約 1,042,576 件
https://w.atwiki.jp/macrosscrusade/pages/517.html
第6弾 ~超時空の歌姫~ UNIT U-094 緑 発生 緑/赤 3-6-0 M/MP エース(3) 強襲 高速戦闘 装填(1) 《[3・6]》武装変更〔マクロス・クォーター〕 (ダメージ判定ステップ) 《(2)》このカードと交戦中の敵軍ユニット1枚を持ち主の手札に移す。自軍歌コインが7個以上ある場合、手札の代わりに、持ち主の本国の上に移す。 特徴 艦艇 LLサイズ [6][2][6] 出典 「マクロスF」 2008
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3323.html
マクロスなのは 第7話『計画』←この前の話 『マクロスなのは』第8話「新たな翼たち」 「ここが校舎だ」 食堂から出てミシェルに案内された場所は所内にある比較的古いコンクリート打ち付けの建物だった。 表札もおそらく昔の名前、『技術開発研究所 化学部門』となっている。 「案外古い建物を使ってるんだな」 アルトの呟きに、玄関の階段に足をかけたミシェルが答える。 「ここにはまだ予算があまり割かれてないんだ。まだ訓練を始めて2週間だからな」 「そんなものか」 アルトは階段に足を掛けながら後ろを歩く生徒達を流し見る。 昼食の時に話を聞いた所、大多数がリンカーコア出力がクラスBの空戦魔導士だった者達で、一様に理系―――――特に工学を学んだ者で構成されていた。(そのためか女子生徒は1人のようだ) やはりバルキリーに乗るためには自分の乗っている物がなぜ飛ぶのか、そういう事がわからなければ緊急時に対応できない。そのことを管理局も理解しているらしかった。 玄関をくぐると、ミッドチルダには珍しい褐色の肌をした男と鉢合わせした。 「よう、ミシェル。・・・・・・ん?そちらの2人は?」 「ああ。さっきのリニアレールの事件で手伝ってもらった、機動六課の高町なのは一等空尉に、〝アルト姫〟だ」 アルトは聞くと同時にこの金髪のクソ野郎をぶん殴ってやろうかと思ったが、彼にはそれでわかったらしい。 「ああ、あなたが。噂は聞いています。私は第51次超長距離移民船団『マクロス・ギャラクシー』所属、新・統合軍のミラード・ウィラン大尉です」 教官をしていて今の階級は三等空佐ですが。とつけ加える。 「こんにちは、高町なのはです」 笑顔で応対するなのは。一方、『マクロス〝ギャラクシー〟』と聞いたアルトは一瞬身構えたが、彼の友好的な顔からは敵意はまったく感じられなかったためそのまま会釈だけで簡単に流した。 「こんにちは。・・・・・・しかし噂通りお2人とも美しい女(ひと)だ。・・・・・・ああ、そういえばアルトさんは報道でお見受けした時もそうでしたが、普段から〝男装〟をされているんですね。それでも内に秘めた美しさが垣間見えるようでよく似合っておいでですよ」 まったく悪意のないウィランの自然な言葉に、後ろから生徒達のクスクス笑いが聞こえる。 「だ、誰が男装だ!!誰が!?」 アルトは全力で否定した。舞台以外で性別を間違えられるなど、自身のアイデンティティーに関わる。 ウィランもこの美青年の声にようやく気づいたようだ。 「え?・・・・・・あ、いや失礼。ミシェルの話から早乙女アルトは女性だとばかり―――――」 どうやらさっきのスパイス、そしてこれはミシェルの差し金だったらしい。 「ミ・ハ・エ・ル、貴様ぁ!!」 激昂するアルトに 「俺に勝ったら男の子って認めてやるよ。〝姫〟」 と涼しい顔。 突然険悪になった2人を生徒やウィランはハラハラと、なのはは苦笑しながら見ていた。 (*) 「それでは当初の予定通り、午後はシュミレーターによる実習だ」 ミシェルが生徒を前に宣言する。 彼の後ろには縦2メートル、横5メートル、奥行き3メートル程の箱がある。どうやらあれがシュミレーターらしい。中にはバルキリーの操縦席がある。 「内容は会敵、戦闘となっている。だが、これで5分も持たないような奴は―――――」 ウィランが鋭い視線で生徒達を威嚇した。 ミシェルが時たま見せる眼光にもスナイパーであるためか見られたものを竦み上げさせる力があったが、所詮まだ高校生。40以上で、下っ端からの叩き上げという彼とは場数が違った。 そうして生徒の1人がデバイスを起動してバリアジャケットに換裝する。それは紛れもなく軍用EXギアだった。どうやら『メサイア』とは腹違いの兄弟らしい。 着なれているらしく、シュミレーターに乗り込む彼の動きに無駄はなかった。どうやら訓練を始めてから2週間というのは本当らしい。 シュミレーターが稼動すると他の生徒達はディスプレイの前に集まる。どうやらシュミレーターとこの画面とはリンクしており、観戦ができるようだった。 画面に浮かぶ自機、VF-0はクラナガン上空を飛ぶ。そこに現れたのは50機を優に越えるであろうガジェットⅡ型の大編隊。 本来の生身の戦闘ではとても勝てないであろう彼らに向かってVF-0は獰猛果敢に突入する。 アルトはこの戦いを見てこの訓練は始まったばかりだと感じた。可変の使い方を心得ていない。 可変という特殊機構をもつVFシリーズは戦場を選ばぬ全領域の汎用性がある。そのためこの機構を使いこなしているかで即、技量がわかる。 可変の使い方の基本としては、ファイターは高速度と高機動を生かして敵中突破または距離をとるために。ガウォークは戦闘ヘリのような小回りを生かしての戦い。バトロイドは腕という名の旋回砲塔による全方位攻撃や近接戦闘に。 しかし元空戦魔導士だった彼らはファイター又はバトロイド形態に固まってしまい、ガウォークを中間とする流れるような運用ができていなかった。しかしそれでも頑張っていられるのは魔導士時代の実戦経験と、戦闘のノウハウがあることが大きいだろう。 これがある者は例えバルキリーの操縦カリキュラムをすべて履修したが、実戦経験がないという者に比べても差は歴然である。 これのない者は戦場では空気だけで押しつぶされてしまい、実力の半分も出せない。対してある者は冷静に事態を見つめることができ、なおかつ経験を元に独創的な戦法を思いつくことができる。 さらにここの1期生達は元は優秀な魔導士だったらしい。ただ、ガジェットを相手にするにはリンカーコアの出力が低かったため戦力外通知され、ここに引っこ抜かれたという。 そのため1期生は戦闘技術なら実戦レベルであり、バルキリーに慣れさえすれば、『バジュラ本星突入作戦』に投入された緊急徴用の新人パイロットより十二分に戦力になりそうだった。 生徒の最後の1人が敵の猛追を受けて撃墜で終わり、さてどうするのだろう?と遠巻きに観察していると、ミシェルがこちらに来て言う。 「なのはちゃんもやってみる?」 「へ? わたし?」 ミシェルの突然の誘いに、彼女を尊敬しているという女子生徒にアドバイスをしていたなのははキョトンとする。 「そう。滅多にやれないと思うよ」 この誘いにしばし迷っていた彼女だが、周囲の期待のこもった空気にのせられ、承諾した。 「あ、でもわたしEXギアがないから出来ないんじゃ―――――」 「大丈夫。こっちで用意するよ。なのはちゃんのデバイス・・・・・・そう、レイジングハートをちょっと貸して」 言われたなのはは胸元にある赤い水晶のような石、レイジングハートをミシェルに手渡す。 彼はそれを端末に置くと、パネルを操作していく。 「・・・・・・ああ、『三重(トリ)フラクタル式圧縮法』か。ずいぶん洒落たの使ってるね。・・・・・・それに最終形態時の常時魔力消費(バリアジャケットや各種装備を維持するのに必要な魔力)率が15%って結構無茶するね・・・・・・」 なのははミシェルの一連のセリフに驚いたようだった。 「そんなにすごいことなのか?」 なのははアルトの問いに頷くと、理由を説明した。 『三重フラクタル式圧縮法』を使えば、普通のデバイス用プログラム言語の約3分の1の容量で同じことができる。しかし通常のデバイスマスターでは扱えないし、それであることすら看破できない代物であった。 しかしミシェルはそれを斜め読みしただけで解読しているようだったからだ。 「ミシェル君にはわかるの?」 「まぁね。姫にもわかるはずだぞ」 「はぁ?ミシェル、俺はガッコ(学校)で習ったプログラム言語しか知らん―――――」 「じゃあ見てみろよ。ほれ」 ミシェルは開いていたホロディスプレイの端をこちらに向かって〝ツン〟と指で突き放す。 (仕方ないな・・・・・・) 俺はスライドしてきたホロディスプレイを手で掴んで止め、投げやりに黙読を始めた。 もし現代のプログラマーがパッと見ることがあれば、見た目数字とアルファベットがランダムに配置されていて、なにか特殊な機械語だと思うかもしれない。 しかしアルトにはすぐに見当がついた。中学生時代、人類が生み出したC言語などを全て極めた後でようやく習ったプログラム言語――――― アルトは猛然とミシェルに駆け寄ると、画面を指差して叫んだ。 「おい!こいつは紛れも無く〝OTM(オーバー・テクノロジー・オブ・マクロス)〟じゃねぇか!?」 そう、これはOT(オーバー・テクノロジー)を有機的に運用するのに最適化されたSDF-01マクロス由来のプログラム言語だった。 「ああ。そうだな。わかるっていったろ?」 「だが何で―――――!」 こいつらがこれを知っている?というセリフを直前で飲み込むアルトだが、ミシェルは 「さぁな」 と肩をすくめて見せただけだった。 そして彼は顔にハテナを浮かべる生徒やなのはを見て当初の目的を思い出したのか端末に操作を加え始めた。 「えーと・・・・・・ここを繋いで・・・・・・これをペーストして・・・・・・第125項を第39項で繰り返す・・・・・・よし、これでIFS(最初にバリアジャケットのイメージデータを作成するシステム)に繋がるはずだ。これからバリアジャケットのイメージデータを送るから、待機してもらってて」 ミシェルは自身の端末を操作しながら、なのはに指示を出す。 「わかった。レイジングハート、お願い」 『Yes,My master. IFS(Image・Feedback・System) connecting ・・・・・・complete. All the time.(はい、マスター。IFSに接続中・・・・・・完了。いつでもどうぞ)』 「じゃあ、始めるよ」 ミシェルは言うが、変化はほとんどない。レイジングハートが数度瞬いたぐらいだ。そして不意に端末を畳むと、レイジングハートをなのはに返した。 「終わったよ。着替えてみて」 なのはは頷くと、その手に握る宝石に願った。 アルトは手で隠すように眩い桜色の光を避ける。するとそこから光臨してきたのは、いつもの白いバリアジャケットではなく、EXギアを着たなのはの姿であった。 しかし――――― 「これが・・・・・・うわっ」 予想以上の動きに大きくふらふらする。そしてバランスをとろうとして動かすとさらにバランスを崩し―――――と事態をどんどん悪化させていく。 「動かないで」 ミシェルが落ち着いた声でそう彼女に釘を刺すと、応援に来たアルトと共にそれを制していった。人間焦った時動かす場所など決まっているものだ。アルトやミシェルのような熟練者であればEXギアを生身でも制止することは可能だった。 「ふぅ・・・・・・トレース(真似)する動きは最低の1.2倍になってるけど、動く時には気をつけて。もし危ないと思ったら体は動かさず、いっぺん止まること。バランサーのおかげでどんな姿勢でも転倒することはないし、なのはちゃんが動かなきゃコイツは動けないから。OK?」 「う、うん・・・・・・」 彼女は素直に従い、ミシェルにエスコートされながらゆっくりシュミレーターに乗り込む。そして簡単な操縦機器の説明を受けるとシュミレーターを稼動させた。 『わぁーすごい!』 なのはの邪気のない声がスピーカーから届く。 たとえその身1つで飛べるとしても、やはり飛行機のパイロットの席に座る感触はまた格別である。 アルトもEXギアで飛ぶのと同じかそれ以上にバルキリーで飛ぶことを楽しんでいるので、なのはの気持ちはよくわかった。 「それじゃなのはちゃん、操縦の説明は―――――いらないみたいだね」 ミシェルはそう言うと、曲芸飛行をはじめたVF-0を見やった。 縦宙返りをして頂点に来るや360度ロール。再びループを継続すると、元いた場所に戻る。 そしてそこで鋭くターンすると、先ほどループした中心を貫いた。 その航跡が〝ハートを貫く矢〟に見えたのはアルトだけではあるまい。 なのははこの短時間でVF-0を乗りこなしたようだ。 その後も捻り込み、コブラなど曲芸を披露していった。 『うん、いい機体!』 なのはは水平飛行しながら足のペダルに直結された可変ノズルを操作して機体を揺すった。 「なのはちゃん、十分出来そうだね」 『うん。戦闘機の空戦機動ならみっちり〝練習〟したから』 それを聞いたミシェルがニヤリと微笑む。 「それじゃうちの生徒と同じ難度でやってみる?」 『うん!お願い!でも邪魔だからコンピューター補助全部切ってマニュアルにして』 「え?でもそれじゃ機体制御が難しくなるし、限界性能が出ちゃうからG(重力加速度)で気絶しちゃうかもしれないよ?」 しかしなのははカメラ目線になると、ウィンク。 『お願い』 と繰り返した。 「・・・・・・わかったよ。それじゃ、お手並み拝見」 ミシェルは肩をすくめて言うと機体の設定をいじり、訓練プログラムを作動させた。 出現するガジェットの大編隊。 なのはの操縦するVF-0はファイターで単身敵に向かっていく。その間チャフ(レーダー撹乱幕)とフレアを連続発射してあらかじめロックをかわす。 そしてすれ違った時には敵のうち数機が破片になっていた。 『〝LOMAC(LOCK ON MODERN AIR COMBAT。第97管理外世界に存在するフライトシュミレーション)〟で培った私の技術、今ここに見参!』 神技であった。 突然ピッチアップしたかと思えばそのまま後転。機首を元来た方に向けると、敵をマルチロック。続いてマイクロミサイルを斉射し、まったく回避動作に入っていなかったガジェット数機を葬った。 続いて追ってきたガジェットになのはは機首を上にしてスラストレバー(エンジン出力調整レバー)を絞る。すると機体は失速するが、なのははそこから可変ノズルを不規則に振ってハチャメチャにキリモミ落下を始めた。 これに似た機動は第97管理外世界ではフランカーシリーズの最新鋭戦闘機だけができる曲芸だが、VF-0でも潜在能力として出来た。 また可変ノズルなどの機構やOTM、そして操縦の完全マニュアル化によってそれら戦闘機より鋭く、速く行え、この機動中も制御が利くので、複雑な軌道なため狙いがつけられず棒立ちのガジェットを次々ほふっていった。 開始1分でガジェットを10機以上葬ったなのはのVF-0はその後もファイターしか使わない。いや、EXギアシステムが満足に使えないため、それをトレースするバトロイド、ガウォークなど使えない。 そのため遂にはミサイル、弾薬が尽き、戦闘空域から離脱する前に無限に出てくる敵の損害覚悟の包囲攻撃にさらされた。 「まだまだ!」 なのはは機体を180度ロール。続いて主観的な上昇をかけて急降下。いわゆる『スプリットS』を実行し、下界のビル群に突入した。 ガジェットも彼女を追わんとそこへの突入を敢行する。 「さぁ、どこまで着いてこられるかな!」 彼女は乱立するビルの間を音速で飛翔する。 本当にやったらビルのガラスが割れてその中の人や道路を歩いている人が大変なことになるが、なのははまったく気にしていないようだ。 秒速数百メートル単位で迫るビルという名の障害物を絶妙な機動で縫っていくなのは。 そんな魔のチキンレースにガジェットは更に10機ほどがビルにぶつかって散った。 しかし目前のビル群がとうせんぼ。正に袋のネズミになってしまったなのはに上空待機していたガジェットが大量に急降下を仕掛けてきた。 万策尽きたらしい彼女はスラストレバー全開で敵に特攻。数機を相討ちにするが、自らは激突寸前にイジェクト(脱出)して生き延びるという狡猾さを見せた。 「ふぇ~、やっぱり難しいよ~ぅ」 などと〝可愛く〟言いながらシュミレーターから出てくる。しかしこの20分で築き上げた撃墜数は1期生を余裕で上回る62機を叩き出していた。ちなみにこれには、ビルに激突して散った機は含まれていない。 おそらく実戦なら脱出後、生身でさらに80機近くを落とすだろう。 (さすがは管理局の白い悪魔・・・・・・) この時全ての人が同じ思いを共有していたという。 (*) 「さて、アルト姫。ここで生徒達にお手本を見せてくれるかな?」 なのはの奮戦を見て血のたぎっていたアルトはすぐさま応じ、メサイアを着込む。そしてシュミレーターから降りたなのはの、 「頑張って!」 と言うエールを背中に受けながらシュミレーターに乗り込んだ。 ハッチが閉じ、コックピットの機器に光が灯っていく。 操縦系統はEX(エクステンダー)ギアシステムを採用したためかVF-25と相違ない。アルトは自らの技量を過信するわけではないが、いくら旧式VF-0のスペックでも、ガジェットごときに落とされるとは思えなかった。 (*) シュミレーター外 なのははミシェルがシュミレーターのコントロールパネルに操作を加えるのを見逃さなかった。 「ミシェル君、なにをしたの?」 なのははそう言いつつミシェルが操作していたコントロールパネルの『難易度調整』と書かれたダイヤルを見た。ダイヤルのメーターはMAX(最大)を示している。 「普通の難易度じゃ、あいつにゃすぐクリアされちまうからな。あの高慢チキな鼻っ柱をへし折るにはこれぐらいで丁度いいんだよ」 その難易度はなのはや生徒達よりも8段階以上、上の設定だ。なのははシュミレーターの前で静かに合掌した。 (*) 「おいおい、ミシェル!これはなんなんだぁぁぁ!?」 アルトは迫るHMM(ハイ・マニューバ・ミサイル)をチャフ、フレアに機動を織り交ぜて必死に回避し、EXギア『メサイア』とシュミレーターの発生する擬似的なGに喘ぎながら通信機に怒鳴る。 後方にはライトブルーの機体が3機。機種はアルト達の世界でも最新鋭の無人戦闘機QF4000/AIF-7F「ゴースト」だ。 このゴーストは現在、新・統合軍の主力無人戦闘機だ。 有人機と対決した場合、高コスト機体であるAVF型(VF-19やVF-22)であっても1対5のキルレシオ(つまり、ゴーストが1機落とされる間に5機のAVFが撃墜されているということ)を誇り、VF-25で初めてタメが張れるという恐ろしい機体だった。 『あれ?生徒達の前で恥をかくのかな?』 それだけ言って通信は切られた。 「くっそ!覚えてろよミシェル!うおぉぉーーー!!」 アルトは持てる技術を総動員し、旧式VF-0で現役ゴーストに挑んだ。 (*) ゴーストは宇宙空間や大気圏でのいわゆる〝空中戦〟に特化しているため、このまま敵のフィールドである空中にいたらタコ殴りになると急降下。 1機を市街地のビル群に誘い込み、バルキリーの最大の特徴であり、得意であるバトロイドやガウォークなどで市街地機動戦を展開。罠にはめてガンポッドで見事撃墜した。 しかし残る2機にミサイルを雨あられと降らされ、袋叩きに会うこととなった。 「なめんなぁ!」 アルトはアフターバーナーも全開に急上昇を掛ける。 それによって空間制圧的に放たれていたミサイル達は飢えた狂犬のように従来の軌道を捨て、そこに集中する。 それを見越していたアルトはその瞬間ガンポッド、ミサイルランチャーなど全装備をパージしてデコイ(囮)とし、その弾幕をなんとかくぐり抜けた。そして間髪入れずにバトロイドへと可変すると、目前にいたゴーストに殴りかかった。 PPBの輝きも無い無骨な拳は見事主翼を捕らえてそれを吹き飛ばし、軌道が不安定になったゴーストを残った腕で掴むと、主機(エンジン)と武器を殴って全て停止させ、ミサイルランチャーからミサイルを1発拝借した。 もはや翼を文字通りもがれて鉄くずとなったゴーストだが、まだ利用価値がある。 バトロイドとなったことで急速に遅くなったVF-0に、残った最後のゴーストが接近掛けつつミサイルを放ってくる。その数、10以上。 そこでアルトは鉄くず同然のゴーストをミサイルに向かって投げつける。そして腕のみを展開したファイターに可変したVF-0は最加速して投げたゴーストに追いつくと、手に握っていたミサイルをそのゴーストに投げつけた。 直後に襲う衝撃。 ミサイルとゴーストの誘爆で大量の熱量と破片、そして衝撃波が放たれる。そして向かってきていたミサイル達はその目的を果たす前に、VF-0に重なるように出現した熱源に誘われて破片にぶつかったり、爆風の乱流で他のミサイルにぶつかったりとそれぞれの理由で自爆した。 その代償はVF-0にも降りかかる。VF-25であればファイターでも転換装甲が使えるため何とかなったはずの破片だが、スペックが完全に古いままらしいVF-0には多数の破片が弾丸となって機体を襲う。 主翼を半分ほど持って行かれ、腕は両方とも寸断され、可変機構にも深刻なダメージを与えられ、エンジンはガタが来ていた。 しかしVF-0はまだ飛んでいた。そしてアルトの瞳も最後のゴーストを捉えて離さなかった。 数々の損害を代償にミサイルの回避と莫大な推力を貰ったVF-0は一瞬にしてゴーストの前に躍り出た。 発砲されるレーザーの嵐。 通常なら回避する攻撃だ。しかしこのエンジンの様子だともはや攻撃はラストチャンスであり、残された攻撃方法も特攻以外に残されていなかった。 コックピットへと飛び込んできた無数のレーザーに全身が焼けるように熱くなって感覚が失せる。だがアルトの突入への気迫が勝った。 「終わりだぁーーーーー!!」 VF-0は迷わず特攻を敢行。その1機を相打ちにした。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」 アルトはブラックアウトしたシュミレーターの全天画面の下、しばし休憩する。 全身がジンジン痛むが、体はなんとも無いし、徐々に収まる。どうやら被弾の痛みはEXギアの仕業のようだ。脳に直接信号を送り込んで激痛を走らせているらしかった。 それにメサイアの生み出す擬似的な重力加速度やシュミレーターのハイレベルな完成度からまさに真剣にやったため、たった5分の戦闘での疲労はフルマラソンに3~4回連続出場したレベルにまでアルトを追い詰めていた。 そうして満身創痍でシュミレーターを降りた彼を迎えたのは『ミンチ・キロ100円』や『I m dead』等と書かれたプラカードを持ったミシェルではなく、生徒やなのは達の満場の拍手だった。 「さすが〝アルト〟だ。俺でも2機しか落とせなかったのに」 ミシェルが正確に名を呼んだこと。それがアルトに対する最大級の賛辞を表していた。 (*) その後場所を普通の部屋に移し、講義が行われた。教壇で筆をとっているのはあのウィランだ。 内容としては比較的普通のことを教えている。バルキリーで使われるOT・OTMの基礎理論を普通と呼ぶことができればだが。 「―――――従来型の翼で空力制御し、上向きの力を得るやり方と、OTによって力を得る方法がある。工藤、主に何の力があるか言ってみろ」 ウィランの指名にただ1人の女子生徒、工藤さくらが立ち上がって答える。 「は、はい!〝摩擦〟〝圧力〟〝誘導〟の3種類です」 「では従来の揚力方程式にOT加えるとどう置き換えればいいか?」 続くヴィランの詰問にさくらは 「抗力係数をClから・・・・・・」 と従来の式の係数はスラスラ出たが、それを加えるとどうなるかを忘れたのか、大慌てでプリントをペラペラめくる。 「えぇーと・・・・・・Cdに置き換えればいいはずです」 ウィランはよろしいといって彼女を席に着かせ、講義を再開した。 アルトには自明のことだが、なのははためすすがめつしながら複雑な計算式の書かれたプリントとホワイトボードに書かれた計算式を見比べ、しきりに顔を捻る。 なのはは見たところ理系に近いが、1期生達のような工学系大学出身でも手間取るのに、彼女のような中卒でOTやOTMを理解しろというのも無理な話だろう。 ちなみに第1管理世界の教育は短期集中で、大学でも15歳で卒業できた。 (*) 90分の講義が終わり、アルトが時計を見るとすでに16時を回っていた。 ロングアーチに技研に行く旨は伝えてあるが、報告書の提出など帰ればやることはたくさんある。 「なのは、そろそろ―――――」 「そうだね」 なのはが頷く。 現在教室は休憩時間に入っており、生徒のほとんどが机に突っ伏して静かに寝息を立てている。 「それじゃさくらちゃん、頑張ってね」 「はい。ありがとうございます」 唯一の女子生徒、工藤さくらが笑顔でなのは達に手を振ると、机に吸い寄せられるように横になり、数瞬後には 「くー・・・」 とイノセントな寝息をたて始めた。 生徒達はいつもハードスケジュールらしい。 アルトとなのはは顔を見合わせて笑うと、静かに教室を抜け出し、教員室に向かった。 (*) 「もう、お帰りに?」 ウィランが惜しそうに言う。 「はい。今日はお世話になりました」 「いえ、こちらこそ。また来てやってください。あいつらのいい刺激になるので」 「はい♪」 なのはが満面の笑み。間違いない、コイツはまた来る気だ。 アルトは頭を抱えたが、同時に彼に問おうと思っていたことを思い出した。 「ところでウィラン三佐、ギャラクシー所属だったそうですけど、どうやってここへ?」 アルトの問いに、机に向き合っていたウィランがコンピューターにワイヤード(接合)していたコネクターを外し、コードとともに〝耳の後ろ〟辺りに巻き戻した。それがあまりにも自然な動作だったためアルトですら一瞬気がつかなかった。 「え? アンドロイド?」 ミッドチルダではインプラント技術が進んでない(フロンティア同様、医療目的以外禁止されている)ため、なのはが目を白黒させる。 そんな彼女のセリフにウィランは一笑すると 「残念ながら全身義体じゃないよ。これはただの後付けの情報端末で、あとはナチュラルだ」 と簡単に説明した。そしてイスを引くと、アルト達に向き直る。 「・・・・・・それで本題だな。実はギャラクシーの急をフロンティアに伝えようと急ぎすぎたんだ。おかげで機体のフォールド機関が暴走してこの有り様だよ」 彼は肩を竦める。どうやらウィランも同じくフォールド事故で来ていたらしい。 「機体はどうなりました?」 「俺の乗っていた高速連絡挺は技研に差し押さえられてしまったよ。だが糞虫どもにやられてボロボロだし、連中の手には余る代物だからな。ほとんど解析出来なかったみたいだ。フロンティアの脱出挺が来てからは、OTの流出を最小限にして管理局を手伝おうと思ったんだが・・・・・・バレちゃったみたいだな。昨日、連中がいきなりフェニックスの変換装甲を作動させた時は驚いたぞ」 「いや、その、すいません・・・・・・」 どうやら技術の漏洩を黙認していたのはアルト達だけらしかった。 「まぁ起きてしまったことはもう仕方ない。おかげで量産のメドが立ったし、幸いここの連中はいいやつだ。OTを人殺しに使うようなことはないだろう」 ヴィランはそう言ってアルトの肩を叩いた。 その後フェニックスの整備に行っているというミシェルによろしくと言い残し、アルトとなのははフェニックスと一緒に陸路で搬入されたVF-25の待つ格納庫に向かった。 (*) 格納庫に着くと、知らせを受けたのか田所が待っていた。 「田所所長、お見送りですか。ありがとうございます」 なのはが一礼。 「いや、しっかり謝りたかったのだ。・・・・・・アルト君すまなかった、あの事を隠していて」 アルトはかぶりを振る。 「必死だった。どうしてもここの人々を守りたかった。そういうことなんだろ?」 田所が頷く。 「なら、恨みっこなしだ」 アルトは踵を返すとVF-25に向かう。しかし立ち止まり、背を向けたまま一言呟いた。 「俺も言い忘れてたけど、VF-25を―――――俺の恩人の形見を直してくれてサンキューな」 「うむ。いつでも来い。今度来たときにはその機体のかわいいエンジンをギンギンにチューンしてやる」 アルトは振り返り 「ああ」 と破顔一笑。そしてなのはを伴ってVF-25のコックピットに収まると、すっかり暗くなった夜空に飛翔していった。 ―――――――――― 次回予告 シェリルの元に届く知らせ。 それはアルト達の居場所を導く手がかりとなるものだった! そして決行される乾坤一擲の大作戦。その成否はいかに! 次回マクロスなのは、第9話『失踪』 「あたしの歌を、聞けぇぇー!」 ―――――――――― シレンヤ氏 第9話へ
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/2642.html
NEXT DMA-02「アナザーエピソードⅡ LINKAGE」 永遠のDM初心者、焼きナスオが思いつくまま気ままに作るオリジナルエキスパンションの第一弾。 とりあえず全120種が完成。 しかし今後も少しずつ調整が入るかもしれない。 新規追加種族は無し。 新規キーワード能力にF・トリガーが登場。 進化ソルトルーパーにオリジナルの冠詞「大司教」が、進化サイバー・ムーンにオリジナルの冠詞「狂機」が設定された。 今弾の内容としては、 上記のF・トリガー搭載の呪文サイクル。 ブレイク以外の手段で相手のシールドを除去できるクリーチャーサイクル 《超次元》と名前にある呪文に耐性を持つサイキックメタのクリーチャーサイクル などがある。 他にも全体的に、マイナーな種族やキーワード能力を備えるカードがそこそこ見られ、 新要素よりも、既存のカード資産の強化・再利用に重きを置いている様だ。 また、背景ストーリーの舞台は、DM-39「覚醒編 第4弾 覚醒爆発」のクライマックス、《超覚醒ラスト・ストーム XX》と《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》の最終決戦の場面から本家ストーリーと分岐して展開されるIF設定の世界の話である。 2012-12-30:このエキスパンションに収録されていたいくつかのカードが、テーマとの親和性を考慮してDMA-07に収録先が変更された。 あわせて、穴埋めの形で新規クリーチャーが収録されている。 背景ストーリー + クリックで展開 《超覚醒ラスト・ストーム XX》と《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》。 2つの強大な力同士の衝突は、その力の根源であり、また争いの発端でもあった「超次元の穴」そのものにまで影響を及ぼす結果となった。 2大覚醒獣の激闘の衝撃により、「超次元の穴」は突如として大きく均整を崩し、その半径を急激に拡大させはじめる。 大地も海も星々も、ありとあらゆる物を呑み込み成長する「超次元の穴」は、もはや超次元の力の拠り所などではなく、さながら巨大なブラックホールへと変わり果て、世界を呑み込んでいった。 それからどの位の時間が経ったのか・・・最後の戦いに参加していた火文明の若き戦士《闘竜妖精ドルビート》が目を覚ました時、眼前に広がっていた光景は、 美しいフィオナの森や海、大地・・・「超次元の穴」に呑み込まれ、すべてが失われたはずの世界、そのものの姿。 しかしただ一つ、大きく異なっていたのは、見上げた空の一面に穿たれた、無数の「超次元の穴」の存在・・・・・・。 「超次元の穴」に呑み込まれたはずのクリーチャー世界は、しかし、その過程で、あらゆる時間と空間を越えた異次元の世界と繋がる、全ての並行世界の中心---「セントラル・ワールド」へと、大きく変貌を遂げていたのである。 そして時を置かず、過去や未来、これまでのクリーチャー世界とは異なる歴史を歩んできた者達が、「超次元の穴」を越え、続々とこの「セントラル・ワールド」に集い始める。 世界は今、大きな混沌の渦に巻き込まれようとしていた。 収録カード ≡V≡ ビクトリーレア 全2種 《シルバリオン・カイザー》/《聖龍王シルバー・エグゼリオス》 Pクリ/Pセル 《大関 瀬武大海》/《西の横綱 不知火 ディス・アスター》 Pクリ/Pセル SR スーパーレア 全8種 《光器ガガ・リブラ》 クリーチャー 《超電磁エメラル・ド・E》 進化クリーチャー 《超幻獣ジルザンバ》 進化クリーチャー 《HEIKEの魔将ザビヤシャ姫》 クリーチャー 《激震兵ゴライアス》 クリーチャー 《時空の妖精王ユキダル・オベロン》/《妻凶の覚醒者ディルガ・タイタニア》 Pクリ/Pクリ 《大神菜ハバネロ・タイラント》 進化クリーチャー 《月光姫ルナ・ディーナ》 クリーチャー VR ベリーレア 全10種 《聖霊王ギャラクシウス》 進化クリーチャー 《予言者マリーチ》 クリーチャー 《蒼神龍タイドライン・アーク》 クリーチャー 《破城の斬将オルゼビュート》 クリーチャー 《超巨岩獣マグマガイザー》 進化クリーチャー 《ボルカニック・ラム・ドラゴン》 クリーチャー 《大勇者「大地の傷痕」》 進化クリーチャー 《壇ノ浦の超人》 クリーチャー 《鎧亜の魔術師プリズム・プリズナ》 クリーチャー 《妖星蟲ジキタリス》 クリーチャー R レア 全30種 《時空の聖者ガガ・ミザール》/《時空の亡者ザビ・アルコル》 Pクリ/Pクリ 《大司教グスタフ》 進化クリーチャー 《巡礼者メスタポリカ》 クリーチャー 《ジャッジメント・スパーク》 呪文 《ホワイト・カーテン》 呪文 《光陣宮 ラ・ルー》 城 《狂機ルナ・クロックタワー》 進化クリーチャー 《アクア・ミラージュ》 クリーチャー 《チェインウェーブ・クロウラー》 クリーチャー 《ビッグ・ウェンズデー》 呪文 《リキッド・サーフボード》 クロスギア 《関脇 座美道山》/《西の横綱 不知火 ディス・アスター》 Pクリ/Pセル 《異形のザビ・エッグ》 クリーチャー 《ディアボロス・ハンド》 呪文 《超次元葬送》 呪文 《解体魔刃カットちゃん》 クロスギア 《紅神龍ギル・ヴァルナゲイザー》 クリーチャー 《逆流コマンチ・リザード》 クリーチャー 《ファイナル煉獄スクラッパー》 呪文 《炎装バクレツキャノン》 クロスギア 《シェル・グレートウォール》 クリーチャー 《歓喜の踊り子カタリーニャ》 クリーチャー 《地母讃頌》 呪文 《堅牢なる大地》 呪文 《薫風の庭園コートニー・ガーデン》 城 《異形提督ディス・アルゲティ》 クリーチャー 《狩猟提督キャプテン・ファルコン》 クリーチャー 《ボルザード・ダークヒーロー》 クリーチャー 《メフィスト・クロー》 クロスギア 《聖鎧廟 キングス・アルカディオン》 城 UC アンコモン 全30種 《白銀の守護者ハイペリオン》/《聖龍王シルバー・エグゼリオス》 Pクリ/Pセル 《聖天使ギュネス・メリキューラ》 進化クリ 《次元門の守護者ジーブ・イベール》 クリーチャー 《守護の神令》 呪文 《天雷の導き》 呪文 《時空の猛菌エンゼル・ハート》/《深海の覚醒者アストラル・ハート》 Pクリ/Pクリ 《カノッサ》 クリーチャー 《シャックル》 クリーチャー 《コーラル・スパイラル》 呪文 《ディープ・エナジー》 呪文 《死鬼者ヘルマーチ》 進化クリ 《昏迷の影デイドリーム》 クリーチャー 《墓掘り人形ハッカー・ホリック》 クリーチャー 《エクスクラメーション・サイン》 呪文 《ロスト・アドバンテージ》 呪文 《時空の闘魂ブレイズ・ナックル》/《大噴火の覚醒者アンガーラッシュ・ブレイズ》 Pクリ/Pクリ 《ナパーム・ワイバーン》 クリーチャー 《築城の匠ピーカプ・タカトラ》 クリーチャー 《超次元の雷球》 呪文 《覚悟の火薬庫》 呪文 《式神行司イノスケ》 クリーチャー 《霊騎ゼレル》 クリーチャー 《爆散花粉スギノキ》 クリーチャー 《フェアリー・ベル》 呪文 《腐敗電影アビス・パイレーツ》 クリーチャー 《狂奏のルチル》 クリーチャー 《超次元アストラル・ホール》 呪文 《超次元ロマネスク・ホール》 呪文 《超次元サンライト・ホール》 呪文 《深淵からの呼び声》 呪文 C コモン 全40種 《白銀の使徒ヒュペリオン》/《聖龍王シルバー・エグゼリオス》 Pクリ/Pセル 《前頭 我牙丸》/《西の横綱 不知火 ディス・アスター》 Pクリ/Pセル 《雷剣の使徒ミルムーン》 クリーチャー 《粛清者ビスコンテ》 クリーチャー 《聖騎士スペルクエイサー》 クリーチャー 《予言者ホーリー・クルト》 クリーチャー 《ロジック・ビジョン》 呪文 《ギロチンヘッド・シャーク》 クリーチャー 《セブ・HEIKE・クラスター》 クリーチャー 《穿孔魚》 クリーチャー 《倍々・アメーバ》 クリーチャー 《アクア・ジェット・ストリーム》 呪文 《モノクローム・メモリー》 呪文 《避雷男》 クリーチャー 《ウラギ・ルピア》 クリーチャー 《ギガンダル》 クリーチャー 《HEIKE人形ザビ・ワラニン》 クリーチャー 《紫煙の影パープルヘイズ》 クリーチャー 《デス・クラウド》 呪文 《グレイブ・ブリスター》 呪文 《奇襲兵長ブルフロッガー》 進化クリ 《一発野郎ドゴーン》 クリーチャー 《強襲者エグゼストライカー》 クリーチャー 《烈風の戦士アドラー》 クリーチャー 《ブースト・ピッピー》 クリーチャー 《狩猟解禁令》 呪文 《パンプキン・ジャック》 クリーチャー 《恵み妖精モーリアン》 クリーチャー 《ユキグニシメジ》 クリーチャー 《挑発の化身》 クリーチャー 《恵み妖精モーリアン》 クリーチャー 《フェアリー・チャージャー》 呪文 《ライフ・スクレイバー》 呪文 《紅白の宝箱》 呪文 《静寂のアズライト》 クリーチャー 《ダーティ・ナスオ》 クリーチャー 《機動鎧冑マッハ・リベリオン》 クリーチャー 《幻風霊騎ジオット》 クリーチャー 《闘竜妖精ドルビート》 クリーチャー 《炎槌と水剣の裁》 呪文 《プラズマ・アロー》 呪文 B ボツ 没カード このエキスパンション作成中、一時的にエキスパンションに採用されたりしたものの、 類似の別カードの採用、採用カードのバランス調整、その他の事情により、エキスパンションから除外されたカードの事を指す。 後々、内容をリメイクしつつ別のパックに順次採用される予定。 《光龍仙フィルネヴァート》 《超竜仙フィアマンテ》 《緑龍仙ヴェルデッド》 《超龍仙ロマネ・コンティ》 関連 エキスパンションリスト 作者:焼きナスオ
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/8819.html
クラッシュ・ギア 火 アンコモン 3 呪文 ■S・トリガー ■自分のクロスギアを好きなだけ破壊する。その後、破壊したクロスギア1枚につき、カードを2枚まで引いてもよい。 (F)もう勘弁して! 作者:ペケ クロスギアを犠牲にする火版《邪魂転生》。 別名スーパー・ピレーナ・タイム。 フレーバーを叫んでいるのは自分(ピレーナ)なのか相手なのか。 収録 死血編 第一弾 アンデッド・センチュリー 評価 クラッシュギア、懐かしいー! -- 影虎 (2011-01-03 07 13 12) ピレーナ、クラッシュ・ギア、ゴドフリーでそろそろランデスデッキが出来そう。 -- ペケ (2011-01-03 09 25 23) シャイニングソーd・・・・・なんでもないです -- マイルス (2011-01-03 11 03 27) 名前 コメント -
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/12125.html
ギア・ポイズン 水 アンコモン 3 呪文 ■自分のクロスギアを1枚墓地に置く。選んだクロスギアが墓地にある間、自分のターンの初めにカードを1枚引いてもよい。この呪文の効果でカードを3枚引いた時、選んだクロスギアを山札の一番下に置く。 (F)魔導具を分解して知識に変換する。水の新たな細菌兵器。 作者:ペケ 3ターン限定の鬼面城みたいなもんです。たぶん。 即効性がなかったのでコストを下げてみました。 収録 死血編 第三弾 季獣神襲来(ファントム・ディヴィジョン) 評価 即効性においてもアドバンテージにおいてもトリブレの下位だと思いますが… -- 紅鬼 (2011-03-29 19 01 36) たまにはこう言うハズレがあってもいいんじゃないでしょうか -- ペケ (2011-03-29 19 15 44) まあ、あってもいいんですけど、それをオリカでやる必要性って何かな、って思ったり。 -- MorG (2011-03-30 09 00 28) 名前 コメント -
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/40706.html
霊装(れいそう) バグナ地版(ルーン) VR 自然文明 (5) タマシード/クロスギア:アース・ドラゴン/レクスターズ ■シンカライズ:これがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。 ■これが出た時、これが進化する時、またはこれをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、パワー3000以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。 ■これをクロスしたクリーチャーのパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) 作者:wha 《緑神龍バグナボーン》 カードリスト:wha カードリスト2:wha 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/299.html
● 極彩色の次元の海に浮かぶ、二隻の艦船があった。 一隻は白銀、長大な艦体を持つXV級の次元航行艦。 もう一方は空を切り出したように蒼く、短剣に似たシルエットを持つ小型艦だ。 二隻は交戦していた。 火力と装甲で押す銀に対し、蒼はその加速力と小回りだけで対抗している。 蒼は高速でロールを打って追尾弾を振り払い更に加速。銀が放つ弾幕の隙間を掻い潜って接近し、先端の力場放出器から光剣を発現させた。 大型艦の防衛火器には可動角度の制限がある。格闘戦の間合いに入られればなすすべも無く両断されるのみ。 だが、艦橋の屋根に立つ人影が一つ。 黒いバリアジャケットを纏った影が、切断力の前に立ち塞がっている。 ● 男は蒼の掛かった黒髪に風を受け、鋭く前を見据えていた。 手首までが袖に隠れた右腕は、青銅色の金属に覆われた義腕だ。 槍じみた杖を提げている鋼の手が強く握られ、声が放たれる。 「最後に得た自由とはこれか、八神はやて」 その意思を受け、僅かに杖が鼓動した。先端の蒼い結晶体が明滅する。 蒼の機体が、両の剣を左右に振り上げた。 応じ、彼もまた、杖を前へと突き出すように振る。 くそ、と歯噛みし、だが強い声がそれを打ち消した。 「なら私が、僕がこの手で引導を渡す……!」 放たれたのは、通常のデバイスから発せられる電子音声ではない。 意思そのものを伝えるような、大気ではなく世界を震わせる音律だ。 《英雄とは打ち勝つもの》 穂先から放たれる蒼い光が、空間を切り裂いた。 光剣と左の翼がその断絶に巻き込まれ、折れ飛ぶ。切断面から塵と化し消滅。 隻翼となった蒼は、慌てたように急加速。杖の射程から逃れ、瞬く間に姿を消した。 「逃げられた、か」 ち、と舌打ち一つ。 同時に、屋根の上へと上る人影があった。 「艦長! クロノ提督!」 クルーの一人。杖を脇に挟んだ老兵が駆け寄り一礼。杖を体の脇に立て、 「あの機体……『疾風(シルフィード)』は七時方向三十度にて航行中と予測されますが……追跡は不可能であります。申し訳有りません」 「仕留め切れなかったのは私だ。気に病むことはない」 「しかし、上層部にとっても予想外だったでしょうな。 釣り上げる為の囮としてロストロギアの複数同時移送を行っていたというのに、帰還中で何の積荷も無いこの艦が襲われるとは」 「上はあの艦を確保したがっているようだが……到底、出来るものではないようだな」 「より強力な索敵装置の開発に乗り出したとの報告を受けていますが?」 「無駄だろう。半秒と掛からず目視可能圏から逃れるあの速度……製作者の名だが、『疾風』とはよくいったものだ。 特一級のロストロギアをベースとして作り出され、今も尚製作者の意思の下にロストロギアを狩る高速次元航行艦…… 慣性制御による次元間での高速戦闘と、自律的な再生進化さえ行うあの艦の価値は計り知れないが、な」 「……騎士カリムの予言。その解釈によっては、世界を救う手掛かりとなる艦でもあります」 「王の骸より生まれ出でし竜こそが、滅びを止め得る鍵である、か? だが王と称される竜召喚士は歴史上に数多くいた。『竜』が比喩表現……『力』や『武器』であるのなら尚更だ。 何にしろ―――私達は、己が任務を果たすだけだ。違うか?」 「……出過ぎた真似を致しました」 「……提督?」 「あ……すまない、少し気が抜けていた。 今ブリッジに戻る。第一種警戒態勢を解除、通常航行に移行。 記録は取っていたな? オペレータ二名で解析だ。ミッドまで八時間、その間に奴のスペックを割り出しておけ」 「了解しました!」 小走りに駆けていく老兵の後をゆっくりと歩きながら、彼は口を開いた。 「……二年前、いや、十一年前からの因縁、か」 ● ミッドチルダの首都部、しっかりと舗装された道路を歩く人影があった。 漆黒の戦闘用長衣に覆われた体は起伏に富んでいる。 女だ。長い金髪が歩調に合わせて揺れた。 しかし、摩擦音を聞いたその歩みが止まる。 見れば、通りに止まったトラックの荷台から、白のバリアジャケットに身を包んだ男が六人ほど降りてきた。 対する女はあからさまに眉をひそめ、 「……何なんですか?」 「時空管理局のものだ。フェイト・T・ハラオウンだな?」 「すいません人違いです。私は謎のインチキ独逸人の―――」 「これより貴様を広域次元犯罪の容疑で連行する」 「人の言葉をしれっと……」 「黙れ、重ねて言うぞ。貴様を連行する」 男達は一歩、包囲の環を縮める。 だが、道路でブレーキ音が響いた。トラックの後ろに停車したのは銀の乗用車で、運転席には橙の髪を左右で括った少女がいた。 助手席のドアが開き、一人の男が降り立つ。それも低い声と共に、だ。 「済まないが、連行を少々待ってもらいたい。彼女に話がある。それも早急に、だ」 「貴方は……そのバリアジャケットは……」 「時空管理局次元間航行部隊所属、クロノ・ハラオウン提督……二年ぶりだね、兄さん」 傍の空家に入ったクロノが、開口一番こう告げた。 「逃げないでくれ。外には僕の副官がいる……去年、試験に合格し執務官となった彼女が。 恐らく、君に対しては欠片の容赦もしない。それを聞いても逃げようとするなら……僕が止める」 クロノが義腕の袖口から一枚のカードを振り出した。硬質の素材をベースに蒼い結晶を配したそれが旋回、光を放って長杖へと変じる。 視線を向けたフェイトが、 「そのデバイス……名前は?」 「『デュランダル』だ。知っているだろう?」 「違うよ。外見はいじってないけど、強臓式開発術(ハイオーガンクラフト)で改造してるよね? デバイスとしてのじゃなくて、武器としての名前を教えて」 「……『英雄(デア・ヘルト)』だ」 「ユニゾンデバイスの亜種、ハイオーガン・デバイスは言実化能力と引き換えに使用者の一部を材料とする……か。 生の右腕と……広域Sランク魔導師を犠牲にしただけの価値はあった?」 「……君が先々週、南部で逐電の為にダムを破壊した件についてだが」 「壊したんじゃなくて壊れたの。ちゃんと反省文も送ったよ? 陸のトップ宛てに」 「残念だがレジアス中将はその反省文を読み、君の名前を指名手配帳簿の頂点に入れようとした……するまでもなく既に入っていたが」 「相変わらず頭が固いみたいだね……」 「……話を戻そう。 君の下に一つの依頼が来た筈だ……君の今の本業、逃がし屋としての依頼が」 「……狙いはエリオ・モンディアル?」 「そうだ……まだ来ていないのか?」 「……蒸し暑いね。窓、開けて良い?」 「動かないでくれ。世界で二番と自負する逃げ足の速さが気になる……少しでも魔力を出した瞬間、撃つ」 金属音を立て、デュランダルが構えられる。穂先に光を溜め発動待機中だ。 それを見たフェイトは、しかし薄く笑った。 「私が逃げるより早いだろうね、それなら。 ……でも、散々AMFに苦しめられた私が、魔力に頼らない武器を持っているとは思わないの?」 言い、コートの袖を強く振った。黒い球体が二つ、床に転がる。 「まさか―――」 クロノの驚愕。 その直後、手榴弾が炸裂した。 ● 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/macrosscrusade/pages/70.html
銀河を駆ける歌声 UNIT U-012 緑 発生 赤/緑 2-4-0 U 装填(2) 武装変更〔マクロス・クォーター〕 特徴 艦艇 LLサイズ [0][2][6] 出典 「マクロスF」 2008 400m級でありながらマクロス級の名を冠する、SMS旗艦。 高防御力に装填(2) と使い勝手が良く、艦艇の中でも採用度が高い優良ユニット。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/46697.html
NEOタマシード/進化クリーチャー NEO進化 条件の上においてもよい ■自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計4つ以上かつこのタマシードの下にカードがなければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。 条件は厳しめだが強力な効果を持つ。 裁定 進化クリーチャーなので、聖域からだせる。また、その際は進化しなくてもしてもよい。 離れた際は下のカードごと離れる。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/45888.html
《三(サン)六(ロク)式(しき) クロロクロム》 三六式 クロロクロム UC 火文明 (4) クロスギア:アーマスミス ■ クロスギア ■ このクロスギアが出た時、またはこれをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、自分の火のエレメントの数と自分の手札が同じ枚数になるようにカードを引いてもよい。 ■ このクロスギアをコストを支払わずにアーマスミス・クリーチャーにクロスしてもよい。 作者:天機(カードリスト:天機) 概要 《錬撃の三六 テンブ》が扱うクロスギア。 関連 カードリスト:天機 DMAN-01 「召喚編 第1弾 邪凶獣の侵攻」 アーマスミス 評価 選択肢 投票 ★★★★★ (0) ★★★★☆ (1) ★★★☆☆ (0) ★★☆☆☆ (0) ★☆☆☆☆ (0) パワーや効果付与はないものの、非常に強力ですね!ちなみに、以下になるように引くとは、以下であれば任意の枚数で調整可能でしょうか?その際、引く枚数は、〜まで引くと同様の裁定で1枚ずつ引いていけますか?それとも何枚になるように引くか最初に宣言しますか? -- 名無しさん (2023-11-10 23 48 37) コメントありがとうございます。分かりやすいようにテキストを変更したのですが、少し能力が変わってしまったかもしれません。現在は「任意で能力を使え、必ず同じ枚数になるように一度引く」というように考えています。評価についてですが、私の考えでは火のエレメントの準備が必要な上に手札の枚数を減らしておかなければいけないので、アーマスミス以外では微妙なところなんじゃないかなと感じています。 -- 天機 (2023-11-11 01 01 48) ご返信ありがとうございます!その他の使い道としては、要求値は高いですが、パーフェクトソルフレア軸の火光ビートに武威とともに採用してみたいです!レッゾstarを引き込みやすくなるので下側さえ握っておけば可能性が見えるのが素晴らしいです! -- 名無しさん (2023-11-11 01 39 24) 名前 コメント