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ドキドキ!プリキュア(通算10作目第8代目)プリキュア(ドキドキ組)相田マナ/キュアハート ◆ 菱川六花/キュアダイヤモンド ◆ 四葉ありす/キュアロゼッタ ◆ 剣崎真琴/キュアソード ◆ 円亜久里/キュアエース ◆ トランプ王国アイちゃん その他 1万年前の関係者キュアエンプレス メラン通常時 戦闘時 大貝町の人々相田家 菱川家 四葉家 円家(相田家の親戚) 大貝第一中学校 その他 ジコチューイーラ ベール マーモ リーヴァ グーラ レジーナ キングジコチュー プロトジコチュー ジコチュー その他セバスチャン(ありすの執事) 映画キャラ味方 敵 パーティを組む際の例 HUGっと!プリキュア(通算15作目第13代目)プリキュア(HUGっと組)野乃はな/キュアエール ◆ 薬師寺さあや/キュアアンジュ ◆ 輝木ほまれ/キュアエトワール ◆ 愛崎えみる/キュアマシェリ ◆ ルールー・アムール/キュアアムール ◆ 妖精 その他 クライアス社オシマイダー/猛オシマイダー トロピカル~ジュ!プリキュア(通算18作目第16代目)プリキュア(トロピカル~ジュ組)夏海まなつ/キュアサマー ◆ 涼村さんご/キュアコーラル ◆ 一之瀬みのり/キュアパパイア ◆ 滝沢あすか/キュアフラミンゴ ◆ ローラ(ローラ・ラメール)/キュアラメール ◆ あとまわしの魔女たち ここは、『ドキドキ!プリキュア(2013年度)』と『HUGっと!プリキュア(2018年度)』と『トロピカル~ジュ!プリキュア(2021年度)』が記載する。全作品は、5人の全てが「ピンク色系・青色系・黄色系・紫色系・赤色系」を配色されているが、配色の順番は全てバラバラであり、特に『トロピカル~ジュ!プリキュア』の歴代主人公の配色はピンク色がサブカラーそのもので「白色」が基調したものにトロピカルカラーといった虹色の資料になっています。なお、『スイートプリキュア♪』に引き続きとして変身者が上述した中学生や高校生のみならず小学生もいるとされており、『ドキドキ!プリキュア』と『HUGっと!プリキュア』は「赤色」の方だけが小学生とされています。『ドキドキ!プリキュア』については、『スイートプリキュア♪』と同じく高橋晃のキャラクターデザインであり、4人の当初メンバーの色は『ハートキャッチプリキュア!』と『ハピネスチャージプリキュア!』の全カラーが共通しているようで、この中では歴代主人公よりも先にプリキュアとして覚醒した人物もいると判明している。令和の作品である『トロピカル~ジュ!プリキュア』については、奇数年の繋がりと言える『キラキラ☆プリキュアアラモード』と『スター☆トゥインクルプリキュア』と同様に虹色のプリキュア戦士がいたこともわかっており、特にメロンパンと来たら『魔法つかいプリキュア!』の以来の5年ぶりに『魔法つかいプリキュア!』と『トロピカル~ジュ!プリキュア』は、メロンパン(いちごメロンパンとトロピカルメロンパン)を好まれていることが共通するべきだろう。 ドキドキ!プリキュア(通算10作目第8代目) プリキュア(ドキドキ組) 相田マナ/キュアハート ◆ プクリンorヒヒダルマ 色違いのヨルノズク:台詞から。 マナフィ:名前ネタ。 バネブーorウリムーorポカブorグルトン:家が洋食店「ぶたのしっぽ」。 ハピナスorトゲキッスorルカリオ:雰囲気重視。 デスカーン:図鑑解説より、全身本物の金でできているので。 ラブカスorココロモリ:名前から。 パルキア:禁止伝説級+歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら。 ホウオウ:同上。「ハート」ゴールド+鶏冠がキュアハートの髪に似ているなので。 リザードン:同上(禁止伝説級除く)+使い手のサトシに似ているので。 ピカチュウ:同上+ももクロ+「ポケパーク2 〜Beyond the World〜」で統一するなら。主人公的な意味で+髪の色+♀のしっぽの先端が(ハート)型になっているので。 ヒードランorエンテイorファイヤー:準伝説級で統一するなら。 テラキオン:同上+三闘獣で統一するなら。 ボスゴドラ:パーティを組む際の例に書かれたポケモンで総一するなら。ポジションや雰囲気が1時間前の番組のボスゴドラに似ているので。 ハリマロン:声優ネタ。 色違いのヘラクロス:虫ポケモンで総一するなら。♀だと角の先端部がハート型なので。 フーディン:「ポケモン+ノブナガの野望」に登場するカネツグのブショーパワー「あいとせいぎ」から。 ニンフィアorサンダース:ブイズで総一するなら。 ママンボウ:特撮番組のママンボウと同じハートなので。 NN:ハート/マナ/かいちょう 性格:がんばりや/ゆうかん 技:メロメロ(あなたに届け!マイスイートハート!)/ダメおし(9話)/なきごえなどの音技(ホイッスル)/ほろびのうたorハイパーボイス(8話にてど音痴だったのが判明したので)/ハートスタンプorてんしのキッスorゆうわく(このキュアハートがあなたのドキドキを取り戻してみせる!)/はどうだんorきあいだまorエレキボール(プリキュア・ハートシュート)/はかいこうせんorチャージビームorハイドロポンプorかえんほうしゃorサイケこうせんorソーラービーム(プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ) 備考:ジコチューとであったら「愛をなくした悲しい○○(ポケモン名)さん!」も忘れずに言うと雰囲気が盛り上がる。 菱川六花/キュアダイヤモンド ◆ ハガネールor色違いのパルシェンorラプラスorアマルルガorメレシーorキングドラorフリージオ ディアンシー:禁止伝説級で統一するなら。 ディアルガ:同上+歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら+名前ネタ。 ルギア:同上。キュアハートのホウオウと対になるので。 カメックス:同上(禁止伝説級除く) スワンナ:パーティを組む際の例に書かれたポケモンで総一するなら。衣装から。 ヨーテリー:声優ネタ。 スバメorオオスバメ:台詞から。 スイクンorフリーザー:準伝説級で統一するなら。 ユクシー:同上+「英知の光!」。 ケルディオ:同上+三闘獣で統一するなら。 カメール:青いボディ+羽みたいなものがあるのがポイント。 ニョロゾ:よくカエルグッズを集めている+色も本人と似ている。 プリン:ももクロで総一するなら。 グレイシアorシャワーズ:ブイズで総一するなら。 ヤミラミ:特撮番組のヤミラミと同じダイヤなので。 カイロス:同上+虫ポケモンで総一するなら。キュアハートのヘラクロスと対になるので メタグロス:頭がいい+形がダイヤモンドに似ているので NN:ダイヤモンド/りっか 性格:れいせいorがんばりやorまじめ 技:ラスターカノンorこごえるかぜorつららおとし(トゥインクルダイヤモンド)/れいとうビーム(このキュアダイヤモンドが、あなたの頭を冷やしてあげる!)/みやぶる(8話にて羊の数をみごとに当てられたので)/ふぶき(プリキュア・ダイヤモンドシャワー)/うずしお(ダイヤモンドスワークル)/てだすけ(私達の力をキュアハートの元へ!) 四葉ありす/キュアロゼッタ ◆ ※ 基本は「黄色系」のプリキュアだが、差し色には「黄緑色」の要素を持っている。 ジャローダorユレイドルorキノガッサorナットレイorメガニウムorピクシー ロゼリア:名前ネタ。 ギラティナ(オリジンフォルム)orレックウザ:禁止伝説級+歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら。 フシギバナ:同上(禁止伝説級除く)+特性「ようりょくそ(ひだまりポカポカ!)」。 ドレディア:パーティを組む際の例に書かれたポケモンで総一するなら。お嬢様+雰囲気があっている。 キレイハナ:頭の左右に花型の飾りがあるので。 フラエッテ(オレンジいろのはな):花+変身後の髪型が見事に似ているので。 エムリットorライコウorサンダー:準伝説級で統一するなら。 ビリジオン:同上+三闘獣で統一するなら。 コジョフー:変身前時の髪型が似ている+幼い頃に武術の稽古を励んでいたので。 リーフィア:ブイズで総一するなら。 ハハコモリ:虫ポケモンで総一するなら。黄色と黄緑のカラーリングから。 ガブリアス:中の人繋がりで頭の左右の丸い部分があるのが共通点。 ブリガロン:タイプや性格面から。 フシギダネ:ももクロで総一するなら。 ウソッキー:特撮番組のウソッキーと同じクラブなので。 NN:ロゼッタ/ありす 性格:おっとり 技:ミラーコートorまもる(ロゼッタウォール)/ にほんばれ(ひだまりポカポカ!)/つるぎのまい(幼い頃に武術の稽古を励んでいたのを)/ひかりのかべorリフレクターorファストガード(プリキュア・ロゼッタリフレクション)/エナジーボールorきあいだま(ロゼッタリフレクション(※ぶつけて攻撃))/かわらわりorリーフブレード(素早いチョップ)/げきりん(怒りで我を忘れて暴れだす)/ゆびをふる(ロゼッタバルーン)/てだすけ(私達の力をキュアハートの元へ!) 剣崎真琴/キュアソード ◆ マニューラorエアームドorドクロッグorゲンガーorドリュウズorアーマルドorカブトプス アブソル:髪型が左右非対称+かたちも似ている+剣技ができるので+職業や名前が某アイドルと共通している。 ドラピオンorグライオン:紫でかつ剣のようにシャープなので。特撮番組のドラピオンと色合いと髪型と名前が似ており、剣使い。 クロバット:同上+パーティを組む際の例に書かれたポケモンで総一するなら。 アグノムorクレセリア:準伝説級で統一するなら。 コバルオン:同上+三闘獣で統一するなら。 ホワイトキュレムorブラックキュレム 禁止伝説級+歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら。 色違いのリザードン:同上(禁止伝説級除く) ゴルーグ:特性「ぶきよう(料理がめちゃくちゃなので。) 」 グレッグル:ももクロで総一するなら。 エーフィ:ブイズで総一するなら。 ギルガルド:剣の形をしてるから。 コロトックorハッサム:虫ポケモンで総一するなら。 キリキザン:特撮番組のキリキザンと同じスペードなので。名字も一緒など、共通点が多い。 NN:ソード/まこと/まこぴー 性格:まじめorいじっぱり 技:斬り技(ホーリーソード)/うたうorりんしょう/ブレイブバード(勇気の刃!)/どくづき(プリキュア・スパークルソード)/てだすけ(私達の力をキュアハートの元へ!) 円亜久里/キュアエース ◆ エースバーンorマフォクシーorファイアローorギャロップorバクフーン レシラム:歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら リザードン:同上+声優繋がり。 セレビィorフーパ:禁止伝説級で統一するなら。声繋がり。 イーブイorブースター:ブイズで総一するなら。ほのおタイプ+色が似ているので。 ウインディ:ほのおタイプで高種族値なので。前者は華やかさをも重視、英名が「Arcanine」と「A(エース)」から始まるので。 ウルガモス:虫ポケモンで総一するなら。 ヒトカゲ:ももクロで総一するなら。 マニューラ:特撮番組のマニューラと同じA(エース)なので。 候補ポケモンの進化前全般:変身前の姿 NN:エース/あぐり 持ち物:いのちのたま(戦闘能力は高いが、変身の時間があまり長くは持たない{火力上昇+そこをHPがじわじわ減るところでも再現。})/おうじゃのしるし(エターナルゴールデンクラウン) 性格: 技:きりふだ(愛の切り札!)/トリック(きょうせいギプスorパワーOOを持たせてプリキュアたちを厳しくトレーニングさせる)/オーバーヒート(エースショット(ばっきゅ~ん!) /ほのおのまい(変身時の演出に小さな火が飛び散るので)/てだすけ(私達の力をキュアハートの元へ!) 備考:変身できる時間が短いので、いのちのたまを持っている場合は防御面の技(まもる、かげぶんしん、あさのひざし、みがわり、ねむるなど)は覚えさせないこと。 トランプ王国 アイちゃん トゲピーorピンプク アマカジ 使い手のマオとの声優繋がり ロコン(アローラのすがた) 声優繋がり コロモリ:進化前でかつ、以下の技をどれも習得できる。ハートのマークも共通点。 ゼニガメ:38話でジコチュー化された際の姿。アニメでサングラスを掛けていたので。 性別:♀ 性格:むじゃき/なまいき(38話でジコチュー化された際の姿) 技:そらをとぶ(そのまんま)/あまえる(マナたちに)/さわぐorうそなきorなきごえ(泣き出す)/フラッシュ(光を出す)/ねむる(スヤスヤと寝る)/サイコキネシスorテレキネシス(きゅぴらっぱ~!!{色んな物が動く})/おいかぜ(9話にて、プリキュアたちのスピードアップ)/てだすけ(プリキュアたちに力を!{映画にて?}) 備考:タマゴから孵化必須。 その他 ハネッコor色違いのミミロル:シャルル グレイシア:ラケル 声優ネタの場合はヤヤコマで。 ヒメグマ:ランス チョロネコorニャスパーorモロバレルorカラマネロ:ダビィ 1万年前の関係者 キュアエンプレス エルフーンorジュカイン ホワイトキュレム:歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら 色違いのエーフィ:ブイズで総一するなら。 色違いのクレセリア:準伝説級で統一するなら。 メガヤンマ:虫ポケモンで総一するなら。 スターミーorトゲピー:使い手のカスミとの声優繋がり。 メラン 通常時 プロトーガ:ウミガメのような容姿なので。 ヌオー:使い手のキクノとの声優繋がり。 戦闘時 キュレム:灰色のドラゴンタイプなので。 レシラムor色違いのリザードン:ドラゴンのような容姿から。色をこだわるならば後者で。 技:かえんほうしゃorりゅうのいぶき(口から炎を吐く)/まもる 備考:かなり強いのでガチ育成必須。 大貝町の人々 相田家 未定:相田 健太郎 未定:相田 あゆみ 未定:坂東 宗吉 未定:坂東 五十鈴 未定:マシュマロ 菱川家 未定:菱川 悠蔵 未定:菱川 亮子 四葉家 未定:四葉 星児 未定:四葉 祥子 未定:四葉 一郎 円家(相田家の親戚) 未定:円 茉里 大貝第一中学校 未定:城戸 未定:二階堂 未定:百田 未定:八嶋 未定:十条 博士 未定:三村 未定:京田 未定:早乙女 純 未定:千葉 その他 未定:美智子 未定:森 ハルナ 未定:郷田 未定:五星 麗奈 ジラーチ:かるたクイーン 未定:おおとり 環 未定:人見 未定:森本 エル 未定:原田 未定:角野 秋 ジコチュー イーラ ジュペッタ:魔少年的に。 ヨーギラス:声優ネタ。同じく声優的にはルージュラだが♀固定なので。 ベール ワルビアル:あくタイプ+グラサン繋がり。 コラッタ:最終話にて小さなネズミのような姿。 マーモ ミロカロス:雰囲気的に ジャローダ:同上 ミルホッグorヨーテリー 使い手のアロエとの声優繋がり リーヴァ ガブリアス:図鑑解説にて音速で空を飛び周りの木々を切断してしまうので。 グーラとダブルで登場させること。 グーラ バンギラスorマスキッパ:かみくだく必須。 サザンドラ:リーヴァと対になる+ポケモン図鑑説明文より。 ガチゴラス:特性がんじょうあご推奨。 サメハダー:サザンドラと同時に凶暴で、メガシンカ後の特性「がんじょうあご」が似合う。 持ち物:サメハダナイトorバンギラスナイト(リーヴァと合体) レジーナ レパルダスorニューラorゼクロム 色違いのギルガルド:色あいが似ているので。特性バトルスイッチでフォルムチェンジを再現。 ゾロア:同上+あくタイプなので。 ギラティナ:同上+某オタク少女にはかなり似ているので。フォルムチェンジで再現も。 スピアー:虫ポケモンで総一するなら 技:ふういん(黙らせる)、ほしがる(底つきない欲望)、あくのはどう(ジコチューにする魔法)、バークアウト(「マナはあたしのものなの!」)、よこどり(マナをりっかたちから)/ゆきなだれ(雪玉を転がす) 持ち物:ヒウンアイス(アイスクリーム) キングジコチュー ミュウツー:完全復活版=持ち物に「ミュウツナイトX」を持たせた状態でメガシンカするとメガミュウツーXになる(強さ的に+筋肉質な体)。 マタドガスorモルフォンorクロバット:使い手のキョウとの声優繋がり。 技:かみなり(雷を起こす)、はかいこうせん(口からすざましい光線)、サイコブレイク(レジーナを洗脳)、いわくだき(元、トランプ王国の王のときに、エターナルゴールデンクラウンの封印を壊したところから) プロトジコチュー ギラティナ(オリジンフォルム):手や翼がいっぱい、体型がよく似ている、反転世界では唯一生息するポケモン→劇中のマナのセリフより「一人ぼっちだよね」から。 ジコチュー エンブオーorゴローニャ(アローラのすがた):眉毛が似ているので。 + 固体 キングラー:1話で登場した個体の見た目がカニっぽかったので。 レアコイル:2話に登場した信号機型から。でんじはで動きを止めるビーム。 持ち物だっしゅつボタン(歩行者ボタン。発動したら潔く負けること)。 ゴーゴート:3話に登場したヤギ型の個体から。 バクオング:4話に登場したラジカセの個体から。 ヒトデマン:5話に登場した星形の個体。素早さV推奨。 ブーピッグ:6話に登場したブタ型の個体から。持ち物たべのこし ゆめくい、ほしがるも覚えさせたら食欲暴発も再現しよう。 未定:7話に登場したカエル型の個体から。 エルフーン:8話に登場したヒツジ型の個体から。特性すりぬけ(柵をとびこえる)、 技はかげぶんしん(分裂)、くさぶえ(本当はさいみんじゅつがよかった…「羊が一匹…、羊が二匹…」)、やつあたり(突進攻撃)等だが、キノコのほうしが覚えられないのが惜しい所。3話と被るが羊かつ「ポケモン+ノブナガの野望」での特性「さいみんオーラ」、とっしんが再現できるメリープでも可。 マルマイン×2orサワムラー エビワラーorバスラオ赤&青:9話に登場したボール型個体から。後者は喧嘩がたえないので。また、サッカー型にはパンチ技を出さないこと。野球型にはキック技を出さないこと。 プラスル マイナン:10話に登場した応援団長型の個体から。 技:めざめるパワー炎orほうでん(赤い波動を出す)、さわぐ(まこぴーはオレのものだ!)、やつあたり(マナとまこぴーがいちゃいちゃしているのを見てヤキモチを焼く。) ギギギアルorシェルダー:11話に登場した携帯電話型の個体から。からではさむorはさむ(携帯を閉じる)、こおりのつぶてorギアソーサー(アンテナを投げる)必須。 ゴマゾウ:12話に登場したゾウ型の個体から。技:めざめるパワー水(鼻から水を噴射)、たたきつける(長い鼻を振り回す)、こらえる(暴走を自分で踏ん張って制御する)、じたばたorヘビーボンバー(ふみつけが覚えられないのでこの技で代用。) ロズレイドorナットレイ:13話に登場したバラ型の個体から。後者はパワーウィップ必須。 エーフィ:14話に登場したカルタ型の個体から。以下の技を全て習得可能+図鑑解説では相手の行動を読み取るのが得意なので。 技:きりふだ(札を投げる)、でんこうせっか(札を素早く取る)、ほしがる(理想のキングを) 持ち物:レッドカード(百人一首のお札)。 トリデプス:15話に登場した鏡型の個体から。四角くて金属で 以下の技全て習得可能。 メタルバースト(プリキュア達の攻撃を跳ね返す)、こわいかお(通常時 まこぴーに対して)、やきつくす(色んな器材やドレスなどを燃やす)、まもる(「カット!!」)。 ツボツボ:16話に登場した差し入れ型の個体から。金銀時代、きのみからジュースを作ることができたので。 ロックブラスト(ジュース缶のマシンガン)必須。 持ち物きのみジュース ウソッキー:17話に登場した彫刻型の個体から。体型が似ている+以下の技を習得できる。 技:アームハンマー(腕のハンマーを振り回す)、がんせきふうじ(プリキュアを彫刻にする) コータス:18話に登場した汽車型の個体から。ニトロチャージ必須。 ゴクリン:19話に登場した財布型の個体から。 ミカルゲ:19話に登場したサッカーのゴール型の個体から。 ヤジロン:19話に登場したボウリングのピン型の個体から。サイドチェンジ必須。 ユキノオー:20話に登場した雪だるま型の個体から。こおりのつぶてorふぶき必須。 未定:21話に登場した蜘蛛の個体から。 べトベター:23話に登場したペン型の個体から。ヘドロこうげき(黒いインク)必須。 キャモメ:23話に登場した色紙型の個体から。どろぼう(サインをよこせ!)、エアカッター(色紙をいっぱい投げる)必須。白い体でこれらの技が習得可能なので。 プリンorチリーン:24話に登場したマイク型の個体から。前者は初代のポケモンアニメに登場していたときによく持っていたマイク(本当はサインペンだけど)とよく似ているので。 後者はまきつく(黒いコードで)習得可能で音との関連が強いので。 両者ともすてみタックル(突撃取材して質問攻め)必須。 未定}:25話に登場した爪楊枝型の個体から。 ホイーガ:27話に登場した自転車型の個体から。ハードローラー必須。とがったものでタイヤがパンクしてしまったのでつつく(ひこうタイプ)が苦手なところがポイント。 クイタラン:27話に登場したコンロ型の個体から。ほのおタイプでかつ、ベストウイッシュ デコロラアドベンチャーにて(幻影だけど)巨大化していたところから。 技:ねっぷう(暑い熱)、はじけるほのお(肉や野菜のミサイル)、いあいぎり(ハサミ攻撃) メブキジカ(なつのすがた):28話に登場した夏祭り型の固体から。技:タネばくだん(射的)、からげんき(ヨーヨー)、でんじは(輪投げの輪)、ウッドホーン(トゲ) ドータクン:32話に登場したコーヒーカップ型の固体から。ジャイロボール(高速回転)、あやしいひかり(プリキュアたちを混乱させる{やり方は違うが}) メタングorポポッコ:33話に登場したヘリコプター型の固体から。前者は体型、後者は花をプロペラのように回して飛ぶところから。 技:バレットパンチorタネマシンガン(ミサイル連射)、でんじふゆうorとびはねる(空を飛びまわる)、つばめがえし(パンチ攻撃)、エナジーボールorラスターカノン(口からビーム) ダストダス:34話に登場したゴミ箱型の固体から。ダストシュート(ゴミをいっぱい投げる)必須 アギルダー:34話に登場したバイク型の固体から。こうそくいどう(暴走する)、でんこうせっか(突撃) 持ち物きゅうこんorじゅうでんち(特定のタイプの技を受けるとパワーアップ)→(アイちゃんからジャネジーを吸収してパワーアップ) パウワウ:35話に登場した虫歯型の固体から。白いボディ、以下の技全て習得可能。 技:ドリルライナー(ドリル)、なきごえ(ドリルの「ブイ~ン」の音)、しおみず(水かけ攻撃)、ふぶき(風を吹き荒らす{こおり状態→くらったプリキュア達が動けない&複数をまとめて攻撃}) スワンナ:36話に登場したアヒル型の固体から。技:どくどく(池を汚す)、ねっとう(水を口から出す)、あまごい(水をシャワーのように降らす)、やつあたり(ラブラブなカップルに対して) イワパレス:37話に登場したお菓子の家型の固体から。 オクタン:39話に登場したタコ型の固体から。 フリージオorニョロボン:40話に登場したCD型の固体から。前者は円でないのは残念だけど、平たい形は一致+以下の技全て習得可能。 後者は見た目重視で。 技:きりさく(CDを投げる)、ふぶき(いっぱい弾を撃つ こおり状態でキュアソードの動きが封じられるのも再現できる。) オーロット:41話に登場した枯れ木型の固体から。技:おにび(全ての花を枯らしてやる!)、シャボーボール(弾を撃つ) アイアント:42話に登場した蟻型の固体から。技:まとわりつく(人を石に変える) 未定:43に登場した長靴と消しゴムの固体から。 ヤナッキー:44話に登場したクリスマスツリー型の固体から。草タイプ+頭がとんがっている+2本足で立っているところがポイント。 技タネばくだん(ツリーの飾り型の爆弾) サザンドラorソーナンスorエテボースorガメノデス:プリキュアショーにジャンケン型の固体から。前者は3つの頭から、後者は頭の部分が手のような形をしていたので。技:しっぺがえしorカウンターorミラーコート(後出しジャンケン) ゲンガー:プリキュアショー(2回目)に布団型の固体から。技:さいみんじゅつ(プリキュアを眠らせる)、ほろびのうた(子守唄)、あやしいひかり(おかしなダンス)、りんしょう(奇妙な歌声で歌いだす) その他 セバスチャン(ありすの執事) フーディンorダイケンキ:雰囲気やヒゲがよく似ているので。 トドゼルガ:同上+特性「あついしぼう(ありすお嬢様の苦手なほのおやこおりタイプの技を代わりになってうけよう)」 技:アクアテールorたきのぼり(ほのおタイプからありすお嬢様を守ろう)/れいとうビーム(ひこう対策 あと、ありすお嬢様にとってダメージの与えづらい くさ、ドラゴンタイプにも対抗しよう)/じしん(どく対策 この技を使うタイミングにあわせて キュアロゼッタまもる必須 はがねタイプにも使おう)/いわなだれ(対こおり、むしタイプ用) 備考: これでありすお嬢様の苦手なタイプのポケモン対策はバッチリ! もちろんありすお嬢様(キュアロゼッタ:キレイハナ、ドレディアなどのくさタイプ前提)とタッグを組み、彼女を援護するように戦おう。 映画キャラ 味方 エリキテル:ベベル 垂れた長い耳(?)の形がよく似ているので。 敵 レシラムorセレビィ:マシュー/マシュマロ 前者は声繋がり。 トリミアン:マロ ポリゴンZ:マネキンカーマイン 体型、色、奇妙な目から。 ニョロボン:シルバークロック ホイーガ:パープルバギー ディアルガ:クラリネット 過去や未来に移動する能力+声優繋がり。 パーティを組む際の例 <プリキュア> ハート:ボスゴドラ「メロメロ」、ダイヤモンド:スワンナ「ぼうふう」、ロゼッタ:ドレディア「エナジーボール」、ソード:クロバット「つばめがえし」 HUGっと!プリキュア(通算15作目第13代目) プリキュア(HUGっと組) 野乃はな/キュアエール ◆ キレイハナ キテルグマ 色違いのミミロップ 色違いのコジョンド 色違いのワタッコ:イメージ的に。 ママンボウ:「母」のイメージの強いポケモンで統一するなら。 ホウオウorグラードン:歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら。 プクリン:フェアリータイプで統一するなら。 ヌメルゴン:ドラゴンポケモンで総一するなら ニンフィア:ブイズで総一するなら。 エムリット:UMAで総一するなら。 ミュウ:幻のポケモンで統一するなら。 カプ・テテフ:アローラの守り神で統一するなら 持ち物:フェアリーZ(ミライクリスタル) 薬師寺さあや/キュアアンジュ ◆ スワンナ ニドクイン:「母」のイメージの強いポケモンで統一するなら。 ルギアorカイオーガ:歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら。 トゲキッス:フェアリータイプで統一するなら。 キングドラ:ドラゴンポケモンで総一するなら グレイシア:ブイズで総一するなら。 アグノム:UMAで総一するなら。 マナフィ:幻のポケモンで統一するなら。 カプ・レヒレ:アローラの守り神で統一するなら 持ち物:ミズZ(ミライクリスタル) 輝木ほまれ/キュアエトワール ◆ クチート ハハコモリ:「母」のイメージの強いポケモンで統一するなら。 レックウザ:歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一するなら。 アブリボン:フェアリータイプで統一するなら。 フライゴン:ドラゴンポケモンで総一するなら サンダース:ブイズで総一するなら。 ユクシー:UMAで総一するなら。 ジラーチ:幻のポケモンで統一するなら。 カプ・コケコ:アローラの守り神で統一するなら アシレーヌ:猛オシマイダーの作り出した世界で人魚姫になったので 持ち物:デンキZ(ミライクリスタル) 愛崎えみる/キュアマシェリ ◆ {ストリンダー(ハイなすがた) ゴチミルorクチート:ルールーと対称的になるので ミルタンク:「母」のイメージの強いポケモンで統一するなら。 カイリュー:ドラゴンポケモンで総一するなら ブースター:ブイズで統一するなら。 パルキア:歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一+エール・アンジュ・エトワール(UMA)に合わせて カプ・ブルル:アローラの守り神で統一するなら ペリッパー:30分後の他局の番組のキャラと声優&ロボットの友情(向こうは着ぐるみな上にこっちはロボットじゃない方で向こうはロボットの方ですが)繋がり 持ち物:ホノオZ(ミライクリスタル) ルールー・アムール/キュアアムール ◆ ※ 未来の時代にクライアス社によって製造されたアンドロイド。 ストリンダー(ロウなすがた) ダブランorヤミラミ:えみると対称的になるので ビークイン:「母」のイメージの強いポケモンで統一するなら。 サザンドラ:ドラゴンポケモンで総一するなら エーフィ:ブイズで統一するなら。 ディアルガ:歴代の『ポケットモンスター』シリーズのパッケージを飾ったポケモンで統一+エール・アンジュ・エトワール(UMA)に合わせて シルヴァディ:他の4人(アローラの守り神)に合わせて 持ち物:ゴーストZorドクZ(ミライクリスタル) <クライアス社時代> ジバコイル:UFOのようなものに乗っていたので ゲンガー:発注バンクシーンが「よなよなゲンガー」を彷彿させるため。 タイプ:ヌル:パワードスーツ装着時 妖精 ピンプクorイーブイ:はぐたん 後者はブイズで統一するなら。 ピカチュウ:ハリハム・ハリー ジョウト地方で孵化しておこう。 その他 キテルグマ:野乃森太郎 ワタッコ:たんぽぽ(はなの祖母) 若い頃はポポッコで エルレイドorサーナイトorウォーグル:若宮アンリ メガシンカでキュアアンフィニに変身 コロトック:愛崎俳呑 ヨーテリー:もぐもぐ ルガルガン:ハル ダーテング:天狗 クライアス社 ディアルガ:ジョージ・プレジデント・クライ リザードン:リストル 声優繋がり マニューラ:チャラリート レパルダス:パップル エレキブル:ダイガン ヘルガー:ジェロス ワルビル×2:ジンジン&タクミ クレッフィ:ドクター・トラウム コジョンド:ビシン オシマイダー/猛オシマイダー アクジキング:見た目が似ているので + 固体 シロデスナ:校舎(千瀬ふみと) ナッシー(アローラのすがた):クレーン車(トラック運転手2人) フワライド:風船(中年男性) ナゲキ:体育教師(梅橋先生) 輝木ほまれの草案の色違い:フィギュアスケーター(輝木ほまれ) マスキッパ:食虫植物(咲田マリ) メタグロス:パソコン(一条蘭世) ウソッキー:信号or踏切(渋滞中の車の運転手達(直接描写なし)) ハスブレロ:カッパ(猿) オクタン:タコ(たこ焼き屋の店長(たこ焼き一筋49年)) カメックス:自動販売機(足をぶつけた女性、コインを落とした男性他多数) イワパレス:ビル(女子生徒) ホイーガ:保育園のベビーカー(保育士2人、吉見リタ) バクオング:スピーカー、キーボードなどの音楽機材(素体不明) アママイコ:女子学生(あき、じゅんな) ロズレイド:ファッションデザイナー(吉見リタ(2回目)) ワルビアル:スーツ男子(愛崎正人) ブーバーン:ミュージシャン(音楽グループ3人とそのマネージャー) ギターから炎を出していたので ダストダス:ゴミ箱(自然公園の清掃員) アローラガラガラ:骸骨(通信制限でイライラしてる女性) マルマイン:ビーチボール(じゅんなに注意された少年2人) ジバコイル:三脚付きのカメラ(一条蘭世(2回目)) バイバニラ:三角コーン(トラック運転手の女性(1回目)、自分の車に傷をつけてしまった男性(2回目)) ズルズキン:泥棒(犬のCMオーディションの犬の飼い主達) ダンゴロ:黒飴(酒屋の夫婦) ダーテング:天狗(卓球でトラウムに負けた若い男性) ポリゴンZ:バーチャル映像(素体不明) バッフロン:TVディレクター(刺激を求めるTVディレクター) ガブリアス:砂時計(仕事に疲れた女性) ミミッキュ:幽霊(靴擦れした女性) フレフワン:香水(素体不明) シロデスナ:愛崎家(愛崎獏発) ユレイドル:百合の花(アンリファンの少女達) キリキザン:薬師寺れいら ニョロトノ:未来へかえる君(内富士先生に資料の提出をされた) トロピカル~ジュ!プリキュア(通算18作目第16代目) タイプ:みず・くさ プリキュア(トロピカル~ジュ組) 夏海まなつ/キュアサマー ◆ ※ これは、配色自体がセーラームーンと共通すると見なされる。 タイプ:ノーマル・かくとう スワンナ ネギガナイト:色合い+持っている剣がハートルージュロッドっぽいので。 ミミロップ:スタイル+素早さから。 色違いのコジョンド:同上+戦法から。 オドリドリ(ふらふらスタイル):雰囲気的にそっくりである。 キュウコン(アローラのすがた):アローラポケモンで例えるなら。 ブイゼル:雰囲気+髪型から。 プラスル:ピカチュウポジションで統一するなら。雰囲気+コーラルとセットで。 パチリス:出っ歯ポケモンで例えるなら。 イルカマン:海中にいるポケモンで統一するなら。海中で活動出来るので。 ニンフィア:ブイズで統一するなら。 クレセリアorカプ・テテフ:準伝説で統一するなら。 ミュウツーorパルキア:禁止級伝説ポケモンで統一するなら。 ミュウ:幻のポケモンで統一するなら。 ズガドーン:ウルトラビーストで統一するなら。 キョダイマホイップ:キョダイマックスで統一するなら。 NN:サマーorまなつ 性格:ようき 持ち物: 努力値:AS252 孵化・捕獲日:2021年2月28日 技:マジカルシャイン(プリキュア・おてんとサマーストライク)、エアスラッシュ(ダッシュ攻撃) 備考: 涼村さんご/キュアコーラル ◆ タイプ:こおり・エスパー マリルリ サニゴーン:名前の由来のサンゴ+上記のネギガナイトと対になる事から。 ペリッパー:セーラーっぽい衣装から。 チラチーノ:デザイン+素早さから。 ミミッキュ:ゴーストタイプで統一するなら。 オドリドリ(まいまいスタイル):雰囲気的にそっくりである。 サンドパン(アローラのすがた):アローラポケモンで例えるなら。 フタチマル:サマーとセット+一人娘から。 マイナン:ピカチュウポジションで統一するなら。雰囲気+サマーとセットで。 モルペコ:出っ歯ポケモンで例えるなら。 ネオラント:海中にいるポケモンで統一するなら。海中で活動出来るので。 グレイシア:ブイズで統一するなら。 フリーザーorカプ・レヒレ:準伝説で統一するなら。 ゼルネアスorディアルガ:禁止級伝説ポケモンで統一するなら。 メロエッタ:幻のポケモンで統一するなら。 フェローチェ:ウルトラビーストで統一するなら。 キョダイラプラス:キョダイマックスで統一するなら。 NN:さんごorコーラル 性格:おっとり 持ち物: 努力値:CD252 孵化・捕獲日:2021年3月14日 技:バブルこうせん(プリキュア・もこもこコーラルディフュージョン)、まもる(バツ印シールド) 備考: 一之瀬みのり/キュアパパイア ◆ タイプ:でんき・くさ ※ 基本は「黄色系」のプリキュアだが、差し色には「黄緑色」の要素を持っている。 エレザード ルンパッパ:南国のフルーツっぽいので。 キマワリ:草タイプ+夏っぽいイメージ。 シャンデラ:使い手のシキミと雰囲気が似ている。 オドリドリ(ぱちぱちスタイル):雰囲気的にそっくりである。 ライチュウ(アローラのすがた):アローラポケモンで例えるなら。 エモンガ:ピカチュウポジションで統一するなら。 プラスルandマイナン:アニポケ新無印版第61話に登場したマルプリの声優が同じ。 デデンネ:出っ歯ポケモンで例えるなら。 ランターン:海中にいるポケモンで統一するなら。海中で活動出来るので。 サンダース:ブイズで統一するなら。 サンダーorカプ・コケコ:準伝説で統一するなら。 ジガルデorギラティナ:禁止級伝説ポケモンで統一するなら。 ゼラオラ:幻のポケモンで統一するなら。 デンジュモク:ウルトラビーストで統一するなら。 キョダイストリンダー:キョダイマックスで統一するなら。 NN:みのりorパパイヤ 性格:れいせい 持ち物: 努力値:HC252 孵化・捕獲日:2021年3月21日 技:エレキボール(プリキュア・ぱんぱかパパイアショット)、はかいこうせん(イヤリングビーム) 備考: 滝沢あすか/キュアフラミンゴ ◆ タイプ:ほのお・ひこう バシャーモ ダーテング:色合い+上記のルンパッパと対になる事から。 ファイアロー:モチーフは違うが赤い鳥ポケモンという事で。 カラミンゴ:正真正銘のフラミンゴ系のポケモンなので。 ルチャブル:雰囲気+色合いから。 オドリドリ(めらめらスタイル):雰囲気的にそっくりである。 ガラガラ(アローラのすがた):アローラポケモンで例えるなら。 トゲデマル:ピカチュウポジションで統一するなら。 ミルホッグ:出っ歯ポケモンで例えるなら。 オクタン:海中にいるポケモンで統一するなら。海中で活動出来るので。 ブースター:ブイズで統一するなら。 ファイヤーorカプ・ブルル:準伝説で統一するなら。 イベルタルorホウオウ:禁止級伝説ポケモンで統一するなら。 ビクティニ:幻のポケモンで統一するなら。 マッシブーン:ウルトラビーストで統一するなら。 キョダイリザードン:キョダイマックスで統一するなら。 NN:あすかorフラミンゴ 性格:ゆうかん 持ち物: 努力値:AB252 孵化・捕獲日:2021年3月28日 技:だいもんじ(プリキュア・ぶっとびフラミンゴスマッシュ) 備考: ローラ(ローラ・ラメール)/キュアラメール ◆ タイプ:みず・フェアリー ※ 基本は「青色系」のプリキュアだが、差し色には「赤紫色」と「青緑色」と「青紫色」の要素を持っている。 アシレーヌorエンペルト サクラビス:人魚の姿。 ツンベアーorバスラオorギャラドスorサメハダー:キレっぽいイメージ +後者2体は第17話にてあとまわしの魔女の手を噛んだので。 色違いのサーナイト:雰囲気から。 ゲッコウガorインテレオン:素早さの高いみずタイプのポケモン。 ペルシアン(アローラのすがた):アローラポケモンで例えるなら。 ビーダル:出っ歯ポケモンで例えるなら。 シャワーズ:ブイズで統一するなら。 スイクンorシルヴァディ:準伝説で統一するなら。 ルギアorカイオーガ:禁止級伝説ポケモンで統一するなら。 マナフィ:幻のポケモンで統一するなら。 ウツロイド:ウルトラビーストで統一するなら。 キョダイブリムオン:キョダイマックスで統一するなら。 NN:ローラorラメール 性格:なまいき→すなお 持ち物: 努力値:CS252 孵化・捕獲日:2021年6月20日 技:ハイドロポンプ(プリキュア・くるくるラメールストリーム) 備考: ミロカロスorカイオーガ:人魚の女王 パウワウorミジュマルorタマザラシorアシマリ:くるるん ナッシーorルンパッパ:アウネーテ/キュアオアシス(伝説のプリキュア) あとまわしの魔女たち ダークライorシビルドン:あとまわしの魔女/破壊の魔女 後者は見た目。 キングドラorドラミドロ:バトラー ハイドロポンプ必須。 キングラーorカブトプスorシザリガーorアーマルドorブロスターorケケンカニ:チョンギーレ 色合い+甲殻類+使い手ズミとシェフ繋がり。クラブハンマーor岩技必須。 トリトドンorヌメルゴンorナマコブシ:ヌメリー 名前と色合いから。 ヘイガニorアノプスorウデッポウ:エルダ 小柄なので進化前+お菓子の入った届け物の包みを狙おうとしたので泥棒 すり替え必須。 <怪物(ヤラネーダ、ゼンゼンヤラネーダ、ゼッタイヤラネーダ、超ゼッタイヤラネーダ)> ナッシー:椰子の木 マシェード:パラソル ダストダス:ゴミ箱 ネンドール:土偶 ダイノーズ:トーテムポール エンペルト:ペンちゃん(ペンギンの置物) オムスター:巻貝 バニリッチ:かき氷機 ジバコイル:照明器具 ペラップ:教科書 ドヒドイデ:テトラポット ハガネール:滑り台 バクオング:スピーカー ポリゴン:積み木 じこさいせい必須。 イエッサン:クロワッサン ダダリン:漁船 コータス:煙突 キュワワー:浮き輪 ギャラドス:コースロープ バニリッチ:三角コーン ドリュウズ:ショベルカー バオッキー:パン屋の看板 カバルドン:旅行カバン デンリュウ:懐中電灯 サニゴーン:ローラの願いが書かれた石 未定:早押しボタン イシヘンジン:黒板 ドラピオン:望遠鏡 マルマイン:ボール カラマネロ:焼きイカ バチンウニ:ウニと水 バクオング:選挙カー セキタンザン:ディーゼル機関車 未定:トルソー トリデプス:ブロック塀 ゴルーグ:ロボット ルンパッパ:パイナップル オクタン:タコ キングラー:タラバガニ ホエルオー:シロナガスクジラ <その他の登場人物> アバゴーラ:夏海大洋 フローゼル:夏海碧 ダイケンキ:涼村みゆき ラプラス:平林まふね(水族館の館長) チェリム:桜川咲(担任の先生) スワンナ:白鳥百合子(生徒会長) メブキジカ(はるのすがた):高月春奈 メブキジカ(なつのすがた):友野夏緒 メブキジカ(あきのすがた):桐島秋穂 メブキジカ(ふゆのすがた):原田美冬 ミミロップ:山辺ゆな プラスル:ワタル マイナン:ルリ ルージュラ:とみ婆
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桃源まで、東へ五分(第1章:待っていたサプライズ) ザッ、ザッ、と枯葉を意味も無く蹴散らしながら、小学生くらいの男の子たちが騒いでいる。サウラーは南瞬の姿で、彼らから少し離れた公園のベンチに座っていた。その右手は、相変わらず本のページに添えられている。 足を組んで本を読むスタイルは、いつもと同じ。が、彼が公園で――占い館以外の場所で読書をしているなんて、非常に珍しいことだ。 ノーザが来てからというもの、館で本を読んでいても、以前ほど集中できなくなってしまった。自分の都合だけで突然現れて、否応なしに命令してくる最高幹部。ウエスターのように真っ向から反発するほど、自分は馬鹿じゃない。が、それを不快に感じていることは、ウエスターと変わらなかった。 (無駄な外出をせず、最も効率的な仕事をしてきたこの僕が、こともあろうに、こんなところで無駄な時間を過ごすなんてね・・・。) 自嘲気味に、ふん、と鼻で笑って、サウラーは本のページをめくる。と、男の子たちの会話が、何となく耳に入ってきた。 「・・・ホントなんだよ!あそこには、すっげえもんが隠されているんだって!」 「え~?すげえもんって?」 「それ、何だよ。」 「聞いて驚くなよ?あのな・・・」 鉄棒に腰掛けて、仲間二人を見下ろしていた大柄な少年は、そこで地面に飛び降り、仲間たちに顔を寄せた。 ひそひそ話というわけだろう。が、サウラーの聴覚の前では、そんなものは意味が無い。 (馬鹿な。ラビリンスですらまだ実現できていない技術だぞ。この世界の科学力で、作れるものか。) 少年の囁き声を聞きとったサウラーが、そう思ったのとほぼ同時に、 「嘘に決まってんだろ?そんなの。」 仲間の一人が、吐き捨てるように言った。 「嘘じゃないって!オレの友達の友達が見たんだ。空中に突然、車みたいな乗り物が現れて、中にはチョンマゲを付けたお侍みたいな格好の人が乗って、きょろきょろ外を見ていたんだって。で、その乗り物は、すーっと塀の向こうに、降りていったって言うんだ。」 ギュッと拳を握る少年の声が、次第に大きくなる。 「なっ?それって、タイムマシンだと思わないかっ?」 自分の声の大きさに、まだ気付いていない少年を横目に見ながら、サウラーは、夏のある日のことを思い出す。 あれはイースがラビリンスを去って、まだひと月も経っていなかった頃。この世界の人間が、思い出をとても大切にしているらしいと知ったサウラーは、写真屋の古いカメラをナケワメーケにして、プリキュアどもを「思い出の世界」という甘美な夢の中に閉じ込めようとした。 計画通り、まずはキュアピーチを眠らせたものの、彼女は仲間たちの願いどおり、思い出の世界から戻ってきた。そして結局ナケワメーケは倒され、サウラーの計画は失敗に終わったのだ。 「絶対に来てくれるって、信じてた!」 舞い戻ったキュアピーチに、そう言って笑いかけたイースの顔。その映像が、眩しく苦く胸の中によみがえってきて、サウラーは慌てて活字に目を戻した。 (思い出の世界なんて不確かな夢でなく、本当の過去の世界にプリキュアを送ってしまうことができたら・・・。) たとえ一人でも時空の彼方へ放り出すことができれば、プリキュアどもの新しい技も封じられる。インフィニティの奪回は、もっと簡単なものになるだろう。ノーザの鼻も、少しはあかせるかもしれない。 サウラーは静かに本を閉じ、立ち上がった。 少年の下らない願望が、本当である可能性は低いだろう。だが。 (どうせこんなところで無駄な時間を過ごすなら、暇つぶしに行ってみてもよさそうだ。) 「ねえ、君たち。少し、話を聞かせてくれないかい?」 サウラーは冷ややかな目で少年たちを見据えながら、彼らにゆっくりと近づいていった。 桃源まで、東へ五分 ( 第1章:待っていたサプライズ ) 「じゃーん。どう?これ。」 目の前に突き付けられたものを見て、せつなは不思議そうに首をかしげた。 「あの・・・これは?」 ラブに宿題を教えていたせつなの元へ、あゆみが嬉しそうにやってきて、見せてくれたもの。それは、せつなの顔くらいはありそうな、大きな真っ赤なリボン。柔らかな布地で作られているのだろう。その形はやさしい丸みを帯びて、表面はつやつやしている。 (きれいなリボンだけど・・・。頭に付けるには大きいし、洋服に付けるんでもなさそうだし・・・。あ、もしかして、夏休みに漫才やったときみたいな蝶ネクタイにするのかしら。) せつなのいぶかしげな視線に、あゆみは柔らかな笑みを返す。 「せっちゃん、修学旅行に持って行くバッグ、お友達と同じになっちゃったって言ってたでしょ?旅先で間違えたら大変だから、これ、目印に付けたらどうかと思って。」 「うわーっ、さっすがお母さん!これ付けたら、きっとすっごく可愛いよ。せつな、バッグ出してみて。」 後ろから覗き込んだラブが歓声を上げる。ようやく事態が飲み込めたせつなは、嬉しさに胸を熱くしながら、自分の部屋へ、いそいそと真新しいバッグを取りに行った。 来週から、ラブと一緒に沖縄へ修学旅行。観光の時に持ち歩くバッグとして、せつなはアイボリーのミニボストンを買った。マネキンが持っているのが可愛かったので選んだのだが、どうやらそれがいけなかったらしい。 昨日、級友とのおしゃべりで、偶然、クラスであと二人も同じバッグを買っていることがわかってしまった。それでせつなは、少しだけがっかりしていたのだ。 「修学旅行かぁ。私もレミさんと同じブラウス持って行って、向こうで喧嘩になっちゃったっけ。せっかくの私服なのに誰かと一緒はイヤだなんて、レミさんが言い出すから。」 せつなのバッグにリボンを縫い付けながら、あゆみが、うふっと思い出し笑いをする。何だか自分の気持ちを言い当てられたような気がして、せつなは頬を赤く染める。同時に、そんなことを考えた自分に、少なからず驚いてもいた。 「おばさまって、美希のお母さんと幼なじみだったんですよね?ブッキーのお母さんとも?」 「尚子さんは、中学の途中で転校してきて、それから仲良くなったの。あの頃は三人、いつも一緒だったわね~。今のあなたたち四人みたいに。」 そう言って微笑むあゆみに、せつなも頬を緩める。 親子二代で友達同士、という関係が、この世界でどれくらい当たり前のことなのか、せつなにはよくわからない。でも、そうやって一人と一人の関係が、家族と家族の関係になっていくのは、とても素敵なことに思える。 「家族」も「友達」も、かつてはただやたらと眩しくて、目にも心にも痛いだけの言葉だった。でも今のせつなには、どちらもキラキラと輝く、愛おしい光に見える。 「幼なじみ」という言葉は、正直少し、せつなには眩しすぎる。でも、その眩しさも含めて大切に思えることが――そう思えるようになったことが、せつなにはとてもありがたく、そして嬉しかった。 「ハイ、できたわ。これなら誰かと間違えることもないわね。」 「ありがとう、おばさま。」 せつなはちょっとはにかみながら、さっそくバッグを肩にかけて、鏡の前に立ってみる。後ろで目を細めているあゆみに、鏡越しに笑いかけたとき、あゆみの後ろにあるドアの陰から、タルトが手招きしているのが見えた。 せつなはもう一度あゆみにお礼を言うと、表情を引き締めて、そっとラブに目配せをする。ラブもすぐに気付いて小さく頷くと、せつなと連れ立って、静かに部屋を出た。 「タルト。ラビリンスが現れたの?」 「それがやなぁ。」 ラブの問いに、タルトは少々困惑した様子で、カチャリとクローバーボックスの蓋を開ける。 「何、これ。」 七色の光の膜に現れた映像を見て、ラブとせつなの声が揃った。 そこに映っていたのは、芝生の上に立っている不気味な姿。後輪だけで立ち上がった車の化け物の頭に、不釣り合いなほど大きなアンテナが付いているような格好だ。三角につり上がった真っ赤な目の少し上、丁度おでこの辺りには、緑色のダイヤ。 「サウラーのしわざね。」 「でも・・・なんで今更、ナケワメーケ?」 シフォンはタルトの隣で、不思議そうにクローバーボックスの映像を眺めている。今日はまだ、インフィニティになりそうな気配はない。 そのうち映像の中で、ナケワメーケがアンテナからレーザーのようなものを発射して、芝生を焼き払い始めた。 「とにかく行かなくちゃ!でもこれ、どこだろう?」 せつなは映像を舐めるように注視する。すると、画面の端に、途切れなく広がる芝生を二重に囲む、並木が映っているのが目にとまった。 「ラブ。これ・・・御子柴家の中庭じゃないかしら。」 「あの、地下特訓場があった?」 せつなが力強く頷いて、もう一度映像に目をやる。 御子柴家。家電製品から宇宙ロケットまで手掛ける、世界でもトップクラスの財閥グループの長の屋敷だ。つい先日、ミユキのツテで、プリキュアたちはここの特訓場を使わせてもらった。広大な中庭の地下に作られた秘密特訓場だったのだが、庭はまだまだ広くて、もっと奥まで続いていたように思う。 「よし、行こう!せつな、ブッキーに電話して。あたし、美希にかけるから。」 「わかった。」 リンクルンを片手に家を飛び出す二人に、タルトとシフォンも続いた。 御子柴財閥に雇われたエンジニアのリーダーは、自分が今見ているものが、信じられなかった。 最先端の――ここに居る者以外、現実とは思わないであろう最先端の技術の粋を集めて、開発したマシン。それがみるみるうちに形を変え、異形の化け物となって立ち上がったのだ。 (こんなこと・・・SFじゃあるまいし!) 自分たちがまさにSFばりの研究をしていることも忘れて、彼はただ呆然と、目の前の怪物の姿を見つめた。 「ナ~ケワメ~ケ!!」 怪物は一声叫ぶと、二重の並木をやすやすと飛び越えた。それを見て、彼の背中を、たらりとイヤな汗が伝う。 「い、いかん!戻ってきてくれ!」 このままでは、怪物がお屋敷の外に出てしまう。今は怪物でも、元は手塩にかけた、我が子同然の発明品だ。 彼は意を決して踵を返すと、遥かに遠い出口を目指して、屋敷の中を一心に走り始める。その耳に、正午を告げる柱時計の音が、やけに大きく響いた。 ラブとせつなが御子柴家の門の前に着いた時、丁度、美希と祈里も向こうから走って来るところだった。屋敷の奥の方からは、時折ドーンという音が響いている。 「こっち!」 ラブを先頭に、四人は屋敷の塀沿いに駆けて行く。ほどなくして、血相を変えた人々が、彼女たちの行く手から走ってくるのが見えた。 地面にずしんと衝撃が走り、コンクリートの塀がびりびりと震える。そしてついに、クローバーボックスの映像で見たのと同じナケワメーケが、その姿を現した。 額に光る緑のダイヤ。胸に取りつけられた様々な計器。網の目のように張り巡らされたコード。そして頭の上には大きすぎるアンテナ。 「みんな、行くよっ!」 凛と響くラブの声に、少女たちはそれぞれのリンクルンを構える。 「チェインジ!プリキュア!ビートアーップ!」 桃色。青。黄色。そして赤。 地面から立ち上るような鮮やかな煌めきの後に、四人の伝説の戦士が現れる。 「ピンクのハートは愛ある印!もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」 「ブルーのハートは希望の印!つみたてフレッシュ、キュアベリー!」 「イエローハートは祈りの印!とれたてフレッシュ、キュアパイン!」 「真っ赤なハートは幸せの証!うれたてフレッシュ、キュアパッション!」 「Let’sプリキュア!」 「よし、始めろ。」 腕組みをして塀の上に立つサウラーは、現れた少女たちを見て、口の端だけでニヤリと笑った。 「ナーケワメーケ!フ、フ、フ、フューチャー!」 車輪のような足をフル回転させて、四人に迫るナケワメーケ。 「ダブル・プリキュア・パーンチ!」 炸裂する、ピーチとパッションの拳。 「ダブル・プリキュア・キーック!」 打ちこまれる、ベリーとパインの蹴り。 が、突然、ナケワメーケの短い腕が、ぐんと伸びる。バネの先にタイヤを付けたような腕に、弾き飛ばされる四人。そして。 「ナーケワメーケ!イマイマ、しいわ~!」 頭の上のアンテナから放たれる、強烈なビーム。 「わぁぁっ!」 「何これ・・・。」 「体が・・・痺れる!」 「・・・くっ!」 動けないプリキュアたち。ナケワメーケの胸から、しゅるしゅると伸びる黒い腕。コードのような、ベルトのような長い腕が、彼女たちに迫る。 「はぁっ!」 何とか体を起こし、拳を振るうパッション。その隙にようやく立ち上がる、ピーチ、ベリー、パイン。 「・・・このナケワメーケ、元は何なの?」 ベリーが、誰にともなく問いかける。 「わからないわ。クローバーボックスで見たときは、庭の芝生の上に立ってた。」 パッションは、ムチのようなコードを避け続ける。 「御子柴家の・・・自家用リムジンとか?きゃぁっ!」 ついに一撃を食らい、吹っ飛ぶパイン。駆け付けるピーチに迫る、伸縮自在のナケワメーケの腕。 「ピーチ!」 パッションが横っ跳び。間一髪で腕をはたき落とす。その時。 「パッション、後ろ!」 ベリーの声に振り返る間もなく、高速で伸びたコードが、彼女の体を絡め取った。 「パッション!」 宙吊りにされたパッションに向かって、仲間たちが跳ぶ。が、 「うわぁぁぁ!!」 再びアンテナから放たれるビーム。三人は、またも地面に叩きつけられる。 「みんな!」 必死で拘束を解こうとするパッション。だが、締め付けたコードはびくとも動かない。 「フフフ・・・。もう一人、道連れにしてあげようか。」 再び迫るコードの束。跳んでよける三人。と、目標を失ったコードの先には、クローバーボックスが・・・! 「わっ!こりゃあかん!」 シフォンと一緒に物陰から様子を見ていたタルトが、思わず飛び出した。クローバーボックスの前に立ちはだかるタルト。その小さな体がコードに巻き取られ、宙に舞う。 「タルト!!」 「ふん。プリキュアではなかったか。まあいい。ナケワメーケ、やれ。」 「ナーケワメーケ!カーコカッコー!」 ナケワメーケの体が、ぼうっと光り出す。大きなアンテナにびりびりと稲妻が走り、胸の計器の数字が、くるくると動き出す。 「別れの時が来たようだ。挨拶はしなくていいのかい?プリキュア。」 サウラーの楽しげな声に、凍りつく地上の三人。 「パッション!タルト!」 「どうなってるの!?」 「二人を放しなさいっ!」 ベリーは塀の上のサウラーを睨みつけると、タン、と地面を蹴る。 「たあっ!!」 サウラーに向かって放たれる、ベリー渾身の蹴り技・・・と見せかけて、サウラーが回避しようと飛び上がった瞬間。この瞬間を狙って、ベリーは全身の力を、拳に込める。 「うわぁっ!!」 空中高く飛ばされるサウラー。その体は、ナケワメーケのアンテナに、引っ掛かって止まった。 「な、なにっ!?降ろせ!」 「それは、パッションとタルトを放してからよっ!」 キッとナケワメーケを見据えるピーチ、ベリー、パイン。その目の前に、ポン、とそれぞれの相棒が現れる。 「届け!愛のメロディ。キュアスティック・ピーチロッド!」 「響け!希望のリズム。キュアスティック・ベリーソード!」 「癒せ!祈りのハーモニー。キュアスティック・パインフルート!」 起動される、それぞれのアイテム。その間にも、ナケワメーケの光は、どんどん強くなっていく。 「悪いの悪いの、飛んで行け!!!」 「プリキュア!ラブ・サンシャイン・・・」 「プリキュア!エスポワール・シャワー・・・」 「プリキュア!ヒーリング・プレア・・・」 「フレーーーッシュッ!!!」 ナケワメーケの体の輪郭がぼやけるのと同時に、三つの光弾がその体にぶつかり、溶けあってひとつになる。 「今よ、タルト!」 「はいな。」 拘束から抜け出そうとするパッション。だがそのとき、彼女は自分の体の輪郭までもが、頼りなげにぼやけているのを見て、愕然とした。 「はぁ~!!!」 三人の気合のこもった声。 「シュワ、シュワ~・・・」 既におぼろけな姿となったナケワメーケが、かすかに断末魔の叫びを上げる。 そして、額のダイヤが煙のように消え失せた次の瞬間。 ナケワメーケも、パッションも、タルトも、そしてサウラーも、三人の前から、忽然と姿を消してしまったのだった。 ☆ ☆ ☆ ゴン、と何かに頭をぶつけて、パッションは我に返った。変身は解けていない。どうやら少しの間、ぼうっとしていたらしい。 何やら狭い空間にいる。ナケワメーケに宙吊りにされていたはずの体はソファのようなものに座らされ、腰にはさっきまで彼女を拘束していたものが、ベルトとなって一重だけ巻きついていた。 家族で出かけるときに時々乗せてもらう、圭太郎の車の中によく似ている。ちょうど、後部座席に座っているような感じだ。ぼんやりとそう思ったパッションは、隣で目を回しているタルトに気付いて、ハッとした。 「タルト!しっかりして!」 「あ、パッションはん。わいら、無事やったんか。」 気が付いたタルトが、きょろきょろと辺りを見回す。 「ここ・・・どこや?」 「どうやら、この乗り物がナケワメーケだったみたいね。」 「え!?じゃあ、わいらナケワメーケの中におるんか!?」 「ううん、もう浄化されてるんだと思う。でも、何だか様子が変ね。」 パッションは、右手にある窓から外の様子を窺った。 まず目に飛び込んでくるのは――空。 そして視線を下へやると――真下に見える景色が、ぐんぐんと迫ってくる!? 「タルトっ!これ、落下してるわ!」 パッションは、腰に巻き付いているベルトをむしり取ると、タルトを抱きかかえた。 「脱出するわ。しっかりつかまってて!」 窓の下にあるレバーを動かすと、壁に見えたドアが、カチャリと音を立てる。やっぱり車と同じ仕組みだ。風圧に押し戻されるドアを何とか開けて、パッションはタルトを抱えて跳ぶ。 着地したところは、見覚えのある風景。ここは・・・河原だ。四ツ葉町の外れを流れる川に架かっている、橋の下だ。 (どうして、こんなところに・・・。あれは、ただの車じゃないっていうの?) そのとき、頭の上の方でドーンという衝撃音が聞こえ、わずかに埃が降ってきた。少し離れて橋を見上げると、信号待ちで止まっていたらしいトラックの上に、やたら大きなアンテナをつけた黒い車が、覆いかぶさるように乗っかっているのが見える。 「うわぁ、危なかったなあ。おおきに、パッションはん。」 タルトがそう言って、パッションの腕の中から、ぴょんと地面に降り立った。 「トラックに乗っていた人は、大丈夫かしら。」 パッションは心配そうに眉をひそめる。が、その目はすぐさま、大きく見開かれた。 トラックの上から、黒い車体が発車したのだ。ガツン、とその鼻先が道路にぶつかった音が、河原まで響く。が、ほかに車がいないのを幸い、強引にスピンを決めて、車は態勢を立て直した。 驚く二人が見つめる中、車の窓が開く。そこから顔を出したのは、いつも以上に青白い顔をした、サウラーだった。 「プリキュアどもにしてやられたと思ったが・・・君が甘くて助かったよ、イース。僕が前の座席にいたのに、気付かなかったのかい?」 相変わらず辛辣な口調のサウラーに、パッションは思わず叫ぶ。 「サウラー!一体何をしたの!?」 「すぐにわかるさ。これで君たちは、この過去の世界へ置き去りだ。」 「過去の世界ですって?」 「フフフ・・・さよなら、イース。」 サウラーの笑い声を乗せて、黒い車は風のように走り去る。 「何だぁ?・・・うわっ!何だこれは。積み荷が滅茶苦茶じゃないかっ!!」 物音に気付いたトラックの運転手が騒ぎ始めたのを、パッションとタルトは、ただ呆然と眺めることしかできなかった。 「おねえちゃん!こっち、こっち。」 ふいに後ろから呼びかけられて、パッションはビクリと肩を震わせた。そっと振り向くと、自転車を押した一人の少年が、土手につながる細い道の下に立って、手招きしている。 小学校の高学年くらいだろうか。やけに短いジーパンから突き出した足はひょろりと長く、自転車も、大人用のものらしい。 「そんな格好でそんなところにいたら、目立つだろ?まだ朝早いから人がいないけど、この上の道路は、これから車が増えるんだぜ。」 「え?朝早い、って・・・」 そう言いかけて、パッションはさっきのサウラーの言葉を思い出す。 ――これで君たちは、この過去の世界へ置き去りだ。 ナケワメーケと対峙したのは、もう昼ごろだったはず。だが辺りを見回せば、今は確かに早朝のようだ。ということは、サウラーの言う通り、ここは過去の世界――違う時空の世界なのだろうか。 見渡したところ、河原の景色は特にいつもと変わらない――いや、違う。 季節が違うのだ。朝早くからこんなに力強い太陽には、しばらくお目にかかっていない。ついさっきまで目にしていた、あちこちに枯れ葉が吹き寄せられた街の景色とは違う。河原に勢いよく茂る雑草の緑の、何と生き生きとしていることか。 (ここが過去の世界なんだとしたら・・・一体、どれくらい前の世界なのかしら。) 「とにかく、こっちに来いってば。」 パッションの物想いは、再び少年の声で破られた。 「俺の家、ここからすぐ近くなんだ。俺しかいない家だし、何か食べて着替えるくらいはできるからさ。」 そう言って歩き始める少年の後ろ姿に、パッションは少し考えてから、 「ねえ。」 と呼びかける。 「変なこと訊くけど・・・今日って、何年の何月何日?」 そう質問したときの少年の顔は、パッションには予想外のものだった。 てっきり不思議そうな顔をされるだろうと言い訳まで考えていたのに、彼はパッと顔を輝かせ、キラキラした目をこちらに向けてきたのだ。今までの背伸びした物言いが嘘のような無邪気な笑顔に、パッションは一瞬、呆気にとられる。 「今日?今日はねぇ、昭和・・・あ、西暦・・・」 「昭和でいいわよ。」 こちらの心を見透かしたような少年の言葉に、パッションは警戒を強める。 「そう?今日は昭和××年の、8月・・・」 少年の自転車の後ろを歩きながら、パッションはそっと町の様子を窺う。 「昭和」という年号が、今の前の年号だったことは知っている。自分の計算が正しければ――そして少年の言葉が正しければ、ここは25年ほど前の世界だ。 四ツ葉町の地図は、完全に頭に入っているつもりだったが、さすがに様子が変わっていて、どの辺りなのか分かりにくい。明らかに、町を占める田んぼや畑の面積が広い気がする。同時に、何だかあちこちで、新しい建物を建てている現場に出くわす。 (やっぱり・・・過去の世界なのかしら。) 少年への警戒を緩めたわけではない。が、今はこの機会を利用させてもらおうと、パッションは思っていた。とにかく情報収集しないことには、動くに動けない。 「さあ着いた。ここが俺の家。」 「・・・凄いお屋敷じゃない。」 少年が無造作に自転車を止めた家の前で、パッションは目を丸くした。 「そう?まあ、入って。あ、その、イタチ?ペットも家の中に入れて構わないからさ。」 「イタチて・・・。フェレットより、まだヒドいわ。」 むくれるタルトの口を慌ててふさいで、パッションは少年の後を追った。 重厚な玄関の鍵をカチャリと開けて、少年は黙って家に入る。家の中はシーンとしていて、その静けさが、一層広さを際立たせていた。 「本当に、ここに一人で住んでるの?」 勧められたソファにそっと腰をおろして、パッションは小首をかしげる。 「ああ、正確には、夏休みの間だけね。ここ、父さんの家なんだけど、俺、普段は父さんと別々に暮らしてるんだ。夏休みの間だけ、ここで過ごす決まりなの。でも、父さんは忙しい人で、滅多に家に寄りつかないから。昼間はお手伝いさんも来てくれるし、別に不自由はしてないんだ。」 テキパキと飲み物の支度をしながら、あっけらかんと言ってのける少年に、パッションは心に浮かんだ疑問を飲み込む。 (せっかく子供が訪ねて来ているのに、この子のお父さんは、どうして家に帰ってこないのかしら。) 脳裏に浮かぶのは、父親のことを話す、美希の顔。彼女もまた、父親とは別れて暮らしているが、月に一度、美希が訪ねて行くのを楽しみにしているという。 「それよりさ、おねえちゃん。」 少年は、大人びた表情から一転、さっきのキラキラした目つきに戻る。そして、彼女の心臓の真ん中を射抜くような一言を、無邪気に発した。 「おねえちゃん、未来から来たんだろ?」 「隠さなくてもいいよ。俺、見ちゃったんだ。」 少年は相変わらず瞳を輝かせながら、真っ直ぐにパッションの目を見つめる。 「自転車で土手を走ってたら、いきなり稲妻が光ってさ。いい天気なのに、おかしいなぁって思ってたら、いきなり空に車が現れて。で、橋を目がけて落っこちてくるからびっくりして見てたら、中からおねえちゃんが飛び出して来てさ・・・。ねえ、あれってタイムマシンなんだろ?着陸に失敗したの?それに、なんであんな高いところから飛び下りて、怪我しなかったの?」 「・・・・・。」 パッションが何も言えずにいると、 「ひょっとして、その服のせい?パワードスーツ、って言うんだよね。やっぱり凄いんだなぁ、未来って。ねぇ、今からどれくらい先の未来?」 少年は勝手に納得して、羨望に満ちた眼差しで、パッションの姿を見つめた。 「あなた・・・未来の技術に、ずいぶん興味があるのね。」 「ずいぶんってほどじゃないよ。でも、タイムマシンには興味あるんだ。これでもいろんな本を読んで、研究しているんだぜ。もちろん、本物を見たのは初めてだけど。」 嬉しそうに話す少年の様子をじっと観察して、パッションは少しだけ警戒を解く。 雰囲気から察するに、この子は嘘はついていない。突然現れた未来人を助けて、あわよくば未来のことを教えてもらおう――それくらいの無邪気な気持ちで、ここへ連れて来てくれたのだろう。 それに――さっき父親のことを話したときの、何でもなさそうな話しぶり。その陰に潜むヒヤリと冷たい寂しさを、彼女は我がことのように感じていた。 「そう。助けてもらったんだから、ちゃんと説明するけど・・・その前に、どこかで着替えさせてもらえないかしら。」 もうずいぶん長い間、この姿でいる。が、まさかこの子の前で、変身を解くわけにもいかない。 「本当!?いいよ、こっち。でも、着替えなんて持ってるの?あ、もしかして、未来では荷物なんて、こーんなにミニチュアライズされてるとか?」 少年は、相変わらず嬉しそうに一人で納得しながら、パッションを隣りの小部屋に案内する。 「じゃ、俺こっちにいるから。どうぞごゆっくり。」 少年が閉めかけたドアの隙間から、タルトがするりと部屋の中に入って来た。 「はぁ~。これからどないするつもりなんや?パッションはん。」 「しっ!」 二人になった途端に喋り出すタルトを、パッションが制する。少年が、どこかから部屋の中を窺っているかもしれないと思ったからだ。まだ雨戸が閉まった部屋の中、分厚いカーテンの陰に隠れて、彼女は注意深く、変身を解いた。 「とりあえず、この時代のことを少し知らないと。それから作戦を立てる必要がありそうだわ。サウラーがまだこの時代にいれば、彼を探すのが早道だけど・・・タルト?」 急に反応のなくなったタルトに、せつなは不思議そうな視線を向ける。 「パ・・・パッションはん。あんさん・・・!」 タルトの慌てふためいた様子に、せつなは窓に映った自分の姿を確かめ・・・そして言葉を失った。 窓ガラスの向こうから、呆然とした表情でこちらを見返している顔。それは、かつて鏡の中で見慣れた、銀髪の少女だった。 ~第1章・終~ 一六2へ続く
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開幕!『オールスタープリキュア!幸せ満開!冬のSS祭り2016』/夏希◆JIBDaXNP.g 「そろそろみんな集まって来る時間ね。今年は私達が主催なんだから、しっかりと進行役を務めないと」 みなみがやや緊張した面持ちで、会場を念入りにチェックする。 ここは私立ノーブル学園から少し離れたところにある広場。学園長でもあり、絵本作家でもある望月先生が、青空絵画教室を開く場所でもある。 「テーマは夢かぁ! みんなで夢を語り合うなんて素敵すぎる~。楽しみだなぁ~!」 「はるかちゃん嬉しそう。私も記録係としてがんばらなきゃ」 はるかは胸の前で両手を合わせて、キラキラと目を輝かせて空を見上げる。視界に広がるのは澄んだ青空と白い雲――じゃなくて、先輩だったり、仲間だったりする、みんなの笑顔。 ゆいは、そんな空想の世界にトリップしているはるかと、時々草の葉の裏まで確認しながら歩き回っているみなみの姿をスケッチしていく。 三人三様、それぞれ自分だけの時間を過ごしている中、来客の一人目が姿を現した。 「はるはる~、みなみん、ゆいゆい、ただいま! って、おーい、聞いてる?」 「えっ、あっ、きららちゃん! いつ帰ってきたの?」 きららは振り返ったはるか達に、ぶんぶんと大きく手を振ってみせる。まるで犬が尻尾を振るかのようなそのしぐさは、彼女の喜びの表現そのものだった。 「もう。だからたった今、“ただいま”って言ったじゃん。さっき空港に着いて、真っ直ぐここへ来たの」 「お帰りなさい、きらら。時差は大丈夫? 日本とフランスじゃ、8時間くらいは違うはずよね」 「よゆーよゆー。そんな細い神経じゃモデルなんてやってらんないって」 「相変わらずだね、きららちゃん。元気そうで良かった」 きららはバッグから可愛らしい封筒を取り出して見せる。みなみ、はるか、ゆいの3人でこしらえた、イラスト入りの手書きの招待状だ。 文面は相手に合わせて変えてあるけど、内容はどれも同じ。「夢をテーマに語り合おう」って誘いだった。 三人で話していると、上空がぐにゃりと歪み、直後、空中に大きな扉が出現した。 音もなく扉が開く。その向こうから出て来たのは、白馬にまたがったカナタ王子と、その後ろに横向きに腰掛けているトワ王女だった。 続いて、妖精のアロマとパフ、ミス・シャムールにクロロの姿も見える。 「久しぶりだね、はるか。そしてみんな」 「みなさま、お久しぶりでございます。この度はわたくし共をお招きいただきまして――」 「カナタっ! それにトワちゃん。元気にしてた?」 「ホント久しぶりだね~、トワちゃん。カナタさん」 「お目にかかれて嬉しいです。カナタ王子。トワ」 「久しぶり。でもカナタ王子の“はるかとその他”ってニュアンスの挨拶はあんまりだよ」 「ああ、ごめん。そんなつもりじゃなかったんだが」 「冗談冗談。カナタもトワっちも、あんまり固いからさぁ。ちょっとからかっただけ」 「仕方ありませんわ。厳しいルームメイトのお蔭ですっかりここでの暮らしに馴染んでしまって、王城に戻ってからは、作法をみっちり仕込まれているんですの」 「おっかしいなぁ。“厳しい”じゃなくて、優しいルームメイトの間違いじゃなかったっけぇ」 「それ、どなたのことですの?」 「アハハ……。トワちゃんも、すっかりいつもの調子に戻ったね」 はるかが嬉しそうに微笑む。実のところカナタとトワの参加は諦めていた。一応、彼らにも招待状を作成してはみたものの、ホープキングダムまで届ける手段がない。 仕方なく机の上の目立つ場所に置いたのだが、それがある日、忽然と消えていた。だから、“もしかしたら”って期待はあったのだけれど。 「それで、『夢をテーマに』と書いてあるんですが、具体的には何をするんですの? 演奏会ではなさそうですわね」 「ああ、トワちゃん達は初めてだったよね。わたし達は昨年から参加してるんだ。プリキュアのみんなで集まって、その年のテーマについて、思い出なんかも交えて語り合うんだよ」 「プリキュアのみんなって……わたくし達以外にもプリキュアがいるんですの!?」 「うん、聞いて驚かないでね。実は――」 「わぁーっ、リコちゃん、落ちる、落ちるーっ!」 「落ちてないし、ちょっとバランス崩しただけだし、っていうかこれ一人乗り用だしって、きゃあぁぁ――!」 突然、上空から切羽詰った声が響いた。空の扉の更にその上から、二人の少女が落ちてくる。 「人が……ホウキで飛んでるロマ!」 「お兄ちゃん、ホウキはお掃除に使うものパフ」 「えーっ!? こっちに落っこちてくるよ! あわわわわ……ど、どうしよう!」 驚くアロマにマイペース過ぎるパフ。そして、はるかがあたふたと右往左往し始める中、どしーん、と大きな音を響かせて、二人の少女が地面に墜落した。 「いたたぁ……。リコちゃん大丈夫?」 「もちろん平気。狙い通りだから! ちょっと着地が上手くいかなかったけど、場所はこの辺りで間違いないはずだし」 「はぁ。とにかく無事みたいで良かったぁ。って、あなたたちって、もしかして――? あ、わたしは春野はるか。私立ノーブル学園の2年生で、こう見えてもプリキュアなの」 いきなり知らない場所に現れて、知らない人たちに囲まれたというのに、マイペースな調子で会話する女の子達。どうやら怪我は無さそうだとホッと胸をなでおろしたはるかが、負けず劣らずマイペースにその会話を遮る。 「えっ! 今、プリキュア、って言いました!? もしかして、ここにいるみんなも伝説の魔法使いなんですか?」 「ちょっと、みらい。挨拶が先でしょ。私はリコと言います。こっちの子は友達のみらい。私達の元にこんな招待状が来て。最初は間違いかと思ったんだけど、プリキュアって書いてあるから」 「うん、出したのはわたし達で間違いないよ。ようこそ! 新しい仲間、魔法つかいプリキュアの、みらいちゃんとリコちゃん」 「じゃあ、みなさんも魔法使いなんですか? だったらわくわくもんだぁ!」 「残念ながら魔法は使えないわ。私達はプリンセスプリキュア。あなた達の言葉で言うと、伝説の戦士ってことになるのかしら」 みなみが穏やかに説明して誤解を正す。どうやらこの子達は、プリキュア=魔法使いと認識しているようだった。 テレビで新しいプリキュアが誕生したのは知っていた。それでダメ元で招待状を送ってみたのだ。まさかホウキに乗って空からやってくるとは思わなかったが。 「伝説の戦士! それもカッコイイなぁ~。もしかして伝説の武闘家とかも居たりします?」 「それは聞いたことがないわね。そもそも私達だって、徒手空拳で戦うことはあるわけだし」 みなみが説明する横で、はるかがパンチを打って見せる。その姿はまるで様になっておらず、伝説の戦士というよりお子様のお遊戯だったが、それを見て、みらいはますます目を輝かせた。 「な~るほど! つまり戦士でもあり、武闘家でもあるってことですねっ!」 「そういう問題じゃないと思うけど。それに私達もパンチやキックは使うでしょ?」 「だって、あれは魔法だし!」 「魔法……なんだ……」 「他には~伝説の僧侶とか!」 「どうやって戦うのよ、それ」 「なら伝説の遊び人とか?」 「遊んでどうするのよ! っていうか、元ネタは何よ。メタなこと言うと危ないわよ。言葉は呪力を持つんだから」 はるか達を置いてきぼりにして、みらいとリコのボケと突っ込みが展開される。そんな姿が、とあるアイドル候補生の先輩と被って、今度はきららが笑いながら割って入った。 「はいはい、ストップ! それでさ、あなたたちはこれがどんな集まりだか知ってるの? 夢について語り合おうってことなんだけど」 「夢かぁ。ぬいぐるみのモフルンとお話してみたいって夢は叶っちゃったし。ホウキに乗ってみたいって夢も、たった今、飛んできたばかりだし」 「そう――なんだ。本当ならどちらも叶いそうにない夢なんだけど、ハハハ」 「夢と言えば、魔法学園を退学になる夢を見たり、毎日、居残りで補習させられる夢を見たり、最近は嫌な夢ばかりで。いえ、現実は毎日楽しいんですけど」 「リコちゃんだっけ、そっちの夢はなんか違うような……」 「違わないよ、きららちゃん。夢ならどんなものだって、わたしは聞きたいもの。悪夢だって“そうはなりたくない”って、夢の裏返しなんじゃないかな?」 「はるはる、流石~。夢を語らせたら右に出る者ないね」 「えへへ、それほどでも」 照れ笑いで頭を掻いたはるかが、改めて二人の新しい仲間にキラキラした目を向ける。みなみ、きらら、トワ、ゆい、それにカナタと妖精たちも、笑顔でそれを見守る。 「それで二人の本当の夢はなあに? わたしの夢は、プリンセスになることなの」 「うわぁ、大きな夢! わたしの夢は、やっぱり毎日がドキドキで、わくわくで、不思議がいっぱいで、あとは……うん! リコちゃんやみんなと仲良く楽しく過ごせたらいいな~って」 「もう、恥ずかしいから力説しないでよ。みらいのそれは、夢じゃなくて願望だし」 「そんなことないよ、リコちゃん。みらいちゃんの願いもステキな夢なんじゃないかな。夢って、ロマンって意味もあると思うんだ。リコちゃんの夢も聞かせてくれる?」 「私は……立派な魔法使いになりたい」 「うん。その夢、ステキだと思うな。どうしてそんな夢を持つようになったのか、それも後で教えて?」 「「「お~い、みんなぁーっ!!!」」」 少女たちが、三人、四人、五人、あるいは六人ずつのグループで、手を振りながら集まって来る。 ある者達は駆け足で、ある者達は鏡の中から、ある者達は鍵盤の上を滑るように、ある者達は大きな鳥に乗せられて、はたまたある者達は赤い光と共に現れて。 そのハチャメチャぶりは、ホウキで現れたみらいとリコに勝るとも劣らない。そうして何十人もの、中学生前後の女の子達がやってくる。 「もしかして、これ――みんな!?」 「うん! プリキュアの仲間達なの」 「すっごーい。わくわくもんだぁ!」 年に一度だけ、伝説の戦士――と魔法つかいが集う、秘密のお話し会があるという。 今年のテーマは『夢』。 そんな奇跡の時間に一ページ、あなたの物語を刻みませんか? 『オールスタープリキュア!幸せ満開!冬のSS祭り2016』これより開幕です!
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開幕!『フレ!フレ!冬のSS祭り2019』/一六◆6/pMjwqUTk 「おか~をこ~え~ ゆこうよ くち~ぶえ~ ふきつ~つ~……」 まだハイキングに訪れる人もまばらな“のびのびが原”に、伸びやかな歌声が響く。 歌っているのは、はなたち五人。はなの腕の中では、はぐたんがキャッキャとはしゃぎながら、歌に合わせてタンバリンを叩いている。 やがて“のびのびが原ハイキング”のゲートが見えてきたところで、はなが笑顔でえみるの方を振り返った。 「いや~、懐かしいね。えみるとは、ここで初めて会ったんだよね」 「はい。あの時は大変でしたが、忘れられない日になったのです」 弾んだ声を上げるえみるの隣で、ルールーも柔らかく微笑む。 「嬉しいです。私も一度、来てみたかったので」 「そっか。ルールーは、ここに来るのは初めてだよね」 「ところで、他のプリキュアのみんなは、ちゃんとここまで来られるんか?」 ほまれの肩の上から、ネズミ……もとい、ハリーが少し心配そうに問いかけた。 実はこれから、プリキュアみんなが集まる恒例のお話し会が、ここで開かれることになっている。今年ははなたちが主催ということで、総勢五十人を超えるプリキュア全員に向けて、みんなで招待状を送ったのだ。 はなが得意げに、グイっと親指を立てて見せる。 「心配ご無用。案内状に、はなちゃん特製・めっちゃイケてる地図を同封しといたから。ほら!」 そう言って、リュックからサッとカッコよく地図を取り出すはなだったが。 「え……この地図で、ホンマに辿り着けるんか?」 「何だか地図というより、お絵描きという感じなのです」 「めちょっく!」 ハリーだけでなく、えみるにまでそんなことを言われて、はながガクッと肩を落とす。と、その時。 「すみませ~ん! プリキュアのお話し会の会場って、ここですかぁ?」 「ちょっと待つルン! そんなに大声でプリキュアのことを喋っちゃ駄目ルン!」 五人の後ろの灌木がガサガサと揺れたかと思うと、その陰から二人の少女が現れた。 最初に声を上げた子の右手には、今はなが持っているのと同じ地図が握られている。それを見て、はなはパァッと顔を輝かせた。 「ほら! ちゃんとこの地図で辿り着けた人がここにいるじゃん!」 そう言うが早いか、満面の笑みで二人の元へ駆け寄る。 「ようこそ! プリキュアのお話し会へ。わたし、野乃はな。キュアエールです。えーっと、あなたは?」 「あたし、星奈ひかる。つい最近、プリキュアになったばっかりなんです。プリキュアになったと思ったら、フワがこんな招待状を持ってて。あ、そしてこちらは……あれ?」 地図を持っている方の子が、こちらも満面の笑みで自己紹介を終え、もう一人を紹介しようと振り返る。だが、そこには誰も居なかった。もう一人は再び灌木の陰に隠れてしまって、出てこようとしない。 「ごめんなさい。ちょっと待ってて下さいね」 ひかると名乗った子はそう言うと、いきなり灌木の中に大胆に頭を突っ込んだ。 「ララちゃ~ん。隠れてないで、出ておいでよ~」 「だから、地球人に存在がバレたらまずいって言ったルン」 「大丈夫だよ、相手はプリキュアなんだから」 「また……その根拠は何ルン? 絶対に駄目ルン」 「ここまで来て、そんなこと言うのはナシだよぉ」 「あなたが無理矢理連れて来たルン!」 「なになに? なんか揉めてるの?」 ほまれがやって来て、心配そうにひかるの後ろ姿に目をやる。 「会話を解析すると、どうやら地球人に存在がバレたらいけないと言っているようです」 「ってことは……うわぁ、じゃあ宇宙人? 一度会ってみたかったんだ~!」 ルールーの言葉に、さあやが目を輝かせた、その時。 「キュアップ・ラパパ! 二人とも、こっちにおいで」 「うわぁぁぁ!」 不意にあどけない声が響いて、灌木を挟んで対峙していた二人の身体が宙に浮く。箒に乗って魔法の杖を構えているのは、ことはだった。その後ろには、みらいとリコの姿もある。 ララと呼ばれた少女が、はなたち五人と、みらいたち三人の面前に引き出される格好になって、不安そうに身体を縮める。そんな彼女に、箒を下りてニコニコと近付いていったのもまた、ことはだった。 「その格好……。もしかして、惑星サマーンから来たの? 随分遠くから来たんだね!」 「知ってるルン!? 地球では、異星人の存在は知られてないんじゃなかったルン!?」 驚きに目を見開くララに、みらいが、アハハ……と頭を掻く。 「ああ、はーちゃんは特別というか……って、今、異星人って言いました!?」 どよめく仲間たちの中からはなが進み出て、ララにニコリと笑いかける。 「大丈夫。プリキュアにはね、いろ~んな仲間がいるんだ。みらいちゃんとリコちゃんは魔法使いだし」 「ルールーは、アンドロイドなのです」 「他にも、妖精だったり、別の世界から来たりした仲間はたくさん居るの」 「オヨ~……なんか凄いルン……」 宇宙人だと知っても、驚いたのは最初だけ。すぐに受け入れた様子の少女たちに、ララの方がたじたじとなる。 「魔法……キラヤバ~っ! ねっ? プリキュアが相手なら、大丈夫だって言ったでしょ?」 ひかるの方は慌てるどころか目をキラキラさせて、そんなララの方ににじり寄る。 「確かに……何故か全員の言葉が分かるルン」 不思議そうにそう呟いてから、ララは居住まいを正した。 「よろしくルン。名前は、ララ。星奈ひかるの後に、プリキュアに……キュアミルキーになったルン」 「ララちゃんと、ひかるちゃんだね。よろしく!」 はながそう言うと、皆も笑顔で新しい仲間を迎えた。 「ところで、お話し会って、一体何をするんですか?」 一段落ついたところで、ひかるがはなに問いかける。 「一年に一度、プリキュアのみんなが集まって、テーマを決めて近況を報告し合う会なんだ。今年のテーマは、『応援』と『ハグ』だよっ」 「何それ、面白そう! キラヤバ~っ!」 「応援と、ハグ……」 ひかるがまたまた目をキラキラさせる傍らで、ララの方は、そう言ってじっと考え込む。 「えーっと……ララちゃん、言葉の意味は分かるよね?」 「ああ、『応援』は……頑張れ、って励ますことルン。地球に流れ着いてすぐ、わたしも星奈ひかるに応援してもらったルン」 「へぇ。どんな応援をしてもらったの?」 ようやく柔らかい表情になって、嬉しそうに語るララに、ほまれが優しく問いかける。それを聞いて、ララの頬がうっすらと赤く染まった。 「ロケットが壊れて修理してた時、地球の食べ物を……おにぎりを、持って来てくれたルン」 「へぇ、そうなんだ! ひかるちゃん、凄いね」 「エヘヘ……それほどでも」 素直に感心するはなに、ひかるが実に嬉しそうな照れ笑いを見せる。 「でも、『ハグ』っていうのは、どういう意味ルン?」 「えっと、それは……」 さあやが少し赤い顔で言いかけた時、ルールーがすっと背筋を伸ばして、えみるの両手を掴んだ。 「仕方ありません。えみる、私たちでお手本を見せましょう!」 「ええぇぇぇっ! こ、ここでですかぁっ?」 「はい」 慌てふためくえみるに、ルールーが事もなげに頷く。そんなえみるを見て、はなが不思議そうに言った。 「別に照れることないじゃん。わたしなんか、パパやママとしょっちゅうハグしてるよ?」 「ひ、人前で、改めて言われると、心の準備が追いつかないのです~!」 えみるの大声が、こだまとなって山に響き渡った、その時。 「キュアキュア・プリップ~!」 「キュピラッパ~!」 あどけない二つの声が、こだまを掻き消す勢いで空に響いた。それと同時に、空にぽっかりと二つの穴があき、そこから眩い光が溢れ出す。 「は~~ぎゅ~~!!」 声に答えるように、はぐたんがその丸っこい両手を天に突き上げて叫ぶ。すると、空にあいた二つの穴から、続々と人が降って来た。 「うわぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」 得意満面のシフォンの後ろから、ラブたち四人を先頭に、なぎさ、ほのか、ひかり、咲と舞と満と薫、のぞみたち六人に、つぼみたち四人、それに響たち四人が、妖精たちと共に次々に現れる。 もう一つの穴からは、アイちゃんを追いかけるように現れたマナたち五人とレジーナを先頭に、みゆきたち五人、めぐみたち四人、はるかたち四人と、いちかたち六人が、こちらも妖精たちを巻き込んでもつれ合うようにして振って来た。 「これは……地球のワープ機能ルン? 豪快過ぎルン……」 「キラヤバ~っ! プリキュアって、こ~んなに居るの!?」 目を丸くするララと、目を輝かせるひかる。そんな二人などそっちのけで、抱き合って再会を喜ぶ少女たちの歓声が、山全体にこだまする。 「これは……お手本を示すまでもなく、本物の『ハグ』が、計測したところ二十組以上見られていますね」 冷静な……でも少し残念そうなルールーの言葉に、ナハハ~、と頭を掻いてから、はなは笑顔でひかるとララの手を取った。 「さあ、これからいよいよ、お話し会の始まりだよっ!」 年に一度、プリキュアたちが集まって繰り広げられる、秘密のお話し会があるという。 皆さんもプリキュアのみんなと一緒に、盛り上がってみませんか? 「オールスタープリキュア!フレ!フレ!冬のSS祭り2019」、いよいよスタートです!
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One Step Beyond ―キュアエコーの方法― ――フーちゃん。 フーちゃんがいつも見守ってくれてるから、あたし、今日も少し勇気が出せたよ――。 新しいプリキュアが誕生したとの情報を受けて、みゆきたちの元へポップがやって来た。 「不思議でござる。スマイルパクトは、五つしかないはずなのでござるよ。」 まずは本人に会って話を聞いてみようと、みゆきたちはあゆみの元へ向かったのだが……。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (1) makiray 第2話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (2) makiray 第3話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (3) makiray 第4話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (4) makiray 第5話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (5) makiray 第6話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (6) makiray 第7話 One Step Beyond ―キュアエコーの方法― (終) makiray
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デリシャスパーティ・プリキュア オフィシャルコンプリートブック デリシャスパーティ♡プリキュア設定資料集 決定版 発売日:4月24日・12月1日 『デリシャスパーティ・プリキュア』の1年間の放送をまとめた決定版! 各種設定画や番組告知ビジュアルなどのイラストを満載でお届け。 スタッフ キャストのインタビューもボリューム満点でお届け。 表紙イラストは新規描き下ろし。ファン必携の1冊です。 ここを編集 2022年2月放送開始。トロピカル~ジュ!プリキュアに続くシリーズ第19作。第20作にひろがるスカイ!プリキュアが、劇場版に映画 デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!がある。 https //www.toei-anim.co.jp/tv/precure/ シリーズディレクター 深澤敏則 原作 東堂いづみ シリーズ構成 平林佐和子 キャラクターデザイン 油布京子 ウバウゾーデザイナー 春山和則 動画検査 梶岡知央、稲橋誠二、須崎かおる、張逸暉 美術デザイン 増田竜太郎 チーフ美術 いいだりえ 色彩設計 清田直美 撮影監督 赤澤賢二 リアルタイムエンジニア 田村正平 デジタル特殊効果 勝岡稔夫 2Dワークス 松田陵平 撮影協力 和田尚之 編集 麻生芳弘 音響効果 石野貴久 録音 林奈緒美 録音助手 月岡陽菜 選曲 水野さやか 記録 浅田奈緒子 音楽 寺田志保 プロデューサー 安見香 シリーズディレクター補佐 村上貴之 アニメーション制作 東映アニメーション 脚本 平林佐和子 金子香緒里 山岡潤平 永井千晶 伊藤睦美 谷畑ユキ 演出 深澤敏則 南川達馬 武藤公春 小松由依 岩井隆央 ひろしまひでき 土田豊 篠原花奈 佐藤道拓 河原龍太 飛田剛 志水淳児 山本隆太 佐々木憲世 八沖繁 横内一樹 三家本泰美 門由利子 絵コンテ 貝澤幸男 カトキハジメ 小村敏明 渋江康士 村上貴之 小川孝治 石黒達也 佐藤照雄 佐藤道拓 古田丈司 南川達馬 西村聡 志水淳児 佐々木憲世 深澤敏則 河原龍太 西田章二 鈴木正男 寺岡巌 門由利子 手塚江美 作画監督 稲上晃 赤田信人 美馬健二 荏原裕子 藤原未来夫 フランシス・カネダ ジョーイ・カランギアン 沼田広 青山充 上野ケン 原憲一 Noh Gil-bo 廣中美佳 板岡錦 上田由希子 村山里野 竹森由加 川口弘明 高橋直樹 松本勝次 陈潔琼 袁東 北島勇樹 長濱睦輝 古徳真美 寿夢龍 レジー・マナバット 邱錦 陳如水 張福民 趙親雲 陳強 松浦仁美 油布京子 北田美弥子 ■関連タイトル Blu-ray デリシャスパーティ・プリキュア vol.1 デリシャスパーティ♡プリキュア設定資料集 決定版 プリキュア20周年アニバーサリー プリキュアコスチュームクロニクル 増補改訂版 上北ふたご プリキュア20周年記念イラスト集 Futago Kamikita×All Precure Blu-ray デリシャスパーティ♡プリキュア感謝祭 デリシャスパーティ・プリキュア オフィシャルコンプリートブック デリシャスパーティプリキュア 主題歌シングル CD+DVD盤 デリシャスパーティプリキュア キラキラトレーディングコレクションガムつき 20個入 デリシャスパーティプリキュア ポーチガム 12個入 デリシャスパーティプリキュア にぎにぎ変身!おしゃべりコメコメ キュアフレンズぬいぐるみ キュアプレシャス プリキュアスタイル キュアプレシャス デリシャスパーティ プリキュア シールあそびえほん だいすきプリキュア! デリシャスパーティプリキュア プリキュアオールスターズ ファンブック vol.1 みんなでかんぱいパーティグラス つくっておせわしてハートキュアウォッチ Pretty Holic プリティアップチーク ラブリーハート Pretty Holic プリティアップリップ キュアサマー&キュアプレシャス スペシャルver. サンスター文具 セイカのパズル45P デリシャスパーティプリキュア ホビー:デリシャスパーティプリキュア rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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「♪ゆーきや こんこ あられや こんこ 降っても 降っても まだ降りやまぬ♪」 朝起きて、窓の外を眺めればそこには、チラチラと雪が舞い降りて来ていた。思わずパジャマのまま、庭へ出た祈里 の口からは、自然と歌が溢れ出て。 「♪いーぬは喜び 庭かけまわり ねーこはこたつで 丸くなる♪」 「そうしてると、ブッキーがわんちゃんみたいね」 急にかけられた声に、ビクッと彼女の肩が震える。恐る恐る振り向くと、そこには満面の笑みを浮かべた幼馴染の 姿があった。 「おはよう、ブッキー。ご機嫌みたいね」 「み、美希ちゃん……」 恥ずかしさに真っ赤になる頬に、雪が触れると、その熱であっという間に溶けてしまったのだった。 「美希ちゃん、来てたんなら、声をかけてくれればいいのに」 まださっきの恥ずかしさが抜けきらないのか、拗ねた表情を見せる祈里に、美希はくすくすと笑って答える。 「ごめんごめん。でも、ブッキーがあんまり楽しそうだったから、声をかけちゃ悪いかな、って」 「もうっ」 意地悪、と言いながら、彼女はパシパシと腕を叩いてくる。本気で怒ってるわけではないことぐらいわかっている から、美希は変わらず笑うだけ。商店街の店先に立つ顔馴染みの人々も、そんな二人を暖かく見つめていて。 今、二人は公園へと向かって歩いている。雪は降りやんでいたが、微かに積もった新雪を踏むと、キュッキュと 心地よい音がした。 辛子色のダッフルコートにくるまる祈里は、首元にゆったりとマフラーを巻いている。どちらかといえばもこもこと 膨らんだ感じがするところが、美希には逆に愛くるしく感じられた。 「それにしても、美希ちゃん、寒くないの?」 「あたし? こんなの、へっちゃらよ!!」 そう言う彼女は、すらりとした体のラインがあらわれる細身のコートをまとっていた。ミニスカートに黒のレギンスを 穿き、長く魅力的な脚を惜しげも無く晒している。 「確かに、美希ちゃんの恰好、すごく可愛いけどね」 「ふふん、でしょ? あたし、完ぺ…………へくちっ」 可愛らしくくしゃみをした後、ブルっと美希は体を震わせる。しまった。少し薄着すぎたかもしれない。 「もう、美希ちゃんったら。ちゃんと体を冷やさないようにしないと」 ふわり。 祈里が持っていたカバンから毛糸のマフラーを取り出すと、美希の首筋にかけてくる。 「ブッキー。これは?」 「皆へのクリスマスプレゼント。ほら、あんなことがあったから、皆でプレゼント交換も出来なかったでしょ?」 本当は、皆で集まってから渡そうと思ってたんだけどね。そう言って、照れくさそうにする祈里の笑顔に、美希は こみあげるものを必死に我慢しながら、口を開く。 「ありがと、ブッキー」 「うん。どういたしまして」 嬉しくて、美希は首に巻かれたマフラーに顔を埋める。 祈里の優しい香りに、包まれた気がした。 「お待たせ、せつなちゃん――――って、ラブちゃんは?」 「……ってか、ご機嫌斜めね、せつな」 そう美希が指摘すると、せつなは少しむくれた顔を見せる。 「もう、ラブなんて知らない!! 後少し、後少しって、ベッドの中から出てこないんだもの」 ぷんぷん。そんな擬音を背に担ぎながら言う彼女に、美希と祈里は顔を見合わせて苦笑する。 「ラブちゃん、変わらないね」 「せつな、当ててあげましょうか? ラブ、ベッドから出て来たと思ったら、今度はこたつに潜ってるでしょ?」 「よくわかったわね――――って、昔からそうだったの?」 首を縦に振る二人に、せつなは思わず溜息を付く。彼女達が言う通り、ようやくベッドから出て来たと思ったのに、 すぐにこたつでぬくまり始めたのだ。さすがに呆れて、置いてきたのだけれど、追いかけてくる気配が無いところを 見ると、きっとあのまま寝てしまっているのだろう。 「そういうところ、ラブちゃんは猫っぽいのかな」 「んー、そうでもないんじゃない? いざ布団を出たら、元気に飛び出してく子だったし。ま、犬っぽいところがあるわよね」 「猫とか犬とか、なんの話?」 不思議そうにするせつなは、黒のニーソックスに赤のチェックのミニスカート、上はタートルネックの上からジャケット を羽織っている。美希とは違う意味で大人びたその雰囲気を、祈里はこっそり羨む。綺麗だな、せつなちゃん。 「歌にあるのよ。ほら、ブッキー、歌ってあげたら? 朝、口ずさんでたあの歌をさ」 「えぇっ!? ちょ、ちょっと美希ちゃん!?」 「私も聞きたいわ、ブッキー」 「ふぇっ!? せ、せつなちゃんまでぇぇ」 「なるほどね。確かに、ラブは猫にも犬にも当てはまりそう」 すったもんだの挙句、ようやく歌詞を教えてもらったせつなは、何度も頷く。小声でとはいえ、人の行き交う往来で 歌った祈里は、顔を真っ赤にして俯いていた。 「なんていうか、ラブってオンとオフがはっきりしてる感じがするのよね。スイッチが入るまではグータラしてる感じで」 「ああ、うん。ちょっとわかるかも。朝とかだってギリギリまで寝てる癖に、いざ動き出すと元気はつらつなんだもの」 「せつなちゃん、振り回されてる?」 祈里の問いかけに、せつなは肩をすくめて見せる。それはつまり、肯定の返事なのだろう。 「そういえば、二人はどうなの? 犬? それとも猫?」 「ブッキーは間違いなく犬よね。ご主人様に忠実な感じ?」 「ご主人様なんていないけど、うん、わたしも犬だと思う。美希ちゃんは猫――――の皮をかぶった犬な気がするかなぁ」 「そう? そんな風に見えてるんだ」 「私はどうなのかな?」 せつなが問いかけると、二人は声を揃えて言う。 『絶対に、犬』 「どして?」 「どうしてって……そりゃ、ね」 「ラブちゃんのこと大好きなわんちゃんって感じがするよ?」 言っていることがよく理解出来なかったのだろう。首をかしげなら、ふぅんと頷く彼女の姿に、美希はなんとなく想像 する。 せつなが、漫画で見たような犬の耳を付けて、尻尾を生やし、ラブにじゃれついているところを。 ――――ヤバい。可愛いかも。 「ごめんってばー、せつなー」 「知らないっ」 ぷい、と顔をそむけるせつなに、トホホ顔になりながらラブが手を合わせて頭を下げる。 「ほんっと、ごめん!! 次からはちゃんと起きるからっ。許して、せつなー」 「……ホントに?」 ジト目で尋ねる彼女に、ラブはコクコクと何度も首を縦に振って見せる。 「絶対の絶対!! 約束するからっ!!」 「――――ふぅ、しょうがないわね」 その言葉を引き出すと同時に、ヤッターと声をあげてせつなに抱き付くラブ。もう、こら、と言いながら、しかしせつな は満更ではなさそうだった。 二人とも、店の中なんだから、とたしなめる祈里の言葉に、ようやく二人は離れたが、 「アタシ、飲み物、買ってくるね」 「私も一緒に行くわ」 すっかり仲直りした二人を見送りながら、アップルパイを口に運びながら祈里は笑って言った。 「やっぱりせつなちゃんは甘いなぁ。ねぇ、美希ちゃん?」 「え? あ、うん。そうね。ちょっと甘すぎよね、このアップルパイ」 「――――? どうかした?」 「ん? 別に、なんでもないわよ」 言えない、と美希は思う。 せつなに犬の耳を付けた想像をしていたなんて。 ラブに抱きつかれてる彼女のスカートから、パタパタとよく揺れる尻尾が見えた気がしたなんて。 あれ。でも。 ふと美希は考える。 キュアパッションの頭の飾りに付いてる羽根。 あれ、実は耳だったらどうしよう。 いや、耳じゃなくても、あの羽根がパタパタ動いて、それでせつなが飛んでたら。 「うわ。可愛いすぎ」 これが『萌え』っていうことかしら。 パタパタパタパタ 「真っ赤なハートは、幸せのあかし!!」 パタパタパタパタ 「うれたてフレッシュ!! キュアパッション!!」 パタパタパタパタ 「プリキュア!!」 パタパタパタパタ 「ハピネス・ハリケーンッ!!」 パタパタパタパタパタ 「~~~~~~~~~~~~!!」 「どうしたの、美希ちゃん。突然、突っ伏したりして」 常にパタパタ羽根を動かしてるパッションを想像して悶絶する美希に、祈里が不思議そうに尋ねる。 が、答えられるはずもない。真っ赤になった顔を見せることも。 「ふぅ。落ち着いたわ」 「よくわからないけれど、どうしたの?」 まだラブとせつなは帰ってきていない。なんとか誤魔化そうとする美希だったが、意外にしぶとい祈里に、仕方なく 説明する。 「あぁ、なるほど。ちょっとわかるかな、その気持ち」 「へぇ、そう?」 「うん。わたしもキュアベリーの髪が、サソリの尻尾みたいに見えたことがあるもん」 「…………」 いや。確かに長いけれど。もこもこだけど。 節足動物って。 「サ、サソリはちょっと……」 「え? サソリ、可愛いでしょ?」 「あ、うん。そうよね。可愛いかも」 ブッキー――――わからない子!!
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桃源まで、東へ五分(第1章:待っていたサプライズ) ザッ、ザッ、と枯葉を意味も無く蹴散らしながら、小学生くらいの男の子たちが騒いでいる。サウラーは南瞬の姿で、彼らから少し離れた公園のベンチに座っていた。その右手は、相変わらず本のページに添えられている。 足を組んで本を読むスタイルは、いつもと同じ。が、彼が公園で――占い館以外の場所で読書をしているなんて、非常に珍しいことだ。 ノーザが来てからというもの、館で本を読んでいても、以前ほど集中できなくなってしまった。自分の都合だけで突然現れて、否応なしに命令してくる最高幹部。ウエスターのように真っ向から反発するほど、自分は馬鹿じゃない。が、それを不快に感じていることは、ウエスターと変わらなかった。 (無駄な外出をせず、最も効率的な仕事をしてきたこの僕が、こともあろうに、こんなところで無駄な時間を過ごすなんてね・・・。) 自嘲気味に、ふん、と鼻で笑って、サウラーは本のページをめくる。と、男の子たちの会話が、何となく耳に入ってきた。 「・・・ホントなんだよ!あそこには、すっげえもんが隠されているんだって!」 「え~?すげえもんって?」 「それ、何だよ。」 「聞いて驚くなよ?あのな・・・」 鉄棒に腰掛けて、仲間二人を見下ろしていた大柄な少年は、そこで地面に飛び降り、仲間たちに顔を寄せた。 ひそひそ話というわけだろう。が、サウラーの聴覚の前では、そんなものは意味が無い。 (馬鹿な。ラビリンスですらまだ実現できていない技術だぞ。この世界の科学力で、作れるものか。) 少年の囁き声を聞きとったサウラーが、そう思ったのとほぼ同時に、 「嘘に決まってんだろ?そんなの。」 仲間の一人が、吐き捨てるように言った。 「嘘じゃないって!オレの友達の友達が見たんだ。空中に突然、車みたいな乗り物が現れて、中にはチョンマゲを付けたお侍みたいな格好の人が乗って、きょろきょろ外を見ていたんだって。で、その乗り物は、すーっと塀の向こうに、降りていったって言うんだ。」 ギュッと拳を握る少年の声が、次第に大きくなる。 「なっ?それって、タイムマシンだと思わないかっ?」 自分の声の大きさに、まだ気付いていない少年を横目に見ながら、サウラーは、夏のある日のことを思い出す。 あれはイースがラビリンスを去って、まだひと月も経っていなかった頃。この世界の人間が、思い出をとても大切にしているらしいと知ったサウラーは、写真屋の古いカメラをナケワメーケにして、プリキュアどもを「思い出の世界」という甘美な夢の中に閉じ込めようとした。 計画通り、まずはキュアピーチを眠らせたものの、彼女は仲間たちの願いどおり、思い出の世界から戻ってきた。そして結局ナケワメーケは倒され、サウラーの計画は失敗に終わったのだ。 「絶対に来てくれるって、信じてた!」 舞い戻ったキュアピーチに、そう言って笑いかけたイースの顔。その映像が、眩しく苦く胸の中によみがえってきて、サウラーは慌てて活字に目を戻した。 (思い出の世界なんて不確かな夢でなく、本当の過去の世界にプリキュアを送ってしまうことができたら・・・。) たとえ一人でも時空の彼方へ放り出すことができれば、プリキュアどもの新しい技も封じられる。インフィニティの奪回は、もっと簡単なものになるだろう。ノーザの鼻も、少しはあかせるかもしれない。 サウラーは静かに本を閉じ、立ち上がった。 少年の下らない願望が、本当である可能性は低いだろう。だが。 (どうせこんなところで無駄な時間を過ごすなら、暇つぶしに行ってみてもよさそうだ。) 「ねえ、君たち。少し、話を聞かせてくれないかい?」 サウラーは冷ややかな目で少年たちを見据えながら、彼らにゆっくりと近づいていった。 桃源まで、東へ五分 ( 第1章:待っていたサプライズ ) 「じゃーん。どう?これ。」 目の前に突き付けられたものを見て、せつなは不思議そうに首をかしげた。 「あの・・・これは?」 ラブに宿題を教えていたせつなの元へ、あゆみが嬉しそうにやってきて、見せてくれたもの。それは、せつなの顔くらいはありそうな、大きな真っ赤なリボン。柔らかな布地で作られているのだろう。その形はやさしい丸みを帯びて、表面はつやつやしている。 (きれいなリボンだけど・・・。頭に付けるには大きいし、洋服に付けるんでもなさそうだし・・・。あ、もしかして、夏休みに漫才やったときみたいな蝶ネクタイにするのかしら。) せつなのいぶかしげな視線に、あゆみは柔らかな笑みを返す。 「せっちゃん、修学旅行に持って行くバッグ、お友達と同じになっちゃったって言ってたでしょ?旅先で間違えたら大変だから、これ、目印に付けたらどうかと思って。」 「うわーっ、さっすがお母さん!これ付けたら、きっとすっごく可愛いよ。せつな、バッグ出してみて。」 後ろから覗き込んだラブが歓声を上げる。ようやく事態が飲み込めたせつなは、嬉しさに胸を熱くしながら、自分の部屋へ、いそいそと真新しいバッグを取りに行った。 来週から、ラブと一緒に沖縄へ修学旅行。観光の時に持ち歩くバッグとして、せつなはアイボリーのミニボストンを買った。マネキンが持っているのが可愛かったので選んだのだが、どうやらそれがいけなかったらしい。 昨日、級友とのおしゃべりで、偶然、クラスであと二人も同じバッグを買っていることがわかってしまった。それでせつなは、少しだけがっかりしていたのだ。 「修学旅行かぁ。私もレミさんと同じブラウス持って行って、向こうで喧嘩になっちゃったっけ。せっかくの私服なのに誰かと一緒はイヤだなんて、レミさんが言い出すから。」 せつなのバッグにリボンを縫い付けながら、あゆみが、うふっと思い出し笑いをする。何だか自分の気持ちを言い当てられたような気がして、せつなは頬を赤く染める。同時に、そんなことを考えた自分に、少なからず驚いてもいた。 「おばさまって、美希のお母さんと幼なじみだったんですよね?ブッキーのお母さんとも?」 「尚子さんは、中学の途中で転校してきて、それから仲良くなったの。あの頃は三人、いつも一緒だったわね~。今のあなたたち四人みたいに。」 そう言って微笑むあゆみに、せつなも頬を緩める。 親子二代で友達同士、という関係が、この世界でどれくらい当たり前のことなのか、せつなにはよくわからない。でも、そうやって一人と一人の関係が、家族と家族の関係になっていくのは、とても素敵なことに思える。 「家族」も「友達」も、かつてはただやたらと眩しくて、目にも心にも痛いだけの言葉だった。でも今のせつなには、どちらもキラキラと輝く、愛おしい光に見える。 「幼なじみ」という言葉は、正直少し、せつなには眩しすぎる。でも、その眩しさも含めて大切に思えることが――そう思えるようになったことが、せつなにはとてもありがたく、そして嬉しかった。 「ハイ、できたわ。これなら誰かと間違えることもないわね。」 「ありがとう、おばさま。」 せつなはちょっとはにかみながら、さっそくバッグを肩にかけて、鏡の前に立ってみる。後ろで目を細めているあゆみに、鏡越しに笑いかけたとき、あゆみの後ろにあるドアの陰から、タルトが手招きしているのが見えた。 せつなはもう一度あゆみにお礼を言うと、表情を引き締めて、そっとラブに目配せをする。ラブもすぐに気付いて小さく頷くと、せつなと連れ立って、静かに部屋を出た。 「タルト。ラビリンスが現れたの?」 「それがやなぁ。」 ラブの問いに、タルトは少々困惑した様子で、カチャリとクローバーボックスの蓋を開ける。 「何、これ。」 七色の光の膜に現れた映像を見て、ラブとせつなの声が揃った。 そこに映っていたのは、芝生の上に立っている不気味な姿。後輪だけで立ち上がった車の化け物の頭に、不釣り合いなほど大きなアンテナが付いているような格好だ。三角につり上がった真っ赤な目の少し上、丁度おでこの辺りには、緑色のダイヤ。 「サウラーのしわざね。」 「でも・・・なんで今更、ナケワメーケ?」 シフォンはタルトの隣で、不思議そうにクローバーボックスの映像を眺めている。今日はまだ、インフィニティになりそうな気配はない。 そのうち映像の中で、ナケワメーケがアンテナからレーザーのようなものを発射して、芝生を焼き払い始めた。 「とにかく行かなくちゃ!でもこれ、どこだろう?」 せつなは映像を舐めるように注視する。すると、画面の端に、途切れなく広がる芝生を二重に囲む、並木が映っているのが目にとまった。 「ラブ。これ・・・御子柴家の中庭じゃないかしら。」 「あの、地下特訓場があった?」 せつなが力強く頷いて、もう一度映像に目をやる。 御子柴家。家電製品から宇宙ロケットまで手掛ける、世界でもトップクラスの財閥グループの長の屋敷だ。つい先日、ミユキのツテで、プリキュアたちはここの特訓場を使わせてもらった。広大な中庭の地下に作られた秘密特訓場だったのだが、庭はまだまだ広くて、もっと奥まで続いていたように思う。 「よし、行こう!せつな、ブッキーに電話して。あたし、美希にかけるから。」 「わかった。」 リンクルンを片手に家を飛び出す二人に、タルトとシフォンも続いた。 御子柴財閥に雇われたエンジニアのリーダーは、自分が今見ているものが、信じられなかった。 最先端の――ここに居る者以外、現実とは思わないであろう最先端の技術の粋を集めて、開発したマシン。それがみるみるうちに形を変え、異形の化け物となって立ち上がったのだ。 (こんなこと・・・SFじゃあるまいし!) 自分たちがまさにSFばりの研究をしていることも忘れて、彼はただ呆然と、目の前の怪物の姿を見つめた。 「ナ~ケワメ~ケ!!」 怪物は一声叫ぶと、二重の並木をやすやすと飛び越えた。それを見て、彼の背中を、たらりとイヤな汗が伝う。 「い、いかん!戻ってきてくれ!」 このままでは、怪物がお屋敷の外に出てしまう。今は怪物でも、元は手塩にかけた、我が子同然の発明品だ。 彼は意を決して踵を返すと、遥かに遠い出口を目指して、屋敷の中を一心に走り始める。その耳に、正午を告げる柱時計の音が、やけに大きく響いた。 ラブとせつなが御子柴家の門の前に着いた時、丁度、美希と祈里も向こうから走って来るところだった。屋敷の奥の方からは、時折ドーンという音が響いている。 「こっち!」 ラブを先頭に、四人は屋敷の塀沿いに駆けて行く。ほどなくして、血相を変えた人々が、彼女たちの行く手から走ってくるのが見えた。 地面にずしんと衝撃が走り、コンクリートの塀がびりびりと震える。そしてついに、クローバーボックスの映像で見たのと同じナケワメーケが、その姿を現した。 額に光る緑のダイヤ。胸に取りつけられた様々な計器。網の目のように張り巡らされたコード。そして頭の上には大きすぎるアンテナ。 「みんな、行くよっ!」 凛と響くラブの声に、少女たちはそれぞれのリンクルンを構える。 「チェインジ!プリキュア!ビートアーップ!」 桃色。青。黄色。そして赤。 地面から立ち上るような鮮やかな煌めきの後に、四人の伝説の戦士が現れる。 「ピンクのハートは愛ある印!もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」 「ブルーのハートは希望の印!つみたてフレッシュ、キュアベリー!」 「イエローハートは祈りの印!とれたてフレッシュ、キュアパイン!」 「真っ赤なハートは幸せの証!うれたてフレッシュ、キュアパッション!」 「Let’sプリキュア!」 「よし、始めろ。」 腕組みをして塀の上に立つサウラーは、現れた少女たちを見て、口の端だけでニヤリと笑った。 「ナーケワメーケ!フ、フ、フ、フューチャー!」 車輪のような足をフル回転させて、四人に迫るナケワメーケ。 「ダブル・プリキュア・パーンチ!」 炸裂する、ピーチとパッションの拳。 「ダブル・プリキュア・キーック!」 打ちこまれる、ベリーとパインの蹴り。 が、突然、ナケワメーケの短い腕が、ぐんと伸びる。バネの先にタイヤを付けたような腕に、弾き飛ばされる四人。そして。 「ナーケワメーケ!イマイマ、しいわ~!」 頭の上のアンテナから放たれる、強烈なビーム。 「わぁぁっ!」 「何これ・・・。」 「体が・・・痺れる!」 「・・・くっ!」 動けないプリキュアたち。ナケワメーケの胸から、しゅるしゅると伸びる黒い腕。コードのような、ベルトのような長い腕が、彼女たちに迫る。 「はぁっ!」 何とか体を起こし、拳を振るうパッション。その隙にようやく立ち上がる、ピーチ、ベリー、パイン。 「・・・このナケワメーケ、元は何なの?」 ベリーが、誰にともなく問いかける。 「わからないわ。クローバーボックスで見たときは、庭の芝生の上に立ってた。」 パッションは、ムチのようなコードを避け続ける。 「御子柴家の・・・自家用リムジンとか?きゃぁっ!」 ついに一撃を食らい、吹っ飛ぶパイン。駆け付けるピーチに迫る、伸縮自在のナケワメーケの腕。 「ピーチ!」 パッションが横っ跳び。間一髪で腕をはたき落とす。その時。 「パッション、後ろ!」 ベリーの声に振り返る間もなく、高速で伸びたコードが、彼女の体を絡め取った。 「パッション!」 宙吊りにされたパッションに向かって、仲間たちが跳ぶ。が、 「うわぁぁぁ!!」 再びアンテナから放たれるビーム。三人は、またも地面に叩きつけられる。 「みんな!」 必死で拘束を解こうとするパッション。だが、締め付けたコードはびくとも動かない。 「フフフ・・・。もう一人、道連れにしてあげようか。」 再び迫るコードの束。跳んでよける三人。と、目標を失ったコードの先には、クローバーボックスが・・・! 「わっ!こりゃあかん!」 シフォンと一緒に物陰から様子を見ていたタルトが、思わず飛び出した。クローバーボックスの前に立ちはだかるタルト。その小さな体がコードに巻き取られ、宙に舞う。 「タルト!!」 「ふん。プリキュアではなかったか。まあいい。ナケワメーケ、やれ。」 「ナーケワメーケ!カーコカッコー!」 ナケワメーケの体が、ぼうっと光り出す。大きなアンテナにびりびりと稲妻が走り、胸の計器の数字が、くるくると動き出す。 「別れの時が来たようだ。挨拶はしなくていいのかい?プリキュア。」 サウラーの楽しげな声に、凍りつく地上の三人。 「パッション!タルト!」 「どうなってるの!?」 「二人を放しなさいっ!」 ベリーは塀の上のサウラーを睨みつけると、タン、と地面を蹴る。 「たあっ!!」 サウラーに向かって放たれる、ベリー渾身の蹴り技・・・と見せかけて、サウラーが回避しようと飛び上がった瞬間。この瞬間を狙って、ベリーは全身の力を、拳に込める。 「うわぁっ!!」 空中高く飛ばされるサウラー。その体は、ナケワメーケのアンテナに、引っ掛かって止まった。 「な、なにっ!?降ろせ!」 「それは、パッションとタルトを放してからよっ!」 キッとナケワメーケを見据えるピーチ、ベリー、パイン。その目の前に、ポン、とそれぞれの相棒が現れる。 「届け!愛のメロディ。キュアスティック・ピーチロッド!」 「響け!希望のリズム。キュアスティック・ベリーソード!」 「癒せ!祈りのハーモニー。キュアスティック・パインフルート!」 起動される、それぞれのアイテム。その間にも、ナケワメーケの光は、どんどん強くなっていく。 「悪いの悪いの、飛んで行け!!!」 「プリキュア!ラブ・サンシャイン・・・」 「プリキュア!エスポワール・シャワー・・・」 「プリキュア!ヒーリング・プレア・・・」 「フレーーーッシュッ!!!」 ナケワメーケの体の輪郭がぼやけるのと同時に、三つの光弾がその体にぶつかり、溶けあってひとつになる。 「今よ、タルト!」 「はいな。」 拘束から抜け出そうとするパッション。だがそのとき、彼女は自分の体の輪郭までもが、頼りなげにぼやけているのを見て、愕然とした。 「はぁ~!!!」 三人の気合のこもった声。 「シュワ、シュワ~・・・」 既におぼろけな姿となったナケワメーケが、かすかに断末魔の叫びを上げる。 そして、額のダイヤが煙のように消え失せた次の瞬間。 ナケワメーケも、パッションも、タルトも、そしてサウラーも、三人の前から、忽然と姿を消してしまったのだった。 ☆ ☆ ☆ ゴン、と何かに頭をぶつけて、パッションは我に返った。変身は解けていない。どうやら少しの間、ぼうっとしていたらしい。 何やら狭い空間にいる。ナケワメーケに宙吊りにされていたはずの体はソファのようなものに座らされ、腰にはさっきまで彼女を拘束していたものが、ベルトとなって一重だけ巻きついていた。 家族で出かけるときに時々乗せてもらう、圭太郎の車の中によく似ている。ちょうど、後部座席に座っているような感じだ。ぼんやりとそう思ったパッションは、隣で目を回しているタルトに気付いて、ハッとした。 「タルト!しっかりして!」 「あ、パッションはん。わいら、無事やったんか。」 気が付いたタルトが、きょろきょろと辺りを見回す。 「ここ・・・どこや?」 「どうやら、この乗り物がナケワメーケだったみたいね。」 「え!?じゃあ、わいらナケワメーケの中におるんか!?」 「ううん、もう浄化されてるんだと思う。でも、何だか様子が変ね。」 パッションは、右手にある窓から外の様子を窺った。 まず目に飛び込んでくるのは――空。 そして視線を下へやると――真下に見える景色が、ぐんぐんと迫ってくる!? 「タルトっ!これ、落下してるわ!」 パッションは、腰に巻き付いているベルトをむしり取ると、タルトを抱きかかえた。 「脱出するわ。しっかりつかまってて!」 窓の下にあるレバーを動かすと、壁に見えたドアが、カチャリと音を立てる。やっぱり車と同じ仕組みだ。風圧に押し戻されるドアを何とか開けて、パッションはタルトを抱えて跳ぶ。 着地したところは、見覚えのある風景。ここは・・・河原だ。四ツ葉町の外れを流れる川に架かっている、橋の下だ。 (どうして、こんなところに・・・。あれは、ただの車じゃないっていうの?) そのとき、頭の上の方でドーンという衝撃音が聞こえ、わずかに埃が降ってきた。少し離れて橋を見上げると、信号待ちで止まっていたらしいトラックの上に、やたら大きなアンテナをつけた黒い車が、覆いかぶさるように乗っかっているのが見える。 「うわぁ、危なかったなあ。おおきに、パッションはん。」 タルトがそう言って、パッションの腕の中から、ぴょんと地面に降り立った。 「トラックに乗っていた人は、大丈夫かしら。」 パッションは心配そうに眉をひそめる。が、その目はすぐさま、大きく見開かれた。 トラックの上から、黒い車体が発車したのだ。ガツン、とその鼻先が道路にぶつかった音が、河原まで響く。が、ほかに車がいないのを幸い、強引にスピンを決めて、車は態勢を立て直した。 驚く二人が見つめる中、車の窓が開く。そこから顔を出したのは、いつも以上に青白い顔をした、サウラーだった。 「プリキュアどもにしてやられたと思ったが・・・君が甘くて助かったよ、イース。僕が前の座席にいたのに、気付かなかったのかい?」 相変わらず辛辣な口調のサウラーに、パッションは思わず叫ぶ。 「サウラー!一体何をしたの!?」 「すぐにわかるさ。これで君たちは、この過去の世界へ置き去りだ。」 「過去の世界ですって?」 「フフフ・・・さよなら、イース。」 サウラーの笑い声を乗せて、黒い車は風のように走り去る。 「何だぁ?・・・うわっ!何だこれは。積み荷が滅茶苦茶じゃないかっ!!」 物音に気付いたトラックの運転手が騒ぎ始めたのを、パッションとタルトは、ただ呆然と眺めることしかできなかった。 「おねえちゃん!こっち、こっち。」 ふいに後ろから呼びかけられて、パッションはビクリと肩を震わせた。そっと振り向くと、自転車を押した一人の少年が、土手につながる細い道の下に立って、手招きしている。 小学校の高学年くらいだろうか。やけに短いジーパンから突き出した足はひょろりと長く、自転車も、大人用のものらしい。 「そんな格好でそんなところにいたら、目立つだろ?まだ朝早いから人がいないけど、この上の道路は、これから車が増えるんだぜ。」 「え?朝早い、って・・・」 そう言いかけて、パッションはさっきのサウラーの言葉を思い出す。 ――これで君たちは、この過去の世界へ置き去りだ。 ナケワメーケと対峙したのは、もう昼ごろだったはず。だが辺りを見回せば、今は確かに早朝のようだ。ということは、サウラーの言う通り、ここは過去の世界――違う時空の世界なのだろうか。 見渡したところ、河原の景色は特にいつもと変わらない――いや、違う。 季節が違うのだ。朝早くからこんなに力強い太陽には、しばらくお目にかかっていない。ついさっきまで目にしていた、あちこちに枯れ葉が吹き寄せられた街の景色とは違う。河原に勢いよく茂る雑草の緑の、何と生き生きとしていることか。 (ここが過去の世界なんだとしたら・・・一体、どれくらい前の世界なのかしら。) 「とにかく、こっちに来いってば。」 パッションの物想いは、再び少年の声で破られた。 「俺の家、ここからすぐ近くなんだ。俺しかいない家だし、何か食べて着替えるくらいはできるからさ。」 そう言って歩き始める少年の後ろ姿に、パッションは少し考えてから、 「ねえ。」 と呼びかける。 「変なこと訊くけど・・・今日って、何年の何月何日?」 そう質問したときの少年の顔は、パッションには予想外のものだった。 てっきり不思議そうな顔をされるだろうと言い訳まで考えていたのに、彼はパッと顔を輝かせ、キラキラした目をこちらに向けてきたのだ。今までの背伸びした物言いが嘘のような無邪気な笑顔に、パッションは一瞬、呆気にとられる。 「今日?今日はねぇ、昭和・・・あ、西暦・・・」 「昭和でいいわよ。」 こちらの心を見透かしたような少年の言葉に、パッションは警戒を強める。 「そう?今日は昭和××年の、8月・・・」 少年の自転車の後ろを歩きながら、パッションはそっと町の様子を窺う。 「昭和」という年号が、今の前の年号だったことは知っている。自分の計算が正しければ――そして少年の言葉が正しければ、ここは25年ほど前の世界だ。 四ツ葉町の地図は、完全に頭に入っているつもりだったが、さすがに様子が変わっていて、どの辺りなのか分かりにくい。明らかに、町を占める田んぼや畑の面積が広い気がする。同時に、何だかあちこちで、新しい建物を建てている現場に出くわす。 (やっぱり・・・過去の世界なのかしら。) 少年への警戒を緩めたわけではない。が、今はこの機会を利用させてもらおうと、パッションは思っていた。とにかく情報収集しないことには、動くに動けない。 「さあ着いた。ここが俺の家。」 「・・・凄いお屋敷じゃない。」 少年が無造作に自転車を止めた家の前で、パッションは目を丸くした。 「そう?まあ、入って。あ、その、イタチ?ペットも家の中に入れて構わないからさ。」 「イタチて・・・。フェレットより、まだヒドいわ。」 むくれるタルトの口を慌ててふさいで、パッションは少年の後を追った。 重厚な玄関の鍵をカチャリと開けて、少年は黙って家に入る。家の中はシーンとしていて、その静けさが、一層広さを際立たせていた。 「本当に、ここに一人で住んでるの?」 勧められたソファにそっと腰をおろして、パッションは小首をかしげる。 「ああ、正確には、夏休みの間だけね。ここ、父さんの家なんだけど、俺、普段は父さんと別々に暮らしてるんだ。夏休みの間だけ、ここで過ごす決まりなの。でも、父さんは忙しい人で、滅多に家に寄りつかないから。昼間はお手伝いさんも来てくれるし、別に不自由はしてないんだ。」 テキパキと飲み物の支度をしながら、あっけらかんと言ってのける少年に、パッションは心に浮かんだ疑問を飲み込む。 (せっかく子供が訪ねて来ているのに、この子のお父さんは、どうして家に帰ってこないのかしら。) 脳裏に浮かぶのは、父親のことを話す、美希の顔。彼女もまた、父親とは別れて暮らしているが、月に一度、美希が訪ねて行くのを楽しみにしているという。 「それよりさ、おねえちゃん。」 少年は、大人びた表情から一転、さっきのキラキラした目つきに戻る。そして、彼女の心臓の真ん中を射抜くような一言を、無邪気に発した。 「おねえちゃん、未来から来たんだろ?」 「隠さなくてもいいよ。俺、見ちゃったんだ。」 少年は相変わらず瞳を輝かせながら、真っ直ぐにパッションの目を見つめる。 「自転車で土手を走ってたら、いきなり稲妻が光ってさ。いい天気なのに、おかしいなぁって思ってたら、いきなり空に車が現れて。で、橋を目がけて落っこちてくるからびっくりして見てたら、中からおねえちゃんが飛び出して来てさ・・・。ねえ、あれってタイムマシンなんだろ?着陸に失敗したの?それに、なんであんな高いところから飛び下りて、怪我しなかったの?」 「・・・・・。」 パッションが何も言えずにいると、 「ひょっとして、その服のせい?パワードスーツ、って言うんだよね。やっぱり凄いんだなぁ、未来って。ねぇ、今からどれくらい先の未来?」 少年は勝手に納得して、羨望に満ちた眼差しで、パッションの姿を見つめた。 「あなた・・・未来の技術に、ずいぶん興味があるのね。」 「ずいぶんってほどじゃないよ。でも、タイムマシンには興味あるんだ。これでもいろんな本を読んで、研究しているんだぜ。もちろん、本物を見たのは初めてだけど。」 嬉しそうに話す少年の様子をじっと観察して、パッションは少しだけ警戒を解く。 雰囲気から察するに、この子は嘘はついていない。突然現れた未来人を助けて、あわよくば未来のことを教えてもらおう――それくらいの無邪気な気持ちで、ここへ連れて来てくれたのだろう。 それに――さっき父親のことを話したときの、何でもなさそうな話しぶり。その陰に潜むヒヤリと冷たい寂しさを、彼女は我がことのように感じていた。 「そう。助けてもらったんだから、ちゃんと説明するけど・・・その前に、どこかで着替えさせてもらえないかしら。」 もうずいぶん長い間、この姿でいる。が、まさかこの子の前で、変身を解くわけにもいかない。 「本当!?いいよ、こっち。でも、着替えなんて持ってるの?あ、もしかして、未来では荷物なんて、こーんなにミニチュアライズされてるとか?」 少年は、相変わらず嬉しそうに一人で納得しながら、パッションを隣りの小部屋に案内する。 「じゃ、俺こっちにいるから。どうぞごゆっくり。」 少年が閉めかけたドアの隙間から、タルトがするりと部屋の中に入って来た。 「はぁ~。これからどないするつもりなんや?パッションはん。」 「しっ!」 二人になった途端に喋り出すタルトを、パッションが制する。少年が、どこかから部屋の中を窺っているかもしれないと思ったからだ。まだ雨戸が閉まった部屋の中、分厚いカーテンの陰に隠れて、彼女は注意深く、変身を解いた。 「とりあえず、この時代のことを少し知らないと。それから作戦を立てる必要がありそうだわ。サウラーがまだこの時代にいれば、彼を探すのが早道だけど・・・タルト?」 急に反応のなくなったタルトに、せつなは不思議そうな視線を向ける。 「パ・・・パッションはん。あんさん・・・!」 タルトの慌てふためいた様子に、せつなは窓に映った自分の姿を確かめ・・・そして言葉を失った。 窓ガラスの向こうから、呆然とした表情でこちらを見返している顔。それは、かつて鏡の中で見慣れた、銀髪の少女だった。 ~第1章・終~ 第2章:アドリブ勝負の一日へ続く
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第2話 ●引っ張られてたたきつけられる(キュアブルーム・キュアイーグレット) ●壁にたたきつけられて苦しむ(キュアブルーム) ●攻撃を受けて吹っ飛ぶ(キュアイーグレット) 第4話 ●攻撃を受けて吹っ飛ぶ(キュアブルーム・キュアイーグレット) 第5話 ●木にたたきつけられる、蔦に巻き付かれる(キュアブルーム・キュアイーグレット) 第6話 ●触手に巻き付かれて苦しむ(キュアイーグレット) ●岩にたたきつけられる(キュアブルーム・キュアイーグレット) 第7話 ●吹っ飛ばされてぼろぼろになる(キュアブルーム・キュアイーグレット) 第8話 ●女の子をかばって攻撃を背中に受ける(キュアブルーム) 第12話 ●触手でひっぱたかれる(キュアブルーム・キュアイーグレット)
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登録日:2021/07/10 Sat 16 57 27 更新日:2023/10/15 Sun 00 43 32NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 ハピネスチャージプリキュア! プリキュア プリキュアの番外戦士 一覧項目 海外 番外戦士 ここでは、『ハピネスチャージプリキュア!』におけるプリキュアについて紹介する。 ▽目次 概要 日本のプリキュアハピネスチャージプリキュア愛乃めぐみ/キュアラブリー 白雪ひめ/キュアプリンセス 大森ゆうこ/キュアハニー 氷川いおな/キュアフォーチュン その他の日本のプリキュア氷川まりあ/キュアテンダー キュアミラージュ 世界各地のプリキュアボンバーガールズプリキュア メルシィプリキュアキュアアール ワンダフルネットプリキュア アロ~ハプリキュアキュアサンセット/オハナ キュアウェーブ/オリナ その他の海外のプリキュアキュアナイル キュアコンチネンタル キュアカチューシャ キュアサザンクロス キュアパンタローニ・キュアゴーンナ マタドールプリキュア キュアシェリー 名称不明のプリキュア 概要 今回の劇中世界では、世界中の各都市にプリキュアのチームが存在し、その活躍がニュースで報道されるなど、「プリキュア」が世界共通の言葉として認知されているという設定である。 第1話の冒頭の時点で、日本国では少なくとも2人のプリキュアが「ぴかりが丘」で戦っていたことが確認されている。 鏡を通じて移動できるとはいえ、さすがに北海道や沖縄県にまで戦いに行くことは普段の生活との兼ね合いや労力的に厳しいだろうから、音撃戦士のように日本各地にプリキュアがいると思われる。 「プリキュアの存在が衆知のものとなる」展開は『フレッシュプリキュア!』や『ドキドキ!プリキュア』でもあった。 だが、いずれもプリキュアの活躍が世間に広まった結果であるため、第1話時点で「既にプリキュアの存在が世界の常識」というのは本作が初の試みとなる。 とは言え、知人や家族を危険に巻き込まないためにも「プリキュアの正体は秘密」という点はこれまでと一緒。 本作では、精霊であるブルーが所持する「愛の結晶」が特に強い心を持つ少女と反応することにより、プリキュアとして覚醒する。 ブルーは地球の歴史上で何度かプリキュアを生み出してきているようだが、過去のプリキュアと現代のプリキュアに使命の継承関係のようなものは一切存在していない。 現代のプリキュアたちは、過去の先輩たちの偉大な伝説など無関係に振る舞っている。 ゆえに本作ではこれまでの『プリキュア』シリーズでは絶対のお約束だった「伝説の戦士」という称号が意図的に使われていない。 日本のプリキュア ハピネスチャージプリキュア めぐみ、ひめの2人で結成したプリキュアチーム。 第11話にてキュアハニーこと大森ゆうこ、第23話にてキュアフォーチュンこと氷川いおなも加わった。 メンバーの4人は「私立ぴかりが丘学園」に通学している。 愛乃めぐみ/キュアラブリー (CV:中島愛) 「世界に広がるビッグな愛! キュアラブリー!」 プリキュアになることを夢見ていた主人公。 思っていることを「心の歌」で口ずさむ癖がある。 好きな言葉は「愛」と「ラブ」と「ラブリー」で、キュア"ラブリー"と名乗った由来にもなっている。 超絶的なポジティブシンキングだがそれが裏目に出ることもある。 偶然降ってきた「愛の結晶」にぶつかったのがきっかけで、ひめと出会う。 その後、サイアークとの戦いで窮地に陥ったキュアプリンセスを助けるために、プリキュアに変身する。 自他共に認めるほどファッションセンスは今一つ。 また勉強も劇中最低レベルで、プリキュアの活動に集中するあまり最下位になったこともある。 そのせいでブルーから活動禁止を言い渡されそうになったが、何とか挽回に成功した。 困った人を見ると放っておけない性格で、お節介焼き。 だが、ドジな部分もあり余計に迷惑をかけてしまうこともしばしば。 このあたりは『プリキュア』主人公のテンプレのような性格と言えるが、物語が進むにつれてめぐみの「人助けが好き」という性格に隠された意外な本質が明かされることになる。 一年を通じた物語において、前半と後半で大きく印象が変わった主人公でもある。 叶えたい願いは「お母さんの体を治したい」。 後述するチョイアークを打撃武器として使うなど、名前の割に戦い方は容赦が無い。愛とは? 第5話ではシリーズ初である目から怪光線を出し、第7話ではエネルギー体の特大ロケットパンチや剣を、第12話ではバットを生成するほどのイマジネーション!の持ち主。 必殺技は「ピンキーラブシュート」。愛よ、天に帰れ! 白雪ひめ/キュアプリンセス (CV:潘めぐみ) 「天空に舞う蒼き風! キュアプリンセス!」 本編のもう一人の主人公。身長153cm。 本名は「ヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ」。 ブルースカイ王国の王女で、王位継承者。 ブルースカイ王国大使館在住という初の外国人プリキュア。 異世界出身のプリキュアは過去に数人いたが、あくまでも地球上の一国に過ぎないので、外国生まれなのはシリーズ初である。 異常なまでの極端な人見知りで、めぐみと対照的に超絶ネガティブ。 自己紹介の時ですらプレッシャーで押し潰されそうになるほど。 そのため、他人には頑なに心を開かないが、自分の得意分野であるファッションの話題になると普通に話せる。 その一方でおだてられて気を良くするなど、一度心を開いた相手には割とお調子者な面もある。 また王族という立場もあってか、非常に我が侭で、めぐみと出会うまでは友達もおらず、「友達は困った時に助けてくれて、何でも言う事を聞いてくれる便利なもの」ぐらいにしか考えていなかった。 自分は後述のフォーチュンとの因縁を隠しているくせに(一応理由はあるが)他人の隠し事は徹底して嫌う、ぶっちゃけかなり面倒くさい系女子。 ファッションセンスは高く、「おしゃれは出会いとひらめきとチャレンジ」、「女の子は誰でもキラキラ光る宝石」という信念を持つ。 口の中にもう1人の自分がいる。 王女ゆえ英才教育でも受けてきたのか、意外にも勉強は出来る方で、特に英語が得意科目。 物語開始時点で既に変身経験がそれなりにありながら、臆病な性格が災いしてサイアークに一度も勝った経験が無く全戦全敗だった。 その代わりに逃げ足だけは異常に速い。 と、これだけ見ればダメな部分ばかり目立つが、今作の重大なキーパーソンでもあり、そして歴代でもトップクラスに不幸な境遇に立たされている。 アクシアの箱を開けた張本人。 だが、「アクシアから『ここから出して』という声がして開けてしまった」ことや「こうなると思っていなかった」と言っていたことから、アクシアに封印されていた者(ディープミラー?)に騙されて開けてしまったというのが真実らしい。 故郷であるブルースカイ王国は幻影帝国に乗っ取られ、国王と王妃である父と母は鏡の中に閉じ込められ、たった一人で日本に逃げてきたのだ。 叶えたい願いは「ブルースカイ王国を再建したい」。 必殺技は「ブルーハッピーシュート」。勇気よ、天に帰れ! ◇プリキュア・ツインミラクルパワーシュート 「あなたにハッピー!お届けデリバリー!」 キュアラブリーとキュアプリンセスの合体技。2人の必殺技を1個のエネルギー弾に合わせ、飛びながら蹴り出す。 大森ゆうこ/キュアハニー (CV:北川里奈) 「大地に実る命の光! キュアハニー!」 めぐみの同級生。彼女からは「ゆうゆう」と呼ばれている。 趣味はご飯を美味しく食べること。 家は弁当屋「おおもりご飯」を営んでおり、自身も料理は得意。 落ち込んでいるひめと出会い、めぐみに続いて二人目の友達となる。 ふわふわとした雰囲気で、周囲を和ませる癒し系。 性格に裏表が無く、メイン4人の中で一番「大人」。 困っている人には特製のハニーキャンディを餌付け……もとい、あげている。 ケツがエロい。 第10話にて謎のプリキュア・キュアハニーであったことが判明。 一時期は誰が変身するのかも、声さえも紹介せず、正体に関する情報は徹底的に隠されていたが、第10話にて自分からバラした。 自分の正体をばらすのが照れ臭かったのと、美味しいタイミングを待っていたらしい。 めぐみがプリキュアになる前の時期にプリキュアになった。 第28話ではキュアアールの援護をするためにフランスに行くなど、ブルーからの依頼で密かに海外のプリキュアチームを援護していることが判明する。 かなりイレギュラーなプリキュアで、共通装備であるはずのラブプリブレスを持たず、トリプルダンスハニーバトンという専用武器を持っている。 『しあわせごはん愛の歌』という歌を武器としており、ハニーキャンディ同様の凄まじい洗脳ソング。 普段は背丈はめぐみたちとあまり変わらないが、変身後は高校生並みに背が高くなる(そのため、ゆうこ≠ハニーのミスリードを招いた)。 メイン4人のプリキュアの中で最も大柄で、ラブリーよりも頭一つ分大きい。 本編に先駆けて「謎のプリキュア」枠で映画NS3に先行登場を果たす。 他作品のキャラクターとの絡みや台詞は皆無。 彼女の存在から、NS3は(パラレルとはいえ)本編における第9話と第10話の間の位置に相当すると思われる。 また、パンフレットには既に名乗り台詞が掲載されていた。 叶えたい願いは「世界中の人が美味しいご飯を食べられるように」。 必殺技は「スパークリングバトンアタック」という名のメテオ。命よ、天に帰れ! ???「その命、神に返しなさい」 氷川いおな/キュアフォーチュン (CV:戸松遥) 「夜空に煌めく希望の星!キュアフォーチュン!」 正体不明のプリキュア。物語開始時点から日本のぴかりが丘で戦い続けている。 1人でサイアークを次々と撃破する高い戦闘力を誇る。 第13話にて、実の姉であるキュアテンダーをファントムに倒され、その復讐のためにプリキュアの力を受け継いだことが判明した。 その正体は誠司の通っている空手道場の孫娘。 めぐみの隣のクラスに在籍しており、常に優秀な成績を保っている完璧超人。 本を抱えながら本を読み歩くシーンがある。ながら歩きは危ないぞ。 ぴかりが丘の住人にとっては憧れの存在。 だが、いおなは心の奥では愛する姉を奪った幻影帝国に対して強い憎悪を抱いている。 その憎しみは凄まじく、最愛の姉を奪ったファントムだけでなく、アクシアの箱を開けた張本人であるひめに対しても、 「あなたのせいでサイアークが溢れ出た」「絶対に許さない!!」と激しく非難する 彼女と組んでいるラブリーに対しても変身前にぴかりが丘祭で経営していた占いの館をにてめぐみとひめの未来を「最悪」と占い、「キュアプリンセスを信用してはいけない。あなたにとって大きな災いとなる」と警告する(*1) など、ひめの言い分も聞かず完全にプリンセスを敵同然に扱っていた。 第13話でラブリーと共闘した際も、決して彼女に心を開くことはなかった。 その後第19話にて共闘した際に、チームワークの大切さを悟るが……。 幻影帝国への復讐や、ひめの処遇を巡ってめぐみとの衝突は避けられないものと懸念されていた。 めぐみは全てを知ってもなお、ひめを信じて二人を仲直りさせようとするが……? 放映年において1時間前の世界で人間の為に働くと決意してプリキュアに生まれ変わったとか……? だが内面はまったくの真逆で、第22話に至るまで劇中で笑顔になったことは一度も無かった(「こしょこしょ」のシーンでは優しい声なのに)。 叶えたい願いは「ファントムを倒せる力が欲しい」。 ……だったが、第22話にてファントムに惨敗し、プリカードを燃やされる。 その際助けに来たプリンセスに持っていたプリカードを全て託され、復讐のために戦い、ひめに冷たくしてしまっていた自らの愚かしさに気付く。 プリンセスからもらったプリカードでファイルを満たし、「(みんなを助ける)プリキュアの力が欲しい」という願いで「姉の借りもの」ではない真のキュアフォーチュンとして覚醒した。 そして第23話でひめとの和解もついに済み、無事ハピネスチャージに加入を果たした。 真のキュアフォーチュンとして覚醒してからはフォーチュンピアノという新しい変身アイテムを使い、フォーチュンタンバリンという専用武器も追加された。 変身および必殺技発動時には指輪を使用する。それ以外の時は装備していないのでパンチは普通に使える。 第23話においては、超絶なドケチ倹約家であることが判明した。 必殺技は「スターダストシュート」→「スターライトアセンション」。星よ、天に帰れ! その他の日本のプリキュア 氷川まりあ/キュアテンダー (CV:小林沙苗) 第13話にて存在が示唆されたプリキュア。その正体は、いおなの実姉である氷川まりあ。 いおなの戦う理由であると同時にアキレス腱である。 本編開始以前にいおなを庇ったところをファントムに始末され、プリキュア墓場に封印されていた。 なお、公には海外に留学したまま失踪したということにしている。 普段の髪の色は黒で、変身時には黒がかった紫色になる。 プリキュア時のコスチュームはスカートが長い以外はキュアフォーチュンのものに似たデザインで、洗脳時のコスチュームは黒い蝶を思わせる怪しいデザインになっている。 第37話にて、クイーンミラージュの隠し玉として洗脳されて終盤でいおな達の目の前に現れ、第38話で対決する事になるが4人の合体新必殺技イノセントプリフィケーションで浄化されて救われた。 第39話ではハピネスチャージプリキュアには加わらず、世界各地のプリキュアを助けるためにアメリカへ旅立っていった。 『聖闘士星矢』シリーズのとある聖闘士少女の姉妹を思い浮かべた人も。 キュアミラージュ (CV:國府田マリ子) 300年前(=江戸時代)のぴかりが丘でブルーと共に強大な敵と戦っていたプリキュア。 髪型は1990年代のヒロインアニメの主人公を彷彿とさせるレトロっぷり。 ブルーと共に「闇」と戦いアクシアの正体であるシャイニングメイクドレッサーで封印に成功した。 関係あるかは不明だが、シャイニングメイクドレッサーやプリキュア・ハピネスビッグバンの演出にはリボンマークが付いた赤い装飾が登場している。 ブルーとは愛し合う仲だったが、色々あって悪堕ちしてしまう。 世界各地のプリキュア 海外で活躍するプリキュアは、ほぼ全員、その国にまつわるものをモチーフにした衣装となっている。 ボンバーガールズプリキュア アメリカ合衆国本土のプリキュアチーム。西部劇をモチーフにしている。 メンバーは 保安官風の少女 金髪ポニーテールの少女 ネイティブアメリカン風の少女 プリキュアの中でも人気のチームらしく、ひめも憧れている。彼女たちのカードは激レアらしい。 なお後述のアロ~ハプリキュアも同じアメリカのチームだが、面識や共闘経験があるかは不明。 必殺技は星型の光弾を投げる「スターブーメラン」。 メルシィプリキュア フランスのプリキュアチーム。 判明しているメンバーは珍しく以下の1人だけ。 他のメンバーはファントムに始末されてしまったか、海外で他国のプリキュアの援護をするために出張している可能性がある。 キュアアール (CV:矢野亜沙美) 初登場は第8話だが、個別名と担当声優は第28話にて判明した。 貴族風のコスチュームを着用しており、髪型は縦ロール。 巨大な絵筆のような武器で戦う。 必殺技は「パッソーアルカンシェル」。 ちなみに、4年後には一文字違いのプリキュアが登場した。 ワンダフルネットプリキュア インドのプリキュアチーム。 『プリキュア』シリーズでは初めての常時メガネ着用プリキュア。 メンバーは オレンジの短髪の少女 緑の長髪の少女 ちなみに、パーソナルカラーのオレンジと緑はインドのナショナルカラー(その国を代表する色。通常は国旗の色)。 武器はなんと電卓。インド式計算法が元ネタか? 手足を伸ばしたり口から火を吐いたりはしない……多分。 必殺技は「オプティカルウェーブ」。 アロ~ハプリキュア ハワイ州のプリキュアチーム。 双子の姉妹でどちらも褐色娘。 ハワイ地区担当のマダム・モメールと交戦するが、姉妹の性格の違いからチームワークがガタガタで、そこをマダム・モメールに漬け込まれて全戦全敗。 常夏のはずのハワイの半分を占領されて氷の世界にされてしまっていた。 妖精・アロアロを通じてブルーに協力を妖精要請し、ハピネスチャージプリキュアが救援に向かう。 姉妹仲は正直最悪だったが、ハワイの太陽と海の輝きを取り戻したいという気持ちについては2人ともブレが無い。 そして、ゆうこから「大切なものが一緒なら、もう一度力を合わせられる」と説得され、モメールのサイアークと再戦。 その中で、サンセットのピンチをウェーブが盾になって守り傷つく。 モメールが「ダメな妹を切り捨てないからこんな目に遭う」と煽るが、ウェーブの姉を思う本心を言葉ではなく行動で理解したサンセットは、今までのわだかまりを捨て、二人で息の合った合体技を放ってサイアークを浄化。 ついにはハワイの太陽と海の輝きを取り戻したのだった。 本名が明かされている上に変身バンクシーンがあり合体技も披露するなど、ゲストプリキュアとしては破格の扱いである。 余談だが、中の人はそれぞれ番組のOP(仲谷)とED(吉田)の歌を担当している。 キュアサンセット/オハナ (CV:吉田仁美) 紅い夕日は明日への誓い! キュアサンセット! 気が強い性格の双子の姉。メインカラーはオレンジ。 短気な直球型。変身前は黒髪ストレートロングヘアで、変身後はウェーブのかかったオレンジのロングヘアになる。 名前はハワイ語で「家族」という意味。 キュアウェーブ/オリナ (CV:仲谷明香) 寄せては返す悠久の調べ! キュアウェーブ! 気が弱い性格の双子の妹。メインカラーは水色。思慮深い慎重派。 変身前は黒髪ショートヘアで、変身後は髪が伸びて水色のシニョンヘアになる。 名前はハワイ語で「喜びに満ちた」という意味。 ◇プリキュア・ハワイアンリノアフア 「ハワイの精霊たちよ! プリキュアに力を!」 二人の合体技。 二人で手を合わせ、四葉状の円盤を召喚し、フリスビーのように投げつける。 それがサイアークを磔にし、そこに浄化の光線を放射する。 その他の海外のプリキュア これらのプリキュアはチーム名が不明。 ほぼ全員ファントムとの戦いに敗れ、封印された。 しかしその後第43話でクイーンミラージュが浄化された際に鏡の封印から解き放たれている。 キュアナイル (CV:小堀幸) 第13話で初登場したエジプトのプリキュア。 青髪のポニーテールで、中東の踊り子に似た服装をしており、くびれとへそがセクシー。 第46話でレッドの送り込んだ赤いサイアークと対決していた。 必殺技は「ナイルストリーム」。 キュアコンチネンタル 第14話で初登場したイギリスのプリキュアで、「イギリス最強のプリキュア」と呼ばれている。 金髪でリボンを付けており、『不思議の国のアリス』を意識した衣装となっている。 なお、同話初登場組の中で唯一第46話に登場しなかった。 凱旋門前でキュアアールと共に赤いサイアークの残党狩りに参加しているなど、彼女とは仲が良いとうかがえる。 キュアカチューシャ こちらも第14話に初登場した、ロシアのプリキュア。 橙色の髪に白いリボンを付け、コスチュームの肩口にはファーのショールを付けた長袖となっている。 ちなみに余談だが、第14話初登場組が第46話で登場した際のコスチュームは、全員ハピネスチャージプリキュアの衣装と似たデザインの凡庸スーツとなっている。 キュアサザンクロス やはり第14話に初登場した、オーストラリアのプリキュア。 赤い外ハネのショートカットに羽根上の髪飾りを付けており、コスチュームにはハイネックのインナーと大きな襟が付いている。 変身解除時には明らかに胸が大きい描写になっていたため、二次創作では巨乳に描かれることもある。 これもあってなのか、海外プリキュアの中では彼女が1番人気らしく、「深夜の真剣お絵描き60分一本勝負」でも単独でお題に選ばれるほどである。 キュアパンタローニ・キュアゴーンナ これまた第14(ry、イタリアの2人組のプリキュア。アロ~ハプリキュア同様に双子。 サイドテールを、パンタローニは左、ゴーンナは右にまとめており、それぞれクリーム色と青灰色のマントを纏っている。 マタドールプリキュア 第16話初登場のスペインのプリキュア。リボン曰く「かなりの実力者」。 肩パッドをした闘牛士風のコスチューム(*2)で闘牛士が使う赤い布を持っている キュアシェリー (CV.深川芹亜) 最終話で初登場。 サイアークが浄化される際に「うわ~」と声を上げていたキュアロゼッタ風の髪型のプリキュア。 名称不明のプリキュア この他、第20話でファントムにあえなく敗北した「希望の戦士」とされているプリキュア(容姿が何となくキュアエコーに似ているので「偽エコー」と呼ばれている)や、第46話に登場した緑の服の褐色プリキュア(右端に並んでいたので、「キュア右端」と呼ばれている)なども登場している。 幻影帝国におけるシーンでは、鏡に世界地図が何度か映し出されている。 第8話では、勢力図として表示され、帝国の幹部が侵攻した黒い地域とプリキュアによって奪回された白い地域が日々塗り替えられていることが判明した。 第13話ではプリキュアが活動している地点が星のマークで表示された。 このことから、上記の他に少なくとも30を超えるプリキュアチームが世界中に存在しているものと思われる。 その後も各地のプリキュアが登場しているが、ファントムによって犠牲者は次々と増えている……。 ボンバーガールズとワンダフルネットの2チームと、キュアアールや名称不明の赤い服の褐色プリキュアは第16話において人々の声援で立ち上がる姿が描写され、また第28話にてキュアアールが健在だったので、彼女たちはハピネスチャージの面々と同様にファントムに対抗できる力があると思われる。 だがファントムは第41話でキュアハニーに浄化され、彼女たちがファントムとあいまみえることは無かった。 そして、クイーンミラージュとファントムが浄化された後の第46話では、ピンチに陥っていたハピネスチャージの面々を救うため、キュアテンダーとアロ~ハプリキュアとワンダフルネットプリキュアに加えて、かつて幻影帝国に囚われの身になっていたキュアサザンクロスやキュアカチューシャなどがぴかりが丘に駆けつけて最終決戦に臨むのだった。 追記・修正は海外のプリキュアの方々にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 既存のものはアットウィキモードでなかったため、再作成しました。 -- 名無しさん (2021-07-10 17 06 26) 「世界各地にプリキュアがいる」って設定があるのは今の所この作品だけ…Hugプリ終盤の全人類がプリキュアになるはこれの変形かもしれないけど -- 名無しさん (2021-07-10 17 53 42) Gガンダムみたいだな -- 名無しさん (2023-10-15 00 43 32) 名前 コメント