約 2,043 件
https://w.atwiki.jp/vipdephoto/pages/21.html
「カメラ買ったはいいけど何撮っていいかワカンネ」 カメラスレにいると、そんな言葉が聞こえてくることが少なくありません。 撮るものがないといって折角買ったカメラがタンスの肥やしにしてしまうのは非常にもったいないです。 このページでは、そんな人たちに向けて撮影するもの、場所を提案・紹介するページです。 (撮影に際しては各施設の規則に従うようにしましょう) 地元の観光施設あなたの地元には観光施設はありませんか? 水族館・植物園・大きな公園など、もしかすると子どものころに学校行事などで嫌なほど行った場所かもしれません。こういった場所を、改めてカメラを持って行ってみてはどうでしょうか。子どものころとは違った目線でものが見えてくるかもしれません。カメラを持って行けば、尚更です。 「地元の名前+観光地」で検索してみましょう。 神社・寺神社やお寺巡りはどうでしょうか。地図を見てみると以外と近所に神社やお寺があったりしますよ。深夜に赴けば風情があるかもしれません。ただし、通報されないように。 夜景夜にしか撮ることの出来ない風景はたくさんあります。イルミネーション、工場地帯などなど。旅行に出かけて、夜は旅館に居っぱなしなんてもったいない。三脚が必要になりますし、怪しい人と思われるかもしれないですが。 動物あなたの近所にのら猫はいますか? 湖や公園がある場合、鳥はいませんか? こういった町中の野生動物を撮るのも面白いものです。 花・虫定番中の定番です。主にマクロ撮影をすることになると思うので、小さな世界をのぞいている感覚になって面白いと思います。 鉄道・車・バイクなどあなたがこれらのマニアであった場合、これ以上にない被写体でしょう。珍しい車体の写真をコレクションしたり、トレードするといった楽しみもあります。 フィギュア・ドールフィギュアやドールをもっているなら是非、嫁や娘のかわいい写真を残しましょう。物撮りですので、ライティングや背景紙、ジオラマなどこだわることのできる要素もそろっていますよ。中には外に持ち出して撮影する猛者もいます。 ラテアート・小さなサボテン・空の写真twitterやfacebookに投稿しよう!!!!! まずは写真を趣味にすることにとらわれず、 自分の趣味の写真を撮り始めてみてはどうでしょう。 自分の好きなことと連動させる事で写真をもっと好きになれるかもしれません。
https://w.atwiki.jp/8991/pages/34.html
雲類鷲イツキ ■キャラクター名:雲類鷲イツキ ■キャラクター名読み:うるわし いつき ■性別:無性(探偵) キャラクター設定 名前:雲類鷲イツキ 年齢:14 外見:背に九本の枝が刺さった中肉中背の少女 ダンゲロス換算の身体能力: 攻撃2 防御13 体力10 精神1 FS/開花宣言 4 とある世界線において世界を支配する巨魁『雲類鷲殻』の第五子。 父の統べるウルワシ製薬の傘下企業「涅槃」の社外取締役であり、父に仇為すものを日々狩っている。 此度は父の命令で迷宮時計を集めているが、それ自体には何ら感情らしきものを持ち合わせていないようである。 所有する欠片の時計の形状は巨大な『死番虫(death-watch)』、自意識を持つ甲虫である。 母体から嫡出後、程なくして探偵に加工された人工魔人。流派は『暗黒派』。 その魂は紛れも無い人間の物だったが、脳を含んだ全身はササニシキを源流としたナノマシンに置き換わっている。 犯人属性なので探偵としての技能は比較的低いが、その分活動制限が緩く、非合法活動も身を焼きながら行っている、 「零」のコミュ力を持ち、自他に向けられる感情はイツキを境に強制的に遮断され、面と向かって話をしても道すがる通行人程度の無関心さに置き換わる。 整った風貌をしているが、それすらも写真や絵画と言った被写体になってみないと認識されないほど。 これを突破するためにはイツキ自体に強い感情を持ち続けなければならない。 初めて閾値を越えた感情は父から向けられた負のコミュ力”憎悪”の極値と言うべきものであり、以降のイツキこれを求めることが第一として行動している。 特殊能力『連理の枝(ミスティリーン)』 肩甲骨から翼の如く生えた木の枝を引き抜き、対象に突き刺すことで発動する能力。 対象の核となっている感情、魔人ならば加えてその能力を最大限に花開かせる。 この枝は『接ぎ木』である他に『寄り木(ヤドリギ)』としての性質を持つ。 刺さった枝は物理的な殺傷力を持たないが、感情を吸い上げることによって間接的に精神を削る効果を持つ。 感情を吸って咲いた花がどのような物であるかはその人次第となる。 対象は能力の強化内容を花の性質を反映させたものであるとして直感的だが把握することが出来る。 能力を行使した瞬間は背中の枝が一斉に燃え上がり、灰色の髪が一瞬桜色に染まる。 関連SS プロローグ プロローグSS
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15066.html
登録日:2012/07/20(金) 17 38 47 更新日:2024/05/21 Tue 05 02 18 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 05年春アニメ 2005年 GONZO SPEED_GRAPHER アニメ エロ グロ テレビ朝日 バイオレンス 不安定な作画 作画崩壊 吉田伸 変態 変態だらけ 感動のラスト 異常に濃い悪役たち 良作 隠れた名作 『SPEED GRAPHER』とは、2005年にテレビ朝日他にて放送されたGONZO製作のテレビアニメ作品である。 コンセプトは『大人の童話』で、内容はハードでエログロな描写が多く、対象が30、40代ということもあってストレートな表現も多い。 しかし物語の骨子は『愛』になっており、主人公とヒロインが逃避行をする中で、少しずつ恋愛関係に発展していく様子を丁寧に描いている。 個性的な設定や登場人物。『フェチ』を拡大的に表現した特殊能力によるバトル。 スタイリッシュなデザインワークスなどの評価は高く、ストーリーもまとまっており、評価は高い。 しかしGONZOの悪いクセが出たのか、最悪と言っていいほどに作画の出来が悪い。 ほぼ毎回崩れる絵や、お世辞にも出来がいいとは言えない戦闘シーンなどから、一部では「よく動く紙芝居」とまで言われることも。 それでも個性的な悪役達など、作画分を差し引いても有り余る魅力が詰まっているので、機会があれば見て欲しいアニメである。 【あらすじ(本家Wikiより抜粋)】 舞台は『失われた10年』の混乱から脱し、一部の富める者だけが我が世の春を謳歌する“快楽都市”と化した東京。 主人公の雑賀辰巳は、友人 戸越清冶郎からセレブのみが出入りできるとされる闇の社交場『六本木倶楽部』の潜入取材を依頼される。 潜入に成功した雑賀は、六本木倶楽部の深奥で行われる儀式の巫女、女神として崇められる謎の少女、天王洲神楽と出会う。 雑賀は助けを求める神楽をつれ逃亡するが、六本木倶楽部の支配人である水天宮寵児が仕向ける、欲望により特殊能力に目覚めた超人『ユーフォリア』から執拗に追跡される。 そして雑賀も神楽と接触したことにより、被写体の魂を吹き飛ばす『写殺能力』に目覚めていた。 自由を求める神楽のため、そして普通に写真を撮影する事の出来なくなってしまった自身を元に戻すため、彼らの孤独な逃避行が始まったのだった…… 【登場人物】 ●雑賀 辰巳(さいが たつみ)声-高田裕司 主人公。元 戦場カメラマンで33歳のオッサン。現在はいわゆるフリーカメラマンをして生活している。 カメラを持たないと勃たない。 昔はそれなりに名前が知られた戦場カメラマンだったが、負傷したことにより帰国。それ以来、パパラッチのような仕事に嫌気がさしていた。 特殊能力は『写殺』で、カメラで撮影した被写体を爆発させる事が出来る。 神楽をつれて逃避行しながら、次々と送り込まれてくる刺客と戦う。 終盤の漢っぷりは必見。 ●天王洲 神楽(てんのうず かぐら)声-斉藤圭(現:真堂圭) ヒロイン。15歳の女子高生 巨大企業・天王州グループの一人娘で、普段はちょっと世間知らずな普通の女の子。 しかしとある因子を持った人物にキスすると、その人間をユーフォリアとして目覚めさせることが出来るという裏の面も持つ。 濃すぎるキャラクターの中で唯一と言っていいほどピュアな普通の人で、とても一途。 自身のために戦ってくれる雑賀に徐々に惹かれていく。可愛い。 ●水天宮 寵児(すいてんぐう ちょうじ)声-森川智之 神楽の母、神泉の愛人にして六本木倶楽部の支配人。神泉に隠れて裏で暗躍する。まぁつまりラスボス。 見た目はメガネをかけてファーのついたセフィロスと言ったところか。 特殊能力は『血』で、自らの血液を自由に操ることが出来る。ある意味でこの世界の被害者。 神楽を連れて逃げる雑賀に、ユーフォリアの刺客(全員変態)を差し向ける。 ●天王洲 神泉(てんのうず しんせん)声-高島雅羅 神楽の母親にして天王州グループの総帥。娘の若さと美貌に嫉妬している。色々と救われない人。 ●銀座 ひばり(ぎんざ ひばり)声-本田貴子 特務科の女刑事で、雑賀とは大人な関係。そして銃を持たないと濡れない 実はけっこうな金持ちで、金に興味の無い雑賀を気に入っている。 銃をぶっぱなすのが大好きなツンデレ。 ●辻堂(つじどう)声-結城比呂 文字通り水天宮の『犬』。非常に鼻がきき、ニオイを追って人を捜索することもできる。中性的な人間。 ●新治(にいはり)声-津田健次郎 水天宮の部下。辻堂らと共に行動する。中の人はアニオタWikiでも人気のあの人 ●真壁(まかべ)声-江川央生 こちらも水天宮の部下。ゴツイ体型で裸の上にジャケットを着てネクタイをしめるというあの人みたいな恰好をしているが、性格は結構真面目。 ●白金 克也(しろがね かつや)声-子安武人 刺客その1。人気のバレエダンサーだが、人間であることからくる表現の限界に憤りを感じている。特殊能力は『ゴム質の体』 ただのテラ子安 ●小金井 薫(こがねい かおる)声-横尾まり 刺客その2。画家の妻だったが現在は未亡人。 ダイヤに目がなく、資産を全てダイヤモンドにつぎ込み、それを食べる。 能力は『ダイヤモンドの体』 ●溝ノ口 敏輝(みぞのぐち としき)声-五王四郎 刺客その3。トラウマ製造器 現職の歯科医で治療することに興奮を覚えるド変態。能力は『背中から生える触手』で、歯の治療用具で戦う。 ●百合ヶ丘 蘭(ゆりがおか らん)声-草尾毅 刺客その4。現役の有名エステティシャン。体中に様々な刺青があり、能力はその『刺青を実物に変える』というもの。 ●神田(かんだ)声-大友龍三郎 刺客その5。神父をしているが、その御布施を六本木倶楽部の会費に使う外道。能力は『電気を操る』 ●弦巻 ミハル(つるまき ミハル)声-岡本麻弥 刺客その6。好きな人と入水自殺を繰り返すという、どこぞの文豪みたいな事をする人。能力は『体を水に変える』 ●落合 征二(おちあい せいじ)声-金尾哲夫 刺客その7。元ジャーナリストで現衆議院議員。オーディオマニアで、能力は『体から音を出す』 ●神谷 勝二(かみや かつじ)声-小山武宏 刺客その8。今作1のド外道。能力は『食事』 【余談】 OPにはイギリスのロックバンド・デュラン デュランの名曲『グラビアの美少女(原題:Girls On Film)』が使われている。 追記・修正は初潮を迎えていない人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/1453.html
笑顔をつくる。 会話をする。 シャッターがきられる。 一瞬の光が、瞼の裏に不快な影を焼き付ける。 また、笑顔をつくる。 撮影を終える。 溜め息をつく。 撮影する時はスタジオが薄暗いから、あたしが被写体でなくなってしまえば、あたしの表情に気付く人はいない。 あたしの溜め息に気付く人もいない。 もっと言えば、ここで涙を流したって、気付く人なんていないだろう。 もしかしたら、一番安全に泣ける場所なのかもしれない。 でも、そんなことはしない。 したってしょうがないし、最近は泣き始めると限りがない。 だから泣けない。 一人の夜にしか泣けない。 先に撮影を終えたあたしは、のっちの撮影を見つめる。 楽屋には戻りたくない。 あたし達は三人だから、誰か一人が撮影してる時は、必然二人きりになる。 ゆかちゃんと二人きりにはなりたくない。 あたしの隠してる気持ちが溢れてしまいそうになるから。 のっちと二人きりにはなりたくない。 あたしの胸を衝く想いが、焦がれて焦がれて、苦しくなるから。 周りにスタッフさんが大勢いる。 今のあたしがあたしを保つ、ギリギリの理由。 仕事だから。 今は、仕事中だから。 だからあなたはPerfumeのあ〜ちゃんでいなければならないのよ。 自分に言い聞かせることができるから。 撮影を終えたのっちは、一目散に楽屋に向かう。 いいな… こうなるとあたしがスタジオに留まる理由がなくなってしまう。 そして、悩む。 どこに行こう? 誰もいない場所はどこだろう? 末期だ。 ゆかちゃんとものっちとも顔を合わせるのが苦痛に感じてしまう。 このままじゃマズイ。 そんなこと分かってる。 有り得ないことだ。 でもあたしはそう感じてしまう。 苦痛である、と。 「あ〜ちゃん?」 振り返るとのっちがいた。 あたしは自然と笑顔をつくる。 慣れた笑顔。 もうそれが反応のように、反射的につくられるそれは、きっと毎回同じ顔だしかわいくもない。 その笑顔が、隠すあたしの返事のかわり。 「差し入れでドーナツ貰ったの。あ〜ちゃん大好きでしょ?みんなで分けよ?」 「…うん」 うんだって。 いらないって言えばよかった… 行くの? 仕方ないね。 さすがにこれも行かないのは、あまりに不自然だ。 わざわざのっちが呼びに来てくれたんだから… 参ったな。 楽屋で三人きりになるのはいつ以来だろう。 いつもなにかと理由を作っては、ふらふらしてたから。 「行こ?あ〜ちゃん」 「うん」 のっちの背中を追いかけはじめる。 懐かしい空気に、また込み上げてくる震えた想い。 薄暗いスタジオの扉を開けると、のっちの背中が光に包まれた。 目を細めるあたしは、久しぶりに眩しさが鬱陶しくなかった。
https://w.atwiki.jp/marowiki002/pages/268.html
【分類】 独自研究創作 霊長 目次 【分類】 【概要】具体例情緒系 社会系 芸術系 考察 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 具体例 情緒系 カッコよくてはならない。 可愛くなければならない。 面白くてはならない。理解されなくてはならない。 熱くなくてはならない。 暖かくなくてはならない。 夢がなくてはならない。 景気が良くなくてはならない。 社会系 儲からなければならない。 ためにならなければならない。 関わる人に美味しくなければならない。 目立ってはならない。 傷付けてはならない。 脅かしてはならない。 芸術系 理に適っていなくてはならない。 現実的でなくてはならない。 感動できなければならない。 筋を通さなければならない。 美しくなければならない。 考察 意識しすぎると何もできなくなる。 全く意識せず作るとたまにいいものができる。 一つか二つに的を絞って集中的にやるのが確実だと思う。 キャラやカメラが動いていなければならないと躍起になるほど軽くみられる? 動かない方がむしろはっきりする? 動いていないのにスポットやフォーカスが当たっていると、被写体・テーマの価値を高める効果がある? 定点観測? 強迫観念がテーマやコンセプトをブレさせる? 動かなさすぎると呼吸困難になる? 動かさること山の如し? 尺稼ぎや怠慢扱いされる危険性もある?動いていなくても神経が行き渡っている必要がある? 深みが求められる? 付け焼刃でやると認められない? 綿密に練られた上でなら認められる? 重々しさや黒々しさが求められる?やりすぎると中二病扱いされる? 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/思考と行動のバランス ★★★ 創作/理想的な大衆向けの深さ ★★★ 創作/オリジナルの重圧 ★★★ 創作/キャラ数の動向 ★★★ 創作/シラける何か ★★★ 創作/バカにする事とバカになる事 ★★★ 創作/不安や恐怖について ★★★ 創作/主人公向けの初期設定 ★★★ 創作/偶然の使い方 ★★★ 創作/制作チーム・ラインの耐久年数 ★★★ 創作/創作物に見られる男女差 ★★★ 創作/創作物の方向性 ★★★ 創作/妥協と克服と自由 ★★★ 創作/始まりと終わり ★★★ 創作/家庭用ゲーム機に求められるポテンシャル ★★★ 創作/市民権 ★★★ 創作/意地・強がり・痩せ我慢とかについて ★★★ 創作/掘ったら埋める ★★★ 創作/殺意と悪意と熱意 ★★★ 創作/無意味の可能性 ★★★ 創作/理想的な説明キャラ ★★★ 創作/自然な継続力 ★★★ 創作/芸術とはサボることそのもの ★★★ 創作/衝動とテーマの決定 ★★★ 創作/表現と考察と衝動 ★★★ 創作/説明の負担 ★★★ 創作/購買力について ★★★ 創作/遊び心あれこれ ★★★ 創作/青年向け絵本 ★★★ 創作/ブレとキレ ★★★ 創作/ブレと弱さ ★★★ 創作/少年向けとPTA ★★★ タグ 創作 霊長 最終更新日時 2013-11-29 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/ponzu0147/pages/16.html
デジイチ紹介(工事中) 11/10に、念願のデジタル一眼レフカメラを購入。 エントリーモデルとはいえ、今まで使ってたカメラとは 一段と違う表現力に驚きつつ、毎日楽しく被写体を求めて 駆けずりまわっている。 本体 Canon EOS kiss x5 言わずと知れた、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ。 EOSシリーズのエントリー機であるけども、操作感や バリアングル液晶など、色々手を出したがる初心者の心を グッと掴むような、盛り沢山の機能を、こんな小さな筺体に 収めたというのは、まさに奇跡ともいえよう。 写真は、ボディにEF-S 60mm f/2.8 MACRO USMを装着しているところ。 レンズ EF–S18–55mm F3.5–5.6 IS II Wズームレンズキットの1つ、広角側のレンズ。 他に広角レンズを持っていないので、車載とか 風景など、基本的にはこちらを使うことになりそう。 EF–S55–250mm F4–5.6 IS Wズームレンズキットの1つ、望遠側のレンズ。 同じく、望遠レンズをまだ持っていないので(以下略) EF50mm F1.8 II 「撒き餌」と名付けられる程の恐ろしさを持つレンズ。 手ごろな価格で単焦点・明るい、故にボケた写真を撮るには うってつけのレンズなので、だいたいの人は持っているらしい。 私もご多分に漏れず、最初に手に入れてボケ具合を楽しんでいたが、 下のマクロレンズを手に入れて出番が減ってしまった。 EF-S60mm F2.8 MACRO USM EF-Sマウント専用のマクロレンズ。 単焦点60mmで、1 1でのマクロ撮影が可能。 初めて自分でこれだと思って買った思い入れ効果もあるのか、 撮ってて一番楽しいし、レンズの性能自体もよさげ。 これのおかげで、MFの楽しさを知った。 三脚 マンフロット 055XPROB+804RC2(3Way雲台) ちょっと背伸びして買った三脚。クイックシューが使いやすい。 滅茶苦茶重くてガシっとしてるだけあって 野外でもちょっとやそっとじゃビクともしない。 カメラを極端に傾けても安定感抜群なので マクロ撮影用にも重宝している。 SLIK MINI IXY時代からの愛用品のミニ三脚。実は初めてかった三脚でもある。 買った当時はコンデジの手持ち撮影のホールド補助用にしていた。 今は、かろうじてkiss x5の重さにも耐えられるので マクロ撮影を机の上で撮ったりするときに使っている。 あとは最近iPhoneなどでも使いたいなと思っている。 Fotopro DIGI-3400 クイックシューから水準器まで一通り揃ってるのに激安なので買った。 軽くて持ち運びしやすいのでこれから出番が増えていくだろう。
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/2220.html
映姫「そういうわけでお婿さん探しをしていただきたいのですが」 慧音「といっても誰のだ? 誰か婿募集しているのか?」 映姫「残念ながらいません」 妹紅「なら、どうファイトするんだ?」 文 「じゃあ……こうしましょう。この窓の前を通った人物の婿を探すことに」 映姫「そんないい加減な。と言いたいところですが仕方ないでしょうか」 窓を見つめながら待機する選手二人に審判二人。 そして通ったのは……男。 文 「はい、ではこの殿方の婿を探してください」 慧音「ちょっと待て!」 妹紅「色々おかしいだろう!」 文 「婿を迎えるのが女性だけ、というのは克服されるべきステレオタイプです。 同姓婚の何が悪い? 被写体として美しければ問題ないのです!」 映姫「……とりあえずファイトに参加してもらえるか聞いてきます」 建物を出て、男を追いかける映姫。 が、その都合上ひとつ問題が出た。 文 「あ」 慧音「どうした?」 文 「いま閻魔様が窓の前を通りました」 妹紅「つまり……閻魔様のお婿探し?」 映姫「(戻ってきて)男色の気はないと怒られました……」 文 「大丈夫です、映姫様! いま通った女性の婿探しにします!」 映姫「ほう。それはよかった。して、その女性はどこに?」 にこにこ笑う閻魔を、ほか3人が指さすのだった。 映姫「は? えええええええええええ?」 慧音「これなら問題がないな」 妹紅「たしか……書き手が主夫になりたいとか言ってたな」 慧音「じゃあ探してくる」 妹紅「私も行ってくる」 ◆ 慧音「というわけで連れてきたぞ」 小町「人が寝……いや仕事してるときになんだい?」 書き手「僕も呼ばれました。映姫様、結婚しましょう!」 妹紅「あー悪い、私の負けだ」 書き手「……ですよねー」 文 「ですね、お二方はスレ25 280でご結婚なさってますし」 映姫「だ、だからアレは形だけだと……!」 書き手「既に夫婦なら、この勝負、その片割れを探してくればいいわけですからねぇ」 文 「どっちが『婿』か、という問題はありますが、この際いいでしょう」 映姫「ちょちょちょっと待ってくださいよ!」 妹紅「なんだ、四季様は小町じゃ不満なのか?」 映姫「いや決してそんなことは!」 文 「はいはいお終い~」 妹紅「さすが慧音だなー」 慧音「あの時は私も一枚噛んでたからな」 書き手「結婚してえ」 全員その場を離れ、後には二人だけ残される。 映姫「…………」 小町「なんだったんですか?」 映姫「はぁ、もういいです。この勝負の結果、受け入れます」 結果:慧音の勝ち
https://w.atwiki.jp/arrowsmatome/pages/10.html
概要(wikipedia引用) F-06Eの後継機種だが、画面サイズが5.2インチから5インチに縮小していたり、ストレージ容量が64GBから半分の32GBに減っている。またカメラ画素数も1630万画素から、1310万画素となっている。 液晶は新たにWhite Magic Displayを採用しており、スマートフォン最高クラスを誇る最大輝度800カンデラを実現し、晴天の屋外でも明るく見やすい上に、画面の明るさがいちばん明るい状態でも、一般的なTFT液晶に比べて、消費電力を約45%抑えることができる。また、バッテリー容量もF-06Eと比べて約6%アップの3200mAhに増量しており、充電なしで約3日間の駆動が可能となっている。さらに必要なパフォーマンスに応じてCPUのコアやクロック数を最適化する機能も備えている。 カメラは1310万画素のソニー製の裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載。これにより暗所での撮影が一段と強化した。さらに富士通セミコンダクターが新たに開発した画像処理エンジン「GRANVU (「Milbeaut」 の進化型)」を採用し、どんなシーンでも鮮明に撮影することができる。また撮影時レンズの向きに合わせてすばやくピントを調整し被写体を捉える「クイックフォーカス」にも対応している。 指紋センサーが従来の四角型から丸型に変更されているほか、本体色と同色のカラーリングが施されている。スイッチを押してから認証するまでの時間も短縮し、素早く起動することが可能である。 本体デザインはラウンドフォルムを採用しており、先代機種と比べてみてもより持ちやすい設計になっている。サイドキーには「リアルマテリアル」に加え、ボディの背面には「ダイヤモンドタフコート」を施している。またUSB端子はキャップレス防水に対応した。 なお、赤外線通信ポートがmicroSDカードスロットやmicroSIMカードスロットと同じく、本体上部の防水キャップ内にあるため、赤外線通信を使用する際にはこのキャップを外す必要がある。またワンセグ・フルセグ・NOTTV視聴の際は、イヤホンジャックに付属のアンテナ付イヤホンケーブル F01を装着する必要がある。 F-06Eが、防水・防塵対応だったのに対し、防水のみの対応となっている。 http //ja.wikipedia.org/wiki/F-01F
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/59971.html
【検索用 そつきょうしき 登録タグ 2022年 CeVIO そ ふゅゅ×× アルセチカ 可不 曲 曲さ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ふゅゅ×× 作曲:ふゅゅ×× 編曲:ふゅゅ×× 絵:アルセチカ 唄:可不 曲紹介 届いたらいいな。 曲名:『卒業式』(そつぎょうしき) ふゅゅ××氏のボカロ初投稿。 歌詞 (YouTube動画概要欄より転載) ねえ先輩! この景色もあと2回でおしまいなの? 涙は止めて代わりにこれ贈るよ 聴いて!決意の歌 保健室の場所もわからない 私の手引いてくれたね 体育着忘れて月曜日 宿題が解けない水曜日 心配ばっかりごめんなさい 教えてもらった裏道も 学食いつも使う席も 一人で行ったら思い出しちゃうな オススメのラーメン屋さんも 帰り道夕暮れのオレンジも 隣いなきゃ味もしないのに! ねえ先輩!行っちゃやだよ 明日も朝起こしにきてよ 私一人じゃ教科書も開けないよ って先輩が一番知ってるじゃん! 先輩!どこに行くの? 待ち合わせはもうできないの? 国語の朗読褒められた嬉しさは 誰と分け合えばいいの? 明日なんて来なくていいのに って言ってても朝は来てしまって 校門の看板 紅白幕 心どこにも見つからないよ 上の空眺めた校庭で 被写体の中に見つけた 思わず駆け出して 先輩のいない日なんて無かったじゃん 分かんないよ 私一人じゃ何もできなかったよ でももう心配かけちゃダメだよね 先輩!ありがとう 私はもう大丈夫だよ 一人で宿題できるし朝起きるよ 後輩も大切にするよ 先輩!大好きだよ 泣かないよ 泣いてないよ 卒業してもプリクラまた撮ろうよ 夕陽に頭撫でてもらおうよ 先輩! 全部込めてこの言葉贈るよ おめでとう!元気でね。 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/saraswati/pages/38.html
無から生まれ行くのならば、私の大地は何処へと続いているのだろう……。 放浪の旅、幾つも見続けた滴りは、儚さを持って悠遠を悟る。 ふと見えた妖艶である甘美な果実は、樹から生まれ大地へと落ちる。 そう、全ては万有引力。 雄大である物ではなく、私の想像を凌駕する程の、圧倒的なグラビティ……。 膨大な音を発して空を描く、通り過ぎる情景は大地だけでは無いのだと知る。 ならば、今居るこの場所こそが、唯一見える透明の闇との対極。 妄想より生まれし物語を記憶する場所…… 甘美な暗黒に飲み込まれないようにな……ククク……。 第三の使徒:パールヴァティ ◆oG81KKLCao +... あやめ序章 舞台は地方都市 あやめと癒衣は友人たちと地味だけども 充実した中学生活を満喫していた 7月 隣町の駅前広場で若い女の遺体が見つかる 遺体は顔を剥がされており、猟奇殺人として警察は捜査を始める 翌週、あやめの友人の祖母が同様の手口で殺害されていたのが発見される 連続殺人が発生した時期 それは、「ベニイロカガミとアシオトおばけ」という ある都市伝説が蔓延し始めた頃と一致した事に癒衣は気づくも 友人らは関連は薄いという 事件から数日後 誰もが普通の生活に戻りつつあった 明日から夏休みだというのに宿題を校舎に忘れてきたので 取りに行くというあやめに付き合う癒衣 薄暗い夕方の校舎の廊下を歩いていく 曲がり角を曲がっても曲がっても教室に着かない そのうちに、本当にここは自分たちの学び舎なのかという錯覚に陥る 体感時間に反し、一向に暗くならない外の景色 いくら夏だからといってこれはおかしいのではないだろうか 癒衣と違って体力のないあやめが駄々をこね、 諦めて友人に宿題を見せてもらおうと携帯を取り出す デジタル時計は、正門から入った時間から動いていなかった 瞳に涙を浮かべるあやめ 寡黙な癒衣も泣きたいような気分だった 自分たちの住む場所ではない世界 ふと、ベニイロカガミの事を思い出す 「自分の産まれた時刻に一人で鏡の前に立つ」 「すると、運命の人や自分の死に顔が浮かぶ」 そういったありふれたゴシップ だが、ベニイロカガミはもっとおぞましい、違う真実があるのではないか 下駄箱付近の大鏡、そもそもはあそこから違和感を感じていた ぐずるあやめをおぶさり、下駄箱へ引き返す だが、一向に廊下から抜けることができない 鏡な階段の踊り場にもあったはずだというあやめ 彼女をおいて、言われた通りなんとか階段を見つけて鏡の前に立つ 鏡は鮮血のように真っ赤に染まっていた -汝ら 罪なし ようこそ- 浮かんだ意味深な言葉に癒衣は身震いした その恐怖をかき消し、耳をつんざくような悲鳴 あやめのものだ 癒衣はあやめの名を叫び、彼女の元へ向かう 死んだはずの、友人の祖母がいた 顔の部分が鏡のようになっていた 老婆の顔は、あやめを写し続けた 足元がおぼつかない老婆 徐々に腰の抜けたあやめへと歩を進めていく 歯の根ががちがち震えるのを感じた こいつは「危険」だ、と 考えるより先に癒衣の鍛えられた脚はあやめを目指した 老婆がこちらに反応し、何らかのアクションをとるより早く 癒衣の腕はあやめを抱きかかえた あやめを抱いたまま、ガムシャラに走り続ける癒衣 「顔は無かったけど、あれはばーちゃんだよ」 そうだな、と相槌を返してやる 4回曲がったところで、新たな人影を見つけた 癒衣も話したことのある、新米の警備会社の人間だ あやめは歓喜の声を上げるも、癒衣は警戒を解かない 「オレがいない オレがうつってない オレはどこどこ」 虚ろな眼でぶつぶつ呟く男 そもそも、こんな世界にいる事自体が不可解だ 「下がっていろ」 癒衣があやめにそう言おうとした瞬間 男は癒衣の傍に既に立っていた かっと見開いた目で癒衣をにらみつけた 後ずさるよりも早く、男は癒衣の腹を殴りつける うずくまる癒衣を更に蹴りを入れる 壁に強く叩きつけられる癒衣 痛みと恐怖で混濁する意識の中、癒衣は叫んだ 「逃げてくれ」 癒衣を殴った男の手首は折れていた くにゃくにゃしているのをあやめは見た 後方にはあの老婆がいる 最寄の教室を見つけ、ドアのガラスを携帯で力任せに叩き割るあやめ 教室に入る際、ガラスの残りが彼女の腹や肩を少し切った 社会科資料室 入り口には机やイスでバリケードを作り、あやめ本人は準備室へ隠れる あの異形の二人に通づるわけがないと思っていたが 何かしていないと不安で押しつぶされそうだった 癒衣を見捨てたか弱い自分がいやになる 準備室にも鏡はあった やはり真っ赤に染まっていた 物音一つしない中、あやめは聞いた バリケードが破られた 机が床に落下し、大きな音を立てた 資料室に通じるドアから部屋覗こうとしたその時 ドアは勢いよく開け放たれた ばきりと金具ごとドアははぎ取られた 頭部と左肩、左腕が赤黒く異様に膨れた、さっきの男が立っていた ぶつぶつと独り言をしゃべる男を前にするあやめの股からは小水が染みていた 男は肥大化した左腕であやめを横から殴りつけた 小柄な体が吹き飛び、金属の棚にぶつかった 棚に並んだ歴史ファイルをばら撒いた ぎしぎしと背骨が音を立てて軋むのを聞いた げほっと喀血し、痙攣する体に恐怖を覚えるあやめ 人間の死については小説や歴史の授業 それと、ゲームやマンガであやめは知っていた 自分には、あと80年近く経たないと訪れないだろう そう思っていた しかし、身近に迫る死にあやめは恐怖した 「ゆるして、ゆるして」 ひゅう、ひゅう と喉の奥から息が吹き抜けただけだった いよいよ迫る自分の機能停止に意識が朦朧とする 緊張し、グッと手を握るも、掌に痛みが走る 掌には、さっき殴られた際に砕けた鏡の欠片があった 血だらけになった鏡の欠片は、さっきのようなベニイロカガミのように 赤黒くなっていなかった それに移る蒼白い自分の顔が口を開く 「おわりにしますか つづけますか」 まるでゲームのような語りかけだった 「おわり」というのはこのままあの男にくびり殺される事だろう あやめにとっても死ぬ事は不本意であった 声の出ない口から、あやめは鏡に返した 「つづけます」 鏡の中のあやめは消え、代わりにメッセージが現れた ようこそ ようこそ ようこそ ようこそ ようこそ 日本語のほかに、あやめの知らない言語で「ようこそ」が綴られていく 見知らぬ文字で埋め尽くされる鏡 最初の「ようこそ」は既に隠れてしまった 鉄の味をかみ締めながら鏡を見守るあやめは 男が既に腕を振り上げていることに気づくのが遅れた あの丸太のような腕 もう一度殴られたら死ぬだろうな グッと鏡を握り、寸前で授業の柔道で習った受身をとる あの一撃はかわせたものの背中と肺に激痛が走り、再び喀血するあやめ 掌の皮もめくれて血が吹き出る 息が整わない 男が再び腕を振りあげた 鏡は、と 掌を見る たくさんの文字の真ん中に、一つだけ白く輝く文字列があった 知らない言葉の一単語なのだとあやめは思った そして、それを口にする 「ブリュンヒルデ」 鏡から白く眩い光があふれ、薄暗い資料室を照らした 男はよろめき、巨大な腕でバランスを崩して膝をついた ブリュンヒルデ その女神はあやめの前に跪いていた 頭部をカブトで覆い、白の布やレース、リボンをはためかせていた カブトの隙間から、ブルーに輝く瞳が見えた 細身の体を起こし、男を見据えて腰の剣を抜くブリュンヒルデ 彼女を見るあやめの体から痛みは消えていた 男は体を震わせ、バイクのエンジン音のような声で咆哮した ミシミシと身体の容量が増加しているように見えた 頭髪は抜け落ち、上半身の筋肉が盛り上がっていく 眼球は落ち鼻はもげ、口は歪んで歯が抜ける あの老婆の顔と同じように、鏡のノッペラボウのようになった もう、ばけものだ あやめは男の変異を見て、出掛けに食べた大福を吐きもどした 倍ほどにも膨れた腕を振りかざし、突進する男のばけもの ブリュンヒルデは剣を下段に構え、スッと左前方に踏み込んだ ばけものの左腕、肘から先が斬り飛ばされた 血の噴水を振りかざし、痛みに震えるそいつの背中を蹴飛ばす か細い体躯からは考えられないほどに重い蹴りだった 蹲るばけものの膨れた左肩の皮を引き裂き、無数の触手が顔を現す ブリュンヒルデは強く踏み込み、一気に距離をつめる 迫る触手を次々斬り伏せ、ばけものの背に剣を突き立てる 刃を腕近くから腰まで押し込むと、おびただしい量の血がべしゃりとカブトを汚した ばけものは動かなくなった 血のりの着いた剣を白の腰布で拭き、鞘に収める ブリュンヒルデはあやめの前に再び跪いた 『わたくしはそなたの鏡像 わたくしを用い、そなたの願いを遺せ』 そんな言葉が頭に響いた 鏡が再び強い光を放ち思わずあやめは目を覆った また何か起こるのか そう思って目を開く いつもの教室だった 風を受けてなびくカーテン、夕陽の差し込む教室 夏休み、と大きくカラフルにらくがきされた黒板 あやめは自分の席に座っていた 開け放されたドアの廊下側で 腹を押さえた癒衣が立ち尽くしていた +... あやめ終盤、癒衣vs祷子 暑くもなく、寒くもない気候 冷たくも、熱くもない。手に触れる鉄の質感 そして、鼻を突く血と錆のにおい 周りを覆う樹木の香りは、それらにかき消されている 樹木は、癒衣を不快へと誘うシチュエーションの一つとなっている ワイシャツに匂いがついてしまわないだろうか、明日も学校があるのに 何度目の突入かな。この不可解さ、この灰色の空は未だに慣れない 自らの鏡像・剛毅なる英雄が自分にはついているとしても 胸クソ悪いな、と悪態をつき、癒衣はつばを吐いた 錆びた鉄板に唾液が付着し、てらてらと光る 鉄板には「新河山製鉄所」の文字が、鏡写しのように裏返って書かれていた 鏡面世界 ベニイロカガミの向こう側、無機質にして静寂なるサカサマの世界 鏡像を発現させた者のみが入ることを許される、怪異の園 こんな状況、考えても今更という気がするな。 鏡の中でモンスターと戦う。ファンタジーやメルヘンでもあるまいし、不条理すぎる 何千何万と繰り返してきた問答。無論、答えはこの癒衣の状況そのものである 再び五感を研ぎ澄ませ、「敵」の存在を探る 香澄を殺し、アリッサやあやめを傷つけた「敵」 そいつの事を考えると、自然と頭がクリアになる。単純思考にシフトするからか 考えを指先に集中させ、「魔法の杖」を展開させる 「敵」を撃ち貫く、ただそれだけ 癒衣の考えを読み取るように、「ジークフリート」の兜から覗く蒼の瞳が強く輝く 「Standing by」 機械音のように冷たい声が発せられると同時に、一瞬癒衣の掌を光の粒子が包んだ 癒衣の大きな手には若干小さめだろうか彼女の「杖」が姿を現した あやめと一緒にプレイしたホラーゲームの主人公が使用していた拳銃 ブローニング・ハイパワーを模している自らの「杖」 スライドを引き、「杖」をコッキングの状態へ持っていく。…殺す準備が整った スマートな外見とは裏腹に、十分な殺傷性能を持つ癒衣の「杖」 ミリタリー関連に強い興味を持つ彼女ならではのものと言えよう 鏡像を展開してから、まだ15分。元々寡黙で頭の回転が早い癒衣だが、鏡像の効果による 思考の新皮質へのシフトにより、より的確に「敵」を迎撃できるだろう 来るなら来てみろ 「杖」を下段に構え、工場の裏手へ向かう。 気に入ってくれるのは嬉しいがこういうとき邪魔なんだ、と あやめに豊満な胸を撫でられた事を思い出す 敷地は全周200メートル。製鉄場内部へは「表の世界」で施錠されているため、入ることは不可能 だが、この付近に「敵」がいるのは間違いないのだ かつて製鉄場に電力を供給していた送電施設がどこかにあったはずだ 幼少時に探検しに来た記憶を頼りに歩を進めていく 送電施設は製鉄場の北西にあり、「施設」とは名ばかりの小さなモルタル建造物である あやめと共に、真夜中にここへ忍び込んで声優のラジオを聴いたり、携帯ゲームで対戦したりした 裏手口は施錠されていたが、小学生くらいの子供ならば容易に進入できる穴が 藪に隠されて口をあけていたので、一角は2人の寝床となっていた どこからか拾ってきたタタミやポルノ雑誌、一日中山を駆けずり回って集めたものの 虫取りアミの中でツクダニ状態になってしまったトンボを詰め込んだビン 見れば、あやめとの思い出ばかりである 母親がいないことを父に問い詰め、つい過ぎたことを言ってしまいこっぴどく叱られたときにも 私にはあやめがいてくれたんだなあ。 少ない小遣いで駄菓子を買い集めて菓子折りを作り、父に一緒に謝りにいった 私も泣いたし父も泣いた。あやめも一緒にワンワン泣いた あの頃から既に、私は「依存」していたんだろうか 「敵」の言った一言 「あのチビの事なんて考えちゃあいない、あんたが依存してるだけなんじゃないのか」 今まで考えたこともなかった。もしかしたら、あやめは内では私のことをウザいと感じていたのかもしれない 人間の心理は、海よりも深いのだから だが、迷ってもいられなかった。あの神社で見せた狂気は、どのゴーストよりも強いものだった 人間とは思えないほどに 奴を泳がせておいてはいけない、奴のエゴを増大させ、好き勝手にさせるわけにはいかないのだ 送電施設を覆うブロック塀には、あの時の穴がまだ残っていた ジークフリートは塀の上に備え付けられた鉄条網を引きちぎり、癒衣の道を作る 胸騒ぎが大きくなる 塀から内側へ飛び降りると、心の臓の鼓動が高鳴るのを感じた いる、いるぞ。ここにいる 施設の窓ガラスは割れているものが殆どで、どこかから奴が見ているとさえ思える どこ、どこだ。どこにいる 「ここだよ」 声の方向に反射的に銃口を向け、発砲した ばちんと音がし、そいつは前方へ吹っ飛んだ 「It doesn t kill.」 相棒の無機質な声。あんなもので仕留めきれるとは思っていないさ 「頭に当てるなんて、何てことしてくれるのよ」 癒衣の右斜め後方、そいつは再び現れた 「お姉さまに合わせるこの顔に傷が付いたらどうするの、狂ってるわ、イカれてるわね」 「あんたほどイカれちゃあいないさ、湊祷子」 「どうかしらね」 「ドタマに鉛を叩き込んでもイカれない人間は狂っていないのかい」 あんたの方が、人間離れしてるよ、湊祷子 真新しい絹のように白い肌。湊祷子は聡明な顔を癒衣に向ける 「わざわざこんな所まで来るなんて。あんたのお友達にもってかれた右ヒジがやっと治ってきたのに」 左手でアピールするように摩ってみせる。瞬間、肉と皮でヒジから先が一瞬で再構築された ほうらあんたらとはデキが違うの私はお姉さまと添い遂げる崇高な使命があるからこんな事ができるの ふわふわしたマシマロみたいに幸せ気分で使命を全うしようとしたらあんたらが邪魔するんだものそんなの ないわそんなのってないわないわないわないわそうしてあたしからヒジをもっていっていやがらせをするのね あんたたちもあのクズとおんなじなのねそうねクズねクズクズクズカラスについばまれてクルミみたいに頭を割られて死んじゃいなさいよクズ 次第に早口になる祷子 支離滅裂になっていく口調にうんざりし、もう一発発砲する 弾丸は祷子の長髪を掠めて飛んでいった。当てるつもりの一発だった 苦虫を噛み潰した顔を見て、祷子が再び口を開く 「ねえ、あんたらは何がしたいの。戦いを止めるだなんて本気で言ってるわけじゃないでしょう」 「本気じゃなきゃこんな所まで追いかけないさ」 「あんたのだぁいすきなあやめちゃんも、あんたを裏切ってフェスを続行してるのよ」 「何度も言わせるな、本気だ。こんなのが正当化されてたまるか」 まして、お前の思い通りの世界なんてごめんだ そう加えると、祷子は満面の笑みを浮かべて言った 「ああもう、たまんないわ 楽しいったらないわ」 なんて愉快な子たちなのかしら 素敵、素敵よ。そんな事考えて行動できるなんて素敵よぉ 「打ち所が悪かったか」 救急車でも警察でも何でも呼んでやる。大人しく裁かれろ 「警察、ねえ。 あたしはもうそんなの怖くないのよ。鏡像さえあれば何だってできるのよ」 「その勝手なエゴで、何人を殺めたんだ。ベニイロカガミを利用してまで、あんたは何を」 癒衣が言い終わるや否や、祷子は垂れ気味の目じりを吊り上げ、激昂する 「あたしよ、あたしが気持ちいいからするのよ。アホみたいにケラケラ笑ってる『他人』を見るとイライラするの。 そいつらみたいな肉袋がソーセージみたいにはじけるのを見るととってもすっきりするのよ」 あまりの覇気に思わず後ずさる癒衣。だが、祷子は続ける 「あたしをいじめた女たちをやった時は本当に気持ちよかったわ。 実際にイっちゃってたんだもの、換えの下着もビショビショになっちゃったの。 あたしとお姉さまの世界を作るために行動しているだけでこんなに気持ちがいいだなんて幸せなの これはエゴなんかじゃないわ幸福追求よ何が悪いのねえ何が」 わるいのお 祷子の背後に巨大な黒いシルエットが浮かび上がる 二つの黄色いデュアルアイが発光し、その姿が露になる 徐々に姿がはっきりしていくにつれ、祷子がそれに合わせて喘ぎ、恍惚の表情を浮かべる 黒と灰を基調にしたボディ、黒光りする装甲。両腕は多段ロケットを連想させる巨大なハンマーのよう こいつが、みんなを傷つけたあいつの鏡像 「あんたを殺せばもっと気持ちいいでしょうねえ」 祷子の手にはハンマーを模した彼女の「杖」が握られていた 「ひき肉って気持ちいいわよお」 ジークフリートが自らのレールガンを展開する 相棒、私の覚悟はできているぞ。地の底まで付いて来い 「Sir」 相棒の短い応答を聞くと、自然と怖くはなくなる 自己満足でも何でもいい、ヒトが生きる権利を奪うこいつを野放しにはできん 偽善でもいい あやめに実の私を今度こそ見てもらうんだ そのためには こんな所で負けるわけにはいかん 深淵魔王アーリマン、吼ゆ +... 完全世界…全てのケリをつけた世界 向井 癒衣は逆らえない 夕陽の照らす畳敷きの自室には、既に彼女の愛する少女がいた 癒衣に比べてずいぶん小柄で痩せ型、スナック菓子をくわえてこちらを振り向くあやめ 「おかえんなさい」 「こぼすなよ」 おっす、わかっとるよ、と ハシで菓子をつまみ、再び口へ持っていく もう片方の手でカチカチとせわしなくテレビのチャンネルを変える 割と間食もする方だし、食事の量も少ないわけではないのに、なぜこうも差が出るんだろうか ちらりと癒衣の方を見るあやめ 制服のブレザーとネクタイを丁寧にハンガーにかけ、ワイシャツのボタンを外していく 中学生らしからぬ豊満な肢体が、布越しでもよく分かった 「ねえ お風呂、わいてるよ」 「そうか」 「先、入る?」 いいのか、と聞き返す癒衣にさらに入浴を促してみる どうしてこうも謙虚なのか、幼馴染ながら感心してしまう 「だって、今日も疲れたでしょう。大変だよね、運動部の数合わせなんて」 「今月は私が出なければ大会に出場できなかったりした部活もあったしな」 その類まれなる運動能力は、菜摘市からも部活の勧誘が来るほどである 本人はそれほどでもないとの事ではあるが 現に、2週間前に夏祭りの経費の支払いをかけた町内対抗新河・菜摘合同草野球大会に 駆り出された時にも9-1という劣勢をその強肩と打率4割を誇るバッティングで覆してしまった 以前から癒衣の才色兼備ぶりは新河で有名であったが、この事がきっかけとなり さらに知名度が増し、助っ人要請が増加してしまったのだ さすがに全てに答えるのは無理だと断ったが、そこは面倒見のいい性格の癒衣 特に用事のない日には運動部や草野球チームの練習に付き合ってやっているという 「今日は、剣道部の稽古に付き合ってきた」 「よくそんなに体力もつね」 「体を動かすのは嫌いではないしな」 あやめも何か運動をしてみてはどうか。着替えの下着を小脇に抱え、聞いてみる 「やだな、ボクがヘタレなの知ってるでしょう。柔軟体操するだけで軽く疲れちゃうボクが 本格的に運動なんかしたら、全身バラバラになっちゃう」 「いつか見た君の体操着は、とても愛らしかったんだが」 「それが目当てでしょう」 ベッドに腰掛ける2人 まだ陽が長いのか、カーテンから差し込む西日はまだ眩しい 風呂から上がったばかりの上気し、火照った体をあやめの指が撫で回す パジャマ越しからでも妖艶に、淫らに感じた 「いいにおい。癒衣ちゃん、フカフカ」 腰に腕を回し、乳房に顔を埋める。身長差が30cm近くあるためか、顔が丁度胸に来る ぎゅっと抱きつく少し年上の親友に、癒衣は優しく笑いかけた 「同じ石鹸を使っているだろう あやめの方がいい香りだ」 「そうかなあ」 きっとそうだ、あやめはいつも私を想ってくれているから 想ってなかったらどうするの? それでも私は君を想っているぞ、と。力を込めずにあやめの頭を抱える 「ひゃあ、恥ずかしいなあ」 どすんと倒れこみ、顔を向け合う2人 わざわざあやめが癒衣の高さまで移動して、じっと見つめあう 普段は鋭く切れ長な癒衣の目が、とろんと垂れていた 熱い吐息があやめの首筋に当たる 「…する?」 「う、うん」 男女問わず、多くを虜にしてきた癒衣の勇ましいハスキーボイスも この時ばかりは萎縮し、弱気になってしまう どこか不安そうな眼差しを見て、あやめははちきれんばかりの愛情を注いでやりたくなると同時に加虐心も掻き立てられる。意地悪く笑みを浮かべてやると、癒衣は視線をずらしてしまう それがたまらなく愛おしく感じた 伏し目がちになっている癒衣の唇を不意に奪ってみる 始めはぱっちりと目を見開き驚いた癒衣だったが、あやめが舌を奥歯まで絡ませると 段々と恍惚の表情が露になっていった。そのうち癒衣から舌を前歯に押し付けてくるようになる 唾液を流し込んでやると時折びくんと震える癒衣は、とても弱弱しく思えた 手と手を強く握り合い、その接吻はいつもより長く続いた ゆっくりと唇が離れるのを感じた癒衣は、名残惜しそうに唾液で糸引く自らのそれを震わせる そんなに良かったかな。癒衣ちゃんのえっちい。癒衣のパジャマのボタンを外しながら これまた意地悪く言うあやめ。ボタンが一つ外れるたびに、押し込められた白い乳房の肉が 押さえを失って本来の形を為していく 「それとも、呼び捨ての方がいいかなあ。癒衣?」 友達という枠を取り払い、恋人へとシフトする。 2人の生まれの違いは9ヶ月程だが、根が真面目で年功を重んじる癒衣にとって あやめは幼馴染以上の感情を抱かせるに足る存在だ それ故、あやめに対しての尊敬は愛情に変わる 「…あや、すき」 消え入りそうな声で、そう呼んだ。たっぷりと広がる彼女の乳房を抱えながら それを聞いたあやめは、癒衣の頬に口づけした 既にパジャマの上着のボタンは全て外され、その美しい半身が晒されていた 並の女性には見られない大きな胸、しなやかに鍛え上げられた腹筋 「ボクも好き、好きだよ癒衣」 その桜色の乳首を力を込めずに甘噛みすると、いちいち「ひゃん」と可愛く喘ぐ癒衣 乳房を優しく撫でながら、今度はそれを舌の上で蹂躙する やめて、やめてと懇願する癒衣を無視して続けるあやめ。力が入らないらしく あやめにねじ伏せられているも同然だ。パジャマのズボンにも手を突っ込まれている 自らの唾液を付けた指であやめに弄ばれ続ける癒衣の秘所は、与えられる快感と愛情で 真っ赤に充血しているだろう。瞳に薄く涙を浮かべる彼女を見ると、さらに興奮する 「ねえ、こっちは自分でかじかじしてみてよ」 そう言って、左の乳首を彼女の口元へ持っていく。癒衣位のサイズならでは芸当か もはや逆らえない癒衣は、言われたとおりに震える口に自らのそれを含んだ 「右はボクが指でこねこねしてあげる」 気持ちいいの?自分で舐めて感じてるの? 被虐的なセリフが、癒衣に劣情を感じさせ大きな興奮を呼んだ 潤んだ瞳がぽろぽろ流した涙を、あやめが舐め取っていく 興奮が最高潮になり、癒衣は絶頂する。背筋を反らせて快感の波に耐える やがて、力無くぐったりとする癒衣の耳元でこう囁いてやる 「まだだよ、癒衣のえっちい所は全部見てあげちゃうんだから」 ズボンを完全に脱がされ、嫌でも見せ付けられる下半身の状況 伸びやかに発達した大腿筋は愛液にまみれ、照かっていた うっすらと滑らかな陰毛が生えたびしょびしょの性器を、あやめが軽く撫でている 勃起した陰核をわざと避けるように指でなぞっていく 「あ、あや、あやめぇ」 「ふぇ、どしたの」 「それ、それも触って欲しいよお」 代名詞じゃわかんないなあ 漫画でよく見る虐め方だ。あえて淫猥な単語を言わせてみる 耳たぶを舐めたり齧ったりしながら、返答を待つあやめ ここで言えなくても、もちろんイかせてやるつもりである 「いいよ、言わなくてもぉ」 するりと下着を脱がしてやるあやめ 癒衣の股を縦に開き、性器同士をぴたりと密着させた。2人同時に喘ぎが漏れる がっしりと太腿にしがみつくあやめを見て、再び高まっていく癒衣 にやっと笑い、おもむろに腰を動かすと2人の秘所がこすれ合い、強い快感が背筋を伝う 「ひゃあっ」 腰を機械的に振り始め、歯止めが利かなくなった2人 元々体力のないあやめだったが、この時ばかりは限界まで腰を打ち据えた 次第に、今度は癒衣があやめの腿を抱きしめる形になっていく 「こ、これ、ひゅごいよう」 長い黒髪を振り乱し、息を荒げる癒衣 呂律が回らなくなる、脳が蕩ける錯覚。だが、確実に幸せの中にいた 鏡像のない、魔法のない世界でも、愛情や快感、充足はそこにはあった 最後には、2人で一緒に登りつめた 「おはよう」 「おはようさぁん」 寝ボケ眼をこすりこすり、寝室から現れるあやめ 今日の汁物は赤味噌ダシですな 「父さんと義母さんは早くから出かけた。陸耶さんは午前中に部活が終わって帰ってくる」 あやめの前の食卓に食器を並べつつ、家族の情報を的確にあやめに伝えてゆく癒衣 エプロンで手を拭き、再びキッチンへ向かおうとした時 乳房を、後ろから持ち上げられた 「…」 「ふかふかー」 「…く、くそう」 向井 癒衣は逆らえない +... 蒼天夢想さくらもち 1966年、地球外より飛来した寄生生物『被写体』による侵略を受け、 人類はその数を全盛期の3割にまで減少させられていた 人類の衰退は71年、東西アジア防衛線の陥落を皮切りとし、 2013年現在にはユーラシア大陸東部、北米・南米大陸北部を完全に制圧される 米国国防省を主体とする、核による殲滅作戦も失敗に終わり、 残された人々は正に満身創痍と言った面持であった 被写体による侵攻は現在でも続いており、 国連軍が本拠を構える英国・ロンドンの陥落も時間の問題とされる 30年来にもなるこの闘争だが、侵略者である被写体の生態は以下のものしか判明せず 1.生殖器官、消化器官を持たず、繁殖を目的とした行動を執らない 2.脳にあたる器官を持たず、統率行動を執る個体も見受けられない 3.ヒトの顔のような外殻を持つ個体の存在が確認されており、 19種が現在まで目撃された(国連呼称ペルソナ)。 この個体だけはレーダー類には探知されず、目視による目撃情報のみが寄せられる 4.人間を優先して襲撃するも、それぞれの個体が別々の行動を優先するため 種族そのものの目的は不明 5.独自の拠点(国連呼称セフィロト)を地上に建設、運用することで行動範囲を広げていく 6.被写体そのものが寄生している有機体は、捕獲されたヒトを素体として生成される 高度経済成長期の日本を襲った被写体による地球侵略はその進化し続ける 技術力を兵器生産へとシフトさせるに十分なものだったのである 幸運なことに、被写体の侵略は日本へ向くことは今のところは無かった 技術向上を生かし兵器開発の中心となったカンザキ重工は 対被写体兵器たりえた重戦車、武装ヘリなどを外洋諸国に輸出した。 だが日本国内、特にカンザキ本社付近の日本海側では国民に対する大規模な 情報統制が行われ、「宇宙人との侵略戦争」という事実は伏せられた 1986年、カンザキ重工にはヒトの形を模した戦術兵器を開発 山岳地帯を走破、踏破可能なフレキシブルさを持ち得、搭乗者の脳波を ダイレクトに人口筋肉へ弱電流として伝達し、従来の強化骨格の延長線上に位置する ヒト型装甲攻撃機を開発。対被写体兵器開発のリードを他社より奪った 後にアメリカのボーイング社との提携により、量産型装攻機「フラッター」が国連に配備された 日本海沿岸部に位置する小規模都市「上新河」 一般的には田舎と称されるようなこの農村に、東京から一人の少年が帰ってきた 地球外生物との戦争という「現実」を知る少年は、閉鎖された故郷にどのような影響をもたらすのか 2013年、戦争は続いている 話に題名をつけると見やすくていいかもしれません -- 名無しさん (2008-11-08 02 11 34) 名前 コメント