約 83,855 件
https://w.atwiki.jp/ryouhouji/pages/1106.html
壱 弐 参 極 名前 [夢幻]幸福王子オスカー (むげん こうふくおうじおすかー) セリフ 壱 「あれー、もうコレっぽっちか」 弐 「立派であり続けるにも努力は必要ってことか」 参 「ふふ、いつも有難う。この調子でよろしくね」 極 「美しいものが自然と僕の所にあつまるんだ♪」 解説 空想王の力により具現化され、印象が少し違ってしまったモノ。本来は、立派な金箔の像で、心優しいがゆえに、ボロボロになってしまう悲しい物語の主人公。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 HR 16 1960 1810 1690 弐 2140 1980 1850 参 2340 2160 2020 極 2570 2380 2220 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:施さないよ? 風 5 敵単体の攻防ダウン お邪魔戦術式 発動率 敵HPダウン 中 備考:
https://w.atwiki.jp/girlgame/pages/3481.html
『テニスの王子様』シリーズの攻略対象。 攻略可能タイトル テニスの王子様 SWEAT TEARS2 テニスの王子様 RUSH DREAM! 学園祭の王子様 ドキドキサバイバル 海編 新テニスの王子様 ~Go to the top~ 以下の紹介文、データは『SWEAT TEARS2』と『RUSH DREAM!』のもの。 主人公が在籍する青学テニス部のライバル校・氷帝学園の三年生。 部員200人を超える氷帝テニス部の頂点に立つ部長であり、観客を魅了するほどの華麗なテクニック持つ全国トップクラスの選手。 名前 跡部 景吾(あとべ けいご) 年齢 14歳 ※S T2の登場時点の年齢 身長 175cm 体重 誕生日 10月4日 血液型 A型 声優 諏訪部順一 該当属性 兄貴系、カリスマ、俺様、完璧系、口が悪い、ナルシスト他校生、中学生、御曹司、金髪、ブレザー、泣きボクロスポーツマン、口癖あり、乗馬(R Dのみ) 備考 S T2は原作連載中なこともあり、ゲーム独自の解釈で描かれている。後発ゲームに比べて、俺様パーフェクトキャラ感、大財閥の子息設定が強調されていない。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45365.html
登録日:2020/06/25 Thu 11 49 15 更新日:2024/04/13 Sat 12 35 00 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 WAW lobotomy corporation アブノーマリティ 世界に一つだけのバラ 友達 小さな王子 星の王子さま 胸糞 私は他の人と違いあなたに声を届けることができる。 一歩ずつ、私に歩み寄ってください。 その歩みが続けば、到達するでしょう。 小さな王子とは、『Lobotomy Corporation』に登場するアブノーマリティである。 危険度クラスはWAW。一番上から二番目のクラスで、油断は禁物。 ●目次 概要 特殊能力小さな王子-1 ステータス ストーリーカウンセリング・セッション記録-ジョン- 職員アレックスのメモ書き 記録からの抜粋 余談 概要 職員たちからは、「巨大なキノコ」とも言われるアブノーマリティで、その評判に漏れず青黒いデカいキノコといった外見。 ただそれだけではなく、大きな青色の傘、紫色のリング、赤い指を持つ青い手が垂れ下がった二本の枝が付いているのが特徴。 なお、カメラを近づけると、なにやら「キン、キン、キン、キン……」といった金属音が響き渡るのも特徴。 特殊能力 小さな王子は、二つの特殊能力を保有する。 ①クリフォトカウンターがゼロになると発動する。 クリフォトカウンターは以下の影響で減少する(初期値/最大値2) ・洞察以外の作業を三回以上行う(洞察作業を行えば作業カウントはリセット) ・作業結果が悪い この特殊能力が発動すると、施設内にいるランダムな職員三名が魅了状態になり、収容室に引き寄せる。 いずれか一名が収容室に到達すると②の特殊能力が発動する。②が発動するか、魅了を全て解除するとカウンターは2に回復。 魅了状態になった職員は、顔に青い胞子が付着している。連続してクリックすることで速度を低下させ、最終的に魅了状態を解除できる。 この特殊能力を発動させないため、小さな王子のお世話をするなら洞察を定期的に行わせよう。自制が十分な値がある職員なら、毎回洞察でもOK。 もし発動させてしまった場合、魅了状態になってる職員を連続クリックすれば魅了を解除できる。ゲーム内速度が二倍速だとクリックしにくいため、一時的に一倍速に落としてから連続クリックしよう。 (事後処理でもなんとかできる分)それほど嫌な能力という訳でもない。迷惑ではあるが。 ②以下のいずれかの条件を満たすとこの特殊能力が発生する。 ・①の効果で魅了された職員が収容室に入る ・1日の間に任意のエージェントが小さな王子に対して作業を合計して5回行う この特殊能力が発動すると、入室したエージェントが「小さな王子-1」というアブノーマリティ(もしくは、眷属)に変貌して死亡。 そして脱走する。 注意すべきなのは、「"合計"五回作業すると」問答無用で眷属に変えられてしまう、という点。 この連続作業カウントは、他のアブノーマリティの作業を行えば減少する(リセットするわけではないので注意)ので、小さな王子を世話するなら、ローテーションで職員に作業させよう。 ある程度連続して作業させてしまった場合、実はツール型アブノーマリティを使用してもカウントが減るという小技は覚えておいた方が良い。 小さな王子-1 小さな王子が、職員を胞子で感染させた結果、生まれる眷属のアブノーマリティ。 危険度クラスはHE。WAWの世話ができるエージェントなら問題なく鎮圧できるはず。 小さな王子-1は収容違反を犯してから、小さな王子の収容室前を徘徊する。この理由については後述。 職員を発見すると近づいて、尖った頭部で突き刺したり、腕部を叩きつけたりしてBLACKダメージを与える。 保有するHPは550程。 小さな王子-1を鎮圧すると、胞子が部屋の中に充満する。この時、同じ部屋にいる職員に微量のWHITEダメージを与え続ける。このダメージでMPが尽きた職員は特殊能力①のように魅了されるので注意。 ステータス 洞察にはレベル4以上で普通の反応を示し、それ以下だと低い。 本能、愛着、抑圧に対してはレベル3以上で普通寄りの反応を示し、それ以下だと最低の反応。 観測レベル3でギフト「胞子」を解禁。 装着効果は、MP +5、作業速度・成功率+2といったもの。 外見は胞子に塗れた……グローブ?みたいなもの。こんなもん嵌めて大丈夫か? また、同時に防護服「胞子」を解禁。 WHITE耐性が強い代わりにBLACK属性に弱い防護服。 観測レベル4で、武器E.G.O「胞子」を解禁。 WHITE属性のそこそこの威力を持つ槍。特殊効果として、攻撃した際に敵のWHITE耐性を弱体化させる効果がある。 ストーリー 小さな王子は裸眼でも確認できるレベルの濃度の胞子を大気中に放出・充満させている。 一体全体、この胞子はなんなのか……収容当初では判断が及ばなかった他、小さな王子自身の見た目も好まれてるとはとても言えなかった。 結果として、大多数の職員がこのアブノーマリティを嫌悪している。 というわけなので、このアブノーマリティの観察を申し出る職員はごく少数だった、とのこと(少し前から、「魔法少女たちの事件」と呼ばれるものが起きてから、職員の意見が業務に反映されるようになった)。 で、色々ないざこざと長い期間を経てようやく得られたアブノーマリティの情報としては、この胞子は呼吸器系を介して他の生物に侵入する。一定数吸引してしまうと、まず身体中に腫瘍が発達し始めて、最終的には原型を留めぬ、青い腫瘍の塊の化け物と成り下がってしまう。 この段階になると、目に映るもの全てを攻撃するようになる。 ……当然、脱走して敵対存在となったアブノーマリティは、鎮圧するのがロボトミー社の厳令である。それがたとえ、元職員であっても。 ただの、寂しがりやだったとしても。 カウンセリング・セッション記録-ジョン- これは、「ある事件」の後にカウンセリングを受けた職員ジョンの会話記録である。 「ある事件」の被害及び鎮圧を担当した職員だったため、恐らくアフターフォローとしてカウンセリングを受けた。 それが記録までされるということは、このアブノーマリティの本質を如何に表しているかの重要な資料となりえたからだろう。 まず記録は、ジョンが重要な関連性を持つとされる「ある職員」のことについて語るところから始まる。 本当に無口な男だった。 アイツは、俺達が話しかけるのを期待しているように、横目で見ているような男だった。 そう、あいつは変なところがあった。 あいつがキノコの作業を志願してたが、あの不快なキノコのどこがいいのか全くわからなかった。 あいつがキノコの収容室で異常に長い時間を過ごすことも不穏の種だった。 収容室からどんな恐ろしい物を持ちだしてくるか、誰に分かるっていうんだ? ジョンによると、件の職員は無口な男だが、その実、結構寂しがり屋だったのかもしれない。ジョン達が話しかけるのを期待していたところがあるようだ。 それだけならまだいいが、なんと件の職員は嫌われている筈の「小さな王子」……巨大なキノコの作業に志願したのだという。 しかも、その収容室の中で長い時間を過ごしていて……ああもうこれ、SCPで言うならもう完全にダメな奴だよ。 この時点で嫌な予感しかしないが、次に進めることにする。 キノコと友人になったなんて馬鹿げた話をした時に、あいつもついにおかしくなったと思ったもんだ。 けど、それはよくあることだ。いろんな事がここじゃ起きる。 どっかの職員が狂っているなんてのは大したことじゃあない。 精神鑑定を受けるようそれとなく言ったが、あいつは見下したような表情をするだけだった。 それはまるで俺達の知らない何かを知っているかのようにも感じた。 キノコと友人になってしまった件の職員君。でも、ロボトミーではよくあることだと思い、ジョンは精神鑑定を受けるよう言う。 しかし、それに対し彼は見下したような態度を取った。……ただ気が狂ったにしては様子が妙だが……? 数日後、皆が知っているように、あいつは逝っちまった。 アレはあいつだったと言ったっけか? アレの額のあざ。 もしその傷跡を見つけられなかったら、アレがあいつだと思わなかっただろう。 俺を除いて、誰もあざがあることは知らなかった。 何しろ、あいつには友人がいなかったから。 ……嫌な予感、的中。 彼は、キノコの影響で怪物に変貌してしまい、そして他の職員によって鎮圧されてしまった。 だが、ジョンだけは、その怪物が件の職員であることに気がついた。額にあざがあったのを知っていたのはジョンだけ……となると、友人とまではいかないまでも、全職員の中で彼と一番交流があったのはジョンなのだろう。 バケモノになった後のあいつは、巨大なキノコの収容室の周りをうろつくばかりだった。 あいつは目のに映るすべてを攻撃したので、俺達は人のいない場所にあいつを誘い込もうとした。 だが、あいつは死の瞬間まで、その場から10メートルも離れなかった。 だから俺達はアブノーマリティの呼び名を変えることにした。 キノコと友人になったことの同情、そしてあいつの悲劇的な死を追悼する入り混じった理由で。 「キノコと友人になった」……この言葉に、嘘偽りはなかったのだろう。少なくとも、彼の中では。 化け物にされた後も彼は、キノコのアブノーマリティを、自分の一番の友人だと思いこんで守ろうとした。 自分が殺される最期の瞬間まで。 そして、キノコのアブノーマリティは、この事件の真の犠牲者たる彼に対する追悼の意味合いを兼ねて、「小さな王子」と名前が変更された。 人にとって一番大切な、目に見えないものすらも、自らの道具としてしまう小さな王子として。 あいつはいつも友人は必要ないと言っていたが、俺はそれが嘘だとを知っていた。 あいつには友人が必要だった。 それがあいつが感染して幻覚でおかしくなり、バケモノになっていることを知らなかった理由だ。 キノコは繁殖の道具にするために哀れなあいつを手懐けた。 誰も名前が分からなかった、アレックスを…… アレックス。それが件の職員の名前。 ……カウンセリングの場でこのようなことを吐露しているということは、ジョンも後悔しているのだろう。 何故、アレックスともっと早く友人になってあげられなかったのか、と……。 職員アレックスのメモ書き これは、小さな王子の眷属となって死亡してしまったアレックスが遺していたメモ書きだ。これも、小さな王子を知る上で重要な情報なのだろう。以下から、中略を挟みながらも列挙していく。 人の心は余りにも儚い。ゆえに人はありのままを表わすことができないものです。 シャコには人間が見ることのできない何百もの色を見ることができることをご存知ですか? これは、見えるものだけを信じて判断することが有害であるという私の主張を説明する簡単な例です。 確かに、私には友人が多くありません。 誤解しないでいただきたいのですが、私は友人を「作れない」のではなく「作らない」のです。 私達は、人間として、互いを理解していません。 人は自分自身を完全に孤立した存在とみなしすため、他者の完全な理解は不可能になっています。 しかし、皮肉なことに、進化の過程で群衆心理の本能は受け継がれてきました。 決して理解できないのに理解しようとする矛盾した行動をアピールする。 そんなお互いの領域を守ったままのきわどい綱渡り遊びを人間は繰り返しています。 自分と他者は、決して理解し合うことができない。 なのに、人々は相手のことを分かったふりをする。それは相手は同じで、相手も自分のことを分かったふりをする。 いつ均衡が崩れるか分からない、人と人との欺瞞で満ちた関係。 私はこの意味ない遊びに早くも飽きてしまいました。 それが私が巨大なキノコの観察を志願した理由です。 誰もそのアブノーマリティに近づきたがりませんでした。 それが、彼らの目にどれほど不快で異質な外見に映っているかは些細な問題でしかありません。 事実、私が仕事をすると言ったときに、皆が私に驚いたことに優越感を覚えました。 ……しかし、いや、だからこそアレックスは、小さな王子に近づいた。彼は、人と関係を築くことに飽きてしまった。 だから、人でなければいいじゃないかと、小さな王子と交流を始めてしまったのだ。 「友人」ではなく、「友達」を作ることを目的として。 寂しがりやで、哀れな彼は……人以外に救いを求めてしまった。 この後の記述は、彼がどう小さな王子を観察していったかについてなので、少し中略させて頂く。 で、その結果どうなったかというと、 私は彼に近づきたかった。彼の一部になりたかった。 私は常に彼のことを考えていて、彼の収容室に入ることを心待ちにしていた。 私は彼に帰属していたかった、彼の世界を理解したかった…… 私の心は開花する前のつぼみのようで…… 私はゆっくりと飼い慣らされて…… 皮肉なことに、彼自身がそう感じたように……小さな王子に飼いならされてしまっていた。 記録からの抜粋 この記録は、監視カメラが「アレックスの事件」の直前に、収容室にて捉えたアレックスの音声だ。 因みに映像自体は、胞子によって覆われていたため映ってなかったという。……映されて見せられても困るが。 この時のアレックスの発言を推察するに、どうやら胞子には幻覚作用があるようだ。 ……と、言うのも。音声分析を行った結果、アレックス以外の声は確認できなかったとのこと。 つまりアレックスは、幻覚の中で小さな王子を友人だと思い、幻覚の中の友情に生きて、散っていったのだ。 この記録を捉えてから数時間後、アレックスは狂気的な状況に陥り(恐らく眷属と化した)、他職員に射殺された。 いや、私には友人はいない。 前に言ったように、私はそのような矛盾した関係を好んではいない。 しかし少なくとも、あなたは私の同胞になりえると思う。 人間の言葉は単純すぎる。 私はこの関係を何と呼んでいいか説明することはできない。 不承だが「友人」と呼ばざるをえないとも思っている。 幻覚の効果で多幸感が出ているためか、かつては遠下げていた「友人」という表現まで再び使い始めるアレックス。 自分で「矛盾している」表現だと感じながらも、それでも幻覚の中の友人を大切に思っていることが分かる。 そう。私は、あなたにとってただ一人の友人となりえる人間だ。 私はあなたを受け入れよう。 あなたは私の人生を変えた。 私は鬱々とした生涯を送っていた。 そして、どうすべきか分からず誰とも話さなかった。 私はただ働いていただけだった。 しかし、あなたは私が捨て去った私自身を連れて来てくれた。 私自身が知っている以上に、あなたは私を理解してくれていると感じた。 私があなたの本質を見たように、あなたは私の本質を見てくれた。 そう、それは本当に……狂喜した体験でした。 私は、もっとあなたを知りたい。あなたを愛したい。あなたになりたい。 私は人間に生まれて、退屈な人生を送って…… あなたがいなかったたら死ぬまでそのままだったかもしれない。 私は、あなたに出会えて幸せです。 幻覚の友人に、本音を吐露するアレックス。 彼は誰かに理解して欲しかった。 彼は誰かに本質を見てほしかった。 偽りの関係など欲しくない。そう言っていたが、根っこの部分の本当の意見は、「本当の自分を見て欲しい」という、切実な願いだったのだ。 これが私の呪いであっても、私はこの呪いを祝福として愛するだろう。 私の心が砕けて崩壊する日まで、あなたのことを考えよう。 私は遠い宇宙から来た唯一の友人を思い、目を閉じよう…… (アブノーマリティはわずかな換気音を立てて、静かになる) アレックスは、幸せだったのかもしれない。 唯一にして、最高の友人を持てた。真の理解者がいることが、どんなに素晴らしいことか。 彼は噛みしめることができたからだ。 だが、皮肉である。 彼が一番嫌っていた、「欺瞞の関係」に生きて、消えてしまったのだから。 そして何より、ジョンを始めとした多くの職員に悲しみを遺してしまったのだから……。 余談 「小さな王子」の元ネタは、大人が読む児童書とも言われる「星の王子さま」の王子。ストーリーの他に、小さな王子のフレーバーテキストに「キツネは言いました。『一番重要なことは見ることができないんだよ。』」というものがあるのでほぼ確実だと思われる。 Lobotomy Corporationの開発元であるproject moonによると、小さな王子は宇宙から来たアブノーマリティであるらしい。 特殊能力②が発動して小さな王子-1に変形している時、収容室をよく見ると小さな王子が変形している。どうやら、これが真の姿であるようだ。 追記修正は、友人のことを思いながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 白夜の次にこれが来るか-。てっきり盲愛さま辺りが来るとばかり -- 名無しさん (2020-06-25 15 15 15) 盲愛上位か唾棄上位が来るかと思ったが凄いとこぶっこんでくるの草、ストーリーは好きだが他に気を取られてこいつの作業回数忘れてちょくちょく眷属にしちゃうから採用率低め… -- 名無しさん (2020-06-25 17 36 25) 事故率が高いため概ね敬遠されるが、リウネ天国寄生樹風雲僧などのどう足掻いても問題を起こす勢と比べるとインパクトがなく存在を忘れられがち。事故が怖いけどそれなりに対応はできるからねあいつらと違って -- 名無しさん (2020-06-25 18 56 19) 何ともやりきれん話だな…ジョンの存在がアクセントとして機能してる -- 名無しさん (2020-06-26 03 28 27) 「リセットではない」というのを知らなかったぞ俺 攻略面でも解説でもええ記事やこれは -- 名無しさん (2020-06-26 09 55 01) 多分、その人間が抱く「理想の他人」の幻覚を見せるんだろうね。ところで、何で「-1」なんだろうか? -- 名無しさん (2023-08-16 08 43 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/1618.html
変態王子と笑わない猫。 小豆 梓 変態王子と笑わない猫。 小豆 梓 (1/10スケール PVC製塗装済み完成品) 発売日 :2014年2月28日 商品情報 ・本体サイズ:15.5cm ・専用ベース付属 変態王子と笑わない猫。 筒隠 月子 変態王子と笑わない猫。 筒隠 月子 (1/10スケール PVC製塗装済み完成品) 発売日 :2014年1月31日 商品情報 ・本体サイズ:15cm ・専用ベース付属 ピュアニーモキャラクターシリーズ 071 変態王子と笑わない猫 筒隠月子 ピュアニーモキャラクターシリーズ 071 変態王子と笑わない猫 筒隠月子 発売日 :2013年9月30日 商品情報 ・本体サイズ:全高 約23cm ・衣装:制服衣装一式 ・付属:ハンドパーツ5種 変態王子と笑わない猫。 筒隠月子 変態王子と笑わない猫。 筒隠月子 (1/8スケール PVC塗装済み完成品) 発売日 :2013年9月30日 商品情報 ・本体サイズ:全高 約210mm みんなのくじ 変態王子と笑わない猫。 AB賞 フィギュアセット みんなのくじ 変態王子と笑わない猫。 AB賞 フィギュアセット 発売日 :2013年7月24日 商品情報 ・サイズ:全高17cm 変態王子と笑わない猫 変猫ガールズフィギュア2 アニメ 美少女 おもちゃ プライズ フリュー(全2種フルセット) 変態王子と笑わない猫 変猫ガールズフィギュア2 アニメ 美少女 おもちゃ プライズ フリュー(全2種フルセット) 発売日 :2013年8月27日 商品情報 ・各外箱サイズ:横約130mm・縦約110mm・高さ約230mm 変態王子と笑わない猫 変猫ガールズフィギュア アニメ 美少女 制服 プライズ フリュー(全2種フルセット) 変態王子と笑わない猫 変猫ガールズフィギュア アニメ 美少女 制服 プライズ フリュー(全2種フルセット) 発売日 :2013年6月6日 商品情報 ・各外箱サイズ:横約130mmx縦約110mmx高さ約230mm
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/15861.html
凶星王子ヤング・ヒドラ P 闇文明 (2) クリーチャー:ダークロード 2000 ■UP・ドラフト UP-パワーに+と書かれているクリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。 作者:切札初那 フレーバーテキスト マイナスなことなんて考えるだけ無駄!常にプラス思考で行こう! ――凶星王子ヤング・ヒドラ 収録 NDMV-02 経験値を積め!力vs技! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/862.html
291 純情王子と腹黒姫 (1/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/09/07(月) 03 49 40 ID i1LxBk0u 「中荷平真央(なかがひらまお)先輩は、ぼくら少年剣士の憧れなんです! 県大会を初出場で制覇した伝説は、今でも小学校では語り草なんですよ!」 「ありがとう。でもそれは中学入学前のはなしだから、あまり期待しないでね?」 ぼくこと城野谷王司(じょうがやきみもり)は今、先輩の自宅に招かれている。 理由はわからないけれど、なぜか先輩のほうから、ぼくを誘ってくれたのだ。 ぼくとしても、伝説の少女剣士と会話できるということで、断る理由はなかった。 「さあどうぞ。紅茶しか出せないけど、ゆっくり味わってね?」 「あっ……、はっはいっ!! ごちそうになりま……す……?」 けれど、慌てて出された紅茶を口にしたあたりで、ぼくの記憶は途絶えた。 目が覚めた時には、ぼくは両手足を拘束されて、この場所に連れて来られていた。 目の前には、なぜか恐怖を感じるほどの笑みを浮かべた、先輩がただ1人だけ。 あまりに心細くて怖かったぼくは、灯萌(ひめ)ねえの名前をずっと呼んでいた。 そしたら主将のお姉さんが突然キレて、奇妙な形状の道具を取り出し、言った。 「本当は縛るだけのつもりだったけど、キミが煩いから、いけないんだよ……?」 そして下半身を剥かれて、お尻にソレを無理やり詰め込まれてしまった。 さらにその上から、ぼくの下半身を完全に覆う、謎の拘束具まで着けられた。 「あはは♪ もうソレは外せないよ♪ じゃあもう狂っちゃいなさい♪」 先輩のその科白と同時に、ぼくのお尻の中でソレが蠢きだした。 「む……ぎぃぃ~~!? ひぐぅ!?」 それから何時間か過ぎたころ、ぼくは本当に狂いそうになっていた。 いつの間にか、猿轡まではめられて、もうまともに悲鳴さえあげられない。 お尻の中に入れられた震える何かが、ぼくの理性や正気を奪っていく。 他のことを考えて、お尻の中の快感をごまかすのも、もうとっくに限界だ。 ぼくはこんなところで、ぼくは狂ってしまう? そんなの絶対嫌だ!? その瞬間、鉄のような重たい扉の開く音がして、急に光が差し込んできた。 「ここですか、王司君を攫った馬鹿のいる倉庫は――っと、あなたは誰?」 「ふふ、はじめまして灯萌ちゃん。お会いするのは初めてね?」 「ふっ、ふぐぬぅ~?(ひっ、灯萌ねえ~?)」 声が出せないけど、それでもぼくは灯萌ねえの名前を呼んだ。 「ああ王司君、こんなところでそんな酷い目に遭っちゃったのね……? 大丈夫? そんな格好してるけど、まだその女に犯されてないよね?」 いやあの、灯萌ねえ……? 犯されるとか、そういう問題なの……? 「……ふん。なんでひー君は、こんな小娘に惚れこんでるのかしらね? まあ別にどうでもいいわ。これからひー君は、私しか見えなくなるもの」 「ひー君、ね……。そんなことでわたしの王司君が、こんな目に――」 まるでかみ合っていないような会話をする2人が、少しだけ怖かった。 「さあ灯萌ちゃん、この哀れな王司くんを助けたければ、私のひー君を」 「貴女の弟さんはいらない。この可愛い王司君を、さっさと解放して?」 一瞬だけ、その場が凍りついたような錯覚を感じた。 あまりの展開に、ぼくもお尻の中の振動のことを、一瞬忘れてしまった。 そんな中、灯萌ねえは悠然と歩いて、ぼくの傍に近づいてくる。 そしてすれ違いざまに、先輩に向かって取引(?)を持ちかけた。 「ねえ、貴女はわたしから、弟さんを取り返したいんですよね? だったら協力します。わたしは別に、彼が好きではありませんし。 ――って、中荷平先輩、何を呆けているんですか?」 「……はっ!? ああと、うん。話が早くて助かるけど――いいの?」 きょとんとした顔で、灯萌ねえに問いかける先輩。 さっきまでの怖い顔をした先輩とうって変わって、とても可愛らしかった。 対して灯萌ねえは先輩に背を向けて、縛られたぼくの前に屈みこんだ。 「別に構いません。貴方の弟さんとのデートは、どうでもいいですし。 わたしが協力する条件は、王司君の貞操帯の鍵――でいいですよ?」 そう言いながら、ぼくの股間を貞操帯越しに触る灯萌ねえは――とても怖かった。 292 純情王子と腹黒姫 (2/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/09/07(月) 03 53 03 ID i1LxBk0u ― ※ ― ※ ― ※ ― ※ ― ※ ― 隣にアナルバイブで悶え苦しむ王司君を横たえ、わたしは先輩と電話をしている。 ここは監禁に使われた古い体育倉庫で、携帯電話の光だけが頼りの、暗闇の中だ。 「それでは、もう二度と中荷平先輩と話すことはないでしょうから、さようなら……」 通話を切るのももどかしく、わたしは携帯電話を、文字通り握り潰した。 ちょっとだけ破片で手の平を怪我したけど、別に気にはならない。 そんなことよりも早く、この辱められた王司君を解放してあげたい。 そうだ。この怪我も王司君に舐めてもらえばいいんだ。 そしたら、たぶん普段より早く治る。そうに違いない。 そんなことを考えていたら、唐突に目の前の鉄製扉が勢いよく開かれた。 倉庫内の光源は携帯電話だけだったから、外から入る照明の光が眩しい。 まったく、空気も雰囲気も読めずに、唐突にやって来てくれるのね? 「だ、大丈夫か灯萌ちゃん!? た、助けに来たから、もう――」 とりあえず扉を開けて入ってきた男の子を、眩みから治った眼で見る。 やはりクラスメイトの男の子、中荷平英雄(ひでお)くん――だった。 相変わらず、やんちゃでどこか自分勝手で、曇りのない挙動をしている。 けれど、ただそれだけ。もうわたしはこの人に、魅力もなにも感じることはない。 いや、以前はそれでも、王司君に少しだけ似てると思って、気にはしていた。 この人のデートの申し出を受けたのも、なんとなくそういう理由だった。 でも、もうそんなことはどうでもいい。この人なんか、どうでもいい。 だってわたしの隣には、本当に愛しくて大切な、わたしの『おうじさま』がいる。 だからもう、ただ少しだけ似ている『にせもの』の『ゆうしゃ』に用はない。 わたしは目の前の男の子に近づき、素早く鍵束を奪い取った。 そして目当ての青色の鍵――貞操帯の鍵を見つけて、ほくそ笑んだ。 「うふふ♪ たすけにきてくれて、本当にありがとうございます。 王司君を助ける鍵は貰いました。あとは大丈夫ですので――ばいばい」 「え……? い、いまなんて」 まったく、空気の読めないヤツだ。これだから王司君以外の男子はイヤだ。 「ですから、わたしはこれから忙しいので、お引き取り下さい、と言ったんです。 早くこの子を――王司君を解放して、介抱してあげないといけないんです。 助けに来てくれた――つもりの貴方には、一通りの感謝の気持ちはあります。 けれどそれだけです。もう貴方に用はありませんから。それではさようなら」 そう言い捨てて、わたしは視界から、にせものの彼を排除した。 「……そだ。……う、ああ、…………うわああああああああっ!?」 しばらくして、泣きそうな悲鳴をあげて、逃げるように彼は飛び出していった。 「――なんだ、意外にあっけなかったな。まあどうでもいいけど別に」 中荷平先輩に言ったみたいに、本当に目の前でつながるのも嫌だったし。 わたしの肌を見せるのは、王司君だけでいい。それ以外に見せたくない。 「さあ王司君。さっき偶然手に入れた鍵で、あなたを解放してあげる。 だから頑張ったわたしに、ちゃんと王司君のごほうびを頂戴?」 そう優しく言いながら、王司君を拘束する貞操帯の鍵を解除した。 ペニス部分を覆っていた貞操帯が外れ、王司君のおちんちんが外気に晒される。 昔お風呂で洗ってあげた時よりも何倍も大きい、王司君の勃起おちんちんが。 293 純情王子と腹黒姫 (3/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/09/07(月) 03 56 32 ID i1LxBk0u 「灯萌ねえ……っ、ゃあっ――早く、お尻のもぉ、抜いて……」 今にも気絶しそうなほどの、虚ろな瞳で訴えてくる王司君。 ああ、ダメだよ王司君。そんな目でわたしを見ないで。わたし狂っちゃう―― 「心配しないで? わたしに――灯萌ねえちゃんに全部委ねて、ね?」 努めて平静な態度を取ろうとする。けれど、欲望は隠せなかったらしい。 「……こわい……怖いよ……灯萌ねえ……じゃない……!?」 「怖がらないで? 今からゆっくり、お尻のをヌいてあげるから、ね?」 王司君のお尻に差し込まれたバイブの紐をつまんで、軽く揺する。 「あっ……! 灯萌ねえやめて……!?」 「王司君――いいえ、きー君♪ 今まで我慢して、偉かったね?」 そう言いながら、わたしは片手で自分の服を、ごそごそと弄りだす。 ぐちょぐちょに濡れた下着とかが邪魔になってきたので脱ぎ捨てる。 抑えるものがなくなって、倉庫の床に音を立てて愛液が滴り落ちる。 「だから、お尻のをヌくのと一緒に、わたしからごほうびをあげるね♪」 そう言いながら、わたしはきー君のおちんちんに、自分の膣口を添える。 上の口で優しく受け止めてあげても良いけど、そこは我慢しよう。 それよりも強烈なインパクトを与えて、きー君を虜にしてあげないと。 「ひめ……ねえ……!? まさか、それは――!?」 どうやら、きー君にわたしの企みが、ばれちゃったみたい。 でも止まらないし止まれない。それに止められることもない。 まだきー君の両手足の拘束は解いてないから、わたしのなすがまま。 抵抗されて拒絶されることもない。まさにずっとわたしのターン!! そんなことを考えながら、きー君のおちんちんを、ゆっくりと飲みこんでいく。 ――びちょ……にゅぷぷ…… 「ひいっ!? 熱いよ灯萌ねえ!? これ以上されたらっ、オカシク――」 「構わないよきー君、遠慮しないでおかしくなっちゃえ♪ そしたらわたしも思いっきり、きー君を犯しくしてあげるから、ね♪」 かくいうわたしも、きー君のおちんちんが進むたび、狂いそうになる。 負けじときー君のお尻からバイブをゆっくりと――確実に引き抜いた。 「ひゅぐ……! も、もう駄目我慢でき――」 ――びくっ、びゅるるっ、ぶゅちゃあぁっ! 「あっ、やああああぁああああぁああああ!!?」 「ひゃ、きぃ、きたあああぁあああぁああっ♪♪」 膣内に咥えきる前に――処女膜を突き破られる前に、きー君が射精した。 ほぼ2日近くアナルを刺激されて射精寸前だった、きー君の精が放たれた。 その勢いは凄まじくて、それだけで処女膜が破られる――そんな気がした。 「あ……ぁひ……ひめ、ねぇ…………」 あまりに気持ち良かったのか、全部出し切る前に気絶してしまったきー君。 ちょっと残念だったけど、しょうがない。だいぶ無理をしてたんだものね? それに、きー君が絶頂に達した時の顔が、すごく可愛かったから、許せる。 「うふふ♪ 名残惜しいけれど、さすがにここまでにしとかないとね? あはは♪ 膣内が精液でべとべと~♪ 子宮にも少し入ったかも~♪」 処女のまま、きー君の精液で孕んじゃう――それもいいかも、なんてね? 「ごめんねきー君。助けてあげるまでに、いっぱい悪戯しちゃって。 それでもわたしは、幸せになりたいの。だから、もう少し――」 きー君の身体と精液があったかいから、ここでわたしも一緒に眠ろう。 幸いここはほとんど使われない倉庫で、学校もあと2日はお休みだ。 だからここで眠っても、次の日くらいまでは、誰にも見つからない。 傍にあったマットの上に、気絶したきー君と一緒に横たわり、目を閉じる。 ――次に目が覚めた時は、今度こそきー君のおちんちんで、わたしは女になるんだ。 ― The princess is in love with a prince!! ―
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/1134.html
元ネタ:星の王子さま プチ・プランス(星の王子さま プチ・プランス 鈴木賢三郎) 作:ヤジオーディエンス 頭の真上に ハゲがある これが これがぼくのハゲだよ アデランス アデランス ルルルルル・・・ まだまだ目立たぬハゲだけど 君の目にはきっと見えてる アデランス アデランス ルルルルル・・・ だけどあるんだよ 隠せる方法 いつかはこっそり かぶるのかしら ルルルルル ルルルルル ハゲのオーディさま 髪の毛生やして いたんだよ 僕は いつも恐れていたよ アデランス アデランス ルルルルル・・・ 悲しいハゲにはいつだって 辛い辛い視線送っていたよ アデランス アデランス ルルルルル・・・ 君とお話 しているけれど どうして眩しい顔をするの? ルルルルル ルルルルル ハゲのオーディさま 検索タグ アニメ ハゲネタ フルコーラス ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/maoukoganbaru/pages/16.html
~過去スレ~ 魔王子がんばる! http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1391253006/ 魔王子がんばる!! 駆逐艦2隻目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1392375649/ 魔王子がんばる!! 家族3人目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1393686896/ 魔王子がんばる!! 八大魔貴族4人目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1394290852/ 魔王子がんばる!! 5穀豊穣 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1394810800/ 魔王子がんばる!! 嫁6人目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1395475640/ りうにっへうーくの避難所 http //yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1395928104/ 魔王子がんばる!! 7 http //yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1396012862/ 魔王子がんばる!! 8 http //yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1396072246/ 魔王子がんばる!! 9 http //yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1396109050/ 魔王子がんばる!! 10 http //yy702.60.kg/test/read.cgi/yaruo2nd/1396179324/ 魔王子がんばる!! 11 http //www.yaruosure.com/test/read.cgi/yaruo001/1396794289/ 魔王子がんばる!!12 http //yaruoshelter.saber.jp/test/read.cgi/yaruo001/1398485011/
https://w.atwiki.jp/pricone/pages/102.html
《王子と勇者と姫君》 イベントカード コスト4/緑 ボーナスアイコン LIFE+1 [メイン/自分]コネクトゲージに置かれているカード2枚まで裏向きにすることができる。 プロモカードで登場した緑色のイベントカード。 ふたりはプリキュア/ふたりはプリキュアMax Heartのプロモカード。 コネクトゲージ2枚までを、裏向きするテキストを持つ。 2011年12月度公認大会の参加賞として配布された。 収録 プロモカード PR-002 PR
https://w.atwiki.jp/megatenroyale/pages/195.html
099話 モミアゲの王子様 「はあぁ~…。」 あたしは全身全霊を込めて溜息をついた。 「ずどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉん!!」 もう一回、溜息をつく。 そんなことをしたって後ろで無意味に暴れてるバカが空気を読んでくれるとは思えないけど。 そりゃこんな所に閉じ込められたのはこのバカだけのせいじゃないって解ってる。 このバカだってこんな状況になると思ってやったことじゃない。 本気で殺されるかもしれなかったから、仕方無いよ。 こうでもしないとあたしたちダメだった。 このバカだって良かれと思ってやったことが裏目に出ただけなんだって。 だけど、そんなこと解ってるけど、やっぱりムカつくものはムカつくよ。 「うおぉれは好カベ一代いいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 ……もう、コイツ殺してもいいですかぁ~? こうやってあたしが思いっきりコールドな視線を浴びせかけてもこのバカときたら、なぁ~んにも感じて無いみたい。 一本足で跳ね回って大喜び。何なのよもぅ! あたし一人がこんなに悩んだり困ったりしても仕方無いのかもしれないけど。 それでも絶望。超絶望。 あーあ、さっき知らない人間が通りかかったから呼んでみたけど気付かないし。 ムカつくから此処から出れたらまずあの人間を殺したい! ちょっと年行ってたけど背が高くて、モジャモジャ頭が微妙だけど顔自体はまあまあ。 やけに時代掛かったキャメルのスーツ姿で、何か追い詰められた表情だった。 追い詰められてるのはこっちだっての! これ以上お肌荒れたらあのモジャ毛と、後ろで無意味に暴れてるバカのせいだからね! あー、余計ムカついてきた。 何処かにこの囚われのお姫様(あたしのこと!)を助けてくれる素敵な王子様はいないのかなぁ…。 そんなステキな王子様がいてくれたら、あたし、一生付いて行っちゃう。 お嫁さんにしてもらう! 「うぉまえぇぇぇぇぇぇぇ!! 先っちょ削れるかもしれないぞおぉぉぉぉぉぉ!!! やっぱり削れないかもしれないぞおおおおおおおおおおお!!! どっちなんだあああああああああああああああああああああああああああああ!!! わからねええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」 …………。 やばい、泣きそう…。 「もう嫌――――――――――――――――ッッッ!!!」 鳴海が病室から出た後、再び浅い眠りについていたライドウは、何処かで少女の悲鳴が聞こえたような気がして覚醒した。 半身を起こして周囲をきょろきょろと伺うが、人の気配は無い。 人の気配なんて、あるわけが無いだろう。ここは廃病院だ。 しかも窓ときたら背伸びしないと届かないような場所に申し訳程度の大きさのものが一つ。 その上頑強そうな鉄格子まで付いているような病院である。 おまけに外は人っ子一人いないような山奥だ。 視線を逸らし、壁に掛かった時計を見ると十分程度しか経っていない。 まさか丸一日寝過ごしたとは思えないから、熟睡したような気がしたが、そうでもなかったのらしい。 先ほど鳴海が持ってきてくれた食べ物を口にしたからだろうか、出血多量だった当初よりは頭がスッキリしていた。 ベッドからもぞもぞと這い出し、枠に引っ掛けてある自分の学生服を羽織った。 それから、いつも愛用している黒い外套を探すが見つからない。何処かで無くしてしまったのだろうか。 腕を動かすと、強引に縫い合わせられた右肩の傷口が少し傷んだが、血は出ていないようだ。 包帯の巻き方は無茶苦茶だったが止血はちゃんと施されているらしい。 かなり手荒だが、その手当てをしてくれた鳴海は足りない血液を補うために探索に出てしまったが、まだ帰ってきていない。 それ程時間が経っていないのだから、もう少し待っていてもいいのではないかと思わないでもなかったが、何故か嫌な予感がした。 鳴海が先ほどこの部屋から出た時に感じたものと同じ感覚だ。 もう二度と、まともな姿で会えないのではないかという、不吉な予感――。 普段はチャランポランだが、やる時はきちんとケジメを付ける鳴海に限って自分を裏切るような真似はしないと信じたいが……。 何故か心に掛かったもやのような物は晴れない。 厭な考えを振り切り、立ち上がると部屋の片隅に眼をやる。 自分のものと、赤根沢玲子から預かった荷物が無造作に放り投げられている。 鳴海の荷物は無かった。 その荷物を取ろうと一歩踏み出すと、目の前が白く染まった。 平衡感覚が上手く掴めない。 少し食事をして寝ただけでは、まだ完全回復に至っていなかったらしい。 が、そんなこと言っている場合では無いような気がして歩を進めた。 まず、自分の荷物を開ける。 中の道具は使いきってしまって、あるのは無銘の脇差だけだ。 これだって数刻前、ピアスの男の持つロングソード (脇差よりも重量、破壊力共に勝っている。おまけに持ち主の力も強い) と鍔迫り合いをしたのだから刃こぼれが酷い。 それとわずかな食料と水、他に残るはこのゲームのルールブックだけだ。 ライドウは、この戦いに巻き込まれてから今の一度もルールブックに眼を通していないことに気付いてそれを手に取った。 書いてあるルール自体はどれも鳴海やレイコから聞いたことばかりだ。 参加者名簿に改めて目を通すと、一つの名前に眼が留まった。 葛葉キョウジ その名が眼に飛び込むや否や、ライドウはぎょっとした。 ライドウが知っているキョウジ、いや『狂死』は危険な男だ。 ヤタガラス機関の『掃除屋』である悪魔召還士で、ライドウと同じく葛葉の名を冠する。 ライドウの知っているあの男は粗野で乱暴。 悪魔以上に悪魔らしい人間と言える。 標的がたとえ一人だったとしても、そいつのいる建物ごと焼き払うような危険人物だ。 そんな奴まで此処に来ていたとは――。 あの男がこのゲームに乗って殺戮に手を染めている姿はありありと想像出来た。 (このゲームに呼び出された葛葉キョウジはライドウの知っている初代葛葉狂死とは別人だが、彼はそれを知らないのだ。) 戦いを避け、この街から脱出するとしても、遭遇したら厄介な相手だ。 魔神皇同様、出来るだけ見つからないように行動したい所だが、鉢合わせになったら戦闘は避けられない相手だろう。 油断は出来ない。 そう言えば、一度目の放送の時、自分は外出していたから死者が誰なのかを聞き流してしまっていた。 あの時も、嫌なものを見た。 道端に投げ出されていた少女の死体、目の前で包丁を使って自らの喉を突いた少女……。 あの二人も死者の名前に連ねられているのだろう。 参加者名簿(好きで参加してるわけじゃないのに)には鉛筆で名前がチェックされている。 自分が眠っている間に鳴海がやっておいてくれたのだろう。 (こんなに鳴海さんに世話を焼かせたことって今まで無かったな。 どっちかと言うと普段は働かないダメ上司だから苦労していたのは自分なのに。) ふと、そんなことを思った。 それから自分の知っている名前、朝倉タヱと大道寺伽耶の名前にチェックが入っていないことに少し安心した。 ゴウトの名前は最初から書いてないが、彼ならまぁ、そう簡単にくたばるようなことは無いだろう。 勿論、鳴海とレイコの名前にもチェックは無い。 「レイコさん……」 レイコのことを思い出すと、心が今まで感じたことの無い感情で溢れた。 何故だろう。 このゲームが始まって出会ったばかりだと言うのに、彼女のことを考えるだけで胸が熱くなって鼓動が早まるような気がする。 だが決して不快ではない。 むしろ、ずっとレイコのことを考えていたいくらいだ。 彼女は必ず、自分が守らなければいけないような気がするのに――。 彼女は今、おそらくだがあのピアスの男に囚われている。 酷い目に遭わされているかもしれない。 どうして一瞬だったにせよ、彼女から眼を離してしまったのか…。 酷い自己嫌悪に駆られてしまうが、まだ死亡が確認されていないのだから、助け出す余地はあるはずだ。 (早く、早く行かないと……。) それからもう一つの荷物、レイコから預かっていた荷物に眼をやった。 このゲームの主催者から配布された物とは言え、女性の荷物を勝手に開けていいものなのか少し戸惑ったが、 ライドウは意を決してカバンのジッパーを開いた。 中身は全員に配られる食料と、ルールブックが入っている。 それからマハラギストーン、マハブフストーン、マハジオストーン、マハガルストーンが一つずつ。 人の物だから勝手に使っていいとは思えないが、緊急事態に役立つかもしれない。 そう考えながらライドウはジッパーを閉じた。 二人分のカバンを持ち上げた時、何かが転がり落ちてライドウの靴の爪先に触れた。 「これは…」 それは鳴海に預けていたはずのメリケンサックだった。 ただ、それはただのメリケンサックではない。 自分には使えないが、悪魔召還を可能とする機能を備えた特殊なメリケンサックである。 何となくそれを手に取り、右手に嵌めて手の甲に当たる鉄板部分に指を触れてみる。 すっと音も無くそれは横にスライドし、小さな青白い画面が現れた。 何かが書かれているが、ライドウにはあまり馴染みの無い英単語とルーン文字が羅列してあったため、殆ど意味は解らない。 この形状でどうやって悪魔を封魔して、召還するのか想像も付かなかった。 唯一解ったのはメリケンサック内に内蔵出来る悪魔は全部で6体。 そして最初からマグネタイトが3000程入っているということだ。 (これが使えたら、かなり有利になるのに…) 誰か未来の機械に精通していて話の通じる相手がいたら使い方を教えてもらおう。 そう思いつつ、一つの疑問が頭を過ぎった。 何故、鳴海はこれを置いて出て行ったのか。 輸血用の血液を探すのだから、歩き回るのはこの病院内だけのはずだ。 だが悪魔や、やる気になっている人間に出くわす可能性もあるから武装を固めていくのは当然だろう。 このメリケンサックだって、召還が出来なくとも殴ればそれなりに効くはずだ。 なのに、何故? 鳴海に悪魔召還は出来ない。そして管の無い自分にも今や不可能。 ただし、今このメリケンサックの利用方法が解れば、サマナー知識に関して素人の鳴海よりも自分の方が上手く使いこなせる。 「まさか…!」 ライドウは思うが早く、二つの荷物を手に取り、乱暴に病室のドアを開けると外に飛び出した。 (まさか、鳴海さん……一人で外に出たのか?) 確かに鳴海は元帝国陸軍所属で、訓練を受けているため一般人よりは格闘に強い。 だが、それは普通の人間相手に対してのみ言えることだ。 外には、今まで一度も遭遇しなかったのは奇跡だが、悪魔が蔓延っているらしい。 それに、それ以上に危険な人物が闊歩しているかもしれないのだ。 「ちょっとは見直したけど、やっぱりあの人……馬鹿だ!」 ライドウは今まで溜め込んでいた上司に対するささやかな暴言を口走り、自身が貧血気味でフラフラなのも忘れて走り出した。 無機質で白い天井には、行く先々で案内の標識が引っかかっていた。 ライドウはそれを頼りに出入り口に向かう。 何故か途中に戦闘が行われたような痕跡や血の跡がついているが、今の状況ならそれほど珍しくないように感じた。 普通なら病院でこのようなものを見たら多かれ少なかれ不気味に感じるものだろうが、 異常事態の連続で感覚がすっかり麻痺してしまったようだ。 標識を見て、ロビーの方向に向かって曲がる。 その時、逆の方向から少女の声が聞こえた。 「人間! 人間だ!」 声からして幼女のようだが、どうしてこんな所に幼女がいるのだろうか。 まさかそんな年端の行かない子供まで参加者として召還されたのか? 「人間、助けてよぉ……。助けてくれたら何でもするから!」 「がおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!! うぉれぇ、し、し、失敗……パイナップルうううううううううううううう!!!」 幼女の声を遮ってよく解らない絶叫も聞こえる。 だが、ライドウはこの絶叫に聞き覚えがあった。 (悪魔か……) あの一種独特のマッド口調は一度聞いたらそうそう忘れられるはずが無い。 だから間違いは無いだろう。 本来なら悪魔なんかに構っている暇は無いのだが、悪魔から情報を少し聞き出しておくのも悪くないだろう。 それにマッド口調の方はともかく、幼女の方は切羽詰ってるような声色だ。 気付いていて放っておくのはいくら何でも凌ぎ無い ライドウは踵を返して声のした方に進んだ。 その廊下の突き当たりに、それはあった。 目の前の空間全体を覆う、鈍い光と、その中央に眼窩と口腔をぼんやりと開いた不気味な顔が浮かび、蠢いている。 シキミの影だ。 この厄介なトラップは一定の属性で攻撃しないと破壊出来ない。 帝都を守護するライドウも、これには何度も手を焼いた。 「あぁ、やっと気付いてもらえた! 助けてよ人間!! ねぇお願い!」 「ずどおおおおおおおおおおぉぉぉん、ずどおおおおおおおおおおおおおおん!! うぉまええええええええええええええええ、何故うぉれは此処にいるううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!! 答えろおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 悪魔2体が突き当たりの壁とシキミの影に挟まれて身動きが取れなくなっていた。 その悪魔はモー・ショボーと、イッポンダタラ。 奇妙な組み合わせである。 「これは……一体どうしてこんな所にシキミの影が。一体誰が?」 ライドウはシキミの影に手を当てて学生帽の頭を傾けた。 「うぉおおおおれの壁はぁぁぁ世界一いいいぃぃぃいいいいいいいいい!!!」 「うるさーい! アンタは黙ってて!」 モー・ショボーが甲高い声を上げてイッポンダタラの頭を拳で殴った。 やられたイッポンダタラの反応からしてあまり効いていないようだが、とりあえず叫ぶのは止めてくれたようだ。 後ろでぴたりと止まって固まっていた。 「人間あのね、あたしたち山から逃げてきたの! 白い服着た怖~い人間が山の中で破壊の限りを尽くしてて……それで、それでね……。 うえぇ~ん、怖かったよぉぉぉ~!」 そう言って緊張の糸が切れてしまったのか、火がついたように泣き出してしまった。 モー・ショボーの話は点で要領を得ないものであったが、舌ったらずな言葉の中にライドウは思い当たる節があった。 白い服……。 「そいつが着てたのは白い着流しだったか?」 ライドウの質問にモー・ショボーはしゃくりあげながら首を横に振った。 「ううん、白い学生服だよ…着物じゃなかった。」 ならば葛葉狂死ではない。 破壊の限りを尽くす白い学生服の人間――。 間違いなく魔神皇だ。 「モー・ショボー、それはいつの話だ? 君達はいつからそこにいる?」 「えっ、えっ、時間なんて解らないよぉ~。もうずーっとだよぉ!」 少なくともライドウがこの病院に来て以降の話ではないようだ。 だからと言って、魔神皇の死亡が確定されていない以上安心は出来ないが。 「それでね、ひっく、此処に逃げて来たの、そしたら……」 涙を服の袖で拭いながらモー・ショボーは恨めしそうに後ろで硬直したまま黙っているイッポンダタラに恨めしそうな眼を向ける。 「コイツが壁作って出られなくなっちゃったんだよお~!」 そう言ってまた声を上げて泣き出した。 後ろでどうしたらいいのか解らないイッポンダタラがオロオロしている。 「なるほど解った。」 ライドウは一つ頷くとシキミの影をコンコンと軽く叩いた。 うっすらと見える色からして氷結属性の攻撃で簡単に撃破出来そうだ。 魔法を使えないライドウだが、幸運なことにマハブフストーンはあった。 本来の持ち主はレイコだが、このことについては再会してから詳しく説明することにしよう。 「人間、助けてくれるの!?」 「うおぉまえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! パッション、パッショォォォォォォォォォォォォォォンンンンンンンンンン!!!!」 二人の顔が煌いて、シキミの影に張り付き、ライドウにずずい期待の視線を向ける。 「助けてやっても構わない。ただし、条件がある。」 それからライドウはメリケンサック型の召還具の嵌った右手を二人によく見えるように挙げた。 だがライドウが条件を説明する前にモー・ショボーが口を開いた。 「人間、サマナーなの? 解った! 出してくれたらあたし、人間に付いていく!」 「うぉおおおれはムァグが大好きなんだああああああああああああああああああ!!!」 召還具を見せただけで言いたいことは解ってくれたようで助かった。 モー・ショボーは強力な魔法を持っているから純粋な戦力として使えるだろう。 何より回復手段が無い現状で彼女の持っているディアの魔法はかなりありがたい。 イッポンダタラはこんな性格だから手懐けるのに手間が掛かりそうだが、それなりの戦闘力はある。 それに自由自在にシキミの影を作れるのなら、使い道はありそうだ。 だが、今手元にあるのは管ではなく使えない召還具。 はたして本当にこの状態で悪魔を使役出来るのか。 「いや、僕が召還士には違い無いがこの機械の使い方が良く解らないから…知ってたら教えて欲しいんだが。」 「うん、解った! 教えてあげるからっ!」 「本当に使い方が解るのか?」 「うんっ、前お世話になったサマナーが同じの使ってた!」 「本当に大丈夫なのか? 壁が消えた途端襲い掛かったりしないだろうな?」 「大丈夫、約束するっ!」 だって、ずっと待ってた王子様なんだもん……。 背が高くて、美形で、モミアゲがちょっと意味不明だけど、とっても格好良い王子様。 「解った。契約は成立だな。少し離れてろ。」 そう言って二人がシキミの壁から離れたのを確認すると、ライドウはレイコのカバンからマハブフストーンを取り出し、投げつけた。 氷の飛礫が壁一杯に広がり、一気に凍結させる。 それからきっちり3秒後にシキミの影の顔が大きく歪み、崩れ落ちた。 「やったあ!」 泣き顔から一転してモー・ショボーが満面の笑みを浮かべると、崩れた壁から飛び出し、ライドウにしがみついた。 「ありがとう、あたしの王子様! モミアゲの王子様!」 「王子様? モミアゲって……」 モー・ショボーの小さな身体を受け止めながらライドウは首を傾げた。 二人の後ろでイッポンダタラが自由になった喜びから、意味不明なことを叫んで飛び回っている。 「えへへ、恥ずかしいけど……これはあたしからのお礼だよ。」 「え……?」 モー・ショボーは少し顔を赤らめ、俯き加減にそう言うと、 両手でライドウの白い頬に触れ、首を伸ばして彼の唇に小さなキスをした。 悪魔の、それも幼い子供にこんなことされて、喜んでいいのかライドウが悩んでいると、 その瞬間、モー・ショボーが驚いたように飛びのき、いきなり軽くなったライドウは思わずよろめいた。 「きゃー大変! 王子様顔が冷たいよ! 死んじゃう!」 彼女の言葉でライドウは、自分が今も血が足りていないことを思い出し、がっくりとその場に尻餅をついて倒れた。 <時刻:午前11時20分頃> 【葛葉ライドウ(葛葉ライドウ対超力兵団】 状態 出血多量による重度の貧血 (少し回復) 武器 脇差 メリケンサック型COMP 道具 レイコの荷物(マハラギストーン マハジオストーン マハガルストーン) MAG3000 仲魔 モー・ショボー イッポンダタラ 現在地 蝸牛山 森本病院 Back 098 Next 100