約 285,812 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55333.html
登録日:2023/12/16 Sat 21 01 31 更新日:2024/07/01 Mon 12 06 20 所要時間:約 28 分で読めます ▽タグ一覧 やべーやつ エゴイスト エルヴィン・スミス カリスマ ギャンブラー ヅラヴィン ハゲ疑惑 マキャベリスト 何故かなかなか立たなかった項目 勇者 博奕打ち 名演説 団長 夢 夢想家 小野大輔 屍の道 悪魔 悪魔になるしかなかった男 憧憬と屍の道 扇動家 指揮官 根はいい奴 殺戮者 漢 特攻 狂人 理想家 生き地獄 目力 眼力 自己中 詐欺師 調査兵団 進撃の巨人 金髪 長距離索敵陣形 隻腕 顔芸 鼓舞 君の意思が「鍵」だ この絶望から人類を救い出す「鍵」なんだ 「進撃の巨人」の登場人物。 CV:小野大輔 概要 調査兵団13代団長。 第1話・物語開始時点では分隊長であり、当時の団長キース・シャーディスの指揮下で巨人と戦っていた。突撃戦法ばかりで成果を上げられていないキースに対し、当時エルヴィンの分隊はまだ死者を1人も出しておらず、兵士の損害を抑える長距離索敵陣形を考案する等、この時点でエルヴィンの方が団長に相応しいという声が市井にも広まっており、彼が団長になるのも時間の問題であった模様。 アニメ版第1話では超大型巨人襲撃前の壁外調査から帰還した際、当時のエレンと目が合うが、何の戦果も上げられずに帰還してきた自分達を憧憬の眼差しで見ていたため、思わず目を背けてしまっていた。 超大型巨人襲撃によるウォール・マリア陥落以降、団長に就任。部下の調査兵を指揮して壁外調査を続けていたが、成果は芳しくなく、5年の月日が経過して尚ウォール・マリア奪還の目処は立っていなかった。 そんな中、調査兵団が壁外調査に出ている最中に超大型巨人がトロスト区に出現し、壁の扉を破壊。巨人の動きから壁が破壊された事を察知したエルヴィンは即座に壁外調査を中止し、ウォール・ローゼへ帰還する。あわや調査兵団存続どころか人類滅亡の危機に陥るかと思いきや、確かにウォール・ローゼのトロスト区の外門は破壊されて巨人が侵入していたが、調査兵団が到着した時点で既に穴は大岩で封鎖されていた。事の顛末は、訓練兵・エレンに突如として巨人に変身する能力が発現し、その力を以て穴を塞いだという前代未聞の報告だった。 エルヴィンはエレンこそが人類を救う鍵であるとして、彼を調査兵団に勧誘する。 人物 身長 188cm 体重 92kg 誕生日 10月14日 金髪を綺麗に整えた七三分けに、彫りの深い顔立ちが特徴。 基本的に能面のように無表情であり、誰かに笑いかける場面も存在するがそれもほぼ営業スマイルだったりする。 しかし、喜怒哀楽の感情も人並みに持っており、実際王政編で調査兵団に協力した商会長のディモ・リーブスが王政に暗殺された事に静かに怒りを露わにしていたり、巨人の正体につながる手がかりを知った際には、子供のようにキラキラした目で満面の笑みを浮かべていた。(*1) 特に、彼が仲間を鼓舞する場面での顔は冗談抜きに凄味を増しており、特にアニメ版では眼力がエラいことになっている(アニメ1期16話など)。 また、リヴァイやハンジ、ナイルなど付き合いの長い人物に対しては一人称が「私」から「俺」になり、口調や表情も多少柔らかくなる。 壁外調査において迅速な対応を求められる調査兵の全指揮を統括する立場にあるだけあって、常に冷静かつ聡明な人物。王都の地下街で暴れるゴロツキとして名高いリヴァイや、巨人化能力者であるエレンを調査兵団に引き入れたり、後が無い状況下で新兵の立案した作戦を即席で採用するなど、状況に応じての柔軟な対応を取れる。とかく一指揮官として優秀であり、兵士の損害を減らす長距離索敵陣形を考案したことからもそれはうかがえる。 一見紳士的で穏やかな物腰のようであるが、その本性は目的の為ならば手段を選ばず仲間の命どころか自分の命さえ切り捨てる事を厭わない、いわゆるマキャベリスト。 巧みな雄弁を以て部下を鼓舞・扇動し、死地へ送り込む手腕はそれこそ詐欺師と形容される程のもの。特に、重傷を負った自分すら味方の鼓舞に利用する様は詐欺師を通り越してもはや狂人の域にある。 しかし、別に積極的に犠牲を強いている訳では無く、実際に彼は調査兵団の新兵を募る際、巨人の謎が明らかになる可能性を示唆して勧誘しながらも調査兵団の厳しい内情を明かして本当に人類の為に心臓を捧げられる覚悟のある者のみを引き入れたり(*2)、王政編において、クーデターを計画した時も極力双方が血を流す事のない無血革命を目的としており、政権交代後も民衆の暴動や貴族の反乱が起こらないように努めていた。 というより、彼が指揮を執っているのは大量の犠牲がなければ、もしくは大量の犠牲を払ったとしても成功率そのものが低く、失敗すればそれがそのまま人類滅亡に繋がりかねない重要な作戦ばかりであり、そういった実情もあってか「博奕打ち」と揶揄される事も。実際に賭博が強いかどうかは不明だが。 このような面から非人間的な超越者のようにも見受けられるが、青年時代は普通に女性に恋をした時期もあった事が明かされており、作中の所業からは想像もつかない程ずっと人間的な人物である。 エルヴィンの過去 壁の外に人類がいないってどうやって調べたんですか? エルヴィンの父は、エルヴィンの育った地域の教員であり、エルヴィンもその中の生徒のひとりであった。 ある日歴史の授業をしていた時、エルヴィンは人類が壁内に逃げ込んだ際に外の世界の文献等が全く残されていない事に疑問に抱き、それについて質問したが、父はその授業でまともに質問に答えず、自宅に帰ってからその質問に答えた。 父によると、「王政が発行している歴史書には矛盾が多過ぎる上に、仮に文献が残っていなくとも壁に入ってきた世代が次世代に歴史を語り継ぐことができた筈であり、完全に口を噤んで次世代に外の世界の情報を残さないのは本来は不可能である。ゆえに、壁の中に逃げ込んだ当時の人類は、王が統治しやすいように記憶を改竄されたのではないか」というものだった。 当時のエルヴィンにとっても信じ難い仮説であり、なおかつ何故父がその仮説を教室ではなく自宅で話したのかを察せる程聡明ではなく、街の子供にその仮説を話し、その場に居た憲兵にも詳細を尋ねられ、それを話してしまった。 その日、エルヴィンの父は家には帰って来ず、自宅から遠く離れた街で事故に遭って死んだ。 一連の出来事からエルヴィンは父が壁の真実に近付いた結果憲兵団ひいては王政に殺されたと悟った。いつしか、エルヴィンは父の仮説を証明する事こそを人生の使命とするようになった。 エルヴィン自身も王政について調べるうちに、父の仮説は彼の中で真実と相成った。 曰く、壁外をろくに出歩けない以上、人類が巨人に喰い尽くされた事を確認する手段は無い筈。にも拘らず、王政が発行する歴史書では「喰い尽くされた」と断言している。本来歴史書は客観的であるべきであり、「喰い尽くされたと思われる」と表記されるのが正しい。そう表記しなかったのは、それこそが王政の意図であり、「壁外に人類は存在しないと思い込ませたい」、逆説的に「人類は滅んでなどいない」という仮説に行きついた。 しかし、父の仮説には「人類の記憶改竄の仕組み」という重要なファクターが欠如していた。それを解明できない事にはただの絵空事でしかなく、長年エルヴィンの中でも燻っている他なかったが、エレンが巨人化能力を発現したことで、その仮説は現実味を帯び始めた。 「人間」と「記憶」、仮説の中でそれを繋ぐ要素として「巨人」が介在出来るようになり、「人間は巨人になれること」「巨人化能力を持つ一部の人間は巨人を操る事が出来る」といった事実から「人間が巨人になる事が出来、その巨人を操る事が出来るのなら、人間が人間を操る、それこそ記憶改竄すらも可能とするのではないか」という仮定に行きついた。 王政との決着を経て、欠けていた要素が繋がった事により、長年追い求めていた真実に手が届く所にまで辿り着いた。 後はそれを壁の外の真実を知る者が残したモノから、それを確かめるのみ。シガンシナ区のエレンの生家、その地下室に彼の父グリシャ・イェーガーが残した世界の真実を知る事さえ出来れば、長年の夢は成就する筈であったが… 活躍 第57回壁外調査 3兵団による特別兵法会議において、エレンの処遇は調査兵団に委ねられることとなり、エレンの巨人化能力の試運転目的での壁外調査を行うこととなった。 しかし、エルヴィンには別の思惑があった。 トロスト区防衛戦/奪還戦において超大型巨人は出現したが鎧の巨人は出現せず、しかも外門を破壊しておきながら内門を破壊する事は無く、エレンが壁の穴を岩で塞いだ時も放置していた。 このことから、巨人側にとってもエレンの巨人化は侵攻を中止せざるを得なかった程の完全に想定外の事態であり、エレンを壁外に出せば必ず奪いに来ると確信し、表向きはエレンをシガンシナ区へ送る試運転として壁外調査を立案したが、裏で巨人側の諜報員を捕獲する為の作戦を秘密裏に計画していた。 ただし、作戦の真の意図を伝えられたのは5年前の超大型巨人襲撃時以前から調査兵団に在籍して生き残っている兵士のみであり、それ以外の兵士はスパイの疑いを捨てきれなかった為、表向きの壁外調査の計画しか知らされず、巨人側にも本当の目的を勘づかれないよう、襲来するであろう巨人を全力で迎撃する時間稼ぎの為の捨て駒にされた。(*3) 甚大な被害を受けながらも、女型の巨人の襲撃から逃げているように見せかけて巨大樹の森に誘導し、仕掛けた多数の罠により、女型の巨人を拘束・捕獲する事に成功する。 女型の巨人の「中身」を捕らえるべく攻撃を仕掛けようとするも、女型の巨人は「叫び」の力で巨人を呼び寄せて自らの肉体を喰わせる事で情報の抹消を図る。 兵士総出で応戦したが、兵士を森の周りに配置した結果多数の巨人を森に集めてしまっていたことが災いし、女型の巨人を守り切れず、女型の巨人は多数の巨人に貪り喰われてしまう。 捕獲作戦は失敗と判断して撤収…その最中に、巨人化能力の練度の差から女型の巨人の「中身」が逃走した可能性に思い至り、リヴァイ班の部下に合流しようとしたリヴァイに消耗したガスとブレードを補給させた上で、合流に向かわせた。 予感は的中し、包囲網から離脱していた女型の巨人の「中身」がリヴァイ班を急襲。リヴァイ班は全滅し、エレンは女型の巨人に奪われてしまった。 最終的に班長のリヴァイが女型の巨人からエレンを奪還する事には成功したが、調査兵団全体としては、兵士を大量に死なせた上で女型の巨人の中身を取り逃がしてしまった失態のみが残り、団長のエルヴィン含む調査兵団幹部数名とエレンの王都招集が決定した。 女型の巨人捕獲作戦 第57回壁外調査は多くの有力者から出資を受けておきながら、大損害を受けて帰還した。それは調査兵団の支持母体を失墜させるには十分であり、エレンの処分方針だけでなく調査兵団解散および壁の完全封鎖も王都で正式に決まる流れであった。 しかし、アルミンにより女型の巨人の正体が割り出された為、エルヴィンはこれを逆転の切り札とすべく、王都に召喚される直前にアルミンから立案された女型の巨人捕獲作戦を承認、これを「本体」のいるストへス区にて決行した。 エレンらの働きにより、女型の巨人は倒されるものの、中身であるアニ・レオンハートは全身を硬質化による結晶で覆い、沈黙。 街や住民に甚大な被害を出したことにより、ストへス区の有力者からは苦言を呈されたが、壁内に潜む巨人化能力者を特定・捕獲した功績は雑音を黙らせるには十分であり、エレンおよび調査兵団の王都招集は見送りとなった。 第57回壁外調査のそもそもの目的だった肝心の巨人に関する情報をアニから得る事は出来なかったが、ひとまず今回の主目的が達成された事もあり、その場はひとまず良しとした。 アニメ版では、王都招集中に無断で捕獲作戦を実行した為、ナイルら憲兵団に一時的に逮捕されている。巨人化したエレンの攻撃で千切れた女型の巨人の腕がエルヴィンと彼を連行する憲兵の居た方向へ吹っ飛んで来たのだが、憲兵が逃げ出す中で彼のみ一切の回避行動を取らずにエレンを見据える、という彼の狂気もまた強調されるシーンが追加されている。 エレン奪還作戦 女型の巨人捕獲の戦果により、エレンおよび調査兵団の王都招集は凍結したが、ウォール・ローゼ内で巨人が出現したという報せを受ける。緊急事態ということもあり、一時的に憲兵団を指揮下に置き、直ちに現場に出動した。 結果的にはウォール・ローゼは破壊されていなかったが、壁上で出現した超大型巨人と鎧の巨人の交戦の末、エレンとユミルが壁外へ連れ去られてしまった。二人を奪還する為、調査兵団の他一部の駐屯兵と憲兵を率いて、奪還作戦の指揮を執る。 即席で部隊を編成した為、行きの時点で練度の低い憲兵が巨人に喰われるなど損害を受けながらも、二人が連れ去られた巨大樹の森に到達。 しかし、エレンとの交戦時とは異なり、鎧の巨人は膝裏の鎧を剥がさず逃走を続行していた為、鎧の巨人には白刃攻撃が一切通じず、足を止める手段が無い。 これに対しエルヴィンは、巨大樹の森に集まって来ていた巨人の群れを引き連れて先回りし、鎧の巨人にわざと突っ込ませて強引に足止めを図る。 いかに強大な力を持つ鎧の巨人と言えど多勢に無勢であり、遂に逃走を停止。 地獄のような光景に慄く兵士達だったが、息を吐かせぬままエルヴィンは鎧の巨人への突撃を指示。 巨人は巨人化能力者が変じた巨人も襲うとはいえ、人間にも容赦なく襲いかかって来る。ましてや巨人の群れを潜り抜けて鎧の巨人の元へ辿り着くのは容易な事ではない。 まさしく狂気の策を以て、エルヴィンは大博奕を仕掛けた。 人類存亡の命運は今!! この瞬間に決定する! エレンなくして人類がこの地上に生息できる将来など永遠に訪れない!! エレンを奪い返し即帰還するぞ!! 心臓を捧げよ!! 先陣を切って突撃するも、木陰に隠れていた巨人に右腕を喰われてしまう。真っ先に指揮官がやられた事に一瞬怯んだ調査兵たちだったが、 進め!! エレンはすぐそこだ!! 進め!! 腕を喰われてもなお、一切動じずにエルヴィンは突撃を指示。 更に、アルミンがベルトルトに仕掛けた揺さぶりによって生じた隙を突き、ベルトルトをブレードで一閃。エレンを縛っていた紐を切り裂いたことでエレンの救出に成功した。 しかし、何が何でもエレンを奪う腹積もりだった鎧の巨人は自身に群がっていた巨人を投げつけてまで執拗に追いすがり、鎧の巨人足止めの為に巨人を集めすぎていたことが逆に仇となり、戦えないエルヴィンを守る為部下も必死に奮戦するも、絶体絶命の危機に陥る。 あわや全滅かと思いきや、突如としてエレンが巨人を操る能力を発現して周囲の巨人が鎧の巨人に襲い掛かった為、好機と見て撤退を指示。ウォール・ローゼへの撤退に成功した。 腕を失ったまま無理を押して動き回ったツケが来たのか、ウォール・ローゼに到達した時点でショック状態を引き起こして意識を失うも、数週間後に回復。以降、エルヴィンは隻腕となる。 ラガコ村の異変に関する報告から、「巨人の正体は人間である」という結論に至り、エルヴィンは自分が「夢」に近づきつつあることに確かな手応えを感じ、歓喜に震えるのだった。 王政編 ウォール・ローゼ内の騒動から間もなく、凍結されていた筈のエレンの王都への引き渡しが突如として再決定される。 このまま王政に従っていては本当に人類生存の可能性が絶望的となると考え、調査の結果104期の新兵ヒストリア・レイスが王家の末裔であることが判明した為、王政を打倒しヒストリアを女王に即位させるクーデターを画策。 だが王政も手をこまねいているばかりではなく、調査兵団に協力したトロスト区の商会長ディモ・リーブスを暗殺し、それを調査兵団の仕業とすることで調査兵団の息の根を完全に止める腹積もりであった。 次々に調査兵は逮捕され、団長のエルヴィンにも出頭命令が出されるが、彼は調査兵団団長としての表の顔を通してこれに応じ、中央憲兵の拷問を受けながらも知らぬ存ぜぬを通していた。 逮捕される直前、裏で駐屯兵団幹部のピクシスと交渉していたが、クーデターの協力にピクシスは首を縦には振らなかった。 というのも、ピクシスの懸念はクーデターの成否そのものではなかった。政権をすげ替えた結果、王政が有している人類の記憶改竄や巨人体の硬質化などの人類の切り札となりえる力を永久に失ってしまう可能性を危惧したのである。また、各地の有力貴族が反乱を発し、民衆からの支持を得られない可能性を考慮。最悪の場合人同士の争いが勃発して人が滅ぶリスクがある事も、ピクシスにとっては重大な懸念材料だった。 これに対してエルヴィンは「ウォール・ローゼ陥落の誤報を王政の前で出し、反応を窺ってほしい」という要請を提示。 この要請自体、最悪ピクシスの行いは反逆行為と見なされる恐れもあり、普通に考えれば自身の地位を脅かすだけの行為にしかならない為、受ける必要性は皆無だった。しかし、ピクシス自身も王政が人類を生かすつもりがあるならばそれでも良しとしてその要請を受諾し、自身と、それに賛同する一部の部下全員の首を賭けて実行に移した。 しかし、王政が下した決定はウォール・シーナの完全閉鎖、すなわち人類の半数を見殺しにする判断であった。 王政が人類を生かす切り札を持っていながら、人類を生かす気など毛頭ない事が露呈した為、ピクシスはザックレー総統と共にクーデターを決行。中央政府を制圧し、王政の解体に踏み切った。 結果としてクーデターは成功したが、エルヴィンは「人類はより険しい道を選ばざるをえなくなった」ことに嘆息していた。 しかし解放後、ザックレーに「(自身の目的の成就の為に)君は死にたくなかったのだ」と、心情を指摘されている。 エレンおよびヒストリア奪還の為に調査兵を率いてレイス家の領地へ向かうが、ロッド・レイスが巨人化してオルブド区へ侵攻を開始した為、オルブド区の駐屯兵と共に迎撃作戦を立案。 ヒストリアを女王に即位させなければならない以上、彼女の作戦参加を認める訳には行かなかったが、ヒストリアに「民衆は名ばかりの王になびく程純朴とは思えない」と反論される。彼女の意見を肯定しながらもやはり作戦への参加は認められない…というスタンス自体は崩さなかったものの、隻腕の自分では止める事は出来ないだろう、として実質的に彼女の作戦参加を黙認した。 巨人化したロッドを仕留める為、口内に爆薬を投げ込んで弱点のうなじごと爆破する作戦を立案。しかしながら、ロッド巨人体はあまりの巨大さゆえの自重によって顔面を地面で削りながら進行していた。この事から、開く口すら無い恐れがあったが、口がある事に賭けて作戦を決行。 その賭けは成功し、オルブド区が蹂躙される寸前で巨人体を吹き飛ばし、最終的にヒストリアがロッド巨人体の討伐に成功した。 彼女の英雄的行動による効果はエルヴィンにとっても予想だにせぬ結果だったが、ヒストリアが身を挺して民衆を守った事実により市井から英雄視され、彼女の女王としての権威を民衆が認めるところとなり、政権交代もつつがなく行われる事となった。 クーデターを経て得られた物もあった。エレンが巨人の硬質化能力を獲得したことでウォール・マリアの穴を塞ぐ手段を確立し、更にそれを利用した対巨人駆逐機の開発により穴を塞いだ後の安全かつ持続的な巨人殲滅の手段も得たことで遂にウォール・マリア奪還も夢ではなくなった。 ウォール・マリア奪還作戦前夜、エルヴィンは作戦に参加せず壁内に残るようリヴァイに進言された。 今回の作戦は、鎧の巨人、超大型巨人、獣の巨人の三体もの知性巨人と戦うことになるであろう文字通りの全面戦争になる可能性が高く、誰が死んでもおかしくない。その上エルヴィンまで失ってしまっては本当に人類は後がなくなる。そういった諸々のリスクを考慮した上での提案であった。 しかし、エルヴィンは自分が行かなければ作戦の成功率が下がるとしてあくまで自分が作戦の指揮を執る姿勢で食い下がる。 リヴァイにはそれが建前であることを見透かされており、そうまでして作戦参加に固執する理由を問われると、 この世の真実が明らかになる瞬間には私が立ち会わなければならない と、常に冷静な彼らしくもない、あまりにも自己中心的な理由を語った。「夢の成就が人類の勝利よりも大事なのか」と問うリヴァイに対し、肯定。絶対の意志を表明した彼に対し、リヴァイも引き下がらざるを得なかった。 ウォール・マリア最終奪還作戦 我々は互いに望んでいる ここで決着をつけようと 人類と巨人共 どちらが生き残り どちらが死ぬか ウォール・マリア最終奪還作戦では、シガンシナ区内側に鎧の巨人、ウォール・マリア内門側に獣の巨人と大量の巨人がそれぞれ出現。リヴァイ以外のリヴァイ班とハンジ班は鎧の巨人と、それ以外の調査兵は獣の巨人との交戦を命じ、エルヴィン自身は全体の指揮を執る為に壁上に残った。 しかし、獣の巨人の散弾投石により、調査兵団の熟練兵士がリヴァイを除いて全滅。 加えて獣の巨人によりシガンシナ区内に投げ込まれたベルトルトが超大型巨人に変じたことで、ハンジ班は壊滅。超大型巨人と戦っていたエレンも壁上に吹き飛ばされて戦闘不能に陥り、残る戦力はエルヴィンとリヴァイ、そして戦闘経験に乏しい新兵のみと、絶体絶命の危機に。 絶望的とも言える状況に、リヴァイですら無謀とも言える敗走を皮算用する始末であったが、打開策自体はエルヴィンは既に思いついていた。 そして、それはエルヴィン自身の命と、新兵の命を犠牲にすれば為しえることだという。 しかし、その程度の事は今までも彼がやって来たこと。 彼らしくもなくその策の実行に躊躇する態度をリヴァイは詰るが、 俺は……このまま地下室に行きたい… 突如エルヴィンは、恥も外聞もなく、調査兵団団長としての矜持も責任も放り捨て、エルヴィン・スミスとしての本音をリヴァイに吐き出した。 何度も死んだ方がマシだと思った。そんな地獄の日々を生き抜く原動力となったのは、幼い頃に抱いた夢だった。死ぬ前に自分が地下室の真実さえ知る事が出来るなら作戦が失敗してもいい。そんな無責任な思いさえ頭の片隅に浮かぶ程、焦がれたものがすぐそこにある。 だが―― リヴァイ 見えるか? 俺達の仲間が… 捧げた心臓がどうなったのか、今まで死んだ仲間がそれを知るまでずっと自分を見ているのだと、そんな幻さえ見てしまうほどに、彼の精神は限界を迎えていた。 いっそのこと死なせてきた者達の事を忘れてしまえる程恥知らずであったならこれ程苦しむことも無かったであろうに、そうあることなど出来なかった。 リヴァイに吐いた弱音は、身勝手を通してまで叶えたかった「夢」への渇望か、それとも自分が騙して死なせた仲間へ抱いた最期の良心の呵責であったのか。 ここに来て初めて、リヴァイは彼の苦しみを理解した。それでもリヴァイは、今まで死んでいった仲間達に報いる為にエルヴィンの選択を肩代わりした。「夢を諦めて死んでくれ」と。 それに対して、エルヴィンは――。 以下、ネタバレ注意 「獣の巨人に全員で騎馬突撃を仕掛け、全員が囮になっている間にリヴァイが単騎で接近し獣の巨人を討ち取る」という狂気の策を以て、この状況を打開する事を決断。 その大前提となる新兵全員での騎馬突撃だが、誰がどう聞いてもそれは明白な死の宣告に他ならなかった。 新兵の一人・フロックに「どんな死に方をしても無意味だ」という自嘲を受けて尚それを受け止め、人類の勝利の為、エルヴィンは今一度「悪魔」となった。 まったくその通りだ まったくもって無意味だ どんな夢や希望を持っていても 幸福な人生を送ることができたとしても 岩で体を打ち砕かれても 同じだ 人は いずれ死ぬ ならば人生に意味はないのか? そもそも生まれてきたことに意味は無かったのか? 死んだ仲間もそうなのか? あの兵士たちも…無意味だったのか? いや違う! あの勇敢な死者を!! 哀れな死者を!! 想うことができるのは!! 生者である我々だ!! 我々はここで死に 次の生者に意味を託す!! それこそ唯一!! この残酷な世界に抗う術なのだ!! 兵士よ怒れ 兵士よ叫べ 兵士よ!! 戦え!! 悪魔は甘く囁いた。 屍で道を作れ、と。 自分の夢の為に仲間を殺し続けた男はこの日、最初で最後、人類の為に心臓を捧げた。 新兵たちは顔に隠し切れぬ死の恐怖を浮かべながらも悪魔の甘言に酔い、地獄へと導かれた。 自ら先陣を切って突撃し、「獣の巨人」の投石第一波により脇腹を打ち抜かれ、真っ先に落馬。それでもなおエルヴィンが引き連れた新兵たちは突撃を続行した。 最終的には突撃した新兵たちはほぼ全滅するも、発射した信煙弾の煙に紛れてリヴァイが獣の巨人を強襲。獣の巨人も単なる破れかぶれの特攻と見て完全に油断していた為虚を衝かれ、リヴァイは圧倒的な戦闘能力で捩じ伏せ本体を引きずり出し、討伐寸前まで追い込んだ。 車力の巨人の存在により獣の巨人の本体は取り逃がしてしまったが、本体は重傷を負ったことで巨人化出来なくなり、更にシガンシナ区内側でもエレン達に超大型巨人と鎧の巨人が倒されたことにより、形勢不利と見てシガンシナ区から完全に撤退。 エルヴィンは自らと若き兵士たちの命と引き換えに、人類の未来を守り抜いたのだった。 ……しかし、なんとエルヴィンは生きていた。 投石の散弾が左脇腹を貫通して内蔵を抉られる瀕死の重傷であったが、辛うじて生存していた。 しかし、このままでは出血が止まらず、まともな治療も出来ないこの状況下では彼の生存は絶望的であったーーリヴァイの持つ巨人化の注射器という唯一の例外を除いては。 だが、超大型巨人を倒す為に囮となったアルミンも全身に大火傷を負い重傷であり、更に倒した「鎧の巨人」も結局「車力の巨人」に奪取されてしまった為、巨人にして生き返らせる為の注射器も、喰わせられる巨人化能力者もそれぞれ一人分、すなわちどうやっても生き返らせる事が出来るのは、アルミンかエルヴィン、どちらか一人だけという状況に陥ってしまう。 作戦の事前にリヴァイの判断で注射器を使う事を定めていたにもかかわらず、アルミンの命を諦められないエレンとミカサがリヴァイに刃を向けてまで反抗するも、壊滅状態の調査兵団の体裁やエルヴィンの経験の必要性などの観点からも、ハンジや104期の同期ほぼ全員がエルヴィンの方が生き残るべきと結論付けた為、エルヴィンに巨人化の薬を使うことを決め、全員を引き離した。 しかし、リヴァイがエルヴィンに巨人化の薬を注射しようとした時、突如エルヴィンがリヴァイの腕を払い除けた。 意図して薬の注射を拒絶した訳では無く、混濁した意識の中での反射的反応でしかなかったが、彼は挙手して子供のような口調で呟いた。 先生、壁の外に人類がいないってどうやって調べたんですか? 元々エルヴィンが抱いていた長年の夢への執着は、自身の無知ゆえに死なせてしまった父親への贖罪の意識から生まれた強迫観念だった。 父は息子の愚行の為に死んだのに、その息子は死なずに生き延びた意味とは何か。何故父は無惨に死なねばならなかったのか。 自らの愚かさを呪った息子は、父の仮説を証明することこそが贖罪になる筈だと信じた。調査兵団を志し、壁の外へ出たのもその為だった。 やがて部下を従えるようになり、彼らを鼓舞し、死なせたのも、夢の為の仕方のない犠牲だと割り切ろうとした。 気付いた時には積み上げた屍の上に立っていた。 人類の未来という大義名分に酔ってまで追い求めた夢は、とうの昔にその意義を失っていた。 今まで人類の為に心臓を捧げた仲間達は、何故身勝手を通した自分に殺されねばならなかったのか。どうすれば彼らは報われるのか。 屍の道の果てに辿り着いたのが、人類の未来か、自分の夢かの二択だった。 苦しみ抜いた末の最後の最後で選ぶ事が出来なくなった男の為、代わりに選択したのはリヴァイ自身だった。 彼からすれば嫌な役回りでしかなかっただろうに、選択を肩代わりしてくれたリヴァイに対し、エルヴィンは憑き物が落ちたかのように、涼やかに微笑(わら)っていた。 最終的に、リヴァイは巨人化の薬をアルミンに使用した。アルミンが人類を救う存在だと思ったからでも、ましてやアルミンの夢に共感したからでもない。 あの時エルヴィンは、長年追い求めた「夢」も、死んでいった仲間達から託された「意味」も、悪魔としての「役目」からも解放され、エルヴィン・スミスとしてようやく自由になれたのだと、知ったからだった。 リヴァイ… ありがとう こうして、悪魔になるしかなかった男は地下室の真実を知ることなく、静かに息を引き取り、眠りについた。 更なる地獄へ突き進むことになる調査兵団の仲間たちに、「意味」を託して。 その後 作戦終了後に遺体を回収する余裕がなく、シガンシナ区の民家にエルヴィンの遺体は放置された。ローゼ-マリア間の巨人が完全に掃討され、正式にウォール・マリアが奪還されたのち、リヴァイにより白骨化の進んだ彼の遺体が回収され、特別に埋葬された。 彼の死後、調査兵団団長はハンジが引き継ぐこととなった。 この奪還作戦で調査兵団はエルヴィンを含め作戦に参加した調査兵のおよそ9割が戦死するという大損害を受け、兵団の維持は不可能と思われたが、 ウォール・マリア奪還の功績 ハンジが開発した対巨人駆逐機により、壁外の巨人の全てが討伐された。 壁の外の真実が明らかになり、敵の正体についても明確になった。 こういった諸々の事情から調査兵団の在り樣が変化。巨人対策組織から対人強襲用軍隊という位置付けになったことで、入団希望者が増え(*4)、組織としての体裁は一応保たれた模様。 追記・修正は、壁の外の真実を知ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 平時は青文字、悪魔モードの時は黒赤みたいな感じで編集してみました。 -- 名無しさん (2023-12-16 21 02 40) パラディ島の歴史ではすんごい英雄として教科書に名を遺したんだろうな -- 名無しさん (2023-12-16 21 24 09) 地下室の真実を知らなくてよかったのか、知った方がよかったのか、どっちなんだろうね -- 名無しさん (2023-12-16 21 28 35) エルヴィンの記事なかったのか意外だ -- 名無しさん (2023-12-16 22 17 02) 本当に頑張った -- 名無しさん (2023-12-17 00 33 41) 何度もあの時、アルミンじゃなく団長に巨人化薬を使って蘇生させたら物語はどうなったのだろうと考えてしまうが、未だに想像もつかないままでいる -- 名無しさん (2023-12-17 01 49 48) エルヴィンはもし生きていたら地ならし肯定するのかな? -- 名無しさん (2023-12-17 14 00 11) 地下室見て外見た時点で目的達成されちゃうからその先が全く読めないんだよな…とは言え生きてたらフロックの覚醒フラグ折れるから物語的にはフロックの立ち位置やって貰わないと困るんだが -- 名無しさん (2023-12-17 21 19 30) 漫画越しでなら有能と言えるけど、リアルの上司には絶対したくない人。いつ切り捨てられるかわかったものじゃないし博打の連発で心休まるときがない -- 名無しさん (2023-12-19 13 18 29) エルヴィンが巨人化して生き残る場合はアルミンがリヴァイによって見殺しにされる形になるわけで、エレンとミカサはその場で殺し合いはしないとしてもイェーガー家の地下室を開けた後で兵団を離れると思うんだよな。一時放浪か即マーレにつくかまでは想像つかないが。少なくとも完成作品のマーレ編のアルミンをエルヴィンに置き換えたようにはならないと思う。あとは進撃の巨人の能力によって未来が決まってる設定を崩すか否か(結末まで変えるつもりで考えるのか)。 -- 名無しさん (2023-12-20 01 45 14) ↑×2エルヴィンの恐ろしいところは、作中世界に居たらそうと分かっていても惹き付けられてしまって付いていってしまうカリスマ勢。まさに一人の人間にして英雄にして悪魔だよ -- 名無しさん (2023-12-21 12 43 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/61.html
アニメ版のラストは「女型の巨人」編のクライマックス。 原作では「女型の巨人」の攻撃を受けたエレンが地下道内で直接巨人化している。 それに対し、アニメ版24話ではエレンが瓦礫に埋まって胸を木材で貫かれているが、この変更は、「モズの速贄(はやにえ)」を表現するためだと考えられる。 加えて、木材が胸を貫いている事から、作中で繰り返し登場する「心臓を捧げよ」という誓いの言葉にも繋がっている。 兵団の心臓に右拳を当てる敬礼は、自らの心臓に杭を刺す動作(自決)だと見る事も出来る。 そのため、この変更はエレンや壁内人類が生け贄であることを、より明確に示そうとした演出だと言える。 鳥は『進撃の巨人』の最も重要なモチーフの一つであり、今後も鳥に関する暗喩が登場すると予測される。 すでに登場している他のモチーフには、「蝶とカマキリ(エレンとミカサの関係)」などがある。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47492.html
登録日:2021/03/06(日) 17 08 05 更新日:2024/09/03 Tue 19 05 52NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 SMプレイ ある意味勝ち組 この世で最も自由に生き誰よりも満足して死んだ男 エンジョイ勢 ゲイ術 サディスト ザックレー スカトロ ダハハ派 ダハハ派の巨匠 ダリス・ザックレー ドS ネタキャラ 九つの巨人←ではない 長寿深夜番組←でもない 人格破綻者 倒錯 偉そうな奴と偉くないのに偉い奴が嫌い←むしろ好き 加虐趣味 反撃の嚆矢 因果応報 変態 愛のある項目 手塚秀彰 拷問 有能 椅子 濃すぎるキャラクター性 無自覚に始祖の雪辱を晴らした男 狂人 継承者多数 総統 美しい 美しい項目 美の巨人 芸術は爆発だ! 芸術家 芸術的な項目 諫山の分身 謎の人気 進撃の巨人 革命 革命家 君は死にたくなかったのだよ 私と同様に人類の命運よりも個人を優先させるほど ダリス・ザックレーとは漫画「進撃の巨人」(別冊少年マガジン)の登場人物の一人。 身長:165cm 体重:82kg CV:手塚秀彰 ◇人物 憲兵団、駐屯兵団、そして調査兵団からなる兵団組織のトップに当たる総統。 髭をたくわえた中老の男性であり、三つの兵団のトップなだけあってその容貌と眼光からは厳格な威圧感を感じさせるが… ◇活躍 トロスト区奪還戦の後日行われたエレン・イェーガーの兵法会議にて初登場する。 その身に宿した巨人の力でトロスト区の壁にあいた穴を塞ぎ多数の巨人を駆逐した彼であったが、同時にその力を制御しきれずミカサや周囲の建物に無差別に攻撃してしまった事実を受け、憲兵団の手で処理されるか調査兵団に所属してウォール・マリア奪還のための戦力とするかで議論がなされる。 ザックレー自身は調査兵団にも憲兵団にも肩入れせず、淡々と事実を述べる中立的な態度を終始取っていたが、最終的に調査兵団団長エルヴィンの案を承認し、エレンの身柄を調査兵団預かりと決めることとなった。 その後はしばらく出番がなかったが、王政編に調査兵団が起こしたクーデターに乗っかる形で再登場を果たす。 ピクシス、エルヴィンと結託しウォール・ローゼが鎧の巨人と超大型巨人によって突破されたという誤報を流すと同時に中央憲兵による王政の真意を知ったベルク新聞社の号外によって私利私欲に塗れた王政の内情を暴露すると同時に中央憲兵を制圧し、クーデターを完遂させる。 クーデター完遂後、王政体制の崩壊を民衆へ宣言し、事実上壁内権力のトップに君臨することとなった。 その後のエルヴィンと同席した馬車の中でクーデターの動機を聞かれる。 王政は私利私欲にまみれた豚同然の連中ではあったが、およそ100年にわたって人類に平穏を与えてきたすべを持っている。 真に人類のためを思うのであれば王政にエレンの身柄もエルヴィンの命も調査兵団の未来も何もかも委ねるべきであったと語るエルヴィンに対し、ザックレーはクーデターの動機を彼に語る。 兵団組織のトップという権力の一角を占めていたにもかかわらず、その基盤の一つである王政を壊すようなクーデターに賛同したその理由とは… 以下の項目にはネタバレを含みます 君の質問に答えようか… 私がなぜ王に銃を向けたのか? …それは 昔っから王政(ヤツら)が気にくわなかったからだ エルヴィン「………………は?」 ●目次 ◇人物 ◇活躍 ◇本性 ◇芸術 ◇「心臓を捧げよ!」 ◇関連人物 ◇総評 ◇余談 ◇本性 その本性は腐った権力者に対する強烈な反骨心を内に秘めた根っからの革命家。 エルヴィンが王政の腐敗に気づくずっと前から彼らの腐りぶりを目の当たりにしており、「人生をかけて彼らを権力の頂点から蹴り落とし、屈辱を与えたうえでさらなるどん底に叩き落とす」ということを目標に生きてきた。 兵政のトップとなり、王政の走狗に甘んじたのも全ては彼らの喉元に近づくための手段でしかなかったという色々とんでもない人物。 また、何十年という間王政への反骨心を秘めつつ彼らの走狗として働いてきた影響から彼らへの嗜虐心は非常に倒錯したものとなっており、曰く むかつくのだよ。偉そうなやつと偉くないのに偉い奴が イヤ…もうむしろ好きだな という風に憎さ余って可愛さ100倍といったような境地にまで至ってしまっている。 また、こういった底抜けの反骨心から「正統性のあるないにかかわらず自分が死ぬ前に革命をかましてやるつもりだった」とも吐露しており、エルヴィンの計画に同調したのも自分でクーデターをするよりも王政に吠え面をかかせられる確率が高かったからに過ぎない。 王政が民衆を救おうとする意思を見せた場合クーデター計画の全てを白状し粛清されるつもりであったピクシス司令とは異なり、彼は何がどうなろうとクーデターの途中で白旗を上げるつもりはさらさらなかったともエルヴィンに語っている。(*1) 結論を言うと人類のために自らの命と心臓を捧げる兵団組織のトップでありながらその実人類の運命など全く興味がなく、そのくせ彼が憎しとする偽王一派のように己の利権に固執するわけでもなく、ただ自分の倒錯した夢のために人生の全てを捧げる覚悟を持った度し難い人物であると言える。 人類のために奉仕する兵士の、しかもそのトップが抱くには全くあるまじき意識だが、自分が常識から外れた異端者であることを自覚してもいるため、表向きの兵団運営は滞りなく進めていたと言うのがまた食えない。 「人類よりも己の信条を優先する」と言う点ではエルヴィンとは『同類』であり、彼がエレンや自分自身、果ては調査兵団全てを危険にさらしてまでクーデターを起こすと言う博打を打ったことに対し、「死にたくなかったのだ」と看破した。 積年の念願がかなって王政の権力者たちをどん底に陥れた彼は、クーデターを起こした夜にその秘めた欲望の全てを解放する。 それが形となったものこそが… ◇芸術 これからは一切の食事を「下」から摂取していただくことになっております また着用できる衣服は 膝から下の物までとします そして週に一度は民衆の前で その姿を披露していただきましょう …美しい これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう あなた方が虐げた民の前で そのお姿を晒して ようやくこの作品は 完成を迎えるのです 王政貴族の人物を「素材」とし、ザックレーが数十年かけて考案し、積年の想いを込めて作り上げた珠玉の作品。 その全貌とは… 太った中年のオッサンが全裸かつ逆さまで椅子に拘束される。(*2) 「ほぼ全裸」なのにもかかわらずなぜか膝から下の衣服だけはつける。(*3)肝心の衣服は可愛らしく小綺麗なフリル付きの白いハイソックス。 ケツの穴に思いっきり突き刺さった漏斗。下から摂取ってそういう…。 口には開口器を装着 股間のアレにはホースが繋がっており、あまつさえその管を口に突っ込む。 と言う常人が見たらまず理解できないか、もしくは目覚めること間違いなしであろう悍ましい生けるオブジェである。 常人の感覚ではとてもじゃないがこんな物体を「芸術」なんて認識できないであろうし、ましてや美しさなど感じることは不可能だろう。 腹の底から憎たらしかった奴を尊厳もクソもないほど魔改造してやったことが彼にとっては何よりの「耽美」だったのだろうか… ちなみにザックレーはこの芸術が完成した際はそのあまりの美しさに感涙さえしていた。狂人(クレイジー)…。 長年の願いが叶ったせいか総統も最高にハイになっており、芸術にされた王政の貴族が ザックレー… 今に見てろよ… お前のその血は奴隷用の血だ… 我々名家の血筋とは違ってな… お前はすぐに記憶を失い 排便の仕方すら忘れ──── と減らず口を叩いた際には、 \ガポッ!/ ダハハハハッ、また同じ脅し文句を垂れたな!! 他のヤツはないのか!? と言う言葉とともにめっちゃいい笑顔で股間から伸びているホースをその貴族の口にカポッとハメるなどもはややりたい放題。 アニメではさすがにカットされるだろうと思われていたが、微妙に角度を変えて大事な部分を見えなくしたくらいで平然と放送された。 さらにアニメ版では胸パンを食らわせた上、絶望の表情を浮かべる貴族を前に笑顔でホースをいじる追加シーンが入った。アニメスタッフも変態だろこれ… こんなんを何十年もかけて考案していたというのだから…。 芸術品が増えるよ!やったねザックレー!おいやめろ ちなみにピクシス司令はこの倒錯仕切った拷問にドン引きしてた。 まあ、先述した通り常人たる我々には遠く及ばないゲイ術的…、もとい芸術的な思考であるため致し方ないことだろう。 …ピクシス司令って初登場時は生来の変人扱いされてなかったかって?長期連載の影響によるインフレって良くあることだから…。 ちなみにザックレーは先に言った通りこれらの芸術作品を民衆に公開する気マンマンだったが、兵団の信頼を地に落としかねないと言う理由でピクシス司令に却下された。 ピクシス司令、真実(マジ)でファインプレーである。 …芸術をわからんやつめ その後はなんだかんだ兵団政権のトップとしてシガンシナ区から持ち帰った情報を公開することを兵法会議で取り決めたり、正体が明らかになった敵国マーレの迎撃を進めたり、エレンの突然の大声をそう言う時期であるとして流したり、滞りなく責務を全うしていたが… ◇「心臓を捧げよ!」 エレンの独断によって巻き起されたレベリオ区襲撃ののち、兵規を乱し勝手な行動を取ったとして兵団はエレンを拘束する。 そしてレベリオ区での行動の理由とジークとの関係に対して黙秘を貫くエレンに対し、ザックレー含めた兵団上層部はエレンがジークにコントロールされていると判断。 ザックレーは水面下でエレンが所有する「始祖の巨人」の力を他の誰かに譲渡する…、つまりエレンを巨人に喰わせる計画を進める。 しかし壁内の人類にとってエレンはウォール・マリアを奪還しただけでなく、宿敵マーレに一矢報いる大戦勝の立役者であるため、ほとんどの壁内人類はエレンを支持していた。 エレンを拘束したことが知られた時でさえ民衆の大規模なデモ暴動が起きたのに、巨人に食い殺させる計画が漏れ出たらどうなることか。 ミカサ、アルミンなどエレンに近しい兵士にも伏せつつ計画を進めるザックレーであったが、既に兵団内にも「イェーガー派」と呼ばれるエレンの信奉者が紛れており… ある日、ザックレーは己の執務室ごと爆弾で吹き飛ばされ、下顎が抉れて腹部より下が吹き飛んだ無残な爆死体となってしまう。 イェーガー派の兵士はザックレー総統特注の「椅子」に爆弾を仕掛けており、報告に来た憲兵3名も巻き添えになる形で総統は爆死。 この日はミカサとアルミンがエレンの措置や2人の今後について総統と面談を行っており、爆弾の仕様や総統の動き次第では2人も犠牲になっていた可能性もあった。 ザックレーの無残な死体を目の当たりにした暴徒たちは自分たちの怒りが届いたと宣言し、エルディア帝国復活のために戦うことを決意する。 心臓を捧げよ!!心臓を捧げよ!! かつて人類の勝利のために文字通り命を捧げる覚悟で巨人に挑んだ兵団の決意の言葉は、而して兵団トップのザックレーへの鎮魂歌(レクイエム)となってどこまでも空虚に響く。 革命を愛し革命に人生を捧げ見事に成功させた男の最期は奇しくか必然か、『己が最後まで人生を捧げた「革命」によるもの』だった。 これがホントの「芸術は爆発だ!」である ◇関連人物 エルヴィン・スミス 調査兵団第13代団長。 クーデター前から経歴的には完全な犯罪者であったリヴァイの登用を認めたり、監視の名目でエレンを調査兵団に配属させるなど目をかけていたと思われる。 自身のクーデターにより人類がより険しい道を歩まざるを得なくなったことを苦悩する彼を、「死んだほうが遥かに楽に見える」と評した。 のちの彼の死に様を見るにそれは正しかったと言えるだろう。 彼も大概な人物ではあるが、さしもの彼もザックレーの本音を聞かされた時には困惑するより他なかった。 先述した通り彼とザックレーは公に心臓を捧げる兵士の身分にあって己の願望を優先した「同類」でもあったが、 最終的には自身の夢を諦めて人類に心臓を捧げたエルヴィンと違ってザックレーは最後まで自分の信条を曲げるつもりはなかった。 さすがと言うべきかロクでもないと言うべきか… ドット・ピクシス 駐屯兵団司令官であり、南側領土を束ねる最高責任者。 とある理由で巨人は南部から数多く来るため、人類の最重要区防衛の全権を託された人物でもある。 初登場時に生来の変人と紹介されていたが、その設定を覚えている人が果たしてどれ程いるのやら… 立場上はザックレーの部下に当たるが、年齢が近いためか公の場でなければ双方割とフランクに話す。 先のエルヴィンやザックレーと違い、己の命や信条よりも生存する人類の数を重要視している。 そのため場合によってはザックレーとも対立するつもりでいた。 そのせいでしっかり者のイメージがつくようになったが、よくよく考えれば己よりも人類を尊重するのは兵士として当然の意識である。 やっぱ変人じゃねぇだろアンタ ザックレーが爆殺された際は革命に生き革命に死ぬなら本望だろうと言いイェーガー派との衝突を避けるために彼の殺害を不問にするとしたが、その際に悔しさをかみ殺すように歯ぎしりした。 内面は真逆だったし芸術をわからん奴だったものの、ザックレーのことは長年付き合いのあった同志として信頼していたのだろう。 ナイル・ドーク 憲兵団の長である師団長を務める人物。エルヴィンとは訓練兵時代からの友人でもある。 体制派の人物としてエレンやエルヴィンと度々対立するが、王政側の非道と秘密主義に苦悩する場面もあった。 三兵団の長の中で唯一クーデターを事前に知らされていなかったが、混乱の中で民衆を見捨てようとした王政側と決別。以降はザックレーの元で働いていく。 王政の貴族たち 権力の蜜に骨の髄まで浸かった偉そうなやつらと偉くないのに偉い奴ら。 ザックレーの芸術作品にとって最上級の「素材」。 彼らの走狗として長年過ごしたがゆえか生来のものだったのかはわからないが、積年の妄執はザックレーに「嫌いすぎてむしろ好き」という一種の悟りを開かせた。 レイス家が始祖の巨人を取り戻せばクーデターを鎮圧できると考えていたが、エレン達の活躍によりロッド・レイスは討ち取られてその望みは断たれる。 以後は人類憲章に違反したとして極刑もしくは終身刑になったと考えられる。 登場した「椅子」は一人分だけだったが、他の貴族も同様の拷問がなされていたのかもしくは別の拷問を課せられていたのかは不明。 彼らが言う「奴隷用の血」にはとある秘密があり… エレン・イェーガー 特別兵法会議で彼を調査兵団に配属させる。 先述の通りザックレーは中立かつ潔白な立場で会議を進行させ裁定を下していたが、よくよく見てみると壁内の未来を左右しうる重大な会議の場だというのに暑いからと軍服の上着を脱ぎシャツの襟を大きく開けたラフな格好をしていたり、椅子に半分ほどしか腰掛けておらず体も正面を向いていない姿勢から語りかけていたりと、当初から腐敗とは異なる方向性で些か不真面目な一癖ありそうな大物感を漂わせていた。 彼の戦果によってウォール・マリアを奪還したのちは「我らの巨人」と呼ぶなど信頼している様子だったが、マーレ国内での単独行動を受けてエレンの「巨人の力」を移し替える計画を水面下で進めていた。 結果的にはそれが彼の死因につながってしまったのだが…。 ◇総評 一見厳格に見えてその内にはどこまでも倒錯仕切った激情を持つ進撃界でも屈指の曲者と言える。 彼の所業は当初こそ悪趣味な拷問としか写っていなかったが、物語の終盤で衝撃の事実が明らかになるとその所業の持つ意味が一気に変わることとなった。 ※「奴隷用の血」の真実(ネタバレ注意) 「奴隷用の血」という言葉には始祖ユミル、ひいては彼女の子孫であるエルディア人の成り立ちが深く関わっている。 まだエルディアが国ではなく部族だった2000年前、奴隷ユミルは「豚を逃した」としてエルディアの王によって森に追放されてしまう。 自由の代償として追物射の的として追手に弄ばれいよいよ命を落とすその時、彼女は森の奥深くにある大樹にあいた大穴に落ち、そこにいた光るムカデのような生命体と接触したことで巨人化の能力を得る。 その力を用いてエルディアのために橋をかけ、土を耕し、敵国を滅ぼしたユミルは褒美として王の子種を授かる。 それによって生まれたのが壁の名前の由来であるマリア、ローゼ、シーナの三姉妹である。 彼女らはユミルの死後彼女の死体を喰らい巨人の力を継承、そして以後彼女らの子孫には脈々と巨人の力が受け継がれていき、彼女らの子孫はいつの日からか「ユミルの民」と呼ばれるようになった。 さて、何か気づいたことはないだろうか? そう、エルディア人とユミルの民は源流こそ同じなものの、始祖ユミルの力が発揮されてから生まれたユミルの民と違い、ユミルの民と交わらなかった「元々の」エルディア人が存在していたのである。 奴隷用の血の真実は簡単に言うと「ユミルの民」の血が入っているエルディア人のことを指す言葉であり、彼らの源流は「元々の」エルディア人に使われていた奴隷であったため、非ユミル系エルディア人はユミルから時代が下った後も彼らを安価な兵力として使い続けたのだと考えられる。 王政の貴族たちが言う「名家の血」とユミル由来の巨人化因子が入っていない「元々の」エルディア人の血を受け継いでいると言うことであり、自分たちが真のエルディア人であるということを表していたのだろう。 ユミルの元々の身分が奴隷であったことから彼女が正室であったと言うことは到底考えられないのもこの説の信ぴょう性を裏付ける。 つまり、ザックレーは意図せず2000年越しにユミルの民を奴隷扱いし続けたオリジナルのエルディア人への復讐を果たしていたのであった。 さらにその倒錯した性根とは裏腹に自分の異端をちゃんと理解し、権力者となった後も特に権力の乱用をしなかったことも評価できる。 最後こそエレンを他の誰かに食わせようとしたが、これはエレンの単独行動とジークの介入の疑いが原因にあり、当のエレンが黙秘を貫いている以上最悪の事態を防ぐべく新たな人材に巨人を継承させようとするのは兵団のトップとしては正しい判断といえるだろう。 そして何より、彼は殆どの登場人物が悲惨な死に様や生き様を晒す中、王政の貴族たちにこの上ない屈辱を与えて絶望のどん底に叩き落とすというやりたいことをやりきって最期は自らが人生を捧げた革命によって死ぬと言う本望とも言うべき最期を遂げている。 主人公ですら様々なものに縛られた奴隷であるこの作品において、最も自由に生き、そして死んだ人物であるとみなす人もいる。 唯一心残りがあるとすれば、例の芸術作品を民衆に公開できなかったことくらいか。 以上の評価点と劇中で見せた数々のインパクト溢れる名(迷)セリフの数々により、彼の死後しばらく経って一部界隈で人気が爆発。 ザックレーへの飽くなき畏れと敬意を込めつつ、作中のある人物の名言になぞらえて曰く、 その巨人はいついかなる時代においても 芸術を求めて進み続けた 芸術の為に、戦った。 名は…… 「美の巨人」 継承したくねぇとか言った奴は芸術行きな ◇余談 「食事」を肛門から摂取するという方法は経口摂取ができない患者に対する栄養補給方法として行われることがある。 まあ、大抵植物人間状態や口を動かすことができないなどの症状を持っていることが大前提であり、まかり間違っても健康体で行うようなことではないが…。 彼の死因となった爆弾が取り付けられて椅子は彼の左隣にあった。にもかかわらず彼の死体は下半身が綺麗に吹っ飛んでいることから、「ザックレーは最期の瞬間椅子に座って吹っ飛ばされたのでは?」と推測する読者もいる。 王政貴族という最上級の偉そうな奴らを芸術にした以上、次は彼が新たな芸術になることは決まっていたのかもしれない。 また、このような悍ましい加虐に触発され脳がザックレーにやられちまったのか、 最近の原作におけるハートフルボッコな鬱展開を指して「…美しい」と評する読者が増えているとか、いないとか。 作者自身もお熱なキャラの銃フェ○シーンの名画を現場にも自宅にも飾っていたりするし…。 ライナーやジャン、コニーなどメインの登場人物たちが見せる絶望的な表情を賞賛する彼らは「美の巨人たち」と一部から言われている。 おぞましすぎるぞこの地ならし… というか最近ではライナーの名前を検索に入れると「美しい」が上位に来たりする。 一体髭面のガチムチメンヘラオッサンのどこに美しさを見出したんですかね… 某動画サイトだとライナーの名画が表示されるだけで「美しい…」の弾幕による地ならしが発生する。もうやだこの美の巨人たち ちなみにザックレー本人の基準だとライナーは芸術の素材としてはあまり良くないと思われる(*4)。 …美しい これ以上の良項目は存在しないでしょう あなた方が荒らしたwiki篭りの前で その姿を晒して ようやくこの項目は 完成を迎えるのです ザックレー… 今に見てろよ… 貴様のその項目は奴隷用の項目だ 我々名家の項目とは違ってな… お前はすぐに追記、修正され 排便の仕方すら忘れ─── \カポッ/ ダハハハハッ、また同じ立て逃げをしたな!! 他のヤツはないのか!? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ダハハハハッ/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 美しい…これ以上の項目は存在し得ないでしょう -- 名無しさん (2021-03-06 17 59 19) 最期の表情あれ笑ってたよね -- 名無しさん (2021-03-06 18 02 40) いつかできるかと思ったが、やっぱできたかwwwネタを踏まえつつ必要な情報を過不足なくまとめた、まさに珠玉の項目 -- 名無しさん (2021-03-06 18 17 54) マジか-、俺この項目書こうと思ってたのに…でも俺が下書きしてたヤツより完成度高いしいっか! -- 名無しさん (2021-03-06 18 26 32) もっと優先して項目を建てるべき人達がいるだろ!? -- 名無しさん (2021-03-06 18 36 04) 作者はちょっと変態なんですかね…? -- 名無しさん (2021-03-06 19 43 27) ちょっと? -- 名無しさん (2021-03-06 20 18 48) 九つの巨人番外「美の巨人」の記事がついに出来たのか…美しい… -- 名無しさん (2021-03-06 20 51 47) 美しい…これ以上の項目は存在しないでしょう… -- 名無しさん (2021-03-06 20 58 07) 秀逸過ぎて思わず拍手ボタンを押してしまった -- 名無しさん (2021-03-06 21 19 08) 今…お前なんて言った?マーレが誇る巨壁にして英雄ライナーブラウンを冒涜したのか? -- 名無しさん (2021-03-06 21 58 49) 進撃の巨人自由度ランキング2位とか言われてて笑う -- 名無しさん (2021-03-06 23 08 26) 初日夕方作成でもうポチ数16行ってんの笑うw -- 名無しさん (2021-03-06 23 58 20) 正直ここまで一気に伸びるとは思っていませんでした。みんなどんだけ芸術に飢えていたんだ…? -- 建て主 (2021-03-07 00 08 23) 項目に入ってるテンポ良いツッコミと考察に笑ってたらコメント欄の「俺もザックレーの項目作ろうとして下書き作ってたのに…でも完成度高いしいっか!」で腹筋が死んだw他にも候補いたんかwしかも他人の出来上がり見て満足してるしw -- 名無しさん (2021-03-07 00 12 39) 「…美しい」のリンク先を同シリーズ作品の別キャラに変更してみました。社長も変人で(特に初期は)非道なところがあるけど下系のイメージはないので風評被害感があり、だったら「ヤツ」のほうがいいかなと。異論は認める。 -- 名無しさん (2021-03-07 00 26 07) ↑正直「ふつくしい…」のイメージだけでリンク貼ったので変更に異論はありません。むしろよりピッタリなキャラをあてがってくれて感謝です。そいえば「ヤツ」も美の巨人に負けず劣らず倒錯したHENTAIだったな… -- 建て主 (2021-03-07 00 47 44) 人の感性に強く働きかけるとか、強烈な印象を刻みつけるだとか、そういう意味においては確かに芸術だと思う。多分。 -- 名無しさん (2021-03-07 02 51 16) あの世で子種王を芸術品にしてくれ -- 名無しさん (2021-03-07 03 39 39) ダハハハハッがレスバで強すぎる、ナーフしろ -- 名無しさん (2021-03-07 07 51 42) ↑ダハハハハッ、また同じナーフを垂れたな!! 他のヤツはないのか!? -- 名無しさん (2021-03-07 08 00 44) なお、『下』から水分の摂取は可能。 -- 名無しさん (2021-03-07 15 13 09) 芸術の解説はニコ動にもあったね。誰が言い出した話か知らんが。 -- 名無しさん (2021-03-07 15 37 40) 自分自身が「偉くもないのに偉そうなやつ」になる前にザックレエエエエエしたのも芸術点高い -- 名無しさん (2021-03-07 16 18 26) 好きの逆は無関心というが、彼は嫌いすぎて四六時中頭から離れなかったんだろうなぁと -- 名無しさん (2021-03-07 20 14 15) テレ東の長寿深夜番組への風評被害が凄い…… -- 名無しさん (2021-03-07 20 18 38) 美の巨人でもうダメだった -- 名無しさん (2021-03-07 21 15 56) 総統と呼ばれる架空の人物は数多いだろうけどさ、ここまで突き抜けた唯我独尊主義者は他にいない気がする…。目的達成後の燃え尽きた感込みで。 -- 名無しさん (2021-03-08 02 06 34) 死んだ後に理解されてるのも芸術家っぽい -- 名無しさん (2021-03-08 02 29 42) 腐敗した兵団政権の人間も「偉そうなやつ・偉くないのに偉いやつ」として芸術にしたらよかったのにそれをしなかったから自分もイェーガー派からしたら「偉そうなやつ・偉くないのに偉いやつ」に分類されてしまった -- 名無しさん (2021-03-08 11 25 25) 項目立ててからたった2日で33ダハハする人がいるという事実。アニヲタwikiの未来は美しい… -- 名無しさん (2021-03-08 13 37 05) 10000000000ユミルポインツッ!!!!! -- 名無しさん (2021-03-08 14 31 10) あまりにもインパクトが大きすぎたせいで実写版をガビ山先生が見て「美しい」と称したなんてネタも -- 名無しさん (2021-03-08 19 50 37) 実際ガビ山先生は(頭抱える町ヴァーさん見て)手を叩いて大爆笑してたんだよなぁ -- 名無しさん (2021-03-08 22 05 36) 今月号の展開が美しすぎる。誰か助けてくれ… -- 名無しさん (2021-03-09 02 13 36) 最新話で美しい芸術にされてる読者が大量発生してて笑った・・・笑えねぇよこんちくしょう! -- 名無しさん (2021-03-09 15 34 39) 今週はアニメの感想も「美しい…」だらけだったなw -- 名無しさん (2021-03-10 02 56 45) この世界、まともに殺されただけでも十分勝ち組な様な。そう雑誌直読み勢の悲鳴を見て思う今日この頃。 -- 名無しさん (2021-03-10 07 52 01) まじでくそったれだな。お空に移住するわ!でもあの世界に芸術は早すぎるし王政もあっさり倒されたから再コラボがあってもザックレー総統の出番はなさそうだな… -- 名無しさん (2021-03-14 19 16 28) ↑ あの世界の王様や名家出身者、善良だったり優秀だったりする人が多いから、あんまり美の巨人が興味を持つ素材が多くなさそうなんだよな。フュリアス辺りはポイント高いだろうが、もう始末されちゃってるし -- 名無しさん (2021-03-17 18 34 10) 冷静に考えると、既に権力の中枢に限りなく近い位置にいる軍のトップがクーデターに乗っかってくれるとかなかなかのご都合展開なんだけど、それをぶっ飛んだ変態性で押し切る…もとい強烈なキャラクター性だけで十二分の説得力を持たせてるのがね、もう脱帽する他ありませんよ先生…。あと芸術の解釈をまとめてくれたのはありがたいしなかなか興味深い。作者(総統&諌山先生)の意図が実際どうかはわからないけど、まあ芸術だし評論も自由だろう…。 -- 名無しさん (2021-03-24 05 02 46) ↑この人、クーデターしたくてこの地位にまで登り詰めたから… -- 名無しさん (2021-03-24 07 15 28) 知らない知性巨人が増えててダメだったww -- 名無しさん (2021-03-24 08 50 16) 痴性巨人の間違いでは? -- 名無しさん (2021-03-24 09 42 38) 文脈もセットにしないと美の巨人ネタの面白みが半減すると感じたのでその件を復帰。併せて、接続が自然になるように直前の文章を若干修正しました -- 名無しさん (2021-03-27 07 21 49) アニメ1期ぐらいの時期までは作者も自分の変態性を抑えていたことがよく分かる… -- 名無しさん (2021-04-10 16 21 42) 初登場時→如何にも大物っぽい雰囲気のキャラ。 王政奪還編→満面のゲス顔で「ダハハハハッ」…一番イメージにギャップがあるキャラだったなぁ。進撃2で主人公の描いた絵を褒めてくれるイベントがあるけどコイツの言う『芸術』の意味を考えると素直に喜べない…。 -- 名無しさん (2021-04-10 23 53 11) 偉そうな奴→態度がでかい奴 偉くないのに偉い奴→無能なくせに地位だけ高い奴 一見同じ事を2回言ってるようにも見えるが、よく見ると何が言いたいかがよくわかって味わい深いセリフだな -- 名無しさん (2021-04-12 13 52 02) 104期の黄金世代や調査兵団の精鋭には劣るだろうが恐らく訓練兵団を上位10位で卒業しただろうから立体機動の扱いも上手いんだろうな -- 名無しさん (2021-04-26 20 51 37) ザックレー総統はエレンポイントが低そうな奴を芸術にしたいんだろうな。だからライナーは芸術には向いていない。 -- 名無しさん (2021-05-05 12 15 39) ↑だからと言ってベルトルトのような不幸な青少年を芸術にしたがるとも思えない -- 名無しさん (2021-09-02 21 07 28) ピクシスにしろハンジにしろ、変人度で他の変人に負けてから常識人化した感がある -- 名無しさん (2021-11-14 06 52 11) ダハハ派の巨匠 -- 名無しさん (2022-02-25 17 57 05) 最近ザックレーを誤解したまま話が盛り上がってるようなのばかりでモヤっとする。まずゲイじゃないし、誰彼構わず芸術にする訳でもない。何十年も貴族にアゴでこき使われて屈辱を味わい、溜まった鬱屈を「いつか復讐してやる」と耐え忍んできた結果が作品になっただけのことだろうに。 -- 名無しさん (2022-09-15 15 02 04) ↑作品になった“だけ”って言ってるけど、その肝心の作品が…ねぇ… -- 名無しさん (2023-03-23 22 48 02) 実はザックレーが総統の内はイエーガー派支持者もおとなしかっただけあり支持はされてたんだな -- 名無しさん (2023-06-08 14 44 56) あそこで死んでたの含めてファインプレーだったと思う。生きてたら何しでかしてたかわからん -- 名無しさん (2023-09-06 18 56 01) 死後に評価が高まる芸術家の鑑 -- 名無しさん (2023-11-15 09 30 03) >…ピクシス司令って初登場時は生来の変人扱いされてなかったかって? -- 名無しさん (2023-11-27 02 08 16) >…ピクシス司令って初登場時は生来の変人扱いされてなかったかって? 変人ではあっても狂人ではなかった。それだけだ。 -- 名無しさん (2023-11-27 02 09 10) 王政上層部はともかく、傀儡だったボケおじいちゃん王が芸術扱い扱いされてたらちょっと気の毒だな。 -- 名無しさん (2023-12-24 10 55 59) ザックレーが主役の芸術映画を作ってほしい -- 名無しさん (2024-06-29 09 22 58) ↑Fate/Zeroでの龍之介が拵えたアート(暗喩)みたいな悍ましい芸術作品が作り出される映画かぁ…美の巨人が増えるな… -- 名無しさん (2024-06-29 09 29 29) ピクシス司令のように、周りに変人だと思われてる奴なんて大したことないんだ。「本物」は周りにも気付かれずに潜んでるんだ。ほら、お前の周りにも…… -- 名無しさん (2024-08-17 23 19 49) 「ダハハハハッ、また同じ脅し文句を垂れたな!! 他のヤツはないのか!?」は作品を代表する名(迷)場面だwww -- 名無しさん (2024-09-03 19 05 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/127.html
※以下の内容は、単行本~最新話までのネタバレを含んでいます。最新話のネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※特に単行本や連載を見ないで、アニメだけを見ているという人はご注意ください。 ※以下の内容には『進撃の巨人』や『ワンピース』に関するネタバレ考察が含まれるため、お読みになった場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作品の性質上、反日や猥褻な内容、現実の歴史、戦争、人種差別、国際情勢、等々に触れる箇所があります。人によってはショックを受ける内容もあるかも知れません。 ※また、作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しておりますので、不快に感じられる方は絶対に閲覧なさらないで下さい。 ●「845」と「-13-」の謎。 原作1巻1話「二千年後の君へ」で、「845」という謎の数字が登場します。 現在、この数字はこの世界での「年数(暦)」だとされています。 また、1巻ではエレンが目覚めるコマの下にだけ、ノンブル(ページ数)のように見える「-13-」という数字が表示されています。 ここでは、この2つの数字について考察します。 ●「-13-」=「月」と「王」と「巫女」 まず注目したのが、「13」という数字です。 私が最初に連想したのは、「太陰暦」でした。 太陰暦とは月の運行を基準にした暦で、日本では江戸時代まで使用されていました。(現在は、グレゴリオ暦に切り替えられた1873年から太陽暦を使用) 月は地球を一周する「新月→満月→再び新月」のサイクルがちょうど30日。 太陰暦だと、月の状態(月の光る面積)で今日が月の何日目かがすぐに分かるので、古代から使われてきました。 そもそも、「カレンダー」という言葉自体が、新月になった(=新しい月が始まった)ときに、その事を大声で知らせるというユダヤ人や古代ローマ人の習慣が元です。 「呼ぶ」というラテン語のCalare、「帳簿」を意味するcalendarium(古代ローマでは毎月一日に利息の計算や支払いをしていたため)、ギリシア語のカロー等が語源だと言われています。 しかし、1年は365日です。 1月=30日の太陰暦では5日余るので、36年で季節がほぼ逆になってしまいます。(半年180日÷5日=36年) そのため、数年に一度、12か月のうちのどれかをもう一度繰り返し、「13か月目」の月を作って調整します。 この13か月目の月を「閏月(うるうづき)」と呼びます。(太陽暦では4年に一度366日の「閏年(うるうどし)」を作って調整) 政府は「どの月を2回にすれば季節感が狂わないか」を考えて閏月を設定し、毎年カレンダー(暦)を年末に発行しました。 この「閏(うるう)」という字は、「門の中に王が引きこもっている」という字であり、壁とフリッツ王をイメージさせます。 そして、13を漢数字の「十三」にして、組み合わせてみてください。(※あるいは「十二」) 「王」という字になります。 さらに、「-13-」の両側の「-(ハイフン)」を、漢数字の「一(いち)」だと考えてください。 一(いち)を訓読みで「ひと」と読み、「人(ひと)」に変換します。 「王」の字の両側に「人」を付けると、「巫」という字になります。 その「-13-」の上には、木を背に眠るエレンと、その顔をのぞき込んで呼びかけるミカサの絵があります。 つまり、エレンとミカサは「王(玉)」であり「巫女」です。 中国語で「レン」は「人」。 漢字の「工(こう)」に「人」でも「巫」になります。 アニメではミカサの家には日本の神社のような円い鏡(カガミ)が飾られていました。 当然、神社と言えば「巫女」も関係します。 次に、上記を踏まえて「845」について考えます。 ●「845」=「月」と「反日」と「蜂」 「845」は最初は謎の数字でしたが、今のところ、何かの年数だとされています。 この数字を「13」で割ると、「65」できっちり割り切れます。 したがって、「845」は作中でエレン・クルーガーが明かした『「九つの巨人の巨人継承者」は13年で死ぬ』という話に関わっていると見られます。 ただし、現時点ではこの話の信憑性は不明であり、正確な表現かどうかも分かりません。 ここで考えなくてはならないのは、『進撃の巨人』は「反日思想」で描かれた漫画だということです。 「反日思想」とは、世界でも中華人民共和国、北朝鮮、韓国の3カ国にしか存在しない、特殊な思想教育や宗教です。 基本的な考え方は、「自分たちは日本に戦争で勝った。日本人は悪人であり、自分たちより劣った猿だ。だから、日本人には何をしてもよいのだ」というもの。 中華人民共和国、北朝鮮、韓国の3カ国は、本国および日本国内でこの考え方を子供に教育しており、これを「民族教育」と呼びます。 『進撃の巨人』で、若い頃のグリシャとダイナが、ジークに教育しているのが「民族教育」です。 ただし、中華人民共和国、北朝鮮、韓国の3カ国はすべて、日本に戦争で勝ったという事実はありませんので、その反日教育の内容はほぼ全て嘘です。 ★中華人民共和国は戦争が終わった後の1949年の建国なので日本と戦争できるわけがありません。 そもそも、当時の日本は中華民国政府と同盟関係を結び、蒋介石の国民党と戦っていたのであって、日本軍は共産党軍とはほとんど戦闘したこと自体がありません。 ちなみに、当時の国民党軍はドイツの支援を受けてドイツ兵の軍服と武器で、日本軍と中華民国国民を攻撃していました。中独合作も参照。 (ドイツ式装備を身につけた蒋介石の国民党軍少年兵。下は白黒写真に着色したもの。第二次上海事変にて) (ドイツ軍のヘルメットと装備を着用した蒋介石の国民党兵士) ★ですから、当時の支那(※Chinaを意味する広東語。ラテン語ではSINAで、ウォール・シーナと同じスペル)戦線の映像などで、日本軍と戦う兵士がドイツ軍の格好をしていなかったら、まず捏造された映像だと疑ってください。 ★このように証拠写真がいくらでも残っていますし、Wikipediaにすら書いてある有名な事実なのですが、この事実はよほど都合が悪いらしく、NHKをはじめとするテレビ番組、マスメディア、学校教育によって徹底的に隠されています。 ★韓国・北朝鮮は当時日本であり、日本人として欧米との戦争に参加した朝鮮人もかなりいました。極真空手の大山倍達(おおやま・ますたつ)氏もその一人だと言われています。 「反日」は、『進撃の巨人』を考察するときの大前提であり、この観点から見ないと分からないことが多いのです。 以前指摘しましたが、講談社自体が昔から反日傾向が強く、『コータローまかりとおる!!』や『勇午』などで日本を貶めるデマや表現を露骨に使用する会社です。 講談社がおかしな反日思想を漫画に混入するのが、ずっと不思議だったのですが、『進撃の巨人』の連載を開始した当時の『別冊マガジン』編集長が、妻殺しの容疑で逮捕されたことで、その理由の一端が見えてきました。 当時の編集長を務めた人物が、朝鮮系の人物だったのです。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/213.html
エレンとイルゼは「木に座っている」点で共通しています。 なぜ木に座っているのでしょうか? 以前、ミカサの「エレンは家族」という言葉は「蚊属」という考察をしました。 『進撃の巨人』は中華人民共和国(以下、PRC)共産党と朝鮮半島のプロパガンダ漫画であり、毛沢東賛美が目的のひとつです。 事実、習近平国家主席は毛沢東になることを目指していると言われています。 日本のマスメディアやテレビ・映画・芸能業界には共産主義者や朝鮮人が非常に多いため、日本のPRC朝鮮の大好きなダジャレを使い、毛(マオ)=猫(マオ)、魔王(マオウ)等を漫画やアニメのネタに多用。 アニメ版ではさらにPRCのプロパガンダが強調されました。 第1期のミカサ墜落からエレン巨人が初登場するシーンの前後で、石榴(ザクロ)の映像が挿入されますが、実はザクロはPRCを象徴する果物とされ、習近平国家主席も演説で使用しているのです。 ザクロは固い皮にたくさんの小さい果実が包まれていますので、固い皮を共産党、小さい果実を人種に見立てて、「PRCは共産党が多くの人種を包んでいる」のでザクロに似ている、というわけです。 ただ、習近平国家主席は誰かに騙されているのではないかと思うのは、実はザクロの皮には毒があるのです。 実際に、アニメ化もされた『南国少年パプア君』の漫画家、柴田亜美先生はザクロを皮ごと食べてしまい、大変なことになったことがあります。 以上のように、『進撃の巨人』はPRC、特に毛沢東のプロパガンダ漫画である側面が非常に強い。 やたらに資金が豊富で、テレビも映画もゴリ押しをしているのは、『鬼滅の刃』と同じく国家のプロパガンダだからです。 そこから、蚊をはじめ「文化大革命の四害」が重要な伏線に使用されていると分析できます。 ちなみに、『進撃の巨人』画本当に毛沢東賛美なのであれば、毛沢東を東に昇る太陽(朝日)に例えた「東方紅」も設定に使用すると思われますから、最終回に向けて太陽が出てきたらプロパガンダ決定と見ていいでしょう。 その場合、紅蓮の弓矢の元ネタであるチャイナ神話のゲイ(10個の太陽を弓で射て1つにした神。無理なアニメ化を強要された小説『オーバーロード』でも使用され、同作もチャイナ朝鮮との関与が疑われている)も関係しています。 この「蚊の伏線」を発展させると思い出すのが「蚊母樹(イスノキ)」。 ユス(あるいはユスノキ)ともいわれ、非常に硬いため薩摩示現流の稽古に使用される事で有名です。 薩摩もPRCの沖縄侵略で、反日プロパガンダに使用されており、最近は特に漫画で多用されていますね。 ここでもチャイナ朝鮮画大好きなダジャレを使用し、「イスノキ=椅子の木」と読み換えます。 つまり、「エレンもイルゼも椅子だから座っている」のです。 OVAでも、イルゼ・イーター巨人はイルゼを木の中に座らせていましたね。 私は「蚊母樹(イスノキ)」を思い出す以前に、「地下水に何かが潜んでいて、地下水を吸い上げた木を通じて地上の人間に取り憑く」という設定を考えていました。 たとえば以下のような設定です。 地下水に潜む何かはウイルスや菌類で意志や記憶を持っており、地上の「木と一体化する人柱」や「人身御供」、あるいは「神を自分の体に降ろす巫女」と合体することで、地上の人類に知恵や文明をもたらして崇められた。 この巫女は木に座って眠ることで意識交感するため「夢を見る人」=ユミルと呼ばれ、神と崇める地下の存在から恩恵を受けた人々とをユミルの民と呼んだ。 ユミルの民は地下から得た知識で他の人類を支配したが、反乱を起こされる。 反乱を起こした人類はユミルの民の歴史を隠蔽し、地下の神を「大地の悪魔」と呼んで悪の存在に変えて、自分達を正当化し、世界を乗っ取った・・・ (日本の恩恵で発展した朝鮮半島やチャイナが、そのことを隠蔽するために日本を悪者だと捏造している現在の洗脳教育と同じ) 木と地下水という設定は、後に初代ユミルのエピソードで実際に登場しました。 蚊の母ですから、地下の水に潜むものはボウフラ。 私は別途、「菌類」説も考えていますから、形が似ていて、寄生する菌類・キノコである「冬虫夏草」のほうが近いと見て良いでしょう。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/159.html
※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『ワンピース』や『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 ブドウとニレ 『進撃の巨人』ではブドウが隠れた要素として描かれています。 ブドウは乙女(オトメ)の足で潰され、その汁が発酵熟成して葡萄酒(ワイン)となります。 ブドウが三重(サンジュウ)の壁のような逃げ場のない桶の中で、巨大な足になすすべなくつぶされる様は、神が圧倒的な力で地上の人間を足で無慈悲に足で踏みつぶす「神罰(シンバツ)」に例えられます。 『進撃の巨人』で大型巨人たちが地上を平らにするイメージ映像は、まさにワインを醸すためにブドウを潰して果汁を搾ろうとする乙女、邪悪な人間に神罰を下す神の姿です。 そのブドウを栽培するときに、ブドウの蔓(ツル)を這わせて支えるための支柱には楡(ニレ)の木が使用されました。 ブドウ畑に楡の木も一緒に植えておき、樹高3mほどになったら幹を切断して枝を横に広げさせ、ブドウの蔓を絡ませるのです。 そのため、ヨーロッパではブドウとニレは良縁の象徴とされています。 つまり、ブドウとニレは良い結婚の象徴です。 思い出してください。 21巻第86話「あの日」で登場したマーレに教えられている1820年前の「大地の悪魔」と「ユミル・フリッツ」の絵。 もっとも、リンゴを持った少女が「大地の悪魔」である可能性もありますが。 「リンゴは心臓や血。大地の悪魔に心臓を捧げよ!」という風にも見えます。 2本の木はブドウの木に見えないでしょうか? そして「大地の悪魔」の腰の部分が『「大地の悪魔」と契約し 力を手に入れる』というフキダシで隠されています。 私は、このフキダシ部分には「ブドウの木から大地の悪魔が 生えている 」絵が描かれていると考えています。 ちょうどOVAで、イルゼ・ラングナーが木の洞に安置されていたように、「大地の悪魔」は木を媒介して地上に出現する存在ではないかと、私は考えているのです。 その伏線を考察します。 第一話の木は楡(ニレ)の木 第一話で、エレンが背にして眠っている木。 私は、このシーンは胡蝶の夢ではないかと思うと同時に、これが楡の木ではないかと考えました。 なぜなら、ギリシア神話では、太陽神アポロンの息子オルフェウスが毒蛇に噛まれて死んだ妻エウリュディケーの死を悲しみ、冥界に降りて妻を生き返らせようとしますが、「冥界から抜け出すまで絶対に振り返るな」とハデスから言われていたのに振り返ってしまい、妻の奪還に失敗します。 これを悲しんだオルフェウスが竪琴を弾くと木々が寄ってきます。 中でもニレの木は大きな木立をいくつも作り、オルフェウスはニレの木の下で休息を取ったとされます。 オルフェウスの冥界下りは、「母さんが殺されておかしくなった」「母さんの仇を取りたい?」グリシャやエレンがレイス家の地下礼拝堂に行く展開に似ていますし、イザナギが妻イザナミを復活させるために黄泉の国に降りるが、見てはならないと禁じられた妻の醜い姿を見てしまい、怒ったイザナミに追われて三種のアイテムで追っ手を防ぎながら地上に逃げ帰るエピソードにそっくりです。 落ち葉は秋、そしてアキニレとハルニレ
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/59.html
『進撃の巨人』の元ネタの一つ。 パレスチナのエリコ地方はメソポタミア文明前の新石器時代に栄えた街で、世界最古の町。 海抜-250mの世界で最も標高が低い町とのこと。 エリコの町は時代を経るごとに建て増しされ、城壁も厚く強化された。 聖書ではエリコの厚い城壁を、「打ち破ることができない」の意味の例えとして使用しており、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の第9話でも登場人物がその意味で「ジェリコの城壁」という言葉を使用する場面がある。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/208.html
エレンの進撃の巨人は「英雄を生むために、英雄に倒されるドラゴン」です。 古今の神話・伝説の英雄はドラゴンを倒すのが定番です。 逆に言えば「ドラゴンを倒した者が英雄になる」のです。 英雄ヘーロスもドラゴンの代わりに大地の悪魔を倒して英雄となりました。 ヘーロスの銅像で大地の悪魔は口に槍を刺されているので「中」です。 チャイナはドラゴンを自称しています。 英雄が必要な理由 ①人類の意識を安定させるため ②物語は英雄がドラゴンを倒す者だから
https://w.atwiki.jp/piggbrave15/pages/107.html
初級の報酬 しなやかな鉄材 でました - 名無しさん 2015-06-18 00 11 46 復刻イベント情報はどこで見れば - 名無しさん 2015-06-17 18 50 26 攻略や報酬云々よりも「ダサイデザインに気色悪い裸巨人、マゾ仕様早く終われ!」と内心思ってる人も居るはず。 - 名無しさん 2015-06-17 03 59 03 中級報酬で ソフィア確認 - 名無し 2015-06-16 22 26 19 「スタン」攻撃あれば、普通他の戦闘ゲームでは、異常解除スキルも追加するのにまた糞開発をしてくれましたね! - 名無しさん 2015-06-16 17 09 28 初級の報酬で ガードルーン確認しました - 名無しさん 2015-06-16 00 35 54 情報ありがとうございます - piggbrave15 2015-06-15 18 40 37 報酬一覧 初級:チップ300、経験値200、確認できたアイテム 丈夫な布,丈夫な革材, ハイピエモン,ピエモン,ベビーピエモン,アタックルーン,マジックルーン - 名無しさん 2015-06-15 18 25 18 反映しました。情報ありがとうございます! - piggbrave15 2015-06-15 18 43 17 クエスト報酬の初級○回クリアの報酬部分 コインじゃなくてチップですね - 名無しさん 2015-06-15 18 11 33 変更しました。ありがとうございます。 - piggbrave15 2015-06-15 18 41 05
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/154.html
※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『ワンピース』や『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 現在の最新話は、2019年2月号(2019年1月9日発売)に掲載された第113話「暴悪」です。 リヴァイが獣の巨人のうなじを雷槍で破壊し、負傷したジークを連行した後、何かが動く「ピクッ」という擬音が書かれています。 この時動いたのは何か? 現時点での考察は、以下の通りです。 「ピクッと動いたのはジークの腕である」 「この後、腕からジークが再生される」 「記憶や経験も「道」が通じていれば再生できる」 「第10話「左腕の行方」で巨大化したのも、巨人の胃袋?の中のエレンではなく、実はエレンの左腕である」 「ジークやエレンは、体の一部が残っていればその部分から全体を再生できる」 「たとえば、脳が破壊され、思考が停止して意識が消滅した場合は、最も大きな肉片から全体が再生されるため、ジークが一度死ななければ腕からの全体再生はできない」 「この場合、ヒゲ巨人に飲み込まれたエレン本体は第10話でいったん死んでおり、その後地面に落ちた左腕からエレン巨人が再生され、真上のヒゲ巨人を貫きつつエレン本体を取り込んでうなじ内で再生した事になる」 「この仮説が正しければ、第10話「左腕の行方」でエレンは切り離された体の一部を遠隔で巨大化させてヒゲ巨人を貫いた事になるが、これは第101話「戦鎚の巨人」で戦鎚の巨人が自分の体から伸ばして地面から生やした槍状の物体でエレン巨人を貫いたのと同じ展開と言える」 「エレンは無線リモコン、戦鎚の巨人は有線リモコン」 「つまり、第10話タイトルの「左腕の行方」とはエレンの事であり、『巨人化後のエレンは左腕が変身した姿』という意味である」 「なお、このシーンでマガトは「…全員覚えておけよ 一番槍を入れたのはこの私だと」と発言していることもあり、巨人の顔も含めて戦鎚の巨人の巨人体はマガトと思われる」 「戦鎚の巨人は竹と鳥(スズメ?)がモチーフの一つである可能性があり、地面から生やした槍状の物体は骨、タケノコ、菌糸、らせん階段、カギムシなどをイメージしていると思われる」 「戦鎚(せんつい)は仙椎(せんつい)に通じる」 追記: 「ライナーが全身の神経網を通じて巨人の脳に意識と記憶を移したように、ジークも獣の巨人に意識を移しており、意識を持った獣の巨人が動き出す」 現在のところ「ジークがうなじを壊さずに投げた巨人が復活して助けに来る」というのが一般的な予想らしい。 なんだか今日(2019年3月7日)になってから急に投げた巨人復活の話が増えている気がする。