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京太郎「……」 智葉「それで私達に相談というのはなんだ? 部活後密かにということはそれなりに深刻な話か?」 ハオ「明華だけいないということは彼女についてのことですか?」 ネリー「ねーねー私おなかすいたー」 メグ「ラーメンならありマスガ?」 京太郎「この前明華さんの家に行った時の話なんですが…」 明華「そうだ、この前フランスの母から私の好きなジュースが届いたのですが少し飲んでいきませんか?」 京太郎「いいんですか?」 明華「ええ、一人で味わうというのも寂しいですし量もありますからね」 京太郎「そういうことなら是非ご馳走になります」 明華「ただ摘まむものがチーズくらいしかありませんね…何か買いに行きますかね」 京太郎「ちょっと冷蔵庫の中見せてもらってもいいですか、あるもので軽く作りますよ?」 明華「そうですか? でも今はたいしたものが…」 京太郎「ふむふむ…これだけあれば十分ですね、じゃあちゃちゃっと作っちゃいますか!」 智葉「まずさらっと男子禁制の女子寮に入ってることにツッコミたいのだが」 ネリー「というかずるい! おいしい物食べるならネリーも呼んでよ!」 ハオ「フランス産の"ジュース"ですか…」 メグ「この後の展開が何となく予想つきマス…」 京太郎「いやー! 確かにこのジュースおいしいですね!」 明華「気に入ってもらえたようで何よりです」グビッ 京太郎「ちょっとオーブンのジャガイモの様子を……あっ」フラッ 明華「あら? もう酔ってきたのですか?」 京太郎「酔うって…まさかこれお酒なんですか?」 明華「アルコールほとんど入っていませんしジュースですよ。あっ、このおつまみおいしいです」パクッ 京太郎「……これ学校にばれたりしたら停学じゃないですか?」 明華「大丈夫ですよ、ラベルもフランス語ですし捨てる時少し注意すればまずばれませんよ」 京太郎「それもそうですね! 細かいこと気にせずに楽しみますか!」 ハオ「はい、アウトですね」 京太郎「俺だって飲む前に酒とわかっていればっ…アルコールで思考が鈍っていなければっ!!」 智葉「おいメグ…」チラッ メグ「ちょっと小腹が空きました…ちょっと学食行ってきマス。ネリーも行きましょう、奢りマス」 ネリー「ほんとに!? やったー!!」 京太郎「そしてその後に…」 明華「うふふ~きょーたろーのんでましゅか~」 京太郎「あははーみょんふぁさんろれつまわってないですねー、なんかかわいいですー」 明華「かわいいー? わたひかわいいですかー?」 京太郎「はいーめっちゃかわいいですー!」 明華「ほんとですかー? ならちゅーしてくらしゃい! ちゅーして!」 京太郎「わかりましたー!」チュッ 明華「んっううっ♪」 京太郎「はむっ…じゅるっ……ちゅぱっ…」 明華「あふっ…きょーたろぉ…」トローン 智葉「お前なぁ…流石に仲間のそういう生々しい話を聞かされるのは…」 ハオ「ちゃんと避妊はしてましたか? してなかったら今からもしもの時のことを話し合って…」 京太郎「待ってください! 朝お互いに服着てましたしそこまでは行ってません! キスだけです!」 智葉「いや、それでも十分アウトだからな」 ハオ「それで相談というのは気まずくなった関係をどうにかしたいということですか?」 京太郎「その時のことは俺が責任取るって話になって解決したんですがその後が問題で…」 智葉「おい待て! いまさらりと重大なこと言っただろ!」 ハオ「でも解決したならほかにどんな問題が…?」 京太郎「えっと…それからというもの明華さんが…」 明華「京太郎おはようございます。おはようのキスお願いします♪」 明華「今日は沢山打って疲れました…ですから京太郎成分いただきますね!」チュッ 明華「学校でキスはダメ? でもここなら誰も来ませんし……ありがとうございます♪」 京太郎「…明華さんキス魔だったみたいでところ構わずキスしてってせがまれて」 ハオ「そういえばフランスの女性はキスに対して積極的らしいですよ?」 智葉「ああ、確かにそんな話を聞いたことはあるな」 京太郎「明華さんとキスするのが嫌とかじゃなく流石に見られながらというのは……」 明華「まだ誰か残っているのですか?」ガラッ 京太郎「~ッッ!!」ビクッ 明華「あら? 3人で何かお話していたのですか?」 智葉「ああ、京太郎からお前たちが付き合い始めたという報告を受けてな」 ハオ「いきなりだったので驚きましたよ」 明華「まあ! 恥ずかしいから内緒にしてくれと言っていましたが決心したのですね!」 京太郎「いや…まあそんなところです…」 明華「それより京太郎! 一緒に帰ろうとメールしたのに返事してくれないとはどういうことですか!」プンプン 京太郎「メールなんて……ってサイレントマナーになってんじゃん」 明華「彼女を待たせた罰としてキスを要求します! たくさん!」 京太郎「智葉さんとハオもいるからそれは帰ってからで…」 明華「まあまあ、もう話してしまったのならいいじゃないですか」 智葉「私達は邪魔みたいだな、先に失礼するぞ」 ハオ「ええ、なので思う存分しちゃってくださいね」 明華「はい♪」 京太郎「あの明華さん…誰かが戻ってきて見つかったりしたら…」 明華「あの京太郎?」 京太郎「はい?」 明華「部室でというのもスリルがあっていいと思いませんか?」 京太郎「思いません、流石にあぶな…」 明華「というわけでいきますね♪」チュッ 京太郎「いきっ…んっ…ひうっ……はぁっ……」ビクン カン!
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(ハマコイからの続きです) カナの様子が何かおかしい。いや、おかしいのは元々なんだけど……。 そう言えば、藤岡君もちょっとだけ雰囲気が変わったような気がする。 カナは前よりも騒がしくなった様に見えるし、藤岡君もどこか動きがぎこちない。 ────2人の間に何かあったわね? 私はリコ。藤岡君の事は、中学の入学式の日以来、想いを抱き続けている。 何度か話しかけた事はあるし、理科の実験でも同じ班になったこともある。 格好良くて、スポーツ万能で、とても優しい藤岡君。 学校で彼と会う度に、私の想いはどんどん強まっていった。 他のクラスメイトに「告白しちゃえば?」とは言われたものの、一つ問題があった。 彼は何を思ったか、同じクラスメイトのカナ──南夏奈──を好いていた。 カナの性格を考えると、彼がどうしてカナを選んだのかは到底理解出来ない。 別に私はカナが嫌いな訳ではない。でも、彼女に大して許せない事が一つある。 そう、カナは藤岡君に気がある訳でもなく、以前も話していたけど、 「そういう意味での好きな人は居ない」という。 藤岡君に対しても、実際、『友達』として接していると彼女は言うけれど、本当かしら? 翌日─────。 田舎というのは噂が広まるのが早い。 今回はどんな噂が広まったかと言うと、カナと藤岡君の事だった。 「おはよう」 おっと、噂をすれば誰とやら。朝練を終えた藤岡君が、教室の中へ入ってきた。 「おはよう、藤岡く…「よう、旦那!! 奥さんはどうしたんだい!?」 私が挨拶しようとしたら、他の男子の大声で掻き消してしまった。 折角藤岡君に挨拶しようとしているのに、何てことするのよ!! 「え? お、奥さんって、おれ、結婚なんかしてないよ?」 「何言ってんだよ、お、さては早速夫婦喧嘩ですか?」 「藤岡も隅に置けんやっちゃなー」 「えっと、式は幾日だっけ?」 入って早々男子にからかわれる藤岡君。ちょっと照れている彼も格好良いけれども、 照れている相手が誰だか分かっている私は、彼のその様子を直視出来なかった。 「おいおい、からかうなよ。おれには、別に………その…………あ!!」 藤岡君の咄嗟の声に、クラスメイト全員が教室の前の扉に注目する。 がらがらがら。 扉を開けて入ってきたのは、私達2年5組のムードメーカにしてトラブルメーカ、 そして、騒音メーカの南夏奈だった。 「お早う、南」 「お早う」 しかし、カナは短く挨拶を返しただけで、それから特に何も言わずに席に着いた。 藤岡君も特に気にしていない様子。 「何だ何だ? お前のカミさん、愛想悪いな」 「やっぱり喧嘩か? 南、怒るとおっかねゃーかんな」 「だから違うよ!」 明らかに2人の様子がおかしい。 私は丁度教室に入ってきたケイコのスカートを掴み、早速訊いてみた。 「カナと藤岡君、様子が変だけど、どうしたの?」 すると、ケイコは驚いた様子で私を見る。え? わ、私、何か悪い事言ったかしら? 「え?! 知らないの? リコが知らないんなら知らないでいいんだけど」 「一体何があったのよ?! もしかして、カナが藤岡君を虐めたとか?」 「うーん、それは無いと思うよ」 「じゃあ、何よ?」 「リコなら多分分かると思うよ?」 少し取り乱していたせいか、気が付けば私は、半ば脅迫するような姿勢でケイコに迫っていた。 「…………ご、ごめん」 ケイコのどこか遠回しな言い方で、2人の間に何があったか、ようやっと気付いた。 いや、昨日の時点で大体想像はしていたけれども、2人はどうやら付き合い出したのだ。 私にとって、『それ』は最悪の事態だった。 ケイコをトイレに強制連行し、彼女から話を伺う。 すると、2人は先日、何と横浜でデートをしてきたらしい。 塾帰りの男子がカナと藤岡君を目撃したとのことだった。 そして、何があったかは知らないけれど、2人はどういう訳か『汗だくだった』という。 「電車の中、そんなに暑かったのかしら?」 「さぁ、乗換の時に走った、とか?」 結局、何故2人が汗だくだったのかは誰も分からなかった。 ただ、2人が『とても仲良くしている様に見える』ことは、彼らの目には明らかだったという。 …………そして、この話が全校へと流れた。 田舎の恐ろしさを実感する。東京じゃこんな風にはならないらしいわね。想像だけど。 しかし、それにしては2人の朝のやりとりには違和感を覚える。 カナの事を考えると苛々してくるけれども、どうせ付き合ってるのなら、 朝から抱きついちゃうとかしちゃうんじゃないのかしら? ほら、こうやって、さ。 「リ……リコ……頼むから、もう離して……息…出来ないよぉ」 あ、ごめん。つい取り乱してて。 付き合い始めて早々、2人に何かあったに違いない。 場合によっては私に藤岡君奪回のチャンスが訪れるかも知れない。 そうすれば、私はモーレツハッピーになれる!! よし、2人におかしな様子が無いか、今日は一日中、2人を観察しよう。 私はカナと藤岡君の様子をずっと観察していた。 カナは私と同じ一番後ろの列なので、窓側を向けばその様子は分かる。 でも、お互いに隅っこ同士なので、間にいる6人が邪魔でしょうがない。 「そこ、ちゃんと黒板見なさい」 あっちゃー、先生に注意されちゃったわ。 午前中は、2人の間に特に変わった様子は無く、定刻通りに給食の時間を迎える。 相変わらずカナはケイコの分を横取りしようとしているし、 藤岡君も変わらず、班の皆と仲良く食べている。 午後は体育と理科。 体育は男女別だから、藤岡君の様子は分からなかった。 カナはいつも以上にケイコを振り回していただけで、特におかしな様子は無かった。 6時間目の理科も同じ。今日は理科室で実験だったけど、2人に変わった様子は無かった。 「はーぁ。結局何も起きなかったわね。何か決定的な事が起きないかしら?」 「私に訊かれても困るわ…」 「え? 私何か言ってた?」 「………………。分からなかったのならそれでいいわ」 どちらかと言えば、今日一日観察していて一番変だったのは、ケイコの様な気がした。 「変わってるのはリコの方よ?」 わ、私は普通よ、普通。何を基準に『普通』とするのか訊かれると、ちょっと困るけど。 「起立! 礼!」 「「「さようなら」」」 「はい、さようなら。気をつけて帰って下さい」 ホームルームが終わり、生徒達がどっと教室を飛び出す。 今日は午後練は休みなのか、藤岡君はいつもの様に外へ飛び出したりはせず、 せっせと教科書やノートを鞄に仕舞っている。 あれ? そう言えば、カナは? カナはいつの間にか教室から姿を消していた。 彼女は、帰る時は必ず後の扉───そこには私の席がある───から出るので、必ず私の前なり後なりを通るハズ。 ところが、彼女の存在感たっぷりの気配は感ぜられなかった。 「カナったら、私に気付かれないように前から出てったわね?」 まぁ、でもいいわ。これで私は藤岡君が見放題なんだから。 「あれ? おれに何か用?」 私の視線に気付いたのか、藤岡君が私に振り向いた。ああ、何て素敵なんでしょう。 「い、いや、べ、べべべべ別に、な、ななななな何でもないです、はい」 焦ったあまりに私はどもってしまった。藤岡君の前ではラッパーになれそうだ。 「あ、そう。それならいいんだけど。じゃあ、おれはここで。また明日」 そう言って、彼は私に手を振って、教室を後にした。 あの笑顔はちゃんと画像データとして保存して、バックアップも1000回ほどしておいたわよ。 教室を後にして、昇降口へと向かう。私が最後だったので、戸締まりもちゃんと確認しておいた。 「あ、いけない。今日が期限日なんだった」 階段を降りている途中で図書室から借りていた本を返さなければいけない事に気付き、私は降りた階段を再び登る。 図書室は4階建ての校舎の4階、しかも今登っている階段からは一番遠い所にあるので、 行くだけで結構しんどい。 国語や社会科でもたまに使うんだから、もうちょっと近い場所に造ってくれたって良いと思う。 でも、今更文句を言ったって図書室が移転したりする訳が無いので、さっさと階段を登って廊下を真っ直ぐ突き進んだ。 「リコちゃん、最近凄いわね。結構借りてるじゃない。熱心ね、感心するわ」 図書室の先生が、私の図書カードを見て驚く。 そりゃそうよ。藤岡君が薦めてくれた本を全部読むために、私は片端から借りているんだから。 そう言えばとあるアニメ映画で、主人公の中学生の女の子が図書カードに書かれた男の人の名前が気になって、 その人が借りた後に本を借りる、というやつがあったわね。 あれは結局、2人でラブラブになってお仕舞いってやつだったけど。 確か、彼の方はヴァイオリン職人になるためにイタリアへ行っちゃったのよね。 「ああ、藤岡君もサッカー選手になるために、そのうち海外へ行っちゃうのかしら」 「その藤岡君って子、サッカーが上手なの?」 「ひぇ?! えっ? いや、えっと、あの、そのー…………」 も、もしかして、私、また思っていた事を声に出してたのかしら? 恥ずかしくなって図書室を飛び出した。 ああ、藤岡君の事を考えていると、ついつい変な方へ走ってしまうわ。 今日はさっさと帰りましょっと。 近道をするために、図書室の前にある階段を降りる。 途中でトイレに行きたくなったので、私は3階にある女子トイレへ向かった。 用を済まして、トイレを後にする。その時の事だった─────。 『んぁあああんっ………んっ……んっ……んっ……んっ……んっ………』 微かにだけど、少女の喘ぎ声が何処からか聞こえる。 『ああああんっ………あんっ…あんっ…あんっ…あんっ…』 『───? ─────?』 『んっ……んっ……、───────』 何か喋っている様な気がするけれど、この位置からだと何を言っているのかまでは分からない。 気付かれないように、声のする方へ忍び足で近付く。 こんな恰好を先生に見られれば、私はただの間抜けな女子生徒だと思われるだろう。 段々声が近付く。その声が一番良く聞こえる所で立ち止まった。そこは今日の授業でも使った理科室だった。 厳密に言えば、そこは『理科準備室』。 人体模型とかホルマリン漬けの鮒が置かれている、怪談映画にもってこいの場所だ。 こっそりと理科室に侵入し、壁に耳を押し当てる。この角度なら見回りの先生も気付かないだろう。 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ…………、 ラップ音(手を叩くような音)が、メトロノームの様に規則正しく4ビートを刻む。 手拍子でも打っているのだろうか? 『はあぁん…んっ…あんっ…あんっ…んっ…んっ…ああんっ…あんっ…あんっ…あんっ』 『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………、』 んなワケ無いわね。 鈍いラップ音と男女の喘ぎ声から考えるに、壁1枚隔てた向こうでしているのは、ただひとつ。 2人は『おかしなこと』としている────。 そこでは2人の(多分生徒だろう)男女が、互いに身体を交わらせ、しきりに求め合っていたのだった。 ああ、私、明らかに部外者よね? 知らんぷりしてさっさと帰るべきよね? そう、そうよ、彼らにとって、私は異物の様なもの。せっかくお取り込み中なのに、邪魔しちゃ悪いわよね。 そう思った私は、こっそりと教室を出ようとした。ところが………、 『ああんっ…あんっ…あんっ…、き、気持ちいいよ、気持ちいいよ、藤岡!! あんっ…あんっ…』 『お、おれも、はぁ、はぁ、おれも、だよ。はぁ、はぁ、カナ!!』 ────────────────っ!!!!!!!!!! 私の顔が超シリアス調に変わったのは言うまでもない。 何と、そこに居たのはカナと藤岡君だった!! いや、待って、まだ確定したワケじゃないわ。 この学校には「藤岡」という苗字の生徒は何人か居るだろうし、 「カナ」という名前も私の知っている限りでは校内に5人は居る。 『こ、こんどは、これで、どうかな?』 『う…後からは、ちょ、ちょっと恐い…』 『大丈夫、おれを信じて』 『う、うん、信じる』 一体どんなやりとりをしているのだろう? いつもの私なら、その場でショックを受けて倒れるか、泣いて逃げ出すに違いないのだが、 妙な事に、私は自分でも意外と思うくらい、冷静だった。ちょっとドキドキしてるけど。 2人のやりとりが気になってしまっているのだ。 (全てが終わってから、こっそり帰るとしよう) そう思った私は、壁にぴったりと耳を押し当て、時折、誰か入ってこないか、出口付近を警戒する。 『……じゃあ、入れるよ』 『うん……ぁあ、痛ッ!!』 『ご、ごめん』 『ゆ、ゆっくり入れろよ。まだ慣れてないんだから』 『ご、ごめん。ゆっくり、だったね』 『いいから早く、でもゆっくり入れて!!』 早くして欲しいのか、ゆっくりして欲しいのか、どっちよ!! この声で確信した。間違いない。あの向こうに居るのは南夏奈と藤岡君ね。 『はい』 『はぁあああん!! っぁあ、ぁあ』 ………藤岡君のアレが、入っちゃった瞬間だった。その様子が頭に思い浮かんでしまう。 「?!」 ふと、私自身の異変に気付いた。そっと、元々短いスカートの下からショーツに指を触れる。 くちゅ。 嫌らしい音が返ってきた。向こうには気付かれていない様だ。 私のショーツは少し濡れていた。か、感じちゃってるのかしら? 『いくよ』 『う、うん……あっ、あっ、ぁああん、あふっ、あふぅっ、ぁんっ、あんっ、んっ、あんっ』 藤岡君がゆっくり腰を動かしているのが頭に思い浮かぶ。 その動きは加速する蒸気機関車のロッドの様に、ずん、ずん、と力強くテンポを速めていく。 私は壁にもたれかかり、そのリズムに合わせてショーツの上に当てた指を動かしてみる。 ────何て気持ち良いのだろう。 相手がカナだというのはとても悔しいけれど、どうだろう。 えっちの相手をカナから私に置き換えてイメージしてみれば、 そう、私と藤岡君が文字通り『繋がって』しまうのだ。 『あっ、あっ、あっ、あっ、あっあっあっあっあっあっあっあっ、ぁあああああん………!!!!!』 カナの喘ぎ声が隣から響く。カナのバカ、そんな大声出したら先生に見付かっちゃうじゃない。 私だって今、結構ヤバいんだからっ!! 私も段々ムラムラしてきて、遂に座ったままショーツを下ろし、指を、私の『中』に直接入れる。 馬鹿な妄想のせいで水浸しになった『中』は、なおもトロトロとやらしい液体を垂らし続ける。 感じている証拠だ。 でも、一度入れてしまった指はもはや制止不能。 余っていた手も遊ばせておくのは何か忍びないので、絶賛成長中の胸へと動かした。 「んっ…んっ…んっ…んっ…んあっ………んっ………んっ……んっ…………ぁあん」 声が廊下や隣の部屋へ聞こえない様に、必死に声を殺す。息が詰まりそうでとても苦しい。 『ぁああああん、あんっ、あんっ、ああん、あんっ、あんっ………あふっ、っぁふうっ、あふっ……』 「んんっ…んっ……んっ……んっ……んっ…、んっ…、んっ…、んっ…、んっ………」 胸と秘部。双方を刺激することによって、強い心地よさを感じる。 そう、私と藤岡君は繋がっている。そう、この指は藤岡君の………アレ。 2本入れればよりリアルに感じるのだろうが、今は1本が限界。これ以上入れるのはちょっとキツそうだ。 でも、カナは現に、藤岡君のを入れている。藤岡君のは、こんな人差し指1本よりもずっと太いハズ。 そっか、そうなのね。やっぱり本当に『する』のって、痛いのね。 だからカナ、大きな声、出しちゃうのね。 藤岡君の前後運動が激しくなったのか、2人の息がだいぶ荒くなってきた。 私もちゃっかり同じ状態に陥っている。 『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、おれ、もう、イきそうだよ!!』 『わ、私も………そろそろ…………げんか…い……、はぁああああんんんんっっっ!!!』 「んっんっんっんっんっんっんっんっんっ、わ、私も、も、もう、そろそろ……!!』 つん、と立った乳首を左手で、既に決壊寸前の状態になった秘部を右手で更に刺激する。 ────もう、限界だ。このままイってしまおう!! 『ぁあああああああ!!! カナ、カナ、カナ、カナぁああああ!!!』 『ふぁああああああ、ふ、ふじっ、ふじっ、ふじっ、ふじっ、藤岡ぁあああああ!!!』 「うん、んっ、はんっ、んっ、藤岡君、藤岡君、藤岡くぅぅぅうううん!!!!」 『も、も、もうダメだっ、もう、イクね、イッちゃうねっ、このままイクよ、おれ!!!!』 『わ、私も、イク、イクよ、いいよ、このままイっって、一緒にイこう!!!!』 「わ、私も、一緒に、一緒にイカせてぇぇええええ!!!!!!』 『『「ぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!」』』 それからどのくらい時が経ったのだろう。 既に傾いていた夕日は殆どが西の彼方へ沈んでおり、空は既に紫から紺色の美しいグラデーションで染まっていた。 私は理科室のペーパータオルで後始末をして、理科室を後にした。 部屋を出る前に、理科準備室の様子を伺った。そこには誰も居なかった……。 あの2人は、既に帰ったのだろう。という事は、私のこの情けない姿を見られたのかも知れない。 ここからはカナと藤岡の会話──────。 「何か、下がヒリヒリする。お前、激しすぎなんだよっ!!」 「だ、だって、カナが『もっと!』って言うから」 「何だとー!! 藤岡のくせに逆らうのかー!!」 「べ、別にそういう訳じゃ。ほら、あの時…横浜行った帰りの時は失敗しちゃったからさ」 「ああ、あれね。お前、私の乳揉んでるだけだったじゃん。 お前がおっぱい星人だって事がよーっく分かったよ。何なら今からハルカに乗り換えるか? リコやケイコの方がデカいぞ」 「そんなにすねなくたっていいじゃないか」 「う、うるさい。どうせ私は貧乳ですよ。こりゃ、多分、2年後にチアキに抜かれるね」 「………………(何と答えれば良いのだろう)」 「まぁ、まさか私がお前とこういうことになるとは、夢にも思わなかったな」 「うん、まぁ、そうだね。おれも、まさかカナと付き合えるなんて、思ってもみなかったから。 最初は嫌われたんじゃないかと思って……」 「ったく。お前が果たし状なんか送るから私が勘違いするんだよ」 「えぇ、おれのせいなの?」 「そういうことにしておいてあげる」 「もう、相変わらずだなぁ」 「どーゆー意味だよ!!」 「よしよし。それにしても、今日のはちょっとマズかったね」 「な、撫でるなー///////// うん、確かに『誰かは分からなかったけど』、私達の事、バレちゃったっぽいしね」 「やっぱり、もっと別の所にしよう。学校は流石にマズいよ」 「って言ってもさ、ウチはハルカとチアキが居るからまず無理だろ? 部屋でやったら家中に聞こえちゃうよ」 「あの、ホテルとかは?」 「中学生が堂々と行ける所じゃないだろ? バカだろ、お前」 「カナに言われたくないよ。あ、じゃあ………あそこはどうかな?」 「あそことは……おお、そうか!!」 「漁港の倉…」「お前ん家だ!!」 「そう、おれの家……って、ちょっと、それはっ!!」 「家に誰も居ない時を狙えばいいじゃないか。私、そういうのは得意だぞ」 「いつも家で何やってるんだよ」 「何をって、ナニを……って言わせるな!!」 「言ってるのはカナじゃん。てか、何でもヤればいいってもんじゃないよ。 『それ』だけの為におれ達は付き合ってるワケじゃないんだからさ」 「わ、分かってるよ。ばか」 「それでさ、今度の土曜日、おれの家来ない? 部活、午前までだから午後は開いてるよ」 「い、いいのか?!」 「うん、ごはん、何食べる?」 「うーん、そうだなぁ、アレとコレとソレと……アレもいいなぁ……」 「カナ」 「ん?」 「欲張りすぎ」 「何だよ、いいじゃないか。ハルカに特製料理付くって貰って持って行ってやってもいいぞ」 「うーん、どうせなら……」 「どうせなら?」 「カナの手料理がいいな」 「デザートは?」 「…………恥ずかしい台詞禁止」 「なっ、ばっ、ちょっ、そういう意味じゃないよっ!! 何考えてんだ、このエロ番長!!」 「そ……それだけは堪忍」 fin. いつにない みなみけ を見ているようで面白かった??? -- 尺取り虫 (2009-03-04 17 21 15) リコさん・・・・・・・ -- 古木 (2009-03-18 00 27 26) リコ むなしぃ・・・ -- 空 (2009-04-11 23 29 24) 名前 コメント 7スレ目 久留里氏 保管庫
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唯「憂~、お腹空いたぁ~」 憂「もうちょっと待ってね~」 唯「ん~、美味しいよ憂~」 憂「ありがと、そういえば部活はどうなの?」 唯「和ちゃんにも同じこと聞かれたよ~。特に変わりなし!」 憂「新入生歓迎会には出れそう?」 唯「うん、車椅子かもしれないけどね」 憂「そっか・・・」 唯「食べ終わったらリハビリしてギター練習っ!」 唯「ぷはぁ~、ごちそうさまでした。リハビリするぞっ!」 憂「私も手伝うね!」 唯「憂ありがとぉ~」 ~~~~~~~~~~~ 憂「大丈夫お姉ちゃん?立てそう?」 唯「ぅん~・・・ちょっとキツイかなぁ」 憂「ちょっと休もっか」 憂「今日はもう止めよっか?」 唯「だめ!ここで諦めたらまた・・・」 憂「(お姉ちゃん・・・)そうだね!もうちょっと頑張ろう!」 ~~~~~~~~~~~~~~ 憂「zzzzz」 唯「憂、寝ちゃったか・・・もうちょっと頑張ろ・・・」 ~翌日、部室~ ジャーン ・・・・・・ 唯「ふわぁ~、眠い・・・」 梓「夜更かしですか?早寝しないと治る物も治りませんよ」 唯「ゴメンゴメン、ちょっとね」 律「じゃあ休憩しよーぜ」 紬「今日はロールケーキ持って来たわ♪」 澪「あ、私今日お菓子いいや」 唯「え?澪ちゃん何かあったの?」 澪「あ・・・いや、その・・・」 律「もしかしてダイエットっすかぁ?」ニヤニヤ 澪「うっ、悪いかよ!」 梓「そんなことしなくても澪先輩は十分綺麗ですよ!」 さわ子「梓ちゃん、この年代の女の子はダイエットが趣味と言っても過言ではないのよ」 律「さわちゃん、いつの間に!」 さわ子「ムギちゃん、ロールケーキ美味しいわぁ♪」 ムギ「ありがとうございます♪」 澪(あぁ~・・・) 律「ほれほれ」ケーキフリフリ 澪「ふ、ふん、唯や梓みたいには釣られないぞ!」 ~~~~~~~~~~~~~~ 澪「あぁ、美味しいぃ~」 梓(落ちましたね・・・) 律「そうだ、新曲なんだけどさ。四人ボーカルでやってみようと思うんだ!」 澪「四人って・・・」 律「うむ、私以外の四人だ!」 紬「え、私も歌うの?」 梓「わ、私歌えませんよ!」 律「大丈夫、梓とムギはボーカルと言ってもコーラスみたいなもんだ」 梓「なんだ・・・よかった」 紬(ちょっと期待してしまった・・・) 律「だから、梓とムギは今日から歌ね練習もするように!」 梓「はあ・・・」 紬「わかったわ♪」 唯「う~ゴメン、ちょっと寝てもいいかな?」 澪「そんなに眠いのか・・・いいぞ」 唯「おやすみぃ~・・・zzz」 律澪紬梓さわ「早ぇ」 ~~~~~~~~~~~~~~ 唯「ふわぁ・・・みんなゴメンねぇ。ってあれ?」 律澪紬梓「zzzz」 唯「みんなも寝てる・・・」 さわ子「みんな疲れてるのよ」 唯「さわちゃん先生・・・」 さわ子「唯ちゃんも昨夜は遅くまで頑張ってたみたいね」 唯「え、なんでそれを?」 さわ子「憂ちゃんから聞いたのよ。姉妹揃って頑張り屋さんね」 唯「えへへへへ・・・」 さわ子「頑張るのもいいけど、規則正しく性格しなきゃダメよ」 唯「うん、ゴメンなさい・・・」 さわ子「あら、もうこんな時間・・・教務室に戻るわね。唯ちゃんたちも早めに帰るのよ」 唯「はぁ~い」 ~~~~数分後~~~~~~~ 律「ふぁ~あふっ」 澪「ん、んんぅあ~、よく寝たぁ・・・」 唯「みんなおはよ~」 紬「唯ちゃんおはようってもう6時過ぎ・・・」 律「そろそろ帰るかぁ~」 ~平沢家、夜~ 唯「・・・でね、いつの間にかみんな寝てたんだよぉ~」 憂「へ、へぇ・・・そんなに眠かったの?」 唯「うん、昨日遅くまで起きてたから・・・」 憂「そっか、じゃあ今日は早めに寝ようね」 唯「うん!」 ~翌日~ 唯「はぁ、次の授業は体育か・・・テニスいいなぁ」 律「は、早く治せば大丈夫だよ!」 紬「そうよ、いっぱい食べていっぱい寝てね♪」 唯「うん・・・」 ・・・・・・・・・ 唯「また私だけ見学かぁ・・・」 ・・・・・・・・・ 律「うぅ・・・ダメだ、唯の悲しそうな顔は見てるのが辛い・・・」 紬「私たちに何か出来ないかしら・・・」 キーンコーンカーンコーン ~部室~ 唯「お腹空いたぁ!」 紬「クッキー焼いてみたの♪」 唯「美味しいよぉムギちゃん!」ニコニコ 澪「ん、美味しい」 梓「美味しいです、ムギ先輩」 紬「よかったわ♪」 律(唯・・・) 唯「りっちゃんも食べなよぉ~」 律「・・・」 澪「律・・・?」 梓「律先輩!」 律「えっ、あぁ何だっけ?」 梓「ムギ先輩がクッキー焼いてくれたんですよ」 律「おぉーそうだった。・・・んん美味い!」 紬「ありがとう♪(りっちゃん、やっぱり体育の時の唯ちゃんが・・・)」 唯「えへへ、美味しい美味しい」パクパク ~部活終了後、学校玄関~ 和「唯、遅いわよ」 唯「えへへ、ゴメ~ン。みんなじゃあね~」 澪「またな」 律「あ・・・」 唯「ん~・・・?」 律「いや、ゴメンなんでもない・・・」 唯「そっか、またね~」 ~~~~~~~~~~~~~ 紬「じゃあ私たちはここで」 梓「また明日です」 ・・・・・・・・・・・・ 澪「なぁ律、さっき唯に何言おうとしたんだ?」 律「実はさ、体育の時の唯がさ・・・ 澪「そうか・・・でもそれは私たちにどうにか出来ることじゃないだろ?」 律「でもさぁ~、暗い唯なんて見たくないんだよぉ~」 澪「それは分かるけど・・・新入生歓迎会まであと2週間だし、もう車椅子で行くしか・・・」 律「うん・・・そうだよな、最後のステージって訳でもないしな!」 澪「そうだよ、唯もそんなに深く考えてるように見えないしさ」 ~田井中家、夜~ 律「とは言ったものの・・・もう唯を見てるのが辛い・・・」 ~部室~ 唯「りっちゃん今日休みだって」 梓「また風邪ですかね・・・」 澪紬(昨日の・・・) 紬「お、お見舞い行く?」 4
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びば あふろ 職業 初期LV 初期技術力 センス 成長型 評価 プランナー 1 15 10 普通 2 プログラム 2 15 20 低成長 3 グラフィック 1 15 10 普通 2 サウンド 2 25 30 晩成 5 プランナースキル ○バランス調整 プログラムスキル ○モジュール化LV14 ○アルゴリズムLV12 ○2D表示LV11 ○3D表示LV13 ○データ制御LV10 ○ツール作成LV5 グラフィックスキル ○原画LV4 ×ドット絵 ×3DCG サウンドスキル ○BGM作曲LV12 ○SE作成LV6 生活?スキル タバコが好き マニアACT 調子屋 失踪癖 備考 秘書さとう まきの求人で応募してくる。すぎもと としきも一緒にやってくるが、びば あふろは後に応募して来るのでここではくろさき やよい加入条件であるすぎもと としきを採用しよう。
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俺が台所に行くと目の前に蒼星石が愛用している湯呑みがあった。 コイツはいつも蒼星石に熱々のお茶を注がれ、小さい手で抱かれ、 柔らかい唇に口付けされ、その後は体の隅々まで洗ってもらっている・・・ そんなことを考えて気がつくと某アルプスのペー○ーのように その湯呑みを床に落としてしまっていた・・・ ガシャン! 「どうしたのマスター!?大丈夫!?」 その音に気がついた蒼星石が此方に近付いてくる 「ご、ごめん・・・蒼星石の大事にしてた湯呑み・・・割っちゃった・・・」 自分でも何でこんなことをしてるのかわからなかったがとりあえず謝った 「あーあ、これ気に入ってたのに、どうしてくれるのさ?」 湯呑みを壊したことで蒼星石はかなり怒っている 「ごめん・・・」 俺はとにかく謝る。しかし、 「ごめんで済むと思ってるの?僕の湯呑みはこれしかないんだよ?」 蒼星石は許してくれないようだ 「なんでもしますから許して・・・」 「じゃあマスターが湯呑みの代わりになってよ」 蒼星石の台詞に俺は唖然とする。 「わ、わかった湯呑みになるよ」 だが、俺は願ってもないチャンスに直ぐ様湯呑みになることを承諾した 数分後割れた湯呑みの片付けを終えた俺が台所に戻ると そこにはヤカンに火をかける蒼星石が待っていた 「マスター、僕お茶が飲みたいんだけどいいかな?」 蒼星石はニコリと微笑むと湯気の昇る熱々のお湯を急須に注いでいった 「で、俺はいったいどうすれば・・・」 恐る恐る蒼星石に尋ねてみる 「どうするかもう分かってるでしょ、ほら、あーん」 蒼星石はニコニコしながら俺の頭を押さえつけ口を広げ、口にお茶を注ぎ始めた 「あぶぁっっ!」 俺はあまりの熱さにお茶を吐き出してしまう 「もう、汚いなぁマスター、ほらもう一度、あーん」 そう言いながらまた蒼星石が俺の口にお茶を注ぐ 俺は必死に熱さに耐えもがき蒼星石に助けを求めた。だが、 「さて、お茶も入ったし、お煎餅でも食べようかな」 蒼星石は俺を無視して煎餅をかじり始めた 俺がお茶の熱さに耐える横で蒼星石は煎餅をバリバリと食べている 「さてと」 ようやく俺の方を向き俺の顔を掴む、 この時をどれだけ待ったことか、俺は口移しをしようと構えると 「さてと、もうぬるくなってるよね?マスター、それ飲んでいいよ」 俺は熱さに慣れ始めた口の中のお茶を飲み干すと蒼星石に話しかける 「蒼星石、別の方法はないか?ほら夏だし冷えた麦茶とかさ」 すると蒼星石は少し考えてすぐに「いいよ」と答えてくれた。 俺のお願いを聞いてくれるなんてやっぱり蒼星石は俺の事を考えてくれてるんだ そう思ってる時だった 「マスター、それじゃあ脱いで」 蒼星石は俺のベルトに手をかけ下を脱がして始める 「えっ!?」 俺は何がなんだかわからず蒼星石に脱がされ続ける 「蒼星石、これはいったい・・・」 「これはってマスターが違う方法がいいって言ったからね」 蒼星石は俺の下半身を脱がし終え、急須を手に取り 「マスター、前に僕にお酒ついでたでしょ?それを今度は僕がしてあげるんだよ」 そして急須を傾ける 「やめ、それは冗談にならなアッー!」 (省略されました。この後の展開はR18指定のため書けません) 「やめ、それは冗談にならなアッー!」 蒼星石の持つ急須から俺の股間にチョロチョロと熱湯が注がれ あまりの熱さに悲鳴をあげ・・・かけたが少しして気付いた それは熱湯ではなく、キンキンに冷えた水だったのだ 「ふふっ、マスターったら悲鳴をあげちゃって。そんなに怖かったの?」 蒼星石は俺の悲鳴を聞いてニヤニヤと笑っている 「まったく、湯呑みが悲鳴をあげちゃだめだよ」 そう言いながらまだチョロチョロとお茶を俺に注いでいる 蒼星石は狙っているのか俺の敏感な部分にお茶を当てて刺激する 「ちょ、蒼星石、あんまりやると・・・あぅ」 お茶の冷たさの性もあり俺のものはムクムクと成長する 「ふふっ面白い♪健やかに~伸びやかに~♪」 蒼星石は楽しそうに俺のものにチョロチョロと注いでいく 「あれ、もう成長が止まっちゃった。チョッキンしなきゃ駄目かな?」 その言葉に俺のものはビクンと反応する 「あはっ、マスターったらチョッキンで興奮するなんて、救いようのない変態だね」 蒼星石はお茶を全部注ぎ終えると俺の股間へと顔を近付けた 「えっ?ちょっ!?」 まさか本当に飲んでくれるとは思わず焦り出す 「どうしたの?マスター、僕が飲まないとでも思ってた?」 俺の心を見透かしたように蒼星石が言う 「あ、ああ・・・それに俺のこんな所に注いで飲むなんて汚いし・・・やめた方が」 俺はなんだか悪いような気がしてやめるように言う 「それは本気で言ってるの?」 蒼星石が俺のものに触れ、つーっと指を滑らせる 「僕が顔を近付けてからマスターのここはこんなに喜んでるみたいだけど?」 触れてたものをいきなり指で弾く 「あふっ」 俺はたまらず声を漏らしてしまう 「マスターったら気持ちよさそうな声だして、ふふっ、いいよ、僕が気持ちよくしてあげる」 蒼星石は俺のものに対して小さな手で扱き始める 「あっ、でもお茶はこぼしちゃ駄目だよ。こぼしたら今度こそ熱湯だから」 ニコリと笑う蒼星石に俺の興奮も高まりすぐにイキそうになる 「蒼星石、俺もう・・・いk」 その時だった。蒼星石の手が俺のものをギュッと締め付ける 「うっ・・・・・・・・」 俺がイッたのを確認して蒼星石は手を緩める。 俺のものからは白濁液がドロドロと溢れ出て、そして下の茶に混ざる 「うわぁ、お茶がこんなになっちゃった・・・凄い匂い・・・」 蒼星石はそのお茶の匂いをかぐ 「蒼星石、それ飲むのか?」 「マスターはどう?飲んで欲しい?」 わかってて聞いてくるそんな蒼星石がたまらなく可愛い 「の、飲んで欲しい・・・」 俺は誘惑に勝てず蒼星石に言ってしまう 「じゃあ・・・」 蒼星石が俺のお茶に舌を着けピチャっと音をたてる 「なんだか苦いよ・・・」お茶の味を確かめ飲む気がなくなったのか蒼星石が 「マスターのせいで苦くなったんだからマスターが半分飲んでね」 などと言い出し、お茶をズズッとすすると俺の前に顔を持ってくる 「んふふぅ」 そのままお茶と自分のもの、そして蒼星石の唾液のブレンドを蒼星石に口移しで渡される 「ぷはっ、どう?マスター、おいしい?」 蒼星石にそんなことを言われたら不味いなんて言えるわけもなく「おいしい」と答えてしう 「よかった、まだたくさんあるから全部飲んでいいよマスター」
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現在の時刻 2021-12-11 08 57 04 (Sat) 基本情報 名前 あふろ犬さん ジャンル 千年戦争アイギス 性別 男 |年齢 webカメラ なし マイク あり 配信時間帯 不定期 配信者ページ http //livetube.cc/あふろ犬さん 性格 O型らしく何やっても適当な生き物らしい 特徴 おっぱい星人 ゲロ配信とうんこ配信に定評有り(吐くまで飲むのがデフォ) 配信中に吐いた経験が有りゲロ犬と呼ばれている 髪の毛をスキンにしたらしくリスナーにハゲと言われ顔付きで髪画像を晒した事がある 中卒であり自分でもアホだと言っている通り漢字に弱いので間違っていると教えてあげると喜ぶ SE一覧 ドラゴンボール かめはめは ダニィ デデーン ぶっ殺してやる もうダメだ あー ドラクエ 呪い マリオ ゲームオーバー 死亡 その他 へぇ 艦これ Prinz Eugen だんけだんけ Prinz Eugen よく狙ってー RJ ホントありえへーん カンカン 愛宕 ぱんぱかぱーん 高雄 馬鹿め 伊19 いくのー 伊19 なのね 伊58 ゴーヤだよ 伊58 でち 伊401 やだやだやだ 伊401 やったね 卯月 ありがとぴょん 卯月 うれしいぴょん 卯月 おつかれぴょん 卯月 びしっ 卯月 ぷっぷくぷーいじけ 卯月 ぷっぷくぷー歓喜 加賀 ここは譲れません 鬼怒 きたきたー 球磨だクマ 響 ハラショー 金剛 デース 金剛 ユーガットメール 金剛デース 紅茶が飲みたいネー 死亡 時雨 キミたちには失望したよ 時津風 へーい 時津風 よくないなー 秋雲 いらっしゃいませ 秋雲 おつかれちゃん 瑞鶴 冗談じゃないわ 瑞鳳 ありがとう 瑞鳳 たべるぅ? 清霜 ゴチになります 赤城 慢心してはダメ 谷風 かー!これで勝つる! 谷風 ちくしょうめー 朝霜 やってやんよ 長門 いいだろう 長門 胸が熱いな 電 なのです 電 はわわわ 島風 おうっ 島風 おっそーい 那珂ちゃんだよー 隼鷹 ひゃっはー 比叡 ひぇぇ 夕張 おいてかないでよ~ 夕立 ごは 夕立 っぽいんごはん 夕立 ポイポイポーイ 夕立 ほめてほめて 夕立 無理っぽい 陽炎 さーんきゅ 呂500 がるるー あふろ犬の配信に現れる緑コテの人達 紅刃ちゃん アイギスとガンオンや7 Dayzをやっておりアイギスキャラのシビラを愛する人。その肝心なシビラを持っておらず良く煽られているのが特徴。 さとくん アイギスと7 Days配信している緑コテの一人。ホモ編成で攻略しており配信者の中でもプレイが上手。 てるえ 色んな配信に出没し本人はたまにアイギスとフリスタ2の配信をしている。てるえがいるとガチャの運が良くなる事からあふろから幸運の女神(おっさん)と呼ばれている。その事からてるえがいるとガチャで良い物が出ると言われるようになりガチャ配信では重要な存在。リスナーからも良く煽られているが憎めない愛されキャラなのである。 てむし 色んな配信多彩でホモ動画が好きで本人の配信でもよくホモ動画を見ている。ファミリーマートの店員をしておりリスナーからはファミチキくれと言われている。あふろのサムネはてむしが手がけており絵の才能がある。 配信環境 OS Windows 10 Pro CPU Intel(R) Core(TM) i7-3770K @3.50 GHz Memory 16GB VGA NIVIDA GeForce GTX 670 今日: - 昨日: - 合計: - 名前 コメント
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3投稿 れいむとまりさメイン 赤ゆ少々 話は短め あきしまいは出ない 他のSSと絵師設定に被りあるかも ↓それでもいいわよ。の賢者は進みましょう 俺の前には、焼け焦げた落ち葉の山 燃え尽きた黒い塊の底から、お目当ての物を掘り出す 「わーく。わーく。」 「わーく。わーく。」 2個のデカイ饅頭が、口から涎をだらしなく垂らしながら、俺の発掘作業を見つめている 「「ゆーん。たのしみだよーっ。」」 庭掃除で集まった落ち葉を燃やして芋を焼く 良くある秋の風物詩 「よーし。いい感じに焼けたな。」 「ゆわーい!まりさたちにそれをよこすんだぜっ!」 「れいむはあかちゃんいるんだよっ!いっぱいあまあまちょうだいねっ!?」 透明なケースの中で煩く騒ぐ、れいむとまりさの番 その顔は期待に満ち溢れ、ほくほくの焼き芋に視線が釘付けだ お兄さんは、そんなゆっくり達を無視して熱々の芋にかぶりつく 「ほふ。ほふっ!アチチっ!美味いっ!!!」 「うわぁーーーっ!?まりさのおいもさんがーーーっ!」 「なんでれいむにくれないのーーーっ!?」 苦痛の声を上げながら悶えるゆっくり達 それを見ながら食べる芋は、これまた格別ですな この番は、俺の飼いゆっくりではない 昨晩、庭の畑を荒らしていたアホ共を、華麗な舞で軽やかに捕獲 家に持ち帰り、『人間の畑を荒らすのはよくないよ?』と優しく諭したが…… 「おやさいさんはかってにはえてくるんだぜっ!」 「そんなかんたんなこともわからないのっ?ばかなのっ?しぬのっ?」 お約束の言葉を返してくるまりさ達 狩りをしていたら目の前に沢山の食べ物を見つけた。だから自分達の物にした そう言葉を重ねて、まりさ達は主張する でもね。その主張は通らないんだよ。まりさ 夜中にコッソリと進入して、計画的な犯行をしてるじゃないか? まりさ達は、とってもゆっくり出来ない、ゆっくりさんなんだね その日の晩は、まりさ達をケースに入れた状態で、台所に放置する事にした 庭に実っていた野菜をたらふく食った番は、寝息を立てて幸せそうに寝ている 俺はそれを横目に自室に入り、疲れた体を横にして床へとつく で、次の朝起きて様子を見に行ったら……、 「まりさたちのかわいいあかちゃんたち、とってもゆっくりしてるよーっ!」 「ゆっくりそだってねっ!」 一晩で子供を宿してるよ まりさは、やたらと体がツヤツヤさせながら、いい仕事したぜ!の表情で、赤ゆを見つめていやがる コイツが言い出しっぺの主犯か しかし……。こいつら、今の不利な現状が理解できないのか? 「ゆゆっ!まりさたちをここからだしてねっ!ゆっくりぷれいすにかえるよっ!」 「れいむはあかちゃんできたんだよっ!むーしゃむーしゃ。しないとゆっくりできなくなっちゃうよっ!」 なるほど。あの野菜が実る畑を、自分達のゆっくりぷれいすだと思っているのか 食べ物が豊富にあるから、赤ちゃん作っても大丈夫だと考えたんだろう しかし野生では、幾ら豊富な餌が確保されたからといって、秋口に繁殖行為はしない 越冬用の食料を赤ゆ達に食い尽くされてしまう為だ この番は、相当頭が悪いらしい 駆除する事に決めた。百害あって一利なし でも、趣味の農園とはいえ、タダ食いされた野菜の憂さ晴らしをさせて貰おうか 「……てな事で、こいつらの目の前で芋を食ってます。モグモグ。」 「だれにせつめいしてるのっ!?まりさわからないよっ!?」 「おいもさんれいむにもたべさせてーーーっ!?おなかぺこぺこだよっ!」 現時刻は夕方の4時。まりさとれいむは、朝から何も食べていない 頭から伸びる茎に大量の赤ちゃんを宿したれいむは、ゲッソリとやつれていた アホみたいに成っている赤ゆ達に、ガンガン養分を吸い取られてるらしい。ぶっちゃけ瀕死 まりさ頑張りすぎだろ。そんなに赤ゆはいらん 「れいむじっがりじでぇーーっ!?おでがいじばず!おいぼざんをぐだざいっ!」 「ゆーっ。まりさぁ………。」 ほくほくの芋を求めてまりさは叫ぶ 自分よりれいむか。泣かせるじゃねぇか 熱々の芋を少し千切って、まりさの口へと放り込む 「あふっ!?あふあふあふっ!ほふほふっ!しあわせーーーーーーっ!」 「ばりざぁーーーーーーっ!でいぶのぶんばでだべじゃっだのっ!?」 「……。あぁーーーーーーーっ!?うっかりたべちゃったんだぜーーーーーっ!」 「ゆわぁあーーーっ!ばじざのばがーーーーーっ!?」 よし。計画通り! これで家族間の亀裂が発生 お涙頂戴のドラマは展開されないぜっ! 「むしゃむしゃ!幸せーっ。」 俺はゆっくり達へ見せ付けるように、丸々一本の芋を平らげる 「もういっがいくだざいっ!おでがいじばずっ!?」 「いやー。食った食った。」 「ひどいよっ!ゆっぐじでぎないっ!?」 焚き火の中から回収した焼きたての芋を、まりさとれいむの透明ケースの前に、これ見よがしに積み上げていく 美味しそうな香ばしい匂いが、辺りに満ちる まりさはケースに顔面を押し付けて、口に入れようと無駄な努力に励んでいる れいむはもうヘロヘロだ。美味しそうな匂いにあてられて、腹から鳴り響く音が止まらない 「どぼじでおいぼざんだべれないのーーっ!?ばじざだじに、むーじゃむーじゃざれでよーーーっ!」 「れいむはおなかすいたよ……。なんだかおほしさまみえるよ。ゆへへへっ……。」 れいむがヤバイ領域に達してきた そろそろ妥協案を出さないと餓死するな 「この芋をその赤ゆ達と交換しないか?」 その申し出に、まりさ達は即座に飛びついた 俺の手には赤ゆが数個 「「「ゆっきゅちちていってねっ!」」」 全員で示したように声を揃え、元気良く挨拶をしてくる 「まりさたちのあかちゃんかわいいでしょっ!がつがつっ!」 「しあわせにしてあげてねっ!がふがふっ!」 狭いケース内で、赤ゆと交換した芋を貪り食らう親ゆ達 とりあえず空腹での餓死は免れた。と、だらしなく腹を突き出して仰向けになっている うん。熱湯ぶち込みたい位の醜悪さだ 「ゆん?れいむのせくしーさにめろめろなのっ?だめだよっ!れいむあかちゃんいるんだよっ!」 「まりさのれいむにいろめをつかうなっ!くそじじいっ!ぼこぼこにされたいのかっ!」 「だいじょうぶっ!れいむにはまりさだけだよっ!」 「ゆん!かわいいこといってくれるぜっ!すいーとはにーっ!」 「「すーりすーりっ!しあわせーっ!!!」」 ジャボジャボジャボ……… 「「あづぅうーーーーーーーーーーーーーーーーーいっ!?」」 熱湯をぶち込む 当然の行動だと思います お湯を何処から取り出したのかは企業秘密だ 「あづいっ!あづいよーーーっ!ゆっぐぢでぎないっ!」 「ゆわぁーーーっ!?あがぢゃんがびじょびじょだよっ!」 れいむの体に掛けたお湯が跳ね、頭の茎に実る赤ゆ達に飛び散ったらしい 茎にぶら下がる赤ゆが苦しそうに呻きだす。プルプル震えて今にも生まれて来そうだ 「だめだよっ!?うまれちゃだめだよっ!」 地面に着地する際の衝撃に、今の濡れた足では耐えられない 生まれた瞬間。全部の赤ちゃんが、ずっとゆっくりする事になってしまう おろおろと焦るれいむ 「にんげんさんっ!かわいいれいむのあかちゃんたすけてねっ!?」 人間に助けを求めたれいむ まりさは、あぼあぼ言ってて使い物にならなかった為だ ゆっくりと養子に出した人間さんなら、姉妹を快く助けてくれるはず そんな希望を胸に、れいむは人間に声を掛ける だけど視界に入れた人間は、貰った赤ちゃんを虐めている姿だった アルミホイルで赤ゆを包む ゆっくり出来ない雰囲気を感じ取った赤ゆ達は、ゆわんゆわんと泣き喚く 「なにをしてるの!?やめてねっ!こわがってるよっ!?」 「俺のなんだから好きにしていいだろ。」 「れいむのあがぢゃんだじに、ひどいごどじないでねっ!?」 「芋で売った赤ちゃんだろーが。よっと。」 「「「ゆゆゆっ!?にゃんじゃかあちゅくにゃってきちゃよっ!」」」 燻る焚き火の上に、ホイルで包んだ赤ゆを乗せる 火の気の無い焚き火程度では急激に熱くなる事は無く、ジリジリとホイルの底を焦がし始める 「「「あぢゅい?……あじゅいよっ!?ゆんやぁーーっ!みゃみゃたちゅけてぇーーーっ!?」」」 「おぢびじゃーーーーーーーーーーーーん!?」 「ゆっきゅちうみゃれるよっ!」 「ゆぇえぇっ!?」 この混沌の中、茎の赤ゆが大きく目を見開いて、この世界へと生れ落ちる 今、この時、新しいオンリーワンのゆん生が始まり 「ゆぶぇちっ!?」 早々に終わった 「あっ……?あがじゃーーーーーーんっ!?どぼじでぇーーーっ!」 緩くなった赤ゆの足が、ケースの底面でグチャグチャに潰れて絶命した 次々と続いて赤ゆ達が生まれ落ちても、皆、同じような末路を辿る それを見た赤ゆ達は、落ちない様に必死に耐えるが、れいむの体が振動してる為に堪えきれない赤ゆが続出した 「あぁあぁーーーーっ!?あがじゃんだじゆっぐぢじでーーーーーーっ!?」 ケース底面に黒い花が次々と咲いていく。れいむは泣きっぱなしだ 養子に出した赤ちゃん達が非道な目にあった今、もうれいむの子供はこれしか残されていない もう、形振り構っていられない 憎い人間に助けを求めるしか無いのだ 「だずげでーーーーーーっ!にんげんざんっ!?」 本日、何度目になるか解らない咆哮を、喉の奥から搾り出した れいむの下で炎が踊る パチパチと目の前を火の粉が舞った 「ゆー。ゆっくりかわかすよっ!」 れいむは俺に持ち上げられながら、ご機嫌な声を出す 「つぎはまりさだよっ!まりさなんだぜっ!?」 まりさはケース内で、おしりを流れるようにスライドしている 底面に落ちていた我が子の残骸も、見事に横へと広がっていく ……あいつの頭。大丈夫なのか? 「ゆー。おからだがぱりぱりさんになってきたよっ!ゆっくりあんしんだねっ!」 れいむの目の前にある一本の茎 先程まで多数の赤ゆが実っていたその茎には、1つの固体しか残っていなかった 最後の一粒種 れいむは大切な我が子に祝福の歌を口ずさむ 「ゆー♪ゆっくりのひー♪すっきりのひー……。」 「あっ。ヤッバ……。」 「ゆっ♪あ?じぃいぃーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♪♪♪」 ツルッと滑ったれいむは、焚き火へと直撃コース! 燃え盛る火炎の中に放り込まれたれいむの足は、あっという間に黒く焼け焦げていく 「ゴメーン。手が滑っちゃった。」 「だずげでぇーーーーーーーーっ!おでがいじばずぅーーーーっ!?」 「……手を入れると熱そうだよな。どうしよ?」 「あぁあぁーーーーっ!?でいぶのがわいいざいごのあがぢゃんがぁあぁーーーーーっ!」 最後の希望が燃えていく 『もっちょ……ゆっきゅち…ちた…きゃ……』 れいむは赤ゆの遺言を耳にして涙が溢れる。そして、赤ゆの遺体が茎から千切れて、炎の中へと消えていく 黒い炭に変化した赤ゆだった物を見つめながら、同じ炭に変わっていく自分の半身を感じ取る 「ゆぁあーーーーーっ!おうじがえじだぁあぁーーーーーいっ!?」 れいむは全身を満遍なく焼かれて、赤ゆ同様に炭となってゆん生を終えた 「えーと。まりさもするんだっけ?」 俺が確認をしてみると、まりさがケースの中で、体がねじ切れる様なスピードを出しながら首を振り続ける 遠慮しなくいいのに 「ままままま。まりさはゆっくりかえるよっ!?」 「れいむは要らないの?」 「ゆわわわっ!?ばりざはだずげでぐだざいっ!おでがいじばずぅーーーーっ!?」 地面に転がる黒く染まったれいむの体から、まりさは目を背けて命乞いをする 「でいぶーーっ!?ゆっぐぢゆるじでねぇーーーっ!がわりにあがぢゃんいっばいつぐるがらーーーっ!」 いや。その条件では、れいむ確実に化けて出るから 「もう畑には入るなよ?わかったな?」 「ばいっ!ぼうばだげにばはいじまぜんっ!おやざいざんは、にんげんざんのものでずっ!」 (ゆっくり仲間を集めて報復にくるよっ!!!) ……とか思っていそうだな。凄く解り易い濁った目をしてやがる 「では、良い子のまりさにお土産をあげよう。」 「ゆゆゆっ?なかなかきのきくじじ……、にんげんさんだよっ!」 俺はまりさの帽子を奪い取る 「ゆっ!まりさのすてきなおぼうしゆっくりかえしてねっ!」 黒い帽子の中に物を一杯詰め込んだ後、ご希望通りに返してやった 「まりさのおぼうしにさわらないでねっ!まりさおこるよっ!ゆーんゆんっ!」 「ちょっと入れすぎたか。ちょっと溶けてきてる。」 「 ゆゆゆっ!なんだかあたまがあついよっ!ゆっくりできな………、 あああああっづいんだぜぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」 熱々のやき芋と焼きれいむを沢山詰め込んでやったぜ。ついでに焼き栗も入れといた 新しく焚き火を炊いてれいむを乾かす際、一緒に放り込んでおいたんだよね まりさは地面の上で、狂ったように跳ね回る 喜んでくれたようで良かった、良かった。 まりさの黒い帽子と、金色の頭髪が融合し始めたのは、俺の気のせいだろうな 原型を留めない位に溶けた帽子が、中身に詰まれた物体の重みに耐えられず、頭髪の一部と共に地面へとズレ落ちる 頭部の熱さから開放されたまりさ 目の前に転がる物体は、まりさが命より大切にしていた、金色が混じった黒いお帽子 「ゆあっ……。ゆぁあぁーーーーーーっ!?」 飾りが無いゆっくりは、群れに受け入れる事は無い 最悪の場合、同種同士間で始末対象にされるのだ 協力して報復どころの話では済まされない事態になってしまった 「たすげてくだざいっ!まじざのおぼうじもとにもどじでぇーーーーーっ!?」 まりさも情けない表情で、れいむと同様に懇願する 「勿体無いなぁー。」 お兄さんは地面に落ちた帽子とお土産を拾い、喚いているまりさの開いた大きな口に突っ込んだ 無理矢理詰め込んだら、なんとか入った。口の奥で歯が砕ける音がしたが、奥歯なら問題ないだろ 前歯が残ってれば、十分、十分。(根拠無し) 「はい。エンジン入りまーす。」 向かう方向を森に調整した後、苦しむまりさのあにゃるに、赤く染まる薪をぶち込む 一瞬まりさの動きが嘘の様に静寂する そして、次の瞬間 まりさはあにゃるから盛大に煙を噴出しながら、ゆっくりにあるまじき速度で森へと消えていった あ……。駆除するんだっけ?忘れてた まぁ、あの姿じゃ長く無いだろ。残り少ないゆ生を、楽しんでくれたまえ お兄さんは、消えた焚き木に上に置いてあるアルミホイルの塊を手にする 中には、ホクホクの赤ゆ達。1つ摘んで口の中へと放り込む 「うんめっ!これ、めっちゃうめっ!」 少々焼き過ぎたみたいだが、中々美味い お兄さんの秋の味覚が一品増えたようだ おわっとくか * あとがき(長いよっ!) 季節ネタ。ちと早過ぎたかな? 焚き火程度では、丸焼き余裕の火力は難しいと思うんだ 前作の話 裁きを申し付けるっ!マジで間違えた俺がまたやってきました 「訂正しようかな………。」とか思ったけど、「まぁいいやっ!」てな事で放置 「感想増えるかも!」の、嫌らしい考えなんて無いですよ?ええ、全くアリマセンヨ ある漫画の17巻?で得た知識を、そのまんま引きずった結果ですわ。無知って痛い もう1つ ゆっくり達は鏡文字くらいは読める!といいな 前作の感想色々参考になりました 多分、今回もおかしな所がわんさかあると思いますが、生暖かい目で見守ってください 最後まで読んで下さって、ありがとうございます
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名前 あふぇ~ 階級 中尉 INする時間帯 ( ´゚ー゚`) よく行く場所 ダスドで隠遁生活 職業 自動車整備工 在住地 ( ´゚ー゚`) 好きなサイト トラビアンhttp //www.travian.jp/?uc=jp4_7960 C21をはじめ、コズミックブレイクやらトラビアンやらペーパーマンやらパンヤやらリネやら東方緋想天やらいろんな方向に手を出してるあふぇ~です。 M機なんで中途半端なん( ´゚ー゚`)
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命長し恋せよおっさん 傾いてもなおさんさん照りの太陽にもまけず、たくさんの色鮮やかな花が咲いている。 心地よい土の香りを含んだ風が、すずやかに風鈴を鳴らす。まだ緑色のススキが柔らかにゆれる。 明るい夕暮れ。途切れることのないセミの声に包まれて、麦藁帽子の子供たちが駆けて行く。 「あちー」 ひとりごちても一人。 店頭には秋に向けた花の苗が並べられる。 季節を先取りした空間の中で、黒豹獣人の巨漢は、その巨体には似合わないオレンジ色のエプロンを身につけて作業している。 剪定と枯葉の処理が終わり、はさみを片付けると、古いパイプ椅子にギシと座る。 溜息を細く吹き、人肌に温まった不味い缶コーヒーを口に含む。 見上げた空の入道雲を見つめていると、自分がゆっくりと流れているような、そんな錯覚におちいる。 規則的にゆっくり首を振る扇風機ごしに時計を見やると、まだ十分明るくとももう夕飯時。 太ももがだるい。今日もこうやって、なにごともなく一日が終わっていく。むなしいようなむせ返るほどの平和。 ふと、自分がなぜ花屋になったのか謎に思う時もある。 汗と筋肉に挟まれてただひたすらにぶつかっていたラガーマンの黒豹が今、その太い手で掴むのは草花。 「おばんでございます」 「はいっ!」 ついうとうとしてしまい、気づくと目の前に浴衣の美しい猫人がたたずんでいた。 清楚な、それでいて鮮やかな紫陽花の模様が、草花の中にいても凛と映える。 丁寧に髪をまとめ上げた毛並みのつややかな女性、その泣きぼくろは官能的ですらあった。 風に揺れる尾と、なめらかな体。 清流のような涼しい印象にとらわれた。 これが、ひとめぼれ。 45歳独身の黒豹、じっくりヴェルダン 「あの」 「……あふっ!」 「大丈夫ですか?」 「すいません、いらっしゃいませ!」 勢いまかせに立ち上がると、パイプ椅子が音を立てて倒れてジョウロを派手にひっくり返した。 その水しぶきが自分の尾とサンダル履きの素足にもろにかかる。 その拍子にチラリと見えた猫人の華奢な素足に、頭が血に上る勢いだった。 「あちゃっこりゃっ、ども申し訳ないっ!」 「なんだか、驚かせてしまって、すいません」 猫人は両手を口に当てて申し訳なくうろたえている。 ものごし柔らかでしなやかで、微笑んだ可憐な表情とあいまって、たおやめぶりな猫人である。 何を考えているんだ、すっかり自分も慌ててしまって、 なにをすればいいかわからず、自分の毛皮とは裏腹に頭の中は真っ白だった。 ほんの数秒の長い沈黙。セミがはやし立てカラスがあざける。どこかで遠雷が呆れた。 「あの、カサブランカの球根って、ありますか?」 「はい、あの、いえ」 「やっぱり扱ってませんか?」 「いいえ、その、カサブランカは一般に春植えですので秋の終わりぐらいから入荷いたします。今は置いてないんです」 「あら、そうなんですか! てっきり秋に植えるものだとばかり」 「お嬢さん、ガーデニングですか」 おくての自分が、自分から話題を振っていることに驚いた。 これは、おおきな第一歩かもしれないかも、しれない。 無表情を装いたいが、はち切れんばかりに高鳴る心臓が血潮をたぎらせ、思わず顔面が緩んでしまいそうだ。 「はい。実は仕事で生け花とかフラワーアレンジメントをやっていまして、ちょっと自分でもお花を育てて見たくなって」 「なるほど」 「でも、よく売られている花は少し派手でございましょう……うちの庭にはちょっと会わなくて、それでユリをやってみようかと」 「わ、和風の庭なんでしょうか?」 「あ、はい」 行き過ぎた質問だったかも、しれない。やってしまった! あせっている自分に焦る。 背中に汗が流れる。こんなにむずむずするのは何年振りであろうか。尾を、ものすごく、振りたい。 「和風の庭でしたら、秋はリンドウやキキョウ、こちらのキクなんかもおすすめです」 「あら! 私ったらぜんぜん見ていなかったわ、てっきり派手なお花だとばかり。 紫で、かわいい」 「もし庭仕事大変だなと思ったら、その、出張もいたしますので!」 「いいえ、主人と息子がいるので」 「そ、そうですか。 あの、小さめのオニユリでしたら今つぼみをつけている苗もありますけれど」 「ユリにもたくさん種類があるんですね。 もう、生け花に使う花以外はサッパリで、お恥ずかしい」 「はい」 はい、じゃねえよ自分……あたふた、という擬音が聞こえそうなほど足ががたがたしそうである。 いままで自分は自分で自分を寡黙で落ち着いた男だと勘違いしていた。 ちがう、動かないんじゃない、動けなかったんだ。 傍目から見た自分はどう映っているだろうか。挙動不審だろうか。四捨五入すると半世紀なのに、なんでこんなに恥ずかしいほど、うぶなのか。 「いろいろ教えて頂きありがとうございます。 それでは、また」 「またのご来店、お待ちしております!」 「ではごきげんよう」 「ありがとうございました」 いつもどおりの営業スマイルで見送った。 気が付けば橙色の空。一番星があかるくきらめく。 黒豹獣人は早々とシャッターを閉めて、エプロンをつけたまま畳の上の万年床にもぐった。 暑いのにもかかわらず汗だくになりながら目をつぶると、自然と涙があふれてきた。 「結婚、してたんだ」 名前すら聞けなかった綺麗な女性。 脳裏にしっかり焼きついた可憐な紫陽花。 もう、会いたくないと心のどこかで弱い自分が音もなく叫んでいた。 「こどもさんも、いたんだ」 巨漢がじめじめ泣いている。異様な光景に時折扇風機が心配そうにこちらをふりかえり、風を送る。 その励ましですら痛々しく悲しい。ティッシュ箱からはみでたやわらかいチリ紙がむげに揺れた。 黒豹はがっちりと丸くなり、行き場のない思いを布団の外に出した尻尾に伝えてクネクネした。 夏バテだ。 「あちー」 暑さに耐えかねて、布団をひっくり返し仰向けになった。 ふいに、エプロンをつけたまま布団で感傷に浸っているのが馬鹿らしくなってきた。 窓の外は、もう夜だった。 部屋の明かりもつけずに、自分は何をしているのかと。 蚊が入ってきている。 風呂に入って、はやめに寝よう。そうしよう。 黒豹獣人はものぐさに立ち上がると、エプロンをくしゃくしゃに脱いだ。
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http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1225377368/ 天使のいる街 過去なき恋人 血塗られた聖母 死神の絵筆 天使のいる街 547 名前:1/2[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 17 15 53 ID ??? 鬱シナリオ「天使のいる街」(3~4レベル用) ■背景 数ヶ月前、アノス辺境の遺跡で美少女の姿をした天使が発見された。 古代王国時代に魔術師に召喚されてそのままになっていたらしい。 この美少女天使は近くの街に護送され、神の使徒として崇拝の対象となっている。 ■導入 PCはちょうどその街を訪れたとする。もちろん神殿に向かうはず。 ファリス神殿には天使の姿を見ようと毎日大勢の人間が詰めかけている。 神殿には純白の翼を生やした美少女がいて、無邪気な笑顔で集まった市民に手を振る。 この天使は魔術師に言葉を奪われたため何も喋れないらしいが、市民たちは彼女の姿を見るだけで幸せな気分になっている様子。 そして司祭たちは集まった信者に対し熱心にファリスの教えを説いていく。 美少女天使のおかげでファリス神殿は大賑わいで、寄進の額も以前の数倍に跳ね上がったらしい。 PCが神殿を出ると、一人の神官から「仕事を頼みたい」と密かに声をかけられる。 神官はあの天使がどうも怪しいと語る。 この街の神殿を預かる司祭が数人の護衛と共に遺跡から保護してきたらしいが、 天使が魔術師に召喚された例などこれまでに一件も見つかっていない。 遺跡に向かい、本当にあの美少女が天使なのか調べてほしいと神官は語る。 報酬はそれなりの額を約束される。 ■真相(1) 問題の遺跡は召喚魔術師というより創造魔術師の研究所っぽい雰囲気がプンプン。 罠を突破して最深部に辿りつくと巨大な水槽が設置された広間がある。 広間に残された資料を読めば真相が判明する。 実は例の美少女天使は本物の天使ではなく、魔術師が伝承を元に再現した人造生物だった。 性格も天使らしいものに設定しているがもちろん神聖魔法の能力はない。 天使は一体のみ完成しており、合言葉を唱えればすぐに目覚める状況にあったことが分かる。 548 名前:2/2[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 17 16 56 ID ??? ■真相(2) 以下は資料に載っていない真相。 数ヶ月前、偶然にも人造天使の存在を知った街の司祭は、自分の神殿の活性化に彼女を役立てようと考えた。 実はこの街は国内の都市で特に信者の数が少なく、司祭は肩身の狭い思いをしていた。 嘘ではあるが誰も傷つかないのでファリスも許してくれると司祭は判断したのだった。 司祭の思惑は当たり、天使を見ようと大勢の市民が神殿を訪れるようになった。 心優しい人造天使は司祭の話を聞くと快く同意し、従順に役目を果たしている。 (ちなみに天使が喋れないという設定は神聖魔法を使えないことをごまかすためで実際は会話可能) この真相に辿りつくかどうかはPCの想像力次第。 ■冒険の結末 正直に依頼者に事実を報告した場合、彼は使命感に燃えて真相を世間に訴える。 これによって少しずつ世論は傾いていき、やがては「邪悪な魔法生物を天使と偽った司祭を殺せ!」まで発展する。 司祭と美少女天使と少数の支持者は大勢の暴徒に襲撃され、罪人として処刑されてしまう。 宗教問題に関わりたくない領主はひたすら傍観。 この後、新たな司祭には依頼者であった神官が就任する。1000経験点。 PCが事情を酌量して司祭の嘘を認める方向で動くなら、それはそれでOKとする。 不満に思った依頼人が難癖をつけて報酬を減らそうとするが一応は1000経験点。 ただし将来的に嘘がばれた場合、PCも共犯とされてしまう点には注意。 過去なき恋人 574 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 02 01 54 ID ??? 超英雄ダークハーフエルフ美少女ソーサラ-シャーマンプリーストファイターシーフバードセージレンジャーメイドに足コキして貰いながら考えた鬱シナリオ「過去なき恋人」 ■背景 オラン近郊で……おおうっ……遺跡があふっ、あふっ。バレン導師にふうああああっ! ……ふう。なんかもういいや。 血塗られた聖母 585 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/21(金) 20 09 27 ID ??? 『血塗られた聖母』 【導入】 とある町に近い木々で見通しの悪い道、そこを歩く冒険者一行が一人の若者が倒れているのに出くわします。 若者は満身創痍で苦悶の表情で「母さんが……」と言って息絶えます(GMは「生死判定に失敗して、最後の一言は演出」とぶっちゃけて下さい)。 襲撃者の姿は既になく、探しても痕跡しか残っていません(追跡していっても、いずれは痕跡を見失います)。 近くの町に連絡すると衛視がやってきて調査をします(連絡しなくても、いずれ誰かが知らせます)。 若者が毒の刃で滅多挿しという手口から、最近近隣の町で起きている連続殺人の一件だとわかります。 程なく噂を聞きつけ、身内かもしれないと言う鍛冶屋見習いの少年がやってきて身元確認をします(もちろん、若者は少年の身内で彼は暫く大泣きします)。 少年と若者は同じ孤児院で育った仲で、若者は3年前に、少年は先週からこの町で就職し、同郷という事でちょくちょく連絡をとっていたそうです。 【依頼】 この町の衛視隊長の初老の男から、冒険者達に依頼が来ます。 彼はまず連続殺人について説明し、自分の調査によると犠牲者は全員、同じ孤児院の出身である事がわかったと告げます。 犠牲者やその仲間達は結構あちこちの町に分散しているし、年も離れているため、互いに連絡を取ることはあまりありません(犠牲者の若者と少年は、たまたま同じ町で年も近かったため交友があったのです)。 衛視隊長は、原因を探るために一度その孤児院を探ってくれ、と依頼してきます(他領のそれなりに離れた村なので、彼やその配下は勝手に調査に行けないのです)。 PCが依頼を受けると、ようやく泣き止んだ少年からも、ついでに孤児院に手紙(若者の死と少年の就職の報告)を届けるように頼まれます。 586 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/21(金) 20 11 59 ID ??? 【孤児院】 正式名称「マーファの御手孤児院」は、近隣の市町村のマーファ神殿が共同出資で作った孤児院で、とある農村のはずれにあります。 10年くらい前までは司祭などもいたのですが、現在は司祭ではない一人の女性が30人くらいの子供を育てています(年長の子が子守や家事を手伝ったりしているので、女性一人でもなんとかやってけるのです) 【女性】 30代半ばの女性で、慈母というより姐さん風で口も悪いし厳しいのですが、親身に子供達の世話をしているので、「母さん」として慕われています。 15年位前にとあるマーファの司祭(既に故人・スポンサーの神殿の一つに所属)に連れて来られて以来ここで働いており、それまでは冒険者をしていたそうです。 農繁期には子供達と一緒にバイトをするため、村人とは普通の近所づきあいしており「口は悪いがいい人だ」という評判ですが、距離をとっているのか特に友達のように親しい人はいません。 エピソード「孤児院の子供が病気になったときは一生懸命看病し、死んでしまった時は我子のようにさめざめと泣いていた」)。 孤児院が財政難の時には、何日か出かけては金を持って戻ってくる事が何度もあり、今でも昔のつてで冒険者の仕事をしているのだと噂されています。 【到着後】 女性に会って若者の死を告げると、彼女は顔を曇らせます(少年の就職については僅かに顔をほころばせます)。 調査の事について話す・話さないに関わらず、彼女は最近の連続殺人について言及し、「昔の冒険者時代、敵対した相手の復讐かもしれない」と語ります。 若者の死について、子供達を悲しませないように子供や村人には極力知らせないように頼んできます。 そして子供達には「先日ここから巣立った少年が、無事就職できた」事を伝えて、お祝いのパーティー(ここでは恒例です)を開きます(もちろん、PCも誘われます)。 588 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/21(金) 20 13 41 ID ??? 【真相】 彼女はカーディスの女司祭にして暗殺者で、心底邪悪な人間です。 15年前にカーディスに捧げるために赤子の大量誘拐殺人をして、マーファの司祭に捕らえられ、とある罰を受けました。 その罰とは、クエスト「自分が殺した赤子と同数の子供を、一人前に育てる事」です(一人前の定義は15歳以上で自活可能、という事です)。 以来、彼女はクエストを早く終了させるためだけを目標に、一生懸命子供達を育てました(病気の子を嘆いたのは自分の刑期終了が長引くからです)。 マーファの司祭の目論見は「長年子供を育てていれば、やがては愛情を持つだろう」というものでしたが、彼女は完全な悪であるため、自分を束縛していた子供達に対して却って深い憎悪を抱いています。 時々行く資金稼ぎとは実は暗殺の仕事で、最近の彼女はその行き帰りに、一人前になった(=クエスト対象から外れた)子供達を殺していたのです(導入部で死んだ若者も、彼女の仕業です) そして今日、PC達によって知らされた鍛冶屋見習いの少年の就職で、クエストの規定の数は達成されました。 【戦闘】 就職祝いのパーティーはいつもより盛大に行われます。 そこで振舞われるご馳走には、遅効性の毒が盛られています(味で気づかれないよう微量なので、PCには効果がないでしょうが、子供達の大半は苦しみながら死にます) また、彼女はPCに泊まっていくように勧めます。 そして夜、彼女は正体を現します。 まずは育児の間は封印されていた暗黒魔法(クエストの結果とはいえ、カーディスの教えに反する行為です)で、子供達のゾンビを作り(魔晶石も幾つも使います)、生き残った子供達を血祭りにあげます。 その後彼女は、子供のゾンビを率いて村に焼き討ちをかけます(孤児院に泊まらなかった場合、ここでゾンビとの戦闘になります)。 女暗黒司祭とゾンビの群れ(現存の30+墓場から掘り起こした分+犠牲になった村人)を倒したらミッション達成です。 589 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/21(金) 20 15 06 ID ??? 【その後】 衛視隊長に事件を報告すると、過去の赤子誘拐殺人やマーファ神殿の記録などを調べて裏づけをとってくれ、彼から報酬(マーファ神殿からの口止め料込み)がもらえます。 【ポイント】 孤児院の描写に力をいれましょう。 子供達に名前と個々の性格を設定付け、数々のエピソードを駆使してPC達に好感を持ってもらいましょう。 女暗黒司祭も正体を明かすまではなるべく善人に見せましょう。 そして、PCに止められないように毒殺&ゾンビ化は密やかに素早く行わせましょう。 ゾンビ退治の際、誰のゾンビか・PCの攻撃がどこを破壊したかと言うことを克明に語りましょう。 死神の絵筆 596 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 18 20 41 ID ??? 鬱シナリオ「死神の絵筆」(3~4レベル用) PCは大商人の娘(美少女)から密かに仕事を依頼される。 彼女の父が後援者となっている若い画家がいるのだが、現在スランプに陥っている。 そこで彼のために古代遺跡から魔法の絵筆を取ってきてほしいという。 その絵筆があれば自分の思い通りの絵を描ける(絵の達成値に+2)。 魔法の力に頼るのは良くないかもしれないが、スランプ脱出の手助けになれば…と少女は語る。 もちろんその若い画家に恋しているのが見え見えの態度。 遺跡で魔法の絵筆を回収して少女に渡せばシナリオ達成とする。 ただし宝物鑑定して達成値が15以上なら絵筆の隠された魔力が判明する。 ■事件の真相 問題の筆とは暗殺用に生み出された道具だった。 その筆で人物画を描くと、絵の達成値を魔法強度とする「デス」が描かれた相手に発動する。 そして依頼者はその事実を知っている。 実は自分を振った画家に復讐するのが彼女の目的だった。 何か理由をつけて彼女の絵を描かせ、死ぬと同時に画家の人生を滅茶苦茶にするつもりだった。 依頼を受けた時点で彼女の身辺調査をすれば画家に触られたことは明らかになる。 また絵筆を魔術師ギルドで鑑定してもらえれば真の魔力も判明する。 (ただし絵筆に死の効果があると伝えても少女は驚いた振りをして一応受け取ろうとする) ■冒険の結末 結果として少女の望みを叶えることができた場合のみシナリオ成功とする。 仮に思惑を見抜いて絵筆を渡さなかった場合でも、自暴自棄になった少女は画家を刺し殺すのであまり変わらない。