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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第15話【Sisters&Daughters】 ギンガ「戦闘機人。それは、人の身体に機械を融合させ、戦闘能力を飛躍的に高める研究。 しかし、成功例の少なさや人道的理由を初めとする様々な問題点から、研究は中止され、 ついにはその存在そのものがタブーとされた。今回機動六課が担当する事件に戦闘機人が姿を現し、 私たちは事件捜査への更なる協力を申し出た。 戦闘機人事件は、私たち家族にとって重要な意味を持つ事件だから。陸士108部隊、ギンガ・ナカジマ」 ヴィータ「ティアナは今日もあたしとやるぞ」 ティアナ「はい!」 ヴィータ「突撃型のさばき方、第6章!」 ティアナ「お願いします!」 なのは「ギンガ」 ギンガ「はい?」 なのは「ちょっと、スバルの出来を見てもらっていいかな?」 ギンガ「あ、はい」 なのは「一対一で、軽く模擬戦。スバルの成長、確かめてみて」 ギンガ「はい!」 シグナム「なるほど。悪くない」 なのは「はい」 ヴィータ「ああ。二人とも、なかなかだ」 ティアナ「スバル、お姉ちゃんっ子だからね~。ギンガさんも、スバルに結構甘いし」 シグナム「スバルは、だいぶ使えるようになったな」 なのは「入隊以降、ずっとクロスレンジの基礎固めをしてきましたから」 ヴィータ「あたしとなのはが毎日毎日ぶったたいて、鍛えてるしなぁ~。あれぐらいは」 ヴィータ「反応は悪くなったぞ。スピードがおっつかなかったか」 スバル「あ、ああ…ありがとうございます!」 なのは「ギンガ、どう?スバルの成長は」 ギンガ「ビックリしました。攻防の切り替えが、すごくスムーズで、威力も段違いで」 なのは「合格?」 ギンガ「はい!ものすごく」 フェイト「しばらくは、同じ部隊だから、一緒に頑張ろう」 ギンガ「はい!」 なのは「せっかくだから、ギンガも入れたチーム戦。やってみよっか?フォワードチーム五人対、前線隊長四人チーム」 ギンガ「ぅえぇ!?」 スバル「いや、あのね、ギン姉。これ、時々やるの」 エリオ「隊長たち、かなり本気で潰しにきますので」 ティアナ「まずは、地形や幻術を駆使して、何とか逃げ回って」 キャロ「どんな手を使っても、決まった攻撃を入れることができれば、撃墜になります」 ヴィータ「悔しい気持ちのまま、反省レポート、まとめとけよ~」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「はい!」 ティアナ「出動があっても、大丈夫なくらいには…限界ギリギリまでですね~」 キャロ「密度濃いんです」 ヴィヴィオ「おはよーございます」 マリエル「あ、えっと、おはようございます」 シャーリー「おはよう、ヴィヴィオ」 ヴィヴィオ「うん。しつれーします」 マリエル「あ、どうも。ご丁寧に…」 ヴィヴィオ「ママー!」 なのは「ヴィヴィオ」 フェイト「危ないよー。転ばないでねー」 ヴィヴィオ「うん」 なのは「大丈夫。地面柔らかいし、綺麗に転んだ。怪我はしてないよ」 フェイト「そ、それはそうだけど…」 なのは「ヴィヴィオ。大丈夫?」 ヴィヴィオ「うぁ、えっく、え」 なのは「怪我してないよね?頑張って、自分で立ってみようか?」 ヴィヴィオ「ママぁ~」 なのは「うん?なのはママ、ここにいるから。おいで」 ヴィヴィオ「え、ぇぁ、うぇ~」 なのは「おいで」 フェイト「なのは、駄目だよ。ヴィヴィオまだちっさいんだから」 なのは「あ」 ヴィヴィオ「フェイトママ」 フェイト「気をつけてね。ヴィヴィオが怪我なんかしたら、なのはママもフェイトママも、きっと、泣いちゃうよ?」 ヴィヴィオ「ごめんなさい」 なのは「もう、フェイトママちょっと甘いよ」 フェイト「なのはママは厳しすぎです」 なのは「ヴィヴィオ。今度は頑張ろうね」 ヴィヴィオ「うん」 シャーリー「あんな感じです」 マリエル「ああ。二人の子供かぁぁぁぁああうえぇぇ!?」 キャロ「ヴィヴィオ、髪の毛かわいいね~」 ヴィヴィオ「なのはママのリボン~」 なのは「アイナさんがしてくれたんだよね?」 ヴィヴィオ「うん!」 スバル「いい感じだよ~ヴィヴィオ」 ヴィヴィオ「えへへ」 マリエル「なるほど。保護児童なのね」 エリオ「僕の時と同じような感じです」 シャーリー「なのはさんが保護責任者。後見人がフェイトさんです」 マリエル「そっか」 ティアナ「しっかしまぁ。子供って泣いたり笑ったりの切り替えが早いわよね」 ギンガ「スバルのちっちゃい頃も、あんなだったわよね~」 スバル「え!そ、そうかなぁ?」 シャマル「リインちゃんも」 リイン「え~!?リインは初めっから割と大人でしたぁ~!」 シグナム「嘘をつけ」 ヴィータ「身体はともかく、中身は赤ん坊だったじゃねぇか」 リイン「う~。はやてちゃん!違いますよね!?」 はやて「あはは。どうやったかなぁ?」 なのは「ヴィヴィオ。駄目だよ。ピーマン残しちゃ」 ヴィヴィオ「あ~。苦いのきらーい」 フェイト「え?おいしいよ?」 なのは「しっかり食べないと、おっきくなれないんだから」 ヴィヴィオ「うぅ~~」 はやて「あ~、そやなぁ。好き嫌い多いと、ママたちみたいな美人にはなれへんよ?」 ヴィヴィオ「う~~~」 シグナム「スバルたちは、マリエル技官と外出か」 シャマル「いつもの健康診断よ。クラナガンの医療センターまで」 オーリス「機動六課からは、材料はでませんでした」 レジアス「そうか。公開陳述会まで間もない。より有利な交渉材料を押さえておかねば」 オーリス「引き続き、こちらの査察部を動かします。それよりも、本局査察部や一部の部隊が、 こちらを調べて回っているようです」 レジアス「いつものことだ。いつものようにこなせ」 オーリス「本局査察官に一人、やっかいな希少技能保有者がいます。本腰を入れられたら、 深いところまで探られる可能性もありますが」 レジアス「チッ。いまいましい。全ては必要あってのことだ。連中に理解させるには、まだ時間と実績がいる」 オーリス「最高評議会からの支援は、いただけないのでしょうか?」 レジアス「わしが問い合わせる。アインヘリアルのほうはどうだ?」 オーリス「三号機の最終確認が遅れていますが…順調です」 レジアス「遅らせるな。陳述会前には終わらせておけ」 オーリス「これから視察に行く予定です」 オーリス『例のプランといい、アインヘリアルといい、過ぎた力と思わなくもないが…』「あの方の…選んだ道だからな」 レジアス「教会のみならず、本局のご老人方も、何事か動かれているようですが」 評議員「三提督か?気にせずともよかろう」 書記「その通り」 評議長「彼らにはもう、人も世界も動かせはせんよ。陳述会はおまえに任せる。これまで通りでよい」 レジアス「はっ!」 評議長「そう。これまで通りでよい。何にも、問題は、ない」 ディエチ「新しい身体、どう?」 ウーノ「いいに決まってるわ。あなたたちの動作データが生きてるもの」 クアットロ「妹たちも皆順調です~。ナンバー7セッテ。ナンバー8オットー。 ナンバー12ディードも基本ベースとIS動作までは完成です」 ディエチ「9番ノーヴェと11番ウェンディの固有武装も、無事完成」 ウーノ「2番ドゥーエ。5番チンクは既に任務中。良いペースね」 スカリエッティ「祭りの日は近いな。君たちも楽しみだろう」 ウェンディ「あー。武装も完成したし、ドカーンと一発、暴れてみたいっすね~」 スカリエッティ「君たちは最前栄耀の能力だ。存分に暴れられるとも」 ウェンディ「だって。楽しみだねぇ~ノーヴェ」 ノーヴェ「別に。あたしは、確かめたいことがあるだけだし。あたしたちの王様がどんな奴か。 そいつは本当に、あたしたちの上に立つのにふさわしいやつなのかどうか」 ウェンディ「まぁ、よくわかんないけど。それ、すぐ分かるんっすよね?」 スカリエッティ「そうとも。準備は整いつつある。一つ大きな花火を、打ち上げようじゃないかー! ははは、あははっはははっは!間違いなく、素晴らしく楽しいひと時になる!あははは、はははっははは」 ギンガ「スバル」 スバル「ん?」 ギンガ「この先たぶん、戦闘機人戦があると思うんだけど」 スバル「うん」 ギンガ「しっかりやろうね」 はやて「今日、教会のほうから最新の予言解釈が来た。やっぱり、公開意見陳述会が狙われる可能性が高いようや」 フェイト「うん」 はやて「もちろん、警備はいつもよりうんと厳重になる。機動六課も、各員でそれぞれ警備にあたってもらう。 ほんまは、前線丸ごとで警備させてもらえたらええんやけど、建物の中に入れるんは、私たち三人だけになりそうや」 フェイト「まぁ、三人揃ってれば、大抵のことは何とかなるよ」 なのは「前線メンバーも大丈夫。しっかり鍛えてきてる。副隊長たちも今までにないくらい万全だし」 フェイト「皆のデバイスリミッターも、明日からはサードまで上げていくしね」 はやて「ここを押さえれば、この事件は、一気に好転していくと思う」 なのは・フェイト「うん」 なのは「きっと、大丈夫」 次回予告 なのは「地上本部の警備に向かう私たちと、待舎で見送る機動六課メンバー」 フェイト「襲撃は静かに、そして突然に」 なのは「次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第16話」 フェイト「その日、機動六課(前編)」 なのフェ「Take off!」
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魔法少女リリカルなのはsts masked rider kabuto クロス元:仮面ライダーカブト 最終更新:08/03/08 第一話 第二話 第三話 TOPページへ このページの先頭へ
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第8話 【願い、ふたりで】 スバル「私達は、ずっと一緒にやってきた。辛い時も苦しい時も楽しい時も… 支えあって、助け合って…一緒に戦ってきた。大好きな友達!っていうと怒るけど、 私にとっては夢への道を一緒に進む、大切なパートナー。失敗も躓きも後悔も一緒に背負う。 だから、一緒に立ちあがろう?魔法少女リリカルなのはStrikerS…始まります」 なのは「えっと…。報告は以上かな。現場検証は調査班がやってくれてるけど、皆も協力してあげてね。 しばらく待機して何もないようなら、撤退だから」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「はい!!」 なのは「で。ティアナは……。ちょっと、私とお散歩しよっか?」 ティアナ「あっ……はい…」 なのは「失敗しちゃったみたいだね」 ティアナ「すみません。…一発…それちゃって…」 なのは「私は現場にいなかったしヴィータ副隊長に叱られて、もうちゃんと反省してると思うから、 改めて叱ったりはしないけど」 なのは「ティアナは時々、一生懸命すぎるんだよね。それでちょっと、やんちゃしちゃうんだ」 なのは「でもね。ティアナは一人で戦ってるわけじゃないんだよ。 集団戦での、私やティアナのポジションは前後左右、全部が味方なんだから」 ティアナ「……!!」 なのは「その意味と今回のミスの理由、ちゃんと考えて同じことを二度と繰り返さないって…約束できる?」 ティアナ「はい」 なのは「うん。…なら、私からはそれだけ」 なのは「約束したからね」 ティアナ「……はい」 キャロ「えっと…シャーリーさん?」 シャーリー「はいな~?」 キャロ「フェイトさんと一緒にいらっしゃる方、考古学者のユーノ先生って伺ったんですが」 シャーリー「そう!ユーノ・スクライア先生。時空管理局のデータベース、 無限書庫の司書長にして古代遺跡の発掘や研究で業績を上げてる考古学者。 局員待遇の民間学者さんっていうのが、一番しっくりくるかな~。なのはさん、フェイトさんの幼馴染なんだって」 キャロ「はぁ~」 ユーノ「そう…。ジュエルシードが…」 フェイト「うん…」 フェイト「局の保管庫から地方の施設に貸し出してて…そこで盗まれちゃったみたい」 フェイト「まあ、引き続き追跡調査はしてるし、私がこのまま六課で事件を追っていけば… きっと、たどり着くはずだから」 ユーノ「フェイトが追ってる、スカリエッティ…」 フェイト「うん……でも、ジュエルシードをみて、懐かしい気持ちも出てきたんだ。 寂しいさよならもあったけど、私にとっては、いろんなことの始まりのきっかけでもあったから」 なのは「今日は…偶然なのかな?」 ヴェロッサ「僕も何か手伝えたらいいんだけどね」 はやて「アコース査察官も遅刻とサボリは常習やけど、基本的には忙しいやん」 ヴェロッサ「ひどいや」 ヴィータに「ちょっといいか?」 ヴィータ「訓練中から時々気になってたんだよ、ティアナのこと」 なのは「うん」 ヴィータ「強くなりたいなんてのは若い魔道師なら皆そうだし、無茶も多少はするもんだけど、 時々ちょっと度を超えてる。あいつ…ここに来る前、何かあったのか?」 なのは「うん……」 キャロ「ティアさんの…お兄さん?」 スバル「うん。…執務官志望の、魔道師だったんだけど。ご両親を事故で亡くしてからは、 お兄さんが一人でティアを育ててくれたんだって。だけど…任務中に…」 キャロ「亡くなっちゃったんですか?」 スバル「ティアがまだ…10歳の時にね」 なのは「ティアナのお兄さん、ディータ・ランスター。当時の階級は一等空尉。所属は首都航空隊。享年21歳」 ヴィータ「結構なエリートだな」 フェイト「そう…。エリートだったから、なんだよね。ディータ一等空尉が亡くなったときの任務。 逃走中の違法魔道師に手傷は負わせたんだけど、取り逃がしちゃってて…」 なのは「まぁ、地上の陸士部隊に協力を仰いだおかげで、犯人はその日のうちに取り押さえられたそうなんだけど」 フェイト「その件についてね、心無い上司がちょっとひどいコメントをして…一時期、問題になったの」 ヴィータ「コメントって……なんて?」 スバル「犯人を追い詰めながらも逃すなんて、首都航空隊の魔道師としてあるまじき失態で、 たとえ死んでも取り押さえるべきだった…とか。もっと直球に、任務を失敗するような役立たずはうんぬん…とか」 なのは「ティアナはその時、まだ10歳。たった一人の肉親を失くして、 しかもその最後の仕事が無意味で役にたたなかったって言われて…。 きっともの凄く傷ついて、悲しんで…」 スバル「だからティアは、証明するんだって。お兄さんが教えてくれた魔法は、 役立たずじゃない。どんな場所でも、どんな任務でもこなせるって。それで…残された夢を、 お兄さんが叶えられないで終わっちゃった執務官になるって夢を、叶えるんだって。 ティアがあんなに一生懸命で必死なのは、そのせいなんだよ」 スバル「で、ティアが考えてることって?」 ティアナ「短期間で、とりあえず戦力をアップさせる方法。うまくできれば、 あんたとのコンビネーションの幅もぐっと広がるし、エリオやキャロのフォローももっとできる」 なのは「じゃあ、引き続き個人スキルね。基礎の繰り返しになるけど、ここはしっかり頑張ろう!」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「はい!!」 スバル「なのはさん…。優しいから」 フェイト「私も手伝おうと思ったんだけど」 ヴィータ「今はスターズの番」 フェイト「ほんとは、スターズの模擬戦も私が引き受けようと思ったんだけどね」 ヴィータ「あー。なのはもここんとこ訓練密度こい~からな。少し休ませねぇと」 フェイト「なのは。部屋に戻ってからもずっとモニターに向かいっぱなしなんだよ。訓練メニュー作ったり、 ビデオで皆の陣形をチェックしたり…」 エリオ「なのはさん。訓練中も、いつもボクたちのことを見ててくれるんですよね」 キャロ「ほんとに。ずっと…」 なのは「私の本気はこんなもんじゃないの」 なのは「こぉらスバル。駄目だよ。そんな危ない軌道!」 スバル「すいません!でも、ちゃんと防ぎますから!」 フェイト「なのはっ!!」 なのは「おかしいな。…二人とも、どうしちゃったのかな?」 「がんばってるのは分かるけど、模擬戦は喧嘩じゃないんだよ。 練習のときだけ言うこと聞いてる振りで、本番でこんな危険な無茶するんなら、練習の意味…ないじゃない」 なのは「ちゃんとさ…。練習どおりやろうよ。ねぇ。私の言ってること…私の訓練…。そんなに間違ってる?」 ティアナ「私は!もう、誰も傷つけたくないから!失くしたくないから!だから…っ、強くなりたいんです!!」 なのは「少し……頭冷やそうか」 なのは「じっとして。よく見てなさい」 なのは「伝えたいことがある。勇気の意味と一番最初に、守るべきもの。 次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS…第9話、たいせつなこと。 皆がいつか、自分の空をゆく日まで…」
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ただ羨ましかっただけなのに! 彼女はデザインナイフの替え刃でした。いくらでも替えがあるその内の一つ。健気な彼女は沢山の仲間と共に小さな箱の中で自分が選ばれるその日を待ち続けました。 ある日箱が開けられて、また仲間が一人選ばれました。 ■■■はその仲間を祝福して、また次の機会を待とうと思い目を閉じたその時。 カッシャーン 箱が落とされ替え刃たちは地面に散らばり■■■も例外ではなく床へ投げ出されたのでした。 ■■■は待ちました。 自分を拾いに来る主人の手を。 ■■■は待ちました。 待って、待って、ずっと待っていました。 … … …いつまで経っても■■■が拾い直される事はありませんでいた。 「自分も選ばれた側になってみたい」 その願いは■■■にテソロの姿を与えました。 彼女が手に入れたのは恐るべき身体能力、それはテソロとして生き残る才能でした。 「僕と一緒に来るかい?」 初めて■■■に差し伸べられた手は、人間のものでなくテソロのものでした。 怪しい男に導かれるままオルディネという組織に加入した■■■は自分にこんな力があっても何にも意味がないのにと考えながらも戦う術を身につけていきました。その姿を見て自分に手を差し伸べたその男は満足そうに笑うのでした。 十年ほど経ったでしょうか、■■■は主人の元に戻ると決めました。 自分を見つけてくれた彼があまりにも褒めるのだから、少し自信を取り戻したのです。 …主人は変わらずそこにいました。手元にはあの時と同じデザインナイフ。 でも、主人には■■■の事なんて見えすらしないのでした。 自分は沢山ある替えの内の一つで、■■■は必要のない存在でした。 落としたことすら気づかれていないちっぽけな存在だったのです。 おしゃれで、かわいくて、選ばれたあの子になりたい。 羨ましい 羨ましい 羨ましい … 気づいたその時には■■■の手にはあの子の核が握られていました。 ■■■は変わりました。 名前も変えました、響きが可愛いコルテという言葉に。 雰囲気も変えました、長かった髪をバッサリと切って前がよく見えるように。 性格も変わりました、憧れのあの子のようにおしゃれで明るくて我儘な女の子のように。 そして、考えも変わりました。 道具は人間のためだけに存在するものではないと。 あなたの尊敬するリーダーは全部嘘の紛い物です。 名前も、道具も、性格も、何もかもが嘘なのです。 それでも、彼女を信じてついていきますか?
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80%完了…90%完了…。 ダウンロード状況を知らせるステータスウィンドウが、軽快なチャイム音と 共に完了を告げて閉じられた。 次いで“魔神”の全身写真と、概略を示す説明文が現れる。 銀の魔神 発見日時:旧暦元年(約5000年前) 第一発見者:聖王 それを眺めながら満足げに頷いていたフレンジーの眼前に、突然警告音と共に 接続が切られた事を示すステータスウィンドウが現れた。 周囲の空間モニターを見回して見ると、表示されている空間モニター全部に 同じウィンドウが表示されていた。 フレンジーは怒りの咆哮(「ヒドイ!」という日本語に近い発音)を上げると、 コンソールに頭突きを食らわせ、四本の腕を振り回して端末コンピュータを メチャクチャに破壊した。 激怒したフレンジーがコンピュータを破壊していた丁度その時、中央センター からの通報を受けてコンピュータルームの状況を確認していた、タイコンデロガ 保安部隊の魔導師二名が部屋に入ってきた。 フレンジーは、コンピュータを完全に破壊する事に注意が向いていた為に気付く のが遅れ、ラジカセに変形する間もなく発見されてしまった。 「AA23端末区画に侵入者! 繰り返す、AA23端末区画に侵入者!!」 ベルカ式ポールスピア型デバイスを持った、巨大なかぼちゃ頭に三白眼の陸士が 空間モニターを開いて緊急連絡を入れるのと同時に、フレンジーは凶悪な唸り声 を上げて天井に跳び上がった。 「な、何だありゃ!?」 拳銃型デバイスを持った、銀に近い灰色の肌にたらこ唇な口近くに黄色いギョロ眼 がある陸士が、ミッド式魔方陣を展開させてアクセルシューターを立て続けに 連射する。 フレンジーは、自身の優れた視覚装置で魔力弾の軌道を捕捉し、機械にしか 出来ない素早さでどんどん回避しながら、胴体から薄く鋭いディスクカッター を次々と射出する。 二人の魔導師は、手裏剣のように回転するカッターに、喉を切り裂かれて絶命 した。 彼らの通報を受けて、タイコンデロガ全体に非常警報が発令される。 中央センターに通じる総ての通路・通気ダクトに防御隔壁が下ろされ、その前に 銃・剣・杖など様々な形のデバイスを持った武装隊の魔導師たちが歩哨として 立ち、それ以外の魔導師は端末室へと急行する。 死体を小突いて生命反応の有無を確かめていたフレンジーの左肩に、アクセル シューターが一発命中した。 フレンジーが振り向くと、通路奥に、金色のつる付き眼鏡をかけた白人の少年 魔導師が一人、片手杖型のデバイスをこちらに向けているのが見えた。 次々撃とち込まれる魔力弾をかわしながらフレンジーがディスクカッターを放つと、 カッターは魔導師の顔に命中し、眼鏡と眼球を断ち割って脳にまで達する。 三人目の犠牲者がもんどりうって倒れるのを待たずに、フレンジーは反対側へと 跳び上がった。 完全武装の武装隊員十人が部屋へ突入したとき、そこには三人の魔導師の死体と、 休憩用テーブルに電源の切れたラジカセが一台置かれているだけであった…。 タイコンデロガが正体不明の敵にクラッキング攻撃を受けたという報せは、 直ちにゲラー長官以下管理局上層部へ伝えられた。 当時、長官は元老院にてミッドチルダのトップである元老院大法官と、事件 を受けて近く開かれる元老院臨時総会に向けた打ち合わせを、現時点での 調査状況の報告を兼ねて行っていたが、報告を受けると会談を中止して直ぐに 本局へと戻って来た。 「ご苦労、改めて報告してくれ」 オーリス秘書官と共に公用車から降りて来たゲラー長官は、歩きながら出迎えた 数名の幕僚に早速状況の説明を求める。 「クラッキング攻撃がありましたのは今から三十分ほど前、発見したのはセンター 勤務のエンジニア二名です」 中将の階級章を付けた一つ目のヒトデの姿をした将官が、空間モニターを開いて ゲラー長官に報告を始めた。 「侵入方法はセギノール中央基地の時と同じです、今回はファイアウォールを 突破され、侵入を許してしまいました」 中将はそこで言葉を一旦切り、モニターを見て続きを確認する。 「クラッキング速度の速さから、ネットワークを守りきれないとの当直指揮官 の判断で、中央コンピュータの接続は物理的に遮断されました。 現在、技術職員が復旧に向けて調査中ですが、安全と確証が持てるまでは再起動 が出来ませんので、時間がかかりそうです」 中将はそう言い終えると、自分の背後に控えていた、魚の鱗とジャガイモの表皮 が混ざり合った様な肌の准将に頷く。 准将はそれを受けて、次の報告を始める。 「中央センターからの通報を受けて、タイコンデロガ及び本局ビルの状況を 保安部隊がチェックしましたところ、タイコンデロガのAA23端末室にて、侵入者 を発見したとの事です。 第23警備隊の陸士二名と特務技官一名が戦闘により死亡、犯人はまだ捕まって おりません」 「AA23端末室は、中央センターの一階下にあるそうだな」 長官の問いかけに、准将は空間モニターを確認しながら答える。 「はい、そうです」 「何故、そんな所まで入り込まれたんだ!? タイコンデロガ内部は区画分け されてて、各区画は虫一匹たりとも自由に動けないはずだろう?」 准将は、内心の不安を表情と声に出さないように、ゆっくりはっきりと言った。 「現時点では、侵入経路はまったく分かっておりません」 長官も怒鳴りそうになるのを懸命にこらえ、表面上は平静な表情と口調で言った。 「わかった。侵入経路もそうだが、今はシステムの状況を調べるのを最優先しろ。 軍事ネットワークの一刻も早い回復が、今一番の急務だ」 長官たちがNMCCに入ってくると、技官の一人が駆けつけ、敬礼しながら報告した。 「タイコンデロガ全区画、封鎖を完了いたしました!!」 “封鎖”と言っても、完全に閉め切っているわけではない。 生物である以上、呼吸をしなければならないし、水や食べ物を必要とする。 故に、然るべき身分証明書や指令書を持った人間ならば、各区画の境界を通る たびに一々身体と貨物の検査を受ける不便を我慢さえすれば、比較的移動は容易 だった。 中枢区画と港湾区画を区切る境界上にあるゲートに臨時に設けられた検問所では、 一台の貨物輸送車が検査を受けていた。 乗員が危険物探知機と陸士の手による徹底的な身体検査を受けるのと同時に、 コンテナ内の貨物も、危険物を察知するよう訓練を受けた、体高60cm程の鳥の羽を 持った恐竜と、それを引き連れる小型の探知器を持った、身長1.8mの緑色の肌と口に 牙を生やした豚に似た陸士が隈なく調べる。 荷物の中にラジカセが一台あったが、恐竜はそれに鼻を寄せて二・三度嗅いだ後は 関心なく隣の荷物に移り、機器に反応がなかったので、陸士もラジカセを一瞥する 事なく通り過ぎた。 「こちらは問題なし! そっちは?」 、コンテナから恐竜を連れた陸士に、身体検査を終えた同じ種族の陸士が問うと、 彼も首を横に振って“問題ない”事を伝えた。 「行って大丈夫だ、お疲れ様」 陸士がそう言うと、乗員は疲れ切った表情で手を上げてそれに応え、輸送車に 乗り込んで発進させる。 身体検査の厳しさや、それを何度も受けて来た事に対する不満や愚痴を言い ながら車を運転する乗員たちは、サイドミラーに一瞬車体下部へと下りる 機械生物の姿が映った事にまったく気付かなかった。 フレンジーは、扉の僅かな隙間から小型のマニピュレーターを出して器用に コンテナの鍵を外し、扉を少し開けて外に出る。 走行中にコンテナの扉が開いた場合、運転席にそれを知らせる警報装置が車 には付いているが、フレンジーは抜かりなくそれを破壊していた。 外に出ると、すぐさま扉を閉めて鍵を掛け、車体下部へと這い下りる。 輸送車が車両保管所となっているエリアへと差し掛かった時、反対車線を象 の胴体に砲塔と蜘蛛の脚を六本取り付けたような、「EW-TT(歩行戦車型アイン ヘリアル)」と呼ばれる重戦車が、重々しい響きと共にこちらへとやって来た。 フレンジーは、眼前に下りてきたEW-TTの脚の一つに飛びつき、素早く裏側に 回ると、両手両足を器用に使って、テナガザルのように一気に反対側の脚と移る。 しばらくは脚にしがみつきながら、フレンジーは向こうの駐車車両へと移る タイミングを窺う。 脚が、レーーダードームのような丸型の多機能アンテナを備えた装甲指揮車近く の床に下りた瞬間、フレンジーは跳びだして車の下に滑り込む。 そのまま、EW-TTが見えなくなるまで息を潜めた後、フレンジーは周囲に人の 気配がない事を確認してから、装甲車の下から這い出て後ろに回りこむ。 すると、装甲車は誰も乗っていないのに、フレンジーを招き入れるかのように ハッチを開けた。 フレンジーが素早く車内に入るとハッチは静かに閉じられ、指揮官専用コンソール の明りが灯り、空間モニターが表示される。 フレンジーが席に着くと、モニターに“Sound Only”と表示が出て、スピーカー から音響カプラを思わせる独特の信号音が流れる。 フレンジーも相変わらず不審な挙動をしながら、同じような信号音を発する。 それは、生物の耳には単なる雑音にしか聞こえないように、特殊な変調が かけられた暗号通信だった。 もし、それを聞く事ができる者が居たとすれば、装甲車とフレンジーの間で 以下の通信がやり取りされているのが分かっただろう。 「どうしたフレンジー? ヤケに不機嫌なようだが」 「どうもこうもねぇよ“サウンドウェーブ”。あのクソッタレども、ひ弱な 肉塊の癖にオレに一発豆鉄砲を喰らわせやがった」 サウンドウェーブと呼ばれた擬態ロボットは、笑うかのように一定リズムの モールス信号を発する。 「かなり痛い目に遭ったようだな」 「笑い事じゃねぇよ。お陰でオレ様のボディに、ちっと傷が付いちまったぜ」 「ところで首尾はどうだ?」 サウンドウェーブが話題を変えると、フレンジーも不満をそれ以上言ったりせず、 早速報告を始めた。 「ウイルスの仕込みは完了した、合図があればいつでも活動できるようにして ある」 「ここの世界に関する情報はどうだ?」 フレンジーは空間モニターを開いて、次元世界に関する情報を次々と表示させ ながら、話を続ける。 「ほぼ、“案内人”から提供された情報通りだったよ。 現住生物どもがミッドチルダと呼ぶこの世界は、科学と魔術が奇形的に融合して いる世界だが、軍事技術は総て有機物で構成された生物を対象としたもので、 オレ達“デストロン”の敵じゃねぇ」 「“オールスパーク”の行方はどうだ?」 「そいつに関しては期待できそうにねぇな。少なくともつい最近、水晶振動子 の発振を基準にした時間に換算すると、百五十年前ぐらいまではあった様だが、 その時に起きた大規模な戦争でまたしても行方不明だ」 フレンジーはそう言いながら“魔神”のファイルを表示させる。 「ただ、その代わりと言っちゃ何だが、これが手に入った」 “魔神”の全身写真を見た途端、サウンドウェーブは息を呑んだのがフレンジー には分かった。 「これは…!!」 信号のやり取りが途絶え、沈黙が辺りを覆う。 「オレたちだけでやるか?」 しばらくして、フレンジーが話を始める。 「クラナガンにゃ、スィンドルやドロップキックどもが相当数潜入してるから、 成功率は高いぜ」 フレンジーはそこで言葉を切ると、コンソールに顔を近づけてヒソヒソ話でも するように音量を絞って言う。 「それに、“スタースクリーム”の奴にこれ以上点数稼がせる必要もないだろ」 サウンドウェーブは依然沈黙を保ったままだった、フレンジーも、無理に返事を 求めたりしない。 「いや、独断で動くのはまずい」 ようやく、サウンドウェーブは口(?)を開いた。 「確かに、この世界の生物の思考レベルはさほど高くはない、防衛システムも 粗雑だ。 しかし、中には妙に勘の鋭い奴や、それなりの能力を持ってる奴が居るのも また事実だ」 サウンドウェーブは話を続けながら、コンソール下にある収納棚の引き出しを 開ける。 「ブラックアウトはネットワークへの侵入の途中で妨害され、何匹か生物を 取り逃した、そして、お前も任務中に手傷を負っている、奴らを過小評価する のは危険だ。 予定通り、生物どもが警戒態勢を解くのを待って、スタースクリームへ報告に 向かう」 「了解」 フレンジーは不満そうに首を振りながら、ラジカセに変形(トランスフォーム) して収納棚へと入った。 音もなく棚は閉まり、コンソールの明かりも消える。 “後しばらくの辛抱だ、そう焦るな” 休眠に入る直前、サウンドウェーブはフレンジーへ宥めるように、回線を通じて ダイレクトにメッセージを送った。 “ああ、分かってるよ” それに対し、フレンジーも返事を返す。 “こちとら、数千万年前からずっと待ち続けたんだ。あと数日待つことなど、 どうってことねぇ” 前へ 目次へ 次へ
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ガンダムなのは ガンダムなのはとは ガンダムシリーズとリリカルなのはシリーズを掛け合わせたMADの総称。 ビーム兵器を発射する効果音や金属音のぶつかる効果音がなぜかよく合う。 NNDタグリンク ガンダムなのはMAD ニコニコ動画外部プレイヤー付き:ガンダムなのは〔EXTENSION〕 [リリカルなのはA s+Gガンダム] シグナムかわいい。 [リリカルなのはStS+Gガンダム] A s+Gの流れでどうぞ。 [リリカルなのはA s StS+ガンダムX] MS(魔法少女)、NT(高町なのは)。 [リリカルなのはStrikerS+ガンダムX] ちょっ、エアマスター [ザフィーラ+ガンダムX] みんな犬好きだな。 [リリカルなのはA s+ガンダムW] 効果音ピッタリ! 【NND】 [リリカルなのはA s+ガンダムSEED] シンクロ率スゲェ! [リリカルなのはA s+ガンダムSEED DESTINY] 画質の無駄使い。 [フェイトvsシグナム(SE入り)] 機械音がなぜか合ってしまう。 [リリカルなのは(無印)+劇場版 Zガンダム -星を継ぐ者-] 20006年に公開されるので待ちましょう。 【NND】 [リリカルなのはA s+劇場版 Zガンダム -恋人たち-] クロノ君が主人公みたいだね。 【NND】 [リリカルなのはStS+劇場版 Zガンダム -星の鼓動は愛-] 高画質! 【NND】 [リリカルなのはStS+第06MS小隊] 機動六課MS(魔法少女)小隊、うまい事考えたな。 [Gガンダム+ETERNAL BLAZE] FULL版も欲しいな。 [リリカルなのはA s+ignited⇔ガンダムSEED+ETERNAL BLAZE] 双方ほぼ無編集です。 [なのは vs フリーダム] ごめんなさぁ~い。 [なのは vs シン] 勝てるはずがない… [フェイト vs ハイネ シン] ハヤイネーーーーッ! [なのは vs ザフト軍] 束になったところで… タグ:ETERNAL BLAZE Gガンダム MS(魔法少女) NT(高町なのは) SE Zガンダム ignited アニメの歌 ガンダムSEED ガンダムSEED DESTINY ガンダムW ガンダムX ガンダムなのは ザフィーラ フリーダム リリカルなのは 劇場版 犬 第06MS小隊 |申し訳ありませんが、link_ref プラグインは提供を終了し、ご利用いただけません。|編集 TOTAL: - |TODAY: - |YESTERDAY: - リリカルなのは関連商品
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「かがみってさ、一人だけ“モノ”だよね」 「はぁ?」 同時に。 チャイナドレスをまとった女戦士の肩が、丸太のような腕に捕まれた。 ロシア人の巨漢はそのまま彼女を軽々と持ち上げながら自らも跳躍。抱えあげた女戦士の体を まるで人形でも扱うように空中で反回転させると、容赦なく、落下の勢いに任せて脳天を地面に 叩きつけた。 女戦士は(何故か)ぶっとばされて、か細い悲鳴を上げながらダウン。ロシア人は両腕を高々と 掲げてガッツポーズをとり、背景の観客たちは歓声を上げる。 要するに。 ちょっと目を離した隙に私の春麗がこなたのザンギエフにK.O.された。 で、なぜ目を離したかというと、こなたが、唐突にわけのわからないことを口走ったからだ。 「……なによ。サンドバッグだとでも言いたいの?」 「そんなんじゃなくてさ」 険を含んだ私の問いに苦笑い気味に答えると、こなたはコントローラーを床に置いた。 胡坐をかいた体勢のまま座布団ごとくるりと回って私の方に向き直り、人差し指を一本、立てた。 「名前だよ、名前。かがみだけ名詞だよねってハナシ」 「はぁ……?」 いや、意味がわからない。 確かに私の名前の「かがみ」は、同時にモノの名前でもあるわけだけど。 『私だけ』というのがわからない。 「あんただって『こなた』じゃないの」 此方――『こちら側』という意味の一般名詞。 何かと俗っぽいこいつにはそこそこ似合った名前だと思う。 しかし彼女は苦笑を深めて指を振る。 「いや、かがみんトコの柊四姉妹の話だってば。私関係ないじゃん」 「あぁ……って、そんな前提は今初めて聞いた気がするんですが」 「そう?」 「そうだよ」 まったく。 筋立ての仕方が悪いのか、こいつの話はときに非常にわかりにくい。 「だとしても、やっぱりわからないんだけど? 別に名詞なのは私だけじゃないわよ」 「ええー? だって……さっきのが、まつりさんでしょ?」 言いつつ、こなたは開け放たれたふすまの向こう、廊下の方を指差し示す。 ちなみに言い忘れてたけど、私の家だ。その居間。で、こなたの言ったとおり、十分ほど前に まつり姉さんが顔を出して卓袱台の上のせんべいを一枚失敬して去って行ったりした。ちなみの ちなみに、つかさはたぶんまだ寝ている。休日なのだ。 それはさておき、 「ええ」 まつり姉さん。 柊家の次女。私の一つ上の姉。 『祭り』だか『祀り』だか、そういえばはっきり確かめたことはないけれど、どちらにしても 名詞であることに変わりはない。 と、思ったのだけど。 「まつる、まつらない、まつるとき……って、動詞に変換できるじゃん」 「ああ……そういう話ね」 「うん」 二人でうなずく。 「で、もう一人が、いのりさんだよね? これも『祈る』だし、つかさも……『つかさどる』?」 なるほど。 そして私だけ、活用のきかない名詞である、と。今まで気にしたこともなかったけど、確かに 言われてみればそのとおりだ。納得した。 「……」 「……」 「で?」 「え?」 が、続きを促すと、こなたは首をかしげてしまった。 「……ああ。や、別にそれだけだけど」 「あっそ」 投げっぱなしかよ。 いや、まぁ、確かにこれ以上発展の余地はなさそうだし、なんとなく思いつきで言ってみただけなんだろう。 鼻で小さく息をつく。 それを合図としたように、こなたが身体をテレビに向け直し、コントローラーを握り直した。 ゲームを再開する。 カチャカチャ。 ビシッ。 バシッ。 へあっ。 はあっ。 アーッ!(アーッ!(ァーッ!)) 負けた。 「……ねぇ、かがみ」 「なに?」 ラウンドトゥー、ファイッ。 「その……怒ってる?」 「なにが」 「だから、さっきのハナシ」 「……」 エイッ。 ヤアッ。 キコーケンッ。 ウーアッ!(ウーアッ!(ゥーァ!)) あ、勝った。 「別に、怒ってないわよ」 「でも気にしてるよね?」 「……」 「……」 ラウンドスリー、ファイッ。 エイッ、ヤァッ。 ビシッ、バシッ。 「……なんでよ」 ふんっ、はあっ。 ドカッ、バキッ。 「なんとなく……ってか、見ればわかるよ」 ぎゅるんぎゅるんぎゅるん。 っどーん。 アーッ!(アーッ!(ァーッ!)) 負けた。 「そう」 「うん」 ため息。 「まぁ……自分だけ違うとか言われたら、ちょっとね。でも別にそんな、すごく気にしてるってわけじゃないわよ」 うん。 少なくともこいつがこんな、気まずそうな顔をしなければならないほどのことではない。 「ただちょっと、言われてみれば、なんでかなーとか、そんな程度よ」 「あー、ワイドショーなんかでエロゲーの曲がかかって、でも何のゲームだかとっさに思い出せなくて、 なんだったっけなー、みたいな感じ?」 「いや、ちょっと違う……ってか、例えがピンポイント過ぎるわ」 一瞬吟味しかけて、慌てて振り払う。アハッ、とこなたは笑った。 またため息。 「ま、今度訊いてみようかしらね」 「おじさんとおばさんに?」 「ええ。他に誰がいるのよ」 「そか。そりゃそーか」 聞いてもわからないんじゃないかって気もするけど。そんな深く考えてるとも思えないし。 たぶん神事由来の言葉の中から名前に使えそうなものを思いついた順番に当てはめていっただけだろうから。 それぞれに願いを込めてくれてはいるにしても。 ああ、だとすれば逆に、これがつかさでなくてよかったって考え方もできるか。 仲間外れとか、あの子は私以上に気にするタチだし。 その分を私が引き受けてると思えば……って、なんか偽善的ってゆーか、恩着せがましいわね。 「あ、でも」 くるり、再び向き直ってこなたが言った。 「ひょっとしたら、かがみも動詞の名詞形かも知れないよ?」 「は? なんでよ」 「身を低くすることとかを『かがむ』っていうじゃん。つまりミラーじゃなくてそっちの、前かがみとかの『かがみ』」 「……」 いや。 「ごめん、ちょっと意味が」 「だから、英語で言うと、えっと……スクワット?」 違う。 知らないけど、たぶん違うと思う。 「言葉の意味はわかるってば。そうじゃなくて……なんでそうなるんだって言ってるのよ。よけいに遠く なってるじゃない。神社関係ないし」 顔をしかめると、こなたは糸目になって笑った。 「そこだよ」 人差し指、くるり。 「何がよ」 「つまりかがみは、柊家の娘であると同時に、私のヨメになるべくして生まれてきたということだよ」 猫口、にまり。 「……」 そしてげんなりする私。 いやもう、本当に意味がわからん。こいつは本当に日本語を話しているのかとさえ思う。 「まーま。モノは試しってことで、やってみようよ」 「え? やるって、ちょっと」 「ほら、立って」 言いながら自分も腰をあげ、こなたは私の腕を引っ張り上げる。 「なんだってのよ……」 ぼやきつつも、促されるがままに立ち上がる。 なんで素直に従ってるんだろう、私。 「で?」 「うん」 向かい合う形で見上げてくるこなたに問いかけると、妙にニヤついた顔でうなずいた。 「じゃ、ちょっとかがんでみて? ちょうど私と目の高さを合わせる感じで」 「……?」 わけがわからなかったが、とりあえず言われたとおりにやってみた。 腰を後ろに引いて膝を曲げ、軽く前かがみになって膝がしらに両手を乗せる。 言われたとおり、こなたと目の高さを合わせる体勢。なってみると、思いのほか顔同士の距離が近い。 いや。 ってゆーか、ちょっと待って。これって―― ちゅっ。 ……。 ……。 避けられなかった。 そんな暇はなかった。 気付くのが遅すぎた。 柔らかい、少しだけしめった感触。 一秒にも満たない一瞬で、すぐに離れた。 「ま、こういうことだよ」 何やら満足げに、にまにまと、こなた。 「な、な、ちょ、おま、な、なに、を……!?」 混乱し、言葉が出てこない、私。 「ぽ、ぽぽぽぽぽ……」 開け放たれたふすまの向こうで、目を縦線にして、つかさ。 ……つかさ? 「つっ、つかさっ!?」 「ウン、オハヨウオネエチャン。ア、コナチャンイラッシャイ」 「あー、うん。おはようつかさ」 「もう二時回ってるわよっ! じゃなくて、つかさ、い、今のは……」 「ワタシナニモミテナイヨ? ソレジャ、オナカスイタカラゴハンタベテクルネ」 「まっ、待ちなさいつかさっ! ちがっ、違うの! これは違うのよっ!」 「ダイジョウブダヨ、ダレニモイワナイカラ。ゴメンネジャマシチャッテ」 「思いっきり見てんじゃないのっ! ――じゃなくて! 誤解なの! とにかく話をっ、話を聞けーっ!!」 ☆ 「――で?」 「えっと……」 仁王立ちになって睨み下ろす先で、こなたは、さすがに少しは気まずそうではあるものの、 それでもまだどこか表情に余裕を残している。 折り目の正しい正座の姿勢も、どちらかといえば逆に挑発されているように感じてしまう。 被害妄想だろうか。 「なんであんなことした」 「だからぁ……さっきみたいに目線合わせたりキスしたりしようと思ったら、かがまないとできないわけじゃん」 「思わないわよそんなこと!」 怒鳴る。 ええいちくしょう赤くなるな私の顔。 「でも実際、できないよね。私の方が背伸びしただけじゃ届かないし」 そりゃそんだけ小さければね。 ってか、それはつまり、むしろあんたの特性ってことじゃないの。 だというのに、こなたはうなずく。 「ウム。『かがみ』。まさに私のヨメになるべくして名付けられた名前だね」 まるで当然のように。 私以外の誰かなど、思いもよらないとでもいうかのように。 「そんなわけがあるか! このっ――この、ばかっ!!」 「あだっ!? あだだだだだだっ!?」 こめかみのあたりをこぶしで挟んでぐりぐりぐり。 してやると、ようやくにしてニヤニヤ笑いが引っ込んだ。 「ギブっ! ギブギブかがみっ! ギブミーぷりいぃぃぃぃっず!!」 「よこせってなんだよ」 リリース。 「うぅ~……、ひどいよかがみぃ。そんな怒んなくてもいーじゃん。急所は外したんだし」 「む……」 まぁ、確かに。 先ほどの狼藉は際どくも唇ではなく頬。私のファーストキスはかろうじて守られたわけではあるけれど。 それプラス、こいつの方から一方的にやってきたということで、つまりいつものいたずらの延長ということで、 つかさも納得させることが一応はできたわけではあるけれど。 でも、 「だからって……そういう問題じゃないわよ」 「ええ~? ソコが一番重要なところでしょー」 「そうだけどっ! そうじゃなくてっ! そもそもするなって言ってるのよっ!」 「ぶー……」 叱責に首をすくめながらも、こなたはふくれっ面で視線を逸らす。 「“ほっぺにちゅー”ぐらい普通じゃん。全年齢向けのゲームのパッケージを問題なく飾れるレベルだよ」 「例えの意味がわからんわ」 ってゆーか、明らかに反省が足りない。 両のこぶしを握りしめ、掲げて示す。 「……もう一回いっとくか?」 「ごめんなさい調子こきました」 きれいな土下座が返ってきた。 「まったく」 やっぱりこいつがやると「素直」というより「ノリがいい」って感じしかしないけど。 けど、まぁいい。 確かに実質的な被害はほぼなかったし、もうこのぐらいでいいだろう。 「もう二度とこんな悪ふざけするんじゃないわよ」 「うん。わかった」 ため息とともにそう言うと、こなたはゆっくりと顔をあげた。 そして爽やかに言う。 「今度はふざけないで真面目に、ちゃんと口にするね?」 「何もわかってないじゃねーかっ!!」 コメントフォーム 名前 コメント 久しぶりにこなかが見た。癒された〜〜〜。GJ! -- 名無しさん (2009-03-18 07 10 59) いいなぁ~、甘甘作品は大っ好きですよ。GJ -- kk (2009-02-26 00 05 53) gj -- 名無しさん (2009-02-12 21 07 50)
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第11話【機動六課のある休日(後編)】 なのは「訓練漬けの毎日。息抜きにって用意したまる一日のお休み」 フェイト「親友同士、パートナー同士、楽しく過ごせるように」 なのは「気持ちも新たに、明日からも頑張れるように」 フェイト「だけどその休日は…突然の事態に一時中断」 なのは「現れたのは、レリックのケースを持った小さな女の子」 フェイト「事件は今、静かに動き出す」 なのは「魔法少女リリカルなのはStrikerS…始まります」 カリム「それにしても、あなたの制服姿はやっぱり新鮮ですね」 クロノ「ああ…制服が似合わないというのは、有人どころか妻にまで言われますよ」 カリム「ふふ…そんなぁ。いつもの防護服と同じぐらい凛々しくていらっしゃいますよ、クロノ提督」 クロノ「ありがとうございます、騎士カリム」 クロノ「こっちもちょうど、六課の運営面についての話が終わったところだよ」 カリム「ここからは今後の任務についての話。あなたも同席して、聞いておいてね」 ティアナ「ケースの封印処理は?」 エリオ「キャロがしてくれました。ガジェットが見つける心配は…ないと思います。…それから、これ」 ティアナ「ケースはもう一個あった…?」 エリオ「今、ロングアーチに調べて貰ってます」 ティアナ「隊長たちとシャマル先生、リィン曹長がこっちに向かってくれてるそうだし、 とりあえず、現状を確保しつつ周辺警戒ね」 カリム「そう…レリックが…」 はやて「それを小さな女の子が持ってたぁいうんも気になる。ガジェットや召還師が出て来たら、 市街地付近での戦闘になる。なるべく迅速に、確実に片付けなあかん」 クロノ「近隣の部隊には、もう?」 はやて「うん…市街地と海岸線の部隊には、連絡したよ」 クロノ「ああ」 はやて「奥の手も、出さなあかんかもしれん」 クロノ「そうならないことを祈るかな」 なのは「ケースと女の子は、このままヘリで搬送するから、皆はこっちで現場調査ね」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「はい!」 シャマル「なのはちゃん。この子をヘリまで抱いていってもらえる?」 なのは「あ…はい!」 シャリオ「ガジェット、来ました!地下水路に数機ずつのグループで総数16…20!」 アルト「海上方面12機単位が5グループ!」 はやて「…多いなぁ」 はやて「ほんならヴィータはリインと合流。協力して、海上の南西方向を制圧」 リイン「南西方向了解です!」 はやて「なのは隊長とフェイト隊長は、北西部から」 なのは・フェイト「了解」 はやて「ヘリのほうはヴァイス君とシャマルに任せてええか?」 ヴァイス「お任せあれ!」 シャマル「しっかり守ります」 はやて「ギンガは、地下でスバルたちと合流。道々、謁見のほうの話も聞かせてな」 ギンガ「はい!」 フェイト「フォワードの皆。ちょっと頼れる感じになってきた?」 なのは「あはは…もっと頼れるようになってもらわなきゃ」 フェイト「…うん」 フェイト「早く事件を片付けて、また今度、お休みあげようね」 なのは「うん」 フェイト「皆で遊びに行ったら、きっと楽しいよ」 なのは「うんっ」 ウーノ「ヘリに確保されたケースのマテリアルは、妹たちが回収します。お嬢様は地下のほうに」 ルーテシア「うん」 ウーノ「騎士ゼストとアギト様は?」 ルーテシア「…別行動」 ウーノ「お一人ですか…」 ルーテシア「一人じゃない。……私には、ガリュウがいる」 ウーノ「失礼しました。協力が必要でしたら、お申し付けください。最優先で実行します」 ルーテシア「うん。…行こうか、ガリュウ。探し物を見つけるために」 エリオ「ギンガさんって…スバルさんの、お姉さんですよね?」 スバル「そう!私のシューティングアーツの先生で、歳も階級も二つ上」 ギンガ「私が呼ばれた事故現場にあったのは、ガジェットの残骸と壊れた生体ポッドなんです。 ちょうど5、6歳の子供が入るくらいの…」 ギンガ「近くに何か…重いものを引きずって歩いたような跡があって…それを辿っていこうとした最中、 連絡を受けた次第です。それから、この生体ポッド…少し前の事件でよく似たものを見た覚えがあるんです」 はやて「私も、な」 ギンガ「人造魔道師計画の…素材培養機」 シャマル「!」 ギンガ「これは、あくまで推測ですが、あの子は人造魔道師の素材として、作り出された子供ではないかと」 キャロ「人造魔道師って?」 スバル「優秀な遺伝子を使って人工的に生み出した子供に、投薬とか機械部品の埋め込みで、 後天的に強力な魔力や能力を持たせる。それが、人造魔道師」 ティアナ「倫理的な問題はもちろん、今の技術じゃどうしたって色んな無理が生じる。コストも合わない。 だから、よっぽどどうかしてる連中でもない限り、手を出したりしない技術のはずなんだけど…」 ヴィータ「おっし。いい感じだ」 リイン「リインも絶好調です~!」 ヴィータ「ガンガン行くぞぉ。さっさと片付けて他のフォローに回らねぇと」 リイン「はいですぅ!!……ん?あれは…」 ヴィータ「……増援?」 なのは「この反応」 フェイト「……っ!」 クアットロ「ふふふっ。クアットロのインヒュールタスキルシルバーカーテン。嘘と幻のイリュージョンで回ってもらいましょ?」 アルト「航空反応増大!これ…嘘でしょ!?」 グリフィス「なんだ…これは!」 シャリオ「波形チェック!誤認じゃないの!」 アルト「問題、でません!どのチェックも実機としか。なのはさんたちも…目視で確認できるって」 フェイト「幻影と実機の構成編隊?」 なのは「防衛ラインを割られない自信はあるけど。ちょっとキリがないね」 フェイト「ここまで派手な引き付けするってことは」 なのは「地下か、ヘリのほうに主力が向かってる」 フェイト「なのは。私が残って、ここを抑えるから。ヴィータと一緒に」 なのは「フェイトちゃん!?」 フェイト「コンビでも、普通に空戦してたんじゃ時間がかかりすぎる。限定解除すれば広域殲滅で、まとめて落とせる!」 なのは「それは、そうだけど」 フェイト「何だか嫌な予感がするんだ」 なのは「でも、フェイトちゃん…」 はやて「割り込み失礼!」 はやて「ロングアーチからライトニング01へ。その案も、限定解除申請も、部隊長権限により却下します!」 フェイト「はやて!」 なのは「はやてちゃん!何で騎士甲冑!?」 はやて「嫌な予感は私も同じでなぁ。クロノ君から、私の限定解除許可を貰うことにした。 空の掃除は私がやるよ。っちゅーことで、なのはちゃんフェイトちゃんは、地上に向かってヘリの護衛。 ヴィータとリインはフォワード陣と合流。ケースの確保を手伝ってな!」 ヴィータ・リイン「了解!」 クロノ「君の限定解除許可を出せるのは、現状では、ボクと騎士カリムの一度ずつだけだ。 承認許諾の取り直しは難しいぞ。使ってしまっていいのか?」 はやて「使える能力を出し惜しみして、後で後悔するんは嫌やからな」 クロノ「場所が場所だけにSSランク魔道師の投入は許可できない。限定解除は3ランクのみだが、それでいいか?」 はやて「S…。それだけあれば、十分や」 クロノ「はぁ…。八神はやて。能力限定解除、3ランク承認。リリースタイム。120分」 はやて「リミット……リリース!!」 クロノ「ふう…」 カリム「完全解除じゃない分許諾取り直しもいくらか優しくなるかもしれませんし、ね?」 クロノ「気休め程度ですかね…。地上部隊は、上層部が厳しいです」 はやて「よし。久しぶりの遠距離広域魔法。いってみよか!」 ティアナ「空の上は、何だか大変みたいね」 スバル「うん」 ギンガ「一緒にケースを探しましょう。ここまでのガジェットは、ほとんど、叩いてきたと思うから」 スバル「うん!」 シャリオ「サイティングサポートシステム、準備完了です!シュベルトクロイツとのシンクロ率誤差、修正終了」 はやて「うん、了解。ごめんな。精密コントロールとか長距離サイティングはリインが一緒やないと、どうも苦手で…」 シャリオ「その辺はこっちにお任せください。準備完了です!」 はやて「おおきにな!」 スバル「こぉら!そこの女の子!それ危険なものなんだよ!触っちゃ駄目!こっちに渡して!」 ルーテシア「……」 ティア「ごめんね、乱暴で。でもね、これ本当に危ないものなんだよ?」 アギト「ルールー。1、2、3で目ぇつぶれ!」 アギト「ったくも~。あたしたちに黙って勝手に出掛けちゃったりするからだぞ~!ルールーもガリュウも」 ルーテシア「アギト…」 アギト「おう!本当に心配したんだからな。ま、もう大丈夫だぞ、ルールー!何しろこのあたし! 烈火の剣精!アギト様が…きたからな!おらおら!おまえらまとめて、かかってこいや!!」 次回予告 フェイト「現れた、新たな影。消えない不安」 なのは「何が出ても、誰が来ても…しっかり切り抜けて、守り抜く」 フェイト「次回魔法少女リリカルなのはStrikerS12話」 なのは「ナンバーズ」 なのは・フェイト「Take off!」
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※mixi合同ムビは別ページです。 pandora AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=mQNBTixmb_0 being AC imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 YouTube (削除) 七夜オンリー キミシニタモウコトナカレ AC imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 YouTube (削除) ワラキアオンリー ずっとみつめていて AC imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 YouTube (削除) 志貴オンリー ~Vシオン~ AC imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 YouTube (削除) シオン AC imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 YouTube (削除) F.D.D AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=-yGk66ZG4kw 桜日和 AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=L5GT10ySyZM (knufc3vzXpY) nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm8940761 (Again ver.) YouTube http //www.youtube.com/watch?v=l_8h-HnQBB0 nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm9294757 (OVER MASTER ver.) YouTube http //www.youtube.com/watch?v=We8nKbq8UrI (ATSU ver.) YouTube http //www.youtube.com/watch?v=HDWo5bbBv90 nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm9557550 Theme_mind_as_judgment AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=OLvinXnUlaA nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm9460875 Amethyst AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=cAjOZMh5Pew (EKC_jc-32MY) nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm9574834 志貴オンリー 「できるかなって☆☆☆.」 AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=TTLW_n5RWAA nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm9892165 メルブラコンボ動画 「Alchemy」 AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=Evs3jKrM4E8 nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm11154910 Satan s whisper AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=12JEg6w_PaI nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm14904377 メルブラコンボ動画「ガリコン」 AC nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm14925930 MBAACC 体験版コンボ動画「Mighty Blow」 CC nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm16474628 MBAACCコンボ動画 「ガリコン!」 CC nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm16680977
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