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あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 ん あ行 あIAI【アイエーアイ】 姉直伝の粛清作法 い うヴォータン え おおかしたい人 か行 か概念 概念開放 概念核 概念核兵器 概念空間 概念条文 概念戦争 概念創造 概念符 概念竜 機殻【カウリング】 家族成分 神田研究所 関西大震災 きG【ギア】 逆封印 共通記憶 衣笠図書 狭心症 く草薙/叢雲 軍 軍神 け剣神 賢石 穢れ こ護国課 五大頂 固有概念 混沌 さ行 さ幸いの名 佐山との約束 佐山ウイルス しJud.【ジャッジ】 重力制御 試作ヴリトラ 神州世界対応論 新庄との約束 神族 尻神様 新庄の小説 す せ聖書 Seraph型機竜 先祖伝来の制裁の仕方 そ た行 た冥府【タルタロス】 冥府機構【タルタロスマキナ】 尊秋多学園 ち全竜交渉部隊【チーム・レヴァイアサン】 つ てTes.【テス/テスタメント】 天道型佐山宇宙 と な行 な に ぬ ね の は行 は八大竜王 バベル 原川の腕輪 ひ ふ へ ほ母体概念 母体自弦振動 虐殺 【ホロコースト】 ま行 まマイナス概念 マグライト まロい み む矛盾許容概念 め冥界 も門 や行 や八又 ゆUCAT UCAT空白期 よ ら行 ら り る れ劣化複製概念 全竜交渉【レヴァイアサンロード】 レヴァイアサン貴様のプラス概念は偽物ゆえに不可だハハハ悔しいだろう結界 ろLords型武神 わ行 わ を ん ん
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オチャメモ 一章 破産する未来[#i384a787] 小泉の改革はまかし [#yfad3484] 借換債 [#u8bb8c44] 国の借金 [#da7402ec] 日本政府はなぜ借金できるのか? [#i6cf7909] 国のバランスシート(2003年財務省発表) [#c7896a02] ハイパーインフレ [#bd6a9080] 年金問題 [#l57d756f] 少子化問題 [#q9f95faa] 結局どうなる? [#n44b3cf0] 一章 破産する未来 小泉の改革はまかし 日本道路公団 無駄な高速道路作りは結局中止されない すべての高速道路は当初の計画どうり作られることになった! 通行料金の引き下げは結局できてない 借換債 借換債とは、過去の借金の返済のために新規枠の国債とはべつに更に国債を発行すること 2006年度はなんと108兆円の借換債を発行予定! 国の借金 国の借金(800兆円) 地方自治体の借金(200兆円) 財政投融資(200-400兆円) 日本のGDPは500兆円 太平洋戦争に負けた当時と同じ状態 政府の税収は45兆円 政府は毎年50兆円以上のペースで借金を重ねている バブル崩壊後の国の経済を支えるために、湯水のごとく財政支出を拡大したことが原因のひとつ 日本政府はなぜ借金できるのか? 以下の、担保が日本の信用を支えている 対外債権 個人金融資産 経営黒字 政府資産 国の債務がGDPの2倍を超えると通常、国家財政は破産する 日本は外国からの借金がない 日本円は外国から信用がある 家計の金融資産は1500兆円。これが担保となっている しかし上記錦秋資産の負債は400兆円。差し引き1100兆円が個人試算となる さらに400兆円は保険年金準備金で手をつけることはできない 結果最終的に個人資産は700兆円となる 結局、国民の試算を担保としても借金の穴埋めはできないほど、国の借金は膨らんでいる 国のバランスシート(2003年財務省発表) 資産総額700兆円 負債は945兆円 差し引き245兆円の赤字 意外と赤字が少ないのはなぜか 売却困難な、国道や河川、港湾、ダムなどの「公共用財産」も含まれている これは、131兆円 為替介入用の外貨準備が80兆円 年金預託金が50兆円 実質的な国の資産は約430兆円 債務超過は500兆円以上! 国の基本方針として、これらの資産を10年で切り売りし、借金を返済する ただしすべての資産を売却しても結局借金は返済できない ハイパーインフレ きっかけは? 日本国の信用低下。その結果、 国債の価値がなくなる 日本円の価値がなくなる 短期間に物価が何倍、何十倍となる 給料も多少上がる しかし、意味がない。たとえば、ひと月の月収が30万のひとの生活費が300万になる。これでは給料が多少上がっても生活が楽になるわけではない 国債が暴落すると金利が急上昇する 結果、国家、企業、個人みな破産していく 年金問題 未納率36.4%(2004年) 未納率は、横ばいあるいは減少している。なぜ? 国民年金の加入対象者は2200万人 そのうち440万人は所得が低いなどの理由で保険料を免除されている 未納者約655万人 納付免除されている人は440万人 合計1100万人!二人にひとりは払っていない現実! 徴収不能額2005年で10兆円! 2003年度の保険料は2兆円。徴収不能はなんと5倍! 現行制度では、未納分を払うことができるのは2年以内 各世代が政府から受ける利益(2005.2.15,日経新聞) 60歳以上・・・5647万円受益超過 40台・・・かろうじて受益 30台734万円の負担超 20台3952万円の負担超 60代と220代の格差は1億円以上! 少子化問題 2004年の出生率1.29% 東京都は1.0未満 2005年、日本の総人口が減少開始! 政府の予測よりも2年も早かった! 以下、国の中位推計 現在 1億2700万人 2050年 約1億人 65歳以上の高齢者比率 20%→35.7% ただし、これらは出生率1.39という前提のもと。かなり甘い試算である 生産年齢人口は95年をピークに減少中 労働人口も98年をピークに減少中 ともに6年連続で減少中! 2030年には労働力人口は2004年にくらべて16%減少すると予測されている 結局どうなる? 多くの国民が海外へ流出 若い人や資産家、優良企業などなど 日本に残るのは? ほとんど税金を払わず、年をとって年金や生活保護などをもらう人々 ニートや自活する能力のない人々 最大の問題は!? 子供たちに夢がない 国の将来、自分に対して夢がない
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元ネタ:ambiguous(キルラキル GARNiDELiA) 作:ヤジオーディエンス 増税の時を待ちながら その先に・・・ 理解していたんだ 繰越だらけの ずるいやり方 繁栄を謳う笑顔の裏側 隠したつもりで だけどいつも誰でも 見ないフリしてきたから こんなのは苦しくて落ち込むけど 他のどこかに逃げられない なんだかわかんない 不安に追い立てられても 増税の意味 言い聞かせて その先に また いぶかしい理屈を言う 意気込んだヤツが ずっと喋ってた 揺らめく世間の 望みはいつだって 結論出た後 終わっていたんだ 騙されそうな時に 聞かされるし 言わされる もう自分たちだけが辛いと覚悟して あの日君が教えてくれた なんだかわかんない 不安がここにある理由 インフレとデフレ 絡み合ったその先に また いぶかしい理由を言う ただ生きている老害を守りたいだけの たったそれだけの無茶な理由 だけどヤツらの望みは それだけですむはずないよと 他のどこかに逃げられない なんだかわかんない 不安に追い立てられても 増税の意味 言い聞かせて その先に ほら いつまでも残る負債 今日も君が教えてくれた なんだかわかんない 不安がここにある理由 インフレを目指し 金を回すその先に また いぶかしい理屈を言う Yeah yeah! Yeah yeah! 老害はきっと笑う 検索タグ その他ネタ アニメ フルコーラス ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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ヨーロッパ連合(EU)は、西ヨーロッパ、南ヨーロッパにスカンジナビア諸国と地中海沿岸 諸国を加えた最大28ヶ国で構成された経済同盟。 1957年に設立されたヨーロッパ経済共同体に基づく EUは、マーストリヒト条約の調印に伴 い1992年に発足し、共通通貨のユーロが誕生した。 加盟国の大部分は自国の通货を放棄してユーロを支持したが、イギリスでは法定通货に はなったもののポンドが維持された。 EUは、加盟国から選ばれた751人の欧州議会議員(MEP)からなる中央議会が中心に運営され ていたため、地方の政権を中央の連邦機関に明け渡すことに反対する人々による国内の 強力な国家主義的敵対者と対立することも多かった。 2008年の「大不況」の結果、世界的なサブプライ厶ローン証券の被害による損失を受けて 、ヨーロッパの銀行の多くは欧州中央銀行(ECB)に救済を求めた, 世界的な不況による国際貿易の落ち込みに加え、それに伴う失業によって貧しい加盟国の多くは債務を返済できなくなり、国および国立銀行による價務の不1行はその後10年以 上にわたって絶えず脅威となった。 ユーロ圏経済は内部の負債で完全に安定することはなく、その重荷により2025年には最終的にEU全体が崩壊した。
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復活してほしい天才・杉本宏之 元エスグラントコーポレーション社長。 事業内容は不動産流動化事業、アセットマネジメント事業、新築分譲事業など。 『目黒ではたらく熱血社長』を自称していた。 『日本を代表する総合不動産企業を目指す会社』としていた。 2009年3月12日東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理される(いわゆる倒産)。負債総額は191億3700万円。 2011年現在、何をしているか不明。 プロフィール 神奈川県出身。 1977年6月25日生まれ。 血液型はA型。 藤田晋を『兄貴』とブログで呼んでいる。また、尊敬しているという。 ITオンチだそうである。また、飽きっぽい性格であるという。 甘党。 堀江貴文が衆院選出馬の際は 「我が道を行く」堀江スタイル。さすがです。と絶賛している。 ブログは一時休止中。 杉本宏之氏の発言集 僕も人間ですから嘘をついて何度も失敗をして来ました。ですから最近は嘘だけは絶対につかないようにしています。 日本人は絶対にあの戦争を忘れてはいけませんし戦争で散っていった300万人の英霊達に感謝と鎮魂の意を忘れてはいけないと思います。今の我々の「未来」があるのは先輩達のお陰です。 書き途中。 この有名社長、その後どうなったんでしょう・・・。 ブログの記事を興味深く読ませてもらってたんですが・・・
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5つのカテゴリ では簿記 *1の具体的なルールの説明に入るよ。 簿記 *1では毎日の取引の記録の一つ一つを2面的に記録 、集計する。 2面的に記録 する?なんのこっちゃ。 コレが結構わかりにくいのではないかと思う。 順をおって説明してみるよ。 まず簿記 *1に限らずアンケートなんかでもデータは集計してまとめないと使えないよね。 簿記 *1も同じ。 たとえばこの取引記録のように一つ一つの取引がただ記録されているのでは、全体として儲かっているのかいないのかわからない。 そこでこういった取引をまとめるために全ての取引の記録を一つ一つカテゴリに分類してカテゴリ別に集計する。 簿記 *1使うカテゴリには次の5つのグループがある。 毎日の取引の記録この5つのグループに分類して、記録・集計する。その集計結果が決算書 なんだ。 まずはこのカテゴリについて簡単にまとめとくよ。 資産 商売をするための財産 負債 返さなければいけない借金 資本 自分で出した元手 費用 かかった経費 収益 売上 この5つのカテゴリの関係は以下のようになっている。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (図1) 商売のための財産+経費=借金+元手+売り上げ という関係になっていることがわかるかな。 2つの表 取引をカテゴリに分けて集計する 経理wiki
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【用語名】 全竜交渉 【読み方】 ぜんりゅうこうしょう/レヴァイアサンロード 【詳細】 概念戦争の戦後交渉。 概念戦争の唯一の勝者となったLow-Gは自身の母体概念であるマイナス概念の暴走により、滅亡の危険にさらされていた。 滅亡を防ぐためには概念核の概念開放を行い、マイナス概念を抑制する必要があり、マイナス概念が暴走すれば共倒れになる他のGの生き残りにとっても、Low-Gに故郷の環境が再現される概念解放は悪い話ではない。 だが、自分たちの住んでいた世界を壊した最低のG(勝者)であるLow-Gに対する各Gの生き残りの憎悪は激しく、Low-G主導でマイナス概念対策が行われることには反発が強い。 奪われた概念核を取り戻そうとする各Gと交渉し、残りの概念核を入手する交渉が全竜交渉である。 この交渉を務めるのは佐山・薫の遺言で佐山・御言(*1)を代表として概念戦争の関係者の子孫(*2)がほとんどを占める実働部隊が全竜交渉部隊である。 大雑把に要約すると、 怨みとか謎とか自分達で調べろ。 周囲も協力しろ、でも、自分らが関わったG以外の情報は言うな。 協力者も自分で集めろ、でも、自分からやるって言わないと協力者にするなと言う風。 自分達で得た情報や答えで交渉に挑めと言うことである。 彼らが過去を知っていくのに合わせ、答え合わせでもするかのように獏が過去を見せる。
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本編用語集 か行 か 概念(がいねん)@終わりのクロニクル 『世界がそうである理由』。「・――――○○は××である」の形で表現され、 概念が展開された空間はその言葉通りになる。(例:「光とは力である」の 場合、その空間内では光が凄まじい攻撃力を持つ。懐中電灯なども) 概念空間(がいねんくうかん)@終わりのクロニクル 概念の展開された空間。 本来は誰でも入れる者ではないが、このロワ中では誰でも入れるようだ。 内部をあんまり壊されると概念空間も崩壊する。 概念核(がいねんかく)@終わりのクロニクル 世界ごとに最低1つは存在する、巨大な概念の塊。 概念核が無くなれば、その世界は滅びる。 莫大な力を持つため、兵器に封入することで絶大な性能を発揮させられる。 後述の概念核兵器を参照。 概念核兵器(がいねんかくへいき)@終わりのクロニクル 概念核の封入された兵器。世界一つ分の力が込められているだけあり、その力は絶大。 込められた概念を空間に展開することで、概念空間を作り出すことも可能。 ロワに登場した概念核兵器は以下の通り。 神剣十拳(しんけんとつか):2ndーGの概念核兵器。「・――――文字は力を与える」の 概念を持つ。 詳細は支給品情報を参照。
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全てのGの母とされるもの。 終わりのクロニクルの世界において、「どうして、どのように世界が生まれたのか?」を考えた際に、仮定された物。 1st~10thの10のG全ての母体概念を内包した大概念核と呼ぶべき存在であり、 これが飽和爆発を起こして、各Gの母体概念を放出、そしてプラス概念への反発力からLow-Gの母体概念である10のマイナス概念が生まれたとされる。 またTOP-Gの主張によれば、この創世の際、混沌の残滓が再集合して概念核を形成し、そこからTOP-Gが生まれたとされる。 実は上記の説明は、世界の最初に存在したものを「混沌」という「10のプラス概念の集合体」ではなく、「10のマイナス概念の集合体」と仮定しても辻褄があう。 即ち、まず最初にLow-Gの母体概念である10のマイナス概念が存在し、10のマイナス概念への反発力から10の概念核が発生し、それでもなお残った反発力が集合してTOP-G概念核が生まれた、という説明も可能なのである。 実際、世界はこのようにして生まれたものであり、混沌というものは存在しない空想の産物に過ぎなかった。 強いて言えば、Low-Gの母体概念である10のマイナス概念こそが、混沌に相当するものである。
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■要旨 1.疎外論は、私的privateな事情について論じたものであり、公的publicな事情について論じたものではない。 2.「疎外の克服」は私情にすぎない。しかし、私情であるところの「疎外の克服」を、現実的には公道であるかのように見立てることはできる。 3.〈私情を公道として見立てること〉もまた私情である。だが、集団の秩序を維持するのはこの私情である。それは平時ではなく、むしろ その集団が没落し諸価値が紊乱しつつあるときに、自敬や誇り、高貴という形で〈我々が本来そのようであるべき〉と志向された秩序を維持する動機となる。 4.この〈〈私情としての秩序〉の維持を志向する私情〉は、〈先駆的な罪責感〉によって駆動する。 <疎外をめぐる哲学史的推移 私家版> ※詳細は亀山純生『人間と価値』(1989)第三章、第四章を参照 『旧約聖書』エデンからの追放……「人間が主体的に活動することが逆に本来の人間性と人間にとって根源的価値を有するものを失い、人間の消滅を結果するという逆説」。 人間活動の逆説性を明確に近代社会、近代文明と結びつけて提示したのはルソー(1712-1778)の『人間不平等起源論』(1755)。ルソーは人間の本来のあり方を未開の自然人のあり方(「自然状態」)におく。所有制・文明と社会の進歩が人間の対立と人間性の否定、ないし非人間的状態を生みだしたという視座の提供。 ヘーゲル(1770-1831)。疎外・外化を人間の精神的活動の発展過程の論理として展開。主体(精神としての)形成の論理。[詳細略。論文化・発表の際に補完すること] ←まとめ…疎外とは、出発状況である直接的な(無媒介的な、抽象的な、”もやもやした”)統一性が否定されることによって生じる対自態のことであり、直接性が止揚され、外化された、つまり一時的に他在化した段階のことである。 フォイエルバッハ(1804-1872)は主体を現実的な感性的存在と見る立場から、ヘーゲルと権威的キリスト教に反駁。 フォイエルバッハにおいて疎外とは「自己の他者」が自己を支配する という現象として捉えられる。この理解がその後の疎外の思想の原形態となっていくとともに、意識(=哲学)の改革が疎外の克服となるという解決方法 の点でもその後の疎外論に一つの方向をのこした。 ←フォイエルバッハ以降(ヘーゲル左派)の用法では、疎外という概念は、本来的ではない状態、本来の対象化が正常におこなわれない状態を表現するのに使われている 。ヘーゲルにおいては経験の自己形成の論理であった弁証法の論理は、哲学の論理というより近代批判・文化批判の方法として適用されることとなる。疎外論は、ヘーゲルの段階にあっては公的な性格づけに留まらない。 ヘーゲルの弁証法の論理の最初の継承が「哲学という学問領域がどのように社会の構造を分析できるか、いかに現実の社会の根本的な改革にかかわりうるか?」という問いを通じてなされたのは、なぜか? マルクス(1818-1883)は疎外の現象を、近代市民社会における私有財産と自由競争下における労働のなかに見いだす。彼はこの疎外が経済の面では貨幣・経済的価値という形態となり(価値形態論)、政治面では公民と市民との分離として人間の自己疎外をひきおこすなどさまざまな側面に現われることを分析し、さらにこの疎外の構造を資本主義社会における労働の疎外という、階級的な疎外として捉えなおす。後に物象化論として展開。 ■要旨補遺 疎外aliennation, Entfremdungを巡るヘーゲル(1770-1831)、フォイエルバッハ(1804-1872)、マルクス(1818-1883)らの思想的営為は、それぞれ社会哲学的な観点を異にしているが、しかしその根底には、ある一つの共通した構図があるように思われる。つまり、〈人間がそこから疎外されている本来の自己〉というものに対する理解の点で、それらの主張の根底には、近代が失った人間の自然への根源的な帰属の意識をとりもどそうとする願望があるように思われる。この願望は、ヘーゲルから、後述する亀山の議論まで[中継点としてフォイエルバッハとマルクスしか知らないが、他のアドルノ(1903-1969)などは??]を通じて、この根底にはシェリングの自然観にかかわりながら形成されている。[←引用等を含めて要検証] もちろん、彼らがシェリングのように人間の知識形成の機能を、自然への帰属性にすっかり解消するような見方をしているわけではない。[要引用]そしてそのような見方をするべきでもない。なぜなら自然への帰属性に人間の知性のすべてが解消されるという図式を採用すれば、この帰属性を承認することができなくなるからだ。 「疎外」を(局所的・非斉一的な)私情とする立場からは、「疎外の克服」は(大域的・斉一的な)正義とされない。だが、まさに疎外の克服を正義の実行であるかのように振舞うことは、その振る舞いの限界が少なからず自覚されているうえで、積極的な意義をもつ。 例えば里山に対する私たちの情動的な愛着と賞賛の念をめぐる美的ないしは倫理的な価値付けによって、〈私たちが本来そのようであるべき〉像を析出することは可能である。そのような物語の構築作業には少なからぬ現代的意義もある。しかし私としては、そのような美的で倫理的な考察がもつ重要性を否定することなく、その作業からは距離をおくつもりである。 地理的・歴史的にそれぞれ異なる〈私情としての秩序〉に具体的内容・イメージを換装するのが、亀山的文脈での「風土」である。風土生成の三契機、 a.生活的自然(地域の人々が生活の中で関わる自然・生活活動の対象としての自然) b.共有文化・共同関係(地域の人々が共有する文化と、その中で人々の共同・つながり) c.人々と生活的自然との身体的関わり これらに基づいた〈民俗誌的偏見〉にどのような形で私たちが深く恩恵を受けているかの把握なしには、〈〈私情としての秩序〉の維持を志向する私情〉もまた駆動しえない。 このことは本論における私情one’s own feelingsと欲望desireの語義の差異を示す。 後者において、これではない何かが自身を完全に満たすと信じてモノを買っては棄てること、ここではないどこかに自身にとっての最適の仕事があると信じて転職を繰り返すこと、あなたではない誰かが自身にとって最適の恋人であると信じて恋愛を繰り返すことは是認される。しかし、どれほど購買し、消費し、飽き、廃棄したところで、眼前の〈これ/ここ/あなた〉を評価しないことを前提とする欲望は原理的に充たされることがない。 この欲望の不快をさらに強く新しい刺激によって鈍磨させうる点において、「都市生活」は批判の対象となる。[都市型生活の批判点については熟考すること。なぜなら筆者は生来の都市生活者であり、本論もまた都市生活の只なかで書かれたものであるから] 前者はその不快の後で訪れるものである。自身が紛れもなく自身に固有のものとする、覇気も、野心も、嗜好も、感性も、欲望も、向上心も、直接的にあるいは抑圧的に「風土」の刻印を帯びていること――しかしそれは同時に紛れもない私秘的な事柄であること――を含めて、〈私情〉という語は用いられる。 [〈私情〉より文脈的に適切な語彙があれば、置換すること。儒教思想の色合いの濃い〈公道〉も同様。毎日何万人もの人が行き交うエトス(通いなれた道;倫理)というイメージは込めたい] 「共同性欲求と自己保存欲求とは相互媒介的なものとして、ほんらい、相補的共存の関係にある。にもかかわらず、現実には個人の自己保存欲求と共同性欲求は対立している」という乖離を理解するために亀山(1989)は「疎外」概念を用いる 〈〈私情としての秩序〉の維持を志向する私情〉を駆動させるのはなぜ<先駆的な罪責感>なのか。 ヘーゲルの弁証法の論理を、哲学がいかに社会の根本的改革にかかわりうるか、という課題意識として展開したフォイエルバッハは陶磁器工場を経営する女性と結婚して”花と妻を愛する生活”を送っていたし(後に工場は破産するが)、マルクスはもともとライン川付近のブルジョワの出身でライン新聞の主筆だった(『資本論』執筆時は職を辞してエンゲルス宅で家族もろとも居候していたが)。いずれにせよ、彼らは「持たざる者」ではなく「あらかじめ持つ者」だった。 これを高貴なるものの義務noblesse obligeと言い換えても良い。なぜ「高貴」という語彙が用いられるのか。「野蛮」への退行を阻止するために。個人の原子化、集団のゲットー化の結果により、人々が互いに同質な者たちだけから成る閉鎖的集団へと分離し、敵意をもつ小集団がはびこるのを防ぐために。 ここで重要となる概念が「排他性exclusivity」である。環境倫理学における排他性の問題性については、ノートンら環境プラグマティストによるキャリコット批判を扱った太田の唯研発表「環境倫理学における生態学の位置づけの検討―B.Nortonの「収束仮説」批判を中心に―」を参照のこと。 「あらかじめ持つことの負債」については<食べること>の議論と接続する予定。 ■参考文献 フォイエルバッハ[著]、松村一人[訳], 和田楽[訳]、『将来の哲学の根本命題―他2篇』、岩波書店、1967年 亀山純生、「風土保全の現代的意義――-倫理学から」、小見山章監修『森の国の風土論』、(有)地域自然科学研究所、2010年、18-43頁