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自治体の基金 2011年完全にゼロに 自治体の基金 2011年完全にゼロに2 自治体の基金 2011年完全にゼロに3
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三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)による自治体公共事業予算の搾取について 三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)による自治体公共事業予算の搾取について三菱電機インフォメーションシステムズによる血税の搾取 MELIL/CS (ASP版) 導入図書館リスト 三菱電機インフォメーションシステムズによる血税の搾取 東京都中野区の事例について,高木先生と森区議の会話 岡崎市立中央図書館事件 市議会議員と高木先生の会話 MELIL/CS (ASP版) 導入図書館リスト カーリル様が把握しておられた,MELIL/CS ASP版リスト および,ご協力頂いた皆様からのご連絡にもとづくリスト 愛知県岡崎市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.library.okazaki.aichi.jp 千葉県酒々井町 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.tosyokan.town.shisui.chiba.jp 福岡県太宰府市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.library.dazaifu.fukuoka.jp 岐阜県可児市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.tosyokan.kani.gifu.jp 岐阜県瑞浪市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //library.city.mizunami.gifu.jp 広島県府中市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www-lib.city.fuchu.hiroshima.jp 北海道石狩市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.ishikari-lib-unet.ocn.ne.jp 北海道新冠町 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.record-unet.ocn.ne.jp 兵庫県尼崎市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.amagasaki-library.jp 兵庫県朝来市 三菱電機 MELIL/CS ASP版(入れ替え中) http //www.si-l.co.jp 兵庫県三田市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //libweb.area-sanda-hyogo.jp/toshow/ 石川県加賀市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.kagalib.jp 香川県観音寺市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www3.city.kanonji.kagawa.jp/library/ 神奈川県茅ヶ崎市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.lib.chigasaki.kanagawa.jp 神奈川県真鶴町 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www2.manazuruinfo.jp 神奈川県小田原市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.opac.city.odawara.kanagawa.jp/a_top/ 京都府長岡京市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.lib.city.nagaokakyo.kyoto.jp 京都府八幡市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www3.city.yawata.kyoto.jp 宮崎県日南市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //nichinan.uxt.cknet.co.jp 長崎県松浦市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.city.matsuura.nagasaki.jp 奈良県広陵町 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.library.koryo.nara.jp/toshow/ 奈良県大和郡山市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.yamatokoriyama-library.jp 大阪府貝塚市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.city.kaizuka.osaka.jp/tosho/index.html 大阪府摂津市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.library-settsu-osaka.jp 佐賀県上峰町 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //lib.town.kamimine.saga.jp 佐賀県武雄市 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www.epochal.city.takeo.lg.jp 東京都中野区 三菱電機 MELIL/CS ASP版 http //www3.city.tokyo-nakano.lg.jp/tosho/ △上へ
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自治体史の目録(中世編)@wikiへようこそ 中世で目的とするテーマの史料収集を行う方法はいくつかある。 まず一般論として『大日本史料』をめくる。東京大学史料編纂所のデータベースでは「大日本史料総合データベース」が公開されており、研究対象の語句が『大日本史料』及び『史料綜覧』の綱文にあれば、検索することができる。 『大日本史料』は編纂が終わるのは、まだまだ数百年先の話になるが、該当する綱文に関連する史料にはどのようなものがあるかを『史料綜覧』では提示してあるので、その記録・文書をめくるとよい。 次は古記録をめくる。中世の記録は多く活字化されている。『大日本古記録』・『史料纂集』・『史料大成』をはじめとして『史籍集覧』や、『歴代残闕日記』などを片っ端からめくれば、複数の記録から歴史事象を復元できるだろう(知りたい日の記録がまったく残っていないということも、ありうるが。) そして何より重要なのが、古文書をめくること。事件、人物を調べるにしろ、文書論や荘園や地域史を調べるににしろ、第一次史料となる古文書の収集・分析は欠かせない。幸いなことに鎌倉時代は竹内理三先生が『鎌倉遺文』を編纂され、主要な古文書は活字化されている。その他では『平安遺文』・『南北朝遺文』・『戦国遺文』と編纂・刊行が進んでいる。 こうした史料収集をする際に、特定の地域の古文書・古記録をまとめて調べることは出来ないか。それを可能にしてくれる手っ取り早い方法が、自治体史をめくることである。特に「戦国大名の発給文書集めたい」や「某荘のことを調べたい」と考えている人には非常に重宝する史料集といえる。都道府県レベルから市町村レベルにいたるまで、様々な自治体史が刊行されている。 但し、自治体の予算の都合などもあり発行部数は少なく、特に中世は売り切れとなっていることが多い。そのため、大学図書館や公共図書館を利用し、「めくる」ことになるだろう。例えば東京都立中央図書館の3階にある地方史コーナーでは、都道府県レベルの自治体史を網羅し、利用者の便をはかっている。 このような大変便利な自治体史だが、初めて調べるという場合にはやっかいなこともある。それは編纂スタイルのバラツキである。史料の掲載を編年としているのか、家分けにしているのか、家分けとしてその家(もしくは所蔵機関など)の史料はすべて掲載しているのか。もし県史で載っていなければ、市史には載っているのかなど。先に記した通り、自分で買い集めることがなかなか難しい自治体史は図書館で利用することが多い。そうであれば、図書館で閲覧する前に知っておきたい(そしてめくる時間を多く取りたい)と思うのは必然である。しかしインターネットで検索しても、すべての自治体史の詳細情報は載っていない。 そこで今回、研究するための工具として自治体史の中世の刊行状況・目次などをwikiで制作した。どの史料がどこに載っているのか、またどちらの編纂が新しいのか等の情報を提供し、研究の一助となればと思う。 野村朋弘拝 このwikiでぱ参加し、目録・情報を増補して下さる方を募集しています。 現在の参加者は野村朋弘・石井伸宏・角田朋彦(参加順)です。 参加をご希望される方や、情報や間違いなどをご連絡下さる方はこちらからご連絡下さい。
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第3回オフ会 大分県臼杵市 後藤國利市長の講演MEMO 「『臼杵』に夢中の市役所づくり」~なぜ、短期間に市が変わったか~ 日 時 1 平成15年11月28日(金)17:30~19:00 2 平成15年11月29日(土)10:00~12:00 場 所 1 臼杵市ふれあい情報センター 2 丸毛家屋敷 1日目 講和 質疑応答・意見交換 2日目 講和 質疑応答・意見交換 オフ会・講演会の風景 <講話1> ・臼杵市は変わったと自負している。 ・財政再建をやりながらも、CATV、まちなか賑わい施設、子供図書館などのハード整備も進め、潤いのある町並みの評価など市民が評価してくれるようになった。 ・合併問題説明会にも出席者が少ない。市民が安心してくれていると思われる。 ・今後の課題は、より市民との協働だと思っている。 ・職員の有志が始めた竹宵祭も7年目を迎え、5万人が参加する東九州を代表する祭りに成長しつつある。 ・今まで補助金を活用して祭りを実行していたが、補助金削除のため実施が危ぶまれた。そのため恒例の花火大会を中止した。市民からの反対が出る心配があったが、逆によほど財政が逼迫しているのだろうと市民が寄付を集めて実施できた。また市民自ら行動を始め「この企画は私がやった」と自慢するように変わった。 ・臼杵市役所は変わった。挨拶が行き交うようになり、電話の対応も感じ良いと喜ばれている。クレームに対する行動が格段に早くなり、市民から「早いね」と驚きとともに感謝されるところから自信が生まれてきている。 ・大部分の職員が精鋭化しているが、全員が精鋭化しているわけではない。1/3はよく理解、1/3はついてきてくれるようになった。残り1/3は照れくさがっている。横を向いている人も何十人かはいる。 ・デビューしたばかりの俳優も見られることによって次第に磨かれていくように、市の職員も市民の目を意識して磨かれてくる。 ・「市役所が変われば市が変わる」が市長選の公約だ。「市長は市民の回し者」は市役所に入った頃の言葉。「悪いことをすれば平気で市民にチクルこともやりますよ」 ・私は臼杵に首ったけである。夢を持っている。職員も同じ思いを持った同志である。自分の夢を実現しようとする「カリスマ職員」が次々と登場したことが私の自慢である。 ・ユニークな採用試験「夢中人募集中」を行っている。一緒に夢を見れる職員がほしい。カリスマ職員に一緒に「人となり」を見てもらっている。縁故では採用しない。 ・自分の得意分野を登録してもらい、それについての作文と筆記が一次試験。実地試験もやるが、そのでき具合が採用を決定するわけではない。夢中になれるか、熱中できるかで判断している。 ・特技の実地試験で、自転車を庁舎に持ち込んで「ここは自転車に乗るところではない」と降りて押してきた人は合格になったが、汚れたタイヤのままの自転車を持ち込んで乗った人は採用されなかった。 ・若手の活性化した職員を活用するように反響のある仕掛けを考えている。政治活動で組合をしている人は別として、組合活動をしている人は人の世話を大切にする人が多い。 ・同じ「改革」でも「縮める改革」はニセモノだ。形式的で職員を萎縮させる。否定的なものに未来を切り開く力はない。「伸ばす改革」は、実質的で、自由闊達で、全方位的で、建設的でホンモノである。 ・ニセモノの改革の構図は、前例・先進例・マニュアル等を前提として、事務局やコンサルタントがまとめた答申を審議会が答申として追認し、人・モノ・組織の削減や限定的な改革をアリバイ的に行うものだ。 ・真の改革の構図としては、「改革の三種の神器」(勇気・イメージ力・ こころざし)を前提として、成功のホウ・レン・ソウ(方向付・連携・協働・総括)によって「実行の三大ポイント」(PLAN・DO・CHECK)を行い、「3つの壁」 (人・モノ、仕組み、こころ)を打ち破ることである。 ・大分県の行財政改革委員会のメンバーになっているが、定数の削減だけを打ち出しているだけでは県民の目からの視点が感じられないと言った。 ・カエルはゆっくりと茹でられると状況変化を感じない。変化への意識を敏感にして、変化を感じればすぐに行動しなければならない。何もしなければ、そのまま茹でられるだけである。大事なのは、自覚して飛び跳ねることである。行動を起 こさないことには状況は変わらない。 ・行政改革3点セットを入れ替える必要がある。「シーリング」を「残高シーリング(人・モノ改革)」に、「定数削減」を「しくみ改革」に、「機構改革」を 「意識改革」に変えることである。 ・改革三種の神器は、「勇気(ハラ)」「イメージ(夢)」「こころざし(信念)」である。 ・こころざしとは、本当に大切なものを見極め、どんなにつらくとも信念をまげないことである。英語ではLittle Money(人は金だけのために生きるに非ず)である。チャップリンの映画”ライムライト”で踊り子の「人生に必要なものは」の問いに答え「Courage、Imagination、Little Dollar」と言っているが、Little Dollarを「少しの金があればいい」と解しているが、これは「人は金だけの為に生 きるに非ず」が正しい。 ・勇気(ハラ)づくりは、①見る、調べる、検証する、知る。②隠さない、知らせる、変更する、止める、断る、捨てる、撤退する、壊す、誤る。③一人になっても、自分を信じる、苦労を覚悟する、反対を説き伏せる。④決断する、決行する、甘受する。 ・くさいものに蓋をしないこと。決断、決行し、人の批判を甘んじて受けることである。 ・イメージ(夢)づくりは、モデルがあれば描きやすいがモデルがなければ難しい。 「ブレイクスルー」の考え方は、中京大学の日比野教授の指導を受けて大変役に立っている。 ・無心になることがイメージトレーニングではない。本物のイメージトレーニングは球を打つ姿を思い描くことである。 ・本当に大切なものは説明できないものである。 ・現場に求められる「ホウ・レン・ソウ」は「報告・連絡・相談」だが、改革に求められる「ホウ・レン・ソウ」は「方針・連携・総括」である。 ・改革は、85点を目指すのがよい。”勢いもし使い尽くさば禍必ず至る””福もし受け尽くさば縁必ず孤なり” 規矩もし行い尽くさば人必ず繁とす “好語もし使い尽くさば人必ず安んず”など仏果禅師の言葉で説明を受ける。次の改革に繋げ るためのコツである。 ・完璧主義は無理が生じる。途中段階での適度な達成感が極めて重要である。 ・何もかも成功するわけではない。イチローも3割で褒められている。欲張らずほどほどに、決まりをきつくしすぎず、いいことも言いすぎてはいけない。 ・ホンモノの改革だから全方位である。 ・財政改善(予算は余産):財政指数を変えようとしても変えれるものではない。心を変えれば自然と良くなる。バランスシートを取り入れた。 ・予算を余らせても恩典は与えてない。職員は予算を余らせるのを楽しんでいる。 ・生涯現役(ヘルスアップ):国民健康保険事業会計を悪化させないための取り組み。健康課とオムロンが“電脳歩数計(万歩計)”を開発。有酸素運動量である“しっかりウォーク(10分間以上継続して歩く)”を計測でき、データーを保存することのできる機能を開発。成人病の予防に役立てている。 ・心の教育:教育長は全国PTA連合会会長をしていた方(お坊さん)にお願いして、子供図書館などユニークな取り組みをしている。 ・給食(HACP、給食畑)、環境(屋根型処分場)、その他いろいろ他都市では見られない取り組みが紹介された。 ・臼杵市は味噌の産地であり大きな味噌屋が三つある。そのうちの一つが手前みそである。(ユーモア 笑) <質疑応答・意見交換1> Q)市長は2期8年しか勤めないと公約されているが、後継者を育成しているか。 A)考えていない。自然と現れるだろう。 Q)改革への抵抗は強かったか A)”市長の給与3割カット”を公約としたが、議会にかけると反対を受けるので、就任後すぐに専決処分した。議会から「議会を開く前に専決処分するとは何事か」 と問われたが、今はうまくやっている。 自民党県連にもいたので、組合は苦手だが、昔、セメント工場誘致反対運動で地区労もよく知っていた。初登庁時、職員への挨拶の時間を就業後の17時10分にすると申し入れ、改革に対する理解をもらったことがよかった。組合は手ごわい反面、大きな力を持っているので一緒に頑張っていきたい。味方を増やすことが重要である。 Q)自治体を渡り歩くプロ職員への考え方は? A)まだ時期尚早ではないか。法律環境がそれを許さない。現在いる職員が成長することで人材確保できると考えている。 Q)改革を続けていくことで大切なことは? A)改革そのものが自己目的化してはいけない。みんなが楽しくやれるよう、盛り上がる雰囲気が大切だ。また、あきらめることなく小さなことを積み重ねることだ。 Q)臼杵市ぐらいの規模の自治体だから改革がやりやすいという声もあるが、大きな自治体との違いは何か。 A)大きな自治体は人数が多いので優秀な職員がいる反面、安住意識が高い。変わらなければならない。我々は危機意識が強い。こうした意識を持ちつづけることも重要である。 <講和2> ・戦略と戦術を組み合わせながら改革を進めていく必要がある。 ・戦略とは、仕組みを知り仕掛けを作ることであり、戦術とは仕掛け成功の作戦のことである。戦略を立てるには空から見ることも大事である。 ・仕組みを知るためには、広い知識・豊富な経験・第三者的な冷静な観察力が重要だが、何よりも理解しようとする意欲が大切である。 ・仕掛けづくりの要点は、キーマン・キーポイント・動機づけである。 ・戦いに勝つためには味方を増やすしかない。そのポイントとして、1対1の戦いを制するためには適当な敵を常に持つこと、人望のある味方を増やすこと、偏った味方を持たないことである。無色透明の敵が一番困る。 ・今、「うすきいろのカボス」のことで頭がいっぱいである。緑色でない黄色いカボスを臼杵のまちのまちおこしの起爆剤にしたいと考えている。 ・カボスの皮を使ったチョコも「Usukiチョコ(ユー 好き チョコ)」として売り出していきたい。クリスマスツリーとして日本一高い樅の木のツリーをバレンタインまでに飾り、 恋人たちが臼杵を訪れる起爆剤にしたい。 <質疑応答・意見交換2> Q)市町村合併の認識は? A)合併しないと市町村はやっていけない。どうせ合併するなら人に相手を押し付けられるより一緒になりたいところと引っ付きたい。と言うのもこれから大変な 時期に苦楽を伴にしなければならないからである。 Q)職員への成果主義導入の是非は? A)民間も含めて成果主義には懐疑的である。成果の測定が難しいためである。数字に現れなくても組織に貢献している人の存在意義も感じる。その人がいるだけで落ち着くような職場もある。 Q)給与体系はどのようになっているのか? A)大分県下でラスパイレス指数が最も高い。高卒も大卒に合わせた同じ給与体系となっており、昇給は、課長職になるまでは完全なワタリとし、昇格とは無関係な給与体系をとっている。 Q)抜擢人事はどうか? A)出世の方に目をやるよりも、仕事に関心を集中してほしいと思っている。現に、臼杵市の職員はそんなことをしなくとも仕事に頑張ってくれている。人は労働条件のことだけを考えて仕事をしているわけではない。 Q)市民の役所への評価や意識は変わってきたか? A)変わってきたと感じている。市職員を揶揄する枕詞がなくなった。市民の意識の変化を表す言葉として市役所のことを「市役所の奴らは」から「ようやっちょる」になり、「俺たちもやろう」になってきた。職員がベストを尽くしていれば市民に自信をもって接することができる。感謝の声も聞く。祭りも自主的に開催してもらえるようになった。協働は課題である。住民にお任せできる分野があると感じている。 Q)企業再建と自治体再建はどちらが難しいか。また違いはあるか。 A)もちろん自治体再建の方が容易である。企業は売上を確保しなければならないが、自治体は税金という便利なものがあるので、身の丈で業務をやれば続けられる。財政再建の要諦は、収入に応じた自治体運営を実現するということではないか。それにしても、これから5年間で、収入は半分以下になるので、それに合わせる対応が必要である。 Q)地域経済の浮揚に実を挙げたか A)よくわからない。造船業が好調なためあまり苦情をきかない。 Q)市長の人生の節目の中で、市役所改革を志すにあたって影響を与えた経験は? A)私の人生経験の中で2つの事件が行動原理に大きな影響を受けている。1つは、中学の時にあまり準備もせずに生徒会の選挙に落ちた時にショックを受け、悔いが残るようならば、最善を尽くそうと考えるようになったことである。2つ目は、昭和45年頃セメント工場の誘致の話があり、問題意識は持っていたが傍観姿勢をとっていたところ、ある方から「あなたはセメント工場が出来て起こる問題点を知っていて、また臼杵市民であって何もしない。それでいいのですか」と 言われて頭をガツンと一撃受けた。その足で本屋に飛び込みセメントに関する本を全て買って、反対運動を起こしたことである。 Q)市役所の職員の態度に対する非難についてどう思うか? A)何といっても態度の悪い職員には、意識の高い職員が一番腹を立てている。一方で、極端な非難にはくみしない。非難されて当たり前の行動は、職員の思い上 がり以外の何物でもない。 Q)市民の苦情への対応は? A)苦情は「処理」してはならない。「対応」しなければならない。苦情対応は、市民と市役所が相互理解を進められる好機である。臼杵市の職員は、下を向くことなく苦情に立ち向かっている。自分たちに自信を持つ事ができるようになった証左 ではないか。   <オフ会・講演会の風景> 平成15年11月28日、臼杵市にお邪魔し第3回目の 講演会&・・・様々な体験をさせていただきました。 今回の目玉行事の一つ「トイレ掃除研修」です。 臼杵市の職員研修の皆さんと合同で行いました。 いよいよ出陣!有志の会にも緊張が・・・・ (於:臼杵市民球場) 今回は、臼杵市後藤國利市長に、「臼杵」に夢中の市役所づくり、 と題し講演して頂きました。(於:臼杵市ふれあい情報センター) 翌日、丸毛家屋敷にて後藤市長と意見交換会を持ちました。 参加者の皆さんです。(数名がお帰りになっておられます。) 第3回を迎えたオフ会&講演会ですがますます充実した内容になって きまました。今回は二日間にわたり後藤市長を始め臼杵市の皆さんに 大変お世話になりました。ご尽力頂いた方々に厚く御礼申し上げます。
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図1 「自治体広報戦略」模式図
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ネットワーク等一覧 <地域限定ネットワーク> 滋賀チョウチョの会 愛知県勉強会(?) <広域ネットワーク> 自治体職員有志の会 地域へ飛び出す公務員ネットワーク <テーマ特化型グループ> 一国多制度推進ネットワーク
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がれき受け入れ自治体、仮置き場を視察…宮古 http //www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20111118-OYT1T00578.htm?from=popin 東日本大震災によるがれきの受け入れを検討する31自治体の関係者約50人が18日、岩手県宮古市の仮置き場を視察した。 東京都が2日から受け入れを始めた現場を実際に見てもらい、放射能汚染への不安を解消してもらおうと、環境省が意見交換会と併せて企画した。 関係者は、高さ5メートル以上にわたってがれきが積まれた同市藤原ふ頭の仮置き場を視察後、市と都による広域処理について、担当者から説明を受けた。 質疑応答では、自治体担当者から「夏場の臭いは心配ないのか」という質問に、岩手県の担当者が「夏場は臭いがかなりあったが、既になくなってきている」と答えた。意見交換会終了後、北九州市の職員は「安全はある程度、確保されていると勉強になった。あとは住民の不安を取り除くため、自治体として説明していく努力をしたい」と話した。 (2011年11月18日12時57分 読売新聞)
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3 事例発表 (1) 自治体におけるコンピテンシー制度の導入/高知県 夕部 雅丈 1.はじめに 土木技術者で工事検査専門職であった私が、5年前に自治研修所の所長を命ぜられました。所属長研修を行っていましたが、ある課長はずーっと5日間の研修期間中寝てました。これでは、ダメだなと思い、税金で研修をするからには、効果的なものにしようとしました。まずそこでやりましたことは、これまで行われていた12の階層別研修を、3分の一の4階層(新採用、係長、補佐、課長)に縮小し、研修期間も1週間から4週間行われていたものを僅か1日としました。その代わりに、基本的な研修は職場研修指導者を養成し、職場で日常的にやっていただくことにしました。そして、研修をやって人事を行う、人事と研修の連携を考えました。職についてから実施する階層別研修に代え、職に就く前に研修を行い、能力証明された者を当該職に就けるという、人事と連携した研修に構造転換をしました。この能力測定をするためにコンピテンシーを導入しました。 2.コンンピテンシーとは何か? コンピテンシーとは能力のことです。ですが、これまで能力測定で使われてきましたのは、学習したものをどれだけ習得しているかを測るための「知能指数」と呼ばれるIQでした。IQは100年前にビネーという人が、フランスの軍隊を強くするために開発したものです。これに対して「心の知能指数」などと言われていますEQを中核としたコンピテンシーが1970年代に、アメリカの国務省で誕生しました。それは、高い成果を上げてきた外交官は、IQよりも自分の感情を知って、それを旨くコントロールし、相手の気持ちを察して共感しながら、いつもプラス思考で信念を持って取り組んでいることが分かったからなんです。EQを中心にその職務を遂行するうえで必要となるコンピテンシー、すなわち能力要素を定義しまして、そしてレベルを5段階くらいに分けて表示し、その人がどのレベルにあるかという能力要件を測定できるようになりました。 このコンピテンシーは、日本では97年武田薬品が、99年富士ゼロックスが導入し、その後資生堂、花王、アサヒビールなど、大企業は勿論のこと、中小企業までものがどんどん導入をしているところです。 3.自治体でコンピテンシーを導入および作成をしているところ 現在私が把握していますのは、99年に静岡県、01年宇都宮市、三重県、神奈川県、大阪府、高知県、02年豊中市、東京都、03年岸和田市、岩手県、04年加賀市、長野県、佐賀県(作成中)、伊勢市など15自治体ではないかと思います。その使われ方も、賞与や人事考課、育成、登用、配置、キャリア・デザイン研修、総合人事システムとしてなど、様々な使われ方がされています。 4.高知県のコンピテンシー・システム 高知県のコンピテンシー・システムの目的は、住民の価値を高める視点を常に持ち、仕事の出来る人材を育成・登用していくこと」、と「住民の価値を高めるゴールを設定し、そのゴールに向かってプロセスを設計し、着実に成果を上げていける能力を身につけてもらう」という、この二つです。 財政状況などから変革型に特化しているところ特徴があります。 5.能力要素 高知県のコンピテンシーは「これからの県庁の使命を果たすために必要な変革型リーダーの行動能力」として、10の能力要件項目を決めました。その項目は、「倫理」をベースにして、顧客である住民の価値を高める仕事をしていく「県民本位指向力」、そのために「リーダーシップ」を発揮して、県民や職員と「コミュニケーション」をとりならが、職員の自己実現も意識し「職員満足度向上」に努め、「現状を打破する企画(ブレイクスルー思考)」をして、企画および実践のための情報を集めることのできる「情報指向力」があり、その仕事を「プロジェクト・マネジメント」として「危機管理」をしながら、「プロセス思考」で進めていくこととしました。 6.コンピテンシー・レベル 高知県のコンピテンシーは、変革型に特化して使っています。レベル0は「従来行動をしており、変革の意識がない」。レベル1は「人が変革を言えばやれるという、変革受動行動」です。レベル2は「変革を提案している」です。レベル3は「変革達成行動」で、課長職としての期待レベルです。レベル4は「変革主導行動」で、これがあれば、副部長、部長コースが開けているということになります。レベル5は「革新創造行動」で、すぐに大企業の課長・部長を務めることができるレベルになっています。 7.評価結果 コンピテンシーの高い者は、どの項目も高い得点を獲得しています。低いものは、危機管理能力がことのほか低く、なんにも心配していませんから、情報を取ろうとなどしません。また、新しい概念であるプロセス思考やプロジェクト・マネジメントなどの得点が低くなっています。 それから、実践企画書の評価得点とコンピテンシーの総合得点の間には、一定の相関関係があります。 高知県では、変革型リーダーとして必要な能力要件を10項目定義しました。そして、手挙げ式で応募を募り、6科目について1日1科目の割合で1週間の講義を行います。そして職場で3ヶ月かけて行ってもらう事務改善の実践企画書を提出してもらいます。企画書は、講義がどれだけ理解されているか、自分が3ヶ月のリソースを与えられて中で、顧客の価値が高まった状態として「成功の情景」というゴールを定めてもらい、そのゴールに確実に到達するプロセスを設計してもらって実践に取り組んでもらうようにしています。 最後に外部評価者1人を含む4人の評価者の前で、実践内容を20分間プレゼンテーションしてもらい、評価者と40分の質疑応答をして、評価者がコンピテンシー・レベルを確定し、一定のレベルに達している者は、係長や課長に登用・配置されます。 8.効果 これまで50歳で課長になっていたのが、10歳ほど若い課長が誕生しています。そして、このことにより、これまでの加齢序列的な人事がなくなり、本当に変革を進めていけることのできるリーダーに率いられた組織として脱皮できることになると思っています。 9.おわりに コンピテンシーの高い者が実践しますと、数々の感動的な話が生まれています。取り組んだメンバーが感激し、仲間の会を設けたり、県庁全体にその取り組みがひろがったり、これまで不信を持っていた県民が、逆に県職員に対して信頼を寄せるようになったりしています。 逆にコンピテンシーの低い者が実践しますと、直属の部下からも協力してもらえないという現実があります。この者には、これまでいかに職権で仕事をさせていたのかに気づいてもらい、できるだけ多くの者から協力の得られる仕事の仕方や、人との良い関係をこれから築いていただけたらいいのになあと祈っているところです。 今年で4年目、まだまだ、このシステムもヨチヨチ歩き状態ですが、受講生は受講してよかったと言ってくれていますし、やっと成果が出始めたところです。これからはメンター制をさらに充実し、Eラーニングと補助教材の充実を通して、システムの高度化を図っていこうと考えています。 (2) 自治体コールセンターの取り組み/札幌市 北川 憲司 これまで役所は役所の都合でサービスしていた。一方的にサービスを提供して、財政が悪化したら役所の都合でサービスを削減する。これは、非常に市民からしたら迷惑な行政。 市役所が市民に体を向けなおす時期がきているという認識で、札幌市でのコールセンターの経験をお話します。 コールセンターのサービスは簡単に言えば、電子申請の電話版とみればよい。 あなたのまちの人、あなたの役所の困っていることは何ですか?この簡単な問いで、問題解決のサイクルをまわすことが大事。CRMは経営方針そのものである。 最近、協働・パートナーシップ・住民自治などとよく言われています。その前提は、市民から信用される市役所に関係を改善すること。パートナーになってほしいというのは、「結婚してください」といっているようなもの。いままで話を聴かなかったのに突然信用してくれるわけがありません。CRMは、市民の問題解決を共有していくための恋愛期間だと思っている。 自治体の経営状況のひとつに団塊世代の大量退職がある。札幌市においても、今後10年で三分の一以上の6400人が退職してしまいます。その補充は全員分はできません。ベテランのナレッジの維持、少ない人員でいかに役所を回すか、が課題。 この例では、皆さんどっちがよいでしょうか? 市民から、コールセンターに問い合わせがありました。すぐに解決して400円のコストがかかりました。市民もすぐに解決して、満足度があがりました。 市民から、市役所に問い合わせの電話がありました。「それは、どこが担当課か調べますので、しばらくお待ちください。あ。分かりました、○○課です。電話をかけなおしてください。・・・・。○○課ですが、今日は担当者が不在です。また、後日改めて、電話します。」これで、市民は怒ってしまいます。クレームが出ました。クレームを担当する課が、該当する課に経過の報告を求めます。担当課が経過を文書にまとめて部長決裁をもらって、クレーム担当課に文書で回答して、それを市民に回答します。 コストは6000円、市民の満足度が下がりました。貴重な職員の労力をどこに注力すべきか?高度な業務に特化した運営形態へとするでしょう。 お役所仕事の防止、電話中心のサービスで、障害者、高齢者にもサービス可能、ナレッジの共有化ができる。 アウトソーシングにより、産業振興、雇用創出の相乗効果もある。安価で良質なプロのサービスをアウトソースできるようになった。 相談のマルチチャンネル化により、携帯のメールなどでも相談可能になった。また、税の初期督促なども可能、多機能のコールセンターにしたい。総務省には、全国に呼びかけて3桁番号になれば最高である。もし導入を検討したければ、私が皆さんのコールセンターになるので、ぜひ声をかけてほしい。 (3) 『自治体DNA運動の取り組み』(一成果としての1/2委員会)/福岡市 秋吉 誠 【イントロ】 ◇博多といえば「からし明太子」。明太子はスケトウダラの卵から作られる。スケトウダラを韓国語で「メンタイ」と言い、その卵だから「明太子(めんたいこ)」。 ◆今や自治体の間で、博多といえば明太子と並び称されるぐらい有名になった福岡市の「DNA運動」。 ◇いずれも発祥は、海の向こう。スケトウダラはオホーツク海・ベーリング海・アラスカ海が漁場であり、DNA運動は、アメリカのデビッド・オズボーンさんが提唱された『行政革命』が発端ですから、太平洋を越えてきたわけです。 ◆余談ながら2年前の2002年8月29日に福岡市がオズボーンさんを招聘して、DNA運動についてプレゼンテーションも行った。 【DNA運動】 ◇P36から福岡市の「DNA運動」について書いています。 ◆"DNA運動"とは、すべての職員が自らの仕事の価値と意味を認識し、課題を見つけ自ら解決に取り組む運動。市役所の隅々まで活力の溢れる組織風土・やり甲斐のある職場づくりを目指しています。 基本的精神は「できる、納得、遊び心」。課などの単位で自主的、自律的な運動として取り組むもので、画一的な結果を求めるものではなく、より良い方向に向かう取り組みのプロセスを重視します。 ◇「DNA」という言葉は、職員によるベストブラクティスチームが考えついた。 D:「できる」から始めよう。できない、しない理由から探さない。 N:納得できる仕事をしよう。市民の納得を自分の納得に。 A:遊び心を忘れずに。ガチガチな考え方や対応でなく、ゆとり、人間らしさ、明るさを持って取り組もう。 そして、ベストプラクティス(優れた取り組み)を認め、共感・共有し、広めることで、継続的にレベルアップしていきます。 ◆平成10年の福岡市長選挙において、現職3期連続当選の桑原敬一市長を破って、山崎広太郎氏が当選。福岡市にとって、戦後初めての政変であった。 ◇翌年8月。市長公約に基づき「サービス精神と経営感覚に立脚した新たな自治体経営」検討のために外部委員会『福岡市経営管理委員会』を設置した。 ◆委員会のメンバーは、JR九州の会長だった石井 幸孝(よしたか)さんを始め7名で、後でコーディネーターを務めていただく、関西学院大学の石原 俊彦先生も、そのお一人です。 ◇私も助役から「お前の仕事の半分以上はこれに当たれ」と言われて事務局側として参加したが、委員会はまさに初期の高速道路民営化委員会を彷彿とさせるような全然シナリオのないバトルだった。 ◆一例を挙げると課長7名から構成されるプロポーザル委員会で、全職員からアンケートをとった4000件の中から「青・黄・赤」に分類した。青:今すぐ実行可能、黄:検討が必要、赤:法律等制度的に無理。8割は青であったが、皆が赤だと思い込んでいた。この"やろうと思えば出来る"という壁を越えることが一番難しい。 (1)DNA運動の全体像は、P37に示している9個の箱で表れており、これを全部やっていって、最終的には右上の『コミュニティの自立経営』につながるように、やっていきましょうね、という話です。ところが残念ながら、本来はこれ全体が『DNA運動』であるのに、左下のDNA運動だけがクローズアップされてDNA運動=事務改善運動として捉えられたため、段々段々尻すぼみしていったというのが現状です。 (2)P39から42に「DNA計画実施の成果」について詳しく書いています。なぜこういう細々したものまで載せたかという、「こういうこともやれるのか」ということを皆様に知っていただきたいと思ったからで、後でみていただければ、と思います。 (3)P38の(3)に「DNA運動の拡がり」のところで、"DNAどんたく"のことを書いています。"どんたく"は元々"ゾンターク"というオランダ語に由来するもので、"お祭り・祝日"という意味です。「DNA運動」を推進するため、各局におけるDNA運動の発表の場として、設けられているものです。平成13年2月に第1回が開催され、以後DNAどんたくは幹部・上司・同僚が「活動と努力を認めて、褒めて、励ます」会として定着し、毎年2月に開催され、現在までに4回実施されています。 このような動きは、全国の十数カ所の自治体に飛び火して、後でパネリストをお願いしている尼崎の白井市長さんの所では、"YAAるぞ運動"、名古屋市さんでは"名古屋カップ"などとして展開され、本家本元よりも凄いんじゃないかなという気がしています。 【1/2委員会】 DNAの成果の筆頭に書いてある「1/2委員会」は、私が直接担当したものです。 (1)『1/2委員会』の成果 清掃工場の定期修理費用の前年度比50%削減を目標に、リエンジニアリングの手法で業務を見直 した結果、大幅なコスト節減を達成し、2002(平成14)年2月議会で310,000,000円を減額補正した。平成13年度の第2回「DNAどんたく」において『ベストDNA賞』を受賞 (2)現場主義の徹底(パートナーシップ の強化) ◇顧客とは誰か? →いきなり市民では遠すぎる部署が多い。 工場整備課→清掃工場職員→市民〈後工程はお客様〉 清掃工場の皆様を通して初めて市民が見えてくるのではないか ◆情報格差の解消 →本庁が持っている情報を積極的に開示することを最優先 ◇意識のバリアフリー →本庁がエライという意識の払拭 ◆"ご用聞き"→現場の実状を知るため、こちらから出向いていって「どういう問題があるんですか?」「何が困ってるんですか?」「どうしたいんですか?」ということをかなり膝詰めで聴いていきました。 (3)当時の状況 ◇福岡市が処理している可燃ごみは、右肩上がりで増えていた。 ※現在、全国のごみの伸びはほぼ横ばい、決して減ってはいない。この状況は、昭和50年代の後半とよく似ている。景気の回復基調が見られれば、ごみは急増する恐れもある。 ◆修繕料も、右肩上がりで増えていた。 特に平成6年度(1994)くらいから急激に増えていたが、財政課もごみ処理を優先させるため、バンバンお金をつけた。 ◇私は、長年、廃棄物処理施設の建設・維持管理に携わってきていて、このまま予算が膨らむのは非常にマズイと感じていた。 (4)発想の転換 ◇ 定期点検修理というのは、年に1回やるんですが、今まではお金があるから、3億円予算があったらキッチリ3億円使っちゃう、ということをやっていたわけです。極端に言う、分解しなくてもいいような機械までどんどん分解しちゃう。機械は分解すれば調子が良くなるかという、そんなことはない。かえって具合が悪くなる場合もある。ならば、そんな予算は使わないで、不要不急な機械は壊れた時に替えればいいじゃないか、という風に考え方を変えたのです。 ◆ だから予算を半分にしよう、と考えたわけです。もちろん、いきなり言い出したわけじゃありません。そんなこと言ったら「バカだ」と言われるだけで、誰も相手をしてくれませんから、「まず考え方を変えましょうよ」と言ったわけです。 (5)徹底した権限委譲 ◇本庁が色々やるんじゃなくて、「現場の人が考えて下さいよ」、「あなた方が一番分かってるんでしょう」だから、現場でどんどんやって下さい。今まで本庁で取り仕切っていた、予算要求→設計→工事発注→監査を原則として現場に任せるわけです。 ◆ この時、面白かったのは現場の上の方の人達は、すごく嫌がった。権限委譲なんか本音では、誰だって嫌なんです。責任が伴うから、そんなことはしたくない、というわけです。 ◇若手の職員は、やる気があるので、工場長からヒラの職員まで全員入れた中で、議論をした。そうすると工場長も反対できないわけです。それで実行しちゃった。 (6)「1/2委員会」の実績 ◇西部工場の焼却炉定期修理で、対前年度比35%マイナスを達成! ◆3工場全体で、対前年度比20%削減に成功。 ◇予算総額15億7千万円に対して、3億6千万円の削減。 ◆計数整理を行い、3億1千万円を予算の減額補正を行った。 (7)"バカの壁" ◇部長連中は、過激なパフォーマンスを恐れている。「DNAどんたく」で3億6千万円の削減というような具体的数字には、言及しないことと釘を刺された。→発表では、3億円の宝くじ程度という表現にした。 ◆「1/2委員会」という名前が生意気だ、と言うわけです。「効率改善委員会」あたりの無難な名前がいいんじゃないかという意見が強かったが、断固押し切りました。 ◇減額補正することに対しても、強い抵抗感があった。 ◆従来の発想では、市議会から見通しの甘さを指摘される恐れがあった。 共産党の議員さんから、「元々の予算査定が甘かったのではないか、以後注意するように」との発言がありました。まぁ建前論ですから、「ご指摘の点を踏まえて、以後注意します」と答弁すれば、何と言うことはない場面です。ところが、日頃から予算執行については厳しい質問をされるT議員が、「ちょっと待って欲しい。職員が必死になって予算を削減したことは大いに褒めるべきではないか。今のような発言では、二度と減額補正なんか上がらなくなってしまう」と発言されたのです。委員会で議員さん同士が議論するというのは異例なことですが、その場の雰囲気は「もっともだな」という感じで我々のことを肯定していただきました。 【『1/2委員会』から見えてくるモノ】 (1)「1/2委員会」のその後 ◇私が平成14年度に職員研修センターへ異動。 ◆平成15年度より「1/2委員会」を「技術調整会議」に名称変更。こうなると大体、腰砕けというのが分かりますね。 ◇人事異動等により工場の技術力が低下し、メーカーの言いなりになって定期修理金額の削減が見られない。 ◆ 工場の自主性に任せていると、工場間のバラツキが出てきているので、平成16年度から工場整備課が各工場の指導を強化する。 ◇なぜ、後退してしまうかと、常に旗を振ってやかましく言う人間がいないと、皆「やらなくても、いいかなぁ」と思ってしまう。 (2)DNA運動の現状(P44) ◇職員のアンケートでは、「もうDNA運動なんて止めてくれ!」という意見は根強い→改革疲れ ◆市議会議員さんからは、「全てが中途半端だ」という意見がある。→身近な例では、"見やすい名札"の不徹底、"電話に出たら自分の名前を名乗ろう"という運動もなかなか進んでないじゃないか。 ◇私は17年前から、こういう"見やすい名札を作る会"会長をやっている。会員はゼロだけど、賛同する人は増えてきて、区役所や交通局など徐々に色々な職場に拡がっているが、まだまだ半数以下しかつけていない。 ◇デビッド・オズボーンさんに「1/2委員会」を説明した時も、「それだったら、ボーナス出たの? 昇任したの?」と聞かれた。そんなことないよ、と答えると、「そんなことで、どうして続くの?」と非常に不思議な顔をされました。そういう意味で、 "やる気を持続させる仕組み"に乏しい。 (3)DNA運動の展望 ◇今年度から市長は、DNA運動の最終目標である『コミュニティの自律経営』に取り組んでいます。 ◆ 福岡市は,本独特の制度として昭和28年から半世紀にわたって続けてきた非常勤特別職である町世話人制度を,3月いっぱいで廃止しました。新たに,自治会や町内会,各種団体で構成する「自治協議会」というものを作って、住民自治をどんどん高めていこうとしています。 ◇結構混乱も起こってまして、上手くいくかどうか分かりません。市長も政治生命を賭けて、住民がやるべきことは住民がやるんだ、市民と言ってもお客様ではなく主権者なんだから、「ダメなものはダメだ」とハッキリ言え、と言っています。 ◆市長自身の強い意向で、今年度から市長室に「DNA課」という文字通りDNA運動を推進する組織を作りました。課長・係長・係員の3人しかいない組織ですが、本気でやっていくつもりですから、まだまだDNA運動は死んでいないわけです。 ◇「隣の芝生が青い」とは誰もが思うことです。DNA運動は、福岡市役所職員よりも他都市の方の方が、注目しています。他都市に行った時によく分かるのですが、「福岡市のDNA運動は凄いですね」と言われます。内心では、全然凄くないじゃないかと思うのでする最近よく分かってきたのは、「どうも他都市も大したことしてないんじゃないか」というのが一つ。もっと大事なのは、私がなんでこんな所でしゃべってるかと言いますと、皆さん方から我々がエネルギーをいただく、"お互いが励まし合う仕組み"が大事じゃないか、と思うからです。だから今度、皆様方の所へ福岡市職員がお邪魔した時は、「福岡市は凄いことやってるんですね」と言って欲しい。「本当は違うだろう」と思うのは心の中だけにしておいて下さい。言われた職員は、「福岡市は、そんな凄いことをやってるのか」と思って元気になるわけです。それを私は"元気のお裾分け"って言ってるんですが、そういう形でお互いに高め合うことによって、少しでもこの日本という国が元気になることを願っています。 「4 パネルディスカッション」に続く
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自治体問題研究所が、2011年4月22日に発表した提言。 110422はじめに 110422Ⅰ 今回の災害の特徴と復興への基本的視点 110422Ⅱ 復旧・復興過程において留意すべき要点 110422Ⅲ 具体的提言
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第2回オフ会 開催案内文 講演概要 オフ会風景 開催案内文 1.講演会 ●日 時:平成15年8月29日(金)16時00分~18時00分 ●場 所:西宮市大学交流センター 第1講義室 TEL.:0798-69-3155 URL:http //www.nishi.or.jp/~daigaku/ ●参加費:実費を人数割でご負担いただきます。 ●講師:尼崎市長 白井 文氏 ●演題:「(仮題)これからの行政のあり方と求められる自治体職員像」 ※白井市長のご略歴は以下のとおりです。 昭和54年 4月 全日本空輸株式会社入社 平成 5年 6月 尼崎市議会議員(初当選) 平成 9年 6月 尼崎市議会議員(2期目) 平成14年12月 尼崎市長就任 ※参考:尼崎市市長室HP:http //www.shirai-aya.jpn.ch/ 2.オフ会(懇親会) ●日 時:平成15年8月29日(金)18 30~20 30 ●場 所:「孤山茶屋」(阪急西宮北口駅北側改札を出て徒歩1分) (0798-64-5381) 講演概要 1 日 時:平成15年8月29日(金)16 00~18 00 2 場 所:西宮市大学交流センター 3 講 師:白井文尼崎市長 4 テーマ:「これからの行政のあり方と求められる職員像」 5 内 容:以下のとおり ・山路さんから講演の依頼を受けたとき、「何でも良いから話して欲しい」ということで気軽にお引き受けしたところ「これからの行政のあり方と求められる職員像」という崇高なテーマだったので、緊張している。 ・プロフィールの紹介があったが、企業に11年いた。18歳の時、自立したいと思い、全日空に入社した。全日空は人を大切にする会社で、「あなた方は人材(財)です」と研修初日に言われた。人員という頭数ではないという意味である。 ・組織のリーダーとして人を扱うの時に重要なのは人材(財)という誇りを与える教育である。5,6年人材教育という担当をし、その後15~20人のスタッフのまとめ役であるチーフパーサーになった。華やかそうにみえる仕事だが、コクピットと地上職との連携の場づくりが必要な仕事である。 ・乗務前のプリ・ブリーフィングと仕事の後のデ・ブリーフィングがあり、一人ひとりが目的意識に基づいて仕事をしなければならない。新人といえどもつきっきりにできないので任さないといけないが、あるとき893ハチキュウサン(やくざのこと)の団体が新人の担当になり大変だった。でもとにかく任せた限りは「やらせること」そしてトラブルになったときは「リーダーが責任をとる」ということに徹した。それがあたりまえだった。 ・組織で重視するのは現場である。なぜなら現場が利益を生み出すからだ。 ・ラインが重要であり、スタッフがそれを支える必要がある。市役所内でも市長と職員の対話研修を実施しており、ラインとスタッフの役割の見直しをしている。 ・全日空では企業内研修が頻繁で、バズセッションに始まり、終わるという感じだった。コミュニケーションと風通しの良さが重視される。 ・市長になり、市内の企業を回るといろいろ工夫をされていることがわかる。 ・たとえば、65歳定年制を敷いている企業に「どうやって実現しているのか」聞くと、人件費を固定費ではなく、変動費でみている。みんなで利益を分配している。また、尼崎に他の工場をドッキングした会社ではワークシェリングをしている。 ・退職したとき、市役所に勤務していたと堂々と言えるような職場にしなければならない。 ・市会議員選挙に出る前は全くのノンポリで、周りに議員はおらず、どちらかというと議員に対して胡散臭いイメージを持っていた。 ・10年前に不正支出事件が起きるまでは全く政治に興味がなかった。市議会議員に当選したとき、議会では「マスコットガールでいればいい」と言われたが、発言のチャンスを活かしてマスコットガールと言わせないようにした。 ・いったい市役所は誰のためにあるのか。市長はどっちを向いているのか。市民の要望に職員は背を向けているのではないか。 ・市は、市民ではなく国や県の方を見ており、こんなところで仕事をしていてもだめになると思い、二期八年で議員生活にピリオドを打った。 ・議員生活にピリオドを打った後、同期の議員に市長選挙に出るようにすすめられた。「あの宮田さんでもできたのだから」と説得されると私は、おっちょこちょいなので立候補してしまった。五党相乗りの三選を目指す「現職」と組織なしの戦いだったが、私は頑張れば勝てると思っていた。 ・見せ掛けの組織ではメッセージを発せられないし、形よりも一人ひとりの思いが重要だと考えていたからである。 ・開票日には、NHKに開票率0%でも当確を打つと言われたし、取材は形ばかりで、取材の主力は現職の方に皆行っていたほど周りは現職有利と思っていた。 ・当選して市長になると職員と議員は独特の関係であることがわかった。職員は議員に政策を説明するのではなく、古い議員へお願いをしている。前市長は、野党議員の質問には答弁もしなかった。 ・職員には「市民に『市役所は宝物』と言われる仕事をしよう」というメッセージを出した。 ・職員は半数以上が私が市長になって何が始まるのかと思っていた。「経営推進会議」という幹部職員会議では受け入れられるどころか、突っぱねられていた。 ・対議会では、最初に質問が出てこなかったので職員が想定質問を用意したが、それが自分の思っている答えとまるっきり違ったので、毎日、3時、4時までかかった。 ・職員はプロジェクトXと命名したラインをつくり、即席で答弁書を作成してくれた。議会というハードルのおかげで職員との信頼関係が増した。 ・財政再建を使命と考えており、それには分析が避けて通れない。これまでは責任を取らない体制であり、計画などの見直しがないままやってきた。 ・旧大和銀行の跡地を9億円で買っているが、買った時点で誰が見ても空中回廊など必要ないし財政的に作れない状況だった。 ・勇気をもっておかしいと言える職員がいないと行政は変わらない。 ・若手職員が「これまで上司の言うとおりやってきた。何でいまさら責任を押し付けられるのか」と反発することに対しては、私もそう思うが、同じことを繰り返せない。今がんばって見直そう、とメッセージを出している。 ・希望者を対象に職員と対話をしているが、「いっそ財政再建団体に陥った方がいい」という意見もある。意欲を持って対話に参加している職員でも9/10は、「市役所は変わらない」と言っている。 ・民営化反対の旗を振っているのは職員で、市民の反発にほくそえんでいるのは議員である。 ・2:6:2の原則があるが、真ん中の6割の人を如何にして上位の2割に近づけるかだ。全部を納得させ、こちらに向かせるのは無理だと考えなければならない。 ・私は失うものがないので怖いものはない。たとえリコールされてもいいと思っている。そうなると巻き込んだ助役に申し訳ないのでせめて一期はやリ遂げたいと思っている。 ・選択を納得いくものにしようと思う。職員に市民の方を向いてもらう。市民運動団体を要求団体と捉えていたが、市をよくしたいという方向は同じである。役割分担をすべきである。市役所は県や国ではなく、市民の方を向くべきである。 ・市民のウオンツを引き出すセンスが職員には求められる。スペシャリストであってもジェネラリストであるべき。引き出しを多く持っているかどうかが大事である。何かあったとき、引き出しを持っていないとパニックになる。 6 質疑応答 Q)首長はビジョンという夢を描き、実現するのは職員であるが、白井市長のビジョンを聞かせて欲しい。 A)20世紀型のビジョンはワンワードで言い表せたが、21世紀型は一言では言えない。 在職し続ける限りは変化するものである。尼崎は大阪と神戸の間にあり、フレキシブルな街づくりで、交流の拠点になれる。人を受け入れる多様性を持った町、チャレンジできる町、マーブルのように一色一色が互いに混じったりしながら変化する町、をイメージしている。 Q)市政運営で対職員にどんな方針で臨んでいるか。 A)自分は直球しかわからない人間で、変化球に弱い。職員にメッセージを出し続ける。 前市長はしたと聞いたが、自分は就任するとき報復人事はしないと決めていたので 秘書室のスタッフも替わっていない。市役所職員は柔軟であり、トップの交替に十分対応している。 7 札幌市コールセンターの概要(会員からの報告) (札幌市企画調整局情報化推進部IT推進課CRM担当係長 北川憲司さん) ・時間が押しているので、用意したレジュメは後でご覧いただくとしてポイントを説明する。 ・コールセンターは年中無休でやっているが、背景には市民との関係性の変化を感じている。 ・市民の声としては、「どこに聞いて良いかわからない」「職員の態度が悪い」「たらいまわしされる」というのが多い。 ・見える所から変えていくのが力になる。良い意味のプレッシャーを与える。 ・IT戦略で日本で最初の自治体コールセンター構想が出た。 ・職員と市民にあきらめ感があった。情報がないとコールセンターはできない。満足という成果を出さないといけない。 ・ものをつくる、ハコをつくるのではなく、価値をつくることに重点を置いた。できたのは、北大出身の助役の役割が大きかった。先延ばしせず、形づくりをせず、CRMに全力を注いだ。 ・私に「思いっきりやってくれ。責任は取るから」と言ってくれたので、熱いものがこみ上げてきた。 ・市民の声は苦情ではない。困っているから問い合わせるんだ。苦情の割合は1%である。 ・9時から5時までの月曜日から金曜までの体制では対応できない。運営は完全アウトソーシングにしている。カスタマー・サティスファクションではなく、カスタマー・デライトである。 ・基本的に財政と組合は反対するものである。上位概念を考えないといけない。市役所の目的は何か。「財政再建」では縮小コピーの繰り返しで、そのうちなくなる。 ・顧客は誰か。経営のゴールはどこか。顧客志向より親切である。 Q)質問というより、意見であるが、コールセンターに数値目標、成果指標があるとしたら、その項目をワタミフードサービスのように「ありがとうを市民から一番たくさんもらう市役所」 ということにしたらモチベーションがあがるのではないか。 8 感想(山路栄一) ・白井市長が女性最年少の市長として当選された各新聞の記事をみて「市長は政党の代弁者ではなく、市民の代表」という言葉などに共感した私は、さっそく白井市長に感想とメルマガなどを送ったのであるが、初当選なので登庁はしばらくしてからだったと思い、市役所あてに送ってもみてもらえないかもしれないと半ばあきらめていた。 ・しかし、白井市長自ら職場にお礼の電話があったと聞き、私の思いも通じたと感じた。その後、神戸で自治体職員有志の会の前身となるキャリア・デザインに関するメーリング・リストが発足するきっかけになる金井壽宏神戸大学大学院教授の講演を聞くために神戸に行ったとき、白井市長に電話して「お会いして政策提案などのお話をしたい」とお願いしたところ、覚えていてくださり、「ぜひ」と承諾していただいた。 ・おまけにJR立花駅から市役所までのバスを聞いたときは、「お迎えに行きましょうか」とまで言っていただき、恐縮した。もちろん、丁重にお断りしてバスで市役所に行って自治体経営などについてお話ししたことが今でも思い出される。 ・自治体職員有志の会の設立では、いろいろな方から応援のメッセージをいただいたが、自治体の首長さんでは、ニセコの逢坂町長、高知県の橋本知事と白井市長からエールをいただき、勇気づけられたことを思い出した。 http //plaza.rakuten.co.jp/prosyokuyamaji/018003 ・白井市長には「おかしいことを勇気を持って言える職員にならないと市役所は変わらない」と言われ、我々職員が励まされた気がする。そんなトップを持った尼崎市職員は大変だけれどやりがいがあるのでないかと思う。 ・久しぶりにお会いした印象として、三役の議会承認の案件など次々と課題をこなされ、失礼だが、自信とたくましさが加わったように感じた。 ・白井市長の直球勝負の姿勢を今後とも応援したい。 ・北川さんからメールやHPを通してコールセンターのことは聞いていたが、生で聞くと迫力が違う。 ・よく予定時間が変更になっても当初のレジュメどおりにしかしゃべれない人がいるが、時間が短い中でポイントを押さえ、時間調整される能力はさすがである。実際の活動と講演の場数の賜物といえようか。 ・私自身は札幌市のコールセンターのことを聞いたときからオフィス文具配送会社アスクルのカスタマー・リレーションシップ・センターのことを思い浮かべたが、金儲けでにはつながっていない分、それを上回っていると言えるかもしれない。 ・ワタミフードサービスの渡邉美樹社長のように「一番ありがとうをたくさんもらう」ことを目指して市民に見えるところから変わることで市民、職員双方のあきらめ感を払拭し、市役所を真に「市民の役に立つ所」にしていただきたいと思う。   オフ会の風景 平成15年8月29日、西宮市大学交流センターにおいて 尼崎市白井市長をお招きし第2回講演会を行いました。 白井市長より熱く語って頂きました!! 白井市長講演後、引き続き札幌市北川氏より コールセンターについて講演をして頂きました。 今回の参加者の皆さんです。 今回も素晴らしい講演会となったと思います。白井市長を始め お世話になりました参加者の皆様に厚く御礼申し上げます。