおおおおおお!!!!!!」 青年のパンチを喰らって、れみりゃは吹っ飛び、ピクピクと痙攣している。 体付きれみりゃは可愛さも頭脳も、数あるゆっくり種の中で最低レベルに位置する。 しかもれいむ種やまりさ種にはまともな者もいるが、体付きれみりゃにはほぼ皆無。当然嫌われ者である。 「さあ、今のうちに逃げるんだ」 「ありがとうだちーんぽ!」 青年に礼を言うと、ゆっくりみょんは森の中へ姿を消していった。 しばらく歩くと、似たような光景を再び目にした。 「うー!うー!」 「たすけてえええええ!!!!!」 今度は襲っているのは体無しれみりゃ、襲われているのはゆっくりアリスである。 ゆっくりアリスは青年を見るやいなや、青年に助けを求めた。 「お、おにいさん、たすけてくれてもいいわよ!」 「……………………」 「な、なんならおにいさんのいえを、ありすのいえにしてあげてもいいわ!」 「そうか、じゃあやめとくわ」 青年はそう言うと、ゆっくりアリスを掴み上げた。 「ほれ、こいつやるよ」 「んほおおおおお!!!なんでええええ!!!」 「うー!うー!」 ゆっくりアリスは人間へは物的被害はもちろん、精神的にも害を及ぼす。 それは手当たり次第に他のゆっくりをレイプし、またその時の顔が非常に醜いということだ。 小さな子供を持つ主婦からは、子供の教育に悪いと特に評判がよろしくない。 ゆっくりれみりゃは、青年に掴まれたありすをガツガツと貪る。 「ゆぎゃあああああ!!!!!」 「うー!うー!」 「うーむ、さすがに可愛いなぁ」 体無しれみりゃは捕食種ながら、その外見はゆっくりの中でも屈指の可愛さを持つ。 しかも体付きと違ってうーうー呻るだけでウザくないので、かなり人気が高い。 もちろん、れいむ種やまりさ種をよく食べるというのも人気の理由の一つである。 青年はれみりゃの食事が終わるまで、ゆっくりしてその光景を眺めていた。 さて、それらの噂を耳にしたゆっくり達で、悪巧みを企む者達がいた。 ゆっくりちぇん、ゆっくりぱちゅりー、ゆっくりみょんの3匹である。 彼らは先の話のちぇん達のような者達と違い、彼らの種にしては珍しい、ゲス気味のゆっくりであった。 「むきゅ、わたしたちには、にんげんはやさしいわ」 「ごはんもらいほうだいだね、わかるよー」 「にんげんをりようするんだちーんぽ!」 早速3匹で人里へ赴く。 人気者の3匹が勢ぞろいしている光景には、多くの人間が目を細めた。 「あらあら、可愛らしいゆっくり達ですね」 一人の少女が3匹に声をかける。 すると3匹は待ってましたとばかりに、少女に要求を始めた。 「むきゅ、わたしたちがかわいいのは、とうぜんよ!」 「だからごはんをよこすんだちーんぽ!」 「ひろいいえもねー、わかってるよねー」 「あらあら……分かりました。ではどうぞ、私の家へ」 少女はにっこり微笑むと、自分の屋敷に3匹を招いた。 その門には「稗田」と標識があったが、ゆっくりにとってこれが何を意味するかは無論知らなかった。 そしてその家で、3匹は知ることになる。 ゆっくりの種になど関係なく、どんなゆっくりも虐待する人間がいることに。 彼らが屋敷を出てくることは、二度となかった。 終 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1377.html
200X年、幻想郷は餡子の波に包まれ……てはいなかった。 れいむは裂かれ、まりさは叩き潰され、あらゆるゆっくりは絶滅したかに見えた。 ――――だがしかし、ゆっくりは絶滅していなかった! 新世紀救餡主伝説 饅頭の拳 ※以上まであんまり関係無いです。 ゆっくりは労働力として使え得るのか。 多くのお兄さんとおじさんとえーりんが挑戦し、夢破れていったこの命題を解決すべく、 金とヒマを持て余したおじさんこと俺が、尊敬する聖帝様とジャコウ様とスター☆リンを範として 「ゆっくりコルホーズ」を開設したのは確か昨年の春のことだったか。 以来このゆっくりコルホーズ略してゆルホーズでは、数多くの野菜が生産され、 それ以上に無数のゆっくりの屍を積み上げてきたのである。 自由の有難みも知らず、ひびゆっくりと称し堕落した生活を送っている饅頭どもに、労働の素晴らしさを伝えるべく、 ここでは日々早朝から夕方まで、遅いときは夜を徹して徹底的に革命的労働をさせてやるのである。 一年間立派に務めあげたゆっくりには野菜を持たせて森へと帰してやり、そうでないゆっくりはまた一年間畑の世話をする作業を繰り返させてやるのである。 無論後者か途中リタイアしかいないが。 働いている間の賃金は少量の食事と俺からの無償の愛である。愛ならば仕方ないな。 しかしただ働けと言ってこのド饅頭どもが働くはずもない。 酷いときには野菜を食い荒らした後、開き直って、 「ゆゆ! ここはれいむのゆっくりプレイスだよ! ゆっくり出来ないおじさんは出て行ってね!」 などとのたまうありさまである。 このテのを一々口答えするたびに潰していてはキリが無いため、このおゆうぎもロクに出来ない 饅頭どもに、何とか農耕というものを仕込んでやる必要があった。 そこで思いついたのが、「奴隷農耕法」であった。何も一から十まで仕込んでやる必要は無い。 農法を学ぶ自由などこの駄饅頭どもには必要ない。必要な時必要に併せて、やり方を指示し、出来ないのならば仕置きしてやれば良いだけのことである。 そうやって体に直接刻みつけることで、脳?ではなく体?に覚えさせて、日々従順でロボットのような饅頭が作り上げられていくという算段である。 しかし広い農場中のたくさんのゆっくりを、人間が指導管理するというのは如何にも面倒くさい。 労働の省力化という観点からみればマイナスである。 そこで俺はゆっくりのことはゆっくりに任せれば良いという判断を下した。 ここで目を付けたのは、ゆっくりをあっさり殺してしまう、我慢弱いゆっくりれみりゃやゆっくりふらんのような捕食種では無く、 ましてや労働力と同じ種のゆっくりれいむやゆっくりまりさでは無かった。 「ゆゆゆゆゆ……づがれだああああ! ゆっぐりでぎないいいいいい!!」 一匹のゆっくりありすが、地面から生えた雑草を引き抜く仕事を放棄して、ごろんとその場に転がった。 周囲のゆっくり達はその姿を見て何か言いかけるが、すぐに黙々と土に向かい自らの作業に戻った。 起き上ったゆっくりありすは、「ゆっくりしていってね!」と叫ぶが、誰もかまってくれないのを認めると、ぷっくりと膨れ上がって怒り始めた。 「とかい派のありすを無視するなんて、みんないなかものね!」 そう言うと自分の持ち場から離れ、ゆっくりありすはゆっくりまりさの元へと近付いていく。 「まりさー! いっしょにすっきりしよー!!」 「ゆ? ありす。仕事は終わったの?」 「とかい派のありすはこんなやばんな仕事なんてしないのよ! それよりゆっぐりじようよまりざー!」 ありすはまりさへと飛びかかると、自らの頬を押し付けてずりずりと頬ずりを始めた。 「ゆぎゅうぼっ!! やめで! やめでね! お仕事をざぼったら“れんたいせきにん”で ゆっぐりできなんぼおおおおおおお!!!」 「ひがえめなどごろもがわいいよまりざぁああああああああ!!!」 「いやああああああ!! おじおぎはいやあああああああああ!!!」 「はぁはぁ! わだぢがおじおぎじてあげるよまりざあああああああああ!!!」 ありすの頬ずりは勢いを増し、火も付かんばかりである。その様を見ていた他のゆっくり達は、何かに気付いたような素振りをすると、草むしりの仕事を再開した。 無論交尾に熱中するありすとそれに襲われるまりさは気付かないが。 絶頂に達しようとするありすは、まりさに己のリビドーの猛りをぶちまけようと更に体を震わす。 「まりざ! ずっぎりずるよ! わだぢのあいをうげどめでええええ!!!」 「はなじでええ! しごどにもどおっいでえええええええeぷぎゃぁっ!!!」 急に頬の感覚を失ったありすは、目を閉じたまま目の前にいる筈のまりさに叫んだ。 「どぼじでわだぢのあいをうげどめでぐれないのおお!!? ずっぎりざぜでよおお!!!」 しかし答えは無い。いぶかしむありすが目を開けると、そこにはまりさの姿は無かった。 その姿を探して左右を見渡し、そして背後を振り返った。 「ゆゆゆ! まりさ、ここにいたんだねー! いっしょにすっきりしよー!!」 その声に答えるかのように、まりさの体が一瞬浮き上がり振り向いた。 まりさは、割れた額から餡子を垂れ流していた。 「ゆ゛ぅ゛うぅうううう!!? ま、まりざあああああああああ!!??」 「ずっぐぃり、ぢだ、げっがが、これだぼぉ……」 だらだら餡子を流しながら、その場に崩れ落ちるまりさ。 そしてその背後には、まりさをありすの方へと振り向かせたゆっくりが佇んでいた。 その姿を認めたありすは、抑えきれない劣情を発散すべくそのゆっくりへと飛びかかった。 「ゆ、この際だれでもいいからすっきりさせtゆぎゃあっ!!?」 飛びかかったありすは足で踏みつけられ、その顔が地面に押し付けられる。 さきほどちらりと見えた姿から、そのゆっくりの正体がありすにもわかってきた。 青紫色の髪の毛にカチューシャを付け、青い瞳でありすを見下すこのゆっくり種こそ、 ゆっくりさくやであり、しかもメイド服な胴体付きというレアなゆっくりであった。 ありすを踏みつけたまま、さくやはゆっくりにしては「ひんやりー♪」な目を更に冷たく光らせると、ありすに向かって口を開いた。 「おいあなた、仕事はどうしましゅたの?」 「ありすはとかい派だからあんな泥臭い仕事には耐えられないよ! それよりも、いっしょにずっぎりっあびばっ!!?」 ぐに、とありすを踏み付ける足は力を増し、ありすの頭頂部に食い込んでいく。 「もういちどだけチャンスをあげましょう。 あなたのおしごとをいってみろ」 「わ、わだぢはただすっきりじだがっだだけなのにぃいいい!!」 「そう……」 呟くと、さくやはゆっくりと足をありすの頭部から引き抜いた。ありすは許してもらえたのか、と思い、へらへらと笑いながら顔を上げた。 「とかい派のありすをけがしたんだから責任とってもらわないと……ね?」 調子に乗ったありすの顔に、驚愕、そして恐怖の色が浮かぶ。 ゆっくりさくやが右手を高々と掲げて、振り下ろした。 「わたしはサボリ魔がだいきれぇなんだ」 先ほどすっきりしようとしたありすと、そのありすに襲われたまりさ。 更に畑の同じ区域で働いていた、ゆっくりれいむとゆっくりぱちゅりーが、額の傷口から餡子を流すまりさと並ばされ、 さくやが手からぶら下げたありすへの“せいさい”を見せられようとしていた。 ありすは顔中をぼこぼこにされた上、大切な髪飾りを投げ捨てられしまった。 髪の毛を掴まれ持ち上げられているありすは、最早抵抗する気力もなくぶらぶらと揺れている。 「れいむ」 「ゆっ、……はい!」 さくやに声をかけられたれいむは、怯えた表情でさくやに答えた。 「なんでありすとまりさの交尾を止めなかったの?」 「ゆゆ、れいむは真面目に働いていtひでぶっ!」 れいむの言葉が終らないうちにさくやの蹴りが飛び、れいむの顔面に痕を残す。 「だれがおまえのことを聞いたの? どうして止めなかったっていってるの」 「ごめんなざいいい!! ありすにれいぷされそうだったからいやだったんですううう!!!」 「そう」 げし、とれいむを蹴り飛ばすと、次にさくやはぱちゅりーに向き直った。 「あなたは」 「む、むきゅー、ぱちゅりーは体が弱いから何も出来なiぱちゅりりりりーっ!!!」 右頬を張り飛ばされ、体の弱さから中身が偏ったのか、ゆちゅりーはその場に崩れ落ちた。 「石でもなんでもなげて止めなさい。 次まりさ」 しかしまりさは答えを返さず、「ゆ、ゆ、ゆ」と息をするだけである。 さくやが無言で蹴飛ばすと、まりさはぶぴゅると額から餡子を噴き出して、そのまま動かなくなった。 しばらくしてれいむとぱちゅりーが何とか起き上がると、さくやは二人の前にぼこぼこになったありすの顔を突き付けた。 ありすは二人の顔を認めると、ゆっくり何とか口を開いた。 「ゆ、ゆ、ゅ、ゆっくり、たすけ、て、」 「ゆ! ゆっくり仕事も出来ないありすが悪いんだよ!」 「むきゅー! そのままゆっくりしねばいいのよ!」 「どぼじで、ぞんな、ご、ど、いぅのぉ?」 ぐい、と持ち上げられたありすは、髪を引っ張られる痛みに少し呻くが、最早大声を出すことも出来ない。 畑じゅうのゆっくりに見えるように、さくやが高々とありすを吊り上げる。 他のゆっくり達も、なんだなんだとその姿を見ようと近付いてくる。 その姿を見たゆっくり達は悲鳴を上げようとするが、そうすればさくやにお仕置きされることがわかっているので、誰もが口を噤んだままである。 「みなさん! このゆっくりありすはあろうことか仕事中にすっきりしようとするはんかくめいてきな とろつきすとです! これからこのはんどうてきなありすのしょけいをおこないましゅ!!」 「「「「「「ゆゆゆ!!」」」」」」 さくやの言ってることは本人含め誰もわからないが、しかし「しょけい」の意味は何となくわかる。 ゆっくりさくやは、ポケットからプラスチック製の使い捨てナイフを取り出すと、ありすの額に先端を押し付けた。 「さいごに言いたいことはありましゅか?」 「ゆゆゆゅゅゅ、もっと、ゅっくり、ぢだがっだよおおおぉぉぉぉ…………」 「そう、はんせいしていればいかしてあげるつもりだったのにね」 そう言うとさくやはぶすり、と額にナイフを突き刺した。 「ゆぎぃッ!?」 「さぁ、なんぼんめにしぬかなぁ~?」 ざく、ざくとナイフは北斗七星の形をなぞるように、ありすの顔面を蹂躙する。 傷口からカスタードクリームを流すことで、ゆっくりありすの形状が崩れていく。 「もぅ、もうやめでぐだざいっ! ごめんなざいっ!! ごめんなざ、いっ!!!」 余りの痛みにありすは最後の力を振り絞って叫び身を捩るが、何もかもが遅かった。 「しねぇッ!!!」 「ずっぎりいいいいいいいいいうわらばっ!!!!」 ぶぴゅっ、と七つ目の傷から盛大にクリームを噴き出すと、ありすは皮だけになって動かなくなった。 それを投げ捨てると、さくやは居並ぶゆっくりに向かって声をかけた。 「なにをさぼっているのおまえたち!」 「ゆゆ! れーむはさぼってなんかいないよ!」 「ゆ、いそいではたらくよ!」 「れーにんのいってることはわかるーわかるよー」 「ちんぽー!!」 「むきゅー! 」 「くちごたえするまえに働けー! こころをこめて畑のおせわをしろーっ!」 「おぜうさまのために野菜をつくれーっ!!!」 その夕、ゆルホーズのゆっくり達を小屋に追い込んで閉じ込めたゆっくりさくやは、籠一杯の野菜を持って、俺の元まで来た。 「おやさいをおもちしました!」 「よし、そこに置け」 縁側に座っていた俺の隣に野菜を載せた籠が置かれた。 今日収穫されたキュウリとナスを、ゆっくり検分すると一本のキュウリに歯型が残っていた。 「おいさくや、これは何だ?」 「う! それはれいむの歯型です! あとでシメておきますのでどうkえひゃっ!」 「口答えするなタコ」 俺がチョップした頭を押さえ、口から少しわらびもちを吐きながらゆっくりさくやがその場に蹲った。 「どーしよーかなー、これいっぽんでどんだけそんがいがはっせいするのかなー? ……今日はれみりゃ無しね」 「そんなせっしょうな! どぼが、どぼがおぜうさまのおせわをさせてくだざいいいいい!!!」 だらだら目からわらびもちの涙を流しながら、さくやは俺の足にすがりついてくる。うぜぇ。 「あー、わかったわかった。ただし今日はプリンは無しね」 「でも」 「デモもストもあるか。きゅうり一本でどんだけプリンが買えると思ってんだ」 無論きゅうり一本でプリンなんぞ買えんのだが、さくやはそのまま黙ってしまった。 中途半端に頭が良いって損するからヤだねー。 もう日も沈んだ頃に、さくやを連れて家の物置の隣の小屋に行き、そのカギのかかった扉を開けた。 コンクリート打ちっぱなしの、ボロボロの毛布とぬいぐるみの転がった部屋。 その毛布に包まっていたゆっくりれみりゃが、目をこすりながら起き上った。 「うー、おはようだどぉー☆ 」 「はい! おぜうさま! おはようございましゅ!!」 転がるように部屋に入ると、ゆっくりさくやはれみりゃの世話をはじめた。 確認すると、俺は扉を閉じカギを閉めて、家へと戻った。 今日はさくやに冷蔵庫に詰まった、タダで貰った賞味期限切れのプリンを持たせていないから、 れみりゃはすぐに機嫌を損ねるに違いないが、よくもまああんな脳に蛆の沸いたような肉まんの世話を出来るものである。 俺なら「ぷっでぃーん!」とか叫んだ時点で潰してしまうが、これが種のサガってヤツだろうか。 翌日ゆルホーズを覗くと、さくやがいつもより多くゆっくりをいじめていた。 どうやられみりゃの機嫌の損ねるという俺の予想は当たっていたらしい。 「きさまらー! こころをこめてたがやさんかーっ!!」 「ゆっくり働いた結果がこれだよ!」 テーレッテー ゆルホーズから次々に収穫される野菜の数々ぅ! しかし、れみりゃのためと思い働くさくやの知らぬ間にィ! ア! れみりゃの加工所行きと新しいれみりゃ購入が決定していたのだぁ! 次回ィ、饅頭の拳! 「わたしは妹様ふらん! れいむもれみりゃも許さない!」 さくや「お前はもうただの餡子の塊に過ぎん」 ゆっくり書いた結果がこれだよ! ゆっくり十八番~ノンフライ~氏の「ゆっくり咲夜」?を見て想像を膨らませた後、北斗談義してたらこんなのが思いついた。 このおじさんはジャコウみたいな卑劣なおじさんですが、どうせゆっくりさくやのゆっくり脳じゃ自分のおぜうさまが一定期間ごとに出荷されて、 その代わり新しい小さいおぜうさまが来ても気づかないので、本饅頭達は割と幸せだと思います。多分。 「汚物は消毒だ~!」とか「君たちは大事な労働力なんだ」とかも使えるね! このSSに感想を付ける