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壇蜜の持ちネタ 狼では7期メンバー久住小春と、神出鬼没の謎のおっさんの繰り広げるネタスレ。 元は05年12月に狼に立った「何がミラクルだ、ここがもう濡れ濡れじゃねえか」というスレッド。 昭和風のお下劣な台詞回しセンスと久住の生娘っぽさが絶妙にマッチして大ウケ。 他メンバー用に改変された派生スレッドも乱立した。 「何が○○だ、ここはもう○○じゃないか」と言われたら「言わないで・・・」と返すのがお約束。 当の久住こと月島ぐっしょりさんもまんざらではなさそうな感もうかがえるので 最近ではおじさんと月島ぐっしょりさんのイチャつきぶりを楽しむという 当初の目的とは違った楽しみ方もされている模様。 「何がミラクルだ、ここがもう濡れ濡れじゃねえか」 http //www.geocities.jp/kagoworld/morningcoffee4/1134274728.html 1名前 名無し募集中。。。投稿日 2005/12/11(日) 13 18 48 0 「いや、やめて下さい・・・」 「ヘッヘッヘ ミラクルエースさんよ。あんたエッチな体してるなあ。どれ」 「いや、ヤン! そこ、そんなとこばっかり触らないで」 「ミラクルミラクル言ってもここは普通の女の子だなァ ぐちょぐちょに濡れてるぜ?」 「言わないで・・・」 「ほんとスケベな下半身だ。このミラクルおまんこ!」 月島きらり名義のシングル「バラライカ」のPVに出演しているクマの中身がおっさんなのではという説から、 現在はおっさん=クマのAAが定着している模様。 ○_○ ( ・(ェ)・)<ぐへへへへ 数々の名言 やあ月島ぐっしょりさん すまんこすまんこ この夜のトップブリーダーが! このビバーグ知らずのエロベスト絶頂登山娘が! おっぱいぷりりんレボリューションってか! おじさんボッキー度事件発覚しちゃうじゃねーか 小春を愛するひ~とは~チンポでかい人~アワビの貝のような~君のビラビラ~♪ あ、吸い吸いスーダラダッタ~ビラビラ吸い吸い吸い~♪っと 等が多数生まれた このネタスレを元ネタに漫画化したものが、シャイニング娘。番外編の一つ「ハルヨコイ」である 関連:おじさん 2013-02-13 20 58 31 (Wed)編集 タグ スレッド ネタスレ 久住小春 師走の翁
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858 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 1386-sbka)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 03 12 07.17 ID nN+aw2k10 困ったちゃんというか、K国絡みなんで、嫌いな人はスルーお願い。 ダブルクロス3rdの話ではあるが、システムが関係あるかは微妙。 ある時、俺はセッションのGMをやった時、パーティーを全滅させてしまった。 それも、ヒロインと女性PLがやった女性PCを奴隷のようにしてしまうという、ほぼ最悪のエンディングだった。 ただ、これはまあ、失敗と裏目が重なった結果ではあったので問題では無かった。 締めの挨拶で、件の女性PLシナリオは失敗したけど楽しかったとフォローを入れてくれた。 ここまでが前提。 で、この顛末を聞いて困は全滅させたパーティーのPC1のプレイヤーと女性PLをメンバーに指定してセッションを行った。 そこで困はやらかした。 女性PLに女性PCをやらして、エロゲ脳全開のマスタリングをしたらしい。 サークル内コンベの締めで困は 「この二人は、あのGM(俺のこと)のときは寝取られたり調教されたりするプレイが楽しかったと行っていたが、自分のときは全然楽しくないという。 これは差別なのではないか」 的なことを言っていた。 困はK国人だったわけだが、リアルで遭遇するとは思わんかった。 結局この困はサークルから追い出された。 補足。私のときの裏目。 ボスは血の花嫁というEロイスを持っていた。 それを使う予定だったNPCがいたのだが、PLの機転によって、使う機会が無くなった。 その為、ボス戦ではキャラクターが一人少なくなってPLに有利な筈だったが、クライマックス前までの出目の悪さが祟って、リソースが予定以上に削れていた。 その上でちょうど女性PLのキャラクターが戦闘不能から復活しないを選択しなかったため、抱え落ちする筈だったEロイスに使う機会が出来てしまった。 誓って言うが、最初から奴隷にしようとかそういうつもりでやっていたわけじゃあない。 859 名前:ゲーム好き名無しさん (ガラプー KK7f-ckjR)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 03 16 30.11 ID RciUx7WPK [1/2] 858 K国云々は入れるべきでは無かったと思う それ抜きで追放に値するレベルのどうしようもない困なのだから 860 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW bf8e-Y/UN)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 03 20 05.03 ID CQaDGeUC0 俺もスケべなシナリオがやりたいって言われてスケべなシナリオをやったらスケべ過ぎるって怒られたことあるから元気出せよ 861 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイWW bf14-8Ybu)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 06 12 30.55 ID JX0eJqiv0 どこにK国人と書く必要あるんだ 862 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイWW cf8c-vvkQ)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 06 54 43.18 ID JnUtmGPy0 DXで全滅ってどんな難易度だ 全滅するくらいなら堕ちる方がマシだしよほど馬鹿みたいに強くない限り倒すのは倒せるだろ 865 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ cf92-sCjO)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 08 50 13.68 ID djFhQGxL0 [1/5] セッションの結果的に「どんな命令されても抵抗できない状態にされてしまった」のと 「その内容をゲスな方向で細かく描写する目的でセッションする」じゃ次元が違う ってのが解からない奴は何処の国籍とか関係なく紛うことなきクズだわ 866 名前:ゲーム好き名無しさん (スプッッ Sddf-gcxd)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 09 10 31.52 ID cfD+NjGgd [1/4] これ、困の視点で報告したらウンピン族案件だな「あっちは良くてなんで俺のネタはウケないんだ!差別だ!!(実際には全然違うから)」って考えがモロそれっぽい いやウケる要素を抽出出来ないってのは顰蹙買う奴の特徴ってだけなんだけど 867 名前:ゲーム好き名無しさん (スップ Sddf-IfFh)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 09 18 47.80 ID djS3S7Ykd 別に国籍抜いても、俺とあいつで対応が違うのは差別だ!で通じるとおもうのだが…… まあ、誘導したいのが出てきたようなので触らぬ方がいいね 868 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 63bb-SU9n)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 10 02 12.86 ID gcpl509n0 楽しいか楽しくないかは同じシナリオを遊んでもPLGM次第で変わるものだし 差別もへったくれもないよねとは思う。 869 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイWW 63be-9+QF)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 11 40 33.18 ID 4u1QGTyt0 [1/3] 858 手元にルルブないんだけど、血の花嫁の対象は死体限定じゃないっけ? 戦闘不能で倒れたまんまじゃなくて、とどめを指すことを明言した上で追加でダメージを与えて、それで死亡してようやく使える奴だよ 基本的に演出用で、意図しなきゃ戦闘時に使うチャンスすら発生しないはず 870 名前:ゲーム好き名無しさん (アウアウカー Sa17-JqAZ)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 12 14 51.57 ID NoJd0ZEia パーティー全滅してるんだから戦闘終了後にゆっくり使えるぞ 871 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ cf92-sCjO)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 12 25 28.75 ID djFhQGxL0 [2/5] 全滅したからバッドエンド『演出』で「使った」ので「そういうことになった」ってだけだろ 872 名前:ゲーム好き名無しさん (アウアウカー Sa17-vvkQ)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 13 03 14.95 ID YvpOEftRa [1/2] DXで全滅してる時点でバランスおかしいんじゃないかと思うがね PLがロイス惜しんで全滅とかアホなことしたなら知らんが 873 名前:ゲーム好き名無しさん (ガラプー KK7f-ckjR)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 13 17 33.79 ID RciUx7WPK [2/2] クライマックス前に侵蝕率が上がりすぎて、クライマックスバトルでPLの出目が立て続けに腐ったのじゃないかな? ボスの方の回避の出目がおかしくて、避けまくったという可能性もあるし 根本でバランスを間違えていなくても、出目でバッドエンドは極稀とは言えある事だから 874 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイWW 1314-zcUI)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 13 22 43.55 ID 4ZK7l9sS0 困自身が「俺がK国人だから差別してるのか!」とか言ってきたのならそれを入れるべきだし 言ってないのならK国人を報告に入れるべきではない報告 困は間違いなく困だが報告者もちょっとどうかなーって感じ 875 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイWW f3b6-U2hq)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 13 26 44.84 ID KsOUmtXX0 DXは戦闘以外でもシーン数が無駄に増えてクライマックス開始時にはほぼアウト なんてことも起きるらしいからな まあ無駄に増えた原因が難解な謎解きを用意したGMだったりするとバランス悪いと言って良いかもしれんが 876 名前:ゲーム好き名無しさん (アウアウカー Sa17-vvkQ)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 13 27 28.72 ID YvpOEftRa [2/2] いや、ジャーム化なら分かるけど全滅だからな 回避の出目が良かろうが回避に相当エフェクト割かないとそう避けれるゲームでもないしロイス7ないし6あって全員全て切らすとかさすがにバランス間違ってる 全滅見えてるのにロイス残して復活しないとかPLが馬鹿だったらそりゃ知らないけどな 877 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ cf92-sCjO)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 13 36 30.69 ID djFhQGxL0 [3/5] どういう行動取ってたのか状況見てたわけでもない他人の卓の話に、自分の常識だけで 「全滅が起きるのおかしい!」とか言うのもどうなのかね 報告者GMも完全に想定外だったようだし、よっぽどのことだったのだろ 878 名前:ゲーム好き名無しさん (スププ Sddf-U2hq)[sage] 投稿日:2017/05/13(土) 13 36 42.82 ID CWE7MS8Md まさしくジャーム化怖がる余りロクな立ち回りが出来なかった結果だと思ってたわ スレ448
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【第十六話】 【Mi-side】 ‐外‐ 寒さも厳しくなる。羽織る衣服は秋用から冬用へ。 ついに十二月がやってきた。 唯「寒いねえ、澪ちゃん」 隣で歩く私の恋人、唯もその例に漏れず、 コートを着込んで、桃色のマフラーに口元まで顔を埋めている。 その仕草に、私は小動物を連想した。 唯「……澪ちゃん、なに笑ってるの?」 おや。思わず笑みが零れていたようだ。 澪「ちょっと今から楽しみになっちゃって」 唯「あ~、なるほど~。楽しみだよね、クリスマスパーティー!」 唯の顔がぱあっと輝く。 例え、雪がどれだけ降っていても、 この唯の輝きを見失うことはないだろう。 私は微笑を浮かべて、唯に応えた。 澪「……」 尤も、この輝きだって時には失われることもある。 その輝きにトドメを刺した事件が起きたのは、ちょうど先月のことだった。 梓が、軽音部を退部した。 * * * 近所のアーケード街にやってきた。 多種多様な店舗が道の両脇で賑わっている。 その一つ一つも、クリスマス仕様なのか、 雪や電飾等の装飾が施されている。 夜になれば映えることだろう。 唯「まずはあそこに入ろう、澪ちゃん!」 言い終わるや否や、唯はその店に走っていってしまった。 そんな急がなくても、店は閉じないのに。 勿論唯がそんなことを心配しているわけもなく、 ただはしゃいでいるだけなのは、十も承知だ。 澪「……良かった」 店の中に入る前に、呟く。 唯が店の中から手を振っているので、 私も小走りで店の中へ入る。 唯がこの状態になるまで、半月はゆうにかかった。 ‐雑貨店‐ 所狭しと、様々な品物が並んだ雑貨店だ。 店内の雰囲気は統一されておらず、雑多な印象を覚える。 クリーム色の壁は、どんな品物にもマッチするように選択されたのだと思う。 唯は奇妙なぬいぐるみを両手で持ち上げた。 そしてそれを、私の前に突きつけてきた。 唯「ねえ、これ可愛くないかな?」 唯、それはやめておきなさい。 そして私が率直な感想を言うと、唯はえー、と落胆した声を発した。 こんな具合で、唯の部屋のぬいぐるみは選別されてきたのだと、 なんとなく理解できた。 唯が渋々ぬいぐるみを棚に戻すと、 その隣に可愛いクマのぬいぐるみがあった。 私はそれを手に取った。 澪「こっちなんてどうかな?」 唯「おお、こっちも可愛い!でも、澪ちゃんが選んでも意味無いんじゃない?」 澪「まあ確かに」 それもそうだ。これはプレゼント交換のために持ち寄る、 プレゼントを選ぶ買い物のはずだった。 この場では、唯のセンスに任せるべきだったかもしれない。 エキセントリックが過ぎるプレゼントも、困りものではあるけど。 例えば、海苔とか。 私は手にしたぬいぐるみを棚に戻そうとしたところで、 ふと思い止まった。 澪「そうだ、これは唯へのプレゼントにするよ」 唯「えっ?」 澪「恋人同士なんだし、別にプレゼントを用意しても、 おかしなことじゃないだろ?」 唯はきょとんとしてしまった。 なにか、おかしかっただろうか。 思い返しても、特にそんな部分は思い当たらない。 突然、唯が小さく吹き出した。 澪「えっ、えっ?なにかおかしかったか?」 戸惑う私を包み込むように、唯は笑みを浮かべた。 唯「……澪ちゃん、最近恥ずかしがらずに“恋人”って言えるようになったよね。 こんな店の中、誰が聞いているのかわからないのに」 再び、思い返してみる。ああ、確かに言っていた。 思いだすと、何故だろう、とても恥ずかしい気がしてくる。 私の顔が火を吹いた。 唯「あちゃー、オーバーヒートしちゃったよ」 唯はたまに痛い部分を、一瞬で突いてくる。 違うんだよ、唯。ここはお店でも、お客さんがいないから言えただけで。 いたとしても、他人に聞こえない程度の声で喋ってるつもりなんだよ。 そんな言い訳も、段々苦しいものに聞こえてきた。 そう。私は既に恋人という言葉で、いちいち照れなくなっている。 意識して言うと、まだまだだけど、無意識下ならば可能だ。 いつからこうなったかといえば、やはりきっかけはあの事件だったと思う。 壊れてしまいそうな、繊細なガラス細工にも似た、 美しくも脆い女子高生一人の精神を、私は支えると決めた。 この言葉一つで、私にはその義務があると思っている。 だからこそ、照れるわけにはいかない。 ……まだ、ちょっと至らない部分があるけれど。 【Yi-side】 ‐外‐ 最近、澪ちゃんが頑張っている気がします。 私たちはアーケード街をあとにし、小さな道路を歩いていました。 両側にはしばらく先まで住宅が並んでいました。 澪ちゃんは兼ねてより努力家ではありますが、 最近の澪ちゃんの頑張り様は少し、それが過ぎているような気もします。 原因ははっきりしていました。私です。 澪「唯、どうした?」 澪ちゃんはこちらへ顔を向け、私に心配そうに尋ねました。 そう、まさに、こんな感じ。 唯「ううん、何でもないよ!」 明るく振舞って、誤魔化しました。 澪ちゃんはそうか、と言って正面に向き直りました。 あずにゃんが部活を退部してから一ヶ月近く。 初めこそ、軽音部は重く湿った空気がのしかかっていましたが、 今となってはそこそこ回復出来ています。 勿論、あずにゃんを部活に戻そうとする努力も、惜しんでいません。 しかしあずにゃんの決心は固く、 再び部活に戻る必要は無いとまで言い切りました。 “必要ない”とまで言われ、軽音部は茫然としてしまいました。 ただし、私以外の人が。私はその言葉の意味を、知っていました。 あずにゃんは今年度で此処を去ってしまうのです。 * * * “一年間だけ人間世界での生活をすることになったんです。” あの時のあずにゃんの言葉が、今になって現実味を帯びてきました。 そして、きっとあずにゃんは今戻っても、すぐに自分はいなくなるのだから、 戻る必要は無いと言ったのでしょう。 唯「ねえ、澪ちゃん」 澪「どうした?」 唯「もし私があと数ヵ月の命だとして、なにに対しても無気力になるのは、 間違ってることなのかな」 澪ちゃんは突然、私の両肩を掴んできました。 澪「やめてくれ」 唯「もしもの話だよ~」 澪「唯」 澪ちゃんは私の目を、睨んできました。 瞬間、私の身体が震え上がりました。 唯「……ごめんね。じゃあ、違う例え話にしよっか。 私が数ヵ月後、どこか遠い国に旅立つとして」 澪「それまでの間、私は唯と楽しむ。全力で、その期間を」 質問するまでもありませんでした。 澪「唯が望む限り、一緒にいる。唯が望まなくても、一緒にいたい」 唯「……それってちょっとストーカーっぽいね」 澪「え……、えっ!?」 澪ちゃんがみるみる顔を赤く染めているのを見て、 私はけたけたと笑いました。 唯「冗談だよ?」 澪「そ、そうだよな、冗談、だよな」 唯「うん、大丈夫。澪ちゃんは良い子だから、ちゃんとしてるから」 私は小走りで澪ちゃんの前に行き、振り返りました。 澪ちゃんは正面の私の顔を、ぽかんと眺めていました。 唯「澪ちゃん、私決めたよ」 澪「なにを?」 唯「やっぱりクリスマスパーティーには、あずにゃんも呼ぼう!」 【Az-side】 ‐鈴木宅‐ ‐純の部屋‐ 散らかり放題で、まるで無秩序な床。 お気に入りのベースの周りだけは、綺麗に保ってあります。 そんな部屋の、白に塗られた天井。 純「梓」 寝転がりながらそれを眺めていると、純の声が聞こえました。 梓「なに?」 純「澪先輩から私の携帯に、あんた宛てのメールが来たよ」 私は起き上がり、純の方へ顔を向けました。 梓「……見ないとダメ?」 純「ダメに決まってるでしょう、が!」 純は言葉を言い切る瞬間、私に自分の携帯を投げてきました。 私は慌てて、それをキャッチしました。ナイスキャッチ。 純「いい加減、居候生活も止めろってメールかもね」 梓「それはあんたの言いたいことでしょ」 純「こら、私は受け入れた側の人間なんだけど?」 純は溜め息を吐きました。 ……私は軽音部を止めたあの日に、平沢家を出ました。 部活を辞めておいて、どうしてそこにいることが出来るでしょうか。 とはいえ、寄る辺ない身であった私。 当然、屋根のある生活など期待していませんでした。 猫の姿に戻って、猫として最後まで生きていようかとも思って、 路頭を彷徨っていました。 そこで、純に出会いました。 純の計らいで、私は単なる一匹の猫として、 鈴木家に迎え入れられました。 そればかりでなく、純は私が学校にも行けるようにもしてくれました。 教科書は全て学校に移しました。 制服は朝、純が鞄に入れて持っていきます。 そして家の外のどこか着替えられる場所まで私を連れていき、 そこで着替えさせるようにしてくれました。 なにも問題なく、学校に通うことは出来るようになりました。 梓「受け入れたといっても、私の正体を知ってるんでしょ」 純「不幸を呼ぶ黒猫のこと?」 純は鼻で笑いました。むかつく。 純「あとたった数ヵ月ぐらいの不幸なら、私が引き受けても良いよ」 梓「そう……」 純「それは唯先輩も同じだったと思うけどね。当然、憂だって」 私は言葉に詰まってしまいました。 純は、私の手元へ指を差しました。握られた携帯がありました。 純「そのメール読んで、しばらく考えな。 ちょっと私は出掛けてくる用事があるから」 そう言うと純は背中越しに手を振りながら、 部屋をあとにしていきました。 私は握られた携帯の画面に、目を向けました。 そのメールの文面を凝視しました。 澪先輩と、唯先輩からのパーティーへのお誘いでした。 梓「……まだ、私を見てくれているんですね、先輩……」 眼から溢れた雫が、一筋に頬を伝いました。 【Yi-side】 ‐外‐ 澪ちゃんと別れ、私は一人、近所の公園のベンチに座り込んでいました。 小さな公園で、小さな砂場と小さな滑り台しかありません。 周りの植えられた木々は、既に枝だけとなっていて、疎らでした。 ここは昔、私や憂や和ちゃんの遊び場でした。 今となってはもう、利用することは殆ど無くなってしまいました。 ベンチに座りながら、足をばたばた動かしながら待っていると、 公園に入ってくる人影がありました。 私はその人の名前を呼んで、こちらへ来るよう手招きをしました。 その人は言う通りにこちらへ近づき、私の隣に座りました。 唯「ごめんねえ、純ちゃん」 純「良いですよ、時間も有り余ってましたし」 唯「そっか」 純ちゃんは羽織っていた茶色のコートのポケットから、 缶コーヒーを取り出し、蓋を開けました。 純「寒い季節には、これですよ」 純ちゃんがそのコーヒーを呷りました。 それを見て、悪戯心が働かないわけがありません。 私は純ちゃんの横っ腹をつつきました。 すると純ちゃんは、見事にコーヒーを吹き出してしまいました。 私はそれを見て、けたけたと笑いました。 唯「純ちゃんもったいないよー」 純「唯先輩が言います!?」 * * * せめてものお詫びにと思い、 近くの自販機でホットコーヒーを二人分買ってから、 再びベンチに二人で座りました。 缶を両手で包み、暖をとりながら、私は話を切り出しました。 唯「あずにゃんの様子、どうかな」 純「憂からある程度は聞いてないんですか?」 唯「クラスじゃ変わりない、とは聞いたよ」 純「そうですね。まあ不幸を呼ぶ力も、その程度だということです。 学校で同じクラスにいようと、簡単に大きな不幸が訪れたりしません」 唯「それは」 部活でも、同じことだよね。 そう聞こうとした私は、咄嗟に口を閉ざしました。 それを聞いて、一体なにになるのでしょうか。 私も純ちゃんも顔を正面に向けたままでした。 横目に純ちゃんの横顔を見ると、純ちゃんは遠くを見ているようでした。 純「……家でも、普通です。家族の間での扱いは猫ですが」 唯「うん、かくまってくれてありがとう。 純ちゃんの素早い判断と行動のおかげで、あずにゃんは学校に通えてるんだよね」 私は自分の言ったことに、かぶりを振りました。 唯「……ううん、それとも」 私はベンチに座りながら、地面を蹴りました。 土が抉れる音が聞こえました。 唯「こうなった時の準備ならとっくにしてた、って言った方がいいのかな?」 純「……」 唯「意地悪だよね。ごめんね」 横目で見た純ちゃんの表情が、曇りました。 純ちゃんは文化祭で怪盗レインボーとして、暴れ回っていました。 その正体を知る者は限られていますが、 さらにその最大の目的を知っているのは、私一人になります。 いわば、虹を越えた色を盗むという最終目標。 “あずにゃんを私から引き離す。” 怪盗の最後の目標である“黒色”はあずにゃんでした。 私にあずにゃんが不幸を呼ぶ天使であることを伝えた上で、 そのリスクを回避するために、あずにゃんと私を引き離そうとしていたのです。 ただ、それは私が必要ないと言って、断りました。 あずにゃんが不幸を呼ぶといっても、 あずにゃんはそれ以上の幸福を連れて来てくれたのですから。 だから、問題なかったのです。 純「こんな場合は想定していません。勘違いしないでください」 純ちゃんの声は、震えていました。 唯「……」 そう、問題は別の形で起きてしまいました。 私は自分の中でしか、その問題を解決できていなかったのです。 あずにゃんの中にも、それは堆積していたにも関わらず。 自分を隠してまで、今まで過ごしてきた理由は? もしその秘密を、私が既に知っていたと知れば、どうなる? ちょっと考えれば思いつくような疑問点を、私は見ていませんでした。 私はあずにゃんの気持ちをわかっている気でいました。 でも、全然わかっていませんでした。全然。 そして、その結果として、 唯「……そうだね。想定とはまるで“逆”のことが起きたんだから」 私があずにゃんから離れるのではなく、 あずにゃんが私から離れてしまったのです。 * * * 唯「ねえ、純ちゃん」 純「すみません、ちょっと待ってください。 今からこの空き缶をあのゴミ籠にシュートするんで」 そう言って、純ちゃんは空っぽの缶を右手で持ち、構えました。 片目を瞑り、狙いを定めて……シュート。 勢いよくなげられた空き缶はほぼまっすぐの軌道を描きながら、 緑色の鉄製ゴミ籠の縁にあたって、そして、地面に落ちました。 純「惜しい!」 唯「……よーし、次は私の番だよ!」 残りのコーヒーを一気飲みして、さっきの純ちゃんのように構えました。 私も片目を瞑って、狙いを定めて。 シュート、というところで純ちゃんが突然脇の下をつついてきました。 くすぐったくなって、私の身体がぶるっと震えると、 その拍子に手から空き缶が離れてしまいました。 唯「あー!」 純「お返しですよ」 唯「ひ、酷いよ純ちゃん!」 かこーん。缶が、鉄製の何かにあたった音が響きました。 見ると、ゴミ籠の中に私の投げた缶が入っていました。 私は目を丸くしました。わーお。 唯「……ふふーん」 私はドヤ顔を浮かべながら、純ちゃんの方へ顔を向けました。 どうだい純ちゃん。これが私の実力ってもんだよ。 そんなことを思っていると、純ちゃんは前に自分で買ったコーヒーの空き缶を構えて、 シュート……放物線を描き、そして籠にイン。わーお。 純「あれ、唯先輩。どうしてそんな得意気な顔してるんですか? なにか嬉しいことでもありましたか?」 純ちゃん、キミは意外とサディスティックだね。 純「……そうですね。唯先輩はその顔が一番です」 唯「えっ?」 純「大方、ここへ私を呼び出したのは、梓の近況報告に加えて、 梓をなにがなんでもパーティーに連れてくるよう協力を頼みたかったんでしょう?」 見透かされていました。 純「頼まれなくても、そうするつもりでしたよ。 ですから唯先輩。あなたはその顔で、梓を迎えてあげてください」 ……純ちゃん。 純「はい?」 唯「純ちゃんは、意外と気がきくんだね」 意外ってなんですかー。 口調は怒ったような純ちゃんの顔は、とても和やかでした。 36
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E-215 届かない声 イベント MP1 自分のターン 相手のターン 【ステイ】このゲーム中、相手は、相手自身の捨て札のカードを、場に出したり、魔本にもどすことができない。 清麿は嘘つきでよいのか!? よいわけなかろう... だから早く...早く起きるのだ!! 紫電の雷帝B 相手の捨て札復活系の効果を阻止する。 ゲーム中ずっと持続してくれるので、序盤から早めに使うのが吉。 カードを対象に取らないので、このカードの使用後に捨て札になったカードも封じられる。 一方で【ステイ】効果なので解除されやすいのが弱点。 この長所と短所はE-131 狭間の世界へとは正反対と言え、あちらは使用時に捨て札にあるカードのみを対象にできるが、【ステイ】ではないので解除されにくい。 また、イベントカードから捨て札利用メタを行うなら、E-169 支援者+高嶺清麿《王になれ》のコンボも検討できる。 必要パーツが増えたり、中級イベントだったり、使用条件からガッシュ・ベル魔本では使い辛かったりといった点で使い分けを考える必要はあるが、こちらも強固な捨て札利用メタとなる。 イベントカードによる捨て札利用メタであれば、それぞれの特徴を比較して採用するカードを選びたい。 なお、このカードの場合、捨て札の「効果の使用」は封じないので、相手のE-069 志を継いでや高嶺清麿《王になれ》を封じる事はできない。 収録パック LEVEL:14 紫電の雷帝 タグ:MP1 イベント 相手のターン 自分のターン
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図説 台湾の歴史 第1章 誰の歴史か? 1987年に戒厳令が解かれて以来、台湾の政治や社会には大きな変化が訪れた。その変化にはよい面もあれば悪い面もあるが、余りに目まぐるしい変化なので、いまだに未来の方向は見えていない。人びとはこのような時期を過渡期と呼ぶが、いったいどんな社会への過渡期なのだろうか? 秩序と安全が整い人びとが安穏に暮らすことのできる社会なのか、それとも今まで以上に混乱した、利益に追われる杜会なのだろうか? この問題に答えられる人など誰もいないだろう。 しかしそれはともかく、社会が激しく変化する時代には、喜ばしいこともいくつかある。たとえば、「思想問題」を理由に――実際にあったものであれ、でっち上げられたものであれ逮捕されるのを恐れなくてもよくなった、母語を話すことを恥じなくてもよくなった、どの民族集団エスニックグループ〔原文は「族群」※1〕も白分たちの歴史を忘れるよう強要されなくなった、歴史もただ上から与えられるだげではなく、子どもの教育を通して白分の郷土を認識する機会を持つようになった、さまざまな少数派がしだいに尊重されるようになった、などなど。 ※1「族群」は、他と異なる独自の言語や文化を持つエスニックグループを指し、以下、「民族集団(エスニックグループ)」、あるいは単に「民族」と訳した。 ようやく新しい時代がやってきたようだ。新しい時代は新しい歴史を求め、新しい民族集団エスニックグループの関係は、新しい民族集団の歴史を求める。もし歴史研究者の任務が研究だけにとどまらず、歴史を叙述することをも含むならば、薄暗い片隅に追いやられていた民族集団エスニックグループが、そこから出てきて歴史の光のなかに入ることを求めるとき、歴史研究者は、すべての民族集団に目配りをした台湾史をどのように書くべきだろう? これは台湾の歴史研究者だけが直面している大きな挑戦ではない。民族問題の衝撃と混乱に揺れる現代社会においては、世界的な問題の一つなのである。たとえば「民族の坤塙るつぼ」と呼ぼれているアメリカで、民族集団相互の関係が大きく変化した今日、ヨーロッパ系白人男性を中心としたアメリカ通史は、もはや書くことができないだろう。しかし、それぞれの民族集団のアイデンティティを満足させるような新しいアメリカ通史が書けるだろうか? 同様に、そうした新しい台湾史を叙述することが果たして可能であろうか? あるいは可能かもしれない。しかし決して容易なことではないだろう。そのことがはっきりと表れるのが時代区分についてだが、現在普通に見られる区分は、清朝統治以前の歴史時代を、「オランダ時代」と「鄭成功ていせいこう時代」とに分けるものである。「鄭成功時代」とは、言うまでもなく、漢人の立場からの時代区分であり、鄭氏政権の統治が及ぼなかった先住民にとっては、こうした区分は真実からほど遠い。「オランダ時代」という言い方もまた、漢人の立場に立ったものとは言えないであろう。なぜならそのころ漢人の人口はまだ少なく、オランダ東インド会社が支配したのは、ほとんどが先住民だったからである。では、「オランダ時代」という時代区分は歴史的事実に合致するだろうか? 答えはまた否である。私たちは、オラソダ東インド会社の統治地域が台湾南部を中心としており、その勢力もしくは「教化」が南部に限られず、細々ながら北部の若干の拠点と卑南ひなん地方〔台湾の東南沿岸部〕一帯にも及んでいたとはいえ、中部・北部及び中央山脈以東の大部分の先住民にとって、オランダ東インド会社の存在は、あまり関係のないものであった。私たちが「オランダ時代」と呼ぶとき、オランダの支配の及ぼなかった「地域」や「人間」までもその中に囲い込んでしまっていないだろうか。この種の強引な歴史区分に対して、私たちはしっかりと問い直さなけれぼならない、「これは誰の歴史なのか」と。 今日私たちが直面しているのは「誰の歴史か」ということだけでなく、実は、もっと深刻な挑戦である。それはまた、地理空間でもって歴史を定義することから生ずる難題でもある。いわゆる「地理空間をもって歴史を定義する」とは、どういう意味か? まず私たちが必ず理解しなければならないのは、私たちが属する時代はナショナリズム(nationalism)の隆盛の時代であり、世界を構成する単位は国家なのである。それは必ずしも国民国家(nation state)である必要はないが、帝国ではなく、また部族でもない。ナショナリズムという公理のもと、帝国は必ず瓦解する運命にあり、一方部族は建国せぬわげにはいかない。国家は観念的な存在ではなく、明碓かつ「神聖にして不可侵」な境界を持つものであり、もしそれが明確でなかったり、侵犯されたりすれば、深刻な衝突に立ち至り、究極的には戦争を引き起こすのである。 台湾もこうした世界的潮流の枠外に存在するわけにはいかず、近年台湾社会がもっとも困惑しているのが国家アイデンティティの問題であり、さらにはこの問題をめぐって生起する「統一か、独立か」の争いである。私たちはこの紛争に巻き込まれることを望まなくても、歴史研究者として、その影響からまぬがれる方が難しい。「統一」、「独立」、あるいは「不中不台」※3のいずれの立場をとろうとも、私たちの社会では、すでに台湾を主体として考える方法や観念がしだいに発展しつつある。これはいま現に存在している現実の問題であり、好むと好まざるとにかかわらず国家を単位とした現代社会は、国家を境界とする各種の制度と組織を作り上げているのである。現在の台湾は、国家と非国家の間にあるのだが、その内部の多くの制度や組織は、台湾を一個の政治実体と区切った領域のうちに存在している。貨幣を例にとると、「台湾元」の発行と使用の範囲は、おおよそ私たちの政治領域の範囲を出ない。パスポート、ビザ、税関、これらは言うまでもなく、境界を決める大きな力を持っている。一つの国家あるいは国家たらんと希求する杜会は、「自己」の歴史を必要とする。地域の特色を強調するこの現代社会においては、たとえ〔中国との〕統一を主張する人びとであっても、その多くは知らず知らずに台湾をその「思考の単位」としているのである。香港のように、中国に復帰したとはいえ、予想し得る限りの未来、大多数の香港人はやはり香港を「思考の範疇」とするに違いない。 ※3中華人民共和国との「統一」でもなく、中華人民共和国からの「独立」でもない、台湾の現状維持を求める言い方。 私たちはここで何も政治的主張を行うつもりはない。ここでの目的はただ、台湾の現在の状況が歴史研究に大きな衝撃と挑戦を生み出したことを指摘することだけである。この他に、私たちはまた比較・普遍という視角からも台湾の問題を見てみたい。地理的空間から一個の社会的集団〔原文は「社群」〕あるいは国家民族ネイション〔原文は「国群」〕の共同の歴史を追憶するのは、近代社会に普遍の現象である。たとえばインドネシア独立を指導したスカルノ大統領は、民族団結を呼び起こすために、常々「われわれインドネシアは過去400年間オランダに統治されてきた……」と言っていたそうである。今日のインドネシアの国境は、おおむねオランダ植民地の範囲と合致はしているが、厳密に言えぼ、オランダがインドネシア「全土」を400年も実質的に統治したことはないのである。17世紀初期、オランダ東インド会社はせいぜい今日のジャカルタ付近の地域を統治したにすぎず、仮に1942年までとしても、今日のインドネシアの国土すべてがオランダの実効支配下に在ったわけではない。台湾でも、同様の現象が見られる。いわゆる「台湾400年の歴史」とは、後の漢人(男性)の観点の後追いではないと言えるだろうか。 未来の台湾史の叙述は、どのように民族集団と歴史単位の問題を処理すればよいのだろうか? 私たちにはまだわからない。本書は、こうした手さぐりのなかで、台湾史が直面している、そして検討すべき課題をいくつか明らかにし、読者の参考に資するために書かれた。私たちは一つの系統だった通史を書くつもりはない。現在の研究成果は、まだそのような試みをすることを許さないのである。ある予測によれば、21世紀はインターネットと映像の世界である。本書の図版の分量はかなり多いが、その目的は画像イメージに満ち濫れた現代社会において、台湾史にその生存空間を獲得するためにほかならない。読者がこの本を読まれた後、細部は記憶されずとも、脳裏にいくつかの図や写真を留められることを願うばかりである。 図説 台湾の歴史
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「炬燵の時期ですね」 「もろ夏ですが?相変わらずどこから引っ張り出してきたんですか?それに当たり前のように鍋もあるんですが?」 「我慢大会ですよ」 「そうですか、別に構いませんが、そう言えば鵺さん夏休みですね」 「そうですね」 「ということは通知表を返してもらってるわけですね」 「そうですね」 「それに課題も出てますよね」 「そうですね」 「余裕ですね」 「諦めてますから」 そこまで会話したところで炬燵の電源を切り、冷房を付ける。鍋の熱気が思ったより凄まじい。 「はい、そこ座って、通知表を見せて御覧なさい」 「お断りします」 「というと思ってすでに部屋から拝借しています」 「汚いな、ミミズ流石汚い」 「しかしまだ私はまだ中は見ていません」 「今取り返したらいいという事ですね」 「そうですね、でもこんな事してる間に見てしまいました」 「そうですか、何とでも言ってください」 「英語が10ですね。超意外です。ぶっちゃけて言えば買収でもしたのではないかと疑ってしまいます」 「残念、そいつは偽装したものだ」 「英語10のお祝いにハバネロ丼でもどうぞ」 「鍋だけで結構です」 「そうですか、成績の話題はこれでいいでしょう。鍋もいい感じなんでよそいましょう」 「有り難う御座います」 「それでは私も」 「「頂きます」」 ズズズ 「ブッ!!!」 「鵺さんいきなり吹かないでください」 「いや吹かないでって無理だから!辛いって!」 「ハバネロ入れましたから」 「ミミズの癖にトラップだと!?」 「因みに水はありません。鍋の汁でも啜っててください」 「無理!!!」 そう言って鵺は部屋を出て行った。 そういえば最近ハバネロネタ使いすぎて、食べないのも悪いと思い、食べ始めたところ、最近美味しく感じます。というか大好物です。 ハバネロ鍋の雑炊うまい。 そう言えば今日から家賃収集の日でしたね。 といっても、ほとんど集める人はいないんですが。 しかも鴉とメイドの姉妹からはすでに1年分貰ってますし、千羽鶴はまだ給料は出てないし、詐欺師からは例の社長令嬢から結構な額貰たからもう既に数か月分貰ってますね。 残りは鵺さんだけの様です。 そろそろ来てから日も経ってるので、新住民でも募集しますか。 さて、先ほど部屋に戻った鵺さんの部屋に行くとしましょうか。 コンコン ノックをしてみても反応がありません。 コンコンコン もう一度ノックしてみたらバタバタする音が聞こえます。 ガッシャーン! 何が盛大にこけたようです。 「開けますよ」 返答も聞かずに開けると、鵺さんがうつ伏せに倒れてました。手元では何か文字が書いているようです。 『ミミズ』と読めるのは気のせいでしょうか。良く分かりませんが私が犯人の様なので止めを刺した方がいいようです。 その辺にあったシャープペンシルでいいでしょうか。 グサッ 「写植記号 BA-90」 「いやいやいやいや、せめて叫び声でお願いします。というかよくそんなの知ってますね。もうそれ記号ですし、それをここで使う場面じゃないですよね?」 ともかく鵺さんの体を起こします。 「なんて言うか私の知識を公表したかった?」 「疑問形で聞かないでください。それに知識じゃなくて雑学ですから」 「雑学番組の予選にくらいならいける気がします」 「それって確実に運ですよね」 「ところで何の用ですか?」 「家賃を頂きに来ました」 「ミミズのポケットマネーでお支払いします」 「今私のポケットマネー残高206円なので不足分をお願いします」 そういうと鵺さんはタンスの中から封筒を取り出してきます。 「こちらが不足分です」 私は鵺さんから受け取った封筒の中身を確認します。 「丁度ですね」 「それでは」 「さようなら」 オチがないのは仕様だって、神が囁いてた。
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ステータス 初期値 LvMAX スコア 71 1296 スキル縦ライン状にすべてのぷちぐるをつなげるよ 必要ぷち数 22 22 効果範囲 S- LL- 特技ラストボーナス中に獲得スコアが増えるよ 発動確率 5.0% 100.0% 効果 20.0% 50.0% スキルLv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 必要ぷち数 22(変化なし) 効果範囲 S- S S+ M- M M+ L- L L+ LL- 必要スキルExp - 1 1 2 3 4 5 6 8 10 (累計) 1 2 3 5 8 12 17 23 31 41 入手方法 ガチャで入手 【えらべるチケット】(それは僕たちの奇跡)と交換 解説 スキルの基本的な使い方に関しては、「スキル 特技」内の解説項目を参照。 必要ぷち数は22とかなり少ない分、効果範囲も狭い。 スキルLv1ではつながりが11個未満となる事が多く、ボムの生成を期待するのならばある程度のスキルLvが必要となる。 ボイス パズル開始 パズル開始です♪ パズル終了 パズル終了です♪ ショータイム ショータイム!? スキル こっちです♪ 特技 助けに来ました! ミッションクリア やりました!
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE Hi-歌謡コア それは花火のような恋 夏色バーニングラブ☆Prim 182 1321 55%(2015/06/18) 攻略・コメント かなりの体力譜面。休憩らしい休憩も無いので☆10挑戦段階ではかなりキツいかと -- 名無しさん (2015-06-18 18 25 50) ☆10下~中位程度の乱打が延々と続く。極端な殺しや発狂はないので地力譜面か。 -- 名無しさん (2015-06-18 18 35 58) サビの部分では乱打中に嫌らしいタイミングで皿が絡んでくるため難やEXHでは鬱陶しく感じるかもしれない。基本的には平坦な譜面だがラスト手前の対称二重トリルには注意。 -- 名無しさん (2015-06-18 19 20 28) レートが低めなのはラストの対称のせい?地力があればハードの方がおそらく楽 -- 名無しさん (2015-08-01 00 04 22) ラストが難しめだからノマゲとハードの難易度はほぼ同じかと -- 名無しさん (2015-08-10 07 54 37) サビ前から16分配置や皿複合が増えて難しくなり始めるので、ハードは1300超えの物量に対して許容BPが少ない(33で6%だった) 対称トリルの頃にはかなり疲れてるはずなので、無理そうならここは潔くあんみつしてしまおう 発狂は無いものの☆10内では結構難しめ -- 名無しさん (2019-07-05 20 59 03) 2P正規、BP21でギリギリエクハ点きました。全体的に取りこぼししやすい、または空打ちを誘うような配置で最初から最後まで油断できない。皿複合も皿に意識が行きすぎると一番とかポロポロと溢したりと本当に恐かった。ラストの対称トリル抜けてからも油断出来ない配置。 -- 名無しさん (2022-07-02 13 59 24) 2PR乱でEXH。16分のパートは全体的に階段が多いので乱かけたくなるけど、何度か降ってくる小トリルやラス前の二重トリルが運ゲーになるので正規鏡が無理でもR乱までが無難だと思った。 -- 名無しさん (2022-08-09 13 55 21) 名前 コメント
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概要 【ヴェリナード城】?の外伝クエスト。ドラクエ10発売前から公式サイトで紹介されていたクエストでもある。 慣わしを破って男の王となる事を決めた【オーディス王子】だが、男であるオーディス王子が恵みの歌を唄っても何の効果ももたらさない。 恵みの歌はかつては育みの歌として歌われていたもので女王の歌として分けられたものであるという。 オーディス王子は【セーリア】の父であり、歴史上最後の男王である【ラーディス王】が遺したものを頼りに、男王の歌【導きの歌】?の手掛かりを求める事になる。 「誰がために」の読み方は「たがために」。 クエスト一覧 話 タイトル 第1話 【唄う王子】? 第2話 【王子の挑戦】? 第3話 【第四の詩歌】? 第4話 【瀑布の女王】? 第5話 【そのために生きた】?
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ガチャ 憂「お姉ちゃん、そろそろ起きなよ」 憂「冬休みだからってあんまりだらけて 憂「おぁああああ ゴキブリっ!?」 梓「ひっ、ゴキブリ!?」 ひしっ 憂「お前だよ!!」 唯「ぐぇ、放して!」 憂「お姉ちゃんどいて!そいつ殺せない!」 梓「待って憂!落ち着いて!」 憂「なんで下着姿なの!?」 唯「いつの間に脱いでたの!?」 梓「違うの!これは唯先輩に誘われて!」 唯「誘うか!!」 憂「いいから離れて!出てって!成仏して!」 ブォン 梓「うぉっ!?」 唯「ギー太!?」 梓「唯先輩、私のことはいいから逃げて下さい!」 唯「ギー太が心配なんだってば!」 唯「せめてそっちのギターケースを使ってよ!」 梓「私を見捨てるんですか!?」 唯「拾ってない!」 憂「梓ちゃん、覚悟して!」 憂「じゃなかった、死ねゴキブリ!」 唯「ギー太ぁ!」 梓「にゃあああああああ!?」 唯「危なくギー太を木っ端みじんにされるところだった」 憂「ごめんね、喋るゴキブリに驚いちゃって」 梓「ひどい言われようですね」 唯「仕方ないでしょ」 梓「下着姿で土下座って興奮しますね」 唯「そっちは大丈夫なの?(頭が)」 梓「胸がクッションになって無事でした」 唯「それクッション性あるの?」 梓「かろうじて致命傷で済みました」 唯「大丈夫そうだね」 憂「お姉ちゃんは大丈夫だったの?」 憂「下は? 下は大丈夫なの!?」 唯「下下言わないで」 唯「被疑者はガマンしたって供述してたから、たぶん……」 梓「私を信用してないんですか!?」 憂「できるか!」 憂「そんな犬畜生にも劣るケダモノの話を真に受けちゃダメだからね」 梓「犬畜生!?」 唯「それ最近の女子高生に流行ってるワードなの?」 憂「私だってお姉ちゃんの無防備な寝顔に我慢し続ける自信がないのに、 その本能に従順忠実そうなケダモノが何もしてこないわけないでしょ?」 梓「唯先輩、妹と同居してて身の危険を感じたことないんですか」 唯「同居すらしてない危険人物に言われたくないんだけど……」 憂「物理的に死ぬのと社会的に死ぬのとどっちがいい?」 梓「なんでさっきから友達を殺したがるの!」 憂「たしかに友達 だった けど……」 梓「今は!?」 憂「何のペナルティもなく生かして返すわけにもいかないし」 梓「すでに何人か始末してそうな言い回しで……」 憂「梓ちゃんだって家にゴキブリが出たら叩き殺して放り出すでしょ?」 梓「唯先輩、助けてください」 梓「このままじゃエロ同人みたいに凌辱されちゃいますよ」 梓「エロ姉妹の性奴隷にされちゃいますよぉ」 唯「誰がエロ姉妹だって?」 憂「爪と歯を全部引き抜いて、お姉ちゃんに触れた部分の皮膚を引き剥がすのはどう?」 唯「拷問の手段を私に委ねないで」 憂「それとも指を1本ずつ切り落とす?」 唯「ギターが弾けなくなっちゃうね」 憂「あっ、切断する身体部位をルーレットで決めさせるのはどう?」 梓「妹さんは高利貸しの消費者金融にでも就職するんですか?」 唯「氷菓子……?」 梓「高利貸し」 唯「おいしいよね」 梓「えっ」 憂「どうやって忍び込んできたの?」 梓「実はセッションとセックスを間違えて」 唯「間違え方が異次元すぎる」 梓「でも2人でリズムを合わせて行うという点では同じだし……」 憂「それで私が納得すると思ったの?」 唯「だから侵入経路を聞いてるんだってば」 梓「侵入ってそんな大げさな」 梓「帰省中にちょっと会いに来ただけじゃないですか」 憂「帰省中に寄生虫が奇声を発しに来たの?」 憂「既成事実を作りに来たの?」 梓「結果的にそうなったかも知れないけど」 梓「そうじゃなくて、今の軽音部の話とかも聞いてもらおうと思って」 唯「また後輩に嫌われてるとかそういう話?」 憂「ああ……」 梓「あと新年の挨拶もしておこうと思って」 憂「梓ちゃんの頭が一番おめでたいよ」 梓「ていうか私、後輩に嫌われてるの?」 憂「未成年 ストーカー 刑罰 っと……」 梓「何の検索?」 憂「梓ちゃんの将来を占ってあげようと思って」 唯「どうだった?」 憂「未成年だと前科はつかないけど、更正施設とかに送られる可能性があるんだって」 梓「それってなに占い?」 唯「ストーキングって前科つかないんだ?」 憂「程度によるみたいだけどね」 梓「へえ、そうなんだ」 憂「他人事みたいに……」 梓「それは悪質なストーキングを繰り返すような犯罪者の話でしょ?」 唯「今まさに悪質なストーキングを受けてるんだけど」 梓「私が……?」 キョトン 唯「そんな借りてきたネコみたいな顔されても」 憂「そんな媚びた仕草でお姉ちゃんは騙せても私は騙されないからね」 唯「騙されてません」 憂「この毛玉吐き野郎」 唯「毛玉吐くの?」 梓「借りてきたネコの話ですよ」 唯「あずにゃんは2号のほうが可愛かったなあ」 梓「初代のほうが可愛いですよ」 梓「ギターだって弾けますし、お茶も汲めますし」 唯「2号に添い寝されたら幸せなのに」 梓「でも取っ組み合いになったら私が勝ちますし」 唯「他人の家のネコと?」 梓「2号を倒せば私だけを見てくれるんですね?」 唯「引く」 憂「友達の飼い猫と取っ組み合おうとしないで」 唯「そういうとこだよ」 憂「ノラ猫に威嚇されてびびってたくせに」 唯「ノラ猫にも嫌われてるの?」 梓「ノラ猫にも!?」 憂「じゃあそろそろ出頭しよっか」 唯「元気でね」 梓「ちょっと待って下さい、どうして私が性犯罪者だと言い切れるんですか」 憂「どうしても何も、現行犯でしょ」 唯「下着姿で正座させられながら言われても……」 梓「私は故意に唯先輩のベッドに潜り込んだんじゃなくて、間違っただけですから」 唯「間違ったって何が?」 憂「生き方を?」 梓「自分のベッドと」 唯「ムチャクチャすぎる」 梓「いいえ、絶対に寝ぼけてしまっただけです」 梓「寝ぼけあずにゃんです」 キリッ 唯「うわぁ、ちっとも可愛くない」 梓「故意性が証明されなければセーフなんですよ」 憂「セーフとか言い出す時点でアウトだよ」 梓「でも憂は私たちの関係を確かめようがないじゃない」 唯「へ?」 憂「あ?」 梓「憂に内緒で私と唯先輩が付き合っていたかも知れないし、 私が唯先輩に招き入れられて愛し合ってただけかも知れないでしょ?」 梓「憂は一方的に私を犯罪者呼ばわりするけど、どうやってそれを証明するの?」 唯「いや、だって私が」 梓「唯先輩、ここまできたら隠すことなんてないですよ」 梓「私たちの関係、憂にもはっきり伝えておきましょう」 唯「こいつにタンスから下着を盗まれました」 梓「そうでした」 憂「なんなの!?」 梓「でもよく考えたら私が盗んだって証拠は何ひとつないですよね」 憂「まだ寝ぼけてるみたいだから叩き起こしてあげようか」 唯「あずにゃんさあ」 唯「あんまり考えたくなかったんだけどさ」 梓「心配しなくても唯先輩が本命ですよ」 唯「それはどうでもいいんだけど」 梓「どうでも!?」 唯「その下着、ぜんぜんサイズ合ってないよね」 梓「きゃっ、そんなに人の身体を見つめないでください!」 唯「私のだよね、それ」 憂「お前……」 梓「心配しないでください、等価交換です」 唯「?」 梓「代わりに私の下着を置いておきました」 憂「脱げ!!」 梓「まさか唯先輩の目の前で下着を脱げと言われる日が来るとは……」 憂「私も思わなかったよ」 唯「目の前で脱がないで」 梓「あっ……」 唯「汚さないでよ!?」 梓「じゃあこの下着もらっても……」 唯「いいわけないでしょ」 梓「下だけでも」 唯「下も置いてって」 梓「あっ、私が着たやつだからですか?」 唯「私の下着だからだよ」 梓「私の下着はどうします?」 唯「いらないよ」 梓「唯先輩が使うんじゃないんですか?」 唯「自分のは持って帰ってください」 梓「私を素っ裸にして寒空の下に放り出すんですか」 唯「誰が目の前で全裸になれって言ったの」 梓「せっかくなので……」 唯「早く自分の服着て帰ってよ」 梓「じゃあ一旦帰りますね」 唯「ずっとだよ」 梓「唯先輩」 梓「どうして私がここに現れたか、本当にわからないんですか?」 唯「だからさっきから問いただしてるでしょ」 梓「どうして私が家の中に入り込めたのか」 梓「私の手がどうしてこんなに冷たくなっていたのか……」 唯「え?」 梓「本当に、ただ唯先輩に会いたくなっただけなんです」 梓「会いたくて、会いたくて、いても立ってもいられなくて」 梓「気が付いたら唯先輩の家の前で夜明けを待っていました」 梓「この吹雪の中、凍死するまで待ち続けていたんです」 唯「凍死?」 梓「もう死んじゃったんですよ、私」 梓「もう帰れる場所なんてないんです」 唯「あずにゃん……」 梓「まあ全部ウソですけど……」 唯「知ってるよ」 憂「帰れ!!」 梓「年末年始はこんな感じでした」 憂「そのあと滅茶苦茶セッションした」 純「通報しろ!!」 おわれ 戻る