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腎・排泄 安静時の血流量 肝:26%,腎:25%,脳:15% 浸透圧 ※ 血液の浸透圧は主としてNaClにより維持される。(血中NaCl 0.9%) ※ 膠質浸透圧の主体はアルブミン(血漿蛋白質濃度 7%) ※ 浸透圧はモル濃度(大きさNaCl 30 アルブミン 60000) 浸透圧受容器のある場所・・・視床下部 多量の汗などで血液の水分が減り,浸透圧が高まる → 浸透圧受容器が刺激 → 下垂体後葉からバゾプレッシン(抗利尿ホルモン)が分泌 → 腎臓の遠位尿細管,集合管での水の再吸収を促進 → 尿量を減少させる。 腎臓の集合管に働きかけて利尿を抑制し、体内の水分を保持する。その結果、体液の実効浸透圧は減少する。 バソプレッシンは集合管に作用して尿素を髄質間質に取り込ませ、髄質内層に蓄積させ、集合管での水の再吸収を促 進する。 濾過された水分の約99%は再吸収されて血液中に回収される。 糸球体で血漿からろ過される原尿の量は1日に150ℓにも及ぶが,99%は再吸収され,残る1%の約1.5ℓが尿として排泄される。 濾液中の水分の60〜70%以上は近位尿細管で,残りの大部分は遠位尿細管と集合管で再吸収される。 レニン レニンは、傍糸球体細胞で生成される蛋白分解酵素 1. 腎臓からレニンが分泌される。 腎臓には血圧をモニターしてレニンをつくる細胞がある (傍糸球体細胞)。 2. レニンはアンギオテンシノーゲンをアンギオテンシンIに変える。 アンギオテンシノーゲンは肝臓が作る。・・・ノーゲンというのは、・・・の素。 3. ACE (angiotennsin converting enzyme アンギオテンシン変換酵素)は アンギオテンシンI を II に変える。 4. アンギオテンシン II は強力な昇圧物質。標的は2つ。ひとつは血管でこれを収縮させる。 もうひとつは副腎皮質で、 アルドステロンの産生を亢進させる。 5. アルドステロンは腎臓に働いて、ナトリウムイオン・水の再吸収を促進する。 エリスロポエチン エリスロポエチンとは主に腎臓で作られているホルモンで、造血組織において赤血球前駆細胞 上の受容体に結合し、この細胞の増殖と分化を促進することにより赤血球産生を促進する作用がある。したがって、普通、貧血になると腎臓はエリスロポエチンの産生を増大させ造血に向かわせるので血清中のエリスロポエチンは上昇する。ところが、貧血であるにもかかわらず血清中のエリスロポエチンが上昇しない病態があり、これを腎性貧血という。 Na+の再吸収促進・・・アルドステロン アルドステロンは、最も強力な鉱質コルチコイドで副腎皮質球状層で合成・分泌される。アルドステロン分泌は多因子によって調節されているが、主要な分泌調節因子として①レニン-アンギオテンシン系、②血漿K濃度、③ACTHが重要である。アルドステロンは遠位尿細管におけるNa+再吸収とそれに伴う水の再吸収を促進させる。 原発性アルドステロン症,Conn 症候群 • 概念 副腎皮質の腫瘍がアルドステロンを過剰に分泌することによって種々の代謝異常を招く疾患である。多くの高血圧症と異なり、手術よる根治が可能である。 • 病因:副腎皮質腫瘍:ほとんどが副腎皮質腺腫であり、副腎過形成もある。副腎過形成は両側性であり、副腎腺腫は一側性となる。 • 症状 – 高血圧が初発症状である アルドステロンの作用により、遠位尿細管での Na+ の再吸収が促進され、Na+ と水が貯留して高血圧に至る。 – 代謝性アルカローシス 遠位尿細管での Na+ の再吸収量が増加するため、H+ が Na+ と交換されて尿中に排泄される。 – 低カリウム血症 アルドステロンは遠位尿細管で Na+ の再吸収と交換に K+ の排泄を行なうために K+ が体内から喪失する。 ∗ 周期性四肢麻痺 ∗ 筋力低下 ∗ QT 延長症候群 尿細管で再吸収されなもの 体にとって不要な物質(尿酸・尿素・硫酸塩)などはあまり再吸収されない(いくらか再吸収される)。 アンモニアやH+,パラアミノ馬尿酸はむしろ尿細管でさらに分泌される(再吸収されない)。 100%再吸収 ・グルコース ・アミノ酸 ・蛋白質 → 飲作用により吸収 糸球体における濾過の仕組み 基底膜を通過できる小さな粒子だけが濾過される・・・小さな粒子には、水、電解質、ブドウ糖、各種老廃物などがある。 濾過されない物質には蛋白質がある・・・蛋白質分子の大きさは水分子や老廃物分子の数千倍以上もあるので、基底膜の隙間を通り抜けられない。 尿細管におけるグルコース再吸収のしくみ グルコースの再吸収は近位尿細管にてATPのエネルギーを用いた能動輸送によって行われており、それに必要なATPをまかなうため、尿細管の細胞ではミトコンドリアが発達している。 グルコースの再吸収: 尿細管に排泄されたグルコースはほぼすべて近位尿細管で再吸収されます。尿細管中のナトリウムイオンとグルコースは共通の担体であるSGLT(Sodium-dependent glucose transporter)に結合し、細胞質中に運ばれます。さらに細胞質中に運ばれたグルコースはGLUT (Glucose transporter)によって細胞間質(血管)に輸送されます。細胞内に取り込まれたナトリウムイオンはNa+-K+-ATPase(ナトリウムポンプ)によってATPのエネルギーを使って細胞外にくみ出されます。同様の機構によるグルコースの吸収は小腸の腸管にも見られます。 糸球体濾過量と膠質浸透圧との関係 有効濾過圧=糸球体血圧ー血漿の膠質浸透圧ーボーマン嚢内圧= 45 - 25 - 10 =10 mmHg 腎臓には1分間に約500〜700㎖の血漿が流入する。この血漿量を腎血漿流量(RPF)という。このうち約20%の100〜150㎖が糸球体で濾過される。糸球体で濾過されてボーマン嚢へ押し出される濾過量を糸球体濾過量(GFR)という。GFRが100㎖/分程度であるとして,一日あたりの糸球体の濾過量は100×60×24=150,000㎖(150ℓ)にも達する 補液などで血液中水分が増加して血漿の膠質浸透圧が低下する・・・GFR増加 腎臓結石や尿管結石で腎盂内圧や尿管内圧が上昇 → ボーマン嚢内圧上昇 → GFR減少 出血やショックなどで全身血圧が著しく低下 → 糸球体内圧低下 → GFR減少 尿のpHは変わるか? 健常人の血液のpHは7.40±0.05 の狭い範囲に保たれるのに対し,尿のpHは身体の状態に応じてpH 4.5〜8.0 の範囲で変化する。多くの栄養素が代謝分解されて酸性物質を生じるため,体液は酸性に傾きやすい。腎臓は体液中の過剰なH+を尿中に排泄し,H+の緩衝に重要な重炭酸イオン(HCO3-)を再吸収することにより,体液のpHを調節する。 尿量の異常 尿量が異常に少ないことを乏尿(1日400〜500㎖以下),病的に多いことを多尿(3,000㎖以上)という。1日400㎖以下の乏尿が続くと体内の窒素代謝産物が十分尿中に排泄しきれないために,尿毒症が出現する。 心房のホルモン 心房からは,心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)が分泌される。心房性ナトリウム利尿ペプチドは血液量の増加により心房筋が伸展されたときに分泌され,腎臓に作用して水とNa+の排泄を促進させる。 – 血管拡張 – 利尿を起こして血液量を減少させる ∗ 輸入細動脈を弛緩し輸出細動脈を収縮させて糸球体の静水圧を増加する ∗ Na+ の排泄を増加する – アルドステロン分泌を抑制 → 総じて血圧を下げる。 プールに入った後にスッキリした気分になり、なぜか空気がすがすがしく感じた体験をしたことがありますか? それは、水圧により老廃物のたまった静脈が心臓に戻され、処理されたからなのです。水圧によって下肢に圧が加わります。すると、静脈は体幹に押し上げられます。血液が心臓にたくさん集まります。 そうすると、心臓の心房性ナトリウム利尿ホルモンがでます。これは、利尿作用を促す同時に、血管を収縮させるホルモンを抑制に働かせます。不感温度で直立した場合、心房性ナトリウム利尿ホルモンは、陸上より2.5倍から3倍程度に増加します。 つまり、プールに入ると血管が拡張するのです。拡張された血管では、血行が促進され末梢にたまっていた老廃物を流してくれます。また、肺による水圧で努力性呼吸となっているので、肺にほどよく負担がかかります。 水泳をした後に水中ウォーキングで新鮮な空気を肺に入れてやる。そんな繰り返しは、カラダにとってとてもよいのです。 腎性貧血 腎不全が原因で起こる貧血。腎臓は赤血球を作るホルモンであるエリスロポエチンを作っているので、慢性腎不全ではエリスロポエチンが不足して正球性正色素性貧血になる。 尿細管における水分再吸収のしくみ 能動的にATPのエネルギーを使い,ポンプを回して再吸収しているのがNa+である.一方,水は,Na+ポンプを通るのではなく,水チャンネルを通って再吸収される.水を動かす力は,ポンプではなく,Na+の浸透圧である.Na+ポンプで尿細管から血管に再吸収されたNa+の浸透圧に引かれ,水が尿細管から血管へ再吸収されるのである. 糖尿出現の血糖閾値:180㎎/㎗。 血糖正常値(100㎎/㎗) 糖尿になると尿量が増加する。(浸透圧が高いから) 人はどんなにのどが渇いても海水は飲めない。 → 海水より濃い尿はつくれない。海水魚は海水より濃い尿をつくれる。 アルドステロンは腎臓だけでなく、汗腺にも作用している。 コンは食塩摂取量を減らすと、汗の中への食塩量の排泄が減少することを観察し、これはアルドステロンのような塩類保持の作用をする副腎皮質ホルモンの増加することによる順応作用であると考えた。十分暑熱労働になれた人では、毎日7リットルの汗をかくような場合、食事の内容は食塩の摂取合計を一日に20グラム、11グラム、6グラム、1.9グラムと変えた場合、尿と汗への食塩の排泄を観察すると、変えた最初の日に尿中への食塩排泄が減少し、汗の中の食塩排泄は少し遅れて、24時間から36時間たって減少し、変化のあとの食塩摂取と排泄のバランスが成立することを認めた。汗の中の塩類濃度の変化のおくれは、副腎皮質ホルモンの作用に要する時間的なおくれに相当すると考えた。またこのことは長期にわたって食事の食塩を減らす場合にもおこり、コンは健康な人で、一日5-9リットルの汗を出す人で、一日1.9グラムの食塩摂取で、塩類のバランスのとれることを観察している。この場合尿中には一日50ミリグラムの食塩しか排泄されていない。このような能力は人によって異なるが、汗の中の食塩は普通は1リットル中数グラムなのに、0.1グラムにまでうすくすることができると述べている。免疫 自然免疫(非特異的防御機構) 先天性免疫ともいう。生体は初めて侵入してきた微生物などの異物に対してでも,これを速やかに排除しようと働く。この働きは,感染の初期において特に重要である。自然免疫は主に,好中球やマクロファージの食作用により行われる。そのほか,補体やインターフェロンなどの液性因子やNK細胞も関与する。 獲得免疫(特異的防御機構) 後天性免疫ともいう。生体内に侵入した異物を記憶し,その異物に対して特異的に反応を示す。たとえば,一度麻疹に感染したり予防接種を受けたりすると,麻疹ウイルスに対する獲得免疫が確立され,つぎに麻疹ウイルスが侵入したときに記憶された免疫系が効果的に働いて感染を予防できる。獲得免疫には抗体が重要な役割を果たす。また抗体を産生する形質細胞や,B細胞から形質細胞への分化を助けるT細胞も必要である。 自然免疫獲得免疫 特徴生まれつき備わった抵抗性刺激を受けた抗原を特異的に認識・記憶する 抵抗性感染の繰り返しで変化しない感染の繰り返しで上昇していく 細胞好中球,マクロファージ,NK細胞などT細胞,B細胞,形質細胞など 液性因子インターフェロンなど抗体など 抗体はB細胞により産生されます。 抗原認識から抗体産生までの流れは以下のようになります。 マクロファージなどの抗原提示細胞が抗原を取りこみ、分解してその一部が細胞表面に提示されます。 提示された抗原をヘルパーT細胞のT細胞受容体で受取り、ヘルパーT細胞が活性化してサイトカインを放出、B細胞が活性化します。B細胞自身も膜表面の受容体で抗原を認識して活性化します。 ヘルパーT細胞やB細胞自身の抗原認識によりB細胞が活性化すると、形質細胞(プラズマ細胞)と記憶B細胞に分化します。形質細胞は抗体を大量に産生して抗原を攻撃します。記憶B細胞はつぎまた抗原を認識した際、初回よりも迅速に抗体を産生します。 抗体のクラスと役割 人間のB細胞が作り出す抗体は、IgG、IgM、IgA、IgE、IgDの5種類あります。その中には赤ちゃんの体を守るのに欠かせない抗体もある。まだハシカにかかったことのない子どもは、ハシカが流行するとウイルスに感染してしまいます。感染すると体内ではB細胞が敵を排除しようとして、IgMを産生します。 IgMは分子が大きいので、一つで約10個のウイルスを相手にすることができますが、残念ながら寿命が約5日と短命です。すべてのウイルスは退治できません。その隙に、残りのウイルスがどんどん増殖します。 次にB細胞はIgGを作ります。1個のIgGは2個の敵しか相手にできませんが、産生量が桁違いに多く、敵との結合力も強く、寿命も23〜28日程度と長いので、ウイルスは排除され病気は治ります。 翌年、ふたたびハシカが流行すると、子どもの体内に、またウイルスが入ってきます。今度は3〜4日以内にいきなりIgGが大量に産生され、ウイルスを急速に退治できます。 前回の感染時につくられたハシカに対応するIgGの一部が免疫系に記憶されていて、抗原(ウイルス)の浸入とともに即、産生するからです。おかげで子どもはハシカを発病しないですむのです。(一般に免疫があるといいますが、「免疫がある」というのは、免疫の「記憶」のことを指します。) もしも、この子どもが女子で、大人になって妊娠したとします。IgGは唯一、胎盤を通して胎児に移動する抗体です。ハシカの抗体をもらった赤ちゃんは、生後数ヶ月にはハシカにかかる心配がありません。 人間(哺乳類)の母乳には、たくさんのIgAが含まれています。特に出産後数日間に出る初乳は大量に含有しているので、これを飲んだ赤ちゃんの呼吸器や胃腸の粘膜にIgAが分布し体を守るのに役立ちます。 母乳で育った赤ちゃんは人口栄養の子に比べ病気にかかりにくく、とりわけ呼吸器感染に対する抵抗力が強いことがわかっています。また遺伝的にアレルギー体質であっても、発症しにくといわれています。 このアレルギーと関連する抗体が、IgEです。たとえばスギ花粉症の人が、スギ花粉を吸い込み、鼻やノドの粘膜から花粉が体内に入ると、IgEが産生されます。これがクシャミや鼻水の元凶です。症状のひどさに、大量のIgEが産生されるかと思うかもしれませんが、量はごくわずかしか産生されません。 アレルギー症の人の免疫システムは、人間にっとって有害でない花粉などを敵であると間違った判断をし、過剰反応からIgEを産生するのです。 体内にはもう一つ、IgDが存在します。B細胞が成熟してくると細胞膜上に現れるので、B細胞の分化・増殖と関係があるのではないかと考えられています。 抗原提示細胞 抗原提示細胞(マクロファージ,樹状細胞,B細胞)は,HLAクラスII 上に外来タンパク質の断片を提示する。ヘルパーT細胞はT細胞受容体を介して敵の侵入を確認。自己増殖すると同時に,直ちに全軍(B細胞,キラーT細胞,NK細胞)に指令を発する。 自己免疫疾患 自己免疫疾患とは、本来は細菌・ウイルスや腫瘍などの自己と異なる異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を来す疾患の総称である。自己免疫疾患は、全身にわたり影響が及ぶ全身性自己免疫疾患と、特定の臓器だけが影響を受ける臓器特異的疾患の2種類に分けることができる。 関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)に代表される膠原病は、全身性自己免疫疾患である。 代表疾患 関節リウマチ (RA) 全身の関節を中心に炎症を来す疾患。30~50歳代に多く発症し、男女比は1 3。リウマトイド因子 (RF)は変性IgGに対する自己抗体で、主にIgMに属する。関節リウマチで最も陽性となりやすい(約70~80%) 全身性エリテマトーデス (SLE) 全身の臓器に障害が生じる慢性炎症性疾患。多彩な臓器病変が見られるが、ループス腎炎が代表的。15~40歳に多く発症し、男女比は1 10。抗核抗体(自分の細胞の核内の構成成分を抗原とする自己抗体の総称)が陽性となる。全身症状として発熱,倦怠感,液肥蝋管。皮膚症状として蝶形紅斑,ディスコイド疹(円板状紅斑),頭髪の脱毛,日光過敏症など。 全身性強皮症(PSS、進行性全身性硬化症、全身性硬化症、強皮症、SSc) 進行性全身性硬化症は全身の組織が硬くなる病気。全身でコラーゲンが作られ過ぎる事による。コラーゲンの作られすぎで、手の指がソーセージの様に硬く大きくなる。ソーセージの様に硬く大きくなる事をソーセージ様の浮腫性硬化と言う。コラーゲンの作られすぎで、仮面様顔貌になる。本症の仮面様顔貌は鼻の先が尖り、唇が厚くなって口が小さく見え、口から放射状に皺が出来る、と言う特徴的な顔貌になる。コラーゲンの作られすぎで、食道平滑筋が動かなくなり、逆流性食道炎、等から嚥下困難を来たす。 多発性筋炎 (PM)、皮膚筋炎 (DM) 全身の横紋筋に障害が起こり、筋力低下や筋肉の痛みなどの症状が見られる疾患。眼瞼部の紫紅色の皮疹や手指伸側の落屑を伴う紅斑等の皮膚症状を呈する場合には皮膚筋炎と呼ばれる。自己抗体は、抗Jo-1抗体、抗Mi抗体が特異的。好発年齢の分布は二峰性であり、5~15歳の小児期に小さなピークと35~65歳の成人期に大きなピークを持つ。男女比は1 2。特定疾患治療研究対象疾患。 バセドウ病 甲状腺刺激ホルモン受容体刺激抗体によって甲状腺機能の亢進がおこり、血中の甲状腺ホルモンが異常高値となる。 橋本病(慢性甲状腺炎) 甲状腺の慢性炎症のため、びまん性の甲状腺腫大や甲状腺機能低下症などを来す疾患。中年女性に多く、男女比は1 20~30。自己抗体として、抗サイログロブリン(Tg)抗体や抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体が認められる。 重症筋無力症 運動の反復による筋力低下が見られる疾患。自己抗体として、抗アセチルコリンレセプター(AChR)抗体。男女比は1 2で、女性では20~40歳代に多く、男性では50歳以上に多い。特定疾患治療研究対象疾患。 1型糖尿病 膵β細胞が破壊されてインスリンの分泌障害が起きる疾患。2型糖尿病は生活習慣病。自己抗体は、抗グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)抗体、膵島細胞抗体(ICA)、IA-2抗体など。小児や若年成人の発症が多い。 原発性胆汁性肝硬変 (PBC) 肝内胆管が慢性炎症により壊され、胆汁のうっ滞が見られる疾患。黄疸や掻痒感などが見られる症候性PBCと症状が認められない無症候性PBCがある。中年以降の女性に好発し、男女比は1 8。自己抗体に、抗ミトコンドリア抗体(AMA)、抗ピルビン酸脱水素酵素(PDH)抗体。特定疾患治療研究対象疾患。 ギラン・バレー症候群 (GBS) 多発性の根神経炎の一つで、運動神経が障害のため四肢に力が入らなくなるなどの症状を呈する。自己抗体として抗ガングリオシド抗体が半数程度に見られる。 シェーグレン症候群 (SjS) 涙腺、唾液腺などの外分泌腺が障害され、涙や唾液の量が低下する疾患。中年女性に多く、男女比は1 20。抗SS-A抗体、抗SS-B抗体が見られる。抗SS-B抗体は特異的である。 多発性硬化症 (MS) 脳や脊髄の神経線維である軸索を覆っている髄鞘が壊れる(脱髄という)疾患。脱髄の起こる部位により多彩な症状を呈する。15~50歳に発症し、男女比は1 1.3程度。特定疾患治療研究対象疾患。 免疫性溶血性貧血 (IHA) 自己の赤血球の膜上抗原に対する自己抗体が作られ、結合した赤血球が破壊されて貧血を来す疾患。 HLAクラス I とクラス IIの役割 HLAは,主要組織適合性複合系(MHC)とも呼ばれ,移植拒否に関わるタンパク質群として発見された。HLAは,白血球のみならず全ての有核細胞の細胞膜に発現される。 HLAクラス I :全ての有核細胞に発現 細胞内で合成されたタンパク質の断片をプロテアソーム経由で結合して細胞膜上に提示する。これにより,ガン特異抗原やウイルス蛋白質の合成が免疫系に報告され,検知される。 HLAクラス II :抗原提示細胞にのみ発現 飲食作用により細胞に取り込まれた外来タンパク質の断片を,リソソーム経由で細胞膜上に掲示する。これにより,敵の侵入が報告される。 腫瘍マーカ ガン特異抗原は,正常細胞が産生せず,ガン細胞のみが生産するタンパク質を指す。 AFP(αフェトプロテイン): 主として肝臓癌に対して CEA(ガン胎児性抗原): 主として大腸癌に対して PSA(前立腺特異抗原): 主として前立腺癌に対して (CA19−9:主として膵臓癌に対して)( CA125:主として卵巣癌に対して) キラーT細胞はHLAクラスI 上に提示されたガン特異抗原をよりどころにガン細胞を発見して殺す。 全身の有核細胞は,自らが合成しているタンパク質の断片をHLAクラス I 上に掲示する。T細胞受容体を介して異常タンパク質の合成を確認したキラーT細胞は,この細胞を危険なものとして直ちに殺す。 殺しの方法は,アポトーシスの誘発か,パーフォリンによる細胞破壊である。 NK細胞はガン特異抗原とは無関係にHLAを提示しないガン細胞を殺す。 T細胞の成熟 骨髄を出た後,胸腺で軍人としての教育訓練を受けるリンパ球をT細胞と呼ぶ。胸腺における教育訓練の内容は以下のようなものである。 多様なリンパ球が作られる。 B細胞同様,自己非自己を問わず,あらゆるものを攻撃できるT細胞が遺伝子組換えによりつくられる。事実上,あらゆる抗原を識別できるT細胞受容体が生産可能である。 自己HLAを正しく識別できるリンパ球が生き残る。 細胞膜上に提示される自己HLAを解読し,情報を認識できるものだけが,選択されて生き残り,この作業ができないものは除かれる。 自己を攻撃するリンパ球は除かれる。 HLA上に提示される自己抗原を攻撃する性質をもったリンパ球は危険なものとして除かれる。この作業に失敗して自己を攻撃するリンパ球が生き残って発症するのが自己免疫疾患である。 1. の過程で作られたリンパ球のなかで,2. 3. の過程に合格して無事卒業できるのは数%に過ぎない。胸腺は極めて厳しい士官学校といえる。胸腺において脱落するリンパ球はアポトーシスのスイッチを押されて死んでいく。胸腺を無事卒業できたT細胞は,前線基地である二次リンパ組織に配属され,そこで更なる訓練を経て完成される。 T細胞は,司令官と実行部隊に分化する。 胸腺で成熟するT細胞は,免疫軍の司令官たるヘルパーT細胞と実行部隊であるキラーT細胞に分化する。ヘルパーT細胞は,免疫軍全体の指揮をとる司令官で,細胞性免疫を担当するTh1と液性免疫を担当するTh2から構成される。細胞性免疫と液性免疫の勢力のバランスが崩れると,自己免疫疾患やアレルギー疾患が生じると考えられている。キラーT細胞は,有害化した細胞を殺して回る実行部隊である。 二次リンパ組織は前線基地である。 骨髄を出たB細胞や胸腺を出たT細胞は,二次リンパ組織(リンパ節,脾臓,粘膜付属リンパ組織など)に配属される。 リンパ組織には,その近傍に配置されている斥候(抗原提示細胞)からの情報が集められる。抗原提示細胞は,敵と遭遇すると,最寄りのリンパ組織に帰還して,そこに待機しているヘルパーT細胞にHLAクラス II を介して報告する。敵発見の情報を確認したヘルパーT細胞は,自ら増殖すると同時にリンフォカインを分泌して全軍の指揮をとる。 自分の担当する敵が現れないT細胞は,必要ないということで徐々に消滅する。このようにして免疫系は,無駄な出費を節約している。 アポトーシス 体細胞は,自らが個体全体にとって有害または不要となった場合,自ら死んでいくための装置を備えている。アポトーシスのスイッチは自ら押す場合もあるし,他の細胞によって押される場合もある。キラー細胞やNK細胞にアポトーシスのスイッチを押されると,ガン細胞は心ならずも殺されてしまうので,ガン細胞の中にはアポトーシスの装置を破壊するものが出現する。アポトーシス誘発の鍵を握っているのはゲノムの番人P53 であるが,ガン患者の過半数に P53遺伝子の異常が認められている。 p53分子の最も重要な機能は、ゲノムの番人 Guardian of Genomeということが出来ます。すなわち、細胞が放射線や薬物によりDNA損傷を受けた際に、DNA修復が完了するまで細胞周期を停止させる機能、あるいは損傷が修復不能の場合にはアポトーシスと呼ばれる細胞死を誘導することで損傷細胞自体を除去する機能をp53は担っており、結果として細胞の癌化を抑制する癌抑制遺伝子として働いています。 各組織にいるマクロファージの名前 肝 → クッパー細胞 消化管 → 腹腔マクロファージ 肺 → 肺胞マクロファージ 皮膚 → ランゲルハンス細胞 脳 → ミクログリア 骨 → 破骨細胞 ヒトが作れる抗体の種類 遺伝子組換え(VDJ遺伝子再構成 )によって,ほぼ無限の種類を作り出せる。 抗体はY字型をしており、可変部はアミノ酸配列を変化させるという特徴がある。アミノ酸をどのような順番で並べるかを決定するのが、遺伝子という設計図です。 可変部をつくるための遺伝子は、V遺伝子、D遺伝子、J遺伝子の3グループに大きく分類できる。V遺伝子には、V1から数百種類があり、同じようにD遺伝子はD1から約20種類、J遺伝子は、J1からJ4の4種類ある。 可変部のアミノ酸配列は、3つのグループからどの種類の遺伝子を選び出して組み合わせるか、その違いで決まってくる。たとえば、ある抗体は「V1+D1+J1」の組合せに。別の抗体は「V1+D1+J2」になるかもしれない。 Y字型の部分は、H鎖とL鎖という2本ずつの鎖でできていて、各々の鎖の可変部で遺伝子の組合せが成立します。これをざっと計算すると、1兆パターンの抗体ができることになります。つまり1兆種類の抗原に対応できるというわけです。 HLAは細胞の身分証明書であり,健康証明書である。 通常のタンパク質は,同一の種では基本的に同じである。HLAを構成するタンパク質は,同一種内でも個体ごとに異なっているのが原則である。この性質を利用して,個体はHLAを細胞の身分証明書として使用している。更にHLAには細胞内で合成されたタンパク質や,細胞に侵入してきたタンパク質の断片(オリゴペプチド)が添付されることにより,細胞の健康証明書としての役割が担われる。 異常事態がHLAにより免疫系に告知されると殺されてしまうので,ウイルスやガン細胞の中には,HLA掲示の過程に干渉してHLAを掲示させないものがいる。キラーT細胞は,HLAが掲示されないと異常に気がつかない。このような場合はNK細胞が対応する。NK細胞は,HLAを掲示しない細胞を,抗原とは無関係に殺す。 HLAをもたない細胞 赤血球,血小板 T細胞受容体は抗原タンパクを単独では識別できない。 細胞性免疫の担い手は,T細胞である。T細胞はT細胞受容体(TCR)により自己と非自己を識別する。 T細胞受容体の抗原の識別法は,抗体とは全く異なる。抗体は,タンパク質の表面の形(抗原決定基)を単独で識別する。T細胞受容体が識別するのは,タンパク質の断片(オリゴペプチド)である。しかも, T細胞受容体は,単独では抗原を識別できるず,HLA上に提示されたものだけを識別できる。このことにより,T細胞受容体はタンパク質内部に生じた些細な変化を見逃さないと同時に,情報を正確に入手できる。 ヘルパーT細胞は,HLAクラス II 上に提示された抗原を識別する。HLAクラス II とT細胞受容体の情報伝達を介助するのはCD4補助受容体である。 キラーT細胞は,HLAクラス I 上に提示された抗原を識別する。HLAクラス I とT細胞受容体の情報伝達を介助するのはCD8補助受容体である。 一つの形質細胞・・・1種類の抗体のみを産生する 抗原と抗体の関係は、しばしば鍵と鍵穴の関係に例えられます。すなわち、ある抗原が侵入してくると、それにぴったりと合った抗体が結びつく。そうであるなら、当然次のような疑問が生まれてきます。「自己」以外のありとあらゆる抗原となりうる「異物」に対して、抗体は備わっているのだろうか。昔のひとは、ある抗原が入ってくるとそれを「抗原認識系」みたいなものが認識して、それに対応する抗体を作り出すのであろうとと考えていました。 ところがバーネットという人が、それに異を唱えました。バーネットは、そもそも体内では、「自己」「非自己」にかかわらず、すべての抗原に対応する抗体を作れるだけのリンパ球が作られるが、「自己」に対するものは、胸腺で周到に排除され死滅する。「非自己」に対するものだけが生き残るが、それが体内を巡るうち外来の未知の抗原に接触すると、その接触したリンパ球だけが増殖し抗体を産生すると考えました。これをバーネットのクローン選択説といいます。 クローン選択説について クローン選択説とは、1959年にF.M.Burnetによって提唱された抗体産生理論の1つで、今日広く受け入れられている。この説によると、あらゆる抗原に対して、これに特異的に反応する抗体が、もともと先天的にB細胞のクローン(クローン;1個の体細胞をもとにして分裂増殖により生じた同一特性をもつ細胞集団)として用意されていて、抗原が生体内に侵入すると、この多数のクローンの中から特定のクローンが選択され、その抗原と反応して急激に増殖し、抗体を作る形質細胞になるという。この説によると次のことが言える。 B細胞であるリンパ球表面には、分化し、活性化された際に放出される抗体と同じ特異性をもつ受容体が存在する。→受容体と同じ結合部位を持つ抗体を生産する。 個々のB細胞には、それぞれ1つの特異性がある。 ある特異性をもつという運命づけは抗原に出会う前からすでにきめられている。 適当な条件のもとで特異的リンパ球クローンは、抗原とレセプターが結合することで、増殖分化し、免疫記憶細胞や形質細胞へと変わっていく。 胎生期または新生時期に抗原と出会うと、それに対するクローンは消去される。 →自己抗原に対するクローンは除かれる。つまり、成長後自己抗原に対して無反応になり攻撃されない。 ここで重要なのは、体内では「自己」「非自己」にかかわらず、すべての抗原に対応する抗体を作れるだけのリンパ球が作られるが、「自己」に対するものは、排除され死滅し、「非自己」に対するものだけが生き残るということ、そして非自己に対する各々のリンパ球が体内を巡るうちに、外部から侵入してきた非自己の抗原と特異的に結合し、その結合したリンパ球だけが増殖し抗体を産生するという点である。 次に、抗体産生は主にB細胞による液性免疫であるので、液性免疫(抗体IgG産生)のメカニズム)についてまとめる。 B細胞はもともとその表面にIgMを発現している。ただし、1個のB細胞は1種類の抗原に対応するIgMしか表面に持っていないので、様々な抗原の種類に対応するために無数の種類のB細胞が用意されている。IgMによって抗原を認識し、その抗原に結合したB細胞は、その場で細胞分裂によって増殖し形質細胞へと分化する。そしてその形質細胞がその抗原に特異的な抗体IgGを産生し、放出する。この、IgMからIgGへの変化を「クラススイッチ」と呼ぶ。また、形質細胞に分化しなかったB細胞はメモリーB細胞(免疫記憶細胞)として残り、次回の抗原の侵入に備える。B細胞の分裂・増殖、形質細胞への分化は、抗原に結合しただけでもある程度起こるが、抗体の産生にはヘルパーT2細胞(ヘルパーT2細胞(Th2)とはサイトカイン(免疫調節物質)を、産生することで他の細胞の働きを促すT細胞のこと)の助けが必要である。B細胞は抗原と結合すると、抗原を分解し、その分解した抗原蛋白を自分のclass II MHC分子の上にのせ、再度、細胞表面に「抗原+MHC分子」として発現させることでヘルパーT2細胞に助けのサインをだす。(抗原提示)ヘルパーT2細胞はB細胞表面の「抗原+MHC分子」をTCR(T cell receptor:CD3)によって認識する。抗原掲示を認識したヘルパーT2細胞は、IL-3、4、5、6、10、13など(Th2系サイトカイン)を放出し、それらのサイトカインによってB細胞の形質細胞への分化が進む。そして形質細胞が生産したIgGや、活性化補体C3bが細菌表面に結合(オプソニン化)すると、好中球は強力な貪食・殺菌作用を発揮できるようになる。これは好中球がIgGのF c部分に対するレセプターとC3bに対するレセプターを持っているためである。このようにして外部からの抗原は退治、除去される。 臓器移植と免疫 20世紀後半,ヒトの生存に必須な重要臓器が致命的機能不全に陥っても救命できる臓器移植の技術が開発された。初期の段階では,移植手術に成功しても,移植臓器は宿主の免疫系により拒絶され早晩脱落した。移植拒否防ぐため免疫抑制剤を使用すると,今度は免疫不全により患者が死亡した。このため,臓器移植は不可能な技術と諦めかけた。 この事態を打破したのは,画期的免疫抑制剤サイクロスポリンAであった。サイクロスポリンAは,移植拒否の現象を選択的に抑制し,細菌感染に対する免疫機能をそれほど阻害しなかった。 サイクロスポリンAの開発を契機として,臓器移植は急速に普及した。 サイクロスポリンA はペプチドであり、もともと抗生物質として使われていた。1985年以降、臓器移植で用いられた。 T細胞内のサイクロスポリン結合タンパク質と結合し、カルシニューリンの活性を抑制して転写因子の核内移行を障害する。 結果、インターロイキン2 [ IL-2 ] 遺伝子の発現が進行せず、免疫反応(細胞性免疫)が抑制される。 FK506 [ tacrolimus ] は藤沢薬品が開発したもの。世界で一番よい免疫抑制剤といわれている。 タクロリムス結合タンパク質と結合する他は、サイクロスポリンAと作用機構は同じ。IL-2 の産生を抑える。 液性免疫と細胞性免疫 免疫とは、外界から侵入してくる病原体や体の中で発生するがん細胞など異常な細胞を認識して排除する仕組みで、体の防御機能の要です。免疫は主にリンパ球という細胞が中心になってコントロールされています。リンパ球にはB細胞・T細胞・ナチュラルキラー(Natural killer, NK)細胞などがあります。 B細胞は抗体という飛び道具を使って細菌やウイルスを攻撃するもので、これを「液性免疫」といいます。IgEという抗体の一種が関与するアレルギー性疾患はこの液性免疫が過剰に反応する結果発生します。 一方、ウイルス感染細胞やガン細胞など自分の細胞に隠れている異常を発見して、キラーT細胞やNK細胞などが直接攻撃する免疫の仕組みを「細胞性免疫」といいます。細胞性免疫はがんに対する生体防御に重要な役割を果たしますが、調節が狂って正常な自分の細胞を攻撃すると慢性関節リュウマチなどの自己免疫疾患の発病に関連します。 液性免疫と細胞性免疫とは、互いに相反関係にあることが知られていました。つまり、シーソーのように、一方の働きが強くなるともう一方は抑制される関係です。このメカニズムは、2種類のヘルパーT細胞 (Th) のバランスにより説明されています。 ヘルパーT細胞は、B細胞やT細胞の増殖や働きを調節するタンパク質(サイトカイン)を分泌して、液性免疫と細胞性免疫のバランスを調節しており、そのサイトカインの産生パターンから、Th1(1型ヘルパーT)細胞とTh2(2型ヘルパーT) 細胞に分類されます。Th1は細胞性免疫を促進し、Th2は液性免疫を促進します。 ヘルパーT前駆細胞(Th0)がTh1細胞に成熟(分化)するためにはマクロファージから分泌されるIL-12が必要であり、一方、Th2細胞となるためにはT細胞から分泌されるIL-4が必要とされています。 Th1細胞はインターフェロン・ガンマ(IFN-γ)や インターロイキン-2(IL-2)を分泌して細胞性免疫を増強し、Th2細胞はIL-4, IL-5, IL-6, IL-10を分泌してB細胞を活性化して液性免疫に関与します。Th1細胞が出すIFN-γはTh2細胞の働きを抑え、逆にTh2細胞が出すIL-10はTh1細胞を抑制します。この仕組みによりTh1とTh2がシーソーのように相互に制御されるのです サイクロスポリンA は,IL-2の産生を抑えることにより,細胞性免疫を選択的に抑制。細菌感染などに対する液性免疫をそれほど阻害しない。 骨髄移植には,HLAの型が一致する必要がある。 心臓,腎臓,肝臓など一般臓器の移植は,特異的免疫抑制剤の使用により近年急速に普及してきた。しかし,骨髄移植は特異的免疫抑制剤を使用しても成功しない。いかに,骨髄移植について整理する。 骨髄移植は,白血病の治療法として開発された。 骨髄性白血病では,骨髄の放射線照射によりガン細胞を根絶することが可能である。しかし,骨髄で活動している血球幹細胞も,ガン細胞同様放射線感受性細胞で,ガン細胞とともに死滅する。このままでは,ガンは治っても,血球幹細胞死滅のため貧血,出血,感染症のため患者は死亡する。 空き家となった骨髄に,正常な人の骨髄を移植し幹細胞が定着して,赤血球,白血球,血小板が生産できるようになって初めて治ったといえる。 しかし,そこで産生されるリンパ球はあくまで他人のリンパ球なので,新たな宿主の細胞を敵とみなして攻撃する。その結果,移植片対宿主病(GVHD)と同じ現象が起こり,多臓器不全に陥り死亡する。 ※ 移植片対宿主病:従来,稀な輸血事故として観察された。輸血中のリンパ球が,輸血を受けた患者の体内で増殖して,患者の臓器を攻撃して引き起こす病気である。現在では,このような事故を防ぐため,輸血に使用する新鮮血は,ガンマ線を照射することが原則とされている。 骨髄移植は,HLA の型が一致することが条件である。 移植片対宿主病を防ぐため骨髄移植に使用する骨髄は,患者のHLAと型が一致していなければならない。しかし,既に述べたように,HLAは一卵性双生児以外では異なっている。 骨髄バンクには,多くのヒトの協力が必要である。 HLAは個体ごとに異なっているのが原則であるが,10万人に一人くらいの割合で型が一致する人が存在する。そのため,骨髄移植を必要とする白血病患者が現れた場合,移植可能な骨髄提供者を探すため多くの人が骨髄バンクにHLAの型を登録しておく必要がある。登録者不足のため,骨髄移植を受けれない白血病患者が多いのが現状である。現在,骨髄バンクを補う目的で胎盤バンクも創設されている。 NK細胞とストレス キラーT細胞の活性は抗原刺激により高まるが,NK細胞は自然免疫の構成員として常時待機している。近年,笑いの健康増進効果が注目されている。ストレスはNK細胞活性を抑制し,笑いなどによるストレス発散はNK細胞活性を高めることが知られている。 成人T細胞白血病(HTLV)とHIV 成人T細胞白血病という病気は、ウイルス感染によってひきおこされる白血病として世界で初めて日本で解明された白血病です。 日本では沖縄から九州、四国南部、紀伊半島にかけて多くみられます。 成人T細胞白血病は、名前のようにT細胞にウイルスが感染して起こります。この感染したTリンパ球を含む体液によって人から人にうつります。最も多いのが母乳を通じて母から子への感染です。母乳中には多くのT リンパ球が含まれるからです。性交によっても感染しますが、この場合は男性→女性のみでその逆はないとされています。 感染してから発病するまでの潜伏期間が30〜70年と非常に長いのが特徴です。 したがって乳児期に母乳から感染したとしても、発病するのはかなり年をとってからです。患者年令の中央値は57才で、30才未満の発病はきわめてまれです。 この病気の原因ウイルス(HTLV−Ⅰ)はレトロウイルスと言われ、HIVと同じ種類のウイルスです。それぞれのウイルスは共通の祖先から分かれたものであることが分かっています。いずれもCD4(細胞の表面マーカーと言われるもの)陽性のTリンパ球に感染します。このリンパ球はヘルパーT細胞といい、身体の免疫機構のもっとも主要な中心的役割をする細胞です。 HIV は感染することにより、Tリンパ球を破壊し、HTLV −ⅠはTリンパ球を腫瘍化してその機能を失わせます。したがっていずれの病気も、主要な症状として免疫不全症が現れます。 排泄と腎臓 腎臓は代表的な排泄器官である・・・体内の不要な物質を捨てることを排泄という。腎からは尿という形で、水、電解質、各種老廃物などを排泄している。電解質とは塩分、酸、アルカリなどのことをいう。老廃物の例には、尿素、尿酸、クレアチニンなどがある。肺からはCO2という酸を排泄している。肝臓からは胆汁を排泄している。皮膚からは汗という形で、水、電解質を排泄している。 ネフロンは糸球体と尿細管とから成り立っている・・・尿を作っている最小単位をネフロンという。腎はネフロンが約100万個(両腎で200万個)集まったネフロンの集合体である。 糸球体は毛細血管の塊である・・・腎臓は血管にきわめて富んだ臓器であり、血管の塊ともいえる。 尿細管は近位尿細管、ヘンレわな、遠位尿細管、集合管に分けられる・・・近位尿細管から遠位尿細管までは枝分かれのない1本の管である。糸球体、近位尿細管、遠位尿細管は皮質にあり、ヘンレわなは髄質にある。 腎の髄質の浸透圧は高い・・・高浸透圧の尿を作ることができるのは髄質の浸透圧が高いからである。 糸球体 糸球体で血液成分の濾過が行なわれる・・・糸球体と尿細管との間には小さなすき間があいている。 基底膜を通過できる小さな粒子だけが濾過される・・・小さな粒子には、水、電解質、ブドウ糖、各種老廃物などがある。 濾過されない物質には蛋白質がある・・・蛋白質分子の大きさは水分子や老廃物分子の数千倍以上もあるので、基底膜の隙間を通り抜けられない。 濾液(原尿)は血液から血球と血漿蛋白質とを除いたものに等しい・・・電解質やブドウ糖などの糸球体で濾過される物質は、血漿中と濾液中の濃度は等しい。濾液のことを原尿ともいう。 濾過は血圧の力によって行なわれている・・・血圧が60mmHg以下に下がると濾過ができなくなり尿を作れなくなる。 糸球体の濾過によって生成された濾液の量を糸球体濾過量という・・・糸球体濾過量(GFR)の正常値は約100ml/分である。腎臓を流れる血液量を腎血液流量(RBF)という。腎臓を流れる血漿の流量を腎血漿流量(RPF)という。腎臓を流れる血漿の約1/5(20%)が濾過され尿細管腔に移動し原尿となる。 尿細管 尿細管では再吸収が行なわれている・・・再吸収される割合は物質によって異なっている。 糸球体で濾過された水分の約99%が尿細管で再吸収される。 糸球体で濾過されたブドウ糖のほぼ100%が尿細管で再吸収される・・・正常では尿中にはブドウ糖はほとんど含まれていない。ブドウ糖の再吸収能力には限界がある。 一般にナトリウムの移動にともなって水も移動する・・・ナトリウムの移動は能動輸送である。糸球体で濾過されたナトリウムの約99%は尿細管で再吸収される。 物質によっては尿細管から分泌されるものもある・・・分泌されるものには、酸、カリウム、ある種の毒物や薬物などがある。カリウムは再吸収と同時に分泌もされている。 尿量を調節しているホルモンにADHとアルドステロンとがある・・・水の再吸収が増加すると尿量は減少する。抗利尿ホルモン(ADH)は水の再吸収を促す。アルドステロンはナトリウムの再吸収を促す。 尿 尿の量や質は体の状態を反映している・・・1日の正常尿量は約1〜1.58㍑程度である。1日の尿量が400ml以下を乏尿という。腎での尿生成が停止すれば無尿となる、100ml以下をいう。頻尿とは排尿回数が多いもの(約10回/日以上)をいう。尿閉とは、腎では尿は生成されているが尿路の異常で尿が体外に排出されない状態をいう。尿失禁とは排尿の意志がないのに排尿がおこることである。 尿量は体の水分の量を反映している・・・水分摂取が多いと、多尿となり尿比重は低下する。尿の比重と尿の浸透圧はほぼ比例する。 血漿より浸透圧が高い尿を高張尿、ほぼ等しいのを等張尿、低いものを低張尿という・・・高張尿のことを濃縮尿、低張尿のことを希釈尿ともいう。 尿検査は手軽にでき患者にほとんど苦痛を与えない・・・尿は一般に弱酸性である。正常の尿は淡黄色で清澄だが、塩類などが析出して混濁していることもある。正常の尿には蛋白質もブドウ糖も含まれていない。尿沈渣とは尿中の有形成分を遠心して集めたものである。 腎の内分泌機能/腎不全 腎臓の機能は尿を作るだけではない・・・腎はレニンを分泌して血圧を調節している。腎はエリスロボエチンを分泌して造血を調節している。腎はビタミンDを活性化する。 腎機能の低下を腎不全という・・・腎不全では排泄されるべき物質(水、酸、カリウム、老廃物など)が体内に蓄積されてしまう。カリウムが高いと心室細動をおこして急死する。尿毒症では尿量は減少し、出るのは等張尿である。腎不全では高血圧、貧血、骨折などもおこる。 腎不全の治療は透析か腎移植である・・・透析とは血中の老廃物などを半透膜を介して透析液に抜きとる方法である。透析には血液透析と腹膜透析とがある。透析では腎の内分泌や代謝の機能までは代償できない。腎不全患者には厳密な水分塩分制限が必要である。 尿路 尿路は尿管、膀胱、尿道からなる・・・尿路では尿の成分や量は変化しない。尿路では尿の流れは一方通行であり、逆流はしない。 膀胱には蓄尿と排尿との2つの機能がある・・・膀胱内圧が上昇すると尿意がおこる。膀胱の出口には尿道括約筋がある。 普段は膀胱壁は弛緩し尿道括約筋は収縮して尿を膀胱内にためる・・・いったん排尿が開始されると完全に尿を出し終わるまで排尿動作は続く。排尿後の膀胱内に残尿はほとんどない。 残尿があると菌が繁殖しやすい・・・女性の方が膀胱炎になりやすい。◎ 泌尿器とは? 体液成分(水分、電解質)の恒常性(質的&量的),老廃物(窒素代謝産物=尿素、等)・有害物質の排出 浸透圧(溶質濃度に比例;0.9 %食塩水とほぼ等張=生理的食塩水;半透膜) 能動輸送(ATPを利用して濃度勾配に逆らう)と受動輸送(濃度勾配に従う) A 腎臓 ・腎臓の疾患:蛋白尿、腎不全→移植・透析(人口700人に一人、年間医療費1兆円) ・腎臓の肉眼的構造 腎門(尿管、腎動静脈)、腎洞、腎盂(腎盤)、腎杯・腎乳頭 皮質(糸球体が見える?)、髄質(髄放線が見える?) ・腎臓の組織学的構造 ネフロン nephron(約100万!):腎小体(≒糸球体)+尿細管+(集合管) 腎小体=糸球体+ボウマン嚢;+傍糸球体装置(傍糸球体細胞、緻密斑、等) 糸球体=糸球体毛細血管内皮細胞+メサンギウム細胞+上皮細胞(足細胞) 糸球体濾過障壁=内皮細胞+糸球体基底膜+足細胞(スリット膜) 尿細管=近位尿細管(曲部・直部)+中間尿細管+遠位尿細管(直部・曲部) ヘンレループ=近位直尿細管+中間尿細管+遠位直尿細管(=太い上行脚) 腎の血管系 ←心拍出量の25%が左右の腎臓に入る 腎動脈→葉間動脈→弓状動脈→小葉間動脈→輸入細動脈→糸球体毛細血管→ 輸出細動脈→(髄質では直動脈)→尿細管周囲毛細血管→静脈系...→腎静脈 ・尿の生成=糸球体濾過(毎分100ml)+尿細管による分泌・再吸収(99%を再吸収) 糸球体濾過:糸球体毛細血管の血圧が原動力、膠質浸透圧差に押し返されている GFR(糸球体濾過値)←Ccr(クレアチニン-クリアランス) =約100ml/分:RPFの20% RPF(腎血漿流量)←PAHクリアランス、RBF(腎血流量)毎分1L 尿細管でのイオンの分泌・再吸収 ←PSP排泄試験;β2ミクログロブリン、NAG 近位尿細管で:選択的な再吸収&分泌 (:刷子縁と細胞嵌合とで表面積↑) Naの再吸収(能動輸送)+水の再吸収(受動輸送) グルコースやアミノ酸の能動的再吸収、Kのほとんどの再吸収 PSP・尿酸・抗生物質などの有機イオン・薬物の能動的分泌=排出 ヘンレ下降脚で:尿の濃縮 細い下降脚で水の再吸収(浸透圧差による受動輸送) ヘンレ上行脚で:尿の希釈[水の量を変えずに!] 細い上行脚でNa+Clを受動輸送 (NaClは間質へ移動して浸透圧を上げる) 太い上行脚でNa+K+2Clを能動輸送により再吸収 遠位曲尿細管で:(緻密斑で Cl - 濃度をモニター→傍糸球体装置を形成) Na+Clを能動輸送により再吸収 集合管主細胞で:尿の濃縮(最大4倍;ホルモンによる濃縮力の調節) 水の再吸収(ADH存在下、受動輸送)、尿素の回収(受動輸送) 酸・アルカリの分泌による体液pHの調節(間在細胞による) 近位尿細管:Naと水、有用分子の再吸収 →等 張 性 細い下降脚:水の透過性が高く、NaClの透過性は低い →尿の濃縮 細い上行脚:水の透過性が低く、NaClの透過性は高い →尿の希釈 太い上行脚:NaClの能動的な再吸収 ←ループ利尿剤のターゲット 集 合 管:ADHによる水の透過性の調節 →尿の濃縮 クレアチニン:すべて糸球体で濾過され、尿細管で分泌・再吸収されない PAH:近位尿細管でほぼ完全に分泌される 尿の濃縮の調節: ネフロン自体の自己調節能 →TGF(輸入細動脈の収縮によりGFR↓) (傍糸球体装置による) →レニン分泌(全身の血圧を上げてGFR↑) ホルモンによる調節 ADH(抗利尿ホルモン=バソプレシン)→集合管での水の再吸収↑ アルドステロン →集合管でのNa再吸収↑・K分泌↑ ANPなどのナトリウム利尿ホルモン →集合管でのNa再吸収↓ 上皮小体ホルモン(パラトルモン) →遠位尿細管でのCa再吸収↑ ・尿の成分(色調←何に由来?、pH、比重、成分=水が95%)、尿量は一日1L! なぜ、尿検査では早朝尿の中間尿を取るのか? なぜ、起床時の尿は「濃い」のか? ・内分泌器官としての腎臓 レニン(傍糸球体細胞から;アンギオテンシンを活性化して全身の血圧を上昇) エリスロポエチン(間質の線維芽細胞から;骨髄における赤血球の産生を亢進) プロスタグランジン産生(集合管にて)、ビタミンDの活性化(近位尿細管にて) B 尿路、排尿路 ・腎臓→尿管→膀胱→尿道 (膀胱・尿管の壁は移行上皮!) 尿管 ureter の生理的狭窄部、内縦・外輪(・外縦)の平滑筋層による蠕動運動 膀胱 (urinary) bladder の底部に尿管口と内尿道口←膀胱三角;膀胱の後ろは何? 尿道 urethra の男女差(長短、屈曲の有無、精路との合流の有無)と導尿 骨盤底筋群(外尿道括約筋、肛門挙筋、尿生殖隔膜・深会陰横筋、等) ・蓄尿・排尿の神経系によるコントロール(どうやって尿を出し、また我慢するか?) 二種類の括約筋、自律神経系と体性神経系による二重の支配 内尿道括約筋=膀胱括約筋(平滑筋=不随意) 外尿道括約筋=尿道括約筋(骨格筋=随 意) 蓄尿:膀胱→[骨盤内臓神経:副交感]→脊髄(仙髄)→脊髄(腰髄)→ →[下腹神経:交感]→膀胱筋・弛緩、内尿道括約筋・収縮 大脳皮質:意思→[陰部神経:体性・運動]→外尿道括約筋・収縮 排尿:膀胱内圧上昇→膀胱壁進展→[骨盤内臓神経:副交感]→脊髄(仙髄)→ →脳幹→脊髄(仙髄)→[骨盤内臓神経:副交感]→膀胱収縮筋・収縮 →脊髄(腰髄)→[下腹神経:交感]抑制→内尿道括約筋・弛緩 →大脳皮質:「尿意」→[陰部神経:体性]抑制→外尿道括約筋・弛緩 尿失禁(腹圧性、切迫性) 排尿困難
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3スレ目「宝石乙女と薔薇乙女」より 3スレ目「宝石乙女と薔薇乙女」より 3スレ目「宝石乙女と薔薇乙女」より 3スレ目「宝石乙女と薔薇乙女」より 3スレ目「宝石乙女と薔薇乙女」より 3スレ目「宝石乙女と薔薇乙女」より 3スレ目「宝石乙女と薔薇乙女」より 4スレ目「黒曜石のマスターがなんでも吸い込んでも」より 4スレ目「黒曜石のマスターがなんでも吸い込んでも」より 4スレ目「黒曜石のマスターがなんでも吸い込んでも」より 4スレ目「黒曜石のマスターがなんでも吸い込んでも」より 5スレ目「黒曜石とうんm…雲母がジョグレス進化しても」より 7スレ目「黒曜石と雲母がガンマ線透過写真撮影作業主任者免許もってたって」より 10スレ目「黒曜石と雲母がグラビアアイドルになって…」より 16スレ目「黒曜石とか雲母が何度甦っても」より 16スレ目「黒曜石とか雲母が何度甦っても」より 16スレ目「黒曜石とか雲母が何度甦っても」より 17スレ目「黒曜石とか雲母が夏休みの宿題に追われてたって」より 18スレ目「黒曜石とか雲母と一緒にお月見したくたって」より 18スレ目「黒曜石とか雲母と一緒にお月見したくたって」より 20スレ目「黒曜石と雲母が田舎にお泊りしたって」より 22スレ目「黒曜石と雲母が雨の日にお絵描きしたって」より 28スレ目「黒曜石とか雲母は幸せを望んでも」より 29スレ目「黒曜石とアメジストと月長石が、「油断大敵」と言って」より 29スレ目「黒曜石とアメジストと月長石が、「油断大敵」と言って」より 31スレ目「黒曜石とか雲母とかが帰りを待っていても」より 32スレ目「黒曜石とか雲母とか虎置が台風に備えたって」より 32スレ目「黒曜石とか雲母とか虎置が台風に備えたって」より 34スレ目「黒曜石とか雲母が羽毛布団出したって」より 34スレ目「黒曜石とか雲母が羽毛布団出したって」より 35スレ目「黒曜石とか雲母とかがスポーツに勤しんでも」より 35スレ目「黒曜石とか雲母とかがスポーツに勤しんでも」より 35スレ目「黒曜石とか雲母とかがスポーツに勤しんでも」より 35スレ目「黒曜石とか雲母とかがスポーツに勤しんでも」より 37スレ目「黒曜石とか雲母とかがたまには夜更かししても」より 41スレ目「【黒曜石に】鉱石を擬人化して萌えるスレ【雲母が】」より 43スレ目「黒曜石や雲母が蒼星石や翠星石と落ち葉掃きをしても」より
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TOP ★タンパクを抑える →窒素性老廃物の量を減らすことができ、腎臓への負担を軽くします。 ★ナトリウムを抑える →血圧の管理を助けます。 ★リンを抑える →腎臓病の悪化を遅らせるのに役立ちます。 ★食物繊維を増やす →アンモニアが増えるのを防ぎます。 ★脂肪を増やす →十分なカロリーで筋肉の分解を防ぎます。N‐3系脂肪酸は腎臓の炎症を抑えます。 1.BUNは食事の影響を受け、CREは受けない。 2.肉類は湯でこぼしでリンを低減出来る。 3.水浸し食で血液検査の結果が改善したとの報告がスレ内で多数。 4.健康な猫の蛋白質と脂質の割合は2 1。 腎臓ケアの療法食で肝臓や血中脂質の数値が悪化したら食事を見直すのもいいかも。 食欲が廃絶しているときは、無理に療法食を食べさせないで 体調が回復するまでは少量でも栄養価の高いものや好きな普通食をあげて様子をみます。 絶食がなにより体に悪いです。 食欲がもとに戻ってきたら、徐々に療法食に切り替えていこう。 タンパク制限の目標値はコチラ→犬猫の適タンパク 食事療法の効果1 何も食べないので唯一食べる一般食をあげてます。一般食なので不安です。 アニモンダは他療法食よりタンパク質高めだけど大丈夫なのかな? 食事療法の効果2 療法食に変えたら吐くようになった まだ初期なのに治療食食べなくなった。どうしたらいいの? 数値が療養食並の普通食は療養食と何が違うんだろう? ご飯をあまり食べてくれないので困ってます。 唾液がアンモニア臭混じりになるとその匂いが嫌でゴハンを食べなくなることも サプリメントどんなのあげてる? 食事療法の効果1 205 :わんにゃん@名無しさん 2008/10/10(金) 15 13 19 ID oqdEKjd8 63ですが、半年待てなくて今日血液検査してもらってきた 7月下旬にBUN20/CRE2.4だったのが、今日はBUN19/CRE2.0 フードを療法食に変えただけで活性炭とかは与えていないけど 療法食の効果があったと思っていいのかな?とにかく悪化してなくて良かった ここ読んでると、ほんと医師によって診断基準も治療もさまざまなんですね 今日「前回の検査で腎臓の数値が高かったので・・・」と言ったら 「高かったっていっても、まぁ気持ちですよ、気持ち、高齢だし」って アンタ心配しすぎ!みたいに言われますた 実際まだ深刻な病状ではないし、ベテランの経験に基づいた対応なのかもしれないけどね(´・ω・`) 207 :わんにゃん@名無しさん 2008/10/10(金) 17 21 08 ID lRj8hs1U 205 値が上がってなくて良かった 腎臓や肝臓の数値は下がったらバンバンザイ!っていうほど時間がかかるから これからも根気よくやってあげてください ちなみにウチの場合、療法食に変えて1年目くらいから数値が下がってきたよ 昨日から活性炭が入ったフードも混ぜて与えてる トイレを清潔にし、あまり寒くならないように室温調整もしてる その先生、高齢猫=腎不全という感じで別の意味で慣れちゃっているのかもね 心配だったら輸液してもらってみてはどうかな? ▲TOP 何も食べないので唯一食べる一般食をあげてます。一般食なので不安です。 868 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 03 33 37 ID qonFDrsC 全くご飯を食べなくなったので昨日病院に連れて行ったら腎不全だと言われました。 BUNは70台でした。10才です。体重が4.1キロ→3.3キロに減ってました。 腎不全がそんな大変な病気だと知らなくて、 すぐ治るものだと思っていたのでここ読んで驚きました。 色んな種類の餌を買ってきて試したのですが、 唯一口にしてくれたのがアイシアのやわらかムースでした。 メルクメジンを混ぜても食べてくれました。 何も食べないよりましだと思うのですが、一般食なので不安です。 一般食ばかり食べていても大丈夫なのでしょうか? また、他におすすめの餌があれば教えて下さい。 これからよろしくお願いします。みなさんと一緒に頑張りたいです。 869 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 04 59 59 ID NQKS8X2y 868 ごはんの前に、診察した先生から腎不全が進行する不治の病気だって説明なかったの? それと、検査はBUNだけだった? 食欲が全くないときは食べてくれるもの、 わずかしか食べないときは、少量でも栄養をとれるもの(高タンパク高カロリ)をあげて 点滴で状態が回復するのを待つしかないよ 食欲が戻ったら徐々に療法食に切り替えよう。 療法食は今発売してるのはwikiにリストがあるから 病院で貰った以外のものがあったら、まずそれを試してみてね。 このスレではキドニーケアとアニモンダが比較的よく食べるといわれてます CRAがわからないけどBUN70だったらまだ点滴で頑張れるよ 長期戦だからあなたも頑張って。 871 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 13 31 47 ID pdW7ncfM 868 うちの猫もやわらかムースだけは食欲無いときでも食べるので、 7歳以上のやつを療法食に混ぜて食べさせてます。 一時期はムースだけを食べてた時期もあったりして、もうそんな食生活を半年以上続けていても 腎臓病がすごく悪化したりはしていないです。 病院の先生に聞くと、絶食が一番体に悪いので食べられるものがあれば 食欲が戻るまでのつなぎとして食べさせるのはしょうがない、ということでした。 872 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 14 30 53 ID qonFDrsC 869 先生からは腎臓は一度悪くなったら元には戻らないと言われたのですが、 治療していきましょうと言われたので 普通に生活できるようにはなるんだと思ってました。。 検査は他にもしたのですが、私が無知なため他の数値は忘れてしまいました。 今日夕方点滴に行くのでそのとき確かめてみようと思います。 今は食べてくれるものをあげたほうがいいんですね。 大好物だった缶さえ食べなくなったので、しばらくやわらかムースでつなぐことにします。 食欲が戻ったら教えていただいたものを試してみますね。ありがとうございました。 871 そうなんですか。やわらかムース、おいしいんですね。 すごく悪化したりしていないって聞いてちょっと安心しました。 やっぱり全く食べないよりはましですよね。 ありがとうございます。お互い頑張りましょう。 873 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 14 48 16 ID KQmrFVjE 872 先生からは腎臓は一度悪くなったら元には戻らないと言われたのですが、 治療していきましょうと言われたので 腎臓疾患は不可逆なんですよね でも、腎不全によって全身状態が悪化するのを 食事療法・対症療法で「治療」「悪化を緩やかに」することはできる。 ようするにQOLのための治療です。 猫ちゃんが かなり普通の生活を営めるように、あまり悲観せずゆったり頑張りましょう。 880 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 19 49 36 ID TE1T9DC1 868さんはまだここ見てるかな? 一般食で不安なときはこんなサプリがありますよ。 フジタ製薬『フェロビタII』 猫用高カロリービタミンミネラルサプリメント 歯磨き粉みたいなチューブに入っていて、甘めのツナ味らしいです。 普通のお店では売っていなくて、獣医さんとこで購入できます。 70gで1,890円が定価みたいですが、楽天で検索かけるともっと安い所が出てました。 猫ちゃんに必要な栄養素が入ってるそうなので、一般食に混ぜて食べさせるに 良いのではないでしょうか? ▲TOP アニモンダは他療法食よりタンパク質高めだけど大丈夫なのかな? 926 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 08 20 16 ID 67AuGLiJ うちの猫は療法食はアニモンダのウエット以外だめだったんですが アニモンダっていろんなサイト見るとたまに準療法食に分類されてることもあって 与え続けて大丈夫か心配です。 たしかにタンパク質は療法食のなかでは高めだし… 一般食と混ぜてでも腎臓サポとかkdをあげたほうがいいんでしょうか? アニモンダはストレートで食べますが、 他は一般食と半々ぐらいで混ぜないと食べてくれないんですが(´・ω・`) 933 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 21 24 56 ID i38P3yWn 926 うちもアニモンダしか食べませんが、自分は混ぜものするより、 そのまま食べてくれるのならアニモンダでいいと思ってますがどうなんでしょう? ちゃんと計算してみてないけど 例えばタンパク質が6.0%の腎サポに普通10%の半々混ぜしたら 結局タンパク質もPもNaもアニモンダと似たような数値になりませんか? 参考までにですがアニモンダの療法食は他社の療法食に比べて そんなに低タンパク質じゃないけど大丈夫なのかと問い合わせたら あまり低タンパクにしすぎると、長期的にはやはり問題が出てくるそうで 他社ほど下げてないんだそうです。腎不全になるのは高齢猫が多いので 療法食はそれほど長期間使用することを前提に作られてはいないそうな。 そういえばEU系の療法食はスペシフィックもそんなに低タンパクでもないし… スペシフィックの数値みると、タンパク制限はそこそこ でもPもNaはちゃんと抑えて、P Ca比も適正値にって感じだから 欧州圏の療法食はそういう考え方なんじゃないですかね 926さんの猫さんが何キロなのか分かりませんが、標準4kgだとして 心配ならば一食分をトレイの半分〜8割ぐらいにしておけば 朝晩2回の食事でタンパク摂取量は適切な量になる計算になりますよー。 943 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 23 23 20 ID 5X0a3K9K 926 933 http //www.pet-hospital.org/cat-hospital1.htm 横ですが、ここの73を見てください。ちょっと古い研究でも 同じことが書いてありました。 療法食は食いつき悪いんで、食欲低下--- 足らないカロリーを 自身の筋肉や脂肪を分解して補う--- BUN上昇ってことが手元の 文献には書いてあります。 ナトリウム・リンを制限するのはやはり有効らしいですけど、、、 未だに蛋白制限した療法食主流なのは腎疾患を区別しないで対症療法 してるからじゃないかなーと個人的には思ってます。 蛋白尿だしてたりしたら制限は必要だろうしね。 ▲TOP 食事療法の効果2 149 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/23(金) 01 03 24 ID F3p7tr6k 132 うちもグピグピ言う時ありますよ。 正確には「ゴキュ!」って感じですけど。 それでその後に「んふぅ〜」って感じで声を出す(ちなみにうちの猫は欠伸する時にも 「ふあぁぁぁ!」って言う)。 喉がおかしいのかと思って診てもらっても、大丈夫っぽいし、吐く訳でもないし。。。 いったい何なんだろね。 でも、人間でもグピグピ言わせて物を飲む人もいるから、あまり気にしてないかな。 それはそうと、Cre3台になってから食べても全く体重が増えなくなってしまったうちの猫。 最近、ふっくらしてきた。 抱くと以前よりずっしり。元気もあって走り回ってるし、何よりこの1週間吐いてない! 毎日の輸液増やして、完全療法食に切り替えた事が良い方向に向かってるのか? 今までなかなか療法食を食べてくれなくて一般食食べさせてたけど、数値悪くなって だましだましでも療法食オンリーにした努力の甲斐があったかもしれない、と思うと、 ちょっとうれしくなる。 検査は来週だけど、数値下がってると良いなぁ。 でも、「最近吐いてないなぁ」と思うと、途端に吐くんですよね。 明日あたりヤバいかも。。。 182 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 00 31 40 ID Rb5k/MXO うちの猫はいつもだいたい夕方になってからご飯食べ出します。 午前中〜お昼にかけてはほとんど食欲ないみたい。 だから、夕方〜真夜中にかけて、数グラムずつ、回数分けて食べさせてますよ。 特に輸液後は食欲が湧くみたいで、その時は結構食べてくれます。 常に手のひらからじゃないと食べませんが; うちも療法食をなかなか食べてくれなくて(今はキドニーを何とか食べてますが、 飽きるのも時間の問題)、 普通食を長い間あげてました。 うちはアボキャットライトとかキャネットの高齢用とか、ミオコンボ8歳以上用の 花と魚の形のやつだけを選り分けてやってました。 うちの猫の場合ですが食いつきも良かったし、これで1年くらいは数値が安定してましたね。 療法食は色々試しましたが、どれも数日で飽きてしまって。 でも、飽きたら普通食に戻し、また療法食に戻る、の毎日。 一度食べた療法食は飽きても、時間をおけばまた食べてくれてます。 ちなみにウェットは全滅。買える限りの全種類在庫抱えてますw ちなみにわたしは 149ですが、今日1ヶ月ぶりに検査に行ってきました。 少しふっくらしてきたな、って思ってた通り、100グラム体重が増えてたー! 検査の結果はBUN39(先月)→29、CRE3.1(先月)→2.7と、久々にCREが2台になりました。 一時CREが6台まで行ったので、凄く満足な結果ですが、まだまだ高いんですよね…。 でもうれしくて。 チラ裏すみません。 ▲TOP 療法食に変えたら吐くようになった 24 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/14(水) 00 10 00 ID aFxxestb 23 そういえば、うちのも数値は悪くはないんだけどネフガード+お湯足し食始めたら 寝てばっかりだったのが、おきてることが増えて甘えたになったよ。活発になったし。 痴呆とは違うけど子猫に帰って甘えたになるっていうよね。 だから体調はいい筈なんだけど、フードを療法食に変えたら吐く回数が増えたんで 今悩んでるんだよねー。うちの先生検査あんまりしてくれないんで転院は検討してる。 それはさておき、療法食に変えてから吐くようになった子いませんかー? ちなみにうちのは何食べさせても大丈夫なやつなのでよけいに不安。 素直に数値が悪化したと解釈していいのかなーと思って。 25 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/14(水) 02 01 06 ID SkSdmAEg 24 療養食にお湯足しても食べてくれるの?いいなあ。 うちはキドニーケア以外食いつき悪くて気持ち痩せた気がしたので キドニー+シニアの総合栄養食に戻したとこ。 (シニア食にお湯を足すとこれまた食べないからそのまま。その代わり水は良いものを あげて、たまにモンプチスープ水割りで水分を多めに摂らせてます) でもね、シニアに戻したら見事に吐かなくなったし、たま〜に透明な鼻水がグズって たのもたま〜のくしゃみもなくなった。毛もふっくらしてきたよ。 24さんの猫ちゃんが吐くのはいつですか?食べてすぐならただガッついてオエっと なっただけの場合がほとんどだから元気ならあまり心配なさそう。 後そう言えばうちの子はネフガードの顆粒だと ザラザラが刺激するみたいで食べてすぐ吐くよ〜 26 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/14(水) 03 06 40 ID ApAxm0/T 食後に吐くならあまり心配しなくていいんじゃないかな。胃が刺激されただけじゃないかな。 うちは普通食のときには食後とか食間とかにしょっちゅう吐いていたけれど、 療法食に変えてからはあまり吐かなくなったよ。 でも時々食前に胃液を吐く。 そのときは療法食に吐き気止めのお薬を混ぜてあげてるよ。 療法食にしてから毛並みが良くなった。つやつやしてる。 ちなみにキドニーは3日で飽きて、 ロイカナのスペシャルじゃないほうのドライをがつがつ食う。 お湯足し食はうちも食べてくれないなあ。 27 :わんにゃん@名無しさん:2009/01/14(水) 07 31 48 ID aFxxestb 食前で早朝、透明な胃液で胆汁ではないの。胃が荒れたのならいいんだけど 粒なの。で夜あげる分は、水分含んだやつだからなー。 さすがにお湯足しするのはウエットだけど、たまに手元が狂ってスープ状に なっても根性で完食。ドライは変えてない。 ※療法食は脂肪分がかなり高いので食後に吐く場合はもしかしたら胸やけかも?(編集人注) ▲TOP まだ初期なのに治療食食べなくなった。どうしたらいいの? 173 :sage 2009/01/25(日) 14 02 36 ID 02DoMOxo うちの猫、まだ初期なのに既に治療食食べなくなった。 キドニーは最初喜んでたのに一年くらいしたら飽きて ロイカナもヒルズもキドニーより硬いから食べない。 ウエットもロイカナ、ヒルズのk/dはキライみたいでk/dチキンは 少し食べる程度なんで痩せちゃって困るよ。 ウィキ見てお湯足しやスープ食作ったけど何かが混ざると嫌らしい。 あれこれしてやると余計わがままになるかなとも思うし、でも 食べてくれないと痩せてしまうし困ってます。 今日はフープロでドロドロにしてやってみようと思うけど 同じように食べない猫に苦労されている方、こうやったら食べたよとか アドバイスして下さいませんか?お願いします。 174 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 17 22 22 ID EpYm9Z4O 173 まずヒルズロイカナ以外の療法食は全部試してみた? うちはウェットのみだけど 見向きもしなくなったら1日〜2日100%普通食をあげて また9対1混ぜから始めるよ 普通食はいちおう低タンパクのもの選んでます ヤラーとかカントリーロードとか、キャラット懐石とかカルカンレトルトとか あと、療法食が肉系なんで、混ぜる普通食も肉系のほうが完食率高い気がする… うちの猫が肉系モンプチで育ったせいかもしれないけど。 続けるのが大事だかり焦らずがんばろう 175 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 22 13 29 ID 2b2Lqh9g うちはキドニーとロイカナとロイカナSPとヒルズのドライをミックスしてあげてるんだけど、 キドニーだけ一度口に入れた後にペッて吹き飛ばされる。 いつも餌皿のまわりはベタベタのキドニーだらけ。。なんでだろ。 173 手のひらからあげても食べない? うちは食欲なくなってきたときでも手のひらからだったら少し食べてくれるよ。 177 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 22 55 36 ID 02DoMOxo 173です。 確かにカリカリ、一粒ずつ手でやると食べます。 でも朝は時間がないから夜しか出来ません。でも食べるだけましですよね。 うちはキドニーとロイカナSPミックスだとロイカナSPだけペッてやってます。 それぞれ好みがあるんですね。 試したのはヒルズ、キドニー、ロイカナのドライとウェットは ロイカナフィッシュテイストヒルズの缶詰だけなんですが ネットでまとめ買いしてしまい、まだたくさんあまっているので 出来れば消費してもらいたいのですが、もう駄目かな。 定価でも病院でその都度買ったほうが結局はお得だったのか。 フープロでドロドロにしたら食べ物と認識されませんでした。 アニモンダとかはまだ試してないので懲りずに楽天で買ってみます。 178 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 23 01 41 ID wZG3AggB 173 うちも初期で、キドニーは1年は普通に食べてたけど、 血液検査で一度下がって普通食をすすめられて食べさせてたら 数値が上がっちゃって、療法食に戻したら、食べなくなってしまって本当に苦労した。 でも、療法食にしたら、数値戻ったけど、別の病院で、食事のせいだけとは言い切れない とは言われたけど、やっぱり食事の影響は大だと思ってる。 やっているかもしれないけど、フードにかつお節の香り付けをすると 比較的よく食べる。 匂いがよくつくようにフードの量をジップロックとかで小分けにするとグー。 好きなウェットやかつお節のカス程度を、少ーしトッピングするだけで食いつ気が良くなる。 だけど、トッピングしないと食べなくなってしまうのも困るんだよね。 あとは、量を3g5gずつ出しては食べさせやってたら、段々一度の量が 増えても食べるようになった。 ヒルズのgdは試した? そんなに制限されてないせいか他のより断然よく食べる ムラはあるけど、粘ったおかげで今はまた療法食を食べてくれてる。 飽きるようなので、キドニー・ロイカナ・スぺシフィックのどれか2種とgdを混ぜてる。 kdを食べて欲しいけど、好きでないようなので、今後たまに混ぜてみようかと思ってる。 ただ、うちも、療法食ウェットはどれもまるで食べない。ささみの汁も飲まないし。 最初の頃はガツガツ食べてたんだけど・・・。肉系が嫌いなようで。 なので、タンパク・リンなど低めの一般食に、9対1でやってるところ。 本当は、味付け程度が望ましいんだろうけど。 174さんも言ってるけど、これは、気長にやるしかないと思ってる。 病院で、療法食を食べさせるのがその子にとって本当に幸せなのかは 飼い主それぞれの考えと言われたけど、 まだまだ一緒にいたいので療法食を続けてる。 でも、幸せを感じてるかと考えると、 家は色々あって人馴れしてない大人の生粋の野良を家に入れたから、 もう3年経ったけど、未だに外に出たがってちょっと鳴くので、 せめてゴハンは幸せな思いをさせてあげたいと思う気持ちがある。 今日も大好物の刺身をあげたら、ぺロリと食べるのを見ると、 あまり縛らないことも必要だと思う今日この頃。 だから、気長にがんばりましょう! 179 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 23 18 25 ID 02DoMOxo 178 レスありがとうございます。 うちも近所では外飼いが主流のなか室内飼いで窓越しに外猫を見ては うらやましそうにしている姿を見ると、せめて食事は好きな物をと 思う所もあります。 あまり療養食のみに縛られず比較的低タンパクの一般食を選ぶのも ひとつですね。 かつお節作戦はうちのには効果が薄かったですがトッピングは まだやっていないので試してみようと思います。 180 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 23 22 29 ID 02DoMOxo 書き忘れ。 最近食べてくれなくて少しイライラしていました。 猫もそんな飼い主嫌ですよね。 気長に焦らずって事、頭から抜けていました。 気づかせてくれてありがとうございました。 182 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 00 31 40 ID Rb5k/MXO うちの猫はいつもだいたい夕方になってからご飯食べ出します。 午前中〜お昼にかけてはほとんど食欲ないみたい。 だから、夕方〜真夜中にかけて、数グラムずつ、回数分けて食べさせてますよ。 特に輸液後は食欲が湧くみたいで、その時は結構食べてくれます。 常に手のひらからじゃないと食べませんが; うちも療法食をなかなか食べてくれなくて(今はキドニーを何とか食べてますが、 飽きるのも時間の問題)、 普通食を長い間あげてました。 うちはアボキャットライトとかキャネットの高齢用とか、ミオコンボ8歳以上用の 花と魚の形のやつだけを選り分けてやってました。 うちの猫の場合ですが食いつきも良かったし、これで1年くらいは数値が安定してましたね。 療法食は色々試しましたが、どれも数日で飽きてしまって。 でも、飽きたら普通食に戻し、また療法食に戻る、の毎日。 一度食べた療法食は飽きても、時間をおけばまた食べてくれてます。 ちなみにウェットは全滅。買える限りの全種類在庫抱えてますw (後略) 183 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 00 42 48 ID B6aB3gF7 180 わかります。1日15g位しか食べない時期が続き、 私もイライラして、食べろ食べろとせっついていました。 ギャーギャーよく鳴くし、精神的にも疲れて、 食べてくれないしで、余計イライラして怒ったりしてしまったことが あって、反省している・・・。 でも、こっちが心穏やかにしていれば、自然とほとんど鳴かなくなり、 猫も人間の心がやっぱりわかるんだなと改めて思いました。 前にここで、好きなウェットの方に、 プロセッサーでドライを粉末状にしたものを混ぜるというのを 読み、その逆ばかり考えていたのでなるほどと思いました。 まだ実践はしてないんだけど、体重が減る心配の子にはいいかも。 一般食でも、要は量を減らせばそんなに影響ないと思う。 寝る前にドライをあげてたんだけど、結局猫の部屋に閉じこめてる状態(人間が起きるまで) の時には外にあまり気がいかないせいか、暇なのか、割と食べるので、 最近は早朝にも食べてもらおうと、自動給餌器を購入し、10g位セットしておくと 食べてくれてる。 わんにゃんぐるめというやつだけど、シンプルで良かった。 ちょっとお皿が深いけど大丈夫みたい。 うちも、またあまり食べない時があっても、気長にいく気持ちを 忘れないようにと思っています。お互いガンバロー! 184 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 01 58 53 ID XNJyDX3h うちも最近よくベトベトキドニーをペッとしてる!飽きたのかな… 180 みんな同じなんだね。私も少しイライラしていた時期がありました。 昔書いたけど、先生によっては療養食に拘らず、 摂取した不要物は水分(点滴と飲み水やモンプチスープお湯割りなど)で 排泄させればいいって意見もあるよ。 アニモンダのドライも食い付き良い方だし、 みんなが言うように匂いづけやシニア数値低めは試す価値有りだよ。 うちはシニア総合栄養食のウェットに療養食各種ドライを半分ずつあげています。 182 良かったね!!なんか私まで嬉しい。 今も毎日点滴されているのですか? 185 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 04 08 04 ID Xnebe9nb 178 あまり縛ると続かないなーと思って、 うちも一ヶ月に一度くらいお刺身デー作ってるよ。 一食分をまぐろ中トロとか大トロとか 比較的タンパク&リン低めのを3-4切れに変えたりして。 ぬこが病気前は赤身しか食べたことなかったのに 突然トロをしかも3切れももらって変な顔してたw 療法食をあげてくださいっていうのはやはり素人だと栄養管理が無理だからだと思う だから療法食をベースにはしてるけど wikiにあったタンパク/リン/ナトリウムの一日の許容量をとび出ないように計算しながら いまはたまに普通食やお刺身をとりいれてみてる 前は漠然とこれっていいのかな、だめなのかなと思いながらちびちびやってたけど 自分で計算してみればいいんだと気がつかせてくれた あんなにたくさん成分リサーチしてくれた有志のみなさんにも感謝したいです 192 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 20 29 49 ID B6aB3gF7 185 好物をあげるのはたまにはいいですよネ その分ドライを少なくしたりしてます。 (後略) 202 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/27(火) 00 53 47 ID Qu7WjOm4 ウチの猫さんは全く療養食食べてくれないので 普通の猫さんのごはんをあげています。 先生からも好きなものをあげてくださいと言われているので、 今は病気前から食べていたヒルズのシニアかシニアプラスをあげています。 食いつきも良くって逆に食べすぎなくらいです。 療養食も食べずにかなーり心配しておりましたが 正月も休み無く毎日点滴に通ったお陰なのか? 数値が酷かった時はbun110/CRE3.9あったものが 3ヶ月でbun39/CRE1.7まで下がりました。 只、昨年末にリンパ腫も発見されてしまい 腎臓の数値も良くなってきた事から、 思い切って抗ガン剤治療を始めたのですが・・ 腎臓の数値がまた悪くなってきてしまいました(bun78/cre3.2)。 途中、腹水が溜まったり下痢したり数週間は大変でしたが ここ数ヶ月、吐いてばかりだったのがピタっと治まり 気持ち悪そうな様子も無く超元気。 腎臓の具合とても気になりますが どうかこの元気が続きますよーに。。。 ▲TOP 数値が療養食並の普通食は療養食と何が違うんだろう? 447 :わんにゃん@名無しさん 2009/02/15(日) 15 29 48 ID t4A0SP79 (前略) ところでメディファスの老齢猫用、wikiにも書いてあるけれど数値が療養食並だよね。 凄く食いつきも良いし内容成分も悪くないので暫く続けてるんだけど、 療養食と何が違うんだろう? 452 :わんにゃん@名無しさん 2009/02/15(日) 22 20 32 ID hVhu7jro (前略) 447 療法食と銘打ってるのは、たぶんちゃんと臨床試験をしたものなんじゃないかと思ってます。 ウェットだと、一般食で療法食に近い数値のものは どうしてもカロリー不足になりがちなんだけど ドライは総合食だからカロリーの心配もないし、ただ単に成分上は療法食に近くても、 腎不全に対する臨床の保証はとくにしてませんって感じなんじゃないかなあ… あとは療法食は腎臓のためにn3系脂肪酸を強化してるとかあるかもしれないけど。 先生が療法食しかすすめないのは 単に臨床結果がない&成分をリサーチしてないから確かなことが言えない、の2点が 大きな理由じゃないかと自分は解釈してます。 探せば療法食に近いものってもっとあると思うし、、 成分値を見て足りないCaやn3系脂肪酸は サプリメントで補ったりして整えてもいいと思います ▲TOP ご飯をあまり食べてくれないので困ってます。 608 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 03 23 36 ID 2+BTWN4X ウチも先月、慢性腎不全と診断されました。 BUNが200以上、クレアチニンが12.1…。 今は二日に一回点滴を打ちに行ってます。H4Oも飲ませてますが効いてるのか…? ご飯をあまり食べてくれないので困ってます。メルクメジンをカプセルであげてます。 少しでも数値が下がればな…と。まだ9才で逝くには早過ぎるし、 彼にはまだ生きてもらわなければ…。私は彼に凄い支えてもらい、癒されました。 まだ恩返ししてないよ…お願いだからもぅ少し一緒に居ようよ… 609 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 04 06 14 ID PzJv2C7c 608 9歳は若いよね…。数値下がりますように。 ご飯の量が少ないようですが、手で直接あげても駄目ですか? 是非、寝ているときに手の平にドライ・ウェットを各種試してみて下さい。 一度食べる量が増えると、食欲が戻る事もありますよ。 みんな元気になりますように。 610 :sage 2009/03/06(金) 08 58 49 ID 2+BTWN4X 609さん ありがとうございますm(_ _)m 手に置いてチョコっとなんです。 ウェットも2口サイズ位で…。ウェットを白湯で溶かしてあげてみようと思います。 本当、急激に体のお肉が下に下がって、今まで触った事もない骨を撫でています。 お願いだから食べようよ! 皆様の猫さんも数値が下がり、現状維持で元気に暮らせます様に… 612 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 11 48 17 ID /i62d9wx 611 ID変わりました609です。 ご飯はいろんな種類試しましたか? 去年別の病気で亡くなった子の一例話なので参考になるかわかりませんが、 食欲がなくなった時、今まで大好物だったものは一切食べなくなりました。 好きだったキャットフード、お刺身、ササミ、肉類、ハム、全滅でした。 ただ、1種だけ口もとへ持って行くと渋々舐めて食べてくれたフードがありました。 (しつこく口もとに持って行きました) それも数日続くと食べなくなりましたが、同じフードの違う味だけは食べてくれました。 唯一の命の綱で、久しぶりにウンチが出てくれた時はとても嬉しかったです… 良かったら可能な範囲でいろいろな種類を試されてみて下さい。 意外な物を食べてくれるかも?しれません。 (後略) 613 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 12 15 25 ID 2+BTWN4X 609さん ありがとうですm(_ _)m さっき腎不全用の缶詰じゃなく、大好きな普通の缶詰をあげたら、少し食べてくれました! やっぱり美味しくないんですね。食べないよりましなので嬉しかったです。 普通の缶詰と腎不全用のを混ぜてあげてみます!明日、病院に点滴しに行くので先生に相談してみます! 缶詰はヒルズとユーカヌバをあげてみました。 カリカリはキドニーケアです。 新たにスペシフィックも試しに買ったので与えてみます! Naが不足してるのでポカリを水で薄めてみたのですが、飲みません…。 614 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 12 34 43 ID /i62d9wx 613 お話を聴く限り、今は療養食と言ってる場合ではないように思います。 食欲低下でどんどん衰弱、悪循環ではないでしょうか。 wikiに数値が療養食に近いドライもウェットもありますよ。 (水分補給を考えてウェットの方がお勧めです) ナトリウムは先生が与えるよう指示されているのですか? ご自宅で点滴が出来ると良いですね、猫ちゃんガンバレ! 応援しています。 615 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 12 57 00 ID 1545qaMx 613 うちのは10歳です。 今の段階で療養食は混ぜない方が良いと思います。 うちのは混ぜたのをきっかけに食べなくなりました。 先生も「今は食べるエサを与えても良い」と言ってました。 一般食の猫缶なら少し食べてましたが、今は何も食べようとしません。 もう10日、あれこれ試しても食べず。皮下点滴だけで持ってます。 うちの猫と皆さんの猫が元気になりますように。 617 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 13 57 25 ID IqhHHAeM うちは何も食べなかったとき 鶏の手羽先をじっくり2時間ぐらい茹でて柔らかくしたのをあげたら食べてくれたよ。 茹で汁もあげたら飲んでた。 何も食べなかったらフード以外のものも試してみるといいよ 618 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 13 59 34 ID NDi84HkX 613 うちの猫18才も食欲が落ちて体重が減る一方で 獣医と相談の結果、少しでもカロリーを摂らせるために a/dとか子猫用のパウチあげてるよ。 喜んで食べてくれるようになって体重も回復してきた。 この方法は長くは続けられないけど 体力維持の為にも今は食べるものなら 療法食に拘らず何でも食べさせた方が良いと思う。 636 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/08(日) 03 29 49 ID LUG1xm0k 614さん その通りです。 中々ご飯も食べてくれないです。 何か何を言っていいのか。すみません、わかりません。 638 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/08(日) 04 02 19 ID IDTMyv0a 636 今は普通食をあげていますか? 食欲は出ましたか、数値はいかがですか。 療養食で食欲を失って腎不全が悪化する子の話は聴きますよ。 食欲がなくなると自身の筋肉から栄養を摂るので衰弱するそうです。 今しばらくは数値が低い普通のご飯を続けてみてはいかがですか。 wikiに混ぜご飯に比較的向いているフードのリストがありますよ。 シニアのモンプチスープを薄めたり、シニアレトルト系など、とにかく 腎臓に比較的負担が少ない物を何かしら食べさせてあげて欲しいです。 普通食すら食べないようなら特別栄養食をシリンジで強制給餌して頑張りましょうよ。 もちろん猫ちゃんにも636さんにもストレスにならない程度に。 食欲戻った子もいますが、飼い主さんがいろいろ工夫された場合がほとんどで 自然に食欲が戻ったケースは私は聴いた事がありません。 (↑療養食で食欲がなくなった子に限ります) 猫ちゃんまだ9歳! 少なくとも倍は生きて貰わないと(・∀・) 639 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/08(日) 11 33 31 ID LUG1xm0k 614. 615. 618さん ありがとうございます m(_ _)m 気分が悪いのか食べなくなりました。お水は飲んでオシッコはします。 明日、点滴に行くので先生に家で点滴やりたいと伝えてみます。 ブラッシングが凄い好きな子なのでブラシには反応してくれます(笑) 皮下点滴より静脈点滴?の方が良いのですか? 色んなウェットを買って与えてみます! 皆様の猫さんも、元気になります様に… ▲TOP 唾液がアンモニア臭混じりになるとその匂いが嫌でゴハンを食べなくなることも 916 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/31(火) 13 33 01 ID wBXSkAnq 今日獣医さんで伺ってきたことなんですが 猫さんが末期で、尿毒症で唾液がアンモニア臭混じりになってくると 食事をしているうちに、自分の唾液が食事に移って その匂いが嫌で食べなくなることがあるそうです。 うちの猫も末期で、アンモニア臭唾液だけど 今のところちょこちょこ食べているのでまだ当てはまらないんですが。 参考までに。 ▲TOP サプリメントどんなのあげてる? 796 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/24(火) 12 26 42 ID iyIfVIrn サプリメントってみなさんどんなの使ってますか? うちは活性炭があわなかったのでそのかわりにでもないけど CREと便秘対策でニャンブリオあげてます シャンピニオン系だと美腸寿とかシャンペットとかもありますよね あとグリーンナッツオイルとか使ったことないけどどうなんだろう うちはまだ8歳で、このまま高脂肪の療法食だけずっと続けたら 肝臓が大丈夫なのか心配なのもあって、週一ぐらいで普通食デーにして ミオコンボとかねこまんまをそのままあげる日があるんだけど そのときグリーンナッツオイル混ぜて、 せめてオメガ3強化してみたりしたほうがいいんだろうか 800 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/24(火) 13 16 01 ID SVXYfrwd 796 国内メーカーの低タンパク普通食はP:Ca比がよくないから、 オイル足すよりカルシウム足してバランス整えたほうがよくない? …と思いつつ、どんなカルシウムサプリをどんだけ足したらよいのか よくわからないのでいまだに実行してみてない…(´・ω・`) 802 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/24(火) 13 34 26 ID uZdq5FyM (前略) あと、オイルは猫さんの好き嫌いがすごい激しかったです サーモンオイルとかいうのを時々混ぜてるけど すごい魚臭い。これはまだ食べる。でも大好きってほどでもないです。 オリーブオイル、ごま油、キャノーラ油、ペット用のオメガ3?(失念)カプセルを ご飯に混ぜたことあるけど、全員砂かけてたww うちの子の場合植物油系は全滅でした。あと馬油も食べれた。 われながらシツコイカキコすいません。去ります。 ▲TOP ▼このページを編集 .
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O 小児科 ※6月末までに大幅追加予定 P 産科 ※6月末までに大幅追加予定 Q 婦人科 ※6月末までに大幅追加予定 R 眼科 S 耳鼻咽喉科 T 整形外科 U 精神科 V 皮膚科 W 泌尿器科 X 放射線科 【O 小児科】 【P 産科】 妊娠反応陽性:4週以降 鶏→鷲→手拳→新生児頭→児頭→大人 (1~6ヶ月の子宮の大きさ) 稽留流産:無症状、尿hcG低値 3回連続で習慣流産 妊娠12週以降の死児:死産 胎児死亡:羊水流出→フィブリノゲンの低下、 出血傾向 頭殿長:CRL=妊娠週数ー7cm 児頭大横径BPD:週数÷4、12週以降 早産は全体の6~7% 感染症は上行感染が多い インドメタシン:子宮収縮抑制、× 塩酸リトドリン:子宮収縮の第一選択 サクシニルコリン:筋弛緩、全麻時のみ使用 絨毛膜羊膜炎CAM:上行感染→炎症によるPGが 子宮収縮させて早産 好中球によりコラーゲンが分解 GBS:B群溶連菌 子宮外妊娠:メソトレキセート投与 不均衡型IUGR:異栄養、腹囲のみ↓ ノンストレステストNST:胎動、胎児心拍、陣痛の 経時的記録 40分間記録する CST:胎児胎盤機能不全が疑われる時に行う 妊娠中の降圧薬:塩酸ヒドララジン 胎児発育停止→分娩誘導 HELLP:妊娠高血圧の重症型、溶血、肝酵素上昇、 血小板減少 (hemolysis, elevated liver enzyme, low platelets)、 妊娠高血圧PIH 20週以降、収縮160以上or 拡張110以上で重症型 子癇:妊娠高血圧から続発、20週以降初めて痙攣発作 ←硫酸Mgで治療 ラミナリア桿:子宮頸管に留置して熟化を促す 常位胎盤早期剥離:板状硬+圧痛 遅発一過性徐脈:胎児機能不全 前置胎盤:無痛性の多量出血 羊水過多:早産、羊水排液 一絨毛二羊膜双胎で双胎間輸血:胎盤での 血管吻合による サインソイダルパターン:先天性心疾患による、 胎児の貧血 ITP→プレドニンとγーグロブリン(大量)で治療 SLE:Ccr≧70ml/分以上、長期寛解の状態で妊娠可能、 妊娠前半、分娩前後で増悪する 習慣流産のある場合、抗カルジオリピン抗体 =抗リン脂質抗体、 ステロイド、低用量アスピリンで治療 妊娠時は風疹ワクチン投与は禁忌→心奇形、 白内障、難聴を起こす 妊娠授乳中は血糖降下薬投与禁忌 →児の低Ca血症を起こす 子宮頚長:45~50mmが正常 陣痛周期が10分、一時間に6回以上で分娩開始 児呼吸が不穏ならば背部を刺激 骨膜下血腫:骨縫合を越えない 分娩開始前:前期破水⇔子宮口全開大前:早期破水 子宮口全開大で適時破水、 骨盤位の場合早期破水が多い 羊水過小により肺低形成、関節拘縮 SP-2~‐1で児頭は固定 破水検査:Αーフェトプロテイン、羊歯状結晶 臍帯圧迫→変動一過性徐脈 Seitz法(+)で児頭>恥骨結合、CPDの可能性大 Leopold法:7か月以降で行う、 子宮底→側面→下行部→下降度 第4段で児頭の浮動の有無がわかる 低在横定位:回旋異常 早発一過性徐脈:頭部圧迫による正常反応 過期産:爪が長い、羊水少量、胎盤機能低下 急速遂娩:鉗子分娩 妊婦の体重増加は8kg以上 喫煙:流早産、常位胎盤早期剥離のリスク 在胎週数:妊娠初期の頭殿長で計測 頸管裂傷:全分娩の1%で生じる。 3時と9時方向に多い 子宮内反:第2期まで正常、腹痛、臍帯の牽引後 などに生じる→麻酔下で用手的修復 子宮底輪状マッサージによる子宮収縮 羊水塞栓症:分娩誘発時、破水直後、 DICを起こす←ヘパリン投与、 常位胎盤早期剥離でもDICをきたしやすい 恥骨結合上縁~子宮底の長さ:妊娠月数×3+3 L/S比:レジチン/スフィンゴミエリン、 肺の成熟度をみる 正常脈:110~160bpm、100以下なら徐脈 Biophisical profile scoring:呼吸、胎動、 筋緊張、羊水量、NST 12週未満なら早期流産:胎児側の因子 羊水量:>100mlで過少、<800mlで過多 尿中hcG:4週から上昇、10週頃に最高値、 流産で↓、胞状奇胎で↑↑ 妊娠末期:尿中E3、血中CAP、hPLが上昇 卵子:第1分裂前期複糸期で休止、精子侵入により 第2分裂開始 原始生殖細胞:仙骨部、後腹膜、縦隔、松果体に 迷入しやすい 原始卵胞:一層の扁平な顆粒膜細胞 胞胚が透明帯から脱出し、内側の細胞塊が 子宮内膜に接着して着床 LHサージにより減数分裂、生殖器系は中杯葉由来 卵膜=脱落膜(母体由来)、絨毛膜、羊膜 初期羊水は皮膚から作られる 心拍数は10~11週が170~180で最大 Arantius管(静脈管):臍静脈から 下大静脈へのシャント 絨毛間腔は母体血が充満 妊婦尿中エストリオール:胎児副腎・肝・胎盤が関係 妊娠悪阻→vitB1を十分補給する 二分脊椎に対して葉酸を投与 プロゲステロン:12週ごろから胎盤で産生 胎嚢(GS):週数ー4cm、5~8週まで 頭殿長(CRL):週数ー7cm 8~12週 羊水検査:高齢妊娠で適応、16~18週、 10~20ml採取 AFP値を計測→無脳児、二分脊椎で上昇 Arias-Stella反応:子宮外で子宮内膜の脱落膜様変化 パルボウイルスB19による胎児水腫:赤芽球破壊 による貧血 インスリンは胎盤通過しない 血糖目標:食前100以下、食後2時間120以下 TORCH:トキソプラズマ、梅毒、サイトメガロ、 単純ヘルペス 単純ヘルペス:産道感染、脳炎 梅毒:骨軟骨炎、Parrot仮性麻痺 先天性HIV:抗HIV薬ジドブジン(ZDV)の 6週間継続投与 児頭の固定:骨盤入口部 帽状腱膜下血腫:骨膜間の出血 ビショップ:頸管展退度、児頭下降度、腟部硬度、 開大度、腟部位置 分娩第2期で頭蓋骨の骨重積が起こる 肺胞サーファクタントは30週ごろから作られる Small for dates:低血糖、低Ca、多血症、 高ビリルビン症になりやすい 【Q 婦人科】 性交痛:子宮内膜症、老人性腟炎、慢性頸管炎 などによる低エストロゲンによる膣の狭小化、 膣上皮の菲薄化 接触出血:頚癌、腟部びらん、頸管粘膜ポリープ、 老人性腟炎、トリコモナス腟炎 陣痛様疼痛:進行流産、子宮蓄膿症、粘膜下筋腫、 子宮体癌、処女膜閉鎖(モリミナ) 卵巣出血:黄体期の突然の下腹痛と腹腔内出血、 圧痛(+) 閉経前後の不正出血:体癌の可能性 外陰掻痒感:カンジダ症←糖尿病で起きやすい コルポスコピィ:子宮頸部の拡大鏡診 X線検査は卵胞期のみ、月経直後に行う 子宮体部:充実性、西洋梨状 排卵後に少量の腹水貯留 クロミフェン:抗エストロ作用(視床下部の 受容体に拮抗)によりGnRH分泌↑ 不妊症の治療に用いる 排卵が近いとさらっとした頸管粘液 ブロモクリプチン:ドパミン様作用により プロラクチン分泌を抑制 hMG:ヒト閉経期ゴナドトロピン→FSH様作用、 卵胞発育促進 子宮発育不全→偽妊娠療法 ゲスターゲン (+エストロゲン) メトロイリーゼ:前早期破水、分娩誘発時に使用 Asherman症候群:子宮内掻爬による腔内の 癒着のために無月経 hcG値:体重減少で低下。無排卵が視床下部性か 卵巣性かの鑑別 Sheehan症候群:Kaufmann療法、 ゴナドトロピンによる排卵誘発、やせる 抗うつ薬、スルピリド(消化器) →高プロラクチン血症 Chiari-Frommel症候群:分娩後視床下部障害で 高プロラクチン、低ゴナドトロピン、 乳汁漏出性無月経症 Kallmann症候群:嗅核脱失+性腺機能低下 PCOS:LHが過剰に反応→テストステロンが高値、 両側卵巣が腫大 エストロゲンが多いためゲスターゲンによって 消退出血→一度無月経治療はクロミフェンが第一 →排卵誘発により黄体機能改善 無排卵性出血:エストロ+ゲスターゲン(ピル) 黄体不全:プロゲの低下、 子宮内膜のステロイドへの反応低下 2絨毛膜性の双胎では胎盤は別々 Huhnerテスト:子宮頸管因子の一般検査 Rubinテスト:卵管通気検査 乏精子症:2000万/ml以下 卵管炎・頸管炎:クラミジアを疑う OHSS:卵巣過剰刺激症候群、多胎妊娠により重症化 エストロゲン↑により血管透過性亢進 →尿量減少、K↑、Alb↓、Na↓ 血液濃縮による凝固亢進、白血球↑ 症状があれば輸液による治療、その後利尿薬 ドパミン投与で循環血液量の維持→腎血流の増加 更年期:ゴナドトロピン高値、エストリオール一定 下1桁が1:男性化、デオキシエピアンドロステロン↑ 10の位が1:高血圧、Na↑、K↓、 デオキシコルチコステロン↑ Turner症候群:Kaufmann療法にて月経発来 Rokitansky症候群:Muller管の異常 →腟欠損と痕跡状子宮 Muller管:卵管・子宮・膣の上2/3 子宮脱:基靭帯と恥骨頚部筋膜の弛緩、 高齢の多産婦に多い 排尿・排便困難、帯下の増加と出血 老人性腟炎:エストロ低下による 性器ヘルペス:核内封入体、左右対称性の浅い潰瘍、 性交後3~7日で発症、有痛性びらん 多発性小水疱(kissing ulcer) 性器カンジダ:白色帯下増加、発赤、悪臭、常在菌、 イミダゾール、妊娠後期にも好発、 ヨーグルト(酒粕)様帯下、 尖圭コンジローマ:とさか状、抗腫瘍薬外用が有効、 性交後3週~8ヶ月、HPV6,11 ⇔頚癌は16,18,31,33 トリコモナス:悪臭のある黄~淡灰色の泡沫状帯下、 腹壁の発赤 骨盤内炎症性疾患PID:淋菌、クラミジアによる 子宮腟部びらん:円柱上皮に覆われた偽びらん 膣嚢腫:胎生期Gartner管の遺残から発生 子宮頚部上皮内癌CIS:傍基底細胞(予備細胞)の 核異常、0期、円錐切除で確定診断、単純子宮全摘 頸癌:SCJの円柱上皮側より発生、 95%が扁平上皮癌、 子宮腺筋症:CA125↑、子宮壁の肥厚と正常内膜像、 境界不明瞭、出血性嚢胞の高信号病変が混在する Douglas窩から直腸に病変があると子宮周囲癒着 子宮内膜症:月経痛、不妊、CA125上昇 LH-RHアナログ療法で低エストロ状態にして治療 副作用として更年期様症状、骨量減少 子宮筋腫:30~40代、充実性、境界明瞭、 平滑筋から発生、血行性転移、紡錐形の悪性細胞 GnRHアゴニスト投与による偽閉経療法を行う HPV:白色乳頭状隆起、核周囲が明るい (コイロサイトーシス) 酢酸加工:表層部の異形細胞が白色になる 腺癌:ブドウの房状細胞、大型・明瞭な核小体 子宮体癌進行で血性・膿性癌滲出液→子宮留膿腫 無排卵周期症、PCOSの既往でも生じる 胞状奇胎:点状高輝度エコー、snow flake pattern 強い悪阻、不正性器出血、子宮の速やかな増大 東洋人、血行性、加齢、雄性発生46XX、 合胞細胞からhcG放出、卵巣ルテイン嚢胞形成 性器出血+つわり症状 侵入奇胎:早期に血行転移、肺転移が多い、 抗腫瘍薬単剤投与が著効 漿液性腺癌:砂粒小体を伴う腺癌細胞 明細胞癌:充実部分を認める多細胞嚢胞腫瘤 顆粒膜細胞腫:エストロ↑、片側・充実性、 境界悪性 莢膜細胞腫:エストロ↑、良性、患側卵巣を摘出 Meigs症候群:良性卵巣腫瘍+腹水・胸水、 腫瘍摘出後に消退する 軟性下疳:ヘモフィルス=インフル菌による 成熟嚢胞性奇形腫:CA19-9高値、脂肪成分、 hair ball Baetholin腺=Cowper腺、尿生殖洞から Skene腺=前立腺 月経血は非凝固性 頸管粘液:量・透明度・牽引性・結晶形成は 排卵期がピーク 類脱落膜化:非妊娠時の排卵後の機能層の変化 卵巣動脈と子宮動脈上行枝が吻合 尿管は膀胱子宮靭帯の前層・後層の間を貫通 経口避妊薬:エストロゲン+プロゲステロン 膣上皮は角化しているとパパニコロウでオレンジ色、 酸性、表層ほど細胞が大きい 閉経期は好塩基性の青色の深層の細胞 排卵周期は20~25歳で確立、 初経1~2年はLH surgeなし Y染色体あれば男性型外陰 子宮奇形で下部尿路奇形も合併 43歳未満なら早期閉経 【R 眼科】 角膜上皮:バリアー、知覚 角膜実質:コラーゲン線維、プロテオグリカン 角膜内皮のNaポンプ作用により透明性維持、 浮腫防止、細胞数減少により水疱性角膜症 瞳孔径は20代で最大、瞳孔散大は頚部交感神経 ブドウ膜炎:両側の急激な視力障害 ブドウ膜:虹彩+毛様体+脈絡膜 視神経炎:中心暗点、ラケット状暗点、 眼球運動痛、急性、片側性 心因性視野障害:らせん状・管状視野狭窄 うっ血乳頭→Marriotte盲点の拡大 内圧亢進、網膜・脈絡膜炎による ラケット状暗点:慢性視神経炎で Marriotteと中心暗点が合体 Bjerrum暗点:緑内障でみられる、Marriotteが 中心部を避けて鼻側へ拡大 網膜裂孔→光視症、 結膜充血:表在性、アドレナリン点眼により消退 毛様充血:深在性、角膜実質炎、 虹彩毛様体炎(→羞明)、緑内障発作時 麻疹カタル期に眼脂:結膜、涙嚢、鼻涙管の炎症 牛眼:角膜の巨大化←先天性緑内障など 兎眼:閉眼不可による乾性角結膜炎 涙嚢:内眼角部 緑膿菌感染:コンタクト、外傷性 Goldmann三角鏡:隅角、網膜、硝子体を観察 Weber症候群:動眼神経麻痺+反対側の片麻痺 ランドルト環:10分=視力0.1、5分=0.2、1分=1.0 ステロイド:全身投与で白内障、 長期点眼で緑内障の可能性 老視:調節力の低下 近点=100÷(調節力+100/遠点距離) 調節力:1/近点-1/遠点 矯正視力の+:凸レンズ、遠視 調節性内斜視:遠視を矯正することで正常眼位 近視の場合は弱視になりにくい 眼脂: 新生児涙嚢炎:Hasner弁先天閉鎖による細菌感染 クラミジア結膜炎:トラコーマ、濾胞性 急性出血性結膜炎:エンテロウイルス、アポロ病 粘稠漿液性眼脂 外麦粒腫:Zeis腺(睫毛脂腺)とMoll腺(汗腺)の 急性発症 内麦粒腫:Meibom腺(瞼板腺)の急性化膿性炎症 内・外とも黄色ブ菌によるものが多い 霰粒腫:Meibom腺の肉芽腫性炎症、細菌性ではない クラミジア:結膜炎、細胞内Prowazek小体(封入体) 春季カタル:春から秋、石垣状の乳頭増殖、 若年男児に多い アレルギー性結膜炎:好酸球↑,抗ヒスタミン薬点眼 白内障の眼内レンズから水疱性角膜症の合併 ←角膜内皮細胞減少による、角膜浮腫,混濁,疼痛 Sjogren→びまん性表層角膜炎 日本人のブドウ膜炎:Behcet病、サルコイドーシス Vogt 小柳原田病 前房蓄膿:Behcet病 Vogt 小柳原田病:網膜造影で点状・斑状漏出点が 多数、色素脱失→夕焼け眼底 メラノサイトに対する自己免疫,若年女性,耳鳴り 頭痛(漿液性髄膜炎による)漿液性網膜剥離 トキソプラズマ→黄斑変性症 中心性漿液性脈絡網膜症:黄斑部の網膜剥離 →変視症、蛍光の漏出 網膜中心動脈閉塞は急速なのでレーザー治療無効 網膜静脈分岐閉塞症:上耳側静脈,硝子体出血 →硬性白斑:浮腫・出血の持続により フィブリン、脂質などが沈着 軟性白斑:網膜の虚血性変化による、 網膜中心静脈閉塞症:網膜全体の虚血 →血管新生緑内障 交感性眼炎:穿孔性眼外傷後の両眼性ブドウ膜炎 健常側にも視力障害・羞明など、 ステロイド、眼摘出 プールで感染:咽頭結膜炎(アデノ3,7):プール熱 流行性角結膜炎(アデノ8):アポロ熱、潜伏1~2日 急性出血性結膜炎:エンテロ70、コクサッキー 加齢黄斑変性:黄斑の蛍光漏出,貯留.蛍光ブロック 脈絡膜由来の新生血管からの出血 網膜色素変性:眼底に骨小体様色素沈着,ERG平坦化 輪状暗点→求心性視野障害、周辺がやられて夜盲 乳頭浮腫:原田病、炭酸ガス症、悪性高血圧症など 眼内レンズ:眼軸長と角膜屈折率から度数を決定 ERG:色素変性症、糖尿病、鉄錆症などで実施 開放隅角緑内障:乳頭上下の神経線維束欠損、 傍中心暗点(Bjerrum暗点)、鼻側から進行する エピネフリン投与→房水産生抑制 眼圧上昇→角膜浮腫 視神経管骨折:眉毛部外傷による、 直接対光反射の減弱・消失 開放術による減圧、ステロイド、グリセロール 新生児膿漏眼:淋菌による 【S 耳鼻咽喉科】 口腔内:咽頭・喉頭にも味蕾がある 上鼻甲介と鼻中隔の間の嗅裂にある嗅上皮で 嗅覚を感じ取る 末梢性めまい:回転性→回旋性の眼振 急性喉頭蓋炎→フル菌によるものが多い、呼吸困難 アデノイド増殖症:5~6歳、 上咽頭に発生して両側性の鼻閉、いびき 耳管隆起圧迫による滲出性中耳炎 睡眠時無呼吸からの夜尿症、右心負荷 上顎洞性後鼻孔ポリープ:一側性、やや女性に多い 急性扁桃炎:溶連、切開排膿、抗菌薬後に扁桃摘出 慢性扁桃炎:習慣性アンギーナ、埋没性扁桃に発生 ←扁桃摘出 鼻出血:篩骨動脈←内頸動脈、顎動脈←外頸動脈 臭鼻症:萎縮性鼻炎、思春期女性、 鼻内の出血、痂皮、悪臭、委縮 ABR:Ⅰ波は聴神経の伝導 機能性難聴:非器質性、聴性脳幹反応は正常 陰影聴取:一側耳に難聴がある場合に、健側で聴取 補充現象陽性:自記オージオグラムで 持続音の鋸歯状波の振幅減少 内耳性難聴で陽性 温水:注水側に眼振⇔冷水だと逆 頭位を30度上げて外側半規管を垂直にして検査 耳下腺→顔面神経 顎下腺:Wharton管,長い,粘稠のため唾石症が後発 先天性耳瘻孔:第1,2鰓弓由来で外耳に生じる 感染時に耳前部が発赤→膿汁排泄 耳せつ:軟骨部外耳道の毛嚢への化膿性感染、 中耳炎との鑑別が重要 夏に多い、発熱(-)、耳介牽引痛、膿性耳漏 急性中耳炎:インフル菌、肺炎球菌、 排膿により耳痛は軽快 滲出性中耳炎:鼓室内が陰圧になることで 滲出液が貯留、ティンパノでB,C型 中耳炎慢性化←緑膿菌感染、側頭骨気胞化不良、 糖尿病によって、鼓膜の穿孔 伝音障害が高度な場合は鼓室形成術 ティンパノメトリー A型:正常、感音性 As:耳硬化症 Ad:耳小骨連鎖離断 B:浸出性中耳炎、鼓膜癒着 C:耳管狭窄症 Willis錯聴:耳硬化症で 周りがうるさい方がよく聞こえる状態 耳硬化症:アブミ骨底の固着で伝音難聴、 閉塞感はない、アブミ骨手術 老人性難聴:内外有毛細胞の変性→高音域障害 特発性難聴:片側の感音性難聴、発作は一回きり Ⅷ神経症状がある、ステロイド、Vit薬、 血管拡張薬、高圧酸素により早期治療を行う 1ヶ月で治らなければ回復しない 騒音性難聴:C5-dip(4000Hz)⇔音響外傷は可逆的 前庭眼反射消失でRomberg現象(+) Carhart notch:2000Hz付近での骨導低下 ←耳硬化症で メニエール:低・中音域の障害、リクルート現象(+)、 温度眼振反応低下 Alport症候群:感音難聴(高音から傷害)、 血・蛋白尿、白内障、円錐角膜 アブミ骨筋反射:聴覚過敏を防止する 若年性上咽頭血管線維腫:思春期男性、易出血性、 鼻腔後方 正中頸嚢胞:舌骨体部と癒合しているので まとめて摘出 通年性アレルギー:減感作療法が有効、皮下注射 EBウイルス:上咽頭癌に関係 下咽頭癌:男は梨状陥凹、女は輪状軟骨後部 頸部リンパ節に転移しやすい、予後不良、 高分化型扁平上皮癌 喉頭癌:早期→放射線、中期→部分摘出 進行→全摘 聴神経腫で三叉神経に障害→角膜反射低下 頸部リンパ節へ転移:咽頭癌、声門上皮癌 白板症:白色斑点、上皮の棘状増殖、前癌病変 舌癌:顎下部への転移が多い 粘膜内→局所切除、粘膜下層→放射線 上顎癌:リンパ節転移は末期まで起こらない、 扁平上皮癌 吹き抜け骨折:下直筋の嵌頓によって眼球上転障害 上顎洞の骨欠損:乾酪性上顎洞炎、上顎癌、 術後性上顎嚢胞 急性声門下喉頭炎(仮性クループ):犬吠様咳嗽、 喘鳴、嗄声 声帯ポリープ:発声指導で治療 声帯前方から中央に好発 ポリープ様声帯:両側性、膜様部全体の浮腫、 低音化、呼吸困難 上皮真珠種:新生児の口腔内の上皮性停滞性嚢腫、 自然消失する 唾液腺混合腫瘍:多形腺腫、緩慢な腫大 Frey症候群:副交感神経と汗腺が誤って接続され 味覚刺激により耳前部の発赤・発汗 耳下腺の術後に生じる 【T 整形外科】 長軸成長:軟骨内骨化、 横径、頭蓋扁平骨、顔面骨の成長:膜性骨化 長管骨栄養:骨端骨幹端動脈と栄養動脈は 成長軟骨体があると吻合しない 2型コラーゲン:関節軟骨、加齢で束状化、不溶化 硝子様軟骨の菲薄化 細胞数、弾性線維、Ⅱ型コラ、プロテオ グリカンの量的変化はない 脛骨神経:下腿の屈筋、足関節の底屈 総腓骨神経:下腿の外側筋群、足関節の背屈 四頭筋:大腿直筋(股・屈)、外側広筋、 中間広筋、内側広筋(膝・伸) 上腕二頭:肘・屈、前腕回外、上腕外旋時の外転 痛風:夜間、アルコール、肉食で発作誘発 急性腰痛:股・膝関節を屈曲させた体位を取らせて 安静にする 重心:足底から55~56%の位置 Heberden結節:遠位指関節の変形性関節症 逃避跛行:患側下肢の疼痛による 小児股関節結核など 関節内骨折で関節液に脂肪滴が混じる 化膿性関節炎:関節液は血性、細胞成分↑、曳糸性↓ 曳糸性↓:痛風、RA、血友病 関節液粘度↑:外傷、変形性関節症、SLE、 筋力低下時のトレーニング: 1 等尺性運動、 2 自動介助、3 等張性抵抗、4 等運動性運動 偽痛風:ピロリン酸Ca結晶の沈着、膝関節、 偏光顕微鏡で結晶、線状・層状石灰化 変形性関節症を合併、高齢男性に多い Paget病:病的な骨吸収と骨破壊像、ALP↑↑ ALP↑:骨折、骨肉腫、転移性骨腫瘍、 くる病、骨軟化症 造骨細胞の活動により上昇、小児成長期に高い 人工膝関節(TKA):RA、高度の変形性膝関節症、 腫瘍の術後など 可動域0~130°、60歳以上に適応、感染後は禁忌 温熱療法が禁忌:急性炎症,知覚障害,局所血流不全 開放骨折=複雑骨折、6時間以内にデブリドマン、 その後に創外固定 Compartment症候群→筋膜減張切開 Colles骨折:手掌をついた転倒時、 手首のフォーク状変形 →Sudeck骨委縮、手根管症候群、長母趾伸筋断裂 骨折術後の急速な自発痛、運動痛 反射性交感神経ジストロフィー、 、浮腫、骨萎縮 関節面の転移があれば観血的治療 高齢者の転倒では大腿骨頚部、転子部骨折が最多 大腿頚部内側、舟状骨、距骨、脛骨中下3分の1 :血流が少ない 小児:骨折>脱臼、拘縮は起きにくい 若木骨折 小児上腕骨顆上骨折→内反肘、Volkmann拘縮 手をついた時、神経麻痺 上腕骨外顆骨折:偽関節になると外反肘 Volkmann:阻血性拘縮→ギプス除去、筋膜切開 橈骨神経:上腕骨骨幹部を巻きつくように走行 肘内障:橈骨骨頭が輪状靭帯から逸脱しかけた状態 Golden hour内なら一時的に創閉鎖 疲労骨折:骨折像と修復像が混在、思春期に多い、 疼痛はそんなにない 行軍骨折→中足骨、走者→脛骨近位3分の1 捻挫:靱帯損傷が多い、断裂があると関節不安定性 半月板断裂でロッキング現象: 屈曲位からの伸展不能→McMurrayテスト 前十字:前方引き出し(+)、Lackmanテスト 後十字:後方引き出し(+)、Saggingテスト 肩関節:前方脱臼が多い 脱臼:相対する関節面が完全に接触を失った状態 骨折:20度までの屈曲転移なら自然矯正される、 回旋は無理 踵骨骨折→骨萎縮、Bohler角の減少、歩行時の疼痛 膝蓋跳動→血性関節液の貯留←靱帯損傷による 膝蓋軟骨軟化症:若年、運動選手、屈曲時疼痛 (半月板損傷に類似)、膝くずれ Montegia骨折:尺骨骨折後に肘関節から 橈骨頭が前方に脱臼 バネ様固定:外傷性脱臼に特有 動揺関節:他動的に動かすと範囲を超えた可動性 L5 前脛骨筋、L5~S2 腓腹筋 先天性股関節脱臼:男女比1 7、開排制限 大転子が高位、腰椎前弯増強 →リーメンビューゲル装具:6か月以内 ⇔オーバーヘッド牽引:それ以降 乳児化膿性股関節炎:骨端線を貫通する 二頭:C5、腕橈骨筋腱:C6、三頭筋 C7 頚椎症性神経根症:神経圧迫試験(Spurling試験) で痛み、痺れ感、椎間孔の狭窄による 頸椎ヘルニア:20~40代の男性、C5/6が最多 腰椎ヘルニア:L4/5,次いでL5/S1 手術適応:膀胱直腸障害、下肢麻痺進行例 圧迫性脊髄麻痺に対しては観血的治療 強直性脊椎炎:虹彩毛様体炎、AR、A-Vブロック 仙腸骨関節炎、竹状脊椎 後十字靱帯硬化症OPLL:範囲が広いものは 後方から脊柱管拡大術 限局型:前方除圧固定術、主にC4~C6に多い 脊柱管狭窄症:中高年男性、前屈位で軽減、 間欠性跛行、アキレス反射減弱 腰椎ヘルニア手術適応:膀胱直腸障害、 下肢麻痺進行例 骨盤間欠牽引:椎間板内圧を下げる 慢性の経過:頚椎症性脊髄症とOPLL 下肢・会陰部の異常感覚、膀胱直腸障害:馬尾性 脊椎分離:椎弓根部下関節突起 →テリア犬の首断裂像 小児~思春期男子、スポーツ活動による、 進行するとすべり症に、L5が最多 前方すべりの方が多い、 先天性、加齢性のものもある 側弯←脳性麻痺、神経線維腫症、Duchenne、Marfan 80%は特発性 離断性骨軟骨炎:野球肘と膝、関節軟骨の 一部が遊離体 de Quervain病:橈骨茎状突起炎。腱鞘の狭窄で 長母指外転筋と短母趾伸筋が障害 Dupuytren拘縮:環・中・小指の順の頻度、両側性、 中年男性、手掌腱膜の瘢痕化をきたす、進行性 大腿骨頭壊死:特発性、ステロイド性、 アルコール性、初期は帯状硬化、骨頭輪郭不整、 変化は骨頭の前上方から 骨透瞭像=骨吸収 特発性骨壊死:透瞭像と骨硬化 Perthes病:年少児の方が予後が良い、骨頭陰影↑ 骨端核の扁平化、硬化、骨頭の阻血性壊死 (原因不明)、裂隙がやや拡大 骨頭すべり症:10~17歳、20~40%で両側性 2次性徴が遅れていることが多い、 骨頭が後内方へ滑る、 軟骨下骨の委縮:関節リウマチの所見 足底板の使用で荷重を外側へ 先天性内反足:男児に多い、内反・内転・尖足、 片側・両側は同数、距骨角↓ 徒手矯正後にギプス、Denis-Browne装具 化膿性骨髄炎:血行性、黄色ブが多い、 骨幹端部に多い 下肢、小児、長管骨、疼痛と腫脹、仮性麻痺など Brodie膿瘍:潜行的に経過する化膿性脊髄炎 初めから慢性に経過:Brodie、Garreの硬化性骨髄炎 結核性骨髄炎、骨梅毒 化膿性脊椎炎:椎体・椎間板を破壊、高齢、免疫↓ 7割が腰椎、発熱+疼痛、脊髄症状、黄ブによる 脊椎カリエス:Pott三徴:(亀背,冷膿瘍,脊椎麻痺) 結核性関節炎:股・膝関節に好発、単関節型 骨粗鬆症:血清は正常、単位当たりの骨量が減少 RA重症例で環軸椎亜脱臼、膝は内外反どちらもあり 神経根引き抜き損傷:椎間孔、横突起からの断裂 腕神経叢:C5~Th1根 手根管症候群:手の橈側に症状、明け方に強い、 母指球の委縮 手根部掌側叩打痛・放散痛(Tinel徴候),正中領域 Phalen test:手首屈曲位保持で症状増悪 上腕骨外顆骨折:二次的に尺骨神経障害 軟骨無形成症:近位型小肢、脊柱管狭窄、 O脚、骨折(-) 骨形成不全症、Marfan→常・優 骨Paget病:仙骨関節周囲の骨吸収、骨硬化像 骨肉腫:15歳前後,骨幹端部,大腿骨遠位,脛骨近位 骨の悪性腫瘍では最多、Paget病に続発 肺転移が多い、術前化学療法+広範切除術 Ewing肉腫:onion-peel shadow、虫食い状の 境界不明瞭な骨吸収象 腫瘍の骨転移は溶骨型が80%、前立腺癌では骨硬化 骨巨細胞腫:境界明瞭な透明巣 soap bubbled appearance(地図状骨破壊) 骨端から骨幹端部、20~30代 軟骨肉腫:皮質骨を破壊して軟部組織へ発育 内部に斑状石灰化 内軟骨腫:指節骨、中手骨、すりガラス状透瞭像 多発性のものは悪性化 骨軟骨腫:骨端線閉鎖後は増大しない、無痛性 硬膜内髄外腫瘍が65%:神経鞘腫、胸髄レベル クモ膜下腔の閉塞で蛋白細胞解離 胸郭出口症候群:腕神経叢、 鎖骨下動静脈が挟まれる、 【U 精神科】 気質:感情面での先天的な特性 乳幼児ではREM睡眠が5割⇔大人では2~3割 REM中:低振幅高頻度の脳波、睡眠前半には深睡眠 パペッツの情動回路: 海馬-脳弓-乳頭体-視床前核-帯状回 Pick病:滞続言語 ナルコレプシー:睡眠発作、入眠時幻覚 脱力発作(カタプレキシー)、睡眠麻痺(金縛り) 精神刺激薬(覚醒水準↑)、三環系(レム防止) ハロペリドール:ドパミン受容体斜断 抗統合失調症薬 シアナマイド:アセトアルデヒド脱水素酵素を阻害 症状精神病:脳の機能的変化、二次的 全身感染症、内分泌代謝障害、急性中毒、産褥期 言葉のサラダ:高度の滅裂思考 側頭葉てんかんで性格変化 嫉妬妄想←アルコール依存、認知症で 覚醒剤乱用で妄想・幻覚 Wechsler成人知能検査(WAIS):IQの算出 子供に認知療法は難しい→箱庭、遊戯療法 インターフェロン中にうつ症状が出たら中止 うつ病性格:執着気質→熱中、几帳面 メランコリー型:循環気質→明るく快活 秩序志向型 抗精神病薬:統合失調症に、ハロぺリ、リスペリ、 クロルプロマジン、オランザピン せん妄に対して抗精神病薬が第一 炭酸リチウム:躁病の第一 統合失調症:モノアミン神経伝達物質の異常 定型型抗精神病薬は陽性症状に対しては効く 陰性に対しては非定型(リスペリ、オランザ) 精神分析療法は禁忌 Alzheimer型認知症:女性に多い Balint症候群:両側側頭葉・後頭葉、 精神性注視麻痺・視覚失調・視覚性注視障害の3徴 症状精神病:ペラグラ、 SLE(せん妄)、甲状亢進(躁状態) 機能的変化のみで器質変化は伴わない 粘着気質→てんかん 電気痙攣療法:うつ病で希死念慮が持続、 薬物療法に反応しない場合に適応 躁鬱病と統合失調の合併は予後が良い ←循環気質 統合失調→電気痙攣療法 パニック障害→SSRI、三環系+抗不安 解離性障害:健忘、遁走、多重人格 老人の不眠は早朝覚醒 妄想性障害:中年以降、単一の持続する妄想 緊張病症候群:運動面での意思疎通障害、 昏迷・興奮 Asperger:人見知りしない ADHD:脳内ドパミン神経系の機能不全、 全体の2~7%、メチルフェ二デート Gilles de la Tourette症候群:運動性+音声チック ハロペリドール アルコール離脱症候群:痙攣、小動物幻視、 振戦せん妄に対してジアゼパム Liepmann現象:眼球圧迫で検者が暗示するものが 見える ハロぺリ、ジアゼパム、補液+VitB1補給 アルコール幻覚症:意識清明下での幻聴と 著明な不安 Korsakoff症候群:側頭葉の委縮 身体依存:モルヒネ、アルコール、 バルビツール酸系睡眠薬 覚醒剤←抗精神病薬で拮抗 【V 皮膚科】 デスモソーム:有棘細胞間 ⇔ヘミ:基底細胞と基底板の間 顆粒層:顆粒細胞内にケラトヒアリン顆粒 有棘層:有棘細胞、Langerhans細胞 (中にBirbeck顆粒)、 Merkel細胞(触覚受容体)、メラノサイト 基底層:基底細胞 基底~顆粒が6週間、角層で2週、爪母は表皮 角化に関係:トノフィラメント(張原細線維)、 ケラトヒアリン顆粒、デスモゾーム アポクリン腺:毛の生えている周囲に存在、 情緒刺激により発汗 Langerhans細胞:CD1a陽性、CD45陽性(骨髄由来)、 紫外線により減少 フェニルアラニンがチロジナーゼ↓を抑制 →フェニルケトン尿症で色素低下 チロシン→ドーパ→→メラニン メラノサイト:神経提由来 中・長波長紫外線(UVB、UVA)が真皮層に到達 線状皮膚萎縮症:スポーツでの過伸展、 ステロイド外用、急激な体重増加 粘膜疹:扁平苔癬、水痘、梅毒、カンジダ、 口腔粘膜に多い 皮膚掻痒:悪性リンパ、慢性腎不全、 胆汁うっ滞、寄生虫など 丹毒:β連菌の深部感染、顔面の境界明瞭な 浮腫性紅斑、圧痛(+) 膨疹:真皮の浮腫、痒み 真皮メラノサイト由来:青っぽい,太田母斑,蒙古斑 蒙古斑:1歳頃から消え始め5~6歳で完全に消失 cafe au lait斑:表皮基底層の限局性メラニン沈着 ケラトアカントーマ:噴火口状の角化性丘疹、 顔面に多い、自然退縮する 乳房外Paget病:高齢者の腋窩、外陰部、 明瞭な紅斑、湿疹と誤診する スポロトリコーシス:深在性真菌症、 ヨードカリ内服、イトラコナゾール 黒色表皮腫:頚部、腋窩、陰股部の色素沈着、 ザラザラ、胃癌・糖尿病の合併 Sweet病:先行感染後に浸出性多発性紅斑、アフタ、 結膜炎、WBC↑、好中球↑ Behcet病の急性型のような症状,MDS,白血病の合併 Leser-Trelat徴候:老人性疣贅・色素斑が 急速に多発、掻痒、悪性腫瘍合併 Darier徴候:皮疹部を擦ると膨疹を生じる、 肥満細胞腫に特徴的 Kobner徴候:健常皮膚に刺激を与えると 同一皮膚病変 扁平苔癬、尋常性乾癬(活性型vitD3外用) Nikolsky現象:皮疹の擦過で容易にびらん、 天疱瘡 、SSSS、TEN Auspiz:鱗屑除去で点状出血を起こす、乾癬 Tzanck試験:水疱内の細胞診で角質の 融解した細胞を認める 貼布試験:24~48時間後に確認、 剝離後20~30分後に検査する DLSTリンパ球刺激試験:薬剤を患者リンパ球に 添加して増殖能を検討 皮内試験:Ⅰ型アレルギー 伝染性膿痂疹:黄色ブドウ 乳児寄生菌性紅斑:カンジダ感染症 PUVAが有効:乾癬、白斑、掌蹠膿疱症、菌状息肉腫、 アトピー、円形脱毛症 放射線治療:皮膚リンパ管腫、ケロイド 単純性血管腫:色素レーザー(ダイレーザー)が第一、 アトピーの合併症:白内障,網膜剥離,伝染性軟属腫、 Kaposi水痘様発疹(ヘルペス感染による)、 伝染性膿痂疹 乳児脂漏性皮膚炎:生後3~6か月、 皮脂成分の増加による、スキンケアが大事 貨幣状湿疹:下腿伸側に好発 湿疹:表皮細胞間浮腫(海綿状態) 紅皮症:皮膚T細胞リンパ腫、毛孔性紅色粃糠疹、 卸し金様の丘疹 血管性浮腫:膨疹、痒みは強くない、利尿薬は無効 尋常性天疱瘡:裂隙に多数の細胞成分、 デスモグレイン3か1+3、口腔内にもできる 落葉状天疱瘡:弛緩性小水疱、表皮の浅層に限局、 粘膜病変は稀、デスモ1のみ 類天疱瘡:表皮細胞と基底膜の間、 高齢者、内臓癌の合併 掌蹠膿疱症PPP:無菌性、紅斑を伴う、 胸・鎖・肋骨の異常骨化 病巣感染の原因→慢性扁桃炎の合併 壊疽性膿皮症:辺縁の隆起、消化管・血液疾患合併 扁平苔癬:不整形扁平な紅斑、 内部にWickman線条、炎症状角化症 薬剤誘発性、金属、C肝、骨髄移植などで生じる、 基底層の液状変性 乾癬性関節症:強直性脊椎炎、反応性関節炎 tuenover短縮による反応で基底膜が延長、 頭・肘・膝に好発 尋常性狼瘡:結核性、有棘細胞癌の前駆 Gibert薔薇色粃糠疹:母指頭大の紅斑落屑性局面 (ヘラルドパッチ)鱗屑を伴う淡紅色斑が多発、 クリスマスツリー状、若年女性、自然寛解する 成人の魚鱗癬では悪性腫瘍を疑う 局面性類乾癬から菌状息肉腫への移行 光線過敏:最小紅斑量(MED)測定 脂腺母斑:小児の頭頂部、基底細胞癌の合併 色素失調症:X優性、男児は死産、 四肢に紅斑・小水疱 輪状紅斑:リウマチ熱 常・優の皮膚疾患:尋常性魚鱗癬、von hippel、 結節性硬化症 脂漏性角化症:急速だと悪性腫瘍合併を疑う、 表皮内角質嚢腫、乳頭腫症、異型性(-) 基底細胞癌:皮膚癌の約1/2、顔面正中部、 日光に当たる所、遠隔転移は稀、予後良好 有棘細胞癌:物理的要因、淡紅色で表面顆粒状、 日光角化症、色素性乾皮、白板症、Bowen病から 悪臭、早期にリンパ節転移 日光角化症:老人性角化種 Bowen病:表皮内癌、慢性湿疹様、 ヒ素、日光、HPVが誘因、20%に内臓癌合併 ケロイド:ステロイド含有テープ、局注、外用 などの非観血的治療を行う 尋常性毛瘡:髭の細菌性難治性感染症 悪性黒色腫:部分切除は転移を促進するため禁忌 しみだし、衛星病巣 色が濃いほど悪性というものではない 爪床下にできて激痛:グロムス腫瘍、単発 菌状息肉腫:皮膚T細胞悪性リンパ腫、 紅斑期→扁平浸潤期→腫瘍期 表皮内に息肉症細胞、 Pautrier微小膿瘍:リンパ球の集簇 Sezary症候群:皮膚悪リンの一種、掻痒を伴う 紅皮症、脾腫、核が異常分葉したT細胞 (Sezary細胞) 晩発性皮膚ポルフィリン症:遮光、瀉血、禁酒 長期飲酒に伴う ペラグラ:地方病性紅斑、ニコチン酸欠乏、 (胃切除、アルコール中毒、イソニアジド) 皮膚露光部の紅斑、胃腸・神経症状、 カザールの首飾り 慢性円板性エリテマトーデス:鱗屑、 中央部が脱色、凍瘡様の瘢痕形成 皮膚筋炎:多形皮膚委縮(poikilo derma) 網状皮斑(livedo):動脈側での末梢血管循環不全 クリオグロブリン血症、SLE、結節性多発動脈炎 蜂巣炎:深部感染、疎結合織、黄ブ、連鎖、疼痛 壊死性筋膜炎への発展 皮膚腺病:結核性 硬結性紅斑:若年女性の下腿伸側、一部に硬結 結核性(アレルギー反応)、乾酪 単純疱疹:水疱細胞診でウイルス性多核巨細胞 Celsus禿瘡:人畜共通、毛髪脱落、白癬菌 (皮膚糸状菌) 疥癬:STD、夜間に掻痒、硫黄が効く 【W 泌尿器科】 FSH→セルトリ:精細管での精子形成・維持 LH→Leydig:テストステロン分泌 精巣:筋膜の代わりに白膜を持つ、 停留精巣:軸捻転、鼠径ヘルニアの合併 低出生体重児に多い、1~4歳で固定術、 半数以上が生後1年以内に自然下行 精巣上体炎:大腸菌、クラミジア、尿道から逆行性 両側性だと不妊の原因、精巣挙上で疼痛軽減 乏尿:400ml以下、無尿:100ml以下 急性腎皮質壊死:突然の無尿 Fanconi症候群:広範な近位尿細管障害 腎盂腎炎:膿尿、発熱、腹痛、CRP↑、赤沈↑ 膀胱炎:頻尿、排尿痛、 発熱はない 肉眼的血尿:IgA腎症、結石、感染、腫瘍、 シスチン尿症:常劣、 Na-塩基性アミノ酸共輸送体障害 尿路結石の手術適応:腎機能障害、結石が10mm以上、 難治性尿路感染症 急性前立腺炎:高熱、膿尿、 前立腺マッサージは菌血症になるから駄目 PSA:prostate specific antigen、前立腺特異抗原 前立腺生検:経直腸か経会陰 高分化型が3切片以内なら経過観察 前立腺癌:転移があれば抗男性ホルモン療法 三環系抗うつ薬による抗コリン作用 芳香族アミンはβ-グルクロニダーゼにより 分解され膀胱癌の原因 IVP:静脈性尿路造影、DIP:静注腎盂造影 カテーテル留置の合併症:膀胱結石、尿道皮膚瘻、 尿路感染 馬蹄鉄腎:尿管は腎の前面、背屈位で腹痛増強 腎瘻:低K、低Na、多尿 海綿腎:40~60代で発見、両側乳頭にブドウの 房状陰影、結石、感染 嚢胞腎:常優、脳動脈瘤、肝・膵嚢胞、 幼児型は常劣で重症 ポリチスチン1の異常→心血管系の合併症、高血圧 尿管瘤:重複尿管の上方腎盂からのもの (異所開口のやつ)、蛇頭像 尿道下裂:就学前に手術 シュウ酸Ca結石が多い、80% シスチン結石:尿のアルカリ化、D-ペニシラミン 投与で溶けやすくする、X線で淡く映る アセタゾラミド、ステロイド:燐酸塩の析出、 結石の原因 hCG-β↑:絨毛癌、奇形癌、胎児性癌 AFP↑:卵黄嚢腫瘍、奇形癌、胎児性癌 セミノーマ:頻度は最多、腫瘍マーカーに異常なし、 放射線がよく効く 精巣腫瘍:転移があれば化学療法 小児では卵黄嚢腫瘍、奇形腫が多い 膀胱憩室→二段排尿 尿路閉塞解除直後は多尿になる 神経因性膀胱:松傘状、VURを合併 腎動静脈瘻:腎腫瘍、腎損傷、先天性 淋菌:白血球内にグラム陰性双球菌 淋菌性尿道炎:前部尿道の炎症・狭窄 慢性前立腺炎により前立腺結石が促進 肺 骨 肝の順に前立腺癌転移 尿膜管腫瘍:腺癌、膀胱頂部に多い ⇔膀胱癌は膀胱底部に多い 腎杯から尿道までが移行上皮 肉柱:膀胱壁の辺縁不整 前立腺肥大症の第一:α1遮断薬 【X 放射線科】
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二月と言えば 「黒曜石とか雲母が半年を迎えても」より 殺生石、バレンタインデーを考える 「黒曜石とか雲母が半年を迎えても」より バレンタインデーって何ですか? 「黒曜石とか雲母が半年を迎えても」より もういくつ寝るとバレンタインデー 「黒曜石とか雲母が半年を迎えても」より あの人の好みはどんな味? 「黒曜石とか雲母が半年を迎えても」より 貴方は私のマスターだから 「黒曜石とか雲母が半年を迎えても」より 言っておきたいことがある 「黒曜石とか雲母が半年を迎えても」より ビンボー人と、チョコレート 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より 置石のミッション・バレンタインデー 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より 踊らされやすい人々 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より アメジストにあげようと思ったら 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より あなたにあげる私のチョコレート 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より ぱぱとままとソーダのバレンタイン 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より あなたと食べる恋の味 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より 100万ボルトの照れ隠し 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より いつもそばには君がいた 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より 黒曜石の台所 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より がんばれ蛋白石! 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より 黒曜石のバレンタインデー 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より 虎眼石、一生懸命考えた 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より 雲母のバレンタインデー 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より 2月14日、それぞれの風景 63スレ目「黒曜石とか瑪瑙とか蛋白石がバレンタインデーにときめいても」より
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「た、蛋白石っ」 「ご主人様……なんだか……顔、怖いですよ?」 「そ、そ……そんなことはぁ…………蛋白石ぃーっ」 「きゃーっ!」 「うわあぁぁっ!」 なんだなんだなんだぁ!? ……って、夢か。ふぅ……。 新年早々僕はなんて夢見てるんだか。というか初夢かぁ……。 でもそれが、その……蛋白石を襲う夢っていうのは、どうなんだろう。 そりゃまぁ、蛋白石とはそういうことしたいって思うし……うぅ。 「ご、ご主人様っ、大丈夫ですか!?」 と、今一番顔を合わせたくない相手がさっそく来てしまう。あー、大声出さなきゃよかった。 「すごい声でしたよ。もしかして悪い夢でも見ちゃいましたか?」 「う、うん、ちょっとね……は、ははは」 「? どうしてこっち向いてくれないんですか?」 「……ほ、ほっぺたに枕の跡がついてるんだよっ」 蛋白石の顔、まともに見てられない。 やっぱり欲求不満なのかなぁ……。 「ご主人様、あーんしてください♪」 「いいってば。自分で食べるから……」 「えー」 まぁ、なんというか、クリスマスの一件以来、蛋白石とはこんな感じなわけで。 周りの視線も気にしない蛋白石の甘えっぷりには、嬉しいやら恥ずかしいやら。 でも拒めないあたり、僕って意志が弱いね……。 「相変わらずですね……電気石、今日は妾とどこかに出かけましょうか」 「お年玉……おもちゃ、買う♪」 殺生石の視線が、とっても痛い。 って、このままじゃ二人きりに……先の夢以降、もちろん僕は蛋白石がそばにいるだけで妙な気分になってしまう。 今蛋白石と二人きりになったら、自制が効かなくなったりして……駄目だ駄目だ駄目だぁっ! こうなったら無の境地にでも入って……。 そうだ、みんなででかければ問題ないっ。そうだ、そうし……。 「それじゃあ、今日はご主人様とお留守番してるね」 ……あーあ。 「……おみやげ、いる?」 殺生石と電気石、本当に出かけてしまった……。 「ご主人様ー♪」 で、ここは僕の部屋。 蛋白石はというと腕に抱きついてくる始末。うぅ、胸が当たる。 「た、蛋白石、留守番って言っても別に僕たちだって出かけたっていいんだよ?」 「いいえっ、今日はご主人様と二人っきりになりたいです。えへへ」 ……こんな風に言われたら、断れないよ。 でもさすがに離れてもらわないとやはり変な気分になってしまう。 さて、どうするか。 「……あ、そうだっ。ちょっと整理しないといけない物があるんだった」 「お手伝いしますよ?」 「学校の課題だから、僕だけでじゅうぶ……う」 蛋白石がしょんぼりと……そっか、こんなに甘えん坊だったんだ。 これじゃあ無下に突き放せないよ。 「……じゃあ、手伝ってもらうかな」 「はいっ。任せて下さい♪」 とまぁ、結局こうなるのか。 うぅ、無の境地無の境地……。 「そういえばご主人様は学校で何の勉強してるんですか?」 「ん、動物のことだけど」 「犬とか猫とか、ですか?」 「いや、いちおう動物全般」 「わぁ。ご主人様、すごいですねーっ」 謙遜気味に言ってみたものの、こうして素直に感動されるのは嫌な気分ではない。 「だからご主人様の部屋って、難しそうな動物の本が置いてあるんですねー」 「慣れればそんなに難しくないよ。あ、そうだ、そこの本棚にある赤い本取ってくれないかな?」 「はーいっ。えっと、赤いのは……」 僕から離れ、本棚の前で本を探す蛋白石。 さて、自分から言いだしたことだし、真面目に課題を……。 「これですねぇ。んしょ……あれ?」 えーと、確かこれとこれと……あぁ、これもか。 「んー……よしっ」 じゃあ本はこれだけじゃないか。他のも用意しないと……。 「ねぇ蛋白石、そこのピンク色の本も取って」 「はいっ……とりゃあっ!」 ……とりゃあぁ? 「あうっ、あわわわっ!」 「ねぇ蛋白石、さっきから何……うわあぁぁ!?」 振り返ってみると、手近にあったいくつかの本で作った足場から足を滑らしていた。 きっと身長が足りなかったんだろうなぁ……って、のんきに考えてる暇じゃない!! 「危なぐあっ!」 「ひゃうっ」 蛋白石が頭をぶつける寸前のところで抱き抱える。 ……つもりだったんだけど、タイミングを間違えて身体が蛋白石の下敷きに……。 「いたた……ご、ご主人様っ、ごめんなさい!」 ……これ、蛋白石の胸かな。顔に当たってるの。 うん、そうだね。いつも腕に当ててくる胸の柔らかさだよ、これ。 暖かいし柔らかいし……ってぇ!! 「とと、トイレ!!」 「えっ、ごしゅじ……ひゃうっ」 蛋白石には悪いけど、払い除けてトイレへと全速力。 そりゃあもういろいろ用事がありますとも……うぅ、情けない。 「ごめんなさいっ、また私ドジしちゃって……」 「ううん、気にしてないから。そんな深々と頭下げなくていいんだよ」 むしろ謝らなきゃならないのは僕も一緒だし……細かくは言わないけど。 「……えへへ、ご主人様はやっぱり優しいですね」 と、僕に抱きついてくる。胸がまた当たる。 ……さっきから蛋白石の胸ばかりに意識が集中してしまうよ。 「と、とにかくっ、早く課題をすまさないと。蛋白石、お茶淹れてきてくれない?」 「はいっ、任せて下さい♪」 僕から離れ、台所へと向かう蛋白石。 その後ろ姿を見送る……ふぅ。 「……柔らかいなぁ、やっぱり」 結局、一日中蛋白石の胸ばかりが頭に浮かんで悶々と過ごす羽目になってしまった。 あぁ……情けない。課題もちゃんと進まなかったし。
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蛋白「金剛石、何やってるの?」 金「トレーニングですわ。98、99…100」 蛋白「うわあ、疲れそう…」 金「体が引き締まりますわよ。…胸とか」 蛋白「うっ!?」 金「放っとくと垂れてくるんですってね…ああ、独り言だから気になさらないでね」 蛋白「ううっ…!」 雲母「…何やってんの?」 蛋白「…トレーニング…なな、はち…あうー」
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今日はホワイトデー。財布の中身が苦しくなる日。 僕はそんな日に、蛋白石と人気のない公園にやってきた、もちろん明確な理由があって。 「はい、バレンタインデーのお返し」 そう言って、蛋白石に買ってきたお返しを渡す。 包装されていて中身は分からないだろうが、蛋白石に似合うかなと思って買ってきたネックレスだ。 まぁ、ちょっと高い買い物にはなったけど、これぐらいは当然……。 「……あの、ご主人様。私……」 でも、お返しを渡された蛋白石は浮かない顔をしている。 予想していた反応ではあるけど……まぁ、覚悟の上で渡すことにしたわけで。 「えっと、渡す前に全部食べちゃったの、まだ気にしてる?」 「あう……うぅ」 言葉通りだ。 蛋白石は、僕に渡すために買ってきたというチョコレートを、渡す前に全部食べてしまった。 十四日の夜、そのことを土下座で謝っていた姿が、今でも脳裏に焼きついている。 あのあと蛋白石を落ち着かせるのはかなり苦労したっけ……。 だからその話題にはなるべく触れないようにしていたけど、ここ一ヶ月、ずっと引きずっているのは顔色を見て分かっていた。 「ごめんなさい、やっぱりもらえません。ちゃんと渡せてないから……」 「でも……」 「お姉様や殺生石はきちんと渡せました。だからお返しを受けて当然です。だけど……」 やっぱり触れない方がよかったのかな……。 でも、やっぱり渡したい。あのとき僕は嬉しかったから。 「でも、蛋白石だって渡そうとしてくれたよ。僕はその気持ちだけでも充分嬉しいから」 「ご主人様……でも、やっぱりダメですよ」 食べものに関することは譲らない蛋白石だけど、こういうときはとてもしおらしくて、遠慮がち。 こういう姿を見ていると、やっぱり蛋白石も乙女なんだなぁって改めて思う。 でも……。 「そっか……それじゃあ、これはお返しじゃないってことで」 どうしても、蛋白石に渡したい。そんな意地が、口を動かしたのかもしれない。 なるべく平静を装う。こういうこと口にするのは、正直得意じゃないから。 「え?」 「だって、男はお返しだけじゃ面白くないよ。だからこれは、僕の気持ちということで、ね?」 あぁ、身体が少し震えてるよ。 昔から歯が浮くような台詞って苦手なんだよなぁ……。 「それじゃあ……何かお返しを……」 「お返しは、僕のご飯を食べて美味しいって言ってもらえれば充分だよ。あと、これを身につけていてくれれば……」 包装された箱を、蛋白石に手渡す。 ちょっと強引かも知れないけど……。 「……来年は、必ずチョコレート……ううん、十倍返ししますから」 やっと笑顔を浮かべてくれる蛋白石。 少しは、立ち直ってくれたかな。 「十倍かぁ……うん。待ってるよ」 「はいっ」 僕が手渡したその箱を、大事そうに胸に抱く蛋白石。 ……あぁ、なんだか久々に見たな。こんな明るい笑顔。 「ご主人様って、いざというときは強引なんですね」 「っ。ご、誤解されるような言い方しないでよぉ」 「えへへ。でも、大好きですよ。そういうご主人様も」 「うぅ……」 結局、最後は蛋白石に顔を赤くさせられる僕だったり。
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アーテミス アカナ アズミラ アニモンダ アボダーム イノーバ ウェナー エボ オーブンベークドトラディション オリジン カリフォルニアナチュラル カルマ アーテミス 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 スモールブリードパピー ○ - - 372kcal 28% 17% 3% ○ ○ - ○ - 使用 スモールブリードアダルト - ○ - 368kcal 25% 15% 3% ○ ○ - ○ - 使用 スモールブリードシニア - - ○ 346kcal 22% 12% 3% ○ ○ - ○ - 使用 アカナ 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 パピースモールブリード ○ - - 445kcal 33% 20% 2.5% ○ - - ○ - 使用 アダルトスモールブリード - ○ - 415kcal 33% 17% 2.5% ○ - - ○ - 使用 アダルトドッグ - ○ - 405kcal 29% 16% 3% ○ - - ○ - 使用 ラム&アップル - ○ ○ 395kcal 27% 15% 3% - - ○ - - 不使用 ワイルドプレイリードッグ ○ ○ ○ 373kcal 33% 17% 3.5% ○ - - ○ - 不使用 パシフィカドッグ ○ ○ ○ 375kcal 33% 18% 3% - - - ○ - 不使用 グラスランドドッグ ○ ○ ○ 375kcal 32% 18% 3.5% - - ○ ○ - 不使用 シニアドッグ - - ○ 385kcal 33% 14% 5% ○ - - ○ - 使用 アズミラ 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 クラシックドッグフォーミュラ ○ ○ ○ 308kcal 22% 8% 5% - - - ○ ○ 使用 ライフスタイルドッグフォーミュラ ○ ○ ○ 308kcal 22% 8% 8% - - ○ ○ - 使用 アニモンダ 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 ジュニア ○ - - 388kcal 30% 20% 4.5% ○ - - ○ - 使用 アダルト - ○ - 359kcal 25% 14% 4.5% ○ - - ○ - 使用 シニア - - ○ 364kcal 24% 14% 3.5% ○ - - ○ - 使用 アボダーム 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 パピー ○ - - 372kcal 26% 16% 4% ○ - - ○ - 使用 プラス - ○ - 352kcal 20% 10% 4% ○ - - ○ - 使用 ラムミール&ライス - ○ ○ 341kcal 21% 11% 3% ○ - ○ - - 使用 オリジナル ○ ○ ○ 344kcal 8% 4% 6% ○ - - ○ - 使用 シニア - - ○ 315kcal 20% 10% 6% ○ - - ○ - 使用 イノーバ 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 パピー ○ - - 380kcal 28% 16% 2.5% ○ ○ - ○ - 使用 アダルト - ○ - 369kcal 24% 14% 2.5% ○ ○ - ○ - 使用 シニア - - ○ 333kcal 18% 8% 5.5% ○ ○ - ○ - 使用 シニアプラス - - ○ 349kcal 24% 10% 5.5% ○ ○ - ○ - 使用 ウェナー 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 パピー ○ - - 368kcal 27% 14% 5% - - - - ○ 使用 アダルト - ○ ○ 331kcal 22% 12% 5% - - - - ○ 使用 ベジタリアン - ○ ○ 316kcal 22% 12% 9% - - - - - 使用 エボ 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 エボ ○ ○ - 424kcal 42% 22% 2.5% ○ ○ - ○ - 不使用 エボRM ○ ○ - 437kcal 42% 22% 2.5% - - ○ - ○ 不使用 エボフィッシュ ○ ○ ○ 382kcal 42% 18% 3% - - - ○ - 不使用 エボシニア - - ○ 408kcal 42% 16% 4% ○ ○ - - - 不使用 オーブンベークドトラディション 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 パピー ○ - - 382kcal 26% 15% 5% ○ - ○ ○ - 使用 アダルト - ○ ○ 352kcal 22% 12% 6% ○ - ○ ○ - 使用 ラム&ブラウンライス ○ ○ ○ 352kcal 22% 12% 6% - - ○ ○ - 使用 フィッシュ ○ ○ ○ 352kcal 22% 12% 6% - - - ○ - 使用 シニア&ウェイトコントロール - - ○ 318kcal 20% 8% 6% ○ - - ○ - 使用 オリジン 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 パピー ○ - - 415kcal 40% 20% 3% ○ ○ - ○ - 不使用 アダルト ○ ○ ○ 390kcal 38% 17% 3% ○ ○ - ○ - 不使用 6フィッシュ ○ ○ ○ 401kcal 38% 17% 3% - - - ○ - 不使用 レジオナルレッド ○ ○ ○ 401kcal 38% 17% 3% - - ○ ○ ○ 不使用 シニア - - ○ 340kcal 38% 15% 5% ○ ○ - ○ - 不使用 カリフォルニアナチュラル 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 パピー(ラム&ライス) ○ - - 349kcal 21% 7% 2% - - ○ - - 使用 アダルト(ラム&ライス - ○ - 399kcal 21% 11% 2% - - ○ - - 使用 フィッシュ&ポテト ○ ○ ○ 348kcal 21% 11% 3.7% - - - ○ - 使用 ローファット(ラム&ライス) - - ○ 349kcal 21% 7% 2% - - ○ - - 使用 カルマ 商品名 対応年齢 カロリー 蛋白質 粗脂肪 粗繊維 主タンパク源 穀物 子犬 成犬 老犬 鶏 七 羊 魚 他 カルマ ○ ○ ○ 338kcal 20% 8% 3.5% ○ - - - - 使用
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「庭掃除の手伝い?」 部屋で寝る準備をしている最中、蛋白石がそんなことを頼みに来た。 「はいっ。あたりめのおばあちゃんの庭広いから、お手伝いするんですよー」 「おばあちゃんって、確か前にするめくれた?」 「そうですよー。一人暮らしで家事が滞りがちだから、時間のあるときにお手伝いしてるんです」 「そうなんだ……って、あまり世間と関わらないようにって言ってるのに……」 まぁ、困っている人の手伝いだから大目に見よう。 しかし蛋白石が困った人の手助けかぁ。なんというか、蛋白石らしい心がけだね。 「まぁ、そういうことなら喜んで手伝うけど」 「ありがとうございますー。殺生石と違ってご主人様は優しいですね♪」 殺生石が庭掃除なんて、少し想像できないかも。というか絶対やらないね。 「で、手伝いは僕と蛋白石だけ?」 「お姉様は約束があるからいけないって言ってましたから、代わりに金ちゃんと黒曜石ちゃん誘いました」 「金ちゃん……あぁ、金剛石ちゃんか」 金ちゃんって呼び方、嫌がらないのだろうか……。 しかし僕含めて四人か。四人がかりで掃除するほどの庭ってどれぐらいの広さなの? ……なんか、後先考えずに了承したのを少し後悔しそうだ。 でも前言撤回なんてしない。できるわけがない。 「えへへ、ありがとうございます♪」 こんな笑顔を浮かべる蛋白石のお願いを、断れるはずがないんだから。 というわけで掃除当日。 「蛋白石がいつもお世話になってます」 目の前にいる小柄なおばあさん。蛋白石はあたりめのおばあちゃんって呼んでた人だ。 いいのかな、その呼び方……。 「こちらこそ、いつも家のことやってもらって助かっていますから」 「えへへー」 おばあさんの笑顔を見て、蛋白石も嬉しそうに笑う。 「それにしても広い庭ですね。私たちだけで大丈夫でしょうか」 と、不安げな黒曜石ちゃん。 でもその横に立つ金剛石ちゃんはいたって元気だ。 「大丈夫だ……ですよ、みんなで修行だと思ってちゃっちゃとやれば終わ……終わりますっ」 ……何なんだろう、この変わった言葉遣いは。 「あ、変な口調とか思ってますねーっ、酷いですよ!」 「え、あぁごめん。でもわざわざ言い直してる感じなのが……ね」 「うっ……これは、おしとやかにするための修行です!」 ……きっと、苦労してるんだろうなぁ。 「おばあちゃん、どのへんを掃除すればいいんですか?」 「そこのほうきで落ち葉や枯れ枝を集めてくれれば、それでいいですよ。私はいつもの用意しておきますからね」 「はーいっ、それじゃあ頑張ろうねっ、ご主人様♪」 「あっ、た、蛋白石っ!」 宝石乙女のことを知らない人の手前、ご主人様なんて呼ばれたらどんな目で見られるか……。 「慌てなくても大丈夫、貴方のことは蛋白石ちゃんからたくさん聞いてますから」 「え、あ、あぁー、そうですか……あはは」 ……後できつく言っておこう。 ほうき片手に、あたりの落ち葉を四人で集める。 「金ちゃーん、こっちにいっぱいあるよー」 「金ちゃん呼ぶなーっ」 ……金剛石ちゃんはどうもおしとやかにはほど遠そうだ。 「どうかしましたか?」 笑顔を浮かべて、黒曜石ちゃんがかたわらに立つ。 「ん、なんだかあの二人楽しそうだなぁって」 「金剛石ちゃん、口では嫌がっていますけど、本当は蛋白石ちゃんのこと好きですから」 そう……なのかなぁ、なんかそう見えない気もする。 「蛋白石ちゃん、楽しそうですね」 「いつもあんな感じだけどね。ずっとニコニコしてて、幸せそうだよ」 いつも幸せそうな蛋白石。 嫌なことなんて一つもないような、無邪気な笑顔を浮かべる彼女。 でも本当は寂しがっている。口では幸せそうと言っているけど、本当は……。 『……あの頃に戻りたいって、考えちゃったんです』 あのときの言葉が、ずっと頭に焼きついている。 「あの、どうしました?」 「ん、あぁごめんね。早く掃除をしないと……」 「いえ、おばあさんが呼んでいましたよ。話があるみたいです」 「おばあさんが……?」 「ごめんなさいね、いきなり呼び出したりして」 「いえ、かまいませんよ。それより用事ですか?」 「はい、少し……こちらにどうぞ」 縁側に腰を下ろしているおばあさん。 どうしたのだろう……とりあえず、おばあさんの隣に座る。 蛋白石たちの声が遠くから聞こえてくる。 楽しそうな笑い声。でもやっぱり金剛石ちゃんは怒ってるよなぁ。 「楽しそうですね」 「はい。いつもあんな感じで笑ってますけど」 「そうですか」 なんとなく、このおばあさんには子供がいないのではと、考えてしまう。 蛋白石たちのいる方を、まるで母親のような目で見つめているから。 「世界一優しいご主人様。あの子が貴方のことを話してくれるとき、必ずそう言うんです」 「そ、そんな恥ずかしい呼び方を……」 「あの子にとって、それは最上の好意の言葉ですよ。もっと光栄に思わないと」 そう言われても、恥ずかしいものは恥ずかしい。あとできつく言っておかないと……。 「私が生まれるずっと昔から、あの子は苦痛に苛まれてきたのですから」 「え……?」 驚きが二つ。 蛋白石が苦痛に苛まれていたということ。おばあさんが蛋白石が人間ではないと知っていること。 「蛋白石ちゃんが話してくれたんです。そのときはとても暗い顔をしていました」 「もしかして、気づかないうちに僕が何か……」 「いいえ。ただ、とても寂しがっていました」 ……あのときの言葉が頭に響く。 「貴方には自分からどうしても話せないから、私に打ち明けたそうです……あの子は、昔とてもひどい扱いを受けていたと」 僕が思い浮かべていた蛋白石のイメージが、崩れていくような……。 「このままでは、貴方は知らないままでいてしまうでしょう。だから、せめて私の口から伝えておかなければと思って」 ……あのときの言葉が、頭に響く。 ……あのときの顔が、脳裏に浮かぶ。 蛋白石が、今こうして笑顔でいられること。 「今日はみんなご苦労様。本当にありがとう」 その笑顔を浮かべられることが、どれだけ幸せか。 「いつもありがとうございますっ、おばあちゃん」 「今度何かあったら、私たちも呼んで下さいね」 「するめ美味しいーっ。ありがと、おばあちゃんっ」 ご主人様、その言葉が彼女にとってどれだけ重みのある言葉なのか。 「ご主人様っ、ちゃんとご挨拶しましょうよー」 あのとき伝えられなかった、あまりにも大きな思い。 僕が、蛋白石を本当に幸せにしてあげたい……そう思うなら、これを伝えなければならない。 「ご主人様ーっ」 「え、あぁごめん。で、何?」 僕は、どう思ってる? 蛋白石の笑顔を、守ってあげたい? 蛋白石の幸せを、守ってあげたい? 「ちゃーんと、おばあちゃんにご挨拶っ」 生半可な気持ちではいけない。彼女をずっと幸せにしてあげたいのなら、僕は……。 『あの子にとって、貴方の優しさがどれだけ救いだったか。それを知っておいて欲しいのです』 その答えを、もらったような気がする。 「そ、そうだね。おばあさん、今日はありがとうございました」 「こちらこそ、どうもありがとうございます。大したおもてなしもできず、すみません」 僕がやるべきこと……彼女に、信じてもらうこと。 絶対に、不安にさせないこと。 ……伝えよう、あの大きな思いを。そして、大きな信頼を……。 僕も、おばあさんも、みんなも……蛋白石が大切なのだから。 「それじゃあ、また」 「はい。皆さん気をつけて」 黒曜石ちゃんたちとは別方向の帰り道。 蛋白石の手を、軽く握る。 「? ご主人様?」 「きょ、今日は寒いからさ……」 「そうですか? でもご主人様が寒いんだったら、もっとぎゅーってしますよー?」 この笑顔を、永遠にしてあげたい。 それが僕にできるなら……。 「それはちょっと恥ずかしいよ。だから手だけ」 「えへへ、そうですかぁ。じゃあもっとぎゅってしましょう」 互いの手に、少しだけ力がこもる。