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50音順です 元ネタを書いて貰えると感情移入しやすくなります ア行 アイチョウ 『NINKU -忍空-』藍朓。元・忍空組10番隊隊長「酉忍」。別名「空の藍朓」。 アカカゲ 『仮面の忍者 赤影』赤影。飛騨の里が誇る忍びの名門「影一族」の一番手。 アオカゲ 『仮面の忍者 赤影』青影。少年忍者。 エッジ 『ファイナルファンタジー4』エドワード・ジェラルダイン。エブラーナ王国の王子で、魔法に似た忍術を操る。 オボロマル 『ライブアライブ』おぼろ丸。幕末編の主人公である忍者。 オンギョウキ 隠形鬼。藤原千方の四鬼の1者。気配を消して敵に奇襲をかける。忍者の原型とも。 カ行 ガイ 『ファイナルファイト』凱。武神流忍術の使い手。 カカシ 『NARUTO』はたけカカシ。13歳で上忍になった「木ノ葉隠れ」きっての天才忍者。 カゲマル 『バーチャファイター』シリーズ。影丸。葉隠流柔術を使う忍者。J6によって“デュラル”という名のサイボーグにされた母親・月影を取り戻すため戦っている。 カザン SRPG『ブリガンダイン』に登場するシャドウ(忍者)。アルメキア王国軍将軍ゼメキス暗殺のために雇われた刺客集団の一人。 カムイ 『カムイ伝』『カムイ外伝』の主人公。身分制度を嫌い忍者になるが、非人間的な忍者の世界に馴染めず抜け忍となる。“飯綱落とし”や“変移抜刀霞斬り”などの技を得意とする。 ガラ 『BASTARD!! 暗黒の破壊神』ニンジャマスター・ガラ。 ガルフォード 『サムライスピリッツ』シリーズのアメリカ忍者。真っ青な装束にオレンジ色のマフラー、そして青い瞳に金髪の忍者。お供に忍犬のパピーが居る。 キスケ 『朧村正』鬼助。抜け忍として追われている少年忍者。悪鬼悪霊たちと戦う旅をしている。 キョウ 『ポケットモンスター』セキチクシティのジムリーダーで伊賀忍者の末裔。 ゲッコウ 『空想科学世界ガリバーボーイ』月光。英雄王の子孫。東洋の国ジパングの流れを汲む忍者。 ケムマキ 『忍者ハットリくん』ケムマキ・ケムゾウ。甲賀流の少年忍者で、ハットリくんの好敵手。 コタロウ 『元気爆発ガンバルガー』霧隠虎太郎。父親は忍者道場の主で自身も忍術が使える。正義の変身ヒーロー『ガンバーチーム』の一人イエローガンバーに変身する。 サ行 サイゾウ 伝説の霧隠才蔵 『豪血寺一族』シリーズ。対人恐怖症のため、兜や覆面で顔や口元を覆っている忍者。実家は代々忍者の家系であるが、時代が時代だけに現代では薬屋を営んでいる。 サスケ 伝説の猿飛佐助 『NARUTO』うちはサスケ。うずまきナルトのライバルで、「写輪眼」という瞳術を受け継ぐ【うちは一族】の末裔。 『がんばれゴエモン』シリーズ。物知りじいさんが作り上げたからくり忍者の傑作。清潔好きでお風呂大好き。 サルトビ 伝説の猿飛佐助 『覇王大系リューナイト』サルトビ・佐助。リューニンジャ・爆烈丸のリュー使い。東方の島国「ヒノデ国」出身の忍者。 シオン 『サモンナイト』「薬処・あかなべ」の店長。その正体は鬼妖界シルターンのシノビで、アカネの忍術の師匠。 シノビアン 『ポップンミュージック』ニンジャヒーロー。 ジャジャマル 『忍者じゃじゃ丸くん』じゃじゃ丸。 シャドウ 『ファイナルファンタジー6』金のためなら親友をも殺す暗殺者。唯一心を許せる漆黒の忍犬インターセプターを連れている。 シャドーマン 『ロックマン3』DWN.024 地球外文明が造ったとされる忍者型ロボット。ロボットだが忍術も使える。 シュウ 『アークザラッド2』謎に包まれた凄腕ハンター。エルクの育ての親で料理上手。 シュバルツ 『機動武闘伝Gガンダム』シュバルツ・ブルーダー。ネオドイツのガンダムファイターで、ゲルマン流忍術の達人。 ショウ 『キャプテンコマンドー』翔。ニンジャコマンドー。 ジョームサシ 『忍 -SHINOBI-』ジョー・ムサシ。主人公の忍者。 ジライヤ 伝説の自来也 『NARUTO』自来也。伝説の三忍の一人でうずまきナルトの師匠であり、名付け親。 シラハ SRPG『ブリガンダイン』に登場するシャドウ(忍者)。アルメキア王国軍将軍ゼメキス暗殺のために雇われた刺客集団の一人。 シロカゲ 『仮面の忍者 赤影』白影。初老の忍者で、忍術のベテラン。 ゼンゾウ 『銀魂』服部全蔵。痔持ちの忍者。 タ行 タカツキ 『ミスマルカ興国物語』伊織貴月。大東京王国の葉多枝衆の忍。無口。この世界では天下一の忍であるという噂。 ダンゾウ 「鳶加藤」の異名を持つ忍者・加藤段蔵。生没年不詳。そう言えば『ペルソナ2』に登場するFoolのアルカナに「トビカトウ」というペルソナが……。 チップ 『GUILTY GEAR』チップ・ザナフ。忍者であり聖騎士団員である毅に助けられ更生を受け、穀の事を師と仰ぎ、彼の元で忍術修行に励む青年。 トウジ 『NINKU -忍空-』橙次。元・忍空組6番隊隊長「巳忍」。別名「大地の橙次」。ふんどし愛好者で、ふんどし一丁のみで居る事が多い。 ドロロ 『ケロロ軍曹』ドロロ兵長。ケロロ小隊の暗殺兵であり、ケロン軍特殊精鋭部隊「アサシン」のトップ。 ナ行 ナドゥ 『刻の大地』神に仕える忍軍に属していたが、仲間の策略により抜け忍となる。忍者としての腕はあまり優れていないが、危険が迫ると狂戦士化して全てを破壊する。 ナルト 『NARUTO』うずまきナルト。本作の主人公。里を壊滅状態に陥れていた妖怪九尾の妖狐を体内に封印させられた九尾の人柱力。 ニクマル 『さすがの猿飛』猿飛肉丸。本編の主人公。背が低い・肥満・大食のブサイク忍者。体格ゆえに「忍者」としては不向きと思われるも、「忍術使い」としては極めて優秀。 ハ行 ハットリ 『忍者ハットリくん』本作の主人公。本名はハットリカンゾウ。伊賀流の少年忍者で、服部半蔵の子孫らしい。 ハマー 『ピューと吹く!ジャガー』浜渡浩満。ヘタレ忍者。 バング 『ブレイブルー』獅子神萬駆(シシガミ・バング)。忍者一族の頭領だが口数が多い上に熱血漢なので、戦闘中やたらうるさい。 ハンゾウ 伝説の服部半蔵 『サムライスピリッツ』『ワールドヒーローズ』伊賀忍群の頭領。 ヒズミ 『グルーヴ オン ファイト 豪血寺一族3』雪上火澄。忍者オタク ヒリュウ 『ストライダー飛竜』コードネーム飛竜。諜報のプロフェッショナル集団「ストライダーズ」に所属するエージェント。 フウスケ 『NINKU -忍空-』風助。本作の主人公で、元・忍空組1番隊隊長「子忍」。別名「風の風助」。 フウマ 伝説の風魔小太郎 『ワールドヒーローズ』風魔小太郎。戦国時代の風魔忍者の頭領。博士の開発したタイムマシンを利用して普段はサラリーマンの姿で現代の世界で過ごしている。 フジマル 『戦国サイバー 藤丸地獄変』煉釖藤丸。 フハジン 『龍虎の拳』シリーズ。「すごい漢」で有名な不破流師範、不破刃。 ホツマ 『Shinobi』秀真。主人公の忍者。 マ行 マモル 『陰からマモル!』陰守マモル。「陰守流忍術」という独自の忍術を扱う家系の凄腕の忍者。普段は牛乳瓶底のメガネをかけているぼんやりした少年。 ムラサキ 『ドラゴンボール』ムラサキ曹長。マッスルタワーを警備するレッドリボン軍ホワイト隊の4階を守る忍者。実は五つ子で、ムラサキは五つ子の長男。 ヤ行 ヨシオ 『ポップンミュージック』ジャージ忍者。 ラ行 リキマル 『天誅』力丸。東忍に代々伝わる名刀「十六夜」を18歳時に受け継いだ現、東忍流頭目。 リュウ 『DEAD OR ALIVE』リュウ・ハヤブサ。隼流忍術を使う超忍。『忍者龍剣伝』、『NINJA GAIDEN』シリーズの主人公。 『勇者指令ダグオン』刃柴竜。長髪で無口でクールな一匹狼。ダグコマンダーでシャドーリュウと言う姿に変身する。 リョウゴ 『タマラセ』長坂陵梧。コルシカ流忍法という自作の忍法の使い手。忍者と言えば黒装束だが、コルシカ忍者は現代の忍者と言う事で、社会に紛れ込むためにその仕事着はスーツ姿。 ワ行
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ギャル夫 銭形幸一エンディング 最終ステータス 折木奉太郎エンディング 最終ステータス ゾルフ・J・キンブリーエンディング 最終ステータス ミスト・レックス レンエンディング 最終ステータス 片倉優樹エンディング 最終ステータス ギャル夫 銭形幸一 エンディング ▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『銭形幸一』 霊的な事件を取り扱う公的組織、特殊災害対策室に所属する捜査官。埼玉県警からの出向者である。 魔術的な適性はないが、世界を股にかけた盗賊一味を追い続けたことで磨き上げられた捜査能力は 人外の域に達している。 今回の小聖杯戦争に対する監視者として、調査に入った。 出会ってわずか30分足らずで、サーヴァントとの深い信頼関係を築いたが、あっさりとセイバーに敗退 させてしまう。このことは彼にとって大きな心の傷となり、主人公に対しても献身的に協力する。 失ったサーヴァントの魂と最終決戦前に再会、その助力を得てサブ戦力として事件解決に尽力した。 事件の首謀者であるキンブリーを逮捕するも、欧州の魔術協会の強い意向でこれをドイツに送致。 早々にドイツの不手際で脱走され、捜査への協力を依頼される。 現在は頼りになる相棒とともに、全欧州を股にかけ、キンブリーを追う日々である。 最近の悩み事は、行く先々でロリコン呼ばわりされること。 彼の優秀な頭脳をもってしても、何故そんなことになるのかは分からない、らしい・・・▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ 銭形 EXエンド 「全欧州を股にかけ」 最終ステータス ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】: 銭形幸一 【レベル】:15 【アライメント】:秩序・善┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:30 【耐】:25 【速】:20 【魔】:5 【運】:5 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫├───────────────────────────────────────┤ 【スキル】 ●ベテラン捜査官 魔術師としては大して素質が無いが、世界各国を派手に荒らした怪盗との対決で磨き 上げられたその捜査力は、神がかっている。 【魔】のステータスが選ばれ、比較で勝利した場合、最終勝率に+3%する。 現地調査、情報収集のときの基本成功率が70%。 ●霊刀・拝(数打)◆◆◇ 組織から支給された護身の短刀に、剣客拝大五郎の魂が宿ったもの。 弱いながらも霊力を帯びており、魔を祓う力がある。 【筋】【耐】【魔】を+5(修正済み) 情報収集に+10%(1シナリオ3回) ● 護身御守◆◇◇ 上司から贈られたお守り。弱いながらも神仏の本当の加護があり、勝利を招く力がある。 戦闘結果を振りなおす(1シナリオ3回) ○ ギャル夫チーム セイバーとの戦闘で、令呪3つを失い屍人の襲撃により死亡するはずだったが、 ギャル夫チームに保護されたことで、引き続き聖杯戦争へ関わることができている。 基本的にギャル夫がゲームオーバーにならない限り、敗退しない(できない)。├───────────────────────────────────────┤ 【エンディング】 EX 「全欧州を股にかけ」├───────────────────────────────────────┤ ◎ 12ターンまでに、アーカイブ「羽縫田村の真実」を3つ以上入手。 ◎ 最後まで生存。 ◎ キンブリーに勝利し、天女を開放した。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 折木奉太郎 エンディング / / | / . ′ / 厶! } .. / . |i | | ./ / / 、 . -=彡 . / | | / / |{/ ハぃ | .′ / i |/| i 、 ハ i } i 〈〉 イノ -=彳 . | l i / '  ̄八 } ,′「乂 .. | l ′ | |´| i {\{ 、 } | i 、 | }八 |/ | レレ′━━ィ .ルリ ━‐} |人{ i 斗{八{'ー=ミヘ ヽ{ | | 、 | \ 〈∨{リ''| ノ/ ノイ/ i |i | /, 灼ミト 灼ミメ | | ハ ∨ )ト、\___ 〉 | .|八{ 〃h rヘ '´h rヘ∨| | l } } 乂 { 八 ′ / | | | l | 弋ぃソ 弋ぃソノ小|⌒V ハ} 从 \ ___ ! Ⅵ Ν ,' | | } } く ノ __r====| 丶 ´ / .〈〉 ' | | " " ′ " " / | |ノ,. . |ニ≧=-- __ ` ァー‐く 、 | |ミ . ,. 、 ,、| |イ V ハ |ニニニニニニニ≧=- ,_ /―ァ「i| 〈〉 /| | ヘ、 ゝ ノ , | | | ∨ イ≧=--=ニニニニニニニ|厂| | |={} / | | / ミト . イ/ | | | { } -=ニニニニニニニ≧=--=ニニニニ| | } |ノ二ニニ=- .′∧ ∨u斗ハ ` __,, ´ ハトV 八_ \ ノ -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニ≧=-| | /..|ニニニニニニ ._{;斗匕 〈 i{ }i/ / 〈⌒ニ=‐ 、▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『折木奉太郎』 羽縫田村御三家の血を引く最後の生き残りで、村の駐在の甥子に当たる(父の伯父が駐在)。 裏があるのを承知の上で、6年前に犠牲になった幼馴染「千反田える」を開放するため、キンブリーの 誘いに乗り、小聖杯戦争を起こした。 可能な限り他人を犠牲にする気が無かったたが、何人かを巻き込んでしまったことを悔いている。 戦術的に相性最悪のサーバント・バーサーカーを召喚、早々に分裂するものの、最後までえるを 諦めず、ギャル夫の力を借りてついに彼女を助け出した。 えるは当初こん睡状態が続いていたものの、薄紙をはぐように回復し、あの省エネ主義の奉太郎が 甲斐甲斐しく世話を焼いているらしい。 事件後は事件解決のために積極的に協力し、全容解明に一役買った。 結局事件はキンブリー主体で行われ、奉太郎は巻き込まれた被害者、ということで落ち着いたが 彼自身はその結果を納得しておらず、罪滅ぼしを兼ねて特殊災害対策室の外部協力者である 僧侶の元で修行に励んでいる様子。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ EX エンディング 「償いと未来」 最終ステータス ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】: 折木奉太郎 【レベル】:15 【アライメント】:中立・善┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:20 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:20 【運】:30 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫├───────────────────────────────────────┤ 【スキル】 ●神智者 常人離れした洞察力・問題解決能力を持つ。 劣位の生じた戦力1つにつき、最終勝率に+10/+30/+60%する。 このボーナスは主人公補正のように失われない。 また、戦力の劣位が生じたときに、そのステータス差を逆転させる。(1シナリオ1回) 逆転能力を使ったとき、このスキルは使用を禁じられる。 ●真実の瞳 現地調査、情報収集の基本成功率が60%。 不意打ち、暗殺を察知することができ、成功率を-10%できる。 必殺系宝具には無効。 ●勝利への執念 単独行動の上位互換スキル。 戦闘で敗北した場合、振り直しを行うことができる(1シナリオ1回)。 また、サーヴァント不在でも、聖杯戦争に関わり続けられるため、 令呪を全て失った場合、サーヴァントを失いながらも離脱が可能。 ●霊刀・焔薙(レイトウ・ホムラナギ) タイミング:セットアップ ◇◇◇ 折木奉太郎の父・飛竜が、聖堂教会より報酬として与えられた霊刀。 強い霊力を帯びており、この世に在らざる者、在るべきではない者を祓う力がある。 サーヴァントは一種の幽霊でありため、この剣はサーヴァントに不快感をもたらす。 自身の【筋】【魔】を+10。 セットアップで「貴様らにそんな宝具は必要ない!」と宣言することで、その戦闘における 双方の宝具の効果を無力化する。 使用回数やコストは発生するが、効果は一切発揮しない。(1シナリオに3回)├───────────────────────────────────────┤ 【エンディング】 EX 「償いと未来」├───────────────────────────────────────┤ ◎ 令呪開放数12以上の状態で、令呪を全て失い中立者になる。 ◎ 11ターンまでにいんふぇるのを突破し、キンブリーに勝利する。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ゾルフ・J・キンブリー エンディング /.ヽ.、 i f~""""'''' ヾ;. ''''""""~~~i i / } .i {. ヾ;, .} i / ! | ┌' ヾ;, └;; i { ! .| | -= ;,, .ヾ;_,,;;==- | ! ! ! !_ | .‐=; _ゞ;;,,__, .,,__;;,,;; ==- | fヾ、. ', !. /ヘ;! ` ー゜‐` 'ー゜,.-‐' |/ヾ}. ', ! ハ {.| │ │ .ヾ;, |.} ソ. ', ! \! ..│ i ...│ ヾ !,/. ', ! /! .│ .! .│ .ハ`ー'. ', ! //.∧ ,, ` ." _,〉 ./〈 `ヽ、. ', ! /./ .∧ヽ, ヾfー‐‐‐‐ー''"/ ./ `i_ ヽ,、ヽ .__', ! / { ∧ .\ヽ `"""""""~~ .ィヽ, `i `' ‐=___ ヽ " __! !=ーー! ヽ .ヽ \ヽ, .// i .ト,ヾ_;; ヾ" ヽ__ !_ヽ、ヽ ! 丶丶 \ー‐ー '" /_ .! !f‐-..,, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _ \_ヽ! ヽ ヽ .}-、 / 、 .}、 | !、 `''--,,,_ー'" _ ;; "''‐、_ .ヽ.ヽ ./ !_!__! !.ヽ./ヽ, \ .!. _イ==ヾ. 、 .! ` ー--.....ヽ,,人 / \ } ' .}! ヽ, ヽ, ! .!,//.|!'〃ヾ!=》, ヽ,,_  ̄"'';,! }| |.!. ヽ, .丶 ! }▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『ゾルフ・J・キンブリー』 6年前の聖杯戦争の主催者として村に招聘され、千反田えるを聖杯にした張本人。 かつて村に封じられていたが、今はいない『天女』に執着している。 今回の小聖杯戦争によって、過去の戦いに干渉、『天女』を支配することを狙っている。 ギャル夫らの活躍により、その身柄を確保された。屍人化の進行が著しかったものの、 原因不明ながら、停止、急速に人間化する。 その後彼の知識と経験を欲する欧州の魔術協会からの強い意向により、ドイツにその身柄を 移すことになるが、引き渡された直後に、脱走。行方をくらます。 いくつもの大きな事件に関与が疑われるが、その行方はようとして知れない・・・。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ BADエンディング 「終わりなき逃亡者」 最終ステータス ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫: 屍 人 ver1.0┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】: ゾルフ・J・キンブリー 【レベル】:30 【アライメント】:混沌・悪┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:20 【耐】:40 【速】:20 【魔】:40 【運】:30 【宝】:30┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫├───────────────────────────────────────┤ 【スキル】 ●狂気:B 戦闘時、自身のステータス全てを「+10」する。ただし、100以上にはならない。(修正済み) 賢者の石(偽)を用いて接触したために、『天女』の眷族とされた。 神 に直面したショックで、完全に理性が崩壊している。 宝具を停止できない。またあらゆるアイテム型スキルを使用できない。 ●不死身:C 天女によって与えられた、およそ常識の外にある狂気的な再生力。一度死んでも必ず生き返る。 このため、次の効果を得る。 1 【耐】が選ばれた場合、敵陣営の戦力合計を-20する。 2 暗殺系スキルの成功率を半減及び暗殺系宝具の無力化。 3 勝率を15%保証する。 ●一流錬金術師 錬金術系統の魔術師としては一流。 戦力比較に【魔】ステータスが選ばれた場合、勝率に+10%。 ●紅蓮の錬金術:C 触れる全てを爆発物に変化させる術を得意とする。 戦闘時、戦力比較に【魔】が選択された場合、合計戦力値に+15する。├───────────────────────────────────────┤ 【宝具】 ○永遠の虜囚 ランク:B 種別:対人宝具、固有結界 何度死んでも、生きていた時間に戻り復活する。 何処にも何時にも行くことが叶わず、永遠に天女のある世界とともに在る。 神 に直面したショックで、完全に理性が崩壊し、自分でステータスを選択することができない。 2回連続戦闘を行い、その両方に敗れない限り敗北しない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ミスト・レックス レン エンディング / ィ \ r≧>ン'´¨ ¨ `'ー--,.ン卞ニフ . . . . ゚.. / / │ヾ,// ,.イ , \ 〉´ r}! .ヽ .} . .`、ヽ . . . . . . .゚.. │ ,ゝ‐、/ l,/ /メ,,, レl, ヽ ../ ;/ |! .} } .ヽ.} . . . . . . . ゚, │ i ヘ│ミ、、l ,,zュ、__゙゙/ , ハ .i| ;/ ,{;il|} l| |! . . . . . l| . .l . . . . . .|! │ ヘゝ、i `ミl 犬混iλ/,ィ オ 、ド、 .l| i| l| } _ 」L. _ l|! . . .}. |! . .| . . . . . . |! │ ゝオ i│ `ヾ' " ノ,,ィ' ' .ハ l| .l| | ./´ ;/ム ,/! . . ./ . r.、 .i| . . . . . . |!. レi ∧ l. ii l , i!/ノ ∧! ..l| l!| l .V ;ィf卞ァ;/ j . . / .} l! |!. . | . . . .l! │ ,从l. ハ.l _ jイ"レ' ' レ' .V .l./ ,/弋rソ j;.イ |ゝノi}. . .} . .l . ‘, レ'/ ' iル、.ノ、リ ノ│ .j!V イ〈 ¨´ / ..;ノー';/. . ,/ . . } . . . } / 、゛ x‐- ___ < i.i│ ..i| . . ./ . . ` 、 , ムイ ,/ . . ,/ . .;/. . . ,ノ f三三≡=-、Y レヽ 从.l .i| . ./. . / ///`.、 , ィ,., ' , '. . ,/ . .;/ . . . ,/ /彡==-‐'"´ ̄>.、 ∨ ' リ .i| ./ ;/ア//////アr' ´ . . .;/ . . ,/ . . . ,/ /´ /´`ヾi j/'¨´レ'/ /,/アアf_r=≧ニニ≠=、;_;_;.イュ. i / ゙i .j;/ ,/;ィニア´ ̄ .マニニニユ!▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『レン』 業界の風雲児、葉隠散率いる葉隠プロダクションの新人アイドル。 レンという芸名以外は一切不明だが、これは彼女の過去を守るための社長の配慮である。 彼女は幼い頃実の両親の元から攫われ、ある魔術師の研究材料として玩具にされた。 その結果、炎を操る魔術に秀でた魔女となったが、次世代に引き継ぐことのできない「刻印なし」で あったため、失敗作として放逐された。(この彼女を拾い、養女として養育したのが現在の社長である。) オカルト番組のレポーターとして羽縫田村に派遣されたが、地元コーディネーターの不手際で彼女だけが 前夜に村に置いてかれてしまい、やむを得ず宿を求めて侵入したというのが真相である。 村の中で屍人にあうも、セイバーの助力を得、後に最愛の親友と呼ぶようになる優樹と同行し、無事 生還する。『片倉優樹』 一切の記憶をなくし、村をさまよっていた少女。 彼女にしか聞こえない声に導かれ、キンブリーの打倒と天女の解放を目指していた。 実は6年前の聖杯戦争で偶然生まれた天女の血肉の塊に自我が宿った存在であり、本能的に天女との 一体化、解放を望んでいた。生命の危機を自覚すると、ステータスが大きくアップするのは、天女の血肉の 効果による。又、血肉の一部ではあるが、種ではないため本体が生まれることはない。安心安心。 村の中でレンと出会い、本能よりも、巻き込まれた彼女の安全を優先するうち、自我が成長。 ギャル夫の手により、ループが断ち切られたため天女からの呪縛も消え、一人の片倉優樹が生まれた。 レンとともに、生還する。『More Deban』 レンと片倉優樹によるアイドル・ペア(散様命名)。 スポットライトの中心ではなく、ちょっと離れたところで顔をだす見切れアイドル。 福本清三バリのコアな人気を博し、ライブを中心にカルト的な人気を誇っている。 彼女たちの過去に配慮した散様のアイデアだが、売れるとは思ってなかったので超びっくり、らしい。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ More Deban SPエンド 「なくしたい過去、なくせない過去」 最終ステータス ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】: レン 【レベル】:10 【アライメント】:中立・中庸┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:30 【運】: 0 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫├───────────────────────────────────────┤ 【スキル】 ●パンピー? 現在売り出し中のアイドル。戦闘に参加できないが、攻撃の対象にもならない。 また、サーヴァントが単独で戦闘している場合、応援して勝率を+10%出来る。 このスキルは一定条件下で変化する。 (→1回以上敗北すると次の2つのスキルを開放し、戦闘に参加する。) ○異形の魔術師 異能の人間を調整し作り上げた、一種の人造魔術師。 次世代に引き継ぐことができないので魔術師からの評価は低いがその実力は…… 死の恐怖から発動し、以後アライメントは混沌・狂となる。 戦力比較に【魔】ステータスが選ばれた場合、勝率に+10%。 レベルが5上昇し、パラメータの【魔】が+10される。 ○多重人格 調整から自身を守るために作り上げた、無数の人格で本心を守っている。 【魔】が選択されたとき、ランダム選択された能力値を任意に入れ替えることができる。 また、敗北時の令呪消費を1にする。 ●応援 なんだかんだで人好きのする性格。他人の力を引き出す事が出来る。 仲間が戦闘し、自分が戦闘に参加しない場合、最終勝率を+10%する事が出来る。├───────────────────────────────────────┤ 【エンディング】 More Deban SPエンド 「なくしたい過去、なくせない過去」├───────────────────────────────────────┤ ◎ 12ターンまでに、一度も敗北することなく生存する。 → これに加え、優樹と友好的な接触をしたため、新しく設定を追加。 × 敗北後、6個以上の令呪を開放、または2名以上のマスターを殺害し、 (いんふぇるの突入条件) × キンブリー敗北後、いんふぇるので天女と出会う→ラスボス化。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ レン EXエンド・・・死の恐怖が彼女のトラウマと隠されていた魔術の才を解放、天女の血肉と 一体化し破壊の権化と化すも、ギャル夫らにより死によって開放される。 レン ノーマルエンド=生存エンド・・・夜明けまで、一度も敗北することなく生き残った彼女は、 またひとつ過去を踏み越え、強くなった。行こう、スポットライトが待っている。 →好感度が高い場合、ギャル夫を恋人として社長に紹介するというイベントを挟む。 GameOver・・・競合者による敗走→死亡等 片倉優樹 エンディング / ィ \ r≧>ン'´¨ ¨ `'ー--,.ン卞ニフ . . . . ゚.. / / │ヾ,// ,.イ , \ 〉´ r}! .ヽ .} . .`、ヽ . . . . . . .゚.. │ ,ゝ‐、/ l,/ /メ,,, レl, ヽ ../ ;/ |! .} } .ヽ.} . . . . . . . ゚, │ i ヘ│ミ、、l ,,zュ、__゙゙/ , ハ .i| ;/ ,{;il|} l| |! . . . . . l| . .l . . . . . .|! │ ヘゝ、i `ミl 犬混iλ/,ィ オ 、ド、 .l| i| l| } _ 」L. _ l|! . . .}. |! . .| . . . . . . |! │ ゝオ i│ `ヾ' " ノ,,ィ' ' .ハ l| .l| | ./´ ;/ム ,/! . . ./ . r.、 .i| . . . . . . |!. レi ∧ l. ii l , i!/ノ ∧! ..l| l!| l .V ;ィf卞ァ;/ j . . / .} l! |!. . | . . . .l! │ ,从l. ハ.l _ jイ"レ' ' レ' .V .l./ ,/弋rソ j;.イ |ゝノi}. . .} . .l . ‘, レ'/ ' iル、.ノ、リ ノ│ .j!V イ〈 ¨´ / ..;ノー';/. . ,/ . . } . . . } / 、゛ x‐- ___ < i.i│ ..i| . . ./ . . ` 、 , ムイ ,/ . . ,/ . .;/. . . ,ノ f三三≡=-、Y レヽ 从.l .i| . ./. . / ///`.、 , ィ,., ' , '. . ,/ . .;/ . . . ,/ /彡==-‐'"´ ̄>.、 ∨ ' リ .i| ./ ;/ア//////アr' ´ . . .;/ . . ,/ . . . ,/ /´ /´`ヾi j/'¨´レ'/ /,/アアf_r=≧ニニ≠=、;_;_;.イュ. i / ゙i .j;/ ,/;ィニア´ ̄ .マニニニユ!▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『レン』 業界の風雲児、葉隠散率いる葉隠プロダクションの新人アイドル。 レンという芸名以外は一切不明だが、これは彼女の過去を守るための社長の配慮である。 彼女は幼い頃実の両親の元から攫われ、ある魔術師の研究材料として玩具にされた。 その結果、炎を操る魔術に秀でた魔女となったが、次世代に引き継ぐことのできない「刻印なし」で あったため、失敗作として放逐された。(この彼女を拾い、養女として養育したのが現在の社長である。) オカルト番組のレポーターとして羽縫田村に派遣されたが、地元コーディネーターの不手際で彼女だけが 前夜に村に置いてかれてしまい、やむを得ず宿を求めて侵入したというのが真相である。 村の中で屍人にあうも、セイバーの助力を得、後に最愛の親友と呼ぶようになる優樹と同行し、無事 生還する。『片倉優樹』 一切の記憶をなくし、村をさまよっていた少女。 彼女にしか聞こえない声に導かれ、キンブリーの打倒と天女の解放を目指していた。 実は6年前の聖杯戦争で偶然生まれた天女の血肉の塊に自我が宿った存在であり、本能的に天女との 一体化、解放を望んでいた。生命の危機を自覚すると、ステータスが大きくアップするのは、天女の血肉の 効果による。又、血肉の一部ではあるが、種ではないため本体が生まれることはない。安心安心。 村の中でレンと出会い、本能よりも、巻き込まれた彼女の安全を優先するうち、自我が成長。 ギャル夫の手により、ループが断ち切られたため天女からの呪縛も消え、一人の片倉優樹が生まれた。 レンとともに、生還する。『More Deban』 レンと片倉優樹によるアイドル・ペア(散様命名)。 スポットライトの中心ではなく、ちょっと離れたところで顔をだす見切れアイドル。 福本清三バリのコアな人気を博し、ライブを中心にカルト的な人気を誇っている。 彼女たちの過去に配慮した散様のアイデアだが、売れるとは思ってなかったので超びっくり、らしい。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ More Deban SPエンド 「なくしたい過去、なくせない過去」 最終ステータス ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】: 片倉優樹 【レベル】:10 【アライメント】:中立・善良┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】: 5 【耐】:25 【速】: 5 【魔】:25 【運】: 0 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫├───────────────────────────────────────┤ 【スキル】 ●異能者? 人並みはずれた知覚力を持ち、特に匂いに敏感。【魔】ステータスが選ばれ勝利した場合、 最終勝率に+10%。 ●???の血 人並みはずれた生命力を持つ。致命的な重症であってもすぐに回復する。 【耐】ステータスが選ばれたとき、戦力値合計を+10する。 (令呪12個以上が開放された状態で、敗北している場合次のスキルを開放する。) ○天女の血 人並みはずれた生命力を持つ。致命的な重症であってもすぐに回復する。 【耐】ステータスが選ばれたとき、自らのすべてのステータスを各々+10し、最低勝率10%を確保する。 また、痛覚遮断を使用回数を2回とする。 ●痛覚遮断 奥の手。痛みを感じるのをやめ、行動することができる。 敗走ペナルティをシナリオ中一度だけ無視することができる。├───────────────────────────────────────┤ 【エンディング】 More Deban SPエンド 「なくしたい過去、なくせない過去」├───────────────────────────────────────┤ × 12ターンまでに、いんふぇるのへ突入し天女を開放する。→ 記憶の開放条件。 × すべての令呪を失い、敗北する →ラスボス化。 ※ゲームオーバーになった場合、彼女はいんふぇるのの儀式場に転送され、ラスボスは .堕神と同じパラメータになる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 優樹 EXエンド・・・本能的に突き動かされてきた天女の解放、その途上で敗北した彼女は、 自我を亡くしながらも、懐かしき【ワタシ】と一体化する。そして強大な力を伴って ギャル夫たちの前に立ちふさがるのだった…… 優樹 ノーマルエンド・・・いんふぇるのの中で、自らの本体である天女と遭遇し、自己の記憶を 思い出す彼女。自分が人間ではない、そして仲間を危機に陥れた原因であると 悟った彼女は、夜明けとともに姿を消すのであった。 →好感度が高い場合、ギャル夫の説得により一緒に生きる決意をする。 優樹 生存エンド・・・為すこともなく、得ることもなく……記憶を持たず夜を彷徨った彼女は、 うたかたのように、夜明けの光に消えた。 GameOver・・・→EXルート条件
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「……何たる失態かしら」 そう呟いた場所は学園エリア一階にある保健室のベッドの中。 普段から健康管理には気を遣っているので滅多に体調を崩すことなどないのだが。 なんでよりにもよって、この日に。 「…そろそろパーティーが始まる頃ね」 本日、二月五日はあるクラスメイトの誕生日である。 超高校級の幸運という肩書で入学してきた、苗木誠という少年の。 特筆すべき才能を持たないにも関わらず、クラス内の人間と大体仲良くなってしまった彼。 そんな彼の誕生日をクラス全員で祝おうと、最初に言い出したのは誰だったか。 そういう行事には普段乗り気でない自分にしては珍しく、やる気を出して準備を手伝った。 学園長に直接交渉して夜間の食堂を貸し切ったのも自分だ。 苗木君は私にとっても大切な友人であるし。 それ以上の感情も持っていたりするのだが、まあそれはいいとして。 少しでも喜んでくれたらと、思っていたのに。 「どうして当日になって熱が出たりするのよ……」 時折咳き込みながらぶつぶつと文句を言ってみるが、原因は明白だ。 プレゼントを何にするか話し合った結果、女子は全員一人一品ずつパーティーの料理を用意することにしたのだ。 買っても良かったのだが、せっかくのプレゼントなのだし、と慣れない料理に挑戦することに決めた。 そして練習の為に冷え込む夜の厨房で夜更かしを続けた結果が、本日の八度五分という高熱を伴った風邪である。 何という本末転倒。 授業にはなんとか出たものの、放課後になると限界が来て保健室に直行した。 結局料理が出来ていないどころか直接祝いの言葉すら言えていない。 既にクラスの者たちには、メールで事情を説明している。 お見舞いに行くと言ってくれた者もいたが、移してしまうといけないので丁重に断った。 まあ、自分一人欠けたところで、別段困ることもないだろうが。 ただ、出来るならきちんと祝いたかったとは思うけれど。 彼は今頃、サプライズパーティーに驚きつつも、きっと嬉しそうにしているだろう。 舞園さんあたりは特に気合いを入れて料理を作っていたようだから、さぞ美味しいものが出来ているだろうし。 「………」 二人が笑顔で楽しんでいる様子を思い浮かべて、もやもやとした気分を抱えながら布団を被る。 眠くなるような時間ではないのだが、やはり身体は疲れているのか、少しずつ睡魔が襲ってきた。 どうせ養護教諭も留守なのだし、このまましばらく寝てしまおう。 ふて腐れたように溜息をついて、ゆっくり瞼を閉じた。 どれくらい時間が経ったのか。 不快感にふと目を覚ますと、全身が汗でびっしょり濡れている。 眠る前より体が熱くて頭痛が酷くなっていた。悪化している気がする。 特別な人の誕生日を祝えないどころか、こんなに体調が悪くなるなんて。 「……苗木君の不運が移ったのかしら」 顔をしかめながら呟いた直後、 「流石にそれはひどいんじゃないかな……」 「……!?」 まさかの返事が返ってきた。 慌てて寝返りを打って反対側を向くと、ベッドの横に椅子に座る苗木君の姿があった。 「な、苗木君…?どうして、こんなところに…?」 「どうしてって…霧切さんが風邪で具合悪いって聞いたから、お見舞いに」 何でもないように話すが、そういうことではなくて。 「移るから来なくていいって伝えたでしょう?大体…パーティーはどうしたの?」 「だって霧切さん、ずっと保健室から出てないみたいだから、そんなに酷いのかなって心配になってさ。 パーティーの途中で、抜けて来たんだ」 「抜けて来たって……」 主役が何をやっているのか。 そんな胸中での突っ込みを感じ取ったのか、苗木君が苦笑しながら口を開いた。 「実はさ、葉隠クンとかセレスさんがこっそりお酒を持ち込んでて。 …知らずに飲んだせいで、結構な人数が酔っ払っちゃって、色々滅茶苦茶になっちゃったんだ」 「……」 人の誕生パーティーで何をやらかしているのだ。 思わず遠い目をしてしまう。 「それでさ、逃げて来たって訳じゃないんだけど…舞園さんに教えてもらって、おかゆ作ったんだ。 食欲ないかもしれないけど、何か食べた方がいいかと思って」 あんまり美味しくはないかもしれないけど、と笑う彼を見て。 何とも言えない気持ちで胸がいっぱいになった。 「…せっかくの誕生日にわざわざ病人のところに来るなんて、とんだお人好しね。…移っても知らないわよ」 「あはは…気を付けるよ。でもさ、弱ってる時はちゃんと誰かに頼ってね。霧切さんはしっかりしてるけど、女の子なんだからさ」 「……っ」 それはもしかしてわざと言っているのか。 「…そういうのは男女差別と言わないかしら」 「えっ!?ち、違うよ!そんな意味じゃなくてさ!」 「ふふ…冗談よ。おかゆ、ありがとう」 どうにも照れ臭いのを誤魔化しつつ、彼の作ってくれたおかゆを手に取る。 今まで気付かなかったが、他にもスポーツドリンクやタオル類、熱冷ましなども持ってきてくれている。 なんとも至れり尽くせりだ。恐らくは、舞園さんや大神さんあたりの気遣いだろうが。 「……苗木君。誕生日、おめでとう。…プレゼントは無いのだけど」 自然と微笑んで、言いたかった言葉を贈る。 体調は悪いままだが、こうして直接言えただけでも良しとしよう。 偶然とはいえ、二人きりで言えたのだし。 「あ、ありがとう。プレゼントなんていいよ、そんなの。あのパーティーの準備とか、霧切さんもやってくれたんでしょ? 気持ちだけで十分、嬉しいから」 慌てたように言う苗木君の顔は何故か少し赤くなっている。 何だろう、まさかもう移してしまったのだろうか。そんな馬鹿な。 「……熱がある時に笑うと、なんか…すごく可愛いね」 「……!?」 おかゆを噴き出しそうになって思わず咽込んだ。 そういえば忘れていたが、今の自分は汗ばんでいて、顔は紅潮しているだろうし目も潤んでいるはず。 そんな姿でずっと会話をしていたのか。 一気に羞恥に襲われる。 苗木君を見ると、言ってから恥ずかしくなったのか顔を赤くして俯いている。 何故言う前に気付かないのか。 (…もしかして、苗木君も酔ってるのかしら) 結局、食べ終わった後部屋に送ってもらうまで、終始二人して赤くなったままだった。 総合的に考えて、良かったのか悪かったのかよくわからない日。 だが少なくとも、悪い日ではないだろうと思ったから。 もし彼に風邪を移してしまったいたら、今度こそ自分で作ったおかゆでも持って、看病しに行こうと決めた。
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時間 名前 加害者 死亡場所 死亡作品 死因 [2]11時30分 出来杉英才 謎のヒロインX 大阪 5196 光熱斗の奇妙な冒険 Part9 無銘勝利剣のビーム [2]11時30分 十神白夜、アイギス、ホライゾン・アリアダスト テラカオス・ディーヴァ 大阪 5196 光熱斗の奇妙な冒険 Part9 捕食 [2]11時30分 シグナム テラカオス・ディーヴァ 大阪 5196 光熱斗の奇妙な冒険 Part9 不明(後にミンチ化と判明) [2]11時30分 ぴんころ地蔵尊 葛葉紘太 長野県 5198 新作仮面ライダーのデザイン……もう少しどうにかならなかったのか アイアンブレイカー [2]11時30分 ワンリー ふなっしー 長野県 5198 新作仮面ライダーのデザイン……もう少しどうにかならなかったのか 梨汁で滑る→頭部強打 [2]11時30分 ユキちゃん チルノ 長野県 5198 新作仮面ライダーのデザイン……もう少しどうにかならなかったのか アイシクルフォール [2]11時30分 巨大カマキリ(緑) クロコダイン 長野県 5198 新作仮面ライダーのデザイン……もう少しどうにかならなかったのか 獣王激烈掌 [2]11時30分 アニマル浜口 ふなっしー(※シャルロッテの持ち主交代でこちらでカウント) 長野県 5198 新作仮面ライダーのデザイン……もう少しどうにかならなかったのか シャルロッテによる捕食 [2]11時30分 桜田ジュン、水谷絵理 ぴんころ地蔵尊 長野県 5198 新作仮面ライダーのデザイン……もう少しどうにかならなかったのか 轢殺 [2]11時15分 アシュラマン アルルーナ 東京都世界樹 5199 すれ違いと消せない罪 フロストスマイル [2]11時15分 バッファローマン アルルーナ 東京都世界樹 5199 すれ違いと消せない罪 ヴァンパイアキス [2]11時1分 ホルスの黒炎竜Lv8 アリー・アル・サーシェス 千葉県遊園地 5200 侵蝕のサーシェス ダメージ伝播 [2]11時1分 アリー・アル・サーシェス ホルスの黒炎竜Lv8 千葉県遊園地 5200 侵蝕のサーシェス 焼殺 [2]11時1分 ロイ アリー・アル・サーシェス 千葉県遊園地 5200 戦禍は止まることを知らず 半身焼失 [2]11時1分 イドゥン アリー・アル・サーシェス 千葉県遊園地 5200 戦禍は止まることを知らず レーザー攻撃+腹部串刺し [2]11時1分 カービィ 乃木怜治 千葉県ネカフェ前 5200 戦禍は止まることを知らず 捕食 [2]11時50分 VFD、ジョンス・リー、ラーメンマン テラカオス・ディーヴァ 大阪府・ホワイトベース内 5203 開花 完全捕食 [2]11時50分 蟹座のデスマスク ユウキ=テルミ 東京のどこか 5204 Silent Scream 斬首 [2]11時50分 明智光秀 ユウキ=テルミ 東京のどこか 5204 Silent Scream 惨殺 [2]12時00分 金田正太郎 遠野 東京都・墨田区 5205 Raise your flag 爆死 [2]12時00分 ターバンのガキ とら 東京都・墨田区 5205 Raise your flag 頭部捕食 [2]12時00分 加賀美新 とら 東京都・墨田区 5205 Raise your flag 爆死 [2]12時00分 姉帯豊音 道下正樹 東京都・墨田区 5205 Raise your flag 焼殺 [2]12時30分 姫川友紀 テラカオス・ディーヴァ 大阪府・死国 5206 黒く塗れ! ~希望の太陽~ 完全捕食 [2]12時30分 霊烏路空 テラカオス・ディーヴァ 大阪府・死国 5206 黒く塗れ! ~希望の太陽~② 完全捕食 [2]12時30分 クライシス皇帝、南光太郎 テラカオス・ディーヴァ 大阪府・死国 5206 黒く塗れ! ~落日の太陽~ 完全捕食 [2]12時30分 井之頭五郎、由良吾郎 ハクメン 大阪府 5207 英雄故事 爆死 [2]12時30分 乃木怜治 安倍晋三 日本・千葉県上空 5208 2017年迎えたので投下 九州ロボで砲撃→墜落死 [2]12時00分 キン肉スグル ベジータ 東京・都庁近辺 5209 謝肉祭 頭部破壊 [2]12時00分 ロビンマスク、サンシャイン、スプリングマン、アトランティス、ステカセキング、ダンシングフィッソン族、キン肉アタル ベジータ 東京・都庁近辺 5209 謝肉祭 エネルギー波 [2]12時00分 ハス太 ユーノ・スクライア 東京・都庁近辺 5209 たどり着いてしまった未来 頭部切断 [2]12時00分 レオリオ・パラディナイト ベジータ 東京・都庁近辺 5209 たどり着いてしまった未来 上半身蒸発 [2]12時00分 ベジータ 小野塚小町 東京・都庁近辺 5209 たどり着いてしまった未来 毒殺 [2]13時00分 杉下右京 MEIKO 太平洋(大阪東京間の静岡辺り) 5210 光熱斗の奇妙な冒険 Part10 MEIKOボール [2]13時00分 悪魔将軍 カルナ 静岡県・富士樹海 5210 光熱斗の奇妙な冒険 Part10 焼死 [2]13時30分 円堂守 MEIKO 太平洋(大阪東京間の静岡辺り)・DMC戦艦『煉獄』 5211 ある戦艦での話をするとしよう MEIKOボール [2]13時30分 セイバー 謎のヒロインX 太平洋(大阪東京間の静岡辺り)・DMC戦艦『煉獄』 5211 ある戦艦での話をするとしよう 無銘勝利剣 [2]13時30分 辻彩 ユウキ=テルミ 東京都のどこか 5211 ある戦艦での話をするとしよう 不明 [2]13時40分 ユウキ=テルミ ヘルカイザー亮(カード効果によるものなのでこちらでカウント) 東京都 5212 そして誰もいなくなる マーラ様による絶頂死 [2]13時40分 ヘルカイザー亮 自滅 東京都 5212 そして誰もいなくなる マーラ様との契約 [2]13時00分 矢車想、葉隠康比呂 事故死 大阪府 5219 悲しみを繰り返し、僕らはどこへ行くのだろう? 圧死 [2]13時00分 風鳴弦十郎、乾巧 テラカオス・ディーヴァ 大阪府 5219 悲しみを繰り返し、僕らはどこへ行くのだろう? 黒フロワロによる毒殺 [2]13時00分 エビルエスターク 殺生丸 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! 頭部破壊 [2]13時00分 平山幸雄、デスマシーン ウルトラマンタロウ(SD) 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! 光線による核爆弾の誘爆 [2]13時00分 キラーマジンガ ミケ・ザカリアス 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! 頭部破壊(誤殺) [2]13時00分 二ッ岩マミゾウ ミケ・ザカリアス 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! 斬首 [2]13時00分 ウルトラマンタロウ(SD) ミケ・ザカリアス 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! 斬殺 [2]13時00分 殺生丸 オルゴ・デミーラ 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! マダンテ [2]13時00分 ミケ・ザカリアス アナキン・スカイウォーカー 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! 斬首 [2]13時00分 オルゴ・デミーラ アナキン・スカイウォーカー 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! 斬殺・串刺し [2]13時00分 ニャル子 モブDMC狂信者 東京 首相官邸跡地 5222 勝利の鍵は…狸さん!!! リンチによる虐殺 [2]14時09分13秒 IT社長・ウエムラ、勇魚洋、中条有次、カイゼル、ボクスター シザリガー 東京 5223 9月13日はカイザの日 Part5 クラブハンマー [2]14時30分 ダイジョーブ博士、ゲドーくん サーフ・シェフィールド(暫定→後に確定) 神奈川県 横浜港 5226 光熱斗の奇妙な冒険 ネットオーシャン 爆殺 [2]13時45分 とら 金色の闇 東京都 墨田区 5227 南斗の拳 ドラゴン味 斬首 [2]13時45分 カギ爪の男 サウザー 東京都 墨田区 5227 南斗の拳 ドラゴン味 極星十字拳 [2]13時45分 海底原人ラゴン 諸星きらり 東京都 墨田区 5227 南斗の拳 ドラゴン味 ビーム [2]13時45分 蒲原智美、つば九郎 諸星きらり 東京都 墨田区 5227 あるこる! 圧殺 [2]13時45分 桃園ラブ 諸星きらり 東京都 墨田区 5227 あるこる! 紅葉おろし [2]13時45分 ベクター 諸星きらり 東京都 墨田区 5227 あるこる! 爆☆殺 [2]13時45分 偉大なる赤竜 諸星きらり 東京都 墨田区 5227 あるこる! 殴殺 [2]16時00分 ナナリー・ランペルージ モブDMC狂信者 東京都 5235 交差する狂気 流れ弾 [2]15時09分 仮面ライダーカイザ バド 東京都八王子 5237 Meeeeaaaat! Processing Plant ゴルドスマッシュ [2]15時09分 バド、シザリガー 瑞鶴(※メーガナーダは支給品なのでこちらでカウント) 東京都八王子 5237 Meeeeaaaat! Processing Plant メーガナーダによる捕食 [2]15時30分 ダイアー リオレウス 神奈川県横浜港 5240 ネットリオン 毒殺 [2]15時30分 光熱斗 リオレウス 神奈川県横浜港 5240 ネットリオン 焼殺 [2]15時30分 リオレウス 翔鶴 神奈川県横浜港 5240 ネットリオン 惨殺 [2]15時30分 琴吹紬 ナッパ 神奈川県横浜港 5240 ネットリオン 失血死(事故) [2]17時00分 飛影 霧切響子 伊豆諸島基地 5243 アベンジャー 打ち返した九州ロボの砲弾による爆発四散 [2]17時00分 ウドラ 安倍晋三 静岡県 5243 アベンジャー 九州ロボの砲撃 [2]17時00分 獣王クロコダイン 安倍晋三 静岡県 5243 アベンジャー 顔面焼失 [2]17時00分 安倍晋三 ジャック・O 静岡県 5243 アベンジャー パルスによる蒸発 [2]17時00分 イナバ製作所社長 ドリスコル 東京都江戸川区 5246 『衝撃』 首骨折 [2]17時00分 L ドリスコル 東京都江戸川区 5246 『敗北』 ゼオライマーの踏み潰し [2]17時00分 ゼクス (自爆) 東京都江戸川区 5246 『敗北』 自爆 [2]17時59分 ルイズコピペ(自滅)、ルイーズ、安倍明恵 ルイズコピペ 宇宙空間 5247 ルイズコピペとか懐かしすぎて涙がで、出ますよ… 核爆発 [2]17時00分 フェイ・イェンHD ハクメン 東京・都庁世界樹 4248 キラッ☆と偶像計画(アイドルプロジェクト) 前編 斬殺 [2]18時00分 ダイゴ 葛城蓮 千葉県浦安遊園地 4249 サンゲキトツイゲキ 前編 狙撃 [2]18時00分 DAIGO、ウルトラマンゼロ アナキン・スカイウォーカー 千葉県浦安遊園地 4259 サンゲキトツイゲキ 前編 事故に見せかけた圧死 [2]18時00分 ワイルドハント、鬼道有人、AKYS、葛城蓮 ギムレー 千葉県浦安遊園地 4259 サンゲキトツイゲキ 前編 邪竜のブレス [2]18時00分 レックス 比那名居天子 千葉県浦安遊園地付近 4259 サンゲキトツイゲキ 後編 グランドヴァイパー [2]18時00分 斎藤佑樹 ◆6/WWxs901s氏 千葉県浦安遊園地付近 4259 サンゲキトツイゲキ 後編 胡桃 [2]18時00分 ロビンフッド 比那名居天子 千葉県浦安遊園地付近 4259 サンゲキトツイゲキ 後編 グラットンスウィフト 【殺害数ランキング】 順位 該当者 殺害数 1位 テラカオス・ディーヴァ 32名 2位 フリッピー 18名 3位 マーラ様、アリー・アル・サーシェス 15名 5位 弱音ハク、剛田ジャイ子、田村直人 13名 8位 緑間真太郎、ハクメン 12名 10位 五十嵐まゆみ、音無キルコ、ジョン・フレミング、ぼのぼの、風鳴翼 11名 15位 松本人志、野比のび太 10名 17位 四条貴音、結月ゆかり、ゴロリ、ラオウ、ベジータ、ユウキ=テルミ 9名 23位 ハバネロ男爵、暁切歌、レジーナ、諸星きらり 8名 27位 天海春香、ダオス、MEIKO 7名 30位 フグ田サザエ、じーさん、エアーマン、ヤザン・ゲーブル、きれいなジャイアン、飛竜、オーバーデビル、レスト、呉島貴虎 6名 39位 我妻由乃、初音ミク、ベン、鏡音レン、ノトーリアスDECO、はるかさん、杉下右京、円堂守、デスマンティス、高山春香、園田優、暁美ほむら、ミケ・ザカリアス、シザリガー、アナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)、◆6/WWxs901s氏 5名 55位 フロストバイト、ひで、占い師、ニホンザル、長門有希、柊つかさ、大尉、冥闇に堕した者、河名コトミ、ラージャン、由良吾郎、ディオ・ブランドー、光祐一郎、乃木怜治、ギムレー 4名 70位 火野ケンイチ、キュアピース、沙耶、ダークミヤビ、ジェニュイン、シックス、DR、ギャバンブートレグ、ゴゴ、グルド、平等院鳳凰、佐村河内フレミング、ベクター(真月零)、善野監督、中野梓、ダイアー、光熱斗、雷電、スラリン、ヘルカイザー亮、ウルトラマンタロウ(SD)、ナッパ、安倍晋三、比那名居天子 3名 95位 ザンゴット3パイロット・リュウ、笑点のピンク、ジョナサン・ジョースター、原監督、ガーゴイル、海東大樹、激おこぷんぷん丸、デューオ、黒、田井中律、ラインハルト・ハイドリヒ、デューク渡邊、ガメラ、クラウディウス、ダイゴ、ヴァイジャヤ、脳噛ネウロ、黄金バット、歪みし豊穣の神樹、阿紫花英良、死を呼ぶ骨竜、カギ爪の男、佐村河内守、衝撃のアルベルト、黒神めだか、トカゲロン、乃士勇造、出川実、多木康、風見幽香、久保帯人、苗木誠、ラーメンマン、アイスシザース、南光太郎、ユキちゃん、姉帯豊音、上条当麻、シャドーマン、アルルーナ、ぴんころ地蔵尊、ふなっしー、とら、ユーノ・スクライア、小野塚小町、謎のヒロインX、オルゴ・デミーラ、サーフ・シェフィールド、瑞鶴、リオレウス、翔鶴、ジャック・O、ドリスコル、ルイズコピペ 2名 148位 浜田雅功、Dボゥイ、立花響、フレイ、ハレクラニ、シャルロッテ、三浦敏和、ゴルゴ13、タバサ、ティガニキ、千石うぐいす、ヒソカ、孫悟空、ゴンさん、ジャポニカ王子、コニーちゃん、フォズ大神官、エリック・カートマン、タケシ、ヨハン・トリニティ、クロト・ブエル、ガイア、魂の裁断者、木の下の大王、魔王オディオ、デウスエクスマキナ、ペガサス、テラ、葛西善二郎、やる夫、アレクサンドル・アンデルセン、雷鳴と共に現る者、カナン王、江戸川コナン、田井中律、黒井崇男、DAIGO、吉川ちなつ、キョウスケ・ナンブ、モノクマ、山田一二三、クライシス皇帝、戸愚呂兄、川崎宗則、桜田ヒロム、照井竜、八神はやて、アーカード、赤屍蔵人、マスク・ザ・レッド、氷嵐の支配者、呉キリカ、亞北ネル、未知やすえ、野田総理、相田マナ、桃園ラブ、蒼乃美希、蟹座のデスマスク、OVER、フレクザィード、斉木楠子、浅倉威、トキ、KBSトリオ、ヘルクラウダー、美堂蛮、キバ、海動剣、カール・フリードリヒ・ガウス、十神白夜、前田敦子、ビッグコンボイ、マンモス怪人、マンモスマン、空蝉丸、女神イシター、ワルプルギスの夜、熱気バサラ、ゆっくり、火黒、キンタロー。、明智光秀、メガボスゴドラ、ウォークライ、美国織莉子、東横桃子、葉隠康比呂、レミリア・スカーレット、十六夜咲夜、聖煌天の麒麟・サクヤ、風魔小太郎、新城直衛、ムドー、蒲原智美、カービィ、ジョンス・リー、烈海王、ザ・ニンジャ、ダンシングフィッソン族、キュイ、龍星座の紫龍、ブラックホール、ペンタゴン、龍脈の龍、星輝の黄龍帝・ファガン、日之影空洞、風鳴弦十郎、ロックマン、シグナム、フォレスト・セル、ザ・魔雲天、神体ニアラ、出木杉英才、井之頭五郎、鹿目まどか、葛葉紘太、チルノ、クロコダイン、ホルスの黒炎竜Lv8、遠野、道下正樹、カルナ、殺生丸、金色の闇、サウザー、バド、霧切響子、葛城蓮 1名
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「うー、寒い寒い」 今、暖を求めて全力疾走している僕は、希望ヶ峰学園に通うごく一般的な男の子。 強いて違うところをあげると超高校級の幸運の持ち主ってとこかな。 名前は苗木誠。 事の始まりは昨日の夕方から降り始めた雪。それはそのまま夜になっても降り続け、明けた今日には一面の銀世界が広がっていた。 この街に雪が降ることは珍しい。この冬でもこんなに降ったのは初めてだ。 逆に言えば、僕を含めてこの街の人間は雪に不慣れだと言える。 それは僕たち希望ヶ峰学園第78期生も例外ではなく、日曜日だというのに誰も寄宿舎から出ようとしなかった。みんな寒いのは嫌いだし、こんな大雪の中で外に行ったら風邪を引いてしまうかもしれない。 一月中旬の日曜日。新学期も始まって、高校生の僕たちには何かと入用な季節。買い物にいくつもりだった人も多いようだった。 折角の休みなのに買い物にも行けない、と食堂で誰かが呟くと、じゃんけんで負けたやつが買出しに行くことにしよう、と誰かが言った。 ここまで言えばもうお分かりだろう。 僕は一回のジャンケンで15人に負けた。 「えーっと、次は朝比奈さんと大神さんのプロテインを……」 既に両手には大量の袋を抱えながら、街の中心にある商店街を歩きまわる。 一歩一歩、歩を進める度に雪を踏みしめる音が静かな街に響いていった。街の人たちが雪掃きをしてくれているとは言え、僕の靴はすっかり濡れて冷たい。 本当に風邪を引いてはたまったものではないので、僕は少しずつ足を速める。 ――それにしても、よくもまぁ降るもんだよ。 見上げた空は曇天。雪は現在進行形でちらちらと舞い落ちてきている。 気温は今年の最低気温を更新するかの如く寒いので、地面に落ちても溶けずに積もり続けていく。明日にはどうなっていることか。 「さっさと買って帰ろうっと」 頼まれた買い物は歯磨き粉や単三電池なんかの日用品。 漫画やお菓子などの嗜好品。 プロテイン、ダンベル、原稿用紙といった個性的なもの。 神社のお守り、ダルマといった何故必要なのか分からない物。 そして女性用の下着やフェチな本という半ば嫌がらせのようなものまで様々だ。 「みんな、僕が行くからって適当過ぎじゃないかな……」 白いため息を一つ吐いて、僕は次の店に向かった。 「大体買ったかな」 最後に向かったドラッグストアを出て、もう一度荷物を確認してみる。どうやら買い逃しはなさそうだった。 葉隠くんや山田くんのだったらまだ良いけど、十神くんや江ノ島さんのものを買い逃していたら何を言われるか。 「でも、誰が頼んだのか分からないけど、どこにもレーションは売ってなかったなぁ」 一個だけ売り切れとは、残念な人もいたものだ。 結局、両手いっぱいになった荷物を持って、僕は希望ヶ峰学園への帰路についた。 荷物が重いので、行きと違ってゆっくりと商店街を歩く。 雪の勢いは大分弱まっていたけれど、両手が塞がっている僕にはちょっと辛い。 そんなこんなで商店街の外れ、あるお店のショーウィンドウで僕はあるものを見つけた。 「あ、これ……」 そう言えば、これがすぐなくなってしまうって、あの人が言っていた気がする。 柄でもない(?)けど、僕からプレゼントしたら喜んでくれるだろうか。デザインはちょっと渋いけど、あの人に似合いそうだし。 それよりも僕の心を引いたのは、これを買っておくべきだという直感。きっといつか、これがあの人を助けてくれるような気がした。 ……葉隠くんと同類視されたら嫌なので、その点は黙っておこう。 値段を見てみると、普通の高校生には結構高額な値段だ。 超高校級の御曹司や超高校級のギャンブラーが周りに居るので、話の中の金銭感覚が馬鹿に成りがちではあるのだが、生憎僕は普通の高校生である。 普段ならそんなにお金は持ちあわせていないが、丁度一月でお年玉というの臨時収入もあり、今なら僕にも買うことができた。 「思い立ったが吉日、かな」 僕はそのお店に立ち寄ることにした。 窓の外では雪が降っていた。 もう何センチほど積もったのだろうか。その高さはゆうに踝を超えているように見える。 この中を歩く羽目になったとしたら一苦労だ。 「苗木君、大丈夫かしら」 そう呟いて、私――霧切響子はため息を吐いた。その吐息が窓ガラスを白く曇らせる。 ――超高校級の探偵も、甘くなったものね。 この希望ヶ峰学園に集められた16人の超高校級の高校生たち。当初はお互いに牽制してばかりだったのが、いつの間にかすっかり打ち解けてしまった。 それもこれも超高校級の幸運である苗木君が走りまわってくれた所為だ。 ただ一人、ごく普通の高校生だった彼は、ごく普通に我々と喋り始めた。 おはよう。こんにちは。さよなら。また明日。 会話というのは恐ろしいもので、繰り返されると慣れてしまう。いつの間には私たちは、普通に挨拶を交わすようになっていた。 表情は次第に明るく温和なものになり、今では寄宿舎の雰囲気も良い。 私自身、その雰囲気に感化されていないと言ったら嘘になる。 昔の私だったら、こんな寒い寄宿舎の玄関で彼の帰りを待つこともなかっただろう。 「私をこんな寒いところに待たせるなんて、苗木君が帰ったら説教ね」 まあ、実際のところ勝手に待っているだけなのだが。 珍しく今は抱えている事件もなく、正直なところ暇を持て余していた。街に出ようかとも考えていたのだが、外は生憎の雪模様。 こんな時は大概、苗木君で暇を潰すに限るのだが、その彼はジャンケンに負けて買出しに出掛けてしまったのだ。 何もやることもない私は、外の景色を見ているうちに、寄宿舎の玄関に落ち着いたのだった。 ――あくまで外の景色を眺めているだけで、決して苗木君の帰りを待っている訳じゃないわ。 確かに苗木君は素敵な人だ。 この学園には似つかわしくないほど普通の彼。 ある意味異常であるこの学園で、普通を保つのは難しいことだ。それどころか彼は、私たちを普通の高校生に近づけた。 才能、という言葉が当てはまるか分からないけれど、彼は不思議な力を持っているのかもしれない。 「その謎は、いつか解かなければいけないわね」 「何か事件でも起きたの?」 「いいえ、私が解くのは苗木君の――」 いつの間にか、隣りに苗木君本人が立っていた。 寄宿舎の中に入ってきたばっかりなのであろう。全身粉雪まみれだ。 「僕の、謎?」 独り言を聞かれ、玄関の開閉にすら気付かなかった自分の迂闊さを呪う。 兎に角、この話題はこれ以上広げないことにする。 「……苗木君、外から帰ったらまず最初になんて言うのか知らないのかしら」 「あ、ただいま、霧切さん」 「おかえりなさい、苗木君」 そう言いながら、苗木君の身体に積もった雪を手で払う。肩から頭まで、結構な量だ。 「ありがとう、霧切さん。全く、酷い目にあったよ」 彼が両手に持っていた荷物を置くと、どさりという音がした。重たそうだが、流石は男の子といったところか。 「やっぱり、結構な荷物になったのね」 「うん、みんな自分で運ばないからって、無茶言い過ぎだよ」 ほら、と彼が差し出した手のひらには、無数の紐の痕が残っていた。 余程長い時間、重たい荷物を持って歩きまわったのだろう。見ているだけでも痛々しい。 「もう少し買い物の手を抜いても、誰も怒らなかったと思うわ」 「そうかもね。でも、そんなことしたら買わなかった人に悪くってさ……」 そう言って、苗木君は優しく笑った。 ――本当に、お人好しね。 それを見て、私も少し笑ってしまった。 「じゃあ、みんな苗木くんが負けたことに感謝しないといけないわね」 「それはちょっと酷いな。外寒いんだよ?」 ほら、と言いながら、苗木君は私の両頬を両手で包んだ。 「ひゃんっ!」 冷たさと驚きから、思わず間抜けな声が漏れた。 苗木君の顔が近い。表情はさっきの笑顔のままで、私の方をじっと見ている。 「ほらね、冷たいでしょ?」 彼には深い意味などないのだろう。いつも通り、家族と子供が戯れるような、そんな行動だと推測できる。 でも、私は彼の家族でもないし、私と彼は年頃の男女だ。こんな状況だったら、誰だって平常心を保つことができないだろう。私だってそれは例外ではない。 「え、ええ、そうね……」 私は自分の顔が真っ赤になっていくのを感じた。 「霧切さん、熱でもあるの? ちょっと熱っぽい気がするけど」 そう言って苗木君は、覗き込むようにより顔を近づけた。 互いの吐息がかかるほどの距離。あと数センチで唇が触れ合う。 「だ、大丈夫よ。あなたの手の方が冷た過ぎるんじゃないかしら」 「そっか、ごめんね」 叱られた子犬のような表情で、彼は手を離した。同時に、すぐそこまで近づいていた顔も遠ざかる。 私の中で安心した気持ちと、少しだけ残念に思う気持ちが交差していた。 ――全部分かってやっているなら、相当の男の子ね。そうでないなら、最低の男の子だわ。 「ごめんね、霧切さん」 「いいわ、気にしてないから」 果たして、私は今、上手く嘘が吐けているだろうか。 顔はいまだに真っ赤で、手は微かに震え、心臓が下手なダンスを踊っている。 苗木君の前だと、何故か気持ちが舞い上がってしまう。彼と出会うまで一度も経験したことのない感情に、私は大きな戸惑いを感じていた。 この感情の正体を突き止めたい。江ノ島さんはこれを恋だと言っていたけど、今までそれと無縁の人生を送ってきた私には理解ができなかった。 ――まさかそれを、苗木君に相談するわけにもいかないわね。 「あ、そうだ。お詫びの印、ってわけじゃないんだけど」 そう言って、苗木君は一つの箱を差し出した。 カラフルな包装紙に包まれた四角形の薄い箱に、真っ赤なリボンが巻かれている。誰が見ても、これはプレゼント箱と答えるだろう。 「これは?」 「えーっと、いつも霧切さんにはお世話になってるから、感謝の気持ちっていうか……」 私はゆっくりと、その箱に手を伸ばした。 予想外の出来事が続いたせいで、状況を上手く把握出来ていない。 私の顔はどんな表情をしているだろうか。苗木君の顔は心なしか赤らんでいるように見える。 「あ、ありがとう……」 何と返事しようかと考えてみたが、上手く言葉が纏まらない。 口を衝いて出た素っ気ない返事にも、彼は笑顔を浮かべてくれた。 「開けても良いかしら?」 彼が頷くのを確認して、そっと包装を解いていく。 中から出てきたのは、茶色いキルト地の手帳だった。 「霧切さん、前に言ってたよね? 事件が続くと手帳も買いに行く暇がないって。だからもし良かったら使ってくれると、嬉しいなー、なんて……」 苗木君はそう言って頬を掻いた。彼もまた緊張しているであろうことは手に取るように分かる。 私がそのことを言ったのは、数日前に挑んでいた事件の時。ただ口を衝いて出た何気ない呟きであって、彼がそのことを憶えているなんて思わなかった。 「街で見つけたんだけど、霧切さんに似合いそうだな、と思ったんだ。ちょっと地味だったかもしれないけど……」 確かに年頃の女子高生が持つには地味な部類だろう。しかし、元々可愛いものを持つタチではない私には好みだ。 「そんなことないわ。ありがとう、苗木君……」 私は嬉しかった。 誰かにプレゼントを貰う機会は今まであまりなかったし、それが同い年の男の子だとしたら初めてだ。 しかもそれが苗木君からだなんて、考えもしなかった。 受け取って貰えて良かった、と彼は笑った。私も笑みがこぼれるのを止められない。 ――私をこんなに喜ばせるなんて、苗木君のくせに生意気だわ。 「苗木君、苗木君の気持ちは本当に嬉しいわ」 「そんな、お世話になってるしさ」 「霧切が代々探偵を生業にしている家系だってことは話したわよね?」 「うん、前に言ってたね」 「霧切では相手に茶色い手帳を送るというのは、“一生あなたの助手でいます”って誓いの証なのよ」 「……え?」 「それ以外にも“私と結婚して下さい”とか、“あなたのためなら死ねます”って誓う時に茶色い手帳を送るわ」 「ええっ! そんなの初耳……」 「苗木君の事は嫌いじゃないけど、そんなに私のことを想っていてくれたなんて嬉しい。真剣に考えてみることにするわ」 「ああ、ちょっと! 霧切さん待ってよ!」 この手帳は大切にしよう。 例えば、私が一生を掛けて追うような事件を捜査するとき。 そうすればこの手帳と一生一緒にいれる。 そして、私もこの思い出と共に、事件に立ち向かう勇気を、希望を持ち続けられるから。 「ここね……」 寄宿舎二階のロッカールーム。所々に鉄板が打ち付けられ、一部のロッカーは扉が変形して使い物にならなくなってしまっている。 苗木君の言っていた通り、奥のロッカーはまだ確かに動いていた。 私が無言で生徒手帳をかざすと、ピッという電子音と共にロッカーのロックが外れる。ここまでは私の推理通りだ。 このロッカーは間違いなく、私の個人ロッカーだったのだろう。 中身を確認するために、ゆっくりと扉を開く。 中から出てきたのは、茶色いキルト地の手帳だった。 「――っ!」 私は思わず息を飲んだ。 私は、この手帳を知っている。これは間違いなく私の手帳だ。 しかし、記憶がない。何故これが私の手帳だと確信できるのかが分からない。 でも、これはとても大切なもので。 これを送ってくれたのは大切な人で。 その手帳を手に取ると、私は無意識にそれを抱きしめていた。 「良かった……」 自然にこぼれた言葉の意味は全く理解ができなかったけれど。 「こんな所にあったのね」 その手帳が私にくれたのは、一握りの勇気と希望。 「おかえりなさい」 そして、苗木君の笑顔の記憶だった。
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転職の条件は未確定です 剣士 転職条件: ATK20 DEF15 ステータス上昇: ATK+3 DEF+2 INT+1 DEX+2 CPW+2 HP+8 特徴: 剣技を多く覚える反撃(攻撃を受けたとき1/3の確率で反撃する LV1UPで覚える) 両手剣使い(両手剣を装備している場合、威力が上がる 剣の攻撃力×0.5プラスする LV4UPで覚える) 二刀使い(片手剣を両手に装備している場合 一本の剣につき二度攻撃できる LV7UPで覚える) いなす(片手剣または両手剣を装備を装備している場合 回避率を上げ、2回まで攻撃をいなすことができる LV10UPで覚える) 剣の舞(片手剣または両手剣を装備を装備している場合 周囲3×3にダメージ LV13UPで覚える) 騎士 転職条件: ATK45 DEF40 ステータス上昇: ATK+2 DEF+3 INT+1 DEX+2 CPW+2 HP+7 特徴: 剣士よりもより幅広い種類の武器についてのスキルを習得する また防御にも優れる両手剣使い(両手剣装備で威力↑ LV1UPで覚える) 二刀使い(両手に片手剣装備で1本につき2回攻撃 LV4UPで覚える) 槍使い(槍装備で常に周囲3×3に攻撃 LV6UPで覚える) いなす(片手剣か両手剣装備で回避↑、3回までいなす LV9UPで覚える) 槍の舞(槍装備で周囲5×5に攻撃 LV11UPで覚える) ロード 転職条件: ATK75 DEF65 INT45 ステータス上昇: ATK+2 DEF+2 INT+2 DEX+2 CPW+2 HP+9 特徴: 剣士系の上級職 バランスがよく、攻撃スキル・回復スキルの両方を覚える スキル剣使い(片手剣か両手剣装備で威力↑ LV1UPで覚える) ヒール×3(瀕死の仲間にヒール×3 INT×2の回復力 LV3UPで覚える) 覇王剣(片手剣か両手剣装備で常に直線8マス攻撃 LV5UPで覚える) いなす(片手剣か両手剣装備で回避↑、3回までいなす LV7UPで覚える) ソードラッシュ(攻撃範囲の敵に連続攻撃 LV9UPで覚える) 侍 転職条件: ATK90 DEF65 ステータス上昇: ATK+3 DEF+2 INT+1 DEX+2 CPW+2 HP+7 特徴: 随一の攻撃力を武器に戦う。葉隠(DEF↓ATK↑ ATK×0.2プラスする DEF×0.2マイナスする LV1UPで覚える) 二天一流(両手に武器で威力↑ 武器攻撃力×0.75プラスする LV3UPで覚える) 治癒の秘術(誰かが瀕死で全員の残りHP+100 LV5UPで覚える) 一刀両断(最初の直接攻撃の威力↑↑ ATK×1プラスする LV7UPで覚える) 剣豪(日本刀装備で威力↑ 武器攻撃力×0.9プラスする LV9UPで覚える) 盗賊 転職条件: DEX20 CPW20 ステータス上昇: ATK+2 DEF+1 INT+1 DEX+3 CPW+3 HP+6 特徴: 探索能力や素早さをあげるスキルを覚える。盾役や道具所持・探索係に。 スキル目利き(探索効果↑ LV1UPで覚える) 短刀使い(短刀1本につき攻撃+1回 LV4UPで覚える) 乱れ打ち(飛び道具装備で常に周囲4×4に攻撃 LV7UPで覚える) 韋駄天(SPD↑ LV10UPで覚える) 急所狙い(クリティカル率↑ LV13UPで覚える) 忍者 転職条件: ATK65 DEX60 ステータス上昇: ATK+2 DEF+2 INT+1 DEX+3 CPW+2 HP+6 特徴: 盗賊の上級職。短剣や飛び道具の扱いに優れる。 スキル短刀使い(短刀1本につき攻撃+1回 LV1UPで覚える) 乱れ打ち(飛び道具装備で常に周囲4×4に攻撃 LV4UPで覚える) 韋駄天(SPD↑ LV6UPで覚える) 隠密(4ターン攻撃を受けない LV9UPで覚える) 急所狙い(クリティカル率UP LV11UPで覚える) アサシン 転職条件: ATK75 DEX70 ステータス上昇: ATK+2 DEF+2 INT+1 DEX+3 CPW+2 HP+6 特徴: 一撃必殺を持つ暗殺者タイプ。 スキル短刀使い(短刀1本につき攻撃+1回 LV1UPで覚える) 韋駄天(SPD↑ LV3UPで覚える) 隠密(4ターン攻撃を受けない LV5UPで覚える) 急所狙い(クリティカル率UP LV7UPで覚える) 暗殺(最初の直接攻撃時、敵を必ず仕留める LV9UPで覚える) 魔法使い 転職条件: INT22 ステータス上昇: ATK+1 DEF+2 INT+3 DEX+2 CPW+2 HP+5 特徴: 遠距離からの範囲攻撃やサポートに優れる。ファイアーボール(火の玉で範囲3×3に攻撃 INT×0.3の攻撃力 LV1UPで覚える) クウェイク(ランダムで何体かの敵を混乱させる LV4UPで覚える) サンダー(雷で3ラインの直線範囲に攻撃 INT×0.5の攻撃力 LV7UPで覚える) ファイアーボール×3(火の玉で範囲3×3に3ターン連続攻撃 INT×0.3の攻撃力 LV10UPで覚える) サンダーストーム(雷で範囲5×5に攻撃 INT×0.5の攻撃力 LV13UPで覚える) プリースト 転職条件: DEF30 INT60 ステータス上昇 ATK+1 DEF+2 INT+3 DEX+2 CPW+2 HP+4 特徴: 回復魔法が使える 防御性能にも優れる スキルヒール(瀕死の仲間にヒール×1 INT×2の回復力 LV1UPで覚える) ヒール×3(瀕死の仲間にヒール×3 INT×2の回復力 LV4UPで覚える) 盾使い(盾装備でDEF↑ 盾の防御力×2.5 LV6UPで覚える) クウェイク(敵全体を1ターン混乱 LV9UPで覚える) インビジブル(仲間全体が3ターン完全回避 LV11UPで覚える) ウィザード 転職条件: INT110 ステータス上昇 ATK+1 DEF+2 INT+3 DEX+2 CPW+2 HP+4 特徴: 魔法系の上級職・最強魔法メテオをはじめ、強力な魔法を多く覚える。 スキル盾使い(盾を装備している場合、守備力が上がる 盾の防御力×2.5 LV1UPで覚える) ファイアーボール×5(火の玉で範囲3×3に5ターン連続攻撃 INT×0.3の攻撃力 LV2UPで覚える) サンダーストーム×2(雷で範囲5×5に2ターン連続攻撃 INT×0.5の攻撃力 LV4UPで覚える) ファイアーボール×10(火の玉で範囲3×3に10ターン連続攻撃 INT×0.3の攻撃力 LV6UPで覚える) メテオ(究極魔法 隕石で範囲8×8に攻撃 INT×0.7の攻撃力 LV9UPで覚える)
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青年は一人、七万の軍を前に立っていた。 そこにはひとかけらの恐怖もなく、ひとかけらの絶望もない。 ただ前を向き進む意思だけがあった。 青年は使い魔であった。 気がつけば倒れていた森の中、彼は耳の長い女性に必死に謝られていた。 女にとって彼は呼び出してしまった被害者だったから。 それでも彼はうらみの言葉一つこぼすことなく、ただ食事と寝床の提供に頭を下げた。 戦争が起こった。 どんな戦争なのか伝聞で耳にしてあまりの主体性のなさに青年は頭を傾ぐ。 聖地の奪還? そんな終了する目安のわからない戦争に何故皆が力を貸すのだろうか。 だがどれだけ現状への違和感をぬぐえなかろうと、彼はだた恩義のために戦うのみ。 ある日賊が村を襲った。 戦争中には必ず出る盗賊、略奪と虐殺はどれだけ近代戦になろうとなかなか無くなりはしない。 当然彼のいる村にもそういったやからが押し寄せた。 無理難題を押し付ける彼らに、青年はあろうことか徒手空拳で立ち向かった。 一人殺せば言うことを聞くだろう、そう思ったのか武器を振りかぶった盗賊は、彼の拳であごを強打されて意識を飛ばした。 唖然と動きを止める彼らを見、彼は賊たちの扱いを考えた。 ただ逃がせばさらに大勢を引き連れてくるだろう。ならばここで徹底的に釘を刺すべし。 周りに自分を呼んだ女性や子供たちがいないことを確認し、彼は地面を蹴った。 彼らが慌てて迎撃耐性に入れたのは半数以上が始末された後だった。 「撤退し二度と来ぬならば命は見逃そう。だが次はその命頂戴仕る!」 それでも何度も何度も盗賊達は村に押し寄せてきた。 戦争が長く深いほどそれは多くなる。 とくにこの村には青年を呼び出した彼女がいる。 好事家に高く売れると下卑た笑いを漏らした一団は、あっけなく再起不能にさせられた。 「金に代えうる命など無い!」 戦争には意義や大義が必要だ。言い訳がなければならない。 だが彼がどれだけ調べても、それは“良くわからない”だった。 聖地を奪還する、それはよし。 エルフがいるらしいから彼らを打倒し聖地を奪還する、そこまではいい。 戦争とはあくまで政治的行動の一環に過ぎない。 ならば当然利益を求めての行動でなければならないはずだ。 つまりあまりにも意味がない戦争をしていることになる。 まるで狂信者のごとき行軍。 それはかつての彼の兄に従うものを思い出させた。 ならば守り戦わねばならない、己は牙持たぬ人の剣なれば。 サイトは戦場で傷だらけで立っていた。 七万の軍勢の中たった一人、デルフを片手に孤軍奮闘。 何故そうしたのかはわからない、何故死に挑んだかはわからない。 だがサイトは一人デルフを杖に満身創痍で立っていた。 「美事よな。我がアルビオンにいれば英雄になれたろうに」 「うるせえよクソッたれが。誰が弱者を一方的になぶるようなクズの裏切り者に付くか」 「はっはー! 良いぜ相棒! そのおっさんも切り捨てて凱旋といこうじゃねえか!」 その言葉を周りのメイジ達はあざ笑った。 彼らにとって平民は、家畜となんら変わらないのだから。 「平民が少々死のうが何の問題がある?」 「別にいいだろ、大した命でもない」 ああ、と、サイトは理解した。 何故ルイズから離れなかったのか? 何故こんな無理のある戦場に一人残ったのか? 気に入らないからだ、彼らが。 「理由には十分だろ?」 「あん? 何だよ?」 「こいつらは気に入らない、理由としては十分だろ?」 「はっ! 違いない!」 周りのメイジ達が杖を構える。 避けられない、わかってはいても引く気は無かった。 自分たちに、価値がないなどと言わせはしない。 「手前らみたいなクズにやれるほど、安い命じゃないんだよ!」 「ほざけゴミが! 平民ごときに価値などあるか!」 飛来する魔法、デルフで受け止め切り捌く。 切って切って受けて切って、そのうち一つが直撃した。 大した威力でもないエア・ハンマー、だが当たり所が悪かった。 あごを掠めるように放たれた一撃が脳を揺らす。 「(あ、やべ、意識が……)」 「相棒! しっかりしやがれ!」 デルフの叫びもむなしく、サイトの意識は闇に落ちる。 意識が沈む直前、誰かの声が聞こえた気がした。 「(くそったれくそったれくそったれ! あと少し、あと少しあれば相棒の体を動かせるのに!)」 無力感に打ち震えるデルフ、その横でレコン・キスタのメイジ達はサイトに止めを刺すために歩み寄る。 「まったく、てこずらせてくれた」 「本当に。平民ごときがなんとも偉そうに」 「ふん、所詮は雑草、ここで死ぬのが定めよ」 メイジは杖を掲げ呪文の詠唱を開始する。 「否! 雑草という草はない!」 誰かの声がさえぎった。 そこにいたのは青年だった。 二十手前くらいだろうか? 短く刈り込んだ髪と四角いメガネ、そして整った顔。 その男が着る服は、サイトの認識の中では“詰襟の学生服”と呼ばれていた。 右手に下げられているのは学生カバン。 その硬そうなレギンスをのぞけばどこからどう見ても日本の学生だった。 「戦闘行為の停止を進言する! その少年にはもはや戦闘能力はあらず! 何ゆえ命まで奪おうとするか!」 「はあ? 何言ってんだ平民が」 「別に平民一人死んだところで問題があるのか?」 「敵を殺して何が悪い」 同じく平民だろう彼に向けられる声は、やはり侮蔑が込められている。 「その少年の命に価値がないと言うか!?」 「当たり前だろう。大体何だ貴様、平民の分際で」 青年の心が怒りに染まる。 それは代弁する怒り、牙持たぬ弱者の悲しき怒り。 正しい怒りをその胸に、彼は指を男たちに突きつける。 「その命を軽んじる発言、交戦の意思ありと認む!」 「まったく、変な平民が多いなあ」 「殺しておけ。面倒だ」 彼らの言葉を気にも留めず、青年はカバンを地に落とす。 そのあまりに重たい音に思わずメイジたちが杖を構えた。 「瞬・着!」 カバンから放たれる光、それに包まれる青年。 光が納まったときそこには、黒鉄の鎧に身を包む戦士が一人。 それはか弱きものの怒り。 戦う力持たぬ、弱者たちの代弁者。 その拳にこめるは必勝の意思。 「覚」 「悟」 「完」 「了」 それは牙持たぬ人の祈り。 「当方に迎撃の用意あり!」 終わり -「覚悟のススメ」より葉隠覚悟を召喚
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No.101 アキバスターズ かめ(LE) ソドム岩崎(AK) タカ☆(JA) チャールズ(GO) ミ(WO) No.102 おやざいる☆ 親方(JE) 青木(PA) スワン(AK) ミニチュア(SA) 葉隠龍☆葵(AO) No.103 レッドスター ちゃい(BR) テキーラ(JA) いろり(JE) アグオ(LI) スーパーゼウス(BR) No.104 大和こん一郎 大和宗一郎(SH) 宇治のZAN兄(AK) こん(LE) キョヘ(AO) ノブリン(TA) No.105 アナコンダーファンクラブ さばき(JA) 土々呂(JE) 朋(JE) はぐぅ~(AK) なっち(AK) No.106 エンドマークタワー ペリー(GO) しましゅん(SH) たらちゃん(SH) ちん★くん(AK) ドンパッチ(JE) No.107 切腹ピストルズ あかばん(JA) みどれん(SA) ドS番長(BR) タケ(JE) 剛ヒロミ(GO) No.108 ア~ク feat. Good Looking Guys ア~ク(WO) へちょ(SA) いぢめ(AK) ケン(wo)(WO) 笹塚押忍(VA) No.109 E-ROTIC 弐代目 あにぃ☆さら(SA) 有野漁師 課長(TA) シャチョー(LA) じぇふ夫(TA) おだたむ(AO) No.110 大和 ダビ(JA) ジャダ(JA) ナポレオン(JA) ささき(TA) 悟李羅☆影助(WO) No.111 特効野郎B!チーム やいば(LA) カテジナさん(AO) カープ(EL) あるぴ(JA) レベルK(SA) No.112 傾け!ボルダー5 ボルダー(TA) ヒムロック(JE) 北朝鮮の娘(PA) ゴン太(GO) 弱スマ(JA) No.113 ザ・場違いズ 二代目 大三元ラウ(LA) ゆ~ざん(JA) ダイヤモンド・ジョズ(TA) 吉田松陰(TA) 裸の大将(JE) No.114 チョコレート工場 しょーちゃん(LI) メグミルク(BR) サトヤス(PA) みんみ(KA) 横ハマーン(LI) No.115 ハムスタークラブ もんぜつお(TA) じん(VA) さらさ(PA) 関目(JA) キース(EL) No.116 フリーダムトースト☆ミ 神聖かまってちゃん(KA) テポ丼(WO) ☆らぃと☆(LI) EOS(JA) RK(AO) No.117 モラル・ド・松戸 ガダルカナル(KA) 黒ボンジュール(EL) 松平清康(LA) ごなつよ(LA) Y-F-W(AO) No.118 四つ角飯店 立川店 カン・JUNさん(LA) ポップタタリ(BR) ザク隊長☆(い)(SH) ビリー☆ベッチ(LA) どじこ(PA) No.119 かわさき まんまい(AK) もも(JE) かげつ(JA) ぬきむし(VA) しゃーく(VA) No.120 予選突破!という夢を見たんだ・・・ 一気呵成☆蝕妊★マン(JE) いっちゃ。(LA) サスケ☆カゲ(KA) スキャンダル(AK) おちゃづけ(AK) No.121 オノデラご一行様 パイダーマン(JN) ゴージャスアイリーン(EI) ふ~ど(LI) マグナム(JE) マスク★ド★ヒジテツ(VA) No.122 突撃ラーメン じゃらん(JN) り~でる(JE) ぺんぺん(LI) バラクーダ(EL) TANA(LA) No.123 キラキラ 柊(AO) ちょ(JE) み○る(SA) かわたん(PA) ながと(LE) No.124 自作マニア~ず 自作マニア@おさもん(SA) 自作マニア@ヒデオ(WO) 自作マニア@もりを(AK) 自作マニア@そなた(LA) 自作マニア@にぶいち(AK) No.125 自作マニア~ずBチーム 自作マニア@やんちゃ(SA) 自作マニア@びんびん(VA) 自作マニア@ちのっぴ(AK) 自作マニア@会長(EI) 自作マニア@よんじゃ(JN) No.126 マスク&レンズ キリク★(AK) でんすけ(JA) 皇帝ブレイズ(EL) 暇神(JN) ぐっち★(AK) No.127 陰部連合 LUPIN(PA) おまんたちゃん(LA) 拳児(AK) てぃろ(AO) ニャンタラス(JA) No.128 下パンオペラ あきら庭(JA) しま(WO) ロロ(WO) ミグ(PA) 山田山田男(KA) No.129 伊隅ヴァルキリーズ ラオウ(LA) 大須(EL) ブンブン丸(WO) 三等兵(WO) ロッキー晶(AK) No.130 浦鑑・YAWA軍団 大日本異端芸者(AK) 神尾 ゆい(EI) ほぇ~(LE) 歌(TA) エスエフ(LE) No.131 YAWA軍団 ペステン YAWA(SH) AKE おじさん(PA) KAZU(AK) 舞踊姫☆アイル(AO) robby(JA) No.132 パワースティックブラザーズ じゃこび(PA) ジャバウォック(AK) まめ太(VA) 野辺さん(WO) こぞ~(LI) No.133 ☆OKB48☆ ヒゲ3(TA) カクリ混(AO) カイザー★ソゼ(JN) たらみ☆きらり(LE) ばす。(JE) No.134 異界送り The Man(LE) ウエケン(LI) マキシマムザ烏君(EL) ☆まっくす☆さら(SA) まりゃ(KA) No.135 異界送り連打部 どらさん。(JA) マサキ☆トラッキン(EL) そろ(LA) れんだじぃ~さん(SH) 走召ホームランアキラ(AK) No.136 百鬼繚乱 SOBRANIE(SA) 向日葵 山葵(AO) ニャンダー猿面(EI) 常盤台ラウ(LA) モコモコ星人(EL) No.137 京王ノーガード2軍 ベルグ(JA) クロわっさん(GO) まりぞー(TA) りょうり(AO) ちん(JA) No.138 5LDK風呂なし NUJABES(JE) かにじーる(JA) ニャロメ(KA) ロッキー(JE) moto(VA) No.139 異界送り@はまー はまー(KA) ミミオ(LE) 小梅(LE) 水兵リ~ベ(TA) PRE(EI) No.140 tb軍団 ちび太(LI) ザ・ゲリラ(JE) 拝人(JA) すけるとん(KA) チンパン(JA) No.141キモかっこ悪い しむそ(GO) ユウ(LA) きおな(EI) ちっち(AO) h(TA) No.142 三重アキラ親衛隊 大華火晶(AK) 赤点アキラ(AK) 三重アキラ3(LA) ちょっぱ~(LI) 大仏様(EL) No.143 品川系 飯田組 myu(LA) ヨッピーブライアント(JA) 津田沼ジャッキー(GO) 大仏キッド(TA) 癌(VA) No.144 虎ノ穴 一休(JE) カテナチオ(EL) ちげ(JA) ムショ暮らし(LA) 淋病(LI) No.145 ロープアイランド まさツ(AK) 24才(AK) マルスケ(AO) まぐろっく(KA) ポン太(SH) BT杯 2010
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あの狂気の学園から脱出して早1日目が終わろうとしている。 冷たく重い扉を開けた先に私達を待っていたのは、数々の事実であり そのことは私たち皆に少なからずショックを与えていた。 しかし、だからといって私達は立ち止まるわけには行かない。 私たちは希望であり、前に進むことが死んでいった仲間たちに報いることになるのだから。 そうして日が暮れるまで外の有様をひと通り把握した後、私達は今や出迎える人がいなくなってしまった 無人のビジネスホテルにて今日の疲れを癒している。 設備自体は学園に比べてひどく劣化しているものの、監視カメラがないというだけで、 ここまで気分が違ってくるものかと驚いた。 やはりモノクマの姿を連想せずに済むというのは、ひと際の開放感を与えてくれているらしい。 だが、そんな気分も先程の夕食での会話を思い出すと吹き飛んでしまう。 あの忌々しい殺人ゲームを退けたというのに、どうしてこんな気分になってしまうのか。 別に誰が悪いというわけでもないのに。 「けど驚いたよね、まさか2年間も記憶が消されてたなんて」 夕食のため、1Fにあるダイニングに集まり今後をどうするかと話ながら食事をとっていた時 朝比奈さんがそう新たな話題を切り出した。 「そうだよね、学園での2年間だけ消すなんてどうやってたんだろう」 「んなの決まってる、キャトルミューティレーションだべ。きっと寝てた俺っちたちの頭の中をかき回したんだ。 絶望の正体は地球外からきたグレイ型宇宙人の陰謀なんだべ!」 「馬鹿馬鹿しい、直接俺達の頭を弄れるならあんな催しをわざわざする必要がない。……いや、奴ならやりかねんか。 とにかく奴も言っていたが方法などどうでもいい、俺達は記憶を失っているその事実だけで十分だ。 それよりも話すことは山とある、くだらないことで時間を使うな。」 男性陣たちが口々に反応していく。ちなみに腐川さんは先ほどホテルに入った時に 「白夜樣と同じホテルなんて!」 とナニを想像したのか、鼻血を垂らしながら気絶してそのまま眠っている。 下手に起こしてジェノサイダー翔が目覚められても厄介なので、当然のように放置している 「まあ方法は置いとくとしても、学生時代なにがあったのかというのは気にはなるわね。」 実際のとこは、入学前までの記憶と同じようにそのうち思い出していくのであろうと 推測を立てているのでさほど気にはしてない。 まあ、議論を交わすことで記憶を呼び覚ますきっかけになるかもしれないし、 朝比奈さんの話に私も乗っかることにした。 「いやあ、なにがあったのかも気になるんだけど、2年経ってたという事実がさ、重要なんだよね」 と意外な答えが帰ってきた。記憶より年月の経過が気になるというの? 朝比奈さんはタイプ的に過ぎた時そのものより、思い出のほうを大事にすると思ってたのだけど。。 「へえ、意外だな朝比奈さんがそういう事を言うのって。あ、オリンピックとか大会の関係?」 苗木君もそう思ったのか、推論を交えながら答える。 けど、世の中がこの状況で水泳の競技会が悠長に開かれてるとは思えない。 朝比奈さんがそのことに気づいてないとも思えないのだけれど。 「いやいや、さすがに頭の悪いあたしでも大会どころじゃないてわかってるよ! 苗木て、実は私のこと馬鹿にしてない?」 と案の定、朝比奈さんが苗木君を責める。 それは馬鹿にしてるんじゃなくて、天然なのよ朝比奈さん。 苗木くんはお人好しで、人一倍気を遣うのだけど時折今のように抜けているところがある。 まあそれは悪いとこではあるけれど、同時に良いとこでもある、と私は密かに思っている。 …………本人には決して言わないけど。 「まあいいや、苗木に悪気ないのはわかってるしね。実は理由があるんだよね。 ちょっと男子の前で言うのも恥ずかしいんだけどさ」 「え、何だべ?エッチな事か!?そうなんだな!!それなら十神っちと苗木っちは耳を塞ぐべ。 それなら恥ずかしくないべ」 「ほう、で貴様はどうするんだ?」 「もちろん、俺っちは心清らかで邪な気なんてとうに解脱してるから、聞いても大丈夫だべ」 「アンタが一番聞いてほしくないよ!というか、勝手にエッチなことって決め付けるな!!」 今日何度目かわからない、朝比奈さんのツッコミが綺麗に葉隠君に決まる。 えーと、たしかこれを夫婦漫才というのよね?良く飽きないものね。 そんなに楽しいなら、今度苗木君にやってみようかしら。 「で、その理由はなんなのかしら?十神君じゃないけど時間がもったいなく感じてきたわ」 そろそろ逸れ気味の話題を進めたいと思い、朝比奈さんに話を振る。 「ううごめん、手短に話すよ。あのさ、学園にいる時の私達って、 自分じゃあ入学したばっかりだと思ってたけど、実際の体は2年経ってたわけだよね?」 「当たり前だ、まあ奴が若返りのクスリでも作ってたというなら話は別だがな。 そんなわかりきったこと言うとは、やはり貴様は馬鹿か?」 「そうじゃなくて!あのさ、霧切さんも分かると思うけど学園で着替えた時とかにさ、違和感を感じなかった?」 「着替えた時?」 なにか感じたろうか?覚えがない。 一応着替えに盗聴器やセンサーのたぐいが付いてないかチェックはしたが、なにもなかったはず。 この私がなにか見落としてたのだろうか。 「つまり何が言いたいんだ?」 「だ、だから、自分の覚えてたサイズで服を着るときつくて、その疑問も体が2年経っていたからと思えば」 「つまり2年間で太ってたと言いたいんだべな」 「ち、ちがーう!太ってなーい!!きつくなったのは胸とお尻だけで、 ウェストもさほど変わってないから断じて太ってなーーい!」 顔を真赤に、声を荒らげて朝比奈さんは反論する。 けどウエストも増えてるのね、そういうところはほんと正直な人。 「まったく、本当に時間の無駄だったな。そんなことで一々騒ぐな。」 「まあ、なにか体に異常が起きてたわけじゃなくてよかったじゃない。」 十神君は呆れ果てた顔をし、苗木君はそれを取り繕うと笑顔を作る 「だって、だって、自分の知ってるサイズと実際の体が違ってるんだよ!怖いでしょ!ホラーでしょ! ううマジでストレス太り?、とか体に何かされたの?とか心配になるじゃん!!」 と葉隠への反論で感情が高揚したせいか、軽い涙目になりながらも朝比奈さんは言葉を連ねる。 しかし、散々引っ張ってそんなオチか。2年も経てば成長期である私たちの体はいくらでも変化するし、 記憶が欠落してた事実を知った今、大して気にすることではない、と私は一気に興味が失せた。 ……そう、次の朝比奈さんの言葉がなければ、失せていたはずだった。 「霧切さんも着替えた時にそう思ったよね!?」 と助け舟を求めようとしたのか、朝比奈さんは私に話を振る。 なにを馬鹿な、そんなことさっきも思ったが一切感じていない ん?一切"感じていない"? それは変じゃない?霧切響子。 たしかに変化した事に一々反応するのは、可笑しな事ではあろう。 が、そもそも変化した事自体に気づかないというのも変ではないか? 先程も自分で思ったではないか、高校に入ってから2年も立てば、それ相応に変化はあると。 それこそ、先ほど彼女が言っていたような"部分"は変化しているはずだ。 そして私たちは学生生活の2年間の記憶が消されていたのだ。 ならば朝比奈さん同様に変化に疑問を感じるのも当然のはずだ、それがないのは可笑しい。 いや待て、それ以上考えるな!その先はいけない!! 何かはわからないが、私の超高校級の探偵としての勘が、この思考を止めるべきと警告している。 が、そんな私の葛藤を知ってか知らずか、彼女の無自覚にて無慈悲な言葉が私を貫く。 「霧切さんも最初驚いたでしょ!特に下着っていうかブラがきつくなってるのにはさ。」 「…………ええ、そうね。とても驚いたわ。」 「でしょ!これは男子にはわかんない悩みなの」 もはや開き直ったのか、堂々とブラの話をしだす朝比奈さんにたいして 男性陣はさすがに言葉が出ずに赤くなっている。 そしてそれと対照的に、私の心は青く冷え切っていく。 あれ、私の胸、あれ? もはや私の頭はある事実を完全に理解している、しかしそれゆえに認められない。 いや、認めてはいけない。それは敗北、そう絶望への敗北だ。 私はあの時、苗木君やみんなに誓ったはずだ、希望を抱いて生きて行くと。 ならばこんな事に負けてたまるものか! 「けれど、そこまで騒ぐほどのことだったかしら。私たちは成長期だし日々体型は変わるものでしょう。 朝比奈さんはスポーツ選手で自身の体調管理に敏感すぎただけじゃないかしら?それより話すことが他にもあるわ」 さあ、早くこの話題を終わらせよう。なんてことのない話、そうただの与太話なのだからこれ以上時間をかける必要もない。 「うう、けどさ、カップが変わってたらさすがに可笑しいと思わない?だって一日で変わる変化じゃないよね?」 「そ、そうねカップが変わってたらさすがに驚くわ。け、けどありえないとは言い切れないわ」 カップが変わってる!? ただでさえ、どう見ても水泳選手の体つきじゃねーだろ、ていう規格外な脂肪を持っていたくせに、 それがさらに成長していただと。 なんなのこの謎は!この私がまるで推理できない。 「それにズボンとかも履けなくなってたのはさ、ショックだったよね? あの時は世界の終りを感じたよ、ウエスト測る時なんてもう死刑台に昇る気持ちだったもん」 「そ、そうね、13階段登るというのはあういうことなのね」 え、なんで死刑台とか出てくるの?その例え変じゃない? 普段ならすくにでも論破するのに、それどころかなんで乗っかってるの私。 というか、 「私は胸だけじゃなくて尻も大きくなってるのよ、どこかの探偵と違ってね!」 なんて言ってるようにも聞こえてきた。 もちろん錯覚だ、幻聴だ、被害妄想だ。 けど可笑しい、いや可笑しいというより狂ってる。 そう、この女の体は狂ってる。でなければ説明がつかない。 だめだ、一刻も早くこの話を終わらさなければ、私の心が耐えられない。 「とにかく!今話さなければならないことは他にもいくらでもあるわ!!とりあえずその話はまた今度ね」 さっきよりもかなり強く、改めて話題の転換を求める。 「う、うんそうだよね。ごめんねみんな、馬鹿な話しちゃって。」 私の強い調子に悪いことをしたと思ったのか朝比奈さんが謝り、次の話題へと移った。 ごめんなさい朝比奈さん、貴方は悪くない。 そう悪いのは真実に耐え切れない私の心。 その後様々なことを話し、今後の大まかな方針を決めた所で夕食会はお開きになった。 割り当てられた部屋に戻ると、習慣である日誌を書いて気分を落ち着かせようとしたのだけど、 先程の事を思い出すたびに、私は不愉快な気分に襲われている。 もちろん、朝比奈さんに悪気があるわけがないし、だれが悪いという話でもない。 ただどうにもならない事実があるだけなのだ。 「そもそもあれだけあるのに、まだ大きくなる方が可笑しいのよ。 伸び代でいうなら私のほうがまだある筈じゃないの?」 答えなど帰ってくるはずもないのに、ついつい口から愚痴がでてしまう。 けど、ほんとうにこのまま止まってしまうのかしら? 一応サイズ的には貧乳と言われるほどではなく、たぶんそこそこ有るほうだろう。 しかし、ここ止まりと思うと途端に言いようのない不安が出てくる。 「苗木君は、どう思うのかしら」 と自然に言葉が出る。な、なにを言ってるのかしら私は! だけど、苗木くんもやっぱり大きいほうが好きかしら、好きよね、好きに決まってる。 さっきの夕食の時も、朝比奈さんの話を聞いてた苗木君の顔には (ま、まだ大きくなってるんだ!) なんてモノローグがでてたもの。 わかってる、男なんて単純なものだというのは探偵をしていればよく知ること。 口ではなんといっても小さいのより、大きいほうが好きなのだ。 なんだろう、苗木君もそうなのだと思ったら、俄然イライラしてきた。 別に彼が、私の胸のことをどう思うと別に構わないではないか。何をさっきから無駄に意識してるのだろう。 …………けど、苗木君のことだから、この事を知っても馬鹿になどしないのだろうな。 そしてどう反応したものか、と困ってる苗木君の姿が目に浮かんでくる。 そんな困ってる苗木君をからかってもっと困らせるのは、とても楽しそうで魅力的に思える。 「なんだ、いつも通りじゃない。」 そう思うと先程までの気分が嘘のように消えた。 残ったのは明日からどうするかと冷静に考えるいつもの私だ。 そうだ、悩むことなど何も無いのだ。 仮に2年間で成長してなかったとしても明日以降させればいいのだ。 迷信だと小馬鹿にしてた牛乳も飲もう(あるか分からないが)、効く運動があるというならすればいい。 なにもせずに諦めるなど霧切の名を持つ者が、いや霧切響子という人間にはありえない選択肢なのだから。 そうと決まれば今日は早く寝よう。体調管理は一番の基本だ。 それに、なぜか良い夢が見れそうな気がしてきた。 良い夢を見れそうなんて根拠のない、言わば希望の話だ。 当然探偵である私には、らしくない願いだ。 だが、私たちを率いるのは超高校級の希望なのだ。 だったらその仲間である私も希望を願うぐらい、いいじゃないか。 「夢に苗木君がでてきたら、……ちょっと嬉しいかな」 珍しく、気分が高揚しながら私は眠る準備を始める。 こうやって、私の学園を出ての長い一日目が終りを迎えたのだった。 後日、苗木君が見つけてくれた手帳を改めて確認してるとすでに努力していた跡が見つかり、再び私が絶望に屈しかけたり、 朝比奈さんとのやり取りから、目ざとく私の事に気づいたメガネが空気読まずにそのことを暴露して、 不名誉ながら、とある騒動が起こってしまったのはまた別の話
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僕が本部への出張から帰ってきた後の話をしようと思う――。 同期のメンバーを自宅に招待した僕らは当初の予定通り鍋パーティーを催した。 お酒も入ったことでそのまま宿泊する形になり男性陣はリビングを、女性陣は寝室を使う形で部屋割りをした。 葉隠くんはソファを占拠し、早々と鼾を立てるのだった。 十神くんと僕はリビングのカーペットに二組布団を敷いて横になる。 そしてリビングを消灯してから約一時間、その時はやってきたのだった――。 ゆさゆさと肩を揺すられて目を開けると目の前に響子さんが立っていた。 目配せで寝室に来るように合図したので、僕は物音を立てないように起き上がる。 振り返って葉隠くんと十神くんが眠っていることを確認した僕は朝日奈さんのいる寝室に入った。 「ほんとに、するんだね。朝日奈さんがすぐそこに……」 視線を左に向かわせて、僕らに背中を見せて眠っている朝日奈さんの様子を窺う。 本当に僕らはするんだ――。みんなが寝静まっている頃に、バレないようにセックスを。 響子さんは無言で頷き返し掛け布団を捲り、先ほどまで二人が眠っていた場所に僕を招き入れる。 普段、僕らが眠る場所だけど今日に限ってはどこか別の住人のスペースに思えてしまう。 「んっ、ふ、んっ、んっ、うっ、んんっ……!」 「んふぅっ、んっ、んんっ」 抱き合いながらベッドの上に横たわり、僕は両手で響子さんの頬を挟みつけた。 彼女の身体がピクッと反応するよりも早く自分の唇を響子さんのそれに重ね合わせていく。 ちゅうぅ、ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅぱ――。 真っ暗な室内に湿り気の混じった音がやけに大きく聞こえるように感じる。 僕はそっと唇を離し、囁くようなか細い声で響子さんに尋ねた。 「響子さんのあそこ、舐めてもいい?」 その問いにコクンと首を縦に振ってくれたので両手の指をパジャマのズボンとその下の薄布に引っ掛けた。 腰を浮かせてくれたのでそのまま二枚の布地を引き下ろして足首から取り払う。 「それじゃあ舐めるよ。響子さん、いっぱい気持ちよくなって」 両手を膝に宛がいながら腹這いになって、僕は彼女の股間に顔を埋めていく。 小さく唾を飲み込んで生温かな舌先と秘唇が接触し、ペロペロとスリットを舐め上げていく。 「ぅんっ、あぅ、うぅん……」 口元を両手で押さえて喘ぎ声が漏れるのを必死に抑えようとするので、僕はそのまま愛撫を続けた。 淫蜜を啜るように舌を細かく動かしたり、一心に舌を這い回らせて淫裂を舐め回す。 溢れ出る蜜を嚥下しつつ、秘唇の合わせ目に鎮座しているクリトリスを舌先で集中的に攻める。 「うぅ、んぅ、ん、んあ……! ん……。はぁ、はぁ、んぅ……」 それまで断続的に跳ね上がっていた響子さんの腰が勢いよく突きあがる。 その反応が嬉しく、もう少し続けようと思ったら下唇をグッと噛みながら僕の頭を両手で掴み、強引に顔を淫裂から引き離された。 「はぁ、はぁ、誠くん……私の方は大丈夫だから」 「うん、僕もそろそろ……」 僕もパジャマのズボンと下着に手を掛け脱ぎ捨てると、薄闇の中でもペニスが彼女へ誇らしげに裏筋を晒しているくらい勃起していた。 「私がしなくても大丈夫みたいね……」 「うん、響子さんのエッチな匂いで僕もクラクラしちゃったみたい」 「変なこと言わないで。それよりも、早く……」 「そうだね……。しよう、響子さん」 久しぶりに響子さんと肌を重ねることで心臓がバクバク言っている。 そしてもう一度朝日奈さんの様子を覗き見る。 けれどこれといった変化はなく、規則正しい寝息の音が聞こえて安堵した。 「……誠くん?」 「なんでもないよ、ごめん。挿入るね」 訝しげな顔をした響子さんに詫びるように微笑み、あの時と同じように横寝で向かい合ったらペニスを秘裂に宛がう。 じゅぷぷっ、ぬぷぷぷぅっ――。 漏れそうなうめきを僕らは懸命に堪え、亀頭の先端が肉筒に嵌りこんだらゆっくりと腰を突き出す。 「ふっ、んっ、んうっ! あっ、そこ……! だめっ、うぅっ、はんっ……!」 「ご、ごめん……。いきなり過ぎた……?」 「だ、大丈夫……。もっとして……」 「うん……。今度……は、なるべく、ゆっくり、する……からっ」 響子さんの真後ろで眠る朝日奈さんを起こさないように細心の注意を払いながら僕は緩やかに揺らす程度に動かす。 恥骨周辺からクリトリスまでを圧迫するように腰を押し付けて刺激を与えていく。 ぎゅぷ、ぎゅぷ、ぎゅぷ、ぐぷっ、ぐぷっ――。 「あうぅっ、うぅん、お願いっ、ギュってして……」 「うん、声、出さないようにずっとキスしてよう……。んっ、ふぅむ、んむ……っ、ふむっ」 「ちゅう、ちゅ……はふっ、ぢゅっ、ちゅ、ちゅ」 「ふっ、んっ、んんっ、んっ! んんっ、んーっ……!」 「んんっ、んむっ! んんっ、んーっ!」 朝日奈さんを起こしてしまうかもしれない――。 その背徳感に背筋を震わせながら蜜壷内を往復するペニスを刺激する柔襞も、より激しく纏わりついて僕は一気に追い詰められそうになった。 溢れそうな愉悦の声を必死に抑え付けるように響子さんの口腔内を貪る。 「うーん……」 その時だった。 朝日奈さんが唸るような声を上げて身じろぎした。 僕はピタリと腰の動きを止め、目を見開いた。 響子さんは困惑しながらも唇を離し、僕の頭を自分の胸元に引き寄せた。 トクン、トクン、トクン――。 パジャマ越しでも彼女の鼓動は若干早くなっているのを僕の耳は捉えたのだった。 「うー……。はぁ……」 「……朝日奈さん?」 「っ!? 霧切ちゃん? あっ、ごめん……。寒くて起こしちゃったよね?」 朝日奈さんが響子さんの方の掛け布団が捲れていたことに気づいて、申し訳なさそうにつぶやいた。 恐らく、自分の寝相で彼女に寒い思いをさせてしまったと思ったのだろう。 後は響子さんの胸の中で朝日奈さんが起き上がらないことを祈るしか出来なかった――。 「平気よ、気にしないで。あなたの方は空腹で目が覚めたとか……?」 「えへへ……実はそうなんだ」 「……ごめんなさい、夜食になるようなものは今はないの」 「気にしないでいいよ。明日も早いんだし、我慢して寝るからさ」 「そう……」 すると僕の身体全体を覆うようにポスン、と掛け布団が敷かれた。 「改めておやすみ、霧切ちゃん」 「おやすみなさい、朝日奈さん……」 僕はそのまま密閉された空間で息を潜め続けた。 そして数分後――。 「……もう大丈夫よ」 「……はふっ」 響子さんの合図で掛け布団から頭を覗かせると朝日奈さんは仰向けになって眠っていた。 「あぶなかった……。どうなるかと思ったよ」 「でも誠くんのが……」 「……うん、ごめん」 緊張のあまりペニスの硬さは失われ、彼女の膣内で中折れしてしまった。 「私の方こそごめんなさい……。無理な要求をしたばかりに……」 「僕も久しぶりだからいつも以上に緊張しちゃったんだよ」 "だからそんなに自分を責めないで?"という思いを込めて唇に軽くキスをする。 そして名残惜しく結合を解いてサイドテーブルのティッシュを数枚引っ張る。 「今日はもう寝よう? 明日の夜……っていうか今夜に、もう一度やり直していいかな?」 「……そうね、そうしましょう」 「やった」 ペニスを軽くティッシュで拭き終わったら脱ぎ捨てた下着とパジャマを履き直す。 そして最後にもう一度響子さんにおやすみの挨拶の意味を込めてキスをした。 「おやすみ、響子さん」 「おやすみなさい、誠くん。また明日」 足音を忍ばして寝室から出て行き、再びリビングに戻った僕は自分の布団の中に入り、掛け布団を肩まで掛けた。 次は響子さんと最後までセックスしたいな――。 そう心に決めて意識を手放していった。 ――――― そしてその日の夜、僕らは仕事から帰宅するとすぐに求め合った。 ご飯も食べず、シャワーも浴びず、玄関から寝室まで衣服を転々と脱ぎ捨て気づいたらベッドの上で裸になっていた。 昨夜とは打って変わってあられもない声を寝室に響かせていく。 「あ、あっ、あぅ、んぁ、あっ! あ、あ、あぁあ!」 「はっ、はぁ、はっ、はっ、はっ、あっ、ふぅ、ふぅ、ふぅー」 久しぶりのセックスなんだから紳士的に振舞おうと思ったけど、滾る欲望を抑えることが出来ず響子さんの膣襞の感触をケダモノのように求めてしまう。 ベッドの上に組み伏せて身動きの取れないように抱き締めたまま、膣奥へズボズボとペニスを何度も突き込む。 それによって体内に生じて弾ける鮮烈な快感に響子さんは成す術もなく、僕に縋りつくのだった。 両腕を僕の首に回し長い脚も腰に絡ませて、ただただ必死に僕へしがみつく。 その密着がますます僕らを深く繋がらせ、一突きごとに身体を芯から溶かしてしまう。 「気持ちっ、よすぎて僕っ、頭がヘンに、なっちゃいそうだよ……! うあっ!」 「ふぁぁっ! あうっ、はぁんっ! あなたも、あなたもヘンにっ、わたしたち、二人とも、ヘンになりそうっ……!」 「うんっ、なろうっ。一緒に、ヘンになっちゃおう、響子さんっ! あぁっ! 熱いのがゾクゾク上がってきたっ! 出すよ、このまま響子さんの、膣内にっ、出すからねっ!」 ぎゅぷ、ぎゅぷ、ぎゅぷ、ぐぷっ、ぐぷっ――! 響子さんの蕩けた美貌を見下ろしながらこれでもかと言うぐらいに激しく腰を振って彼女の肉体を徹底的に穿ち抜く。 愛する人の背中に腕を回して熱く火照る柔らかな身体をギュウッと力いっぱい抱き締めて射精の準備に入る。 「はぁぁっ! あぐっ! もう我慢できないっ! イクよっ、膣内に出すよっ? 響子さんの膣内、僕のでいっぱいにするからっ……うあぁぁっ!」 「んあぁぁっ!? あぁっ、はあぁぁあんっ!」 そして僕は響子さんの頬同士を重ねて擦り合わせ、腰をグリグリと押し付けて滾りに滾った彼女への熱い想いをおもいっきり放出した。 その強烈な熱い奔流に衝撃は膣奥から脳天へ一直線に駆け上がり、響子さんのカラダもココロも瞬時に強烈な絶頂感で包み込む。 限界を超えた快感に彼女は僕の左肩を噛んで必死でしがみつくことしかできなかった。 僕の方はブルブルと身体をうち震わせながら痙攣している響子さんのしなやかな肢体を折れんばかりに抱き締める。 そして二撃、三撃と湧き上がる彼女への愛しさと共に精液を響子さんの子宮口へ叩きつけていく。 「あぁっ! 響子さんの中で射精してる、中出ししてるっ……! 僕っ、最高に気持ちいいよっ。響子さんといっぱい愛し合って、気持ちよくイケたの、本当に嬉しい……!」 「はっ、あっ、ふぅ、ふぅ、ふぅー。私も、誠くんと、一緒にイケて、すごくよかったわ……あんっ、ダメっ、グリグリ擦らないで……!」 「だーめ。逃げないでよ、響子さんっ」 「あぁっ、誠くんの熱くて、溶けそう……。あんっ」 身をよじらせて僕の身体から逃れようとする響子さんの身体にグッと体重を掛け、押し潰すように動きを封じる。 身動きを封じられて響子さんに出来るのは全身を包む僕のぬくもりと膣内で弾けて染み込んでいく精液の感触を味わうことだけ。 こうして全身に染み込んでゆく甘い快楽にトロンと蕩けた響子さんの愛らしい顔を覗き込み、情愛を込めて唇を塞いでゆく。 「んっ、ふぅむ、んむ……っ、ふむっ。ああっ、愛してる、響子さん……」 「んっ、ふんっ、んんっ、んーーっ! もう、誠くんったら……」 僕らは繋がりあったまま絶頂の余韻に浸り、うっとりと酔いしれながら濃厚な接吻を交わしていく。 緩やかに動くペニスに掻きだされ、結合部から愛液交じりのドロドロの白濁液が流れ出し響子さんの内腿やお尻をベットリと汚していく。 僕はゆっくりと膝に力を入れて起き上がり結合を解き、そのまま彼女の隣に寝て抱き寄せる。 "僕が拭いていい――?"と耳元で囁くと小さく頭を振り"もう少しこのままでいたい"と返答してきたので、右腕を枕の下に通して腕枕を作る。 そうしてしばし抱き合いながら心地よい疲労と余韻に浸りきっていた。 「……誠くんのペニス、あんなに出したのに、まだまだ元気ね」 「うん。昨日のことが嘘みたいだ……。やっぱりストレスだったのかな?」 「ごめんなさい、あなたに負担をかけるようなことをさせて……」 「違う違う。ずっと響子さんとエッチ出来なかったし、久しぶりだから緊張しちゃったのもあるんだ」 「本当に……?」 「うん。本当だって」 彼女を安心させるように手櫛で髪を梳くと、それ以上謝罪の言葉を言わなかったので安心した。 お互いに負い目を感じてギクシャクしてしまいそうだし――。 「ねえ、誠くん……。また私のお願いを聞いてくれない?」 「えっ、な、何かな……?」 響子さんのおねだり――。 またマンネリ化を防ぐために刺激的なシチュエーションでのセックスを提案してくるのだろうか? 思わず身構えた僕だけど、響子さんはクスクスと微笑むのだった。 「ふふっ、そんなに緊張しないで……。簡単で、すぐに実行できることだから」 「えっ……?」 「次は優しく、抱いて」 「響子さん……んむっ」 そう言って僕の背中に腕を回し、ギュウッと抱き締めながら唇を塞がれた。 「んっ、ふぅ……。やっぱり、難しい?」 「うぅん。そんなことない、お安い御用だよ……!」 そっと抱き起こして正座をしたら、その上に向かう会うようにして跨ってもらう。 抱っこするように両手を腰に手を添えたら、響子さんがペニスを女陰に宛がいゆっくりと身体を沈めてくる。 そして動かないままじっと見つめ合い、言葉を交し合う。 「大好きだよ」 「知ってるわ」 「愛してる、響子さん」 「言い直さなくてもいいのよ」 「だめ、何度でも言うから。家族になろうよ、いつかきっと……」 「誠くん……。ありがとうっ、あぁんっ……!」 「だからさ、もっと幸せな気持ちを共有しよう、ね?」 響子さんが微笑んで頷いてくれたので、僕は小刻みに腰を動かし始める。 その動きに合わせるかのように響子さんも円を描くように腰を動かし、恥骨にクリトリスを擦り付けるのだった。 抽送の勢いで結合部から白濁がトロリと溢れ出すのも厭わず、僕は響子さんの奏でる愛らしくも淫靡な声に聞き惚れながら夢中になって腰を揺り動かしていく。 こうして僕らは全身を満たされるような幸福感に包まれ、求め合う悦びにうっとりと酔いしれ続けるのだった。 ――響子さんとぬくもりを分かち合った。 END