約 3,568,054 件
https://w.atwiki.jp/yukue/pages/120.html
主人が私をボックスと言う箱に入れてどれくらいの月日が経ったのかな… 私が成長すると主人は無表情になっていたのを思い出す 主人の姉や従姉は喜んでたのに…その時から私は入りっぱなし…かわりに私のいたポジションには炎を纏った猿がいる… ボックスの中のポケモンは【君も要員になったんだね】と言う奴がいる 違うと信じたい…主人は俺が一人の時に最初の友達…親みたいなもんだ きっと迎えに来る…絶対、絶対… カチカチピピッ ピー zzz…あれ…何かかわった?ボックスの中のポケモンがかわってる気がする… 前は低レベルムックルばっかだったのになんでムクホークやレントラーが…しかも高レベル 配置変えでもしたのかなぁ…壁紙も違うし… カチカチピピッ 誰かが私をボックスから出すとボールを開きこう言った 「私…エンペルト持ってなかったはず…なんでこんな所に…ハッ」 私の目の前に立ってる人…主人の姉は、部屋の隅に向かい電話で話し始めた怒ってる… しばらくすると従姉と女の子が来た…私の主人だ 主人は姉と従姉に怒られている。話しの内容はわからなかった… 姉と従姉が帰ると主人は怒った顔をしながら私をボールに入れた あの時の顔は忘れられない… あれからまた月日は立った… が、主人が私をボックスから出す事はなかった…でも今日、主人は私を手持ちに入れてくれた やっと主人が私の事を必要としてくれた。私はそう考えていた しばらくすると主人は雪霰が沢山降る場所に私をボールから出した タッタッタ… 主人、そんな早足で一体どこへ…待って… 霰が激しいせいか主人はあっという間に見えなくなった。 私は主人を探した…道中敵に襲われたりしたが、あまり痛くなかった でも、ダメージは負う…霰も空腹もあって辛い 私は何とか凌げる場所を求めさ迷っていた 歩いていくと微かだが人の声を聞いた。聞いた事のある声… 私はその方向へ向かった 「よく頑張ったなグレイシア!」 そこにいたのは進化を喜ぶ主人の姉、傍らにいるのは進化してなお手持ちにいるゴウカザル… 主人はどうして喜ばなかったのだろうか…弱いから…それとも… ドシャッ 私はいつの間にか倒れていた… 【おい大丈夫か!?おいしっかりしろ!】 「どうしたの……!凄い熱…早くセンターへ」 私の脳内で人やポケモンの声が響いていた… 気づいたら私は、ベットの上にいた。 数日後、私は姉に引き取られた。不満は無い でもたまに考える…主人はどうして私を置き去りにしたのか… (糸冬) 作 2代目スレ 347-348
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/626.html
2Fをぐるりと回り、ゲームセンターの近くの椅子に座ってパンをかじっている2人。 「こんな状態でも、腹は減るもんだな」 07がクリームパンの最後のひと口を口に入れ、言う。 「ああ。だが、これからどうする?2階には特に何も無かったしな」 雷電が水をひと口飲んで言う。 そして07が立ち上がり歩き出す。 「出発するのか?」 「…いや、トイレだ」 1分程経ち、トイレから07が出てくる。 「…出発するか?」 雷電が聞く。 「ああ。だが、その前にさっき行かなかった1階の方に行ってみるか」 そう言い、吹き抜けになっている場所へ向かう。 そこから階下を覗く…すると。 「あれは…人じゃないか?」 確かに、雷電が指さしている場所には人が倒れている。 「…行ってみるか」 階段を走り降り、広場の倒れている人のところに走り寄る。 雷電が生死を確認するが…雷電の表情から既に息絶えている事が分かる。 「しかし…こうやって見てみると死んでるようには見えないが…それに、満面の笑みだぞ」 確かに、その男は満面の笑顔のまま、死んでいる。 「不思議なこともあるもんだな…とにかく、この人はどうしようもないな」 「ああ、できるなら埋葬してやりたいが…そうもいかない」 仕方なく、2人はその男の遺体を放置し、先に進むことにした… 【一日目/黎明/D-6:ショッピングモール:階段踊り場】 【07@板対抗BR】 [状態]健康 [装備]:デザートイーグル@現実 [所持品]:支給品一式、ロア全集@その他 [思考・行動]: 1:先を急ぐか… 2:この人が誰かは分からないが、安らかに眠ってくれよ 【雷電@メタルギアソリッドシリーズ】 [状態]:健康 [装備]:ねぎ(武器)@板対抗BR [所持品]:支給品一式、不明支給武器 [思考・行動]: 1:…。 2:ま と も な ぶ き が ほ し い Back 幻視へのいざない 時系列順で読む Next 鍋 Back 幻視へのいざない 投下順で読む Next 鍋 Back 信じようと信じまいと 07 Next Back 信じようと信じまいと 雷電 Next
https://w.atwiki.jp/fixfix/pages/13.html
現在確認されている砦宝から出るもの ヴァルキリーレルム たれ人形 女神の仮面 飛び跳ねポリン ヒュッケの黒い猫耳 天使の忘れもの The Sign ルイーナ 女神の仮面 たれ猫(白) ギルドメンバー募集帽 小さな鈴のリボン お座り犬 クリティカルリング バックラー sイヤリング
https://w.atwiki.jp/zakuromaru/pages/80.html
2008.3.20 このところ、よく眠れない。 眠剤飲むのは抵抗あるので ←親が罪悪感を刷り込む。バカにする。 朝食後に2度寝したりすることも。 開業する事になり、準備をしている。 場所は決まり、 リフォームしてくれる建材屋も決まり(見積もりって言ってから2週間orz) 看板屋も決まり(見積もり完了)。 資金。 夫自宅で開業して一年目は、とにかくお金を巻き上げられた。 治療院の開業資金を出してくれたのは婚家だ。(某掲示板では、「そうすることによってザクロが逃げられないようにしたのでは? だって、もしザクロから『お願いします』と頼まれても断る事はできたのだから」と。 本音は見返りを求めない援助だったとしても、実質キチザ=彼らの息子を養ってはいたのだが、どうなのよ。 じーさんが死んでからは、ばーさんの生活も見ていましたが?) 貯金をするどころか、貯金が減った。 そこそこ稼いでいたのに。 実家療養後、せっせと貯金。 梵字にも行かなかった。 ピンクハウスも買わなかった。 で、微々たる額だが、貯金。 そのヘソクリって離婚に踏み切る後押しになった。 確実に。 でも、それ、 離婚で消えますよ!! ・引越し ・各種手続き ・車の名義変更と車検と保険 ← まあ、離婚しなくても名義変更以外は私が払うわけだが。 手続きとがかなり苦手だしね。 この時期に!! って思うよ。 ・国保 ←これも毎年のことなんだが。 出費が痛い ・開業資金 ・・・家賃・・・公共料金・・・リフォーム!! 今、仕事をしていないのに生保やカードの買い物。 開業!! これだ。 これがストレス。 でも、 ヒッキーしてるだけでは、どんどんお金が減っていく。 少し、自分にご褒美あげたい。 今までの結婚生活に耐えた・・・・・離婚に踏み切れた・・・・から。 とか。 今は、正直、休みたい!! とか。 少し、考えをまとめたい・・・・・とか。 自分を慰めたいから、 今までケチケチしていた分、 少し贅沢! とか。 駄目なのかよ? 開業が決まった今、改めて計算してみたら、 恐るべき事に!! お金がないっ!! かなりキビシイぞっ!! これってすごいストレスで、 昨日は心臓がキュキュ~~~ンと痛くなって、眠れなくなった。 最近ストレスがひどすぎて眠れない時は、デパスを飲むしかない。 飲むと、眠れるんだよね、なんとか。 飲まないと、寝付けず、苦しむ。 昨夜も、資金の計算をしたら、限りなく苦しいと感じて眠れずに転々一時間。 デパスを一錠。 よく考えたら、親に頼めばいいんだよね、融資。 不本意だけど、しょうがない。 頼めばすむ事じゃん。 そう思ったら、少し楽になった。 あんなに眠れなかったのに、7 30に目が覚めたが恐ろしく眠い・・・眠すぎるので二度寝!! もう、マジでザクロ母のイヤミなんかき~てられるか、あたしゃ寝る!状態。 ↑ 腹が据わったのかな? おかげで、ちょいすっきり。 よく聞く話ではあるが、 お金がないということって、すごいストレスだ。 将来がとにかく不安。 一昨年、激ヤセしたのもそうしたストレスなんだろうな。 私が・・・私だけが稼ぎ手というポジションは変わっていなかったけど、 とにかく貯金する(キチザをあてにしない)ということをしてから、かなり楽になった。 それなのに。 今、こんなに将来が不安なのは・・・・・・。 結局、キチザに依存していたという事なんだ。 どこかで「いざとなったらキチザは男だから、年上だから」と依存していた。 (仕事をしていたのはほぼ私だが、 私は調子が悪くて仕事に支障をきたすことがあったし、 支障をきたしそうになる事は沢山あったわけで、 キチザは不安を感じていたろう。) つまり、キチザは重かったはずだ。 キチザに養われていたわけでもないし、 キチザとの間に子供がいたわけでもないけど、 キチザは何らかのプレッシャーは感じていただろう。 妻がいるということ。 おそらく、それが私だという事も。 ← 「ザクちゃんさえマトモなら」と散々言われた。 キチザは復縁を全く言い出さなかった。 これは正直がっかりしたけど、 ・・・・・でも、しょうがないのかもしれない。 キチザは単に「諦めがいい人」なのかもしれないけど、 私がいなくなることによってプレッシャーから解放されたんだろう。 離婚してよかったのかもしれない。 余談。 男って大変だな。 仕事している人だったら、なおかつ大変だ。 いや、キチザは仕事してないプレッシャーも感じていただろう。(勿論、無職で妻子を養えないということではない。 「才能ある俺様が試験に受からない」という焦燥感だ) 女は、子供を産むと大変になるんだろうな。 「この子を守れるのは私だけ!!」ってなるわけだから。 私も妊娠するのが怖かったな。 ←今はちょっと羨ましい。 もし子供が産まれたら、その子の責任は私が全面的に負わなければ!! サイアク、私一人で負うのよ!! ←男は逃げられるからね
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5758.html
日曜日 律「暇だなー」 律「みんなにメールするかー…暇な人遊ぼうぜ、一斉送信っと」カチカチ チャララ~♪ 澪『親戚の家に行くって言っただろ』 律「そーいえばそんなこと言ってたなあ」 梓『すいません友達と約束してるので遠慮します』 律「もーなんだよー」 紬『遊びたいでーす♪』 律「おっムギは行けるのか!やりぃー!唯は…まだ寝てそうだな」カチカチ 律『じゃあ12時に駅前に集合な!』 紬「斎藤、今日の予定は全部キャンセルね」 斎藤「かしこまりました」 駅前 紬「楽しみすぎて30分も早く来ちゃったわ…」 紬「りっちゃん早く来ないかな」 ~~~~~~~~~~~~~ 律「おーっすムギー!」 紬「りっちゃん!」パァ 律「わりぃ待ったか?」 紬「ううん、私も今来た所よ」 律「カップルかよ!」ゲラゲラ 紬「りっちゃんったら…///」 律「取りあえず昼ご飯食べようぜ、なんか食べたいもんあるか?」 紬「あっ私タコ焼き食べたい!タコ焼き!」 律「なんかムギって夏祭りで売ってそうなもんが好きなんだな」 紬「そうかしら♪」 紬「あっりっちゃんタコ焼き屋さんあった!」 律「ん~~~?あーあそこは駄目駄目!ちっちゃくて高いから!」 紬「でも6個で400円よ?」 律「これがカルチャーショックってやつか…」 紬「?」 律「よーしムギ!あたしに続けー!」 紬「おーっ♪」 律「ほらムギ見ろ!ここの店は大きくて6個100円だ!」 紬「りっちゃん詳しいのね」 律「まあな!おっちゃーんタコ焼き二つー!」 紬「二つー♪」 ~~~~~~~~~~~~~ 律「あーっ!おっちゃんそのでかいの入れて!違う違うその隣!あっそれタコ入ってなかったぞ!」 おっちゃん「うるせーよ!」 紬「ふふふっ♪」 律「ほら、ムギ食おうぜ」 紬「ええ♪」 紬「はふっはふっ…おいし~い」 律「久々に食べると美味いなー」もぐもぐ 紬「外はカリッとしてるのに中はトロトロ…」 律「うーまーいーぞー!!」 紬「なにそれ?」 律「ミスター味っこ」 紬「りっちゃん口の周りに青ノリついてる」クスクス 律「え?どこ?」 紬「りっちゃんったら…」フキフキ 律「あ、ありがと…ってなんだその柔らかく包み込まれるようなハンカチ!しかもめっちゃレースついてる!」 紬「へ、変?」 律「あたしの知ってるハンカチと違う…」 紬「じゃありっちゃんの言うハンカチってどんなの?」 律「えーと…なんか小学生の時に買ったやつだから…ゴワゴワしててポケモンてかの絵が描いてる」 紬「私もそのハンカチほしい」 律「いや今ムギが持ってるやつの方がいいだろ」 紬「ううん、りっちゃんの言うハンカチが欲しいの」 律「んーじゃあ買いに行くか」 紬「ええ♪」 律「まーあたしが言うハンカチはこの辺かなー」 紬「ポケモン…ポケモン…」 律「別にポケモンばっかり持ってた訳じゃないからな」 紬「りっちゃん」 律「ん?」 紬「ポケモンって何?」 律「なんですとぉ!?」 律「えっちょ、あっポケモン…えっポケモン知らないのか!?えっ!?」 紬「ええ…」 律「ほらピカチュウとか…」 紬「?」 律「ムギって違う星から来たのか?」 紬「そ、そんなに有名なの?」 律「ああ、めちゃくちゃ有名だぞ!え~と、あっほらこれこれ!」ピラッ 紬「へぇ~これりっちゃんが持ってるのと同じ柄?」 律「違うよ、てかあたしのは古すぎてもう売ってないんじゃないかなぁ…」 紬「そうなの…」ショボーン 律「あっじゃあおそろいで買おうぜ!」 紬「ほんと!?」 律「うん、そろそろ新しいハンカチ買わないとやばいからな…女として」 紬「りっちゃんはどのポケモンが好きなの?」 律「ミュウツー」 紬「じゃあそれにしましょ♪」 律「まだミュウツーってあるのかな」 紬「うふふ♪」 律「そんなにあたしとお揃いは嬉しいか~?にひひ」 紬「ええ!とっても嬉しい!」 律「え、あぅ、そんなハッキリ言われたら照れるだろ!」 紬「だって嬉しいから♪」 律「もーっ!」 紬「もー♪」 次の日部室 唯「りっちゃーん!何で昨日私も誘ってくれなかったの~」プンプン 律「いやお前返事しなかっただろ」 唯「寝てました☆」 律「このやろう☆」 澪「律とムギが二人だけで遊ぶって珍しいな」 律「そうかー?」 紬「楽しかったわ~♪」 律「あ、そういえば昨日ムギとお揃いでハンカチ買ったんだー」 唯「へーどんなのどんなの~?」 律「じゃーん!」 梓「ぽ、ポケモン…」 唯「わあ~懐かしい!」 澪「高校生にもなって…」 律「あれれ~?澪ちゃん羨ましいのかな~?うりうり」 澪「なっ…違う!馬鹿!」 律「澪ちゃんもあたしとお揃いしたいのかなー?」 澪「別に!!」プイッ 紬「…」 紬(…あれ?) 紬(おかしい…明らかに律澪フラグが立ってるのに…) 律「つれないなぁー澪ちゃわーん!」 澪「やめろ!くっつくな暑い!!」 紬(律澪に萌えられない…) 唯「誰が生んでくれと頼んだ…!」 梓「えっ急にどうしたんですか」 紬(むしろ…ちょっと嫌、なような…) 紬「みんな、お茶のおかわりいかが?」 唯「あ、欲しい~」 律「あたしも~」パッ 紬「はいは~い」ホッ 紬(あ…今私りっちゃんが澪ちゃんから離れてホッてした…) 梓「私もお願いします」 紬「は~い♪」 ~~~~~~~~~~~~~ 律「よーっし帰るかー!」 唯「疲れた~」 梓「全然練習してなかったじゃないですか…」 唯「なんか食べて行こうよ~」 律「おっいいなー!」 澪「何食べるんだ?」 唯「ん~どうしよっか~」 律「暑いからアイスかなー」 梓「かき氷もいいですねー」 律「ムギは何食べたい?」 紬「う~ん…アイス♪」 唯「じゃあアイスにしよっか~」 ~~~~~~~~~~~~~~ 律「う~~~~ん」 ムギ「どうしたの?」 律「いや、クッキーチョコにするかチョコミントにするかで…」 紬「あっじゃあ私がチョコミント買うから、半分こしましょ」 律「えっ!いいのか!?」 紬「うん♪」 澪(なんかあの二人仲いいな…) 律「うめー!」 紬「美味しいわね~」 唯「あずにゃん一口ちょうだ~い」 梓「唯先輩の一口大きいから嫌です」プイッ 唯「え~小さく食べるから~」 梓「嫌です」 澪「唯、私のあげるよ」 唯「えっほんと~!?」 紬「りっちゃん、また今度誘ってね」 律「おー!今度は全員集まるといいな!」 紬「う…うん、そうね」 澪「そろそろ帰るか」 唯紬「ばいば~い」 律「じゃあなー」 梓「お疲れ様です」 ~~~~~~~~~~~~~ 紬「斎藤、頼んでたもの用意してくれた?」 斎藤「もちろんです」 ポケモン、ゲットだぜ! 紬「これがポケモンね」 ~~~~~~~~~~~~~ 唯「ムギちゃんどうしたの?クマできてるよ~」 紬「ふふ、ちょっとね♪」 日曜日 ポケモン、ゲットだぜ! 紬(今日はりっちゃんからメール来ないかしら) 紬(また二人で遊びたいなあ) 紬(それにしてもミュウツーはまだ出ないのかな) ちゃらら~♪ 紬「!!」 唯『みんな暇だったら遊ぼうよ!』 紬「皆…ってことはりっちゃんも来るわよね」 紬「行きたいです、っと…」 ~~~~~~~~~~~~~ 唯「遅れてごめ~ん」 澪「全く…言い出しっぺが遅刻してどうするんだ」 唯「でへへ~」 梓「とりあえずマ○クにいきましょうか」 唯「あずにゃん何でマックって言わないの?」 梓「ああもう!折角伏せたのに…」 律「あっそういえばこの前聞いたんだけどー、ポテトにバニラシェイクつけたら芋けんぴ味になるらしいぜ」 唯「えーうそー!?やりたいやりた~い!」 梓「でも誰もシェイク買ってないですよ」 紬「バニラシェイク一つ下さい」 梓「って早!」 律「よーっしやるぞー!」 唯紬「おーっ!」 澪「わ、私はやめとくよ」 梓「私も遠慮します…」 唯律紬「いざ!」ズボッ パクッ 唯「…」 律「…」 紬「…」 澪「…」 梓「…どうですか?」 律「まずくはないな…」 紬「ええ、まずくはないわ」 唯「うん、まずくはないね…」 唯「…あずにゃんも食べる?」 梓「いりません」 唯「なんで~まずくはないよ~」 梓「美味しくないならいらないです」 律「澪食うか?」 澪「いらん!」ボカッ 律「ひでぶっ」 律「ちぇーなんだよなんだよ!おい!三人で食っちまおうぜ!」もぐもぐ 唯「あとで欲しいって言ってもあげないからね!」もぐもぐ 紬「今ならあげるわよ~」もぐもぐ 澪梓「いやいらない」 唯律紬「まずくはない」もぐもぐ 2
https://w.atwiki.jp/niconico3nd/pages/232.html
クウガの魔の手からは絶対に逃れられない ◆yWmiaE64Fc 廃墟の町から抜け出した小野寺ユウスケとキュゥべえは 北へ向かって歩行を続けていた。 すると目の前で全身から血を流して倒れている少女、レアを発見する。 「おやおやぁ……こんな所に死体が転がっているなんてぇ…… 殺し合いに乗っている人が近くにでもいるんでしょうかねぇ? クウガァ、彼女のディバッグを回収しなさい 支給品は有効活用しなきゃぁ勿体無いですからねぇ」 レアの惨状を見て死体だと思い込んだキュゥべえは ディバッグの回収をユウスケに命じた。 ユウスケは命じられるままにレアに近づき ディバッグをひったくるように奪おうとすると。 「っつ……こほっこほっ……」 「――――――――!?」 デイバッグを引っ張る振動でレアの意識が覚醒し 警戒したユウスケはディバッグから手を離し 数歩下がって戦闘態勢へ移行した。 「わ…私は……」 レアは意識を失う前に起こった事を思い出した。 ほむらが自分の背後に立って何かを行い それから気を失った。 なぜほむらがそのような行動に出たのだろうか? そんな疑問が脳裏を駆け巡る。 だが現状は、そうゆっくり考察させてくれるほどの暇はなかった。 「んん?まぁだ生きていましたか ぬぁらば~トドメを刺してあげなさいクウガァ~!」 「――――――――ッ!!!」 咆哮と共に小野寺ユウスケの姿が変化していき ライジングアルティメットフォームへ変身し……なかった。 「―――?」 思いもよらず、赤を基本カラーとしたマイティフォームに変化した事で 本人も動揺の色は隠せないでいる。 (これはつまりぃ……ライジングアルティメットフォームは連続の使用が出来ないと言うことかぁ まぁいいでしょう、死にかけの小娘一匹を仕留めるぐらいなら、支障は無い) 「来ないでください、これ以上近づくなら撃ちます」 クウガから放たれる殺気に気づき 相手は殺し合いに乗っている事を理解したレアは ディバッグから拳銃を取り出し銃口をクウガに向けた。 銃を使うのは初めてだが抵抗をしなければ この殺し合いを打開するのは不可能だと思い知ったばかりなのだ。 「――――――――」 クウガはレアの言葉など気にも止めないまま、大振りのパンチを繰り出す。 レアは引き金を引くとズドンと銃声が響き、弾丸がクウガの右肩に直撃する。 しかし金属が衝突する甲高い音が鳴るだけでクウガに通用しない。 「――――――――」 「あぅっ……」 右手を振り回したクウガがレアの体に直撃し地べたに叩きつけられる。 その衝撃で拳銃もレアの手元から離れてしまう。 「――――――――」 うなり声をあげながらクウガはこぶしを握り締めて レアの頭部へ向けて振り下ろすのと同時に 淡い光を放ちながらレアはクウガに向けて右手をかざした。 「――――――――ッ!!?」 レアの右手から強烈な閃光が放たれクウガに襲い掛かる。 突如として視界を奪われたクウガは怒りを露にしながら 手当たり次第に周囲を攻撃し続けた。 「落ち着くのだぁ~クウガよぉ あの小娘ならもう遠くまで飛んで行っちまったぁ」 視界が回復したクウガが辺りを見渡すとキュゥべえの言う通り レアは目の前にはおらず、かろうじて姿が確認出来る距離まで離れてしまっている。 クウガはレアから地面に落ちている拳銃へと視線を変えると 拳銃へ向かって移動して拾い上げた。 ◆◆◆ クウガの攻撃を受ける寸前に閃光魔法を使い、動きを封じたレアは 飛行魔法くぉ用いて、その場から急いで逃走した。 「……うっ……ごほっ!ごほっ!」 北斗有情拳のダメージが残っているレアの肉体では 魔力の行使は吐血してしまうほど負担が大きい。 だが徒歩では、あの赤い鎧の怪物から逃げ切るのは難しく 体に鞭を打ってでも飛行による移動をするべきだと考えた。 肉体を酷使した甲斐もあって敵の姿は豆粒のように小さく見えるほど 離れる事に成功し、今だ追いかけてくる気配も無い。 「どうしてほむらはあんな事を……」 追っ手が来ないことに安心したレアは 突如起こしたほむらの凶行について考え始めた。 あの子は殺し合いに乗るような人にはとても見えなかった。 もしかしたら鹿目まどかが関係しているのかもしれない。 ほむらの友達を疑うような考えはしたくないが 原因の一端を担っている可能性もある。 「会わなきゃ……もう一度会って確かめないと」 チクリ レアの背中に矢の様な物が突き刺さり 飛行魔法を行使する力を失い、地面に倒れ伏せる。 「……うう………あああ………」 熱い……!熱い……! 胸元が焼け付くように熱い…… 声を出さずにはいられないほどの高熱がレアの胸元に集中する。 「これは………何?……」 レアの胸元には燃えるように輝く紋章が浮かび上がっていた。 尚も上昇する熱と激痛によりレアは耐えられず、意識は闇へと沈んだ。 ◆◆◆ レアが去ったのを確認したクウガは拳銃を手に取り 緑を基本カラーにしたフォーム、ペガサスフォームへと変化した。 それに伴い、拳銃はペガサスボウガンへと変わり 再び視線をレアに向けて戻す。 ペガサスフォームは視覚や聴覚が常人の数千倍まで高められ 遠距離からの攻撃を得意とする、狙撃に適したフォームである。 「――――――」 引き金を引いてボウガンから矢が放たれると レアの体に直撃し数秒後、爆発を起こした。 「――――――ッッ!!?」 クウガが突然、雄たけびをあげながら周囲を見渡した。 ペガサスフォームになった事で今まで気づかなかった参加者の気配を捉えたのだ。 北の方角には二人の少女がいる事を知ったが今のクウガは気にも止めない。 西の方角にある砂浜の上に立つ、海の家 その中にいる三人の男達 三人の中の一人、門矢士がクウガの視線に入った。 「ツ……カサァ………」 門矢士を見た瞬間にクウガの脳裏から様々な映像がフラッシュバックのように現れた。 それは世界の破壊者として数々のライダーを破壊していったディケイドの姿だ。 「ツカサァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!」 怒りと憎しみに満ちたクウガの怒号が響く。 溢れ出んばかりの感情に身を任せクウガは一歩、また一歩とゆっくり西へと歩んだ。 「落ち着けぇクウガよ、一先ず変身を解くのだ」 「――――――」 「ライジングアルティメットフォームがまだ使えないようだしぃ 一度休息を取ってから動くべきだ」 キュゥべえにとってクウガは貴重な手駒だ。 浪費してすぐに使い潰すのは非効率的である。 「――――――」 「おい、どうしたぁ?言う事を聞けクウガ!」 その時、キュゥべえにとって不都合な事が起こった。 士を発見して激情したユウスケは、地の石の制御を振り切り 士の殺害を最優先に動き始めたのだ。 「やれやれ困ったことになったぁ 仕方が無い、クウガが発見した参加者を殺害しに行くとするかぁ」 因縁の相手を見つけたユウスケは 士を本能で倒すべき存在だと感じ取り動き出した。 理性を失おうともライダーとしての使命は消えていなかったのだ。 【レア様@MikuMikuDance】死亡 【I-05/1日目・黎明】 【キュゥべえ@キュゥべえのCVが若本だったら】 [状態] 健康 [装備] 地の石@仮面ライダーディケイド [道具] なし [思考・状況] 基本思考:小野寺ユウスケを利用して優勝し、宇宙の熱的死を防ぐ。 1:次の目的地に向かい、見つけた参加者を殺す。 2:戦闘の際は、姿を隠して様子を見る。 3:もし見つかった場合は、状況に応じて対応する。 [備考] 西に向かい参加者を殺害する。 【小野寺ユウスケ@仮面ライダーディケイド】 [状態] 疲労(小)、地の石で操られている [装備] アダマム [道具] 基本支給品×2、ニューナンブM60@現実、ランダム支給品×1~5(ユウスケ+キュゥべえ) [思考・状況] 基本思考:―――――――― 1;門矢士の殺害 [備考] ※地の石の影響で、ライジングアルティメットフォームに変身可能となりました。 ※ライジングアルティメットフォームは連続で使用出来ないことが判明しました。 具体的な制限に関しては後続の書き手に任せます。 【ニューナンブM60@現実】 ミネベア(ミネベア株式会社 旧新中央工業を吸収)社製の.38口径官用回転式拳銃。 日本の警察官、皇宮護衛官用拳銃として開発製造され、後に麻薬取締官用や海上保安官用にも納入された。 すでに後継機種による更新が始まっているが、現在でも主力として使用されている。 sm50 まどほむはいいねぇ、虚淵が生み出した文化の極みだ 時系列順 sm [[]] sm52 未来プラシド研究所 投下順 sm54 固い、強い、ピンポイント! sm50 まどほむはいいねぇ、虚淵が生み出した文化の極みだ レア様 GAME OVER sm08 「あたしは絶対認めない」 sm [[]] sm08 「あたしは絶対認めない」 sm [[]]
https://w.atwiki.jp/kodamasuru/pages/82.html
カード名 カードナンバー/レアリティ カード名:《 》() キャラ名:「 」() LPリミット: キャラクターシンボル: 属性: END:- カードテキスト フレーバーテキスト
https://w.atwiki.jp/sagittarius/pages/44.html
そもそもなんでGPFに出したのか?五輪に出られないなら、GPシリーズにも出さなきゃよかったじゃん なぜGPシリーズに出したのか、明確なところはファンにはわかりません。 が、城田強化部長の「経験を積ませたかった」という発言から推測できることはあります。 ジュニアでチャンピオンになり、満を持してシニアに進んだはいいけれど、なかなか結果が出ない…ということは毎年のように起こっています。 数年後にトップ選手になれればまだいいのですが、特に女子の場合、身体の成長によってバランスを崩し、不調になる時期と重なる選手が多いせいか、以降ほとんど名前を聞かないということも珍しいことではありません。 あらゆる意味で規格外の選手である浅田真央にそのような心配は無用かもしれませんが、実際シニアの大会に出てみなければわからないことはたくさんある。東京で開催される07年の世界選手権で上位を期待される浅田選手であるからこそ、シニア1年目を五輪の重圧とは無縁の状態で、シニアの雰囲気や上位選手の滑りを体験し、来るべき06-07シーズンの東京ワールドでは、新世代の女王として花開いてほしい。 是非についての論議は別として、このような意図のもとにGPSに派遣されたのではないかと思われます。 確かに、五輪・選手権大会とその他の試合で年齢制限が異なるというルールが今回の混乱の原因のひとつであるといえます。 今後議論になり、改善されることもあるかもしれません。
https://w.atwiki.jp/fs_story/pages/47.html
モノローグ 神獣は、遠い遠い昔に誕生した。 モノローグ 神獣は最も反映した時代を経験した。 モノローグ 神獣は、冬と春の境目の季節に街を訪れるのが気に入っている。妖精と人間が春の到来を祝う様子に引き付けられるのだ。繁栄と賑わいが好奇心の強い神獣の足を止めさせ、夢中にさせるのだ。 モノローグ 猛獣として恐れられるか、神として崇められるか……どちらでも、神獣は満足する。 モノローグ 無限の寿命を持つに等しい神獣にとって、時の流れは速くもあり遅くもある。神獣は睡眠によって退屈な時をやり過ごし、目が覚めると春の到来を待ち、「春節」のお祝いの時を狙って、街へ快楽を探しに出かける。 モノローグ その時の神獣は、「快楽」が「寿命」と違って永遠の存在ではないなどと、夢にも思っていなかった。 モノローグ しかしついにある日、神獣は自分の楽しみがなくなってしまったことを知った。「春節」は昔のように賑やかなものではなくなり、手抜きで節約した料理のように、形ばかりで、味わいの乏しいものと成り下がった。 モノローグ 神獣は悲しみ、傷ついた。そして、もう一度あの快楽を手に入れたいと強く願った。味わいの乏しい料理に、豊かな香りと甘美な味を取り戻したいと―― 鬼灯(男) だからあんたたちは、姉貴をここに連れて来たのか? 「年」 話はまだ終わってない。どうして話をさえぎるんだ! 鬼灯(男) 長すぎて聞きたくない。 「年」 ひどい妖精だ……。 モノローグ 巨大で、凶悪な姿の年獣は悲し気な表情を見せた。それは少しちぐはぐで、おかしな姿だった。 宿主(*1) アタシが説明するよ。 宿主 はじめ、宿屋にこっそり忍び込んできた、このちっこいやつを見つけたんだ。 モノローグ 首根っこをつかまれ、ぶら下げられた「歳」は、まったく反抗するそぶりを見せない。時折不本意そうに足をばたつかせ、喉からせめてもの抵抗といわんばかりに「うううう」という唸り声を出しただけだった。 宿主 神獣だから、外に放り出すだけでよかったんだけどね。でもこいつ、アタシにいたずらしようとしたのさ。 鬼灯(男) そのいたずらで、姉貴はここに連れてこられたのか? 宿主 結論から言えば、そういうことだね。 「歳」 うぅ……こいつが……こいつが自分で来るって言ったんだ……自分から進んでここに来たんだ! 鬼灯(男) ? 宿主 本当はね、この小さいのはアタシを病気にしようとしたのさ。でも、そんなのつまらないだろう? 宿主 だからこいつをつまみ上げて……ほら、今みたいにねえ。 宿主 「そのくらいじゃどうってことない、もっと凄いことしてみせな」って言ったのさ。 宿主 そしたらこいつ、わんわん大声で泣いて、逃げて行ったよ。 「年」 お前、歳が戻って来た時、どれだけ悲しそうに泣いていたか分かるか?かわいそうに、生まれて初めてあんなひどい目に遭わされて! 「年」 だから「おのれ、弟分の仇を討たねば」と思ったんだ!それで、こいつをこの幻境に連れてきた。 「夕」 兄弟たちの考えは、俺とは無関係だ。 モノローグ 麻雀卓に座ったままの「夕」は他の兄弟と違い、人のような様子に幻化していた。目は冷ややかで口調は淡々としているが、少し尖った耳だけはぴんと立ち、こちらの動向をつぶさにうかがっている。 鬼灯(男) わかった、どうやら姉貴が自分で蒔いた種だったみたいだな。 鬼灯(男) まったく……驚く気持ちもわかない。自分から面倒に飛び込もうとするやつなんて、姉貴くらいのもんだよ。 鬼灯(男) でもなんで、姉貴が起こした面倒に巻き込まれなくちゃいけないんだ!? 宿主 だって、この三兄弟と麻雀をしていて、抜けられないんだもの。 鬼灯(男) そんなくだらない理由で!? 宿主 連れてこられた時、この三兄弟に「楽しませないと食べちゃうぞ」って脅されたんだもの。 宿主 ぶん殴ってやったら、それが「楽しませないと、帰さない」に変わったけど。 「年」 春節がどんどんつまらなくなるから、兄弟みんな、退屈でしょうがないんだ……。 「年」 麻雀も楽しいけど、春節がやっぱり一番面白いんだ! 宿主 ずっとこんな感じなんだよ。アタシが麻雀しないとまとわりついてきて帰してくれないし。アタシだって、神獣たちの願いをかなえてやりたいと思っても、どうやってここを離れればいいのか分からないしさ。 鬼灯(男) だから、ヤクに僕を連れて来させようとしたんだな……。 宿主 いいや、アタシがあんたを呼び戻したのはちょっとした気まぐれさ。宿で春節を過ごさせようと思っただけだね。 宿主 まさかこんなことになるなんてね。全部、偶然なんだよ。 鬼灯(男) じゃあ、魔法使いの姉ちゃんとか、黄梅や花露珍を呼んだのは?みんなあの宿屋を紹介されたり、呼ばれたりしたって言ってたけど。それって姉貴がやったんじゃないのか? 宿主 それも偶然~。 宿主 宿屋を経営してみて、どうだった? 鬼灯(男) とんでもないよ、もう二度とやりたくない。 鬼灯(男) 特にあの頑固な牛にはかなわない。毎日毎日、これやれ、あれやれ、これやれ、あれやれってうるさいし、僕が少しでも文句を言おうものなら、絶対言い返せないような立派な道理を並べ立てて、正論で責めてくるんだもの。 鬼灯(男) おてんとうさまだけが知っているよ。僕がここしばらく、どうやって過ごしてきたかをさ……。 宿主 ふうん?なかなか面白い話じゃないか。 鬼灯(男) 姉貴は弟をもてあそんで、面白がってるだけだよ! 宿主 おや、もうすぐ12時みたいだね。ほら、遠くから爆竹の音がしてくるよ。 鬼灯(男) ……。 モノローグ 姉鬼灯は笑いながら弟の肩を叩き、何事もなかったかのように振り返ると、年、歳、夕の三匹に向かって声をかけた。 宿主 どうしたのさ、春節を楽しみに行かないのかい? 「年」 爆竹がまだ鳴っているだろ、怖くて動けない。 宿主 みんななんで座っちゃったのかと思ったけど、足がすくんだんだね、 「夕」 言わずとも知れたことだろう。言葉にする必要があるのか? 宿主 ああそうだね、神獣にもメンツがあるからねえ。 宿主 あの子らはまだ行かないらしいし、アタシたちは先に帰るとしようか。 鬼灯(男) ここを離れていいのか? 宿主 もちろん。あんたが来る前に大勝して、それまでの負けを全部取り戻したからね。この三兄弟、最初から一緒にひどいイカサマでだましてくるもんだから、負けがこんでたんだよ……でもかわいい弟のおかげで元手は稼げたからねえ~。 鬼灯(男) 僕が金を稼いだのはこのため!? 宿主 まあね。それにあんたは、神獣たちの願いももう叶えているから。 宿主 行こう行こう、はやく行かないと12時に間に合わないよ。 鬼灯(男) はいはい……。 モノローグ 段々大きくなる爆竹の音の中、姉と弟は久しぶりに手を繋ぎ、祝宴の場へと向かう。 モノローグ 幻境を離れて現実に戻る。たくさんの歓声と、新年の訪れを告げる鐘の音が、姉弟の帰還を迎えた。 鬼灯(男) ……姉貴、新年おめでとう。 宿主 あんたもね、新年おめでとう。
https://w.atwiki.jp/aspurand1106/pages/33.html
17話 食わなきゃやってられない時もある 安野賢史は幼少期から肥満気味だった。 何度か痩せようとしてはみたものの全てにおいて失敗。 本人の意思が強くないのもあるがどうやら賢史は元々太りやすい体質のようだった。 肥満体型で、そして外見のイメージ通り鈍い彼は良く同級生からからかわれていた。 そのストレスが元で更に食べ、太ると言う悪循環を賢史は辿ってしまっていた。 賢史は無人のコンビニを訪れる。 電気は点いているが、店員も客もいない。 彼は店内を物色し始める。 店員がいないのなら、物色して物を持っていったとて誰も咎めやしないだろう。 カゴを持って目に付いた弁当やおにぎり、お菓子、ジュースを片っ端からカゴに突っ込む。 後はこれを食べるだけだ、どこで食べよう? 賢史は辺りを見回し「STAFF ONLY」のプレートが貼られたドアを見付ける。 あの先は従業員用の事務所等があるのだろう。 ならあそこで食べよう、と、賢史はカゴに入れた食糧を持って歩き出す。 そしてドアノブに手を掛け、押し開いた。 恐らく自分と同年代と思われる少女の姿。 その手には金槌が握られている。 少女はその金槌を振り上げて――――賢史の頭目掛けて振り下ろした。 頭部に衝撃を受け、賢史は手と足が痺れるのを感じた。 食糧の入ったカゴを落としてしまう。 そして再び頭に衝撃。 一気に意識が遠のいていった。 賢史は自分は気を失うのだと思っていたが、実際に失ったのは命だった。 金槌で人の頭を殴るとこういう風になるのかと、若干呼吸を乱した少女、成沢由枝は思った。 殴った金槌に血が付着している事は勿論だが、 殴った相手の肥満気味の少年の頭部は殴られた部分が見事に凹み血が溢れていた。 頭蓋骨も脳も酷い損傷を受けている事は良く考えなくても分かる。 しかし、初めて殺人を犯したが、思ったよりも自分の動揺は少ない。 感覚が麻痺を起こしているだけかもしれないが。 由枝は肥満少年の所持品を漁る。 しかし、出て来た物はただの錆止め用スプレー。 もっと良い物が欲しかったと落胆する由枝だったが、このスプレーも目潰しぐらいには使えると考え、 結局持って行く事にした。 少年の衣服で血を拭い、由枝はコンビニの裏口へと向かう。 【安野賢史 死亡】 【残り39人】 【F-2/コンビニエンスストア/早朝】 【成沢由枝】 [状態]健康 [装備]金槌 [持物]基本支給品一式、錆止めスプレー [思考] 基本:殺し合いに乗り、優勝を目指す。 《人物紹介》 【安野賢史】 読み:あんの・さとし 17歳、高校生。生まれた時から肥満気味。鈍く大人しい性格故にからかわれいじめられている。 そのストレスで更に食べると言う悪循環を繰り返す。 【成沢由枝】 読み:なるさわ・ゆえ 16歳高校生。生徒会役員を務めている。 特に目立つ所も変な性的趣味も無い普通の子。 016:残影 目次順 017:克服出来る? 出来ない? ゲーム開始 安野賢史 死亡 ゲーム開始 成沢由枝 030:三人の修羅