約 194,498 件
https://w.atwiki.jp/pokemonsv/pages/2320.html
もくじを見る 概要 使用ポケモン 関連項目 コメントフォーム 概要 使用ポケモン No. ポケモン レベルアップ 関連項目 わざ あ行 アーマーキャノン アームハンマー アイアンテール アイアンヘッド アイアンローラー アイススピナー アイスハンマー アイスボール あおいほのお アクアカッター アクアジェット アクアステップ アクアテール アクアブレイク アクアリング あくうせつだん アクセルブレイク アクセルロック あくのはどう あくび あくまのキッス あくむ アクロバット あさのひざし アシストギア アシストパワー アシッドボム アストラルビット あてみなげ あなをほる あばれる アフロブレイク あまいかおり あまえる あまごい あやしいかぜ あやしいひかり アロマセラピー アロマミスト あわ アンカーショット アンコール あんこくきょうだ いあいぎり いえき イカサマ いかり いかりのこな いかりのまえば いじげんホール いじげんラッシュ いたみわけ いちゃもん いっちょうあがり いてつくしせん いとをはく イナズマドライブ いにしえのうた いのちがけ いのちのしずく いばる いびき いやしのすず いやしのねがい いやしのはどう いやなおと いわおとし いわくだき いわなだれ インファイト ウェーブタックル ウェザーボール うずしお うそなき うたう うたかたのアリア うちおとす うつしえ ウッドハンマー ウッドホーン うっぷんばらし うらみ うらみつらみ エアカッター エアスラッシュ エアロブラスト エコーボイス えだづき エナジーボール エラがみ エレキネット エレキフィールド エレキボール エレクトロビーム えんまく おいうち おいかぜ おいわい おうふくビンタ オウムがえし オーバードライブ オーバーヒート オーラウイング オーラぐるま オーロラビーム オーロラベール おかたづけ おきみやげ オクタンほう おさきにどうぞ おしおき おしゃべり おたけび おだてる おちゃかい おどろかす おにび おはかまいり おまじない おんがえし おんねん か行 ガードシェア ガードスワップ かいでんぱ かいふくしれい かいふくふうじ かいりき カウンター かえんぐるま かえんだん かえんのまもり かえんほうしゃ かえんボール かかとおとし かぎわける かくばる かげうち かげぬい かげぶんしん かぜおこし かたきうち かたくなる カタストロフィ かなしばり かふんだんご かまいたち がまん かみくだく かみつく かみなり かみなりあらし かみなりのキバ かみなりパンチ がむしゃら からげんき からてチョップ からではさむ からにこもる からみつく からをやぶる ガリョウテンセイ かわらわり がんせきアックス がんせきふうじ がんせきほう きあいだま きあいだめ きあいパンチ ギアソーサー ギアチェンジ ギガインパクト ギガドレイン きしかいせい きつけ キノコのほうし ギフトパス きまぐレーザー きゅうけつ きょけんとつげき きょじゅうざん きょじゅうだん キラースピン きりさく きりばらい きりふだ ぎんいろのかぜ キングシールド きんぞくおん クイックターン くさのちかい くさぶえ くさむすび くさわけ くすぐる くちばしキャノン クモのす くらいつく グラススライダー グラスフィールド グラスミキサー クラブハンマー グランドフォース クリアスモッグ くろいきり くろいまなざし グロウパンチ クロスサンダー クロスチョップ クロスフレイム クロスポイズン クロロブラスト げきりん けたぐり ゲップ げんしのちから コアパニッシャー こうげきしれい こうごうせい こうそくいどう こうそくスピン ゴーストダイブ コーチング コートチェンジ こおりのいぶき こおりのキバ こおりのつぶて コールドフレア ゴールドラッシュ こがらしあらし こごえるかぜ こごえるせかい こころのめ コスモパワー ゴッドバード コットンガード こなゆき このは このゆびとまれ コメットパンチ こらえる ころがる こわいかお こんげんのはどう さ行 さいきのいのり サイケこうせん サイコウェーブ サイコカッター サイコキネシス サイコシフト サイコショック サイコノイズ サイコファング サイコフィールド サイコブースト サイコブレイク サイコブレイド サイドチェンジ さいはい さいみんじゅつ サウザンアロー サウザンウェーブ さきおくり さきどり さしおさえ さばきのつぶて さむいギャグ さわぐ サンダーダイブ サンダープリズン 3ぼんのや シードフレア Gのちから ジェットパンチ シェルアームズ シェルブレード ジオコントロール しおづけ しおふき しおみず シグナルビーム じこあんじ じごくぐるま じごくづき じこさいせい シザークロス じしん しぜんのいかり しぜんのちから しぜんのめぐみ したでなめる じたばた じだんだ しっとのほのお しっぺがえし しっぽきり しっぽをふる じならし しねんのずつき じばく じばそうさ しびれごな しぼりとる しめつける ジャイロボール シャカシャカほう シャドークロー シャドースチール シャドーダイブ シャドーパンチ シャドーボール シャドーボーン シャドーレイ じゃどくのくさり じゃれつく ジャングルヒール じゅうでん 10まんばりき 10まんボルト じゅうりょく じょうか しょうりのまい しろいきり じわれ しんくうは シンクロノイズ しんそく じんつうりき しんぴのちから しんぴのつるぎ しんぴのまもり シンプルビーム じんらい スイープビンタ すいとる すいりゅうれんだ スカイアッパー スキルスワップ スケイルショット スケイルノイズ スケッチ スターアサルト スチームバースト ずつき すてゼリフ すてみタックル ステルスロック ストーンエッジ すなあつめ すなあらし すなかけ すなじごく スパーク スピードスター スピードスワップ スプーンまげ スポットライト スマートホーン スモッグ すりかえ スレッドトラップ せいちょう せいなるつるぎ せいなるほのお ぜったいれいど そうでん ソウルクラッシュ ソウルビート ソーラービーム ソーラーブレード ソニックブーム そらをとぶ た行 ダークホール タールショット たいあたり だいちのちから だいちのはどう だいばくはつ ダイビング だいふんげき ダイマックスほう だいもんじ ダイヤストーム たがやす タキオンカッター たきのぼり だくりゅう たくわえる たこがため ダストシュート たたきつける たたみがえし たたりめ たつまき たてこもる タネばくだん タネマシンガン ダブルアタック ダブルウイング ダブルチョップ ダブルニードル ダブルパンツァー タマゴうみ タマゴばくだん だましうち たまなげ ダメおし だんがいのつるぎ ちいさくなる ちからをすいとる ちきゅうなげ チャージビーム チャームボイス ちょうおんぱ ちょうのまい ちょうはつ ついばむ ツインビーム つきのひかり つけあがる つじぎり ツタこんぼう つつく つっぱり つのでつく つのドリル つばさでうつ つばめがえし つぶらなひとみ つぼをつく つめとぎ つららおとし つららばり つるぎのまい つるのムチ であいがしら DDラリアット てかげん デカハンマー テクスチャー テクスチャー2 テクノバスター デコレーション デスウイング てだすけ てっていこうせん てっぺき テラクラスター テラバースト テレキネシス テレポート てをつなぐ でんきショック でんげきくちばし でんげきは でんこうせっか でんこうそうげき てんしのキッス でんじは でんじふゆう でんじほう とおせんぼう トーチカ とおぼえ とぎすます ときのほうこう どくガス どくづき どくどく どくどくのキバ どくのいと どくのこな どくばり どくばりセンボン どくびし とぐろをまく とげキャノン どげざつき ドゲザン とける とっしん とっておき とどめばり とびかかる とびげり とびつく とびはねる とびひざげり ともえなげ トライアタック ドラゴンアロー ドラゴンエール ドラゴンエナジー ドラゴンクロー ドラゴンダイブ ドラゴンテール ドラゴンハンマー トラップシェル トラバサミ ドラムアタック トリック トリックガード トリックフラワー トリックルーム トリプルアクセル トリプルキック トリプルダイブ ドリルくちばし ドリルライナー ドレインキッス ドレインパンチ どろあそび どろかけ どろばくだん トロピカルキック どろぼう ドわすれ とんぼがえり な行 ないしょばなし ナイトバースト ナイトヘッド なかまづくり なかよくする なきごえ なげつける なしくずし なまける なみだめ なみのり なやみのタネ なりきり ニードルアーム ニードルガード にぎりつぶす にどげり ニトロチャージ にほんばれ にらみつける ねがいごと ねこだまし ねごと ネコにこばん ねこのて ネズミざん ねっさのあらし ねっさのだいち ねっとう ねっぷう ねばねばネット ねむりごな ねむる ねらいうち ねをはる ねんりき のしかかり のみこむ のろい は行 バークアウト ハートスタンプ ハートスワップ ハードプラント ハードプレス ハードローラー はいすいのじん ハイドロカノン ハイドロスチーム ハイドロポンプ ハイパードリル ハイパーボイス はいよるいちげき はかいこうせん ばかぢから はがねのつばさ はきだす ばくおんぱ ばくれつパンチ ハサミギロチン はさむ はじけるほのお はたきおとす はたく はっけい はっぱカッター ハッピータイム はどうだん バトンタッチ はなびらのまい はなふぶき はねやすめ はねる ハバネロエキス バブルこうせん はめつのねがい はやてがえし はらだいこ パラボラチャージ バリアー バリアーラッシュ はるのあらし バレットパンチ ハロウィン パワーウィップ パワーシェア パワージェム パワーシフト パワースワップ パワートリック パワフルエッジ ヒートスタンプ ひかりのかべ ひけん・ちえなみ ひっかく ひっくりかえす ビックリヘッド ひっさつまえば ひのこ ひみつのちから ひゃっきやこう ひやみず ひょうざんおろし ピヨピヨパンチ びりびりちくちく ビルドアップ ファストガード ふいうち Vジェネレート ふういん フェアリーロック フェイタルクロー フェイント フェザーダンス フォトンゲイザー ふきとばし ぶきみなじゅもん ふくろだたき ふしょくガス ぶちかまし ふぶき ふみつけ フライングプレス ブラストバーン プラズマシャワー プラズマフィスト フラッシュ ブラッドムーン フラフラダンス フラワーガード フラワーヒール フリーズドライ フリーズボルト フリーフォール ブリザードランス プリズムレーザー ふるいたてる フルールカノン フレアソング フレアドライブ ブレイククロー ブレイズキック ブレイブチャージ ブレイブバード プレゼント ブロッキング ふんえん ふんか ふんじん ふんどのこぶし ぶんまわす ヘドロウェーブ ヘドロこうげき ヘドロばくだん ベノムショック ベノムトラップ ヘビーボンバー へびにらみ へんしん ホイールスピン ポイズンテール ぼうぎょしれい ほうでん ぼうふう ほうふく ほえる ほおばる ボーンラッシュ ほごしょく ほしがる ほたるび ほっぺすりすり ボディパージ ボディプレス ホネこんぼう ホネブーメラン ほのおのうず ほのおのキバ ほのおのちかい ほのおのパンチ ほのおのまい ほのおのムチ ポルターガイスト ボルテッカー ボルトチェンジ ほろびのうた ま行 まきつく まきびし マグニチュード マグネットボム マグマストーム マジカルシャイン マジカルフレイム マジカルリーフ マジックコート マジックルーム マッドショット マッハパンチ まとわりつく まねっこ まほうのこな まもる まるくなる マルチアタック まわしげり みかづきのいのり みかづきのまい みがわり みきり ミサイルばり みずあそび みずあめボム みずしゅりけん みずでっぽう ミストバースト ミストフィールド ミストボール みずのちかい みずのはどう みずびたし みだれづき みだれひっかき みちづれ みねうち みやぶる ミラーコート ミラーショット ミラータイプ みらいよち ミラクルアイ ミルクのみ みわくのボイス みをけずる ムーンフォース ムゲンダイビーム むしくい むしのさざめき むしのていこう むねんのつるぎ めいそう メガドレイン メガトンキック メガトンパンチ メガホーン めざましビンタ めざめるダンス めざめるパワー メタルクロー メタルバースト メテオドライブ メテオビーム メロメロ もえあがるいかり もえつきる ものまね もりののろい もろはのずつき や行 やきつくす やけっぱち やつあたり やどりぎのタネ やまあらし ゆうわく ゆきげしき ゆきなだれ ゆびをふる ゆめくい ようかいえき ようせいのかぜ ヨガのポーズ よこどり ら行 らいげき ライジングボルト らいめいげり ラスターカノン ラスターパージ リーフストーム リーフブレード リサイクル リフレクター リフレッシュ リベンジ りゅうせいぐん りゅうのいかり りゅうのいぶき りゅうのはどう りゅうのまい りんごさん りんしょう ルミナコリジョン レイジングブル れいとうパンチ れいとうビーム れんごく れんぞくぎり れんぞくパンチ ローキック ロケットずつき ロックオン ロックカット ロッククライム ロックブラスト わ行 ワイドガード ワイドフォース ワイドブレイカー ワイルドボルト わたほうし わるあがき わるだくみ ワンダースチーム ワンダールーム コメントフォーム 名前 コメント すべてのコメントを見る ※こちらは「情報提供欄」です。質問や雑談はご遠慮ください。
https://w.atwiki.jp/ikiikigonbo/pages/107.html
編集コメント ◎今週は重大発表あり!! 最新単行本④巻、発売中だコラァッッ!! 教師 「何だ そのフヌケた音はッ 大声を出せ!!玉落としたか!!」 吏毘堂&技野 「サーイエッサー!!」 「ふざけるな!大声出せ!玉落としたか!」 ・・・1987年公開のアメリカの戦争映画「フルメタル・ジャケット」にて登場するハートマン先任軍曹のセリフから 劇中ではアメリカ海兵隊志願者を鍛え上げる「パリス・アイランド海兵隊訓練キャンプ」の鬼教官として登場した 教師 「マーマエンパパワー レーニンベーッッ♪」 吏毘堂&技野 「ま・・・ マーマエンパパワー レーニンベ――ッ♪」 「Mama and papa were laying bed.(ママとパパはベッドでゴロゴロ)」 ・・・1987年公開のアメリカの戦争映画「フルメタル・ジャケットより 海兵隊訓練キャンプで訓練兵が走りながら歌う曲から 「こうしてさわやかな汗を流す若者たちの影で屋根裏の散歩者たちによる知性に満ちた議論が人知れず交されていった――」 「屋根裏の散歩者」・・・推理作家・江戸川乱歩の短編小説から (技野の部屋の本棚の上に飾ってあるフィギュア) ・・・ゆでたまごの漫画「キン肉マン」シリーズにて登場する悪魔超人から 右からサンシャイン、悪魔将軍、ジャンクマンである 編集コメント ◎天国から地獄。 次ページから「いきいきごんぼZ」モーションコミック化の告知を3ページにわたり掲載 「いきいきごんぼZ緊急特報」 「G(ごんぼ)デー決定ッッ!!5月1日(木)」 「覚えてもらえてないでしょ 自分自身の誕生日 だったらこの日くらいは覚えてもらえッッ!!」 「バキ再開情報」 「B(バキ)デー決定ッッ!!3月20日(木)」 「覚えてるでしょ 大切な人の誕生日、だったらこの日も覚えるべきでしょッッ!!」 ・・・週刊少年チャンピオン2014年9号にて掲載された板垣恵介の格闘漫画「バキ」シリーズの連載告知から (文字の配置・背景にラフ原稿を散りばめるところも全てパロディ) 週刊3Dの「チャンピオンいらすとLIVE!」にて公家のイラストが掲載
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15788.html
登録日:2012/04/05 Wed 06 13 19 更新日:2024/05/03 Fri 19 59 11 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 DOG_DAYS キュアワンダフル ハナ ブリーフ&トランクスの歌には犬女というものがある ムーンブルクの王女 使い魔 動物 尻尾 擬人化 犬 犬娘 犬耳 犬飼こむぎ 獣 発情期 耳 芽森わんこ 萌え属性 とりあえず想像してほしい。 ペロペロ ペロペロ 朝、頬に感じるこそばゆい感覚に目を覚ますと、いきなりどアップで可愛らしい少女が映りこむ。 自分の顔を照らいもなく、ペロペロと舐めていた少女の明るい茶色のショートカットの上には、ピョコンとこれまた可愛らしい犬の耳が乗っかっている。 犬娘(CV お好みで)「あっ、やっと目を覚ましましたねご主人様(ハァ~ト)」ペロペロ 彼女がこの姿になってからこういう起こし方は止めるように何度か注意したが直らない。 この間、 犬娘「ぼくバカだからそんなの分かりません、だいたい今までずーっとこの起こし方だったのにどうしてダメなんですか?」 と言い返され以前の駄犬っぷりを思い出しあきらめることにした。 そんな心暖まるエピソードを思い出しつつ、ベッドから下りてほしいとこちらの要望を伝えてみる。 犬娘「え~、もーちょっと遊びたいです」ペロペロ どうやら主人を起こすのが目的だと忘れて遊んでいるらしい。 やっぱり駄犬だ。 5分後、さんぽコースに公園を追加することを約束させられてやっと解放された。 犬娘「ヤッターコーエン、コーエン……楽しみです」フリフリ にっこり笑って部屋を出て行く彼女の尻尾はフリフリと楽しげだ。 犬娘とは犬と二次元が大好きな紳士が夢見る想像上の生物。 妄想や創作物の題材等にされるいわゆる擬人化的なアレで、 犬を魔法やら神格化やら妖怪化やらの不思議パワーによって少女の姿に置きかえたモノを指す。 人類にとって身近な動物である犬をモチーフにしているため、 獣系の擬人化の中でも比較的ポピュラーな存在であり、初心者からマニアまで幅広い層が萌えられる。 この娘たちからスタートしていつの間にかケモナーやら獣姦やらの上級者向けな属性をマスターしていた、なんてケースもよくあるおはなし。 犬成分と人成分の割合は想像する人次第だが、可愛らしい少女に犬系の耳とフサフサの尻尾を装備した姿が一般的。 感情の変化に対応してピコピコフリフリ動く耳と尻尾は非常に可愛らしい。 口元から覗く牙から変化した八重歯などもよく見かける。 ここから犬成分が増えていくにしたがいマニアックな嗜好となっていく。 後、首輪なんかも色々とアレだがたまらない。 可愛らしい少女に首輪をつける背徳感。 ……うっ! ふぅ……。 性格や身体能力なども犬をイメージしたものとなっていて、 スポーツや格闘技が得意だったり、嗅覚・聴覚が発達していたりと活発で元気な娘が多い。 ご主人様とのスキンシップが大好きで甘えんぼうだったり、言われたことを素直に聞く良い子だったり、 遊んでほしくて近くをウロウロしたりとこの辺も犬っぽい。 後、もともと犬なのでちょっとだけアホの子、家事全般も苦手な印象。 多分ご飯なんかはご主人様が用意してくれないと悲しげな上目づかいで精神的に攻撃される。 気を付けよう。 ただし、コレは一般的な飼い犬のイメージでほんの一例。 犬娘は犬種や環境によって千差万別、たとえば「警察犬」や「軍用犬」にかわると、イメージも制服の似合う凛々しい少女に変化する。 その辺はお好みで妄想しよう。 【タイプ別犬娘(妄想)】 ◎甘えん坊 ご主人様が大好きで大好きでたまらない幼女。 「待て」も「お手」もまだ出来ないけどスキンシップ大好きで、とりあえず「クンクン」「ペロペロ」たまらない。 さんぽに誘うと全身で喜びを表現する。 ボクっ娘とか最高。 ◎忠犬 野生より理性の勝る忠義者。 少女の姿はしているものの中身は武士、ご主人様に全部捧げます。 「待て」や「お手」はもちろん「ちんちん」だって華麗にこなす。 さんぽやスキンシップには淡白な反応だが尻尾は全力フリフリ。 ◎野良犬 拾われて間もないちょっと影のあるクール少女。 悲しい別れやら酷い仕打ちやらを経験済みで、人になかなか慣れない。 ただし無償の愛で打ち解けられれば、その絆は一生物。 さんぽにもクールに「えっ……さんぽ?」みたいに興味無いフリをするが、 結局「……いく///」っとご主人様の袖をクイクイする。 もちろん尻尾は全力でフ(ry ◎駄犬 駄目な娘。 「お手」や「お座り」にあくびで応える残念なヤツです。 ご飯は好きなものじゃないと食べません、最悪暴れます。 ただ、こういうアホな娘もたまらなく可愛い。 頭の中でさんぽコースの手直しをしながら着替え始める、公園ではしゃぐ彼女を思い浮かべるとなんとなく笑顔になってしまう。 さんぽが少し楽しみな自分に気づき、自嘲をふくんだ笑いに変わった。 犬娘「なに笑ってるんですか?」トテトテ 急に声をかけられて驚いたが平静を装い、部屋に入るときは先ずノックと注意する。 犬娘「うっう~ごめんなさい」ク~ン 耳を下げしょんぼりしながらの上目づかい、いつもこの表情にやられてしまう。 我ながら情けない。 話題を変えようと用件を聞くと、先ほどのしょんぼり感がウソのように満面の笑顔、いつの間にか尻尾もフリフリと揺れている。 犬娘「エヘヘ、さんぽのお礼、先に言っておこうと思って」 犬娘「ご主人様、大好きです///」フリフリ さんぽに行ってくるので追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] わふっ!! -- 名無しさん (2014-02-16 06 20 30) ネットでは犬派より猫派の声が圧倒的に大きいから、猫娘と比べてアニメやラノベでの露出が少ないのが残念 -- 名無しさん (2014-02-16 08 56 06) ムーンブルクの王女で初めて知って目覚めた属性。 -- 名無しさん (2014-02-16 09 20 54) 桜沢いづみさんのイラストから目覚めたな。あれは反則的に可愛い。 -- 名無しさん (2014-08-15 14 34 37) 最近、近所の犬に異常なくらいなつかれた。腹まで見せよる。その時気付いた。「お前、メスだったのか!」…人間化してくんないかと真面目に考えた私はもう病気なんだと思う。 -- 名無しさん (2014-08-28 00 48 20) 犬娘が好きならアルカナハート‼ #65038; -- 名無しさん (2014-08-28 01 41 54) 「さ」が「ち」にみえるんだよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ -- 名無しさん (2015-02-16 11 01 50) もんぱらの犬娘は久々にきましたわ。他のシーンが見たくて見たくて。いいものですねえ。 -- 名無しさん (2015-02-16 12 50 38) 犬娘好きなあなたにはポップンとかでプレイできるポチコの幸せな日常がオススメ。甘えん坊犬娘の可愛い歌が聴けます -- 名無しさん (2015-09-29 05 42 31) わんことくらそうが最高過ぎる -- 名無しさん (2015-09-29 13 48 43) 発情期に入ったらどうなるんだろねん。 -- 名無しさん (2016-08-10 16 38 48) 気色悪い事この上ない項目 -- 名無しさん (2018-07-31 14 20 05) ↑お前がまだまともだってことだ、 -- 名無しさん (2018-07-31 14 26 14) これをワイルドにしたのが狼娘ってことなのかな -- 名無しさん (2018-07-31 15 02 13) カタカナ語ではなく語源の意味でのビッチ -- 名無しさん (2023-07-24 07 45 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/964.html
竹とんぼ(たけとんぼ) レムーリア製の竹とんぼ 詳細不明 {L:竹とんぼ={ t:名称=竹とんぼ(アイテム) t:要点=銀内優斗、手作り、レムーリア製 t:周辺環境=鍋の国 t:評価=なし t:特殊={ *竹とんぼのアイテムカテゴリ=非消費型アイテムとしてみなす。 *竹とんぼの位置づけ=個人所有のアイテムとしてみなす。 *竹とんぼの効果=不明。 } →次のアイドレス:未開示 } 解説 銀内優斗氏お手製の竹とんぼ。 贈った当人曰く「レムーリア製です」との事だが、作成そのものは生活ゲーム中(舞台は鍋の国)でしていた事から「レムーリアで採取できる竹で作られた」という意味合いが正しいと思われる。 何でも削りやすく、乾いていてもひずみが少ないため竹とんぼ作りには向いているらしい。 もっとも、素材の竹がレムーリア原産であるらしいという点を事を除けば、ごく普通の竹とんぼではあるようだ。 一応補足しておくと、竹とんぼとはプロペラと軸から成る日本の伝統的な玩具の事である。 多くの場合はプロペラと軸が分離できないものを思い浮かべるだろうが、巻きつけた糸を引っ張って回転させ、プロペラのみを飛ばすタイプも存在している。 (『竹とんぼ(アイテム)』は生活ゲーム中の描写などから判断して前者と思われる) 歴史的には、奈良時代の長屋王宅の遺跡から類似したものが遺物として発見されており、少なくとも日本では奈良時代には既に玩具として存在していた模様。 中国でも西暦317年から西暦420年頃にあたる東晋と呼ばれる時代の文献から「飛車」という名称で類似する玩具の記載が発見されており、15世紀頃にはヨーロッパにも伝わっているらしい。 アイテムとしてL化されていないため詳細な特殊や派生は不明ではあるが、『銀内優斗2(ACE)』の派生にも『竹とんぼ(アイテム)』が存在しているのはおそらくはこのアイテムを作成していたことが要因なのではないかと思われる。 ただ、残念な事に『銀内優斗2(ACE)』が『銀内優斗3(ACE)』にプロモーションした際にこの派生は消失しており、ACE方面からの開示はできなくなっている。 保有国一覧 改名済みの方の名前は青色で記載しております。 改名前の名前は藩国ページか微笑青空勲章でご確認ください。 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 鍋の国 08/7/22:生活ゲームで入手 銀内 ユウ 未使用 1 参考資料 イベント掲示板 No.20733 上へ 戻る 編集履歴:ポレポレ・キブルゥ@になし藩国 (2010/07/25) 矢上麗華@土場藩国 (2008/07/24) 解説文:那限・ソーマ=キユウ・逢真@FEG イラスト製作:松井@FEG (2008/8/11)
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/58.html
人形遊び(中前) 「先輩!着ぐるんだ自分の格好見たいですよね!こっち来てください!」 そういって美優は急いで私の手をとって強引に私を鏡の前に立たせた。 そこに映っているのは私ではなく、メイド服を着たアニメ顔のかわいらしい女の子だった…… うそ!この子誰?……これ……私!? 私は手を口元に動かしてみると、鏡の中の女の子も口元に手を動かした。 手を下すと、それと同時に女の子も手を下す…… ドックン!ドックン!ドックン! 「どうです先輩?着ぐるみを着てみた気分は?」 美優の声が右の耳から入って左の耳から抜けていく…… 私は……私はどこいっちゃったの? 「そうだ!着ぐるみに名前つけましょう! 先輩の名前は眞田真紀(さなだまき)だから…サキちゃん!サキちゃんにしましょう! それでいいですか、せんぱ…じゃなかった……いい!サキちゃん♪」 ゾクゾクッ! あぅ!…さっきのかんじだ…… 体がとけちゃいそう……なんか…きもちいい…… 全身を覆われ、美優に「サキちゃん」と呼ばれてしまい、「真紀」という自分を完全に消されてしまった…… そんな私の体を、美優に「縫ぐるみ」と言われときの…甘い…あの感覚が駆け巡っていった…… ……はっ、だめだめ!また倒れちゃう…しっかりしなきゃ! 首を大きく横にふり、私の新たな顔となったサキのほほを手でパンパンとはたく。 「え?サキちゃんじゃ嫌ですか?」 「んっ!」 ちっ、違うの!そうゆう意味じゃないの! 私はもう一度首を大きく横にふる。 「じゃあサキちゃんでいいですね!よろしくね、サキちゃん♪あっ、それとサキちゃんは私の妹だからね♪」 美優は後ろから私の両肩にポンッと手を置き、ニコッと微笑みかけた。 その名前で呼ばれると、またきそう…… 私は「あの感覚」に耐えながらも、「サキ」として頷いた。 このときの私は気づいていなかった……「あの感覚」が私の…秘所を濡らしていることを…… エアコンが効いてても着ぐるみに閉じ込められてるから体がほってってかなり暑い…… ボーっとしながら立っていたらマスクの中で、口元からツーっと何かが垂れそうになる。 これって……唾! 「むぅ!ズズー!」 あわてて息を吸い、手で拭こうとしたけどサキの顔がそれを邪魔する。 口が開きっぱなしだから自然と垂れてきちゃう……気をつけなきゃ…… マスクの中で悪戦苦闘している私を見ながら、美優は尋ねてきた。 「どうかしたの?サキちゃんはお人形さんなんだから喋っちゃだめだよ♪」 サキの唇に手を当てる美優。 そういえば美優の口調がサキになってからちょっと変わった。サキは美優の妹だから? なんか同級生と話してるときの口調になってる…… もう先輩として見られてない……完全にサキとして扱われてる…… あっ!またくる……だめ!…耐えなきゃ…… 体をビクビク震わせながらも、私はコクっと小さく頷いた。 「ふふ♪サキちゃんかわいい!」 美優はあのときのように顔を私の胸に沈め、私の脇を通して手を背中に回し、優しく私を抱き始めた。 「やっぱり柔らかくて、きもちいい……これがやりたかったの……」 私がサキになっても甘えん坊なところは変わんないね……ちょっと安心した…… 私は美優の頭を撫でてあげた。 それから5分以上は経った。 美優は未だに私を抱きしめている。 体がほってっているうえ、抱きしめられてるから肌タイがかなり湿ってきた…… 美優…暑いよぉ…… 疲れから美優を撫でている手が止まる。 「……あれ?あっ、ごめんね!立ったまんまじゃ疲れちゃうよね!座って座って♪」 私を抱きしめていた手を解くと、美優は私をその場に座らせた。 「ふぅ~~。ふはへは~~。」(ふぅ~~。つかれた~~。) 座らせてもらえたから思わず声を出ちゃった! 私はあわててサキの口元に手をやる。 「そうそう!声出しちゃだめだよ!」 美優は腕を組みながら、うんうんと頷く。 なんか想像してたよりも疲れる…体力には自信があるのに…… それに……さっきから体がほてって…変な感じだし…… 「あっそうだ!サキちゃん!女の子座りして♪」 私はうな垂れながらも頷き、女の子座りの格好をした。 そしたら美優はコロンと寝転がり私の太ももに頭をあずけてきた。 「頭なでなでして……」 もう…甘えんぼさんなんだから…… さっきみたいに美優の頭を撫でてあげる。 「これもやってみたかったの……気持ちいい……」 そういうと美優は目を閉じ、ものの一分としないうちに穏やかに呼吸をし始めた…… ……?うそっ?もう寝ちゃったの? 驚いたことに、こんな短時間で美優は私の膝枕で眠ってしまった…… 美優の寝顔…かわいい……ちょっといたずらしちゃお♪ 美優のほっぺをツンツンと指でつついてみるけど、全然起きない。 今度はほっぺたをプ二プ二とつまんでみた。すると…… 「むぐぅ…へんぱい……これ…着てくらはい……」 と寝言の様につぶやいた。 夢の中でも私に着ぐるみを着せようとしてる……こっちの私はもう着ちゃったのに…… そんなことして遊んでたら外で急にサイレンが鳴りだした。 色々しているうちに12時になったらしい。 美優がいきなりガバッと起き上がった。 「お昼…お昼にしよう!」 美優は台所に直行していった。驚くべき切り替えの早さだ。 そして冷蔵庫からウィダインゼリーを1つ取り出すと、すぐにこっちに戻ってきた。 「今日はこれでいいや!」 立ったままウィダインゼリーを飲む美優。その早さはまさに10秒チャージだった。 え?私のお昼は? 美優に気づいてもらえるように何回も自分を指さす。 「サキちゃんはお人形さんでしょ?何も食べないの♪」 少しいじわる気に美優は言った。 そんな…ひどい…… 人形なんかじゃ…ないのに…… 目から涙があふれてきた…… 涙を手で拭こうとしてもマスクで遮られる… 何も食べさせてもらえないし……涙を拭くことさえできない…… そんな自分がすごく惨めに感じて美優の前だというのに私は肌タイの手でマスクの顔を覆いながら本気で泣いてしまった…… 「ひっく、ひっく、ふぅぅ……」 泣きじゃくっている私に気づいた美優は、あわてて私の前に座り込んだ。 「うそうそっ!ちゃんと先輩の分も用意してありますから泣かないでくださいよ!」 「ひっく、ふぐぅ……ほんほ?」 「はい!今持ってきますからね!」 美優は再び台所に直行する。 そしてコップと細長いチューブを片手で持って、急いで冷蔵庫の中から1リットルの紙パックジュースを取り出し戻ってきた。 「ほら!これ、せんぱ…じゃなくて、サキちゃんの好きなジュースだよ!だから泣かないで♪」 目がぼやけててよく見えないよぉ……あっ!ピーチdeジュースだ! 美優はコップをテーブルに置き、ピーチdeジュースを注いぎコップにチューブをさした。 「あっ、飲む前におはながたれてるから鼻かもうね♪はいっ、チーン!」 美優はティッシュを私のマスクの鼻にあててくれたので、私はおもいっきり鼻から息を出した。 ティッシュが私の鼻水でグチョグチョになっちゃた…… 鼻が通り、桃の甘い香りがただよってくる…… 美優は私のマスクの口にある小さな穴にチューブをググッと差し込んだ。 「はいっ!これで飲めるからゆっくり吸ってね♪」 ゴクッ、ゴクッ……冷たくておいしい! エアコンがついてるけど、1時間以上着ぐるみを着ている私は変な緊張と暑さで喉がカラカラだった。 マスクの猿轡のせいでかなり飲みづらかったけどゴキュゴキュ喉を鳴らしながら、 私はコップに入っていたピーチdeジュースをあっという間に飲み干した。 「もう飲んじゃったの!?もっと欲しい?」 大きく頷く。やっぱりピーチdeジュースはすごくおいしい! 「ふふ!かわいい♪」 美優がコップに注ぐのと同時に、私はピーチdeジュース飲んでいく。 1リットルもあったのにすぐになくなっちゃった……お腹がタプタプする。 でも私は着ぐるみを着る前よりも元気になっていた。 ジュースを飲み干した私を見て美優はニコッと笑い、マスクからチューブを抜くと、 チューブとコップを台所に置きに行った。 美優は台所から戻ってくると小物入れから何かを取り出し、それを背中に隠す……なんだろう? 「どお?元気出た?」 再び大きく頷く。できればもっと飲みたかったけど…… 「じゃあ撮影会しよっか!」 ……撮影会? 私が首をかしげると、美優が背中に隠していたものを見せてきた。デジカメだ! 「これよりサキちゃんの撮影会をはじめま~す♪ほら、立って立って!」 手を引っ張られ立たされると、美優はいきなり私をデジカメで撮り始めた。 「次は手を後ろにやってうつむいてみて♪そお、そお!かわいい♪」 言われたとおりにポーズをとる。 美優はニコニコしながらシャッターをきる。 そのあとも、お女の子座りとかモデルさんがやるようなポーズで写真を撮られ続ける…… ちょっと休ませてほしい…… それに人形扱いされていると感じて……さっきからまた体が変な感じになってる…… こんな格好したことないから…恥ずかしいよぉ…… それに…さっきから心臓がバクバクして……あのかんじが…ずっとしてる…… そんな私に気づくはずもなく、美優ははしゃぎながら着ぐるみ姿の私を撮り続ける…… 「そうだ!先輩のケータイにも取ってあげよ!サキちゃんの写真♪」 美優は勝手に私のバックからケータイを取り出した。 そんなことしなくてもいいよ! 美優からケータイをとり上げようとするけど、なかなか返してくれない。 「これは先輩のケータイなんだからサキちゃんには関係ないでしょ!」 確かにそういうことになるけど……サキの中には私が入ってるんだよ? うぅぅ!……またきた……なんなの…このかんじ…… 「ちょっとだけだから、お願いサキちゃん♪」 美優は手を合わせて私にお願いする。 私はしぶしぶ頷き、十枚ぐらい私のケータイで写真を撮らせてあげた。 「これぐらいで十分かな?じゃあまたデジカメでとりま~す♪」 美優はケータイを私のバックに入れると、デジカメに持ち替えて撮影会を再開した。 まだ撮るの……もう疲れてきちゃったよぉ…… でもあんなに楽しそうだし……もうちょっと頑張ってあげよう。 その後も色々のポーズで写真を撮られ続けた…… 「すっごくいいよ、サキちゃん♪そうだ!四つん這いになってみて!早く早く♪」 えっ!?それはちょっと…恥ずかしい…… それに疲れてきたし……暑いし……グチョグチョするし…… 悪いけど…もうできない…… 私は自然とイヤイヤをしてしまった。 「え…だめ……そんなぁ……」 美優は構えていたデジカメを下し、残念そうに顔を下に向けた…… そんな顔しないで!やってあげるから! 私はあわてて両手を振る。 「じゃあやってくれるの?」 私は拳を握り締め、がんばるぞ!のポーズをして首を大きく縦にふる。 着ぐるみを着てからちょっと動きが大胆になってる気がする…… 「ほんと!やった~♪」 美優がまた元気になり、ピョンピョン飛び跳ねている。 やっぱり美優にはいつも元気でいてもらいたい…… 相変わらず弱いなぁ……私…… ……えっ!?もう三時なの! これ終わったらもう着ぐるみ脱がしてもらおっと。 そんなことを考えながら四つん這いになる。 そのとき私はあることに気がついた…… そういえば……おしっこ…したいかも…… お昼に1リットルもピーチdeジュースを飲んじゃったんだから当たり前だった。 一回気になりはじめたらすごくトイレに行きたくなってきちゃった…… 「サキちゃんかわいいよ♪今度は右手を口に添えてみて!そうそう」 おしっこを我慢しながらも、私はポーズを撮り続ける…… でももう限界に…近くなってきてる…… おしっこぉ……おしっこしたいよぉ…… 早くお開きにしてよぉ…… 太ももをすり合わせ、モジモジしている私に美優が気づいた。 「サキちゃんもしかして…おトイレ行きたいの?」 マスクの中で顔を真っ赤にしながら、小さく頷いた。 「ごめんね気づかなくって…じゃあ一緒にいこ♪」 そう言いながら美優は手を引っ張り私を立たせた。 一緒に?……イヤ!一人でできるよ! 私は大きく首を横に振った。 「一人じゃしづらいからおしっこまみれになっちゃうよ?それでもいいの?」 それもイヤ……美優に見られるのも嫌だけど…… でももう一回見られちゃったし……しょうがない…手伝ってもらおう…… 私は渋々頷いた。 「ふふ♪カメラ置いてくるからちょっと待っててね♪」 美優はデジカメを小物入れにしまいにいった。 ちょっとあそこが濡れてる気がする……汗だよね…… おしっこ……漏れてないよね…… 美優に背中を向けてから、恐る恐るスカートを上げショーツの中に手をいれる…… ……え?うそ!?……濡れてる……なんかぬるぬるしてる! 私はあの感覚のことを思い出した…… もしかして私……こんな状況で……感じちゃったの? 全身タイツの上にメイド服まで着て……顔に猿轡付きのマスクまでかぶらされて…… 着ぐるみの中に閉じ込められてグチョグチョになりながら……「サキちゃん」なんて呼ばれて…… そんなことされて……感じちゃってたの…… うそ!こんなのうそ!絶対そんなことない! 否定しても、頭で考えれば考えるほど体はほてり痙攣し、脳はとろけ、あそこから蜜が噴き出ててくるのが自分でもわかった…… 涙が大量にあふれだしてきた…… こんなの……うそだよぉ…… こんな…こんなことで感じちゃうなんて…… 私……変態じゃない…… 「お待たせ!おトイレいこ♪」 「ふっ!」 急に声をかけらたからその場で飛び跳ねてしまった。 「どうかしたの?さっ、いこ!」 「ひは……へっはいひは!!」(イヤ……絶対イヤ!!) こんなこと……美優に知られたくない!絶対イヤ! 激しくイヤイヤをする。 「もう!喋っちゃだめでしょ!早くいこ!漏らしちゃうよ!」 「やら!!」(やだ!!) 「いいかげんにしなさい!!!」 「ひっ!」 ものすごい剣幕で怒られた…… 美優のこんな怖い顔見たことない……思わず立ちすくんでしまった…… 「いい子だから一緒におトイレいこ!ね!」 「ふぅ……」 恐怖から頷いてしまい、美優と一緒にトイレに入った…… 「はい!じゃあスカートもって座って♪」 やだ……やっぱり見られたいないよぉ…… 小さく首を横にふった。 「しょうがないなぁ……」 美優が私のスカートをめくり上げた! 「ふぅっ!」 「あっ!やっぱり漏らしてる!もっと早く言わなくちゃだめでしょ!」 美優はショーツのシミをおしっこだと思っているらしい…… 片手でスカートを上げながらもう片方の手でショーツに手をかけた…… もう…だめ…… 美優はショーツを下におろす…ショーツのシミが糸を引いた…… 「えっ!?……先輩……」 「ぐすっ、ぐすっ、みらひへ……」(ぐすっ、ぐすっ、見ないで……) 涙がまたあふれだしてきた…… イヤ…見ないで…… こんな…こんなのイヤ…… 着ぐるみ着て……濡らしちゃうとこ見られるなんて…… 裸で素振りしてるのなんかよりも……変態だよぉ…… すすり泣きながら立ちつくす私……そんな私を美優は茫然と見ていた…… 美優は、はっ!と気づいたように私の愛汁がついたショーツと肌タイをトイレットペーパーで拭くと、 ショーツを一気に脱がし、それを美優のデニムのポケットに入れてしまった。 「サキちゃん!スカートもって!おしっこまだしてないでしょ♪」 「ひっく、ひっく……ふぅ……」 言われたとおりにスカートを持ち、便座に座る…… すると美優は股のジッパーを開け、肌タイが閉じないように手で広げた。 「はい!出していいよ♪し~し~ぽんぽんぽん……」 美優の掛け声とともに溜まってたおしっこが勢いよく噴き出す…かなりの量…… こんなとこまで見られて……もうやだ…… 私は着ぐるみの中で…ただひたすら自分が消えてしまうように祈ることしかできなかった…… 人形遊び(後)
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/625.html
【作品名】赤とんぼ 【ジャンル】童謡 【名前】赤とんぼ 【属性】赤とんぼ 【大きさ】赤とんぼ並み 【攻撃力】赤とんぼ並み 【防御力】赤とんぼ並み 【素早さ】赤とんぼ並み 【長所】30秒で描けるお手軽テンプレ 【短所】羽をとってもアブラムシにはならない vol.3 691 :格無しさん:2014/08/20(水) 16 25 38.69 ID +3dm7chd 赤とんぼの唄の方の赤とんぼは、羽をとられたらアブラムシになるものとして参戦できるんだろうかw 701 :格無しさん:2014/08/22(金) 23 08 33.49 ID LG59hgCO 698 考察乙 この辺は下手にリアリティのある生物よりも現実に存在しない生き物の方が考察しやすいのかもね 赤とんぼ考察 素早い獰猛な肉食性昆虫なので 根岸の蜘蛛>赤とんぼ>ムサシ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18486.html
唯「最近、あずにゃんのスキンシップが激しすぎる気がするんだけど……」モグモグ 律「んー?何だ、惚気か?余所でやってくれ余所で」 唯「違うよ!」 澪「うん、まあ最近の梓はグイグイ押して行ってるよな……っと、律」ヒョイ 律「おっ、サンキュー。へへ、澪の卵焼きは美味しいんだよなー♪ほい、お返し」ヒョイ 澪「ありがと」 紬(何て自然なお弁当交換……!さすがりっちゃんと澪ちゃんね!) 唯「グイグイ来すぎだよー……」 律「いいじゃん、スキンシップ好きだろ?もともと唯が梓に抱きつきまくってたんじゃん」 唯「そうだけどさ、あれは恥ずかしがるあずにゃんが可愛くて……」 紬「あら?唯ちゃんは積極的な梓ちゃんは嫌いなの?」 唯「そ、そういうわけじゃないけど……」 律「梓も戸惑う唯が面白くてエスカレートしてるのかもな。いっそ梓の攻めを受け入れてみたらどうだ?」 唯「むっ、りっちゃんにしては良い意見だね。あずにゃんを受け入れて、それで……」 紬「にゃんにゃんして、イケるとこまでゴーね!」ウフフ 唯「ダメじゃん!」 澪「……」メモメモ 律「ん?みーお、何書いてんの?」 澪「いや、良い歌詞が浮かびそうな気がしてさ。女の子のアクティブな恋を描く感じで……」 紬「モデルは梓ちゃん?凄い曲が出来そうね!」 唯「……うん、すごい変態ソングが出来る悪寒がするよ……んっ、私ちょっとトイレ行ってくるね」 ―――― 梓「最近、唯先輩とのスキンシップが足りない気がするんだよね」モグモグ 純「はい?梓いっつも唯先輩にベタベタしてんじゃん」 梓「まだ足りないんだよ。私の唯先輩分はチャージに時間がかかるからね」 純「唯先輩分ってあんた……」 梓「あ~、唯先輩の胸に飛び込んで思いっきりギューってしたいなあ」 憂「あはは、お姉ちゃんあったかくて気持ちいいもんね~」 梓「うんうん、柔らかいしいい匂いするし、最高だよ」 憂「お姉ちゃんに抱きしめられるとホワホワしちゃうよね」 純「何だこの会話」 梓「あーあ、唯先輩の話してたら余計に唯先輩分を補給したくなってきちゃった」 純「放課後まで我慢しなよ発情猫」 梓「放課後までかあ……ん、私ちょっとトイレ行ってくるね」 純「あ、私も行くー」 梓「え?私三年のトイレ行くけど」 純「三年生のトイレ!?何でわざわざそんな遠い所に……」 梓「もしかしたら唯先輩に会えるかもしれないじゃん」 純「梓、そんな涙ぐましい努力を……」 梓「それにもしかしたら、唯先輩と一緒に個室に入れるかもしれないし」 純「そんなことはありえない」 梓「というわけで私は行くね、じゃあまた後で!」ダッ 純「あっ、……行っちゃった。憂、トイレ行かない?もちろん近いとこのね」 憂「うん、行くよ」 唯「あっ」 梓「あっ」 唯「あずにゃんもトイレ?奇遇だねー」 梓「はい、奇遇ですね」 唯「でもここのトイレってあずにゃん達の教室から遠いよね?何でここに……」 梓「決まってるじゃないですか。唯先輩に会うためですよ」キリッ 唯「ふえっ!?……そ、そっかー///」 梓「会えてよかったです」 唯「むむ……あずにゃんも言うようになったねえ」 梓「成長したんです。褒めて下さい。唯先輩分を補給させて下さい」 唯「唯先輩分とやらが何なのかは知らないけど、とりあえずトイレが先だよあずにゃん君」 梓「あ、そうですね。じゃあ一緒に入りましょう」 唯「一緒には入らないよ?」 梓「私って真ん中の個室って何故だか好きじゃないんですよね。奥のほうでいいですよね?」 唯「無視しないであずにゃん!」 …… 唯「何だか最近あったかくなってきたね~」 梓「そうですね」スリスリ 唯「……」 梓「……♪」クンカクンカ 唯「あずにゃんや」 梓「はい?」 唯「熱いうえに歩きにくいから、その絡みつくようなくっつき方はやめない?」 梓「え?嫌です」 唯「即答だね」 梓「唯先輩、シャンプー変えました?」スンスン 唯「あと匂い嗅ぐのもやめてね」 梓「わがままですねえ」 唯「あずにゃんには言われたくないよ」 梓「ご存じのとおり、私は唯先輩にくっついてないと死んでしまうんです」 唯「初耳だよそんなこと……ほら、とりあえず離れた離れた」グイー 梓「あう……ゆいせんぱいぃ……」グスッ 唯「何で泣くの!?」 梓「ひっく、ぐす……」 唯「ああもう、じゃあ手!手をつなごう!」ギュッ 梓「あ……えへへ、唯先輩の手あったかいですね」 唯「泣いた子がもう泣きやんだよ」 梓「恋人つなぎってこんな感じでしたっけ?」 唯「わわっ!?指を変なふうに絡ませてくるのはやめてあずにゃん!」 梓「ふふふ、唯先輩をねっとりと絡めとってあげます」 唯「変な言い方もしないの!もーっ!」 紬「梓ちゃん、ついに泣き落しまで会得したというの……!?」 律「振り回されてるなあ唯のやつ」 澪「……」 律「ん?澪、どうかしたのか?」 澪「い、いや、何でもない……」 紬「あらあら?唯ちゃん達を見て、りっちゃんと手をつないで帰りたくなっちゃったとか?」ワクワク 澪「ぅえっ!?ち、ちが……っ!///」 紬「もう、澪ちゃんってば素直じゃないんだから!ほらほらりっちゃん、澪ちゃんをエスコートしてあげないと!」 律「ええっ!?え、えーと、その……んっ///」ギュッ 澪「り、りつ……えへへっ」ニコッ 紬「こういう初々しいのもいいわあ……」ウットリ …… 梓「むう……」 唯「ん?どうしたのあずにゃん、唸ったりして」 梓「あ、唯先輩。実は進路のことでちょっと……」ペラッ 唯「進路調査票かあ。あずにゃんもそろそろ将来について考える時期なんだねえ」 梓「はい。色々考えてはいるんですが、何故か先生に書き直せって言われちゃいまして……」 唯「ああ、あるある!私もミュージシャンって書いて、さわちゃんに呆れられちゃったんだよね~」 梓「先生たちは頭が固いんですよ」 唯「でもあずにゃんって成績良いし普通に進学じゃないの?どれどれ、何て書いて……」 唯「……」 梓「どうして固まってるんですか唯先輩」 唯「いや、あずにゃん?」 梓「はい?」 唯「私の目に狂いがなければ、この調査票には『お嫁さん』って書いてあるように見えるんだけど……」 梓「書いてありますね」 唯「しかも、『唯先輩の』っていう修飾語までついてるし……」 梓「唯先輩のお嫁さんを希望しているんですから当たり前でしょう」 唯「……」 梓「……」 唯「ああもう、ちゃんと書き直しなさい!こんなの通るわけないじゃん!」 梓「えー」 唯「えー、じゃないの!もうっ!ご丁寧に名前欄が『平沢梓』になってるし!」 梓「中野唯のほうがいいですかね?」 唯「いや、そういう問題じゃなくてね……」 梓「私的には唯先輩のお嫁さん的ポジションが良いので、平沢姓を推したいところなのですが……」 唯「はあ……何かあずにゃんと話してるとたまに凄く疲れるよ……」 梓「私は唯先輩と話してると凄く元気になりますよ?」 唯「うん、それはいいからとにかく書き直し!ほらほら、ペンを持って!」 梓「むう……」ブー 唯「むくれないの。ほら、ちゃんと大学進学って書いて」 梓「……」 唯「あずにゃん?」 梓「……唯先輩と、一緒の、大学っと」カキカキ 唯「……まあそれくらいならいっか。みんなでバンド出来るし、ね」 梓「はい。ずっと一緒にいたいです……」 唯「あずにゃんは甘えんぼさんだねえ」ナデナデ 梓「えへへ……結婚はとりあえず大学に行ってからですかね」 唯「はいはい」 …… 唯「ふわああ……眠いぃ……」フラフラ 梓「ほら、しっかりして下さいよ唯先輩。危ないですよ」サワサワ 唯「……体を支えるフリして変なとこ触るのはやめようね、あずにゃん」 梓「ちっ」 唯「それにしても今日は疲れたねえ」 梓「久しぶりにいっぱい練習しましたからね」 唯「すっかり暗くなっちゃったねえ……早く帰らないと」 梓「そうですね……あっ」 唯「ほえ?」 キラッ 梓「……流れ星ですよ、唯先輩」 唯「わあ……」 梓「綺麗ですねえ。唯先輩ほどじゃありませんけど」 唯「そうだねえ」 梓「せっかく誉めたのにスルーですか。顔を赤らめて慌てて否定しちゃうとか、そういう可愛い反応を見たかったんですが」 唯「流石に使い古された言葉でそんな過剰反応はしないよ」 梓「むう……」 唯「ところであずにゃん、流れ星って見ている時に三回願い事をすると叶うっていうよね?」 梓「ああ、言いますね」 唯「私あれ成功したことないんだよね~」 梓「そうなんですか?まあ普通にやっても無理な気はしますが……あっ」 唯「え?あっ、また流れ星!」 キラッ 唯「えっとえっと、ギターがもっと上手く……いや、美味しいものをもっといっぱい……あれえ」ワタワタ 梓(唯唯唯) 唯「うう、やっぱり無理だったよ……見えなくなるの早いよお」 梓「ふっふっふ、私はたぶん成功しましたよ?」 唯「ええっ、本当に!?あずにゃんすごーい!」 梓「えっへん。褒め称えて下さい、ハグして下さい」 唯「もう、あずにゃんはそればっかり……おめでとう♪」ギュウッ 梓「……♪」 唯「ところで何をお願いしたの?」 梓「ふふ、秘密にしときます」 唯「え~?あずにゃんのけち~」 梓「でもまあ、叶えてもらえそうではありますよ?」 唯「へえ、いいなー」 梓「というか、現在進行形で叶ってるのかも」ボソッ 唯「あずにゃん、何か言った?」 梓「いえいえ。早く帰りましょう、唯先輩」グイッ 唯「わわわっ、急に引っ張らないでよ~!」 …… 梓「……」 唯「ふんふん♪」 梓「……」 唯「らんらん♪」 梓(唯先輩が、構ってくれない……私以外の子に夢中になってる……) 唯「えーっと、確か替えがこの中に……」ゴソゴソ 梓(唯先輩……)グスン 唯「あれー?どこに入れたんだっけ?」 梓(あずにゃんはここですよ。もっと構って下さい……)ウルウル 唯「う~ん……」ゴソゴソ 梓(ゆい、せんぱいぃ……) 唯「あっ!ここにあったのか~」 梓(ううう……私から唯先輩を奪う、憎き存在……) 唯「待たせてごめんね。今すぐ取り替えてあげるからね~♪」ナデナデ 梓(唯先輩を夢中にさせ、あのしなやかな指にいつも優しく触られてるあの子……) 唯「よーし、行くぞ~……」プルプル 梓(私だって唯先輩といつも一緒にいたいのに!あんなことやこんなことをしたいのに!) 唯「とりゃー!」パチンッパチンッ 梓(許せないよ……) 唯「ふい~、一仕事終了!次はっと……」 梓「許せないよギー太!唯先輩をかけて勝負だ!」ガタッ 唯「こらこら、無機物に嫉妬しないの」ペチン 梓「あう」 唯「まったくあずにゃんは……」 梓「唯せんぱぁい……」グスッ 唯「もう、ギー太の弦を張りかえたら一緒に練習するんでしょ?それまでおとなしく待ってなさい」ナデナデ 梓「にゃあ……」 律「平和だなー……」ズズー 澪「そうだな」 紬「……」 律「どうしたムギ、黙り込んじゃって」 紬「ううん、りっちゃんは澪ちゃんのエリザベスに嫉妬したりしないのかなあって」 律「はあっ!?す、するわけないだろー!」 紬「そうなの……?澪ちゃんはどう?りっちゃんがドラムにかかりっきりで寂しくなっちゃったりしない?」 澪「いや、別にそういうのはないな」 紬「ふむ……」 紬(自分がお互いの一番だと理解し合っている故の正妻の余裕という感じかしら……?) 紬「それもまたよし!」フンス! …… 梓「……」 唯「あれ?あずにゃん、どうしたの?」 梓「あ、唯先輩。見て下さい、雨ですよ雨」 ザー… 唯「あー、今日は夕方から降るかもって言ってたからねえ」 梓「……唯先輩、傘持ってきてます?」 唯「うん!憂が持たせてくれたんだ~♪」 梓「そうですか……」 唯「もしかしてあずにゃんは持ってきてないの?」 梓「はい、うっかりしてました」 唯「おおう、しっかり者のあずにゃんにしては珍しいミスだねえ」 梓「そうですね……あの、」 唯「じゃあ一緒に入ってく?あんまり大きい傘じゃないけど」 梓「……はい、お願いします!」パアアッ パシャパシャ 梓「えへへ……相合い傘ですね」 唯「そうだねー。あずにゃん、肩濡れたりしてない?」 梓「大丈夫ですよ、唯先輩にしっかりくっついてますし」ギュー 唯「……ちょっとくっつき過ぎな気がするなあ」 梓「濡れちゃわないようにするためですよ。唯先輩ももっと私にくっついて下さい」ギュー 唯「……まあいっか」 憂「あれ?梓ちゃんは折りたたみ傘を持ってたような……」 和「ふふ、唯と相合い傘をしたくて嘘をついちゃったのかしら?可愛いわね」 憂「……」 和「どうしたの?」 憂「えっと、傘忘れちゃったから……和ちゃんのに入れてくれないかな?」モジモジ 和「え?でも憂も……」 憂「……ダメ?」ウルウル 和「……はいはい。一緒に帰りましょ」 憂「えへへ、ありがとう!」 戻る
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/1005.html
荒涼とした大地に降りしきる、土砂降りの雨。歩く度にバシャバシャと水溜りが泥を跳ね上げる。 「あの仮面オヤジ、ここを真っすぐ突っ切ればタナトスの所に行けるっつってたな。しかし…」 城之内は苦い顔で天を仰ぎ、忌々しげに舌打ちする。 「ったくよぉ…何だって雨なんて降ってんだ。ここは地下だろ?おかしくね?」 「冥府は死神・タナトスが支配する神域。我々の常識が通用する世界ではないということだ」 「まあ、居心地の良さなんざ期待してなかったけど。何も雨を降らすことはなかろうに…」 オリオンも雨に濡れた髪を鬱陶しがり、顔をしかめる。ふと、横にいる遊戯を見た。 「なあ、遊戯…お前、その髪型さ」 「え、どうかした?」 「この雨の中でも全然形が崩れてねえけど…何か、秘訣でもあんのか?」 「うーん、別に何もしてないけど…言われてみれば、ボクは何でこの髪型なんだろ…?」 その大人しいキャラクターに似合わぬ、ロックを感じさせる髪型。オリオンは何となく指先でそれをつついてみた。 「いてっ!」 鋭い痛み。指先には血が滲む小さな傷。オリオンは身震いした。 「お前の髪は鋼鉄製か…!?」 愕然としたオリオンは、これ以降遊戯の髪型について詮索するのは止めにした。世の中知らない方が幸せな事だって あるのだ。 「ねえ、あそこ!誰かいるみたいよ」 ミーシャが指差した先には、巨大な岩山があった。よく目を凝らすと、黒々と不気味に聳え立つその岩山を背にして 何者かが立っているのが分かった。背格好からして、まだ幼い少女のようだった。 「こんなとこにいるくらいなら、ただの女の子ってわけはねえな…」 「あの仮面の人が言ってた、冥府の番人ってやつかな?」 そうこう言っている間にも、少女との距離は縮まっていく。やがて、その姿まではっきり判別できるようになった。 激しい雨に打たれ、全身がずぶ濡れになっているのにもまるで頓着せず、少女は遊戯達を見ていた。蒼く澄んだ宝石 のように美麗な瞳が妖しく輝く。そして口元に浮かぶのは、少女らしからぬ不敵な笑み。 「うふ…まさかのまさか、ここまで堂々と冥府に乗り込んでくる方々がいるなんて。まじパネェですわね。トラブルと遊ぶ ヤンチャ・ボーイにも程がありますわよ?」 人を喰ったような口調で、少女が服の裾を摘み上げて頭を下げた。 「こんにちは、はじめまして―――では早速ですが自己紹介といきましょうか?私は冥府の番人が一人<狗遣い>。 笑顔が可愛いオチャメ・ガールですわ」 にっこりと微笑む<狗遣い>と名乗る少女。確かにオチャメっぽかった。 「狗遣い?…狗って、どこにもそんなんいねーじゃん」 「え?いるじゃないですか、ほら…あなたの目の前に。うふふ…」 少女は手にした赤い革紐をひらひらさせるが、その先には岩山しかない。どうにも会話が噛み合わない感じだった。 コホン、とレオンティウスが咳払いして、少女に語りかける。 「我々は冥王タナトスに会いに来たのだ…どうか、通してはくれないか?」 「いいですわよ」 「いいのか!?」 但し、と少女は不遜に言い放つ。 「この私を倒せたらの話ですけれどね!」 「よかろう!ハァッ!」 「あべしっ!」 レオンティウス渾身の右ストレートが決まり、少女は世紀末のモヒカンの如き悲鳴を上げて倒れ伏した。これが一般 男性なら相手が可愛い女の子ということで躊躇する所だが、彼は特殊な性癖の持ち主なのでまるで頓着しなかった。 「さあ、敵は斃れた。行くぞ皆!」 「って、待ちなさい!いきなりこんないたいけな女の子の顔面をぶん殴る男がいますか!?」 飛び起きて鼻血を垂らしつつ抗議する少女に対し、レオンティウスは堂々とかました。 「このレオンティウス、女を貫く槍は持ってはおらんが、女を殴る拳なら持っている」 「ナチュラルにサイテーなヤローですわ!」 「いや、戦場に立つ以上は相手が少女だからと手加減する方が無礼かと思ったのだが…むしろ殴るだけで済ますとは 我ながらなんと紳士的なのかと感動すらしたのだが」 「私の名前を聞いていなかったんですの!?<狗遣い>というからには、本人じゃなくてしもべ的な何かが闘うんだと 想像がつくでしょうが!」 「あ、でもそういうタイプの敵と闘うには先に本体を叩くってのはセオリーだよね。だからレオンさんの行動もあながち 間違いじゃないんじゃ?」 「でも遊戯。それはしもべ的な何かが出てきてからの話だから、いきなり本体をぶっ飛ばすのは何か違うんじゃない かしら?」 「そうだな。やっぱ今のはちょっと卑怯だぜ」 「だよな」 「いつまで馬鹿馬鹿しい議論してやがりますの!?私はあなた方と面白くもないコントをしに来たのではありません ―――侵入者であるあなた方をぶっ殺しに来たのですよ!」 「分かったよ…じゃあさっさとやろうぜ。冥府の番人っていっても仮面オヤジと同格だろ?なら大したことねーよ」 完全にやる気が氷点下にまで落ち込んだ城之内の言葉に対し、少女は小馬鹿にするように鼻を鳴らした。 「ふふ…甘いですわね。少年(ギャルソン)の体液よりも仄甘いですわ!私と彼とでは、ワニとネズミほどの力の差 があるのですわよ!」 「それ、最終決戦前の今の状況じゃ大して変わんねーだろ…」 某勇者の大冒険的に考えて。しかし少女はニヤリと口元を歪めた。 「そんな風に言ってられるのも今のうちですわ。さあ、おいでなさい。私の可愛い妹―――<プルー>!」 その声に応えるように、何処からか獰猛な唸り声が響く。だがそれは、一向に姿を見せない。 「な、何だよ…何も起こらねーじゃん」 「うふ…まだ分かりませんか?もうプルーは、皆様の前にいるじゃありませんか…」 「なに…?そんなの、何処にも」 と、言いかけて城之内は気付いた。続いて、遊戯達も思い至る。 <それ>は自分達の前に、最初から堂々と姿を現していた。ただ、気付かなかったのだ。 その途方もないスケール故に。 「ああ、やっと御理解頂けましたか?どうです、可愛いでしょう?」 少女が背にしているそれは―――岩山などではなかった。 何故なら、岩山にあんな手足は生えているわけがない。 あんな立派な黒銀の毛並みなんて、岩山には備わっているわけがない。 あんな凶悪な面構えをした三つの首なんて―――岩山どころか、この世のどんな生物にも当てはまらない! 少女はそれを妹と称したが、小さな姉と大きな妹―――そんな可愛らしいレベルではない! それは妹と呼ぶには―――余りにも巨大すぎる! 黒銀の毛並みと三つの首―――そして戦艦級の巨体を持つ狗! 「<ケルベロス>か…!」 レオンティウスが戦慄を込めて、眼前の脅威を見据える。 「け、ケル…?なんだって?知ってるのかよ、レオン!」 「地獄の番犬と呼ばれている、伝説の怪物だ…三つの首を持つ、巨大な狗。冥府への侵入者を容赦なく喰い殺す とされている。まさか、実在していたとはな…」 出典・冥王書房<冥府の不思議な生き物>より(大嘘)。 「よく知っておいでで。そう―――このプルーこそはケルベロス…即ち冥府のゆるキャラですわ!」 「そんな暴力の権化みてーなゆるキャラがいてたまるか!和み要素の欠片もねえよ!」 「あら、失礼ですわね。こんなに可愛いワンちゃんなのに…ほらほら、喉を鳴らして甘えんぼだこと」 超弩級の巨大狗はクンクン鼻を鳴らし、ベロベロと三本の舌で少女の顔面を舐め回す。サイズが普通であれば、 確かに微笑ましい光景ではあっただろう。 「でもそこの方が仰った通り、プルーは侵入者を見れば喰い殺すように躾けられていますの…さっさとお喰われに なりやがってくださいませ!」 三つ並んだ口から迸る咆哮。足踏みだけで大地が揺らぎ、炎を纏う吐息が天を焦がす。 「教育して差し上げますわ…狗こそが歴史的・科学的・生物学的に見て最強の生命体であるという事実を!」 そんな事実は何処にもなかったが、少女が堂々と言い放ったその時だった。 何処からともなく放たれた三条の光線が、三つ首を木っ端微塵に破壊し、巨大狗は盛大な地響きを立てつつその 身を地に横たわらせる。顔面は当然ながら、跡形もなく吹き飛んでいた。 「ぷ、ぷ、ぷ…プルゥゥゥゥゥーーーーーっ!」 少女が絶叫し、死した狗の腹に顔を埋めて泣き叫ぶ。その背中に、冷徹な声が投げかけられた。 「フン!同じ三つ首ならば、狗が竜に敵うはずがなかろう…」 王者たる者としての絶対の自信と威厳に満ち溢れたその声。それが誰なのか、もはや振り向くまでもない。 豪雨の中でさえ全く形の崩れない白いコート。その背に寄り添う三体の龍もまた純白。 かつて<白龍皇帝>を名乗り、<紫眼の狼>と共にこの世界に戦乱を巻き起こした男―――海馬瀬人! 「やっぱ生きてやがったか、あいつ…」 城之内が複雑な顔で呟く。その表情は厄介な時に厄介な奴が来やがったと雄弁に物語っていた。海馬は海馬で、 遊戯の首に千年パズルがないのを見て取り、おおよその事情は察したようだ。 <あの間抜けめ>と言いたげに鼻を鳴らしていた。 「あの男が、海馬か…」 海馬の素顔を見るのはこれが初めてのレオンティウスは、彼の姿をまじまじと見つめる。 「な、なんていい男なんだ…」 「そのネタはもう勘弁してくれ…で、お前さんは何だってまたこんなとこに来たんだよ?まさか今さら俺達の仲間に なりますとか、寝惚けたこと言うつもりじゃねーだろうな?」 明らかに不信感丸出しのオリオンに対し、海馬は嘲るように口の端を吊り上げた。 「フン…まさに寝言だな。確かにオレはタナトスを倒しに来たが、貴様らと馴れ合うつもりなどない。このオレを侮辱 してくれたタナトスとやらをこの手でブチのめさなければオレの気がすまんだけだ!」 そして海馬は、断固とした決意と共に言い放つ。 「貴様らの力など借りん―――奪われた魂(プライド)は、我が手で取り戻す!」 「うふ…うふふ…くすくす…いきなり出てきて、随分と勝手なことをほざいてくれやがるじゃないですの…」 少女がゆらりと顔を上げる。激しい怒りが、蒼い瞳を満たしていた。 「私の可愛いプルーをこんな目に遭わせやがって…絶対に赦しませんわよこのチ○ポ頭が!じわじわ嬲り殺しに してくれやがりますわ!」 そして少女は冷たくなった狗の腹を、自らの手でぶち抜いた。そしてその胎内から取り出したのは、仔犬。三つ首と 黒銀の毛並みを持つそれを、少女は小さな掌に乗せた。そして、返り血がこびり付いた顔で笑う。 「さあ。繰り返される朝と夜のように、再び巡り来るのよ…プルー!」 少女から放たれる魔力が仔犬を包む。合計六つの瞳が大きく見開かれた。次の瞬間、仔犬は少女の手を離れて 大地に降り立つ。同時にその小さな身体が膨張を始めた。牙が一瞬にして生え揃い、四肢は逞しく発達する。少女 の掌に乗るほど小さかった身体は、既に母親と同じく山のような巨体と化していた。 「うふ…プルーは不死身。私の魔力が枯渇しない限り、何度でも黄泉返ることができるのですわ!」 「くそっ!やっぱあのまま終わりとはいかなかったか!」 城之内は舌打ちして海馬に向き直る。 「おい海馬!ここはテメエと揉めてる場合じゃねえ…一緒に切り抜けるぞ!」 対して海馬は何も答えない。ただ悠然と前へ歩み出るだけだ。 「お、おい…」 「フン…貴様らと今さら肩を並べて冥府観光などゴメンだ。さっさと先に進むんだな」 「海馬くん…」 「勘違いするな、遊戯。もう一人の遊戯がいない今、貴様らなど足手纏いなだけだからな…役立たず共は精々オレ の往く栄光のロードの露払いでもしてくるがいい」 海馬はそう言い捨てて、狗遣いの少女に向き直る。 「オレはそれまでこの小娘と、遊んでやるとしよう」 「言ってくれますわね、この―――ノーテンピーカンヤローがぁっ!」 怒号と共に襲いかかるプルー(二世)。三体のブルーアイズはそれぞれバラバラに動き、撹乱する。 「ちっ…捻くれモンが!あいつの言い草は気に入らねえけど、ここは任せて俺達は先に進もうぜ!」 「うん。表現は最悪だったけど<ここはオレに任せて先に行け>って言ってくれてるんだしね」 遊戯達はその場に海馬を残し、駆け出す―――その時、ミーシャと海馬の目が合った。 海馬の鋭い眼光から、ミーシャは目を逸らさない。ただ、真っすぐに見つめ返した。 「フッ…あの島で泣き喚いていた頃に比べれば、そこそこいい目になったな」 海馬は小さく笑った。そこにはほんの少しだけ、ミーシャを認める響きがあったのかもしれない。 「この闘いを生き延びたならば、仔ネズミからモルモットに昇格させてやる!」 「…………」 釈然としないながらも、ミーシャは再び走り出した。 「お友達とのお別れは済ませましたの?だったら今度は…この世とさよならしやがれですわ!」 「違うな。奴らは友などではない。奴らは―――オレが認めた強敵(ライバル)だ」 少女の罵声に対し、海馬は事もなげに答えた。 「そして貴様は、ただの踏み台にすぎん」 同時に、爆音。ブルーアイズ三体による一斉攻撃が、プルー(二世)を木っ端微塵にした音だった。 「まーたやってくれちゃいまして…あなただけは絶対に確実に迅速に的確に必然に天地開闢以来誰も経験したこと がないほど惨めったらしい最期を迎えさせてあげますわ!」 魔力の暴発と同時に肉片が集まり、瞬時に再生。プルー(三世)が牙を剥き出し、襲いかかる――― 永く激しい闘いはまだ、始まったばかりだった。
https://w.atwiki.jp/ikusei/pages/27.html
紫堂 風斗(甘え) CV : 下和田裕貴 わが道を行く性格は父親譲り。 母親へ甘えるのが大好きで、 クラスの友達とどこかへ出かけるよりは 母親と買い物へ行く方が好き。 分岐条件 ちから たいりょく かしこさ きようさ やさしさ みりょく ちしき モラル きりょく りゅうこう あいじょう すとれす そうびひん その他気づいた簡単メモ ◆
https://w.atwiki.jp/83452/pages/3030.html
そこまではわかっていた。 だから両親は私に家事をさせなかった。 常識的なレベルにとどまる、憂にやらせることでバランスを保った。憂の自尊心。そ れが家事だったのだ。 姉にはできないけれど、自分にはできる。 ここまではわかっていた。 ただ、それが意味するものを理解していなかった。 なにせ、平沢憂はその優越にも似たバランスに依って保たれていたのだから。 それが、崩壊していくのを私は知らないでいた。 結局、妹は姉の持つ悪魔的な才能と、神にも愛されるような在り方に絶望していたのだ。 「……」 沈黙は誰のものだろうか。 二人で向かい合って採る食事は、あまりにも殺伐としていた。 黙々と私が作ったカレーを口に運ぶ憂は、こちらを一切見ようとせず、テレビに写さ れる本来の目的を逸脱したクイズ番組を見ている。 笑みなど浮かべず、ただただ呆と見ているだけだ。 その姿に、言葉は投げかけられない。 まさに拒絶。 私という存在と、一線をおく行動だった。 ……憂は食べ終わり、食器を流しへ持っていく。 ごちそうさま、とも言わない。いただきます、を言っていないのだから当然ともいえ るが、彼女は決してそういった礼儀を忘れる娘ではなかった。故に、それはもとより故 意のものなのであろう。 食器を洗う音。 テレビの笑い声。 それだけが、居間を支配する。 『ちゃうねん。いいか、矢口は自分がヘキサゴンファミリーになってへんと――』 つまらない。 リモコンを取って、テレビの電源を落とす。それとほぼ同時に水道の音も止む。 誰かが階段を上がる音がする。きっと、憂は自分の部屋へと行ったのだろう。 「……ごちそうさま」 誰に言うわけでもなく呟く。 その言葉は、誰もいない居間に響くだけだった。 頭では理解していた。 それなのに、この手は止まらない。 たとえ憂が、自分の居場所を無くしてしまったと感じたとしても、私は家事をするのを やめない。 否、やめられない。 常に忙しくないといられない。常になにかしていないと生きていけない。そんな錯覚さ え覚えるほどに、私は変わってしまっていた。 恐ろしい。 だって、自分でも不理解(わから)ないのだ。 今、私はなにを望んでいるのか。 頭と体が、まるで別のイキモノみたいに分かれてしまっている。 頭では拒絶しているのに、 身体はそれを執拗に求める。 打開できないパラドックスだ。今までとは全く違う。 過去、私は色んな人を傷つけてきた。 ブレーキのないクルマは、誰かを傷つけることしかできない。 それと同じく、私は触れる人や関わる人を傷つけることでしか自信の存在を認識でき ない。 何かに、固執して。 何かに、執着して。 そうでもしないと生きていけないのだ。 誰も食べてくれない食事を作っていると指を切った。 赤い血が流れるのを見て安心した。 ――なんだ、私もとりあえずは人間なんだ、と。 私が憂の居場所を奪ってしまってから一週間が経った。 朝、憂よりも早く起床する。 朝食を作って、憂を起こしに行く。 私に起こされた憂は何も言わない。ただ虚ろな目で私を眺めて、着替えだすだけ。ま るでカラクリの人形のようだ。生気のない。ただただ生きているだけの彼女をこうしたの は私だ。 だというのに。 だというのに、私は憂の部屋でニコニコと笑っている。 こんなには、どう考えてもおかしいのに。 おかしいのに、私はどうにも可笑しいと認識する。 朝食を食べて、憂を送り出す。 以前とはまるで逆の立場だ。 「さて、今日もがんばらなきゃね」 頑張る必要なんてない。 妹が笑っていないのに、それなのに私は無責任に笑っていた。 そんな自分が厭になる。 こんな自分が本当に厭だ。 わかっていても、この身は動く。 絶え間なく、動き続ける。 「ねえ、唯」 「なぁに? 和ちゃん」 秋も深くなって、教室は緊張していた。 休み時間だというのに、多くの生徒は席について参考書を読んだり問題集を解いて いる。 もうすぐ受験ということなのだろうが、私にはそのことについての悩みはなかった。 早々に志望校だけは絞っておいたからだ。 桜ケ丘高校。和と同じ高校に行きたい。ただそれだけの理由で決めた高校なのだ が、私は如何せん偏差値だとかそういったものを知らないでいた。 どれくらいの点数を取ればいいのか。どれほどの学力ならばいいのか。それすらもわ からないままに決定していたのである。 和が話しかけてきた理由。それは―― 「アンタのテストの結果見たけど、あれじゃあ桜高厳しいわよ?」 そんな、至極まっとうなことであった。 「ふぇ?」 「ふぇ? じゃなくて、アンタ5教科合計で200点しかとってないじゃない。今のままじゃ はっきり言って無理よ」 「そんな!」 ……そういえばそうだ。 最近は家事しかしていない私は、まったく勉強というものをしていなかったのである。と いうよりも、家事をする前から、そんなものはしていなかったのだ。 とすれば、この状態は当たり前ともいえる。 私という人間は、ある一つのことにしか特化できないのだから。 「どうしよ……」 「どうするもなにも、やるしかないわね。勉強」 「和ちゃん。なんとかして!」 「無理よ。自分で何とかしなさい」 「うう~」 机にうなだれる。 今、私は家事に特化した人間だ。 故に、今の私に勉強は不可能だ。どうにもならない。 こうなったら―― 「ねえ、和ちゃん。パンツ見せたげるから勉強教えて!」 「なによそれ。 ……わかったわ。今日、唯の家に行くから」 「私のパンツ見たいの!?」 「見ないわよ!」 放課後である。 退屈極まりない授業は終わり(全部寝てた)今はその帰り道にいる。 いつもとは違って、街中は避けて帰っている。 それは和の提案というか、命令に近い指示が原因である。 『――アンタはアイス屋さんとかブティック見たらすぐ入るから、そこは避けるわよ。い い?』 私にだって我慢くらいできる。 ……否。できない。無理だ。限りなく。 「和ちゃんて、お姉さんみたいだよね」 「そう? ま、アンタの友達やってると自然にそうもなるわよ。妹がいきなり二人なん て、なんか変な気分になるわね」 「憂は昔から和ちゃんにべったりだったもんね!」 「憂の場合は、私よりも唯にべったりだった気がするわよ」 「そんなことないよ。和ちゃんもお姉ちゃんって言われてたじゃん」 確かに、そんな時期もあった。 あれは、そうだ。和がやめさせたんだった。 憂には唯がいる。だから、自分を姉と呼ぶのはやめてくれと。 そんな昔話をしているうちに、我が家についたのであった。 「ただいまー」 「お邪魔しまーす」 ……とはいっても、誰もいない。 憂も帰ってきておらず、両親はまだドイツにいる。 私たちの声は廊下の向こう側まで響くだけだ。 ホントに、広いには広いが人がいない家である。 「さて、和ちゃん! お菓子食べよう!」 「勉強しなさい」 なんてテンプレートなお言葉。 母に言われたことがない代わりに、和に耳にタコができるくらいに聞かされた言葉 だ。 「前言撤回。和ちゃん、お母さんみたい」 「よく前言撤回なんて知ってたわね。それと、お母さんはホントにやめて。まだ二児の 母にはなりたくない」 この間読んだ漫画に載ってたから使ってみたのだが、どうやら使い方は正しかったよ うだ。 和は本当に母性がある。 優しくて、いい匂いだし、胸だって―― 「和ちゃんのボインちゃん!」 「唯!?」 特に胸だ。 胸が大きいのは妙に許せない。 私なんて、成長しているにはしているがそのスピードがやたらとゆっくりだ。故に、私 はいわゆる貧乳というレッテルを貼られている。 ところで、レッテルってなんだろう。 ジュースと少しばかりのお菓子を持って自室へと向かう。 やはり勉強を教えてもらうのだから、おもてなしくらいはしないといけない。和だって、 割と甘党で、ファミレスに行くと必ずパフェを頼んでいる。 その和なのだから、お菓子を断ることは在り得なかったのである。 「さ、やるわよ」 「なにを?」 「帰るわ」 「ごめんなさい! やりますやります! やらせてくだせえ!」 と。 こんな感じのミニコントに興じたところで勉強開始である。 教科書を開いて、シャーペンを取り出して、ノートを広げる。 ……。 ……うん。 「全然わかんないよ。和ちゃん、This is penってなに?」 「え?」 そんな、スタートだった。 その日、憂は家に帰ってこなかった。 朝、目が覚めて部屋に行っても憂の姿はなかった。 どこに行ったのだろう。 心配になる気持ちのその反面、妙な気持ちがざわついた。 ――あんな子、どうなってもいいや。 そんな気持ちにかぶりを振って否定する。 なんてことを考えたんだ。私は。 妹が、帰ってこないのに心配にならない姉なんていない。 その筈なのに。 「憂の……馬鹿……」 否。馬鹿なのは私だ。 どうしてわからない。 理解しない。 しようとしない。 他人の気持ちをわかろうとしない私は、人間じゃない。 そんなことを考えると―― 「う……おえ……!」 びしゃり、と床に吐瀉。 黄色い液体が口元と跪いた膝をぬめりと濡らす。 「学校、行かなきゃ」 和に心配は掛けさせたくない。 その一心で、学校へと向かった。 「ねえ、唯」 「――」 外を見ていると、気分がよくなった気がする。 秋の空。 秋の風景。 なんとなく、情緒が深い。 私は、昔から秋が大好きだった。 誕生日が秋だから、というわけではなくて、ただ純粋に秋という季節が生み出す情景 が好きだったのだ。 幼いころ、父に連れられて行った湖を彩っていたのは紅葉だった。 赤い紅い紅葉は、私の目を支配した。 「ねえ」 だってそうだろう。 あんなにも美しい赤なんて、他にはないんだから。 「そういえば、和ちゃんの眼鏡も赤いね。だから私、和ちゃんが好きなのかな」 「眼鏡をかけ出したのは小学校高学年からでしょ。それと、いきなり告白しないの」 「えへへ。それで、どしたの?」 「昨日、帰ったら憂が泣きながら私の部屋にいたんだけど――」 驚嘆した。 それはなにも憂が和のところにいるという話に、ではなくて―― 「憂、私に抱きついて『死にたい』なんて言ってたわよ……」 憂が抱いていた、絶望にだった。 和は、私には何も話さなかった。 ただ、憂は追い詰められている、と。 それだけしか言わなかった。 「――そんな」 彼女にとっての存在理由はなんなのだろうか。 平沢憂は、自分をどのようにして保っていたのか。 人間は、バランスを取らなくてはならない。そうではないと、比重が傾いた人間はマト モにはなれないのだ。 憂にとって、バランスをとるには家事という役割が必要だった。 家庭の中でのポジション。言うまでもなく、それが彼女の居場所でもある。 それを奪ったのは誰か。 他でもない。この私だ。 それには気が付いていた。 気がついていても、それでもなお、私は憂の居場所を奪い続けて笑っていた。 なんて、下衆な女。 まるで、売女だ。 「う……あ……」 心の中で、憂が呟く。 『――私の場所をとらないでよ。異常者』 瞬間。頭の中が、真っ白になった。 目が覚めると、私は保健室のベッドに寝ていた。 「私、どうなったの?」 「倒れたのよ。体育の時間にね」 ……ああ。そうだった。 私は憂のことを考えていて、目の前に迫るバスケットボールに気がつかなかったの だ。 鼻がじんじんとする。どうやら、鼻血もでていたようだ。 でも、そんなことはどうでもいい。 「ねえ、和ちゃん。ここ、誰もいない?」 「ん? 誰もいないわよ。先生も職員室だしね」 だったらいい。 これから言うことやすることは、他の誰にも聞かれたくないし見られたくない。 いつも明るくて、 いつも元気で、 いつも笑っている。 そんな、平沢唯が崩れてしまうから。 ――それから、私は時間を忘れてしまった。 「ホント、唯は甘えんぼね」 「うん。ごめんね?」 和が私の頭を撫でる。 こういうことをしたあとの和は、いつだってすごく優しい。 なんだって聞いてくれそうな。 なんだってしてくれそうな。 そんな雰囲気になる。 それに、私はいつだって甘えてきた。 どうして、こんなことをしたのだろう。 きっと、からっぽだから。 私の中には、なにもないから和を求めて、その空っぽの自分を慰めようとしたのかも しれない。 「唯、なにかあったんでしょ?」 「……うん」 「やっぱり。憂のことでしょ? なにがあったのか話してくれない?」 ――和の表情は柔らかくて、優しい。 その目を、自分に向けてほしいから、私は上手になったのかもしれない。 だから――私は話した。 居場所を奪ってしまったこと。 自分が、どうしようもない壊れた人間だということを。 私が話をしている間、和は何も言わなかった。 ただ黙って。 ただ黙って、時折、頭を撫でて話を聞いてくれていた。 眼鏡をとった和は、いつもとは違っていて―― ――涙を流しながら話す私も、いつもとは違っていた。 好きだった。 憂も、和も、離したくなかった。 好かれたかった。 それが裏目に出てしまって、結果はこうだ。 話が終ると、和の白い肌が私を包み込む。 まだ、終わりじゃないと。 それだけ言って、和は私に服を着せてくれた。 学校が終わってすぐ、私たちは真鍋家の前にいた。 「大丈夫よね。唯」 「うん! 私、憂と仲直りするんだもん」 目的はたった一つだ。 憂と仲直りする。 壊れかけの姉妹の絆を修復しようと、私たちはここにいる。 秋の、少し冷たい風が私の背中を押す。 「それじゃあ、憂を居間に連れてくるわ。憂だって、いきなり唯が部屋に来たら驚くだろ うし」 そういって、和は自分の部屋のほうへと歩き出す。 私はというと、真鍋家の居間の椅子に座って、待機している。 昔は、ここが私の家庭の食卓だった。 それが憂の料理になって、それを奪うように私は自分を壊した。 5