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現在、一般撮影室@wikiは 新サイト に移行中です。 The English version of the new website is available here !! 腸骨軸位撮影(obturator oblique view) 腸骨を軸位から観察する 寛骨臼後縁、骨盤腔の観察 骨盤斜位像と違い検側を上げた45°の斜位 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ポケットの中身、ズボン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 背臥位から検側を45°上げた斜位。(腸骨翼をカセッテに垂直にする) 上下は腸骨稜~坐骨まで含まれおり、左右は腸骨外側~恥骨結合まで含める 【X線入射点/距離】 検側の上前腸骨棘より3横指だけ足側に垂直入射。 100cm 【撮影条件】 78kV/25mAs リスあり 【チェックポイント】 検側の閉鎖孔が広く観察される。 検側の寛骨臼後縁が観察できる。 検側の坐骨が観察できる。 【画像】 https //radiopaedia.org/cases/adult-normal-pelvis-annotated-obturator-oblique-view-1?lang=us
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 胸椎斜位撮影 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (生地の厚い服、刺しゅう、ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 カセッテ上端を隆椎が含まれるようにする。 仰臥位から非検側を上げた45度の斜位。 補助具を入れる事で体を捻ることなく矢状面と受像面のなす角度を45度にする。(背中の下に枕) 非健側の上肢は照射野から外す。 【X線入射点/距離】 距離100cmの点から胸骨柄と剣状突起の中点の高さに、胸椎椎体に向け垂直入射。 (背側から胸骨棘突起を触知し2横指前方に入射すると椎体中心になる) 70kV/20mAs リス(+) 呼気停止。または、肺野陰影をボケさせるため、ゆっくり呼吸をさせながら撮影する。 照射野の左右は必要最小限に絞る。 【チェックポイント】 胸椎1~12番が投影されている事。 椎体の辺縁が接線で投影されている事。 ぶれていない事。 【画像】
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 足部斜位撮影 正面像で観察できない足全体の骨折、転位の程度を観察する。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 目的とする場所はどこか確認する。 【ポジショニング】 背臥位または座位。 膝関節を屈曲して、足の外側を上げる(2横指分)。 カセッテ長軸と足基準線を平行にする。 →足基準線:第2趾と踵を結ぶ線 【X線入射点/距離】 つま先と踵の中間に垂直入射(もしくは観察する関節に向けて入射) 100cm 【撮影条件】 50kV/4mAs リスなし 【チェックポイント】 目的とする関節が観察できる寛容度であること。 【画像】 正常例: https //radiopaedia.org/cases/normal-foot-series?lang=us https //radiopaedia.org/cases/normal-foot?lang=us 解剖の図は こちら が見やすいです。 3次元の解剖は こちら が理解しやすいです。
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 仙椎正面撮影(仰臥位) 外傷、または仙骨および仙腸関節の変性変化の観察 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ズボンのゴムや生地の厚い服、ボタン、刺しゅう、チャック、ブラジャー、湿布、ホッカイロ等) 膀胱内の尿および腸管のガス・糞便は空であることが望ましい。 【ポジショニング】 臥位。 体の捻れがないように、前額面と受像面を平行にする。 骨盤も捻れがないように両側の上前腸骨棘がフィルムから等距離になるようにする。 フィルムの長軸と体軸が平行になるように、頭側または足側から見て確認、修正する。 下肢を進展するか、軽度屈曲するかは書籍により異なる。 ※患者さんの状態次第では、伏臥位で撮影することも可能で、その場合は頭尾方向に15度で斜入射する。 【X線入射点/距離】 距離100-120cmの点から尾頭方向に斜入射(男性15°、女性25°)。 中心は正中線上で、大転子より2横指上の点。 70kV/25mAs リス(+) 呼吸停止。 【チェックポイント】 上部はL5/S1、左右は仙腸関節、下部は尾骨が含まれていること。 骨盤腔に仙骨および仙骨孔が明瞭に投影されている事。 体の捻れがないこと。 仙骨が正面で投影され、恥骨結合と仙骨孔が重なっていないこと。 体動によるブレがないこと。 S5は明瞭に描出されないことが多い。 【画像】 正常例 正常例2 イラスト 下の動画では上前腸骨棘より2.5横指(5cm)下の高さで、照射野を腸骨稜まで絞っている。 次の撮影(尾骨正面)のためにRLマーカーを利用している点がユニーク。
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 胸骨正面撮影(PA方向) 【ポジショニング】 受像面に向かう立位、又は腹臥位。 冠状面と受像面を並行とする。 ※X線を斜入するため、リス目が体軸と垂直になるようにカセッテを置く。 肩甲骨を除去するため腕を内旋し、肩・肘を前にだす。 【X線入射点/距離】 距離100cmの点から胸骨に向けてRAO方向に30°で斜入。 【撮影条件】 照射法① 65kV/16mAs リス(+) 吸気停止 照射法② 放射時間を3秒程度にし、呼吸中に照射する。 (骨以外を不鮮明に写すことで、胸骨をはっきりさせる) 【チェックポイント】 心臓の陰影に重なって胸骨が観察できること。 胸骨が胸椎に重なっていないこと。 しっかりと吸気で停止してあり、ブレがない事。 胸骨が明瞭に見えるコントラスト、寛容度になっている事。 鎖骨近位、胸骨柄 ~ 剣状突起までが含まれていること。 【動画】 胸骨斜位撮影(RAO方向) 【ポジショニング】 受像面に向かう立位、又は腹臥位。 体の右側を前に出した斜位とする。 冠状面と受像面のなす角度を30度とする。 胸骨と胸椎が重ならないよう、胸鎖関節と胸椎棘突起を触りながら角度を確かめる。 女性患者の場合、胸鎖関節を触る場合には気をつけること。(声かけ) 胸骨が受像面の中心にくるように フィルム上端は胸鎖関節より4横子上に合わせる。 【X線入射点/距離】 距離100cmの点から胸骨に向けて垂直入射。 【撮影条件】 70kV/16mAs リス(+) 吸気停止 【チェックポイント】 心臓の陰影に重なって胸骨が観察できること。 胸骨が胸椎に重なっていないこと。 しっかりと吸気で停止してあり、ブレがない事。 胸骨が明瞭に見えるコントラスト、寛容度になっている事。 鎖骨近位、胸骨柄 ~ 剣状突起までが含まれていること。 掲示板
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 腰椎斜位撮影 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ズボンのチャック、生地の厚い服、刺しゅう、ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 仰臥位から片側を上げた斜位。患者の向かいから見て第3腰椎棘突起と挙上した側の上前腸骨棘の 1横指内側が一直線上になる角度にするとおよそ45度になる。 補助具を入れる事で体動防止になるが、背中の脂肪の厚みによって補助具の角度とは異なる点に注意。 挙上側の上肢は反対側の肩をつかむ。 【X線入射点/距離】 距離100cmの点から腸骨稜2横指の高さで、上前腸骨棘の2横指前に垂直入射。 78kV/50mAs リス(+) 呼気停止。 照射野の左右は必要最小限に絞る。 【チェックポイント】 腰椎1~5番が投影されている事。 (腰椎が6つある場合もある) 下部胸椎から腰椎にかけて捻れなく、椎間関節・ ドックライン が椎体の中心に投影されていること。 角度をつけるほど、椎間関節が棘突起側に映る。 ぶれていない事。 角度20度 角度30度 角度40度
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 胸椎正面撮影 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (生地の厚い服、刺しゅう、ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 仰臥位。 枕は使用せず、顎を上げる。 体の捻れがないように、前額面と受像面を平行にする。(足側、頭側から確認) 椎体の彎曲を少なくするため、膝を屈曲する。 【X線入射点/距離】 距離100cmの点から胸骨柄と剣状突起の中点に向け垂直入射。 75kV/20mAs リス(+) 呼気停止。 照射野は隆椎〜剣状突起2横指下まで含む事。 照射野の左右は必要最小限に絞る。 【チェックポイント】 胸椎1~12番が欠けていない事。 椎体の棘突起が中心を通り、体の捻れがないこと。 呼気停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。) 【画像】 https //radiopaedia.org/cases/normal-ap-thoracic-spine-radiograph-1?lang=us https //radiopaedia.org/cases/normal-thoracic-spine?lang=us 【動画】
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 踵骨側面撮影 軸遺贈で観察できない部位を側面から観察する。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ズボン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 背臥位または座位。 検側を下にした斜位で、膝関節を軽度屈曲して下肢を弛緩させる。 足部の外側をカセッテに付け、踵骨が側面とする(必要に応じて踵の下にポジショニングブロックを挟む)。 立方骨、舟状骨を含める。 【X線入射点/距離】 内果の下2横指の点(距踵関節)に向けて垂直入射 100cm 【撮影条件】 50kV/4mAs リスなし 【チェックポイント】 踵骨、距踵関節、舟状骨、立方骨が明瞭に投影されていること。 踵骨の骨梁が観察できること。 Bohler角の測定が可能であること。 〇 Böhler角(ベーラー角) 正常例においては20~40°の角度で、踵骨骨折の患者はこの角度が減少する。ただし、ベーラー角が正常範囲であっても骨折でないとは断言できない。 【画像】 正常 正常2 骨折 【動画】 2 40~ 1 33~ 【関連資料】 整復後の踵骨骨折のレントゲンでチェックする3つのポイント/広島リハビリ勉強会
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一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 足部正面撮影 足全体の骨折、関節間隙を観察する。 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 目的とする場所はどこか確認する。※目的とする場所で入射角度が異なる 【ポジショニング】 背臥位または座位。 膝関節を屈曲して、足の裏をカセッテに付ける。 カセッテ長軸と足基準線を平行にする。 →足基準線:第2趾と踵を結ぶ線 【X線入射点/距離】 つま先と踵の中間に入射(もしくは観察する関節に向けて入射) 尾頭方向に向けて0~15°で入射(近位ほど角度をつける) 100cm 【撮影条件】 50kV/4mAs リスなし 【チェックポイント】 目的とする関節が観察できる寛容度であること。 【画像】 正常例: https //radiopaedia.org/cases/normal-foot-series?lang=us https //radiopaedia.org/cases/normal-foot?lang=us 解剖の図は こちら が見やすいです。 3次元の解剖は こちら が理解しやすいです。 第5中足骨骨折
https://w.atwiki.jp/xrayroom/pages/89.html
一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。 The English version of the new website is available here !! 前腕正面撮影 【撮影前チェック】 障害陰影となるものを外す。 (ブラジャー、ボタン、湿布、ホッカイロ等) 【ポジショニング】 座位 カセッテを肩の高さに合わせる 検側の腕を伸ばし肘を正面像とするためやや外旋する 【X線入射点/距離】 距離100cm 手関節~肘関節の中間に垂直入射 50kV, 5mAs 【チェックポイント】 手関節および肘関節が含まれている 橈骨と尺骨が分離されて、観察可能である 【画像】 https //radiopaedia.org/cases/forearm-series-1?lang=us 骨折 https //radiopaedia.org/cases/greenstick-fracture-with-radial-bowing-ulna?lang=us