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紬「さぁ、次は大事なところよ・・・」 梓「・・・」 紬「ほら。手、どけないと」 梓「うぅ・・・。やっぱり恥ずかしいです!」 紬「・・・ならお風呂上がったら帰っちゃおうかな」 梓「えっ・・・」 紬「」ツーン 梓「ずるいです・・・。ずるいですよ!ムギちゃん!」 紬「そうでも言わなきゃ洗わせてくれないじゃない」 梓「むぐぐぐぐ・・・」 梓「か、帰って欲しく・・・、ないです・・・」 紬「ありがとう。なら・・・、ねっ」 梓[・・・うぅ」スッ 紬「ほら、足も開かないと」 梓「うえっ!・・・恥ずかしくて死にそうです・・・」カアァ 紬「」ゴクリ 紬「・・・はい、洗いますよー」 梓「・・・あの、スポンジは・・・」 紬「だめよ!スポンジじゃ傷付けちゃうわ!」 梓「(いままで傷ついたことないんだけどなぁ・・・)」 紬「なので手で丁寧に洗います!」 梓「・・・そ、そうですか」 梓「や、やさしくしてくださいね・・・」 紬「もちろんよ。心配しないで」 紬「たっぷり泡つけて」アワアワ 紬「いくわね」 紬「ふふっ。どう?」 梓「・・・なんか、変な感じです」 紬「・・・こんなものかな?」ジャーッ 梓「は、はい!もう終わりですね!」 紬「まだよ!もっとちゃんと洗わなきゃ!」 梓「えっ?」 紬「泡で見えなかったところもしっかり!」 梓「えっ、ム、ムギちゃ・・・。きゃっ」ドンッ 紬「ふふっ」クチュッ 梓「んっ。・・・ムギちゃん、なんか怖いですよ?」 紬「・・・ごめんね。私、もう我慢できない」 梓「・・・えっ。んあっ!」 紬「わ、私だって。ずっとあずにゃんと一緒になれなくて寂しかった」クリッ 梓「あっ!そこ、だめ・・・」 紬「もう、あの部室で一緒にお茶飲めないって思ったら・・・」 梓「はぁはぁ、んあぁ!」 紬「私も、寂しくなっちゃって・・・」 紬「・・・お姉ちゃん失格ね」 梓「はぁはぁ・・・。そんなこと、ないですよ・・・」 梓「ムギちゃんは、私の一番大切なお姉ちゃんで、私の彼女ですよ」 紬「・・・あずにゃん」グスッ 梓「・・・もっと、してください。もっとムギちゃんの手で気持ち良くなりたいです」 紬「あずにゃ・・・。んっ」チュッ 梓「んぁっ。ん・・・んっ・・・」ピチャッ 紬「んんっ・・・。・・・はぁ」 梓「はぁ・・・。!、やっ、そんなとこ広げちゃ・・・」 紬「あずにゃん直々のご指名だもの。頑張っちゃうわ」 梓「んあぁ!ダ、ダメ・・・。そこは・・・あっ・・・」 紬「胸も気持ち良くなりましょうね」モミッ 梓「んんっ・・・」 紬「泣きそうなあずにゃん、かわいい」チュッ 梓「んっ、んんっ・・・」 紬「ふふっ。そろそろイっちゃう?」 紬「ほら、イって」キュッ 梓「んんんっ!!」ビクンッ 梓「あ、あぁ・・・」チョロチョロ 紬「まぁ」 梓「み、見ないで!」バッ 紬「ふふっ。おもらししちゃうなんて」 梓「うぅ・・・」カアァ 紬「あずにゃんかわいい」チュッ ・・・ 紬「・・・はい。きれいになったわよ」 梓「うううぅ・・・」 梓「・・・次は、ムギちゃんですよ」 紬「え、う、うん。後ろ、おねがいするわね(・・・目が怖いわ)」 梓「・・・前も、ですよね?」 紬「え、えっと。結構長い時間お風呂場にいるからまたのぼせちゃうわよ?」 梓「心配無用です」コシコシ 梓「」ジャーッ 梓「さっ、こっち向いてください」 紬「・・・うぅ」クルッ 梓「さぁ、その邪魔な手をどけるです!」 紬「あずにゃん許してー」グスッ 梓「ダメです!人におもr・・・、あんなことしておいて都合がよすぎです!」 紬「うぅ・・・」 梓「ではさっそく胸から」 紬「な、なんで胸から!」 梓「さっき 大 き い と蒸れて大変だと聞きましたからね。さっそく洗おうと思います」 紬「うわーん。あずにゃーん」 梓「よっと。ふふっ、柔らかくて気持ちいいです」ムギュ 梓「きれいにしましょうね」コシコシ 紬「うぅ・・・」 梓「」ムギュムギュ 紬「んっ・・・」 梓「やっぱり大きい方が気持ちいいですよ」 紬「あっ・・・、そん、なことないわよ」 梓「んっ」チューッ 紬「きゃっ。す、すっちゃダメよ!」 梓「・・・出ないですね」 紬「と、当然です!」 梓「ふふっ。あれ?固くなってきましたよ?」クリクリ 紬「あずにゃんが、いたずら、するから・・・あっ・・・」 梓「お返しですよ」キュッ 紬「んっ・・、遊んじゃ・・ダメよ」 梓「こんなに固くしてなに言ってるんですか」 梓「」カミッ 紬「んぁっ!」ビクッ 梓「ふふっ。これが気持ちいいんですか?」カミカミ 紬「ふぁ・・、もう噛んじゃ・・・ダメ・・・」 梓「そうですか。・・・もっとしてあげますね」カミッ 紬「あず、にゃ・・・、んぁ!」ビクッ 梓「あれ?もうイっちゃったんですか?」 紬「はぁはぁ・・・」 梓「・・・ちょっと赤くなっちゃいましたね。すみません」 紬「調子に、乗るからよ・・・。・・・ふぅ」 梓「では下も洗いましょうか」 紬「も、もう。勘弁して・・・」 梓「まぁまぁ、遠慮なさらずに」 梓「ふともも柔らかいですね」ムギュ 紬「うぅ・・・」/// 梓「スベスベです」 紬「・・・なんか変態さんみたい」 梓「私がこうなったのはムギちゃんの責任です」 梓「では、洗いますか」 紬「・・・」 梓「・・・足、開いてください」 紬「・・・」 梓「」グググッ 紬「・・・っつ!」 梓「あき、らめてください!」ググッ 紬「・・・はぁ」 梓「わかってくれればいいんです、洗いますよ」コシコシ 紬「・・・うぅ」カアァ 梓「人の洗っておいて赤くならないでください」 紬「んっ・・・」 梓「まだ洗ってないのにヌルヌルですよ?」 紬「・・・だって」 梓「このヌルヌルは取らないとだめですね」シャーッ 紬「・・・ふぁっ。シャワー当てちゃ・・・」 梓「弱くしてるので大丈夫ですよ。どれ、取れたかな?」 梓「あれ?ヌルヌルが増えてますね。もっと洗わないと」シャーッ 紬「うぅ・・、あずにゃぁん・・・」 紬「・・・んっ」モジモジ 梓「どうしたんです?モジモジして」シャーッ 紬「・・・わって」 梓「ちょっと聞こえないです」シャーッ 紬「も、もう触って・・・」 梓「・・・ふふっ。あれだけ恥ずかしがってたのに今度は触って欲しいんですか?」 紬「お、お願いあずにゃん。もう、我慢でき・・ない・・・」 梓「ムギちゃんのお願いじゃしょうがないですね」ピトッ 梓「はい、触りましたよ」ニヤニヤ 紬「そ、そんなぁ・・・」 梓「次はどうしてほしいですか?ムギちゃんのお願いなら聞きますよ」 紬「・・・あずにゃんのいじわるぅ」 梓「特にないならシャワーにしますよ」 紬「・・・うぅ。・・・き、気持ちよくして」 梓「どうやって気持ちよくなりたいんですか?」 紬「・・・さ、さっき私がしたみたいに。・・・たくさんいじってください」カアァ 梓「・・・まだ甘いですがいいでしょう」 梓「」クチュッ 紬「んぁ・・・」 梓「もうトロトロですよ?シャワー、そんなによかったんですか?」 紬「ふぁぁ・・・。もっと、もっといじって・・・」 梓「ふふっ。言われなくても」クチュクチュ 紬「はぁはぁ・・・。んっ!」ビクッ 梓「いやらしい顔になってますよ」チュッ 梓「私だけが見ていい表情ですね」 紬「う、ん。あずにゃ、んだけよ・・・」 梓「ふふっ。うれしいです」キュッ 紬「んぁっ!はぁはぁ・・・」ビクッ 梓「もっと気持ちよくしてあげますよ」 紬「あ、あぁ・・・。イったばかりだから・・・、あんっ」 梓「」ツプッ 紬「んああぁ!指が・・・」 梓「・・・きついです。それにすごく熱い」 紬「やっ。なん、か変・・・。あぁ・・・」 梓「まだ第一関節も入ってないですよ」 紬「う、うそ・・・。うぅ・・・」 梓「ふふっ。こっちはベットで続きしましょうね」 梓「なのでこっちのお豆を」キュッ 紬「んあぁ!ら、乱暴にしな、いで・・・」 梓「そのわりにはしっかり感じてますね」クリクリ 紬「う、うん・・・。私、変なのかな・・・」 梓「」チュッ 紬「んっ、んんっ、ふぁ・・・」 梓「一緒に変になるまで気持ちいいことしましょうよ」 紬「・・・うん。もっと気持ち良くなりたい」 梓「そろそろ上がって、ベットに行きましょうか」 紬「・・・うん」/// 紬「・・・」 梓「・・・」 紬「で、では。改めてよろしくお願いします」 梓「こ、こちらこそ」 紬「女子高生最後の夜にあずにゃんといっしょに寝れてうれしいわ」 梓「あー、そうなるんですか」 紬「じゃ、じゃあ始めましょうか」ヌギヌギ 梓「は、はい」 梓「あっ、全部は脱がないでくれますか?」 紬「えっ?でも脱がなきゃ・・・」 梓「・・・こう、半脱ぎで」 紬「う、うん」ハラリ 梓「・・・グッドです」 紬「あずにゃん本当に変態さん?」 梓「・・・。ほ、ほら。さっきは全裸だったので違うシチュエーションといいますか」アセアセ 紬「ふーん」 紬「よいしょ」ボフッ 紬「はい、あずにゃんは上に乗って」 梓「へ?こ、こうですか?」 紬「違うわ。頭が逆よ」 梓「・・・」 梓「」カアァ 梓「ム、ムギちゃん・・・。これ・・・」/// 紬「一緒に気持ち良くなりましょうね」 梓「お、重くないですか?」 紬「大丈夫よ。気にしないで」 梓「ム、ムギちゃんのがこんな近くに・・・」 紬「えいっ」サワッ 梓「んっ」 紬「ふふっ。お風呂上がりでスベスベね」 梓「ふあぁ・・・。んっ」サワサワ 紬「ん・・。ふふっ、その調子よ」 紬「もう濡れてきたわよ」クチュ 梓「んっ、はぁ・・・」クニッ 紬「あっ・・、んんっ・・・」 梓「・・・かわいい」ペロッ 紬「んんっ!」 梓「ふふっ。やっぱり舐められるの好きなんですね」 紬「はぁ、んっ」ペロッ 梓「ふあぁ・・・」 紬「あず、んっ。にゃんも、好きみたいね」チュッ 梓「んん!んっ、・・んんっ」 紬「声、聞かせて。あずにゃんの、いやらしい声」 梓「は、恥ずか、しいです・・・んっ」 紬「ならもっといじめちゃうわね」キュッ 梓「んあっ!」ビクッ 紬「とってもおいしいわ」ジュルッ 梓「吸わ、ない・・・で・・・うぅ」ビクン 梓「うぅ!」グニッ 紬「あっ、そんなに・・しちゃ・・・」 梓「んんっ・・、うぅ・・・」 紬はぁ・・・、んっ・・・」ツプッ 梓「んあああ!」ビクッ 紬「狭いわね。全然入らないわ・・・」 梓「あ、ああぁ・・」 紬「もう少しならせば・・・」ギュッ 梓「いた、痛いです!ムギちゃん!」 紬「ごめんなさい。でも、どうしても」 梓「んんっ!んんんっ!」ギュッ 紬「・・・ふふっ。入ったわよ、あずにゃん」 梓「はぁ・・、う、ううぅ・・・。ひどい、です・・・」グスッ 紬「」クイッ 梓「んあああ!」ビクッ 紬「これであずにゃんは一生私のものなんだから」 梓「はぁはぁ・・・」 紬「ちょっと休もうか?」 梓「・・・はい。・・・あ!ご、ごめんなさい・・・」 紬「気にしないで、私の方が痛いことしたんだから」 梓「で、でも。ふとももに血が・・・」 紬「じゃあ絆創膏もらえる?すぐ直るわよ」 梓「も、持ってきます」 梓「」フラッ 紬「おっと」ガシッ 紬「大丈夫?」 梓「は、はい・・・」 紬「軽いひっかき傷だからすぐに血も止まるわよ」 梓「・・・」ペロッ 紬「っ!」 6
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唯「これがお酒か・・・」クンクン 唯「わずかにアルコールの匂いが・・・」 律「私も飲むのは初めてだからな・・・」 紬「同じくです」 唯「・・・ちょっとだけ」ペロッ 唯「お!甘い!」 唯「」ゴクン 律「ど、どうだ!?」 唯「・・・ジュースだよ」 紬「え?」 唯「ジュースと変わらないよ?」 律「ま、まさか」ゴクッ 律「・・・ジュースだな」 唯「でしょ?」 紬「・・・本当だわ」 唯「でも甘くておいしいね」 律「緊張して損したぜー」 紬「そうね。あずにゃんもどう?お酒だってわからないわよ」 梓「ほ、本当ですか?」 紬「えぇ」 梓「では少しだけ・・・」ゴクッ 梓「・・・桃のジュースですね」 澪「料理おいしいな。憂ちゃん」 憂「ありがとうございます。でもお姉ちゃんもかなりがんばったんですよ」 澪「そうか。うんうん」 律「澪も飲もうよ。ジュースだぜ」 澪「・・・本当か?」 律「本当だって。ほら梓だって飲んでるぞ」 梓「確かにちょっと変わったジュースって感じですよ」 澪「・・・梓がそう言うなら」ゴクッ 一時間後! 唯「ぐぅぐぅ・・・」 澪「あっはっはっは。寝るなよ唯ー」ユサユサ 律「どうせ私なんて澪のペットなんだ・・・」シクシク 紬「お料理おいしい」 梓「律先輩泣いてないでお酒注いでくださいよー。ヒック」 澪「ひゃっはっはっは、酒の追加だー!」 憂「あわわわわわわ」 ピンポーン 憂「!」 和「遅れてごめんね」 ワッハッハッハ 和「ずいぶん盛り上がってるのね」 憂「えっと、えーっと」 和「?あがるわよ」 和「」 澪「あー!和だー。遅いぞー!」 紬「いらっしゃい。和ちゃん」 律「うえーん」シクシク 梓「ほら、早く注ぐです!」 律「うぅ・・・」トクトク 梓「んはーっ!うまいです」 和「」 和「・・・なにこれ?」 澪「突撃ー!あっはっはっはっは」ダダッ 和「え?」 澪「捕まえたー!梓ぁー!」ガシッ 梓「さぁ和先輩も飲むです!」グイグイ 和「ちょ、ちょっとあんた達」 梓「ほらほら」グイッ 和「いいかげんに・・・。あ」ゴクン 澪「飲んだぞー!」 憂「の、和ちゃん?」アワアワ 和「」 和「」バシッ 梓「痛っ。私のお酒返してください!」 和「」ゴクゴク 澪「いい飲みっぷりだぞー。さすが和ー!」パチパチ 和「・・・暑いわ」 憂「え?」 和「暑い・・・。暖房効きすぎじゃないかしら?」ヌギヌギ 憂「そ、そんなことないと思うけど」 澪「いいぞー。和のストリップショーだー!」パチパチ 梓「ほほう。これは興味深いれす・・・」 律「どうせ私だけ落ちるんだ・・・」シクシク 唯「ぐぅぐぅ」 梓「暑いときは体温調整れす!どうぞ和先輩」 和「ありがと」ゴクゴク 和「・・・まだ暑いわね」ヌギヌギ 憂「和ちゃん、それ以上は・・・」アワアワ 和「止めないで、憂。人は脱いでも体温調整できるのよ」 憂「ま、間違ってないけど・・・」 憂「(あぁ・・・。あの和ちゃんが下着姿に・・・)」/// 和「ふぅ。やっと落ち着いたわ」 和「律?あなたなに泣いてるのよ?」 律「私より和のほうがいいんだ・・・」シクシク 澪「おらー。唯、起きろー!」ユサユサ 唯「・・・んぁ」 唯「」キョロキョロ 和「おはよう。唯」 唯「わーい。和ちゃんがいっぱいらー」 唯「・・・ぐぅ」 澪「唯ー!」 澪「まったく!」ゴクゴク 梓「ちゃっちゃと注ぐれす!」 律「どうせ、どうせ・・・」トクトク 梓「くはーっ!」 紬「もうそのくらいにしておいたら?」 梓「まだれす!全然酔ってないれす!」 憂「紬さんはあまり酔ってないんですね」 紬「よくわからないけど頭がポワンとしてるわぁ」 憂「そ、そうですか・・・」 一時間後! 唯「ぐぅぐぅ」 澪「・・・んがーっ」 律「スゥスゥ」 紬「ほらりっちゃん風邪引くわよ」 梓「・・・むにゃむにゃ、お酒・・・」 和「なによ、みんなだらしないわね!」 憂「(和ちゃんが下着姿であぐらかいてる・・・)」/// 和「ムギはまだ飲めるわね!」 紬「うん。大丈夫よ」 憂「あ、あまり飲みすぎないほうが・・・」 和「なに言ってるの。まだ来たばっかりよ」 紬「そうよー。ほら、和ちゃん」トクトク 和「ありがとう。ムギ」ゴクゴク 和「・・・ふぅ。お酒も料理もおいしいわ」 紬「でしょー」 一時間後! 和「・・・なかなかやるわれ。ムギ・・・」 紬「の、和ちゃんもれ・・・」 憂「(どうして飲み比べに・・・)」 和「こ、ここは引分けれどう?」 紬「そうれ、そうしましょう・・・」 紬和「・・・ぐぅ」 憂「・・・」 憂「そんな恰好で寝ると風邪引きますよ・・・」 和「スゥスゥ」 憂「やれやれ、とりあえずテーブル片付けてお布団敷かなきゃ」セッセッ 憂「よし、片付いた。お布団お布団」 憂「・・・みなさん完全に熟睡」 憂「もう、お姉ちゃーん」ズルズル 唯「むにゃむにゃ」 憂「ふぅ、お姉ちゃんはこれでよしっと」 憂「・・・あと4人か」 憂「・・・はぁ。さすがに疲れたよ」 憂「私ももう寝よう」 憂「」チラッ 酒<やあ 憂「だ、だめだめ。起きたらみなさんを叱らなきゃ」 憂「おやすみ!」 憂「スゥスゥ」 ・・・ 憂「・・うぅん。おトイレ・・・」 憂「(あれ?お風呂に明かりが)」 ハァハァ・・・ 憂「(え?これって・・・)」コソコソ 澪『ほら、ここだろ?』 律『あっ、もうダメ・・っつ!』 憂「(うわあぁ・・・)」カアァ 澪『ふふっ。お酒が入ってるからか?』 澪『いつもより早いんじゃないか?』 律『んぁ・・くっ・・・・』 澪『大きい声出すと誰かに気づかれちゃうぞ』 律『・・はぁはぁ。・・・だ、ってぇ・・・』 澪『ほら、声出すなよ』 律『んんんっ!』 憂「(うわっ。うわっ。うわーっ)」/// 律『・・・はぁはぁ』 澪『声出さなかったな。えらいぞ、律』 澪『そろそろ戻ろうか』 憂「!」コソコソ 澪「まったく、律は寂しがり屋なんだから」ナデナデ 律「・・・だってぇ」 憂「(付き合ってるとは思ってたけどそこまで進んでるなんて・・・)」 憂「(・・・)」 憂「(わ、私達は・・・)」 憂「(べ、別にいいよね。今でも満足してるもん)」 憂「(・・・お姉ちゃんもこういうことしたいのかな)」 憂「(な、なに考えてるの。早く寝よう)」ブンブン 憂「(澪さん達にばれないようにそーっと)」 憂「(・・・ふぅ。おやすみ、お姉ちゃん)」 憂「スゥスゥ」 唯「・・・んぁ。うーいー」Zzzz 土下座! 憂「・・・」 唯「・・・」 澪「・・・」 律「・・・」 紬「・・・」 梓「・・・」 和「・・・(お、重いわ)」 憂「では反省会を始めます」 憂「みなさん昨日のことは覚えてますか?」 唯「え、えっとあんまり・・・」 澪「お酒飲む前までの記憶しか・・・」 律「上に同じ・・・」 紬「和ちゃんと一緒にお酒飲んで・・・、倒れたところまで・・・」 梓「律先輩にお酌をお願いしたことは覚えてます」 和「梓ちゃんにお酒飲まされるまでね・・・」 憂「・・・ちゃんと覚えてるのは紬さんだけですか」 憂「では紬さん、みなさんがお酒を飲んだらどうなったかを詳しく話してください」 紬「え、えっと・・・」 憂「厳しい現実ですがお願いします」 紬「わ、わかりました!」 紬「まず唯ちゃんは・・・、缶チューハイ3本くらい飲んで寝ちゃったわね」 唯「ほへー。そうだったんだ」 憂「お姉ちゃんはお酒に弱いみたいですね」 紬「澪ちゃんは・・・」チラッ 澪「?」 紬「・・・笑い上戸って言うのかしら?ずっと大声で笑ってたわ」 澪「・・・な!」カアァ 澪「な、なにかの冗談だろ?ムギ!」 憂「いえ、本当です。私にはあれが澪さんには見えませんでした・・・」 憂「みなさんの中で一番はしゃいでましたよ」 澪「」 紬「りっちゃんはずっと泣いてました」 律「は?私がそんな簡単に泣くわけ・・・」 紬「泣き上戸ね。なにかブツブツ言い、泣きながら飲んでました」 律「」 憂「大丈夫ですよ。私は律さんの味方です」ポンッ 憂「辛いことがあったらなんでも話してください。相談に乗りますよ」 律「(・・・一体なにをしゃべったんだ、私は・・・)」 紬「あずにゃんは・・・」 梓「・・・」 紬「絡み酒だったわ。ずっとりっちゃんにお酌を強要してました」 梓「ななな・・・」 紬「そして和ちゃんは・・・」/// 紬「・・・飲んだとたん脱いでました」 和「え?じょ、冗談でしょう?ムギ・・・」 憂「和さん。その年でバックプリントのショーツはどうかと思います」 和「」 憂「みなさん、自分がお酒を飲んだらどうなるかわかりましたね!」 憂「特に澪さん、律さん、梓ちゃん、和さん!」 憂「私のいる前では飲ませませんからね!」 みんな「は、ははーっ」フカブカ 憂「そして主犯のお姉ちゃん!」 唯「!」ビクッ 憂「例のお仕置きを実施します!」 唯「!・・・そ、そんな・・・。う・・・い・・・?」 紬「お仕置きって?」ボソッ 梓「憂に指一本触れてはいけないらしいです」ボソッ 紬「あー・・・」 憂「そして澪さん、律さん!」 澪律「は、はい!」 憂「プライバシーの為、詳しくは言いませんが」 憂「いくら酔ってるとはいえあれはどうかと思います!」 澪律「(ば、ばれてるー!)」 憂「梓ちゃんも!」 梓「は、はい!」 憂「先輩にお酌を強要し、和さんにまで無理やりお酒を飲ますなんて!」 梓「わ、私そんなことを・・・」 憂「きちんと反省してください!」 梓「ははーっ」 和「クマちゃんパンツ、クマちゃんパンツ・・・。憂に、バレた・・・」ブツブツ 憂「・・・和ちゃんは、もうお酒は飲まないほうがいいかも・・・」 和「・・・えぇ。一生飲まないとここに誓うわ」 唯「うわーん。ういー」シクシク 澪「わ、私が笑い上戸・・・」 律「なにをしゃべったんだ・・・、私・・・」 紬「・・・」 梓「和先輩に、無理やりだなんて・・・」 和「パンツ、パンツ・・・」ブツブツ 憂「ではみなさん、お酒を飲んだらどうなるかわかったところで一言」 みんな「もう飲みません!」 憂「わかってくれればいいんです」 憂「ですが、成人して外で飲むときはくれぐれも注意してくださいね」 憂「特に和ちゃん!」 和「は、はい!」 憂「試験終了で浮かれてるのはわかりますが、まだ合格が決まったわけじゃないんですからね」 憂「今回は許しますが次はないですからね!」 みんな「ははーっ」 憂「ではみなさん、顔をあげてください」 憂「ふふっ。みなさんで試験合格パーティーもやりましょうね」 憂「お酒は出しませんけど」 紬「あのー、それなんだけど・・・」 憂「なんでしょう?」 11
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澪「私は変なことしないって約束したからな」ニヤッ 律「・・・。ずりーっ!」 澪「はっはっは。先にあがるぞ」ガラリ 律「・・・うぅ」 律「・・・はぁ」 律「この先一生澪の掌の上な気がする・・・」 律「・・・」 律「・・・別にそれも悪くないかな」ボソッ 律「いやいや、やはりここは私が持ち前のリーダーシップを!」 律「・・・」 律「・・・あがるか」ザパッ 律「」ゴクッゴクッ 澪「・・・無駄な努力を」 律「・・・ふんっ」プイッ 澪「がんばってくれ、先に部屋行ってるぞ」 律「(澪とまでは行かないが・・・。梓との貧乳コンビは脱出せねば!)」ゴクゴク ガチャ 澪「くーっ」Zzzz 律「・・・もう寝てるし」 律「ん?」 律「!!!」 律「おい!澪、起きろ!」 澪「・・・おはようのちゅー」 律「まだ夜だ!」 律「それより、お前あの箱出したか?」 澪「箱?」 律「お前のおもちゃだよ」 澪「いや、今日は触ってないぞ」 律「・・・」 律「・・・隠したクッションが裏側になってる」 澪「・・・それで?」 律「つまり誰かがこの箱を発見した可能性がある・・・」 澪「あくまで可能性だろ?箱に気付かなかったかもしれないし・・・」 澪「見つかったっていいだろ」 澪「私達、突き合ってまーす」 澪「ってむしろバラせば」 律「字が違う!」 律「えっとこの部屋に来たのは・・・、唯と梓と憂ちゃん・・・」 律「・・・あ!」 澪「どうした?」 律「料理中、憂ちゃんが妙に私を意識してたんだ・・・」 澪「・・・憂ちゃんか」 律「・・・まずいぞ」 澪「なにが?」 律「この前憂ちゃんが唯に変なこと教えたら許さないって・・・」 澪「・・・あ」 律「・・・」 澪「で、でも!唯はあの時普通だったじゃないか!」 律「・・・あぁ、そこが引っかかる」 律「・・・憂ちゃんが見てるのに唯が見ていないはずがない」 律「つまり、唯にはこれがなにかわからなかったってことだ」 澪「・・・」 律「もしくはネコミミとか見慣れたものに夢中で気付かなかった、とか」 澪「・・・それらないいんだが」 澪「にしても唯が知らないなんて・・・」 澪「他の人はおもちゃ使わないのか?」 律「・・・私達が特殊なんじゃないか?」 澪「そうかな?」 律「・・・とにかくこれは明日、唯達が来る前に澪の部屋に収容するぞ」 澪「・・・そうだな。突き合ってるなんて噂が学校に広まれば・・・」 律「さっきバラせって言ってなかったか?」 澪「あ、あくまで知り合いにはだ!」 律「そうか、澪にも常識が残っててうれしいぜ」 澪「朝一で運ぼう!」 律「おう!」 澪「というわけで早く寝ます!」 律「よし!」バサッ 澪「おやすみ!」 律「お、おう。おやすみ」 律「(うー。私はまだ気持ち良くなってないのに・・・)」 澪「(・・・なんて考えてるんだろうな)」 澪「(律の考えてることなんてお見通しさ)」 澪「(おあずけされる気持ちも律には知ってもらわないとな、うん)」 次の日! ピンポーン 唯「りっちゃんおはよー」 律「おう、おはよう」 澪「おはよう、唯・・・ふぁ」 唯「ん?澪ちゃん寝不足?」 澪「・・・ちょっと早起きしちゃってな」 唯「そうなんだ、偉いね!」 紬「みんなおはよう」 律「おし、揃ったな」 律「では作戦会議を始めます!」 律「昨日の夜いろいろ調べたんだがな」パラパラ 唯「おー。りっちゃんすごーい」 澪「調べたのは私だろ!」ゴツン 律「いてっ!・・・それは置いといて」 律「ホワイトデーと言えばだいたいチョコ、ケーキ、クッキーとかそのへんだよな」 紬「そうね」 律「そこでだ、私達はクッキーを作ろうと思う!」 紬「どうして?」 律「バレンタインデーに梓達からチョコとケーキ貰ったからな」 律「どうせなら違う方がいいと思って」 唯「いいねぇ!それいいよ!」 紬「そうね。クッキーってお菓子作り入門みたいなイメージあるし」 律「うんうん。さすが私!リーダーシップあるね!」 澪「やれやれ」 唯「いろんなクッキー作ろうよ!」 律「もちろんそのつもりだぜ!」 律「普通だろ、チョコ、コーヒー、ジャム・・・」 律「それとバナナ、梓もきっとよろこぶぞ」 紬「さすがりっちゃん!」ガタッ 律「お、おう」 唯「そうだ、私もお菓子作りの本持ってきたんだよ」 律「ほう、これは頼もしい」 唯「クッキーも書いてあったからきっと役に立つよ」 律「うむ!では、スーパーに出陣だー!」 唯「おー!」 スーパー! 律「ふむ、さすがに手作りコーナーが充実してるぜ」 紬「ふふっ。たくさん売ってるわね」 唯「お、おいしそう・・・」 澪「こら、私達は手作りするの」 律「えっとまずは薄力粉っと」キョロキョロ 唯「これかな?」 律「おう、それそれ」 澪「それ、片栗粉だぞ・・・」 律「・・・」 唯「・・・」 律「じょ、冗談だって。な、唯」 唯「う、うん!あははっ、澪ちゃんたら」 澪「・・・」 紬「はい、薄力粉」 律「そうそうこれこれ、って!これは普通の小麦粉!」 紬「えへっ」 澪「早くしないと作る時間なくなるぞ・・・」 唯「ねぇ、りっちゃん」 律「ん?なんだ?」 唯「バニラエッセンスって知ってる?」 律「・・・あー、あれだろ?バニラアイスやシュークリームに入ってる黒い粒々だよ」 唯「あー、あれのことか」 律「そう、だからあの粒々を探して・・・」キョロキョロ 澪「それはバニラビーンズじゃ・・・」 紬「バターあったわよ」 澪「だからそれはマーガr・・・バターだった」 唯「りっちゃんのお家に型ってある?」 律「あぁ。でも丸とか四角とかの普通のしかないぞ」 唯「ハ、ハートはある!?」 律「・・・んーっ。なかったと思うなぁ」 唯「えへへーっ。追加ー」 律「・・・いやね、唯さん。追加はいいんだけどこの型は大きすぎないかな?」 唯「ふっふっふ。私の愛の大きさです!」フンス 紬「す、素敵ね!私も賛成!」 律「とまぁ、こんなもんかな」 唯「ふむ、結構な量ですな」 澪「・・・見慣れないお菓子も混じってるんだが」 唯「おやつだよ!」 律「よっし、帰るぞー!」 紬「おー!」 律「ただいまー」 唯紬澪「おじゃましまーす」 聡「あ・・・」 聡「・・・おじゃましました」パタン 唯「・・・またトイレに」 律「おっし、始めるぞー!」 紬「おー!」 澪「まずは普通のクッキーで試しだな」 律「うむ。その方がいいな」 唯「バタークッキーだね!」 紬「ふふっ。がんばりましょうね!」 一時間後! 唯「・・・」 律「・・・」 澪「・・・」 紬「・・・」 唯「・・・りっちゃんが味見してよ」 律「な、なんで私なんだよ!」 澪「そ、そうだぞ!この企画の責任者だろ!」 紬「りっちゃん、がんばって!」 律「・・・っく」 律「おーい、聡ー」 澪「逃げたな・・・」 聡「なに?ねーちゃん」 律「ちょっとさ、これ食べてみてくれよ」 聡「え?も、もしかしてみなさんが?」 唯「う、うん!」 紬「えへへっ」 聡「・・・では」パクッ 聡「・・・」クラッ 律「さ、聡!」 聡「み、水!」ダダダッ 聡「」ゴクゴクゴク 唯「・・・」 紬「・・・」 聡「・・・はぁはぁ」 聡「・・・これ、味見した?」 律「いや、聡が初めて毒味した」 聡「どく・・・」 澪「ど、どうだった!?」 聡「・・・ちょっとでもいいから食べてみてください」 聡「その方が早いです」 唯「た、確かに・・・」 紬「う、うん。聡君が食べても死ななかったもの・・・」 聡「(死・・・)」 律「・・・どれ」カリッ 律「!!!」 律「しょ、しょっぺーーーー!」 律「み、水!」ゴクゴク 唯「・・・」ペロッ 唯「わお、舐めただけでしょっぱいよ・・・」 紬「塩クッキーね!」 澪「そのレベルを超えてるようだな・・・」 唯「塩と砂糖を間違えたみたいだね」 紬「お砂糖入れたのは唯ちゃんよ?」 唯「・・・でへへっ」 唯「だ、だってね。容器似てるから・・・」 律「あー、はいはい。次は気を付けるぞ」 澪「そ、そうだな。失敗したのは砂糖と塩の間違いだけだし」 紬「次はうまくいくわね!」 律「おう!次行くぜー!」 律「毒味係りはそこで待機!」 聡「え、えーっ」 律「美人なお姉さん達の手料理を食べられるなんて光栄に思え!」 聡「約一名美人じゃな・・・いたっ!」 聡「・・・」 聡「(でもよく考えろ、これって・・・)」 聡「(ハーレムじゃん!)」 聡「うへへっ」 律「うわっ、叩かれてよろこぶとかお前Mか?」 唯「ほら、2回目いくよー!」 律「お、おう!」 律「(聡、強く生きろよ・・・)」 澪「砂糖さえ間違えなければ次は大丈夫そうだな」 テイク2! 唯「・・・」 律「・・・」 澪「・・・」 紬「・・・」 律「・・・聡、・・・ほれ」 聡「・・・これを、食えと?」 聡「・・・この炭を?」 律「どうしてこうなった・・・」 唯「こ、今度は間違えてないよ!」 紬「うん。みんなで確認したわね」 澪「だいたいレシピが適当なんだよ。少々ってどのくらいだ?律の胸くらいか?」 唯「えー。それじゃ少なすぎるよ」 律「・・・お前ら、頭出せ」 唯澪「」グスン 紬「もう、今のは唯ちゃん達が悪いわよ」 唯澪「反省しました」 唯「ぐすっ、次は火加減に注意だね!」 紬「そうね!次は成功ね!」 澪「あぁ、失敗は成功の母だからな」 律「おっし、次行くぞー」 律「」シャカシャカ 唯「おー、りっちゃんうまーい」 律「へへっ、もう3回目だからな」 紬「んしょ!」コネコネ 澪「ふむ、みんな馴れてきたな」 テイク3! 唯「・・・ふむ」 律「・・・ちょっと焼き色薄くないか?」 澪「・・・こんなもんだろ?」 紬「・・・」 律「・・・聡、・・・ほれ」 聡「さっきよりはまともだね」 聡「」パクッ 聡「!」 聡「」ペッペッ 律「ど、どうした!」 聡「・・・生焼け」 律「・・・」 澪「ほら、やっぱり焼き時間足りなかったんだよ」 紬「今度は弱すぎね・・・」 唯「ならさっきと今の間の時間にすればいいんだよ!」 律「そうだな、よし!次行くぞー!」 聡「(・・・俺?死なないよな?)」 12
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律「じゃあ明日、連絡するぜ」 唯「うん!楽しみにしてるよ!」 梓「みなさん!」 唯「お、あずにゃんやっほー」 憂「もう帰るんですか?」 澪「うん。憂ちゃん達も一緒にどうだ?」 紬「一緒に帰りましょう」 梓「は、はい!」 ・・・ 唯「じゃあまた明日ねー」 律「おう、じゃあな」 憂「では失礼します」 澪「じゃあ私達も」 梓「はい、また明日です」 律「さー、寝るぞー」 紬「ふふっ。おつかれさま」 紬「・・・今日は家に泊っていかない?」 梓「え?」 紬「ちょっと予定が変わってね。今日、お父さんが帰ってくるの」 梓「な、なら。私は行かないほうが・・・」 紬「ううん。そこで、・・・あずにゃんを紹介しようと思うの」 梓「・・・それって」 紬「・・・うん」 梓「・・・」 梓「・・・わ、わかりました」 紬「あずにゃん・・・」 梓「きちっとあいさつしてやるです!」 紬「ふふっ。ありがとう」ダキッ 梓「うぅ・・・」/// 紬「・・・ありがとう」グスッ 梓「・・・」ナデナデ 梓「きっと大丈夫ですよ」ギュッ ガタンゴトン 梓「」カチコチ 紬「もう、緊張しすぎよ」 梓「だだだ、だって!ご、ご両親にあいさつなんててて!」 紬「・・・そうよね」 梓「・・・ムギちゃんのお父さんってどんな人ですか?」 紬「そうねぇ・・・。一言で言えば厳しい人、かな?」 梓「」ガクブル 紬「お父さんが笑った顔ってあまり見たことない気がするわ・・・」 梓「(ひえーっ)」 紬「単純にあまり会わないだけなんだけどね」 梓「・・・そうですか」 梓「(でもそれくらいでないと社長なんてできないのかな・・・)」 梓「お、お母さんはどんな方ですか?」 紬「うーん・・・。例えるなら・・・、和ちゃん?」 梓「あー。バリバリのキャリアウーマン的な・・・」 紬「そうねぇ・・・。いつも忙しそうにしてたわね」 梓「(厳しいお父さんとキャリアウーマン的なお母さん・・・)」 梓「(その子供であるムギちゃんがどうしてこんなポワポワの癒し系に・・・)」 紬「さ、降りるわよ」 梓「は、はい!」 紬「・・・」 梓「・・・あの、何時に帰ってらっしゃるんですか?」 紬「夕方ね。今はお昼すぎだからもうちょっとあとかな」 メイド「お帰りなさいませ。紬お嬢様」 紬「ただいま。お父さんからなにか連絡は?」 メイド「先ほどお電話がありまして、もうすぐ着くとのことです」 紬「えっ?」 梓「ム、ムギちゃん・・・」 紬「・・・とりあえず部屋に行きます。お父さんが帰ってきたら連絡をちょうだい」 メイド「かしこまりました」 紬「さっ、行くわよ」 梓「は、はい・・・」 バタン 紬「・・・もう、お父さんったら」 梓「あわわわわ」 紬「だ、大丈夫?」 梓「・・・心臓がバクバクしてます」 紬「・・・普通はそうよね」 紬「し、深呼吸よ!」 梓「フッフッハー。フッフッハー」 紬「あずにゃん、それ違うわ!」 梓「・・・」スー、ハー 紬「・・・落ち着いた?」 梓「す、少し・・・」 紬「」チュッ 梓「!」 紬「んっ、・・・ふぅ」 梓「・・・ふぁ」 紬「」ギュッ 梓「・・・」 紬「ふふっ。あずにゃんの心音、聞こえるわ」 梓「・・・余計に大きくなりましたよ」 紬「うん。・・・でも、落ち着いた?」 梓「・・・はい」 梓「・・・もう、大丈夫です」 コンコン 紬「はい」 メイド『旦那様が戻られました』 紬「わかりました。すぐに行きます」 梓「うぅ・・・」 紬「さ、行くわよ」 梓「は、はい・・・」 紬「・・・ここで待っててね。すぐに呼ぶから」 梓「は、はい・・・」 コンコン 紬父『誰だ?』 紬「私です」 父『紬か。入れ』 紬「はい」ガチャッ 梓「(うー・・・。入っちゃった・・・)」 梓「」ソワソワ 梓「ううぅ・・・」 父「すまんな。仕事が早く終わってな」 紬「そうですか」 父「この前紬会ったのは・・・。正月か」 紬「はい」 父「すまんな。紬には寂しい思いをさせて」 紬「ふふっ。気にしないでください」 紬「・・・私はもう一人じゃないんです。だから寂しくないですよ」 父「・・・どういう意味だ?」ギロッ 紬「・・・今日はお父さんに会ってもらいたい人がいます」 父「・・・」 紬「ここに呼んで、よろしいですか?」 父「・・・その前に確認させろ」 父「・・・お前の、・・・彼氏をここに連れてくるつもりか?」 父「事前に報告もなしにいきなり来るような輩には私は会わんぞ!」 紬「・・・報告ができなかったのはすみません」 紬「あと、・・・連れてくるのは彼氏ではありません」 父「・・・どういうことだ?」 紬「私の彼女です。・・・私の、大切な人です」 父「・・・通せ」 紬「はい」 ガチャ 梓「!」 紬「お待たせ。さ、入って」 梓「は、はい!」 紬「一応、礼儀よくしてね」コソッ 梓「は、はい」 梓「し、失礼します・・・」 父「・・・」 紬「・・・」 梓「(ムギちゃんの眉毛は父親譲りなのか・・・)」 父「・・・。まぁ、座りたまえ」 梓「は、はい!」 父「・・・どういうことか説明してもらおうか?」 梓「(こ、これ。怒ってないですか?ムギちゃん・・・)」 紬「そ、その前に」 父「紬!私は彼女に質問をしたのだよ?」 紬「・・・はい」 梓「・・・わ、私は・・・。琴吹紬さんとお付き合いさせていただいてます!」 父「私は交際を許可した覚えはないが?」 梓「・・・そうです。・・・なので、私達の交際を認めてもらえないでしょうか!」 梓「お願いします!」ペコリ 紬「私からもお願いします!」ペコリ 父「・・・」 父「・・・同性で付き合う者がいる、とは聞いたことはあるが」 父「まさか紬だとはな」 紬「・・・」 父「お前達、今やってることが世間的にどんな目で見られるのか分かっているのか?」 父「ましてや紬、お前には琴吹家を継いでいかなければならない」 父「そんな人間がこんなことでどうする?」 父「半端な気持ちで付き合えるほど世間は甘くはないぞ」 梓「半端な気持ちじゃありません!」 梓「・・・確かに奇異な目で見られるかも知れません」 梓「でも、それでも私は、紬さんが好きなんです!」 父「・・・」 紬「私も同じ気持ちです」 紬「世間からどんな目で見られようとも・・・、私は梓ちゃんの隣にいるって決めたんです」 紬梓「お願いします!」 父「・・・」 父「・・・まだ、名前を聞いてなかったな」 梓「中野、梓です」 父「中野君か、・・・君達の気持ちは分かった」 父「・・・紬の父としては認めてもいい」 紬「本当!?」 父「・・・だが、一企業の社長としては認めるわけにはいかない」 紬「・・・そんな」 梓「・・・」グスッ 父「・・・どうしても後継ぎの問題がでてしまうからな」 父「すまない」 紬「・・・私は、梓ちゃん以外の人とお付き合いはできません!」 紬「会社の都合で無理やり結婚させられるくらいなら私はこの家を出ていきます!」 紬「私は、本気で梓ちゃんを愛しているんです!」 父「・・・紬」 父「・・・」 父「・・・少し、話が長くなりそうだな」ピッ コンコン 父「入れ」 メイド「失礼します」ガチャ 父「この子達にお茶を、私にもな」 メイド「かしこまりました」ガチャ 紬「・・・」 父「・・・さて、紬に出て行かれては困るな」 父「どうすればいいと思う?中野君」 梓「え?えっと・・・」 梓「親戚の方を頼るとか」 梓「よ、養子を迎え入れる、もしくは・・・」 梓「その、・・・紬さんの兄弟を作る。・・・とか」 紬「・・・」 父「・・・」 父「・・・面白いことを言うね。中野君は」 梓「はうぅ・・・」カアァ 父「では中野君はこう言うのか?」 父「その子供に責任をすべて押し付けるので自分達は好きにさせてください、と」 梓「そ、そういうつもりは・・・」 父「・・・世間ではこう言われてしまうんだよ」 梓「・・・」 紬「・・・」 父「・・・さて、ついでだ。夕食でも食べていきなさい」 梓「・・・」 ・・・ 父「斉藤、彼女を送って行ってくれ」 斉藤「はっ」 父「今日はわざわざ来てくれたのにすまなかったね」 梓「・・・」 梓「お願いします!交際を認めてください!」バッ 父「・・・やめないか。もうその話は終わっただろう」 紬「私も、お願いします!」 梓「」グスッ 梓「私は!ムギちゃんじゃなきゃダメなんです!」 梓「ムギちゃんが隣にいないと・・・」グスッ 梓「お願いします!」 紬「私も同じ気持ちです!梓ちゃんのいない生活なんてできない!」グスッ 紬「お願いします!」 父「・・・」 父「・・・はぁ」 梓「・・・」 紬「・・・」 父「・・・負けたよ」 父「・・・まぁ、紬に寂しい思いをさせた私にも落ち度はあるし、後の問題はなんとかしよう」 梓「え?それじゃあ・・・」 父「あぁ、紬をよろしく頼むぞ。中野君」 梓「あ、ああぁ・・・。うわあああああああん」ダキッ 紬「梓ちゃん・・・」ギュッ 父「だが、会社は継いでもらうつもりでいるからな」 紬「・・・はい。わかっています」 父「ならいい。母さんには私から伝えておこう」 父「中野君どうだ、今日は泊っていかないか?」 梓「ぐすっ。い、いいんですか?」 父「もちろんだ。学校での紬の話を聞かせてくれ」 梓「は、はい!」 紬「へ、変なこと言っちゃダメよ!」 ・・・ 父「・・・そういえばまだ言ってなかったな。卒業、おめでとう」 紬「はい。ありがとうございます」 父「・・・そうか、紬にも大切な人ができたか」グイッ 梓「(・・・お酒強いのも父親譲りなんですね)」 紬「はい。私の一番大切な人です・・・」 父「最初は彼氏を連れてくると思ってヒヤヒヤしたがこんなかわいい彼女だったとはな」 梓「うぅ・・・」カアァ 父「大学はN女子大だったな。通学はどうするんだ?」 紬「はい。ここからでは遠いので部屋を借りようと思ってます」 父「一人暮らしか。何事も経験だ、いいだろう」 父「だが大丈夫か?自炊や家事はできるのか?」 紬「ふふっ、大丈夫です。優秀な先生がいますから」 梓「せ、先生って・・・」/// 父「ほう。なら大丈夫か」 紬「はい!」 父「・・・もうこんな時間か、すまないね。付き合わせて」 梓「い、いえ。とんでもないです!」 父「中野君はどこで寝ようか?紬の部屋でいいのかな?」 紬「はい。そのつもりです」 父「そうか。じゃあおやすみ」 紬「はい。おやすみなさい」 梓「お、おやすみなさい。失礼しました」ペコリ 父「ふふっ。明日もゆっくりしていくといい」 梓「・・・」 紬「・・・」 梓「・・・つ、疲れた」 紬「・・・そうね」 梓「・・・でも、よかったですね」 紬「えぇ、・・・よかった」グスッ 梓「・・・泣かないでください。・・・私まで」グスッ 紬「ずっと、一緒だからね」ダキッ 梓「うん!」ギュッ 紬「・・・さすがに今日は寝ましょうか」 梓「・・・ですね。疲れました」 紬「・・・ちょっとこれ付けて」スッ 梓「えっ?」 紬「・・・はふぅ。癒されるわぁ・・・」トローン 梓「ム、ムギちゃんもですよ!」スッ 梓「・・・はにゃーん」トローン 紬「・・・へ、変な気分なる前に寝ましょう!」 梓「で、ですね!」 紬「ふふっ。明日はりっちゃんのお家か、楽しみね」 梓「ですね。・・・律先輩、疲れてるみたいですけどどうしたんでしょうね?」 紬「・・・彼女にもきっといろいろあるのよ」 梓「そ、そうですか・・・」 紬「・・・じゃあおやすみ」 梓「うん、おやすみ。ムギちゃん」 チュッ 紬梓「スゥスゥ」 8
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梓「(一番厄介なのは律先輩だからな)」キョロキョロ 梓「(純も危ないな)」サササッ 梓「(よし。大丈夫)」コソコソ 梓「な、なんとか無事到着・・・」 梓「」ピンポーン 憂「はーい」ガチャ 梓「こんばんわ」 憂「こんばんわ」ニコッ 梓「では、お願いします」ペコリ 憂「うん。がんばろうね」 憂「今回は練習とは分量が違うから気をつけてね」 梓「・・・うん」ソーッ 憂「」シャカシャカ 憂「(ふふっ。梓ちゃん真剣だね・・・)」 梓「どうかな?」 憂「うん。いい感じ」 憂「形はどうする?やっぱりハート?」 梓「ハ、ハートはちょっと・・・」/// 梓「そ、それにこれはみなさんの分だから普通にしようと思うんだ」 憂「(てことは紬先輩だけのも作るのね。ふふっ)」 憂「うん。じゃあオーブンに入れるよ」 梓「う、うん!」 梓「(しっかり焼けますように・・・)」 チーン 憂「焼けたよ!」 梓「う、うん!」 憂「うん、大丈夫だね」 梓「よ、よかった」ホッ 憂「じゃあ冷やしてる間に本命を作ろうか!」 梓「ほ、本命って・・・」カアァ 憂「紬さんの分、作るんでしょう?」 憂「私もお姉ちゃんの分、作るんだ」 梓「う、うん。作るよ!」 憂「材料はあるからね。大きいのでも大丈夫だよ」 梓「そ、そんな大きいのは作らないよ」アセアセ 梓「普通の大きさにするよ」 憂「そう。じゃあ始めようか」 梓「うん!」 憂「本命もチョコケーキ?」 梓「せっかくだから違うのにしようかなって」 梓「憂は?」 憂「お姉ちゃんのはフォンダショコラにしようかなって」 梓「中から溶けたチョコ出てくるやつだっけ」 憂「そうそう!」 梓「いいかも。私も作れるかな?」 憂「梓ちゃんなら大丈夫だよ」 憂「それでも材料少し余るからハート型のチョコ作ろうね」 梓「う、うん」 梓「(これだけ作ってまだ余るって・・・)」 憂「フォンダンショコラは焼き加減に注意だからね」 梓「うん」 チーン 憂「・・・大丈夫かな」 梓「」ドキドキ 憂「うん、大丈夫・・・」 梓「・・・」 憂「あとはあら熱とってっと」 憂「食べるときに電子レンジに入れれば大丈夫だよ」 梓「・・・ふぅ、緊張した」 憂「さて、ご飯作ろうか。食べて行ってね」 梓「あ、うん。ありがと」 憂「できたっと。お姉ちゃん呼んでくるね」 梓「うん」 梓「」 梓「あ!や、やっぱ私行ってきていいかな?」アセアセ 憂「うん?じゃあお願い」 梓「う、うん」 梓「(万が一居眠りしてたら平沢家が大変なことに・・・)」 梓「唯先輩、ご飯ですよー」 シーン 梓「(・・・反応なし。まさか・・・)」 梓「唯先輩?入りますよー」ガチャ 唯「」カリカリ 梓「(なんと!集中してる!)」 梓「(邪魔していいのかな?でもご飯だし)」 梓「唯先輩。ご飯できましたよ」 唯「ん?あれ?なんであずにゃんがここに?」 梓「(そっか・・・)」 梓「えっと、また偶然憂に会って」 唯「そうかー。ご飯だね、行こうか」 梓「はい」 唯「今日もありがとね、憂」 憂「ううん。たくさん食べてがんばってね」 唯「うん!今日は煮魚~」 唯「いただきます!」 唯「うん。おいしいよー」 憂「よかったね。梓ちゃん」 唯「え?この煮魚あずにゃんが作ったの?」 梓「え、えーと。はい」 唯「すごくおいしいよ!」 梓「ありがとう、ございます」/// 憂「うん。おいしい」 梓「もう、憂まで」 唯「ごちそうさまー」 梓「お粗末さまです」 唯「とってもおいしかったよ。あずにゃん!」 梓「試験明後日ですから、がんばってくださいね!」 唯「うむ。任せたまえ」ドンッ 唯「じゃあ憂。片付けお願いね」トトトッ 憂「うん」 憂「よし、もう冷めてるね」 憂「明日が本番だね!」 梓「う、うん」 憂「持って帰る途中で転ばないようにね」 梓「気をつけます・・・」 梓「ありがとうね。憂」 憂「気にしないで。一緒に作れて楽しかったよ」 憂「また作ろうね」 梓「うん。おやすみ」 憂「おやすみ」 ガチャ 梓「さて、あとはこれを無事家に持って帰れば」 梓「」 梓「えへへ」 律「・・・にやけ顔でなにしてんだ?」 梓「!」 梓「り、律先輩!?」 梓「ど、どうしてここに・・・」 律「ん?私は夜食を買いにな」ガサッ 律「梓こそどうしたんだよ?こんな時間に」 律「また唯のところか?」 梓「えっと、そうですけど・・・」 律「ん?その袋は・・・」 梓「」ドキーン 梓「な、なんでもないです!」カクシッ 律「・・・」ポクポクポク 律「」チーン 律「・・・へぇ」ニヤニヤ 梓「・・・う」 律「そうかそうか」ポンポン 律「私はなにも見なかった。そういうことにしようか」 梓「・・・うぅ」/// 梓「・・・お、お願いします」 律「がんばれよ!若者よ!」 梓「り、律先輩も受験勉強、がんばってくださいよ」 律「へいへい」 梓「・・・」 梓「変に感がいいんだから・・・」 梓「ちゃんと帰りも気をつけて帰らないと」コソコソ 梓「さっきは油断しただけなんだから」サササッ 梓「・・・ふう。ただいま」ガチャ 梓「よし、明日の準備は大丈夫っと」 梓「あとは寝るだけ・・・」ボフッ 梓「ムギ先輩断ちか・・・」 梓「あと2日の我慢だもんね・・・」 梓「寂しいな・・・」 梓「・・・」 梓「ちょっとだけなら・・・」 梓「」ピタッ 梓「ダメ!」 梓「ムギ先輩もきっと我慢してるんだから」 梓「私が裏切っちゃダメだよね!」 梓「我慢我慢我慢・・・」 梓「」 梓「」モンモン 梓「シャワー浴びてこよう・・・」 バレンタイン当日! 梓「ふぅ。とうとう来てしまった・・・」 純「なにブツブツ言ってんのよ?」 梓「なんだ、純か」 純「最近私の扱いがひどい気がする」 憂「まぁまぁ」 憂「ケーキは部活の時に渡すの?」 梓「そうするつもりだよ」 キーンコーンカーンコーン 梓「よし!がんばれ私!」 憂「がんばって。梓ちゃん」 梓「うん!行ってくる!」 トコトコ 梓「(先輩達もう来てるのかな?)」 ガチャ 梓「お疲れ様でーす」 唯「おいっす。あずにゃん」 紬「お疲れ様。梓ちゃん」 梓「今日は私が最後でしたか」 唯「よし、みんな揃ったしお茶にしようよ!」 澪「もう、唯は・・・」 紬「そうしたいんだけどお菓子切らしてて・・・」 律「」ニヤニヤ 梓「(まさか、律先輩の仕業が・・・)」 梓「・・・律先輩、ちょっと・・・」 律「ん?」 梓「ムギ先輩にしゃべったんですか?」ヒソヒソ 律「バカ言うな。しゃべらないって約束しただろ」ヒソヒソ 梓「ならなぜタイミングよくお菓子が切れるんですか?」 律「知るか。まぁ明日受験だしそこまで頭が回らなかったんだろう」 梓「・・・そうですか。すみません」 律「気にすんな。がんばれよ」ポン 紬「みんなごめんね」 唯「お菓子なくてもいいよー」 澪「うん。お茶で十分さ」 梓「あ、あの!」 唯「どったの?あずにゃん」 梓「その、明日試験ですね」 澪「そうだな」 梓「えっと・・・」 梓「そこで激励といいますか、日ごろの感謝と言いますか・・・」 梓「ケーキ作ってきたのでよかったら食べてください!」 唯「あずにゃんが!?」 澪「ほ、本当か?」 紬「まぁ!」 律「あれ?今日って何日だっけー?」シレッ 唯「え?2月14日だけど・・・」 澪「そっか、バレンタインか」 律「」ニヤニヤ 梓「・・・う」 唯「ありがとう!あずにゃん!」 澪「すっかり忘れてたな」 紬「梓ちゃん、ケーキも作れるのね」 梓「いえ、憂にも手伝ってもらって・・・」 唯「あー。だから私の家に結構来てたのか」 紬「じゃあとっておきのお茶淹れるわね」 唯「わー。チョコケーキだー」 律「そりゃバレンタインだからな」 澪「おいしそうだな」 唯「いただきます」 唯「ん~。うまい!」 澪「本当だな」 律「おぉ。これはなかなか」 紬「すごいわ!梓ちゃん!」 梓「ほ、本当ですか?」 紬「もちろんよ。とってもおいしいわ」 梓「ム、ムギちゃ・・ムギ先輩・・・」 紬「ありがとう。梓ちゃん」 梓「えへへっ」/// 唯「これなら受験もがんばれるよ!」 澪「だな。みんながんばろうな」 律「おー!」 澪「じゃあ明日、寝坊するなよ」 律「澪こそ忘れ物するなよ」 唯「どっちも気をつけなきゃ・・・」 梓「頼みますよ・・・。唯先輩・・・」 律「じゃあまた明日!」 唯「うん!」 紬「えぇ!」 テクテク 紬「今日のはおいしかったわー」 梓「ありがとう、ございます」 紬「ふふっ。唯ちゃんの家に行ってたのはこのためだったのね」 梓「すみません。嘘、ついちゃって・・・」 紬「こういう事情なら気にしないで」 紬「逆の立場だったら私だって言えないもの」 梓「よかった」ホッ 梓「そ、その」 紬「?」 梓「(がんばれ、私!)」 梓「こ、これ。私の気持ちです!貰ってください!」 紬「」 紬「あ、ありがとう」グスッ 紬「あずにゃん!」ダキッ 梓「・・・ムギちゃん」ギュッ 紬「ありがとう、本当にうれしい」 梓「ムギちゃん・・・」 紬「あずにゃん断ち、できなかったわ・・・」 梓「・・・そうですね。私もできませんでした」 紬「たった数日なのにすごく寂しかったの・・・」 梓「私もです」 紬「もうあずにゃんなしじゃ生きていけないわ・・・」 梓「・・・私もです」ギュッ 梓「明日、がんばってくださいね」 紬「うん。このチョコがあれば大丈夫よ」 梓「・・・大袈裟ですよ」 紬「明日、家に泊まりに来ない?」 梓「いいんですか?」 紬「もちろんよ。寂しかった分、ずっと一緒いるんだから」 梓「ム、ムギちゃん・・・」/// 梓「・・・私も、もっと一緒にいたいです」 紬「うん!気合入りました!」 梓「応援してます!」 紬「試験終わったらすぐに連絡入れるわね」 梓「はい。待ってます」 チュッ 紬「・・・んっ。甘いわね」 梓「さっきチョコ、食べましたからね・・・」 紬「じゃあまた明日」 梓「はい。また明日」 梓「(がんばってください。ムギちゃん・・・)」 梓「」 梓「・・・」 梓「明日のお泊まりって・・・そういうことだよね・・・」ドキドキ 梓「・・・でも、ムギちゃんとなら私はうれしいです」 梓「よし!今日もちゃんと我慢するんだから!」 梓「もう私にできることはないよね?」 梓「みんな、がんばってください」ギュッ 5
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登録日:2020/08/19 (水) 21 20 02 更新日:2024/06/29 Sat 23 32 31NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 19年秋アニメ 2017年 21年春アニメ 22年秋アニメ BNピクチャーズ Eテレ NHK RGB アニメ ギャグ漫画 コメディ ソロモン72柱 ファンタジー 学園モノ 学校 悪魔 悪魔学校 愛すべきバカ達 敵も味方も変な奴 村瀬歩 漫画 秋田書店 西修 週刊少年チャンピオン 階級制度 魔入りました!入間くん 魔界 悪魔たちと楽しく(?)過ごす魔界学園ファンタジー! 概要 『魔入(まい)りました!入間(いるま)くん』とは、週刊少年チャンピオンで2017年14号から連載中の漫画。著者は西修。 両親によって悪魔に売り渡された人間の少年が、その悪魔に可愛がられた挙句に悪魔の学校に通うこととなり、そこで巻き起こる騒動を描いた学園コメディ漫画。 連載初期こそ『ハヤテのごとく!』のような始まり方で『カメレオン』を髣髴とさせる周囲の勘違い&成り上がりコメディの趣きが強かったが、 現在では個性豊かで魅力的な悪魔たちが織りなす奇々怪々な日常と、主人公の入間の巻き込まれ体質で騒動に振り回されながらもひたむきに頑張る姿が周囲を徐々に変えていく青春群像劇としての趣きが強い。 また、この手の作品の例にもれず、コメディを基本として甘酸っぱい恋愛ネタやバトル要素なども増えている。 「ジャンプで似たような雰囲気の作品を見た」、「サンデーの漫画だと思った」とか言われているがコレ一応チャンピオンの漫画ですよ……。 悪魔の学園ものらしく、登場人物の名前は伝承の悪魔の名前が散見される。その手の知識があるなら、元ネタと比較するのもまた一興。 同誌内でもじわじわと人気を獲得していたが、9巻発売時点でアニメ化が決定。NHKEテレでの放送となった。 時系列が変えられたり尺調整や補完のオリジナル描写、低年齢視聴者を意識してか説明解説が増えた部分はあるが、原作からのカット・変更は少なく忠実に作られている。 サキュバス周りや露出の多い描写や悪魔の世界らしい恐ろしい光景はほぼそのまま描かれており、所々でNHKアニメっぽさも感じるなど評価は上々。 2019年10月から2020年3月まで第1期が放送。 2021年4月~9月まで第2期が放送。 2022年10月~2023年3月まで第3期放送。 概要 【ストーリー】 【登場人物】《主要人物》 《問題児(アブノーマル)クラス》 《生徒会》 《入間達の先輩》 《入間達の同級生》 《新入生(入間2年生時)》 《教師》 《特別講師陣》 《13冠》 《魔王》 【用語集】 【主題歌】第1期 第2期 第3期 共通 【ストーリー】 鈴木入間は人の頼み事を断れないとても素直な少年。 ある日彼は、人でなしの両親によって悪魔に魂を売り渡され、魔界へと送られてしまった……。 だが、その悪魔・サリバンに孫として溺愛された入間は彼が理事を務める悪魔学校・バビルスに入学することになる。 そこで彼を待ち受けていたのは、様々な個性豊かな悪魔の友達や数々の試練、そしてドキドキの恋模様(?)。 果たして入間は、無事人間であることを知られることなく、学校での生活を乗り切れるのだろうか? 【登場人物】 ちなみに入間以外の悪魔たちの名前はカタカナ表記であるが、日本語のように姓・名の順に表記されている。 《主要人物》 鈴木入間(すずき いるま) CV 村瀬歩 15歳(*1)の人間の少年。 子供を利用することしか考えない非道な両親にこき使われた末にその身を悪魔に売られてしまった不遇の少年。 (アニメ版ではマグロ漁船で働く中で冷凍マグロがぶっ刺さりそうになるところを救われ、そのまま捕らえられて魔界に連れて行かれた) 身受けした悪魔サリバンは自分の養孫となることを提案。入間がこれを承諾したことで孫として丁重に扱われつつ、サリバンが理事長を務める魔界の学校バビルスに入学。 人間であることがバレないように戦々恐々しつつも、持ち前の前向きさと壮絶な生活で身につけた危機回避能力によって悪魔学校生活を乗り切ろうとする物語。 次第に周囲の悪魔たちも大切な存在になっていき、ろくな扱いを受けてこなかった人間界に帰ることよりも魔界での永住を望むようになる。 波乱万丈な人生を過ごすうちに人の頼み事を何でも受け入れてしまう癖を身に着けてしまった。 また、様々な困難に晒されていたことから危険察知能力と異常なほどの回避能力を、 扇風機など生活に必要な機器(拾い物の故障品)の修理を行っていたことから器用さを、 いつ食事にありつけるか分からなかったことからすさまじい食事量を身に着けている。 一方で「味は二の次で食えればいい」のサバイバル生活が染み付いているため料理は壊滅的に下手。熱すれば食べられるでしょの精神。 指には魔力を吸収・放出できる『悪食の指輪』を付けており、サリバンからもらった魔力で「強大な魔力を持っている」と認識されている。 その真っ直ぐさと度々の大活躍に加えてトラブル対処で救ってきたこともあって彼に惹かれる女性は多め。天然たらしの域に入りつつある。 学園の教師間でも10人くらい彼女がいるらしいと噂になって嫉妬されるくらい。 また女性に限らず一つ上、同学年、一つ下と三代の学年主席と仲良くしていることもあり、後輩の間では主席キラー あるいは他にも有力悪魔を籠絡しているとして悪魔堕としのイルマという二つ名を付けられていた。 また女装すると結構可愛い。 同掲載誌の別漫画の人気投票にもランクイン。 入魔(悪入間) アリさんの性格改変魔法で性格が悪くなった入間くん。人間である彼が後述の悪周期疑似再現された状態ともいえる。 常に強気で押しも強く場合によっては暴力も辞さないなど普段とは真逆のキャラだが、なんだかんだで頼み事は断れない辺り根っこの部分は同じ模様。 総じて普段とは違う意味で他人を引き付けるカリスマ性――魔王の風格を以て周囲を圧倒していた。 アスモデウス・アリス CV 木村良平 入間の同級生の長身美形の悪魔。愛称は「アズ」。 十三冠「色頭」の息子であり、礼儀を重んじる学年主席の優等生。 入学式で新入生代表を奪われたことを許せず、入間に決闘を申し込むが彼の危機回避能力によって敗北し、以来彼の従者として服従を誓うようになる。 当初は絶対的に服従していたものの、次第に入間から「友達」として認められる。 入間には心底惚れ込んでいて、彼に関することだと一瞬でテンションが増減する。ついでに、非女装時も含めて可愛いとも評している。 火炎魔術が得意で、大小様々な炎を操る。 家系能力は不明。教師陣には能力研鑽の一環として使うことを勧められているが、本人は自分の能力を出すことを渋っている。 ちなみにアスモデウスは七つの大罪における色欲の悪魔で、また2年次始めの適性検査では得意魔術に「魅」の文字があり…? ウァラク・クララ CV 朝井彩加 入間の同級生で天真爛漫な少女の悪魔。というか、アホの子。 「いるまち(入間)」「まっかちん(アメリ)」「さぶろー(サブロ)」「エギー先生(カルエゴ)」のように基本的に他人にあだ名を付けて呼ぶのが特徴。 遊ぶことが大好きで子供っぽい性格のため周囲からも浮いていたが、入間との出会いを経て初めての友達ができた。 以来、三人組のムードメーカーとして活躍。 大家族の長女で、弟たちを大切にしている。家族内で使われる固有名詞をさも一般常識のごとく語るので、説明が非常に下手。 アニメ版では家族が登場した際、何故かミュージカル風な挿入歌が流れるという演出がされている。 後にアメリと入間が仲良くし始めたことに焦り、誘惑術で引き戻そうとするも当初は赤ん坊よりも無垢(*2)と言われるほど色気が皆無だった。 しかしサキュバスであるライム先生の諦めない指導と本人の熱心な努力により、入間をドキッとさせるほどの笑顔を身につけた。 その後も「みんな好き!」と言うくらいで恋愛感情をよく分かっていないが、会話の流れで入間との結婚式を想像してみると照れだすくらいには意識している様子。 家系能力「呼び出し(トイトイ)」 見たことのある物体を自在に生成できる。ちなみにこの能力は売店員からは「万引き」とみなされ警戒されている。(入学当時は出禁だった) サリバン CV 黒田崇矢 入間を「買った」悪魔。現在の魔界の三大トップのうちの一人にして学園バビルスの理事長。 他二人の孫自慢に悔しい思いをしていたところ、売られてきた人間の入間に目を付け孫として迎えることに。 当初こそ「断られたら君を夕食にするつもりだった」と悪魔らしい面を見せたが、入間が孫となることを承諾してからはでろでろに可愛がる。 時として困難にぶつかる入間をアシストしながら、彼の成長を心待ちにしている。 コメディシーンになると頭から胴まで一体化した二頭身の姿になるのが特徴。またアニメでは声のトーンも変わるので一聴の価値あり。 かつての魔王に仕えていた身であり、その影を入間に見ているようだが……。 オペラ CV 斎賀みつき 性別不明なサリバンの使用人。 如何なる時も冷静沈着で少々Sっ気のある、家事全般からスポーツ、戦闘まで何でもござれのスーパー使用人。 入間へはサリバンほど甘くなく時折厳しい措置も与えるが、大切に思っているのは確かで世話や護衛といった協力は惜しまない。 アリクレッド CV 三木眞一郎 入間の位階の上昇と共に現れた、「悪食の指輪」の化身。通称「アリさん」。 入間しか存在を視認できない謎の存在であり、持ち主に対しても反抗的な態度を取る問題児。 ある時期に至っては入間の性格を悪くしてしまったことも(無断だが一応本人の希望でもある)。 「アリクレッド」をローマ字にして逆さ読みすると「デルキラ」となったり、声優が同一人物であったりなど、やたらと魔王デルキラとの接点が多い。 《問題児(アブノーマル)クラス》 旧校舎の外れにあるボロ教室を拠点とする問題児が集められたクラス。生徒数は入間、アスモデウス、クララを含めて13人。 入学からクラス分けまでの短い間だけで戦闘、窃盗、セクハラといった何かしら問題を起こした生徒が入るクラスのようだが、 プルソンやクロケルのように諸事情で目立つわけにはいかない生徒や、エリザベッタのようにその能力が周囲に影響を及ぼしやすい生徒を隔離する配慮の意味もある模様。 入間もやらかしのペナルティで入れられたわけでなく、 「入間くんは目立ちたくない?ならもっと派手な子たちの中に入れば目立たなくて済むよね。」 と変な方向に気を利かせた理事長サリバンの孫バカによって入学早々仲良くなっていたアスモデウスとクララと3人揃って配属となった。 ボロ教室を特に気にせず過ごしていたが、あるきっかけでかつて魔王が使用し後に封印されていた「王の教室(ロイヤル・ワン)」を解放。快適な環境で授業を受けることとなった。 その後も活躍を続けて“悪魔学校(デビルス)の13冠”として注目されるように。 サブノック・サブロ CV 佐藤拓也 巨躯の体格を持った傲岸不遜の悪魔。その巨体と金髪から、生徒からは「金獅子」と呼ばれている。 一人称は「うぬ」と珍しい。 「カッコいいから」という理由で次期魔王を目指しており、何かと懐の深く器量のある入間をライバル視している。 魔王マニアで、魔王に関することなら何でも食いつく。結果、魔王を目指すのではなく研究する師団にうっかり突入するも、普通に馴染んでいた。 戦い好きな面はあるものの「魔王としてふさわしくあるために」「魔王は民のためにいる」として能力の研鑽と周囲への配慮の幅は広く 身体能力のみならず座学の成績も良好。加えてピアノが弾ける他、音楽祭のダンスも早い段階で習得。 自らの悪周期の危険性を理解し、初めて発動した一度きりで以降はメンタルトレーニングを積んでうっかり発動しないように気をつけていた。 絶体絶命の危機により封印していたその悪周期を発動させるも、守るべきものが目に入ると気を取られて攻撃の手が緩む。 二年次の試験で行動を共にした後輩からも、当初は巨躯と戦い好きな姿を恐れられていたが、困難な場面での失敗を咎めず生還を喜んだ器量ある姿に 「先輩としては怖かったけど、強くてカッコよくてパパと思えば頼もしい」として小柄な後輩2人から父親のように慕われるに至った。サブロパパー 家系能力「武器創生」 口で噛んだ物質と同材質の武器を作り出す。首に巻いて居る装飾品は、この能力を使うためのアイテム。 悪周期で発動させると与える痛みが何倍にも特殊な武器を生み出し、加えて敵に与えた痛みが発動者に快楽として伝わるようになる。 アンドロ・M・ジャズ CV 柿原徹也 いつも軽薄そうに飄々とした雰囲気の少年。魔術開発師団所属。 手癖が悪く、しょっちゅう窃盗事件を起こしその行いに興奮している。 指には全て金属製の指輪がはめられている。これは指に無駄な動きがあると音が鳴って盗みの妨げになるという戒め。 俺様な兄・ロック(CV 小西克幸)が苦手。本人曰く「クズ」。 家族内での反動からか兄貴精神があり面倒見はいい。 家系能力「盗視(ピット)」 獲物を盗むための最短ルートを示す。しかしあくまで示すだけなので、あとは使用者の技術次第となる。 シャックス・リード CV 山谷祥生 元気でチャラチャラした年頃の学生風の少年。遊戯師団所属。 いざという時に臆病になるヘタレだが、収穫祭では入間とタッグを組んで奮闘した。 家系能力「感覚強盗(コントローラー)」 相手の五感を一時的に奪う。また、奪った感覚から情報を得る感覚ジャックも可能。 イクス・エリザベッタ CV 本渡楓 いつもおおらかな雰囲気を放っている長身の少女で、大半のクラスメイトからは「姐さん」と呼ばれる。 しかし成績は良くなく(1年次の終末テスト時点)、道にも迷いやすい(ファンブックにて公表)アホの子である。 家系能力「好感度(フルラブゲージ)」 周囲の人物からの好感度を上げ、自分の有利に動かす。状況次第では相手に能力を無意識に発動させて自分に有利にさせたりもできる。 このような能力ながら、本人は恋に恋する乙女。能力のせいでいつも勝手に相手が落ちてしまうことから、自分の心ときめく愛を探している。 クロケル・ケロリ CV 東山奈央 普段は地味で目立たない眼鏡っ娘だが、これは魅力を抑えるための認識阻害のメガネで目立たないのは仕様でありわざと。 実は隠れて人気アクドル(魔界で言うアイドルのこと)「くろむ」として活躍している。 自分の可愛さを自覚しており、いずれはアクドルとして上り詰め、親の位階を越す野望を抱いている。 なお、親を敵視しているのはいつも氷のように冷淡な一族に対する反感から。 しかし、実はテンションが上がるとぶっ倒れてしまうという家系の欠点から己を律しているだけであるのを彼女はまだ知らない。 入間には入学初期にことごとく話題を取られた上に「目立たなくてすごい」というアイドルとしては屈辱の極みな言葉をかけられ激怒する最悪の初対面になったが、 体調を崩した自分を気遣って女装までしてアイドルとして見事場を繋いだ姿を見て、その真摯さとアイドルとしての腕前を見て和解。 また文句なしのトップアイドルだがファンとしての熱心さも持っており、良いアイドル活動の鑑賞は悪周期防止のためのストレス発散にもしている。 入間を認めて以降は取引条件として度々女装とアイドル活動を要求するように。 後にMr.ハットの指導によって魔獣を味方にする能力を身につけるが、エリザベッタのは「魅了」、カムイのは「意思疎通の結果」とされているのに対し、 ケロリのそれは「調教」に例えられている。 家系能力は「氷面」 水の温度を操り氷を自在に発生させる。 カイム・カムイ CV 梶原岳人 梟人間の悪魔で、慇懃無礼な口調をしている。 本性は煩悩に忠実で、女性にセクハラばかりする変態。そのせいで問題児クラス送りになった。 家系能力「翻訳(なかよし)」 あらゆる生物の言語を翻訳し、コミュニケーションを取る。 アガレス・ピケロ CV 吉永拓斗 アイマスクを常備し、いつも居眠りしている少年。素顔はイケメン。 眠りを邪魔されると酷く怒る。 マイペースな性格ではあるが「寝床のように楽な場所をつくるために頑張る」の精神であり、やるときはやる。 家系能力は「寝床(マイエリア)」。 地面の状態を観察し、魔力の状況を推察できる。 さらには「自分の下にあるものは全て地面」として自らの下にあるものを動かし、寝床となる建物を作ることもできるようになった。 ガープ・ゴエモン CV 大河元気 全身毛むくじゃらの悪魔。 「ござる」口調のサムライ風キャラだが、むしろフレンドリーで人懐っこい性格。 家系能力は「風太刀(かまいたち)」 風を収束し透明な刃を形成する。 アロケル・シュナイダー CV 土岐隼一 ライオン風の悪魔。 顔だけ見るとアホだが「百識の王」の異名を持ち、座学では学年トップの秀才。 家系能力は不明。 プルソン・ソイ 音楽祭編まではモブ同然だった存在感希薄の少年。 家系のしきたりとして「目立ってはならない」ことを信条に生きているが、実はかなりのお喋り。 トランペットが非常に得意で、毎日五時になると屋上で一人トランペットを演奏している。 ちなみにストレス発散用。 認識阻害で演奏中は彼の姿が見えないこと、その演奏の巧みさから「ピクシー」と呼ばれていた。 目立つことは家訓に反するとして父親から音楽を諦め隠遁生活をするよう求められたが、自由な選択を進める母親の後押しもあって「当主も音楽も両方やる」と宣言した。 母親似であり父親はかなりのイケメン。また両親の仲は子どもがそれなりに成長しても甘々であり、惚気始めた母親にソイが困惑する場面も。 家系能力は「認識阻害」 自分の存在を周囲に認識されにくくする。極めれば周囲の人物をも隠すことが可能。 実はアニメでは最初に登場。 《生徒会》 バビルスにある師団の一つ。校内の業務のほか治安維持も兼ねる。ほかの師団とは違い、基本的に会長からのスカウトがないと入ることは不可能。 アザゼル・アメリ CV 早見沙織 入間たちより1学年上の主席であり生徒会長。1年次の内にランク6まで達成した文句無しの超エリート(入間の学年ではランク5が最高だった) 如何なる時も威風堂々としている凛々しい女性だが、人間の研究として読んでいる少女漫画に密かに憧れている。 当初は人間の疑いを持った入間に接するうちに、彼のひたむきさに徐々に恋心を抱いていく。 入間と同じく彼女も料理下手で、食材の扱いは雑、道具は壊しまくり。味見した父親は体調不良を起こした上で調理場使用禁止令を出しているほど。 家系能力「幻想王(ロマンチスタ)」 自分の強さを信じ込むことで本来の力を最大限に発揮する。家系能力使用中は髪の色が変わる。 ザガン・ジョニー・ウエスタン CV 江口拓也 キマリス・キッシュライト CV 八代拓 グシオン・サニー・グレイヴ CV 石井マーク アスタロト・スモーク CV 山本希望 生徒会の役員たち。皆それぞれアメリに恩義を感じており、彼女に忠誠を誓っている。 この四人は不良や引きこもりといった、曰くつきの生活を送っていたところをアメリにスカウトされた。アメリが言うには「面白い奴ら」らしい。 ロノウェ・ロミエール CV 鈴木達央 目立ちたがり屋の超ナルシスト。毎回語尾にロノウエを付けて喋る上に他人にあだ名を付ける変な奴。 自らを代表とする風紀師団なるものを生徒会に幾度も提案し毎回却下されていたが、ある時から気弱になり人望を失っていったアメリに解散選挙を申し込む。 しかし立ち直ったアメリの演説に大敗。機に乗じる形であったがアメリの人格変化とは無関係であり、アメリに生徒会への参加を提案され「目立てるなら」と喜んで承諾した。 周囲を振り回す問題児だが、自他に対して目立たせるという一点においては非常に高い能力を持っており、かつての音楽祭ではアメリを負かしてみせたランク5の高位悪魔。 アニメでは彼が登場するとラテン系の音楽が流れる。 家系能力は「注目(カリスマ)」 周囲の人物の注目を瞬間的に奪う。これを使って囮になることだってできる。 アンプシー・ナフラ CV 金澤まい 入間たちと同学年のローブを着た悪魔。 猛烈な異臭を放つ上にほとんど喋らないことから「口無しナフラ」の異名で恐れられていたが、収穫祭前にアメリにスカウトされており、収穫祭では運営側で参加。 収穫祭以降はアメリの勧めでにおいに気を使うようになったこともあり、ロノウェと合わせて生徒会のマスコットキャラクターと化している。 基本的にギャ行でしか話さない。(でもイントネーションでなんとなくわかる) 周囲の半分ほどの背丈で顔も黒塗りの異様な姿であるが、これは特殊なフード付き服で身長を変えていたためで、素の姿は長いまつ毛が特徴の女性。 (ちなみに素の姿が映る前にロノウェが「ナターシャ」と女性に付けられる名前をあだ名として呼んでおり、もしかしてと思った人もいるかもしれない) 素の姿で学校に出た際は周囲に同一人物とほとんど気づかれない有様。でも入間には残り香と雰囲気で気づかれた。そして照れた。 《入間達の先輩》 アミィ・キリヲ CV 逢坂良太 魔具研究師団長。関西弁口調の3年生。ランクは「2」。 生まれつき魔力が小さく、周囲から疎まれて生活しており、「弱い悪魔でも使える」魔具を開発して魔界の位階をなくすことを夢見ていた。 彼に親近感を覚えた入間は魔具研究師団への入団を決意することとなる。ただし、手先はあまり器用ではない。 家系能力は「断絶(バリア)」 ガラス状の壁を出現させる。魔力自体は低いが応用性はある。 ネタバレ 実は雷皇・バールの舎弟であり、魔界の秩序撤廃を目論む「元祖返り」の悪魔の一人。 他人の「絶望」に性的興奮を抱く正真正銘の「悪魔」めいた人物。「位階をなくす」という野望も、それに伴う混沌と絶望を見たいからというもの。 師団披露の場で学校の破壊を企てていたが、入間に阻止され、逮捕。しかしその後脱獄し、如何なる時も前向きな入間を自身の「宿敵」と見做すようになる。 そして収穫最後には「入間が人間」という事実を認知。さらに「自分が入間を食べたら、イルマは絶望の表情を見せるのか?」という恐怖じみた欲望をあらわにする。 彼の歪な本性が露になるシーンはコメディ色の強い本作でも明らかにヤバさが際立っており、チャンピオン的なアクの強さが前面に出ている。かのEテレで原作そのままでよく放映できたものである エリゴス・シネル CV 利根健太朗 アメリ親衛隊長を自称するオタッキーな外見の2年生。 「おしとやかな会長が見たい!」の欲望から複数師団から道具と知識を借りて他人の性格を変える香水を開発し振りかけた、アメリ性格改変事件の犯人。 入間からの頼みで捜査にあたっていたアスモデウスとクララによって捕獲され「私を近くで見させてやるぞ」とアメリから生徒会式鍛錬50倍の処分を言い渡された。 《入間達の同級生》 エイコ CV 浅見春那 1話で入間とアズとの決闘に巻き込まれそうなところを入間に助けられ、以後入間の追っかけとなった少女。 単行本のおまけ4コマで活躍している。その中で、アズと交流している姿も描かれている。 アンドロアフレス・イチロ CV 熊谷健太郎 アンドロアフレス・ニロ CV 野上翔 自らをドロドロ兄弟と名乗る兄弟。本来は入間達より一学年上なのだが、常に授業を欠席し戦場で傭兵として戦っているため、留年している。よく収穫祭に出れたな 幼いころから戦場への憧れが強く、そして自分たちが戦場で死にかけた際に救ってくれた人物を「師匠」と呼び敬愛。しかしその師匠は問題児クラスの特別講師へ出張してしまったため、その恨みから収穫祭ではアスモデウス、サブロの二人と対峙することになる。 なお兄弟の師匠はフルフル、アズとサブロの師匠はバラムである。つまり彼らは思いっきり人違いをしている 家計能力は「逆鱗(スイッチ)」 自らの言葉で相手の精神を乱し、理性を破壊させる。 オロバス・ココ CV 安元洋貴 ポニーテールで眼鏡をかけた、真面目で大柄な少年。文武ともに達者...なのだが、 どういうわけか試験では一位を取れず、常に二位となっている。(*3) 収穫祭当時のランクも「2」だったため多くの生徒から、2という数字を崇拝するカルト宗教、2番信仰の信者なのではないかと言われているが、本人は全く無関係。 収穫祭でなぜか問題児クラスの生徒を狙っているのだが...? 家系能力は「幻燈(トラウマ)」。 相手のトラウマになりうるものを幻として見せる。幻のため、オロバスには相手がどんなトラウマが見えているかは分からない。 生徒間での直接戦闘が禁じられている収穫祭では自滅リタイアを誘える能力として猛威を振るった。 オチョ CV 新祐樹 収穫祭でオロバスに付きまとい続けている謎の生徒。黒い歯が特徴的。オロバスのことを慕っているように見えるのだが...? ネタバレ その正体は生徒に偽装した元祖帰りのスパイ。そしてこいつこそが真の2番信仰者だった。 任務中にオロバスを「偽りの1番」に仕立て上げ、それを支えることに愉悦を覚えていた。(*4) どうやら悪魔学校の生徒に元祖帰りの素質を持つ者がいないかを調査していたらしく、隠密魔術の力もあってバレずに任務遂行...のはずだったが、最後の最後に教師陣に気づかれてしまう。 結局ロビンの弓矢に射抜かれ、命からがらアジトに帰還。その無様な姿にバールから叱責を受けるも、彼が「入間が人間である」という情報を任務中に得ていたことが判明。このことはキリヲに新たな野望を抱かせることになる。 《新入生(入間2年生時)》 2年生になった問題児クラスの昇格試験として、一定時間新入生を教師から守る「心臓破り」と題した特別課題が設定される。 問題児クラス2年生1人に新入生が2人付く形で計26名が一気に登場する。 クロケル・チマ ケロリの妹。小柄でだいぶ年少なようだがこの学年の主席にあたる アクドル大運動会のアクシデントを入間に救われ、その後も寄り添ってくれた上に「氷みたいで綺麗な目だね」の言葉がトドメとなって入間に恋するように。 入間を追いかけるべく家族にバビルス入学を宣言。勉学に勤しみ小柄な身長を伸ばそうと牛乳を飲み入間に褒められた目を見せようと前髪を短くした。 生徒会長のアメリに恋の宣戦布告をし、入間が男女問わず他人とくっついてる姿を見ると嫉妬を燃やす。 入学後に入間に宣言した「一番を奪ってみせます」の妖しさ混じりの笑顔といい、これってヤンデレの域になりつつあるような… 心臓破り試験では見事入間と同じチームに選ばれ奮闘。直接攻撃をためらう入間に代わって戦闘に出るも、力及ばずターゲットの風船を割られてしまう。 一時撤退後は氷生成能力を足場作りとして活躍した。 ちなみに母親にはバビルス入学を希望した時点で好きな人ができたことを見抜かれている。傍にいたお兄ちゃんはショックで紅茶入りティーポットを落とした 母親としてはもっと数年先と思っていたが「やるからには一番を目指しなさい」と推しうちわを作って応援。見事主席合格を果たした。 姉のケロリもしばらく知らなかったが、心臓破り試験の結果に凹むチマを慰めた際に「絶対に入間さんのお嫁さんになる!」の宣言を聞いて知ることとなった。どうなる入間!? ゼパル・ゼゼ 入試次席の男性悪魔。新進気鋭の人気モデルでもある。 入試で負けた上にモテモテなはずの自分になびかないチマに何かとちょっかいを出すが、入間に夢中なチマには氷攻撃であっさり退けられるのがお約束。 家の方針で幼い頃から高位魔術を学ばされるために1年生ながら術の知識と練度は高く、実体分身の創造やランク8のバラムが得意とする防御術“保護繭”を披露している。 家系能力は「愛喰(あいじき)」 愛の言葉や褒め言葉を糧とし自らの魔力に変換する。この体質故に周囲の人物次第では緊急時の回復が容易になるのが特徴。 回想の家族団欒として手紙やプレゼントを食べる姿があり、文字や物に込められた思いを食らうことができる模様。アンチの手紙は吐くほど不味いらしい。 ちなみにこの能力、西先生がファンレター対応の時間が取れなくて悩んだことをきっかけに思いついたそうで。 ヴィネ・ギャルソン 入間と同じチームになった根暗気質な眼鏡少年の悪魔。 入間に頑なに近寄ろうとせず、その理由として上述の「主席キラー」「悪魔堕としのイルマ」の二つ名の噂を挙げた。入間の明るい雰囲気に呑まれることを恐れている様子。 それでも試験の仲間として怯えた様子は消えないままだが入間に協力し始める。その結果何かと入間にくっつくことになり、度々チマの八つ当たりの犠牲になった。哀れ… 家系能力は「毒牙(ポイズンエキスパート)」 背中から生えた牙角から様々な毒を出せる。心臓破り試験では壁や地面を溶かして通り抜けるための溶解液を作り出して大活躍。 サブノック・シルビア CV 浅見春那 サブロの妹。兄を慕う快活な少女。 あまりイケメン慣れしてないようで、アスモデウスとゼゼの一緒のチームになった際には「目に優しくないチームだ」と困惑していた。 《教師》 バビルスで勤務する教師達。「教師は生徒の守り人」というポリシーの元教鞭を執る。 ナベリウス=カルエゴ CV 小野大輔 問題児組の担任教師。ランク8 非常に厳格、性格は陰湿であり、常に生徒たちに厳しい課題を突きつけ、生徒が課題に苦しむ姿を楽しんでいる。 一方評価は公平で、生徒の良い面も悪い面も余すところなく観察している。 教えを乞う生徒のためなら全力を尽くし、生徒のためにならない外敵は徹底して排除する意識を持つ教師の鑑。 だが入間に手の平サイズのモフモフした鳥として契約されてしまったことで威厳が台無しに。、 使い魔召喚シールを入間に使わせるだけで有無を言わさずモフ鳥形態で召喚できるため、(主にオペラや問題児クラスの連中に)いいように遊ばれるようになってしまった。 生徒である入間に使い魔として使われる上、入間の養祖父である理事長サリバンからは度々無茶振りを押し付けられる本作屈指の苦労人。 また学生時代の先輩であるオペラに強烈な苦手意識を抱いており、ランクが絶対の世界であるはずがランク6のオペラにカルエゴは頭が上がらない状態である。 家系能力と違う形で、ナベリウス一族の宿命として魔力で形作られる犬が付きまとう。 主として認めなければ容赦なく爪と牙で攻撃してくる獰猛な犬であり、子どもの頃にその姿を視認してからは鍛錬と躾で認めさせる必要がある。 カルエゴは三つ首の雷犬「ケルべリオン」として従えることに成功。モフ鳥状態でも使えるが幾分サイズが小さくなってしまう。 ダンダリオン・ダリ CV 石井マーク 魔界歴史学の担当で教師統括。普段はおっとりしているが底知れない威圧感を秘めている。 「建前は以上」が口癖。 ストラス・スージー CV 新井里美 魔生物学の担当。何をしてもおおらかな先生。 ただしおおらかなだけで悪魔特有の愉快犯気質も備えている。 「植物の母」の異名を持ち、ありとあらゆる植物を操ることが可能。 ちなみに収穫祭で使われる森を作ったのは彼女である。すごい。 バルス・ロビン CV 吉永拓斗 使い魔学担当で入間たちが入学した時の新任教師。 元気とやる気は一人前な熱血教師で、カルエゴとはそりが合わない。 バチコとは親戚関係で、ロビンはバチコの分家。 家系能力は「一射必中」。絶大な集中力によって必ず標的に命中する魔の弓矢を放つ。一日一回限定。 モラクス・モモノキ CV 朝井彩加 魔術基礎学担当。 クールでカッコいい女教師で、カルエゴのことが好き。彼の私物で取引に応じてしまうことも。 家系能力は「器用富豪(オールラウンダー)」。本人の魔力には比例するものの、あらゆる魔術を習得可能。要するにチート。 ライム CV 山本希望 サキュバス族の講師。 女子に男を落とすテクニックを教える。 女性のエロさを数値化できる能力を持つ。 後に問題児クラスを1年次の内に全員ランク4に引き上げるための特別講師として、クララとエリザベッタの指導役に任命される。 オリアス・オズワール CV 梶原岳人 占星術担当であり、遊戯師団の顧問。 紳士的かつチャラい性格。交渉はゲーム以外受け付けないが、後述の家系能力もあって相手にとってはほぼほぼ負け戦確定。 ちなみに下戸。またキリヲの尋問時に絶望顔に喜ぶ姿を見てドン引きしていた教師の一人であり、あくまで遊び好きなだけで他人を傷つける趣味はない模様。 家系能力は「占星(ラッキーハッピー)」 すべての事象が彼にとっての幸運となるチート能力。ただそれでもカバーできない事象もある模様。 ブエル・ブルシェンコ CV 中村大志 回復術担当。真面目な性格だが教師陣のノリには一応乗る模様。 入学式にサブロに攻撃され、その日以降彼を心底憎んでいたが、彼の謝罪により和解した。 家系能力は「半永久(ヒール)」 いかなる傷や破損も魔力のある限り瞬時に再生できる。 しかし感じた痛みは能力で消すことはできない。そのため彼は「痛み」を軽んじる悪魔が大嫌いである。 バラム・シチロウ CV 小西克幸 空想生物学担当。常にマスクを着用しているが、これは幼いころに怪鳥につけられた傷を隠すため。 ちなみに、空想生物とは人間世界の生物全般で、当然入間は非常に得意。 学校きっての変わり者の教師であり、悪魔にとっての空想生物「人間」の存在を信じている。 入間との交流を経て彼が人間だと知り、個人的に仲良くなる。 カルエゴとは学生時代の同級生で数少ない親友であり、彼と同じランク8に位置する高位悪魔でもある。 強面の外見に違わず戦いも強く、遊園地編では生物学の知識も生かしてカルエゴやオペラと同様に魔獣を圧倒。 問題児クラスランク4昇格のための特別講師にも選ばれ、アスモデウスとサブノックを「最も喧嘩の強い1年に育てる」ことを目標とした指導を行う。 家系能力は「虚偽鈴(ブザー)」 周囲の嘘や不正を瞬時に見破る。その能力がゆえに彼は「守護の白鴉(ガーゴイル)」の異名を持つ。 《特別講師陣》 王の教室解放とウォルターパーク遊園地での大活躍を見た悪魔学園バビルスは1年次の内に問題児クラス13人全員のランク4昇格という厳しい目標を設定。 合わせて「失敗すれば王の教室没収」というペナルティも設定され、高いハードルと重い代償に合わせたサポートとして学園側が用意した指導役。 ここでは学園教師であるバラム、ライム、ロビンを除いた人物を紹介。 3ランク昇格という厳しい条件に加えて彼ら彼女らの趣味により体で覚えろと言わんばかりな強烈なスパルタ指導が多いのが特徴。 バルバトス・バチコ CV 竹内順子 入間の指導役に任命された、魔谷大戦の英雄の子孫の女性。ロビンとは親戚にあたる 尊大不遜で気難しい性格だが弟子にかける愛情は深い。 一方で武器形成と射撃のために強い集中を要する弓矢は悪魔の気質と相性が悪いため、熱心な指導が実らず弟子に逃げられることが続いていた。 入間も当初はただのパシリに使っていたが、これも弟子に逃げられ続きの結果「道を変えるなら早いほうがいい」と指導に投げやりになっていたのも一因。 理事長であるサリバンを慕っており、入間がサリバンの孫と知ってからは本腰を入れて指導するようになり、無事弓の形成に成功してからは入間自身も認めた。 「戦場ではチャンスは少ない」の観点から、時間や回数を絞ったトライをさせることも指導の特徴。 家系能力は「百射百中」 必ず的に命中する弓矢を形成する。集中力も元となる素材も要しない。 フルフル軍曹 CV 谷山紀章 魔谷大戦の英雄の子孫である、「天災」の文字が入った首掛けを身につける大柄で2本角の男性悪魔。 軍曹の肩書の通りに元々は北部で戦いにあたっていた、ドロドロ兄弟が恩人と慕うその人である。 特別講師として呼ばれてジャズとアロケルの担当となり、2人を「最もずる賢く負けない1年に育てる」ことを目標とする。 だがその方法は自分がツケを抱えていた大人の店に騙して放り込み、体で覚えさせるというサバイバル方式。ひっでぇ… 後に3傑ベリアールに孫の指導を依頼されるも「できる奴に教えてても面白くない」「新しいオモチャを見つけて忙しい」「遊ぶオモチャは自分で決める」としてろくでもない言い分でジャズとアロケルの指導継続を選んだ。 ウェパル CV 國府田マリ子 水を扱う人魚とカッパを合わせたような女性悪魔。泣き虫でしょっちゅう周囲を水浸しにしてしまう。 アガレスとガープの指導役に任命され、2人を「最も家系魔術に優れる1年に育てる」ことを目標とした指導を行う。 2人を水没させ、家系能力を活かして脱出する課題を与えるというスパルタ方式。 後に3傑レディ・レヴィに能力を買われて孫の指導を依頼されるも「なにより大切なのは競う相手」として断り、代わりに自分の弟子を推薦して自身はアガレスとガープの指導者継続を選んだ。 Mr.ハット CV 岩崎征実 13冠パイモンの執事を務めるちょび髭眼鏡の紳士。 ケロリとカムイの指導を担当し「最も優れた召喚士たる1年に育てる」ことを目標とした指導を行う。 やはりというべきか2人をそれぞれ魔獣と一緒に檻に閉じ込めるというスパルタ方式の指導から始まった。 また外部の特別講師陣の中では言葉が上手く、「仕事の事前承諾を取っておいたし、この修行はアイドル業にも役立つだろう」とケロリを誘い、 カムイに魔獣の知識を学ばせる際は「女性のプロフィールと思いたまえ」としてやる気を出させた。 後にかつての主であるパイモンに誘われるも~(以下略) 《13冠》 魔界に住む悪魔の中でも階級の高い13人のこと。その中でもサリバン、ベリアール、レディ・レヴィの三人は「三傑」と呼ばれ、次期魔王候補として注目されている。といっても肝心の三人は孫自慢しか興味がないようだが... ベリアール CV 麻生智久 三傑の一人。孫を溺愛するジジバカ。「地底学院ジャカポ」の理事長。 レディ・レヴィ CV ならはしみき 三傑の一人。孫を溺愛するバババカ。「魔海学園レビアロン」の理事長。その他水族館も運営している。 三傑の他の二人より二歳だけ若いらしく、それを理由に魔王候補から外れようとしている。年齢のことを言うと殺される模様。 バール CV 諏訪部順一 雷皇。 傲慢な態度で魔界の上層部たちを見下している。 サブロに叔父として慕われているが、サブロの父であるサブザンと血は繋がっていない。バールはサブロに元祖帰りの素質があるとして興味を持っているが、サブザンはそのことを警戒している。 実は裏でキリヲら元祖返りの悪魔を率いており、魔界の秩序をなくしてかつての混沌の時代を取り戻そうとしている。本作に登場する悪魔は恐ろしさの一方でどこか誠実さや抜けた要素を見せる者が多いが、バールは現状そういったスキを見せていない悪意と恐怖の象徴と言える存在である アザゼル・アンリ CV 遊佐浩二 魔関署警備長でアメリの父。仕事に忠実で厳格な性格。 人間界との交流を厳しく取り締まっており、入間が悪魔でなく人間であることにもいち早く気付き、入間の身の安全のために人間界への帰還を促した。 しかし入間が魔界への残留を望んだ上、娘のアメリにも免じて黙っていることに。 精神的ダメージとメガネが連動しており、特に娘の色恋話になると眼鏡が派手に壊れるのがお約束と化している。 ベルゼビュート CV 上田耀司 英傑次席。会議のまとめ役。 アスタロウ 天眼。色黒のドレッド風。 レディ・レヴィ派。 アスモデウス・アムリリス CV かかずゆみ 色頭でアズの母。 息子とは対照的に色っぽい雰囲気で息子を溺愛している。ただキレると怖い。 アマイモン CV 田所陽向 四方筆頭。ワイルドな狼男。 真面目に会議に参加しないバールのことが嫌い。 ベリアール派。 ベヘモルト CV ロバート・ウォーターマン 食王。頭の中は食べることでいっぱい。 なぜか現在行方不明。 パイモン CV 櫻庭有紗 精霊王。ズーズー弁のゴスロリ少女。バチコとは犬猿の仲。 グラシア 暗帝。現在、正体不明。 《魔王》 魔界における絶対的存在。その権力はすさまじく、サリバン曰く「魔界そのもの」。 デルキラ CV 三木眞一郎 かつて魔界に君臨していた「消失の魔王」。 圧倒的な力を以て全ての悪魔の頂点に立っていたが、数百年前の死(*5)以来、魔王の座は現在も空席である。 【用語集】 悪魔 魔界に住まう人外の種族。デフォルトで飛行能力を持つ。 家系に準じる特殊能力を持っている他、基本的に己の個性を非常に重視する。その為、集団行動が非常に苦手。学校生活程度なら問題ないが、例えばラジオ体操のようなみんなで一緒の動きをする行動となると苦痛を感じるほど。 また、面白いこと好きで、普段は理性的でも強い興味を抱いてテンションが上がると容易にタガが外れる。 現状、大部分の悪魔の個性を抑制しない程度のルールで覆い、ルールの順守を欲望とする悪魔が監督し、勝負事主体のイベント・アミューズメントパーク・師団といった要素で欲望を満たすことで統制している。 人間世界に出現したりもできるが、違法であり魔界のトップ3でも取り調べを食らう。 悪魔学校バビルス 魔界に代々伝わる悪魔の養成学校。6年制。 魔術の行使、魔界の歴史、使い魔の扱い方等の悪魔にとっての基礎を習得することを目的とした学校。 さらに、この学校における行事などで優秀な成績を修めた者は位階を上げる功績が与えられる。卒業には最低でもランク4到達が条件となる。 「本人の欲を第一」とする方針故か入試合格以外の入学条件は所々緩いようで、「チマの入学はもう少し先のつもりだった」の発言から入学年齢下限の低さが、既に大人扱いであるはずの名家のSDが護衛を兼ねて入学してきた例から入学時のランク要件の緩さがうかがえる。 1年の主な行事は以下の通り。 召喚式:使い魔の召喚。高位の使い魔であるほど良い。 飛行レース:障害物のある谷を翼を用いて飛行する。 処刑玉砲:ボールを投げて相手にぶつけ、陣地から出しきった方が勝ち。要するにドッジボール。 師団披露:所属する師団の成果を保護者や全校生徒の前で発表する。文化祭のようなもの。最終日に優秀な師団の発表が行われ、褒章がもらえる。放送師団がアナウンスを務め、その内容が評価される。 終末テスト:終末日(長期休暇)前の座学の試験。ズルすると補習地獄。 収穫祭:陣地内の植物を自力で採取する競争。レアな植物ほど成績がいい。採取した後、受付の人に渡さないとポイントにならず、もちろん食べると0ポイント。 音楽祭:各クラスで音楽の演奏を披露する。ミュージカルなどでも可。上記の通り、集団行動が非常に苦手なため、それをどうすり抜けるか・克服するかが重要。 位階(ランク) 魔界の階級制度で、その人物の地位や名誉、さらには人権をも決める絶対的な制度。 高い順に、10(ヨド)、9(テト)、8(ケト)、7(ザイン)、6(ヴァウ)、5(ヘー)、4(ダレス)、3(ギメル)、2(ベト)、1(アレフ)。 師団(バトラ) バビルスで結成されている位階昇級を目的とした団体。 志を同じくする者たちで構成され、研究やスポーツに勤しむ。人間でいうところの部活や委員会である。 悪食の指輪 入間が袋鳥から取り出した魔法のアイテム。 持ち主の魔力を溜め込み、魔力が足りないと周囲から魔力を奪い取る危険な代物。 サリバンによって魔力を補給してもらい、入間の魔力発動に欠かせない存在となった。 位階の昇級とともにアリグレットという意志まで持つようになる。 人間 かつては悪魔と契約関係を結んでいたものの、今や過去の存在であり、空想生物として位置付けられている。 その血は悪魔にとって癒しの効果を持つ。 悪周期 悪魔の本能である「悪事がしたい」という欲望が高ぶる周期のこと。 別のことに熱狂させることで鎮静化させることができる。 元祖返り かつての悪魔のように、己の愉悦のために他人を振り回すことに躊躇がない特異体質の悪魔。 程度に大小があり、キリヲのように真性愉快犯もいれば問題児クラスのように自分勝手な気質が強い程度の者もいる。 【主題歌】 第1期 OP「Magical Babyrinth」 歌:DA PUMP ED「デビきゅー」 歌:芹澤優 第2期 OP「No!No!Satisfaction」 歌:DA PUMP ED「ココロショータイム」 歌:天月-あまつき- 第3期 OP「ギリギリ Ride it out」 歌:FANTASTICS from EXILE TRIBE ED「鍋奉行」 歌:水曜日のカンパネラ 共通 最終回ED「悪魔学校バビルス校歌」 歌:悪魔学校バビルス生徒の皆さん 人間丸々我らの項目 魂・血と肉 残さず追記修正 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 作者はジャンプSQでホテルヘルヘイムを描いてからチャンピオンに移った -- 名無しさん (2020-08-19 21 40 00) Eテレでキリヲ先輩のあのキャラをほぼそのまま放送したというのが割とすごい気がする -- 名無しさん (2020-08-19 23 01 47) アニメ化してから一年近く経ってるのにまだ記事がなかったことに衝撃、もはや看板級なのに -- 名無しさん (2020-08-20 00 02 04) 割と鋼のメンタルな入間くん -- 名無しさん (2020-08-20 03 19 59) ここ最近画力が上がって、女性陣+入間に色気が加わった気がする -- 名無しさん (2020-08-20 07 10 09) 入間くんが女装した時の中の人の演技がいい。最初は少年が無理して女の子のふりしてるのに、切り替えると普通に女の子っぽくなるという。 -- 名無しさん (2020-08-20 07 53 15) アニメのED歌っているの、セリコこと芹澤優さんだったりする(監督が例の女児アニメと同じだから?)。 -- 名無しさん (2020-08-20 08 26 21) くろむちゃんを見て中川かのんを思い出したのは自分だけではない…はず? -- 名無しさん (2020-08-20 16 50 43) 入間とハヤテはどちらがより悲惨で、より救われただろうか・・・。いや、どっちもどっちだとは思うけど -- 名無しさん (2020-08-20 23 29 11) 先生召喚するのは爆笑しつつなるほどと上手いなァ…ってなっ -- 名無しさん (2020-08-21 08 36 31) ↑2 そう言えばどちらも「バレたら関係性が破綻しかねない秘密を抱えている」ことも共通している…(ハヤテのは勘違いだが) -- 名無しさん (2020-08-21 12 36 25) 最終回がもし来たら、ハヤテの両親みたいに入間の両親に制裁食わえられるかも? -- 名無しさん (2020-10-13 17 49 11) 入間君ってわりとスペック高いのな。 -- 名無しさん (2021-04-11 21 38 03) ↑フィクションの貧乏キャラは「貧困生活を生き抜くためにほかの能力(特に身体能力)が異常に高い」というキャラ付けをされることが多いからね。 -- 名無しさん (2021-04-11 21 50 03) ここだけの話、ネタバレで悪いのだが原作でキリヲ一味に入間くんが人間だとバレてしまった話がある。もし、身近な人にバレたらどうなるのだろう?アメリのお父さんが言った通り、魔界での記憶を消して人間界に帰るのだろうか? -- 名無しさん (2021-04-28 07 53 24) 無料試し読みで最近知って村瀬歩声してそうな顔の主人公だなって思ったら案の定だった -- 名無しさん (2021-08-05 15 23 32) ロノウェ役の鈴木さん、アフレコどうなるの?あとEテレでキリヲ先輩を出したって書いてあるけど、Eテレは『ファイ・ブレイン』って言うパズルとヤンホモが出てくるアニメを出した身だから。フリーセル役のヒロC、出て欲しいな。 -- 名無しさん (2021-08-19 21 14 49) バビルス、6年制なのに2年生のアメリが生徒会長ってどういうことだってばよ それだけアメリが優秀ってこと? -- 名無しさん (2022-03-03 13 22 21) あの学校の生徒会はクラブの一種みたいなもんで事実上学校の生徒側の治安維持部隊だから殆ど学校に来ない4年以上には関わりが無いんだろう。勿論アメリが優秀というのもあるが(学校の先生達(二人除いて多分7)に次ぐランク6) -- 名無しさん (2022-03-30 20 03 07) 初めてバールとレディ・レヴィさんの声を聞いた時、脳内でグリムジョーとみさえの名前が再生された思い出。 -- 名無しさん (2022-04-28 21 36 38) そういえば、この世界って「天界(神、天使)」って存在しているのだろうか?何故か日本の作品ってあんまり神様が好きでないのか、人と魔物だけの構造のものが多いし(ヴァンパイア、対魔忍シリーズ、ぬらりひょんの孫等々) -- 名無しさん (2022-08-06 20 39 21) ↑ 一部に絞った作品でそれ以外が出ないのは何故かとか言う程の話じゃない。忍者に絞ったNARUTOじゃ侍出ないのは何故?とか言わないでしょ。 神とか出る作品だって女神転生とか昔からいくつもある -- 名無しさん (2022-08-10 12 30 10) バチコちゃんの声、『ハヤテのごとく!!』のナギお嬢様とか『銀魂』の神楽ちゃんの役のくぎゅだと思ってた。まさか『リボーン』のランボの声の竹内順子さんだなんて! -- 名無しさん (2022-08-30 22 38 05) 4期まだ終わってないが5期みたいな…欲を言えば原作完結まで言ってほしいくらい -- 名無しさん (2022-12-24 20 24 38) ↑2 自分はパッと見た時、クロミちゃんのイメージで竹内さんだと思ってた。余談 -- 名無しさん (2022-12-24 22 11 41) ↑途中で送信してしまった。余談だけど寺崎裕香さんが参加したらイナイレの歴代主人公及び雷門中サッカー部の歴代キャプテンが揃うんだよね -- 名無しさん (2022-12-24 22 14 29) LINE漫画の無料配信に見つけて読み始めたが、主人公の誠実さと長所短所尖った愉快な周囲のわちゃわちゃ感にすぐ夢中になった。悪魔世界と学園生活の人間世界とのギャップが中心ではあるけども、スパイファミリー同様の疑似家族物語でもあるのよなこれ。 -- 名無しさん (2023-01-08 00 29 18) 別段悪役じゃないキャラでも愉快だったり年相応に可愛かったりする裏で、不快にならない程度に「やっぱ悪魔やわこいつ…」てなるのが凄いキャラ造形だなと思うわ。 -- 名無しさん (2023-01-08 21 52 56) 3期終わったな…4期も楽しみだ。 -- 名無しさん (2023-03-07 23 06 15) 遅れて3期見終わったけど2等身理事長の出番が増えてたのは尺調整の苦労を感じた。まあ楽しいからいいけど。音楽祭の映像化が楽しみ。 -- 名無しさん (2024-06-04 21 55 02) ↑本当、Eテレでアミィキリヲのキャラをよく原作そのままで採用できた。なので彼と似たようなキャラである『ボーボボ』の白狂も原作のキャラ採用して再アニメ化してほしい。白狂の場合演出は例の修正をして台詞はほぼそのままで -- 名無しさん (2024-06-29 23 32 31) 名前 コメント
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唯「あ、あの車、前テレビで見たことあるよ!」 憂「リムジンだよ。お姉ちゃん!」 律「おい。なんか運転手出てきたぞ!」 澪「」 唯「運転手さんがムギちゃんの荷物持ってるー」 憂「うわー」 律「タクシーが贅沢とか言ってごめんなさい!」 澪「」 唯「あずにゃんいいなー」 憂「紬さんって・・・すごいんですね・・・」 律「ちくしょー!私も乗りたーい!」 唯「行っちゃったね」 憂「だね」 律「さて、じゃあ私達も帰るか!」 澪「待った」ガシッ 澪「さてじゃあさっきのお店に行くか」 唯「いこーいこー」 律「ええと、もうこんな時間だしまた今度ってことで・・・」 澪「さー行くぞー」ガシッ 律「みーおー」ズルズル 唯「憂も行こー」 憂「う、うん」 ――― 澪「ほら、りっちゃんにはなにが似合うかなー?」ワクワク 唯「ネコ以外にもたくさんあるね!」キョロキョロ 律「」 憂「うわーっ」 澪「うさミミなんてどうだー?」ヒョイ 律「」 澪「律ぴょんか・・・これもなかなか・・・」 澪「くまミミー」ヒョイ 律「」 澪「律クマー」 律「な、なぁ・・・。あの犬ミミじゃだめなのか?」 澪「律わんもいいけど・・・、律にはもっと大きな可能性があると思うんだ!」グッ 律「」 唯「えへへー。うさミミだよー」 憂「お姉ちゃんかわいい!」 澪「さぁ。たくさん買うぞ!」ワクワク 律「・・・好きにしてくれ」ハァ 唯「憂ー。くまさん!」 憂「似合ってるよ。お姉ちゃん!」 唯「憂もなにかつけてよー」 憂「え?うーん」キョロキョロ 憂「えいっ!」 唯「わわっ!それってライオン?」 唯「憂!かわいいよー」ダキッ 憂「も、もう。お姉ちゃん」/// 唯「それ買おうよ!」 憂「買ってもなにに使うの?」 唯「ん?そう言われて見れば・・・」 憂「ねっ。無駄使いはダメだよ」 唯「そうだねー。憂ー」 唯憂「えへへー」 澪「買うぞー!!」 唯「うわー。澪ちゃんたくさん買ったねぇ」 澪「あぁ。予想以上の品ぞろえだったな」ガサガサ 律「」 憂「(なにに使うんだろう?)」 唯「外暗くなってきたねー」 憂「そうだね。でもまだ服見てないよ?」 唯「そ、そうだった!」 唯「い、行こう!憂!」 憂「う、うん。待ってお姉ちゃん」 澪「さぁ律。私達も服見に行くぞ」 律「」 律「・・・あ、あぁ」 唯「服屋さんもたくさんあるねぇー」 憂「このお店、お姉ちゃん好きじゃなかった?」 唯「おお!このお店も入ってたんだー。行こう行こう!」 お腹治らないからトイレで書く 唯「いやー。いい服がいっぱいだー」 澪「始めて入ったよ」 唯「どれにしよっかなー」キョロキョロ 律「(唯のあの変なTシャツはここで買ってたのか•••)」 唯「おおっ!」 唯「これどうかな?憂?」 『都会の水』 憂「う、うん!かわいいよ。お姉ちゃん!」 唯「えへへー。買ってこう」 澪「な、なんて言うか。個性的だな」 律「なにも言うまい…」 唯「たくさん買っちゃったー」ニコニコ 憂「よかったね。お姉ちゃん!」 ――― 律「さて、もう7時過ぎてるのか」 唯「お腹空いたよー」 澪「だな。せっかくだし食べて行くか」 憂「そのほうが助かります。冷蔵庫、あまり中身ないので」 唯「レストランだね!りっちゃん!」 律「そうだな。お昼はちゃんと食べてないしな」 唯「行くよ!憂」 憂「うん!」 律「なに食べよっかー?」 唯「はい!中華が食べたいです!」 澪「(中華…、チャイナ…、チャイナ服…)」 澪「」ニヤッ 律「」ゾクッ 澪「よし!中華に行こう!憂ちゃんもいい?」 憂「はい!」 澪「ごー!」 唯「なんか澪ちゃん元気だね」 唯「少し並んでるね」 律「まぁこの程度ならすぐだろ」 澪「なに食べようかな」 憂「中華ってメニュー多くて悩みますよね」 澪「うーん。この小籠包のセットにしよう」 澪「ほら。律も先に決めておけよ」 律「ん?あー、どうしよっかなー」 唯「天津飯にするー」 憂「うーん。麻婆豆腐にしようかな」 澪「ほら。決まってないの律だけだぞ」 律「ちょっと待てって。うーん」 律「エビチリにしよう!」 唯「まだかなー」チラッ 澪「もうすぐさ」 店員「4名でお待ちの秋山様」 澪「!」 律「あ、はーい」 店員「お席の準備ができましたのでどうぞ」 唯「やっとだね!」 憂「だねー」 澪「人の苗字を勝手に使うな!」ゴチン 律「いたーっ!」 店員「ご注文はお決まりでしょうか?」 唯「はい!私は天津飯」 憂「麻婆豆腐の定食を」 澪「この小籠包のセット」 律「エビチリの定食でー」 店員「確認します(ry」 唯「大丈夫です!」 店員「少々お待ちください」 唯「えへへー。まだかなー」 澪「もう少しかかるだろうな」 律「いやー。にしてもムギと梓がねー」 澪「確かにな。いつの間にって感じだな」 唯「あずにゃん・・・」 憂「お姉ちゃん」ナデナデ 唯「ありがと。憂」 唯「あずにゃんも幸せになってよかったよ」 憂「うん。そうだね」 店員「お待たせしましたー」 律「お!待ってました!」 唯「わー。おいしそう」ワクワク 澪「よし。じゃあ食べようか」 唯憂律澪「いただきまーす」 唯「おいしいね」 憂「うん。ほら、お姉ちゃん。食べる?」 唯「お、悪いねー。じゃあちょっと交換ね」 憂「うん!」 律「へへーっ。もーらいっ!」ヒョイパク 澪「ああー。私の!」 律「あふっ!でもんまーい」 澪「まったく・・・」 … 律「いやー食べた食べた」 澪「結構おいしかったな」 唯「だねー。そろそろ帰ろっか」 憂「うん」 律「思い残すことはないかー!?」 唯「ないでーす」 律「よーし。帰るぞー」 唯「おー」 ガタンゴトン 唯「今日は楽しかったねー」 律「だなー。お財布が寒くなったけどな・・・」 澪「しばらくは節約しないとな」 律「(澪は明らかに買いすぎだ・・・)」 憂「お姉ちゃん、まだ寝ちゃダメだよ?」 唯「大丈夫だよ、憂ー」 車掌「次は△△ー。(ry」 憂「お姉ちゃん。降りるよー」ユサユサ 唯「ムニャムニャ」 律「大丈夫じゃないじゃん!」 澪「やれやれ」 律「ほれ。起きろー」ユサユサ 唯「あと5分・・・」 律「外寒!」ブルブル 澪「だ、だな・・・。ちょっと遅くなりすぎたか」 憂「お姉ちゃん、寒くない?」 唯「だだだ大丈夫ー」ブルブル 憂「手、繋ごう」 唯「う、うん」ギュ 唯「えへへっ。あったかあったか」 憂「あったかだね!」 律「」ジーッ 律「な、なぁ澪。私達も繋ぐか」 澪「ん?繋ぎたいのか?」ニヤニヤ 律「み、澪が風邪引いたら看病に行くの面倒くさいからな!」 澪「はいはい」ギュ 律「へへっ。やっぱり澪の手は大きくてあったかいな」 澪「・・・どーせ手のでかい女ですよ」プイッ 律「褒めたのに・・・」 律「じゃあ私達はこっちだから」 唯「うん。じゃーねー」 澪「風邪引くんじゃないぞ」 憂「では失礼します」ペコリ 唯「早く帰ろー」プルプル 憂「そうだね」 唯「あとはお風呂に入って寝るだけだね!」 ガチャ 唯憂「ただいまー」 憂「じゃあお風呂の準備してくるね」 唯「うん。私はお買い物の荷物片付けてくるよ」 ガサゴソ 唯「よいしょ。荷物はこれで大丈夫!あとは憂のだね」 憂『お姉ちゃーん。お風呂できたよー』 唯「はーい」 唯「これ、あとは憂のだから」 憂「うん。じゃあ先に入ってて、片付けてきちゃうよ」 唯「それなんだけどね、一緒に入りたいなーって」チラッ 憂「お、お姉ちゃん!?」ドキッ 唯「入ろ?」 憂「う、うん」ドキドキ 唯「やったー。じゃあ憂もお風呂の準備ー」ワクワク 憂「(お、お姉ちゃんとお風呂・・・)」 憂「準備できたよ」 唯「じゃあ入ろうー」 憂「う、うん」ドキドキ ガラッ 唯「ひゃ!浴室寒いー」ブルブル 唯「は、早く入ろう!」ザパーッ 唯「はふ~。憂もおいで~。生き返るよ~」 憂「うん」チャプン 憂「今日は疲れたね」 唯「うん!たくさん歩いたねー」 憂「」 唯「憂?」 憂「えへへっ。梓ちゃん羨ましいなーって」 唯「すっごい車だったよね!」 憂「ううん。そうじゃなくって・・・」 憂「今日もとっても楽しかったんだけどね」 憂「でも、二人っきりもきっと楽しいんだろうなーって」 憂「ごめんね。律さん達のこと悪く言っちゃって・・・」 唯「憂・・・」 唯「私こそごめんね。気がつかなくて・・・」 憂「謝らないで。私のわがままなんだから」 唯「ううん。・・・よし!次こそは二人っきりでデートに行くよ!」 憂「お姉ちゃん」カアァ 唯「そろそろ身体洗おうか。ほら、憂も!」 憂「え?」 唯「お姉ちゃんが背中流したげる!」 憂「い、いいよ」アセアセ 唯「いいからいいから」コシコシ 憂「・・・もう」/// 唯「ふふっ」コシコシ 唯「ほい」ザパーッ 唯「きれいになったよー」 憂「ありがとう。じゃあ次はお姉ちゃんの番だよ」 唯「えへへ。お願いしやす」 憂「」コシコシ 唯「気持ちいいよ~。うい~」 憂「よかった」コシコシ 憂「」ザパーッ 憂「終わったよ」 唯「ありがとー」チャプン 唯「ふはーっ」ノビーッ 唯「・・・あったかい」 憂「・・・うん」 唯「明日はどうしよっかー」 憂「うーん。お洗濯とお買い物しなくちゃ」 唯「そっかー。私も手伝うよ!」 憂「うん。一緒にやろうね」 唯「じゃあ来週デートに行こう!」 憂「う、うん!」/// 唯「どこがいいか考えなきゃね」 憂「私はお姉ちゃんと一緒ならどこでもいいよ」 唯「もう。かわいいやつめ~」ナデナデ 憂「」/// 唯「ふーっ。いい湯だった」ポカポカ 憂「そうだね」ポカポカ 唯「アイスはいいや」 憂「そのほうがいいよ。お腹壊しちゃうよ」 唯「ねぇ。今日も一緒に寝ようよ!」 憂「うん!」 唯「ありがとー。ういー」 唯「えへへ。来週楽しみだね」 憂「そうだね!」 唯「でもちゃんと行きたい場所考えておくよーに」 憂「う、うん」 唯「じゃあおやすみ。憂」 憂「うん。おやすみ、お姉ちゃん」 唯憂「スゥスゥ」 12
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梓「・・・。は、はい!皆さんと合わせるのは久しぶりですからね」 律「そうかそうか。かわいい奴め」 律「よし、早速!」 梓「練習ですね!」 律「お茶にするか」 梓「・・・」 律「なにやってるんだ、早くこっち来い」 紬「ふふっ」 律「ふむ、ところで諸君。今日は何の日か知ってるかな?」 唯「えー?なになにー?」 紬「わからないわー」 澪「わ、わからないな」 律「ほう、先輩チームは解らないようですな。では梓、答えは?」 梓「・・・。わからないですねー」シラッ 律「おい!そこは答え言う流れだろ!」 梓「はいはい。ホワイトデーですね」 律「正解!」グッ 律「先月のバレンタインデーは梓から貰ったからな」 律「実は昨日、みんなでクッキーを焼いたのです!」 梓「(知ってたけどね)」 梓「手作りですか。律先輩達お菓子作れるんですか?」 律「ふふっ。最初はちょーっとだけ失敗したけどこんなもの簡単さ!」 紬「みんなで頑張ったのよ!」 唯「ちゃんとおいしくできたんだよ!」 澪「約一名犠牲者がでたけどな」 梓憂純「(犠牲者って・・・)」 律「これだ!」ファサッ 梓「・・・おー」 憂「おいしそう」 純「普通においしそう」 律「だろー。ふふっ、たくさんあるから遠慮せずに食べてくれ」 憂「私達のために、ありがとうございます」 紬「ふふっ、お茶淹れるわね」 梓「あ、手伝いますよ」 紬「今日はダメよ。ゆっくりしててね」 紬「はい。みんなどうぞ」コトッ 唯「んーっ。いい匂い」 律「よし!さぁ、食べてくれ!」 梓「(見た目はおいしそうだけど)」 憂「(味はわからない・・・)」 梓「ムギちゃん達を信用してないわけじゃないけど・・・」 憂「(・・・純ちゃんで様子見かな)」 純「ありがとうございます!では早速・・・」 純「」パクッ 純「!」 梓憂「!」 純「お、おいしいです!」 律「だろー、へへっ」 澪「それ作ったの、私なんだ」 純「そうなんですか?すごくおいしいです!」 澪「ありがとうな、純ちゃん」 梓「では私も・・・」サクッ 梓「・・・普通においしい」 唯「・・・普通」 梓「あ、い、いえ。てっきり砂糖と塩を間違えるとかありそうだったなと・・・」 唯「もう!そんな間違いしないよー」 澪「一回しただろ」 梓「でもすごくおいしいですね。びっくりしました」 唯「えへへっ。照れるよー」テレテレ 梓「これは唯先輩が作ったんですか?」 唯「そうだよ!私の自信作です!」 梓「(ムギちゃんのはどれかな)」キョロキョロ 紬「」チラッチラッ 梓「」 梓「これはなに味ですかね」サクッ 梓「あ、バナナですね」 紬「ど、どうかな・・・?」 梓「はい。すっごくおいしいです」ニコッ 紬「よ、よかった・・・」 梓「もっともらいますね。バナナ好きなので」サクサク 紬「うん!たくさん食べてね!」 憂「ふふっ、梓ちゃん夢中だね」 梓「これは私んのだよ」サササッ 純「あ、梓ずるい!」 紬「みんなで仲良く食べなきゃダメよ」 梓「そうですよね!ほら、純」 純「単純な奴め」 憂「うん。おいしいよ、お姉ちゃん」 唯「えへへーっ」 律「わ、私のは?」 梓「・・・」 律「おいっ!」 憂「お、おいしいですよ。もう、いじわるしないの」 梓「はい、おいしいですよ。正直以外です」 律「一言多いがまぁいいだろう」 純「うんうん、どれもおいしいです」サクサク 紬「お茶のおかわりはいかが?」 梓憂純「お願いします!」 唯「私も!」 ・・・ 梓「ふぅ・・・。お腹いっぱいです・・・」 純「満足・・・」 憂「ふふっ。とてもおいしかったですよ、みなさん」 律「いやー、作ってよかったよ」 唯「うん。いっぱい食べてくれてありがとう」 澪「あぁ、これで彼も浮かばれるだろう」 紬「ちょっと食休みね」 律「おう、少ししたら演奏するぞー」 梓「珍しいですね。律先輩から演奏しようなんて」 律「ふん。私だって叩きたい時があるんだよ」 澪「正直に言えよ。梓達の為に早く演奏したいって」ニヤッ 律「そ、そんなんじゃねーし!」 梓「では期待してますね」 律「先に言っておくがオリジナルじゃないぞ。部室使えなかったから練習できなかったんだ」 梓「そんなのどうでもいいんですよ。先輩方が演奏することが大事なんです」 律「・・・へっ、言ってくれるぜ」 律「よし!やるぞー」 唯「うん!」 澪「よし」 紬「ふふっ、緊張しちゃう」 梓「がんばってください!」 紬「うん!」 律「いくぞー!」 律「1,2,3,4!」 ・・・ 純「やっぱみなさん上手だ・・・」 梓「だよね。練習あまりしないのに不思議だよ」 憂「私達もがんばらなきゃね」 ・・・ 梓憂純「」パチパチパチ 唯「いやー。うまくいってよかったよ」 憂「お姉ちゃんかっこよかったよ!」 唯「え、そう?・・・えへへっ」 梓「ムギちゃん、素敵でした!」 紬「ありがとう、あずにゃん」 澪「律も今日は走らなかったな」 律「まーな」 澪「毎回こうならいいんだがな」 律「はいはい、努力しますよっと」 純「いやー、超えるハードルは高いね」 梓「目指しがいがあるってもんよ」 憂「うん。そうだね」 梓「さぁ、次は私達の番だよ!」 憂「うん!」 唯「がんばってね。憂ー!」 紬「ファイト!あずにゃん!」 澪「がんばれ、純ちゃん」 純「は、はい!」 ・・・ 律「・・・今度みんなで練習して全員で合わせたいな」 唯「それは楽しみだねー」 紬「うん。とても素敵ね・・・」 ・・・ 唯「よかったよー。憂ー」パチパチ 憂「えへへっ」 紬「前より上手になってるわよ」 梓「そ、そうですか?」テレテレ 澪「うん、いい演奏だったぞ」 純「あ、ありがとうございます!」 律「よし、もう一回行くぞー! 唯「おー!」 ・・・ 律「・・・腕が痛ぇ」 唯「つ、疲れた・・・」 梓「で、ですね・・・。こんなに弾いたの初めてです・・・」 澪「あぁ・・・。肩と手が痛い・・・」 紬「・・・」 律「よし。今日は解散だ」 梓「はい。クッキーありがとうございました!」 律「いいってことよ」 律「ドラムはこのままでいいか?明日片づけるからさ」 梓「もちろんです」 律「すまんな。よーし、帰るぞー!」 唯「おー!」 ・・・ 唯「じゃあまたねー!」 律「おう、今日はおつかれ」 憂「今日は本当にありがとうございました」ペコリ 澪「ふふっ、またな」 唯憂「ただいまー」ガチャ 唯「いやー、みんなよろこんでくれてよかったよ」 憂「うん。すごくおいしかったよ」 唯「ふふっ、それとね」 憂「ん?」 唯「じゃーん!」スッ 憂「え?」 唯「憂専用クッキーだよ!」 憂「ほ、本当!?・・・えへへっ」 憂「で、でっかいね」 唯「えへっ、私の気持ちです!」 憂「ふふっ。ありがとう、お姉ちゃん」 唯「食べて食べてー」 憂「そんな、すぐにはもったいないよ」 唯「そう?・・・なら食べるときに呼んでね」 憂「うん!」 憂「お姉ちゃん大好き!」 唯「えへっ、私も大好きだよ」ギュッ 中野家リビング! 紬「おじゃましまーす」 梓「どうぞどうぞ」 紬「ごめんね、いきなり押しかけちゃって」 梓「気にしないでください、何か飲みますか?」 紬「ううん、大丈夫」 紬「用事が済んだらすぐ帰るわ」 梓「そうですか・・・」シュン 紬「・・・もう、落ち込まないで」ナデナデ 紬「はい、これ」スッ 梓「これは・・・」 紬「ふふっ、愛情をいっぱい込めてみました」 梓「・・・あ、ありがとうございます!」グスッ 紬「あらあら、そんなに涙もろかったかしら?」ナデナデ 梓「・・・しばらく飾ってから食べますね」 紬「早く食べないと愛情が抜けちゃうわよ」 梓「・・・今すぐに食べます!」カサカサ 紬「ふふっ」 梓「・・・おいしいです」 紬「よかった。ほら、口元にかけらが・・・」チュッ 梓「!」 紬「うん、おいしくできてるわね」 梓「も、もう・・・」/// 紬「ふふっ、まだ残ってるわね」 梓「は、はい。・・・取ってください」/// 紬「もちろん」チュッ 梓父「ただいまー」ガチャッ 家族会議! 梓「」 紬「」 梓父「・・・」 梓母「・・・」 梓「・・・えっと、帰ってくるのはもっと後じゃ・・・」 父「本当はそうなんだが、ちょっとな」 梓「そう・・・」 梓「(なんて間の悪い・・・)」 父「(この子どこかで会ったことあるような・・・。はて?)」 紬「はじめまして。琴吹紬と申します」ペコリ 母「(琴吹?・・・どこかで聞いたような)」 父「あ、あぁ。ご丁寧にどうも、梓の父です」 母「母です」 父「早速で悪いんだけど、・・・どういったご関係で?」 紬「梓ちゃんは・・・、私の恋人です」 父「・・・」 母「まぁ」 母「そうよね。キスしてたんだもの」 紬「」/// 父「そうかそうか。梓に恋人か、よかったな。梓」 梓「え?」 父「ん、どうした?」 梓「ちょ、ちょっと待って。普通反対なんじゃ・・・」 父「なんで反対なんだ?私は同性愛はいいと思うぞ」 母「そうね、人を好きになるに性別は関係ないわよ」 梓「」ポカーン 父「梓だってもう高校3年生だろ。もう大人だ、自分で考えて自分で行動できるだろ?」 父「そのお前がこの子を選んだんだ。なぜそれを私達が反対するんだ」 梓「・・・」 母「梓が選んだなら誰でも文句なんて言わないわよ。紬ちゃんと仲良くね」 紬「は、はい!お義母様」 母「ふふっ、お義母様だなんて」 父「それに、私達が反対しても付き合うんだろ?」 梓「・・・それは、そうだけど」 父「ならいいじゃないか、はっはっは」 父「ところで紬ちゃんは何年生だったかな?聞きそびれてしまって」 紬「はい。この春大学1年になります」 父「ほう、梓の1こ上か。もしかして部活の先輩とかかな?」 紬「は、はい!そうです!」 父「おおそうか。家の娘が部活で迷惑かけてないかい?」 梓「も、もう!お父さん!」 紬「ふふっ、明るくてとってもいい子ですよ」 父「そうか、・・・そうか」 梓「お父さん?」 父「・・・なに、安心しただけさ。・・・梓にはずっと一人ぼっちにさせてしまってたからな」 母「そうね。ごめんね、梓」 梓「今さらなに言ってるの。一人なんて馴れたよ」 父「それが怖かったんだよ。一人で大丈夫って言い聞かせて友達ができないんじゃないかって」 梓「・・・」 14
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梓「・・・ううん」ムクッ 梓「・・・何時」キョロキョロ 梓「お、そろそろ試験終わるね」 梓「お泊まりの準備しようっと」ゴソゴソ 梓「これと・・・」ピタッ 梓「・・・みんな大丈夫かな」 梓「・・・きっと大丈夫!」 梓「準備準備」ゴソゴソ プルルル 梓「きた!」 梓「もしもし」 紬『あ、あずにゃん?』 梓「はい。試験、どうでした?」 紬『えっと。たぶん大丈夫』 梓「えーっと、そうですか。ならよかったです」 紬『お泊まりの準備できてる?』 梓「大丈夫です」 紬『よかった。じゃあ迎えの車を出すわね』 紬『そのまま待っててね』 梓「わかりました」 ・・・・ ピンポーン 梓「はーい」 紬「おまたせ♪」 梓「おつかれさまです」ダキッ 紬「・・・うん。できることはしたわ」ギュッ 梓「なら、何の心配もないですね」 紬「そうだといいんだけど」 梓「絶対大丈夫です」 紬「ふふっ。ありがとう」 紬「さぁ、行きましょうか」 梓「はい!」 梓「おつかれさまです」ダキッ 紬「・・・うん。できることはしたわ」ギュッ 梓「なら、何の心配もないですね」 紬「そうだといいんだけど」 梓「絶対大丈夫です」 紬「ふふっ。ありがとう」 紬「さぁ、行きましょうか」 梓「はい!」 ブロロロロ 紬「そうだ。チョコとってもおいしかったわ」 梓「そ、そうですか。よかったです・・・」/// 紬「おかげでとっても元気が出たわ」 梓「・・・もう」 紬「あと明日、用事あるかしら?」 梓「明日ですか?私は特には・・・」 紬「唯ちゃんがね、受験終了パーティーやろうって話になってるんだけど」 紬「梓ちゃんも行かない?」 梓「え?私受験してないですよ?」 紬「そんなの関係ないわよ。けいおん部のパーティーよ」 梓「えっと、じゃあ参加します」 紬「うん。唯ちゃんに連絡するわね」 梓「はい」 梓「(パーティーか・・・。楽しみだな)」 梓「(相変わらずでっかい家・・・)」 メイド「おかえりなさいませ。紬お嬢様」 紬「ただいま。少ししたら部屋にきてください」 メイド「かしこまりました」 ガチャ 紬「ふぅ。疲れたわー」ボフン 梓「大丈夫ですか?」 紬「ふふっ。ちょっと緊張してただけよ」 梓「か、肩。揉みましょうか?」 紬「え?いいの?」 梓「もちろんです」 紬「ならお願いしようかな」 梓「えへへっ。結構自信あるんですよ」 梓「わっ。結構凝ってますね」モミモミ 紬「ずっと机に向かってたからね」 紬「・・・んっ。気持ちいいわ」 紬「そうそう。晩御飯どうする?」 紬「また一緒に作らない?」 梓「それはうれしいですけど、疲れてるなら無理しちゃダメです!」 紬「もう、そんなに疲れてないわよ」 梓「ダメです。こんなに肩こってるのに」モミモミ 紬「うーん。じゃあ今日はシェフに任せましょうか」 梓「そのほうがいいです」 梓「明日のたくさん遊ぶんですから、無理しないように」 コンコン 紬「どうぞ」 メイド「失礼します」ガチャ 紬「晩御飯の準備をお願い。二人分ね」 メイド「かしこまりました」 ガチャ 梓「」ドキドキ 紬「まだ慣れないの?」 紬「ご飯までどうしよっか」 梓「そうですね・・・」モミモミ 梓「こうしてのんびりしましょうよ」 梓「久しぶりにムギちゃんと一緒なんだし」 紬「・・・そうね。あずにゃんと一緒は一週間ぶりね」 紬「せっかくなのでネコミミつけましょうねー」 梓「な、なんでそうなるんですか!」 紬「いいじゃない。ほら」スチャ 梓「まったく・・・」 紬「あずにゃーん」ダキッ 梓「もう、ならムギちゃんもつけてくださいよ」 紬「はーい」スチャ 梓「ムギにゃん、久しぶりです」ドキドキ 紬「私もネコミミあずにゃん久しぶりよ」ナデナデ 梓「えへへっ」 紬「ふふっ」 コンコン 紬「なにかしら?」 メイド『お食事の準備が整いました』 紬「では今から行きます」 紬「ご飯行こっか」 梓「は、はい」 梓「(ん、待てよ)」 梓「(シェフに任せるってことはまたあの料理・・・)」 梓「(すっごくおいしいんだけど緊張するんだよなぁ・・・)」 ・・・食事中・・・ 紬「ごちそうさま」 梓「ご、ごちそうさまです」 梓「(普通に食べたらいくらなんだろう・・・)」 紬「もうお風呂行っちゃう?」 梓「そ、そうですね。寒いですしね」 紬「そうねぇ。まだ外雪降ってるわぁ」 梓「わぁ」 紬「お風呂の用意は?」 メイド「できております」 紬「ありがとう。じゃあ行こっか」 梓「はい」 梓「」ヌギヌギ 梓「」 梓「!」 梓「あ・・・、ああ・・・、あああ・・・・」ブルブル 紬「どうしたの?あずにゃん」 梓「ネ、ネコミミ、つけたままでした・・・」 紬「あれ?好きでつけてると思ったのに」 紬「でも似合ってるからいいじゃない」 梓「ご飯のときにまでつけるわけないです!」 梓「ああぁ・・・。いろんな人に見られた・・・」ショボン 紬「よしよし」 梓「・・・もう生きていけない」シクシク 紬「ほら、そんなところで裸だと風邪引いちゃうわよ」 梓「あうぅ・・・」 紬「」バシャッ 紬「はぁー。いい湯ね。早くあずにゃんもいらっしゃい」 梓「はい・・・」バシャ 梓「・・・ふぁあ。いい湯ですね」 梓「外が寒い分気持ちいいですね」 紬「そうねぇ。疲れが溶けてくわ」 紬梓「ふぁー」グテーッ 梓「」パシャパシャ 梓「・・・ふぅ」 梓「今日はサウナ入りませんからね」 紬「ふふっ。そうね」 紬「湯船でゆっくりしましょうか」 紬「さて、今日は自分で身体を洗いましょう!」 梓「はい?えっと、わかりました」 紬「~♪」コシコシ 梓「」コシコシ 梓「えっと、洗うの下手でしたか?」 紬「そうじゃないのよ。その・・・、たまにはね」 梓「はぁ・・・」コシコシ 紬「(意識しちゃって恥ずかしいなんて言えない・・・)」コシコシ 紬「」ザパーッ 紬「(きょ、今日はあずにゃんと・・・ごにょごにょ)」チャプン 紬「」カアァ 梓「ムギちゃん?」ヒョコ 紬「!」ビクッ 梓「顔赤いですよ?のぼせました?」 紬「だ、大丈夫よよ」アセアセ 紬「そろそろあがろっか」 梓「はい」ザパッ 紬「」フキフキ 梓「」フキフキ 紬「あ、あずにゃんは今日なにしてたの?」 梓「えっと、ギターの練習してたんですけど」 梓「集中できなくて寝ちゃいました」エヘヘッ 紬「そ、そうなんだ」 梓「明日はどこでパーティーやるんですか?」 紬「唯ちゃんの家よ」 梓「そうですか。憂の料理はおいしいですからね」 紬「そうねぇ。楽しみね」 梓「みなさんにはゆっくり休んでもらわないと」 紬「じゃあしばらくはあずにゃんに甘えちゃおうっと」 梓「はい!何でも言ってください」 紬「ふふっ。ありがとう」 紬「よいしょっと」ボフン 紬「さて、なにしよっか?」 梓「・・・」 梓「私、今日たくさん寝たのでまだ眠くないんです」 紬「・・・」 梓「ムギちゃんがその、疲れてなければ・・・」 梓「ムギちゃんがよければ・・・」 梓「一緒に、夜更かししませんか?」カアァ 梓「」/// 紬「・・・うん」 紬「一緒にしよう」/// 梓「は、はい!」 梓「でも、無理はしないでくださいね・・・」 紬「大丈夫、疲れてなんかないわ」 紬「あずにゃんから誘ってくれたんだもの、断れるわけないじゃない」/// 梓「・・・あう」カアァ 紬「・・・その、初めてだから上手にできなかったらごめんね」 梓「私だって初めてですよ・・・」 紬「・・・」 紬「で、では。お願いします」 梓「こちらこそ、お願いします・・・」 紬「や、優しくしてね・・・」 梓「もちろんです・・・」ドキドキ 梓「で、では・・・」 梓「・・・」 紬「・・・あずにゃん?」 梓「・・・えっと、どうすればいいんでしょうか?」 紬「・・・まずは服を脱がすんじゃないかしら?」 梓「は!そ、そうですよね」 梓「・・・では、失礼します」プチプチ(ボタン 紬「は、恥ずかしい」/// 梓「私も、ものすごく緊張してます・・・」ドキドキ 梓「・・・かわいいブラですね」 紬「うぅ・・・」 梓「はずしますね」 紬「・・・うん」 梓「」プチ 紬「」カアァ 梓「」 梓「・・・その、何と言っていいか・・・」 梓「」ゴクリ 梓「その場の雰囲気もあるんでしょうが・・・」 梓「お風呂場で見るのでは全くの別物ですね・・・」 梓「すごく、綺麗です」 紬「」カアァ 梓「・・・触りますね」 紬「・・・優しくね」 梓「はい」 梓「」サワッ 紬「ん・・・」 梓「うわぁ・・・」ドキドキ 梓「そういえば、この前お泊まりした時も触っちゃいましたね・・・」 紬「んっ、そうね。でもあの時は電気消してたから・・・」 梓「確かに、・・・もうちょっと強くしますね」モミッ 紬「んぁっ・・・、はぁ・・・」 梓「気持ちいいです」 紬「・・あずにゃんの手つき、エッチね・・・」 梓「そ、それはエッチなことしてるんですから・・・」 紬「そうね・・・」 梓「」コリッ 紬「んぁ!・・・そこ、だめぇ・・・」ビクン 梓「ムギちゃんの、固くなってますよ?」コリ 紬「んんっ、はぁはぁ・・・」 梓「もっと、感じてください」ムギュッ 紬「・・・あずにゃぁん、・・・はぁはぁ。キス、して」 梓「ん、んっ、はぁ」 紬「ぁん、んっ、ぁ・・・」ピチャ 梓「はぁはぁ。もう、我慢できないです・・・」 紬「・・・うん。私も」 梓「下も、脱がしますね・・・」 紬「・・・うん」 梓「」スルスル 梓「うわぁ・・・」 紬「・・・うぅ」カアァ 梓「もうぐっしょりです・・・」 紬「あ、あずにゃんがいじめるから・・・」 梓「」ソッ 紬「んぁ!あ、あずにゃん?」 梓「もっと、気持ちよくしてあげます」クチュ 紬「・・・はぁ、んっ!」 梓「んっ・・はぁ、んぁ」ピチャ 紬「んんっ、あず、にゃん・・・」 梓「胸も、下も、もっと・・・」クリッ 紬「はぁん!・・んぁ・・も、もう・・・」 梓「イッていいですよ、んっ」ムギュ 紬「はぁ・・うん。あずに、ゃんに・・イかされ、はっ、ちゃう・・・」 梓「」キュッ 紬「あ、あぁ・・んあっ!」 紬「・・・はぁはぁ」 梓「はぁ、ふぅ」 紬「・・・こんなの、初めて・・・」 梓「ムギちゃん、すごくかわいいです」 チュッ 紬「んっ・・・はぁはぁ」 紬「頭の中真っ白になって・・・はぁ・・・ふぅ」 紬「すっごく気持ちよかった・・・」 紬「はぁ・・・ごめんね、ちょっと休ませて・・・」 梓「はい。無理はしちゃダメです」 紬「はぁはぁ・・・。あずにゃん、上手ね」 梓「私も無我夢中で・・・」 梓「乱暴になって、すみません・・・」 紬「ふふっ。いいの、気持ちよかったもん」 梓「・・・ありがとうございます」/// 紬「・・・ふぅ」 7
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梓の部屋! 梓「(こ、恋人記念のプレゼントかな?)」/// 梓「(ど、どうしよう。私なにも用意してないよ)」アセアセ 紬「えへへ、あずにゃんにすっごく似合うものよ」 梓「な、なんですか?」ワクワク 紬「これよ!」バッ 梓「」 梓「」 梓「・・・えっと」 梓「・・・それは、なんでしょうか?」 紬「なにって、ネコミミよ?」 梓「・・・わ、私にプレゼントってどれですかね?」 紬「これだけど」 梓「・・・」 梓「それを、どうしろと・・・」 紬「つけてくれたらうれしいなーって」 紬「大丈夫よ。私は澪ちゃんみたいに襲ったりしないわよ」 梓「で、ですけど・・・」 梓「つけようとすると体が拒否反応を・・・」 紬「まぁ・・・」 紬「かわいそうなあずにゃん・・・」 紬「そのトラウマは乗り越えなくてはダメよ!」 梓「いえ、無理に直さなくてもいいんじゃないかと」 紬「甘えちゃダメよ!」 紬「直してもらわなきゃ私がネコミミあずにゃんに抱きつけないじゃない!」フンス 梓「抱きついてくれるのはうれしいんですが・・・」 梓「・・・」 梓「どうしても・・・ですか?」 紬「さっきはノリであぁ言ったけど」 紬「本当に嫌ならつけなくてもいいのよ」 紬「ネコミミなくてもあずにゃんはとっても魅力的だもの」 紬「でも、そうねぇ・・・」 紬「あずにゃんがつけるなら私もつけるわ!」 梓「!」 梓「・・・ムギにゃん」 梓「うぬぐぐぐ」 紬「(もう一押しね)」 紬「あと、昨日の続き、しても・・・いいわよ・・・」 梓「昨日のって・・・」 紬「昨日の夜、ベットで・・・」/// 梓「・・・」 梓「」ボフン 梓「そそそそそこまで言われたらやってやるです!」 紬「わーい」 梓「でもネコミミ2個もあるんですか?」 紬「今は1個しかないわねー」 梓「・・・明日にしませんか?」 梓「明日、もう1個買いましょうよ!ムギちゃんの分!」 紬「売ってるのかしら?」 梓「あれだけ大きいんですからきっとありますよ」 梓「一人では無理でも、二人でなら乗り越えられる気がします!」 紬「・・・そうね。その方があずにゃんがいいって言うなら」 梓「わ、私だって。ムギにゃんに抱きつきたいですし」ボソッ 紬「・・・もぅ」カアァ 紬「じゃあこれはしまっておきましょう」スッ 梓「はい」 紬「ちょっと早いけど寝ましょう!」 梓「はい!」 梓「電気、消しますね」パチッ 紬「真っ暗ー」 梓「・・・」 梓「・・・おやすみなさいのチュー、しません?」 紬「・・・変なことしちゃダメよ」 梓「し、しませんよ」 紬「ならいいわよ」♪ 紬梓「おやすみなさい」 チュ ――― ちょっと戻って通学路! 澪「じゃあ私達もここで」 紬「うん、またね」フリフリ 律「な、なぁ澪」 澪「」スタスタ 律「おい、澪!」 澪「・・・今日さ、律んち行っていいか?」 律「え?あ、いいけど」 律「ってかなんで今日無視してたんだよ!昨日のあれはなんだよ!」 澪「だからさ、それも律んちでいいか?」 律「・・・」 律「ちゃんと話してくれよ・・・」 テクテク 田井中家! ガチャ 律「ただいまー」 澪「おじゃまします」 律「ん?聡め、また泊まりに行ったのか」カキオキ 律「先に部屋に行っててくれ」 澪「あぁ」 律「・・・」 ガチャ 律「待たせたな」 澪「・・・」 律「詳しく話してもらうぞ。昨日のことと、今日のこと」 澪「・・・あぁ」 律「昨日の私とは別れるって・・・」 律「・・・そういう意味?」ジワッ 律「なんでだよ!なんでいきなり!」ポロポロ 律「私は、・・・別れたくないよぉ」 澪「律・・・」 澪「泣かないでくれ、律」ギュ 律「みお?」 澪「今日はな、とても大事な日なんだ・・・」 澪「だから冷たくして、すまないと思っている・・・」 律「・・・大事な日って?」グスッ 澪「あぁ、これさ!」バッ イヌミミー! 律「・・・はい?」 澪「ちゃんと聞いてなかったのか?」 澪「私はちゃんと律にゃんとお別れって言ったぞー」 律「」 澪「これからは律わんだ!」 律「・・・それって」 澪「・・・バカだな、律は。私がそんな簡単に律と別れるわけないだろ」ナデナデ 律「・・・バカ澪」/// 律「・・・バカ澪」 律「私が今日一日どんな気持ちで・・・」 澪「ごめんな。でも、まさか一日冷たくしただけで」プププ 律「・・・」カアァ 律「も、もう澪のことなんか知らねーし」プイッ 澪「そんなに怒るなって」 澪「ほれ」スッ 律「うー」イヌミミON 澪「!」 澪「さすが律!いや、律わん!!」 律「・・・おかしーし」 澪「そうだ。カチューシャも取ってみよう」ヒョイ 律「おい。澪っ」 澪「・・・」ブッ 律「おい。澪鼻血が・・・」 澪「(こいつはやべぇ・・・)」ドキドキ 律「大丈夫か?澪?」 澪「あ、あぁ。大丈夫さ」 律「そうか。ならカチューシャを・・・」 澪「」ガシッ 律「澪?」 澪「頼む。もう少し・・・このままでいてくれ」 律「あ、あぁ」 澪「(なんて破壊力だ。想像以上だ律わん!)」 澪「さぁ。律わん。ベットに行こうか」キリッ 律「いや。まぁ・・・するならお風呂に行かせてくれよ」 律「冬場とはいえやっぱり・・・気になるからさ」モジモジ 澪「(くはっ!)」 澪「もう我慢できない!律わーん!」ガバッ 律「ちょ、離せって。みおー」ジタバタ 澪「律わんわん!」 律「ちょ、みおー」カアァ 澪「」ペロペロ 律「くすぐっ、たいって」 澪「律わん律わん!」 律「首、だめだってぇ」/// 澪「わんわんわんわん!」 律澪HappyEnd 中野家朝! チュンチュン 紬「ふあー」ムクリ 紬「ふう」 梓「スゥスゥ」 紬「(あずにゃんまだ寝てるわね)」 紬「えいっ」ダキッ 梓「ううん」ムニャムニャ 紬「(あずにゃん抱き枕)」/// 紬「(あったかい・・・)」 紬「(あぁ・・・、ここが私の桃源郷・・・)」Zzzzz 梓「ううん」パチッ 梓「なんか熱い・・・」 梓「あれ?動けない・・・」チラッ 紬「スゥスゥ」 梓「」 梓「(も、もう少しこのままで)///」 梓「(いつからこの体勢なんだろ?)」 梓「(まさか昨日みたいに狸寝入りとか・・・?)」 梓「」ツンツン 紬「スゥスゥ」 梓「(ちゃんと寝てるっぽい)」 梓「(体制を変えてみよう)」 梓「(ムギちゃんと向かい合うように・・・)」ズズッ 梓「(抱きつかれてるだけあって、近い・・・)」/// 梓「(どうしよう)」 梓「(普通に起こしたんじゃつまらないよね?)」 梓「(今日こそ昨日のあれを!)」 梓「ムギちゃん。朝ですよ」ボソッ 紬「スゥスゥ」 梓「お、起きないとチューしちゃいますよー」ボソッ 梓「」ツンツン 梓「(起きなかったからしかたないよね)」 梓「」チュ 梓「(しちゃった!えへへ、やわらかいなぁ)」/// 紬「ムニャムニャ」 梓「(む、まだ起きないからしてもいいよね?)」 梓「起きてください」チュ 紬「んん・・・」ムニャ 梓「あっ」 紬「あれ、私?」パチッ 梓「おはようございます。ムギちゃん」 紬「」 紬「おおおおはよう。あずにゃん」アセアセ 紬「(ち、近いわよ。あずにゃん)」/// 梓「白雪姫ですねー」 梓「先に顔洗ってきますね」テテテッ 紬「うん。いってらっしゃい」 紬「(あずにゃん抱き枕して二度寝ちゃうとは・・・)」 紬「(琴吹紬一生の不覚!)」 紬「(まぁチャンスはいくらでもあるわ)」 紬「(たとえば今日とか・・・)」 紬「フフフ」 紬「んーっ」ノビー 紬「いい天気ねー」 紬「ふふっ。いい一日になりそう」 梓『ムギちゃーん。どうぞー』 紬「はーい。今行くわねー」トトトッ 紬「」パシャパシャ 紬「ふぅ」フキフキ 紬梓「ごちそうさま!」 紬「今日もおいしかったわー」 梓「お粗末様です」 紬「お店って開くの10時だっけ?」 梓「そうです」 紬「今から支度して出ればちょうどいいわね」 梓「ですね」 5