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「ヴーーーーッ、ヴニャーーーーーッ、ゾンニ゛ャ゛ーーーッ」 ゾンビと化した猫が、ノロノロ、フラフラと、歩み寄ってきていた。 自転車を引く少女の、はちきれそうなレギンスで覆われたふくらはぎに牙を突き立てようとしていた。 猫ゾンビの頭に、コツンと鉄パイプの先端が乗り、バチバチ火花が走ると、 そいつはビクビクとケイレンして転がり、動かなくなった。 死んじゃったんですか? と自転車の後ろをついてきていた小柄な少女がたずねた。 大丈夫、と自転車の少女は答え、たぶん、と付け足した。 そして、しびれて動けない猫をガレキの陰、なるべく人目につかない、安全そうなところにそっと横たえた。 ごめんね、と二人で声を合わせて。 「……ただいま」 答えてくれる住人はもういない、と頭で判っていても、染み付いた習慣はそうそう抜けるものではない。 烏宿ひなたは字蔵恵子を連れ、高級住宅街の一角に建つ自宅へと戻っていた。 「あいかわらず、ひっどい状況だなぁ……」 ──といっても、地震の後に必死で帰ってきたときの道すがらを思い出す限りでは、この一帯の被害は露骨に少ない。 高級住宅街が"高級"たるゆえんだ。しかし、烏宿邸は運がなかった。 高級といえど、烏宿邸の裏に建っていた隣家の、古い土蔵造りの蔵まで現代の耐震基準を満足している訳もなく。 倒れ込んできた蔵の瓦礫が烏宿邸の2階、ひなたの部屋を直撃して、立派なツノの生えた鹿の頭の剥製や、 時に法を(無自覚に)犯してまで手に入れた草花や昆虫の標本を、ほとんどダメにしてしまっていた。 そして瓦礫の直撃を受けたひなたの部屋から、雪崩をうつようにして階段を通じて玄関までが崩壊。 ひなたの母親──烏宿そらは、家から脱出するのが安全だと判断して── その判断がアダとなり、玄関で倒れてきた下駄箱の下敷きとなっていた。 烏宿ひなたはその母親の姿を目にして悲嘆に暮れ、それでも、と決意を新たにしていたところで、 字蔵邸から発せられた"雷撃"を目撃。その正体を確かめるため、烏宿邸を後にしたのだった。 そんな彼女がなぜ自宅に戻ってきていたかといえば──。 『『ぐうううううう~~~っ』』 空腹だったのだ。字蔵邸で"救出"してきた、字蔵恵子ともども。 烏宿ひなたは震災直前まで山中で猟を手伝っていた。昼から、何も食べていない。 母には"ちょっと帰りが遅くなるけど、晩ごはん楽しみにしてるね"などと呑気に連絡を入れていた。 字蔵恵子に至っては常々空腹だった。むしろお腹を鳴らしても誰にも殴られない現状は近年で最も幸福でさえある。 そして字蔵邸にはアルコールを除く食料がロクになかった。 大小ふたつの胃袋をコーラスさせた少女はようやくいったふうに烏宿邸の敷地へと足を踏み入れた。 敷地は生け垣で囲われていて、それなりに広い庭があり、片隅には小さなビニールハウスが建っている。 いや、建っていた。震度7の直撃を受けてお陀仏だ。ハウスの中のアカマツのプランターも全滅だ。マツタケの栽培実験が。 だがそれも、今となってはささいなこと。 玄関で、烏宿ひなたの母が下駄箱の下敷きになっている。 非常時といっても、このままにしておくのはあまりに忍びない。 「恵子ちゃん……ちょっと、この辺で待ってて」 ひなたは自転車を恵子に預け、崩れ落ちた玄関へと向かった。 そして母の亡骸を移すべく、まずは下駄箱に手を掛け、力を込め──。 (あれっ、意外と下駄箱って軽いなぁ) と拍子抜けしつつ、元通りに立て直したところで──。 がりりっ。 左の肩口に、冷たく、鋭い痛みを感じた。 「お母さん!」 それは、烏宿ひなたの母親・烏宿そらがウイルスに冒され、変わり果ててしまった者の牙だった。 「……お母さん! 生きてた(?)んだ! ……お母さん!」 それは一見すれば、死別したかに思われた親子が感動の再開を果たし、感極まって抱擁するシーンに違いなかった。 一見すれば。溢れ出る感情、そして溢れ出る── 「お母さん! 生きてたんじゃないかこのヤロウ、私には心配掛けるな心配掛けるないつもいつも言いながら。私にはメガトン級心配かけて、死んだと思って決意を新たにしちゃったじゃないかこのおばか。玄関先で冷たくなった手だけ見せてピクリとも動かないとか不動の死亡描写なんだよなんで最初来たとき一言も応えてくれなかったんだようーでもあーでもいいから何か言ってほしかったよこのおばか、私のトリ頭はぜったいあんたの遺伝だからなこのばかばかばかばかばかばかばかばか」 溢れ出る罵声、そして溢れ出る── 「ひなたさん! 血、出てます! めちゃくちゃ出てますよ!!」 溢れ出る血液。 たまらず恵子が自転車を打ち捨て、ひなたの元に駆け寄る。 恵子の右の五指の間では、"雷撃"のエネルギーが電弧となってバチバチと飛び交っている。 ──が、烏丸ひなたは左の手のひらをかざし、制止するような手振りを見せた。やめろってこと──? 恵子がその意味を図りかね、戸惑っている、数秒の間だった。 ひなたの長い髪が淡く光を放った。 すると烏宿そらの肉体がケイレンするようにビクつき、動きを止めた。 そのままひなたの肩からヨダレと血を垂らしながら口を離した烏宿そらのゾンビは、力なく頭たれて、座り込むように動きを止めた。 烏宿ひなたの母親・烏宿そらは、大地震に遭って崩壊しそうな家から脱出しようとしたところ、 玄関で倒れてきた下駄箱の下敷きになり、気絶。 気を失ったままウイルスに感染し、ゾンビと化していたようだ。 ひなたが地震の後に母の手に触れたとき体温を失っていたのも、ゾンビ化の影響によるものだったらしい。 ──というのが、拘束した烏宿そらのゾンビから得られた情報だ。外傷は、手足の多少の擦り傷のほかは、 額にできていたコブだけで、一見して致命傷となるようなケガはしていない。 つまり、烏宿ひなたの母は、生きている、いや、生き返るのだ。──女王感染者の影響さえ取り除けば。 「よかったですね、ひなたさん」 「素直にそう言えるキミはすごいね、恵子ちゃん」 親について良い思い出なんて一つもないはずなのに、恵子ちゃんは聖人なのだろうかと、ひなたは思う。 ちなみにひなたの母親はといえば、被災を逃れていた浴室のバスタブの中に拘束して閉じ込めている。 タオルで手足を縛っただけの、正気に戻れば自力で簡単に解けるレベルのものだ。 事情を書いたメモも書き置きしておいた。 「──さあ、お母さんのことはこれで良いとして、ご飯食べよーご飯」 「その前に、ケガを手当てした方が──」 ◇ ◇ ブーーーーーーーーンと、電子レンジが低い音を立て、窓の中の料理を照らしている。 烏宿邸、庭先のテーブルの上、作り置きの料理のタッパーや冷凍食品が山と積まれたその中心で、 定格出力1000ワットの電子レンジがフル稼働していた。 山折村全域を襲った震度7の地震は送電網も破壊し尽くし、当然、烏宿邸への送電も停止している。 ならば電子レンジの電源は何か、それは当然、烏宿ひなた、の、鼻の穴である。 ひなたの左肩の歯型に消毒液を塗り込む恵子は、"百年の恋が冷めていく感覚"を身を以て味わっていた──。 (な……なんでこの人、わざわざ鼻の穴をコンセント代わりにしてるの……!?) 「一番形が近かったから、なんとなく」 と、口に出してもいない疑問に親切に(鼻声で)答えてくれた。 私を暗闇から連れ出してくれたヒーロー。優しくて、背が高くて、お顔もキレイで──でもちょっと間の抜けた──。 いや待ってくださいこの絵は間抜けさがちょっと強すぎる。 豊かな胸も災いして、まるで鼻輪で繋がれた牛だ。 心の中に描いていたヒーローの黄金像が、牛柄ビキニ鼻輪付きひなたさんのショルダータックルで粉々だ。 ピーッ、ピーッ。 ひなたの背後でガックリする恵子を慰めるかのように、電子レンジさんがアラームを鳴らした。 扉を開けば、出汁の効いたいい香りが漂ってくる。 二つ並んだタッパーのフタを開けば、キノコと鶏肉と根菜がたっぷり入ったスープの湯気が立ち上ってきた。 二つの胃袋が、待ちかねたようにデュエットを奏でた。 「「いただきます」」 と同時に手を合わせた二人は、一心不乱に食事にがっついた。 二人とも、それほどまでに空腹だったのだ。 テーブルの中心の電子レンジ様は、まだまだ次なるお代わりを用意してくれている。 恵子は血が巡りだすのを感じていた。自分の体が長い間冷え切っていたことを、今、ようやく自覚した。 なぜだか涙が溢れ出していた。 こんなに暖かくて美味しい食事も、同じものを美味しそうに食べている人と安心して囲う温かい食卓も、 もう記憶になかったからかもしれなかった。 「ひなたさん……私、こんなに幸せでいいのかな……」 恵子のぽつりと漏らした言葉に、ひなたは答えない。目の前の食事に夢中らしかった。 ちなみに電源ケーブルはひなたの鼻の穴ではなく、彼女の服の中、胸の谷間に向かって延びている。 鼻からケーブルが延びていたら食事の邪魔になるからだろう。最初に気づいてほしかった。 こうして30分もせずに冷凍庫の中身はすべて平らげられた。 恵子は自分でも信じられない量を食べた気がしていたが、ひなたはその倍くらいを食べていたように見えた。 「次は冷蔵庫も片付けようか」 まだ食べるんですか、とドン引いた恵子の表情を気取ったかのように、 「電気出すとお腹減らない?」 とひなたが言った。 「たぶん、能力の代償ってやつじゃないかなあ?」 「だったら、今度は私がやってみます」 恵子が電子レンジ大明神の電源プラグを握り、力を込めた。 あっ──とひなたが止めに入ったが、手遅れだった。 バチン、となにかが弾ける音がして電子レンジは煙を吐き、箱型の鉄くずと化した。 電子レンジを鉄くずに変えてしまったことに気づいた恵子の反応は素早かった。 久方ぶりの温かい食事で血色の良かった恵子の顔は、信号機が切り替わるように青ざめ、 0.5秒に満たない時間、ほとんど頭突きに近い勢いで地面にひれ伏した。 「な……なんなの?」 「ごめんなさいッッッッ!!」 尋常ではない悲愴さのこもった謝罪だった。 いっそここでバッサリ首を落としてくれと言わんばかりだった。 終わってしまったと、終わらせてくださいと、恵子はそこで願っていた。 父・誠司に植え付けられた、ほとんど脊髄反射に近い行動と思考だった。 「恵子ちゃん、顔上げて」 「は、はいっ……」 ああ、彼女は顔を殴るタイプか、と、恵子は反射的に思った。 ひなたさんがそんな事するはずないと、頭では判っているはずなのに。 ひなたの手が顔に差し伸べられると、恵子はきつく目をつむって備えた。 しかしその備えは幸いにして功を奏することはなく、ただ顎の下に優しく添えられるのみだった。 「ほら、立って」 導かれるままに立ち上がると、恵子の顔はひなたのその豊かな胸に優しく抱きかかえられたのだった。 「私の役に立ちたくてやったことなんでしょ? だったら、電子レンジくらいで怒らないよ。 ついさっき身につけた能力なんだし、コントロールできなくて仕方ないない」 「もごもごもごももごもっごご(……ごめんなさい。ひなたさんは優しい人なのに、こんなことしてしまって)」 「私は優しくないよ?」 「もごご(えっ)」 「私は、そんなに特別優しい人じゃないと思うよ。 ……世間一般の人だったら、この非常時に善意からの行動でその辺にある家電一個こわしちゃったところで、 殴ったり、蹴ったりするほど怒ることはないんじゃないかな? 電源があるかもわからない状況で頑張ってみた結果なら、『ごめんね』で済む話じゃないかなぁ? そりゃあ、後で弁償はしてほしい、くらいは思うかもしれないけど?」 「ぷはっ……そう……なんですか?」 「そうだと思うよ? 私が常識について語っても、信憑性はないだろうけれどね☆」 「確かに、そうですね」 「そこは素直なんだ」 「鼻の穴をコンセントにする人が言いますか」 恵子そこでようやく、自分が笑っていることに気づいた。 笑顔の表情筋を何年も使ってこなかったために、顔が引きつりそうだった。 「……と、ここで本題なんだけどね」 「何の本題ですか」 「私たちが図らずして手に入れてしまったチカラのこと」 「電気を出す能力について、ですか」 「似ているようで、実は全然違うんじゃないかなーって」 「恵子ちゃんの電気は瞬間的な力はすごいけど、長続きはしないでしょ? 生き物でいうと、デンキウナギかな? ほんの一瞬だけどすごい電流を流して、獲物の小魚を気絶させちゃうんだ。 電子部品だと、コンデンサーやキャパシタって部品に近い特性かな? まさしく"雷撃"!!って感じの能力だよね」 「じゃあ、ひなたさんは?」 「私の力は、瞬間的な力は出ないけど、加減がしやすくて長持ちするっぽいんだよね。 生き物でいうと、強いて言えば、デンキナマズに近いのかな? 体の周りに持続する電場を作って、周囲を探るんだって。私はできないけど。 例えるならやっぱり発電機かな。体の中に"発電器官"ができた感じの能力」 恵子の頭の周りで、クエスチョンマークがいくつも飛び回っていた。 「……それで?」 「私たちの身体、どうなっちゃったんだろうなーって。 何とかして異能ってものに目覚めた人たちの身体を調べてみたら、女王感染者がだれか判って、 その人の命を奪わなくても、みんな助けられる方法が見つからないかなって、思ったの」 「……おお! ひなたさんって、意外と頭いいんですね! 意外と!」 「具体的には、やっぱり異能に目覚めた後に変化が出た部位を調べるのが良さそうなんじゃないかなぁ。 私の場合は、髪の毛かな? 電気出してる時は、何やら光ってるみたいだし」 「希望が出てきましたね!」 やっぱり彼女はヒーローなのかも知れない。 第一印象とはずいぶん違ったイメージだったけれど、と、恵子は思った。 「……うん」 だから、ひなたさんの返事をしたときの表情がすこし曇っていたように見えたのは、ひとまず気にしないことにした。 ◇ ◇ お腹を満たした二人は、烏宿邸のリビングでお互いの傷の手当てをして、 ボディシートで汗を拭い、着替えを見繕っていた。 ひなたの服装は地震前とそれほど変わっていない。 長袖のTシャツにフロントファスナーのフリース、ハーフパンツの下にはくるぶし丈の通気性の良いレギンスを穿いている。 肌を覆いつつ、気温に応じて脱ぎ着しやすい、山歩きに向いた格好だ。 汗をかいた上に次に着替える機会がいつかも判らないので、下着含め全身を着替えていた。 恵子はというと、通学を禁じられてからも着たきりだった夏服の制服で、 着の身着のまま家を飛び出してきた格好だった。 6月といえど、盆地である山折村の夜はそこそこ冷える。明け方の最低気温が10度前後となる日も珍しくない。 今までも少しだけ、肌寒さを感じていた。 そこでひなたがクローゼットの奥の衣装箱を引っ張り出し、お下がりを見繕ってくれるのだという。 「うんうん、ぴったりぴったり」 烏宿ひなたは女性としてはかなりの長身だ。身長は180cmをゆうに超えている。 比べると字蔵恵子は16歳としては小柄な方だ。最近計る機会はなかったが、だいたい150cm前後だろう。 小さい頃の服なら合うかも、ということで試していった結果、サイズの合う服が見つかったのだった。 もちろん、これから動き回らなければならないことを考えた山歩き用のファッションである。 恵子にとっては、脚に刻まれたタバコの火傷や青あざを覆い隠してくれるレギンスが嬉しかった。 「いつ頃の服なんですか」 「うーん、その色は確か……小5くらい? 小4だったかな?」 「……ということは、それくらいの頃から山登りしていたんですか」 「そうそう、4年生の頃、村の南西にすごい高い山あるでしょ。そこに登ったの」 えっ、あそこに? と恵子がとっさに声に出すくらいには、その山は高い。 今年は5月終わりまでてっぺんに雪が残ってたっけなぁ、とひなたがあっけらかんとして言う。 「で、初めてだからろくな装備も持たずに夕飯までに帰る気で軽い気持ちで飛び出して、 結局丸一日掛けて山頂まで行って帰ってきてね、ものっすっっごい怒られたのさあ、 お母さんに、担任の先生に、それから警察官のおじさんとか、いろんな人にね」 「よく生きていましたね?!」 「でも、その時の景色が忘れられなくてさ。私が立っていたてっぺんから下は、一面が真っ白な雲で海みたいに覆われていて、 雲の海からは、金色の太陽の光が登ってくるの。山道には、見たこともない草花が咲いていて、 それでねそれでね、学校で流行ってた"異世界"ものなんかじゃない、本物の"異世界"が、こんな近くにあったんだなって」 それ以来、ひなたはこの地の自然の魅力に取り憑かれ、 山の動植物の採集・観察にのめり込むようになったのだという。 「それでね、この辺りにはヒグマの個体群が生息してるって噂があるの。 いいえ、噂じゃない。"群"じゃなくても、少なくとも1個体は、確実に存在するって」 恵子の頭に再びクエスチョンマークが浮かんだ。 「これって凄いことなんだよ?! ヒグマってさ、現在つまり完新世では北海道にしか生息してなくて、本州に生息してたのは後期更新世、日本が氷河期だった頃だったんだよ。本州からは化石しか出てこないの。それなのに、この村の周辺の山で、ヒグマの足跡が見つかったって猟友会の人が言っててね、ああ何でツキノワグマとの区別がつくかというと、足跡の大きさが15センチくらいあって、ツキノワグマがこのサイズの足跡をつけるのはありえないの。何年も前にヒグマの眼を撃ったって凄腕の猟師さんの噂もあったけど、本当だったんだなって。でね、でね、この山折ヒグマ個体群がもし実在したとして、それが現在の北海道からブラキストン線を越えてはるばる本州に渡ってきたのか、氷河期から山折周辺の高山地帯の気候に適応して代々命を繋いできたのか、もし、後者だったら生物学的には別種となっている可能性もあるわけで……」 「ひなたさん、抑えて、抑えて」 「ああ。ごめんね、ちょっと話がヒートアップしちゃってた。 ……そうだね。もう、行かないと」 ◇ ◇ 「恵子ちゃん、後ろに乗って」 ひなたのまたがる90ccのスーパーカブがエンジンを吹かせている。 烏宿邸のガレージから引っ張り出してきたものだ。 元々は母が、山折村を出歩くのに自動車を使うのは大げさすぎる、ということで買ったものだったが、 ひなたが高校に進学して、免許を取得してからは時々使わせてもらっている。 今ではひなたが乗る方が多い。今日はたまたま、母がカブを使ったから自転車だったけれど。 恵子がリュック越しにひなたの腰に手を回し、大きな荷台にまたがった。 「……ねえ、恵子ちゃん」 「何ですか?」 「キミは幸せになって、良いんだよ。……美味しいものを食べて、キレイなものを見て、知りたいことを学んで。 だから、生き残ろう。みんなで!」 「……はいっ!」 恵子はひなたの腰を固く抱きしめた。間に挟まるリュックサックがもどかしかった。 ◇ ◇ 夜闇の高級住宅街を、一筋のフロントライトが照らしていた。 かすかな希望を胸に抱いた、二人の少女を乗せたバイクの明かりだ。 しかしてハンドルを取る烏宿ひなたの胸中は、少し複雑なものがあった。 (私、この状況に少しワクワクしているかもしれない。 大地震に遭って、ゾンビになるか異能を得るか、のウイルスを勝手にばら撒かれて。 その後始末で、あと丸2日で村ごと消されるかも知れないって状況なのに) (超常の異能がいきなり身についた私たちの身体がどう造り変えられたのか、 女王感染者が倒れるとゾンビたちが正気に戻るという、その仕組みはどうなっているのか。 ……興味が尽きないんだ) (私の異能ひとつをとっても、食べた量より発生したエネルギーの方が明らかに大きいんだよ。 適応できなければゾンビになる……っていう、リスクさえ取り除けば、 人類の立つ地平さえ変えてしまう……未来を切り開いてしまうかもしれない力なんだ) (だから、女王感染者のことを調べたい以前に、私はただ"知りたい"んだ。 ……きっと、お父さんに似たんだろうね。お盆にお正月も東京の研究所にこもりきりで、 生活費以外のお給料は全部こっちに寄越して、趣味もロクに持っていないような研究一筋のお父さんに) 【C-4とD-4境界部/高級住宅街/一日目・深夜】 【烏宿ひなた】 [状態]:感電による全身の熱傷(軽度・全身・手当て済)、肩の咬み傷(手当て済) [道具]:スーパーカブ90cc(運転中)、夏の山歩きの服装、リュックサック(野外活動用の物資入り) [方針] 基本.出来れば、女王感染者も殺さずに救う道を選びたい。異能者の身体を調べれば……。 1.最寄りの避難所(B-2 公民館)か、猟師小屋(B-6)に向かう。(次の書き手さんに任せます) 2.生きている人を探す。出来れば先生やししょーとも合流したい。 3.VHという状況にワクワクしている自覚があるが、表には出せない。 4.……お母さん、待っててね。 【字蔵恵子】 [状態]:健康、下半身の傷を手当て済、今までになく満腹 [道具]:スーパーカブ90cc(二ケツ中)、夏の山歩きの服装 [方針] 基本.生きて、幸せになる。 1.ひなたさんについていく。 ◇ ◇ バイクで烏宿邸を立つ二人を見送る、獣の影があった。 テールランプを反射した、赤いタペタムの輝きは、一つ。 その獣は隻眼であったが、元々この種は視覚をあまりアテにしない。 優れた聴覚と嗅覚を頼りに生きている動物である。 (若いメス2体が、ここを去ったようだな) (メスの大きな方……"ヒナタサン"があの"臭い"を残していた。 我の右眼を奪った武器……今なら分かる、"銃"が火を吹いたときの臭いだ) (このまま追いついて襲い、殺すのは容易い……が、小さい方のメス、"ケイコチャン"は指から雷を落とす。 アレを受けれは、我とて無傷とはいくまい。……傷を受けた状態で"奴"と戦うのはまずい) (ここにいる人間ども、ほとんどが呆けたようにフラついているが、 正気を保った者は油断ならぬ力を身につけている、ということだろうな) ("奴"……あの"山暮らしのメス"も含めて、だ。 爪も牙も持たず、ただ力で我を叩き伏せた、人間らしからぬ膂力の持ち主。元々、我はあのメスの臭いを追っていた。 ……だがどうしたことか、奴の臭いはこの"ヤマオリ"という人間のすみかの、南の木立で途絶えていた。 残っていたのは別のメスの臭いだ。奴も何らかの"力"を身につけたと考えて間違いあるまい) (あの"山暮らしのメス"と入れ違いになった"メス"の臭いを追うか? それとも"銃"の臭いを残す"ヒナタサン"を追うか? "ヒナタサン"の方は、あの乗り物が吐く臭いもあって追いやすいが……) (いずれにせよ、腹が減った) 辺りには、呆けたようにフラつく人間がよりどりみどりだ。 (……だが、ここで襲って人間を喰い散らかすのは、良くないな。 人間ども、特に"銃"で獣を狩る連中は、足跡一つ、爪痕一つからでも痕跡を辿り、我を追いかけてくる。 既にこの"ヤマオリ"に踏み入れた以上、足跡を追われることは避けられぬが……派手な痕跡は避けるべきか) (となると、既にこの"イエ"という巣穴に隠れている連中を喰らう方が安全だが……) 探すのは少々手間だ、と考えようとしたところで、その羆は閃く。 (……あの若いメス達が、1体"イエ"に隠していたな) ◇ ◇ 「イタ、ダキ、マス」 後に独眼熊と称される、本州で初めて発見されたヒグマの野生個体が捕食したのは、 山折村在住の女性、烏宿そらであった。 VH事件の影で発生した、日本史上初の、本州で発生した羆害事件である。 【D-4/高級住宅街 烏宿邸/一日目・深夜】 【独眼熊】 [状態]:健康、知能上昇中、ちょっと喋り方を覚えた [道具]:なし [方針] 基本."山暮らしのメス"(クマカイ)を殺す。猟師どもも殺す。 1."山暮らしのメス"(クマカイ)と入れ違いになったメスか、"ヒナタサン"(烏宿ひなた)を臭いで追う。 (どちらかは、後続の書き手さんに任せます) 2.人間、とくに猟師たちに気取られぬよう、痕跡をなるべく残さずに動く。 ※D-4 高級住宅街 烏宿邸の浴室に羆に食い荒らされた烏宿ひなたの母の死体が放置されています。 ※【注意】人肉の味を覚えました!!【警告】 024.禁色モザイク 投下順で読む 026.最強の男 時系列順で読む 「ごめんね」 字蔵 恵子 Behavior observation 烏宿 ひなた SURVIVE START 独眼熊
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牙岩王 【紹介】 結構な年長らしいが、その分発言力があると感じられる 第四期で仁官の重要性を大きく示した者ではないかと思える。 影なるにゃん国では米捲き隊とは別に個人レベルで米捲きを行い大きな影響を与えた(そのころは都市巡回はありませんでした) 軍議·戦略を考えるのが好きで得意。法関連も好きで得意。 また一度だけ建国を行った経験もある。(第五期) 深夜戦の高ON者、徹夜も余裕でこなしてしまうKMYにおいて最ON仁官。 猛攻兵に対する議論時彼の言った”仁官は生贄です”は名言(一部の人にとっては) 思いついたことをどんどん書き加えてページを作りましょう。 すいません。どなたか私の第2期からの【経歴】を付記して欲しいのですが。自分で自分の項目を編集するのは暗黙の了解でNGでしたよね? -- 牙岩王 (2008-07-28 03 56 08) 経歴を載せようにも、忘却の彼方に。鯖発展に非常に貢献してきた方ですので、何とかして経歴欲しいですね。 -- つるぎ (2008-08-01 05 26 30) 牙さんの欄を作ったのは私ですがごらんのとおり4期以前の件はわからなくて^^;; -- M (2008-08-03 01 28 14) 私が統一した7期のにゃんにゃん→ヨッシー国への大量援軍撤退もがんさんが仲介してくれたし…。あと、がちゃぴんって名前の時も…。いろいろ覚えてたりw← ただ、wikiに書けるほど正確な情報とは思えなので、編集は遠慮しておきます;;; -- 上杉 (2008-08-08 01 48 19) わかるところだけでも編集していったらそのうちうまるかも? 正確に覚えてるってのが困難ですよね。私も結構色々覚えてはいるんだけど正しいのかわからない。 -- つるぎ (2008-08-09 08 11 33) 自分の経歴なら(ry -- 香車 (2008-08-09 17 13 21) 名前 コメント
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この言葉。。。 人間。。。生物は。。。 植物。。。動物。。。 生物の犠牲のうえ。。。 生きていられる。。。 お陰さまで生きて行ける。。。 私が生きるため。。。 あなたのお命。。。いただきます。。。 というお話をを伺ったことがある。。。 生きるというのは。。。 もともと罪深きもの。。。 なのかもしれない。。。 その罪深き存在。。。 いただいている命。。。人生の中で。。。 何を恩返しできるのか。。。 ただ生きるのは。。。罪。。。 活き続ける。。。全うする。。。 汚れながら。。。苦しみながら。。。 いかに活かしていくのか。。。 頂いた命を無駄にしない。。。 そして許されるのかもしれない。。。 難しいし。。。反省ばかりだ!!! 苦しい!!!
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――自宅 今私達姉妹はあずにゃんを連れて私の家へ戻ってきている。 唯「本当に何も覚えてないの?」 梓「はい、それに自分の名前も分からないです……」 唯「えっとね、君の名前は中野梓ちゃんで、私の後輩で、憂の友達なんだよ」 梓「私が、ですか?」 憂「そうだよ?」 梓「うーん……」 唯「何か証拠になる物なかったかな……あ、そうだ!」 何かを思いついた私は押し入れの中から1冊のアルバムを取り出してそれを見せてみることにした。 ちなみに中身は私の小学生からの記念写真集、当然高校の軽音部時代の写真も一杯入ってる、これなら思い出してくれるはず! 梓「これ、確かに私ですね……それと一緒に写ってるこの人たちは誰なんですか?」 唯「えっとね……その人達は私達と同じ軽音部のみんなだよ。私の同級生の友達なのです!」 梓「軽音部?私、音楽やってたってことですか?」 唯「そだよー、私と一緒にギターやってたんだ。放課後ティータイムって名前のバンドでね」 唯「証拠ならあるよ。ほら、部屋の隅に2本のギターが飾ってあるよね?梓ちゃんのギターは赤い方のだから」 私は部屋の隅の壁に立てかけてある2つのギターを指さす。 1つはいつも私が使ってるギー太……といっても最近ワケあって触ってないんだけどね。 もう1つの赤いギター、それはあずにゃんの形見のギターであるむったんだ。 梓「実感は正直あんまりありませんけど、こうして私が写真に写ってるってことは私がバンドやってたって話は本当みたいですね」 梓「それに一緒に写っている人達は唯さんの同級生ってことはですよ、それって私の先輩にあたる人達てことですよね」 唯「そだよー」 梓「あと話は変わりますが他の写真も見てみた感じ……私と唯さんがツーショットで写っている写真が多いですよね。私達、何か特別な関係か何かだったんですか?」 唯「うっ……そ、それは」 梓「どうしました?」 唯「……まあいっか、どうせ言わなきゃいけないんだし。えっとね、私とあずに……梓ちゃんはその――」 梓「その?」 唯「……恋人同士だったんだ」 梓「え!?恋人同士って、私達女性ですよ!?」 唯「うん、そうなんだけどさ……とにかく私達、恋人同士だったんだ。信じてもらえないかもしれないけどね」 梓「訳が分かりませんよ、もう……」 憂「あっ!そ、そうだ!それよりも梓ちゃん濡れたままだよ。風邪引くといけないから着替えないと」 唯「そ、そうだね!ここのクローゼットの中の服、梓ちゃんの物がそのまましまってあるからさ」 梓「そのまま?それに私の服がこの家に?」 憂「へ?そ、そう!ええと、と……とにかく早く着替えて、ね?それとお姉ちゃん、ちょっとこっちへ……」 唯「どったの憂?」 憂「いいから早く、ちょっと話があるんだ」 唯「う、うん……それじゃ梓ちゃん、ごゆっくりー」 梓「……??」 ―――――― ―――― ―― 私は憂に促されて隣の部屋に連れてこられ憂の手によってドアがしっかりと閉められる。 きっとあずにゃんに聞かれたくない話なんだろう、憂が何を言いたいのかは私にも大体わかる。 憂「お姉ちゃん、これからの事なんだけどね。梓ちゃんの事、他の人達にはどう報告するの?」 唯「いきなりこんな話してもみんな冗談だと思って信じてくれないよぉ」 憂「でも、梅雨が来たら梓ちゃんが戻ってくるって話みんな知ってるからそうとも言えないかもしれないよ?」 唯「そうだね、とにかく日を選んでみんなに話してみるね。みんなだってあずにゃんに会いたいかもだし」 憂「分かった。あとそれとね、今の梓ちゃん何も覚えてないみたいだよね。私の事もお姉ちゃんの事も、軽音部の皆さんの事も。そして自分が一度死んでしまったことも」 唯「どうしてなんだろう……憂は何か心当たりある?」 憂「私にだってそんなの分かんないよぅ!」 唯「……私との今までのこと、全部忘れちゃったんだよね」 憂「……多分、ね」 唯「ならさ、記憶がないならまた今日から好きになってもらえればいいんだよ!憂の事も私の事もね」 憂「うん、そうだよね!」 唯「あと考えたんだけど、あずにゃんには自分が死んじゃった事をさ、内緒にしておこう?」 憂「それがいいかもね、混乱させちゃいけないし」 唯「じゃ、戻ろっか」 憂「うん」 梓(壁にいっぱい写真が飾ってあるけど……どれも私が写ってる。やっぱり私はあの人達の知り合いなんだ) 梓「あ……鏡台の上に指輪……さっき唯さんが付けてたのと同じ物だ」 梓「ちょっと付けてみようかな」 梓「……ぴったりだ。どうして?これも私の物だったの?」 がらがら 唯「あっ、梓ちゃん着替え終わったんだねー」 梓「ええ、なんか不思議ですね、どの服も私の体にピッタリのサイズなんですよ」 憂「そりゃあ全部梓ちゃんの服だからね、ピッタリ合ってて当然だよ」 唯「わーい!梓ちゃんやっぱりその服お似合いだよー!」ぎゅーっ 私は昔を思い出したかのように条件反射的にあずにゃんに飛びついていた。 いきなり抱きつかれたあずにゃんはすごく困惑した顔で私を見つめている。 梓「にゃあっ!い、いきなり何なんですかっ!」 唯「あっ、ごめんねーついつい可愛くって抱きついちゃったっ!」 憂「お姉ちゃん梓ちゃんとスキンシップするの好きだったからね」 憂(記憶がなくても反応は昔のまんまだ……本能だよねこれって……) 梓「は、はぁ……(何だろう……変わった人だなぁ……けどあんまり嫌な感じがしない、かも)」 梓「とりあえず離れてくれませんか?」 唯「うーん、やっぱり私にはあずにゃん分がないとつらいよぉー」 梓「……意味がわかりません、ああ、そうだ、話は変わるんですけど」 唯「何かな?」 梓「さっき、私何であんな森の中の神社なんかにいたんですか?傘も持たないで1人で」 梓「それにどうして記憶まで無くしてるんですか?」 唯憂(ギクッ!!) 唯「んー、それはね、あ、あれだよ!(どうしようどうしようどうしよう!!)」 憂「散歩してたんだよ、私達3人でね」 唯(憂ナイス!) 梓「……散歩、ですか?あんな雨の中でですか?」 憂「ほ、ほら、あそこ自然がいっぱいある場所だから雨になると雨の時しか顔を出さない動物や虫がいるんだよ!だからそれの観察にわざわざ来てたんだよ」 梓「……」 唯(うわっ、そうきたか……) 唯「うん!そうなんだよ!それでね、途中で梓ちゃんが具合悪くなってあそこでお昼寝してたんだよ。そんで起きた時には今迄の記憶が全部飛んじゃってたんだ」 梓「うーん、そうなんですか?」 唯「うん!そういうことですっ!」 梓「それじゃあ私、記憶がなくなる前はここに住んでたんですよね?」 唯「そだよー」 憂「うんうん、この家でお姉ちゃんと梓ちゃんは2人で住んでたんだよ?」 梓「私は……中野梓。あなたの後輩であり憂の友達……」 唯「うんうん!」 梓「1つ聞いていいですか?」 唯「何かな何かな?」 梓「この部屋、すっごい散らかってるんですけど……私ってこんなだらしない人間だったんですか?」 そう言われて周りを見渡すとゴミやら服やら色んな小物やらが無造作に散乱していた。 そういや前に憂が掃除してくれた時から結構日が経ってるもんね。 あずにゃんがいなくなってからの私ってこんな自堕落な生活してたんだ…… 憂「あ……こ、これはね!梓ちゃんはとても几帳面で綺麗好きな子だよ?ただ最近病気がちで寝込んでることが多かったからさ、あんまり掃除が行き届いてなかったんだよ」 梓「……そんなもんなんですか……それにしても酷いですよね、これは……」 あずにゃんに色々と説明をしている内にあっという間に日が暮れてしまった。 そしてその夜―― あずにゃんは今日1日色々あって疲れたようで早々に床に就いて今はぐっすり熟睡中。 そんな寝室の隣で私と憂は余っていた缶ビール一献傾けながら会話をしている最中だ。 憂「今日は色々ありすぎた1日だったよね」 唯「そうだよねぇ。それにしてもホントにあずにゃんが戻ってきてくれるなんてね」 憂「実際に起きてみると本当に信じられないよ、これ夢なんじゃないかなって思っちゃったりするんだ」 唯「だよねー、まさか幽霊……な訳ないよね?」 憂「まさか……ちゃんと足付いてたし生きてる人間の感触がしたよ」 憂「梓ちゃんは今どこに?」 唯「私のベッドに寝かせてあげてるよ。元々あずにゃんと2人で寝るために用意したダブルベッドだし丁度いいからねぇ」 憂「そうなんだ、それじゃあ私もそろそろ寝るね、なんか眠くなってきちゃった」 唯「それじゃそろそろ寝よっか」 憂「おやすみお姉ちゃん」 唯「おやすみ憂」 ―― 寝室のベッドの上ではあずにゃんが気持ちよさそうな寝息を立てて熟睡している。 あずにゃんが亡くなってからはその広さを持て余していたダブルサイズのベッドだったけど、今はその広さを持て余す事無く機能していた。 唯「……あずにゃん、ぐっすり寝てるね」 梓「Zzz……」 唯「可愛い寝顔だなぁ……またこうやってあずにゃんの顔が見れるなんて私何て言ったらいいか……」 私は起こさないようにそっとあずにゃんの頬を触ってみた。 柔らかい肌の感触がして、手に体温の温かみが伝わってくる。 唯「間違いない、ちゃんと生きてる。あずにゃんは幽霊なんかじゃない、ちゃんと今生きている人間だよ」 唯「そっくりさんでもないし、この私が間違える訳ないもん」 ――出来るなら……もう1度、あの子に会いたい。 1度でいいから会って、話がしたい―― 私はあの時確かにこう願った。 まさか本当に願いが叶うなんてね、正直びっくりかも。 ただし今迄過ごしてきた記憶は全部無くなっちゃってたけど…… でもそんな事はもうどうでもいい、今はただ帰ってきてくれた事を神様に感謝しないとね。 翌日 憂「お姉ちゃん、朝ごはんできたよ」 唯「うーん、おはよーういー……って、何か背中がヒンヤリするよぉ」 憂「お姉ちゃん何で床で寝てたの?」 唯「そっか……昨日あのまま床で横になってそのまま寝ちゃってたんだ」 居間 憂「梓ちゃん、お姉ちゃん起こしてきたよ」 梓「ありがとう憂」 唯(あ、あれ??) 唯(昨日あれだけ散らかってた部屋が綺麗になってるし、あずにゃんがキッチンでお料理してる……) 梓「おはようございます唯先輩」 唯「あっ……お、おはよう、梓ちゃん」 唯「今さ、唯先輩って呼んでくれたよね……?」 梓「ええ、私達高校の先輩後輩の関係だったんですよね。ならこう呼ぶのが一番いいかなって。それに「さん」付けだとすごく違和感感じるんですよ、不思議な位に」 唯(ああ、記憶が戻ったわけじゃなかったんだ) 唯(でもなんか昔を思い出すなぁー) 梓「どうしました?」 唯「あっ!ううん、なんでもないよー」 梓「そうですか。それと唯先輩、部屋綺麗に掃除しておきましたから、もう散らかしちゃダメですよ」 唯「う、うん」 唯(この感じ、記憶がなくてもやっぱりあずにゃんはあずにゃんだなぁ) 梓「さ、朝ごはんの用意もできましたし、食べましょうか」 唯憂「うん!」 唯「梓ちゃんの手料理久しぶりだねぇー」 憂「そうだよねー」 梓「久しぶり……?」 唯憂「あ……」 梓「なんか変な感じ……」 唯「あっ!ああ、この服?そうだよね、私がスーツ着てるって合わないもんね!」 梓「いえ、そうじゃなくて……あなた達姉妹が」 憂「え?」 梓「なにか隠してませんか?私に内緒で」 唯憂「そんなことないよ!」 やばい、どう見てもあずにゃんは私達を疑ってるよ! とにかくなんとかしてこの場を乗り切らないと!って思ってたその時、玄関のチャイムが鳴った。 助かったぁー、誰か知らないけどありがとうお客さん。 梓「こんな朝早くにお客さんかな?私ちょっといってきますね」 唯「あっ!待って!」 本当は既に死んじゃってる筈のあずにゃんを他の誰かに会わせるのは非常にまずいと思い、咄嗟に呼び止める。 しかし僅かに間に合わなくて私が呼び止める声とドアを開ける音が見事にハモって聞こえてきてしまった。 梓「はーい、どちら様ですか?」 純「おはよーございまーす唯先輩!憂こっちに来てますかー?って何だ梓か」 純「……あれ」 純「って、えええええええ!!?」 梓「??」 純(何これ……寝不足のせいで私まだ寝ぼけてるのかな……梓の幻覚が見えるよ、しかも声付きで) 憂「あっ!純ちゃんおはよう」 純「う……憂!!ちょっとこれ、どういうこと!?なんで梓が」 憂「ごめんね純ちゃん、ちょっと話せば長くなるから後でいいかな?」 純「う……うん」 梓「あの、あなた私の事知ってるんですか?」 純「え?どうしちゃったの梓、その言葉遣いなんか変だよ?」 唯「あのね梓ちゃん、その子は梓ちゃんと憂の同級生で友達の純ちゃんだよ」 梓「私の同級生?友達?」 純「な……何なのこれ、さっぱり状況が理解できないんですけど」 憂「それは後でゆっくり説明するからとりあえず行こ?」 純「う、うん」 憂「それじゃお姉ちゃん、梓ちゃん、いってきまーす」 唯梓「いってらっしゃーい」 唯「さて、憂も行っちゃったし私もそろそろ行くね」 梓「はい」 唯「そうだ、梓ちゃんはまだ外に出ない方がいいんじゃないかな。ほら、また具合悪くなったりすると困るし」 梓「そうですね。それなら今日は外出はしないでおきますね」 唯「うん、お留守番お願いね!それじゃ行ってきます!」 梓「いってらっしゃい唯先輩」 梅雨時にしては珍しく晴れ間がのぞいていて強めの日差しが照りつける中、私はあずにゃんに見送られ自転車にまたがって会社へと向かった。 自転車のペダルを漕ぐ速さが今日はいつもより速い。 あずにゃんに「いってらっしゃい」と見送られて出発する、これは1年前迄なら何でもなかった普通の日常。 一度は壊れたそんな日常がまたこうやって戻ってきた喜びで、この時の私の心は躍っていた。 4
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+2011年放送 たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい5〜6個のこと20111009 たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい5〜6個のこと20111230
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概略 コメント 概略 イベント名:どうしておなかがすくのかな? 開催期間:2014年4月20日(日)16時 ~ 4月30日(水)15時 ライブをプレイしてイベントアイコンを取得、それを消費してイベント楽曲をプレイできます。 イベント楽曲の成績に応じて取得できるポイントを溜める事でストーリーが解放されるイベントです。 詳しくはお知らせ及びイベントページをくまなく読んでください。 イベントアイコンについて 消費LP14以下の曲ではLPと同数、LP15の曲では16個、LP25の曲では27個流れてきます。 goodやbadでもいいのでタッチする事によって取得。見逃してmissだと取得失敗になります。 消費4倍楽曲について 通常のイベント曲を4回プレイした時に比べて、入手経験値/G/部員数の全て大損をします(4分の1)。 そのデメリットを承知の上で、かかる時間を少しでも短縮したい時にのみプレイするための物です。 エキスパートのランダム譜面について 取得ポイントはランダムでない方と同じなので、自信のない人は無理にプレイしなくても大丈夫です。 一度クリアするだけで石が一つ貰えるので、それだけ貰っておくのもよいでしょう。 ポイント報酬の[N]部員について うっかり練習や転部に使ってしまう事案が多発しています。 入手したら必ずすぐにお気に入り登録しておきましょう。 先生&アルパカについて 練習か転部のどちらかの使い道しかなく、特殊効果もありません。 溜めても特に意味はないのでさっさと消費して構いません。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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とっておきの人相がき 依頼主 :ラティシャ(リムサ・ロミンサ:上甲板層 X10-Y7) 受注条件:レベル2~ ラティシャ 「私たちが心をこめて、お客様をおもてなししても、 心ないお客様というのは、少なからずいらっしゃるもので ・・・・・・実は、無銭飲食が起きました。 うちの調理師「ル・スーシモ」が用意した 「食い逃げ犯の人相書き」を受け取り、 イエロージャケットへ通報願います。」 ル・スーシモから食い逃げ犯の人相書きを受け取る ル・スーシモ 「私たちが愛情込めて作った料理を 食い逃げするなんて、許せません! この「食い逃げ犯の人相書き」を コーラルタワーにつめてるイエロージャケットの 「ゴードバート」へ突きつけてやってください!!」 ゴードバートに食い逃げ犯の人相書きを渡す ゴードバート 「レストラン「ビスマルク」の 「食い逃げ犯の人相書き」を持ってきたって・・・・・・?」 (食い逃げ犯の人相書きを渡す) ゴードバート 「こ、この人相書きは・・・・・・ 通報があった以上、全力は尽くそう。 それが、我らイエロージャケットの務めであるからな。 ただ・・・・・・せっかくの人相書きだが、これは何だ? ヒューランなのか、ララフェルなのか、ルガディンなのか、 それすらさっぱり分からんぞ。 これでは、らちがあかない。 直接、事情聴取をした方が早そうだから、 「ル・スーシモ」に、出頭するよう伝えてくれ。」 ル・スーシモと話す ル・スーシモ 「ご苦労さまです、人相書きを渡せたようですね。 これで、犯人は捕まったも同然です! 私、料理の次に絵が得意だったんですよ! ・・・・・・って、なんですって!? 私が、イエロージャケットへ出頭しろと!? 今さら何を話せばいいのでしょう・・・・・・? 私が描いた傑作の人相書きさえあれば、 ほかの情報なんて不要だと思うのですが・・・・・・。」
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天江衣を捕獲してきますか? 衣調教in era咲 調教注意 リレー? 第1局 827 833 922・ 923 827 :名無しさん@ピンキー :2009/08/01(土) 12 25 33 ID aD7Bp6RV 天江 衣 を捕獲してきますか? [0]はい [1]いいえ 0 ・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・ 「おい、おまえっ、衣をこんなところに連れてきて、いったいどうするつもりだ!」 長野県のとある田舎の道ばたで、自販機の上の方にあるボタンを 背伸びしてなんとか押そうとしていたところを 拉致専門の業者に頼んで拐してきてもらった肉奴隷候補の天江衣。 彼女はざっとデータを見たころと【生意気】【反抗的】【プライド高い】など 調教時における目立ったマイナス要素がいくつかあるので 少しばかり躾けるのに時間がかかるかもしれない。 暴れられると面倒なので、今は丸裸にひん剥いて後ろ手に縛って天井から吊し 身動きできないようにしてあった。 「聞いてるのか!? そこのおま・・ぐもぅ!?」 【39】ボールギャグ やかましいので、少し黙っててもらうことにする。 「んんっ!! んん――――っ! んんぅんン~~~~~~~っっ!!!」 言葉を封じられた衣はなおもウーウーと唸りながら 小さな身体をよじって荒縄の縛めから抜け出そうとしている。 【34】スパンキング バシィィン! 「うぐっ!?」 手のひらを開いて振りかぶり、口枷を施してもなお五月蠅い衣の頬を張った。 ぶたれた箇所が、うっすらと椛のように赤くなる。 「・・・・・・っ! んんん~~~~~~~~~っ!! ン――」 なおも何かを言い募ろうと唸る衣。 バシィンッ! パアァァン! そんな彼女の頬を、もう一度張り飛ばした。 しかも今度は往復で。 反抗的で元気な奴隷には、やはり苦痛を与えて黙らせるにかぎる。 元気が良いようなので、それを2度、3度、4度、5度と続けて行う。 繰り返す。 痛みと暴力による恐怖を、その小さな身体にしっかりと覚え込ませるのだ。 ぶっ続けで顔や棟、背中や尻など 叩きやすく、より痛がり痕の残る場所に平手の雨を降らせる。 こちらの手が痛くなる頃には、衣はもう何も言わなくなっていた。 「・・・・っ、・・・・っっ・・・・・っ・・・」 彼女は今、どのような顔をしているのだろうか。 兎耳のカチューシャを付けた乱れた長い髪に隠れてその表情は確認できなかったが 小刻みに震える身体を見れば推して知ることができた。 ※※コマンドを入力して下さい※※ 833 :名無しさん@ピンキー :2009/08/02(日) 10 46 29 ID NfXt5Rym 【33】媚薬 すっかり大人しくなった衣。 顎を持ち、上を向かせると はらりと落ちた長い髪の間からその表情が伺える。 目の端には涙の珠。 その表情には、苦痛と怯えと屈辱と。 負の感情にまみれた、とても良い顔をしていた。 すぐ側にある棚から小さな硝子の瓶を取り出し、蓋を開ける。 キュポンという可愛い音がして覆いが外れると 辺りにむわっとした甘ったるい匂いが立ちこめた。 小瓶の中身は媚薬。 女の子をトロトロに蕩けさせる薬だった。 上を向かせた衣。 小さな口にかっちり填ったボールギャグの穴から、小瓶の中身を流し込んでやる。 「んんっ!? ぅぐう~~~~~~~~~っ!」 すると衣は、口内に入り込んだその液体をなんとか飲み込むまいと イヤイヤをするように首を横に振って難を逃れようとするが、そうは問屋が卸ろさない。 下を向いて薬を吐き出させないために腕に力を入れて顎を固定し 開いてるもう片方の手で鼻を摘んでやった。 「ゥんンンっ!?」 すると、途端に息ができなくなる。 空気を求め、再び暴れ始める衣。 だが今回は暴力は振るわない。 せっかくの高価なクスリを吐き出されでもしたら困るからだ。 このクスリの値段は野口英世2人分。 なんとしても飲んでもらわなければならない。 だから、しばらく待つことにした。 「ぐぅぅぅ~~~~~~っ!!」 鼻は摘んだまま。 顔は固定して、決して下は向かせない。 これで呼吸を再開するには、口の中の液体を飲み干すしかなくなる。 時間の問題だった。 「~~~~~~~~~・・・・・・・・・ごきゅっ・・・ごく・・・ごく」 白くて簡単にへし折れてしまいそうな喉。 それが幾度か上下に動いた。 酸欠に耐えかねた衣は、眉根を寄せ顔を真っ赤にしながらも 口内に溜まったトロリとした薬液を自分の唾液と共に、ついに飲み込んだのだ。 「ぅゴホッ、ゴホゴホッ! エ゙ボッ! うググ・・・・ゴホッ」 何度もえづいて咳き込む衣。 この媚薬は即効性。 液状だし、すぐに効いて気持ちよくなる。 ※※コマンドを入力して下さい※※ 922 :名無しさん@ピンキー :2009/08/13(木) 13 20 03 ID Zawk5mK3 【69】シックスナイン ボールギャグを外し、相手を屈服させるべく 互いの性器を舐め合うという恥ずかしくて屈辱的なことをさせようとしたのだが ペニスを鼻の頭に持ってきた途端、衣は嘔吐した。 「ぅぅっ、うええぇぇっ・・・・・・ぅ・・っ」 一週間ばかり風呂に入っていなかったのがまずかったのだろうか。 チンポ臭を嗅いだとたんにご覧の有様。 仕方なく、別の行為に切り替える。 【30】素股 これぐらいならば行けるだろう。 そう思い、自分の子供性器をギンギンに張りつめた勃起に擦りつけるように命じる。 渋々跨る衣。 腰を落とし、性器と性器が触れるか触れないかというところで しかし衣は駄々を捏ねはじめる。 「ひ・・・っ い、嫌だぁっ」 目尻の端に涙を浮かべて、拒絶の意を現す。 あれも嫌、これも嫌。 なかなかに我が侭な娘である。 どうやらまだ殴られ足りないらしい。 【35】鞭 仕方がないので、再び暴力に訴えることにする。 先程はスパンキングだったが、今度は鞭。 壁に掛けてあったそれを手に取り、一度床を打ち鳴らしてみる。 ヒュンッ パシイィン 調教部屋に小気味の良い音が響く。 「ヒッ!? ぁ・・・・ゃ、やだっ」 今から自分が何をされるのかわかったらしい。 衣は瞳孔の狭まった瞳でこちらを見る。 今の彼女は、麻雀を打っているときとはうって変わって まるで怯える小動物のようだった。 だけど遠慮なんかしない。 たっぷりと鞭の痛味を、その身体に教えてやるのだ。 923 :名無しさん@ピンキー :2009/08/13(木) 13 21 21 ID Zawk5mK3 鞭を振り上げる。 狙うは衣の扁平胸や腹、太股など。 力任せにオーバースローで叩き付けた。 ヒゥン バシィィン! 「ひぐっ!?」 痛みの籠もった悲鳴が上がる。 なかなかに良い声だった。 その可愛いらしい叫びをもう一度聞きたい。 そう思い、再び鞭を上げて 痛みで小刻みに震える幼い身体へと打ち下ろした。 振り下ろされたそれは、生きた蛇のように空中で身をくねらせ 衣に襲いかかる。 バシイィッ!! 「きゃううぅっ!」 耳に心地良い悲鳴。 もう一度。 ビシイイィッ 「はぐうっ!!」 もう一度。 「痛あぁいっ!」 もう一度。 「も、許し・・ひいぃぃっ!」 もう一度。 「た、たすけっ、ぃ゙はうっ!!」 何度も、何度も、何度も、何度も。 痛がり怯える小さな体に叩き付けた。 鞭の痛さと怖さと傷痕を、その身に刻み込んでやった。 【30】素股 もう一度、素股。 しかし今回は上手くいった。 鞭打ちが相当効いたようで、素股を命じると素直に従った。 「ぅ・・・っ・・・ぅぅ・・気持ち、悪いよ~~」 半分ベソをかいたような情けない声。 青々とした血管がドクドクいっている肉の凶器の上に跨り おっかなびっくり性器の割れ目を押しつけると 言われた通りに腰を動かしだした。 「っ・・・・っ・・・! 熱い~・・・・・脈打ってるぅ・・・っ」 股間から伝わってくるおぞましい感触に耐えるかのように 両の瞳をぎゅっと瞑り、それでもなんとかクレバスでペニスを刺激し続ける。 ※※コマンドを入力して下さい※※ 龍門渕 透華 はすでに捕獲していますか? [0]はい [1]いいえ 参考までに:http //www37.atwiki.jp/eraseries/pages/14.html
https://w.atwiki.jp/lnca1463/pages/28.html
コスモ石油で行っているコスモスマートビークルはとてもお得なサービスとなっています。 ガソリン代が割引となるほか,持ち込み割引や洗車サービスなど色んな特典があります。 今ならコスモ・ザ・カード給油限定で,いつもの1円・3円・5円割引が2倍割の2円・6円・10円となるんです。 3/31までにスマートビークルを契約すれば期間中ずっと適用となります。 スマートビークルのプランは,ホワイトパック・シルバーパック・ゴールドパックです。 スズキスペーシアカスタムのゴールドパックで60ヶ月間なら,月々33,372円になります。 カーリースを利用していて,解約したいという気持ちに駆られる事もあるかもしれません。 契約期間の途中で解約をすることは可能なのでしょうか。 解約については下のサイトを見ておくと参考になるかと思います。 カーリースの中途解約について