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『ゆっくりりぐる』 りぐるは蛍の様なゆっくりだ。大体は後ろ髪を虫の薄羽根のように使って飛び、 綺麗な水辺に住み付き、同じく水辺に住むゆっくり達と交友を結ぶ。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ぶーん。ゆっくりしていってね!!!」 ご近所のれいむとご挨拶だ。蛍なのにぶーんが口癖で良く他の虫に間違われる。 というよりもこの挨拶のとき以外はぶーんとしか言わないことが多い。 ひたすらにマイペースな所は同じくゆっくりのちるのと似ていた。 「いっしょにゆっくりしようね!!」 「ぶーん!!」 仲良しのれいむのお誘いだ。りぐるは嬉しそうにした後、 れいむの目線ぐらいまで高度を下げ、仲良く川辺で追いかけっこする。 しばらく遊んでお昼時。 「おなかすいたよ!!!」 「ぶーん!!!」 いきなり森林の中に突っ込むりぐる。 「ゆゆ?どこいくの?!」 そう言ったれいむの元にしばらくしてから、何かを口に咥えたりぐる戻ってきた。 それをポトッと落してなにやら自慢げな顔でれいむを眺める。 「みみずさんだね!!」 「ぶん!!」 「むーしゃむーしゃ、しあわせー!!」「びゅーんびゅーん、しあわせー!!」 りぐるは他のゆっくりに比べ雑食性に劣る。 淡水に住む巻貝、カタツムリに土中に住むミミズなどしか食べられないのだ。 だから、そういった貝類がすむ比較的綺麗な水辺や湿地帯でしかりぐるを見ることはない。 「すこしかわにつかってゆっくりしようね!!」 「ぶーん!!」 ・・・・・・・・・。 「ゆ。そろそろあぶないね!!ゆっくりつかっていたところがむずむずしだしたよ!!」 水に浸かった時のいつもの危険信号にれいむはすぐに水から飛び出す。 「ぶーん」 「ゆ!!あんまりおみずにつかってゆっくりしすぎるとだめだよ!!」 りぐるは平気な顔でぼけーとしていた。 水辺に住む性質上、りぐるの皮は水に溶けにくいお餅なのだ。 あせあせとするれいむを尻目に一人でしばらくぼーっとしていた。 そんなこんなで日が暮れて、 これからがりぐる達の本当の魅力が発揮される時間となる。 れみりゃも友好的なこの地方の川辺はゆっくり達の夜の社交場だ。 そしてそれを彩るりぐる達の見せ場でも合った。 後頭部をピカーッと光らせ飛び回るりぐる達は、それその物が計算された ライトアップに勝るとも劣らない美しい光の軌道を浮かばせ、 川辺に居るゆっくり達はそれに見惚れて愛を語り合う。 そして、れいむの友のりぐるも楽しげに存分に飛び回るりぐる達の中に居た。 とまあ長所も短所も多いのだが、ゆっくり達の内輪でりぐるは敬遠されることが多い。その理由は・・・。 「あつい!!ゆっくりはなれてね!!!りぐるたちみんなでれいむにあつまらないでね!!」 先程のりぐるの仲間だろう。6体のりぐるが甘えるようにれいむに擦り寄っている。 そう、りぐるはよく仲良しのゆっくりに、たかるようにすりすりしてくる甘えん坊さんなのだ。 まあ、このれいむもりぐるを嫌うほど嫌がっているわけではない、 りぐる達とはこれからも仲良くやっていくことだろう。 即興の人 このゆっくりりぐる達に 会える水辺はどこにありますか? -- 名無しさん (2010-03-02 09 05 43) ゆっくりりぐる可愛いな♪ -- 名無しさん (2010-04-09 15 05 09) ゴミはちゃんと持って帰ろう -- 名無しさん (2013-07-06 07 07 10) 名前 コメント
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『ゆっくりちぇんとゆっくりらんしゃま』 ある日、俺は気分転換に原っぱに散歩に出ていた。すると、どこからか声が聞こえてくる。 辺りを見回したが俺以外に人はいない。不思議に思い、声のする方に行ってみるとそこには 猫耳が生えた生首と狐のシッポがたくさん生えている生首ような生物がじゃれ合っているのを目にした。 普通の人なら奇怪に思うところだが、俺はかねがね里の奴らから噂だけ聞いていたゆっくりちぇんとゆっくりらんしゃまという生物ということが分かっていたので、奇妙に思うことは全くなかった。 最近この里のはずれに増えているらしいゆっくり。誰がつけたかは知らんが、その生物の言う「ゆっくりしていってね!」という言葉がそのまま名前になったらしい。 一部のゆっくりは田畑を荒らしたり、村の家に押しかけて自分の家だと出張したりするらしいが、基本的には無害で可愛らしい生き物だということだ。 「ちぇえええん!ちぇええええん!」 「わかるよー!らんしゃまのほうくるよー!」 ゆっくりらんしゃまはゆっくりちぇんの名を叫ぶ。するとゆっくりちぇんは無垢な子供のようにもぞもぞとゆっくりらんしゃまの方に近づく 普段あまり見かけないゆっくりちぇんとゆっくりらんしゃまの戯れを見て、俺はほのかなときめきを感じた。 里の人の話では何故だかゆっくりらんしゃまとゆっくりちぇんは普段一緒にじゃれあっていることが多く、 ゆっくりらんしゃまがゆっくりちぇんの親代わりになっていることが多いらしい。 俺はしばらくこの2体を遠目から観察することに決めた。 「ちぇえええええん!ちぇええええん!」 「わかるー!わかる…きゅん!!」 ゆっくりらんしゃまの方へ行こうとしたゆっくりちぇんが突然転んだのだ この丸い体でどう転んだのか疑問だがこの際、気にしないことにする 「う……ううっ……」 「ちぇえええん!!ちぇええええええん!!」 つまづいたゆっくりちぇんは今にもあふれそうな涙を必死に堪えている ゆっくりらんしゃまは急いで転んだゆっくりちぇんの元に駆け寄った。 「ちぇええええええん!!だいじょうぶ?いたくない、いたくない?」 「う……ううっ……うぇ……んぐぅ……」 今にも涙の洪水があふれそうなゆっくりちぇんを見て ゆっくりらんしゃまは右往左往する。 「う……わ……わかるよー!ちぇんつよいこだからへっちゃらだよー!」 「ちぇええええん!だいじょうぶ?けがない?」 ゆっくりちぇんは何とか涙を堪えることに成功したようだ。 しかし、ゆっくりらんしゃまは相変わらずオロオロしている。 「じぶんのことくらいわかってるよー!へいきだよー!」 「ほんと?」 「ほんとだよー!」 「ほんとにほんと?」 「ほんとにほんとだよー!」 「よかったぁ……」 ゆっくりちぇんの満面の笑みを見たゆっくりらんしゃまはほっと一息つく。 「じゃあそろそろかえって、ごはんにしようか」 「ごはん!?わかるよー!ちぇんのだいこうぶつたべられるのわかるよー!」 そして2体のゆっくりは仲良くぴょんぴょんと跳ねながら原っぱの向こうへと消えていった。 2体が去っていったのを見届けた俺は村の道へと軽やかな足取りで戻っていった。 なんだかいつもより速やかで晴れ晴れとした気分だった。 鼻の奥が無性に鉄臭いですorz -- ゆっくり好きな新参者 (2009-04-20 23 43 59) 不覚にも萌えてしまったぜ・・・ -- ゆっくり愛好家 (2010-01-13 13 50 56) 私もこういう光景を見たら気分が晴れ晴れするな~ -- 名無しさん (2010-01-16 20 14 36) ちぇえええええええええん -- 名無しさん (2011-04-26 20 35 26) 癒やされたぁ -- ゆっくりかわいいよゆっくり (2011-08-16 18 35 44) 最近心が荒んでいたのでこのSSを読んで涙が出そうになりました(T_T) -- やくも大好き (2012-06-18 00 52 56) 山に登った。そして、返事を期待しつつ「ゆっくりしていってねぇぇぇ!!」・・・他者の視線がいたい -- 夢を信じる者 (2012-07-31 17 49 14) バカじゃねーのこいつwww・・・あ、俺だ、これ書いたの。 -- 名無しさん (2012-08-10 22 16 39) こうゆうのはイイ! -- 名無しさん (2012-12-16 07 20 31) かわいいぜ・・・ -- 名無しさん (2013-04-04 16 10 17) 名前 コメント
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各キャラ紹介文 プチゆっくり プチゆっくり4 ■ちび橙にデレデレな藍しゃま ∧ ○、,_ ○、.,_ / ', / `ヽ.`ヽ. /´ `ヽ)!へ,/V/、 ' ,_,ノト 、 ,' _[_`ゝ-‐''´ヽ、/ !/ ,ハ ,| ,' ´ |レへ,! / ! /_.7-‐ァ' ̄!二7´ ̄7ヽ、/`ヽ._! !/ | ワカルワカルヨー r' ̄7-‐'"´ ̄  ̄`ヽ、_!`ヽ、___! |、/ヽ| , -──‐-、 !ァ'´ , _!_ , ,ハ-‐! 、`ヽ、___7、 ,ハ |__ィ,、_r、_、r_z_,\/ァ ;' ,' /´/、!. / ァ'\ノハ/! ヽ. ヽ ! / /丶e ヽ_wwwwヘ;;c/ ! ! ;' == V == ! /! ハ!/ / `ム /ノノ_,レ从ノ_ノヾィ `ヽ! !'/// ,_i__i_, //// .レ' ,' ./ |‐--‐< ! i イ ヒソ ヮ ヒンY リ レ'7 ┃┃ .,' レ' ./ く\ | n 1" ")ル 〈 ヽ、 ┃┃ ,イ / ハ 〉 < `> レ ハ h――― ' ハ `ヽ./!>.,、.,___ ,. イ;'/、/_!/>、,__,.>'´ ■プチルーミア ,. - ―‐-,.、/ヽ_ / /ヘ∠ / /ヽ ハレ/,イヽ!ハ レヘl(ヒ],_,ヒン ,l l l ~~ i l "ヽ_ン " l i l 1乙なのか~ ルゝ、___,,イヘハレ' と二 i V´ l(二二つ ー∞‐'´ヽ ~~ ヽ_,_,_,_,_,ノ、 し' ヽ_ノ ■お断りします _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、!イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' / \ / \ ((⊂ ) ノ\つ)) ((⊂ ) ノ\つ)) (_⌒ヽ (_⌒ヽ ヽ ヘ } ヽ ヘ } ε≡Ξ ノノ `J ε≡Ξ ノノ `J ■媚びるプチ秋姉妹 ヘ ___ ,---c08) ̄ ヽ Z蟹ノ ハ ヽ、 ( Y^´丶へ_う.-、 l ,'ズ 」ノレレハノノ)〉 〈(ヘノ人从リ/コしヘ i l i ノヒソ ヮ ヒンYノ i Vヒン ヮ ヒン)/ ミ-i ハ ハ" ")ハ ノ (" "∠人l ヽヘ、)――― ´ シ ゝ´ ー――<_Z_ノ ヘ ___ ,---c08) ̄ ヽ Z蟹ノ ハ ヽ、 ( Y^´丶へ_う.-、 l ,'ズ 」ノレレハノノ)〉 〈(ヘノ人从リ/コしヘ i l i ノr=- r=ァYノ i Vr=- r=ァ)/ ミ-i ハ ハ" -=-'")ハ ノ (" -=-' "∠人l ヽヘ、)――― ´ シ ゝ´ ー――<_Z_ノ _ヘ,_ 'ト-、_ __ `ヒ_!、>ヘゝ‐-ゝ <ノノ´ `ヽ ,'(( / 〉 〉 'ノ ,ン ノレ' レ' ソ、ソ ( ( |´ レ〈 (ヒ] <〈ハ ミ☆ ヽ 人ゝ" 、─ッ "イソ )( ゝ > 、`_´, イン テ 〉, ヽ| /' ヽ , / `/ /、 (_/ヾ_) ■プチみすちー ,、,-、ノL Σ_ '-'ー-'-、_ , '´ __,. - 、__ 〉 '; _,. - _,ゝ―<イ┐ r>,ゝ' , ; ! ヾ7 |,.ィ| ,'__,. !、/レ'、__ハ`| _!_レ7 r=- r=ァ ',,フ `iヽ_ハ'" -=- "' ,'ヽ. ! !`, ヽ、___,.イ ! ', ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,._,ゝ====<イ┐ |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ _!_レ7 r=-, =ァ Y,,フ `iヽ_ハ'" 'ー=-' "' ,'ヽ. ! !`, ヽ、___,.イ ! ', ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,._,ゝ====<イ┐ |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ _!_レ7 r=- =ァ Y,,フ `iヽ_ハ'" 'ー=- "' ,'ヽ. _, ! !`, ヽ、___,.イ ! ',/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ\ヽ、 ー / ー 〉 \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-く ,ャ、,--、ノ! Σ_,, -‐'ー'-, 、 ,,r' `'; 〈 ;_-――-,.、 〉 r -ニ7´_,,、v,,、,,w、 ヽ i イ /(ヒ],_,ヒン)Y.i ! ヽニ' ハ " ヽ_ン "ノiニフ ゞ、ヘ,ヾ、___,,イ ハリ ? ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,._,ゝ====<イ┐ |,.ィ| ,''ナ,!、/レナハ`ハ _!_レ7 (ヒ] ヒン Y,,フ `iヽ_ハ'" o "' ,'ヽ. ! !`, ヽ、___,.イ ! ', ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,. ,ゝ==== イヾ7「 |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ _!_レ7 ヒン _ヒン) Y,,フ `iヽ_ハ'" ヽノ ",'ヽ ノ ノ`,ヽ、___,.イ ! ',○クックル ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,._,ゝ====<イ┐ |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ _!_レ7 (ヒ] ヒン Y,,フ `iヽ_ハ'" ∋ "' ,'ヽ. ! !`, ヽ、___,.イ ! ', /⌒\/ヽ | | | | \\ // (ヽミ彡)ヽ ミ⌒ ) )○ゲラゲラゲラ ,-、 nn r-、 _00 / '┴'r' | '´ r┘ !「`L00、|.l└ク_;厂 / 「`L00、 | 「| | l| |Ln r┘|.l _lニユ、 ./ Ln r┘∥  ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ / / r-‐7┘ .∥ . 、ヽ、 ,ゞ´_ | l| |「二 7 .|.l └′/ 「二 7 ∥ / \\`´ | |. l| l 〈 / 、 ! 〈 / ∥ / _,,....,,_ ,、,-、ノL -'' `''、 __Σ_ '-'ー-'- 、_ | ; ノ´\ \_,.-‐ァ , '´ . 〉 _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ '; _,._,ゝ====<イ┐ ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、 |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 _!_レ7 (ヒ] ヒン Y,,フ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| `iヽ_ハ'" ∋ "' ,'ヽ. ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ! !`, ヽ、___,.イ ! ', ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' ■プチ橙 |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ./..\\ \/ \|=========================| ノ , -──‐-、 . \ /__ィ,、_r、_、r_z_,\/ァ \ / 丶e ヽ_wwwwヘ;;c/ Zzz... \/ `ム /ノノ_,レ从ノ_ノヾィ \ | n 1ー _,ー)ル レ ハ h――― ' ハ 、一"  ̄ ̄ ̄`)___ 、,r'´ ゝ___ゝ< ( ン、 -,/⌒ァ γ\ ,.}⌒イ___/ .∧ λ ヽ ヽ フニノ l , /\! ノ _/ ', i 〈´ ハ (,i (ヒ_] V ヒ_ン)V| | V レ(,ハ//// ____////ハ .| ┃∵∴.. ヽ ン ノ V┃ (二二二二二二二二二二二二二二二) \王王王王王王王王王王王王/ \王王王王王王王王王王/ |\ ̄`ヾ玉玉玉玉玉玉玉玉レ ̄\ ./..\\ \/ \|=========================| ノ , -──‐-、 . \ /__ィ,、_r、_、r_z_,\/ァ \ / 丶e ヽ_wwwwヘ;;c/ Zzz... \/ `ム /ノノ_,レ从ノ_ノヾィ \ | n 1ー _,ー)ル レ ハ h――― ' ハ ■ドス黒い感情 _,,....,,_ -'' `''、 アハハハハハ!マテヨ、カワイコチャ--ン♪ | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ___ ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 / =ニニ二ニヽ、 !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ / i//l/lノヽ ヽ キャッ♪ キャッ♪ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! / /ヒン_ ヒン ヽ! ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 l l/ " ヽノ " ! ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ i从イ、 ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ,,. ' "´ ̄`"'' .., , '´ _,,-======-,, `ヽ、 r´ .r´,、 i´ `ヽ、 、', ', ノi レ' ルi λ ,、i ノi '、i レi ,.イ -─レ´ V ─- iイル' .i i i イ ( ヒ_] ヒ_ン ) i iイ i < キャッ♪ キャッ・・・ イ!/i "" ,___, "" i iレ' ゝ _,,....,,_ ノ i iヽ、 ヽ _ン ,.イ i ゝ'i -'' `''、 〈/レル`' ー,--,.'´ ルレVノ〉 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ ゝ'=ニ=r'" `ヾ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 .ナ . . |_ ', _`ゝ___ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 . ナ . . レ、_,.ヘ,_r/ =ニニ二ニヽ、!イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ;ハ . . . . . ._', / i//l/lノヽ ヽ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! lコ--‐'"_ / /ヒン_ ヒン ヽ! ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 l l/ " ヽノ " ! ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ i从イ、 ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ /二ハ キャッ |、 ルl _▲_ 〒 /三ハ メ(∵ハ レ(∵ノ _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ -''" `''-、> マジこわいこわいだぜ!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | \_,. -‐ァ __ ______ _____ | \ (.__ ,´ '-´ -) ̄ヾ=- ` _,.! \,_7  ̄ /| |=\ |_..,,-" _________/ "'''- ,,. ,'' // | | ヽ \ ' |"-..,,_ ァ' '" i / / .| | ヽ \ | `!ソ二‐ 二ハ二,!i; レ ===| |=== ノ `! ミミフゝソ二ハ二`ゝソ二"イ )' | | | | ,' ノ ノ ) "' i .レ' | | | | | | ノノ ( ,( ( 、 `、 |.| WWノ | | ( ,.ヘ ,)、ソ. . ) ノ 人 ,.) .) ( |ルレ ル`-------‐イルリ ■マトリックス ≦⌒\ | ;'⌒ヽ\ _,. -‐ァ _| / ‐ __/ ( _;'ニ二>- ハヽ/`7 「イ / /|∧/|∧l 」∨ 〉 /レ,,(ヒ] ヒンレ| ィク / ノ l ヽニ' 从| | | くニ} {fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj ∧〈 )>‐--‐<,ハ' /くニ} {fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj //``ヽ//``'''''''ヽ 〈;i' `` ヾ``i l / / {二) ヾ_') ■魔理沙の独占 _人人人人人人人人人人人人人人人_ _,,_ _,,_ _,,_ > 全ての魔理沙は私のものよ! < -'' \ -'' \ -'' \  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y' ̄ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ _,,.. --─- 、..,_ _,..!イ,.ヘーァ'ニハ_,..!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、_,..!イ,.ヘーァ'ニ、ヘ,_7 ,. '"´ ___,,,,....、,,,_ `ヽ. rー''7コ|_,‐" rー''7コ|_,‐"リ´V rー''7コ|_,´V、!__ハ + , '´,.- ''"´ ̄ ̄`"''ヽ ヽ, ' , !イ´,'イ ノ=- !イ´,'イ ノ=- -=Y!イ´,'イ ノ=- -=Y.i ! / /' / , i ,ハ Y ヽ. ', ( ,ハ"U Д U( ,ハ"U Д Uノ人( ,ハ"U Д Uノ人 __人__. ,' i !/ー- ハ /!-┼ _,ハ ', i ,)、 .ヘ,、)― ,)、 .ヘ,、)― ‐'´'レ,)、 .ヘ,、)― ‐'´'レヽ `Y´ i ! ' (ヒ_] レ' ヒ_ン )i !ハノ ,' _ -'' \ -'' \ -'' \ i`ヽ. !ヘ ,ハ !" ,___, "" !/ i 〈 / i | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ ,.-‐ゝ ヽァ- ...,,_ _)ヘ,ハ、 ヽ _ン ハ〈 ,ハ _,,.. -t''i ├-- 、,.ヘーァ'ニハ'ヽ、_,..!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、ーァ'ニハ'ヽ、ヘ,_7ヘ,_7 ヽ、 i i | `"T'i `ヽ. ,.イ/T''´´ ̄T'i"´ | i ノ7コ|_,‐"リ´V rー''7コ|_,‐"リ´V、 rコ|_,‐"リ´V、!__ハ!__ハ 'ー---r!/ i、i `r=i'´レ'!, i i 丶丶-- ー'','イ ノ=- -=Y!イ´,'イ ノ=- -=Y.i!イ´,'イ ノ=- -=Y.i ` "'' ー-..,,ゝヘ / /ハゝヘ ` //,,..-ー゙゙-´ ( ,ハ"U Д Uノ人( ,ハ"U Д Uノ人 ( ,ハ"U Д Uノ人 `!ヽト、__ / __i_ ', . __// _,,_ ,)、 .ヘ,、)― ‐'´',)、 .ヘ,、)― ‐'´'レ ,)、 .ヘ,、)― ‐'´'レヽヽ ┼ `ヽ.,__r' __i_. Y__,___/ -'' \ -'' \ -'' \ -'' \ -'' \ __人__ 〉 __i_ .i | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ `Y´ ,.「ヽ.,、_____ハ____」、 _,..!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、,_7ァ'ニハ'ヽ、,_7ニハ'ヽ、,_7ーァ'ニハ'ヽ、,_7ーァ'ニハ'ヽ、ヘ,_7 / /ヽ、_ }l l{ ,.イヽ. rー''7コ|_,‐"リ´V、!__ハ_"リ´V、!__ハリ´V、!__ハ,‐"リ´V、!__ハコ|_,‐"リ´V、!__ハ /  ̄.|'´| i ヽ. !イ´,'イ ノ=- -=Y.i !ノ=- -=Y.i !- -=Y.i ! ノ=- -=Y.i ! ノ=- -=Y.i ! / .,' .!. 」 i ヽ ( ,ハ"U Д Uノ人"U Д Uノ人U Д Uノ人ハ"U Д Uノ人ハ"U Д Uノ人 / ; ヽ. ,)、 .ヘ,、)― ‐'´'レヽ)― ‐'´'レヽ― ‐'´'レヽ,、)― ‐'´'レヽ,、)― ‐'´'レヽ / / i ヽ. . | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| rく | ノ,!. | アリス専用 | `、 \ ! ノ_' | | ■弾幕はパワー |||⌒\| ;'⌒ヽ\ _,. -‐ァ|/ ‐ __/|ニ二>- ハヽ/`7 _人人人人人人人人人人人人人人_|/ /|∧/|∧l 」∨ > 弾幕はパワーだぜ!!! <|レ,,(ヒ] ヒンレ|  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄| l ヽニ' 从| |)>‐--‐<,ハ―┐| ̄\―┘\GA | ドルルルルルルル|┘ | _ .|./‐┘ /|/|/し、_|/ ̄ ̄/ ̄┌┐ /|/ ∠__|二□二コ[ ̄缶〔卅三〔〔=(三 _ ̄ ̄| /.__\┐└―┘ \へ < ̄  ̄ ̄| |[ ]| | \|\r ■うるさい黙れ ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていって ね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしてい ってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりし ていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっ くりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていって ね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしてい ってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりし ていってね!ゆっくりしていっ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\てね!ゆっくりしていってね!ゆっくり\ していってね!ゆっくりして| うるさい黙れ | ってね!ゆっくりしていってね!ゆ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ ∨ 《_,ニ=─-< ̄》 \`フゝ-、____ノ,≦=- -=≧、ヽ ζ / ィ\人レ/∧ lハ| /;;;;;/ レリ|(ヒ] ヒン,,| l l || レ'/______「_l、 ヽニ' |_| l リ レレ>‐--‐<レレ \\\ ■パン 《_,ニ=─-< ̄》 ,≦=- -=≧、ヽ l ィ\人レ/∧ lハ| レリ|(ヒ] ヒン,,| l l || ゆっ?. (⌒⌒⌒).) 「_l、 ヽニ' |_| l リ | | |. .レレ>‐--‐<レレ ──| | |‐─○──○──  ̄ ̄ ̄~ 《_,ニ=─-< ̄》 ,≦=- -=≧、ヽ l ィ\人レ/∧ lハ| レリ|(ヒ] ヒン,,| l l || (⌒⌒⌒).) |_| l リ | | | ムギュ (つ___と)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _. (⌒⌒⌒).) |(ヒ] ヒン| |. ──| -- | |‐───────  ̄ ̄ ̄~ ■ののワさん _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 ぃゃゃゎ/// ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ /| . . ̄\ / .| |) ) し| ε/,_ __ .| | r, __,`ィ-r、'__-イ、 | /ωヽ .| ,'イゝ、イ^ル/ルン、 っゃっゃゃ ⊂_((⊂` レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| | |_ L! " ヽ_ン " []ノ i `ー―レヽ、___,,,''レル'ヽ) ■首輪付き 《_,ニ=─-< ̄》 **ミ ,≦=- -=≧、ヽ l ィ\人レ/∧ lハ| ゙' * ブアッ レリ|(ヒ] ヒン,,| l l || ゙' * (ヽ;「_l、 ヽニ' |_| l リ/) ミ ゙ `ミ ===[=]======"ミ ゙'* ミ ミ*ミ ミ ミ ゙ ミ 彡 ミ *゙ ゙ミ* (⌒";',,,.,(⌒";'彡 ミ゙* `'"'* ミ ゙''' *`"'' ゙ * * ゙ *゙ * ゙ * ■松岡修造 も~がまんできにゃいよぉ~! _,,,, -─- ,,,__ , '´ __ `ヽ、,ヘ .くヽ_r'_ヽ .、,、_) ヽ ,___r'´イ´ ['イ__,-イ、ゝ,_, ,イ_,-,_ゝヽ_〉 ,! 、!-|ーi、λ_L!」/_-iゝイ レリY! >// < ,! ! ..| || !',' // ~ ////.入、.| .ヽiノ|ヽ、_` ´_ ,イノ 丿| | 〈ノ [ヨ ヘ ___ ,---c08) ̄ ヽ Z蟹ノ ハ ヽ、 ( Y^´丶へ_う.-、 l ,'ズ 」ノレレハノノ)〉 〈(ヘノ人从リ/コしヘ i l i ノ >//< Yノ i V >// < / ミ-i ハ ハ// ~ //)ハ ノ (// ~ //∠人l ヽヘ、)――― ´ シ ゝ´ ー――<_Z_ノ __,,_ ___ _ __ . / `フ / =ニニ二ニヽ、 r , -`―'- 、イ、 r‐- .,_/∨`ノ; i / i//l/lノヽ ヽ イi イ人ルレ ン、 7_,ヘ、/'ハニ'ィーヘ、rヽ!.,_ / />// < ヽ! / >// <| i、| ハ__!、V`リー;,_レヾ''ーァ . l l/ // ~ // ! 〈 // ~ //[]ノ i ! i.Y>// < ,ゞイ`、`ト、! i从イ、 ノ ー―――'レル' 从// .~ .//ハ、 )'  ̄ ̄ ̄ .''ルレ'`ー -‐(,ヘ.、( …と思ってるあなた。 _,,,, -─- ,,,__ , '´ __ `ヽ、,ヘ .くヽ_r'_ヽ .、,、_) ヽ ,___r'´イ´ ['イ__,-イ、ゝ,_, ,イ_,-,_ゝヽ_〉 ,! 、!-=、_,ハ、__,.=-/_-iゝイ レリY! rtッュ; ゙';rtッュ ,! ! ..| || !',' /rェェェュヽ' / 入、.| .ヽiノ|ヽ、_'、__ノ ,イノ 丿| | 〈ノ  ̄ ̄ ̄ [ヨ 諦めんなお前!どうして諦めるんだそこで!! ヘ ___ ,---c08) ̄ ヽ Z蟹ノ ハ ヽ、 ( Y^´丶へ_う.-、 l ,'ズ.」=、_,ハ、__,.=)〉 〈(ヘ-=、_,ハ、__,.=-ヘi l i ノrtッュ゙;rtッュYノ i Vrtッュ゙;rtッュ/ ミ-i ハ ハ .,ェェェ、 )ハ ノ (. ,ェェェ、∠人l ヽヘ、)、..二二´,,' シ ゝ´ヽ、二二<_Z_ノ ダメダメダメダメ諦めたら!!! __,,_ ___ _ __ / `フ / =ニニ二ニヽ、 r , -`―'- 、イ、 r‐- .,_/∨`ノ; i / i=、_,ハ、__,.=ヽ イ-=_,ハ_,.=- ン、 7_,ヘ、/'ハニ'ィーヘ、rヽ!.,_ / /rtッュ゙;rtッュヽ! / rtッュ;゙;rtッュ| i、| ハ__=、_,ハ、__,.=_レヾ''ーァ . l l/ /rェェェュヽ ! 〈 .,ェェェ、 .[]ノ i ! i.Yrtッュ;゙;rtッュゞイ`、`ト、! i从イ、 '、__ノ ノ ヽ、. .二二,,''.レル' 从 .,ェェェ、ハ、 )'  ̄ ̄ ̄ .''ルレ'ヽ二二,(,ヘ.、( ■ょぅι゛ょ(全部小文字で会話するスレ) _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ ぁゃιぃ ゃっ… _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、!イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ゎぃ ゎ ょぅι"ょゃ ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' / , - _ン `) . / , - _ン `) ィオ二ノ}` 幺ィi'´ ィオ二ノ}` 幺ィi'´ ´ l .. ... .. l ´ . .l .. ... .. l /゙,,、_ .. ! /゙,,、_ .. ! ! 、/ `ヽ、_,゙、 ! 、/ `ヽ、_,゙、 ン_,i `メ_) ン_,i `メ_) ■0080 Can't you see that you are sweet? oh let me love you so.... 見上げる空は遠いけど 抱えきれない夢がある _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、 !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,×)Y.i レii >,_,ヒン) ||i、| ( ,ハ " ヽ_ン( "ノi /っ ) ヽ_ンU" []ノ i ,)、ヘ,、)、_ /#(⌒∂___/ /.、___,,,''レル' /⌒ /乂ノ⌒\ \(_ /_/⌒入ノ´ ⌒ヽ | |\  ̄) ̄ .| | |  ̄ ̄ ̄| | _人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ > もう戦う必要は無いんだよバーニィー!!<  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ クリスマスといったら0080 ■全員集合 |二 __ ___ ,.┐ _)◯◯| B / \ | ̄r┐ | /`フ〈 _う /` ー- 、._ 十 !! |ー 「7, / ,.へ、`ヽ、|_二__j / ニ ニコ / r‐ - 、__/ / 二 ナヽ o/ r─‐¬、ノ r──一¬ヽ1 ー ‐┤ / ,ィ-─┐ \/ コ 匸 | ニl | |___ニ ニl く /,ニニニ-┐ ( ゚ ) ( ゚ ) └i ┌┘ | ‐┘ | r─‐┘└‐┐`´│ r‐i │ _,,_ ┌ ┘  ̄] フ ,ィ lニ、 フ¬ <´ | `´_」 -'' \ └─¬ ̄ <__,/ ∟ノ、〉└-'^l_ト、_>  ̄ ̄ ∩∩ノ´∨\_,. -‐ァ__ __ ∩7/ (,. f"イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ7r , -`―'- -、ヽ )\ }ヽ=ノ´{/( /. /ヽ | ''7コ|_,‐"リ´V、イi イ人ルレ ン)/'''' ヽ)) }フ⌒⌒ヾ{ L_|/ /」 |イ ノヒソ _ ヒン/ヒン__ ヒン)| i (_((_(_(_(=∞ くノメ人ヾゝ | |\ \ ,ハ" ヽノ (" ヽノ " []ノ(人^ー^ ノ() リ ゚ヮ^,l〈//彡 \/ .ヘ,、)― ‐' ー―――'レル() ~~~ () ~⌒ /彡 | |ー、 / ̄| //`i /彡. l | | / (ミ ミ) | | | | | | / \ | | ■ちびゆっくり _人人人人人人人人人_>ゆっくりしていってね!!!< ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ _ `ヽ,`ヽ _ _ ,.' -─ヽ. | `宀´/ <ノノハヾ> ノノハヾ ノノ*^ー^) (’∀’*川  ̄  ̄ ■プチリグル ,-、 / '´ , - 、 / / -´ ,, ---/─-/、 ./ , - ヽ、 ,' ,.' , 入、 、 .', i i /,__,,ノレ' ,,__, )イV i i イ,(ヒ] ヒン;ァルレ' 冬はこたつで桃 ル从人." 'ー=-'"ノ从 ゝ人ル`'r''''ヽ''ヽ'レヽki /.\ ̄ ̄ ̄ { ' }  ̄ ̄ ̄\./◇ \ ( ( )____ノ \(\ ◇ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ..\\. ◇/ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ヽ \\/ ヽ \( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■チョコボみすちー ,Σ Θゞ、.., クェー i" 〉 、 ノレノハルハレル!ゝ // <川 (ヒ] ヒン .|||> / /_ /||.ト、 ヽニ' ノll ,/) / / ム|ハ!`ー ‐'"ノ!! フ、 、、> " ( フ __> ヽ \、、 _フ' ノ \、__、、,_ノ゛ 〉ニ〉ニ〉 ,、_/ニ/ニ/ ∠l∠l、ニ> ■アーマード・コア メインシステム 戦闘モード、起動します。 _ 《 ;ニ=─-< 》 rュ ┌‐rト゚┤,≦=- -=≧、ヽ/冂ト.._,...., |--| |-┤l ィ\人レ/∧ lハ||ヒヨ|こ'ー-| |‐-| |‐┤レリ|(ヒ] ヒン;;| l l ||(◎)i三ヽヽ. r─|ュrrーュ‐ュ「;;l、 ヽニ' |_| l リ〔 _| |「__」回 | :1ノ|  ̄ |_レレ>‐--‐<レレ__|ヽニ‐LL、 l | `レ ̄|__/ | /\ |同| /', |\_〈 /.|‐ | l |.」 〔ー〕 ` ',__/局',__,..ノ´ ` |ニ| l | ヘ/ナ.ノ7 」 ,Y, 〔_ |ー|__j // ,'// ,√ヽ_「 ̄レ' ̄ト、 `¨´ _/,/ 7/ /_ ∧__;ヘ _ . __」 //ソ.7´ / | ) ヽ ヽ \ /,'ム/`´ ,ムー、,レ′ \_ 、 | / .イ /7 /,L ,..」ヽ__冂 ,. // ,' .√'7 | { ``ヾ | く/`'´ / / 八.〉 〉,.ヘ・┘..ヘ, ソ / / ` 〉,´ ヽ、 /L_/ 〈 〔_ \/<、 /,.._ | / ,.ヘ ____.入 ' 7 孑..ム . . ...... . . . ` ' ' └-- ...,,,_ /_/.リ_〉 . . /__....ノ/ . . . 「イレギュラー要素は抹消する、ボーダー商事はそう判断した」 ≦⌒\ | ;'⌒ヽ\ _,. -‐ァ _| / ‐ __/ ( _;'ニ二>- ハヽ/`7 「イ / /|∧/|∧l 」∨ 〉 /レ,,(ヒ] ヒンレ|丿 r─|ュrrーュ‐ュノ l ヽニ' 从| ┌───┐ | :1ノ|  ̄ |〈 )>‐--‐<ハ|┤□□□│ `レ ̄|__/ | /\ .|同|. /', |┤□□□│ 〔ー〕 ` ',__/局',__,..ノ´.│□□□│ ヘ/ナ.ノ7 」 ,Y, 〔_ .└───┘ // ,'// ,√ヽ_「 ̄レ' ̄ト、 _/,/ 7/ /_ ∧__;ヘ _ . __」 //ソ.7´ / | ) ヽ ヽ \ /,'ム/`´ ,ムー、,レ′ \_ 、 | / .イ /7 /,L ,..」ヽ__冂 ,. // ,' .√'7 | { ``ヾ | く/`'´ / / 八.〉 〉,.ヘ・┘..ヘ, ソ / / ` 〉,´ ヽ、 /L_/ 〈 〔_ \/<、 /,.._ | / ,.ヘ ____.入 ' 7 孑..ム . . ...... . . . ` ' ' └-- ...,,,_ /_/.リ_〉 . . /__....ノ/ . . . └─ '’ ■北斗の拳 ,_ __ _ _ _ _ _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧_ r, __,`ィ-r、'__-イ、 イ、 イ、 イ、 イ、 > そ、その動きはトキ! < ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ン、 ン、 ン、 ン、.  ̄∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ̄ レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ||i、| ||i、| ||i、| ||i、| L! " ヽ_ン " []ノ i []ノ i []ノ i []ノ i []ノ i レヽ、___,,,''レル' .レル' .レル' .レル' .レル' ■グスタフVSトキ ─ _ _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧_ /! r─-.、 - - ─= = > イグナイト・ファング! </-‐| / \ ,,.. -‐.、 ト..、ト、  ̄∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ̄| ゝ、 、 >r-< i / ゝ'r--‐ァ.Y´ ,へ、 ;> '"´ ̄ ̄`゙ </ !__/ー'i- 〈/\_/ i´ \-‐ァ'ヽ._/ヽ、_」 ー'´ / ,! ヾ.\/ ー/ / / , / | /'! , . Y〈〈〈 ヽ ,_ ,_ ,_ ,_ ,_ ,_ __ _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧_ヽ; / |__,i i /! メ、 !__/ | /! | |⊃ } r, _ r, _ r, _ r, _ r, _ r, __,`ィ-r、'__-イ、 > そ、その動きはトキ! <`7 `レ' ´( ゚ ) レ'__| ,' !"'''-メ、. ,' イ ,' イ ,' イ ,' イ,' イゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ̄∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ̄/ / | ( ● (゚ )/ , /"''ーメ'"ヽ、 レ ii レ ii レ ii レ ii レ ii レii (ヒ],_,ヒン) ||i、|,' . / !. \. /(入__ノ ミ/レ' /\ L ! L ! L ! L !"L ! L! " ヽ_ン " []ノ i. / / | |ハ (_/ ,ノノ / レヽ レヽ レヽ レ レ ヽ .レヽ、___,,,''レル',' / ,>-'く.レ^ 、 ´_,. イ / ■クリスマス ,-、 nn r-、 _00 / '┴'r' | '´ r┘ !「`L00、|.l└ク_;厂 / 「`L00、 | 「| | l| |Ln r┘|.l _lニユ、 ./ Ln r┘∥  ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ / / r-‐7┘ .∥. 、ヽ、 ,ゞ´_ | l| |「二 7 .|.l └′/ 「二 7 ∥ / \\`´ | |. l| l 〈 / 、 ! 〈 / ∥ / ○< ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄>○ |,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,\ /,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,| (,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,) (,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,) ,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' ■プチヤマメ _,,-、、 「 ̄ 丶ソハ___ ヽ ;./~丶 ̄ ア 7//{ ノト}ハヽ/ {{ (r=- r=ァj/,〉 `トゝ ,-=-' ム// /{ハイ r-v {イ ■捕まった宇宙人 _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、!イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' ( ニニニニニニニニニニ_ア / ;\ | l | //´| l | | | | | | | 卍 | | / /| | // / /| | | / Uヽ /U | / | | | || | | | __| | | || | U | || | | / r=ァ/ | || |. | / | | /r=- ) | / | | // | | | ー=‐/ // .| | // | | | /| | // .| | // | | // | | // | | U U U .U .U U ■八頭身風 \ かわいくてごめんね~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ⊂二 ̄⌒\ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! ノ) )\ ( ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 / \ /__ ),)、ヘ,、)、___,,イ ハ _____/ /^\) //// / ⌒ ̄_____/ / / / // ̄\ | ̄ ̄/ / / (/ \ \__((/ ( ) / / ̄ ̄ ̄ ̄/ / / / / / / / ( / / / ) / / / し′ ( / ) / し′ 各キャラ紹介文 プチゆっくり プチゆっくり4
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/154.html
ゆっくりぷくーしていってね! 8KB ※スレの以下のレスに触発されて書きました キリライターの電子レンジれいむのように 「もうぷくーしちゃくにゃいのにぃぃ!」 みたいなネタ増えないかな? ※独自設定垂れ流し 「れーみゅもうおこっちゃよ! ぷきゅううう!」 俺の目の前で、まだ幼いゆっくりれいむが頬に空気を吸い込み膨らんだ。 ゆっくり特有の威嚇動作、「ぷくー」だ。 野生生物で身体を大きく見せるという威嚇は珍しくない。エリマキトカゲのエリなどが代 表的だ。青虫の表皮に描かれた、目玉に見える模様などもそうだろう。 それ自体は別にいい。ゆっくりの生態だ、仕方ない。 人間である俺に通用すると勘違いしているのも別に構わない。ゆっくりの愚かさだ、仕方 ない。 だが、俺は。 「ふざけるなああああっ!」 「ゆびゃあっ!?」 「ぷくー」する赤れいむにデコピンを見舞った。 赤れいむを許せなかった。別にゆっくりの威嚇ごときにむかついたわけではない。 「ぷくー」が限界にはほど遠かったからだ。まったくもって普通の威嚇だったからだ。 この赤れいむはもっと怒らねばいけないはずなのだ。 何しろこの赤れいむはたった今、目の前で親れいむを踏みつぶされたのだから。 ゆっくりぷくーしていってね! よく聞く、ゆっくりのおうち宣言。 間抜けな話だと思っていた。戸締まりをしていればゆっくりの侵入を許すはずはない。お うち宣言されるなんてよっぽど警戒心の薄いやつか、あるいはおうち宣言なんて本当はな くて、都市伝説みたいなものなんじゃないかとすら考えていた。 だがもう、俺は笑えなくなってしまった。 縁側でひなたぼっこしていたところに、鳴り出した電話。かかってきたのは旧友で、つい つい小一時間ほど話し込んでしまった。 その隙に開けっぱなしになっていた縁側の戸からゆっくりが侵入、おうち宣言をされてし まったというわけだ。 ちょっと電話した隙に都合良く現れるとは、こいつら人間の隙をつく能力でもあるのだろ うか。あるいは、類は友を呼ぶのことわざのように、隙だらけのゆっくりは自然と隙のあ る場所に寄って来るのかも知れない。 とにかく、赤ゆっくり一匹を連れてきた親れいむは、「しんぐるまざー」の不幸と赤れい むのかわいさを主張し、俺の家の占拠宣言、あまあま要求へと移った。 まったくもってテンプレ通り。実に見事な様式美。 だから俺もその流れにのって虐待でもしようかと思ったのだが、親れいむの口上があまり にもうざく、ついカッとなって踏みつぶしてしまった。 思った以上にゆっくりは脆く、簡単に「永遠にゆっくり」してしまった。 いらだちは収まらず、さて赤れいむに何をしようかというところで気の抜けた「ぷくー」 をされたのだ。 許せなくなるのも当然というものだろう。 「いぢゃぃぃ! どぼじでかわいいれーみゅにこんにゃことしゅりゅにょぉぉぉ!?」 「しょぼい『ぷくー』だからだ」 「ぷ、ぷくーっ!」 またしても赤れいむは身体を膨らます。 確かにさっきより一回り大きくはなった。もみあげもわさわさと広げて揺らし、怒りを全 力で表現している。 先ほどより気合いも伺える。 だが、 「全然ダメだっ!」 「ぷぎゃあああ!?」 再び赤れいむにデコピンを見舞う。赤れいむは丸まっていたことに加え、口から空気を吹 き出して勢いに乗り、実によく転がりタンスにぶつかってようやく止まった。 「ゆんやああああ! いぢゃいよぉぉぉ!! どぼぢでごんなひどいごどずるのぉ!?」 「どうしてだと!? 決まっている、お前に足りないからだ!」 ダン、と赤れいむのすぐ隣に足を踏み下ろす。 その音と衝撃に赤れいむは黙り、泣きやんだ。 「足りない足りない! 全然、足りない! 目の前で親が殺されたんだぞ!? そんな理 不尽な状況で、その程度の『ぷくー』があるかっ!? 愛も怒りも憎しみも、悲しみさえ も全然足りないっ!」 赤れいむは涙をボロボロこぼし、だらしなくしーしーを漏らし始めた。 いかん、怖がらせすぎたようだ。これでは「ぷくー」もままならないだろう。 「……仕方ない。手本を見せてやる」 俺は風船を用意した。マジックで目と鼻を適当に書き込み、親れいむの亡骸からリボンを 拾い上げ、テープでこれまた適当にくっつける。 そんな俺の工作を赤れいむは呆然と眺めていた。 「さあ、できた」 赤れいむの前に風船を置いてやる。 「ゆ、ゆうう……?」 赤れいむは不思議そうに風船を見ている。 腹這いになり、赤れいむに目線の高さを合わせる。 そして、 「ゆくぞ! これが『真ぷくー』だっ!」 一気に風船へと空気を送り込む。 ぺっちゃんこだった風船はあっという間に丸々と膨らんだ。 「ゆ、ゆううっ!?」 一息で赤れいむの大きさを越えた。何度か頑張るとバスケットボール大の大きさになった。 「お、おきゃーしゃん!?」 赤れいむの瞳が輝いた。 「おきゃーしゃん、ちゅぶれちゃったとおもっちゃけど、げんきになっちぇよかっちゃね!」 ゆっくりは飾りで個体認識するという。だが、リボンとラクガキの目や口だけで認識する というのはどうだろう。 まあいい。 「ぷくうううううう!」 叫びながら空気を吹き込む。 さらに一回り大きくなる。 「ゆううっ!? おきゃーしゃん、どーちてぷきゅうしゅりゅのぉぉぉ!?」 息を吹き込む。風船は更に膨らむ。 「ご、ごめんなしゃいぃぃぃ! もうわがままいったりちないきゃらゆるしちぇええ!!」 息を吹き込む。風船は更に膨らむ。 「ねぼけておかーさんのかみのけむーしゃむしゃしてごめんなしゃいぃぃl!」 息を吹き込む。風船は更に膨らむ。 「おきゃーしゃんのあたまのうえではこんでもらったとき、うれしーしーしちゃってごめ んにゃしゃいい! きぢゅかれてないとおもってまちたあああ!」 息を吹き込む。風船は更に膨らむ。 「ゆああああん! おきょらにゃいでぇぇぇ! れーみゅ、もうおかーしゃんがおひるね しちぇるときに、おくちのなきゃにうんうんしちゃりしないきゃらあああ!」 こいつとんでもないことやってるな……そう思ったときだった。 軽快な炸裂音が響いた。 ついに風船は膨張の限界を超え、破裂して飛び散った。 「ゆびゃああああああっ!?」 赤れいむは飛び上がって驚いた。しーしーも凄い勢いで漏らしている。むしろしーしーの 勢いで飛び上がったように見えるほどだった。 「はあ、はあ、はあ……どうだ、これが『真ぷくー』だ。お前もこれくらいの『ぷくー』 をだな……」 荒い息を整えながら講釈してやっていると、赤れいむどうやら聞いてないらしいことに気 がついた。 横倒しになり、全身を振るわせて白目を向いている。先ほど大量に漏らしていたから、し ーしーまみれになっていて実に汚い。まったくもって人の話を聞く態度とは言えなかった。 「まあ、ゆっくりには言葉で教えるより実技指導だよな……」 もうひとつ風船を用意すると、赤れいむの口の奥まで押し込んだ。 目を覚まし、えづきそうになるところへ、 「ぷくーっ!」 息を吹き込んだ。 「ゆ、ゆうううううっ!?」 赤れいむは吐き出そうとしているようだが、所詮赤れいむの小さな身体。一息で既に口い っぱいに大きくなった風船は、もう吐き出すのは不可能だ。 風船に内側から押され、赤れいむの大きさは既に先ほどの自力での「ぷくー」より大きく なっている。 風船の口を指で押さえて空気の流出を防ぎ、口を離す。 「どうだ? これぐらい『ぷくー』しないとな」 「やぢゃああああ! いぢゃいよぉぉぉ!」 口の中に風船が詰まっているのだ。声など出せないと思ったが、赤れいむは叫んだ。やや くぐもってはいるものの、内容を聞き取れる程度にはクリアな音声。まるで風船がスピー カーになっているみたいだった。ゆっくりの発声器官ってどうなってるんだろう。 そして、ふと疑問が湧いた。 こいつ、どのくらい膨らんだら喋れなくなるだろうか。 ちょっと息を吹き込んでみる。 「やべちぇぇぇぇ! もうおくちいっぱいだよぉぉぉ!」 ばたばたとモミアゲをぴこぴこと上下に振り、苦しげに震える。 なんかまだ余裕がありそうだ。 更に吹き込んでみる。 「やぢゃ、やぢゃ、やぢゃああ! れーみゅ、もうぷきゅうしちゃくにゃいいいい! 更に吹き込むと、赤れいむはうんうんを漏らしだした。皮は限界まで拡がっているようだ から、身体が餡子を減らして負担を減らそうと言うのだろう。 そんな適応ができるくらいならまだ大丈夫だな。 更に吹き込む。 「ぷきゅう、ぷきゅうう! ぷきゅうもうやぢゃああああ……ぷきゅらべっぽっ!?」 ぽん、と。間抜けな音を立てて、赤れいむの目玉が飛び出した。尾を引くように餡子も吹 き出る。 なかなか愉快な眺めだった。 「ぷぎゅう、ぷぎゅう、ぷぎゅうやぢゃあああ! もうぢだぐないぃぃ!」 かなり膨らんでいるというのに、まだまだ叫ぶ。死ぬまで喋り続けるんだろうか、こいつ。 それにしても随分と耐えるものだ。もう既に赤ゆっくりは本来の三倍近くの大きさに膨ら んでいる。赤ゆっくりの肌はやわらかく柔軟性があると言うが、伸縮性も大したものだ。 「ぷっぎゅう! ぷっぎゅう! ぷぎゅげぇやべぢぇぇぇぇ!」 ふと。 赤ゆっくりの口の中の風船へ息を吹き込むこの状況。端から見たら赤ゆっくりとちゅっち ゅしているように見えるんではないだろうか。 そんな間抜けなことを思いついたときだった。 「もっぢょゆっくぢ……ぷぎぇらぶばあああああああ!?」 そして、遂に。 赤れいむは破裂した。 風船の方はまだまだ余裕があったが、赤れいむの皮の方は限界を超えてしまったようだ。 赤れいむは飛び散った。それはもう豪快に。 お飾りもモミアゲもリボンも、どこがどこだかわからないくらいバラバラに飛び散った。 床に落ちた破片も親れいむの亡骸と混ざって区別がつかない。 「すっきりー……」 余韻に浸る。溜めたモノが弾けるというのは生理的に気持ちがいいものだ。 それがゆっくりを永遠にゆっくりするのならなおさらというものだ。 晴れやかな気分で伸びをし、 「さーて、どうしよう……」 沈んだ気分で餡子に汚しつくされた部屋を見回した。 床はもとより、壁にも家具にも餡子がこびりついている。 これを掃除するのは大変そうだ。 ゆっくりの侵入など許さないよう、縁側でひなたぼっこするときも網戸なりなんなり対策 をしよう。ゆっくりのおうち宣言は、実在する。できればもう二度と聞きたくないものだ。 でも、赤ゆっくりの強制ぷくーはなかなか楽しかった。次からは掃除が楽な風呂場ででも やろう。 とりとめもなくそんなことを考えながら、俺は掃除に取りかかるのだった。 了 by触発あき 挿絵 by嘆きあき 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ぷっきゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!! -- 2016-11-02 19 10 27 「うーん、うんうんしちゃいよ!でもおちょいりぇしゃんまでいくのはみぇんぢょくしゃいよ……そうじゃ!みゃみゃのおくちしゅりぇばいいんじゃね!?」 こうじゃね? -- 2016-05-18 11 05 19 さすがれいむ、存在がヤクルトスワローズと同等なだけはある。 -- 2016-02-29 01 09 33 ティウンたww -- 2014-03-25 00 33 01 ×んこ!? -- 2014-02-11 14 45 16 親の口にう☆こするとか... 親の口にう☆こするとか... -- 2013-08-18 01 20 17 「ふざけるなあああああ!」でデスノートの夜神月を思い浮かべたのは、オレだけ? -- 2013-08-12 01 36 43 この子ゆかなり性格悪いな -- 2012-12-13 20 17 49 母口内泥便 -- 2012-10-31 23 26 09 この赤ゆお母さん嫌いなのか -- 2012-08-17 17 44 04 口の中うんうんが故意だとしたらとんでもないゲスだなw 人間で例えると・・・おえ -- 2011-12-27 01 51 56 この赤ゆある意味すごいわw -- 2011-12-26 20 02 01 母口中便 -- 2011-12-06 20 00 17 口の中うんうんは ゲスの証拠なのかただのアホなのかなんなのかwww -- 2011-09-15 01 25 45 親の口にうんうんで噴いた -- 2011-03-22 10 18 20 松岡修造で脳内再生余裕でした -- 2010-09-24 06 24 25 赤ゆに「ぷくーをもうしたくない」と言わせたのは凄い事なんじゃね? -- 2010-09-12 04 54 34 お兄さんが楽しそうでなによりw -- 2010-08-12 19 32 54 ディグダグ -- 2010-07-20 08 44 16 ぷくーーーーーーーーーーーー!!!……グチャッ -- 2010-07-16 21 03 20
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2333.html
前編?から ・・・月日は流れ。 さて、そろそろこないだのゆっくりの巣を見て回ってこよう。 まずは5匹の赤ゆを育てていた、れいむとまりさの巣。 季節は繁殖期の春・夏を終えて秋に差し掛かっていた。 本来なら赤ゆは子ゆっくりから成体に近いサイズに成長していてもいい時期で巣立ちをする頃だ。 たくさんの子ゆっくりと同居したまま冬を迎えればそれは一家全滅の危機につながる。 それどころか、今回は赤ゆのまま冬突入という死亡フラグが立っていた。 「そろそろ、おちびちゃんにもかりのしかたをおしえたほうがいいんだぜ!」 「ゆっ、だめだよ!おちびちゃんはまだあかちゃんだよ!」 「みゃみゃー、ごはんまだー?」 「ねぇねぇまりしゃのごはんは?」 「れいみゅたちいつまでおうちにいればいいの?そろそろおちょとであそびたいよ!」 冬越えに備えて大量の食料を貯めないといけないのだが 餌をとってくるのは親まりさばかり、親れいむは赤ちゃんの世話のため巣から出ることができず、ずっと引きこもっていた。 朝から晩まで駆けずり回って採れる餌も親れいむと赤ゆ5匹が食べてしまえば、明日の蓄えすらない。 季節の移り変わりに気づいていない親れいむはともかく、親まりさは焦っていた。 「このままだと冬さんがきて、みんなゆっくりできなくなるよ!れいむもいっしょにごはんあつめてね!」 「なにいってるの!あかちゃんをそだてるのがれいむのしごとだってまりさもいってたでしょ! ごはんをとってくるのはまりさのしごとなんだから、ゆっくりしないでさっさとごはんもってきてね!」 最近はずっとこんな口喧嘩が続いている。 「それなら、まりさがみんなのごはんをあつめてくるよ!」 暗がりから、帽子の先が欠けている子まりさが出てくる。 飾りが欠けていることで親れいむや赤ゆの虐めにあっていたまりさだが、食事量が他の赤ゆよりも少ない割りに 成長抑制飴を食べなかったことで立派な子まりさに成長していた。 「おまえは、そこからでてこないでね!ごきんじょさんに見られたらとおもうとゾッとするよ!」 「ゆぅ~ん・・・」 「ゆっくちできにゃいおねーちゃんは、みんなのうんうんをかたづけるしごちょしててね!」 「こんにゃまりしゃが、かぞくだとおもわれたらみんなゆっくちできにゃいよ!」 「ばぁ~きゃ!ばぁ~きゃ!」 親れいむに合わせて、赤ゆたちも子まりさをキャッキャっと罵倒する。 そんな様子を毎日見てきた親まりさは、ある疑問を感じていた。 親れいむが可愛がっている赤ちゃんたちは、ちっとも大きくならず幼いままだ 逆に、虐められている子まりさはすくすくと大きくなっている いままでは帽子が欠けている子まりさの事を障害のあるゆっくりと思っていたが、実は逆なんじゃないだろうか? その夜、親まりさは決心し 皆が寝静まってから子まりさを巣の外へと連れ出した。 「ゆぅ?おとーしゃんこんなじかんにどうしたの?おそとにでたらまりさおこられちゃうよ」 「ゆっくりきいてねまりさ!おとーさんは働かないれいむにあいそがつきたよ!これからは二人でくらすよ!」 冬はもうそこまで来ている! 子育てと称して働かないれいむや食べてうんうんするだけの赤ゆ達の分まで集めている余裕はもうないのだ。 ぽい~ん、ぽい~んっと元気よく旅立つ2匹。 新しい巣穴は、れいむたちが住んでいる巣穴からさほど遠くない場所に作った。 それでも引きこもっている彼女達がここを見つけることは出来ないだろう。 朝、親まりさがいない事に気づいたれいむ一家。 「ゆっ、きっとお日様がのぼるまえにごはんあつめにでかけたんだね! 赤ちゃんたちが大きくならないのはまりさがゆっくりしたごはんをとってこれないからだよ! はんせいしてたくさんとってくるきになったんだね!」 「ゆっくちできにゃいおねーちゃんもいないよ!」 「ほんちょだ、うんうんかたづけるしかのうのないまりしゃがいないね!」 「これでれいみゅたちがたべるぶんがふえるよ!」 「おうちもひろくなるし、せいせいするね!」 この日から、もうこの家にごはんを持ってきてくれる者はいなくなった。 それに気づくのはいつだろうか? 冬前にもう一度観察に来てみよう。 次は、実ゆっくりで成長が止まっている れいむとありすのつがいの巣を見てみよう。 「おちびちゃんたち、なんで産まれてくれないのぉ!」 「やめてねありす!赤ちゃんたちはいまお昼ね中なんだよ!」 れいむの頭上の実ゆっくりは目を閉じたままだが、「ゆぅ♪」とか「みゅ~♪」とか返事をするので 間違いなく生きていることはわかる。 しかし、まるで造花実ゆっくりが頭に挿されているだけの様に待っても待っても産まれてきてくれないのだ。 だから、ありすは毎日たくさんの食べ物をとってきてはれいむに与えた。 れいむは以前よりもでっぷりと太っているだけで結局1匹も赤ゆっくりは落ちてこない。 ありすは限界だった。 れいむの植物型出産が終わったら、次は胎生妊娠をしようねと約束していたにもかかわらず いつまでもそれが出来ない。 ありすは赤ゆっくりとゆっくりしたい以外に性欲をも我慢し続けていたのだ。 「もう、ありすは限界だわ!れいみゅぅう!ありすとすっきりしてねぇええ!すっきり!すっきりぃ!すっきりぃい!」 「やめてね!赤ちゃん達が見てるよ!それにすっきりとか言葉をつかうと・・・」 「ゆぅ~ちゅっきり♪」「みゅ~・・・すっきゅり♪」 「ほらぁ!赤ちゃん達がへんなことばをおぼえちゃうでしょぉおお!」 でっぷりと太った体でありすを突き飛ばす。 毎日、たくさんのごはんを食べ続けていたれいむは、いまやありすの倍は大きかった。 「いたっ!やめてっ!ごめんなさい・・・ひぃ!」 「ありすのとってくるごはんが少ないから赤ちゃん達も産まれないんだよ! わかったらゆっくりしないで、もっとごはんを持ってきてね!」 「こんなの、ぜんぜんとかいはじゃないわぁああ!」 巣穴から逃げるように泣きながら飛び出していくありす。 それでも、ありすはれいむも実ゆっくりも見捨てる気はなかった。 れいむの頭上にいる実ゆっくりは、ありすにとっても可愛くて、特にカチューシャをつけている2匹の実ゆっくりは 自分にそっくりで都会派だったからだ。 れいむに横になってもらい、実ゆっくりとほほをすり合わせて「すーりすーり♪」した時は 「みゃみゃ・・・♪」「ちょかいは♪」と返事をしてくれてそれが一層の励みになった。 こうやってれいむと喧嘩をした時は、きまってありすは普段よりもたくさんのごはんをとってきた。 さつまいもに、にんじん、キャベツに大根 れいむと仲直りするために、危険を冒してもゆっくりしたごはんをとってくるのだ。 そんな都会派なありすの背中を見送って 次の巣に向かうことにした。 「ぎゅびぃびゃぁああああぁぁあ・・・うひぃぃいいいいい!」 洞窟から聞こえてくるのは、耳をつんざくようなまりさの悲鳴。 ここには善良な50センチサイズの胎生妊娠をしたまりさがれいむと住んでいる。 「まりざぁあああ!ゆっっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 しきりに、れいむがまりさを気遣って声をかけているが まりさのために何も出来ることがなくまりさの周囲をぐるぐると跳ねて泣きじゃくっていた。 以前来たときにあった敷き詰められた葉はそこらじゅうに散らばり、山の様にあった果実は暴れるまりさに踏み潰され それが腐り異臭を放っていた。 「おい、これはいったいどうしたんだ!」 「ゆっ、にんげんさん助けてね!まりさが赤ちゃんがなかなか産まれないから 心配して、お腹に力をいれて無理に産もうとしたんだよ! そうしたら、急にまりさが苦しんでそれからずっとこうなのぉおお!」 「ゆびぃぃいいいいぃい!ぐるじいぃぃいいい!もうまりざをごろじでぇええええ!」 まりさの全身に脂汗が滲み、苦痛からすこしでも逃れようと身をよじってごろごろと転がる。 れいむによると、もう数日もこの状態なんだそうだ。 ゆっくりは餡子が体から漏れない限りなかなか死なない、その生命力が災いしてまりさを苦しめ続けていた。 「まりざぁあああ!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 もう、まりさは「ゆっくりしていってね!」に反応しないくらい精神が擦り切れていた。 こいつらは善良なゆっくりだ。出来れば助けてやりたい。 なにかないかとポケットを探ってみるとなぜかトングが出てきた。 トングとは、ピンセットを大きくしたような道具で 焼肉をひっくり返したりバーベキュー等で使う料理器具だ。 それがなぜ、この状況で俺のポケットから出てきたのかはわからない。 きっと、なにか見えざる力がこの善良なゆっくりとトングとを引き合わせたのだと考えるしかなかった。 さっそく、トングをまりさの産道に突き刺す。 「ゆびゅぅぅういいいぃいいいいいいいいいぃいいい!」 それから、トングを内部で広げる。 「ぎゅぴゅうぅぅううううぃいいぃいい!」 あまりの激痛にまりさは泡を吹いて白目を剥いていたが、これもまりさを助けるためだ。ゆっくり我慢してね♪ トングの間に何かまるっこいものがひっかかる。これをキャッチ。 「まりざぁぁあああ!がんばっでぇええええ!」 れいむの声援と唾が後ろから飛んできてうざい。 フンッ!と一気にトングを産道から引っこ抜くと そこには、1匹の子れいむがひっかかっていた。 「ゆぎぃぃいい・・・いぢゃいよぉぉおおお!」 続けて、もう一度まりさの産道にトングを突き刺すと今度は子まりさ、子れいむが出て 最初の子れいむと合わせて合計3匹の子ゆっくり。 まりさの苦痛はとれた様で、悲鳴はぜぃぜぃという息遣いに変わり命に別状はなさそうだ。 「ゆぎぃぃいいいぃいい!あかちゃんがぁああああ!」 代わりに悲鳴をあげたのはれいむだ。 3匹の子ゆっくりは未熟児で 最初の子れいむは目がなく、2匹目の子まりさは口がなく、3匹目の子れいむはその両方がない。 成長抑制により、胎児の状態で成長が止まってしまったのだろう。 「いぢゃいよぉ!みえないよぉ!おがぁしゃんどこいるのぉお!」 「ばでぃさのあがじゃんぐぁぁああ!」 「なんでおべべがないのぉ!おぐちがないのぉ!りょうぼおないのぉ!」 口がない子まりさは、その目で両親にしきりに「なんで、まりさはおくちがないの?」と 目も口もない子れいむは、口がないはずなのに体の内部から「うぼぉおおぉおお」と奇怪な音をさせていた。 長い苦痛から産まれた赤ちゃんがこの仕打ちで親れいむも親まりさも心が折れかけていた。 これでは、この一家は冬越え前に生きる気力を失って死んでしまうかもしれない。 それじゃ面白くないよね。 「れいむ!まりさ!しっかりしろ!お前らは親だろ! 子供達はもっと苦しいんだ!悲しいんだ! なのに、お前らときたらなんだ?あまったれるな! お前らがしっかりして、この子達をゆっくりさせてやらないと誰がこの子達をしあわせにしてやれるんだ!」 思いついたセリフをまんま言ってみた。 どういうわけか親ゆっくりどもの目に生気が戻る。 「ゆっ、そうだよ、この子達はまりさの子供だよ!目や口がなくたって、この子達はまりさとれいむの愛から 生まれた、ゆっくりした可愛い子供だよ!」 「ごめんねおちびちゃんたち!れいむよりもつらいよね!?かなしいよね!? れいむ一生懸命この子達を幸せにするよ!」 俺は腕を組んで、うんうんと頷いた。 頑張って子ゆっくりを育てろよ!間違っても殺すとか捨てるとかして 代わりに健康な赤ちゃんを産もうとか思いつくなよ! さて、冬越え前にまたこいつらの様子を見に来ようかな。 俺は善良なゆっくりの巣を後にすることにした。 冬は、早朝 雪の降りたるは言うべきにもあらず、霜のいと白きもまたさらでも、 いと寒きに・・・ 肌に突き刺さるような寒さを我慢して、さっそくゆっくりの巣を訪れた。 「みゃみゃ~・・・おにゃかすいちゃよぉ~・・・」 「ゆっくちしちゃごはんたべんちゃいよぉ・・・」 「ゆぅ・・・おとーしゃんかえっちゃきちぇ・・・」 「うるさいよ!おなかすいてるのはおかーさんだっていっしょだよ! それもこれも、まりさがわるいんだよ!」 まりさが帰ってこなくなってから、親れいむ1匹で餌を集め生きながらえていた。 餌を集めると言っても、普段狩などしたことがないため巣の周辺に生えていた草を引っこ抜いては持ち帰るという適当な採取で 甘い草とそうでない草の区別がついていない上、すっかり採り尽くして遠くまで行かなければ草一本生えていない状況まで追い込まれていた。 これは、もう数日もすれば共食いなり餓死なりして全滅だろうな。 ほっといても破滅する巣に興味をなくし次の巣へと向かおうとしたその時、1匹のゆっくりがこの巣へやってきた。 見つからないように気配を消して様子を伺う。 帽子の先が欠けているあのまりさだった。 「ゆっ!ゆっくりしていってね!まりさ、みんなのためにたくさんごはんあつめたよ!」 帽子の中には、秋の終わりに集めた木の実やキノコ、食べられる草がぎゅうぎゅうに詰まっていた。 親まりさと一緒に冬を越えるための大切な食料であったが、まりさは自分の分を家族に分け与えるという選択をしたのだった。 得意満面の子まりさ しかし、家族の反応は冷ややかだ。 シーンっと静まり返っていた一家は噴出すように喚きだす。 「こにょばきゃまりさ!じぶんだけごはんをひとりじめしてたんだよ!」 「ゆっくちよこちぇー!くちょまりちゃー!」 「こいつのせいでおうちのまわりのごはんがなくなっちゃんだ!そんにゃにとっちゃから!」 「ゆぅ・・・ちがうよ、これはまりさがいっしょうけんめいあつめ・・・ゆべっ!」 まりさの背中の皮が千切れ餡子が漏れ出す。 親れいむがまりさを噛み付いたのだった。 「・・・なんで、おかーしゃん・・・」 「ゆっ、これでゆっくりふゆをこせるよ!おちびちゃんたちもたくさんたべておおきくなってね!」 「むっちゃむっちゃ!ちあわちぇー♪」 「このきのこゆっくちしてておいちーよ!」 「こっちのきのみ、かちゃ~い!みゃみゃやわらきゃくちてね!ゆんゆ~ん♪」 「ゆ・・・ゆ”ゆ”・・・ゆ”・・・」 まりさはまだ息があるようだったが時間の問題だろう。 そのうち物言わぬ餡子になり、こいつらの冬越えのたしになるのか・・・。 憎たらしい親れいむや赤ゆどもを叩き潰したい衝動にかられたが、それは今回の観察の趣旨に反するのでこらえることにした。 赤ゆが一生赤ゆから成長しない以上は、いずれゆっくり出来ない事態に陥る事を祈り次の巣へと移動する。 れいむとありすのつがいはどうなっただろうか 巣穴を覗くと、そこには頭上に実ゆっくりを生やしている親れいむしかいなかった。 そして4個ついていた実ゆっくりは3個に減っている。 ちょっと状況がわからなかったので、姿を見せて親れいむから事情を聞いてみる。 「ゆっ、このまえのあまあまさんをくれたおにいさん、ゆっくりしていってね!」 「ちゅっきりちていっちぇね!」 「ちゅっくち!」 「ゆぅ~ちゅっくちー!」 頭上の実ゆっくりは目を閉じたままだが、親れいむの”ゆっくりしていってね”に反応していた。 ありすがあんまり「すっきり」と言うものだから実ゆっくりに伝染し「ちゅっきりしていってね!」と覚えてしまったそうだ。 「つがいのありすはどうしたんだい?」 ありすの事を聞かれたれいむは目を伏せて暗い表情を浮かべている。 その目線の先には、ありすのカチューシャがあった。 冬越えのためにありすは一生懸命食料を集めたが、いっこうに落ちてこない実ゆっくりに業を煮やし 気に入っていた実ありすをもぐ事にした。 自分で生まれることが出来ないのなら手伝ってあげればいいと考えたからだ。 もがれた実ありすは柔らかい葉っぱに落ちて、目を開いて赤ゆっくりとなんらかわらない様に見えたが 横向きのままで自分では立つことも出来なかった。 口があっても挨拶はしないし、どんな餌を口に運んでも噛むことも飲み込むことも出来ない。 それでも、ありすが顔を近づけて「すーりすーり」とほおずりをすると、実ありすは「ゆっ♪ゆっ♪」と喜んで 確かに実ありすが生きていることがわかった。 それから、半日もしないで実ありすは萎れてきて、ありすは餌をよく噛んであげて口移ししたりお水を飲ませようとしたが 結局、最後には「ゆ”ゆ”」と苦しそうな声をあげながら痙攣し干からびてしまった。 悲しみに沈むありすは我を忘れて、れいむの頭上にいる他の実ゆっくりももごうとしたため、止めるれいむと揉みあいになり 気がつけばありすは潰れていたという。 ふと親れいむを見ると、実ゆっくりのために過剰に食料を食べていたため太ましく大きい。 連日の餌採りに疲弊して痩せたありすにはひとたまりもなかった事が伺えた。 「おにーさん、またあまあまをちょうだいね!」 このまま、このれいむを放置してもいいが実ゆっくりごと餓死するだけなのは目に見えている。 それでは、もう観察する面白さがない。 先日、捕まえたコンポスト用の赤ゆも替え時なのでコイツを新たなコンポストにしよう。 実ゆっくりのために、たくさん生ゴミも腐ったゴミも食べてくれるに違いない。 「ゆっ、おにいさんはなしてね!れいむがいくらかわいくてもゆうかいしないでね!」 右手でジャンケンのチョキの形をつくり、そのチョキが綺麗にれいむの両目に突き刺さる。 「ゆぎゅ!」 これで少し大人しくなった。 善良なゆっくりの巣は意外にも幸せそうだった。 3匹いた子ゆっくりのうち、口のないまりさと目も口もないれいむは餌を食べることが出来ずにすでに死んでいたが その分、目の見えないれいむ1匹を可愛がっていた。 「きょうは、寒いからおかーさんたちとくっついてすーりすーりしながら寝ようね!」 「まりさはおちびちゃんのために、葉っぱさんの服をつくってあげたよ!」 「おかーしゃん、すーりすーり♪はっぴゃのふくあっちゃか~い♪」 大き目の葉を、まるで桜餅の様に縦に着ている子れいむ。 成長抑制剤のおかげで体の大きさは一生そのままだが、目が見えずとも親の愛を一身に受けて育っていた。 子れいむにしても生まれたときから目が見えないわけで自分が不幸である事を自覚していない。 だから、自分が幸せなのだと思っていられる。 障害を抱えた子供を殺すに殺せずに苦しみ続けているという状況を想像していただけに 逆に幸せなゆっくり一家を見せ付けられるとどうにも気持ち悪い。 いっそのこと一度、子れいむに光を与えてみるか。 時に希望は絶望への最高のスパイスになりうるのだ。 「ゆっ、この間のおにーさん!」 「おにーさんのおかげで、ひとりだけおちびちゃんを助けられたよ!」 「ゆっくちしていってね!」 こいつらの中では、苦しむまりさを手術して助けてくれた人間という事になっていた。 「その子ゆっくりが心配でね、今日はその目を治しにきたのさ!」 コンポストで育てた赤ゆは今では子ゆっくりサイズになっており、1匹締め上げ目玉をくり貫いて持ってきた。 それを目が見えない子れいむに填め込んでやりオレンジジュースをかける。 眼球の大きさは個体差が少なく、同じれいむ種のものを使えば一応は見えるようになる。 それから小麦粉を溶いてまぶたをつくってあげた。 「ゆっ・・・」 おそるおそる、目を開く子れいむ。 生まれて初めて感じる光 洞窟の中は薄暗いが、それでも子れいむには色とりどりの美しい世界 そして初めて見る親れいむと親まりさ なにもかもが輝いてそのキラキラしたおめめに飛び込んできた。 「ゆっくちしていってね!ゆっくちしていってね!」 「おちびちゃん、おめめが!おめめがあるよ!」 「とってもかわいいおめめだよ!すごくゆっくりしてるよぉ!」 大きな体でまるで赤ゆっくりの様に洞窟内を飛び跳ねる親れいむと親まりさ 初めての妊娠している事がわかった時にも、こんなに喜んだことはなかった。 その姿を見た子れいむも、一緒になって飛び跳ねたりほほをすり合わせたりして、今確かにゆっくり出来ている事を実感する。 だが、これは一時的なものなのだ。 目が見えるとはいえ、自分の体と完全に同化したわけではなく、この移植された目は死んだままだ。 だから数日もすれば朽ちて腐敗し、また暗闇の世界へと帰ることになる。 あー、ごほんごほんっと咳払い それから親ゆっくりに説明をした。 「ゆぅ・・・おちびちゃん、また目が見えなくなっちゃうの?」 「そんなのだめだよ!ずっとゆっくりさせてあげたいよ!」 「れいむ、おかーしゃんたちがみえなくなるのいやだよ・・・ゆえぇ~ん」 そこで提案する。 「また、新しい目を移植すればいいんだよ」 他の子ゆっくりの目をくり貫いて、この子に与える。 癒着させるためにはオレンジジュースでなくても水で溶いた餡子でもいい。 「ゆぅ・・・」 「ゆゆ・・・」 「ゆわあぁ~ん・・・おかーしゃんたちみえなくなるのやだよぉお!」 何しろ善良なゆっくりのつがいだ 他人を不幸にして自分が幸せになろうなんて思ったこともないに違いない。 すぐには答えを出せないだろう。 一通りゆっくりの巣を見て回ったし家路につくことにした。 もっとも、自分の幸せではなく子の幸せなら 最後に出す答えは始めから決まっているんだけどね。 だけど、それを選択したら一生続けることになるよ、ゆっくりできない餡子まみれの生活を・・・ なにしろ、その子は一生大人になることがないのだから。 台所の三角コーナーには、冬前に拾った赤ゆが数匹詰まっている。 蓋が閉まるタイプなので、カシカシっと内側から壁を叩く音はしても声までは伝わらない。 しかし、何が言いたいのかはだいたいわかっている。 蓋を開けた。 「れいみゅ、にゃんでもたべまちゅからごはんをくだしゃい、にがきゅてもからきゅてもいいでしゅ」 「なにかまりしゃわるいことしましちゃか?あやまりましゅ・・・あやまりゅのでごはんをくだしゃい・・・」 「ありしゅはくさったにょでもよろこんでたべましゅ・・・おいししょうにたべまちゅから・・・」 3匹ともカビの生えた使いかけの古い石鹸をこね合わせたように緑色やオレンジ色、紫色のグラデーションが外皮に 紋様を浮かべていた。 初日こそ「あまあまよこちぇじじー!」だの「こんにゃのたべるくりゃいならしんだほうがまちよ!」なんて反抗的だったが 結局は餓死の地獄の苦しみには耐えられず、なんであろうと口にした。 目に見えて変色してくると、もはや末期だ。 ゆっくりコンポストは生ゴミを餡子に変化させるから価値がある。 しかし、ここまでくると生ゴミを食べても生ゴミを排泄してしまうのだ。 「釈放だよ・・・」 彼らに向かってニッコリっと満面の笑顔を見せてそう告げた。 不要になっても潰したりはしない。 よく働くように希望を持たせるため刑期を終えたら自由にしてやると約束をし、キチンとそれを守る。 素手で掴むと異臭のする汁が肌に触れてしまうため三角コーナーごと庭に持っていくとひっくり返して外に捨てた。 「おうちかえりゅよ・・・れいみゅ・・・みゃみゃにあいちゃいよ・・・れーみゅしゅーりしゅーりしちゃいよ・・・」 「まりしゃのおかーしゃん・・・ゆっくちちていっちぇね・・・まりしゃこれからおうちかえりゅよ」 「ありしゅ・・・もっとゆっくち・・・しちゃか・・・ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”」 ずりずりとナメクジの様に這って進む赤ゆども。 腐敗物だろうとカビだろうと何でも好き嫌いなく食べれる彼らは道の草だろうと犬の糞だろうと食べて餓死を免れ 本当に親元まで帰れるかもしれないな。 親がこいつらを見てどういう態度をとるかは知らない。 思い出は、きっと思い出にしておいたほうが美しいんだろう。 「ここはどこなのぉ!せまくてゆっくりできないよ!」 円筒タイプのゴミ箱の底に設置した生まれない実ゆっくりを生やしているれいむが目を覚ました。 とりあえず一週間前に食べ残した弁当箱の中身を捨てよう。 食べなくてもかまわない。 それが二週間前の食べ残しになってから餡子になるだけのことさ。 「くしゃいぃー!こんなのたべれるわけないでしょ!ばかなのしぬの?あまあまもってきてよね!」 蓋を閉めると、内側をガシガシと叩く音だけが響いていた。 おまけ 子まりさ1匹が帽子一杯に貯めた食料などたかがしれていた。 それに加えて狩をまりさにまかせっきりだったれいむは冬越えのための食料を節約しないといけないという事もわかっていなかったので 親れいむ、赤まりさ、赤れいむ3匹でお腹一杯に食べれば3日で尽きてしまった。 それから、死んだ子まりさの餡子をむさぼり それも尽きると今度は親れいむが赤まりさに噛り付き、赤まりさを食料にした。 「それもこれもまりさがわるいんだから、まりさがせきにんとってね!」 「まりしゃがたべられればいいんだよ!」 「ばーきゃ!ばーきゃ!」 「ひとりだけちがうこなんてゆっくちできにゃいよ!」 「いちゃい!やめちぇね!まりしゃはおかーしゃんのあかちゃ・・・ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”」 どれくらい時間が流れただろうか その赤まりさを食べつくした頃、突如入り口を塞いでいた枝や葉が取り除かれて 冷たい風が吹き込んできた。 親れいむはお帽子のシルエットに、まりさが帰ってきたんだ! 反省して、やっとみんなのごはんを採ってきて帰ってきたんだと思った。 その影が近づいてくると、成体よりもはるかに大きいまりさであることがわかり別人であることに気づく。 つづいて、同サイズのれいむが入ってきた。 「ごめんね、まりさのおちびちゃんのためにおめめをちょうだいね!」 「ていこうしなければいのちまではとらないよ!ほしいのはおめめだけだよ!」 その年、冬篭りが終わると 目を失ったれいむ種ばかりが巣穴から這い出てきたので人間たちはその森が呪われていると恐れ 結果的に、以後数年に渡りゆっくりたちを脅かす者がいなくなり やがて、ゆっくりプレイスと呼ばれるようになったそうな。 「れいぶ・・・なんでもたべますから・・・ごはんをください くさっていても、にがくてもおいしそうにたべます・・・どうかどうかあかちゃんのためにもごはんをください・・・」 「ゆぅ・・・」「みゅ~・・・」「ちゅっきり・・・」 過去の作品 ゆっくりいじめ系1222 ゆっくり繁殖させるよ! ゆっくりいじめ系1254 赤ちゃんを育てさせる ゆっくりいじめ系1261 水上まりさのゆでだこ風味 ゆっくりいじめ系1297 ゆっくり贅沢三昧・前編 ゆっくりいじめ系1466 ゆっくり贅沢三昧・後編 ゆっくりいじめ系1467 まりさの皮を被ったアリス ゆっくりいじめ系1468 肥料用まりさの一生 ゆっくりいじめ小ネタ222 ゆっくっきんぐ ドナーツ編 ゆっくりいじめ系1532 可愛そうな赤ちゃんにゆっくり恵んでね ゆっくりいじめ系1580 ゆっくりしなかった魔理沙と愛のないアリス ゆっくりいじめ系1673 ゆっくりクアリウム ゆっくりいじめ系1715 ゆっくりトイレ ゆっくりいじめ系1735 ゆっくりれいむと白いお部屋 ゆっくりいじめ系1743 プラチナまりさとフリーすっきり権 ゆっくりいじめ系1761 ちょっとしたイタズラ ゆっくりいじめ系1905 あったかいゆっくり ゆっくりいじめ系1935 しゃべらないゆっくり ゆっくりいじめ系1940 愛されまりさの一日 ゆっくりいじめ系1993 加工場産の赤ゆっくりを育てる 前編 ゆっくりいじめ系1994 加工場産の赤ゆっくりを育てる 中編 ゆっくりいじめ系2110 加工場産の赤ゆっくりを育てる 後編1 ゆっくりいじめ系2111 ゆっくり二世帯住宅 ゆっくりいじめ系2143 いっしょうのおねがい 作者:まりさ大好きあき
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ゆっくりがいない世界の話 魔理沙の妙な実験でお饅頭から魔法生物ゆっくりれいむが生まれる。ややもあって本物の霊夢と仲良く暮らすが 日が立つうちに徐々に元気がなくなっていく、どういう訳か霊夢と魔理沙が調べるのだが全然分からずじまい ある日霊夢がゆっくりれいむを元気付けようとギャグでゆっくり風にした魔理沙の顔を模したお菓子を作る れいむもとっても喜んでさぁ食べようとした時に霊夢や魔理沙に「たべないでー!」と飛び掛る ようやく合点の行く二人 犬猫といった動物は遊ぶにはうってつけだが会話やらゆっくりの行動をが理解できない 妖精は気質があっても彼らの過激な遊びにつきにあうには脆弱すぎる 人間とは会話はできて仲良くできてもそれは小さい子供と接するような保護者と子供の様な関係 要は対等な関係で付き合えるお友達がほしかったのだ お皿に盛られたゆっくりまりさ風のお菓子に寄り添うれいむ。 何度呼びかけても「ゆっくりしていってね!」おかしのまりさは全然答えない いつまでも離れようとしないので霊夢はそっとしておいてやる 疲れて眠りこけてしまったれいむは夢でお菓子のまりさが動き出して一緒に遊ぶ夢を見る その様子を見ている怪しい影が一つ。それは空間のスキマから手を伸ばすと お菓子のまりさに何かをかけるとスッと消える。するとどうだろう!お菓子のまりさが動き出したではないか! 覚醒したばかりのまりさは隣に自分そっくりの生き物を見るとこう言う 「ゆっくりしていってね!」 これ好きだよ。短い中にも喜怒哀楽と起承転結が詰まってていい。 -- 名無しさん (2008-10-05 12 33 10) ゆっくりも寂しいとしんどいんだね -- 名無しさん (2012-06-29 15 21 56) 名前 コメント
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ゆっくりおろしていってね!!! ※ぺにぺにとまむまむ注意です ある日、森を散歩していたら、身重のゆっくりれいむに出会った。 動物型のにんっしんというやつだ。 聞けば、一緒になったゆっくりまりさがゲスだったらしく、 子供が出来たと分かるや、れいむを捨てて逃げてしまったのだそうな。 不憫に思ったので、何か出来ることはないかと尋ねた。 「ゆぅ~れいむはほんとうはあかちゃんはほしくなかったよ!! まりさがすっきりしたいっていうから、れいむさせてあげたんだよ!!」 言いつのるれいむ。どうやら望まぬにんっしんだったらしい。 いわゆる「やり捨て」の状況だった。れいむがまくし立てる。 「これからもうふゆだっていうのに、まりさったら!!やらせろやらせろって、 すこしもおしごとしないんだもん!!れいむやんなっちゃうよ!!」 身につまされるご発言である。それから延々とれいむは元つがいへの不満をぶちまけた。 やれ一日中寝転んで餌を取りに行かないだの、そのくせ食い意地だけは張ってるだの、 やれ大して器量がよくもなかったけど、つい、黒くてぶっといぺにぺにに惹かれただの…。 気がつけば太陽が西に沈もうとしているではないか。 会話(一方的な)を切り上げようとすると、れいむが深刻な面持ちで切り出した。 「おにいさん、れいむしゅっさんはいやだよ…。ぜんぜんたべもののたくわえないのに、 あかちゃんがいたらふゆをこせないよ!!れいむもっとゆっくりしたいよ!!」 「そんなこと言うと、赤ちゃんがかわいそうじゃないか…。とは言え、 お前の命もかかってるわけだしな。よし、名案があるんだ。うちへ来い」 「ゆゆゆっ!?」 虐待お兄さんの柄にもなく、身重れいむを抱きかかえて、自宅へ運んできてやった。 なに、これから、虐待とほぼ等価の行為をおこなえるわけだから、安い物である。 「おにいさん、ここがおにいさんのおうち!?とってもゆっくりできそうだね!! すごくあったかくて、れいむここならあかちゃんうめそうだよ!!」 「おいおい、勘違いしてもらっちゃ困る。れいむ、お前は赤ちゃんをどうしたいんだ? たとえ、ここで赤ちゃんと冬を越したとしても、この環境に慣れきったお前達が、 再び野生の世界で上手くやっていける保障はないんだぞ」 「ゆぅ~そうだね。でも、それじゃあ、あかちゃんはどうすればいいの? れいむ、まりさにかえってきてほしいよ…」 未練がましくすすり泣きを始めるれいむ。うっとうしいことこの上ない。 「泣かないでくれよ。とにかく、赤ちゃんは俺が何とかしてやる。 良い方法があると言ったろ?」 「ゆぅ~、ほーほー?あかちゃんもゆっくりできる?」 「ああ、永遠にな」 「ゆっ!!じゃあおにいさんにまかせるよ!!」 ゆっくり特有の警戒心の薄さ、論理力のなさで、満面の笑みとともに、 赤ちゃんの処遇を見知らぬ者に一任するれいむ。まったく、仕事がやりやすくてかなわない。 「よし、それじゃ話は早い。ここに寝転んでくれ」 「ゆぅ?れいむおねむじゃないよ!!」 「いいからいいから。そうでないと、赤ちゃんがゆっくり出来ないぞ?」 「ゆぅ~、ゆっくりおやすみなさい!!」 何か勘違いしているれいむを尻目に、麻酔代わりのアルコール注射の準備をする。 はや、寝こけているれいむに、そいつを注射し、声をかける。 「おい、気分はどうだ、れいむ?声が聞こえるか?」 「ゆぅぅ…ゆっ?おにいさん、どうしておこすの!!」 仕方なく、れいむのほっぺをつねってみる。 「ゆうぅっ!おにいざん、やべで!!れいむいだいのいやだ!!いやだいやだやだやだや」 「どうだ?」 「ゆっ!!いたくないよ!!そういえばれいむつよいこだもん!!」 完全にアルコールが回ったらしい。酩酊しない程度の量だが、運動機能と、 痛覚を麻痺させることができた。これで、手術の準備は完了である。 「よし、れいむ。それじゃあこれから、お前の赤ちゃんを取り出すぞ」 「ゆっっ!??おにいさん、なにいってるの? あかちゃんはまだゆっくりしなきゃいけないんだよ!!」 「ゆっくりしてたら、産まれちゃうだろ。その前に、掻き出してやるんだよ」 「ゆ゛うううううううううう!!!!やべでえええええええ!!!! あがぢゃん!!やべでっ!!でいぶのだびじなあがぢゃん!!!」 「はいはい。まったく、どうしたいんだよ」 まず、産道を拡げて、中身を出しやすくせねばならない。へガールという器具を要するが、 そんなものは持ち合わせていないので、やむなく、まむまむの入り口に切り込みを入れて、 素手でも拡げやすいように「整形」する。使うのは100均で手に入れたキッチンバサミで、 購入してからおよそ半年、一度も洗浄したことのないものだ。所々サビている。 「ゆぴっ!?おにいざん、そそそそそそれ、どどどうずるの!!??」 「どうするって、れいむのまむまむを拡げなくちゃ、掻き出す器具を入れにくいじゃん」 「やべでっ!!がぎだずの、やべでっっ!!!!!!!」 容赦なく、ハサミを縦に二箇所に入れる。これで、手で拡げやすくなったぞ。 「ゆっぎいいいいいいいいいい!!! でいぶの、でいぶのさーもんぴんくのまむまむがああああああああ!!!!!!!」 「馬鹿、痛くもないのに叫ぶんじゃないよ」 確かに痛みはないのだろうが、まむまむを切り裂かれたのはショックだったらしい。 非常に声が大きくうるさいので、さっさと済ませてしまうことにした。 「よし、準備は終わったぞ、れいむ。これからお前の赤ちゃんを掻き出すからな」 「ゆ゛っ゛!?おにいざん、やべでぐだざい!!! でいぶ、やっばりあがぢゃんをぞだでまず!!!だべものもあづめまず!!!!!!」 「なんだ、気が変わったの?」 「はい゛!!!!だがら、だがら、おうぢにがえじでねえええええええええっっ!!!!!」 「悪いけど、面白そうだから続けさせてね。れいむも、自分の赤ちゃんが掻き出されるところ、 じっくりそこで見ていってね!!!」 「ゆっがあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 人間の胎児の掻爬は、特別な鉗子を用いて行うそうだが、ここには当然ない。 代わりの器具として、愛用の、先割れになっているパフェ用の、柄の長いスプーンを取り出す。 先ほどパフェを食べた時に使ったもので、チョコソースやコーンフレークがこびり付いたままだ。 「いくぞ、れいむ」 「やべでっ!!!やべでっ!!!!!」 口の端から、餡子色の泡を飛ばして嘆願するれいむ。しかし、ゆっくりの堕胎という、 世にも珍しいシチュエーションを楽しまない手はない。 先割れスプーンを、拡げたれいむのまむまむに突き立て、産道をズブズブと掘り進んでゆくと、 何か異質な物体に、スプーンの先端が触れた。 「お、れいむの赤ちゃんみっけ」 「ゆ゛っっ!!!!おにいざん、ぞごじゃないよ!!!でいぶのあがぢゃん、 もううまれだがら、ぞごにはもういないよ!!!!!!!!!」 「はいはい」 早速、突き当たった物体に、スプーンを刺してみる。思ったより柔らかく、楽々削り取った。 後はもう簡単なことで、次々に、未熟な赤ちゃんの体を破壊し、掻き出してゆくだけだ。 受け皿代わりのゴミ袋に溜まっていく物体と粘液を見た所によると、どうやら赤ちゃんは、 れいむ種のようである。髪は生え揃っていないが、赤いリボンは既に形成されていた。 「ぎぼぢわるい!!!ぎぼぢわるいよおおおおおおおおおおお!!!!!」 「れいむ、おめでとう!!元気なれいむ種の赤ちゃんだったよ!!」 「ゆ゛っ゛がぎゃ゛ああああああああああああ!!!!! べいぶのあがっ、ぢゃああああああああああああああああああああん!!!!!!」 やはりれいむはブタだった。こうして、テンポ良く、3匹分と見られる赤ちゃんゆっくりを、 完全に掻き出し終える頃には、れいむは「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」と痙攣を起こし、 正気を失いつつあった。痛みを感じないとは言え、自らの赤ちゃんが掻き出される様を、 目の当たりにしたのだ。当然の結末といえる。 「ああ、いい仕事したなぁ。後はこいつの始末だけか」 ペンライトで、れいむのまむまむの奥を照らしてみると、無数の傷が出来ていた。 どうやら、手際が悪かったらしく、母体を傷つけてしまったようだ。 どんな形であるにせよ、子を排出した母体ゆっくりのまむまむはしばらく閉じないそうだから、 この傷が元で致命的な感染症にかかり、命を落とすであろうことは明白だった。 いや、それ以前に、麻酔が切れてしまえば、痛みでショック死するかも知れない。 もはや、虐待の楽しみは満足させられてしまった。満身創痍で脱力しきったれいむを、 窓から外へ放り捨てる。数度バウンドし、「ゆべ」とか何とか、うめいた。餡子が飛び散る。 僕は器具として使ったスプーンとキッチンバサミに目をやった。 得体の知れない粘液にまみれ、これはもう二度と使い物にならないだろう。 今度ゆっくりの堕胎手術を行う時は、木の枝か何かでやろう、と思った。 byハチの人 ご指摘を受け、色々と試行錯誤してみました。少し、文章がほぐれたのではないでしょうか。 だといいなあ。皆様ありがとうございました。 このSSに感想を付ける
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一応海戦です。 カタカナは電報です。 ここはゆっくり海近辺の水雷艇基地… 「レンゴウカンタイタダチニシュツドウ コレヲゲキメツセントス ホンジツ テンキセイロウナレドモ ナミタカシ」 「えっと…つまりどゆことなのぜ?」 「出動を許可するけど波が高いから気おつけてねだって。」 「でもうちの基地って…」 「そう!水雷艇しかないよ!」 「じゃあ出動できないんじゃ…」 「モンダイナシ!」 「「OH MY GIRL👆🌏」」 「ということでれいむとまりさは艦長だからよろしくー。」 「「えええええええ!?!?」」 「じゃ、じゃあ出発進行なのぜ…」 「「「「………」」」」 「まりさたちは悪くないのぜ!恨むなら司令官に…」 「「「「そう言う事じゃないよ!艦長!後ろ後ろ!」」」」 「う、うしr ぎゃああああああああ!!!!!」 艦長の後ろに現れたのは れみりゃ帝国の戦艦であった。 「せせせせせせ戦闘配備!」 「右魚雷装填完了!」 「魚雷発射!」 「敵攻撃来るのぜ!とーりかーじ!」 「とーりかーじ!」 一方その頃れみりゃ帝国の戦艦の内部。 「うー!敵の船をはっけんしたどー!」 「ちっちゃいふねだど〜。」 「どうせえさのふねだど〜。」 「だべにいくd」 ドカーン! 水雷艇の魚雷は見事命中したのである。 「うー!右舷損傷!エンジン出力低下!修理いそぐどー!」 「「「「修理かいs」」」」 ドカーン!ドカーン! 「うー!左舷損傷!!」 「魚雷回避ー!」 ドカーン! 「船転覆中だどー!注水急げー!」 「船が転覆するどお!!!」 ボオオオオオオオオ!!! 汽笛を鳴らしながら、海の要塞は沈没した。 そして視点は戻り水雷艇… 「敵戦艦右舷損傷!」 「魚雷装填完了!」 「うてぇーーー!!!!」 「敵戦艦砲撃!回避急げ!」 「左戦回なのぜ!」 「敵戦艦沈黙!」 「「「「「うおーーーーー!!!!!」」」」」 「艦長!石炭がもうないよ!ゆっくりしないで基地に帰ってね!」 「ゆっくりりかいしたよ!それじゃあみんな!基地に帰るのぜ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 ゆっくり海海戦は、大湯作理帝国の勝利で終わった。 続く。
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少し落ち着くために小ネタを書くことにした。 「ゆっくりしていってね!」 ベランダからゆっくりの声がする……ベランダ? 「なぁにぃ!?」 ここは二階だ。 私のアパートの周りには木も無ければ、電柱も無い。ベランダに入り込む方法などは無いはずだが……。 「……あぁ」 そこにいたのはパタパタ動く黒い翼の生えた怪しいゆっくり。 赤帽子の黒髪ってことは噂のきめぇ丸とかいうのか? 「飛べりゃぁベランダにいるのも意味無いわな………、きめぇ丸か?」 「さむいよ! おねえさんあややをゆっくりおへやに入れてね!!」 「あやや? ……んなゆっくりいたか? まぁ入れ入れ」 「ゆっくりありがとう!」 聞いたことも無いが、とりあえずさむいのもアレなので部屋に入れておく。 「しかし、さむいっつぅのに何で外飛んでたんだ?」 「おかぁさんとはぐれたんだよ!」 なんか、胸?をはって宣言するあやや。 「エバるな。 まぁとりあえずベランダの方に看板立てとくぞ? おまえの母親がここ通ったら見えるだろうから。 まぁとりあえず腹も減ってるだろうからこのさなづらでも食べなさい」 「ありがとう! むぅしゃむぅしゃ……すっぱいよ!」 「スマンすまん……」 看板の絵の画力は聞くな。 まぁそんなこんなで数時間後、玄関からチャイムが鳴る。 「どちら様で……ブゥッ!?」 首ヒュンヒュンしているきめぇ丸がドアップで写っていた。 「ここに娘がいる、という看板を見て来ました(ヒュンヒュン)」 喋りながらヒュンヒュンを絶やさない、凄い、きめぇ丸凄い。 「おかぁさぁん!」 「おぉ娘よ(ひゅんひゅん)」 心なしかスピードがさがった。 「では、どうもお世話様で」 「まぁ、暇だったらまた遊びに来いよ?」 「おねぇさんありがとう!ゆっくりできたよ!!」 そういって飛び去っていく親子を見てふとあたしは (あのあややが成長したらきめぇ丸になるのだろうか?)と考えてしまっていた。 個人的には あややに一定条件が加わる(感情が高ぶる等)ときめぇくなる という脳内設定です -- 名無しさん (2008-12-18 22 54 56) 名前 コメント
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※東方原作キャラのルーミアが登場します。 ※設定につきましては俺設定が含まれておりますので、イメージと違う場合もございます。 「食べないお饅頭」 ある暑い夏の日の昼下がり──。 人肉大好き妖怪として一部で有名なルーミアは、この日も幻想郷の空を一人ふよふよあ てもなく飛んでいた。 日差しは強いが暗闇を展開すれば、炎天下の元でも快適に飛行できる。 彼女が単独で飛んでいるのには理由があった。 最も仲の良い友達である氷精、夜雀、蛍の妖怪の三人が、今日はそれぞれ別の用事があ るそうで、一緒に遊んでくれなかったのである。 氷精は同じ妖精仲間と大蝦蟇退治の約束、夜雀は屋台の食材調達、蛍は時期だから眷族 たちの世話と、それぞれ忙しい。 次に仲の良い、紅魔館門番の元へ遊びに行ったら、どうやら居眠りを見咎められたらし く、メイド長に説教&体罰をされている真っ最中だった。 門番とは仲良しでも、メイド長とはあんまり仲良しではないため、ルーミアは素早くそ の場を立ち去った。 「今日はみんな遊べないのかー」 暗闇の中でルーミアは残念そうに呟いた。 遊ぶこと、食べること、寝ること、気が向いたら弾幕ることが、ルーミアにとって楽し いことである。 遊べない日は、それだけ楽しさが減ってしまったような気がして、なんとなくて寂しく 悲しい気分になる。 一人で居ることには慣れているし、誰にも配慮せず気ままに過ごすのも好きだが、人恋 しい時もある。 ルーミアは空を飛びながら、他に心当たりが居ないか考える。 「んー……巫女、魔法使い、人形遣いは遊んでくれるかな?」 考えてみたが、巫女は機嫌が悪いと物凄く邪険に扱うし、魔法使いは普通に遊ぶのでは なく弾幕ごっこをやりたがるだろうし、人形遣いはそもそもあまり親しくない。 「……幽香は、ちょっと怖いしなー……うーん」 遊びに行ったら、たぶん相手はしてくれるだろうが、二人っきりだとなんとなく気が休 まりそうにない。 と言うか、大陽の畑でうっかり暗闇を展開すると「あなた、向日葵に恨みでもあるの?」 と思い切り怒られるから、ちょっと怖い。 「うぅ~、橙は修行があるって昨日言ってたし……困ったなぁ、今日は本当に一人だ……」 片っ端から知り合いの顔を思い浮かべてみたが、今すぐ無条件で気兼ねなく楽しく遊べ そうな相手が思い浮かばない。 今が昼間ではなく、夜だったならば──紅魔館の主のところに行くという手もある。 メイド長はルーミアが来るのをあまり歓迎してくれないが、何故か主は「闇の妖怪なら ば私の眷族に相応しいわね」と言って、暇なときは遊んでくれるし、美味しいものをご馳 走してくれる事も多い。 あまり会うことはないが、紅魔館主の妹も「あなたの闇は落ち着くわ」と、何故かルー ミアをやたらと気に入ってくれている。 「んー……夜まで寝ようかなー」 やや暗闇を薄めて地上を確認する。 ちょうど、どこかの森の上空に差し掛かったようだ。 「寝るのに良さそうな場所、あるかな?」 どこの森なのかはわからないが、普通の森ならば寝場所には困らないだろう。 適当にあたりをつけてルーミアは降下を開始した。 「ゆっ! ま、まりさっ! なんかくろいのがおりてくるよっ!」 空から降りてくる黒い塊を見て、ゆっくりれいむは友達のゆっくりまりさに声を掛けた。 「お、おちつくんだぜ! あれはきっと……に、にっしょくなんだぜ!」 昼なのにお日様が隠れる現象があり、それは日食と言うものだと、前にゆっくりぱちゅ りーに聞いたのを思い出しながら、まりさはれいむにそう言った。 「そ、そうなの? すごいね、まりさ! さすがだね!」 まりさの発言をれいむは信じた。 間違った知識を植え付けられてしまったのであるが、別にそれは些細な事であろう。 「それほどでもないぜ! そうだ、れいむ! にっしょくをつかまえようぜ!」 日食を捕まえればいつでも厳しい日差しを防げる、そうまりさは考えた。 ゆっちゅりーの話をちゃんと聞いていれば、そんな発想には至らないはずなのだが、ま りさは日食を勘違いして覚えている。 「ゆゆゆっ!? にっしょくって……つ、つかまえられるの?」 れいむはそもそも日食という言葉自体、今初めて聞いたばかりである。 「ゆっ! た、たぶんつかまえられるぜ……とにかく、いってみようぜ!」 目に見えて存在していて、それが降りてくるのなら、捕まえられると思ったのである。 とりあえず行ってみればわかるとばかりに、まりさは降りてくる暗闇の方へと向かって 行った。 「わ、わかった! ゆっくりついてくね!」 なんとなく怖い気がしたが、まりさがどんどん先に行くので、慌ててれいむはその後を 追った。 ゆっくりついてゆく、と言いながらも全速力で。 「ちょっと高く飛びすぎたわ……んー、降りれそうな場所は……」 闇を展開して飛んでいるときは、ルーミアは地面へ降りるようにしている。 以前に大丈夫と思って木の上へ降りたら、暗くてよく見えなかったため、枝が刺さり怪 我をした経験があるのだ。 暗闇を消せば良さそうなものだが、着陸する程度のことで闇を収めるのを、ルーミアは よしとしない。 それは光がないと不都合だと認める事なのだから、闇の妖怪としてのプライドが許さな いのである。 「あ、良い具合の広場があるわ! あそこに……あら?」 降下目標地点に、何か妙な物が見えた。 一見すると人の生首のような物が、ぴょんぴょん跳ねながら何か喋っている。 「なんだろ? 新種の妖怪? ま、いいか」 おそらく害はないだろうと判断し、ルーミアは降下を続けた。 「ゆっ! こ、こっちにむかって、おりてきたぜ! れいむ!」 「そ、そうだね、まりさ! ゆっくりこっちにきてるよ!」 ふよふよと降りてくる暗闇を、二匹仲良く並んで見上げる。 薄められた闇とは言え、明るいところから暗いところを中まで見通すのは難しい。 ルーミアから二匹の姿は見えても、まりさとれいむからルーミアの姿は見えない。 「ん? 巫女と魔法使いに、似てる……そーか! あれがゆっくりなのかー!」 だいたい地上10メートルほどの位置まで高度を下げたあたりで、ルーミアは生首の正体 に気付いた。 話に聞いたことはあるが、実物を見るのは初めての珍生物である。 「本当に似てるなー……あはっ、なんか喋ってる」 なにを言っているんだろう、と耳を澄ませる。 「ね、ねぇ、まりさ! にっしょくって……ど、どうやってつかまえるの?」 「ゆぐっ! れいむ……そ、それは、これからかんがえるんだぜ!」 「かんがえるって……ど、どうするの! むかってきてるよ!」 「ゆっ……そ、そうだぜ! と、とびかかってみるんだぜ!」 二匹の会話を聞き、ルーミアはちょっとからかってみようと思った。 「……愚か者めー、この私を捕まえる気なのかー!」 なるべく荘厳な感じの声を作って、二匹に向かい語りかける。 「ゆゆゆゆっ! しゃ、しゃべったぜ!」 「ににに、にっしょくって、しゃしゃしゃべるの?」 暗闇に突然話しかけられ、二匹は驚いた。 「わーたしはー……えっと、やぁみのーかぁーみぃーなーるぞー! ひかえーい!」 どうしてもあまり荘厳な声にはならないが、とりあえずそれっぽく、神様らしく聞こえ るようにルーミアは努力した。 闇の神と言うのは、もちろん単なる思いつきである。 「ゆっ! かみさまだって、まりさ! にっしょくじゃないよ!」 「や、やみのかみさま? そんなのきいたことないぜ……ど、どうしよう、れいむ?」 疑いもせず、あっさりと二匹は暗闇からの声を信じた。 「こぉらー、ひぃかえーいというのがー、きぃこえーんのかぁー!」 ──やばい……この子ら面白い……! 吹き出しそうになるのを、必死でルーミアは堪えている。 「ゆっ? ひかえろって? どうしよう、まりさぁ?」 「んっと、そ、そうだぜ! お、おじぎするんだぜ、れいむ! かみさまにはおじぎだぜ!」 こうするんだと手本を示すように、まりさは暗闇に向かって身体を傾けた。 四肢が無い以上、頭を下げるにはこうするしかない。 下げすぎてバランスを崩し、地面と顔面をキスさせないよう懸命にふんばる。 「ゆっ! わかったよ、れいむもゆっくりおじぎするねっ!」 「きっ、きをつけるんだぜ、れいむ……ころんだら、しつれいなんだぜ!」 日頃からちょっと鈍くさいれいむが、まりさは心配でならない。 神様に失礼なことをしてしまったら、罰が当たるとゆっちゅりーから聞いている。 どうか、れいむが転ばないようにと、まりさは祈った。 「うむー、そーなぁたたーちはー、れーぎをぉわかーっているぅなー、よはーまんぞぉー くじゃー」 ──これじゃ神様じゃなく殿様かな? そう思いながらも神様のふりを続ける。 「とーきぃにー、そぉなーたーたちーは、ちぃんをーとらーえーようぅとーしてたーなー」 ──朕なら天子様の一人称だから神様だよね? 氷精と同レベルの頭と思われがちなルーミアだが、実は意外と博識である。 ルーミアの「そーなのかー」と言う相槌が広く好まれており、トリビアや豆知識などを 語り聞かせる人が多いため、耳学問で結構知識を蓄えているのであった。 「ゆははー! ご、ごめんなさいだぜ……にっしょくとまちがえたんだぜ!」 誤魔化したところで、神様相手じゃ誤魔化しきれないと思い、まりさは素直に謝った。 「ち、ちんってなに? え……えっちなことば? えっちなかみさまなの?」 まりさとは対照的に、れいむは物凄く頓珍漢なことを言った。 「ばっ、ばかっ! れいむ、かみさまになんてこというんだぜ!」 とんでもない発言に、まりさは血相を変え、厳しい声でれいむを叱った。 「えぇっ!? れ、れいむ……なんかへんなこといったの? って、れいむばかじゃないよ! ゆっくりあやまってね!」 馬鹿と言われて、れいむは腹を立て怒鳴った。 「ゆっ! れいむ! えっちなかみさまだなんていったら、ふつうおこるぜ! だから、 れいむはばかなんだぜ!」 「ゆぅぅぅっ! ひどいよ、まりさ! だって、ちんっていやらしいことばだよ! れい むしってるもんっ!」 「……ぷっ、ぷぷぷっ! あはははははっ! もう、だめ、おっかしーい!」 目の前でいきなり口げんかを始めた二匹が、面白くてたまらない。 笑いを堪える努力は限界に達した。 「ゆっ? わ、わらってるんだぜ……?」 不思議そうな顔で、まりさは暗闇を見つめる。 「もうっ! なんでわらうのよっ! かみさまだからって、れいむをばかにしてるの? まりさもかみさまも、れいむにゆっくりあやまってよ!」 怖いもの知らずと言うよりも、口げんかでヒートアップしたれいむは、笑われたことが 大変不満であった。 「ばっ、ばかれいむっ! かみさまに、なんてこというんだぜ! か、かみさまっ! こ のれいむは、れいむはばかなんだぜ! みのがしてやってほしいんだぜ!」 れいむの無礼な発言を取りなそうと、まりさは必死に暗闇へ向かって懇願する。 「あははははっ、ご、ごめ……も、もう……それぐらいに、してよ……あははははっ!」 ルーミアの腹筋は崩壊寸前である。 元から彼女の精神年齢は、箸が転がってもおかしいような年頃なのだから、この二匹の 反応は面白すぎた。 「もうっ! またれいむのことばかっていった! ひどいよ、まりさ! かみさまもわら ってばかりでしつれいだよっ!」 慌てるまりさ、笑うルーミア、そして怒るれいむと、傍から見れば非常に混沌とした状 況である。 「あー、もうっ……あはははっ……うん、私が悪かったよ」 もうこれ以上はお腹が痛すぎるので、闇を消して姿を現す。 「ゆっ! く、くらやみがきえた? お、おねえさんがかみさま?」 姿を現したルーミアと、未だ激高しているれいむを交互に見ながら、まりさは言った。 「おねえさんひどいよっ! かみさまのくせに、れいむをばかにしないでよっ!」 ぷりぷりと怒り、れいむは頬を膨らませる。 すでにもう自分が何を言っているのか、れいむ自身も今ひとつわかっていない。 「うんうん、からかってごめんね。私は神様じゃないよー」 にっこりとルーミアは微笑んだ。 「ゆっ! おねえさん! まりさたちをだましたの? ひどいんだぜ! ゆっくりあやま ってほしいんだぜ!」 「そうだよっ! かみさまじゃないのに、れいむをわらうなんてひどいよっ!」 まりさの発言はもっともだが、れいむの言葉は相変わらず何かずれていた。 「あははっ、だからごめんってば。面白そうだからちょっとからかったのよ。あなたたち 私を捕まえようとしたんだから、おあいこでしょ?」 笑顔を崩さず、ルーミアはしゃがんで二匹に目の高さを近づけた。 「ゆぐっ、そ、それはそうなんだぜ……まりさもわるかったぜ、ごめんなさいだぜ」 捕まえようとしたのは事実なのだから、まりさは素直に謝った。 すでにさっき謝ったことは忘れている。 「ほんとだよっ! おねえさんも、まりさもひどいよ! ゆっくりはんせいしてね!」 れいむの怒りはまだおさまらない。 なんとなく、自分が蚊帳の外に置かれているような気がして、ちょっと腹立たしかった。 「あはは、本物の魔理沙よりも素直だね、あなた」 怒っているれいむはさっくりと無視して、まりさにルーミアは話しかけた。 「ゆゆっ? まりさはまりさだぜ。ほんものってなんだぜ?」 「ああ、ごめんごめん。あなたに似てる人間の知り合いがいるのよ」 ルーミアは怪訝そうな顔するまりさに説明した。 確かに似ているが、性格や話しやすさとかは、魔法使いの霧雨魔理沙よりも、こちらの ゆっくりまりさの方が自分と合いそうな気がする。 「む~っ、れいむをむししないでよ~……ねぇってばぁ!」 無視されていることに、れいむは不満の声を上げた。 「別に無視してないわよ。落ち着いた?」 まりさかられいむへ視線を移し、ルーミアは微笑みかける。 こっちのれいむは、ちょっとわがままそうだが、やたらと殺伐としている巫女の博麗霊 夢よりも、話がしやすそうだと思った。 「ゆ? う、うん、もうおこってないよ! おねえさんはゆっくりできるひと?」 「ゆっくりできるひとなら、まりさたちとゆっくりしようぜ!」 二匹は最重要事項を、遅ればせながら確認する。 このお姉さんはゆっくりできる人に見えるが、確認しないと気が済まない──人間は怖 い生き物なのだから。 「ひと? ううん、違うよ。私は妖怪だよ」 さらりとルーミアは自分の正体を明かした。 まだ知り合って間もないが、ルーミアはこの二匹に好意を持っている。 しかし、妖怪であることを隠して、人間だと偽ってまで仲良くなろうとは思わない。 これで怖がって逃げるようなら、少し寂しいけどそれまでだと考えていた。 「ゆゆっ! よ、ようかいなの、おねえさん? こんなかわいいのに?」 「ゆっ! おねえさん、またからかうきなの? まりさはだまされないぜ!」 全く信用していない。 妖怪は怖い──人間よりもっと怖い存在だと信じ込んでいるため、目の前のお姉さんが、 またからかおうとしているんだと決めつけている。 「むー……可愛いって言ってくれるのは嬉しいけど、ちょっと傷つくなぁ」 まるで妖怪が可愛くないみたいじゃないか、と少し不満である。 「……そうだ! ねぇ、あなたたちは、食べてもいいお饅頭?」 ちょっと脅かしてやろうと思った。 怖がって逃げられるのは寂しいが、妖怪だと信じて貰えないのも微妙なのである。 「た、たべるって……やだっ! れいむはたべちゃだめだよ! たべれるけど……」 「ゆっ! おねえさん、たべないでほしいぜ! ゆっくりしようぜ!」 食べる、と言う言葉に二匹は敏感に反応した。 自分たちが甘味品である事を、ちゃんと自覚はしているが、食べられるのは痛くて怖い から嫌なのである。 「んー、食べちゃいけないなら食べないよー。それに私、甘い物好きだけど、もっとおい しくて好きな食べ物あるもん」 怯えた二匹を安心させるように、ルーミアは言った。 「そ、そうなの? も、もっとおいしいたべものってなに?」 「ゆっ!? お、おねえさん、おいしいものにくわしそうだぜ。おしえてほしいんだぜ」 食べないと言ってくれたので二匹は少し安心した。 安心すると、その「もっとおいしいもの」が気になる。 「あはっ、人間だよー。人肉ってすっごーくおいしいんだよ」 思った通り乗ってきた二匹に向かって、自分が人食いであることをアピールする。 「ゆゆゆっ! ににに、にんげん……お、おねえさん……にんげん、たべちゃうの?」 「ゆげげげっ! じょ、じょうだん、や、ややめてほしいんだぜ……」 人間は怖くて強い生き物だ。 そんな人間をこのお姉さんが食べるなんて信じられない。 「食べるよー。だって、私は妖怪だもん。頭からばりばり食べるよー」 脳みそとモツがおいしーんだよ、と付け加え、ニヤッと不気味に笑ってみせる。 「ゆぅぅぅぅっ! こ、こわいよっ、おねえさんっ! ゆっくりしようよっ!」 「ゆひぃぃぃっ! お、おねえさん、ほんとにようかい!? ゆっくりしようぜ!」 そんなに生々しく話されたわけでもないのに、人間を食べるお姉さんの姿を想像して、 二匹は怯えた。 口々に、ゆっくりして欲しいと懇願する。 「あなたたちは食べないよー。だから怖がらないでよ」 ちょっと怖がらせすぎたかな、と少しだけルーミアは反省した。 「そ、そうなの? なら、おねえさんはゆっくりできるようかいだね! ゆっくりしてい ってね!」 「ゆっ! ゆっくりしてくれるんなら、ようかいでもまりさはだいすきだぜ! ゆっくり していってねだぜ!」 ほんの少し前まで、失禁しそうなぐらい怯えていたのがウソのような笑顔を、二匹は浮 かべた。 「んー、何かわかんないけど……ゆっくりするね」 ずっと二匹が言う、ゆっくりと言うのが何を指すかわからないが、ともかく怖がらない ならいいやと思った。 「ゆっ! おねえさん、ありがとう!」 「ありがとうだぜ! おねえさん!」 ゆっくりする、とルーミアが言ったのがとても嬉しい。 妖怪でも、ゆっくりしてくれるのなら、ゆっくりたちにとっては仲間なのである。 「う、うんっ! ゆっくりするね!」 二匹が喜んでくれたので、ルーミアは安心した。 具体的にどうゆっくりすればいいのかは、良くわからないが。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 異口同音に、ゆっくりがゆっくりと呼ばれる由縁な言葉を口にする。 「あ、うん。ゆっくりするね!」 どうするべきなのかわからないので、とりあえず返事をした。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 ゆっくりすると言われたならば、このように返すのが種の本能であった。 「え、あ……う、うん。ありがとう」 無限ループとなる危険に気付き、ルーミアは返事を変えた。 今度は、二匹は無言でにっこりと微笑んだ。 無邪気な可愛らしい笑顔である。 自分たち以外の誰かが一緒にゆっくりしてくれるのが、何よりも嬉しいのであろう。 なんだかわからないが、ルーミアも嬉しい気分になった。 だから、優しく微笑み二匹の頭を撫でた。 「ゆふふっ、ゆぅっ~……」 撫でられるのが好きなのか、れいむは気持ちよさそうに目を細めた。 「ゆへへへっ……おねえさん、くすぐったいんだぜ、ゆへへっ」 口ではこう言いながらも、まりさも嬉しそうな声を出している。 「あはっ、あなたたちって可愛いね……そうだ、私と遊ばない?」 ずっとこうやってのんびり過ごすのも良さそうだが、遊んでもっと仲良くなりたいと思 った。 「ゆっ、いいよ! いっしょにゆっくりあそぼうね!」 「いいぜ! ゆっくりかくれんぼしようぜ!」 ルーミアの提案に二匹は賛成した。 どちらも、一緒に遊びたがっていたのかも知れない。 「かくれんぼかー、うん! いいよ」 遊ぼうと提案したものの、どんな遊びかまでは考えていなかったので、まりさの希望に 賛同した。 「れいむも、かくれんぼでいいよ!」 「ゆっ、きまりだぜ! さいしょのおにはまりさがやるぜ!」 れいむの賛成とほぼ同時に、まりさが宣言した。 「ゆっへっへっ……それじゃ、ゆっくりじゅうかぞえるから、はやくかくれるんだぜ!」 ぴょんぴょんと跳ねて近くの木まで移動し、顔を木の幹にくっつけてカウントを始める。 「ゆっ! は、はやいよ、まりさぁ~っ! ゆっくりかぞえてねっ!」 口を尖らせて文句を言うと、れいむは茂みの中へと跳ねてゆく。 「ゆっくりきゅぅぅぅぅぅぅぅぅうっ……ゆっへっへっ、まりさはゆっくりかぞえてるん だぜ。れいむがどんくさいんだぜ! ゆっくりはぁぁぁぁぁちぃぃぃぃぃぃっ……」 本当にゆっくりとまりさはカウントしている。 「……わ、私も隠れるねー」 本気で隠れていいものかと悩みながら、ルーミアもその場を離れた。 「あはっ、ゆっくりってどんな生き物かと思ってたけど……楽しくて可愛いじゃない」 隠れ場所を物色しながら呟いた。 さすがに本気で隠れたら、絶対に見つけられないだろうから、まりさの声が聞こえる範 囲内で隠れることにした。 手頃な大きさの倒木の陰に、ルーミアは身をかがめた。 ここなら、すぐ見つかることはなさそうだが、見つからないような意地悪な隠れ方でも ないだろう。 「…………ゆっくり……さぁぁぁぁんっ……」 「ゆっくりの数える十って長いのね……ま、ゆっくりだからゆっくりなのかな」 そんなに急いで隠れたわけではないのだが、まだリミットまで充分な余裕があった。 「ふふふっ、友達になれたらいいなー」 そうすれば、今日みたいに寂しい気分で、空を飛ぶ日も少なくなるだろう。 ルーミアは、まだこの時点では気付いていない。 ゆっくりたちに「ゆっくりするね」と答え、その言葉通りゆっくりして一緒に遊んでい る以上、もう彼女は友達なのである。 「さぁて、今日はいっぱい遊ぶぞー」 もういいかだぜ、と叫ぶ、まりさの声が聞こえてきた。 十数えると言った割りには、実質的にだいたい百数えるのと同じぐらいの時間である。 「もういいよー! ゆっくり探してね!」 ルーミアは大声で叫び返した。 見上げると、木々の間から覗く大陽は充分に高い。 暗くなる夕方までたっぷりと、ゆっくり遊べるだろう。 ■END■ 読んでいただき、ありがとうございます。 ルーミアって、ゆっくりと仲良く遊べそうなイメージがあるので、書いてみました。 ほのぼのとしててよかったです。平和でいいなー -- 名無しさん (2008-08-13 22 16 36) そーなのかー -- 名無しさん (2008-08-18 02 22 44) ルーミアだと!?と一瞬身構えたが、そんなことはない、仲良しになるお話。和みました。 -- 通りすがりのゆっくり好き (2008-09-13 23 53 40) なんというナイス設定…。ルーミアを上手く使った良同人誌は確かに有る。 -- 名無しさん (2008-11-28 17 25 32) ミスったorz 作者GJ!!!おつかれいむw いい気分に・・ゆっくりできたのぜ♪ -- 名無しさん (2008-11-28 17 26 50) ゆっくりなのかー -- 名無しさん (2009-01-03 20 24 22) 確かにお友達になれそうなイメージですね -- 名無しさん (2009-09-06 20 00 33) いいね -- 名無しさん (2010-07-09 20 01 42) 人間は嫌い。ゆっくりと友達になりたい。 -- 名無しさん (2010-11-27 14 43 58) ↑そーなのかー -- 名無しさん (2011-04-14 06 08 11) ルーミアよく朕なんて言葉知ってるなw -- 名無しさん (2011-05-19 14 49 43) ゆっくり欲しい.。o○ -- 名無しさん (2012-07-17 16 29 39) 食べるかと思った!れいむ飼いてー -- 名無しさん (2013-01-22 20 02 32) 名前 コメント