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Top 交通 飛行機 空港の被害 仙台空港 ターミナルビルが冠水と滑走路も損壊 データ:読売新聞(2011年4月8日) 車両約200台を含む土砂・瓦礫が存在 庁舎機械設備・電気機器が浸水 データ:国土交通省第103報 庄内空港 ターミナルビル2階天井落下 データ:国土交通省第103報 茨城空港 ターミナルビル2階天井破損 データ:国土交通省第103報 欠航になった便 仙台空港発着便 国内線は7月25日に全日空など4社が再開 データ:MSN産経ニュース(2011年7月25日) 国際便は9月25日〜再開 データ:MSN産経ニュース(2011年9月25日) 花巻空港発着便 羽田との臨時便が3月16日から運行される 救助・復興拠点としての空港
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... < _ / >.. /.. /.. ´ \ \ /.. /.. `ヽ ヽ ヽ. /. /. 丶 .丶 '., /. /. / '; ', ', ,'. ,'. /. | l ', ',. l l ,'. l | l ', l l ,'. l | | i | | l l l i! l i! i! | | l l i! | i! i ;イ i! i! i! | l l l i! ! / /_,/,,/-ナi! i! | l i!ト ト ̄Τエメ| ; // ナ´ / /=/',,,i! i! | ヾヽ \! ヾ"¨i `、| ;イ//' /彡1 ;i i! i! | | ヽ 弌 j,!' ! `゚ー--' i! i! | | ハ  ̄ i! i! | | .. , i! i! | | 丶 _ イ i! | | 个 ` / .i! i! i | i! | `ヽ イ i! i! l イ ! l| l l i `T _,i! i! トノ!' |' |l ! l| |i'r( 'ー‐  ̄ i! l i!| ノ! l ! | |ヽト、|`^ i i! /! ;イ|l/ |_| | |!‐-、 _,.-‐ ´I_ _ ノ| /ノ'ノ |' \ /.. ヾ、! Y´ /' >一 ⌒ /. l ノ. 107スレ目(86日目)にポケセンの食堂で遭遇。 相席をお願いしたが、「ここは私が取った場所。だから私のモノ。だから譲る気はない」と拒否された。 どうやら「自分のモノ」に対する執着が非常に強い娘のようだ。 その場で別れたため、お互いにまだ名前を知らない。 カモのメタ情報では「因みに有珠さんは当スレでは天然な子です。それを踏まえて会話をしましょう」と言われている。 127スレ目(168日目)、ノモセシティ豊穣祭バトルで情報収集を行った際、出場者の一人として挙げられていた。 凄く珍しい「劔冑」というポケモンを使い、他に魔術に関連したポケモンを使うと情報にあった。 127スレ目(170日目)、豊穣祭バトル予選第二試合で桂花と当たり、敗北。 試合終了後にポケモンが同じ劔冑の「匂い」を感じ取り、やる夫に話しかけてきた。 最近世を騒がせている劔冑使いと誤認したようで、こちらが反論する暇を与えぬまま一方的に敵対心を向けて去っていった(好感度-20)。 どうやら半年ほど前、劔冑使いに家を焼かれたらしい。 132スレ目(179日目)、ノモセシティの公園で星奈たちと遊んでいた(&告白されていた)やる夫を発見。 一緒にいた人型ポケモンらしき女性(香奈枝)と共に追跡を開始した。 その様子は護衛で隠れていたトリエラたちに監視されており、姫柊雪菜に説得されWT拠点まで連れてこられた。 やる夫の村正を犯人と断定していたが、本人を出して説明させたところ、有珠が家を焼かれた当時に村正は化石となっている時期であったため、不在証明(アリバイ)が成立。 情報をすり合わせたところ、匂いこそ同じだが、犯人は銀色で女王蟻をモチーフにした劔冑であったためようやく納得してもらえた。 村正と綾弥一条によると、それは村正の母である「二世村正」ではないかという。 真相を知った後一人で銀河団相手に特攻しようとしたが、さすがに香奈枝に止められた。 実は家が焼け落ちた後かろうじて持ち出した資産も底を突きかけており、銀行の貸金庫の鍵も暗証番号も忘れてしまっている。 バトルの腕を買われてやる夫から黒の騎士団に勧誘(※実質的な保護)され、同行することを承諾した。 143スレ目(213日目)、銀星号についての手がかりを聞いて飛び出して行こうとしたが、やる夫に制止される。 香奈枝が描いた絵による外見と自分が戦った時の能力を教え、やる夫がソノオの花畑へ行く時に同行することとなった。 145スレ目(218日目)、ソノオの花畑にあるプリキュアの里で発生した事件の解決に参加。 犯人である銀星号こと二世村正と湊斗光を捕えた後、自分の家を吹っ飛ばした件について詰問したい意思を明らかにした。 ポケセンに帰還後、お仕置きを受けた後の光と対面した途端に初手土下座で迎えられ、毒気を抜かれてしまう。償いに家の瓦礫を片付ける手伝いをさせることを命じて、手打ちとした。 瓦礫の中に埋もれている保険の書類と通帳さえ見つかれば、何とかなる目途が立っているらしい(メタ情報)。 146スレ目(219日目)、光と二世村正を伴い家の瓦礫の撤去に出かけていった(結果は未確認)。
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蝶ヶ崎はニヤリ、と笑う。肯定の意志だ。球磨川は大量のネジの弾幕を張るが、歩は憤怒の形相で撃ち落とす。 球磨川の盾になる蝶ヶ崎は、不慮の事故で攻撃を防ぎ続ける。 しかし、 「(響く…!?私の過負荷が通じないのか!?)」 歩の900%が、蝶ヶ崎の肉体を捉える。不慮の事故を破られ、蝶ヶ崎は宙を舞った。 ゾンビの脚力で距離を詰め、そしてーーー。 蝶ヶ崎の胴体を、勢いよく貫通した。 「ぐがあああぁぁああああっ!?」 即死。断末魔の後には、亡骸に拳を打ちつけて破壊する返り血まみれの歩がいた。 が、その後ろに、巨大なネジを持った球磨川が立っていた。ニヤリ、と張り裂けそうな笑みを浮かべて、正真証明の『却本作り』が、歩を貫通していた。 球磨川禊は確かに動揺していた。仲間の死による怒りもあった。だから、あのプラスをマイナスに変えてやったのだ。 球磨川は瓦礫の山をどけて、そのまま去っていく。 ★ 実際。蝶ヶ崎蛾ヶ丸は生存していた。ーーー『学園都市制幻覚粒子』ーーーをまき散らし、歩の背後に迫ったのだ。 過負荷化した歩を不慮の事故で殺す。勢いよく振りかぶるーーー。 「が、はっ。何故…?」 「……………」 答えは単純。遠くない未来球磨川禊がとある生徒会長に『却本作り』を当てた際は彼女の“強さ”で立ち上がった。 しかし相川歩は激しい怒りの中過負荷となった。つまり答えはひとつの暴走。 蝶ヶ崎蛾ヶ丸は今度こそ即死した。瓦礫すら薙払い、狂戦士(バーサーカー)相川歩は堕落する。深い深い矛盾した螺旋に。 【蝶ヶ崎蛾ヶ丸@めだかボックス】 死亡確認 【残り19/30人】 【一日目/夜明け/b-3廃村】 【球磨川禊@めだかボックス】 [状態]健康 [装備]スペツナズ・ナイフ [所持品]基本一式 [思考・行動] 基本:プラスは皆殺し。 1.蛾ヶ丸ちゃん…。 【相川歩@これはゾンビですか?】 [状態]過負荷化、返り血(大) [装備]なし [所持品]基本一式 [思考・行動] 基本:怒りのままに殺し尽くす。 ※『却本作り』を受けました。 【リルル@大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団】 [状態]気絶 [装備]なし [所持品]基本一式 [思考・行動] 基本:殺し合いには乗らない 1.………。 痛覚残留 投下順 鮮血の結末(マイブーム) 痛覚残留 時系列順 鮮血の結末(マイブーム) 痛覚残留 蝶ヶ崎蛾ヶ丸 GAME OVER 痛覚残留 球磨川禊 どこまでも過負荷に振り切れて 痛覚残留 相川歩 狂戦士に希望はない 痛覚残留 リルル これから始まる希望という名の未来を
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【名前】ビリー・ヘリントン 【出展】ガチムチパンツレスリング 【性別】男 【外見】ガチガチの歪みねえ肉体 【性格】敗者に容赦ない 明るく陽気なナイスガイ 【能力】パンツレスリング技を多数所持 体力も歪みねえ 【一人称、特徴的な口調など】一人称:俺 『歪みねえな』『どういう事なの……』『ナイスデース』 他色々口癖あり。 【把握用参考動画】 レスリングシリーズ(タグ) 他MADなど 【解説】 説明不要。 ニコニコでパンツレスリングを広めた第一人者。 妖精哲学の三信『だらしねぇという戒めの心、歪みねぇという賛美の心、仕方ないという許容の心』を モットーに生きている。 以下、本ロワでの動向(ネタバレ) +開示する 初登場話 sm24 TOUGH BOY 登場話数 8話 スタンス 対主催(危険人物の排除) 現在状況 一日目・夕方の時点で死亡 現データ sm172 マジックvs魔法 -I m loving it !-時点 言葉との戦闘の影響で崩壊したホテルの瓦礫に潰されて死亡。 遺体はC-3ホテル内部に瓦礫に埋もれた状態で放置。 損傷が激しく、識別は不可能。 キャラとの関係 名前 関係 解説 初遭遇話 木吉カズヤ 知人 元の世界の知り合い。パンツを奪い合った仲。 未遭遇 赤さん 知人 元の世界の知り合い。股間を隠してもらう仲。 未遭遇 トキ 敵対 いずれ決着をつけたい。 sm24 TOUGH BOY チルノ 仲間 sm44 森の妖精と氷の妖精 スプー 敵対 襲撃される。 sm68 フェアリーバスターズ!EX 鏡音レン 仲間 危険人物排除のため、共に行動。 sm102 COOL&CREATER ビリーと××を M.C.ドナルドの洗脳なのか? 最終鬼畜弟カガミネ・L タケモト 仲間 共に行動する。 sm102 COOL&CREATER ビリーと××を M.C.ドナルドの洗脳なのか? 最終鬼畜弟カガミネ・L ドナルド・マクドナルド 仲間 危険人物排除のため、共に行動。お気に入り。 sm102 COOL&CREATER ビリーと××を M.C.ドナルドの洗脳なのか? 最終鬼畜弟カガミネ・L 紅美鈴 仲間 フランが探していたと聞かされる。 sm119 危険人物?いいえ、対主催です メタナイト 仲間 sm119 危険人物?いいえ、対主催です 獏良了 仲間 sm119 危険人物?いいえ、対主催です 桂言葉 敵対 危険人物排除のため、共に行動中に撃たれる。間接的に殺害される。 sm119 危険人物?いいえ、対主催です 藤崎瑞希 仲間 カズヤの死について聞かされる。 sm119 危険人物?いいえ、対主催です 逢坂大河 友好 撃たれるのを阻止した。 sm140 違う自分 -ADVENT- ブロリー 警戒 危険人物と認識。 未遭遇 呂布 警戒 危険人物と認識。 未遭遇 因幡てゐ 警戒 危険人物と認識。 未遭遇 志々雄真実 警戒 危険人物と認識。 未遭遇 フランドール・スカーレット 自分の事を探していると認識。 未遭遇
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結衣さんが入室しました 結衣 (シドリークッキング料理大会終了後 結衣 (独り。港から川を眺める美人の姿。 結衣 シドリー…か… 結衣 ようやく…この街とももうお別れなんだね。 結衣 大嫌いな街だったけど、 結衣 ううん。 結衣 今でも大嫌いな街だけど… 結衣 (ぎゅっと。何かを思い出しながら我が身を抱いて 結衣 素敵な思い出も、できちゃった。 結衣 (胸元がゆるいシャツとミニデニム。夜空の港じゃちょっと寒いんじゃない? 結衣 (露出度の高い格好。見せる相手は今は近くに居なそうだが… 結衣 (嫌いな街で作った素敵な思い出に浸る…静かな時。 結衣 (そんな夜に・・・ 隻腕の男さんが入室しました 隻腕の男 (ストン、と結衣の足先に何かが刺さる――否、杭のような何かが当たる。 結衣 ーーえ? 結衣 (知覚EX(自称)をすり抜けた。不意打ち。いや、攻撃なのかさえも分からない。 隻腕の男 ―― 「EE=プリテンダー」 ―― 隻腕の男 (そう聞こえた気がした―― ―― 隻腕の男 (強烈な『思考ジャミング』>結衣 結衣 っっ!!痛いっ!(頭を押さえて杭から飛び退くように後ずさり 隻腕の男 (下がった先に電磁ネット 隻腕の男 (結衣の背面に吸着するや否や、強烈な違和感が脳裏を駆け巡る! 結衣 ぁーーナニ、コレ…! 隻腕の男 おっと。異能は使わない方がいいな?(何処からともなく響く声 結衣 (思考が、あたまが、のうが壊れちゃう。。声が【人の声】が聞こえな。。。 隻腕の男 散々暴れたんだ。 てめぇ向けの周波数調整はバッチリだからな? 結衣 (あばれた?ユイ向けの周波数・・・?どうゆういみ??? 隻腕の男 この手の類は“コイツ”が一番効く。 結衣 (口がパクパクと動くだけで、声にならない 隻腕の男 ――――なぁ。 レイダー。 結衣 (レイダー・・・?襲撃者?だれが、、だれがよっっっ、! 隻腕の男 (王神帝クルーズ シドリー寄港XX日目 隻腕の男 (『吊された男<ハングド・レイス>』―― 隻腕の男さんが退室しました スケィルさんが入室しました スケィル (捕縛された結衣の正面――10tdほど先に、外套の男が立っている 結衣 っっ!(右掌を外套の男へ翳す 結衣 【夢幻泡影】!(大気中の水よーユイの前に集い大水玉と成れ! スケィル ――無駄だ。(冷たくぼそりと。 結衣 (揺らめく空気中の水分が、繋がる事無く儚く消えゆく 結衣 ーーー(なん…で!? スケィル 汎用性ならまだしも…貴様専用のチューンナップ品。 スケィル 無理すればてめぇの脳が先に煮崩れる。 結衣 (【夢幻泡影】と仰々しい名前をつけてはいるものの、根元はウンディーネ亜人の派生能力。 スケィル (一歩、前に出る外套の男。 そして、隠そうともしない隻腕―― 結衣 (脊椎に吸着した電磁ネットが途絶える事なく流し続ける電気パルス 結衣 (思考を奪う生体ハッキング 結衣 (別段珍しくもない種族1匹捕まえるのに新技術は不要だった。 スケィル まぁ、なんだ。 心配はいらねえ。 結衣 っっ、(腕を下げ、膝をつく スケィル すぐに――――(外套の後ろから何か触手めいたものが蠢く 結衣 (自称防御Aランク。「水分」と「空気」を媒体にする「泡」の能力に実質的な制限は無い 結衣 (どんな場所にも、いくらでも、泡の防壁を作り続ける事が可能。 結衣 (有限だが、媒体の性質上実質無限。それがこの力の強み。 結衣 の、ハズ、なのに…(跪いて嘆く スケィル ッハ!! 楽にしてやるからよ――!(邪笑 パイソンさんが入室しました パイソン (風を切り裂く金属音―― パイソン (2人の間に大着地する強化外骨格<バスタースーツ> スケィル ――、!(ズドンと振動に歩みを止めて 結衣 …?、? パイソン (立ち上がりざまにヘルメット部分だけ解除して――)どーどーどーどー、ステイ、ステイだ。スケィルツァンド君。 スケィル 、てめぇ――(露骨に眉をひそめる 結衣 ………誰? パイソン ウチのお客さんに何て事するんだ。なぁ? こんなか弱い女の子なのに(待て待てとスケィル宥めつつ後ろの結衣に スケィル ッハ。んなこと他称自称する奴にロクな女が居たためしがねぇがな? パイソン そりゃまた。 説得力のあるお言葉だことで(ん?と傾げて スケィル ――。 スケィル (無言で歩を進め始める パイソン わぁーっと!待った待った待った!(悪かったと連呼するように スケィル ――(ピタリ、と パイソン ……クイーンサイドの爆破事件のことだろう? アレは……その、事故みたいなもんだ。だろ? ユイ か弱い女の子……助けて欲しいんだけど………(跪いた姿勢で スケィル 事故だ? 人災の間違いじゃねぇのか?! スケィル モールの6割を消し飛ばしといて貧弱だの聞いて呆れるな? パイソン まぁ……確かに風通しはよくなった…かも?(緊張を解くためか軽口を続ける スケィル 一般人の被害届も出てる(睨み顔で パイソン ぁあ、ナンパ男か……そいつらの顔と履歴書見たか? ビンタされて当然って感じだったぞ スケィル ――テメェ、いい加減に(更に一歩 パイソン わーー! 待てよ落ち着け!(掌をむけて喚いて静止させる スケィル ――(舌打ち パイソン グイグイ土足で来るんじゃないよ。年頃だってのに(ちょっと冷汗かいてるが スケィル ……(ギロリと睨む パイソン はい、そこ!(適当に彼の足元指差して) 絶対防御バリア。越えたらおいただぞ? スケィル ……俺は。 テメェが社長だろうがCEOだろうが、ウチの顧問だろうが関係ねぇ スケィル “脅威“は打倒する。 “その芽”も刈り取る。 スケィル この街が如何に見せ掛けの平和で塗り固められているか―― スケィル その平和ボケの挙句、俺たちが“どうなったか” ―― パイソン ――…… スケィル それは一番よく知ってるはずだよな? ぁあ??(牙を出し威嚇めいて パイソン …………。 スケィル ハ、図星か。 …何でも船にのって遊んでるたぁ聞いていたが…… スケィル まさか王神帝とつるむなんてな? パイソン ……。 パイソン ……結衣くん、結衣くん。 合図をしたら君を逃す、いいな?(小声で パイソン どうかお淑やかに頼むよ。どっちがピーチか判らなくなるからな(はは、と短く スケィル ……気でも触れたか? パイソン …、いいや? 正常だ。 いつだって、今だって(向き直り スケィル ンな事して何になる―― パイソン みんな好きだろ。 愛とか平和とかさ(ふぅ、と息吐いてタイミング伺う スケィル 何で、“そっち“側に居やがる――(背面のケーブルが、鎌首をゆっくりと持ち上げる パイソン …、“そっち“も“こっち“も無いだろ。 誰かが柵を建てただけだ(悟られない程度に深呼吸 スケィル 白薔薇の次は王神帝にぶら下がるって事か? ざまぁねぇな――(ケーブル先端のプラグ針が彼らの方を向く パイソン ……。 スケィル テメェは―― パイソン ボクは――――…… パイソン ボクは…… ボクだ。(宣言するように スケィル ――(ス、と目が座り―― スケィル ぁあ。そうかよ(完全に獲物を見る目つきに変わり スケィル (一気に踏み込み接近――! パイソン ――! パイソン (――しようとした瞬間に、スケィル正面に出現する薄い光の壁 スケィル ――なっ パイソン (否、それは最初から貼られていた反斥力シールド! スケィル 、(膜に正面衝突したかと思うと―― さながらパチンコ玉か スケィル ――――!!(思いっきり後方へ吹っ飛ばされる! 渦明さんが入室しました スケィル (瓦礫の山に突っ込み姿が隠れる 渦明 (ザバァッ ッ (水の音がして パイソン 言ったろ、バリアだって――(結衣の後ろに回るとネットを引き剥がし―― 渦明 (2人の元に着地する。 ――制服姿だ。シドリーで無い都市の、警察の。) スケィルさんが退室しました 渦明 っと。 結衣ちゃん、無事ですか? パイソン よしきた通報通り、後は頼むよ、警察くん 渦明 えぇ。 勿論です(ビシッと敬礼して 渦明 結衣ちゃん、結衣ちゃん?大丈夫? うんうん、痛かったなー。(両肩支えて、頭ポンポン 瓦礫の山さんが入室しました 瓦礫の山 (ガタガタガタ、と吹っ飛んで突っ込んだ瓦礫より異音 渦明 …。(異音を耳にし) …結衣ちゃん、頼めますか?(パイソンに 渦明 ……恐らくコレは、俺が出る方が丸く収まるので。 瓦礫の山さんが退室しました 渦明 (片手に木刀を携え、瓦礫の方向を向いて パイソン あー、 あれあんなでもウチ関連の自治組織なんだよな(伺うように 渦明 はい、Evですよね?(あっさりと 渦明 オクターンより見えました! 水上警察です!(瓦礫に向かって聞こえるように 渦明 それ以上危害を加えるようなら、こちらとしても看過できません! 渦明 どうか穏便にお引き取り願えると… 嬉しいですねー!? スケィルさんが入室しました スケィル (瓦礫を吹っ飛ばして再出現! スケィル 引き返せだァ?? 渦明 はい。 そう提案してます。 スケィル オクターンの飼い犬がウチのシマで何ほざいてやがる―― 渦明 えぇ。オクターンの者ですが、正式な任務で此処に赴き、通報によって駆けつけてます。 スケィル ぁあ? 何を寝言いって―― パイソン いいや公式〈オフィシャル〉だ。(後ろから声を上げて スケィル ――ぁ? パイソン ボクが、呼んだ。 依頼は受理されたよ。 パイソン 『自治特区であるシドリーへ、オクターン水上警察の相互協力を認可する――』と、正式にね。 渦明 はい!(爽やかに スケィル ――は、 ぁあ? 渦明 自分の役割は「覇海進轟天号」、並びにその船員16名の護衛です。 これまでの航行では、都市と言えぬ場所での任務が主でしたが… 渦明 自治特区であるシドリーともなれば色々デリケートですから。 認可の関係はそれこそしっかりと、つつがなく!やってますとも!(スケィるに親指立てて スケィル ッ……テメェ、それがどういう意味かわかってんのか!? 渦明 … って言いますと? スケィル 俺らのシマじゃ俺らが悪を打倒してきた! これまでも!これからもよ! スケィル それを今更他所もんだ?! こんなケツの青いガキにシノギを譲るって言うのか!? 渦明 そうだ、と。 コッチの親分がそう言ってんです。(パイソンに木刀チョチョイと パイソン (――件の襲撃より数ヶ月が経った。 Evの傷は未だに―― 渦明 …そうなる事情もあるんでしょう。 心当たり、あるんじゃないです? スケィル ッチ……テメェら 俺らのこういう時を狙って―― パイソン 違う、違う違う違う。(ノンノンノンと パイソン こういう時だから、だ。 スケィルツァンド君。 パイソン それに譲るわけじゃ無い。 言ったろ? 相互協力だって スケィル ッハ、上っ面だけ対等でハラワタから食い潰すつもりか? パイソン ハラワタは昨日散々見た…違うか。 何でそんな過激に寄るかな(困ったな、とでも言う風に 渦明 (まあ、海の男<かれら>にこの鼻持ちならない大都会を牛耳ろうなんて考えは無いだろうが…言って通じる気もしないし、言う意味も無さそうだ。 渦明 あぁー、あのでっかい魚ですか。(呑気に相槌 パイソン そうそう香辛料で臭みも抜いてマイルドにしてて……彼ももう少しマイルドになれば良いんだけど(肩竦めて パイソン あーそれに! オクターンにも同じ話が通ってる! スケィル ――ぁあ!? パイソン 相互協力! 相互協力! フェアなんだよこの話は!(それとないジェスチャー交えつつ 渦明 … 渦明 ええ! そもそもコームインですよ!公務員!(へらっと大口笑顔で 渦明 大事なのは都市の大陸の平穏平和!そんな利権とかハラワタとかグロい話…ねえ! 渦明 (正直聞いてなかったわ、という感じだが。この場で話を合わせる程度の冷静さ…否、適当さはある。 スケィル ――――。 スケィル (並行でナビに確認させたところ、条約は締結済み。年始にも具体的なぷらんが動き始めるだとか―― パイソン (どうだ、ダメか?という顔で見守っている 渦明 ……(貼り付けた大口笑顔で様子見 スケィル (ドガ、シャ――ン!! 渦明 ―――ぁあ!? スケィル (派手に瓦礫がぺしゃんこに!! 渦明 、(咄嗟に背面に結衣庇って スケィル (あのクソ社長が何処まで本気なのかはしらねぇが…契約は嘘ついてねぇ スケィル (急に出てきたクソ水上クソ警察は……平気で嘘ついてるってツラだ…… スケィル (クソみたいなツラはっつけやがって…… スケィル …… 気に入らねぇ(ボソリと呟くと 渦明 ……(笑顔ほどいて様子見 スケィル (外套を翻すと、大跳躍――何かしら推進装置がついているようで スケィル (そのまま空中で反転―― ビルの向こうへ消えていく スケィルさんが退室しました 渦明 … ………――― (姿が消えるのを見送って 渦明 っ はぁぁぁ~~~………(どっと疲労感 クソデカ溜息 渦明 …いや~、あわや一触即発かと… パイソン ッヒュウ、お見事!(後ろから拍手気味に 渦明 いやー、パイソンさんこそ。助かりましたよホント。(くたびれた様子で振り向いて 渦明 ぜってぇ喧嘩したくない相手でしたからね~、なんとか収まらないかと…収まってよかったですけど…(ふらふらと パイソン はは、そういう君こそ。喧嘩は舐められたら終わりだって言うけど大した口上だったじゃないか? 渦明 いやぁ~、そんなそんな。(へらりと 笑って誤魔化してる感あるが 渦明 …所でさっきの話、全部マジなんですね? 自分聞いてないトコもあったんですが。 パイソン ん? ぁあ。本当さ。 でもマジが全部じゃーないな? 渦明 ほう?(横目に パイソン オクターンからシドリーは締結済み。 けど逆方向は覚書さ 渦明 …。(そう、まさにその部分だ。自分が「聞いてなかった」と思ったのは。 渦明 そうですかぁ~(はは、と パイソン 条件があるのさ。 何、嫁入り前の体、綺麗にしとけよって話で パイソン その開発なり都市改革なりアレコレしてるわけさ(その開発施設に化け物すんじゃったけどね 渦明 なるほどぉ。(ふむ、と 渦明 や、ま、知らなかった話もあったもんで。(はは、と)自分なんかは末端なんでそうなんかなと… パイソン それは…… 渦明 (笑顔で繕ってはいるが、安堵と、同時に複雑さが垣間見える。 パイソン ……(外骨格をパージし再クラフト。簡易的な飛行艇だ。 パイソン (気絶した結衣を乗せて飛ばす……オート運転で船までまっすぐだ! 渦明 …。 おぉ。便利。 パイソン 彼女、彼女も怖いけど彼氏も怖いんだ。 渦明 …大丈夫ですかね結衣ちゃん。 ヘンな道具が大分聞いてたみたいでしたけd …え? 渦明 結衣ちゃん彼氏できたんですかぁ!? ついに!? パイソン コレ以上嫌われると命がいくつあっても足りないからね(肩竦めて 渦明 え~~~………あの寄る男寄る男ちぎっては投げちぎってはあぶくにしてた結衣ちゃんが…!? 渦明 はーーーマジですかぁ。かなりびっくりですよソレは。 パイソン (ああ? そうだよ? 変な話だろ? と、変顔と肩竦めで同意して 渦明 へぇーーー……(今日一番でっかいリアクションだ けどまあショックなどは全く無さそうで。 パイソン 世の中、わかんないもんだよな。(マジマジと手摺に手をかけて 渦明 ははっ、会員は泣くな~。強火のオタ共が怖いですよこれはぁ(地元にファンクラブあるらしい 渦明 …ちなみにどなた? クルーズの方です? パイソン それはこれからのお楽しみ?(フフン?と 渦明 ぉ~(なんか感心して パイソン まぁ、僕たちも戻ろうか。意識戻って逆に暴れてたら困るし。 渦明 ですね?(せやな、と) …自分も気疲れして眠くなってきましたし。 渦明 路上で爆睡しないうちに船に戻りたいですね~…… パイソン ボクもラボなら床で寝(落ち)たことあったけど……(腕時計を何度か操作。 渦明 ゃぁ…… 眠気はヤバいですよ。つよつよだし突然来るし… 渦明 ストレス溜まるとてきめん駄目 d パイソン (近くに待機していたスポーツカーが自動運転で目の前へ 渦明 …………… 渦明 (…………… 寝た。 パイソン じゃあ早速戻――、!? 渦明 (立ったまま……寝てる 芸術的に…… 渦明 Zzz… パイソン (その後、立ちながら寝るやつがあるかと四苦八苦しながら車へ運び パイソン (何とか船へ向かう一行であった 渦明 (ちゃんちゃん。(Zzz 渦明さんが退室しました パイソンさんが退室しました
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このページはこちらに移転しました 奉忌犬(みなき) 作詞/100スレ737 松明(たいまつ)だけを頼りに あの螺旋(らせん)巻く巻く階段を ひたすら下へ(足音) 「あしもとに……」 「(犬の吠える声)」 「ハハハ、群がる群がる」 競歌- カマイタチ 追わざる赤人 氷見(ひみ)誘う カマイタチ 負わざる青人 瓦礫(がれき)下 今 飲む なじる 奇怪なる顋(あぎと) 逃(に)ぐ 反(そ)る そして 喰らいつく 成す術(すべ)在らずに 成す術成さずに 成す術知らずに… 「上が見えな…」 「(ドアを閉める音)」 「(女の泣き笑い)」 十三月(とみつき)の鐘が…… 何をも征せず この世にさよなら さよなら (犬の遠吠え)
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「見間違いじゃねーんだろうな?」 「いいや、確かだ。俺の視力は両目合わせて4.0よ、仗助ちゃん。絶対に絶対だ」 先頭を行く噴上は二人の会話を背中越しに聞き、顔をしかめた。 この二人、緊張感がなさすぎる……。細かく震える指先で顎をなで、はと思い直し視線を落とす。 いや、俺が必要以上にビビってるだけなのか……? 隣を歩くドイツ軍人は何も言わず、あたりを警戒している。ジョセフと仗助の会話には興味がないようだ。 いつもだったら大声で割って入りそうなものなのに。軍人特有のカンが危険、だと判断してるのだろうか。 戦場で生き残るのは本当に優秀な兵士と臆病者だけだ。 そんな言葉を思い出しながら、噴上はもう一度鼻を鳴らし、前に進んだ。 あたりは静まり返り、四人の歩く音だけが壁と天井にこだまする。 洞窟内は血の匂いが充満している。ただでさえ鼻が利く噴上には辛いことだった。 血の匂いにまぎれ潜んでいるであろう何者かの匂いを探そうと、鼻をひくつかせる。 鉄臭い臭いに吐き気がこみ上げるが、噴上は根性で我慢した。 六人は今二手に別れ、行動している。 クレイジー・ダイヤモンドで治療を施したといえエルメェスとシーラEはまだ本調子ではない。 体調を整える意味を込めてふたりは地上で待機。 一方主力であり、機動性のある四人は洞窟探索に出かけた。 二手に別れることに懸念はあったものの、康一のことを考えれば一刻の猶予もないと判断したのだった。 「視界が悪いな……。噴上、何か匂いは見つかったか」 「猟犬じゃねーんだよ、俺は。 ただでさえ地下で匂いがこもりがちだってのに、こんだけ血が広まってちゃそう簡単には見つかんねーよ」 シュトロハイムが一旦歩くのをやめ、四人は立ち止まる。シュトロハイムの問いかけに、噴上は苛立ちげに返した。 シュトロハイムは頷き、今度は問いかけるようにジョセフを見た。 ジョセフは肩をすくめ、手にしたペットボトルを突き出す。水面に異常なし。 付近に何者かが潜んでいる、ということはなさそうだった。 「ジョジョ、もう一度聞くが貴様が見かけた人影とは確かなんだろうなァ?」 「しつこいぜ、シュトロハイムッ! 見たって言ったら確かに見たんだ! そんなに俺が言う事信じられねぇかァ~~~?」 「普段の行いが知れるな」 四人が地下に潜ったのはジョセフが見かけたという人影を追ってのことだった。 康一を追うというのが当初の目的であったが、あまりに手がかりが少なすぎた。 マウンテン・ティムからの連絡はなく、噴上の鼻もあたりに臭いがありすぎてすぐには見つけられそうにもない。 そんな時にジョセフが怪しげな人影を見つけた、と言ったのであった。 そしてその人影を追って行き着いた先が地下だったのだが…… 「そろそろ放送の時間だし、戻ったほうがいいんじゃないスか」 沈黙を打ち破るように、仗助が言った。三人は苦々しい表情で頷くしかない。 あとは放送で康一とティムの名前が呼ばれないことを祈るしかない。 本格的な行動開始はそのあとだ。今来た道を戻り、四人は古代環状列石に続く階段を目指す。 その時……――― 「……止まれ」 三人を制するように噴上が手を上げる。鼻を鳴らしながらあたりを探っていた噴上の顔に影がおちる。 合図で四人は前方からの攻撃に備える。仗助とジョセフが後ろに下がり、シュトロハイムと噴上は前で構える。 おぼろげながら人影が洞窟先から浮かび上がってきた。足音も聞こえてくる。 歩幅は小さく、足取りは慎重だ。小柄な男性か、あるいは女性ぐらいのサイズ。 しかし四人は緊張を解かない。シュトロハイムが一瞬だけ背後を見渡した。後ろから近づく影、なし。 互いの顔がようやく見えるかそれぐらいのころ、人影がゆっくりと口を開いた。 幼げな男の声が、洞窟内に反響した。 「僕のことを覚えているだろう、東方仗助……」 「てめぇは……―――!」 だがその先は続かなかった。目の前に立つ少年が醸し出す不気味さを上回る、なにかが仗助の背中を刺した。 背後から突然湧き上がった威圧感に、仗助は思わず振り返り、そして息を飲んだ。 噴上もシュトロハイムも気がついていない。突然現れた少年に目を凝らし、『それ』の存在に気がついていない。 さっきまで誰もいなかったはずの背後に突然現れたのは……筋骨隆々、圧倒的存在感を醸し出す、一人の戦士ッ! 「ワムウッ!」 ジョセフが叫び、飛び出そうとしたが全ては時すでに遅し。 仗助が二人を突き飛ばし、ジョセフが距離を詰めようと駆ける。だがすでにワムウの行動は終わっていた。 蹴り一閃。トンネルの天井を突き破るような一撃があたりを揺るがし、石屑が雨のように降り注ぐ。 砂埃が立ち、瓦礫が押しつぶさんと襲いかかり、そして……――― 四人は完全に分担されてしまった。それを見たワムウは、怪しげな笑みを浮かべていた。 ▼ 背後には岩、前方には柱の男。 戦闘態勢に入ったワムウを見て、仗助は背中を汗が伝っていくのを感じた。 圧倒的担力。圧倒的存在感。本能的にわかってしまう。 もし俺がこの男と戦ったならば……タダでは済まないだろうということに。 しかし仗助は焦らなかった。 恐怖心を感じる一方で、絶対的な『自信』も存在していた。 心を落ち着かせるように、櫛を取り出しリーゼントを整える。 逃げ場が無い中、一向に構えを取らない仗助に対しワムウがドスを効かせ、言葉を吐いた。 「さぁ、構えろ。そして来るがいい。 お前のスタンドとこのワムウの『風の流法』……どちらが優れているか、測ってみようではないか!」 「えーーっと、つまりアンタ、俺と戦いたいってことスかね」 「そうだ」 「正々堂々、真っ向勝負?」 「うむ」 「フェアースポーツ精神にのとった、爽やかで、裏みあいっこなしの本番勝負一本、みたいな?」 「くどいぞ、東方仗助ッ! もはや貴様に選択権は無しッ! 構えろッ! そしてかかってこいッ! もしも来ないというのであれば……」 「なるほど、洞窟内に無理やり閉じ込めて、理想的な対戦環境を整える、と。 こりゃ大したもんですよ。グレートな作戦ッスねェ~~~……」 その瞬間、仗助の背後の岩が宙に浮かんだ。 ビデオを逆回しにしていくように、崩れた天井へと吸い込まれていく瓦礫。 そして、瓦礫の隙間にすべり込ませるように体をねじ込んでいた……ジョセフ・ジョースターがそこにいたッ! 「ただ一点、俺が素直に一対一を望むようなお利口さんじゃない、ってところを除けばな!」 驚き、目を見張るワムウを尻目にジョセフが立ち上がる。 イタズラがうまくいった悪ガキのような表情を浮かべながら、ジョセフは隣に立った少年を横目で眺めた。 そっくりだ、と思った。素直じゃないところ、意地汚いところ、皮肉屋なところ、相手の裏をかく頭の回転の良さ。 これが血筋というものなのだろうか。実感はないが、なんとなく、心でそれを理解した。 背中をくすぐられたような居心地の悪さもあったが、だがそれ以上に安心感を感じた。 あの柱の男ワムウを前にしても、ジョセフはなぜだか負ける気がしなかった。 「仗助ちゃーん、ナイスよ、ナイスぅ~~! この調子でさっさと全部、戻しちゃいな。 俺がいれば全部大丈夫~~って言いたいところだけど、味方が多いに越したことはないからねェー!」 「そうしたいところだけどよ、目の前のこいつが許してくれそうにもないんスよね~~」 「なぁに、それなら仕方ない」 なぜだかたまらないほど頬が緩む。 ニヤついた表情で仗助を小突くと、仗助も釣られてニヤリと笑った。 笑いの伝染は広がり、ワムウすらも可笑しそうにニヤついている。 誰もが理解している。そして心の底、どこかでそれを望んでいる。 ジョセフの全身から薄い光が立ち上る。腹のそこから吹き出すような呼吸音。 体を半身に構え、両手をねじるような構えを取る。 仗助がスタンドを呼び出すと、ジョセフに並び立つように隣に立った。 ポケットから櫛を取り出し、いつもどおり髪型を整える。戦いの前の儀式のようなものだ。 「ジョジョ! 貴様とは一度決着をつけた身……勝負は決し、お前とは二度と拳を交えることはないと思っていた!」 ワムウのからだから闘気が立ち上り、あたりの瓦礫をビリビリと揺らした。 風が威嚇するように、仗助とジョセフの間を通り抜ける。 気を抜けば吹き飛ばされそうなほど、強烈な風だった。だが二人は微動だにしない。 ワムウの動きを見逃すまいと、神経を研ぎ澄まし、待っている。 「だが貴様がその気であるというのならッ 世代を超え、時を超え……再び俺と戦おうというのならッ!」 それ以上は不要だった。 ワムウは跳躍すると、二人に向かって弾丸のように迫っていった。 ジョセフが前に構え、仗助が後ろに回る。波紋を身にまといながらワムウを跳ね除けるようにいなす。 追撃とばかりに攻撃を重ねる。クレイジー・ダイヤモンドが軌道の逸れたワムウめがけ、思い切り拳を振るった。 「仗助、攻撃は俺に任せな! 柱の男に触れるとやばいぜ!」 「問題ないぜ、じじい……! 触れるからこそ『イイ』んだ。触れるからこそ……」 パワーAのスタンドに殴り飛ばされ、ワムウは壁へと叩きつけられた。 洞窟が揺れるほどの衝撃、一度の交戦で瓦礫が降ってくるほどの寸劇。 ジョセフの忠告に仗助は落ち着いた様子で返す。手についた肉片をなんの感慨もなく見つめ…… 「『なおす』ことができる」 吹き飛んだワムウのもとに、肉片が戻っていく。状況はワムウにとって圧倒的不利だった。 仗助とジョセフ。ともに実力は折り紙つきの二人。簡単な傷ならば治癒可能。時間をかけて戦ったならば、増援が駆けつける。 だがワムウはこれ以上ないほど愉快だった。今まで生きてきた中でこれほどまでに生きている、と実感したことはなかった。 死者を愚弄し、勝者を嘲笑ったスティーブン・スティールのことはもはやどうでもいい。 あえて言うならば……感謝するほどかもしれない。 これほどまでに愉快なことがあるか。これほどまでに素晴らしいことがあるか。 二人のツェペリ、波紋と鉄球。 二人のジョジョ、波紋とスタンド。 楽しい……・楽しいッ! 心の底から、腹のそこから笑えてくるほどに! ワムウは戦いを楽しんでいるッ! 「フフフフ……ハハハハハハ、ハァアアアハハハハハハッ!!」 がれきの山から体を起こし、高笑いとともにワムウが仗助とジョセフに突っ込んでいく。 仗助もジョセフも、隣に立つ男を頼りになると感じながら、拳を振るう。 戦いは始まる。血肉湧き踊る、最高で至高の戦いだ……! ▼ 「我ぁぁぁああああがゲルマン魂が作り出したこの体がぁああああああああ 一分間に600発の徹甲弾を発射しィィィイイ瓦礫の山を吹き飛ばしてくれるワァアア――――ッ!!」 「おい、待て。落ち着け……シュトロハイム」 がなるドイツ人をなだめながら噴上は暗闇に目を凝らした。 あたりの空気が変わったことに気づき、シュトロハイムもおとなしくする。 緊張感があたりを漂い、ぴりっと神経が張り詰めていく。噴上の目が暗闇に慣れ始めた。 いた。見間違いでなく、そこにはエニグマの少年が佇んでいた。 だが先までの怯えた面影は消えていた。影が落ち、力がみなぎり、戦う前の男の面構えをしている。 並々ならぬ凄みを感じながら噴上は鼻をヒクつかせる。少年の方に向かって、ゆっくりと進んだ。 宮本までの距離はおよそ十メートル強。ハイウェイ・スターで一撃を叩き込むには、まだ遠い。 「おっと、それ以上僕に近づくなよ」 噴上の足が止まる。シュトロハイムも動きを止めた。 銃を構えたわけでもない。ナイフを振りかざしたわけでもない。 宮本少年がポケットから取り出したのは一枚の紙。しかしそれだけで、足を止める理由は十分だった。 「僕は決して戦いたいわけじゃあない。生き残るために、戦うんだ」 「そこをどく気はねェようだな、紙使いの少年よォ……」 「噴上裕也、警告するようだが君の癖はまだ覚えているからな。 『顎を指でイジる』……それが君の癖だ。君を紙にすることは紙を破くよりもたやすい。 それを忘れないんだな」 「グダグダ言ってんじゃあねェぜッ!! 俺のハイウェイ・スターを舐めるなよッ!! この距離ならてめェに一発ぶち込むのに五秒もかかんねぇ! 悪いこと言わねぇから、とっと尻尾巻いて逃げ出しな! どうせあのワムウとかいう野郎にも脅されてるだけなんだろうがよ、このウスラチビがッ!」 噴上の言葉は事実だった。 宮本に課された仕事は二つ。ワムウの元まで仗助一行を連れ出すこと。ワムウの戦闘を邪魔しないよう、それ以外を足止めすること。 だが実際のところ、戦闘が始まってしまえば宮本には関係のないことだった。 噴上の言うとおり逃げ出してもいいだろう。それどころか、仗助たち側に寝返るのも一つの手であろう。 だが…… (こいつらはわかっていない……! あのワムウとかいう男の恐ろしを、強さを……! 仗助がいくら強くたって敵わない。今の僕にできることは、あのワムウに殺されないようにすることだけなんだ……ッ!) 恐怖に打ち勝つほど宮本は強くなかった。そして臆病で寝返るほどに弱くもなかった。 なまじワムウに感情があり、もしかしたら恐怖のサインを見抜けるのではと期待してしまったことも状況をこじらせた。 宮本はどっちつかずで、判断を下せない。現状維持の一手と八つ当たり気分で、宮本は噴上と対峙する。 「広瀬康一の癖を知ってるかい、噴上裕也」 「……なに?」 「康一の恐怖のサインは『まばたきを二度』だ。いろんな人がいるけど康一はその中でも随分と紙にしやすいやつさ。 そう、『こんなふう』にすぐに紙にできるほどね……」 バレたところで宮本に不利になる点はない。 少しのあいだおとなしくしていれば、ワムウの勝負が終わるまでの間、時間が稼げさえすれば。 噴上の顎先が震えた。彼にはその可能性を消しきれない。 ありえない話ではないのだ。急に姿を消した康一が『紙になっていない』と断言することは、できない。 遠くどこかで戦いの音が聞こえた。 噴上は黙っている。宮本は笑みを浮かべる。シュトロハイムは現状を理解できず、二人の顔を見比べる。 無音で、静かな戦いが始まる。ブラフ、勇気、決断。戦いが長引けば長引くほど、勝負は進んでいく。 はたして少年たちの決断は? ▼ 「くそったれ、完全に埋まってやがるッ! クソがッ!」 ガァァァァアンン、と鉄が震える音が響き、続けざまにもう一度聞こえた。 地下へと続く階段は完全に埋まってしまっていた。中の様子は伺えない。 掘り起こそうにも周りの建物が折り重なるように倒れていて、それも容易ではない。 エルメェスは八つ当たり気味に瓦礫の山の頂上に転がっていた鉄扉を蹴飛ばした。 くそったれ、ともう一度毒づく。仲間が無事かどうか、それすらもわからない。 後ろから足音が聞こえ、エルメェスは振り返った。 苦い顔したシーラEが近づいてくる。状況はどうやら思った以上切迫しているようだ。 「こっちもダメ。細い隙間が見えるけど、下手したら全部崩れるわ」 「とりあえず手分けして崩壊の少ないところを探そう。四人全員が身動きがとれない、ってことは考えにくい。 中と連携して瓦礫を取り除くのがベストだと思う」 「わかったわ」 二手に別れ、あたりの様子を探っていく。時折瓦礫を除いては崩壊具合を確かめ、また探る。 しばらく辺りには岩を放り投げる音と、悪態の声しか聞こえなかった。 エルメェスも次第に焦り始める。どこをどうさがしても、瓦礫の山と細い隙間しか見つからないように思えた。 「!」 エルメェスが立ち止まり、そして駆け出す。 瓦礫以外のものを初めて見つけた。灰色のコンクリートに映える、真っ赤な何かが目を引いた。 見間違えであってほしいのか、そうでないのか。それは明らかに人間の一部に思えた。 エルメェスの見間違いでないのなら……それは埋まった誰かの腕だけがそこにあるように思えた。 「待ってろ、今助けてやる!」 近づき、腕周りの瓦礫をキッスで除いていく。物音を聞きつけシーラEがこちらに向かっていくのが目に映った。 声をかける暇すら惜しい。キッスが地面を掘り進んでいく。 エルメェスは、今埋まっている人物が自分の知っている仲間でないことに気がついた。 だがそれが何だというのだ。誰だろうと助けない理由にはならない。掘り進めるスピードを上げる。完全に体が出るまであと少しだ。 「ダメよ、エルメェス!」 シーラEの声が聞こえた。エルメェスは掘り進める。 どうやら埋まっている人物は少年のようだ。小さな背中と腰の部分が見えてきた。 身動きが完全に取れないわけではないらしい。腕周りを彫り進めると、ガリガリ、と音が聞こえた。 「そいつは敵よ! そいつは……、ヴィットリオ・カダルディは! 危険な―――」 そして次の瞬間……キッスが少年を掘り起こした瞬間! 振り向きざまに一閃。エルメェスの胸を切り裂くようにナイフが横切った。 間一髪で身をかわし、しかし避けきれない刃が脇腹をえぐった。 鮮血が舞い、大きく後退する。コンクリートの上にポタリ、ポタリと血が落ちる。 シーラEの隣まで下がると、エルメェスはこれまで以上に、盛大に悪態を付いた。 「ようやく見つけた唯一の生存者がまさか敵だとはよォ……どんだけツイてねェんだ、アタシは」 「敵、というか狂犬ね。薬ヅケの精神異常者よ。手加減は無用、わかってるわね、エルメェス……」 二人はなんの打ち合わせもなく二手に分かれた。 シーラEが右、エルメェスが左だ。足場は瓦礫の山で、崩れやすい。 飛びかかるタイミングを揃えなければ各個撃破される。ビットリオを挟むように二人はジリジリ進む。 ビットリオは動かない。暗い、ぼんやりとした目で二人を見比べている。 現状を把握しきれえないものの、意識ははっきりとしているようだ。闘志も十分みなぎっている。 ヴィットリオはシーラEを知らない。ヴィットリオはエルメェスも、知らない。 だが……何か気に入らないから殺してやる。相手はどうやらやる気のようだ。なら、こっちもその気になってやろぉじゃあねぇか。 彼にとって、戦うにはそれだけで十分な理由なようだ。 ジリジリと焦れる時間が流れる。 飢えた狼が獲物を狙うよう、二人はヴィットリオの周りを円を描き、歩き続ける。 ヴィットリオも神経を研ぎ澄まし、集中する。下手な動きを見つければ容赦なく襲いかかるつもりだ。 手にしたドリー・タガーが輝いた。光の反射が目に飛び込み、一瞬だけ、シーラEの動きが止まった。 「!」 そして、その瞬間ッ! 二つの影が猛然と動き出す! ヴィットリオが豹のように飛びかかる。それを追うように、エルメェスも飛び出した。 自分の失態に遅まきながら気づき、シーラEはヴードゥー・チャイルドを構える。 きらめくナイフ、躍動するスタンド。命が飛び交うその瞬間……勝負の火蓋が、切って落とされた。 【A-4とA-5の境目(地下)/一日目 昼】 【ジョセフ・ジョースター】 [能力]:波紋 [時間軸]:ニューヨークでスージーQとの結婚を報告しようとした直前 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:首輪、基本支給品×4、不明支給品4~8(全未確認/アダムス、ジョセフ、母ゾンビ、エリナ) [思考・状況] 基本行動方針:とりあえずチームで行動。殺し合い破壊。 0.ワムウに対処。 1.康一を追うことに同行 2.悲しみを乗り越える、乗り越えてみせる [備考] エリナの遺体は救急車内に安置されています。いずれどこかに埋葬しようと思っています。 【東方仗助】 [スタンド]:『クレイジー・ダイヤモンド』 [時間軸]:JC47巻、第4部終了後 [状態]:左前腕貫通傷(応急処置済) [装備]:ナイフ一本 [道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、不明支給品1~2(確認済) [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いに乗る気はない。このゲームをぶっ潰す! 0.ワムウに対処 1.ジョセフ・ジョースター……親父とはまだ認めたくない(が、認めざるを得ない複雑な心境) 2.各施設を回り、協力者を集めたい 3.承太郎さんと……身内(?)の二人が死んだのか? [備考] クレイジー・ダイヤモンドには制限がかかっています。 接触、即治療完了と言う形でなく、触れれば傷は塞がるけど完全に治すには仗助が触れ続けないといけません。 足や腕はすぐつながるけど、すぐに動かせるわけでもなく最初は痛みとつっかえを感じます。時間をおけば違和感はなくなります。 骨折等も治りますが、痛みますし、違和感を感じます。ですが"凄み"でどうともなります。 また疲労と痛みは回復しません。治療スピードは仗助の気合次第で変わります。 【ワムウ】 [能力] 『風の流法』 [時間軸] 第二部、ジョセフが解毒薬を呑んだのを確認し風になる直前 [状態] 疲労(小)、身体ダメージ(小)、身体あちこちに小さな波紋の傷 [装備] なし [道具] 基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:JOJOやすべての戦士達の誇りを取り戻すために、メガネの老人(スティーブン・スティール)を殺す。 0.二人のJOJOと戦う。 1.強者との戦い、与する相手を探し地下道を探索。 2.カーズ様には会いたくない。 3.カーズ様に仇なす相手には容赦しない。 4.12時間後、『DIOの館』でJ・ガイルと合流。 [備考] ※『エニグマ』の能力と、輝之助が参戦するまでの、彼の持っている情報を全て得ました。 脅しによって吐かせたので嘘はなく、主催者との直接の関わりはないと考えています。 ※輝之助についていた『オール・アロング・ウォッチタワー』の追跡に気付きました。今のところ放置。 【A-4とA-5の境目(地下)/一日目 昼】 【宮本輝之輔】 [能力] 『エニグマ』 [時間軸] 仗助に本にされる直前 [状態] 恐怖、左耳たぶ欠損 [装備] コルト・パイソン [道具] 重ちーのウイスキー [思考・状況] 基本行動方針:死にたくない 0.時間を稼ぐ 1.ワムウに従うふりをしつつ、紙にするために恐怖のサインを探る。 2.ワムウの表情が心に引っかかっている [備考] ※スタンド能力と、バトルロワイヤルに来るまでに何をやっていたかを、ワムウに洗いざらい話しました。 ※放送の内容は、紙の中では聞いていませんでしたが、ワムウから教えてもらいました。 【ルドル・フォン・シュトロハイム】 [能力]:サイボーグとしての武器の数々 [時間軸]:JOJOとカーズの戦いの助太刀に向かっている最中 [状態]:健康 [装備]:ゲルマン民族の最高知能の結晶にして誇りである肉体 [道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、ドルドのライフル(5/5、予備弾薬20発) [思考・状況] 基本行動方針:バトル・ロワイアルの破壊 1.現状への対処 【噴上裕也】 [スタンド]:『ハイウェイ・スター』 [時間軸]:四部終了後 [状態]:全身ダメージ(小) [装備]:トンプソン機関銃(残弾数 90%) [道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、ランダム支給品1(確認済) [思考・状況] 基本行動方針:生きて杜王町に帰るため、打倒主催を目指す。 0.現状への対処 1.康一を追うことに同行 2.各施設を回り、協力者を集める? 【B-4 古代環状列石(地上)/1日目 昼】 【ビットリオ・カタルディ】 [スタンド]:『ドリー・ダガー』 [時間軸]:追手の存在に気付いた直後(恥知らず 第二章『塔を立てよう』の終わりから) [状態]:全身ダメージ(小)、肉体疲労(中~大)、精神疲労(中)、麻薬切れ [装備]:ドリー・ダガー [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1(確認済)、マッシモ・ヴォルペの麻薬 [思考・状況] 基本行動方針:とにかく殺し合いゲームを楽しむ 0:ヤクが切れているのでまともな思考が出来ない。目的地も不明瞭 1:兎にも角にもヴォルペに会いたい。=麻薬がほしい 2:チームのメンバーの仇を討つ、真犯人が誰だかなんて関係ない、全員犯人だ! 【エルメェス・コステロ】 [スタンド]:『キッス』 [時間軸] スポーツ・マックス戦直前 [状態]:全身疲労(小)全身ダメージ(中) [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いには乗らない。 0.ビットリオに対処 1.康一を追うことに同行 2.まずは現状を把握したい 3.徐倫、F・F、姉ちゃん……ごめん。 [備考] ※他のメンバーと情報交換をしました。 【シーラE】 [スタンド]:『ヴードゥー・チャイルド』 [時間軸]:開始前、ボスとしてのジョルノと対面後 [状態]:肉体的疲労(小)、精神的疲労(小) [装備]:ナランチャの飛び出しナイフ [道具]:基本支給品一式×3(食料1、水ボトル少し消費)、ランダム支給品1~2(確認済み/武器ではない/シ―ラEのもの) [思考・状況] 基本行動方針 ジョルノ様の仇を討つ 0.ビットリオに対処 1.康一を追うことに同行 [備考] ※参加者の中で直接の面識があるのは、暗殺チーム、ミスタ、ムーロロです。 ※元親衛隊所属なので、フーゴ含む護衛チームや他の5部メンバーの知識はあるかもしれません。 ※他のメンバーとの情報交換を行いました。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 136 理由 ジョセフ・ジョースター 163 星環は英雄の星座となるか? 136 理由 ルドル・フォン・シュトロハイム 163 星環は英雄の星座となるか? 134 ただならぬ関係 ワムウ 163 星環は英雄の星座となるか? 136 理由 東方仗助 163 星環は英雄の星座となるか? 136 理由 噴上裕也 163 星環は英雄の星座となるか? 134 ただならぬ関係 宮本輝之輔 163 星環は英雄の星座となるか? 136 理由 エルメェス・コステロ 163 星環は英雄の星座となるか? 136 理由 シーラE 163 星環は英雄の星座となるか? 136 Wake up people! ビットリオ・カタルディ 163 星環は英雄の星座となるか?
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第十九話『正義の泥棒×力の盗賊』 「参ったな……」 山道で2本の細い髭を生やした男が、頭を掻きながら呟いた。 彼の名はダスター。正義の泥棒である。 「手元にあったはずのドロボーグッズがなくなってる……ここに連れてこられた時に取られたか。 こりゃ、マズいな」 今までダスターはドロボーグッズによる多種多様な攻撃手段を持っていた。 しかし、それがなくなった今唯一頼れる武器は己の足のみになってしまったのだ。 ダスターに一抹の不安がよぎる。 「俺は、ドロボーグッズがなくても本当にこのゲームを生き残れるのか?」 しかし、ダスターは首を横に振り、不安を振り払う。 「いいや、ダスター。悲観的に考えるな。お前にはドロボーグッズの他にも大切な物があっただろう!」 ダスターは不安を紛らわすように自分に言い聞かせる。 「俺達には仲間がいる!そうだ、リュカにクマトラ、ボニー、みんなあの部屋にいた。あいつらと力を合わせれば きっとポーキーのくだらないゲームだって止められるに違いない!」 そう言うと、ダスターはバッグの中を探り始めた。 ドロボーグッズはなくとも、何か使える武器があったら装備して、早く仲間と合流しようと 考えたからだ。 「え~っと、中身は食料に地図に……ん?」 ダスターはバッグの奥の方に何やら黒い物体があることに気づいた。 「何だ?これは……」 ダスターはその物体を取ろうと、バッグの奥へ手を伸ばそうとしたその時―― ダスターの背後から突然光の玉が飛んできた。 「―――――!!」 ダスターは素早く身を交わしたため光の玉は彼がいた地点に落ち、小さな爆発を起こした。 「ほぅ……俺の攻撃をかわすとはな」 ダスターは次第に晴れていく煙の中から、黒い鎧を着て、赤色の髪を生やした男が宙に浮いていた。 「褒美に俺の名を教えてやろう。我が名は大魔王ガノンドロフ!ハイラルの王となった男だ」 大魔王と名乗ったその男の瞳はまさに草食動物を狙う獣のようにこちらを睨んでいた。 どうみても仲良くできそうにない人物なのは明らかであった。 「お前……さっき王って言ってたな。何故ゲームに乗ってるんだ?自分のいた国に帰るためなのか?」 ダスターは緊迫しながら、ただならぬ雰囲気を持つ男に尋ねた。 「知れたことを、元の世界でも俺は恐怖と力で支配して来た!それはここでも同じことをするまでよ!」 彼の心臓の鼓動は早くなっていた。額に汗が流れていく。 (しょっぱなゲームに乗ってる奴と出くわすとは、ヤバいな……) ダスターは心の中で考える。 (こいつは今まで対峙して来た敵と断然違う何かがある……ドロボーグッズがない今、まともに闘うのはマズい。ここは 逃げるしかない。一度体勢を立て直してから出なおそう) そう思ったダスターは、脱兎のごとく男に背を向け一目散に逃げた。修行中に怪我をし、使えなくなった足がキリキリ 痛むが、そんなことは気にする暇はなかった。いかにこの場を避けるのが必死だった。 「ふぅ……これだけ距離を付ければ追いつかr「どこへ行く気かな?」 ダスターは驚愕した。何時の間にか男が自分の隣にいたのだ。 どうやら、空中浮遊で一気に距離を詰めていたらしい。 そして、男はダスターの頭めがけて拳を放った。 ダスターはそれを間一髪で交わすが、その代わり男の放った拳は大地を穿ち、小さなクレーターを生み出した。 「貴様はこのガノンドロフから逃れることはできん!我が野望のために貴様はここで死ぬのだ!」 大地を穿った拳を引き抜いたガノンドロフはダスターを睨む。 それはまさに獲物を狙う肉食動物のようであった。 「……どうやら、やるしかないみたいだな」 ダスターは覚悟を決めた。こいつを野放しにはできないと。 こいつを野放しにしたらクマトラやリュカ、ボニーに被害が及ぶ。 いいや、こいつのためにここに連れてこられた人が犠牲になるかもしれない。 もちろん、自分が勝てる保障はない。しかし、少しでもダメージを与え被害を最小限に抑えようと決意したのだ。 ダスターがガノンドロフに立ち向かうのを決意した後、双方の対峙はしばらく続いた。 しかし、その均衡もダスターが先に動いたことで破られた。 ダスターは泥棒の修行で培った瞬発力で一気にガノンドロフに近づく。そして、腹の方に向かってミドルキックを繰り出した。 ガノンドロフは後ろに飛びのいてかわしたが、ダスターの追撃は続く。 ダスターはそのままハイキックを繰り出し、ガノンドロフを頭上を狙う。 それを見切ったガノンドロフは拳を放ち、2つの攻撃がぶつかった。 大きな音を立て、2人の攻撃は拮抗状態になった。 「こいつの拳、なんて重さだ……」 ダスターはガノンドロフのパワーに負けじと必死に堪える。 「ほぅ、この俺とパワーでやり合うとはな。だが、まだ甘い!」 拳で押し切れないことを見たガノンドロフは光の玉をもう片方の手で発射した。 ガノンドロフの発射した光の玉がダスターに迫らんとした時、 ダスターの姿は忽然と消え、光の玉はまたもや地面に当たった。 「……ん!?消えた?」 ガノンドロフは少し驚いた様子で 「そこだ!」 持ち前の瞬発力で後ろに回ったダスターは背後のガノンドロフの胴体に向けて蹴りを放った。 ダスターの足は快音を轟かせ、ガノンドロフの鎧に当たる。 「ぐおっ!」 ガノンドロフは直撃を受け、前方によろめく。 「……やってくれたな!」 ガノンドロフはより一層険しい表情でダスターを睨みつける。 「うおおおおっ!!」 ガノンドロフに一撃を当てたダスターは右足、左足の蹴りの連続攻撃で反撃の隙を与えない。 ガノンドロフはダスターの猛攻にであった。 しかし、その戦況はだんだんとガノンドロフ側に傾いていった。 ダスターの攻撃手段は両足。 つまり、ガノンドロフは両足からの攻撃さえ気をつけてさえいればいいのだ。 防戦一方だったガノンドロフは徐々にダスターの動きに着いていくようになった。 両腕でダスターの攻撃をガードしていたガノンドロフは次の蹴りが来る紙一重の瞬間を狙った。 そして、ダスターの片足を掴み、動きを止めたのだ。 「貰ったぁ!!」 がら空きになった真ん中をガノンドロフの拳は通過し、そのままダスターの腹に直撃した。 「がっ……!」 ガノンドロフの拳はダスターの腹にめり込み、メキメキと音を立てる。 「おっと、少し加減をし過ぎたかな?安心しろ、次は確実に殺してやる」 (くそっ、アバラ骨が……ただのパンチだけでここまでいくなんてあいつの力は尋常じゃない……) ダスターは腹をかばいながら後ずさりをする。 「どうした、さっきまでの勢いは?もうおしまいかな?」 ガノンドロフは余裕そうなな表情でダスターを見つめる。 「いいや、まだだ!」 ダスターは空中に飛び上がり、回し蹴りをガノンドロフにあびせようとする。 「遅いっ!」 ガノンドロフは片手で飛んできたダスターの足を掴んだ。 「なっ!?」 ガノンドロフはダスターの足をもう片方の手でも掴むとその足を中心に回転し始めた。 回る、回る、回る…… ガノンドロフを中心にダスターは猛スピードで振りまわされる。 脱出しようと足をもがいても、ガノンドロフの両手はまさに重りをつけた手錠の様にはずれない。 ダスターの目には、周りの背景が猛スピードで流れていった。最早、背景は何の区別もつかなくなっている。 ガノンドロフは十分な回転力が加わったことを見ると、パッとダスターを掴んでいる両手を放す。 「ブッ飛べ!!」 ガノンドロフはジャイアントスイングの要領でダスターを投げ、彼を弾丸のように飛ばしたのだ。 「か……は……!」 そのままダスターは盛大な音を立て、岩の壁にぶつかった。彼の口の中から血が盛大に吹き出した。 (くそっ、体が……動かない……さっきの一撃が聞いたか………) ガノンドロフは壁を背にしたまま動かないダスターに、最後の一撃を与えんと近づく。 「もう少しやれると思ったが、最早これまでのようだな。フフッ……すぐに楽にしてやる」 一歩、一歩近づいて来るガノンドロフを見たダスターの頭の中をよぎったものは絶望的なる自分の死よりも、 仲間のことであった。 ――師匠は俺が死んだら何て言うんだろうな……きっと先に死んだことを怒って怒鳴り散らすのかな。 アホ100回じゃ済まされないんだろうな。でも師匠、アンタはこの世で最高の師匠でもあり、 そして、最高の親父だったよ…… ――クマトラ……ボニー……そして、リュカ……今までお世話になったな。お前らとの旅は本当に最高だった。 一緒に過ごした日々が夢見たいだった。俺がいなくなっても自分を見失うなよ…… ガノンドロフがダスターのすぐそばまで来た時、ダスターは最後の力を振り絞り、ポケットから黒い物体を取り出した。 「貴様、まさかそれを俺に当てるという考えではないだろうな。そんな物、この距離でも十分避けられる」 「いいや……こう……するのさ……」 ダスターは黒い物体を放物線上に投げた。黒い物体はガノンドロフを頭を通り越し…… 向こうの岩の壁にぶつかった。 「な、何!?」 ガノンドロフは驚愕した。黒い物体が向こうの壁に当たり、凄まじい大爆発を起こしたかと思うと爆発の衝撃のおかげで 壁が崩れ、たくさんの瓦礫がダスターとガノンドロフに襲いかかって来たのだ。 ダスターの支給品はボム兵。衝撃を与えると爆発を起こす爆弾である。 ダスターは差し違えてでもガノンドロフを倒そうとしたのである。 「ぐおおおおおおっ!!」 怒涛の岩雪崩に流石のガノンドロフも飲み込まれ、岩の下敷きになった。 それを見たダスターは安堵の表情で目を閉じ、自分も岩の下の暗闇へと飲み込まれていった。 この山道で起きた岩雪崩は凄まじいものであった。これに巻き込まれたら常人ならばまず助からないだろう。 ―――そう、常人ならば。 「惜しかったな、あの男……」 岩雪崩が収まり、数分後のことだった。 瓦礫の一部が盛り上がり、中から一つの手が現れた。 その手は周りの瓦礫を押し払い、一人の黒い鎧を着た男を登場させた。 ガノンドロフであった。 彼の強靭な体力と力のトライフォースの前は岩雪崩だけでは決定打にはならなかったのだ。 「このまま終わる俺ではない。行く末は、忌々しいあのゼルダ姫とリンクを始末し、ハイラルの王として君臨せねばならんな。だが、この体では到底戦いは不利になるな。どこか休む場所を探すとするか……」 そう言って黒き獣は瓦礫の山を去っていった。 その目に映るのは次なる獲物か。 【エリア5(H-10)/山道/一日目 早朝~午前(6:00~7:00)】 【名前:ガノンドロフ@ゼルダの伝説シリーズ】 [状態]:全身にかなりのダメージ(戦いに支障が出るかもしれません)、魔力消費(小) [装備]:なし [所持品]:支給品一式(中身は確認してません)、不明支給品1~3個(中身は確認してません) [思考・状況] 第一行動方針:ゲームに乗り、優勝する。 第二行動方針:休息できる場所を探す 第三行動方針:ゼルダとリンクを始末する。 【ダスター@MOTHERシリーズ 死亡確認】 【残り59人】 [備考1]周辺に爆発音が響きました。H-10周辺のエリアにいる人たちは気づくかもしれません。 [備考2]ダスターの遺体は瓦礫の下に埋まっています。瓦礫をどかすのは難しい作業かもしれません。
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アリトモス・コア(ありともす・こあ) 概要 グレイセスに登場した貴重品系のアイテム。 登場作品 + 目次 グレイセス 関連リンク関連品 ネタ グレイセス ガルディアシャフトで見つけた、不思議な輝きを持つ玉。 貴重品の一種。ガルディアシャフトで全部で6つ入手できる。 ガルディアシャフトの瓦礫にはめ込むと、以下のモンスターのどれかと戦える。 プロートン、デウテロン、トリトン、テタルトン、ペンプトン、ヘクトン No. 012 分類 貴重品 効果 ガルディアシャフト内の中ボスと戦えるようになる 入手方法 拾 ガルディアシャフト(上層部×3・中層部×2・下層部×1) ▲ 関連リンク 関連品 ネタ アリトモス(希:αριθμός、英:Arithmos)はギリシャ語で「数」、コア(英:core)は英語で「核」という意味。
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#blognavi 雨は峠を越えたようですが今日も小雨が降ったり止んだりで、3連休となりました。内地のお盆休暇で帰郷ラッシュのニュ-スをテレビで見ながら自分達もお盆休みを貰った気分になりました。しかし大雨の爪跡は屋敷中あちらこちらにあり、土手崩れや、急流のごとく流れた水で溝ができたり、瓦礫が堆積したりで、天気が回復次第肉体労働が待ち受けています。明日も雨天の予報なので、緊急処置で女房と2人屋敷内を廻って溝掃除をして水の流れがよくなるように作業しました。今の内に鋭気と体力を蓄えて天気の回復を待ちます。 カテゴリ [日記] - trackback- 2007年08月12日 19 33 46 #blognavi