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おまけ この物語は、本編となにも関係はありません。 「ふにゃ…ふにゃ!?」 ドン! コロン ルイズがサモン・サーヴァントと成功させ、青年が落下しときその衝撃で彼の持っていた水晶の欠片がタバサの足元に転がる。 「なに?」 青い髪の少女、タバサはそれが青年が持っていたものとは、気づかずに拾い上げこっそりと拾う。 その後、色々とあったが、一日が終わり自分が召喚した風竜が風韻竜であった事に驚きつつも「シルフィード」と名づけ、 眠る前に本を読もうとした時、彼女のふところから水晶の欠片が落ちる。 タバサは落とした水晶の欠片を拾い上げると思わず見つめる。 「拾った時には気づかなかった。けど、不思議な感じがする・・・」 しばらく彼女は、水晶の欠片を見つめていると何処からとも無く声が聞こえる。 欠片に眠りし・・・勇者の魂・・・ ―白魔導師― その声が聞こえた瞬間タバサに電撃が流れるような衝撃を受け気絶する。 彼女が意識を取り戻したのは次の日の朝であった。 意識を取り戻した彼女は、もうすぐ朝食の時間であることに気づき現在の自分の姿を確認せずに部屋から出る。 部屋から出ると彼女の親友である赤毛の少女、キュルケが居た。 「あら、タバサじゃない・・・その格好かわいいわねぇー」 キュルケはタバサの姿を確認すると、いきなり抱きついて彼女を撫で回す。 しかし格好のことを言われてもタバサとしては昨晩から着替えてないはずなので、 「格好ならいつもと同じ・・・」 はずなのだが・・・ 「? 何言ってるのこんなかわいい白い猫耳フードなんて、今までつけてないじゃないの」 「!?」 キュルケにそう指摘されあわてて頭を触ると確かにフードの感触がある。 「ちょっとまってて」 タバサはキュルケにそう言うと、あわてて自分の部屋に戻り鏡を見る。 「なんで?」 そこにはいつもの学園のマントの変わりに見事な猫耳フードを身に付けたタバサの姿があった。 この後、何故か着替えてもいつの間にか猫耳フードになっていた。 無から来た使い魔 外伝 猫耳タバサの冒険・・・続くわけが無い
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契約! クールでタフな使い魔! その② 承太郎が左手を押さえてうめいていると、コルベールがやって来て刻まれたルーンを見た。 「ふむ……珍しい使い魔のルーンだな。さてと、じゃあみんな教室に戻るぞ」 そう言って彼は宙に浮く。その光景に承太郎は息を呑んだ。 いつぞやのポルナレフのようにスタンドで身体を持ち上げている訳ではない。 本当に宙に浮いているのだ、恐らく魔法か何かで。 そして他の面々も宙に浮いて城のような建物に飛んでいった。 「ルイズ、お前は歩いてこいよ!」 「あいつ『フライ』はおろか、『レビテーション』さえまともにできないんだぜ」 フライ。どうやらそれが空を飛ぶ魔法のようだった。 そしてその魔法が使えないらしいルイズと二人きりで承太郎は残される。 「……あんた、何なのよ!」 「てめーこそ何だ? ここはどこだ? お前達は何者だ? 質問に答えな」 「ったく。どこの田舎から来たのか知らないけど、説明して上げる。 ここはかの有名なトリステイン魔法学院よ!」 「…………」 魔法学院。本当にこいつ等は魔法使いらしい。ファンタジーの世界らしい。 それでも念のため、ここが地球であるという願いを込めて承太郎は問う。 「アメリカか日本って国は知らないか?」 「聞いた事ないわねそんな国」 仮にも人を平民呼ばわりする文化圏の連中が、世界一有名なアメリカを知らぬはずがない。 つまりここは地球ではない可能性が極めて高い。 「じゃあここは?」 「トリステインよ」 魔法学院と同じ名前……すなわち……。 承太郎の推理が正しければ! ここ! トリステイン魔法学院はッ! ほぼ間違いなくッ! 国立だッ!! ド―――――z______ン もっともこの学院が私立だろうと国立だろうと知ったこっちゃない話だ。 重要なのは。 「つまりこういう訳か? お前達は魔法使いだ……と」 「メイジよ」 「…………」 どうやら呼び方にこだわりがあるらしい。 とりあえず当面はこのルイズからこの世界の基礎知識を学ぶ必要がありそうだ。 他に今のうちに訊いておく事はあるだろうか? 承太郎はしばし考え――。 「てめー、何で俺にキスしやがった」 ルイズが真っ赤になる。そりゃもう赤い。マジシャンズレッドより赤い。 「あああ、あれは使い魔と契約するためのもので……」 「この左手の文字。使い魔のルーンとか言ってたな」 「そうよ。それこそあんたがこの私、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔になった証よ。 つまり今日から私はあんたのご主人様よ、覚えておきなさい!」 「…………やれやれだぜ」 こうして校舎まで戻ったルイズは、承太郎を入口に残して教室へと入っていった。 そして授業が終わってルイズが出てくるまで、承太郎は考え事をしていた。 空条承太郎。十七歳。 母ホリィの命を救うため、百年の時を経て復活した邪悪の化身DIOを倒し、 仲間を喪いながらも日本へ帰ってきて数ヶ月……。 DIOとの戦いで受けた傷もすっかり癒え、 祖父母のジョセフとスージーQはアメリカに帰り、 少し真面目に高校生活を送るようになっていた。 そんなある日、彼の前に突然光る鏡のようなものが現れた。 スタンド攻撃かと思った。 戦闘経験の豊富な承太郎がその光に警戒しない訳がない。 だが……その時の承太郎は電車に乗っていたのだ。 座席は埋まり、車両内には何人かの乗客が吊革を手に立っていた。 承太郎もその中の一人だ。 そして、突然目の前に光が現れて、避けようと思ったが、みっつの要因により失敗した。 ひとつ、車両内に逃げ場がほとんど無かった。横には乗客が座っているし、上は天井だ。 ふたつ、承太郎は物思いにふけっていたため反応が遅れた。 みっつ、光の鏡は電車ごと移動するような事はなく、承太郎は電車の速度で鏡に突っ込んだ。 そして気がついたら、ここ、トリステイン魔法学院にいた。 「……やれやれだぜ」 日が暮れる。腕時計を見る。 本来なら今頃、適当な花屋で花を買って、花京院の墓に添え、帰りの電車に乗っている時間だ。 結局墓参りどころか、花さえ買えずこんな所に来てしまうとは。 (こういう訳の解らないトラブルはポルナレフの役目だぜ) 何気に酷い事を考える承太郎だったが正しい見解でもあった。 そして授業を終えたルイズに連れられ、承太郎は学生寮のルイズの部屋に通される。 十二畳ほどの広さの部屋には、高級そうなアンティークが並んでいた。 そこで承太郎はルイズが夜食にと持ってきたパンを食べながら、 開けた窓に腰かけて静かに夜空を眺めている。 「ねえジョー……えっと、名前なんだっけ?」 「承太郎だ」 「ジョータロー。あんたの話、本当なの?」 「…………」 無言。肯定なのか否定なのかも解らない。ルイズはちょっと苛立った。 「だって、信じられない。別の世界って何よ? そんなもの本当にあるの?」 「さあな……。少なくともここは、俺の知る世界じゃねぇ。あの月が証拠だ」 「月がひとつしかない世界なんて、聞いた事がないわ。 ねえ、やっぱり嘘ついてるんでしょう? 平民が意地張ってどうすんのよ」 「俺を平民呼ばわりするんじゃねえ!」 一喝すると、ルイズはすぐ驚いて黙る。それだけ承太郎の迫力がすごい。 だがプライドが非常に高いルイズは負けっぱなしではいない。 すぐに何か言い返そうとして――承太郎が懐から何かを取り出すのを見た。 「何よ、さっきパン上げたでしょ? 食べ物を持ってるなら最初からそれ食べなさいよ」 承太郎が取り出したそれを口に運ぶのを見てルイズは意地の悪い口調で言った。 承太郎は細長い棒状の食べ物を咥えたまま、ルイズを睨む。 実は普通にルイズに視線を向けただけだが、睨まれたとルイズは思った。 「てめー……タバコを知らねーのか?」 「は? タバコ? あんたの世界の食べ物?」 「……やれやれだぜ」 そう呟くと、承太郎はタバコを箱に戻し、懐にしまった。 「食べないの?」 「食べ物じゃねえ」 この世界にタバコが無いとすると、今持ってる一箱を吸い終わったら補充不能。 それは喫煙家の承太郎にとってかなりの苦痛だった。 「ルイズ、てめーの説明でこの世界の事はだいたい解った。 ハルケギニアという世界だという事も、貴族……メイジと平民の違いも。 だが一番重要な事をまだ説明してもらってねーぜ……それは……」 「何よ?」 「俺が元の世界に帰る方法はあるのか?」 「無理よ」 曰く、異なる世界をつなぐ魔法などない。 サモン・サーヴァントは元々この世界の生き物を使い魔として召喚する魔法。 何で別の世界の平民を召喚してしまったのかなんて全然ちっとも完璧に解らない。 だいたい別の世界なんて本当にあるのかルイズは信じきっていないようだ。 何か証拠を見せろ、と言われたが承太郎の持ち物は財布とタバコ程度。 後は電車の切符くらいだ。 ルイズ相手にいくら話をしても無駄に思えてきた承太郎は、口を閉ざしてしまう。 ルイズはというと、そんな承太郎の態度に怒りをつのらせる。 だって、平民ですよ? 使い魔が平民ですよ? 使い魔は主人の目となり耳となったりするが、そういった様子は無い。 一番の役目である『主人を守る』というのも無理。 平民がメイジやモンスターと戦える訳がない。 嫌味たっぷりにそう言ってやった時、承太郎はなぜか視線をそらした。 ルイズはそれを『図星を突かれた』と判断した。 という訳で承太郎ができる事など何もないと思い込んだルイズは命令する。 「仕方ないからあんたができそうな事をやらせて上げるわ。 洗濯。掃除。その他雑用」 「…………」 無言。肯定とも否定とも取れない。 でも文句なんて言えないだろうしルイズは勝手に肯定の意として受け取った。 「さてと、喋ってたら眠くなってきちゃったわ。おやすみ平民」 「待ちな」 ようやく、承太郎が口を開く。窓を閉めてルイズを睨みつける。 「な、何よ……もう眠いんだから、話はまた明日って事にして」 「俺の寝床が見当たらねえぜ」 ルイズは床を指差した。 「……何が言いたいのか解らねえ。ふざけているのか? この状況で」 「はい、毛布」 一枚の毛布を投げ渡され、承太郎はそれを受け取る。 直後、ルイズはブラウスのボタンを外し始めた。 「……何やってんだてめー」 「? 寝るから着替えてるのよ」 「…………」 承太郎は無言で背中を向けた。その背中に、何かが投げつけられる。 「…………」 承太郎は投げつけられた物を手に取り、無言で立ち尽くしている。 「それ、明日になったら洗濯しといて」 それはレースのついたキャミソールに白いパンティであった。 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 承太郎は無言で振り向き、 ネグリジェに着替えたルイズにキャミソールとパンティを投げ返した。 「……これは何の真似?」 「やかましい! それくらいてめーでやりやがれ!」 「な、何よ! あんた平民でしょ! 私の使い魔でしょ!?」 「俺はてめーの使い魔になるつもりはねえ」 「フーン? でも私の言う事聞かないと、衣食住誰が面倒見るの?」 「……やれやれだぜ」 承太郎はそう言うと、毛布に包まって床に寝転がった。 それを見たルイズは満足気に微笑み、やわらかなベッドで眠った。 承太郎が「うっとおしいから今日はもう寝よう、洗濯はしねえ」と考えていて、 使い魔になる気ゼロな事に微塵も気づかずに。 戻る 目次 続く
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/73.html
図書室の外で、キュルケは目を光らせていた。 タバサがさきほど図書室に入っていくのを見たからだ。 それだけなら別にこんなことをする必要などないのだが、あそこには先にDIOがいたはずだ。 そのことを思い出したキュルケは胸騒ぎがし、しかし踏み込むわけにもいかず、こうして図書室の外で様子を窺っていたのだ。 ---ガチャリと音がして、ドアが開いた。 キュルケは身構えた。 そこから出てきたのは、幸運なことにDIOではなくタバサであった。 どうやらなにごともなかったようだ、とキュルケはひとまず安心した。 タバサはチラリとこちらを見ただけで、何も言わずにトコトコと立ち去ろうとした。 いつもと違って幾分軽快な足取りである。 機嫌が良いのだろうか、とキュルケは思って声をかけた。 「何?」 と素っ気ない返事と共に、タバサは振り向いた。そのタバサの顔を見たキュルケは、違和感に眉をひそめた。 タバサが幾分特殊な環境にあるだろうことをキュルケは何となく感じ取っていた。 『タバサ』などという偽名を使っていることから、複雑なお家事情があるのだろう。 タバサが心に傷を負っていることを知っているキュルケは、タバサがいつも暗い影を背負って生活していることを理解してもいた。 ……ならばこれは一体どういうことか? タバサはいつもどおりの無表情だ。 しかし付き合いの長いキュルケは、いつもの彼女のソレではないことを敏感に察した。 表情に影が全くない。 まるでつかえが取れたような、肩の荷が下りたような、実に晴れ晴れとした雰囲気だった。 考えられる原因は一つしかない。 「タバサ……!?何かあったの?アイツに……DIOに何かされた?」 タバサがゆっくりと答える。 まるで別人のようだと、キュルケは感じた。 「別に……なにもない。…新しい本を、借りただけ」 そう言って小脇に抱える本を見せるタバサだったが、キュルケには全く目に入らなかった。 彼女は本当に、私の知っているタバサなのだろうか……? キュルケは胸に去来するザワザワという感覚を抑えられない。 「…………」 そんなキュルケの内面を悟ったのか、タバサはニッコリと微笑んだ。 「大丈夫だよ、キュルケ。大丈夫」 綺麗な笑顔だと、キュルケは場違いにも思った。太陽のような、華やかで、可憐で、鮮やかで…………残酷な笑顔だった。 呆気に取られて、歩み去るタバサを引き止められなかった。 先ほどのタバサの笑顔……、キュルケは我が身が張り裂けそうな思いだった。 虚空に伸びる手は、タバサを捉えることはなかった。 3へ
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「それじゃあ行ってくるね。」 ラグナがドアを開けようとすると後ろからタバサに呼び止められた。 「ま、待ってください!あの、目を閉じてもらえますか?」 なにかおまじないでもするのだろうか。 不思議に思いつつも、言われたとおりに目を閉じる。 するとラグナの胸板にタバサが手の平を優しく置いた。 「いってらっしゃいませ。」 ラグナの唇にタバサが唇を重ねる。 いきなりのことにびっくりしてしまったが、タバサの一言ですぐに意味を悟る。 とても浅いキスなのに、唇の柔らかさや髪の甘い香りやわずかな震えなどが一瞬で伝わってくる。 このまま離れたくない、離したくない。 本来ならばこれで唇を離して微笑むはずなのだが、タバサも同じ気持ちらしく、一向に唇を離そうとしない。 ラグナはタバサの頭と腰に手を回す。 「んっ!」 ピクンとタバサが反応する。 腰を引き寄せ、顔を傾けて強く唇を押し付ける。 さっきまでとは全く違う、乱暴で激しいキス。 いってらっしゃいのキスのはずだったが、ラグナは完璧にそのことを忘れ、ただタバサの唇に夢中になっていた。 「んっ・・ふっ」 ラグナのついばむような唇の動きに翻弄され、タバサからわずかな呻きが漏れる。 胸に添えられていた手はしっかりとラグナの服を掴んでいる。 ラグナは唇を動かすのをやめ、舌をタバサの口内へと侵入させる。 薄く閉じられてる歯をこじ開け、その先にある舌を自分の舌で搦め捕る。 「んっ!・・・ふう・・・・はぁ・・・ふっ」 タバサの熱くなった鼻息がかかる。 くちゅくちゅ、と湿り気を帯びた音と息継ぎをする声が淫猥な音になって頭に響く。 ゾリゾリと舌同士が絡み合い、口の中が唾液で満たされていく。 舌をゆっくり引くと、タバサの舌がつられたように外に這い出してきた。 すかさず唇で捕まえ、舌の先端を舐め上げる。 「っ!んんっ!」 舌が逃げないようにしっかり挟みながら、単調にならないように、しかし休みなく舐めつづける。 「んぁ、はぁ、はぁ、あっんっ!」 唇を開いて舌を解放すると、タバサが自分から舌を絡めてきた。 その動きに合わせるようにラグナも舌を動かす。 二つの舌は競い合うように激しさを増していき、互いの口の間でゾリゾリ、くちゅくちゅと唾液を滴らせ卑猥な光を放ちながら別の生き物のように蠢き、絡まり会う。 「んん!んふっ!ふっ!んぁ、ふ、ふっ、ふっ!、んんんんんっっ!!!」 一際高い嬌声とともにタバサの舌が離れ、服を掴んでいた手が緩んだ。 あんなに激しいキスは初めてだったのでイッてしまっても無理はない。 ラグナは口の回りや顎を汚している唾液を拭ってあげると、その手をスカートの中に這わせた。 「ま、まっれ!まっれくらさい!」スカートの中を探ろうとしていた手を慌てて止められる。 あんまり舌を虐めすぎたせいか、呂律が回ってない。 タバサはなんとか呼吸を調え、舌の動きを再確認すると 「ま、まだ家事も何もしてないですし、ラグナ様も畑仕事やモンスターの世話をしないといけないですし・・・」 タバサの言いたいことはわかったが、ラグナは敢えて何も言わず、制止する手も意に介さないで強引に秘部に触れた。 「んああ!!」 表面に触れただけなのにビクン!と体を震わせ、高い声を上げる。 余程キスが気持ち良かったのか、タバサは下着どころか内股までぐしゃぐしゃにしていた。 「こんな状態で家事なんかできる?」 意地悪く尋ねると長い耳の先っぽまで朱くしてそっぽを向いてしまう。 「ラグナ様がこんなにいやらしい人だなんてしりませ、ひゃあああん!!」 タバサが話し終える前に膣内に指を差し入れる。 拗ねてるタバサを見ていたい気もするが、こっちも我慢の限界だった。 イッた直後の膣内はとても滑りがよく、指1本なら簡単にくわえ込んでしまう。 「ああっ!らぐ、なっさまぁ!」 指を出し入れすると同時に膣壁を擦る。 「だめっ、だめ!また、イッちゃ・・!」 タバサが2度目の絶頂を迎える前に膣内から指を引き抜く。 もう本当に限界だった。 エプロンの肩紐を外して腰まで下ろし、ファスナーを下げて上半身だけワンピースを脱がすと真っ白なレースのついたブラがあらわになる。 自分のズボンから固く反り返り力強く脈打ってるものを取り出す。 まだ隠されてる乳房や薄い桃色の乳首を想像するだけで、それは硬度を増していく。 「ら、ラグナ様、ここでするんですか?」 タバサが困惑した表情で聞いてくる。 「ごめん、タバサ。もう一秒だって待てないんだ。」 そう言ってショーツを脱がし上着を脱ぎ捨てると、亀頭を膣口えとあてがった。 「それじゃあゆっくり入れるから、できるだけ力をぬいてね。」 「は、はい・・・」 両手でタバサのお尻を抱え足を腕にかけた状態で、少しずつ亀頭を膣内に侵入させる。 普通なら力の加減が出来ないような体位だが、タバサの軽さとラグナの腕力の強さでなんとかなりそうだった。 「くっ、ふっ」 首に回された腕に力がこもる。 まだ亀頭は隠れていないが膣内は固く閉ざされている。 タバサの膣は少し狭く反対にラグナの陰茎は普通よりも太いため、最初の頃は入れるだけでかなり時間がかかった。 最近では割とスムーズに入るようになったが、それはベッドの上の話しであり、こんな状態で力を抜けというのは無理な話しだった。 「っ!タバサ、大丈夫?」 「んっ、ふっ!んっ、は、はい、くっ!」 返事をするのも辛そうな状態で答える。 「あと少しだから、もうちょっと頑張って」 更に慎重にタバサを下ろしていく。 「イッッッ!」 やっと半分までいったと思ったところでタバサが声をあげた。 痛い。 きっとそう言いたかったのだろう。 言ってしまったらラグナはすぐに挿れるのを止め、必ずごめんと謝る。 「くっ、ふっふっ」 タバサはそう思い首に強く抱きついて堪えていた。 「タバサ」 ラグナは耳に触れないギリギリの距離で言う。 「愛してる。」 「んっ!・・・ふぇ?」 完全に不意打ちだった。 魔法の言葉を聞いた途端タバサの全身の力が抜け、ラグナの上にストンと落ちてくる。 「あ、・・ああああああ!!」 一瞬の間の後、タバサが激しい声をあげ、膣内をビクン!ビクン!と痙攣させながら接合部から愛液を吐き出す。 「あ、ああ・・・ラグナ、さま・・・」 呆けるタバサを支えながらラグナは必死に射精感を堪えていた。 タバサの膣はただ締めつけるだけならまだしも、ぐねぐねと波打ち、きつく締めたと思ったらいきなり緩み、またきつく締める、というようにラグナの陰茎を絶えず刺激していた。 せっかく完全に繋がったのに、ここで射精してしまったら意味が無い。 「くっ!うごくよタバサ」 「はぁ、はぁ、はい、ラグナさまも、気持ち良く、ふっ!・・・なってください」 こんな状態でもタバサはラグナを気遣うことを忘れない。 「ありがとう。」 まだ膣内はきついので、子宮から少しだけ戻し、すぐに突き上げる。 「あん!」 短いストロークで腰を動かし、何度も何度も子宮口をノックする。 「はあ!あ!あ!あ!ん!そん、なっ!ふっ!こき、ざみにっ!」 支える手に力が篭り、汗で湿った褐色のお尻が、ラグナの指の跡が付くぐらいに歪む。 「あ!ん!は!は!」 タバサの膣内もだいぶほぐれてきた。 ラグナもそろそろ限界だ。 こんな小さなもどかしい動きではなく、もっと乱暴に、もっと激しくタバサの膣内全体を犯し尽くしたい。 小刻みに子宮を突くのを止め、カリで愛液を掻き出しながら外に引き抜く。 「はぁ、はぁ、ラグナ様?」 「少し乱暴にするけど大丈夫?」 タバサは嫌がるどころか目を輝かせて 「はい、ラグナ様の好きなようにしてください」 と言った。 「ありがとう、それじゃあいくよ」 ラグナは再び亀頭を膣口にあてがい・・・一気に突き入れた。 「んあああああ!!」 タバサは声と共に膣内を痙攣させる。 先程とは違いラグナは陰茎を入口まで戻し、また子宮を突き上げる。 「ああん!はあ!ふっ!んあ!あん!」 膣内全体を犯すように大きなストロークで、しかし速度は決して落とさずに突きつづける。 「はあ!はあ!はあ!らぐ、はあん!」 タバサの体が上下し、汗でぐっしょりと濡れた体同士と、お互いの乳首が擦れ会う。 乳首はコリコリと舐め合い、タバサの絶頂を更に促す。 「はあ!あん!はあ!乳首、が!あん!」 ラグナは目の前にある尖った耳を舐め上げる。 「んあああ!」 また膣内が締まる。 「くっ!タバサ!もう、限界!」 「ああん!は!だしてっください!中に、たくさん!」 どちらからともなく唇を強く重ねる。 ラグナは子宮に届くように強く差し入れ、次の瞬間、大量の白濁した液体を一気に吐き出した。 「くっ!んん!」 「んんんんん!!?」 子宮を満たしてもまだ出つづける。 入り切らなかった分が接合部から溢れ、床にビタビタと白い水溜まりを作っていく。 暫くしてから陰茎を抜き唇を離すと二人は床に倒れ込んだ。 上の口も下の口も名残押しそうに糸をひいている。 「タバサ」 ラグナが口を開く。 「2階行こうか。」 「でも、私もラグナ様も仕事が・・・」 「こんな状態じゃ仕事なんて出来ないよ。」 タバサはクスッと笑って答える。 「いってらっしゃいのキスは、しないほうがいいですね。」 終
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14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 22 42 42.68 ID Fr2I5kJw0 内戦終結! アルビオン大陸で勃発した内戦は、反乱軍の勝利を もって幕を閉じた。アルビオンの新たな政府は自ら『神聖アルビ オン帝国』を名乗り、同盟の締結を発表したトリステインとゲル マニアに国交の回復を求めてきた。未だ軍備の整わない両国は、 これに応ずる他なかった。 ハルケギニアに平和が戻るかに見えた。 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 22 46 40.47 ID Fr2I5kJw0 そしてちょうどその頃、ベイダー卿捜索の命を受けて銀河帝国の首 都コルサントから派遣された一隻のスター・デストロイヤーが、過 去に例のないほどの長期間に及ぶハイパースペース・ドライブを終 えようとしていた。ハルケギニア全土を数日で焦土に変えうるほど の戦力を搭載して…… (以上オープニング) 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 22 53 38.03 ID Fr2I5kJw0 時は少し遡り、戦が終わった二日後。照りつける太陽の下、死体と瓦礫が散乱する戦場の 跡を、三人の人影が歩いていた。 その内の一人は聖職者然とした服装の三十代の男。 一人の長身の貴族が彼のために戦場を案内していた。 貴族はワルドだった。傍らにはロープを被ったフーケもいる。 そして、彼らに先導されて歩く一見冴えない中年聖職者にしか見えない男こそ、『レコン・ キスタ』の指導者にして神聖アルビオン帝国皇帝、オリヴァー・クロムウェルであった。 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 22 56 31.83 ID Fr2I5kJw0 「あそこでございます、閣下」 破壊された城門をくぐってしばらくしてから、ワルドは立ち止まってそう言い、前方に見えてきた 瓦礫の山を左手で指した。 彼とベイダー卿が切り結んだ、城内の礼拝堂の跡である。 そこで彼は敗れ、右腕を失った。主を失った服の袖が、ひらひらと風に揺れていた。 クロムウェルが頷くのを確認してから、ワルドは再び歩き出す。 「あんたの腕も落ちてるかねぇ」 そのワルドにしか聞こえない声で、フーケが軽口を叩いた。 ワルドは渋い顔をしたが、あえて何も言い返さず、元は礼拝堂だった廃墟へと歩を進めた 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 01 46.16 ID Fr2I5kJw0 「こ、これは……」 礼拝堂前の惨状を目にして、最初に口を開いたのはフーケであった。 瓦礫の前の地面に、百を越える死体が散乱していた。 『レコン・キスタ』は王軍の十倍近い損害を出していたので、死体自体は珍しいものでは なかったが、さして広くもないスペースに密集して倒れ伏すその有様はあまりにも異様 だったのである。 そして、大半の死体は一刀のもとに斬り殺されていた。 ある者は胴を貫かれ、ある者は首をはねられ、またある者は左右に両断されている。 恐怖に駆られて逃げようとしたのだろう、背中から切りつけられた死体もあった。 さらにその傷口は炭化しており、出血はほとんどない。 フーケはちらり、とワルドの腕を見た。この惨状を作り出したのが誰であるか、フーケは即座に 理解していた。 それから慌てて辺りを見回す。 『奴』があの戦を生き残り、まだ近くに潜んでいるかもしれない。 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[ 26仕様です] 投稿日:2007/05/29(火) 23 05 24.02 ID Fr2I5kJw0 ワルドも同じことを考えたようで、右腰に移された鞘から杖を引き抜いた。 「やれやれ、子爵はずいぶんな化け物と戦ったようだな」 二人のただならぬ様子の意味するところを感じ取って、クロムウェルが口を開いた。 「この小隊については、消息不明という情報以上の報告はありませんでした。援軍を呼ぶ 使者を立てる間もなく、一人残らず戦死したということでしょう」 ワルドは吐き捨てるように言った。右腕の傷口がうずいた。 魔法で瓦礫が吹き払われ、ルイズたちが脱出した穴が発見されたのは、それから程なくの ことであった。 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 09 28.32 ID Fr2I5kJw0 一方、こちらは魔法学院。 ルイズがトリスタニアでアンリエッタに任務の成功とニューカッスル城の悲劇を報告してから、 五日が経っていた。 静養のために一日休んだだけで、到着の翌々日からルイズは授業に出席するようになった。 婚約者であるワルドが裏切り者だったことで、キュルケたちは少々心配をしていたが、ルイズ 自身は思ったほどショックは受けていないようで、すぐにいつもの調子を取り戻していた。 いや、王女からの密命を成功させた自信からか、むしろいつも以上に勝気になっている。 授業中に知識を問われれば率先して発言するし、魔法の実演も進んで行おうとする。 もっとも、すでにルイズの噂は新任の教師にも知れ渡っているようで、その魔法の腕前を披露 する機会には未だに恵まれていなかったが。 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 11 23.64 ID Fr2I5kJw0 そんな風にして、平和を謳歌する空気は魔法学院をも包んでいた。 しかし、ルイズとベイダー卿の平和は、二方面からやって来た請求書によってあっさり破られる ことになる。 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 15 52.20 ID Fr2I5kJw0 ルイズは昼食を終えると、ベイダーを引き連れて午後の教室に姿を現した。 ベイダー卿を平民と侮る者は、もはやクラスには一人もいない。 あの呼吸音にはまだ慣れないし、ルイズとベイダー卿がやって来るとみなおしゃべりをやめて 沈黙する有様だったが、それでもギーシュを半殺しにした時のように暴れることはなくなった ため、徐々に受け入れられつつあった。 ルイズとベイダー卿は、ほぼ指定席になりつつある教室の中ほどの椅子に隣り合って腰かけた。 その周りには誰も座ろうとせず、エアポケット状の空間が形成された。 避けられているというよりは、単純にベイダー卿の呼吸音が授業に対する集中を妨げるせい である。 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 18 25.62 ID Fr2I5kJw0 そのまましばらく待つと、教室の前の扉をくぐり、中年の教師が教壇に上がった。 秀でた額も眩しいミスタ・コルベールである。 彼は昨日まで、土くれのフーケが脱獄した一件で、城下に裏切り者が! すわトリステインの 一大事! と怯えていた。 が、今朝になってオスマン氏に呼び出され、「とにかくもう大丈夫じゃ」といわれたので安心して、 いつもののんきな彼に戻っていた。 もともと彼は政治や事件にはあまり興味がない。興味があるのは学問と歴史と……、研究で ある。 そんな彼は授業が好きだった。自分の研究の成果を、存分に開陳できるからである。 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 21 15.26 ID Fr2I5kJw0 「こんにちは、皆さん」 にこにこと挨拶をしながら、コルベールは教卓の上に妙なものを載せた。皆の注目がその 異様な物体に集まる。 「それはなんですか? ミスタ・コルベール」 生徒の一人が質問した。 果たしてそれは、妙な物体であった。長い、円筒状の金属の筒に、これまた金属のパイプが 延びている。パイプはふいごのようなものに繋がり、円筒の頂上には、クランクがついている。 そしてクランクは円筒の脇に立てられた車輪に繋がっていた。 そしてさらにさらに、車輪は扉のついた箱に、ギアを介してくっついている。 「ほう」 ベイダー卿が珍しく声を漏らした。 ルイズは首をめぐらせて、そんなベイダーを仰ぎ見ながら囁いた。 「知ってるの?」 「あれはエンジンだ。僕も知識としてしか知らない、かなり原始的なタイプのものだが。それに してもこの星であんなものを作るとは、あの教師、只者ではないな」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 24 10.66 ID Fr2I5kJw0 ベイダーの言っていることが理解できないルイズが再び視線を前方に戻すと、楽しくてたまら ないといった様子で、コルベールが発明品を実際に動かしているところだった。 ふいごを踏んで気化した油を円筒内に送り込みながら、円筒の横に空いた小さな穴に杖の 先端を差し込み、呪文を唱える。 『発火』の呪文だった。 断続的な発火音が起こり、次いでそれは爆発音に変わった。 「諸君、見てごらんなさい! この金属の円筒の中では、気化した油が爆発する力で上下に ピストンが動いておる」 ピストンの動力がギアを介して伝わり、箱の扉が開いてヘビの人形がぴょこっ、ぴょこっ、と 顔を出した。 教室内に、どうしようもなく白けた空気が漂った。 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 28 18.59 ID Fr2I5kJw0 コルベールは一心に自分の発明品の効能と応用可能性とを説いていたが、生徒は誰もそれを 理解しようとしない。そんな装置を使わずとも、何事も魔法で済ませられる、それが貴族の 子弟たちの一般了解であった。 額が反射する光が、本人の心中を代弁して寂しそうに鈍った。 ひとりベイダー卿だけが興味をそそられた様子だった。 彼は一目でコルベール製エンジンの構造を把握すると、ルイズのノートのページを勝手に破り 取り、同じく勝手に取り上げた羽ペンでその上に何か書き始めた。 ルイズは呆気にとられ、そんなベイダーの様子を横目に見ていた。 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 31 23.49 ID Fr2I5kJw0 「さて! では誰かこの装置を動かしてみないかね? なあに! 簡単ですぞ! 円筒に開いた この穴に、杖を差し込んで『発火』の呪文を断続的に唱えるだけですぞ。ただ、ちょっとタイミ ングにコツがいるが、慣れればこのように、ほれ」 コルベールはふいごを足で踏み、再び装置を動かした。ヘビの人形がぴょこぴょこ顔を出す。 「愉快なヘビくんがご挨拶! このように! ご挨拶!」 しかし、誰も手を挙げようとしない。 コルベールはなんとか自分の装置に対する生徒の興味を引こうと思い、『愉快なヘビくん』を 採用したのだが、まったくウケなかったようだ。 コルベールはがっかりして肩を落とした。 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 37 11.54 ID Fr2I5kJw0 するとそこで、やおら『香水』のモンモランシーが立ち上がり、ルイズを指差した。 「ルイズ、あなた、やってごらんなさいよ」 コルベールの顔が輝いた。 「なんと! ミス・ヴァリエール、この装置に興味があるのかね?」 ルイズは困ったように、首をかしげた。 「土くれのフーケを捕まえ、なにか秘密の手柄を立てたあなたなら、あんなこと造作もない はずでしょ? それとも何? また、使い魔の功績を横取りしたの?」 学校を休んでいる間に、ルイズがまた何やらとんでもない手柄を立てたという噂がいつの間 にか広まっていた。おそらくは口の軽いギーシュの仕業だろう。 そのため、多くの生徒はルイズに対する見方を改めていたが、中にはもちろんそれを面白く 思わない者もいた。 高慢さではルイズに負けないモンモランシーもその一人である。 「やってごらんなさい? ほら、ルイズ。ゼロのルイズ」 ゼロと呼ばれてルイズはかちんときた。モンモランシーごときにナメられては、黙っていられ ない。 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 39 27.67 ID Fr2I5kJw0 ルイズは立ち上がると、無言でつかつかと教壇に歩み寄った。 すると、前列の席に座った生徒たちが、こそこそと椅子の下に隠れた。 その様子を見て唐突にルイズの魔法の腕前を思い出したコルベールは、その決心を翻そうと して、おろおろと説得を試みた。せっかく作った装置を壊されてはたまらない。 「あ、ミス・ヴァリエール。その、なんだ、うむ。また今度にしないかね?」 「わたし、洪水のモンモランシーに侮辱されました」 冷たい声で、ルイズは言った。鳶色の瞳が、怒りで燃えている。 「ミス・モンモランシには私から注意しておくよ。だから、その、杖をおさめてくれんかね?いや なに、君の実力を疑うわけではないが、魔法はいつも成功するというわけではない。ほら、 言うではないか。ドラゴンも火事で死ぬ、と」 ルイズはきっ! とコルベールを睨んだ。 「やらせてください。わたしだって、いつも失敗しているわけではありません。たまに、成功、 します。たまに、成功、するときが、あります」 ルイズは自分に言い聞かせるように、区切って言った。 コルベールは天井を見上げ、嘆息した。 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 49 06.36 ID Fr2I5kJw0 ルイズがふいごを踏むため足を上げようとすると、いつの間にか隣にいたベイダー卿がそれを 制止した。 ざわついていた教室が、瞬時に静寂に包まれた。 「コルベールといったか。この星の技術力で可能と思われる範囲で、僕なりにその装置の 改良案を考えてみた。技術力の不足は魔法で工夫できるだろう。検討してみるといい」 ベイダーはそう言い放つと、ノートの切れ端をコルベールに突きつけた。 コルベールはしばし呆気に取られていたが、紙片に視線を落とすと息を呑んだ。 「こ、これは! す、すす、素晴らしい……! 使い魔くん、いや、ベイダー卿! 少しこれを お借りしますぞ!」 コルベールは額の汗を拭いながら、持ってきた装置を抱え上げ、「自習!」と叫ぶなり教室を 飛び出していった。 爆発に巻き込まれるのを免れた生徒たちが、一斉に胸を撫で下ろした。 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 53 40.59 ID Fr2I5kJw0 自習と言われても、その日の授業はこれが最後であったため、さっさと自室に帰ろうとする 生徒が大部分であった。 残りの生徒たちは三々五々おしゃべりに興じている。 ちょうどそこへ、学院で奉公している平民の小間使いがやって来た。 「すみません、ミスタ・グラモンならびにミス・ヴァリエール、学院長がお呼びです」 ルイズとギーシュは顔を見合わせた。 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 56 46.78 ID Fr2I5kJw0 ルイズがギーシュと連れ立って出て行くのを見送ってから、ベイダー卿も教室を後にした。 ベイダー卿にとって、この星の魔法という技術体系は実に興味深かった。 だが、授業を聞いているだけでは物足りない。 元来学者集団であったジェダイも、そこから派生したシスの暗黒卿も、知識欲が並外れて 強いのだ。 しかしベイダー卿は、そんな知識欲を妨げる問題があるのを、先ほど設計図を描く際に痛感 していた。 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/29(火) 23 59 43.36 ID Fr2I5kJw0 ベイダーが向かった先は、本塔の大部分を占める図書館であった。 入り口では眼鏡をかけた司書が座り、出入りする生徒や教師をチェックしていた。 ここには門外不出の秘伝書とか、魔法薬のレシピが書かれた書物なんかが置いてあるので、 普通の平民では入れないのである。 ハルケギニアの貴族ではないベイダー卿は最初足止めされたが、軽く手を振るとすんなり 通してもらえた。 三十メイルほどもある書架に、ぎっしり詰まった書籍を見上げて、ベイダー卿は腕組みをした。 銀河の公用語とも、彼の訪れたことのある星々の言葉とも違う見慣れぬ文字が、書籍の背を 飾っていた。 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/30(水) 00 03 33.16 ID IvgOszB/0 おそらくここに召喚される際に潜り抜けてきたというゲートに秘密があったのだろう、ルイズたちハルケギニアの住人との会話に不自由はない。 その代わり、文字が全く読めなかった。 コルベールに渡した設計図を描く際にも、文字による説明書きができないため苦労したのである。 ベイダーはフォースを使い、薄めの本をいくつか手元に引き寄せてみた。 そのページを開き、紙面に目を落とす。 「コーホー」 内容が少しも理解できなかった。 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/30(水) 00 05 46.09 ID IvgOszB/0 いったいどうしたものか、と思案していると、遠くのテーブルに見知った顔を見かけた。 青い髪の小さな少女。 タバサだった。 おそらくは自習になった途端に教室を出、図書館に来ていたのだろう。 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/30(水) 00 10 32.94 ID IvgOszB/0 優れた聴覚を持つ『風』系統のメイジであるタバサは、ベイダーが図書館に入ってきた直後に、呼吸音によってそれを感知していた。 甲高い声で彼を叱責しようとする若い女性の司書の態度を、手振り一つでコロリと変えさせてしまう手腕には相変わらず感心させられるとともに、どこか可笑しさの感じられる情景だった。 タバサは小さく、本当に小さく、クスリ、と笑みをこぼした。 127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/30(水) 00 14 54.05 ID IvgOszB/0 ベイダー卿はそんなタバサのテーブルに歩み寄ると、許可も求めずに向かいの椅子に腰を下ろした。 「精が出るな。知識はあらゆる力の源だ。励むがいい」 「はい」 タバサはコクリと頷いた。 噛み合っているのかどうか、判断しにくいやり取りだ。 「ベイダー卿も読書を?」 本から目を上げ、タバサが尋ねる。 「そう思ってやって来たのだが、どうやら僕にはこの星の文字は読めないらしい」 ベイダーは手にした一冊の本を掲げて見せた。 公用語の他にいくつもの星系の言葉を理解できるベイダー卿だが、とっかかりも何もない のではお手上げである。 131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/30(水) 00 17 23.65 ID IvgOszB/0 タバサは蒼い、透き通るような目でベイダーの顔を見つめた。 そうしてしばらくすると、再び小さく頷き、驚くべき台詞を口にした。 「わたしが字を教えてあげる」 「コーホー」 136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/30(水) 00 19 19.55 ID IvgOszB/0 「本を眺めるだけじゃ、字は覚えられない」 「アイ・アム・ア・スロー・ラーナー。迷惑ではないのか?」 「かまわない」 タバサはそう言うと、教科書代わりの本を見繕うため、書架に向かって歩いていった。 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/30(水) 00 21 51.90 ID IvgOszB/0 一方、ルイズとギーシュはげんなりとした様子で学院長室を退出していた。 ほぼ一月前の決闘で壊してしまった学院の設備の弁償請求が、今頃になって来たのである。 その中には、宝物庫の扉に『固定化』の魔法をかけてくれた『土』のスクウェアメイジに対する報酬も含まれているため、さして裕福ではない軍人の家系の出であるギーシュはおろか、ルイズにとっても相当に痛い出費であった。 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/30(水) 00 26 26.80 ID iDb4qBqV0 それだけではない。 学院宛に、ルイズに対する請求書が届いていたのだ。 ラ・ロシェールで泊まった最上等の宿からは、宿泊費と一階の酒場の修理費用。 アルビオンに行くために乗り込んだ『マリー・ガラント』号の船主からも、チャーター料が請求 されてきていた。 どうやら宿帳にも船の契約書にも、ワルドは自分の他にルイズの名前を連名で書き付けて いたらしい。 さすがに、公爵家の娘といえども、小遣いでまかない切れる金額ではない。 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/30(水) 00 29 15.55 ID iDb4qBqV0 「どうしようか、ルイズ……?」 ギーシュが青い顔をルイズに向ける。 「どうしようもないわ。今月のお小遣いも残ってないし……」 ルイズも肩を落とした。厳格な父母に泣きつくのだけは避けたい。 「アルバイトでもしようか」 「アルバイト?」 ルイズは怪訝な顔をした。 トリステイン王国でも裕福な部類に入るラ・ヴァリエール公爵家の三女には、働いてお金を 稼ぐという発想が希薄なのだ。 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/30(水) 00 31 22.98 ID iDb4qBqV0 「そう、アルバイトさ。依頼をこなして報酬を得る。幸いと言うべきか、このところ治安が悪化して いるので、戦闘が得意な貴族は引く手数多だそうだ」 ルイズは眉をひそめる。 トリステイン国内の治安の悪化は、ルイズの耳にも入っていた。 アルビオンの内戦の大勢が決してから、王党派を見限った傭兵たちが続々とトリステインに 流れ込んできていた。 さらに、内戦が終わってからは、『レコン・キスタ』に雇われていた兵士たちも食いっぱぐれて トリステインに流入し、盗賊紛いの活動をしていると聞く。 各地の領主も領内の治安維持に努めているようではあるが、何分手が足りなすぎるようだ。 そうなると当然、割を食うのは平民しかいない村である。 ただでさえ小さな村は亜人種や怪物に襲われやすいのに、それらを掃討すべきメイジの 派遣が遅れるからだ。 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/30(水) 00 33 34.97 ID iDb4qBqV0 「うーん、まあそれもありかもね」 お金を稼げて感謝もされるなら、それほど悪い話ではない。ルイズは腕を組んで思案した。 「宝探しというのもどうかしら?」 いつからそこにいたのか、キュルケが二人の会話に割って入った。 「あんたは別に関係ないでしょ」 ギーシュはぎょっとして飛び退ったが、突然出現されることにはベイダーで慣れているルイズ は、落ち着いて応対した。 「つれないわね。こんなに宝の地図を見つけてきてあげたっていうのに」 キュルケはそう言って笑いながら、手に持った羊皮紙の束をルイズの顔に叩きつけた。 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/06/04(月) 01 36 25.32 ID z4UHNTfo0 キュルケが怪しい店を巡って買ってきたという胡散臭い地図の束をめくりながら、ルイズは 自室まで戻ってきた。 なぜかキュルケとギーシュもついてきている。 ルイズとしては本当はアルバイトの方がよかったのだが、資産家で有名なツェルプストー家 の出であるキュルケは、報酬を貯めるよりも一攫千金の方が性に合っているようだった。 「それでルイズ、出発は明日の朝でいいの?」 「ていうか、なんであんたもついてくるのよ」 「そりゃ、面白そうだからよ。こないだも結局蚊帳の外で不完全燃焼だったじゃない」 キュルケが口を尖らせた。この赤毛の少女は派手なドンパチが大好きなのだ。 まったくこれだからゲルマニアの野蛮な貴族は……とかなんとか口の中でぶつぶつ言いつつ、 ルイズが部屋の扉を開けると、珍しいことにベイダー卿が不在だった。 「あれ?」 ルイズが首を傾げる。 ベイダーが授業後にどこかに出かけるなんて、ここしばらくなかったことだ。 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 01 41 43.96 ID z4UHNTfo0 「なんだ、ベイダー卿はいないのかい?」 いつの間にかすっかり胡麻スリキャラになっていたギーシュが、拍子抜けした態度で尋ねた。 「みたい、ね。明日のことについて話をしておこうと思ったんだけど」 キュルケが不満そうな顔を浮かべた。 「いーじゃない、あんな奴いなくたって。あたしたちだけでなんとかなるでしょ」 「でも……」 「あなた、ずいぶんあの使い魔にべったりじゃない? あ、あなたもしかして……?」 ルイズの顔が紅潮する。 「なな、な、何言ってんのよ! そそ、そんなんじゃないわよ! ベイダーを抑えられるのは わたしだけなんだから、目を離すわけにはいかないでしょ!」 キュルケはニヤニヤ笑みを浮かべた。 「あ~ら、そう? ま、いいわ。それよりもタバサよ。あの子は戦力になるし、何よりもシルフィー ドに乗せてもらわなきゃね。使い魔には後で話しておきなさいな」 キュルケはそう言うと、どこか引っかかるところのある陽気な態度で、タバサの部屋に向かって 歩き出す。 何か弁明しなければ、と感じるルイズは、仕方なくその後をついていった。 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/06/04(月) 01 48 23.67 ID z4UHNTfo0 一方、こちらは寄宿舎にあるタバサの部屋。 タバサとベイダー卿が、書き物机に並んで腰掛け、文字の練習をしている。 ベイダー卿はいるだけで館内に威圧感を振り撒くため、教科書代わりの本を見繕った後で この部屋に移動してきたのだ。 タバサはベイダー卿の語学習得力に舌を巻いていた。「覚えが悪い」などと自分で言っていた くせに、一通り文字を覚えると、ベイダー卿はあっという間に本が読めるようになった。 だがそれは、ベイダー卿本人にとっても驚きであるらしかった。 「覚えが悪い」などという彼なりの謙遜はさておくにしても、他の言語をここまで早く覚えたこと はないと言う。 「文字情報というより、別の何かとして解釈しているような感じだ」 タバサはこくり、と頷いた。 事の真偽は不明だが、ベイダー卿は魔法学院にやって来た時から一貫して、違う星から来た と主張している。 おそらくはサモン・サーヴァントのゲートをくぐった際に、入力された情報を既知の言語体系の 中で捉える、何らかの能力が付加されたのだろう。 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/06/04(月) 01 53 04.00 ID z4UHNTfo0 ベイダー卿とタバサが一致して出した仮説は、すぐに証明された。 普段から完璧に言葉を話し、今では難しい文章をもどんどん読めるようになっていっている にもかかわらず、ひとたびベイダー卿が筆を取ると、初級文法すら間違うのである。 「どうやら本に書いてあることは僕の頭の中で勝手に翻訳されて、それをまたこちらの言葉に 翻訳してから口に出しているらしい。だけど文章を書く面では、この自動翻訳の能力が却って 正確な文法の習得を邪魔しているのだな。……不思議な感覚だ」 ベイダー卿の言葉に、タバサはまた頷いた。 そして、しばらく考えてから、おもむろに口を開く。 「でも、卿はこれで大体の本は読めるようになった。所期の目的は達成されたと思う」 そう言って、ほんのわずかに淋しそうな表情を浮かべた。 タバサは、ベイダー卿が本を読むためだけに文字を覚えようとしているのだと思っていた。 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 01 57 42.99 ID z4UHNTfo0 だが、ベイダー卿自身はそれに満足していなかった。 やはり、設計図を描いて他人に理解してもらうには、文字による詳細な情報が必要である。 今まさに彼が必要としているのは、そのための能力であった。 すでに二ヶ月近くが経過しているにもかかわらず、皇帝からの通信は最初の一度きりである。 彼の頭の中の何かが、皇帝と繋がるチャンネルだけを勝手に妨害しているかのようだった。 これでは捜索の情況がまったく掴めない。 最悪、何年かかるかわからないが、自力での帰還を目指すことになるかもしれない。 ハルケギニアの一般的な技術力では絶望的な話だが、今日の授業でコルベールが教室に 持ってきたエンジンは、この星の製品としてはなかなか見事なものであった。それ以上に、 機械という発想そのものがないこの星でエンジンを発明したことが評価される。 ベイダー卿とコルベールが協力すれば、大気圏脱出も不可能ではないかもしれない。 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 02 02 08.16 ID z4UHNTfo0 それに、長年この地に留まるとなれば、その間文字を書く機会くらい何度もあるだろう。 だからベイダー卿は、タバサの胸中を知ってか知らずか、こう答えたのだった。 「いや、これではまだ不十分だ。もっと教えてもらえれば助かるのだが」 タバサの顔が、少しだけではあるが、確かにそれとわかるくらいに輝いた。 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/06/04(月) 02 07 00.50 ID z4UHNTfo0 「わたしがこれから読み上げるセンテンスを、あなたの知っている言葉で書いてみて。…… そう。今度はその文を次回までに翻訳してきて」 ベイダー卿は言われたとおりにいくつかの例文を紙に書き付け、頷いた。 課題を出されたところで、今日のレッスンは終わりだった。 廊下をこちらへと歩いてくる存在を感知したのはそんな折だった。 フォースが警告を発する。 なんだか非常に厭な予感がして、ベイダー卿は紙片とペンを握り締めてタバサと隣り合った 椅子から弾かれるように立ち上がると、窓を開けて飛び降りた。 呆気に取られるタバサの耳にも、足音と話し声と、それに続くノックの音が飛び込んできた。 「タバサ、いる?」 入ってきたのはキュルケだった。その背後にはルイズもいる。 ベイダー卿が突然部屋から出て行った理由が、なんとなくわかったタバサだった。 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/06/04(月) 02 12 00.58 ID z4UHNTfo0 「きゃっ!」 後先をあまり考えずに飛び降りたベイダー卿だったが、着地と同時にその背後から悲鳴が 上がった。 振り返れば、声の主はシエスタだった。驚きのあまり、尻餅をついている。 「べ、ベイダーさん。うう、ひどいです……いきなり空から降ってくるなんて。くすん」 よほど肝をつぶしたのだろう、目尻に涙を溜め、動悸の収まらない胸に片手を当てながら立ち 上がるシエスタ。 「フォースの警告に従ったまでだ」 そう言いつつ、ベイダー卿はシエスタの非難がましい瞳から顔を逸らす。 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/06/04(月) 02 20 02.47 ID z4UHNTfo0 シエスタを言いくるめるよりもまずは脅威の存在を確かめることが先決だ、ベイダー卿はそう 判断して、今さっき飛び降りてきた窓に向かって跳躍した。 その跳躍力に驚いてまた腰を抜かすシエスタを尻目に、五階にあるタバサの部屋の窓枠に うまく取り付く。 ガラスを通して、中の話し声が聞こえてきた。 どうやらルイズ、キュルケ、ギーシュがタバサの部屋を訪問してきたらしい。 ベイダー卿は少しだけ首を傾げた。なぜ自分は彼らを脅威と判断したのだろうか。 もう少し部屋の中の会話に耳を傾けようとしたが、置いてけぼりを食ったシエスタが足下から 声を張り上げた。 「ベイダーさーん! どうしたんですかぁー!?」 ベイダー卿は心の中で舌打ちした。中の連中に聞かれたら面倒だ。 しかたなくベイダー卿が片手を伸ばすと、シエスタの体が宙に浮いた。 「わぁわぁ! わぁ! わたし、空を飛んでる!」 シエスタがじたばた暴れる。ベイダー卿はマスクの口吻部の前に人差し指を立てるジェスチャ ーをした。 その意図するところがなんとなく伝わったのか、シエスタがうんうんと頷いて口を閉ざした。 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 02 23 55.13 ID z4UHNTfo0 シエスタは、タバサの部屋の窓を挟む形でベイダー卿と同じ窓枠に降り立った。 その幅は決して広くはないので、空を飛ぶことのできない平民の少女にとってはかなり怖い はずなのだが、意外にもシエスタは落ち着いていた。 「もし落ちても、ベイダーさんがさっきの力で助けてくれますよね?」 彼女はそう言って微笑み、ベイダーと同じく部屋の中の会話に耳をそばだてる。 「コーホー」 ベイダー卿は無言だった。 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 02 29 21.01 ID z4UHNTfo0 部屋の中のルイズたちは、宝探しがどうこうという話をしていた。 出発は明日の朝とのこと。 せっかくタバサから文字を習っていたのに、また面倒なことになりそうだ、とベイダー卿は 思った。 「宝探しに行くんですか……?」 辛うじて聞き取れるくらいのささやき声で、シエスタが尋ねてきた。 「どうやらそのようだな」 と、音量を調節しながら、ベイダー卿が答える。 「お宝といえば、わたしの故郷の村にも一つあるんですよ? 『竜の羽衣』っていうんです。 それを身に着けた者は空を飛べるっていう言い伝えで……ま、インチキなんですけどね」 シエスタはそう言い、ペロっと舌を出した。 ベイダー卿はそれには応えなかったが、なんとなく心惹かれるものを感じた。 考えてみればパルパティーン議長救出作戦以来、あまり飛ぶ機会に恵まれていない。 さらに、ハルケギニアに召喚されてからは皆無だった。 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 02 34 22.86 ID z4UHNTfo0 「でも、見た目はなかなか立派なので、一度ベイダーさんに見てもらいたいな。ううん、それ より、わたしの故郷、タルブの村っていうんですけどね、とっても広い、綺麗な草原があるん です。春になると、春の花が咲くの。夏は、夏のお花が咲くんです。ずっとね、遠くまで、地平 線の向こうまで、お花の海が続くの。今頃、とっても綺麗だろうな……」 足場の不安定な高所にいるにもかかわらず、シエスタは思い出に浸るように、目をつむった。 「そうだ、宝探しにわたしも行っていいですか? そうすれば……」 ――ベイダーさんと一緒に草原が見られる、と言おうとしてシエスタが目を開いた時、すでに ベイダー卿の姿はそこになかった。 「……あんたが来てどうすんのよ」 代わりに、ルイズが窓から顔を出していた。 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 02 39 37.40 ID z4UHNTfo0 「ひゃっ! ミス・ヴァリエール! きゃっ……わ、わわ……!」 驚いた拍子にバランスを崩し、窓枠から落っこちそうになるシエスタの腕を、慌ててルイズが ひっ掴む。 「こ、こら! ちょっと……勝手に落ちないでよ! こんなとこで何やってんの?」 「いえ、えーと……」 パニックになりかけながらキョロキョロと視線をさ迷わせると、いつの間にかまた地面に飛び 降りていたらしいベイダーが、小さくかぶりを振るサインを送ってよこすのが目に入った。 なんとか誤魔化せ、ということらしい。 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 02 46 00.90 ID z4UHNTfo0 「そ、そう! 窓の掃除をしていたんです! そしたらたまたまお話が耳に入って……」 「それで? 宝探しについてきて、どうしようっての?」 そう尋ねたのはキュルケだ。タバサとギーシュも窓辺に集まってきていた。 「え、えーと。なんでもいいから皆さんのお手伝いをしたいな、と思って……」 「ダメよ。平民なんか連れてったら、足手まといになるじゃない」 「バカにしないでください! わ、わたし、こう見えても……」 キュルケの言葉を聞き、シエスタは拳を握り締めると、わなわなと震えた。 腕を掴んで支えてやってるルイズにはいい迷惑だ。 「こう見えても?」 キュルケは、まじまじとシエスタを見つめた。自信ありげな態度である。もしかしたらこの平民、 ルイズの使い魔と同じように特殊な能力を秘めているのかもしれない。 「料理が出来るんです!」 「知ってるよ!」 その場の全員が、シエスタにつっこんだ。 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/06/04(月) 02 52 50.23 ID z4UHNTfo0 「でも! でもでも、お食事は大事ですよ? 宝探しって、野宿したりするんでしょう? 保存 食だけじゃ、物足りないに決まってます。わたしがいれば、どこでもいつでも美味しいお料理が 提供できます!」 シエスタはそう宣言すると、胸の前で握り拳を固めてガッツポーズを取った。ルイズはそろそろ 腕が痺れてきた。 「でも、あなたお仕事あるでしょう? 勝手に休めるの?」 顔を真っ赤にして踏ん張るルイズを無視して、キュルケが眉根を寄せた。 シエスタの言うとおり、貴族である彼女たちは不味い食事には耐えられないが、厨房を切り 盛りするコック長が厳しい人間であることも聞き及んでいる。 「大丈夫です。コック長に『ベイダーさんのお手伝いをする』って言えば、いつでもお暇はいた だけますから……」 そこでシエスタは失言に気づき、口を噤んだ。 この部屋で、ベイダー卿の名はまだ出ていなかったのだ 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 03 02 13.43 ID z4UHNTfo0 ギーシュは何とも思わなかった。ベイダー卿はルイズの使い魔なのだから、一緒に来て当然 だし、シエスタもそのつもりで名前を出したのだと思っていた。最も自然な反応である。 しかしながら、さっきまで一緒にいたタバサは、ハッとして少しだけ身を固くしていた。 一方、キュルケは考えた。 コック長のマルトー親父は、ベイダーの崇拝者である。たぶん、シエスタの言うとおりになる だろう、と。 そしてルイズは、予期していなかったベイダーの名を聞き、シエスタに詰め寄ろうとした。 そして当然のことながら、突如支えてくれる力が消失してバランスを崩したシエスタの体重に 引っ張られ、悲鳴を残して彼女もろとも真っ逆さまに転落した。 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/06/04(月) 03 08 34.63 ID z4UHNTfo0 キュルケたちが慌てて『レビテーション』の呪文を唱えるより早く、地上にいたベイダー卿が フォースで二人を受け止め、そろそろと地面に降ろした。 そして、地面にへたり込んで涙目で見上げるルイズに向かい、言い放つ。 「奇遇だな、マスター」 一瞬湧き上がった疑問がショックで吹き飛んだのか、ルイズは大人しくこくり、と頷いた。 ルイズが簡単に丸め込まれたのを見て、必死で誤魔化した挙句死ぬ思いをしたシエスタは、 なにやら釈然としない気がしていた。
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キュルケは、タバサがどこか遠い所へ行ってしまったように思った。 虚空に伸びる手のひらをギリリッと握る。爪が肉に食い込み、血が滲んだ。 いつかはタバサの本当の笑顔を見たいと思っていた…… だから、こんな形で、あんな偽物の笑顔を見せられては、自分に対する侮辱ではないか……。 キュルケの瞳は怒りで震えていた。 キッと図書室の方を見る。 全ての元凶はあそこにいる。 キュルケは怒りに震える手で図書室の扉に手をかけ、一気に開けた。 普通は光が闇を浸食するはずなのだが、このときばかりは図書室の闇がこちらの光を喰ってくるかのように、キュルケは錯覚した。 昼間のはずなのに、中は真っ暗だ……。 キュルケは杖を構え、ライトの呪文を唱えた。 意を決して闇に踏み込む。 そのあまりにも儚い光を頼りに、DIOがいるだろう最奥を目指した。 一歩、また一歩とDIOに近づいていくにつれて、キュルケは息苦しさを感じた…… 全身に鳥肌が立つ。 気を抜けば震えはじめる膝に喝を入れつつ、キュルケはようやく最奥の一角に到達した。 しかし、そこに人影はなかった。 不安が一気に頂点に達し、キュルケはあたりを見回した。 「何か……用かな?」 闇が見下ろしていた。 上から聞こえてきた呼び声に、キュルケはバッと振り返り、視線を上に向けた。 見れば、一つの影が、ハシゴの上で本棚を物色していた。 DIOだ。 実際に相手を目にして、怒りを新たにするキュルケを置き去りに、DIOはするすると優雅にハシゴを下りてきた。 手には一冊の本があった。 チラリとタイトルが見えた。 『よい子のたのしいゲルマニア語』という題名だった。 キュルケにとってはどうでもよかった。 DIOは、キュルケに対して体を横に向け、本を開きながら再び聞いた。 「それで………この私に一体何の用だね……?」 深い意味も何もない、純粋に疑問だから聞いた、という風の静かなDIOの問いに、キュルケは対照的な轟声で言い放った。 「アンタ……DIO!あの子に……タバサに何したのよ!!!」 我が身に絡みつくような恐怖を振り払わんと、キュルケは叫ぶ。 DIOは、ふむ……と考え込むそぶりをした。 しばらくの沈黙の後、返答があった。 「別段何も……?ただ、タバサ君と『友だち』になっただけだよ。タバサ君は喜んで私の申し出を受け入れてくれた。」 (---ッ、いけしゃあしゃあと……!) キュルケはギリッと唇を噛み締めた。 4へ
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誓いの儀による最大パワーアップ後 HP:6332 攻撃力:2224 魔法力:3736 速度:561 【キャラクター】 属性:火属性 レアリティ:☆☆☆☆☆(悶絶レア) 入手手段:常設プレミアムガチャより、一定確率で排出(2017/10/9~)【ガチャ寸劇】 種族:クトゥグア CV:橋本 ちなみ 呼び方:【自称】私 【魔王】魔王様 【その他】ミル(ミル) 限定版:夏祭り タバサ(18年7月おまつり満喫!限定ガチャ) 公式モン娘紹介: 『生ける炎』と呼ばれる、クトゥグア族のモン娘。全身が火炎で形作られている。 その名の現す通り生きている炎のモン娘であり、人型に見えるのも火炎で模倣しているに過ぎなく、炎そのものである存在。 感情と火炎の温度が連動している彼女は、誰かを強く想う程に激しく燃え上がるのだとか…!? 関連イベント: スペシャルクエスト 「宇宙魔界大騒動!」…銀河魔界帝国に対抗するレジスタンスのメンバー。ココナやパイロット シェパナが帝国に追われているのを助けたことをきっかけに、一緒に活動するようになったとのこと。ナシュワとルゥルゥに絡まれた大魔王一行を助けたことが縁となり、共闘して銀河帝国に立ち向かう。寸劇内でお試しおさわりタイムが設けられていたりするなど、実質このイベントのメインヒロインといっていい扱い。 「フェニックス降臨!」…遺跡魔界を訪れていたところで、カトレアの羽根探しをしている大魔王一行とばったり。同じ火炎のモン娘同士とあってタバサの炎を試してみるカトレアだったが、他人に触ってもらえたことに感激したタバサが文字通り爆熱ヒートアップ。カトレアはあえなくギブアップ。 「モン娘クリスマス2017」…クリスマスパーティで七面鳥を焼く係に。 「魔界わっしょい音頭祭」…(→夏祭り タバサ) 【スキル】 ☆5 スロット スキル名 スキル効果と最短リキャスト L 生ける炎 火属性モン娘の魔法力が増加(大)、土・水属性のダメージを軽減(中) -- S1 フォーマルハウトの紅炎 敵全体に防御力無視の火属性/魔法攻撃(大+)を与える 8 S2 灼熱の抱擁 敵全体に火属性/魔法攻撃(大)を与え、しばらくの間、味方モン娘の攻撃力減少と魔法力減少を無効にする 9 S3 燻り狂う渇望心 現HPの10%と引き換えに、味方の攻撃力を上昇(特大)させ、敵全体の攻撃力を減少(大)させる 10 ☆6 スロット スキル名 スキル効果と最短リキャスト L 生ける炎 火属性モン娘の魔法力が増加(大)、土・水属性のダメージを軽減(中) -- S1 フォーマルハウトの降臨 敵全体に防御力無視の火属性/魔法攻撃(特大)を与える 8 S2 灼熱の抱擁 敵全体に火属性/魔法攻撃(大)を与え、しばらくの間、味方モン娘の攻撃力減少と魔法力減少を無効にする 9 S3 燻り狂う渇望心 現HPの10%と引き換えに、味方の攻撃力を上昇(特大)させ、敵全体の攻撃力を減少(大)させる 10 ☆6 誓いの儀でパワーアップ後 スロット スキル名 スキル効果と最短リキャスト L 生ける炎 火属性モン娘の魔法力が増加(大)、土・水属性のダメージを軽減(中) -- S1 フォーマルハウトの降臨 敵全体に防御力無視の火属性/魔法攻撃(特大)を与える 8 S2 灼熱の抱擁 敵全体に火属性/魔法攻撃(大)を与え、しばらくの間、味方モン娘の攻撃力減少と魔法力減少を無効にする 9 S3 燻り狂う渇望心+ 現HPの10%と引き換えに、しばらくの間味方の攻撃力を上昇(特大)させ、敵全体の攻撃力を減少(大)させる 10 【寸評】 火属性魔法タイプ。スキルの威力はいずれも高いがその分リキャストは若干重く、重戦車タイプ寄りといったところ。 s1は防御無視、特大威力の全体攻撃。メインウェポン。 s2は全体大威力攻撃に加え、味方の攻撃低下と魔力低下を防ぐ。使いどころはえらぶがうまく敵の動きを読めれば強力。 s3はHP10%の自傷ダメージと引き換えに、全体攻撃デバフと味方に特大攻撃上昇を付与する。 味方の物理スキルや複数攻撃バフなどと合わせて使えば相当強力。通常攻撃だけでも意外とばかにならない威力が出る。 スキルの効果はいずれも強力だが、リキャストの重さと、複数の効果が付属するためにオートで暴発して弾切れになりやすいことから、 マニュアル操作向けのキャラ。使いどころをしっかり見極めれば非常に頼もしい火力・サポート要員となるだろう。 立ち絵: 関連: ミル(友達) ラザニア(ガチャで同時リリース) 【コメントフォーム】 表情はクールだが、まあ情熱的である。大騒動!のときのヒロインっぷりに心打たれた人も多いだろう。タバサのために火属性耐性を鍛え、「耐性まで鍛えられるのか」と話題になったのは有名な話。 -- 名無しさん (2019-03-24 03 49 31) ところで誓いの儀に使う指輪は魔王様の魔力が通っているらしく、ちゃーんと耐えられる。さすが魔王様だぜ! -- 名無しさん (2019-03-28 23 34 05) ほんとに余談だけど、お船の方によーく似た娘がいて一時期ダブって見えたことも。どちらも守ってやりたくなるところは変わらないな。 -- 名無しさん (2019-04-14 02 09 53) 名前 コメント
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タバサは緊迫していた。神経がビリビリと緊張を伝えてくる。久々に思い出したこの感覚はなんていう名前だっただろうか?……そう、恐怖と言う感覚だ。 「おい……平民二人だぞ」 「しかもあのタバサが平民を呼ぶなんて」 周りの連中が何かを言っているが気には成らない。というよりも何故彼らは気がつかないのだろうか?目の前の物体の異常さに。 「……」 沈黙するその影、私が召喚したソレは長身だった。白いコート襟付きのロングコートに円筒形の帽子を被り、腰の辺りには何か金属製の物体。武器だろうか? 直立の姿勢で手を後ろで組み合わせ、襟と帽子のつばの間からじっと周りを窺っている。戸惑いはあっても迷いは無い。臨戦態勢である事が直ぐに分かった。 「……」 「……」 睨み合う。相手の様子を窺う。それだけが今に出来るすべてだ。動いたら殺し合いが始まる。周りのボケた同級生達は虐殺の対象にしか成らないだろう。 状況を理解しており、尚且つ役に立ちそうなのは……ミスタ・コルベールぐらいだろうか? 既に杖を構えられる体勢であるその中年教師が珍しく心強く見える。 「……」 相手もそれがわかっている。自分の正体を理解し、牙を向く相手をちゃんと理解していた。既に先ほどまで辺りを見渡していた視線が既に目の前の私に止まり、気配を察知する感覚はコルベール氏へと固定されている。 「おい……なんで誰も動かないんだ?」 「知らないよ……なんか空気が重いんだ」 ようやく周りも気がついた様だけどそれだけだ。何の対策にもならない。 「……」 私を睨み付けて放さない瞳。ガラス玉の様に感情を感じさせないのに、その奥底では闘争の色が渦巻いている。忠実に何かを守秘しているようでも有る。 さて……どこかでこんな眼を見たことがある。何処だっただろうか?すでに捨てて来た記憶である宮廷ではない。 戦場でもこんな眼をしている兵士やメイジは居ない……アァ、未開の山奥で名も無い古い魔女が飼っていた獣……『狼』がこんな眼をしていた。 あの狼は強かった。生き物であるくせに死への恐怖が無く、そのくせ油断もない。殺すために的確な攻撃を繰り返してきた。数日の激戦の果てに討ち取ったのだ。 あれほど強い相手とはあれから戦っていない。じゃあ今目の前に居る『人』の形をした『狼』は?それ以上だろう。今度は勝てる気がしないが。 「なあ、なんか有ったの?」 「あんたは黙ってなさい、平民!」 何処かでゼロのルイズと彼女が召喚した平民が戯れている声が聴こえる。私もそんな平和なやり取りが出来る使い魔を呼びたかった。 イヤ……もしこの人?を使い魔とすることができたら?さぞ心強いはずだ。悲願の達成に確実に前進できる。私は対処法に一つの選択肢を加えて……実行する。 「名前は?」 「大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない」 低い声だけど、しっかりと聴こえる声だった。獣の唸り声のように辺りを揺らす。 「私はタバサ。貴方をここに呼んだ者」 「……何が望みだ?」 「貴方が欲しい」 「……」 ザワリと闘志が色を強くする。背筋を走る寒気の感覚が増す。ガラス色の瞳に更に濃い闘志と殺気が渦巻き出した。そして私もそれに答える。 詰まらない日常で感じる事ができない生の証。死の恐怖だけが教えてくれる価値がある。 目標を見失う事がある。ただ過程である闘争を満喫している自分がいる。 彼もそんな異端なのだろうか? 命令とその過程に価値を見いだす飼われながらも牙を失わない狼。アァ……私にソックリだ。皆親友に言われたことばかり。笑えるが笑えない。 何てお似合いな主従だろう。 「……良いだろう。似た者同士」 「……」 まさか通じていたとでも?そして同じ結論に至ったという事? 「闘争と命令を与えよ。戦火と戦果で答える」 「契約成立」 唱えるのはコントラクト・サーヴァントの呪文。いざ契約……届かない。確実に届かない自信がある。大尉の身長が高いからいけないのだ。私の身長が低いからではない。断じてない。 「……しゃがんで」 「……」 「あっ……」 しゃがむのはどうやら気に入らないらしく、逆に私が持ち上げられた。この体勢は……お姫様ダッコ……行けない、契約に集中しなければ。これで高さでは同じだ。契約可能。 『チュッ』 そんな音が立ちそうなキスだった。私のファーストキス…… 「……(ポッ)」 「……(ポッ)」 大尉の顔が赤くなるのが見えて、私も自分の顔が熱を持つのを感じた。似た者同士なのだと、新ためて思った。 「なんか和んだね」 「生き返った気分だわ」 ともう一組と平民とメイジが言ったとか言わないとか。
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一人の少女の挙動に、その場にいたすべての人間が注目していた。 その少女はルイズ。またの名を『ゼロのルイズ』。 この二つ名自体に相当の侮蔑の要素が入っていたが、口さがのないものはさらに別の名で呼んでいた。 『ヌ』で始まる4文字の名で・・・。 「気をつけなさい。爆発はいつもの規模とは限らないわ。もしかしたらこのあたりまで爆風が届くかもしれないわ」 赤い、火のような色の髪の毛をなびかせた少女、キュルケが級友たちに注意を促す。 その言葉に、ルイズを囲む人の輪が3歩ほど後退する。 「これから起こる出来事は・・・」 キュルケがしみじみと口をひらくが、その先は言葉にならなかった。 キュルケ(毎度のことだからずっと昔から知っている出来事・・・ そう・・・私は・・・ずっと知っていた・・・私はこいつの失敗魔法を入学したときから知っていた・・・このタバサも) タバサ(・・・・・・・・・・・・) キュルケ(予想していなかったことではない・・・入学したときからいつか別れることになる相手として・・・ 私たちクラスメイトは ルイズといつか別れることを知っていた・・・・・・) モンモン(関係がない・・・ヴァリエールの召喚失敗に・・・結果、退学を言い渡されることに・・・ 私の人生には関係がない・・・) ギーシュ(今・・・見えてるこの色は・・・ モンモランシーが「白」の下着を身に着けているということだ・・・キュルケは「黒」! モンモランシーは「白」 雨上がりの水溜りに はっきりと写って見えるぜ! おっきした下半身にさらに血が集まってくる 「前屈みのポーズ」で僕はいるッ!) クラスメイトたちの視線。 ある者はルイズとすごした一年間を懐かしみ、ある者は・・・ルイズには興味なさそうに本に視線を向け ある者は「かわいそうだけど、明日の朝には荷物をまとめて寮から追い出される運命なのね」ってかんじの視線を向けている。 そういった視線を感じ、ルイズの呼吸は自然と荒くなる。 ルイズ「し・・・始祖様ァ・・・私はあなた様の作り上げた系統魔法を練習してないわけじゃないですから~~ あなた様の作り上げた系統魔法が私にも使えると確信しているからこそ、使い魔召喚の儀式を行うんですゥゥゥ 香水のビンを拾ったら決闘が起こるってことと同じぐらい確信していますゥ・・・ そこのところわかってくださいねェェェ~~~」 「つべこべ言わんとさっさとやらんかァーーー!」 息を荒げながらうだうだと言うルイズの態度に、頭髪のさびしい教師が一喝する! ルイズ「神聖で美しく、そして、強力な使い魔様~~~ フェッ フェッ 私のことを馬鹿にするやつらをぶっ殺してやっておくんなさいましよ~~~~~」 ルイズは召喚の呪文を唱えると杖を一振りする! ドッグォーz_ン!! 案の定、ルイズが杖を振ると爆発が起きた。 その爆発は普段の爆発よりさらに大きく、十分な距離をとっていたつもりのクラスメイトたちが顔をしかめる。 そして、爆発の中心地ではもうもうと土煙が舞う。 キュルケをはじめ、ほぼすべてのクラスメイトたちが土煙が晴れるのを注視するッ! 案の定魔法は失敗して、煤にまみれたルイズが一人立っているのか・・・。いや案外変なものを呼び出すかもしれない。 まともな使い魔を召喚するという予想は圧倒的少数派で、必然的にオッズも高い! 頭髪のさびしい教師などは、頭皮に栄養を与える秘薬を買い込んでしまって今月はピンチなので、祈るように見ていた。 皆が土煙を注視する中、ただ一人! ギーシュ・ド・グラモンは別のものを見ていたッ! それはルイズの起こした爆風によってその位置を変えた水溜りッ! 位置が変われば、当然映し出すものも変わる! その水溜りには、いつも教室の隅で本を呼んでいる無口な少女のスカートが写っていた。 (タバサか・・・正直好みではないが、薔薇はすべての女性のスカートの中をのぞくもの・・・。 それにあの無口な少女がどんな下着を身に着けているのか、少し興味があるぞ!) その素敵な好奇心がギーシュに奇跡を見せたッ! そして、ギーシュが奇跡を見たのと同時に、土煙も晴れていた。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 土煙が晴れ、そこにいたものは・・・ルイズ! 多くの生徒たちが予想したとおりそこにいたのはルイズただ一人! キュルケ「え!?」 タバサ「!?」 モンモン「え!?」 ギーシュ「!!!!!!」 予想通りであるはずのその光景に、クラスメイトたちは驚きの声を上げ、もしくは声にならない声を上げた! ギーシュただ一人だけは別の理由で絶句していたが・・・ 「召喚されたのは・・・私だったァーーー 今召喚の呪文を唱えたのにィ~~~」 そこにいた、いや、そこにあったのはルイズ! いや、ルイズだったもの!! 6つに切り分けられたルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールッ!! 「な・・・なにィー ど・・・どうしてルイズがバラバラにッ! 私は一瞬たりとも土煙から目を離さなかったッ!」 キュルケは自分の目に写る光景が信じられないという風に声を荒げる! そしてギーシュも自分の目が信じられなかったッ! 「ババくさい肌色の下着だとか! 大胆な紐だとかじゃあだんじてねー どう見てもはいてないッ!」 肌の色と同化してるのでも、布の面積が小さいのでもないッ! 布の面積がゼロッ! ゼロのタバサッ! 自分の見たものが信じられず、思わずタバサの顔を凝視するギーシュ。 「はいてないッ!?」 マリコルヌはそんなギーシュの言葉を聞き逃さなかった。そしてそれは他の男子生徒にも広がる。 ドドドドドドドドドドドドドド 男子生徒一同、プラスコッパゲが、ギーシュの「はいてない」という言葉と、ギーシュの視線が向かう先を理解するッ! ドドドドドドドドドドドドドド タバサ「野郎・・・面白くなってきた・・・」 ルイズ・・・・・・死亡 キュルケ・・・・・・自分の部屋に戻って二時間眠った。目をさましてからしばらくしてルイズが死んだ事を思い出し・・・泣いた 男子生徒一同・・・・・・タバサのエアハンマー・オラオラをくらい再起不能 タバサ・・・・・・見られるかもしれないスリルがやめられない DIO様・・・・・・誰も相手してくれないから城に向かった トリステイン・・・・・・1年後、ハルケギニア中から死都と呼ばれることになる ゼロのタバサ 完!
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「当然の結果です」 + 『SVC』版全身絵 出身地:アイスラーン 年齢:19歳 身長:163cm 体重:48kg 血液型:AB型 『ウォーザード』の主人公勢の一人。海外版『RED EARTH』での名前は「Tessa(テッサ)」。 名前の由来は、超有名海外ドラマ『奥さまは魔女』の主人公夫婦の娘・タバサ。 ただし綴りは『ウォーザード』はTabasa、『奥さまは魔女』はTabitha(英語圏では割と一般的な女性名。聖書の登場人物に由来する)。 担当声優はルアンも(怪鳥音のため分かりにくいが)演じている中友子女史。 後に『ポケットファイター』『SVC CHAOS』にも出場しているが、何故か毎回声優が変わっている。 (『ポケファイ』は石井直子女史、『SVC』が佐久良貴恵女史)。 〝魔学者〟という魔女と科学者を足して2で割ったような職業のキャラである。 デザイナー曰く、ウォーザードの世界観的に彼女の職業は魔法使いではなく錬金術師にあたるとか。 北方の地アイスラーンに住み知識の探求に明け暮れていたが ある時、世界を覆う不穏な気配(彼女曰く真理学的に言えば邪悪な匂い)に気付き真相調査の旅に出る。 弱冠19歳ながら、いつ何時も丁寧な発言をし理論的に物事を考える。 上の画像の通りのいかにも魔法使いらしい格好をしている。 なおズボンが妙に膨らんでいるのは中が外に比べて2気圧程高いため。 この他に短めの杖を一本、そして四角い旅行鞄を一つ持って世界の異変を調べて回っている。 動物を別の物品に変化させる術に長けているらしく、鞄とブーツは猫、 マント(あるいはマント&帽子)はドラゴンを化けさせたものらしい。一瞬だがダウンした時などには帽子に目と牙が現れ凄い形相になる。 ブーツの猫の名前は右足がイブンで左足がアル、鞄の猫はシナ。マントのドラゴンは名前が出てこないので不明。 なんでも、このブーツは足音がせず(と言ってもゲーム中のジャンプの着地音は普通にするのだが)、 履き口はアルとイブンの口そのまんまというシロモノなのだとか。 チャクラ・ウェーブを撃つ度に手元からカエルが一匹ぴょんと飛び降りるが、 恐らくはこれも同じ様な技術でカエルを変化させ、技に利用しているという事なのだろう。 ちなみにノーパン健康法を実践してるため”はいてない”らしい*1。 ブレイドの回転槍剣「アンドレイアー」と同様、 CAPCOMのゲーム『モンスターハンター』にこの格好をモチーフにした装備が登場しており、 知名度的に「そっちで先に知った」という人も世間には多いかもしれない。 EDは真ヴァルドール戦直後の、ヴァルドールが保管していた謎の生物への対処の選択肢で変わり、 GOOD ENDはその場で封印し事なきを得るが、どんな存在であったかは不明のまま終わる。 BAD ENDは自宅へ持ち帰って調べる事にしたが、研究していく内に謎の生物に魅了されるという、 ヴァルドールと同じ末路を匂わせる終わり方である。そしてエロい。 戦法は様々な魔法を駆使した遠距離攻撃が主軸。種類は多いが弾幕というほどでもない。 特徴として通常技全てが自分の肉体で攻撃せず、パンチ系は弱Pが遠隔操作した杖で攻撃し、中・強Pはフラスコを投げる。 キック系は動物を使ったものになっていて、弱・中Kは上述のアルとイブン、強Kでは鳩が攻撃する。 この鳩は一羽しかいないようで、手元に戻って来るまで再び強キックを出す事は出来ない。 またアルとイブンはタバサの左右の向き、すなわち攻撃する足によってしっかり描き分けられており、タバサのかけ声も変化する。 全体的に火力が低いが相手を封殺する牽制力に優れており、ちまちま削っていく戦いを得意とする。 レヴェリー・ソードで敵を倒した場合切断フィニッシュが発生するが、レオと違いストーリーへの影響は無い。 『ポケットファイター』においては、全国三百万人の婦女子の憧れ「魔法の(変身)ステッキ」*2 を入手するために仙術師である少家の末裔レイレイを尋ねるというもの。 ウォーザードと比べてかなり性能が変わっており、飛び道具が無い代わりに攻撃判定の広いガードクラッシュを持っている。 マイティコンボでは何故かタバサロボを操ったりドラゴンに変身したりとやりたい放題。 さらに体力が減ってくるとガード時にタオを盾にする。ちなみにタオは勝利ポーズでも後ろを走りまわってたり。 EDにて見事「魔法のステッキ」を力ずくで手に入れたタバサは、アナカリ商会付属の説明書通りに”頭にポカリ”とした所、 30日間ペンギンの姿になる呪いを受けてしまい、今度レイレイ達に会ったら二度とお腹も空けないようにしてやる事を誓うのだった。 後の『SVC』でも、アテナに負けるとペンギンの姿に(レッドアリーマーの場合はカラスに)変えられる。 このペンギン姿の元ネタは、ウォーザードで真ヴァルドールのカースディスティニイを食らった時の裁かれ姿。 また、リュウのEDで豊富な知識による俺より強いやつの紹介を頼まれて、 会いに行って帰ってきた人がいないらしいハウザーをうっかり(?)紹介してしまってたりしている。 なお、可愛い姿の多いポケットファイターの中でも気絶した時のタバサはトップクラスに可愛い。 『SVC』では「万物の理は全て仮学的(誤字ではない)に解明できる」と何でもかんでも解明しようとする。 またサイコパワーや殺意の波動はおろか秦の秘伝書やオロチ、果ては壊帝ユガからレプリロイド、伝説の魔物まで知っており、 更に火星語を理解するという恐るべき博識っぷりを披露している。 しかし藤堂氏の行方は知らないらしい。 『SVC』では、家庭用専用キャラと隠しキャラを除けば最強クラスと評価されている。 豊富な遠・中距離攻撃に加え空中の相手も掴めるコマンド投げと立ち回りに必要なものが揃い、 なおかつ「ジャミングゴースト」を用いたほぼ見切り不可能の起き攻めから攻めを維持できるのが強み。 まぁボスキャラどもには敵わないわけですが。 MUGENにおけるタバサ + 日本破壊結社NHK氏製作 SVC仕様 日本破壊結社NHK氏製作 SVC仕様 恐らく一番活躍しているタバサ。 フリーティケットシアター終了によるリンク切れで長らく入手不可であったが、現在はMouser氏によって代理公開されている。 AIがデフォルトで搭載されている他、コケココ氏によるAIパッチも存在。 こちらもHP閉鎖に伴い公開終了となっていたが、現在はhamer氏によって代理公開されている。 + Kong氏製作 ポケットファイター版タバサ Kong氏製作 ポケットファイター版タバサ 氏の他のポケファイキャラと同じで、強いデフォAIが付いている。 + cafe氏製作 ポケットファイター版タバサ cafe氏製作 ポケットファイター版タバサ 現在は氏のOneDriveにアクセスできないため入手不可。 ジェムによるレベルアップや回復アイテムなど一通りの仕様が再現されている(configで設定可能)。 氏による強力なAIも搭載。 + Cray氏(Sabaki氏)製作 ウォーザード版「Tessa Final Mix」 Cray氏製作(Sabaki氏) ウォーザード版「Tessa Final Mix」 「Infinity Mugen Team」にて公開されているアレンジ仕様のタバサ。 ステージを進める事で使えるようになる技が全て備わっており、オリジナル技も多数搭載。 デフォルトAIも搭載されている他、cafe氏の外部AIが公開されている。 2015年の12月にはホルン氏によるAIも公開された。 3段階のAIレベル、3段階の太陽杖設定(レベル3で太陽杖)、10段階の反応レベル、11段階のガードレベルが設定できる。 + TUGUNAI勢氏製作 タバサ19歳 TUGUNAI勢氏製作 タバサ19歳 一言で言えばのりものである。 出場大会 + 一覧 シングル 夢幻界統一トーナメント【実況】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 オールスターゲージ増々トーナメント プチ4 ウロボロすトーナメント EPO成長トーナメント【えぽ】 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 アンノーン主催FINALバトルロワイアル ヒャッハー!今度はスタンダードなタッグだぁ! 最大童話タッグトーナメント ヒューマン・トーチ杯カップリングコンテスト 大会であまり見ない男達と男女タッグ大会 気の向くままに男女タッグトーナメント【新春杯】 あんまり見ないと思うタッグでトーナメント 第3回遊撃祭 今日の友は明日の敵タッグサバイバル大会 戦いごとにルールが変わる!!高性能タッグ大会 ゲージ増々タッグトーナメント 相性がいいと思った男女タッグトーナメント mugenオールスター?タッグファイト アルプスの少女主催!男女タッグトーナメント 成長タッグタワートーナメント オシャレは勝つ!MUGENファッションショー 19XX年!4大勢力対抗!セルハラっぽいランダムタッグバトル!! 友情の属性タッグトーナメント 友情の属性タッグトーナメント2 2012年公開キャラ&AIでタッグチーム大会 友情の属性タッグサバイバル 19XX年!作品別女性タッグトーナメント ギース&ロック中心強前後タッグバトル チーム クィーンオブファイターズ =団体戦= MUGENなんたら大会 『全明星編』 正統派作品別トーナメント 生き残れ!4on4サバイバルトーナメント 大将だらけのチームトーナメント【早苗さん杯】 良キャラ揃いの作品『別々』ランセレチームバトルロワイヤル 無茶?無謀?『成長+大貧民』 ランバト ステータス付きMUGENランセレバトル 生き残れ!4on4サバイバルトナメ 2nd 盟約ランセレ成長サバイバル 作品別「オレ、主人公だから大将なっ!」トーナメント 作品別グランプリ DIO様の嫁決定戦 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 素数杯 危険な町!サウスタウントーナメント 作品別トーナメント2011 陣取り合戦TAG 無縁塚トーナメント 伝統の作品別トーナメント 四大勢力大陸争覇戦 作品別トーナメントRe 小規模適当区別成長ランセレサバイバルバトル 作品別10人組お祭りトーナメント 新春テーマ別チームバトルF なんでもないテーマ別4on4サバイバル大会 ベル主催!栄光のぽっこーん3VS3チームバトル【ポンコツ杯2】(おまけ) その他 最弱女王決定戦 作品別タッグチームバトル 主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦 挑発こそ正義!いい時代になったものだ。トーナメント 無限旗争奪選抜団体対抗トーナメント 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 戦いごとにルールが変わる!!高性能タッグ大会 (うp主が)地獄リーグ 作品別B.C.2010 人数変動型!_種族別サバイバルバトル お前ら魔界でやれチームトーナメント 将棋式ランセレチームバトル FMN 四神・成長陣取り合戦 戦国ランス 東西対抗戦 四神陣取り・第二幕 むげんさばいば~ず 主人公vsオリアレ 肩車バベルタワー建造&破壊バトル 90年代格闘ゲーム最強女王決定戦 削除済み MUGEN学園部対抗トーナメント 作品別 主役不在トーナメント 【良曲で贈る】強・珍・良キャラの宴【核林檎杯2】 超弩級作品別Big Bangトーナメント CAPキャラ大集合 成績別ランセレバトル 真冬のランセレサバイバルトーナメント 夏の作品別サバイバル 更新停止中 伏兵リーグ 5対5団体戦 タッグレース MUGEN・バトル・ラン 第二回同名キャラタッグトーナメントWTマークIIセカンド クィーンオブファイターズ2009 合コンタッググランプリ ロイヤルランブル大会 AIが止まらない!グランプリ 6on6!クラスチェンジ杯 ザ・中道 MUGENの迷宮 凍結 ペナントレース~mugenリーグ~ 陣取り合戦TAG 統祭!MUGEN勢クロスバトルカーニバル!! 【クロバト!】 成長トーナメントRe 【ポケットファイター版】 「[大会] [タバサ(ポケットファイター)]」をタグに含むページは1つもありません。 ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 第2回 MUGEN OF THE DRAGONS【レイドラVS豪血寺!】 力が・・・勝手に・・・トーナメント プラスコミュニケーション MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 【タバサ19歳】 ふたたびのりものたいかい MUGENモーターショー 出演ストーリー + 一覧 ELEVEN~小心者リーダーと見た目お嬢様~ MUGEN STORIES INFINITY 鬼神無双! この世界の片隅で 失楽園 ヒナナイの剣 暴君の日常 むげコン! (第1回)└ 恐怖饅頭の計 「これが仮学の力ってことですわ」 *1 AKIMAN氏談。「私、はいてないんです♥パンツ」らしい。 *2 ちなみに、恐らくタバサの思い描いてたであろうブリブリの魔女っ娘姿は、 『SVC』の被ミッドナイトブリス姿で見る事が出来る。