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ゾロゾロ ピタッ 律「さて、到着ー!」 唯「アイアイサー!」 梓「早くインターホン押しましょうよ」 律「そう急かすでない!」ポチッ ピンポーン 澪ママ「はい」 律「あ、田井中ですけどー お見舞いに来ましたー」 澪ママ「あらーごめんなさいね ちょうど今病院行ってて」 澪ママ「あがって待ってる?」 律「あ、今人数いて邪魔になっちゃうんで」 澪ママ「そう?じゃあ明日は行くように言っておくわね」 律「おねがいしまーす それじゃ」 プツッ 唯「りっちゃん、どうだった?」 律「今澪病院行ってていないってさー 私1人じゃないから邪魔になるんであがるのは断っといた」 梓「そうですか… それじゃ仕方ないですね」 唯「じゃあさっきの話の続きを!」 律「だーかーらっ さっき話した以上でもそれ以下でもねーって」 梓「なんか先輩イマイチテンション低くないですか?」 律「はあ?」 梓「初めての彼氏、そして放課後デート!それなのにやけに淡々としてるというか」 律「んな事ねーよ」 梓「あやしいです!」 律「いいからさっさと帰るぞ!」 ゾロゾロ アオーン!オン!オン!オン! … トボトボ 澪(あーあ 思ってたよりも遅くなっちゃったな…) 澪(木曜で平日なのにあんなに混んでるなんて) 澪(うう、寒い!まだ3月だもんな 年寄りが風邪ひくのも無理ないか) 澪(でもあんだけ待って貰った薬が頭痛止めじゃ損した気分だ…) 澪(薬局にでも寄ってバファ○ン買えばよかった) ガチャ 澪「ただいまー」 澪ママ「おかえりなさい」 澪ママ「そういえば律ちゃんとお友達がお見舞いに来てくれたのよ」 澪ママ「大人数だからってあがらずに帰っちゃったけど あとでお礼言っときなさい」 澪「うん 悪いことしちゃったな」 澪ママ「ご飯はどうする?」 澪「ご飯はいいや 明日に備えて寝ちゃう」 澪ママ「わかったわ」 タッタッタッタッタッタッタ カッチャン 澪「携帯はっと」ゴソゴソ パタッ 澪「そういえば病院行くからって電源切ってたんだっけ」ポチッ 澪「さて、と みんなにメールを」 ヴーン ヴーン ヴーン 澪「わっ 電源切ってたからセンターに溜まってたのか」 唯『澪ちゃんはやく元気になってねー!!』 梓『とても心配してます またはやく一緒に練習したいです!』 紬『澪ちゃん大丈夫?私にしてあげられる事はとても少ないけど… 何でも相談してね』 澪「唯… 梓… ムギ…」 律『お前がいないと調子狂うんだよ!だから明日は来いよ!絶対だぞ!!』 澪「りつぅ」ポロポロ 澪「グスッ みんなありがとう」 ピッピッッピッピッ 澪『ありがとな、唯 元気出たよ』 澪『迷惑かけてごめんな梓 明日は練習しよう』 澪『そんなに気負わないでくれ ムギにはすごく助けられてるからさ』 澪『ホントお前は私がいないとダメだな!明日は行けそうだよ』 澪「よし、と じゃあ明日に備えて寝よう」パチッ zzz zzz チュンチュンッ 澪「いってきます」 澪ママ「いってらっしゃい 気をつけてね」 ガッチャン 澪(やっぱり律に会うのはちょっと気まずいな…)スタスタ 澪(で、でも 律に会えない事自体の方がもっとつらい!)スタスタ 律「お!みーっお!おっはー!」タタッ 澪「!!」ドキッ 澪「お、おっす」 律「もう具合は大丈夫なのかー?」 澪「ああ、昨日病院で薬貰ってきたからな」 澪「あとさ、見舞いありがとな ちょうど病院行っててごめん」 律「きにすんなってー!私達けいおん部の友情は最強だぜー!!」ビシイッ 澪「朝からテンシュン高いな」ハハハ 律「んー」ジッ 澪「なっ、なんだよ」ヒキッ 律「いや、ここ最近元気なかったけどまだ本調子じゃないみたいだからさ」 律「まだいつもの澪じゃないなーって」 澪「そっ、そうか?」ドキッ 澪(やっぱりまだ心のつっかえが取れてないんだよな…) 澪(それに私が律にしてきた事への答えはでてないんだし…) 澪(律はこうやって明るく振る舞ってくれるし私といてくれる) 澪(でも本当は嫌なんじゃないのか?こんなすぐ暴力振るう女なんて) 澪(私は今回だって、律やムギ、みんなの好意に甘えてた) 澪(結局、何一つとして成長してないんだ…) 澪(あああ!どんどんネガティブな方向に考えちゃう!) 澪(律たす…け…)ハッ 澪「…」テクテク 律「…」ジローッ 律(なーんか暗いんだよなー) 律(ちっくしょー 私も澪やムギみたいに気の利く女だったらー) … ガラガラッ 紬「あ!澪ちゃん、りっちゃん!おはよう」 澪「心配かけたな、おはよう」 律「おっす!」 澪「唯は…」キョロキョロ 澪「やっぱまだ来てないか」ハハ 律「最近ギリギリばっかだもんな」ヒヒ 紬(よかった~ 澪ちゃん、元気になったみたい!)ホッ キーンコーンカーンコーン ドタドタドタドタ!ガラガラッ! 唯「セーッフ!!」ズザー 唯「あ!澪ちゃん!おはよー!」 律「もはやお約束だな…」 唯「澪ちゃん元気になったんだね!」 澪「心配かけて悪かったな、もう大丈夫だ」 唯「よかった~!全員揃ってこそ私達けいおん部だもんね!」 澪「ああ!」 キーンコーンカーンコーン 先生「これで授業は終わりです」 起立!礼!着席! ガラガラッ ピシャ 唯「今日も疲れた~!やっと放課後だよ~」ノビーッ 律「爆睡野郎が何を言うかっ!」ビシッ 唯「あいたー!」ドタッ 澪「昨日は休んじゃったからな 今日はがんばるぞ!」 紬「おー!」 ジャジャ、ジャジャ、ジャーン! 唯「うぃ~ 疲れた~」ドサッ 律「お疲れー(今回は月曜程じゃないけどけっこういい感じだな)」フウッ 紬「みんなお疲れ様~(澪ちゃん、立ち直れたみたいね!)」ニコッ 梓「合ってましたし復調してきましたね!」ビシッ 澪「休み明けだからいい運動になるな(数日前より気分楽になったな)」フキフキ ガチャン 澪「ただいま」 パタパタ 澪ママ「おかえりなさい」 澪ママ「あ、そうそう!友達から映画のチケット貰ったのよ~」スッ 澪「へえ 何時の?」 澪ママ「明日なんだけど… 昨日のお礼も兼ねてりっちゃん誘ってきたら?」 澪ママ「枚数2枚しかないからお友達全員の分はないけれど」 澪「いいよ、ママがパパと行ってきたら?」 澪ママ「それが私もパパも用事が入っちゃって」 澪「まあ明日は部活もないし…(どうしよう)」 澪ママ「気にせずいってらっしゃい」ススッ 澪「えっと、じゃあ貰っとく ありがとうママ」 澪ママ「いえいえ そろそろ夕飯だからね」パタパタ 澪「うん」 タッタッタッタッタッタッタ カッチャン 澪「ふうっ」ボスッ 澪(映画のペアチケットか) 澪(明日っていきなりすぎないか) 澪(まあせっかくママから貰ったんだし誘ってみるか) 澪「よいしょっと」パカッ ピッピッピッピッ プルルルルル プルルルルル … ガッチャン 律「今帰ったぞー」 ドタドタ 律ママ「馬鹿やってんじゃないの!」 律ママ「そういえば澪ちゃんどうだった?昨日休んだんでしょ?」 律「あー大丈夫 まだ本調子じゃないみたいだけど普通に元気だった」 律ママ「そう、よかったわ 晩御飯までもうちょっと待っててね」パタパタ 律「あいよっ」 テッテッテッテッテッテッテ カッチャン 律「あーづかれだー」 律「明日はいよいよ土曜日か…」 律「(明日の準備しなきゃな)よっと!」 ヴーン ヴーン ヴーン 律「ん 電話か」パシッ ピッ 律「もしもーし」 男「あ、男だけど」 律「お、おう」 男「明日はいよいよ映画ですね!楽しみで電話してしまいましたよ!」アハハ 律「ハハハ そうだな、明日は映画だ」 男「で、集合時間なんですけど、電車が11:47発なので11:40でいいですよね」 律「いいんじゃない じゃあその時間に駅の噴水前って事で」 男「はい!じゃあ楽しみにしてます」 律「おうよ じゃあ、また明日な」 男「それでは!」 ピッ コトン 律ママ「ごはんよー」 律「今行くー」 ガッチャン!テッテッテッテッテッテッテ … プルルルルル プルルルルル 澪「なかなか繋がらないな」 プルルルルル プルルルルル 澪「うーん」 ガチャッ 澪「おっ!律、わた」 オカケニナッタバンゴウハ、ゲンザイツウワチュウデス 澪「って通話中かい!」 ピッ ゴトン 澪ママ「みおー、ご飯できたわよー」 澪「はーい」 ガッチャン タッタッタッタッタッタッタ … 律「ふ~食った食った」ゲフッ 聡「ねえちゃん行儀わりー 彼氏できて女らしくなると思ったのに」 律「うっ、うるせーぞぉ!わたしゃ既に十分女らしいっつーの!」 聡「へへーんだ」 律「ったく!まあいい、ごちそうさまでした!」 律ママ「はいはい 明日遊びに行くなら勉強しときなさいよ」 律「へーい」 テッテッテッテッテッテッテ ガッチャン 律「ん?」 ピカピカッ ピカピカッ 律「携帯に着信か 男か?」 パカッ 律「み、澪!?何だろ?かけなおすかー」 ピッ プルルルルル プルルルルル … 澪「ごちそうさまー」 澪ママ「はい そういえばりっちゃん誘ったの?」カチャカチャ 澪「いや電話通話中だったからさ あとでかけなおすつもり」 澪ママ「そう ただ明日いきなりだからねえ… りっちゃんも用事入ってるかもね」ジャー 澪「だなー まあその時は仕方ないから別の誰か誘って行くよ」 澪「じゃっ、明日家空ける分勉強してくる」 澪ママ「がんばってね」 タッタッタッタッタッタッタ ガッチャン 澪「さて、60Pまで進めちゃうか」 ヴーン ヴーン ヴーン 澪「ん、電話だ」 パッ パカッ 澪「律か!かけなおしてきたんだな(予定空いてるのかな)」ドキッ ピッ 澪「もしもし」 プルルルルル プルルルルル ガチャッ 律「お!澪、どったの?」 澪「かけなおしてくれたのか」 律「まーな さっきはごめんごめん で、どったの?」 澪「それがさ、明日の事なんだけど」 律「!!」ドキッ 澪「ん?どうかしたか?」 律「いや、別にー」 澪「明日さ、予定空いてないかな?」 律「明日かー…」 澪「何か用事入ってるのか?なら無理強いはしないけど…(やっぱダメだったか?)」 律(うーん 言っとくべきかなあ… でも後々の事考えると…な) 律「わりっ!ちょっとした野暮用があってさ!明日は無理なんだ」 澪「そ、そうか」ズーン 律「ごめんって 明後日なら大丈夫だけど」アセッ 澪「いや、そこまでしなくてもいいさ 明日なんていきなりだもんな」 澪「無理言って悪かったよ」 律「そんな事ないって!私こそごめんなー」 澪「急に誘ったのは私の方だからさ 用件はそれだけ」 律「そっか じゃあまた月曜な!」 澪「うん、じゃあな」 ピッ 澪「はー やっぱダメだったか」 澪「仕方ない、他の人を誘おう!」 ピッピッ 澪「あ、唯?明日予定空いてないかな?」 唯「ごめーん!明日は久しぶりにお母さんとお父さんが帰ってくるから無理なんだよぉ」 澪「そ、そうか 残念だけど次の機会によろしく」 ピッ 澪「次は梓っ」 ピッピッ 澪「あ、梓?明日の予定空いてたりしない?」 梓「すいません先輩、明日明後日は家族で出かける予定がありまして…」 澪「そ、そうか… いきなりごめんな また今度」 ピッ 澪「うう」 5
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血仏│和(上州)│人部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-7413.htm
https://w.atwiki.jp/shineoflife/pages/188.html
夏希「ハァ・・・ハァ・・・」 レナ「何をしたの?」 夏希「拳の間に注射針を仕込んだの、向こうが撃ち合ってくれてラッキーだった」 レナ「強く・・・なったね」 夏希「そんなことないよ・・・とりあえず服適当に買ってきたから着て、そのボロボロの恰好じゃ外歩けないでしょ?」 レナ「ありがと・・・」 夏希「あ、でも治療してからね」 ギュッ 夏希「え・・・ちょっと・・・」 レナ「1分・・・いや、30秒でいいからこうさせて・・・」 夏希「レ・・・レナ?」 レナ「怖かった・・・」 クロ「やっと見つけた・・・」 夏希「あ・・・すいません」 翔平「おーレナ、ずいぶん派手にやられたな」 エレン「夏希ー、レナ見つけたら連絡するんじゃなかったのか?」 夏希「すいません、それどころじゃなくて」 レナ「ごめんね、迷惑かけて・・・」 クロ「あの状況でお前が狙われたのはたまたまだ、俺が攫われていた可能性もある」 翔平「レナ、動けるなら行くぞ、竜の情報が入った」 レナ「うん・・・痛っ」 夏希「まだ動かないほうがいいよ・・・」 クロ「俺が背負ってやるよ、ほら行くぞ」 翔平「夏希、お前も動けなそうだな」 夏希「そんなこと・・・」 翔平「情報が入ったってことは急ぐ必要がある、ほら乗れ」 夏希「・・・すいません」 エレン「レナが不意打ちとはいえやられた相手を倒せたってことは強くなったんだよ」 レナ「情報って?」 クロ「いきなり俺のケータイにウツミデンシって男から連絡が来たんだ、竜が大人数に囲まれて連れて行かれたって」 夏希「内海伝氏‼‼?」 クロ「お前の知り合い?」 夏希「内海伝氏は高校生にして医学界に名を残す外科医です、医者を名乗る者で知らない人はいません」 クロ「そんな著名人がなんで俺の番号知ってたんだろうか」 エレン「クロは自分の管理ちゃんとしてるから驚きだな・・・どこから漏れたんだろうか」 クロ「さぁね、とりあえず湖の方へ向かったって行ってたから向こうが移動する前に向かうぞ」 翔平「行くぞ‼」 前日、夕方 竜「・・・俺に何か用なのか?」 ザザザッ ?「さすがは鬼鮫ですね・・・一緒に来ていただけます?」 竜「黙って人に従うような職ではないんだが」 ?「ハナの件でね・・・」 竜「ち・・・・・・分かった、どこへ連れていく気だ?」 ?「湖まで同行して下さい・・・あなたを待っている人がいますよ」 竜「・・・誰だ・・・」 5時間後 竜「おい」 ?「なにか?」 竜「いつまで歩かせんだよ、話があるならさっさと・・・」 ?「あなたはその様な事を言える立場にない・・・違いますか?」 竜「ち・・・」 ?「着きました、本日はボスも就寝されたそうなので、明日の朝まであちらの宿でお休み下さい」 竜「マジかよ、この山奥じゃ電波入らねえし・・・弱ったな」 ?「お休みなさい・・・」 ?「おはよう・・・赤岡」 竜「確か・・・お前・・・地主の桜谷‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 桜谷「覚えてたか」 竜「おい・・・この手錠は何の真似だ」 桜谷「お前がハナを殺してから・・・俺はお前の情報をくまなくチェックしていた・・・お前を捕えるこの時のためだ」 竜「なるほど・・・」 ガッ 桜谷「逃がさないぞ・・・何を焦っている」 竜「今さら俺を狙ったって事は・・・いい予感はしないな」 桜谷「正論だな・・・お前に恨みを持つ同士達が待っている・・・付いてこい」 竜「・・・マジかよ・・・」 桜谷「この景色、すごいだろ・・・当時ハナの味方だった6人のうち、兄貴以外の5人は俺に付いた」 竜「リキさんか」 桜谷「お前が消えてからの期間でそれぞれがそれぞれで組織した部隊を率いて集まった、総勢5万人の兵力だ」 竜「・・・5万・・・」 桜谷「何か言っておくことがあればマイク繋いでやるけどどうする?」 竜「一つだけ質問だ、俺をここで殺してどうするつもりだよ」 桜谷「お前は抵抗するか?」 竜「・・・俺は・・・俺が殺されても文句言えないようなことをしてしまった・・・だから別に抵抗はしない」 桜谷「ま、殺さないけどな」 竜「なに?」 桜谷「どうせ牢獄へ行けばお前は死ぬ、なら俺らは今後の活動費を稼がせて貰おうか」 竜「懸賞金目当てか」 桜谷「当然、そのためにお前をここまで泳がせたんだからな」 竜「・・・どういう意味だ」 桜谷「ここから先は部下に聞かれるわけにはいかない・・・想像しろ」 竜「・・・・・・」 1年ほど前、とある村 ハナ「赤岡竜くんっていうんだ、よろしくね」 竜「あぁ、でも何で治療してくれたんだ?」 ハナ「たまたま通りがかったら倒れてたから・・・放っておけなくて」 カチャ リキ「おお、起きたか」 竜「だれ?医者?」 リキ「残念、医者じゃない、そいつの兄だ」 竜「迷惑かけたな、じゃあ・・・」 ガシッ ハナ「まだフラフラしてるよ・・・ちゃんと治さなきゃ・・・」 竜「・・・すまない」 リキ「俺は今から任務なんだ、しっかり治せよ竜くん」 竜「どっかの機関か?」 リキ「N・Bだ」 カチャ ハナ「兄ちゃんはいっつも任務でさ、あんまり相手してくれないの」 竜「ま、機関に所属するってのはそういうことだ」 ハナ「竜くんもそうなの?」 竜「元な・・・辞めたが」 ハナ「へぇ、強いんだ」 竜「ま、それなりにな」 ハナ「ふぅん、兄ちゃんより?」 竜「さぁ、戦ったことないしな・・・」 カチャ 竜「また来たのか・・・お前も暇人だな」 ハナ「学校抜けてきちゃった、てへ♡」 竜「てへじゃねーよ・・・俺になんでそこまで構う・・・もう三週間だぞ」 ハナ「だって兄ちゃんいないし、うち貧乏だから暇なんだよね」 竜「・・・」 ハナ「でも、竜と一緒にいる時間楽しいんだ・・・寂しい時間しかなかったから・・・嬉しいの」 竜「また俺の決心を鈍らすような事を・・・桜谷の野郎は?最近来ないか?」 ハナ「うん・・・まぁ家賃滞納してるからいつ来るか・・・」 竜「・・・入院費くらい払っとくよ、いくら滞納してんだ?」 ハナ「いや、明日兄ちゃんが帰ってくるから大丈夫だよ」 竜「生活費もないんだろ、まぁ今これくらいしかないけど持っとけ」 ハナ「でも・・・」 竜「どーせ今ベッド離れらんなくて使えないんだ」 ハナ「ありがとう」
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情けない奴だなジョン。だからお前は欠地王なんて呼ばれるんだよ。 ジョン殿下は最善を尽くされたかと。(後半は) 結果がすべてなんだよ。所詮トロい奴は最善を尽くしてもダメってことか!? ロンドン売り飛ばしてチベットで野宿してる人よりマシでしょ(ボソッ) 何か言ったか? ; いいえっ 何も言ってましぇ~ん 余は考えた。さすがに3国を一度に敵に回しては、余ならともかくジョンではロンドンを保てぬ。 そこで出掛ける前にバルバロッサと同盟していく。 アイテム牧羊犬をくれてやろう。 ご名案です それからチベットで3年野宿はちとキツイ。 余とロビンは軍隊ユニットで出掛けるとしよう。 いざとなったらその辺の都市を襲う。 は、はあ…(いいのかな) 1190年新春 「わはは、バーンク=バーンめが呑気に働いておるわ… やってしまえ!」 「わはは、作業に没頭しすぎて守りはまったくのお留守だ。皆の者、かかれ!」 ん? 余にそんな気はまったくないのだが… 何故余は無意識のうちにこうも労働者を襲ってしまうのだ!? チベットまでユニットを動かすのがめんどいからって「委任→攻撃対象ラサ」にしたせいですね。 COMはラサまで指定した路線上にある労働ユニットをすべて蹴散らしていくようです。 それも面白いかもしれんが、余は平和を愛するラマ教徒だからな。手動に切り替えるか。 1191年秋 い、いかん。もう兵糧が尽きるとは。 さっきバーンク=バーンから何か貰っとけば良かったのに。 早く人家を見つけて略奪するのだ でも、この辺、ウマと木しか見つからないですよ~。超・僻地です。 ここは余がチュートリアルで新国家おススメの場所として紹介してやった所じゃないか。 なぜ余の言うことを聞いて都市を作らなかったのだ! 作っていたら? 略奪してやったのに …そういう理由でオススメだったんですね 同じ頃 さらに 1192年夏 金が無くてすることがねぇーな。 あのバカ兄貴、ちょっとは反省して持ち出す金を少なめにしたはずなのに、なんでこんなに金がないんだ 今度は軍隊ユニットで出発なさいましたから。軍にはお金がかかるんです。 これだから脳ミソ筋肉野郎はな。早く国王の世代交代が望まれるな。 次期国王様。やること無いならネズミ退治でもやっててください。 一方、現・国王は・・・ ぐ…また兵が逃げたか。 もう1年も何も食ってないですもん。生きてる方が奇跡です。 兵糧がなければネズミでも食え …ここはネズミもいないっちゅうねん ウォォォォォォォ がるるるるる(←飢えたライオン) ←兵、あとこんだけ 1192年春 あ゛…見えました。何か人家らしきものがっ! がるるるるる(←もはやケダモノ) ガツガツ ガツガツ ここ、どこの都市ですか? 気にするな。お前も早く食え はぐはぐ …あ゛あ゛… うまい…うますぎる… はぐはぐ 1192年夏 ああ、どうやら一息ついた。どうやらここはホラズムのようですね はぐはぐ…そうか 陛下、まだ食ってんですか? 次はいつ食糧にありつけるか分からん。お前も食える時に食いだめしておけ なんかラクダに乗った人達が来ますよ? えらく怒ってるみたいですけど 気にすることはない。一度略奪したら二度やっても同じだ そういえばそうですね。 お前の本業ドロボーだろう。しっかりせい お前ら~、よくも略奪しおったなー ちょっと泊めてもらっただけだろう。カッカすることもあるまい この世にある物はみな天下の回り物ってね ふざけるな!そのテカテカ頭…さてはお前たち異教徒だな? 面白い。返り討ちだ! ちょっと、陛下ってば。『盗みはすれど人は殺めず』ってのが義賊ロビン=フッドのキャッチフレーズなんですよ? 『血の雨の降るところリチャードあり』っていうのが余のキャッチフレーズだ。 改宗したんでしょう。まだイスラムキラー・キャラ続けるんですか もちろん今は仏のリチャードだ。 余にケンカを売る奴は問答無用で成仏させてやる こっちが最初に手を出したんだけどな… ~乱闘場面(省略)~ ムハハハハ!!! 見たか、ライオン・ハートとはオレ様のことよ 敵全滅。味方の被害0。さらに士気まであがってウハウハ ホラズムの皆さん、迷惑かけてすみませんです。陛下、さあ急ぎましょう 1192年冬 とうとうフランスが動きましたよ 将軍は誰だ リュジニャンです ああ、あのザコか。バックがいなきゃなにも出来ないやつだよな 史実でも彼をなめて痛い目にあってましたよね、ジョン殿下 (ムッ)痛い目にあったのは親分のフィリップがシャシャリ出てきたからだろ。 あいつ本人はフィリップのパシリがいいとこだって。 いずれにせよ、前回3国の大軍を何度も撃退したこのジョン様の敵じゃあないな はぁ… まあ、ポチっとな(←自動戦闘) ジョンのたーわーけーーーっ そうだ! チベットへ行こう! プロローグ そうだ! チベットへ行こう! 1 そうだ! チベットへ行こう! 2←現在地 そうだ! チベットへ行こう! 3 そうだ! チベットへ行こう! 4 そうだ! チベットへ行こう! 反省会 そうだ! チベットへ行こう! 5 そうだ! チベットへ行こう! エピローグ
https://w.atwiki.jp/nicorpg/pages/3765.html
インセクターハゲです。バックを書き忘れてしまいました。すみません -- ハガマン (2008-07-25 10 38 28) HAGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE -- 名無しさん (2008-07-25 10 48 39) 覚悟しろよ、このつるぴか野郎っ!! -- 名無しさん (2008-07-25 11 20 13) けがなくてよかったね! -- 名無しさん (2008-07-25 11 22 10) HA☆ZU☆SE !!! -- どっとあーる (2008-07-25 11 34 27) ムスカ「最高の同士だと思わんかね?」 -- 名無しさん (2008-07-25 14 54 45) 光で虫を集めるわけか!! -- 名無しさん (2008-07-25 17 16 17) 戦時中の子供にしか見えんwww -- 名無しさん (2008-07-25 17 23 58) 阿部「何だ?このハゲ野郎は・・・」 -- 名無しさん (2008-07-25 18 11 41) HA☆GE -- 名無しさん (2008-07-25 20 37 21) アナゴ「毛をくれてやる…」 -- 名無しさん (2008-07-25 21 38 51) けがなくてHAGAAAAAAAAA! -- 名無しさん (2008-08-02 13 11 08) HAGEEEEEEEE -- 名無しさん (2008-08-07 19 29 55) ↑×7 HAGA「ところで俺の頭を見てくれ。こいつをどうおもう?」 虫「すごく・・・まばゆいです・・・・・・」 -- ナなシ (2010-02-19 10 40 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gachmuch/pages/380.html
[Chorus] またやってやるぜ、いいか、おっぱじめるぜ また目にモノ見せてやるんだ(×2) またやってやるぜ、いいか、大騒ぎするぜ また派手にやってやるのさ さぁ俺の後について来い また俺達の出番が来たぜ [Verse 1] ナンバー・ワン・アルバムが6枚 想像してみろよ、俺はヤバいぜ 犬男がまた大威張りで戻ってきたのさ もういい加減やめとけ、だって? いやいやそうはいくか お前らにはまだ覚悟が出来てないようだな 俺は今でもバットを手に握るのさ(戻ってきたぜ) 俺がそんなこと構うと思うか? 即行でカタをつける、俺はそういうニガなのさ 中庭で決着つけるぜ、みたいなさ 2000年は44105 10、10 ストリートを煙に巻く C76 覚えてるか、ビッチ野郎 俺は死ぬまであのままさ ハメを外した野郎は痛い目に遭うぜ さあどうする、ニガ共がどんどん駆遂されてくぜ、マジでな さあ来いよ、お前にゃハンドル出来ねえのさ マッチョぶるのもいい加減にしろよ(戻ってきたぜ) わかったか、俺と喧嘩なんかしたくないはずさ 俺ならいつだって戦闘態勢は出来てる ニガ共の灯りが消えるぜ [Chorus] [Verse 2] 俺達はもう吠えたりしない、ただ噛み付くだけさ 俺をからかうようなヤツとは、今夜からでも戦争だ そんなこと容易いことなんだぜ 俺の部隊は派手に騒ぐぜ 立場をわきまえていないヤツらが相手だとな もう何もかもが変わっちまった 色んなヤツらがこのゲームのあり方を変えたんだ クソったれ、お前らみんな下らねえ 俺の名前は何だ?(カモン) 2000万枚のアルバムを売り上げた男さ お前らニガ共がゴールド・ディスク目指して苦闘してる間にさ さあ来いよ、パピー お前らみたいなニガに俺のことを止められるはずがない お前らは甘過ぎるんだ 俺のいないヒップホップ・ゲームなんてどうなる? 何ともつまらねぇ話だろ プラダだのグッチだのエスカーダにルイ・ヴィトンなんて そんなことばっかり言ってやがるが、勘弁してくれよ フッドのマジ話はどうなったよ? 殺しもしたことないようなヤツらめ だが今にみてろ、すぐに俺が棺桶を埋めてやるのさ 2人まとめてな クルマがあるなら、急いで乗り込め 俺が追いついた日にゃ容赦しないぜ [Chorus] [Verse 3] 下らないゲームをしてるヤツらばかり だから俺は荒々しくやってやるのさ お前の住むビルに騒々しく登場し、ドアを蹴破ってやる Xを相手にトラブルは起こしたくねえだろうな この獣を見たくはないだろ 首輪をつけた獰猛なアレさ 階下には武装した仲間が待ち構えてる その後はどうなるかもう分かってんだろ お前らいったいどうしちまったんだよ このクソビッチ野郎、俺を敬え この犬男のシットはヤバいのさ だからお前ら腰抜け共は俺を急いで囲もうとする だが俺は跳ね返り油断してるニガ共を急襲するんだ スリッパにシルクのスカーフなんかしてるところをな ここいらのニガは吠えたくてしょうがねぇんだ あいつが逝っちまうなんて、耐えられねえよ だが考えてみろ お前らの作り出すシットときたら 俺にブチ壊したくさせるのに充分過ぎるほどワック ちょっと聞くけどよ 俺の穴を埋めるためにお前らは何をしようと思ってるんだ? 認めるよ、「Pon De Replay」って曲はヤバいと思ったよ(ウソばっか) ビートがどうの、ってウィル・スミスを攻撃するなんてどういう気だ? ストリートに攻撃を仕掛けようってくらい無謀な話だぜ ま、無駄なことだな [Chorus]
https://w.atwiki.jp/piggyboo/pages/202.html
あついですね。ぐったりです。 海到着 長らくながぁ~らくかかりましたが、ようやく海にいけるようになりますた。 某ござる野郎は数の力でふるぼっこにしてやりました。 海に行ったら、海先輩達にくっついてNM討伐と地図取りとタブリンを取りました。ほんとくっついていっただけですいまえんでした。 今年の目標に海到達があったような気がしますが、達成でございます。 あぽりおんせ にざにたりヴぇるんでアポリオンSEに挑戦しますた。 りんばすってやつですね。よくわかりません。 とりあえず、みみずくりーなーを買って海へ行き、なんか花弁みたいなNMを倒してブラックカードを取得。 海をさまよって突入ポイントを探してる途中にクラゲに殺されたりしながらも、あぽりおんせに到着。突入。 やんやーやんやーといいながらスライムをぴしぴしと叩き、1層クリア。 次のカニエリアで時間切れ。 それぞれの層で物理耐性がかわるようで(1層は打撃耐性、2層は斬撃耐性?)、わーきゃーしながらも楽しくやれたと思います。 りヴぇるんの古銭が何枚だったか知りませんが、にざにたで7枚。踊り子打ち直し素材が1個でてました。 楽しいのでまた行きたいなぁと思いますが、気が向いたらです。 チョコボ育成 ひなになった!かわいい! ずっとひなでいいのに! またかよ と思うような出来事がありまして。ぼくぁぴりぴりしてしまいます。 色んな人がいるのがオンラインゲームですが、ぼくたちは基本的に狭い範囲でもっさり活動するのが好きなので構わないでほしいです。 だったらオンラインゲームなんてやめちまぇ!と仰られるかたには賛成ですが、色々と思い出もありますしね。 世界の端っこで夕暮れを眺めてるくらいなんで、あれこれ干渉しないでいただきたいざます。 にんにん。 以上。
https://w.atwiki.jp/makihitohideko/pages/212.html
にNTT病院行って来たんだけど、まず左の入り口に入ったら、 「面会右の入り口になります」って言われたんで行ったら、 「受付時間外です」って言われちゃったよ。 いやそれはいいんだけど、なんだか腑に落ちないね。 昔、とある定食屋に入ったらメニューに、 「焼きそば:400円 焼きそば大盛り:350円」って書かれてて焼きそば頼んだら、 「大盛りの方が安くて量も多いですよ?」って言われたんだ。 あれは正に『腑に落ちない』だったよ。 トップページ
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傾き始めた太陽の光が、部屋に差し込む。 十二月ももう中ごろで、日差しには夏場のような力強さが感じられず、どこか弱々しかった。 目の前にはこなたがいて、私の漫画をわき目も振らずに読み続けていた。 そして私も同じ漫画を読んでいる。 会話はない。 徐々に部屋は暗くなっていくけど、電気をつけてもいない。 一時間ほど前に突然家に遊びに来てから、ずっとこんな感じだ。 どことなく、変な雰囲気だった。いつもなら、こなたが色々話しかけてくるんだけど、今日はそれがない。 私が何か言っても、うんとかそうなんだとか生返事をするばかり。そんなに漫画に集中してるのかしら。 そう思うと、なんとなく私も声をかけづらくて、部屋には静寂が下りてきてしまった。 薄暗闇の中、ただページをめくる音だけが耳に届く。 こなた、どうしちゃったのかしら。ただ読書に没頭してるだけなのか、それとも他に何か理由があるのか。 気になって、目はもう漫画を見ないで、ちらちらとこなたを観察していた。 こなたは虚ろな目で、漫画を読むというよりはぼんやりと眺めているように思える。 そして時たま、何かに焦ったようにページを何枚も高速でめくっていた。 どことなく、落ち着きがないように見える。どうしたんだろう。何か悩み事でもあるんだろうか。 それなら、相談してくれればいいのに。私なら、いつでもこなたの支えになってあげるんだから。 そんなことを考えながら眺めていると、こなたは膝の上あたりで掴んでいた漫画を、自分の顔の前へと持っていった。 こなたの顔が隠れ、代わりに漫画の表紙が目に入る。 そして表紙は少し前に傾いて、 「!」 本の谷型の隙間から、こっちを覗き込むこなたと、目が合った。 こなたは慌てて漫画で顔を隠す。 「ちょっとこなた、どうしたのよ」 「……え?」 反射的に声をかけていた。こなたは面食らったような表情で、漫画を下ろしてこちらを見つめてくる。 全ての動きが一瞬止まる。無言の中、冬の肌寒さだけが体に纏わりつく。 もう、思っていたことを全部言ってしまおう。 固まったままのこなたを、真っ直ぐに見据えて、続ける。 「さっきから何か変よ。普段色々話しかけてくれるのに、今日は全然喋んないし、漫画も読んでるのか読んでないのか分かんないし、 落ち着きがないし、こそこそこっちを見てくるし」 ざっと観察結果を並べて、自分なりの結論を出す。 「何か、悩みでもあるの?」 「それは……」 こなたは俯き加減で呟いて、でもその後の言葉は続かなかった。 やっぱり、思ったとおりだ。 「困ったことがあるんなら、私を頼ってくれていいのよ。私に出来ることがあれば、力になってあげるから」 我ながらありふれた言葉だと思う。でも、本当のこと。 こなたに悩みがあるなら、それを取り除いてあげたいって思う。 ずっとこなたと一緒にいるんだし、この子は何があっても全部自分で抱え込むような性格だし。 ほっとけないんだろうな、こなたのことが。 「うん……ありがと。でも、なんでもないよ」 「ほんと?」 こなたは顔を少しだけ上げて、力ない笑みで答えた。その声は弱々しくて、何か隠してる気がしてくる。 深く突っ込まない方がいいのかもしれないけど、それだとずっと抱え込んだままになるかもしれないから、 「ちゃんと話してくれないと、心配するじゃない。何かあったの?」 こなたはまた俯いて、黙ったままだったけれど、しばらくして意を決したように大きく顔を上げて、 「あのね……。かがみは、その……ク、クリスマスに何か予定ある?」 「え?」 突然話を逸らされた。それとも、これがこなたの悩み? いや、そんなわけないか。 「別に……ないけど?」 彼氏もいないしね。多分クリスマスの街は恋人たちでいっぱいなんだろうな。なんだか今から寂しくなってきた。 「でも、それがどうかしたの?」 「え、えっと、ね……」 こなたは目線を色んなところに向けて、しばらく時間を置いてから、 「クリスマス、一緒に過ごさない?」 私の方を見ないで、少し下のほうを見つめながら、今にも消えそうなか細い声で。 それを聞いて、私は安堵の気持ちで鼻から息を抜いた。 いきなり何を言い出すのかと思ったら……。 「いいけど、何で?」 「それは……」 こなたはまた言葉に詰まる。どうしてここで躊躇うのか分からないけど、私は待つことにした。 こなたが自分から言いだすまで。 言いたくなかったら言ってくれなくてもいいし、追求するつもりもない。それはこなたが決めることだから。 でも、本当に、今日のこなたは元気がないというか、何かが変だ。 また、長い沈黙がやってくる。 ぼんやりとオレンジ色に染まった薄暗い部屋の空気。 その向こう側にいるこなたは、俯いたまま横から差し込む光に照らされ、逆半身に影を作っている。 こんな、思いつめたような表情のこなたを見るのは初めてだった。 ……言いづらいのかな。 それなら、きっかけを作ってあげようか。 「恋人がいない同士で楽しもうってこと?」 「……違う!」 間髪いれずに否定された。こなたは勢いよく顔を上げて、 「そんなんじゃないよ、かがみ……」 声は竜頭蛇尾に小さくなっていった。 どういうことなんだろう。他に理由、それもあんなに強く否定するほどの大事な理由なんて……。 「それな……」 「か、かがみと一緒にいたいんだよ。恋人同士が一緒に過ごす、聖夜の日だから……」 え……。 「私ね、かがみのことが、大好きなんだよ。……女同士だけど、でも、友達って意味じゃなくて、本当に、愛してるんだよ」 それって、一体……。 私のことを、好き? 友達って意味じゃなくて……ええ!? 頭がパンクしそうで、でもこなたの声は鮮明に耳に入ってくる。 「ずっと言えなかったんだけど……、気づいたら、かがみのことばっかり考えるようになってたんだ。 かがみと話していたい、かがみと一緒にいたい、かがみに構ってもらいたいって」 ……こなたが、ずっとそんなことを考えてたなんて。 それなら、私をからかってきたのも、色々弄ってきたのも、全部……。 「かがみはツンデレで可愛いし、すぐに怒るけど、本当は周りに気配りが出来る優しい人だし」 もう何がなんだか全然わかんないのに、私の心は、驚くほど冷静だった。 全ての感情は、変わる状況の速さに置いていかれて、でも一つだけ、疑問が生まれる。 ……私は、どうなんだろう。 こなたのことをどう思ってるんだろう。 「最初はこの気持ちが何なのか自分でも分かんなかったんだけど、段々、ちょっとずつだけど、分かってきたんだよ」 ……私も、自分のことが分からない。こなたに抱いている気持ちが何なのかも。 「ああ、私はかがみのことが好きなんだなって。 それで、自覚するようになってからは、毎日が輝いてて、学校に行くのも楽しかった」 自覚。自分の気持ちを正直に見つめて、理解するってこと。 私は今、それが出来ているんだろうか。 「今日はかがみとどんな話をしようかな、どうやってからかおうかな、どんな反応をするのかなって、毎日わくわくしてたんだ」 多分私は何も自覚できてない。でも、 こなたは今、自分の心を理解して、私に気持ちをぶつけてきているんだから、 せめて自分自身とは、分かりあわないと。 「だから、ね。迷惑だっていうのは、分かってるけど、私は……私は……」 最後の方は、声になってなかった。 ただ、声にならない声が聞こえてくる。 俯いた顔から、何かが零れ落ちたのが見えた。それは淡い夕日を浴びて輝き、床に落ちて消えていった。 一つ、また一つと、光は床に落ちて溶けていく。 ……こなたはこんなにも頑張ってるのに。 好きな人に勇気を出して思いを伝えているのに。 私は、逃げてばかりなんじゃないの? こなただけを泣かせて。 力になりたかったくせに。 分かろうとしていたくせに。 今までずっと見てきたくせに。 小さな変化もすぐに感じ取っていたくせに。 気づいたら、こなたのことばかり考えていたくせに。 だったら、答えは一つじゃないの? ……好きな人を、泣かせたくない。 感情が、止まった状況に追いついてきた。 泣かないで、心の中でそう呟いて、そっとこなたの目の前まで行って、 「こなた、顔を上げて」 私に応じるように、こなたはゆっくりと私を見上げる。 目は赤くなっていて、そこから二つの光の筋が伸びていた。虚ろな感じに口を開けていた。 そこ目掛けて、 「んっ」 自分の唇を重ねる。 こなたの体がびくっと震える。それを抑えるように、首に腕を回して抱きしめた。 私達を照らしている冬の太陽のように、優しく、包み込むように。 柔らかくて、とても不思議な感じ。温かくて、熱くて、甘いような酸っぱいような……。 唇を離す。 目を開けて、至近距離のこなたを見つめる。 「か……がみ?」 こなたは困惑した表情で、ぼんやりと私を見つめ返してきた。 だから私は、大丈夫、って笑顔を作って、 「これが、私の答えよ」 こなたの目にはまだ涙が滲んでいる。 ごめんね、私が、自分の気持ちに気づかなくて。 でも、今は正直に言える。 「私も、こなたのこと、愛してるわよ」 こなたは呆けた顔になって、でも次の瞬間には、 「う、っえぇぇん、かがみぃぃ」 私の体に顔をうずめるように抱きついてきた。 よしよし。……全く、あんたも結構甘えんぼじゃない。 「……大丈夫だから、泣かないで」 そっと、頭を撫でてあげた。 ● もう随分傾いた太陽の光が、部屋に差し込む。 弱々しい日差しは、でも私たちを柔らかく照らして、夏よりもずっと温かく思えた。 隣にはこなたがいて、私と肩を寄せ合って、窓の外をぼんやりと眺めていた。 そして私も同じ窓の外を見ている。 会話はない。 やっぱり電気もつけてない。 でも、私達にはそんなもの必要なかった。 会話がなくても、私達は繋がっているし、触れ合ってる。 灯りがなくても、太陽がずっと照らしててくれる。 でも。 冬の日照時間は短い。 もうすぐ太陽は沈んで、夜がやってくる。 「ねえ、こなた。そろそろ、帰った方がいいんじゃない?」 こなたは外と、時計を交互に見て、 「……そだね。じゃ、そろそろ帰るよ」 あ~、どうしてそう、あからさまに沈んだ表情になるかなあ。 どうせまた明日会えるんだし、今日もさっきまでずっと話をしてたじゃない。 だから、そんな顔しないでよ。 こなたは立ち上がって、私を放って勝手に玄関まで歩き出した。 そして靴を履いて、哀しそうな顔で、 「それじゃ、また明日ね」 「……待ちなさいよ」 もう見かねて、こなたを呼び止めた。 「何? かがみ」 「駅まで送ってくわよ」 ● 町は全てが朱色に染まっていた。 走る道も、周りの家々も、木々も、電柱も。そして空も。 その中を、同じように橙色の光に照らされながら、自転車を漕いでいく。 ちらっと後ろを見ると、こなたが横向きに座ってこっちを見ていて、私と目が合った。 でも、今度はどちらも逸らしたりしない。 こなたが少しはにかんだ笑顔を見せたから、私も笑い返した。 冬の硬くて冷たい風が、顔に、手に刺さり、どんどん感覚が失われていく。 でも、寒いとは思わない。涼しくて、気持ちが良かった。 速度を緩めるつもりはなく、日が沈まないうちにと、ペダルを漕ぐ足に力を入れて、加速する。 軽快なスピードで、自転車は風を突き抜け、細い道を突き進んでいく。 速度が上がって、風がより強く吹きつけてくるけど、それすらも心地よかった。 「寒くない?」 「もちろん! かがみにくっついてるから、平気だよ」 「ま、町中なんだから大声で言わないでよ。恥ずかしいじゃない」 「別にいいじゃん。周りなんて」 もう……。 一度周りを見回す。 ……そろそろ駅か。 出来れば、このままずっと走っていたいけど、そうもいかないわよね。 二人っきりで、どこまでも、こんな気持ちのいい風に乗って走り続けたい。 何かに捉われることもなく、この広い世界を。 「ねえ、かがみ!」 こなたが元気よく私を呼ぶ。 「何? こなた」 「これで、どこまで行けるの?」 ……それは。――そんなの、決まってるじゃない。 冷えた風を纏いながら、ぼんやりとした温もりの夕日を浴びながら、考える間もなくすぐに答えた。 「どこまででも!」 「じゃあさ!」 こなたは、今までで一番大きい声で。 「まずは私の家まで、連れてってくれる?」 「……当たり前じゃない!」 私も、今までで一番大きな声で返す。 「速度上げるから、掴まっててよ」 「うん!」 更に加速する。 茜色の中を、一直線に駆け抜けていく。 全てのものを後ろに置いて。 もう誰にも止められる気はしない。 風を切り裂き、硬い空気をいくつも体にぶつけながら。 もう体中が冷えてきて感覚がなくなってるけど、火照った体にはちょうど良い。 それに背中だけは、こなたがいるから温かい。 「気持ちいいわね」 「うん」 こなたが両腕を私のお腹に回して、後ろからもたれかかってきた。 「かがみの背中、あったかくて気持ちいいよ」 そっちかよ。いや……嬉しいんだけどさ。 「うにゅぅぅぅ、かがみん、だーいすき」 「バ、バカ……。こんなところで言わないでよ」 町中なのに、恥ずかしいじゃない。 そして頬擦りをされてるような感覚が背中に来る。 撫でられているようで、くすぐったかった。 「えー、かがみは私のことキライ?」 「そ、そんなわけじゃないわよ」 「じゃ、町中に聞こえるくらい大きな声で伝えてよ」 「な、なんで私が……」 「ううっ、やっぱりかがみ、本当は私のこと……」 「あー、分かったわよ。い、言えばいいんでしょ言えば」 もうこうなったら、やってやる。 軽く息を吐いて、大きく空気を吸い込んで、 夕方の町に、響き渡れと、 「私も!」 あの空まで、どこまでも届けと、 「こなたのことが……大好き!」 叫ぶ。 言い終わった途端、恥ずかしさが襲ってきた。 ……私は町中で何を叫んでるんだ。 うわー。 考えれば考えるほど悴んでいた全身が熱くなっていく。 誰かに聞かれたりしてないわよね……。 「う~ん、かがみは大胆だね。ドキドキしちゃったよ」 こなたはそう言って、笑った。何の屈託もない、楽しそうな声で。 私も、つられて笑った。 時が止まったような不思議な世界。 走る道も、周りの家々も、木々も、電柱も、風すらも後ろに流して、私達は進んでいく。 ふと空を見上げると、何羽もの鳥が黒い陰となって茜色の空を飛んでいた。その後ろには、雲。 小さな雲は淡い橙色に照らされ、澄んだ空気の中をゆったりと流れている。 何かに遮られることもなく。広い大空を。 あの雲を、追いかけてみようか。いつまでも、どこまでも。 こなたを乗せて走ってるだけで、本当に楽しくて、自然と力があふれてくる。 だから、 加速した。 誰にも触れられないように。 二人だけでいられるように。 コメントフォーム 名前 コメント GJ! -- 名無しさん (2022-12-20 23 45 18) 2人お幸せに! -- かがみんラブ (2012-09-19 23 21 21) 更新履歴から来ました・・・今までこの良作を見逃していたなんて一体? GJですよ~作者様、これからも期待してます。 -- kk (2011-01-06 00 12 09) GJ!! クリスマス編希望 -- 名無しさん (2011-01-05 21 41 47)
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