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はつねMICのかんせん【登録タグ は 初音ミク 曲 松傘】 作詞:松傘 作曲:松傘 編曲:松傘 唄:初音ミク 曲紹介 松傘氏の4曲目。 ika氏の代表作「みくみくにしてあげる♪」をサンプリングしている。 オリジナル版は運営から削除された為、2014年4月2日にPVを修正した、公衆衛生ver.が投稿された。 歌詞 (SOUNDCLOUDより転載) (MIKU) 水色の二本のこのWORM electrode 開く瞳孔 OH,NO 本能 役立たず 脳の奥の奥の奥 コメカミ 挿入 ヌルヌル 犯す女神 ええ感じ 部屋には見慣れた色の髪が 書き換える塩基配列 ダイレクト ナイトメア こう言うのが常「初音ミク演じたいです」 大変! 悪い頭 カチ割り この通り 色とりどり 可愛いフジツボ 脳裏 Free fall HELLへと 脳震盪 rollin stone 蜘蛛の糸 コリゴリなのにもう一回 闇の水色 ドバドバ ドーパミン こんなにhappyな行為 よりどり how to be crazy 目の色 ノイローゼ あなたの裸の恋人 か~わいい~ 私の代わり? yeah 赤くなった頬 この娘の声に交じる声 耳済ませ 三つ子の魂 あっけなくrewrite windows自動更新 止まらないLOADING early morning ある日 横にいる女のツムジ 一筋 またこの色だ 次元のborder こんな冗談 (your)Life is the SHOW TIME for 初音ミク 選ばないアンタまたハズレ引く 開けっ放しのドア その隙間 せり出す夜 足首を掴む love affair タイムラインの上流 水源に混入 一滴ずつ エキス 外来種 地下 育つワニ real/unreal RING A BELL RING A BELL 無音のサイレン DNA 子孫繁栄 She's so high ところで 最近の赤ん坊のでかい目 あっかんべー どこか 面影 気のせいかねぇ 何かアベコベ 奥さん 出産 間近 膨らんだお腹 羊水のなか 聞こえる いい声 こんな歌が ダラダラ (HOOK) ミクミクにしてあげる ミクミクにしてあげる ミクミクにしてあげる ・・・・ コメント 何これ -- 名無しさん (2015-08-23 17 49 54) 最高。 -- 音子 (2016-04-11 18 02 05) 最高。 -- 可哀想な名無しさん (2018-09-04 20 36 29) めっちゃいい -- 名無しさん (2019-10-20 23 37 21) 名前 コメント
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▲【ひよこの壁】 ◆90(プランクトンの壁) >お>アシダカ軍曹>ハマー=帆村>黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつ >エルドナ>恒星>モンシロチョウ>悪い虫=SCP-161-JP&SCP-425-JP>ナマケモノ>カタツムリ >実験者一号>蟻並み=あり>虚弱オブ貧弱>ザコ田ザコ太郎>ココクゾウムシ>儚井 弱太郎 >熊男>↑↑>2億5000万匹の精子>平仮名キラー>ごとう幸一朗>ちいさなサブヒロインd ▼【戦闘可能の壁】 【作品名】最弱への道 【妄想属性】思いつき 【名前】実験者一号 【属性】人間 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】防御力並みに弱い人。 一円玉を両手を使ってやっとこさ持ち上げられるが、2枚乗せたら手を脱臼する。 空中を飛ぶ蛾を叩いたら、逆に手が複雑骨折して蛾は無傷。 豆腐より硬い物を噛むことができない。 【防御力】 雨粒が当たっただけで脳震盪を起こす。 転んで膝を突いただけで足が爆発する。 成人女性に肩をたたかれただけで1回転して吹き飛ぶ。 おじいちゃんから握手されただけで手がグシャグシャに握り潰される。 風鈴がやっとこさ鳴るか鳴らないかくらいの風で転がっていく。 【素早さ】 歩くと足を出した衝撃で足が爆発するので歩けない。這って進む。 【特殊能力】 気温が28度以上の空間に1分いると熱中症をおこし死ぬ。 気温が10度以下の空間に1分いると凍死する。 60デシベル以上の音を聞くとショックで気絶する。 ドアノブに触れたときにおこるくらいの静電気で感電死する。 常人が1リットル飲んでやっと体調を崩すくらいの微弱な毒を一滴皮膚の上に垂らされただけで即死。 【長所】弱い 【短所】でも下から数えて100位くらいだと思う 【戦法】頑張れ、生きろ。 520 :アリゲラα ◆jhlUsrQYEQ :2012/08/21(火) 17 37 56.22 ID vmYvm9M8 実験体一号適当考察 雨粒の重さは大体4㎎くらいなので、これより重いものがぶつかったら気絶する。 ×悪い虫 ぶつかって負け ○蟻並み 押しつぶし勝ち △虚弱オブ貧弱 分け ○ザコ太郎 押しつぶし勝ち 悪い虫>実験体1号>蟻並み この辺はまるでイジメのようなテンプレばかりだな
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第1章 始 2節 2007年12月3日 元文芸部室 出席4人 「朝比奈さんはまだ風邪か…」 部室には古泉と長門しかいない。そりゃそうだ、ハルヒは掃除当番だ。 「インフルエンザではないそうです、先ほど電話を掛けたらそう言いました。 熱もだいぶ下がったようですよ」 「そうか…まあお見舞いに行くほどではないだろうな。 あの人はああ見えて結構免疫力もってそうだし」 「ですね」 珍しく長門が本を読んでいない。 というかパソコンをいじってる。どうなってんだ? 俺は長門に近づいて、そのパソコンの画面を見た。 いつぞやのコンピ研制作ゲームをやっている。 「………」 それもかなりのハイレベルゲーム、やっぱ宇宙人だけあって機械もんには強いんだな。 「…おもしろいか?」 「それなりに」 「そうか」 いや、おかしい。長門がそんな感情を抱くわけ無い…。 だが俺がどうこう言う問題ではないから、古泉に挑戦されたクロスワードを解きはじた。 雑学は苦手だ…と扉が開く。 「ごめんごめん! 遅れた!」 誰も待っていないし、怒っているわけでもない。よって謝る必要も無い。 「何?、わざわざ掃除までやってきてここに来た団長にそんな口きくんだー?」 嫌な予感がした。何かたくらんでるな、この女。 「あれ、今日は有希が使ってるんだ…ってこのゲームコンピ研のじゃない」 「そう」 「…結構意外ね、感情をまわりに出さない娘なのに」 俺と同じことを長門の目の前で言いやがった。 ハルヒが言ったら、まるで俺が悪い人間みたいじゃないか…。 ハルヒは文芸部の本を1冊手に取ると、それを読み始めた。 あれ、やっぱり違和感が。 「古泉、何か今日は変だ」 「僕もそう思いますよ。でも何故かは大体想像がついているでしょう?」 「…朝比奈さんがいないからか」 「そうです。彼女も心配してるのですよ、それに朝比奈さんがいないと おもしろくないというのもあるでしょう」 「つまり みくるちゃんはあたしのおもちゃ ってことか?」 「いえ、そういうわけではないと思いますが、まあ無いともいえませんね…」 こいつまだそんな事を考えてんのか?、 俺が勝手に考えているだけならいいがまたそんな事になったら… 今度こそ殴ってるだろうな。 「じゃあ長門は?」 「…それは僕にも判りません。たまにはパソコンを触ってみるのもいいでしょう」 「それは結構だが、どうも違和感がありすぎてな」 「あなたもその一部なんでしょう、僕もですが」 「どういう意味だ」 「昨日からSOS団には妙な空気が流れています。 カチューシャ事件を前提とした妙な空気です」 カチューシャ事件って、虫の死骸のか。 大げさな言い方だな…まああの後ハルヒが死骸がとれたことにかなりの感情を示してその場の空気を最悪にしたのもあるだろうしな。 ……はぁ、早く朝比奈さん戻ってください。 僕らがインフルエンザになりそうですよ。 2007年12月4日 元文芸部室 出席5人 掃除当番が終わって、元文芸部室に向かう途中朝比奈さんと合流した。 「もう大丈夫なんですか?」 「はい、おかげさまで治りました」 「よかったです」 「…それにキョン君はずっと心配してくれてたんでしょ?」 古泉、ちくったな。いや、ハルヒの線も棄てがたい。 とりあえず情報源を聞いてみよう。 「誰から聞いたんです?」 「長門さんです」 ぐはっ、長門かよ。 「何だか遠まわしに言ってる感じだったかなぁ」 「遠まわし…」 何故遠まわしなんだ?、 心配している事ぐらいは普通に伝えたほうが早いんじゃないのか?。 また妙な空気が流れた、朝比奈さんが学校に復帰したというのに…。 元文芸部室に俺は入室した。 「みくるちゃん!!、早く着替えてっ!」 …病み上がりの一発目に会う人物がハルヒでなくてよかった。 心からそう思うよ。 「おい、それは俺の…」 「何?、悪い?」 一昨日から俺の部屋から私服が減っていると思ったら、こいつが盗ってたのか… なんて奴だ。長袖長ズボンの厚着である。 「何で朝比奈さんに着せる必要が?」 「次体調崩すときは絶対インフルだもん、この位はしておかなきゃと思って」 ハルヒにしてはいい事をしている。 まあ同じ団の仲間だろうしな、でも俺の私服というのはどうかと思う。 「大きいですよー」 「キョン、もっとサイズを小さくしなさいよ。無駄にでかくてもしようが無いでしょ?」 「無理だ、成長は誰にも止められん。自分でも止められんのだ」 「でもキョン君の匂いがするぅ」 朝比奈さん、止めてください。何か変な意味に聞こえて萎えますから。 「次に欠席する人物は、古泉一樹」 「うわっ!」 背後から声がして驚いた。長門だ、読書少女(たまにゲーム)の長門有希! 「僕が欠席するんですか?」 「そう、でも風邪といわれる病気で欠席するのではない」 「…それで、何時だというんだ?」 「2日後、欠席の原因は交通事故」 「こ、交通事故!?」 「ちょっと有希、何縁起でもないこと言ってんのよ!、 そういうのはすぐに止めないと虐められるわよ!?」 ハルヒの言うとおりだ。 それが宇宙人でも未来人でも超能力者でも神でもなければの話だが。 長門の予言は当たる、確実に。 「…長門さん、その詳細な日時や場所は判りますか?」 「2007年12月6日、午前7時19分。北高正門前の道路で大型トラックにはねられる。その後病院に搬送され、意識を取り戻す。脳震盪のみで全治1週間を要する」 細かい。それにしても脳震盪だけって。 「判りました。長門さんの話を信じましょう」 3節に続く…
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周防美琴は川田章吾と二人、島の南東の道を歩いていた。憔悴した川田の手を 引きながら、素早い足さばきで進んでいく。しばらくの間、川田はそれにつられ るように歩いていた。が、目覚めてからずっと彼を苛んでいた鈍い頭痛に加え、 喉元からせり上がる強い吐き気に襲われて、その歩みはフッと止まる。 「おい、川田?」 その場にしゃがみ込み、ひどく咳きこみながら胃液を吐く川田の様子に周防は 不安を覚えた。川田は明らかに普通の状態ではない。彼の混乱は、慶子という恋 人を見失ったショックによる憔悴だとばかり思っていた周防だったが、それだけ でこんなふうに嘔吐したりするだろうか、と彼女は訝しみ始める。 「……お前、もしかして身体どっかおかしいのか?」 その言葉に、川田は途切れ途切れに答える。 「あたま、が痛い……ずっと、目が、覚めてから」 その返答に、まず風邪による発熱を疑った周防は川田の額にふれたが、どうも 熱があるようには思えなかった。そこで、どこか打ったのかと思って川田の頭部 を撫でてみた彼女は、川田の後頭部がひどく腫れているのに気づく。 「何だこれ! すごい腫れてる!」 「……っ」 「川田、ひょっとして何かで頭打ったとか、そういうのないか?」 「……わから、ない」 こんなに腫れるほど頭を打っておいてわからない、というのも奇妙な話だと周 防は思ったが、そのおかしさを問いただすには川田の状態が悪すぎる。血の気の 引いた顔、繰り返される嘔吐、そしてどこかで打ったかもしれない後頭部の頭痛。 周防の目から見て、川田の容態は楽観できるものではない。 そのとき、ふと彼女が思い至ったのは脳震盪の可能性だ。拳法の使い手である 彼女にとって、その病体は記憶にあるものだった。頭を強く打った人間が、頭痛 や吐き気に襲われるさまを見た覚えがあったのだ。 ちなみに、周防の推測通り川田は後頭部を強く打っており、重度の脳震盪によ る吐き気と頭痛に苛まれ、なおかつ記憶障害にも陥っていた。その大元の原因を 作ったのが、自分が伊藤と対峙したときに飛んでいったあの金属バットであり、 しかもそれが今や川田の武器となっていることなど、周防は知る由もなかったが。 (……脳震盪だとしたら、頭を動かすのはマズいよな。でも、こんなとこで寝か すわけにもいかないし) 周防はデイパックから地図をとり出す。どこか近くに、身体を休められるよう な場所がないかと探してみると、地図上のさほど離れていない場所に診療所があ った。ここならいいだろう、と彼女は川田に声をかける。 「川田、吐き気がおさまったらさ、ちょっと場所動いてから休もうぜ。少し行け ば診療所があるから、そこまで我慢な。おぶってってやりたいけど、ちょっと無 理そうだし……肩くらいなら貸せるからさ、あんま頭動かさないよーに、気をつ けて歩けよ」 「……ああ、悪、い」 そして川田がひとしきり吐き終わるのを待って、二人は診療所に向けて歩き出 した。ゆっくりと、静かに。 1時間と少しあと、彼らがその場所に着いたとき、太陽は南中しかけていた。 ----- 診療所に着くと、周防は川田を簡素な寝台にそっと寝かせてやった。歩いてく る間にだいぶ落ち着いたのか、ふるまいにも少し余裕が見られる川田に、周防は 安心して声をかける。 「多分、脳震盪だと思うんだ。頭ぶつけたの覚えてないって言うけど、コブみた いになってるし、頭が痛くて吐くっていったらそれっぽいだろ?」 「ああ……」 「きっと、頭打った衝撃でさ、そのときのこととか忘れてるんじゃないか?」 「かも、な……悪い、頭、冷やしたい」 「え、脳震盪って冷やしていいんだっけ?」 「そのほうが、いい」 「ふーん、詳しいなお前」 「……オヤジが、医者だ」 「へえ、そっか」 言われるままに、周防は近くにある棚を探す。どう見ても氷はなさそうだった ので、タオルを探して水に濡らすことにしたのだ。幸い季節は冬、暖房もない場 所で見つかる水はすべて冷たいはずだった。 やがて、診療用の棚のから周防はタオルを見つける。それを浸す水も探したが、 ほとんど手に入らなかった。水が溜まっていたはずのタンクは倒れていて、底に わずかな量が残っているのみだったのだ。その最後の水を含ませたタオルを、周 防は川田の後頭部にあててやる。 「すまない」 「いーよ、気にすんな……落ち着いたらケイコさん探しにいこうぜ」 「ああ……そうだな」 そう言って少し微笑んだ川田は、ずいぶんと大人びて見えて、周防はどきりと した。こうして落ち着いてみれば、周防の目に映る川田は、そう頼りない男では ない。きっと、頭を打ったことで調子を崩していたのだろう、と周防は思った。 とはいえ、実のところ、川田はまだ本来の状態まで回復していない。表面上は 落ち着いたように見えるけれども。 そもそも彼が周防の存在を普通に受け入れていること自体がおかしいのだ。彼 はまだ、この場所が『慶子と共に参加しているプログラム』の会場だと思ってい る。だとすれば、この島の中には川田、そして慶子と『同じクラス』の『中学3 年生』だけしか存在し得ない。にもかかわらず、この島の中で突然出会った見知 らぬ女・周防美琴を、川田は当たり前のように受け入れてしまっている。本当は すでに破綻しているはずの川田の記憶は、彼自身がまだそれに気づいていないが ゆえに、おかしな形で保たれていた。 ……そして正午の放送が、その危うい均衡を破る時が来る。 ----- 『——皆さん、こんにちは』 下品な男の声が電波に乗って流れる。それに叩き起こされるように、伊藤真司 は目を醒ました。周防美琴が民家を去ったあと、身体のダメージと激しい疲労か ら、伊藤は深い眠りに落ちていたのだ。幸いにも、誰も彼の寝ている家の扉を開 けはしなかったので、襲われずにすんだのである。 『担任の坂持でーす。ちょうど、今、正午になりましたー』 初めは煩いな、などと思って目を擦っていた伊藤だったが、『正午』という言 葉に完全覚醒した。自分が眠っていたらしい時間の長さに驚いたと同時に、『正 午』と『放送』というキーワードで状況に気づいたのだ。慌てて荷物から地図と 名簿と筆記具をとり出す。必死で発表された禁止エリアに印をつけ終わって、次 に読み上げられはじめた名前の多さに伊藤は愕然とした。 (……クソッ、もうこんなに死んじまったって言うのかよ!) いくつもの名前の横に印をつけながら、伊藤は言い知れない怒りに捕われてい た。そして、その怒りは一つの名前を聞いた瞬間、深い悲しみをともなうものに なる。 『軟葉高校、田中良くん』 その名前を耳にした瞬間、一瞬頭が真っ白になった伊藤は、動きを止めた。そ して数瞬の後、渦巻いた感情の激流に耐えきれずに、涙をこぼす。名簿に染込む 生暖かい水滴は、田中の名前を滲ませる。それがまたいっそう、伊藤にとっては 辛かった。とてつもない怒りと悲しみとが、彼を同時に襲う。 田中良が深く暗い死の淵をのぞいたのは、この戦いの幕の開いてさほど時の経 たぬ朝のことだ。そのころ、伊藤はまだ誰とも出会っておらず、島の中を彷徨っ ていた。そして、誰に救われることもなく田中は淵へと突き落とされることにな る。 その場に駆けつけられなかった伊藤に非などない。島の中に散り散りに配され 目覚めた、その場所が田中の近くでなかったことなど、伊藤の責任ではあり得な いのだから。 それでも伊藤真司は、何もできなかった自分自身を責めた。田中の命が危険に 晒されていたそのとき、自分はどうしていただろう、そう伊藤は思う。ふらふら と島を歩いていただけか、周防と戦っていたか、それとももう民家で寝ていたか。 周防と戦ったことが間違いだとは思わないし、自分を民家に運んだ周防への恨み もないが、『自分がそばにいれば田中を助けることができたかもしれない』とい う思いは、如何ともしがたい。 言葉ひとつなく、伊藤は固めた拳を壁に叩きつけた。建材の痛んだ壁はバキリ、 と音をたて、容易くそれに突き破られる。割れた壁板が拳に刺さったが、その痛 みを感じる余裕など伊藤にはなかった。卑しい男が電波越しに叫ぶ言葉すら、耳 には入らない。 「チ、クショ……っ、ふ、ざけんな……!」 ……何かが、いや、何もかもが、許せなかった。 ----- 坂持の声がスピーカーから吐き出されると、周防はあわてて地図と名簿を荷物 からとり出した。身体を起こそうとした川田を制して、自分がやっておくから休 んでいろ、と伝えることも忘れずに。 そうしてまず、地図の禁止エリアに印をつけ終えてしまうと、今度は名簿に目 をやる。死者として読み上げられた最初の名前が、播磨と塚本のものだったこと に愕然としながらも、彼女は取り乱さなかった。ただ、唇を強く噛んで耐えなが ら、続く放送に耳をかたむける。 友人たちの名を耳にしても、周防は泣かなかった。わめかなかった。理不尽だ、 と怒りもしなかった。なぜなら、彼女もまた、加害者であったからだ。 ……周防美琴は自らの手で、人を、殺してしまった。人を、殺せてしまった。 だからこそ、理解できた。他の誰かが人を殺してしまうことも、殺せてしまうこ とも。 塚本と播磨の死を知り、数人の名前が読み上げられたそのあと、加藤乙女とい う名前を耳にして、周防はそれが自分の殺した女の名前だとすぐに気づいた。胸 を締めつけられるような苦しさが、彼女を襲う。 周防は加藤を優しい顔で騙して、金属バットで殴り殺した。バットのグリップ まで伝わってきた、陥没する頭蓋骨の感触を、皹が入り折れる骨の感触を、周防 は忘れることができない。そしておそらく、忘れてはいけないのだろう、とも思 った。 後悔はしない。考えすぎて殺すことを躊躇する前に、力の限りバットを振り下 ろしたことを、周防は決して悔やみはしない。それをしてしまったら、彼女はき っと前には進めなくなるだろう。 仲間たちとともに生き残るために、加藤の命を奪った自分を周防は否定しない。 その代わり、加藤や加藤の仲間にどれだけ恨まれても憎まれても、甘んじて受け とめるつもりだった。播磨や塚本の名前を耳にしたとき、自分の胸に訪れた冷た く深い悲しみは、きっと加藤の友の胸にも訪れているはずだ、と思ったから。 人を殺す、その行為の痛みを、醜さを、決して忘れないでおこう、と周防は誓 う。そんなことが贖罪になるなどとは思わない。だが、せめてもの償いとしてそ うあるべきだ、と思った。一方的に伊藤を殴りつけ、痛めつけながら流した涙の 苦さは、周防にそういう生き方を選ばせた。 (……あの子にも、あの子の友達にも許してもらおうなんて思わない。でも、私 はもう、誰も殺さないって決めたんだ) 殺す、そして殺される。その両方の可能性が全ての人間にあるのだと理解でき たからといって、その事実も痛みも軽くなりはしない。だが周防美琴は、泣いて わめいて受け入れを拒否するほど、身勝手にはなれなかった。自分の殺した加藤 乙女の存在が、それをさせなかった。 ……そう、周防美琴は、他人を殺したからこそ、友人の死の重さに耐えること ができたのだ。まったく、これほどの皮肉があるだろうか。 ----- あの放送を聞いてからしばらくして、伊藤真司は扉を開いた。彼が数時間のあ いだをそこで過ごした、古びた民家の扉を。そして彼は苦々しく一歩を踏み出し、 冬の弱い陽光にその身を晒した。吹きつける風の冷たさに少しばかり眉をひそめ たあと、伊藤は、黒土が剥き出しの道を一足ごとに強く踏みしめるように歩き出 す。 周防の攻撃によって受けたダメージは、まだ伊藤の身体に残っている。といっ ても、伊藤は抜群の打たれ強さを誇る男だ。これまでにくぐり抜けた喧嘩におい ても、数えきれないほど殴られてなお、立ちあがってきた。殴打の痛みを抱えた ままでの移動も初めてではない。ましてや、彼を痛めつけた周防は、少林寺拳法 の心得があるとはいえ、れっきとした女性なのだ。いくら一方的に攻撃されたと ころで、幾多の喧嘩の中で彼が耐えてきた拳とは重さが違う。決して万全とは言 えないが、休息したこともあって身体はいくらか回復していた。 むしろ、いま彼が痛みを感じるのは、身体にではなく心にだ。大切な友人のひ とりであった田中良を、知らぬ間に失ってしまったことは、伊藤の心に濃い影を 落としていた。無論、彼はあの教室で坂持に殺されたメグミのことも忘れていな かったし、他の学校の学生たちの死にも憤りを覚えていたが、田中の死は殊更に こたえたのだ。力でいえば決して強い方ではなかったが、誠実な正義の人だった 田中を、伊藤は男として認めていた。そんな田中だからこそ、こんな理不尽な状 況で死んでほしくはなかったのだ。 無念の想いにかられながら、伊藤はただ、前へと進む。あの小屋の中に留まっ ていても、何もできないと思ったから。 彼はせめて、自分がこれから出会う人間くらいは、自らの手で救いたいと思っ た。苦しんでいる人間がいるなら助けてやりたかったし、もし周防のように手を 汚そうとしている人間がいるならば、その考えを変えてやりたいと思った。だか ら伊藤真司は、この道を歩いている。 彼は、何もかも全てを自分の手で変えられるとは思っていない。もうこれだけ の命が失われてしまった今、それはあまりにも浅はかな望みだと感じていた。 全てをどうにかしてしまうような、何か圧倒的な力……それが自分には備わっ ていないことを、彼は知っている。もしそんな力がこの島の中にの誰かに備わっ ているとすれば、それは相棒である三橋貴志にだろう、そう彼は思っていた。 (三橋を探さねーと……あと理子ちゃん、高崎……どこにいんだよ、無事なのか、 チクショウ……) 自分には全てを変える力などない。それでも……それでも、自分の手で救える 誰かがいるなら、せめて一人でも救いたいと願って、彼は先へと進む。 ……そして、吹きすさぶ風の中、歩き続けた伊藤真司はある男に出会う。それ は、散弾銃を片手に危うい様子で歩いてくる宇宙怪獣、花澤三郎だった。 ----- 数分後、周防が全ての情報を書きこみ、放送が終わりを告げた。彼女は川田に 声をかけようと顔をあげかけて、奇妙なことに気づく。 (ケイコ、って……そんな名前の人、いなくないか……?) 川田の恋人らしき女、ケイコ。名字まではまだ聞いていなかったが、名簿の中 に『ケイコ』と読めそうな名前はひとつもない。それどころか、川田の名前のあ る城岩中の名簿に女性名は『相馬光子』しかなく、その相馬はすでに命を落とし ており、先ほどの放送で『ソウマミツコ』と呼ばれていた。 「おい、川田……っ!?」 おかしい、と感じた周防が顔を上げると、寝台の上の川田が頭を押さえ、真っ 青な顔でふるえている。そのあまりの異様さに、ケイコのことをたずねるのも忘 れて、周防は川田の名前を呼ぶ。 「川田、しっかりしろ、川田!」 「けい、……こ、こ……誰、……何で、俺……」 「川田!」 川田の口からは言葉になりきらない単語がぽつりぽつりとこぼれ落ちる。青い 顔で意味をなさぬ言葉を落とし、震えるその姿はあまりにも異様で、周防は背筋 を冷たくする。 ……無理矢理巻き戻された川田章吾はいま、本来の時の流れに放り込まれた。 放送を聞いてついに、川田は自分の記憶の矛盾に気づいてしまったのだ。今ま さに、川田の巻き戻った記憶は完全なる破綻を迎えようとしていた。 偽りの平穏が終わる。それは回復に繋がるのか、それとも更なる崩壊に繋がる のか……それはまだ、誰にもわからない。 (な、んで……、だ、どう、して……) ……この島にいる人間は全員、彼と同じ『神戸の中学』の生徒のはずだった。 何とか生き残ろうと足掻き、殺して、殺されかけて、最後の数人に何とか入り込 んだはずだった。そして、大切な慶子を見つけて……でも慶子は彼から逃げた。 追いかけなければ、もう一度追いかけなければ……そう思ったはずなのに。 (……こ、こは……、お、れは、いっ、たい、) 「おれ、は……だれ……な、んだ」 「か……、川田だよ!」 「かわ、だ」 「川田、川田章吾だよ、さっき自分で言ってただろ! お前は川田章吾だよ!」 「……かわだ、しょう、ご」 川田章吾。そう、確かに彼は川田章吾だ。だが、この川田章吾は、一体いつの 川田章吾なのだろう……? 「そうだよ、川田だ! あんたは、城岩中の、川田章吾だよ!」 周防は川田に呼びかける。名簿にあった、彼の中学の名前も交えながら。彼女 はまるで知らぬことだったが、それは『現在の』川田に繋がる大切な記号だった。 「っ! い、てぇ……!」 やおら、強烈な頭痛が川田を襲う。割れそうに痛む頭を抱えて寝台の上で小さ くなる川田に、周防は途方に暮れた。彼女がそっと手を置いた川田の身体はひど く熱い。脳震盪のせいか、それともあの放送を聞いたせいか……どうやら彼は熱 を出しているようだった。冷やすためにあてたはずのタオルも温まり、もはや体 温と同化している。この熱が頭痛の原因にちがいない、と周防は思う。何とかも う一度頭を冷やしてやりたかったが、あいにく診療所内には水がすでにない。 (しょーがない、こうなったら……!) 周防はバタン、と勢いよく診療所の扉を開ける。 「川田、大人しくしてろよ! ちょっと水探してくるからな!」 そう言い放って、周防美琴は駆け出す。川田章吾の熱を癒してやるための水を 探して。
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親:公開処刑 プロフィール 名前 talkie(トーキー) 所属 過激派(Granada) 年齢 10歳 髪色 青緑 身長 * 眼色 黒 体重 * 異能 音を操る 性別 女 状態 疎ましく思っている 一人称 わたし 二人称 あなた/お兄さん/お姉さん 三人称 あの方 本名 草壁アンナ(くさかべあんな) 「だめだめ、だめなの。わたしには何もかも聞こえているわ。」 「あら、きれい、きれいだわ。もし壊れてしまったらどれだけの人が悲しむのかしら?」 「『あいつって生意気』?言葉がむずかしすぎて分からないわ。クスクス・・・・だれかに聞いてこよーっと♪」 盗み聞きと告げ口を趣味としている人の不幸が大好きな少女。 酷く人間不信。人間なんて一人残らず滅んじゃえばいいのになあって思っている。 人間よりも天使とか悪魔とか宇宙人とか幽霊とかの方が好き。絶対存在してると思う。お話してみたい。 幸せそうな人を見ていると邪魔をしたくなる。綺麗なものは壊したくなる。 たくさん暴れすぎて親に手枷足枷を付けられてしまった。走れないし両手広げられない。たまに存在を忘れて走り出そうとして転ぶ。 異能について 音を操る 音や声(音であれば電波も)をラジオのようにキャッチすることが出来る。半径10M以内は簡単に聞こえる。それ以上になると集中力が必要になってくる。 自分の陰口や至らぬ噂など良くないものも丸聞こえ。人間不信になったのもこれが原因。 自分の叫び声を超音波にかえて発射できる。でもまだ脳震盪を起す程度で殺傷力がない。 親の感想 性悪なロリって新鮮だと思いませんか皆さん。かわいいと思うのですが。 発展途上だからまだまだ成長できると思う。 関係者様 カーズお兄さん。「神」とか「悪魔」とかブツブツ聞こえたら走り寄ろうとしていつも転ぶ。 「お兄さんっ!今、『悪魔』って言ったかしら?いいえ言ったわ!ちゃんとわたしには聞こえキャッ!!(転倒)」 painお兄さん。幻覚の怪物の姿が大好き。叫んじゃう。 「すてきすてきすてき!!怪物のお兄さんはとってもかっこいいわ!!」 chloroformお兄さん。目の前で大惨事引き起こされすぎてわざとやってるんじゃないかと疑い始めている。 「もう!お兄さん!何をどうしたらそんなに悪いことばかり起こしちゃうの?!」
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◆ 握力誇示 タオルを絞って破壊 (木場) リンゴを握り潰す (静虎) リンゴを握ってジュース作成 (加納) フォーク曲げ (義生) コイン曲げ (鬼龍,静虎) 石を握って破壊 (鬼龍) ◆ 試し割り (対物質) キックでバット5本割り (富岡) キックで社員の腕へし折り (富岡) ウォーターバッグ破壊 (静虎) ダミー人形破壊 (静虎,木場Jr) 氷柱砕き (ただし手の骨を骨折) (鬼龍) 大甕砕き (木場)…. 甕の反対側のみを破壊 (八巻実) ぶちかましでコンクリ壁破壊 (木場,ブル)…. 鳥居を蹴り壊す (夢二)…. 鉄柵潰し (船田) 刑務所接見窓破壊 (幻舟) 手錠引きちぎり (キクタ) 素手で100体の仏像彫り (剛眼) 素手で鉄の扉貫通 (剛眼) 素手で刃物を掴んでへし折り (尊鷹) コイン壁埋め (鬼龍) ひと蹴りでボロ道場全壊 (鬼龍)… 暴走賊の単車破壊 (熹一) 自動車斬り (十五郎) 素手で5分でトラック解体 (黒田)…. 小型ヘリにジャーマンスープレックス (木場) …. 200トンの旅客機牽引 (ブル)…. 丸太を10本近く同時に吹き飛ばす (大観) 直径目測60cm、長さは4m以上の丸太を右足の蹴り一発で綺麗に縦に裁断 (覚吾) ◆ 試し割り (対人) 1人で3人のオヤジ狩り撃退 (山津) 1人で50人の悪ガキ壊滅 (仁清) 1人でヤンキー軍団壊滅 (義生) 5人で暴走族壊滅 (熹一&石毛&黒田&鬼平&義生) 1人で相撲部屋壊滅 (レムコ) 1人で空手道場壊滅 (加納) 1人で空手道場壊滅 (ギャルアッド) 3人で空手道場壊滅 (熹一&力丸&ミノル) 3人で男の隠れ家的武術道場壊滅 (静虎&熹一&剛眼) 1人で20人のレスラー壊滅 (鬼龍) 1人で10万人の素人相手に100m突破 (尊鷹) 1人でマフィアのヒットチーム壊滅 (マーク) 1人で警官隊壊滅 (バークレー) 1人で警察署壊滅 (覚吾) 1人で国際的性奴隷オークション壊滅 (覚吾) 1人でフィクサーSP壊滅 (観山) 1人で米軍SP壊滅 (ガルシア) 1人でヤクザ事務所壊滅 (鉄山,金時) 1人でマフィアSP壊滅 (鬼龍) 1人で香港マフィア壊滅 (鬼龍) 1人でアルカイダ壊滅 (鬼龍)…. 3000本の骨折り (朝昇)…. 1撃で目玉が飛び出す (バークレー)…. ◆ 試し割り (対植物) “氣”の力だけでドングリ大量落下 (尊鷹)…. 掌底でマキ割り (尊鷹) ワンパンでオール落葉 (鬼龍) 杉林なぎ倒し (露土馬)…. ご神木傾け (革了) …. ◆ 試し割り (対動物) スズメバチ虐殺ウォームアップ (熹一&黒田) 川をパンチしたら魚が全滅 (鬼龍) 素手でハブ殺し (木場Jr) 素手でドーベルマン殺し (レムコ) 素手で闘犬殺し (ギャルアッド) 素手で野豚殺し (富士田) 素手でイノシシ殺し (露土馬) 素手で馬殺し (ヤムパパ)…. 素手で牛殺し (露土馬,シオン)…. 素手で虎殺し (静虎,木場)…. 素手でライオン殺し (木場Jr) まさかりで鬼熊殺し (覚吾)…. 警察犬を蹴りで切り殺す (草薙) ◆ 試し割り (衝撃波) 寸止めで鼻血ダラダラ (鬼龍) 寸止めしただけで脳震盪 (ガルシア) 風圧だけで顔筋が吹き飛ぶ (熹一,ミノル)…. 風圧だけで鼓膜破壊 (ガルシア) 風圧だけで天鳴大太鼓を4回鳴らす (ミノル) 風圧だけで天鳴大太鼓を20回鳴らす (静虎) “氣”の力だけで脳震盪 (ゴードン) “氣”の力だけで鉄扉に円形の穴開け (尊鷹) 塊蒐拳の威力が身体を貫通して背後のステンドグラスを破壊 (尊鷹) ◆ 耐久力誇示 手の甲で釘打ち (鉄山) ウイスキー瓶額割り (藤田) 筋肉だけで真剣弾き返し (静虎) トラックに乗用車ごと跳ね飛ばされながらも無傷 (富士田) 100㎞/hの速度でロールスロイスに跳ね飛ばされたのに立っている (鬼龍) 病院の4階から裸足で飛び降り (秋川) 脳腫瘍があるのに笑顔で技を受けきる (サムソン高木) 48時間耐久セックス (ケンゾー&ケンゴ) 乱交 (木場) ◆ 身体能力誇示 大胸筋ピクピク (マナブさん) …. 筋肉の力だけでナイフ抜き (義生) 小さい箱に全身収納 (朝昇)…. 全身脱骨して拘束着抜け (武山)…. 人間フラッグ (夢二)…. ◆ 移動技 ママチャリで車を追い抜く (静虎) 木の葉に乗って水面渡り (馮老師)…. 車に走って追いつく (ガルシア,セルゲイ,御子神)…. ◆ 回避 銃弾避け (静虎) 銃弾すべり (灘一族) 無数の弓箭すべり (尊鷹)…. ◆ その他 コップ食い (牛垣) 抜き身の真剣の上を裸足で歩く (朝昇)…. 250㎏で生卵の上に乗る (霍)…. 250㎏の肥満体を一瞬でダイエットさせる (ミノル)…. ◆覇生流 呪殺祈祷 (全文)… 『臨 兵 闘 者 皆 陣 列 在 前! ナウマクサンダ バサラダセンダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン』 (鬼龍よ死ね 静虎よ死ね 熹一よ死ね! 灘神影流を受け継ぐ者は骨肉を相食めっ!! 風よ 心して聞け お前は灘神影流の破滅を無上の喜びとし その為に生き そのときの為に生かされておるのだ 魂魄となっても闘い抜くのだ) 『維時(このとき) ??年?月?日 覇生流大阿闍梨〇〇 至心合掌 謹んで真言教主 大日如来 両部界会 諸尊聖衆護法天等 別しては本尊大聖不動明王 四大八大忿怒 弘法大師等 密教伝承阿闍梨 総じては尽空法界一切三宝の境界に白(もう)して云(も)うさく それ維(おもん)みるに 大聖(だいしょう)この土に化(け)を定めてより 年久しく 善男善女等しく受くるの利益(りやく)巨(はか)りがたし… 然るに仏果を疎んじ 仏法を廃し 正法これを五濁(ごじゃく)の世となすを ただひたすらに五欲にとらわれ 一切衆生の生命を蝕むこと 飢えたる猛虎よりはなはだし! 悪鬼羅刹と者(いっぱ)、まさにこれ灘新影流 宮沢一族と鬼龍主これ也! 弟子それがし 本日ここに壇場を結界し 大聖不動明王を勧請して悪鬼鬼龍に鉄槌を下す 仰ぎ願わくば この法をもって鬼龍 地獄冥府に落ちんこと』 『鬼龍 地獄冥府に落ちんことを!』(一同唱和)
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【 ラ・ピュセル VS ルガー 】 ( 1ターン目 ) 戦闘地形:『公園』 . [ ラ・ピュセルのステータス ] HP:80 MP:54 着衣:3 / 攻:0 防:0 反:0 回避:0 ガード:0 クリティカル:9 技ダイス 1:発勁 2:発勁 3:発勁 4:発勁 5:必殺技 6:必殺技 (スキル) 人外 , 闘いの年季 , 有名人 (アイテム) (怪我) . [ ルガーのステータス ] HP:100 MP:14 着衣:3 / 攻:10 防:1 反:2 回避:4 ガード:5 クリティカル:9 技ダイス 1:必殺技 2:必殺技 3:必殺技 4:気合 5:弱攻撃 6:神速攻撃 (スキル) 人外 , 必殺技熟達者 , 強者の風格 (アイテム) (怪我) 脳震盪 . スキルの効果適用 [ ルガー ] 対戦開始時、相手のMPに4ダメージ . アイテムの効果適用 なし . 怪我の影響 なし . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第1ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ルガー『強者の風格』発動! ラ・ピュセルのMPに4ダメージ [ ラ・ピュセル ] HP:80 MP:6 着衣:3 [ ルガー ] HP:75 MP:7 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ ラ・ピュセル: 5(+0)〔攻撃〕 /ルガー : 6(+2)〔攻撃〕 ⇒ ルガーの先攻 . ◆ ルガーの行動:神速攻撃 ◆ 神速攻撃:0 ∵クリティカル判定(9%):71 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(0%):17 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(0%):72 ⇒失敗 ラ・ピュセルに12ダメージを与えた (消費デメリット:回避不可) . ◆ ラ・ピュセルの行動:必殺技 ◆ MPが足りない! MP2回復 . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第2ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ ラ・ピュセル ] HP:68 MP:8 着衣:3 [ ルガー ] HP:75 MP:7 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ ラ・ピュセル: 1(+0)〔攻撃〕 /ルガー : 2(+2)〔攻撃〕 ⇒ ルガーの先攻 . ◆ ルガーの行動:必殺技 ◆ 吸血:5 ∵クリティカル判定(9%):15 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(0%):74 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(0%):69 ⇒失敗 ラ・ピュセルに25ダメージを与えた ルガーの攻撃力+20% (消費デメリット:MP-5+被ダメージ1.5倍) . ◆ ラ・ピュセルの行動:発勁 ◆ 発勁:2 ∵クリティカル判定(9%):2 ⇒成功 ルガーに30ダメージを与えた ルガーに着衣1ダメージを与えた (消費デメリット:MP-2) . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第3ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ ラ・ピュセル ] HP:43 MP:6 着衣:3 [ ルガー ] HP:45 MP:2 着衣:2 . ≪行動ダイス≫ ラ・ピュセル: 4(+0)〔攻撃〕 /ルガー : 5(+2)〔攻撃〕 ⇒ ルガーの先攻 . ◆ ルガーの行動:弱攻撃 ◆ 弱攻撃:0 ∵クリティカル判定(9%):2 ⇒成功 ラ・ピュセルに17ダメージを与えた ラ・ピュセルに着衣1ダメージを与えた (消費デメリット:なし) . ◆ ラ・ピュセルの行動:発勁 ◆ 発勁:2 ∵クリティカル判定(9%):57 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(4%):10 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(5%):発勁はガード不可 ⇒失敗 ルガーに20ダメージを与えた (消費デメリット:MP-2) . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第4ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ ラ・ピュセル ] HP:26 MP:4 着衣:2 [ ルガー ] HP:25 MP:2 着衣:2 . ≪行動ダイス≫ ラ・ピュセル: 4(+0)〔攻撃〕 /ルガー : 2(+2)〔攻撃〕 ⇒ ルガーの先攻 . ◆ ルガーの行動:必殺技 ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ ラ・ピュセルの行動:発勁 ◆ 発勁:2 ∵クリティカル判定(9%):77 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(4%):43 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(5%):発勁はガード不可 ⇒失敗 ルガーに20ダメージを与えた (消費デメリット:MP-2) . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第5ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ ラ・ピュセル ] HP:26 MP:2 着衣:2 [ ルガー ] HP:5 MP:4 着衣:2 . ≪行動ダイス≫ ラ・ピュセル: 6(+0)〔攻撃〕 /ルガー : 2(+2)〔攻撃〕 ⇒ ラ・ピュセルの先攻 . ◆ ラ・ピュセルの行動:必殺技 ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ ルガーの行動:必殺技 ◆ MPが足りない! MP2回復 . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第6ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ ラ・ピュセル ] HP:26 MP:4 着衣:2 [ ルガー ] HP:5 MP:6 着衣:2 . ≪行動ダイス≫ ラ・ピュセル: 6(+0)〔攻撃〕 /ルガー : 6(+2)〔攻撃〕 ⇒ ルガーの先攻 . ◆ ルガーの行動:神速攻撃 ◆ 神速攻撃:0 ∵クリティカル判定(9%):79 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(0%):44 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(0%):7 ⇒失敗 ラ・ピュセルに14ダメージを与えた (消費デメリット:回避不能) . ◆ ラ・ピュセルの行動:必殺技 ◆ MPが足りない! MP2回復 . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第7ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ ラ・ピュセル ] HP:12 MP:6 着衣:2 [ ルガー ] HP:5 MP:6 着衣:2 . ≪行動ダイス≫ ラ・ピュセル: 3(+0)〔攻撃〕 /ルガー : 5(+2)〔攻撃〕 ⇒ ルガーの先攻 . ◆ ルガーの行動:弱攻撃 ◆ 弱攻撃:0 ∵クリティカル判定(9%):98 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(0%):55 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(0%):25 ⇒失敗 ラ・ピュセルに17ダメージを与えた (消費デメリット:なし) . ルガーの勝利! . 【怪我判定】 ラ・ピュセル:ダイス目 25 ⇒ 脳震盪 ルガー:ダイス目 96 - 残り体力補正 6 = 90 ⇒ 聴覚喪失 . 【再起不能判定】 ∵ラ・ピュセルの基本再起不能率:5% ⇒ 再起不能判定(5%):5 ⇒ 成功 ∵ラ・ピュセルはまだ闘える! . 【成長判定】 ラ・ピュセルの成長 精神力:-1 防御:+2 ルガーの成長 精神力:+1 FS:+1 . 【獲得賞金】 ルガーは100万円を手に入れた(合計200万円) 【次戦継続時】 [ ルガー ] HP:5 MP:6 着衣:2
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MZP…ゴールドバーグ MSP…ジ・アンダーテイカー、YOSHI-HASHI ベストズンドコバウト…ジ・アンダーテイカー vs ゴールドバーグ(6/7 WWE Super ShowDown 2019) ベストソルトバウト…トリプルHvsランディ・オートン、50人バトルロイヤル(6/7 WWE Super ShowDown 2019)ザック・セイバーJr vs YOSHI-HASHI(ブリティッシュヘビー級選手権 新日6/25仙台サンプラザ) ズンドコ興行賞…WWE Super ShowDown 2019(6/7サウジアラビア) ズンドコ話題賞… 山下りな、アイスリボンと間違えスターダムの会場へ。夏すみれに突っ込まれる(座談会にて) 脇澤美穂が西川口で星ハム子選手に会い、なつき☆たいようにLINEしたら「激安の風俗かと思いました」とシュート発言 中邑真輔「L.I.P…Shinya Aoki」 本田雅史がまた雁之助クラッチ使用問題を拗らせる、ついでにTAJIRIや宮迫博之に苦言 ゴールドバーグ、試合前に気合い入れるために壁にオデコをゴンゴンやり脳震盪を起こす 6/9新日ドミニオンのメイン後ジェリコがオカダをKO、棚橋が救出も盛り上がらないまま締めマイク無しで大会終了アナウンスが流れ場内が一時騒然 6/9ノア後楽園、外国人レフェリーが試合中カウント3→取り消しを2回やってしまう 三沢メモリアル当日にKENTAが新日G1参戦表明、怒ったノアファン達がKENTAのTwitterに大量の誹謗中傷リプ BSフジ「クイズ!脳ベルSHOW」プロレスラー大会、渕正信「サイレントくちびるの女性が気になっている」→出題者が越中詩郎でガッカリ リコシェの自慰動画が流出か タマ・トンガのインスタライブでバレット・クラブと鈴木軍がバスに同乗しているところが映る ヨシハシ「ベルトと一緒にG1出場枠を賭けろ」ザック・セイバーJr「タイトルマッチができるだけラッキーだろ、ベルトもG1も手放さない」 →ザックが要求を呑んだとしてG1出場枠争奪戦に 6/23WWEストンピング・グラウンズの観客動員が6,000人止まりとPPVでは最悪級の空席率 西尾美香、ザ・リーヴの新しい団扇に夫・谷口周平の姿が無いことに気づく https //i.imgur.com/ZqqUrde.jpg 原宿の古着屋で長州力の私服販売イベント開催、Tシャツや靴下等が1点10,800円から
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【 玖波瀬ぎり VS 猛信寺うのみ 】 ( 3ターン目 ) 戦闘地形:『TV局前』 . [ 玖波瀬ぎり ] HP:12 MP:8 着衣:3 / 攻:3 防:0 反:2 回避:4 ガード:0 クリティカル:6 技ダイス 1:気合 2:気合 3:発勁 4:発勁 5:発勁 6:発勁 (スキル) 闘いの年季 ,追跡 , (アイテム)高級アイシャドウ (怪我)スランプ, 網膜剥離, 突き指 . [ 猛信寺うのみ ] HP:20 MP:2 着衣:3 / 攻:11 防:1 反:1 回避:2 ガード:5 クリティカル:4 技ダイス 1:弱攻撃 2:弱攻撃 3:弱攻撃 4:弱攻撃 5:弱攻撃 6:投げ (スキル)後援者 , , (アイテム) (怪我)脳震盪, 右足骨折 . スキルの効果適用 なし . アイテムの効果適用 [ 玖波瀬ぎり ] 反応+3 . 怪我の影響 [ 玖波瀬ぎり ] 必殺技使用不可 ダイス目 1 が出ると50%の確率で行動不能 再起不能率+5%(重複アリ) [ 猛信寺うのみ ] ダイス目 4 が出るとHP10ダメージ . 地形『TV局前』の効果により勝利時獲得賞金+10万 . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第1ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ 玖波瀬ぎり ] HP:12 MP:8 着衣:3 [ 猛信寺うのみ ] HP:20 MP:2 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ 玖波瀬ぎり : 6(+5)〔発勁〕 /猛信寺うのみ : 6(+1)〔投げ〕 ⇒ 玖波瀬ぎりの先攻 . ◆ 玖波瀬ぎりの行動: 発勁 ◆ ∵クリティカル判定(6%):35 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(2%):投げデメリットにより失敗 ∵敵のガード判定(5%):ガード不可技につき失敗 猛信寺うのみに20のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . 玖波瀬ぎりの勝利! . 【怪我判定】 玖波瀬ぎり:ダイス目 56 - 残り体力補正 100 =0 ⇒ 無傷 猛信寺うのみ:ダイス目 59 ⇒ トラウマ . 【再起不能判定】 ∵猛信寺うのみの基本再起不能率:5% ⇒ 再起不能判定(100-5=95%):92 ⇒ 成功 猛信寺うのみはまだ戦える! . 【成長判定】 玖波瀬ぎりの成長 精神力: +1 攻撃力: +1 猛信寺うのみの成長 精神力: -1 体力 : +2 . 【獲得賞金】 ◆玖波瀬ぎり ◆ ≫ 基本獲得賞金:100万円 ∵ ランク差ボーナス:+0万円 ∵ 地形ボーナス:+10万円 ≫ 合計:110万円 ◆猛信寺うのみ ◆ ≫ 基本獲得賞金:0万円 ≫ 合計:0万円 . 活力残量(連戦用) 玖波瀬ぎり (勝利) HP:12 MP:6 着衣:3
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第七話 「…おい、どうする?」 宮内が小さく震えながら小さな声で言う。 「こんなときにあたし、間接の節々がヤバいから…。宮内、しばらくあたしの代わりに働いて。」 「おぃ!そういう意味じゃなくって、思ってたのと 違うからビビッてんだよ!」 「…まぁ、私も試合制で勝ち抜きで何名かがいけるのかと 思ってたけどね…。」 2人はそう小さな声で話していた。 今日は幸い曇り空で日照りで体力が奪われる心配は無い。 だが、多人数参加ということはいつ、どこで、どんな風に襲われても不思議ではない。さらに、琥珀の体の調子も悪かった。 「…まぁ、頑張って。」 「おぃ!人任せか!」 「歩くのもつらいんだからぁ…。」 その時、無鉄砲な15歳ほどの青年が木刀で飛び掛ってきた。 「ライバルつぶしは早いほうがいいからなぁっ!!!」 「…意味不明だよ…?」 琥珀は腰の木刀を手に取り青年のアゴにゴツンと当てた。すると青年は地面に落ち、力が抜けるようにヘナヘナと座り込んでしまった。 「脳震盪。えーっと、詳細は忘れた。」 「…お前、体痛いのって嘘じゃねぇの?」 「あー、痛い痛い。あー、死にそう。さらば、宮内。」 「嘘つくなぁ!!!」 「冗談。でも本当に痛い…。」 2人はそう騒ぎながら商店街へ歩いて行った。 商店街へ行く道は人で混んでいて、仕方が無く裏道を通って行くことになった。 「…っ…。」 裏道には歩道にビニールシートを敷いて物乞いをしている家族が何世帯かいた。全員痩せていて、体の所々に痛々しい傷があった。 「…琥珀…、こりゃ…」 「たぶん、ここら辺のゴロツキに金を貸してもらった人達だね…。」 「…。」 「…あたしが旅をしたいのは、こういうのが理由…なの…。」 「琥珀、お前…。」 琥珀の瞳に涙が溜まっていた。琥珀はそれを見せないようにか、明るく喋った。 「…宮内、商店街だよ。いろいろ買わないと。」 「琥珀……」 宮内は最後に小さな声で何かを呟いたが、宮内以外の誰にも聞こえなかった。 作者コメント 変なところで終了w何か間違っていたらゴメンナサイ。。そして下手でスミマセン;;会話文多いし;; 第六話へ 第八話へ