約 475,226 件
https://w.atwiki.jp/fvb_sakura/pages/737.html
1.基データを確認する アイドレス3に対応させたいデータを確認し、編制用データにならって書き出します。藩国掲示板のアイドレス3対応スレを利用すると、あとで参照するのに便利です。 なお、「保有で評価が変動するものは変動させた状態でコンバートする」とありますので、宇宙艦については乗員を乗せた状態でコンバートする必要があります。これについては別に解説します。 【国民番号】_【名前】:【最新の着用アイドレス】:【着用アイドレスにかかるHQ補正】; #国民番号と氏名を確認する→国民一覧 #最新の着用アイドレスを確認する→最近の編成表またはエントリーデータ、ターン別着用アイドレス表 #着用アイドレスにかかるHQ補正を確認する→保有アイドレス一覧 #所有するアイテムを確認する→アイドレスwiki 【例】 17-00326-01_曲直瀬りま:東国人+摂政+スペーススターシップオフィサー+海賊:知識+1; -恩寵の時計:個人所有:外見、評価+2。(着用型/首に着用するもの) -猫と犬の前足が重なった腕輪:個人所有:同調、評価+2。(着用型/腕に着用するもの) -受付:個人技術:質疑でr:国民と一緒にやります。を0マイルで行える。(余り複雑だとマイルをとられる。20文字まで) -まあまて落ち着け:個人技術:中程度までのやばい質疑をしたとき、まあまて落ち着けと1回返される。この技術の使用は質疑毎に事前宣言する事。r:は必要ない。 -NAC毒性検査機(アイテム):藩国所有:このアイテムは{<NAC品質管理機>,<NAC微生物検査機>}と同時に所有している国の食品衛生法およびトレーサビリティの能力を強化する。 -NAC微生物検査機(アイテム):藩国所有:このアイテムは{<NAC品質管理機>,<NAC毒性検査機>}と同時に所有している国の食品衛生法およびトレーサビリティの能力を強化する。 -NAC品質管理機(アイテム):藩国所有:このアイテムは{<NAC微生物検査機>,<NAC毒性検査機>}と同時に所有している国の食品衛生法およびトレーサビリティの能力を強化する。 -開示権利(イベント):個人所有:このイベントを開示申請時に申告、使用することで、個人枝一つ(40マイル分)の開示を無料で行うことが出来る。 ※何が使用可能になるか、必要になるかわからないのでとりあえず全て拾い出しましょう。 2.太元形式に変換する 1のデータをカット&ペーストで[太元]に入力して変換します。「例」ではとりあえず青字の部分をすべて流し込みました。 【例】 <本隊> 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 7:8:5:7:8:9:11:9:2 装甲(通常):6 魅力:8 侵入(敏捷・器用):8 / 侵入(幸運):2 追跡(感覚):11 / 追跡(幸運):2 偵察:11 隠蔽:2 陣地構築(筋力):8 / 陣地構築(知識):9 歌唱:8 外交戦:12 ○同調 17-00326-01_曲直瀬りま:自動成功 部隊の可能行為 偵察行為 追跡行為 侵入行為 隠蔽行為 陣地構築行為 歌唱行為 3.アイドレス3対応データに変換する 2で作成した<本隊>から「部隊の可能行為」までの太元データをアイドレス3対応に変換します。 まず、太元のデータに▼太元 t 名前 = キャラ名 の2行を付け加えたものをカット&ペーストで[アイドレス3用コンバーター]に入力して変換します。 ただし、現時点では同調自動成功等、対応できない項目がありますので、エラーが出る場合はそれっぽい箇所を削除した上でやり直してみてください。 【例】 ▼太元 t 名前 = 曲直瀬りま 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 7:8:5:7:8:9:11:9:2 装甲(通常):6 魅力:8 侵入(敏捷・器用):8 / 侵入(幸運):2 追跡(感覚):11 / 追跡(幸運):2 偵察:11 隠蔽:2 陣地構築(筋力):8 / 陣地構築(知識):9 歌唱:8 外交戦:12 ↓ [コマンドリソース( 区切り)] 名前 コマンド名 パワー タグ▼太元 t 名前 = 曲直瀬りま 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 7:8:5:7:8:9:11:9:2 装甲(通常):6 魅力:8 侵入(敏捷・器用):8 / 侵入(幸運):2 追跡(感覚):11 / 追跡(幸運):2 偵察:11 隠蔽:2 陣地構築(筋力):8 / 陣地構築(知識):9 歌唱:8 外交戦:12 曲直瀬りま 曲直瀬りまの体格:体格:7 曲直瀬りま 曲直瀬りまの筋力:筋力:8 曲直瀬りま 曲直瀬りまの耐久力:耐久力:5 曲直瀬りま 曲直瀬りまの外見:外見:7 曲直瀬りま 曲直瀬りまの敏捷:敏捷:8 曲直瀬りま 曲直瀬りまの器用:器用:9 曲直瀬りま 曲直瀬りまの感覚:感覚:11 曲直瀬りま 曲直瀬りまの知識:知識:9 曲直瀬りま 曲直瀬りまの幸運:幸運:2 曲直瀬りま 曲直瀬りまの侵入(幸運):侵入(幸運):2 曲直瀬りま 曲直瀬りまの侵入(敏捷・器用):侵入(敏捷・器用):8 曲直瀬りま 曲直瀬りまの偵察:偵察:11 曲直瀬りま 曲直瀬りまの外交戦:外交戦:12 曲直瀬りま 曲直瀬りまの歌唱:歌唱:8 曲直瀬りま 曲直瀬りまの装甲(通常):装甲(通常):6 曲直瀬りま 曲直瀬りまの追跡(幸運):追跡(幸運):2 曲直瀬りま 曲直瀬りまの追跡(感覚):追跡(感覚):11 曲直瀬りま 曲直瀬りまの陣地構築(知識):陣地構築(知識):9 曲直瀬りま 曲直瀬りまの陣地構築(筋力):陣地構築(筋力):8 曲直瀬りま 曲直瀬りまの隠蔽:隠蔽:2 曲直瀬りま 曲直瀬りまの魅力:魅力:8 曲直瀬りま 曲直瀬りまの攻撃機会:攻撃機会:? #「攻撃機会」とはARのことで、原則として歩兵は10ですが、「摂政」着用による-1がつくので9となります。 曲直瀬りま 曲直瀬りまの攻撃機会:攻撃機会:9 各数値はパワーです。 4.未コンバートのデータを手動変換する 着用または所持しているアイドレスの能力のうち、太元のデータで数値としてパワーに反映されていない特殊については手動でコマンドリソースとしてコンバートします。アイテムに行動がある場合も同様です。その内容については、アイドレスwiki等で確認してください。 このときのパワーは、パワーはアイドレスの「深度」×3となります。 「深度」とはどれだけイグドラシルの枝の先で取得したかで、深いほどパワーは大きくなりますが、後日、レーティング表が発表される予定です。 人アイドレス(東国人など)……深度1 基本職業(サイボーグなど)……深度2 イベントリザルトアイドレス(恩寵の時計など)……深度3 特別職アイドレス(藩王・秘書官・法官など)……深度4 AD取得アイドレス……深度6 ※ 絶技……深度10 プロモーション……1回ごとに深度+1 深度不明(みなし職業など)……深度5 ※AD派生は6から数えることになる。 なお、人機数や消費資源などは、システム3ではいったん無視されるため気にする必要がありません。 ルールには、「太元の編成データでは補正はすでに入っているため、補正の特殊は無視すること」との記載がありますが、テストシナリオでは補正が反映されているのにコマンドリソースとして使用されたものがあるように見受けられます。 この点については、ルール確認と訂正を確認しながら、必要があれば直していきます。 【例】 まず特殊がパワーに反映されなかった特殊を抜き出します。 -摂政の権利と義務 = ,,摂政の持つすべての権利と藩王に忠誠と輔弼の義務を持つ。 -摂政の外交戦能力 = ,条件発動,外交戦を行うことができる。 -摂政の同調補正 = ,条件発動,同調、自動成功。 -スペーススターシップオフィサーのパイロット資格 = ,,搭乗可能(宇宙艦船)。 -スペーススターシップオフィサーのコパイロット資格 = ,,搭乗可能(宇宙艦船)。-スペーススターシップオフィサーの緊急輸送能力 = ,,スペースボートで2万tの物資を緊急輸送することができる。 -海賊の緊急輸送能力 = ,任意発動,ボートで2万tの物資を緊急輸送することができる。 -受付の効果 = ,,質疑でr:国民と一緒にやります。を0マイルで行える。(余り複雑だとマイルをとられる。20文字まで) -まあまて落ち着けの効果 = ,,中程度までのやばい質疑をしたとき、まあまて落ち着けと1回返される。この技術の使用は質疑毎に事前宣言する事。r:は必要ない。 -NAC毒性検査機(アイテム) -NAC微生物検査機(アイテム) -NAC品質管理機(アイテム) -開示権利(未開示イベント) 次に、これを【名前:パワー:タグ】という書式でコマンドリソースに変換します。 名前は特殊の項目をそのままで。 パワーは深度×3を計算して。 タグはシナリオで要求されるもので。ただし、その時点で使う予定がなければ未定で記述しておくこと。追加のタグ提出や被害割り当てで必要になることがあります。 上記の特殊は以下のように変換します。 -摂政の権利と義務:12:未設定 -摂政の外交戦能力:12:未設定 -摂政の同調補正:12:未設定 -スペーススターシップオフィサーのパイロット資格:9:未設定 -スペーススターシップオフィサーのコパイロット資格:9:未設定 -スペーススターシップオフィサーの緊急輸送能力:9:未設定 -海賊の緊急輸送能力:15:未設定 -受付の効果:9:未設定 -まあまて落ち着けの効果:9:未設定 -NAC毒性検査機(アイテム):9:未設定 -NAC微生物検査機(アイテム):9:未設定 -NAC品質管理機(アイテム):9:未設定 -開示権利(未開示イベント):9:未設定 ※海賊の場合、深度はエステル・エイン艦氏族・アストラーダ(イベント取得で3)→船乗り(4)→海賊(5)となります。
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/821.html
冷え切ったカーターの酒場の地下室。 ここならば「商品」が流出する心配は無い。 「商会関係のルートを通じてネタが入った」 部屋の奥に立っている男、モーゼス・レーナー。 扉を閉めると情報屋は口を開いた。 「カーターの親父には借りがあるからな、今回に限り金は取らん」 息を呑む。 「頼む、教えてくれ」 「結論から言うと、商人であるロベルト・グレイはこの土地を牛耳る大商人ペーター・ミラーに対し多額の現金と土地の利権を条件に娘のミア・グレイを売り渡した」 「お前の話と照らし合わせると売られたミア・グレイはロベルトの息子アストン・ミラーと半ば強制的に婚約を結ばされたことになる」 「どうしたらいい?一日も早く助けたい」 「落ち着け小僧、下手に動けば原因不明の『事故』で死ぬ羽目になる。」 「今回の一件、どうも単純な人身売買とは思えん。まったく、貴族や領主が不在の国も考えものだな」 「どういうことだ?」 「領主の監視の目が無いと悪事に手を染める商人が現れるからな」 モーゼスは続けた。 「そのミラー家だが二つ情報がある。 一つは西のブリガニー王国と関係を持ちフラソヌール国内で内乱を計画している疑いがある。 二つ目は有力な魔法使いが頻繁にミラー家に出入りしていることが確認されている。 あれほどの大商人が辺境の街の娘1人を欲しがっていることがこれらの情報と無関係とは思えん」 「つまりだ、婚約なんてのは建前の可能性がある」 満月の夜、仕事を終えた後、場を抜け出しまた川辺までやってきた。 3日前、ここでミアは商人の息子と婚約を結ばされたことを俺に告げそのまま走り去ってしまった。 俺はその背中を追うことが出来なかった。 カーターの知り合いの商人もとい情報屋の調べによるとペーター・ミラーというフラソヌールでも有数の大商人の家の元へ金と引き換えに商人の父親に売られたらしい。 ミアの親が商人であった事は知っていた。だが実の娘を売ったりするだろうか。 この国はかつてブリガニー王国の属国だった。 領主や貴族の圧政に耐えかねた民衆が蜂起し勝利を納め、支配者達は皆首を落とされた。 しかし現在では経済力に物を言わせ各地に幅を利かせる商人が現れ始めた。ミラー家もそのような商人の家だろう。 彼らの活動の邪魔をすれば手先の人間に殺されてもおかしくない。それがこの国での常識となりつつあった。 民衆にしてみれば重税に苦しむ生活より遥かに良いだろうが、商人の横暴で悲しむことになる少女を俺は知ってる。 だが国も商人も俺はどうでも良かった。ただミアには笑っていて欲しかった、隣にいてほしかった、会って抱きしめたい、想いを伝えたい。あれから探し回ったが居場所は未だに分からない。会えたとしても今更俺一人ではミアを商人共から取り返すことはできない。 「畜生!畜生!」 誰もいない川辺で叫ぶ。 憎い、ミアを奪った奴らが憎い、何もできない自分が憎い、 叫んでいると後ろから肩を叩かれた。 「大丈夫か、少年」 後ろに黒髪で長身の男が立っていた。黒いマントを身に纏い弓を持っている。 おそらくこの国の者ではない。驚いて俺が身構えると男が言った。 「怪しい者ではないよ、ただの流れ者さ」 「え…」 男は両手を広げてみせる。 「そうだ、ここで会ったのも何かの縁だ。夕食でも一緒にどうだい?」 本来ならこんな変人に付き合ったりしないのだが、 ロクに飯も食わず3日も気を張り詰めていたのでとうに精神が限界だった。 気がどうにかなっていたんだろう。 「あぁ、頼むよ」 焚き火を囲んで遅い夕食が始まった。 男はさっき山で捕まえた鳥を火にかけている。 俺は男に事のあらましを全て話してしまった。 迂闊に人に話していい状況ではないが仕方がなかった。 誰かと共有したかったんだろう、俺やカーターだけで抱え込んでいるのはもう限界だった。 見知らぬ異邦人に話して気を紛らわせたいだけだった。 「なるほど、つまり君は大商人に売られそうになっている幼馴染を助けたいというわけだね」 「ああ、でもこの国では商人が幅を利かせている。ミアを取り返したところでこの狭い国では逃げ場がない。」 「確かに、この国は狭いな」 男は少し考え込んだ後言った。 「世界は広いぞ」 駆け落ち 1話 駆け落ち 3話【海の向こう】 駆け落ち 4話【決断】 目次に戻る ノベルに戻る
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/956.html
〔N〕 もう止められなかった。 いや、むしろ止めるつもりもなかったのかもしれない。もうどうなるかなんて自分でもわからなかった。 〔K〕 『ねぇ・・どうすればいい?』 のっちの言葉が頭を真っ白にさせる。 ゆかの髪に触れるのっちの指先が真っ白になった頭に熱だけを伝える。 (どうすればいい?って?) なんて答えればいいの? 何も言えないで俯くゆかの髪をのっちが触る。 前みたいに。 ううん、前よりもっと、ずっと優しい。 (・・・ゆか期待していいの?かな?) 真っ白で熱いはずなのに、冷静に考えようとしだす脳みそ。 のっちが髪を触る。 (優しい触り方・・・) 久しぶりの感覚に嬉しくなる。 のっちが髪を触る。 (離れるなんて無理だよぉ・・・) 急に寂しくもなる。 『そばに・・おる?』 えっ?? 『のっちのとこ・・くる?』 ——はっ????? 意味がわかんない。 突然すぎて脳みそがついていけない。まったく意味がわかんない。 『ゆかちゃんだけは・・忘れられんのよ・・』 ———はっ????? だから、意味わかんないって!!!? 絶対あほな顔してるだろうゆかを見て、のっちは ふって優しく笑いながら 『秘密だよ??』 髪をぱらぱらぱらって指先で遊びながら いたずらする子供みたいに言う。 (秘密だよって、全然秘密にしてないじゃん!!ゆかに言ってんじゃん!!ゆかに秘密なの、本人に言ってんじゃん!!) 心の中でなんどもつっこむ。どうしてこの人はこんなに人の心を掴むのか?どうしてこんなに揺さ振るのか?ゆかの扱い方うますぎるよぉ。。 (わざと秘密な気持ち伝えないでよ〜・・。) もう参りました。かないません。どうしよぅ。ドキドキ止まんないよ。 『ゆか・・・』 突然呼ばれた自分の名前。 顔だけあげて返事のかわりに。 目に入ったのは優しいのっちの大きな瞳。 (あ、だめだ。) 『・・・・・そばにおってよ』 照れもしないでサラッと言う。こうゆうとこ格好よすぎる。あぁ〜もぉぜんっぜん駄目だ。涙でそうなる。もぉなんも言えん。 『・・・・・・のっちぃ・・・』 精一杯の力で呼んだ愛しい人の名前。もう名前を呼ぶことくらいしか出来ん。 お願い、夢ならさめないで!! お願い、夢じゃありませんように!! お願い、、、 あ〜ちゃん・・・ まだ・・・・来ないで・・。 〔N〕 あ、もうだめだ。 わけ、わかんね。 ゆかちゃん見たら、わけわからんくなった。 なんだこれ?自分じゃないぞ?なんだこれ? 控え室に入ってくるなり、なんとも言えない色っぽい表情をするもんだから、 思わず口にしてしまった。 『儚い』 だなんて。 でもその言葉はゆかちゃんのために作られたみたいにぴったりだった。 照れ隠しをするゆかちゃんがあまりにも可愛くて、 自分でも驚くような言葉が出た。 『ん?綺麗だって言ってんだよ?』 途端に顔を真っ赤にするゆかちゃんに私は多分興奮したんだと思う。 『綺麗だよ』 本当に思ったから、もう一度言った。 その後はもうわけがわからなかった。 自分で自分が何を言ってるのかもわからなかったし、 何がしたいかもわからなかった。 だけど、、。 ゆかちゃんといる、この静かな空間は現実で、確実に私を興奮させた。 ただ触れていたかった。 『そばに・・おる?』 なに言ってんだ自分?そうさせなかったのは自分だろ? 『のっちのとこ・・くる?』 だから何言ってんだよ?そんなこと望んでないだろ? (お、お、落ち着け!!落ち着け!!落ち着くんだのっち!!) 『ゆかちゃんだけは・・忘れられんのよ・・』 (だぁーーー!!!!もうなんだこれっ!!??) どの口だ?どの口が言った?自分か?これか?この口か?? よし、落ち着け。本当に落ち着け。今ならまだ間に合う。冗談だよって、まだ間に合う。 よ〜し・・・ 『秘密だよ??』 意地悪な顔して言えた、かな?いつもみたいにからかってるの伝わっ・・・ ——!!!!? あ、だめだ。外れた外れた。何か外れた。 だめだ。その顔だめだ。 『ゆか・・・』 あ、もう“ちゃん”をつけることも忘れてる。 『・・・・・そばにおってよ』 あ、言ってわかった。 急に心が軽くなった。 甘ったるい声で名前を呼んでくれる。 初めての感情に戸惑う。 この感情を『恋』と呼べばいいの? 多分違う。 だって、、、 そんな言葉ひとつじゃ物足りないくらいだ。 〔A〕 『・・・・・のっちぃ・・・』 薄くあいた控え室のドアから洩れた声は驚くほど可愛かった。声の主は嫌でもすぐわかる。 いつだって私の近くにいて、いつだって一緒に励ましあってきた大切な仲間。 だけど初めて聞いた甘くて切ない声。 のっちのことになるとそんな声が出るんだ・・。 のっちの前ではそんなふうなんだね・・。 聞きたくない。 聞きたくないよ。 だけどその声に金縛りにあったみたいに私はその場から動けなかった。 耳を塞ぐことも、 目を瞑ることも、 ここから走りだすことも、 何一つ出来なかった。 何一つ出来なくて、 甘い声の持ち主が、 潤んだ瞳で、 真っ赤な耳をして、 震えながら、 のっちに手を伸ばすのを 唇をかんで見てることしか出来なかった。 〔N〕 私は何をしていたんだろ?いったい今まで何をしていたんだろ? 何人も傷つけて。 何人も泣かせて。 無い物ねだり。 誰かに足りない部分は、 誰かで補う。 その繰り返しで。 何人も傷つけた。 こんなふうになるまで気付けないなんて、 のっちは馬鹿だ。 少し考えればわかることだった。 少し我慢すればわかることだった。 いつだってゆかちゃんだけだった。 いつだってそばにいてくれた。 いつだってそばにいたかった。 もう、、本当に、、 いつだってゆかちゃんだけだった。 私は初めて自分から “本気で” 彼女を抱き寄せた。 何度も抱き締めたことなんてある。 何度も抱いたこともある。 なのに、 いつだって私は怖がっていたんだ。今ならそう思う。 だって、 ゆかちゃんの身体はこんなにも細い。 のっちが力を込めれば簡単に骨が折れそうだ。 だから、 のっちの心ごとぶつけたら、きっとゆかちゃんは受けとめられなくて崩れ、倒れてしまう。 そう思ってた。 いや、そう思うことによって自分の気持ちを隠してきたんだ。 私はいつだって独りだったから。だから、、 誰かに介入されることが怖かった。縛られることも。寄り添うことも。 共同体になるのが怖いんだ。だって、、 絶対に一つになんかなれないから。 二人で一つなんて嘘だよ。 一人で一つでしょ?? 独りで一つ。 だから、、誰にも頼りたくなんてなかったんだ。 ずっとずっと独りだったから。。 だけど、、 のっちを抱き締め返すゆかちゃんの腕は、驚くほど強くて、簡単には振り払えないくらいに。 私に安心感を与えるその腕の強さ。 離れないでよ。 嫌わないでよ。 忘れないでよ。 独りにしないでよ。 何度も思ってた感情は、 全部全部全部、、 ゆかちゃんに対してだったんだ。 『・・・ごめん、、遠回りしちゃった、ね・・』 のっちの言葉に ゆかちゃんは腕の力を強めて 『・・ううん、ゆかは・・・・いつだって待ってるよ??』 果てしなく続くゆかちゃんの優しさ。 『も、、もう、、待たせん・・もう、、』 口がうまくまわってくれない。いつもみたいに格好よく言えない。やっとの思いで、ずっとずっと誰かに言いたかった言葉を、誰かに想いたかった気持ちを、、 『・・もう、、離さん・・・』 静かな部屋に響いたその言葉は熱をおびて自分の心にもスッと入ってきた。 あぁ、これか。 これがのっちの一番深くて一番素直な部分。 やっと気付いた。 ゆかちゃんはのっちの不安を知ってるみたいに、 ずっと優しく抱き締めてくれた。 〔A〕 泣いたのは私だった。 別に泣きたいわけじゃない。知らぬ間に頬を涙が伝っただけ。 二人のやりとりを馬鹿みたいに口も出さずに一部始終見てしまった。 もし私が割り込んだら、 こんなことにはならなかった?? そんなこと言っても遅い。 それに、、 入り込む隙間なんかなかった。 泣いたのは私だった。 たくさんの人を傷つけて、 たくさん遠回りしてきた二人だって、 泣きたいくらいの気持ちがあるでしょ? だけど、、泣いたのは私だった。 まったくの蚊帳の外。 まったくの部外者。 二人にとって私はまったく関係ない。 だけど、、 泣いたのは私だった。 それに、、意外だった。 のっちが、あののっちが、のっちから求めてた。 ゆかちゃんを。 ゆかちゃんだけを・・。 のっちのことなんも知らなかった。 のっちの顔はもう見れない。のっちのことはもう、、もう、、、。 ——・・・・・・・。 どうしよう・・・・。 のっち、、。 あなたのことは、、 忘れ方すら知らない・・・。
https://w.atwiki.jp/echizen/pages/94.html
E95 RP準備ページ シチュエーション「友軍隠蔽」 味方のフェイクトモエが敵に襲い掛かる直前まで、越前のハッカーがその姿を隠す。 そんなシチューエションでRPをどうぞ。 「総員、第1種戦闘配備!」 -- 「黒埼紘@越前藩国」 (2007-06-15 00 51 28) 「了解!――高速思考ルーチン開放!デヴァイスON。カモフラージュプログラム――RUN!」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-06-15 01 07 24) 「至金剛 -- 不破陽多@越前藩国 (2007-06-15 06 58 00) 「至金剛部隊は藩王ならびに摂政を最優先に機術師を死守!」(投稿ミスにつき、再送信します) -- 不破陽多@越前藩国 (2007-06-15 07 01 52) 「(がたがた震える膝を押さえつけて)…いよいよや。…落ち着け、落ち着け自分!!」 -- 鴻屋 心太@越前藩国 (2007-06-15 13 16 06) 「武者震いとはいい度胸だな、心太君?(笑)」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16 06 07) 「ジャミング電波の周波数これでいいのかなあ?」 -- 椚木閑羽@越前藩国 (2007-06-15 16 10 11) 「敵のECMソフトキル対策は伝達した通りだ。2〜5秒ランダム感覚で乱数表に従ってバンドを変更する。」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16 12 00) 「昨晩、藩王と私が徹夜でサイコロ振って作った乱数表だ。情報流出はない!!」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16 12 46) 「敵機捕捉次第、情報戦を開始。4秒以内に侵入を成功させろ!」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16 13 06) 「その成否に関わらず、直後には友軍機の誘導を開始。」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16 13 39) 「く……キツいわぁ…オーヴァーフローしそう…って!このくらいの情報流で脳味噌やられてりゃ越前のハッカーの名折れだわよ!くっそお!!」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-06-15 20 47 36) 「手の空いている者は朱居に冷却材を渡してやれ。今はそれで凌いでもらうほかない。」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-16 01 10 06) にひひひひひひ。まだまだ気づかせやしないんだからねぇー。 -- 灯萌@越前藩国 (2007-06-16 03 15 41) 「今日もいい電波出てるわぁー。これならいけるいける!」 -- 灯萌@越前藩国 (2007-06-16 03 16 49) 「朱居殿。冷却材半ダースおまち。(ばたばた走り回って冷却材を配りまくる)」 -- 夜薙当麻@越前藩国 (2007-06-16 03 23 13) 「夜薙さま、僕にも冷却剤ー…算盤つかわん計算はやっぱりまだ慣れへん。。。」 -- 鴻屋 心太@越前藩国 (2007-06-16 07 36 39) 「あー冷える……サンクス。大丈夫、やれる。やってみせるから」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-06-16 14 17 05) 「余計な犠牲など出させるもんですか――たとえこの脳が焼き切れたとしてもね!」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-06-16 14 20 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/1868.html
【ミリマス】風花「き、今日のお仕事は絶対イヤです!」 執筆開始日時 2014/06/16 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402754733/ 概要 P「ここまできてそういうなよ…、あと一時間で本番なんだよ」 風花「いつもプロデューサーさんが持ってくる仕事、エッチなのとかでも我慢して、頑張ってきました…」 風花「でも、でも、今回だけは絶対イヤです!帰ります!」 P「そこまで…でももう相手方は来てスタンバってるんだぞ」 風花「絶対ダメです。帰るんです。」 P「ま、待て、早まるな!とにかく落ち着け!」 ガチャ 江頭2 50「お疲れ様です…」 風花「や、い、いやぁー!」 タグ ^豊川風花 まとめサイト えすえすMode ひとよにちゃんねる ポチッとSS!! SSまとめ SSびより SSまとめプラス wiki内他頁検索用 コメディ ミリオンライブ 豊川風花
https://w.atwiki.jp/pso2npc/pages/38.html
イベント 区分 台詞 ボイス クエスト開始時 よっしゃ行こうぜ! クエストクリア時 終わったあ! Eトライアル発生 Eトライアル成功 Eトライアル失敗 PSE発生 PSEレベルアップ PSEバースト クエストを受注した クエストに途中参加 メンバー 区分 台詞 ボイス 自分がレベルアップ 仲間がレベルアップ 回復してもらった 補助してもらった アクション 区分 台詞 ボイス 戦闘不能になった 復活した 残りHPが30%未満 待て待て、落ち着けって!マジ痛いんだから! 残りHPが10%未満 もう逃げたい…… 回復アイテム使用 レアアイテム取得 小ダメージ うっ 中ダメージ ぐっ 大ダメージ うわあっ! アタック フォトンアーツ発動 動くなよっ! ジャストガード成功 緊急回避時 スキル発動 オリジナル 区分 台詞 ボイス 格下の敵と遭遇 おっ、こいつは弱そうだな PCが敵を撃破する やるぅ! PCが大ダメージを受ける 無理すんなよ! テンションアップ時 状態異常 区分 台詞 ボイス バーン あちっ、あちちっ! フリーズ ショック ミラージュ パニック ポイズン スタン インジュリー バインド 区分 台詞 ボイス クエスト開始
https://w.atwiki.jp/musekijin/pages/300.html
カモなんてすごいはじく 日付 2010年10月14日(金) 執筆 yukinko タグ yukinko ささくれ とかとかとか ぶーん 乾燥肌 妹 油 父 画面が見えない 英語 課題 タイトル。 ……ノーコメントで。 肌荒れ。 肌荒れって言うかねー。私って乾燥肌なんだよね。。 だから冬は指がささくれだらけな訳だが。 痛い。。お風呂とか入るたびにヒリヒリするんだよねー。 誰か何か対処法教えてください。。 課題。 なんだか色々終わらない。。 何でだあ?(笑) 英語とか英語とかとかとか。。 ぶーん。 ハエ。何かぶーんって言ってたらしい。 父さんが若干騒いでる。 「ぶーんって! ぶーんって!」って。 落ち着け、父よ。 妹。 今日の妹。 唸ってる。ひたすら唸ってる。。 構って欲しいらしい。が、パソコンいじってる姉によしかかるのは止めてください。 君の頭で画面が見えないんだよ。。 そろそろ。。 そろそろ去ります。 ではでは。
https://w.atwiki.jp/negiko/pages/151.html
まさかこんなことになるとは思わなかった。 生活指導員であるこの私が。普段生徒たちを正す役割の私が。 教え子のホストクラブにはまってしまうなんてっ・・・! 事の発端はしごく簡単だった。 3-Aの文化祭の出し物の案がホストクラブに決まった。しかし当然中学生でホストというのは何かと問題である。 だから私が実際にお客として招かれ、出していいものかをチェックする。生活指導員としては当然の仕事だ。 「マホラへようこそ!ジュリエット!!」 ホストクラブというものに行ったことがない。 寧ろそんな低俗なものに神職の教師が行ってはいけないと思っている。 店内は相当手の込んだなものだった。ムーディーな照明にどこからか流れるジャズ。 黒塗りのソファもあり、壁には金色の装飾品で飾られている。中学生が作ったものとはとても思えない出来だった。 ソファに腰掛ける。椎名と柿崎もつられるように両脇に座る。 「お客様、今日はどういたしますか?」 「お酒なんか置いてないだろうな。」 「それはもちろんですよ。だって怒られちゃうじゃないですか。」 「・・・そうか。ちゃんとわかってるんだな。じゃあお茶でももらおうか。」 柿崎が立ち上がって、烏龍茶ひとつ、とホールに叫ぶ。 それにしてもなかなかしっかり出来ているじゃないか。これなら出しても問題ないかもしれない・・・。 「あ、それじゃ僕は退席します。・・・NO1がきたみたいなので。それでは楽しんでってくださいね。」 椎名が席を立つ。NO1?誰が来るのだろうか。 「マホラへようこそ。ジュリエット。」 不意に後から声をかけられ振り返る。 そこには不敵な笑みを浮かべた生徒が立っていた。・・・2-Aにこんな生徒いたか? 私がいちおうNO1です、と口にしながら椎名が抜けた席へ座る。 その生徒はいやに堂々とし、お客である私の真横で足を組み始めた。 「・・・足を組むのは失礼じゃないか?」 「失礼。癖でして・・・ ところでお客様、」 言いながら私の頬に手をあてがい 「綺麗なお顔立ちをしていますね。」 瞬間に心臓が一気に打ち始めた。 「ちょっ。何を・・・」 「本当に綺麗ですよ。先生・・・」 「ま、また何を言っているんだお前は!」 怒鳴りながら思わず席を立ってしまった。 心臓は依然として、いや先にもまして早く打っている。 「どうしました。お客様?」 「・・・ト、トイレだ。」 苦し紛れにそう言い放ち、お手洗いへと駆け込んだ。 鏡に映った顔は耳まで真っ赤に紅潮していた。 なんであろうかこの感覚は・・・ やけに息苦しく胸が騒いでいる。 とにかく落ち着け。落ち着くんだ。相手は教え子だ。 深呼吸し、席へと戻る。 「すまなかったな。」 「いえ、とんでもありませんよ。あ、こちらさっきご注文された烏龍茶です。」 「ああ、ありがとう。」 ダメだ。落ち着けない。 頬が紅潮しているのが自分でもわかる。とうぜん生徒たちも気付いているだろう。 「あ・・・そろそろ、終了の時間ですね。」 「お、そうか・・・?」 やけに終わるのが早く感じた。 「それじゃ、お客様。目を閉じてください。」 「え、目を閉じるって・・・」 「いいから目を閉じてください。」 目を閉じる。 ―――またのご来店をお待ちしております。 耳元で囁いた。 後日談 バタン!と大きな音をたて新田がドアを開け放つ。 楓から奪った大手裏剣を振り回しながら、 「おい!朝倉のバカはどこだっ!?」 「イ、イギリスのウェールズまで赤松先生の取材に同行して行っちゃいましたけど・・・」 いつもの朝である。 『麻帆スポ 第1面 鬼の新田ホストクラブにはまる!?』 終わり。
https://w.atwiki.jp/marurowa/pages/230.html
たった少し希望と不器用な優しさと◆UcWYlNNFZY ぎゅっと。 ぎゅっと目を閉じる。 力強く。 ぎゅっと。 ぎゅっと手を握る。 力強く。 汗が全身から吹き出てくるのを感じる。 落ち着け。 落ち着け。 古手梨花。 ここで物音を立ててはいけない。 見つかってはいけない。 向かってくる者が安心であるとは言えないのだから。 今私は何も武器を持っていない。 だから会うことは極めて危険。 だから、ここで会ってはいけない。 生きなければならない。 私はここで死ぬわけにはいかない。 圭一達と脱出しなければならないから。 皆と会わないまま死ぬなんて嫌だ。 絶対に嫌だから。 だから 落ち着け。 落ち着け。 落ち着きなさい。 なのにこんなにも心臓がバクバクと音を奏でている。 かすかにしている息がとても荒い。 駄目だ。 こんなのじゃ気付かれてしまう。 カツカツと足音が聞こえてきて、また段々その音が大きくなっていく。 それに連動するかのように心臓の鼓動も激しくなっていく。 私の心臓の音が足音の主に聞こえるんではないかとさえ錯覚してしまう。 大丈夫。 大丈夫。 そんな事はありえない。 今の所完璧に隠れてる筈。 大丈夫よ。 大丈夫。 未だ、希望は潰えていない。 圭一もレナも魅音も沙都子も詩音もきっと大丈夫。 皆が居ればきっときっと。 運命だって覆す事できる。 だから私もここで死ねない。 希望を信じろ。 古手梨花。 不意に圭一達の声が頭の中に響いていく。 わいわいとやかましい声。 部活の時のような楽しい声。 皆を気にかけるような優しい声。 思いやりが溢れているやすらかな声。 声、声、声。 沢山の声。 それが何故だか私を落ち着かせていく。 あれだけ激しくなっていた胸の音が静かになっていく。 うん、もう大丈夫。 大丈夫。 ありがとう、皆。 足音も、もう聞こえない。 きっと気付かず立ち去っていたのだろう。 良かった。 本当に良かった。 ふぅと息をつく。 一先ずの危機が去った事に安心して。 とりあえずここから逃げよう。 まだ周りに居るかもしれない。 そう想って目を開ける。 だけど 「……ひっ!?」 そこには黒衣の男がわたしを見下ろしている。 サングラスをかけていて瞳が見えない。 故に何を考えてるか分からない。 可笑しい。 足音は聞こえなかったのに!? 何故なの!? 私。 ここで終わるの? そんなの。 そんなの絶対に嫌だ。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 何や……? ワイは辺りを見回す。 さっきから気配がする。 せやけど姿は見えへん。 隠れてるのかせえへんけど…… 甘い。 あれで隠れ通すつもりなんか? そんなら甘すぎる。 バレバレや。 見つけてくださいーと言っとるもんや。 馬鹿なら騙せるかもせんけど……ワイ相手では無理や。 異能の暗殺集団「ミカエルの眼」、ニコラス・D・ウルフウッド相手には無謀や。 ワイは気配がする方に向かって歩き出す。 足音を立てずに。 程なくしてワイは隠れている主を見つけだした。 何や四角い鉄の箱の陰にひっそりと。 あっちは眼を瞑って阿呆な事に未だにワイに気付いておらへん。 そう ガキがそこにおった。 ちみっこい姿をし震えとる。 殺し合いが怖いんやろか。 さて、ワイはどないしようかね。 ぶっちゃけめんどーや。 錯乱しとるなら更に落ち着かせんといかんし。 何より、もし一緒に行動しようにもえらい足手纏いにしかならん。 今のワイには武器もないしな。 関わらんほーがいいだろ。 あっちが接触したいならとっくに顔出しとる筈やしな。 殺気も出しては居ないし。 ほな、決めた。 ワイは踵を返した。 悪いが知らん。 トンガリとさっさと合流せんとな。 そう思い歩きだそうとした瞬間 あの坊主が血塗れて息絶えてる姿がフラッシュバックした。 そしてあの嬢ちゃんが死体になってる姿までも想い浮かんでしまった。 ……っ! あかん。 あかんぞ。 メンドーや。 武器もない。 そんなワイに穣ちゃんを守れる訳があらへん。 無理にきまっとる。 せやのに。 おい、坊主。 仇はとったるとはいったがこんな時まで出てくるなや。 ワイは余計なもんは背負いたくないんや。 せやけど…… ……ちっ。 あーもう。 恨むで、坊主。 それに、嬢ちゃん。 隠れんならちゃんと隠れろや。 見ちまったさかい、関わってしまったやないか。 接点もってしまったら……仕方ないやないか。 ああ、クソ、イライラする。 そしてトンガリ! 本来そういうのはオドレの役目やないか。 何やってるんや。 面倒事ばっか押し付けおって。 あーなんやと? 任す? ふざんけな、アホ。 ニヤニヤ笑ってんな。 後でぶん殴るからな。 ……ったく。 えらい迷惑や。 そして嬢ちゃんの前に着く。 未だに気付いておらへん。 着たはいいがどないしよ…… そう思った矢先嬢ちゃんが眼を開ける。 眼を大きく開け震えている。 どうやらワイに驚いてらしい。 そりゃそうか。 まぁええ。 「おい、嬢ちゃん……そんなとこでなにしとるんや?」 「……何もしてないわ」 それでも嬢ちゃんは虚勢を張って応える。 まぁええか。 色々考えてたどめんどい。 もう、これでいい。 「何もしてないなら……ついとこい。ワイはニコラスや」 「……は?」 そう応えて嬢ちゃんに背を向け歩き出す。 もーめんどい。 ワイの役目やないけ。 トンガリ、お前がやれや。 ……ったく。 甘くなったな。 トンガリ ……恨むで、ホンマ。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 何だかよく分からない。 ニコラスと名乗った男は殺し合いに乗ってないらしい。 無愛想についとこいと。 ついてくか迷ったけど…… 独りよりは良かった。 危害を与えないみたいだし。 殺せるならあの時殺してるはず。 安易な信頼をするわけじゃない。 でも……独りであるよりは良かった。 そんな訳で私は彼を追っかけている。 しかし会話も殆ど無くのしのしと歩く彼の背を私は追っかけるだけ。 あった会話は武器はあるか?という問いのみ。 私はあるのは、服、鍵、そして楽器のみだった。 無いと応えるとそうかしか言わなかった。 本当、無愛想。 その男の背は何処か怖くて無愛想。 なんかついてくのを止めたくなるぐらい。 どうなるのかしら……私。 弱気になっちゃ駄目よ、私。 まだ、死ねないのだから。 皆に会うまで、絶対。 私は、死ねない。 「……ぶっ……な、何?」 そう考え事をしていたら立ち止まってたニコラスの背にぶつかる。 何で彼は立ち止まってるのだろう? そう思った矢先 「……うまいで? これ」 そう言われなんかの果物を渡された。 彼はまた何も言わず歩き始める。 な、何なのよ、もう。 私は渡された果物を食べる。 あ……美味しい。 そう思ったら何故かとても安心できた。 前を歩く彼の背が何処か優しく見えた。 そうか。 これが彼なりの優しさかもしれないんだとそう思う事ができて。 途端に嬉しくなって。 私の足取りは軽くなってきた。 皆。 私は大丈夫。 だから、皆も頑張って。 絶対に。 絶対に。 会いましょう。 【F-2/遊園地入り口前/一日目/早朝】 【古手梨花@ひぐらしのなく頃に】 [状態]:健康 (少々の不安はあるが前向きに) [装備]: [道具]:支給品一式、王の財宝(の鍵剣)、インデックスの修道服@とある魔術の禁書目録、ミッドバレイのサクソフォン(内蔵銃残弾100%)@トライガン・マキシマム [思考・状況] 1:ニコラスと行動 2:その後に遊園地か駅にいると思われる人に対してもどうするか 3:必ず生き残る。 4:圭一達を見つける。 5:安全な場所に行きたい。 6:ネズミ? ※王の財宝の使い方(発動のさせ方)を分かっていません。(説明書もありません) ※ウルフウッドをやや信頼。 ※電車に誰か(橘あすか)が乗っているのに気づきました真紅に気づいたかどうかは不明です。 ※サクソフォンの内蔵銃に気付いていません。 【ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン・マキシマム】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品(地図と名簿は二つずつ) デザートイーグル50AE(使用不能) SPAS12(使用不能) スタンドDISC『スター・プラチナ』@ジョジョの奇妙な冒険 チーゴの実×3@ポケットモンスターSPECIAL [思考・状況] 1:襲われたら返り討ち、必要以上に危険な事に首は突っ込まない。 2:古手梨花を守る 3:ヴァッシュとの合流、リヴィオとの接触 4:ジュンを殺害した者を突き止め、状況次第で殺す。 5:武器を手に入れる、出来ればパ二ッシャー 6:なんや今の悲鳴は? 7:この木の実結構ウマイ 【備考】 ※リヴィオは自分が知っているリヴィオだと思っています。 ※まだループには気づいていません ※参戦時期は未定です 【支給品解説】 ミッドバレイのサクソフォン@トライガン・マキシマム ガンホーガンズの一人、ミッドバレイ・ホーンスリークの武器である楽器。 中には内蔵の銃が仕込まれている。 時系列順で読む Back Beyond Next 使いっぱしりのなく頃に 投下順で読む Back Beyond Next 使いっぱしりのなく頃に ネズミの国 古手梨花 時を止める幼女/チート野郎ってレベルじゃねーぞ! ネズミの国 ニコラス・D・ウルフウッド 時を止める幼女/チート野郎ってレベルじゃねーぞ!
https://w.atwiki.jp/tatuvb/pages/482.html
L 「これで司令官以外の未来の姿は見ることが出来たね」 ST「と・・・いうことは」 じじ「司令官!あれ止めなくていいんですか!?」 ST「未来の私は、全員生き返らせてくれたのですね。」 L 「ああ、ましゅうの未来のがっ!!」 じじ「痛そうDA」 ST「闇炎さんが見せてくれた通り、私もそろそろあの世へ行く準備をしなくては・・・」 闇炎(未来)「ましゅううううう!!」 龍 「落ち着け!まず落ち着け!」 ST「もし、既に未来が変わっているなら、今ここで自害もできるのかな・・・」 -- (STー1) 2010-01-19 00 35 00 ガキィィン! 闇炎(未来)『いまここで殺してやるわ!』 龍『お・・・落ち着け!ちょちょ!』 闇炎『(・・・・STさん。死のうとしてるのか・・・。)』 ましゅ『・・・・は?』 ST『いや、もし、すでに未来が変わっているなら、死んでもいいかなってね・・・』 闇炎『勝手に死んでもらっても困る・・。あと内戦が終わるまで、死ぬな』 ST『歴史が変わるなら・・・・』 闇炎『時代の流れの間は不安定なんだ。それどころか、内戦が早まるかもしれん・・・』 龍『とりあえず闇炎を止めてくれえ!お前らも手伝え!!!』 -- (闇炎) 2010-01-19 18 36 58 ましゅ(未来)「・・・ふふふ」 ましゅ「・・・」 ましゅ(未来)「いくら俺が攻撃されようと、俺はあいつの加護がある限り死なない・・・」 龍「加護・・・?」 ましゅ(未来)「ああ・・・」 ==数百年後== ましゅ「・・・ここ・・・は・・・ 俺はどうなっちまったんだ・・・たしか・・・司令官が・・・ だめだ思い出せない・・・」 ???「・・・あら」 ましゅ(未来)「・・・誰・・・だ・・・」 ???「忘れたの?」 ましゅ(未来)「・・・どっかでひっかかってるものが・・・ある・・・」 ???「・・・クリムローゼ・・・あのときの・・・」 ましゅ(未来)「・・・あの時・・・」 クリム「・・・もう大丈夫だから・・・一緒に・・・行こう・・・」 ましゅ(未来)「・・・あぁ・・・」 クリム(・・・これでまた混沌の勢力が増大する・・・!) ==現在== ましゅ(未来)「・・・あいつが呼んでいる・・・《ワープ》」 闇炎(未来)「ちょ!あいつって!・・・クソッ、又逃したか・・・」 -- (ましゅう) 2010-01-19 19 30 12 闇炎『にげられてるじゃん・・・・』 闇炎(未来)『ただで逃げさせてると思ってるの?発信器を付けた。これで場所が分かる』 龍『やるじゃねえか!』 闇炎(未来)『さて・・・そこにたどり着いた場所にいって・・・・殺しますかな・・・ってましゅう?』 ましゅ『・・・・・』 -- (闇炎) 2010-01-19 20 34 01 ましゅ「もし・・・もしだけど・・・未来の俺が殺されたら・・・司令官の努力は無駄になるんじゃないかな・・・」 龍「しかたねーだろ敵になっちまったんだから!」 ましゅ「・・・そっか・・・」 -- (ましゅう) 2010-01-19 21 00 03 闇炎(未来)『・・・・・止まった・・・・ここの近くだな。』 闇炎『よしいこー!』 闇炎(未来)『ん、いや、あんたらは、元の世界へ行け。クリムローゼを殺すんだ』 ましゅ『・・・・やっぱり?』 闇炎(未来)『殺せるのはその時代どうしのみ・・・。闇炎、お前に任せる』 ST『・・・・闇炎としては、2回目ですね』 L『・・・・・2回目?』 闇炎『L、お前は知らなくていい。んじゃ未来の俺、過去へ戻させてくれ』 闇炎(未来)『ああ・・・・こっちのましゅうは殺すけど・・・・そちらの未来が変わることを祈る』 ヴィィン 龍『じゃあな!元気で!』 皆『やはり↓かぁぁぁああああ!』 闇炎『・・・さすが俺』 -- (闇炎) 2010-01-19 21 12 26 ST(彼らが死んでしまう前に、なんとしても冥界の長にならなくては・・・そうでないと、彼らの事を生き返らせる方法が・・・ここで失敗を犯せば、彼らの未来すら存在しないことに・・・) L 「やっぱり↓なのかぁぁぁぁあああ!!」 まし「さらば、未来の僕・・・」 じじ「歴史を変えればましゅうもこのままでいられるよ。きっと」 ST「その通りです。」 まし「そうだね・・・。」 ST(・・・未来で、いつかましゅうさん達を生き返らせるために) -- (STー1) 2010-01-19 21 34 19 龍「ふんっ・・・・【過去の俺もいい事しやがるな・・・念話なんか覚えていやがった・・・ご丁寧に無意識下でも出来るようにしてるし・・・・・】」 闇炎(未来)「お前はある意味変わり者だな・・この話さえ覆せるくせに・・・」 L(未来)「お二人とも何言っているんでしょうか・・・」 じじゅ(未来)「さぁ?」 たつ「~♪【お前が教えてくれたんだろ、龍!】」 龍「【俺はそんな御人よしな事はしないぞ、お前が勝手に俺の手紙読んだんだろ!】」 闇炎「どうかしたか?たつ」 たつ「ん?ちょっと酒が飲みたくなっただけだよ・・・」 -- (たつ) 2010-01-19 21 54 50