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筆者が『脱獄ごっこ』における様々なマップの立ち回り方を、 市民・人狼視点でそれぞれ解説していきます。 グリーンビレッジ グリーンビレッジは、脱獄ごっこで最初に登場したマップです。 マップのシンプルさから多数の脱獄ごっこユーザーから支持を得ています。 市民での立ち回り 序盤 序盤は、人狼からできるだけ距離を取って、スイッチを押していきます もし、人狼が開けている途中で近づいて来た場合、すぐに逃げましょう。 また、武器が自分の得意武器の場合は 人狼を倒すことに専念すると良いです。 中盤 中盤でも、ボタンを変わらず押して行くのですが、 人狼の攻撃で倒される市民が出てきます。 その時はできるだけ人狼から離れたところで助けましょう。 また、上から急に人狼が降ってきて攻撃するということがあるので、 助けるボタンを押しながら視点を動かして人狼がいないか確認しましょう。 終盤 終盤になると、スイッチが全て押され、北の門が開くと思います。 脱獄せずに人狼を倒すという手もありますが、 自信が無い方は素直に北の門から脱獄しましょう。 また、北の門に行くまでに時間がかかると、人狼に先回りされ 脱獄することが困難になります。 できるだけ早く北の門へ行き、脱獄しましょう。 人狼での立ち回り 序盤 序盤、腕に自信の無い方は、 市民に見つからないように、また、できるだけ多くの場所にトラップを仕掛けましょう。 腕に自信のある方は、 ゲームが始まった瞬間、市民にトラップを上手いことしかけて倒しましょう。 そのまま離れると市民が回復しに来るので、そのスキを使ってそいつも倒しましょう。 ※当wikiは非公式の攻略wikiです。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人は『脱獄ごっこ』運営様とは一切関係がありません。wiki管理人にエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。 ※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、UUUM株式会社に帰属します。
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ゆっくりいじめ系73 こどもたちが屠殺屋ごっこをしたはなし1 「ゆっくりしね。」 「ゆっ?」 お母さん霊夢は憎しみの言葉を投げかけながらお姉さん魔理沙に体当たりをした。 体格差もあってか、お姉さん魔理沙は壁まで吹き飛ばされた。 持っていたナイフはお母さん霊夢の近くに落ちた。 ナイフを拾い、お母さん霊夢がお姉さん魔理沙にゆっくりと迫っていく。 お姉さん魔理沙は、今度は豚役になるのかと思っているのか、その迫力に怯えもせずに無邪気に笑っている。 「ゆっくりしていてね……。」 そう言うと、お母さん霊夢はナイフを突き立て始めた。 何度も、何度も繰り返しお姉さん魔理沙を突き刺した。 壁際で、退路をお母さん霊夢の巨体にふさがれたお姉さん魔理沙は逃げられなかった。 もちろん、お姉さん魔理沙は痛みや静止、父母を呼ぶ叫びもあげていたが、どれも母には届かなかった。 しばらくたって、お母さん霊夢は刺すのをやめた。 健康な皮と餡子のせいで、中身がほとんど漏れ出さず、お姉さん魔理沙をいつまでたっても殺せないからだ。 「ごめんね、もうしないからゆるして……ぶえっ。」 お母さん霊夢は泣いて許しを請うお姉さん魔理沙の上半分を噛み千切っていた。 残った下半分は、まだ恐怖してるかのごとくピクピクと痙攣を始めていた。 住処には、母が我が子を咀嚼する音だけが、響いていた。 そこで、お母さん霊夢は我に返った。 何をしていたかわからない。 口中に感じる甘味の元だけがわかる。 目の前の震える何かだ。 初めての甘美な味をさらに求めて、それが何であるかも忘れて喰らい始めた。 「うんめぇー、このあんこうんめぇぇぇーーー。」 そう言いながら、あっという間にお姉さん魔理沙を食べ終わると、食欲の対象は他のゆっくり達の残骸にも向けられる。 もちろん、それが何であったかわかるはずもない。 住処のそこら中に飛び散った我が子を、噛み付き、舐め取り貪った。 「うまい、うまいよこのあんこぉぉぉーーーー。」 半分くらいのゆっくりが、お母さんに食べられたところで 「ゆっくりしてごめんねー。今帰ったよ。」 お父さん魔理沙が帰ってきた。 いつもの、『ゆっくりしていってね!!!』が無い事を変に思いながら奥へと進むお父さん魔理沙。 「れいむ、ひとりであんこたべてずるいぜ。」 体中に餡子をつけている伴侶に、声をかけるものの、お母さん霊夢は黙々と餡子を食べ続けている。 そこに、消え入りそうな声で誰かが割り込んだ。 「おとー、さん……。」 お姉さん魔理沙にストンピングをされていたゆっくりがかろうじて生きていたのだ。 「だいじょうぶか、ゆっくりわけをはなしてね。」 餡子が大量に漏れ出し、今にも死にそうなゆっくりに、お父さん魔理沙が問う。 「おかーさんが、おねえちゃんをあれでなんどもさしてたべちゃった。ほかのゆっくりもおかーさんが……。」 そこで、お父さん魔理沙は住処の異変に気が付いた。 そこに幸せだった頃の面影は無く、代わりに広がる光景はまさに悪夢そのものだった。 我が子の返り餡子を受け、その残骸の中で凶器を持ちながら食べ続けるお母さん霊夢。 それが近づき語り掛ける。 「おかえりまりさ、あなたもゆっくりたべていってね!!!」 愕然として動かないお父さん魔理沙を尻目に、満面の笑みのお母さん霊夢は生きていたゆっくりを口に入れた。 「ゆっぐり、ゆッぐりざぜでぇぇぇーーーー、ぽぺっ……。」 ゆっくりと味わうかのように体全体を動かして、我が子を咀嚼した。 「れいむぅぅぅーーー!!!」 まるで、魔力を迸らせているかのような迫力の形相でお母さん霊夢をにらみつけるお父さん魔理沙。 そのまま全速力でお母さん霊夢に体当たりした。 体重差があるためそんなには吹き飛ばなかったが、ダメージは十分だ。 「どうじで、どうじでごんなごどになっただぁぁぁーーーー。」 誰にともなく叫びながら、何度も何度も体当たりを繰り返すお父さん魔理沙。 「どうして、どうしてわたしたちがこんなめにあうの?」 お母さん霊夢もそんなことをつぶやいていた。 どれくらいたっただろう、男がまたゆっくりたちの住処だった場所にやってきた。 男が、中に入ると、全身を上下させ呼吸を繰り返す大きめのゆっくり魔理沙と、餡子まみれで動かない大きめのゆっくり霊夢をみつけた。 男が問いかけた。 「やあ、ゆっくりさせてもらっていいかな。」 「……。」 答えないお父さん魔理沙に、男は何かを確信したようにうなずくと、何かを取り出した。 それは、シューという音をたてて、お父さん魔理沙に向けて白い霧状のものを吹き出した。 「ゆっ!!?」 振り向こうとするお父さん魔理沙だったが、動きが鈍くなっていき、何が起きたのか確認する前に動きを止めた。 男は、冷却スプレーでお父さん魔理沙を仮死状態にして生け捕ったのだ。 男はさらに、一部始終を録画した黒い箱、ビデオカメラを確認する。 ビデオで状況を確認すると、お母さん霊夢にも冷却スプレーをかける。 男は黙々と作業していた、全ての道具を回収し、二体のゆっくりを一体づつ家に運ぶのにそう時間はかからなかった。 いま男は加工場にいる。 家に二体のゆっくりを運んだあと、すぐにやってきたのだ。 もちろん、二体のゆっくりとともに。 「いやー、いつもありがとうございますー。」 工場にゆっくりを引き渡すと、工場長に話しかけられた。 「今回も天然物で、滑らかでこしのある皮を持ち、なお且つ大きさも申し分なし、餡子も最高級の大納言小豆と非の打ち所がありませんなー、それも二体も。」 そんな一方的な話しが続き交渉が終わると、男は多額の報酬を受け取っていた。 最後に、工場長が問いかける。 「どうやってあんなもの定期的に捕まえられるのですかな?天然物ではあの大きさにはなかなかなれないでしょうに。」 「まあ、企業秘密ですよ。しかし、霊夢種の方はまったくの偶然でしたが。」 「なるほど。」 「これからしばらくは、小型のゆっくりがメインになりますが、よろしくお願いします。」 「いえいえ、こちらこそ。できればアリス種がいいですな、不足しておりまして。」 「わかりました、それではまた。」 男は、加工場から出ると足早に帰路へとついた。 ここは、ゆっくりアリスとゆっくり魔理沙の一家がひっそりと暮らす森。 餌は豊富にあり、害獣もいない、おかしな程に平和な場所。 そこに、また男が1人やってきた。 「やあ、ゆっくりさせてもらっていいかな。」 「ゆっくりちていってね!!!」 ちびゆっくりアリスとちびゆっくり魔理沙の姉妹たちが元気にこたえた。 終わり。 作:怪僧トンポ ゆっくりの大きさは、お母さんが全高1メートルで、お父さんはすこし小さいですが、帽子を含めるとお母さんよりでかいです。 お姉ちゃんは普通のゆっくりよりやや小さく、ほかの子供はちびからおねえちゃんとほぼ同じのまで様々です。 最後になりましたが、お読みいただきありがとうございました。
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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 04 57 27.34 ID 3NAy2zhf0 水銀燈たんおっきしてまちゅかあああ?? 可愛い寝顔をちゅんちゅん 「……」 うーんおっきちまちぇんねええ そんな水銀燈たんのお鼻をぺちゃぺちゃ舐めちゃう、ぞっ? あーん 「……起きてるわよ」 ゆーん!寝起きの水銀燈たんかわいいおぉおお 「……」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 01 04.29 ID 3NAy2zhf0 はわわ、それにしても可愛らしい唇でちゅねー んちゅうううううう ん、これは……26年もののインク印刷…… って、だめだよーこれは本じゃないかーもー は・ず・か・し・が・り・屋さんなんだからあ ふふふ あっ、何処行くんだいマイハニバニ! 「顔洗ってくんのよ」 あっまってよー 「こ、こら! ど、どこ触ってんのよ!」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 05 41.01 ID 3NAy2zhf0 わき腹てもてー水銀燈のわき腹てもてもてー すべすべするするだあ 「やめ、はなしなさい!」 んーくんかくんかくんかああ、やっぱり寝起きは髪の毛もが油ぎってるねえ 「は、はぁ!? 人形が脂ぎるわけないじゃない!」 おいしいよおお、水銀燈たんの油ぎった髪の毛おいしい ねばねばあ あっ、僕の唾液でねばっちゃったね うふ 「……」 どうちましたか、一緒にお風呂でも入る? 「……はいらないわよ」 まあ、入っても洗うのは下の毛だけどね! 「……」 もー呆れたお顔も か わ い い ゾッ 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 02 01.86 ID odB3soDrO これは……もしや…… まとめあったよな、確か 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 06 13.60 ID 3NAy2zhf0 まとめとか野暮な事言ったら めー だっゾ☆ 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 09 18.04 ID 3NAy2zhf0 くんかくんかくんかふううぁああああ 水銀燈たんの髪の毛の付け根いい匂いだぁ まんずいいのおいだぁ 死んだおっとう、おっかあにも……かがせてぇだァ…… 「えっ? あなたの……」 なーんてね! なーんてね いきてるよーばりばり元気だよー ふああああ心配した時の水銀燈たんのおっぱいつんつんだああ ふにふにきもちいいいいいいい 「変態! 手をどけなさいよ!」 やでぷー水銀燈たんのおっぱいてもてもてええ 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 13 29.15 ID 3NAy2zhf0 ははは、股間を蹴り上げても全然効かないよ だって 僕の股間は、今、まさに! エクスカリバー! レーザー兵器で対空戦闘お手の物! 「……勃ってたの?」 …… 「みじめぇ」 みみみみ、みじめとかいうなああああ ここここ、このエクスカリバー白濁レーザーで おま、お前の大空きりさいちゃるけえの! イエス、コンバイン!! 今だ田植えだ田舎は休みだ! 俺のチンコで君の田植えだ! いくぜ!! 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 14 20.98 ID 3NAy2zhf0 「いくの?」 「いきません」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 17 12.31 ID 3NAy2zhf0 ふふふはっはははっははなーんてね!なーんてね! 水銀燈たんのお尻にスリスリオチンチンすりすいり きもちいなああああちゅううううううう 水銀燈たんの髪の毛の付け根にちゅうううう うなじをちゅううううう ふううううああああああおちんちん! おちんちんびくびくうううううああああああ びゅるうぶるうるうるるうるるるびゅーびゅーびゅー はぁはぁああああううわあああ?!?!?射精したばっかりなのにマキシマス! 俺はグラディエイター!狂戦士は今日戦士! 僕の息子達がローション代わりに、水銀燈たんの背中でにゅるにゅるう やばい!!ちんちんからまった!! 水銀燈の大胆ばっちりドレスアップな背中の飾り紐に ちんちんからまっちゃったあああああ 助けてください!! 助けてください!!!! 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 20 59.28 ID 3NAy2zhf0 ちんちん絡まったぁああああ!! ……ん!?これはきもちい!! 女性器のヒダを飾り紐が再現しているのいうのか!? うひょおおお水銀燈たんの背中でファックトゥーザフューチャー!おーいえ! 亀頭でノッキュ!水銀燈の後頭部を奥山ノック!! しまった!! 肉欲に捕われて俺は、俺は何をしていたんだ!! 大丈夫か水銀燈!?こんなに精液まみれになって…… 大丈夫、今からちゃんとセクシャルハラスメントしちゃるけんの!! 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/13(土) 05 20 38.20 ID 25eXf0+MO ま、まーくん…? 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 22 49.77 ID 3NAy2zhf0 ジュウシマツ住職? マサユキ? マー君? あいつは今頃布団に腰打ち付けて、水銀燈の夢でも見てるさ・・・ 今水銀燈をレイプという名のセックハラしてるのは この、ガルーダ住職様だ!インドで大人気!! 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 25 59.33 ID 3NAy2zhf0 さわさわさわさわさわ水銀燈の太ももきもちいなああ ほーれこちょこちょこちょこちょこちょ 耳の裏がいいんか?うん?言うてみ? なーんてね!これじゃエロ親父だよねー ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱああんちゅぴちゅぱああ 水銀燈の顎おしいい 白くてすべすべしてるよおおおいちいおいちい ううふああああ!!?!??! くくくく、水銀燈の唇に、ボ、僕の唇がタッチ、タッチ、ここにタッやーん☆ …………ふぁ、ファーストキスだ、よ……ほんとだって 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 30 02.35 ID 3NAy2zhf0 水銀燈の鼻の穴うめええ水銀燈の鼻うめええちゅうぺろぺろぺろぺろ んー鼻の穴から僕の舌が未知との遭遇 鼻毛はないのかにゃー?どうなのかにゃー? 鼻毛がなくても気にしない!! 僕は乳首探検隊! 服の上から乳首こりこりこり乳首が立った!乳首がたったあああ!! おうおう、エロ人形、何興奮いいぎいぃいいひぃいぢdりげあtら!?!? ち、チンコツ患者いいいああぎぎいぃいい!?>!> たm、たmたmたmたmtまタマタマやばい!たまたまつぶううふううああああ はぁはぁはぁはぁ……パイパイ揉みしごいてやるけえのおおううう 痛いじゃろう!痛いじゃろう!力任せにもまれたら痛いじゃろうけええ そしてそれが快感になるんじゃろ?ん? 分らなかったらジャロに聞いたらどうジャロう なんちっぎぎいぃいいいいい!!!! 棒、棒ねじきれるうぅうううううううううううううううううう 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 32 28.94 ID 3NAy2zhf0 いいだろう、俺のチンコが相手になる ほーら水銀燈オチンチンだよーしゅっしゅっしようねー 怖くないよー怖かったら今頃みんな女の子だからねー ほーらシュッシュッシュしゅううううふうふぁああああああ ちんすじ!ちんすじいいいいいいいい 尾ココおこかあああぁああ・あ・!??!にょ、尿道指先でこりこりこりいぃいい えんこりいいいいい!エンジョイコリアで煽るのたのしいぃいいい!! で、出るからちんちんちん咥えてえええちいぃいぎいぃいいいい!?!? 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 33 13.42 ID 3NAy2zhf0 きかないよー そんなコピペ今の僕には き っ か な い よーでるよーでる おっふっふううううううううううううううう 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 37 22.30 ID 3NAy2zhf0 飽きたわ じゃあの 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 38 10.38 ID azaY7FAb0 所詮その程度の愛よ 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 38 31.94 ID 3NAy2zhf0 うん 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 46 55.69 ID 3NAy2zhf0 んっ、尿意を催しましたぞ ほーらお口あけてねー 沢山出てくるねー駄目だよ、お口閉じちゃぁ ドレスがよごれちゃうよ? あーほらほら、動くから白い部分が黄色になっつちゃった うんこ? うんこはまた今度ねー そんなに喜ぶなよ、いっぱいひりだしてあげるから沢山食べてねー 水銀燈のうんこは僕が食べてあげるから 永久機関だねー僕天才 あ、そうそう、君は痰壷だったよね 駄目だよ、口とじちゃあ、僕が無理矢理あけとかないと駄目なの? 手間がかかる痰壷だなあ お、僕の痰が君の舌を滑り降りてくるねー あーあー、もったいない、吐き出しちゃだめだよ 僕がぺろぺろして、君の口に戻さなきゃぁ駄目じゃないかあ ほーら、もう一度 今度はよーくかみかみして、ごっくんしようねー いいこいいこー 水銀燈はいいこだなー 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 48 32.20 ID 3NAy2zhf0 このキチガイめ!!!!!!!!! 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/13(土) 05 48 49.80 ID 3NAy2zhf0 ドロンでござる!
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鬼ごっこ企画 話してたメモをそのまま書きました。 鬼ごっこ企画基本ルール 人数 設定案 場所 * 基本ルール 鬼ごっこだと撮影が大変だということで、 けいどろをベースとしたものにする。 人質はいた方が良い。場所固定? その場でチーム決め 泥棒はバラバラにスタート 人質の場所は分からない 何箇所か決めた内から一箇所にくじびきで人質を配置。 全員に地図を配布 建物は一階のみおk 警察はトランバ所持 人数 5vs5の人数ではどうか? 設定案 人質がいた方がよい。 マフィアvsマフィア ドラゴンボール 普通に警察vs泥棒 オーシャンズ11 解放戦線 場所 電通大西地区 *
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鬼ごっこ 毎年夏に行われる街全体を使った鬼ごっこ。 鬼と逃げる人に分かれ、鬼は1人でも捕まえれば勝ち、逃げる人が全員集まれば勝ち。 定期的に掲示板に逃げる側は掲示板に現在位置を書き込まなければならなく、鬼は「こいつは次ここに来るだろう」という読みのもと動かなければならない。 とても広い範囲で行われるため電車・バスなどの交通機関も利用でき、特に社会人が参加すると平気でタクシーを利用するため一瞬で勝負がついてしまうこともある。また地図の読み方が分からず訳の分からない動きをする人もまれに見られる。 このイベントの愛好者で毎年参加するニッシェ人も多い。
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合わせ鏡というものがある。 二つの鏡を並行に置くと、鏡の中に鏡が無限に現れるというものだ。 私は、前から疑問だった。 鏡の中の鏡に、自分が合わせ鏡の一つだと知る術があるのかということだ。 「よし、1時一分前ダ、繋ゲ。」 「ああ。」 俺はズボンのポケットの中でカードデッキ、『オーディンのデッキ』をいつでも出せるように掴みながら片手でパソコンのエンターキーを押した。鬼ごっこが始まって約一時間、今からは時間が来しだい『鬼』と一部の『子』に支給されたスマートフォンが使えるようになる。これでこの沖木島にいる主催側の鬼がすべき業務の大部分が終わり、あとは随時の監視と『上役』への報告だけだ。 「始まったか。」 「……」 その『上役』から声をかけられたというのに、ツノウサギは口を開こうとしない。その目が俺を見る。代わりに話せってことか。 「ああ。アンタの言ったとおりカードデッキは配った。浅倉威も『親』として参加している。」 事前の打ち合わせで聞かされていたことを言うと、その『上役』――神崎士郎は温度のない目で俺を見て一度頷いた。 俺の名前は荒井。鬼だ。それ以外は何も知らない。記憶がないらしい。頭に霧がかかったような感覚で、ハッキリとしたことは何一つ思い出すことはできない。それで不自由を感じたことがないことが記憶が無いことの証明かもしれないが、失くしたものの大切さは失くしてから気づくというし、本当に記憶があったのかそれが大事なものかは俺に確かめる方法は無い。確かめたいという意志も希薄なのだろう。 俺は気がついたときにはこの『合わせ鏡の沖木島』で仕事をするように言われていた。断る理由もなかった。腹も減っていたし、飯が出るというからだ。周りの連中に人間らしい奴が少なくて、自分が鬼だということに自覚が出たのもこの時だ。なぜか俺は幹部待遇らしかったが、貰えるものは貰っておけと思った。気にかかったことはそのぐらいだ。後は……強いて言うなら、ここが地獄で、その中のミラーワールドとかいうもんの更に中のミラーワールドらしいということが、話がややこしくて印象に残っている。地獄→ミラーワールド→ミラーワールドの中のミラーワールドという入れ子構造らしい。けったいな話だ。そしてそのミラーワールドの管理を担当しているのが神崎士郎という男だった。 神崎は不思議な男だ。こいつは鬼ではないらしい。だが人間でもないらしい。地獄での序列にも加わっていないらしく、だが俺や同僚のツノウサギより格上らしい。御雇外国人というやつか。なんでもミラーワールドを作れるのはこの男だけで、ツノウサギ曰く、『神崎よりもっと上』が神崎にミラーワールドの中のミラーワールドでの『鬼ごっこ』を提案したらしい。全部ツノウサギからの受け売りなので信頼できる情報かはわかったものじゃないがな。 受け売りと言えば、もう二つ。奴に珍しく真剣な口調で言われたことがある。「神崎士郎には気をつけろ」と、「何かあったらコアミラーを壊せ」だ。冗談を言っているようには見えなかったが、前者はともかく後者は正気とは思えない話だ。この沖木島は、地獄のミラーワールドのコアミラーによってのみ出入りができる。これが壊れればこの『内側のミラーワールド』と地獄とを繋ぐ『外側のミラーワールド』が崩壊し、この世界に閉じ込められるハメになる。俺達がここに缶詰になっているのもそれを防ぐため、ショッピングモールとの出入り口の向かいにあるあの扉の先に安置されたコアミラーを保全するためだ。厳密にはライダーに変身することでも『外側のミラーワールド』には出られるが、そこから更に外側の地獄に出ることはできない。出ようとしても合わせ鏡の中の鏡に飛び込むように、またこちら側の、『内側のミラーワールド』の世界に戻ってしまう。つまりここから元の世界に帰るには、内と外の二つのミラーワールドと地獄の合わせて三つから抜け出る必要がある。ミラーワールドどうしは合わせ鏡としてループし続けるため、不正な手段での脱出は極めて困難だろう。しかしいったいなんだってこんなに厳重なんだ?前回の鬼ごっこで脱出されたらしいがそれがそんなに気に食わなかったのか?それにあの霧、いったいあれはなんだ?どこから出てくる?それとリザーバー、特に『鬼』役の人選。明らかに何人か鬼ごっこを破綻させかねない人間の名前が上がっていた。なぜわざわざそんな奴らに声をかけた? 「以後も何かあれば報告する。それと改めて言っておくが、アンタはなるべく『内側のミラーワールド』に顔を出さないようにしてくれ。」 「……」 神崎は俺を一瞥すると開け放していた奥の扉の先にあるコアミラーに滑るように入り、消えた。 俺とツノウサギは目配せすると、扉を閉めるために動く。この扉、銀行の金庫室にあるようなもので、鍵を開けるにも閉めるにも同時に二人で動かす必要がある。四人の主催側の鬼が持つ鍵はいずれも同じだが、このことで万が一鍵が盗まれても参加者が脱出できないようにしているらしい。命がけの場で信頼の置けるタッグを組める奴はそうはいないから、というのが理由らしいが、果たして本当にそうだろうか? 「フゥ〜、行ったカ……」 傍らで露骨にホッとしているツノウサギからして、鬼達は神崎を相当警戒しているようだ。だったら鬼ごっこなんて開くな。 「……腹が減ったな。」 まあ、いい。俺にとっては、食い扶持があればそれでいい。俺にデッキが渡されているということは、ここも荒事に巻き込まれる可能性があるということだろうが、ようは殺せば良いのだろう。『鬼』だろうが『親』だろうが『子』だろうが―― ■■■■■■■■■■■■■■■■■! (なんだ、この感覚は?) 手を開く。いつからか、デッキを握り締めていたらしい。手汗が気持ち悪い。そしてその不快感より強く感じる、何かを忘れているという感覚。こんなに強く何かの感情を抱いたのは初めてだ。 「――この鬼ごっこ、どうなると思う。」 俺はツノウサギに聞いてみた。答えは返ってこなかった。
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飛鳥の朝廷 律令国家の成立 平城京の時代 天平文化 平安朝廷の形成 [部分編集] 飛鳥の朝廷 東アジアの動向とヤマト政権の発展 推古天皇~持統天皇 推古 舒明 皇極 孝徳 斉明 天智 天武 持統 スー ジー 極道と 交 際 ・ ・ 痔になっちゃった とりあえず重要天皇を・・。 厩戸王(聖徳太子) ①593 ごっくんさせてよ聖徳太子 ②三経義疏(さんぎょうのぎしょ)(聖徳太子) 法華経、維摩(ゆいま)経、勝鬘(しょうまん)経 「産業は商法とゆいましょう」 ③聖徳太子はコックさん 593 ④聖徳太子 摂政なれて 号泣さ 5 9 3 遣唐使 ①蒸される夜にゲロ吐くよ。 630-894 遣唐使 最初と最後セット。 ②ロミオ爆死で終了 630年~894年 飛鳥の朝廷と文化 曇徴と観勒 高句麗 曇徴 絵の具 百済 観勒 暦 ドングリ どん→曇徴 ぐり→高句麗 還暦ってあるじゃん?それで… かん→観勒 れき→暦 足りないところはそれぞれ比べてたらイイよ。 [部分編集] 律令国家の成立 大化改新 大化改新 645 6回シコって大化の改チン 大化改新→平城京辺りまで 交際(孝徳・斉明) 中の(中大兄皇子=天智) 天智 と 天武 嫉妬(持統)深くて 文句(文武)垂らして 幻滅よ(元明) +で施策とか吊り下げとけば大体大丈夫 律令国家への道 白村江の戦い ①室井さん(663)が白村江の戦い ②むっ無残 白村江 663 庚午年籍と庚寅年籍 庚午年籍 と こういんねんじゃくは 干支の順番じゃんね 壬申の乱 672 無難にすまない壬申の乱 藤原京 ①剥くよ(694)ウグイス藤原京 ②694年 むくよ、チンコを藤原紀香 白凰文化 南都七大寺 ①東大が最高峰や 東大寺・大安寺・元興寺・西大寺・興福寺・法隆寺・薬師寺 ②包茎チ○ポ 薬で元気に大きく興奮 当代最大 包茎=法隆寺 薬=薬師寺 元気=元興寺 大きく=大安寺 興奮=興福寺 当代=東大寺 最大=西大寺 大宝律令と官僚制 大宝律令 ナウい(701)法律大宝律令 奈良時代の実力者の変遷 ①ひとつ(不比等)長屋(長屋王)に四人の子供(藤原四子)、 モ(橘諸兄)ナカ(仲麻呂)どう?(道鏡)百円で(百川) ②ひどい長屋で四人の子供最中どう?百円で (藤原不比等、長屋王、藤原四子、橘諸兄、銅鏡、藤原百川) でも中大兄皇子と仲間路が抜けてる… ③酷い(藤原不比等) 長屋に(長屋王) 四人の子供(藤原4子) 最(橘諸兄) 中(藤原仲麻呂) ドウ?(道鏡) 百円です(藤原百川) 律令制 式部省(入学「式」=大学の管理) 民部省(「民」政管理) 治部省(外交を「治」める) 中務省(天皇側近、自力で覚えるw) ちょっと無理矢理… 二官八省 ①二官八省の八省の部分の覚え方 「中のしじみを取り出してひょえ~ぎょえ~とだいくびっくり」 中=中務省 し=式部省じ=治部省 み=民部省ひょ=兵部省 ぎょ=刑部省 だい=大蔵省 く=宮内省 覚えにくいですかね。。塾のテキストに載ってた ②ない敷地に民兵や警部は多くない (内務式部治部民部兵部刑部大蔵宮内) 五衛府 どらえもんはただ一人。ひょえー!左右に藤子エフふじお!! 衛門府は一つ。兵衛府と衛士府は左右あり(全部で五衛府) 藤子エフふじおで衛士府ってことで。 畿内・七道 北だけ陸であとは海。日は東から山で陰。 「北陸東海西海南海。山陽東山山陰 (位置関係なしでスマソ…七・五のリズムで)」 条里制 条里制→里→田 民衆の負担 班田収授法 902 暮れに終わった最終班田 [部分編集] 平城京の時代 遣唐使 平城京と地方社会 平城京 ①なんと(710年)きれいな平城京 ②NATO(710)も攻撃平城京 興福寺 なんと幸福な春の日ならずや! 「興福寺」(「南都」)の仏僧である「奈良」法師が、「春日」神社の神木を用いて強訴したこと 和同開珎 708 和同開ホウ 958(708+250) 乾元大宝 ある人曰く、「ナオヤはどう?」 女、応えて曰く、「250秒しか咥えてられないわ、彼の宝物、すぐ乾くんですもの」 下品でスマン 蓄銭叙位令 セブン♪イレブン♪ 蓄銭叙位令(早口で)♪ 7 ・ 11 平安/夷征討の柵・城の覚え方 「縫いたいし」 「ぬ」 「い」 「た」 「い」 「し」 渟足柵→磐舟柵→多賀城→胆沢城→志波城 南から順に「縫いたいし」 最初2つが日本海側 後の3つが太平洋側 ◆鎮守府が何処から何処へ移されたかは、 多賀城の「た」胆沢城の「い」 「たい」、たい、たい、たい……「ち」(鎮守府の「ち」) で覚えれw 宇佐八幡宮神託事件 769年。な(7)ろ(6)うとく(9)わだて宇佐八幡宮神託事件 自『宅』に芸亭。(石上宅嗣、字違うから気を付けてね) 藤原氏の進出と政界の動揺 悲田院と施薬院 「 ひでえ 市役員 の 巧妙 な 社会事業」 悲田院 施薬院 光明 悲田院と施薬院は奈良時代に光明皇后が行った社会事業 長屋王の変 ①何食って死んだ長屋王!729年 ②なにくそ(729)長屋王の変 恭仁・難波・紫香楽 恭仁→難波→紫香楽 聖武いろいろ く なん した 恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱 泣き虫(764)恵美ちゃん押しても勝てず 恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱 勝ったのは道鏡。 民衆と土地政策 百万町歩の開墾計画 なにに(722年)使うの百万円 三世一身法 なぁ兄さん(723)三世一身の法 墾田永年私財法 ①743 墾田永年私財法 「こんでええねん梨本さん」 ②743 墾田永年私財法「こんでええねん名無しさん」 ③なぁ、よさんか(743)墾田永年私財法 よさん=止めようって意味な。 ④743墾田永年 なしさん来んでえーねん [部分編集] 天平文化 天平文化と大陸 『古事記』『日本書紀』と『万葉集』 『日本書紀』 何を書こうかと練る日本書紀 720 舎人親王 『風土記』 ①出雲 常陸 播磨 豊後 肥前 出てきた ひ ばり が豊かに肥えた ②デブは常に肥満 国家仏教の展開 南都六宗 ①「3時のおやつホットケーキ、くしゃくしゃになりけり。」 3=三論 時=成実 ホット=法相 くしゃ=倶舎 け=華厳 り=律 ②ジョージ・リック・シャケ・ゴンさん・細川 天平の美術 [部分編集] 平安朝廷の形成 平安京の樹立と蝦夷との戦い 平安京 ①泣くよ(794)ウグイス平安京 ②なくし(794年)た夢きっと見つかる平安京 ③無くし(794)たカムンリ、平安京。 桓武天皇まで覚えられる。 平安初期の政治改革 嵯峨天皇 くけこさ がてんのう ろびう ういに どしん の◇格 と◇式 う 蔵人の頭 冬嗣たん・・・(´Д`*) 薬子の変 ①バイオ(810)で薬は変ですか 薬子の変 ②やっと(810)セッ薬子の変 ③810 ハット驚く クスリコの変 ④クスコよ入れ 薬子の変810 ⑤パイを(810)モミモミ薬子の変 薬子の変~安和の変 クスコ女王の顎の正体あんなに変 クスコの変 承和の変 阿効の紛議 昌泰の変 安和の変 だったはず 出典:ゴロで覚える日本の歴史 藤原冬嗣 810(やっと) やっと冬嗣蔵人頭に 藤原冬嗣蔵人頭に就任 平城太上天皇の変 安和の変 ①苦69 969年安和の変 ②アンナの元彼くろぐろチンポ 安和の変 969年 羽賀賢二の事。女の腕位でかいらしい。安和の変は重要。 ③アンナの苦しいシックスナイン アンナ(安和の変)のく(9)るしいシックスナイン(69年) 安和の変969年 三大格式 ①3P 脚 を 交差 して女 性 援 護!! 三大格式 弘仁(嵯峨) 貞観(清和) 延喜(醍醐) ②広辞苑探せた?(予備校で習った) ③小さじ千円台…弘仁格式→嵯峨天皇、貞観格式→清和天皇、延喜格式→醍醐天皇 地方と貴族社会の変貌 唐風文化と平安仏教 漢詩文集(作者) 凌雲集(小野岑守)、菅家文草(菅原道真)、文華秀麗集(藤原冬嗣)、経国集(良岑安世ら)、性霊集(空海) 漢詩文集は「理科は文型にしよう」 作者は「小さな管から富士の峰が空に見える」 大学別曹 ①平安時代 大学別曹 訳の分からぬ構文に(和気氏、弘文院) 立場無くしてがっかりの (橘氏、学館院) 藤原君に勧学の(藤原氏、勧学院) 奨学金がありました(在原氏、奨学院) けっこう便利だと思う ②不可明日が怖い フカアシタガコワイ ふ…藤原氏 か…かんがくいん あ…在原氏 し…しょうがくかん た…橘氏 が…がっかんいん (↓ここだけ順番が前後してしまうが) わ…和気氏 こ…こうぶんかん ③大学別曹 「 訳の分からぬ英語構文、富士山で考えよう、小学館で立ち話、奨学金有り」→「和気氏→弘文院、藤原氏→勧学院、橘氏→学館院、奨学院→在原氏」 詩論・説話集(作者) 文鏡秘府論(空海)、日本霊異記(景戒) 作者も一緒に「秘密の鏡は空と海に、日本は霊を最高に警戒する」(日本霊異記は現存する最古の説話集) 空海と最澄 ①真空(真言宗=空海) 天才(天台宗=最澄) ②↑に宗派とかが加わるとこうなる。 初孫すごいよ、ひえ え、 天 才! (805 比叡山 延暦寺 天台宗 最澄) 発音むりだよ、こ こ、真 空。 (806 高野山 金剛峰寺 真言宗 空海) ③最澄空海は てんさいえん しんくうこん で寺まで覚えてますね ごろ使うまでもないのかな、このへんだと ④最澄と天台宗の最と台で「最大」って覚えた。 空海と真言宗の空と真で「真空」ってくっつけた。 ⑤最 大 最澄 天台 空 言 (そらごと→嘘の言葉) 空海 真言 ⑥ひえ~(比叡)、最澄、なにやってんだい(天台)? シッコ(真言)で炊いた高野豆腐、食うかい(空海)? 出典(②):年号のキソ ~歴史の重要年代を楽しくおぼえよう http //blog.livedoor.jp/mal923-nengou/archives/22065277.html 円仁・円珍 円仁→山門派、円珍→寺門派 つまり「兄さん珍事」 円珍 寺門派 円珍 園城寺 ジモンのチンコが炎上した。 密教芸術 三筆 くさった三筆 く…空海 さ…嵯峨天皇 た…橘逸勢
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「ふたば系ゆっくりいじめ 894 ゆっくりが知ってはいけない、鬼ごっこ/コメントログ」 善良ゆっくりはゆっくりできて、ゲスはゆっくりできないのはゆっくりできるね! -- 2010-04-09 14 19 33 下の人のいうとおりだね! ゲスがゆっくりできないのはゆっくりできるよ! -- 2010-04-19 19 43 08 無駄に希少種を優遇してるのが気持ち悪いと思った ゲスなゆっくりが死ぬのは別にいいし善良なゆっくりが生き残るのもいいと思うけど 希少種優遇したくてこの話を創ったぜ みたいな感じで面白くなかったな -- 2010-07-08 00 06 27 注意事項を読みましょう -- 2010-07-08 01 15 59 ああ、私も言葉足らずだったわ ごめんなさい 注意事項は始めに読んでたんだけどもそのうえで優遇するならするでもっとうまく話に組み込んでほしいなあって事 設定とかは悪くないんだけど話自体が『無駄に』希少種を優遇させてるようにしか見えない話だった 後半のめーりんのくだりみたいにもう少し希少種の良さが出てからの優遇なら別に 気持ち悪くは見えないんだけど現状じゃちょっとなあ…と 希少種優遇が嫌なわけじゃなくて『無駄に』優遇するのが少し嫌だなっと思ったのです -- 2010-07-08 02 18 24 言いたいことは解るけど言い方ってものがあるだろ、人が書いた作品に「無駄に」「気持ち悪い」は言い過ぎ つまらないという感想とその理由をあげるのは良い、ここは感想欄だから 作者だって肯定的な感想ばかりがもらえないのは覚悟してるだろう、でもさ 「無駄に」とか「演出が気持ち悪い」っていうのは個人の主観の問題であって、作者のせいではないだろ あんたが「無駄に」作品に対して否定的な表現をしたせいで他人が(少なくとも俺が)不快になっている 周りが不快になる発言は慎めと注意書きにも書いてある あんたも自身の発言が「無駄が多くて気持ち悪い」と言われたら腹が立つだろ、あんたが作者に対して言ったことだぜ 何を言っても良いけどさ、周りを傷つけるような言い方は駄目だろ、たとえそれが正論でも ……不快に思ったらゴメンな、あと長文スマン、他の人も申し訳ない -- 2010-07-25 22 11 10 ストーリーはともかく、途中で右のドアが左のドアになってたり、最後の分かれ道でいきなり ドスの群れが出現したり、文章が色々とエクストリームだったりしてあんまりゆっくりできませんでした -- 2010-08-01 05 02 17 全体的に文法がおかしい 注意書きが必要なレベル -- 2010-09-04 21 01 55 下の人の言うとおり希少種だけ無理矢理生き残らせた感じで違和感があるな。『気持ち悪い』も『無駄に』もぴったり当てはまる正当な評価だ…と思う。少なくとも俺の中では。 というか、なんで『つまらない』は良くて『気持ち悪い』『無駄が多い』がいけないんだ?教えてくれよ。 むしろ逆だろ。作者様方はただつまらないと言われてもどこがつまらないかわからないから成長の余地がない。つまらない理由を書いても、どこがどのようにつまらないか、あんたの言う作者様を傷付ける言葉を使わずに説明するのって難しいぜ。SSにもよるけどな。〇〇が気持ち悪い、●●は無駄だろう、そういうコメントこそ作者様の成長の礎となる、真に作者様のことを慮ったコメントとは思わないか? 確かに作者様はコメントで褒められるのが気持ち良いだろうから、逆にコメントでこき下ろされるのは良い気がしないかもしれない。『気持ち悪い』、『無駄』、言われたらさぞゆっくりできないだろうな。でもよ、なら何故『つまらない』とこき下ろすのは『良い』とか言っちゃってんだ?ばかなの?しぬの? 知ってるか?『つまらない』っていうのも作者様をこき下ろす言葉なんだぜ?つまらないと感じるかどうかも個人の主観に基づいてるんだぜ?つまらないのが完全に作者様のせいとどんな場合においても言えるのか?『つまらない』の言葉が作者様を傷付けるなんて有り得ないのか?まわりを不快にさせることは絶対にないのか? 違うだろうがよ。 結局、やってること同じだろ?作者様への批判だろ?しかも『つまらない』って言葉は作者様への意見として、中身の無い、馬鹿でも言える、読んでなくても言える、自分の心情以外何一つ伝わらない、下手すりゃ心情すらまともに伝わってこない、批判としては最低級の代物だ。そんなもんを自信マンマンに推してくる理由を教えてくれよ。『つまらない』が持つ『気持ち悪い』『無駄が多い』に対する優位性を解説してくれよ。自分は正義の味方、コメント欄の調停者みたいな態度とってんだからこのくらい簡単に説明して俺の意見論破するくらいじゃなきゃおかしいぜ。 できないならあんたのコメントはその場の勢いまかせのまわりを不快にさせる『つまらない』批判だったってことだ。まわりを不快にさせるやつにされたくないなら、教えてくれよ。あんたのありがた〜いお話しの根拠ってやつをさ。 -- 2010-09-07 18 28 54 つよいつよい悪魔様がドスパークごときにビビってきのこ取り上げとくとか雑魚なの?臆病者なの? -- 2010-09-07 18 32 40 ↓ドススパークで迷宮が壊されたら大変じゃん。馬鹿なの?死ぬの?間抜けなの? -- 2010-09-09 22 45 02 このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! これを理解できてないって事はここに書き込んでるのはゆっくりだな? 自分達が理不尽に虐殺されてるからってそんな熱くなるなよ -- 2010-09-10 02 51 20 いやほんとにこの作者は誤字脱字文法ミスが多い 投稿する前に見直すべき -- 2010-09-24 05 47 19 うん、微妙だなとりあえず誤字は無くしましょう。作者は多分〇学生だと思う。 -- 2010-10-16 22 07 17 優遇の仕方が不自然すぎてゆっくりできないよ。 「無駄」「気持ち悪い」決して言い過ぎじゃない妥当な評価だと思う。↓×8は世の中の厳しさをまだ知らないな。あんな正論もどき振りかざして学級委員ヅラとはずいぶん甘い環境で育てられてきたんだろう。 つーか謝るならはじめから書くなよ。悪いと思ってないだろ。ゆっくりの謝罪と大差ねえな。 -- 2011-02-14 01 29 21 ゆっくりなんて現実にいないから あーだこーだ言うんじゃあねぇ -- 2011-05-23 22 37 24 なんじゃこりゃ 間違いが多すぎるよ寒い表現が多いよ 冒頭のれいむが潰されるところで見るに耐えなくて読むの止めた 後書きを見ると書いた人は中学生ぐらいなのかな?もっと本を読めば改善されると思うよー -- 2011-05-24 00 11 28 ぢぢぢぢぢぢん゛ん゛ん゛ん゛ぼぼぼぼぼぼぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!! -- 2011-08-09 04 39 59 最初の方みたいな何となく選んだら正解でしたー、はいらないから 最後のめーりんとこみたいに理由があって助かりましたー、ってのを増やしてほしかった 運も実力のうち、って言いたいとしても同じようなこと二回しなくていいと思う -- 2011-08-23 09 23 42 希少種優遇・・・?希少種贔屓か通常種蔑視の間違いではないかと あの環境で一匹たりとも希少種が死なないうえに 通常種全部死ぬ(描写無し?)とか幾らなんでも不自然すぎる ここまで露骨にするくらいなら全部通常種にして 「ゆっくりが幸せになれると思ったの?残らず潰れてね!」 で充分じゃないかなぁと思う -- 2012-01-31 16 33 27 これはこれでゆっくりできたぞ -- 2012-02-06 16 06 54 希少種が生き残ればいい -- 2012-10-08 15 43 35 文法間違い多すぎ。 -- 2012-11-19 05 29 27 快適。次は人間による希少種優遇を書いてほしい。希少種には安定した飼育環境を、通常種には監禁と餓死と監視を。 -- 2013-01-17 23 17 23 元にするゲームは、青鬼のほうが良かった -- 2013-01-27 06 49 17 おもしろかった(^_^)/ ハンマーさんがまた出るといいなw -- 2013-02-01 23 46 30 希少種優遇きもい。誤字ばっかり。 しかも名作ゲームのパクリときた。 評価すら出来ないレベルの糞SS。 -- 2013-02-11 18 48 42 誤字脱字が酷すぎ そしてなにより酷いのが中学生が書いたような文章 こんなの投稿して虐待レストランの支配人マッド(笑)さんは恥ずかしくないの^^; -- 2013-04-03 02 35 43 ↓虐待レストランの支配人マッドさんに文句があるなら自分でss書いてから言ってね!! -- 2013-07-04 01 39 24 希少種が死ぬか通常種に生き残るのがいれば釣り合いもとれるだろうし。最後のご褒美を寸前で取り上げて全員が地獄いきでも、まあ納得はできる。 ただ単に通常種全滅させて希少種だけ生き残らせてみました。ってだけじゃ単なる贔屓とみられても仕方ない -- 2013-07-23 07 24 28 希少種優遇に発狂してるやつってリアルでもれいむやまりさみたいなゴミクズだから感情移入しちゃうんだろうなあ おお、あわれあわれ -- 2013-07-31 12 50 00 「ここには恐ろしい追跡者がお前達を追いかけて永遠にゆっくりしてしまうぞ」? 「男は近くにいたれいむをハンマーを大きく振り下ろした」? 「あまりにも出来事だった」? 俺はこの辺りで読むのをやめた -- 2013-09-07 03 37 14 わるぐちいってるやつらぜんいんゆっくりしねっ! -- 2014-07-22 22 49 52 通常種の愚かさを描いた作品ありがとす。所詮通常種はゴミクズ野郎す。 -- 2016-02-23 13 02 41 おお!すげぇ!誤字多いとか言ってるけど人間だし。誤字多いとか言ってる人、誤字なしでこんなに面白い文かけんの? そして…この希少種の群れって…黒いオオカミで出てきたあの群れ? -- 2016-05-05 11 27 12 おおこわいこわいさらに悪魔はゆっくりに何をするんだ何の罪もないゆっくりを!かわゆいゆっくり を! -- 2016-08-22 23 00 24 おいおい、マジかよ! -- 2016-08-31 16 56 47
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We Love Mai Ami PP鬼ごっこに参加するとHDD強制録音ですw
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『ぼうっさいくんっれん! は ゆっくりできるよ!』 42KB 愛で 思いやり 飼いゆ 野良ゆ 現代 防災訓練、たまにはしませんか? 人の語り部分が多いです。 虐待成分無しの愛でss。ぬる虐め程度の描写があるくらいです。 ゆっくりが苦しむところもありますが、ゆっくりの防災訓練ではよくあることです(キリッ) それでも構わないと言う方は、よろしくお願いします。 銀色に統一された部屋。所々壁に似た敷居が固定されている。 はめ込み式のそれはロックを解けば持ち運ぶこともできそうだが、今は大人の力でもびくともしなさそうだ。 よく奥まで見れば、何層も鉄網で覆われた巨大な扇風機のようなものが備え付けられている。 見かたによっては恐怖すら感じそうな、実験室めいた部屋。 「ゆわぁ……! あまがっぱさんは ゆっくりできるね!」 「かっこいいのじぇ! まりちゃは びゅーびゅーさんになんか まけないのじぇ!」 その中にいるもの達は、みな好き勝手におしゃべりを続けていた。 十数匹のゆっくりが黄色い雨具を装っ着しており、 それぞれ種別ごとに紐やジッパーの部分が色分けされている。 れいむ種はおりぼんの形に上部が作られており、まりさ種はおぼうし型に先の尖った流曲線のデザイン。 さながら、ピカ○ュウと黄色いスラ○ムである。 「ゆわーい! あめしゃんだ! あめしゃんがもうすぐふるよっ!」 「とっても とかいはな あまぐさんね! ぱちゅりーを ゆっくりまもりなさい!」 「むきゅー……むきゅー……エレエレ」 「れいみゅは かぜしゃんより きょうっだい! でつよいんだよ!」 「とっちぇも あんっしんっ! なのじぇ!」 完全防水防風。あんよの部分はゴム製の長靴のような仕様で、濡れた路面や道で跳ねるのを阻害しない。 一部、気分のすぐれないゆっくりがいるものの、 ゆっくり専用雨具の性っ能に酔いしれている。 それもそのはずで、着ている物はゆっくりのゆっくりによるゆっくりのための雨ガッパであり、 ゆっくりによっては、見た事がなくても記憶しているものもいるくらいである。 自分の帰る場所をゆっくりぷれいすと呼ぶのと同じように、 あめさん・かぜさんから身を守る道具を『あまがっぱさん』『あまぐさん』と呼んでいる。 ゆっくりは三度跳ねれば忘れる、という格言があるように、忘れる事に関してどの生物よりも優れている。 ……優れているかどうかは様々な議論や思想があるため割愛するが、 そのゆっくりの記憶餡にも刻み込まれている『風雨から身を守る道具』をどのようにして覚えさせたのか? またどれほどの労力や時間や人生やゆん生をかけたのだろうか? 飼いゆ野良ゆ問わず、何世代も何世代も辛抱強く、諦めず。 そこにあったのは懸命なひたむきさか、それとも狂気にも似た情熱か。 「さて、これからたいふーさんや、びゅーびゅーさんが来てもびっくりしないように、訓っ練をするよ! お兄さんの言う事が、ゆっくり聞けるかな?」 「ゆっくりりかいしたよ!」 「ゆっきゅり りかい しちゃよ!」 お兄さん、というには少々年を重ねた青年がゆっくり達に声をかける。 幼い子どもが好みそうな口調や雰囲気は、そっくりそのままゆっくりに好まれる類のものだ。 そのお手本のような声と調子で、青年は続ける。 まず、風が来ても慌てない事。 どこか適当な壁や窪みに隠れる事。 余裕があれば家族や友達、他ゆんを助けてあげること。 ゆっくり達は人間の方を向いたまま、ゆっくりと頷く。 そこには雨具への全っ幅の信頼から、驕りを見せるものもいたが、 『ぼうっさいくんっれん』という言葉を聞いた時のゆっくり達は、一様に真剣な顔になっていた。 「それじゃあ、訓っ練を始めるよ! ゆっくりできないかもしれないけど、 かぜさんが吹いたら落ち着いてかべさんに隠れてね!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 「ゆっきゅり りかい しちゃよ!」 理解の足りないゆっくりがいれば何度も何度も復唱させて、ようやく青年は部屋を出て行った。 台風・暴風雨(びゅーびゅーさん)の疑似体験。 野良ゆっくりの群れが実際に台風の進路にぶつかった場合、その時の体験が他の機会に生かされることは無い。 ほぼ例外なく群れは全滅してしまい、伝えるゆっくりなど存在しなくなるからだ。 飼いゆっくりは家にいる為、さして恐怖を覚えることなく (あるいは自分の強さに増長するケースもある)わざわざ記憶などしない。 地震や津波、台風などから身を守るすべは、 せいぜいが優秀な飼いゆっくりや一部の野良ゆっくりから、その子孫に記憶や口で細々と伝わるのみ、だった。 「ひとまずここまでが野良・飼い問わず、ゆっくり向けの暴風雨体験の基本的な導入です。 多少言葉や口調を変えても構いません。……私も思いっきりアレンジしちゃってますから。 大切なのはゆっくりが言われたことを理解したな、と思うまでは、体験を始めないこと。 理解できるまで、丁寧に一所懸命に伝えること。伝わるまで何度でもです」 先ほどの青年が、ゆっくりのいる部屋を映したモニターを見つめながら言った。 後ろには数名の人がいて、それぞれに顔をしかめていたり、口端に笑みを浮かべたりしながらも真面目に聞いている。 モニターに映るゆっくり達は__ 「ゆっびゅよぉ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙っ゙!?」 「れいみゅは かぜしゃん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙っ゙!?」 「おしょらをっ! とん゙で゙り゙ゅ゙の゙じぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙!?」 「むぎゅ……むぎゅうぅぅ……エレッ」 「ぱちゅりー! ゆっくりじでっ! ここでゆっぐりかくれてれば だいっじょうぶよっ゙!」 「どびら゙ざん゙! どぼじでじまっでるのぉぉぉぉぉぉ!?」 疑似的な暴風雨(風速・雨量ともに最っ大。超大型台風クラス)の恐怖にさらされていた。 「みなさんにとっては、これから何十、何百、何千も繰り返す訓練案内です。 でもこの防災体験を受ける方にとっては、かけがえのない、ただの一度きりの機会。 ……そう考えて、人にもゆっくりにも、みなさんが今まで覚えた知識や経験を伝えてくれることを願っています」 青年の声は真剣そのもので、大抵の人やゆっくりに安心感を与える先ほどの雰囲気は失せている。 現在進行形で研修を受けている新人さんたちは、風雨の調節パネルが最っ大であることや、 未だに続いているゆっくり阿鼻叫喚の図を見てもう止めていいのでは? などと青年に聞いたりしない。 彼の案内を聞いて訓練した人やゆっくりは、すでに数千では単位が足りないことを知っているし、 その訓練体験中、一度もゆっくりを死なせた事がないことも知っているのだ。 救急スプレー缶(濃縮オレンジジュースを散布できるもの。体力全っ回復)で瀕死状態からでも救助できるということも当然あるのだが、 防災体験とはいえ、死と常に隣り合わせと言ってもいいゆっくり。 毎回の訓練課程中、どれほどの神経を使うのか。 飼いゆっくりを死なせれば施設全体の責任問題になり、 野良といえど、代表して体験したゆっくりが帰って来なければ、その群れ全体の防災への不信に関わってくる。 「ぼゔや゙べで゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙!」 「びゅーびゅーざん゙ い゙づい゙な゙ぐな゙る゙の゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ゙!?」 「む゙ぎゅっ゙……ぬ゙れ゙でな゙い゙のにっ……お゙ お゙ぼれ゙でる゙っ!? ……エレエレ」 「ゆ゙んや゙あぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙! ばぢゅりぃ゙ぃ゙ぃ゙い゙い゙!?」 「……ぢゅ……ぢゅ゙ぶれ゙…………り゙ゅ゙っ……ゅ……」 「ま゙り゙ぢゃ………も…………ゆ……じぇ」 懇願。困惑。恐怖。絶望。 中には餡子を吐いているものや、壁に吹き飛ばされたまま潰れ続けているものまでいる。 この時の強烈な体験を記憶餡へ刻み込まれたゆっくりは、ゆっくりできないような強い風をある程度察知できるようになり、 公園のゆっくりは巣をより深く深く掘ったあと、懸命にけっかいを張るようになる。 都会のゆっくりは路地の隙間に段ボールやビニールを幾重にも重ね、強固なゆっくりプレイスを作るようになる。 近年の調査報告では、台風で死ぬゆっくりは99%から70%ほどに減り、 防災の意識は飼いゆ・野良ゆにも浸透しつつある。 上記の訓練成果が得られるように風力パネルを操っている青年は、 真剣な表情のまま、ゆっくり達を映しているモニターを注視し続けている。 その胸には自分の立場を示す施設名の刺繍と、 大の大人が付けるには不似合いな、手作りの小さなバッジが付いていた。 「たった一つの防災体験の良し悪しが、いつか災害に直面する者の運命を左右する……かも知れませんから」 青年の防災へのひたむきさと情熱。特にゆっくりに対する執拗なまでの親身さに起因するもの。 それを明かすには、防災に捧げたたくっさんの日々__その一番最初の出来事までさかのぼる。 『ぼうっさいくんっれん! は ゆっくりできるよ!』 「……今回の防災企画、どうだった?」 廊下を歩きながら、同僚に声をかける。 言ってみただけで、色のいい返事は期待していない。 施設長の機嫌を損ねない程度に取りつくろった評価レポートすら、 今回は提出できそうもないのだ。 「いや、どうもなにも……」 どう言ったものか、といった感じで同僚もうんうん唸っている。 とはいえ、こいつはもうレポートを書き終わっている。 仕事上、自分の『納得』よりも『効率』を優先するその姿勢は、学ぶべきなんだろう。 ……こいつの処世術は好きになれんけど。 「結局、来た人の少なさが物語ってるだろ」 ここは『防災体験センター』。 まあ、日常起こりうる色々な災害を体験したり、災害対策・防災教育を学ぶ所、 と考えてもらえれば幸いだ。 「防災体験館」「防災センター」「市民防災ラボ」「防災教育館」とかいろいろ名称があって、 本当は展示内容や普及内容でちゃんと区別されるけど、 防災の知識や意識を高めるって理念に大した差はない。 ちなみにここは公設民営でやっているので規模はそれなりーだが、 地震体験と火災体験には公的な『防災館』並みに力を入れていると思っている。 「とりあえず、終わった事は置いとけ、な? それより休憩しようぜ休憩!」 この切り替えの早い同僚と話していたのは、 施設長とその近辺の人が企画して、先ほど全日程が終了した、 『ペットと一緒に防災体験!』 についてだ。 企画名通り、犬とか猫と一緒に火事や地震を体験していくものなのだが、 どうも今一つ募集と応募人数にズレがあった。 ペットも家族の一員と言う意見に、異論はない。 しかし、仮に多規模な災害が起きた時、そこまでの余裕があるだろうか。 __まず自分の命を第一に。 __次に両手で救える他の命。 それが家族だったりするし、隣人・友人だったりする。 優先順位は人によって違うが、 自分にはどうにも飼い犬だとかのペットに対して、両手が空きそうにない。 防災に携わる職員として、防災や人命救助に関する訓練を受け、知識を身につけても、 その想いは変わらなかった。 「……やっぱ、すっきり! とはいかないな」 「いいんだよ。思う所は誰だってあるだろ。俺も納得してない! けどまあ需要はあるにはあったし……全員が納得いく企画なんて、そうそう出てこないぞ?」 実際、過去に起きた災害の実状を鑑みるに、心に余裕を持つ事は大切だ。 この企画は余裕を作るための訓練だと、そう思う事にしよう。うんうん。 __自分もペットを飼うようになったら、心境もまた、変わっていくんだろうか? 「「ゆっくりおねがいします! ゆっくりおねがいします!」」 「ああ?」 「んん?」 昼休憩の為、外に出ようと廊下からロビーに出た所で、やけに耳に障る声がした。 受付の前で(この場合、床か) バスケットボールくらいの物が、丸い体をムリムリたわませて懇願している。 その『お願いのポーズ』のためか、黒い帽子がこーろころと横に転がっていた。 __赤いリボンに、黒い帽子。 同僚と眼を合わせる。 お互いにそれが『ゆっくり』だと認識して苦い顔をした。 『ペットと一緒に防災体験!』の企画で、 動物の他にゆっくりを連れて来た客を思い出す。 講習中や訓練中、目に付いたゆっくりは ゲスという言葉でくくるのもどうかと思うほど独善的な振る舞いをしていた。 __マナーの欠けた大人よりも、常識の乏しい子どもよりも。 __ゆっくりというものは性質(たち)が悪い。 防災センターの職員はみな、程度は違えどそう認識するようになったはずだ。 「そうか……そうだな。レポートに、その辺をさらっと書くのもいいかもしれない」 「明るい声の割に、ものっすごいテンション低いな」 企画中、散々飼いゆっくりの声や行動に頭を抱え、 周りのお客様へのトラブルにならないよう、気を回していたのだ。 さらに休憩の出鼻を挫かれることになるんなら、ため息のひとつでも付かせてもらいたい。 「「ゆっくりおねがいします! ゆっくりおねがいします!」」 受付の人が『助けてください……』と書いたような視線をちらっちらっと送ってきている。 いや、『どうにかしてくれないでしょうか……?』って感じか。 ここ数日のゆっくりの目に余る所業は、相当話題になっていたし、 今この場にいる受付嬢は、なんというか、 相手があのゆっくりであっても、手荒いことや冷酷なこととは無縁な印象だった。 その言葉のない救助信号を、無視することはできない。 防災センターの職員は、多かれ少なかれ救助の、善意の心を持っている。 だから、この職場で働いている。 自然と足が前に出て、声を掛けた。 「何か用かな? 飼い主の方は、どこにいるの?」 「ゆっ! お、おにいさん……ゆっくりしていってね!」 「れいむたちのおはなしさん、ゆっくりきいてほしいよ!」 「「「ゆっきゅりおねがいちましゅ!」」」 親のまりさとれいむの間に、ちんまりとした子ゆっくりが声を合わせる。 子れいむが2匹に、子まりさ。計3匹か。 ……それほど、甲高い声や仕草は気にならない。子ゆっくりだからだろうか? というか、いつからあんな憎たらしく増長するんだろう? 「うん。ゆっくりしていってね。 それで……飼い主さんは?」 大方、例の企画絡みだろう。企画への批評や意見。 あるいは今から企画に参加したいとか、かな。……つい先ほど終わっちゃったけど。 「ゆゆっ……れいむたちは……かいぬしさんは……ゆぅ……」 「まりさたちは、こうえんにすんでる ゆっくりだよ!」 口ごもるれいむを見て、父まりさが答える。 「……なるほど。それで、何の用事かな?」 野良ゆっくりなら、特に遠慮はいらないな。 最悪、潰すことになっても問題ないか。トラブルになるなら仕方ない。 まあ、受付の人の精神衛生上と職務上、施設外でやるんだけど。 「「ぼうっさいくんっれん! をしにきたよ!」」 「……んん?」 「「「ゆっきゅりおねがいちましゅ!」」」 __ゆっくりが防災訓練? と誰かが聞いたら笑うかもしれない。 ゆっくりと初めて接したときは、『なんだこのクソ饅頭は!?』と、思った。 今でもそう思う時がある。ゲスにとことん厳しくなったのはこの時の企画の影響だろう多分。 * * * 「……さいっがいさんは ゆっくりできないよ!」 「ここは、さいっがいさんのくんっれん! をするところだって きいたよ!」 この親ゆっくりの話を聞くに、主張としてはこんなとこだろう。 近くの公園に、家族で住んでいる。 まだ記憶に新しい地震の際、とてもゆっくり(避難?)できなかった。 防災館から帰る飼いゆっくりから、ここの事を聞いた。 防災の訓練を受けて、災害時もゆっくり(避難?)できるようにしたい。 「……へえ」 少し面喰ったというか、感心した。 思ったよりも、このゆっくり達は物事を考えていて話も通じる。 この場所は実際に災害が起こり、避難した方を受け入れた地域でもある。 __災害時はゆっくりできなかった。 地震の時はもちろん、その後、続々と避難して来る人の恐怖や不安は、 この家族、特に親ゆっくりには『ゆっくりできないもの』として記憶餡に深く刻まれたらしい。 「かいゆっくりの ありすからききました! ぼうっさいくんっれん! には おかねさんがいるって!」 「まりさたちは、おかねさんは もってません! だから……」 まりさが転がった帽子をくわえて、ぶるんぶるんっと横に振る。 中から、お花や、木の実、ビー玉、ビンの蓋などが出て来た。 「まりさたちの ゆっくりできるものと、こうっかんっ! してください!」 「れいむたちは ゆっくりできないぶん、ぼうっさいくんっれん! をするよ!」 ……この中に、虫とか入ってなくて良かった。主に受付の人の好み的な意味で。 とは言え、防災訓練への対価まで用意してあるのは、素直に驚いた。 受付の子も、何だか微笑ましい顔を見せているじゃないか。 (お前達のセレクトは素晴らしかった! 態度も! 防災意識も!) 「うーん……」 だが、どうしようか。 施設長や課長は、まるで全然取り合ってくれなさそうだ。 企画が終わったばかりだし、好意的に受けてもらえる可能性もあるにはあるが、 あくまで飼い主あってのペット。客は客、ゆっくりはゆっくり。 受付の子も『あの、どうします……?』って困り顔をしてる。 ゆっくりにも慈悲の心を持つ優しさが、痛いくらいに伝わってくるよ! どうする!? どうする! 俺! とはいえ無下に追い払うことは、もう考えていなかった。 これは受付嬢がどうのこうのじゃない。自分がそう思う。 災害へ備えようとする態度に、人間もゆっくりも__ 「やらせてあげればいいんじゃないか?」 無関心、もとい静観を決め込んでいた同僚が口を出して来た。 「どうせ今日は小学校とか、団体さんは午後からだし、午後の体験の時間にはまだ一時間ばかし余裕がある。 俺は、経緯はどうあれ防災の意識があるんなら、やって欲しいな。それが、今回は喋る饅頭だったってだけの話だろ?」 「お前……!」 乱暴で冗談交じりだが、温かい言葉。 防災センターの職員は、多かれ少なかれ救助の、善意の心を持ってる。 だから、この職場で働いている。 「まあ、お前が案内から説明、補助……後片付けもしろよ。俺は知らん。昼飯でも食ってくるわ」 ……善意の心を、持っているはずだ。 * * * 『くんっれん! ① 地震訓練』(ぐーらぐーらさんから かぞくをまもるよ!) 「やっぱ、跳ねるの遅いなー……こんなんで大丈夫か?」 ゆっくりにとってはえんっえん! と続く廊下を一緒に歩いていく。 小一時間あると言っても、あまりゆっくりはできない。 ゆっくりの移動速度なんて知れたもので、訓練の決まりを教える時間もどれくらかかるか未知数だ。 終わった後の掃除・点検もあるし、何より勤務再開までにご飯を食べたい。 この移動中の時間ももったいないので(ただでさえ休憩時間削ってんだこっちは) 訓練を受ける為の提出用紙に、ペンを走らせる。 僅かな時間とはいえ施設の設備を利用するので、 この必要事項を記入する行程は、決しておろそかにできない。 名前は__れいむ・まりさでいいや。 ……思いっきり大切なものを省略しとる気がするが、気にしない。 休憩じか__もとい訓練とはいえ避難は時間との戦いなのである。 地震訓練 (今からやるし、これの為に来たようなもんだからな。○で) 火災(煙)訓練 (○だな。公園に住んでるらしいし、避難の仕方くらいは覚えて欲しいし) 暴風雨体験 (やってやりたいが無理。台風なんて、ゆっくり用雨具が開発されん限りゆっくりには対策しようがない) 津波体験 (スクリーンで津波の凄さを見るだけだから、やってもいいかな。○) 消火訓練 (無理です。除外) 救急訓練 (ゆっくりのできる応急処置って、ぺーろぺーろくらいだっけ? 無理だ) 防災CGシアター (無理。30分も時間がとれない。そもそも人が観る為に作られたもので、ゆっくりの防災意識が高まるか分からん) 利用者の分類は少し考えて、家族に○を付けた。 家族として来ているわけだし、 わざわざ その他( ゆっくり )なんて書かなくていいだろう。 ……いいよね? 「こんなところか」 ゆっくりの家族に聞こえないように呟くと、歩みを止めて振り返る。 緊張しているのは親ゆっくり。子ども達は見るもの全てが新鮮なようで、目がきらっきらっと輝いている。 「……さあ、地震訓練コーナー着いたよ。すぐに始められるかな?」 「「ゆっくりおねがいします!」」 「「「ゆっきゅりおねがいちましゅ!」」」 防災訓練を受けられると知った時の子ゆっくり達の喜びようと、 母れいむと父まりさの感謝の言葉はともかく、こっちには大した見返りはない。 __じゃあ、いっちょやりますかね。 不思議とやる気になっているのは、これも仕事だと考えてしまう自分の性質(たち)からだろう多分。 「さて、これから地震訓れ……ええと、ぐーらぐーらさんが来たら隠れる訓っ練をするよ! じぶ……お兄さんの言う事が、ゆっくり聞けるかな?」 「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」」 ゆっくりが好みそうな口調と、ゆっくりの理解度を聞き取りながら説明を続ける。 保育園や小学校から訓練に来る子ども達、その言葉掛けの応用なので、さほど苦は無い。 『地震訓練 地震体験コーナー』 ぐーらぐーらさんは、とってもゆっくりできないよ! ぐーらぐーらしたら、すぐにゆっくりプレイスにかくれてね! ゆっくりできるようになるまで、ぜったいに でちゃだめだよ! ゆっくりは、簡単な事でも複数は覚えられないらしい。 加えて、時間が過ぎればうんうんと共に排出されてしまうという。 なので最低限度の3つだけ繰り返し復唱させて、一時的にでも覚えてもらった。 ゆっくりの性質上、知識よりも体験してもらうのが手っ取り早そうなのは幸いだ。 記憶餡に刻まれるかどうかは、この家族次第ってとこかな。 「それじゃあ、訓っ練を始めるよ! ゆっくりできないかもしれないけど、 ぐーらぐーらしたら落ち着いてゆっくりプレイスに隠れてね!」 「「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」」 地震体験では、揺れを体感できる地震体感装置を使う。 机、椅子、棚、冷蔵庫、窓、台所、ドアなど、家庭の食卓を模して作ってあり、 その下で疑似的に揺れを生じさせる装置がある。 今回、このゆっくり達は公園に普段住んでいるというので、 それに近い環境を作るため、わざわざ机と椅子は取り外してある。 代わりに食卓の中央には簡易的なゆっくりハウスとして、段ボールをおいた。 この段ボール(自販機の缶ジュース用、大きくて強度のある奴)はゆっくりにとって相当よい物らしく、 セッティング中、親ゆっくりにはずっと羨っ望! の眼差しとやらで見られていた。 ……正直、だいぶ疲れた。 力なく、地震を操作するパネルに触れてマイクに向き合って声を出す。 『あー、あー……よし、それじゃあ、ぐーらぐーらさせるよ? ぐーらぐーらが収まったら、出てきてね。その後でまたぐーらぐーらさせるから』 「「ゆっくりりかいしたよ!」」 てんっじょうからお兄さんの声がするよ! などの声が無いのは幸いだった。 親ゆっくりは極度に緊張しているし、子ゆっくりは物珍しい家の家具などに意識を集中していたらしい。 「かぞくは まりさがぜったいっ! まもるよ!」 「「「おとーしゃん!」」」 「まりさぁ……!」 ゆわああ! とあがる歓声。微笑ましい光景とは思うが、 今は休憩時間を家具や段ボール設置に費やしたがっかりー感の方が強い。 『震度……ええと、それなりー』 ゆっくりには震度1とか2とか分からないし、3以上はたくっさん! で数えられないんだ確か。 感覚的に伝わればいいや。 「……ゆっ! みんな! ゆっくりぷれいすにかくれるよ!」 「おちびちゃんたち! ゆっくりしないでかくれてね!」 微弱な振動でも鋭く反応する親ゆっくり達。 自分の体で押すようにして、子どもを段ボールに誘導する動きはなかなか迅速でいいじゃないか。 油断なく身構えている親ゆっくりに、子ゆっくりもごっきゅりと砂糖水をのむ。 ほどなくして、それなりの揺れはさらに小さくなり、完全に収まった。 「ゆっ……? もうおしみゃい……なのじぇ……?」 「……きょれがぎゅーらぎゅーらしゃん?」 「このちぇいどにゃの? ばきゃにゃの?」 子ども達はあまりの呆気なさに不思議そうな顔をしたり、小馬鹿にしたりしている。 「れいむ? ぐーらぐーらさんって……」 「ゆ、ゆぅ……おかしいよ? あのときは もっともっとぐーらぐーらしてたのに……」 親ゆっくり達も困惑している。 まりさは家族を絶対に守るよっ! と宣言した手前、少し恥ずかしそうに帽子を眼深にかぶってしまい、 れいむは自分をちらっちらっと不安そうに見てきた。 「あの…… おにいさん?」 『今のはそれなりー、のぐーらぐーらさんだよ。まだまだこれから強くするから。油断しないようにね』 「ゆ、ゆうっ! ゆっくりりかいしたよ!」 「「「ゆっきゅり りきゃい しちゃよ!」」」 父まりさが再び気を引き締め直したので、子ども達も声を揃える。 しかし訓練前の返事とは違い、多少の楽観が混じっているように聞こえた。 『震度……んんと、ゆっくりー』 先ほどより強い揺れ。 とは言え、天井から吊り下げた電灯模型の吊り紐がゆっくりと揺れる程度だ。 「……ゆうっ! ぐーらぐーらさんだよ!」 「れいむといっしょに ゆっくりぷれいすにかくれてね!」 再度声を掛ける親ゆっくりに応じて、さっきよりも悠長に子ゆっくりも動く。 そう言えば、最近じゃゆっくり用の防災ヘルメットもあるらしい。 まりさつむりの殻程度の固さで、まりさの帽子並みの軽さを実現化したとかなんとか…… 防災センターにはゆっくり用の備えがないし今回使うつもりもなかったけど、 ゆっくりがヘルメットをかぶる姿は、なんかシュールだよなあ…… なんて考えている間に吊り紐の振れ幅が緩慢になっていき、やがて微動だにしなくなった。 一番初めに動き出したのは子ゆっくり達で、勝ち誇ったようにとび跳ねて出て来る。 「まりちゃは きょのちぇいどの ぎゅーらぎゅーらで、びきゅとも しにゃいのじぇ!」 「ゆぷぷっ……きょれじゃ、ゆーらゆーらしゃんだにぇ! ゆっくち!」 あら、増長しだした? ……ゆっくりの悪い癖の1つだよなあ。 ひとくくりにして悪いけども。 「あそばないの! これはくんっれんっ! なんだよ!」 「しんっけんっ! にやらないおちびちゃんは、ゆっくりできないよ!」 父まりさのゆっくりできないよ! の言葉も効果的には響いていない。 実際、大した揺れとも言い難い震度だし、子ども達が真剣に取り組まないのも仕方が無い。 子ゆっくりはぽっぺを『ぷくー』と張らせて不満を表している。 「れいみゅたち、ゆっくちしちぇるよ!?」 「おとーしゃもおかーしゃも、なんだきゃ ゆっくちしてにゃいのじぇ……」 「きょれは きゅんっれんっ! にゃんだよ!(キリッ)」 うーん。 状況が状況なら、父まりさの表情を読んでしーしーをもらしそうなくらい萎縮してもおかしくないんだが。 父の威厳を損なっちゃあいかんな。 それは家庭にとって無ければ崩れる『支え』だ。日常においても、非日常においても。 子どもの頃の父親を鑑みるに、どうもそう思ってしまう。 そしてパネルを操作する指も、不思議とそこに行きついてしまう。 『震度……ゆんやあ、で』 「……ゆ゙っ……?」 ゆっくり家族全員の動きが止まる。自分以外の力で、大きく左右に揺さぶられている為だ。 補強していない窓ガラスが割れたり、ブロック塀が落ちてきたり、道路や地面にヒビが入る事もある程度の揺れ。 「な゙に゙ ぎょ゙れ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙!?」 「ゆ゙ん゙や゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙! おどゔしゃんん゙!」 「れ゙ー゙み゙ゅ゙ ぎょ゙わ゙い゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙!」 子ゆっくり達の阿鼻叫喚。 さっきまでのドヤ顔が、もう顔全体の泣きっ面だ。 「おちびちゃんたち、お お お おちついてね!?」 「ゆ ゆ ゆ ゆっくりひなん! するよ!」 あまりの振動に、まりさもれいむも動揺してる。 おちび達もそれを聞いているのかいないのか、一目散にゆっくりプレイスへ跳ねようとしているが、 揺れによる慣性が働いていて、跳ねると全く見当違いの方向へ跳んでいってしまう。 ダンボール箱はガムテープで底部を固定しているため動く事はないが、ゆっくり達は別だ。 うまくゆっくりプレイスまで跳ねる事ができないことで、さらなるパニックに陥る子ゆっくり達。 「お゙ゔぢしゃんん゙!? どぼじでにげるのぉぉぉぉぉぉ!?」 「ぎゅーら゙ぎゅーら゙で ゆ゙っ゙ぐぢでぎな゙い゙ぃ゙ぃ゙!」 「い゙ぢわ゙る゙じな゙い゙で びな゙ん゙ ざぜでぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙!」 ゆっくり家族、大混乱の様である。 まあ頑張った方だけど、これがゆっくりの限界かな。 __そう思ってパネルを操作しようとして、父まりさの声が響いた。 「おちびちゃんたち! おとうさんのおくちにつかまってね!」 「おかあさんについてきてね! すぐでいいよ!」 おお。 振動に影響されにくい、ずーりずーりで這いながら、子ども達を捕まえて避難させてる。 いいねいいね。 ゆっくりの基準で言えば、模範的なレベルなんじゃないか? ゆっくりの避難基準なんて誰も決めてないけど。 「も゙ゔや゙だぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!」 「お゙ゔぢがえ゙る゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙!」 揺れが収まったあとも、ゆっくりプレイスの隅っこで がーたがーたと震える子ども達。 ぺーろぺーろで落ち付かせようとする母れいむも、いつまた揺れるか外を警戒する父まりさも、 ともにここ数日間で固まりつつあった、ゲスでタチの悪いゆっくりの印象とは違って見えた。 とは言え、本当に追い詰められなければ人の本性はさらけ出されないもの。 その辺はゆっくりも同じなんだろうか? 『では震度……ゆぎゃあ! で』 「……ゅ……! ゆひっ……!?」 この揺れは訓練だから、まずゆっくりと落ちついて欲しい。 この訓練を終えたとき、君たち家族は、きっと言葉では言い表せない 「教訓」みたいなものを皮で感じてくれると思う。 殺伐とした災害の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。心からそう願っている。 じゃあ、避難を始めて欲しい。 きっとその段ボールからは、自分の意思とは関係なく跳び出すことになるだろうから。 「「「「「「ゆぎゃあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!?」」」」」 感情を激しくゆり動かしながらの訓練は、どんな知識や訓練よりも強烈に餡子へ刻まれる。 この場合、体ごとゆり動いてはいるのは置いておこうか。 「ぎょ゙わ゙い゙い゙ぃ゙ぃ゙! ゆびゃ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!」 「ぼゔや゙べで゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙!」 「おしょらをっ! とん゙で゙り゙ゅ゙ゔゔぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙!?」 ピンボールのように弾かれて部屋から部屋へ転がる子ども達を、まりさもれいむも転がりながら捕まえて、必死でゆっくりプレイスに押し込む。 それからまた弾かれて跳び出ようとするので、まりさもれいむも必死で『ぷくぅー』をして、入り口を塞ごうとする。 どうやら、大きめの段ボールが災いしてしまったようだ。 ちょ、おま! 子ゆっくり達がしーしー漏らしてる。……掃除のことは考えてなかったな。 しーしーは砂糖水と変わらんから片付けは簡単だけど、 うんうんはカーペットに擦り付けらると不味いな(掃除が) そろそろ止めようか、と思った時、 子ゆの中で一回り大きい姉れいむが親の隙間からむりっむりっ! と顔を出し、自分で勝手に跳び出した。 「ゆぷぷっ! おにーしゃんのいるとこりょは ぎゅーらぎゅーら してないよ! てんっさいっ! のれいみゅは ゆっくちしないでにげりゅよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 あ。 測ったかのようなタイミングで、タンスの上に乗せてあった硬スポンジの箱が揺れて落ちてくる。 落下地点は、こちらに向かおうと凄い形相でずーりずーりしてくる姉れいむの頭上にぴたりと一致した。 「ゆ゙びゅ゙……!」 箱の角の形そのままに、姉れいむは潰……いや変形した。 無論硬いスポンジ箱は、ケガのないように申し訳程度の重さになっていて、 保育園の年少さん(3歳児)が当たっても泣きもしなかったくらいなのだが。 『ええー……』 思わずドン引きの声が出てしまった。 ゆっくりって、こんなに弱いのか。これじゃ災害時、逃げまどう人に蹴られたら瀕死レベルじゃないか。 人間の縮図でいうなら、パニックになった人がたどり着く末路と言った感じだ。 それで人より先んじて助かるケースもあるけど、 やっぱり災害時のマニュアルは、落ち着く事と命を最優先にしてるだけあるや。 「「だれか、おちびちゃんをたすけてぇぇぇぇ!」」 弾かれたようにオレンジジュースを買いに自動販売機に走る、若き防災センター指導員。 只今休憩時間中である。 潰れた姉れいむは多少餡子を吐いた程度なので、オレンジジュースを掛ければすぐに回復した。 母れいむも、どこぞのゲスと違い状況を把握していたのか、自分への非難は出ず、 とびだしたらあぶないよ! ぐーらぐーらさんが とまるまで ゆっくりまってね! と声をかけていたので、地震体験訓練はこれにて終了。 あとは自分の上がった息を整えるだけである。 * * * 姉れいむにオレンジジュースを与えていたので、時間は大分かかった。 親ゆっくりには額に跡が付くくらい、土下座スタイルで感謝されたので良しとしよう。 ……そう思わないとやってられん。 『くんっれん! ② 火災訓練』(めーらめーらさんから かぞくをまもるよ!) 「さて、これからめーらめーらさんや、もーくもーくさんから逃げるための訓っ練をするよ! お兄さんの言う事が、ゆっくり聞けるかな?」 「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」」 『火災訓練 煙体験コーナー』 めーらめーらさん、もーくもーくさんはとってもゆっくりできないよ! もーくもーくさんで一杯になって、よく視えない体験室から避難してね! 白くぴーかぴーかしてるライトさんのある所を通れば、ゴールにつくよ! 「それじゃあ、訓っ練を始めるよ! ゆっくりできないかもしれないけど、落ち着いて出口さんを探してね! 「「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」」 ドアを開けて、ゆっくり達に入るよう招いた。 意を決したように先頭に立った父まりさはともかく、 おちびちゃん達__特に一番小さい妹れいむは、好奇心の方が勝っているようだ。 大丈夫かな。というか、さっきの事故が教訓になっているのか心配になって来た。 「ゆっ! おちびちゃんたち! おとーさんから はなれちゃだめだよ!」 「おかーさんたちに、ゆっくりしないでついてきてね!」 制御室のモニターを見る限り、先頭に父まりさ、次いで母れいむが勢いよく跳ねている。 真剣な面持ちから察するに全速力なんだろう。……まあ、カタツムリの80倍は速いんじゃないかな。 「……おとーしゃ、ゆっくちまってにぇ!」 「れーみゅはにんげんしゃんのおうち、たんっけん! しゅるよ!」 「まりちゃは かぜしゃんになって きゃけぬきぇるのじぇ!」 子ゆっくり達は好奇心旺盛だ。その辺も子どもと変わんないな。 本当は、まりさが先頭なられいむは最後尾の方がいいんだけど、隊列も教えれば良かったかな? 「まりさ! おちびちゃんたちは だれもおくれてないよ! つぎは__」 「つぎはここをまがるよ! ゆっくりきけたかな?」 「「「ゆっきゅり りかい しちゃよ!」」」 若干の不安要素を残しつつも、ゆっくり一家はぴょんぴょんと歩みを続けていく。 誘導灯さえ見ていれば、多少曲がり角はあっても一本道のようなもんだしね。 「れーみゅ、まっきゅらで きょわいよぉ……」 「ぴーかぴーか があるから、きょわくないのじぇ!」 公園での避難という想定にしたから、ドアもさっき全て開けておいたし、 煙も午前中に焚いたままのが僅かに残っている程度なので、ゴールまで進行を遮るものはない。 おちびちゃんはともかく、親は真剣そのものだ。 実際の災害を想定するという、思い込みの力でも働いているのだろうか。 やっぱり、多少ゆっくりへの認識を改めてもいいかもしれない。 「「「ゆわ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!?」」」 「もーくもーくさんがきたよ! ゆっくりしないでにげるよ!」 「で、でもゴールさんはあっちだよ!?」 んん? 煙が進行方向から漂ってきてるな。 「新しい煙は出してないのにな……あ!」 誘導灯から外れた道に、行き止まりの部屋がある。 扉を閉め切っていて中に残っていた煙が、扉の開放で避難ルートまで移って来たらしい。 「まあ、ゆっくりの背丈じゃ、天井近くの煙なんて吸い込みようが……」 「れ゙ー゙み゙ゅ゙ げむ゙い゙よ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙! ゆげっ……ゆ゙え゙っ……」 「げほっ! ゆ゙ぼぉ゙! ごれ゙ どくの゙げむ゙り゙い゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙!?」 「ぐる゙じい゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙! ゆ゙っぐぢ でぎに゙ゃい゙の゙じぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙!?」 そんなこたあ無かった。 激しく咳をし出す妹れいむ。 それが他の子ゆっくりにも次々に伝わっていく。 この煙は(と言っても単なる発煙剤だが)、視界を阻害するだけで 人間、動物ともに無害のはずなんだけど…… ゆっくり特有の思い込みが、煙は『ゆっくりできないもの』だと認識してしまっているようだ。 あの背格好、速度はともかく煙からの避難にはすごく向いてるのに。 「おちびちゃんたぢぃ゙!? ゆ゙っぐり゙じでえ゙ぇ゙ぇ゙! ぺーろ! ぺーろ……!」 「「「ぺーりょぺーりょ じでる゙ばあ゙いかぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!?」」」 災害時の混乱や情報錯綜の伝播を見ているようで、胸が痛む。 思い込みが混乱を生み、混乱が恐慌に変わる。 意思の疎通ができる以上、非常事態な時ほど安易な『納得』が欲しいものだ。 人間も、実際の災害では似たようなケースが往々にして有る。 情報が伝わるうちに、悪意が混じったり、事実でない噂が広がったり…… 「みんな! ゆっくりきいてね!」 父まりさの声がモニター越しにはっきりと届く。 「ばりざぁ……」 「「「ゆ゙っ゙ぐぢ じでる゙ばあ゙い……!」」」 「おとーさんのいうことが、ゆっくりきけるかな?」 その声は煙が周囲を取り巻いてもなお、ゆっくりしていた。 正確に言えば、語調も強くゆっくりしているとは言えないが、慌てふためいた声ではなかった。 「ここからひなんっ! するよ! れいむは ぴーかぴーかさんをみて さきにすすんでね! まりさは おちびちゃんたちを おぼうしさんと おくちさんのなかにいれて はこぶよ!」 ゆっくりりかいしたよ! の言葉を待たず、まりさは帽子を取って子まりさを見て招いている。 子まりさも咳き込みながら、お父さんの頭に乗り、子れいむたちも進んで口の中に入る。 普段、何度か訓練をしているらしく、ぎこちはないものの全員淀みなく指示に従っていた。 「おお……」 れいむの先導で動く家族をみて、思わず声が漏れた。 訓練を受けるに当たって、前もって練習をしてくれていたことへの感嘆と、 1つの声が始まりとなり、混乱や恐慌を招くのと同じように、 団結や安心を呼び込むのもまた、1つの声が始まりとなり得ることの再確認。 人間の縮図を見ているようで実際は似て非なるものだが、 それの程度が下だとも、言う気はなかった。 ……拍手を贈ってあげたいが、その前にゴールまでゆっくり達の評価をしてやらないとな。 子ゆっくり達を口の中に入れようとするのは、ゆっくりが自分の子どもを危険から守る時の、本能的行動だったな多分。 帽子に入れるのは……口じゃ3匹分のスペースが確保できないからだろうか? まりさ種特有の行動までは詳しくないが、 煙を吸わせない 自分の体を盾にできる そのまま子どもと逃げることができる。 ……といった効果が見込めるので、ゆっくりだからこそ培われた本能行動に違いない。 「おお、速い速い!」 先頭で跳ねるれいむもだが、後に続くまりさもほぼ同じ速度だ。 子ゆっくり達を運んでいなかったら、まりさ種は人間のほふく前進並みに速いんじゃないのか? __火事場の馬鹿力ならぬ、火事場のゆがぁ力! ってところか。 これがすぐに疲れないで持続できるなら、避難に関しては及第点だ。 逃げる際に困難があった場合、子どもを置いていく、 口に含んでいても吐き出す、その他もろもろの予想は全て外れてくれた。 まりさとれいむはゴールに着いた勢いで派手に転がりこみ、待機していた自分の足にぶち当たる。 横たわって息を吐いているまりさの口と帽子のスキマから、子ども達が出てきた。 親ゆっくりの口の中や帽子の中は、子ども達にはとてもゆっくりできるものらしい。 そう聞いていた通り、煙の影響はすっかり消えて上機嫌そうな顔ぶれだ。 __眉毛をキリッとしてるのはさすがにどうなんだろう……? まあいいか。 「よく出来ました! じぶ……お兄さんは嬉しいよ! さて、これで火災訓れ…… ……もーくもーくさんから逃げるための訓っ練はおしまいです! ゆっくりお疲れさま!」 拍手を贈ってあげたいが、その前に…… 「ゆはぁ……ゆはぁ……ゆっくり……ありがとう……ございました」 「ゆぜぇ……ゆぜぇ……つぎの……くんっれんさんを……おねがいします」 自販機でオレンジジュースを買ってこないと。ヤバい。超ヤバい。 主に親ゆっくりの体力回復と、自分の休憩時間を確保するという意味で。 そうして休憩時間を削りながら新米の防災センター指導員は走る。 その真剣さ、機敏さ、ひた向きさはまさに防災センターの象徴のようである。 親ゆっくりには額の皮が剥げ落ちるくらい、土下座スタイルで感謝された。 まりさの帽子が廊下に押しつけられて歪みまくっているが、大丈夫なんだろうか。 * * * 『くんっれん! ③ 津波訓練』(『ざーぶざーぶさんから かぞくをまもるよ!』) 自分は防災センター受付近くのテーブルで、頭を抱えていた。 信じて津波訓練させたゆっくり家族が最新の防災センターの津波映像にドショックを受けて 子れいむ姉妹が『アへ顔ダブルしーしー状態』から現実へ戻ってこないなんて…… いや、正確に言うならば、さきほど回復はしたのだ。 ほとばしるしーしーで干からびつつあった子れいむ姉妹に慌てる場面もあったが、 オレンジジュースを浴びせ&飲ませ続けて、ようやく正気を取り戻すことに成功はした。 強い思い込みを解くのにも、オレンジジュースは有効なのかもしれない。 親ゆっくりにはお腹(?)が変形するくらい、土下座スタイルで感謝された。 そんなに折り曲げてめり込ませて、中身とか大丈夫なんだろうか…… 「終わった……」 防災訓練が、とか、休憩時間が、とかというレベルじゃない。 自分の防災センター指導員としての人生が終わった。 「もう午後の勤務時間だよ……大学サークルの団体さんとか、小学校の団体さんとか来ちゃうよ……!」 自分と同僚の午後始めの仕事は、団体さんの指導と案内だ。 それは全然問題ない。あと5分10分かそこらで子ども達を乗せたバスは到着するだろうが、 ご飯抜きでも休憩なしでも頑張ってやれないことはない。 問題は__ 「後片付け……全然できてないよ……!」 津波訓練後、ひたすらに子れいむ姉妹回復のための救助活動に奔走していたため、すでに休憩時間は終わり、 各訓練箇所には担当の指導員が戻り、準備をしている時間だ。 いまさら、 『あ、汚れててすみませんねぇ。実はゆっくりに防災訓練をさせてまして。片付け出来てませんでしたぁ』 では済まされない。 良くて始末書&減俸・評価の大幅ダウン。悪くて転属勤務or退職。 どちらにしても。 「終わった……我が生涯に一っ片の悔い無しっ! な俺の綺麗で輝かしい防災センター指導員経歴が……」 途方に暮れている自分よそに、ゆっくり家族は受付の子に防災訓練の完了を表彰され、 手作りのピンバッジをリボンや帽子に付けて貰っている。 防災センターにある既製のバッジでは大きくて重いと思ったのだろう。 厚紙を丸く切り、色鉛筆と色ペンで『ぼうっさいくんっれん! は ゆっくりできるよ!』と書かれている。 よくよく見れば、小さくまりさやれいむの集まった家族の絵まで描いてあるじゃないか。 受付の子がわざわざ休憩時間を割いてまで、作っていたようだ。 防災センターきっての癒しである、受付の子。惚れてまうやろ……。 あかん……その優しさが今は五臓六腑にしみわたるでぇ……。 俺もひとつ欲しいくらいだ。あの絵とロゴ、コピーとかとってないのかな。 あんなに嬉しそうなゆっくりの顔なんて、初めて見た。 こういう風に表彰されて、周りから称賛されるのも記憶餡(?)に残るのなら、 飼いゆ・野良ゆ関係なく、頑張りや能力に応じて色を変えたバッジを貰える制度、なんてのもいいんじゃないか? 審査とか、試験の練習とかが大変そうかな。ゆっくりに理解させるのも一苦労か。 バッジ制作、審査のマニュアル作り、宣伝、維持費……ゆっくり専用の法人か団体を作るレベルだなこりゃ。 ゆっくり募金なんてのもないし、無償じゃできないから、野良のゆっくりには何か対価としてさせる仕事とかあればな。 いや、でもなにをさせればいいんだろ野良っていったって全部がこんな善良なゆっくりじゃないし前途多難だ。 でもこんなに他を思いやれる個体が、そこらのゲスと同じような扱いや境遇って個人的に納得がいかないってゆうかあんましいい気がしないしそれに__ ……ドヤ顔でないゆっくりは、人間の子どもと変わらないんだよなあ。 顔じゅうにうれしくってたまらない喜びがあふれ、それに次いで誇らしさ。 保育園とか小学校の運動会、かけっこで頑張ったあと初めて貰った金メダル、って感じの顔だなありゃ。 ってそれは子どもの時の自分の記憶か。 よし☆ 現実逃避終了☆☆ ひとまずそれぞれ配置に着いている指導員にありのまま報告して、 団体さんが来るまで掃除を手伝って、施設長への報告は団体さんが訓練終わってからにしよう。そうしよう。 帰るゆっくり家族に一声掛けたかったが、受付の子が送ってくれている。 文句は言わせんぞ。防災センターの誇る(個人的には)世界一の見送りサービスじゃあ! その風景を横目に、華麗に火災訓練施設へダッシュ。 我ながらいい動き。感動的だな。 だが、目の前に休憩帰りの同僚が突っ立っていたので、一歩目から頓挫した。 「うぇ、ちょ、おまっ」 「片付けだろ? 休憩がてら、やっといたぜ」 「え……? え?」 「いいから落ちつけ、な? 団体来る前に、これでも食っとけ」 胸に押しつけられたのは、お茶のペットボトルと赤飯おにぎり。 不満とか不平とか懇願とか困惑とか、いろいろ言いたかったことが宙ぶらりんになる。 「ど、どどどどう……」 「童貞ちゃうわ? いやいやどうしてかって? いいからお前はおにぎり(赤飯)食べろ、な?」 「……どうなってんの?」 「だからもうすぐ団体が来るだろ。さっさと食べちまえ。いつもの通り、説明は任せるわ。子どもは苦手だよ」 片付けはしておいたから。という同僚の言葉の解説を、 おにぎりをむぐむぐ食べながら一方的に喋らせたった。 この処世術にやたら長けた同僚は、各施設の片付けと事前準備を完っ璧にこなし、 施設長に報告(密告)しないと思われる指導員には事のあらましを伝え、 『いやあ組んでる同僚の見落としを、さり気なくケアするのも仕事っスから』的なセリフを言い残して来たらしい。 (マジで如才ねえな) 「もう団体さん来るぞ。早く食べろハリーハリー。小学校は2クラス、大学のサークルが中規模。 ……俺は大学サークルの方々をエスコートして差し上げるから。ガキは頼む」 __まあ、適材適所なんだが、隙があれば女性を口説くのはいただけない。 この同僚。ほとんどは気分良く訓練を受けられるようにって観点での軽口だが、 たまに真剣のときがあるからな……(なんで上司や施設長にバレねえんだ) 「まあ、いつもの通り。子どもは任せとけ」 「おう」 オーケイオーケイ。いいですとも。 乳幼児を抜かした、3歳児から中二病の子まで? なんなら防災の紙芝居付きでやっちゃうよ!? 「防災訓練でお前が右往左往してたのを見てたが……大丈夫かな あの家族は」 「なにが?」 「いや、なにがってのも無いんだが……」 いつもより歯切れの悪いこいつは、いつもよりテンションも低い。 あの饅頭ども~とか言ってる方がまだ普段の同僚らしい。 赤飯うめぇ。 「んん? どした?」 「あの饅頭ども……なにかあった時、うまくやっていくと思うか?」 「……」 「黙るなよ……」 「そうは思わない。けど、うまくやっていくと思いたい」 「……なんだそりゃ」 同僚の困惑も最もだが、少しだけ待ってほしい。 受付の子が、ゆっくりを見送って受付の持ち場にいま戻ったんだが、 通り過ぎる時、自分達に話し掛けようとしてくれなかっただろうか? そして今もちらちらとこっちを見ている、ような…… 受付の子、コンビニによくある缶コ―ヒーとサンドイッチ的なものを持ってた、ような……? 「なん……だと…………?」 あの子は休憩時間中、昼食はとっただろうし…… というか、あの子はいつも手作りのお弁当だったはずだ…… わざわざコンビニで買ったってことはつまり…… 「フラグ折れた?」 「なに言ってんだお前?」 そしておにぎりを食べ終わった時、受付の子と目が合った。 しょんぼりー、と声に出したように受付の子の表情が沈んだ。 あんな顔もするんだー。かわいいなー。 いつも誰にでも微笑んだ顔を向けてる印象が強いから尚更そう感じた。 いつかは、幸せいっぱいの笑顔を拝みたいもんだ。 「フラグ折られた? お前のおにぎり如きに?」 「さっきからなに言ってんだお前は」 今日は勤務終わったら、こいつの奢りで何か食いに行こう。無性にそう思う。 いや、逆にあの子と食事できるチャンスなり! 今回降ってわいたような事を 話題に、楽しく食事できれば……! いやいや、いきなり二人でなんて迷惑か。 今日は3人で共通の話題『ゆっくりと防災訓練』があったんだ。やはりこの3人で行くのが筋だろう。 「サンドイッチとコーヒーのタイミングを逃した事は……末代まで呪うがな」 「おーい。……茶化すなよ」 「茶じゃねえよ! コーヒーだよ! 俺が世界一飲みたい缶コーヒーだよっ!」 そう言いながら、先ほどのゆっくり家族のことを考えていた。 おどけている同僚も、がっくりしている受付の子も、自分と同じようなことを考えてるんだろう。 『なにかあった時、都合良く助かるとは思わない。けれど助かってほしい』 例えば防災の知識をもったものが避難しようとして、その行動で助かるのは、1人いればいい方だ。 だから上手くいかない場合が多い。確率的には。 そして不幸なことに、ゆっくりしてるときも、ゆっくりしてないときも。 大半の人は、ゆっくりにやさしくない。 日常であれば、歩行者・自転車から車に潰されたり。それが故意でも不慮でもゆっくりには抵抗しようがない。 非日常であれば、さらに危険の度合いは跳ねあがる。 防災や、救助に関わる人は、知識や技術の他に伝えられるものがある。 ニュースや新聞記事では、人々の目に入ってこないものもある。 災害で亡くなった人の人数は数字で出ていても、死体が映像や写真には出てこないように。 災害後に起きた周辺犯罪なども隠ぺいされる傾向があるし、 優先されて報道されるのは、復興や希望を印象付けるエピソードだ。 それは、その方が良い影響を巷に与えるからに過ぎない。 大規模な災害がある時、その付近のゆっくりは激減する。 災害から逃れられなかったとか、ゆっくりできない雰囲気によりストレスで死んでしまうなどと一般には伝えられている。 実際は違う。 共に逃げる人に踏みつぶされ、助けを願っても無視され、 避難民の非常食となり、荒んだ人間にはストレス発散のはけ口となる。 もちろん、その記事も間違いではないが、全てでもない。 伝えずにどうなる事でもないし、知って何かが変わるかと言えば、何も変わらないだろう。 事実は隠され、数字や差し障りのない記事になって伝わっていく。 そこでは人間もゆっくりも扱いは変わらない。 「……まあ、何かがあった時、少しでも覚えた事が足しになりゃあいいよな?」 「ここは災害を知るところで、教える所だしね」 外で車のブレーキ音が響いた。 この職場でたまに聞く大型送迎バスの音なので、どうやら同僚より自分の出番の方が先だったらしい。 午後の仕事も頑張ろう。頑張って、防災の意識と知識を少しでも多く伝えよう。 それが防災センターの職員の仕事で、多かれ少なかれ救助の、善意の心を持っている人にしかできない仕事で。 だから、この職場で働いているのだ。 (終わり) ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。 地震や津波さんは本当にゆっくりできないよ…… 防災訓練や非常用袋など、備えがあればゆっくりできますよー 防災体験をしたゆっくり家族がその後どうなった、ですか? 2回くらいささっと冒頭と文末を流し読むと何となくイメージ出来るかもしません。 最後に手短ではありますが、 作品の良かった所、悪かった所を過去作・今作で伝えてくださった方、ありがとうございました。 自分にとって、どのような言葉でも励みにして、ちょこちょこと作品を手掛けていきたいと思っています。 まず読んでもらう事。次に批評をしてもらえること、 そしてなにより作品に関していくつか考察して頂けたこと。 作り手にとって、「ああ、本当によく読んでもらえているんだなあ」 としあわせー、な気持ちにさせて頂けて、感謝しています。 この作品を読んでくださって、ありがとうございました。 今まで書いたもの anko3868~3872 しあわせ家族とお姉さん1~5 anko3989 ゆ゙んや゙ぁの鐘 anko4292 ぽっぷこーんさんをつくるよっ!