約 3,140,702 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40266.html
登録日:2018/08/26 (Sun) 22 33 24 更新日:2024/03/19 Tue 08 56 56 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ×死なない ○死ねない ネタバレ項目 ハイリスク バージョンアップ 人身御供 勇者であるシリーズ 勇者システム 呪的回路 大赦 戦闘システム 散華 樹海化警報 満開 積み重ね 結城友奈は勇者である 自己犠牲(強制) 樹 海 化 警 報 Forestize Warning バーテックスが壁を通過しました。人類保護のため出動してください。 勇者システムとは、『結城友奈は勇者である』を含む『勇者であるシリーズ』における戦闘システムのことである。 概要 神世紀の四国を守護する神樹を祀っている組織である大赦が開発した対バーテックス用呪術的 科学的戦闘システム。 適応する少女にのみ使用可能。 神樹の力を利用しており、その絶大な力で少女をバーテックスに対抗する唯一無二の「兵器」とする。 基本的にはスマートフォンに専用のアプリをインストールしておき、有事の際は神樹に選ばれた少女が画面をタップすることで勇者システムが起動。 本人に適した形態の特殊戦闘服で身を包み、バーテックスと正面きっての戦闘をする事が可能になる。 しかし精神が不安定だと霊的回路が形成できず変身できない。 適応者は選ぶものの、勇者になれる資質を持つものならば他の勇者のために作られたシステムの流用も可能。 ただし相性があるほか、他人のシステムを流用したものだと満開の継続時間の短縮など悪影響が出るとされる。 スマートフォン 初期の友奈達は自身が持っていたスマホに専用アプリNARUKOをインストールし使用していた。 勇者の章では大赦が用意した特別製の物を使用。 普段から使えるSNSとしてのNARUKOや、樹海内のナビゲーションシステム、バーテックス出現情報アラームなど、様々な機能を秘めた専用アプリ「NARUKO」がインストールされている。 勇者システム起動もスマホにインストールされたアプリを介して行うなど、勇者としての活動に必要不可欠なものである。 結城友奈の章5話ですべてのバーテックスを倒した時は回収され通常のスマホと交換。NARUKOも使用不能になっていた。 精霊 勇者のしもべ。武器の制御やバーテックスからの攻撃の防御を担当している。 神世紀298年、『鷲尾須美の章』後半から実装された。 一匹一匹が異なる能力を秘めており、追加により武器が増えたり、また攻撃に火を纏わせるなどの特殊能力が身に付くこともある。 実体化して現実世界に現れることができるが、極力そうしないようにされている(*1)。 また彼等の力を利用することで致命傷となり得る攻撃を自動で防ぐ「精霊バリア」が実装。 これにより防御性能が大幅に上昇、バーテックスの猛攻を受けても通常であれば大した影響も残さず、また日常生活の中であっても勇者に危険が迫った時にはオートで実体化し、自殺も防ぐ。 後述する満開を行うと、使役できる精霊が増え戦闘力がプラスされる。 封印の儀 『鷲尾須美の章』における最終決戦の記録から、バーテックスの内部に存在する急所にして核「御魂」が発見されたことで追加された機能。 勇者システムによりようやく戦えるバーテックスだが、ただ殴るだけでは基本的には倒せない。 この封印の儀を行い、バーテックス内にある御魂を引きずり出し、それを叩く必要がある。 本来であれば長い詠唱が必要となるが、勇者は気合で詠唱破棄が出来るらしい。 しかし、バーテックスも動きこそ止まるが御魂だけになったあとも無数のダミーで幻惑するなど抵抗してくる上、ミタマを分離しておける時間には限りがある。 更に封印可能なのは一回きりで、ここでミスると世界滅亡というシビアなものである。 満開 勇者の切り札。 攻撃を受ける・敵を撃破するなど、勇者としての経験値を積むことで満開ゲージが点灯。 5つの花びらの数全てが溜まることで発動が可能になる(*2)。 勇者装束の意匠が変化、圧倒的な力と超強力な兵装を得る。 以下はその例。 結城友奈 パンチ力を強化する身の丈を超えるサイズの腕型の強化外骨格が追加。小惑星サイズのミタマをも砕くほどの力を発揮する。 東郷美森 多数の砲塔を備えた艦のような移動砲台を呼び出し、火力だけでなく搭乗によって機動力が向上。ある程度の空中戦や大気圏外まで飛び出しての活動が可能に。また単独で突撃・自爆させることで安全に特攻できる。 犬吠埼風 身体能力(*3)が大きく底上げされる。大剣も強化され更なるサイズアップが可能に。 犬吠埼樹 ワイヤー射出装置が巨大化し背中に装着。ワイヤーの最大射出本数・強度が上昇し、大気圏外から落ちてくる勇者を編み上げたネットで受け止めるほどに。結果的に攻撃バリエーションや汎用性も強化されている。 三好夏凜 阿修羅を思わせる四本腕の大型アームにサイズアップした刀を装備。攻撃速度や機動力が大幅に強化され、また雨のように刀を降り注がせることも可能に。 乃木園子 大型の船が出現し(*4)、増加した槍のパーツがその船のオールとして機能。一本一本が独立可動し近寄って来るバーテックスを寄せ付けず、さらにその刃でのオールレンジ攻撃も可能。最大火力としてバリアを発生させての突撃という切り札を備えている。 いずれも封印の儀なしでミタマや大型バーテックスを撃破可能なほどの火力を発揮可能。 ただし満開や精霊バリアなどの機能には神樹の力を大きく消費するため、同時に戦える勇者の数は5、6人が限界とされている。 とはいえその力はまさに神威の顕現とまで言われる。しかし… 散華 そんな…。それじゃ、あの子たちはまるで… 『生け贄』じゃないですか!! 満開になった花がいずれ散るように、満開を使うたびに身体機能の一部を失うという強烈なバックファイアが存在する。 厳密には神樹が力を与える代わりに本人にとって大切なもの、感覚や手足、記憶などを奪うという形になる(*5)。つまり勇者は神に捧ぐ供物でもある。 勇者システムとの適合性などで継続時間が変動するらしく、他者のシステムを受け継いでいた夏凛は満開継続時間が短いため、通常より満開を繰り返さねばならず、短い間に重篤な反動を負う事になってしまった。 園子が悲惨な事になっていたのは、20回もの満開を繰り返した影響である。 勇者達が散華によって喪失した体機能 友奈:味覚(6話)、両足(12話)、ほぼ全ての体機能(12話エピローグ) 東郷(須美):両足、勇者として過ごした数年間の記憶(わすゆ6話)、左耳の聴力(6話) 風:左目の視力(6話) 樹:発声機能(6話) 夏凛:右足、右腕、両目の視力、両耳の聴力(11話) 園子:心臓の機能、右目の視力、左腕(わすゆ6話)、左目の視力、聴力、発声機能、記憶以外の機能(8話) 当然、日常生活に多大な支障をきたす事になり、散華を繰り返すと最終的にはある勇者のように植物人間状態(*6)になる。 また、精霊達が増加するのも、戦闘時に欠損した身体機能を補う意味合いが大きく、自殺すら防ぐ強固なセーフティも相まって勇者は死ねない。故に一生『戦い続けることを強いられる』過酷な呪いになっている(*7)。 「力を手に入れてから徐々に理性を制御できなくなる」 「力の源と一体化することで超人に なってしまう 」 「元来制御するのが難しい力を無理矢理制御しようとした結果、暴走する」 など、強大な力にはそれに則するリスクが伴うのは以前から様々な媒体が描いてきた。 だがこの場合、開発者サイドが危険性を知悉していながら一切通知しないというのが大きな問題とされている。 もっとも、通知したらしたで志願者が間違いなくいなくなるし、誰もやらないなら世界滅亡は確定事項になるのでおそらくは苦渋の決断なのであろう。 事実として本編でも満開抜きでは一部のバーテックスへの勝利は厳しく(*8)、躊躇っていた場合間違いなく神樹に接触=世界崩壊になっていただろう事態もちらほら見受けられる。 また、大赦側も勇者に選ばれるような貴重で尊い人材を戦いで犠牲にしていく事に心を痛めた結果であるという向きもある。 ただ、その隠蔽体質のせいで結城友奈の章後半では風の大赦襲撃未遂と東郷の壁破壊という「勇者の暴走」を招き、 最強の抑止力として当て込んでいた園子にも「ふざけないでよ」と反抗された事で、大赦は徐々にその隠蔽体質を改善していくこととなる。 『勇者の章』においての勇者システム 『結城友奈の章』最終話での決戦の後、勇者システムは全て回収され、更なるアップデートが施された。 前のバージョンと比べ大きく異なるのは満開ゲージが最初から最大まで貯まっている事と、散華が無くなっている事。 かつての物と同じく満開が可能だが、満開ゲージを全て消費することが条件となっており、変身解除後も消費したゲージは回復しない。 また精霊バリアによる防御には満開ゲージを消費するため、一度でも防御システムを使用すると満開は不可能になる。 満開ゲージを全て使うという事は精霊バリアも無くなるという事なので、1期に比べ弱体化…というよりは扱いが難しくなっている(*9)。 ただ、満開ゲージを全て使い切っても精霊は消えず、日常の小間使い程度ならこなしてくれる。 またこの新満開ゲージは精霊バリアだけでなく攻撃にも転用する事が可能になっており、風はこれを利用して得物を超が付く巨大な大剣へと強化していた。 ビジュアルファンブック内にて書き下ろされたエピソード「その後の園子」ではこのバージョンアップに関しての補完が入っており、 園子曰く「勇者は弱くなるけど、このアップデートで勇者は量産化される」予定だった模様。 後の「防人システム」の伏線になっている。 『乃木若葉は勇者である』における勇者システム 友奈達の時代より300年前、西暦時代に大社(*10)が神樹の力を元に開発した対バーテックス用の戦闘装束。 スマートフォンで変身、常人を遥かに上回る力を持った姿になる、樹海化を知らせるといった基本的なシステムはこの頃には既に存在していたが、武器は別個に存在しているため常に常備しておく必要がある。 しかも初期型故に戦闘力は低く、星屑なら散らせるが、進化体には苦戦するレベル。 そのため、最後の切り札として身に精霊を宿らせて爆発的な戦闘力を発揮する機能が搭載されているが、精霊との融合は心身共に疲弊が激しく、精神的にも不安定となってしまい、この事が後にある少女の悲劇に繋がった。 加え極一部の超強力な精霊を除けば十二星座型一歩手前の進化体には精霊を宿してなお攻撃が通らないこともあり、当時の勇者の戦いは非常に厳しいものだった。 なお、この切り札に関しては当初から大社によって「非常に危険だから不用意に使うな」と釘を刺されていた。 また、当時は万が一勇者がその力を間違えた方向に使おうとした際には神樹の意思で強制的に変身解除させることも可能だったが、ある事情により後に廃止された。 『白鳥歌野は勇者である』における勇者システム 上記の「のわゆ」とは同じ時系列だが別の地域…諏訪で孤軍奮闘していた勇者のシステムは一言で言えばアナログなものであった。 勇者アプリはそもそも存在せず、有事の際は諏訪大社に祀られている勇者装束に直接着替えて変身する。 土地神の加護が宿っているとはいえ、西暦組の勇者システムに比べると攻・防ともに貧弱と言わざるを得ず、精霊の加護もない。 『鷲尾須美は勇者である』における勇者システム 鷲尾須美(東郷美森)、乃木園子、三ノ輪銀が使っていた2年前のシステム。 戦闘力は西暦に比べ大幅に強化されており、回復能力を向上させる能力もあるものの、十二星座型相手ではまだまだ分が悪く、生傷の絶えない戦いを強いられていた(*11)。また西暦時代のシステムから一部機能がオミットされており、満開システムも未実装。 封印の儀もできず、御魂の破壊が出来ない為完成体の十二星座型に対しては撤退させるのが精一杯。 物語終盤に起きた一人の少女の悲劇を鑑みてシステムを大幅に改良。樹海化警報とバーテックスレーダーの再実装に武器の高性能化、そして精霊バリアと切り札である満開を搭載した、「結城友奈の章」時代のシステムへとアップデートされた。 しかし2年後と比べるとまだ未調整な部分が見受けられ、「封印の儀ができない」為完全に殲滅するには満開前提、にもかかわらず「満開時間が非常に短い(*12)」為、短時間での乱発を余儀なくされる(*13)。 当然散華も実装されており、この事を知らされず満開を使ってしまった須美と園子は… これが、2年後の結城友奈の章へと繋がっていくこととなる。 『楠芽吹は勇者である』における防人システム 「勇者の章」の前日談に当たる時系列…ゴールドタワーに集められた32人の元勇者候補生たちが変身する「量産型勇者」とも呼べる存在、それが防人である。 「戦衣」と呼ばれる耐熱性に優れた装束と遠近両用の銃剣、あるいは十字型の大楯を基本装備とする。 「壁の外」を調査するために作られたシステムで勇者以上の耐熱性を誇るが、戦闘力は西暦の勇者システムレベルで、安全に戦えるのはせいぜい星屑止まり。当然精霊の加護もない。 よって、綿密な連携を前提とした集団戦が防人の基本戦術となる。 余談 『花結いのきらめき』の日常パートでは、勇者たちが嫉妬や怒りをあらわにした時や恐怖心に駆られた時に瞳のハイライトが消えるシーンが多々あるが、 それを上記のデメリットに引っ掛けて「目が散華した」とファンから言われる。 追記・修正は何回も満開を行った後でお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これといい、どこぞの白いセールスマンといい、最近の戦う少女達は意図して隠されたハイリスクを背負って戦わないといけないっていう過酷なパターンが多いってイメージが強い。それとも自分が知らないだけで昔から? -- 名無しさん (2018-08-26 23 22 00) ちょっと他作品と絡めた例えが多すぎない?しつこすぎる気がするんだけど… -- 名無しさん (2018-08-26 23 25 31) のわゆの切り札も厄介だったな。切り札使うと疲れる、使い過ぎると体がボロボロになる(身体の欠損はない)精神汚染もある。満開とどっちがマシだろう? -- 名無しさん (2018-08-26 23 38 24) 一番上↑。ただ園子が言ってるように黙ってたのは大赦なりの優しさであったようなので、白いセールスマンよりマシっちゃマシ。試行錯誤重ねて勇者を犠牲にしないようにした結果だからね。それでも勇者側にとっちゃ許せるかどうかは別だが。 -- 名無しさん (2018-08-27 00 36 58) 一番↑&↑たださやかちゃんみたいに自業自得(≒自己責任)の結末になる白い奴の契約に対して、ゆゆゆのは本人に何の落ち度もないのに自己犠牲を強制されるから。冷静になって二つを見返すと、大赦の方が性質が悪いと思うんだよね。 -- 名無しさん (2018-08-27 01 04 38) なんだかんだで例えとして挙げられてるやつはそれなりに克服してたりするから救いがあるけどこれは…? -- 名無しさん (2018-08-27 08 48 47) ↑3 乃木若林時代の大社は切り札はあまり使うなと警告してくれたな。 それ以外はアレだけど。 -- 名無しさん (2018-08-27 09 06 13) 間違った乃木若葉だった。 -- 名無しさん (2018-08-27 09 08 20) 若葉時代の大社はまだ良心的だったからね…余所の地域に支所があったからかもしれないけど -- 名無しさん (2018-08-27 12 48 44) 大社から大赦になるまでの間、隠蔽体質みたいなものが根付いてしまったんだろうね。 -- 名無しさん (2018-08-27 12 58 11) ↑2 その分のわゆ時代は一般人のモラルが最低だったから…極限状態だったからと言ってタマっち先輩や杏への仕打ちは許されない。 -- 名無しさん (2018-08-27 14 00 49) ↑300年後と違って勇者とバーテックスの存在が知られていて、かつ世界が四国と長野と沖縄と北海道の一部除いて完全に死滅していたのもありそう… -- 名無しさん (2018-08-27 14 05 54) 例の白い悪徳業者に勝るとも劣らない残酷さを感じる -- 名無しさん (2018-08-27 15 48 53) 一応時間が経てば返してくれるとはいえそれまでにバーテックス全滅しないといけないという罠 -- 名無しさん (2018-08-27 15 56 11) のわゆの精霊憑依は最後の手段とはいえかなりの危険も伴うんだよね…高嶋の友奈ちゃんが瀕死になったのもそのせいだし… -- 名無しさん (2018-08-27 18 30 01) 乃木若葉、鷲尾須美の時のも併記してくれ -- 名無しさん (2018-08-28 17 25 00) ↑覚えてる範囲だけで待機しましたが大丈夫でしたか? -- 名無しさん (2018-08-29 15 43 25) リスクに比べてメリットが低いような気がする。 -- 名無しさん (2018-08-29 19 55 52) 爆発力はいいんだけど継戦時間が短スギィ!! -- 名無しさん (2018-08-30 22 34 43) 細かいバリアフリー描写が散華の伏線だったなんてなぁ -- 名無しさん (2018-11-20 12 29 21) そういや歌野はゆゆゆいで戦闘シーンの前に服脱ぎだそうとしてたな。ここではそんなことしなくていいよって言われてたけど、本当この時代にあの装備があれば… -- 名無しさん (2019-06-07 13 20 44) 勇者である系の記事も増えてきたし、記事名は「勇者システム(勇者であるシリーズ)」に変えたほうが良くないかな? -- 名無しさん (2020-06-05 13 49 21) 覚悟完了した大人ならまだしも、代償を知らせずに小中学生の女の子を一生飼いならす形で戦わせるシステムってえげつないこと極まりないなオイ。 -- 名無しさん (2020-06-05 16 19 57) と言っても代替え手段はついに見つからなかった訳で。バーテックスて要する天使だから人間がノーリスクで戦えるハズがないし。神樹はそもそも善意で人間に協力してくれてるだけで、神樹に責任を求めるのは筋違い。文句有るなら人間だけで戦えと。 -- 名無しさん (2022-04-06 21 32 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/3638.html
再び活動を始めた新生鷹の爪。 最終兵器、神(略)を早くも起動したり、一部の参加者を改造したりと今回はかなり攻めの構え。 さらに一体はアビシオンに倒されたが、未だに99のソダイ軍が東京を闊歩しているのだ。 そんなソダイの小隊が、やつらと出くわした。 「ママ~、ママ~、ママ~」 「だから離れろと……」 「「人は見かけで判断してはいけません!」」 「そうだぞダニども!」 「マッスルマッスルマッスル~」 (こえぇ……) そう、恐怖同盟である。こんななりだが、純対主催である。 ソダイ小隊の目的は、レオナルドが算出した対主催達の上位を捕獲するための素材集めだった。 レオナルド風に言えば、ランクCの捕獲といえる。 「そこの君たち、我々は新生鷹の爪団の者だ。君たちのその熱意、是非協力してもらいたい」 名目はあくまで協力。その気にさせて、本部で改造を施すつもりである。 「新生鷹の爪団ですよ園長先生!」 「彼らも見かけで判断しないんですね!素晴らしい」 (やばい顔で)喜ぶキル夫と園長先生。 「……待つのじゃ」 しかし、母なる竜がそれを止め、ソダイ小隊を睨む。 「生憎であったな。ワラワは朋友ニアラの様子を眺めておった。そしてその相手もの。 そなたらの以前の放送でその者らが呼ばれていたが、ワラワには主催に抗う存在にしかみえなかったが? 操られているのは……いや、この星の支配を企んでいるのはそなたらではないのかえ?」 「くっ!この女……!かまわん!力ずくでこいつらを捕獲するんだ!」 (数が多い……このままでは少しきついのぉ……) 母なる竜に正体を見破られ、ソダイ小隊が一斉に機関銃を構えた。 ただの機関銃ではない。レオナルド特製の80㎜弾速射タイプである。 ものの一秒で、相手は蜂の巣どころか木っ端微塵だ。 「撃てぇ!」 「ちと痛いが、しかたないの。因「危ないママ!」!?」 ソダイ機関掃射と同時にゴアが飛び出した。 その次の瞬間、ここにいる者全員が目を疑った。 「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!!!」 なんと、機関銃の弾全てをゴアがそのまま反射させたのだ。 タキシードがぼろ布と化しても、その筋肉が弾を一切寄せ付けない。 「ば、馬鹿な!なんだこのキモい男は!スーパースキャン! 【超人ゴア@真女神転生SJ】【状態】超人、物理、銃攻撃完全反射……はぁ!?」 ソダイ乗組員はスキャンしたゴアのデータに絶句した。こいつ人間じゃねえ! 「くそ、ならば液体窒素弾を食らえ化け物が!」 機関銃が効かないため、攻撃方法を切り替えようとするソダイ小隊。 しかし、再び恐ろしいものを目の当たりにする羽目となった。 「あぶない、ゴア殿!」 覆面マントの変態…否、勇者が果敢に前へと飛び出した。 次の瞬間にはその全身が凍り付いた……かにみえた。 「そーれ、マッスル!マッスル!」 だがどうしたことか、パンツは砕けちっても肉体と覆面が砕け散らない。 それもそのはず。彼はこれでも勇者。 全裸に鉄の斧装備でも、雷氷風とあらゆる補助呪文をその肉体だけで弾くのだ。 炎熱にさえ強ければ、その耐性はメタルキングに匹敵する。流石伝説の勇者だ。 「うわああああああ!くるな、くるなあああああ!」 「「そーれ、マッスル!マッスル!」」 ほぼ全裸になった筋肉親父二人が銃弾や冷気弾を弾きつつ妙な踊りで急接近してくる…… そんな半端ない恐怖を体験したソダイ小隊は全員髪の毛が全て抜け落ち、ショック死した。 【ソダイ小隊@カオスロワ】全滅確認 「……そなたら、本当に人間か?」 「私はただの踊り子です」 「しかしキル夫くん……これは一大事です。はやく皆さんに新生鷹の爪団の本性を知ってもらわねば?」 「そうですね。逆に呼ばれていた方の保護も必要ですよ!」 「「「「何故だ、何故誰も話を聞こうとさえしてくれない!?」」」」 (……誰か鏡みてくれんかの) 新生鷹の爪団の正体を知った恐怖同盟。 しかし彼らの話を聞く者は誰も現れないのだった。 【四日目0時/新惑星・東京都】 【勇者オルテガ@ドラクエ3(FC版)】 【状態】健康、名前以外記憶喪失、ハッスルダンスとマッスルダンスを習得 【装備】灰色の覆面マント、肌色の斧、勇者の肉体 【道具】基本支給品一式、不明支給品 【思考】1 母なる竜についていく 2 新生鷹の爪団の正体を知らない者に教える 【超人ゴア@真女神転生SJ】 【状態】超人、物理、銃攻撃完全反射、風攻撃弱点、ほぼ全裸 【装備】天帝の剣、ピースメーカー、デモニカスーツ@真女神転生SJ 【道具】支給品一式 【思考】基本:人類とこの世界の未来を守る? 0:新生鷹の爪団の正体を知らない者に教える。 1:新しいママについていく 2:主催者を倒すために仲間を集める 【園長先生@クレヨンしんちゃん】 【状態】健康 【装備】リボルバー銃 【道具】支給品一式 【思考】基本 主催者を倒すために仲間を集める。困っている人がいたら助ける。 0:新生鷹の爪団の正体を知らない者に教える 1 園児達を守る 2 人間は外見じゃないんだってば…… 【キル夫@2ch】 【状態】健康、トエエエエエエエエエエエエイ 【装備】鉈 【道具】支給品一式 【思考】基本 主催者を倒すために仲間を集める。困っている人がいたら助ける。 0:新生鷹の爪団の正体を知らない者に教える 1 やる夫とやらない夫の仇を討つ 2 外見で人を判断するのはよくありませんよね 【母なる竜『ND』@セブンスドラゴン】 【状態】健康、頭痛、人型 【装備】首輪 【道具】支給品一式 【思考】 基本:ロワが終わるまでは人間を守る側につく 1 この子どもたち(ゴア、園長、キル夫、オルテガ)を放っておけない 2 首輪を外す 3 新生鷹の爪団に身の程をしらせる 【DR@魔人探偵脳噛ネウロ】ゴアとオルテガのマッスルダンスにたえきれずひっそり死亡
https://w.atwiki.jp/yukiyuna/pages/389.html
概要 掲載・連載 あらすじ 概要 神世紀300年、秋。 結城友奈たち讃州中学勇者部が「あたり」として勇者に 選ばれたあと、選ばれなかった四国各地の勇者候補生たちは、 大赦によりゴールドタワーに集められていた。 そこで彼女達に、新しいお役目が言い渡されるのだった。 著者 朱白あおい 「アルスラーン戦記」、「結城友奈は勇者である」各話脚本、「乃木若葉は勇者である」 原案・シリーズ構成 タカヒロ(みなとそふと) 「結城友奈は勇者である」、「アカメが斬る!」
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3058.html
第二十六章-第二幕- 対地対空同時包囲網 第二十六章-第一幕- 第二十六章-第三幕- 既にFSノア49の戦力によって完全制圧された ヴェール・シティを、敵の手から 人類の手に奪還するための戦いの最中、 勇者軍主力部隊はシエル、ジークらと無事に合流。 更に駆けつけようとする増援を待ちつつ、敵増援に対処中であった。 エリミノイドに加えて、謎の小型浮遊円盤が登場してきた。 機銃以外のまともな武器はほとんど持ち合わせていないようだが、 数で攻めてくる分だけ、非常に性質が悪い。 対して、有効な対空迎撃手段を持つ者は、人数の割に限られている。 空中を飛行出来るジルベルト、セシリア、フローベールの三名。 そして射撃を得意とするルシアぐらいのものである。 「ちょっとごめん、円盤の相手するから、下は頼むわ!」 ルシアが一言告げてから、対空攻撃に回る。 「了解! 俺等も一応加わってみるとするかね!」 一応弓を使えるコンラッドに、魔法に長けたリゼルも加わり、 対空攻撃要員が二名ほど増えた。ありがたい話だ。 他、ユイナ姫、ライナス、シルヴィア、ジーク、シエル、 ソニア、リュミエルは全て対地要員になる。 「むー!」 必死に円盤に食らいつくジルベルトだが、剣撃も砲撃も ほとんど回避されてしまう。大振り過ぎてまるで命中しない。 人間とは違うので砲撃がかすめた程度では 受け流されてしまうという点では、相性が悪かった。 地上はこのままでも問題ないだろうが、空中では 自分一人が足手纏いな事にジルベルトは困っていた。 そもそもが立て続けての連戦で、ただでさえ消耗の激しい 絶壁砲剣『矛盾』を着用し続けて砲撃を乱射しているので、 ジルベルトの体力も魔力も底を尽きかけていた。 「封神封魔流、速の秘剣――精霊包囲弾!」 広範囲に結界を展開。その中で精霊が暴れ回る。 その範囲内の敵は一掃したが、ジルベルトの魔力が尽きた。 「うー……」 呻きながら何とか不時着するジルベルト。 そこに多数のエリミノイドが襲いかかる。 ジルベルトはもたもたと回避機動を取ろうとした。 ちゅどむ! ちゅどむ! (誰!?) ジルベルトの左右から銃弾が飛ぶ。エリミノイドを撃破した。 その左右からはテディ、ヴァジェスの二名が登場した。 後ろを見れば、狙撃砲『アイズ・オブ・バーバリアン』を 久々に構えているドルカスが、引き続き狙いを付けている。 相変わらずの驚異的な予測射撃性能である。 「待たせたな、隊長! 任せろ!」 「勇者軍に手を出したのが間違いだったな……思い知るがいい!」 テディとヴァジェスはそれぞれにエリミノイドを蹴り倒す。 ヴァジェスは一足飛びにドラグーンからワイバーンへ、元に戻り、 そのままドルカスと一緒に浮遊円盤への攻撃を再開する。 「隊長、大丈夫か!?」 テディが聖杯ライブチャージャーの力を展開する。 ライブチャージャーには、力の源を生物から吸収し、 それをまた生物に還元する力がある。いわばエネルギータンクだ。 (ありがとなのー) たちまちジルベルトに活力が戻り、向かない空中の高速機動戦は諦め、 地上のエリミノイドの殲滅に力を注ぎ始めた。 自分の適材適所というものが分かると、ジルベルトだけでなく、 勇者軍全体が滅法強かった。あっという間に敵の数が減っていく。 だが、それでも後から後から浮遊円盤が湧いて出る。 どうやら、エリミノイドは弾頭ハッチから出るため数は少ないが、 浮遊円盤は直接生産ベースらしき場所より送り込まれているようだ。 やや遠くから明らかに毛色の違う建物があり、そこから発進している。 「こういう大規模建築物の破砕は俺の出番だ!」 ヴァジェスはワイバーン形態のまま、全力を出す。 「レーザーブレス!」 きゅごぉぉぉぉぉぉん!! ヴァジェスのブレスで、たちまち生産ベースの一基が撃滅された。 立て続けにジルベルトやドルカスなど、建造物の破砕が 得意な人員が、残りの生産ベースに向かって突っ込み、 あっという間に建物もろとも破壊していく。 「あとは残りカスだ! 踏ん張れ!」 その間も増え続ける敵に対して、テディが叱咤する。 「おおーッ!」 士気は更に上がり、すぐに戦闘は終了した。 一機残らずズタズタに破壊されたメカの群れの中で、 勇者軍は勝ち鬨をあげた。 明らかに静かになったのを察知すれば、市民達も 様子を見に出てきて、都市を奪還したのを理解するだろう。 これ以上ここに長居する理由も無かったが、 出来ればバスクがこの周辺にいるかどうかの確認だけはしたかった。 「ねえ、シルヴィア。あなたの手持ちの機材で生命探査出来るでしょ? 悪いけど、バスクを探さないといけないの。運が良かったら この市街地の地下水路のどっかに引っ掛かってる可能性もあるし」 「はいはい、もう見つけてますよー」 「……え?」 予想外にも程があるシルヴィアの返答に、 シエルは心の底から困り果ててしまった。 「……見つけてるって……あるの? 生命反応?」 「ええ、シェルターの中にたくさん、いっぱいです」 「……そりゃそっか」 よくよく考えたら生きている人間はバスクだけではないのだ。 これは特定の一人を見つけるのには、骨が折れそうだった。 「……うむ? シルヴィア。一人、近付いてきていないか?」 「え?」 今度はシルヴィアが驚く番だった。 生命反応のうちの一つが、まっすぐこっちへと向かってくる。 「バスクなのか?」 「……とは限りませんが……」 ついさっきの、今である。敵である可能性は否定出来ない。 あらゆる可能性に対処すべく、勇者軍は一切警戒を解かず、 その生命反応の一つが、自軍に真っ直ぐ向かってくるのを、 ただただ待ち受けるしかなかったのであった―― <第二十六章-第三幕-へ続く>
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3204.html
第二十二章-第二幕- イグジスターの本領発揮 第二十二章-第一幕- 第二十二章-第三幕- 前回の戦いから一日経過し、次の作戦である マスターハード搭載人工衛星打ち上げ作戦が開始されていた。 そんな中、イグジスターの大軍がまたもスペースポートに迫る。 しかし、その中には見たことも無いような 巨大イグジスターの影があった。 「あれは何だ?」 ようく見れば、竜族のようにも見える。 「あれが、イグジスターなのかよ?」 ロバートが訝るが、今は作戦中である。 ウォルフ王子は構わず、攻撃命令をかけた。 「戦闘機、爆撃機! それぞれ巨大イグジスターと 通常イグジスターへの攻撃を仕掛けなさい!」 「はっ!」 ズダダダダダダダダ! ぼごん!ぼごん!ぼごぉぉぉん! ミサイルや機銃の凄まじい轟音が響き、 イグジスターをかなり一方的に攻撃していくが、 肝心の巨大イグジスターにはあまり通じていなかった。 「ミズチ、なのですか?」 ウォルフ王子が言っているのは水竜ミズチ族の事である。 リヴァイアサンのように蛇竜のような形状ではないが、 同じ竜族に分類される。多少生態の違う竜族だ。 だが腑に落ちないのは、あれだけの巨大な生物…… 全長十メートル級の生命体を バスケットボールよりやや大きい程度の原型イグジスターが、 包み込み、丸呑み出来るのか、という疑問であった。 おそらくは無理なのだろうし、からくりがあるのだろう。 そう思っていると、意外な事にすぐ疑問が解けた。 竜のイグジスターが、無駄が多いとでも思ったのか人型化、 即ちドラグーン形態化したのである。 「そういう事ですか……」 すなわち、元のミズチは、ドラグーン化したところを 不運にも丸呑みされてしまったのだろう、という結論が出た。 そうでなければ通常の原型イグジスターとの差異が大きすぎる。 ドラグーンのイグジスターがゆっくり近寄ってきて足を止めると、 他のイグジスターもそれに従うように動きを止めた。 その異常な光景に、管制塔も思わずエリミノイドに 一時停止命令を出してしまっていた。 「……お主等が勇者軍のメンバーとやらか」 「何のつもりだ? てか誰だ!」 「私は全てのイグジスターを束ねる、 イグジスター五滅将が一人。ミズチ・イグジスター。 類稀なる幸運のもと、初の竜族を丸呑みした個体だと思え」 「つまり棚ボタだけで出世した成り上がりかよ」 剣を突きつけるロバート。 それに対して、ミズチ・イグジスターは斧を構えた。 「どうせなら最大の障害の顔でも見ておこうかと思ってな。 だが、まあいずれは全ての生態系は滅びを迎える。 そのための開会宣言のようなものだと思っておけ」 「ほざけ!」 ロバートがタングステンソードで斬りかかるが、 ミズチ・イグジスターは冷静に受け止め、 鍔迫り合いで強引に押し込んでくる。パワーは敵の方が上だ。 「ちいッ!」 「竜族のパワーだ。甘く見るとそうなる」 「ほざけ! 誰が正攻法でやるっつったよ! エナ!」 「はい! 援護を……!」 エナはソーサーを飛ばし、周囲の通常イグジスターを牽制しつつ、 ロバートを援護にかかった。 それを合図として他のイグジスターやエリミノイドも 再度動き出し、再び大規模戦闘が始まっている。 「ぬうううう!」 力強く攻撃を打ち込んで来るミズチ・イグジスターに対して 防戦一方のままのロバートだったが、いつまでもやられてはいない。 「これでも食らいやがれ!」 ロバートはいきなり銃を抜き、インファイトからの 強引な射撃を猛連発する。 「ぬぬっ!?」 剣だけで不充分なら銃でも対応する。これが彼の強みであった。 こうまで接近されては大技も使えない以上、 やむを得ない所業ではあるが。 だが最大火力がミズチ・イグジスター一人に費やされ、 エリミノイドによる防衛線も限界がある。 そもそもがシャトル防衛任務である以上、 どれだけ強気で守っても、シャトルを破壊されたら終わりである。 向こうはイグジスター五滅将という通り、こんな厄介者が五人もいて、 しかも大規模なイグジスターの集団を多数率いているという辺り、 余力もあるだろう事に対し、こちらはこれが絶対防衛線である。 まさしく、絶体絶命の危機、と呼ぶに相応しい状況となってしまった。 「一人で足りないなら、私の力を……!」 馬に乗って突撃してきたのはウォルフ王子である。 かくなる上は、このミズチ・イグジスターを一刻も早く片付けたい。 それが勇者軍一同の偽らざる心境であったのだ。 流石に三対一では素直に受けきるにも限界がある。 ミズチ・イグジスターは大きく距離を取ったが、 ここぞ好機とばかりにロバート達は追撃を一斉にかける。 「魔法で一斉に攻撃をかけろ!」 ロバートの指示に従い、エナとウォルフは 単純なパワーだけでは迎撃しにくい魔法攻撃に切り替える。 「ぬうう!」 ミズチ・イグジスターは防御に徹するが、次第に不利を悟る。 「多少無駄が多いが、今はこれもやむを得んのか!」 ミズチ・イグジスターは斧を放り投げて牽制し、 すぐに再びドラグーンから水竜形態へと変身し直した。 こちらの方が本来の竜族のスペックと言えるからだろう。 「ドラグーンのうちに勝負を着けようとしたが……!」 ウォルフ王子が対応に苦慮するも、 何とか対抗する策を頭の中で組む。 何にしても、勇者軍及び直衛兵の不利だけは確かなのだが、 そう簡単に諦めてよいような作戦ではなく、 今度こそ彼等には、絶対死守が求められていた。 シャトルの燃料注入完了までには、 まだそれなりの時間が残っている―― <第二十二章-第三幕- へ続く>
https://w.atwiki.jp/marowiki001/pages/744.html
目次 【時事】ニュースまおゆう魔王勇者 Archenemy and Hero RSSまおゆう魔王勇者 Archenemy and Hero 口コミまおゆう魔王勇者 Archenemy and Hero 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース まおゆう魔王勇者 “勇者”キャラといえば? 3位「魔王城でおやすみ」勇者アカツキ…現在放送中のアニメ主人公2人が同率トップに!(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『まおゆう』『ジャヒー様』など勇者・魔王アニメが一挙配信! - 電撃オンライン 潜伏している村を出る決断をした元勇者に難題が…… 人間の女の子になれることを喜ぶ魔王の娘マンガの暗黒騎士が親バカ感 (2020年11月30日) - エキサイトニュース アニメ『まおゆう魔王勇者』より、魔王のコスプレ特集! グラマラスなボディが再現された魔王の姿をお届け - アニメイトタイムズ 破天荒な美少女ヒロインに、苦労を背負いつつも奮闘する主人公!『まおゆう』ほか人気アニメ無料配信中♪ - PlayStation.com 魔王と勇者が手をつなぐ!? 『まおゆう魔王勇者』など、4作品が配信開始!全て無料で最終回まで視聴OK!! - PlayStation.com コンプエース「まおゆう」完結記念でtoi8ら寄稿、新連載に「幼女戦記」など - コミックナタリー 魔王がカワイイ女性だったら!?アニメ「 まおゆう魔王勇者 」 - あにぶ 「まおゆう魔王勇者」作者、3000万円脱税か 国税局が告発 - ハフィントンポスト ラノベ『まおゆう』作家、脱税騒動を謝罪 | RBB TODAY - RBB Today 「まおゆう」「ログ・ホライズン」の橙乃ままれさん、脱税の疑いで告発 - ITmedia チェンクロV:『まおゆう魔王勇者』とコラボ決定! “女騎士”がもれなくプレゼント - 週刊アスキー - ASCII.jp 「わグルま!」アニメ「まおゆう魔王勇者」とのコラボレーションがスタート!「魔王」の衣装を着たリリムも登場|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer 『まおゆう魔王勇者』の声優陣が総出演した朗読劇のBlu-ray&DVDが、2014年1月15日に発売決定 - ファミ通.com 『チェンクロ』×『まおゆう』コラボイベントのクエストはこう挑め! | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通.com 【チェンクロ攻略】まおゆう魔王勇者コラボフェス開催!イベントガチャで運命を廻そう! - AppBank 「チェインクロニクル」,“まおゆう魔王勇者”とのコラボで出演する福山 潤さんと小清水 亜美さんのインタビュームービーが公開 - 4Gamer.net 『チェインクロニクル』×「まおゆう魔王勇者」コラボに登場する小清水亜美さんと福山潤さんのインタビュームービー公開 - iNSIDE アニメ『まおゆう魔王勇者』 Blu-ray&DVD第6巻のパッケージ画像、初回限定版の特典情報が公開! - ファミ通.com 【プレゼントコーナー】アニメ「まおゆう」の完全設定資料集を1名様にプレゼント - AV Watch 「まおゆう魔王勇者完全設定資料集」アニメの設定を網羅 3月29日発売 - アニメ!アニメ!Anime Anime 戸松遥独占インタビュー!アニメ『まおゆう魔王勇者』の人間宣言について語る【プレゼントあり】 - ファミ通.com 『まおゆう魔王勇者』朗読劇の追加キャストが発表、Blu-ray第1巻特典の一部を大公開 - ファミ通.com ログ・ホライズン:「まおゆう」に続き橙乃作品アニメ化 NHKで今秋放送 - まんたんウェブ アニメ質問状:「まおゆう魔王勇者」 キャラやデザインのリアリティーを追求 - まんたんウェブ テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』放送直前イベント“駄肉祭”イベントオフィシャルリポート - ファミ通.com ポニーキャニオン、アニメ放映に先駆けソーシャルゲーム『まおゆう魔王勇者』提供開始 - iNSIDE GREE向けゲーム「まおゆう魔王勇者」のサービスが本日スタート - 4Gamer.net 「アニメストア」最新情報 全世界累計発行部数3300万部を超える人気原作アニメ 「剣風伝奇 ベルセルク」を1月4日より配信開始 - PR TIMES テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』の魅力を小清水亜美、福山潤、沢城みゆきが語る - ファミ通.com テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』の放送日が決定、ソーシャルゲームの詳細も判明 - ファミ通.com テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』のキャラクタービジュアルやキャストなど、追加情報を公開 - ファミ通.com まおゆう魔王勇者:テレビアニメ制作スタッフ発表 魔王役は小清水亜美、勇者役に福山潤 - まんたんウェブ 「まおゆう魔王勇者」放送開始は2013年1月より 12月に声優が出演イベントも開催 - アニメ!アニメ!Anime Anime 小清水亜美・福山潤らが登壇“『まおゆう魔王勇者』制作記者会見”で新情報が続々 - ファミ通.com テレビアニメ「まおゆう魔王勇者」 制作にアームス、スタッフやPV公開 - アニメ!アニメ!Anime Anime 『まおゆう魔王勇者』、アニメキービジュアル&キャラクター設定画を紹介 - マイナビニュース テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』キービジュアル&キャラクター線画を公開 - ファミ通.com 『まおゆう魔王勇者』のTVアニメ化が決定! 6/30にはドラマCD付小説が登場 - マイナビニュース 『まおゆう魔王勇者』テレビアニメ化決定! - ファミ通.com ネットで100万人が読んだ超人気シリーズ完結作を遂に電子化!! 『まおゆう魔王勇者 5あの丘の向こうに』本日配信 コミカライズ2作品も同時配信! キャッシュバックも実施! - PR TIMES 豪華声優陣で送る!! 『まおゆう魔王勇者 エピソード1 楡の国の女魔法使い』の予告動画とキャストコメントを発表 - ファミ通.com ラノベ質問状:「まおゆう魔王勇者」 創作のストレスを執筆で発散 掲示板生まれの話題作 - まんたんウェブ Archenemy and Hero gnewプラグインエラー「Archenemy and Hero」は見つからないか、接続エラーです。 RSS まおゆう魔王勇者 “勇者”キャラといえば? 3位「魔王城でおやすみ」勇者アカツキ…現在放送中のアニメ主人公2人が同率トップに!(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『まおゆう』『ジャヒー様』など勇者・魔王アニメが一挙配信! - 電撃オンライン 潜伏している村を出る決断をした元勇者に難題が…… 人間の女の子になれることを喜ぶ魔王の娘マンガの暗黒騎士が親バカ感 (2020年11月30日) - エキサイトニュース アニメ『まおゆう魔王勇者』より、魔王のコスプレ特集! グラマラスなボディが再現された魔王の姿をお届け - アニメイトタイムズ 破天荒な美少女ヒロインに、苦労を背負いつつも奮闘する主人公!『まおゆう』ほか人気アニメ無料配信中♪ - PlayStation.com 魔王と勇者が手をつなぐ!? 『まおゆう魔王勇者』など、4作品が配信開始!全て無料で最終回まで視聴OK!! - PlayStation.com コンプエース「まおゆう」完結記念でtoi8ら寄稿、新連載に「幼女戦記」など - コミックナタリー 魔王がカワイイ女性だったら!?アニメ「 まおゆう魔王勇者 」 - あにぶ 「まおゆう魔王勇者」作者、3000万円脱税か 国税局が告発 - ハフィントンポスト ラノベ『まおゆう』作家、脱税騒動を謝罪 | RBB TODAY - RBB Today 「まおゆう」「ログ・ホライズン」の橙乃ままれさん、脱税の疑いで告発 - ITmedia チェンクロV:『まおゆう魔王勇者』とコラボ決定! “女騎士”がもれなくプレゼント - 週刊アスキー - ASCII.jp 「わグルま!」アニメ「まおゆう魔王勇者」とのコラボレーションがスタート!「魔王」の衣装を着たリリムも登場|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer 『まおゆう魔王勇者』の声優陣が総出演した朗読劇のBlu-ray&DVDが、2014年1月15日に発売決定 - ファミ通.com 『チェンクロ』×『まおゆう』コラボイベントのクエストはこう挑め! | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通.com 【チェンクロ攻略】まおゆう魔王勇者コラボフェス開催!イベントガチャで運命を廻そう! - AppBank 「チェインクロニクル」,“まおゆう魔王勇者”とのコラボで出演する福山 潤さんと小清水 亜美さんのインタビュームービーが公開 - 4Gamer.net 『チェインクロニクル』×「まおゆう魔王勇者」コラボに登場する小清水亜美さんと福山潤さんのインタビュームービー公開 - iNSIDE アニメ『まおゆう魔王勇者』 Blu-ray&DVD第6巻のパッケージ画像、初回限定版の特典情報が公開! - ファミ通.com 【プレゼントコーナー】アニメ「まおゆう」の完全設定資料集を1名様にプレゼント - AV Watch 「まおゆう魔王勇者完全設定資料集」アニメの設定を網羅 3月29日発売 - アニメ!アニメ!Anime Anime 戸松遥独占インタビュー!アニメ『まおゆう魔王勇者』の人間宣言について語る【プレゼントあり】 - ファミ通.com 『まおゆう魔王勇者』朗読劇の追加キャストが発表、Blu-ray第1巻特典の一部を大公開 - ファミ通.com ログ・ホライズン:「まおゆう」に続き橙乃作品アニメ化 NHKで今秋放送 - まんたんウェブ アニメ質問状:「まおゆう魔王勇者」 キャラやデザインのリアリティーを追求 - まんたんウェブ テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』放送直前イベント“駄肉祭”イベントオフィシャルリポート - ファミ通.com ポニーキャニオン、アニメ放映に先駆けソーシャルゲーム『まおゆう魔王勇者』提供開始 - iNSIDE GREE向けゲーム「まおゆう魔王勇者」のサービスが本日スタート - 4Gamer.net 「アニメストア」最新情報 全世界累計発行部数3300万部を超える人気原作アニメ 「剣風伝奇 ベルセルク」を1月4日より配信開始 - PR TIMES テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』の魅力を小清水亜美、福山潤、沢城みゆきが語る - ファミ通.com テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』の放送日が決定、ソーシャルゲームの詳細も判明 - ファミ通.com テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』のキャラクタービジュアルやキャストなど、追加情報を公開 - ファミ通.com まおゆう魔王勇者:テレビアニメ制作スタッフ発表 魔王役は小清水亜美、勇者役に福山潤 - まんたんウェブ 「まおゆう魔王勇者」放送開始は2013年1月より 12月に声優が出演イベントも開催 - アニメ!アニメ!Anime Anime 小清水亜美・福山潤らが登壇“『まおゆう魔王勇者』制作記者会見”で新情報が続々 - ファミ通.com テレビアニメ「まおゆう魔王勇者」 制作にアームス、スタッフやPV公開 - アニメ!アニメ!Anime Anime 『まおゆう魔王勇者』、アニメキービジュアル&キャラクター設定画を紹介 - マイナビニュース テレビアニメ『まおゆう魔王勇者』キービジュアル&キャラクター線画を公開 - ファミ通.com 『まおゆう魔王勇者』のTVアニメ化が決定! 6/30にはドラマCD付小説が登場 - マイナビニュース 『まおゆう魔王勇者』テレビアニメ化決定! - ファミ通.com ネットで100万人が読んだ超人気シリーズ完結作を遂に電子化!! 『まおゆう魔王勇者 5あの丘の向こうに』本日配信 コミカライズ2作品も同時配信! キャッシュバックも実施! - PR TIMES 豪華声優陣で送る!! 『まおゆう魔王勇者 エピソード1 楡の国の女魔法使い』の予告動画とキャストコメントを発表 - ファミ通.com ラノベ質問状:「まおゆう魔王勇者」 創作のストレスを執筆で発散 掲示板生まれの話題作 - まんたんウェブ Archenemy and Hero #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 口コミ まおゆう魔王勇者 #bf Archenemy and Hero #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Wikipedia ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/橙乃ままれ ★★★★ 作者 参考/水玉螢之丞 ★★★ イラスト 参考/oi8 ★★★ 参考/アームス ★★★ アニメ制作 参考/テレビ神奈川 ★★★ 放送局 参考/ニコニコ動画 ★★ 配信 タグ 作品 最終更新日時 2013-01-12 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/kikipedia/pages/687.html
妖界でつくられている料理。 スネコスリー10分間クッキングで紹介された。 2010年7月22日、twitter上にKARASU氏によってレシピが書き込まれた。 放送内容 スネコスリー10分間クッキングのお時間です 本日のめぬーはスのものです。メモの御用意を。 材料はスネコスリ、若布、護摩、麺つゆか醤油、酢です。 1、若布を水で戻します。 2、スネコスリを一口大に切ります。 3、麺つゆと酢を混ぜます。酸っぱさが勝つくらいがいいと思います。 4、スネコスリを若布を混ぜて器に盛り、その上から麺つゆと酢を混ぜたものをかけます。 5、護摩を振りかけてできあがり。 ノシノシ この番組は「スネ食会」、「スネコスリを味わう会」、釜暗幕府、大味広元、密偵一同、京都大喰役、餅人王、赤松原の童子女、富士山大好き家基都の会、北条丑三時他ご覧の提供でお送りしました。 スネ喰い
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/227.html
二つ名:白衣の勇者 名前:ブラン 詳細: とある大きな学園の保険医をしている教師。白衣と白い髪と優しいほほえみは人気がある反面「なんか黒幕っぽい」と変な噂も立ったりするのが悩みの種。 本名 ブラン 一人称 私 二人称 貴方 身長 180ぐらい 体重 少し軽そう その他 美人、女顔、下まつげ。 【能力】 治癒魔法 簡単な怪我だったらすぐに治すことができる程度の治癒魔法。頑張ればある程度までの怪我なら治せるらしい。 白衣の勇者が使う治癒魔法は、人体の理解→傷の度合いの理解→修復のプロセスを追うので大怪我になればなるほど自身の知識と理解、集中力が必要になる。 基本的には治せるものは怪我のみ。病気などは治せないらしい。 ただし、病気の原因を『傷』とみなして魔法を使うプロセスを無理やり書き換えればなんとかならないこともないらしいがリスクが大きいためやろうとしない。 薬品調合 魔法などは関係なくただ薬品を調合する知識。 風邪薬から毒薬まで材料さえあればなんでも調合する。 元々は薬を作るために身につけた知識。調合を失敗して劇物を作るのを繰り返した結果毒の方の知識も豊富になった。 こういうことやってるから黒幕扱いされるんだと思うんですよ。弁明はあるでしょうか? 【戦闘】 基本的に自分が戦闘するのは好まないので支援に徹することが多い。 どうしても自身が戦わなければならないときは決してその白衣を血で汚さない「白衣の勇者」。 (非力なので)接近戦は好まず、遠距離からの投擲攻撃、または相手を毒殺させるなどの手段を好む。 投擲には手術用のメスを用いることが多く、その表面には自身が調合した毒が塗ってある。 使用する毒の度合いは状況によってまちまち。ただ逃げるだけなら死には至らないが体を痺れさせる神経毒、倒すつもりならもっと強い毒…など。 また、投擲の腕があるとは言っていないので当たらなければ……… 【人物】 常に微笑みを絶やさない長身の男性。 優しくて丁寧な言葉遣いで、誰に接するときも相手を尊重している。 保健室にはほぼ住み込み状態。しっかりしていそうでたまに雑なので、保健室のカーテンで区切られた白衣の勇者の居住区域(学園側には無断)は整理されているものの、物、物、物で混沌としている。朝に保健室に顔を出すと寝癖がついていると一部の生徒たちの間で話題に。 普通に体調が悪かったり怪我などをしたときはもちろん、仮病などで保健室に来ても少し休ませてから優しく授業に戻るよう諭す上になんならお茶や菓子も出してくれる。ティーセットはもちろん私物。 そんな人柄で人気は高い一方、学校に住み込んでいる、私物を沢山持ち込んでいる、怪しい薬を調合している、いつもニコニコしているなどの理由から何が学内で事件が起こるたびに犯人や黒幕に名前が上がる。本人はだいたい関係ないことが多いので苦笑い。しかし全く関係ないとは言わない。 自身が勇者に選ばれたのは間違いだと思っているので、勇者云々について聞かれると謙遜したような物言いをする。 基本的に学園から離れたがらず、あまり積極的に勇者として魔王を倒しに行くぞ!とは意気込んだりはしない。しかし頼まれたら重い腰をあげる。一人は心細いので誰か一緒に来てください。 使う魔法と調合の関係上、人体と薬物についてとても詳しい。
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/2838.html
第十章-第四幕- 贖罪 第十章-第三幕- 第十章-第五幕- 勇者軍主力部隊は未だ戦闘中の外を放置し、 巣の中へと足を踏み入れる段階へ入ろうとしていた。 各々の救援に感謝しながら―― ごがぁぁぁぁぁぁぁぁん!! しかし、足を踏み入れようとした矢先、巣自体が大きく破壊された。 女王体が活発に活動を開始したのである。 巣の破片が飛び散り、いくらかの破片が 巣の土台の下へと落ちていく。 「うおおおッ!?」 もろに破片の直撃を受けたコンラッドが 大きくよろけるが、すぐに持ち直す。 「……っと、何だってんだ!」 いくらか不機嫌に破片を蹴飛ばすコンラッド。 しかし、目前にいた女王体の大きさに愕然とする。 成体と比較しても一回り以上巨大だった。 それが羽ばたき、空を飛んでいるのだ。 即座にリゼルは端末の解析機能で全長と重量を推測する。 「全長百二十メートル、八百トンクラス……!?」 しかもこんな巨大な生物が多脚の他に、羽根で飛行するというのだ。 まさに化け物という他無い異形である。 また、シルエットはどこか曲線的であり、滑らかさを感じさせた。 顔も十字口はともかくにしても、 禍々しさは成体よりもむしろ下回る。 しかしこれだけの巨体が飛行するのはそれだけで凶悪ではあった。 素早いとはいえ、あくまで陸上移動しか出来ない メカ・スプレッダーにあれほどの苦戦を強いられた事から、 空戦能力に致命的に欠ける勇者軍にとって、 大きな障害となるであろうことは想像に難くないのである。 ましてや素早く動かれる事においては 何をか云わんや、というべきか。 「スプレッダー女王体……!!」 ソニアが恐れを抱いて、呟いた。 あれだけの高所となると、気力でカバーするのも難しい。 高所恐怖症のソニアにはどだい、無理な話である。 「レイリア、叩き落とせ!!」 エイリアが素早く指示を出す。 「どこまで通じるか分からないけど、やってみるね!」 先程も使っていたビーム砲を持ち出したレイリア。 しかし、スプレッダーの女王体は意にも介さない。 「照準合わせ……照射!!」 じゅばっ! ビームが射出され、直撃するが、スプレッダー女王体は あまりダメージを受けていない様子であった。 が、痛いのは痛いらしく、癇に障った様子で、スプレッダー女王体は 初めて勇者軍主力部隊の方向を見るに至った。 今までは全体の戦況を見渡して 超音波で指揮を執っていたのだろう。 今になって致命的な距離まで 接近されたことに気付いたようだった。 怒り出し、尾殻の部分から酸を噴射し始めた。 「ひゃッ!?」 大慌てで勇者軍主力部隊全員が、 特にメイベルなど真っ先に退避する。 よほど、先程スカーレット・アーマーを 溶解させられたのがこたえたらしい。 その場に置いてこざるを得なかった ビーム砲は即座に溶解させられる。 「ひぇえ、危なかったー!」 もちろんビーム砲の間近にいたレイリアが一番怖い思いをした。 「くっ、どうする!?」 ライナスも手が届かない距離だ。直接攻撃出来る人員は限られた。 「せめて羽根……片方さえ破壊出来れば落ちてくるのに!」 リゼルも解析機とにらめっこを続けている。 「俺のマグマロックストライクも届きはしないか……」 テディの遠距離攻撃も通用しなさそうであった。 いきなり策が尽きかけていた。スプレッダー女王体は第二撃が 来ないのを見て、無視して指揮を続けるようであった。 しかし―― 「そんな事で諦めてる場合じゃないでしょう!?」 声がした。そちらの方を振り返ると、ドルカスが来ていた。 必死にスプレッダーの群れをかいくぐって来たのだろう、 ズタボロになっている。 「ドルカス! どうしてこんな所に来た!?」 テディが叱責する。怪我を見るに見かねたのだろう。 「スプレッダーがもたらす技術を 認めないのが惑星アースの総意なら、 私は商売に関わる人間として、それに対して必ず 贖罪する義務を負っているわ。だから来たのよ!」 すると、ドルカスは不自然に長い銃弾が 搭載されている狙撃砲を取り出した。 人間が持つには極端にバランスが悪い。 しかも砲弾は砲身からはみ出ている。 その上、砲弾自体に取っ手が付いているという不可解な代物だった。 「さあ、取っ手を掴むのよ!」 「何だ、これ?」 と、テディ。 「支援兵器のデリバリーランチャーよ。フックに腕を固定してから 人を運ぶ為に射出する狙撃砲。 通常は避難用とかに使う予定の新商品ね。 砲弾には通常パラシュートを付けて軟着陸させるんだけど、 勇者軍なら大丈夫だろうし、固定も不要でしょ? これであなた達を奴等の所へ運んであげる。羽根を折りなさい!」 「分かった! 任せる!」 と、テディが真っ先にフックを掴んだ。 「あ、待って! この狙撃砲はバランスが悪いから 誰か一人か二人ぐらい残って欲しいわ。お願い!」 「じゃああたしが残る!」 「私も!!」 狙撃自慢のレイリアと、高所恐怖症のソニアが立候補した。 (行ってきます!) ジルベルトとテディが第一陣として デリバリーランチャーの砲弾を掴む。 「行ってらっしゃい、ジルベルト君、テディ!!」 ソニアの声と共に、第一射。見事に着弾し、 わずかながら女王体が怯む。 上手く取り付いたようであった。 「さあ、ガンガン続けて行くわよ!」 と、意気込むドルカス。しかし―― 「私……先に行きます…… スカーレット・アーマーの仇……取ります」 メイベルはそれを無視し、コンラッドを連れて先に飛翔した。 「よし、じゃあ残りも行くわよ!」 仕切り直して下は盛り上がりを見せていた。 何故かきっちり付いてきていた四匹の愛猫達も騒いでいる。 一方上では、真っ先に到着した ジルベルト、テディ、メイベル、コンラッドの 四名が羽根を目指して移動を開始していた。 「ここは、奴のどの辺だ?」 コンラッドが位置関係を掴みかねていた。 「たぶん、背中の辺り。右か、左に行けば羽根に行くはず……」 と、メイベルが静かながらも覇気に満ちた声で答える。 「そか。なら急がないとな」 ずどん!! またデリバリーランチャーが近くに着弾した。 次にやってきたのはライナス、ラティシアの両名だった。 「うわわッ!?」 その際の振動で、危うくテディが落下しそうになる。 「危ないな……着弾に気を付けよう。全員で来る必要があるのか?」 ずどん!! テディが疑問を抱く間にも、また着弾。 更にエイリアとシルヴィアが到着した。 着弾するたびに揺れるので、下手に動くと落とされそうだった。 「……全員来るまで移動しない方がいいんじゃないか?」 と、到着したてのラティシアが言う。 その彼女自身は爪を立ててなんとか落ちずに済んでいた。 着弾箇所があまり良くなかったようである。 次いで器用な事に、ユイナ姫と愛馬チトセが到着した。 重量の問題で一組が限界のようである。 「って、馬で来るなよ!! 器用だなアンタは!」 即座にコンラッドがツッコむ。 「ええ? でもほら、ジークさんも」 続いてジークと愛馬エンテが到着した。 「ジーク=ルーンヴィッツァー、推参!!」 「ほら?」 「分かった、もういい……」 コンラッドはツッコむのを諦めた。 最後にシエルとリゼルが到着し、これで一通り揃った。 下ではソニア、レイリア、ドルカスが待機している状態となった。 「よし、いっそのこと両の羽根を破壊しようか。 下手な方向に不時着なんかされてもつまらないからな」 と、ジークが提案したのでそれに従う事にした。 右の羽根をジルベルト、エイリア、ジーク、 シエル、ラティシア、リゼルが、 左の羽根をユイナ姫、ライナス、テディ、 シルヴィア、コンラッド、メイベルが狙う。 右の羽根に到着したジルベルト率いるチームは、 素早く羽ばたく羽根を確認した。しかし厄介なのはここからだ。 これだけ巨大となると、破壊は容易ではないだろう。 「しゃーッ!!」 しかし考えるのが面倒だったのか、 ラティシアが先陣を切って突撃する。 びしッ! 「ひゃぁぁぁッ!?」 猛烈な回数の羽ばたきにより、 体重の軽いラティシアは傷を付けることさえままならず、 あっさりと弾かれて、なんとか爪を立てて落下を防いだ。 「一秒間に五百回以上は確実に羽ばたいてますね」 と、冷静に分析するリゼル。 「あれだけの質量を飛ばす羽根が、あれだけのスピードで動くんです。 直接攻撃はもとより、銃器による攻撃も恐らく不可能でしょう。 もっとも現実的なのは付け根を破壊する方法かと思います」 (リゼル君の魔法じゃ駄目?) ジルベルトが首をかしげて疑問を身体で表現する。 「おそらく、魔法も弾かれるかと思います」 (そうなのか……) ジルベルトがしょんぼりする。ストレンジバスターの終撃砲も 今は冷却中で使用が出来ない。 「今は終撃砲が使えなくても、通常砲撃は出来ないの?」 と、エイリア。 「それだ!!」 ジークも手を叩く。灯台下暗しとはこの事だ。 「行ってみよう、隊長! 砲撃をブチかまして来い!」 (うん) ジルベルトは付け根らしき箇所を確認し、そこに無造作に ストレンジバスターで斬りつけた。そのまま砲撃。 ばごん!! 一気に羽根の部分が焼け焦げ、 あっという間にその大半が崩れ落ちる。 まことにこの武器の暴力的さ加減たるや、 常識では測り知れなかった。 ばごん!! もう一射。もはや羽根の体裁は維持できていなかった。 一方、時を遡り、ユイナ姫のチームも、羽根の付け根を目視した。 「わ!?」 ちゅん、ばきゅん、ちゅぃん!! どうやら下からの援護射撃らしいが、 かなり無差別で乱暴なものだった。 メイベルが慌てて防御態勢に入ってしまう。 恐らくはレイリアとドルカスによるものだろう。 「これが付け根だね」 と、ライナス。 「さて、これだけ早く羽ばたかれると、わずかに俺の方が遅いかな」 ライナスは困り果てているようだった。自慢の疾風剣で スピードに任せて叩き斬るつもりだったのだろう。 「そりゃ!」 コンラッドの弓も、リールもまたたく間に弾かれ、無駄となった。 「メガブースター!!」 すると、シルヴィアの呪文がライナスを大きく強化した。 「おおっ、こりゃ有りがたい。やっぱりヒーラーがいると違うね」 と、少し余裕が出てきたのか、すぐ剣を抜いた。 「これならあの羽根を正確に狙えそうだ。行って来る!」 ぐらり! 「っと、大きく揺れたね。爆音もしたよ」 行こうとしたところで、ストレンジバスターの砲撃らしき音が聞こえて 大きく女王体の身体が一度揺れた。 「こりゃもたもたしてられないかな」 急いでライナスも付け根に接近し、自慢の剣を繰り出す。 「疾風剣!!」 ざしゅッ!! 予備に保存しておいた剣も持ち出して二刀流での疾風剣である。 これで付け根をボロボロに破壊されたメカ・スプレッダー。 ずどん!! その瞬間、さらにもう一撃、爆音が響いた。 見れば反対側の羽根もボロボロに崩れ落ちているのが見えた。 「落下するよ! 全員、防御姿勢!!」 ライナスの指示で、着陸姿勢を整えるべく、全員が女王体から離れた。 ずずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!! 「きぃぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 豪快な地響きと共に、両の羽根を 完全破壊されたスプレッダー女王体は けたたましい鳴き声と共に落下し、着陸した。 下にいたレイリア達は慌てはしたものの、避難するのに成功した。 しかし、スプレッダー女王体は その巨体に似合わず、即座に起き上がった。 そこへ主力部隊全員が着陸した。 スプレッダー女王体は指揮をやめて、怒りの矛先を探し始めた。 ドルカスの持っているデリバリーランチャーを認識し、 まずは怒りの矛先をそこに向けたようだった。 「ききゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」 デリバリーランチャーを捨てきれなかったドルカスに、 怒りの酸の嵐が吹きつけられようとしたその時―― 「マスター・ブレインフォックス!!」 聞き覚えのある電子合成音声が聞こえたと思った瞬間だった。 ごがん!! 原型をかろうじて留めているだけのはずだったメカ・スプレッダーが 突如として突入し、女王体に対して体当たりを行った。 「メカ・スプレッダー!」 ドルカスが驚愕の声をあげる。 「本機体の最優先行動目標はウィルスユーザーズ幹部の防衛、 本機体の最優先行動目標はウィルスユーザーズ幹部の防衛、 本機体の最優先行動目標はウィルスユーザーズ幹部の防衛……」 どうやら人工知能が創造主を守ろうとしたようである。 「もういいの! あなたは充分私のために戦ったじゃない! もう動かないでいいの! これ以上無茶しないで!!」 創造主故の愛情が、メカ・スプレッダーに向けられた。 これには勇者軍主力部隊も驚いた。 「ぎきゃぁぁぁあぁあぁああぁあぁああ!!」 女王体は怒りに任せて多脚で殴りつけ、酸を吹き付ける。 装甲がたちまち溶解していくが、 それでもメカ・スプレッダーは押し続ける。 「自爆カウント、十秒……九……八……七……六……」 「ドルカス、人工知能だとしても、奴はあんたが生み出した! その思いを無駄にしたくないなら、下がるんだ!!」 「メカ・スプレッダー!!」 テディが強引にドルカスを引っ張って下がらせる。 「五……四……三……二……一……ゼロ」 カッ!! ずどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんん!! 「メカ・スプレッダァァァァァァッ!!」 ドルカスの目から涙が零れるも、それは爆発によって見えなかった。 終撃砲の爆風にも勝る一撃が 残っていた巣の壁を容易く吹き飛ばした。 大きく離れていたため、主力部隊にはそれほどの被害は無かったが、 それでも巣の土台から落ちないように耐えるのが限界であった。 「あんなに苦労して作り出したのに……ッ! あの可能性と技術があれば、人類の未来さえ 変わると信じて、一緒にやって来たのに…… これが、私の贖罪だというのかしら……!!」 ドルカスが怒りと悲しみに身を震わせる。 「最初から間違っていたんだ。やはり今確信した。 だが、あんたの技術があんたを守ろうとした―― それまで間違いだったなんて、俺は思いたくない」 テディが泣き崩れるドルカスの方を振り向かずに言う。 「テディ……」 「俺も苦しんだし、あんたも苦しんだ。 他の勇者軍メンバーや一般市民だって、 ウィルスユーザーズの幹部達もみんな同じだ。 だからもう、誰も苦しまなくていい! こんなふざけた敵、俺達が潰してやる……!!」 「見て下さい、あれを!!」 リゼルが指差す先には、スプレッダー女王体のコアが見えた。 先程のメカ・スプレッダーの自爆によって肉体の一部が崩れ、 ようやく露出するに至ったものだ。これだけ巨大ならば、 勇者軍主力部隊の攻撃だけでは露出させるだけでも相当の危険を 伴ったであろう。全てはメカ・スプレッダーのおかげだった。 (いける……やれる……!!) ジルベルトの目が、不安から確信へと変わった。 がしゃこん! 遅れながらも、ようやく砲弾のリロードをする事が出来た。 ほぼ同時に、ストレンジバスターの安全装置が青く光る。 冷却が終了した証拠だった。 「最後の一撃をあのコアに叩き込みに行きましょう、ジル君!」 ユイナ姫が提案してきたので、即座に頷く。 スプレッダー女王体がダメージからいくらか立ち直り、 ようやく本格的な戦闘態勢に移ろうとしていた。 最終決戦は、終幕を迎えようとしていた―― <第十章-第五幕- へと続く>
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/2510.html
【妄想属性】脳内妄想 【作品名】オリジナル 【名前】存在そのもの 【属性】不明 【大きさ】見る存在によって、存在そのものの姿は違う 【攻撃力】存在そのものは、あらゆる存在や概念より以前に存在し、存在そのもの以外の存在は存在そのものの力の一部しかない。 よって、存在そのもの>その他 の攻撃力になる。 【防御力】存在そのものは、あらゆる存在や概念より以前に存在し、存在そのもの以外の存在は存在そのものの防御力の一部しかない。 よって、存在そのもの>その他 の防御力になる。 【素早さ】存在そのものは、あらゆる存在や概念より以前に存在し、存在そのもの以外の存在は存在そのものの防御力の一部しかない。 よって、存在そのもの>その他 の素早さになる。 【備考】存在そのものは、あらゆる存在より以前に存在し、存在そのもののには時間という概念がない。 存在そのものが他の存在を創造し、あらゆる全能の存在は存在そのものより全能ではない。 存在そのものの時間は存在した瞬間から止まっており、存在そのものが消滅すれば、それ以降に存在する全ても共に消滅する。 175 名前:格無しさん 投稿日:2007/01/28(日) 00 16 39 相手より各スペックが上もしくはあらゆるものより各スペックが上程度だから 前者だとよく分からんが、後者だとせいぜいシシオ。 213 名前:格無しさん 投稿日:2007/01/29(月) 00 11 50 存在そのもの はあらゆる系よりつよくてあらゆる全能より上で相手よりスペック高い ただそれだけ 特殊能力耐性もないしシシオより上でピカチュウより下だと思う 考察する気はないけど 218 名前:格無しさん 投稿日:2007/01/29(月) 10 06 26 存在そのもの が消滅すると相手も消滅なら負けはない程度か 252 名前:格無しさん 投稿日:2007/02/04(日) 22 50 43 存在そのもの考察。 常時全能とは書いていない。よって任意全能とする。 しかし、 存在そのものの時間は存在した瞬間から止まっており、存在そのものが消滅すれば、それ以降に存在する全ても共に消滅する。 なので負けはしないが、勝利も無い。 存在しているので、うんこと同等。 326 : ◆zvLdcbN9R6 :2015/10/26(月) 16 11 56.98 ID qPbJ6ZlV 存在そのもの再考察……時間停止、攻防速が常に相手を上回る能力持ち。 消滅巻き込みが可能だが消滅以外で戦闘不能になると普通に負ける。 存在そのものの時間は止まっているらしいが対戦相手の時間まで止まっているとは書いておらず、 また全能持ちなので無時間行動くらいできるだろう。あらゆる系先手の壁より上から見ていく。 ○無限の住人……全能勝ち ○あらゆる全てより早い任意全能 基礎スペックで勝てる ○シシオ……全能勝ち ○マコトシシオ……全能勝ち ○スペシャル国語辞典……全能勝ち ○バールのようなものを持った少女……全能勝ち ×NULL……単一宇宙全能レベルでは勝てそうにない ×シオン……こいつには消滅耐性があるため消滅負け ○転生トラック……制作者になれば無力化できる。存在そのものは知的生命体でないため全能勝ち。こいつは位置がおかしい気がする ×ザムザザー……書いてある系の素早さには敵わない。防御力を見るに消滅耐性もあるので消滅させられ負け ×パンダチーズ……素早さで負けるが、きつい制裁には耐えることができる。しかし考察操作されて負け △α……全能を特殊能力とした場合打ち消され、お互いに決め手なし ×基礎能力……基礎スペック負け ×アリス・C・プレサージュリフレク負け ×ピカ厨……テンプレ改変され負け NULL>存在そのもの>バールのようなものを持った少女