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【西園寺 莉凜】 名前:西園寺 莉凜 読み:さいおんじ りり 身長:156センチ 体重:46キロ スリーサイズ:それなりに 髪型:ショート(肩くらいまでのストレート) 髪色:明るい茶髪 一人称:私 性格:クールで明るい、クラスの中心的存在 誕生日:3月12日 血液型:O型 所属クラス:高等部1-2 部活動:生徒会副会長、華道部(ほぼ幽霊部員) 通学手段:桜花寮 好きな食べ物:甘いもの 嫌いな食べ物:苦いもの 好きな飲み物:紅茶(ミルクティー) 趣味・特技:お喋りすること 苦手なもの:怖いもの お気に入りのシャンプー:WEN イメージCV:夕陽リリ 備考:清歌の1つ下。華道部で仲が良く、誘われたので(無理矢理)生徒会に入れさせられた。清歌は会長。 桜花寮では咲桜と同じ部屋。 普段は格好よくてクール。時々見せる笑顔とのギャップに惹かれる娘が多い。親しみやすい。負けず嫌い。 旧華族の家のお嬢様。姫奏、莉那とも面識あり。 家族は東京在住。実家が近くにあったためほ星花に進学を決めた。4つ上の姉がいる。(星花は中→高) 親元を離れて寮で暮らしてきたせいか、色々な感覚は庶民。金銭面も同様だが、使うべき場面では惜しげなく使う。 成績は良い方。 華道部は気が向いた時だけ顔を出す。 登場作品 メイン登場作品 【作品名と作品へのリンク】 サブ登場作品 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】
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いつか、届け、アタシの詩 作詞に挑戦しようとするリサが、各バンドのボーカルとその相方の許を訪ねていく +... あらすじ ロゼリアのメンバーとして欠かせない精神的支柱である今井リサ。だが本人はまだまだ皆の役に立ちたいと、何か出来ることを探し始める。そんな中、バイト仲間のモカとの会話で作詞への挑戦に思い至り……? 特記事項 ・各バンドのボーカルともう一人、二人組のペアが順に出てくる・こころと美咲は第4話・内容としては弦巻こころ[ハッピー革命!]☆3のエピソード「こころの作詞メソッド」と同様だが、他バンドのメンバーがいることによって二人の関係がより具体的に、俯瞰的に描写されている。・ストーリー中の「ハロハピ会議」は、弦巻こころ[笑顔のマジック]☆2のエピソード「笑顔のマジシャン」においてもこころと美咲の二人きりで開かれており、特に作詞に関しては二人で話し合うことが多い様子が見て取れる。 特効メンバー 蘭、モカ、こころ、友希那、リサ 開催時期 2017/11/21~ 備考 ・報酬カード弦巻こころ[ポッピン&アフター]☆2メモリアルエピソード「作詞で気付いたこと!」、ハロウィン限定星3メモエピなど、陰でこころのことを凄いとよく言っている美咲だが、こころもまた、美咲のことを凄いと褒め称えている。
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まだ五月だと言うのに、昼休みに入ったばかりの女子更衣室は、連日の晴天と、体育の授業を終えたばかりの生徒達が発する熱のため、室内限定の夏本番を迎えていた。 最大風速で回転する扇風機はむしろ熱を彼女達に吹きつける為にしか動作しておらず、肝心のエアコンは杓子定規の運用によりブレーカーで電源が断たれている。 「四限の体育ってホントやめて欲しいよねぇー。もうお腹空きすぎて動けないよぉー」 「美芹ったら、ホント食い意地だけだねぇー。こんなに熱いんだから、もうちょっと熱がったらどうなのよ?」 「えー、コノカったらぁ……、意地悪なんだから……」 美芹と呼ばれたショートヘアの背の高い少女は、口を尖らせるだけで反論を諦め、着替えのほうに集中するかのように手早く半袖の体操服を脱ぐ。 「でも、そのせいで、美芹の胸大きいよねぇ」 肩に着くか着かないかという短い三つ編みを二本ぶら下げたコノカ――玖華は、眼鏡を外しタオルで顔の汗を拭い取りながら、丁度目の前の美芹の胸を見て溜息をつく。 美芹のバストを包む白いシンプルな、しかし年頃にふさわしく、可愛く小さなリボンの付いたブラジャーは、中学生になったばかりという年齢にしては大きな部類に入るものであった。 「へっへっへー、いいだろうー」 照れ笑いしつつ、さらにジャージのズボンに手をかける。 「ホントうらやましいよ。それにさぁ――」 自身の成長過程にある胸部と見比べていた玖華は、晒されたばかりの美芹のパンツに目を移す。 「――チンポもでかいし」 確かに美芹のブラジャーとお揃いの白いパンツは、前の部分がまるで棒状のものを包んでいるかのように膨らんでいた。 「へっへー、でもコノカのも、可愛いくていいじゃない」 昔から少なからず存在していたペニスを持つ女性は、時代とともに次第にその割合を増やしていき、現代に至っては女性の五割をも占めるまでになった。 しかし、その平均的なサイズは男性よりも小さい事には変わりない。 依然として多くの女性の場合は大きめのクリストスや子供の指といった比喩が相応しいモノである。 が、食糧事情の改善は、より小さかった女性のほうに大きく働いたのだろうか、男性並みのモノを持つ女性もそれほど珍しいということもなくなった。 「それに、私のはそんなに大きくないって。ねっ、ミサキちゃーん」 美芹は唐突に、彼女と背中合わせに壁を向いて着替えている少女の方へと首を向ける。 ミサキと呼ばれた少女――美咲もその声に反応して振り向いた。 彼女の首の下の高さで結われたロングストレートの髪は、汗で彼女の身体にまとわり付いたまま、重たげになびく。 「何?」 「ミサキちゃんのも私と同じくらいだもんね」 「私?」 美咲は目尻の上がった大きな瞳をぱちくりとニ、三回瞬かせる。 彼女はずっと、美芹の真後ろ、しかも壁と向かい合わせに立っており、美芹達の大きな声が耳に入らなかった筈がない。 彼女はここで何故自分の話になるのか、合点が行かないのだ。 とりあえず、考えても時間の無駄だと感じて、彼女は前を向き直し半袖の体操服を脱ぐ。 髪が長いと、汗を吸った髪の毛と体操服がくっついて絡まるので、脱ぐだけでも一苦労である。 ゆっくりと首を襟から抜いた後、裏返った服の中に残った髪を少しずつ出していく。 見ているほうも疲れてしまうような長い時間をかけて髪を全て出し終えてからやっと、再び振り向いて言葉を続ける。 「……私の?」 「そ、ミサキちゃんの」 先ほどの長い間で、美芹は既に体全体の汗を拭い終え、ブラウスに袖を通していた。 「私の何が?」 「おちんちんの大きさだよ」 いくら話の中に入っている三人全員とも持っていると言っても、あまりにもデリカシーのなさ過ぎる言葉を、美芹は大声で発する。 彼女達の周りで、黙々と着替えている、もしくは自分たちも会話をしつつ聞き耳を立てている聴衆は、大半が呆れ顔か真っ赤な顔かのどちらかである。 美咲は動じず、美芹と比較すると見劣りする、しかし線の細い彼女に相応しい、小さなカップのブラジャーのまま、タオルで上半身の汗を拭いはじめる。 「……私の、見たっけ?」 「何言ってるの!? ずっと一緒にお風呂入ってたじゃない」 「昔の事じゃないの。ここ二、三年は入ったこと無いはずよ」 「でも、同じ位の大きさだったよね」 「あの頃はね」 「だったら、絶対今でも同じくらいだよ」 「どうして?」 「私の生み出したミセリ理論から」 「……はぁ?」 聴衆に続いて、今度は美咲が呆れる番であった。 思わず身体を拭く手が止まる。 丁度、成長途上にある二つの乳房の間を拭っていた時であった。 「何それ?」 「ワタクシ、ミセリ博士の長年の研究の結果、子供の頃からおちんちんの小さかった女の子は、成長しても、大きかった女の子と比べたら、小さいままである、ということが判明したのだ」 「……で?」 美咲は呆れつつも、タオルに替えブラウスを手に取り、着替えを再開する。 「小学校の頃、私とミサキちゃんのは殆ど同じ大きさだったよね?」 「……だから?」 「だから、私の理論からすると、殆ど同じ大きさだった二人は、成長しても殆ど同じ大きさのままなの。 お判りいただけたかな?」 美芹のこの言葉に、美咲は再び呆気に取られた。 「……へぇ~」 「へぇ~、って、何よ?」 「知らない間に変な研究してるのね。いつの間に調べたんだか」 「変で悪かったわねえ。大体、ミサキちゃんはどうなのよ?」 「どうって?」 「ほら、そこよっ! そこ! 隠さなくてもいいじゃない」 丁度、美咲がジャージの上からチェックのスカートを履いていたところを指差して言う。 この後ジャージを脱げば、パンツ姿を見られなくて済むという算段なのだろう。 「そりゃあ私は、美芹ちゃんみたいにわざわざ人に見せるような趣味、無いし」 「じゃあ、小学校の運動場で私と立ちションの飛距離を競争してたのは、どこの誰?」 「そんなの、小学校で卒業よ」 「そうだよね。中学生になったら、今度はオナニーして精液の飛距離の競争するんだよね」 「そんな事、する訳ないでしょ」 「えーっ! そんな事言って、ホントはやりたいんだよねぇー」 そう言いながら、ブラウスとスカートを身に付け終えた美芹が、こちらも丁度ジャージを脱ぎ終え背を伸ばした所であった美咲に、突然背後から抱きついた。 「あっ! やっ! な、何っ!?」 美咲の声のトーンが急に高くなり、大きな目が更に大きく見開かれた。 しかし、そうなるのも無理は無い。 抱きつかれたと同時に、彼女の腰に美芹の硬く熱くなった器官がスカート越しに押し付けられたのだ。 「ちょ、ちょっとやめてよ!!」 彼女は顔を真っ赤にして抗議しつつ、急いで美芹の手を振り払い体を離す。 「なっ、何で勃起なんかさせてんのよ!?」 「あはは、ちょっと血の廻りが良くなっただけよ。そんなに驚かなくてもいいじゃない。」 「おっ、驚いたんじゃないわよっ!! こんなに暑いのに、更に暑苦しくなるような事、やめてよっ!」 そう言いつつ、美咲は慌てて脱ぎ終えたばかりのズボンを体操服とともに畳み、手下げ袋の中へ詰め込んだ。 そしてその代わり、袋の中からは掌ほどの小さなポーチを取り出す。 中学生の少女達であれば、誰だってその中身は何か知っている。 「まったくもうっ。私は用事があるから、先に行くね。これ、持って帰って」 美咲は美芹に彼女の体操服袋とブレザーを押しつけると、ポーチを手にしたまま、更衣室から足早に立ち去る。 と、ここまで黙って二人の即興のコントを聞いていた玖華が、残った美芹に話しかけた。 「ほら、美咲が怒った。 大体、何で女の子が自分のおちんちんの大きさで言い争わなきゃいけないのよ。 挙句に興奮までしてるし……」 ここまでの話の流れに呆れ返る玖華。しかし、美芹は玖華の言葉を無視する。 「うーん、ミサキちゃん、まだ生理、安定してないのかなぁ……」 「ん?」 「前回は三週くらい前だったと思うけど」 「……よく覚えてるね」 「始まったのは私よりも早かったんだけど……」 「あんた、そんな事も知ってるの?」 「お赤飯のおすそわけ、貰ったからね。 じゃ、こっち持って行って」 美芹は、遅れて着替えを終え眼鏡を掛け直す玖華に、美咲のブレザーを手渡す。 その美芹のスカートの下の昂ぶりは既に何事も無かったかのように消えていた。 しかしその昂ぶりが、接触の際に乗り移ってしまったかのように、部屋を飛び出していく美咲に現れていたことを、美芹達は気付かなかった。
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第25節第2試合 11月14日(土) 16 00 KKウイング 前半 後半 KSF 0 0―00―0 0 DGG 得点者 警告 8 松山美咲35 水谷由梨香 退場 70壬生屋未央→田辺涼70梶原空→久志原美紀76田代香織→結城蘭 選手交代 70松山美咲→周麗華70中山玲子→伊集院綾女76祇条深月→高宮祥子 54.4% 支配率 45.6% 13 シュート 6 7 枠内 0 0 PK 0 3 FK 3 1 CK 2 10 GKセーブ 16 294 ボールタッチ 266 191 パス回数 166 19 クロス回数 19 183 成功数 162 31 パスカット 14 166 ドリブル回数 133 834 ドリブル距離 866 3 ファウル 3 1 オフサイド 0 Pos No Name Pts Time スタメン Pos No Name Pts Time GK 23 五条砂緒 6 90 GK 1 ノート・バンク 6 90 DF 2 原素子 6 90 DF 14 鏡魅羅 5.5 90 DF 17 神谷朝霞 6 90 DF 13 白鳳院綾乃エリザベス 5.5 90 DF 12 大久保久美 6 90 DF 32 龍宮寺麗美 5 90 DF 5 梶原空 5.5 70 MF 2 祇条深月 5.5 76 MF 6 館林見晴 5.5 90 MF 30 水谷由梨香 5.5 90 MF 14 氷室風 5.5 90 MF 23 織田雪菜 4.5 90 MF 21 矢加部陽子 6 90 MF 24 松山美咲 5.5 70 MF 10 芝村舞 6 90 MF 12 中山玲子 6.5 70 FW 11 田代香織 6 76 FW 21 高城麗子 5.5 90 FW 9 壬生屋未央 5.5 70 FW 27 ニーナ・キーロフ 5.5 90 DF 13 田辺涼 6 20 リザーブ MF 28 周麗華 6 20 FW 26 久志原美紀 6 20 FW 17 伊集院綾女 6 20 FW 22 結城蘭 6 14 MF 26 高宮祥子 6 14 詳細データ KSF 名前 ボールタッチ シュート パス クロス パス成功 パスカット ファウル オフサイド ドリブル回数 ドリブル距離 五条砂緒 9 0 7 5 7 0 0 0 1 1 原素子 26 0 19 0 17 7 0 0 12 34 神谷朝霞 20 0 12 0 12 4 0 0 11 57 大久保久美 32 0 22 3 20 2 0 0 25 165 梶原空 9 0 8 0 8 0 0 0 8 24 館林見晴 31 0 26 3 26 3 1 0 13 50 氷室風 39 0 24 2 23 2 1 0 25 116 矢加部陽子 27 1 16 1 16 5 0 0 14 52 芝村舞 39 1 29 2 28 2 0 0 21 99 田代香織 27 6 12 1 12 2 0 0 16 127 壬生屋未央 18 4 9 2 8 3 1 1 10 53 田辺涼 6 0 3 0 2 0 0 0 3 39 久志原美紀 5 1 2 0 2 1 0 0 4 7 結城蘭 6 0 2 0 2 0 0 0 3 10 DGG 名前 ボールタッチ シュート パス クロス パス成功 パスカット ファウル オフサイド ドリブル回数 ドリブル距離 ノート・バンク 14 0 10 6 10 0 0 0 0 0 鏡魅羅 21 0 12 0 12 3 0 0 10 46 白鳳院綾乃エリザベス 24 0 15 0 15 2 1 0 8 14 龍宮寺麗美 15 0 9 1 9 0 0 0 7 54 祇条深月 21 0 17 2 16 2 0 0 11 51 水谷由梨香 27 1 16 0 15 1 1 0 12 77 織田雪菜 15 0 9 0 9 0 0 0 14 100 松山美咲 17 0 12 1 11 1 1 0 7 49 中山玲子 30 0 18 1 17 1 0 0 18 100 高城麗子 31 2 18 4 18 1 0 0 17 180 ニーナ・キーロフ 32 3 17 1 17 2 0 0 20 138 周麗華 10 0 6 3 6 0 0 0 6 46 伊集院綾女 4 0 4 0 4 0 0 0 2 11 高宮祥子 5 0 3 0 3 1 0 0 1 0
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今日の晩御飯は美咲で どうしようか・・・ どうしよう・・・プレゼント 今日はウサギさんの誕生日なのだ・・・ 俺は考えた、ウサギさんに何を送ろうか・・・ 「う~~んウサギさんは何が欲しいのかな・・・?とりあえずウサギさんをもてなすシュミレーションからだ!!よっし!! ウサギさん、今日もお仕事お疲れ様です・・・・ 今日はウサギさんの誕生日だからなんでもゆってね とりあえず、お風呂にする??それとも・・・オ・レ・に・す・る??エヘッ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ズー-ーーーーーーーーーン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「・・・・・俺・・・・何・・・してるんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「それじゃ・・・・美咲で・・・・・」 ・・・・・・「あ゛あ゛あ゛!!ッ!!っう・・・うさぎさん!!わわぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!・・・・・・・み・・・見てたの・・・・?ウサギさん・・・」 「あぁ~ばっちり最初から最後まで・・・・「お風呂にする?それとも・・・オ・レ・に・す・る??エヘッ!」・・・って」 「あぁぁぁぁ゛!!リピートせんでいい!!」 「それでは、美咲をいただきます」 「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」 言うまでもなくウサギさんは美咲とゆうプレゼントを美味しくいただきましたとさ めっちゃいい!!! -- よし (2010-09-18 18 47 03) 面白い -- 名無しさん (2012-04-19 08 58 07) 名前 コメント
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第22節第1試合 10月24日(土) 14 00 駒沢オリンピック公園陸上競技場 前半 後半 DGG 0 0―00―0 0 IGZ 得点者 31 ニーナ・キーロフ36 松山美咲74 龍宮寺麗美 警告 退場 62高宮祥子→祇条深月68周麗華→水谷由梨香76松山美咲→織田雪菜 選手交代 68桜井ゆきえ→永倉えみる68宮村みやこ→三越さくら71七瀬ちづる→神原のどか 48.6% 支配率 51.4% 4 シュート 10 2 枠内 2 0 PK 0 5 FK 8 2 CK 2 16 GKセーブ 4 291 ボールタッチ 306 175 パス回数 187 16 クロス回数 18 170 成功数 179 40 パスカット 39 154 ドリブル回数 161 628 ドリブル距離 748 8 ファウル 5 0 オフサイド 1 Pos No Name Pts Time スタメン Pos No Name Pts Time GK 1 ノート・バンク 6.5 90 GK 17 三沢はるか 6 90 DF 18 綾小路桜 6 90 DF 12 横山めぐみ 5 90 DF 16 天王寺蘭子 5.5 90 DF 23 御堂まどか 5 90 DF 32 龍宮寺麗美 5.5 90 DF 28 七瀬ちづる 5.5 71 MF 26 高宮祥子 5.5 62 DF 9 高島あさひ 6.5 90 MF 11 伊達美里 6 90 MF 11 戸塚いずみ 5.5 90 MF 28 周麗華 6 68 MF 30 千歳さとみ 8.5 90 MF 24 松山美咲 5.5 76 MF 4 桜井ゆきえ 6 68 MF 12 中山玲子 6 90 MF 10 宮村みやこ 5.5 68 FW 27 ニーナ・キーロフ 5 90 FW 1 萩原なな 5.5 90 FW 9 安井舞美 5 90 FW 31 柴田はつみ 5.5 90 MF 2 祇条深月 6 28 リザーブ DF 25 永倉えみる 5.5 22 MF 30 水谷由梨香 6.5 22 MF 22 三越さくら 6 22 MF 23 織田雪菜 6.5 14 MF 29 神原のどか 6 19 詳細データ DGG 名前 ボールタッチ シュート パス クロス パス成功 パスカット ファウル オフサイド ドリブル回数 ドリブル距離 ノート・バンク 10 0 7 6 7 0 0 0 0 0 綾小路桜 22 0 12 1 12 5 0 0 8 15 天王寺蘭子 15 0 11 0 11 1 1 0 8 13 龍宮寺麗美 22 0 14 0 14 2 2 0 8 15 高宮祥子 20 0 10 0 10 1 0 0 9 14 伊達美里 32 0 22 0 21 10 0 0 15 52 周麗華 28 0 17 1 16 6 2 0 19 130 松山美咲 28 0 15 0 14 4 1 0 16 94 中山玲子 40 0 22 3 22 1 0 0 25 60 ニーナ・キーロフ 25 1 14 2 13 2 2 0 10 76 安井舞美 21 2 11 2 10 3 0 0 13 38 祇条深月 10 0 7 0 7 1 0 0 9 33 水谷由梨香 11 1 8 0 8 2 0 0 8 65 織田雪菜 7 0 5 1 5 2 0 0 6 23 IGZ 名前 ボールタッチ シュート パス クロス パス成功 パスカット ファウル オフサイド ドリブル回数 ドリブル距離 三沢はるか 5 0 4 3 3 0 0 0 1 0 横山めぐみ 12 0 6 0 6 2 0 0 6 10 御堂まどか 19 0 11 0 11 4 0 0 8 16 七瀬ちづる 12 0 8 1 8 2 0 0 8 42 高島あさひ 34 0 22 3 21 2 1 0 23 117 戸塚いずみ 28 0 20 3 20 3 1 0 17 92 千歳さとみ 52 1 36 1 36 13 1 0 23 79 桜井ゆきえ 34 0 20 0 19 3 1 0 22 119 宮村みやこ 27 2 20 2 18 2 0 0 11 28 萩原なな 23 3 10 0 9 3 0 0 10 61 柴田はつみ 40 4 17 2 16 4 1 1 22 143 永倉えみる 3 0 2 0 1 0 0 0 1 4 三越さくら 10 0 5 0 5 1 0 0 4 17 神原のどか 7 0 6 3 6 0 0 0 5 20
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2018年4月6日 新第1話:予兆/夜明けと未明 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/穂村すず子:橋本ちなみ/森川千夏:井口裕香/リル:伊藤静/御影はんな:久保ユリカ/白井翔平:菅原慎介 かえで:近藤玲奈/レイラ:鬼頭明里/里見紅:中村悠一/カーニバル:阿澄佳奈/坂口歩美:大和田仁美/すず子の父:笠間淳 女子生徒:日野まり、原田彩楓/小湊るう子:加隈亜衣 2018年4月13日 第2話:理由/迷いと覚悟 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/ピルルク:篠田みなみ/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/御影はんな:久保ユリカ 橋本アミカ、坂口歩美:大和田仁美/里見紅:中村悠一/カーニバル:阿澄佳奈/かえで:近藤玲奈/リメンバ:葵井歌菜 繭:種田梨沙/小湊ハツ:久保田民絵/女子中学生:小若和郁那、真野あゆみ 2018年4月20日 第3話:始動/日常と非日常 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/ピルルク:篠田みなみ/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/森川千夏:井口裕香 御影はんな:久保ユリカ/ナナシ:井澤志織/紅林遊月:佐倉綾音/植村一衣:茅野愛衣/緑子:高橋未奈美/里見紅:中村悠一 かえで:近藤玲奈/蒼井晶:赤﨑千夏/ミルルン:日高里菜/小湊ハツ:久保田民絵/小湊歩:石谷春貴/女子:前田玲奈、葉山いくみ 女子:田辺留依/カメラマン:村井雄治/サラリーマン:加藤涼太 2018年4月27日 第4話:乱立/敗者と勝者 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/リル:伊藤静/紅林遊月:佐倉綾音 花代:川澄綾子/植村一衣:茅野愛衣/緑子:高橋未奈美/御影はんな:久保ユリカ/ナナシ:井澤志織/里見紅:中村悠一 かえで:近藤玲奈/レイラ:鬼頭明里/グズ子:後藤沙緒里/あーや:山岡ゆり 2018年5月4日 第5話:集結/渦と濁流 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/ピルルク:篠田みなみ/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/リル:伊藤静 森川千夏:井口裕香/メル:金元寿子/御影はんな:久保ユリカ/紅林遊月:佐倉綾音/花代:川澄綾子/植村一衣:茅野愛衣 緑子:高橋未奈美/里見紅:中村悠一/蒼井晶:赤﨑千夏/かえで:近藤玲奈/レイラ:鬼頭明里/白井翔平:菅原慎介/ドーナ:洲崎綾 小湊ハツ:久保田民絵/少女:真野あゆみ 2018年5月11日 第6話:決意/温もりと痛み BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/ピルルク:篠田みなみ/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/リル:伊藤静 森川千夏:井口裕香/メル:金元寿子/御影はんな:久保ユリカ/植村一衣:茅野愛衣/ユズキ:佐倉綾音/ドーナ:洲崎綾 里見紅:中村悠一/カーニバル:阿澄佳奈/かえで:近藤玲奈/レイラ:鬼頭明里/グズ子:後藤沙緒里/あーや:山岡ゆり ピザ屋:村井雄治 2018年5月18日 第7話:執着/駆け引きと罠 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/森川千夏:井口裕香/御影はんな:久保ユリカ 橋本アミカ:大和田仁美/植村一衣:茅野愛衣/ユズキ:佐倉綾音/ドーナ:洲崎綾/里見紅:中村悠一/カーニバル:阿澄佳奈 かえで:近藤玲奈/蒼井晶:赤﨑千夏/リメンバ:葵井歌菜/少女:田辺留依、逢沢ゆりか/女子生徒:真野あゆみ/女子高生:杉村ちか子 店員:村井雄治 2018年5月25日 第8話:絆/罪と罰 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/ピルルク:篠田みなみ/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/リル:伊藤静 メル:金元寿子/御影はんな:久保ユリカ/橋本アミカ:大和田仁美/植村一衣:茅野愛衣/ユズキ:佐倉綾音/里見紅:中村悠一 カーニバル:阿澄佳奈/かえで:近藤玲奈/蒼井晶:赤﨑千夏/リメンバ:葵井歌菜/ミルルン:日高里菜/ピザ屋:村井雄治 2018年6月1日 第9話:接触/鍵と鍵穴 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/リル:伊藤静/森川千夏:井口裕香 メル:金元寿子/御影はんな:久保ユリカ/植村一衣:茅野愛衣/ユズキ:佐倉綾音/里見紅:中村悠一/カーニバル:阿澄佳奈 かえで:近藤玲奈/小紫莉緒:日岡なつみ/店長:村井雄治/アナウンス:杉崎亮、逢沢ゆりか/女の子:真野あゆみ 2018年6月8日 第10話:前夜/信頼と裏切り BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/ピルルク:篠田みなみ/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/リル:伊藤静 森川千夏:井口裕香/メル:金元寿子/御影はんな:久保ユリカ/ナナシ:井澤志織/植村一衣:茅野愛衣/ユズキ:佐倉綾音 ドーナ:洲崎綾/里見紅:中村悠一/かえで:近藤玲奈/レイラ:鬼頭明里/ユキ:瀬戸麻沙美/男性:村井雄治、左座翔丸 2018年6月15日 第11話:選択/バトルとバトル BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/ピルルク:篠田みなみ/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/リル:伊藤静 メル:金元寿子/御影はんな:久保ユリカ/植村一衣:茅野愛衣/ユズキ:佐倉綾音/里見紅:中村悠一/カーニバル:阿澄佳奈 レイラ:鬼頭明里/ユキ:瀬戸麻沙美/夢限:坂本真綾 2018年6月22日 第12話:光終 BS11デジタル:24時30分〜 水嶋清衣:大西沙織/ピルルク:篠田みなみ/小湊るう子:加隈亜衣/タマ:久野美咲/穂村すず子:橋本ちなみ/リル:伊藤静 森川千夏:井口裕香/メル:金元寿子/御影はんな:久保ユリカ/ナナシ:井澤志織/坂口歩美:大和田仁美/紅林遊月:佐倉綾音 花代:川澄綾子/植村一衣:茅野愛衣/緑子:高橋未奈美/白井翔平:菅原慎介/ドーナ:洲崎綾/カーニバル:阿澄佳奈/レイラ:鬼頭明里 リメンバ:葵井歌菜/ミルルン:日高里菜/あーや:山岡ゆり/グズ子:後藤沙緒里/ユキ:瀬戸麻沙美/繭:種田梨沙 夢限:坂本真綾 第1期→selector infected WIXOSS 第2期→selector spread WIXOSS 第3期→Lostorage incited WIXOSS 第4期→Lostorage conflated WIXOSS 第5期→WIXOSS DIVA(A)LIVE タグ:2018年4月 第4期
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#2-3.放課後の邂逅~琴吹紬~ ――子供の頃から、両親には凄く感謝していた。 生まれた時から私をずっと守り、ずっと私の我がままを聞いてくれたから。 だから私には、父や母の期待を裏切ることはできなかった。 そして、子供をやめた時に私は誓った。両親のために、父の積み上げてきた物を守っていこうと決めた……。 立場、権威、家、財産……。 これまで幾度も私を支え、守って来てくれた大切な物にある、唯一の“枷”。 ……私にも、来るのかな。 この枷を外し、誰の前でも、ありのままの自分でいられる、そんな時が。 私の中にある小さなわだかまりは、“彼女”に再会した時、ようやく解けようとしていた―――。 ――― ―― ― ……凄く、懐かしい場所に私はいた。 そこは、放課後の音楽室……私達が毎日のように過ごした部室。 眼の前には、懐かしい制服に身を包んだ仲間たちの姿が見える。(さま) 私の用意するお茶を楽しみにする二人と、そんな二人を呆れ顔で見ながら、それでも私のお茶を美味しそうに飲んでくれる同級生と、一人の後輩。 やがて、顧問の先生も合流し、私達の部活が始まる。(ぅさま) みんなの笑い声が部室中に響き、暖かな時間が過ぎていく。(ょう様) それは、私が3年間、毎日のように見てきた光景……。 その中で私は……。(じょう様) (お嬢様) もう……さっきから何だろう、この声は……。 もう少し、みんなの声を聴いていたいのに……誰の声だろう。 (お嬢様) 違うわ……ここでの私はお嬢様なんて固い呼び名じゃない……私は……。 (起きて下さい、お嬢様) わたし……は…………。 声「起きて下さいお嬢様…………お姉ちゃん……起きて」 紬「っ……!」 突如、紬は弾けたように瞼を開く。 ぼやけた目線の先には、跪いて声をかけ続ける、蒼い瞳に金髪のスーツ姿の女性が映って見える。 その女性が、自分のよく知る秘書であり、また身の周りの世話をしてくれる使用人の斉藤菫だと認識するのに、そう時間はかからなかった。 【琴吹邸】 声「お嬢様……お目覚めですか」 紬「菫……ちゃん」 菫「すみません、お休みのところを無理に起こしてしまって」 紬「いいえ、私の方こそごめんなさい、まさか眠ってしまうだなんて……」 おそらく、連日の仕事疲れが溜まっていたのだろう……少しの間、熟睡してしまっていたようだ。 準備の何もかもを使用人達に任せてしまっていたことを謝罪し、紬は菫に向き合う。 菫「いいえ、それが私達の務めですから、お嬢様はお気になさらないで下さい」 申し訳なさそうな表情の紬に向け、菫は優しく微笑みながら続ける。 菫「車の準備が整いました、時間も迫っています、そろそろ向かいましょう」 紬「ええ、そうね」 豪華な装飾の散りばめられた真紅のドレスを身に纏い、紬は玄関へと歩き出す。 使用人「行ってらっしゃいませ、紬お嬢様」 紬「ええ、留守をお願いね」 出迎えの使用人に一礼し、自宅の屋敷の玄関の先、開かれた高級車の助手席に乗り込む。 そして程なくし、運転席には菫が乗り込み、多くの使用人に見送られながら、車は発進する。 紬の古い友人の令嬢、弦巻こころの屋敷へ向かって――。 ――― ―― ― ――大学を卒業してすぐの事。琴吹紬は、自身の父が経営する会社……琴吹グループに就職し、懸命に働いていた。 周囲から親の七光りだと思われたくない一心で紬は昼夜を問わず働き続け、着実に業績を上げ、己の実力で周囲を認めさせ……会社の役員へと登り詰めていった。 そんな過酷な生活と並行し、紬は淑女としても社交界で華々しい活躍を見せており、数ある資産家や富豪の間でも、紬の存在は一際有名になっていた。 今日は、数多ある資産家の一つ……琴吹家と古くから親交のある、弦巻家のホームパーティーに招待されたのだ。 こころより直々に招待を受けた紬は大喜びで出席の旨を伝え、使用人の斉藤菫を伴い、弦巻家の屋敷へと向かっていた。 【琴吹家専用車内】 菫「弦巻家へは約20分程で到着となります、お嬢様、お疲れのようですし、しばらくお休みになられては如何ですか?」 紬「ううん、菫ちゃんが運転してくれるんだもの、いつまでも寝てばかりいられないわ」 紬「……それに、今日は久々にこころちゃんに会えるんですもの、その後は高校時代のみんなにも会えるんだし、もう楽しみで楽しみでっ」 菫「ふふ、お嬢様、本当に楽しみにされていましたよね」 期待感溢れる笑顔を顔全体に浮かべながら、ハンドルを握る菫に紬は言う。 それはまるで遠足前の子供のようで、そんな紬の笑顔に釣られたのか、自然と菫の声も柔らかくなっていた。 しかし、一瞬和らいだその声も、次の言葉を発する頃には真面目なトーンに戻っていた。 菫「ですがお嬢様……浮かれるのもよろしいですが、今日は多くの資産家の方々もお見えになられます、その点、くれぐれもお忘れなきようお願い致します」 紬「はーい、分かってるわ」 どこか寂しげな返事をする紬に対し、菫は運転を止める事もせず、頭の中に詰め込んだ数百に及ぶ来賓のリストを読み上げていく。 菫「本日ご出席される来賓には、ドイツ外交官のダミアン氏にイギリスの不動産王アーサー氏……ロシア政財界のトップ、アレクサンドル氏もいらっしゃいます」 菫「……それと、中国財団の王氏は先日ご子息がご誕生なされたので、ご祝言をお忘れなくお願いします」 紬「ええ、分かったわ」 菫「いずれも琴吹グループとは古い付き合いであり、仕事の上でもビジネスパートナーとして重要な方々ですから……申し訳ありませんが、今回は仕事の一環として参加しているという事も覚えておいて下さい」 紬「ええ……仕方ないけど……一応理解はしてるつもりよ。ありがとうね、菫ちゃん」 社交界の集まり、そこには当然多くの資産家が来賓として招待される。 今や紬の存在は社交界や政財界でも注目されており、そこには当然、紬に一目会おうとする者や、今後の事を踏まえ、琴吹家との友好関係を築こうとする者もいる。 紬としても、旧友との一時を過ごそうという場で仕事や家の事を考えるのは不本意ではあった。が、それが琴吹家の家紋を背負って立つ、『琴吹紬』の立場なのだという事を理解していた。 紬「分かってはいるけど、あーあ、なんかやる気出ないなぁ」 紬がむくれる仕草をする、その評定にやれやれと観念し、菫はそっと一言、紬に囁いた。 菫「……私も頑張るから、少しだけ頑張ろう……ね? お姉ちゃん」 紬「……うんっ」 静かな車内に紬の笑顔が戻り、車は進む。 そして数分後、菫の運転する黒塗りの高級車は、弦巻家の屋敷へと到着していた――。 ――― ―― ― 【弦巻家 庭園】 紬「んんん……やっと着いたわねー」 軽く背伸びをし、紬は周囲を見る。 屋敷の外には既に多くの高級車と共に本日の来賓として招待された資産家の姿も見え、その姿の一つ一つが場の華やかさを一層引き立てていた。 菫「もう既に多くの方が見えられてますね」 紬「ええ、では、早速行きましょうか」 菫を従え、会場となる屋敷のホールへと向かう途中の事だった。 男性「Oh, Tsumugi!」 紬「……? あれは……」 突然、タキシード姿の白人男性が紬に英語で声をかけてきた。 彼が以前、父の付き添いでアメリカに行った際に知り合った男性だという事を思い出し、紬は頭の中を仕事モードに切り替え、応対する。 男性「I am glad to see you after a long time, how is your father doing?」 (久しぶりに会えて嬉しいよ、お父上はお元気ですか?) 本場さながらの流暢な英語だが、決して何を言っているのかが分からない紬ではない。 後ろに控えている菫が通訳に入ろうと男性の前に割って出たが、紬はそれを制止し、英語で返す。 紬「I am happy to see you after a long time, my father is fine」 (久しぶりにお会いできて嬉しいです、父は元気ですよ) 男性「Please tell me that it was good and please come to our company again in the future」 (それは良かった、ぜひまた今後、我が社に来てくださいとお伝え下さい) 紬「Yes, let me know, so let s see you again......」 (はい、お伝えしておきますわ、それではまた……) 男性「Yes see you again」 (ええ、またお会いしましょう) 紬に軽く一礼し、男性は庭園の端、多くの資産家の集まりの中へと入っていく。 男性の姿を見送り、紬は軽くため息をついていた。 紬「びっくりした……彼も招待されていたのね」 菫「そのようですね……先程はすみません、出過ぎた真似をしようとしてしまって」 紬「ううん、通訳を通すよりも、直接お話したほうが向こうも嬉しいと思ったからね」 菫「お嬢様……」 菫(こういうのは私に任せてくれればいいのに……) 紬のこうした人と向き合う姿勢が、昔から公私両面に置いて良い関係を築いているのだろうと菫は思う。 ただ、菫の中に紬への唯一の不満があるとするなれば、お嬢様のサポートにと必死で覚えた外国語を話す機会が、当の紬の前では、ほとんど発揮されない事ぐらいだった。 女性「Hallo Tsumugi」 弦巻家の使用人と挨拶を交わしながら屋敷へと向かうその途中、二度紬に話しかける声が聞こえてくる。 今度はやや年配と見られる女性が、ドイツ語で話をかけていた。 先程同様に思考を仕事に切り替え、紬はドイツ語で言葉を交わす。 紬「Na ja Es ist lange her, ich freue mich, Sie kennenzulernen!」 (まあ! お久しぶりです、お会いできて嬉しいです!) 女性「Gutes Deutsch wie immer, ich bin beeindruckt」 (相変わらず上手なドイツ語ね、感心しちゃうわぁ) 紬「Danke fur das Kompliment」 (お褒めいただき光栄です) 女性「ch lass ihn warten, lass uns wieder Tee trinken, also auf Wiedersehen」 (彼を待たせてるの、またお茶でもしましょう、それじゃあね) 紬「Wir sehen uns wieder」 (またお会いしましょう) そう言い、手を振る女性に向け、紬もまた同じように手を振り、女性を見送る。 それから屋敷へ向かう道中、様々な国の様々な資産家が紬の元に集い、挨拶を続けていた。 それらに対し、紬はフランス語、中国語、ロシア語と、その人の国籍に合わせた言葉で挨拶を交わし、笑顔で言葉を交わす。 ……それから、庭園を抜けて屋敷に辿り着くまでに、既に30分余りの時間が経過していた。 ようやく屋敷に辿り着き、紬はぼやく。 紬「まさか、お友達のお屋敷に着くまでの間に5ヶ国語も話す事になるとはね……」 菫「お嬢様……」 紬(はぁ……早くこころちゃんに会いたいわ……) 恐らく、今日は一日中こんな感じになるのだろうかと……考えれば考えるほど、気が重くなる。 ……でも、こころに会う事ができれば、きっとこの憂鬱とした気持ちも晴れるだろう……と。そう信じ、広い屋敷を歩き続ける……。 紬と菫の2人は、ただひたすらに本日の主催の姿を探し求めていた。 ――― ―― ― 【弦巻家 パーティー会場】 所変わってパーティー会場の別フロア。 そこには、本日の主催である弦巻こころの友人……『ハロー、ハッピーワールド!』のメンバーが集っていた。 美咲「せっかくのテスト休みだから家でのんびりしてたのに……こころってば急にみんなを呼び出して……どうしたんだろ」 花音「おうちの前に大きな車が止まってて……私、びっくりしちゃったよ」 美咲「ウチもです、黒服さんに言われるがままに大きな高級車に乗り込んでたのを母に見られた時、『あんた、一体何やったの?』って心配されましたよ……まぁその誤解は黒服の人達が解いてくれたみたいでしたけど」 花音「大変……だったね、それにしても……ふえぇ……ここにいる人達みんな、すっごいお金持ちみたいだね……」 美咲「ええ、いかにもお金持ちのやるパーティーって感じですね……ほんと、つくづくこころって凄いんだなって思います」 自分達の周囲にいる来賓を見ながら、美咲と花音は口を揃える。 それは一般庶民である美咲や花音から見ても分かるほど、周りにいる来賓の一人ひとりが自分達とは違い、華やかな人生を歩んできているのだと言うことが伝わっていた。 薫「ああ……なんて美しい……これが、本場のパーティー……フフフ、今宵の私のダンスのお相手は、どこにいるんだろうね……」 はぐみ「みーくんみーくん! あっちに大きなケーキがあったよ! あとで食べに行こっ!」 美咲「この2人は相変わらずだし……」 花音「うふふっ、薫さんも、今日は大人っぽくてかっこいいね……」 美咲「まぁ、薫さんの場合、普段からあんな感じですからね……様になってると言うか、舞台慣れしてると言うか……」 花音「うんうん、美咲ちゃんのそのドレスだって、すごく綺麗で似合ってるよ?」 美咲「ありがとうございます、花音さんのそのワンピースも、よく似合ってて、可愛らしいと思いますよ」 薫「ふふふ、はぐみ……かわいいドレスだね、汚さないように気をつけるんだよ」 はぐみ「うん! 薫くんのお洋服も、すごくかっこいいと思うよ!」 黒服に言われるがままに屋敷に来た美咲達は、黒服の用意したパーティー衣装に着替えていた。 皆が皆、普段はまず目にかかれないようなパーティー衣装を着こなし、年相応の女の子らしい反応をしている。 そして、会場の様子が更なる賑わいを見せてきた時だった……。 美咲「しかし、こころってば、一体どこにいるんだろ……」 声「あっ! みんな、来てくれたのね♪」 美咲達の耳に飛び込む、一際明るい声。 振り向くとそこには、美咲達と同様に優雅なドレスを身に纏った、弦巻こころの姿があった。 こころ「ようこそ! 今日はホームパーティーを開いたのよ、みんな楽しんでってちょうだい♪」 はぐみ「こころん、今日ははぐみ達を呼んでくれてありがとうね!」 薫「ふふふっ、こころの素敵な招待に感謝するよ、ありがとう……こころ」 花音「ありがとうこころちゃん、こころちゃんも今日は一段とキレイだねっ」 美咲「それでこころ、一体今日はどうしたってのさ?」 こころ「今日は、ハロー、ハッピーワールド!の事を、私のお友達に紹介しようと思ったのよ♪」 花音「……お友達?」 美咲「まさか、それだけのためにこんな大きなパーティーを開いたっていうの……?」 こころ「そうよ、みんながハロハピの事を知ってくれたら、世界はもっと笑顔になると思うの♪ どう、ステキでしょ?」 美咲「……………ははは、もう、なんでもいいや」 こころのこういう突拍子もない所についていちいち突っ込むのも今更かと、乾いた笑顔でこころの発言を受け入れる美咲だった。 ――それから、4人も次第にパーティー会場の高貴な雰囲気にも慣れていった時のこと。 はぐみ「うんうん、このお肉、すっごくおいしいっ!」 薫「ほら、はぐみ、口元にソースが付いてるよ」 はぐみ「本当だぁ、薫くん、ありがとっ」 美咲「しかし、本当にすごいなぁ……有名政治家に資産家……どこも有名人だらけですね」 花音「ねえ、美咲ちゃん、あそこ見て……」 美咲「あれって……えええ?? う、嘘でしょ?」 花音「あの2人、私、朝のテレビで見たよ……確か、すっごく仲の悪い事で有名な政治家だよね?」 美咲と花音が目を向けた先、そこには、連日のようにテレビを賑わせている有名な2人の政治家がいた。 一人は恰幅の良い初老の白人男性と、もう一人は威圧感のある軍服を身に纏ったアジア系の男性で、互いに啀み合うような表情で双方を睨んでいる。 その後ろに佇む部下と思われる男達も例外ではなく、2人の政治家の間には、見えない火花が散っているように感じられていた。 こころ「私、ちょっと2人とお話してくるわっ♪」 美咲「ちょっ……話してくるって……こころ、待ちなって!……ああもう、こころってば……」 超大物政治家2人を相手に怖気づく様子もなく、こころは2人の元へ向かっていく。その度胸……というよりも空気の読まなさ加減に、美咲の口からは呆れ声が出る。 そして何より、ここで下手に2人を刺激すれば、両国の関係が崩れてしまうのではないかと美咲が危惧した矢先の事だった。 2人の元にこころが駆け寄り、何やら話をしているのが伺える。 美咲「ちょっとこころ、あのバカ何やってんの……?」 花音「なんだか、2人の間に入ってお話してるしてるみたいだけど……」 美咲「ここからじゃ、何を言ってるのか聞こえないですね……」 こころ「~~~~? ~~~! ~~♪」 白人男性「…………」 軍服男性「…………」 こころ「~~~! ~~~♪ ~~~~☆」 白人男性「…………」 軍服男性「…………」 2人の間にこころは立ち、笑顔で話を続けている。 次第に強張っていた顔の2人は、その表情を緩め、互いが互いの顔を優しく見つめていた。 そして……。 白人男性「I was bad...... Would you like to get along well now?」 (私が悪かった……これからも仲良くしてはくれないだろうか?) 軍服男性「I was bad, let s go together and build a good country!」 (私こそ悪かった、共に2人で、良い国を築いて行こう!!) 2人の政治家は言葉を交わし、握手をする……かと思いきや、次に2人は、涙を流しながら熱く肩を抱き合っていた。 美咲「嘘でしょ……あの2人、泣きながら抱き合ってるよ!」 花音「ふえぇぇ……こ、こころちゃん、何を言ったんだろう」 こころ「ドナルドとジョン、ケンカでもしてたのかしら? 会った時からずっと笑顔じゃなかったのよ」 こころ「だから、私が2人を仲直りさせてあげたの♪ これでみんな笑顔になれたわよっ♪」 美咲「こころ、あんたって本当に……」 こころの行動は国際問題どころか、一触即発状態にあった国を和平へと導くことになった。 これをきっかけに後日、犬猿状態にあった両国間に友好条約が締結される事になるのだが、それはまた別の話である――。 ――― ―― ― 7
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昼休みの教室、 男子児童が腕相撲大会をはじめていた。 机の上で何組か対戦している。 勝負がつくと、今度は勝った者同士、腕相撲をはじめた。さしずめルールのないトーナメント大会といったところか。 女の子には、男子に混じって腕相撲をする者もいるが、おおくはは男の子たちの対戦を観戦中だ。 リンダは、そんな喧騒の中、涼しい顔で自分の席に座っていた。 どうやら、高見勇斗が一番強い、しかも頭ひとつ抜けた存在だということになった。 負けた男子が、右手、左手と再挑戦しても、誰も勇斗には勝てない。 低学年から野球を続け、リトルリーグでも期待され、がっしりとした体格も小学生らしからぬ存在だった。 「リンダ、一度、勝負してくれないか。俺と!」 残念なことに彼は、頭は良くなかった。 自分がクラスでずば抜けて強いのと、リンダが人間のレベルをはるかに超えた運動能力を持つことを、混同していた。 腕相撲の世界チャンピオンが、人間のレベルでは群を抜いていても、パワーショベルと勝負できるわけがない。 リンダは、パワーショベルと腕相撲しても勝てるスーパーパワーを秘めている、、、 「ふーん。わたしと、、、勇斗くんが。」 リンダが座ったまま、見上げるようにいうと、 「みろ、このちからこぶ!!」 半そでの袖をめくりあげ、右腕をぐっとまげて見せた。 自慢するだけあって、しっかりとした筋肉が、2センチいや3センチほど、こんもりと盛り上がった。 「へえー、触ってもいい。」 リンダは、指がで盛り上がった筋肉をなぜる。 首をかしげて、「にっ」といたずらっ子ぽく笑うと、、、、 「きんにくつぶしいー。」 と言うと、ちからこぶを包んでいる5本の指で、ギュッと握り締めた。 ブチブチッ、メリメリッ、ビチ、ビチッ、、、、 「いたたた、、いいいーーー、、」 鍛えられてはいたが、しょせん人間の身体。 クリプトン人のリンダにとってはと、豆腐をつぶすのと何ら変わらない。 リンダが、手を離すと、勇斗はもう片方の手で、右腕を痛そうにさすっている。 リンダは、隣の席に座る美咲に微笑むと、 「美咲ちゃん。勇斗くんと腕相撲してみて!!」 と、リンダは勇斗の痛がる右手を無理やり掴むと、美咲の机の上で彼女の小さな手と合わせた。 美咲はクラスで一番、いや学年で一番小柄で、体力もない女の子だった。 「美咲ちゃん。さあ、、」 美咲が力を入れると、勇斗の腕が倒れていく、、 彼の上腕二頭筋はさっき断裂してしまったので、ほとんど力が入らない。 バン! 勇斗の初敗北。 クラス最強から、クラス最弱になってしまい、野球も2度とできない身体になってしまった。 教訓: スーパーガールをからかうのはやめましょう。 (おしまい)
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27:夢を飾り眠る 結局の所、浅井うららとアーネストは放送の直前まで激しく交わっていた。 疲労はしていたが、放送の情報は聞いておかなければならない。 特にうららは妹の安否が気になる故、竜の青年の種液を秘部から垂れ流した状態でも聞く。 そして放送が終わる。 「さららはまだ生きているみたいだけど、もう14人も死んでいるのね…」 「…殺し合う気になっている人は結構いるって事か」 「私達がセックスしている間にも…」 「……うららさん、そろそろ服着た方が……」 「そうだね」 シーツで秘部を拭き、脱ぎ捨てていた衣服を着始めるうらら。 禁止エリアは現在いるエリアE-2の北隣、エリアF-2が指定されているが、 近いが行く予定など無い。他の指定エリアも遠く、行く予定は無い場所ばかりのため、気にする必要は無さそうだ。 片山美咲も結局、放送の前に診察室内の二人を襲う事は出来なかった。 二人の行為を目にして自分も一人遊びに耽ってしまっていたためだ。 うららもアーネストもまだ、診察室のすぐ外にいる美咲には気付いていない。 (…すっかり遅くなったけど…放送も聞いたし…あの二人を殺すなら、今がチャンス…) 反動が強いM29マグナムから、恐らく反動が軽いと思われるイジェマッシMP-443自動拳銃に装備を切り替える。 そして二、三回深呼吸し、決行した。 診察室の中に突然押し入ってきた見知らぬ女性にうららとアーネストは驚く。 アーネストの方が一瞬早く、それに反応した。 考えるよりも前に身体が動き、美咲の持つ銃の銃口の先にいたうららを庇うかのようにその前に出た。 ダァン! ダァン! ダァン! ダァン! ダァン! 「ガァ…!」 「……! あ、アーネスト君!!」 竜にとって、9㎜パラベラム弾程度の弾丸なら食らっても、急所に当たらない限り致命傷になる事はまず無い。 しかし至近距離でアーネストが食らった9㎜パラベラム弾は、彼の柔らかい身体の前面部分から入り、 内臓を深刻なまでに引き裂いてしまっていた。 口から血を吐き、ガクッとアーネストは片膝を突く。 「ご……ノぉ」 手にしたチェーンソーを起動させるアーネスト。傷口から鮮血が噴き出し床を赤く染める。 ブオオオオオオッと轟音を鳴り響かせ刃を回転させるチェーンソーに美咲は気圧され思わずたじろいだ。 その時銃撃する手も止めてしまう。 「ガアアアアァァアアアァアアッ!!!」 咆哮をあげ、チェーンソーを構えて目の前の女性に突進するアーネスト。 そして唸るチェーンソーの刃は、美咲の首目掛けて振り下ろされた。 ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリッ 肉が引き裂かれミンチになるとても嫌な音と共に、血液と肉片が飛び散った。 美咲は痛みを感じる前に頸椎まで切断され、然程苦しみを感じる事も無く、悲鳴を上げる間も無く、絶命した。 やがて、ゴトリと、切断面がズタズタになった美咲の首が床に落ち、 美咲の身体が床に崩れ落ちた。診察室は血塗れになり、濃厚な血の臭いが漂い始める。 アーネストがチェーンソーのエンジンを止めた。 「あ…あああ……う…うぇ」 強烈過ぎる血の臭いと、一人の女性の凄惨な死に方はうららに吐き気を催させる。 しかし寸での所で戻すのを我慢し、うららはアーネストの元へ近寄った。 「あ、アーネスト君、だ、大丈夫…?」 「……うららさん、怪我、無いですか?」 掠れた声でアーネストが尋ねる。 「私は大丈夫、アーネスト君が庇ってくれたおかげで怪我はしてないよ」 「……そうですか……ゲホッ!! ……あ……」 「!!」 竜の青年が大量に吐血する。傷口からの出血も止まらない。 医療知識のあるうららにとって、アーネストの傷は早急に手当てが必要とされる事はすぐに分かった。 だが、今いる廃医院にはほとんど使える医療器具は残っていない。 「…うらら…サん……ざっぎ…は…ゴフッ……凄く…気持ち良カった、でず……。 し、死ヌ、前に……え、エッチ、で、でぎデ……本当に……よ、がッた」 「そんな…アーネスト君、しっかりして!」 床に仰向けに倒れた竜に必死に呼び掛けるうらら。 「ウ、うらら、ざン…ガハッ…ァ…………あ、ありがトウ゛、ご、ございま、シた」 だが、アーネストの命の火は、無情にも消えた。 「…アーネスト、君……」 自分を守って死んだ竜の青年の死体の傍で、うららは呆然と、その場に座り込んだまま静かに涙を流した。 【♀05番:片山美咲 死亡】 【♂01番:アーネスト 死亡】 【残り16人】 【午前/E-2廃医院一階】 【♀01番:浅井うらら】 [状態]健康、深い悲しみ [装備]コルトローマン(6/6) [持物]基本支給品一式、.357マグナム弾(18)、ワルサーカンプピストル(1/1)、26.6㎜榴弾(3) [思考・行動] 0:殺し合いには乗らない。妹のさららを捜す。 1:アーネスト君…。 [備考] ※特に無し。 026:第一回放送(美女と野獣オリロワ) 目次順 028:ちょっと気になるあいつ 019:これマジで死んじゃう何分前って奴なんじゃないの? 浅井うらら 029:痛みの数だけ強くなるとも限らない 019:これマジで死んじゃう何分前って奴なんじゃないの? アーネスト 死亡 019:これマジで死んじゃう何分前って奴なんじゃないの? 片山美咲 死亡