約 3,277,136 件
https://w.atwiki.jp/anchorlegendscenario/pages/366.html
一生に一度の旅。だからこそ、いい所に行きたい。 旅人たちはそう思い、観光雑誌を買い漁り、必死に目を通す。 …しかし、精神的に未熟なものは、行った先々で横暴な振る舞いを行う。 ある場所では村を火で包んで焼け野原にし、またある場所では遺跡に傷を付け、時には破壊する。 そのような者の噂は聞いている。一体誰だ、そんな奴は! …どうも、他の旅人の噂では、君たちが大きく疑われているようだが…?? ―旅人たちよ、この刹那こそが重要だ。後は野となれ山となれ。 悲劇と荒廃は連鎖する。旅人たちよ、混沌への道を拓け。 以下竜人用です。反転して読んでください。 竜人は黒竜、アーテイファクトは短剣あるいは鏡にしましょう。化身は文中の「精神的に未熟なもの」とします。 これは悲劇と荒廃の物語。それ以外を望むことなく、ひたすらに竜人は場を荒らすことを考えてよいでしょう。 ただし、竜人と旅人たちはお互い近くにいる存在。旅人たちにばれないように行動してください。 上手く進めば、最後にはあなたは旅人たちと敵対します。それが貴方の運命です。 PC全員に気付かれたその時、あなたはLPを消費しきって死ぬか、あるいは旅人たちの元から速やかに去ってください。 それにより、このシナリオが終了します。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3057.html
第二十六章-第一幕- 逆撃の勇者軍 第二十五章-第三幕- 第二十六章-第二幕- ライナス、リュミエルと合流後、 ザン共和王国民政部ライディング・アーマー、 『ホークマンEXエディション』に搭乗するメロウ=クミンを 撃退後、進路を崩壊したヴェール・シティへと向けた 勇者軍主力部隊であった。 「……水路の見取り図をもらったのだが、 随分と長々と続く下水道だな。 こんな所まで来ることになるとは思わなかったぞ」 と、いきなりジークはぼやいた。 こちらは勇者軍主力部隊からやや離れた距離にいる、 ジークと愛馬エンテ、それにシエルと、 彼女が一時的に保護しているバスクの愛馬、 ヴィッセルの編成で動く遊軍であった。 彼等はあれ以降、ジークの治療もそこそこに、 必死に見取り図を入手し、そこを辿って下水道の 最終到達点の一つであるヴェール・シティに向かっていた。 もし流れに流れてくるならこの位置にいる可能性があったし、 そうでないならないで、いよいよ地下への突貫も考えなくては ならないだろう、と二人は考えていたからである。 無論、ヴェール・シティが壊滅状態なのは知っていたが、 地下にある下水道まで丁寧に破壊し尽されているとは 到底思えなかったし、事実シェルターに民間人も 篭ったままだと聞くので、行く価値はあるはずであった。 「ねえヴィッセル。お前のご主人を見つけないと、ね?」 「ひひぃぃん」 シエルが優しく問いかけてやると、ヴィッセルは応じた。 ここしばらくの旅で、随分シエルにも懐いてくれた。 傷を治療してやったのが大きかったのかもしれないが。 「……しかし、気になる」 「何がよ?」 ジークは頭をばりばり掻いて悩みだした。 「民間人だ。確か勇者軍メンバーが救援に入ったおかげで、 無事に退避できた者がほとんどのようだが、 例の『FSノア49』とやらが撤退した後でも 民間人が出てきたというニュースはとんと聞かない」 「復興計画を立てに行った人も民間人じゃないらしいしね。 それは確かに気にならなくもないかしら」 そして、二人はヴェール・シティの入り口に立った。 と、いきなり人型機動兵器の襲撃を受けた。 「例のエリミノイドとやらか!?」 ジークは斧を早速構える。 「なるほど……答えは単純だったわけね。 完全制圧されてるから、篭るより他、手は無いってこと?」 シエルは乗馬しながらの戦闘は出来ないので、 ヴィッセルを少し遠くへ退避させ、徒歩で戦闘準備をする。 その間の攻勢はジークが上手く防いでくれている。 どうやら怪我もすっかり治っているようだ。 「うむ、数が多いようだな。不利か?」 斧が思ったより通らないのを見て、ジークがぼやく。 「不利ね。主力部隊がもうじき来る、とも聞いたけど、 ここからお兄ちゃんにテレパスが届くかしら……? まあ、本人がアンテナを立ててないと意味無いけど」 シエルは駄目もとで念じようとした。 (シエルー! ちょっと待ってー! 今行くのー!) なんと、向こうから送られてきた。 今までは受信しか出来なかったはずなのだが。 (これは……お兄ちゃんの能力が……肥大化しているの?) しかし、これで勝機は充分にある。 「ジーク! お兄ちゃん、すぐ近くまで来てるみたい。 少しの間だけ、凌いでちょうだい! フォローを!」 「良かろう。任せろ!」 意気軒昂のジークが大暴れを始める。 「プラズマブラスター!!」 シエルも攻撃呪文で援護を始めた。 ほどなくして、ジルベルト率いる主力部隊が駆けつけた。 「シエルぅー!」 何やらメイベルのスカーレット・アーマー並みに ごつい鎧を着た兄らしき者がばたばた走ってきた。 続くのはライナス、ユイナ姫など多数の人員。 何故か見慣れない妖精族までいる。 「お兄ちゃん! よね?」 (手伝うのー!) 練習用に使っていたボールをサイコキネシスで動かす。 実戦で使うのは初だったが、撹乱の役に立つはずだ、と確信し、 ジルベルトは強く念じる。 (念動集中!) ボールは素早く、鋭い軌跡を描いて動き回る。 不規則に動くそのボールを、エリミノイドが追いかける。 「サイコキネシス!? いつの間にそんな技を!」 シエルも、ジークも驚愕した。 彼女達の知っているジルベルトはそこまで有能ではなかった。 マキナ戦役のことは聞いていたが、こうもまざまざと 成長ぶりを見せつけられるとは予測もしていなかった。 「ふはははははははは! そう来たか! 流石は我が兄貴殿だ! ならば我々も張り切るか! ひとつやるとするぞ、シエル!!」 「ユニゾンアタックね。即席だけど、いいわ! プラズマバスター!!」 とりあえず電撃魔法をジークに浴びせるシエル。 ジークはそのプラズマバスターを全て受け止め、 体内で自分のパワーとする。敵陣の真ん中に立ち、 即席のユニゾンアタックを最大出力で炸裂させる。 「ボルトコンダクション・バスターショット!!」 通常のボルトコンダクションは敵に直接電流を 流し込む技だが、それが長射程を帯びた。 敵陣を一直線に貫き、多数のエリミノイドを破壊する。 「バスターショットって何よそれ!?」 シエルが訊いてくる。 「ソニアが奥技のアレンジをしてみせたと 報告書にあったのでな。真似をしてみた!」 「ああ、そういう事ね」 あっさりとシエルは納得した。 「ひょっとして、私が何か流行を作ったのかしら?」 「かもね」 嬉しそうなソニアをルシアは軽くスルーした。 「野郎に続け! 俺等も遅れを取るな!」 コンラッドの指示で、全員がいつも通りに暴れる。 既に勝手知ったるエリミノイド程度では、 本気を出した勇者軍の相手ではなかった。 「…………!」 ライナスが、端末への通信に気付いた。 『こちらライナス=ジーニアス! 誰だ!?』 『俺だライナス! テディ=カレンだ!! 戦闘中で忙しいようでちょうど良かった。 近くへ来ているので加勢をさせてもらおう!』 『近くにいるのか!? それは助かる!! ちょうど君を迎えに行こうと考えていたところだ!』 『なら願ったり叶ったりだな。 ドルカス、ヴァジェスと一緒に行くぞ、待ってろ!』 『君が来る前に終わらせてがっかりさせてあげるよ! せいぜい急いで来ることだね、テディ!』 このタイミングに嬉しい増援である。 完全制圧された影響なのか、エリミノイドの数が いつもより遥かに多い。どうやらあらかじめ 相当の数のエリミノイドが配備されていたらしく、 これでは待ち伏せに遭ったに等しいと言える。 シエルとジークが加わったとはいえ、楽ではなかった。 「って、見て下さい、あれ、あれ!」 フローベールが指差す空には浮遊円盤。 FSノア49ではない。サイズ的にかなり小さいからだ。 絵に描いたような空飛ぶ円盤だ。どうやらあれも FSノア49に配備されている兵器なのであろう。 実際に浮遊円盤は、機銃をもって攻撃してきた。 「増援!? いや、これも配備済みのものか!」 ここに来ての新兵器にコンラッドも驚いた。 制圧した都市に対して、ここまでの周到な設備を 投入してくるとは、誰も予想していなかったからだ。 「これはただの無差別破壊ではないですね。 例えて言うなら……いえ、例えなくても、侵略でしょう」 ユイナ姫が持論を述べた。恐らく正解だろう。 だが、FSノア49にそんな明確な目的があったとは 誰も想像していなかった。それだけに盲点だったのだ。 久々に対面したシエルとジークを加えて、 ようやくFSノア49の目的を掴み取った勇者軍主力部隊だが、 テディ、ドルカス、ヴァジェスの到着までは、 どうやら物量差によるジリ貧を強いられそうであった。 既にただの瓦礫の山であるヴェール・シティの中で、 味方しか守るものの無くなった戦いは、 果たして希望を生む事が可能となるのか。 その結論は、勇者軍の手に今、委ねられている。 たとえ、民政部の真意がどこにあろうとも―― <第二十六章-第二幕-へ続く>
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3202.html
第二十一章-第三幕- 膠着打破 第二十一章-第二幕- 第二十二章-第一幕- エリミノイドと呼ばれる禁断の非人道蹂躙人型機動兵器を用いて、 勇者軍と直衛兵達はスペースポートから イグジスターを押し出しつつあった。 しかし既に八千以上のイグジスターを片付けたというのに、 更に五千ものイグジスターが襲来してくるという事もあり、 疲労もあって味方の士気は下がり放題になってしまっていた。 「やむを得ん! 作業を強行で続行させろ! イグジスターが輸送艦に到達する前に何としても作業を完了させ、 発射直後にこのスペースポートを放棄し、総員撤退する!」 ロバートの指示により、緊急で作業員が動き出す。 少々無理はあるだろうが、強引にやれば出せなくもない。 ただし作戦に無理が生じるので味方の犠牲は更に増えかねない。 そんな苦渋の決断だったが、宇宙にイグジスター識別装置が 届かない方が余程後で問題になる。やむを得ない。 そうこうしているうちに第四波、イグジスター約五千ほどが ロバート達を扇状に包囲し始めた。確実に殲滅するつもりだ。 「エナ、ソーサーをまだ動かせるだけの力があるか!?」 「はい、まだやれます……!」 「なら大きく動かせ、陣形に対して円形状に全部水平機動だ! それで敵の進撃スピードを少しでも遅らせれられれば上出来!」 「念動干渉……! 高速機動!」 エナのソーサー十五枚全部が円形にグルグルと回る。 イグジスターは構わず進撃してくるが、流石に無謀なのか 多数のイグジスターが接近も出来ずに切り刻まれていく。 それでもかなりの数のイグジスターが強引に突っ切って、 ロバート達の集団に向けて攻撃を仕掛けてくる。 ソーサーやその範囲外で戦っているエリミノイドが討ち漏らした 少々の敵を袋叩きにするだけの作業になったが、 数が数の上、疲労の蓄積もあってなかなか上手くいかない。 「ちいッ……大技を出すか!?」 しかし今大技を放てば虎の子のエリミノイドが多数破壊される。 兵力の損耗を避ける点では、それはやめておきたかった。 となれば後はジリ貧一択である。非常にもどかしい話だった。 前の戦争でだいぶ減らされた人命を可能な限り尊重するとなると、 そういう作戦しか取れないのが現状である。 勇者軍並みのスペシャルな人材でもいれば話は別だが たった二人では攻勢にも出辛い。正直言って、 人命尊重しながら防衛出来る必要最小人数だと言える。 まったくもって鬱陶しいにも程がある敵だと言える。 ザザッ――! その時、ロバート達の通信機に何らかの通信が入る。 管制塔から発せられるチャンネルとは別のものだ。 「周波数を合わせてみるか……」 応戦しながらも合わせると、声が聞こえてきた。 限りなく小憎らしく、小賢しく、小うるさい声だが、 限りなく信頼を置くことが出来る、聞き慣れた声でもあった。 「ロブ! そこにいるんだろう!? 状況は把握済みだ! あと数十秒の間、陣形を崩すな! やってのけてくれ!」 「ウォルフか! 何かするんだろ!? 遠慮は要らん、やれ!」 「了解!」 直後に少数の爆撃機が低空低速飛行で飛来する。 「爆撃するつもりか! 味方の人型兵器に出来るだけ当てるな!」 「分かった、やらせてみよう! ピンポイント爆撃! 味方に当てないで!」 ズドンズドンズドンズドン! ウォルフ王子の指示が飛び、爆撃機は熱源反応を頼りにして イグジスターのみに絨毯爆撃をかけつつ、その反動と衝撃で浮上。 軽くなった爆撃機は大きく弧を描いて見事に離脱していった。 滑走路を犠牲にした戦法だが、現状では最上の策である。 原型イグジスターには爆撃機の機動から逃れる程のスピードは無いし、 投下爆弾の火力に耐えうるほどの耐久性も持ち合わせていない。 何より対空攻撃能力に乏しいため、仮に対応出来ても迎撃出来ない。 数を頼みとしているだけに一発辺りのダメージも殊更大きく、 重火器、あるいは広域魔法による攻撃は非常に効果的だった。 絶対数が多い故に効果が目立ちにくいが、これは厳然たる事実だ。 「第二射! これで爆弾を放り尽くしなさい!」 ズドンズドンズドンズドン! Uターンして更にもう一斉射加えてから去る爆撃機。 これでかなりの数のイグジスターが消滅したと思われる。 腕利きのパイロットのせいでエリミノイドへの損害は微小である。 「助かったぞ、ウォルフ! 悪くねぇ反逆だ!」 謝意を示すロバートに、ウォルフ王子は更に告げる。 「これで終わりだと思わない事です! 王政部と民政部の協力した姿を、垣間見てもらいます! パラディン、ナイト、ソルジャー部隊、突貫! エリミノイドが狙っていない敵から優先して駆逐を!」 「おおおーッ!」 意気上がるザン共和王国の王政部、民政部連合軍。 騎士達による蹂躙が更にイグジスターを踏み躙る。 「踏み砕け、ターミネーター!」 ウォルフ王子も斧を手に、愛馬にまたがり自ら突撃。 一番多くの敵を一方的に蹴散らしていった。 「も、もう限界です……」 ソーサーによる守りの布陣もエナが疲れ果てては限界である。 「エナ、倒れるな! 攻撃はいいから、せめて立っていろ! ここからは攻めの布陣! 俺と、苦楽を共にした クソッタレな最高の野郎共の出番だ! 挟撃するぞ、攻めろーッ!」 「突撃ぃぃぃぃぃッ!」 直衛兵の叫びと共に、守っていた兵士達も前に出る。 「こちら管制塔! 作業が終了! 作業員退去完了! 輸送艦の出発までのカウントダウンを開始! 残り80秒!」 「80秒だと!? ぬるい! その間に敵を殲滅してみせろやぁ!」 ロバートの声に応じて更に攻めの手を激しくする連合軍。 確かに言葉の通り、あっという間に駆逐されていくイグジスター。 そして進むカウントダウン。 「カウント10」 管制塔の冷静な声が淡々と事実のみ告げる。 「9、8、7、6、5、4、3……」 「見つけたぞ……こいつで最後だぁーッ!」 ロバートはタングステンソードを構え、踏み込む。 「輸送艦、行けぇーッ! 俺の咆哮が祝砲代わりだってんだオラぁー!」 ズバン! 一撃でイグジスターを両断すると同時に、 輸送艦のカウントが終了し、数隻の艦艇が順繰りに出向する。 これ以上敵の増援も来ないようで、打ち止めである。 「ふぅ……ふぅ……ふぅ……!」 息を整えつつ、ロバートはきちんと直立し直す。 その傍らにはいつの間に寄ってきたのか、エナとポメの姿もあった。 「見たかイグジスター共が! これが俺の! 俺達の反逆だ!! そう簡単に人間が殲滅できるだなどと思うんじゃねぇぞ! クソが!」 剣を高く掲げて、堂々と宣言するロバートに、頷くエナとウォルフ王子。 エリミノイドが一列縦隊で綺麗に帰っていく中、 勇者軍メンバー、予備役部隊、直衛兵、民政部の連合軍は まさかの防衛成功に、鬨の声をあげ、勝利を喜び、 そしてまた戦死者の魂を悼むのであった。 <第二十二章-第一幕- へ続く>
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3204.html
第二十二章-第二幕- イグジスターの本領発揮 第二十二章-第一幕- 第二十二章-第三幕- 前回の戦いから一日経過し、次の作戦である マスターハード搭載人工衛星打ち上げ作戦が開始されていた。 そんな中、イグジスターの大軍がまたもスペースポートに迫る。 しかし、その中には見たことも無いような 巨大イグジスターの影があった。 「あれは何だ?」 ようく見れば、竜族のようにも見える。 「あれが、イグジスターなのかよ?」 ロバートが訝るが、今は作戦中である。 ウォルフ王子は構わず、攻撃命令をかけた。 「戦闘機、爆撃機! それぞれ巨大イグジスターと 通常イグジスターへの攻撃を仕掛けなさい!」 「はっ!」 ズダダダダダダダダ! ぼごん!ぼごん!ぼごぉぉぉん! ミサイルや機銃の凄まじい轟音が響き、 イグジスターをかなり一方的に攻撃していくが、 肝心の巨大イグジスターにはあまり通じていなかった。 「ミズチ、なのですか?」 ウォルフ王子が言っているのは水竜ミズチ族の事である。 リヴァイアサンのように蛇竜のような形状ではないが、 同じ竜族に分類される。多少生態の違う竜族だ。 だが腑に落ちないのは、あれだけの巨大な生物…… 全長十メートル級の生命体を バスケットボールよりやや大きい程度の原型イグジスターが、 包み込み、丸呑み出来るのか、という疑問であった。 おそらくは無理なのだろうし、からくりがあるのだろう。 そう思っていると、意外な事にすぐ疑問が解けた。 竜のイグジスターが、無駄が多いとでも思ったのか人型化、 即ちドラグーン形態化したのである。 「そういう事ですか……」 すなわち、元のミズチは、ドラグーン化したところを 不運にも丸呑みされてしまったのだろう、という結論が出た。 そうでなければ通常の原型イグジスターとの差異が大きすぎる。 ドラグーンのイグジスターがゆっくり近寄ってきて足を止めると、 他のイグジスターもそれに従うように動きを止めた。 その異常な光景に、管制塔も思わずエリミノイドに 一時停止命令を出してしまっていた。 「……お主等が勇者軍のメンバーとやらか」 「何のつもりだ? てか誰だ!」 「私は全てのイグジスターを束ねる、 イグジスター五滅将が一人。ミズチ・イグジスター。 類稀なる幸運のもと、初の竜族を丸呑みした個体だと思え」 「つまり棚ボタだけで出世した成り上がりかよ」 剣を突きつけるロバート。 それに対して、ミズチ・イグジスターは斧を構えた。 「どうせなら最大の障害の顔でも見ておこうかと思ってな。 だが、まあいずれは全ての生態系は滅びを迎える。 そのための開会宣言のようなものだと思っておけ」 「ほざけ!」 ロバートがタングステンソードで斬りかかるが、 ミズチ・イグジスターは冷静に受け止め、 鍔迫り合いで強引に押し込んでくる。パワーは敵の方が上だ。 「ちいッ!」 「竜族のパワーだ。甘く見るとそうなる」 「ほざけ! 誰が正攻法でやるっつったよ! エナ!」 「はい! 援護を……!」 エナはソーサーを飛ばし、周囲の通常イグジスターを牽制しつつ、 ロバートを援護にかかった。 それを合図として他のイグジスターやエリミノイドも 再度動き出し、再び大規模戦闘が始まっている。 「ぬうううう!」 力強く攻撃を打ち込んで来るミズチ・イグジスターに対して 防戦一方のままのロバートだったが、いつまでもやられてはいない。 「これでも食らいやがれ!」 ロバートはいきなり銃を抜き、インファイトからの 強引な射撃を猛連発する。 「ぬぬっ!?」 剣だけで不充分なら銃でも対応する。これが彼の強みであった。 こうまで接近されては大技も使えない以上、 やむを得ない所業ではあるが。 だが最大火力がミズチ・イグジスター一人に費やされ、 エリミノイドによる防衛線も限界がある。 そもそもがシャトル防衛任務である以上、 どれだけ強気で守っても、シャトルを破壊されたら終わりである。 向こうはイグジスター五滅将という通り、こんな厄介者が五人もいて、 しかも大規模なイグジスターの集団を多数率いているという辺り、 余力もあるだろう事に対し、こちらはこれが絶対防衛線である。 まさしく、絶体絶命の危機、と呼ぶに相応しい状況となってしまった。 「一人で足りないなら、私の力を……!」 馬に乗って突撃してきたのはウォルフ王子である。 かくなる上は、このミズチ・イグジスターを一刻も早く片付けたい。 それが勇者軍一同の偽らざる心境であったのだ。 流石に三対一では素直に受けきるにも限界がある。 ミズチ・イグジスターは大きく距離を取ったが、 ここぞ好機とばかりにロバート達は追撃を一斉にかける。 「魔法で一斉に攻撃をかけろ!」 ロバートの指示に従い、エナとウォルフは 単純なパワーだけでは迎撃しにくい魔法攻撃に切り替える。 「ぬうう!」 ミズチ・イグジスターは防御に徹するが、次第に不利を悟る。 「多少無駄が多いが、今はこれもやむを得んのか!」 ミズチ・イグジスターは斧を放り投げて牽制し、 すぐに再びドラグーンから水竜形態へと変身し直した。 こちらの方が本来の竜族のスペックと言えるからだろう。 「ドラグーンのうちに勝負を着けようとしたが……!」 ウォルフ王子が対応に苦慮するも、 何とか対抗する策を頭の中で組む。 何にしても、勇者軍及び直衛兵の不利だけは確かなのだが、 そう簡単に諦めてよいような作戦ではなく、 今度こそ彼等には、絶対死守が求められていた。 シャトルの燃料注入完了までには、 まだそれなりの時間が残っている―― <第二十二章-第三幕- へ続く>
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/18935.html
登録日:2012/05/14(月) 21 25 56 更新日:2024/06/07 Fri 19 36 05NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 GGG OP ガガガ 主題歌 勇者シリーズ 勇者王ガオガイガー 勇者王ガオガイガーFINAL 勇者王誕生! 地球温暖歌 楽曲 歌わずにはいられない 歌詞の大半が“ガ” 田中公平 神曲 米たにヨシトモ 遠藤正明 『勇者王誕生!』はアニメ『勇者王ガオガイガー』及びそのシリーズのOP曲。 作詞:米たにヨシトモ氏(同アニメ監督) 作曲:田中公平氏 歌手は【アニソン界の若獅子】こと遠藤正明氏であり、遠藤氏の当たり曲。 TVシリーズ第1話のサブタイトルにもなっている。 ■概要 言わずと知れた熱血ロボットアニメ「勇者王ガオガイガー」を象徴する一曲。 それを製作するにあたって米たに監督が「アニメ本編と一体化した歌」を考えたのが始まり。 作曲の田中氏と監督、その他大勢のスタッフの協力により本曲は完成した経歴を持つ。 特徴は、なんと言っても「アニメソング」らしいストレートな熱い歌詞。 本作が放送されていた97年当時は歌詞と番組の内容が全く関係ないようなタイアップの主題歌も珍しくなかった中で、 「サイボーグ」「超人合体」「ディバイディングドライバー」「ゴルディオンハンマー」など数々のキーワードをふんだんに盛り込んである。 「勇者王ガオガイガー」は視聴率などは割と不遇な方であったが、 遠藤氏の力強い歌声による「ガガガ、ガガガ」の連呼は当時の少年達の耳に強烈なインパクトを残し、「あの主題歌だけは知ってる」という者も少なくなかった。 尚、当初の予定では『ガ』の数を400個を想定して歌詞を作ろうとしていたらしい(実現していたら大変なことになっていたことだろう)。 また、この曲はいわゆる詞先(歌詞を先に製作し、それに曲を付けるという順序)で作られている。 そのせいもあり、七五調のシンプルで堅実な歌詞に反して「どうしてこの歌詞にこんなメロディを付けようと思ったんだ」と言いたくなるほど複雑な音程やリズムになっている。 素人がカラオケで歌いこなすには難しい曲である(*1)。 実際、オリジナルの歌手である遠藤正明も初めてこの曲を紹介されたときはあまりの難しさに頭を抱え、 作曲者の田中公平も「どうしても歌いこなせる歌手が見つからなかったら、仕方ないから自分で歌おう」と思っていたという(*2)(*3)。 歌詞は3種類が存在。「TVアニメVer.」、後述するOVA「神話Ver.」、覇界王「御伽噺Ver.」の3つである(プロトタイプであるデモテープを含めれば四種類だが遠藤氏が歌っていないので割愛)。 歌詞が似ていることや、コーラスが付いた別バージョンがあるなどで非常にややこしく、 歌っている遠藤氏はライブでこの曲を歌う際、歌詞を間違えることがある(まぁお約束みたいなモノなのでそこはご愛嬌)。 ちなみに後述するアルバムの時点で遠藤氏は「そろそろ止めましょう」と告げていたという。残念だが、増えるんだなぁ、これが この曲は 俺が歌う為に生まれて来たのだと思う この曲は 俺にしか歌えないのだと思う そんな 宿命さえ感じる しかし いったい いくつ俺は ヴァージョン違いの歌詞を おぼえるのだろうか? 余談だが、同じタカラ版権で主人公がサイボーグのロボットアニメ、 『鋼鉄ジーグ』の主題歌も歌詞の約8割がバンババンとダンダダンで埋め尽くされた熱血ソングだったりする。 ■各バージョン ■勇者王誕生! TVシリーズで使用されたバージョンであり記念すべき第一号。通称「無印」。 『ガ』の数は124個。 曲の歌詞、映像はともに本編の内容にマッチしており、今OPを見ても十分にカッコいい。 ただし一部が猛烈に点滅するので真っ暗な場所で見るのはお勧めしない。 通信カラオケのDAMでは映像つきで収録されているので、勇者なら歌おう。 高らかに歌い上げられている「ディバイディングドライバー」が必殺技でも武器ではなく、市街地の被害(と、作画の手間)を減らすための道具であることは有名。 田中氏も「作曲の時点ではどんなものか全く解らないまま遠藤さんに叫ばせました」とのこと。そして歴史は繰り返す 他には、スタッフの大半が「ゴルディオンハンマー」を「ゴールデンハンマー」だと思ってたらしい。 実際金色になるけど。 番組前半では1番、後半からは2番の歌詞のTVサイズが使用された。 映像もそれに合わせて一新されている。 このOP映像の変更は話が進むにつれ少しずつ行われており、全部で8種類存在する。 最終回で1番の歌詞、ラスボスの新規カットを加えた最初期の頃の映像に逆戻りしたのは、燃える要素のひとつ。 ■勇者王誕生!~神話(マイソロジー)ヴァージョン~ 続編OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」に使用されたバージョン。 作中に合うように前半は『闘う勇者王』、後半は『新たな勇者王』が登場するなど、 歌詞の変更やイントロのアレンジ等があり、以降の派生ヴァージョンはこれをベースにしている。 ちなみにOPとして使われたのはOVA 第2話から第6話まで。 第1話では挿入歌としての使用、7話は後述の究極、8話はピアノバージョンが使用されている。 さらにTV放送する際は、後述する「集大成ヴァージョン」にこれまたOP枠をもっていかれた。 前半モチーフのガオファイガーも作中ではやや扱いが悪い点もある。というか唯一「ぼくらの勇者王」になれなかった…… 『ガガガォ、ファイティング、ガオガイガー』と歌うとかっこよく歌える。 ■究極神話(きゅうきょくマイソロジー)ヴァージョン 『神話ヴァージョン』の後半歌詞に「GGG少女歌激部隊」によるコーラスが付いているのが特徴。 監督曰く『子供番組っぽさを出したかったから』とのこと。その目論見は大成功していると思う。 OVA第7話OPとして使用された際はネタバレを防ぐため、後半歌詞の最終兵器の部分はカット。 映像の方も、代わりにジェネシックとガオファイガー(とガオガイガー)が握手する絵に変更された(CD版ではきちんと聴けるためご安心を)。 ■完璧絶叫(パーフェクトぜっきょう)ヴァージョン 『無印』と『究極神話』をフルで繋げ、さらに「絶叫」の名の通り、勇者ロボ全部の武器や必殺技などのセリフを取り入れた究極の勇者王ソング。 要所要所で凱兄ちゃんや勇者ロボが熱くシャウトしてくれる。 「ディバイディングドライバー」の辺りも使っている本人が叫んでいる。 カラオケではCROSSOやDAM等の機種には入っているため歌うことは可能。 ただし、2曲分の長さなので8分以上ある上、「メイン」「コーラス」「セリフ」のパートがあるため最低3人はいないと歌えない。 まぁ、勇者である諸君なら歌えるであろう(きっと……) 実はCDで聞くと、歌詞よりセリフの方が音量が大きい。ちなみにベターマンのあの人も登場する。 ???「勇者なら歌え!!!」 ■集大成神話(ギャザリングマイソロジー)ヴァージョン こちらは通常の『神話ヴァージョン』に「スリージーズ2005」(アニメ出演者達)コーラスとパーカッションが入っているもの。 サビが始まるとどこからともなく「ガガガガガガガガガ…」というコーラスが聞こえてくるため、これまでにない迫力がある。 全曲中コーラスを含めると『ガ』の数が一番多い曲。offボーカルでも歌として成立できる気がする。 第一話ではネタバレ全開の画像を使用した特別版が流れ、また公式MADともいうべき特典動画もある。 ガオファイガーからジェネシック・ガオガイガー……そして四体のガオガイガーによるヘルアンドヘヴン。 最後を締めるのは一号ロボ『ガオガイガー』という、一号ロボを大切にしたいという願いが存分にこもった動画となっている。 ……一体レプリジンがいるとか突っ込んじゃダメ ちなみに初代勇者王誕生!の女性バックコーラスが歌詞変更されてない部分だけ流用されている。 例えば『舞い上がれ』の『上がれ』に勇者王誕生!の『立ち上がれ』の『上がれ』を流用している他、 『闘う勇者王』に『ぼくらの勇者王』の勇者王を流用している。 ■-extra- 『FINAL』のサウンドトラックvol.1に収録されたボーナストラック。歌詞はテレビ版と共通。 歌手はベターマンのED『鎮 -requiem-』で知られる※mai。当時の宇多田ヒカルと新人賞を争った(嘘)とも言われ、 米たにヨシトモ監督が「健康のため聴きすぎに注意」と警告するほどの歌唱力は必聴(上手いとは言っていない)。 なお、※とかmaiとかついているが、米たにヨシトモとは一切関係が無い(大嘘ォ)。 「歌ってみた」とか「職権濫用」とかは言ってはいけない。 ■ピアノソロ・ヴァージョン 日本人ピアニスト「島健」氏の演奏によるヴァージョン。 OVA最終話に使用されたヴァージョンであり、物語の最後を締めくくった。 さて、多くの種類が存在する本曲であって視聴するのは大変そうだが、 2005年に発売された「ガ王~勇者王誕生!10連発!!~」を購入すれば全曲聴けた(カラオケ版等を除く)ので心配は無用だ。 また、謎の吟遊詩人の歌う「-extra-ヴァージョン」など変り種もあるため聴いてみる価値ありである。 カラオケ版にナレーションの小林氏による歌唱指導のセリフが付いた「歌唱指導ヴァージョン」なるものも存在。 最初は息継ぎの指示など無難なことを言っているが、段々と「酸素を1000リットル補給せよ」などと無茶ぶりを淡々と要求し、最終的には自分も歌い出すというなかなかシュールな出来栄えとなっている。 歌唱力よりも腹筋が鍛えられるかもしれない。 ちなみにプロトタイプである作曲家の田中公平氏が歌うデモテープ版も存在。貴重な作曲者本人の歌声を聞くことができる。 一部の歌詞が異なっており、特にディバイディングドライバーがプロテクトシェードになっているというのは面白い。 「空、間、湾、曲・・・プロテェーク・シェエエエエエエエエエエド!!」 ……「全曲聴けた」という事で、実はその後に発表されたヴァージョンも存在する。 ■パチンコ Ver. SanThreeのパチンコ『CR勇者王ガオガイガー』で新たなバージョンが登場した模様。 具体的にどこが変わったかは、パチンコを打ったことがないのでわかりません(苦笑) アニメは描き下ろしのようだ。 ■Present of the Voice Ver. 遠藤正明のアルバム『Present of the Voice』に収録されたヴァージョン。 歌っている本人すら想像出来なかったまさかのアコースティックアレンジ。 ■御伽噺(ジュブナイル)ヴァージョン 「御伽噺」と書いて「ジュブナイル」と読む。 『覇界王 ~ガオガイガー対ベターマン~』の漫画版第1巻特装版同梱ドラマCDにショートバージョンが収録され、 その後、フルバージョンが『ベターマン』のBlu-ray BOX特典CDに収録された、いわば『ガオガイガー対ベターマン』のOPとしての「勇者王誕生!」。 『ガ』の数は109個。 『FINAL』のバックコーラスを全部盛りにしたような「お祭り感」がコンセプトで「究極神話」と「集大成神話」のコーラスが使用されており、 1番の場合は主に、歌詞の一部がガオガイゴーに変わっているほか、天海護や戒道幾巳、ベターマンの主題歌を意識した歌詞(*4)、 「勇者王誕生!」派生バージョンで初めてJジュエルとヘル・アンド・ヘブンが歌詞に採用される、などの違いがある。 なんかどう考えてもネタバレ枠としか思えない歌詞がフルバージョンにはあるのは内緒 大体、本編のネタバレでした カバー ■勇者王誕生!パラパラVer. 石田燿子が歌うパラパラバージョン。 ■勇者王誕生!-神話ヴァージョン-ユーロビートVer. 石原慎一が歌う『神話ヴァージョン』をユーロビート調にアレンジしたもの。 これはこれでいい曲なのだが、特撮作品で熱い歌を歌っていた石原氏が歌っているためか「普通に歌っているバージョンも聞きたかった」という声もある。 ■いでよ ガイアレオン 『トミカヒーロー レスキューファイアー』の挿入歌でガオガイガーとは一切関係ない。 だが、同じ遠藤正明氏が歌っているうえ、ガイアレオンのモチーフがライオン。 さらに歌詞に『ガ』や『ガガガ』が存在するため、良くネタにされる曲。 最後に監督より一言。 勇者なら歌ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 個人的に神話ヴァージョンは一番は集大成、二番は究極が好き。 -- 名無しさん (2013-07-14 00 33 01) 作曲者の田中公平氏本人が歌った試作品のデモテープはバリエーションのひとつに入らないのかな?(ちなみに、田中氏はボーカリストとしての訓練も受けた経験があるため歌は結構上手い) -- 名無しさん (2013-07-14 02 21 12) 田中さん、キングゲイナーの仮歌も歌ってたよな。歌手としても食っていけそう -- 名無しさん (2013-09-09 23 51 03) 一度、完璧絶叫を一人で歌おうとやってみたけど、無理でした… しかも喉が酷い事になった… 俺は勇者になれない… -- 名無しさん (2013-11-03 03 00 09) デモテープだとプロテクトシェードなんだよなwディバイディングドライバーもそうだが、無印一番の武装は全部武器じゃねぇのか -- 名無しさん (2013-11-03 07 02 14) ガガガガガガガイアレ~オ~ン♪ -- 名無しさん (2013-12-04 12 56 59) 集大成神話ヴァージョンを最初に聴いたときの衝撃が忘れられない… -- 名無しさん (2014-07-25 23 07 33) 監督も何気に歌上手いんだよな(笑) -- 名無しさん (2014-11-23 15 11 06) 最初は通常、集大成神話ヴァージョンは最後に聞いた方がいい気がする。 -- 名無しさん (2015-10-18 11 55 21) 「歌詞は普通に七五調なのに曲は違っててなんか歌いにくい」って誰かが言ってたな -- 名無しさん (2015-12-23 19 17 23) 5つ↑、確かに武器じゃないよな。ディバインディングドライバーは武器として代用出来なくは無いかもだけど基本的に闘技場を作る装備だし、プロテクトシェードは盾、スパロボでスターガオガイガーの追加武器として扱われているガトリングドライバーも実は武器じゃないからな(BXでようやく本来の使われ方になったが武器欄がヒジョーに寂しい事に・・・・・) -- 名無しさん (2016-05-09 07 21 06) ガで加速ってのがニコ動に有るけど、タグ通りに腹筋が光になるw -- 名無しさん (2016-10-28 09 21 07) いつかガガガ対ベターの御伽噺(ジョブナイル)ヴァージョンもいつか作られて欲しいなぁ。一番の装備シャウトはヘルアンドヘブンとか -- 名無しさん (2017-02-04 19 28 49) ↑そういえばヘルアンドヘブンはガオガイガーを代表する技だけど完璧絶叫ヴァージョンくらいでしかないのか。まあ、ヘル・アンド・ヘブンって叫びにくい気もするけど -- 名無しさん (2017-02-04 19 44 55) ちなみにヘルアンドヘブンは歌詞に無い。後ゴルディオンハンマーも(歌詞製作時点ではどんな武器か知らなかった事もあるが)実際は「鋼鉄粉砕」ではなく「物質昇華」 -- 名無しさん (2017-11-01 15 51 23) 楽譜を見るとシャープだらけ。都合七回も転調する。そのため大概ガガガッで音を外す -- 名無しさん (2018-02-01 09 50 04) 破界王編も加わるとガオガイゴーの歌詞も加わるんだよね、そして2番(通した仕様なら6番)はあるのか・・・ -- 名無しさん (2019-08-02 12 30 24) 2つ↑、ガオガイゴーがヘルアンドヘブンを担当するみたいだ -- 名無しさん (2019-08-02 12 31 08) 空間歪曲ディバイディングドライバー、鋼鉄粉砕ゴルディオンハンマー、剛腕爆砕ブロウクンファントム、神罰降臨ゴルディオンクラッシャー、超力結集ヘルアンドヘブンってところか。後はゴルデイオンダブルハンマーか -- 名無しさん (2019-08-15 11 40 47) 超全一体ゴルディオンアーマー……絶対この世にまだ存在してねぇ…… -- 名無しさん (2020-02-14 21 40 20) 1話のサブタイトルでもある -- 名無しさん (2020-02-22 22 06 15) 勇者なら歌えええッ!!!て監督なんだ・・・ -- 名無しさん (2020-09-06 01 25 42) ゴルディオンアーマーやファイナルガオガイガーをネタバレだろ!と思っていたが、二番の歌詞が全部ジェネシックとの最終決戦以降のネタバレとか想定してなかったわ…w -- 名無しさん (2021-02-03 21 46 31) スリージーズ2005って声優さん達なの!? -- 名無しさん (2021-10-24 19 45 33) 「ガ」で加速する勇者王誕生 って動画があるけど、最終的に曲が崩壊して腹筋が光になるw -- 名無しさん (2022-01-23 18 08 05) ↑3 Gフィンガー「解せぬ」 -- 名無しさん (2022-02-03 15 01 14) 七五調のおかげで「ギザギザハートの子守歌」や「にっぽん昔ばなし」と歌詞・メロディを入れ替えて、ある程度歌えちゃったりする -- 名無しさん (2023-06-10 15 27 46) ↑3今見てきたが、ほんとにガしかいってねえのがよくわかる、初っ端からどんどん音速で駆け抜けてったよ(褒め言葉)やっぱ凄えな勇者王() -- 名無しさん (2024-05-26 13 29 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yaginuma/pages/556.html
DM--3 伝説編 第2弾 伝説の超獣の追撃の発売の数ヵ月後に発売された大勇者「破壊の剛牙」を核とした構築済みデッキ。 核である大勇者「破壊の剛牙」が3枚入っているほか、無双恐皇ガラムタや大勇者「ふたつ牙」、恵みの戦斧(グローリー・アックス)などのスーパーレアも入っているので、なかなか豪華な構成と言えるだろう。 (そのほかにもベリーレアはインビンジブル・アビスが収録されている) デッキのコンセプトは、墓地肥やしをしつつ、大勇者「破壊の剛牙」に繋ぐ。 その後は恵みの戦斧(グローリー・アックス)から大量のマナブースト 墓地回収をし、2体目の大勇者「破壊の剛牙」で大量展開も可能。 最後は無双恐皇ガラムタでトリガーを封じつつ、大量のクリーチャーでフィニッシュ。 また、新規収録カードである、超神星ウォルフ・ライエも種族にビーストフォークを含むため、大勇者「破壊の剛牙」でリアニメイトして即座にフィニッシュも強引だが可能である。 大勇者「破壊の剛牙」からリアニメイトする選択肢としては無双恐皇ガラムタや大勇者「ふたつ牙」、恵みの戦斧、超神星ウォルフ・ライエなどがあがるだろう。しかし、恵みの戦斧(グローリー・アックス)は残念ながら1枚しか収録されていない。できれば数枚積みたいところだが、そこはDM--3 伝説編 第2弾 伝説の超獣の追撃を購入して当てるか、このデッキを複数買うしかないだろう。 デッキの改良点としては色数を増やすことや、さりげなく入っている回神パロロを思い切ってすべて抜くか、もう少し積んだほうがいいかもしれない。また、先ほどにも述べたように恵みの戦斧(グローリー・アックス)をさらに投入するとなかなかいいフィニッシャーになってくれる。 大勇者「破壊の剛牙」の他にも、DM--3 伝説編 第2弾 伝説の超獣の追撃収録カードが多数積まれている。 かなり早い再録となった。 新規収録カードは青錆の古鎧と超神星ウォルフ・ライエ。 どちらもこのデッキのために生まれた有能なカードと言えるだろう。 収録カード ■収録カード 枚数 ■自然文明 青錆の古鎧 3 幻緑の双月 2 青銅の鎧 4 青銅の刃脚 3 大地の弓矢(ガイア・アロー) 2 恵みの戦斧(グローリー・アックス) 1 大勇者「ふたつ牙」 2 大勇者「破壊の剛牙」 3 カラフル・ダンス 3 ナチュラル・トラップ 1 ■闇文明 盗掘人形モールス 1 解体人形ジェニー 3 プライマル・スクリーム 2 インビンシブル・アビス 1 デーモン・ハンド 2 ■闇/自然文明 腐敗無頼トリプルマウス 3 回神パロロ 2 無双恐皇ガラムタ 1 超神星ウォルフ・ライエ 1 参考 構築済みデッキ一覧
https://w.atwiki.jp/yukiyuna/pages/377.html
「家に帰ったら何しようか、東郷さん」 「やりたいことはいろいろあるけど、まずは勉強よ、友奈ちゃん。明日提出の宿題、まだ終わってないでしょ」 「あー、ばれてたか。もう少しなんだけど、わからないところがあってね。手伝ってくれる? 東郷さん」 「もちろんよ」 神世紀300年秋。授業が終わった友奈と東郷は二人で自宅への帰路についていた。 東郷は車椅子で生活しているので、登下校には福祉サービスの車を利用することが認められている。 だが、最近は友奈の慣れもあり、坂道を登る登校時はともかく、下校時は二人だけで帰ることが多くなっていた。 なにしろ二人は帰宅部。特にこれといってやることがないのだ。 そう、帰宅部。 昨年度末まで二人は勇者部という部に所属していた。 一年先輩の犬吠埼風が創設したその部は、勇ましい名前とは裏腹にいってみれば地元に密着したボランティア活動を主とした部活だった。 勇者部ですごした時間は充実していた。 しかし、その時間も風の突然の転校で幕を下ろした。 引越し間際、最後に風と会ったときのことを二人はよく覚えている。 突然の転校にを謝っていた。だけど、その時の風の表情をどう表現すればよいのか、二人は今でも図りかねていた 喜び、決意、戸惑い、不安。それらが綯い交ぜになったあの顔が忘れられなかった。 『勇者部のこと、ごめんね。二人には一年間、ううん、三年間無駄にさせちゃったかもね』 そんなことをいう風の顔は、なぜか少し嬉しさが混ざっていたように今では思える。 『そんなことありません。この一年間のこと、私は忘れません。来年も勇者部は存続させます』 『そうですよ、私も楽しかったです。お元気で。またどこかで会いましょう。風先輩』 東郷と友奈の言葉に笑顔で応えた風だったが、凄惨とも言える何かの決意を帯びた笑いだった。 東郷にはあの笑顔が、死地に赴く者のそれのように思えてならなかった。 一度だけ、友奈とこのことについて話そうとしたことがある。 でも、できなかった。話を向けようとしたときに、友奈にとめられたのだ。 『その話はやめよう、東郷さん。風先輩とは必ずまた会えるよ』 友奈にはいつもの笑顔がなく、東郷は友奈も自分と同じ思いであることを悟った。 新年度が始まり、二人は部の勧誘活動したのだが、新入部員は入らなかった。 讃州中学では部活動は部員が三人以上であることが原則であり、勇者部は廃部が決定した。 廃部が決定し、実は二人はほっとしていた。 風の最後の表情を思い出しながら、勇者部の活動を続けることに心のどこかで気まずさを感じていたのだ。 あの部活には何か思いもよらない秘密があったのかもしれない。そう思えた。 帰宅途中の二人は 八百屋の前を通りがかる。 買い物途中の主婦が集まって井戸端会議をしていた。 会話が聞こえてくる。どうやら、またどこかで山火事があったらしい。 ずいぶん広範囲に渡って起こった山火事は、あろうことか、神樹様の近くで起こったらしい。 思わず二人とも眉をひそめる。 今年の春から、こういった火災や事故などが頻発している。 神世紀300年、という区切りのよい年だからだろうか、末法思想、というのが初夏に流行した。 旧世紀に存在した宗教と関連付けられるそれは瞬く間に四国全土に広がり、そしてあっという間に沈静化した。 今ではそれを語る人はいない。書籍もない。ネット上でも情報が完全に消されていた。 興味がわいた東郷は調べようとしたが、友奈が全力で止めた。 怖いから、やめよう、東郷さん。怯えた友奈の表情は真剣そのもので、東郷は友奈に絶対やらないと誓ったのだ。 友奈と東郷が二人だけの時間を少しでも多く持とうとしているのは、この不穏な空気が原因かもしれなかった。 やがて友奈と東郷は自分達の家に着いた。 二人は家は隣同士。昔のつきあいではなく、中学に上がる時に東郷が引っ越してきたのだ。 二人だけではなく、両親同士も仲がよい。よいご近所づきあいだ。 だが、両家とも最近大人が家を空けることが多い。それだけが少し気がかりだ。 今日も家に誰もいない予定で、二人は東郷家で過ごそうとあらかじめ決めていた。 二人が門をくぐろうとしたちょうどそのとき、二人の端末から同時に警報が鳴った。 先ほど聞いた山火事のような事故が近くであったのだろうか。慌てて端末を取り出そうとする二人。 端末をほぼ同時に取り出す。最近新しくなったそれは親からプレゼントされた物だ。 御揃いのデザインの端末はやはり同時に警報を出していた。 端末の画面を見た二人は驚いた。 『樹海化警報』 液晶に大きく映ったそれは、二人には意味の分からない言葉だった。 どう操作しても警報は鳴り止まない。 周囲を見渡した二人は二度目の驚きに見舞われた。 総てのものが静止していた。 空を飛ぶ鳥も、風に舞う葉も、写真に写っているかのように動きを止めている。 愕然とした二人を更なる驚きが襲った。 海の向こう、神樹様の作り出した壁を越えて、虹色の何かが進入してきていた。 友奈は慌てながらも門の扉を閉め、東郷を連れて玄関を開け、中に入る。 この行動が正解なのかはわからない。だが、友奈の本能は『あれ』がよくないものだと告げていた。 「友奈ちゃん、なんなの、あれ、私、怖い」 「大丈夫。東郷さんは私が絶対守るから」 そういって友奈は東郷を抱え込むように抱きしめる。 東郷も友奈をすがりつくように抱きしめた。 強い決意の言葉とは裏腹に友奈の体は震えていた 怯える二人は同時に何者かの声を聞いた。 『目覚めなさい、勇者よ』 その声を東郷は以前何処かで聞いたことがあるような気がした。 家の中にいても感じる、全てを塗りつぶすような光が周囲全てを白色に変え、二人が気がついたときには世界は一変してた。 見慣れた風景も、何もかもが変わっていた。 極彩色に彩られた木の根のような何が這い回る世界。 根自体が発光しているからだろうか、周囲は明るかったが、空は黒一色で固められ、太陽も星もなかった。 友奈と東郷はこの日この時、自分達の日常が終わったことを知った。 <結城友奈は勇者であるハードモード 第一話 Aパート 完>
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3136.html
第三章-第二幕- 現れる敵 第三章-第一幕- 第三章-第三幕- 勇者軍の内輪揉めは膠着状態に陥りつつあったが、 それでも過激な攻防が繰り広げられていた。 (ただし、クロカゲとポメは除く) 「どうした! その程度か!?」 マリーの槍が凄まじい勢いでロバートを攻め立てる。 「手前ェ、こっちが本気じゃないと知っててわざと!」 「貴様が剣を持っていないのが悪い!」 「俺が使いたがらないのを知っていてその態度かよ!」 「それを慢心というのだ、悔いろ!」 「ぬぐぉッ!?」 マリーの槍がロバートの腕に突き刺さる。 派手に振り回されて、地面に叩きつけられた。 「カオスリキッドを使っていないだけありがたく思え!」 「こ……の……!」 反抗してはみるが、武器の質の差は歴然としている。 素直に敗北を認めるしかないところだった。 エナもウォルフ王子に押し切られつつあった。 どうしてもカウンターアタックに偏りがちなエナを、 ウォルフ王子は攻撃的な攻めで押し切りつつあった。 「ううッ!」 「ふむ、まあこんなものでしょう。 むしろよくそこまで凌ぎ切ったものです。 素直に、賞賛に値します……ね!」 どんッ! 「きゃうッ!?」 斧の柄で殴打され、大きく転倒するエナ。 「エリックさん、大丈夫ですか!?」 すぐさまエリックの援護へ向かうウォルフ王子、 ロバートを倒したマリーもそちらに向かう。 「えっ、二人ともやられてるッスか!?」 突然の事態にびっくりするレオナ。 「そこまでだ、レオナ!」 「エリックから離れるんだ!!」 ウォルフ王子と、マリーが出てきた。 更に、そこら辺から適当に、ポメを抱いたクロカゲも現れる。 エリックを数に含めなくても三対一、あまりにも不利だ。 「くっ、万事休す……ッスね!」 ナノマシンも打ち止めだ。まだ放射量のコントロールが 上手にいかないので、全部使い切ってしまった。 補充にはそれなりの時間がかかってしまう。 両手を挙げて武器を捨てるレオナだった。 「ギブアップするッス。だからド突かないで欲しいッス」 「勝負あったな」 一応の治療を受けたものの、ロバートは不機嫌顔、 エナに至っては泣きそうである。 それを懸命にレオナが宥めていた。 「まあなんだかんだ言っても信賞必罰とは言うし、 出来ればほとぼりが冷めるまでは、私としては ロブ達には謹慎していてもらいたいが、どうだろう?」 「…………それは、お前の本意か?」 「いいえ、全然?」 あっけらかんとした顔でウォルフ王子が答える。 「なら別にいいじゃねぇか」 「それでも一応世間体というものがありますからね。 出来る事なら世間が大人しくなる数十日だけでいいから、 やはり大人しくしておいてもらいたいところです」 「くだらねぇ」 唾を吐き捨てるロバート。行儀が悪い。 「ロブ、貴様!!」 マリーが詰め寄ろうとするが、そこまでだった。 ざんっ! 一同が座っている場所に大剣が叩き込まれる。 気配らしい気配はほぼ無かった。 にも関わらず、勇者軍一同は見事な回避を見せた。 「何だ、貴様は!」 ロバートが怒鳴るが、相手は答えない。 強い青の原色がやたらと目立つ鎧を着た騎士だった。 勇者軍一同には見覚えが無い相手だ。 「……答えんな。とにかく一時休戦でどうだろう、ロブ?」 「エリックのおっさんが言うんじゃ、しゃあねえ!」 見たことのない敵を相手に、 かつての追う者、追われる者が意思を一致させた。 <第三章-第三幕-へ続く>
https://w.atwiki.jp/lvagatter/pages/22.html
勇者について 職業のステータス ステータス 初期値 最大値 LV 1 99 体力 12 1188 攻撃力 10 990 防御力 12 1188 すばやさ 11 1089 回復力 12 1188 うんのよさ 11 1089 火属性 0 0 水属性 0 0 地属性 0 0 光属性 2 198 闇属性 0 0 転職に必要なステータス 影響力:100 いさましさ:100 すばらしさ:100 なだかさ:100 ゆるぎなさ:100 合計500点(ランク11) ===攻撃スキル=== スキル名称 硬直時間 攻撃補正 命中補正 会心補正 属性 体勢補正 コンボ補正 炎撃 01 44 1.4 1.4 1.2 火 無し 無し エクサスラッシュ 02 00 1.5 1.3 1.5 無 無し 無し 雷撃 01 30 1.3 1 1.3 光 無し 無し ===回復スキル=== スキル名称 硬直時間 効果補正 体勢補正 コンボ補正 効果 勇者スマイル 01 32 1.2 無し 無し 回復 瞑想 01 08 1 無し 無し 回復 修正前のスキル(~2016-02-14) +... ===攻撃スキル=== スキル名称 硬直時間 攻撃補正 命中補正 会心補正 属性 体勢補正 コンボ補正 炎撃 01 45 1.2 1 1.1 火 無し 無し エクサスラッシュ 02 00 1.5 1 1.5 無 無し 無し 雷撃 01 30 1.1 1 1.2 光 無し 無し ===回復スキル=== スキル名称 硬直時間 効果補正 体勢補正 コンボ補正 効果 勇者スマイル 01 35 1.2 無し 無し 回復 瞑想 01 20 1 無し 無し 回復 ===ログ一覧=== +... 炎撃 @You は剣を振り上げた! 斬撃の先に炎が吹き上がる!! エクサスラッシュ @You の攻撃! 「エクサスラッシュ!!」 雷撃 @You の斬撃に雷光がほとばしる! 勇者スマイル @You は勇者らしく微笑んだ! 瞑想 @You は瞑想した! ===取得可能なステータス=== +... あらっぽさ いさましさ おとこらしさ かいがいしさ かがやかしさ かしこさ かっこよさ きざっぽさ けだかさ こうごうしさ こころづよさ すがすがしさ すさまじさ すばらしさ そこはかとなさ たぐいなさ たくましさ たのもしさ ちからづよさ ちゅういぶかさ てごわさ とうとさ なさけぶかさ なだかさ はなばなしさ はらぐろさ はんぱなさ ほこらしさ まばゆさ やさしさ やんごとなさ ゆるぎなさ 影響力 持久力 集中力 新規項目の報告はコメント欄にお願いします。 99レベルまで推定314,478文字 ※ ネタバレ回避のため白い文字で書いています。反転させて見てください。 補足 必要ステータスが極めて高く、その全てを転職要件にまで引き上げることは非常に難しい。 そして、それに見合う高い性能を誇る。攻撃・守備・回復について最高峰の性能が発揮でき、また、硬直時間も比較的短いため、向かうところ敵無しといえよう。 しかしながら、れべるあがったーが現在の稼動を2015年5月10日に始め、同月24日にこの職業が登場してから、同年7月20日現在まで勇者はひとりとして出現していない。 公式@lvagatterからの7/20時点ソース …いなかったのだが、2015年7月27日、ついに勇者要件を満たしたプレイヤー「さんきちさん(@sankiti0630)」が登場し、理論上の存在だった勇者が手に届きうる範囲になった。※現在はアカウント名を変更しておられます。 推察の域ではあるが、修行場の実装によりステータスの取得および勇者要件の達成が可能になったのではないかと考えられる。 最終レベルまでの経験値は推定314,478文字。そんだけ稼ぐ連中どう考えても廃人の領域か。 そんな勇者も今や100人を超え、また勇者に並ぶ職業も大幅に追加された。 転職に必要なステータスを稼げる職業も大量に追加されたので、つぶやいていればそのうち転職できるようになるだろう。その点ではなりやすい職業の一つなのかもしれない。 スキルの上方修正も相まって、コンボ補正やバフがないことを差し引いても、Twitterで戦う分にはかなりの威力を発揮するであろう。 勇者に限ったことではないが、安定してクエストを周回したいなら、追加スキルも含めて装備の選び方が重要になってくる。 +廃人の領域 勇者要件は「影響力」「いさましさ」「すばらしさ」「なだかさ」「ゆるぎなさ」の100点以上取得。 それをステータス一覧などのデータを参考にすると 影響力…下級職だけでは70から80点程度、しかしランクの低い上級職を埋めれば100点は見込みあり いさましさ…下級職で50点程度見込める。船乗りでさらに取得して100点の見込みあり すばらしさ…魔法系の職業を中心に多く見られるため、おおよそ7種類ほどの職業をカンストさせれば100点の見込みあり なだかさ…取得難。下級職ではろくに点数がとれず、芸人が主力の稼ぎ。勇者要件取得難民(とでも呼ぼうか?)が苦戦するとしたら、なだかさかゆるぎなさ。 ゆるぎなさ…取得難。下級職をすべて埋めても見込みで60点、上級職では転職要件の厳しい賢者が取得しやすいものの、それ以外の船乗りや毒舌芸人では取れるとはいってもたいした数にならない。賢者完成がほぼ前提。 というように、まずは賢者の要件「すけべったらしさ:50」「すさまじさ:100」「そこはかとなさ:70」「たぐいなさ:100」「はんぱなさ:80」を目指すことになる。 その賢者要件も すけべったらしさ…無職や遊び人などでどうにか稼ぐ。割と厳しい。40後半で止まったら修行場も視野に。 すさまじさ…下級職中心に取れるが100点集めるのには苦労する。出やすい職業を狙ってカンストしまくるしかない。 そこはかとなさ…賢者案件では出やすいので省略。必要点数的にもカンストしまくれば勝手に貯まる。 たぐいなさ…魔法系の職業で取得しやすい。下級職でしっかり集めてから上級職の弓使いなどを狙おう。100点だが、獲得はまだ比較的そこそこな程度。 はんぱなさ…取得だけなら多数の職業でザックザック見つかっているため簡単。しかし、80点貯めるまでには時間がかかる。具体的には魔法使い、芸人、船乗り、忍者、弓使い、侍、毒舌芸人に報告があり、いずれも10点以上の期待値が見込め、うち魔法使いと弓使い、侍は取得点数も大きめに出るかもしれない。 と、賢者要件は勇者と比べたら取りやすい。とはいえ賢者要件取得難民も少なからずいるのだが…。 ここまでを概して言うと 勇者の取得には、賢者の取得が可能なくらいのやり込みが必要 と言い切れる。んでもって各職業…下級職ぜんぶと、上級職のうち船乗り、弓使い、毒舌芸人、吟遊詩人、ギャンブラー、忍者、侍、賢者を無事にカンストできたとしよう。 下級職をカンストさせるまでの経験値文字数は 240,976 文字 1722 上記のうち侍と賢者以外の上級職をカンストさせる場合、さらに 500,905 文字 3578 そこに侍と賢者がそれぞれ 143,995 文字 1029 254,326 文字 1817 合計すると 1,140,202 文字 8145 さて、「文字」の右についている青色の数字、何だと思いますか? これは~、その「文字数」を~、140で割った数なんです~。端数は切り上げてますから、つまり…えっと…。 …まあ、たかだか4桁、5桁のTweet数を「廃人」と呼ぶのはどうかと思う、でしょうが、もう一つ考えていただきたいと思います。 れべあがに勇者が実装されてから、3ヶ月未満でこれを達成した人間が、最低でも9人は居るということです。 追記 +勇者難民の皆様へ 勇者案件を達成するための方法一覧 レベルアップ編 以下の職業で、対応するステータスの取得が確認あり。詳細と更新はステータス一覧を元に。 獲得点数は一例で、各れべるあがったらーの運次第ではもっと得点できる場合も、逆にほとんど取れない場合も。 いさましさ(100):下級職一部、武道家(30点)、船乗り(30点) すばらしさ(100):下級職一部、魔法使い、踊り子(35点)、力士(15点) なだかさ(100):下級職一部、芸人(10点)、侍(50点)、力士(30点) ゆるぎなさ(100):下級職一部、船乗り(15点)、毒舌芸人(20点)、力士or兵士(15点)、黒騎士(20点) 影響力(100):下級職一部、魔法使い、商人(30点)、踊り子(20点)、芸人(5点) 修行編 全ステータス数は現在158種類と推定。単純に考えて0.6パーセントの獲得率で、なおかつ獲得点数は2ないし4点。 言うまでもないとは思うが、メダルの消費速度をよくよく考えてから実行していただきたい。あと合計20点欲しい、というときに修行に賭けるのは無謀かもしれないから。 とくに現在メダルをある程度保持していなければ、ふくびきやギルドをはじめとする今後のイベントの参加に乗り遅れてしまう可能性がある。つまり更なるレベルアップ等のステータス獲得チャンスをふいにしているかもしれない。 コメント これ解禁してない職業もカンストしてないとなれないのかな - 名無しさん 2015-07-03 09 47 26 参考までに吟遊詩人まで☆99埋した際の一例を掲載しておきます。 t.co/wyZJJr3y07 - 名無しさん 2015-07-05 10 04 08 勇者経験値を暫定で30万文字以上と表記。実際は32xxxxくらいなのかな・・・? - 名無しさん 2015-08-08 12 51 06 7/27勇者出現! - てんつん。 2015-07-27 23 47 14 最終レベルまでの必要経験値は314,478文字でした。 - 名無しさん 2015-08-17 13 23 51 3ヵ月で8000ツイートは何もおかしくないと思うんですけどねえ…… - 名無しさん 2015-08-28 10 17 47 全部140文字使い切って8000ツイートだからね…一言ツイートだったらそれこそ10万ツイート必要になる可能性もある - セリス 2015-09-16 22 21 22 公式がお知らせに書いていたとはいえ、他人のユーザー名を勝手にwikiに載せるのってどうなんだ。 - 名無しさん 2016-04-07 00 50 06 名前
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3058.html
第二十六章-第二幕- 対地対空同時包囲網 第二十六章-第一幕- 第二十六章-第三幕- 既にFSノア49の戦力によって完全制圧された ヴェール・シティを、敵の手から 人類の手に奪還するための戦いの最中、 勇者軍主力部隊はシエル、ジークらと無事に合流。 更に駆けつけようとする増援を待ちつつ、敵増援に対処中であった。 エリミノイドに加えて、謎の小型浮遊円盤が登場してきた。 機銃以外のまともな武器はほとんど持ち合わせていないようだが、 数で攻めてくる分だけ、非常に性質が悪い。 対して、有効な対空迎撃手段を持つ者は、人数の割に限られている。 空中を飛行出来るジルベルト、セシリア、フローベールの三名。 そして射撃を得意とするルシアぐらいのものである。 「ちょっとごめん、円盤の相手するから、下は頼むわ!」 ルシアが一言告げてから、対空攻撃に回る。 「了解! 俺等も一応加わってみるとするかね!」 一応弓を使えるコンラッドに、魔法に長けたリゼルも加わり、 対空攻撃要員が二名ほど増えた。ありがたい話だ。 他、ユイナ姫、ライナス、シルヴィア、ジーク、シエル、 ソニア、リュミエルは全て対地要員になる。 「むー!」 必死に円盤に食らいつくジルベルトだが、剣撃も砲撃も ほとんど回避されてしまう。大振り過ぎてまるで命中しない。 人間とは違うので砲撃がかすめた程度では 受け流されてしまうという点では、相性が悪かった。 地上はこのままでも問題ないだろうが、空中では 自分一人が足手纏いな事にジルベルトは困っていた。 そもそもが立て続けての連戦で、ただでさえ消耗の激しい 絶壁砲剣『矛盾』を着用し続けて砲撃を乱射しているので、 ジルベルトの体力も魔力も底を尽きかけていた。 「封神封魔流、速の秘剣――精霊包囲弾!」 広範囲に結界を展開。その中で精霊が暴れ回る。 その範囲内の敵は一掃したが、ジルベルトの魔力が尽きた。 「うー……」 呻きながら何とか不時着するジルベルト。 そこに多数のエリミノイドが襲いかかる。 ジルベルトはもたもたと回避機動を取ろうとした。 ちゅどむ! ちゅどむ! (誰!?) ジルベルトの左右から銃弾が飛ぶ。エリミノイドを撃破した。 その左右からはテディ、ヴァジェスの二名が登場した。 後ろを見れば、狙撃砲『アイズ・オブ・バーバリアン』を 久々に構えているドルカスが、引き続き狙いを付けている。 相変わらずの驚異的な予測射撃性能である。 「待たせたな、隊長! 任せろ!」 「勇者軍に手を出したのが間違いだったな……思い知るがいい!」 テディとヴァジェスはそれぞれにエリミノイドを蹴り倒す。 ヴァジェスは一足飛びにドラグーンからワイバーンへ、元に戻り、 そのままドルカスと一緒に浮遊円盤への攻撃を再開する。 「隊長、大丈夫か!?」 テディが聖杯ライブチャージャーの力を展開する。 ライブチャージャーには、力の源を生物から吸収し、 それをまた生物に還元する力がある。いわばエネルギータンクだ。 (ありがとなのー) たちまちジルベルトに活力が戻り、向かない空中の高速機動戦は諦め、 地上のエリミノイドの殲滅に力を注ぎ始めた。 自分の適材適所というものが分かると、ジルベルトだけでなく、 勇者軍全体が滅法強かった。あっという間に敵の数が減っていく。 だが、それでも後から後から浮遊円盤が湧いて出る。 どうやら、エリミノイドは弾頭ハッチから出るため数は少ないが、 浮遊円盤は直接生産ベースらしき場所より送り込まれているようだ。 やや遠くから明らかに毛色の違う建物があり、そこから発進している。 「こういう大規模建築物の破砕は俺の出番だ!」 ヴァジェスはワイバーン形態のまま、全力を出す。 「レーザーブレス!」 きゅごぉぉぉぉぉぉん!! ヴァジェスのブレスで、たちまち生産ベースの一基が撃滅された。 立て続けにジルベルトやドルカスなど、建造物の破砕が 得意な人員が、残りの生産ベースに向かって突っ込み、 あっという間に建物もろとも破壊していく。 「あとは残りカスだ! 踏ん張れ!」 その間も増え続ける敵に対して、テディが叱咤する。 「おおーッ!」 士気は更に上がり、すぐに戦闘は終了した。 一機残らずズタズタに破壊されたメカの群れの中で、 勇者軍は勝ち鬨をあげた。 明らかに静かになったのを察知すれば、市民達も 様子を見に出てきて、都市を奪還したのを理解するだろう。 これ以上ここに長居する理由も無かったが、 出来ればバスクがこの周辺にいるかどうかの確認だけはしたかった。 「ねえ、シルヴィア。あなたの手持ちの機材で生命探査出来るでしょ? 悪いけど、バスクを探さないといけないの。運が良かったら この市街地の地下水路のどっかに引っ掛かってる可能性もあるし」 「はいはい、もう見つけてますよー」 「……え?」 予想外にも程があるシルヴィアの返答に、 シエルは心の底から困り果ててしまった。 「……見つけてるって……あるの? 生命反応?」 「ええ、シェルターの中にたくさん、いっぱいです」 「……そりゃそっか」 よくよく考えたら生きている人間はバスクだけではないのだ。 これは特定の一人を見つけるのには、骨が折れそうだった。 「……うむ? シルヴィア。一人、近付いてきていないか?」 「え?」 今度はシルヴィアが驚く番だった。 生命反応のうちの一つが、まっすぐこっちへと向かってくる。 「バスクなのか?」 「……とは限りませんが……」 ついさっきの、今である。敵である可能性は否定出来ない。 あらゆる可能性に対処すべく、勇者軍は一切警戒を解かず、 その生命反応の一つが、自軍に真っ直ぐ向かってくるのを、 ただただ待ち受けるしかなかったのであった―― <第二十六章-第三幕-へ続く>