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昔なつかしゆっくりれいむ02 12KB 昔なつかしゆっくりれいむ 02 作:YT 月曜日。ゆっくりがもそもそと起きて来て、朝日に向かって元気に叫んだ。 「ゆっくりしていってね!!!」 それを見ていると何かむらむらしてきて、洗濯物を入れるバケツを持って来てゆっくりを放り込んだ。 ぼすっ。 「ゆゆっ? 出られないよ? ここはどこ?」 丸い体がすっぽりはまって、動くに動けないゆっくり。 真上から見ると、赤い髪飾りが左右に回転して面白い。 ぐるぐるぐる。ぐるぐるぐる。 けれどもぐらぐらやっているうちにバケツごとごろんと転がって、今度は頭にかぶっちゃった。 「なにするの! れいむおこるよ! やっつけるからね?」 叫んで激しくぴょんぴょんと跳ねる。けれどもそれぐらいじゃバケツは外れない。 そのうちれいむは動き出したけど、のそのそ走っては壁にぶつかり、跳ね返ってはクッションに埋まっちゃった。 のそのそのそ……ゴンッ! ふらふらふら……ドサッ! よろよろよろ……バサバサッ! 最後のは本棚にぶつかって振ってきた本に埋まった音だ。 にっちもさっちも行かなくなったれいむは、とうとう泣き出した。 「ゆああああ、ぜんぜんうごけないよ! れいむもうおこったよ! ほんとうにゆるさないからね! やっつけてやるよ!」 ドサドサ、バサッ、ばたんばたん! 暴れまくったけれど、本をどけることは出来なかった。 そのうちに動きが止まって、変な声が漏れてきた。 「ゆううぅぅぅ……ゆううぇぇぇぇぇぇん……」 泣いちゃった。その後もれいむはずーっとめそめそ泣いていた。 三時間ぐらいしてから掘り出してみると、涙の後をつけたまんま眠り込んでいた。 火曜日。エサ皿を前にしたゆっくりが、ぱああと顔を輝かせて言う。 「ゆっくりいただきます! むーしゃ、むーしゃ……しあわせー!」 それを見てるとまたむらむらしてきて、私はエサ皿を持ち上げた。 へにょ、とゆっくりは困った顔になる。 「ゆっ? ごはんが消えたよ? どこー! れいむのごはんどこー!」 あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。 頼りない泣きそうな顔で、ごはんを探し回る。 少したってから床に下ろしてやると、遠くからそれを見つけた。 「ゆっ! れいむのごはん! もうにがさないよ!」 ぴょん、ぴょん、ぴょんっ! 元気に勢いよく飛んできたので、目の前で持ち上げた。 スーッ。 「ゆあああ! ごはん! れいむのごーはーんー!」 あっという間に泣き顔になって、必死に飛びつこうとする。 ぴょーん、ぴょーん、ぴょーん! ぼてっ。 高さが全然届かずに、ひっくり返るだけなんだけど。 「ゆううう、ゆあああ」 また泣き顔になって口を曲げたれいむは、だだをこねだした。 「れいむのごはんー! とどかないよー! ゆっくりたべたいよー!」 泣きわめきながら仰向けになって左右に転がる。 ごろんごろん、ごろんごろん。 私はそれをたっぷり見つめて、にやにやしちゃった。 それからまた、エサ皿をいったん下ろした。喜んでれいむがやってくる。 そこで電気を消して真っ暗にして、その間に取り上げた。 また電気をつけると、れいむがすごく驚いた顔になって叫んでいた。 「ゆっくり!? れいむのごはんがきえたよ! はやくでてきてね!」 出さずに焦らしていると、またまたれいむは泣いちゃった。 さんざんれいむを泣かせた後で、やっとエサを下ろしてやった。 「ひっくひっく……むーしゃむーしゃ……むーしゃ、むーしゃ!」 食べているうちに元気が出たのか、すぐにゆっくりは元の勝気な顔に戻ってた。 水曜日。妹から電動のわんこのぬいぐるみを借りて、部屋に入れた。 わんこは四本の脚を動かしてすすんでいく。 ジーコ・ジーコ・ジーコ・ジーコ……。 「ゆゆっ? ゆっくりにげるよ!」 ぴょーんぴょーん、と逃げ出すれいむ。 ジーコ・ジーコと追っかけるわんこ。 「ゆっゆっ! ゆっくり逃げるよ!」 得意になって逃げてたれいむも、十分もするともう息が切れた。 無表情のまま涙を流してへたりこんじゃう。 「ゆはっ! ゆはっ! ゆはっ! ……」 そこへじっくり近づくわんこ。 ジーコ・ジーコ・ジーコ。 「ゆゆっ? ゆっくりしていってね!!! ゆっくりこないでね!」 ゆっくりが叫んだけど、わんこが聞くわきゃない。 どんどん進んで、転がってるゆくっりのほっぺたにぶつかった。 ジーコ・ジーコ・ジーコ……ぽむっ、ジーゴ・ジーゴ・ジーゴ。 「ゆああああ! やめてね! けらないでね! けらないでね!」 ほっぺたをわんこの脚でけりけりされて、形を変えながら左右に首を振った。 ぶにぶにぶに。ぶんぶんぶん。 とっとと逃げればいいのに、わんこを避けるのに必死で逃げ出せないらしい。 それを見た私はけらけら笑っちゃった。 木曜日。 「れいむ、おいで。ブラッシングしてあげるよ」 「ゆっゆっ♪ ゆゆっ? なんだか高いよ! むこうがよくみえる!」 椅子に座って抱き上げると、見晴らしがよくなってれいむは喜んだ。 ブラッシングを始めると、気持ちいいのか、そのまますやすやと寝ちゃった。 「ゆぅ……ゆぅ……ゆぅ……」 私はれいむの髪の毛をひと房ずつ梳いてあげた。 きれいな黒髪だけど、先っちょのほうにはほこりが絡まってる。 むりもない。ずっと床の上を這い回ってるからね。モップみたいなもんだ。 取りながらほっぺをつまむ。むにむに、むにむに、とおもちの感触がする。 おもちなのに生きてるなんて……不思議だなー。 私はれいむのほっぺを両手で挟んで、正面からよーく見たみた。 眉は、ある。ピンと左右に跳ねた細いのが。 でも……なんか、人間みたいな眉毛が生えてないよ? 筆で書いてある感じだ。 「れいむ、れいむ」 「ゆっ? ゆっくりしていってね!!!」 目の醒めたれいむが、ぱちぱちと瞬きした。けど……。 目、丸くない。 黒目と白目があるけど、虹彩がない。 ベターッとした、ようかんみたいな茶色い部分になってる。 どこを見てるかわかんない……(汗 「ゆっゆっ♪ ゆっゆっゆっ♪」 楽しそうに声を漏らす口にも、唇がない。なんか白い切れ込みで、中が赤くなってるだけ。 手を入れて、開けてみた。 くわっ。 「ゆあ? やめふぇね! はなひへね!」 舌がヒラヒラ動いているけれど……のどの奥は行き止まりだ。 あれ? あれぇー……? ゆっくりって、目も眉も口も、実は目でもなければ眉でもなくて、口でもないの? 頭みたいに見えるけど、それは人間の勝手な思い込みで、実は顔でもなんでもないとか? 何それ。 ……なんか、急に気味が悪くなってきた。 「えい」 「ゆっ!?」 私はれいむを投げ出した。れいむは床におっこちる。 ぼふん。 「ゆゆっ! ゆっくりしていってね!」 声を上げたれいむは、ぴょんぴょんと窓際に行って座っていた。 金曜日。 れいむの正体がどうしても気になって、確かめることにした。 私はれいむにお酒をたくさん飲ませた。れいむは喜んで飲んだ。 「ぺーろ、ぺーろ、ごきげんー!!!」 何度もぺろぺろしては喜びの声を上げて、しまいには真っ赤になった。 そしてころんと転がって眠り込んじゃった。 「ゆぅゆぅ……ゆぅゆぅ……」 私はそんなれいむを持ち上げて、机に載せた。 まずは試しにほっぺを針で突いてみる。 ツンツンッ。 「ゆぅ……ゆぅ……」 反応なし。よし。 少しあお向け具合にして、鼻のところにマジックでバツ印を引いた。 キュッ。 鼻がないから書きやすい。 そして、それにそってカッターで十字に切った。 スッ、スッ。 「ゆぅ……ゆぅ……ゆゆ……」 ちょっと動いたけど、まだ目覚めない。お酒がよく効いてるみたい。 それからガラスの試験管を取り出して、バツ印の真ん中に押し付けた。 めりめりめりめりぃ……。 試験管は中に入っていく。とてもスムーズだ。やっぱり骨はないみたい。 最初の三センチを越えると、あとは一気だった。長さ30センチのちょっと長めの試験管が、どんどん入っていった。 めりめり、めりめり、めりめり、むにゅっ……ずぽんっ! 「あ」 貫通した。 れいむの後ろ頭を見ると、髪の中からあんこまみれの試験管が突き出していた。 「ゆぃぃ……ゆぃぃ……ゆぃぃぇ……」 あれ? ちょっと鳴き声が変。 もう一度顔を見ると、薄目の白目っぽい感じになっていた。 これ、やばいのかな。 でもまあ、生きてるからいいのかな……。 考えながら、丸い鏡に柄の付いたデンタルミラーを出す。 試験管にゆっくり入れる。 ペンライトで照らすと、れいむの断面が見えた。 最初の三センチは分厚い白い皮。 よーくみると、なんか小さな粒粒がうにうにむにむに動いてるみたい。 それをすぎると、茶紫色のあんこ。 注意してみたけど、普通のあんこにしか見えない。 8センチぐらいそれが続いた後で、ちょっとだけ色が変わった。 なんか、灰褐色っぽい感じ……? そのとき、ミラーがコツンと試験管の内側に触れた。 「ヲ゛ッ」 ……なんだかれいむがおかしな声を出した(汗 コツン、コツン。 「ヲ゛ッ、ヲェ゛ッ」 声を出しながら痙攣する。口の端からよだれを漏らす。 ビクッ、ビクッ。とろとろー。 「うぇ……」 や、やばい。ここは何か、れいむのとっても大事なところみたい。 下手にいじると死んじゃうかもしれない。 ……まあ、普通の生き物ならとっくに死んでるところだけどさ。 真ん中の餡を過ぎて、奥のほうへ行くと、また元の茶紫色に戻った。 裏側から、後ろ頭の皮をよく見ると、リンスのCMに出てくるような、生きてる毛根の断面が見えた。 だいたい納得できたんで、試験管を引き抜いて前後の穴を塞いであげた。 ずるずるずる……ずぽんっ! ぺたぺたぺた。 それから一時間ぐらいほっといたら、赤くなって転がっていたれいむも目を覚ました。 ぶるぶるぶるっ! ぽぺん。 勢いよく身を震わせて、ぽんと元の姿勢に戻る。そして例のお約束の―― 「ゆっヲ゛りしていってね!!!」 「は?」 「ゆゆっ!?」 驚いて、戸惑った感じできょろきょろするれいむ。 「れいむへんなこえがでたよ! ゆっヲ゛り! ゆっヲ゛りっ!?」 きょろきょろ戸惑ってから、れいむはぴょんぴょん跳ねた。 「やめてね! やめてね! れいむゆっヲ゛りできないよ! ゆううう!?」 「あははははは」 うろたえるれいむがとても面白くて、私はおなかを抱えて笑った。 れいむは夕方までには治った。 中に何か入れといてやればよかったと思った。 土曜日。めっちゃんが来た。私はれいむを抱っこして前の道路に出た。 10メートルぐらい離れて、キャッチボール。ゆっくりを交互に投げる。 ぽーん、ぽーん。ぽーん、ぽーん。 「ゆゆっ! やめて! ゆっく! ゆっぶ!」 ばむっ。 くるくる回って、強くキャッチされるもんだから、れいむは半泣きで悲鳴を上げている。 それをバックにして、私はめっちゃんとおしゃべり。 「それはさー」 「うんー」 「中枢餡だよ」 「ちゅうすうあんー?」 「ゆっくりの脳みそってことー」 「そうなんだー。やっぱり大事なとこ?」 「大事大事。そこ壊すと死んじゃうからねー」 「やっぱりかー」 「わりとポピュラーだよ、そこいじるのはー」 「ふーん」 「あっ、でもえっちゃんは飼ってるんだから、壊さないようにしなくちゃね」 「そだねー。あっ」 ぶぎゅる。 私の手をすっぽ抜けて、れいむがおっこちた。顔面から着地して変な音を立てる。 と思ったら、ぽんっと起き上がって走り出した。 てーんてーん、ぴょんぴょんっ! 「れいむ、もうおうちにかえる! もっとゆっくりしたい!」 「あ、やば」 あわてて追いかけようとするめっちゃんを、私は止めた。 「待って」 「えー、なんで? 逃がしてやるの? もったいないって!」 「そうじゃなくて」 私はめっちゃんと並んで、あぜ道を跳ねていく黒髪頭をしばらく見つめていた。 そして、れいむが森の手前で点のように小さくなったところで、つぶやいた。 「それっ」 一気にダッシュして追いすがる。れいむはもうのろのろになっていて、余裕で追いつけた。 すぐ後ろに立つと、一休みしたれいむがつぶやいていた。 「ゆっくりにげたよ! れいむはやい! とってもはやい!」 「残念でしたー」 油断してきっていたから、簡単に捕まえられた。抱き上げるとれいむはものすごくビタビタ暴れた。 「ゆゆっ、すすめないよ? れいむはすすむよ! ゆっくり、ゆっくりー!」 「でもダメです」 戻ろうとした時。 森の茂みをがさがさと揺らして、もう一頭のゆっくりが出てきた。 私のれいむに向かって、どことなく嫌みったらしい目で得意げに叫ぶ。 「れいむ! ゆっくりしていってね!!!」 私は振り返って叫んだ。 「めっちゃーん! まりさ出た、まりさ!!」 まりさは、捕まったれいむを笑いに来たのかもしれない。 でも速攻で自分も捕まった。 日曜日。 私はこの一週間で、たっぷりゆっくりをいじめてしまった。 だから、日曜日ぐらいはお休みにしてあげるつもりだった。 けれど。 ガシャーン、カラカラン、びしゃー。 部屋で自分の食事の準備をしてちょっと目を離した隙に、まりさとれいむにテーブルをやられた。 戻った私が見たのは、床に落っこちた料理と、ぽんぽん逃げていく二頭。 「ゆっゆっ、ゆっくり逃げるよ!」 「たいりょうだよ! かくれてたべようね!」 そんな声を残して、安全なゆっくりプレイスに逃げ込んだ。 もちろん、安全だと思っているのはれいむたちだけで、その屋根はただのクッションだ。 私は洞穴の前にいって覗き込んだ。二頭が幸せそうに食事をしていた。 「むーしゃ、むーしゃ」「しあわせー!」 「れいむ!」 「まりさ!」 「すーりすーりすーりすーり!!!」 「やわらかいね!」 「あったかいね!」 「ゆっくりしていってね!!!」 むらむらむらっ。 ……あー。 これか。 めっちゃんが言ってたのは、この境地なんだなー。 「れいむ、まりさ」 私はニッコリ笑うと、洞穴に手を突っ込んで、嫌がる二匹を無理やり引きずり出した。 「ゆっゆっやめてね! いたいよ! れいむ出たくないよ!」 「はなしてね! おぼうし脱げちゃうよ! れいむとすりすりしたいよ!」 いろいろ言ってるのを全部無視して、こぼれたご飯のところに連れて行って、一頭ずつお仕置きしてあげた。 ずぴしずぴしずぴしずぴし! ぎゅいーぎゅいーぎゅいー ぱーんぱーんぱーんぱーん! でこピンと、ほっぺつねりと、おビンタをたっぷり。 それから、床の上の料理に顔をしっかり押し付け。 ぐりぐりぐりぐりぐり。 「テーブルのごはんはいけません」 「ゆあーんゆあーん! ゆあーんゆあーんゆあーん!」 「ゆあーんゆあーん! ゆあーんゆあーんゆあーん!」 れいむとまりさは真っ赤な泣き顔になって、プレイスへ逃げていった。 楽しい……♪ ================================================================ 結局いじめちゃった。 YT 03へ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 原種に中枢餡は無い。(逆に耳はある) この作者は色々と混同しているのか? -- 2018-03-21 21 01 25 これは素晴らしい。 -- 2011-12-23 12 44 21 ニヤ(・∀・)ニヤ -- 2010-09-29 23 44 35
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りんぐりんく! Artist lunalightp feat.初音ミク 楽曲情報 BPM 168 スケール F Maj/G Maj 作詞:lunalightp 解説 実を言うと未だにタイトルが固まってない曲であります。 メロディは帰り道にふと浮かんで、30分間延々と歌い続けて家で汗だくで打ち込んだ思い出が。 私成分がにじみ出てる曲だと、いいなぁなんて。 編成 Vocal,Chorus Electric Guitar (Clean,Mute) Electric Bass (Finger) Organ Percussion (Tamborine) Drums(Jazz Kit) 歌詞 +... 1. ある日浮かんだこの歌を 一緒に歌った仲間たち 「聞いてください」と呟いて、出来かけのこの歌を歌い出す 『もしも願いが叶うなら、あの頃の夜に歌いそして遊ぼう!』 Ring Link (Ring Link) a happy Chorus (Chorus) ほら楽しい歌があなたを包む (la la la) すべて(すべて)ぼくらの歌(歌う) ほら早く歌おう Yeah! 2. いつものように歩いてた ほんのり些細な時だった 頭にメロディ浮かんだらさぁ早く音楽を作らなきゃ だけどいつもじゃ浮かんでこない いつもと違う予感 すごく楽しい Ring link (Ring Link) a Happy Music (Melody) ほらいつもと違う素敵な音色 (wow wow wow) Happiness (Wonderland) そしてHello World (Hello World!) ほらみんなついてる Go! 3. Ring link (Ring Link) a Happy Singing (Melody) そう私はいつも楽しいだから (wow wow wow) いつも(そうさ)寂しくない(一緒に) さぁ音を楽しもう Ring Link (Ring Link) a happy Chorus (Chorus) ほら楽しい歌があなたを包む (la la la) すべて(すべて)ぼくらの歌(歌う) ほら早く歌おう Yeah! Ring link (Ring Link) a Happy Music (Melody) ほらいつもと違う素敵な音色 (wow wow wow) Happiness (Wonderland) そしてHello World (Hello World!) ほらみんなついてる Go! 収録情報 Hello Spring* Tr.4 (Inst Tr.8)
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817 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/05/28(月) 23 31 21.71 ID nCJQftvx0 「さやかちゃん、遊びに来たよ……あれ? いない……おトイレかな。……ちょっとだけなら、いいよね……?」モゾモゾ 「ごめんまどっ……!?(まどかが遊びに来るなりいきなりあたしのベッドにもぐりこんでる!? 別にいいけどさ)」 「えへー。さやかちゃんのお布団……なつかしいなぁ。昔はよく一緒のベッドで眠ったっけ……」 「(まどかあたしに気づいてないみたいだし、ちょっと面白そうだから見てよっと)」 「お布団からさやかちゃんのにおいがする……。いいにおい……」クンカクンカ 「(ちょっと恥ずかしいからやめてほしい)」 「こうしてると、さやかちゃんに包まれてるみたい……わたし、さやかちゃんの赤ちゃんになってぎゅーってしてもらってる……」 「(おっとぉっ!? いつにも増してなかなかに甘えん坊ですねこの子は)」 「さやかちゃんも、赤ちゃんの頃は可愛かっただろうなぁ……このカエルさんのお布団で寝てたのかな……?」 「(そんな長く使ってたらボロボロになってるでしょ。実は子供の頃の布団も捨てがたくて押入れの中にとっておいてあるけど)」 「……! そうだ、えへへっ」バサバサッ 「(布団の一部を丸めて抱きしめてる……何してんのこの子?)」 「さやたん、いい子でちゅねー。おねむでちゅかー?」ナデナデ 「(!? えっ、ちょっといきなりなに!?)」 「んー、さやたん可愛いでちゅよー。ちゅーしちゃう!」チュッ 「(~~~っ! まどかってば、丸めた布団を赤ちゃんの時のあたしってことにして撫でたりキスしたりしてる!?)」 「さやたんは甘えん坊でちゅねー。もう、わたしのこと大好きなんだからー」 「(ちょっ、まどかぁっ! なにそれいつもあたしがまどかを赤ちゃん扱いするときのお返し!? もう可笑しすぎておなかよじれそう!)」プルプル 「ん? なあに? おっぱいでちゅかー? さっきも飲んだでしょー?」 「(いやいやいやもう勘弁して! まどかってそんな願望あったんだ! 笑いこらえるのもう限界だよ!)」プルプルプル 「もー、しょうがないでちゅねぇ。はい、じゃあ召し上がれ」ヌギッ 「ぶははははっ! もうだめぇ!」 「っ!?」バッ 「まどか、まどか! あんた、この年でそんな、おままごとみたいな……ぷぷぷっ、あはははははっ!」バンバンバン 「なっ、なっ、なっ……」カァァ 「しかも、『さやたん』って……くっ、くくく……まどかは、あたしの嫁じゃなくて、ぷはは、ママになりたかったんだねっ!?」 「~~~~~~~~~~~~#&)=+>:っ!?///」(言葉にならない) 「ああもう、笑いすぎておなか痛い! あはっ……あははははっ!」 「し、知らない! わたし、知らないもん! 覗き見するさやかちゃんなんて知らないぃ!///」バサッ 「覗き見って、あたしがいないと思って、あたしの布団でいきなりおままごとおっぱじめたのまどかじゃん! ぷふふ、しかも、おっぱいまであげようとして……くくくっ」 「しっ、知らないもんー! さやかちゃんなんか嫌いぃ! あっち行ってよぉー!///」 「あー、まだおなか痛い……そんなあたしの布団にくるまって隠れたつもりになっても、あたしこの耳ではっきり聞いちゃったもんねー! さーて、じゃあ今度はあたしのターンね!」ドサッ 「きゃあっ!? やめて、お布団剥がないでぇ!」 「へっへっへぇ。まどかー、顔真っ赤だし、ちょっと涙目だよー? そんなに恥ずかしかった?」 「うううううぅ……///」 「やー、でも意外だったわぁ。まさかまどかがあたしのママになりたがってたなんて!」 「ちっ、違うよぉ! あれは……」 「まー、それを知ったからには、心優しいさやかちゃんとしては、まどかの望みをかなえてあげるしかないよね?」ニヤリ 「えっ?」 「ままー、おっぱいちょうだい!」ムニュッ 「きゃあああっ! やめてぇっ、そんな、触っちゃ……っ!」 「えー? だってママ、あたしにおっぱいくれるんでしょー?」グリグリ 「それは、違っ……! やんっ、顔でぐりぐりしないでぇ!」 「ママ、おっぱいぜんぜんないねー。あたしよりちいちゃいんじゃないー?」 「ほっといてよぉ!」 「でもだいじょうぶ! さやたんがモミモミしておっきくしてあげる!」モミモミ 「ひゃあっ!? ちょっと、やめっ……///」 「こうしたら大きくなるかなー。それともこうかなー」スリスリモフモフ 「やああああんっ!///」 「え? 『まどかを怒らせちゃって口きいてもらえなくなった』? 今度はいったい何をなさったんですの?」 「いやー……今となるとちょっと、いや結構恥ずかしいことを勢いに任せてつい……」
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「ここはゆっくりたちがみつけたおうちだよ! はやくでていってね!!」 突然聞こえた声に俺は目を丸くした。 ちょっと考えてみて欲しい。 家でくつろいでいたら、玄関先で音がしたんだ。俺はしがない一人暮らし、誰かが訪ね てくることなんてほとんどない家だ。ちょっと気になって玄関を開けてみたんだ。 そしたら開口一番、このセリフだ。なにを言っているんだこいつら。 「いや……お前らの家とか言われても……ずっと俺が住んでいたんだが」 「そんなことないよ! ここは魔理沙とれいむの家だよ!」 「ゆっくりでていってね!」 いやいや、お前ら今までどこにもいなかっただろうが! 「どこにも行かないなら、ご飯ちょうだいね」 「うめぇ飯ちょうだいね!」 ……。 ああ、なるほど。 どこで身につけたか知らないが、どうもこいつら変な知識を身につけたらしい。こう言 えば、きっと面倒くさがって餌を与える人がいたんだろう。 気持ちは分からなくもない。正直、疲れている時にこいつらの相手をするのは苦痛だ。 「はやくちょうだいね!」 「はやく!」 まぁ、調子に乗られたらそれ以上にムカつくけどな! 思いっきりれいむの頭を踏みつぶした。 「あ゛がっ! あががあ゛がががががぁぁっ!」 「れ、れいむぅううぅうう! あんこが、あんこが!!」 思いっきりやったから、生地の横からあんこが漏れてきている。でも気にしない。 これ以上は潰れないように力を調整して、足をぐりぐりと動かしてやった。 「ぎゃあ゛あ゛ぁぁあ゛ぁあ゛ぁっ! ぐり゛ぐり゛じないでぇえ゛え゛ぇぇっ!」 あー、なんかうどん踏んで捏ねてる気分だわ。こっちの方が気分爽快だけど。 「ま、魔理沙は悪くないよ! 全部れいむがやったんだよ!」 「ゆ゛っ!」 ああん? そう叫んだ瞬間、白黒大福はこの場から逃げ出した。 あいつ、仲間を見捨てて逃げやがった。 「ま゛りざぁあ゛ぁあ゛ぁあ゛ぁっ!」 さすがにショックだったんだろう、足を動かしていないのにれいむが泣き叫ぶ。 ぶっちゃけ俺も面白くない。せっかくの気分は一気に悪くなっている。 ここは、あの白黒大福を捕まえるのは当然として……。 ……よし。 れいむの頭から足を外してやる。 「……ゆ゛っ?」 「おい、ここにいろよ。逃げてたら踏みつぶすからな!」 俺はれいむをその場において、駆け足で大福を追いかけていった。 急いで逃げたと言っても所詮ゆっくり。ゆっくりゆゆこや空を飛べるれみりゃ達ならと もかくゆっくり大福なら、追いつくのは容易だった。 もし隠れられていたら微妙だったが……ゆっくりにそんな知能はない。 俺に手で鷲づかみにされた瞬間、大福は悲鳴を上げた。 「い゛や゛ぁあ゛ぁぁぁっ! ゆ゛っぐじざぜでぇえ゛ぇえ゛ぇっ!」 「わかった」 「ゆ゛っ?」 一瞬、泣き叫ぶのを止め、こっちを見る大福。 そんな大福を地面に戻すと、そのまま思いっきり踏みつぶす。 「ぎや゛ぁぁあ゛ぁあ゛ぁあ゛っ!!」 「好きなだけゆっくりしてな」 すぐさま足を離す。さっきのれいむで加減はわかっていた、強めにしたせいか返事はな いが痙攣を繰り返しているので生きているだろう。 もちろん、これで殺すつもりはさらさらない。 こいつには報いを受けてもらわないとな。 俺は家へと戻っていく。 玄関前には、言われたとおりれいむが待っていた。待っていたのか動けなかったのかは 分からないが。 「ゆ、ゆっくりしてたよ?」 俺に気づくと早々に声をかけてきた。どうやら俺の踏んだダメージもちょっとは回復し ているらしい。 「ああ、よく待ってた」 俺は潰れた大福をれいむの目の前に置く。 「ゆっ! ま、まりさぁ!」 「ゆっ、ゆっくり……」 心配そうに駆け寄っていくれいむ。裏切られたのに律儀な事だ。 「お前言ってたよな?」 「ゆっ?」 「ご飯おくれって。ほら、ご飯だ」 俺は大福を指さした。 「ゆ゛っ!」 俺の言葉を理解したのか硬直するれいむ。さすがに抵抗があるか? まぁしかし……。 「そいつな、最後の最後までれいむが悪いって言ってたぞ」 「!?」 俺の言葉に、れいむの顔が強ばった。 「……ま、まりざ……そんなこと、言って……」 「れいむが悪いから、やるなられいむにしてだってよ。いい仲間を持ったな」 「……」 れいむが静かに大福へ近づいていく。 「……れいむっ……」 「……まりさぁ」 「ご、ごめ……」 「ゆっくりしていってね!」 瞬間、れいむは大福の顔に食らいついた。 「あ゛あ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛ぁぁぁあ゛ぁっ!」 「うめぇメッチャうめぇっ!!」 「や゛ぁあ゛ぁめ゛でぇえ゛え゛ぇぇっっ!!」 「ゆっくりしね! ゆっくりしね!」 れいむに食われてどんどん小さくなっていく大福。ものの数分もすれば、食べかすぐら いしか残らないだろう。 ああ、すうっとした。今夜はよく眠れそうだ。 俺は満足げに玄関を後にした。
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該当作者の作品を読む 作者概要 あとでここに記載 作品一覧 ぷす家
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名前 ぐり〜ん伝説 別名 神隠し事件 時期 2008年から2009年前期 関連住人 ぐり〜ん 「ぐり〜ん伝説」とは? 「ぐり~ん伝説」の犠牲者 「ぐり〜ん伝説」に関するリンク 「ぐり〜ん伝説」に関する情報/コメント 「ぐり〜ん伝説」とは? 様々な伝説があるが一番有名なのはぐり~んと関わった住民は神隠しに合うという伝説。 元ネタはぐり~んが雑談スレに住み着くとぐり~んの対話能力のなさのせいで雑談スレの空気がぶち壊れ過疎ってしまうことから………だと思う。 「ぐり~ん伝説」の犠牲者 「ぐり〜ん伝説」に関するリンク 取得中です。 「ぐり〜ん伝説」に関する情報/コメント 名前 コメント
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声 - 浅倉杏美 生徒会長。6巻から登場。雪ノ下陽乃とは知り合いで、彼女の後輩にあたる。文化祭では急遽でっち上げられた有志バンドとしてキーボード担当で参加。 比企谷を真面目なキャラクターと一目置いていたが、相模へのえげつない行為の裏を見抜けず「やっぱり君は不真面目で最低だね」と評した。アニメオリジナルの13話での球技大会を盛り上げようと奉仕部に依頼しに来た際に、やたら比企谷に近づいており、結衣に嫉妬された。 一色いろはの生徒会選挙絡みで奉仕部にいろはと共に依頼を掛ける。依頼終了後は本来の意図とは外れた事を八幡にボヤいていた。 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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★ さなえめぐり ★ ポップンミュージック1 ボーナストラック すれちがう二人 / apresmidi http //www.konami.jp/bemani/popn/music1_4/html/c04.html ポップンミュージック2 メロウ 光の季節 / ANNA http //www.konami.jp/bemani/popn/music1_4/html/chara_n1.html ポップンミュージック3 ラブリー 8月のサヨナラ / apresmidi http //www.konami.jp/bemani/popn/music1_4/html/him01.html ポップンミュージック4 アンビエント birds / Sana http //www.konami.jp/bemani/popn/music1_4/html/4chara_2.html#Sanae ボーナストラックREMIX すれちがう二人 / apresmidi/Millennium Project ※さなえちゃんが担当しているのはポップン4のみ。それ以外の作品はMZD担当。 ポップンミュージック5 フレンチポップJ une fille dans la pluie (日本語版) / 新谷さなえ http //www.konami.jp/bemani/popn/music5/html/30.html ポップンミュージック6 スウィング 今夜、森をぬけて / Sana http //www.konami.jp/bemani/popn/gs/6/sp_com02.html ※CS版追加曲。ACには9以後に収録。 ポップンミュージック7 ウィンターポップ White Lovers / 新谷さなえ http //www.konami.jp/bemani/popn/music7/music/winter.html ポップンミュージック8 サバービア une lettle de mon copain / apresmidi http //www.konami.jp/bemani/popn/music8/music/apre.html グルーブロックLIVE 赤いリンゴ / Sana http //www.konami.jp/bemani/popn/music8/music/live_groove.html ポップンミュージック9 ソフトロックfromIIDX Secret tale / dj nagureo feat.新谷さなえ http //www.konami.jp/bemani/popn/music9/music/softr.html フレンチポップJ LONG une fille dans la pluie / 新谷さなえ http //www.konami.jp/bemani/popn/music9/music/frenchl.html ※ACへの収録は15まで。 ee MALL 2nd avenue ボッサグルーヴ papayapa bossa / staccato two-J ポップンミュージック11 めぞん 悲しみよこんにちわ / さな http //www.konami.jp/bemani/popn/music11/music/maison.html ※ACへの収録は16まで。 ポップンミュージック13 カーニバル パレード パレード / 新谷さなえ http //www.konami.jp/bemani/popn/music13/m_and_c/12/12_02.html ※ACへの収録は15まで。 ポップンミュージック16 PARTY♪ パーティートラック タンバリンビーツ / Sana http //www.konami.jp/bemani/popn/music16/mc/15/party.html ポップンミュージック18 せんごく列伝 チェンバーポップ ボクをさがして / Sana http //www.konami.jp/bemani/popn/music18/mc/chamberpop/chamberpop.html
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ぼんぐり→ボール変化表 しろぼんぐり → スピードボール くろぼんぐり → ヘビーボール あかぼんぐり → レベルボール あおぼんぐり → ルアーボール みどぼんぐり → フレンドボール ももぼんぐり → ラブラブボール きぼんぐり → ムーンボール
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戦闘状態へと突入した各国。それはキノウツン藩国でも例外ではない。 基本的に輸入に頼っているこの国ではこのままだと食料がきつくなる。古来より食料が尽きて戦えた国など無い。大抵は滅びる 摂政であるDeepBlueはこのような事態を憂慮し、食糧の緊急増産案を行う事にした 海上- 「という訳で我々は食料ゲッツのため、これより漁を行いたいと思う」 「はい、軍曹殿。質問があるのですが」 「二等メイド。質問を許す」 「はあ、何ゆえ我々メイド候補生達がこのような事をしなければいけなイタタタタタタタタ」 両の拳骨をこめかみに当ててぐりぐりと容赦なくウメボシされている。痛い痛いと泣く二等メイド 「愚か者共が。現在貴様等の先達であるメイド達はこれから出撃せんとするもの達に少しでも平穏を与えんと働いているのだぞ」 「はあ、それは判っておりますが」 「これが今生の別れとなるかもしれないその時に、最後の食事を出すことすら出来ない。そんな状況を貴様等は見ていられるのならばメイドなど辞めてしまえ!」 「申し訳ありません申し訳ありません」 そんなメイド候補生の言葉はヒートアップする軍曹の耳には届いていない 「軍曹、魚群探知機に反応がある。ぼちぼち網の引き上げを始めるぞ」 「む、了解した船長。総員整列!」 はっ、という声と共に各員ブーツの踵を鳴らして姿勢を正す 「貴様等は何だ!」 『メイドであります軍曹殿!』 「そうだ、貴様等はメイドだ!貴様等は人様に仕えて奉仕するメイドだ、人であるなどおこがましいにも程がある!」 『肝に命じております軍曹殿!』 「よし、では船長の指導の下、作業に取り掛かれ!」 『かしこまりました!』 一糸乱れずに全員が一礼する 「とは言ったものの…実は私生の魚とか触った事ないんだけど…」 ジージーとリールから釣り糸が出て行く音の中、先ほどウメボシを喰らった赤毛メイドが隣の金髪メイドに呟いた 「貴方、調理実習は受けたでしょう?」 「いや、正しく言えば生の魚というか生きている魚をいじったことが…」 呆れた、と話しかけられた金髪メイドは呟いた 「私達はメイドなのよ?例えば活きのいい魚をご主人様が食べたいといわれたらどうするつもり?」 「いやあそれは…どうしようねえ」 あはは、と笑う赤毛メイド。竿の先が下に引っ張られている 「ちょっと、貴方引いてるわよ」 「あ、本当だ。ひぃぃぃぃぃぃっと!」 竿を立てて一気にごぼう抜きにかかる。やがて水面から勢い良く黒い影が飛び出すと、空中で釣り糸が切れて何故かそのまま金髪メイドの胸元に入り込んだ 「いひゃぁぁぁぁぁ!?」 「うあ、メンゴメンゴ」 「ご免で済んだら警察はいらないにゃぁぁぁぁ!?」 ゴロゴロと金髪メイドが転がる。どうも変なところに入り込んだらしい 「はっ早く取り出して頂戴!」 「いや、さっきも言ったけどあたし生きてる魚をいじったことが」 「何でもいいから早く!」 えーしょうがないなあ、と自分のことを棚にあげて赤毛メイドはごそごそと手を入れた 「柔らかいねえ、え、これじゃない。んじゃもうちょい奥か…おおうすべすべ」 「ふざけてないで早く取ってちょうだい!」 「ふざけているのは貴様等だろうが」 は、と二人が後ろを向くと形相を鬼のようにした萬・スペード軍曹が立っている 「貴様等何をふざけている!」 「いえ軍曹、実は彼女の服の中に釣った獲物が入り込んでしまいましてそれを取り出している最中でして」 「手間取りすぎだ」 つかつかと揺れる船上を軍曹が歩いてきた 「いえ、軍曹殿!軍曹殿のお手を煩わせるわけには!ていうかやめて下さい!」 急いで逃げようとする金髪メイド。だが、進めない。下を見ると足が甲板から少し離れている 「愚か者が。他者の手を煩わせるなどメイドにあってはならぬわ!」 ギリギリギリ、と軍曹の釣竿が見事に金髪メイドの襟に針を引っ掛けて一本釣りを決めている 「軍曹殿、質問してもいいでしょうか」 「何だ」 「釣られた私はこの後どうなるのでしょうか」 「愚問だな」 スパーン、と空中に金髪メイドと一匹の穴子と釣られたメイド服が舞うのだった ~本日の釣果~ 波、高し。なれど穴子の大群に遭遇。結果的に大漁なり 穴子 数百匹 メイド候補 一名