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プロモカード/さくら荘のペットな彼女 『さくら荘のペットな彼女』のプロモカード。 限定プロモカード ナンバー カード名 色 C S AP DP 入手方法 P-001 《椎名 ましろ&青山 七海》 青 3 2 40 30 さくら荘のペットな彼女BOX購入特典 P-002 《椎名 ましろ&上井草 美咲》 3 2 30 40 P-003 《椎名 ましろ》 2 2 20 20 公式大会上位賞 P-004 《椎名 ましろ》 3 2 40 30 発売記念大会参加賞 P-005 《椎名 ましろ》 赤 2 2 30 30 大会プロモーションパック vol.15 P-007 《椎名 ましろ》 黄 2 2 30 30 公認大会上位賞 P-008 《椎名 ましろ》 青 0 2 10 10 カスタムパックVol.3 P-009 《椎名 ましろ》 0 1 - - P-010 《青山 七海》 赤 3 2 40 30 P-011 《青山 七海》 0 2 - - P-012 《上井草 美咲》 黄 4 2 40 20 P-013 《上井草 美咲》 3 2 40 30 関連項目 カードリスト プロモカード さくら荘のペットな彼女 編集
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目次 Act6(Act情報のページ) ログ Act6 ログ Act6(雑談有り) ログ Act6-2 ログ Act6-2(雑談有り) メニュー ログ(雑談有り) [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) クライマックス①:vs 火龍 [メイン] ABC(RL) ステラ・コンパニオンのチェルノブイリ運営部 [メイン] ABC(RL) その地下駐車場にて [メイン] ABC(RL) 火龍と護衛が車に乗り込もうとしたとき、護衛全員がその場で気絶する。 [メイン] 火龍 「ランシー。」 [メイン] 燃実 「よぉ、知らないうちにずいぶん偉くなってたんだな。火龍」 [メイン] 火龍 「お前が戦いの道を歩み続けるとして、俺と衝突しないことを祈っていた。」 [メイン] 火龍 「たとえお前と衝突したとして、俺はこの道から逃れられない。」 [メイン] 燃実 「面倒こねるつもりはねえよ。アタシは売られた喧嘩をそのまま叩き返しに来ただけだ。」 [メイン] 燃実 「争うな、そんなコトはしなくていい、安穏と生きろ?」 [メイン] 燃実 「お前が、この私の生きざまを決めるんじゃねえよ」 [メイン] 火龍 「その通りなんだろうな。」 [メイン] 火龍 「それでも、俺はお前に平穏でいて欲しかったよ、ランシー。」 [メイン] 火龍 「俺は、お前を守りたかった。」 [メイン] 燃実 「さ、話は終わり。こっからは喧嘩の時間だ」 [メイン] 燃実 「べそかかせてやるよ。」 [メイン] 燃実 「また、昔みたいにな」 最後の言葉は、どこか寂しそうだった。 [メイン] 火龍 「やろうか。10年ぶりの喧嘩だ。」 [メイン] 火龍 「天神会の。巻き込んで悪いが、あまり酷い怪我をしてくれるなよ。」 [メイン] 火龍 「黄花(ファンファ)に申し訳が立たないからな。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「アタシだって好きでここにいるんでね。それくらいは覚悟の上さ」 [メイン] 五十嵐一櫻 「そっちこそ、2対1だとかで泣きつくなよ?」 [メイン] 燃実 「バカ言え、レッガーの喧嘩に卑怯なんてものはないんだよ」 [メイン] 火龍 「そういう、ことだ!」 [メイン] 火龍 セットアップから、閃鋼使用、そのまま二人に攻撃 (演出なんで二人のセットアップは後でちゃんと挟んでください。) [舞台裏] "冥剣"カナギ 舞台裏もう1回権利があると聞いたので回しておく ♣7を切った [舞台裏] 李 狼 上に同じく、♧6きっとく [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+致命の魔弾+デッドアイ ♦4で命中22の対決不可 [舞台裏] ジャック ♣2をきった [メイン] 火龍 対象は二人とも [舞台裏] “形無し”グランギニョル 同じく、♦Kをすてました [メイン] 五十嵐一櫻 そこに対応で一旦幸運の守護を使用。トップが♢なら達成値-4 [メイン] 五十嵐一櫻 ♡なので失敗。なら怨念の牙 [メイン] 五十嵐一櫻 ♡10切って達成値17。制御値抜けてるのでその達成値に-7 [メイン] 火龍 では命中15で回避どうぞ [メイン] 五十嵐一櫻 心眼使って♡Q切って17で回避。これから先回避には心眼を組み合わせます [メイン] 燃実 自動防御+心眼 [メイン] 燃実 ♡A [メイン] 燃実 パリーしたけどARそのまま [メイン] 火龍 「こいつ!」 [メイン] 火龍 手番終わり、後回しにしちゃったセットアップからどうぞ [メイン] 燃実 「なんでも見せてもらえりゃ、目も慣れるってもんだ」 [メイン] 五十嵐一櫻 「まさかアタシたちが対策してねぇって思ってんのか???」 [メイン] 五十嵐一櫻 セットアップなし [メイン] 燃実 今回の行動:一歩動くよ [メイン] 五十嵐一櫻 ARないんでやることなし! [メイン] 火龍 次のセットアップ、火龍は何もなし [メイン] 燃実 そんなものはない [メイン] 五十嵐一櫻 レグバ使用からの待機 [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+致命の魔弾+デッドアイ ♠2で命中19の対決不可 [メイン] 五十嵐一櫻 じゃあまずは幸運の守護から [メイン] 五十嵐一櫻 ♡なんで失敗 [メイン] 五十嵐一櫻 なら牙! [メイン] 五十嵐一櫻 ♡2切って9で制御値抜く [メイン] 五十嵐一櫻 -7! [メイン] 火龍 うっとうしいな・・・! [メイン] 火龍 命中12です [メイン] 五十嵐一櫻 それが仕事なんでね [メイン] 五十嵐一櫻 心眼で♣10切って17で回避 [メイン] 燃実 自動防御+心眼 [メイン] 燃実 JOKER [メイン] 燃実 接敵して白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 切り札宣言 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ ♥10で22出して回避 [メイン] 燃実 裏拳で銃をはじこうとするも、体を躱される [メイン] 火龍 続けてセットアップからどうぞ [メイン] 五十嵐一櫻 レグバからのパス [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+跳弾+デッドアイ ♠4で命中21、知覚を組み合わせないとリアクション不可です [メイン] 五十嵐一櫻 幸運の守護から [メイン] 五十嵐一櫻 ♢2。ダメ [メイン] 火龍 失礼、今回は跳弾が載ってません [メイン] 五十嵐一櫻 それなら怨念の牙かな [メイン] 五十嵐一櫻 ♡6切って成功。-7 [メイン] 火龍 では命中14 [メイン] 五十嵐一櫻 ♡K切って17回避 [メイン] 燃実 パリ―。♣の5で15 [メイン] 火龍 では次のカットに [メイン] 火龍 セットアップからどうぞ [メイン] 五十嵐一櫻 運気変換Ⅱ!自分と燃実対象で [メイン] 五十嵐一櫻 引いたカードをそのまま捨てよう。♠7 [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ ♠9で命中22、跳弾が載せれない・・・ [メイン] 燃実 ♦10ぽい [メイン] 五十嵐一櫻 守護から [メイン] 五十嵐一櫻 ♢、失敗…… [メイン] 火龍 「テンポが、噛み合わねえ!」 [メイン] 火龍 「そこの女のせいだな・・・」 [メイン] 五十嵐一櫻 「へっ、ざまぁみろだな」 [メイン] 五十嵐一櫻 そのまま怨念の牙 [メイン] 五十嵐一櫻 ♡K切って成功 [メイン] 燃実 ハイエナ [メイン] 燃実 ♦Jと入れ替え [メイン] 火龍 では命中が15 [メイン] 五十嵐一櫻 生きたい!!!と言いながらジョーカー切って成功 [メイン] 燃実 一櫻が注意を散らしてその裏に回るようにしてかく乱する [メイン] 五十嵐一櫻 ハイエナ案件で手札を調整しました(報告) [メイン] 燃実 結果的にJOkERでパリィ [メイン] 火龍 特別だぞ? [メイン] 五十嵐一櫻 回避でジョーカー→ハイエナで拾う→パリィ [雑談] 五十嵐一櫻 やっさしぃ~! [メイン] 火龍 では手番どうぞ、行動は一櫻から [メイン] 五十嵐一櫻 手番は待機 [メイン] 燃実 では [メイン] 燃実 おいかけて白兵 功夫† 鉄拳† [メイン] 燃実 ♠Kで21 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ ♥絵札で22出して回避 [メイン] 五十嵐一櫻 じゃあそこに怨念の牙。♡K切って達成値-7! [メイン] 火龍 「当たらないさ、俺の身体は、最強・・・!?」 [メイン] 火龍 回避が15に落ちた [メイン] 五十嵐一櫻 「果たしてそうかな?」ニヤリ [メイン] 五十嵐一櫻 密かに石でも蹴って足元をこけさせよう [メイン] 燃実 傾いた体勢を巻き込むように火龍の頬骨に掌底がねじ込まれる [メイン] 燃実 肉体ダメージ 差分値+生命♡+S6+カード(捕縛あれば+4) [メイン] 燃実 31点☆ [メイン] 火龍 ぐえ [メイン] 火龍 S31なので防護点6を引いて25から [メイン] 火龍 シミュラクラム+電脳 [メイン] 火龍 ♣絵札で、シミュラクラム達成値16なのでダメージ9 [メイン] 火龍 頬の電子パーツが、その電子防護と燃実の電子破壊のせめぎ合いに火花を上げる [雑談] 燃実 ダイヤバキューム燃実(食当たり) [メイン] 火龍 勝ったのは拳、火龍はよろめいて、しかし戦闘は継続される [メイン] 燃実 「眠気覚ましにはなったか?」 [メイン] 火龍 「後が無くなってきたぜ。」 [メイン] 火龍 「速攻で終わらせる!」 [メイン] 火龍 クリンナップに酩酊が回復して次! [メイン] 五十嵐一櫻 セットアップに運気変換自分 [メイン] system [ 燃実 ] ハイエナ 1 → 0 [メイン] 火龍 燃実を素殴り、射撃+電脳 命中が20ですね [メイン] 火龍 ダメージはX13+カードまで落ちます [メイン] 五十嵐一櫻 牙使用。♡A切った [メイン] 火龍 では命中が13に落ちました [メイン] 燃実 パリ―♠3で14+3=17 [メイン] 燃実 電脳殺し君・・・ [メイン] 火龍 では全員ARが無くなったので次 [メイン] 五十嵐一櫻 レグバ待機 [メイン] 火龍 えーっと、もういっかい素殴り・・・ 命中は♥4で18です [メイン] 火龍 燃実を狙う [メイン] 燃実 ♠10で21 パリ― [メイン] 火龍 じゃあ一櫻手番 [メイン] 五十嵐一櫻 歩いて火龍に素殴り。♠8切って失敗 [メイン] 火龍 リアクションさせろーーー [メイン] 五十嵐一櫻 おわり [メイン] 火龍 では次のカット [メイン] 五十嵐一櫻 レグバ待機 [メイン] 火龍 ついに来たぜ! 射撃電脳ダブルショットデッドアイ跳弾! 命中は♦6から22!リアクションは知覚要求! [メイン] 燃実 度胸試ししか!!ねえ!!! [メイン] 五十嵐一櫻 一応守護から [メイン] 火龍 ダメージはX21からだぜ! [メイン] 五十嵐一櫻 失敗 [メイン] 五十嵐一櫻 [メイン] 五十嵐一櫻 回避は♠6で失敗 [メイン] 燃実 ♦3 [メイン] 火龍 ダメージは9切ってX30 [メイン] 燃実 度胸試しで回す [メイン] 燃実 ♦7 [メイン] 火龍 「飛び込んで、来るよなあ!」 [メイン] 火龍 飛び込んできた燃実の肩に銃口を向け、渦電流を発射する [メイン] 火龍 それは、背後の一櫻も同時に貫く雷槍であり、燃実の度胸試しをも貫いて致命の一撃となる、はずであったが [メイン] 燃実 「あぁ、そうだ。ここでお前は撃つもんなァ!」 [メイン] 燃実 蛇のような動きで銃口を真正面からつかみかかり、無理やり捩じ上げる [メイン] 燃実 《難攻不落》 [メイン] 火龍 「これは!」 [メイン] 燃実 「左手はくれてやる」 [メイン] 燃実 「歯ぁ、食いしばれよ」 [メイン] 火龍 「・・・来な」 [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† [メイン] 燃実 ♠Jで21! [メイン] 火龍 回避、足りない・・・?? [メイン] 火龍 にんじんさん(紅夢)、すまない・・・! [メイン] 火龍 切り札使用 [メイン] 火龍 これで22 [メイン] 五十嵐一櫻 そこに怨念の牙!切り札使用で♢5を捨てる! [メイン] 五十嵐一櫻 達成値-7! [メイン] 火龍 では回避は15で失敗 [メイン] 火龍 ダメージどうぞ [メイン] 燃実 肉体ダメージ 差分値+生命♡+S6+カード [メイン] 燃実 S31点! [メイン] 火龍 防護点で25点まで [メイン] 火龍 そこから、シミュラクラム+電脳 [メイン] 火龍 切れる防御値が14か9 [メイン] 火龍 両方ともキルチャート、ダメージカードに10じゃなくてJOKERで11を抜いてきたのが明確に効いてる [メイン] 火龍 「最後まで全力のお前に、負けたか。」 [メイン] 火龍 シミュラクラム達成値、14 [メイン] 火龍 制御判定を成功して、気絶 [メイン] 燃実 「この技を手向けと思いな」 [メイン] 燃実 重く大地を踏みしめ、勁を叩き込む [メイン] 燃実 「”人に使っていい技”の最上級(とっとき)だからよ」 [メイン] 燃実 火龍の丹田に打ち込まれた技の名は『龍鈷』といった [メイン] 火龍 吹き飛び、地に臥す火龍。 [メイン] 火龍 しかし。 [メイン] 火龍 その両腕が、自動的に浮き上がる。意識はなくとも、それは紅夢の改造した兵器。 《とどめの一撃》《とどめの一撃》 それぞれが燃実と一櫻に、「完全死亡」を与えます。 [メイン] 五十嵐一櫻 しゃーねー。《黄泉還り》だな [メイン] 五十嵐一櫻 こちらに飛んできた片腕は蹴り飛ばして弾こう [メイン] 燃実 同じく。でも起き上がるのかっこ悪いから、銃を見ないで銃口に小石を弾いて暴発させる [メイン] 燃実 《黄泉還り》 [メイン] 火龍 では、二人は生存します。しかし、紅夢の仕込みはこれだけではありません。 [メイン] 火龍 直後に地下駐車場を黒煙が埋め尽くします。 黒煙が引いた直後、そこに火龍の姿はありませんでした。 [メイン] 火龍 《不可触》相当の効果で起きた出来事を隠蔽し、 《神の御言葉》相当の効果で燃実と一櫻を気絶させ、 《脱出》相当の効果で火龍をその場から退場させます。 [メイン] 火龍 枚数がおかしいのはフレーバーです [メイン] 五十嵐一櫻 そこまで言われたらしゃーないな…… [メイン] 五十嵐一櫻 バタッ [メイン] 燃実 グワー [メイン] ABC(RL) 紅夢の《タイムリー》、ですかね? [メイン] ABC(RL) ということで、クライマックス①、決着です! [メイン] ABC(RL) キャスト側の勝利!! [メイン] ABC(RL) 火龍はチェルノブイリに拠点を維持できなくなります。目的達成です! [メイン] ABC(RL) お疲れさまでした! [メイン] ABC(RL) 次回は、にんじんさんの操作のもと、ドールズvsカナギグラン戦をやってもらいます! [雑談] 燃実 ノリで文字持ってきたんだけど、鈷って『煩悩を砕く』とかあるらいい [メイン] ABC(RL) さきに打ち込んでおこう [メイン] ABC(RL) クライマックス②:vsドールズ [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) 手札はにんじんさんが別途4枚取ってください。 その後、4回手札回しして戦闘開始です。 [メイン] ABC(RL) 先に情景描写しておこう [メイン] ABC(RL) ドールズの機械工場が、竜王グラムら龍の一族の軍勢によって襲撃されます。 [メイン] ABC(RL) ドールズの取り巻きの生産がストップしたところで、カナギとグランが突入 [メイン] system [ 選挙速報 ] 来須誠司 13 → 16 [メイン] system [ 選挙速報 ] ローザ 30 → 41 [メイン] system [ 選挙速報 ] 来須誠司 16 → 18 [情報] ABC(RL) 候補者情報:来須誠司 20:ただし、彼は高齢であり、密やかに持病を抱える身です。仮に彼が指導者になったとすれば、その激務も後押しし、病に倒れることになるでしょう。指導者としてその辣腕を振るえるのは、持って3年といったところでしょうか。 [メイン] "冥剣"カナギ 突入前にグランに話しとくかなあ [メイン] "冥剣"カナギ 「グラン、この前ST☆Rに来たときのこと覚えてる?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「うむ。忘れもせぬ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「あれは某がマム殿を護衛していたときのこと……」 [メイン] "冥剣"カナギ 「あの時はドールズに不意打ちされそうになったんだっけ」 [メイン] "冥剣"カナギ 「今度は俺たちがやってやる番だね。こういうのなんて言うんだっけ……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「仇討ち……でもないな。復讐、とも違う」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「そうだな、こういうのは……八つ当たり、というのだ」 [メイン] "冥剣"カナギ 「なるほど!!」 [メイン] "冥剣"カナギ 「八つ当たりなら思いっきりやっちゃっていいよね!」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「うむ、うむ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「端から殺し尽くしてくれようぞ」 [メイン] "冥剣"カナギ 「グランもやる気十分、頼りになる~」 [メイン] "冥剣"カナギ 「それじゃ、ST☆Rのためにいっちょやっちゃいますか」 [メイン] “形無し”グランギニョル 翼を大きく広げて飛び上がります [メイン] "冥剣"カナギ ちょっと俺飛べないのにずるい [メイン] “形無し”グランギニョル 乗ってく? [メイン] "冥剣"カナギ 乗ってく!! [メイン] “形無し”グランギニョル じゃあ背中に乗せて飛んでいく [メイン] “形無し”グランギニョル 「さぁて、ドールズ。覚悟せよ」 [メイン] ドールズ ______ [メイン] ドールズ 「次から次になんだ!この忙しい時にぃ!」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「ドールズ、いつかの借りを返しにきたぞ」 [メイン] ドールズ 「誰だ?龍の一族にそこまで貸しを作った覚えはないぞ!」 [メイン] "冥剣"カナギ 「このたび龍の一族とFORTЯЭSSのクロガネは同盟になったんだ!」 [メイン] "冥剣"カナギ 「というわけで、クロガネの借りは龍の一族の借り!」 [メイン] "冥剣"カナギ 「それから、チェルノブイリのなにがしと組んでST☆Rをあれこれしてるのは普通に見過ごせません」 [メイン] "冥剣"カナギ 「というわけで、覚悟!」 [メイン] ドールズ 「ふんッ!なら貴様らの首と引換にそのクロガネ龍同盟とやらも今日までだ!」 [メイン] ドールズ 「竜王を出張らせなかった事、後悔させてやるわ!」 [メイン] "冥剣"カナギ セットアップ レグバの瞳つかいまーす [メイン] "冥剣"カナギ CSカレント+4 [メイン] “形無し”グランギニョル 今回はパス [メイン] タタラトループ 潜伏 潜伏Ⅱ [メイン] “形無し”グランギニョル joker [メイン] "冥剣"カナギ 1歩前出て、タタラトループに精神攻撃 [メイン] "冥剣"カナギ 心理+隠密+奈落の星 8+5+♡9で22 [メイン] タタラトループ レッグアレスト [メイン] "冥剣"カナギ それが通らば達成値16 [メイン] タタラトループ ハートの八で17 [メイン] "冥剣"カナギ [メイン] タタラトループ スペードの八で回避失敗 [メイン] "冥剣"カナギ ダメージ10から♣A 引いたカード見て咆哮考えます [メイン] "冥剣"カナギ 咆哮乗せます [メイン] "冥剣"カナギ 押し付けられた♣5を切って5点上乗せ [メイン] "冥剣"カナギ 精神26点!ぎゃおー [メイン] タタラトループ 死にました [メイン] クグツトループ メジャーでへぶんりー使用 [メイン] クグツトループ ARが2に [メイン] “形無し”グランギニョル 手番 [メイン] “形無し”グランギニョル マイナーで神魔の器。シーン中理性+2 [メイン] system [ “形無し”グランギニョル ] 理性♠ 5 → 7 [メイン] “形無し”グランギニョル メジャーで心理+狩りの庭+知覚で攻撃 [メイン] “形無し”グランギニョル 対象はトループ [メイン] “形無し”グランギニョル ♠Q+7+3+2で達成値22 [メイン] クグツトループ JOKERで弾く [メイン] “形無し”グランギニョル そりゃしょうがない [メイン] “形無し”グランギニョル 終わり [メイン] クグツトループ マイナーで過剰励起+過剰励起Ⅱ*4 [メイン] クグツトループ 受ける肉体ダメージ-12 与える肉体ダメージ+16 [メイン] クグツトループ スペードの9で21 [メイン] クグツトループ 対象グラン [メイン] “形無し”グランギニョル 回避+知覚で♥J+6+3+2=21 [メイン] クグツトループ よけられ [メイン] “形無し”グランギニョル あぶねー! [メイン] “形無し”グランギニョル あ避けれんわ [メイン] “形無し”グランギニョル [メイン] “形無し”グランギニョル 回避は♠6 [メイン] クグツトループ ♦10 [メイン] クグツトループ でS+35 点 [メイン] “形無し”グランギニョル 《霧散》 [メイン] “形無し”グランギニョル 一瞬だけ全身をバラバラにして攻撃をいなす [メイン] ドールズ ターン終了 [メイン] ドールズ セットアップ [メイン] "冥剣"カナギ CS9に戻ってるけど、またレグバの瞳しまーす [メイン] “形無し”グランギニョル なし [メイン] ドールズ ギガセキュリティ [雑談] 燃実 アリアンはナイフパリィだけやたら覚えてる [メイン] ドールズ ♡の10でギガセキュリティ [メイン] ドールズ 19 [メイン] “形無し”グランギニョル トップめくるか…… [メイン] “形無し”グランギニョル 達成値は出ませんでした [メイン] “形無し”グランギニョル ぐえー [メイン] "冥剣"カナギ ロストメモリー使います Act1だけ達成値+3 [メイン] "冥剣"カナギ 白兵+隠密+陽炎のみ [メイン] "冥剣"カナギ 8+5+3-12+♡7で11で制御値抜いた! [メイン] "冥剣"カナギ リア不可なのでとおる [メイン] "冥剣"カナギ ダメージが6+♠10で16 斬首 [メイン] ドールズ [メイン] ドールズ 《霧散》 [メイン] クグツトループ マイナーで(過剰励起+過剰励起Ⅱ)*4 受ける肉体ダメージ-12(一回のみ) 与える肉体ダメージ+16 ♠10 [メイン] クグツトループ 達成値22 [メイン] クグツトループ 対象グラン [メイン] “形無し”グランギニョル 志摩美咲ー! [メイン] 志摩美咲 どうやって助けるんでしょう [メイン] “形無し”グランギニョル どうやって助けるんですか? [メイン] 志摩美咲 とりあえず《具現者》! [メイン] 志摩美咲 じゃあ、グランがドールズに突入すると聞いていた志摩美咲が、ドールズの工場に元力 大地(正)で妨害を仕込んでいました [メイン] 志摩美咲 クグツトループがグランに攻撃しようとした時に、数体、パーツが石になって固まって攻撃が止まります [メイン] “形無し”グランギニョル 「これは……」 [メイン] 志摩美咲 その動かなかった数体の間を縫って避けた感じで [メイン] 志摩美咲 志摩美咲の元力だとわかっていいですよ [メイン] “形無し”グランギニョル ではその隙を縫って空中に逃げました [メイン] “形無し”グランギニョル 「美咲殿……かたじけない」 [メイン] “形無し”グランギニョル 手番 [メイン] “形無し”グランギニョル 狩りの庭 [メイン] “形無し”グランギニョル 切り札 [メイン] “形無し”グランギニョル 達成値22 [メイン] クグツトループ ♡の八投げて失敗 [メイン] “形無し”グランギニョル トループは壊滅 [メイン] ドールズ イベント扱いでへぶんりーを使用 [メイン] ドールズ 《天罰》相当でクグツトループを蘇生 [メイン] ドールズ 精神攻撃+ファントムトリック+帝王の拳+帝王のオーラ [メイン] ドールズ 絵札切って21 [メイン] “形無し”グランギニョル リアクション不可 [メイン] ドールズ 精神16点 [メイン] ドールズ クラブno [メイン] ドールズ 7切って11 [メイン] “形無し”グランギニョル あー [メイン] “形無し”グランギニョル 死にますね [メイン] "冥剣"カナギ [メイン] ドールズ ついでにPMCのロゴを粉々にしておこう (広告契約を破壊) [メイン] “形無し”グランギニョル わー [メイン] “形無し”グランギニョル 死 [メイン] “形無し”グランギニョル [メイン] “形無し”グランギニョル ♥7で失敗 [メイン] “形無し”グランギニョル 死 [メイン] “形無し”グランギニョル 昏睡 [メイン] "冥剣"カナギ すまんグランギニョル 守れるビルドじゃなかった [メイン] “形無し”グランギニョル バタッ [メイン] “形無し”グランギニョル ドローの弱い俺が悪いさ…… [メイン] ドールズ ラウンド終了 [メイン] ドールズ セットアップ― [メイン] "冥剣"カナギ セットアップにレグバの瞳をつかうよ [雑談] “形無し”グランギニョル あとギガセキュリティの対抗とこっちの殴りのスートが同じだったのは完全にこちらのミスですね [メイン] "冥剣"カナギ ドールズを殴るよ [メイン] "冥剣"カナギ 白兵+隠密+奈落の星 達成値:能力値+5+カード S+18~ [メイン] "冥剣"カナギ 8+5-12+♡Qで達成値11で制御値抜いた [メイン] ドールズ りあふか [メイン] "冥剣"カナギ 抜けたので、ダメージがS+20からカードです [メイン] "冥剣"カナギ ♦3で23出して、カードを引いて咆哮考える [メイン] "冥剣"カナギ 咆哮で回す [メイン] "冥剣"カナギ +♣7点 [メイン] ドールズ 死んだ [メイン] ドールズ 《腹心》 [メイン] クグツトループ 薬を打つ [メイン] クグツトループ へぶんりー [メイン] ドールズ 7タイミングで動きたいけど? [メイン] ドールズ 精神攻撃+帝王の拳+帝王のオーラ [メイン] ドールズ ♦の10切って21 [メイン] "冥剣"カナギ 通しで、♦7切って失敗 [雑談] 燃実 防御の達成値もちゃんと出したい。わかるとも [雑談] 燃実 (パリー一辺倒になって追い込まれた人) [メイン] "冥剣"カナギ 《突然変異》→《天罰》 [メイン] "冥剣"カナギ トループを吹き飛ばします [メイン] "冥剣"カナギ で《不可知》 [メイン] "冥剣"カナギ 白兵+隠密+霞斬り+死点撃ち+陽炎+奈落の星 達成値:能力値+5+カード X+20~ リアクション不可・軽減不可 [メイン] "冥剣"カナギ 切り札で♡3切って22 [メイン] ドールズ りあふか [メイン] "冥剣"カナギ 打点30! [メイン] ドールズ 死 [メイン] "冥剣"カナギ [メイン] "冥剣"カナギ ふきとべ! [メイン] ドールズ 「私に魔王の力があれば。グワーッ!」 [メイン] ドールズ 死 [メイン] RL ということでドールズ暗殺に成功 コッペリアへの謁見には失敗です コッペリアはすぐにはイチャモンをつけてこないので、とりあえず選挙して共和制にすることは出来るでしょう [メイン] "冥剣"カナギ じゃあその辺のごまかしに《完全偽装》をうまいこと使う感じでエンディングでなんかします [メイン] “形無し”グランギニョル すまぬ、すまぬ…… [メイン] “形無し”グランギニョル 《万能道具》が…… [雑談] ドールズ 大健闘 [メイン] RL ですが、人形の一族のアヤカシたちにとっては、コッペリアから勅命が無いのに、アヤカシの代表をグラムが努めることになります それについて、彼らは不満を溜め込むことになり、後の火種となるでしょう [雑談] ジャック すごい [メイン] "冥剣"カナギ しゃーなし いつか暗殺するね [メイン] RL それはそうと、《完全偽装》でうまいこと誤魔化していくことはもちろんokです [メイン] RL これは本当にそうで、《完全偽装》でコッペリアが共和制を認めてるよ、ってやれば、アヤカシはみんな納得します [メイン] RL コッペリア本人は許さないだろうけど、本人はアンテナがくそ弱いので [メイン] ABC(RL) クライマックス③:李狼 vs ジャック [メイン] ABC(RL) ということで、ドールズは撃破されました。 [メイン] ABC(RL) 共和制に向けた、人間の候補者を決める選挙。 [メイン] ABC(RL) それを妨害する勢力が消えた今、堂々と選挙が開始された。 [メイン] ABC(RL) 唯一、とある人物、いや、存在を除いて・・・ [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) ということで、李狼とジャックによる選挙対決です! [メイン] ジャック わー [メイン] ジャック 選挙5番勝負 [メイン] ABC(RL) 4カット分、カット進行をして、最終的な支持率が高い候補が当選します [メイン] ABC(RL) 早速やっていきましょう! [メイン] ABC(RL) 1カット目 [メイン] ABC(RL) まずはセットアップから [メイン] ジャック 多才なる枝 [メイン] ジャック ♣K [メイン] ABC(RL) ではジャック手番です [メイン] ジャック 志摩美咲のところへ行って [メイン] ジャック アドレスを持っている李狼に電話をかけます [メイン] ジャック prrrr [メイン] 李 狼 「…?知らない電話番号ですね」 [メイン] 李 狼 出ます [メイン] 志摩美咲 「この私を代表に!ナイトブレイドの志摩美咲ですよ!!」 [メイン] 志摩美咲 声が流れている [メイン] 李 狼 「…もしもし?」 [メイン] ジャック 選挙カーの上の志摩美咲を見ています [メイン] ジャック 「あー、もしもし?」 [メイン] ジャック 「土岐時生というしがないトーキーなんですが」 [メイン] ジャック 「ところでジャックって存在はご存知ですよね?」 [メイン] 李 狼 「!」 [メイン] 李 狼 「あなた、まさか・・・!」 [メイン] ジャック 「そうだよ……俺がジャックだ」 [メイン] ジャック わはは [雑談] “形無し”グランギニョル ここでCVが変わるやつ [雑談] ジャック 20th Century Boyが流れます [メイン] 李 狼 「何が目的だ…!」 [メイン] ジャック 「いやぁ、流石は天下の李狼様だ」 [メイン] ジャック 「選挙戦の結果なんて最早決まったようなもんじゃあないか、なあ?」 [雑談] 燃実 今日のみんな、ノリがコロセウムの観客そのもの [メイン] ジャック 「『マフィアのローザが当選確定か ST☆R市長選挙』」 [メイン] ジャック 「つまらない一面見出しだぜ」 [メイン] 李 狼 「…負け惜しみを言うためにわざわざ電話をしに来たんですか?」 [メイン] ジャック 「俺の褒め言葉は素直に聞けないってか?」 [雑談] 燃実 同じ処刑ショーでも「わりぃ、俺死んだ」ってやれば生き残らんかな志摩美咲。惜しいよほんと [メイン] ジャック ははは [メイン] 志摩美咲 「マフィアなんかを代表者にして良いんですか市民の皆さん!?私は警察ですよ!!」 志摩美咲の声が響いている [メイン] ジャック 「聞こえるだろ、俺が今どこにいるのかわかるよな?」 [メイン] 李 狼 「志摩美咲の記事を書いていた記者…!」 [メイン] ジャック 「そうそう。読んでくれてありがとなあ」 [メイン] 志摩美咲 「週刊ST☆Rの記事も読んで頂けましたか!?私のこれまでの活躍をたくさん書いて貰いました!!」 [メイン] ジャック 「……ここで今から発砲騒ぎでも起きたら、記事のネタもわーっと増えそうだって思ってよお」 [メイン] 李 狼 「…。そんなことをしても選挙の結果は変わりませんよ」 [メイン] 志摩美咲 「私は!ST☆Rのために!この命にかえても!人間の代表を務めてみせましょう!!」 [メイン] ジャック 「ああ。だが……」 [メイン] ジャック 「お前は、どうかな?」 [メイン] ジャック メジャー [メイン] ジャック 写し技(射撃)+物質破壊光線+タキオン必殺剣+隠密 [メイン] ジャック ♦5+5+5+5+3+1=22 [雑談] 死〇美咲 [メイン] ジャック 手元から奇妙な白銀に光る銃を取り出し、全てを消滅させる光線を放つ [メイン] ABC(RL) では李狼とジャックの位置関係を決めておきましょう [メイン] ABC(RL) まずは初期位置 李狼は登場判定と同じ判定をしてください。 ST☆R、ストリート、ジャック、志摩美咲 至近:23 近:18 中:12 遠:5 [メイン] 李 狼 メニーフレンズから [メイン] 李 狼 ♧8だして、12 [メイン] ABC(RL) では初期位置は中です。 [メイン] ジャック 「身を守る術を持っていたはずの彼女があえなく亡くなってしまうのは、悲しいことだが仕方ないよなぁ」 [メイン] ABC(RL) その後、以下の対決を行ってください。対決に勝利した側は以下の距離だけ移動することが可能です。 李狼:能動側、運動、操縦、隠密 ジャック:受動側、運動、操縦、信用 差分値3未満:移動無し 差分値3~8:一距離 差分値9以上:二距離 [メイン] ジャック 「全てはステラに反抗するため、必要な犠牲だった……」 [メイン] 李 狼 運動に知覚を組み合わせて、♡5出します [メイン] 李 狼 5+5+5=15 [メイン] ジャック 制御値でーす 11 [メイン] ABC(RL) では1距離分移動可能です [メイン] 李 狼 近にいきます [メイン] ABC(RL) はーい [メイン] 李 狼 ローザの傍で待機していたが、電話を受けて走り出します [メイン] ABC(RL) 志摩美咲が万が一今回の攻撃で生きてたら、1カットに2距離ずつ逃走します。ジャックとの距離が超遠になったら逃走成功としましょう。 [メイン] 李 狼 《とどめの一撃》を使用、光線が放たれる前に土岐時生を始末しようとします [メイン] ジャック 《神出鬼没》〈潜伏者〉 [メイン] ジャック 《霧散》相当 [メイン] ジャック 外の土岐時生と一時的に入れ替わり、銃撃をなかったことにします [メイン] ジャック そして《超越品》 [メイン] ジャック コッペリアにお目通りでも願うか [メイン] ABC(RL) うむ・・・! [メイン] ジャック 「そして今、俺の手元にはコッペリアに送るメールが一通ある」 [メイン] ジャック 「『龍の一族に愛しのドールズがやられた』なんて教えられたら、かの王はどんな行動を起こすかねぇ?」 [メイン] 李 狼 「!!!」 [メイン] ジャック 「さあ、選ばせてやるよ李狼。ST☆Rを取るか、約束を取るかさ」 [メイン] 李 狼 《平和》を使用 [メイン] 李 狼 志摩美咲への攻撃を打ち消します [メイン] 李 狼 《とどめの一撃》で放った弾丸が跳ね、選挙カーのタイヤに直撃します [メイン] 志摩美咲 [メイン] 志摩美咲 「ぎゃーーーーーーーー」 [メイン] 志摩美咲 「なになになになになんですか!!!!???」 [メイン] 李 狼 その瞬間、選挙カーが傾き、その衝撃で志摩美咲が選挙カーから転げ落ちて、ジャックの攻撃から逃れます [メイン] ジャック 「はあん。なるほどねぇ」 [メイン] 李 狼 「…………いやな選択を、させたな、ジャック」 [メイン] 志摩美咲 「ぶえっ」地面に叩きつけられた [メイン] 志摩美咲 「きゅーん」気絶 [メイン] ジャック 「信じてたぜ李狼。お前ならそうする。ようく分かってた」 [メイン] 李 狼 「暗殺だ!!!!!!」 [メイン] 李 狼 と、周りの聴衆に聞こえるように叫びます [メイン] ひと 「きゃーーーーーーー!」 [メイン] 李 狼 そして、ジャックがメールを送信する前に2発目を打ち込もうとしますが… [メイン] マガ・ワルイチョフ 「お、おれじゃねえよ!!」偶然近くにいたワルイチョフ七男 [メイン] ジャック 「うわー暗殺だなんてー犯罪だー」 [メイン] ジャック 「めっちゃ怪しいやつもいるぞーーー」 [メイン] ジャック これ [メイン] ジャック マガを指差す [メイン] マガ・ワルイチョフ 「そんなーーーー!」 [メイン] ローザ 「アホ。」 [メイン] 李 狼 「戯れ言を・・・!」 [メイン] ABC(RL) では続けましょう [メイン] ABC(RL) 志摩美咲は気絶しましたが、一応支援者によって守られているということで、2距離ずつ移動します [メイン] 李 狼 「ローザさん、この女を連れて避難を!私は、あいつに対処します!」 [メイン] ABC(RL) 加えて、現在のジャックのアラート値を20としましょう アラート値はセットアップに10上昇します。 メジャーで信用か隠密で判定すると達成値分減少します。 クリンナップに20あると発見されてしまいます。 [メイン] ABC(RL) 発見されると、大量のモブ警官に追われてしまうので、このガンチェイスは終了となります [メイン] ABC(RL) ということで次の行動が李狼 [メイン] ローザ 「分かったよ!」 [メイン] ローザ 志摩美咲を抱えて走る [雑談] 燃実 さっきは急に話跳んできてびっくりしてたけど、具体的な要望があれば鬱いテンション何とかなるかも知らんので要望受け付けてます。 [メイン] 李 狼 アサルトナーブス マイナーで使用。メインプロセスの間、物理攻撃で与える肉体ダメージ+2 OC91 [メイン] 李 狼 射撃 +知覚+サイコショック(ナーブス付き) ♠♦ ダメージP23+カード [メイン] 李 狼 ♤Aを使用 [メイン] ジャック うーん死ぬなぁ [メイン] ジャック いっかぁ [メイン] ジャック 一応切札切って22 [メイン] ジャック ♣9 [メイン] 李 狼 もちろんアンラッキー [メイン] 李 狼 アンラッキー ♤♡♢ 単体/近/制御値 対象が判定を行った時。その判定の達成値-2。1アクト3回 [メイン] 李 狼 ♡Jだして、達成値15 [メイン] 李 狼 20にします [メイン] ジャック ぐわー [メイン] 李 狼 ♡Kだして、ダメージがP33 [メイン] ジャック 土岐時生の身体は見るも無惨な感じになります [メイン] ジャック ジャックもすぐには動けないでしょう そのうち助けて紅夢 [メイン] ABC(RL) まあそのうちなんとかなるでしょう [メイン] ジャック まあ超越品通したから仕事はしたよ [メイン] ジャック 親指を立てて倒れ込みます [メイン] 李 狼 では、土岐時生の死体を見つめて [メイン] 李 狼 「………やられた」 [メイン] 李 狼 と、既にメールが送信された携帯を見つけて、つぶやきます [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) はい、ということで何をしようがローザ圧勝なのでクライマックスはスキップしましょう [メイン] ABC(RL) エンディング①:李狼 [メイン] ABC(RL) 暗殺騒ぎなどありましたが、選挙は無事終了しました。 [メイン] ABC(RL) 人間の代表として選ばれたのはローザです。 [メイン] ABC(RL) さて、選挙を経てST☆Rがどうなったかを描写する前に、残されている隠蔽神業の使用について確認しておきましょうか。 [メイン] ABC(RL) 現在隠蔽候補になりそうなものは以下の通りです。 ドールズ襲撃事件 ジャックのコッペリアへの面会 選挙中の暗殺騒ぎ チェルノブイリでの火龍撃破 こんなとこ? [メイン] "冥剣"カナギ カナギは「ジャックのコッペリアへの面会」に使いますかねえ [メイン] 五十嵐一櫻 アタシは「チェルノブイリでの火龍撃破」かな。こっちにいんのアタシたちだけだし [メイン] ABC(RL) はい。それでは・・・ [メイン] ABC(RL) あ、あと [メイン] ABC(RL) 結局、人とアヤカシの共和制になったんですか?それともST☆RFORTЯЭSSしたんですか? [メイン] "冥剣"カナギ 人とアヤカシの共和制にはした、コッペリアがいないのでクロガネは含められなかったけど [メイン] "冥剣"カナギ でも今後ともFORTЯЭSSと仲良くしたいねえという話はゴモラとしたいです。 [メイン] ゴモラ 「構いませんよ~~」 [メイン] "冥剣"カナギ わーい [メイン] "冥剣"カナギ クロガネを好き勝手してたドールズもいなくなったので、クロガネも安心できる街になったでしょう [メイン] ABC(RL) では、ST☆Rは共和制となります。 人の代表ローザと、アヤカシの代表グラムによる合議制です。 [メイン] ABC(RL) 一方で、共和制に対する抵抗勢力として、人形の一族が残ることとなりました。 ドールズの襲撃に関しては、ドールズによるST☆Rへのドラッグ蔓延に関する非を認めたものの、 [メイン] ABC(RL) それによって、コッペリアの与り知らぬところで決定された共和制と、アヤカシの代表がグラムであることについては納得しませんでした。 [メイン] ABC(RL) 結果として、コッペリア及びその傘下のアヤカシらは、共和制に賛同せず各地でデモやら暴動やらを起こしています。 この世界でST☆Rを舞台にN◎VAを遊んでくれる卓があれば、そういうテロリスト集団のように扱われるくらいの感じでしょう。 [メイン] ABC(RL) しかし、人形勢力に取り込まれていた、ロシアの難民や弱小市民らは、その支配から解放されています。 [メイン] ABC(RL) 人形の一族は、その勢力図を著しく落としました。しばらくの間、この共和制が崩れることはないでしょう。 [メイン] ローザ 「戻ったよ。初日は顔合わせだけだったが。」 [メイン] ローザ 「竜王様の威圧感は半端ではないな」 [メイン] ローザ 人間の指導者用のハウスにて [メイン] 李 狼 「お疲れ様です。…かの魔王と対峙して、『半端ではない』で済む胆力は流石ですね」 [メイン] 李 狼 「…しかし、それこそがこれからのST☆Rの指導者に必要な資質でしょう」 [メイン] 李 狼 「まだまだ、この街も慌ただしいでしょうから」 [メイン] ローザ 「対等な立場で、というお題目だからな。向こうの敵意が無いと分かっていれば問題ないというわけさ。」 [メイン] ローザ 「こちらに敵意を剥き出しにされれば、また話も違ってくるのだろうが。まあ、問題無い。」 [メイン] ローザ 「とりあえずアヤカシがその暴力を行使することへの制限を取り付けてきた。竜王様から話が通るアヤカシへは、すぐに伝達されることだろう。」 [メイン] ローザ 「人形の一族には適用されないらしいが・・・KRKやナイトブレイドに協力を取り付けてある。なんとかなるだろう。」 [メイン] 李 狼 「…えぇ、このST☆Rで一方的に人間が虐げられることはなくなったでしょう」 [メイン] 李 狼 「ナイトブレイドといえば…、あの女性については、私に任せてもらっても良いでしょうか?」 [メイン] ローザ 「ああ、なんでも汚職に関わっていたとか?」 [メイン] 李 狼 「…えぇ、このまま古巣に帰すのは難しいでしょうから」 [メイン] ローザ 「人は見かけによらないな。」 [メイン] ローザ 「構わんよ。再び悪さをするようなことがあれば別だがな。」 [メイン] 李 狼 「ありがとうございます」 [メイン] 李 狼 「彼女はST☆Rから出します。…その後については断言できませんが、あなたの手を煩わせることはないでしょう」 [メイン] ローザ 「OK、任せたよ。」 [メイン] ABC(RL) さて志摩美咲ですが・・・ [メイン] ABC(RL) PLと相談した結果をまとめます [メイン] ABC(RL) グランが襲撃から戻ってきて、まず李狼に志摩美咲がどうなったかを聞きます [メイン] ABC(RL) そして、李狼にまずは最初に会話するよう促されます [メイン] ABC(RL) その後、成り行き次第で李狼も接触したりすることでしょう [メイン] 李 狼 「彼女は、バブーチカで保護してもらっています。…彼女とは、まずはあなたが話をすべきでしょう」 [メイン] ABC(RL) というやり取りがあった・・・ということでシーンはグランに移しましょう [メイン] ABC(RL) エンディング②:グランギニョル [メイン] “形無し”グランギニョル 「狼殿。まこと、感謝する。某の我が儘のために」 [メイン] “形無し”グランギニョル 頭を下げる [メイン] “形無し”グランギニョル 「騒動については聞いている。まこと、苦労をかけた」 [メイン] ABC(RL) ちなみにこのシーンの時間軸は、襲撃直後、選挙完了直前、火龍撃破のニュースが出るより前、です [メイン] 李 狼 「…いいえ、気にしないでください。私は私のやりたいようにやっただけなので」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「痛み入る。……ときに、狼殿」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「彼女のこれからについて、どう考える」 [メイン] “形無し”グランギニョル グランギニョル、助けたいから助けただけで [メイン] “形無し”グランギニョル 特に展望があるかといわれると…… [雑談] 燃実 グランって割と死なないし死なず半兵衛じゃないか [メイン] 李 狼 「…。その答えを、私からもらったとして、あなたはそれでいいんですか?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「分からぬ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「某は、ただ助けたかったから助けた。先に申した通り、独りよがりの我が儘よ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……が、狼殿がそう言うのなら、そうなのやも知れぬ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「『自分で考えろ』、か。確かに、征四郎もそう言うであろうな」 [メイン] “形無し”グランギニョル 金属を擦り合わせたような笑い声 [メイン] 李 狼 何も言わずに見送ります [メイン] “形無し”グランギニョル 李狼の一礼して、そのまま志摩美咲のところに向かいます [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] “形無し”グランギニョル では志摩美咲が匿われている部屋にぬっと入って……入れるのか? [メイン] “形無し”グランギニョル 窓から顔を出します [メイン] 志摩美咲 「ひぃあああ!!」 [メイン] 志摩美咲 「グランギニョル!?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「ああ、うむ」 [メイン] “形無し”グランギニョル ちょっとバツが悪い [メイン] “形無し”グランギニョル 「美咲殿。久方ぶりであるな」 [メイン] 志摩美咲 「ひ、久しぶりですね・・・」 [メイン] 志摩美咲 「ああ、安心してください。たぶん私、選挙に落ちましたから。」 [メイン] 志摩美咲 「悪党が当選することはありません、グランギニョルたちが選んだ候補が当選するでしょう。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「で、あろうな。……暗殺されかけたという。大丈夫か?」 [メイン] 志摩美咲 「はい、大丈夫です。ローザ候補に助けられました。その代わりに選挙が終わるまでここに閉じ込められてしまいましたが。」 [メイン] 志摩美咲 「グランギニョルこそ、大丈夫でしたか?ドールズの工場に仕込んでおいた元力に反応があったので、少し心配していたのです。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「うむ。お陰でこうしておる、大いに助かった」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 妙な沈黙 [メイン] “形無し”グランギニョル 「美咲殿。伝えねばならんことがある」 [雑談] 燃実 志摩美咲。 彼女が背負ってる数々の罪と、それなしでは築けなかった理想、正義としての在り方ってのが大分歪かつ完成されてると思うの。すき [メイン] 志摩美咲 「なんですか?お礼なら構いませんよ、ST☆Rの平和に協力的なアヤカシを守るのは、ナイトブレイド隊長としての使命ですから。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「うむ。それもあるが」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「チェルノブイリの火龍が、某の同胞によって討たれた」 [メイン] 志摩美咲 「!」 [雑談] 燃実 マージきつかったよ火龍。 [メイン] “形無し”グランギニョル 「お主を嵌めた人物に相違ない。ステラは、ST☆Rにおいてその力を大きく削がれることになろう」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「これで美咲殿は、首輪と、同時に後ろ盾も失ったことになる」 [メイン] 志摩美咲 「・・・・・・」 [メイン] 志摩美咲 表情を失ったようになって、考え込むような素振りをしている [メイン] “形無し”グランギニョル 「美咲殿がしてきたことも、いずれ白日の下にさらされるやもしれぬ」 [メイン] 志摩美咲 「私は・・・」 [メイン] 志摩美咲 「もう、ステラ・コンパニオンの言いなりになる必要が無い。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「うむ」 [メイン] 志摩美咲 「グランギニョル・・・これから私は、どうなるんでしょうか。」 [メイン] 志摩美咲 「隊長では、いられないですよね。当たり前ですけど。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「で、あろうな。……最早ST☆Rに、美咲殿の居場所はないやもしれぬ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「さて。美咲殿、某の本題はここからだ」 [メイン] 志摩美咲 「本題・・・?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「美咲殿が望むなら、ST☆Rを離れる手筈は整えてある」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「某の短い腕の届く範囲であれば、伝手に頼ることも出来よう」 [メイン] 志摩美咲 「グランギニョル・・・」 [メイン] 志摩美咲 「私は・・・私は、ナイトブレイドです。アヤカシの脅威に晒されている市民に背を向けるなんて・・・でも・・・」 [雑談] 志摩美咲 メモ (罪に問われたくないなあ・・・グランギニョルに助けてもらえるなら助けてもらいたいなあ・・・)と考えています [雑談] 燃実 人間らしいね [雑談] 燃実 いいと思うよ [雑談] 燃実 問題はこれをトレースする自信がねえってことだ [メイン] “形無し”グランギニョル 「……美咲殿。某は、貴殿には罪を償ってほしいと考えている」 [メイン] 志摩美咲 「う・・・」 [雑談] 燃実 いや、すごく我欲に忠実で、でも自分はきれいでありたい負に寄ってる『ニンゲン』って味がする [メイン] “形無し”グランギニョル 「ST☆Rに残るも、ST☆Rを離れるも、良し」 [雑談] 燃実 俺ぼんやりとしたあらすじで嫌いだったから避けてた声の形読まなきゃ文がかけんかもしれん [メイン] “形無し”グランギニョル 「所詮は、某の自惚れ。ただ某は、貴殿の中の正義に誇れる貴殿であってほしい」 [メイン] “形無し”グランギニョル [雑談] 燃実 SS書くなら天才編集者イナスファにボツ判断してもらおう [メイン] “形無し”グランギニョル 「あるいはステラを打倒せんとするなら、某と共に来るもよかろう」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「所詮は浪人であるがな」ガハハ [メイン] 志摩美咲 「私の、正義。」 [メイン] 志摩美咲 「私が、選ばないと、いけませんよね。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「そうあってほしく思う」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「某は己の正義に、己の中のある者の声に従い、美咲殿を救わんとした」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「某を友と呼んでくれた美咲殿にも、そうあってほしい」 [メイン] 志摩美咲 「少し・・・考えさせてください。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 頷く [メイン] “形無し”グランギニョル 「どう選ぼうと、某はその選択を尊重しよう」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……一度は手を離した某を友と呼んでくれたこと、某は忘れぬぞ」 [メイン] “形無し”グランギニョル そのまま退出します [メイン] 志摩美咲 「友・・・・・・」 [メイン] ABC(RL) ______ [雑談] “形無し”グランギニョル ありがとよ氷条征四郎! [メイン] ABC(RL) グランギニョルと面会後、しばらく動きがないので李狼の面会が発生します [メイン] ABC(RL) どうぞ! [メイン] 李 狼 [雑談] 燃実 えっ [メイン] 李 狼 「こんばんは」 [メイン] 李 狼 と言いながら、自然に部屋に入ってきます [雑談] 燃実 なんか志摩美咲理解に役立ちそうな参考資料ってあります? [メイン] 志摩美咲 「あなたはグランギニョルの仲間の人ですね。ローザ候補の支援者の。」 [メイン] 志摩美咲 「私はいつまでここにいればいいんでしょうか。」 [メイン] 李 狼 「それはあなたの回答次第でしょう。なんなら、今すぐここを出すこともできますよ」 [メイン] 李 狼 「グランさんのいうように、ST☆Rの外に出たいのならすぐです」 [メイン] 志摩美咲 「はい、もう選挙で勝つことは諦めてます。」 [メイン] 志摩美咲 「って、もしかして、この監禁って私の件に関係してなんですか?」 [メイン] 李 狼 「当然でしょう?あなたを守るためじゃなかったら、わざわざ放っておいても勝てる選挙の対立候補を拉致しないでしょう?」 [メイン] 志摩美咲 「え」(ちょっとショックそうな顔) [メイン] 李 狼 「グランギニョルさんの頼みでね。わざわざ、あの場面からあなたをここまで運んだんですよ」 [メイン] 李 狼 「彼から話は聞きましたか?」 [メイン] 志摩美咲 「グランギニョルの・・・!?」 [メイン] 志摩美咲 「聞きました。私の悪事が明らかになるって。」 [メイン] 李 狼 「えぇ、だからあなたをこのST☆Rから逃がしたいと。そう彼が私に頼んだんです」 [メイン] 李 狼 「…お優しいことですよね?」 [メイン] 李 狼 「…こんな薄汚い犯罪者のために」 [メイン] 李 狼 ここで《真実》を使用します [メイン] 志摩美咲 ビクッ [メイン] 李 狼 『タイトル:刺してしまってごめんなさい』を取得します [メイン] ABC(RL) どうぞ [メイン] ABC(RL) 李狼の裏取りは完璧です [メイン] 李 狼 では、スッと懐からポケットロンを取り出し、再生ボタンを押して志摩美咲のほうに放ります [メイン] 志摩美咲 「え」 [メイン] 志摩美咲 「それは」 [メイン] ポケットロン 「こちら志摩美咲。配置についた。階下に拘束された…」 [メイン] ポケットロン 停止ボタンを押せば、すぐに止められます [メイン] 志摩美咲 耳を手で塞ごうとしつつ、それを耳に当てるまでは届かない位置でうろうろさせています [メイン] ポケットロン それは、2220年1月5日、その日の記録 [メイン] ポケットロン 「これで本当に顔が隠れてるのよね?いえ、ステラの技術を疑うつもりはないけれど」 [メイン] 志摩美咲 耳を塞ぐことは出来ないらしい。記録音声が続くほどに、その背を縮めていく [メイン] ポケットロン では、志摩美咲が止めないのであれば、最後まで再生は続きます [メイン] 志摩美咲 最後まで再生され、美咲は頭を床につけて小刻みに震えています [メイン] ポケットロン そして、男のくぐもった悲鳴、刃物が地面に落ちる音 [メイン] ポケットロン 「あ・・・・・・記録・・・・・・」 [メイン] ポケットロン ぶつっ [メイン] 志摩美咲 無言で震えています [メイン] 李 狼 「……都合が良すぎると思いませんか?」 [メイン] 志摩美咲 「思い、ます」 [メイン] 李 狼 「これだけのことをしでかしておいて、全部忘れてST☆Rの外でのうのうと生きていく」 [メイン] 李 狼 「……なによりも、あなた自身が、それを許せないんじゃないですか?」 [メイン] 志摩美咲 「その通り、です」 [雑談] 志摩美咲 メモ (ここで、許せると発言してはいけないな)と思うキャラです [メイン] 李 狼 「『警察戦隊ナイトヒーロー』、でしたっけ?」 [メイン] 志摩美咲 「」 [雑談] 燃実 おらにはむずかしい [メイン] 李 狼 「もう、あなたは何者にもなれない。願っていたヒーローなんて、一生手が届かない」 [メイン] 李 狼 「ねぇ?」 [メイン] 志摩美咲 「」 [メイン] 志摩美咲 「はい。」 [メイン] 志摩美咲 「私がなりたかったものは、もう何も残っていません。」 [メイン] 志摩美咲 「ナイトヒーローに憧れる権利も余地もない。」 [メイン] 志摩美咲 「あなたの、言う通りです。」 [メイン] 李 狼 「…そう。全部、奪われた」 [雑談] 志摩美咲 メモ 本当に(ナイトヒーローに憧れている資格がないな)と思っています [メイン] 李 狼 「きっと、そのままなら華々しい活躍はできなくとも、地域のちょっとしたヒーローにはなれた、あなたの未来」 [メイン] 李 狼 「それを全て、ステラ・カンパニオンに」 [メイン] 志摩美咲 「!」 [メイン] 志摩美咲 「そうなんです。」 [メイン] 志摩美咲 「よりによって、私なんかに目を付けたから。」 [メイン] 志摩美咲 「私は、失敗も多い、一介の警察官だった、のに!」 [メイン] 李 狼 「取り戻すことは出来ない。だが、それを奪った相手に一矢報いることはできるかもしれない」 [メイン] 李 狼 「ともに来ませんか?私たち『Ubiquitous Rage Of Earth』に」 [メイン] 志摩美咲 「一つ、お願いがあります。」 [メイン] 志摩美咲 「その『Ubiquitous Rage Of Earth』という組織に、志摩美咲ではない別の人物として参加することはできますか?」 [メイン] 志摩美咲 「志摩美咲という人間は、ステラ・コンパニオンと内通した犯罪者として、ST☆Rでの罪を背負わせたいのです。」 [メイン] 志摩美咲 「私の罪をST☆Rに公開して、それから別人物としてあなたたちに加わりたい。それは可能ですか?」 [メイン] 李 狼 「…………。」 [メイン] 李 狼 「もちろん、あなたが志摩美咲としての罪を償いたいというのであれば」 [メイン] 志摩美咲 「ありがとうございます。」 [メイン] 志摩美咲 「志摩美咲という一人のナイトブレイドは、ヒーローを目指した私は、それを全て失った人間としてST☆Rに捨ててゆきます。」 [メイン] 志摩美咲 「私という存在はもう無くなります。あなたたちのために使ってください。」 [メイン] 李 狼 「分かりました。そうと決まれば、こんな部屋にいるべきではありませんね。行きましょうか」 [メイン] 志摩美咲 「一度グランギニョルと話してもいいですか?」 [メイン] 志摩美咲 「ST☆Rでの罪を償うことにしたと、伝えたいのです。」 [メイン] 李 狼 「では、呼んでまいりましょう」 [メイン] 李 狼 「…あぁ、そうだ。グランギニョルさんに『ユビキタス』の話はしないように、一応伏せていますので」 [メイン] 李 狼 「では」 [メイン] 志摩美咲 「分かりました。あなたと一緒にステラ・コンパニオンと戦うとのみ伝えます。」 [メイン] 李 狼 にこり [メイン] 李 狼 ということで、退出してちょっとしてからグランギニョルを呼び出します [メイン] “形無し”グランギニョル 呼ばれました [雑談] 志摩美咲 メモ (ST☆Rに自分の罪を宣言して去ると、それが禊になる)と思っています [メイン] 志摩美咲 「グランギニョル。返事が遅くなってしまいましたね。」 [雑談] 李 狼 (李狼に不都合ないし、それで使いやすい駒になるならいっか)と思っています [雑談] 燃実 なんでレッガーないの? [メイン] 志摩美咲 「グランギニョルに私の正義を問われ、李狼さんに進むべき道を頂いて、私は自分の罪と向き合うことに決めました。」 [雑談] 燃実 キー・レッガー明け渡さざるを得ない [メイン] 志摩美咲 「私はST☆Rにおける罪を告白し、志摩美咲という人間を犯罪者として此処に捨てていきます。」 [雑談] 燃実 向き合ってねえんだYO! [メイン] 志摩美咲 「名前と、かつての憧れを捨て、ステラ・コンパニオンに一矢報いることだけを目的に生きるつもりです。」 [メイン] 志摩美咲 「グランギニョルが言ってくれたように、一緒にステラ・コンパニオンと戦う日が来るかもしれませんね。」 [雑談] 燃実 RL、ここまで考えて私をチェルノブイリに流したのか [メイン] “形無し”グランギニョル 「……」 [雑談] 燃実 40点で殴らせろ [メイン] “形無し”グランギニョル 「……そうか。貴殿はあくまで、戦士として生きるのだな」 [雑談] 李 狼 李狼裏話。キャラ作当時、レッガーをスタイルに含めるかどうかは、本気で検討がなされていました [雑談] ABC(RL) 裏話:RLが頭を下げて、レッガークソ多いから許してくれと言いました(燃実一櫻の後に提出された) [雑談] 燃実 最近レッガーできてないし、これわかってたら献上してたですわ [メイン] “形無し”グランギニョル 「それが貴殿の選択であるならば、某はそれを尊重しよう」 [雑談] 李 狼 レッガーの神業が「真実を隠蔽する」神業だから、ちょっとキャラの方向にも合ってなかったんだよね [メイン] “形無し”グランギニョル 「……我が友も、ここで死ぬか。身から出た錆びとはいえ、さぞ無念であろうな」 [メイン] 志摩美咲 「」 [メイン] 志摩美咲 「そうですね。志摩美咲はここで死にますから、グランギニョルのことも、ここで捨てなければいけません。」 [メイン] 志摩美咲 「もし、ステラ・コンパニオンと戦うときに出会うことがあったなら、私のことは一人の戦士だと思ってください。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「恩には報いた。義も通した。左様ならば、仕方ない」 [メイン] “形無し”グランギニョル 背を向けて [メイン] “形無し”グランギニョル 「征四郎。人とはかくあるものか」 [メイン] “形無し”グランギニョル 呟いて、そのまま退出します [メイン] 志摩美咲 「」 [メイン] 志摩美咲 言葉を続けることは出来なかった [メイン] 志摩美咲 友情も捨てていくことが、禊の条件なのだと [メイン] 志摩美咲 そうすることで、許されるのだと [メイン] 志摩美咲 自分がしてしまったことから逃げ出すには、そうするしかないのだと [メイン] 志摩美咲 思うしかなかったから [メイン] ABC(RL) ということで志摩美咲がユビキタスに加入しました! [メイン] ABC(RL) コードネームどうします?? [メイン] ABC(RL) 来週までに李狼に決めておいてもらいましょう! [メイン] ABC(RL) ということでまた来週です!お疲れ様でした! [メイン] ABC(RL) 来週までに李狼に決めておいてもらいましょう! [メイン] ABC(RL) ということでまた来週です!お疲れ様でした! [メイン] ABC(RL) 再開です! [メイン] 李 狼 コードネームですが、「ナタネ」とします [メイン] 李 狼 「『美しく咲く』という名前から、あなたは『花』だったのでしょう。であれば、『花』である自分を捨て新しい人生を芽吹かせようとするあなたにはぴったりの名前でしょう」 [メイン] 李 狼 これは志摩美咲向けのセールストーク [メイン] 李 狼 真の意図は『過去からは逃げられないぞ』というメッセージと、『搾取される志摩美咲の人生への皮肉』です [メイン] ABC(RL) はい。ではこれから志摩美咲はエージェントナタネです [メイン] ABC(RL) なお、燃実ちゃんPLが倒れてて来れないので、燃実ちゃんエンディングは次回劇場版の頭とかにします。 [メイン] ABC(RL) ということで、ナタネちゃんは以降李狼の駒になります。ユビキタスN◎VA支部4人目のエージェントですね。 [メイン] ABC(RL) あ、ジミー楊は現地協力者としてN◎VA支部に加わってたことにしました。 [メイン] ABC(RL) 李狼、ジミー楊、エドガー、ナタネ [メイン] ABC(RL) 一個小隊まで来ましたね [メイン] ABC(RL) エンディング③:一櫻 [メイン] ABC(RL) 正確には、これよりも前に、燃実のエンディングが挟まってるはずです [メイン] ABC(RL) 李狼取り逃した―とかニーチカが樹になるとか [メイン] ABC(RL) ということで、チェルノブイリから帰還する話です [メイン] 五十嵐一櫻 色々あったな……() [メイン] ニーチカ (ステラ・ヘビーインダストリーの装甲列車を手配しました。放射能汚染の影響を受けずにST☆Rに帰ることができるでしょう。後のことは頼みましたよ。) [メイン] ニーチカ というやり取りがあった。 [メイン] ニーチカ ニーチカは画面の後ろの方で樹になってます。 [メイン] 五十嵐一櫻 えっ………… [メイン] 五十嵐一櫻 そ、そうか…… [メイン] ニーチカ 燃実ちゃんのエンディングで樹になりましたよね?感動的でしたよね? [メイン] 五十嵐一櫻 イヤーナケタナー [メイン] 黄花 「一件落着!っスね、一櫻様。」 [メイン] 黄花 ほっぺにボルシチを付けながら登場 [メイン] 五十嵐一櫻 「なーに観光エンジョイしてんだよ……」こつん [メイン] 黄花 「もごもごもご!」 [メイン] 黄花 もごもご言ってるだけ [メイン] 五十嵐一櫻 「ほら、ちょい寄越せ」別口で食べてるけど、黄花から奪うことに意味があるのでちょっと奪っておこう [メイン] 黄花 「あっ!アタシのボルシチ!」 [メイン] 黄花 「ズルいでございます!」 [メイン] 五十嵐一櫻 「観光してたヤツに言われたかねーな???」言うだけいっとこ [メイン] 黄花 「ぴゅー」口笛 [メイン] 五十嵐一櫻 「こっちは仕事終わったぞ。案の定というかなんつーか、ウラにはステラがいた」 [メイン] 黄花 「盗聴の件でございます、っスね。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「そうそう。肝心の実行犯には逃げられちまったがな……」 [メイン] 黄花 「十分な戦果だったようでございます、っスよ。」 [メイン] 黄花 「ST☆Rの鎧様たちと通信しておりましたが、向こうでのステラ・コンパニオンは撤退したそうでございます。」 [メイン] 黄花 「内通者だった警察幹部も失脚したとか。」 [メイン] 五十嵐一櫻 [メイン] 五十嵐一櫻 「どうやら爺さんを狙ってるっぽくてな……何考えてんだか」 [メイン] 黄花 「天神様を?亡くなられているとお聞きしております、っスけど・・・」 [メイン] 五十嵐一櫻 「っと!話しそびれてたんだが……」 [メイン] 五十嵐一櫻 「爺さんは『M◎◎Nで”触”の因子を混ぜ込まれて空間を消失させるエネルギーをその身の内に抱え込んでいる』らしい」 [メイン] 黄花 「???」 [メイン] 五十嵐一櫻 「いや、そういう反応だよな……」 [メイン] 五十嵐一櫻 「アタシも詳しいことは分かんねーんだけど、なんか爺さんはやべーことになってるっぽいんだよな……んでオヤジもそのことを知ってて黙ってるんだとか」 [メイン] 黄花 「あー、正式に亡くなっておられないから、会長襲名が出来ずにいる、ということでございます、っスね。」 [メイン] 黄花 「それで、一櫻様としてはどうなのでございます、っスか?」 [メイン] 五十嵐一櫻 「どう、ねぇ……」 [メイン] 五十嵐一櫻 「……正直、めんどくせーなって思ってるよ」 [メイン] 黄花 「あらま。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「黙っていなくなる爺さんも爺さんだし、それを分かった上でだんまりを決め込んでるオヤジもオヤジだし……」 [メイン] 五十嵐一櫻 「……とにかく、オヤジには話を聞かねーといけねーとは思ってるよ」 [メイン] 黄花 「これは、いつか一櫻様に聞いておかないといけないと思っていたことでございます、っスけど。」 [メイン] 黄花 「一櫻様は、天神会という組織に対して、どう思っていらっしゃいますか?」 [メイン] 五十嵐一櫻 「……めんどくさくて、古臭せー組織だよ」 [メイン] 五十嵐一櫻 「今回の爺さんの件もそうだし、クーゲルのヤツにちょっかいかけられ続けながらも黙ってんのもそうだ」 [メイン] 五十嵐一櫻 「……だが、アタシの居場所でもある。だから、なんとかして変えてーと思ってる」 [メイン] 黄花 「ビミョーな感じっスね!!」 [メイン] 黄花 「大切なんだかそうでないんだか」 [メイン] 五十嵐一櫻 「まーな…………」 [メイン] 五十嵐一櫻 「何がどうなっても、アタシがオヤジの子であることは変えられねーからな。組ってのは、そんなもんだ」 [メイン] 黄花 「実際どうなのでございます、っスか?」 [メイン] 黄花 「他の大切なものと、組を天秤にかけるようなことになったら。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「……例えば何だよ」 [メイン] 黄花 「ア・タ・シ?とか?」 [メイン] 黄花 「まああとは燃実様とか鎧様とか」 [メイン] 五十嵐一櫻 「へーへー」アタシとか?にはテキトーに応答しておいて [メイン] 黄花 そんなあ! [メイン] 五十嵐一櫻 「でも、そうだな……オヤジがンな命令を下してきたら、まずは問い詰めるな。何考えてんだって」 [メイン] 五十嵐一櫻 「ンでもし組のためだって分かったら……」 [メイン] 五十嵐一櫻 「分かったら……」 [メイン] 黄花 「分かったら・・・?」 [メイン] 五十嵐一櫻 「……どうなっちまうんだろうな、アタシ」 [メイン] 黄花 「えーーー」 [メイン] 五十嵐一櫻 「ロックじゃねーのは分かってんだが……分かんねーんだよ、ンなこと」 [メイン] 黄花 「覚悟は持っておくべきだと思うっスけどね。」 [メイン] 黄花 「例えば燃実様となんか、組の関係でいつ敵対関係になってもおかしくございません、っスから。」 [メイン] 黄花 「たぶん、向こうは必要とあらば躊躇なく突っ込んでくるっスよ。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「あ?燃実のヤツならいつでも相手になってやるよ。そういうヤツだからな、アイツは」 [メイン] 黄花 「むーーーそういう意味ではございません、っス・・・」 [メイン] 五十嵐一櫻 「どういう意味だよ?」 [メイン] 黄花 「天神会と、大切なものと、天秤にかけられる状況はいつ目の前に現れてもおかしくないってことでございます、っスよ。」 [メイン] 黄花 「そんなときに、煮え切らない様子では困りますっス。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「……ああ」 [メイン] 黄花 「ま、仕方ないっス。」 [メイン] 黄花 「優柔不断なところも含めて、アタシが好きな一櫻様でございます、っスからね。」 [雑談] 五十嵐一櫻 ウッ [雑談] 五十嵐一櫻 好意~~~~~~~ [メイン] 黄花 「・・・もちろん、最後にキッチリ決めてくれるってのが条件でございますっスよ?」 [雑談] 五十嵐一櫻 バタッ [メイン] 五十嵐一櫻 「……ああ、そこは任せとけ」 [メイン] 黄花 「さて、まもなく装甲列車が動き出しますっス。」 [メイン] 黄花 「人が乗ることを想定していないそうでございます、っスから、必死にしがみついてないとヤバいらしいっスよ。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「おいおい、それって―」 [メイン] 黄花 「だから。」 [メイン] 黄花 「何か話をしておくなら今のうちっスよ?」 [メイン] ABC(RL) プシューとドアが閉まる音がする [メイン] 五十嵐一櫻 「おい、ドアが閉まったぞ!ってことは……!」 [メイン] 黄花 「まったく、本当に優柔不断なんスから。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「話す暇なんてな―」 [メイン] ABC(RL) ものすごい勢いで列車が出発する [メイン] ABC(RL) ギリギリに話してしまった一櫻は舌を噛みます [メイン] ABC(RL) 黄花は無事です [メイン] 五十嵐一櫻 痛ぇ………… [メイン] ABC(RL) というわけで、ST☆Rに到着 [メイン] ABC(RL) ST☆R組と合流です [メイン] ABC(RL) 一応、燃実もこの列車に乗ってます [メイン] ABC(RL) 感動の再会は背景のほうにいてもらいますが [メイン] 黄花 「鎧様ー!ってドラゴンでございます、っス!!!」 [メイン] 黄花 「かっこいい!!かっこいいでございます、っス!!!!!」 [メイン] 黄花 ぴょんこぴょんこ [メイン] “形無し”グランギニョル 「ぬ……」 [メイン] 黄花 「あれ」 [メイン] 黄花 「元気がないでございます、っスか?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「おぉ、黄花殿か。そちらも無事なようで何より」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「うむ、実はしくじってな。現地で協力してくれた御仁を亡くしてしまった」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「己の至らなさを恥じ入るばかりよ」 [メイン] 黄花 「左様でございます、っスか。通信では死亡者は出ていないと聞いておりましたが・・・」 [メイン] 黄花 「ナイトブレイドの元協力者の方、でございますか?」 [雑談] “形無し”グランギニョル 全部言うやん!!!!!! [雑談] “形無し”グランギニョル モー [メイン] “形無し”グランギニョル 「……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 黙ってます [メイン] 黄花 (列車移動の間に亡くなられた・・・) [メイン] 黄花 「それは、ご愁傷様でございました。」 [メイン] 黄花 「敵対勢力であったとはいえ、鎧様にとっては一時協力した相手。きっと大切な間柄だったのでございましょう。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……うむ。惜しい者を亡くした。確かに、良い御仁であったのだ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 首を黄花の方に伸ばします [メイン] 黄花 頭をなでます [メイン] 黄花 よしよし [メイン] “形無し”グランギニョル キュー [雑談] “形無し”グランギニョル 慰められている……! [メイン] 黄花 「どれだけ大切な相手でも、敵対勢力であった以上、受け止めてゆくしかございません、っス。」 [メイン] 黄花 「遠回しには、アタシたちがチェルノブイリでステラ・コンパニオンを撃破してきたことも一因でございましょう。」 [メイン] 黄花 「友達の罪は、アタシの罪でもございます。ともに、背負わせてくださいませ、っス。」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……」 [雑談] 黄花 (敵対勢力だから殺さざるを得なかったと理解しています) [メイン] “形無し”グランギニョル 黙ってます [メイン] 黄花 無言で寄り添っていた [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) エンディング④:カナギ [メイン] ABC(RL) ということで竜王様に報告ですが、 [メイン] ABC(RL) 志摩美咲の顛末がカナギに聞かれていたかをチェックします [メイン] ABC(RL) カナギが能動側で隠密でどうぞ [メイン] "冥剣"カナギ 隠密+陽炎 ♡Aで22 [メイン] ABC(RL) ということでリアクション不可なので通りました(茶番) [メイン] ABC(RL) ということで、志摩美咲がどうなったかカナギが把握したうえで、竜王様への報告フェイズに移行しましょう [雑談] 李 狼 リアクション不可は無理ですねぇ [メイン] "冥剣"カナギ 「……というわけで、チェルノブイリのステラ幹部は仕留められなかったけど追い出せて」 [メイン] "冥剣"カナギ 「人間代表はローザにおまかせになって」 [メイン] "冥剣"カナギ 「ST☆Rにいたステラの内通者は、李狼がもってっちゃいました」 [メイン] "冥剣"カナギ 「李狼は、ゆびきたす?っていう組織に人を集めたいみたいです」 [メイン] "冥剣"カナギ 「あと、グランを大変な目にあわせてしまったので、あとでゴモラにも報告しに行きます」 [メイン] "冥剣"カナギ 「報告、おわりです!」 [メイン] グラム 「報告ご苦労。」 [メイン] グラム 「コッペリアからは抗議文が届いたよ。『人形の一族はST☆Rの共和制を認めることは無い。』とのことだ。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「ごめんなさい、もうちょっとうまくやれたらよかった……」 [メイン] グラム 「それを差し置いても、十分な結果といえよう。」 [メイン] グラム 「人形の一族に取り込まれていた難民らが解放されて、かの勢力も半分以下に落ち込んでいる。」 [メイン] グラム 「龍の一族の力であれば、十分に抑えられよう。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「ST☆Rをなんとかするって、バロンとも約束したんだけど……」しょんぼり [メイン] グラム 「さて、戦争の種は十分に抑え込むことが出来た今、カナギには新たな任務を与えよう。」 [メイン] グラム 「ステラ・コンパニオンによる、日本地域の都市集約計画を打破せよ。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「はい!!」 [メイン] "冥剣"カナギ 「ステラには散々あれこれやられてるので、やり返すのは望むところです」 [メイン] グラム 「戦争の種が摘まれても、人形の一族との小競り合いを残したST☆Rには脆さがある。」 [メイン] グラム 「ステラ・コンパニオンに付け込まれる余地は十分にあるし、他の日本のメガプレックスに先制攻撃を受ける可能性もある。」 [メイン] グラム 「ステラ・コンパニオンによる都市喪失の危機を取り除くことが必要だ。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「むむむ……」ちょっと考えて [メイン] "冥剣"カナギ 「ステラと戦うなら、李狼のユビキタスと協力するのがよさそうだけど」 [メイン] "冥剣"カナギ 「でも、そうなったらST☆Rの内通者とも協力することになるのかな」 [メイン] "冥剣"カナギ 「ほんとうに大丈夫かな?ユビキタスについてもしらべておきますか?」 [メイン] グラム 「世界各地に根を張る、ステラ・コンパニオンと敵対する組織か。」 [メイン] グラム 「上手く扱えれば力強い協力者になるが、その内情は分からないというわけだな。」 [メイン] グラム 「カナギに一任する。ステラ・コンパニオン打倒のため、最大限に活用せよ。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「わかりました!!」 [メイン] ソウル 謁見が終わって [メイン] ソウル ソウル合流 [メイン] ソウル 「ご苦労だったな、カナギ。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「兄貴!」 [メイン] "冥剣"カナギ 「兄貴もお疲れさま。そっちは何事もなかった?」 [メイン] ソウル 「コッペリアからの抗議文が公開されてまだ日も浅いからな。人形の一族の暴動がちらほらといったところだ。」 [メイン] ソウル 「問題はない。奴ら程度、龍の一族には及ばん。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「さすが兄貴」 [メイン] "冥剣"カナギ 「……」 [メイン] "冥剣"カナギ 「あのさあ、兄貴。一人前のアヤカシになるにはどうしたらいい?」 [メイン] ソウル 「む。」 [メイン] ソウル ちょっと変な顔をします、変というか複雑というか [メイン] ABC(RL) 心理で8出してみてください [メイン] "冥剣"カナギ 心理で8+♡5 [メイン] "冥剣"カナギ で13です [メイン] ソウル では、その顔が、昔ニーベルングについて聞いた時と同じ類の表情であることが分かります。 [メイン] "冥剣"カナギ むむう [メイン] "冥剣"カナギ なんだか微妙な雰囲気を嗅ぎ取ったので [メイン] "冥剣"カナギ 「……まあでも兄貴は生まれた時からアヤカシなわけだし、兄貴に聞くのもちょっと違うか」 [メイン] "冥剣"カナギ 「いまのなし!!」 [メイン] ソウル 「すまない。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「なんで兄貴が謝るの? 変な質問したのは俺のほうなのに」 [メイン] ソウル 「・・・そうだな。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「そうだ、俺今度からはステラとどんぱちしに行くんだけど、兄貴も来る?」 [メイン] ソウル 「無論だ。おれはお前の相棒だからな。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「やったー!」 [メイン] ソウル 「とはいえ、ステラ・コンパニオン相手となると都市戦だ。あまり戦闘面では期待しないでくれ。」 [メイン] "冥剣"カナギ 「戦闘面はまかしといて。俺はもっと強くなるから」 [メイン] "冥剣"カナギ 「ドールズを1人でぶっとばせるくらいに!」 [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) エンディング⑤:ジャック [メイン] ABC(RL) ジャックと情報格差を埋めよう!のコーナーです [メイン] ジャック やったー [メイン] ABC(RL) ということで、燃実含め5人が情報共有しているシーンです [メイン] ABC(RL) 駅で一櫻をキャッチした後なので [メイン] ABC(RL) どこか飲食店とかで話すと思われますが、あまりに不用心じゃないか?と思うPLは、適当に信用判定を振らせてやってください [メイン] ABC(RL) なるべく優しい達成値にしておくと、うまく情報交換できると思います [メイン] "冥剣"カナギ 隠密で3+5+♦6で14 [メイン] “形無し”グランギニョル ♦Qを出して15 [メイン] 李 狼 信用を振ります。知覚を組み合わせて、♢2出して、9+4+2で15 [メイン] 五十嵐一櫻 信用、実は♢Aがあってぇ…… [メイン] 黄花 信用15 [メイン] 五十嵐一櫻 警戒はバッチリですとも [メイン] ABC(RL) そんなこんなで、高級ホテルの一室を取ったキャストたち [メイン] ABC(RL) なお、このあと22を出す(出しますよね?)ジャックによって、しっかり侵入されることにはなります [メイン] ジャック なんでも出ます [メイン] ABC(RL) というわけで、22出しておいてください [メイン] ジャック †写し技で♣A切ります 技能何でも22です [メイン] ABC(RL) すごい [メイン] ABC(RL) では、まずはキャストたちによる情報共有フェーズをどうぞ [メイン] ABC(RL) この会話はジャックに聞かれています (代わりに、ジャックもお礼の情報をくれることでしょう) [メイン] 五十嵐一櫻 「……つーことで、こうやって集まったことだし情報の共有をすっか」 [メイン] 五十嵐一櫻 「ここならアイツも聞いてねーだろ……多分」 [メイン] 五十嵐一櫻 「まずはアタシと燃実からだな……」ということで、ニーチカから聞いた情報諸々を全て話そうかな。必要そうな人いるし [メイン] ABC(RL) wikiでニーチカのページから見えることは全部かな [メイン] 五十嵐一櫻 そうだな。燃実に関する因縁とかはどうしようかっていう話はあるけど [メイン] 五十嵐一櫻 少なくともルナイクリプスに関しては共有しよう [雑談] "冥剣"カナギ Act4から今回まで、ずっと御門忍と魔王戦争に振り回されてきたのでゴモラとウオトラと同中だったことしか共有することがねえ [雑談] “形無し”グランギニョル しろしろしろしろしろしろ [メイン] 五十嵐一櫻 失礼、燃実とニーチカの因縁に関しては割と燃実の個人的なことだし情報を出すかは本人に任せよう。アタシが共有すんのはニーチカ経由で聞いたルナイクリプスと、爺さんの現状についてだな。後はアルベリヒがプロジェクトに関わった結果羽を半分失ったこと、今でもプロジェクトに参加していることか。ルナイクリプスのwikiに書いてある情報で一櫻が知ってる情報は全部言おう [メイン] ABC(RL) OKです [メイン] 五十嵐一櫻 「―M○●Nにもいつか行きそうだからな。一応知らせといた方がいいと思ってな。後は魔王についての情報も、か」これはカナギの方を見ながら [メイン] 李 狼 「…魔王の話であれば、私からも話しておくべきことがあります」 [メイン] 李 狼 「ロード・ミスティック、かつての妖王。10年前、彼女がM○●Nに突入した話を」 [メイン] 李 狼 というわけで、妖王がニーベルングと”星の子”のためにM○●Nに突入した話をします。具体的には、遠野珠音のページに書かれている、『妖王(ロード・ミスティック)、遠野珠音』の項目の話をします。 [メイン] 李 狼 ただし、現在の遠野珠音が妖王であることは話しません [メイン] "冥剣"カナギ じゃあ、グランとH110-DEの話を盗み聞きしていた分も含めて、パイルバンカーの由来がしっかりわかった(遠野さん勢力が持って行ったものであることがわかった)が、話すかどうかはグランに任せます [メイン] "冥剣"カナギ 「俺はST☆Rのことで忙しかったけど、M○●Nに関することで一つだけ」 [メイン] "冥剣"カナギ WikiのH110-DEについての情報を共有しておきます [メイン] "冥剣"カナギ 「あと、ゴモラとウオトラと一緒の研究所にいたみたい。その時何があったか、俺たちは覚えてないから役には立てそうにないけど……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「某からも伝えねばならぬことがある。プロジェクト・ルナイクリプスについて」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「その計画に参加したのは氷条征四郎、五十嵐天神、魔王アルベリヒ……。そして、かつての某であったらしい」 [メイン] 五十嵐一櫻 「はぁ???」 [メイン] 五十嵐一櫻 「アタシは後はクソデカいパイルバンカーだっていう話を聞いてたんだが……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「空間消失のパイルバンカー、"蝕(イクリプス)"――。それが、某の原型のようだ」 [メイン] 五十嵐一櫻 「は、はぁ…………」 [メイン] 五十嵐一櫻 「つまりあれか……???ウチの爺さんはグランと一体化してる、と……???」 [メイン] “形無し”グランギニョル 頷く [メイン] “形無し”グランギニョル 「そういうことになる。かの五十嵐天神と協調行動とはなぁ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 笑いごとではないが [メイン] “形無し”グランギニョル wikiの氷条征四郎について、プロジェクト・ルナイクリプスについてグランギニョルが知ってることを共有します [メイン] “形無し”グランギニョル 「少なくとも一櫻殿には、知るべき権利があろう」 [メイン] 五十嵐一櫻 「あ、あんがとよ……」ちょっと驚いてる [メイン] 五十嵐一櫻 「しかしまぁ……いよいよもってM○●Nを避けて通れなくなりそうだなぁ……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「某としても、いずれは行かねばならぬ土地だ」 [メイン] “形無し”グランギニョル ここで共に行こうと言おうとして、ぐ、と言い止まる [メイン] “形無し”グランギニョル 人間不信 [メイン] 五十嵐一櫻 「まっ、その時はよろしく頼むわ」グランの心一櫻知らず [メイン] ジャック じゃあその辺でさっと姿を表すか 室内で乗っ取ったアヤカシの姿を取り戻します [メイン] ジャック 「よっ!」 [メイン] ジャック 「どこでもジャックだぜ」 [メイン] "冥剣"カナギ 「あっ!!!」 [メイン] "冥剣"カナギ ポケットの中から封書を取り出して [メイン] "冥剣"カナギ 「出たなジャック!!くらえ!!!」 [メイン] "冥剣"カナギ 顔面に封書を投げつけます 達成値22 [メイン] ジャック うーん [メイン] ジャック 咥えてみた [メイン] ジャック ぺっ [メイン] ジャック 「こいつは御門忍宛だろ?」 [メイン] "冥剣"カナギ 請求書です [メイン] "冥剣"カナギ 「壊したのお前じゃん!」 [メイン] "冥剣"カナギ 「合ってます!」 [メイン] ジャック 「はあ」 [メイン] ジャック 「じゃあ情報で払うか……」 [メイン] ジャック 李狼を指さして [メイン] ジャック 「話を聞いてればこいつ、若干情報を隠してやがる」 [メイン] "冥剣"カナギ 「そうなの?」 [メイン] "冥剣"カナギ (素直) [メイン] “形無し”グランギニョル 「……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 人間不信 [メイン] 李 狼 「……まぁ、私にも隠し事のひとつやふたつありますよ」 [メイン] ジャック 「遠野珠音には気をつけろ。奴が本当の妖王(ロード・ミスティック)だ」 [メイン] "冥剣"カナギ 「?」 [メイン] "冥剣"カナギ 「あれ?」 [メイン] 李 狼 「!」 [雑談] ジャック https //dic.pixiv.net/a/%E6%B0%B7%E5%AE%A4%E5%B9%BB%E5%BE%B3%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%B0%97%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8D [メイン] 李 狼 「貴様、何故それを知ってる」 [メイン] 李 狼 暗に肯定します [雑談] "冥剣"カナギ 「えーと、生き残ってる魔王が4人で、竜王さまと妖精王とクンネカムイとコッペリアと……」指で数えて混乱してます [メイン] ジャック 「え? だって俺は”御門忍”だったんだぜ?」 [メイン] ジャック 「常識だろ」 [メイン] 李 狼 [メイン] 李 狼 「…」 [メイン] ジャック 肩をすくめる [メイン] ジャック 「物は言いようってのはこのことだよなぁ?」 [メイン] 李 狼 「…遠野様が自ら明かさないのであれば、わざわざ喧伝することもないと思っていたのですがね」 [メイン] 李 狼 「人のプライバシーに、あまり踏み込まないで欲しいんですがね」 [メイン] ジャック 「そいつは無理な話だ。プライベートスペースなんて概念があると思ったか?」 [メイン] ジャック べーっ [メイン] "冥剣"カナギ 「耳が痛い」 [メイン] "冥剣"カナギ 「でも今回だけはジャックにさんせいです」 [メイン] "冥剣"カナギ 「李狼、竜王さまは魔王の情報を集めてるって言ったよね?」 [メイン] "冥剣"カナギ 「なんで黙ってたの?」 [メイン] "冥剣"カナギ ぷんぷん [メイン] 李 狼 「…。ですから、妖王が10年前のM○●Nの件に関わっていたことを話しました」 [メイン] 李 狼 「ですが、先ほども言った通り遠野様が自らその正体を明かさないのであれば、私が明かすべきではない」 [メイン] 李 狼 「私が仕えているのは、遠野様ですので」 [メイン] "冥剣"カナギ むむう [メイン] 李 狼 「しかし、謝罪はいたします。はい、私はそれを知っていて黙っておりました」 [メイン] 李 狼 「申し訳ありません。カナギさん」 [メイン] "冥剣"カナギ 「むう。まあ今回は結果的に情報じたいはわかったし、これ以上は言わないよ」 [メイン] "冥剣"カナギ (でも報告書には書くけどね) [メイン] ジャック 「これで一件落着と」 [メイン] ジャック ははは [雑談] 李 狼 カナギからの好感度が下がったなぁ、と思ってます [メイン] 李 狼 「…」 [メイン] 李 狼 (隠し事を暴かれた形になるので、強く言えなくなってます) [メイン] ジャック 「えー」 [メイン] ジャック 「あとそこのグランギニョル」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「ぬ?」 [メイン] ジャック 「かわいそうなお前にひとつ恵んでやろう」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……」 [メイン] ジャック 「あ、でもなぁ」 [メイン] ジャック うーん [メイン] “形無し”グランギニョル なんやねん! [メイン] ジャック 左上を見ます [メイン] ジャック 考えているそぶり [メイン] ジャック にゃー [雑談] "冥剣"カナギ 李狼には気を付けよう、と思ってます [メイン] ジャック 「うーん。聞きたいか?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「貴様……」 [メイン] ジャック 「おっとすまん。身体が勝手にな」 [メイン] ジャック いいよ話すよ [メイン] ジャック はぁー [メイン] ジャック マザリモノ計画の話をしました [メイン] ジャック 「アヤカシとかクロガネとかヒルコなんかがそれぞれふたつでくっつくんだと」 [メイン] ジャック 「その氷条なんちゃら、ってのもその計画の延長線上にあるんだろうな」 [メイン] ジャック 「よく調べてみたらいいんじゃないか?」 [メイン] ジャック べーっ [メイン] "冥剣"カナギ 「アヤカシとヒルコ」 [メイン] "冥剣"カナギ 難しい顔で黙り込みました [メイン] “形無し”グランギニョル 「BIOS……因子……」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「貴様、それを某に話してなんとする」 [メイン] ジャック 「あいや」 [メイン] ジャック 「かわいそうだからって言っただろ」 [メイン] ジャック はえー [メイン] “形無し”グランギニョル なんやこいつ~ [メイン] ジャック 「あとさっきの請求書の分」 [メイン] ジャック カナギに [メイン] "冥剣"カナギ 「足りないよ!」 [メイン] 黄花 「なるほど。ニーベルング様の"龍の因子"を埋め込まれたヒルコがカナギ様ということですね。」 [メイン] ジャック 「あー」 [メイン] ジャック 「やっぱりそう思う?」 [メイン] 黄花 「聞いた状況から推察する限り、そうなるかと存じます。そうすると、ゴモラ様やウオトラ様、ニーベルング様も、同様にどなたかの因子を埋め込まれているのでしょうか。」 [メイン] ジャック 「なるほどねぇ」 [メイン] ジャック 「あ、話がそれたけど」 [メイン] ジャック 「カナギさ。竜王の……えっと……グラムだっけ。俺グラムの好物知ってるよ」 [メイン] "冥剣"カナギ 「……なんで?」困惑 [メイン] ジャック 「暇だった時に調べた」 [メイン] "冥剣"カナギ 「……」 [メイン] "冥剣"カナギ 「ジャックってもしかして結構ひま?」 [メイン] ジャック 「そんなー」 [メイン] ジャック 「んなわけないだろ」 [メイン] ジャック 「ステラって結構忙しいんだぜ?」 [メイン] ジャック 「請求書焼き捨てるなら教えてあげてもいいが?」 [メイン] ジャック 「本人に聞いてもいいんだろうが」 [メイン] ジャック 「サプライズで持っていったほうが喜ぶと思わないか?」 [メイン] "冥剣"カナギ 「請求書はダメ」 [メイン] ジャック 「じゃあこいつはしまっとくか」 [メイン] "冥剣"カナギ 「公私混同はコンプラ違反だよ。ステラもそうなんじゃないの?」 [メイン] ジャック ? [メイン] ジャック 「みんな好き勝手やってるだけだろ」 [メイン] "冥剣"カナギ 「えーーーーー!!」 [メイン] ジャック 「んじゃ。”龍王の楔”についても俺は知ってる。聞きたくなったら交換材料用意してきな」 [メイン] ジャック 来た時と同じように霞になって消えます [メイン] "冥剣"カナギ 「あ、ちょ、それ知らない!!」 [メイン] "冥剣"カナギ 「むう」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「ただの外道かと思うておったが、あるいは狂人の類いであったか」 [メイン] 李 狼 「…どうなんでしょうね?あの感じだと、大分肉体に引っ張られていたようにも見えましたが」 [メイン] 五十嵐一櫻 「ヤツの在り方なんだろ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「姿かたちに囚われるか。笑止」 [メイン] 黄花 「ジャック様、情報を盗み聞きする代わり、別の情報を置いていきましたね。」 [メイン] 黄花 「意外とフェアプレイの方でございます。」 [メイン] 五十嵐一櫻 「確かに情報交換っちゃ情報交換だったが……」 [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) 燃実ちゃんのエンディングは劇場版オープニング前に補完するとして、これにてAct6終了となります! [メイン] ABC(RL) お疲れ様でした!!! [メイン] ジャック おつかれさまでした! [メイン] “形無し”グランギニョル お疲れ様でした~ [メイン] 李 狼 お疲れ様でした! 目次 Act6(Act情報のページ) ログ Act6 ログ Act6(雑談有り) ログ Act6-2 ログ Act6-2(雑談有り) メニュー
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「ふざけんじゃねえぞおおぉぉっ!!!!!」 「荒我君!?」 「あいつ・・・!!」 荒我の声が倉庫内に響き渡る。その怒声に刈野は驚き、金属操作は呻く。 「雅艶・・・」 「・・・あいつも一応俺達と同じ過激派だろう?ここへ必死に走って来たんでな。そこまでして制裁に加わりたいのかと淡い期待もしたが・・・期待は期待でしか無かったようだ」 麻鬼の問いに、倉庫外の監視をしていた雅艶は素っ気無く答える。 「何よ、またあなたなの?吠えてばっかりの負け犬ちゃん?」 「テメェ!!」 「ホント、威勢だけはいいのよね。あなたみたいな何の才能も無い負け犬が何の用?」 「そいつから・・・その女から離れやがれ!!!」 躯園の挑発に怒声で返す荒我。そんな荒我の態度に、躯園は嘲笑の色を濃くする。 「全く、何を言い出すかと思えば・・・。ハッ、あなた・・・もしかして『裏切り者』になりたいの?このクズと同じように?」 「テメェ・・・!!ぶっ潰す!!!」 躯園の言葉をまともに聞いていない荒我は、躯園に突っ込んで行く。身構える躯園。 ピュッ!! その瞬間、荒我の目と鼻の先を通過したのは・・・針。 「成程。お前の言い分はよくわかった、荒我。貴様は、俺達に牙を向く。そうだな?」 その針は、荒我にゆっくり近付いて来る男―麻鬼天牙―が放ったもの。麻鬼の能力『閃光小針』である。 「麻鬼・・・。テメェ!」 「よかろう。では、貴様を『裏切り者』として処分しよう」 「テメェはおかしいとは思わねぇのかよ!?幾ら風紀委員の奴が救済委員(おれたち)に紛れ込んでいたからって大勢でボゴるってことを!!」 「『裏切り者』への正当な制裁だ。それ以上でもそれ以下でも無い。ここに集った者達は、皆納得している」 「テメェ等・・・!!!」 麻鬼の言葉を受けて、荒我は他の救済委員を睨み付ける。雅艶、峠、七刀、刈野の4名は平然としていたが、金属操作と羽香奈は荒我の視線を避けるかのように目を逸らした。 「・・・『裏切り者』がボーっとするなよ?」 「!!」 瞬間、麻鬼が荒我の懐に飛び込み、能力で作り出した“小型ナイフ”を振り上げる。 荒我は咄嗟に仰け反るが、それによってバランスを崩す。 「足元がガラ空きだ!!」 「ガァッ!!」 その隙を麻鬼は見逃さない。すぐさま足払いを掛けて荒我を転倒させる。そして・・・ 「動くな」 「ッッ!!」 麻鬼の“小型ナイフ”が荒我の首元数ミリ前に突き付けられる。少しでも妙な動きをすれば突き刺す。躊躇無く。麻鬼天牙とはそういう男であった。 「どうする、荒我?今ならまだ引き返せるぞ?俺達と来るか?それとも・・・」 「・・・俺は“俺”を貫く!!何時だってな!!!」 何時だってその拳で“貫き通してきた”。だから、最後の最後まで自分を“貫き通す”。荒我拳とはそういう男であった。 「そうか・・・。残念だ」 荒我の言葉を受け、麻鬼は“小型ナイフ”を荒我の首元へ突き刺そうとする。その時!! 「そこまでよ!!!!」 「「「「「「「「「「!!?」」」」」」」」」」 倉庫内に響き渡る声。その声は、荒我にとっての“救い”の声。 それを放った少女―焔火緋花―は更に声を響かせる。 「私は焔火緋花!!風紀委員第176支部に所属する風紀委員よ!!大人しくしなさい!!」 「176支部・・・?まさか、神谷の・・・」 「(今だ)。オラアァッ!!!」 「グハッ!」 焔火の宣言に気を取られた麻鬼。その隙に荒我はお返しとばかりに足払いを掛けて、“小型ナイフ”の射程から逃れる。 思わぬ逆襲を受けた麻鬼が気を取り直して荒我に小針を飛ばそうとするが、焔火が放つ電撃がそれを阻む。 「くっ・・・」 「ゼェ、ゼェ。緋花・・・どうしてここに!?」 「あなたがこの辺りに突入していったのを見たからよ!」 「おい、雅艶。こりゃあ・・・」 「慌てるな、金属操作。風紀委員の1人や2人、どうということは無い。むしろ、1人で突っ込んで来たのは好都合だ。 周囲には、あの女以外の風紀委員の姿は見受けられない。こちらには峠の『暗室移動』もある。逃走手段も確保している。 強いて注意しなければならなのは、奴等をここから取り逃がすことだ。それだけは、何としても阻止しなければ」 雅艶は、荒我の時と同じように焔火がここへ突入して来るのを黙って見過ごした。雅艶自身、こんなにも早く風紀委員と接触するのはさすがに予想していなかったが、 それが、決定的な誤算と言うわけでも無い。むしろ、1人で突っ込んで来た少女の無謀さに呆れているくらいだ。 「貴様・・・176支部に所属していると言ったな・・・?」 「そうよ!それが何か!?」 「いや・・・。そうか、176支部に・・・な。ククッ。何と言う巡り合わせだ。ククッ」 「・・・!?」 「(何だ、コイツ?)」 一方、焔火は相対している麻鬼から妙な質問を受けていた。その返答を受けて、更に顔を歪に歪ませる麻鬼に対して怪訝な視線を向ける焔火と荒我。 「こっちは2人。向こうは9人か・・・。荒我、こいつ等もやっぱ能力者なの?(ボソッ)」 「あぁ。全員レベル3~4の高位能力者ばっかりだ。あの金髪のツインテールに関してはわかんねぇけど(ボソッ)」 「そう・・・。多勢に無勢か。でも・・・退くつもりなんか無いよね?(ボソッ)」 「もちろんだ。あのボロボロにされた女をこのまま放っとけるかよ(ボソッ)」 「・・・・・・!!!そうよね。だったら・・・覚悟決めて行くわよ、荒我(ボソッ)」 「言われなくてもわかってらぁ(ボソッ)」 荒我の言葉を受けて、初めて焔火は少女に気付く。その変わり果てた様を目に映し、驚愕した後に、それでも気丈に振舞う。ここは、戦場。一切の気の緩みが許されない。 荒我と焔火、そして麻鬼の戦闘が始まろうとした・・・その時 パン!! それは、何かがぶつかった音。音の発信源は・・・上。 パパパパパン!!! 音が重なる。それが、銃声だとわかったのは、もう少し後。 パパパパパパパパパパン・・・・・・!!!! 音の発生源・・・屋根が軋みをあげる。そして・・・屋根の半分が崩壊する。 ガラガラガラゴロンガシャンズガン!!!!! 「な、何だ!?」 「屋根が・・・危ねぇ、緋花!!」 「キャッ!!」 「麻鬼!!」 丁度屋根半分が落ちてきた場所は、荒我、焔火、麻鬼が相対していた場所であった。 荒我は焔火を庇い、麻鬼は峠の『暗室移動』で事なきを得る。 反対側にいた他の救済委員達も、屋根の崩落の衝撃を避けるために距離を置いた。 「・・・・・・」 丁度その中間に位置する場所にいたのは・・・少女。幸い、崩落の直撃こそ無かったものの、その残骸が少女の身を叩く。 「・・・・・・」 少女は反応しない。痛覚が麻痺しているのか。思考放棄しているのか。それすらも、ボロボロの少女にはわからない。 少女に理解できるのは、崩落の音が少女の耳に突き刺さったこと。そして、崩落により立ち上がった煙に身を覆われたこと。そして・・・ 『しっかしまあ、久し振りの完敗だったなぁ。ハハッ!』 誰かの完敗宣言が聞こえたことだ。笑い声と一緒に。今の自分のようにボロボロになった誰かの声が。少女には、その声の主が誰かはわからない。 『よ!イイ飲みっぷり!!惚れ惚れするねぇ!』 一度聞こえ出した声は止まらない。確か、誰かにそうやって驚かされたことがあった・・・気がする。誰かはわからないが。 『え~と、何々。「ブロッコリーコーラ」・・・何だかマズそうな音の響きなんだけど。何かこう、組み合わせちゃいけないような』 確か、誰かがそうやって自分の好みに対して嫌な顔をした・・・かもしれない。果たして、何処だったか・・・。少女は少しだけ・・・記憶の貯金箱から探す。 『君が馬鹿やって馬鹿な目を見るって言うんだから、それでいいんじゃない?馬鹿は死ななきゃ治らないってのはこういうことを指すんだな』 探していると、確か誰かにそうやって人を馬鹿にするかのような視線を向けられた・・・記憶が出てきた。誰かはわからないが、どこで言われたのかは・・・すぐに出て来た。 『君はさ、少し社会勉強をした方がいい。そして痛い目を見るといい。その代償が死であっても。今の君は・・・まるで蛙さ。井の中のね。人のことは言えないけど』 確か、誰かにそうやって忠告された。誰かはわからない。だが、その場所はわかった。その場所は・・・公園。“あの”公園。 「・・・・・・」 少女は『劣化転送』を発動する。まずは、左手の手錠。次に、右手に刺さっている日本刀。 日本刀を外した後の傷からは血が溢れ出した。 だが、少女は目もくれない。近くにある鉄柱にしがみ付いて、それでも“自分の足で立ち上がる”。体中の傷は、痛覚が麻痺しているせいか然程の苦痛にはならない。 「・・・・・・」 少女は歩き始める。近くにあった半分程焼け焦げたスーツ“だったもの”を衣服代わりに巻き、倉庫を後にする。向かう先は・・・“あの”公園。 きっと・・・きっと、そこに誰かが居る。自分の頭に響くこの声の主が。きっと。 屋根の崩壊から数分後。屋根を半壊させた張本人が倉庫に姿を現す。 「よぉ、拳。生きてっか?」 「・・・き、斬山さん!!危ないじゃないっすか!!危うく俺や緋花が巻き込まれる所じゃなかったっすか!!」 「いいじゃねぇか、そんな細かいコトは。それに、どうやら拳も役得みたいだし」 「はっ!?ど、どういう・・・」 「・・・荒我。咄嗟のことだったから、今回は許すから、早くあなたの右手を退けてくれないかな?」 「えっ!?・・・。うぉっ!!!」 屋根を半壊させた男―斬山千寿―の指摘と、下から聞こえて来た焔火の声に荒我はようやく気付く。 屋根の崩壊から咄嗟に焔火を庇った荒我の右手が・・・焔火の左胸を握っていたことを。 「す、すまねぇ!!ホントにすまねぇ、緋花!!」 「・・・もう、いいわ。そんなことより、今は・・・」 「!!あ、あぁ。そうだった!!」 未だ顔を赤くしている焔火の言葉を受け、すぐさま臨戦態勢に戻る荒我。自分達は、まだ敵中にいるのだ。 「斬山・・・。まさか、お前まで・・・」 「よぉ、雅艶。羽香奈からのメール、見たぜ。随分クソくだらねぇ真似をしてるようじゃねぇか。この手の込みよう・・・全部お前の考えたことだろ?」 声を掛けて来た雅艶に斬山は言葉を返す。その言葉に、多大な殺気を込めて。 「『軌道修正』で遠方から狙撃したと言った所か?俺の『多角透視』から逃れての仕業。お前の方も中々手が込んでいるじゃないか?」 「まぁな。つまるところ、お互い様って感じか」 交わす言葉は至って普通だ。だが、その会話からは剣呑とした空気が放出されていた。 「お前も・・・『裏切り者』になりたいのか?それとも、救済委員であることをを放棄したのか?」 「『裏切り者』?放棄?馬鹿言うなよ。俺は裏切ってなんかいねぇし、救済委員をやめたつもりもねぇよ」 「ならば、この仕業は・・・!!」 「俺は裏切らねぇ。友達(ダチ)をよぉ。あのメールが踏み絵ってのは、内容を見た瞬間に分かった。 だが、そんな読みを一切しねぇ馬鹿野郎がお前等に突っ込むのも瞬間的に分かった。だから、俺はここに来た。そんな馬鹿野郎で、でも俺が胸張って誇れる友達を助けになぁ!!!」 「斬山さん・・・!!」 そう、斬山は救済委員を裏切るつもりも、ましてや救済委員をやめるつもりも無い。ただ、友達を助けに来ただけ。その言葉が、荒我の心を熱くする。 「気ぃ抜くなよ、拳。それに・・・風紀委員の焔火!!こっからは、文字通りの死闘だぜ?」 「望む所っす!!」 「・・・!!えぇ!!」 斬山の声に荒我と焔火も気を引き締める。相手は雅艶だけでは無い。他の救済委員達も相手にしなければならない。文字通りの死闘。 そんな殺気漂う中、雅艶は手に持つ白杖で床を『2回』鳴らす。そして、叫ぶ。 「峠!!」 その瞬間、雅艶達救済委員は消え去った。峠の空間移動で。跡形も無く。 「(・・・まさか、“ヤツ”が出張っているのか!?)」 雅艶達救済委員が現在居るのは、第6学区のある路地裏。峠の『暗室移動』にて、ここへ空間移動して来たのである。 「(林檎め・・・!!よりにもよって、“ヤツ”が居る支部へ連絡していたのか!?)」 そこで、雅艶は1人今後のことについて頭を悩ませていた。それは、先程斬山達と相対していた時に、『多角透視』で見たある少女について。 「(“花盛の宙姫”・・・!!)」 あの時、『多角透視』の1つが、第6学区の空を高速飛行している少女達―閨秀美魁とその背中にくっ付いている抵部莢奈―の姿を捉えていた。 特に、“花盛の宙姫”と呼ばれている少女の実力は、救済委員である雅艶の耳にも届いていた。自分の力ではおそらく太刀打ちできない、“宙姫”の実力の高さも同様に理解していた。 故に、“宙姫”との戦闘を避けるために雅艶は事前に決めた段取り通り、白杖の合図を峠に送り逃走した。 春咲桜については、斬山の仕業と“宙姫”の発見という2つの事態に気を取られたために、春咲が何時の間にか倉庫から消え去っていたのに気が付けなかったのである。 過激派の中で指揮官的役割を背負う雅艶の・・・それは、確かな誤算。 「(だが、あの“宙姫”ならば春咲桜の件についてうやむやにすることは無い!!あの少女はその手のことを極度に嫌っているからな。 これは、『裏切り者』への制裁という意味ではむしろ都合がいい。制裁は滞り無く完了した!!)」 雅艶は、そんな誤算を逆手に取る。確かに“花盛の宙姫”は雅艶の予想通り、春咲桜のような人間を許しはしないだろう。雅艶の見立ては正しい。 「(とりあえず、今は穏健派の連中の出方と、第6学区を見回っている風紀委員に気を払わねばな)」 だが、誤算は誤算。この厳然たる事実を、“花盛の宙姫”を動かしてしまったという現実を・・・後に雅艶は思い知ることになる。 「荒我達って・・・救済委員だったんだ。もしかして、梯君や武佐君も?」 「いや、あいつらはただの俺の舎弟だ。救済委員とは全く関係無ぇ」 「そう・・・」 ここは、第6学区の一角にある工事現場跡。荒我、焔火、斬山は今ここで状況整理に努めていた。 「で、どうするよ。風紀委員の焔火は、救済委員の俺や拳を捕まえるのか?」 「斬山さん・・・」 斬山は容赦無く切り込む。それは、当然のこと。風紀委員にとって救済委員のやっていることは本来許してはいけないことだからだ。 本来であれば、そんな救済委員が目の前にいるのならば、風紀委員としてその者を捕まえなければならない。これも、当然のこと。 「・・・いえ、捕まえません」 「へぇ。どうして?」 「緋花・・・お前」 だが、そんな当然のことを焔火は拒否する。 「『己の信念に従い正しいと感じた行動をとるべし』。これが私達風紀委員の信念の1つです。それと同時に、これは私焔火緋花としての信念でもあります。 そして・・・荒我や斬山さんも自分の信念に従って行動しています。そんな人達を、私は捕まえることなんてできませんよ。 荒我。これは、いつかの屋台であなたには言っていたと思うけど、覚えてる?」 「あぁ。もちろん覚えている」 焔火の信念。それを、荒我は以前耳にしている。うまいラーメンを作る屋台で一緒になった時に。 「そうか・・・。なら、今は共同戦線を張ってくれるって解釈してもいいんだな」 「はい!ここまで来て、おめおめと引き下がれませんよ、私は!!」 「俺も居るぜ、斬山さん!!こうなったら、二度とあんな真似ができねぇようあいつ等の性根を叩き直してやる!!!」 「あぁ。その心意気だ!!」 そうして、荒我、焔火、斬山の3人は早速行動に出る。各々の信念に従って。 「そらひめ先輩―い。わたし、お腹がすきましたよー」 「チッ、仕方無ぇなあ。ほら、ビスケット。食うか?」 「わぁ。食べます、食べますー!!」 ここは、第6学区の空。“花盛の宙姫”こと閨秀と抵部は、風紀委員でありながら救済委員である春咲桜を捕まえるために、タレコミ情報にあった第6学区を飛んでいた。 「全く、お前がトイレがヤバいって言ってきかないから乗り遅れたじゃねぇか」 「だ、だって・・・あの時はほんとうにヤバかったんですもん」 「はぁ・・・。こんなことならあたし1人で来た方がよかったかな?」 「ひ、ひどいですー!!」 溜息を吐く閨秀。実は数十分前に、遠くから建物の屋根が崩壊する姿を目にした閨秀達は一目散に現場へ急行しようとしたが、 同行している抵部が「もれるー!!もれるー!!トイレに行かせてー!!」と叫んだため、急遽トイレを探す羽目になったのだ。 その後に、すぐに急行したもののそこ―屋根が半壊した倉庫―には既に誰も居なかったのである。 「まぁ、それでも手掛かりの1つ2つはあったからよしとするか」 「そうですねぇ。まさか、瓦礫の中からその・・・はるさき桜っていう人の鞄が見付かるとは思いませんでしたねー!」 「あぁ」 誰も居ない現場で、せめて手掛かりになるようなものが無いか『皆無重量』を用いて調べていた閨秀が見付けたものは・・・春咲桜の通学鞄であった。 つまり・・・あの場所に春咲桜が居た可能性が高いということ。同時に、渚に掛かって来たタレコミの信憑性が高まったということ。 「次は逃がさねぇ。必ず捕まえてやる!!」 「じゃっじめんとの信念にかけてー!!ですよね?」 「・・・あぁ。勿論!!」 『己の信念に従い正しいと感じた行動をとるべし』。閨秀はこの風紀委員の信念を気に入っていた。何故なら・・・誰の邪魔も受けずに己の信念を“貫き通せる”からだ。 だから、閨秀美魁は“貫き通す”。己が信念を。風紀委員や警備員でも無い人間が、治安活動に携わることを許さない、その信念を。 「ハァ、ハァ。くそっ!!」 ここは、第6学区のある歩道。そこに1人汗まみれになって走っている男がいた。その男の名は、鉄枷束縛。春咲桜と同じ159支部に所属する風紀委員である。 彼は、支部に掛かって来た真偽不明のタレコミ―春咲桜が救済委員である―が真実か嘘か見極めるために、情報にあった第6学区を彷徨っていた。 「ゴホッ、ゴホッ。・・・ハァ、ハァ。春咲先輩・・・!!俺は・・・俺は!!」 鉄枷は息苦しさから咳き込みながらも、走るのを止めない。でないと・・・考えてしまうから。己が尊敬する先輩が救済委員であるかもしれない・・・その可能性を。 『鉄枷君。大丈夫だって。また・・・戻ってくるから。それまで、私の分まで頑張って』 「春咲先輩・・・!春咲先輩・・・!!春咲先輩・・・!!!」 あの言葉は、あの微笑は、あの姿は果たして何処までが本当で、何処までが嘘だったのか。鉄枷は・・・考えたくも無かった。 continue!!
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ソウル‐メイト【soul mate】 魂の伴侶、心の友、前世での知り合い ―A Part 2027― ◇都内某所 とあるお屋敷・中庭 AM10 33 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 丈二「うおッ!」 美咲紀「フッ」 振り落とされる『アークティック・モンキーズ』の拳と、それにぶつかる『ザ・ファイナルレクイエム』の拳。 二つの拳が衝突し、大きな衝撃波が二体のスタンドを中心に周囲へ広がっていく。 弾き飛ばされた丈二は、中空で器用に身を反らし、引き抜いた銃を構え、引き金を引いた。 バン! バン! 美咲紀「無駄よ……」 FR『……』チンッ チンッ その場から一歩も動かずに、『ザ・ファイナルレクイエム』が迫りくる弾丸を指先ひとつで弾いていく。 丈二(眉一つ動かさずか、だが……!) 着地し、同時に中空に投げ出されたナイフをキャッチすると、丈二はその切っ先を左腕に当てた。 鋭利な刃が腕をすーっとなぞり、裂けた皮から血が溢れだす。 スパァッ! 丈二「……ッ」ドクドク 美咲紀「自傷癖があるのかしら?」 丈二「お前を殺すためなら、腕の一本や二本……」スッ 美咲紀「!」 丈二「惜しくねえぜッ!」バッ! そう言い、丈二は勢い良く左腕を振り払い、血液を振りまいた。 丈二「『アークティック・モンキーズ』!!」 A・モンキーズ『ムヒーーーーーーーッ!!』ヒュンヒュン 飛び散った血液の粒と粒の間を、『アークティック・モンキーズ』が高速で駆け巡る。 一気に相手まで接近した小猿の右手が、敵の喉を抉ろうと飛び出した。 美咲紀「フフフ……」バァァァ…… A・モンキーズ『ムヒッ!?』スカッ しかし右手が触れる寸前に、美咲紀の体が黒い霧と化して空気に溶けた。 小猿の右手はむなしく空を切り、霧を散らして空ぶりに終わった。 丈二「消えた……!」 きょろきょろと辺りを見回す丈二。 丈二(“霧になる能力”か……! くそ、いくつ能力をもってやがる……!?) やがて霧が丈二の背後で集まり、『ザ・ファイナルレクイエム』の右手を形成していく。 丈二が察知し振り返ると、出し抜けに突き出されたその右手が、丈二の耳元を掠めた。 チッ 丈二「ぐあッ…!」 ブシュッ! 丈二の耳元から、多量の鮮血が噴き出した。掠めた『ザ・ファイナルレクイエム』の右手には、 剥がされた丈二の“右耳”が握られていた。 丈二「くそッ……!」ドクドク 耳をもぎ取られた顔の右半分を手で押さえ、丈二が『ザ・ファイナルレクイエム』の右手に 『アークティック・モンキーズ』のパンチを突き出す。 だが右手はもぎ取った“右耳”をポイと捨て、拳が命中する前に再び霧と化して消えた。 ―ふふふ、次は左耳を頂くわ…… どこからか聞こえる美咲紀の笑みが、丈二の背中を寒くさせた。 丈二は自分が怯んだことを知覚すると、怒りという熱を発生させて恐怖を溶かした。 丈二(遊んでやがるのか……! くそっ、どこだ……!) シュッ! 丈二「くッ!」バッ スパァ! またしても突然現れた“突き”が、丈二の首を後ろから狙った。 超反応で咄嗟に回避したが、指先が首の皮を切り裂く。 首にできた傷は無視して、丈二はナイフを構えなおした。 人は感情的になると冷静な思考を失うが、丈二の怒りは逆は脳の働きを活性化させた。 丈二(他の能力を使ってこないのは……“いくつも能力を同時には使えない”ってことか……? いまは“霧になる能力”しか使えない……) 丈二(どれくらいその状態が続くのかわからないが、恐らくそんなに長くない…… ヤツが『ハムバグ』を使ってこないこの数十秒間が、チャンスだ……!) 意を決したように、丈二はあふれ出る血液を口に注ぎ、含ませた。 そして再び繰り出された『ザ・ファイナルレクイエム』の“突き”を躱すと、 その右手に向かって口に含んだ血液を噴きかける。 ブーッ! 噴き出された細かい血液の分子が、その中に潜んでいた『アークティック・モンキーズ』の体をも細かくしていた。 霧状の敵に噴きかけられた血液の霧が、小さな分子同士でぶつかり、相手の体を掴んだ。 ガシッ! FR『!!』 A・モンキーズ『オラオラオラ』 掴んだ右手に、『アークティック・モンキーズ』が勢いよく拳の殴打を浴びせる。 その傍で中空から突然血が噴きだし、霧と化して周囲に溶けていた神宮寺 美咲紀が姿を現した。 彼女の右腕が、スタンドのダメージフィードバックで激しく損傷していた。 美咲紀「くッ……!」ボタボタ 丈二「お前が“霧”になれるなら、こっちも“霧”にして攻撃するだけだ」 丈二「腕の一本や二本惜しくないぜ。ただし、お前の腕だがな」 美咲紀「いい気にならないでね、坊や……!」 骨の砕けた右腕を支えながら、美咲紀がそう呟いた。 美咲紀「腕を折られたのは初めてよ。称賛に値する健闘ぶりね……でも」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ そう言って消失した『ザ・ファイナルレクイエム』の―― 丈二「な……!」 美咲紀「“一分”経ってしまったわ」 大量の分身たちが、庭中に出現した。 その数、ざっと20体あまり。 FR『………』ドバァーーーン! 丈二(分身しただと……!?) 美咲紀「お次はこの“分身”能力。あなたはきっとお腹いっぱいになる。デザートの『ハムバグキャンディ』まではたどり着けない」 美咲紀「フルコースは終わりよ……」 丈二「……ッ!!!」 ◇都内某所 都立○○小学校跡地 同時刻 丈二と美咲紀が相対しているころ、都立○○小学校廃校舎前で、ある異変が起こった。 ミシェルが『ホテル・ペイパー』の試練を受けに、廃校舎の中へ入って行って一時間。 外で待つ天斗と航平の二人は、激しい地震を感じた。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 航平「!? 地震!?」 天斗「あ、ああああッ!!!」 悲鳴に近い叫びを上げた天斗が、廃校舎を見上げていた。 航平がそばに駆け寄って天斗の視線の先をみやると、震源地となっていたのは廃校舎だった。 がたがたと建物自体が揺れ、窓ガラスを砕きながらその震動を大きくしていく。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 航平「な、なにが起きてる……?」 天斗「ミシェルさんが! 中にいるのに……!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 航平「中で何が……? まさか、失敗したのか……!?」 天斗「いやだよ……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ドゴオオオオオーーーーーン!!! めしめしと不吉な音が響いて、校舎の一階部分が圧によって沈み、崩落した。 テレビで見るような、砂でできた城を崩すような、激しい建物の崩壊。 数年前まで学びの場であったそれは、爆音を轟かせながら、無数の瓦礫の集まりと化した。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 天斗「いやだああああああああああ!!」 涙ながらの少年を絶叫が、砕け散った校舎の残骸を震わせた。 航平は目の前の光景に絶句し、泣きながら崩れ落ちた校舎へ駆ける天斗を止められなかった。 すると、舞い上がる砂埃の中に、ゆらりと立ち上がった人影を見た。 航平「……!? まさか……」 天斗「あ、あぁ……」 人影はほこりを払いながら、ゆっくりと歩き出した。 天斗はその顔を見ると、勢いよく飛びついた。 ミシェル「げほっ、げほ……oh、どうなってんのこれ……」 天斗「ミシェルさんッ!」ガバッ 咳払いをしながら、ミシェルが粉じんの中から現れた。 ミシェル「テント」 天斗「よかった……よかった……ッ!」 航平「無事だったのか……!」 航平が二人に駆け寄る。 航平「試練は、成功したのか?」 ミシェル「死んでないってことは、そうなんじゃない?」 天斗を抱きとめながら、ミシェルはそう言って軽く笑った。 ミシェル「ところで、ジョージは?」 航平「いないんだ。車もないし、どっか行っちまったらしい」 航平の言葉で、少し考えたのち、ミシェルは顔を青くして立ち上がった。 そして駆け出し、校門から外へ出る。 校門の外には、校舎の崩壊音をきき、ぞろぞろと野次馬が集まってきていた。 ミシェルは騒ぎに乗じて、キーが刺しっぱなしの野次馬の車に乗り込み、天斗と航平に乗るように告げた。 ミシェル「早く乗って!」 航平「人の車だぞ……」 天斗「どうしたの? 丈二さんに、なにか……?」 心配そうに、顔を覗く天斗。ミシェルはハンドルに視線を落とし、苦しそうに言った。 ミシェル「ジョージは、あの女のところに行ったのよ……。一人で全部終わらせるために……!」 航平・天斗「!!」 ミシェル「急がないと、ジョージが殺される!」 もはや、一刻の猶予もないらしい。二人が後部座席に乗り込むと、それに気が付いた車の持ち主が車に走ってきた。 ミシェルはそれを無視して、アクセルを強く踏み込んだ。 ◇都内某所 とあるお屋敷・中庭 同時刻 ザァァァァ…… ぽつぽつと降り出した雨は、瞬く間に激しい豪雨と化して、二人の体をずぶ濡れにした。 体に叩きつけられる雨粒が痛く、傷にしみた。 滴る雨に目を拭った一瞬に、20体ほどに増えた『ザ・ファイナルレクイエム』が、一斉に丈二に飛び掛かった。 FR『ヴォォォォォォオオオ!!』 丈二「くそッ! 『アークティック・モンキーズ』ッ!」 A・モンキーズ『ムヒーーーッ!』 応戦に、『アークティック・モンキーズ』の拳を繰り出すが、ほとんど意味がなかった。 迫りくる殴打の数に、追いつかない。攻撃はあきらめ、ひたすら防ぐことだけを考えた拳のラッシュ。 バキィッ! それでも防ぎきることは到底不可能で、許してしまった敵の拳が『アークティック・モンキーズ』の背中のギターケースを叩き割る。 この雨では、血が流されてしまって“赤色”を用意することができない。 よって“赤の世界”に逃げ込むこともできない。天候は丈二に味方しなかった。 幻影でない、全てが実体の20体と、それに対する小さな小猿1匹。 限界はすぐに訪れた。 ドスゥゥッッッッッ!!! FR『……』 丈二「……あ……ッ……」 美咲紀「……」 ザァァァァァ…… 背後から迫った一体の『ザ・ファイナルレクイエム』が―― 丈二「……かはッ」 丈二の胴体を、その右腕で貫いていた。 ズボッ! FR『……』 丈二「がは……」ドサッ 『ザ・ファイナルレクイエム』が勢いよく右腕を引き抜く。その場に倒れこんだ丈二の腹部に、大きな風穴が開いていた。 どくどくと溢れる血液が、暖かかった。 丈二「はっ……はっ……」ヒューヒュー 自分の残りわずかな“生命”の熱が、雨に流されていく。丈二は穴を押さえ、必死にそれを留めようとした。 うまく息ができず、頭の働きがどんどん鈍っていく。周りの景色がぼやけていく……。 眼前に拡がるねずみ色の雨雲から、降り注ぐ雨粒が丈二の顔を打ち付ける。 丈二「……や、だ……」ヒュー こんな、こんな汚い色の空が、俺が最期に見る空なのか? 丈二「……いや、だ……死に……たくない……死にたくない……」ヒュー 美咲紀「城嶋 丈二……死ぬのが怖いのね」 神宮寺 美咲紀が、微笑みを浮かびながら丈二の顔を覗き込んだ。 学生服姿の、まだ幼げの残るその顔立ち。しかし彼女の瞳と表情は決して子どものそれではなかった。 いや、人間のものでもない。こんな表情を、人間ができるわけがない。 美咲紀「だけど“死”のなにを知ってるの? 死んだこともないのに、どうして怖いと思うの?」 こんな表情、悪魔にしかできやしない。 美咲紀「“死”は天からの恵みなのよ。美しい“死”を味わったとき、 そのとき初めて人は、この世の“幸せ”を感じることができる」 丈二「いや、だ……いやだ………」ヒュー 美咲紀「究極の幸福を、あなたもすぐに感じるわ。私も何度は味わっているのよ。 あんなすばらしいものが、一度っきりだなんて、私は満足できないもの」 丈二「いやだ……」 美咲紀「これからも私はずっと味わい続ける。“旅”は終わらない……」 美咲紀「さようなら、城嶋 丈二」 呼吸が止まり、丈二の瞳孔が大きく開いた。 悪魔の笑みとねずみ色にくすんだ空が、冷たい虚ろな瞳に、映し出されている。 “死”した瞳は、なんとも静かだった。 ―B Part 2024― ◇東京織星シンフォニーホール・Aホール PM11:50 扉を押し開け、だだっ広いホール内へ足を踏み入れた比奈乃と彩の二人。 客席の列の間を抜け、階段を下っていき、ホール中央のステージへと向かう。 彩は、自分の前を歩く比奈乃の背中をいきなり刺したりはしなかった。 わざわざ大人しくこのAホールまで足を運んだのも、その間互いに手出しをしなかったのも―― 二人の間に明確なルールは存在しなかったが――それは暗黙の了解だったからだ。 ステージに上がると、比奈乃がナイフを懐から引き抜いて、言った。 比奈乃「一番大人しそうに見えるけどさ……」 彩「……」 比奈乃「実はお姉さんが一番悪いでしょ? 違う?」 彩「悪いって?」 比奈乃「臭うんだよね、お姉さんから……生ゴミみたいな臭いがさ……! 高い香水振りまいてもごまかせない――」 比奈乃「“最低な人間”の体臭……おえっ」 鼻をつまんで、比奈乃がわざとらしくえずいてみせる。 彩はそんな彼女の揺さぶりに対し、張り付けた冷たい表情を崩さず応じる。 彩「勘違いしないでね。私は良い人間でも悪い人間でもない。そして……」 彩「大人しくもない」タッ 比奈乃「!!」 そう言って、一瞬で比奈乃との距離を詰めた彩が、ひゅっと相手の顔めがけて右手を突き出した。 その手には、いつの間にかナイフが握られている。 咄嗟に身を反らしてナイフを回避した比奈乃が、相手の右腕を落とそうと、半円を描くように自分のナイフを振う。 彩「……」バッ! 右腕を振り上げ、反撃をバックステップで避けた彩は、またしても相手の頭をめがけ、ナイフを投擲した。 飛んできたナイフを比奈乃が弾くと、宙に舞い上がった彩が、飛び回し蹴りの姿勢を取っていた。 比奈乃「……!」ガッ! 中空で炸裂する、鞭のようにしなる右脚の、回し蹴り。それを腕でガードして、比奈乃は空いた手に持ち替えた ナイフの切っ先を、彩の脚にねじ込もうと突き出す。 彩は比奈乃の手を殴りつけ、ナイフをはたき落してそれを妨害した。 比奈乃「……」バシュッ! 彩「……」グルン 腹めがけて放たれた比奈乃の蹴りを、中空で器用に身をくねらせ躱し、彩がステージに足を付けた。 わずか数秒間の体術のやり取りで相手の力量を読み取り、二人は互いに一歩引いて距離を離し、構えを取る。 比奈乃(やばっ、やり手だこの人……めんどくさ……) 彩(かなり動けるな……こいつ、強い) 比奈乃(うっとうしいなー……殺さなきゃ……) 彩(美咲紀様を脅かす存在になり得る……ほっとくわけにはいかない、か……) 比奈乃「『ダーケスト・ブルー』!」 彩「『デッドバイ・サンライズ』!」 ドバァァーーーン! スタンドの名を叫び、互いにスタンドを出現させたのは同時だった。 藍色に煌めく電気を纏う、『ダーケスト・ブルー』と、ウサギのような耳を垂らす女性型の『デッドバイ・サンライズ』。 それぞれのスタンドを通して、にらみ合いを続ける二人。 比奈乃・彩*1 バッ! DB『ウオオオオオ!!』バチバチ! 比奈乃・彩*2 DS『……』ダッ! 二体のスタンドが、同時に相手めがけて駆けだした。 比奈乃・彩((こいつは不運だッ!)) ―A Part 2027― ◇都内某所 とあるお屋敷・中庭 同時刻 ザァァァァァ…… 屋敷の表に車を停め、ミシェルら三人が門をくぐって内部へ侵入する。 雨の勢いは衰えず、あっという間にずぶ濡れになった三人が、屋敷の廊下を濡らしながら歩く。 ふと中庭の方を見やると、豪雨の中、誰かが外に立っているのが見えた。 神宮寺 美咲紀だった。 ミシェル「……!」 彼女の足元を見て、ミシェルは絶句した。誰か、倒れてる。 ほぼ、間違いない。 中庭に飛び出し、美咲紀のもとへ歩み寄る三人。顔に張り付いた長い髪をかき分けて、美咲紀がほほ笑んだ。 天斗「うそだ……」 一歩一歩、歩み寄る。雨に流された血が、あたりの芝を赤く濡らしていた。 倒れていたのは、丈二だった。 ミシェル「ジョージ……」 航平「……ッ」 膝をついたミシェルが、丈二の体を抱き起こした。肌は凍ったように冷え切っていた。 当然のように脈はなく、見開かれた瞳に、生気は宿っていない。 ミシェルは雨でぐしゃぐしゃになった丈二の髪を整えて、開きっぱなしのまぶたをすっと閉ざした。 ミシェルの両目から零れた生温い涙の粒が、冷たい雨粒と混じって丈二の凍った頬に落ちる。 ミシェル「ごめんね、ジョージ……間に合わなくて……!」 天斗「なんでだよッ! なんでこんなことするんだよッ!」 微笑を浮かべる美咲紀に、天斗が吠えた。 美咲紀「会えて嬉しいわ天斗。……でもね、すべてあなたがいけないのよ」 美咲紀「私から逃げるみたいにコソコソ隠れて……かくれんぼは楽しめたけれど、そいつが死んだのはあなたのせい」 天斗「うるさい! 僕のせいじゃない!」 激しい雨音にかき消されてしまいそうな、か細い叫びだった。 航平「ふざけんなよ、お前……! 何様のつもりなんだ、人の命をなんだと思ってんだよ……!」 美咲紀「どーでもいいわよ。それよりさあ天斗。“方舟”を出しなさい」 そう言って、美咲紀は“スタンガン”を天斗の目の前に投げた。 美咲紀「使い方はわかるわね?」 航平「従わなくていいぞ、天斗!」 航平がミシェルと天斗の前に立ち、二人をかばう仕草を見せる。 美咲紀は航平など眼中に入っていないかのように、背後の天斗に向かって語りかける。 美咲紀「やらないならこいつとその女を殺すわ」 天斗「……っ」 航平「やめろ! まだ子どもだぞ、一体なにさせようってんだ!」 美咲紀「“来世”に行くだけよ。もうあなたたちに、興味なんかないの」 航平「は…? “来世”……!?」 思わず言葉を繰り返した航平に、美咲紀が続ける。 美咲紀「肉体は“棺”、命は“燃料”、そしてその子のスタンド…… 『クライング・ライトニング』は“方舟”。私たちを“来世”に運ぶためだけのスタンド」 航平「い、意味わかんねえよ……何を言ってんだ……そんなとこ行って、どうすんだよ」 美咲紀「『どうする』じゃないのよ。“そこにあるから”行くの。理由なんか必要ない」 言い放った美咲紀の瞳を見据えて、航平は怒りに拳を震わせる。 爪が食い込むほど強く拳を握り、沸騰した熱い息を吐き出す。 航平「そんな、そんなくだらないことのために……みんな死んだのかよ……!」 航平「ふざけんなァッ!!」 拳を振り上げ、美咲紀に殴りかかる航平。だが、突然横からすっと伸びた白い手に腕を掴まれた。 傘を差した長身の女性、宮原 彩が強い力で航平の腕を握りしめていた。 航平「……なっ……!」ギリギリ 彩「……」ググッ… そのまま彩に放り投げられ、航平は雨に濡れた地面に叩きつけられた。 美咲紀が泥のついた靴で航平の頭を踏みつけ、怒鳴る。 美咲紀「天斗! 『クライング・ライトニング』を出しなさい!」 天斗「……っ」スッ・・・ 天斗が、目の前の“スタンガン”に手を伸ばした。 航平「だめだ……やめろ……」ググ… ミシェル「テント……」 天斗「約束して……二人に、手を出さないって」 美咲紀「いいわ。約束しましょう。二人には手を出さない」 天斗「それと……」 美咲紀「?」 雨に濡れたスタンガンをぎゅっと握りしめ、天斗は美咲紀を見上げながら声を絞り出した。 天斗「“舟”には、丈二さんも乗せる。それでいいなら、出すよ」 提示された条件に、一瞬驚いた表情は見せた美咲紀は、そのあとふぅと呆れたように息を吐き出す。 美咲紀「もう死んだじゃない」 天斗「“魂”は、まだ遠くに行ってない。今ならまだ、途中で拾っていける」 美咲紀「拾ってどうするの」 天斗「“来世”で、丈二さんがあんたをやっつけてくれる。僕はそう信じる。 だから、丈二さんの魂もいっしょに、“来世”へ送り届ける!」 嘲笑を含んだ美咲紀の質問に、天斗はより一層強い意志を瞳に宿して、毅然とした口調で答えた。 美咲紀「ずいぶんインスタントな希望ね。いいわ。 私に異論はない、あなたの好きにしなさい」 そう言って合図すると、屋敷からもう一人、後藤 柚子季が出てきて美咲紀のもとへ駆け寄った。 棒付き飴を咥えながら、ひとりごちる。 柚子季「ふー、“現世”とももうお別れかぁ」 “方舟”とやらに乗ろうと集まった三人娘を見て、ミシェルが火のついた決意を口にする。 ミシェル「……私もいくわ」 天斗「…えッ!?」 突然の言葉に、動揺を隠せない天斗。 ミシェル「私も連れて行って、“来世”に」 天斗「な、なにを言ってるの……!?」 ミシェル「ジョージ一人じゃ、きっと勝てない。また殺されてしまうわ。だから……」 天斗「僕のスタンドで移動するってことは、死ぬってことなんだよ!? “来世”に行くっていうのは、僕のスタンドに殺されるってことなんだ!」 ミシェル「わかってる」 天斗「僕はイヤだ! これ以上、もう誰にも死んでほしくないッ!!」 震える声で訴える少年の姿に、決心した胸が痛んだ。 ミシェル「わかってるよ。わかってるから……だから行くんだよ。もう、誰にも死んでほしくないから」 天斗「……ッ!」 ミシェル「コーヘイ」 航平「……」 ミシェル「テントをよろしくね」 航平「……ああ。後のことは任せろ」 航平「……丈二を、あいつを頼む」 航平は、それ以上なにか言ってくることはしなかった。 満足した答えを聞けたのか、ミシェルはふっと柔らかい笑みを浮かべた。 天斗の方を見やると、ミシェルの言い分に折れた彼の苦しそうな表情が目に突き刺さった。 よかった。この子は、頭がいい。とっても大人だ。 この子のために死ねるなら、こんな幕切れも悪くない。 美咲紀「準備はいいわね?」 柚子季「いつでもいけますよぉ」 彩「同じく」 やりとりが終わるのを見届けてから、美咲紀が口を開いた。 同調する二人の取り巻きを侍らせ、天斗に合図する。 冷たくなった丈二の遺体を抱きながら、ミシェルが天斗に、言った。 ミシェル「天斗……」 天斗「……」 ミシェル「“来世”で、また逢おうね」 天斗が、スタンガンを自分の首元に付ける。そして―― 美咲紀「それではみなさま」 美咲紀「ご機嫌麗しゅう」 カチッ 天斗「ああああああああああああ」バチバチバチバチ そこから発せられる強い“電気”が、少年の細い首筋に放たれ、幼い体を震わせた。 ズズズズズズズズズズズズズズズズズ…… ミシェル「!! これが……」 美咲紀「出た……!」 すると、雨雲を遮って上空に、黄泉の川を渡る、巨大な舟が出現した。 船首部に、小さな“悪魔”のスタンドが立っている。 『クライング・ライトニング』と呼ばれるそいつは、地上から舟を見上げるミシェルたちを、上空から見下ろして、派手に笑った。 CL『キャハハハハーーーーーーッ!! “あの世”ニ行キテェノハ、全部デ何人ダ!?』 ―B Part 2024― ◇東京織星シンフォニーホール・Aホール 同時刻 彩「あああああああああああああああ」バチバチバチバチ 一瞬の隙を付き、彩の腹部に押し当てた『ダーケスト・ブルー』の掌から、“藍色の電撃”が放たれる。 普通の大人なら一撃で気を失うほどの電気を体中に喰らい、あまりの衝撃が彩の体が後方に弾き飛ばされた。 比奈乃「やった!」 DB『……』バチバチッ 弾き飛んだ体が、壁に叩きつけられそうになったその瞬間、彩がコントロールを失ったはずの体を器用にロールさせ、 壁を蹴って、比奈乃の方へ飛んだ。 彩「……」グンッ! 比奈乃「なッ!?」 ロケットのように突っ込んだ彩の右ひざが、比奈乃の腹部にめり込んだ。 ドゴォ! 比奈乃「ぐふっ……」 彩「ごめんなさいね。電撃には慣れてるの」 敵が怯んだその一瞬に、『デッドバイ・サンライズ』が蹴りのラッシュを浴びせる。 両腕を構えガードする『ダーケスト・ブルー』だが、『デッドバイ・サンライズ』が放つ脚は、比奈乃の両腕を砕く勢いだった。 DS『……』シュバババババッ! DB『グ……』ベキベキベキベキ 比奈乃「……ッ! ッざッけんな……この……」ミシミシミシッ “藍色の電撃”が、どんどんと黒ずんだ色へと変色していく。 凶暴な雷鳴が轟いて、空気が割れる。そのとき、比奈乃の瞳は、怒りという“負”の感情で満たされていた。 “紺碧の電撃”と化したそれが、『ダーケスト・ブルー』からバリバリと激しく発せられる。 彩(! なんて、凶悪な……) 比奈乃「カス!!」 DB『ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!』バリバリバリッ! 『ダーケスト・ブルー』の右腕に“紺碧の電撃”が纏わって、拳が放たれる。 彩は大きくのけぞって、皮一枚のところでギリギリ避けるも、追撃は避けられないと判断した。 彩(二撃目の拳は避けられない! 仕方ない……!) DS『……』ピピピッ 比奈乃「!!」 見てわかる“紺碧の電撃”の凄まじい破壊力。常人なら激しいスパークを見ただけで恐怖に慄くが、彩は冷静だった。 彩は『デッドバイ・サンライズ』に持たせた“スタンド爆弾”をその場で炸裂させ、二人の間に爆発を生み出した。 チュドォォーーーーーーン!! 『デッドバイ・サンライズ』の“スタンド爆弾”の威力は、デジタルカウントの残り時間と反比例する。 爆弾を出現させてから、カウントを刻むのを待たずすぐに爆発させれば、その威力は非常に小さい。爆竹ほどである。 逆に、爆弾を出現させてからしばらく時間を置けば、雪だるま式にその破壊力は増していく。 彩「……くッ! げほっ、げほ!」 比奈乃「げほっ、げほっ! 爆弾……!?」 今起動させた爆弾は、出して間もないもので、爆発の規模は大きくなかった。 煙の中から飛びのいた彩と比奈乃の体には、超近距離で爆発させたのにもかかわらず、大したダメージは刻まれていない。 爆弾が、急場で用意されたものであるからだ。 爆発で目をくらませ、“紺碧の電撃”を回避するために、起動させた小さな爆弾。せいぜい軽いやけどと、衣服が破けた程度であった。 比奈乃「ちっ、コートが破けて……。……!!!」 ボロボロになった黒いコートを脱ぎ捨てようとしたときだった。比奈乃は、首に巻いた長いマフラーの端が、 爆発によって焼け焦げているのを目撃した。 比奈乃「マフラー……」 彩「マフラー? そんなに大切なものなの?」 比奈乃「……」 彩「脱いで置くべきだったね。そもそも戦闘中に、そんなもの首に巻くなんて正気とは思えないけど」 彩「ま……どうせ死ぬんだし、別に関係ないでしょ? もう」 比奈乃「……うるさい、死ね」 そう呟いて、比奈乃が動こうとしたときだった。比奈乃は、自分の両腕や体中に、 無数の『デッドバイ・サンライズ』の爆弾が取り付けられていることに気が付いた。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 比奈乃「!」 彩「さっきの攻撃の時……つけさせてもらったわ。あなたの体中に……。 あと三十秒ほど経ったら、一斉に起動する。人間花火の出来上がり」 比奈乃「このクズ……!!」 彩「助かりたい? いいよ、方法を教えてあげる。“私に触れればいいの”。 そうすれば爆弾を私に移すことができる。まあ、あなたじゃ私には触れられないけど」 彩「“爆弾ゲーム”、スタート!」 比奈乃の体から発せられる、“紺碧の電撃”がどんどん勢いを増していく。 彼女は完全に怒りに支配されていた。 ホール内を駆けまわる彩を追い、比奈乃の俊足が爆ぜる。 彩「鬼さんこっちよー!」 比奈乃「……」ビュンッ! 彩「わぁ、疾い! でもね、それだけじゃ……」 DS『キキキ』 彩「私は捕まえられないわ」プクプクプク 比奈乃が彩の背後を取り、その電撃を浴びせようと手を伸ばしたときだった。 彩がいつの間にか手にしていた“シャボン液”の容器から、“シャボン玉”を作って比奈乃に吹きかけた。 『デッドバイ・サンライズ』の爆弾を溶いたシャボン液が、玉となってふわふわ浮かび、破裂する。 チュドーーーン! 彩「子供だまし程度の威力だけど、目くらましには十分!」 比奈乃「……ッ、の……!」 彩「いくら脚が速くても……30秒逃げ切るくらい、わけない」 そう言って、彩はふたたびシャボン玉を吹いた。 空中でいくつも爆発し、比奈乃の行く手を阻む。怒りで前が見えなくなり、冷静さを欠いた状態で、 もはや捕えるのは不可能と言ってよかった。比奈乃は、完全に彩に遊ばれていた。 そして、さらなら不幸が彼女を襲った。 比奈乃「……あ、れ……?」ガクン ひざががくんと崩れ、床につく。足に力が入らず、立ち上がることができない。 彩「……あら?」 “紺碧の電撃”使用時の超高速移動は、脚の神経に電気を流し、筋肉を過剰に稼働させることで行う技術であった。 早い話、ようするに力の使い過ぎで脚にガタがきたのである。 比奈乃「はぁ……はぁ……はっ」 彩「……終わりね」 刻々と刻まれる爆弾のカウント音が、脈打つ自分の心臓の鼓動と、重なって聞こえた。 表示を見ると、残り十五秒。 もうどうすることもできない。比奈乃は瞳を閉じた。 比奈乃「はぁ……はぁ……」 走馬灯の一種か? 脳裏に、様々な映像が映し出されていく。 マフラーをしてるのは、お母さんのまねだ。 「すぐに帰るね」と、寒い冬の日に、お母さんは長いマフラーを巻いて外へ出かけたっきり、戻ってこなかった。 お母さんが好きだったマフラー。マフラーをしていれば、きっとお母さんは私を好きになってくれる。 帰ってきてくれる。冬の季節が来れば、いつかお母さんが迎えに来てくれるような気がしていた。 「あの子、キモくない? いっつも一人でぽつーんとして、そのくせへらへら笑っててさ」 「年中真冬の格好して、浮いてんだよ。暑苦しい」 「しっ! 聞こえるってば、殺されるよ?」 「聞いたんだもん。あの子、バケモノだって」 比奈乃「……」ニコニコ 小さいころから、私は敵意と悪意に囲まれて育った。 手のひらから電気が出るからだ。 私は、とにかく作り物の笑顔を絶やさないように努力した。 「ひっ! やめてッ! やめてッ!」 比奈乃「……」ドガッバキッ 笑顔を絶やしてしまうと、内にため込んだ“負”が表にでてきてしまうからだ。 そうなると、私は頭の中が真っ白になってしまう。 昔、私はそれが原因で悪口を言ったクラスメイトを半殺しにしてしまった。中学生のときだ。 それ以来、笑顔には細心の注意を払ってきた。 どんな仕打ちを受けても、笑顔は絶やさないと決めた。 気味悪がる人もいたけど、大抵の人は笑顔の人間に対して、全開の悪意をぶつけたりしない。 まがい物でも、心では泣いていても、とりあえず笑顔でいれば、何事も丸く収まることが多いのだ。 これが私の処世術。人生の全てだった。 丈二「なんで笑うんだ? 傷ついたら泣くべきだし、傷つけられたら怒るべきだ」 ある日、私の全てをたった一言であっさり否定した人が現れた。 彼が差し伸べてくれた手を取ると、そこには初めてみる様々なものが広がっていた。 琢磨、忍、航平……仲間たちと、友情と、恋と、心から笑うこと。 私は初めて、鏡に映る自分の、作り物じゃない本当の笑顔を見ることができた。 その人は教えてくれた。 偽物の笑顔でフタをするだけじゃ、ネガティブな感情を閉じ込めるだけじゃ、幸せにはなれない。 ポジティブに生きるのなら、自分にウソはつくな。正直に生きろ。 内にたまったフラストは、全部外に放出しろ。周りに撒き散らすのとは違う。 怒りや憎しみ、悲しみを上手にコントロールして、力に変えるんだ。 比奈乃「コントロール……するんだ……」 そうだ。支配されるんじゃない、コントロールするんだ。 例え“負”の感情でも、私の感情なら。私が支配できないわけがない。 でないと、私は、大切なものを守れない。 うわ言のように呟いた比奈乃の声は、彩には届かなかった。 彩はひざをついた比奈乃を離れたところから見下ろして、残り五秒とカウントした。 彩「4……」 比奈乃「弱い自分を……」 私を変えてくれたもの、私を救ってくれたもの―― 比奈乃「心を……」 彩「3……」 絶対に失いたくない―― 彩「2……」 比奈乃「コントロール……」 もう独りは―― 彩「1ッ!!」 比奈乃「するッ!!」 イヤだッ! 最後のカウントが、力強く刻まれた、その瞬間。 バチバチバチッ 彩「……?」 一瞬、何かが弾けるような音が聞こえた。電撃のそれに似た、透き通った音だった。 次の瞬間、比奈乃の体に取り付けられていた、無数の“スタンド爆弾”が―― 比奈乃「……」 DB『……』 彩「……は?」 全て、消失した。 比奈乃「これは……」 指先で小さく、今までみたことのない色の電撃が、びりっと弾けた。 深みのある、まるで海のような青紫色の電撃。決して暗くない、透き通る美しい青色。 まるで、宝石のような“蒼”の電撃だった。 比奈乃「綺麗……」 彩「な、なにが起きた……!?」 比奈乃「はぁ、はぁ……」 しかし依然として、比奈乃の脚は動かないまま。突然消滅した爆弾のことは考えず、 彩はこのチャンスに飛びついた。 彩「もういい! 死ね! 『デッドバイ・サンライズ』ッ!!」バッ! DS『キキキーッ!!』 『デッドバイ・サンライズ』の右脚が比奈乃に迫ったそのときだった。 『ダーケスト・ブルー』の全身から、美しい青紫色の電撃が、ホール中に拡散した。 DB『……』 バチバチバチバチ バァァァァァァァァァ 彩「―――!! ホール全体を眩い閃光が包み込む。思わず目を閉じた比奈乃が、次に目を開けると―― 比奈乃「!!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 彩と『デッドバイ・サンライズ』を含め、Aホールそのものがまるっきり、ばっくりと消滅していた。 観客席やステージ、天井が消え、頭上には夜空が広がっている。 ビュォォォ…… 比奈乃「消えた……」 “電撃”は新たな段階へ成長した。 “電撃”を操る力というのは、つまるところ“電子”を操る力と言い換えることができる。 物質と物質とを繋ぐ“電子”。それを直に操ることで―― 比奈乃「そうか、この……電撃は……」 “電子”を断ち切り、物質を分子レベルで分解することが可能となったのであった。 この、“紺碧の電撃”を超えた、新たなる電撃で。 比奈乃「“蒼玉(サファイア・ブルー)の電撃”……」 “蒼玉の電撃”。全身の力が抜けたのか、比奈乃はそう呟いて、その場で気を失った。 天を覆う紺碧の夜空が、気絶した彼女の体を冷やしたが、首に巻いたマフラーだけが、彼女の勝利を讃えるように、優しく暖かく、包み込んでいた。 <<東京織星シンフォニーホール・Aホール 比奈乃vs彩 決着!>> ○『ダーケスト・ブルー』藍川比奈乃・・・・・・勝利 “蒼玉の電撃”を会得。その後気絶する。 ×『デッドバイ・サンライズ』宮原彩・・・・・敗北 “蒼玉の電撃”により体を分解され、消滅 < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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「一気に冥土へ導いてやる」 【名前】 札僧正 【読み方】 ふだそうじょう 【声】 根本央紀(現:ひさのり) 【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン 【登場話】 第十四章「二人のサヤ」 【所属】 宇宙海賊バルバン/ブドー魔人衆 【分類】 ブドー魔人 【俳句】 「写真機の 呪いの札に 弾け飛び」 【生物モチーフ】 イカ 【和風モチーフ】 僧侶 【名前の由来】 札+僧正 【詳細】 ブドー魔人衆の1人。 梵字を書いた札を対象に張り付け、印を結んで爆発させる能力を有する。 ギンガの光が姿を潜ませる物その2「写し取る物(=写真機)」という手掛かりを元にし、上述の能力でカメラの破壊を目論む。 その過程でサヤと瓜二つのアイドル・星野美咲を撮影するカメラも破壊し、そこへギンガマンが駆け付ける。 ピンクの左足に札の呪いを掛け、彼女のキバアローの射撃を札で美咲の方に弾き返して撤退する(美咲の「その光の矢の爆発で足を挫いた」という嘘を信じたサヤは彼女の代役をする事になる)。 その後、美咲出演のドラマのロケ現場でカメラを破壊し、ピンクを札の呪いによる激痛で苦しめる。 金縛りの札でピンク以外の4人の動きを封じるが、美咲と互いに成り変わるサヤの作戦(ピンク曰く「素敵なショー」)に引っ掛かり、札を束ねた板をピンクに破壊されてしまう(それと同時に金縛りの札とサヤの札の呪いも消え去った)。 レッド達4人に賊兵ヤートットを一掃され、ピンクの引っ掻き攻撃とキバアローの射撃に怯み、銀河獣撃弾を受け敗北。 その直後、「最後の奉公」としてバルバエキスを飲んで巨大化する。 ギンガイオーの挑発に乗って立ち向かうが、錫杖を受け止められると銀鎧剣の斬撃に怯み、最期は流星弾を受け爆散した。 【余談】 頭部や錫杖の先端がイカに似ている。 錫杖を武器とするイカ系の怪人はシリーズ第33作目にも登場している(所属組織の怪人も和系デザインになっている)。 声を演じる根本氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となる。
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その直後、界刺の携帯が鳴り響く。 界刺は、携帯の画面に表示されている電話主を確認し、一息を吐いた後に電話に出る。 「もしもし」 「界刺さん!!今何処にいるんですか!!」 電話主は一厘であった。彼女は大声で界刺に問い掛ける。その声には焦りの色が十二分に含まれていた。 「何処って、公園だよ。この前、君とWデートした時のさ」 「な、何でそんな所に・・・」 「いやね、あのお嬢さんと待ち合わせしていたんだよ。この前貸した俺の服を返してもらうために」 「は、春咲先輩はそこにいるんですか!?」 一厘は一縷の希望を持って界刺に春咲が傍にいるか確認する。だが、 「いんや、いない。どうやら、風紀委員だったことが過激派の救済委員達にバレて、しかもとっ捕まったようだ。さっきメールで連絡が来たよ」 「えっ・・・?」 界刺のあっけらかんとした発言に言葉を失う一厘。 「え~と、なになに。『今から裏切り者の安田改め春咲桜を“制裁”しま~す!何と、彼女は風紀委員だったのです! この裏切りも同然な彼女に私達過激派は断固たる“制裁”を加えようと思います。もし、参加したければ、第6学区の○○まで。』って文面だな。 ご丁寧にとっ捕まったあのお嬢さんの写真付き。全く趣味が悪いねぇ」 「・・・・・・」 「あのお嬢さんが下手を打ったのか、過激派の連中が調べ上げたのか、どっちにしろバレるのが早-な。俺の予想より結構・・・」 「・・・してるんですか?」 「えっ?何?」 界刺の他人事のような口調に、何時の間にか声が低くなる一厘。その声色にははっきりとした憤怒の意思が込められていた。 「そこまでわかってて・・・あなたは一体何をしているんですか!!?何のためにあなたが『そこ』にいるんですか!!?」 「ちょっ!!大声で話すな!耳が遠くなるっつーの!」 「真面目に答えて下さい!!何故あなたは春咲先輩を助けに行かないんです!!? 今こうやって、あなたがボーっとしている間にも春咲先輩が危険な目に合ってるかもしれないんですよ!!?」 「・・・かもな」 「私なら、すぐに春咲先輩を助けに駆け付けます!!なのに、あなたは・・・!!『学園都市の人間を守りに行く』って言った言葉、あれは嘘だったんですか!!?」 一厘の頭の中は、今や界刺に対する憤怒や疑問しかなかった。電話の先にいる男が理解できない。何故平然としていられるのか。 確かに界刺得世という男は変わっていると常々考えていた。だが、ここまでの大馬鹿野郎だったとは、一厘は夢にも思わなかった。 人が危険な目に合っているのにも関わらず、助けようとしない薄情者。今の界刺に対する印象が、まさしくそうだった。 「嘘じゃないよ、リンリン」 なのに、電話の先にいる男の口調には一切の淀みが感じられなかった。まるで、一厘が激怒することを見越していたように。 「ただ、俺にとって学園都市の人間を守るってのは、『シンボル』が・・・正確には真刺の奴が唱えた信念に基づいているってだけの話なんだよ」 「『シンボル』の信念?」 「そう。『高位能力者が責任と自覚を持って学園都市内の人間を守る手本となる』という信念さ」 「だったら、尚更です!!何であなたはその信念に基づいて、春咲先輩を救おうとしないんですか!?」 一厘は、いよいよわけがわからなくなってくる。界刺は『シンボル』の信念に沿って学園都市の人間を守ると言っている。 ならば、何故春咲を救おうとしないのか?『高位能力者が責任と自覚を持って学園都市内の人間を守る手本となる』というのなら、尚更に。 「君は、あのお嬢さんを“今”助けることが正しいと思うのかい?」 だから、界刺の逆質問をすぐには理解できなかった。 「はっ?・・・た、正しいに決まっているじゃないですか!!春咲先輩が危ない目に合っているかもしれないのに、何故それがいけないんですか!?」 「それは風紀委員として?それとも一厘鈴音としてかい?」 「どっちもです!!私自身として!そして、風紀委員として!!『己の信念に従い正しいと感じた行動をとるべし』という私達風紀委員の信念に懸けて!!」 『己の信念に従い正しいと感じた行動をとるべし』。それは風紀委員の心得の1つであり、それ自体がスローガンとなっている在り方。 一厘はこの信念を背負うことに誇りを持っていた。それは、風紀委員一厘鈴音という少女の行動指針にもなっていた。 「『己の信念に従い正しいと感じた行動をとるべし』か・・・。いい言葉だね」 「いい加減はぐらかさないで下さい!!何故あなたは・・・」 「なら、ハッキリ言わせてもらうよ、リンちゃん。君があのお嬢さんを“今”助けに行くことは・・・『正しくない』!!」 「!!!」 界刺は断言する。一厘が一厘鈴音自身として、そして風紀委員として下した“春咲桜を今すぐ助けに行く”という判断が『間違っている』と。 「・・・ど、どういうこと・・・」 「さっきの質問への返答がまだだったね。え~と、『シンボル』の一員として何故助けないのか・・・だったかな。それなら、話は簡単だ。 “今”助けに行ったら、春咲桜という少女に責任と自覚を持たすことができないからだ」 「えっ・・・?」 「まぁ、これは俺の考えだから、君がどうしてもあのお嬢さんをすぐに助けに行くってんなら、俺にはそれを止める権利は無い。 場所は今さっき教えたよね。行きたければ行ってくるといい。行って、助けて・・・その結果として、君があのお嬢さんの『何を』守れるのか・・・楽しみにしているよ。それじゃ」 そうして、界刺は電話を切った。それで話は終わりとでも言わんばかりに。 一厘は、呆然としていた。もう通話が切れているのに携帯を耳元から離さない。 「(わ、私は『間違った』ことなんか言っていない!!『正しいこと』を言った筈!!春咲先輩が危険な目に合うのを黙って見過ごせるわけない!!風紀委員として!!私自身にとっても!!)」 人が危険な目に合っているのに助けないわけがない。そんな光景を見たなら、聞いたなら、知ったなら躊躇無く助ける。それが一厘鈴音という少女の『正しいこと』。 「(な、なのに!!なのに!!!何であの人はあんなことを言うの!?何で『正しくない』って言うの!?何で・・・どうして・・・)」 一厘の頭の中はぐっちゃぐちゃになっていた。そのために、自分がヨロヨロと歩いていたことにも気が付かない。 ズタッ!! ゴンッ!! 「キャッ!!痛~っ・・・」 どこかで躓いたのか転倒してしまい、机の角に頭をぶつけてしまう一厘。ぶつけた痛みが一厘を襲う。 数十秒後、一厘は立ち上がらないまま地べたに座り、背中をぶつけた机にもたれ掛けていた。 「(もう・・・何よ!!何なのよ!!ワケわかんない!!何で私がこんな思いをしないといけないの!?何で“私”をあんな男に否定されないといけないの!?)」 半ば自暴自棄になりかけている一厘。何が『正しく』て、何が『間違っている』のか、その判断が今の彼女にはできない。 「(私は『正しい』!!あの男の方が『間違っている』!!そうよ、今からすぐに春咲先輩を助けに行って・・・私が『正しい』ってことを証明してやる!!)」 一厘はよろめきながらも何とか立ち上がる。今この瞬間にも春咲がケガを負わされているかもしれない。そんな先輩の姿を絶対に見たくない。 一厘はすぐに支部の戸締りに掛かる。数分後、後は消灯し、戸締りをし、支部を出るだけとなった。 「(そうよ・・・そうよ!!あんな男を信じたのがそもそもの間違いだった!!私が最初から春咲先輩に付いていたら、こんなことにはなってなかった!! 見てなさい・・・バカ界刺!!あなたが『間違っている』ってことを・・・私が『正しい』ってことを証明してあげ・・・)」 『行って、助けて・・・その結果として、君があのお嬢さんの『何を』守れるのか・・・楽しみにしているよ』 「!!!」 だが、そんな彼女だからこそ、他人を人一倍気遣う心優しい彼女だからこそ、気が付いてしまった・・・それは矛盾。 『“今”助けに行ったら、春咲桜という少女に責任と自覚を持たすことができないからだ』 本来全く関係無い界刺得世が、自分の生活を削ってまで何のために、それこそ救済委員になってまで何故春咲桜の傍にいたのか。 『風紀委員の皆は・・・優しい。でも、誰1人だって私の本当の気持ちに気が付かない!!気が付いてくれない!! 「大丈夫だよ」って。「レベルなんて関係無い」ってそればかり。大丈夫なわけ無いでしょ!!関係無いわけないでしょ!!! そんな・・・こんな私に気を使ってくれる皆が・・・とてつもなく煩わしかった!!その気配りが・・・私だけが無力だと証明しているかのようで!!』 春咲桜が、何故救済委員になったのか。何故自分達風紀委員に悩みを打ち明けてくれなかったのか。 『(私は「正しい」!!あの男の方が「間違っている」!!そうよ、今からすぐに春咲先輩を助けに行って・・・私が「正しい」ってことを証明してやる!!)』 それなのに、一厘鈴音は自分の『正しさ』を証明するために春咲を助けに行くと心の中で決めた。決めてしまった。 それは、嘘偽りの無い一厘鈴音という少女の本音。春咲桜というレベルの低い少女―弱者―に対して、一厘鈴音というレベルの高い少女―強者―が抱いた・・・差別的な感情。 「ハハハ。・・・ハハハハハハハハハハハッッッッ!!!!!」 自分の心中に潜んでいたその感情を自覚した瞬間、その場に座り込んで高々に笑い声を挙げる一厘。その目には・・・涙が溢れていた。 「ハハハハハッッッ!!!何よ!何なのよ!!この気持ちは!!この感情は!!!」 大声で笑いながら、涙を流しながら、顔をくしゃくしゃにし、手で顔を覆う。 「馬鹿だ!!私は救いようが無い大馬鹿だ!!!何よ・・・春咲先輩のことを真剣に考えていなかったのは、私の方じゃない!!!」 泣き声が混じるその言葉は・・・春咲に対する懺悔か。 「私は自分の『正しさ』を証明するために先輩を助けにいこうとした!!何の言い訳もできない、それが私の本音だった!!! 何でよ・・・何でこんな感情が私の中にあるのよ!!!私は・・・ただ先輩のことが心配だっただけ・・・だけだった筈なのに!!!」 遂には顔を地面につき、うずくまってしまう。 「・・・あの人の言う通り、私が『間違っていた』!!私は『正しくなかった』!!!こんな、こんな私に春咲先輩を救う資格なんて無い!!!私は・・・私は風紀委員失格だ・・・!!!」 『己の信念に従い正しいと感じた行動をとるべし』。それが、一厘鈴音の支えだった。その支えが今、脆く崩れようとしていた。 「こんな、こんなものを!!風紀委員の腕章なんて!!私に付ける資格は無い!!!・・・・・・こ・・・こん・・・こんなもの!!!」 自分の腕に付けていた風紀委員の腕章を乱暴に掴み、それを引き千切ろうとする一厘。彼女はいよいよもって、引き返せない地点にまでその足を進めようとしていた。 ピロロロロロロロ~ その間際に鳴り響く一厘の携帯電話。その着信音に気付いた一厘は、今まさに引き千切ろうとしていた腕章から手を離し、震える手で電話主を確認する。 そして、携帯の画面に表示された名前に瞠目し・・・3度の息を吐いた後、ようやく電話に出る。 「・・・・・・もしもし」 「あ。リンリン?まだ支部に残ってる?」 飄々としたその声の主は―界刺。 「・・・・・・何よ」 「いやね。ちょっと調べモンをして欲しいっていうか、ある場所の地図をメールして欲しいと思って。 その感じだと、まだ支部を飛び出ていないようだね。よかった、よかった」 先程の剣呑とした応酬など忘れてしまっているのか、その口調は何時もの彼そのものであった。 そんな界刺に、一厘は涙声になりながらも言葉を告げる。 「・・・あのね」 「うん?」 「あなたの言う通り、私は『間違っていた』。私は・・・自分の『正しさ』を証明するために春咲先輩を助けようとしていた」 「・・・」 「全然春咲先輩のためじゃ無かった。私は心の何処かで思っていた。“弱い”春咲先輩を“強い”私が守ってあげないと。支えてあげないとって。 でも、違った。本当は・・・先輩を見下していたんだ。先輩のために気を使っていたんじゃない。自分のために先輩を気遣っていたんだ!!」 「・・・・」 「ホント、こんな私がよく先輩を助けようって言えたもんだよね。心の底では自分より弱い人って見下していたのにね!!ホント・・・・・・私って最低だ」 一厘の懺悔の言葉は止まらない。それだけ、己が自覚した感情が衝撃だったのか。 その瞳から流れ落ちる涙は、一向に止む気配は無い。 「だから・・・私は先輩の所に行けない。助けに行く資格なんて無い!風紀委員である資格なんて無い!!だって・・・私は、こんなにも醜い人間なんだもの・・・!!!」 慟哭。もう、そうとしか形容ができない程一厘は悲鳴を挙げていた。 完全なる自己否定。今までの自分を形作ってきたものの崩壊。 このままでは、彼女は・・・ 「へ~、色々思い詰めてたんだね~。んふっ。ところでさ、さっきの地図の件を早くお願いしたいんだけど」 「・・・・・・へっ?」 全く・・・鈍感と言うべきか、肝が据わっていると言うべきか、界刺は事ここに至っても平然と己の依頼を口にしていた。何時もの胡散臭い笑い声付きで。 「だ・か・ら、さっき調べて欲しいっつった地図のメールの件だよ!全くこれだからリンリンは・・・」 「・・・あっ。ちょ、ちょっと待って下さい。今パソコンを再起動しますから」 「再起動?ってことは、本当に飛び出る寸前だったのか。ヒュ~、危ねぇ」 涙で目を腫らしながらも、界刺の依頼のためにパソコンを再起動する一厘。彼の役に立つことが、せめてもの償い。そう考えているのかもしれない。 「あ、そうだ。パソコンが立ち上がる前まで、ちょっとお話しようか、リンちゃん」 「・・・話・・・ですか?」 「うん。まどろっこしいのは抜きでいくよ。君の懺悔なんか、俺にとってはどうでもいい」 「!!!」 界刺の口から零れたのは・・・懺悔の否定。 「そんなことは俺にじゃ無く、あのお嬢さんに言うべきだろ。俺は君の下僕でも何でも無いんだから。そこんトコ、履き違えないでくれる?」 「・・・ご、ごめんなさい」 一厘は先の醜態を謝罪する。自分でも抑えられなかったあの懺悔に、界刺を巻き込んでしまった。それは、一厘の心を重くする。 「わかってくれたんならいいよ。それと・・・これは確認事項なんだけど」 「・・・何ですか?」 まだ、パソコンの再起動までには至らない。それに多少イラつきながら一厘は界刺の言葉を待つ。 「君はさ、あのお嬢さんを助けたくないの?」 「!!!!」 その一言は・・・一厘の胸を真正面から貫いた。 「わ・・・私には、そんな資格なんてありません!!こんな私に・・・。それに、あなただって言ったじゃないですか。“今”は先輩を助けないって!!」 「うん、言った。但し“今”はね。その後は話が別だ」 界刺は一厘の心の奥底を抉り取る。 「今回お嬢さんの身に降り掛かった火の粉は・・・言ってしまえば自業自得だ。 風紀委員と救済委員の掛け持ちをするのなら、いずれこうなることは目に見えていた。あのお嬢さんは、そのツケを現在進行中で払っているだけの話さ」 「・・・」 「現在進行中、つまり“今”お嬢さんを助けに行ったら、今までの俺の努力が全て水の泡になる。 これは、彼女の問題だ。彼女自身で解決しなきゃならないことだ。たとえ、どんな結果になろうとも。 なのに、誰かが助けたら・・・それこそあのお嬢さんは今度こそ悟るだろう。『自分が無力』だってな。それじゃあ・・・話にならない。 春咲桜に必要なのは・・・“救いの手”なんかじゃ無い。“自分で立ち上がる足”だ!!」 「!!!・・・“自分で立ち上がる足”?」 一厘の心に界刺の言葉が広がっていく。それは容赦の無い・・・温かな『何か』。 「そう。それが自分の行動に責任と自覚を持つってことだ。俺は守られる側にもそれを求める。でないと、不公平だからね。 だから、俺達に精々できるのは彼女が自分の足で立てるように補助してやるくらいだ。 だから、俺は救済委員として、そして俺自身の意思であのお嬢さんを補助していたんだ」 「でも・・・私には・・・そんな資格が・・・」 「・・・ったくメンドくさい奴だなあ、君は。助ける資格?風紀委員失格?んなことはどうでもいいんだよ! 確かに君はあのお嬢さんを知らず知らずの内に差別していたのかもしれない。自分のために利用していたのかもしれない。 だが、それがどうしたってんだ!!あのお嬢さんを救う理由にそんな付属品が必要なのかよ! これが最後の質問だ。5秒以内に答えろ!・・・お前は、春咲桜を救いたくはねぇのか!?答えろ、一厘鈴音!!」 “これが最後”。そう断言した界刺の問いに、一厘鈴音は・・・ 「た・・・助けたい。助けたい!!先輩を、春咲先輩を救いたい!!!」 その瞳から再び涙が零れ落ちる。顔をくしゃくしゃにしながらも、涙声に喉を詰まらせながらも、一厘は答えを放つ。これもまた・・・嘘偽りの無い一厘鈴音という少女の本音。 「・・・わかった。なら、俺の依頼が終わった後に、俺が居る公園へ来い。場所は言わなくてもわかってんだろ」 「えっ?」 「今はその付属品・・・助ける資格とか、風紀委員失格とか、そいつ等の判断は保留にしときなよ。 その判断を下すのは・・・今回のことが全部終わってからでも遅くはない」 「・・・」 「そういえば全然気にしていなかったけど、他の風紀委員は支部にいないの?何かその様子だと、君1人みたいだね」 「・・・色々あって、今は私1人です。ただ・・・」 「ただ?」 「鉄枷が誰かからの電話を受けて・・・飛び出して行っちゃったんです。『春咲先輩が・・・』って言葉は聞きました。鉄枷の顔が瞬く間に青ざめていくのも」 「・・・成程。よりにもよってお嬢さんが所属する支部に連絡して、お嬢さんを完膚なきまでに叩き潰すつもりだな。下手したら、他の支部にも連絡が回ってるかも」 「そ、そんな!それじゃあ春咲先輩は・・・」 「今はそんな後処理についてどうこう言っても仕方無ぇよ。・・・なるようにしかならないと思うぜ」 そう言葉を交わしている中、ようやくパソコンが再起動した。それを確認した一厘は、界刺が求めた地図の情報を調べにパソコンに向かい合ったのである。 そして10分後、界刺の依頼通りに所定の地図をメールし終えた一厘は、今度こそ支部を後にするために、戸締りの準備に入る。 「そうやって、公園(そこ)に留まっているということは、何らかの作戦みたいなものがあるってことですよね」 「まぁね。こんな事態もおおよそ想定していたし。規模が予想以上にデカいのが不安要素だが。後はお嬢さん次第だな。もし、“リタイア”しちまったら・・・それもしゃーねーよ」 「っっ・・・!!」 「人はいつか死ぬもんさ。それが早いか遅いか、それだけの違いだ。まぁ、自分から死にに行く奴にはなりたくないけど。 リンリン・・・悪いが俺はこういう人間だ。今までも、これからも・・・な。あのお嬢さんが意地を見せるってんなら、力を貸してやる。こんな俺でも・・・君はいいのかい?」 「・・・今の私には、あなたが『正しい』のか『間違っている』のかの判断は下せません。だから・・・今はあなたと共に行きます。 もし、春咲先輩があなたの言う“リタイア”になったら・・・その時は私もその咎を負い・・・」 「それがいけないんだよ、リンちゃん。それはそれ。これはこれ。あのお嬢さんの問題と君の問題を混合するな。 そんなことに囚われてちゃあ、本当に大事な時に間違った一歩を選択しちまうぜ?囚われるな・・・見誤るな・・・見極めろ・・・掴み取れ・・・!!」 『界刺は・・・容赦しないよ』 「(本当にこの人は・・・)」 一厘は今更ながら形製が自分へ放った忠告の真意を理解する。全くもって界刺は容赦しない。平然と自分の心をかき乱す。抉り取る。蹂躙する。 だが、だからこそ一厘は己の醜さに気付けたのかもしれない。己の感情と向かい合うことができたのかもしれない。 だから、一厘鈴音は界刺得世と共に行くと決めた。その判断に―何が『正しい』のか、何が『間違っている』のかわからない一厘が下した―後悔は・・・無い。 「・・・よし。戸締り完了。これからすぐにそちらに向かいます!!」 「あいよ。・・・本当はこんなことになる前に何とかしたかったが、仕方無ぇ。改めて何とかするしかねぇか」 支部を出る一厘。その足は駆け足。その足で風輪学園の校門をもうすぐ越える。 「リンリン!!」 「はい!!」 そんな彼女に界刺が声を掛ける。それは、あの公園で既に言ったこと。 「君の力を借りなきゃいけなくなったけど・・・準備はいいかい?」 それは、界刺なりの気遣いの言葉。“一厘が春咲を救う作戦に参加してもいい”。界刺は一厘にそう言っているのだ。 「もちろん、私だけじゃ無いですよね!?」 一厘はその言葉に含まれる真意を汲み取り、その上で・・・もう一度だけ界刺に甘える。 「そりゃそうだ。俺やリンちゃんだけでできることなんてたかが知れている。 これもお嬢さん次第だけど・・・もちろん、他の奴等にも協力してもらうつもりだよ。俺やリンリンにはできないことを・・・ね」 それに応える界刺。一厘は思う。これが人を信じるということなのか・・・と。これが人を信頼するということなのか・・・と。 そして、きっと界刺は信じている。信頼している。春咲が意地を見せることを。でなければ、「協力」なんて言葉は・・・きっとあの人の口からは出て来ない。 それがわかったから・・・一厘は叫ぶ。それ―自分に欠けていたモノ―を教えてくれた界刺に、今できる精一杯の感謝を込めて叫ぶ。 「わかりました!!春咲先輩を救えるならこの一厘鈴音の命、あなたに預けますよ!!!」 continue!!
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2008年10月からローカル放送局で放映が開始された「純情ロマンチカ2」の感想です。上から古い順に掲載されています。 あらすじ 大学生・高橋美咲が兄の友人である小説家・宇佐見秋彦と同居しはじめてから、数ヶ月。二人の間には深まりつつあるが、そんな折、秋彦の兄・春彦が現れて「秋彦からきみを盗む」と宣言され、秋彦と美咲の関係に微妙な変化が現れる。 弘樹&野分のエゴイストカップル、庸&忍のテロリストカップルも健在の第2期放映は全12話予定。 スタッフ 監督 今千明 シリーズ構成:中瀬理香 キャラクター原案 中村春菊 キャラクターデザイン:菊地洋子 総作画監督:菊地洋子 音響監督 郷田ほづみ キャスト 高橋美咲:櫻井孝宏 宇佐見秋彦:花田光 上條弘樹:伊藤健太郎 草間野分:神奈延年 高槻 忍:岸尾だいすけ 宮城 庸:井上和彦 全体的な感想 前作の純情ロマンチカに続いて、あいかわらずハイクオリティな作品。スタジオディーンさんのスタッフさんもだいぶこなれた感じの仕事っぷりで、どの回も安心して見ていられる作品です。 今千秋監督は、のだめカンタービレ~巴里編より、ロマンチカのほうがおもしろいと個人的には思います! 各話感想 以下、更新中です。 DVD I 第1話「一度あることは二度ある」秋彦が直森賞を受賞した。井坂は本を売るために受賞記念パーティを開こうとするが、主役であるはずの秋彦が出席を嫌がったため、話が難航する。そこで、美咲がかり出されることになって…純情ロマンチカ2がいよいよスタート! OPを見るだけで、萌えます!鳥海浩輔さんも大活躍!(笑)スタッフ:脚本:中瀬理香 コンテ:桜野生衣 演出:小田切警視 作画監督:番 由紀子・胡 陽樹 第2話「二度あることは三度ある」直森賞受賞記念パーティで井坂から、秋彦のためにも、秋彦と親しくなるな、とクギを刺された美咲。秋彦の迷惑になるようなことだけは避けたいと思いパーティ会場を出たところで、秋彦の兄・春彦と再会する井坂ファンには堪えられない回! マジ、井坂ってかっけ~ですね! 朝比奈も登場! 角大先生も顔を出してます!スタッフ:脚本:横手美智子 コンテ:藤原良二 演出:神保昌登 作画監督:門 智昭 DVD II 第3話「三度目の正直」秋彦の兄・春彦から毎日いちごが送られて来るようになってほとほと困り果てた美咲は、ある日偶然、道で春彦に出会う。やめるように頼むと、春彦が自宅で話を聞こうと言い出した。秋彦の実家を見てみたいという欲求に勝てない美咲は、春彦の提案を飲む子供の頃の秋彦がかわいいですっ!スタッフ:脚本:中村能子 コンテ:藤原良二 演出:笠井信児 作画監督:青木真理子 第4話「口は災いの元」弘樹と野分が一緒に暮らし始めてからしばらく立つが、ふたりとも仕事が忙しく顔を合わせることもほとんどない。野分は弘樹とのあまい生活を望むが、弘樹の態度はつれなく、次第に野分は愛されている自信を失いかけるCパートは必見! さすが横手美智子ちゃんだな!と思わせるできっぷりです。バカっぷるがかわいすぎます! スタッフ:脚本:横手美智子 コンテ:佐藤卓哉 演出:渡辺正樹 作画監督:秋山由樹子・金 順淵 DVD III 第5話「嘘から出た実」足をねんざして以来秋彦の独占欲が高まり、自由に遊びにも行けなくなった美咲。秋彦の様子がおかしいと思っていた矢先、角の秋彦に対する気持ちを知ってしまう。角先輩と秋彦のからみがなんといってもツボです!角先輩、マジかっけーし! スタッフ:脚本:中村能子 コンテ:小滝 礼 演出:中山敦史 作画監督:八尋裕子 第6話「百聞は一見に如かず」宮城につきあわされて朝帰りした弘樹がドアを開けると、そこには見知らぬ男と寝ていた野分がいた。病院の先輩だという男は、やけに野分になれなれしく、弘樹は野分が浮気をしているのかもしれないと疑い始める野分の成長っぷりが際だつ回。弘樹は乙女全開です!スタッフ:脚本:中瀬理香 コンテ:藤原良二 演出:小林浩輔 作画監督:山本佐和子・高橋敦子 DVD IV 第7話「月に叢雲 花に風」最近「好きだ」といってくれなくなった秋彦が心配な美咲。そんな折、秋彦の父親と街で偶然知り合うHシーンが美麗です!(笑)スタッフ:脚本:中村能子 コンテ:小滝 礼 演出:吉田俊司 作画監督:安田京弘・門 智昭 第8話「恋は思案の外」ある日を境に忍が一切家に来なくなったことをいぶかしむ庸。その原因が自分が高校生の時から引きずっていた淡い初恋にあることを知った庸は、ある決断をする今千秋監督+横手美智子ちゃんコンビによる、気合い入りまくりの回。庸はひたすらかっこよく、忍はひたすらかわいらしいです!テロリストファンは必見!スタッフ:脚本:横手美智子 コンテ:藤原良二 演出:今千秋 作画監督:秋山由樹子 DVD V 第9話「一難去ってまた一難」小説を書くのに行き詰まった秋彦。原稿が落ちそうなのを苦慮した編集者・相川は、美咲に普通の大学生らしいデートというものを秋彦に教えてやってくれと頼む。断れない美咲は、秋彦を連れてデートにでかけるが、そこで秋彦の兄・春彦に出会う今回も、Hシーンが美麗です!スタッフ:脚本:横中瀬理香 コンテ:渡辺正樹 演出:渡辺正樹 作画監督:胡 陽樹・金 順淵 第10話「縁は異なもの」正月明けのある日、秋彦のいとこだという宇佐見薫子が家にやってきた。春彦と政略結婚させられるのを回避するため、秋彦に偽装結婚してくれと言い出す秋彦と春彦の確執が明らかになる回。これを見れば、ふたりのナゾが一挙解決です!スタッフ:脚本:横手美智子 コンテ:藤原良二 演出:中山敦史 作画監督:八尋裕子 DVD VI 第11話「 其の罪を憎んで其の人を憎まず」正月明けのある日、秋彦のいとこだという宇佐見薫子が家にやってきた。春彦と政略結婚させられるのを回避するため、秋彦に偽装結婚してくれと言い出す秋彦と春彦の確執が明らかになる回。これを見れば、ふたりのナゾが一挙解決です!スタッフ:脚本:中村能子 コンテ:藤原良二 演出:高村雄太 作画監督:山本佐和子・高橋敦子 [[第12話「終わり良ければ全て良し」秋彦が打ち合わせをしている出版社に呼び出された美咲は、そこで秋彦の兄・春彦に偶然出会う。春彦に好きだといわれて戸惑う美咲だが、春彦の真剣な目を見て自分の気持ちに断ることを決意するロマンチカ、ついに大団円をついに迎えました!br()スタッフ:脚本:中瀬理香 コンテ:小滝 礼 演出:吉田俊司 作画監督:番 由紀子・安田京弘 この回がお気に入り!(複数投票可です) 選択肢 投票 第1話「一度あることは二度ある」 (1) 第2話「二度あることは三度ある」 (0) 第3話「三度目の正直」 (1) 第4話「口は災いの元」 (8) 第5話「嘘から出た実」 (2) 第6話「百聞は一見に如かず」 (4) 第7話「月に叢雲 花に風」 (3) 第8話「恋は思案の外」 (15) 第9話「一難去ってまた一難」 (1) 第10話「縁は異なもの」 (2) 第11話「其の罪を憎んで其の人を憎まず」 (0) 第12話「終わり良ければ全て良し」 (1)
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【西園寺 莉凜】 名前:西園寺 莉凜 読み:さいおんじ りり 身長:156センチ 体重:46キロ スリーサイズ:それなりに 髪型:ショート(肩くらいまでのストレート) 髪色:明るい茶髪 一人称:私 性格:クールで明るい、クラスの中心的存在 誕生日:3月12日 血液型:O型 所属クラス:高等部1-2 部活動:生徒会副会長、華道部(ほぼ幽霊部員) 通学手段:桜花寮 好きな食べ物:甘いもの 嫌いな食べ物:苦いもの 好きな飲み物:紅茶(ミルクティー) 趣味・特技:お喋りすること 苦手なもの:怖いもの お気に入りのシャンプー:WEN イメージCV:夕陽リリ 備考:清歌の1つ下。華道部で仲が良く、誘われたので(無理矢理)生徒会に入れさせられた。清歌は会長。 桜花寮では咲桜と同じ部屋。 普段は格好よくてクール。時々見せる笑顔とのギャップに惹かれる娘が多い。親しみやすい。負けず嫌い。 旧華族の家のお嬢様。姫奏、莉那とも面識あり。 家族は東京在住。実家が近くにあったためほ星花に進学を決めた。4つ上の姉がいる。(星花は中→高) 親元を離れて寮で暮らしてきたせいか、色々な感覚は庶民。金銭面も同様だが、使うべき場面では惜しげなく使う。 成績は良い方。 華道部は気が向いた時だけ顔を出す。 登場作品 メイン登場作品 【作品名と作品へのリンク】 サブ登場作品 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】
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シャテン撮影会 土日祝日に並木橋スタジオでシャテン撮影会を行っており、シャテンTVを開設するまでにも、撮影会を行なっていた。このページではその内容をまとめる。 シャテンTVを開設してから(2010年7月以降)の撮影会情報は、こちらを参照。 2010年6月までのシャテン撮影会開催実績 開催日 モデル 2005年 8月25日 谷更紗 唯川明日香 早川めぐみ 11月13日(*1) 安里あゆむ 山口りさ 綾瀬もえ 田崎千尋 有原舞 11月26日(*2) 唯川明日香 12月4日(*3) 朝倉愛理 ERINA 12月17日(*4) 山口りさ 有原舞 2006年 1月8日(*5) 山口りさ 綾瀬もえ 有原舞 1月22日(*6) 安里あゆむ 山口りさ 彩(あや) 有原舞 1月29日(*7) 手嶋ゆう 横井詩織 2月12日 山口りさ 綾瀬もえ 2月18日 谷更紗 唯川明日香 3月5日 横井詩織 佐伯里香 3月11日(*8) ERINA 高瀬李奈 3月19日(*9) 手嶋ゆう 吉岡美香 3月26日(*10) 瑠花 白沢麻梨那 4月8日(*11) 唯川明日香 5月7日 朝倉愛理 ERINA 5月14日 高瀬李奈 5月20日(*12) 唯川明日香 5月27日 平手ゆきほ 6月10日 白沢麻梨那 6月17日 横井詩織 小川理子 6月18日 朝倉愛理 浅倉結 6月24日 宇佐美えりな 小田沙里 7月1日 ERINA 井上あずさ 7月8日 渡瀬真由 高瀬李奈 7月15日 鍛冶谷恵美 関口春菜 7月16日 石川久美子 白沢麻梨那 7月22日 手嶋ゆう 7月23日 一ノ瀬花音 8月5日(*13) 唯川明日香 8月6日 小川瀬里奈 8月12日 井上あずさ 小川理子 8月13日 横井詩織 浅倉結 8月14日 ERINA 佐藤奏 8月15日 森山花奈 のの子 8月19日 小田沙里 高瀬李奈 8月20日 瑠花 綾奈千瑞 8月26日 朝倉愛理 白沢麻梨那 8月27日 島崎麻衣 一ノ瀬花音 9月2日 倉里麻未 大渕絵里香 9月3日 鍛冶谷恵美 藤ノ真美 9月9日(*14) 唯川明日香 9月10日 相沢はるか 山本綾 9月16日 浅倉結 内山美裕 9月17日(*15) 小田沙里 高橋弥生 櫛引真理恵 杉乃美早 他 9月18日 高瀬李奈 田村麻美 9月23日 横井詩織 渡瀬真由 9月24日 白沢麻梨那 森山花奈 10月7日 瑠花 愛咲もも 10月8日(*16) 鈴木なお 朝倉愛理 10月9日 井川あゆこ 木立涼子 10月14日 一ノ瀬花音 綾奈千瑞 10月15日 村上沙織 鍛冶谷恵美 10月22日 浅倉結 倉里麻未 10月28日 ERINA 横井詩織 11月11日 倉本紗香 萩原音 11月12日 小田沙里 鈴木ことみ 11月18日 芝真未 小高歩 11月19日 深雪杏 高橋弥生 ゆい 柿沼実結 11月25日 神吉綾子 廣崎和美 12月2日 綾奈千瑞 佐原由佳 12月9日 浅倉結 飯島渚 12月16日 小川瀬里奈 横井詩織 12月17日(*17) 唯川明日香 12月23日 岡本果奈美 倉本紗香 12月24日 野本愛弓 坂本恵美 2007年 1月3日 Erina 1月4日 安藤あいか 清水花梨 1月6日 横井詩織 上田仁美 1月7日 小田沙里 柿沼実結 1月13日 村上沙織 綾奈千瑞 1月14日 深雪杏 高橋弥生 1月20日 鍛冶谷恵美 井上あずさ 1月21日 浅倉結 小泉千秋 1月27日 浦えりか 松坂菜央 2月3日 井川あゆこ 水野ひこ乃 2月4日 島崎麻衣 倉本紗香 2月10日 横井詩織 穂波有 2月18日 芝真未 藤間ほのか 2月24日 浅倉結 小田沙里 2月25日 安藤あいか 上田仁美 3月3日 高橋弥生 深雪杏 3月11日 野本愛弓 勝木めい 3月17日 鍛冶谷恵美 初音りお 3月18日 坂本恵美 関野麻美 3月21日 Erina 3月24日 小田ひとみ 椎野まや 3月25日 宇治川麗菜 花木衣世 3月30日(*18) mana 3月31日 早坂彩 松本紫甫 4月1日 芝真未 村田唯 4月7日 岡本果奈美 安藤あいか 4月8日 小田沙里 藤間ほのか 4月21日 小田沙里 宇治川麗菜 4月22日 井川あゆこ mana 4月29日 川野美悠 西村風由子 4月30日 こばやしゆうき 上田仁美 5月3日 伊藤桃 飯島渚 5月4日 浅倉結 椎野まや 5月5日 高橋里奈 深雪杏 高橋弥生 5月6日 永瀬麻帆 本橋智子 5月12日 小田沙里 小田ひとみ 5月13日 浦えりか Erina 5月19日 山崎恵利子 西華美い 5月20日 花木衣世 宇佐見空 5月26日 鍛冶谷恵美 西京舞 5月27日 高橋弥生 ゆい 6月3日 大塚麻央 岡本よしみ 6月9日 松坂菜央 mana 6月10日 野本愛弓 坂本恵美 6月16日 小田沙里 こんのあい 6月17日 井川あゆこ 村田唯 8月11日(*19) 唯川明日香 8月12日 Erina 8月18日 こんのあい 青山ゆりか 8月19日 小田沙里 相内瞳 8月25日 岡本よしみ 藍原凛 8月26日 石井小百合 花木衣世 9月1日 松本紫甫 柳川菜美 9月2日 平野リサ 9月8日 青島加奈 森由佳 9月9日 木村アヤカ 木村玲奈 9月22日 村上沙織 澤木律沙 9月23日 鈴原恋 椎野まや 9月24日 七凪さくら 松坂菜央 9月29日 小田沙里 浅倉結 10月6日 綾奈千瑞 黒沢華鈴 10月7日 種田ちえり 10月14日 井川あゆこ 10月20日 鍛冶谷恵美 mana 10月21日 浦えりか 11月3日 木部香菜絵 美咲みお 11月4日 安藤あいか 小山真実 11月10日 森由佳 葉月アヤカ 11月11日 松本紫甫 岡本よしみ 11月18日 田村渚 七凪さくら 11月23日 金内麻衣 鈴原恋 11月25日 小川瀬里奈 佐藤ゆりの 12月2日 野田千晶 美波映里香 12月9日 井川あゆこ 宮内かれん 12月15日 こんのあい 森由佳 12月16日 美咲みお 柳川菜美 12月22日(*20) 唯川明日香 12月23日 mana 12月24日 花木衣世 12月29日 黒沢華鈴 2008年 1月5日 西華美い 鈴原恋 1月6日(*21) Erina 1月12日(*22) 小川瀬里奈 1月13日 浦えりか 1月14日 綾奈千瑞 葉山綾 1月19日 桜井海里 木部香菜絵 1月20日 鍛冶谷恵美 さとうさや 1月26日 三井麻琴 遊佐純麗 1月27日 栗まり 2月3日 井川あゆこ mana 2月9日 沢井彩華 北川怜奈 2月16日 美咲みお 日向夏実 2月17日 田村渚 2月23日 こんのあい 佐々木晴香 2月24日 森由佳 柳川菜美 3月1日 安藤あいか 七凪さくら 3月9日 福士杏菜 桜井海里 3月15日 三井麻琴 鈴原恋 3月22日 美咲みお 日向夏実 3月23日 宇治川麗菜 沢井彩華 3月29日 佐々木晴香 栗山夢衣 3月30日 花木衣世 4月5日 田村渚 4月13日 三井麻琴 桜井海里 4月19日 森崎愛 宮内かれん 4月20日 安藤あいか 北川怜奈 4月26日 井川あゆこ 西華美い 4月29日 小山真実 佐藤ゆりの 5月3日 美咲亜矢 若宮美咲 5月5日 七凪さくら 渚あさみ 5月10日 沢井彩華 岬はる香 5月11日 田村渚 湯浅あきな 5月18日 浦えりか 5月24日 水山瑠美 生田ゆきね 5月25日 宇治川麗菜 香山梨乃 6月1日 澤木律沙 上原さち 6月8日 小山真実 佐藤ゆりの 6月14日 いずみ唯 新堂みなみ 6月21日 葉山綾 松田美樹 6月22日 かわいくみ 安藤あいか 7月5日 深山ジュン 島崎麻衣 7月6日 上原さち 麦穂 7月12日 小川瀬里奈 7月13日 伊東りな 7月19日 美咲亜矢 沢井彩華 7月21日 小出朱里 小川阿弓 7月26日 正木愛香 金内麻衣 7月27日 mana 宇治川麗菜 8月2日 水瀬葵 あやの 8月3日 佐藤ゆりの 北川玲奈 8月9日 安藤あいか 新堂みなみ 8月15日 深山ジュン 塚本愛理 8月23日 森崎愛 8月24日 川村りか 8月30日 七凪さくら 藤川ありさ 8月31日 田村渚 湯浅あきな 9月6日 井川あゆこ 9月7日 沢井彩華 倉本早希 9月13日 佐藤ゆりの 相多愛 9月14日 乾遥香 岸本幸江 9月15日 伊東りな 小泉千秋 9月20日 島崎麻衣 9月21日(*23) 水沢彩 9月23日 正木愛香 9月27日 田井中茉莉亜 安西菜月 10月4日 美咲亜矢 新堂みなみ 10月5日 若宮美咲 岸本幸江 10月12日 倉本早希 水瀬葵 10月13日 河原美衣 里井みずほ 10月18日 いずみ唯 水山瑠美 10月19日 川村りか 10月25日 安藤あいか 相多愛 10月26日 乾遥香 森えりな 11月1日 金内麻衣 諏訪恵 11月2日 安西菜月 11月3日 七凪さくら 堤沙耶 11月8日 深山ジュン 倉本早希 11月9日 里井みずほ 神田めぐみ 11月15日 葉山綾 あおい渚 11月16日 小出朱里 じゅり 11月22日 清乃 岸本幸江 11月23日 水瀬葵 清水里美 11月24日 小川瀬里奈 11月29日 清野紗耶香 11月30日 花木衣世 11月30日(*24) 浦えりか 12月6日 乾遥香 紺野ミク 12月7日 安藤あいか 新堂みなみ 12月13日 黒沢華鈴 森えりな 12月14日 諏訪恵 堤沙耶 12月20日 相多愛 知念実梨 12月21日 安西菜月 沢井彩華 12月23日 神田めぐ美 倉本早希 12月27日 水瀬葵 里井みずほ 12月28日 金内麻衣 山口夢奈 12月29日 乾遥香 2009年 1月4日 安西菜月 堤沙耶 1月10日 田村渚 1月11日 乾遥香 諏訪恵 1月12日 安藤あいか 美咲亜矢 1月17日 木嶋のりこ いずみ唯 1月24日 山口夢奈 春田美紗 1月25日 花木衣世 1月31日 田井中茉莉亜 じゅり 2月1日 岸本幸江 高谷あずさ 2月7日 mana 安藤あいか 2月8日 佐伯深雪 椎名リサ 2月11日(*25) 諏訪恵 堤沙耶 2月14日(*26) 乾遥香 中村麻里子 2月15日(*27) 安西菜月 若宮美咲 2月21日 桜木佑香 水瀬葵 2月22日 山口夢奈 藤沢七海 2月28日 水沢彩 三浦麻耶 3月1日(*28) 安西菜月 乾遥香 3月7日 伊藤真央 佐伯みなみ 3月8日 安藤あいか 高地優名 3月14日 葉山綾 美咲亜矢 3月15日 湯之上知子 成瀬綾乃 3月20日 岸本幸江 山口夢奈 3月22日 森えりな 森下雅 3月28日 三浦麻耶 咲めぐみ 3月29日 井口梨央 桜井海里 4月4日 浅倉舞 沢井彩華 4月11日 紺野ミク 安西菜月 4月12日 安藤あいか 姫川もも 4月18日 つみきなおこ 乾遥香 4月19日 山口夢奈 森下雅 4月25日 三浦麻耶 佐伯みなみ 4月26日(*29) 不明 4月26日 桐山留衣 4月26日(*30) 美月あかり 4月29日 相多愛 七凪さくら 5月2日 美咲亜矢 姫川桃 5月3日 安西菜月 乾遥香 5月4日 美山蘭 優希あこ 5月5日 柏木君予 佐藤瑠花 5月6日 岸本幸江 河原結華 5月9日 安藤あいか 小出朱里 5月10日 渡辺真紀 他1名 5月16日 山口夢奈 森下雅 5月23日 三浦麻耶 七凪さくら 5月24日 椎名リサ 佐伯美帆 5月30日 相多愛 高山えみり 5月30日(*31) 美月あかり 5月31日 玉岡らんじ 桜木佑香 6月6日 沢井彩華 乾遥香 6月7日 花木衣世 6月10日(*32) 豊瀬莉世 6月13日 紺野ミク 6月14日 井口梨央 石井麻美 6月18日(*33) Erina 6月18日(*34) 美咲亜矢 6月20日 田井中茉莉亜 渡辺真紀 6月21日 葉山綾 三浦麻耶 6月27日 小川瀬里奈 安藤あいか 6月28日 横井詩織 相多愛 7月4日 山口夢奈 松岡りん 7月5日 不明 7月11日 美咲亜矢 高実愛 7月12日 花木衣世 7月18日 三浦麻耶 西村陽奈 7月19日 杉野かりん 福永幸海 7月20日 宮原るか 7月25日 安藤あいか 渡辺真紀 7月26日 桐山留衣 7月26日(*35) 石井香織 7月26日(*36) 美月あかり 8月1日 新堂みなみ 高実愛 8月2日 椎名リサ 相多愛 8月8日 紺野ミク 8月9日 乾遥香 山口夢奈 8月15日 安藤あいか 成田ゆうこ 8月16日 田井中茉莉亜 渡辺真紀 8月23日 三浦麻耶 姫川桃 8月29日 美咲亜矢 西村陽奈 8月30日 花木衣世 8月30日(*37) 桐山瑠衣 8月30日(*38) 美月あかり 9月6日 相多愛 山下明日香 9月13日 井口梨央 山口夢奈 9月19日 山下明日香 小泉奈那 9月20日 三浦麻耶 石井麻美 9月21日 乾遥香 大崎由希 9月22日 椎名リサ 初美まりえ 9月23日 桐山瑠衣 9月26日 高井亜耶乃 9月26日 高実愛 森えりな 9月27日 安藤あいか 西村陽奈 9月27日(*39) 美月あかり 10月4日 相多愛 水嶋友香 10月10日 綾瀬ユウ 田口麻美 10月11日 山口夢奈 藤沢七海 10月12日 椎名リサ 松木あさ美 10月17日 安藤あいか 他1名(?) 10月18日 桜井海里 10月24日 高井亜耶乃 10月25日 相多愛 大崎由希 10月31日 高実愛 西村陽奈 11月7日 相多愛 一条あや 11月8日 佐伯みなみ 成宮あんな 11月14日 安藤あいか 11月15日 山下鈴 11月21日 小川瀬里奈 神ユキ 11月21日(*40) 桐山瑠衣 11月22日 三浦麻耶 沢井彩華 11月28日(*41) 美月あかり 11月29日(*42) 山咲まりな 12月5日 小出朱里 西田友香 12月6日 相多愛 矢野めぐみ 12月12日 水嶋友香 岬あんな 12月13日(*43) 桐山瑠衣 12月19日 安藤あいか 若狭梨奈 12月19日(*44) 山咲まりな 12月20日 三浦麻耶 崎みなみ 12月20日(*45) 花菜 12月23日 黒田としえ 松本唯 12月23日(*46) 美月あかり 12月26日 伊東りな 小泉奈那 12月26日(*47) 山城理恵 12月27日 森崎愛 宮永かりん 2010年 1月9日 松本あさ美 阪中麻衣 1月10日 鍛冶谷恵美 蓮杖美咲 1月16日(*48) 小川瀬里奈 1月17日 安藤あいか 吉川まりな 1月23日 相多愛 伊万里まい 1月23日(*49) 山下鈴 1月24日(*50) 三浦麻耶 1月24日(*51) 桐山瑠衣 1月30日 一条あや 相澤華耶 1月31日 桜咲愛利 1月31日(*52) 美月あかり 2月6日(*53) 花菜 2月7日 相多愛 筒井都 2月14日(*54) 三浦麻耶 上山めぐ 2月20日 山口夢奈 ちばまり 2月21日 内野くるみ 小泉奈那 2月28日 安藤あいか 3月7日 相多愛 3月14日 三浦麻耶 3月20日 藤沢七海 山口夢奈 3月21日 桐山瑠衣 3月21日(*55) 美月あかり 3月22日 沢井彩華 相澤華耶 3月27日(*56) 栗山夢衣 3月28日 安藤あいか 4月3日 伊万里まい 小林麿香 4月4日 相多愛 七海れん 4月10日 土岐麻梨子 4月11日 三浦麻耶 4月17日(*57) 美月あかり 4月17日(*58) 藤川ありさ 4月18日 桐山瑠衣 4月18日 山口夢奈 相澤華耶 4月24日 山咲まりな 小林美鈴 4月24日(*59) 花菜 4月25日 安藤あいか 4月25日(*60) 山城理恵 4月29日 横井詩織 小泉奈那 5月2日 相多愛 佐藤香織 5月16日 安達ゆき 山口夢奈 5月22日 神咲みゆ 伊万里まい 5月23日 川村えな 黒羽純 6月5日 黒木ミウ 6月6日 相多愛 6月12日 安藤あいか 6月13日 山口夢奈 脇本彩乃 6月19日 杉野かりん 新堂みなみ 6月20日 吉川まりな 小熊絵理 6月27日(*61) 相澤華耶 佐藤香織 ※2010年7月以降の撮影会情報は、こちらを参照。 シャテン撮影会の合計: -
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最近ボンゴレで開発された新しいバズーカ リボーンによると10年後とか10年前にいけるとかそんな枠を超えたもっとすごいものだとか・・・ 詳しく聞くと この新しいバズーカは別の世界へいけるんだそうだ 「10年後も10年前も十分過ぎるくらい、別の世界に思えるんだけど・・・・」 とまぁ、そんな小言はそこまでにして・・・・・ この状況を知りたい・・・・・ 「リボーン・・・俺たちをどうする気だよ・・・・・」 「どうって・・・・そりゃーこれを使うんだよ☆」 「それは・・・つまり・・・俺たち別の世界へ飛ばされちゃうの・・・・?雲雀さんも・・・?」 「あぁ、もちろんだ」 「でも・・・・」 俺の隣にいる自分よりも頭2つ分ぐらい大きい雲雀さんの顔をのぞく 「本当に・・・くるんですか・・・・?」 「しかたないじゃないか、赤ん坊がどうしても、君をほかの世界へ飛ばすっていうんだから」 「だからって・・・・なんで・・・・雲雀さんまで・・・」 「何?いやなの僕が一緒じゃ・・・・」 「いや、だからなんでかな・・・って・・・・・後・・・トンファー直してください・・・・」 「君が他の世界に飛ばされてそこの誰とも知らない輩に絡まれると嫌だからね」 「まぁ・・・確かに、雲雀さんいてくれるとまだ・・・安心・・・」 「話はまとまったようだな・・・・まぁ、半日で戻れるようになっている」 「えっ、ちょっま!!」 俺は最後まで言葉を継げることが出来ずに雲雀さんとともに煙に包まれてしまった ボフン・・・・・ 衝撃がくるかと思いきや俺たちが落ちた場所はとても柔らかい場所・・・・・ ポッポー ッシュッシュッポーッポー 煙がまだ立ち込めて周りが見えない・・・ しかし耳に入ってくるいろんな音 汽車の音と太鼓をたたくような音・・・・・そして・・・・ 「ふぁっ・・・・・うっ・・・ウサ、ギさんっ!!」 「美咲・・・・じっとしていろ・・・・」 「む、り・・・離せって・・・まだ、朝・・・・」 いや・・・・まさか・・・・ね・・・・ ようやく煙が消えたかと思いきや・・・・・俺と雲雀さんがいた場所は薄暗い部屋のベッドの端 そして、ベッドの中央で乱れる2人の男・・・・・ 「って・・・えぇぇぇ!!!」 「綱吉・・・邪魔しちゃだめだろう・・・・ここは静かにしてなきゃ・・・」 「・・・ってうぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!????」 「・・・・・・・・・・・誰だ」 俺は見てしまった・・・・・見てはいけないものを・・・ 「え・・・・っと・・・・つまり、綱吉君と雲雀君は他の世界からバズーカ?とかっていうやつでここにきた・・・と」 「はい・・・・」 「まぁ、いきなりあの場にいたんだ・・・別に信じれなくもないな・・・よし、これをネタにしよう」 「え・・・・ええ~~っと・・・・ごめんね・・・さっきは、変なところを見せてしまって!!!」 美咲は秋彦を睨みながら誤る 「あ、ああの・・・・////俺・・・たちこそすみません・・・・」 「いや、俺はまったく気にしてない」 「ちょっとはきにしろ!!馬鹿ウサギ!!!」 「俺たちって、僕は別に悪いことをした覚えはないよ」 「「・・・・(こいつら・・・・だめだ・・・)」」 そして・・・・またもや事件は起きた ボフンと音がしたかと思いきや煙とともにソファーの上にポフと音がひとつと床におもいっきしぶつけた音がした もしや・・・もしや・・・・ そこには知らない人が2人 「え・・・・っと・・・・こんにちは?」 「陛下・・・・ここは地球でしょうか?」 とりあえずこの場は説明をして終わらせておいたのだが・・・・ 本当に・・・どうしてくれようか・・・・この状況 すっかり仲良くなった様子の コンラッドさんとウサギさん?と雲雀さん・・・・ そして俺と有利さんと美咲さん 俺たちが仲良くトランプをしている間 ソファーの向こう側からはすごい言葉が聞こえてくる 「コンラッド、お前は強引さがすくないんだよ」 「そうだよ。優しさも必要だけど、それは少なすぎるよ。僕なんて週に4回は・・・・」 「甘いな雲雀。俺は朝も晩も合わせて毎日だ」 「わお☆すごいね。」 「まぁ、俺たちの場合同居してるからな」 「同居か、かんがてみようかな・・・」 「コンラッドもほとんど同居といっしょなんだろう?それだったら押して押して押しまくる!!」 「しかし・・・・一応・・・陛下は、自分よりも身分が上で・・・簡単には」 「身分なんて関係ないよ。ようは気持ちだよ気持ち」 「そうですかね?」 「あぁ、最初は嫌がるかもしれないが、そこはテクニックで・・・・」 「貴方、自分の腕には自身ないの?」 「ありますよ」 「それじゃ、実践あるのみだ。なんなら、部屋かしてやろうか?」 「わお☆それいいんじゃないの?僕にも貸してよ」 「あぁ、勝手に使ってくれ」 「「「・・・・・・・」」」 手元にあるトランプから顔をげることができない・・・・・・ 「っ、ぉ、おい!!」 美咲が突然大きな声を上げて立ち上がる 綱吉と有利は一人勇気を振り絞って立ち上がった美咲を見上げる 「勝手に話してるなよ!!あ、後、何なんだよ。ウサギさんといい、雲雀さんといい!!」 「そ、そうですよ、雲雀さん!!コンラッドさんに変なことを教えないでください。有利さんが困ってますよ」 美咲がいたことによっていつもより少し強気な綱吉は普段絶対に言わない雲雀への文句をはく 「へ~何?変なことって・・・」 そう雲雀に言われてしまえば、顔を真っ赤にして黙りこんで、美咲の後ろに隠れてしまう綱吉を鼻で笑うと美咲を見る 「うっ・・・・・」 「こ、コンラッド・・・・」 「なんですか?陛下」 「陛下じゃない、有利だってば・・・」 小さな声でつぶやいたのにもかかわらず聞こえていた様子のコンラッドはごめんなさい有利といってもう一度聞きなおしてくる 「あのさ・・・そうゆうのは・・・急がなくていいから//俺、今のままで幸せだよ?」 「俺もですが、陛下がよければ俺も一度はやってみたいなぁ~とか思ってましたしね・・・」 「もー!これもどれも、2人のせいだよ!ったく・・・受身のことも考えろっての」 「美咲」 「何」 「そんなにいやなのか?俺のこと嫌いか」 「え!ち、違うよ、ただ・・・痛んだからな・・・翌日とか」 「そうか・・・すまなかった。もうしない」 いきなり弱音を吐くウサギさんにお人よしな美咲と綱吉は 何かどうあらわせばいいのか分からない罪悪感を感じていた 綱吉は美咲の後ろから出るとウサギの方へ向かい前でとまる 「あの・・・人のことに口出しして悪いんですけど・・・別に嫌とかそんなんじゃないと思いますよ」 「・・・」 「俺も、体をつなげることはまだ慣れなくて、怖いけどでも・・・・それが一番雲雀さんの近くに入れる気がしてうれしいとかたまに思ったりするし・・・・。ただ、体をのことを考えてほしいっとことなんです////」 「へぇー君そう思ってたんだ」 「//////」 「俺だって美咲のことはいつも考えている」 「それは、2人を見ていれば分かります。コンラッドさん、少し待って上げてください。有利さんもいろいろとあるんですから・・・・ね?」 「俺は陛下が嫌ならいつまでも待ちますよ」 「コンラッド・・・」 「雲雀さん、俺・・・雲雀さん好きですよ?でも、俺の体もかんがえてください。」 「うん、考えてるよ。だから週に3回ほどにしてあげてるじゃない」 「それでも十分過ぎますけど・・・」 「美咲、優しくするから今から・・・・いくか?」 ウサギさんは指を二回を指しながら問いかけてくる 「あ、部屋貨してくれる?」 「あぁ」 「有利、有利も嫌でないなら・・・・優しくしますから」 「いや・・・・あのね・・・だから・・・雲雀さん」 「さぁ、行こうか綱吉」 「美咲」 「有利、いやですか?」 「「「だから!!受身の気持ちも考えろーーー!!!!」」」 すみません・・・・・orz どう落ちに持っていけばいいのか途中で分からなくなってしまいました・・・・ なんかとてつもなく出来のわるい作品になってしまいました とりあえず、攻めvs受けをしたかっただけです ごめんなさい 戻る -