約 244,351 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/374.html
そこは惨劇の舞台。 何処を見ても地の水溜りだらけ、ヒト型が転がっている。 血の臭い意外感じられない・・・惨劇の舞台。 此処に「アレ」が現れることは当初考えられていなかった。 本来上級ギアの殲滅と街の守護が任務だった。 しかし上級ギアはおらず変わりにいたのが「アレ」というわけだ。 ソルが消えてから数日、聖騎士団はかなり戦力を奪われていた。 こうなってくるといくらイヤな奴だったとは言え、 その存在がかなり貴重だったことが身を持って再認識させられる。 上級ギアが相手であれば何とかなる。 だが相手が「アレ」となると話は変わる。 ヒトでは決して届かない力を「アレ」は有している。 “どうすれば・・・どうすれば生き残りを逃がせる・・・” 聖騎士団団長カイ=キスクは必死に考えたそれでも答えは出ない。 「団長此処は私たちが引き受けます、だからその隙に逃げてください。」 部下数名がその身を捧げると言い出す。 「バカを言うな!!貴方たちを犠牲にしてまで生き残って何が団長だ!!」 「しかし!!」 そんな中「アレ」が声を発した。 「クックック、自己犠牲か、なんとも美しいものだな。」 「貴様!!!」 部下達が怒りに任せて飛び出す 「よせ!!」 カイは止めようとするが、少しばかり遅かった。 次の瞬間彼らは大きな穴を胸に開けて絶命した。 「ジャスティス!!!」 奴の名を叫ぶ。しかし意に介した様子もなく、 「この程度か、なんと脆い・・・・雑魚しかいないのか?」 「だまれ!!雑魚などいるものか!!」 「クックック、威勢のだけは見上げたものだな。さてそろそろ終わらせようか・・・ 安心しろ、一瞬で終わる。痛みは無い。感じる前に塵になるからな。」 ジャスティスが法力を開放する。背中のから勢い良く蒸気が噴出される。 肩の部分のパーツが開き、力が溜まっていく。 まずい、アレだけは打たせてはいけない、街どころか大陸の形が変わってしまう。 「皆さん!!全力で結界を張ってください、私はアレを止めます!!」 「しかし隊長、そ「これは命令です!今すぐ結界を張り、街を守護しなさい!!」 「了解・・・」 「それだけは打たせない、絶対に!!」 「いい目をしている、戦いしか知らぬ目だ。さて、 覚悟は出来たか?」 「させないと言っている!!うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「さらばだ・・・KYOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」 「止める!!ライド・ザ・ライトニング!!」 全力で力の収束点へ突進する。 「何!?間に合っただと。これでは、くっ!!!」 力が解放される前にカイが間に合ったがために、 力は行き場をなくし逆流も出来ず収束された力はヒカリとなり拡散した。 ヒカリは空間を切り裂き、それは次第に大きくなり二人を飲み込みその空間ごと 消失した。 “私は死んだのか?民は守れたのか?己の正義は貫けたか?” そんなことばかりが頭を回る。しかしジャスティスの気配がする。 奴はまだ生きている。“追わなくては・・・奴を倒さなくては・・・” そう思うと一筋の光が見えた。 そこからジャスティスの気配がする、もう一つも気配もする。 “これは奴の・・・” 次第に意識が消えていく・・・ その中で彼は願う。 全世界に恒久の平和が訪れることを・・・・ 「それであんな廃墟で寝てたのか・・・これだから坊やは・・・」 「それよりもお前、なぜここにいる!!此処はどこだ!!街は、民は、世界は!!」 「うるさい坊やだ・・・質問は一つずつにしろ。俺も知らん、これから話を聞くとこだ。」 「ふざけるな!!貴様が突然消えたせいでどれだけの民が!!」 そこまで言いかけたとき扉が開いた。 「はいはい、喧嘩はそこまでにしとき。」 「っ・・・失礼しました。ところで貴方は・・・」 「うちか?うちは時空管理局所属 古代遺物管理部 機動六課部隊長 八神 はやて陸上 二佐や、よろしくなカイさん。」 「ジクウカンリ?それはどういう・・・それよりなぜ私の名を?」 「そこのヒトが教えてくれたんや。」 “ソルが!?”かなり意外だったが今回はありがたい。 「そうですか。ソル助かる。」 そういってソルをみると、本人はめんどくさそうな顔をして「ああ。」 と言うだけだった。 「ほんなら、場所を変えるから、着いてきてや。」 見たことの無い部屋の作り、ところかしこに置かれる機器、それらにカイは圧倒された。 “これは機械・・・ですか?なぜ廃止された機械がこんなに・・・ツェップか?” そう思ううちに会議室らしき場所に着いた。 そこには女性ばかりだったが皆、瞳の奥に宿る強い意志が見えた。 「さて、みんな集まったさかい、はじめよか。」 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/chaosdrama2nd/pages/1221.html
《毛利 元就(もうり もとなり)/Mori Motonari》 アイコン ゲスト CV 中原茂 年齢 不明 性別 男 種族 人間 職業 武将 好きなもの 日輪、中国地方 武器 輪刀 あだ名 オクラ 毛利家当主。勝利のためには手段を選ばない冷徹な策略家で、兵士のことを捨て駒と言い放ち、多少の犠牲は厭わない。 史実の反映か、日輪を篤く信仰している。端正かつ鋭い容姿が印象的で、翼のような長い甲冑を腕に装着している。 また常に長い兜(周囲からはオクラと呼ばれている)を被っており、脱ぐことは滅多にない。髪は濃い茶色で、長さは肩より少し上くらい。 一人称は「我」で二人称は「貴様」。 罠系の技を多く持ち、円輪状の刀(輪刀)で相手を斬りつける特徴的な戦い方をする。 算段を乱されると憤怒や苛立ちを見せるが、冷静さは失わない。四国の長曾我部元親とは哲学の違いなどもあって、瀬戸内海を挟んで対立している。 また、後述するように「天下を競望せず、領土の保全と毛利家の安泰を図る」という信条のため、織田信長や豊臣秀吉などの侵略勢力とは激しく敵対する。 領土保全と毛利家の末永き安泰のみを願っており、「天下には興味はない」と公言するなど、史実を背景とした現実主義的なスタンスを貫いている。 「我を理解できる者は我一人でよい」と発言するなど、他者を寄せつけない頑なな性格だが、自身ですらも「駒」の一つと見なしているなど非利己的で、毛利家全体の繁栄を望む自己犠牲・集団至上思考の持ち主。 混沌世界の毛利元就はミシェルが緑のイメージキャンディーを食べると変身できる人物として登場している。 最近になってミシェルによるイメージキャンディーの幽体離脱能力で生み出され、ミシェルが変身しなくても出てくるようになった(この時は本人にほぼ近い存在となっている)。 混沌世界に存在する唯一の武将伊達政宗を敵対しているが、時々彼と会っては雑談をしたりじゃれ合い(?)をしている。 「大戦争編」ではシルヴィの配下として入るも、密かにシルヴィ軍を崩壊に導こうと超兵器である要塞「日輪」で彼らの基地を崩壊。 その後は伊達政宗と決着を付けるべく、広大な野原で戦を起こす。後にこの戦は『混沌ヶ原の戦い』と呼ばれるが、その戦いの記録についてはこちら?を参照。 この戦で伊達軍に敗れ、共に死ぬと誓った兵ののんのαを気絶させて生かし、自分だけ最期を迎えた。 …のはずが、歴史仙人?の能力で再び現世に舞い戻る。 技一覧 命じ手「射」(めいじて「しゃ」) 弓兵(ドラマでは幻)を呼びだし、援護射撃させる。 弾き手「壁」(はじきて「へき」) 触れた相手を吹き飛ばす光の障壁を作り出す。 挟み手「壁」(はさみて「へき」) 上記の弾き手「壁」を2つ作りだすことで、相手をサンドイッチにして弄ぶ事ができる。 誘い手「幻」(さそいて「げん」) 己の姿に似せた幻を作りだして身代わりとし、敵の注意を向けさせる。 幻を爆発させることも可能で、その威力は広範囲にまで広がる。 惑い手「虚」(まどいて「きょ」) 毛利のいるところに代わり身の兵士が出現し、毛利自身は瞬間移動を行って姿を消す。 封じ手 「懐」(ふうじて「かい」) 輪刀をかけて相手を操る。 先の手「発」(せんのて「はつ」) 光輪を作りだし地面に設置した後、一定時間後に爆発させる。 その衝撃を受けた相手は上空に吹き飛ばされる。 抜き手「裂」(ぬきて「れつ」) 輪刀を斜め方向に回転させた後、上空に振り上げて斬りつける。 返し手 「転」(かえして「てん」) 前方に跳躍しながら全方向回転斬り。 禁じ手「縛」(きんじて「ばく」) 巨大な光輪を上空に出現させ、落下してくる光輪で相手を攻撃する。 終の手「照」(ついのて「しょう」) 日輪の光を収束させ、照射攻撃を行い相手を焼き尽くす。 獄の手「壊」(かい) ドラマオリジナル。 周辺に四つの光輪を作りだし緑色の極太レーザーを放っていく。 光輪を回転させる事により、広範囲に攻撃できる。 バサラ技 詳しい名称は不明。 輪刀による華麗な乱舞攻撃。途中から輪刀が二つにわけ、それぞれを片手で扱う。 上空から射す日輪の光で相手にとどめを与える。 毛利軍終局采配(もうりぐんしゅうきょくさいはい) 毛利が船の上から号令をかけると同時に無数の弓兵が出現、一斉射撃を行う。 弓兵による攻撃の中、船上から毛利が禁じ手「縛」を発動し味方諸共とどめを刺す大技。 まさに切り札。 関連ページ 伊達政宗 ミシェル のんのα 新生毛利軍? イメージキャンディー? 混沌 春の陣 o(´▽`*)/♪ザ・サマーフェスティバル\(*´▽`)o 関連画像 キャラクター紹介?へ戻る|キャラクター紹介 【ゲスト②】?へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/8389.html
845 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13 16 27.73 ID TmU+XZnl0 困報告じゃないけど 799を見てたらなんか思い出してきた とんでもない破壊の力を秘めたヒロインがいてそれを救済しろって話で 力の暴走によって世界が破滅するのでそれを予防するために敵組織が命を狙ってくるんだが 理屈だけで考えるとヒロインはどう考えても殺しちゃった方が良い危険人物なんだよ 戦闘中に後ろから刺し殺してやろうかとも思ったけど ヒロインを守り励まそうとする他の三人のへの嫌がらせにしかならんのでずっとぼーっとしてた なんか最後は精神的に一皮むけたヒロインは破壊の力をコントロールできるようになったが それでも一人の人間の気持ち次第で世界が破滅するって状況は依然として継続中 エンディング後ですらヒロイン守るべき意義を見出すことができなかったよ 847 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13 40 06.49 ID Hlbsw3dH0 [2/2] 845 そのヒロインが善良な人物であるなら、規模は違えど 「竜神様の生贄」の延長線的な話だからな コミュニティ全体の無事のために罪もない一人を殺すことの是非というか 848 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13 44 14.41 ID fbOETYfi0 [2/4] 845 もうあれだ、ヒロインが死んだらもれなく力が暴走すると脳内補完で乗り切れ 849 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13 44 48.87 ID mATXVysy0 [3/4] 847 まあPC全員が理屈じゃないんだ!ってキャラになる可能性は低いから 俺がGMやる時は生贄ヒロインには他者からの攻撃による死亡でも力が暴走、EDで力を失うって感じにしてるわ 850 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13 50 21.23 ID aVjkrcT70 [1/3] 力があるだけの善人なら歓迎すべきじゃね PCもレベルアップしまくればいつかそんな存在になるじゃん 851 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13 51 46.68 ID RtMJTzQa0 [2/5] 849 単発ものだったらそうやるのが適切な落としどころだな。 ヒロインが危険な力をまだ抱え込んでるってのは、 キャンペーンで引っ張るときにでもやればいいな。 ヒロインの力を封じる方法を探す旅が始まるぜぇ。 もっともヒロイン自体を封印したほうが早いって結論付けられんように気をつけなきゃならんがw 852 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 13 59 58.50 ID rTzy6Nmh0 [2/2] 皮が剥けて一人前になったヒロインはともかく、マスターの決めたシナリオの目的とPCの方向性が会わないときは困るよな。 事前情報ないところから作ったなら自分で合わせるのもやぶさかではないが、そのハンドアウトからこの流れには乗れないだろって時はちょっともにょる。 853 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 14 03 51.62 ID ELsB3fV40 [2/4] なんで「世界が破滅するのでそれを予防するために敵組織が命を狙ってくる」って設定にしちゃったんだろうな 「ヒロインの力を利用して世界を破滅させようと敵組織がヒロイン強奪を狙ってくる」だったら ED以降のヒロインの是非はともかく、シナリオ中は守るモチベが十分湧いただろうに 854 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 14 05 45.08 ID fMyCniXV0 世界の平和をとるかヒロインの命を取るかなんて結構よくある設定じゃね うまく処理できなかっただけだろ 860 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 14 30 32.39 ID tdE/+i/40 854 そういうのよく見かけるけれど。ヒロインの方を選んから世界滅びました、っていうのないかな? 863 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/09(月) 14 42 44.00 ID RtMJTzQa0 [3/5] 860 ヒロインをとって世界の破滅までヒロインと一緒に過ごそうとしたことがあるぜ。 俺のPC1はヒロインを犠牲にしなきゃならない世界など滅んでもいいと思ってしまったからだ。 ぶっちゃけPL的にはめんどくさい世界だったのでどうなろうとしったこっちゃなかったんだけどな。 もっともそんときは、おっさんPCがヒーローポイント全ぶっこみしての自己犠牲 ヒロインの代わりに人柱になったので世界は破滅しなかったけどな。 そして、おっさん無茶しやがってエンドとなったわけだ。 スレ359
https://w.atwiki.jp/noblestars/pages/54.html
ハクト(水着) 「…こっくさんに、なったよー…。 これー…?これはねー…きっちんかーのー…『あいらーゔぁたにせい』くんー…。 めにゅーはー…うさぎのやきにくー…えー?だめー?」 中々自分を食べてもらえない事に業を煮やしたハクトが、自ら設計・開発したキッチンカー『アイラーヴァタ2世』と共に海の家へと突撃した姿。 何をどうしたらそうなったのか、キッチンカーは水の象神の加護を帯びた謎陣地と化し、彼女の霊基までも変質してしまった。 今日も誰かが大量に仕入れた食材を、彼女はジャータカラビットMk.2くんを助手にして料理し続けるーー全ての食材が無くなった時お出しされる、兎の焼肉(じぶんじしん)というラストオーダー料理を提供する時を目指して…!! スキル構成は自分のHPやNP、バフを味方陣営にひたすら配りまくるというもの。 宝具は自分自身を犠牲に残りの味方にバフの嵐を撒き散らす、バフ版ステラ。 ちなみに大量の食材は紅閻魔やエミヤ、ゴッフが毎日欠かさず補給しているため、余程の運用をしなければ尽きる事は無い模様 ステータス 基本情報 No.034 真名 ハクト Class キャスター Origina 史実・捨身月兎 Territory 日本・インド・アジア全域 Gender 女性 宝具 ムーンレイカー・シャシャーンカ・ダーナ暑き海を行け月の陪食 Card ランク 種別 効果 Arts B++ 対人宝具 月面レースという人類の夢と発展、神の生まれ変わりたる飢えた聖者にその身を捧げた『ふたり』のハクトの献身と自己犠牲が形となった宝具。この宝具が発動されると、ハクト自身の体を構成するエーテルが魔力リソースとして『分解』され、対象にとってもっとも摂取しやすい『カタチ』ーー有り体に言えば料理となって再構成される。その種類は和洋中エスニック、果てには生肉生き肝生き血燃料など、その者が最も食べたいと思う物なら何でもござれ。そしてそれらを対象が摂取すると、2つの効果が発揮されるーー1つ目は、『リソースによる対象の強化と、病気や怪我、飢え等のあらゆる悪性の回復』。特に『飢え』に関しては最早権能とも言うべき特効を発揮し、例え飢えのあまり狂乱する神であっても一口食べれば満たされ理性を取り戻す程。2つ目は、『データや経験、技術の継承』ーーリソースを摂取すると、ハクトがそれまでに経験した記憶、感覚、経験、技術等が対象に『引き継がれる』。ハクトがその身全てを犠牲にすれば、スキルや宝具すらも一時的に使用可能となる。ただしこの宝具はハクトが『自らの全てを捧げたい』と心から思わなければ発動出来ず、令呪を使ったとしても任意の発動は不可能。 ボイス一覧 Grand summon 召喚 「?????」 Synthesis レベルアップ 1 「?????」 2 「?????」 Battle 開始 1 「?????」 2 「?????」 スキル 1 「?????」 2 「?????」 3 「?????」 コマンドカード 1 「?????」 2 「?????」 3 「?????」 宝具カード 1 「?????」 2 「?????」 アタック 1 「?????」 2 「?????」 3 「?????」 4 「?????」 5 「?????」 6 「?????」 エクストラアタック 1 「?????」 2 「?????」 宝具 1 「…これがー…はくとのー…おもてなしー…あいらーゔぁたくんとー…じゃーたかくんー…いっしょにおりょうりー…『暑き海を行け月の陪食(ムーンレイカー・シャシャーンカ・ダーナ)』…つぎはー…もっともっと…おいしくー…」 2 「ーーこれこそ、我の最高のもてなし。飢えたる方々に捧げるは、我が肉、我が血、我が骨、我が命ーー『暑き海を行け月の陪食(ムーンレイカー・シャシャーンカ・ダーナ)』ーーそして我が身は月へと還る」 ダメージ 1 「?????」 2 「?????」 戦闘不能 1 「?????」 2 「?????」 勝利 1 「?????」 2 「?????」 My room 会話 1 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 2 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 3 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 4 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 5 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 6 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 7 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 8 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 9 「?????」(他の鯖について言及する場合はここに鯖名を入力 所属) 好きなこと 「?????」 嫌いなこと 「?????」 聖杯について 「?????」 絆 Lv.1 (解放条件がある場合はここに入力)「?????」 Lv.2 (解放条件がある場合はここに入力)「?????」 Lv.3 (解放条件がある場合はここに入力)「?????」 Lv.4 (解放条件がある場合はここに入力)「?????」 Lv.5 (解放条件がある場合はここに入力)「?????」 イベント開催中 「?????」 誕生日 「?????」 SS タイトル、もしくは冒頭一行 リンク(レス番付き)
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/9797.html
ダイの大冒険 【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するキャラクター。 【超魔生物】と化した【ハドラー】率いる【オリハルコン】製のチェスの駒から生み出された金属戦士軍団【ハドラー親衛騎団】の一人。 城兵(ルック)の駒より生み出された超怪力を誇る巨漢兵士。 その怪力ぶりは大戦艦を片手で軽々担ぎ上げ放り投げられる程で、獣王クロコダインも圧倒された。 普段は鈍重だがここ一番の時にはあの巨体からは想像もつかない程の超速を発揮し、親衛騎団随一のスピードを誇る筈の【アルビナス】すら局所的ながらも凌ぐとも言われる。 また、意外に機転の利く一面もあり、その瞬発力や咄嗟の判断力で度々仲間達を救っていった。 城兵の王(キング)の駒の守護役的要素を裏打ちするかのように、普段は自ら動くこと自体はそう多くないが いざという時に自身の持つ本来の高い機動力や固有能力を発揮する所は、本来の城兵の駒の特徴を元に巧みに描写されている。 フェンブレンと同様に普段は常時無表情で、外見で喜怒哀楽を伺うことは出来ないが その巨体の中にはスリムな本体が秘められており、唯一そこでのみ表情を読み取る事が可能。 人物 殆ど無口な上に「ブローム」としか喋れず 巨漢系キャラにありがちなラフな要素も手伝って中々露にしないが、非常に豪胆且つ仲間思いで 【ポップ】の【メドローア】で全員が全滅しかけた矢先 自ら倒れ込んで自分の後半身を犠牲に仲間を守り、 ハドラーが【バーン】に反旗を翻した時【ザボエラ】の横槍で改めて処刑されかけた時は主のハドラー共々仲間達を救って散る等、 本来の城兵の駒の役割に準えて優しさを通り越して自己犠牲的とも言える性格。 その度合いは敵味方共に度肝を抜きうる程で、機転の利き方を含めてメドローアを放ったポップも息を呑み 後に我が身を呈してハドラーと仲間達を救って犠牲になった後は、ハドラー一向からも惜しみない追悼がなされた。 能力 前述通り作中随一の超怪力に加えて、本来のチェスの駒に準えて【キャスリング】という能力で瞬時に王たるハドラーと自分の位置を入れ替え 自分の外甲をバリアボールへと変貌させて他の仲間共々遠くへ送り出す能力を秘めている。 また、作中では描写がなかったが、他の親衛騎団達がそれぞれ【メラ系】や【イオ系】等の系統別に攻撃呪文を極めている中 消去法で行くと恐らく【ヒャド系】呪文の力を秘めていた可能性がある(※【デイン系】は作中では【竜の騎士】専用呪文となっているので、考えにくい)。 戦いの経緯 対魔王軍前線基地の港町サババで他の親衛騎団共々襲撃してきた時、挨拶代わりに大戦艦を担いで放り投げ ダイ達一行の度肝を抜くと同時に辺り一面を火の海にした。 ダイ達一向が全員揃った所でクロコダインと巨漢対戦を繰り広げ、その圧倒的な力で彼を圧倒。 その後、互いが負傷を負ったメンバーの手当の為に戦いの体制を整え直すべく一時集結。その際には背骨折りされるクロコダインを投げ捨てていた。 フォーメーションの変更で今度はマァムと対戦し、彼女の素早さで翻弄され その豪腕を振り回し応戦するが軽々回避される。 【シグマ】の左腕に装着していた【シャハルの鏡】がクロコダインに腕ごともぎ取られた後 そのスキを突いたポップにメドローアを放たれるが、ブロックの機転でブロックを除くメンバー全員が辛うじて事なきを得た。 然しそのせいで彼の後半身の大半を削ぎ取られ、戦闘不能状態に陥る。 それからハドラーの命令で一時撤退後、他の親衛騎団共々死の大地の守護を命じられ ハドラーの戦いの加勢を食い止めるべく死の大地にやって来たポップ達と再び対戦する中 、ハドラーに埋め込まれていた黒の核晶(コア)が爆発。 その衝撃で死の大地が崩壊する中、隠然と【ヒム】達を爆発の難から救っていた。 その後大魔宮(バーンパレス)の上に立ち、バーンへ反旗を翻すハドラーの加勢に臨もうとするが 【ミストバーン】と【キルバーン】に足止めされてしまう。 後にハドラーが【ザボエラ】の横槍で拘束され、バーンに光魔の杖を投げつけられて改めて処刑されかける瞬間、主であるハドラーを救うべくキャスリングを発動。 その身を挺してハドラーと仲間達を救い、自ら代わりに【光魔の杖】を受けて核(コア)を貫かれ 「……ミンナ… ハドラーサマヲ…タノム…!!」と ぎこちなくも彼が生まれて最初で最後に覚えたこの言葉を遺して散った。 かくしてハドラー親衛騎団第二の殉職者となる。 その後、本来のチェスの勝負におけるキャスリングは反則だと捨て台詞を吐き、彼のせいで獲物を逃された事に内心憤慨するバーンによって そこに残された彼の顔の残骸は再び光魔の杖を投げつけられ、叩き割られた。
https://w.atwiki.jp/nameless_city/pages/91.html
ジョージ・エリオット(George Eliot)(1819~1880) 略歴 イギリス中西部ウォリックシャー出身。本名はメアリ・アン・エヴァンスであり、女性であるが筆名は男性名を名乗った。13歳で入学した学校が、非常に宗教色の強い学校で、彼女は清教徒的な教育を受けることとなった。しかし翌年には母が没し、父の面倒を見るために彼女は退学を余儀なくされた。その後本を読む傍ら、独学で語学を学びギリシア、ラテン、ヘブライ、ドイツ、フランス、イタリアの各言語を習得したという。とりわけドイツ語とドイツ思想に傾倒し、それが彼女の精神形成に大きな影響を与え、清教徒よりの信仰からの脱却と自由思想への転身のきっかけとなった。その後ロンドンでウェストミンスター・レヴュー誌の副主筆となる。私生活では知人の紹介で知り合った哲学者のジョージ・ヘンリー・ルーイスと交際するようになった。彼は既婚であったが、その妻と離婚するとエリオットと結婚した。ルーイスは彼女のよき理解者であり、作家として彼女を世に送り出した。ルーイスの死後二年して、彼女は若い実業家の息子と結婚し、周囲を驚かせたが、まもなく病に倒れ、没した。 作品 彼女の処女作は『牧師生活の諸相』(Scenes of Clerical Life,1857)である。これには三つの物語が収録されており、この作品で初めて彼女は筆名に男性名を名乗った。これを読んだディケンズは「これが男性によって書かれたとは信じられない」といい、一方サッカレーは「これは断じて女性の手によるものではない」と断言したという。このように彼女の文体には、女性らしい繊細さと共に、男性的な強さのようなものが感じられる。 『アダム・ビード』(Adam Bede,1859)は最初の長編作品である。力強い大工のアダム・ビードは美貌の女性ヘティに恋をするが、ヘティは地主の息子に誘惑された上で捨てられ、その後アダムの申し込みを受け入れた時にはすでに妊娠していた。彼女はその子を遺棄した罪に問われる。 『かかげられた帷』(The Lifted Veil,1859)は雑誌に掲載された中編作品で、彼女としては異色の怪奇小説。 『フロス川の水車小屋』(The Mill on the Floss,1860)は、前作と共に彼女の故郷である英国中西部ウォリックシャーを舞台とした田園小説である。しかしながらそこに描かれるのは牧歌小説ではない。彼女のテーマの一つである人間の果たすべき義務の思想が描かれているのである。彼女は自由主義的な生き方をしたが、それはけして道徳に反するものではなく、かつて受けた清教徒的教育の影響は終生消えなかった。この作品は自伝的な色合いが強いとされている。 『サイラス・マーナー』(Silas Marner,1861)は、大人のためのおとぎ話とも言われ、日本でもよく読まれている作品。人間不信に陥り、宗教からも慰めは得られず、金だけを拠り所として生きるサイラス。しかしその金が失われた時に現れたのは不思議な幼児エビーだった。やや教訓物語にも思える構成であるが、そこでもやはり人間としての義務について語られている。 『ロモラ』(Romola,1862)は15世紀末のフィレンツェを舞台に、盲目の老学者の娘で美貌と美徳を備えたロモラを女主人公に、マキアヴェッリやサヴォナローラなどの歴史上の人物を登場させた歴史小説。 『急進主義者フィーリクス・ホールト』(Felix Holt, the Radical,1866)は若い過激派が労働者の地位向上に粉骨砕身する姿を描いた。 『ミドルマーチ』(Middlemarch,1871-2)は、彼女の思想が大成したとも言える大作で、彼女の代表作ともなった。ミドルマーチという架空の町を舞台に繰り広げられる人間ドラマである。舞台の町は彼女が若かりし時を過ごしたコヴェントリーをモデルとしたとされ、女主人公ドロシーアは彼女自身である。理想は空回りし、理解されず、人間として義務の観念に突き動かされて行う自己犠牲的な行為も、誤解され困難にぶつかり、またやったことが裏目に出てしまったりする。しかしどんな時でも前向きで挫折を知らず生き続けるドロテーア。それはエリオットの一つの理想であり、また彼女が到達した思想、「絶望せず、義務を果たし続ける」という人間の生き方を示した。 『ダニエル・デロンダ』Daniel Deronda,1876は最期の長編作品。ユダヤ民族解放運動の中心的人物ダニエルと、自己中心的でプライドが高いグウェンドレンの不幸な結婚生活を描いた。
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/1142.html
《毛利 元就(もうり もとなり)/Mori Motonari》 アイコン ゲスト CV 中原茂 年齢 不明 性別 男 種族 人間 職業 武将 好きなもの 日輪、中国地方 武器 輪刀 あだ名 オクラ 毛利家当主。勝利のためには手段を選ばない冷徹な策略家で、兵士のことを捨て駒と言い放ち、多少の犠牲は厭わない。 史実の反映か、日輪を篤く信仰している。端正かつ鋭い容姿が印象的で、翼のような長い甲冑を腕に装着している。 また常に長い兜(周囲からはオクラと呼ばれている)を被っており、脱ぐことは滅多にない。髪は濃い茶色で、長さは肩より少し上くらい。 一人称は「我」で二人称は「貴様」。 罠系の技を多く持ち、円輪状の刀(輪刀)で相手を斬りつける特徴的な戦い方をする。 算段を乱されると憤怒や苛立ちを見せるが、冷静さは失わない。四国の長曾我部元親とは哲学の違いなどもあって、瀬戸内海を挟んで対立している。 また、後述するように「天下を競望せず、領土の保全と毛利家の安泰を図る」という信条のため、織田信長や豊臣秀吉などの侵略勢力とは激しく敵対する。 領土保全と毛利家の末永き安泰のみを願っており、「天下には興味はない」と公言するなど、史実を背景とした現実主義的なスタンスを貫いている。 「我を理解できる者は我一人でよい」と発言するなど、他者を寄せつけない頑なな性格だが、自身ですらも「駒」の一つと見なしているなど非利己的で、毛利家全体の繁栄を望む自己犠牲・集団至上思考の持ち主。 混沌世界の毛利元就はミシェルが緑のイメージキャンディーを食べると変身できる人物として登場している。 最近になってミシェルによるイメージキャンディーの幽体離脱能力で生み出され、ミシェルが変身しなくても出てくるようになった(この時は本人にほぼ近い存在となっている)。 混沌世界に存在する唯一の武将伊達政宗を敵対しているが、時々彼と会っては雑談をしたりじゃれ合い(?)をしている。 「大戦争編」ではシルヴィの配下として入るも、密かにシルヴィ軍を崩壊に導こうと超兵器である要塞「日輪」で彼らの基地を崩壊。 その後は伊達政宗と決着を付けるべく、広大な野原で戦を起こす。後にこの戦は『混沌ヶ原の戦い』と呼ばれるが、その戦いの記録についてはこちらを参照。 この戦で伊達軍に敗れ、共に死ぬと誓った兵ののんのαを気絶させて生かし、自分だけ最期を迎えた。 …のはずが、歴史仙人の能力で再び現世に舞い戻る。 技一覧 命じ手「射」(めいじて「しゃ」) 弓兵(ドラマでは幻)を呼びだし、援護射撃させる。 弾き手「壁」(はじきて「へき」) 触れた相手を吹き飛ばす光の障壁を作り出す。 挟み手「壁」(はさみて「へき」) 上記の弾き手「壁」を2つ作りだすことで、相手をサンドイッチにして弄ぶ事ができる。 誘い手「幻」(さそいて「げん」) 己の姿に似せた幻を作りだして身代わりとし、敵の注意を向けさせる。 幻を爆発させることも可能で、その威力は広範囲にまで広がる。 惑い手「虚」(まどいて「きょ」) 毛利のいるところに代わり身の兵士が出現し、毛利自身は瞬間移動を行って姿を消す。 封じ手 「懐」(ふうじて「かい」) 輪刀をかけて相手を操る。 先の手「発」(せんのて「はつ」) 光輪を作りだし地面に設置した後、一定時間後に爆発させる。 その衝撃を受けた相手は上空に吹き飛ばされる。 抜き手「裂」(ぬきて「れつ」) 輪刀を斜め方向に回転させた後、上空に振り上げて斬りつける。 返し手 「転」(かえして「てん」) 前方に跳躍しながら全方向回転斬り。 禁じ手「縛」(きんじて「ばく」) 巨大な光輪を上空に出現させ、落下してくる光輪で相手を攻撃する。 終の手「照」(ついのて「しょう」) 日輪の光を収束させ、照射攻撃を行い相手を焼き尽くす。 獄の手「壊」(かい) ドラマオリジナル。 周辺に四つの光輪を作りだし緑色の極太レーザーを放っていく。 光輪を回転させる事により、広範囲に攻撃できる。 バサラ技 詳しい名称は不明。 輪刀による華麗な乱舞攻撃。途中から輪刀が二つにわけ、それぞれを片手で扱う。 上空から射す日輪の光で相手にとどめを与える。 毛利軍終局采配(もうりぐんしゅうきょくさいはい) 毛利が船の上から号令をかけると同時に無数の弓兵が出現、一斉射撃を行う。 弓兵による攻撃の中、船上から毛利が禁じ手「縛」を発動し味方諸共とどめを刺す大技。 まさに切り札。 BGCOLOR(silver) 関連ページ 伊達政宗 ミシェル のんのα 新生毛利軍 イメージキャンディー 混沌 春の陣 o(´▽`*)/♪ザ・サマーフェスティバル\(*´▽`)o 関連画像 キャラクター紹介へ戻る|キャラクター紹介 【ゲスト②】へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/hirireorikyara/pages/79.html
感情は液体である。 …………よくもまあそんな怖い事が言えるもんですよね。 感情が昂ぶって燃えあがって蒸発して気化でもしたらどうするんでしょう。 それこそ無です。 なにもありませんし、何も残りません。 質量保存と言う法則というものがあるというのをお母さんから聞いたことがありますが、 人間と言う蓋があったところで、涙とか、叫びとか、別に隙間なんていっぱいありますからね。 感情が無くなるなんてそれこそ、悲しいことです。 それは機械とおんなじで、何も感じず、何も思わず、何も迷わない。 気持ち悪いだけですね。そんな人生きている意味あるんでしょうか。 そう言う意味では私にはちゃんと感情だってありますよ。 ちゃんとあります。たんとあります。えへん。 喜びだってありますし、恨みだってありますし。 怒りだってありますし、憤りだってありますし。 なにかをすれば、相応の何かを得て。 なにかをすれば、対等の何かを失う。 等価交換、と言えば聞こえはいいのでしょうが。 ですが実質は、等価ではなく、不平等。 気体となって、沈んでいくその『感情』という液体は、なにかをすれば、その分だけ、隙間から出ていく。 喜びの後には虚無が待っています。 楽しみの後には絶無があり、いずれにしても消えていく。私と言うコップから、気化して消えてく。 喜び、楽しみという熱に晒されて、温められて、熱されて、蒸発して、消えていく。 たとえ、怒りだとか、悲しみだとか、凍えるような冷たさに中てられても、 一度私と言うコップから離れてしまえば、十分に返ってくることは叶いませんしね。 どこかそのへんのスポンジの地面にでも氷となって落ちているかもしれません。 はいりすくろーりたーん。 この感情の状態変化とは、そう言うことなんでしょう。 結局のところ感情は有限であり、程度はあれど朽ちていく。 たとえばとしてこのバトルロワイアル。 これは、生と死が主題に置かれて、そればかりに目を奪いがちですが、一概にそうとは言い切れないところももちろんあります。 それが先ほどから上げている、感情。 感情が尽きた人は、暴走します。感情が漲る人は、戦えます。 他人の液体を譲り受けて、戦っているんでしょう。……たとえば、死んだ人から。 言わばそれは、感情の奪い合いであり、受け渡しなんでしょう。 生と死なんて、付属的なものであり、他人の死に影響が出るのは結局のところ私です。 自らの死に影響が出るのは、私の知る由ではありません。もう自分なんていませんから。 お母さんが悲しもうとも、お父さんが悲しもうとも、かずみんが悲しもうとも、それは終末的に考えれば、関係のないこと。 そりゃあ、私だって。今の生きている私にとっては、私のせいで誰かが悲しむのは辛いことです。 ですがやはり死んだ私にとっては、それは何も感じませんし、何も考えれませんし、何も迷えない。 傾いたコップには、液体は残らないですからね。液体はばら撒かれ、スポンジが吸収して、代わりに誰かが吸い上げるんでしょう。 そうして、感情と言う液体は、満たされていき、また減っていき、満たされる。こんな繰返しを、私たちは日頃やっているんですね。 まあ。 私がこうしてかったるい一人称から入ったのは、私の目の前に現れた少女、いえまあ私より年上ですからお姉さんとでもいいますか。 そのお姉さん、勇気凛々さんを見ていたら、ふとして思ったので、考えてみました。 こうして考えるというのも、また感情が消えていないかの証となりますしね。たまにはいいでしょう。 いいでしょう。 それでは私の物語を始めましょう。 榎本瞳の物語、はじまりはじまり……なのです。 ☆ ちゃぽん。 わたし、勇気凛々が――というのもおかしいですが、「勇気凛々」という言葉しか思い出せない以上、そう言っておきますか。 ともあれわたしがゲームスタート直後に聞いた音は、そう表すが相応しい。 聞いてもらえれば分かると思いますが、それは水の音。水になにかが投じられたかのような音。 けれどそれは、大きな岩のように質量をもったものが、勢い良く入ってきたかのような音ではありません。それなら、ばっしゃーん、です。 そう、それはとても静かな音。 静かで、それでいて強かな、水の音。 「とんだ傍迷惑な始め方もあったもんです」 愚痴る。 まあ、ここまで言えば、お分かりになる通り。 わたしのスタート地点は、海の上。――――いえ、空から落ちてきたわけではありませんから、水面下、とでもいいましょうか。 おかげさまで、何時の間にか着替えさせられていてあんま深く考えてはいけない制服までびしょびしょです。おまけに、下着も。 そりゃあもう驚きです。わたしの人生に置いてベストスリーの衝撃事件に入るんじゃないでしょうか。 壱にこのこと、弐に殺し合いのこと、参にわたしの記憶のこと。 不思議ですね、どのことも今だに覚えている衝撃出来事ばかりです。……冗談はその辺にして。 後者二つ。現在進行形で起こっているこの二つは、正直笑いごとじゃあございません。 とりあえず、陸に向かって泳ぎながら、考えてみましょう。 まず、殺し合い。 夢と言うには、あまりに悪夢で。 地獄と言うには、あまりに身に覚えのないイベントです。 けれどそれでも、夢みたい、という言葉しか浮かばない残念なわたしの語彙力では、それ以外にどうしようもないです。 しかしこの案件に関しては、わたしの思案ではどれもうまく噛みあうものが出て来ず。 どう考えても見たところで、こんなことをさせられる義理も、なかったはずです。 考えても、どうしようもない、そういうことです。 なので一旦置いときましょう。 次に後者、わたしの記憶について。 これについては本当に訳が分かりません。記憶が、所々虫食い問題のように抜けているんですから。 思い出そうとしても、頭を痛めるだけで、それ以上のことは、何も分かりません。――――それがたとえ、「自分の名前」であろうとも。 しかし、それにしては、記憶は妙に整理されすぎてました。 (わたしは××中学三年、二組出席番号××番の××××です。生徒会に入っていました、と) 心の中で、思ってみる。きっと言葉にしても、同じなのでしょう。 言うと、わたしはどうやら中学三年生だったということを、思い出してきます。 けれども、「在学中学××中学校」、「出席番号××番」、「名前××××」。 ここになると、どう足掻いたところで、言えませんし、思えませんし、思い出せません。 理不尽だ。そうは思いますが、思ったところで虚しいだけと感じたので、そろそろいい加減現実を見ましょう。 しかし不思議なこともあるものです。何故わたしは、「中学三年生」と、「二組に所属」、そして「生徒会に入っていた」。 この三つは何故こうも鮮明に覚えているんでしょうか。 加え、「最後、普通の生活をしていた時に覚えている、枕の下に在った四字熟語の書いてあった紙」のことも、異様なぐらい 鮮烈に、記憶に刻み込まれているようです。 夢にしては、設定が凝り過ぎです。現実にしては、謎すぎます。 ですが、これをわたしは夢だとは思えません。少なくともわたしは夢で見知らぬ人を殺すような、捻くれた人ではないと自負してます。 現実です。受け止めましょう、××××。 実情です。受け入れましょう、××××――――もとい、「勇気凛々」。 だからわたしは、あの、ちいさな生徒会長の時でさえも、憧れて、実行していた、 弱きを助け悪を挫く、ヒーローのような存在のような、スタンスを取らなければならないのでしょう。 人を助けるのには、理由なんか要りません。 要らないゴミは、排除すべきです。自分でも分からない自分を行使して、何が悪いのでしょう。 感情的になってはいけないという「ルール」なんて、この場には無いのです。 感情は、液体です。 溢れるものだから。 そう、確かに今、わたしは、「正義感」という蛇口を捻り続けているのでしょう。 「勇気」というラベルを見て、確かにわたしは、勇気に漲っているのでした。 ――――凛として、参りましょう。 …………とりあえず、泳ぎ切りますか。 ☆ ふわぁー。 ……あり、また私の出番ですか、そうですか。 完全に気を抜いてました。 まあともあれとして、今私は特にあてもなく、ひたすら海辺を眺めているんです。 朝日に煌く早朝の海! なんとロマンチックなんでしょう。 はじめてこんな景色見ましたよ。素晴らしいもんです。こんなところで告白されたら私はきっとイチコロですね。 吊り橋効果って恐ろしいですから……って海の称賛じゃなくなってました。ぼーっとしてると怖い怖い。 正直今私は眠たいんですよ、こんな朝っぱらからドンパチと。もっと自重出来ないんでしょうか。 それに大抵のロワイアルは深夜スタートでしょう。私は基本的に夜型ですから、深夜にしてほしかったですよ。 わかってませんねえ、あのお二人。……にゃー、海風が冷たくて気持ちいいですね。 「はぁー……」 どうしようもないぐらい力が湧きません。 これが夜スタートでしたら殺し合いに乗ろうかな、とは思ったかもしれませんが朝ですよ朝。 やる気なんて起きるわけないじゃないですか。早朝は子供たちの敵です。学校が待ってますからね。ふわぁ…。まあ私には関係ないですが。 それに夜って言えば、なんだかいつまでも起きていると悪いことしているんではないか、みたいなワクワク感がありますからね。 たまりません。 ひゅぅぅ……、脱力系女子の誕生です。 何故だか今なら何の後悔もなく死んでいけそうです。ああ……眠たいです。いっそのこと眠ってしまいましょうかね。 けれどさすがにこれが私の一生を締め括るとなるとあまりに呆気なさすぎますからね。もう少しぐらい起きてましょう。 そんな中でした。 わたしは海の方から、小さな人影が見えてきました。 せっせと泳ぐ姿。 うわ……。もしかしてあの人スタート地点が海の向こう側だったんでしょうか。南無ですね。 見るところ、セーラー服、女の子です。結構小柄な。 私と同じぐらい……とは言いませんがけれど下手したら小六と見られてもおかしくないぐらい、小さい人ですね。言い過ぎですが。 ここに来てから私全然自称悪者のはずなのに、全然悪くなってませんからね、毒舌や暴言の一つぐらい言ってみませんと。 キャラ作りをする必要もないんですけれども。 しかしどうしましょうか。 ……うーん。ま、確かに私も暇していたところなので、会いに行ってみるのもいいかもしれませんね。 悪い人じゃないといいんですが、まあ私がそもそも善人とは遠い様な存在ですし。我儘は言いません。言いっこなしです。 まあ、そんな感じで、しばらく待ってみましょうか。 いーち。 にー。 さーん。……にゅぅ。 ……よんー。 ごー。 ろくー。 ……ねむ……にゃなー。 はち。 きゅー。 じゅー。 …………。 さんじゅー。 いーち……。 にー……。 …………。 さんびゃくろくじゅー……………。 ふう。 ………飽きました。 数字のげしゅたると崩壊です。 三分ですよ、三分。もしかしたら羊を数えるよりかも睡眠より適してますよ。 おかげさまで私すっかり眠くなりました。 とはいえども、あの人ももうすぐ近くにいますし。 精々起きておきましょうか……。眠いです。 ここまで待っていてあげたので、少々あの方には意地悪でもしましょうか。 因果応報ですよ、人を待たせておいて。……いえまあ、わたしが勝手に待ってただけなんですけど。 お、来ました来ました。 改めてみると、明るい茶髪で、大きな鈴の髪止めをつけたおさげ。まあ今は水で張り付いてますけど、きっとそうなんでしょう、て髪型ですね。 背はやっぱり近くで見ても小さいです。ふ、見ましたかかずみん、世の中にはこの様な人もいるんですよ。子の様な、でも可です。 まあ、ともあれ、その人は、ようやく陸に手を付ける程度の距離まで来て、 何とも失礼なことに、その時やっと私に気付いたみたいです。まったく私の心は傷つきました。 よって罰です。どうせなら「キリッ」って感じの擬音を付けたいところではありますが。 「ん? あなたは……?」 おさげの女の人は、陸に両手を付け、起き上がるかのようにしながら、私に問う。 故に私も質問に答えながらなりません。 「私ですか? 私は榎本瞳です。通称ひとみんです、よろしく」 女の人の肩を押しながら、ですが。 おおー、気を抜いていたのか、いとも簡単に再度海に落ちていきます。 ばっしゃーん、です。ばっしゃーん。 「…………」 おさげの女の人……何時までも鬱陶しいので、少女Aさんは一瞬困ったような表情を私に見せ、 次の瞬間には、呆れたような表情を見せ、再度とらい。ですが私はまた突き飛ばす。……中々面白いですね。 「えーと榎本瞳さんでしたか」 「はい、御指名の榎本瞳です」 「何をするのですか」 「突き落としています」 「何故ですか?」 「中々に面白いからですね」 嘘のつかない純朴無垢な小学生、なんて素敵な響きでしょう。 すると少女Aさんは、疲れた表情を見せて、 「やめてくれませんかね」 「別に嫌ですけど」 「…………仕方がありませんね」 言うが否や、衝撃映像です。 なんと、少女Aさんの手から《剣》、火を見るよりも明らかに、《剣》が握られていました。 どんな錬金術師さんですか。鋼ですか。鋼なんですね。 少女Aなんていうモブキャラみたいなふざけた名前の少女の癖してなんという優遇ですか。私にもその力分けてほしいぐらいです。 といいますか、海に《剣》ってどこのモンスターハンターですか。ラギアクルスでも倒すのでしょうか。是非海竜の蒼玉でもわけてほしい感じですね。 まあ、実際はそんなのんきなこと言ってる場合ではなく、正直面倒そうな人に手を出したな、て絶賛公開中です。やー、困ったもんですね。 「少々乱暴となりますが、許して下さいね」 瞬間、私が見た光景と、聞いた光景は、とても異様な、そんな光景でした。 すぱっ、と、さながら豆腐を斬るかのような、そんな手軽さと、身軽さを含んだ、動作、そして結果。 陸、決して脆くはないであろう陸を、ルパンの石川五右ェ門の如く、てんで現実味を帯びない、斬撃で、小さな欠片と化し、 挙句の果てには、 「きゃっ」 地面と言う、私の立つ足場が失われてしまいました。 …………結論。私まで、海へと転落してしまいましたとさ。 なんですかこの子、卑怯です。ていうかどこまで子供じみているんですか。たかだか小学生のやることでしょうよ。 一方、少女Aさんは、悠々と、陸へと上がり、自身の制服を絞ってました。 う、うぅぅ。まさかこんな結果になるなんて。 あの余裕綽々の態度うざいです。もうなんていうか滅しないでしょうかね。 拝啓警察様、あれ倒せ。敬具。 小学生に実力行使とかやってて恥ずかしくないんでしょうか。人類の恥なんじゃないですか。 ふん、私が善良な一小学生で助かりましたね、そこの少女Aさん。 「はあ、疲れました」 それはこっちの台詞です。 ああ、海水が冷たい……。ぶるぶるしてきました。とと、ディパックが流されてしまうところでした。 はあ。 「それで、榎本瞳さん。あなた、陸に上がりたいですか?」 「ええ、勿論」 「別に嫌だ、と言ったら?」 意趣返しのつもりですか、このやろー。 無駄に笑顔がお綺麗ですね、舐めてるんでしょうか。 全くもって趣味が悪いです。 とはいえ、私には。 「え? 別にいいですよ? 早くどっか行けばいいんじゃないでしょうか? その後私は一人で上がっておきますから」 乗る義理なんてさらさらないですからね。 さっさとどっか行けばいいんですよ。しっしっ。 「…………そう言われると困りますね、……ふう、まあもういいですよ、わたしも子供過ぎました。ほら、手を掴んで下さい」 少女Aさんが手を私に差し出す。 …………。 まあ、一応は私もこんな水の中は嫌ですし、握り返すとしましょうか。 ……身体が重たいですし、べたべたします。 なんか気持ち悪いですよ、何でこんな目に私はあっているのでしょう、 拝啓神様、死ね。 ちくしょう、ですね。 …………くしゅん。 ☆ 情報交換の時間です。 目の前の小学生、榎本瞳さんからここまでの成り行きと、これからの行動についての事情聴取です。 悪は斬るもの、そうは言いますがさすがに小学生。 悪戯心と見れば可愛いものでしょう。そもそも小学生が悪に染まるのなんて、それこそ二次元の話ぐらいですよ。 幾ら汚れようとも、大抵の小学生は健気なものですからね。すぐに悪と決め付けるのも早計でしょう。 聞くと彼女の行動指針は、 マーダー、所謂殺し合いに乗る人の通称の事言うらしいのですが、そのマーダーさんらしいです。 いやまあ嘘でしょうけど、それができたらさっきの突き落としとかはもっと可愛げのないものですし。 そもそも敵意と言うものがありません。あるのはただただ深い怠惰感です。 なんていいますか、それこそ小学生になら大抵はありそうな活発さと言いますか。 全体的な明るさに欠けると言いますか。それこそ、悪に、近い、なにか。 まあ。 それこそ、これからこの子と共に行動を行動し、見極めればいいことです。 小学生に何度も手を出すというのは気も引けますが、それは仕方のないことなんですから。 悪は切り捨てるべき。――――悪即斬。 わたしのモットーであり、生き甲斐であり、到達点。 故にわたしは凛として、ヒーローとして。英雄として、戦いましょう。 「わたしの名前は勇気凛々。某中学三年。生徒会長をやっておりました。 わたしは、ヒーローになります。こんな場所であっても、凛として。 善を守り、悪を倒し。 この殺し合いにおいても、知らない人であっても、誰もが本質的にはいい人なんだと考えて接し。 絶対に誰も殺しなどしない、どこまでも真っ直ぐな愚者に、わたしはなるんです」 繰り返す。 榎本瞳さんを前にして、わたしの英傑を、再び掲げる。 それは揺るぎないもので、動かざるもので、美しきもの。 理想論? 確かにそうでしょう、これ以上なき理想郷。ユートピア。 ですが、そんなことは、些細な問題に過ぎません。 創り上げて、立証すればいいのですから。 「はあ、そうですか、頑張ってください」 榎本瞳さんの反応はいまいちです。 しかしそれもまた、いいでしょう。 「ときに少女Aさん」 「……わたしのことでしょうか?」 驚きです。耳を疑いました。 今勇気凛々と名乗ったはずですが。 「ええ、あなたのことです。少女Aさん。 勇気凛々とかふざけた偽名……まあ名簿に書いてある以上もしかしたら本名かもしれませんが、 それでもそんな表面上の薄っぺらい名前、少女Aと大差ないでしょう。だから私は、少女Aさんと呼称しました」 「…………」 反論したいのも山々ではありますが、反論できません。 なにせわたしは、「本名」すらも思い出せないのですから、反論するに、至れません。 直接的に言うと、図星に近いです。 そんな言葉のないわたしを見て、榎本瞳さんは、抑揚のない、棒読みに近い口調で、わたしに言います。 「ともあれ少女Aさん。訊きますがあなたのその正義は、自己選択ですか?」 「え?」 最近の小学生は自己選択なんて難しい言葉知ってるんですね、驚きです。 ……まあ、そんなことはさておきながら。自己選択。 ふむ。 「ええ、勿論ですよ。わたしがそれをよしとし、わたしがそれを貫きたいから、この正義を行使するんです。 誰も死なない世界、誰も殺し合わない世界、素晴らしいじゃないですか」 悩むまでもありませんね。 きっぱりと、榎本瞳さんにわたしは言い切りました。 小学生に言うことじゃないかもしれませんが、それでもこの人はやけに大人びているから。 背伸びをしているのではなくて、大人びている。大人でもなく、大人しいわけでもなく、大人びていますから。 まあ肝心なところでは少々子供じみているかもしれませんが。 榎本瞳さんは続ける。 「では、あなたの正義は、自己犠牲ですか?」 「……あの、質問返しで申し訳ないんですが、あなたはなにがしたいんですか」 「え、意地悪ですけど」 悪びれもなくそう言う。 ……だろうと思いましたよ。 さておいて。 「自己犠牲、ええ、自己犠牲でしょうね。まあそんな傲慢なこと本来であれば言うつもりもありませんが、 そう言う風に問われたのであれば、そう言う風に応えるべきでしょう、このわたしの正義は自己犠牲です」 「ふーん、そりゃあご立派なこったですね」 ご立派、なのでしょうか。 まあ、褒め言葉には、甘んじて受けてるべきでしょう。 軽んじてはいけません。 榎本瞳さんは、言葉をまだ繋げるようだ。 「……こほん、では、気分によっては最後にしましょう。正義は、あなたの自己満足ですか?」 できれば断言して欲しいところではありますが、まあいいでしょう。 「……自己満足、ですか。ええ確かにこれはわたしの自己満足かもしれませんね。 これで誰もが幸せになる、そう言うわけにもいけないでしょう。これは独りよがりの、一人芝居かもしれません。 ですが、わたしはもう一度言いますが、これをよしとし、これをモットーに、戦っているんです。 文句を言われる筋合いこそあれど、批判される筋合いはありません。自己満足に甘えて、何が悪いですか」 「とても中学生の台詞ではありませんね、まるで創作人物です」 「それこそあなたに文句言われる筋合いないですよ」 そっくりそのまま打ち返してあげたい気分というのはこういうことを言うのでしょうか。 「へえ、自己選択で、自己犠牲で、自己満足。……とんだエゴもあったもんですねえ あなたそんなんでよく正義のヒーローやってけますねえ。まあ、私には関係なから勝手にやっちゃいといてください」 「は……? ……っ」 突飛な榎本瞳さんの不条理な言い分に異論の意を唱えようとして、言葉に詰まる。 エゴ。――――エゴ。 わたしの心に、嫌に反響する、残響。 ええ、確かにわたしは云いました。独りよがりの一人芝居、と。 エゴ。 それが意味するのは、まさしく、独りよがりの一人芝居。 言葉を入れ替えただけなのに、どうしてか変にイラッっとさせられます。 そう。 ただ、言葉を入れ替えただけなのに。 「……ふわぁ」 暢気に、欠伸をする榎本瞳さん。さながら猫みたいです。 あ、そんな事思ってると、ブルブルと猫みたいに身体や服に浸みた海水を飛ばしました。 子供っぽい。さっきまでとは一変して、とても、子供っぽい。 人畜無害な、少女の様。いや、実際そうなんでしょう。極めて平和的な、無害な少女。 そう、わたしはなにを勝手にこの子を「悪役」――――「悪者」扱いしていたのでしょう。 人は生まれながらにして、本質的に善人。 そんな志を掲げておいて、そりゃあ残酷な話でしょう。この子を、「人間」扱いしていないことになる。 それは駄目です。 初心を思い返すのです。 わたしは、恥知らずの愚者(セイギのヒーロー)になるんです。 すこし歯車が狂ってしまい、マーダーになった人でも、わたしは真摯に説得し、元の善人に孵してあげるんです。 それこそわたし。 ××××――――勇気凛々。 勇気を以て、凛として、凛と尽くす。 落ち着きましょう、勇気凛々。 なにを焦って、戸惑って、困惑して、怒って、イラついているのかは知りませんが、落ち着きましょう。 冷静に、行きましょう、活きましょう、生きましょう。 今、目の前には、「善人」の榎本瞳さんがいるんです。 ここで守ってあげなくて、なにが正義のヒーローですか。 そう、みんなが、笑顔になるような、そんな世界にしたいのです。 まずは、小さな一歩から。 「ところで、少女Aさん」 「――――はい」 「正義の味方と言うのなら、もちろん、ことのついでに、私を守ってくださいね。……頼りに、してますから」 明らかに、わたしを利用しようとしている、言葉。 けれども、それでも。そうであったとしても! 「はい、任してください! わたしは必ずあなたを生きて還すよう、戦って見せましょう!」 笑顔で、わたしは返す。 そう、わたしは愚者(ヒーロー)。利用したければ、してればいい。 でも、わたしは、「正義」を。「わたしの正義(エゴ)」を貫くから。 ――――みんなの救われるハッピーエンドへ。 「ふにゃ、では改めてよろしくお願いしますね、少女Aさん」 「ええ、こちらこそ全力で、悪者を、退治――――いえ、対処致しましょう」 わたしは手を差し出す。 若干渋って、榎本瞳さんも手を差し出して、握手をする。 なんて、平和な世界。 そう、わたしは、こんな世界を、夢見ているんです。 それを壊そうとする、あの二人組。 許すわけには、参りません。 この《不思議な力》――――そう、《りんりんソード》とでも名付けましょうこれ。 なにを思って主催勢がこんな力をオプションとして付けたのかは、定かではありませんが、 思う存分、震わせてもらいましょう、使わせてもらいましょう。 さあ、勇気凛々。 歩みの時です。勇みの刻です。 いざ、参りましょう――――ッ! ☆ ほへ? え? まだ続きますか。 締めということですか。いいでしょう、じゃあやってあげますよ。 以上、これにて私が疲れたためこの話は終了です! 勇気凛々先生の次回作にご期待ください! ……え? ダメ。 はい……少しハイテンションでやってこの結果とはしょんぼりせざるを得ませんね。うぅ……。 まあじゃあちゃんと閉めてあげましょう。 開いた物語は、閉じるべきですから。 では、そんな感じで。 まあ私、榎本瞳はこの雄気堂々……じゃありませんでした。素で間違えました。 えーと確か……そう、勇気凛々と言う人と同行することになった訳ですが。 正直あんま乗り気じゃありませんが、まあ守護や監視の意味でも一緒にいたほうがお得そうですし。 かずみんが暴走してたらこの頭ガッチガチそうな少女Aさんならボコボコにしかねませんからね。 はっきり申しとくと、この方不気味です。 自主性がないと言いますか。 他人のために動き過ぎて気持ち悪いですよ、なんていうか、「彼女」が見えない。 名前からして、奥底が、淀んでいて、見えない。深し不可視。 偽善者も、ここまでくれば同情の至りって感じです。 ……とはいえども。 私も正直どっこいどっこいですからねー。どうでもいいっちゃどうでもいいです。 利用するとかそれ以前に彼女は、それしか能がないみたいですからねー。 誰かが犠牲になる時点で、それは幸福ではないことに、何故気付かないのでしょうか。 まあ私はとっても優しい……ごめんなさい、想像以上に気持ち悪かったです。 とはいえ親切にもちゃんと「使ってあげている」のですから、本来は感謝して欲しい限りなのですが。 我儘は言いません。 しっかりこのお方を「使って」あげましょう。利害の一致と言う奴です。 万歳、ですね。 やほー。いえー! はい、自重ですね。 …………くしゅん! うう……冷えて来ました。 まずは二人で決めた結果、ショッピングモール(っぽいの)に行くことになりました。着替えが欲しいんですよ。 この水に濡れた下着とかとってもやな感じです。ふんだ。 拗ねてなんかいませんよ。私は子供っぽくありません。いくら服が割とお気に入りのだからって、拗ねてなんていませんよーだ。 まったく、勘違いしないでほしいです。ツンデレの時代は既に去ったのです。 ああ……うう、なんかもう一周回ってだるくなって来ました。 なんか完全に眠気再来ですよ、これ。 ああ、少女Aさんの歩みが早い。 待ってくださいよ、小学生に気も使えないんですか。役立たずなのですか。このチビ! ……なんか少女Aさんに睨まれた気がしたので、止めましょうか。怖いです。 と。 まあこんな感じです。 それでは次の人にバトンを渡しましょう。 これにて一旦。 まあもう来なくていいですが私の出番は終了です。 では、次また会えるその日まで…………私はだらけてます。 …………ふみゅう 【G-2/海岸/一日目/朝】 【勇気凛々@四字熟語ロワ】 [状態]:健康 [服装]:水浸しのセーラー服 [装備]:《りんりんソード》 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品(1~3) [思考] 基本:殺し合いの打倒 1:榎本瞳と行動し、守る 2:自分の名前など情報について得たい 3:できればおなじ四字熟語の名前の人に会ってみる……? [備考] ※四字熟語ロワ参戦前よりの参戦です(正確に言うと前日の就寝後) ※《りんりんソード》に制限はありません 【榎本瞳@数だけロワ】 [状態]:健康、眠気 [服装]:水浸しの私服 [装備]: [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品(1~3) [思考] 基本:だるいので、殺し合いには乗らない 1:寒い…… 2:少女Aさん(勇気凛々)と行動 3:早く変えの服に着替えたいです 4:かずみん(愛崎一美)に会う 5:……ふわぁ [備考] ※数だけロワ参戦前よりの参戦です 時系列順で読む Back 三者三様 Next サナダのパーフェクトずがん教室 投下順で読む Back 三者三様 Next サナダのパーフェクトずがん教室 GAME START 勇気凛々 030 誰もに秘められた愚か GAME START 榎本瞳 030 誰もに秘められた愚か
https://w.atwiki.jp/tarowa/pages/82.html
[名前]泉 新一 [出典]寄生獣 [声優]島崎信長 [性別]男 [年齢]高校三年生 [一人称]俺 [二人称]呼び捨て、お前、○○さん [三人称]あいつ 寄生獣の主人公。 ごく平凡な高校生であったが、右手に宿ったパラサイト「ミギー」により数奇な運命を辿ることになる。 家族はフリーのルポライターの父・一之と、専業主婦の母・信子。変化後は髪型をリーゼントにしていた。 ミギーの「同種を感じとる」能力は同時にパラサイトを引き付ける(探知される)役目も果たし、彼は人間と寄生生物との中間者としてパラサイトに関する一連の事件に巻き込まれる羽目になる。 また自身の安全のみを考えるミギーの意向に逆らうわけにもいかず、家族や親しい友人に己の境遇を明かすことのできないジレンマを抱えて物語の終盤までそれに苦しむ事になった。 物語の中でミギーとの出会い、学友の虐殺など数々の悲劇や救いの中、次第に命に対する価値観や生死観が変わり成長していく。 [能力] 母の体を乗っ取ったパラサイトに心臓を貫かれ瀕死の重傷を負うがミギーの尽力により一命を取り留める。 その際ミギーの体組織が全身に混ざってしまった副作用で、世界記録をあっさり更新できるほどの俊足・助走なしで数メートルの壁を跳び越える跳躍力・片手で大人一人を放り投げてコンクリート壁を崩すほどの怪力・異常な動体視力や聴力など、常人離れした身体能力と五感を身につけた。 その能力はミギーが眠っていても独力でパラサイトに対抗できるほどである。 [性格] 元々はひ弱で真面目な性格だったが、上記の出来事の後は心にパラサイトのような感情の鈍磨が生まれた。 その変化(犬の死体を平気でゴミ箱にすてる、人が死んでも泣かないなど)は周囲から見れば冷たい人間と見えるようになり、先述のジレンマに加えて苦悩が増すことにもなった。 [備考・ミギー] 新一の右腕にとりついたパラサイト(本来は右腕から新一の身体に侵入して、脳を奪おうとして失敗)。好奇心旺盛で読書家。 脳以外の部位に寄生したため、人間を食い殺すという本能(そもそも『食う』という本能自体)が欠如している。 新一の身体から直接養分を摂取しており独自に捕食活動を行う必要はないが、その分だけ新一が大食漢になっている。 食事は全て新一任せであり、本人はノータッチ。 後になって自己犠牲とも取れる行動を起こすが寄生当初は他のパラサイトと同様に感情に乏しく、宿主と自分以外の生死には極めて冷淡かつ淡白で、人間を盾に取る作戦を立てる等、人間社会の常識に外れる思考から新一との間には大きな壁があった。 共存関係にある新一に対しては食事や健康を気遣い、新一の置かれている状況や精神状態に応じて考えを変更するなど柔軟な思考も持つ。 一時の感情や自己満足に流されて行動しようとする新一を諌める事もあった。 そのやり取りの中で徐々に感情に近いものを理解するようになっていき、互いに信頼し合えるようになる。 後藤との戦いに負け、死を予感した際には「君の脳を奪わなくてよかった」など、新一に対して友情が芽生えていたらしい台詞が見受けられる。 「きれいな言葉遣いをしている」と評されるが、これについて新一は図鑑など主に本で言語を学んだ結果ではないかと推察している。 瀕死の新一を救うため体内に潜り込んで治療を行った際にパラサイトとしての性質に突然変異(弱体化とも取れる)を来し、一日のうち四時間だけ同属を察知する能力さえ働かない「完全な眠り」に陥るという弱点ができてしまった。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む + 開示する 泉新一の本ロワにおける動向 登場話 004 029 061 067 078a 078b 083 102 119 120a 120b 登場話数 9 スタンス 対主催 初期支給品 拡声器@現実、ゼロのマント@コードギアス 反逆のルルーシュ、ラジカセ@現実 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 関係話 田村玲子 警戒 田村玲子 お前 パラサイト 未遭遇 後藤 敵対 後藤 未遭遇 瀬田宗次郎 お前、てめぇ B-1ホテルのロビーにて戦闘 029 061 067 シャナ 敵対→友好→敵対 シャナ 君 止めたい 061 067 城戸真司 敵対→仲間 城戸さん 君(ミギー) 同行者 078a 078b 083 102 119 120a 120b 翠星石 翠星石 君 同行者 078a 078b 083 102 119 120a 120b 岩崎みなみ 友好 情報交換をする 119 120b 杉下右京 杉下さん 情報交換をする 119 120b シャドームーン 敵対 君(ミギー) F-1にて戦闘、殺害される 120a 120b 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A B C D E F G H I J B-2ホテル前→B-1ホテルのロビー→B-2森→D-1最南端→E-1道路→F-1→G-1
https://w.atwiki.jp/infinityclock/pages/191.html
【クラス】 ランサー 【真名】 櫻井戒@Dies irae 【ステータス】 筋力B+ 耐久A+ 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具A 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有スキル】 エイヴィヒカイト:A 人の魂を糧に強大な力を得る超人錬成法をその身に施した存在。 聖遺物(この場合は聖人の遺品ではなく、人の思念・怨念・妄念を吸収した魔道具のこと)を核とし、 そこへ魂を注ぐことによって、常人とはかけ離れたレベルの魔力・膂力・霊的装甲を手に入れた魔人。 エイヴィヒカイトには四つの位階が存在し、ランクAならば「創造」位階となる。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 【宝具】 『黒円卓の聖槍(ヴェヴェルスブルグ・ロンギヌス)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~8 最大捕捉:1 ハインリヒ・ヒムラーの命により鋳造されたとされる、神槍の偽作。 第二次大戦当時著名であった刀鍛冶・櫻井武蔵が極東より呼び出され、この槍の鋳造に携わった。 「常人にも扱える聖槍」を目標に製造されたこの偽槍は、櫻井の者のみが精錬方法を知る特殊金属『緋々色金』によって造られた代物であり、使用する者によってその姿・大きさを様々なものに変えるという特徴を持つ。 あまりの完成度から、贋作は聖槍の性質を歪んだ形で備えるようになり、結果偽槍は櫻井一族の魂を狙い撃ち、一度偽槍を手に取った者は、例外なくその体と魂を喰らわれ、生ける死者に変えられてしまう呪槍となった。 単に所有者となっただけでも症状は進行するが、偽槍を一度でも行使すれば速度は一気に跳ね上がる。その強制力は尋常ではなく、櫻井の魂を食わんとする偽槍の意志を直接向けられたわけではない第三者でも、意志の醜悪さに慄くほど。 殺した相手の武器・能力を奪い取るという力を常に発現させており、これによりランサーは倒した英霊・マスターの宝具やスキル、更に櫻井一族の創造位階、ランサー自らの手で殺した戦乙女の創造までも使用可能となっている。 但し、それらを扱うためには後述する最後の宝具を使用する必要がある。 ココダクノワザワイメシテハヤサスライタマエチクラノオキクラ 『許許太久禍穢速佐須良比給千座置座』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 自己の腐敗毒への変生、すなわち己を毒の塊へと変える創造。 この状態のランサーに触れることは毒の海に飛び込むようなものであり、触れればたちまち毒を受けて腐っていく。 当然、彼からの攻撃を受けても毒を喰らうことになる攻防一体の宝具。 凶悪さに反して元手となった渇望は、「大切な人たちが美しくあるよう、全ての穢れを己が引き受ける」という、自己犠牲による他者の救済と防衛の祈りである。 『継承される原初の魔名(トバルカイン)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 「櫻井戒」から「トバルカイン」という、偽槍に取り込まれた成れの果てへと変貌する為の宝具。 こうなったランサーは幸運を除く全てのステータスがワンランク上昇するが、代わりに狂化し、令呪を用いない一切の指示を受け付けない狂戦士に成り果てる。攻撃方法も主に稲妻を扱ったものへ変異する。 死者を扱うことに長けた術者であり、同時に彼へ友好的な人物ならば手綱を引くことも可能だが、しかしマスターのテンペストではまずそれは不可能だろう。 宝具発動後のランサーは前述通り、過去の櫻井一族が持つ創造、戦乙女ベアトリスの創造、自らの手で屠ったマスター、英霊の術理をも宝具として使用できるようになる。 『戦雷の聖剣(スルーズ・ワルキューレ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 トバルカインの内側に存在する聖遺物。少なくとも現状は無意味であるもの。 【人物背景】 聖槍十三騎士団黒円卓第二位、三代目トバルカイン。 屍兵の呪いを自分の代で終わらせ、妹を汚させないという確固たる信念を持って行動していたが、後に偽槍を手に取りトバルカインへと取り込まれた。 【サーヴァントとしての願い】 妹の幸福。ただそれだけのために聖杯を求めている。