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前ページ次ページT-0 目を開くと、摩訶不思議な光景が広がっていた。 まず、ぱっと目に付いたのは周りの風景。広大な大地の幾千先まで所狭しとゴミの山が積み上がっている。 網膜に入る光が極端に少ない、解りやすく言えば暗い。どうやら、今はまだ夜のようだ。 ここは明らかに自分の眠っていた部屋ではない、もはやトリステインですらないことは寝ぼけ眼のルイズにも直に解った。 しかし、なぜかルイズは慌てない。 確かに、どう反応していいのか困る事態ではあるが、不思議とルイズの心は落ち着いていた。 とりあえず、このままボーっとしていても仕方がないと考えたため、歩き出そうと一歩足を出してみる。 そして、その始めの一歩でルイズの心の落ち着きは崩壊した。 カシャン、と音がした。言うまでもなく、ルイズが一歩踏み出したところからだ。 ルイズは最初気にしなかった。周りを見て、コレだけわけのわからない――鉄のように見える――ゴミが四散しているのだ、 歩き続けていればゴミを踏んでしまう事ぐらいわかっていた。だからこの程度の雑音に心揺らされない覚悟はとっくにしていたのだった。 だが、足に何かが引っかかれば、それを見てしまうのは人の性だろう。 ルイズは足を止め、顔を俯かせて足元を覗き込み―――― 「――――――――ッ!?」 ――そして、息を止めた。冷たい汗が体中から一斉に噴き出した。 ルイズの足元には土や泥で汚く塗られ、風化したようにボロボロに朽ち果てた頭蓋骨たちが転がっていた。 「ひっ!?」 勢い良くのけぞったルイズは、その拍子に踵に引っかかった何かによって仰向けに転んだ。 背中に硬いものがちくちく当たる感触がする。そこから当たる物が何か予想したルイズは、恐る恐る首を振り向かせる。 そこにあったのも、やはり頭蓋骨だった。ただし、こちらのはルイズが圧し掛かったせいか所々欠けているものが多く、 その破片がルイズの背中をつついていたのだ。 気がつけば、ルイズは駆け出していた。 ――どこに? 自問自答する、行く当てなど無い。 それでも走らなければなれない気がした。そうしないと、この悪夢に精神がおかしくされそうだった。 走り行く中で気づく。周りに積み上がる鉄のようなゴミ山の中に、人――正確には、『人だったもの』――が多々混じっていることに。 引き千切られ、焼き焦がされ、皆絶望の顔のまま息絶えている。ひどいものでは、顔や体が一部なくなっている人もいた。 途端に吐き気が襲った。どうしようもないそれを何とか止めようと空を見上げたとき、ルイズはこの世界の真理を見た気がした。 「(――――夜なんかじゃない!)」 空はどす黒い雲で覆われていた。 暗黒の入り口と化した空を、奇妙な形の竜たちが爆音を轟かせて縦横無尽に行き交う。 そこに生き物の影は一つとして見られなかった。真っ暗な夜の砂漠のように、冷たい風がルイズの肌に吹き込む。 おぞましい惨状、ルイズは理解した。 この悪夢から逃れる術は無いと――――それは確信に近かった。 大慌てで踵を返し、再びがむしゃらに走った。もう、頭蓋骨を踏み砕こうが知ったことではない。 そのとき、視線の先に一人の人間が立っていた。距離にしておよそ10メートル。 助かった! ルイズは心の底から安堵した。誰かを見つけてこんなにうれしかったのは初めてだと思った。 人間は男だったが、そんなことはどうでもいい。考える余裕すらない。 出来る限り速く走り、息を切らした。距離にして後3メートルといったとき男が振り向く。 反射的にルイズの足は止まった。前のめりに倒れ、滑るように頭蓋骨の絨毯の上を転がる。 男は、昨日召喚したあの男だった。 無感情な鋭い目をルイズに落とし、闇を背景にして増幅させたあの威圧感をルイズに浴びせる。 それだけならまだいいだろう。ルイズもまだ、耐えれたかもしれない。 だが、彼女の繊細な意識は目の前の男の変化に、あっけなく弾け飛んだ。 男の顔は右半分の皮膚がズル剥け、銀色に光る頭蓋骨と赤く光る眼光がルイズを見つめていた。 ベッドから飛び起きた。 それはもう盛大に。木枠が軋み、床を強く衝いた。 額を拭うと、べたついた液体が手に張り付いた。寝ている間にぐっしょり汗をかいていたみたい。 「(無理無いわ。あんな悪夢、見たら誰でも絶対冷や汗かくわよ……)」 心の中でごちると、不意にあの夢が思い出されて体が震えた。風は入ってないのに、なんだか冷風を身に受けた感じだ。 それになんだか心臓がうるさい。出来れば体が落ち着くまで部屋で寝て起きたかったが、あいにくと授業を休むわけにもいかない。 大きく息を吸い、少しだけ気持ちを落ち着かせる。そして吐き出したときにはルイズの目に心が落ち着いた事を知らせる光が少ないながらにやどっていた。 ベッドから降りて服を取りにいく。 「――むぎゅっ!」 その途中、あるはずの無いところにある何か大きな壁にぶつかった。 「いた~、なんなの?」 片手で鼻っ柱を撫でるルイズはもてあますもう一方の手で黒い柱を触る。 硬くて、とても重い。自分の力なんかじゃ到底動きそうも無い。 ルイズの脳裏に次第に昨日の事が思い出されてきて、額から望まない汗がだらだらと溢れ出す。 顔を上げたくないが、ぺたぺた柱を触る腕が上に登るときつい同時に顔も上に上がってしまい―――― 「……………」 「……………」 直立不動に立ち、相変わらずの鋭い視線でルイズを見下ろしている男とばっちり目が合ってしまった。 ルイズの中で時間が停止した。厳密に言えば、錯覚なのだが。 機能停止したルイズの脳裏に、悪夢がよみがえる。 特に鮮明に映えるラストシーン。ハッピーエンドではなく、ルイズ的にバッドエンドな夢物語。 腰を下ろして目と鼻の先に移動した男の顔が、丁度ぴったりあの顔半分ただれた顔と一致してしまい、 「………………きゅぅ」 ショックのあまり、白目をむいて、ルイズは倒れてしまった。 「……え?」 ルイズの間の抜けた声が部屋に木霊した。 だが、目の前に立つ使い魔の男は依然として直立不動、無表情に鋭い視線を保っている。 なぜルイズが間抜けな声をあげているのかといえば、理由はごく単純だ。 気絶からしばらくして復活したルイズは(既に朝食はあきらめていた。間に合うわけが無い、と)とりあえず胸中でびくびくしながらも この使い魔のことを知ろうと名前を聞いてみたのだ。が、 「サイバーダインシステムズ・モデル101型 T-800」 淡々とした口調で表情一つ崩さない使い魔の答えは聞いた事も無い単語で、とてもふざけているとしか思えないような名前だった。 「なに? さいばーだうん? 101型T-800って? ……それがあんたの名前なわけ?」 「そうだ」 即座に、あくまで淡々と機械的に答える使い魔。 感情の篭っていない声は、普段のルイズなら苛立ちを感じるものがあったがこの状況と男の真面目な顔つきには それを通り越して呆れていた。 仮に偽名を使っているとしてもこんな名前は無いでしょう。と、それどころか男に対して多少なりに“ヒいていた”。 「(今時馬だって使わないわよこんな名前。だいたい、型ってなによ? 物や武器じゃあるまいし……なんでそんな数字がついてるの?)」 両腕を組み、むむ~っと頭を捻った。 こいつ、実は何かまずい魔法薬でも飲んでるんじゃないのか? とも考えたが、それにしてはロレツがはっきりしてるし、 常時やけに落ち着いた態度なのがその可能性が低い事を示している。 ルイズは今一度聞いてみた。ただし、今度の質問は問題を解くとき解らなかったら基本的なことに戻ってみるように、 もっと遡った原点回帰、というか、根本的な質問をしてみた。 「あんた、人間じゃないの?」 「ああ」 ……だめだ、こいつはやはり薬をやっている。 ルイズはため息をついた、今までさまざまなため息をついてきたこと(主に魔法の失敗)があったが、 今回は自分でも心底からの落胆の色がはっきり浮かんで見える。 せっかく、やっとの思いで成功した召喚の儀式で誕生した使い魔が、ただの……ううん、薬中毒の平民だったなんて。 ルイズはこの瞬間、自分はやはり落ちこぼれ何だと思い込んだ。 そして、全く事情を察してなさそうな使い魔に向かって、やけっぱちに言った。 「じゃあ、あんた一体何?」 使い魔は珍しく即答しなかった。 表情に変化は見られないが、どうやら返答に迷いを感じてるらしい。 少しの沈黙の後、使い魔はやや感情を込めた声で、言った。 「俺はターミネーターだ」 前ページ次ページT-0
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【ギャスケル大将軍】 【作品名】吸血鬼ハンターシリーズ(D-ダーク・ロード&D-邪王星団に登場) 【ジャンル】ラノベ 【名前】ギャスケル大将軍 【属性】貴族(吸血鬼) 【大きさ】2m超 【攻撃力】普通の吸血鬼以上怪力(数tを持ち上げ可能)で体格相応の剣を使う。 都から来た剣客も騎士も戦士も受け止められず塵になった。Dに受け止められ反撃された。 【防御力】 黒く染められた光装甲でできた甲冑装備。日の光の下で行動可能。Dの攻撃に耐えられない。 ギリス少将の攻撃を食らって行動不能になったが10分で復活。 貴族の再生能力は高出力レーザー砲で心臓を貫かれ、火薬式自動小銃で身体を裂かれ、 超音波砲で細胞をぐずぐずにされても再生する。砕けた骨がつながり、ちぎられた肉が癒着し、 破壊された眼球が網膜も水晶球も無から生み出される。 高度四万八千mから落とされ死ななかったが再生に数日かかる。その間に止めを刺された。 【素早さ】Dと互角。 Dの素早さ:移動速度は100mで5秒を切るぐらい。0.01秒で5m移動して相手に攻撃可能。 二段ジャンプ(仮名) 一瞬で大きさ3000mの巨人の胸ぐらいまでジャンプできる。 そこからの二段ジャンプで3000mまで到達可能。 マッハ3のライフル弾を剣で相手に跳ね返す。 5mの距離から散弾銃で撃たれたき、手に持った木の枝(葉っぱ付き)の一振りで弾を跳ね返した。 レーザーを剣で跳ね返す。 四方から迫ってくる雷を一瞬で切断できる。 【特殊能力】 天空から5000万ボルトの雷光を落とす。 妖気 万物の法則を狂わせ相手の五感を麻痺させる。 物質消失の法 あらゆる生命体、あらゆる物質を一切のエネルギー変換によらず消失させることができる。 最大射程は数百キロ。最大で千人単位で消すことができるがその場合行動に制限がでる。 任意発動。で所謂一瞬で消滅させたり目玉だけ空中に残しておくような消し方もできる。 効果範囲は体積で人間千人単位だから…成人男性の体積70リットルとして1000人だから70000リットル。 ttp //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E9%87%8F%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83_%28%E4%BD%93%E7%A9%8D%29 参照にすると一辺10 mの立方体7つ分位。 隕石を呼び寄せピンポイント爆撃。直径5kmのクレーターができる威力。(到達速度不明) 地震、洪水、新種の妖獣や怪物の出現はお手の物。山一つ動かして村を一つ潰す。(発動速度不明) 【長所】物質消失の法等の豊富な特殊能力。 【短所】Dに滅ぼされるために神祖に復活させられた。 【性格】凶暴さ、残忍さ、冷酷さは並ぶものはない。 面白半分としか考えられないやり方で領民を苛み、彼だけが解読した超古代の技術を領民たちの身で試して虐殺した。 虐殺した人々の死体に防腐処置をしてピラミッド状に積み重ねると、その高さは500年で地上3000mに達する。 別銀河から飛来したエイリアンを初戦で破って貴族の間に「ギャスケル」ありと称えられた。 貴族を調べる人々に対するアンケートでは第三位を大きく引き離して「興味ある貴族」&「会ってみたい貴族」万年二位。 200年程前、人工血液と称して近隣の貴族に毒を送り全員を毒殺。 【備考】自分と同格の貴族三人でヴァルキュアと戦ったが負けそうになった。 D-ダーク・ロード本編で逃走、D-邪王星団しょっぱなにヴァルキュアの部下の一人にやられた。 主人公Dのかませ犬。 【戦法】相手が人並みなら物質消失の法。大きかったら隕石など使ってみる。 まとめ 【名前】ギャスケル大将軍 【属性】貴族(吸血鬼) 【大きさ】2m超 【攻撃力】物質消失の法:あらゆる生命体、物質を一切の消失させる。最大射程は数百km。 【防御力】超音波砲で細胞をぐずぐずにされても再生する。 高度四万八千mから落とされ死ななかったが再生に数日かかる 【素早さ】超光速 【特殊能力】万物の法則を狂わせ相手の五感を麻痺させる。 隕石を呼び寄せピンポイントで爆撃する。直径5kmのクレーターができる 【長所】物質消失の法 【短所】主人公Dのかませ犬 レーザー対応補足 Dとセルゲイの会話中、ローランド公ってのが地中からDの足元に登場、Dは飛びのいて回避、セルゲイはその場に尻餅。 その後セルゲイに向けてローランド公がレーザー(原文ビーム、吸血鬼ハンターD読本でレーザー)発射、 セルゲイの眉間30センチのところでDが刀身突き出して跳ね返した。跳ね返したビームをローランド公はぎりぎりで回避した。 参考 吸血鬼ハンターD読本 装甲甲冑:七人の「招きびと」のひとりゼノン公ローランドがまとう甲冑 ~途中省略~ 頭部にはめ込まれた二つの電子の眼からレーザーを放つ。 モーターによって装甲そのものが旋回し、地中深くもぐりこむことも可能。 ダーク・ロード2 レンズのはずの両眼が赤いきらめきを放った。 真紅の光条は、しかし、セルゲイの眉間まで30センチのところで遮られた。 真横に突き出されたDの刀身が跳ね返したのである。 ビームは甲冑を襲い、間一髪、神速の移動に、頭部の端を溶かしただけにとどまった。 あとDは盲目状態だった。 vol.106 843格無しさん2021/02/27(土) 15 35 37.47ID /fxLEPWw 868 ギャスケル大将軍修正 【素早さ】0秒行動可能なDと戦えるので0秒行動 再考察も行う ○スネ夫>ジャイアン>よっちゃん 消去勝ち △妲己 決め手なし ○サノス 消去勝ち △ネロ・オロトチ 決め手なし △シャナ 決め手なし △ある種族の進化の極限 物質ではないので消せないかな、決め手なし △ブラックミスト 同上 △ダークザギ 決め手なし △ガイオウ 同上 ○アカギ(ポケスペ) 消去勝ち (超常時能力の壁) ○ドロッセルマイヤー ふぁきあを消して勝ち △ポケモンハンターJ 消去と石化相打ち △キング・グッダー 消去と超新星相打ち △ギド 消去と女神の閃光相打ち △蝶ヶ崎 消去は押し付けられないか 消去と死の押し付け相打ち ×宇ヶ原 射程外、血颪千重塔負け ×ロンギヌスの槍=綾波レイ・No.カトル 射程外負け ×イシュタル>ミカエル 異次元からの干渉負け ×セフィロト 無理 蝶ヶ崎蛾ヶ丸>ギド=キング・グッダー=ポケモンハンターJ=ギャスケル大将軍 ドロッセルマイヤー 868格無しさん2021/02/28(日) 15 32 30.61ID rbNRAZl7 875 843 ギャスケル大将軍がDと戦えたって話だけど、Dの攻撃を防いだとかDの行動に反応できた描写はあった? あとDの素早さは神祖の参考テンプレとか一言書いておいて欲しい 875格無しさん2021/02/28(日) 19 13 32.70ID XZHrLXa0 868 わからないので考察は取り下げます 3スレ目 727 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/08/11(土) 07 30 10 ギャスケル将軍って最大どれくらいの大きさまで物質消去できるんだ? あと隕石落とすのにかかる時間は? 728 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/08/11(土) 07 42 59 1000人まとめて消せるから範囲としては直径30mとかそこからかね。適当だが 隕石は完全に情報待ちだな。 775 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/08/11(土) 11 07 54 727 ギャスケル将軍って最大どれくらいの大きさまで物質消去できるんだ? 体積で人間千人単位だから…成人男性の体積70リットルとして1000人だから70000リットル。 ttp //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E9%87%8F%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83_%28%E4%BD%93%E7%A9%8D%29 参照にすると一辺10 mの立方体7つ分でいいのかな? あと隕石落とすのにかかる時間は? 地震、洪水、新種の妖獣や怪物の出現はお手の物。山一つ動かして村を一つ潰す。 隕石を呼び寄せピンポイント爆撃。直径5kmのクレーターができる威力。 これ詳しい時間がわからないから考慮できない。テンプレから削除お願いします。 あと備考ちょっとだけ修正 【備考】自分と同格の貴族三人でヴァルキュアと戦ったが負けそうになった。 D-ダーク・ロード本編で逃走、D-邪王星団しょっぱなにヴァルキュアの部下の一人にやられた。 主人公Dのかませ犬。
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臓器売買 / ボコ・ハラム / ビル・ゲイツ / 誘拐ビジネス / 児童誘拐 / 人身売買 / 誘拐 / メディカル・ジェノサイド ーーー 中国の臓器移植 +クチコミ検索〔臓器移植産業〕 #bf +ブログサーチ〔臓器移植産業〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔臓器移植産業〕 iPS細胞による網膜再生に世界で初めて成功した理由 [インタビュー]「患者のために」と走り続けた25年の軌跡 | DHBR最新号から(1/1) - DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 「エクソソーム(Exosome)診断および治療:世界市場2026年予測」調査レポート刊行 - Dream News 「n人に対する研究より、1人に対する研究が意味がある」 落合陽一氏×小島武仁氏がデータ活用を通じて目指す未来 - ログミー グローバル細胞治療技術業界市場調査―2022-2030年の予測期間中に17%のCAGRで拡大すると予測:時事ドットコム - 時事通信 グローバルバイオミメティックス業界の市場調査-2030年末までに315憶米ドルに達すると予測:時事ドットコム - 時事通信 【脳を知る】「脳死」すべての脳機能が障害 臓器提供の意思表示は - 産経ニュース 臓器移植診断市場、2021年から2031年にかけてCAGR 10.92%で成長見込み - PR TIMES 臓器移植、考えるきっかけに 啓発ポスターに原さんの作品 - 大分のニュースなら 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate - 大分合同新聞 ブタの腎臓をヒトに一時移植、米で初成功 - AFPBB News 長崎で臓器移植国民大会「普段から家族で話し合いを」 動画も配信 - 毎日新聞 - 毎日新聞 そこが聞きたい:臓器提供を増やすには=日本体育大大学院教授・横田裕行氏 - 毎日新聞 「臓器移植に理解を」 建物を緑にライトアップ - 西日本新聞 あす、グリーンリボンデー 臓器移植、普及願い 宇都宮タワーも点灯 /栃木 - 毎日新聞 備中国分寺 緑にライトアップ 臓器移植の普及推進PR - 47NEWS 愛媛大附属病院の脳死肝移植終了 - 愛媛新聞 グリーンリボンキャンペーンが10月1日よりスタート - PR TIMES 臓器移植推進サポーター バスケ・ブレックスのテーブス選手ら任命 - 東京新聞 在宅勤務で「常にイヤホン」30代男性の“難聴リスク” | 産業医の現場カルテ | 佐藤乃理子 - 毎日新聞 10月は「臓器移植普及推進月間」、「骨髄バンク推進月間」です/大津市 - otsu.lg.jp 質問なるほドリ:「臓器移植者の五輪」どんな大会? ドナーに感謝を示す ダーツなど独自競技も=回答・倉岡一樹 - 毎日新聞 臓器提供、コロナで4割減 病院側に余裕なく 移植待ち患者「つらい」 - 西日本新聞 『ナイト・ドクター』は岸優太が中心の成長物語? 北村匠海との衝突シーンも話題に(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 渡航臓器移植で邦人2人死亡 ブルガリアへ、業者仲介(共同通信)|熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞 在宅勤務こそ「ストレスチェック」会社がすべきことは | 産業医の現場カルテ | 佐藤乃理子 - 毎日新聞 【中国観察】中国の移植用臓器、出所は「ウイグル族の囚人」か 欧米で相次ぐ指摘 - 産経ニュース 30代女性「注射で失神経験」ワクチン接種時の注意点 | 産業医の現場カルテ | 佐藤乃理子 - 毎日新聞 6歳未満の子どもが脳死判定 臓器提供へ(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 社説:子宮移植の容認 倫理・医療面で問題多い - 毎日新聞 TBS脳死移植番組訴訟 提供男児の両親の請求退ける 広島地裁判決 - 毎日新聞 - 毎日新聞 臓器移植、夏休みに学びませんか 移植ネットが研究シート公開へ - 毎日新聞 - 毎日新聞 くらしナビ・ライフスタイル:臓器移植、大幅減/上 コロナ禍の医療苦境影響か - 毎日新聞 移植の市場規模は2028年までに199.5億米ドルに達する見込み (2021年7月7日) - エキサイトニュース 臓器移植が大幅減 コロナ禍の医療逼迫が影響か 現場から不安も - 毎日新聞 - 毎日新聞 愛媛大附属病院、30代女性に脳死肝移植 - 愛媛新聞 中国少数民族、臓器摘出の対象か 国連人権専門家らが懸念 - AFPBB News 臓器移植の絵本 支援協会が寄贈 港区、授業でも活用へ - 東京新聞 3Dプリンターで「移植可能な臓器」ができる日は近い:最新研究 - Newsweekjapan 臓器移植市場-製品別(免疫抑制薬、保存液、組織移植手順)、アプリケーション別、最終用途別、地域別(北米、ヨーロッパ、アジア太平洋など)-分析、シェア、トレンド、サイズ、予測- 2014ー2025年 - PR TIMES 知財アクセラレーションプログラム IPAS2020 Demo Dayを開催します! 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大金を積んで移植した心臓には思わぬ罠が!?:ゾクッとする怪感話 - テレビ東京 私は誰かの心臓を待っている…「臓器移植」実現2%の衝撃 | 富裕層向け資産防衛メディア - 幻冬舎ゴールドオンライン 臓器移植患者を置き去りに…斡旋組織のずさんな対応と言い分(高橋 幸春) - 現代ビジネス 「新・臓器移植法(ドナー法)」は善か、悪か。臓器提供が“義務”となった時代にドナーと受給者が抱く苦悩 - ダ・ヴィンチニュース ブルガリアでの臓器移植を斡旋した業者の、無責任と非情(高橋 幸春) - 現代ビジネス 臓器提供 本人の意思分からない中で提供決断が半数 初の調査で - NHK NEWS WEB 世界移植者スポーツ大会 コロナでバーチャルに | 母からもらった腎臓~生体間移植を体験して~ | 倉岡 一樹 - 毎日新聞 臓器移植市場-製品別(免疫抑制薬、保存液、組織移植手順)、アプリケーション別、最終用途別、地域別(北米、ヨーロッパ、アジア太平洋など)-分析、シェア、トレンド、サイズ、予測- 2014ー2025年 - PR TIMES 世界の移植市場は大幅な成長を記録し、2026年までに240億9000万米ドルに達する準備ができています - PR TIMES 臓器移植 ドナー増えてる? - 読売新聞 中国医師ら6人に実刑 ヤミ臓器移植、事故負傷者らから摘出 手続き無視 - 産経ニュース 大学生が臓器移植を啓発する理由 | 母からもらった腎臓~生体間移植を体験して~ | 倉岡 一樹 - 毎日新聞 パトカー爆走。臓器移植の緊急手配でローマまでの500kmを2時間で! - Forbes JAPAN 献血・移植医療について - 小樽市 移植で助かる命はもっとある 改正臓器移植法施行10年 - 産経ニュース 移植のドナーと患者をSNSで特定 「匿名性」守れぬケース相次ぐ - SankeiBiz 移植を受けられるのはたった2% 臓器移植法から22年たってもドナーの数が増えない理由 - www.fnn.jp ドナー不足問題を解決する移植医療の最新技術 Ex Vivo Machine Perfusion(MP)(後藤徹) | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 - 週刊医学界新聞 【ゆうゆうLife】増える臓器移植、足りぬコーディネーター - 産経ニュース 「残念なことに、日本も違法性が疑われる渡航移植に加担している」。国内の裁判を通じて、人道的問題を抱えるとされる中国の臓器強制摘出問題に向き合った浜松医科大学の大磯義一郎教授はこのほど、大紀元の取材に対し日本の海外移植ツーリズムの問題について語った。https //t.co/d29FvcfcN5 — 大紀元 エポックタイムズ・ジャパン (@epochtimes_jp) April 7, 2021 ■ 臓器移植の裏側:21世紀の人権蹂躙 「アメリカから見た日本(January 17, 2019)」より / チャイナで行われるおぞましい臓器狩り犯罪についてアメリカが政府として初めて言及したことで一気にチャイナの人権問題に光が当たった。 それでもまだまだ「そんな事があるわけがない」とチャイナの真相を真っ向から見ようとしない人が多いのも否定できない。 そんな中、つい最近、チャイナに暮らしていた9歳の日本の女の子が行方不明になり、その子が臓器狩りの被害者になったのではというニュースを見て、改めてこの記事を書く必要性を感じた。 この臓器狩りについては詳しく記事をアップしているので以下のリンク↓を参照してほしいが、今日はもう少し暗闇に潜り込んでみる。(「中国臓器移植の裏側:ドナーはどこから?」 https //yamatogokorous.com/chinazoukiishoku1/ ) (※mono....中ほど大幅に略) / チャイナで移植手術をする人は、自分の体に移植される臓器が、自分の命と引き換えに惨殺された名もなき人の体から無残にも取り出されたものであることを認識しないといけないし、その裏で殺人が行われているわけだから、自分自身も間接的に殺人に加担していることを肝に命じなければならない。 【メディカル・ジェノサイド】 ■ メディカル・ジェノサイド: 中国の臓器移植産業の隠れた大量虐殺 「vimeo(2018.12.9より一年前の記事)」より / メディカル・ジェノサイド: 中国の臓器移植産業の隠れた大量虐殺 from China Organ Harvest Research Ctr on Vimeo. 現在中国は世界のほとんどの臓器移植を行っているにも関わらず、国内で自主的に臓器を提供する者はほとんどいない。中国政府は死刑囚から臓器を摘出していることは認めているが、その数は中国国内での移植件数に比べてわずかに過ぎない。10年の調査に基づく、臓器源の真相に迫るドキュメンタリー。無実の犠牲者数は毎年数万人に上ると推定されている。人道に反する犯罪を暴く。 .
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―――――――――――――――――――――― それからというものの 彼女は呼んでもないのに毎日家に遊びに来た 闇属性のチャイムが高々と平沢家室内に鳴り響き気分を害しながらドアを開ければ中野梓 あっちで中野梓 こっちで中野梓だ 私がいくら断ってもこの媚びた野良猫は 図々しく家に上がり込もうとしてムカついた私が 会心のハイキックをこめかみ辺りにお見舞いしてあげるんだけど 「そういうトコも含めて全部好きだよ」 とかいう半ば宗教めいた台詞を熟れ過ぎたトマトみたいに真っ赤になった顔で言う始末でもう何なの お姉ちゃんはこの野良猫を(恐らくは憐れみの意志からだが)可愛がってあげているので何とも言えないが こんなこと続けても私を振り向かせるなんてできっこないのに何してるんだろう ただこの黒い猫は お姉ちゃんとも遊ぶ もう好きじゃないんじゃないの? って3連鎖までしかできないぷよぷよに夢中になる中野梓の背中に私は問いかけたかった 好きなものだけに齧り付けばいいっていう 私の考えがおかしいとは部屋の隅に溜まる埃の一粒程にも思わないんだけど そんなある日 またしても39度の破滅的な熱気は猛威を奮う 家のアイスと飲み物を全消費しても尚 暑さは容赦なんかしてくれない 勿論イフリート召喚したような灼熱地獄にか弱く可愛いお姉ちゃんが耐えられるはずもなく 私達平沢姉妹はユートピアでありアルカディアであるエデンである市民プールへ出かける気満々だった ゼウスも本妻認定しちゃうレベルの色気を潜ませるアルティメットお姉ちゃんビキニを拝めるので テンション高速エレベータで絶賛上昇・・するかと思いきや出発寸前に鳴るチャイムの音がそれを阻止する ぴんぽーん 案の定玄関に立つのは中野梓ちゃん お姉ちゃんも優し過ぎるもんだから「あーあずにゃんだー あがっていってよー」なんて言っちゃって この子は着実に 調子に乗りつつあるようだ 「ねぇ憂、今からプール行くんでしょ?」 なんで知ってんだよ今日朝決めたんだよ 「一緒に行こうよ!ね?」 私は困惑するんだけど主であり神であるお姉ちゃんが許可してしまうので断れない ああ折角お姉ちゃんの水に濡れた髪とか肌とか爪とか空気存在概念森羅万象が一人占めできるかと思ったのに なんてことを考えていると 梓ちゃんと目が合った ・・・生意気 ―――――――――――――――――――――― 中野梓のプールでの振る舞いは媚薬とマタタビとドラッグ全部一緒に呑みこんだ発情期の猫のようで 微塵の凹凸も色気もないある意味奇跡的なその身体を以て必死のセクシャルアピールを試みていた 小学二年生の女子が着るようなピンクの水着は哀しいまで似合っていて 嫌でも視界に入る 「ねぇ憂、あっちでスライダーやろうよ!」 「ほら憂、パスパース」 「唯先輩の水着も可愛いけど、私のも負けてないよね」 世界で一番市民プールを楽しんでるのは絶対的に間違いなくこの中野梓で そもそもそれはスライダーじゃなくてただの滑り台だし (そりゃあお前の体躯からしたらスライダーかもしんないけど) みるみる内に日焼けしていく様はまるで昆虫の変態する瞬間を 高速カメラで眺めているような不思議な光景だった そのせいもあってかスペシャルお姉ちゃんビキニを網膜に焼きつける暇は無く 終始梓ちゃんに振り回されて何時の間にか空が茜色カラスが鳴いて 門限ギリギリ帰宅の時間だよコンチクショウ 「たのしかったねーあずにゃん」 「そうですね。憂も、楽しかったよね?」 もう知らないよどうでもいいよ この黒猫の異様なまでの執着心はどこから来るんだろう 簡単にお姉ちゃんから私に乗り換えてよくここまでハマれるもんだ 最近根負けしてきたよ 帰り道 私の脳内は そんな一昨日の晩御飯程にどうでもいい思考でがっぷりと埋まっていた そして中野梓は 妙に不安そうな顔で空を眺めていた 我が家へ帰宅すると 頭が痛い 頭痛で痛い ズキズキズキ お姉ちゃんも似たような症状を訴えていて これは不味いなとシックスセンスで予知した瞬間体温計のアラームが鳴る 39.0 久々にはしゃいだせいかはたまた身体が弱っているのかわからないけれどこれは結構クリティカルで 何故なら今平沢家には私とお姉ちゃんしかいない 私の体調は蟻の糞程に無視していいとして何よりお姉ちゃんが苦しんでしまうのが世界崩壊並に不味い 多少無理してでも看病に勤しなければ 御粥でも作ろうか?いやまずお姉ちゃんをベッドに連れてって 官能的な汗ふいて着替えさせてあげて水分補給も忘れずに その後半分は優しさで出来てる薬を探して お姉ちゃんが飲みやすいようにイチゴ味のゼリーオブラートも一緒に渡さないといけないけど なにか栄養のあるもの食べた後の方がいいだろうか?いや ダメだ 冷蔵庫は宇宙創世期を彷彿とさせる見事なまでのがんらんどうかつすっからかんの空っぽぷりだ まず買い物 行けるだろうか てか 行かなきゃいけないんだけど お姉ちゃんは守らなきゃ お姉ちゃんを護らなきゃ ぐったりしたお姉ちゃんを背負って部屋へと運ぶ途中に着替えとタオルを取ろうと洗面所へ向かう この汗びっしょりなまま床に着いたらお姉ちゃんが可哀そうだ嗚呼可哀想可哀想 ごめんねお姉ちゃん無理させちゃって 引き出しから安物の黄色いタオルを取り出し ふと鏡を見る そこにいたのは そこにいたのはまるで人を喰らう鬼のような形相でこちらを見ているそいつはまるで暴慢な鬼のような面で こちらを睨むそいつはまるで己の欲望に酔いしれる鬼のような視線でこちらを見るそいつはまるで肉親をも 躊躇なく喰らい尽くす鬼のような佇まいでこちらを指すそいつはまるで自分以外を認めない傲慢な鬼のような 瞳でこちらを観るそいつはまるで外へ出るのを恐れている臆病な鬼のような涙を流すそいつはまるで大事な 事に気付かない振りをしながら心の奥底で自分自身を戒める鬼のような汗を流すそいつはまるで自分が 強いと思い込まないと気が済まなくて何かから逃げ続けている鬼のような悲哀を持つそいつはまるで自分の 愛が天も次元も突破するくらいに誰かに届いて実を結んでいるものと勘違いしている鬼のような恥を散らす そいつはまるで見なきゃよかったと後悔するものに直面する鬼のような愚かさを露呈するそいつはまるで 怒り喚けばそれが意味を持つと盲信する鬼のような未熟さを隠さないそいつはまるで好きでい続けることの 意味と理由を思い出せなくなって狂信するしかなくなった鬼のような虚しさを披露するそいつは 私の姉である 平沢唯の たった一人の 妹だった この意味を私は理解した 途端に意識が落ちる 目の前がブラックアウト真っ暗になってゲームオーバーのカウントダウン Continue? 0 ―――――――――――――――――――――― 少しずつ広がる視界は眼球の表面にでんぷん糊でもくっ付けたみたいに不鮮明で なんとか目を凝らすとそこに立つのは黒髪ツインテールが似合う小さな女の子中野梓ちゃん 話を聞くとお姉ちゃんに預けたままだったリップクリームを返してもらいに来たところ 家の様子がコンヒュ喰らったみたいにおかしかったから入ってきたそうだ 私は見事なまでにベッドで寝転んでいて脇を見ると見事なまでに薬と御粥が置かれていて 見事なまでに看病されてしまったようだ きっとお姉ちゃんの手当てにも手を抜いたりはしないだろう 私と違って 満遍なく好意を振り蒔けるのだ 私と違って 人間らしい人間なのだ 「憂、大丈夫!?」 親の今際の際に立ち会うみたいに必死こいた顔で私を観るこの子は きっと恐らく間違いなく清涼純粋ピュア100%に私が好きで それは素晴らしい事なんだろう 私はお姉ちゃんが大好きだ それは地球が丸いってのと同じくらい否定しよう無い絶対確実1000%の事実だけども 梓ちゃんのそれとは掛け離れた一種の逃避と引き籠りで 他の全てをシャットダウンする 一番近い存在である姉に依存して 他の好きを拒むんだ それが良いか悪いかはともかくとして 残念ながら少なくとも今はそこに身を置くことに徹しているので 梓ちゃんとは結ばれない 感謝はしてるけれどね まぁ今までの非礼は詫びた方がいいかもしれない 39度の女子高生は 中野梓と仲良くなった ただそれだけしか進展してないけど 数日数週間じゃそんなもんだろう 夏休みが終わる頃には 何かが変わっているかもしれない だってこの子 マジで毎日通ってくるからね 好き好き大好き超愛してる? Love Love Love You I Love You? ・・まだわかんない 終わり 戻る
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マブラブオルタネイティヴ~暁の空へ~ 外伝 雛鳥 BETAの波を掻き分ける、12機の吹雪――その一連の動きには、小さな違和感が積み重なることで生まれた、大きな歪が存在した。 「B203、遅れているぞ。204…前に出すぎだ、隊列を乱すな。」 網膜投影に中隊長の顔が映る――普段の柔和な笑顔とは違った顔…目は見開かれ、物言わぬ威圧感がある。 「すっ、すみません!!」 「わかってるわよ!……Merde!(クソッ!)」 中隊長の叱咤とエレメントの苛立った声を聞きながら、ふと我に返る。 (いけない、この前も散々叱られたんだった…。) だが、時間が経てば再び焦る…突撃前衛が足止めをした突撃級の息の根を止め、迫り来る要塞級の腕を切り落とし、前へと進む……前へ、前へと。 どうせ自分には未来が無い…未来へと命を繋ぐことが出来ない……ならば、自分に出来るのは目の前の人類の敵を殺すことだけ…前へ進み、戦い、前のめりに死ぬことだけ―――シュミレーターと言えど、ひたすらに化物を挽肉にするという単純作業は、少女の心を容易に蝕んでいく。 「っ!…あっっ!!」 視界の隅に影が映る。――咄嗟に離れるものの衝撃を受け、思わずうめき声が漏れる――視覚外からの一撃。 「ちーちゃん!危ないっ!!」 B103――聞き慣れた仲間の声がしたかと思うと、強襲掃討装備の吹雪が目の前に現れる。 4門の87式突撃砲から吐き出される36mm劣化ウラン弾が、目の前の異形をなぎ払う――正確に、そして的確に。 「中隊各機、鶴翼型にて戦線を維持。」 「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」 10機の吹雪が陣形を取り、我武者羅に向かってくるBETAを迎え撃つ。 「B203、状態を報告しろ。」 「はっ!…左腕中破…でも主機に問題ありません、まだいけますっ!!」 素早く機体を立て直す――冷や汗が出る――もたもたしただけ、皆に迷惑がかかる。 「分かった…ただし、しっかりと回りに合わせ、無理はしないこと。」 「了解ですっ!」 返事だけは良いのだからと苦笑する中隊長、直ぐに顔を引き締めると中隊各機に激を飛ばす。 「中隊各機、兵器使用自由。囲まれる前に傘弐型にて突撃するっ!」 「「「「「「「「「「「了解っ!」」」」」」」」」」」 国連軍横浜基地所属 再訓練部隊 B中隊 5月7日 シュミレーター訓練結果 シュミレーション難易度:B 目標:60分生存―クリア 中破:3 小破:7 備考:中隊の連携に問題有、特にルイーセ訓練兵、前田訓練兵に指導の必要性有。 「はぁ、問題児…か……。」 B中隊を教導する間桐辰妃は、思わず溜息を吐く――何故こんな状態なのかと。 佐官尉官を訓練兵として扱わざるを得ない再訓練部隊では、部隊編成にも何かと気が使われている。 気性の荒い者や、出向中の帝国軍衛士は日野のA中隊へ回される傾向にある。 逆に士門のC中隊には誰の配慮か、比較的大人しい面子を集めている傾向がある。 つまり、自分のB中隊には何の問題もない無難な面子が集まる……はずであった。 しかしながら、現実は違う――多くの問題児の存在。 そもそも、前線には気性の荒さが問題となるような衛士は珍しくなど無い。 そういった方向性とは違った問題が、B中隊には存在した。 高貴な生まれとしか隊員達は知らないが、実はノルウェー王国の第3王女であるソニア・ルイーセ訓練兵。 この横浜基地で知らぬ者はいない極東の魔女こと、香月副司令の関係者たる宗像美冴訓練兵、風間祷子訓練兵。 非常に扱いに困る3名…そして、品行法方正とは言えないその他数名。 逆に普段は品行方正であるにも関わらず、何度注意しても問題が改善されない前田千歳訓練兵もまた、どうしていいか非常に困る。 単なる訓練兵の指導のように、ただ単に力で押さえつけても上手くはいかない。 (むしろ、完全に品行方正な軍人の方が珍しいのかしら。) 自分の上司を思い浮かべ、次にCPである…まさに品行方正な少女を思い出しながら、辰妃は歩いていった。 再訓練部隊では、シュミレーター訓練や実機訓練の後、必ず専属医療チームによる健康診断が存在する。 圧倒的衛士不足の現在、その実力よりもこの健康診断の結果が、衛士復帰への重大な判断材料となると言っても過言では無い。 一度の戦闘すら耐えられない衛士など、使い者にならないからである――もちろん、実力が高いに越したことは無いのだが。 「ちょっと、どういうこと!?」 健康診断を行っている一室の前、その廊下で苛立っている少女がいた。 周りの人間には勘弁して欲しいとばかりに溜息をつく者もいるが、本人は気付いていない。 「あの…落ち着いて下さい、ソニアさん。」 「私に散々この隊の流儀だなんだって言って、なんであいつ等はいないのよ!?」 「仕方ないやろ…あの二人は特別なんやで。」 「はぁ!?この私を差し置いて特別っ?」 一人喚いているのがソニア・ルイーセ訓練兵、宥めているのがファム・ティエン訓練兵、さらに苛立たせているのが田沼福太郎訓練兵である。 ことの始まりは、大したことでは無かった。 入れ替わりの激しい再訓練部隊において、隊の連携を高める為にも日ごろのコミュニケーションは重要である。 その為、健康診断時において、問題があって精密検査まで回るなどのことが無ければ、基本的に全員が終わるのを待ちながら談笑するのが通例となっていた。 ソニアなど、自分が人の為に待つという状態を嫌がり、入隊当初は揉めたものである。 紆余曲折の末、他人に合わせることを納得しはじめていたソニアであった…が、最近特殊任務で訓練をたまに抜けていた宗像、風間両名が、本日も同様に小さな少女に連れられ、皆を待つことなく行ってしまったのだった。 ただでさえ、シュミレーター訓練の結果でイライラしていたソニアには、耐え難い状態らしい。 「あのなぁ、お前が名家の生まれやって言うけど……あの二人は此処の実質No.1の関係者…少なくとも此処じゃ、お前よか特別やで?」 「こんのぉ「そ、ソニアさん。」…わかったわよ。」 怒鳴りかけたソニアであったが、さすがに目の前で泣きそうな少女に見つめられては、気が萎えてしまうというものである。 「でもさぁ、ソニアちゃんの言うこともその通りなんだよね~。今日のはともかく…普段の訓練ですら、たま~に抜けるのを朽木大尉が黙ってるんだから…よっぽどだね。」 故意かたまたまか、話を二人から上官へと話を摩り替えたのは、柳夏純訓練兵。ちなみにずっと会話に参加せず、本を読んでいるのが、チャンドリカ・ワルダナ訓練兵である。 問題の宗像、風間の2名、そして廊下で待っているのが5名。残りは5名であり、現在は健康診断を受けている。 「あの人も偉そうなこと言っても、上に逆らえないだけやろ…鬼教官も形無しやな。」 「ま~たそうやって福ちゃんは嫌味ったらしく言う。朽木大尉の悪口ばっか言ってると、また虎ちゃんと喧嘩になるよ?」 嫌そうな顔をして語る福太郎、彼は何かと朽木を毛嫌いしており、現在診断を受けている芦川虎児訓練兵のような、朽木を慕っている隊員と揉めることもあるのだ。 「福太郎が偉そうに言うんじゃないわよ!」「おうふっ!!」 「…口は、災いの元。」 鳩尾に拳を受け、うずくまる福太郎、冷ややかに呟くチャンドリカ。 年齢も元の階級も違う男女が集う再訓練部隊は、多少馴れ馴れしすぎるくらいで丁度良いのかもしれない。 「貴様らっ!何を騒いでいる!!」 「け、敬礼!!」 突然響く、辰妃の声――とっさに直立し、敬礼する4人…としようとプルプルしている1人。 敬礼を返し、不機嫌そうに辰妃が呟く。 「貴様らな…仲が良いのは良いが…常識として、迷惑にならない範囲というのがあるんじゃないか?」 「「「す、すみませんっ!」」」 緊張する3人に対し、あららと緊張感無く笑っているのが1人、そして…頑張っているのが1人。 「それにな…少し話を聞かせて貰ったが…お前らに忠告しておく。」 難癖をつけられれば、上官批判ともとられかねない会話を思い出し、とっさに青くなる一同。 「朽木大尉の前で、く・れ・ぐ・れ・も、先ほどのような会話をするな……あの人は、鬼教官どころか……………ほ、本物の鬼だ……。」 突然何かを思い出したのか、小刻みに震えだす辰妃。 「きょ、教官!?大丈夫ですか?」 この辰妃の怯えっぷりは、たっぷりと尾ひれがついた後に再訓練部隊や子鬼に知れ渡ることとなる。 こうして今日もまた、嘘か本当か分らない朽木の噂話が増えていくのであった。 Fin.
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最期に見た夢 ◆7.egbPFHBY たゆたう水の流れの中に強い意志の力を宿し、小津麗はマスク越しに眼前の敵を睨みすえる。 鮮やかな蒼に彩られたスーツに身を包み、麗は水色の魔法使い―マジブルーとしての自分を解き放った。 「なぁ~るほどねぇ~…てめぇも“変身”するわけだ…」 対峙する黒い甲冑の男―<クエスター・ガイ>は僅かに唇を歪め余裕の表情で彼女と向き合った。 両者の視線が僅かに交錯する。沈黙が生れる。お互いが一歩も動かない硬直状態。 それを破ったのは戦いの本能に突き動かされたアシュだった。 グレイブラスターの照準にマジブルーを捉え、躊躇うことなく引き金を引く。 ―だが。 「なんじゃこりゃ!?」 引き金を引いても銃は何の反応も示さない。引き金の乾いた音が鳴り響くだけだ。 男の動揺を見逃さず一瞬の隙を突いてマジブルーが叫ぶ。 「ジー・マジカ!」 突き出したスティックから水の柱がガイを襲う。 魔法により生成される水は物質としての物理法則に支配されない。 ゆえにその勢いは閃光のように早く鋭く、一本の矢のごとく対象へ襲い掛かる。 「グハァツ!!」 自らの中枢器官であるゴードムエンジンを咄嗟に交差した腕で庇ったものの、水流の凄まじさに ガイは背後へ吹き飛ばされた。木々をなぎ倒し、地面へと無様に突っ込む。 「…わたしと貴方が戦う理由なんてないわ。わたしはあの子が心配なの! あなたみたいに殺し合いを楽しんでいる連中が他にもいてあの子を狙うかもしれない。 ここは見逃すから、私たちのことはかまわないで!!」 マジスティックを構えたまま、麗は叫んだ。 もしも再び立ち上がってくるようなら今度こそこの男を殺さねばならないだろう。 それは出来れば避けたかった。 「なぁ~るほどねぇ…能力には制限があるのかぁ~~~…ロンとかいう野郎、俺たちに教えてないルールがまだまだあるってことかね~…むかつくぜぇ~~!」 ぶっ倒れたままの格好で独り言のようにガイは呟いた。 まるで麗の言葉が聞こえていないかのように。 ゆらり、と幽鬼のようにガイは立ち上がってきた。 クエスターの武器に弾切れもジャムもありえない。それでも武器が使えないのはなんらかの外的要因により、その性能が制限されているからだ。 恐らくは首につけられたこの枷の影響だろう。同じく今はアシュとしての術も使えないはずだ。 右腕の装甲は今の攻撃で粉々にくだけてしまっている。 しかし、彼はそんなことをまるで気に留めていなかった。 戦いはアシュの本能だからだ。 「くっ! ジー・マジカ!!」 再び攻撃魔法を唱え今度は小規模な津波を発生させる。 攻撃よりも押し流すことを麗は選択した。近づきたくない、というのが理由だった。 「しつこいんだよぉ!」 ガイは機能不全に陥った二丁の拳銃を投げ捨て、素早く支給品のクエイクハンマーを取り出した。 やおら金剛力をふるってハンマーを地面へ振り下ろす。 「ウォラァッ!!」 地響きを引き起こすほどの力場を発生させるツールの性能を引き出し、襲い掛かる水の柱を真っ二つに引き裂く。 左右になぎ倒される水の障壁を破り、その先で驚愕する麗とバイザー越しに視線が交わった。 「――!!」 刹那、その人間を大きく上回る獣の敏捷性でガイがマジブルーへと肉薄する。 「ジ・ジーマ…―」 慌てて回避のための呪文を唱えようとスティックをかざす。しかし。 「遅いんだよぉ!!」 砕けた腕でマジブルーの喉笛を締め上げ、空中へ持ち上げる。 そのまま急直下で地面へとしたたかに叩きつけた。 次いで逃れられぬようにその首を足蹴にし、何度も何度も踏みつける。 「か・ハぁ―…」 魔法は通常、呪文の詠唱により機能する。呼吸の制限を受けた状態では魔法は起動しない。 「どうした! どうしたぁ!?さっきみてぇにでっけー水柱を出してみろよ!!」 嬲ることに快感を覚えるアシュの本性をさらけ出し、ガイは高らかに叫んだ。 相手を恐怖と暴力で支配し、破壊する。それこそがアシュの本能だ。 『マー…ジ…」 しかし。時として人は恐怖を乗り越える力を発揮する。 しばしば発揮されるその強い意思の発露は“勇気”と呼ばれた。 魔法は勇気の具現だ。この極限状況にあって尚、麗が想うのは家族のこと。 「……マジ…―…マジ……―」 そして、一人無力なまま走り去った少年のことだった。 「そろそろ止めといくかぁ?」 全ての能力を封殺されてもガイにはその身に生来備わった悪魔の身体能力がある。 個人の運動能力は制限に値しない。 このままマジブルーの首の骨を力任せにへし折れば戦いは終わる。 「…マ・ジー…ロォ!!」 まばゆい閃光が辺りの景色を極彩色に染め上げる。 「な・なんだぁ!?」 網膜に再び光を取り戻したとき、そこに立っていたのは先ほどまでのマジブルーではなかった。 原始の魔法により、その身をさらに昇華させたレジェンドフォームへと変貌を遂げたマジブルーの姿だった。 その手には古代のマージフォン<ダイヤルロッド>が握られている。 威風堂々たる風格は先ほどまでとは別次元の強さを備えていることを如実に指し示していた。 「…生意気なんだよォ!」 獣の猛々しさで襲い掛かるガイの姿は人間に無意識での恐怖を与え硬直させる。 しかし。レジェンドマジブルーは全くそれを意に介さずに魔法聖杖を構え、叫ぶ。 「マジ・マジ・ゴジカ!」 獅子の意匠を持つ杖が光り輝き、水流を螺旋状に練成した衝角が敵を四方から襲う。 まるで衝角の一本一本が意思を持つ龍が如く、黒い獣を貫いた。 「ゲハァッ!…こ・これは!?」 全身の装甲を穿たれ、砕かれ、盛大に破片をばら撒きながらガイの身体は宙を舞った。 既に手負いの状態でガイに次の攻撃をよけきる体力は残されていない。 ガイは知らなかったが、目の前の相手もまた異能の力を持つ種族と人間との混血であったのだ。 怒りの鬼神は息も絶え絶えに泥水にまみれて自由の効かない身体を震わせていた。 ゴードムエンジンがガイの生命力の減退を反映し、その勢いを弱めていく。 既に風前の灯のガイを見下ろし、レジェンドマジブルーはその最後の審判を下さんと 聖なる杖を高々と頭上に掲げた。 「マージ・ゴル…―」 その時だった。 長きに渡り監視者の追撃をかわし肉体が滅びて尚、人に災いをもたらす悪の権化に三度、悪徳の女神が微笑んだのは。 今にも冷酷な判決を下さんとしていたレジェンドマジブルーの身体が粒子に包まれ、その身を 消失させたのだ。 「え…?」 腕にはダイヤルロッドを握った感覚が残ったまま。麗は青いジャケット姿へとその姿を還元されていた。 麗の戸惑いの表情に、今にも消えかけていたガイの瞳に金色の輝きが蘇り刹那の内に熾烈な死闘の幕は下りた。 「…時間切れだぜぇ…―ざぁ~んねんでしたぁ!!!」 麗は自らの身に何が起こったか、しばらく理解できないでいた。 深々と胸を刺し貫くガイの右腕が次第に逃れようのない現実を突きつける。酷く、残酷な真実を。 「え…? ア…アァ……う…嘘……―」 噴水のように噴出す鮮血がガイの傷ついた装甲に浴びせかけられていく。 勝利の歓喜に打ち震えながら、ガイは右腕を引き抜いた。 麗の身体が力なく崩れ去る。そして、自らの鮮血が生んだ血の池へとその身を沈めていった。 光を失った瞳に自らを祝福する兄や姉、弟たちの姿がよぎる。 暖かく柔らかなまなざしで見つめる両親。その大きな目を潤ませ微笑むランプの精。 そして― 「ヒカル…せん…せい…-―」 愛する者の顔だけが浮かばない。 「どう…して…思い出せないよぉ…―」 逆光の恋人は笑っているのか、悲しんでいるのか。それすら今の麗にはつかめない。 全て儚い幻と化して消えていく。 そして、全てが暗闇に閉ざされた。 【名前】小津麗@魔法戦隊マジレンジャー [時間軸]:Stage47 結婚式の途中 [死亡場所]:B-4森林 1日目 黎明 [状態]:死亡。ガイの渾身の一撃に胸を貫かれ失血死。 [装備]:マージフォン@魔法戦隊マジレンジャー [道具]:操獣刀@獣拳戦隊ゲキレンジャー 、何かの鍵、支給品一式 [末期の言葉]「どう…して…思い出せないよぉ…―」 【クエスター ガイ@轟轟戦隊ボウケンジャー】 [時間軸]:Task.23以降 [現在地]:B-4森林 1日目 黎明 [状態]:全身に裂傷。かなりの重症のため時間制限に関わらず戦闘不能。要回復アイテム。 ただし、精神的には高揚感あり。戦いを心底楽しんでいます。 [装備]:グレイブラスター@轟轟戦隊ボウケンジャー、釵一本@獣拳戦隊ゲキレンジャー [道具]:クエイクハンマー@忍風戦隊ハリケンジャー、支給品一式(麗のものは全て搾取済み) [思考] 基本方針:ロンやボウケンジャーを倒すついでにゲームに乗る 第一行動方針:気に入らない奴を殺す。一人殺しました。 参考:1本目のペットボトルを半分消費しました。 【小津麗 死亡】 残り38名
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#3 『Carry On』 ユーゲンは図嚢から取り出した1枚の写真――網膜板に像が焼き付けられたものを長机に置き、傭兵達に見せた。 脇にいる警備兵との比較から高さは約3mほどであると思われる、石板のような物が写されていた。 そしてその中央には人のような形をした何かが、半ば石版に一体化するように埋め込まれているのが分かった。 ちょうど子供の作った土偶が、壁に張り付いているような格好である。 「一月前になる。『灰の海』2-5地区、バルテルス家が不法に所有する遺跡からこいつは出土した。」 ユーゲンは淡々と切り出した。 「これが出た地下施設からは、奴のものと思われる大量の記録媒体や実験設備のような物が発掘された。」 そしてまた図嚢から何かを出した。小銃の弾倉ほどの大きさをした、セラミックのような石の塊であった。 擦れてはいるが、先史文明の言語が至る所に刻印されている。 ユーゲンがそのひとつを指でなぞると、空中に文章と図がびっしりと投影された。 「解読されている僅かな単語から察するに、奴は当時そこそこの知識人だったらしい。」 図嚢に記録媒体を戻し、写真の石人形を指差した。 「我々はこいつを『学者』と呼んでいる。そう、お前達が昨日遭遇した例の化け物だ。」 マイヤーが信じ難いという表情で、まじまじとユーゲンの顔を見た。 「・・・どうした?気持ちの悪い奴だ。何か言いたいのか?」 「いや・・・あの・・・僕はてっきり貴方がダレルたちの言う化け物かと思ってまして・・・。」 筋肉の申し子のような男はもごもごと言葉を紡いだ。 ユーゲンは笑いを堪えるように言った。 「私はれっきとした現代パルエの人間だ。まぁ、多少変に思うかもしれんが・・・。」 図嚢から2枚目の写真を取り出した。 「生体機関に繋いでも何の反応も示さなかったこいつが、アーキルの部隊に引き渡された途端作動を始めた。生命維持装置から本体が出てきたのだ。」 写真には、中央が空の窪みになった石板の前でぐったりと横たわる、甲冑のような物が写されていた。 甲冑とは言っても、古代パンノニア人が使ったようなゴテゴテとしたものではなく、あくまで皮膚の延長といった印象である。 うつ伏せの為、顔は把握できない。 床にはよく分からない液体のような物が溜まっている。 「・・・失礼。今『アーキルの部隊』と言ったか?」 リシェクが尋ねた。 「何だ、元情報部の割に勘が鈍かったようだな。そうだ。辺境諸侯共は発掘品を連中に売り払って商売をしてる。あの豚共にとっては戦争の行く末などどうでも良いという訳だ。」 傭兵達は無表情にその話を聞いていた。 「恐らく、連中の車両のエンジンに使われている浮遊機関由来の物質に反応を示した結果だ。奴はやがて起き上がり、連邦兵たちを見て言った。『なに、ある。』」 最後は少しおどけた調子で言った。 「まぁ連中の稚拙な翻訳だからな。『なぜここにいる?』とでも言いたかったのだろう。その後は地獄絵図だ。 2-5地区の発掘所は壊滅。生きて帰ったのは一人の技師とそのクルカだけ。この話も写真もすべてその技師からの情報だ。」 6人は何の相槌も打たなかったが、彼女は話を続けた。 「その後奴は消息不明となったのだが、昨日3-4地区に現れた。お前達は世間への『建前』で、商売相手であるアーキル部隊の足取りを掴みに行かされた。そこで偶然奴を見たというわけだ。豚貴族にとって、野放しの『学者』の存在は皇帝一派への不忠の証拠であり、それが大事を起こしたともなれば自らの汚点となる。奴を知る者は不都合極まりない。それを嗅ぎ回る我々も然り、だ。」 カイがリシェクの方を見た。「あの時言った通りだろう」とでも言いたげである。 「豚共の中でも、アーキルとの関係を知っているのは上の連中だけだ。まして『学者』を認知しているのは数えるほどだろう。」 「・・・ザクセン中尉達が知っていたわけではないってことですか?」 カイが尋ねた。 「ザクセン・・・?私が痛めつけた糞袋の名前か?あんな不細工な三下が知らされる訳なかろう。」 ユーゲンは当然の事のように言った。 「じゃあ・・・さっき襲撃してきた連中は?」 再びカイが質問した。 「連中は只の兵隊だ。肩章には41歩連とあった。大方、私とお前達を反逆者という事にしてけしかけたんだろう。あの飛行隊もな。」 傭兵達は互いに顔を見合わせた。 「・・・つまり今帝国軍は私達を敵とみなしている、と?」 レフラが口を開いた。 「まぁ辺境諸侯の軍はそういう認識だろう。」 ユーゲンはそのような事は取るに足らないといった風に言った。 「・・・なんだ?御上に裏切られるのは慣れっこだろう、お前達は。」 6人は困惑していたが、やがてしっかりとユーゲンを見据えた。 そしてダレルが言った。 「ユーゲン大尉。これから我々の面倒はあなた方が見て頂けるということでよろしいですか?」 「そうする他あるまい。お前達は見かけの割に経歴は優秀な奴が多い。養ってやる分は働いてくれるな?」 傭兵達はしっかりと頷いた。 「それに・・・、お前達の証言には少し興味深い点がある。まぁ今日のところは休め。部屋は用意させてある。」 ユーゲンは写真と書類を図嚢に入れ、船室から出て行った。 宛がわれた船室は、彼らが考えていたよりも上等なものだった。 本来300名以上で運用されるべきであるのがフレイア級軽巡である。 しかし武装の自動化等の改修により、この艦には120名程の船員しか乗艦していないらしい。 その賜物なのか、船員一人一人の待遇は正規軍のそれよりも格段に良いのである。 耳目省の管理下にある船員達は、その多くがキナ臭い雰囲気を纏っているのを傭兵達は感じ取った。 「まぁ結果としちゃ出世と考えていいんじゃないか?」 4人部屋の寝台に座り、新しく支給された弾帯を弄りながらカイが言った。 バックルには何も彫られておらず、くすんだ鉄の地肌が鈍く輝いている。 「・・・出世ねぇ。まぁ今までの糞溜めと比べりゃあ上等なもんだな。」 窓際で二つの月を眺めながらリシェクが答えた。 尻が痛むマイヤーは座ることができないでいる。 やがて不安そうに3人に尋ねるのであった。 「・・・なぁ、本当に僕の無反動砲、使い物にならなくなったの?」 「何が無反動砲だ、笑わせるな。お前のは拳銃弾より小さいだろうが。」 ダレルが嗜めた。 朝食は豪華とは言えないにしろ、十分納得できるものだった。 栄養塊と人造肉から作られた料理に、固焼きのパンというものである。 昨日までいた駐屯地の食堂が別の世界に感じられるほど、この艦のそれは静かであった。 「あいつら食わなくていいのかな?」 カイが隣で黙々と食べているダレルに言った。 「・・・疲れてるんだろう。眠らせてやれ。」 ダレルが答えた。 レフラは夢を見ていた。 端正な顔立ちに、口髭をたくわえた老紳士がこちらに微笑んでいる。 周りは建物で埋め尽くされている。空はそれらに隠されて見えない。 言うなれば、無限に続く都市の中に自分とあの紳士しかいないような感覚である。 老紳士には確かに見覚えがあった。だがいつ、どこで出会った人物なのかは分からない。 その彼が杖をつきながらゆっくりとこちらに歩いてくる。 不思議と悪い感じはしない。むしろ彼に会えたことを心のどこかで喜んでいるのを感じた。 艦内にけたたましい警告音が鳴り響いた。 レフラは飛び起き、同じ部屋で寝ているカルラを揺さぶった。 耳をつんざくような煩さであるにも関わらず、彼女はなかなか目を覚まさない。 やがてレフラは床に転がっていた小さめのクルカを拾い上げ、カルラの顔に投げつけた。 傭兵達は艦橋に走った。戦闘指揮所にはユーゲンと7人ほどの船員がいるのみであった。 「連邦の船です。反応から駆逐艦が2、重巡が1。後者は恐らくオケアノス級。方角から察するに、『灰の海』から本国に戻ろうとしている連中です。」 生体電探の制御盤にかじりついていた一人がユーゲンに報告した。 「・・・ちょうどいいな。ハン、駆逐艦は2隻とも沈めろ。重巡は私がやる。」 ユーゲンが1人の将校の格好をした船員に言った。そして今しがた指揮所に入った6人を見やった。 「行くぞ。お前達の耳目省での初仕事だ。」 傭兵達は、彼女の言わんとしている意味がよく分からなかった。
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F 免・ア・膠 G 血液 H 感染症 I 呼吸器 J 神経 【F 免・ア・膠】 皮膚感作試験:細胞性免疫能の検査 アレルギー性鼻炎:鼻汁中に好酸球↑ Quincke浮腫:じんま疹、血管性浮腫 遺伝性血管浮腫:C1inhibitorの欠損・機能不全 補体が活性化される→CH50が低値 深在性浮腫→圧痕(-) Sjogrenから蛋白尿、膜性腎症 慢性RA患者で蛋白尿→アミロイドーシスを考える RA:関節液はWBC↑、黄色混濁、糖↓、蛋白↑、 補体↓、粘性は低下 悪性関節リウマチ:RA+血管炎と血栓による梗塞、 高熱、強膜炎、胸膜炎、皮下結節、皮膚潰瘍 高度の骨破壊、RF強陽性、内臓病変 腸管梗塞、強い炎症症状、ステロイドが第一 成人still病:弛張熱、両手首の関節炎と 体幹・四肢のサーモンピンク様発疹 フェリチン↑、赤沈亢進、脾腫 still病:弛張熱(スパイク型高熱)が 多発関節炎に先行、リンパ節腫脹、心膜炎 サーモン 膠原病で弛張熱:SLE、成人still病、血管炎 SLE:硬口蓋に無痛性の潰瘍、漿膜炎 中枢神経症状、ネフローゼは 治療に対する反応不良 SSc:末節骨骨融解、Scl-70、皮膚色素沈着 間質性肺炎→拘束性、肺拡散能低下 肺線維性病変に対してペニシラミン 糸球体虚血による悪性高血圧症 Ca拮抗、プロスタグランディン 肺線維症をきたす:SSc、PM/DM、RA PM/DM:筋原性障害→振幅低下、持続短い PMで増加:AST、CK、アルドラーゼ、ミオグロビン クレアチン MCTD:SLE+SSc+PM/DM、U1-RNP抗体 肺高血圧があると予後不良 左第2弓の突出 CREST症候群:SScの亜型、石灰化、レイノー、 食道蠕動↓、強指症、毛細血管拡張 MPO-ANCA:顕微鏡的PN,AGN,強皮症腎,半月体腎炎 抗好中球細胞質抗体C-ANCA:Wegenerに特異的 結節性多発動脈炎PN:中高年男性、中小動脈炎 ステロイドで治療、稀 Wegener肉芽腫:有痛性紅斑、肺の結節、腎炎 副鼻腔炎の先行、鞍鼻、眼球突出、壊死性血管炎 巨細胞を伴う 側頭動脈炎:こめかみの発赤、自発痛、視力低下 虚血性視神経炎 巨細胞を伴う肉芽腫による肥厚、ステロイド しばしばリウマチ性多発筋痛症PMRを合併 Sjogren:γーグロブリン高値、 リンパ球性間質性肺炎 AG正常の尿細管性アシドーシス 30%に抗甲状腺抗体(+) 流涙:Schirmer、Rose Bengal試験 Behcet病:下腿の結節性紅斑、回盲部の潰瘍 精巣上体炎 HLA-B27(+):強直性脊椎炎,Reiter病,乾癬性関節炎 HLA-B51(+):Behcet病→針反応陽性 扁桃:陰窩を持つ、 Waldeyer:舌、口蓋、咽頭、耳管 Arthus反応:局所性Ⅲ型反応、IgG、IgMが関連 NK細胞:顆粒を有する大型リンパ球、IL-2で活性化 ウイルス・腫瘍に対する防御、抗原提示能(-) CRP↑により補体価↑ 慢性肉芽腫症:好中球、マクロファージの障害で 殺菌能が障害、カタラーゼ(+)菌に易感染 Wiskott-Aldrich症候群:血小板↓、T細胞↓ 湿疹、易感染性、下痢、IgM低下、XR ADA欠損:プリン代謝障害→重症複合型免疫不全 プリックテスト:被検液を皮膚にたらし 針で刺して15分後に判定 薬剤アレルギー:リンパ球刺激試験 抗ヒスタミン薬:眠気、抗コリン作用 Ⅱ型アレルギー:自己免疫性溶血性貧血、ITP Goodpasture、リウマチ熱、SLE、Sjogren 血球凝集反応:赤血球膜抗原に対する抗体 Ⅲ型:血清病、急性糸球体腎炎、SLE、悪性RA 過敏性肺臓炎 血清病:異種血清注射後1~2週、発熱、じんま疹、 薬剤熱:好酸球↑、抗生剤、リンパ球刺激試験 アレルギー:皮疹が主、パッチ試験、末梢好酸球 過敏症:マクロファージ遊走阻止試験、RAST RF(+):混合性クリオグロブリン血症、SLE、SSc、 シェーグレン Felty症候群:RA+脾腫+WBC↓ 抗核抗体:抗Sm、抗RNP、抗セントロメア、Jo-1 SLE、SSc、MCTD、皮膚筋炎、RA、自己免疫性肝炎 WBC↓:SLE、シェーグレン、Felty 眼底の綿花状白斑:網膜小動脈の梗塞、SLE サルコイドーシス:外傷を受けやすい肘・膝に 瘢痕浸潤 Weber-Christian病:脂肪織炎と多発性皮下結節 四肢に有痛性の紅斑 混合リンパ節培養反応:臓器移植時の適合性判定 不明熱:38.3度以上が3週間以上持続 細胞性免疫低下でツ反陰性化 とりあえずアンピシリン・ステロイドは駄目 ちゃんと診断がついてから 脾摘→肺炎球菌、敗血症のリスクファクター 白血球左方移動:細菌感染症で好中球↑ 心不全→胸水、肺の上の方がうっ血 【G 血液】 悪性貧血→下肢振動覚低下 フェリチン:貯蔵鉄→鉄染色 トランスフェリン:血清鉄と結合 無効造血:赤芽球が骨髄内で崩壊、 悪性貧血・鉄芽球性 鉄欠乏:不飽和鉄結合能UIBC↑、骨髄赤芽球比率↑ 総鉄結合能TIBC↑ TIBC=血清鉄+UIBC:カートライトの3原則 慢性炎症では3つとも低下 鉄芽球性貧血:ヘム合成の障害、無効造血 鉄がミトコン内に蓄積して環状鉄芽球 小球・正球性の2相性貧血、 血漿鉄消失時間PIDT1/2・%RCUは低下 →VitB6(ピリドキシン)大量投与、キレート剤 慢性炎症→貯蔵鉄の利用障害、フェリチン上昇 Mφ中に鉄がいる、血清鉄低下、網赤血球低下 鉄利用障害:慢性感染、悪性腫瘍、鉄芽球性貧血 不応性貧血:リング状鉄沈着、前白血病状態 巨赤芽球性:舌炎、白髪、粘膜委縮、 赤血球内に濃青紫色のHowell-Jolly小体 網赤血球の絶対数↓、血清Fe↑、Fe交替率↑ 大球性正色素性(悪性貧血) 脊髄後索・側索の障害、温痛覚は正常 Schilling試験(+):VitB12の吸収能低下 再生不良性:40歳以上では免疫抑制療法を選択 抗胸腺細胞グロブリン(ATG)+シクロスポリン 好中球減少に対してG-CSF Fanconi貧血:先天性再生不良性貧血+多発奇形 デスフェラール:鉄キレート剤 パルボB19から急性に赤芽球癆 溶血、間接ビ↑ 赤芽球癆 :赤芽球のみが低形成、網赤血球↓↓、 巨大前赤芽球、胸腺腫があれば摘出 遺伝性球状赤血球症HS:癆、胆石症、葉酸欠乏 MCHC↑、浸透圧抵抗↓、細胞骨格蛋白の異常 サラセミア:ヘモA2・Fが高値、無効造血 →PIDT1/2・%RCU低下 βの軽症型が多い PNH:尿中ヘモジデリン高値、汎血球減少 血中ハプトグロビン↓:溶血による消費 洗浄赤血球を輸血する(補体感受性の亢進) シュガーウォーターテスト(+):夜間に アシドーシスにより血管内溶血 Ham試験:酸性化で血球と補体が結合 直ビは上昇すると尿に出る 温式:寒冷凝集(-)、直接Coombs(+) 寒冷凝集素症CAD:自己免疫性→ステロイド Evans症候群:AIHAとITPの併発:2型アレルギー 溶血性貧血:大小赤血球が混在 AIHA:自己抗体により赤血球凝集、 続発性ではSLEが最多 APL=M3、t(15;17)、PML/RARα、DICによるFDP↑ faggot(Auer小体の束)、アズール顆粒 WBCが多い場合、レチノイン酸症候群予防目的に アントラサイクリン投与、 DICに対してアンチトロンビンⅢ、ヘパリン投与 AMoL:核の切れ込み・波打ち・偏位 歯肉腫脹、Auer小体(+)、全身リンパ節腫大 急性GVHD:発疹、下痢、肝不全、2週~90日 Tリンパ球による拒絶 慢性:強皮症様の皮膚症状、6か月~3年 白血病で感染徴候あれば広域抗菌薬投与、 G-CSF投与 白血病の寛解導入療法:アントラサイクリン系 +シタラビン(Ara-C) 細胞破壊による高尿酸、高K血症 寛解後:Ara-C大量療法 リンパ性白血病:ペルオキシダーゼ(-)、 中枢神経浸潤症状、VP療法 CML:Ph染色体が95%で陽性、NAP↓、 白血球破壊によるVitB12上昇、 イマチニブ(グリベック)が第一 急性転化:2/3がAML、1/3がALLへ、それぞれの治療 CLL→自己免疫性貧血、Bリンパの表面構造、 CD5陽性、免疫異常を合併 AIHAを合併したらプレドニゾロン使用 無症状なら経過観察 赤白血病:PAS陽性巨赤芽球 TdT活性:CMLのリンパ芽球性急性転化で陽性 Ph染色体(9;22)、CMLと一部のALL、予後不良 MDS:1/3がAMLに移行、染色体異常あり 2相性赤血球:大球性・低色素性が混在 MDSと鉄欠乏性で見られる 類白血病反応:悪性腫瘍、重症感染、 骨髄線維症などの基礎疾患 WBC5万以上、幼若白血球の出現、末血に赤芽球 骨髄線維症:脾腫←髄外造血による、涙滴赤血球 NAPスコア↑、高齢、 真性赤血球増加症PV:造血幹細胞の腫瘍性増殖 還元ヘモ↑によるチアノーゼ、全種類増加 高ヒスタミン血症、瀉血と抗血小板療法 ストレス赤血球増加症:循環赤血球量は正常 血漿量が低下している リンパ節可動性なし:癌の転移が多い 無痛:悪性リンパ腫 圧痛:伝染性単核球症、成人still病 Hodgkinリンパ腫:好酸球↑,Ⅰ,ⅡA期は放射線療法 Hodgkin細胞:大型・単核で核小体が大きい Reed-Sternberg細胞:2核が鏡像、owl s eye 濾胞性リンパ腫:無症状なら経過観察 リンパ節内に濾胞を形成、自然退縮あり、 悪性リンパの予後:60歳以上、PSが悪い、 LDH異常高値例では不良 B症状:発熱、盗汗、体重減少、 Pel-Ebstein型発熱:数日の高熱期と無熱期を 2,3週間周期で繰り返す=間欠熱 腫瘍崩壊症候群:抗癌薬による壊死 →高尿酸・乳酸・P・K ATL:花弁状細胞、皮膚に浸潤、CD4+、CD25+ PTH様物質産生→高Ca・LDH 感染症に伴う血球貪食症候群 M蛋白↑による赤血球連銭形成 細胞内寄生菌による比較的徐脈 発熱+心雑音:心内膜炎、血液培養で確定 緑色連鎖、黄色ブ(急性なら)、疣贅 Osler結節、Roth斑、自己抗体(+)になることも 大量・長期間の抗生物質 Bence-Jones蛋白:尿蛋白の電気泳動、 MMで骨融解による高Ca血症 原発性マクログロブリン血症:B細胞の腫瘍 リンパ形質細胞性リンパ腫 アルキル化薬+ステロイド、血漿交換 出血時間:2~5分、凝固時間:8~12分が正常 von Willebrand因子:血小板の 血管内皮下組織への粘着 血小板無力症:Glanzmann病、数は正常 治療は輸血のみ、ステロイドは無効 von Willebrand病:優性遺伝、 Ⅷ因子も低下してAPTT延長 デスモプレシンで治療 血小板機能異常:上記2つ、アスピリン内服、 Bernard-Soulier症候群 紫斑:単純性、アレルギー性、血小板減少性 前2つは血小板数正常 特発性血小板減少性紫斑病ITP:慢性失血で鉄欠乏 免疫グロブリン製剤+ステロイド 幼若巨核球の増加、自己抗体PAIgG(+) 血栓性血小板減少性紫斑病TTP:発熱、精神症状 血小板数↓、腎障害、貧血(5徴) 破砕赤血球→微小血管障害性溶血:間ビ↑、LDH↑ 新鮮凍結血漿、血漿交換で治療 溶血性尿毒症症候群HUS:微小血管障害により 破砕赤血球出現 赤血球破砕症候群:人工弁、行軍、DIC、TTP、HUS HLA-B27:強直性脊椎炎、M2 循環抗凝固因子:IgG、→出血傾向 アレルギー性紫斑病(Henoch):腸重積、関節痛、 腹痛→関節炎・紫斑→1~3週後に腎炎 腎炎→血尿、IgAが上昇、XⅡ が低下、対症療法 Rumpel-Leede試験陽性 DIC基礎疾患:悪性腫瘍、白血病、敗血症 アスピリンによるワーファリン増強効果 PT時間で測定、トロンボテスト 血小板機能低下→ADP凝集能低下 抗リン脂質抗体→梅毒偽陽性 PT正常、APTT延長、血栓傾向 Budd-Chiari症候群を合併 出生児には骨髄のみで造血、 RBC産生にはエリスロ必須 成人の造血:体幹部(椎骨・胸骨・肋骨) 血小板検査:EDTA、血糖値:フッ化NaEDTA 骨髄移植は同年代からが良い アルコールにより葉酸代謝障害 血管外溶血:自己免疫・HS 好中球過分葉:巨赤芽球貧血・MDS ←形態異常+無効造血 好酸球↑:アレルギー性、Addison病、Hodgkin 好酸球性肺炎 リンパ球↑:ウイルス感染、結核、百日咳、CLL アレルギー、Basedow CMLの第一はチロシンキナーゼ阻害薬 白血病裂孔:急性白血病、 CMLの急性転化時→好中球ALP↑、dry tap 幼若細胞腫瘍性増殖によるdry tap Sezary症候群:Tリンパ球系のリンパ増殖疾患 血中濃度はGAMDEの順、抗体 鉄剤投与1週間で網赤血球増加 広節裂頭条虫感染でVitB12欠乏、 鉤虫症で鉄欠乏 脾機能亢進では赤血球の減少はない 巨大脾腫:MF、CML、真性赤血球増多、 特発性門亢症、マラリア 血友病:斑状・深部出血 【H 感染症】 伝染性単核球症:EBウイルス、異型リンパ球 白苔、肝障害、アシクロビル無効、 アンピシリンは皮疹を生じさせるため禁忌 確定はEBウイルス抗体価 異型リンパ球:クロマチン豊富で結節状の核 細胞質は塩基性、 咽頭扁桃炎:ヘルパンギーナ(コクサッキー)、 EB、アデノ/連鎖球菌、ジフテリア 無顆粒球症、白血病(免疫低下) コクサッキーA:手足口病、B 心筋炎 錆色膿性痰:肺炎球菌→大葉性肺炎 WBC上昇、CRP上昇、赤沈亢進 呼吸数30以上で入院 糖尿病コントロールはカロリー制限から クレブシエラ:陰性桿菌、大葉性肺炎(均等陰影) 大酒家、喫煙家の中年男性、空洞形成しやすい ペニシリン服用歴、粘稠痰 レジオネラ:エリスロ・リファンピシンが第一 胸膜炎、比較的徐脈、多彩な病型、尿キット 培養での検出率低い、セフェム系は無効 マイコプラズマ:乾性咳嗽、発熱、5~25歳 寒冷凝集反応上昇 クラミジア:オウム病、TCが第一、ペニシリン無効 すりガラス~斑状・網状陰影 アスペルギルス:空洞性病変、好中球減少による Ⅰ型アレルギー、閉塞性 骨髄移植後20日目と80日目にピーク 免疫不全じゃなくても発症する アムホテリシンB、ボリコナゾールで治療 β‐Dグルカン上昇→真菌性 クリプトコッカス:空洞性、髄膜炎を合併、腫瘤影 鳩から、グロコット染色で球状に黒染、サブロー アムホテリシンBとフルシトシンの併用 ノカルジア:グラム陽性分枝状菌糸、日和見感染 ST合剤で治療 ニューモシスチス:β‐Dグルカン↑、CD4↓、 両側びまん性すりガラス~斑状陰影、 気胸を合併、早期から著明な低O2 ST合剤、ペンタミジン サイトメガロ:封入体保有巨細胞(owl s eye) AGML、肝障害、間質性肺炎を起こす 先天性サイト:経胎盤、小頭症、内耳性難聴 肝脾腫大、脈絡網膜炎 N95=0.3μmを95%遮断するという意味 滲出性胸水:胸水/血清総蛋白>0.5か 胸水/血清LDH>0.6 結核:胸膜炎でリンパ球増加、ADA上昇 アデノシンデアミナーゼ 血行散布で骨、髄膜、関節、骨 粟粒結核:肺紋理の不明瞭化、稽留熱 眼底、肝生検、骨髄生検を行う、TBLB ツ反は陰転が多い 胸部で空洞:結核、黄ブ、B連、クレブシエラ 大腸菌、アスペル、クリプト、 扁平上皮癌、転移性、Wegener、RA 真菌で血液培養:カンジダ、クリプトコッカス エキノコッカス:礼文・根室、潜伏10~15年 肝に卵殻状石灰化、肝嚢胞、実質障害はなし、 肝吸虫症:コイ科生食後、右季肋部痛、下痢、 プラジカンテルで治療 Weil病:レプトスピラ、湿地帯、鼠の尿から感染 肝・腎障害、黄疸の割に肝酵素上昇は軽度 血管内皮の障害、Rumpel-Leede試験で異常 ストレプトマイシンが第一 サルモネラ:急な発熱、水様、腹痛、夏季 潜伏は約12時間 Kaposi水痘様発疹:既存の皮膚病変状にHSVが感染 カンピロバクター:コイル状菌体、陰性桿菌、 家畜の腸内・生乳など発熱・水様→粘血便 ペニシリン・セフェムに耐性 エリスロマイシンが第一 いずしなど保存食中での外毒素産生例 ボツリヌス:球麻痺症状、食後10~20時間、 発熱・嘔吐(-) カンジダ:ミコナゾール、ナイスタチン サケ:広節裂頭条虫、有機野菜:回虫 コイ:肝吸虫、牛:無鉤、肝蛭、包虫 豚:有鈎、旋毛虫症、包虫 セラチア:寒天培地で赤色の集落 赤色色素産生、陰性桿菌 ツツガムシ:WBC低下、好酸球消失、TC 麻疹用の皮疹、刺し口の有痛性紅斑、DIC 所属リンパ節の有痛性腫大 破傷風:早期発症ほど重篤、光・音で発作誘発 沈降トキソイドとγグロブリン投与 デング熱:点状出血斑、高熱、筋肉痛、関節痛 蚊、血小板・WBC低下、AST・ALT上昇 マラリア:約2週間潜伏、クロロキン コレラ:発熱・腹痛(-)、コレラトキシン TC、ニューキノロン 黄熱病:発疹(-)で黄疸出現 アメーバ赤痢:メトロニダゾール(フラジール) 栄養型は体外で5分で死ぬから急いで鏡検 チフス:クロラムフェニコール、ニューキノロン 腸管から血中へ入る、WBC低下、好酸球消失、 1~2週間の潜伏、薔薇疹、肝脾腫、 尿・血液・便から菌検出 ドパミン:ショックに対する昇圧として第一 少量投与では末梢血管拡張 比較的徐脈:ブルセラずれ落ち脈拍下がる ブルセラ、髄膜、レジ、オウム、チフス 感染性腸炎:多くが発熱(+)、腹痛(+) 発熱(-)・腹痛(-):コレラ、毒素原性大腸菌 (-)・(+):ウェルシュ、セレウス菌 らい:類結核型T型:知覚麻痺が主、 らい腫型L型:皮膚のらい腫 DNA診断:抗酸菌の同定 誤嚥性肺炎:口腔咽頭常在菌、嫌気性菌、大腸菌 →悪臭、右肺に多い 肺化膿症:ブドウ球菌、大腸菌、 嫌気性菌(バクテロイデス:常在菌) 飛沫核感染:麻疹、水痘、結核、レジオネラ 飛沫感染:インフル、百日咳、ジフテリア、マイコ 風疹、ムンプス 肝吸虫:胆管細胞癌の発症と関連 真菌培養:カンジダかクリプトコッカス テトラサイクリン:リケッチア、クラミジア、 マイコ、ライム病、百日咳に有効 MRSA:敗血症、肺炎、腸炎、3世代セフェム下に多い 薬剤性腸炎:トマトジュース様血便 百日咳:リンパ球↑,CRP陰性,気道粘膜のみの炎症 ヘモフィルス=インフル菌 バクテロイデス:内因性感染、混合感染 腹腔内膿瘍、アミドグリコシド系は無効 ガス壊疽→高圧酸素療法、抗毒素血清 Ramsay-Hunt症候群:耳・膝神経節 EBウイルス→Burkittリンパ腫、NK細胞リンパ腫 Bリンパに感染、上咽頭癌、アンピシリンで皮疹 HIV治療:プロテアーゼ阻害薬、インジナビル、 サキナビル 日本脳炎:灰白質、視床、黒質を障害 潜伏結核に対してイソニアジドを半年間投与 アンピシリン:グラム陽性菌・陰性球菌に有効 緑膿菌、クレブシエラ、セラチアには無効 テトラサイクリン:歯の変色、尿毒症増悪 Fanconi症候群 嫌気性に無効:アミノ配糖体、ニューキノロン、 モノバクタム ペニシリンアレルギーに対してはエリスロを使用 蠕虫:国名地名がつくやつ+糞線虫が経皮感染 【I 呼吸器】 Brinkman index:本数×年数 %RV:残気量の割合、 %DLCO:拡散能、COPDでは90%以上 慢性肺気腫:透過性↑、滴状心、 残気量↑、閉塞性障害、肺胞の破壊的変化、 末梢含気区域の不可逆的拡大 気管支拡張薬、喀痰排出薬 慢性閉塞性肺疾患COPD=肺気腫、慢性気管支炎 HOT:PaO2が55以下で適応 びまん性汎細気管支炎DPB:全肺野に粒状影 check valveによる過膨脹 初期はフル菌、肺炎球菌→緑膿菌に移行 HLA-B54陽性、慢性副鼻腔炎の既往 混合性の障害、拡散能は正常 エリスロマイシンの少量長期投与 蜂巣肺→特発性肺線維症:1秒率正常、拡散障害 Ⅰ型:低O2血症 PaO2≦60、PaCO2≦45 Ⅱ型:低換気症 PaO2≦60、PaCO2>45 酸素分圧較差A-aDO2=(150-PaCO2)/(0.8-PaO2) 正常は15以下 石綿肺:間質性病変(肺活量↓、拡散能↓) →ラ音、胸水、ばち指 黄色棍棒、下肺野に病変(石は下に落ちる) 珪肺:肺門リンパ節の石灰化、輪状の線維性増殖 上肺野に病変、結核を高頻度に合併 大葉性肺炎:レジオネラ、肺炎球菌、クレブシエラ 気管支肺炎:緑膿菌、マイコ、フル菌 肺胞内出血:SLE、Goodpasture KL-6:間質性肺炎の活動性マーカー、 Ⅱ型上皮の糖蛋白、SP-A,SP-D 腺癌50%、扁平30%、小細胞15%、大細胞5% 扁平上皮癌:PTHrP産生腫瘍→高Ca血症、QT短縮 口渇、多尿、幻覚、重炭酸イオン排泄障害で 代謝性アシドーシス 多中心壊死、空洞形成 パパニコロウでオレンジ、早期から症状(+) ⅢA 期までは手術、同側縦隔リンパ節廓清 パパニコロウ:角化細胞がオレンジで それ以外は青 Horner症候群:神経、鎖骨下静脈圧迫による 筋萎縮・浮腫 嗄声:大動脈下リンパ節への浸潤 小細胞癌:NSE↑、小さくて核濃染の強い細胞 鑑別のために誘発筋電図、Lambert-Eaton ACTH↑、ADH↑、予防的全脳照射 癌性リンパ管炎:リンパ管の腫瘍塞栓、 腺癌由来が多い アミノフィリン:喘息中~大発作の緩解目的 好酸球性肺炎:喫煙のし始めに多い 急性の発熱、好酸球↑↑(25%)、ステロイド著効 PIE症候群:末梢血で好酸球↑、CRP↑ 慢性好酸球性肺炎 喘息コントローラー:吸入ステロイド、 長期間作動β刺激薬、抗ロイコトリエン薬 Curschmannらせん体:気管支喘息で見られる アスピリン喘息:30~50代、副鼻腔炎、鼻ポリープ、 アラキドン酸カスケードの障害 アレルギー性気管支肺アスペルギルス症ABPA PIEの3型、ステロイドで治療 喘息様症状、好酸球増加 中心性気管支拡張:アスペルギルス抗原への 即時型皮膚反応(+)、沈降(+) 再燃予防のために抗真菌薬投与 アレルギーⅢ型:沈降反応試験 過敏性肺臓炎:びまん性肉芽腫性間質性肺炎 Ⅲ+Ⅳ型、拘束性+拡散障害、Tリンパ球↑ ACE↑、特徴的な沈降抗体 サルコイドーシス:血中ACE陽性、網膜静脈周囲炎 豚脂様角膜裏面沈着物(プレシピテート)、 眼底サルコ結節、霧視、眼痛、視力障害、 若年+中年女性の二峰性 周辺虹彩前癒着、末梢で顔面神経麻痺 +中枢性尿崩症、70%が自然寛解、 活性化されたMφがVitD産生して高Ca血症 Goodpasture:Ⅱ型、血痰、両側すりガラス影 Fe染色でMφ中にFe沈着→担鉄細胞 肺好酸球性肉芽腫症:骨病変、尿崩症、 自然気胸を合併、眼球突出、脂漏性皮膚炎様 gallopリズム:絶対的用量不可(Ⅲ音) +過度の心房収縮 肺動静脈瘻:喀血、脳膿瘍、脳梗塞、チアノーゼ ばち指、多血症、X線で淡い腫瘤状陰影 肺分画症:流入は下行大動脈からのものが最多 左下肺野に好発、肺葉外だと乳幼児型 食道・気道と交通することで感染源 無症状でも区域切除術、多発嚢胞、腫瘤像 巨大肺嚢胞:胸腔の1/3以上、実質に向かい凸 胸腔ドレナージは禁忌、自然気胸と鑑別 肺容量減少手術LVRSを施行 気管腫瘍:狭窄によりピーク消失 腺様嚢胞癌が最多、50%以上が悪性 気管支カルチノイド:主気管支、緩徐、予後良好 Kultschitzsky細胞由来、セロトニン分泌 高CO2→交感の刺激により高血圧、頻脈 CO2ナルコーシス:呼吸性アシドーシス、意識障害 自発呼吸減弱が3徴、慢性Ⅱ型呼吸不全 低流量(0.5L/分程度)のO2投与 肺過誤腫:腫瘍内のポップコーン状石灰化 間葉成分+上皮成分、圧排症状あれば摘出 過誤腫性肺脈管筋腫症LAM:全肺野に多数の嚢胞 →気胸、閉塞性肝気障害、女性に多い 胸管損傷→乳糜胸、全肺気量は上昇 胸腺腫:重症筋無力症を合併、浸潤性、自覚(-) 低‐無ガンマグロブリン血症合併、赤芽球癆 上皮成分増殖、リンパ球浸潤、ハッサル小体 神経原性腫瘍:肋間、交感神経が母地、 縦隔腫瘍の15~20% 心膜嚢胞:心横隔膜角に好発 急性膿胸:発熱、胸痛、WBC↑、 ドレナージ+抗菌薬 ⇔慢性:血痰、チョコレート色、膿胸の既往 手術による膿胸腔閉鎖 小児の急性膿胸:黄ブが最多、慢性は結核か真菌 持続ドレナージ、抗生物質全身投与 肺炎後のものは緊張性が多い 気管支瘻:胸部術後1週間で咳・痰→膿胸 線維腫症:結合織と上皮成分の過剰増殖、 2~30代、悪性化は稀 管内乳頭腫:血性分泌、触知しにくい、石灰化(-) 乳頭状突出 乳腺症:両側性、多発、大小の嚢胞が混在、 男性ホルモンで治療 Paget病:表皮内癌、慢性湿疹様外観 無気肺→気管支鏡検査で喀痰吸引、 PEEPにより虚脱を防ぐ 胸膜中皮腫:胸水中ヒアルロン酸上昇、 カルシトニン陽性像、不整な胸膜肥厚像 アスベスト小体:太鼓ばち状 睡眠時無呼吸:体動時呼吸困難、多血、高血圧 10秒以上が1時間に5回以上、経鼻的持続陽圧呼吸 いびき:アデノイド、睡眠時無呼吸 肺性脳症:羽ばたき、うっ血乳頭(PaCO2↑)、Cl↓ 肺胞蛋白症:肺胞洗浄液が白色混濁、エオジン好性 PAS陽性 胸腔ドレーン:先端は肺尖部 胸腔穿刺:肋骨上縁から、半臥位 ドレナージ:急性縦隔炎、気胸、出血、感染 ARDS:肺コンプライアンス↓、敗血症、急性膵炎 純O2吸入、外傷によって、血管内皮の障害 透過性肺水腫+肺胞虚脱、PEEP 長期の人工呼吸で気管肉芽腫 術後疼痛による低換気に対してモルヒネ投与 気管支損傷:分岐部から2.5cm以内の断裂が多い 前縦隔:胸腺腫、奇形腫、甲状腺腫、3T 後縦隔:神経性腫瘍、消化管嚢胞 上縦隔:甲状腺腫、 中縦隔:リンパ性腫瘍、気管支嚢胞 左肺S1+2、S7がない、S4,5が舌区(中葉に相当) 2μg以下の粒子は肺胞まで到達する 下気道は無菌 横隔神経:鎖骨下動静脈の間、肺門の前を通る Kohn孔:肺胞孔、肺胞中隔に存在 Lambert管:肺胞と終末気管支を交通 杯細胞:細気管支領域まで 線毛上皮細胞:呼吸細気管支の太い所に生える 咳反射:迷走が求心、遠心は肋間、横隔、反回 肺の伸展→迷走→吸気を抑制 上皮細胞:Ⅰ型が95%、Ⅱ型5% 肺胞は80m2、肺活量3L 壁側胸膜に痛覚あり、 解剖学的死腔:通常の呼吸では140mlで一定、 肺活量大で↑、高齢で↑、仰臥位で↓ 機能的残気量2~2.5L 25mmHg以上で肺高血圧 喫煙によって胚細胞増加、扁平化 Skoda鼓音帯:胸水のために濁音を呈する所の直上 山羊音も聴取 肺に空洞→肺膿瘍、肺結核 間質性肺炎を起こす膠原病:強皮症、SLE、 RA、皮膚筋炎 自発呼吸無い人用:間欠的陽圧呼吸IPPV 持続的陽圧呼吸CPPV:IPPV+呼気終末に陽圧 声帯ポリープでは呼吸困難なし 気管切開:第2・3気管輪、給湿が不十分だと無気肺 喘息→線毛細胞剥離 BALF:気管支肺胞洗浄 Kartagener症候群:線毛運動の障害、 急性反復性気管支炎→気管支拡張 PaO2:80~100、PaCO2:40±5(加齢でも無変化) 胸膜・間質病変→乾性咳嗽 結核性胸水:ADA・コレステロール↑ 痰が一日100ml以上:DPB、気管支拡張、肺胞上皮癌 慢性気道感染:フル菌、肺炎双球菌 velcroラ音:肺線維症のラ音、 coarse:吸気前半、 fine:吸気後半(末梢気道の開放音) 解離曲線:PaCO2↑、2.3-DPG↑、H+↑、温度↑で 右方シフト=ヘモのO2親和性が低下 換気・血流比:0.8程度 A-aDO2:10Toor以下 HCO3再吸収の代償にCl排泄 夏型過敏性肺炎:CD4/8比↓ PEEP:静脈環流量は低下 ブラ:内弾力板の内側 ブレブ:外と内弾力板の間→破れて自然気胸 乳癌は無痛性、橙皮様皮膚 腫瘤陰影は触知腫瘤よりも小さい、放射状陰影 【J 神経】 失外套症候群:植物状態、追視可能 閉じこめ症候群:開閉眼、垂直、輻湊 脳底動脈の閉塞による 血管迷走神経性失神:運動時には生じにくい 副交感の刺激で生じる Ramsay-Hunt:耳介、外耳道の小水疱、難聴、 耳鳴り、顔面神経麻痺、味覚、 中枢性麻痺ではしわ寄せ可能 海綿静脈洞:動眼~三叉 Tolosa-Hunt症候群、非特異的肉芽腫性病変 舌下神経:舌萎縮、舌偏位 Gerstmann症候群:角回の病巣、 手指・左右失認、失算、失書 Adie症候群:一側対光反射消失、散瞳、 深部腱反射消失 Argyll-Robertson瞳孔:中脳背側の障害、 対光反射(-)、輻湊は正常 被殻:外側にBroca野、障害で患側への共同偏視 WallenbergでHornerを呈する 延髄外側の血流障害、呼吸麻痺(-) 一側の顔面温痛覚障害+他側半身温痛覚障害 小脳失調、ABRは正常 椎骨脳底動脈虚血:めまい、脳神経症状、構音障害 前脊髄動脈症候群:前に1本後ろに2本 前2/3の閉塞、解離性知覚障害、深部覚は正常 血圧:200以上なら降圧薬投与、 過換気にしてPaCO2下げる→脳血流低下 グリセロール:脳浮腫の予防 視床障害:視床症候群、自発痛、表在知覚障害、 不随意運動(視床手)軽度片麻痺 舞踏病、アテトーゼ様運動 片麻痺:視床・内包 クモ膜下出血→脳血管造影 TIA既往→アスピリン低用量維持 脳梗塞:被殻40%、視床30% 脳梗塞3時間を越えたら抗血小板薬 糖尿病で急性の動眼神経麻痺 多発脳梗塞でせん妄:低O2、低血圧、低Na、高Ca 正常圧水頭症:吸収障害、SAH後に多い 脳室‐腹腔シャントで治療 もやもや:両側性、数%に家族内発症、日本人 過呼吸からの全般性連続性徐波 内頸動脈‐海綿静脈洞瘻CCF:外傷の既往 眼球の拍動性突出 措置入院:自傷他害の恐れのとき 物盗られ妄想は思考障害 疎通性障害:統合失調症で見られる Alzheimer:進行性全般認知症、脳溝・脳室開大、 側頭・頭頂葉から血流低下 コリンエステラーゼ阻害薬(塩酸ドネぺジル) アマンタジン:神経終末からドパミン放出促進 Parkinson:ドパミン増かAchニューロン抑制で治療 L-dopa、ブロモクリプチン、塩酸セレギニン、 抗コリン、エンタカポン 副作用:幻覚、舞踏様運動、口唇ジスキネジー 二次性Parkinsonism:抗精神病薬、抗潰瘍、 制吐、降圧薬の使用、脳虚血、CO中毒 抗潰瘍薬=ドパミンD2受容体拮抗薬 ミッキーマウスサイン:Huntington舞踏病で 尾状核委縮により側脳室と前角が拡大 不随意運動に対してハロペリドール L-dopaで増悪 本態性振戦:半数が常優、家族性手・頭・声帯 アルコールで軽快、B blocker、筋弛緩、抗不安 動作時、姿勢保持時の振戦 オリーブ橋小脳萎縮症OPCA:中年以上、緩徐 小脳症状+Parkinson症状(安静時振戦無し) 脊髄小脳変性で最多、小脳が主症状、遺伝性(-) 自律神経症状 多系統萎縮症:OPCA+線条黒質変性症+ Shy-drager症候群、オリゴデンドロサイト内に グリア細胞封入体、Parkinsonism Shy-drager症候群:自律神経障害が主体 脊髄空洞症:中吊り型の温痛覚障害、上肢の筋萎縮 +下肢の錐体路障害、深部感覚正常 亜急性連合性脊髄変性症SCDC:VitB12によるもの 後索・側索の障害→四肢末梢神経障害、 深部反射亢進 ALS:上位・下位運動ニューロン障害、 球麻痺症状(嚥下障害、舌萎縮)、呼吸障害 EMGでgiant spike、 知覚・眼球運動・膀胱直腸・褥瘡は陰性 脊髄損傷後:排尿筋の麻痺による尿閉、 麻痺域関節の異所性骨化 多発性硬化症MS→球後視神経炎 細菌性髄膜炎 4カ月未満:B連>大腸菌>フル菌、 アンピシリン+3世代セフェム 4ヶ月~6歳:フル菌>肺炎球菌 カルバペネム+3世代セフェム 6~50歳:肺炎球菌>フル菌>髄膜炎菌 亜急性(2週以上)・慢性髄膜炎:結核性か真菌性 結核性:単核球優位、糖↓、トリプトファン反応(+) 1~6歳に好発、2次感染 真菌性:リンパ↑、糖↓、蛋白↑、 ヘルペス脳炎:周期性同期生高振幅徐波PSD PSDはSSPE、ヤコブでも見られる ヘルペス1型、側頭葉に病変 う歯→上顎洞炎→脳膿瘍 皮膜形成を確認してからドレナージ 脊髄癆:梅毒後、下肢電撃痛、膝蓋反射(-)、Argyll 後索の障害、歩行時のふらつき ヤコブ:拡散強調で大脳皮質と基底核に高信号 認知症で発症 Duchenne:遠位筋は保たれて下腿筋の仮性肥大 アヒル歩行、心筋障害 Beckerは伴劣 筋強直性:ミオトニア、遠位筋萎縮、常優 性腺低下、白内障、心伝導系異常 針筋電図:筋原性か神経原性か 重症筋無力:誘発筋電位で振幅漸減waning Lambert~:腸腰筋、大腿筋、四肢筋優位の脱力 家族性アミロイドポリニューロパチー: 肝で異常トランスサイレチンを産生 下痢と便秘を繰り返す、筋電図と神経生検 ギランバレー:細胞数正常・蛋白↑、糖正常 先行感染、下肢から上行する脱力 血漿交換、免疫グロブリン点滴 Foster kennedy症候群:腫瘍が視神経を圧迫 同側視神経萎縮、対側のうっ血乳頭 下垂体茎・視床下部の圧迫により プロラクチン分泌抑制因子(PIF)分泌抑制 頭蓋咽頭腫:鞍上部~内部、圧迫症状、嚢胞 下垂体前葉機能低下 Parinaud sign:上方注視障害 ←中脳上丘、松果体部の障害 Rinne試験:伝音性難聴なら陰性 角膜反射:求心はⅤ、遠心はⅦ Louis-Bar:常劣、毛細血管拡張性運動失調 免疫不全 神経鞘腫:前庭神経のSchwann細胞由来の良性腫瘍 von-Hippel-Lindau病:網膜・小脳の血管芽腫 エリスロ産生により多血症、常優、嚢胞 全摘+放射線照射 Sturge-Weber症候群:三叉領域の顔面血管腫 railroad track、緑内障 血管腫と同側の脳委縮・線状石灰化 頚静脈孔:舌咽、迷走、副(胸鎖乳突筋を支配) 総頸動脈の分岐:第6頸椎=甲状軟骨上縁の位置 プルキンエ細胞:小脳皮質中層、大脳は6層ある 球麻痺:下位障害、舌萎縮、下顎・咽頭反射↓、 偽性:上位障害、反射は亢進、核上性、血管病変 進行性核上性麻痺PSP:項部ジストニー、筋強剛、 認知症が主症状 ミオクローヌス:ヤコブ、SSPE、ミトコン脳筋症 坐骨神経:L4~S3、アキレス反射、Lasegue徴候 バリスム:視床下核(Luys体)の障害による 後索:振動覚、位置覚、 閉眼でふらつくのは後索の障害 脊髄癆、亜急性脊髄連合変性症で障害 外側脊髄視床路:温痛覚、脊髄入ってすぐ交叉 前方が触覚 Brown-Sequard症候群:脊髄の半側障害、 一側の運動・深部感覚障害+対側の温痛覚 Friedreich型運動失調:後索・側索・末梢が障害 脊髄小脳変性のひとつ 身体失認:頭頂葉→構成失行、計算失行、失読失書 着衣失行:劣位半球頭頂葉 大脳病変、テント上病変によりてんかん Cushing現象:血圧↑、徐脈、緩徐深呼吸 頭蓋内圧亢進による乏血に対する代償 骨髄穿刺禁忌:うっ血乳頭、穿刺部に感染巣 橋出血→α昏睡 CT造影効果:転移性、神経膠腫、膠芽腫 髄膜腫、神経鞘腫 錐体路症状に対して抗痙縮薬 全般発作→バルプロ酸 部分発作→カルバマゼピン ミオクロニー発作:光刺激で誘発 複雑発作:睡眠で誘発 欠伸発作:過呼吸で誘発 イソニアジド内服でVitB6欠乏 後大脳動脈から視床への穿通枝 ⇔被殻へは中大脳動脈から 脳出血の手術適応:被殼・皮質下・小脳出血 クモ膜下出血:24時間以内の再出血が最多 小脳出血→健側への共同偏視 片頭痛→セロトニン受容体刺激薬 三叉神経痛:2・3枝に多い、カルバマゼピン 神経血管減圧術 頭蓋咽頭腫:下垂体茎より発生→視交叉圧迫 小児小脳半球:星細胞腫⇔小脳虫部:髄芽腫 大人小脳半球:血管芽腫 小児脳腫瘍:頭上の星をずっと見て生きる 頭蓋咽頭、上衣、星細胞、髄芽、視神経膠、生殖 放射線有効:胚細胞、髄芽、膠芽、悪性星状、上衣 石灰化:頭蓋咽頭、稀突起、髄膜腫、上衣 良性で慢性のものに多い 松果体奇形腫:hcGにより早熟 胚細胞腫:松果体・鞍上部に好発、放射線が有効 ⇔奇形腫には効かん 転移性脳腫瘍:肺・乳・消化器より 短期間に激烈な頭痛 脊髄腫瘍:神経膠腫、良性が多い、40~60代 硬膜外腫瘍:転移性 神経線維腫症:聴神経腫瘍 結節性硬化症Bourneville-Pringle病: 対称性の顔面の脂腺腫、脳室壁の石灰化 てんかん、発達遅延、木の葉様白斑、 血管線維腫、血管筋脂肪腫、心臓横紋筋腫 髄液鼻漏:保存的に治療、タンポンは禁忌 外傷性気脳症→髄腋漏、髄膜炎 Crouzon病:冠状・人字縫合の早期縫合 +顔面骨発育不良、塔状頭蓋、指圧痕 カエル様顔貌 Wernicke脳症:VitB1を含まない輸液で生じる 脳幹の障害 白質障害=脱髄性、MS、急性散在性脳脊髄炎 視索:視交叉から外側膝状体まで 脳血流量:700ml、心拍出量の15% 内頚動脈瘤によって動眼神経圧迫 カーテン徴候:舌咽と迷走 錐体路障害:筋萎縮⇔外路:筋強剛 Romberg徴候:位置覚、深部知覚の障害 後索or末梢神経の障害 前頭葉連合野→発動性低下、感情鈍麻 前頭葉底面→脱抑制症状 Bell麻痺:特発性末梢性顔面麻痺 Fabry病:糖脂質が体内に蓄積 →無汗症、反復性下痢 Kennedy-Alter-Sung症候群:トリプレットリピート 下位運動ニューロンの障害、性ホルモン異常 脳動脈瘤:内頚、後交通分岐部、前交通、 中大脳に好発 甲状腺中毒性周期性四肢麻痺:蒙古人種、男 近位筋、低K サルコ:肉芽腫の圧迫による両側性顔面、 視神経、舌咽、迷走障害 エルゴタミン:血管収縮作用 →血管性頭痛(片・群発)に有効
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備忘録 6/6 Tomcat Tomcataとは、Apache Software Foundation(アパッチソフトウェア財団)が開発・公開している、Javaサーブレット(Servlet)やJSP(JavaServer Pages)の実行環境となるソフトウェア。いわゆるサーブレットコンテナ( Java Servletを動かすときに必要なソフト)あるいはWebコンテナと呼ばれるサーバソフトウェアの一つで、Apacheライセンスに基いてオープンソースソフトウェアとして公開されている。 Webサーバ上で動的に実行されるJavaプログラムの一種であるサーブレットやJSPを実行することができ、EL式(式言語/Java Expression Language)やWebSocketなどの拡張仕様にも対応している。バージョン5以降はサーブレットコンテナ部分を「Catalina」、Webサーバ部分を「Coyote」、JSP部分を「Jasper」と呼んでいる。 単体でWebサーバ(HTTPサーバ)としての機能も持つほか、Apache HTTP Serverなど外部のWebサーバソフトと連携して運用することもできる。Linuxなど主要なUNIS系OSに対応し、WindowsやmacOSでも動作させることができる。サーブレット/JSPを使う際の定番ソフトとして広く普及している。https //e-words.jp/w/Tomcat.html Apache 正式名称は「Apache HTTP Server」。Microsoft社が提供する「IIS(Internet Information Services)」や、Googleが使用している「Google Web Server」など、Webサーバソフトの中には著名なものが数多く存在。 Apacheとは、世界的に使用される著名なWebサーバソフトの1つ。高い性能と優れた動作性から、企業や個人を問わず人気を博している。Webサーバソフトを選ぶうえで「必ず選択肢に入るWebサーバソフト」。 ~メリット~ 1. OSを選ばずに動作する 2. オープンソースなので無料で使用可能 3. 処理速度が速い 4. 機能の豊富さ https //hnavi.co.jp/knowledge/blog/apache/ ~TomcatとApacheの役割~ TomcatはJava Servletを動かすときに必要なソフト ApacheはコンピュータをWebサーバとして動かすときに必要なソフト ただし、Tomcatは作ったJava Servletの動作確認ができるように(簡易的な)Webサーバとしての機能も持っている。 一般的に、Java Servletを本格的に動かす環境をつくるときは ApacheとTomcatを連携させて両方使う。 nginx(エンジンエックス) nginxは、Apacheと人気を二分する著名なWebサーバソフトとして知られています。Apacheが苦手とする複数のデータ処理にも高速で対応できるのが最大の特徴です。カスタマイズ性も高く、機能の拡張もしやすいWebサーバソフトとなっています。一方、nginxは技術的な難易度が高く、初心者が扱うのに不向きという欠点があります。https //hnavi.co.jp/knowledge/blog/apache/ SSPA(サプライヤセキュリティ・プライバシー保証プログラム) マイクロソフト社のサプライヤーデータ保護要件に沿って、サプライヤーが実施すべきデータ処理手順を示したマイクロソフト社のポリシーです。マイクロソフト社のサプライヤーの立場を維持するために、年間のコンプライアンスサイクルを通じてこのポリシーを遵守する必要があります。 グローバル(リスク)コンサルティングファームであるプロティビティは、マイクロソフト社のプロキュアメントにより、サプライヤーデータ保護要件の独立評価を実施するための審査を受けています。また、グローバルの基準を用いた審査適正証明書により、クライアント企業の全てのベンダーに対してプライバシーとセキュリティ対応がトップレベルであるという信用が与えられます。ベンダー管理を構築・展開・強化するにあたり、効果的な資格者をパートナーに選定することが不可欠なのはもちろんのこと、監査・レビューを通じて弊社が提供する価値は、貴社の全てのベンダーとの関係を適切に維持することに貢献します。https //www.protiviti.com/JP-jp/vendor-management Trustbind TrustBindシリーズは、クラウドを利用する企業が、自社のセキュリティポリシーにあわせてセキュリティ追加対策を行うためのコントロール・ポイントを提供する「国産クラウドセキュリティ」ソリューションです。 「TrustBind/Federation Manager」は、攻撃者に狙われやすい認証・認可のプロセスを対象に、旧来のパスワードに依存しないさまざまな技術を組み合わせることで安全性を高め、クラウドサービスもオンプレミスも含む複数のシステム間でシングルサインオン(SSO)やAPI連携を実現するクラウド時代の認証・認可基盤ソリューションです。 認証連携、API連携、暗号化、トークナイゼーション、可視化など、TrustBindが提供するさまざまな機能を組み合わせることで、クラウド活用におけるセキュリティ課題を解決します。 SAML認証(サムル,Securiy Assertion Markup Language) SAML認証はインターネットドメイン間でユーザー認証を行なうためのXML(マークアップ言語)をベースにした標準規格です。一度のログインで複数のサービスにログインできるシングルサインオン(SSO)を実現するための規格として利用されることが多いです。 SAML認証を用いたログインの際、ユーザー認証だけでなく属性情報も認証できるため、ユーザーのアクセス範囲も制限できるという特徴を持ちます。 SAML認証ではユーザー・SP・IdPの三者間で認証情報をやり取りします。 ユーザー:利用者 SP(サービスプロバイダ):ログイン先となるクラウドなどのサービス IdP(Identity Provider):シングルサインオンのサービス提供者 SPは主にOffice 365やDropboxなどのクラウドサービスが該当し、IdPはユーザーとSPとの橋渡し役として実際にユーザーの認証を行なう役割を持つものです。IdPはクラウドサービスだけでなく、オンプレミス環境のWindowsの認証基盤であるActive Directoryとも連携できます。 SAML認証はこの三者が相互に通信することでシングルサインオンを実現しています。 シングルサインオンは一度のログインで複数のサービスへのログインが自動化されるため、ユーザーの利便性が向上するメリットがあります。 さらに、SAML認証を用いてシングルサインオンを実現すれば、ユーザー・管理者ともに煩雑なパスワード管理から解放され、セキュリティの向上も期待できるのです。 https //www.splashtop.co.jp/knowhow/26/ IdP(Identify Provider) IdPはIdentify Providerの略称で、クラウドサービスなどにアクセスするユーザーの認証情報を保存・管理するサービスのことを指します。SAML認証における認証情報の提供役として機能します。 ~メリット~ IdPを利用するとユーザーIDやアクセス権限などのユーザー認証情報を一元的に管理することが可能です。 これにより、社員の退社時に各サービスのユーザーIDやアクセス権限を削除するといった煩雑な作業が一括で対応できるようになります。 従来から、Active Directoryなどを活用して社内でのユーザーIDの一元管理は可能でした。しかし、それらはあくまでも社内システムやサービスを対象とするため、企業でのクラウドサービスの活用が拡大していくなかで、それだけでは不十分になってきています。 IdPはユーザー認証情報をクラウド上で管理しますが、Active Directoryなどとの連携も可能です。IdPとの連携により、社内環境で利用していたユーザーIDをクラウドサービスでも利用できるようになり、クラウドサービスも含めたユーザーIDの一元管理が実現できます。 ~生体認証などと組み合わせた多要素認証~ IdPは、ユーザーがサービスやシステムを利用する際に、ユーザーのIDを特定して認証するために、ひとつまたは複数の要素を使用します。 認証要素は大きく次の3つにわかれます。 1.ユーザーの知識による認証:ユーザー名やパスワードなどユーザーのみの知識 2.デバイスなど持ち物による認証:スマートフォン、その他持ち物など 3.ユーザーの生体による認証:指紋や網膜など これらのうち複数要素を組み合わせて認証を行うことを多要素認証と呼びます。 多要素認証の例としては、従来のユーザーIDとパスワードによる認証方法に加えて、指紋・静脈・虹彩などを利用する生体認証や、スマートフォンなどを使った二段階認証などがあります。 多要素認証は従来のユーザーIDとパスワードによる認証方法よりも、セキュリティの強化が期待できるとして昨今注目されている認証方法です。 FQDN(完全修飾ドメイン,Fully Qualified Domain Name) 6/8 まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート 他のWIKIが気になる方はこちら VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki エルプリ攻略wiki 精霊回路ドライヴ@wiki VPVP wiki ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 @ wiki バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
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「テンイセカイって知ってるかい? つまりよ、すげえ食い物と金を持ってる連中が、俺らのお隣に引っ越してきたわけだ。 この砂漠の向こうによ、オアシスがチンケに見えるほどのデカい街ってのがあるってんだよ。 まさに殺り放題の奪い放題ってことよ。さあ、仕事の時間といこうじゃねえか!」 ―――サンダツ者ゲルゴーグ 略奪団長 「グロンダストだ。あそこで手に入る発掘兵器は、文明の遅れた我々が生き残るための、イチかバチかの賭けなのだ。」 ―――ある国の探検家 概要: 数百年前に勃発した全面核戦争により全ての文明が滅びた地域 住民たちは僅かに残ったオアシスや食料を巡り互いに争っている テクノロジーの名残である機関銃や装甲車両を駆使して略奪を行うオーク、 都市廃墟にてガラクタを拾い集めるゴブリン、その他放射能により変異した者たち… 彼らが元々どのような種族だったのかは今となっては知りようがない 詳細: 灰色の空に赤く焼けた砂に覆われた世界。都市の廃墟に残るのは僅かな水場と文明の残骸ばかり。 まさに荒廃したる、この地の名はグロンダスト。何故この地がそう呼ばれるのか。 超人種族が最初に降臨した都市のあちこちにある看板に、そう書いてあったからである。 (ところ変わればこの世界をグラバーンだのデフロストだのマケドナルドだのケンターキーだのと呼ぶ向きもあるようだ) 数百年前、この地球全土を巻き込む最大最悪の核戦争によって人類とこの世界は滅びてしまった。 跡に残されたのは高濃度の放射能に汚染された荒野と、完膚なきまでに破壊された都市の廃墟だけ。 しかしながら全ての生物が地球から滅び去ってしまったわけではなかった。 少なくともミミズとゴキブリは都市の下水道で無事に生き残ってしまったわけだが、 発達したバイオ技術はそれだけではないものを生き残らせてしまったのである。 超人兵士計画、そう呼ばれる極秘計画が核戦争前の世界に存在したかどうかは定かではない。 だが来るべき核戦争だか人類の終末だかを見越して、進化した人類を作り出そうという事業はあったはずだ。 人類の持つ肉体ポテンシャルを引き上げ、また放射能による汚染にも耐えられるように、 放射線から遺伝子を保護する特殊生体分子を組み込むなど、あらゆる遺伝子改造や実験が繰り返された。 そうして生み出された新人類のアーキタイプは世界が滅びた後、核シェルターの中で百年以上の時を過ごしたのである。 かくして先人たちの叡智と熱心な研究のおかげで、核戦争後の世界を逞しく生き抜く次代のミュータントたちが誕生した。 唯一の問題は、シェルターから自由になった彼らは、世界に人類の文明を復興させるという目的を完全に忘れてしまったことである。 おそらく寝起きに食べたグロンダスト社製のカンヅメが、脳の正常な発育に良くなかったのであろう… とりあえず不毛の大地でミュータント種が生き残れるように、先人たちは考えられる限りのサポートを尽くしたようだ。 その一つが放射線エネルギーで成長するスイバクキノコであり、栄養満点でゲロマズなミュータントたちのソウルフードである。 これらはグロンダスト社会における通貨としても使われ、大きさや色彩によって様々な値段のバリエーションがある。 またミュータントのメスは総じてたいへんカラダが丈夫であり、たった数日から数週間の妊娠で仔を産みなすとの噂である。 実を言えば、そういう特質を持ったメスでなくては、苛酷な環境における長期間の妊娠など肉体が耐えられないのだ。 結局、このイカれた世界で最もハバを利かせているのは、知性を持つミュータントの代表であるオークたちだ。 オークとは大概緑色か褐色の肌色をした大柄なミュータントで、全体的に人間を歪めたような凶暴な姿をしている。 背丈や体つきなど個体差の大きい彼らではあるが、でかい顔をしているのは決まってカラダのでかい奴だ。 彼らはそこらの廃墟から掘り出したナイフやら鉄パイプで武装して徒党を組んで他の弱そうなミュータント連中(同族含む)を 見つけては、襲い掛かってブチ殺して食料や武器を手当たり次第に奪い取るという生活を送っている。 そうして弱肉強食の世界で鍛えられたオークの徒党は、次第に凶暴さと武装にも磨きがかかっていくことであろう。 ついには武器工場から発掘したマシンガンなど、テクノロジーの残骸をも使いこなすいっぱしの超人兵士へと成り上がるのである。 廃墟や下水道に隠れ住む小柄なゴブリンは、非力だが悪知恵が働き、数だけは多いという連中である。 彼らはガラクタなら何でも拾い集めてくるという習性を持ち、それを他のミュータントに売りさばいて生活している。 ゴブリンたちの手で不定期に開かれる闇バザールは権威あるもので、オークといえども滅多に無体な真似はできない。 商人たちの方でもはぐれオークや他種族の奴隷といった頼もしい用心棒を雇って、お客様にニラミを利かせているのである。 ほぼ物々交換という形であれど、商取引と言う概念を存続させているのは彼らの数少ない功績ではあるが 同時に詐欺やギャンブルといった悪徳もしっかり伝えてしまっているのは科学者たちも予期しなかったことであろう。 顔面にたった一つの目玉しか持たないサイクロプスは、グロンダストの鍛冶屋とも呼ばれる種族である。 彼らの目玉は生物工学だかナノテクだかの真髄であり、サイクロプスは脳よりもまず目玉でものを考えるという。 実際、彼らは何か機械の部品やら残骸を目にしただけで、この材質が何で、どういった用途に適するのかなど、 工学テクノロジーに関する情報を、網膜の裏側でありありと見ることができるらしい。 ときには機関銃や装甲車両の設計図までもが詳細に浮かび上がり、彼らは実際にそれを製作してしまう。 その際は眼球から放射される種々の奇怪な光線、そういった超能力か魔法のようなものがたいへん役に立っているという噂である。 グロンダストで見かける新品の物騒なウェポンがあれば、サイクロプスの仕業であると見てまず間違いない。 ホフゴブリンは、痩せぎすの肉体と冷酷な知性を持ったミュータント種族で、気の長さと種としての統制は際立っている。 彼らは都市に居住することを好まずに、峡谷などに独自の小部族ごとにテントを張り、イバライノシシを飼いならして生活している。 雑多なミュータントたちの中では唯一と言っていいほど、彼らは真っ当に人類の文明をなぞろうとしているように見える。 もっとも、原始的な遊牧生活を始めた彼らが、無事に科学を発達させるまで順当に数千年の時がかかるだろうが… 巨大な体躯と再生能力を持ち食欲のまま彷徨い歩くトロルなどは、知性をまったく失ってしまったミュータントである。 (脳細胞が日々再生、再構築するという現象が、いかに記憶情報の保存に不向きかお分かりいただけるだろうか?) 彼らの皮膚に共生するカモフラージュ細胞は、環境に応じて如何ようにもその性質を変化させ、 砂漠にはサンドトロル、湿地にはスワンプトロルなど多様なトロルが存在するように見せかけている。 (肝心のカモフラージュ効果については、トロル本人が獲物を前にじっと身を潜めていないためいまいちのようである) さらに最悪なのは、核戦争で破壊されたと思われたインスタントバイオミキサーなる装置が、 どうやら何者かに発掘されて無事に稼動しているらしいということである。 バイオミキサーとは、要するに何かの生き物の遺伝子(大抵は血とか皮膚)を放り込むと、 自動的に欠損部分を補うように遺伝子がツギハギされ、その結果見たこともないキメラ的生物が誕生するという、 まさにLSDをやった科学者の悪ふざけとしか思えないようなシロモノである。 おそらくバイオミキサーには核戦争後の世界を新たな生命で満たすためという崇高な目的もあったのだろう。 ところが生み出された生物は、不細工なドラゴンや形の狂ったマンティコアなど凶暴で手のつけられない異形のモンスターばかり。 食事時になると飛んできて糞をばらまくハーピーなどは、マシンガンのいい射撃練習相手になっているようだ。 かくも有象無象のミュータントとバケモノ共に彩られるグロンダストがこの多元世界に転移してきたのは まさに他の国々や種族にとっては大いなる試練、あるいは神のありがたきイヤガラセであろう。 【補記】 元の国名は荒廃国家ゾーマでしたが、某魔王様と被ったために様々な案が出ました デフロスト、グラバーン、デファイロスト、グロンダストなどの案が出され、今のところ意味被りもないグロンダストを採用しています 名称変更など良い案があればスレで出してもいいし、必要なら投票で決めても良いと思います