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風魔使用カード 効果モンスター 《デビル・モーター》 ▲画面の上へ エクシーズモンスター 《機装天使エンジネル》 《CX 機装魔人エンジェネラル》 ▲画面の上へ 魔法カード 《ダーク・エンジニアリング》 《RUM-バリアンズ・フォース》 《オーバーレイ・ゼロ・バスター》 ▲画面の上へ 罠カード 《エクシーズ・メテオ》 《エクシーズ・ヘル・ジェイル》 《ワイルド・チャージャー》 ▲画面の上へ
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登録日:2022/07/11 Mon 18 50 00 更新日:2024/05/06 Mon 11 53 57NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 C かわいい コクーン ネオスペーシアン 不遇 星2 繭 進化前 遊城十代 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 C(コクーン)は遊戯王OCGのテーマの一つ。 後年に出たC(チェーン)とは全く関連性が無い。 ▽目次 【概要】評価 【カード解説】C・ドルフィーナ C・パンテール C・ピニー C・モーグ C・ラーバ C・チッキー 魔法・罠カード 【アニメでの活躍】 【余談】 【概要】 N(ネオスペーシアン)の幼生と思われる可愛いモンスター達で、攻守は元となったネオスペーシアンより200低い。 コクーンは以下の共通効果を持つ。 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げることで手札またはデッキから 「※そのコクーンに対応するネオスペーシアン」1体を特殊召喚する。 共通効果の通り、実質的にネオスペーシアンのサポートカードという位置づけ。 「ネオスが場にいるのに、ネオスペーシアンが手札や墓地にいないからコンタクト融合できない!」という事態が起きても、コクーンの効果で解決する、というコンセプトだろう。機能してるかはおいといて 全員レベルが2なので、ランク2のエクシーズモンスターも併用可能。 デッキを組む上で注意するべき点は「コクーンそのものが事故札になる可能性がある」ことと、「一緒にサーチ先のネオスペーシアンのサポートを見る」こと。 コクーンには上記の共通効果以外の効果が無いので、ネオスペースが無いと実質バニラになってしまう。 また、遊戯王wikiの「コクーン」のページに書いてあるカード以外にも、《コンバート・コンタクト》をはじめとしたコクーンとの相性が非常にいい専用サポートがしっかり存在している。ここに気づけないと小学生が組んだ紙束みたいなデッキになりやすい。 しかも、ネオスペーシアンはGXの放送終了後も「ネオスペース・コネクター」などのサポートカードが出たのにコクーンは一切なし。E-HEROですら十数年ぶりに新規が出たというのに…。 この関係で未だにコクーン関連のカードは再録されておらず、入手が地味に面倒である点も痛い。 ファンデッキとしても、「コクーンを入れただけの【コンタクト融合】」になりがちなため、コンセプトデュエルにも登録されていない。 ヴェノムやチェーンやバウンサーのように、OCGから放置されている不遇テーマである。 評価 遊戯王GX時代のプレイヤーからの評価はぶっちゃけ不人気とか最弱を通り越して「テーマ・カテゴリとしてみなされていない」レベル。 今の遊戯王で言えば「ニトロ」「幻獣(幻獣機ではない)」のようなものだろうか。 当時は完全なデフレ期だったが、それを加味しても攻撃力は低いし効果はしょぼいしネオスペーシアン自体にまとまりがないし、ネオスペーシアンを安定して出したいのなら《巨大ネズミ》系のリクルーターでいいというのが共通認識だった。 そもそもネオスペーシアン自体、単体での使用に耐えるカードがモグラとバードくらいしかなく、他4種類(*1)はほぼ素材専用の扱い。その素材専用のさらに素材専用のモンスターなんてデッキに入れていたら事故要素にしかならないのはお察しの通りだ。 ただでさえ組む人の少なかった【コンタクト融合】のサポートにこんなほぼバニラの素材専用モンスターを入れてたら事故率が高くなって勝てるデュエルにも勝てなくなってしまうというとんでもないカードだった。 一般論で考えれば「ぶっちゃけモグラとバードあたりに絞って【コンタクト融合】のサポートをさせる程度が関の山」「それならぶっちゃけ【ネオスビート】を組んだ方が強いし、融合先を買わなくていいので安上がり」というどう考えても力不足かつ需要のないカードなのである。 そして現在では忘れられがちだが、当時のフィールド魔法のルールは「自分・相手ともに合わせて1枚しか表側表示で存在できない」といういわゆる上書きルールであり、《伝説の都 アトランティス》《ハーピィの狩場》《虹の古代都市-レインボー・ルイン》《天空の聖域》などといったフィールド魔法を用いる当時の流行デッキとの相性は非常に悪い。 さらに当時は《N・グラン・モール》が「クソモグラ」「鬼畜モグラ」と呼ばれるほどに極めて強力なモンスターだったため、どうしてもコクーンを軸に組むとモグラにおんぶだっこという戦略を取ることになる。 これ自体は当然のことなのだが、ぶっちゃけモグラを使えば勝って当然という認識だった時代。よしんば使いこなしても「それモグラが強いだけのデッキでしょ?」と酷評されることが容易に予想された。 そういうこともあって肝心のファンデッカーからの人気が低く、当然ガチデッキ使いからは見向きもされない。「枠を潰す迷惑なカード」「使わないテキストしか書いてないのでバニラの方がまだ有用(*2)」という認識が強く、ストレージでは《N・グロー・モス》とともに山を成して売られていた。 しかし実はこのテーマ、当時無制限だった《生還の宝札》との相性が非常に良い。宝札が強いだけというなかれ、当時は頻繁に蘇生を行う手段が乏しかったので採用する余地がなく、アンデットデッキでもない限りあまり入らないカードだった。 そして《コクーン・パーティー》のためにネオスペーシアンを墓地に送る手段として《コンバート・コンタクト》などが存在したため、ドロー能力とサーチ能力は当時としてはかなりのものだった(*3)。 そのためコンタクト融合だのネオスだのという要素を捨ててコクーンとネオスペーシアンを特殊召喚することに絞った特化した構築をすると《N・エア・ハミングバード》による遅延や《N・フレア・スカラベ》の高攻撃力で時間を稼ぎながらデッキ圧縮とドローを繰り返し、本命のカードにつなぐという戦略を容易にとることができる。 この強烈なドロー性能を見込んでエクゾディアとハイブリッドしたデッキの対戦動画が、ニコニコ動画に現在も残っている。今となっては化石のようなデッキだろうが、当時のプレイヤーにとっては盲点そのもの。これを見てまず「そもそもデッキ組めたんだ!?」というところに驚いたものである。 つまりコクーンの真価は一般的に思われている「【コンタクト融合】のサポート」ではなく、「ネオスペーシアンと組んで特殊召喚を繰り返すという独自の戦略を取る動き」にこそある。事故率が高いような印象があるだろうが、当時の基準ではきちんと工夫して組むと事故率自体はそこまで高くならない(当時一般的に最弱のテーマと呼ばれていた【巨大戦艦】より若干高い程度)ため、この時期のデフレ環境の中だと割と戦えた。 ただし「事実上バニラの低級モンスター」をデッキに大量に投入する関係上、事故ると巻き返しはほぼ不可能。さらに《ネオスペース》に極端に依存するため、これを破壊された瞬間に手札が急激に腐る。それこそ「これでどうやって戦えばいいんだ!」である。 つまりここまで必死こいて擁護してようやく「紙束を卒業した一発屋デッキ」にしかならないというかなりしょうもないテーマ。そしてこういった素朴な戦略を取るデッキは、その後の「帝王の降臨」「PHANTOM DARKNESS」に端を発した急激なパワーインフレ、そして《生還の宝札》の制限・禁止で完全に消滅した。 ヴェノムやチェーンといった、敵が使う上に現代遊戯王のゲーム性に合致していないテーマとは異なり、かつてのアニメの主人公が使用したカード群なので、この手のテーマの中では新規が出る可能性は比較的高い。 現状コクーンはネオスペーシアンありきのテーマなので、コクーン単体でも活躍できるカード、あるいはネオスペーシアンとコクーンを今以上に強力に結びつけるカードが望まれる。 2種類出ただけで放置されている「NEX」融合モンスターなどOCG化に際して未回収だった要素もあるため、エアー・ネオス問題あたりがきれいに片付けばもしかしたら新規カードが出ることもあるだろう。 ネオスペーシアン単独のサポートが充実している現状を見ると、忘れられてる印象もあるが いずれにせよ戻ってきたところで、当時の戦略とはまったく異なる動きをすることは間違いない。 最大の問題は、この令和のインフレ時代に突然こんなのがガチテーマ化して、興味を示すプレイヤーが果たしてどれくらいいるのだろうかということだ。 【カード解説】 C・ドルフィーナ 効果モンスター 星2/水属性/魚族/攻 400/守 600 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・アクア・ドルフィン」1体を特殊召喚する。 あのキモイルカことアクア・ドルフィンの進化前。こっちは普通にかわいいのに、どう間違ったらああなるのか。 外見云々置いといてもなぜ戦士族なんだ。 リクルート先のアクア・ドルフィンは手札誘発メタとして強力だが、あちらは戦士族だからサポートカードが多く、わざわざドルフィーナを使う必要が無い。 さらに、ドルフィーナは魚族なのでアクア・ドルフィンと種族サポートを共有できないのもネック。 しかし、浮上などアクア・ドルフィンが受けられないサポート対応している点を活かせば、水属性デッキで併用できる。 このカードが登場したばかりの頃でさえ《増援》が3枚積めたので、どうしてもキモイルカを使いたいのであればそちらで事は足りる。当時制限カードだった《異次元の女戦士》や、当時布陣を整えるカードとして重宝された《切り込み隊長》など、様々な便利カードと使い分けることができる。 しかし「手札誘発」なんて俗語がないほど素朴だったこの時期は肝心のキモイルカの能力が不発になることが非常に多く、ネオスペーシアンで序列を作ると《N・フレア・スカラベ》より下に置かれることすらあったという散々な評価のカード。 つまり「肝心のリクルート先も弱いしわざわざこいつでリクルートする価値がない」と、もはや生まれてきた意味が分からないレベルのカードである。コクーンの先陣を切ったのがこれじゃねぇ……。 そんな数多くいるGX時代のデフレカードの1枚という評価だったが、《超古深海王シーラカンス》が来て魚族デッキが成立するようになってから、一時期「レベル2の魚族」として注目を浴びたことがある。 これが話題になった当時にシーラカンスで特殊召喚できるチューナーは、海外先行発売だった《竜宮の白タウナギ》しかいなかった。そしてレベル6のシンクロ帯に理不尽なレベルの強豪がうようよいた時代だったのだ。あえてこいつを使う意味?……うーん。 当時は《簡易融合》でシンクロ素材をそろえる戦略をはじめ、シンクロ召喚という理不尽なほどに強い新システムによってこれまで紙屑として扱われていたカードに急激な需要ができた時代。あることないこと様々な話題が生まれては消えた。そんな話題のひとつである。 C・パンテール 効果モンスター 星2/闇属性/獣族/攻 800/守 300 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・ブラック・パンサー」1体を特殊召喚する。 ブラック・パンサーの幼体。ちっちゃくて可愛い。 星2の獣族なので魔獣の懐柔に対応し、No.64 古狸三太夫のエクシーズ召喚も狙える。 闇属性であることを活かすなら、No.65 裁断魔人ジャッジ・バスターをエクシーズ召喚するのもありか。 C・ピニー 効果モンスター 星2/光属性/植物族/攻 100/守 700 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・グロー・モス」1体を特殊召喚する。 グロー・モスの幼体。目が怖い。 残念ながら、リクルート先のグロー・モスがお世辞にも使いやすいモンスターとは言えず、必然的にコクーンでは優先度が低い。 数少ない光属性・星2の植物族として見ても、特筆すべき活用法が無いのが現状。 一応コクーンの種類を増やすためなら採用の余地はある……とされやすいが、そもそもリクルート先ともども手札事故の要因になりやすいことや後述の《コクーン・パーティー》が発動できなくなるリスクと天秤にかけると別に無理して採用するほどのモンスターではなく、 よほどのモグラアレルギーでもない限りグロー・モスともどもデッキに入らないことが多かった。グローソスというあんまりな仇名はアニメの扱いだけでなく、あまりに使い道がないので肝心のファンからすらも見捨てられるほどの弱さにも由来している。 C・モーグ 効果モンスター 星2/地属性/岩石族/攻 700/守 100 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・グラン・モール」1体を特殊召喚する。 鬼畜モグラの昔の姿。「この時期はかわいかったのに」「どうしてこのときに駆除しておかなかったんだ」などと散々に言われた。 インフレが進んだ現環境では活躍が難しくなったものの、ネオスペーシアンの中では汎用性が高い除去能力を持つグラン・モールをリクルートできるのは便利。巨大ネズミでいいは禁句 何故かアニメでは一度も十代にカード名を呼ばれなかった。 C・ラーバ 効果モンスター 星2/炎属性/昆虫族/攻 300/守 300 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・フレア・スカラベ」1体を特殊召喚する。 フレア・スカラベの幼体。進化先が成虫だからか、芋虫に似た姿をしている。 昆虫族だから共鳴虫や応戦するGなどでサーチやリクルートできるが、こいつを経由せずにフレア・スカラベを直接出した方が早い。 炎属性と昆虫族にシナジーが無いのも使いづらい原因の一つ。 C・チッキー 効果モンスター 星2/風属性/鳥獣族/攻 600/守 400 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・エア・ハミングバード」1体を特殊召喚する。 キモチュッチュことエア・ハミングバードの幼体。こいつも普通にかわいい(ry エア・ハミングバードは弱くないものの、あっちも低ステータスなのでこのカードを用いない特殊召喚が容易。 使うなら、ゴッドバードアタックなどの鳥獣族サポートを受けられる点を活かしたい。 魔法・罠カード ネオスペース フィールド魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 「E・HERO ネオス」及び「E・HERO ネオス」を融合素材とする 融合モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。 また、「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターは、 エンドフェイズ時にエクストラデッキに戻る効果を発動しなくてもよい。 コクーンの共通効果の発動条件となるキーカード。 …なのだが、見ての通りコクーンに関係する効果は一つも持ってない。 ついでに言うなら、実のところネオスペーシアンに関係する効果も持ってない。 ようするにコクーンにとってこのカードは実質的に何の効果もないけど重要という、トゥーン・ワールドみたいなポジションである。 ネオスを併用しコンタクト融合を視野に入れて、初めてフィールド魔法として効果を活かせる。 …「コクーンというテーマのコンセプトがそうなのだから仕方ない」と言われればそのとおりではあるが。 コクーン・パーティ 通常魔法 自分の墓地に存在する「N(ネオスペーシアン)」と名のついたモンスター1種類につき、 「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。 コクーンの最大の存在意義。名称ターン1制限も付いてない上、呼び出したモンスターには何の制約も無い。 効果を使ってネオスペーシアンを展開したり、シンクロやエクシーズやリンク素材にしたりすることもできる。 デッキから展開する都合上、複数枚の採用は事故率が上がるので注意したい。 ただし、任意の数だけ特殊召喚する効果ではないので、墓地のネオスペーシアンの種類が自分のメインモンスターゾーンの空きより多いと発動できない弱点を抱えている。 とはいえこの点はフィールドのモンスターをリンク素材にして枠を空ければいいので、デッキのコクーンの枯渇の方を気にしたい。 なお、ネオスペーシアンが墓地に複数存在する場合は《NEXT》でそれらを蘇生したり、《コンタクト・ゲート》で別のネオスペーシアンをデッキから展開したりできる。 そのため単にネオスペーシアンの展開を狙うなら、このカードでコクーンを経由する意義はない。 エクシーズ素材やリンク素材に使う点を重視したい。 《インスタント・コンタクト》で呼び出せる《N・マリン・ドルフィン》や《N・ティンクル・モス》は墓地で2種類分のネオスペーシアンとして扱うため、これらを出して即座にリンク素材にすれば2体のコクーンを呼び出せるため、効率は良い。 コクーン・リボーン 永続魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する 「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を生け贄に捧げる事で、 そのカードに記されている「N(ネオスペーシアン)」と 名のついたモンスター1体を墓地から特殊召喚する。 コクーンをリリースして、墓地のネオスペーシアンを蘇生させる永続魔法。こちらもターン1制限が無く、コクーン・パーティーとの相性も良い。 生還の宝札が現役だった頃は、このカードでどんどんネオスペーシアンを蘇生させて大量ドローを狙える戦術ができた。 コンタクト 通常魔法 自分フィールド上の「C(コクーン)」と名のついたモンスター全てを墓地に送り、 そのカードに記されているモンスター1体を手札またはデッキから特殊召喚する。 こちらもコクーンを特殊召喚するカード。手札からも出せるのが良い… が、墓地に送るコクーンは全てなので2体以上の場合だと恐ろしいほどアドバンテージを損することになる。 ネオスペースがフィールドに無い時には使えるかもしれないが、こんなのを入れるより、ネオスペースのサーチとサルベージ両方できるネオスペース・コンダクターの方が良い。 そもそも、ドルフィーナ以外はトランスターンで代用できる。 唯一の利点として、テキストの「モンスターを墓地に送る」という部分はコストではなく効果なので、マクロコスモスが発動していても使用できる。 コクーン・ヴェール 通常罠 自分フィールド上に表側表示で存在する「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を 生け贄に捧げて発動する事ができる。 このターン効果によるプレイヤーへのダメージは0になる。 その後、生け贄に捧げた「C(コクーン)」と名のついたモンスターに記されている 「N(ネオスペーシアン)」と名のついたモンスター1体を 手札・デッキ・墓地から特殊召喚する。 効果だけならコンタクトの上位互換。比べる対象が弱すぎるだけとか言ってはいけない まあ正直なところ、カード2枚を消費してまで効果ダメージを0にするのは微妙。 聖天樹の一部のデッキを除き、相手にも効果ダメージを与えられなくなることはデメリットに近くなるため、バーンメタはハネワタなりジャグラーなりで済む。 なお、非常に分かりづらいが相手の墓地からも蘇生できるので、ネオスペーシアン専用の死者蘇生という変わった使い道もできる。 デュエルリンクスでは、テキストの変更で相手の墓地からも特殊召喚できることが明確になった代わりに、効果ダメージを受けないプレイヤーは自分だけになった。 【アニメでの活躍】 『遊戯王デュエルモンスターズGX』で十代が使用。といっても専らネオスペーシアンの特殊召喚要員だった。 かなり意外な事に、十代はコクーンの共通効果を一度も使用していない。 それにしても、当時はE・HEROとネオスペーシアンを混ぜるだけで事故率が跳ね上がったというのに、コクーンも混ぜてよく潤滑にデッキが回ったものである。 【余談】 実はコクーンが全てそろうまで結構時間がかかっており、ドルフィーナは2006年5月のPOWER OF THE DUELISTに収録されたのに対して、残りはその翌年に発売されたTACTICAL EVOLUTIONだった。 どうしてここまで時期に差があったのかは分からないのだが、この時期は「NEXの融合先」「フレーム」「融合呪印生物」のように中途半端なところでシリーズ化が終わってしまったカードが結構多かったことを考えると、人気もあるわけじゃないということであまり出したいカードではなかったのかもしれない。 あるいは当時は「CYBERDARK IMPACT」のようなネタ切れ感漂うカードセットが多く、もはや出せるネタがなくなったところで穴埋めするためのカードとして温存されていたか。 C・メイデン フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げて追記・修正する事で手札またはデッキから 「N・アニヲタ・ウィキ」1体を特殊召喚する。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 一撃必殺居合ドローをコクーンヴェールで防いだのよく覚えてるわ。 -- 名無しさん (2022-07-11 22 28 20) CとCサポートとNヒーローとNヒーローサポートで圧迫させるならヒーローの方だけ入れるよねって悲しみ -- 名無しさん (2022-07-13 09 41 48) 実際斎王戦でのデッキ破壊描写見る限り常にデッキに入れているわけではないようだし -- 名無しさん (2022-07-13 13 35 08) 制限かかってたモグラには意味があったかもしれないけどそもそものコンセプトが微妙なモノなんだよな。今似たコンセプトで作られたら1枚で6体のうち好きなもの呼べるとかもう1つ効果あるとかありそうだけど -- 名無しさん (2022-07-13 22 57 52) 2期の間ネオス初登場回以降全くコクーンがテレビに出ていないあたりスタッフも扱いに困ってたんだろうか、スタッフ リアルタイムで見てた人の中には存在忘れてた人いそう -- 名無しさん (2022-07-14 16 36 56) コクーンエグゾも事故率高すぎてロマンの域を出ていないんだよな -- 名無しさん (2022-07-14 20 35 43) ネオスペーシアン自体素材っぽいのにそのまた素材を出されてもどないせーと。これが征竜と子征竜みたいな関係性ならまだしも… -- 名無しさん (2022-07-14 22 04 14) これでネオスとネオスペースがそろってる時に特殊召喚できる効果とかあればまだ使い道もあっただろうに… -- 名無しさん (2023-11-14 23 28 11) コクーン・ヴェールは2回しか登場してないけど、登場回が佐藤先生戦とダークネス戦なので妙に印象に残る -- 名無しさん (2023-11-15 02 29 39) 本体よりサポートがクソ有能な遊戯王の醍醐味 -- 名無しさん (2024-05-06 11 53 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/imohime/
これからトーメナントプレイヤーを、始めるキミに このWikiは、管理者である芋姫(いもひめ)が、遊戯王OCGについて考察するサイトです。 大会環境の最新の動向、上位デッキ分布 ガチデッキのサンプルレシピ 埋もれた良カードの特集 大会結果の検証、CS優勝者デッキの傾向と対策 大会上位デッキへの対策も重視したファンデッキの制作 初心者の方でも大会で戦えるようになるサイトを目指します。 既存のいくつかのWikiに対し、トナメ指向・ガチ対策指向強いです。 しかし、地雷デッキやファンデッキでの下克上も積極的に狙います。 地雷デッキ、ファンデッキで優勝して周囲を驚かせましょう!! 基本的に大会対策をメインとしつつも、 非OCG系のファン要素としては、アニメでの新出カードのテキスト解読や アニメキャラの使用デッキレシピの公開など、他のサイトでの 情報が少ない物を中心にデータ収集していこうと考えます。
https://w.atwiki.jp/niconicoygo/pages/118.html
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https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4425.html
登録日:2011/08/30 Tue 01 53 13 更新日:2024/05/05 Sun 15 32 17NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 GGG JK ORDER OF CHAOS アイドルカード ガガガ レベル変更 九十九遊馬 乳揺れ 嫁カード 後輩 我 星3 遊戯王 遊戯王GGG 遊戯王OCG 遊戯王ZEXAL 鉄壁スカート 闇属性 魔法使い族 遊馬「俺は新しい仲間を召喚だ!」 ガガガッ!! ガガガガールとは遊戯王オフィシャルカードゲームのブースターパック『ORDER OF CHAOS』に収録されたカードである。 ガガガガール 効果モンスター(アニメ効果) 星3/闇属性/魔法使い族/攻1000/守800 このカードが、このカード以外の「ガガガ」と名のついたモンスターと共にエクシーズ召喚の素材となった時、相手フィールド上に存在するモンスターエクシーズ1体の攻撃力を0にする事ができる。 登場前から予告でさんざん騒がれたガガガの美少女モンスター。 予告以前にも異様にプッシュするガガガサポートから「もしかしたらガール枠来るんじゃね?」と予想されていた。 ブラック・マジシャン・ガールを意識したデザインになっており、あちらでは師弟関係であったのに対し、こちらは先輩後輩関係になっている。 背中には小さく『我』の文字が書かれており、服装の配色はガガガマジシャンと同じ。 先輩は鎖を巻いてるが、後輩はリボンと可愛い仕様になっている。 また、ピンクのスライド式携帯電話を持っていたり、気の強そうな感じから、今どきのJKをイメージしてるのかもしれない。 登場モンスターがサッカーのユニフォームを着ていた国立カケル戦では唯一チアリーダー風衣装を着ていた。 また風紀を乱すカードにペナルティが与えられる神宮寺戦では改造制服にアクセサリーバリバリのギャルファッションが校則違反となり、停学処分をくだされて先輩に泣きついていた。かわいい。 初登場時に「ガガガ先輩!!」と某イルカの如く喋ったりする等、いきなり視聴者を驚かせた。 さらにガガガガールの召喚シーンだけ作画が良く動く動く。OPでは乳揺れまで。 スタッフも我々の扱いが分かってきているのだろう。 エクシーズ素材にされる時にも「センパーイ!」と叫びながらガガガマジシャンとオーバーレイした。 ひそかに増えてるガガガサポートを更に強化してくれることを願う。 効果はと言うと…微妙 エクシーズモンスター限定ということは、相手がエクシーズモンスターを使わない場合、意味の無い効果だからである。 もっともゼアルではエクシーズモンスターが主流なので汎用性はある。 「ガガガ」とエクシーズ素材になった時限定だが、このカードにレベル変動効果は無い。 基本的に先輩にレベルを合わせてもらったり他のカードでレベル変動して使われる。 ほとんどホープしか出さないけどな! OCG版 (1):自分フィールドの「ガガガマジシャン」1体を対象として発動できる。このカードのレベルはそのモンスターと同じになる。 (2):このカードを含む「ガガガ」モンスターのみを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。 ●このX召喚に成功した時、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力を0にする。 OCG化するにあたり、ガガガ先輩と同じレベルになる効果を得、後半の効果の範囲が広くなった。 前半の効果により、召喚しにくいランク5以上のエクシーズモンスターを容易に召喚可能。 強力な効果を持つNo.61 ヴォルカザウルスやNo.11 ビッグ・アイ等が狙い目だろう。 後半の効果は、特殊召喚されていればどのようなモンスターにも適用されるように強化された。 ATK2800以上のモンスターが存在する時にマシュマックを召喚してしまえば1ターンキゥ☆ 現環境で特殊召喚を行わないデッキは皆無と言ってもよいので、こちらが生きる機会も多いだろう。 漫画版ゼアルやDチーム・ゼアルではこの効果で登場し活躍している。 どうしてこうならなかった 総じてアニメより大幅に強化されたと言えるが、いずれの効果にせよガガガモンスターが二体以上存在しなければ真価を発揮出来ない。 キラー・トマト等を駆使して素早くフィールドに揃えよう。 OCGではイラストアドとレアリティにより高騰している時期もあったが、現在は再録されたので落ち着いている。 ちなみに、スーパーレアは画像のスキャンだとノーマルとの差が殆どない為か、アニメではレアと同じ仕様になっている節がある。 何気に遊馬が使う初の美少女モンスター。中学生にして中々のエロ戦車である。 余談だが初登場回の先週に先読みJANBANでアッキーナが遊戯王ZEXALに(声優として?)出演が決定していた。 「ガガガガールの声優になるのでは?」と噂がされていたが、EDでのCVクレジットは無し。 声質と出演声優を絞ると小鳥の中の人による兼役説が濃厚である。 この度DTに参戦!スピードデュエルで遊馬が使用する他、アクションデュエルで魔法カードをスキャンすると7分の1の確率で俺達の後輩に会える! きょうせいてんいややみのじゅばくの存在からぶっちゃけ先輩より使える。 ぶっちゃけ先輩より使える 大事な事なので2回(ry さあ、君も百円握りしめて魔法カードを持ってDTへ行こう! また、DTNEXTにおいては遊馬に勝利することでサポートカードとして入手する事も出来る。 EXステージ限定などではなく普通に入手できるので、遊馬をボコボコにして入手し満足しよう! ちなみに召喚時モーションはなんと乳揺れが再現されている素敵仕様となっている。 霊使いと同様、女の子のCGモデルには力を入れるKONMAIの粋なファンサービスだろう。 その割にカードエクスクルーダーがちょっとアレなのは秘密だ! なお、某イラストサイトにて、話題になった乳揺れを描いたアニメーターが、ガールのイラストを投稿していた。 だが、投稿時刻が放送当日の0時頃(つまりまだ放送していない)で軽いネタバレになっていること、また、自らが担当した絵を時刻付で説明しており、売名になるのではないか、と考えられ、今は削除されている。 →上からこっぴどく叱られたそうで、なんと遊戯王のスタッフを下ろされたらしい・・・ 無茶しやがって・・・。 話によると、やはりガール召喚シーンだけは大御所の人が担当したとか。 また、漫画版では、第17話で満を持して登場。2コマの出演しかなかったものの、初登場のコマでパンチラしたために話題がガール一色になった。 そして続く18話にて最初から健ちゃんと飛ばしまくったのち、先輩が好きなことが公式に明かされた。 ウラ「可愛い娘にはたいてい彼氏がいるウラ」 鉄男・トド「「(;ω;)うん」」 2017年には唐突にコトブキヤのデフォルメフュギュア「キューポッシュ」で発売される。 ガガガ先輩はいないが、ブラック・マジシャン・ガールはいるので共演させても面白いだろう。 ちなみにパーツの兼ね合いなのか、箱には斜めを向いて入っている珍しい仕様。 ガガガガール「追記・修正!!ガガガッ!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ブラマジガール並に可愛いじゃねーか!! -- マリモ (2014-03-15 01 07 27) 先輩と組み合わせれば直接ビヨンド出せるけど、ガールの追加効果の意味がなくなるからあんま意味ないコンボだな… ガールが弱いんじゃない。ビヨンドの効果が出しやすさの割りに強すぎるんだ… -- 名無しさん (2014-03-15 01 22 19) ビヨンドよりも妹+ガールでマシュマックが出せるから便利、ビヨンドは妹+ガガマジかガードナーだと思う -- 名無しさん (2014-03-15 02 34 17) よく見ると胸元のアクセも「我」のデフォルメ。 -- 名無しさん (2014-12-05 21 17 26) アニメ見直してたら、アニメで初登場の21話でもパンチラしてんのな。見づらいが…… -- 名無しさん (2015-02-26 22 17 06) ホープさん「イラっとくるぜ!」 -- 名無しさん (2015-04-07 00 53 08) あんときのホープさん普段より機嫌悪そうでしたねぇ -- 名無しさん (2015-06-04 10 34 18) キューボッシュ化おめ -- 名無しさん (2016-09-12 04 10 45) 硬派っぽいホープからすれば腹が立っただろうなぁ -- 名無しさん (2017-10-13 19 34 45) 真面目っぽいBMGとは対の存在 -- 名無しさん (2018-01-14 18 00 24) かわいい(´・ω・`) -- 名無しさん (2018-12-05 01 32 50) ガガガガールとか出ないかな -- 名無しさん (2022-05-10 11 35 57) ガガガマジシャンとガガガガールでエクシーズ召喚!NO.97龍影神ドラッグラビオンガガガガールの効果特殊召喚されたモンスターのATKを0にする!そして97の効果!NO.100を呼ぶ!NO.100の効果ATKを9000アップする! -- 名無しさん (2023-01-15 09 45 25) 名前 コメント
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遊戯王 5D’s TAG FORCE 6 ここは遊戯王 5D’s TAG FORCE 6の布教ページです。 機種:PSP 値段:約5000円 ハードの壁を越えて共闘するメンバーになりませんか? 収録カード枚数5000枚以上!! 単純計算でリアルカードが1パック150円。全て異なるカードが出たとして(そんな事ありえませんが)… 5000/5*150で150000円。なんと『1/30』のお値段で遊べるのです。 決闘者一覧 名前 二つ名 デッキ 情報 その他 Euclid Lyeh ゾーン派 Sin属性 魔法使い族 機工世界のイリュミナシオン 時械神に次ぐ壊れカード『エコール・ド・ゾーン』とSinモンスターの力を融合させた凶悪なデッキを完成させた。 BurnG マシンナーズビート 純正魔轟神ビート Endique 真六武衆 虚圏の王 デメジエール テーマデッキ野郎 暗黒界 BF 自称弱小デュエリスト。BFやX-セイバーといった強いテーマデッキを好むがプレイングミスが多い。 ぜよ。 悲観者トーマス 原形なきアンデット サイバー系 広く浅く色々なデッキに手を出している為、自分のモンスターの効果ですら間違えてしまう事が多々ある。 デッキ 園田 Mr.ケアレスミス 遊星風シンクロ 雪乃の肉まんを食べたい。 DUELしようぜ!! 以下、広告
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登録日:2023/09/21 Thu 07 01 40 更新日:2024/06/09 Sun 18 00 18NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 EX新規収録カード エラッタ 永世禁止カード 禁止カード 通常魔法 遊戯王 遊戯王OCG 魔法カード 《遺言状》とは、遊戯王OCGのカードである。 効果説明 遺言状 通常魔法 このターンに自分フィールド上のモンスターが自分の墓地へ送られた時、デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を特殊召喚する事ができる。 初収録は1999年12月16日発売の「EX」という初期も初期に登場したカード。 条件を満たした際に、デッキからモンスターを特殊召喚する残存効果を持つ。 上記のテキストは(最後に収録された)第2期のものであり、実際の処理とは微妙な齟齬がみられる。 《増殖するG》を参考に、もし現代のテキストに直すと以下の通りになるだろうか。 遺言状 通常魔法 (1)このターン、自分フィールドのモンスターが自分の墓地へ送られた場合、以下の効果を適用する。 ●自分は1度だけ、任意のタイミングでデッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を特殊召喚できる。 また、マスターデュエルでは旧カードの効果テキストが整備されており、そちらでのテキストは以下のようになっている。 遺言状 通常魔法 ①:このターン中に自分フィールドのモンスターが自分の墓地へ送られた場合、そのターン中に1度だけ、デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を特殊召喚できる。 要点は以下の通りとなる。 《遺言状》カード自体はいつでも発動できる。 《遺言状》によるモンスターの特殊召喚は、チェーンブロックを作らない。 《遺言状》によるモンスターの特殊召喚は、そのターン中に1度しか行えない。《遺言状》カード1枚で特殊召喚できるのが1体というだけで複数枚発動すればその枚数分モンスターを特殊召喚できる。 「モンスターが墓地に送られた」のであれば、《遺言状》を発動したターン中(ダメージステップを除き)いつでもモンスターを特殊召喚できる。例えばメインフェイズ1で《遺言状》を発動し「モンスターが墓地に送られた」場合、メインフェイズ1に限らずメインフェイズ2、バトルフェイズ、エンドフェイズにも特殊召喚ができる。 「モンスターが墓地に送られた」後に《遺言状》を発動した場合も、《遺言状》の効果処理時及びそれ以降で特殊召喚が可能。 アドバンス召喚、効果発動のリリースコスト、EXモンスターの召喚でモンスターを墓地に送ってもOK。そのためタイミングを逃さない。 評価 モンスター1体を特殊召喚するだけであり、効果モンスターがほとんどいなかった初期であれば大したことないカードだった。 しかし、攻撃力1500以下の効果モンスターが増えるに従い凶悪性を増していき、パワーカードへと変貌していった。 結果、このカードは2007年から禁止カードに指定されており、それ以降は一度も解除されていない。 以下にその理由を述べる。 1.緩い条件 フィールドのモンスターが「墓地へ送られた」という条件は、このカードのコストではなく他のカードのコストなどでも良い。 第1期でも《キャノン・ソルジャー》の様な自身をコストにできるモンスターなら墓地へ送る条件を能動的に満たしていた。 第2期で生け贄召喚のルールが確立して、生け贄がトリガーにできる様になった他、《ならず者傭兵部隊》といったトリガーに適したモンスターも増えた。 そのため「実質存在しない」と言えてしまう。 このカードが禁止カードになって以降はシンクロ召喚などフィールドのモンスターを何かしらの特殊召喚のために墓地へ送ることが増えており、発動はより容易になっている。 一応【エクシーズ召喚】など、モンスターを墓地へ送らない特殊召喚手段はある。 逆に言えば、それくらいしか苦手なデッキが存在しないほどの汎用性を備えているというわけでもある。 2.広いリクルート範囲 デッキから攻撃力1500以下のモンスターであれば何でも特殊召喚ができるというのも破格の効果になる。 額面上こそ「1 1交換」の処理だが、攻撃力は低いながらも効果が優秀なカードは数多く存在する。 特にサーチや蘇生など「更にカードアドバンテージを稼ぐカード」をデッキから引き摺り出せる点が強く、1 多交換の切っ掛けとなってくれる。 サイエンカタパ(遊戯王OCG)ではキーカードのどちらにもアクセスでき、1ターンキルを補助していた。 第2期には戦闘破壊をトリガーに攻撃力1500以下を引き出せるモンスターが6属性分登場したが、これらも当時の環境では優秀と評価されており、全属性にアクセスできたこちらがどれだけ優れていたか窺い知れる。 緊急テレポート 速攻魔法 (1):手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。 比較対象として、このカードを挙げる。 《緊急テレポート》は条件なしにレベル3以下のサイキック族モンスターを特殊召喚できる魔法カード。 2023年9月時点では約70枚のカードが該当しており、効果範囲には優秀なモンスターも多い。 そのため2023年9月時点では準制限カードに指定されており、かつては制限カードになった経験もある。 サイキック族しか対応していないことから分かる通り、《緊急テレポート》の対応範囲は《遺言状》のそれを大きく下回る。 それも当然で、2023年9月時点《遺言状》で特殊召喚できるモンスター(*1)は3700枚以上も存在する。 ちなみに《緊急テレポート》で特殊召喚でき、かつ《遺言状》で特殊召喚できないモンスターはわずか4枚しかない。 文字通りの「桁違い」であり、《緊急テレポート》とは使用デッキも運用ルートも同様に「桁違い」である。 とはいえ速攻魔法は相手ターンにも使えるため、カード性能自体では比較するのもまた違うが。 制限・エラッタ推移 実はこのカードは一度エラッタされている。 エラッタ前の効果ではモンスターの特殊召喚に回数制限がない。 そのため「モンスターが墓地に送られる度に新たなモンスターをデッキから特殊召喚できる」という、凡ゆる展開能力を超越した"化け物"のようなカードであった。 エラッタ前の運用法としては以下の通り。 《クリッター》《黒き森のウィッチ》をひたすら自爆特攻させ遺言状で別の《クリッター》《黒き森のウィッチ》を呼びつつ、エクゾディアパーツを1ターンで五枚サーチ 《キャノン・ソルジャー》の弾を延々と確保し、ゲームが終わるまで相手を撃ち続ける シンクロ召喚が生まれる前のカードプールですら1ターンキルの要として大活躍していた。 そして「ザ・ヴァリュアブル・ブック2」の発売(2000年4月20日)(*2)に際して現行仕様にエラッタされ、1ターンに1体しか特殊召喚できなくなる。その後「EX-R」での再録(2000年11月23日)にてエラッタ後のテキストにて再録された。実の所、修正後のテキストでも1ターンに1度という点が読み取れないのだが…。 とにかくもこの弱体化を考慮したのか2001年5月に無制限カードにまで緩和された。 その後はしばらく無制限のままであったが、以下のデッキを筆頭に再びその凶悪性を露見させる。 《デビル・フランケン》をデッキから調達し、攻撃力の高い融合モンスター+戦闘補助カードで仕留める【デビル・フランケン1キル】 デッキの要《魔導サイエンティスト》《カタパルト・タートル》を楽々調達しゲームを終わらせる【サイエンカタパ】 これを危険視してか、あるいは後に導入するシンクロ召喚を見据えてか、2006年7月に制限カード、2007年7月に禁止カードに指定される。 幅広すぎる汎用性と自由度を備えており、EXモンスターの特殊召喚という流れと強く合致している。 その上で再エラッタしようにも手を付ける箇所が多く、そもそも効果が複雑。 そのため制限緩和を受ける可能性は極めて低い。 余談 「遺言」とはご存じの通り、故人が生前に残しておくメッセージのこと。 この場合は効果条件として「墓地へ送られたモンスター」の遺言という解釈になるのだろうか。 登場当初の環境でフィールドのモンスターを墓地へ送る手段は、自爆特攻するか、融合素材にするか、生贄に捧げられるかという状態だったため、当てはまるものではある。 高速化した環境では上記の様に相手を確殺する手段とな得るため、「相手が苦渋の選択をする」「相手の命を削る宝札」に倣えば、「相手に遺言を書かせるカード」という意味にもなりえる。 追記・修正は遺言を残してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 効果モンスターがロクにいなかった最初期だからこそ許されたカードってイメージ。登場直後は1500以下って緩さでも選択範囲は限られてたし。 -- 名無しさん (2023-09-21 07 17 25) ↑これの1月前にクリッターとウィッチとキャノソルが出てるのでその擁護も苦しいような気が -- 名無しさん (2023-09-21 09 36 08) 結局エラッタしても特殊裁定扱いでややこしいカード。アニメに出てきてたら絶対にエラッタ前の扱いされてただろうな。 -- 名無しさん (2023-09-21 10 00 08) そのターン既にモンスターを墓地に送っているなら発動時にうららを当てられるけど、送ってない状態ならうららを当てることが出来ない(特殊召喚にはどっちにせよ当てることは出来ない)というコンマイ語の難しさを分からせてくれるカードでもある -- 名無しさん (2023-09-21 11 09 02) [] -- 名無しさん (2023-09-21 12 17 38) 「遺言状の内容はあやふやではなくしっかりと条件を指定しておかないと後々揉め事になりますよ」という現実にも突き刺さるような内容であるか? -- 名無しさん (2023-09-21 12 19 25) 「後の事はあいつに任せる」で呼び出された後に速攻で素材or射出されるいつもの遊戯王 -- 名無しさん (2023-09-21 13 33 52) 次の自分のスタンバイフェイズにデッキから特殊召喚にエラッタなら禁止解除は……無理か -- 名無しさん (2023-09-21 16 33 00) ↑そんなエラッタしたら解除余裕というかクソザココース -- 名無しさん (2023-09-21 16 53 47) 速攻魔法では相手ターンに使えるといった利点や、レベルと攻撃力の関係でリクルート範囲が違う為、緊急テレポートでは比較する意味がないんじゃいかな。 -- 名無しさん (2023-09-21 18 30 49) なんかちょいちょいおかしな文よね -- 名無しさん (2023-09-21 20 01 00) ならず者がマブダチとか文章に直すと危ない奴すぎる -- 名無しさん (2023-09-21 20 07 21) エラッタしない限り復帰しようがないから全く再録されずテキストから読み取れない裁定が多すぎる… -- 名無しさん (2023-09-22 02 59 23) 攻守を参照しつつ属性・種族・テーマでの縛りが無いとなるとカオスエンドマスターくらいしかいない、同じ通常魔法だと比較的緩いのでも予想GUYやワン・フォー・ワンくらいしかないっていうのを比較に挙げればこいつのイカれ具合がわかりやすいかも -- 名無しさん (2023-09-22 03 07 31) シンクロとかエクシーズとかの相性書かれてるけど禁止までに共存できたことあったっけ? -- 名無しさん (2023-09-23 22 33 16) ↑シンクロ召喚は2008年、エクシーズはさらに後だから、共存したことは無いと思う。デュエルターミナルとかソシャゲの方は知らないけど -- 名無しさん (2023-09-23 22 48 42) 比較するなら巨大ネズミやキラートマトみたいな戦闘破壊リクルーターの方が良くないか?緊急テレポートだと上位下位の互換がちょっとズレてしまうと思う -- 名無しさん (2023-09-24 03 14 52) 禁止カードだから関係ないけど実はうららが効かない -- 名無しさん (2023-09-24 04 03 58) キラートマト達より登場が早いってのが一層わからんのよな。発動条件から考えると1度目のエラッタ後のクリッチーの効果を他のカードにも付加するようにした、という意図だと考えられなくもないけどなぜ場に出すようにしたのか…エクゾだと場に出しても意味ないからこれで弱化調整のつもりだったのか?結局クリッチー本人を出してエクゾそろえるんだけど -- 名無しさん (2023-09-24 23 27 00) 建て主のhelix1beakはヴァルモニカの作成も宣言してるけど、期限切れてるのになんの音沙汰もなし。新規項目申請ページで消すにしても、この項目の作成申請ごとまとめて消すというよくわからない行動しているな -- 名無しさん (2023-10-13 01 29 30) サンボルとかと同じで最速禁止組かと思ってたけど禁止になったのが07年って案外使えた期間長かったのか -- 名無しさん (2024-02-26 15 55 51) 遺言状のエラッタ時期がEX-Rの再録は間違いだね。VB2のQAに「キャノン・ソルジャーとの永久コンボになってしまうから1体だけにしか効果が使えないように制限された」と書いてあるのでもうこの時点でエラッタされていたとみるべき。多分ウィクリのエラッタと同時期じゃないかな -- 名無しさん (2024-06-09 11 54 42) ↑初収録がEXで再録されたのがEX-Rだけだからテキストが修正(エラッタ)されたのはEX-Rで間違いはない。おそらく裁定変更されたのがウィクリと同時期だと思う。 -- 名無しさん (2024-06-09 12 03 16) 色々調べたが色々ややこしい事情があるのは理解した。実の所エラッタは告知だけでも要件満たすからその理解自体は不適切なんだけどVB2の告知がエラッタ告知と言えるかどうか微妙なので結論としては当たらずとも遠からず…って所。裁定変更の範疇に関しては割と主観に入ってくる所なので、そもそもそういう表現を避けた方が無難かもしれないとは思った。結局一番言いたかったのは「以前の記載だと再録時に効果変更した、としか受け取れないから変な誤解を与える」って部分なので -- 名無しさん (2024-06-09 14 58 59) 少し直したけど微妙だな、一応致命的な矛盾はしてないと思うけど気になるなら項ごと直すべきだと思う。そもそもこの項の作成者がエラッタと同時に効果が修正されたという誤解に基づいて記事作った節があるんで「エラッタで効果を直した」という表現になってしまっていてやりづらい -- 名無しさん (2024-06-09 15 19 56) 名前 コメント
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遊戯王Outer D s(―アウターディーズ)/葉鐘 目次 Case1/探偵―Detective― Case2/稲妻―Lightning Punisher― Case3/盗賊―Ghost thief― Case4/真実―trues― Case5/追憶―memory― Case6/激流―Ocean― コメント にゃーn -- リラ (2011-04-20 21 07 34) 楽しく読ませて頂きました。面白いですっ♪ -- 衣音 (2011-05-03 22 40 20) 名前 コメント
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登録日:2022/01/22 Sat 23 09 05 更新日:2024/04/24 Wed 22 25 07NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 なぁにこれぇ? カード魔神-真の姿- デッキ ドロー!!モンスターカード!! フルモンスター 権現坂昇 超重武者 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキ項目 「フルモンスター」とは、遊戯王デッキタイプの一つ。 概要 本来遊戯王は「モンスター・魔法・罠」の三種類のカードがあり、それぞれの力をバランスよく合わせることがデッキ構築の基本になる。 デュエルモンスターじゃ魔法カードとモンスターカードのコンビネーションが重要なんだ モンスターだけじゃ相手の魔法カードに軽くいなされちゃうよ 昔、俺の友がこんなことを言っていた デュエルとは、モンスターだけでは勝てない。罠だけでも魔法だけでも勝てはしない… 全てが一体となってこそ意味を成す と、遊戯王に登場するキングたちも概ね、その認識を持っている。 しかし【フルモンスター】と呼ばれるデッキは、そのものずばり「魔法・罠カードを入れず、メインデッキをモンスターカードのみで構成した」デッキである。 後述するが、少数の魔法・罠カードを採用する【ほぼモン】というデッキも存在する。 長所 一見すると(というか実際問題)歪な構成になるが、もちろん相応の利点があってデッキとして成立している。 1.デッキトップのカードが必ずモンスターカードである 2.墓地に魔法・罠カードが一枚も存在しない 一般的に【フルモンスター】向けといわれる効果は、この2つのうちどちらかを条件にしていることが多い。 そうした効果を存分に使用できるという利点。 3.相手の魔法・罠対策カードが腐る 自分が魔法・罠カードをプレイすることが無いので 相手が持つ《サイクロン》《王宮の勅命》《人造人間-サイコ・ショッカー》などの魔法・罠対策カードが無意味なものになる。 相手は死に札を握らされた状態になるため、疑似的なハンデスとして機能し戦略を狭められたことになる。 《アクセスコード・トーカー》用の《神聖魔皇后セレーネ》《エフェクト・ヴェーラー》の出張セットなどエクストラデッキにも間接的な影響がある。 注意が必要なのはペンデュラムモンスターのペンデュラム効果を使う場合や、モンスターカードを装備カード状態で使用する場合。 これではモンスターカードではなく「魔法カード」として扱われるため、魔法カードメタが刺さることには注意。 4.潤沢に手札を使える あくまでモンスターの通常召喚は原則1ターンに一回まで。 なのでモンスターだらけのデッキにすると必然的に手札の枚数を多い状態でキープできる。 これにより手札コストを擁する効果を惜しみなく使用したり、ペンデュラム召喚などによる一斉放出が狙えたり、 手札の枚数によって強化される《トラゴエディア》等を最大限に活用できる。 弱点 一方で、フルモンスターデッキの弱点は以下の通り。 1.モンスター効果のメタカードが刺さる 2.モンスター召喚のメタカードが刺さる モンスターカードのみの構成にしている以上、モンスターをメタされると途端に苦しくなる。 効果を使おうにも《スキルドレイン》が邪魔をし、特殊召喚も各種結界像や《大天使クリスティア》に阻まれては、機能不全と寸分変わらない。 普通のデッキであれば「《禁じられた一滴》発動!」「頼んだぞ、《ライトニング・ストーム》!」と足掻くアテがあるだけに余計難しい。 全く手も足も出ない訳では無いが、こちらに残された対策はあくまで「その場凌ぎ」であり「克服」と呼べる代物ではない。 3.優秀な効果を持つ魔法・罠カードを使えない 上の欠点と少し被るが、デッキの回転に欠かせない魔法カードや、確かな妨害能力を持つ罠カードを一切使えなくなる欠点は非常に大きい。 評価 遊戯王の基本的な構築概念から大きく外れたデッキであり、また普及率もかなり低いので独特の個性が発揮される。 「極端・豪快」に対して琴線を振れる人ならば、このデッキにも何か惹かれるものがあるかもしれない。 その一方で「デッキの強さ」という観点で見ると今一つなところは否めない。 単純に、先に挙げた欠点が戦う上で辛いことがその理由。 ただでさえ現環境はモンスターカードに比重が寄りやすく、そしてモンスターメタが跋扈している。 そんな状況下でフルモンスターのデッキが力を存分に発揮するのは難しい。 フルモンスターを組んで得られるメリットも、それを上回るデメリットを抱えては意味がなくなってしまう。 つまりフルモンスターデッキを組むからには、この欠点を補って余りある能力を持ったモンスターを要求される…はずなのだが。 そもそも大抵の弱小カードがそうであるように、「難儀な条件を要求しといて対価はそれっぽっちなの?」なカードもしばしばで フルモンデッキを組むこと自体がそれなりのハンデを抱えていると言っても過言ではない。 「罠の時点で遅い」と言われそれに代わるような手札誘発系モンスターが充実し、魔法カード以上の強力な効果と高いステータスを併せ持つモンスターが増えたとはいえ、まだまだモンスターのみのデッキは構築難易度が高いのが現状である。 だから普及率が低いんだけどね とはいえ、他のデッキにはない魅力を備えていることも事実。 大会で結果を残してデュエリストを驚かせる事もしばしばあり、特に【ほぼモン】は環境でも十分警戒すべきデッキの一つになっている(後述)。 【フルモンスター】向けカード 星見獣ガリス 効果モンスター 星3/地属性/獣族/攻 800/守 800 手札にあるこのカードを相手に見せて発動する。 自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、 そのカードがモンスターだった場合、そのモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与えこのカードを特殊召喚する。 そのカードがモンスター以外だった場合、このカードを破壊する。 【フルモンスター】デッキの代表的なカード。 デッキ内のすべてのカードをモンスターカードに統一することで、墓地肥しとダメージと特殊召喚を確実なものにする。 効果の発動に回数制限がないため、場に出した後に《百獣王 ベヒーモス》等で手札に戻せば再度効果を使うことができる。 これに特化し、【フルモンスター】の派生で《コアキメイル・デビル》と《A・ジェネクス・バードマン》で1ターンキルを狙う戦術もある程。 ちなみにこのカードはアニメ遊戯王GXで遊城十代が使用していたが、魔法カードが多い十代のデッキとこのカードの相性は本当は悪い。 黒薔薇の魔女 チューナー・効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1700/守1200 このカードは特殊召喚できない。 (1):自分フィールドに他のカードが存在せず、このカードが召喚に成功した場合に発動する。 自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。 それがモンスター以外だった場合、そのカードは墓地へ送られ、このカードは破壊される。 レベル4のチューナーであり、フルモンスターであればリスクを気にせず1ドローを行える。 ただしフルモンスター構成の他にも求められる条件があるので腐りやすい。 また最近では、召喚権と条件にリターンが釣り合っていないという意見も増えている。 専用サポートもあるが、素引きすると面倒なのは変わらない。 EMシール・イール ペンデュラム・効果モンスター 星1/水属性/魚族/攻 100/守 100 【Pスケール:青3/赤3】 (1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 【モンスター効果】 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 このターン、そのカードは発動できない。 この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。 エキセントリック・デーモン ペンデュラム・効果モンスター 星3/光属性/悪魔族/攻 800/守1000 【Pスケール:青7/赤7】 このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカード以外のフィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードとこのカードを破壊する。 【モンスター効果】 このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードをリリースし、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 それぞれモンスター効果無効と魔法・罠の破壊をペンデュラム効果で行う。 ありふれた妨害効果だが「ペンデュラム効果で行う」部分がポイント。 ペンデュラム効果ということは魔法カードの効果として扱われるため、《スキルドレイン》等のモンスターメタに対しても強気に出ることができる。 モンスターばかりで固める【フルモンスター】にとっては重要な突破手段。 そして他のデッキではお目にかかれない手こずり方、突破手段の細さに【フルモンスター】の弱点が垣間見える。 トラゴエディア 効果モンスター 星10/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 ? (1):自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×600アップする。 (3):1ターンに1度、手札からモンスター1体を墓地へ送り、 そのモンスターと同じレベルの相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その表側表示モンスターのコントロールを得る。 (4):1ターンに1度、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 このカードのレベルはターン終了時までそのモンスターと同じになる。 フルモンスターデッキでは召喚権の都合上手札が溜まりやすいので、(2)の強化も(3)のコントロール奪取も使いやすい。 魔法・罠カードをセットすることもないので高攻撃力を維持しやすく、1ターンキルに対する防御札になる。 フルモンスターデッキ 超重武者 デッキのテーマ単位でフルモンスター要素を取り入れた機械族デッキ。 こちらは「墓地に魔法・罠カードが無い」ことを条件に様々な効果を使えるタイプのフルモンデッキで、更に守備表示のまま攻撃を行うなど独自要素がかなり多い。 第9期当時は装備カード扱いになるモンスターカードの「装留」もあるので、サイクロンなどの魔法対策は喰らってしまう。 そもそもフルモンを要求している割には、イマイチ自力に乏しく、 (機械族デッキなのにノヴァインフィニティが使いづらいことなど)決定力に不足しているところは否めない。 しかし、フルモン墓地で相手の墓地にある魔法カードを毎ターン使用しついでに除外できる切り札の一枚《超重荒神スサノ-O》など、惹かれる要素も根強い。 また、後述の【ほぼモン】にしたり、そもそも「墓地に魔法・罠カードが無い」条件のモンスターを採用せず《超重武者ビッグベン-K》中心に留めるなど、実際には割と魔法・罠カードも採用されがち。 第11期には大幅な強化を受けたことで環境の一角を占めるようになっている。 水フルモン フィッシュボーグ-プランター 効果モンスター 星2/水属性/魚族/攻 200/守 200 このカードが墓地に存在する限り1度だけ発動できる。 自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。 墓地へ送ったカードが水属性モンスターだった場合、さらにこのカードを墓地から特殊召喚する。 「フィッシュボーグ-プランター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 水属性モンスターのみでデッキを作るタイプのフルモンスターデッキ。 キーカードは《フィッシュボーグ-プランター》。 メインデッキを水属性モンスターのみにすることで、毎ターン確実に墓地肥やしとプランターの蘇生を行える狙いがある。 ただし通常のフルモンスターから更にデッキ構築の縛りを加えた都合、魔法・罠だけでなく水属性以外のモンスターも採用できなくなる。 何より防御の要となる手札誘発に、有力な水属性カードが少ない事実が重くのしかかる。定番の妖怪少女も水属性は頼りにならない。 相手ターンに使える効果を持つモンスターと海皇を組み合わせれば、展開さえできればなんとかはなるものの、先攻征圧に対する脆弱さは否めない。 水属性モンスターへの有力なサポートカードである《サルベージ》なども使えない。 更に酷いことをいうと、プランターを運用する上でフィールド上ではバニラなのに肩入れする理由is何?という疑問が付きまとう。 類似カードに《グローアップ・バルブ》がいるが、あれはチューナーモンスターだったために蘇生した後も素材役として優秀でいること、 何より運用にあたって専用デッキなんか組むことなくほぼどんなデッキでも有効に使用できた点が大きかった。 いくら毎ターン自己蘇生といえど、手札誘発を大きく制限してまでほしいかと言われれば、とうてい首肯できまい。 一応リンクモンスターの登場などでバニラであろうと任意のタイミングで自己再生が可能ということでの価値は増しているが、著しい高速化により毎ターン蘇生できるという点についての評価は落ちている。 だがしかし結界像がメインで仕込める点は見逃せない。 いわゆる先攻番長となるが、海皇と合わせることでピーピングハンデスロックという形態も取れる。 レベル1フルモン ミスティック・パイパー 効果モンスター 星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0 このカードをリリースして発動する。 自分のデッキからカードを1枚ドローする。 この効果でドローしたカードをお互いに確認し、レベル1モンスターだった場合、自分はカードをもう1枚ドローする。 「ミスティック・パイパー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 金華猫 スピリット・効果モンスター 星1/闇属性/獣族/攻 400/守 200 このカードは特殊召喚できない。 (1):このカードが召喚・リバースした時、 自分の墓地のレベル1モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される。 (2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。 このカードを持ち主の手札に戻す。 レベル1モンスターのみで構成したフルモンデッキ。 キーカードは《ミスティック・パイパー》で、《金華猫》による蘇生と合わせて毎ターン2枚のドローが約束される。 しかしレベル1モンスターの強みとは《金華猫》の蘇生の他にも、サーチができる《ワンチャン!?》やデッキから特殊召喚できる《ワン・フォー・ワン》があり レベル1フルモンデッキとは、その強みを自ら手放していることになる。 確かに2枚ドロー確約は大きいが、必要なカードをデッキからピンポイントに用意できるこれらのカードが使えないため 必要なカードはドロー頼みになってしまう。 レベル1以外をドローしてもアド損にはなっていないことを理由に、普通のレベル1特化デッキに《ミスティック・パイパー》を採用し 2枚目のドローはいけたらラッキー程度に留めておいて運用する方が良いかもしれない。 レベル3軸フルモン 【フルモンスター】の重要カードである《星見獣ガリス》や《A・ジェネクス・バードマン》、《エキセントリック・デーモン》等がレベル3なので 他にも様々なレベル3モンスターカードを採用してレベル3の割合を増やしたデッキ。 《カードガンナー》や《彼岸の旅人 ダンテ》で確実にモンスターカードのみを墓地に送ることができるため 十分に墓地アドバンテージを稼いで《SR三つ目のダイス》《ペロペロケルペロス》で守りつつ リンクモンスターや3の倍数のレベルを持つシンクロモンスターで攻める戦法を持つ。 儀式フルモン 儀式魔法カードで降臨するモンスターをフルモンで使う?まるで意味が分からんぞ!と言わないでほしい。 儀式魔法の代わりにメガリス儀式モンスターを使うことで、儀式魔法に頼らず儀式召喚が可能になる。 そこでいっそフルモン化させちまえば、《ホルスの黒炎竜 LV8》も《ナチュル・ビースト》も怖くないぜ!なコンセプトのデッキが完成した。 実際はフルモン化の影響で、儀式魔法のみならず手札を補強する《メガリス・ポータル》や《儀式の下準備》も、 更にメガリスの重要カードの《メガリス・アンフォームド》をも使用できず、デッキの安定性が大幅に損なわれてしまい、ファンデッキの域を出ていない。 岩石フルモン 岩石族を中心にしたフルモンスター。 有力なモンスターはデッキをガンガン掘り進むアダマシアのチューナーやシンクロモンスター、コストさえ捻出できれば何度でも特殊召喚できる《ブロックゴーレム》《ブロックドラゴン》と、手札入れ替えの《怒気土器》。 フルモンスター化することによりアダマシアチューナーで非チューナーの岩石族を発掘する確率が飛躍的に上がるため、圧倒的な展開力を見せる。 掘り出された《コアキメイル・ガーディアン》により妨害を防ぎながら《ギガンテス》《岩の精霊 タイタン》なども加わった一気呵成の凄まじい展開力は、並のデッキを圧倒している。 汎用防御カードの《原始生命態ニビル》も入るため相手の征圧も容易くは許さないが、展開を阻害するためむしろ邪魔などとデッキを追われることも。 壊獣カグヤ 壊獣を《妖精伝姫-カグヤ》で再利用することに焦点を当てたデッキ。 その実態は手札誘発や墓地効果なども使って徹底して相手を崩し続ける、妨害特化型のフルモン。 しかし壊獣やカグヤの妨害力を疑問視する向きもあり、片方あるいは両方が抜ける事態も起きている。 ほぼモン 「ほぼフルモンスター」の略。 「ほぼ」なので極少数の魔法・罠カードを採用していることが特徴。 構築の柔軟性を上げ、強力な魔法・罠カードを使用できる利点はあるものの、フルモンスターだからこその利点は失われている。 「ガリスの効果でピン刺しした魔法カードを当ててしまった」と戦略の瓦解にも繋がりかねない。 やはり考えなしに作れるデッキではなく、採用する魔法・罠カードにも相応の理由が求められる。 【ほぼモン】に使用されるカード 雪花の光 通常魔法 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。 このカードの発動後、このデュエル中に自分は「雪花の光」以外の魔法・罠カードの効果を発動できない。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 手札のモンスター1体を相手に見せ、デッキに戻してシャッフルする。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。 禁止カードの《強欲な壺》と同じ2枚ドローに、豪華すぎるオマケの手札交換が付いた魔法カード。 しかも墓地から自発的に除外してくれるので「墓地に魔法・罠カードが無い」状態をキープできる。 強力な効果であることは言えば更なり、しかしその代償として「このデュエル中に魔法・罠カードを使えない」という重い制約を課せられる。 通常の魔法・罠カードのみならず、 ペンデュラムカードとして効果を使う《エキセントリック・デーモン》や、装備魔法として効果を使う超重武者装留モンスターも含めて一切使用できなくなる。 そのためフルモンスターデッキの系列であってもこのカードの採用は抵抗の大きいものになってしまう。 縛りはやりすぎにも見えるが、やはりその見返りは桁外れていることも事実。 元々モンスターカードの比重が多いデッキを「《雪花の光》採用ほぼモン」デッキに改造することも無茶な話ではない。 その証拠に、日本では【海皇水精鱗】や【彼岸】、海外では【サンダー・ドラゴン】が 「《雪花の光》採用ほぼモン」デッキに姿を変え大会で結果を残している。 当然その有用性はテーマデッキに限った話ではなく、近年になって大規模非公認でも結果を残し始めた【壊獣カグヤ】でも優秀なエンジンとして重宝されている。 妖精伝姫(フェアリーテイル)-シラユキ 効果モンスター 星4/光属性/魔法使い族/攻1850/守1000 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを裏側守備表示にする。 (2):このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を除外して発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 影依の巫女(ノェルシャドール) エリアル リバース・効果モンスター 星4/水属性/サイキック族/攻1000/守1800 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードがリバースした場合、 除外されている自分の「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。 (2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、お互いの墓地のカードを合計3枚まで対象として発動できる。 そのカードを除外する。 超重蒸鬼テツドウ-O(オー) シンクロ・効果モンスター 星12/地属性/機械族/攻2000/守4800 「超重武者」チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター2体以上 このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。 (1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。 その場合、このカードの守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。 (2):1ターンに1度、手札を2枚まで捨て、 捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 (3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 お互いの墓地の魔法・罠カードを全て除外し、 除外した数×200ダメージを相手に与える。 墓地に魔法・罠カードが無い状態を任意に作れるモンスターの一例。 コストや素材の縛りなど条件はあるものの、モンスターでその状態を作れるのであれば【ほぼモン】で頼らない手はないだろう。 逆に言えば《雪花の光》のように自発的に墓地から離せない魔法・罠カードを使うなら、こうしたカードで後始末ができなければ状態を維持できないということでもある。 これらを妨害されないよう、上手く露払いしておきたい。 狂戦士の魂 速攻魔法 「狂戦士の魂」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドのモンスターが直接攻撃で相手に1500以下のダメージを与えた時、手札を全て捨てて発動できる。 自分のデッキの一番上のカードをめくり、それがモンスターだった場合、そのモンスターを墓地へ送り、相手に500ダメージを与える。 その後、モンスター以外がめくられるまでこの効果を(最大で7回)繰り返す。 めくったカードがモンスター以外だった場合、そのカードをデッキの一番上に戻す。 度が過ぎる挑発を働いたHA⭐︎GAをメッタ斬りにしたことで有名な速攻魔法。 モンスターカードを引くたびにダメージを与えるということは、デッキをモンスターカードのみにすれば大ダメージを与えることができる。 最大ダメージの4000を簡単に達成できたり怒り狂った王様の真似事ができたりと、ほぼモンデッキで使うだけの魅力はある。 「ドロー! モンスターカード!!」「ドロー! モンスターカード!!」「ドロー! モンスターカード!!」… 厳しい発動条件と手札コストを呑んで使ってみるのも一興。 魔導雑貨商人 リバース・効果モンスター 星1/光属性/昆虫族/攻 200/守 700 (1):このカードがリバースした場合に発動する。 魔法・罠カードが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、その魔法・罠カードを手札に加える。 残りのめくったカードは全て墓地へ送る。 魔法・罠カードを引くまで延々とデッキをめくり続ける効果。 これを【ほぼモン】で使用すれば、デッキに入れたお目当ての魔法・罠カードを確実に引き当て、あわよくば墓地肥やしも行える。 アニヲタWikiじゃ追記と修正のコンビネーションが重要なんだ。 追記だけじゃ相手の記事荒らしに軽くいなされちゃうよ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 権現坂の潔いデッキテーマに惚れた -- 名無しさん (2022-01-22 23 23 20) 同じように全部ユニット系カードでも、デュエマのフルクリーチャーに比べてえらい組みづらさなんやな -- 名無しさん (2022-01-22 23 27 48) アニメ第一話で遊戯に「なぁにこれぇ?」って言われたときの城之内のデッキもフルモンじゃなかったっけ?もちろんシナジーとか一切ないけど。 -- 名無しさん (2022-01-22 23 57 29) ↑一応、フルモンではあるけど城之内が「強そうなカードを片っ端突っ込んだ」と言ってる言わば紙束に等しい物だったね -- 名無しさん (2022-01-23 00 20 25) 凡骨エクゾ -- 名無しさん (2022-01-23 00 35 04) シューティングスターで5連続攻撃するためにフルチューナーにするデッキもあった気がする。しかも妖怪少女がチューナーだから妨害札も潤沢っていう -- 名無しさん (2022-01-23 02 08 29) まともな出番が一回しかなかったためダイナソー竜崎の原作デッキがこのデッキになってる -- 名無しさん (2022-01-23 02 11 04) 別名シルク ミルク -- 名無しさん (2022-01-23 10 04 47) なんかネガティブなことばっか書いてね?たしかに弱点の多いデッキではあるけどさ -- 名無しさん (2022-02-26 18 47 29) ↑でもこれ以上褒めるのも無茶じゃない?弱点多いのは事実なんだし -- 名無しさん (2022-03-12 09 25 52) 名前 コメント
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登録日:2022/04/10 (日曜日) 14 05 14 更新日:2024/06/10 Mon 08 09 30NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 オーディン ジェネレイド デッキビルドパック デッキ破壊 ライブラリアウト ルーン ルーン文字 一人称視点 北欧神話 友情崩壊 神碑 融合 融合モンスター 速攻魔法 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 除外 世界の神秘に『神碑(ルーン)』で挑め! 神碑(ルーン)とは『遊戯王OCG』に登場するカテゴリの1つである。 【概要】 【カード一覧】魔法カード 速攻魔法 融合モンスター 【相性のいいカード】 【余談】 【概要】 デッキビルドパック「タクティカル・マスターズ」で初登場したテーマ(カテゴリ)。 このテーマの特徴として 現時点でメインデッキに入るモンスターが存在せず、属するモンスターは融合モンスターのみ。 融合モンスターも攻撃力が最高で2000と戦闘するには心許ない、しかも攻撃力持ちの内1体はダメージを与えられないデメリット持ち。 属する速攻魔法はその全てに「次の自分のバトルフェイズをスキップする」デメリットを持つ。 融合モンスターにも速効魔法にもバーンダメージを与える効果は一切無い。 …と、おおよそ相手のライフにダメージを与える手段が一切無い。 ならばどうやって戦うのかと言うと、その戦術はなんとデッキ破壊。 属する速攻魔法は全てが「相手のデッキのカードを上から一定数除外する」効果を共通して持っている。 これにより相手のデッキを破壊して「ドローできないこと」による勝利を目指すのが基本戦術なのだ。 遊戯王史上初のデッキ破壊に特化したコンセプトテーマであり、一癖も二癖もある同期の中でも飛びぬけて強烈な個性を有する。 デッキ破壊を扱うテーマとしては【C(チェーン)】もあるが、あちらは「ビートダウン」や「バーン」と複合したテーマとなっている。 魔法カードのイラストは全て誰かがのぞき込んでいて魔法を発動したりしているような構図になっている。 いわゆる一人称視点、「FP(ファーストパーソン)」で行うゲームのそれに近い。 メインのモンスターが居ない事と併せると、おそらくデュエリスト自身が魔法を発動するプレイヤー…というイメージだと思われる。 テーマ名の由来はオカルトではおなじみの古代のヨーロッパで使われていた文字「ルーン文字」から。 ルーンは石などに刻む事もあったので、「碑」という漢字もピッタリである。 イラストのいくつかにも実際にルーン文字が描かれている。 【カード一覧】 魔法カード 神碑(ルーン)の泉 フィールド魔法 (1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は相手ターンに「神碑」速攻魔法カードを手札から発動できる。 (2):1ターンに1度、自分が「神碑」速攻魔法カードを発動した場合、自分の墓地の「神碑」速攻魔法カードを3枚まで対象として発動できる。 そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。 その後、戻した数だけ自分はデッキからドローする。 謎の石像が守る泉。 相手ターンに「神碑」速攻魔法を手札から発動できる効果と「神碑」速攻魔法発動後に墓地のそれらをデッキボトムに戻してドローする効果を持つ。 このデッキの中核を担うキーカードであり、「タクティカル・マスターズ」のパッケージラストにも採用されている。 設置しているだけで効果によりセットしていなくても「神碑」速攻魔法を発動できるようになる。 伏せ除去で撃てなくなる心配が無くなるほか、魔法・罠ゾーンに囚われないので効果でドローしたものも即使えるようになる。 ドロー効果も最大3枚ドローすることができるため、大きなアドバンテージとなる。 更によく見るとターン1制限はあるが同名制限はないため、張り替えてもう一度ドローする事も可能。 相手ターンでも使えるため、維持すればするだけドローができる。 ただし戻さないとドローできないため、墓地の速効魔法の残弾管理には注意。 回収した魔法はデッキボトムに溜まっていくため、適宜シャッフル効果を持つカードを使っておくと再度使える確率も上がってくる。 しかし23/04/01の改定にて準制限カード、続く23/07/01の改訂で制限カードに指定された。 除去された時のリカバリーが効かなくなったため、なんとしてでも死守する事が重要となった。 モチーフは恐らく「ミーミルの泉」。 世界樹ユグドラシルの3本に分かれた根のうち霜の巨人の国へ伸びた根の根元にある、知恵と知識が隠されている泉とされており、賢者の神ミーミルが所有している。 知識を求めて訪ねてきたオーディンは、泉の水を一口飲みたいとミーミルに頼み、代価に片方の眼球を求められこれに応じた。結果オーディンは知恵を身に付けて魔術を会得した代償に隻眼となったという。 VBEX3によると、神碑(ルーン)の世界では各地にこのような泉が点在しており、使い続けることで輝きを失ったルーンをこの泉に浸すと輝きを取り戻し、体力が回復するとのこと。要はセーブポイント 「輝きを取り戻す」ことを、「墓地からデッキに戻してドローする=再利用する」という形で表現している。 神碑(ルーン)の誑かし 永続魔法 (1):「神碑の誑かし」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。 (2):自分または相手が速攻魔法カードを発動する度に発動する。相手のデッキの上からカードを1枚除外する。 覆面の人物がこちらに謎のアイテムを与えている。その風貌はどことなく「ジェネレイド」のロプトルに似ているが…? 速攻魔法が発動するたびに相手のデッキを1枚除外する効果を持つ。 「神碑」速攻魔法の共通効果に合わせて更に除外枚数を増やすことができる。地味ながら積み重なると効いてくる。 速攻魔法ならば「神碑」でなくとも相手のものでも発動する度に反応するので、相手の速攻魔法を牽制することもできる。 ミラーマッチだと特に重要になってくる。 元ネタは恐らく、詩人スノッリ・ストゥルルソンが書いた文学作品『エッダ』を構成する作品の1つ「ギュルヴィたぶらかし」。 速攻魔法 共通して下記のテキストを持つ。 速攻魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる。 このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。 ●(固有効果) その後、相手のデッキの上からカードをX枚除外する。 ●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。 相手のデッキ破壊効果が付属した固有効果と、EXデッキから「神碑」モンスターを特殊召喚する効果のどちらか選んで発動できる。 ただし共通して同名ターン1制限がある。《神碑の泉》でデッキに戻したりするので何を発動したかの管理は大変。 可能ならばデッキの横にプロキシなどを置いて、おき使ったら向きを変えるなどの工夫をした方が良いだろう。 また「EXモンスターゾーンに」という指定があるため基本的に1体しか出すことができない点にも注意。 なおイラストには北欧に伝わる各種ルーン文字が描かれている。 以下全て固有効果部分のみ記載し共通部分は省略する。 神碑(ルーン)の穂先 ●デッキから「神碑の穂先」以外の「神碑」カード1枚を手札に加える。 その後、相手のデッキの上からカードを1枚除外する。 剣を持つ手と、樹状の回路めいたもの。RPGでお馴染みのスキルツリーに似ている。 固有効果は「神碑」カードのサーチ。デッキ破壊枚数は1枚。 サーチ効果は言うまでもなく優秀。状況に応じて好きなカードを引っ張ってこれる。 対応するルーン文字は北欧神話の軍神テュールの他、「勝利」「勇気」「正義」を意味する『テイワズ』のルーン。 公式Twitterではこのカード名義で「神碑」の設定画が公開されている。 「穂先」は誑かしのイラストで渡されていたものであり、「槍グングニル」のかけらのようだ。 そこから様々なスキルを得ている模様。どうもイラストのプレイヤーはハープ系統に興味が無いらしい。 輝く炎の神碑(ルーン) ●特殊召喚された相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 その後、相手のデッキの上からカードを2枚除外する。 炎を放つ銃。 固有効果は相手の特殊召喚されたモンスターの破壊。デッキ破壊枚数は2枚。 それなりに条件の緩い破壊効果であり、アドバンテージを得られるついでにデッキを2枚除外できる。 対応するルーン文字は「太陽」を意味する『ソウェイル』のルーン。 破壊の神碑(ルーン) ●相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 その後、相手のデッキの上からカードを4枚除外する。 壁すら破壊する拳。 固有効果は相手の魔法・罠カードの破壊。デッキ破壊枚数は4枚。 相手の盤面の厄介なメタカードを崩しつつ、更に4枚も除外することができる。 対応するルーン文字は「破壊」「雹」を意味する『ハガラズ(ハガル)』のルーン。 解呪の神碑(ルーン) ●相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。 相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる。 その後、相手のデッキの上からカードを2枚除外する。 味方の状態異常の解除。 固有効果は相手が効果でカードをデッキから手札に加えた時に反応するハンデス。デッキ破壊枚数は2枚。 やや相手依存ではあるが、ランダムなので相手の手を狂わせることができる。 対応するルーン文字は「人」を意味する『マンナズ』のルーン。 凍てつく呪いの神碑(ルーン) ●相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 その後、相手のデッキの上からカードを3枚除外する。 凍れる矢を放つ弓。 固有効果は相手フィールドのモンスター効果の無効化。デッキ破壊枚数は3枚。 チェーンして撃てる無効化効果は言うまでもなく強力。相手を妨害しつつ3枚も除外することができる。 一方で、「輝く炎」「破壊」にも言えることだが、相手の場に対象がいないと発動できず、デッキ破壊もできないというのは地味な欠点。特にEXゾーンも埋まっていると融合体を出す用途でも使えず、手札で腐らせてしまうので注意。 【神碑】を相手取る側もこいつらを躱すようなプレイングを心がけると幾分か楽に戦えるかもしれない。 対応するルーン文字は「イチイの木」を意味する『ユル』のルーン。 まどろみの神碑(ルーン) ●フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 このターン、そのモンスターは1度だけ戦闘・効果では破壊されず、攻撃できない。 その後、相手のデッキの上からカードを3枚除外する。 眠りの音色を放つハープ。 固有効果はモンスター1体に攻撃不可と1回限りの破壊耐性の付与。デッキ破壊枚数は3枚。 自分のモンスターを守ったり、相手の攻撃を妨害することができる。時間稼ぎをしながら3枚も除外できるため見た目以上に重宝する1枚。 対応するルーン文字は「樺の枝」を意味する『ベルカナ』のルーン。 黄金の雫の神碑(ルーン) ●相手はデッキから1枚ドローする。 その後、相手のデッキの上からカードを4枚除外する。 黄金の腕輪。 固有効果は相手に1枚ドローさせる。デッキ破壊枚数は4枚。 基本的に利敵行為にしかならない効果だが、デッキ破壊と合わせて5枚もデッキを削ることができる。 《解呪の神碑》のハンデスや《神碑の鬣スレイプニル》のトークン生成を能動的に発動させることも可能。 対応するルーン文字は「贈り物」を意味する『ゲーボ』のルーン。 怒れる嵐の神碑(ルーン) ●相手フィールドのカードの数まで相手のデッキの上からカードを除外する。 竜巻と雷を起こすハンマー。 固有効果は相手フィールドのカード数分のデッキ破壊。 相手フィールド次第では大量のデッキ破壊が可能。 先攻1ターン目でもなければ相手の場に何もカードがないということはほぼないはずなので、適当に使って泉のドローを回しに行く目的で使っても良い。 除外枚数は効果解決時に選べるため詰めで使いやすいのも隠れた長所。 ただし、相手を妨害するような効果は一切ない点には注意。 対応するルーン文字は「巨人」「茨」を意味する『ソーン』のルーン。 融合モンスター 素材には「神碑」モンスターが指定されているが、メインデッキのモンスターがいないので融合召喚はまず不可能。 基本的に「神碑」速攻魔法の効果で特殊召喚することになる。 そちらの指定上EXモンスターゾーンに出すことになるため、展開にはあまり向かない。 モンスターは全て北欧神話に登場する神オーディンに関わる動物がモチーフ。 神碑(ルーン)の翼フギン 融合・効果モンスター 星2/光属性/天使族/攻 0/守 0 「神碑」モンスター×2 (1):このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。 デッキから「神碑」フィールド魔法カード1枚を手札に加える。 (2):このカード以外の自分フィールドのカードが効果で破壊される場合、代わりにフィールドのこのカードを除外できる。 (3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動する。 このカードを持ち主のEXデッキに戻す。 黒い翼の妖精その1。女の子の方。 EXデッキからの特殊召喚成功時に手札1枚をコストに「神碑」フィールド魔法をサーチする効果と、破壊された時にEXデッキに戻る効果を持つ。 またフィールドの自身を除外することで自分のカードを破壊から守ることが可能。 フィールド魔法サーチは現在《神碑の泉》しかサーチできないが、あって困る効果ではない。 身代わり効果はフィールド魔法や永続魔法を守れるものの、ステータスの低いこのカードを先に狙われるリスクもある。 各種速攻魔法で相手の全体除去に合わせて出すと無駄がない。ちなみに枚数指定が無いので複数枚の破壊でも1回で全て守れる。 EXデッキへの帰還は地味だが、基本正規の融合召喚しないため蘇生制限を満たせない「神碑」融合モンスターの中では使い回しが効きやすくなる。 《簡易融合》で自壊してもEXデッキに戻せるので再び特殊召喚が狙える。 名前の由来はオーディンに仕える2体のワタリガラスの内の1体「フギン」から。 小さい妖精の割にやや太ましい体型。 そして決闘者の怨嗟の声を一身に集める子 神碑(ルーン)の翼ムニン 融合・効果モンスター 星3/光属性/天使族/攻 0/守2000 「神碑」モンスター×2 (1):このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。 デッキから「神碑」永続魔法カード1枚を手札に加える。 (2):自分フィールドの、「神碑」カードまたはセットされたカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、フィールドのこのカードを除外して発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 (3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。 自分は1000LP回復する。 黒い羽の妖精その2。男の子の方 EXデッキからの特殊召喚成功時に手札1枚をコストに「神碑」永続魔法をサーチする効果とエンドフェイズにライフ回復する効果を持つ。 またフィールドの自身を除外することで「神碑」カードかセットカードを対象にする効果を無効にできる。 永続魔法サーチは現在《神碑の誑かし》しかサーチできないものの、こちらもあって困る効果ではない。 無効化効果はセットカードの除去も防ぐことができるが、全体除去には弱いのが難点。 エンドフェイズにライフをそこそこ回復できるため、維持し続けると長期戦にも耐えることができる。 名前の由来はオーディンに仕える2体のワタリガラスの内の1体「ムニン」から。 神碑(ルーン)の牙ゲーリ 融合・効果モンスター 星4/闇属性/獣族/攻 0/守1000 「神碑」モンスター×2 (1):このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合、速攻魔法カード以外の自分の墓地の「神碑」魔法カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。 (2):フィールドのこのカードは効果では破壊されない。 (3):このカードが戦闘で破壊された時、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 頭部が金色に輝く狼。 EXデッキからの特殊召喚時に墓地の速攻魔法以外の「神碑」魔法カードをサルベージする効果と効果破壊耐性、戦闘破壊された時にカードを1枚破壊する効果を持つ。 サルベージの対象は《神碑の泉》《神碑の誑かし》だけだが、泉でいくらでも回収の効く速攻魔法以外の回収手段は貴重。 また効果破壊耐性を持つが戦闘破壊されると道連れの破壊効果が発動するのも中々厄介。 サルベージ効果以外は「神碑」とは関係ないので他のデッキにも出張可能。 《簡易融合》の自壊デメリットを自身の効果で踏み倒せるのが地味に強力。 モチーフはオーディンに従う狼の内の1体「ゲリ」。 オーディンに捧げられた食べ物や戦死者の肉を喰らうとされている。 神碑(ルーン)の牙フレーキ 融合・効果モンスター 星5/闇属性/獣族/攻2000/守 0 「神碑」モンスター×2 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):EXモンスターゾーンのこのカードが戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。 相手のデッキの上からカードを2枚除外する。 (2):このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。 (3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の「神碑」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。 ゲーリと対になる赤い狼。 「神碑」モンスターで初となる攻撃力を持つモンスターだが、自身の効果で戦闘ダメージが発生しない。 そもそもバトルフェイズは基本スキップされるので使い勝手はあまり変わらないが。 戦闘を行う際にデッキ破壊する効果と、破壊時に墓地の「神碑」速攻魔法を回収する効果を持つ。 戦闘ダメージは自分も受けないので壁としては優秀。 速攻魔法の回収は基本受動的な効果ではあるが、《簡易融合》で自壊することで能動的に発動することもできる。 モチーフはオーディンに従う狼の内の1体「フレキ」。 捧げ物を食べるのは「ゲリ」と同じ。 神碑(ルーン)の鬣スレイプニル 融合・効果モンスター 星9/光属性/獣族/攻1500/守1500 「神碑」モンスター×2 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分メインフェイズ及び相手バトルフェイズに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターとこのカードをエンドフェイズまで除外する。 (2):相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。 自分フィールドに「神碑トークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)1体を攻撃表示で特殊召喚する。 『DUELIST NEXUS』で登場した八本脚の白馬。 自分メインフェイズ・相手バトルフェイズに自身と相手モンスター1体をエンドフェイズまで除外する誘発即時効果、相手がデッキからカードを手札に加えた時にトークンを生成する誘発効果を持つ。 何気に神碑融合モンスターの中では現状最高レベルで、攻守のどちらかが0ではない初の神碑融合モンスター。 相手の妨害とEXモンスターゾーンのスペース確保の2つを一度に行うことが可能。邪魔な相手モンスターを除去しつつ後続の神碑融合モンスターを呼び出して展開やデッキ破壊をサポートできる。 トークン生成は相手の通常ドローでも発動できるが、攻撃表示で召喚される手前相手ターンでのトークン生成は旨味が少ない。《黄金の雫の神碑》とのコンボで能動的にトークン生成を行うのが理想か。 モチーフはオーディンの軍馬「スレイプニル」。 八本の脚で非常に速く走ることができ、空を飛ぶことができたという。 【相性のいいカード】 ニードルワーム メタモルポット カオスポット ご存じお互いのデッキを掘り進めるモンスター達。 デッキ破壊を加速させることが可能。 こちらが削れた分は《神碑の泉》のドロー用に使えたりもできる。 王立魔法図書館 ご存じ魔力カウンターでドローするカード。 「神碑」は速攻魔法を多用するのでカウンターが溜まりやすく、ドローが捗る。雰囲気的にもマッチしている。 天獄の王 ご存じセットカードを守り、セットカード発動で飛び出す大型モンスター。 速攻魔法メインのこのデッキとは相性が良く、《神碑の泉》がない状況でも盤面を守ることができる。 天岩戸 スピリットモンスター以外のモンスターのモンスター効果の発動をお互いに封じる永続効果を持つ下級スピリットモンスター。 立たせておくだけで自身のターンのドローソースや《神碑の泉》への手札誘発による妨害を防ぐことができ、後攻時の相手モンスターによる先攻制圧を捲りやすくなるメリット持ち。 レベル4なのでランク4エクシーズの素材にもできる。 群雄割拠 御前試合 センサー万別 どれも相手の展開を大きく制限するカード。 このデッキは展開に依存していないため、影響を相手に一方的に押し付けることができる。 《神碑の翼フギン》の効果で全体除去から泉共々守れるのも強い。 スキルドレイン ご存じ効果モンスター封じのカード。 このデッキは効果モンスターにあまり頼らないので相性は良いが、《神碑の翼フギン》の効果で守れなくなるので不意の全体除去には注意。 平和の使者 攻撃力1500以下のモンスターの攻撃を封じる。 このデッキは能動的に攻撃することはないので実質相手だけ低攻撃力のモンスターでしか攻撃できなくなる。 低攻撃力モンスターで無理矢理ライフを削りに来た場合はムニンやゲーリを壁にすれば大体の攻撃は止められる。 一応維持コストがあるが、たったのライフ100な上に自分の魔法・罠ゾーンが埋まっていれば自壊して場を開けられるというメリットにもなる。 ブラック・ホール 激流葬 ご存じ全体除去カード。 このデッキはあまりモンスターを展開しないので、自軍への被害を無視して相手モンスターを一方的に除去できる。 命削りの宝札 強欲で謙虚な壺 金満で謙虚な壺 強欲で金満な壺 ご存じドローソース。 このデッキはEXデッキや特殊召喚にあまり頼らないのでコストや誓約は基本気にならない。 しかし下2つはドローロック効果が《神碑の泉》と相性が悪い点には注意。 強謙は発動後デッキをシャッフルする点が地味に《神碑の泉》のデッキ回復と相性が良い。 成金ゴブリン ご存じ相手ライフを回復してドローするカード。 当然デッキ破壊メインのこのデッキには関係ないデメリットである。 名推理 モンスターゲート ご存じモンスターが出るまでデッキをめくるカード。 このデッキはメインデッキにモンスターをあまり入れないため、大量の魔法カードを墓地に送れる。 その後は《神碑の泉》の効果のドローコストにすることが可能。ついでに少数採用の《王立魔法図書館》などを引っ張ってこれる。 《モンスターゲート》は「神碑」速効魔法でコストを用意しやすいのも好相性。 妖精伝記-シラユキ BF-精鋭のゼピュロス 推理ゲートで墓地に行った後自力で蘇る汎用モンスターたち。 特にゼピュロスは《神碑の泉》をバウンスすることで使い回しが出来るので相性がいい。 効果使用後はゲーリと一緒にランク4エクシーズになることも出来る。 No.60 刻不知のデュガレス 素材2つで2枚ドローして1枚捨てる汎用ランク4。 手札の「神碑」の数が勝利に直結するこのデッキにおいてはドローソースはとにかく重要。 ただし、次のドローフェイズがスキップされるデメリットには気を付けよう。 No.41 泥睡魔獣バグースカ 深淵に潜む者 励輝士 ヴェルズビュート その他にもいっぱいあるランク4の置物たち。 特にフギンの身代わり効果をすり抜けつつ、モンスター効果による展開を強烈に制限するバグースカは相性がいい。 ゲーリを素材にすることでEXモンスターゾーンを開けつつ、盤面を強化することが出来る。 簡易融合 ご存知便利なカップ麺。 「神碑」融合モンスターは全てレベル5以下なのでこのカードにも対応している。 「神碑」速攻魔法の効果をデッキ破壊に使っても展開できるため、戦術が立てやすい。 トップ・シェア お互いのデッキの1番上を操作するカード。 自分は引きたいカードを手に入れやすくしつつ、相手のキーカードを除外しやすくなる。 魂吸収 除外の度にライフを回復するカード。 デッキ破壊方法が除外のこのデッキならば大量のライフが回復できる。 D.D.ダイナマイト 相手の除外カードの数だけダメージを与えるカード。 デッキ破壊を完了させずとも、このカードで大ダメージを与えてフィニッシュとすることもできる。 魔導書の神判 ご存知遊戯王屈指の爆アドカード。効果は個別項目を参照。 魔法カード主体のこのデッキとは相性がよく、大量サーチを狙うことが可能。 ついで感覚で《昇霊術師ジョウゲン》みたいなのも出せる。 暴君の暴言 自分のモンスター2体をリリースする代わりに、お互いの手札とフィールドで発動するモンスター効果の発動を封じる永続罠。 23/04/01で制限にぶち込まれたスキドレの代わりとなりうる制圧カードの1枚。手札誘発カードにも強い反面、スキドレと違って永続効果は無効化できないのが欠点。 発動コストは重めだが、スレイプニルのトークン生成能力と合わせれば比較的発動条件を満たし易い。 ナチュル 新規が出た事で展開力を増したテーマ。 《ナチュル・モルクリケット》の召喚から《ナチュル・ビースト》のS召喚まで繋がるため、《ライトニング・ストーム》や《ハーピィの羽根帚》などの捲り札を封殺して安全に制圧出来る。《ナチュル・ビースト》の効果でデッキを圧縮しつつ、もし神碑速攻魔法が落ちても《神碑の泉》のドローに繋げられるため安定して神碑速攻魔法を引き込みやすくなっている。 また《ナチュルの神星樹》は墓地に落ちさえすればサーチが発動するため素引きしてもフギンのコストに出来るのも嬉しい所。 この組み合わせは凄まじく、WCS2023のマスターデュエルの部においてなんと世界一を果たしている。 召喚士アレイスターロプトルの友人 融合系デッキであれば、基本的にどこにでも現れる奴。 基本的に速攻魔法で相手を妨害するので、モンスター効果・攻撃を厳しく取り締まる《召喚獣カリギュラ》が特に高相性。 アレイスターの召喚魔術サーチ効果・召喚魔術の墓地効果はどちらもデッキシャッフルを挟む点も嬉しい所。 【余談】 同じデッキビルドパックシリーズ出身で北欧神話モチーフかつ関連するカテゴリに「ジェネレイド」が存在する。 向こうはゲームのボスキャラクターをイメージして作られており、プレイヤーをイメージしたこのカテゴリとは対になっているともいえる。 あちらがレイドボスならこちらはそのレイドを攻略するプレイヤー側と言ったところだろうか。 実際にイラストにも「ジェネレイド」側らしきモンスター達が時折映っている。 ちなみにアニメ遊戯王の「ワルキューレ」や5D'sの「極星」「極神」も北欧神話モチーフなので、現在OCGには4種の北欧神話モチーフテーマが存在することになる。 追記・修正は速攻魔法を自ら放った後にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ある意味原典であるM Wに回帰した感もあるテーマ。偶然だろうけど -- 名無しさん (2022-04-10 14 57 52) 閃刀姫との混合構築は太古の神秘と最新鋭の科学の融合っぽくて好き -- 名無しさん (2022-04-10 15 11 56) ゲーリは速攻魔法サルベージできんぞ -- 名無しさん (2022-04-10 18 44 03) ジェネレイドと世界観共有してなかったっけ? この場合、ジェネレイドもゲームの世界だったってことかな? -- 名無しさん (2022-04-10 18 46 42) 相手のデッキ枚数を体力ゲージに見立てて削っていくコンセプト好き -- 名無しさん (2022-04-10 21 18 05) 実は除外できない状況にされると何もできなくなってしまう。 -- 名無しさん (2022-04-10 21 53 50) 3つが3つとも変態構築ってすげぇよな今回のデッキビルドパック -- 名無しさん (2022-04-10 22 08 12) 弱点は魔法の無効化と↑2の人が挙げている除外妨害、あとはダ・イーザのような除外がメリットになるカードか、それを苦にしないE・HEROみたいなデッキテーマ位なものかな。 -- 名無しさん (2022-04-11 14 40 27) 動きとしては神碑の泉をブン回してアド差を付けて勝つっていう神判時代のの魔導書みたいなテーマ。もちろん出力や制約で調整されているけど -- 名無しさん (2022-04-11 18 22 52) ↑2 除外が利益となるとメタファイズやネメシスは最悪の相手だろうな。あとネクロバレーやマクロコスモス張られると手札が枯渇して苦しくなるはず。 -- 名無しさん (2022-04-11 18 33 50) サイバー・ドラゴンも多量にモンスターが除外されても、サイバーロード・フュージョンが一枚でも残っていたらキメラテック・オーバーを出せる。 あと他の界隈で言われている弱点は、ネクロフェイス軸アンデットデッキが殺るか殺られるか、ナチュル,魔法族の里,魔封じの芳香、特にサンダー・ドラゴンは神碑軸デッキにとっては帰ってくれ…と言うほどの相性の悪さだそうだ。 -- 名無しさん (2022-04-12 01 08 34) 泉のドロー効果にターン1がないのが地味に強い -- 名無しさん (2022-04-12 01 20 39) 遊戯王史上初のデッキ破壊テーマ……。あの「C()」 -- 名無しさん (2022-04-12 06 49 17) 遊戯王史上初のデッキ破壊テーマ……。あの「C(チェーン)」…… -- 名無しさん (2022-04-12 06 50 35) サイレント・ソードマンLV7,マジック・キャンセラーといったフィールド発動型の魔法メタにも弱い…しかも永続効果の為、フィールド発動型の魔法ではどうしようも無いという。 -- 名無しさん (2022-04-12 15 25 24) ↑2 そもそもチェーンはテーマ内で戦術がとっ散らかって完結してない問題があるから胸張って「デッキ破壊テーマ」と言えないのがな… -- 名無しさん (2022-04-12 23 27 34) 出た直後はヘイト集めてたけど環境がシュワシュワしだしてからあんまり言われなくなったな… -- 名無しさん (2022-05-24 20 45 58) デッキ破壊とSkyrimが結びついた経緯が知りたくて仕方ない。何をどう考えたらこの二つの要素が結びつくんだ。 -- 名無しさん (2022-12-13 18 08 37) マスターデュエルに実装され早速tier上位レベルで見かけるデッキと化してるな、規制されそうな気がするが削り神碑と推理ゲート神碑で神碑パーツ以外の採用カードがぜんぜん違うからとりあえずでどこに規制入るだろうか… -- 名無しさん (2022-12-15 14 55 17) ↑穂先だろうなぁ、泉は2枚採用もあるし ルーン何でもサーチorセット札保護+相手の山札ピーピングはぶっ飛んでる -- 名無しさん (2022-12-15 21 04 36) 上のピーピングについて補足だけど特に相性やばいのは推理ゲート型、デッキタイプ見切られた上でデビフラ着地されたら最悪ゲーム終わるんよ -- 名無しさん (2022-12-15 21 08 20) シングル戦のみのMDに実装させた愚か者を運営から追い出せ -- 名無しさん (2022-12-31 01 48 19) 敵のデッキから暗黒の侵略者がやってきてこちらの神碑デッキが機能停止したのは嫌な思い出… -- 名無しさん (2023-01-01 15 21 26) このシリーズカードも含めたデッキテーマに不安定ながらメスが入る模様… -- 名無しさん (2023-01-01 22 37 00) デッキ破壊だけならいざ知らず、1ターンの間に泉張り替えまくり ドローしまくり EXから連続召喚に加えてフィールド除去までされて唖然とした。 -- 名無しさん (2023-01-04 00 39 11) 今度は五虹を使って岩戸ビートし始めた。MD界のみんなのトラウマ -- 名無しさん (2023-01-30 22 42 43) マジでコイツと当たるたびにデュエルする気力を失う -- 名無しさん (2023-02-05 16 11 13) 泉そのものもやばいけど、厄介な耐性やら除去やら持った融合モンスターをお手軽に出してくるのも厄介極まりないな。ただでさえこっちは除外喰らいまくってるのに -- 名無しさん (2023-02-26 20 19 18) 実際のシングル戦大会だとふわんにやられるせいで目立たないという。ソロ戦環境で規制なしでいれたのは頭わいてるが -- 名無しさん (2023-02-26 20 51 53) 個人的には炭酸より厄介 -- 名無しさん (2023-03-18 01 07 41) デッキ破壊にもアイドルカードかぁ -- 名無しさん (2023-03-28 01 41 37) ゴーティスがめっちゃくちゃ天敵。除外されても帰還してシンクロ素材になるしアスカーンで泉除外されるわで要警戒テーマ -- 名無しさん (2023-05-21 19 45 04) ↑弱点をテーマ単位で抱えてるのはバランス良いと思うぜ、でもゴーティスも落ち着いた今はだいぶやりやすいんじゃないか…? -- 名無しさん (2023-07-12 09 57 13) このテーマと当たる度に思うんだが、これ使ってるやつ楽しいんか? -- sage (2023-07-13 22 52 03) 遊びだからな…使い手は楽しいだろ -- 名無しさん (2023-07-13 22 56 27) ↑2遊戯王ではかなり珍しい環境で戦えるビートダウン以外のデッキなのもあって使う側としては楽しい。まあ使われてピンポイントにキーカード抜かれたりすると発狂もするが -- 名無しさん (2023-08-12 10 11 59) フギンとたまにムニン使うくらいなのがテーマとしての歪さを感じる -- 名無しさん (2023-09-29 21 14 09) ↑クシャのフェンリルもそうだけどテーマ内で露骨に強い効果を詰めた枠が1枚はいるよな。暴れた時に規制しやすいからなんだろうな -- 名無しさん (2023-11-04 11 57 09) ルーンは別にいいけどお供の永続罠が強烈過ぎて… -- 名無しさん (2023-11-13 23 02 58) もっと酷いデッキもある中埋もれてたこのデッキが親の敵のようにヘイト買ってるの滑稽過ぎるわ。バロネス+αの弱い制圧で泉サーチ止められるだけで大悶絶するデッキなんてこれぐらいなもんだぞ -- 名無しさん (2024-04-22 21 49 16) 紙で制限である必要性ってあるの? -- 名無しさん (2024-06-10 08 09 30) 名前 コメント