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ボルスたちが宇宙に到着して数時間後のステイツ、午前〇時二十九分。ロサンゼルス郊外にある軍事基地。 ケントはキーボードを叩きながら各セクションの最後のチェックを開始した。ボルスの誤差、アルとレイの癖。 これを元に修正しないとバイラムには勝てない。じっくりとした読み込み音とともに机の上に乗っているジュー スの缶に手を伸ばした。コーヒーやお酒と言ったものを飲みたいがそう何日も徹夜続きなのでコーヒーはやめて 糖度が高いジュースに切り替えたもののやはりそういったものがかなり恋しい。 缶をあっという間に空にするとすぐさま近くのゴミ箱に放り投げた。綺麗な放物線を描きながら無事に箱に入る。 それと同時にディスプレイの方に視線を送ると 「やれやれ、もう少し丁寧に扱って欲しいんだがな……」 だが、パイロットにそれを注文するのは酷というものである事をケントは理解していた。その証拠にコンマ レベルでの誤差を修正するのは彼の思いやりなのだろう。 「帰ったら寝るぞ! 嫌、この場合は遊ぶぞのほうが良いな。ただでさえ休暇が溜まっているんだ、多少休暇 を取っても怒られる筋合いはないな」 頷いているとコンピューターから電子音が聞こえてきた。修正は終わり、無事宇宙ステーションに送られたようだ。 「さて、帰りますか?」 帰宅しようと鞄に手を伸ばしたさきに突然、誰かがノックをしてきた。 「はい、お待ちを……おや、君は……」 扉を開いたとき、意外な人物に少し驚いた顔をした。最も、ここに来ること事態おかしいことではないのだが。 人物はケントにスコッチを渡した。 「え? ここで飲むの? 乱暴だな、君は・・・・・・まあいいさ、仕事も終わったし……」 ケントのグラスになみなみとの注がれた。氷が無いのが少しガッカリしたらしく少し眉間に皺が寄っていた。 「いやぁ、悪いね。こんな高級なの貰っちゃってさ……」 そう言いながらグラスの中を一気に飲み干す。 「ぷはぁ~! ほんとに悪いね! 君も飲みなよ」 ケントの言葉に人物は首を横に振る。 「ええ? これを一人だなんて…ある意味贅沢だなぁ……」 再びグラスに注いでいく。 そしてビンをあけて数刻、ケントはその場に眠り込んでしまった。 かなり乱暴に飲んだせいか激しいいびきをかいている。人物はそれを確認すると懐から銃を取り出した。 乾いた銃声が室内に響いた。 「はい……はい……では、お願いします」 祐一は受話器をそっと置いた。 先ほどの会話はかなり高度な英語であり、喋っていた相手はNASAの事務局員である。 電話機から離れるとソファーにどっと座った。体全体が疲れを訴えてきたが何とか耐えようとする。 後はデータが送られてくるのを待つだけだ。 データ、ADAMのオペレーティングスケジュールとハワードがもたらしてくれた物と比べることにより隠 された真実を探そうというのだ。最もADAMのスケジュールは一般公開用のものであり、細かい部分は一切 隠匿されているものであった。だが、今の祐一にはこれで十分だった。これで資料との関連性が調べられる。 ふと祐一の頭の中に一つの考えがよぎる。 どうして真実が知りたいんだろう? 父の死はショックだった。だが既に三年という月日が経ち母もそろそ ろその事実を受けとめ始めた。それを今更自分は掘り返そうというのだ。あのとき、政府の役員であるハワー ドに出会わなければ、いや、アクションを起こしたのは他ならぬ自分だ。向こうは誠意を見せてくれたのだ。 その誠意がこのビデオや書類だ。 ……もしかして、僕はあの人の誠意に恩返しをしたいんじゃないのか? そう思うとあまりのお人好しさに笑いが止まらなくなってきた。得をするのは他人だというのに……。それ に向こうはそんな事は言ってないし頼んでもいない。 いや、違う。僕は真実を知りたいんだ。あの人を盾にして……。安全な所から真実を知りたいんだ。 今の僕が卑怯で姑息な人間だって知ったら父さんはなんて思うんだろう?。 そう思い始めた矢先、祐一の家の電話が鳴った。電話機の近くに行くとすぐさまボタンを押した。インクの 臭いとともに自分が望んだ資料が刷られていく。 そして、全ての資料が刷り終わるとそれを片手にソファーへと身を委ね、資料を見比べ始めた。 「火星……木星……土星……」 二つの資料、そしておかしな部分があるビデオ。そして……。 「そうだ、確か……」 祐一は立ち上がると外へと飛び出していった。目指す場所は図書館。必要な物の名前は――。 「星海図」 衛星軌道上に浮ぶ宇宙ステーション、ファーストに三つの部隊が集まった。 リーシェンたち空陸部隊と第八機動部隊。 マールとファルのビスマルク隊。 ボルスたちのシルバーナイツとポーンの二小隊。 彼らは始めてお互いの顔を合わせたのだ。それぞれのPMが一堂に並んでいる姿は壮快といっても過言ではない。 「初めまして、カン中佐。ボルセウム・ライアー少佐です。気軽にボルスと呼んでくださって結構です」 ボルスが握手を求めるとコウシュンもそれに答えた。 「いや、こちらこそ」 にこやかな笑みのボルスに対してコウシュンの顔はどこと無くぎこちなかった。 「ねえ、中佐の顔、引きつってない?」 「当たり前だ。あの男、中佐の事を値踏みしている」 奈央とリーシェンはお互いヒソヒソと話し合っている。ボルスの視線を良く見るとコウシュンの立ち振る舞 いを一挙一動を細かく観察をしていた。 「こんにちわ!」 後ろから一人の女性が声をかけてきた。 「あの、あなたは……? あっ、私は水原奈央伍長です。こっちがチャウ・リーシェン少尉」 「よろしく頼む」 やや不遜気味な態度で握手を求めると女性もそれに答えた。 「私、マルネ・ラザフォード大佐です。気軽にマールって呼んでね」 「は、はぁ……」 「ラザフォード大佐、新人二人が緊張していますよ」 後ろからナタリアが声をかけてきた。 「そんな事ないよ、ナタリア・エイゼンシュテインちゃん」 マールの言葉に思わず目が丸くなる。まさか自分の名字を呼ばれるとは思っていないらしく少しうろたえた顔をした。 「よ、よく私のフルネームを覚えていますね」 「当然でしょ? 今ここで一番偉いのって私だもの」 胸を張って答えるマールに後ろにいる奈央とリーシェンは腕を組んで考える。 マールが言う通り、この三強の戦力の中で一番偉いのは大佐であるマールだ。 しかし、マールの事を知らないリーシェンは不安そうな顔をし始めた。 もしも、やるなら実働経験が長いコウシュンが適任なのだが……。 「ところでユニオンのエースは?」 リーシェンは辺りを見渡し始めた。 「ファルちゃんなら今偵察に行ってるよ」 「ファルちゃん……」 奈央は思わず苦笑してしまった。その素直さが彼女の持ち味である事をようやく理解したのだった。 大学の講堂を思わせる机がずらりと並んでいる。そこには様々人種がずらりと並んでいた。 白人、黒人、東洋人。実に様々だ。彼らは隣にいるものと雑談をしている。しかしその数が半端ではないた め行動の中はざわざわと騒がしかった。 「静粛に、これよりグローバルミーティングを行う!」 ナタリア大尉の声により全員それぞれの席に着くと姿勢をただし最前の壇上に視線を向けた。 そして一人の男性が前の扉から入ってきた。男性はスーツ姿でどう見てもトは思えなかった。 「では知っている者もいるだろうが一応、自己紹介をしよう。私はハワード・マッケンバウアー。今回の作戦 の立案者だ」 ハワードが背広を調えながら言うとすかさずファルが手を上げた。 「あの、申し訳ありませんがあなたはどう見ても軍人じゃない……ですよね?」 無論、ファルは彼が軍人ではないことは十分理解していたがあえて言葉に出すことにより事実の確認を計った。 「そうだ、私は軍人ではない」 言葉の通りハワードは軍人ではなかった。士官学校を出たこともなければ銃器についても知識はない。軍需 産業に勤めていたわけでもなければ傭兵でもなかった。彼が専攻してしたのは法学であり、戦争とは全く関係 のない分野だ。 そんな人物が何故……? ブリーフィングにいるもの全てが首をかしげた。 「それなのにどうして……」 「ふむ、軽く説明しなくてはならないな。まず、この作戦の最大の目的はとある人物を探し出す為だ」 「とある人物?」 「あえて言えばスパイ、だな」 ハワードの言葉に辺りは騒然となった。 スパイってどういうことだ? もしかして、この中にいるって事? ハワードの言葉にみんな騒然となる。 「静粛に!!」 ナタリアの声で一同は口を閉じる。とは言うもののみんな納得はしていなかった。 スパイをおびき出す為に素人に作戦を立たせるなんてあまりにも前代未聞過ぎた。 リスク云々の話ではない、これは単なる博打、いや、道化だろう。 「すまないな、少し騒がせてしまったようだ。だがバイラムに関してのデータがここ最近、手を加えた形跡が 見え隠れしている。私はこれをスパイがいると認知し、この特務軍事演習を立ち上げたのだ」 ハワードの言葉に再び辺りは騒然となった。改変という言葉に衝撃を受けたようだ。 それだけではない、まだスパイとこの特務演習という二つの物事に関連性があまり見えてない。 一体どういうことなんだ? ファルが何かを察し、搾り出すかのように言葉をつむぐ。 「もしかして、この演習は一種の――」 「囮だ。無論、我々以外の者には便宜上、対バイラム作戦の訓練と知らせてある」 再び誰かが手を上げた。手を上げたのはボルスだった。 「しかし、よろしいのですか? 普通、囮ならあらかじめ話しておくより黙っておいた方がより効果的なのでは……」 一部の軍人が大きく頷いた。ボルスが言った通り、囮に事情を説明する事はほとんど無い、それにスパイが いるのならばなおさらの気がしている。 「それも考えた。だが、囮と知らずに死ぬよりも最初から自分が囮である事を自覚してくれた方がやりやすいのだ」 やりやすいと言うのは恐らく詭弁だろう。最初から他の軍は捨て駒でありこの部隊でバイラムを倒すという 意志がハワードから見えている。冷徹な考えかもしれないがこの部隊には既に三強の中で最も優れていると思 われるPMがそろっていた。バイラムというカードに対し、手札の中で最も強いカードをぶつける。 シンプルな考えとはいえ必ず多大な被害が出るだろう。 ハワードは襟を正すと再び壇上に立ち軍人達に視線を向けた。 「では、この作戦に何か質問は?」 「バイラムがやって来なかったらどうするんですか?」 今度は奈央が質問した。この作戦において重要なのはそこである。バイラムがこなかった場合を想定するな らこの演習、囮作戦は単なる無駄遣いに終わってしまう。 「いや、バイラムは来る。我々に絶望を与える為にね」 力強いハワードの言葉にみんな黙るしかなった。そして彼は確信していた、バイラムが来る事を。 「それでは諸君、存分にバイラムをおびき寄せてくれ」 踵を返し、そのままブリーフィングルームから出て行った。そして一斉にブリーフィングルームがざわめき出した。 「おい、どうする?」 「どうするって……命令なら従うしかないだろ?」 「でも、味方に知らせないって言うのがちょっとねぇ……」 「訓練部隊には俺のダチがいるんだ……」 「でも作戦を知らせるなんて軍規違反で懲役になるぜ」 軍人の規則と人間としての情がこの作戦に対し物議を醸していた。 そんな中、三人の人物は席を立ち外へ出て行った。 一人はボルスであった。眉間に皺を寄せながら自動ドアの前に立つ。 「隊長、どこへ行かれるのですか?」 「パラディンの所へいく、ケントが最終チェックをしてくれたとはいえ再テストはまだ行ってなかったからな」 笑みを浮かべているが彼からは強い意志を感じている。よほどバイラムとの決着をつけたいのだろう。 二人目は水原奈央だった。 「ごめんなさい、私……」 「かまわん、いって来い」 隣にいるコウシュンに声をかけるとそのまま席を立ち部屋を出て行った。 ほとんど無理について来たも同然であった。今のうちに覚悟を決めておかなければ彼女の精神は完全に崩壊 をしてしまうだろう。それだけこの作戦に賭ける意気込みと意志を感じ取れた。 そして三人目は……。 「じゃあ、行ってくるね」 マールはそういうと部屋を出て行った。 「……ゲテモノ趣味……」 ファルは小さく呟いた。彼女にはどこへ行ったのか簡単に理解できた。 「どういうつもりだ?」 一人の軍人が一人の男を見据えながら問いただした。 ファーストから少し離れたユニオン、AUA、ステイツの合同艦隊。 その旗艦となる巨大な宇宙要塞アウグストス。その大きさはステーションよりは小さいものの戦闘能力は完 全にこちらの方が上である。国連からの要請により部隊を二つに分けでバイラム捜索をしている。と言っても 中身は権力闘争であり、足の引っ張りあいだ 「そのままの意味ですが?」 アジャムは余裕の表情で軍人に言い放つ。 「私が聞いているのはそういう意味ではない! あのPMはどこで手に入れたんだ!」」 あのPMとはアジャムが乗ってきたPM、グライドアのことだ。その中身を見た目の前の男、合同艦隊司令 官、ウィルス・バーガンは恐怖で蒼ざめた顔と怒りに満ちた赤い顔を見せてきた。 「どこって……拾ったんですよ。中東で廃棄されたPMを見つけたものでね」 「そうか、それは僥倖だったな。とでも言って欲しいのか!?」 「いえ、別に……」 「くっ、白々しい事を……」 「お話しはそれだけで?」 「ふん! あの中にある資料の裏づけをするまでPMの使用は禁止する!」 ウィルスの言葉に困ったような小ばかにしたような口調で呆れた仕草をする。 「それは困りましたね。傭兵はレンタルをするか個人所有の物を使うしかないんでしょ?」 この作戦に参加する傭兵はPMを自前で用意するか各軍から借りるしかない。 破壊されればそれ相応の金を支払わなければいけないがそれでもレンタル料は安い方だ。 「ふん、好きな物借りればいいのだろうが!」 「ではあれ、グライドアをお借りしてもよろしいのですね、いやぁ、助かりましたよ」 グライドアはアジャム専用にかなりのチューニングを施してある機体だ。あれが以外に乗るつもりはない。 ユニオンもAUAもステイツもバイラムに対して碌な対策をしていない。現在の機体を軽く改修しただけで あり、あれでは死ねとと言っているようなものだとアジャムは感じていた。 「フ、ふざけるな! あれは大事な証拠だ! その証拠を貴様は使おうというのか!?」 「そうは言ってもね……私は契約している身なので仕事が出来なければ契約違反になるんですよ」 「貴様の契約など知ったことか!」 「おや、それでは違約金を支払っていただきましょうか? もちろんロハでね」 すかさず契約書をウィルスに見せる。違約金は契約金の数倍、今すぐ払える物ではない。 「ぐぅ……!」 苦い顔をしながら立ち上がるとドアの方へ早歩きで向かっていく。 「どちらへ?」 「ブリッジだ!」 「さようで」 余裕の無いウィルスに嘲笑の笑みを浮かべる。 「そのふざけた態度……必ず後悔させてやる!」 そう叫ぶと指令は部屋を出て行った。その姿を見送ったあと、肩をすくめた。 「おお怖、さて……鬼さんこちらってね」 結局の所、ハワードの作戦にみんな乗るしかなかった。 彼らが軍人であるというのもあるがそれ以上にバイラムに対して危機を持っているという証なのかもしれない。 ボルス達シルバーナイツは最後の調整をした。 奈央とリーシェンたちは黄龍の最終調整をした。 ファルたちビスマルク隊はラストとばかりに新装備のアイディアを出し合った。 ウィルス率いる合同艦隊には新たな戦力が続々と集結していた。 そして、合同演習こと囮作戦が開始される五時間前。 「こちら第五空母、異常なし」 オペレーターの定時報告を聞くと司令官は腕を組み始めた。 「バイラムがいなくなってから今日で何日だ?」 「核を投下してから最低でも五十日は超えています。今現在それを目撃したという報告は入ってきてません」 「バイラムめ、何を考えている?」 前回の戦いでかなりの数の戦力を失った。これ以上続くようでは各世界に自らの弱体化を示したような物だ。 そう考えた矢先、オペレーターから報告が入る。 「第七五九セクターにアンノウン出現!」 「なに!? 調査に向かわせろ!」 「了解! 第四PM小隊、直ちに向かってください」 「了解!」 指令を送ると三つの影が空母から飛び出していった。そしてレーダーの上でポーンと青龍とネルソンの複合 部隊がアンノウンに向かって進んでいく。 「こちら、第四小隊、これ――」 全てをいう前にその反応は一瞬で消えた。 「第四小隊、報告をお願いします! 第四小隊、報告を!」 通信士が呼びかけるが第四小隊の誰一人反応を返さなかった。 「な、何が起こったというのだ!」 「わ、わかりません。突然、反応が」 「消えたというのか……第五から十八までの小隊を出撃させろ! 第6巡航艦隊と護衛艦三つもだ!残りは空 母守備に徹しろ! 」 「了解! 各PM小隊に告ぐ、直ちに発進せよ!」 オペレーターの艦内放送が響くと幾つもの点が宇宙へと飛び出していく。 「全く、一体なんだっていうんだ?」 コックピットの中でパイロットが呟く。前に隊長機、横には二機、後ろに一機の味方機が並んでいる。 「いくらなんでも数を出しすぎだぜ。一体何があるんだよ」 辺りを見渡してもなにもない、レーダーには味方の信号以外出ているものは何一つなかった。 「気を抜くな!第四小隊がいきなり消えたんだぞ!」 「だけどよ、たかだかアンノウン如きに――」 そう気を緩めた時点で死は確定した。彼が乗るポーンが光の矢に貫かれたのだ。 「な、どこからだ!?」 みんな、辺りを見渡すが姿が見えない。レーダーを見ると自分達の近くにいる。 再び光の矢が飛んできた。今度は上からだ。 「そこか!?」 飛んできた方向に銃器を撃つとそれを素早くかわすものがいた。それをカメラで捉えると瞬時に拡大していく。 攻撃してきた者、それは――。 「バ、バイラムだ!」 黒の機体、バイラム。だが、いつものバイラムはと違った。 「なんだ、あれは?」 以前のバイラムとは違い少し線が太いように感じる。 いつもの剣も大型になっており、バイラムの半身ほどありそうだった。 そして、手に持っている大型のバックのような折りたたみ式のキャノン砲。 だが、全身から吹き出るかのような不気味な雰囲気は健在であり、力を増した悪魔である事を示していた。 「と、とにかく攻撃だ! あの悪魔を今日こそ破壊してやれ!」 ポーンたちは一斉に攻撃を開始する。手に持っている銃器を悪魔に向けて一斉に発射するがいつも見慣れた 光景、銃弾を跳ね返すバイラムがそこにいた。 「く、くそ! これが共有結合の装甲なのか!?」 正体は知ったとはいえやはり恐ろしいものは恐ろしかった。不気味さは消えたが別の恐怖が押し寄せてくる。 仮にもここにいるのは軍人だ、ルール無用の殺し合いをしているとはいえいかに自分達がやっていることが 愚かなことか理解をしている。 「全然効いてねえ!」 「は、話になんねぇよ!」 聞こえてくる通信からは絶望しか聞こえてこなかった。そして、無慈悲な殺戮が始まりを告げた。 バイラムは左手のキャノン砲を後ろに背負い、剣を両手で構えるとそのまま三機いたポーンを一撃で二つに 割った。わずか一秒、宇宙とはいえ火花を散らすことも無く綺麗に両断された。 「せ、戦艦の支援は無いのか!?」 隊長と思われるPMが叫ぶと後ろから数発の艦砲射撃が開始された。十メートルほどのビームがバイラムの 横を、上下を、すり抜けていく。 バイラムは剣を右の足横に取り付けると先ほどのキャノン砲を手に取ると艦砲射撃が行われている方へ向ける。 ビームがバイラムの真正面に来ると同時にキャノン砲から光があふれ出した。ビームはぶつかり合うとその まま発射したビームを飲み込み、戦艦を目掛け飛んでいく。 「なぁ!?」 叫ぶ間もなく光に包まれていく。そして光が治まるとそこには先ほど戦艦だった物が少しのかけらを残して 存在していた。 「バ、バケモノめ……」 誰かがそう呟いた。一撃で戦艦を撃ち落す光景を見たら誰もがそう思うしかなかった。 そしてバイラムは再びキャノンを背負うと残っている敵を掃討し始めた。 拳でポーンを殴った。当たり所が悪かったらしく一撃で爆散した。 大型剣で戦艦を真っ二つに切り捨てた。あまりに鮮やかな切れ味だったのか、見事半分になった。 「この、陣形を立て直すんだ!」 すぐさま密集するとバイラムに向けてマシンガン、大型キャノン砲、ミサイル、ビームが次々に飛んでいく。 バイラムはすぐさまキャノン砲を構えるとそれらを全て吹き飛ばすかのような巨大なビームを打ち出した。 「ば、バカ――」 宇宙を切り裂いた光が治まるとまるで虫の食べ残しのようにPMの手足が、頭が、それぞれ宇宙に浮いていた。 「捕まえたぞ!」 今度は二十機を越すPMがバイラムの手足をワイヤー錠で固定した。バイラムは手足を動かすがビクともしなかった。 「今だ! 一斉攻撃!」 宇宙空母のミサイルがバイラムに向けて発射された。PMの銃器も同じようにバイラムに向けられると火を吹いた。 千を越す鉛玉と五百を超えるミサイルがバイラムに当たった。宇宙とはいえ赤い炎と白い閃光が辺りを包む。 「攻撃続行!」 これで倒れる物ではないことは全員十分理解をしていた。だが、今のバイラムは以前のバイラムではなかった。 「なんだとっ!?」 突然手足に力を入れると掴んでいた二十機以上のPMを無理矢理振り回した。先ほど撃った銃撃が味方のP Mに当たる。そして一気の爆発と音にまた一機、また一機と閃光の中に消えていった。それと同時に掴んでい たワイヤーは切れた事を確認する。そして先ほど撃ってきたPMに向かって行くとそのままの速度でけりを叩 き込んだ。 「ぐほぉ!」 すかさず一気に離れるとPMはそのまま宇宙の星となった。 「囲め! 囲むんだ!」 残りのPMはバイラムの全周囲取り囲んだ。上、下、前、後ろ、右、左。いたるところから銃口を向けている。 「撃て!」 合図とともに無数の銃弾が発射された。刎弾も気にせずにひたすら撃ち続ける。身体に当たっても気にせず、 ただバイラム目掛け。 一方のバイラムは身体を丸めると銃弾に対し防御をするかのような体制になった。 「気をつけろ! 奴はなにかをするつもりだ!」 誰かがそう叫ぶがその何かがなんなのか分からない。だが、今は撃ち続けるしかなかった。 だが、徐々にだが飛んでくる弾は少なくなってきた。銃身が焼け付き、弾が切れたのだ。 そんな頃合を見計らったかったかのようにバイラムは身体から”針”を撃ち出した。鋭く、速く、そして高 速回転している針がPMの装甲を削ぎ、貫き、そして砕いた。内部の電子機器を、動力部を、カメラやセンサー、 そしてコックピットを破壊していく。まるで花火を髣髴させるかのように無数の光が宇宙を照らした。 「ぜ、全滅だと……」 馬鹿げている、こんなの馬鹿げている。 そう思っていた矢先、バイラムは止めとばかりに大型の剣で巨大な宇宙空母を十文字切りに切り捨てた。 「バ、バイ――」 叫びは大きな爆発に飲まれ、辺りにいた艦隊も引き込まれるかのように轟沈していく。巨大な破片が避ける間も なくぶつかる。当たり所が悪ければそのまま戦うことなく沈んでいく戦艦たち。 一方、アウグストスでは先ほどの戦闘の報告が入ってきた、 「第五番空母、撃沈!」 「第八番空母と第二番PM部隊を向かわせろ!」 「了解!」 ウィルスの指示に従いオペレーターは素早くキーを叩いた。通信を送って数秒後には返信が来る。 「こちら第八番空母、バイラムを補足! これより攻撃を仕掛けます!」 「こっちにも映像を渡せ! いいな!」 ウィルスの指示通り巨大なメインモニターにバイラムが映し出される。 「あれは……」 「強化されているようだな」 そう、剣と銃だけで戦っていたバイラムでない。明らかに重装備でこちらに向かってきた。 全身を強固な装甲で身を包み、武装をも一新してある。かなり手が加えられたようだ。 その姿を見てウィルスは忌々しく呟いた。 「”アンゲロス”、ふざけた名前だ……」 「は?」 「いや、なんでもない」 首を横に振り先ほどの言葉を追い出そうとしているウィルス。視線の先にバイラムが映る。 映像の中のバイラムは玄武を大剣で突き刺した。そしてそのまま巡航艦に体当たりをし、そのまま破壊した。 「何をしている! 敵はたった一機だぞ! なんとしても破壊しろ!」 「りょ、了解!」 そうは言うが明らかにダメージを受けていないバイラムを見て、失意のどん底に落ちない人間はいなかった。 「がぁぁぁぁぁ!」 ついに最後のポーンが切り裂かれた。残るは空母のみ。百機以上いたPMもあたり一面に展開していた護衛 艦もバイラムによって蹂躙されたのだ。 バイラムは冷たい視線を空母へと向けた。 ブリッジでは蒼ざめた司令が半狂乱気味に叫び声を上げている。 「げ、迎撃機を出せ!」 「既に艦載機は全滅しています!」 「護衛艦は!」 「既に撃沈しています……」 そんなブリッジの様子をお構い無しにバイラムは背中に背負っているキャノン砲を空母へと向けた。 「バイラム、こちらに砲口を向けています!」 「くっ、一撃で沈めるつもりなのか?」 だが、バイラムはキャノン方についているナンバーキーを叩く。 そしてトリガーを引くとビームのシャワーが一斉に発射された。 「スプレッドガンだと!? ええい、全砲門開け! 奴に反撃をしろ!」 司令はうろたえるのをやめてすぐさま迎撃をの指示を出す。バイラムに向かってミサイルやビーム、機銃、 備え付けてあるモの全てをバイラムにぶつけた。 拡散したビームは船の全面を焼いた。砲門、エンジン、格納庫、艦首、そしてブリッジ。しかし、先ほどの ように一気に倒すわけではないため、空母の人間達には少しだけ余裕が出てきた。だが、それは――。 「艦の損傷率、80%を突破しました!」 「……そうか、総員退避! この空母を破棄する!」 艦長以下全員が退艦準備に入る。 が、それを見計らったかのようにバイラムも行動に出る。 再びナンバーキーを素早く叩き、砲口を空母に向けた。 「全員集合しました!」 「よし、だ――」 退避をする前にキャノン砲の光が空母を包んでいった。 「怖えなぁ、バイラムは……」 その様子を遠くから見ていたシーダーグリーンのPMがいた。グライドアだった。 「戦えるだけ戦わせておいて逃げようとしたら一気に……まさに悪魔ってヤツだなぁ」 コックピットの中でアジャムはバイラムの映像データを閉じると操縦桿を握る。 「さて、前座はこれくらいにして俺と遊ぼうぜ。バイラムさんよ」 グライドアはバイラムに視線を合わせると一気に近付いていった。
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やっとこさ桜の季節ですね~~ 今日は天気も良いし~暖かいし~ ってことで、今年初の高野山ツーリングへ行ってきました。 でも、目的地は、題名の通り 桜が咲いてる所までということです。 AM11:00 起床 PM12:30 出発。 (ルート) 自宅より滝畑ダム方面へ走り、170号線から371号線へ → 花坂ドライブイン → 高野山大型駐車場へ 久しぶりなので、ドライブレコーダーも装着し行ってきました。 ★桜が咲いてる部分だけを抽出して編集してあります。 音量に注意願います。 ↓ そのまま登っていき、花坂ドライブインでも桜が咲いてました。 ↓ しかし、大型駐車場付近の桜は、まったく咲いておらず、ここよりUターンし、帰路へ ※上の動画の後半に帰路の動画入ってます。 良い天気だったので、さわやかな気分でバイクに乗れました(*^-^)/ 帰宅 PM06:00頃 総走行距離 137km by.管理人 【今までの訪問者】 - 【今 日の訪問者】 - 【昨 日の訪問者】 - +コメント欄閉鎖と投票ボタンについて 〔左の+クリックで説明が表示されます〕 新年度以外のコメント欄を閉鎖することにしています。御了承ください。 〔投票ボタン〕 この日記がお気に入り方はお手数ですが、投票ボタンをポチッと してください。よろしくです(*^-^) 上へ 日記メニュー
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WILD RUSH(踊) 曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FA(SA) その他 WILD RUSH FACTOR-X 4th 踊9 80-180 240 / 0 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 50 35 3 0 12 楽譜面(5) / 踊譜面(9) / 激譜面(11) / 鬼譜面(-) 属性 ソフラン(徐々に加速)、縦連 譜面 http //www.ddr.sh/steps/basic/w/wild/8t_wild_a_d.html プレイ動画 https //www.youtube.com/watch?v=Azhi_G030UQ (x?.?, オプション不明) 解説 BPM推移 80-100-120-140-160-180 8分縦連が多く、曲が速くなっても譜面傾向はあまり変化しない。 -- 名無しさん (2010-08-11 22 46 08) 楽と激もそうだが、DPのこの曲はBPMが早くなっても譜面の内容が殆ど変わらないという特長がある。素直に交互踏みすると渡りで遠くなる配置がBPM変化した直後にあるので、パターンを掴んで入りやすい形で8分を踏みたいところ -- 名無しさん (2014-03-29 23 31 31) 名前 コメント コメント(私的なことや感想はこちら) 名前 コメント
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現在 後夜祭 PM:17:00 体育館 「 「 「 「 「 お 疲 れ ! ! 」 」 」 」 」 ジュースを持つ手が高く掲げられる 閉店後、簡単に片づけをした後体育館で立食パーティー風の後夜祭 各々が今日のメイド喫茶の事を話している どんなお客が居て こんなセクハラされたよ でも結構楽しかったよね 皆思い出話に華が咲く せめてひと時でもいい。この時間が永遠のものであるようにと そんな中男子吹奏楽部がBGMを奏でる 優しいムーディーな曲 ちらほらとカップルがペアで踊りだし それを見てため息をつくもの、意中の人に声をどのようにかけるのか迷うもの ツン「べ・・・別に貴方と踊りたい訳じゃなくて・・・その・・・淋しいだろうなって!!貴方が!」 男「はは、じゃあお願いしようかな」 ツン「う・・・うん」 メイド服を着たツン子は顔を真っ赤にしながら右手を男に掲げる その手を優しく微笑みながら男が取る・・・瞬間!! パラララララララララ!!!! 現在 後夜祭 PM:17:15 体育館 壇上のワイヤーに吊るされながらミリ子が銃を乱射する ミリ子「フリーーーーズ!!!!この後夜祭は一時我々『SMC・サイタマ・メタル・シティ』が乗っ取る!!」 ヒー子「あたしのギターをききやがれえええええええ!!!」 クー「・・・キーボードだよ」 荘厳「ドラムです」 ミリ子「起立!!全員こちらに目線を送れぃ!!アイアム!ベース!!」 ぽかーんとするツン子と男 ツン「・・・聞いてた?」 男「・・・全然」 すると後ろの緞帳がずたずたに切り裂かれる、そしてその切れ目から二人の少女 殺人鬼と狂うである 殺「キシャアアアアアアア!!!!」 狂「狂うがいい!あたしらの音楽によって!!」 一瞬双子?かと思うくらい息が合っている 大概この二人の息が合う時は状況が負の方向に走るのだが そのきょとんとした空気を一閃に切るクーのピアノが弾かれ始める 現在 後夜祭 PM:17:20 体育館 クーのピアノが体育館内に響き渡る 優しくそして強い旋律で そして荘厳さんが両腕を高く上げ一気に振り下ろす すると今まで微動だにしなかった残りのメンバーが演奏し始める ヒートの炎の如き熱とクーの氷の様な切れ、ミリ子の鋼の強さが荘厳波紋によって体育館内を支配する そして殺と狂の二人が歌いだす 殺狂「「抱ぁきしめった♪こぉころの小宇宙っ♪」」 男「嘘だあああああ!!!!」 殺狂「「セイセイヤーー!!!♪」」 ツン「ちょ・・・男・・・舞台の上・・・」 男「何か・・・悪夢か?あれは・・・」 舞台の上に荘厳波紋による影響だろうか空中をペガサスが舞っていた ツン「しかも、ペガサスに乗ってるのあれって」 男「鯱子だ・・・」 鯱子「・・・せいせいやー♪」 シュ「その手があったか!!」 俺「何をする気だったんだよ・・・」 現在 後夜祭 PM:17:25 体育館 殺狂の熱唱が終わり、皆の拍手の中 鯱子は日下の所に歩いてくる 鯱子「・・・おつ」 ぴっ 片手を軽くあげ日下に挨拶する、少し偉そうだ 日下「あ・・・あははおつかれさん、鮫子さん迎えに来たの?」 鯱子「おねえちゃむ・・・どこ?」 日下「え・・・後夜祭は、何か参加しないってどこか行ったんだけど・・・一緒じゃないの?」 鯱子「ん、じゃあいい」 するとくるっと向きを変え、どこかへ立ち去ろうとする 日下「あ!迷子になっちゃうから・・・ここにいたらいいよ」 鯱子「だいちょぶ」 こちらに目も向けず鯱子はすたすたと人ごみに消えた と、思ったらシューに捕まってた シュ「ずるいじゃないか!!なんで混ぜてくれなかったんだよぅ!」 鯱「・・・こめはしょくもつれんさのしたっぱ、うにゅぼれるなこわっぱ」 少し暗くなってきた、もうすぐ日が沈む
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現在 PM:19:00 丘の上の木 彼 「ごめん、黙って消えようと思ってたけど・・・たまたまヴァルさんに会って・・・んで」 ヴァル 「懇願されたよ、でないと彼女は・・・いつまでも前に進めな」 鮫子の手が彼の胸倉を掴む、そして彼を引き寄せ叫ぶ 鮫子 「馬鹿にしないで!あの時・・・約束した・・・じゃない。迎えに行くって・・・」 彼 「・・・あ、ああ覚えてる」 鮫子 「じゃあ!」 ヴァルが鮫子の頭を撫でる ヴァル 「鮫子、それだけじゃない・・・彼にはもう時間が無いんだ」 鮫子 「時間って・・・何よ」 ヴァル 「今、彼の魂の崩壊が既に始まっている・・・彼は君への想いだけでここまで持ったようなものなんだ」 鮫子 「崩壊って・・・」 ヴァル 「感覚も既に殆ど無くなってきている・・・その、今なら鮫子のことも」 彼 「記憶も・・・既に抜けてきているんだ」 現在 PM:19:10 丘の上の木 鮫子 「き・・・おく?」 よく見ると彼の足の部分が少し透けてきている ヴァル 「全てが消え去ると・・・彼はただの空袋みたいなものになる」 鮫子 「でも・・・約束はまだ・・・覚えてるって・・・」 ヴァル 「彼にとって大切な、強い想いは最後まで残るんだよ、約束は彼にとっても・・・大切なものだったんだ」 彼が下を俯き、歯を食いしばる ヴァル 「でももし、彼が崩壊し・・・その空の器に悪霊が入り込んだ場合・・・彼もまた悪霊になってしまう」 鮫子 「・・・なんで、もっと早く言わなかったの・・・?」 彼 「えっと・・・その・・・やっぱ鮫子だしなぁ」 鮫子 「この・・・!お馬鹿・・・!」 その時彼が鮫子の手を取る 彼 「最後に・・・お願いがあるんだ・・・学校の屋上へ行かないか?」 鮫子 「え・・・」 彼 「鮫子との・・・思い出にもそろそろかすれてきてる部分があるんだ」 鮫子 「・・・でも時間・・・」 彼 「あの天体観測の記憶も・・・な。失いたくないんだ、」 現在 PM:19:20 校舎屋上 もう既に周りは暗い、空は少し曇っているが、星はあの時と同じまま 彼 「ヴァルさん、さんきゅ」 ヴァル 「まったく・・・神使いが荒いぞ・・・まあここまで付き合ったら、最後まで・・・な」 鮫子 「ねぇ・・・ここは」 彼 「ああ、確かここでお前と星を見てたけど、二人ともさっぱり星の知識ねぇのな」 鮫子 「・・・ふふ、そうね」 彼 「んで・・・えっと」 鮫子 「・・・座って」 彼 「え?ああ・・・」 そう囁くと鮫子は彼の太ももに頭を乗せ、腰に両腕を回した 鮫子 「・・・『結構好きかも』」 彼 「あ、ああ・・・星か?」 鮫子 「『ううん、この体勢』」 彼 「えっと・・・糞っ!記憶が・・・」 鮫子 「はぁ・・・『機嫌いいな』よ」 彼 「へ?ああ!機嫌いいな」 鮫子 「まったく、ふふ・・・『たまにはね』」 ヴァルは・・・少し離れた所から二人を悲しそうに見つめていた 現在 PM:19:30 校舎屋上 彼 「うー・・・夏には・・・無理だ・・・な?」 鮫子 「正解、『かもね』」 彼 「・・・忘れるなよ」 鮫子 「・・・『何を?』」 彼 「今日までの良いこと、悪いこと・・・今日のこの星空」 鮫子はすでに泣いている、崩壊の始まってる彼もまた涙はまだ失ってない 鮫子 「・・・『心に留めておくわ』」 そして彼が鮫子の長い髪を撫でようとした瞬間 彼の動きが止まる 彼 「ぐ・・・ぐうっ・・・」 胸倉を掻き毟るように苦しむ 鮫子 「な・・・何!?」 ヴァル 「糞っ!!意外に早く始まったな・・・早くあの木の所に・・・」 彼 「ぐ・・・ぐあああああああ!!!」 現在 PM:19:40 三年校舎廊下 脇谷 「うう・・・忘れ物取りに来たけど・・・怖いよぅ」 暗い廊下を一人歩く脇谷 携帯電話を教室に忘れてしまった為、後夜祭を一時抜け出し、自分の教室へ 脇谷 「えっと・・・更衣室かなぁ・・・」 更衣室はさらに暗く、足元どころか手元すら見えない 脇谷 「えっと・・・あった!!あったにょろ~・・・パクリはダメだよねぇ・・・」 その時屋上から男の人の叫ぶ声が聞こえた 脇谷 「え・・・ヤダ・・・まさか幽霊とか・・・」 ?? 「いや・・・!おね・・・い!!!」 ?? 「くそ・・・・いが・・・ところに・・・」 脇谷 「どっかで聞いた声だね・・・女の人?・・・怪我かな?」 脇谷は屋上への足を速める。もし誰か怪我人なら・・・はやく行かないと 屋上のドアを思い切り開けたときに見た光景は、予想すらしえなかった 鮫子の泣き叫ぶ声、そして唸る・・・見たことも無い男性に、ヴァルキリーの姿だった
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BAR NO’AGE(バー ノンエイジ) 概要 営業時間 平日 PM5:00~AM1:00 日祭日 PM4:00~AM0:00 定休日 火曜日 住所 静岡市葵区七間町8-6ACT-7 2F 地図 電話番号 054-253-6615 サイト http //www.barnoage.com/ サービスチャージ ¥500 カード 可 席数 カウンター席10、テーブル4人×1、個室あり(最大6名) 備考 袋井市で人気だった店が静岡に移転。元料理人のバーテンダーの料理も酒もうまいバー。シェリー酒やポートワインも楽しめる静岡では珍しいお店。モルトの品揃えがいい。他のお酒も数は少ないが、珍しいものを置いてある。 店の雰囲気も良く、女性店員もいるので女性の客も多い。個室があるので、仲間とゆっくり楽しみたいときはオススメ。 置いてあるお酒 ウイスキー スコッチ アイリッシュ バーボン オールド グランダッド 114 テネシー 日本 ウォッカ ジン ラム ドーリーズ タンデュアイ ロン グアンタナメラ リキュール ビール その他 名前 コメント すべてのコメントを見る このページを編集
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ジガンスクード ジガンスクード, PT, 1, 2 空陸, 3, L, 9000, 160 特殊能力 大型シールド フィールドLv4=ABフィールド B 5 8000, 200, 1900, 50 AACA, SRWOG_Giganscudo.bmp ギガ・サークルブラスター, 1300, 1, 3, +0, 1, -, 105, AABA, +0, 格PM全 ギガントナックル, 1700, 1, 1, +20, -, -, -, AAAA, +0, 突 シーズサンダー, 2000, 1, 1, +5, -, 30, 110, AAAA, +10, 突S ギガ・ワイドブラスター, 2500, 2, 5, +0, -, 40, 120, AABA, +10, - ジガンテ・ウラガーノ, 3200, 1, 1, +10, -, 80, 130, AAAA, +0, 突 ジガンスクード・ドゥロ ジガンスクード・ドゥロ, PT, 1, 2 空陸, 3, L, 9000, 160 特殊能力 大型シールド フィールドLv4=ABフィールド B 5 8000, 200, 1900, 50 AACA, SRWOG_Giganscudo.bmp ギガ・サークルブラスター, 1300, 1, 3, +0, 1, -, 105, AABA, +0, 格PM全 ギガントナックル, 1700, 1, 1, +20, -, -, -, AAAA, +0, 突 シーズサンダー, 2000, 1, 1, +5, -, 30, 110, AAAA, +10, 突S ギガ・ワイドブラスター, 2500, 2, 5, +0, -, 40, 120, AABA, +10, - ジガンテ・ウラガーノ, 3200, 1, 1, +10, -, 80, 130, AAAA, +0, 突 ジガンスパーダ ジガンスパーダ, PT, 1, 2 空陸, 3, L, 9000, 160 特殊能力 大型シールド フィールドLv4=ABフィールド B 5 8000, 200, 1900, 50 AACA, SRWOG_Giganscudo.bmp ギガ・サークルブラスター, 1300, 1, 3, +0, 1, -, 105, AABA, +0, 格PM全 ギガントナックル, 1700, 1, 1, +20, -, -, -, AAAA, +0, 突 シーズサンダー, 2000, 1, 1, +5, -, 30, 110, AAAA, +10, 突S ギガ・ワイドブラスター, 2500, 2, 5, +0, -, 40, 120, AABA, +10, - ジガンテ・ウラガーノ, 3200, 1, 1, +10, -, 80, 130, AAAA, +0, 突
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御千手メディテーション(踊) 曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FA(SA) その他 御千手メディテーション 昇天家族 2014 踊12 150-190 378 / 21 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 62 61 21 38 34 楽譜面(8) / 踊譜面(12) / 激譜面(15) / 鬼譜面(-) 属性 渡り、地団駄、ソフラン(加速)、リズム難 譜面 http //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/e/b/ebfcd629.png プレイ動画 https //www.youtube.com/watch?v=mFAqDnI1loM (x2.0, NOTE) 解説 BPM推移 150-190 開幕のみBPM150で、以降はBPM190で変動無し。12分2連正面スキップ、12分4連地団駄(階段配置も有り)、ホームポジション12分8連地団駄など12分絡みの配置が多い。8分は3~5連が主の踏みやすい形で、休憩も後半にあるので足12にしてはイドラ並に弱め。 -- 名無しさん (2014-07-30 04 07 48) 名前 コメント コメント(私的なことや感想はこちら) クリアは容易だが12分がそれなりに多くスコア難易度は妥当 -- 名無しさん (2019-01-29 00 39 23) 名前 コメント
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雑談などでよくある質問をまとめています。 Q.【ルールの見解の違いで言い争いになった。】 Q.【誰の裁定を使えばいいの?】 Q.【PM(パンプキンマスター)って誰ですか。】 Q.【PMの裁定はおかしい、横暴だ!!】 Q.【知り合いを誘いたいのですが・・・】 Q.【キャラクターロストしました・・・どうしましょう】 Q.【自PCが予想以上に動かしづらくPCを再構築したいのですが】 Q.【セッション前ですがやはり少し技能変えたくて・・・】 Q.【なんで募集人数に制限かけてるの?】 Q.【実際どれぐらい活発なの?】 Q.【WMになりたいのですが・・・】 Q.【追放処理について詳しく聞きたいのですが・・・・】 Q.【オープンワールドキャンペーンを自身で建てたいのですが・・・】 Q.【流浪の民に対して投げ銭みたいな事をしたいのですが・・・】 [部分編集] Q.【ルールの見解の違いで言い争いになった。】 Q.【ルールの見解の違いで言い争いになった。】 A.【セッション時であればその時のGMが判断を下し、その判断に従ってください。 その後、私の方にご連絡をお願いします。調査し、このキャンペーンではどの様な裁定にするかを此方で決定させていただきます。】 Q.【誰の裁定を使えばいいの?】 Q.【誰の裁定を使えばいいの?】 A.【基本的にはその場に居る上位の方にお願い致します。ですが皆さんも私も現実の都合がありますのでその場に居ない時があります。 その場合は下記の表を参考にし、今居るマスターさんに指示を仰いでください。】 ※PM(パンプキンはマスター)>WM(ワールドマスター)>GM(ゲームマスター)>PL(プレイヤー) Q.【PM(パンプキンマスター)って誰ですか。】 Q.【PM(パンプキンマスター)って誰ですか。】 A.【主催の私の事です。名乗ってみたいんです。許してください。】 Q.【PMの裁定はおかしい、横暴だ!!】 Q.【PMの裁定はおかしい、横暴だ!!】 A.【大変申し訳ありません。SNE語によく稀に公式でもどちらとも取れる意味合いの言葉が出てまいります。 その場合には大変恐縮ではありますが皆さんの意見を取りまとめ、最終的には私の判断にて裁定を出させて頂いておりますのでご了承ください。】 Q.【知り合いを誘いたいのですが・・・】 Q.【知り合いを誘いたいのですが・・・】 A.【どうぞどうぞ!大歓迎でございます!新規参加者を入れる場合にはPMにご一報ください! その時にここでの大まかなルールや流れをPMから簡単に説明してから参加となります。 事前に知り合いの方に説明動画を見せて軽い説明をしたり、 流浪の民に参加した後にその知り合いの友人としてサポートしていただけるとありがたいです。】 Q.【キャラクターロストしました・・・どうしましょう】 Q.【キャラクターロストしました・・・どうしましょう】 A.【ご愁傷様です・・・ロストの場合には現在のLVキャップの最低獲得報酬・経験点・名誉点を貰い新しくキャラメイクをお願いする形になりますので PMにご連絡ください。ただし、キャラクターリセット目的であまりにロストが続くと思われる場合であればPMとして対処致します。】 Q.【自PCが予想以上に動かしづらくPCを再構築したいのですが】 Q.【自PCが予想以上に動かしづらくPCを再構築したいのですが】 A.【なるべくであれば一人のPCを半年間しっかり使って欲しい気持ちはありますが、無理に使おうとしてSW2.5自体をやらなくなってしまっては本末転倒ですので、 裁定はその時々によって変わりますがペナルティを受けて再構成という事も過去に何度かありましたのでご相談ください。。】 Q.【セッション前ですがやはり少し技能変えたくて・・・】 Q.【セッション前ですがやはり少し技能変えたくて・・・】 A.【可能です。技能の変更可能定義は「ログに残ってなければOK」となります。 前回のセッションの報酬で2LVだったファイターを3LVにしましたが・・・やはりエンハンサー1LVに変えます! ○ 前回のセッションの報酬で2LVだったファイターを0LVにしてフェンサー3LVとエンハンサー1LVに変えます! × 一度でも成長した状態でセッションを行う、「ログを残す」とそのPCの成長として決定してしまいますのでご変更はその前にお願いします。】 Q.【なんで募集人数に制限かけてるの?】 Q.【なんで募集人数に制限かけてるの?】 A.【申し訳ありません。今現在メンバーが100人前後活発に遊んでおりこの大人数だと 人を一気に増やすとトラブルの可能性が激増するため今現在は少しずつの募集となっております。 一応毎期毎期募集はかけて行くつもりですので・・・・よろしくお願い致します。】 Q.【実際どれぐらい活発なの?】 Q.【実際どれぐらい活発なの?】 A.【期によってまちまちです。それと開始当時と中盤ではまた違ってきますので・・・ 大体の数字であれば週に20~30卓程度立卓し、調子が良い時であれば一か月に200~300卓立っている事もあります。】 Q.【WMになりたいのですが・・・】 Q.【WMになりたいのですが・・・】 A.【その場合はPM「銀色のかぼちゃ」にご連絡ください。 基本的にはPMやSPMがWMを兼任しておりますがご希望があればPMにご連絡頂ければWMになる事は可能です。 但し、WMの立場は責任も重い為にご希望して頂いてもお断りさせて頂く可能性も多々ありますので「希望してもPMの判断で断られる可能性がある」事をご理解の上ご連絡ください。 また、7キャップ辺りには来期の舞台について纏め始めている為に「来期WMをやりたい!」という場合には7キャップまでにお声掛けください。】 Q.【追放処理について詳しく聞きたいのですが・・・・】 Q.【追放処理について詳しく聞きたいのですが・・・】 A.【その場合はPM「銀色のかぼちゃ」にご連絡ください。 流浪の民ではあまりトラブルを表沙汰にはしない方針を取っている為、「PM連絡」には簡単なご説明しかございません。 その為、詳しく事情を知りたい場合はPMに話を伺ってください。 「PM連絡」では事情の1~2割のご説明をしておりますが、「PMへの問い合わせ」では7~8割の情報開示を行っております。 ただし、中には個人情報も含まれたりと「話せない情報」もありますので内容の10割を話せない場合もある事をご了承ください。】 Q.【オープンワールドキャンペーンを自身で建てたいのですが・・・】 Q.【オープンワールドキャンペーンを自身で建てたいのですが・・・】 A.【はい、可能です。 ご自身でオープンワールドキャンペーンを立てる場合には流浪Wikiを真似したり、なんなら「裁定は流浪Wikiに準拠します」という形で使用して頂いても構いませんし、 銀色のかぼちゃにご相談して頂ければある程度のアドバイス、ご相談も受け付けております。(流浪の民に在籍していない方で聞きたい場合はTwitterにてコンタクトを取ってください。) 但し、「オリジナル種族の使用」に関しては製作者の方にお問い合わせください。 また、トラブルを避ける為に新しくオープンワールドキャンペーンを立てる主催の方にはご退席頂く可能性もあり、 「半年以内に15人以上の移動が確認された場合且つ、PMが流浪の民で被害を被ったと判断した場合」には「引き抜き行為」と判断しご退席頂く可能性もございますのでご了承ください。】 Q.【流浪の民に対して投げ銭みたいな事をしたいのですが・・・】 Q.【流浪の民に対して投げ銭みたいな事をしたいのですが・・・】 A.【ありがとうございます。希望もあり、流浪の民では投げ銭場を用意してあります。 ただし、この投げ銭関してはあくまで「任意であり、お返しがあるという訳ではなく募金として扱う」為どうするかは各個人の自由です。 頂いたものは「期のイラスト発注・サーバー維持費・イベント・PM陣が三人揃ったら焼肉行くぞうぉおおおお!!!・etc」等に使わせて頂く予定です。 定期投げ銭場として「pixivFANBOX https //pumpkin50yen.fanbox.cc/」、 単発の投げ銭場として「booth https //booth.pm/ja/items/5506129」 を使用しますので好きな方にガメルを叩きつけてください。】
https://w.atwiki.jp/ddr_dp/pages/1758.html
御千手メディテーション(楽) 曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FA(SA) その他 御千手メディテーション 昇天家族 2014 楽8 150-190 266 / 15 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 44 46 25 31 4 楽譜面(8) / 踊譜面(12) / 激譜面(15) / 鬼譜面(-) 属性 渡り、ソフラン(加速)、リズム難 譜面 http //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/d/2/d2e06473.png プレイ動画 https //www.youtube.com/watch?v=uus96n9l3sk (x2.0, NOTE) 解説 BPM推移 150-190 開幕のみBPM150なので注意。基礎BPM190の割にはマキシマイザー並に判定が甘いが、楽譜面ながら12分2連、6分2連縦連、8分2連から裏拍4分とリズム難要素が散見される -- 名無しさん (2014-07-30 04 04 03) 名前 コメント コメント(私的なことや感想はこちら) 楽なのに12分が結構出る。なかなか禁じ手な譜面。 -- 名無しさん (2014-07-30 08 23 00) 他に12分がある楽譜面はStrobe Girlくらい。時代の変化かね -- 名無しさん (2014-08-02 05 24 49) 判定は緩いがPFC難度は意外と高い。 -- 名無しさん (2019-01-12 17 31 14) 名前 コメント