約 2,792 件
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/342.html
あの忘れえぬ思い出に『サヨナラ』を(中編) ◆40jGqg6Boc 校舎の屋上の上に腰を落とし、不敵に見下ろす人影。 金色のボディに、風にたなびかせるマントを持つその人影はZXに酷似していた。 そう。その人物こそがこのバトルロワイアルの発端となりし存在。 大首領、“JUDO”がその場に悠然と彼らに自分の存在を示していた。 ◇ ◆ ◇ 「ッ! ジュドオオオオオオオオオオオオオッ!!」 ZXが吼える。 何故、ここに大首領が居るのか。 もしや、現世への復活が強化外骨格を使う以外の方法で成功したのだろうか。 様々な疑問が浮かんでは消えてゆき、ZXを惑わす。 だが、今は詳細について考えている暇などない。 変身解除を強引に取り止め、身体を捻じ曲げるように振り向き、ZXは数歩の助走を経て地を蹴り飛ばした。 更に両脚裏に内蔵されたバー二アーを稼動させ、宙に浮かせた身体の上昇速度を加速。 圧倒的な速度で屋上に接近し、右脚を上向きに突き出す。 当然、その先に居る者は大首領只一人。 未だ立ち上がろうとはせずに、ZXが自分の方へ向かってくるのを悠然と見つめるだけだ。 「ゼクロスキイィィィィィィィィィィィック!!」 再び咆哮をあげ、ZXが真紅の輝きを全身から放ち――シンクロ状態となりてZXキックを放つ。 それは第五回放送前に、範馬勇次郎を文字通り蹴り裂いた技と同等のもの。 下方から大首領に向けて、斜め一直線にZXキックの体勢で突き進む。 その速度はとてつもなく速く、かがみとヒナギクにとって眼で追いつくのがやっとの程。 やがて生み出されるであろう衝撃の大きさは言わずもがな、甚大なものとなるだろう。 しかし、上昇するように蹴り跳ぶZXに対し、未だ大首領は反応を見せない。 そうこうしている間にZXは大首領との距離を充分に詰め、最早ZXキックを避けるような距離間はなくなった。 そんな時、ふと思い出したかのように大首領は右腕をゆっくりと前方に翳し始め―― 「何ッ!?」 「他愛もないな、ZX」 ZXキックを右の掌で受け、そして座ったままZXの脚を彼の身体ごと前方へ押し払った。 本当に容易く、まるでとても軽いものを押すかのように。 そして大首領の力を受け、ZXはきりもみを行いながら地面へと落ちていった。 最も、今のZXにとって大首領の力はあまりにも強大であり、その結果は当然といえたかもしれないが。 『覚悟! 奴こそが諸悪の根源、いうなれば真の悪鬼! 加減など不要、昇華弾を使うぞ!」 「任せろ、零! ヒナギクさん、柊さん、才賀殿、即急に退避してくれ! 昇華弾を使用する!」 地に落ちていくZXの着地を補助し、覚悟はヒナギク達に向かって言葉を飛ばす。 内容は即時退避。 目的は今まで使用してこなかった零の内蔵兵器使用による巻き添えを防ぐため。 予想もしなかった大首領の出現、そして彼の圧倒的な力に呆然としていた三人であったが覚悟の言葉で我を取り戻す。 直ぐに覚悟の言葉に従い、校門の方へ走り出してゆく三人。 そんな三人の退避が完全に完了したのを確認した覚悟は、今もなお腰を降ろし続けている大首領に右腕を向ける。 そして数秒の予備動作を経て、右の指先部分から赤い光が灯り――赤い光弾として放出された。 それこそが零の内蔵兵器の一つであり、人間を超えた化物、戦術鬼を一瞬の内に焼殺する昇華弾。 程なくして大首領に昇華弾が直撃し、巻き込まれた学校の屋上部分が音をたてて、破壊される。 『まだだ、 奴の保有戦闘力は計測不能! 万が一を考え、もう一発撃ち込むコトを勧める!』 「了解!」 地に降って来る破片を避けながら、覚悟は零と交信し、二発目の昇華弾使用を決める。 昇華弾の威力は凄まじく、着弾点は校舎の破壊により周囲は砂埃が覆っており、大首領の様子は窺えない。 直前まで大首領には避けた様子は見られなかったため、直撃はほぼ間違いないだろう。 高熱の炎で一瞬の内に対象を焼き尽くす昇華弾を受け、並みの人間が只では済むわけがない。 しかし、大首領の力は先程、ZXキックを簡単に無効化した事から強大であり、底が見えない現実が彼らに警戒の念を抱かせる。 そのため、零は念を押し、覚悟はそれに同意し、再び昇華弾を放つ。 止まる事なく昇華弾は宙を突き進み、大首領が居ると思われる地点に命中する。 (やったのか……?) 次第に砂塵は晴れてゆき、視界が鮮明になってゆく。 どの程度の手応えがあったかを確認するために、覚悟はヘルメット越しに両目を凝らす。 やがて、覚悟の視界に映りゆく影が一つ見え――覚悟の表情が驚きに染まった。 「葉隠覚悟、そして強化外骨格『零』か。これでは足りん……この程度では超える気にもならん」 右腕、左腕を前方に翳し、文字通り宙に浮いた大首領が言葉を発する。 大首領の身体には目立った損傷は無く、それどころかマントすらも燃え尽きていない。 只、広げられた両の掌から煙が立ちこめているだけだ。 そう。昇華弾の直撃を片手で受け止め、特に気にした様子もない大首領に覚悟は驚く。 即座に次の行動について思案する覚悟。 そんな時、覚悟の横で豪風が過ぎ去った。 『あいつが親玉って奴だな! 相棒の仇、頼むぜ!!』 「任せろ、デルフリンガーッ!!」 いつの間にかデルフリンガーを手に取ったZXが走る。 ZXキックが通用しなかった事に悔やんでいる暇などZXにはなかった。 一発で効かないのであれば、何度だって叩き込む。その意思には曇りなど無い。 相棒――平賀才人を失ったデルフリンガーの想いと力を借り、ZXは駆け抜け、やがて再び跳躍。 宙へ浮いたZXを再び両脚裏のバーニアーが彼の姿勢を補助、同時に彼の上昇をも助ける。 『続け、覚悟!』 「応! 爆心!」 ZXの動きにワンテンポ遅れながらであるが、覚悟も疾走し、途中で大きく腰を落とす。 かと思いきや、両脚に着装した爆心靴を稼動させ――膨大な熱量を放射し、それを己の跳躍力に上乗せ、大空に向かって跳ぶ。 同時に覚悟は腰を回し、左脚を引き、ZXの背中越しに大首領の位置を完全に把握。 既に己の零式の技を叩き込む用意は完了済みだ。 やがて再び大声が周囲に響く。 『いけえええええええええッ!』 「ウオオオオオオオオオオオッ!!」 デルフリンガーに応え、大首領に向かってZXが大きな雄叫びを上げた。 咆哮の後、秒にも満たない時間を経て、デルフリンガーが縦一文字に一閃。 宙で一回転を終え、手に入れた遠心力をZXはデルフリンガーを振りぬく力に加える。 大首領の脳天をかち割らんとする勢いでデルフリンガーによる斬撃が襲う。 依然、大首領は先程と同じく只その一閃を眺めるのみ。 そう。ゆっくりと右腕を前方へ動かす動作もまた、先程と同じように動き――掴んだ。 「このような玩具で我に何かを為せると思ったのか、ZX? 本当に――」 『まだだ! もっと力をいれろ……村雨とやらよおッ!』 「勿論だ……こんなところでは終われん!」 デルフリンガーを受け止め、大首領は心底つまらなそうに口を開く。 刀身を素手で受け止めているにも関わらずに、大首領の手からは一滴の血も落ちようとはしない。 だが、その事実に臆することなくデルフリンガーとZXは更に力を、声を張り上げた。 大首領を今この場で倒す事が出来れば恐らく全ては終わる。 そのチャンスをみすみす見逃したくは無く、そもそもこんな殺し合いを仕組んだ大首領を許せる筈も無い。 大首領の言葉に耳を傾けずに、デルフリンガーを押し通す腕に更に力を込める。 ギリギリと音を立て、赤い火花を散らしながらデルフリンガーの刃が大首領を切り裂かんと前へ斬り進もうともがく。 しかし、そんな時ZXは今まで感じていた手ごたえを失った。 まるでデルフリンガーを手放したように感じ――やがてZXは言葉を失った。 自分の目の前で起きた出来事に。 「脆弱なものだな」 ZXの眼前で突如として夥しい数の破片が生まれる。 日光に反射し、幻想的な光を齎す“何か”の残骸が大首領の言葉と共にZXに降り注ぐ。 その“何か”が砕ける音と共に降り注いだそれは今までZXが手にしていたもの。 そう。それはかつて一振りの剣であったもの――大首領によって握られ、粉々に砕かれたデルフリンガーの成れの果てであった。 「デ、デルフリンガァァァァァァァァァァァァッ!!」 その事実を認識し、慟哭の叫びを上げるZX。 そんなZXに大首領はほんの一瞬、一瞥をくれたたけで片手を使い彼を軽く打ち払った。 本当に軽く、だがそれでいて今のZXにとって大きな丸太で吹き飛ばされたような感覚。 そして打ちつけられた衝撃でZXの身体が後方へ吹っ飛んだ。 しかし、大首領から離れていくZXと入れ変わるように突っ込む影が一つ。 「零式因果直蹴撃!」 言うまでも無い、零を纏った覚悟だ。 左脹脛の推進剤を吹かしながら、大首領に向かって左脚を振り上げる覚悟。 人間の数倍の体長はあり、異常な生命力を誇る戦術鬼を一撃のもとで粉砕する蹴撃。 零式を極めし覚悟によって真価が発揮されるその一撃が大首領の脳天を貫かんと空をきって、迫る。 やがて真っ直ぐと伸ばされた覚悟の左脚が、完全に大首領を捉えた。 「零式防衛術……こんなものでは意味はあるまい」 しかし、大首領は自分に向かう覚悟の蹴りですらも受け止め、そのまま掴む。 急激な圧力を受け、左の爆心靴が異様な歪み方をする。 拘束された左脚を奪還するために、右脚で大首領の身体を蹴り飛ばし、その勢いで抜け出そうとする覚悟。 だが、大首領はそんな覚悟の意図を察してか、彼の左脚を掴んだ腕に力を込め、横へ振る。 零の全重量と覚悟の体重をものともせずに、大首領にとっては取るに足らない力であるが、充分すぎる力を加え振り回し――やがてその手を離した。 一瞬の内に覚悟の身体は圧倒的な加速を受けざるを得ない状況となり、弾丸のように地面へ落下する。 そしてそこは先程ZXが落下した地点とほぼ同じ。 ほどなくして覚悟の身体は地面へ突き刺さり、ここ一番の砂埃が湧き上がる結果となった。 依然、大首領はそれらを只、じっと見つめるのみ。 そこにどんな感情が隠れているかは本人以外、誰にも理解は出来そうにもない。 「村雨さん! 大丈夫!?」 「覚悟くん! 零! しっかりして!」 未だ戦闘が終わっていないにも関わらずかがみとヒナギクが飛び出す。 ZXと覚悟の様子が心配で、いてもたってもいられなくなったのだろう。 彼女らの言葉を受け、ZXと覚悟は直ぐに立ち上がり、大首領を睨む。 その両眼からは未だ諦めていない意思が感じられ、特にZXからは怒りのようなものが感じられる。 理由はいうまでもなく、自分の仲間、デルフリンガーが大首領に粉々に砕かれた事について。 デルフリンガーを失った悲しみを己の糧に換え、ZXは再び大首領に向かおうとする気配があり、それは覚悟にとっても同じ事が言えた。 そんな時、彼ら四人の前に一つの影が何かを引き連れて駆け込む。 道化士を模したような人形、白金が製造したあるるかんを引き連れた銀髪の女性――才賀エレオノールの姿が其処にあった。 (あれが大首領、ジュドー………私の償いは彼を倒すコトで達成される……! たとえ、この命尽きようとも……やってみせる!) 例の如く、言葉を出せないエレオノールは両腕を――懸糸傀儡を操る糸が内蔵された指輪を嵌めた指を動かす。 両腕を交差させるように天に向かって上げられたエレオノールの細い腕の動きに追従し、あるるかんに生命が吹き込まれる。 そう。エレオノールが操る十本の糸により、まるで人間のように動くあるるかんはそんな風に表現することがしっくりといった。 そして、エレオノールが燃やす瞳の色もまたZXや覚悟と同じく、大首領に対する反抗の意思を示していた。 キュルケ、三千院ナギ、ケンシロウ、ギイ、そして才賀勝と加藤鳴海といった大勢の仲間に命を繋いで貰ったエレオノール。 託された様々な思いを指先に乗せ、エレオノールは大首領に向かって突撃を試みようとし、ZXと覚悟も各々かがみとヒナギクを振りきり、彼女に続いた。 「焦るな、虫共。キサマらでは我に勝てん。 そもそも我はキサマらと戯れるつもりでわざわざ此処まで来たわけではない」 そんな時、依然腕を組み、宙に浮遊している大首領が意味深な台詞を吐く。 大首領の言葉は気に留めず、そのままエレオノール達は走り続けようとする。 しかし、これほどまでにも強大な大首領が自分達に何を言おうとしているのか。 この殺し合いに従おうとしない自分達が気に喰わないのであれば、言葉など掛けずに今すぐその力でねじ伏せればいいのに。 何故こんなタイミングで大首領に自分達に言葉を掛ける意味があるのか。 その事がどうしても彼らの疑念を抱き、結果として彼らの足を止めさせた。 そんな光景を見て、大首領は心なしか満足した様子を浮かべ、ゆっくりと右腕を横へ掲げる。 まるで上げられた腕が何かの合図を示すかのように。 「理解したようだな。ならば、しかとその眼で見るが良い」 途端に、昇降口付近でバチバチと不気味な音が響く。 そして周囲の空間がぐしゃぐしゃに歪み、円の形をした奇妙な紋章のようなものが出現する。 顔をしかめる村雨以外の人間はは知る由も無いがそれこそが大首領の力の一環、魔方陣。 様々な物体を、空間を越えて移動させる事ができ、参加者を各々のスタート地点に送り込んだのは容易く、スペースシャトルの移動さえも行える代物。 やがて魔方陣の中心部から一際大きな音が鳴り響いた。 魔方陣の実態を知らない者でも、今から何か自分達の予想を超えた事が起きると予想できる程に魔方陣の中心部には変化が生じている。 一同が息を呑む中、ほどなくして中心部から一つの人影が見えた。 「ッ! あれは!?」 大首領以外の五人の声が重なり、一様に驚きの声をあげる。 何故なら彼らの予想を超えた人物が魔方陣から姿を現したから無理も無い。 頭髪は禿げきってしまった、初老の老人、そして五人にとって見覚えがある人物―― 「む、ううう……」 徳川光成が彼らの方へ歩を進めてきていた。 何故か下腹部を押さえながら、ゆっくりと、本当にゆっくりと。 どこか不自然な空気を周囲に漂わせながら。 光成は一歩ずつ、彼らの方を目指していた。 「ッ!」 状況の把握が追いつかず、暫く呆然としてた五人の中でZXが一際早く飛び出す。 この殺し合いの放送役を務め、度々その声を聞かされた徳川光成。 だが、独歩の知り合いであり、光成は性格上の問題からBADANに脅されていたと思われる。 ならば、保護しなければならない。 そう考え、ZXはまさに忍者の身のこなしで風をきって、彼の元へ辿り着く。 「おい、大丈夫か!?」 「キサマらにはほとほと失望させてもらったぞ。 充分すぎた時を与えてやったというのに……未だに我の牢獄、暗雲すら越えるコトもせんとはな」 大首領が口を開く。 その言葉には苛立ちのようなものが感じられる。 同時にZXを始め、彼ら五人はその言葉に何か違和感のようなものを感じたが先ずは光成の方へ意識を集中させた。 一番に辿り着いたZXの後を覚悟、エレオノール、ヒナギク、かがみが続いて駆け寄る。 一斉に彼らの視線を受ける事となる、光成。 「そこでだ。我は良い余興を思いついた。 キサマらがさっさと我の元へ辿り着いてくると考えるように……」 しかし、光成は何故か言葉を出そうとはしない。 いや、何か喋ろうとはしている様子は窺えるのだが、光成は口を一向に開かない。 まるで何かを我慢しているかのように。 依然上空から聞こえる大首領の意味が不鮮明な言葉が何故か彼らの不安を更に煽る。 やがて、どこか体調がすぐれないのかと思い、ZXが更に光成に近寄ったその時。 ZX、覚悟、エレオノールの三人は何か、言いようの無い悪寒を感じ、エレオノールは無意識的にヒナギクとかがみを強引に後へ振り向かせた。 そして、数秒にも満たない後に光成に異変が生じ―― 「このようなコトをな」 終に口を開いた光成のそれから“何か”が顔を出した。 おぞましく、そして大蛇のようにうねりながら外の世界へ出ようと動きめぐる。 やがてその“何か”は完全に光成の身体が飛び出し、地面へと落ちた。 「ほんとうに……すまんかっ…………た…………………」 何かに対し、謝罪の言葉を呟いた光成の目に生気が失われる。 力なく地面に倒れ付した光成の身体と共に、その“何か”の正体――光成の内臓が地面で脈打っていた。 村雨と覚悟の表情が一際驚愕なものに歪む。 何故なら、目の前の光景に以前にも見覚えがあったから。 生暖かそうな血液を帯び、今も直不気味に蠢く内蔵が彼らに認めたくない現実を見せ付ける。 そう。たった今、自分達の目の前で光成があっけなく絶命したという事実。 「何を驚いている、虫共。虫の一匹、そんな取るに足りんモノが一つ壊れたくらいで。 だが、我を許せないのであればキサマらがやるコトは一つ。 さっさと我らBADANの居城まで辿り着け。 まあ、つまらん小細工などを仕掛け、爆弾如きに脅えるようでは話しにならんがな」 目的を果たした魔法陣が大首領の言葉を皮切りに消えてゆく。 同時に大首領の身体も突如として除々に消えてゆき、彼自身も少し不思議そうに自分の身体の変化を見やっていた。 だが、やがて大首領は自分の身体から眼を離し、視線を戻す。 「ジュドオオオオオッ! キサマは……キサマはああああああああああッ!!」 「悪鬼め……! 誰にも人をモノ呼ばわりする権利などないッ!!」 一際大声で怒声を放つZXと覚悟。 デルフリンガーを失い、光成をみすみすと死なせた自分の不甲斐無さと大首領への怒り。 とても押さえきる事は出来ない感情がZXと覚悟の中で蠢き、ZXは先程よりも更に赤く光り、覚悟は全ての推進剤、爆心靴を稼動し、飛び上がる シンクロ状態となったZXは再び跳び、ZXキックの体勢を。 空中で右の握り拳をこれでもかと握り締め、覚悟は必勝の拳、因果の構えを取り、尋常ではない速度で突き進む。 しかし大首領の身体はみるみる内に薄くなり、やがて――完全に消え去った。 「その刻が来るのを待っているぞ。 わが器、ZX……そしてツクヨミの子らよ」 暫しの別れの言葉を残して。 ほどなくして、学校には彼ら五人と粉々になったデルフリンガー、物言わぬ身体となった光成が残された。 【徳川光成@グラップラー刃牙:死亡確認】 ◇ ◆ ◇ 永遠にどこまでも広がっているような錯覚さえも覚えさせる虚空の空間。 以前、参加者の一人である赤木しげるが“特別”に招待を受けた場所。 その空間こそが大首領の魂を幽閉している虚空の牢獄。 また、大首領と同等の存在であり嘗ての仲間、そして彼に反旗を翻した存在が己の肉体を引き換えに造りし空間でもある。 その存在こそ今もなお、大首領を封印する事に全力を尽くし、碌に現世へ実態を現せられない――人間の始祖、ツクヨミ。 牢獄は一度大首領に完全に破られたが、ZXを始めとした10人に仮面ライダーと引き換えに彼は再び封印されたというわけだ。 そして牢獄に一つの魂が今現世へより帰還した。 「時間切れというわけか……ふっ、なるほどな」 今や住み慣れてしまいすぎた牢獄に大首領が降り立つ。 その表情には嬉しさと物足りなさが同居しているような印象がある。 いや、どちらかといえば嬉しさの方が強いだろう。 何故なら先程、彼は一時的に牢獄の突破に成功したのだから。 「ツクヨミの力が弱まっているのか……それとも我の力が強まっているのどちらか」 言葉を並べている途中で大首領は後者の線が強いと考える 何故なら大首領は以前の彼とは違う。 そう。今までツクヨミの牢獄に為すすべも無く、封印されてきた時とは違う事がある。 それは簡単に言えば時を越える力。 この殺し合いの参加者を集めるために行使した力の有無が過去の大首領と今の大首領の大きな違い。 その力が発現した理由は今ですら大首領自身にもわからない。 再び強いられた幽閉生活に大きな飽きと怒りを覚え、ツクヨミの牢獄を打ち破ろうと何度も破壊を試みていた間に宿った未知の力。 それは一種の“進化”ともいえたのかもしれない。 ずっとツクヨミに封印されていたお陰で、10人ライダーに再封印されるまで彼は完全な敗北を知らなかった。 大首領を何度も邪魔した仮面ライダー達は何度も敗北を喫し、その都度に立ち上がり、“進化”を行っていた。 そう。以前、牢獄でツクヨミによって招かれたZXとの闘いで演じる事が出来なかった“進化”を。 結果論にしか過ぎないが、大首領は敗北の味を知り、初めて“進化”を行う機会を得て、それを達成出来た成果が時間跳躍能力なのかもしれない。 そして大首領の“進化”は更に別の出来事によって感化し、更なる向上を見せ、先程の一時的な脱出が行えたのだろう。 別の出来事、大首領には一つだけ思い当たる節がある。 「もしやアカギか? あやつの存在が……我に影響を与えたというのか」 大首領と対面し、臆する事なく会話し、あまつさえ賭けまで行い勝利を収めたアカギ。 先程の学校での時と同じく破滅のイメージ、“BADANシンドローム”は引き起こそうとはしなかったが、アカギの態度は堂々としていたものだった。 自分を恐れぬその態度、賭けを持ちかける度胸はそれほど珍しくは無い。 事実、最後の決戦時に自分を打ち倒した10人ライダーはその域に達する程、強固な意志を持っていた。 だが、問題はアカギ自身、何も力は持っていない事。 魂なき再生怪人一体すらも倒せそうにない身でありながら、あのような行動を行える存在。 あの時、交わした言葉はどれも興味深く、特に飢えているのだろうという発言は大首領を滾らせた。 そしてその滾り始めた大首領の感情は一刻も早い現世への復活の欲求に繋がり、一時的に成功したのだろう。 時間差があった事は未だその進化が不完全であり、ツクヨミの力は伊達ではないコトが予想される。 「クッククク……面白い、わざわざ手間を掛けてこの戯れを行った甲斐がある。 あとはヤツらがいつサザンクロスまで辿り着くかだな…… 一人、虫が紛れ込んだようだがどうせ、死ぬしかあるまい。まあ、切り抜けるのであれば興味はあるが」 そう言って、大首領は笑い始める。 一人、既にサザンクロスに乗り込んでいる者も居るようだが特には気にならない。 サザンクロスに単身で乗り込むなど自殺行為に等しく、余程酔狂な者と見える。 向こうの方から辿り着くまで特に何もする必要も無いだろう。 そして最早、大首領には彼らに殺し合いをやってもらうつもりはない。 既に参加者の半分以上は死に絶え、彼らの結束は固く、仲たがいはほぼないと言っていい。 ならば、さっさとサザンクロスへ乗り込み、その脆弱な肉体に乗せた命を極限まで燃やし、闘う事を大首領は期待していた。 その方が大首領にとっても眺めている分には有意義なもので、退屈も凌げるものだからだ。 勿論、これはガモン大佐を始め、BADAN側の人間は誰一人も知らない。 しかし、BADANとは大首領の一部、彼の意のままに動く組織であり、彼がそう決定したのであれば従わざるをえないだろう。 既に殺し合いには興味は無く、そのため死者の名前を呼び上げるための役目を持つ人間など要らない。 伊藤博士のようにある分野に特化した頭脳、類まれな肉体を持っていれば話は別だが、生憎、件の人物にはなにもない。 そのため、大首領はその人物――光成を始末、いや有効に利用するために学校へ出向いた。 其処は現時点で参加者の数が一番多く、自分に対する憎しみを募らせ、サザンクロスへの突入を煽るのにも持ってこいといえるだろう。 「そして葉隠覚悟、強化外骨格『零』……どちらも我の障害にはなりそうにないな。 余もそう思わんか?」 ふと、大首領が口を開く。 大首領を降ろす器となる強化外骨格『凄』の開発のために、BADANは強化外骨格のデータをとり、彼もまた零と着装者、覚悟については知っている。 虫にしては強いほうではあるが、自分と較べたら所詮天と地の差。 そのような感想を洩らし、大首領は視線を動かす。 視線の先には方膝をついて、大首領に忠誠の意のようなものを示している人物が一人。 そしてその人物こそ先程、内蔵を吐き、死に絶えた光成に手を下した、首輪をつけた軍服の男。 覚悟と散が操る零式防衛術、彼らが纏う強化外骨格、そして散が新たに製造し、覚悟の先に立ちはだかったであろう戦術鬼。 それら全ての基礎を創設し、夥しい数の人間を殺戮した男が口を動かし――。 「はっ、仰せのままに……」 齢百十九歳の老軍人であり、覚悟の大祖父上でもある、葉隠四郎が答えた。 酷く禍々しい両の瞳――零が称するならまさに“邪眼”というのに相応しい瞳には、苦渋の色などなかった。 ◇ ◆ ◇ 「フハハ……やはり、私は運が良い」 牢獄から現世へ舞い戻された男、葉隠四郎は己の幸運さを噛み締めた。 百十九の歳でありながら、その身はまるで五十台か六十台程のものでもあり、零式防衛術すらも操る。 覚悟の居た世界で日本軍を率い、第二次大戦と呼ばれる戦争で虐殺行為を行い、アジア最凶の悪鬼と表された戦争犯罪者でもある。 そんな四郎がこの場に居る理由。 それは血涙島で瞬殺無音部隊と共に覚悟と散による真の零式防衛術継承者決定の闘いを待っていた時、大首領の接触を受けたからだ。 流石に、いきなり『史上最強の強化外骨格製造のために協力しろ』と言われた時は面食らった。 何故なら自分とは別の世界から来て、大首領――JUDOと名乗った男の世界では自分の存在すらないらしい。 所謂SFといったやつなのだろうかと思ったが、四郎には俄かに信じられなかったのも事実。 しかし、半ば強引に連れて来られた後、四郎は思わず感嘆した。 自分の目の前に広がるBADANの充分すぎる施設、そしてこちらも充分すぎるほどの人体サンプル。 助手の能力もこれまた優秀であり、全てがあの時と段違いであった。 そう。大日本帝国による世界制服のために、米軍を殲滅するべく強化外骨格製造に一心を捧げていた時とは全く。 「霞をも越える『凄』。 私の世界だけでは為せはしなかった強化外骨格の完成、なんと心躍るコトか」 時間は少し不足気味だったが、四郎は大首領の命により『凄』の製造に尽力した。 外殻に惜しげもなく多大なサンプルを使用し、人智を超えた存在、大首領が憑依すれば史上最強の名に相応しい代物となるだろう。 あとは大首領を降ろすだけで『凄』は完成の状態に仕上がり、四郎はまるで我が子のように喜んだ。 また一応、裏切りを防ぐために大首領からは首輪を巻き付けられたが、四郎は別にそんな事を気にする事はなかった。 理由は四郎には大首領に反抗する気はさらさらなく、逆に歓んで開発に勤しんだ。 何故なら、大首領から協力を要請された時、駄目元で言ってみた『凄』完成の暁の報酬の約束を覚えていたから。 「そして……『凄』が完成し、大首領が復活した時。その時こそが……我らの真の勝利の瞬間でもある! 今度こそ負けはせん……圧倒的な勝利で収め……神国を建国し、零式を天に知らしめるなり! その時が来るまでこの葉隠四郎、死ねる身にあらず……!」 その内容は大首領の時を越える力で、四郎の世界の過去に戻る事。 そう。自分が率いる大日本帝国軍が、米軍に負けを喫した歴史を改変する事を目的とした時間跳躍。 大首領にとって数多くある世界の内、別に四郎の世界に固執する必要も無かったため、どうでも良かっただろう。 大首領は了承の意を示し、その約束が四郎の情熱を更に大きなものにさせた。 勿論、大首領が本当に約束を守るかはわからない。 しかし、この話し以外に四郎の欲求――米軍への勝利を達成する手段などない。 そのために四郎は力を注ぎ続けた。 あの時は零式防衛術も、強化外骨格も、戦術鬼も充分なものではなかったが、今は違う。 既にその三つは覚悟や散によって完成されており、更にBADANの技術力が加われば最早米軍に劣るわけがない。 零れ落としてしまった勝利の栄光を、今度こそこの手に掴む。 揺ぎ無い、真っ黒な意思を膨張させながら四郎は大首領に協力し、先程も光成に螺旋を喰らわせ、時間差で彼を死に至る状態にさせた。 螺旋の創始者である四郎にとってそのくらい造作でもない。 与えられた自室に歩を進め、ベッドに横になる。 また、あくまでも『凄』完成のために呼ばれたため、必要以上の情報は与えられていないので、パピヨンがサザンクロスに侵入した事は、彼は知らない。 そのため、特にする事もないため、四郎は休憩を取ろうとする。 「しかし、散が死に、覚悟が生き残るとはつくづく奇妙なものよ。 覚悟はどうやら女子と何かがあったようだが……まあ、よい。 覚悟がいかの程、零式を極めたか。それもまた何れこの手で見極めばなければな」 時折、監視カメラで殺し合いの様子を、覚悟と散の様子を観察していた四郎。 当然、先程の覚悟の闘いもサザンクロス内で見物しており、零式が通用しない場面は四郎にとってもあまり良いものではなかった。 しかし、相手は時を越えるだけでなく、異世界に介入するほどの力を持つ大首領。 相手が悪いにも程があり、覚悟があっさりと負けを喫したのはいたしかたないと結論付ける。 また、幾ら四郎といえども覚悟の全てを把握しているわけではない。 主に観察していたのは彼らの闘いであって、それ以外の時を逐一見ていたわけではないからだ。 そのため、覚悟の抱えた悩みなど知る由も無く、彼の傍には良く同じ年頃の女性が居たくらいしか認識が無かった。 そして何れ、覚悟との再会を期待しながら一眠りをしようと四郎は両目を瞑ろうとする―― (そういえば……『凄』は今どうなっているだろうか?) ふと、神社に保管されている『凄』の様子が気になった。 いや、BADANの技術者が言うには参加者の首輪が外れ、全力の一撃叩き込んでも壊れないだろうという事。 素晴らしい技術力を誇るBADANの人間がいうのだから、信憑性はかなり高いだろう。 そう。自分が心配する事はない。 『凄』が神社に隠されている事など参加者は知る筈もないのだから。 だが、それでも何故かほんの少しだけ何かが引っかかった。 その小さな違和感が頭から離れない。 このまま一時、休憩するために寝てしまおうという思い。 そして、自分の部屋に置かれた子機を操作し、神社内に隠された監視カメラで『凄』の状態をチェックしようという思い。 ほぼ、同程度の強さを誇る考えが四郎の思考を揺らしていた。 そしてそれは丁度、赤木しげると服部平次が互いに対峙し、ジョセフ・ジョースターが字彼らの元へ向かっている時と同じ。 そう。禍々しい不気味さを誇る『凄』の目の前で。 後編
https://w.atwiki.jp/dangan_eroparo/pages/25.html
『朝日奈葵は回顧する』 最後の学級裁判を終えたあの日、霧切ちゃんは事件の“クロ”として処刑された。 本当に彼女が戦刃むくろを殺した犯人だったのか今となっては判らない。 彼女自身が真実を口にしないまま死んでしまったのだから、確かめる術もない。 いずれにせよ、あの日を最後に私たち生き残り組は外の世界への希望を捨てた。 つまりは、この希望ヶ峰学園の中で一生を過ごすことに決めたのだ。 ―――「ママ、どうしたの・・・こわいかお・・・」 その言葉に、突如意識が現実へ引き戻される。 自分がいるのは薄暗い個室。腰掛けているのはベッドの上。 声の方向へ視線を落とすと、二つの幼気な瞳が私を不安げに見つめていた。 そうだった この子を寝かしつけてる最中だったんだ ぎしり、とベッドのスプリングを軋ませて、私は我が子の側へ寄る。 「なんでもないの ちょっと、考え事してただけだから・・・」 「安心して寝てね ママが側にいてあげるから・・・」 そう言いながら、柔らかな髪を優しく撫でてあげる。 どうやら安心してくれたようだ。 満足げな笑みを浮かべながら目を閉じると、ものの数分も経たないうちに穏やかな寝息を立て始めた。 コンコン 私が一息ついたところで、部屋のドアが小さくノックされた。 私は足早にドアへ近づき、音を立てないようにそれを開け訪問者を出迎えた。 「やぁ、朝日奈さん・・・もう、大丈夫かな?」 「ん たった今寝てくれたトコだよ さ、入って」 「う、うん!」 待ちきれない様子で部屋に入ってきたのは、苗木。 私の大好きな人。そして、あの子の父親。 苗木が静かにドアを閉め、廊下から差し込む光が再び見えなくなると・・・ クチュ・・・ どちらからともなくキスをする。 待ちきれなかったのは、私も同じだった。 チュウ・・・ジュッ、ジュパッ・・・クチュッ 「ん・・・はぁっ・・・・」 苗木の唇から漏れる熱い吐息が私の頬にかかる。 「んふぅ・・・んっ、あっ・・・」 ジュッ・・・ジュル・・・ズズッ・・・・・・ 私の唾液と苗木の唾液が混ざり合い、糸を引きながら垂れていく。 唇から、顎へ。 顎から、胸へ。 私の首を伝う唾液がシャツの裏側に流れ込み、胸にじっとりとした温かさを感じ始めた頃。 「・・・ひぁっ!!」 苗木の手が私の秘部を服越しに撫でた。 私の背に電流にも似た刺激が走る。 「朝日奈さん・・・もう、もういいでしょ?ボク、これ以上我慢できないよ・・・」 苗木が情欲に潤んだ瞳で私を見つめる。 ・・・血は争えないらしい。あの子の母性本能をくすぐる目は、父親譲りか・・・。 「ん・・・わかった。でも、シャワールームに行こ? ここでシちゃうと、あの子が起きちゃうから・・・」 苗木は無言のまま頷いて、同意してくれた。 私は苗木の手を引いてシャワールームの中へ滑り込んだ。 「・・・はぁっ!はぁっ!」 シャワールームに入った途端、苗木は私に抱きついてきた。 その目にはさっきまでの幼気さは残っておらず、代わりに獣のような熱い滾りが宿っている。 「ちょっ、ちょっと待ってよ苗木ぃ!まだ服も脱いでないんだから」 「いいから じっとしてて」 ・・・! いつにない苗木の迫力に気圧されて、私は言われるがまま壁に寄りかかった。 苗木は両手で私の胸を乱暴に揉みしだく。 「うあっ・・・ちょっと、痛いよ苗木・・・」 「それは違うよ!!・・・だってほら、こんなに熱く、固くなってる」 苗木は私のシャツをめくりあげ、私の胸の先端部をコリコリと指で転がして見せた。 「ううっ、そうだけどぉ・・・ひうっ!」 苗木に隠し事は出来ないようだ。指の次は舌で胸を愛撫され、甘い声が漏れてしまう。 「あっ、だめっ、あっ、あっ・・・ふあああっ!」 乳首を軽く甘噛みされ、軽く果ててしまった。 「朝日奈さん・・・イっちゃった?」 「うん・・・私、胸だけでイっちゃったぁ・・・苗木の手と口でイっちゃったぁ・・・」 でも、まだ足りない。もっと欲しい。 見事に火が点いてしまった私はハーフパンツもショーツも脱ぎ捨てて生まれたままの姿になると、 シャワールームの床に四つん這いになり期待の念を込めて苗木を見上げた 苗木は私の意図を理解してくれたようで、ベルトをカチャカチャと音を立てながら外し、そのままズボンも脱ぎ捨てた。 苗木のパンツは彼自身で大きく膨らみ、今にも暴発してしまいそうだ。 私は苗木のパンツに指をかけ、そのまま一気に引き下ろした。 瞬間、パンツから肉棒が力一杯に飛び出す。 いつもの苗木からは想像できないような暴力的な赤黒さ。脳の中まで犯されるような青臭いニオイ。 「舐めてよ、朝比奈さん」 「え?・・・あっ!うんうん 舐めればいいんだね!」 視覚と嗅覚を目の前の“モノ”に占領され、苗木の言葉を理解するのにしばらくかかってしまった。 口中に唾液をため、苗木の熱い肉棒を咥える。 「んっ・・・ちゅう・・・んぶっ・・・」 口腔で肉棒をすっぽりと包み込むように。舌だけを動かして全体を丹念に舐め回す。 「いいよ、朝比奈さん、すごくいい・・・」 ・・・♪ 苗木の切なそうな声が私の心をゾクゾクと刺激する。 苗木が喜んでくれると、私も嬉しい。 「ふふ・・・まだだよ・・・ちゅっ・・・れろれろっ」 一度肉棒から口を離し、今度は各部を集中的に舐めていく。 亀頭、カリ裏、サオ、そして陰嚢。口だけでなく手も使って、絶えず異なる快感を与えられるように。 性技のいろはも知らない私だったが、この数年ですっかり仕込まれてしまった。 「はぁっ・・・はぁっ・・・胸も・・・いいかな・・・っ・?」 「ん・・・ぷぁっ!・・・もう、注文が多いなぁ でもいいよっ 苗木だもん!」 唾液とカウパーでぬらぬらと光る肉棒。この分なら潤滑剤は要らないだろう。 自慢の--かつてはコンプレックスだったが--大きな胸で挟み、扱き上げていく。 私のストロークに会わせて苗木も腰を振る。 「う・・・あぁ・・・いいよ・・・いいよ・・・っ」 ガクガクと震えながら快感を伝えてくる苗木。ますます嬉しくなってしまう。 ジュブッ ヌププッ ズブッ ジュプッ 更に唾液を咥えながら扱くと、いやらしい音がシャワールーム中に響き私を昂ぶらせる。 苗木の腰の動きが速くなってきた。絶頂は近そうだ。 「!? ぐぶぅっ!!」 強い力で苗木が私の頭を押さえつけると、肉棒が喉奥まで一気に突き刺さった。 「飲んでっ!朝比奈さんっ!!」 ドクンッ・・・ドクンッ・・・ドクドクドク・・・・ 血液が脈打つように発射される苗木の精子。 苗木自身の味が体中に広がっていくようで堪らない。脳が痺れるような快感だ。 「・・・・ぷぁ・・・あー・・・」 もう思考など働かない。 「ふぅ・・・良かったよ、朝比奈さ・・・ん?」 「なえぎぃ・・・いれてぇ・・・わらひのなか・・・・いれへよぉ・・・」 シャワールームの床にだらしなく転がった私は自らの手で秘部を開き苗木を誘った。 「おっきぃのいれてぇ・・・あついのいれへぇ・・・にゃえぎぃ・・・♪」 両手の指で自分の秘部を音を立てて弄る。苗木の肉棒を咥えている間に限界まで高揚していたようで、愛液が溢れて止まらない。 「・・・」 無言のまま私に覆い被さり肉棒を私の秘部にあてがう苗木。 苗木の体温を全身で感じる。幸福感に包まれているようだ。 「朝比奈さん・・・すっかり、淫乱になっちゃった、 ね っ ! ! 」 「うぁああああっ!!!」 即座に全身を駆け巡る、今日一番の快感。 濡れそぼった秘部は苗木のたくましい肉棒も難なく受け入れた。 「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」 もはや苗木は言葉を口にしない。シャワールーム内には私の喘ぎ声と、淫らな水音だけが響く。 「ああっ!なえぎっ!!いいよっ!!なえぎぃっ!!」 苗木の肉棒が動く度、頭の中を染める閃光。 「もっと!!もっとぉっ!!おくまでっ!!おくまでぇっ!!!」 いくら壁一枚隔てているとはいえ、ここまで声を上げればベッドのあの子に聞こえてしまうかもしれない。そんな背徳感が快感を更に高める。 「あはっ!!そう、そこっ!!!ざらざらのとこ、ひっかいてぇ!!!!」 何度体を重ね合ったかもわからない。弱点などとうにバレバレだ。 「・・・っ!!朝比奈さんっ!そろそろっ、限界っ!!」 苗木の腰の動きが変わった。小刻みで速いピストン。 苗木がどうしようとしているのかを理解し、私はそれに応えることにした。 「いいよっ!!!中にっっ!!!子宮の中にだしてっっっ!!!! そのままっ!!そのままっっ・・・・イくっ!!ふあああああああああああああっっっ!!!」 ビュルルルルルルッ・・・・トクトクトクトク・・・・・ 子宮に流れ込んでくる苗木の熱い精子の奔流。 最後の絶頂を迎えた私達は、そのまま力尽きたように眠りに就いた。 『---オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました---』 相変わらずのふざけたモーニングコールで目を覚ます。 学園生活当初は毎朝苛立ちを覚えたが、今となっては慣れたものだ。 横では苗木が静かな寝息を立てていた。親子共々、何という愛らしさだろう。 作夜の激しさとのギャップに思わず吹き出してしまいそうになる。 「なーえぎっ 起きてっ もう朝だよっ」 チュッ♪ 「ん・・・おはよ 朝比奈さん」 眠い目を擦りながら目覚める苗木。 王子様はお姫様のキスで目覚めるのだ・・・そうだっけ? 「さっ、早くシャワー浴びて身支度しようよ! 食堂に行かなきゃ!」 「ちょ、ちょっと待ってよー」 「だめだめ!あの子にミルクもあげなきゃいけないんだから ほら急いだ急いだっ!」 この生活を選んだことが正しかったのかどうか、今の私にはわからない。 子供達が将来どうなってしまうのかもわからないし、思いを巡らせるのが正直、怖い。 それでも私は、今この一瞬の幸せを感じていたいのだ。もう少しだけ・・・もう少しだけ・・・。 ○オマケ 身支度を済ませ食堂へ。もちろん可愛い我が子の手を引いて。 食堂に着くと先客がいた。 「おかぁさんおはよー!!・・・だべ」 父親譲りの独特な天然パーマを揺らして可愛い我が子が走ってきた。 もちろん優しく抱き止めてあげる。 「もふもふもふ・・・おかぁさんいいにおいだべ!!」 「ずるい!ボクのおっぱい!ママのおっぱい!」 「おまえはきのういっしょだったんだからいいべー!!」 あぁ、また喧嘩になってしまった。なるべく平等になるように毎晩交互に可愛がっているつもりなのに・・・ 「あぁコラコラ!喧嘩すんなっつったべー!!母ちゃんはみんなの母ちゃんなんだかんな!」 ! ずいぶん葉隠らしくない言葉・・・ 「葉隠ー たまには良いこと言うじゃん!見直したよっ」 「そうだべ?俺だってもう一人前の親父だっての! ・・・ところで朝比奈っち、そろそろ我慢できそうにないから後で風呂に行ったときでも・・・」 ボカッ!! 「あいてー!!」 「・・・子供の前でなんてこと言うのさっ!やっぱり最低っ!」 朝日奈さんは、絶望学園で唯一健康的エロスが似合うお方 ナエヒナ流行れ、超流行れ (2011-01-27 18 00 41) 朝日奈かわゆい (2012-03-14 15 48 12) 腐川亡きいま十神が子育てしてるのか・・・ (2012-09-06 08 44 26) 朝日奈のおっぱい揉みてぇ (2013-07-28 15 21 03) Comment:
https://w.atwiki.jp/aatrpg/pages/468.html
__ ,ィチ圭圭圭≧-、 __/圭圭圭圭圭圭圭、 __, ,r≦圭圭7フT>、圭圭圭圭圭ニ、 ,ィチ/ 寸圭圭刈' / /'| | l!ヽ圭圭,' | ̄l/ 寸圭/ |,r‐|! |!'⌒lヽ|\圭ヽノ .ノ , !三ニ=- ハ 小从不芹X.| | \圭圭Kノ≧、 ,rfiヽ从Yリ 乂ソノ ! ! |个≧=、圭圭ゝ / 7 |l|リ|′ ""/| j /チ{ ト、 / ./ / ヾ、丶 | /| |ヽ. ! \ / ./ ,' ノ 、_...-<| !' ヾ、ヽ ヽヽ._\ / ./ ! // |/,.イく| /,r=-、!、 l \ `ー-.._ / ./ | // / ∧/ |k{!ノ、__ {. ∨ヽ `ヽ、  ̄`ヽ、 /_/ ./' ., './ / r<二||く \/ハ | 〉、 \ ヽ / / / // ./ /У-、 Y!| }、ヽ──ノ ! / ヽ \===|=─-、 / / / // / / 〉、\ヽ !l| ト、三三7 | | ヽ ヽ / ) /{ / /, '/ / / / ヽ/ ||| .,' ∧ !l ! ゙、 ヽ' / ! |. / /// /ィチ / / . . . . . .!.' , リ|!/ ! ヽ、 丶 / ヽ! ./ // ,レ/ / ' ./ . __ . ,' /_─ _‐_i!、\ | ゙、ヽ Y ` ─==彡" .,ィ/ ,r'  ̄ ̄ ̄ヽ . . . . .ヾ. ̄\・ Y.Yヽ ヘ .!. ハ ! l / /'" _∠ノ ,.! .l . . . . . .l ̄ ̄∧ !ヽ,,! X ∧ ./| | | l / ,ィ´f / { | . . . . . .l . . . . .∨ . ヽ\_))∧/ .| .! ! | / // ! | | r' ヽ r、 l . . . . . .| . . . . ∧ . . .ヽ ヽ))、ヘ. ! | | |. , ' / ,' |λ!ノ .、 ヽ ! . . . . . l . . . . ∨ . . . . . \\ |ヽ ! l | | / .,' ./-"/ヽ /ヽ_ _ -'"´ | . . . . .,' . . . . ∧ . . . . . . ノヽ.ヽ |/.! ,' .! ! ! |/ ./ ゙、 ,ィ ハY、゙、 ! . . . ,' . . . . . .∨ニ二ニ7 ;iヽ∧,'|. ハ. ! ! |,ィチ / _ ゞ ! ,' ヘY、゙、 ゙. . . .l . . . . . . ∧i;i;i;i\/i;i;i;i;i;∨ | / ∧ l !`ー' / // ,| / ∧Y、ヽ ! . . .! . . . . ,'∨≧≧≧≧-ァ' | | /ヽ ∧| ,ー‐'"´ ,r‐'´l l ./.!.,' ハ`X ヽ | . . .| . . . ,'ニ|ヽi;i;i;i;i\/ / | |,' ∨∧ / / \! | / |l | ヘ X .ヽ ! . ノ. . . .|三≧ゝ<>|'l´ イ ! ∨∧' ノl゙´ | \ / !`-、 ヽ ヽX ゙. .`ー、_,イ;;;;;;;;|i;i;i;i| !| /|| /∨∧ゝ-" | ! |' ヽ |`ー‐ヽ }X l !.| !;;;/\i;i! .| / |!. //∨∧/ / l. | ! ヽ 、 )K ,' ̄ ̄//_____\ |!/ / /" .∨∧../ ヽ.! ヽ、 \ /X / У" 三!i;i;! `!i;i;i;i| . ./ ∨∧/ \ , 'X / λ三三|i;i;iヽ |;ヽ/ ./ \ ヘ ` /==/ У' 三三!i;i;i;i;iヽ ,';;;;ノ‐’ ヾ! ヽ ノ/ヾ三三|i;i;i;i;i;i;i/' 【プレイヤー】 arcana ◆S6DzHcKzR2 ◆キャラクタ◆ 名前 比那名居 天子 性別 女性 種族 人間 年齢 22 出自 姫様 カバー 資産家のオーナー 境遇 ディレッタント 経験 正義 邂逅 同行者 財産ポイント 10点 シャード形状 直方体 シャード色彩 金 場所 財布の中の小袋の二朱判 ライフスタイル エグゼティブ 住宅 大型施設(経営マンション) ◆レベル◆ クエスターレベル 11 クラスレベル キャスター:2 エージェント:5 アルケミスト:4 ◆能力◆ 【体力】 【反射】 【知覚】 【理知】 【意志】 【幸運】 ベース 11 10 12 13 14 12 (追加) 1 基本値 11 10 12 13 15 12 能力ボーナス 3 3 4 4 5 4 ◆戦闘データ◆ 【命中】 【回避】 【魔導】 【抗魔】 【行動】 【耐久】 【精神】 【攻撃】 【魔攻】 ベース 3 3 4 4 7 11 15 クラス修正 6 6 8 7 10 69 73 4 9 その他 2 1 3 1 11 11 合計 11 10 15 11 18 91 99 4 9 HP MP 攻撃 防御 行動値 戦闘移動 全力移動 98 84 〈光〉6d6+43 斬/刺/殴/炎/氷/雷/光/闇:20/18/16/13/13/13/5/5 18 20 46 ◆加護・特技◆ 【加護】 名称 対象 タイミング 参照 オーディン 加護 いつでも P.90 ブラギ 単体 いつでも P.108 ブラギ 単体 いつでも P.108 【特技】 名称 タイミング 対象 射程 代償 備考 参照 【キャスター】 《アブソリュートアーツ:光》 常時 自身 なし なし P.92 《マジックフォーカス》 常時 自身 なし なし P.92 《マジックブラスト》 マイナー 自身 なし 6MP P.94 【エージェント】 《試作品》 常時 自身 なし なし P.110 《改良装備》 アイテム 自身 なし なし P.110 《ポーカーフェイス》 ダイスロール 単体 自身 4MP 1R1回 P.111 《葉隠》 ムーブ 自身 なし 8MP P.111 《試作品Ⅱ》 アイテム 自身 なし なし P.111 《アイアンウィル》 常時 自身 なし なし P.112 《トライアル》 常時 自身 なし なし 上級P.82 【アルケミスト】 《錬金の業》 常時 自身 なし なし P.104 《スフィアマジック》 オート 自身 なし 1発 P.104 《チャンバーアーツ》 常時 自身 なし なし 上級P.80 《マジックバースト》 セットアッププロセス 自身 なし 3発 P.105 《リミットコード》 DR直前 自身 なし なし P.105 《ギガントチャンバー》 アイテム 自身 なし なし 上級P.80 【汎用特技】 《ヘヴィアーマー》 常時 自身 なし なし P.171 《リードマジック》 常時 自身 なし なし P.174 《シールエリア》 メジャー 自身 なし 1MP P.173 《ロケーション》 メジャー 自身 なし 6MP P.174 《高等遊民》 常時 自身 なし なし 基本P.177 《情報:異世界》 常時 自身 なし なし 基本P.177 《事情通》 常時 自身 なし なし P.171 《感覚強化》 常時 自身 なし なし P.170 《反復練習》 常時 自身 なし なし 上級P.102 《天運の子》 常時 自身 なし なし 上級P.102 《精神力UP》 常時 自身 なし なし 上級P.102 《耐久力UP》 常時 自身 なし なし 上級P.102 ◆装備◆ 【武器】 名称 種別 必要体力 命中 攻撃力 射程 装備部位 常備化ポイント 備考 参照 伸縮式スタッフⅡ 白兵(根) 11 0 〈殴〉+21 至近 武器量 150 上級P.114 【武器改造】 名称 種別 常備化ポイント 参照 《ギガントチャンバー》 特技 - P.110 《試作品Ⅱ》 特技 - P.110 マテリアルコーティング アイテム 100 P.199 アブソリュートプラス アイテム 50 P.198 チャンバーシステム アイテム 20 上級P.114 アドバンスドスタッフ アイテム 30 上級P.114 スペシャルチャンバー アイテム 30 上級P.116 ハーディフィールド アイテム 100 P.199 【魔法装備】 名称 種別 必要レベル 魔導 攻撃力 射程 装備部位 常備化ポイント 備考 参照 ライトニードル 魔法 2 0 〈光〉+1 10m 魔法両 50 P.196 【魔法改造】 名称 種別 参照 《改良装備》 特技 P.110 【防具】 名称 種別 回避 抗魔 行動 防御修正 常備化ポイント 備考 参照 エージェントアーマーⅡ 防具 -1 0 -1(-4) 7/5/3/2/2/2 200 上級P.115 【アクセサリ】 名称 種別 効果 参照 パワーブースター アクセサリ(錬金) 行動+2 魔導+1 P.199 【一般・その他】 名称 種別 数量 常備化ポイント 参照 衣服 その他 5 0 基本P.187 携帯電話 その他 3 0 基本P.187 装飾品 その他 2 2 基本P.187 自動二輪 その他 1 1 基本P.187 自動二輪 その他 2 4 基本P.187 自動車 その他 1 3 基本P.187 兎の足 使い捨て 3 15 基本P.187 MPポーション 使い捨て 5 100 基本P.187 ハイMPポーション 使い捨て 4 200 上級P.106 マジックポーション 使い捨て 1 50 上級P.106 時空鞘 その他 1 2 基本P.194 時空マント その他 1 2 基本P.195 時空マント(パワーアシストジャケット) その他 1 102 基本P.195+上級P.105 赤帯 アクラサリ 1 150 上級P.106 エキストラ その他 3 3 P.187 魔法弾 使い捨て 59 177 P.199 臨時収入 ライフパス 3 6 基本P.188 個室+追加サービス 使い捨て 2 4(1+1) P.189+上級P.107 大型施設+パーソナルコンピューター 住宅 1 8(5+3) 基本P.189+上級P.107 大型施設 住宅 1 5 基本P.189 ユニークデザイン 住宅オプション 1 2 上級P.107 パーソナルコンピューター 住宅オプション 1 3 上級P.107 やわらかい布団 住宅オプション 1 3 上級P.107 神聖設備 住宅オプション 1 3 上級P.107 調理場 住宅オプション 1 8 上級P.107 都市規模 住宅オプション 1 10 上級P.107 ◆攻撃◆ 使用特技等 消費 威力 射程 備考 『ライトニードル』 MP8 1 10m 魔法 《マジックバースト》 魔弾3 21 なし 特技 《リミットコード》 魔弾1~3 なし 特技 《葉隠》 MP8 8 なし 特技 《マジックフォーカス》 なし 3 なし 特技 その他 なし 9 なし 基本ダメージ等 名称 消費合計 命中合計 威力合計 射程 備考 天気「緋想天促」 MP16+魔弾4 15+2D6 〈光〉42+6D6 10m C12 天気「緋想天促」 MP22+魔弾3 15+2D6 〈光〉42+6D6 10m C12 気符「天啓気象の剣」 MP16+魔弾3 15+2D6 〈光〉42+6D6 10m C12 「全人類の緋想天」 MP16+魔弾6 15+2D6 〈光〉42+9D6 10m C12 ◆クエスト◆ ガイアを守る 人を救う 人を救う ◆コネクション◆ 対象 関係 トキノ・R・ケイ 同行者 折田志緒理 ビジネス カズマ 友人
https://w.atwiki.jp/bushinng/pages/30.html
来世 該当キャラクター ダイソン・ジョーンズ、蔵王斑、ミロクセイ・サブロー・ロケットスキー、 河豚富男 ★概要1 世界の成り立ち 宇宙はビックバン(大爆発)によって誕生したと考えられています。 この宇宙、遠い未来には収縮し、ビッククランチ(大収縮)により極小化し終焉を迎えるといわれています。 そして終焉を迎えた宇宙は時間の概念すらないビッククランチ後の世界で再びビックバンを起こすというのです。 そしてビックバンからビッククランチまでにかかる時間は前の宇宙のそれの倍以上かかり、宇宙そのものも倍以上広くなると考えられています。 なお現在の宇宙は52番目のビックバンによって出来たものと考えられています。 ★概要2 来世 遠い遠い未来、53番目のビックバンによって生じた宇宙の太陽系第3惑星地球、 現在とほぼ同じ進化を遂げた『今』を基準にさらに2億300万年程度未来の世界。 メガスクイズ星系第3惑星と呼ばれている惑星がダイソン・ジョーンズの故郷です。 かつて猿から進化し銀河を支配したといわれる先人類の遺産に振り回されながら発展し、 TL11~12相当のSF技術を獲得し銀河の覇者となったメガスクイズ星人ですが このとき緩やかな滅亡の危機に陥っています。 滅亡から逃れるため、(一方通行の)時間旅行や超時空通信技術をもって過去の世界に滅びを回避する方法を求めて無数の調査員を送り込む計画が立てられました。 プロジェクトミロク。 ダイソン・ジョーンズはこのプロジェクトによって現在の武神界隈に送り込まれました。 ★概要3 電波 調査員とメガスクイズ星人とを繋ぐ超時空通信技術は時に混線を起こし、現地の住人に酷い妄想を抱かせる欠陥品でした。 混線を起こした被害者に蔵王斑という青年がいました。 彼は混線から未来を幻視し、一時カルト教団のトップに立ちましたがその思想の危険性を見咎めた葉隠により教団は壊滅、住所不定の生活を送っています。 ★概要4 後日談の世界 プロジェクトミロクで過去へ送られた調査員は一人ではありませんでした。 ミロクセイ・サブロー・ロケットスキー。彼は調査員の予備として送られたメンバーです。 予備であるため表だった行動はしていませんでしたがこの時代のミロクが結論を出してしまったためフリーになっています。 なお過去に派遣されるミロクは基本的にその時代の生命に合わせた変装ないしは身体改造をしています。 また派遣される時代とその前後の時代について文献としてある程度の知識を得ています。 ★概要5 後日談の世界2 プロジェクトミロクによるメガスクイズ星人の延命ですが結論から言うと叶いませんでした。 ★メガスクイズ星人 イカから進化した人類。アメリカの番組ワイルドライフおよび科学雑誌ネイチャーに掲載された 二億年後の地球を支配する高知能生命体に極めて近い。 というか某神父の力で一週回った先の世界で2億300万年程度未来の地球=メガスクイズ星です。 ★レンズ メガスクイズ星人が古代の遺産を元に量産に成功した人体埋め込み式のエネルギー増幅装置です。 現代のローラーブレード形機動装置の極一部にこれの原型が使われています。 ★核仏理学 仏教を物理学的見地を中心に再構築した<魔術学/仏理学>を曲解することで発生した異端の論理。 理論自体は手垢の付いた古いものだが扱うエネルギーや副産物が桁違いに厄介なことから禁忌とされている。 ★ミロク メガスクイズ星人が現世へ送り出した調査員たち。 現地の人類に擬態しています。 「何故人間に敵視されているか」 無。特に敵視されていません。 「人間をどのように捉えているか」 中立or優越/庇護。 観察対象であり積極的に関わる存在ではないととらえています。 「人間に対する脅威度」 無。 救生ではない世界に対しては基本傍観。観察に止めるため余計な干渉を避ける傾向にあります。 ★ミロクセイ・サブロー・ロケットスキー メガスクイズ星人が現世へ送り出した調査員のスペアの一人。 かつて核仏理学者としてカーン博士に、ロケットマン製作者としてサハ=リン博士にそれぞれ師事を受け、 牙賊八傑衆「摩喉羅迦」こと「沈黙する蛇」延慶に心酔した異色の経歴を持つ。 「何故人間に敵視されているか」 ロケットマンの第一人者であり、製作したロケットマンを悪人/悪の組織に簡単に貸し出してしまうため 迷惑な人間の科学者として疎まれています。 本人曰く善人/善の組織にも貸し出すのだが需要がないとのこと。 「人間をどのように捉えているか」 中立。 かつては観察対象であり積極的に関わる存在ではないととらえていました。 現在は少しずつ襟を開き人と交わろうとしています。 「人間に対する脅威度」 低~中。 貸し出されたロケットマンが悪事を働くほか、実験材料として人間を捕獲したり因果を消滅させたりしているため エントロピーレベルで害が出始めている。 ★PCとしてのミロク データ的な縛りは以下の通り。実質縛りはないようなものです。 名前にミロク、もしくはミロクを暗示するワードが入ること。 オンセ用の場合は弱点/妖術過敏3LV(-9CP)、弱点/異なる観点(-10CP)習得 ★PCとしての混線 データ的な縛りはありません。 単に毒電波の由来が妄想ではなく来世でしたという救いのない事実がつくだけです。
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1954.html
【作品名】WANTED!(尾田栄一郎) 【ジャンル】尾田栄一郎のデビュー作。西部劇漫画。 【共通設定】 舞台は西部開拓時代のアメリカっぽい所(限定しないのはカメラとかあるから)。 大将にはとんでもない高額の賞金がかけられており、先鋒や次鋒はその賞金を得るために大将を殺そうとしているから 銃はかなり使いなれていると思われる。銃持ちの一般人よりは強いはず。 【先鋒】賞金稼ぎ 【次鋒】ガンマンwith馬 【中堅】シノ・フェニックス 【副将】ワイルド・ジョーの幽霊 【大将】ギル・バスター 【先鋒】賞金稼ぎ 【属性】ガンマン 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】拳銃所持 【防御力】鍛えたガンマン並み 【素早さ】鍛えたガンマン並み 【長所】大将を闇討ちにしようとした 【短所】即座に返り討ちにされた 【次鋒】ガンマンwith馬 【属性】ガンマンと馬 【大きさ】馬に乗った成人男性並み 【攻撃力】馬に乗った鍛えたガンマン並み、拳銃所持 【防御力】馬に乗った鍛えたガンマン並み 【素早さ】馬に乗った鍛えたガンマン並み 【長所】大将を3人がかりで仕留めようとした 【短所】3人まとめて返り討ちにされた 【中堅】シノ・フェニックス 【属性】殺し屋 【大きさ】成人男子並み 【攻撃力】ライフル銃と拳銃所持。本人曰く「俺は銃で武装したゲリラ20人を相手にしたんだぞ!」 事実他の鍛えたガンマンが「化け物だ」と言っているため腕前は相当あるはず 【防御力】鍛えたガンマン並み 【素早さ】鍛えたガンマンよりはあるはず 【特殊能力】煙幕弾所持。 【長所】サツが雇った最強の殺し屋 【短所】やっぱり大将に返り討ち 【副将】ワイルド・ジョーの幽霊 【属性】大将の賞金目当てに殺そうとして、返り討ちに遭ったガンマンの幽霊 【大きさ】下半身が無いオッサン 【攻撃力】人間に憑依して操ることができる。憑依されたものは意識を失う。 【防御力】物理攻撃無効 【素早さ】いつも空中浮遊している。反応は先鋒や次鋒レベルはあると思われる。 【特殊能力】常人には不可視 【長所】テンプレにすると最強 【短所】しょーもない方法で大将に返り討ちにされた 幽霊になったが望まない成仏をさせられた 【大将】ギル・バスター 【属性】主人公 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】2丁拳銃所持 50mくらい先の家の柵の縦棒だけを狙って撃てるほどの銃の腕前 【防御力】鍛えたガンマン並み。アサルトライフルの弾が上腕をかすっても痛がるだけ 【素早さ】真横から先鋒に不意に撃たれそうになったが、そいつが構えるより先に撃って殺した 中堅や副将(生前)が銃を撃っても銃口を読んで回避している。 【特殊能力】幽霊が見える。副将に憑依されても意識を失わないため霊的攻撃に少し耐性がある模様 【長所】強い 【短所】何もしてないのにゾロゾロ賞金稼ぎがやってきて、そいつらを返り討ちにするたびに 雪だるま式に賞金が上がりまた賞金稼ぎが・・・を繰り返している。 参戦 vol.96 334-335 vol.96 388 :CONSIDERED!:2010/10/03(日) 11 46 39 ID eilTXF1X WANTED!(尾田栄一郎)考察 今回は実験的に勝敗結果も書いてみた。とりあえず同じ作者なので・・・。 ○ONE PIECE(OP映像3「ヒカリヘ」) 4勝1敗 【先鋒・次鋒】射殺勝ち 【中堅】こっちが速いか。射殺勝ち 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け ○Φなる・あぷろーち (アニメ) 4勝1敗 【先鋒】射殺勝ち 【次鋒】タイヤ攻撃勝ち 【中堅】タイヤ攻撃勝ち 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け ○とある科学の超電磁砲 2勝2分け1敗 【先鋒】相討ち 【次鋒】たぶん相討ち 【中堅】先手勝ち 【副将】憑依勝ち。まさか幽霊までは反射出来まい 【大将】ぽかぽか殴られて負け ×Phantom(アニメ版) 2勝3敗 【先鋒】タイヤ攻撃勝ち 【次鋒】先手負けか 【中堅】うーむ、腕前は互角程度か。相手は車を盾に出来る分不利 【副将】憑依勝ち 【大将】発射後回避キャラに負け △葉隠-死ぬ気の意思決定 2勝1分け2敗 【先鋒】タイヤ撃って勝ち 【次鋒】車+鍛えた銃持ちは無理 【中堅】タイヤ攻撃勝ち 【副将】ゼロ戦は速いので分け 【大将】戦艦に負け △ムダヅモ無き改革 1勝3分け1敗 【先鋒】射殺勝ち 【次鋒】恐らく相討ち 【中堅】これも相討ちかなぁ 【副将】戦闘機も速いので分け 【大将】空母に負け ×ひぐらしのなく頃に 祭 2勝3敗 【先鋒】銃の方が有利 【次鋒】多勢に無勢負け 【中堅】ロケットランチャー負け 【副将】憑依勝ち 【大将】視認は出来る。しかし攻撃することは出来ない。鉄より硬い爪負け 389 :CONSIDERED!:2010/10/03(日) 11 48 24 ID eilTXF1X ×EVOLUTION (映画) 2勝3敗 【先鋒】タイヤ撃って勝ち 【次鋒】二人がかりはきつい、負け 【中堅】ジープ負け 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け 主人公何回死ぬんだこれ・・・ >Phantom(アニメ版)>WANTED!(尾田栄一郎)>とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(レールガン)
https://w.atwiki.jp/kakite3/pages/507.html
NOW LOADING…… 少女苦悶中…… 少女苦悶中…… 「――AAAAEEOOOOOOOOOOAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHH!!!!」 最早、ヒトならざるものとしか思えぬ凄まじい咆哮が響き渡っていた。 発しているのが少女なのかと疑ってしまうような声。 その声の主に男は話しかける。 「なあ、おい。まさか欝展開が得意なお前自身が欝の渦中に落とされるとは思ってもいなかっただろ?」 少女は答えない。 決して抜け出せることのない、絶望の最下層に囚われているのだから。 ――ファイナルバトルロワイアル 今や成仏してあの世へと帰ったスパロワ書き手冥王の死と共に解禁された切り札。 その力は単なる物理的な破壊程度には止まらない。 縮退砲、コスモノヴァ、ボソンジャンプ、鳳龍神雷。 スパロワ最終回の登場人物を模したこれらの連撃に足りなかった最後のピース。 即ち、パプテマス・シロッコ。 精神の、破壊。 鳳龍神雷螺旋に移る前、残る二人のスパロワ書き手の見ている最中少女はその犠牲となった。 「ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 邪神の意思が闇に塗り潰されていく。 かって彼女が描いたラミアのように、仲間を裏切った、壊した、死に追いやった そ ん な 生 温 い も の で は な い 夢 を 見 て い る の だ そして悪夢に苦しまされる少女に介錯を施すほど男は、ワンキューは優しくなかった。 ――苦しんでいる少女を放置していく覚悟。そんなの誰も思いつかねえだろ? 「さあってと、次はどうするかなあ。一先ずいっぱい殺しはしたが。 未遂のステルスでもやるかあ?……いや、そうだなあ」 邪神に背を向けつつ奪った支給品から取り出したサイバリアンに跨り、胸部装甲を撫でるワンキュー。 そこに収まっているのは一人の書き手、真紅の悪魔。 「幼い少女を人質に取る覚悟……。予想外だよなああ?」 上手いことこれを使えないかと思考を巡らしつつ、ふと思い出したかのようにニマアっといい笑顔を浮かべる。 言い忘れていたのだ、自らの決め台詞を。 スパロワ最終回技から思い至った人はいたかもしれないが、知ったことか。 「俺が死んでいなかったなんて、予想外だっただろう?」 ――クックックッ……。 ――――ハッハッハッハッハッハッハッ……。 ――――アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!! 【一日目 朝/バトルフィールドエリア北西部】 【【破転】ワンキュー@漫画ロワ】 【状態】テンションだけじゃなくボルテージも振り切れてきた!!、全身打撲、両腕火傷、疲労(大)、『 軽 症 』 【装備】拳、強化外骨格「紅死国」(大破。再生中。)、サイバリアン 【道具】支給品一式、ミカン三十個以上 、基本支給品、宇宙刑事ギャバンの装備一式@特撮ロワ、不明支給品1~3 【思考】基本:『覚悟は熱血対主催』という予定調和を裏切る為に皆殺し。主催も殺す。 1:人質の『真紅の悪魔』でおもしろいことをする 2:ミニチュア日本で失敗したステルスでもやるか? 3:皆殺しだッ!!! 最終的には開催地もブッ壊すッ!!! 4:ハーグは、かーなーりー驚かして殺すッ!!! 【備考】 ※外見は、学生服の上着を引き千切って半裸になっている葉隠覚悟@覚悟のススメ。 ※【破転】漫画ロワ書き手に与えられた称号にして、彼らの『切り札』。 追い詰められなきゃ使用できないと思ってたか!? その予想を裏切るッ!!! ※強化外骨格「紅死国」:自己再生・自己進化する真っ赤な強化外骨格零。 頭部の星マークに変わり簡略された四国が。七生ではなく破天と書かれている。 また、内装兵器にエアとレミリアのスペカが追加されている様子。 冥王が成仏したため英霊不在? 真紅の悪魔でDGモードで起動中? 【『邪神』@スパロワ】 【状態】精神崩壊 【装備】 【道具】 【思考】 ??? 1:??? ※外見はスパロボのミオ・サスガ ※『マサキとシュウ』:冥王死亡後発動可。魂が取り憑ける何かを持っている相手へ一度だけ冥王の全力を行使できる権利の委譲 ※『ファイナルバトルロワイアル』:相手の物理・精神の両破壊に加え、発動中、使用者が死亡しそうなダメージを受けた時一度だけ無効化する ※冥王はファイナルバトルロワイアルの完全発動により、マサキとシュウの契約が履行されたため成仏=無限力の一部となりました 当然ですが紅死国もスパロワ属性を失い、ファイナルバトルロワイアルは使用不可です 時系列順で読む Back 限りある永遠の中で Next Reincarnation of Dis 投下順で読む Back 限りある永遠の中で Next 望み 貫け、奴よりも速く 『邪神』 [[]] 貫け、奴よりも速く 【破転】ワンキュー 狂い咲く書き手の証明
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28825.html
登録日:2014/06/12 (木) 20 06 34 更新日:2023/04/27 Thu 18 07 45NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 SAN値ガリガリツーリング まともな人間がいねえ! エクゾスカル零 シグルイの呪縛 スーパー若先生大戦? チャンピオンRED ディストピア ヒーロー不在 人間の“火” 人類滅亡 到達者 善悪消滅 地獄 孤独 山口貴由 強化外骨格 正義失格者 漫画 狂気 秋田書店 絶望 覚悟のススメ 鎧たちのカーニバル・鬱展開のオンパレード 零の地点から これは地獄を旅する少年と鎧の物語 覚悟と零の地獄篇 エクゾスカル零はチャンピオンREDで連載されていた山口貴由による漫画作品。 ✝要☆概✝ 同雑誌で連載していた『シグルイ・無明逆流れ編』完結後、 作者の代表作『覚悟のススメ』の再誕を謳い連載開始。 (元よりシグルイ完結から三カ月後には新連載を開始する約束だったが、 若先生がうっかりそれを失念していたために雑誌で開始予告を見て魂消たとのこと。むーざんむーざん。) 当初はあまりにも覚悟のススメとは印象の異なる人物の描写からパラレル作品・新約作品の類と 解釈されていたが、掲載中のREDに載った作者インタビュー企画で、なんと覚悟のススメの直系の未来を描いているばかりか、 公式スピンオフ『開花のススメ』やヤングアニマルで連載されていた過去作『蛮勇引力』までも組み込まれた 大きな歴史の流れにつながっている作品であることが明かされた。 (若先生の中では今まで描いてきた作品は全てつながっており、『生涯をかけて1つの大きな物語を描く』と思っているとのことである) …だとすると覚悟の世界の江戸時代には『シグルイ』があり、インタビューで挙げられていなかった『悟空道』は 『エクゾスカル零』完結後の物語だったりするのだろうか……?謎は深まるばかりである。 物語の大筋は、それぞれ別々の時代で『正義を行う者』として人々を守ってきた主人公たちが、 文明が完全に崩壊した遠い未来世界で目覚め、 これまで信じてきた正義や守るべきものが一切存在しない絶望の世界で出会い闘う姿を描く、という構造を取っている。 世界観こそ荒廃してはいたものの、熱気に溢れ剛速球で勧善懲悪を謳った『覚悟のススメ』とは一変して 全ての命が死に絶えた世界を舞台に展開する陰鬱かつ先の見えない絶望的な展開は 若先生が前作シグルイを描き切ったことで精神的に強い喪失感を受けてしまった影響。 また、いわゆる『復活作品』によるかつての栄光の疑似体験ではなく、 文字通り零の地点から再出発するためにこのような内容になっている。 ただ、ヒロイン・初夜六花の登場を機に徐々に(シリアスな笑いを除く)コミカルな要素も再生の兆しを見せており、 シグルイ後からシグルイ以前に回帰しているかのようなリハビリめいた雰囲気も感じられる。 主要キャラクターである『エクゾスカル』所有者はいずれもそれぞれが生きていた時代で 架空の作品の主人公を務めていた正真正銘の正義のヒーローという設定(『覚悟のススメ』の主人公であったエクゾスカル零・葉隠覚悟を除く)で、 各自が主人公としての戦いの履歴を持っている。作中では彼らの回想シーンなどの際、各作品のタイトルとともに、 所属・敵対していた組織などの内容が(部分的にだが)明らかになっている。 ✝台☆舞✝ どうやら 我々は 地獄に堕ちたらしい 文明の崩壊した世界。 昇り詰めた科学文明が地上に太陽を作り出し、それぞれの時代の『正義を行う者』たちが全ての悪の組織を滅ぼしたことで、 人類はついに恒久平和を得るに至った。しかし、完全に満ち足りた暮らしはいつしか人類を生命の環から逸脱させ、 世界規模で“自死”の感染爆発が起こった。世界中に蔓延する自死を食い止めるべく、 人類は幸福感を齎す薬物を絶えず摂取する必要に駆られ、やがて内分泌系の適応が体内で促され、 結果的に人類は自ずから幸福物質を作り出せるように進化した。 しかし、この幸福物質が過剰分泌されてしまう症状が発生し始めた。 この症状を発症すれば至福の高揚の果てに人間を人間たらしめる記憶や絆の一切を喪失してしまい、 最終的にはただ『飢え』だけを残して捕食対象を求め徘徊する『到達者』と呼ばれる状態に成り果ててしまう。 到達者が招いたエネルギー施設の事故を皮切りに文明はあっけなく崩壊し、 自我無き食屍鬼と、変わり果てた地上で生存するべく異形の進化を遂げた霊長類が徘徊する廃墟だけが残った。 元々『覚悟のススメ』の時点で大規模な地殻変動の影響で文明は崩壊し、 瓦礫の街には無法者や肉食巨大ゴキブリや戦術鬼が闊歩していたのだが、 この世界を支配するのは熱の無い、圧 倒 的 な ま で の 虚 無 で あ る。 命を脅かす怪物はいるが、それは単なる悪意無き捕食者にすぎず、 世界の支配や破壊を目論む立ち向かうべき明確な『敵』はいない。 守るべき牙無き人や秩序も存在しない。目覚めた正義失格者たちに与えられたのは使い道の無い超兵器と心を蝕む孤独。 そして、ほどなく訪れる絶望だけである。 ✝物☆人✝ ≪正義失格者≫ その身に零式特殊武装『エクゾスカル』を纏い、それぞれの時代で人類の平和を守るべく選ばれし戦士だった者たち。 戦いが終わった後はその力を軍事利用されぬよう、その存在を厳重に秘匿された上で冷凍睡眠装置によって永き眠りに着く定めを負う。 絶対的なまでの力を有するゆえに数多の掟を課せられており、この物語開始時まで、相互の面識は無かった。 覚悟の覚醒した地下施設に安置されたカプセルは計6基であり、既に物語開始時にそこで眠っていた6名は全員目覚めている。 しかし、第1巻の序文には正義失格者は『7名』とあり、それぞれが七つの大罪(原罪)に由来する罪を背負うとされている。 『その言葉宣戦布告と判断する 当方に迎撃の用意あり』 エクゾスカル零/葉隠覚悟 参戦作品:『覚悟のススメ』 所有エクゾスカル -強化外骨格「零」- 罪業“傲慢” はがくれ・かくご。 本作品の主人公。長きにわたる冷凍睡眠から覚醒した少年。 時代時代のエクゾスカル戦士にも受け継がれていく超人的戦技・『零式防衛術』創始者の末裔であり、 彼の一族は代々牙を持たぬ人を守るため、世界征服を企む超能力者や科学者、カルト教団と戦ってきた。 しかし、本作では戦闘に関する事柄以外のすべての過去の記憶を何者かに奪われており、 加えて孤独なサバイバル生活で精神が摩耗した結果、 『覚悟のススメ』の頃とは似ても似つかない非常に荒んだ戦闘マシンに成り果ててしまっている。 (旧作では使わなかった零式鉄球の鋭利化や螺旋、化学兵器や銃器を平然と使用する) 滅びに向かう世界の中でなお『正義を行う者』としての使命を頑なに実行し、 それを妨げる者には武力による粛清も辞さない恐怖のトリガーハッピーサイコパスメガネ。 神経ガスやナパーム弾で怪人を殲滅し、意見の違う相手には青酸カリ弾を脳天に撃ち込んでバイクで遁走だ! その寡黙ながら極めて剣呑な雰囲気は覚悟というより前作シグルイの主人公、藤木源之助に似ている。 ただし、若先生の言葉によると『人間を信じる』という心だけは覚悟のススメ時代から変わっていないとのこと。 『獅子の名に於いて 汝を淘汰する』 エクゾスカル霹/九十九猛 参戦作品:『大帝戦記レオクロス』 所有エクゾスカル -装甲電獅子「霹」- 罪業“暴食” つくも・たける。 覚醒した覚悟が最初に遭遇した意思疎通可能な人間。かつて『正義を行う者』だった少年。 骨格を持たない『蛭子』のような畸形児として生まれ、 金属製の内骨格『メタルペイン』を肉体の成長に合わせて取り換えてきた 過去を持つ一種のサイボーグ。しもべとして二頭の豹を連れている。 人々の笑顔と声援を心の支えに戦ってきたが、それらが消滅した世界で自分を見失ってしまう。 死都を彷徨う中、遭遇した怪物の正体が生き残るために異形の進化を遂げた新人類であることに気付き、 『生きようとする命を護る』というエゴに取り憑かれる。 残された旧人類を守るために新人類を抹殺しようとする覚悟を悪魔と断じ、戦いを挑むが… 山口作品では珍しく横文字を多用した珍妙な比喩表現を好んで使う本作のオアシスその1。 『無法なまねは許さない 六花が全員を助けるわ』 エクゾスカル雪/初夜六花 参戦作品『軍用乙女ユキ』,『鉄腕探偵リッカ』(彼女のみ2本の主役作品を持つ) 所有エクゾスカル -潜陸砕氷外殻「雪」- 罪業“姦淫” はつや・りっか。 本作のヒロイン(?)。 流離いの旅の果てに精神に限界をきたし、拳銃自殺しようとした覚悟を制止した少女。 瑞々しい生命感に満ち溢れ、地獄に変わり果てた世界でも朗らかな笑顔を絶やさない。 当初はエクゾスカル戦士同士ということで丁寧な態度で接していたが、 実際は『いかなる状態でも自分自身を最も大切にする』というかなりいい性格をしており、 空腹で死にかけていた覚悟に自作のパン(二つに割ったうち小さいほう)を分け与えたのを きっかけにどんどん図太く馴れ馴れしい態度になっていった。 正義失格者・エクゾスカル震電とは廃墟の街で出会った後婚約を交わしている。 血みどろな死闘のただ中でもわれ関せずとKYなリアクションを貫き通す本作のオアシスその2。 『有為転変を乗り越えよ 不壊不動の境地に至れ』 エクゾスカル震電/動地憐 参戦作品:『帝都戒厳令 衛府の剣』 所有エクゾスカル -神造歩兵「震電」- 罪業“強欲” どうち・れん。 医療要塞ヴァールハイト精神城の城主にして 人類救済の最後の手段『メデューサ計画』を果たすべく 全ての『零式特殊武装』を手中に収めんと活動する男。肉体をアンドロイド化した実妹・澪を始め、 眠りにつく以前所属していた国防特務機関『衛府』の残党である震電挺身隊を部下として率いる。 ひたむきに己に課せられた『神命』を果たさんと欲する厳格な武人だが、本来は豪放磊落な熱血漢。 大学ではラグビー部に所属していた他、平凡なサラリーマンとして働いていた時期もあったり 見た目もでかいが過去回想のインパクトもでかい。 お礼参りは特攻服に金属バット。 なお、「震電」のデザインと名称の初出は『鉄拳6』の漫画家コラボレーション企画での若先生によるコスチュームデザイン。 実際に性能を再現されたら格闘ゲームどころじゃねえ…… 『神の名を借りるしかない…その弱さこそ 人間の証だ』 エクゾスカル雷電/黒須京馬 参戦作品『覚悟のススメVOLTEX』,『開花のススメ』 所有エクゾスカル -靭機猟兵「雷電」- 罪業“?” くろす・きょうま。 正義失格者。動地憐の時代にも覚醒して社会の影で戦っており、憐がエクゾスカル震電として生きることを決意するきっかけを与えた人物。 過去から連綿と受け継がれてきた『火』(人間の心・営み)を守ることを使命とするストイックな戦士。 医者としての顔を持ち、名乗るときも戦士でなく医師であると告げる。 目覚めて以来到達者の研究に明け暮れ、人類に希望が残されていないことを知ると共に 正義失格者を覚醒させたのは人間のまま眠らせて欲しいという残存人類の叫びであると結論付ける。 真っ向から対立する零と震電の闘いの果てに正義失格者たちの運命を占おうとするが… 穏やかで淡々とした雰囲気のおじさんだが、時折静かな狂気を見せる時があり彼もまた少なからず孤独に毒されている。 初登場は『覚悟のススメ』の後日談と思しき短編『覚悟のススメVOLTEX』。 しかしこの時は雷電(名義は『覚醒式強化外骨格』)を纏ったままの状態であった。 続くスピンオフ作品『開花のススメ』では京馬は復興した新東京の医師だが、 序盤で殺害され雷電に宿る英霊となっており、実際に雷電を纏って戦うのは実妹の主人公・黒須 巴である。 そこからさらに時が経った『衛府の剣』の時代に現れたということは憐が会った雷電は巴ということになるのだが…? 正義失格者たちの中でも特に謎の多い存在である。 ちなみに雷電は零と霞以外のエクゾスカルの中で唯一立体化されている。 『汝らの罪障 深重にして もはや現世での償い能わざるなり 』 エクゾスカル霧/御菩薩木紡 参戦作品:『?』 所有エクゾスカル -武葬憲兵「霧」- 罪業“?” みぞろぎ・つむぐ。 荒廃した世界を相棒のサル型サポートメカ・ヒデヨシと共に旅する少年。外見は正義失格者たちの中でも最年少。 明るくバイタリティに溢れたヒーロー然とした性格。 到達者となることを免れた『原種』(オリジン)を自認する少数の避難民の集落を守ろうとするが、 エクゾスカル雷電の残したメッセージを解析したことで、 結局原種など存在せず全ての人類が遅かれ早かれ到達者と化してしまう真実を知る。 さらには原種たちの不信を買ってしまい… 彼の纏う鎧は死者の霊魂を取り込める強化外骨格とは異なり、 虐殺された者の遺した怨念を吸収して稼働するシステムであり、 それゆえ力を揮える時は常に手遅れ、弱者の報復のためにしか戦えないという 因果な宿命を背負っている。 『正義失格者 おまえは我が弟に似ているな』 現人鬼 参戦作品:『?』 所有エクゾスカル -装甲軍鬼「霞」- 罪業“憤怒” あらひとおに。 人間が生存不可能な電磁嵐の彼方に位置するエリアで擱座した 巨大な仏像型の要塞を根城とする『超越者』の長。 千年の眠りから目覚めた正義失格者ではあるが 覚悟らエクゾスカル戦士とはまた違う場所で眠りについたらしい。 過剰にして無謬・猥褻にして純潔な両性具有の肉体を持ち、 零式特殊武装を纏った同じ超越者の配下を従える。 自身もエクゾスカルの中で唯一殺された人間の霊魂を吸収する機能を持った 『怨念の鎧』の所有者で超絶的な戦闘力を垣間見せている。 到達者となった人類は滅ぶ定めと世界の行く末には傍観を決め込んでいるが、 人類の『火』を守るべくメデューサ計画の中核に怨念の鎧を求める憐の志を認め、 装甲軍鬼「霞」を譲り渡した。 見る限り明らかに『覚悟のススメ』の敵組織、『不退転戦鬼軍団』の頭領にして 覚悟の実兄 現人鬼・散(はらら)様なのだが、 作中では未だに明確に断言はされていない。 ☆その他の人物☆ 動地澪 どうち・みお。 震電挺身隊に所属する乙女でエクゾスカル震電・動地憐の妹。額に『一』の刻印がある。 その正体は専用の零式特殊武装とリンクした戦闘を行うよう造られた神造磁力線機「澪」。 オリジナルの澪といえるのはアンドロイドの機体内部に格納された脳髄だけで、パーツ交換により半永久的な寿命を持つ。 そのため、憐とは異なり世界の変貌を直接見届けている生き証人とも言うべき存在。 生身のころは脚が不自由で車椅子に乗っていた。 兵頭伊織 ひょうどう・いおり 葉隠一族に仕える支流・兵頭家の女戦士。陸・海・空の戦場でそれぞれ零を援護する三つの鎧のひとつ、 空挺尖兵「霄」の装着者。表向きは寡黙で無表情だが、到達者となるくらいなら 人(女)の心のままで死にたいと願っており、エクゾスカル震電のメデューサ計画に賛同、 憐の思想を理解しない覚悟に襲い掛かるが敗北した。 覚悟と敵対して命を取られなかった極めて珍しい人物。覚悟のことは『ご本家』と呼び 敬意を払って接するが、地では語尾に「ッス」を付けてしゃべるクールな漢女。 大衛兵 震 だいえいへい・しん 現人鬼に忠誠を誓い、主に謁見しようとするものを阻む屈強なる戦士。自身も超越者であり、 その身に纏った超鋼の鎧は、『覚悟のススメ』で不退転戦鬼軍団の 衛兵隊長・ボルトが装着していた 強化外骨格「震」に酷似している。大衛兵自身はボルトとは似つかぬ褐色の肌の巨漢で、 憐以上の巨体に加え、その身にはいくつもの零式鉄球を埋め込んでいる。 神命成就のため現人鬼の下に向かう憐に人類は最早滅ぶ以外の道はないと解き、 なお退かぬ彼を死の淵まで追い込んだが、エクゾスカル震電が乾坤一擲の秘技『荷電粒子閃獄剣』の前に斃れた。 ✝語☆用✝ 零式防衛術 『正義を行う者』たちが習得した超人的な戦技。『覚悟のススメ』に登場した最終格闘技と同一のものと思われる。 その時代ごとに異なる発展を遂げているが、基礎となったのは最も古いエクゾスカル戦士である覚悟の使うもの。 一触必殺を可能とする恐るべき殺傷力を秘めるが、『覚悟のススメ』時代に比べると演出的にはリアリティ重視で 過剰な破壊描写は控えめになり、寝技や関節技の攻防が多くなっている。 これは『鎧の弱点は関節にある』という若先生の判断によるもので、 総合格闘技の道場に入門し、自らの肉体を痛めつけながら、この戦闘スタイルを編み出したという。 零式特殊武装 『正義を行う者』たちがその身に纏う鎧の総称。 いかなる攻撃もはね返す“盾”と、いかなる防御も突破する“矛”が同時に存在する奇跡の解答。 装着者は非戦闘時には膝から下のパーツだけを分離し、ブーツのようにして履いている。 装着していなくても、ある程度の距離からなら内蔵兵器を遠隔で操作することも可能。 装甲の輝きによってレーダー波を反射し、隠行(ステルス)化して目標に侵入する。 その戦力は、敵を目視可能な距離まで接近した場合、いかなる防御手段をも攻略して任務を遂行することが可能である。 その中でもエクゾスカルの称号を得ている鎧(戦士)は零、震電、雷電、霧、雪、霹、霞の七つのみ。 輝かしき時代 『正義を行う者』たちが戦ったそれぞれの時代。悪の組織が平和を脅かしてはいたが、 その満ち足りぬ環境そのものが人類存続には不可欠であったというのが皮肉である。 ちなみに秩序の崩壊した『覚悟のススメ』の時代から『開花のススメ』の時代にかけて一度目の復興が始まり、 動地憐の活躍した『衛府の剣』の時代に新エネルギー(神機力)で完全に文明は復活したが、 その後訪れた『蛮勇引力』(劇中の表記では西暦2051年)の時代に再び崩壊したという流れになっているらしい (六花・猛が活躍した時代はその後)。 ……なお、二度目の文明を破壊した張本人こそ、『蛮勇引力』の主人公、魔人・由比正雪である。 到達者 荒野や廃墟を徘徊する食屍鬼の正体。恒久平和の齎す倦怠から脱するための幸福物質が 体内で過剰分泌された結果、一切の理性を失い『飢え』に従うだけの存在になった未来人。 発症せず残存している人類もいずれは例外なく到達者になるとされ、 防ぐことも治療することもできず、至れば最期・命を奪う以外の救いは無い。 平和を浴する以前の時代に生まれ、己の齎した平和を見届けることなく眠りについた 『正義失格者』が到達者になるのかは未だ明かされていない。 甲殻霊長類 過酷な環境で生存すべく進化した人類の一形態。 コンクリートや鉄すら捕食し、全身を岩石のような外殻で覆った異形の巨人。 仲間の屍を求めて共食いすら行うところを見ると、彼らもまた到達者となっている可能性が高い。 人類滅亡の真実を知る以前のエクゾスカル霹・九十九猛は彼らを守るべき新人類と信じていた。 吸血霊長類 過酷な環境で生存すべく進化した人類の一形態。 廃墟の街を彷徨う覚悟が出会った新人類で、人間の血液を養分に命を長らえることができる。 普段は女性でも少年のような小柄な体躯をしているが、養分を得ると肉体が本来の体格サイズに戻る。 覚悟が接触した個体は理性も残っており、相互の同意があれば共生も可能だったが… メデューサ計画 滅びゆく人間の『火』を守らんと動地憐が立てた計画。全人類を安楽死させ、 現人鬼から譲り受けた「霞」の死者の霊魂を吸収する機能を、「零」を中心とした全零式特殊武装の共鳴によって増幅、 コアに「霞」を組み込んだ『録魂球メデューサ』内部に収容することで現状を永遠に維持させるというもの。 例え到達者となる未来が待ち受けていようと人は人のまま一生を全うすべしと考える覚悟の手でメデューサが破壊され、 計画は頓挫した。 生☆七 全消しが死に至る病なら 追記・修正もまた病なのだ ただし 生を喚起することは間違いない △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 各正義失格者の項目も少しずつ建てる所存なり。 -- 名無しさん (2014-06-12 20 09 00) パラレルワールドなのか? -- 名無しさん (2014-06-12 21 58 45) ↑当初はそうだったような名残もある。なにぶん見切り発車なもので、単行本化の際に大幅に設定が変化したり不安定な後付要素が多い・・・w -- 名無しさん (2014-06-13 06 22 03) シグルイ終了後にすぐに始めろって言われたらしいからなぁ。あんな超絶作品書ききったあとに新しいのやれと言われりゃ山口先生も焦るわ -- 名無しさん (2014-06-13 10 30 50) 基本的にシグルイみたいなリアルよりな絵と暗い展開のなかでも初期のように唐突に笑わせてくるあたり若先生は何か新しい領域に向かっている気がする… -- 名無しさん (2014-06-14 15 58 48) なんか連載終わってたんですけど・・・ -- 名無し (2014-11-19 11 53 53) 零は一言ことわるなり起きてから教えるなりしろよ -- 名無しさん (2014-12-28 16 06 42) 中途半端な終わりとしか言いようがない作品。単行本ではかなり加筆されていて、本誌ではもっとあっさり終わったらしいけど本当なのかな -- 名無しさん (2016-07-17 19 29 45) ↑あとがきポエムでうにゃうにゃ言ってるけど、要は「シグルイ完結したお・・・鬱だお・・・ヒーロー描く気がしないお・・・明日が来るのがこわいお・・・」→「なんか話がいつまでたってもしっくりこないお・・・」→「おっおっお・・・ヒーローへのあこがれがまた燃え盛ってきたお!」→「人 類 に 明 日 な ど 無 い 今日という日があるだけだ 」(完全復活)って感じだからなwリハビリまんがだ。 -- 名無しさん (2016-07-17 20 04 22) 次回作の衛府の七忍はなんとなくシグルイ的な何かを元来の味の中に消化吸収し(なんかやばい化学反応が進行し)つつある感じがあるね -- 名無しさん (2019-01-04 22 32 10) 零が使う首折りの解説のシーンに出てきてる軍服のおっさんって葉隠 四郎なのかな? -- 名無しさん (2020-05-11 19 08 18) 牙無き人が最期に見る光景が眩い装甲の輝きなら、牙持つ者たちが終わりを迎える時は一体誰が手を握っていてくれるんだ?それはあまりにも寂しすぎやしないか… -- 名無しさん (2022-09-08 02 58 55) 動地憐が負けた理由が「人類と無理心中なんかしたくなかったから」というのに納得した。本音では勝ちたくなかったから拳の握りも甘くなって敗北して、気絶した顔も安らかだったってね。この漫画の評価は低い様だが、よくまとめてくれたと思う。特に単行本の最後のページは好き。 -- 名無しさん (2023-04-27 18 00 07) 開花のススメは関係あるのかと思って読んでみたが、殆ど関係なかったわ。っていうか、開花のススメは酷い出来だな。話は面白くない上に絵は段々と手を抜く様になって、最終巻では雷電にトーンすら使わず、必殺技も何をやってるかわからない有様。これ本当に覚悟のススメのファンが描いたん? -- 名無しさん (2023-04-27 18 07 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ipoddeoekaki/pages/21.html
iPod風の壁紙やら画像やらを作るスレ9 http //ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1148723336/ 2006/05/27(土) 18 48 56.13~2006/05/30(火) 02 44 32.78 # ID 作品名 詳細 サイズ 色 020 rOVvOtEy0 ぷぅさん D社 削除済み? 042 VI+UMDij0 綾波 レイ EVA 1024*768 青系 044 0TQIisRU0 ボンバーマン 1024*768 茶系 053 aLTrLBT30 熱気バサラ マクロス7 1024*768 濃黄 057 rOVvOtEy0 泉野 明 パトレイバー 240*345 橙 068 aLTrLBT30 熱気バサラ サイズ変更 240*320 濃黄 069 o5COwOPR0 涼宮 ハルヒ ハルヒシリーズ 1024*768 薄桃 079 CPBCcZ6u0 RIO リオデカーニバル 240*345 紫 082 YIwKJcn90 ピッコロ ドラゴンボールシリーズ 1024*768 赤 092 98T70XSM0 サムライ7 サムライ7 1024*768 水系 093 qSUXdibn0 涼宮 ハルヒ ハルヒシリーズ 1024*768 水 100~ 102 np8UlRLY0 十波 由真 To Heart2 240*320 青 十波 由真* 別Ver. 240*320 青系 104 Mp23+l5J0 妙子 まろまゆ 240*320 桃 108 hToJiNhZ0 The World ジョジョ 240*320 紫 The World ロゴ有り 240*320 紫 110 4px5PSce0 hide 邦楽 1024*768 桃 111 Vmsi2ILi0 花山 薫 詳細不明(´・ω・`) 732*578 濃赤 112 sgJ3fkwm0 円 天上天下 240*320 白系 円 Normal Ver. 240*320 紫 円 サイズ違い 1024*768 紫系 123 np8UlRLY0 シオン エーテライト 1024*768 紫 126 4px5PSce0 GreenDay(ロゴ) 洋楽 240*320 赤 134 FfLZnb2Y0 十波 由真 To Heart2 1024*768 灰 140 FfLZnb2Y0 十波 由真 携帯サイズ 240*320 灰 148 xezeA7mA0 Rio リオデカーニバル 240*320 濃赤 149 H3zVFaUa0 校長先生 マサルさん 1024*768 橙 154 r+ClkMRV0 ブーン AA 1050*553 薄青 164 xezeA7mA0 Rio* 148の1024版 1024*768 濃赤 169 90Vj6F6p0 津村 斗貴子 武装連金 行方不明(´・ω・`) 176 qfHJYzRi0 bump of chicken 邦楽 1924*768 濃茶 bump of chicken 1024*768 水 bump of chicken 1024*768 白 bump of chicken 240*320 白 181 LsqGcNx50 Rio リオデカーニバル 240*345 赤 Rio 装飾あり 240*345 赤 Rio 黒抜き 240*345 赤 182 GT3rNd830 Rio リオデカーニバル 1280*1024 桃 193 n/GmtH+X0 パンネロ FFXII 1024*768 薄青 200~ 204 hToJiNhZ0 水銀燈 ローゼン 1024*768 水 水銀燈 携帯ver. 240*320 水 207 awnyALXf0 ジン キール 王ドロボウJING 1024*678 橙 209 FfLZnb2Y0 涼宮 ハルヒ* 69の色違い 1024*768 白 225 m6t+VxWv0 不明(´・ω・`) 詳細不明(´・ω・`) 240*320 濃青 229 mG8pcQQc0 勇者 DQIII 1024*768 青 勇者 剣持ちVer. 1024*768 青 230 AuyUtj5v0 スパイク Cowboy Bebop 1024*760 茶系 238 mG8pcQQc0 勇者* iPod版修正 1024*768 青 勇者* 剣版修正 1024*768 青 239 hToJiNhZ0 ジミヘン 洋楽 1280*1024 濃赤 ジミヘン 1024*780 濃赤 246 umJJa3Xo0 吉井 和哉 邦楽 240*320 黄 250 hToJiNhZ0 吉井 和哉 邦楽 317*426 濃赤 252 hToJiNhZ0 吉井 和哉* サイズ変更 240*320 濃赤 254 hToJiNhZ0 吉井 和哉* 拡張子変更 240*320 濃赤 258 eyWkZOFO0 吉井 和哉 邦楽 317*561 黒系 263 n/GmtH+X0 カミーユ・ビダン ガンダム 2048*1536 濃赤 275 PNYonhjV0 吉井 和哉* 258の修正版 240*320 黒系 285 FfLZnb2Y0 柚原 このみ To Heart2 1024*768 桃 289 euyHh1xc0 会社員 1024*768 黒 294 hToJiNhZ0 会社員 1024*768 灰 299 np8UlRLY0 吉井 和哉 邦楽 240*320 青 300~ 300 F4JlOknt0 吉井 和哉** 275の更に修正版 317*561 黒 303 np8UlRLY0 吉井 和哉* りんごつき 240*320 青 307 umJJa3Xo0 アマテラス 大神 1024*768 緑 311 90Vj6F6p0 津村 斗貴子 武装錬金 240*400 赤 337 evLjU6kh0 お姉さんスプー 1041*768 青系 362 MUw6obLL0 ダディークール AA 800*600 青 378 2OdtYfKz0 不明(´・ω・`) 1020*765 紫 379 n/GmtH+X0 ミユキ* 東京ゴッドファーザーズ 2048*1536 橙 380 C+G2C7+90 おぎやはぎ 芸人 240*320 水 384 qfHJYzRi0 草薙 素子 攻殻機動隊 1024*768 水系 草薙 素子 240*320 水系 386 90Vj6F6p0 レミリア・スカーレット 東方紅魔郷 行方不明(´・ω・`) 388 JiTUtdpw0 葉隠 覚悟・零 覚悟のススメ 1024*768 濃赤 葉隠 覚悟・零 別Ver. 1024*768 濃赤 398 nC3lm/GR0 勇者 DQIII 1024*768 濃紺 400~ 401 t/eMS+DC0 DT50 YAMAHA 1024*768 黒 405 hinmbAji0 明日菜 木乃香 ネギま 1024*768 水色 425 ensV7G2+0 小牟 ナムカプ 1024*768 赤 427 evLjU6kh0 お姉さんスプー* 240*320 青系 432 xezeA7mA0 エウレカ レントン エウレカセブン 1024*768 薄青 エウレカ レントン 240*320 薄青 433 zSbYsenw0 リルム FFV 1024*768 薄青 439 euY7hLrH0 不明(´・ω・`) 土永さん? 1024*768 水 443 xezeA7mA0 エウレカ&レントン* 修正版 1024*678 薄青 エウレカ レントン* 240*320 薄青 457 mG8pcQQc0 エウレカ レントン エウレカセブン 1024*768 青系 アネモネ エウレカセブン 1024*768 桃 458 /WpyONTc0 キタキタおやぢ グルグル 1024*768 橙 476 XOt1IP0T0 レミリア・スカーレット 東方紅魔郷 1024*768 濃紫 479 zJbiBHq20 おでん君 詳細不明(´・ω・`) 240*320 橙 480 bF2pxT+z0 サイボーグ忍者 MGS 240*320 濃灰 サイボーグ忍者 おまけ 1024*768 濃灰 492 TodMYZkX0 ラーメンズ 芸人 240*320 水 500~ 501 nCknWpgD0 スープーシャン 封神演技 240*320 薄緑 503 bOywN1JV0 ライダー Fate(行方不明?) 1024*768 紫 506 ZN87AlHw0 レヴィ Black Lagoon 240*320 濃青 509 R/ro0cRm0 エウレカ レントン エウレカセブン 1024*768 水 515 ZN87AlHw0 レヴィ* 修正版 240*400 濃青 519 dir1n5yf0 ワルキューレ 詳細不明(´・ω・`) 800*600 緑 538 fZc11INc0 早坂姉弟 武装錬金 240*320 薄青 539 Uz4Gy+dk0 次元 ルパン 240*320 青 563 xtIJg1cY0 悟空 ドラゴンボール 1024*768 赤 568 xtIJg1cY0 横田 滋さん (;´д`))アワワワワ 1024*768 濃青 582 fZc11INc0 クロミ様 バク まいめろー? 1024*768 紫 585 DtedBiS80 レ・ミィ ゾイド・ジェネシス 1024*768 茶 レ・ミィ 240*320 茶 591 IsxTc2Dz0 バナナマン 芸人 240*320 水 598 XZLGSiON0 リヴリー 詳細不明(´・ω・`) 1024*768 薄水 600~ 602 uMoFDtet0 神尾 観鈴 AIR 1024*768 青系 神尾 観鈴 黒抜き 1024*768 青系 神尾 観鈴 職人好み 1024*768 青系 605 ickJBJhR0 プリシラ GUN×SWORD 1024*768 濃赤 606 ickJBJhR0 ハルヒ* ハルヒシリーズ 1024*768 薄桃 ハルヒ* のせちゃった。エヘッ☆ 1024*768 白 612 uMoFDtet0 神尾 観鈴* ロゴなし 1024*768 青系 615 ZTe/mTBl0 スネーク MGS 1024*768 黒 スネーク 1024*768 白 スネーク 240*320 黒 621 8r4f1huE0 ぬこ 600の飼い猫 1024*768 濃黄 624 kbnCgSCP0 カネゴン ウルトラQ 1024*768 橙 645 e+bPYqHB0 ぬこ かいぬこ 1026*770 赤 650 fZc11INc0 相良宗介 フルメタルパニック 240*320 濃緑 660 /VGGdogB0 スネーク MGS 240*320 緑 666 ickJBJhR0 金魚 シンプルVer 1024*768 薄水 金魚 波紋Ver. 1024*768 青系 金魚+ 夢のコラボレーション 1024*768 灰 672 DtedBiS80 金魚 2匹 1024*768 水 676 zO0O+G3z0 スネーク 銀様 242*320 濃紫 685 TodMYZkX0 ラーメンズ*R 芸人 240*320 水 690 MYCD6vJK0 ジャガー ピューっと吹く 1000*600 緑 700~ 700 DtedBiS80 金魚* 色変更 1024*768 薄黄 715 ickJBJhR0 金魚* イヤホン付・・? 1024*768 薄水 金魚* モザイク。。。 1024*768 水 729 3dyYSWeQ0 能登 ウィッチブレイド 1024*768 濃紫 746 XZLGSiON0 ジャック・バウアー TV番組(24) 1024*768 橙 ジャック・バウアー 240*320 橙 755 dir1n5yf0 エアロスミス ジョジョ 240*320 橙 760 k//00f5k0 RIP SLIME? 邦楽 240*320 濃青 763 7zRw30go0 ライデン MSG4 240*320 白系 772 I79iS6ld0 不明(´・ω・`) アカギ?? 1240*930 赤 787 JUbUvx2Z0 SOS団 ハルヒシリーズ 1024*768 緑 SOS団 240*320 緑 800~ 812 fZc11INc0 ブギーポップ ブギーポップ 1024*768 紫 816 ZN87AlHw0 峯田さん 邦楽 240*320 桃 823 7zRw30go0 美袋 命 舞姫 470*627 水 826 CfTqlhVP0 SOS団 ハルヒシリーズ 1024*768 茶系 829 ZTe/mTBl0 高柳 雅孝 天上天下 1024*768 白 高柳 雅孝 240*320 白 831 NYNjDcrJ0 ミルクマン ふんどしシリーズ 240*320 水 835 9m5Dw22J0 フェイフェィ CowboyBebop 1024*768 濃青 864 E/HJJCyU0 新庄 野球選手 1024*768 濃赤 869 I+gpbfri0 ゆず ゆず 640*480 薄黄 880 XFa4IE6B0 斗貴子 武装錬金 240*320 紫 881 Z9sc69kG0 プリンマン ふんどしシリーズ 240*320 橙 897 Z9sc69kG0 梅干マン ふんどしシリーズ 240*320 薄緑 900~ 901 tapxEQ5C0 山県 掠 風林火嶄 1024*768 赤 903 WGagXiIW0 ライスマン ふんどしシリーズ 240*320 濃紺 909 SCPdKmtFO 不明(´・ω・`) 行方不明(´・ω・`) 919 UV1IXQMq0 美袋 命* 修正版 470*627 水 美袋 命* 別Ver 470*627 水 920 I+gpbfri0 岡田 真澄 俳優 500*600 赤 929 GExi3YHm0 ゆず 邦楽 240*320 黄 941 GExi3YHm0 ゆず* 顔抜き 240*320 黄 950 BeJwgVPP0 ゆず 邦楽 240*320 濃黄 953 pWQUJwmi0 蒼崎 青子 月姫 1024*768 薄青 956 UV1IXQMq0 美袋 命** 修正版 1024*768 水 965 N+b/+kmM0 ゆず 邦楽 240*320 黄 972 hhQfP4Sz0 ゆず 邦楽 240*400 濃黄 976 XFa4IE6B0 ポンデライオン ミスド 240*320 橙 978 I+gpbfri0 ポンデライオン ミスド 240*320 黄 983 Z9sc69kG0 ポーションマン ふんどしシリーズ 240*320 水 987 /4u+Mjj30 ネコバス トトロ 1024*768 青 996 hhQfP4Sz0 ボブマリー* サイズとか変更 240*320 橙 サムネイル ←Part8 TOP Part10→ 2007-06-21
https://w.atwiki.jp/risarisa_328/pages/34.html
苗木誠 霧切響子 朝日奈葵 天願和夫 宗方京助 黄桜公一 忌村静子 雪染ちさ 逆蔵十三 月光ヶ原美彩 安藤流流歌 十六夜惣之助 御手洗亮太 万代大作 グレート・ゴズ 『』確定、赤字はバングルで確認できているもの 「」推測・不確定事項 苗木誠 『廊下を走る』 地味にツラい。 苗木が狙われることをわかっていながら設定しているとしか思えないし味方が減れば減るほど不利になる。 霧切響子 『苗木誠が生存したまま4回目のタイムリミットを迎える』 もうやめてください。 朝日奈葵 『パンチ、キックを受ける』 二話で殴られそうになったときに俯いていたのはそういうこと。 朝日奈が苗木を庇うことは分かりきっているので、それを抑制するためか? 天願和夫 『質問に嘘で答える』 このNG行動が設定されているということは、嘘をつかなければいけないような何か隠し事をしているということの示唆だろうか。 →自身の発言の信用性を高める為に敢えてそう設定していた? そもそもバングルが正常に作動していたかも怪しい →確かに発言には偽りはなかったので正常に動いていた? 宗方京助 『扉を開ける』 二話にて苗木達を追ってこなかったのは苗木が扉を閉めたから。 黄桜公一 『左手を開く』 バングルが嵌められた後はほぼずっとポケットに左手を突っ込んだままである。 忌村静子 『影を踏まれる』 他人との接触が好まれないNG行動ではあるわりに朝日奈や安藤を追いかけていたので館内のような薄暗い場所にできるぼんやりとした影は判定の対象外なのか? それにも関わらず毒で倒れた万代や怪我をした朝日奈を心配して近付いて行ったりもしていたので根がかなり優しい子であることは明白である 雪染ちさ 『宗方京助が死ぬ』 元々宗方の為なら命も惜しくないと考えている彼女にとってはないも同然のNG行動である。 逆蔵十三 『素手での攻撃』 一話では容赦なく苗木に殴り掛かっていたのに二話ではわざわざ殴るように見せかけて膝で蹴りを入れたり、ナイフを持ち出しているのでほぼ確実では。 二話にてやはり椅子をわざわざ持ってきているので殴れなさそう。 →黄桜に指摘されて動揺していたので確定。 月光ヶ原美彩 『右折禁止』 腕輪を見せていないためまだ確実と言えるかどうか。 そもそもロボットだし、みんなが寝ている間にイタズラしてたくらいなのでNG行動はほぼ無視していいはず。 安藤流流歌 『参加者がゲーム会場の外に出る』 8話でドアを開けようとする逆蔵を必死に止めようとしていたくらいなので、確定でよさそう。 →バングルが映った為確定 誰が何をしようとしているか分かりようがないこの環境でこのNG行動というのは、かなりの難題。 誰かがゲーム会場から出るのを防ぐために設定されたものの可能性もあるが、その割にわざわざ秘密の出入り口なんてものが用意されているのはゲーム性を高めるため? →ただし、出口はもともと用意されていなかったものと思われる。 →万が一でも会場から出てしまわれると困るため、あえてその制約を持った人物をメンバーに入れた? 秘密の出入り口の奥には配電室があり、そこで主電源を落とすとゲーム自体が終了したので、そこへ行かせないため? →ならばわざわざそんな部屋を用意した理由は? 十六夜惣之助 『食べ物を口にする』 流流歌との関係を壊すために設定されたとしか思えない。 流流歌が差し出すお菓子を拒み続ければ彼女から疑心を受けることは確実であろう。 まあ、全く関係のない理由で殺されたみたいだが。 ただ、襲撃者以外で一切殺し合いが起きなかった場合、長いと起きている時間は24時間を軽く超えるため、長期戦には不向き。 御手洗亮太 『才能を使用する』 1話での初登場時から常に携帯を手にしている。 洗脳技術を使われるとモニターの映像と相殺される可能性も危惧してのこのNG行動か? あるいは、御手洗はもともと会議には呼ばれてなかったため、別の人物の為に用意された可能性もある。 →葉隠?(例え三割でも十分脅威ではある) 「設定なし?」 超高校級の絶望達のクラスメイトでもあり、江ノ島に助力した過去のある彼は、絶望の残党だと、一番に疑われてもおかしくないポジションにいる。 そんな彼にNG行動がないとなれば、どうあがいても絶望の残党と疑われることになるはず。 だからこそ霧切に「NG行動を教えて」と言われたときにあれだけ動揺していたのでは? 万代大作 『参加者の暴力を目撃する』 主に逆蔵が引き金となることを想定して設定されたNG行動のようにも思える。 目撃しなければいいだけなので、顔を背ければよかったのに何故直視してしまったのか…。 →放送されなかった部分で出番があったらしいので、そこが分かればもう少し何か分かった? グレート・ゴズ 『3カウントをとられる』 あれだけ強い彼がそう簡単に3カウントなんて取られる気もしないが…。 ただ、宗方との戦闘で押されかけていたのは事実だし、そんな危ない中ででも助けてくれた彼がとてもいい人なのは間違いない。
https://w.atwiki.jp/bushinng/pages/41.html
組織概要 ディザスターに名を連ねる大妖怪の一人、宗家『黒縄院 裏鏡 影将(コクジョウイン リキョウ カゲマサ)』と その配下として名を連ねる妖怪達の組織である。 妖怪でありながら同じ妖怪を滅ぼす退魔の術に長け、表向きは長い歴史を持つ陰陽道の大家を名乗っている。 その正体は一体の恐るべき力を持つ妖怪が己の力を九つに分けて人間に取り付かせた物。 妖怪の詳細は殆ど表に知られては居ない。 九家の中でも序列4位にある4家はディザスターの大妖怪に匹敵する強大な力の持ち主であり、 その下にそれよりも劣るがやはり対妖怪に突出した5体の妖怪が付き従う。 しかし、人間の肉体をベースとするため永久に近い寿命は持たず、代替わりを行い 今に続く一族です。 ゆえにその存在を完全に滅ぼす事は非常に難しい、それがこの一族の恐ろしさとも言える。 又、時に人間の味方に立つようなそぶりを見せることもあるが、その実態は所謂、邪悪以外の何者でもありませんが、 その思想、信念、行動、全てが彼らにとっては正義です。自分たちが間違っているなどとは微塵も思っていないでしょう。 <禍津神 空亡(まがつかみ そらなき)> 「大禍津日神」「生ける大殺界」と呼ばれ、陰と陽の境目であり虚を表し、 あらゆる災厄と終末を司る荒神。 その姿は漆黒に渦を浮かべる巨大な太陽を思わせる何か。 百鬼夜行の最後に現れ、それら全てを呑み尽くし、押し潰す存在と伝えられる。 百鬼夜行とはこの妖怪に追い立てられ滅ぼされるモノ達の狂演を表して居るとも呼ばれる。 はっきりとした正体は不明の存在であり、基本的な情報すら不足している。 かつて強大な人間の術者や豪傑、それらと手を組んだ大妖怪達と一戦交え、 結果強大な力の大半を失ってしまっている、以降は強い相手に目をつけられないよう、 残った力を9つの欠片に割り、欠片を持つ分身達に妖力を取り戻すための活動をさせている。 組織の目的 他の妖怪から妖力を奪い取り、時には強い闘気を集めて、禍津神 空亡を復活させ、 すべてを平らにし、何も苦悩を持つ事が無い永遠の平穏を作り出すこと。 全てが無くなってしまえば悩む必要などない、という考えの元、 「全てを無に帰する事」「この世の全てを破壊し、全てを平坦に」することが最終目的。 その目的の達成のために延々と代を重ね続けている。それはこの先も変わらないであろう。 所属キャラクター ※注意事項 黒縄院九家の党首達は「黒縄院 ○○ ●●」というように、●●に代々党首が受け継ぐ名前、 ○○に本人の名前を付けます。 『例:黒縄院 裏鏡 影将(コクジョウイン リキョウ カゲマサ)』 通常は『黒縄院 ○○』と呼ばれます、二つ名みたいなものを持っているイメージです。 党首達は悪魔使徒と同じ人間から妖怪化している妖怪人間となります、先代から妖力を受け継ぐと、 鎖か縄のように見える痣が体のどこかに浮かび上がります、黒縄の由来は此処から来ています。 力量は第四位党首までが大妖怪と呼ばれる災厄を起こせる程のレベル。 それ以下の党首は並みの妖怪レベルの力だが、組織だった退魔集団として侮れる存在ではない。 ○キャラクター製作指針 最初から黒縄院として登録されたPCは、裏切ることは出来ません。この組織の裏切りは死、のみです(元黒縄院不可)但し、「元々黒縄院ではない存在として活動していた実績のあるPC、NPC」が何らかの理由でとりこまれた場合についてはその限りではありません。 上位四家の意識は完全に妖怪であり、先代の記憶を受け継ぎます。 下位五家は、記憶を受け継いではいますが、妖力が劣る代わりに人間としての意識を幾分残しています。 製作キャラクターに男女や達人非達人の制限はありません。 上位四家については、普段は式神や傀儡が戦い、自身はセコンドメインという形でもかまいません。 九家宗家『黒縄院 裏鏡 影将(コクジョウイン リキョウ カゲマサ)』 黒縄院九家を束ねる宗家の党首、ディザスターの一員としての顔を持つ。 外見は平安時代の貴族を思わせる古めかしい衣装を纏った細面で色白の優男。 黒縄院九家で最高位の式使い。 九家第二位『黒縄院 』→予約あり 九家第三位『黒縄院 玄陽斎 螺勾(コクジョウイン ゲンヨウサイ ラコウ)』 黒縄院九家において序列3位。九家の中でも最も武勇に優れていると言われる。 宗家にある裏鏡に最も信頼される実力者で九家の存続に何より注視する初老の男。 九家第四位『黒縄院 』 九家第五位『黒縄院 』 九家第六位『黒縄院 』 九家第七位『黒縄院 』 九家第八位『黒縄院 』 九家第九位『黒縄院 』 関連キャラクター 魔蛇智 宕谷 過去、玄陽斎 螺勾及び下位五家の内の一人の先代、もしくは先々代と浅からぬ因縁があるが、 詳細は今のところ謎。 組織のテーマ 緋女夜衆や葉隠、陵央やディザスターなど日本古来の伝奇バトルにおいての悪役となります。 イメージとしてはKOFのオロチ一族。貴方も伝奇物の悪役を作ってみないか? 沿革 ゲームプレイヤー(敬称略) 管理プレイヤー:茸々 か、鷹澤水希