約 3,058,897 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/284.html
「ユックリシテイッテネ!!!」 夕飯の買い物から途中、そんな声を上げる物体を見かけた。 普通のゆっくりによく似ているが、体が赤くて通常のゆっくりと比べると随分早口で甲高い声だ。 「ユックリシテイッテネユックリシテイッテネ!!!」 またとんでもない早口で喋ると、こちらに向かって飛んできた。ギリギリで避けられたが、物凄い速さだ。 「な、何だお前?く、食い物が欲しいのか?」 「ユックリチョウダイ!!!ユックリタベサセテネ!!!」 何だか気味が悪いので大根の葉を少しちぎって投げてみる。 普通のゆっくりなら地面に落ちた後で「食べていいの!?」などと喚きながら食べるだろう。 だが、こいつは地面に落ちるどころか手を離すとほぼ同時に飛び上がって食いついてきた。 何て意地汚い奴だ。目にも留まらぬとはこの事か。 何だかちょっと面白くなってきたので試しにキャベツを一枚剥がして投げてみる。 また飛び上がって食いつく。今度は流石に一口では食いきれないようだが、これまた尋常じゃない速さで食い尽くす。 「何なんだぁお前は?随分ゆっくりしてないゆっくりだが」 「レイムハレイムダヨ!!ツウジョウノサンバイユックリシテルサンバイレイムダヨ!!」 「早口で喋るのはやめてくれ聞き取りづらい。そうか三倍れいむか……そんなのもいるんだな」 「オジサンユックリデキルヒトダネ!!オウチニツレテイッテヨ!!」 「あ?やだよ。お前大食いっぽいんだもん」 「ダイジョウブダヨ!!レイムジブンデゴハントッテコレルヨ!!ツレテイッテヨ!!!」 「…ならいいが。言っておくが家の中を少しでも荒らしたりしたら潰して食うからな」 「ワカッタヨ!!ユックリシテイクヨ!!ユックリツレテイッテネ!!!」 「お前に言われると物凄く説得力が無いんだけどな。まあいいや付いて来い」 「ユックリー!ユックリシテイッテネー!!」 上機嫌そうに付いてくる三倍れいむ。自分でエサを取るなんて、珍しい事を言うゆっくりだな。 それに赤いし、早口だし、全然ゆっくりしてないし。時々普通に歩いてる俺を追い越して待ってる事まである。 「ハヤクハヤク!!ユックリカケアシシテネ!!!」 「無茶言うな。何だってお前はそんなにすばしっこいんだ」 とにかく変わったゆっくりだ。こいつを増やせば高く売れるかもしれんな…… そんな思惑と共に帰宅。 「そら着いた。ここが俺の家だ。言っておくが、お前の家じゃないぞ」 「ワカッテルヨ!!オジサンノオウチダヨ!!セマクテウスギタナクテクサイケドイイトコロダネ!!ユックリシテイクヨ!!!」 「死にたいか?」 「ゴベンダザイ!ヒログデギレエデイイニオイガジマズゥ!!ユッグリザゼデグダサイ!!」 まだ何もしてないのに泣き叫ぶ三倍。変わった奴だな本当に。 「まあいいがな。しかしお前なんだって俺の家に来たがったんだ?エサは自分で取るとか言うし、メリット無いだろ」 「サビシイノハイヤナンダヨ!!ダレカトユックリシタインダヨ!!!ユックリサセテネ!!!」 「寂しいってお前、友達とか居ないのか?」 「レイムトモダチイナイノ!!ミンナレイムノコトイヤガルノ!!オジサンモレイムキライナノ!!?」 「いや別に。まだ何もしてないからなお前は。……ふうん。お前変な奴だからなぁ。それで嫌われてんのか」 狼等の動物も怪我や病気等で他とは違うような奴は爪弾きにされるという。ゆっくりもそうだったのか。 「ま、どうでもいいや。さっきも言ったが、自分でエサを取って、家の中を荒らしたりしないなら家に置いてやる」 「ヤクソクスルヨ!!ゴハンハジブンデトッテコレルヨ!!オウチノナカモコワシタリシナイヨ!!オジサンアリガトウ!!ユックリシテイッテネ!!」 凄く嬉しそうにその場で跳ねまくる。あまりに素早いので表情がよく見えない。声もステレオで面白い。 さて、そうして三倍ゆっくりれいむとの奇妙な同居生活が始まった訳だが。 確かにエサは自分で取ってくるし、家の中でもなるべく大人しくしようとしている。 一ヶ月経ってもその様子に変化は無く、ゆっくりの割に約束事を守れる非常に珍しいゆっくりだ。 あまりに早口なので集中しないと言葉を聞き取れないのが難点だが、それは何度言っても直らなかった。 まあ、それが原因で他のゆっくりから迫害されたのだからもう矯正は無理なんだろうな。 下手に弄って普通のゆっくりと同じになられてもそれはそれで困るし。実害が出てしまう。 そういえば、試しに眠っている隙にこっそり千切って食ったら辛かった。味まで変わってるとは。 その後飛び起きて「ユックリアヤマッテネ!!ユックリアヤマッテネ!!」と泣き叫ぶ三倍を宥めるのに苦労した。 結局傷口を塞いで抱いて寝てやったらとても喜んでいた。普通のゆっくりと違って手間も少ないし、可愛いかもしれない。 そんなある日、そろそろ季節が変わろうかという頃。 普通のゆっくりれいむとゆっくりまりさのつがいが家の庭に這入り込んでいた。 「おじさんだあれ!?」 「ここはまりさたちがみつけたおうちだよ!!!ゆっくりでていって!!」 見つけたも何も、俺は始めから家の中に居たんだが。と、その声を聞きつけたのか三倍が猛スピードでやってきた。 「ユックリデテイッテネ!!!ココハレイムトオジサンノオウチダヨ!!!サキニミツケタノハオジサンダヨ!!」 「ゆっく!?へんなひとがいるよ!!」 「ぴょんぴょんはねてぜんぜんゆっくりできてない!!」 三倍を見てゲラゲラと笑い出した二匹。なるほどこんな感じで迫害されてたのか。 見れば三倍は跳ねるのをやめ、プルプルと震えている。物凄い勢いで。顔がブレて表情が見えん。 「ウルサイウルサイウルサイ!!!ユックリデテイッテネ!!ユックリデテイッテネ!!」 「うるさいうるさい、だってさ」 「おお、こわいこわい」 そう言って再びゲラゲラ笑い出すゆっくり二匹。うーむ。やっぱり普通のゆっくりの方が腹立つな。 三倍なら何を言ってるのかいまいち聞き取りづらいし、動きも異様に速いから逆に笑えるんだが。 「ゆっくりできないひとたちはれいむたちのおうちからでていってね!!!」 「ゆっくりでていってね!!ゆっくりしんでね!!!」 一通り笑ってから飛び掛ってくるノーマルゆっくり二匹。手で弾こうと思った瞬間、二匹とも凄い勢いで横に飛んでいった。 「オジサンニナニスルノ!!ユックリデテイッテネ!!」 どうやら三倍が突き飛ばしたらしい。三倍どころかこいつらの十倍以上の速度はあったと思う。 突き飛ばされた二匹は何が起こったのか分からないような顔をしていた。 「ユックリデテイッテネ!!ユックリデテイッテネ!!」 威嚇しつつ叫ぶ三倍を見て漸く自分達がこいつに突き飛ばされたのだと理解したのか、 顔を真っ赤にして焼いた餅の様に全身を膨らませて三倍に向かっていく。 だが、異常なまでのスピードで跳ね回る三倍には手も足も出ず、一方的に四方八方から突き飛ばされて転がるだけだった。 「ユックリシネ!ユックリシネ!!レイムヲユックリサセナイヒトハユックリシネ!!」 「や゛べでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 「どう゛じでゆ゛っぐり゛ざぜでぐれ゛な゛い゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 はいパターン入った。この台詞が出る頃には大抵戦意などどこかへ行ってしまっているのだ。 それでも攻撃の手を緩めない三倍。今日のように迫害された日々の記憶でも甦ったのだろうか。 「ユックリシネ!!ユックリシネ!!…ウメェ!!メガッサウメェ!!ハフハフ!!」 「ぎゅっ!!い゛だい゛!!や゛べで!れ゛い゛む゛をだべだい゛で!!」 「ま゛り゛ざはお゛い゛じぐだい゛よ゛!!れ゛い゛む゛だげだべでよ゛お゛お゛!!」 飛び跳ね、突き飛ばしながら少しずつ皮を食いちぎっていく三倍。見る見るうちに餡子が露出していく。 「びゅぐっ……ゆ゛っゆ゛っ……ゆ゛っぐ、り゛……じだい゛……」 「びくびくっ……ぼっど……ゆ゛っぐり゛……じだ……が……」 「ユックリウメェ!!タマンネェ!!ハム!ハフハフ、ハフ!!」 完全に二匹とも動かなくなった後もぐるぐる周囲を回って餡子を食い続ける三倍。結局十分程度で二匹とも食い尽くしてしまった。 「お前、同類でも構わないで食っちまうゆっくりなんだな」 「アンナノナカマジャナイヨ!!ユックリサセテクレナイモン!!」 「ふうん。じゃあお前一人ぼっちなんじゃないのか?」 「ヒトリジャナイヨ!!レイムハヒトリジャナイヨ!!オジサンガイテクレルモン!!ユックリデキテルヨ!!」 ゆっくりの割に殊勝な所もある三倍ゆっくり。あのスピードにこの性格。 ひょっとしたら加工場に持っていけば対ゆっくり用ゆっくりとして高く売れるかも知れない。 それにはまずこいつの数を増やさないとな。可愛いくて忠実なだけじゃ生き残れないんだぜ三倍。 翌日、早速三倍ゆっくりを連れて加工場へ向かう。幸いこいつは加工場がどういう所か知らないらしく、散歩だと言えば喜んで着いてきた。 受付で事情を話すと、奥の部屋へ連れて行かれた。手に持っている三倍がウズウズしているのが分かる。 「中に入ったら大人しくしていろ」という言いつけを守ってくれるのは正直ありがたい。普通のゆっくりは絶対に聞かないからな。 「お待たせいたしました。それが三倍ゆっくりですか?」 部屋で少しの間待つと、この工場の偉い人が来た。何でも繁殖・飼育全般の責任者兼副工場長なのだとか。 「ええそうです。普通のゆっくりと違って赤いでしょう?それに早口で、動きも素早いです」 「ふぅむ…ちょっと部屋の中を走らせてもらっていいですか?」 「はい。おい三倍。この部屋の中を一周だけ走ってみろ。絶対に物を壊したりするなよ」 「ワカッタヨオジサン!!ユックリハシルヨ!!」 ゆっくり、と言いつつその速度は全然ゆっくりしてない。 いつもの超スピードで部屋を一周すると、凄い勢いで膝の上に戻ってくる。タマちゃんが痛い。 「ど、どうですか。こんなに速く動くゆっくりなんて珍しいでしょう」 「そうですねえ。ゆっくりフランの飛行速度よりも随分と速いようです。 番ゆっくり、でしたか。貴方の言う事もよく聞いてるようだし、確かにいけるかも知れないですね」 「そうですか。それでは繁殖の件は……」 「試してみる価値はありそうですね。ただ、失敗すればこの子が死ぬかも知れないですが本当によろしいのですね?」 「ええ、構いません。どうせ拾い物ですし」 「そうですか。それでは早速用意しましょう。着いて来て下さい」 「ユックリデキル!?ユックリデキルヨネオジサン!!」 「ああゆっくりさせてやるよ。だから安心しろ」 不安がってこちらを見て震える三倍。だからブレて表情が見えないってば。怖がってるのは分かるけどさ。 案内された部屋には、数匹の発情したゆっくりれいむが居た。 「ゆっくりれいむは受けになる事が多いですから。では三倍も発情させましょう」 ゆっくり業師とかいう人に三倍を手渡す。業師は慣れた手つきで三倍の体を撫で回し、揺すった。 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリシテイッテネェェ」 目がとろんとして動きが少しだけ緩慢になった三倍。ちゃんと表情を見れたのなんて久しぶりだ。 すかさず発情れいむが入っている檻に入れられる三倍。 自身と同じく発情した相手を見つけるやいなや猛スピードですり寄って行く。速すぎて気持ち悪い。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆっくりいぃぃぃぃん!!」 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリイッテネ!!ユックリイッテネ!!」 凄まじい勢いで発情れいむに擦り寄りまくる三倍。見る見るうちに発情れいむの息が荒くなっていく。 「ゆっく……ゆっくりいくよ!!ゆっくりいくよ!!ゆぅん……んほおおおおおおおおっ!!」 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリシテイッテネ!!!!!」 例の雄叫びを上げ、ぶるりと大きく震えて動きを止める二匹。しばらくすると三倍の方は元気良く動き回る。 「スッキリー!!」 一方ノーマルれいむの頭からは赤い蔓が伸びている。やがて蔓には三倍と同じ赤い実がいくつも実り、目を覚まして騒ぎ出した。 「ユックイチテイッテネ!!!」「ユックリオハヨウ!!!」「オジサンタチユックイデキユヒト!!?」 「どうやら上手くいったようですね。貴方も三倍も、本当にありがとうございます」 「いえいえ、私は何も。では私はこれで。三倍、帰るぞ」 「ユックリシテイクヨ!!!レイムハココデユックリスルヨ!!!」 「何言ってるんだ。お前の家は……」 「レイムノアカチャンガイルモン!!レイムガソダテルヨ!!オジサンダケカエッテネ!!!」 「…せっかくだからこいつも引き取ってもらえますか?」 「ええ、喜んで。では後でお礼をお渡ししますので先程の部屋でお待ち下さい」 その後、わざわざ工場長までやって来て、普通のゆっくりよりも随分沢山の代金を受け取った。 せっかくなので赤ん坊の三倍を売って貰えないだろうか、と尋ねると無料で一匹貰えた。 これから番ゆっくりが商品化すれば、売り上げ次第でまた配当がもらえるらしい。ラッキーだ。 今はすやすやと高速で寝息を立てているちび三倍を持って家に帰ると、そこには普通のゆっくりが我が物顔で居座っていた。 早速餌が手に入ってありがたい事だ。 大金を貰って機嫌のいい俺は大声で呼びかける。 「おおいゆっくり達。美味しいお菓子があるからおいで!!」 「ゆっ!おかし!!おかし!!おじさんはやくたべさせてね!!」 「さっさとちょうだいね!!くれないならかえってね!!」 上機嫌な俺にそんな口撃は通用しない。さらばゆっくり。 足元に群がってきたゆっくりを一匹残らず踏み潰す。 「ゆ゛びゅぷっ!!」「ぐぇあ」「びゅぷるぷっ!!」「ぱっびっぶっぺっぽおっ!」「い゛だい゛よ゛ぶっぷ!!」 悲鳴でちび三倍が目を覚ます。体は小さいがスピードは成体と変わらないようで、素早く地面に飛び降りて残骸を食い始める。 「ハァハァ、ウッメ!!オジサンオイシイヨコレ!!オジサンモタベレバイイヨ!!ユックリタベヨウネ!!ハム!ハフハフ、ハフ!!」 「俺はいらん。好きなだけ食べな」 こいつも普通のゆっくりとは性格が少し違うようだ。ちゃんと躾ければ番ゆっくりとして役に立つかもしれない。 YUKKURI THE RED COMET END 作:ミコスリ=ハン
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/292.html
「ユックリシテイッテネ!!!」 夕飯の買い物から途中、そんな声を上げる物体を見かけた。 普通のゆっくりによく似ているが、体が赤くて通常のゆっくりと比べると随分早口で甲高い声だ。 「ユックリシテイッテネユックリシテイッテネ!!!」 またとんでもない早口で喋ると、こちらに向かって飛んできた。ギリギリで避けられたが、物凄い速さだ。 「な、何だお前?く、食い物が欲しいのか?」 「ユックリチョウダイ!!!ユックリタベサセテネ!!!」 何だか気味が悪いので大根の葉を少しちぎって投げてみる。 普通のゆっくりなら地面に落ちた後で「食べていいの!?」などと喚きながら食べるだろう。 だが、こいつは地面に落ちるどころか手を離すとほぼ同時に飛び上がって食いついてきた。 何て意地汚い奴だ。目にも留まらぬとはこの事か。 何だかちょっと面白くなってきたので試しにキャベツを一枚剥がして投げてみる。 また飛び上がって食いつく。今度は流石に一口では食いきれないようだが、これまた尋常じゃない速さで食い尽くす。 「何なんだぁお前は?随分ゆっくりしてないゆっくりだが」 「レイムハレイムダヨ!!ツウジョウノサンバイユックリシテルサンバイレイムダヨ!!」 「早口で喋るのはやめてくれ聞き取りづらい。そうか三倍れいむか……そんなのもいるんだな」 「オジサンユックリデキルヒトダネ!!オウチニツレテイッテヨ!!」 「あ?やだよ。お前大食いっぽいんだもん」 「ダイジョウブダヨ!!レイムジブンデゴハントッテコレルヨ!!ツレテイッテヨ!!!」 「…ならいいが。言っておくが家の中を少しでも荒らしたりしたら潰して食うからな」 「ワカッタヨ!!ユックリシテイクヨ!!ユックリツレテイッテネ!!!」 「お前に言われると物凄く説得力が無いんだけどな。まあいいや付いて来い」 「ユックリー!ユックリシテイッテネー!!」 上機嫌そうに付いてくる三倍れいむ。自分でエサを取るなんて、珍しい事を言うゆっくりだな。 それに赤いし、早口だし、全然ゆっくりしてないし。時々普通に歩いてる俺を追い越して待ってる事まである。 「ハヤクハヤク!!ユックリカケアシシテネ!!!」 「無茶言うな。何だってお前はそんなにすばしっこいんだ」 とにかく変わったゆっくりだ。こいつを増やせば高く売れるかもしれんな…… そんな思惑と共に帰宅。 「そら着いた。ここが俺の家だ。言っておくが、お前の家じゃないぞ」 「ワカッテルヨ!!オジサンノオウチダヨ!!セマクテウスギタナクテクサイケドイイトコロダネ!!ユックリシテイクヨ!!!」 「死にたいか?」 「ゴベンダザイ!ヒログデギレエデイイニオイガジマズゥ!!ユッグリザゼデグダサイ!!」 まだ何もしてないのに泣き叫ぶ三倍。変わった奴だな本当に。 「まあいいがな。しかしお前なんだって俺の家に来たがったんだ?エサは自分で取るとか言うし、メリット無いだろ」 「サビシイノハイヤナンダヨ!!ダレカトユックリシタインダヨ!!!ユックリサセテネ!!!」 「寂しいってお前、友達とか居ないのか?」 「レイムトモダチイナイノ!!ミンナレイムノコトイヤガルノ!!オジサンモレイムキライナノ!!?」 「いや別に。まだ何もしてないからなお前は。……ふうん。お前変な奴だからなぁ。それで嫌われてんのか」 狼等の動物も怪我や病気等で他とは違うような奴は爪弾きにされるという。ゆっくりもそうだったのか。 「ま、どうでもいいや。さっきも言ったが、自分でエサを取って、家の中を荒らしたりしないなら家に置いてやる」 「ヤクソクスルヨ!!ゴハンハジブンデトッテコレルヨ!!オウチノナカモコワシタリシナイヨ!!オジサンアリガトウ!!ユックリシテイッテネ!!」 凄く嬉しそうにその場で跳ねまくる。あまりに素早いので表情がよく見えない。声もステレオで面白い。 さて、そうして三倍ゆっくりれいむとの奇妙な同居生活が始まった訳だが。 確かにエサは自分で取ってくるし、家の中でもなるべく大人しくしようとしている。 一ヶ月経ってもその様子に変化は無く、ゆっくりの割に約束事を守れる非常に珍しいゆっくりだ。 あまりに早口なので集中しないと言葉を聞き取れないのが難点だが、それは何度言っても直らなかった。 まあ、それが原因で他のゆっくりから迫害されたのだからもう矯正は無理なんだろうな。 下手に弄って普通のゆっくりと同じになられてもそれはそれで困るし。実害が出てしまう。 そういえば、試しに眠っている隙にこっそり千切って食ったら辛かった。味まで変わってるとは。 その後飛び起きて「ユックリアヤマッテネ!!ユックリアヤマッテネ!!」と泣き叫ぶ三倍を宥めるのに苦労した。 結局傷口を塞いで抱いて寝てやったらとても喜んでいた。普通のゆっくりと違って手間も少ないし、可愛いかもしれない。 そんなある日、そろそろ季節が変わろうかという頃。 普通のゆっくりれいむとゆっくりまりさのつがいが家の庭に這入り込んでいた。 「おじさんだあれ!?」 「ここはまりさたちがみつけたおうちだよ!!!ゆっくりでていって!!」 見つけたも何も、俺は始めから家の中に居たんだが。と、その声を聞きつけたのか三倍が猛スピードでやってきた。 「ユックリデテイッテネ!!!ココハレイムトオジサンノオウチダヨ!!!サキニミツケタノハオジサンダヨ!!」 「ゆっく!?へんなひとがいるよ!!」 「ぴょんぴょんはねてぜんぜんゆっくりできてない!!」 三倍を見てゲラゲラと笑い出した二匹。なるほどこんな感じで迫害されてたのか。 見れば三倍は跳ねるのをやめ、プルプルと震えている。物凄い勢いで。顔がブレて表情が見えん。 「ウルサイウルサイウルサイ!!!ユックリデテイッテネ!!ユックリデテイッテネ!!」 「うるさいうるさい、だってさ」 「おお、こわいこわい」 そう言って再びゲラゲラ笑い出すゆっくり二匹。うーむ。やっぱり普通のゆっくりの方が腹立つな。 三倍なら何を言ってるのかいまいち聞き取りづらいし、動きも異様に速いから逆に笑えるんだが。 「ゆっくりできないひとたちはれいむたちのおうちからでていってね!!!」 「ゆっくりでていってね!!ゆっくりしんでね!!!」 一通り笑ってから飛び掛ってくるノーマルゆっくり二匹。手で弾こうと思った瞬間、二匹とも凄い勢いで横に飛んでいった。 「オジサンニナニスルノ!!ユックリデテイッテネ!!」 どうやら三倍が突き飛ばしたらしい。三倍どころかこいつらの十倍以上の速度はあったと思う。 突き飛ばされた二匹は何が起こったのか分からないような顔をしていた。 「ユックリデテイッテネ!!ユックリデテイッテネ!!」 威嚇しつつ叫ぶ三倍を見て漸く自分達がこいつに突き飛ばされたのだと理解したのか、 顔を真っ赤にして焼いた餅の様に全身を膨らませて三倍に向かっていく。 だが、異常なまでのスピードで跳ね回る三倍には手も足も出ず、一方的に四方八方から突き飛ばされて転がるだけだった。 「ユックリシネ!ユックリシネ!!レイムヲユックリサセナイヒトハユックリシネ!!」 「や゛べでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 「どう゛じでゆ゛っぐり゛ざぜでぐれ゛な゛い゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 はいパターン入った。この台詞が出る頃には大抵戦意などどこかへ行ってしまっているのだ。 それでも攻撃の手を緩めない三倍。今日のように迫害された日々の記憶でも甦ったのだろうか。 「ユックリシネ!!ユックリシネ!!…ウメェ!!メガッサウメェ!!ハフハフ!!」 「ぎゅっ!!い゛だい゛!!や゛べで!れ゛い゛む゛をだべだい゛で!!」 「ま゛り゛ざはお゛い゛じぐだい゛よ゛!!れ゛い゛む゛だげだべでよ゛お゛お゛!!」 飛び跳ね、突き飛ばしながら少しずつ皮を食いちぎっていく三倍。見る見るうちに餡子が露出していく。 「びゅぐっ……ゆ゛っゆ゛っ……ゆ゛っぐ、り゛……じだい゛……」 「びくびくっ……ぼっど……ゆ゛っぐり゛……じだ……が……」 「ユックリウメェ!!タマンネェ!!ハム!ハフハフ、ハフ!!」 完全に二匹とも動かなくなった後もぐるぐる周囲を回って餡子を食い続ける三倍。結局十分程度で二匹とも食い尽くしてしまった。 「お前、同類でも構わないで食っちまうゆっくりなんだな」 「アンナノナカマジャナイヨ!!ユックリサセテクレナイモン!!」 「ふうん。じゃあお前一人ぼっちなんじゃないのか?」 「ヒトリジャナイヨ!!レイムハヒトリジャナイヨ!!オジサンガイテクレルモン!!ユックリデキテルヨ!!」 ゆっくりの割に殊勝な所もある三倍ゆっくり。あのスピードにこの性格。 ひょっとしたら加工場に持っていけば対ゆっくり用ゆっくりとして高く売れるかも知れない。 それにはまずこいつの数を増やさないとな。可愛いくて忠実なだけじゃ生き残れないんだぜ三倍。 翌日、早速三倍ゆっくりを連れて加工場へ向かう。幸いこいつは加工場がどういう所か知らないらしく、散歩だと言えば喜んで着いてきた。 受付で事情を話すと、奥の部屋へ連れて行かれた。手に持っている三倍がウズウズしているのが分かる。 「中に入ったら大人しくしていろ」という言いつけを守ってくれるのは正直ありがたい。普通のゆっくりは絶対に聞かないからな。 「お待たせいたしました。それが三倍ゆっくりですか?」 部屋で少しの間待つと、この工場の偉い人が来た。何でも繁殖・飼育全般の責任者兼副工場長なのだとか。 「ええそうです。普通のゆっくりと違って赤いでしょう?それに早口で、動きも素早いです」 「ふぅむ…ちょっと部屋の中を走らせてもらっていいですか?」 「はい。おい三倍。この部屋の中を一周だけ走ってみろ。絶対に物を壊したりするなよ」 「ワカッタヨオジサン!!ユックリハシルヨ!!」 ゆっくり、と言いつつその速度は全然ゆっくりしてない。 いつもの超スピードで部屋を一周すると、凄い勢いで膝の上に戻ってくる。タマちゃんが痛い。 「ど、どうですか。こんなに速く動くゆっくりなんて珍しいでしょう」 「そうですねえ。ゆっくりフランの飛行速度よりも随分と速いようです。 番ゆっくり、でしたか。貴方の言う事もよく聞いてるようだし、確かにいけるかも知れないですね」 「そうですか。それでは繁殖の件は……」 「試してみる価値はありそうですね。ただ、失敗すればこの子が死ぬかも知れないですが本当によろしいのですね?」 「ええ、構いません。どうせ拾い物ですし」 「そうですか。それでは早速用意しましょう。着いて来て下さい」 「ユックリデキル!?ユックリデキルヨネオジサン!!」 「ああゆっくりさせてやるよ。だから安心しろ」 不安がってこちらを見て震える三倍。だからブレて表情が見えないってば。怖がってるのは分かるけどさ。 案内された部屋には、数匹の発情したゆっくりれいむが居た。 「ゆっくりれいむは受けになる事が多いですから。では三倍も発情させましょう」 ゆっくり業師とかいう人に三倍を手渡す。業師は慣れた手つきで三倍の体を撫で回し、揺すった。 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリシテイッテネェェ」 目がとろんとして動きが少しだけ緩慢になった三倍。ちゃんと表情を見れたのなんて久しぶりだ。 すかさず発情れいむが入っている檻に入れられる三倍。 自身と同じく発情した相手を見つけるやいなや猛スピードですり寄って行く。速すぎて気持ち悪い。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆっくりいぃぃぃぃん!!」 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリイッテネ!!ユックリイッテネ!!」 凄まじい勢いで発情れいむに擦り寄りまくる三倍。見る見るうちに発情れいむの息が荒くなっていく。 「ゆっく……ゆっくりいくよ!!ゆっくりいくよ!!ゆぅん……んほおおおおおおおおっ!!」 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリシテイッテネ!!!!!」 例の雄叫びを上げ、ぶるりと大きく震えて動きを止める二匹。しばらくすると三倍の方は元気良く動き回る。 「スッキリー!!」 一方ノーマルれいむの頭からは赤い蔓が伸びている。やがて蔓には三倍と同じ赤い実がいくつも実り、目を覚まして騒ぎ出した。 「ユックイチテイッテネ!!!」「ユックリオハヨウ!!!」「オジサンタチユックイデキユヒト!!?」 「どうやら上手くいったようですね。貴方も三倍も、本当にありがとうございます」 「いえいえ、私は何も。では私はこれで。三倍、帰るぞ」 「ユックリシテイクヨ!!!レイムハココデユックリスルヨ!!!」 「何言ってるんだ。お前の家は……」 「レイムノアカチャンガイルモン!!レイムガソダテルヨ!!オジサンダケカエッテネ!!!」 「…せっかくだからこいつも引き取ってもらえますか?」 「ええ、喜んで。では後でお礼をお渡ししますので先程の部屋でお待ち下さい」 その後、わざわざ工場長までやって来て、普通のゆっくりよりも随分沢山の代金を受け取った。 せっかくなので赤ん坊の三倍を売って貰えないだろうか、と尋ねると無料で一匹貰えた。 これから番ゆっくりが商品化すれば、売り上げ次第でまた配当がもらえるらしい。ラッキーだ。 今はすやすやと高速で寝息を立てているちび三倍を持って家に帰ると、そこには普通のゆっくりが我が物顔で居座っていた。 早速餌が手に入ってありがたい事だ。 大金を貰って機嫌のいい俺は大声で呼びかける。 「おおいゆっくり達。美味しいお菓子があるからおいで!!」 「ゆっ!おかし!!おかし!!おじさんはやくたべさせてね!!」 「さっさとちょうだいね!!くれないならかえってね!!」 上機嫌な俺にそんな口撃は通用しない。さらばゆっくり。 足元に群がってきたゆっくりを一匹残らず踏み潰す。 「ゆ゛びゅぷっ!!」「ぐぇあ」「びゅぷるぷっ!!」「ぱっびっぶっぺっぽおっ!」「い゛だい゛よ゛ぶっぷ!!」 悲鳴でちび三倍が目を覚ます。体は小さいがスピードは成体と変わらないようで、素早く地面に飛び降りて残骸を食い始める。 「ハァハァ、ウッメ!!オジサンオイシイヨコレ!!オジサンモタベレバイイヨ!!ユックリタベヨウネ!!ハム!ハフハフ、ハフ!!」 「俺はいらん。好きなだけ食べな」 こいつも普通のゆっくりとは性格が少し違うようだ。ちゃんと躾ければ番ゆっくりとして役に立つかもしれない。 YUKKURI THE RED COMET END 作:ミコスリ=ハン
https://w.atwiki.jp/sousakuhero/pages/259.html
ヒーローはなぜ嫌われるのか? 今まで守ってきた大勢の一般人がヒーローを非難する話をまとめてみた。 内容 五星戦隊ダイレンジャー ダイレンジャーとゴーマとの戦いに大神龍が乱入。 休戦協定が締結されても街は壊滅状態。 「お前らダイレンジャーがいるから滅ぼされるんだ!」 とダイレンジャーに八つ当たりする人々。 超力戦隊オーレンジャー バラノイアとの戦いによる功績にも関わらず、政府が発案した「戦隊活動禁止法」により悪のテロリストに認定され、大勢の一般人に迫害されるオーレンジャー。 吾郎「オーレンジャーなんか滅びてしまえばいいんだ!地球ごと滅びてしまえばいいんだ!」 獣電戦隊キョウリュウジャー 真の地球のメロディを宇宙の害と見做すデンシオンによって街は壊滅状態に。 「お前らキョウリュウジャーがいるからデンシオンに滅ぼされるんだ!」 と大勢の一般人に迫害されるキョウリュウジャー。 手裏剣戦隊ニンニンジャー 本当は覚悟の不足を理由に好天からラストニンジャ失格を言い渡されてしまったのに、何故か大勢の一般人に迫害されるニンニンジャー。 理由は祖父の志継がぬニセラストニンジャ疑惑がかかっているから。 「何がラストニンジャ失格だ―っ!ニセラストニンジャはここから早く出ていけぇ―!」 ヤッターマン ドロンボーとの戦いによる功績にも関わらず、大勢の一般人に迫害されるヤッターマン。 ドルーピー 功績にも関わらず、人々からバカにされるドルーピー。 仮面ノリダー ジョッカーとの戦いによる功績にも関わらず、人々からバカにされ、ちびっ子達からトマト等の物を投げられるなど、散々な扱いを受けるノリダー。 とんねるずの高校時代 タバコを吸っていたのを古沼先生に見つかったことを作三に強く非難・叱責される木梨憲武。 ロジャー・ラビット 酒浸りの生活を送っても、人々から疎まれ責められるエディ・バリアント。 激走戦隊カーレンジャー ボーゾックに加担したシグナルマンが流したデマのせいで大勢の一般人に迫害されるカーレンジャー。 星獣戦隊ギンガマン バルバンとの戦いによる功績にも関わらず、政府が発案した「戦隊活動禁止法」により、大勢の一般人に迫害されるギンガマン。 リョウマ「ギンガマンなんか滅びてしまえばいいんだ!」 ウルトラマンレオ 円盤生物との戦いが激化したせいで、大勢の一般人に迫害されるウルトラマンレオ。 「お前がいるから円盤生物がやってくる!」 トオル「レオなんか大っ嫌い!」 キン肉マン 成長を続けてゆく火事場のクソ力が周囲の街を吹き飛ばす結果に繋がる事を保険局に指摘され、指名手配されるキン肉マン。 救急戦隊ゴーゴーファイブ 災魔一族との戦いによる功績にも関わらず、政府の対策により迫害されるゴーゴーファイブ。 マトイ「ゴーゴーファイブなんか滅びてしまえばいいんだ!!」 宇宙刑事シャリバン ガイラー将軍に殺人の罪を着せられ、大勢の一般人に迫害されるシャリバン。 ウォレスとグルミット 巨大ウサギが何者かに殺害され、濡れ衣を着せられ、アンチ・ペストを解散させられるウォレスとグルミット。 追記・編集はなぜ嫌われるのか?
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/91.html
「ユックリシテイッテネ!!!」 夕飯の買い物から途中、そんな声を上げる物体を見かけた。 普通のゆっくりによく似ているが、体が赤くて通常のゆっくりと比べると随分早口で甲高い声だ。 「ユックリシテイッテネユックリシテイッテネ!!!」 またとんでもない早口で喋ると、こちらに向かって飛んできた。ギリギリで避けられたが、物凄い速さだ。 「な、何だお前?く、食い物が欲しいのか?」 「ユックリチョウダイ!!!ユックリタベサセテネ!!!」 何だか気味が悪いので大根の葉を少しちぎって投げてみる。 普通のゆっくりなら地面に落ちた後で「食べていいの!?」などと喚きながら食べるだろう。 だが、こいつは地面に落ちるどころか手を離すとほぼ同時に飛び上がって食いついてきた。 何て意地汚い奴だ。目にも留まらぬとはこの事か。 何だかちょっと面白くなってきたので試しにキャベツを一枚剥がして投げてみる。 また飛び上がって食いつく。今度は流石に一口では食いきれないようだが、これまた尋常じゃない速さで食い尽くす。 「何なんだぁお前は?随分ゆっくりしてないゆっくりだが」 「レイムハレイムダヨ!!ツウジョウノサンバイユックリシテルサンバイレイムダヨ!!」 「早口で喋るのはやめてくれ聞き取りづらい。そうか三倍れいむか……そんなのもいるんだな」 「オジサンユックリデキルヒトダネ!!オウチニツレテイッテヨ!!」 「あ?やだよ。お前大食いっぽいんだもん」 「ダイジョウブダヨ!!レイムジブンデゴハントッテコレルヨ!!ツレテイッテヨ!!!」 「…ならいいが。言っておくが家の中を少しでも荒らしたりしたら潰して食うからな」 「ワカッタヨ!!ユックリシテイクヨ!!ユックリツレテイッテネ!!!」 「お前に言われると物凄く説得力が無いんだけどな。まあいいや付いて来い」 「ユックリー!ユックリシテイッテネー!!」 上機嫌そうに付いてくる三倍れいむ。自分でエサを取るなんて、珍しい事を言うゆっくりだな。 それに赤いし、早口だし、全然ゆっくりしてないし。時々普通に歩いてる俺を追い越して待ってる事まである。 「ハヤクハヤク!!ユックリカケアシシテネ!!!」 「無茶言うな。何だってお前はそんなにすばしっこいんだ」 とにかく変わったゆっくりだ。こいつを増やせば高く売れるかもしれんな…… そんな思惑と共に帰宅。 「そら着いた。ここが俺の家だ。言っておくが、お前の家じゃないぞ」 「ワカッテルヨ!!オジサンノオウチダヨ!!セマクテウスギタナクテクサイケドイイトコロダネ!!ユックリシテイクヨ!!!」 「死にたいか?」 「ゴベンダザイ!ヒログデギレエデイイニオイガジマズゥ!!ユッグリザゼデグダサイ!!」 まだ何もしてないのに泣き叫ぶ三倍。変わった奴だな本当に。 「まあいいがな。しかしお前なんだって俺の家に来たがったんだ?エサは自分で取るとか言うし、メリット無いだろ」 「サビシイノハイヤナンダヨ!!ダレカトユックリシタインダヨ!!!ユックリサセテネ!!!」 「寂しいってお前、友達とか居ないのか?」 「レイムトモダチイナイノ!!ミンナレイムノコトイヤガルノ!!オジサンモレイムキライナノ!!?」 「いや別に。まだ何もしてないからなお前は。……ふうん。お前変な奴だからなぁ。それで嫌われてんのか」 狼等の動物も怪我や病気等で他とは違うような奴は爪弾きにされるという。ゆっくりもそうだったのか。 「ま、どうでもいいや。さっきも言ったが、自分でエサを取って、家の中を荒らしたりしないなら家に置いてやる」 「ヤクソクスルヨ!!ゴハンハジブンデトッテコレルヨ!!オウチノナカモコワシタリシナイヨ!!オジサンアリガトウ!!ユックリシテイッテネ!!」 凄く嬉しそうにその場で跳ねまくる。あまりに素早いので表情がよく見えない。声もステレオで面白い。 さて、そうして三倍ゆっくりれいむとの奇妙な同居生活が始まった訳だが。 確かにエサは自分で取ってくるし、家の中でもなるべく大人しくしようとしている。 一ヶ月経ってもその様子に変化は無く、ゆっくりの割に約束事を守れる非常に珍しいゆっくりだ。 あまりに早口なので集中しないと言葉を聞き取れないのが難点だが、それは何度言っても直らなかった。 まあ、それが原因で他のゆっくりから迫害されたのだからもう矯正は無理なんだろうな。 下手に弄って普通のゆっくりと同じになられてもそれはそれで困るし。実害が出てしまう。 そういえば、試しに眠っている隙にこっそり千切って食ったら辛かった。味まで変わってるとは。 その後飛び起きて「ユックリアヤマッテネ!!ユックリアヤマッテネ!!」と泣き叫ぶ三倍を宥めるのに苦労した。 結局傷口を塞いで抱いて寝てやったらとても喜んでいた。普通のゆっくりと違って手間も少ないし、可愛いかもしれない。 そんなある日、そろそろ季節が変わろうかという頃。 普通のゆっくりれいむとゆっくりまりさのつがいが家の庭に這入り込んでいた。 「おじさんだあれ!?」 「ここはまりさたちがみつけたおうちだよ!!!ゆっくりでていって!!」 見つけたも何も、俺は始めから家の中に居たんだが。と、その声を聞きつけたのか三倍が猛スピードでやってきた。 「ユックリデテイッテネ!!!ココハレイムトオジサンノオウチダヨ!!!サキニミツケタノハオジサンダヨ!!」 「ゆっく!?へんなひとがいるよ!!」 「ぴょんぴょんはねてぜんぜんゆっくりできてない!!」 三倍を見てゲラゲラと笑い出した二匹。なるほどこんな感じで迫害されてたのか。 見れば三倍は跳ねるのをやめ、プルプルと震えている。物凄い勢いで。顔がブレて表情が見えん。 「ウルサイウルサイウルサイ!!!ユックリデテイッテネ!!ユックリデテイッテネ!!」 「うるさいうるさい、だってさ」 「おお、こわいこわい」 そう言って再びゲラゲラ笑い出すゆっくり二匹。うーむ。やっぱり普通のゆっくりの方が腹立つな。 三倍なら何を言ってるのかいまいち聞き取りづらいし、動きも異様に速いから逆に笑えるんだが。 「ゆっくりできないひとたちはれいむたちのおうちからでていってね!!!」 「ゆっくりでていってね!!ゆっくりしんでね!!!」 一通り笑ってから飛び掛ってくるノーマルゆっくり二匹。手で弾こうと思った瞬間、二匹とも凄い勢いで横に飛んでいった。 「オジサンニナニスルノ!!ユックリデテイッテネ!!」 どうやら三倍が突き飛ばしたらしい。三倍どころかこいつらの十倍以上の速度はあったと思う。 突き飛ばされた二匹は何が起こったのか分からないような顔をしていた。 「ユックリデテイッテネ!!ユックリデテイッテネ!!」 威嚇しつつ叫ぶ三倍を見て漸く自分達がこいつに突き飛ばされたのだと理解したのか、 顔を真っ赤にして焼いた餅の様に全身を膨らませて三倍に向かっていく。 だが、異常なまでのスピードで跳ね回る三倍には手も足も出ず、一方的に四方八方から突き飛ばされて転がるだけだった。 「ユックリシネ!ユックリシネ!!レイムヲユックリサセナイヒトハユックリシネ!!」 「や゛べでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 「どう゛じでゆ゛っぐり゛ざぜでぐれ゛な゛い゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 はいパターン入った。この台詞が出る頃には大抵戦意などどこかへ行ってしまっているのだ。 それでも攻撃の手を緩めない三倍。今日のように迫害された日々の記憶でも甦ったのだろうか。 「ユックリシネ!!ユックリシネ!!…ウメェ!!メガッサウメェ!!ハフハフ!!」 「ぎゅっ!!い゛だい゛!!や゛べで!れ゛い゛む゛をだべだい゛で!!」 「ま゛り゛ざはお゛い゛じぐだい゛よ゛!!れ゛い゛む゛だげだべでよ゛お゛お゛!!」 飛び跳ね、突き飛ばしながら少しずつ皮を食いちぎっていく三倍。見る見るうちに餡子が露出していく。 「びゅぐっ……ゆ゛っゆ゛っ……ゆ゛っぐ、り゛……じだい゛……」 「びくびくっ……ぼっど……ゆ゛っぐり゛……じだ……が……」 「ユックリウメェ!!タマンネェ!!ハム!ハフハフ、ハフ!!」 完全に二匹とも動かなくなった後もぐるぐる周囲を回って餡子を食い続ける三倍。結局十分程度で二匹とも食い尽くしてしまった。 「お前、同類でも構わないで食っちまうゆっくりなんだな」 「アンナノナカマジャナイヨ!!ユックリサセテクレナイモン!!」 「ふうん。じゃあお前一人ぼっちなんじゃないのか?」 「ヒトリジャナイヨ!!レイムハヒトリジャナイヨ!!オジサンガイテクレルモン!!ユックリデキテルヨ!!」 ゆっくりの割に殊勝な所もある三倍ゆっくり。あのスピードにこの性格。 ひょっとしたら加工場に持っていけば対ゆっくり用ゆっくりとして高く売れるかも知れない。 それにはまずこいつの数を増やさないとな。可愛いくて忠実なだけじゃ生き残れないんだぜ三倍。 翌日、早速三倍ゆっくりを連れて加工場へ向かう。幸いこいつは加工場がどういう所か知らないらしく、散歩だと言えば喜んで着いてきた。 受付で事情を話すと、奥の部屋へ連れて行かれた。手に持っている三倍がウズウズしているのが分かる。 「中に入ったら大人しくしていろ」という言いつけを守ってくれるのは正直ありがたい。普通のゆっくりは絶対に聞かないからな。 「お待たせいたしました。それが三倍ゆっくりですか?」 部屋で少しの間待つと、この工場の偉い人が来た。何でも繁殖・飼育全般の責任者兼副工場長なのだとか。 「ええそうです。普通のゆっくりと違って赤いでしょう?それに早口で、動きも素早いです」 「ふぅむ…ちょっと部屋の中を走らせてもらっていいですか?」 「はい。おい三倍。この部屋の中を一周だけ走ってみろ。絶対に物を壊したりするなよ」 「ワカッタヨオジサン!!ユックリハシルヨ!!」 ゆっくり、と言いつつその速度は全然ゆっくりしてない。 いつもの超スピードで部屋を一周すると、凄い勢いで膝の上に戻ってくる。タマちゃんが痛い。 「ど、どうですか。こんなに速く動くゆっくりなんて珍しいでしょう」 「そうですねえ。ゆっくりフランの飛行速度よりも随分と速いようです。 番ゆっくり、でしたか。貴方の言う事もよく聞いてるようだし、確かにいけるかも知れないですね」 「そうですか。それでは繁殖の件は……」 「試してみる価値はありそうですね。ただ、失敗すればこの子が死ぬかも知れないですが本当によろしいのですね?」 「ええ、構いません。どうせ拾い物ですし」 「そうですか。それでは早速用意しましょう。着いて来て下さい」 「ユックリデキル!?ユックリデキルヨネオジサン!!」 「ああゆっくりさせてやるよ。だから安心しろ」 不安がってこちらを見て震える三倍。だからブレて表情が見えないってば。怖がってるのは分かるけどさ。 案内された部屋には、数匹の発情したゆっくりれいむが居た。 「ゆっくりれいむは受けになる事が多いですから。では三倍も発情させましょう」 ゆっくり業師とかいう人に三倍を手渡す。業師は慣れた手つきで三倍の体を撫で回し、揺すった。 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリシテイッテネェェ」 目がとろんとして動きが少しだけ緩慢になった三倍。ちゃんと表情を見れたのなんて久しぶりだ。 すかさず発情れいむが入っている檻に入れられる三倍。 自身と同じく発情した相手を見つけるやいなや猛スピードですり寄って行く。速すぎて気持ち悪い。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆっくりいぃぃぃぃん!!」 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリイッテネ!!ユックリイッテネ!!」 凄まじい勢いで発情れいむに擦り寄りまくる三倍。見る見るうちに発情れいむの息が荒くなっていく。 「ゆっく……ゆっくりいくよ!!ゆっくりいくよ!!ゆぅん……んほおおおおおおおおっ!!」 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリシテイッテネ!!!!!」 例の雄叫びを上げ、ぶるりと大きく震えて動きを止める二匹。しばらくすると三倍の方は元気良く動き回る。 「スッキリー!!」 一方ノーマルれいむの頭からは赤い蔓が伸びている。やがて蔓には三倍と同じ赤い実がいくつも実り、目を覚まして騒ぎ出した。 「ユックイチテイッテネ!!!」「ユックリオハヨウ!!!」「オジサンタチユックイデキユヒト!!?」 「どうやら上手くいったようですね。貴方も三倍も、本当にありがとうございます」 「いえいえ、私は何も。では私はこれで。三倍、帰るぞ」 「ユックリシテイクヨ!!!レイムハココデユックリスルヨ!!!」 「何言ってるんだ。お前の家は……」 「レイムノアカチャンガイルモン!!レイムガソダテルヨ!!オジサンダケカエッテネ!!!」 「…せっかくだからこいつも引き取ってもらえますか?」 「ええ、喜んで。では後でお礼をお渡ししますので先程の部屋でお待ち下さい」 その後、わざわざ工場長までやって来て、普通のゆっくりよりも随分沢山の代金を受け取った。 せっかくなので赤ん坊の三倍を売って貰えないだろうか、と尋ねると無料で一匹貰えた。 これから番ゆっくりが商品化すれば、売り上げ次第でまた配当がもらえるらしい。ラッキーだ。 今はすやすやと高速で寝息を立てているちび三倍を持って家に帰ると、そこには普通のゆっくりが我が物顔で居座っていた。 早速餌が手に入ってありがたい事だ。 大金を貰って機嫌のいい俺は大声で呼びかける。 「おおいゆっくり達。美味しいお菓子があるからおいで!!」 「ゆっ!おかし!!おかし!!おじさんはやくたべさせてね!!」 「さっさとちょうだいね!!くれないならかえってね!!」 上機嫌な俺にそんな口撃は通用しない。さらばゆっくり。 足元に群がってきたゆっくりを一匹残らず踏み潰す。 「ゆ゛びゅぷっ!!」「ぐぇあ」「びゅぷるぷっ!!」「ぱっびっぶっぺっぽおっ!」「い゛だい゛よ゛ぶっぷ!!」 悲鳴でちび三倍が目を覚ます。体は小さいがスピードは成体と変わらないようで、素早く地面に飛び降りて残骸を食い始める。 「ハァハァ、ウッメ!!オジサンオイシイヨコレ!!オジサンモタベレバイイヨ!!ユックリタベヨウネ!!ハム!ハフハフ、ハフ!!」 「俺はいらん。好きなだけ食べな」 こいつも普通のゆっくりとは性格が少し違うようだ。ちゃんと躾ければ番ゆっくりとして役に立つかもしれない。 YUKKURI THE RED COMET END 作:ミコスリ=ハン
https://w.atwiki.jp/healeracademia/pages/59.html
【Before】. /i/ / /! / //ヘ=ニ_ヘ<=ニx ヽヾハ. // / i, '/ i/ / ∨ /iハ////i , './ i/ / ∨ ヽ}///i / / i/ / ----===------ } /// i/_//i i|___________ _ ___ .! {/ i/ / i i| 二二二二 /!/¨ヽ. / !/ ノ ,=ニ____ニ==_/ / }. -‐==ニ´ -==- r==========f / i ハ !ミi}77777777i}===i}///////// ii} }ん .|. ii}////////i}', ____,'.ii}/////////ii} i } //____. ii}////////ii}.〉 〈 .ii}/////////,' .ii '´</ `¨¨¨¨¨¨¨¨´ !! !.i ヘ`¨¨¨¨¨¨¨´ .x<>'´=x ._ -=イ} ! !.', `ヽ x<>´!//////////////////// f≧<>- イヘ.i !/`>= イ´.>´} ..リ/////////////////// マ f--r≧ __ <¨><___>'´! |,/ .,'///////////////////∧ マ i .!  ̄! ̄ .| | / / .,.'////////////////////ハ マ ┼‐┼-= |_____} __/!=ニ ' ., '///////////////////,//∧ マi | | / |_.,ノ /////////////////////ヾx___ヽ ゞ ========ヒ´=,'///////////////////// \ `¨ヽ^~^~^~^~^~^~^~ソ/////////////////////// ヽ 丶 ., '´////////////////////////// | \ ,イ///////////////////////////// | i .`=ニ__///////////////////////////////// ! i ,'//////////////////////////////////// ! i |///////////////////////////////↓↓↓【After】 _ -‐  ̄ ̄ ‐- _ , </////////////////>、 、 _,.ィ―‐-、__,r――‐-、'////////\ ``<'/ハ___ノ777ヽ___)ヾ////////ヽ ,.イ'////////////////////////////∧. /////////////////////////////////i //////////// l/////////////////////l. /,////////'// |/////////////////////l l/ l//////l'/`` !////'l//l//l/////l/////! ! l//////,‐- 、 |/// j/―‐-l'/////l/////! l!V///! Vrノ !∨ V rノl/////,l/////l ! V/ハ ,,,, , ,,,, ///////l/////! ,イ'///∧ ノ////////////,! ///////∧ ー _ 一 /////////////,! /' l//////> _ ,. イ/l////////////! ' l/'" //////// ー 、 l//l/∨///////l '゙ ,イ'///>イ二ニリ , <j/ニニマ'//////,l ,イ>'"; '/ニニ/ニ/二二二ニ/ マ/////,! // ; '/>''"ニニ/ニニニ>'" ゙マ//ハ /// / '" ./ニニ/ニニ>'" ,.... `<ハ ,.イ///j ; ' /二ニ/>'" ,. }/ハ ,. イ/////,l /‐-__ ,.イニニニ'仁/ , i' 【名前】 白金[バイジン] 【ヴィランネーム】 オール・フォー・ワン(AFO) 【個性】 オール・フォー・ワン(AFO) 【AA】 白金/フェイスレス(からくりサーカス) - 人間関係 人間関係 関係 名前 呼び方 職業 備考 敵 オールマイト オールマイト ヒーロー 宿敵 弟子 死柄木弔 ヴィラン ? 鹿角 八百万家の従者 ??? ブラック 君 学生 何かやたらと気に入った子供 個性を奪う個性を持つ【魔王】とも呼ばれる最恐最悪のヴィラン。 かつて、個性を持つものがマイノリティで迫害されていた時代のアメリカで、個性を奪うことで彼は多くの人々を救っていた。 しかし、奪った個性には元の持ち主の思念が染みついていており、迫害されたことへの恐怖・憎悪・怒り、多くの人間の思念も受け入れてしまうことになってしまい、やがて男は変わっていく。 彼には弟がいたが、彼と違って無個性だと思われていた。 弟に彼は「力を蓄積する個性」を与え、もともと持っていた「個性を譲渡する個性」と融合し代々受け継がれていくことになる個性「ワン・フォー・オール」が生まれた。 救世主として人々を救い続けるも、やがて悪意に耐えきれずオール・フォー・ワンとなった。 彼を止めようとした初代ワン・フォー・オールと、個性を受け継いだその娘二代目ワン・フォー・オールと戦いになり、二人を殺した後、オール・フォー・ワンは日本へと渡り、そこで八百万家11代目と戦うこととなり敗れる。 その後は抜け殻のようになり八百万家の世話になるが、3年後に【不老】の力を奪おうとし八百万家従者の自動人形【村山】、【浅草】、【青梅】、【奥多摩】、【品川】、【武蔵野】、【多摩】、【高尾】を"殺害"する。 残る【鹿角】が自身の核を譲渡する代わりに以降【八百万家の人間に手を出さない】という契約が結ばれた。 その後は裏社会の頂点に立ち7代目ワン・フォー・オールでありオールマイトの師匠の志村菜奈も殺すが、本編の6年前にオールマイト達との戦いでオールマイトに重傷を負わせるも自身も死んだと思われるほどの傷を負った。 その後の潜伏を経て、死柄木弔を拾い改人・脳無の開発などを進め、ついに再びヒーローたちの前に現れようとしている。 と、いうのが、24スレ目I・アイランド編開始前のAFOの全容だった。(まとめサイト第284話) 元々、ブラックに対し興味100だったこともあり、女装して直接ブラックに接触してきたのだが、その後のダイスにより、ブラックのヒーロー観に対する共感度93、ブラックに対する興味(好)82、ブラックへの好感度91を記録し、ブラックに自分の過去をぶっぱしたり、ブラックに強請られるままにお高めのコーヒー豆をお土産として買ってあげたり、自分への直通電話(ガラケー)を渡したり、ホテルに着いたら自分に連絡を入れる様に言ったり、最近のテレビが面白くないから用事が無くても電話を掛けてくるように言ったり、自分とは関係ないヴィランの存在を仄めかしたり、ブラックには嘘を吐きたくないとか言っちゃったり、直接個性の指導をしたりと、何て言うか孫に甘々のお爺ちゃんと化す。ついたあだ名がブラック大好き女装お爺ちゃん(その他、貧乳腕長黒髪ロング拘束具女子校生お爺ちゃん、女装爺等)。 実は、日本に渡って来てから、現行の日本のヒーロー制度の73%を整えたり、(カリキュラムはノータッチだったが)雄英の71%を作ったりと、現在の日本の法整備を行った功労者でもあった事が判明。 更に、ブラックへの個性指導では複合個性技の重要性を主張し、雄英のカリキュラムに存在しない複合個性技の指導を行った。 その際、ブラックに認識の大切さを説き、ブラックの【停止】は内向きの自分が世界の中心である【不変】によるものだと説明。僅か3cmの厚さで全盛期の1オールマイトパンチを防げる盾【血界戦線】を開発し、技の命名を行う。更に、【白金の星】というスキルを託す等、なんかもう、楽隠居モードに入りつつブラックを自分という魔王を倒す勇者に育てようとしているんじゃないか疑惑まで出ている。 因みに、オールマイトが嫌いなのはガチ。 顔面が吹き飛んで死にかけても、少し気を抜けば楽になれると思っていたとしても、立ち上がってしまえる程にはガチ。 【血界戦線】の命名時には「ブラックが使ってる必殺技の○○、俺が授けたんだぞー」とオールマイトを煽る事を画策していた。 最後のオールマイトとの戦いではストックしていた個性を使い捨てることで【黄金】の領域に一時だけ辿り着き、血界戦線を使用した。そして相打ち。残り個性20個ほど。島は10分で沈むまで破壊された。 タルタロスで他の囚人をまとめながらのんびりしている。でも、バナナの差し入れはもういい。 性転換の個性を持っているが男の格好で女の格好をすることに意義を見出している。 【興味】3代目:【1D100 70】4代目:【1D100 23】5代目:【1D100 30】6代目:【1D100 79】7代目:【1D100 37】 【ジャン・ドゥ】 AFOのヒーロー戸籍。正式にプロヒーロー免許を取っている。税金も戸籍分払っている。 【匂宮出夢】 実在する高校中退した子の姿。ブラックの家には学校に届け出た住所を見て行った。
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1576.html
【名前】 ブライ 【読み方】 ぶらい 【分類】 ナビチップ 【属性】 無属性 【入手方法】 WHFでの特別配信 【派生チップ】 なし 【P.A】 ダブルヒーロー2 【登場作品】 『OSS』 【英語名】 Burai 【概要】 『OSS』に存在する「ブライ」の力を封じ込めたチップ。 チップイラストは『流星2』のブランクカード限定メガクラス「ブライソードEX」のもの。 特別配信チップであり、ゲーム中で入手することはできない。 ちなみに『OSS』の元である『1』で配信チップだったフォルテも同じく特別配信されていた。 使用すると、ロックマンのいたマスにブライが出現。 最も近い敵の前にワープしてブライソードを振り下ろし、ワイドソードの範囲に3ヒットの斬撃を発生させた後、貫通する斬撃を飛ばす。 つまり最も近い相手の縦列は3ヒット、それより後ろの列は1ヒットする。 似た性能のブルースとの違いは、ブルースは180ダメージ1発のワイドソードで、バリア越しダメージはできないがオーラは剥がせる。 一方、こちらは60×3のワイドソードなので、バリアを剥がしダメージできるが、オーラが強いと剥がせない。一応、衝撃波が飛ぶので敵の後ろの列にも60ダメージは与えられる。 また、「ファイターソード、ナイトソード、パラディンソード、ブライ」の組み合わせでプログラムアドバンス「ダブルヒーロー2」を発動可能。 なお、このチップはトレードや対戦のほんばんで譲ったり奪おうとしても交換(強奪)することはできない。 データライブラリNo. 作品 前のチップ ← No. 「OSS」 No.180 フォルテ ← 181 なお『OSS』内においてブライはクロックマンの技の一つ「コーリングブライ」としてのみしか出てこない。 軽く解説すると、ブライは『流星のロックマン』シリーズ2作目『流星2』から登場した流星のロックマンのライバルキャラ。 現代よりも遥かに高度な電波技術で繁栄した超古代文明「ムー文明」の生き残り(末裔)の少年「ソロ」が、電波体の力も借りずに自分一人で電波変換した姿がブライである。 『流星3』公式サイトの電波体データによれば、ブライ時の身長は150cm、体重は40kg。 肉眼で電波が見えるというムーの一族特有の特殊能力を持っており、周囲の群れなす一般人から迫害されていたことから「絆」の存在を嫌っており、そのため絆の力を信じている流星のロックマンと敵対する。 人間に傷つけられ絆を否定する姿は『エグゼ』のフォルテを、ロックマンのライバルという立ち位置としてはブルースを、それぞれ合わせたような要素を併せ持つ。 特徴的な紫色のバイザー(*1)の形状を見ても、バイザーという装飾としてはブルース、形状はフォルテを意識していることが窺える。 『流星2』の戦闘では、拳や蹴りといったガチ肉弾戦で攻撃してくるのが特徴。 また、HPがある程度減ると、ブライソードを召喚し剣術攻撃にシフトする。 全体的にスピードが速い上に、ロックオンカーソルを破壊し短時間で復活するHP1のバリア「電波障壁」という防御能力も持っている強敵。 ちなみに『OSS』で使っている剣は『流星2』のもの。 『流星3』では「ラプラス」という電波体が変身した「ラプラスブレード」をバトル開幕から使用する。 しかし、ソロ時の素の身体能力も現代人離れらしく、ゲーム・アニメ版問わずはるかに体格の大きい大人やヤクザか何か数人も、かすり傷ひとつ受けず変身抜きでボコボコにしていた。素は平均小学生スバルなら変身抜きならマジで殺されてた。 公式説明はないため、エグゼで小学生離れの体術で大人も倒せた伊集院炎山との力量差は未知数。 『流星3』では電波変換がWAXAニホン支部のサテライトサーバーに認識されており、トランスコードは002に設定されている。
https://w.atwiki.jp/forusefromkararu/pages/17.html
国家概要 カラルにおいてこれほどに扱いずらい国はない。ガルマニア帝国によってやっとこさ落ち着いたこの国(というか民族)は現在、デルバレス連合戦線に加わっているが、周辺の国との正式な国交は結んでおらず、唯一、デルバレスとのみ共闘条約を結び比較的友好関係を維持しているが、連合戦線内でもなかなかな腫れ物であることは変わりない。しかし、戦闘の面では非常に頼りになる存在である。 *帝国と名乗っているが国力自体周辺国より劣っており、使用する兵器も同戦線内からの払い下げばかりだが、それでも恐れられているのはクルーシュ人の戦闘力の高さゆえである。 国旗と国土 首都 ラポアリアス(Rapoarias) 公用語 デルバレン語 民族 ラバルクルーシュ人 通貨 ゼル 国歌 正義の闘争 デルバレス王国の東、湖に近いエリアに定住している。 外交 対ベルタリアという共通の目的と物質的な支援を受けるため、唯一デルバレスのみ国交を開いている。基本的に閉鎖的な民族故、新たな外交関係を築くのは至難である。 政治 皇帝を擁し、それなりの軍事力を保持しているがいかんせん国力が低いのと、国際意識も低いため国家をあげての対外戦争には消極的 クルーシュ人 彼らの始まりはカラル世紀末期の間、カラルの北極に逃げ延び、そこで数世紀の間身をひそめるように生活していた人々が祖先である。 しかし、KC歴が始まる以前から急激な寒冷化が始まり、それに伴いわずかながら残されていた土地が凍土に飲み込まれその生活圏を失った。彼らは意を決して荒れる狂うフィズル湖を船で渡りやってき、その海岸線を住処にしていたが、そこで待っていたのは凍土よりも冷たい現実だった。 以前からその地に住み着いていた人々からすれば突然やってきた当時のクルーシュ人達は気味が悪い他なかった。彼らは迫害され、物乞いをしても、もらえるのは罵倒と共に投げつけられる石ぐらいしかなかった。 彼らが生き残るには「略奪」しか道はなく、各地域でクルーシュ人達は日が暮れれば村を襲い食糧や家畜を奪い、なんとか生き延びていた。 時代が進むにつれその行為は激しさを増していき、彼らの日常は常に血なまぐさいものとなって行った。 KC26年頃には彼らは「ルゥカン」と呼ばれる獰猛な動物を使役し、鉄で武装し圧倒的な機動力と優れた格闘技術により負け知らずの戦闘民族になっていた。 多くの民族は霧や闇の中から彼らの戦太鼓と叫び声が聞こえたら死を覚悟したと言う。 クルーシュ人のはその屈強な体格と男性なら立派な口髭が特徴で、それを編みこんだりしてお洒落を楽しむ。 現在デルバレス王国軍の中にもクルーシュ人将軍はおり、彼は末端の兵士すら見捨てず作戦を現場で自ら指揮する事から、非常に人気がある。 歴史 かつてはガルマニアの一植民地だったが、どちらかというとガルマニア帝国がここに「抑え込んで」いた。クルーシュ人はガルマニア帝国がやってくるまで特定の地域に定住せず、デルバレス方面やルイザ首長国近辺の村に対し略奪行為を繰り返すいわゆるバイキングのような存在で「蛮族」であった。それがガルマニア帝国がやってきてからはこれの大規模な掃討作戦が行われ、徐々にその数を減らし、現在の領地に圧縮された。 それからというもの、ガルマニア帝国の干渉を拒絶しつつ、現在のような軍中心のまとまりができた。今はデルバレスから物資の援助を受ける代わりに、デルバレスに兵力の提供を行っている。 現在はデルバレス系の人種の流入もあって混血が進みつつあり、純血のクルーシュ人は減りつつある。 軍隊 空戦戦力はほぼ他国からの兵器をデルバレス経由で提供されており、自国内では建造は行っていない(行えるほど巨大な工業力がない) その代りにカラルの中でも圧倒的な陸戦力がある。 現在でもルゥカンや戦車を用いた機動戦を最大の武器とし、これら突撃に続いて一般歩兵がなだれ込む。
https://w.atwiki.jp/daydawn/pages/1739.html
【尽きぬ九命】クノ("Mirion-Dead"Kuno) プロフィール 名前 クノ PL ぶい 種族 妖精 性別 女性 年齢 不明 出身 異世界/緑樹 身長 154cm 体重 42kg 星 ★★ 所属軍 天軍 クラス構成 メイン 聖職 サブ ゴリラ エクストラ 死霊 追加1 マグス 追加2 ― 上級 ― データ キャラクターシート ステータス 筋力 B+ 耐久 EX 敏捷 D 魔力 C 幸運 E- 宝具 C イメージ イメージアイコン グレイ/アルトリアオルタ(Fate) PLが好きな曲 MellowYellow / 歌詞 「ボクの死はちょっとばかり遠いよ」 外見 常にフードを被った銀髪の女性。 見た目は若いが年齢は相応のものではない。 足元は灰色の靄がかかったようになっており、目を凝らせばそれが猫の形をしていることがわかるだろう。 人格 不死であることを受け入れ、普段は静かに過ごすことを好む。 しかし戦闘になると積極的に攻撃を受け止める。 それが最善手だとわかっているから。 属性 秩序・中庸 起源 くらやみ 好き ひなたぼっこ 苦手 他の野蛮な不死、わからず屋の不死狩り ついでに緑樹国 嫌い 猫頭と狗頭の2柱 + 行動範囲 行動範囲 柾良城 陳情窓口~寮区画 柾良城下町 侍町 - 足軽町 桜花広場・山科大橋 町人地 屋台裏道 寺町 三叉橋・嘆きの女王教会 『街道町』 淡海港 城下町郊外 - 妖怪の地 - 来歴 正史ではない何れかの異世界の出身。 「不死が迫害されない国」と聞いて緑樹国にて召喚されるが常人と不死が逆転しただけの在り方は反りが合わずに出奔。 桔梗国を経由して柾良国に入り契約を行った。 清十郎に代替わりした後なので比較的新顔である。 + 召喚前 「好奇心は猫をも殺す…ってね」 前世は不死ではない、普通の猫の幻想種。 ただ少しばかり魔法の才能があり、天文術士としての適性があった。 結果、好奇心から外なる神を招来する魔法を行使してしまった。 彼女が召喚したものは結局出来損ないの何かだったものの、異常事態に駆け付けた魔法使い達にそのまま討たれた。南無。 ――彼女は猫の幻想種だった。 それは即ち女神バーストを信仰しているということである。 彼女の生前の行いはバーストに対する裏切りであり、女神の怒りに触れた。 冥界への出入り禁止を言い渡された彼女は烙印持ちとなり現世へと送り返された。 彼女は妖精として今もなお前世のツケを払い続けている。 能力 「おいで(Mew)、おいで(Mew)、ボクが君たちを(Mew)連れて行ってあげる(Meow)。」 【死霊術】 魂運びのためにバーストによって与えられた素養。ゴースト視野。 彼女は幼猫などの自力で冥府に向かうことが困難な猫の魂を導くことをバーストから命じられている。 彼女の周りには猫の霊が多数漂っており、魔法の行使のために少し力を借りたりもしている。 反面、バーストによる烙印のために生きている猫からは例外なく敵視される。 【九 つ の 生(ナインライブス)】 全ての猫が持つと言われるスキル。9回分の命のストック。 本来は死を回避するための火事場の馬鹿力のようなもの。 どのクラスに近い性質のものかは個体差があり、異能者や時使い、探求者など多岐に渡る。 もっとも、烙印を受けた彼女のそれは本来のものから変質してしまっているが……。 【ラーの目】 バースト信仰の証としては最高のもの。 かつての栄光。今の彼女からは失われている。 【ゴリラ】 前世が森暮らしだったことに所以しているのでは…と本人談。 謎。おそらくバーストの仕業。 Pick Up ミドルはエンブレイス・プロテクション・ヒールによる支援 医療知識等で若干回復量が大きい クライマックスは同胞の守護を使用しLPの限り攻撃を受ける 他に持ってるのは聖典*2、恨み返し、ポゼッション、ヴォルテ*3 あと自動書記持つ(未取得) ほぼ完成。 あとちょっと変わるかも、人格とか人格とかあるいは人格とか。
https://w.atwiki.jp/uyamarakuri98/pages/16.html
アポピス ウロボロスと同じく生まれた星 アポピスもまた、ウロボロスと同じく星の意思により生まれたものである。 ウロボロスが生まれた際に、ウロボロスの周りを回る衛星もまた同時に生まれた。それがアポピスの正体であり、ウロボロスの姿をずっと見ていた。その姿が変わることがあれば、アポピスは狂喜し、何も起こらなければ退屈であった。しかし、自分にも意識があり、創世の力があることに気が付いたアポピスは、ウロボロスの体に自分の力を及ぼすことを考える。それが生命の誕生であり、はじめはウロボロスの姿を変えることを喜びとしていた。 衛星アポピスから邪竜アポピスへ しかし、彼の星の作り出した生命体は、自己進化をいつの日かやめ、それぞれの環境に対応することだけが精いっぱいだった。アポピスはそれに絶望感を覚えた。 アポピスは生命に星の意思を与えることを思いつく。つまりは自分という一個の意思から、生命がどう動くかを実験した。最初の意思を込めた泥人形は自分以外の何者がいない事に違和感を覚え、自分を生み出したもの、アポピスと同じように泥人形を作った。一つは二つに増え、二つは四つに増え、数は増えてゆき、意思にも差が生まれ始めた。それは男と女という差であったり、姿の違いであった。 これを面白いと思ったアポピスは監察を続けていった。しかし、一つの問題点があった。泥人形には「ウロボロスの環境」に適応する力がなかった。アポピスは、このままではせっかくの泥人形たちが壊れてしまうのも時間の問題だと考え、自らの姿を龍の形とし、六大竜たちへ巧みに歩み寄り、力を弱めた。その間にも、泥人形は意思から知識を手に入れ、弱まった環境に進化することで適応するのではなく、適応する術を手に入れて、発展させていった。 つまりこれがヒトである。 六大竜は自分たちが騙されたことに気づき、怒り狂った。アポピスをウロボロスの意思に反する「邪竜」として、ヒトもろとも排除しようとするも、一度弱まった環境を変えることは不可能だった。アポピスはヒトの中に紛れ込み、巧みに裏から操っていった。 アポピスの誤算 アポピスはヒトに知恵を与え、文明を創り出した。ヒトは文明を創り出すことにより、技術を発展させ、龍たちに対抗するだけの力を持つことに成功する。アポピスの真の目的は「ウロボロスから六大竜を排除し、自分の支配下にすること」であった。星の意思であったウロボロスがヒトを排除しないことをいいことに、アポピスの暴走は続いた。 そしてヒトが自分の力を使い、自分よりも弱い存在、「亜人」を創り出した。亜人たちは迫害され、奴隷や家畜、兵士として使われていた。この機会をウロボロスは待っていた。ウロボロスは六大竜に命じ、亜人たちを守り、彼らに加護を与えた。ヒトを滅ぼし、再び秩序のある世界を作ろうとしたのだ。アポピスはそれを良しとしなかった。ヒトに再び力を与え、神を創り出した。しかし、これがアポピスの誤算になった。 神の力はアポピスの思う以上の力を持ち、ヒトや亜人たちの姿を作り変え、星の力を吸い尽くそうとした。これは彼の望む結末ではなかった。結局、六大竜と神の戦いはヒトの文明を崩壊させただけだった。アポピスは失望した。天使は生き残り、神を創り出して星の力を吸い取り続け、亜人たちは六大竜を崇め、それに対抗し、最終的には荒れた大地だけが残るのだろうと考えたアポピスは元の衛星に戻り、ウロボロスと同様に眠りにつくことになる。 しかし、アポピスが真のヒトをよみがえらせようという意思だけは残り、具現化すると、天使と亜人との戦いを操る「アンクイス」という組織が残った。皮肉にも、アポピスの残り火が世界の均衡を保たせる結果になった。
https://w.atwiki.jp/gakirobi/pages/14.html
大体が糞固定紹介スレからの転載です。 ここで紹介されている方々の多くはは相手にしない方が精神衛生上よろしいと思われます。 漏れがあると思うので気づいた方は追加していってください。 【mas-k】 ガキロビに来た目的が非常に不明確で事あるごとにいざこざを起こす。 典型的な厨二病で受け答えが短文ばかりで長文が全く書けないなど低能である。 よって論戦に異常に弱く特に反論力の無さは図抜けている。そのため話題をすり替えようとしてくる。 学歴詐称が露呈すると開き直った揚げ句、次第に追い詰められ逃亡。そしてほとぼりが冷めてから現れるという糞コテ特有の姑息さを見せた。 【佐々木】 洋ゲーの住民。本人に自覚はないと思われるが根暗オーラが凄まじい。 また言葉の言い回しがかなり単純なものばかりで知恵とユーモアの無さが伺える。それがよりいっそう根暗オーラを引き立たせている。 他の糞固定と比べると何故か異様に嫌ってる者が多数おり中傷スレが乱立して佐々木関連のスレでガキロビが埋め尽くされる騒ぎにまでなった。 【あゆ】 ワイルドと肩を並べる糞固定。馴れ合い厨で全体的にゆるゆるしていて気持ち悪いうえにどんなことを言われても その態度を貫き通すので相手にするとこの上なくウザイ。自演は日常茶飯事。そのためスルーされるか豚呼ばわりされ軽くあしらわれる。 【うか】 馴れ合い厨気味であり基本的に何も面白くない小娘。そのくせここに来て間もない頃から良コテ気取りな発言をするようになる。 三ヶ月やそこらで古参だと思い込むなど見当違いがあまりに酷い。先日、唐突に再出没したが何の進歩もないままだった。 【ワイルド】 古参が糞固定と聞けば真っ先に思いつくであろう固定がこいつ。通称・糞ワイルド。 発言や口調ががまるで幼稚園や小学生のガキ大将みたいであらゆる面で小便臭い。 ガルに軽々と論破されたのを逆恨みするなどいかに器が小さいかが伺える。 【ガル】 昔は生意気などといった理由から多くの者から糞コテ扱いされガル信者という言葉が生まれるほど嫌われていた。 要領のよいガルは持ち前の頭脳とセンスの良さで支持を増やしていきガルのアンチは消滅。ついにはロビー筆頭となる。 筆頭就任後は卓越した才能で板を多いに盛り上げる。そのガキロビへの貢献度は計り知れない。 しかし自治のためとはいえ古参名無し達が手当たり次第に新参・厨房を迫害するという悪行をしばしば敢行した。 ガルもそれに便乗気味であったためかそれが板の基本方針となる。後にその状況が仇となり板は荒れ果て廃墟と化した。 その状況に絶望したガルの出現率は激減してしまう。現在ではザーボンネタから思わぬランクアップを遂げた池田が筆頭のような存在となっておりガルの影はかなり薄い。 【びん】 危険人物の項目へ移動しました。 【ディオ】 漫画のキャラのハンネ・異常に馬鹿真面目な性格・掲示板なのに常に敬語・ユーモアがない・すぐムキになる・相手にすると面倒臭いなど マイナス要素が数多あり自ら糞固定と言わんばかりである。こんなろくでなしがロビラーから認められるはずもなくガキロビデビューと同時に非難の嵐が勃発。 反論できずに僅か三日で逃げ去るという糞コテ史上、屈指の根性のなさを見せた。本人いわく「キャラ設定をミスった」らしい。名前を変えて再出没する可能性は極めて高い。 【8歳】 糞固定か良固定か否かハッキリしていないある種珍しい固定。悪く言えば色物。 基本的に名無しに馬鹿にされたり酷い事を言われたりするが別に迫害されてる訳ではなくこれはジョークである。 が、固定としての扱いが悪くないと言えば嘘になり、ガルや池田などの逸材と比べると質は低いうえに すぐマジになるなど劣っている面が少なからず見られるため、素直に良固定扱いされる事は少ない。 また「すぐマジになる」という性格が災いし論戦になると面倒臭い事この上ない。 8歳が嫌われる理由はジョークにマジレスするからと言われたり8歳のスレは糞スレになる傾向があると言われたりもしている。 【フリーザ】 キャラなり厨。独善的で、頼んでもいないのに自治紛いの行動をとる。 自分の事を賢いと思っているが、感情的なレスしか出来ない、自身を 客観的にみる事が出来ない、相手のレスのどうでもいい所にだけ言い返し 反論した気になる、そこを指摘されると開き直る等真性の臭いを漂わせている。 mas-kとは敵対関係にあったが、何故か共闘するようになる。 mas-k同様ほとぼりが冷めてからまた現れる姑息さを見せる。