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岸辺露伴は動かない-雛見沢- その⑨ 前へ 戻る 次へ 17 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 17 49 08.78 ID yZkUnqOA0 1983年(昭和58年) 6月14日(火) 沙都子「露伴さーん、もう朝ですわよー?起きてくださいまし。 梨花も、起きるんですわよぉー。」 今日も同じく、沙都子が1日の始まりを告げる。 彼女の一日は今日もまた幸せなものになるに違いない。 露伴もこの日常に慣れたのか、文句を言わずに目を覚ます。 いただきますで叱られることもない。 梨花は相変わらずだった。 沙都子「梨ぃ花ぁー、もう起きませんと遅刻しますわよー?」 露伴「置いてって遅刻させてやれよ。夜にキムチでも食べて起きてたんだろ。」 沙都子「あら、露伴さんよく知ってますわね。 梨花ったら私には食べられないほど辛いキムチを食べるんですわよ。 ほらぁ、梨花ぁー?」 梨花「みー。もう起きてるのですよー。だからお布団に入れといてほしいのです。」 沙都子「お布団から出ないと起きたことにはなりませんのよっ!」 18 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 17 50 14.84 ID yZkUnqOA0 なんとか梨花をたたき起こした沙都子も食卓に着く。 沙都子「お味はいかがですこと?」 露伴「いつも通りだよ。 ・・・いつも通り美味しい。」 沙都子が満面の笑みを浮かべる。 羽入もニヤニヤと露伴を見ていたので天国への扉(ヘブンズ・ドアー)でぶん殴られていた。 羽入「あぅあぅ、痛いのです。」 沙都子「露伴さん、今日はお暇ですこと?」 露伴「ん、まぁ、特に予定はないが。」 沙都子「それはよかったですわ。今日は学校に来て頂きますわよ。」 露伴「ん?授業参観か何かかい?僕は嫌だぞ。」 沙都子「違いますわ。今日は家庭科の授業でカレーを作るんですわ。 そこで、部活の料理勝負があるので呼んで来いと魅音さんから言われてますのよ。」 露伴「まぁ、それなら別に行ってもいいんだが、部外者の僕が行っていいのかよ?」 沙都子「そこは魅音さんが話を通しておくと言ってましたわ。 今日は営林署の職員さんにカレーをご馳走するそうですわよ。」 なぜだか露伴は寒気を感じた。 19 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 17 51 00.68 ID yZkUnqOA0 朝食を終え、露伴たちは家を出た。 魅音が早めに露伴を連れて来いと言っていたようで、沙都子がせかしていた。 しかし、露伴も梨花も相手にしてくれず沙都子はむくれるのだった。 学校に到着すると魅音が待ち構えていた。 レナと圭一はあとから来るらしい。 魅音「お、やっと来たね。遅いよっ、露伴さん。」 露伴「やぁ魅音ちゃん、1日ぶりだね、ふふふ。」 魅音「なーんか嫌な笑い方するなぁ。 まぁ、露伴さんこっちこっち、先生に会ってもらうからさ。」 そう言って魅音は露伴を連れて職員室へ向かう。 残された沙都子と梨花は教室へと行った。 21 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 17 52 19.70 ID yZkUnqOA0 職員室へ向かう途中、露伴は魅音に問いかける。 露伴「先生に会うのはいいんだが、僕はどうしたらいいんだ? 何も説明を聞いてないぞ。」 魅音「あぁ、そうだね。ごめんごめん。 今日はカレーを作るって言うのは聞いてる?」 露伴「あぁ、それは沙都子ちゃんから聞いたよ。」 魅音「じゃあ話は簡単だね。 露伴さんはカレーのプロってことで先生に紹介してあるからさ、 お手本にカレーを作ってくれればいいわけ。 で、私たちのカレーと含めて得点を争ってもらうよ。」 露伴「おい・・・僕はカレーのプロなのか・・・?」 魅音「あははー、露伴さんは何でもできちゃいそうだからね。 勝手にそういうことにしといたよ。ほら、入った入ったー。」 そう言い、魅音が職員室の扉を開ける。 魅音「先生ー、昨日話した露伴さんが来てくれましたー。」 魅音がそう言うと職員室にいた青髪の女性は振り返り、ものすごい勢いで睨み付けてきた。 そしてなぜか急に満面の笑みを浮かべ、露伴に微笑みかけている。 露伴は再び寒気を感じた。 22 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 17 53 37.27 ID yZkUnqOA0 立ち尽くす露伴を魅音が無理やり職員室へと入れた。 魅音「そ、それじゃあ私は教室に行くんでっ!」 露伴が教室に入ったとたん魅音は全力ダッシュで教室へと走っていった。 残された露伴はどうしたものかと思っていると、女性が話しかけてくる。 女性「あなたが露伴さんですね。私は知恵留美子。魅音さん達の担任です。 ささ、こちらにお座りください。」 そう言うと、知恵は来客用の椅子へと露伴を案内した。 露伴は寒気は気のせいだったと思い、言われたままにする。 露伴が椅子に座って待っていると、知恵はコーヒーを淹れ、持ってきてくれた。 そう露伴は思った。 ティーカップの中身はカレースープだった。 23 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 17 54 15.99 ID yZkUnqOA0 知恵「ふふふ、カレー仲間とお会いできて嬉しいですわ。 今日はよろしくお願いしますね。」 知恵の目がカレー色に染まり、瞳は煮込んだカレーのようにぐつぐつとしている。 その眼光に露伴は目を逸らすこともできずにおびえている。 露伴「あ、いや、僕は・・・」 知恵「それではHRまで時間がありますので、カレーについて語り合いましょう。 露伴さんはどんなカレーがお好みなんですか?」 露伴「あ、あはははは、僕は・・・」 露伴はHRまでに、自分の悪寒が正しかったことを思いしらされるのだった。 55 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 19 58 31.69 ID yZkUnqOA0 昼10時過ぎ。 午前中の短めの授業を終え、生徒たちは校庭へと出ていた。 いまから校庭でカレーを調理し、営林署の職員さんに食べてもららう予定らしい。 すでに調理するための机なども出され、ほとんど準備は終わっているようだった。 カレー作りの準備を終えた露伴も校庭へと出てみることにした。 すると魅音を見つけた。さっきの恨みを晴らすべく露伴は話しかける。 露伴「おい、魅音ちゃん、ちょっといいか?」 魅音「おっと、露伴さん、その顔はずいぶんとやられたみたいだねぇ。 いまちょっと困ってるから、後でにしてもらえる?」 露伴「ん?なんかあったのかい?」 魅音「ガスコンロがさ、露伴さんのぶんを予定していなかったみたいで、1個足りないんだよね。 下の学年の子供は班で料理をするから、そこの人数を先生が調節してるよ。」 露伴はなにか閃いたようでニヤニヤしながら魅音の下を離れた。 名簿を見て班分けをやり直している知恵を見つけ、露伴が近づいていく。 露伴「ふふふ、知恵先生、もっと簡単な方法がありますよ。」 知恵「あら、露伴さん、もう準備は大丈夫なんですか?」 露伴「えぇ、それよりガスコンロが足りないそうですね。」 56 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 19 59 25.06 ID yZkUnqOA0 知恵「そうなんです。予備のコンロが壊れていまして。」 露伴「下の学年の子よりですね、上の学年を変えればいいんですよ。」 知恵「でも、上の学年の子は自分一人で作ることになっていますから。」 露伴「ふふふ、自分一人で作れるといいんですけどね。 一人じゃ料理できない子と委員長が二人で1班になったほうがいいんじゃあないですか? 刃物を使う以上は危ないですからね。」 知恵「一人じゃ料理できない子・・・ですか?」 露伴「えぇ、前原圭一君は非常に危なっかしいと思いますよ。 委員長に教えてもらいながら作ったほうがいいと思います。」 知恵「た、たしかにそうですね・・・そうしましょうか。」 露伴は思惑通りに知恵を丸め込むと再び魅音のところへと戻る。 57 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 20 00 14.61 ID yZkUnqOA0 露伴「魅音ちゃん、圭一君が一人じゃあ危なっかしいから、 委員長とやることになったよ。」 魅音「へ?圭ちゃんと委員長って・・・あ、あたしぃ!?」 露伴「あれ、魅音ちゃんが委員長なのかい? 僕は全然知らなかったよ。ふふふ。」 露伴は明らかに知っていたという顔でニヤニヤしている。 魅音「ちょ、ちょっと、露伴さんー。 りょりょ、料理なら、レ、レ、レナのほうが教えるのはうまいよ!」 露伴「ふーん、じゃあレナちゃんのほうがいいって、先生に言ってこようかい? レナちゃんと圭一くんが二人っきりで同じ班のほうがいいってさ。」 魅音「うー。露伴さんの馬鹿ー。絶対罰ゲームにしてやるー!」 露伴「ははは、面白い罰ゲームに期待してるよ。」 露伴の復讐は成功したようである。 99 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 21 55 29.38 ID yZkUnqOA0 準備も整ったようで知恵がカレーについての説明を始めた。 生徒たちはみんなうんざりとした様子で聞き流していた。 最後に知恵から一言付け足しがあった。 知恵「あ、あとですね、前原君は委員長と二人で一班で習いながらやるように。 委員長に任せっぱなしではだめですからね。ちゃんと前原君もやるんですよ。」 圭一「えっ!?ちょ、先生、俺らは一人一鍋カレー作るじゃないんですか?」 知恵「コンロが一つ足りません。それに前原君は危なっかしいですから、 委員長にちゃんと指導してもらうように。いいですね? それでは皆さん作り始めてください。」 生徒「はーーーーーい。」 100 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 21 56 40.12 ID yZkUnqOA0 魅音「そ、そういうわけだから、圭ちゃん、同じ班らしいよ。」 レナ「圭一くんに料理教えるのは楽しそうだよね、魅ぃちゃん。」 魅音「あ、あはははは、圭ちゃんを放っておいたら、 圭ちゃんの指を煮込んだカレーになっちゃうからねぇ。」 圭一「ぐッ・・・おい、魅音、そりゃどーいう意味だよ。」 沙都子「あらあら、もう仲間割れですの?これはもう勝負が見えましたわねぇ。」 露伴「ふふふ、圭一君、仲良くやらないと罰ゲームで仲良くすることになるぜ?」 梨花「圭一と魅ぃは料理も罰ゲームも両方仲良しでらぶらぶなのです。にぱー☆」 魅音「ちょっちょちょちょ、梨花ちゃんららら、ら、らぶらぶって、 おおお、お、おじさんはそんなつ、つもりじゃないんだけどなぁ。」 レナ「ほらほら、みんなはやくしないと時間なくなっちゃうよ。」 沙都子「そうですわね、梨花ぁ!早く作りますわよー。」 梨花「みー。」 皆が各自の調理台に去っていくと、そこには圭一と魅音が取り残されたのだった。 102 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 21 57 39.03 ID yZkUnqOA0 圭一「じゃあ、魅音、俺たちもやるか。」 魅音「あ、う、うん。そうだね。」 圭一「俺は、料理できないからさ。魅音が指示を出してくれよ。 本当は全部魅音に任せるのがいいんだろうけど、先生がさっきだめだって言ってたしな。」 魅音「それじゃあ、最初はご飯を炊かないといけないんだけど、圭ちゃんわかる?」 圭一「飯ごう炊飯だよな?それだけは自力でできるぜっ!」 魅音「本当に?無理しなくていいよ?」 圭一「へへっ、まぁ見てろって。」 圭一は米をとぎ、飯ごうに入れ、自分の手首で水の量を決める。 確かに飯ごう炊飯は手馴れているようだ。 魅音「へぇー、ちょっと意外・・・。」 魅音は圭一が飯ごうを火にかけるまで見とれているようだった。 103 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 21 58 34.87 ID yZkUnqOA0 圭一「おい、魅音できたぞ。おーい。」 そう言って圭一が魅音の顔の前に手を振る。 飯ごうをセットした後手を洗ったのか、水しぶきが飛び散った。 魅音「うわっ、ちょっと圭ちゃん!顔に水飛ばさないでよー。」 圭一「おまえがぼーっとしてるからだろ。 それで、次はどうするんだよ?こっからは俺は何もわからないぞ。」 魅音「うん、それじゃあ野菜を切るよ。圭ちゃん、包丁はできる?」 圭一「いや、ぜんぜんできないぞ。でもやらないと怒られるからな、教えてくれよ。」 魅音「うん、じゃあほら、こうやって親指を当てて、こう・・・。」 魅音はするするとジャガイモの皮をむいて見せた。 104 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 21 59 33.68 ID yZkUnqOA0 圭一「魅音、おまえもしかして料理得意なのか?」 魅音「得意ってわけじゃないけど、婆っちゃに習ってるから大抵のものは作れるよ。」 圭一「・・・野菜炒めとか?」 魅音「圭ちゃん、急に何言い出したの? 野菜炒めなんて誰でも作れるっしょー。」 圭一「いや、俺のお袋のメニューに野菜炒めってなくてさ・・・。 だから、魅音は作れるのかなって、いや、なんとなく思っただけだぜ。 そんなことどうでもいいよな。ほら、さっさと切っちまおうぜ。」 魅音「・・・今度作ってあげるよ。」 圭一「あ・・・うん・・・。」 気まずくなった二人はお互い言葉につまってしまった。 沙都子「ふふふ、何をしてるんだかわかりませんけれど、絶好のチャンスですわ。」 105 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 22 03 25.08 ID yZkUnqOA0 沙都子が圭一と魅音の調理台に近づいていこうとしたとき。 沙都子の頭に何かが当たった。 コツンッ 沙都子「痛ッ!?なんですの?」 沙都子が振り返ると、そこには露伴がいた。 露伴にゲンコツをもらったようだ。 沙都子「ろ、露伴さん、何をしますの?レディの頭は殴るためのものではありませんことよ?」 露伴「まぁ、普段の部活なら何をしても止めないけどね。 今日だけは二人の邪魔はしちゃだめだよ、沙都子ちゃん。」 沙都子「これは部活ですのよ?確実なる勝利を得るためには、トラップを仕掛けるしかありませんわ!?」 露伴「圭一君が作るんだから、負けないだろう? それに沙都子ちゃんの作ったカレーを食べてみたいよ。」 沙都子「あら・・・そうでしたの?うーん、 そうですわね。梨花に任せっきりというのもおもしろくありませんわ。 露伴さん、私のカレーに負けるのを覚悟しなさいませー!」 沙都子はそう言うと、自分の調理台に戻って行ったようだ。 沙都子と入れ違いにレナが露伴に近づいてくる。 106 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 22 04 56.88 ID yZkUnqOA0 レナ「露伴さん、沙都子ちゃんの扱い上手いですね。 それに、圭一くんと魅ぃちゃん、いいないいな。」 露伴「魅音ちゃんも素直じゃないからね、あのくらいしたほうがいいんだよ。 (それにそのほうがおもしろいし。)」 レナ「魅ぃちゃんいいな。なんでレナには気をつかってくれないのかな?かな?」 露伴「うん?レナちゃんの何に気を使ったらいいんだい?」 レナ「はぅ・・・。露伴さんひどいよぅ。 レナも圭一くんのこと好きなんだよ?だよ?」 露伴「知ってるよ。でも、魅音ちゃんは圭一君に恋してるからね。 レナちゃんは恋に恋してるんだろ。それと圭一君が好きなのは別さ。 だから僕が気を使うことなんて何もない。」 レナ「ふーん。やっぱり露伴さんはなんでもお見通しなんだね。 かっこいいな。露伴さんに恋しちゃおうかな☆」 露伴「おいおい、中学生には興味ないからやめてくれよ。」 レナ「あはは、フられちゃったかな、かな。」 露伴「ふふふ、大人をからかうもんじゃないよ。」 107 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/06(日) 22 05 54.70 ID yZkUnqOA0 魅音「ちょ、圭ちゃん、そんな力入れたら危ないって。」 圭一「ん・・・だけど、全然うまくいかなくてよ・・・。」 魅音が圭一にそっと近づく。 魅音「ほら、圭ちゃん、手ぇ貸して、こうやってね・・・。」 圭一「あ、あぁ・・・。」 魅音「ほら、こうだよ、こうゆっくり・・・。」 圭一「こ、こうか?あれ?」 魅音「ほら圭ちゃん、もう1回手ぇ貸して。こうして、あんまり力まないで・・・。」 圭一「ちょ、魅音あんまりくっ付くなよ。」 魅音「こうしないと教えられないでしょ。もう、ほら、手ぇ貸してってば。」 圭一「いや、その・・・魅音・・・胸が当たって・・・。」 魅音「・・・。 圭ちゃんの馬鹿・・・。」 しかし、そのまま魅音は圭一の手をとり教え続ける。 圭一もそれ以上は文句を言わずに習うことにしたようだった。 191 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 00 40.62 ID utujCsjO0 知恵「はーい、みなさん時間でーーーす。 カレーをお皿に盛り付けて、採点できるようにしてくださいねー。」 知恵の号令を聞くと、生徒たちは盛り付けをすませた。 営林署の職員さんもすでに準備はできているようで、すぐに採点が始まる。 低学年の子たちが作ったカレーがどんどんと採点されていった。 そして、沙都子と梨花のカレーも採点される。 沙都子が多少手を出したとしてもベースは梨花が作ったものだ。 ほとんどの審査員たちには高評価だったようである。 続いてレナのカレー。 これはもう何も書くことはない。 文句なしの満点のようだ。否定的な声などひとつも聞こえなかった。 次は魅音と圭一のカレー。 カレー以外にも魅音が持ってきた食材に彩られ、見た目ならTOP確実。 味も好評のようだった。圭一が剥いたじゃがいもに皮がついていて審査員は苦笑していた。 193 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 01 18.66 ID utujCsjO0 知恵「それでは、最後にお手本のカレーを作ってくれた露伴さんにお願いします。」 露伴「あー、ちょっといいかい?」 露伴の言葉に何事かと審査員は耳を傾けた。 露伴「カレー、作ってないんだ。」 露伴の衝撃の一言に審査員たちはざわつく。 知恵先生も露伴が何を言っているのかわからず、返答に困っているようだった。 196 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 02 27.20 ID utujCsjO0 露伴「インドではさ、カレーっていう料理はないんだよ。 カレーという言葉は古来、インドでは使われていなかったんだ。 外国人が様々なインド料理を見て全てが"カレー"だと勘違いしたものなんだ。 たとえるなら、そうだな。味噌を使っている料理を全て味噌汁と呼ぶような。 そんな感じなんだよ。日本には味噌汁がちゃんとあるけどね。」 露伴の薀蓄に審査員たちは静かに聞き入っている。 露伴が間違ったことを言っているわけではないので知恵も特には口を挟まなかった。 露伴「だから、僕が今日作ったのはインド料理なんだ。 美味しいカレーは、生徒達も作れそうだったからね。 みなさんにインドの料理を食べてもらおうと思ってつくったんだ。 審査員の人に限らず生徒の分もあるから、あとで食べてみてほしい。」 薀蓄を言い終えると、露伴は審査員のもとに"カレー"とナンを出した。 昭和58年の人々にはナンは珍しかったのか、みな不思議そうに見ている。 197 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 03 38.88 ID utujCsjO0 露伴「それはナンと呼ばれるパンみたいなもんだ。 パンと違い、イースト菌で発酵させていないので、あまりふわふわとしていない。 インドでは、このようなナンは高級なんだ。小麦が手に入らないみたいでね。 だから庶民の味というわけじゃあないんだが、まぁ、食べてみてくれよ。 そのナンに"カレー"を付けて、食べるんだ。」 審査員達はものめずらしそうに露伴の"カレー"を食べてみた。 たしかに日本のカレーとは違う珍しい味だった。 好評不評は分かれていたが、皆食べたことのない味を楽しんでいるようだった。 知恵がものすごく幸せそうに食べていたのは言うまでもない。 198 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 04 48.85 ID utujCsjO0 全てのカレーを審査員が食べ終えたあと、魅音が提案した。 部活の順位を決めたいため、自分達のカレーには点数ではなく順位を付けてほしい、と。 審査員たちは快く了承し、生徒達が食べ終えたあとに順位を発表することになった。 沙都子「露伴さん!インド料理なんてできたんですの? 私にも食べさせてくださいませ。」 圭一「露伴さァァアんッ!食べるッ!オレも食べるッ!食べるんだよォーーーーーーッ!! オレに『食べるな』と命令しないでくれェーーーッ!」 部活メンバーの他にも興味をもった生徒達が露伴のところに集まり、露伴の"カレー"は大人気だった。 子供達は上手い不味いと批評しながら、インドの味を楽しんでいるようだった。 レナ「露伴さん、こんなすごい料理作るなんて、どうやって準備したのかな?かな?」 露伴「君達が授業をしてる間にね、車を借りて材料を買ってきたんだよ。 ただカレーを作るだけじゃ、おもしろくないだろ?」 レナ「みんなすっごく喜んでるよ。露伴さん、やっぱり露伴さんに恋しちゃうかも☆」 露伴「褒めても何もでないぞ。」 レナ「はぅー・・・、やっぱりイジワルだなぁ。」 露伴「ふふ、みんなのカレーを食べに行かないかい?」 レナ「そうだね、そうだね、レナのカレーも食べてほしいな。」 199 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 05 35.24 ID utujCsjO0 そのあとは部活メンバー集まってのカレー試食会だった。 露伴の"カレー"は生徒と知恵に食べつくされてしまったため、 それ以外のカレーを皆で批評しあう。 圭一「やっぱりレナのカレーには勝てないよなー。」 沙都子「そうですわね、流石にこれには勝てませんわ。 やっぱりトラップが・・・・。」 露伴「うん・・・、たしかにこれは美味しいな。」 レナ「えへへ、沙都子ちゃんたちのも美味しいよ。 沙都子ちゃんも料理上手くなったね。」 沙都子「私だっていつまでも料理ができないままではありませんのよ。 でも、やっぱりダークホースは露伴さんでしたわ。」 200 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 06 14.83 ID utujCsjO0 魅音「うんうん、露伴さんなら美味しいカレーを作れると思ってたけど、 インド料理作っちゃうんだもんねー。こりゃおじさんも一本取られたよ。」 圭一「露伴さんのカレー、美味しかったぜ。俺、ナンって初めて食べたよ。」 露伴「圭一君たちのカレーも美味しかったよ。 すごく『甘くて』美味しかった。ふふふ。」 レナ「あはは、そうだね、魅ぃちゃんたちのカレーはすっごく『甘かった』ね☆」 沙都子「あら?そうでしたかしら。私には普通の辛さでしたわよ。」 梨花「沙都子にもいつか、『甘ーい』カレーを作れる日が来るのですよ。にぱー☆」 梨花はそう言うと、沙都子の頭をなでる。 沙都子「・・・。これも馬鹿にされてるんですわよね?」 部活メンバーの笑いが校庭に響きわたる。 圭一と魅音も顔を真っ赤にしながら笑っていた。 201 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 07 20.37 ID utujCsjO0 生徒達も食べ終ると、順位の発表があった。 1位は露伴。 審査員は好みは分かれたものの、珍しくインド料理を食べられる機会だったようで、高い評価をしていた。 そして、知恵先生の主張により一位となった。 2位はレナ。 カレーの味だけで言えば、露伴のものより評価は高いようだった。 順当な順位である。 3位は梨花・沙都子。 4位の圭一・魅音と審査員の料理の評価は同等だった。 しかし、同着を許さないということで、年少の彼女達のほうが高い順位となった。 4位は圭一・魅音。 豪華さやカレーの味はよかったものの圭一の皮付きじゃがいもが悪かった。 トータルでは梨花・沙都子と同点だが、上記の理由で最下位となる。 202 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 00 08 09.51 ID utujCsjO0 圭一「再びかァァーーーッ!!!」 沙都子「圭一さんはこれで3連続部活でビリですわー。 おーっほっほっほ。」 魅音「くっそー、まさかビリになるとはなー。」 露伴「ふふふ、罰ゲームの取り決めはしてなかったけど、僕が決めていいのかい?」 魅音「だめだめ、ちゃんと取り決めしなかったんだからなしだよ!」 露伴「だが、断る。」 露伴「君達は授業だったかもしれないが、僕は部活だからとわざわざ呼ばれてきてるんだ。 これで罰ゲームなしってわけには、いかないんじゃあないのかい?」 魅音「・・・わかったよ。」 露伴「ふふふ、じゃあ放課後までに考えておくから、また後で会おうか。」 魅音「あ、私も露伴さんに用があったんだよ。 うちらが授業終わるまで、待っててもらっていい?」 露伴「あぁ、そのつもりだよ。 あの先生が帰らせてくれなそうだし・・・・ね・・・。」 露伴は覚悟を決め、職員室へと戻っていくのだった。 382 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/07(月) 23 59 09.78 ID bO6a4Wci0 校長の鳴らす鐘が授業の終わりを告げる。 知恵にカレー漬けにされた露伴は鐘の音で意識を取り戻した。 昼休みに意識を失ってから今まで放心状態だったようだ。 HRを終えて教室を出てくる知恵と入れ違いに、露伴は教室へと向かった。 魅音「おーい、露伴さんこっちこっちー。」 露伴「ん?話って部活なのかい?」 魅音「いや、今日は部活はないよ。私がバイトがあるからね。」 露伴「それじゃあ話ってやつを始めてくれよ。」 魅音「うん、簡単に言うと、露伴さんに綿流しのお祭りを盛り上げてほしいってことなんだけど。」 露伴「・・・。」 383 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 00 00 20.93 ID ZAvA6hiQ0 魅音「露伴さんにね絵を描いてもらおうっていう案が出たんだよ。 似顔絵とか、あとは子供が喜ぶ絵とか、そういうのを描いてもらう出し物をさ。」 露伴「めんどくさそうだな。遠慮させてもらっていいかい?」 圭一「なんだよ露伴さん、俺たちで宣伝する作戦までもう考えてあるんだぜー?」 レナ「レナ達もお手伝いするから、やってほしいな。」 露伴「勝手に話を進められても困るぜ。僕だって初めて来るお祭りなんだから、楽しませてくれよ。」 魅音「時間はそんなにずっとじゃなくていいんだよ。 ちょっとした出し物のつなぎでやってくれれば大丈夫だからさ。」 沙都子「露伴さん、やってくださいませ。 私も露伴さんの活躍を見たいですわよっ。」 385 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 00 02 07.26 ID ZAvA6hiQ0 部活メンバーは露伴を説得しようと必死だった。 露伴はどうしたものかと悩んでいたが、梨花が何気なく言った一言が決め手となった。 梨花「お手伝いをすれば、実行委員会のテントに自由に入って泡麦茶を飲み放題なのです。」 梨花を除く部活メンバーにはそれはビールを餌に露伴を釣ろうとする言葉に聞こえただろう。 しかし、露伴と梨花にとっては違った。それは実行委員会のテントに自由に出入りすることにより、 5年目の祟りの情報がもっとも早く入手できるということを示していた。 露伴「わかったよ。そんなに言うならやってやるよ。」 露伴が観念したと思い、部活メンバーは大喜びして宣伝の方法を語りだす。 露伴は皆に気づかれないように魅音に言う。 露伴「魅音ちゃん、ちょっと聞きたいことがあるんだが、いいかい?」 魅音「うん?みんなに聞かれたくない話?」 露伴「あぁ、一応そうしてくれ。」 露伴と魅音はトイレということにして教室からでた。 386 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 00 03 12.15 ID ZAvA6hiQ0 魅音「もしかして、お金の話ー?」 露伴「あぁ、報酬があるならその話もしたほうがいいんだろうけど、僕が聞きたいのはそれじゃあない。」 魅音「報酬はね、できれば現金はやめてほしいかな。お祭りで遊び放題とか、 梨花ちゃんが言ってたビール飲み放題とかにしてほしいねぇ。」 露伴「あぁ、それは考えておくよ。それより、詩音ちゃんと会ったんだよ。」 魅音は一瞬ビクッとなったあと、平静を保って答える。 魅音「あ、あぁ、バイト先で会ったんでしょ?で、電話で聞いたよ。」 露伴「いや、その前にね。町で偶然会ったんだよ。」 魅音「もしかして、露伴さん・・・。」 露伴「あぁ、あの日は詩音ちゃんが親に呼び出されてたっていうのも知ってる。」 魅音は頭を抱えながら答えた。 魅音「あちゃー。バレてたのかぁ。圭ちゃんには言っちゃった・・・?」 387 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 00 04 48.10 ID ZAvA6hiQ0 露伴「いや、僕は何も言ってないよ。圭一君がどう思ってるかはしらないけどね。」 魅音「それじゃあ、秘密にしといてよ?」 露伴「あぁ、そのつもりさ。それで、詩音ちゃんの連絡先を聞きたかったんだが、いいかい?」 魅音「詩音の連絡先?何か用があるなら伝えておこうか?」 露伴「いや、今度いろいろ話す約束をしててね。だから自分で連絡するよ。」 魅音「そっか、それじゃあね、たしか・・・」 露伴は魅音から電話番号を聞きメモする。 用も済んだので二人は教室へと戻ることにした。 魅音「偶然町で会ってるとは、さすがに予想できなかったなー。」 露伴「僕も最初は魅音ちゃんだと思ってたからね。」 魅音「でも、詩音と露伴さんが仲がいいなんてちょっと意外かも。」 露伴「うーん。まぁ、おもしろい子だとは思うけどね。 魅音ちゃんも、仲良くしないとだめだよ?」 魅音「え?詩音から何か聞いたの?」 露伴「さぁね。ふふふ。」 露伴はそう言うと、教室の扉を開け、中に入っていってしまった。 魅音も続き、教室へと戻る。 皆はまだ露伴の出し物について話し合っているようだった。 388 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 00 05 55.38 ID ZAvA6hiQ0 しばらくは露伴の催し物の話をしていたが、途中から脱線し雑談になっていた。 魅音がそろそろバイトの為に帰るというので、罰ゲームの話題になる。 露伴「うーん、前回と一緒じゃあ面白くないしな。 でも圭一君と魅音ちゃんふたりの罰ゲームなんだよなぁ。」 沙都子「圭一さんは裸で家まで帰ればいいんですわ。」 レナ「はぅ・・・圭一くんのおっとせいかぁいいよぅ・・・。」 梨花「圭一と魅ぃの二人ならなんでも罰ゲームじゃなくなっちゃうのです。にぱー☆」 露伴「そうだなぁ。じゃあ罰ゲームは圭一君に言っておくからさ、綿流しのお祭りまでに実行するってことで。」 沙都子「魅音さんに何かするんですの?」 露伴「ふふふ。それは実行してからのお楽しみだよ。なぁ、圭一君。」 露伴はそう言い、教室の隅へと圭一を連れて行った。 露伴が何かを告げると圭一は顔を真っ赤にして騒ぎ立てる。 部活メンバーはその圭一の様子から罰ゲームとして十分なのだろうと理解し、その罰ゲームに決定することになった。 389 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 00 06 59.13 ID ZAvA6hiQ0 それで今日はお開きとなり、皆で教室から出ていく。 校庭を通り、別れるところまで来る。 魅音「それじゃあ、みんな、今日は部活なしで悪かったね。 また明日学校で会おう。」 圭一「じゃあな、梨花ちゃん、沙都子ちゃん、露伴さん。」 沙都子「また明日でございますわー。」 梨花「さようならなのです。」 露伴「あぁ、また会おう。」 そう言うと、圭一と魅音は帰ろうとする。 だが、レナが付いてこなかった。 圭一「おう、レナ?置いてくぞー?」 レナ「あ、うん。レナは露伴さんとお話したいことがあるから、先に帰ってほしいかな?かな?」 圭一「え?そうなのか?うーん・・・。」 レナ「圭一くんは魅ぃちゃんと帰っていいよ。 レナと露伴さんのお邪魔をしちゃ嫌だよ☆」 レナが笑顔でそう答えるので、圭一は素直に魅音と二人で帰ることにした。 沙都子と梨花も気を使って先に帰っていった。 露伴はレナと二人きりになるが、何の用があるのかまったく心当たりがない。 レナに促され、二人は教室へと戻っていくのだった。 516 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 12 24.68 ID vZcue+Vw0 露伴とレナは無人の教室へと戻ってきた。 教師や営林署職員が学校にいるうちは施錠されないようだ。 レナが自分の机に座ったので、露伴は隣の机に腰掛けた。 露伴「それで、何の用なんだい?」 レナ「露伴さんはなんだと思うのかな?かな?」 露伴「さっきから考えてるんだけど、思いつかなくてね。」 レナ「あれれ、露伴さんはなんでもお見通しだと思ったのになぁ。」 露伴「それじゃあ、僕が推理できる範囲の話なんだな・・・。 ・・・圭一君のこととかかい?」 517 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 13 45.41 ID vZcue+Vw0 レナ「ぶー。ざんねんでしたー。違うよーぅ。 レナも圭一くんと魅ぃちゃんのことは応援してるんだよ?」 露伴「そうかい。昼間ので怒ってるのかと思ってね。」 レナ「ううん。露伴さんの言うとおりだし、レナは二人のこと応援するよ。」 露伴「そりゃよかった。レナちゃんを怒らせると鉈で殴られるかねないからね。」 レナ「あれ?露伴さんの前で鉈持ってきたことあったかな?」 露伴「いや、なんとなくイメージだ。それより、何の話だい?」 レナ「うーんとね・・・、お父さんの話なんだけど・・・。」 露伴「僕はレナちゃんのお父さんに会ったことないぞ。」 レナ「あ、うん。そうなんだけど、ほかの人には相談しずらくって。 露伴さんなら何かいい答えを教えてくれるかと思ったんだよ。」 露伴「ふーん。まぁ、話してみなよ。」 レナは父について話す。いや、正確には彼女の両親。 それと父の愛人についての話だった。 518 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 14 23.62 ID vZcue+Vw0 要約すると話はこうだ。 彼女の父は母と別れてから仕事もせずに愛人に貢いでいた。 その愛人が行方不明になり、またよろしくない店に通い続けている。 どうしたらいいものだろうか。 短くまとめると、この3行が彼女の話だった。 もう少しレナが話した内容を詳しく書いておこう。 519 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 15 47.40 ID vZcue+Vw0 彼女の一家は母の仕事の都合で雛見沢から茨城へと引っ越した。 その後、母は不倫をし、最終的には離婚。レナを引き取ろうとする。 しかし、レナは父と雛見沢に戻ることを決めた。 彼女たちは雛見沢に戻ってきた。母の代わりの慰謝料と共に。 雛見沢に戻ってからの父は定職につかなかった。 母からの慰謝料は父が働かずに日々を過ごすのに十分な金額だったのだ。 父の日々とは、その金を使い、興宮の風俗店に通う日々。 そしていつしか見つけてきた愛人に貢ぐ日々へとなった。 最近はその愛人の行方がわからなくなり、父は再び店へと通うようになった。 以前からレナは父をなんとかしなければと思っていたらしい。 しかし、他人に相談しずらく、自分の心に留めていたのだという。 そこで、雛見沢の人間ではない露伴に、相談をしてみようかと考えたそうだ。 520 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 16 42.37 ID vZcue+Vw0 露伴「ふーん。まぁ大体はわかったよ。で? 僕にどうしてくれって言うんだい?お父さんをぶん殴って働かせればいいのか?」 レナ「あはは、それで働いてくれればいいんだけど・・・。 どうしたらいいのかなって思って聞いてみたんだよ。」 露伴「レナちゃんはどうしたらいいと思うんだい?」 レナ「うーん、やっぱりお父さんにはちゃんと働いてほしいと思うかな。かな。 お父さんとちゃんと話したほうがいいのかな、って思うよ。」 露伴「そうかい。じゃあ、話は終わりでいいよな?」 露伴は机から立ち上がり、教室を出て行こうとする。 レナは意味がわからず、露伴を眺めていたが、露伴が帰ろうとしていることに気づき声を出す。 レナ「はぅー、露伴さんひどいよ。ひどいよ。 まだレナの話は終わりじゃないよ。」 521 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 18 11.98 ID vZcue+Vw0 レナの制止を聞き、露伴は再び机に腰掛けた。 露伴はなにやら不満そうに口を開いた。 露伴「レナちゃん、人に相談する場合。2つのパターンがある。 ひとつはどうしたらいいかまったくわからない場合。 もうひとつは、どうしたらいいかはわかっているが、それが正しいのか自信がない。 賛成されるしろ反対されるしろ他人に後ろ押ししてもらって選択をしたい場合だ。 いまの君はどっちだい?」 レナ「うーん・・・。一応、後者になるのかな?かな?」 露伴「そうだね。父にどうして欲しいのか、君はもう考えている。 それで、なんで僕に話したんだい?村の人間じゃないからかい?」 レナ「・・・。」 522 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 18 57.75 ID vZcue+Vw0 露伴「さっきのパターンの話に戻るぜ? 前者の場合なら、僕に相談してくれれば僕も思いつくことを答えるよ。 君より年上なんだし、僕に相談してくれてもいいと思う。 でも、後者なら、僕に相談するのが正しいのかい?」 レナ「はぅ・・・。じゃあ誰に話せばいいのかな?かな?」 露伴「それは、僕にはわからないが僕じゃあないと思うぜ。 たとえば、君にとって魅音ちゃんは何だい?」 レナ「魅ぃちゃんは、友達・・・かな?」 露伴「その友達は、君が相談を持ちかけたら乗ってくれないのかい? 君の意見を後押しして助けてくれないのかい?」 レナ「魅ぃちゃんは、相談に乗ってくれるとおもうけど・・・。」 523 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 20 05.52 ID vZcue+Vw0 露伴「父が無職で恥ずかしいってかい?それとも愛人に貢いでて恥ずかしいか? そんなことで相談できないような友達なら、僕はいらないね。」 レナ「はぅ・・・。」 露伴「僕は康一君っていう親友がいるがね、もし僕が君の立場ならすぐに相談するね。 友達っていうのはそういうもんじゃないのか?」 レナ「うん・・・。」 露伴「おいおい、僕だって好きでこんなこと言ってるんじゃあないんだぜ? 察しのいい君ならわかるだろ・・・。」 レナ「あはは。そうだね、露伴さんは意地悪なフリして、いい人だからね。」 露伴「ふん。そういう余計なことは言わなくていいよ。」 レナ「あはは、ごめんね、ごめんね。 ちゃんとレナの友達に相談するね。」 露伴「あぁ、そうしてくれよ。」 524 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 20 43.92 ID vZcue+Vw0 レナ「でもでも、レナは露伴さんも友達だと思ってるんだよ?」 露伴「・・・それはどうだろうね。」 レナ「あはは、素直じゃないな、露伴さん可愛いな。」 露伴「う、うるさいぞ。さっさと君の身近な友人に相談しろよ。」 レナ「あはは。そうするね。聞いてくれてありがとう。露伴さん。」 露伴「・・・。 ・・・僕も、君の友達なんだろ?」 レナ「うん。露伴さんも友達だよ。あはは。」 レナの顔はとても可愛らしい笑顔だった。 父の話をしているときのレナはずっと悲しい顔をしていた。 露伴は自分が彼女を笑顔にさせたと思うと、少しうれしくなるのだった。 露伴ももう雛見沢の子供たちの友達なのだ。 525 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 21 34.80 ID vZcue+Vw0 話を終えた露伴たちは帰ることにする。 二人は再び校庭を抜け、別れるところまできた。 レナ「それじゃあ、露伴さん。今日は本当にありがとね。」 露伴「あぁ、大したことじゃないよ。」 レナ「うーん。とっても大切なことを教わったと思うよ。 友達ってとっても大切だと思うな。」 露伴「それじゃあ、友達に相談するだけじゃなくて、 友達の相談にも乗ってやるんだな。」 レナ「そうだね。最近、魅ぃちゃんに何かあるのかな?かな?」 露伴「やっぱり、レナちゃんは鋭い子だ。猫をかぶりすぎだよ。」 レナ「あはは。なんのことかな?かな?」 露伴「まぁ、魅音ちゃんより詩音ちゃんのほうに悩みがあるんだが。」 レナ「詩音ちゃん・・・?圭一くんが言ってた妹さんかな?」 527 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 22 36.29 ID vZcue+Vw0 露伴「あぁ、あんまり姉妹仲がよくないみたいでね。 どうにかしてあげたいんだけど・・・。(発症されるわけにはいかないからな。)」 レナ「そっか、じゃあレナも魅ぃちゃんから相談されたらちゃんと聞いてあげるね。」 露伴「あぁ、そうしてあげてくれよ。 それじゃあ、そろそろ暗くなってくるし、帰ろうか。」 レナ「そうだね、露伴さん、またね。」 露伴「あぁ、またね、気をつけるんだよ。」 レナは嬉しそうに帰っていった。 露伴も沙都子の待つ家へと歩き出す。 すると、朝から大人しくしていたやつがしゃべり始めた。 羽入「ロハンはみんなに頼られているのですね。」 528 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 23 51.62 ID vZcue+Vw0 露伴「さぁね。僕は知らないよ。」 羽入「あぅあぅ。お祭りの出し物を任されたり、 レナの相談に乗ったりすごいのですよ。」 露伴「梨花も言っていただろう。祭りの件は、実行委員会のテントに入れれば、 富竹と鷹野の死の情報が一番早く入手できる。 綿流しまでに鷹野とは接触するつもりだが、彼女の死を止められるかはわからないからな。 (僕は止める気は元からないけどな。こいつにはこう言っておいたほうがいいだろう。)」 羽入「そうなのですか?ボクはそんなこと思いつかなかったのです。 梨花もロハンもすごいのです。」 露伴「レナちゃんの件も同じだ。彼女の家庭環境が発症の要因になっている可能性がある。 その影響を少しでも取り除いておいただけだ。」 羽入「だったら、ロハンがレナのお父さんを殴って仕事させたほうがいいんじゃないのですか?」 露伴「それじゃあ何の解決にもならないだろう。馬鹿だな。」 羽入「あぅあぅ・・・。」 529 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/08(火) 22 25 11.65 ID vZcue+Vw0 露伴「レナちゃんには、ちょっと悪いことをしたかな、とは思うけどね。」 羽入「そうなのです。もっと親身に相談してあげればいいのに、ロハンは素直じゃないのです。」 露伴「そういうことじゃない。彼女は両親のせいで恋愛に対して嫌悪感を持っているみたいだった。 僕はレナちゃんは圭一君にそんなに本気じゃないと思っていたんだがね。 その嫌悪感から本気になれていないのかもしれない。」 羽入「ロハンの言うことはよくわからないのです。あぅあぅ。」 露伴「魅音ちゃんと圭一君をくっつけようとしたのは失敗だったかなってことだよ。 レナちゃんも圭一君を好きかもしれないってことさ。」 羽入「レナは圭一を好きだと言っていたのです。 ロハンは聞いていなかったのですか?」 露伴「・・・少し黙ってろ。オヤシロ様ってのは馬鹿の神様なのか?」 羽入「あぅあぅー。神様に馬鹿って言っちゃいけないのです。 馬鹿っていうロハンが馬鹿なのですー。あぅあぅ。」 露伴「ふんッ。」 露伴は羽入を無視して帰りを急ぐ。 沙都子がもう料理を始めている頃だろう。 今日はなんとか沙都子に怒られない時間に帰れるようだ。 566 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/09(水) 00 02 58.14 ID VnyNuKnW0 ■TIPS 罰ゲーム---- 圭一と魅音は仲良く下校する。 今日は露伴が来たこともあり、話題には尽きない。 楽しくしゃべりながら歩くうちに、魅音の家への曲がり角が近づいてくる。 圭一「じゃあさ、綿流しのお祭りのときは俺が司会やるって。 露伴さんのすごさをみんなに伝えるのは俺の仕事だっ!」 魅音「そうだね。圭ちゃんが司会をやれば客寄せはばっちりだねぇ。 私は何で盛り上げようかなぁ。」 圭一「他の部活メンバーで出し物でもやればいいんじゃないのか?」 魅音「うーん、梨花ちゃんの奉納演舞があるからねぇ。 沙都子も露伴さんの手伝いをするって聞かなそうだしねぇ。」 圭一「そうだよな、沙都子のやつすっげぇなついてるもんなぁ。 年の離れた兄妹に見えるぜ。」 魅音「兄妹ねぇ・・・。おっと、もう家だね。 じゃあ、圭ちゃん。また明日ねー。」 568 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/09(水) 00 03 53.68 ID VnyNuKnW0 ついに魅音の家への曲がり角へと到着した。 魅音は圭一に別れを告げ、立ち去ろうとした。 圭一「あ、魅音・・・ちょっと待ってくれ。」 魅音「うん?おじさんはバイトがあるからそんなに時間がないんだよ。 長話なら、また今度聞くよ?」 圭一「いや、あの・・・そんなに時間はかからないぜ・・・。」 魅音「どうしたの圭ちゃん、顔真っ赤だよ? もしかして、愛の告白ー?おじさん照れちゃうなー。あっはっはー。」 圭一「いや、ち、ちがうんだよ。 魅音、ちょっと目を閉じててくれ。」 魅音「うん?こうでいい?」 そう言って魅音は素直に目を閉じた。 圭一は覚悟を決める。 569 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/09(水) 00 05 07.66 ID VnyNuKnW0 圭一も目を閉じ、そっと魅音の唇に自分の唇を重ねた。 魅音の体がビクッっとするのがわかる。少し力みすぎて上唇が痛かった。 だが、こうなってはもはや関係ない。圭一は心の中で必死に数を数える。 圭一「(1・・・、2・・・、3・・・、。)」 3つ数えると圭一は唇を離した。 目を開けると、魅音も目を開け、じっと見つめてくる。 圭一「ああ、あ、、そそ、その・・・。」 なんとか言葉を出そうとするが、気が動転していてうまくしゃべれない。 そんな圭一を制して魅音が口を開いた。 魅音「圭ちゃん・・・あの、もう1回・・・。」 そう言って魅音は再び目を閉じ圭一に顔を近づけた。 571 名前: ◆rp2eoCmTnc [] 投稿日:2008/01/09(水) 00 07 13.32 ID VnyNuKnW0 混乱していた圭一はその魅音の顔を見ると、なぜか気持ちが落ち着いてきた。 そして再び唇を重ねる。今度は上唇が痛かったりしない。 秒数も数えたりはしない、二人が満足して唇を離すまで口付けは続いた。 2度目の口付けを終え、落ち着きを取り戻した圭一は言い訳を始める。 圭一「あ、あの・・・露伴さんの罰ゲームが・・・さ・・・、 『魅音に3秒以上キスをする』だったからさ。その・・・後回しにしてもあれだし。 その、あの・・・。」 圭一は喋れば喋るほど混乱していく。 魅音はそれを聞き、ちょっとがっかりしたような表情を見せて俯いた。 それがさらに圭一を混乱させる。もはや圭一の言葉は言葉になっていなかった。 魅音「圭ちゃんさ・・・2回目は、罰ゲームじゃないよね・・・?」 魅音がポツリと呟いた。 圭一はなぜか反射的に答えていた。 圭一「あ、あぁ、罰ゲームじゃない・・・。」 その答えを聞くと、魅音は少しだけ照れるように微笑み、もう一度目をつむった。 圭一はその魅音の表情を見ていると、再び自然と口付けをしていた。 3度目の口付けを終えると、魅音はとびっきりの笑顔を見せた。 そして、別れを告げ、家へと走り去ってしまう。 圭一は返事もできずに立ち尽くしていた。 いまだに何が起こったのか自分でもわかっていないようだった。 前へ 戻る 次へ
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図説 台湾の歴史 第1章 誰の歴史か? 1987年に戒厳令が解かれて以来、台湾の政治や社会には大きな変化が訪れた。その変化にはよい面もあれば悪い面もあるが、余りに目まぐるしい変化なので、いまだに未来の方向は見えていない。人びとはこのような時期を過渡期と呼ぶが、いったいどんな社会への過渡期なのだろうか? 秩序と安全が整い人びとが安穏に暮らすことのできる社会なのか、それとも今まで以上に混乱した、利益に追われる杜会なのだろうか? この問題に答えられる人など誰もいないだろう。 しかしそれはともかく、社会が激しく変化する時代には、喜ばしいこともいくつかある。たとえば、「思想問題」を理由に――実際にあったものであれ、でっち上げられたものであれ逮捕されるのを恐れなくてもよくなった、母語を話すことを恥じなくてもよくなった、どの民族集団エスニックグループ〔原文は「族群」※1〕も白分たちの歴史を忘れるよう強要されなくなった、歴史もただ上から与えられるだげではなく、子どもの教育を通して白分の郷土を認識する機会を持つようになった、さまざまな少数派がしだいに尊重されるようになった、などなど。 ※1「族群」は、他と異なる独自の言語や文化を持つエスニックグループを指し、以下、「民族集団(エスニックグループ)」、あるいは単に「民族」と訳した。 ようやく新しい時代がやってきたようだ。新しい時代は新しい歴史を求め、新しい民族集団エスニックグループの関係は、新しい民族集団の歴史を求める。もし歴史研究者の任務が研究だけにとどまらず、歴史を叙述することをも含むならば、薄暗い片隅に追いやられていた民族集団エスニックグループが、そこから出てきて歴史の光のなかに入ることを求めるとき、歴史研究者は、すべての民族集団に目配りをした台湾史をどのように書くべきだろう? これは台湾の歴史研究者だけが直面している大きな挑戦ではない。民族問題の衝撃と混乱に揺れる現代社会においては、世界的な問題の一つなのである。たとえば「民族の坤塙るつぼ」と呼ぼれているアメリカで、民族集団相互の関係が大きく変化した今日、ヨーロッパ系白人男性を中心としたアメリカ通史は、もはや書くことができないだろう。しかし、それぞれの民族集団のアイデンティティを満足させるような新しいアメリカ通史が書けるだろうか? 同様に、そうした新しい台湾史を叙述することが果たして可能であろうか? あるいは可能かもしれない。しかし決して容易なことではないだろう。そのことがはっきりと表れるのが時代区分についてだが、現在普通に見られる区分は、清朝統治以前の歴史時代を、「オランダ時代」と「鄭成功ていせいこう時代」とに分けるものである。「鄭成功時代」とは、言うまでもなく、漢人の立場からの時代区分であり、鄭氏政権の統治が及ぼなかった先住民にとっては、こうした区分は真実からほど遠い。「オランダ時代」という言い方もまた、漢人の立場に立ったものとは言えないであろう。なぜならそのころ漢人の人口はまだ少なく、オランダ東インド会社が支配したのは、ほとんどが先住民だったからである。では、「オランダ時代」という時代区分は歴史的事実に合致するだろうか? 答えはまた否である。私たちは、オラソダ東インド会社の統治地域が台湾南部を中心としており、その勢力もしくは「教化」が南部に限られず、細々ながら北部の若干の拠点と卑南ひなん地方〔台湾の東南沿岸部〕一帯にも及んでいたとはいえ、中部・北部及び中央山脈以東の大部分の先住民にとって、オランダ東インド会社の存在は、あまり関係のないものであった。私たちが「オランダ時代」と呼ぶとき、オランダの支配の及ぼなかった「地域」や「人間」までもその中に囲い込んでしまっていないだろうか。この種の強引な歴史区分に対して、私たちはしっかりと問い直さなけれぼならない、「これは誰の歴史なのか」と。 今日私たちが直面しているのは「誰の歴史か」ということだけでなく、実は、もっと深刻な挑戦である。それはまた、地理空間でもって歴史を定義することから生ずる難題でもある。いわゆる「地理空間をもって歴史を定義する」とは、どういう意味か? まず私たちが必ず理解しなければならないのは、私たちが属する時代はナショナリズム(nationalism)の隆盛の時代であり、世界を構成する単位は国家なのである。それは必ずしも国民国家(nation state)である必要はないが、帝国ではなく、また部族でもない。ナショナリズムという公理のもと、帝国は必ず瓦解する運命にあり、一方部族は建国せぬわげにはいかない。国家は観念的な存在ではなく、明碓かつ「神聖にして不可侵」な境界を持つものであり、もしそれが明確でなかったり、侵犯されたりすれば、深刻な衝突に立ち至り、究極的には戦争を引き起こすのである。 台湾もこうした世界的潮流の枠外に存在するわけにはいかず、近年台湾社会がもっとも困惑しているのが国家アイデンティティの問題であり、さらにはこの問題をめぐって生起する「統一か、独立か」の争いである。私たちはこの紛争に巻き込まれることを望まなくても、歴史研究者として、その影響からまぬがれる方が難しい。「統一」、「独立」、あるいは「不中不台」※3のいずれの立場をとろうとも、私たちの社会では、すでに台湾を主体として考える方法や観念がしだいに発展しつつある。これはいま現に存在している現実の問題であり、好むと好まざるとにかかわらず国家を単位とした現代社会は、国家を境界とする各種の制度と組織を作り上げているのである。現在の台湾は、国家と非国家の間にあるのだが、その内部の多くの制度や組織は、台湾を一個の政治実体と区切った領域のうちに存在している。貨幣を例にとると、「台湾元」の発行と使用の範囲は、おおよそ私たちの政治領域の範囲を出ない。パスポート、ビザ、税関、これらは言うまでもなく、境界を決める大きな力を持っている。一つの国家あるいは国家たらんと希求する杜会は、「自己」の歴史を必要とする。地域の特色を強調するこの現代社会においては、たとえ〔中国との〕統一を主張する人びとであっても、その多くは知らず知らずに台湾をその「思考の単位」としているのである。香港のように、中国に復帰したとはいえ、予想し得る限りの未来、大多数の香港人はやはり香港を「思考の範疇」とするに違いない。 ※3中華人民共和国との「統一」でもなく、中華人民共和国からの「独立」でもない、台湾の現状維持を求める言い方。 私たちはここで何も政治的主張を行うつもりはない。ここでの目的はただ、台湾の現在の状況が歴史研究に大きな衝撃と挑戦を生み出したことを指摘することだけである。この他に、私たちはまた比較・普遍という視角からも台湾の問題を見てみたい。地理的空間から一個の社会的集団〔原文は「社群」〕あるいは国家民族ネイション〔原文は「国群」〕の共同の歴史を追憶するのは、近代社会に普遍の現象である。たとえばインドネシア独立を指導したスカルノ大統領は、民族団結を呼び起こすために、常々「われわれインドネシアは過去400年間オランダに統治されてきた……」と言っていたそうである。今日のインドネシアの国境は、おおむねオランダ植民地の範囲と合致はしているが、厳密に言えぼ、オランダがインドネシア「全土」を400年も実質的に統治したことはないのである。17世紀初期、オランダ東インド会社はせいぜい今日のジャカルタ付近の地域を統治したにすぎず、仮に1942年までとしても、今日のインドネシアの国土すべてがオランダの実効支配下に在ったわけではない。台湾でも、同様の現象が見られる。いわゆる「台湾400年の歴史」とは、後の漢人(男性)の観点の後追いではないと言えるだろうか。 未来の台湾史の叙述は、どのように民族集団と歴史単位の問題を処理すればよいのだろうか? 私たちにはまだわからない。本書は、こうした手さぐりのなかで、台湾史が直面している、そして検討すべき課題をいくつか明らかにし、読者の参考に資するために書かれた。私たちは一つの系統だった通史を書くつもりはない。現在の研究成果は、まだそのような試みをすることを許さないのである。ある予測によれば、21世紀はインターネットと映像の世界である。本書の図版の分量はかなり多いが、その目的は画像イメージに満ち濫れた現代社会において、台湾史にその生存空間を獲得するためにほかならない。読者がこの本を読まれた後、細部は記憶されずとも、脳裏にいくつかの図や写真を留められることを願うばかりである。 図説 台湾の歴史
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ステータス 初期値 LvMAX スコア 71 1296 スキル縦ライン状にすべてのぷちぐるをつなげるよ 必要ぷち数 22 22 効果範囲 S- LL- 特技ラストボーナス中に獲得スコアが増えるよ 発動確率 5.0% 100.0% 効果 20.0% 50.0% スキルLv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 必要ぷち数 22(変化なし) 効果範囲 S- S S+ M- M M+ L- L L+ LL- 必要スキルExp - 1 1 2 3 4 5 6 8 10 (累計) 1 2 3 5 8 12 17 23 31 41 入手方法 ガチャで入手 【えらべるチケット】(それは僕たちの奇跡)と交換 解説 スキルの基本的な使い方に関しては、「スキル 特技」内の解説項目を参照。 必要ぷち数は22とかなり少ない分、効果範囲も狭い。 スキルLv1ではつながりが11個未満となる事が多く、ボムの生成を期待するのならばある程度のスキルLvが必要となる。 ボイス パズル開始 パズル開始です♪ パズル終了 パズル終了です♪ ショータイム ショータイム!? スキル こっちです♪ 特技 助けに来ました! ミッションクリア やりました!
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE Hi-歌謡コア それは花火のような恋 夏色バーニングラブ☆Prim 182 1321 55%(2015/06/18) 攻略・コメント かなりの体力譜面。休憩らしい休憩も無いので☆10挑戦段階ではかなりキツいかと -- 名無しさん (2015-06-18 18 25 50) ☆10下~中位程度の乱打が延々と続く。極端な殺しや発狂はないので地力譜面か。 -- 名無しさん (2015-06-18 18 35 58) サビの部分では乱打中に嫌らしいタイミングで皿が絡んでくるため難やEXHでは鬱陶しく感じるかもしれない。基本的には平坦な譜面だがラスト手前の対称二重トリルには注意。 -- 名無しさん (2015-06-18 19 20 28) レートが低めなのはラストの対称のせい?地力があればハードの方がおそらく楽 -- 名無しさん (2015-08-01 00 04 22) ラストが難しめだからノマゲとハードの難易度はほぼ同じかと -- 名無しさん (2015-08-10 07 54 37) サビ前から16分配置や皿複合が増えて難しくなり始めるので、ハードは1300超えの物量に対して許容BPが少ない(33で6%だった) 対称トリルの頃にはかなり疲れてるはずなので、無理そうならここは潔くあんみつしてしまおう 発狂は無いものの☆10内では結構難しめ -- 名無しさん (2019-07-05 20 59 03) 2P正規、BP21でギリギリエクハ点きました。全体的に取りこぼししやすい、または空打ちを誘うような配置で最初から最後まで油断できない。皿複合も皿に意識が行きすぎると一番とかポロポロと溢したりと本当に恐かった。ラストの対称トリル抜けてからも油断出来ない配置。 -- 名無しさん (2022-07-02 13 59 24) 2PR乱でEXH。16分のパートは全体的に階段が多いので乱かけたくなるけど、何度か降ってくる小トリルやラス前の二重トリルが運ゲーになるので正規鏡が無理でもR乱までが無難だと思った。 -- 名無しさん (2022-08-09 13 55 21) 名前 コメント
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長月祭 文化祭 高校1.2年生はクラス企画、高校3年生は部活ごとに模擬店を出す。 3年に1回ゲストが豪華お金がかかっている。 2022年度 クラス企画がカジノで溢れかえった。 2023年度 クラス企画が今度はお化け屋敷で溢れかえった。 有志企画 オープニングでDJをしたやつがいる。 伝説級のアイドルあくりりが生まれた。 東海高校の生徒が滝の友人の制服を借り、潜入したことがある。(バレた) 他校と比べてナンパは少ない、何故かは言うまでもない。 部活の大会が被ると悲惨だ。 歴代企画 滝IPPON ONE グランプリ 大喜利大会 三輪先生が担当される。 男女逆転ミスミスターコンテスト 女装、男装企画 体育祭 R6年度の高校体育祭は5月という異例の日程で行われた 今年はビーチフラッグスが異様に盛り上がった。 球技大会 運動神経がいいやつは好きな競技を選べるが、悪いやつは強制的にドッジボールとなり、バスケ部野球部ハンドボール部の餌食になって惨めな思いをする。 生徒会選挙 令和6年度からはおそらく平穏な生徒会選挙に戻ったであろうが、 令和4~5年度は特にカオスな生徒会選挙であった。 ちなみにこのとき、とある候補の時だけ異様にマイクの音量が小さく、当人は選挙管理委員長による陰謀を主張している。 議会 議員は一般的には不人気な役職。議会の拘束時間は長く、筆者が把握する限りの最長は一時間半。現在はその状況は改善されている。 遠足 各学年の学年主任の意向がモロに反映される。 修学旅行 高校 今までずっとスキー合宿だったが、2019年から台湾に変更された。しかしコロナ騒動を受け、2020年は中止、翌年からは行き先が沖縄となった。そして現在はグアムにグレードアップしている。 沖縄とグアムのあまりにも大きい差に1部の生徒がブチギレている。修学旅行名物の「先生の見回り」が我が校ではあまり行われない。もちろん、スマホの使用は認められていない。 スマホ使用がバレたら写真整理してましたと誤魔化そう 沖縄にて 羽山大先生「〇〇と〇〇はどうした?どこにいる?」 「ちょっと遅れるって連絡きました!」 羽山大先生「どうやって連絡取ったんだ?」 中学 いつなんどきでも長崎。 結構安上がりだ。 卒業式 卒業式では校歌を歌わされるが外進生の多くが校歌を知らないため非常にグダグダな式になる。YouTubeに校歌のバンドカバーバージョンがアップされているためそれを聞いて予習していこう。ちなみに内進生も校歌は把握していない。 カルタ大会 カルタ部の無双ゲー。カルタ部が入ってるチームが勝つ 稀に小学校でやってたから…と無双するやつがいる。
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833 たまにはよわったゆいちゃんとか ◆/BV3adiQ.o 07/19(日) 14 29 32.92 ID 8jFYO+MH0 (104) ID AA 「……はぁ」 「どうしたんですか? さっきからずっとため息ばっかり吐いてますよ?」 「んー。なんでもないよー」 何でもない人間がため息ばっかり吐く訳がない。 「ちょっと失礼しますよ」 怪しいときはまず熱を測らないと――って! 「先輩! 凄い熱じゃないですか!」 「ん~? そういえば朝から何だか熱っぽかったかなぁ……」 「熱っぽいとかそういうレベルじゃないですよ!? どれだけ鈍感なんですか!」 まさか心のほうだけじゃなくて体のほうも鈍感だったなんて……。 「とにかく、今日は早く帰ってください! こんな体じゃ練習になりません!」 それに、治るものも治らなくなってしまう。 「で、でも……今は家に憂がいないし、やることがないよぉ……」 ……そうだった。 憂は一昨日から平沢夫妻に付いて家族旅行に出かけてて一週間は家にいないんだった。 834 たまにはよわったゆいちゃんとか ◆/BV3adiQ.o 07/19(日) 14 30 13.62 ID 8jFYO+MH0 (104) ID AA 「えっと……それじゃ、どうするんですか?」 「ほぇ?」 「今は家に誰もいないんでしょう? 誰が看病をするんですか」 まさか誰にも頼まないということはないでしょうね。 「う~ん。のどかちゃんに頼もうかと思ってるんだけど……」 チクリ。 胸の奥を針で刺されたような痛みを感じた。 「また和さんですか……」 「だ、だめ……かな……?」 そう言って不安そうな目で私を見つめてくる。 「だめというか、いつまでも和さんに頼りっぱなしなのもよくないでしょう」 その目に惑わされないように、あえてきつく言っておく。 こうでもしないと、和さん離れができなくなってしまうし。 「じゃ、じゃあ……誰に頼めば……」 うるうる。 そんなに涙目にならなくても、目の前にいるでしょう。 「私が、看病しますよ」 「えっ?」 835 たまにはよわったゆいちゃんとか ◆/BV3adiQ.o 07/19(日) 14 30 54.35 ID 8jFYO+MH0 (104) ID AA 「あ、あずにゃん……ごめんね」 私の背中で謝る先輩の身体は、ぶるぶると震えていて。 だから私は、先輩の身体をぎゅっと優しく支えてあげる。 「いいんですよ。この間は、先輩が私の看病をしてくれましたし、お互い様です」 「あずにゃん……ありがとう」 そう言ったきり、唯先輩は寝てしまったのか言葉を紡がなくなった。 「まったく……弱っているときは、本当に庇護欲を出させるんだから……」 でも、それがなぜだか嬉しい。 たぶん、先輩の役に立てるから……かな。 「いつも先輩には助けられてるし、たまには恩返しがしたいんですよ……?」 本当に、私が困ったときはいつも唯先輩に助けられてる。 普段はだらけてるのに、人が困っていると途端にやる気を出すんだから。 ――本当に、不思議な人だ。 836 たまにはよわったゆいちゃんとか ◆/BV3adiQ.o 07/19(日) 14 31 35.38 ID 8jFYO+MH0 (104) ID AA 「着きましたよ、先輩」 「ん……」 道中何度か休憩を挟みながらようやく唯先輩の家に到着した。 「先輩、鍵はどこにありますか?」 「かばんの……なかにあるよ……」 鞄を探ってみる――ない。 「ありませんよ? 本当に鞄の中ですか?」 「うん……うちぽけっとにはいってたとおもうよ……」 内ポケットを探る――あった。 「ありました。じゃ、中に入りますよ?」 「うん……」 さっきから生返事ばっかりで不安だなと思いながら、ドアを開けて家の中へと進入する。 838 たまにはよわったゆいちゃんとか ◆/BV3adiQ.o 07/19(日) 14 32 16.42 ID 8jFYO+MH0 (104) ID AA 「食べられますか? 先輩」 「ん……たぶん」 そのまま唯先輩の部屋まで先輩を運んで、それからベッドに寝かしつけてから本格的に看病を始める。 「まだ本調子じゃないみたいだし、すり潰してきますね」 まだ皮を剥いただけのリンゴは食べられなさそうだし……。 そう思って席を立つと、 ぎゅっ。 裾を掴まれた。 「まって……いかないで……」 「行かないでって……言われても」 行かないとすり潰せないし。 「すりつぶさなくていいから、ひとりにしないで……おねがい」 うるうる。 あぁ、またこの目ですか……。 まるで怯えた小動物のような目。 「わ、わかりましたよ……。ですから手を放してください」 「ありがとう……」 ゆるゆる。 ゆっくりと放された手は、そのまま唯先輩の胸へと落ちていった。 「ほら、もう全然力が入ってないじゃないですか。寝てください」 「うん……。あ、ずっとそばにいてくれる……?」 「何を今更。ちゃんと寝るまでそばにいますよ」 「ありがとう……おやすみ、あずにゃん」 「お休みなさい」 ――せめて夢の中でぐらいは、元気に―― Fin
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概要 【ヴェリナード城】?の外伝クエスト。ドラクエ10発売前から公式サイトで紹介されていたクエストでもある。 慣わしを破って男の王となる事を決めた【オーディス王子】だが、男であるオーディス王子が恵みの歌を唄っても何の効果ももたらさない。 恵みの歌はかつては育みの歌として歌われていたもので女王の歌として分けられたものであるという。 オーディス王子は【セーリア】の父であり、歴史上最後の男王である【ラーディス王】が遺したものを頼りに、男王の歌【導きの歌】?の手掛かりを求める事になる。 「誰がために」の読み方は「たがために」。 クエスト一覧 話 タイトル 第1話 【唄う王子】? 第2話 【王子の挑戦】? 第3話 【第四の詩歌】? 第4話 【瀑布の女王】? 第5話 【そのために生きた】?
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かわいいくまをうたないで【登録タグ か ほぼ日P 初音ミク 曲】 作詞:ほぼ日P 作曲:ほぼ日P 編曲:ほぼ日P 唄:初音ミク 曲紹介 ほぼ日P の237作目。 全国で人里に降りてきたクマさん達が猟友会の皆さんに射殺されていることに心を痛めてインスパイアされました。(作者コメ転載) 今作では久しぶりにオタマトーンを使用している。 歌詞 クマは臆病な生き物です 森の中で平和に暮らしているのです クマは賢い動物です 争いごとは嫌いなのです クマは人間を怖れます 鈴を持って歩くのもそのためです クマは優しい動物です 子どもをとても可愛がります 人間たちが森を切り開いたから 山の奥の奥の方に追いやられた 人間たちが地球暑くさせたから 食べ物のドングリがなくなってしまった だから山を下りてきたのです 里に下りてきたのです 食べ物が欲しいだけなのです だから山に帰してあげて 殺すなんて可哀想 かわいいクマを撃たないで クマが生きるため仕方なく 里に下りてくるのは悲しいことです そんなクマたちを無慈悲にも 撃ち殺す人達がいるのです 人間たちが森に土足で入って 食べ物になる木を切ってしまった 人間たちがクマの森乱したのに 自分たちの都合で殺すのはおかしい 都会に暮らす私達の 夢を壊さないで 人間が引っ越せばいいんです 人を襲うことがあっても それは自然の摂理 かわいいクマを撃たないで コメント この歌詞に同感できる所が多いです。 -- 名無しさん (2010-11-30 21 09 40) 安全圏に住んでる人のきれいごとだよね。 -- 名無しさん (2010-12-01 09 40 51) 愛護団体への皮肉なのか本気でそう思っているのかわからない所がいい -- 名無しさん (2010-12-03 22 52 55) 歌の大部分が動物愛護のキレイごとで語られ、最後に強烈なエゴが語られるwカタルシスが半端ないw -- 名無しさん (2011-09-12 16 51 07) 『羆嵐』を読んでから作詞して欲しかった -- 名無しさん (2011-11-29 22 13 57) 「都会に暮らす私達の夢を壊さないで」←ひとことで全部ひっくり返すほぼ日pすげぇ…… -- 名無しさん (2012-06-29 15 11 08) ほぼ日pサイコーです。動物もかわいそうですよね。 -- 美影 (2012-06-29 16 01 31) ほぼ日さんの皮肉が好きです!都会に暮らす私達の 夢を壊さないで wwwww -- 名無しさん (2012-09-02 13 02 38) クマに同情できる曲w -- 風華 (2013-05-19 22 40 43) 猪熊柔のこと? -- 名無しさん (2013-11-03 10 07 52) くまモンを暗に批判してる? -- 名無しさん (2013-11-23 02 22 24) イルカは殺していいがクマは撃つなという滑稽 -- 名無しさん (2014-01-26 15 08 39) 熊を撃つのって、シマウマを守るためとか言ってライオンを撃つのと同じなんだよね。どっちも、突き詰めれば人間本位。 -- さぁ (2014-02-11 16 55 37) クマを撃つなって、食べられてる魚を無視ししてクジラを守れっていうのと同じなんだよね。どっちも、突き詰めれば人間本位。 -- そぉ (2014-05-16 08 13 56) 泣いた。 -- まへら (2014-05-16 16 50 00) 安定の思考回路 -- (^^) (2014-07-16 18 17 38) 「動物には愛情を持って接しなさい」とか「子供は3人以上が健全」とか、政治家はおせっかいが好きだな -- 名無しさん (2014-08-31 21 57 21) 名前 コメント
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ガチャ 憂「お姉ちゃん、そろそろ起きなよ」 憂「冬休みだからってあんまりだらけて 憂「おぁああああ ゴキブリっ!?」 梓「ひっ、ゴキブリ!?」 ひしっ 憂「お前だよ!!」 唯「ぐぇ、放して!」 憂「お姉ちゃんどいて!そいつ殺せない!」 梓「待って憂!落ち着いて!」 憂「なんで下着姿なの!?」 唯「いつの間に脱いでたの!?」 梓「違うの!これは唯先輩に誘われて!」 唯「誘うか!!」 憂「いいから離れて!出てって!成仏して!」 ブォン 梓「うぉっ!?」 唯「ギー太!?」 梓「唯先輩、私のことはいいから逃げて下さい!」 唯「ギー太が心配なんだってば!」 唯「せめてそっちのギターケースを使ってよ!」 梓「私を見捨てるんですか!?」 唯「拾ってない!」 憂「梓ちゃん、覚悟して!」 憂「じゃなかった、死ねゴキブリ!」 唯「ギー太ぁ!」 梓「にゃあああああああ!?」 唯「危なくギー太を木っ端みじんにされるところだった」 憂「ごめんね、喋るゴキブリに驚いちゃって」 梓「ひどい言われようですね」 唯「仕方ないでしょ」 梓「下着姿で土下座って興奮しますね」 唯「そっちは大丈夫なの?(頭が)」 梓「胸がクッションになって無事でした」 唯「それクッション性あるの?」 梓「かろうじて致命傷で済みました」 唯「大丈夫そうだね」 憂「お姉ちゃんは大丈夫だったの?」 憂「下は? 下は大丈夫なの!?」 唯「下下言わないで」 唯「被疑者はガマンしたって供述してたから、たぶん……」 梓「私を信用してないんですか!?」 憂「できるか!」 憂「そんな犬畜生にも劣るケダモノの話を真に受けちゃダメだからね」 梓「犬畜生!?」 唯「それ最近の女子高生に流行ってるワードなの?」 憂「私だってお姉ちゃんの無防備な寝顔に我慢し続ける自信がないのに、 その本能に従順忠実そうなケダモノが何もしてこないわけないでしょ?」 梓「唯先輩、妹と同居してて身の危険を感じたことないんですか」 唯「同居すらしてない危険人物に言われたくないんだけど……」 憂「物理的に死ぬのと社会的に死ぬのとどっちがいい?」 梓「なんでさっきから友達を殺したがるの!」 憂「たしかに友達 だった けど……」 梓「今は!?」 憂「何のペナルティもなく生かして返すわけにもいかないし」 梓「すでに何人か始末してそうな言い回しで……」 憂「梓ちゃんだって家にゴキブリが出たら叩き殺して放り出すでしょ?」 梓「唯先輩、助けてください」 梓「このままじゃエロ同人みたいに凌辱されちゃいますよ」 梓「エロ姉妹の性奴隷にされちゃいますよぉ」 唯「誰がエロ姉妹だって?」 憂「爪と歯を全部引き抜いて、お姉ちゃんに触れた部分の皮膚を引き剥がすのはどう?」 唯「拷問の手段を私に委ねないで」 憂「それとも指を1本ずつ切り落とす?」 唯「ギターが弾けなくなっちゃうね」 憂「あっ、切断する身体部位をルーレットで決めさせるのはどう?」 梓「妹さんは高利貸しの消費者金融にでも就職するんですか?」 唯「氷菓子……?」 梓「高利貸し」 唯「おいしいよね」 梓「えっ」 憂「どうやって忍び込んできたの?」 梓「実はセッションとセックスを間違えて」 唯「間違え方が異次元すぎる」 梓「でも2人でリズムを合わせて行うという点では同じだし……」 憂「それで私が納得すると思ったの?」 唯「だから侵入経路を聞いてるんだってば」 梓「侵入ってそんな大げさな」 梓「帰省中にちょっと会いに来ただけじゃないですか」 憂「帰省中に寄生虫が奇声を発しに来たの?」 憂「既成事実を作りに来たの?」 梓「結果的にそうなったかも知れないけど」 梓「そうじゃなくて、今の軽音部の話とかも聞いてもらおうと思って」 唯「また後輩に嫌われてるとかそういう話?」 憂「ああ……」 梓「あと新年の挨拶もしておこうと思って」 憂「梓ちゃんの頭が一番おめでたいよ」 梓「ていうか私、後輩に嫌われてるの?」 憂「未成年 ストーカー 刑罰 っと……」 梓「何の検索?」 憂「梓ちゃんの将来を占ってあげようと思って」 唯「どうだった?」 憂「未成年だと前科はつかないけど、更正施設とかに送られる可能性があるんだって」 梓「それってなに占い?」 唯「ストーキングって前科つかないんだ?」 憂「程度によるみたいだけどね」 梓「へえ、そうなんだ」 憂「他人事みたいに……」 梓「それは悪質なストーキングを繰り返すような犯罪者の話でしょ?」 唯「今まさに悪質なストーキングを受けてるんだけど」 梓「私が……?」 キョトン 唯「そんな借りてきたネコみたいな顔されても」 憂「そんな媚びた仕草でお姉ちゃんは騙せても私は騙されないからね」 唯「騙されてません」 憂「この毛玉吐き野郎」 唯「毛玉吐くの?」 梓「借りてきたネコの話ですよ」 唯「あずにゃんは2号のほうが可愛かったなあ」 梓「初代のほうが可愛いですよ」 梓「ギターだって弾けますし、お茶も汲めますし」 唯「2号に添い寝されたら幸せなのに」 梓「でも取っ組み合いになったら私が勝ちますし」 唯「他人の家のネコと?」 梓「2号を倒せば私だけを見てくれるんですね?」 唯「引く」 憂「友達の飼い猫と取っ組み合おうとしないで」 唯「そういうとこだよ」 憂「ノラ猫に威嚇されてびびってたくせに」 唯「ノラ猫にも嫌われてるの?」 梓「ノラ猫にも!?」 憂「じゃあそろそろ出頭しよっか」 唯「元気でね」 梓「ちょっと待って下さい、どうして私が性犯罪者だと言い切れるんですか」 憂「どうしても何も、現行犯でしょ」 唯「下着姿で正座させられながら言われても……」 梓「私は故意に唯先輩のベッドに潜り込んだんじゃなくて、間違っただけですから」 唯「間違ったって何が?」 憂「生き方を?」 梓「自分のベッドと」 唯「ムチャクチャすぎる」 梓「いいえ、絶対に寝ぼけてしまっただけです」 梓「寝ぼけあずにゃんです」 キリッ 唯「うわぁ、ちっとも可愛くない」 梓「故意性が証明されなければセーフなんですよ」 憂「セーフとか言い出す時点でアウトだよ」 梓「でも憂は私たちの関係を確かめようがないじゃない」 唯「へ?」 憂「あ?」 梓「憂に内緒で私と唯先輩が付き合っていたかも知れないし、 私が唯先輩に招き入れられて愛し合ってただけかも知れないでしょ?」 梓「憂は一方的に私を犯罪者呼ばわりするけど、どうやってそれを証明するの?」 唯「いや、だって私が」 梓「唯先輩、ここまできたら隠すことなんてないですよ」 梓「私たちの関係、憂にもはっきり伝えておきましょう」 唯「こいつにタンスから下着を盗まれました」 梓「そうでした」 憂「なんなの!?」 梓「でもよく考えたら私が盗んだって証拠は何ひとつないですよね」 憂「まだ寝ぼけてるみたいだから叩き起こしてあげようか」 唯「あずにゃんさあ」 唯「あんまり考えたくなかったんだけどさ」 梓「心配しなくても唯先輩が本命ですよ」 唯「それはどうでもいいんだけど」 梓「どうでも!?」 唯「その下着、ぜんぜんサイズ合ってないよね」 梓「きゃっ、そんなに人の身体を見つめないでください!」 唯「私のだよね、それ」 憂「お前……」 梓「心配しないでください、等価交換です」 唯「?」 梓「代わりに私の下着を置いておきました」 憂「脱げ!!」 梓「まさか唯先輩の目の前で下着を脱げと言われる日が来るとは……」 憂「私も思わなかったよ」 唯「目の前で脱がないで」 梓「あっ……」 唯「汚さないでよ!?」 梓「じゃあこの下着もらっても……」 唯「いいわけないでしょ」 梓「下だけでも」 唯「下も置いてって」 梓「あっ、私が着たやつだからですか?」 唯「私の下着だからだよ」 梓「私の下着はどうします?」 唯「いらないよ」 梓「唯先輩が使うんじゃないんですか?」 唯「自分のは持って帰ってください」 梓「私を素っ裸にして寒空の下に放り出すんですか」 唯「誰が目の前で全裸になれって言ったの」 梓「せっかくなので……」 唯「早く自分の服着て帰ってよ」 梓「じゃあ一旦帰りますね」 唯「ずっとだよ」 梓「唯先輩」 梓「どうして私がここに現れたか、本当にわからないんですか?」 唯「だからさっきから問いただしてるでしょ」 梓「どうして私が家の中に入り込めたのか」 梓「私の手がどうしてこんなに冷たくなっていたのか……」 唯「え?」 梓「本当に、ただ唯先輩に会いたくなっただけなんです」 梓「会いたくて、会いたくて、いても立ってもいられなくて」 梓「気が付いたら唯先輩の家の前で夜明けを待っていました」 梓「この吹雪の中、凍死するまで待ち続けていたんです」 唯「凍死?」 梓「もう死んじゃったんですよ、私」 梓「もう帰れる場所なんてないんです」 唯「あずにゃん……」 梓「まあ全部ウソですけど……」 唯「知ってるよ」 憂「帰れ!!」 梓「年末年始はこんな感じでした」 憂「そのあと滅茶苦茶セッションした」 純「通報しろ!!」 おわれ 戻る
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機巧少女は傷つかない Blu-ray BOX/るろおArt Works 発売日:2月23日・2月25日 1)キャラクター原案・るろお描き下ろし 三方背BOX 2)キャラクターデザイン・渡辺敦子描き下ろしデジパック 3)特製ブックレット -機巧物理学概論集- 4)特典映像 ここを編集 2013年10月放送開始。2018年2月23日、Blu-rayBOXが発売。 http //www.machine-doll.com/ 監督 よしもときんじ 原作 海冬レイジ シリーズ構成 柿原優子 キャラクター原案 るろお キャラクターデザイン・総作画監督 渡辺敦子 ドール/プロップデザイン・ドール総作画監督 廣瀬智仁 サブキャラクター/衣装デザイン 黒澤桂子 メインアニメーター 成川多加志 美術監督 緒続学 美術設定 金平和茂 色彩設計 柳澤久美子 CGIディレクター 内山正文 CGIアクション 千葉高雪 撮影監督 塩見和欣 ビジュアルコーディネーター 松原貞姫 編集 坂本雅紀 編集助手 及川雪江 音響監督 明田川仁 音響効果 今野康之 録音調整 安齋歩 録音助手 進藤公隆、藤原淳平 音楽 横山克 プロデュース ジェンコ アニメーション制作 ラルケ 脚本 柿原優子 竹内利光 絵コンテ よしもときんじ 夕澄慶英 鈴木芳成 岩畑剛一 小林孝志 松本剛彦 原博 藤川太 演出 鈴木芳成 野亦則行 夕澄慶英 吉田俊司 小林孝志 三好正人 小川浩司 間島崇寛 川西泰二 作画監督 渡辺敦子 廣瀬智仁 アミサキリョウコ 成川多加志 樋口博美 竹上貴雄 黒澤桂子 杉本功 松本剛彦 東出太 高山幸二 齋藤雅和 水野隆宏 岩佐とも子 星野真澄 いいのまこと もりやまゆうじ 山形孝二 ■関連タイトル 機巧少女は傷つかない Blu-ray BOX 『機巧少女は傷つかない』るろおArt Works Blu-ray 機巧少女は傷つかない Vol.1 海冬レイジ書き下ろし0巻328P付き ラジオCD「ラジオ・機巧少女~メインキャストは傷つかない~」Vol.1 OPテーマ 原田ひとみ/Anicca EDテーマ 原田ひとみ・茅野愛衣・小倉唯/回レ! 雪月花 コミック版 釜田みさと/ジーンメタリカ-機巧少女は傷つかないRe Acta 1 コミック版 高城計/機巧少女は傷つかない1 機巧少女は傷つかない1 CD Side-B付き特装版 機巧少女は傷つかない4 CD Side-A付き特装版 原田ひとみ プロローグEP「MACHINE DOLL」 グリフォン 機巧少女は傷つかない 夜々 1/8スケールPVC塗装済み完成品 機巧少女は傷つかない マイクロファイバーミニタオル フィギュア・ホビー:機巧少女は傷つかない 原作小説 海冬レイジ・ろお/機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing "Cannibal Candy" 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! 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