約 541,768 件
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/6464.html
いずも(護衛艦) ● F-35(戦闘機) ・F-35B ■ F-35BX-35B戦闘機 .
https://w.atwiki.jp/atelier-hs/pages/29.html
writer 音依 対戦での戦闘機 対戦での戦闘機の戦い方についてまとめたページです 戦闘機の特徴 まずは戦闘機の長所と短所をざっと挙げてみます 長所 短所 高速・高機動 攻撃・防御スキルがない ロケットが装備可能 ミサイル・機雷が装備不可 バレルロールによる無敵時間 基本的に戦闘機は突出した性能がない代わりに、弱点もないという特徴を持っています また、機種の豊富さから自分の戦い方に合った機体を選ぶことができるのも戦闘機の利点です 戦闘機の基本 戦闘機全般で使えるの基本的な技術を紹介します ターゲット視点 キーボードでは初期設定でFキー ターゲットに指定している相手の方を向きながら戦うことができます 一機の相手に集中する時には相手の機体の向き・軌道・距離・被弾状況などが逐一確認できるため、常時ターゲット視点で戦えるようになるとかなり楽になります 特に1 1の戦闘だとこれが使えるのと使えないのでは大きな差がつきます 自機の制御に不慣れな場合は地面に衝突するので要注意 ロケ爆 目標を視界に入れてロケットを発射、即座に武器切り替えで爆弾を当てる技術です 機銃と機関砲は対戦に慣れれば慣れる程狙える機会が少なくなるので自然とこの技術が主なダメージソースになります 攻撃したい相手にロケットの予測射撃をするとそのまま加速すれば爆弾が当たるぐらいのポイントに移動します これを利用してすれ違いざまor追い越しざまに爆弾を投下すると高確率で当てることができます 慣れてくればバレルロール中に狙うことで無敵・高火力・高速の三拍子が揃った非常に有能な攻撃手段になります 上下旋回 旋回の時に水平面での旋回だけではなく上昇・下降を混ぜて動く技術です 上昇・下降中は水平移動距離が短くなるので体感的には旋回性能が急激に上昇したように感じます 旋回戦ではこの技術を使うか否かで大きな差がつくので是非使いこなせるようになりたい技術です また、上昇・下降中に加速を加えると軌道が複雑になり被弾率を下げることができます 爆弾遠投 機種を水平にした状態で加速し、爆弾を投下する瞬間に機種を上げることでより遠くまで爆弾を飛ばす技術です 乱戦に巻き込まれないように高高度から投げてみたり、機雷や相手の爆弾を避けながら爆弾を当てたりする時に有効 置き爆(置きボム) 自分が追いかけられてる時に急上昇、急旋回、ブレーキ等を使い追いかけてくる相手との「水平面での」距離を縮めます その時に爆弾を投下し、再び加速すると追いかけてきた相手は爆弾に突っ込むことになります 距離を縮める時に水平面での距離ではなく直線距離を縮めてしまうと自分が被弾してしまうので注意 戦闘機を分類する 戦闘機は機体性能や装備によって何種類かに分類することができます それぞれ戦い方や得意・不得意がありますので自分が大体どれに属するか、またよく戦う対戦相手がどれに属するかを覚えておくと良いでしょう また、ここで挙げている三種以外にも低速度・低機動で攻撃力に特化した攻撃機というものもあります 対戦では非常に不利となるため普通はミッション・占領戦(対地攻撃)向けです 旋回型 代表的な機体ではスピット・Yak-3 装備次第ではバランス機体のコルセアやウォーホークも旋回性能では劣りますがこの分類になります 速度型 ムスタングB・ライトニング・La-5等の機体速度が速い機体です 旋回型と同じくバランス機体の装備を調節してもこの分類に入ることができます バランス型 機動性と速度が大体同じになるように装備を調節した場合はこの分類になります バランス機体以外では装備の%補正で特徴を打ち消すことになります 分類別の特徴 三つの分類の特徴について触れておきます 旋回型 1 1のドッグファイトに強く、扱いやすいため対戦慣れするのにも向いています 欠点は速度ですが、スキルを駆使することで高速戦闘機以外が相手だと容易にカバーできます 速度型 ひたすら速く、通り道を工夫すると乱戦ではほとんど捕捉されることがありません 更に速度が速い程爆弾の当たり判定が前後に伸びるため、爆弾を当てるのが得意な人が使うと恐ろしい攻撃範囲を持つことができます 欠点としては元の機動性が低く、更に速度が速くなることで旋回半径が拡大してしまうので体感では恐ろしく「曲がりません」 総じて言えば乱戦向けです バランス型 弱点はただひとつ、「長所がない」ことです バランス型というと扱いやすそうなイメージがありますが、実際には三つの分類の中で最も乗りこなすのが難しいタイプです ドッグファイトも乱戦も適度にこなし、逃げ切る手段が少ない管制・爆撃相手に有効です 分類別の戦法・1 1 対戦の技術向上として一般的な1 1形式での戦い方を紹介します 旋回型 兎に角相手の後ろを取ることが基本です 高い旋回性能に加えて上昇・下降を駆使して戦います 距離を離されてヘッドオンになった場合はかならずバレルロールの無敵時間を使いましょう 他にも距離があれば旋回中の相手にバレルロールで突撃することもできます バレルロール中にロケット+爆弾のコンボが当てられるようになると勝率が上がります 速度型 機動性で勝負されると手も足も出ないので遠距離からヘッドオンでの一撃離脱が基本になります 高速の恩恵として爆弾の当たり判定が前寄りにかなり広いので積極的に狙っていきましょう 爆撃機の機雷を避けるのが難しかったり、距離を離した所で狙撃されたりするのが注意点です ヘッドオンで確実に攻撃が当てることができるようになると勝率が上がります バランス型 旋回戦にもヘッドオンにもいつでも切り替えられるようにするのがポイントです 前提として旋回型の戦い方も速度型の戦い方もできるだけの技術が要求されます 相手の弱点を見極めることができれば勝率が上がります 分類別の戦法・乱戦 占領戦・大人数対戦等の乱戦での戦い方です チーム戦を前提に書いていますが、対戦の個人戦でも応用が利きます 旋回型 攻撃を食らわないように上下旋回を繰り返しながら地道に、確実にダメージを与えていくのが基本的な立ち回りです 性能的には一機を追い掛け回すこともできますが、横合いからの被弾を考えるとある程度人数が少なくなるまでは避けた方が無難です スキルの急降下を使うことで使い勝手では劣りますが高速機と同じ戦法をとることもできます 速度型 主戦場へバレルロールで高速突入、ロケットや爆弾を放り投げて一撃離脱が基本になります 後ろへ張り付かれることはほとんどありませんが、管制機のミサイルが後ろからついてくることがあるので振り返る距離には注意しましょう その場で振り向く、水平に加速しながら大きく旋回して振り向く、上下旋回を混ぜて振り向くなど 振り向き方を工夫すると被弾が減ります 突入時にはなるべく敵が多いところを目指して飛び込むと狙った機体に爆弾が当たらなくても他の機体へ当たることが期待できます 突入角度を誤ると敵機のすぐ近くで失速することになるので要注意です バランス型 多様な立ち回りができることを活かして、味方の弱点を補強したり相手の弱点を突いたりと臨機応変な立ち回りが可能です スキルに急降下をセットすると高速戦闘が可能になり、インメルマンターンをセットするとドッグファイトがやりやすくなります 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/srwdd/pages/659.html
開催期間 2024年9月9日 14 00~9月16日 13 59まで 限定チップ 攻撃力・移動力プラス 今回からの変更点 迎撃戦のMAPを見ながら編成できる機能を追加。 ステージ効果を追加。 ステージ効果があるエリアは、エリア情報に専用の「S」アイコンが表示される。 初めての今回はエリア4で「攻撃が付く4タイプ1体につき味方の攻撃力8%増(最大24%)」のメリットと、「攻撃命中時、気力が3減少する」デメリットが付いている。 各エリア攻略情報 事前情報は「連続撃破ボーナスのエリアが多い」。 情報通りに4エリアで連続撃破ボーナスが採用されている。 逆に最近やたらと多かった属性撃破ボーナスは2エリアのみになった。 前回に引き続き今回もHP回復ボーナスはなし。 エリア1 ボーナス:オーバー命中率5%(最大600%)、連続撃破80%、同時撃破80% ボスの弱点属性:ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)(実弾/ビーム)→グレイズ(実弾/ビーム)→ガデッサ(ヒリング機)(実弾)&ガデッサ(リヴァイヴ機)(実弾) アクション数:40 マップ:縦12×横14の宇宙 今回オーバー命中ボーナスと同時撃破ボーナスがある唯一のエリア。 弱点も実弾やビームなのでストフリ向けか。 エリア2 ボーナス:オーバー防御2.2%、オーバー回避率8%(最大960%)、連続撃破140%、属性撃破(打撃・斬撃)100% ボスの弱点属性:レプラカーン(アレン)(打撃)→レプラカーン(フェイ)(打撃)→グロースター・ソードマン(ヨハネ)(打撃)&グロースター・ソードマン(フランツ)(打撃) ブレイク前の軽減属性:全ボスがブレイク前に特殊軽減持ち。 アクション数:40 マップ:縦14×横16の陸 今回防御ボーナスがある唯一のエリア。 エリア3程ではないが回避ボーナスの倍率が高いため、回避ユニットだが防御力も多少あるようなユニット向けか。 斬撃にも属性ボーナスは付いているが、ボスの弱点は打撃のみ。 エリア3 ボーナス:オーバー回避率9%(最大1080%)、連続撃破150% ボスの弱点属性:量産型ゲッペルン(実弾)&セカンドガン(実弾)→ディマージュ(実弾)→ダルジャン(実弾)&ガッシュラン(実弾) ブレイク前の軽減属性:全ボスがブレイク前にビーム軽減持ち。 アクション数:40 マップ:縦12×横14の宇宙 オーバー回避率ボーナスが非常に高いエリア。 連続撃破も今回一番高い150%。 運動性の高いユニットでとにかく一掃していきたい。 エリア4 ボーナス:オーバーダメージ1%、連続撃破140%、気力150撃破100% ボスの弱点属性:オコゼニア(斬撃/特殊)→ゲッタードラゴン(斬撃)&バストドン(特殊)→ビッグガルーダ(特殊)&サイモン(斬撃) アクション数:40 マップ:縦12×横14の陸 新要素のステージ効果が実装されたエリア。内容は以下の通り。 メリット効果:攻撃特化、攻撃&防御、攻撃&命中、攻撃&回避タイプのユニット1体につき、味方の攻撃力が8%増加する(最大24%) デメリット効果:攻撃命中時、気力が3減少する(こちらの攻撃命中時) ステージ効果の実験のためか、気力を上げてオーバーダメージを狙いつつ連続撃破するだけのシンプルなエリア。 攻撃を当てると気力が下がるので気力を上げやすい機体以外は敵を倒せないと気力が下がる事も起きる。 エリア5 ボーナス:オーバーダメージ1%、気力150撃破100%、属性撃破(打撃)100% ボスの弱点属性:コブラル(シン)(打撃)&コブラル(アビス)(打撃)→EI-14(打撃)&EI-23&EI-24(打撃)→イエロークラブ(打撃) ブレイク前の軽減属性:全ボスがブレイク前に斬撃軽減持ち。 アクション数:40 マップ:縦12×横14の陸 打撃ボーナスが付いているオーバーダメージエリア。 シンプルに打撃系中心のユニットで大ダメージを狙っていきたい。
https://w.atwiki.jp/army2ch/pages/159.html
今の戦闘機には、昔の戦闘機の様な方向舵が、無いように見えますがどのように方向を変えてるのですか? 今のジェット戦闘機とかって、金属の骨組みに外板を貼ってるんですか? 「空中給油装置」ってなんですか? 最近の戦闘機の機首がへの字型に曲がっているのは何故ですか? 戦闘機の鍵と言うか、そういうのはどうなってるんですか? 推力偏向ノズルの一種らしいのですが軸対称偏向ノズルって、どんなものなんでしょうか? ベクターノズルってなんですか? 映画トップガンで、射出座席のスイッチになかなか手が届かなかったりグースがキャノピーにぶち当たったりするのは映画ならではの表現ですか? 戦闘機等がエアブレーキを開いた時、ピッチへの影響を消すためにトリムを自動で変える機能があるみたいですがこれは一般的な機能なんですか? フライ・バイ・ワイヤシステムって付けたら何が良くなるの? 戦闘機の緊急脱出装置は、かの第二次世界大戦当時からあったのですか? 現代の戦闘機で機銃なんて使われるのですか? ジェット戦闘機で、エンジンの空気取り入れの真ん前にカナードがあったら、どういった悪影響がありますか? 戦闘機の射出座席って実際使えるんですか? よく戦闘機の増漕に羽が付いているものがありますが、意味はあるのでしょうか? スーパークルーズを行ったりマッハ2以上の速度を出せる戦闘機は空気との摩擦熱で機体が過熱すると思うのですが、対策は無いのでしょうか? 戦闘機はどうしてコックピットをもっと引っ込めないんですか? 戦闘機で、搭載兵装を内装するのと外付けにする場合でそれぞれのメリットとデメリットを教えてください。 搭載している精密な電子部品などは、高Gに耐えられるのですか? 戦闘機のコクピットは気圧の調整はされているのですか? トーネードやハリアーⅡのキャノピー(パイロットのヘルメットの真上)には、ギザギザの刻み?のようなものが見られますが、何でしょう? IRSTってどうしてキャノピー前に付けるのが多いんでしょうか? ロシア機にIRSTが付いているのはわかるんですが西側機でIRST付いてる機体ってどんなモノがありますか? フェーズドアレイレイダーは意味あるのか? 戦闘機のフライ・バイ・ワイヤのシステムが機能しなくなる原因って、機体のどこがおかしいときなんでしょうか? 戦闘機なんかはどのようにガラスの曇りを防止しているのでしょうか? 現代の戦闘機、F-15やF-22Aなどには自動式の空戦フラップはありますか? ジェット戦闘機の初期の名機とされるF86やMIG-15はノーズコーンの部分が吸気口になってますよね ハリアーのキャノピーは、脱出する時に破砕して座席が飛び出すそうですが、通常の機体のキャノピーが射出されるのと比べて破砕するメリットは何ですか? 双発戦闘機や双発攻撃機のスロットル操作がデュアルスロットルからシングルスロットルになったのはいつ頃ですか? F-4ファントムは10mの高さから落下させても、ランディングギアに何も問題がないと94'のエアワールドの84頁にあったんですが。本当に壊れる事はないんでしょうか? F-4ファントムIIのジェットエンジンのインテークと、本体(コクピット)の間にある「板」は何の役割を果たしているんですか? 戦闘機の機首のタイプもいろいろあるのでしょうか? それの呼び名を教えてください。 ミグ15やF-86などの先端は何故輪切りにされたようになっているのですか?戦闘機といえばF15ように尖っていないのですか? キャノピーの前のレドーム(?)の上をつや消しで黒く塗ってる機体がありますが、何か効果があるんでしょうか? ベトナム戦争ではファントムの乗員がかなり死亡したようですが、射出座席あったのに何で脱出できなかったんですか 現代の戦闘機には防弾処理はされているのでしょうか? 一部の戦闘機で使われてる制動傘って、使用後はどうやって収納されるんでしょうか? カナードなんてつけたらRCSが大変なことになってそうですが、クロースドカップドデルタ翼はどんな点で優れてるんですか? 航空ショウ練習中に戦闘機墜落があり、その動画を観たのですが、 垂直尾翼が一つの機種と二つの機種がありますが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? F-16みたいな枠のないキャノピーが作れるようになってだいぶ経ったのに最初の機体でもF-35みたいに枠ありが絶滅してないのは何故ですか? 戦闘機のインテークってなぜ機体下面にあるんですか? 今の戦闘機には、昔の戦闘機の様な方向舵が、無いように見えますがどのように方向を変えてるのですか? 翼の下に付いてるフラップみたいのが、方向舵なのですか? F-14もF-15もF-16もF-18もF-22も、みんな方向舵(ラダー)付いてますよ。 ついでに、ラダーだけではまともな旋回はできません。横滑りするだけ。 エルロンで機体をロールさせて、揚力を旋回方向に向け、揚力の鉛直成分の損失分を(エレベータでピッチを増して) 迎え角を増して揚力を増加、これにラダー操作を加えて旋回します。 旋回時に最も大きな向心力となるのは、傾けた主翼の揚力水平成分です。 ちなみに主翼に付いている舵は、一般にはフラップとエルロン。 (12 らむ) 一般的な配置。 主翼下面=フラップ(揚力装置) 主翼後端=エルロン(補助翼) 水平尾翼=エレベーター(昇降舵) 垂直尾翼後端=ラダー(方向舵) 昇降舵は昔と違って水平尾翼ごと角度が変わるのが多いですね。 (12 534) 今のジェット戦闘機とかって、金属の骨組みに外板を貼ってるんですか? 基本的にはモノコック構造じゃなかったかと思いますけど。 即ち、外板パネルも構造体になっていたと思います。 (15 眠い人 ◆ikaJHtf2) 現代の航空機の多くは、フレームに外板を貼ったセミモノコック構造をしており共に強度材となっています。 外板は張力でもって形状が変形する事を防ぎ、屈曲・座屈を防ぎます。 (15 G_Tomo) 「空中給油装置」ってなんですか? 簡単に言うと 空中給油機 = 灯油の巡回販売のトラック 空中給油装置=ポリタンク トラックのタンクから伸びるノズルがうまいこと、ポリタンクの穴に入る様になってますよね。 空中給油機と戦闘機の関係も同じで、戦闘機側に「飛行中に給油できる穴」が必要なのです。 一般紙では戦闘機側の穴を「空中給油装置」と呼んでいます。 (18 バーナー保守員) 最近の戦闘機の機首がへの字型に曲がっているのは何故ですか? レーダーおっきい>機首を伸ばす>前が見えない>下に曲げる 特に着陸時とか機首上げの大きい時に前が見えない。 (19 115) 戦闘機の鍵と言うか、そういうのはどうなってるんですか? 戦闘機に鍵はついておりません。 エンジンの始動方法は機種毎に違いはありますが、 通常は外部電源や外部抽気を繋いだり、 搭載しているAPU(補助動力装置)を起動させ、 スタータースイッチをONにし、 ある程度回転を稼いでからスロットルをアイドル位置に進めます。 それによってエンジンに燃料が送られ、点火プラグ(イグニッション)をスパークさせて着火させます。 自動的に回転が上がり、アイドリング位置に達します。 (20 三菱鉛筆 ◆/xrxFM7.) 推力偏向ノズルの一種らしいのですが軸対称偏向ノズルって、どんなものなんでしょうか? 読んで字の如く、軸対称(通常のノズルと同様)でありながら偏向可能なノズルの事です。 Su-37やF-15Activeに装着されたのが有名です。 (24 G_Tomo) ベクターノズルってなんですか? えーっと、「ベクタードスラストノズル」のことを聞いているのだとしたら、 典型的なのはF-22の排気ノズルなんかがそう。 ジェット・エンジンの排気方向を偏向できるノズルのこと。 ハリアーのノズルもそう。 一般的な日本語は「推力偏向ノズル」、かな。 (30 895-896) では装備するとどんな効果があるんでしょうか? ごく一般的な固定翼機では、ラダー(方向舵)でヨー(機首の左右)、エレベーター(昇降舵)で ピッチ(機首の上下)を制御するわけですが、ベクタード・スラスト・ノズルを装備すると エンジンの推力をヨー/ピッチ制御に使えるわけです。 そうすると通常の舵のみの場合より自由度が高い。 ちなみにF-22の2次元方向のみの場合には、ピッチ制御のみ。 それからハリアーに限っては、姿勢制御ではなくV/STOLが目的。 (30 900) 映画トップガンで、射出座席のスイッチになかなか手が届かなかったりグースがキャノピーにぶち当たったりするのは映画ならではの表現ですか? 実際の射出座席はさまざまなケースを想定して、頭の上の輪(通称フェイスカーテン)と 足元の2箇所に射出トリガーをつけています もちろん、激しく、かつ不規則に回転する機内で、トリガーに手を伸ばせないケースは 考えられますし、実際にそう判断された例もありますが、これは極めて不幸な場合に限られると思います (32 592) 戦闘機等がエアブレーキを開いた時、ピッチへの影響を消すためにトリムを自動で変える機能があるみたいですがこれは一般的な機能なんですか? 一般論で回答するのは難しいな… エアブレーキはトリム変化の最小の位置を選んで設置するので そんなギミックを付加するのは設計の失敗を告白するような もんなんですよ つける必要がなければつけない、というのが回答になるかな? あとは個別機種ごとに論じるしかないです (34 295) フライ・バイ・ワイヤシステムって付けたら何が良くなるの? 戦闘機のフライバイワイヤを導入した理由を説明します。 飛行機、特に主翼が前、逆カンバーの尾翼が後という形式の飛行機では、自立安定性を持たせると、ものすごく推力の無駄が大きい。 でも、自立安定がなければ、普通のパイロットには操縦できなかった。 そこで、自立安定をネガティブにして、コンピューターで制御する方法が、デジタルコンピューターの進歩で70年代の初頭にようやく可能になった。 特に、強いロードファクターを受けながら旋回する場合の、推力損失が少なく有利。 (36 490) FBWは複雑なリンクやロッドで構成された操縦系統を無くせるので 重量軽減効果も嬉しい所 (36 501) 戦闘機の緊急脱出装置は、かの第二次世界大戦当時からあったのですか? 第二次大戦までの戦闘機のばあいパイロットは脱出の際、風防を開けて飛びだします。 射出座席ではなかったので尾翼に当たって脱出に失敗する可能性がありました。 (40 897) 背面飛行で飛び出す。 水平飛行から操縦桿を前倒して飛び出す。 という方法が昔の本には書いてありました。 ドイツの夜間戦闘機で射出座席(火薬)がありました。 (40 一等自営業 ◆O8gZHKO.) 現代の戦闘機で機銃なんて使われるのですか? 機銃については装備されてるし、使う状況は減りつつあるが 使われることがないわけではない。 (41 587) ジェット戦闘機で、エンジンの空気取り入れの真ん前にカナードがあったら、どういった悪影響がありますか? 基本的に効率よく空気を取り込んだ方が当然、エンジンもパワーを出しやすい。 カナードはがあるって事は、その後方のインテークに流れていく空気の流れは乱れる。 となるとエンジンのパワーの出方にも悪影響が出る。 (42 676) 戦闘機の射出座席って実際使えるんですか? 別に「ミサイル攻撃された場合」だけを前提に存在してるわけでないから・・・ 被弾で操縦不能になったとか、機械トラブルで操縦不備に陥ったとか、燃料が無くなったとか いくらでもシチュエーションはある。 もちろんミサイル攻撃で被弾しても、よほどでないと木っ端微塵にはならない。 (48 509) 対空ミサイルは機体を木っ端微塵に破壊する兵器じゃないのよ。 飛行機の飛行能力を奪う兵器なのよ。 飛行機ってのはすげーデリケートな機械で、少々のダメージで 飛べなくなっちゃう。エンジンが止まって再始動できなくなるとか、 舵を動かすケーブルが切れるとか。燃料パイプが破損して燃料漏れとか。 フラップの蝶番に破片が引っかかって動かなくなるとか。 (もちろん軍用の航空機はダメージに強く作ってあるけどやっぱそれも程度問題) そういうときに操縦してる人間は全然平気だけど飛行機がダメに なったのでもう墜落確実、ってときに射出座席をつかうのだ。 んなもんなので、射出座席は有用なのだ。 (48 511) よく戦闘機の増漕に羽が付いているものがありますが、意味はあるのでしょうか? 飛行中の空気の流れを良くする (54 239) スーパークルーズを行ったりマッハ2以上の速度を出せる戦闘機は空気との摩擦熱で機体が過熱すると思うのですが、対策は無いのでしょうか? SR71戦略偵察機は、過熱した機体を標準にしたため 地上ではオイルなどを垂れ流すほどスカスカでした。 (60 310) もちろんそうした熱に耐えられるようにつくってありますが、スペースシャトルの 耐熱タイルみたいのをはっているわけではありません。 (60 312) 戦闘機はどうしてコックピットをもっと引っ込めないんですか? 無人機なんてものが開発されてるんだから視界なんてカメラで取れるだろうし あんな形じゃ素人目にも空力やステルス性能でマイナスなんじゃないかと思います ミサイル万能論が唱えられるようになった第三世代戦闘機(F-4、MiG-25等)では 従来機よりキャノピーが小さくコクピットは機体に埋まる傾向があった。 ベトナムの戦訓で有視界戦闘が再び重視されるようになった四世代(F14~18、 Su-27、MiG-29等)ではキャノピーは再び大型化、五世代であるF-22/35でも その傾向を引き継いではいるが、更に先の見通しは不明。 無人機なんてものが開発されてるんだから視界なんてカメラで取れるだろうし が大間違い。現代の無人機の視野はトンネル視野。広視野カメラは低解像度。 カメラやってたらわかることだけど、マーク・ワン・アイボール(Mk.1 Eyeball.”人間の目”の比喩表現)の性能は最新デジカメの遙か上。 (初心者スレ470) 戦闘機で、搭載兵装を内装するのと外付けにする場合でそれぞれのメリットとデメリットを教えてください。 内装式は @空気抵抗を減らせるので速度面で有利 @レーダーの反射を減らせるのでステルス性を高める(というか真面目にステルスを 目指す場合は兵装は内装式が絶対条件) *内装が可能なだけの機内スペースの余裕が必要になる(機体の小型化が難しい) *機載する兵装を開発する際に兵装搭載スペースの制限が掛かる *どう搭載方法を工夫したところで同じ大きさの外装式の機体と比べると搭載量では絶対的に劣る 外装式はこれらが全て逆になり *兵装を積めば積むほど空気抵抗が増大する *レーダー波の反射率が高くなる @搭載するスペースと重量、搭載箇所の構造強度が許容する限り兵装を搭載できる @兵装を開発する際のサイズや形状の制限が緩く済む ということになる。 (532 169) なお、それらの中間に半埋め込み式パイロンというものがある。 (532 170) 空気抵抗を減らし、飛行性能を上げることができるのなら戦闘機にウェポンベイが積極的につけられてもおかしくありませんよね? 対戦闘機戦闘を重視した機種だと抵抗減によるメリットより兵装庫の体積分機体が大柄になり 機動性が劣化するデメリットの方が大きかったから。 デッドスペースになるし、搭載武装が限られてしまうから。 種々の任務よって様々な武装に変えるマルチロール機にとってウェポンベイはあまり宜しくない。 多少の飛行性能の低下はエンジンパワーで補えるし。 F-22やF-35はステルス機だからその辺は我慢するか、必要なときだけステルスを捨てる方針。 (536 395-403) 搭載している精密な電子部品などは、高Gに耐えられるのですか? 現代の戦闘機の耐G性能は人体の限界を考慮してせいぜい9Gに設定されていると聞きましたが。 現在の戦闘機で一番脆弱な部品と言われてるのが人体ですが。 基本的に耐えられるように作ってます。 が機上環境は電子機器にとって厳しく、初期のFCS等アビオニクスは、 戦闘中フリーズ・再起動などが当たり前でした。 しかしそれらの悪影響を及ぼす要因の中で、定常Gは穏やかな方で、 振動(ガストや機銃など)、温度変化、湿気・雨等の方がより故障の原因となりました。 あと機体をあっちこっち(Gかけて)振って姿勢儀がおかしな方を向いてたってのもよく有りました。 (夜間や雲中ではこれが命取りになる) (546 466,467) 戦闘機のコクピットは気圧の調整はされているのですか? 旅客機は高度1万mでも酸素マスクは必要ないのに、戦闘機のパイロットは常にマスクを着用していますよね。 又低空を飛行するときにマスクを外す事はあるんですか?(よく映画とかではシールドやマスクを外してるのをよく見ますが) 与圧されてるけど、被弾時の被害を軽減するために0.3気圧ほどしか無い。 一気圧で与圧すると戦闘機の飛んでる高さは大体とても気圧が低いから、 被弾するとポップコーンが弾けるみたいになってしまう。 ので、パイロットは酸素マスク必須。 (349 451) トーネードやハリアーⅡのキャノピー(パイロットのヘルメットの真上)には、ギザギザの刻み?のようなものが見られますが、何でしょう? 脱出するときにキャノピーを飛散させる紐状爆薬 (349 796) IRSTってどうしてキャノピー前に付けるのが多いんでしょうか? 視界狭めそうな気がするんですけど・・・ それとF-35のEOTSっていうのもIRSTの一種ですか?あれは機内格納式みたいですが何ででしょうか レーダーと・・・いや、アイボールセンサーと同じで視界を極力広く取れる ところに設置しなければ探査範囲が狭まる。 対潜哨戒機や対潜ヘリ、それと攻撃機の赤外線センサーは機種下面についてる ことが多いがこれは「下」しか見ないから。 EOTS(Electro Optical Targeting System)はIRSTの一種だがどちらかといえば戦闘ヘリの TADS(Target Acquisition Designation Sight)の同類。 赤外線映像以外にも低光量TVカメラやレーザー測距機と合わせて総合的な目標探知/照準ができる。 で、F-35はステルス機なわけで。 機外に突き出してるものがあると困るっていうのは解るよな? 光学式センサは格納式かレンズの前に開閉式の蓋がついているかのどっちか 飛行の窓はすごく汚れるんだよ 特に日本とか韓国とか中国は悲惨 露出してたらたちまちセンサは役に立たなくなる (355 404-408) ロシア機にIRSTが付いているのはわかるんですが西側機でIRST付いてる機体ってどんなモノがありますか? http //www.lockheedmartin.com/data/assets/1232.pdf 一応新しいところではF-35にEOTSというのが開発されているけど顎の下にくっつけられている。 上のメーカーの説明では空中目標をIRSTモードでさがせるってことになってるのでたぶん該当する とは思います。 空自のF-104JもIR Seekerのサイトだけは着いている。 http //www004.upp.so-net.ne.jp/hyoshi/air/YJ80F104-01.jpg (コクピット前の出っ張りね) Seeker自体も数セットは購入したらしい。 米海軍はF-8、F-4、F-14と三世代にわたってIRSTを愛用していた。 http //www.doppeladler.com/oebh/hp2004.htm http //www.eurofighter.com/Typhoon/Avionics/ タイフーンの機首風防の前にIRSTがあります。 (356 327-409) フェーズドアレイレイダーは意味あるのか? 戦闘機搭載のフェーズドアレイレーダーは、単に故障率低下だけでも大きな意味があります。 効率的に出力を利用できるため、同じ重量ならより有効範囲が広く、同じ有効範囲なら軽量化できます。 また、同時に多目標を追尾することもできます。ご理解いただきたいのは、捜索と追尾は違うということです。 地上レーダーでも敵機を捜索発見できますが、ミサイルを命中させるためにはその精度、 照射頻度では不十分で、持続的に正確に目標に電波を当て続ける「追尾」が必要になります。 地上発射の対空ミサイルであれば、地上の追尾レーダーがこれを行いますが、 空中戦で空対空ミサイルを発射する際には、当然戦闘機上に追尾レーダーが必要になります。 (16 system) 戦闘機のフライ・バイ・ワイヤのシステムが機能しなくなる原因って、機体のどこがおかしいときなんでしょうか? 電気系だとしたら、機内のモニターも全部飛んでますか? 昨今のFBWは3重4重くらいのバックアップあって万一の故障に対処してるけれど、 それ全部壊れたとしたらモニターどころじゃなく飛んでること自体無理レベル。 可能性としてはゼロじゃないけど全部壊れない前提で設計してるもの。 壊れてどのバックアップに切り替わったのかがモニタに表示されるみたいな感じ。 そういうシステムのため他とは系統違うんで、仮にそれが全部ぶっ壊れても モニタだけ生き残ってる可能性はあるかといえばあるんじゃないかな。 (てかモニタの系統はコクピット内部がメインになってるはずで、それ死ぬときは 単純故障かパイロットが五体満足じゃない状態が多いと思うのだがw) (552 919) 戦闘機なんかはどのようにガラスの曇りを防止しているのでしょうか? 民間機のキャビンの場合は三重構造の窓です。 外側に小さな穴が開いており、そこから空気を入れて曇りをとります。 一方コクピットの窓は、5層構造で内部に電熱が入っています。 (14 眠い人 ◆ikaJHtf2) 現代の戦闘機、F-15やF-22Aなどには自動式の空戦フラップはありますか? 近年のACT(ActiveControlTecnology)を利用したCCV機等では、動翼をその時重視するファクター(楊坑比等)に 従い最適の制御する機構が一般化します。 F-16の自動前縁フラップ、F-18の可変キャンバー翼などがそれに当ります。 これらは自動包絡線フラップの思想を電子化した物とも言えます。 さらにF-22やF-2のME(ManuverEnhancement)モードでは動翼のコーディネーションはより高度なものとなっています。 F-15は、コニカルカンバーを持つものの非常にシンプルな構成の主翼で、フラップはCAS(安定増強システム)に 繋がってませんし単純な物の様です。 (350 63) ジェット戦闘機の初期の名機とされるF86やMIG-15はノーズコーンの部分が吸気口になってますよね ソビエトはその後しばらくノーズコーンに吸気口がある機体を使っていましたが アメリカは機体の下側や両側に吸気口がある機体を使うようになったのは何でなんですか? 幾つかの理由があり一つと言う事ではない。(機体によって) ピトー式のノーズエアインテークは、亜音速域では姿勢・速度・スロットル開度と言った条件の変化に対し 適量な空気流量を得るのに適しており、空戦機動を行う戦闘機にはメリットが大きかった。 デメリットとしては下記のような点が挙げられる。 ノーズにインテークを置き機体後部にエンジンを置くと、機体内部の多くをダクトで占められスペース効率が悪く燃料やペイロード等の搭載に都合が悪い。 速度が超音速域になると、単純なピトーインテークでは適切な速度域を外れると空気流量のミスマッチによる剥離衝撃波による効率(総圧回復)低下や抵抗増大が甚だしく、 その為ノーズにインテークをおく場合でも、ライトニングやMiG-21の様にショックコーンを置くようになる。 ノーズにはFCSや火器を置きたいという強い需要が有る。 (571 443) ハリアーのキャノピーは、脱出する時に破砕して座席が飛び出すそうですが、通常の機体のキャノピーが射出されるのと比べて破砕するメリットは何ですか? キャノピーが丸ごと飛んでいくと、乗員がキャノピーに衝突する危険がある。 トップガンでマーベリックの相棒がそれで死ぬ。 ハリアー以外の機体には破砕コードは普及してないのでしょうか? ハリアー以外にも、ヨーロッパの機体はキャノピー破砕方式のが多いし、日本でもT-4に採用。 キャノピー破砕方式だと、視界を爆薬コードが遮るという欠点もある。 キャノピー投棄方式だと、脱出時に乗員死傷の可能性があるというのは、実際に使ってみて初めてわかったこと。 既存の機体に改修を施すと、コストがかかる。 キャノピー投棄方式でも、必ず乗員にぶつかるわけではないから、古い機体はそのまま。 新しい機体に分類されるステルス機のラプターに破砕コードがなくて、F-35にあるのは何故? F-35はVTOL時の脱出を考えているのでは?低速だとキャノピーを投棄しても風圧が手伝ってくれないからコクピットの真上に落ちてくる 爆砕コードの欠点 割れ方がまずいと、パイロットが怪我を負う可能性が高い 自分の頭の真上で爆発が起こるってのはやっぱり精神衛生上非常によろしくない。 脱出前で焦ってたりテンパってたりする場合なんかは特に。 なお、キャノピー射出式のものは速度がゼロの場合に乗員がグースみたいにならないよう、キャノピーを 少し後方に向かって飛ばすようになっています。その後風圧によってキャノピーはさらに後ろに飛んでいきます。 そして少し時間差(キャノピーが後ろに飛んで行って、射出方向がクリアになるぐらいの間) があって乗員が射出されます。 ただし低速だとキャノピーがうまく吹っ飛ばないという罠。 また低高度だと時間差が致命的になる罠。だからVTOLのハリアーなんかはキャノピー破砕方式。 (340 195-236) 双発戦闘機や双発攻撃機のスロットル操作がデュアルスロットルからシングルスロットルになったのはいつ頃ですか? また何故、双発エンジンの操作をデュアルスロットルではなく、シングルスロットルで操作するようになったんですか? ジェット化になってから。 プロペラ機の場合はエンジンをプロペラの直径以上離して設置されてるので 出力を同じに調整しないとプロペラの回転モーメントもあり機体が真っすぐ飛びにくくなる。ジェットだと回転モーメントが発生しにくいから。 といっても双発以上のジェットだと単独でも出力コントロールできるぞ。 (582 138) F-4ファントムは10mの高さから落下させても、ランディングギアに何も問題がないと94'のエアワールドの84頁にあったんですが。本当に壊れる事はないんでしょうか? とりあえず適当にネットで出てきた内容を参考に考えると F/A-18だが着艦時の降下速度が大きく見積もって5m/s で空気抵抗がないと仮定して10mから落としたときの速度が14m/s 空気抵抗を考慮に入れてもこれくらいの速度だとそこまで大きな差は出ないと思うが それだと安全率がどれくらいに見積もられているのかと言うところかね 民間機だと着陸時の沈下率1m/sくらい、 陸上戦闘機はこの倍ちかく、 艦上戦闘機は更にその倍くらいといわれてる。 F-4の降着装置は沈下率7.2m/sまで耐えられるという事だが、 (ttp //www.f-4ej.com/encyc/sa-gyo.htm) 10mからの落下速度は14m/s、 安全率を考えても普通無事とは言えない高さだと思う。 (336 484,492) F-4ファントムIIのジェットエンジンのインテークと、本体(コクピット)の間にある「板」は何の役割を果たしているんですか? 機体表面を流れる境界層と呼ばれるごく薄い空気の層があるんですが、これは 気流が機体表面付近で減速される事で形成されます。 この流れの遅い空気をそのまま吸い込んでしまうと吸気圧が減少してしまうので、 インテークと機体の間にダイバーダと呼ばれる隙間を設けた上であの板(スプリッターベーン) で分離します。 ベーンで分離した空気はベーン表面に開いた極小の穴から吸い込み、ベーン後方の ブリードエア排出口から排出します。 また、このベーンは速度に応じて可変し、ベーン先端で発生する衝撃波を直接インテーク内に 取り入れないようにもなっています。 また、もう一つの目的として、超音速気流への対策があります。 超音速飛行時に音速を超えるエアをエンジン内に吸い込んでしまうと衝撃波の影響で かえって必要量のエアが取り込めないことがあります。 このため、超音速気流を減速してダクト内に導いて空気量を確保する必要があります。 その対策として、インテークより前に突き出した部分で衝撃波を発生させ、これによって 超音速気流を圧縮・減速してダクト内に導く方法がしばしば取られました。 (F-104やMiG-21のインテークコーンなど) F-4はこれより進化した方式で、スプリッターベーンを動かすことで、速度によって異なる 衝撃波を最適の角度にコントロールしています。 (336 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) 現代の戦闘機の空気インテークには、流入するエアをコントロールしたりする 速度変化に最適に対応する為のなにがしかの可変機構がついていると思ってよいですか? アメリカ製戦闘機ではF-16以降は可変インテークは採用されていません。 (バイパスブリードを除く) (336 118) 現在ではマッハ2以上の超高速があまり求められないことや、ステルス性の関係などで 米戦闘機では可変インテークは廃れています。 F-35 http //www.defenseindustrydaily.com/images/AIR_F-35_JSF_STOVL_Lift-Fan_lg.jpg JSFプログラムにおいてF-16でテストしたインテーク形状 http //www.globalsecurity.org/military/systems/aircraft/images/f35_technology_divertless.jpg (336 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) 戦闘機の機首のタイプもいろいろあるのでしょうか? それの呼び名を教えてください。 ストレートノーズ とか ドッグノーズ とか シャークノーズ とか、「機首(ノーズ)」の 形状を形容する用語はあるよ。 機首を含めて胴体のデザインに格別な名称はついてない 双胴式とかはあるけどね 側面からみて機首が緩やかなカーブを描くようなデザインは80年代の流行だ 胴体から発生する揚力の有効活用(揚力をゼロにする場合も含む)を追及した結果だ 首が鶴みたいに曲がってるやつは おそらくNF-156(F-5/T-38)、F-5E/F、Su-27などに顕著に見られる、 コクピット前方で機首が下がった(下面が膨らんだ)形状の事を言ってるのかな。 特に定まった名称は無いと思うけど。 あれは、優れた視界(特に前下方)の為の大きなコクピットによって発生する揚力(その結果としてのトリム抵抗)を削減する為 モーメントを打ち消す様に(かつ断面積変化を緩やかにする為コクピットより前に)反りが付けられている。 その結果 緩やかに機首部で下に反りコクピット部で上に反った 見る人によっては優美と表現するような形状に成った。 Su-27 http //www.suchoj.com/ab1953/Su-27/riss/Su-27_07.jpg みたいに機首が推力線に対しやや前下がりになったデザインの事か? ならばそれを指す定まった呼称な無い。但しSu-27は非公式な愛称として “Журавлик”(ジュラーヴリク:小さい/幼い鶴)と呼ばれている。 (590 715-723) ミグ15やF-86などの先端は何故輪切りにされたようになっているのですか?戦闘機といえばF15ように尖っていないのですか? そこが空気取り入れ口になっているから。 ジェット黎明期では、単発エンジン機では無理なく大量に空気を吸入するために前面に 大きく口を開けた形状が一般的でした。 しかし、欠点として正面に大型レーダーが取り付けられないことやエアダクトを胴体中央に 通してしまうとコックピットや燃料などの配置が窮屈になることから、次第に胴体左右に 空気取り入れ口を取り付ける方法が一般的になりました。 (332 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) キャノピーの前のレドーム(?)の上をつや消しで黒く塗ってる機体がありますが、何か効果があるんでしょうか? アンチグレアといいます。 太陽光の反射をおさえる為の防眩用塗装。 大戦機の頃から見られる一般的な塗装だが、 最近は低視認性の点からマットブラックで塗るのは下火。 (331 211) ベトナム戦争ではファントムの乗員がかなり死亡したようですが、射出座席あったのに何で脱出できなかったんですか 射出座席の生還率はそんなに高くない 平時の事故でも80%程度だっけ?そのうち半数は脊椎を痛めたりして二度と飛べないとか 飛んでるジェット機から生身の人間をロケットで打ち出して無事な方が不思議だろう 最近の射出座席だとまた事情が違うだろうけど さらに戦闘中の被弾だと脱出できなかったり脱出しても死んだりするケースが多々あるし 脱出した搭乗員を救出するためにも多くの犠牲が払われている 脱出すれば必ず助かるなんてのは幻想 (605 68) 現代の戦闘機には防弾処理はされているのでしょうか? 普通 防弾装備は有ります。防爆フォーム入り燃料タンク等ですが。 もっと直接的な装甲に関しては、リスクと重量増を秤にかけて、CAS任務を行なう攻撃機くらいしか装備していません。 あなたも書かれているとおり、超音速機ともなると機体構造の強化、 更に損傷許容設計や再構成可能な飛行システムの適用により、小口径弾が機体構造を損傷する可能性は低くなっています。 (16 G_Tomo) コクピット周りとか弾片程度でも当たったら即墜落の重要箇所には防弾処理はされている。 A-10なんかは特に重点的になされている。 ただし、それ以外の箇所は全くなされてないから、撃墜されずに何とか帰還して、確認してみたら蜂の巣だったって事も。 (323 710) 一部の戦闘機で使われてる制動傘って、使用後はどうやって収納されるんでしょうか? 自動的にクルクルッと巻き取る装置とかが付いてるんですか? 使い終わって着陸したら切り離す。 あとは人が回収して畳み直し(結構大変)、もう一度装填します。 それ以上に、パラシュートというものは適当に畳むとちゃんと開かなくなるから。 単純に巻き取って収めてはいOK、というわけにはいかない。 落下傘降下に使用するパラシュートも、資格のない人が畳んではいけない。 (321 743,746) カナードなんてつけたらRCSが大変なことになってそうですが、クロースドカップドデルタ翼はどんな点で優れてるんですか? RCSなんて実データ持ってる人間がカキコしてるわけじゃないんで、悪化する要因であるくらいに捉えていた方がいいよ。 利点は、高AOAでの主翼上面気流のコントロール・揚力増強、縦のコントロールパワーの強化。 補足。 カナードは通常の水平尾翼と違って揚力が上向きに働きます。 その分、主翼を小さくできて抵抗が減るという利点もあります。 (307 16-20) 航空ショウ練習中に戦闘機墜落があり、その動画を観たのですが、 地上まであと30メートル程でパラシュートで脱出していたのですが、機体が横向きで、 パイロットも横向きで射出されていたのにもかかわらず無事生還されたようです。 脱出する際、姿勢制御みたいなので横向きや下向きで墜落しても助かるように作られているのでしょうか? 現在の射出座席は、射出後にある程度の姿勢制御が可能で、生存率を高めている。 18秒目あたりからの、コクピット周りのアップの画像を見るとわかるけど、射出されたあと、 シートが斜め上に向きを変えて動いている。 (俺初質スレ431 503) 一応、自動制御のロケットモーターで母機からの安全な距離と高度を確保してから開傘する設計にはなってる それでも30mの横転射出で機能したのなら、たいしたもんだ (俺初質スレ431 504) 垂直尾翼が一つの機種と二つの機種がありますが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 垂直尾翼は航空機の方向安定性を保つためにあり、本来なら胴体中心線上に一つあればよいのですが、 最近の戦闘機にはストレーキやカナードを装備するものが多くなり、離着陸時や空戦中などの大迎え角時に これらが気流をさえぎるために胴体中心線上の垂直尾翼では十分な気流を受けられ無いことが多くなってきました。 この対策のひとつとして、重量増を忍んでも双垂直尾翼を採用する機種が増えました。 他の対策としては、胴体の腹側にヒレ(ドーサルフィン)があります。 (303 65) F-16みたいな枠のないキャノピーが作れるようになってだいぶ経ったのに最初の機体でもF-35みたいに枠ありが絶滅してないのは何故ですか? バブルキャノピーは、視界をゆがまさないように作るのが大変なのと同時に、 どうしても枠付きキャノピーより強度が落ちます。このため、比較的低空で作戦する場合、 バードストライクによって破損する可能性があります。視界と、強度のどちらを優先するかが 選択理由の1つになるでしょう。同様に、耐弾強度も低くなる可能性があります。 また、射出時にバブルキャノピーは爆薬コードを使用してキャノピー上部に穴を開ける必要があります。 枠付きなら上の部分のキャノピーだけ射出すれば済むので、この点でも有利。 今のところ、枠なしが最強というわけではないのです。 (695 system ◆systemVXQ2) 戦闘機のインテークってなぜ機体下面にあるんですか? 迎え角(機体と気流のなす角)を大きく取ったとき、 上面にインテイクがあると機体の陰に隠れてしまい、 十分な量の空気を吸い込めなくなるから。 下面のインテイクだと、マイナスの迎え角を取ったときには隠れてしまうが、 普通はそういう飛行姿勢は取らないので、問題はない。 追記。 ロシアのMiG29は補助インテイクを上面に付けているけれど、 これはFOD(異物の吸入によるエンジンの損傷)を防ぐため。 前輪の巻き上げた小石などが飛び込む可能性があるから。 アメリカのB-2も機体上面にインテイクを付けているが、 これはステルス性能を重視したためらしい。 (276 611-612)
https://w.atwiki.jp/mcheli/pages/39.html
強風 表示名 Rex N1K1 アイテムID 28704 耐久 120 カテゴリ 水上戦闘機 ナイトビジョン 無し フレア 無し フロート 有り 最大速度 0.95 乗員数 1 武装 7.7mm機銃 20mm機関砲 レシピ 鉄ブロック×2 紙×3 緑色の染料×4 特徴 日本海軍で設計・使用された水上戦闘機。プロペラを使ったレシプロ機のため、速度面はジェット機に劣る 武装は7.7mm機銃と20mm機関砲のみで、現代軍用機のように誘導可能なミサイルなどが一切ない。 またレーダーも取り付けられていないため、目視での戦闘を行う事になっている。 水上機のため、着水しても沈まない。 ver0.10.0で全体的にリモデルされた、フロートやプロペラブレードに前モデルの面影を見ることが出来る。 製作者 ロリコンしいたけ
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/983.html
※投稿者は作者とは別人です 952 :名無し:2008/03/25(火) 13 40 05 ID epPsSmOY0 また短編投下です。 シホールアンルとの前線近くにとある飛行場で夜間戦闘に活躍している部隊があった。その部隊の名は、アメリカ陸軍所属の第99戦闘航空隊といった。 指揮官は小園安名大佐。彼はアメリカの航空事情を視察するために美濃部正少佐らとアメリカを訪れていた際に、転移に巻き込まれたのである。その後、陸軍航空隊に志願、迎撃戦闘機隊を率いて、その名を上げていたのだった。 その部隊の装備機の名前は、F1Pといった。この飛行機はアメリカに亡命したペトリヤコフが作ったものである。元々、急降下爆撃機として、作られたが事故率が大変高かったが、性能は優れていたため、採用され、地上攻撃ではかなりの活躍をしていた。 この機体の性能に目を付けた小園大佐がこれに斜銃を取り付けるなど、武装に改良を施したうえで、迎撃機に改装した上で夜間戦闘機として採用させたものである。 現在、展開してから半年余りであるが、多数の敵ワイバーンや飛空挺を落とし、その名をと轟かせていた。 ただ、ここしばらくはシホールアンルも第99航空隊を恐れたのか、来襲しなくなっていた。 そんなある日、搭乗員の技量をおとさないため、小園は自らが指揮をとって、出撃可能な全機体を使用して訓練を行うことにした。 全機が飛び立った直後のことである。全機が離陸し、編隊を組んだ直後である。 地上から、 「こちら、第99戦闘飛行隊管制。敵ワイバーン100機以上が襲来。爆撃型70以上、戦闘型30以上。」 と、報告してきた。報告を受けた小園は早速、 「よし、99の恐ろしさを教えてくれよう。」 というと、攻撃を命じた。副隊長の美濃部少佐が、 「大佐、気をつけてくださいよ。」 と、注意する。小園大佐の操縦技術に彼が不安を抱いていたからである。 その理由は、日中戦争中、漢口で中国空軍と空戦を行った際、かなり危ういことになったことがあるという、話を美濃部が聞いていたためであった。 もっとも、彼の指揮が良かったためか、半数以上の敵機を撃墜することに成功している。味方の被害は二機であった。 「うむ、わかっておる。」 そういうと、小園大佐は敵ワイバーンに向かっていった。 そして、第99戦闘飛行隊隊は大戦果をあげた。敵ワイバーンによる飛行場空襲を断念せしめたばかりではなく、爆撃型50以上、戦闘型20以上、計80以上のワイバーンを落としたのである。 99の損害は損傷したものを含めても、11機、撃墜されたものに限れば、僅か4機であった。 小園大佐自身は、敵ワイバーンを爆撃型を5機、戦闘型を1機落としている。 そして、この日の空戦で第99戦闘飛行隊の名前をますます高まったのだった。 投下終了です。
https://w.atwiki.jp/perryrhodan/pages/218.html
金星基地で発見された6つの宇宙戦闘機が元になったモデル。紡錘状の胴体にデルタ翼をつけている。武装は機首に大型インパルス砲を装備、10分で光速に達する加速力を有し、トプシダーの戦艦を沈めるほどの力をもつ。バリアは貧弱であり、運動性でカバーする。超光速エンジンはない。局地防衛用や艦載機として多数配備された。 タグ:テラナー 小型機 第9話 第三勢力サイクル 艦船
https://w.atwiki.jp/kokomadeyonda/pages/34.html
帝國陸軍の戦闘機。通称「飛燕」。略称「三式戦」。 現在三式戦は『本国防空』名目で少数配備されています。昭和17年度までに試作機・増加試作機12機、18年度に48機生産され、19年度でも48機予定されています。1年に1個戦隊ずつ編制という非常にのんびりとしたぺースで、戦力としてではなく液冷エンジンの技術開発・研究を目的とした配備です。その為、生産性、整備性の悪さはレムリア併合時(昭和18年末)には改善されていません。
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/627.html
単座国民戦闘機(たんざこくみんせんとうき) 個人戦闘機 裏マーケットの商品。航空機 AR14。対空評価10 複座国民戦闘機もある アイドレス・アイテム・ショップでも販売中。 ご購入はこちらからどうぞ。 L:単座国民戦闘機 = { t:名称 = 単座国民戦闘機(乗り物) t:要点 = なし t:周辺環境 = なし t:評価 = 体格8,筋力10,耐久力8,外見4,敏捷12,器用5,感覚5,知識5,幸運4,対空戦闘10 t:特殊 = { *単座国民戦闘機の乗り物カテゴリ = ,,,航空機。 *単座国民戦闘機の必要パイロット数 = ,,,パイロット1名。 *単座国民戦闘機の搭乗資格 = ,,,搭乗可能(航空機)。 *単座国民戦闘機のイベント時食料消費 = ,,,(戦闘イベント参加時)食料-1万t。 *単座国民戦闘機のイベント時資源消費 = ,,,(戦闘イベント参加時)資源-1万t。 *単座国民戦闘機の食料代替消費 = ,,,<*単座国民戦闘機のイベント時食料消費>の代わりに<[[お弁当]]>3個で代用することができる。 *単座国民戦闘機の資源代替消費 = ,,,<*単座国民戦闘機のイベント時資源消費>の代わりに<建築材料>1個で代用することができる。 *単座国民戦闘機の人機数 = ,,,3人機。 *単座国民戦闘機のアタックランク = ,,,AR14。 *単座国民戦闘機の整備 = ,,,生活ゲームで整備することができる。 *単座国民戦闘機の移動制限 = ,,,AR4移動(越境移動)をすることができない。 *単座国民戦闘機の近距離戦闘行為 = 近距離戦闘行為,,条件発動,なし。 *単座国民戦闘機の中距離戦闘行為 = 中距離戦闘行為,,条件発動,なし。 *単座国民戦闘機の対空戦闘行為 = 対空戦闘行為,,条件発動,なし。 *単座国民戦闘機の特殊能力1 = ,,,飛行場がなくても運用ができる。 *単座国民戦闘機の基本オプション装備1 = ,,,基本オプションとして<単座国民戦闘機の対空ミサイル>1個を装備できる。 *単座国民戦闘機の基本オプション装備2 = ,,,基本オプションとして<単座国民戦闘機の爆弾>1個を装備できる。 } t:→次のアイドレス = 航空機・本格戦闘機の開発(イベント),航空機・簡易戦闘機の開発(イベント) } L:単座国民戦闘機の対空ミサイル = { t:名称 = 単座国民戦闘機の対空ミサイル(定義) t:評価 = なし t:特殊 = { *単座国民戦闘機の対空ミサイルの定義アイドレスカテゴリ = ,,,基本オプション。 *単座国民戦闘機の対空ミサイルのイベント時マイル消費 = ,,,(戦闘イベント参加時)マイル-20。 *単座国民戦闘機の対空ミサイルの対空戦闘行為 = 対空戦闘行為,,条件発動,対空戦闘、評価16。敵が射程に入ると自動で1回の対空戦闘行為ができる。 *単座国民戦闘機の対空ミサイルの初期AR修正 = ,,,AR-3。 *単座国民戦闘機の対空ミサイルの使用回数 = ,,,使用回数(1回)。 } } L:単座国民戦闘機の爆弾 = { t:名称 = 単座国民戦闘機の爆弾(定義) t:評価 = なし t:特殊 = { *単座国民戦闘機の爆弾の定義アイドレスカテゴリ = ,,,基本オプション。 *単座国民戦闘機の爆弾のイベント時マイル消費 = ,,,(戦闘イベント参加時)マイル-20。 *単座国民戦闘機の爆弾の遠距離戦闘行為 = 遠距離戦闘行為,,条件発動,遠距離戦闘、評価16。敵が射程に入ると自動で1回の遠距離戦闘行為ができる。 *単座国民戦闘機の爆弾の初期AR修正 = ,,,AR-3。 *単座国民戦闘機の爆弾の使用回数 = ,,,使用回数(1回)。 } } 解説 裏マーケットで最初に販売された戦闘機の単座型。 『複座国民戦闘機』とは、装備できるオプションと派生、ARなどに若干の違いがある以外は同じ性能を持っている。 同じ航空機でも、派生的には単座型の方が複座型よりも戦闘機よりの派生を持っている。 『個人戦闘機』とは同じ機体であり、能力や派生も同じものになっている。 STOL(短距離離着陸)機のようで、飛行場がなくても道路から離陸することもできるため、藩国設定的に飛行場がない藩国でも運用ができる。 基本性能があまり高くない、AR4以上の越境移動(藩国間移動)ができないなどの難点はあるものの、オプションを装備すれば近距離戦闘、中距離戦闘、遠距離戦闘(対地攻撃)、対空戦闘が可能なので汎用性は高い。 また、出撃に必要な資産も食料・資源がそれぞれ1万トンと安く設定されている点や生活ゲームでも整備ができるという大きなメリットも存在する。 高価ではあるが、現在はアイテムショップでも販売されている。 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 涼州藩国 08/5/8:裏マーケットで購入 よっきー 乗り物 1 参考資料 裏マーケット版新アイドレス・デビュー アイドレスWiki:単座国民戦闘機 世界間設定掲示板 No.17954 イベント掲示板 No.18775 アイドレス・アイテム・ショップ アイドレス・アイテム・ショップ:単座国民戦闘機 上へ 戻る 編集履歴 矢上麗華@土場藩国 (2009/01/10) 解説 那限逢真・三影@天領(2008/06/28)
https://w.atwiki.jp/orily/pages/156.html
企救半島迎撃戦(きくはんとうげいげきせん/Operation Starbow) 作者:イリス 年度 2052年 場所 福岡県北九州市,山口県下関市旧市域 結果 成功・関門海峡防衛(*1) 交戦勢力 -芦屋少年工科学校-防衛軍北部九州方面隊-同 呉艦隊群-同 西部航空方面隊他 損害(いずれも公表値) -戦死 リリィ:4名 防衛軍:120名以上-戦傷 リリィ:8名 ガーデン職員:54名 防衛軍:200名以上 企救半島迎撃戦(きくはんとうげいげきせん/Operation Starbow) 概要 背景目標ヒュージの進攻 LGマーチヘアの交戦 作戦準備目標の分析 スターボウ作戦狙撃システム 観測体制 エネルギーシステムの構築 経過作戦開始前 第一射 第二射 影響 作品紹介・関連リンク 概要 福岡県北九州市北部(企救半島)・関門海峡で発生した、瀬戸内海方面から襲来した特殊な大型ヒュージとの戦闘およびその迎撃作戦。呼称としては企救半島防衛戦、関門海峡防衛作戦、また当時の作戦名としてスターボウ作戦などがある。 被害そのものはごく小さいもので、期間もわずか三日と短かったものの、作戦規模はヒュージ災害の平定宣言後の九州の中では大きい部類に入り、ガーデンによる作戦行動としては極めて広範かつ多くの分野や部署が関与するものとなった。この作戦で九州と本州を結ぶ関門海峡の防衛に成功したものの、作戦の過程については各地のガーデンを含め批判的な意見が多いとされる。 背景 かつてヒュージの侵攻を受け前線の一つとなっていた九州は2052年現在、既に平定したものとされている。しかしながらネスト等の大きな脅威が除かれたに過ぎず、内陸部には今なお少なくない数のヒュージ群が生存していると考えられ、海上や空中ならびにケイブからのヒュージの上陸事例は後を絶たない。実質的にはいまだ根絶には至っているとは言い難いのが現状だった。 とはいえ他の地域と比べある程度の平穏を取り戻した九州方面の防衛軍やガーデン等は、目下、中国・四国地方の奪還支援へ動きを強めつつある。その中で九州-本州間を結ぶ関門海峡は、自動車や鉄道の陸上輸送のみならず、日本海-瀬戸内海-太平洋の各沿岸地域の海上輸送の要であり、軍事的にはもちろん民間分野においても重大な要衝の地位を占めていた。国内の防衛戦線はもちろんのこと、極東アジア周辺の海上交通の保全、いずれきたる台湾奪還作戦において、この地域は断固として人類の勢力下に保持しなければならなかった。 目標ヒュージの進攻 本迎撃戦前日未明、防衛軍呉地方隊が伊予灘上に大型ヒュージを捕捉。ただちに航空・海上から警戒監視を実施し、その進路が北部九州方面であると予想されることから同地域周辺の各ガーデン(東九州工業学院、芦屋少年工科学校、等)及び防衛軍へヒュージ警戒警報を発令。市民へも避難勧告や注意報が出された。 防衛軍は居住区域外への誘導と威力偵察を企図し、各種誘導弾をはじめとする通常兵器による攻撃を実施するも、大方の予想のとおり有効打は与えられず、進路の変更にも至らなかった。この間、目標のヒュージは西進を続けるのみで具体的な攻撃行動は一切確認されていないが、マギによるものとみられる防御障壁によって攻撃を防いでいる様子が認められている。 目標は周防灘を更に西進し、姫島北部を通過した時点で芦屋少年工科学校は第三次警戒態勢へ移行。夜間待機中の第6戦闘隊(LGマーチヘア)および第3特車隊(LGブラインドマイス)が先遣隊として直ちに出撃可能な態勢を取っている。また同時刻、大分県域への進行は無いものと判断されたことで、東九州工業学院をはじめとする大分方面の警報が解除されている。 北九州空港の東20キロの地点で北西へ変針した目標は企救半島東岸に接近。部崎灯台と白野江の迎撃システム群に対し粒子ビームとみられる大出力の光線による攻撃を行い、これを破壊した。この際の射距離はおよそ1キロ弱であった。 そのまま太刀浦海岸より上陸し、海岸沿いに進行を開始。この時点で避難が既に完了していたことから民間人への被害は無く、目標は進路上の建造物と接触し破壊することこそあれど、積極的な破壊行動は取っていなかった。その後は古城山を登り始め、同山頂の門司城跡(布刈展望台)直上において進行を停止。以降しばしの間、沈黙を続ける。 LGマーチヘアの交戦 芦屋少年工科学校LGマーチヘアは防衛軍40普連と合流。直ちに現場へ急行し、目標の殲滅のため県道3号線沿いに古城山へ接近を開始。しかし片上海岸付近にて突如ヒュージによる攻撃を受け、同レギオン所属のリリィ山本鶴望が戦死。この時点で目標との距離は直線距離でおよそ5キロ弱であり、完全に不意を突かれた彼女達にこれを防ぐ時間も回避する猶予も無かった。その後、同レギオンと防衛軍は地上物等を盾にしながら接近を試みるも、目標の驚異的な精度によってことごとく失敗に終わった。 LGマーチヘアは目標の撃破を断念し、後続の迎撃作戦の立案に必要な情報収集のため威力偵察を決行。DC-22シャルルマーニュとヘリオスフィアによる防御結界を貫くほどの攻撃に晒されながら、その性質やおおよその行動パターンについて貴重な情報を得ることに成功している(市街地域の警戒に当たっていたLGブラインドマイスもマーチヘアからの連絡を受けて後続していたものの出遅れている)。 しかしながら最終的に鶴望を含むリリィ3名(数元アンナ、西原草灯)と防衛軍兵士十数名が死亡。重傷を負ったリリィ1名(野々原唯月)も撤退中に息を引き取った。LGブラインドマイスもLAC三機が大破し、二機が損傷するなど、各部隊は甚大な損害を被る結果となった。先の迎撃システム群への攻撃から目標の危害半径が一般的なヒュージのそれと同等という誤解が主な原因とされるが、未確認個体に対する十分な警戒が不足していたのではないかという指摘もある。 先遣隊の離脱後、LGマーチヘアは負傷者と共にガーデン本部へ帰投。LGブラインドマイスは健在な機体と人員でもって小倉区内に残留し、目標と周辺地域の警戒監視にあたった。 目標は古城山山頂に位置したまま依然として沈黙していたが、生態解析のために数回、接近を試みた防衛軍部隊に対し、先と同様のビーム射撃を行っている。 作戦準備 目標の分析 先の戦闘及びガーデン・防衛軍の監視活動によって得られた情報をもとに、芦屋少年工科学校第一教務課(作戦本部)は防衛軍北部九州方面隊と近隣の学術機関と連携して目標の分析を実施した。分析結果の要旨は以下のようなものであった。 粒子ビームに類する光線による攻撃能力推定有効射程はおよそ10kmであり、6キロ先を走行中の車両を狙撃にするに足る精度を有する。ただしこれはあくまで「現状で確認された」うちからの予測であって、実際の最大射程は更に長いものであった可能性もあったとされる。天候等による影響は不明。光線の威力は”少なくとも”鉄筋コンクリート製のビルを容易に貫通・融解し、戦闘艦の装甲はもちろんレアスキル『ヘリオスフィア』やDC-22等の防御結界を数秒足らずで破壊可能。 上記の射程を上回るの距離の対地対空索敵能力スモークスクリーン等による熱紋・可視光の隠蔽は効果が薄い。地上物等による遮蔽はある程度有効だが、おおむね距離に反比例する。また『ステルス』による隠匿を看破したような動きも確認されている。索敵手段は不明であり、外観から耳や眼球に相当する器官は確認できていない。定期的に電磁波やマギの放射が確認されているが、位相や周波数は一定でない。 マギリフレクターに近似する強固な防御障壁SSMの連続した直撃を以ても微動だにせず、射距離による減衰を無視しても既存のBC型CHARMの集中砲撃を以ても突破は困難。中和や減衰作業もそもそも接近できない事には不可能。 古城山山頂に留まり続け、移動の気配は無い 半径5~6キロ以遠に対して積極的な攻撃は行わず、我が方の攻撃に対する(致命的な)迎撃や反撃に留まる 外観から近年確認されているヒュージと比べて甲殻が薄い この時点で関門海峡周辺に目標以外のヒュージの姿やケイブの兆候は確認されていない事から、上記の半径5~6キロの「攻撃圏内」への攻撃が無差別なものであると推測された。また上陸直前と古城山到達後の行動から、目標は外皮の物理的な耐久性よりマギによる防御障壁に依存し、この障壁と絶大な火力を保てるよう消耗を抑える為に移動を行わず、一定地点に留まり続けている可能性が示唆されている。仮にこれが正である場合、当該ヒュージは関門海峡を制圧するという明確な意図をもって行動しているという事になるが、その真偽は本作戦が終了した現在においても結論は出ていない。 なお、これらの特徴に対し、芦屋工科学校第3戦闘隊(LGリングローズ)担当教導官高森都子?は「何十年も昔のアニメでこんな怪物がいた」という感想を抱き、防衛軍特科隊長は生物としては規格外の性能に「もはや生物と言うより兵器に近い」といった所感を述べている。 火力・射程・防御の全てにおいて圧倒的な目標に対し、対ヒュージの基本戦法であるリリィによる近接戦闘は不可能であり、またそれを前提とした既存のOS戦術も機能し得ない。ヒュージに対抗し得る現行兵器であるCHARMはリリィという個人によってマギクリスタルコアを介して制御される構造的な制約から、一定以上の大型化は困難であり、その行動半径や有効射程も通常の歩兵火器を大きく超えることはない。これはCHARMが詰まるところリリィという人間によってオペレートされる銃砲や刀剣類に過ぎないがゆえの限界でもあった。 スターボウ作戦 + 特別戦術教導隊のブリーフィングで使用された資料の一部 特別戦術教導隊のブリーフィングで使用された資料の一部 通常の迎撃作戦の要領は通用せず、主要戦力たるリリィを送り込んだところで彼女達は力を発揮する術がない。この状況を受けて、芦屋工科学校特別戦術教導隊(LGスナーク)担当教導官 大石薫は同日早朝に目標ヒュージ殲滅作戦案を作戦本部に提出した。 その内容は即ち、莫大なエネルギーを用いてリリィによるアウトレンジからの超長距離狙撃を行うというものである。OS戦術なしの直接攻撃とはいえ、技研部の計算では超高エネルギー収束体による障壁の突破と生命中枢の破壊は可能(*2)であり、リリィらを再度接近させる他の方法と比べれば最も可能性の高い迎撃手段であった。 作戦案を見た作戦本部は当初、これに難色を示した。目標の殲滅に必要と見積もられるエネルギーを確保する手段として、周辺都市部を停電させて発電所から直接供給するのみならず、エリアディフェンスを停止させてその動力を使用するというものだったからである。停止から再起動までの間は防衛軍や近隣ガーデンと協力として厳戒態勢を敷くとはいえ、極めてリスクの高いものだった。 とはいえ当該地域の重要性を鑑みれば早急な対処が不可欠であり、目標の変異や成長の可能性や国連の圧力などもあって、間もなくこの案が承認された。 狙撃システム 射手 使用機材 担当 水前寺悠(スナーク6) ケイローン(長距離砲撃用改修) 予備 姫嶋琴奈(アリス11) アステリオン・マギカノン 既存のCHARMでは命中精度や出力の面で適合する物が無く、新造する時間も無い。したがって既存の機体を改修する方法が採られ、そのベースとして特別戦術教導隊所属リリィ水前寺悠の専用CHARMであるGC-15SP/hs ver,4 ケイローンの第一兵装が用いられた。 同機の第一兵装仕様はもとより大出力の粒子ビーム砲による長距離狙撃に特化した機体であり、基本性能や強度が要求水準に最も近かったことに加え、ある程度の拡張性も見込まれていたことなどが選定の理由とされる。また十分な慣熟訓練を行う時間的余裕が無く、より精度の高いオペレーションが可能な射手として悠が選ばれていたことも主な理由のひとつだった。 ケイローンの改修には既存の様々なモジュールに加え、GC-15『アステリオン・マギカノン』の部品を組み込む形で実施された。 当時の芦屋少年工科学校はマギカノン仕様のアステリオンを導入しておらず、長崎県平戸市の平戸女学院に対し同機の徴発を要請した。緊急時とはいえ急な上に半ば強引な要請に対し難色を示されるかと思われたが、水前寺悠を慕っていた同校生徒会副会長安谷屋沙月の口添えで、平戸女学院はこれを快諾。直ちに予備機を含む2機を手配し、同日1730頃に芦屋の輸送隊に引き渡している。 また狙撃システムには東九州工業学院が独自開発した機材が多数導入されており、射撃管制・誘導装置には同校のセンサー類が一部用いられている。また、外部から大量のマギをCHARMに供給する為にマギエネルギーマガジンの弾倉とシステム数十機分を外部接続するとともに、発射した魔弾の出力を増強するために指向性マギフィールドジェネレーター3機を借用している。 指向性マギフィールドジェネレーターは外側から通過した攻撃の威力を減衰する効果を持つが、目標の光線に対しては焼け石に水も同然である事から防御装備としては期待せず、完全に狙撃システムの一部として出力の増強と弾道の最終補正用に使用された。なお、この装置は本来、起動にリリィ二人分のマギを必要とするが、もとより撃発時のごく短時間の展開のみを予定していたことからコンデンサによる一時的な供給で賄っている。 予備として用意されていた2機目のアステリオン・マギカノンについても、万一使用する事になった場合は同様の改装を施される手はずだったものの、最終的に形になったものはやはりケイローンを前提としたものであり、再調整の手間も含めると実戦投入は現実的ではなかった。 なお東九州工業学院への要請に際しては、魔術装備課アーセナルの山渕香梨から東九工のリリィである十時初菜を通して、彼女が投資している会社や、十時家ゆかりの企業に対して事前の根回しが行われている。(*3) 十時部品株式会社は、同社が加盟する産学連携機構にて他の関連企業へ協力を仰ぎ、物流の寸断や防衛情勢の悪化を危惧した多くの企業がこれに賛同。芦屋から打診された所要の装備の調達準備を進めつつ、東九工に対し「対応の迅速な決定」を要求した。 LG”ばんじょう”やLG”かごの”といった主要戦力を擁するレギオンを中国・四国地方へ展開させていた東九工にとって、同レギオンが取り残されてしまうのは回避しなければならず、いずれにせよ何らかの対応は必要だった。また上記の産学連携機構に加盟する企業らは、装備品の製造や工廠のバックヤードを務めるなど重要な存在であると同時に、元来工業学校である同校の学生たちの将来の就職先のひとつでもある。片や防衛力の提供、片や地域産業の堅守という持ちつ持たれつの関係を除いても、彼らの意向を無視する事はできない。 かくして、芦屋少年工科学校からの正式な協力要請を東九州工業学院は受理。直ちに指定の物品の引き渡しが行われた。(*4) 観測体制 狙撃とは弾道学などに基づいた複雑な理論の上に成り立つ専門技術であり、その成否はを左右する外的要因は多岐に渡る。距離や風向、風速などがそうだが、数キロに及ぶ長距離射撃においては気温や気圧、湿度、重力、磁場、地球の自転などの影響が顕在化する。いわんや本作戦における約10キロの射距離となれば、コンマミリの誤差ですら最終的に数メートル単位のズレとなってしまう。ゆえに狙撃地点から目標までの間の環境情報の測定は、狙撃の成否と直結すると言える。 観測部隊の配置は主なもので彦島南公園や風師山の中腹などに加え、下関市の青山からも中国地方のガーデンが目標の観測を行っており、各隊が得た環境情報をもとに狙撃システム班が射撃諸元を算出し、射手の射撃管制システムへ送っている。 なお、本作戦では芦屋工科の最高戦力と言われる第1戦術機動隊『LGアリスリデル』を投入したことが公開されている。後述するエネルギーシステムの構築におけるエリアディフェンスの停止に際し、近隣ガーデンを含む関係各所との交渉の為に本部隊の動向を明らかにした為であり、本来ならば異例のことだった。 ただし公表されているのはアリスリデルが出撃している事とその配置及び任務に留まり、詳細な人員や装備に関しては相変わらずの機密情報とされている。(*5) エネルギーシステムの構築 幸か不幸か作戦地域である門司周辺には複数の発電所と超高圧変電施設である新門司変電所(*6)が立地しており、電力経路はこれらを中心に構築された。使用された主な発電所として九州電力新小倉発電所、同苅田発電所、関西電力かんだ発電所、響灘発電所などが挙げられる。これらはヒュージ対処に関わる各法令等の定めに従い芦屋工科ガーデンおよび防衛軍が臨時に徴用した。 しかし長大な射距離におけるエネルギーの減衰・拡散を考慮すると、これでも威力が不足する可能性があった事から、更に万全を期するために北九州市内と周辺をカバーする広域エリアディフェンスの発電施設を利用する事となっていた。しかしエリアディフェンスの防護を喪失する事によるケイヴの発生とそれに伴うヒュージの流入リスクは、その影響範囲の広さも相まって、地元行政や近隣ガーデン等には到底受け入れがたいものであった。芦屋工科内部においてもこの点に賛同しない者は数多く、実現可能性はほとんど無いというのがもっぱらの評価だったと言われている。 旧下関市域北部を中心に防衛拠点を構えつつ状況を静観していた中国側のガーデンは要衝に陣取る脅威の排除を望む賛成派と中国地方西部の戦況悪化を危惧する反対派に分かれ、危うく対立しかかったという。東九州工業学院は地理的に離れているとはいえ補給や物流への影響は無視できず、また中四国方面へ外征中のレギオンが帰還できなくなる恐れがある事から本作戦に協力姿勢を示す事となった(上述の機材の提供とあわせてデータ収集の目論見もあったと言われる)。 経過 作戦開始前 予定より十数分遅れで完成した狙撃システムは、ガーデン内の試験場内で起動実験を経た後、同班と特別戦術教導隊と共に現地へ移動。観測指揮所およびエネルギーシステム班と合流し、それぞれとの接続作業を開始した。 特術隊専従アーセナルである駒鳥芽蕗は大石薫と共に作戦指揮所に就き、水前寺悠を除いた同隊リリィ四名(パーシャ・リャシチェフスカヤ、睦月露梨、夏実伊犂矢、白露薊美)は狙撃地点周辺の警戒にあたることとなった。なお、この地域の周辺の警戒・警備はもっぱら防衛軍の普通科部隊が担っていたとされる。 水前寺悠はシステム最終調整まで指揮所にて待機していたものの、直前になって指揮所を一時離れていたという証言がある。同時刻に大石から狙撃システム班に対し、「スナーク6(水前寺悠)が使えなくなったため、アリス11(第一戦術機動隊 LGアリスリデル 所属 姫嶋琴音)に射手を交代、機体は予備機のアステリオン・マギカノンに変更」という旨の指示を発していたが、ただちにこれを撤回している。この指示について大石は後日「水前寺が腹を壊したと勘違いした」と語っており、ただの誤報の類として処理されている。 0時00分には予定通り市街地の停電が実行され、関門海峡の周辺は一時完全な真っ暗闇となった。この時の光景について防衛軍関係者は「空には満天の星があって、まるで地上の明かりを全部空に還したようだった」と語っている。同時にエリアディフェンスの電磁波発生装置も停止され、防衛軍および芦屋少年工科学校の全部隊は最大の警戒態勢に移行した。 同時刻、新築上町の防衛軍築城基地に所在する戦闘航空団各飛行隊で最終ブリーフィングが行われ、その後の各員の行動は「まったく普段通りだった」という。周防灘に配置された第4艦隊群の艦艇や、半島各地に置かれた地上部隊についても同様に粛々と作戦開始を待っていたという証言がある。 第一射 日付を跨いでスナーク6の配置完了後、0030頃に作戦はフェーズ2へ移行した。各発電関連施設の電力系統のエネルギーシステムへの切り替えが行われ、超高圧変電所から一次変電所、二次変電施設を経て、狙撃地点に設置された超伝導貯蔵システムへの充電と粒子加速器の回転が開始された。 同時に防衛軍の海上、地上および航空各部隊は目標ヒュージに対し飽和攻撃を開始。先鋒として半島各地のMMPS部隊の誘導弾による攻撃が行われたが、目標の粒子ビームによって全弾が撃墜され命中に至らず。直後に特科による砲撃が着弾するも、防壁によって完全に防がれ無力化された。その後幾度となく通常兵器による攻撃が間断なく行われたが、目標への直撃は観測されていない。これら一連の攻撃は、莫大な電力とマギを集中させている狙撃地点の状況をヒュージが察知し攻撃するのを防ぐための陽動であると同時に、粒子ビームの照射と防壁の展開を連続して行わせて消耗させることが狙いであった。したがって、直撃弾が得られない事は想定内であった。 こうしたヒュージの消耗や行動の抑止、誘導などを企図した防衛軍の通常兵器による攻撃は、本作戦以外でも日常的に行われているものだが、ガーデンを含め国民の理解はあまり得られておらず、本件に関しても軍批判の材料としてしばしば扱われている。 エネルギーシステムとMEMシステムの充填などが完了、0035頃にスナーク6は狙撃システムを発砲。弾道は目標の生命中枢を目掛けて正確に直進し、防壁の突破に成功した。だが直後に展開されたもう一枚の防壁(第二層)によって防がれ無効化された。 第二射 目標の反撃によって狙撃システムやエネルギーシステムは損傷を受け、状況確認と修復作業は同時並行で行われた。エネルギーシステムの損傷は、攻撃による破壊より、急造という事情からくる調整不足によって自壊した個所が大半を占めており、ほとんどが予備回路への切り替えによって迅速に復旧された。狙撃システムは発射機構に問題は無かったものの、繊細な照準システムの機能低下は避けられなかった。残存する射撃観測と第一射のデータによる補助を継続しつつ、最終補正はスナーク6による手動操作によることとなる。 スナーク6は直撃を免れ奇跡的に軽傷。現地へ急行したスナーク4は狙撃地点が露見したことによるリスクから作戦中止を提案したが、スナーク6は継続を決心し、システムの復旧と同時に第二射の用意に入った。 第二射が発砲されたのは0050頃であり、第一層と第二層を貫通し、目標の生命中枢を破壊。以て目標の無力化に成功した。 この時供給系統の一部が損傷している状況にもかかわらず、エネルギー密度は第一射のそれを上回っており、瞬間的には計測値を振り切っていたことが確認されている。このときスナーク6の体内を流れていたマギの総量と速度・圧力は、ビームの推定出力から通常は到底耐えられるものではないと試算されており、スキラー数値に換算すれば100を超える数値となっていた。 これが原因であるかは諸説あるが、作戦終了直後にスナーク6は意識不明の重体となり、直ちに近隣の医療施設へ搬送されている。 影響 作戦は成功し、関門海峡を一時的に支配下に置いていた大型ヒュージの撃破に成功した。 最も危惧されていたエリアディフェンス停止間のケイヴの発生やその兆候は確認されず、結局、目標以外のヒュージは出現していない。したがって本件による人的・物的被害は、目標からの攻撃によるものが大半を占める。 目標殲滅からしばらくの間、関門海峡とその周辺地域の安全確保と道路等の補修・整備のため交通規制が敷かれ、九州-本州間の交通が再開したのは作戦終了から三日後の正午のことだった。当初の予定ではその翌日(作戦終了から四日後)に解除される予定だったが、早急な交通の回復を求める声に押されて、また作戦準備における関係各所との交渉に際し、直ちにヒュージを排除し直ちに交通網を復旧させることを約していた事から予定を繰り上げている。 一応の安全が確保されているとはいえ、防衛軍による付近の警戒監視がその後も数日間にわたって継続された。 作戦は無事に成功を収めたものの、近隣の市民団体や各地のガーデン・レギオン等から、リリィから活躍の場を奪い、軍の威信を回復させるために強行された不適切な作戦であると強い批判を浴びた。特に「{四名のリリィが戦死した」}という部分が誇大に取り上げられ、先述の批判とあわせて軍や政府への攻撃に一時頻繁に利用された。現役・退役リリィの権利拡大を主張し、政府などに批判的な勢力の多くは、かねてより国立のガーデンである芦屋工科に対して否定的な態度を示しており、そうした層からの声が多いという。しかし今回の作戦は防衛軍が中心に行われたものではないという反論や、リリィでなければヒュージを倒してはいけない決まりはないという意見もある。 政府当局では芦屋少年工科学校に対し内閣府のガーデン監査局による調査を求める動きもあったと言われる。実際、事前調査のようなものが行われはしたものの、ほとんど成果は上がらず、本格的な調査へ移る前に調査自体が中止となっている。これはもとより今日のガーデン体制に批判的な層の圧力や、『リリィとしての正義』にもとるのではと思いこんだ一部地域の”生徒会”の要望に応じてとりあえず行った程度のものに過ぎなかったためであるとも言われる。 作品紹介・関連リンク 第2回「オリジナルリリィ合同」参加作品此岸狙撃(偽) オリリィpixiv小説欺瞞の星 ・・・此岸狙撃(偽)の加筆修正版。器物の矜持 ・・・後日談 人物水前寺悠夏実伊犂矢大石薫?山渕香梨十時初菜安谷屋沙月 ガーデン芦屋少年工科学校東九州工業学院平戸女学院 CHARMケイローン