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463 :ヒナヒナ:2012/03/07(水) 21 06 42 ○星空の彼方まで 古くから宇宙は人々を引きつけて止まない。 理由は様々ある。 単純に未知への探究心 万物の始まりを解き明かすため 地球を飛立ち、新たな地平を目指すため 宇宙への進出という見知った未来への希求 この世界ではソ連は致命的に衰退し、アメリカは崩壊している。 更に言うならば、欧州列強たるドイツ、イギリスも大戦での後遺症に苦しんでおり、 一応の勝ち組は日本、イタリアといった具合だった。 列強でも未だその多くは大戦の負債や、津波の後始末に一杯一杯であり、 余計な物に手を出す余裕はなかなかなかった。 史実では米ソ冷戦での開発競争によって驚異的に加速した宇宙関連技術だが、 スプートニクもアポロも期待できない。 史実に比べて割りを食った分野の代表格は音楽・芸術関連の活動や、 利益が短期的に見込めなさそうな技術……宇宙観測などはその際たるものであった。 ロケットなどは軍事目的もあり開発が続けられているが、 純粋に学術的な宇宙観測はなかなか進んでいなかった。 それでも、宇宙を渇望する男達の熱意は止められなかった。 ―1952年 ハワイ島マウナケア山 夕暮れのハワイ島マウナケア山山頂付近に真新しい奇妙な建物があった。 短い円筒形で、横から見ると小さめの給水塔のようだった。 大日本帝国の国立ハワイ天文台の一部として建設され、 口径6mという史上最大規模の天体望遠鏡「すばる」だ。 もちろん、史実1998年に開発された口径8m超「すばる」とは別物であるが、 この時代では文句なしの最大口径を持つ望遠鏡だ。 ハワイ島マウナケア山はその立地上、外部の光害や電波から遮断され、 空気も乾燥しており、史実では世界各国の天文台が立ち並ぶ天文特区である。 しかし、未だ50年代であることと、列強が天文に力を入れられないので、 マウナケアの頂には「すばる」だけがポツンと立っている状態だ。 もちろん、天文研究は手数が要な分野でもあるので、 各国の天文台を受け入れるスペースも用意してある。 今日の夜から、ファーストライト(初期稼動時の試験的観測)を行う運びだ。 この4000m級のマウナケア山頂付近には、多くの人が集まっている。 招待を受けた各国の天文学者を始めとして、 ファーストライトを祝うために、ここまで登ってきた奇特な財界人。 また、反射鏡の輸送に大型の輸送艦や特殊車両が必要になったため、 物資の輸送に協力した帝国陸海軍の関係者も呼ばれていた。 464 :ヒナヒナ:2012/03/07(水) 21 07 15 「お集まりの皆様、国立ハワイ天文台「すばる」望遠鏡にようこそ。天文台長の萩原です。 今日、望遠鏡「すばる」のファーストライトを天文台長として迎えられることは 天文学者にとって大きな喜びです。この「すばる」は……」 空がオレンジから深い紫紺に徐々に変わってきた頃、 厳しい冷え込みの中マイクを握った50代の男が人々の前に進みでて挨拶をした。 天文学者である荻原だ。 史実でも憂鬱世界でも日本の天文学の水準を世界レベルに引き上げた人物だ。 彼は逆行者ではないのだが、その宇宙に掛ける情熱によって、 国立ハワイ天文台の天文台長に就任した。 史実で多くの弟子を天文学者として輩出した彼には、 日本天文学会の父として後継を育てる手腕も期待されていた。 やがて、挨拶も終わって出席者達が帰りだすと、 天文台の関係者も初観測に向けて「すばる」に向う。 その荻原の捕まえたのは同年齢くらいの海軍将官だった。 「すばる」の設備内に戻ろうとする荻原に声を掛けた。 「お疲れ様です、荻原博士。」 「これは草鹿中将。 物資の輸送を迅速に取り計らっていただいて、海軍さんにはお世話になりました。 軍には計画中の電波望遠鏡にも技術協力していただきましたし頭が上がりませんな。」 「いえいえ、我々は本当に運んだだけですよ。 それに兵器を作るだけが技術ではありませんし、技術は民間に還元しませんと。」 「しかし、凄い物です。わが国がこれだけの口径の望遠鏡をもてる様になるとは、 私が天文を学び始めた頃には考えられないことです。」 「博士の弟子も、天文学者として活躍していらっしゃるとか。」 「ええ。皆私より優秀です。そういえば草鹿中将は防空戦が専門とお聞きしましたが、 なぜ、輸送を取り計らって下さったのですか? なんでも自ら指揮を執られたとか。」 「あー……その、天測はもともと海軍には無くてはならない分野ですから。」 「? そうですか。」 ちなみにこの話を受けた時の草鹿中将の心の内は、 (これを機に民間レベルでも天文学的な興味が高じれば、 アメリカ崩壊で停滞していたSF界に新たな風が吹くかもしれない!) というような物だったことをここに記しておく。 そして、この夜、「すばる」は満天の星空に向ってその目を向けた。 今までより、より遠く、より細かく、より鮮明に…… この観測の結果として、美しい画像が次々と発表されると、 一躍、宇宙ブームが巻き起こることとなり、 和製アポロ計画「竹取」なども加速していく。 そして、この宇宙研究の機運にのって次の計画も既に持ち上がっていた。 地上約600km上空の軌道上を周回させる宇宙望遠鏡を作り上げる計画だ。 宇宙空間に浮かび大気の揺らぎを排して、宇宙の深遠を直接覗き込める目。 それを自由に使う事は天文学者たっての望みだった。 天文分野にも少数ながら存在する逆行者達。 彼らは史実のハッブル望遠鏡を作り出そうとしていた。 星空の彼方まで見通せる目。 宇宙望遠鏡「天眼通」の開発計画が動き始める。 (了)
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KISARAGI-Nayuta モチーフ 所属 無し 称号 傭兵王“ヴァレンシュテイン” 肩書き 傭兵 構成因子 魔人 鉄棍 善人 槍 主要人物関係 祖父:如月武湧 叔父:如月武英 戦闘体系 鉄棍と装甲を各部にはめた迷彩服、序に大口径の魔銃持ち。“共振”の本質を持ち、常に相手と同じステータスまで上がり得る。 様々な武器を使いこなし、戦略面でも一流。たった一人で防衛戦やったり追撃戦やったり “神槍・御手杵”を所有している(多分真物だが、証拠は無い)。エンチャントされた業物で破壊力の低い那由多のサポートとしては的確。但し、でかすぎる 外見 腰まである黒の長髪。細身だがスタイルはいい。戦場では迷彩服、普通のところでは簡素な白い服 “共振”の本質を持つが故に、基本的に何に対しても互角の戦いが出来る(後の針生尚康と同じく限界無し) だが“共振”故に誰のどんな思想に対してもある程度共感出来、自らの意思で“敵”を定義することが出来ない 英雄になり得るだけの力を持ちながら、誰とも戦う理由を感じない。 その矛盾に悩み、出した結論が“傭兵”。自らで選ぶのではなく、他者に選んでもらうことにした
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【名前】那由多乃 私(なゆたの わたし) 【性別】男 【年齢】18 【職業】学生 【外見】中肉中背、平凡な顔立ち 【性格】自称陰キャだが根は図太く、遠慮しない性格。口喧嘩に強い 【異能】 『山折村VH実況スレ』 並行世界に存在する別の那由多たちと脳で繋がる異能。 それぞれの那由多とは名前のとおり、掲示板のスレのイメージを介してやり取りできる。 大元の異能者である那由多をサーバー件イッチとして、様々な那由多たちがスレ民として好き勝手に書き込んでいる。 それぞれの世界は細部が異なっており、那由多本人も性別が女だったり名前の綴りが違ったり、山場村だったり山尾村だったり、更には異なる異能を発現したパターンの那由多も居る。 そのため情報のやり取りができるといっても精度はあまり宛にならない。 ただし、どの那由多も揃ってこのVHに被災している事は共通している。 【詳細】 山折村在住の祖母の家に遊びに来ていた高校生。不登校児。 特にいじめられた訳ではないが、理由のない居心地の悪さを感じ、学校に行きづらくなった。 憂いた親がリフレッシュさせる目的で自然豊かな山折村に送り出したが、孫に甘い祖母を上手く言いくるめ、部屋にこもりネット三昧で過ごしていた。 異能発現後、それぞれの那由多たちに意見交換しつつ、生き残る方法を安価で決めたりしている。
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私は虹村那由多。M県S市杜王町のぶどうが丘高校に通う高校1年生だ。 現在私は地元のレストラン『トラサルディー』でウェイトレスのアルバイトをしている。 仕事は忙しいが、幼い頃からの顔見知りの店長や一緒にバイトをしている友人と、充実した日々を送っている。 ……充実した日々を送っている、はずなんだけどなぁ…… ** 突然だが、お隣に新婚夫婦が越してきた。どうなりゃそうなるのか知らないが、嫁さんの方は『スタンドを捨てたスタンド使い』で、外人の夫はなんかやたら強いスタンドを持っているらしい。 で、人のいい父さんが手伝いを申し出て、ただいま一家総出で荷物の片づけの手伝いをしているところだ。 「まさか、『イースタン・ユース』で、本棚を運ぶことになるとはよぉ……」 「でも、おかげで助かりましたよ。その本棚、死んだ知り合いから買った思い出の品なんです。傷つく心配無しに運べてよかったです」 若奥さんの静香さんがお礼を述べるのに、垓は鼻の下を伸ばしてデレデレしていた。 ……そういや、あいつこの前人妻寝取りモノのエロゲを買っていたような。ご近所さんに迷惑がかからないうちに、関節技でも叩きこんで改心させとくか。 段ボール箱の中身を取り出しながら、私がそんなことを考えると、 ガオン! 「おい! 頭を下げろぉっ!」 父さんが空間を削り取った為に吹っ飛んできた段ボールの軌道に、たまたまこの家の主人が通りかかる。 吹っ飛んできた段ボールが頭に直撃しそうになった時、 「『ワム! ザ・エッジ・オブ・ヘブン』ッ!」 彼、バッジョさんのスタンドが突如現れ、段ボールを反射的に床へと叩き落とした。 「……しまったな、うっかり『振動』させてしまった。基本性能はアップしているからな……」 舌打ちするバッジョさんの横で、段ボールを開けてみた静香さんが、 「折角厳重に梱包したウェッジウッドのティーカップが床に落ちた衝撃と激しい震動で、シェイクされたみたいに粉々に……」 と、正視するのがつらくなるほどに打ちひしがれていた。 ** 引っ越しが一通り済んで、引っ越し蕎麦をごちそうになっている途中、私は、 「そういえば、バッジョさんはイタリアの人でしたよね? イタリア語で『おはよう、今日も一緒に頑張ろう!』ってなんて言うんですか?」 と聞いてみた。特に必要ってわけでもないが、トニオさんはいうまでもないことだが、ショコラもちょっとはイタリア語が判るから、バイト先でイタリア語が出来ないのは私だけだ。 だから、たまには自分からイタリア語であいさつしてみせて驚かせようってつもりだった。 「ああ、それなら『Nizza per incontrarLa, Buono-per-nothings』、と言えばいい」 バッジョさんが真面目くさった顔で答えた後ろで、静香さんがクスリと笑っていたのだが、あいにく私の位置からは見えなかった。 ** 「Nizza per incontrarLa, Buono-per-nothings!」 翌日、トラサルディーに到着するなり開口一声、私は出迎えたトニオさんとショコラに笑いかけ、バッジョさんから聞いた通りにあいさつした。 二人は、口をあんぐりさせ、目ん玉をひんむいたまま、肩をフルフル震わせている。ふふん、私がイタリア語で完璧に挨拶してみせたのに驚いたらしい。 「ナユタさん、ソレは、給料を下げてクレ、と言ってイルと判断シてカマイマセンネ……?」 「那由多ちゃん……、私たちの友情もこれまでなんだね?」 ……へ? わざわざ驚かせようとして、イタリア語であいさつしただけなのに、何で二人とも怒ってるの? 「あ、あれ? これって、イタリア語で『おはよう、今日も一緒に頑張ろう!』って意味じゃないの?」 「ううん、『Nizza per incontrarLa, Buono-per-nothings』って、『会えて嬉しいぜ、役立たず共』って意味だよ?」 「……………………ハィ?」 あ、声が裏返った。私は、思わず問い返しながら、なぜかそんなことに気付いていた。 ** 「バッジョを殺すわ」 話を聞き終えた私は、ポケットから太陽電池を取り出して回れ右しようとし……、耳を掠めて壁に突き立った包丁に震えあがった。 「仕事の早退はダメ、ってことみたいだね。那由多ちゃん」 そんなもん、言われなくてもわかる。チッ、命拾いしたなバッジョ。 その時、 「ふふふ、きーぃちゃった、きーぃちゃった♪」 そんなことを言いながら、天井から逆さ釣りになって母さんが登場してきた。あんたは、ちょっとは自重してほしい。 「ホント、那由多のお人よしぶりはお父さんそっくりね。昔からちっとも変ってないわ。その割には、語彙の凄さは受け継いでないのよねぇ……」 ニコニコ笑う母であったが、私の顔は青くなったり赤くなったりを繰り返す。これはまずい。話の展開が実にまずくなる。 「え? 那由多ちゃんって、昔からこうだったんですか?」 冷や汗をダラダラ流す私に気付かず、ショコラは面白がって母に尋ねてやがる。後でおぼえてろ。 「ええ、そうなのよ。例えば、昔こんなことがあったわ。あれは、那由多が小学校低学年の時だったわ。 明日は授業参観、ってことでお父さんがまるで紅白の某歌手か中世ヨーロッパのお貴族みたいに、残念なセンスで着飾っていたのよ。 それを見たあの子ったら、『うわぁ、パパったら本当に人三化七だねー!』って、手を叩いて喜んだのよ」 ちょっ! 私の数ある黒歴史を曝さないで! (*人三化七:不細工のこと) 「へ、へぇー……、その後はどうなったんですか?」 「別にどうもしなかったわ。ただ、父さんが涙目になって、いきなり自分自身を『ザ・ハンド』で削り取ろうとするのを慌てて止めることになっただけよ」 「ナルホド、デスから以前億泰サンは河童ミタイナ髪形にナッていタのデスね?」 「そうなんですよ。後で聞いてみれば、岸辺先生に『格好のいい事を人三化七という』って教えられたそうでしてね……。同じようなことで、こんなこともあったかしら。 小学二年生の夏休みにこの子は算数の宿題が終わらなくて困っていたんですけど、ある時お父さんが代わりに解いたんですよ」 「那由多ちゃんのお父さんでも、小学校レベルの問題は出来るんですね」 おい待て、そこのドイツ人。いくらなんでも、その言いぐさはないだろ。 「で、喜んだ那由多は『わあ! パパって、本当に鶏鳴狗盗だね!』って言ったんですよ。あの時は本当に大変だったわ。 海までの空間を削り取って、津波を作って一家心中しようとするあの人を止めないといけなかったのだから。 ……その後、事情を聴いたあの人の友人たちがそろってこの子の言うことを肯定しちゃったのには弱りましたよ」 そ、そこで私にジトッとした目を向けないでよ母さん。「頭がいい事を鶏鳴狗盗という」って嘘をついた露伴先生に苦情を持ち込んでほしい……。 (*鶏鳴狗盗:鳥の鳴き真似の名人やコソ泥のようなつまらない技能・人間でも役に立つことがある、ということ) 「つまり、こういうことなんですね? 那由多ちゃんが言葉の意味を間違えるのは昔からだから許してほしいってことですね」 「そういうこと♪ ショコラちゃんは呑み込みが早くて助かるわぁ」 大いに喜ぶ母を視界の隅に収め、過去の恥部を曝された私は部屋の隅で膝を抱えてどんよりとした空気をまとっていた。 ** 「あんな嘘をついてよかったんですか?」 「俺は、ちょっとした冗談のつもりだったがな」 「あなたみたいなニコリともしない人は冗談に向いてないんです。……でも、そんな顔して案外お茶目なんだから」 「『そこがまた可愛い人』と言ったのは君だろう」 「それはそうですけどね」 使用させていただいたスタンド No.1431 【スタンド名】 ワム! ザ・エッジ・オブ・ヘブン 【本体】 男性。組織に追われている 【能力】 あらゆるものの事象、現象を『ピース』として管理する < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用、AI学習の使用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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暁月 那由多 名前 暁月 那由多(日本名) (あかつき なゆた) 年齢 13歳 身長 174cm 体重 50kg スリーサイズ B 84 W 56 H 84 性格 ワイルドな変態 髪型 ウェーブがかったセミロング 髪色 虹色 目の形 糸目 目の色 ゴールド 服装上 フード付きのロングコート 服装下 ミニスカ+黒スト 肌の色 色黒 口調 うっ!ほはっ!うっ!ほっ!は!!的な口調 靴 ローファー 口癖 ア・マ・ゾ・ネ・ス・ホ・コ・リ・タ・カ・キ・セ・ン・シ 趣味 儀式用の仮面づくり 特技 クラブDJ 握力 両手ともに100kg アクセ1 槍 アクセ2 極楽鳥的な、ど派手な鳥 アクセ3 頭蓋骨 将来の夢 百獣の女王 ワイルドな変態エピソード 植物園で故郷を思い出しながら露出 そのあと警備員を突き飛ばし逃走
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私は虹村那由多。M県S市杜王町のぶどうが丘高校に通う高校1年生だ。 現在私は地元のレストラン『トラサルディー』でウェイトレスのアルバイトをしている。 仕事は忙しいが、幼い頃からの顔見知りの店長や一緒にバイトをしている友人と、充実した日々を送っている。 ……充実した日々を送っている、はずなんだけどなぁ…… ** 「そんなのってひどすぎます! HWチームの方がバトルを楽に済ませられるからって、私たちをクビにするだなんて! 『宝石』に出演したおかげで、元々はさほど目立ってなかった私のスタンドが、いつの間にか『柱の女(藁』なんてイメージ持たれちゃったんですよ!? その責任さえ取ってもらってないのに、いきなりお払い箱なんてあんまりです!」 「んな事情知ったこっちゃねーよ……。てか、そんなイメージなんてついてねーから」 さっきから店の隅っこでなんか言い争ってるお客さんがいる。いや、周りに気を使って、小声でやってくれてるんだからいいんだけどさ。 「なんか、どこかの作品の主人公と執筆者さんみたいだね。作品に出るって、大変なんだねー」 「今この作品に出てる私たちが言えた話か、それ? だいたい、ついこの前『メタ発言止めろ』って言ったのはショコラじゃない」 『トラサルディー』の店内を忙しく駆けずり回りながら、私とショコラは暇を盗んでだべってる。 本来ならあまりいいことではないのだが、働きづめでは疲れきってしまうし、何よりダレるからトニオさんは見て見ぬふりしてくれてる。おかげで、こっちもやりやすい。 「そういえば、最近微妙に常連客が来なくなってるよね」 「あー、そういやそうだな。確か……、ウェイトレス萌えに飽きた、とかいう理由で来なくなったらしいぞ。 私としては、そんな奴ほうっとけばいいと思うけどな」 「そうもいかないんじゃない? お客さんが来ないのは、やっぱり良くないよ。ちょっとくらいのコスプレくらい、我慢してもいいんじゃない?」 「だが断る。私は、コスプレなんていやだぞ。このウェイトレスの格好さえ恥ずかしいっていうのに、もっと恥ずかしい思いはしたくないぞ。どうしてもやるならショコラ一人でやってよ」 私の断固とした反応に、ショコラは何も言えなくなったのか、がっかりした顔でそっぽを向く。ちょっと言い過ぎたかな…… とか思ってたら、いきなりショコラが顔をあげて、私の顔を見据えてくる。 「……ねぇ、那由多ちゃん」 「な、何?」 「那由多ちゃんって、緑の髪をツインテールにしてるよね?」 は? 何言ってるんだこいつは? 私の髪がどうなのかなんて、見りゃわかるだろうに。ともあれ、訊かれたからには返事をするしかない。 「この作品ではの話だけどな。けどなー、見ればわかることなのになんでそんなのを聞くんだ?」 「えーっとね、一応の確認。じゃあ、確認もとれたし、ちょっとネギ持ってもらっていい?」 ショコラが厨房からとってきた長ネギを手渡され、私は面食らうしかなかった。 ??? なんでネギなんだ? それに、持つ理由がわからない。けど、断る理由もないんだよなー…… 「ほれ、持ったぞー」 「うん、じゃあそれを上下に振りながらこの歌を歌ってもらっていい? お客さまー、今から那由多ちゃんが歌いまーす!」 制止さえ間に合わなかった。途端に揚がるお客さんの歓声の中、ショコラがよこしてきたのは、歌詞付きの楽譜。 知らない曲だけど、断れる雰囲気じゃない。どうすんだよ、これ……。 歌えと? 歌うしかないのか? ちくしょー、歌えばいいんだろ! 「『Dub-I Dub-I Dub-I Chu-ppa-ppa …(中略)… 男性の皆さん那由多のココは空いてますよ 「暖めますか?」「お願いします。」 今すぐチンしてブッこんで! あなたのバナナ わたしのマンゴー 皮を剥いて食べちゃって まだまだ欲しいの? だけども それでも 乱暴にしちゃ らめぇぇぇぇぇぇぇ!! …(中略)… さぁさぁいつまで一人にするの? あなたの"ネギ"はお飾り? No!No! 誘惑視線で見つめて そうそう! どうにかこうにかなっちゃいそう! とどのつまりは私を愛して なりふり構わずギュッとして? 元気出して ○○○出して 今夜もあなたとショータイム! 魅惑のキャンディー 1万個舐めたら 大人になれるかな? ちょっとは胸も膨らむかな? わたしはあなたに 溢れる愛を注いで欲しいんだよ 思いっきり今叫びたい だから早くぶちまけてー!』 ……おい、これって何の曲だ? なんか、すっごく卑猥な気がするんだけど」 (*歌詞は『くるみ☆ぽんちお』より一部改編して引用) 「え? 普通の歌だよ? ただの、果物とミルクと麺類とパンケーキを歌った歌にしか聞こえないけどな。おいしそうな曲なのに、那由多ちゃんったら変なの」 ……いや、絶対普通の歌じゃない。だって、お客さんが口をあんぐりさせて私を見てるから。 さっきまで小声で言い争いをしてた隅っこのお客さんも口あんぐり……? なんか、男性の方はしてやったりといった顔で、女の子の方は「もう厭この筆者……」とか言って頭を抱えてるぞ。なんでだ? 「あー、ショコラ。これ、ここでやめていい?」 「ダメだよ~。歌いかけで止めるなんて、よくないと思うよ?」 いや……、どう考えてもこの場合は歌い続ける方が間違ってると思うんだけどな。ん? ネギ振って、歌を歌うのって、どっかで聞いたような……。って、ああっ!!! 「今やっと気づいたぞ! お前、私を初音○クに見立てたのか?!」 顔を真っ赤にしてわめく私に、ショコラのやつはにっこりと頷いた。 「そだよ? 那由多ちゃんも初○ミクも緑髪のツインテールだもん、キャラかぶってるじゃない」 「かぶってない! 私はアーケードゲームになんか進出してないぞ!」 「えー。だって、那由多ちゃんだっていろんな人をなっゆなゆにしてるじゃない」 「してねぇよ! なゆたんなゆたん言ってるやつらは向こうが自発的になっただけ! 私は何もしてない! そもそも、『なっゆなゆ』って何なんだ!」 「けど、那由多ちゃんも○音ミクも、胸はないのは一緒でしょ? ”『初音ミ○ -Project DIVA- 2nd』ではミクの胸が前作より小さくなっているようです”って研究もされてるのに……」 ドスッ 「…………それ以上言ったら、今度はこのネギをショコラの***にブッ刺して、奥歯ガタガタ言わせた挙句に、『ファンタスティック・プラスティック・マシーン』で綺麗にさせるぞ。 そして、向かいの中華料理店の店員に下げ渡して、チャーハンにして食わせてやるからな」 「ご……ごめんなさい……」 オデコにネギを突き立ててやって、ようやくショコラは沈黙した。OK、それでいい。黙る時に黙ってくれる奴は嫌いじゃないぞ。黙ってくれない奴は今みたいに流血沙汰で黙らせるけどな! たまたま来てた向かいの店員とそのスタンドが、 「いや、俺の『チャーハンツ・クルヨー』はスカトロな料理を作るスタンドじゃないんですけど……」 と抗議しかけたのも、ギロリ、とにらんでやって黙らせる。 ところで、私があれこれ脅す様を隅っこの女の子は黙って見つめていたんだけど、いきなりポン、と手を叩いたようだ。で、 「なるほど……、あんな風に脅せばよかったんですね。ウフフフフ……、筆者さぁん? 私達現メンバーをどうしてもお払い箱にするのなら……、覚悟は出来てますよね?」 うわー……、なんか怖い笑顔してるよあの子。筆者、マジでやばいんじゃね? 勘弁してほしいなー、あいつが再起不能になったらこの作品にまで影響出るもんなー…… まあ、この後の出来事を簡単にまとめると、こういうことらしい。『宝石』メンバーは変更しないで最後まで続けるそうだ。 ……私も、後で脅しとくか。執筆速度が最近遅れ気味だしな。 とか思っていたんだが、 「ナユタさん……。アナタ、食材をそまつにシマシタネ?」 いつの間にやら我らが雇い主が、ものすごく怒った顔で私とショコラの背後に近付いていたのだった。 給料10%カットだってよ、トホホ…… 使用させていただいたスタンド No.387 【スタンド名】 チャーハンツ・クルヨー 【本体】 中華飯店で見習いの青年 【能力】 作るチャーハンの味は天下一品 < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用、AI学習の使用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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明吉 那由多 名前 明吉 那由多(アキヨシ ナユタ) 性別 男 学年 2-A 身長 176cm 体重 61kg 血液型 AB型 誕生日 3/10 住所 高級住宅街 家族構成 祖父・父・母 部活 男子アイドル部(C!typeメンバー) 委員会 得意科目 数学・国語 苦手科目 特に無し 好き ジグソーパズル 嫌い 子ども 特技 作詞・作曲 一人称 ぼく 二人称 おまえ マイペースな性格。 日常での表情の変化が乏しい。あまり自分の事を語らない。 青天目 瑛司(えいくん)の幼馴染みで、よく一緒に居る。
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那由多遥 出演 画像・動画検索 Google/Yahoo!/Bing/NAVER/Baidu/YouTube 那由多遥「Memory」 監督 嶋公浩 メーカー ラインコミュニケーションズ 発売日 2002/12/15 通販 Amazon.co.jp DMM 那由多遥「Cotton」 監督 嶋公浩 メーカー 竹書房 発売日 2002/7/19 通販 Amazon.co.jp DMM
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そらのかなた【登録タグ かしま そ 名前のないこ 曲 雪歌ユフ】 作詞:りゅーしか 作曲:りゅーしか 編曲:りゅーしか 唄:名前のないこ・雪歌ユフ 曲紹介 「ハロー。」 歌詞 (動画歌詞より転載) 無重力の体 狭すぎる部屋は嫌い (嫌い) どこかしこもほら 名も無き星屑 憂い (憂い) 足りなくなった酸素と 冷めてしまった温度を求め (求め) すり減った心の音を 弱まった未来の音を鳴らせ 響け 直ちに応答を 誰か聞こえるか? 今すぐに無線を 返事をしてくれよ! 「ハロー。」 光が途絶えそう 「怖くはないから。」 もうすぐ眠りそう 「隣にいるから。」 言葉を忘れそう 「思い出させるから。」 僕らのなれはては 「宙の彼方まで。」 コメント 名前 コメント
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俺は虹村垓。M県S市杜王町のぶどうが丘高校に通う高校1年生だ。 現在俺は、世界を手中に収めるために、高校のスタンド使いと交流を深めたり、世界を手に入れた後のことを考えてハーレム形成に力を尽くしたり、エロゲに血道をあげている。 まあ、充実した日々を送っている方なんだろうな。 ……充実した日々を送っている、はずなんだがよぉ…… ** 「僕、こういうの嫌なんだけどなぁ……。垓くん、やっぱ止めようよ」 「うっせーなー。賭けトランプで負けて、『何でもする』って言ったのはオメーだろーが」 俺は、クラスの友人『高宇土劉邦』と一緒に、トラサルディーを訪れていた。 今日の俺の計画は、劉邦のスタンド『ドレンチド・イン・フィア』の爆風で、姉ちゃんとショコラちゃんにパンチラをさせて、セキュリティー・ホールで画像を収め、売りさばくことだ。 室内の仕事だからって事で、ウェイトレス服のスカートが風にあおられることがねぇから、こうでもしないと写真が取れねぇんだよな。 (だから、そこまでしなくても……) (いいからやれって! ほら、ショコラちゃんが来たぞ?) アイコンタクトで思いをかわし、腹を小突いて合図をする。仕方がなく頷いた劉邦の足もとから飛び出した小さなトカゲが、机を伝ってショコラちゃんのミニスカートのすそにとりつくのが見えた。 「ただいまお水をお持ちしました~♪」 「サンキュ、ショコラちゃん」 笑顔で俺が水を受け取る横で、劉邦が渋い顔で机を何気なく叩く。ポンっ! 軽い音を立てて、ショコラちゃんのスカートが翻った。 「キャッ! どこかで、隙間風でもあるのかなぁ……」 すぐにスカートを押さえたショコラちゃんは、不思議そうに首をかしげてる。おしっ、ばれてねぇ! さあ、次はねぇちゃんの番だ! 再び脇腹を小突いて劉邦に合図する。嫌そうな顔をしながら、こいつはスタンドをねぇちゃんの元へと向かわせていく。 「はい、琢磨。お水」 「ありがとな、那由多」 ちょうど琢磨さんに水をもってった姉ちゃんが、反対側の席へと向きを変え、頭を下げて要件伺いをしている。ちょうど、尻は琢磨さんの方に向けられていた。 こいつはなおいいぜ。琢磨さんも、これに一枚かんでる。隠しカメラでパンチラをとる絶好のチャンス! ……だが、俺は予想もしなかった。その時、ブッという大きな音が店内に響き渡ることなんて。 姉ちゃんが、こともあろうに、ドレンチド・イン・フィアが配置についた時に、その、なんというか、屁をこきやがった。それも、特大のを。 ちなみに、屁は可燃性のガスである。……ということは…… ボオオっ! 「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!」 引火した屁は火炎放射となって、琢磨さんを襲った…… 本体名―桐本琢磨 スタンド名―シックス・フィート・アンダー(引火した那由多の屁をモロに喰らって大火傷。再起不能) それを見た瞬間、俺たちは、 「「やばっ!」」 と叫んで、金も払わず店を飛び出した。とんでもない粗相に顔を真っ赤にした姉ちゃんが、俺らの仕業と感づいたのか、鬼のような顔で俺たちを追いかけてくる中、俺らは死ぬ気で逃げ続けた。 使用させていただいたスタンド No.1688 【スタンド名】 ドレンチド・イン・フィア 【本体】 かわいらしい雰囲気の癒し系な男子高校生 【能力】 尻尾を『無音爆弾』にして配置する < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用、AI学習の使用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]