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訓練施設【9層】MAD出現地点 MAD出現地点のアルファベットの色は「赤」がシンボルあり(確定出現)、「黒」はシンボル無し(お供としてランダム出現) MAD出現地点の「!」はイベント戦闘やクエスト討伐MADの配置地点 ドロップは上部が通常ドロップ&オーバーキルドロップ、下部がレアドロップ(!地点での巨大MADは上から通常ドロップ、レアドロップ、オーバーキルドロップ) 納品クエストの部分はドロップアイテムがクエストで必要な場合にクエスト名と必要数を記載(通常&オーバーキルドロップが対象) リムP解除の部分はドロップアイテムが他の部屋に進む為のリムーバルポイント解除に必要な場合に使用する場所と必要数を記載(通常&オーバーキルドロップが対象) 再出現しなくなるバグで特定地点にシンボル自体が全く出現しない場合もあります。その場合はセーブ&ロードや、マップに入り直せば出現するようになる可能性があるので試しましょう 地点ごとに何度も戦闘して確認はしていますが、出現確率が非常に低いMADもいるので、記載してないアルファベット地点にも出現する可能性もありますがご了承ください。 クリア後 ▲ 出現MAD MAD名 出現地点 外見 ドロップ 納品クエスト 討伐クエスト リムP除去 ロア・レザール A、B、D トカゲ 王の尻尾赤色の幻石 無し 無し 最初の部屋左王の尻尾×8【12層】最初の部屋右赤色の幻石×4 ハマドリュア A、B、D 花 エターナルリーフ土色の結晶 無し 無し 最初の部屋右8個 クイーンイグレ A、B、C、D ヘビ 小王の猛毒青色の幻石 無し 無し 右の部屋左小王の猛毒×8【12層】最初の部屋左青色の幻石×4 プシュケー A、C、D ガ 黄金のストロー緑色の幻石 無し 無し 左の部屋右黄金のストロー×8【12層】右の部屋左緑色の幻石×4 ヨルムンガンド B、C、D ヘビ人間 リーゼヘルツ赤色の幻石 無し 無し 右の部屋下リーゼヘルツ×2右の部屋上リーゼヘルツ×2【12層】最初の部屋右赤色の幻石×4 ラフレシア B、C、D 花人間 紅蓮の花弁青色の幻石 無し 無し 左の部屋下紅蓮の花弁×2左の部屋上紅蓮の花弁×2【12層】最初の部屋左青色の幻石×4 エニグマ D 剣士 アクシオン赤色の幻石 無し 無し 中央の部屋上アクシオン×3【12層】最初の部屋右赤色の幻石×4 虚神アレス ! 巨大MAD NEXTキー08ダマスクスアポカリプスAG 無し 無し 大部屋奥NEXTキー08×1 名前 コメント
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. 【作品名】銀河の破壊者 【名前】スター・イーター 【属性】宇宙船 【大きさ】具体的な大きさは不明だが。宇宙船としては大型らしいので百m以上はある。 【攻撃力】最低でも、船体を中心とした半径数光年(恒星を4つ飲み込む範囲) の空間を消滅させることができる。 発動は即時、スイッチを押せば発動する。 【防御力】虚空間(空間消滅によって発生した『空間すら存在しない虚無』)を 常時船体にまとわせているので攻撃無効。 空間すら存在しない虚無なので威力がどれだけ高くても空間を伝わる攻撃は通用しない。 空間を絶えず創造することで空間の圧力を生み出し、 敵の攻撃や宇宙船を何光年も弾き飛ばすこともできる。 【素早さ】少なくとも光速の数千倍で移動できる。反応は人並み。 【特殊能力】空間の消滅、創造を自在に行う。 【長所】攻防の質が高い。 【短所】反応が遅い。 26スレ目 315 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/16(火) 20 23 28 ID Y7bu6GE9 スターイーター考察 空間経由の攻撃じゃないと効かないものとする ×憐 無理かな? △孫悟空 勝ちようが無いが負けない? ×キーパー 無理かな ×リヴァイアサン エーテル次元から攻撃してくるし無理 ○牛魔王 勝てる ○ナイトウォッチ ヌル爆雷とかにも耐えるだろう 勝ち ×彼 反応負けしてるし無理 ×パオロン 超空間経由してくるし負けだろう ○*2ゼゴウ古代銀河怪物の首 負けないし勝てるか ×BH内の生命体 空間経由じゃないだろこれ 負け ○*7虚神騎士~ジェネシック・ガオガイガー 攻撃効かないし半径数光年ぶっとばして勝ち 突っ込みよろ 322 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/16(火) 22 27 07 ID 9rhkzgaw 315 ナイトウォッチはヌル爆雷の空間破壊とか超重力が効かないと思ったら、 相手を異世界に吹っ飛ばすんじゃないの? スター・イーターには世界間移動能力ないから戻って来れないと思うけど。 スターイーター動き出すまでに何億回って攻撃する猶予があるだろうし。 324 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/16(火) 22 36 32 ID Y7bu6GE9 322 じゃあ負けで .
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パック 魔轟神復活!!(P)10 BEFORE:反撃のジャスティス!!(P)10 NEXT 混沌の覇者!!(P)10 ※メニュー→編集で開きコピーする ※カード名記入とレアリティの確認。 ※デッキ用はこちら。→デッキページ用コピーテンプレ 注意:カードの名前の表記は、空欄は半角。英数記号は全角になります。50音順。 注意:必要無くなったら各説明文は削除 条件 解説 主なカード ※OCGの同名パックとの差分を発見した場合は、消さずに最下段に貼っておいて下さい。 ※レアリティ未チェック・レアリティ無表記のカードはノーマル 通常モンスター(0種) 効果モンスター(35種) アーミー・ジェネクス(スーパー) A・O・J アンリミッター A・O・J リバース・ブレイク(レア) 究極恐獣(スーパー) カードガンナー(スーパー) ゴブリンゾンビ ジェネクス・ブラスト 漆黒の豹戦士パンサーウォリアー ジュラック・ティラヌス(スーパー) ジュラック・ヴェロー(レア) ジュラック・プロトプス ジュラック・モノロフ ダーク・ネクロフィア(ウルトラ) D・ラジカッセン(レア) 夜薔薇の騎士(スーパー) ナチュル・アントジョー ナチュル・コスモスビート ナチュル・スパイダーファング ナチュル・ローズウィップ(レア) ハイパー・シンクロン 氷結界の修験者 氷結界の風水師 ヘル・ドラゴン 魔轟神ガルバス(レア) 魔轟神クシャノ 魔轟神グリムロ(スーパー) 魔轟神ルリー 霞の谷の巨神鳥(レア) 霞の谷のファルコン モンタージュ・ドラゴン(スーパー) リサイクル・ジェネクス ワーム・オペラ(レア) ワーム・クイーン(スーパー) ワーム・プリンス ワーム・ルクイエ エクストラ(5種) 融合モンスター(0種) 儀式モンスター(0種) シンクロモンスター(5種) ウィンドファーム・ジェネクス(ウルトラ) ジュラック・ギガノト(ウルトラ) ナチュル・ガオドレイク(スーパー) 魔轟神ヴァルキュルス(ウルトラ) 霞の谷の雷神鬼(ウルトラ) 魔法(6種) 打ち出の小槌 死のマジック・ボックス 大進化薬 デーモンの斧(レア) 薔薇の刻印(スーパー) ハンマーシュート(レア) 罠(4種) アイヴィ・シャックル 落とし穴(レア) カウンターパンチ プライドの咆哮(レア) ※OCGの同名パックとの差分 通常モンスター(00種) 効果モンスター(00種) エクストラ(00種) 魔法(00種) 罠(00種)
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《キスメ》 No.670 Character <第九弾> GRAZE(2)/NODE(2)/COST(1) 種族:妖怪 速攻 (自動α): 〔あなたの場の裏向きのカード全て〕は相手プレイヤーのカードの効果の対象にならない。 (自動α): 〔あなたの場の裏向きのキャラクター全て〕は「戦闘修正+1/+1」を得る。 攻撃力(3)/耐久力(1) 「ん、そろそろこっちに気づくわね」 Illustration:まき コメント キスメ/5弾のリメイクカード。 プレイ1ドローを失った代わりに、より怪奇「釣瓶落としの怪」に特化した仕様に変更された。 裏向きキャラクター全てがパンプアップするので怪奇「釣瓶落としの怪」だけでなく、神鬼「レミリアストーカー」や幻想の四季、兎符「因幡の素兎」、蝶符「バタフライストーム」など、相性の良いカードは枚挙に暇がない。 また、裏向きのカードが相手のカードの効果の対象にもならなくなるので、封獣 ぬえ/PRや黒魔「イベントホライズン」への対策も同時に兼ねる。非キャラクターの裏向きカードも守るため、意外と幅広い防御性能を持つ。 複数枚場に出した場合、その枚数分だけ戦闘修正が重複する(2枚なら+2、3枚なら+3)。 裏向きキャラを守ってくれるが、自分自身の除去耐性は全くないことに注意。単なる全体除去であれば問題ないが、ナマズ「液状化現象で大地も泥のようじゃ!」は、このカードが除去されたあとで裏向きカードが一網打尽にされてしまう天敵。他にも不意打ちなどで簡単に退場してしまうので、過信は禁物。 釣瓶「ウェルディストラクター」や釣瓶「飛んで井の中」の術者としては、よりノードの低いキスメ/5弾の方が優秀だろう。使い分けが大事なキャラクターである。 収録 第九弾 Optimal Starter スターターデッキ地 関連 「キスメ」 キスメ/5弾 キスメ/9弾 キスメ/12弾 キスメ/16弾 キスメ/18弾 術者が「キスメ」であるスペルカード 怪奇「釣瓶落としの怪」 釣瓶「ウェルディストラクター」 釣瓶「飛んで井の中」 「キスメ」を参照するカード 怪奇「釣瓶落としの怪」 釣瓶「ウェルディストラクター」
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早(はや)すぎた埋葬(まいそう):Premature Burial 装備魔法(2010年3月現在 禁止カード) 800ライフポイントを払う。 自分の墓地からモンスターカードを1体選択して攻撃表示で フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。 このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。 解説 ハリケーンや氷結界の龍 ブリューナクの効果などを使うことで再利用が可能。 それらの効果は破壊でなくバウンスなので、装備モンスターは破壊されず完全蘇生される。 また、もしも制限から復帰すれば霞の谷のファルコンや霞の谷の雷神鬼のモンスター効果で手軽に再利用できてしまう。 関連カード ハリケーン ゲーム別収録パック No.70828912 DS2010パック:パック:-(P)10 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2009パック:パック:-(P)09:閃光の波動(SD):守護神の砦(SD):魔法使いの裁き(SD):海竜神の怒り(SD):灼熱の大地(SD):ドラゴンの力(SD) PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 DS2008パック:パック:心の中の正義(P)08:閃光の波動(SD):守護神の砦(SD):魔法使いの裁き(SD):海竜神の怒り(SD):灼熱の大地(SD):ドラゴンの力(SD) PSPTF3パック:パック:-(P)TF3 DS2007パック:パック:-(P)07:-(P)07 DS SSパック:パック:-(P)SS DS NTパック:パック:-(P)NT PSPTF2パック:パック:-(P)TF2 PSPTF1パック:パック:-(P)TF1 PS2TFEパック:パック:-(P)TFE OCGパック:パック:Curse of Anubis -アヌビスの呪い-(OCG):STARTER DECK2007(SD):STARTER DECK2007(SD):閃光の波動(SD):守護神の砦(SD):魔法使いの裁き(SD):海竜神の怒り(SD):灼熱の大地(SD):ドラゴンの力(SD)
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. 【共通設定・世界観】 通常の四次元(縦・横・奥行き・時間)にエーテルの次元軸が存在する、五次元時空で構成されている世界。 (エーテルの次元軸は下にしか存在せず、海のような物であると考えられる。) 通常空間は基準界面と呼ばれ、 基準海面上では光速である秒速30万キロを越える事は出来ないが、 基準界面下のエーテル次元では秒速30万キロを超える速度を出すことが可能である。 要するに、通常空間で超光速を出す事は出来ない。 【作品名】タツモリ家の食卓 【名前】リヴァイアサン 【属性】エーテル渦動生命体 【大きさ】1000億KM 参考 太陽の直径:約140万km 冥王星~太陽間の最長距離:73億km 光の速度で端から端まで行くのに:4日 【攻撃力】エーテル次元で普通に移動しただけで重力震が引き起こる。 重力震の破壊範囲はおそらく半径数光年程度。 その範囲内の天体(恒星含む)が簡単に破壊される。 (攻撃意図を持たず普通に移動しただけでダイソン球が1000個破壊されたので 最低でもこれくらいの範囲&威力はあると思われる) 体の先端から空間衝角を伸ばし、直径5光日の重力子の網を空間ごと切り裂いた。 防御力欄の重力の檻を力ずくでブチ破った。 662 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 18 27 17 ID 6vhsVInm 【防御力】恒星を破壊できるキーパーの重力攻撃を多数くらっても即死しなかった。 超重力の檻に閉じ込められ、引き伸ばされ、ねじられ、圧縮されても死なず そこから力ずくで脱出した。 超重力の檻というのは「あらゆる時空間から隔離され、光さえも抜けることのできない」 という説明があるのでおそらくブラックホールのこと。 それもシュバルツシルト半径がリヴァイアサンの体よりでかい超巨大なもの。 【素早さ】エーテル次元での移動は光速の5億倍 通常空間では限りなく光速に近い。 知覚速度が超光速なのは確定だが、どの程度の倍率か不明。 おそらくハイパーウェーブを知覚手段にしていると思われる。 (ハイパーウェーブの伝播速度は光速の500億倍、これは銀河を1秒で横断する速度) 反応速度はそれ以上に不明なので常人並み? 【特殊能力】深エーテルというある種の異次元に瞬時に移動できる。 通常空間からエーテル次元に攻撃する術は無い。 エーテル次元から通常空間は一方的に攻撃可能。 ただしキーパーは基準界面にあらわれる重力波の痕跡から 逃走するリヴァイアサンの位置と行き先を通常空間から把握できた。 【長所】攻撃力も攻撃範囲も強力 【短所】およそ5Pで死んだ 【備考】ダイソン球については↓あたりを参照。 ttp //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3%E7%90%83 同作者のフリードマン・シェルもダイソン球の一種。 参考 【作品名】タツモリ家の食卓 【名前】キーパーの神経単位のごく一部*900体 【属性】ステラーフォーミングシステム 【大きさ】一個の直径は12000KM 【攻撃力】一体ずつの攻撃力は不明だが少なく見積もっても 900体いれば恒星を超新星爆発させられる。 またその超新星爆発で太陽系ごと焼却しようとした 【防御力】不明、大きさ相応? 【素早さ】エーテル次元での移動は 光速の5億倍のリヴァイアサンに追いつける程度。 知覚速度が超光速なのは確定だが、どの程度の倍率か不明。 反応速度はそれ以上に不明なので常人並み? 通常次元では光速以下のはず 【特殊能力】深エーテルというある種の異次元に 複数体で重力リング作り出すことで移動することが出来る 瞬時に光世紀単位での移動が可能 【戦法】 とりあえず重力リング作って数体を逃がす それから超新星爆発で太陽系ごと消す 【備考】 キーパーは天の川銀河を管理してるシステムでそのごく一部だけでエントリー キーパーは一個の意思で統率されてるみたいなのでまとめて参戦させてみた、 だめなら参戦とりやめにしとく 23スレ目 305 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 16 11 02 ID akSErjAm リヴァイアサン 再考察 全長1000億KMになったので大概のキャラが攻撃する前に潜れるようになった ×孫悟空 無理 ×牛魔王 無理 ◯ナイトウォッチ 距離がありすぎてナイトウォツチでも認識出来ない その内勝ち ◯パオロン その内勝てる △ゼゴウ 分け △古代銀河怪物の首 分け B△H内の生命体 分け ナイトウォッチの上かな 306 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 16 13 40 ID akSErjAm B△H内の生命体ってなんだよ ただしくは△BH内の生命体ね 308 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 16 19 52 ID hAjD/l95 305 牛魔王には勝てるんでないの 309 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 16 23 21 ID akSErjAm 牛魔王の攻防が分かりづらい 悟空依存なので 悟空の攻撃に耐える=数光年ふっとぶ攻撃に耐えるということではないの? 310 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 16 42 47 ID hAjD/l95 いや。 惑星破壊攻撃を防げる戦艦を軽く叩き潰せる。 で痛い程度だろう。 数万光年消滅攻撃に耐えたとしたら、テンプレ作成者そう書くだろうし。 311 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 16 51 25 ID akSErjAm じゃあやられる前にもぐれるのでその内勝ちか? 312 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 17 05 43 ID hAjD/l95 多分。 潜る前に一瞬で距離詰められて、タコ殴りにされたらどうなるか分からんが。 313 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 17 08 06 ID akSErjAm 1000億KMぼこれるほど攻撃力ないだろ 663 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 18 46 19 ID MTqS6gM/ どれだけでかいブラックホールなんだろう 664 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 19 00 07 ID sLvM+AdQ 1000億KM以上のブラックホール破壊攻撃! やったらめったら凄いのは判るが、規模が大きすぎてなんだか判らんぞ 665 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 19 08 48 ID SWvYak1V とりあえず星系規模攻撃では手に負えないことは分かる。 666 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 19 10 22 ID lnCYIe6E 太陽の300億倍かつ銀河系の100~10分の1の質量さすがにそれは… 667 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 19 14 45 ID 0eVXkm43 孫悟空に勝てて憐とは引き分けになりそうだから 憐=リヴァイアサン>孫悟空> こうかな? 668 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 19 21 04 ID MTqS6gM/ あれ、ブラックホールでしななかったっけ? それとも破ったあとにキーパーの重力攻撃くらいまくってしんだんだっけ? 669 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 19 28 00 ID Q8+igOM0 孫悟空に勝てるか? 孫悟空は数万光年を消滅させる中心に居て無傷なんだから、よくて分けだと思う 670 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 19 56 46 ID R9y1TOO2 悟空やリヴァイアサンのテンプレを見てると無茶苦茶な攻撃力や速度、デカさで ありえねーとか思うんだがそれでも上には全能やら宇宙破壊連中が何人もいるのがなんとも。 正直一撃で宇宙破壊可能とか規模がありえなすぎてイマイチピンとこないことあるな、 逆に悟空とかリヴァイアサンとかのテンプレ見たほうが凄いとか思えたりする。 671 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 20 09 12 ID SWvYak1V まあ想像つくかどうかは重要なポイントだ。 672 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/04(土) 20 47 15 ID GQ828IeL 秒速十万八千光年移動・反応の悟空は、 常人反応のリヴァイアサンが反応する前に接近出来るはず 数万光年の半分の範囲に及ぶ全ての物体が吹っ飛す攻撃や 精神も叩き殺す如意棒の攻撃に耐えられるか 今まで通り、悟空の勝ちじゃない? 9スレ目 575 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/02/10(金) 17 34 09 ID LFfqYbEP リヴァイアサン考察 超光速の壁から。 反応人並みなのでこの位置のキャラには先手取られまくり。 恒星破壊以上の防御力で耐えつつエーテル次元に逃げて攻撃するのが基本戦法。 エージェント>プロメテウス>世界獣>ナイトウォッチ>パオロン =BH内の生命体>四華船=虚神騎士=方舟=シェル>ジャグヘッド マイロー>姫城玲>ストーカー>竜機神>戦天使>ジーク セイバー=ブラスティー>クルスディア>デュグラディグドゥ TA-29=ソードブレイカー(超光速の壁) ○ソードブレイカー~ブラスティー:基本戦法で勝てる。 ×セイバー:エーテル次元に潜る前に斬られて負け。 ○ジーク:基本戦法で勝てる。 ×竜機神、戦天使:防御無視攻撃なのでやばい。エーテル次元に潜る前に撃破されそう。 ○ストーカー:基本戦法で勝ち。 ?姫城玲:菩薩翔で負けそうな気がするが微妙。 ×マイロー:結晶化で負け。 ○ジャグヘッド:吸い込みの範囲が狭いので致命傷を負う前に逃げられるっぽい。勝ち。 ○シェル:基本戦法で勝てる。 ○方舟:基本戦法で勝てる。 ?虚神騎士:虚神騎士の反応が人並みなら勝ち。エーテル次元に潜る前に突撃されたら負け。 ○四華船:基本戦法で勝てる。 △BH内部の人:互いに攻撃が通じなくて引き分け。 ×パオロン:エーテル次元に潜る前に重力場で負け。 ×ナイトウォッチ:エーテル次元に潜る前にヌル爆雷で負け。 △世界獣:互いに攻撃が通じなくて引き分け。 ×プロメテウス:絶対勝てない。 ×エージェント:絶対勝てない。 パオロン>リヴァイアサン=BH内部の人 かな? Powered by FC2.com .
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もみじ 性別 女 年齢 10 所属 蒼き国 髪 混じり気のない純粋な蒼色。地面につくほどのロング。 瞳の色 翡翠/鬼眼になると瞳が蒼、白眼の部分が黒に染まる 一人称 アタシ 搭乗機 蒼覇 鬼士『蒼覇』に搭乗する人間の少女。 古くより続く霊媒師の家系に生を受ける。 生まれながらに強大な霊力を有していたため、その身辺に度々強力な悪霊を引き寄せ続けていた。 そのため親族より疎まれ続け、2歳になる頃には、母親と共に実家から追い出されている。 母親だけは唯一、もみじを心から愛しており、追い出されて以降は田舎の寺で二人だけの生活を送っていた。 数年前に偶然、『蒼覇』と共に眠っていた“蒼き王”に出会う。 以降、もみじともみじの母親、そして“蒼き王”の三人で暮らしていたが、間もなく母親が病気で他界。 現在は“蒼き王”と、その後、現代に目覚め、蒼き王に合流した『斬角』と『射箕』の計四人で暮らしている。 家事全般が得意。 明るい性格で、年相応のやんちゃな振舞いをする。 一方、思考力や判断力(特に戦闘時)は年齢以上のものであり、時折、『蒼き王』を感心させることも。 戦うことに対して全く怖れを抱いておらず、むしろ楽しんですらいる。 その強大な霊力を抑えるため、物心がついた頃には、母親の指導のもと、霊媒の修業を始めていた。 お陰で現在では、ほぼ自由に霊力をコントロールし、霊媒を行うことが出来る。 もみじの霊媒能力はかなり特殊で、彼女は強大な霊力でもって、自分に降霊させた霊の『意思』だけを抑えることが出来る。 通常、霊媒師が自分自身に降霊した場合―――完全にそうだとは言えないが―――霊に自分の身体を預けることになる。 すなわち、霊に自分の身体のコントロールを任せることになるのである。 そうして初めて、霊の記憶を外部に伝えたり、霊の持つ能力を発揮することが出来ると言える。 しかし、もみじは降霊後、意識や身体のコントロールは“もみじ”のままに、霊の記憶や能力を読み取ったり発揮することが可能なのである。 『蒼覇』に搭乗し戦闘を行う際、もみじは自分自身に、『霊媒師でありながら名の通った剣豪でもあった母親』の霊を降霊させる。 意識は“もみじ”のまま、彼女は母親の持つ剣術を発揮して、戦闘に挑む。
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selector infected N.A.R.A.K.U ◆fhD3y9RNl2 散開しろ、と岸波白野が叫んだ。 サーヴァント達は各々マスターを抱え跳躍する。その場に留まる者はいない。 直後、大岩の如き巨大な脚が天より降り注いだ。 「うっ……わああぁぁっ!」 「っとぉ!」 神の雷かと思わせる巨大なキックは地盤を砕き、アースクエイク・シコめいた局所的な地震を引き起こす。 物理現象として発生した衝撃波でウェイバーが吹っ飛び、デッドプールが受け止めた。 「冗談でしょ、アレ……キャスターだわ……!」 凛は白野が抱え、その白野をしっぽで確保し、エリザが槍を地面に突き立てて震動をやり過ごす。 天高く舞い、そして着地した。ただそれだけで宝具に匹敵する巨大な破壊を引き起こした。 大魔王――否。鬼眼王バーン。 見上げるほどに巨大な魔獣と化したキャスターの姿がそこにあった。 「ランサーは消えたか。さもあらんな、余をここまで追い込んだのだから。 余も長くは持つまい。貴様らには黄泉路への道連れになってもらおうか……!」 巨人が仄暗いオーラをまとう。可視化するほど膨大な魔力の放散現象だ。 これだけの巨体にこれだけの魔力が漲っているならば、その四肢の一撃は生半な宝具など軽く凌駕する威力。 誰もが絶望的な闘いを――否、虐殺を予感した、その時。 「待ちなさい、キャスター。ルーラーの名において、停戦を命じます」 荘厳な旗を手に、ルーラーが立ち塞がった。 「ルーラー……聖杯戦争の裁定者、か。ならば余のこの姿も知っていような。貴様も諸共に砕いてくれようか」 「私達はあなたに自害を命じる事も出来ます。お忘れなきよう」 聖処女を踏み潰そうと脚を振り上げたバーンだが、その宣告はさすがに無視できない。 ルーラーの腕に輝く令呪はサーヴァントにとって絶対の強制力を持つ。 「忌々しい聖女よ。余の最期の戦にすら水を差そうというか」 「それは貴方次第です、キャスター。 貴方が我々裁定者にまで牙を剥くというのなら、私は私に与えられた役割に従って貴方を排除します。 ですが……貴方にまだ、聖杯戦争を続行する心算があるのなら、私は干渉致しません」 「な、何言ってるんだ。ルーラーがアイツを放っておくっていうのか?」 ルーラーの感情を排した声に噛み付いたのはウェイバー・ベルベット。 おそらくこの場で最も常識的な感性を持った魔術師だ。 「これだけ派手に暴れておいてペナルティを科さないってのはおかしいだろ!」 「キャスターにはまだ闘う意志がある。常軌を逸しているとはいえ、あの状態はあくまでキャスターが自らの宝具を使用した結果に過ぎません。 であるならば、聖杯戦争の裁定者として、私はその意志を否定する事は出来ない」 噛み付いてきたウェイバーに一瞥すら向けず、ルーラーはバーンのみを見据えていた。 ジャンヌ・ダルクとカレン・オルテンシアは、もちろんバーンが使用した宝具の正体を理解している。 『究極の超魔・鬼眼王(アルティメット・ボディ・オブ・バーン)』。己の肉体を魔獣と化す、使えば二度と元には戻れぬ禁断の宝具。 大魔王バーンと言えども、クー・フーリンとの戦闘によって深手を負った今ならば、あれだけの巨体を維持する魔力をそう長くは生成できないこともわかっている。 遠からずバーンは消滅する。それはもう決定づけられているのだ。 「キャスターの消滅はもはや不可避でしょう。 ですが、既に未来が潰えているとしても、まだ存在しているサーヴァントの敗北を私が確定させてはならないのです。 それでは『処罰』ではなく『処刑』となってしまう」 ルーラーとは、あくまで聖杯戦争を阻害する不確定要素を是正する装置でしかない。 特定のサーヴァントを意図的に脱落させることは、その領分を逸脱した行為になる。 今のバーンはマンションを崩壊させたという過失はあれど、突き詰めてみれば『己の宝具を開放しただけ』に過ぎない。 ルーラーが即刻自害を強制するほどのイレギュラーには該当しないのだ。 「それに、まだキャスターの敗北は決まった訳じゃない」 誰にも聞こえないほど小さな声で、カレンが小さく付け加える。 大魔王バーンは、確かに遠からず消滅する。だがそれはまだ『確定した』結果ではない。 可能不可能は置くとして、仮にバーンがこの場にいる裁定者二名以外を全て打ち破り、己のマスター同様に自身に取り込めばどうなるだろうか。 岸波白野、ウェイバー・ベルベット、そして十にも満たない幼子とはいえ、隔絶した才と血統を有する遠坂凛。 いずれ劣らぬ強者たる三騎のサーヴァント。彼らとマスターを繋ぐ純粋魔力結晶たる令呪。 これら全てを魔力に変換して己が糧とすれば、バーンは莫大な魔力を保有することになる。 クー・フーリンが消滅した今なら魔槍の呪いはなく、破壊された心臓の再生が可能かもしれない。 そして更に、足立透を解放して令呪を使わせ、自らの誇りの象徴たる宝具をバーン自身の意志で破棄すれば。 あるいはバーンは、醜き魔獣の姿を捨て去り自身本来の肉体に回帰することも可能――かも、しれない。 「ま、仮定の話だけれどね」 通常、英雄の振るう宝具を外部の力で破壊することは困難である。 神秘性を帯びないただの鉄柱とて、擬似的な宝具属性を与えられれば、星に鍛えられた神造兵装と打ち合うことすら可能となるほどだ。 が、宝具の主が自らの意志で宝具を破壊しようとした時は別。 宝具が『英霊そのもの』ではなく『英霊の所有物』である以上、所有権を放棄すれば破壊が可能となるのは道理である。 もちろん、これは『宝具の破壊が可能である』、というだけだ。 バーンのようにほぼ一体化した状態で無理に宝具を破壊すれば、そのまま自壊したって何らおかしくはない。 命を投げ出すには分の悪い賭けだ。だが、今のバーンにとっては紛れもなく死中の活。 そしてバーンにまだ一縷の希望が残されている以上、ルーラーがその芽を摘み取ることは許されない。 「では、聖女よ。余がそこにいるマスターとサーヴァント達だけを狙うのなら、手出しはせぬのだな」 「誓いましょう」 バーンにとっても、このルーラーの通告は無視できるものではなかった。 全てを破壊すると決意しても、サーヴァントである以上抗えないのがルーラーの持つ令呪だ。 作成した陣地の機能が完全に停止させられた事から考えても、ルーラーの令呪には絶対的な強制力があるのは明らか。 自害を命じられればバーンの意志とは関係なく実行してしまうだろう。 そうなれば大魔王の矜持など、どこにも残せはしない。無駄死という他ない無為な結末だ。 ルーラーと直接対峙する愚は、魔獣と化した今となっても避けるべきである。 唯一対抗可能であるのは同じ令呪だが、その令呪を宿すマスターたる足立は鬼眼王の内部に取り込んでいる。 そしてバーンは足立に自由を許す気はない。足立は一度バーンの意に反し令呪を使用している。 生存を度外視して魔力を吸い上げている今、令呪を使わせれば間違いなくバーンの仇になる行動をするからだ。 「よかろう、ならば退がって見届けるがいい。この大魔王の最後の戦を!」 「いいえ、まだですキャスター。我々は貴方を黙認するという訳ではありません。 マンションを倒壊させ、NPCの生活を著しく混乱させた以上、貴方には何らかの処分を下さなければならない」 「ほう、ではどうする。こうしているだけで死に近づく余からさらに魔力を、時間を簒奪するか?」 これが難しいところだった。 今のバーンにペナルティを課すといっても、既に致命的と言える損傷を負い、魔力も刻一刻と減り続けるという瀬戸際の状態。 どのような命令であれ、それが最後の一押しとなってバーンの敗北を決定づけては意味が無い。 ならば。ルーラーが令呪を行使するべき対象は、バーンではなく。 「ランサー、バーサーカー、アサシン……そして、もう一騎のバーサーカーに通告します」 エリザベート、デッドプール、ニンジャスレイヤー――そして、規格外の魔力を察知し戦場に留まっていた黒崎一護。 彼ら四騎に、ルーラーが篭手を外し令呪の刻まれた素肌を翳す。 「あなた達にキャスターと闘う意志があるのなら、ルーラー――ジャンヌ・ダルクの名において、令呪の加護を与えます」 バーンと干戈を交えるサーヴァント達に、令呪で失った魔力を補填する。 万全の状態になった複数のサーヴァントが、絶命寸前の大魔王を迎え撃つ――これでようやく公平に近くなる。 もちろん、通告を受けたサーヴァント達に従う義理などない。放っておけばバーンは自滅するのだから。 もはや闘う必要などない、逃げ回ればいい。それで勝手にバーンは死ぬ。 が――。 それには、誰かの犠牲が不可欠となる。ただでさえエリザベートやニンジャスレイヤーは多大に消耗した状態だ。 散開して撤退を図っても、バーンが誰か一人に狙いを絞り攻撃してきたら、凌ぎ切れるものではない。 機動性に秀でたライダーならば振り切ることも可能だろう。だが、ここには移動用の宝具を持つサーヴァントはいない。 必然、凛達が選べる選択肢は一つ――バーンの魔力が尽きて消滅するまで耐え忍ぶしかないのだ。 「了承する。令呪を使うがよい、ルーラー=サン」 真っ先に承諾したのはアサシン、ニンジャスレイヤー。 彼の行動原理は全てのニンジャを殺すこと。 わけても野原しんのすけ殺害の元凶である大魔王バーンを許す道理は、ニンジャスレイヤーの中には存在しない。 彼が望むのは自らの手でバーンを爆発四散させ、インガオホーの真理を刻みつける事だ。 魔力切れで眠るように消え去るなど許せはしない。 「――――――――」 次に動いたのは、仮面をかぶった白いバーサーカー。 バーサーカーは突如このエリアに現れ、最初に接触した凛達には見向きもせずキャスターの陣地に突入していった。 狂った英霊が目的を語るはずもない。凛達は彼が何のためにここに来たのかは知らず、またクー・フーリンが彼によって討たれたこともわからない。 戦場からやや離れビルの屋上で、バーサーカーはしばしの間、魔獣となったバーンと令呪を示すルーラーを見つめていた。 だが、凛達が何らかのアクションを起こす前に彼は身を翻す。 ルーラーの提案に乗る価値はないと本能で判断したか、あるいはマスターの指示によるものか。 いずれにせよバーサーカーは戦場からの離脱を選択し、実行した。その姿は瞬く間に夜闇に消え去る。 「アサシンは同意し、バーサーカーは拒絶した。あなた達はどうするのかしら?」 「どうって言われても……」 カレンに水を向けらたウェイバー、だが即答はできなかった。 ここに集った面々の中で、ある意味最も戦う理由がないのが彼とデッドプールだ。 ニンジャスレイヤーのようにマスターを殺された訳ではなく、凛のようにサーヴァントを殺された訳でもなく、白野とエリザベートのように仲間がいる訳でもない。 極論、彼とデッドプールはここで撤退したって構わない。いや、勝ち残る事を第一とするなら迷わずそうすべきなのだ。 どうせバーンは放っておけば死ぬし、ニンジャスレイヤーや凛が彼を迎え撃って相打ちとなるならそれこそ漁師がカチグミ。 その――はずなのだ。 「やるっきゃないんじゃねーの、ウェイバーちゃん。 俺ちゃん達だけ逃げるっつっても、足止めするのがマスターのいないニンジャとズタボロのアイドルじゃあすぐに蹴散らされちまうよ」 「バーサーカー……やれるのか?」 「どうかなぁ。ビームブッパ担当がいないのが厳しい話だが……多分あいつ、逃がしちゃくれないぜ。 ま、一発殴って99秒耐えたら勝ちってルールなら初めてじゃないしな。何とかなるんじゃない?」 「なんでそんな適当なんだ……ああ、もう、わかったよ! ルーラー、こっちも同意だ!」 ウェイバーがヤケクソ気味に承諾し、残るはランサー、エリザベート・バートリー。 竜の娘は敬愛するマスターに視線で問い掛ける。打てば響くように青年は頷いた。 岸波白野。この場の誰よりも戦闘経験豊富なマスターは、撤退が困難であると判断していた。 ここにいるのはいずれ劣らぬ強力なサーヴァント達であるが、対する鬼眼王バーンはさらに規格外だ。 それこそ五体のサーヴァントが同時にかかりでもしない限り――それでも、敗北の可能性のほうが大きいかもしれない。 味方がバラバラの状態では一騎ずつ鏖殺されるだけだ。ならばルーラーの後押しを得て、一つの集団となって数十秒か数分かを耐え凌ぎ、バーンの魔力切れによる消滅を狙うしかない。 その時、バーンがこれ以上待てぬと拳を振り上げた。 ――ルーラー、令呪を! 「受諾しました。では……ルーラー、ジャンヌ・ダルクの名において、この場に集う全サーヴァントに命じます! かつてキャスターであった魔獣を打倒せよ!」 この命令が、会戦の狼煙となった。 ▲ ▼ ▲ それはとても戦闘とは呼べなかった。 大自然の暴虐に逃げ惑う無力な生物。 鬼眼王とサーヴァント達の間にはそれだけの溝があったのだ。 「イヤーッ!」 「イヤーッ!」 赤黒のニンジャがカラテ・シャウトと共にスリケンを投げる! 赤黒のヒーロー?がカラテ・シャウトを真似して手裏剣を投げる! 射線が交差するよう放たれた攻撃は、しかし巨大な魔獣には蚊に刺されたに等しい。 防御すら必要とせず、カンカンと体表面で刃が弾かれる。 「うへぇ。フェイズシフト装甲ってやつ? いいなあ、VPS装甲装備すれば俺ちゃん2Pカラーに変更できちゃう?」 「訳わかんない事言ってないでどきなさいよ! 邪魔よ!」 ニンジャとヒーローが稼いだ時間で、竜の娘は宝具開放の準備を終えていた。 槍をマイクに見立て、エリザのジャイアニックな――個性的な――超音波で対象を破壊する宝具、『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』。 『Ah───────────ッッッッ!!!』 先ほど、老バーンを相手にも使った宝具だ。 しかし今度は威力が違う。ルーラーによって補填された魔力を存分に注ぎ込む。 大気が振るえ、地面がめくれ上がるほどに強力な破壊振動波が鬼眼王の巨体を包み込む! 「これで……!」 見守る凛が白野の手を握る。クー・フーリンを失った彼女にできる事は少ない。 せいぜい、エリザに魔力を供給する白野をサポートする事――要は使わない魔力を融通するだけだ。 白野一人では成し得ない莫大な魔力を燃料として放たれたエリザの宝具は、通常時の倍の出力にも達しただろう。 それが直撃したのだ、さすがに痛手くらいは――と期待した白野だが。 「……なるほど、理解した。今この場で余を傷つけ得るのはランサー、お前一人という事だな」 鬼眼王、健在である。 破壊振動が伝播しやすい硬度の高い皮膚には幾筋も亀裂が走っているが、どれも表皮だけに留まっている。 『究極の超魔・鬼眼王(アルティメット・ボディ・オブ・バーン)』の種別は対神宝具。すなわち自身を擬似的に神の領域にまで押し上げる宝具。 皮は斬れても肉と骨まで達していない。対人宝具である『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』には、それが限界であった。 「ならば、お前を殺せば余の勝利は動かぬという訳だ!」 バーンが再び動き出す。白野が慌ててエリザに退避を命じ、ウェイバーもデッドプールにそのサポートを命じた。 デッドプールは強力な再生能力があるが、火力に劣る。対人戦なら問題ないが、バーンのような大物が相手では純粋に力不足だ。 エリザが所有するもう一つの宝具、『鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)』。 『監禁城チェイテ』を召喚、巨大なアンプとして使うこの宝具は、宝具使用の直前に自身が受けたダメージを呪いとして相手に返す能力がある。 エリザが大きなダメージを受け、その呪いをバーンに返せば勝機はある――のだが、白野は考えるまでもなくこの案を捨てていた。 今のバーンから一撃もらうだけでも致命傷なのは疑いなく、宝具を使うどころではない。 つまりは『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』こそが唯一有効なカードであり、エリザこそがこのチームの生命線だと敵味方の誰もが認識していた。 「っ、やばっ……!」 ニンジャスレイヤーとデッドプールが嵐のように攻撃を加えるが、バーンには通じない。 それをわかっているからこそバーンは彼らの存在を無視し、執拗にエリザを追って攻撃を加える。 「ここは俺に任せてお前は先に行け!」 あわや踏み潰されかけたエリザ、しかし飛び込んできたデッドプールが彼女を突き飛ばす。 「ちょっとあんた!?」 「実は俺、戦争が終わったらお前にプロポーズを申し込もうと……花束も買ってあr」 デッドプールは台詞の途中で踏み潰された。 足元で感触の消えたデッドプールに関心を失くし、バーンは次なる獲物を品定めする。 「まず、一つ……」 「バーサーカー=サン!」」 デッドプールを踏み付けた脚を駆け上がり、ニンジャスレイヤーがバーンの本体へジャンプキック! しかしそのスピードはライク・ア・ギューホ! バーンが振り上げた腕に容易く撃墜された! 「グワーッ!」 「愚か者め。マスターのおらぬ貴様など相手にならんわ!」 ニンジャスレイヤーが大地に叩き付けられ血反吐を吐く。 これこそ、この混成チーム最大の弱点。ニンジャスレイヤーが戦力として機能していないのだ。 単独行動スキルによって消滅は免れても、魔力を供給されないままでは戦力は極端に落ちる。 ニンジャスレイヤーのカラテは今、通常時の半分にまで落ち込んでいた。 ルーラーから貰い受けた令呪を以ってしてなお、このディスアドバンテージは払拭しきれない。 (((グググ……情けない! フジキド、儂に換わるのだ! このままでは死んだら終わりぞ!))) (((黙れナラク! これは俺のイクサだ!))) 不甲斐ないフジキドをニューロンの同居人、ナラクが叱責する。 実際フジキドはこのイクサで囮以上の意味を果たせていなかった。 全身全霊を込めたスリケンはバーンの皮膚にも1mmも食い込む事叶わず、アワレな弱敵として半ば無視されている。 全身の魔力をかき集めれば、数十秒は本来の能力を発揮できるだろう。 しかし、その短い時間でバーンを倒しきれなければ、爆発四散するのはニンジャスレイヤーである! このままではジリー・プアー(徐々に不利)! しかしニンジャスレイヤーには、フジキドにはただ闘う以外の選択肢なし! 「死ねい、ランサー!」 「ドーモ、キガンオー=サン。デッドプールです!」 ブザマに這いつくばるニンジャスレイヤーを無視し、バーンはエリザへとケリ・キックを放つ。 その巨人の足首を襲う衝撃! それをもたらしたのは――ブッダ! 死んだはずのデッドプール! 再生を終え、アイサツ直後のアンブッシュ! 実際有効である。 「貴様は……!」 「ふう、死ぬかと思ったぜ。死亡確認するまでがデュエルの鉄則だって集英社のお友達から聞かなかったのか?」 「オゴーッ!」 そのときマスターであるウェイバーは瞬間的に魔力を搾り取られたために激しく嘔吐していたが、誰も気遣う余裕はない。 デッドプールは両手になんか固い棒っぽいものを掴み、嵐のように殴る! 決してダメージは通っていない。が、片足立ちの軸足のバランスを崩すには十分だ。エリザを襲う蹴りも狙いが逸れた。 「ヌゥーッ!?」 巨体が傾ぐ。両手を地面に叩きつけ、受け身を取る。それだけで地震が起こる。 その隙にエリザは退避、鬼眼王から距離を取った。 鬼眼王のあまりの強度に折れ曲がった二本のゲージを放り捨て、デッドプールも続く。 「デタラメすぎるわ、こんなのどうすればいいのよ!」 「こんな時こそ『こんな事もあろうかと』って言ってもいいんだぜ、ウェイバーちゃん」 「……ハッ、ハァーッ……! こ、のバカ……!」 エリザが毒づく。呼吸すら辛そうなウェイバーを含め、その問いに答える者はいない。 否、唯一サーヴァントを持たない凛だけが、答えを知っていた。 絶望的といえる戦況を打開する一手。それは確かに、この手の中にある。 しかしその選択は凛に取ってやすやすと受け入れていいものではない。 何故ならそれは―― ――凛。 「白野?」 凛と繋がる白野にはわかる。凛が何を考えているのか。 欠けているピースを埋める。足りない戦力を整える。 ランサーに――クー・フーリンに代わるサーヴァントを、用意する。 「……アサシン」 今この場には、サーヴァントと契約していないマスターが一人いる。それが遠坂凜。 今この場には、マスターと契約していないサーヴァントが一騎いる。それがニンジャスレイヤー。 アサシンがマスターを失ったというのは、ウェイバーから聞いた。その復讐のためにバーンを付け狙っているというのも。 凛とニンジャスレイヤーの双方が望めば、契約は問題なく結ばれるだろう。 「あんな、奴と……!」 だが、しかし。凛に取ってニンジャスレイヤーとは、ただのサーヴァントではない。 相棒であるランサー、クー・フーリンの死の遠因となった、云わば仇の一人。 あの時ニンジャスレイヤーさえ襲ってこなければ、クー・フーリンは命を落とさずに済んだかもしれない。 その怒りが、最善の手段とわかっていてなお凛の決断を押し留める。 ここで簡単にニンジャスレイヤーを受け入れるのは、クー・フーリンに対する裏切りではないか。 合理性を重視する魔術師らしからぬ感情論だ。しかし今の未熟な遠坂凛では、父・時臣のように内心と行動を切り離す事はまだできない。 白野はそれを察しているからこそ、凛に強制はできない。 選択は、己の意志でなさなければならないのだ。 「スゥーッ! ハァーッ!」 「おいニンジャ、お前邪魔だから引っ込んでろよ」 「グワーッ!?」 チャドー呼吸を使用しようやく立ち上がったニンジャスレイヤー、しかしデッドプールが放ったケリが再度彼を打ち倒した。 デッドプールからすれば手を抜きに抜いたケリ。しかしニンジャスレイヤーは避けられなかった。 「バーサーカー=サン!?」 驚きの声を無視し、デッドプールはバーンに向かい走って行く。 エリザもまた、デッドプールの行動を何ら咎める事なくニンジャスレイヤーの横をすり抜けていく。 それは事実上の戦力外通告。ニンジャスレイヤーがいても邪魔になるだけだと判断されたのだ。 (((何たる……何たるブザマ! あのような道化に良いようにあしらわれるとは!))) ニューロンの中でがなり立てるナラクに反論する気さえ起きなかった。 今のニンジャスレイヤーは、弱い。このザマでどのような顔をしてニンジャ殺すべしなどと言えるのか。 ニンジャスレイヤーとてわかってはいるのだ、どうすればこの事態を打開できるのか。 瞳を巡らし、遠坂凛を見る。向こうもニンジャスレイヤーを見ていた。 遠坂凛と契約し、魔力供給を受ける。そうすればニンジャスレイヤーは全力を発揮できる。 これこそがただ一つの最適解だ。 (((だが……言える訳がない。ランサー=サンは俺が殺したも同然。仇が手を借すなどと、どの面を下げて……!))) しかし、二人の間には溝がある。ランサーという埋められない溝が。 この溝を飛び越える事など、ネオサイタマの死神といえども―― 「腹から声出せよ、ニンジャ。いつまでも腑抜けてんじゃねえっての!」 バーンと闘いながら、デッドプールが叫んだ。それは叱咤だった。 かつて己が受けた絶望を他人に与えた、その矛盾と向き合わなければいけない恐怖に囚われるニンジャスレイヤーを、叱りつけていた。 (((フジキドよ、奴の言っている事は間違っておらん))) (((ナラク……!?))) ニンジャスレイヤーは驚愕した。 全ニンジャ殺害を標榜するこの呪われたニンジャが、他のニンジャを肯定した……!? (((闘うべき敵を誤るでない。今、成すべきはキャスター=サンをスレイする事。内なる怯懦に囚われ正しき選択を成さぬなど愚の骨頂!))) (((俺が、恐れているというのか! ナラク!))) (((違うと言えるのか? あの無力な小娘の瞳に怯え、闘いに逃げたお前が!))) (((……う、ウヌーッ!))) (((闘えぬというなら代われ、フジキド! 儂がお前に代わってあの娘と契約し、キャスター=サンをスレイしてやろう!))) デッドプールだけでなく、ナラクでさえもフジキドの弱さを糾弾する。 そう、これは弱さだ。マルノウチ・スゴイタカイビルで捨て去ったはずの、ただのサラリマンだったフジキド・ケンジの弱い心。 全てのニンジャを殺すと決めた。そのためには、己の弱さすらもスレイしなければならない――! 「Wasshoi!」 ニンジャスレイヤーは跳んだ。 鬼眼王バーンは狂った傭兵が押し留めると信じて。 着地した先は、遠坂凛の眼前。 「アサシンッ……!」 「ランサー=サンのマスターよ。私と契約せよ」 言葉少なに、目的を告げる。凛の視線は当然、怒りと憎悪を込めらたれたもの。 ニンジャスレイヤーはその視線を受け止める。目を逸らさない。 トチノキ、しんのすけとさほど齢の変わらない幼子。 しかしその瞳には覚悟がある。闘う覚悟が。 並々ならぬ敵――その敵を、フジキドは主とせねばならない。 「……随分都合のいい話ね。自分のマスターが死んだから私に鞍替えしようっていうの?」 「その通りだ。私は何としてもあのキャスター=サンを殺さねばならん。しかし今の私にその力はない。故にオヌシの力を借りたいのだ」 ナラクは沈黙している。常のナラクならば他人を頼るフジキドを激しく責めただろう。 しかし今はこうするしか道がないのだと、フジキド以上に理解しているのだ。 「オヌシが私を憎んでいる事は理解している。私もオヌシに許されようとは思っておらん。 だが……今は、そこを曲げて、頼む。私に力を貸してくれ」 ニンジャスレイヤーはオジギした。 十歳にもならない幼女相手に頭を下げる――それはどれだけの覚悟を必要としただろうか。まして、相手はニンジャスレイヤーを憎んでいるのだから。 「あなた……」 クー・フーリンとの別れを経て、凛は彼らサーヴァントにも確かな心があると理解していた。 だからこそ、ニンジャスレイヤーにも譲れぬ思いがあり、その思いを果たすために凛との契約を必要としているのだとわかる。 そんな彼を従えられるのならば、確かな凛の力となるだろう。 「……そうね。私だってここで死ぬ訳にはいかない」 凛はランサーを、クー・フーリンを最強の槍だと認めた。 ならば自分も、その槍に見合うべき最強のマスターたらねばならない。 一時の感情によって勝機を逸するような愚を、犯してはならない――! 「白野」 見上げた青年は微笑み、頷く。 その選択を肯定する、というように。 心は決まった。後は、行動するだけだ。 「アサシン。この私、遠坂凛の剣となるべき意志はある? あるのなら、あなたの真名を以て私に誓いなさい」 「……感謝する。私の名はニンジャスレイヤー。全てのニンジャを殺す者なり!」 マスターとサーヴァント、両者の同意により契約は滞り無く為される。 その様を見届けたルーラーは目を細める。また一つ、勝利を目指す意志が形となり、新たな可能性が生まれた。 ニンジャスレイヤーの身体に燃料となる魔力が吹き込まれていく。乾ききった砂に水が染み込むように肉体隅々まで行き渡る。 主なきサーヴァントが課される強烈な魔力負担も消えて、ついにニンジャスレイヤーはあらゆる枷から解き放たれた。 「ヌウゥゥゥ……!」 ニンジャスレイヤーは今、かつてない力を感じている。 しんのすけとは比較にならない潤沢な魔力。活力とともに一抹の寂しさを覚え――しかし感傷を振り切る。 成すべきは一つ。キャスター=サンをスレイするのみ。 (((フジキドよ、活路は一つ! ランサーの小娘を利用すべし!))) (((利用? どうやってだナラク!))) (((あの娘のジツはコッポ・ニンジャのコッポ・ドーに近い! 振動波を送り込んで体内から敵を破壊するジツの前には鎧など意味を成さぬ!))) (((……承知!))) ナラクとの交信。今やフジキド・ケンジとナラク・ニンジャはかつてないほどシンクロしている。 ナラクが何を言いたいのかもすぐに察した。勝利の糸口を掴んだニンジャスレイヤーは、マスターとなった凛に念話を繋ぐ。 (トオサカ=サン、ランサー=サンのマスターに伝えよ。私が奴に傷を穿つ。その弱点目掛け宝具を使え……と!) (どういう……いえ、わかった。信じるわ) この状況で伝えるからには余程勝算があるか、あるいはもはやそれ以外に手がないかの二択だ。 そして凛はアサシンにヤバレカバレ・アトモスフィアはないと判断! 信ずるに足る策なのだと、信じると決めた。 遅滞なくランサーのマスターに策が伝わる。よほど機転が利くのか、青年は委細承知とばかりに軽く頷いて了承の意を返してきた。 デッドプールは今も好き勝手に暴れている。破壊と再生を繰り返す度ウェイバーが倒れたり吐いたりしているものの、まだ余力は残っていそうだ。 (((フジキド! 儂の力を使え!))) (((断る、ナラク! 貴様と代わる気はない!))) (((そうではない、フジキド! 儂の力をお前が使うのだ!))) (((何……!?))) (((このカラテなら我らが宝具……すなわち儂の力を存分に振るえよう! 奴をスレイせよ、フジキド!))) (((私の邪魔をする気はないのだな?))) (((知れたこと! 全てのニンジャをスレイするが儂の悲願! 今ならば手強きあのキャスター=サンをも屠れよう!))) (((……よかろう! 力を貸せ、ナラク!))) ナラクの意志を確認したニンジャスレイヤーは、凛の前に屈みこんだ。 少女と目線を合わせ、問う。 「トオサカ=サン、宝具を開放する許可を」 「許可するわ、アサシン。キャスターを倒して」 「承知……!」 立ち上がったニンジャスレイヤーは連続バック転を決め、バーンから距離を取る。 それが何らかの攻撃の予備動作と見たバーンは、エリザを視界に収めつつ片腕をニンジャスレイヤーに向けた。 「スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ!」 チャドー呼吸。血中カラテ濃度が急上昇する。 チャドー。フーリンカザン。チャドー。フーリンカザン。 (((征くぞ、ナラク!))) (((任せよ、フジキド!))) フジキドは固く瞳を閉じ――開く! 「「覚悟するがいい、キャスター=サン!」」 一人にして二人。 ニンジャスレイヤーとナラクの声が、重なって冬木市の夜空に響く! ナラクの力を引き出したニンジャスレイヤーのその目は、片方が黒く片方がセンコめいた赤い光を放つ! 「それが貴様の宝具か、アサシン!」 外見上の変化は瞳孔が収縮した瞳と、黒い炎をまとっているに過ぎない。しかし――圧倒的なプレッシャーを感じる。 タイプとしてはバーンの真の肉体のようなものだ。ニンジャスレイヤーの内に潜む真の姿が、すなわちこれなのだ。 「なるほど……余に比肩しうる魔をその影に潜ませていたか!」 「もはや語る舌なし。キャスター=サン、オヌシを殺す!」 一陣の風と化し、ニンジャスレイヤーが駆ける。 影すら残さない、先ほどまでとは段違いのスピード。 長い助走を得て――跳ぶ。 「イヤーッ!」 ドラゴンニンジャ・クランに継承される伝説の暗黒カラテ技、ドラゴン・トビゲリ! ドラゴン! 天翔ける竜の如き飛び蹴り! バーンはとっさに腕を上げてガード! ゴウランガ! 鬼眼王の巨体が揺れた! 鍛え上げたカラテ・キックは、宝具の一撃にすら見劣りしない! 「ムウーッ!」 「ええい、小賢しいわ!」 未だ空中にあるニンジャスレイヤーへ、バーンのもう片方の腕が叩き付けられる! 「足元がお留守だぜ」 その時! ちょろちょろと動き回っていたデッドプールが爆弾の設置を終えていた! 一斉に起爆された爆弾は、鬼眼王の超重量を支え悲鳴を上げていた地面を崩落させる! 「む、おおッ!?」 「ドーモ、バーサーカー=サン」 態勢を立て直したニンジャスレイヤーが着地する。 バーンは逆に姿勢を崩され、瞬時に動くことは不可能。 今こそ、勝機! ――インストラクション・ワン! 思い出すのは、師たるドラゴン・ゲンドーソー。 そのインストラクション。 ――百発のスリケンで倒せぬ相手だからといって、一発の力に頼ってはならぬ!一千発のスリケンを投げるのだ! (((ハイ、センセイ!))) ドラゴン・ゲンドーソーの眼差しを今一度思い出す。 インストラクションの一つ一つがニンジャスレイヤーの血肉となっている。 「イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!」 投げる。投げる。投げる。投げる。 目にも留まらぬスピードで、ニンジャスレイヤーはスリケンを投げ放ち続ける! 狙いは一点、鬼眼王の右腕。 先ほど『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』をガードし、最も甚大な損傷を与えられた部分。 「ははあ、なるほど。じゃあ俺ちゃんも乗るしかない、このビッグウェーブに」 ニンジャスレイヤーの狙いを察したデッドプールも、どこからか取り出したマシンガンの火線を集中させた。 数十、数百――数千に達する刃と銃弾が少しずつバーンの表皮を削り取る! 「小賢しい……!」 業を煮やしたバーンがガードを上げ、拳を握る。 いくら受けようとこの程度、ダメージにはならないと判断したのだ。 その油断――慢心こそ、フジキドが待っていたもの! 「イイイイヤアアアァァーーーッ!」 アフリカ投げ槍戦士のごとく上体を捻った中腰姿勢。ここから放たれるスリケンは通常のスリケンとは段違いの威力を誇る。 チャドーの大技――ツヨイ・スリケン! あらわになったバーンの本体目掛け、一直線に向かっていく! だが、しかし! 天より打ち下ろされるバーンの拳! いかにツヨイ・スリケンといえども質量が違いすぎる。燃え尽きた炭のようにスリケンが砕かれた! ガードを上げたのはバーンの誘いだ! 全霊を込めた一撃を防がれたニンジャスレイヤーは隙だらけ! 「死ねい、アサシン!」 バーンのキャノンボール・ケリ! 当たればニンジャスレイヤーは間違いなく爆発四散! デッドプールが持っていたゲージをニンジャスレイヤーに投げつけた! 「グワーッ!?」 吹っ飛ぶニンジャスレイヤー! 直後、その場所を踏み砕くバーンのビッグフット! 一命は取り留めたものの、硬くて重いゲージの直撃は実際痛い! 「一発だけなら誤射かもしれない。まあなんだ、怒るなよな?」 「ええい、バーサーカー! 貴様は邪魔ばかりしおって!」 「そりゃあ、ほら。俺ちゃん勇者じゃないけどこれでも正義のヒーロー()だからね」 怒れるバーンの四肢がデッドプールを襲う。転がり回って回避。 前転を繰り返し態勢を立て直したニンジャスレイヤーが、デッドプールに向けてスリケンを投擲! デッドプールが吹き飛ぶ。あわやバーンの脚を回避! 「イヤーッ!」 「グワーッ!」 シャウトを上げておきながら、デッドプールにスリケンは直撃していない。 わざとゲージに当たるように投げたニンジャスレイヤーの奥ゆかしさ! 「遊んでおるのか貴様らッ!」 そのじゃれあいのようなやりとりに憤慨したのはバーンだ。 大魔王最後の戦というのに、このようなふざけた輩が相手などと! 激甚な怒りに身を任せ、バーンが狂乱した! 「急ぐと死ぬ。ミヤモト・マサシの言葉だぜ!」 そろそろ底を尽きかけている魔力と、破壊衝動を抑えられなくなるバッドステータス【凶暴化】の影響で、バーンはこの時、エリザの存在を忘却した。 わざとバーンを挑発するように動いたニンジャスレイヤーとデッドプールの目論見は、見事成功した。 「グオオォォォーーーーーッ!」 振り上げた拳。 『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』、無数のスリケンと銃弾を浴びた小さく、しかし確かな亀裂。 その僅かな隙間目掛け――エリザベート・バートリー、竜の娘が疾風のように飛び込んだ。 ――令呪を以って命じる! ランサー、キャスターを倒せ! 岸波白野の戦術眼により、ここぞとばかりに放たれた令呪がその突撃をさらに加速させる。 我を失ったバーンの本能に任せた攻撃など、容易くその軌道を読み取れる。 寸分の狂いなく、バーンの傷に潜り込むエリザの槍の穂先。 「任せなさい、子ブタ!」 全ての条件はクリアされた。 エリザの保有するありったけの魔力、令呪によるブースト効果、戦友クー・フーリンから託された思い――その全てを一つにして放つ! 『Ah─────────────────────ッッッッ!!!』 雷雲を呼ぶ竜の吐息。解き放たれる破壊振動の波。 本来その威力を削ぐべき鬼眼王の装甲は、既に槍の外にある。 かつて大魔王バーンは勇者との決戦である逸話を残した。 それは、勇者の剣に心臓を貫かれ、そこに直接雷撃を落とす事による体内殲滅効果。 つい数分前にランサーから受けた心臓破壊の槍もこれだ。 いかに強固な皮膚を誇ろうとも、体内で炸裂する攻撃には大魔王といえども大きなダメージを受ける! 「■■■■■■■■■■――――ッッ!! 言葉にならない、獣と化した大魔王の咆哮。 しかしそれは紛れもなく苦悶の叫び。効いているのだ! 「やったか!?」 その時! デッドプールが言ってはいけない一言を漏らす。 「いやでも、ここは言わないとダメだろ? ほら、様式美とかあるじゃん?」 「何を言っているのかわからぬ、バーサーカー=サン。しかし……好機!」 エリザの全力全開の宝具を受け、バーンはかつてないほどのダメージを受けている。スレイするならば今しかない! 「スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ! ……Wasshoi!」 短くチャドー呼吸。体内のカラテを練り上げる。 繰り出すは二度目のドラゴン・トビゲリ! ドラゴン! かつて竜の騎士によって葬られた大魔王は、此度もやはり竜の娘と竜の蹴りによって、打ち破られる! 「…………オオオォォォォアアアアァァァァーーーーーーーーッ!」 しかし! その時! 大魔王バーンは左腕を高く掲げ、自らの右肩の付け根に振り下ろした! アブナイ! ヤバレカバレのスーサイド!? 否! 否! 本能に呑み込まれたとはいえ、仮にも大魔王を名乗る者! 死地にありて活路を見出すのは、正義に生きる者の特権ではない! 巨獣の爪が自らの腕を切り落とす! その腕にはエリザが槍を突き刺していた。バーンは自らの腕を捨てる事で、超音波による蹂躙を遮断したのだ! そしてバーンは斬り落とした腕を蹴り飛ばす。デッドプールのいる場所へ。 「Ah――――ぁッ!?」 「あー、やっぱこれって俺ちゃんのせい? ですよね」 エリザも巻き込まれ、デッドプール諸共に吹き飛ばされていく。 残ったのはバーンに向かってくる、飛び蹴りのモーションに入りもはや中断の効かないニンジャスレイヤー! 鬼眼王のカウンター・パンチ! 「グワーーーッ!?」 ニンジャスレイヤーが凛と白野の元へ吹き飛ばされてきた。 ドラゴン・トビゲリで威力を削いでなお、ニンジャスレイヤーは爆発四散寸前まで追い込まれる! ウカツにも反撃を予想していなかったニンジャスレイヤーの意識はニューロンの奥底へ沈められた! 血塗れになって転がるニンジャスレイヤー。 極度の魔力放出により膝を突くエリザ。 立ち上がったが代わりにウェイバーが這いつくばったデッドプール。 掴みかけた勝利は、一瞬にして幻と消えた。 「……嘘」 凛が呆然と呟く。 恐るべきは三騎のサーヴァント、最良の戦術を以ってしても倒しきれない大魔王の底力か。 ――まだ、終わってない。令呪を使うんだ。 手を繋ぐ白野に促され、凛は令呪の存在を意識する。 あと二画の令呪。一画は使う余裕がある。 ニンジャスレイヤーに駆け寄り、意識の有無を確かめた。 「アサシン、令呪を使うわ。もう一度今の作戦を」 凛の言葉は、ニンジャスレイヤーによって遮られた。 仰向けになり、ゆっくりと目を開いたその眼光は――センコめいた光を放つ、煮え滾るマグマ! 「情けなや、フジキド……この上は儂自ら手を下すしかあるまいな……!」 ニンジャスレイヤーの喉から漏れる声。 それは、先程までのニンジャスレイヤーの声とは決定的に違う。 確執を乗り越えともに戦うと決意させた、フジキド・ケンジではない――全てのニンジャ殺戮を望む、ナラク・ニンジャ! 「小娘よ、冥土の土産に覚えておくがよい。理不尽は道理を殺すのだ」 伸ばされる腕。黒い血が滴り、破れた装束を再形成していく。 (令呪を――ダメ、声が――出ない――) 喉首を締め上げられ、凛の意識は瞬時に遠くなる。 異変を察した白野が駆け寄ってくる。しかし凛は視線で彼を制した。 持っていたアゾット剣に一瞬、己の魔力を通し――彼に投げ渡した。 「これぞ、インガオホー也……!」 「忍」「殺」のメンポの奥から硫黄の蒸気が漏れる。 凛はその姿に、大きく口を開けた野獣の姿を――否。どこまでも深く底のない、深淵の奈落を幻視した。 (――ラン、サー――) 闘うと決めたのに。 ランサーに恥じないマスターになると誓ったのに。 岸波白野と闘うと約束したのに。 負けて、しまった。 (――悔しい) 闇が、全てを呑み込んだ。 ▲ ▼ ▲ 岸波白野の目前で、一体何が起きたのか。 頭で理解していても、事実を納得するまでには至らない。 遠坂凛の小さな身体が消えて、五色に輝く魔力の光となって、立ち上がった赤黒のニンジャの、硫黄の煙立ち昇る鋼鉄のメンポに吸い込まれた。 それは一体――何を意味するのか。 「ググ……グ……ようやく……だ。ようやく……儂の……時が来た!」 殺戮者のエントリーだ! 感慨深げに呟くはニンジャスレイヤー――否、ナラク・ニンジャ。 バーンの攻撃によって意識をニューロンの海に拡散させたフジキド・ケンジに代わり、肉体を支配したのだ。 ナラクはそのまま遠坂凛との契約を破棄――しかし魂を食らった事により莫大な魔力を得て、遂にナラク・ニンジャは自由を得た。 「忍」「殺」の二文字を象るメンポから地獄の蒸気が溢れ出す。 血に濡れたニンジャ装束が燃え上がる。一瞬の後、ニンジャスレイヤーの全身の傷は強引に焼き塞がれていた。 「ドーモ、キャスター=サン……」 目を見開く。そこにあるのはセンコのごとく赤く小さい両の瞳! それを見たウェイバーが、ヒッと魂の奥底より湧き上がってきた恐怖に身を竦める。 「……ナラク・ニンジャです」 「貴様、一体……?」 「イイイイヤアアアァァーーーーッ!」 突如、底知れぬ暗黒の気を放ち始めたアサシンを前に、さしもの大魔王も怪訝そうな表情を見せる。 そこにすかさず飛来する、黒い炎にコーティングされたスリケン! バーンはとっさにガードを上げる! 「む……これは!」 「サツバツ!」 防いだとはいえ、そのスリケンの威力は先程までとは比べ物にならなかった。 スリケンは刀身半ばまで鬼眼王の皮膚に食い込ませていた。その傷口を黒い炎が焼く。鬼眼王は怒りに吠えた。 「Oh……ニンジャの血は、きっと鉄と硫黄で出来ていた……」 もはやナラクの目にはバーンしか、バーンの目にはナラクしか映らない。 突如戦闘から放り出されたデッドプールは、ウェイバーの肩を叩き恐怖を和らげてやりながら独りごちた。 形としては突如力を増したニンジャスレイヤーに救われた彼だが、感謝など述べる余裕がない。 共に戦っていたエリザは呆然としている白野を支えていた。 「あいつ、何なの……?」 「やればできるじゃねーか……ってもんじゃねえな。本当にやっちまったのか、ニンジャ」 デッドプールは他人事のように――実際他人事であるが――静かに呟く。 奴は選択した。それが奴自身の意志であれなんであれ、もう戻れはしない。 今だとばかりにウェイバーから魔力を拝借し、傷の修復にかかる。 何せ――敵が一人増えたのだ。万全にしておいて損はない。 「グオオオォォォォーーーーーッ!」 「グググ……足りぬ、足りぬ……!」 大地を割り、海を破り、空を裂く。 バーンが繰り出す攻撃はどれもが一撃必殺の威力。 しかしナラクはそのことごとくを避ける。避ける。避ける! 「どれだけ力があろうと……どれだけ巨体であろうと……!」 砲弾のような爪先をブリッジして躱す。 大地を背にしてバランスを確保し、寝そべった態勢から背筋で飛び起きる。 その反動を利用し、頭上を通り過ぎていった鬼眼王の膝裏へスリケンを連射! 「グワーッ!?」 「カラテが足りぬ! 奥ゆかしさが足りぬ!」 今のバーンは全身から魔力を放出し続けているに等しい。 ソウルを感知する力を持つナラクにとって、その攻撃の予備動作を読み取る事などベイビー・サブミッション! また、バーンは肉体の圧倒的スペックと膨大な魔力を誇るが故に、純粋なカラテを練り上げていない。 ナラクは、多種多様なジツを操るニンジャ達を、己の肉体と不浄の炎のみでスレイし続けてきた。 ただ肉体の強度のみを頼りに何の技巧もなく振るわれるカラテなど、目を瞑っていても避けられる。 「ぐっ……しかし、貴様もマスターを失っているはず! それだけの力、いつまでも発揮できるものか!」 そう、ニンジャスレイヤーはマスターたる遠坂凛を自ら殺害した。 再びはぐれサーヴァントになったニンジャスレイヤーもまた、魔力の供給源を失いタイムリミットが設けられたたも同然。 凛の魂を喰って膨大な魔力を得たとて、マスター不在とナラク自身の二重消費によって瞬く間に使い尽くしてしまうだろう。 「ググ……吠えるでないわこわっぱが。当然わかっておる……故にこうするのだ!」 ナラクがバーンへと跳びかかった。 バーンは反射的に、正面から来る打球を打ち返す。 巨大な拳がナラクを襲う。ナラクは身を捻る。しかし躱しきれない! 「グワーッ! グググ……ウカツ! かかりおったわ!」 ニンジャスレイヤーは、ナラク・ニンジャを開放する事によってステータスとスキルが変動する。 アサシンとして特性たる気配遮断が弱体化する代わり、戦闘者として有用なスキルである戦闘続行が上昇するのだ。 そしてここで、戦闘続行のスキルが仕事をした。 バーンの一撃を喰らいながらもナラクの動きは鈍らず、一撃を放った直後で硬直した鬼眼王の隙を突くのだ。 「イヤーッ!」 ニンジャ装束の袖口からまっすぐ伸びる赤黒い線。それは自身の血液から生成した鎖! 先端は鋭いスリケンが付いている。鬼眼王に突き刺さる。バーンはそれを防げない。 鎖はバーンの表皮に突き刺さる! そしてナラクはその鎖を強く引いて跳び、一瞬でバーンの身体へと取り付いた! 「グワーッ! き、貴様まさか……!」 「グググ……貴様のマスターは……頂いてゆく!」 ナラクは数度の交錯を経て、バーンのソウルを念入りに検分した。 そして発見したのだ。巨大な鬼眼王のボディの内、一点だけ、色の違うソウルが発されている場所を。 それはすなわち――マスターたる足立=サン! 「イイイイヤアアアァァーーーーッ!」 足立が囚われている箇所に肉薄したナラクは、身体から滴る赤黒い血を両手で拭い取る。 その手は瞬く間に轟々と燃える黒い炎に包まれ、水が冷えて氷になるように、炎が一つの形を得る。 ブラスナックルめいた黒鉄の指輪、その先端には幾つもの鋭利な刃が生えている。アブナイ! そして――右ストレート! 左ストレート! 右! 左! 右! 左! 右! 左! 右! 左! 秒間百発にも達しようという流星の如き拳がバーンのボディに突き刺さる! 「グワーッ!」 エッジを生やしたブラスナックルがバーンの表皮を削る、削る! たまらずバーンがナラクに掌を叩き付ける! しかしナラクは瞬時にジャンプ。間一髪で掌を回避! 「グググ……もう遅いわ!」 宙に舞いながらナラクは再び鎖を射出。 ブラスナックルによって剥き出しにされたバーンの肉体に鎖が潜り込み――ブッダ! 引き抜かれた時には足立が鎖に巻き取られていた! 足立を手中に収めたナラク・ニンジャは、バーンの肩を蹴って即座に離脱した。 「貴様ーッ! 逃さぬぞーッ!」 「ググググ……オロカなり、キャスター=サン。もはや勝敗は決したのだ」 バーンは狂乱の勢いのままに追いかけてくる。 が、ナラクは巧みに鎖を操って、自分とバーンの間にエリザベートとデッドプールを置くように跳んだ。 バーンの目にはそれがナラクの独断だとは理解できない。 故にバーンは、ナラクへの道を阻む二騎のサーヴァントに攻撃を仕掛ける。 「おいおい、こっち来んなよ。MPKかっつーの」 「邪魔だ!」 バーンの足が振り下ろされる。デッドプールは慌てて横転。エリザも何とか回避する。 しかしナラクの目論見通り、バーンの足は一瞬止まってしまった。 その一瞬の間に、ナラクは残るカラテを両足に注ぎ、かなりの距離を稼いでいた。 弾丸のように疾駆しながら、ナラクは足立の顔を掴んで無理やり視線を合わさせる。 「足立=サンよ。令呪を使い、キャスター=サンとの契約を破棄せよ。さもなくば貴様は死ぬ」 「あ……う……」 極度の魔力消耗で朦朧としている足立が、間近にあるナラク・ニンジャの溶鉱炉の如き眼光に震え上がる。 笑っているのか泣き出しそうなのか。ニンジャリアリティショック罹患者特有の、一見しただけでは判別しがたいそのアワレな表情は実際失禁寸前。 「儂が手を下すのではないぞ。このままでは貴様はキャスター=サンにカラテを吸い尽くされて死ぬ。 助かりたいのなら方法は一つ。キャスター=サンを切り捨て、この儂と新たに契約を結ぶのだ!」 これこそが、ニンジャスレイヤー――否、ナラク・ニンジャの計略。 遠坂凛はマスターとして優秀ではあれど、彼女のランサーを殺す遠因となったニンジャスレイヤーに決して心を許さないであろう。 彼女は岸波白野と仮契約した身。サーヴァントを失っても消滅を免れるのなら、それは実質サーヴァントをレッサーヤクザめいた鉄砲玉として使えるという事に他ならない。 仮にエリザベートとニンジャスレイヤーの二騎が最後まで残った場合、凛は躊躇いなくニンジャスレイヤーに自害を命じるはずだ。 マスターが二人とサーヴァントが一人残る。それでもサーヴァントが一騎しかいない以上、聖杯は彼らの手に落ちる。 ニンジャスレイヤーにとっては負い目のあるマスターであっても、ナラクにとっては殺すべき敵に過ぎなかった。 仮にフジキドがキャスターをスレイできていたとしても、いずれナラクは凛に牙を剥いていただろう。 「オヌシを救える者はもはや儂以外にはおらぬ。 キャスター=サンはオヌシをジョルリ人形めいたカラテ・ジェネレーターとして利用するのみ。 オヌシらと敵対していたこわっぱ共は当然オヌシを生かしておく気はなかろう。ルーラーの小娘に頼ったとて救われるはずもない」 故に、ナラクは凛ではなく足立に目をつけた。 足立はバーンの他に仲間と呼べる者がおらず、ニンジャスレイヤーによって徹底的に恐怖と痛みを刷り込まれた。 もはや一人で歩くこともままならず、四面楚歌の状況。キャスターですらもはや味方ではない。 足立の命運はまさにロウソク・ビフォア・ザ・ウィンド。 「このまま枯死するまでキャスター=サンにカラテを吸われ続けるか、それとも儂と契約し生き長らえるか。さあ、選べ!」 ここまで足立を傷めつけたニンジャスレイヤーに従う事は、屈辱である。 しかし、足立には――戦士でもなく魔術師でもない、『力を持ったただの人間』である足立には――命を捨ててでも貫き通す信念など、ない。 身動き一つ言葉一つ発せないバーンの支配下から脱したと思ったら、今度はニンジャスレイヤーだ。 しかし一つ確実な事もある。それは、今もこの身を苛む盛大な魔力の流出を止められるという事だ。 数分後に訪れる確実な死か、屈辱を呑んで得る負け犬の生か。 奈落の底のようなナラクの瞳に覗き込まれ、足立の心はついに折れた。 「わ……わかった。お前と契約……する……!」 「足立ィィ――!」 足を止めたナラクに追いつくバーン。 しかし、ナラクの言通り。勝敗は既に決していたのだった。 単に足立というマスターを確保するだけならばバーンを自害させれば良い。 しかし、ナラクは云わばニンジャスレイヤーの始祖――己の手でニンジャを惨殺する事に愉悦を覚える狂人である。 ニンジャは必ず手ずから殺す。事にこのキャスターはアーチ・ニンジャ級、いやそれ以上の力を持つ大物である。 故にナラクは契約の解除に留める。絶望に堕ちたバーンを、自らの手で屠り去るために。 「れ、令呪を以って命じる……キャスター、お前との契約を破棄する……! そ、そして……アサシン、お前と契約する……!」 方向性を与えられた令呪はすぐさま発動、契約を履行する。 その時――足立からバーンに供給されていた魔力が、今度こそ途絶えた。 そしてマスターを持たぬサーヴァントとなったバーンは、巨体を維持するための魔力も全て自分で賄わなくてはならなくなった。 スイッチを落とされたように巨人の進撃が止まる。 「ガ……!」 「ググググ……苦しかろうな、キャスタ=サン。案ずるでない、儂がカイシャクしてやろう」 足を踏み出す力さえ失ったバーンの前に、ナラクが立つ。 単独行動スキルを持たないバーンには、マスター不在の上に鬼眼王状態を維持する負担は想像を絶するものだ。 対するナラクは対照的に、新たな魔力供給先を得て全身に力が漲っている。 遠坂凛の魂を食って得た魔力は既に半分ほど消費してしまったものの、まだまだ尽きてはいない。 ここに、形成は逆転した。 「イヤーッ!」 「グワーッ!」 ナラクが身を捻り、二本のスリケンを投げ放つ! 先ほどまでは表皮で弾けていたそのスリケンは、今度はやすやすとに突き立つ! バーンの剥き出しの上半身目掛け、ナラクが跳んだ! 溢れ出る血液が不浄の炎となって燃え盛り、ナラクの全身に宿る! ナラクがバーンの頭上少し上に刺さったスリケンを掴む! その姿はまさに垂直の壁に張り付くニンジャの如し! 「あ……アサシン……!」 「ヌウウウゥゥゥー!」 ナラクが両足に黒い炎を集める! 両腕でスリケンをがっちりとホールドし、両足を空中に振り上げた! バーンは背後に位置するナラクが何をしようとしているか理解した。が、反撃の手立てがない! 腕一本動かす魔力すら、今のバーンにはもうないのだ! 「イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!」 「グワーッ! グワーッ! グワーッ! グワーッ! グワーッ! グワーッ! グワーッ!」 ゴウランガ! 機関砲のように繰り出される無慈悲なるストンピング重点! 黒炎まとう豪脚がバーンの後頭部から背中、脊髄にかけて何度も何度も何度も何度も蹴り降ろされる! 「イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!」 「グワーッ! グワーッ! グワーッ! ……余が……こ、この大魔王が……グワーッ!」 ニンジャ殺すべし! ニンジャ殺すべし! 絶対の殺意をガソリンに繰り出されるナラクの足刀は、バーンの残り一つとなった心臓に容赦無い負荷を与え続ける! 魔力切れでの消滅など許さない。この身、この意志でニンジャを殺す。 砕き、引き裂き、八つ裂きにする。それがナラク――全てのニンジャを殺す者! 「サツバツ!」 骨という骨、内臓という内臓をミンチにし終え、頃合と見たナラクがバーンの背中を足場に跳んだ。 身を捻り縦方向に宙返り、高速で回転する。不浄の炎をまき散らす黒い竜巻となる! 「イイイイイイイヤアァァァァァァーーーッ!」 「グワアアアアアアァァーーーーーーーッ!」 ナラクは全身のカラテと遠心力、さらに不浄の炎を足先に集約し、ギロチンのように振り下ろした! これこそは暗黒ジュー・ジツのヒサツ・ワザ! バーニング・カカト・フォール! 灼熱を帯びた強烈なかかと落としがバーンの脳天に叩き込まれた! 武器ではなく、宝具でもなく。ただ己の五体を以って凶器と成すカラテの真髄! オリハルコンの武器さえ受け止める大魔王の肉体が砕ける! さらにナラクはありったけのカラテを不浄の炎へと変換し、バーンの体内で炸裂させた! 魔力とも暗黒闘気とも違う不浄の炎がバーンのボディを駆け巡り灼き尽くす! 「負ける……この……余が……!?」 「ニンジャ! 殺すべし!」 ナラクが、跳んだ。着地する赤黒のニンジャ。 その孤影を際立たせるように――そびえ立つ魔獣の巨躯が、弾ける! 「ヌウウウウアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」 猛烈な爆発が、黒く染まり始めた空を朱に照らす――大魔王バーン、爆発四散! 不浄の炎はバーンの四肢を灰と変え、ついに最後の心臓をも焼却させた! 本体を失った鬼眼王の巨体は霞と消えていく。 ぼとり、と何かが落ちてきた。それは苦悶に顔を歪め、屈辱に呑み込まれた大魔王の頭部。 終末をもたらす巨人は――奈落の底から湧き出た劫火に灼き尽くされた。 静まり返った戦場にナラクの哄笑が響き渡る。それは血に酔い、殺戮を愉しむ狂人の笑みだった。 「キャス、ター……」 「ググググ……フジキドよ、喜ぶが良い。仇は討ってやったぞ」 裏切られ自らも裏切ったバーンの無惨な最期を目の当たりにし、足立が呆然と呟く。 ナラクはそんな彼を一顧だにせず、足を踏み出した。 その先にいるのは満身創痍のエリザベート、デッドプール。そして彼らが護る岸波白野、ウェイバー・ベルベット。 「キャスター=サンの次は貴様らよ、道化と小娘」 ナラク・ニンジャは、フジキド・ケンジとは違う。 一時共闘したとはいえ彼らに気を許す訳はなく、バーンを打倒した以上次に牙を剥くのは当然、残っていた彼らとなる。 「うーん、俺ちゃんそろそろポケモンセンター行って寝たいんだけど。ダメ?」 「あんた、一体何がしたいのよ! キャスターと戦ったと思ったら凛を……殺して、結局キャスターを殺して! 今度は私達って訳!?」 ナラクは答える代わりにスリケンを生成した。 エリザもデッドプールも、ルーラーに与えられた令呪の魔力はバーンとの戦いでほぼ使いきっていた。 凛という最上級の霊媒を喰ったナラクこそが今この場で最も多くの魔力を保有している。 キャスター撃破で消費した分を差し引いてもなお、まだナラクが勝る。 「ニンジャ殺すべし。例外はない。ニンジャ殺すべし!」 不浄の炎をまとったスリケンが乱射される。 エリザとデッドプールがそれぞれのマスターを庇った。その一瞬の隙でナラクには十分。 瞬時にワン・インチ距離にまで踏み込んだナラク、その伸ばされた指先は実際刃のように鋭い。 ブッダ! ヌキテがエリザの心臓を貫く! 「ウヌッ!? これは……貴様か、フジキド!」 しかし! エリザをスレイせしめるはずのナラクの手刀は、ナラクのもう片方の拳が叩き付けられた事によって軌道を変えた! よく見れば、燃え盛っていた黒き炎も消えている。 (((やめろ、ナラク!))) ニューロンの奥からフジキド・ケンジの意志がナラクを打った! 凛の魂を横取りして肉体の主導権を得たナラク。 だが、バーン撃破のためにその魔力を大量に消費した事によって、フジキドの肉体への支配力が弱まったのだ! 覚醒したフジキドは、肉体をナラクが動かしている事を知り、すぐさま反撃を開始したのだ。 (((フジキドよ、なぜ邪魔をする!?))) ナラクは一旦距離を取りつつ、精神チャノマへと意識をダイブさせた。 そこにはフートンの上にアグラを組んでチャドー呼吸を繰り返すフジキド・ケンジの姿があった! (((ナラク! 何故……何故、あの娘を殺した! あの娘は俺を信じてくれたのだぞ!))) {(((何を言うか、フジキド! あの娘がお前を受け入れたとでも思っているのか!? 否、否! 我らの命はあの娘に握られたも同然! キャスター=サンを排除すれば次は我らがスレイされるのは明らかだった! 故に儂がその裏を掻いたのだ!)))} (((だとしても! ならば何故、それを俺に伝えなかった!? 契約を破棄すれば、殺す必要はなかったはずだ!))) {(((グググ……血迷ったか、フジキド! 全てのニンジャを殺さねば聖杯は手に入らぬ! あの小娘は他のマスターと通じていた! であればいずれあの娘はお前を切り捨てただろう! その前に殺さねばならなかったのだ! 足立なるサンシタの方が、あの小娘よりどれほど扱いやすいかわからぬのか!)))} ニューロンの奥底で、肉体の支配権を賭けた壮絶な綱引きが行われる。 その様を好機と見たエリザが槍を突き込もうとするが、デッドプールによって止められた。 「ちょっと、なんで止めるのよ!」 「もうちょい待ちなって。多分、今のアイツには……下手に手出ししない方がいい」 狂気に侵された者、デッドプール。 だからこそわかる。今、ニンジャスレイヤーの肉体の中で、理性と狂気が激しくせめぎ合っていることを。 横槍を入れればその均衡が一気に崩れ、完全に狂気に呑み込まれるかもしれない。それを危惧しているのだ。 (((忘れたかフジキド! ニンジャによって殺された妻子の恨み……そして、お前の弱さ故に救えなかったあの無力なマスターを!))) (((忘れるものか! 忘れられるものか! 憎い……ニンジャが憎い! しんのすけを殺したキャスター=サンと、アサシン=サンが憎い!))) {(((ならばフジキド、儂に従え! 敵を殺し味方を殺し、滅尽滅相あらゆる敵を殺し尽くすのだ! 聖杯を手に入れればオヌシの死したマスターも、あるいは救えるかもしれんのだぞ!)))} (((……! しんのすけを……!?))) {(((そうだ! 小癪なニンジャの仕組んだ偽りではない、本物の家族の元へあの小僧を帰してやることさえ可能なのだ! だというのにフジキド、お前は本来のマスターではない小娘に心を許したか!? オロカにもほどがある!))) (((ナラク……!))) {(((いい加減に理解せよフジキド! 真の意味でお前の仲間と言えるのは、この儂だけだということを! いずれ殺すべき者を信用するな! ニンジャを殺せ! 人間性など捨てよ! 憎悪を、殺意を思い出せ!)))} (((ヌ……ヌウゥゥゥ……!))) ナラクがやった事――それを果たして責められるのだろうか? フジキドがこの場で凛と契約を結んだのは、バーンをスレイするために必要だったからだ。 決して、凛を護るためではない。ランサーを失ったからとて、フジキドが代わりに彼女を護る道理などない。 そう――ニンジャスレイヤーのマスターは、野原しんのすけただ一人。 しんのすけが最期に抱いたその無念、その絶望を、決して忘れてはならない。 誰よりもその痛みを知るニンジャスレイヤーだけは――我が子を亡くした父親であるフジキド・ケンジだけは、絶対に。 しんのすけはフジキドのように望んで修羅道に堕ちた訳ではない。選択の余地すらなくこの地獄に落とされたのだ。 こんなマッポーの世で死ぬべき存在ではない――絶対に! ならばニンジャスレイヤーが、フジキド・ケンジが成すべきは全ニンジャの殺害と聖杯の獲得であり。 遠坂凜を護る事では、ない。 (((道を誤るなフジキド! お前が闘う理由は何だ!?))) (((それは……しんのすけの無念を晴らす事……いや……しんのすけを、家族の元へ……!))) {(((ならば! ならば! ニンジャを殺せ、フジキド・ケンジ! 敵も味方も全てを殺せ! 殺して殺して殺し殺し殺し殺し殺し殺し殺し尽くした先にしか、あの小僧の魂に安息は訪れんのだ!)))} (((……ナラクッ! 俺は……ッ!!))) フラッシュバック――フユコ。トチノキ。無残に命を散らす罪無き人々。 フラッシュバック――しんのすけ。愛する父親に裏切られ、絶望に顔を歪める五歳児。 フラッシュバック――無力を呪うサラリマン。力を求める弱者。 フラッシュバック――ニンジャ殺戮を叫ぶ呪われたソウル。求めた強き力。 フラッシュバック。 ――――オラ、知ってるゾ! おじさん、忍者でしょ!? ――――ニンジャだぞー!ニンジャだぞー! フジキド・ケンジのニューロンの奥底で、二つの声が重なって響く。 『ニンジャスレイヤー』は固く目を閉じた。 「…………スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ! 」 全身全霊を込めたチャドー呼吸! ナラクによって支配されたフジキド・ケンジの肉体の支配権が、徐々に揺らぐ! (((やめい! フジキド! 何故儂を拒む!? 敵が、ニンジャが、目の前にいるのだぞ!))) (((フーリンカザン、チャドー、フーリンカザン、チャドー……!))) (((狂ったか、フジキド!))) (((ナラクよ、俺はお前の操り人形ではない! 俺が殺すべき敵は俺が決める! 俺の意志で殺すのだ!))) そして、『ニンジャスレイヤー』の目が見開かれる。 その目にはもはやセンコめいた炎はなく……鋭く引き絞られた、フジキド・ケンジの眼差し! オスモウカップ・イン・ニューロンに勝利したフジキドが、肉体の支配権を取り戻したのだ! 「……イヤーッ!」 ニンジャスレイヤーはスリケンを構え――放つ! しかしその矛先はエリザでもデッドプールでもない。命尽き果て、消滅しかけている大魔王の頭部! スリケンが突き立つ。大魔王の残滓が粉微塵に砕け散る。 その瞬間――かつて世界を手中に収め、神々すらも凌駕すると謳われた暗黒の大魔王は、完全にこの世界から消滅した。サヨナラ! ニンジャスレイヤーのインガオホーはここに果たされた! 「Wasshoi!」 そしてニンジャスレイヤーは跳んだ。 対峙する敵、見届けた裁定者、打ち破った怨敵。 その全てを放り出し、しかし新たなマスターとなった男だけは捕まえて。 明日をも見えぬ黒の帳の中へ、赤黒のニンジャ装束は瞬く間に消えていく。 残された者達はそれを呆然と眺めている事しかできなかった。 「退いた……?」 「らしいな。難儀なやつだなぁ、あいつも」 デッドプールが腰を下ろす。(外見上)元気なのは彼だけだ。 ウェイバーはデッドプールが再生するために持っていった魔力の消耗が激しく、四つん這いになって肩を激しく上下に動く。ほとんど瀕死状態。 エリザにもさしたるダメージはないが、宝具を繰り返し使用したため顔色は青い。 そして何より―― 「子ブタ……」 岸波白野は、黙して立ち尽くしていた。 盟友、遠坂凛が数分前までは確かにそこにいたという証。 彼女が残したたった一つの形見――アゾット剣を握り締めて。 背後からゆっくりと二つの足音が近づいてくる。白野が振り向くと、そこにはルーラーとカレンがいた。 「終わったようね。どうするのルーラー、『元』キャスターのマスターを追って令呪を剥奪する?」 「……いえ、止めておきます。今となってはキャスターとマスター、どちらが主導で魂喰いを行ったかは不明です。 この上まだ彼とアサシンがルール違反を行うようなら、その時改めて出向きましょう」 ルーラーの表情からは感情が読み取れず、内心どう思っているかは白野にはわからない。 マスターを殺したアサシンの行いを咎めていない以上、あれはルール違反ではないのだ。 戦争においては裏切りなど珍しくもない。白野が経験した月の聖杯戦争とは違うのだ。 「そう。じゃあもうここに用はないし、引き上げましょうか」 カレンは懐から透明な水晶を取り出した。 それは白野も知っている。アリーナから校舎に戻るための道具、リターンクリスタルだ。 ここでの役目は果たしたと、裁定者達は引き上げようとしている。 待て、ダメだ。まだ、あなた達には聞きたいことがある。そう声を上げようとするが、手の中のアゾット剣の重さがどうしても情動と判断能力を鈍らせる。 遠坂凛は死んだ。呆気なく、希望もなく。春先の雪のように消えてしまった。 絆を育み、いつかその前に立ち塞がると約束した、戦友。彼女はもういない。もう――出会う事はない。 ランサーから託されたものを、護る事は出来なかった。 喪失感はあまり感じない。それは衝撃の大きさに心が麻痺しているだけなのだと冷静に考える自分がいる。 おそらくこのしばし後、精神の痛みは現実の物となって襲ってくるのだろう。 それを思うと膝が震え、逃げ出してしまいたくなる。 それでも――それでも、まだ。 ――敗北を、認められない。 ―――――――――――――――― ・ルーラー達を見送る ・ルーラー達を呼び止める ―――――――――――――――― 白野は顔を上げて、選択した。 ▲ ▼ ▲ 戦場より数十キロは離れたビルの上で、ニンジャスレイヤーは停止した。 ここは周辺で最も高いビルの屋上、その奥まった一画だ。 気温は高いとは言えないが、空調や通信設備などの建造物が立ち並んでいるため風は遮られる。 何より外からの見通しが悪い。この時間なら、ここに潜伏していればまず発見されることはあるまい。 抱えていた足立を放り出す。 強引な魔力供給、そしてサーヴァント変更という死地を潜った足立の顔色は泥人形めいて土気色だ。 しかしニンジャスレイヤーは、新たなマスターの体調を一切考慮せず要件のみを切り出した。 「足立=サン、一つ忠告しておく。令呪で私を縛れるとは思わぬことだ」 「な、何……?」 「オヌシも見たであろう。私の中には『私でない者』が棲んでいる。 仮に令呪で私に服従を強制したとて、私は縛れても『私でない者』までは縛れない。 令呪が複数あるなら話は別だが、今のオヌシにあるのは一画だけだ。 もし令呪を使えば、今度こそ我らはオヌシを殺す。およそ考えつく最も惨たらしい方法で苦しめ抜いた後にな」 ニンジャスレイヤーの内に潜むもう一人の存在――ナラク。 足立には詳しく話してはいないが、先ほどの顛末を見た後では足立もさすがに察していた。 このアサシンはおそらく二重人格者だ。言うなればペルソナが意志を持ち宿主に干渉しているようなもの。 残る一画の令呪でニンジャスレイヤーとその影に潜む者を一度に支配するのは不可能であると、このサーヴァントは言っているのだ。 無論、その言葉が正しいとは限らない。ニンジャスレイヤーは信用ならない足立に脅しをかけているだけかもしれない。 だが真偽を確かめるには、足立は自らの命を天秤にかけねばならない。容易く判断できる事ではなかった。 「オヌシはただ隠れているだけでよい。私は私で独自に動く。オヌシの仕事は私に魔力を供給する事、ただそれだけだ」 「へ……なんだよ、結局お前もキャスターと同じ事させる訳?」 「致し方あるまい。キャスター=サンは実際強敵であった。奴が敗れたのはオヌシが足を引っ張ったからだ。 奇っ怪なジツを使うようだが、私はキャスター=サンの轍は踏まん。オヌシには何も期待せぬ」 ニンジャスレイヤーが足立と結ぶ絆は『信頼』ではなかった。 生きていたいなら協力しろという、脅迫にも近いそれは『利害の一致』でしかない。 屈辱と思いつつも、足立にはそれを受け入れるしかなかった。もはや足立にはこの狂人しか味方はいないのだ。 キャスターは既に亡く、上司である堂島はNPCに過ぎない。ランサーとバーサーカーのマスターには仲間の仇として付け狙われるだろう。 頼れるのは、自分の脚を完膚なきまでに破壊したこの憎き――そして恐ろしきニンジャだけ。 「ほんっと……世の中クソだな。夢も希望もありゃしない」 「そう思うのなら今すぐセプクするが良い。カイシャクはしてやろう。 尤も、命惜しさにキャスター=サンを裏切ったオヌシにそれほどの気概があるとは思えぬがな」 ニンジャスレイヤーはどこまでも酷薄だ。足立は護るべきマスターではなく、生きた魔力供給炉でしかない。 詰まる所はキャスターと同じ。道具として扱うのみ。 足立の両膝関節は完全に粉砕してある。ペルソナ・ジツを使おうとも、このビルを降りる事すら困難であろう。 これでは人質と大差ない。が、逆らえばすぐさまニンジャスレイヤーは自分を始末するだろうとも、足立は理解していた。 単独行動スキルを持つこのアサシンならマスター不在でも短時間なら存在していられる。 もし不興を買えば、あの幼女と同じように魂を貪られて死ぬだけだ。 どうにもならない状況にむしろ馬鹿馬鹿しさを覚え、足立は笑った。 悲惨としか言い表せない己の境遇を受け入れ――立ち向かうのではない――開き直った者の笑みだった。 ――いいさ、せいぜい利用するといい。僕だってお前を利用するだけだからな。 少なくとも、ニンジャスレイヤーが自分を必要としている内は殺される事はない。 もし彼が全てのサーヴァントをスレイできれば、自分も自動的に優勝するのだ。命があっただけでも僥倖だと思うしかない。 キャスターの大規模なルール違反により、足立もルーラーに目をつけられたはずだ。 しばらくの間は、ニンジャスレイヤーの言う通りにするしかないだろう。 「はいはい、わかりましたよ。大人しくしてればいいんだろ……くしゅっ! って言ってもさあ、ここにずっといろってのは無理だろ。寒いし、腹減ったし、何より足が痛いんだよ」 「食料、防寒具などの物資を集めてくる。ここより潜伏しやすそうな場所も探しておく。しばらくはおとなしくしておれ」 「でも仕事はどうすんだよ。僕、一応刑事なんだけど」 「この際、表の身分は気にせずとも良かろう。 キャスター=サンがマンションを破壊したおかげで、オヌシは死体も残らず粉砕されたものとして扱われるはずだ。 あの場にいたマスター達には知られたかもしれぬが、どうせその足では満足に動けぬ。どうでも変わらん」 赤黒装束のニンジャは立ち上がり、ウェイバーから貸与された携帯電話を握り潰した。 どうせこの電話はもう使われる事はないのだ。敵と繋がる要素などもう必要ない。 鉄くずを放り捨てたと同時、ニンジャスレイヤーは屋上から身を躍らせた。 (((…………))) ニューロンの奥に引っ込んだナラクは何も言わない。 が――消えた訳ではない。今後も隙あらばフジキドの精神を乗っ取り、暴れ回ろうとするだろう。 だがそうはさせない。殺すのは己の意志でだ。 必要なのはナラクの力、知恵、経験だ。ナラクの意志は求めていない。 「ウェイバー=サン、バーサーカー=サン、ランサー=サン、ランサー=サンのマスター=サン……」 ニンジャスレイヤーは選択した。 ナラクが指し示す通り――しかし己の意志で、全ニンジャを殺戮し尽くす事を。 自らの意志ではなく、しかし自らの手で命を落とした遠坂凛の瞳を思い出し――しかし記憶の底に封じ込める。 一時背中を預けた相手といえど例外はない。 そして、彼らよりも何よりも、ニンジャスレイヤーが自らの手でスレイせねばならない敵もいる。 「アサシン=サン。キャスター=サンは死んだ……次は、オヌシだ」 バーンは葬った。が、これはフジキドがインガオホーを果たしたとするには半分足りない。 アサシンは、フジキド・ケンジがフジキド・ケンジの意志のままスレイせねば、本当に復讐が成ったとは言えないのだ。 「ニンジャ殺すべし。アサシン=サン殺すべし……!」 故にアサシン――ベルク・カッツェだけは、必ずこの手で縊り殺す。そう誓う。 殺意を呪詛のように振り撒きながら、ニンジャスレイヤーは闇を切り裂いて駆ける。 其は黒よりも暗い影。ネオサイタマの死神に安息の時間など訪れない。 走れ! ニンジャスレイヤー! 走れ! ▲ ▼ ▲ これにて、大魔王バーンを中心とした一連のイクサは終了となる。 神々の時代を終わらせ、魔の時代をもたらした絶対強者でさえも生き残れない。 ここは神も悪魔も降り立たぬ荒野。 強き者だけが真実となり、語り継がれる者となる。 【キャスター(大魔王バーン)@DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 死亡】 【遠坂凛@Fate/Zero 死亡】 【B-4/高層マンション跡地/一日目/夜】 【ルーラー(ジャンヌ・ダルク)@Fate/Apocrypha】 [状態]:健康 [装備]:聖旗 [道具]:??? [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争の恙ない進行。 0. …………。 [備考] ※カレンと同様にリターンクリスタルを持っているかは不明。 ※Apocryphaと違い誰かの身体に憑依しているわけではないため、霊体化などに関する制約はありません。 ※カッツェに対するペナルティとして令呪の剥奪を決定しました。後に何らかの形でれんげに対して執行します。 ※バーンに対するペナルティとして令呪を使いました。足立へのペナルティは一旦保留としました。 ※バーンに対するペナルティとして、エリザ・デッドプール・ニンジャスレイヤーに一画ずつ令呪を使用し回復させました。 【カレン・オルテンシア@Fate/hollow ataraxia】 [状態]:健康 [令呪]:不明 [装備]:マグダラの聖骸布 [道具]:リターンクリスタル(無駄遣いしても問題ない程度の個数、もしくは使用回数)、??? [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争の恙ない進行時々趣味。 1. ルーラーの裁定者としての仮面を剥がしてみたい。 [備考] ※聖杯が望むのは偽りの聖杯戦争、繰り返す四日間ではないようです。 そのため、時間遡行に関する能力には制限がかかり、万一に備えてその状況を解決しうるカレンが監督役に選ばれたようです。他に理由があるのかは不明。 【岸波白野@Fate/EXTRA CCC】 [状態]:健康、強い喪失感 [令呪]:残り二画 [装備]:アゾット剣 [道具]:携帯端末機 [所持金] 普通の学生程度 [思考・状況] 基本行動方針:「 」(CCC本編での自分のサーヴァント)の記憶を取り戻したい。 1. 護れなかった……。 2. ルーラーたちにアークセルの事を――? 3. 狙撃とライダー(鏡子)を警戒。 4. 聖杯戦争を見極める。 5. 自分は、あのアーチャーを知っている───? [備考] ※遠坂凛と同盟を結びました。 ※エリザベートとある程度まで、遠坂凛と最後までいたしました。その事に罪悪感に似た感情を懐いています。 ※遠坂凛とパスを通し、魔力の融通が可能となりました。またそれにより、遠坂凛の記憶の一部と同調しました。 ※クー・フーリン、ジャンヌ・ダルクのパラメーターを確認済み。クー・フーリンの宝具、スキルを確認済み。 ※アーチャー(エミヤ)の遠距離狙撃による攻撃を受けましたが、姿は確認できませんでした。 ※アーチャー(エミヤ)が行った「剣を矢として放つ攻撃」、およびランサーから聞いたアーチャーの特徴に、どこか既視感を感じています。 しかしこれにより「 」がアーチャー(無銘)だと決まったわけではありません。 ※足立透と大魔王バーンの人相と住所を聞きました。 【ランサー(エリザベート・バートリー)@Fate/EXTRA CCC】 [状態]:ダメージ(中)、魔力消費(中) [装備]:監獄城チェイテ [道具]:なし [思考・状況] 基本行動方針:岸波白野に協力し、少しでも贖罪を。 0. 元気出しなさいよ、子ブタ。 1.アサシン(ニンジャスレイヤー)は許さない。 [備考] ※岸波白野、遠坂凛と、ある程度までいたしました。そのため、遠坂凛と仮契約が結ばれました。 ※アーチャー(エミヤ)の遠距離狙撃による襲撃を受けましたが、姿は確認できませんでした。 ※カフェテラスのサンドイッチを食したことにより、インスピレーションが湧きました。彼女の手料理に何か変化がある……かもしれません。 【ウェイバー・ベルベット@Fate/zero】 [状態]魔力消費(極大)、心労(大)、嘔吐 [令呪]残り二画 [装備]デッドプール手作りバット [道具]仕事道具 [所持金]通勤に困らない程度 [思考・状況] 基本行動方針:現状把握を優先したい 0.オゴーッ!オゴゴーッ! ……え? 終わったの? 1.バーサーカーの対応を最優先でどうにかするが、これ以上、令呪を使用するのは…… 2.バーサーカーはやっぱり理解できない 3.アサシン(ニンジャスレイヤー)に不信感 [備考] ※勤務先の英会話教室は月海原学園の近くにあります。 ※シャア・アズナブルの名前はTVか新聞のどちらかで知っていたようです。 ※バーサーカー(デッドプール)の情報により、シャアがマスターだと聞かされましたが半信半疑です。 ※午前の授業を欠勤しました。他のNPCが代わりに授業を行いました。 ※野原しんのすけ組について把握しました。 ※アサシンからキャスター(大魔王バーン)とそのマスター(足立)、あくまのめだま・きめんどうし・オーク・マドハンド・うごくせきぞうの外見・能力を聞きました(じんめんちょうについては知りません) また、B-4倉庫の一件がきめんどうしをニンジャが倒したときの話だと理解しました。 ※キャスター(大魔王バーン)の『陣地構成』を『魔力を元に使い魔(モンスター)の量産を行う場所を生成する』であると推察しています。 また、『時間が経てば経つほど陣地が強固になる』というキャスターの性質上、時間経過によってさらに強靭なモンスターが生み出されるのではとも考えています。 結果としてキャスター(大魔王バーン)を『できる限り早いうちに倒す・陣地を崩す必要がある存在』と認識しました。 ※アサシン(ベルク・カッツェ)の外見と能力をニンジャスレイヤーから聞きました。 ※ランサー(クーフーリン)が。令呪で「日が変わるまでにキャスター、足立透を殺さなければ自害」という命令がされていることを知りました ※足立透とキャスターの陣地の住所を聞きました。 ※バーサーカーから『モンスターを倒せば魔力が回復する』と聞きましたが半信半疑です。 ※放送を聞き逃しました 【バーサーカー(デッドプール)@X-MEN】 [状態]魔力消費(中)、再生中 [装備]ライフゲージとスパコンゲージ(曲がった) [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針: 一応優勝狙いなんだけどウェイバーたんがなぁー 0.汚いなさすがニンジャきたない 1.吐いてるウェイバーちゃんもカワイイな! [備考] ※真玉橋孝一組、シャア・アズナブル組、野原しんのすけ組を把握しました。 ※『機動戦士ガンダム』のファンらしいですが、真相は不明です。嘘の可能性も。 ※『クレヨンしんちゃん』を知っているようです。 ※モンスターを倒したので魔力が回復しました。本人が気づいているかどうかは不明です。 ※悪魔の目玉はその場のノリ(地の文を読んだ結果)話しかけてからブチ殺しました。 しかし宝具の性質と彼の性格上話しかけた理由を後々の話で覚えてない可能性は高いです。 ※作中特定の人物を示唆するような発言をしましたが実際に知っているかどうかは不明です。 ※放送を聞き逃しました。 【C-5 /ビルの屋上/1日目 夜】 【足立透@ペルソナ4 THE ANIMATION】 [状態]魔力消費(絶大)、両膝破壊、身体の至る所に裂傷 [令呪]残り一画 [装備]なし [道具]なし [所持金]刑事としての給金(総額は不明) [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を手に入れる。死にたくない。 0.世の中クソにもほどがあるだろ……もうどうにでもなれ [備考] ※アサシン(ニンジャスレイヤー)と再契約しました。 【アサシン(ニンジャスレイヤー)@ニンジャスレイヤー】 [状態]魔力消耗(大)、ダメージ(中) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:しんのすけを弔うためにアサシン=サン(ベルク・カッツェ)殺すべし。聖杯の力でしんのすけを……? 0.アサシン=サン(ベルク・カッツェ)殺すべし! 1.足立の生存に必要な物資を手に入れる。 2.足立をもっと安全な場所に移す。 3.バーサーカー=サン(デッドプール)、ランサー=サン(エリザベート)……彼らもスレイするのみ。 [備考] ※放送を聞き逃しています。 ※ウェイバーから借りていたNPCの携帯電話を破壊しました。 ※足立透と再契約しました。 【B-6/市街地/1日目 夜】 【バーサーカー(黒崎一護)@BLEACH】 [状態]疲労(中)、魔力消費(大) [装備]斬魄刀 [道具]不明 [所持金]無し [思考・状況] 基本行動方針:美遊を守る 1.速やかに美遊の元へ戻る [備考] ※エミヤの霊圧を認識しました ※ランサーを殺害したため、令呪の強制力は消えました。 ※ルーラーの提案を拒否したため、令呪による回復を受けていません。 BACK NEXT 120 勇者よ―― 投下順 122 『主はまたつむじ風の中からヨブに答えられた』 127 籠を出た鳥の行方は? 時系列順 123 現実なのに夢のよう BACK 登場キャラ:追跡表 NEXT 116-b 凛として散る戦士の如く バーサーカー(黒崎一護) 128 少女時代「Not Alone」 遠坂凜 GAME OVER 岸波白野&ランサー(エリザベート・バートリー) 140 Fly into the night ウェイバー・ベルベット&バーサーカー(デッドプール) 140 Fly into the night アサシン(ニンジャスレイヤー) 138 フー・キルド・ニンジャスレイヤー? 足立透 138 フー・キルド・ニンジャスレイヤー? キャスター(大魔王バーン) GAME OVER ルーラー(ジャンヌ・ダルク) 140 Fly into the night カレン・オルテンシア 140 Fly into the night ▲上へ
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登録日:2010/06/12 Sat 11 25 41 更新日:2022/10/31 Mon 09 12 36NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DT DUEL_TERMINAL バウンス ミスト・バレー 不遇 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 霞の谷 風属性 DUEL TERMINALにて登場したカード群。 漢字では霞の谷。 ここでは主にストーリーに関して記す。 主体は『バウンス』。 風の力で吹き飛ばすイメージだろう。 属性は風、種族は鳥獣と雷が主。 ストーリー上ではX−セイバー、氷結界、フレムベルらとともにA・ O・Jの開発を行っていた原住種族の一つ。 姿は主に鳥やハーピィのような鳥人型のもので構成されている。 【RISE OF DESTINY】 《霞(かすみ)の谷(たに)の大怪鳥》 星6/風属性/鳥獣族/攻2400/守1400 このカードが手札から墓地に送られた時、このカードをデッキに加えてシャッフルする。 ミスト・バレーに生息している巨大怪鳥。幼怪鳥や見張り番のイラストに姿が確認できる。 ハンデス・手札コスト使用へ反応して、己を墓地からデッキに戻す効果自体は大変ミスト・バレーっぽいのだが、こいつがデッキに戻ってもそれをほとんど生かしようがないのがあまりに厳しい。 さらにDTでのミスト・バレーカテゴリ化以前の登場のため、名前が霞の谷(ミスト・バレー)ではなく霞(かすみ)の谷(たに)となってしまっており、カテゴリサポートを受けられない点もかなりきつい。 《王神鳥シムルグ》でデッキから引っ張り出すこともできるのだが、特殊召喚の競合対象が《風帝ライザー》《トラファスフィア》《神禽王アレクトール》などと多すぎるので、使うなら《スワローズ・ネスト》のリクルート対象を絶やさないためのピンポイント起用でワンチャンといったところか。 以下DUEL TERMINALでの活動。 【第一弾】 《霞の谷の雷鳥》 星3/風属性/雷族/攻1100/守 700 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが手札に戻った時、 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したターン、このカードは攻撃できない。 フィールドからバウンスされると即座に特殊召喚し直される、という変わったモンスター。 この段階で悪用できような気配が漂うが、実際後述する巨神鳥との無限ループパーミッションコンボが非常に強力。 《霞の谷の祈祷師》 チューナー(効果モンスター) 星3/風属性/鳥獣族/攻1200/守1200 1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上のモンスター1体を手札に戻して発動できる。 このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。 自陣の1体バウンスを対価に攻撃力を上げる効果を持つ。 上げてようやく1700程度では流石に不安が残り、かつターンを跨ぐと打点が戻ってしまうので起動コストでバウンスできる部分に意義を見出したい。 《霞の谷の戦士》 チューナー(効果モンスター) 星4/風属性/鳥獣族/攻1700/守 300 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、 このカードとの戦闘で破壊されなかった相手モンスターを ダメージステップ終了時に持ち主の手札に戻す。 交戦時に相手が戦闘破壊されないままならバウンスできる。素の打点が1700とそこそこなのも大きい。 《ミスト・ウォーム》 シンクロ・効果モンスター 星9/風属性/雷族/攻2500/守1500 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 (1):このカードがS召喚に成功した場合、 相手フィールドのカードを3枚まで対象として発動する。その相手のカードを持ち主の手札に戻す。 ミスト・バレーの深い霧を徘徊する巨大怪生物。巨神鳥をも凌ぐ同地域内での最大兵威とされるが、しかしワーム・魔轟神との相次ぐ戦乱で大半が犠牲になったという。 古参シンクロモンスターの1体であり、効果は今でも通れば強力だが……いかんせん比較対象があまりにも悪すぎた。 《A・O・J クラウソラス》 通常モンスター 星6/闇属性/機械族/攻2300/守1200 霞の谷に生息するモンスター、クラウソラスをモチーフに開発された対外敵用戦闘兵器。 上空からの奇襲で敵を翻弄する。 A・O・Jのバニラ機械鳥。原型となった「クラウソラス」に関しては後述。 ストーリーは特になし。 【第二弾】 《霞の谷の見張り番》 通常モンスター 星4/風属性/魔法使い族/攻1500/守1900 霞の谷を代々見張り続ける、見張り番一族の末裔。 谷で起こる出来事は、どんな些細な事も見逃さない。 リクルーターラインかつ守備高めのバニラ。鳥獣族ではないことも相まって、どちらかといえばガスタあたりにいてもおかしくない感じのモンスター。というかガスタが地域としてミスト・バレーに含まれている。 レベル4・風属性・魔法使い族という組み合わせはこいつ以外存在しないのでその点では希少。 《霞の谷の風使い》 チューナー(効果モンスター) 星2/風属性/鳥獣族/攻 400/守 800 1ターンに1度、お互いの手札が5枚以上の場合に発動できる。 お互いのプレイヤーは手札が4枚になるように手札を墓地へ送る。 限定条件下で相互ハンデスを執行できるが、条件の「お互いに手札5枚以上」はどちからがメタポでも使わないと正直狙いにくい。 この効果を使って、かつ大怪鳥でもうまく捨てれば実に美しい流れではあるのだが……。 《ミスト・コンドル》 効果モンスター 星4/風属性/鳥獣族/攻1400/守 400 このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する 「ミスト・バレー」と名のついたモンスター1体を持ち主の手札に戻し、手札から特殊召喚できる。 この方法で特殊召喚したこのカードの攻撃力は1700になる。 ミスト・バレーに生息しているらしい野良コンドル。 競合相手が多く採用の旨味を見出しにくいポジションだが、雷鳥と組んで《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を無理なく出せる点はこいつならではの利点。 ワームが侵攻してきたため警備を強化した模様。 もしくは偵察・斥候が原住種族におけるミスト・バレーの役割か? 【第三弾】 《霞の谷の幼怪鳥》 チューナー・効果モンスター 星2/風属性/鳥獣族/攻 400/守 600 (1):このカードが手札から墓地へ送られた時に発動できる。 このカードを特殊召喚する。 「大怪鳥」の雛。しかし効果は圧倒的にこちらの方が強い 一見面白そうな動きが可能っぽいが、実際に発動できるのが「手札から墓地へ送られた時」なのでタイミングを逃がす危険があり、思ったより対応カードが少ない。 《霞の谷の執行者》 星5/風属性/雷族/攻2100/守1600 このカードが召喚に成功した時、 フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。 ミスト・バレー戦士団No.2。団長ことNo.1は雷神鬼さんの方であり、よく似たこいつとは別人らしい。 効果は全体魔法・罠バウンスとまあまあ強いが表側表示限定。どちらかと言えばセルフバウンス向けのカード。リビデでリリース確保してアドバンス召喚したりすると無駄がない。 タイトルが反撃のジャスティスとあるように原住種族は攻勢に出た模様。 ミスト・バレーも執行者と物々しいカードが登場。 【第四弾】 《霞の谷のファルコン》 星4/風属性/鳥獣族/攻2000/守1200 このカードは、このカード以外の自分フィールド上のカード1枚を 手札に戻さなければ攻撃宣言できない。 デメリットアタッカーの皮を被ったメリット効果を持つミスト・バレーの主力。個別項目参照。 《霞の谷の巨神鳥》 星7/風属性/鳥獣族/攻2700/守2000 このカードの効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。 (1):魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、 自分フィールドの「ミスト・バレー」カード1枚を対象として発動できる。 その自分の「ミスト・バレー」カードを持ち主の手札に戻し、その発動を無効にし破壊する。 成長した雷鳥と思われる存在。ライダー同様のチェーン内発動制限こそあるが、極めて高い制圧力を有するミスト・バレーの切り札。 《ユニオン・キャリアー》が存命していた頃は、デッキから雷鳥を引っ張り出してこいつでバウンスする連携が猛威を振るっていたという……。 《霞の谷の雷神鬼》 シンクロ・効果モンスター 星7/風属性/雷族/攻2600/守2400 チューナー+チューナー以外の「ミスト・バレー」と名のついたモンスター1体以上 1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。 選択した自分のカードを持ち主の手札に戻し、 このカードの攻撃力をエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。 この効果は相手ターンでも発動できる。 ミスト・バレー戦士団No.1。しかし穏健派であるが故の疑念を魔轟神レイヴンに突かれ、結果ミスト・バレー全体の離反へ繋がってしまったという。 疑念の根幹となるのはA・O・Jのジェネクス運用に関してだが、そもそものジェネクス自体が謎の多い種族であり未だ不鮮明な点は多い。 バウンス能力は大変便利で破壊されそうなカードを退避させる、あるいは《安全地帯》《ビッグバン・シュート》などを相手を対象にした上で戻す変則除去にも使える。 魔轟神復活に対してなのか強力なカードが登場。 もしかしたら復活した魔轟神と最も近い所にいたのかもしれない。 【第五弾】 新規カードなし 今回以降ミスト・バレーはDTから姿を消す。 インフォメーションによると原住種族間で裏切りがあったらしい。 後にMG3にてミスト・バレーがA・O・Jの敵を捕らえ利用するやり方に異を唱え離反したと判明した。 精神汚染のイラストから、この裏切りには魔轟神が関与している可能性もある。 原住種族においての役割等については登場したカードもすくなく、復活もしていないのでよくわかっていない。 後に霞の谷のピンチに同じ霞の谷にあると言われる竜の渓谷よりドラグニティが現れる。 【STORM OF RAGNAROK】 《霞の谷の神風》 フィールド魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する風属性モンスターが手札に戻った場合、 自分のデッキからレベル4以下の風属性モンスター1体を特殊召喚する事ができる。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 風属性のバウンスに反応して、下級風属性のリクルートを行うフィールド魔法。設定的には創星神の嘆きが戦乱に呼応して発生する現象らしい。 こいつ単体では便利ではあってもそこまでではなかったが、他力本願鰻やボム・フェネクスに悪用されたことで一時期規制を喰らう。 【ORDER OF CHAOS】 《霞の谷の祭壇》 フィールド魔法 風属性モンスターがカードの効果によって破壊され自分の墓地へ送られた時、 自分の手札・デッキから風属性・レベル3以下のモンスター1体を特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 第二のミスト・バレーと名がつくフィールド魔法。神風が暴れたせいからか効果そのものは控えめ。 イラストをよーく見るとウィンダが祈りを捧げているのが見える。 設定面ではDT世界の第二次最終決戦に関わる重要地点。トレミスとウロボロスがここで死闘を演じ、そして創星神の角と宝玉がそこには見える。 【JUDGEMENT OF THE LIGHT】 《霞鳥クラウソラス》 シンクロ・効果モンスター 星3/風属性/鳥獣族/攻 0/守2300 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在する モンスター1体を選択して発動できる。 ターン終了時まで選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。 《A・O・J クラウソラス》の原型になったと思われる鳥。 【関連勢力】 『ドラグニティ』 ミスト・バレーモンスターに入れ替わりで霞の谷に現れた。 こちらも風属性で統一されている。 細マッチョや爽やか系の多かったミスト・バレーと比べるとずいぶん逞しい連中。 『ガスタ』 地続きのミストバレー湿地帯に古くから住む種族。 やはり風属性で統一されている。 ガスタの鳥と共に戦う戦闘術は、ミスト・バレーから受け継いだものであると公式で紹介されている。 環境において 統一テーマとしての【ミスト・バレー】としての力はさほどではなく、個別の優良カードが他のデッキに出張するということのほうが多かった。 特に《霧の谷の戦士》はレベル4で扱いやすいチューナーが長い間登場しなかったので、出張要員として様々なデッキに投入されていた。 ほかは《霧の谷のファルコン》が【セルフ・バウンス】に投入されていたなどがある。 総じて、縁の下の力持ち的な役割に努めてきたのだが、ペンデュラム召喚の登場と扱いやすいスケール8Pカードの出現で一変することとなった。 《霧の谷の巨神鳥》 レベル7 ATK/2700 DEF/2000 魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時に発動することができる。 自分フィールドに表側表示で存在する「ミスト・バレー」と名のついたカード1枚を手札に戻し、その発動を無効にし破壊する。 以前からも【忍者】に出張し活躍していたカードである。高い攻撃力と、自身も含む「ミスト・バレー」をバウンスしてあらゆるカード発動を無効化できる強力な効果を持っている。 ただし、最上級モンスターゆえに重く、【忍者】においても無効化は単発になりがちと、環境トップに食い込むほどのパワーはなかった。 しかしペンデュラム召喚と組み合わせれば、自身をバウンスしても簡単に展開しなおすことができ、しかも相手のフィールドに関わらずに、複数体をまとめて出すことさえ可能となった。 言い換えれば、《神の宣告》を内蔵したモンスターをノーコストで展開できるということである。これの強力さは語るまでもなく、単品価格は高騰を辿っている。 新マスタールール以降はペンデュラム召喚が下火になってしまったものの、《王神鳥シムルグ》や「ふわんだりぃず」このカードを出しやすいカードやテーマが増加し、環境常連の立場は揺らいでいない。 更に《ユニオン・キャリアー》が禁止になる前は、あちらの効果により《霞の谷の雷鳥》共々立たせて無限にカウンターすることが容易になっていた。 環境の変化でマイナーなカードが一躍トップレアに上り詰めることもあるという、OCGのおもしろさを語る一枚であると言えるだろう。 1ターンに一度、アニヲタ上にいるwiki籠り一人を社会に戻し、この項目を追記・修正することができる △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 雷神鬼はAOJの味方(同じフィールド)に居たからカタストルを効果でバウンスしたのが雷神鬼のイラストの真相だとか。因みに魔轟神から負の念を増大されただけで不信感は霞の谷全体にあったとか。 -- 名無しさん (2014-01-03 09 19 45) ガッチャ!楽しいデュエルでしたね… -- 名無しさん (2014-01-03 09 30 38) 戦ったら雷神鬼が死ぬほど強い…リビデとデモチェ安全地獄にピリカ経由のスフィアードとか凄く硬くてヤバかった -- 名無しさん (2014-03-24 16 35 04) まさか投売りされていた巨神鳥がここまで環境上位に来るとは誰が予想しただろうか -- 名無しさん (2015-06-21 15 49 48) 元々はカタストルと同じ攻撃力でバウンスしたから500高い設定なのかもね -- 名無しさん (2018-04-22 03 36 21) ユニオン・キャリアーと王神鳥シムルグ登場でクッソ強くなったよなあ -- 名無しさん (2020-09-15 13 37 28) 名前 コメント
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番長グループ名簿 -転校生ドラフト終了後 通常キャラクター Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 備考 50 折内こころ - 2年 豊満 0 0 5 13 10 31~50 90 精神 300 不気味なイタミ - 3年 豊満 11 2 6 4 7 51~80 95 100 600 一二兆 2nd 十七夜月美女 向 1年 華奢 1 12 13 5 2 51~80 100 100 600 - 1年 華奢 11 5 11 3 0 0~10 100 100 700 綾辻 結丹 2nd 十星 迦南 戦 2年 華奢 9 13 4 4 0 31~50 80 100 700 霜月 サビーネ 2nd 月雨 雪 慧 2年 華奢 18 1 9 2 0 51~80 100 100 700 胡 亞聞 武 1年 華奢 15 6 5 4 0 51~80 100 100 700 百端一茶 精 2年 華奢 0 0 3 7 20 31~50 100 100 700 里見 晶 - 2年 筋肉質 20 0 3 2 5 51~80 100 100 700 柿内 萌華 - 1年 華奢 10 0 4 4 12 31~50 100 100 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 備考 700 札井塚あおり - 1年 豊満 18 0 5 4 3 51~80 100 100 1000 メテオライ投子 武 1年 筋肉質 23 0 4 3 0 51~80 30 100 1000 弐番館 白雪 - 3年 貧相 0 0 7 3 20 11~30 100 100 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 備考 PL転校生 備考 名前 体型 攻 防 体 精 FS 移動 特殊能力名 発 成 700 仔狐クリス 1st 土星 普通 13 13 20 9 14 3 (なし) - - 700 タイガービーナス 1st 千本桜 明菜 貧相 5 7 10 8 31 3 アルティメットタイガーパンチ 80 100 1150 鬼姫災禍 1st 鬼姫計都/羅喉 豊満 20 9 17 4 9 2 邪鬼眼 50 100 1000 一 十 1st 一 二十四 豊満 7 13 16 8 20 3 約束された白百合の剣(エクスユリバー) 70 100 700 月雨 雪 1st 霜月 サビーネ 豊満 10 5 11 9 20 2 三千大千世界全洪水 100 精神 900 十七夜月美女 1st 一二兆 普通 18 7 13 1 17 2 布良星の光芒 100 100 備考 名前 体型 攻 防 体 精 FS 移動 特殊能力名 発 成 +1戦目終了後 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 備考 50 折内こころ - 2年 豊満 0 0 5 13 10 31~50 90 精神 300 不気味なイタミ - 3年 豊満 11 2 6 4 7 51~80 95 100 600 一二兆 2nd 十七夜月美女 向 1年 華奢 1 12 13 5 2 51~80 100 100 600 倉谷 風 - 1年 華奢 11 5 11 3 0 0~10 100 100 700 綾辻 結丹 2nd 十星 迦南 戦 2年 華奢 9 13 4 4 0 31~50 80 100 700 霜月 サビーネ 2nd 月雨 雪 慧 2年 華奢 18 1 9 2 0 51~80 100 100 700 胡 亞聞 武 1年 華奢 15 6 5 4 0 51~80 100 100 700 百端一茶 精 2年 華奢 0 0 3 7 20 31~50 100 100 700 里見 晶 - 2年 筋肉質 20 0 3 2 5 51~80 100 100 700 柿内 萌華 - 1年 華奢 10 0 4 4 12 31~50 100 100 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 備考 700 札井塚あおり - 1年 豊満 18 0 5 4 3 51~80 100 100 1000 メテオライ投子 武 1年 筋肉質 23 0 4 3 0 51~80 30 100 1000 弐番館 白雪 - 3年 貧相 0 0 7 3 20 11~30 100 100 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 備考 +1戦目終了前 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 50 折内こころ - 2年 豊満 0 0 5 15 10 31~50 90 精神 200 メリー・シープ 解 それ以外 普通 13 0 4 3 5 31~50 100 100 300 土星 2nd 仔狐クリス 逸 3年 華奢 0 18 8 3 1 81~100 100 100 300 四万十川 アリス 2nd 瓶ヶ森 瓶花&アキビン・エンプレス - 2年 華奢 8 4 7 4 7 51~80 85 100 300 百道桃 解 3年 普通 0 0 7 3 20 31~50 100 100 300 綾崎 楓 無 2年 豊満 15 0 4 3 3 81~100 83 100 300 不気味なイタミ - 3年 豊満 11 2 6 4 7 51~80 95 100 300 最低の竜人 ステラ 慧 3年 華奢 15 0 4 4 7 51~80 75 100 300 陸道 舞靡 - 3年 筋肉質 9 0 2 3 16 0~10 100 100 300 【不定】 逸 それ以外 華奢 0 0 27 3 0 51~80 25 100 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 300 業ヶ深院 シアク 逸 3年 華奢 0 0 2 0 28 31~50 100 100 300 草野 珠 - 3年 筋肉質 8 5 12 2 3 0~10 74 100 600 一二兆 2nd 十七夜月美女 向 1年 華奢 1 12 13 5 2 51~80 100 100 600 倉谷 風 - 1年 華奢 11 5 11 3 0 0~10 100 100 700 綾辻 結丹 2nd 十星 迦南 戦 2年 華奢 9 13 4 4 0 31~50 80 100 700 霜月 サビーネ 2nd 月雨 雪 慧 2年 華奢 18 1 9 2 0 51~80 100 100 700 千本桜 明菜 2nd タイガービーナス 武 3年 普通 21 0 4 5 0 31~50 100 精神 700 胡 亞聞 武 1年 華奢 15 6 5 4 0 51~80 100 100 700 百端一茶 精 2年 華奢 0 0 3 7 20 31~50 100 100 700 里見 晶 - 2年 筋肉質 20 0 3 2 5 51~80 100 100 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成 700 柿内 萌華 - 1年 華奢 10 0 4 4 12 31~50 100 100 700 札井塚あおり - 1年 豊満 18 0 5 4 3 51~80 100 100 800 赤牛崎 黄毬 飛 2年 華奢 6 0 2 2 0 31~50 100 100 1000 メテオライ投子 武 1年 筋肉質 23 0 4 3 0 51~80 30 100 1000 弐番館 白雪 - 3年 貧相 0 0 7 3 20 11~30 100 100 Lv. 名前 Ability 学年 体型 攻 防 体 精 FS 参加率 発 成