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独自設置NPC MVPマニア MVPモンスターが落とす収集品を、同一種類で10個持ってくと、実用的なアイテムと交換してくれるNPC オリジナルダンジョン第一層目をクリアした先にある街にいる 収集品にはそれぞれ”レアリティ”が設定されており、これによって貰えるアイテムの豪華さが異なります 各レアリティ毎に5通りの景品が設定されて、その中からランダムにアイテムを貰えます(全て等確率) 例:羅盤(黒蛇王) → カード帖5個 or 青箱10個 or …… ミスリル武器職人 オリジナル装備を作成する為のNPC モスコビア中央の右下ポタから移動できる先にいます ミスリル防具職人 オリジナル防具を作成する為のNPC オリジナルダンジョン第一層目をクリアした先にある街にいる もったいないオバケ HSEをするNPC 鎧・靴・肩のHSEが可能 コモドにいる 装備レンタル 好きなオリジナル装備を36時間、1アカウント5つまでレンタルできる コモドにいる レンタル回数は頃合を見計らってリセットされますのでお気軽にご利用ください レンタル装備にカードを挿した場合、レンタル時間を経過するとカードごと消去されてしまいますので、ご注意ください レンタル装備はモスコビアにいる精錬師では精錬不可能ですが、当NPCの隣にいる「レンタル装備精錬」というNPCで+7精錬可能です
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『解析兄の『ゆっくり組成編成』』 17KB 考証 実験 幻想郷 独自設定 感想スレで指摘されたので、加筆修正して更に上げ直し 初投稿 研究肌の兄さんが語るだけ 一人称オンリー 独自設定、独自解釈 続き物にします 初投稿だけど外伝です 解析兄さんには五歳離れた駆除兄さんがいます どちらも魔法を扱うチート兄さんです どうでもいいけど異人さんです 超田舎というか原作風世界観です 原作キャラ、希少種は登場予定無しです でも最終話はゆかりんに元の世界へボッシュートされる話かも あー、あと虐分は少なめ、虐殺はあり得る。そこは駆除兄さんの区分 あと原作未プレイ 感想スレの意見を加味して上げ直してみた 結果として50%増量した。お得だね 解析兄の『ゆっくり組成編成』 私の眼前には一体の生首、いや、怪生物『ゆっくり』が大口を開けて寝ている。 直径はおよそ三十センチ。成体の平均的な大きさはこのくらいの大きさだと話には聞いている。 重量はさっき持ちあげてみた限りでは十五キロ。腰の高さの施術台まで持ちあげるのには苦労した。 施術室は水はけのいいタイルを敷き詰めた部屋で、 何かの拍子に色々と飛び散っても水をかけてごしごしこすれば落ちる親切設計だ。 短所といえば匂いが篭りがちだということだろうか。 分かるものには分かるある匂いがこの部屋には充満している。 さて、里の人間によるとゆっくりとは生きるまんじゅうであるらしい。 原料はもっちりとした小麦粉製の皮と、粒を取り払った小豆餡であるとされる。 目は白玉で歯は砂糖細工、さらに舌はゼラチン質の何かで出来ているとか。 聞いただけでは満足することが出来ないのは私の性分である。 ここはひとつ、隅から隅まで切り開いて確かめてみることにしよう。 まずは外見から。 人間の髪の毛に見える黒い毛、それに揉み上げと後頭部に結わえられている紅白のお飾り。 『れいむ』と呼ばれる種族だ。 さらさらとした黒髪は一見して人間のそれと同質だが、 触って調べてみるとうろこ状の形成物が表面に見られない。 しかしそれにしては意外なほどに輝きがある。 野生に生きる生物にしては、れいむの身なりは比較的綺麗だ。 もちろん底部周辺は土で汚れているが、髪に今日ついたばかりの砂や葉が付いている以外は、 肌も張りがあるし髪も輝きを保っている。 そんなれいむの黒髪を一本、切り取って断面を見てみる。 手元の顕微鏡では分かりにくいが、動物のような複雑な形状はしていないようだ。 比較的軟質な内側と艶やかな輝きを放つ外側に分かれている。 人間の髪にうろこ状の形成物があるのは柔軟に曲げるためにある。 風にたなびいたりするのはそのためだが、 ゆっくりの髪がこのような形状をしていて何故人間の髪のように曲がるのかは謎だ。 一本引きぬいてみようと思ったが、人間のそれと違って少し強めに引かないと抜けないようだ。 抜けてみるとその意味がわかった。毛根が無いのである。 その分、より深く埋まっていて簡単には抜けそうもない。 幼生を見かけたが、成体よりもかなり短かったことを考えると、 成体になるまでは毛根があるか、内部の餡から伸びてくるのであろう。 そして体の成長が終わると同時に毛髪もその成長を終えるのだ。 つぎは揉み上げと後頭部にあるお飾りに着目してみる。 腕も無いのにどうやって結わえたのかと疑問に思う。 靴ひもなどはいつの間にか解けているのが定番というものだが、 年中跳ねているゆっくりはどの個体を見ても緩んでいる様子はない。 髪に編みこんであるのかとも思ったがそうでもないようだ。 つくづく謎である。 そういえばお飾りを触ったとき、微かに魔力を感じた。 というより現在進行形で魔力を感じている。 魔力とは何かと疑問に思うものも多いかと思うが、何を隠そう私は魔法使いである。 人知を超えた力を魔力と呼び、それを自在に感じ、自由に扱うことが出来る技術を持っている。 稀に遠くの空で花火が上がるが、ときたまそれに魔力を感じることがある。 もしかしたら魔法使い同士が空戦でもしているのかもしれない。 なぜ魔力を引き合いに出したかというと、それは体臭のせいである。 これだけ近くにいれば、普通の動物なら強烈な体臭を感じるはずだ。 しかしこのゆっくりからは土臭さは感じるものの、 そういった独特の匂いというものは感じることができない。 里の人間には分からないようだが、 ゆっくりたちには『ゆっくりできるにおい』『ゆっくりできないにおい』というものがあるらしい。 それは例えば内容物が出ていれば甘い匂いのひとつも漂ってはくるが、 ゆっくりにとっては中身が出てようが出てまいが『ゆっくりできないにおい』は感じるらしい。 それはもしかしたらこのお飾りや本体が発する魔力によるものなのかもしれない。 そういえば『まりさ』とかいう個体の帽子を取り上げた時は驚いた。 眠っている時、それも後ろからこっそり持ち上げたのに、とたんに気付いて騒ぎ出したのだ。 あんまり騒ぐものだから戻してやると、生き別れの親と再会したかのように大喜びした。 もしかしたら本体とお飾りは対になっていて、見えない線でつながっているのかもしれない。 ゆっくりは生まれた時からお飾りを付けていると聞く。 お飾りと本体合わせて百%であって、お飾りを除いたそれはゆっくりとはいえないのだろうか。 顔の部位を見てみよう。おおよそは人間に似ているが、大きな差は鼻がないことだ。 ついでに言えば耳も無い。 よく口をつぐんだまま長距離移動をしているところを見ると、 根本的に息を吸わなくても生きていける性質なのかもしれない。 いや、もしかしたら皮膚呼吸で賄っているのか。 と、ここで驚愕の事実に気付く。 息を吸わなくていい以上、いくらでも喋っていられるということだ。 口に封をしたゆっくりの集団が好き勝手喋っている様を想像して少しクラっと来る。 しかし息をしないと言うと、目の前のれいむが気になる。 眠らせてあるれいむは大口を開けて寝ているが、 「ゆう、ゆう」などと呟きながら小さく膨らんだり縮んだりしている。 といって口の前に手を掲げてみても風を感じることは出来ない。 完全なフリなのだろうか? それともやはり皮膚全体から空気を取り込んでいるのか? そもそも小豆餡と小麦粉皮の生物に空気が必要か? 残念ながら今の器材ではそれを確かめることはできそうにもない。 そろそろ内部の調査に入ろう。 ゆっくりの目玉は人間のそれを模倣しているが、 まだ摘出していない方の目玉に光を当ててみても虹彩に反応は無い。 ふとさっきのお飾りの件が思い当たってゆるい魔力の風のようなものを当ててやる。 すると強い光を浴びた時のように虹彩が収縮した。 つまりゆっくりは光ではなく魔力で物を見ているのかもしれない。 それだけではないかもしれないが、少なくとも魔力に反応するということはわかった。 そうするとさっきの仮定が活きてくる。 『ゆっくりできるにおい』『ゆっくりできないにおい』、 あるいは『ゆっくりできるゆっくり』『ゆっくりできないゆっくり』の判別は人間には分からないらしい。 とすれば魔力を感知することが出来るゆっくりが、 魔力を無意識に使ってコミュニケーションに使っているのだろう。 里の者に聞いた限りでは、私のような魔法使いは少数ながら存在しているらしい。 ゆっくりはそういった魔法使いが作ったものであって、自然発生した生物ではないと仮定することも出来る。 しかし結局のところは裏付けを取れない以上、仮定は仮定でしか無い。 さて、つぎに目玉を摘出してみる。 きっちり麻酔してあるのでナイフを入れても身動きひとつしない。 ナイフを入れた部分の周囲だけは反応してぴくぴくと動いているがそれだけだ。 摘出してみて分かるが、やはりゆっくりの目玉は白玉で出来ているようだ。 そこに寒天のような素材で出来た虹彩などが埋め込まれている。 視神経のようなものはないため、案外あっさりと抜けたのはそのせいかもしれない。 この調子だと傷つけずに戻すだけで視力が戻りそうだ。 視神経が無いというのは衝撃的だが、ゆっくり当人は気にしている様子もない。 どうやら眼孔から滲み出す砂糖水へ情報物質か何かを伝達しているらしい。 摘出した目玉は魔力に反応しないが、試しにそれを眼孔に戻すと魔力に反応し始めた。 取っ換え引っ換え部品を交換できる様はさしずめおもちゃの人形というところか。 まったくでたらめな生物である。 せっかくなので目玉を食べてみよう。 魚の目玉のように芯があるようでもなく、とろみがあるわけでもないが、食品には違いない。 事前に成分分析したわけではないから断定は出来ないが、毒性は無いはずだ。 山で散策したときには山犬が目玉からお飾りから残さず食べていた。 目玉を再び取り出して丸かじりにしてみると、砂糖水でほんのり甘く、おいしい。 白玉の中に寒天のアクセントが効いていて歯ごたえも問題ない。 さてつぎは口内だ。口を開き、金具で固定する。 なんというか口臭が無いのは不思議だ。 いや、砂糖水の甘い匂いはするものの、悪臭ではない。細菌の一つも居ないのだろうか。 ためしに強烈な香りを醸し出している花を口の中に放り込んでみる。 金具を取り外した途端、れいむは「むーしゃむーしゃ、しあわせー」と夢現に呟いた。 再び口を開けてみると花びら一つ口内に残っていなかった。 では香りはと思って鼻を近づけてみると、香るのは砂糖水のそれだけである。 香り成分すら消化してしまう、となれば細菌やら悪臭やらも消化してしまうのも道理かもしれない。 続いて歯を調べてみる。 里のものに聞いたときは砂糖菓子だと聞いたが、何のことはない。単に飴だった。 大臼歯、犬歯、前歯と、雑食性の生物によくある取り合わせで、 飴細工とあってか、炭酸カルシウムの歯には敵わないものの、そこそこの硬さであるようだ。 歯根を調べるため、一本失敬する。 と、ここで気づくが、口の中は皮一枚隔てて直に餡が詰まっているようだ。 舌の根も歯茎も例外なく小豆餡で出来ている。 さて摘出した歯だ。歯の形状は人間のものと変わらない。 ただし歯根には目と同じく神経が通っておらず、歯茎に飴細工が刺さっているだけのようだ。 人間の歯は炭酸カルシウムの塊などではない。 内部には空洞があり、自己修復するための成分を送る血管や神経が埋まっている。 つまりゆっくりは歯を虫歯にやられてしまうと直せないということになるが、 実際には虫歯のゆっくりなど見たことはない。 もちろん、まだ見たことがないだけとも考えられるが、 先ほど見た脅威の消化能力を見る限り虫歯とは無縁だと推測できるし、 口内にはゆっくりの歯の主成分である砂糖水という唾液が溢れているのだ。 常に一定の形状を保っているのには遜色ないのかもしれない。 口内にのっぺりと横たわる舌は舌根などなく、どうやら口の奥の餡から直接生えてきているらしい。 ゆっくりの食事を見る限り、ゆっくりは舌をタコの触腕のように使っている。 つまり舌で触って食べられるものか判断し、食べられるなら口に運ぶという動作に使うということだ。 「むーしゃむーしゃ、しあわせー」と呟く間に花一輪を咀嚼し尽くせるわけもなく、 どうやら消化には咀嚼という行為がほとんど必要ないらしい。 それはつまり、舌本来の役目である口内での咀嚼物の操作が行われていないということでもある。 舌には味蕾に当たるものが見当たらない。 ゆっくりが言う処の「むーしゃむーしゃ」をして取り込んで初めて味を感じるのだろうか? いや、苦味を感じる雑草を口に含んだゆっくりが即刻吐き出しているところを見たことがある。 それに個体によっては咀嚼物を撒き散らかしながら食べているものもあった。 教養やしつけといった個体差があるのかもしれない。 とすると、味蕾など無くとも舌で味を感じているか、あるいは口内全体で味を感じているのだろう。 後者のほうが可能性は高いが断定は出来ない。 おもむろにれいむを裏返しにする。 そこはゆっくりが跳躍や歩行といった移動全てに関わる底部である。 指で押してみると他の部位と違って固く、厚みがあるようだ。 小さく中身が見えるくらいに切り取ってみると、皮の断面はパイ生地のように積層構造になっている。 毎日のように山野を駆けるゆっくりにとって、底部は馬のひづめのように削れ行くものだ。 そのために日々新しい皮が生成され、このように積層構造を成すのだろう。 生きるまんじゅうと比喩されるゆっくりだが、まんじゅうというには少し皮が硬いように思う。 かといってベーグルほど硬くは無いし、マントウほどふわふわでもない。 食べたのは一度きりだが、求肥が表現として一番近いと思われる。 詳しくは知らないが、あの弾力感あふれる食感を再現するには練る過程が不可欠であるように思う。 もちろんただ練っただけでは普通にパンが作れてしまうだろうから、 蒸すか何かしてから練るなど、複雑な工程が必要であるはずだ。 繁殖によって個体数を増やす生物にそんな複雑なものを生成する能力があるのだろうか? 謎は尽きない。 謎といえば、ゆっくりは水に弱いらしい。 雨が降ればどろどろの餡塊と化し、川に落ちれば藻屑と化すらしい。 しかし見ての通りの求肥皮ではそう水に弱いとは言いがたい。 それにこのれいむを見れば分かるが、ゆっくりはきれい好きな個体が多いらしい。 汚い個体もいるにはいた。水が怖いか、あるいは億劫な個体なのだろうか? なんとも人間臭いことである。 一般的には水浴びをして髪や皮の汚れを落とすのだというが、 饅頭皮でそんなことをすれば例え水に触れたのが一瞬でも軽々とボロボロになってしまう。 かといって世間のゆっくりが押し並べて泥だらけかといえば違う。 すなわち、ゆっくりはそう水に弱いわけではないはずなのだ。 が、雨上がりでは結構溶けたゆっくりを見る。 もしかしたられいむ種が求肥皮なだけで、別の種族は違うのか? しかしそれでは群れを作る行為が理解出来ない。 普通の生物は自分の様相と違う生物とは相容れないものなのだ。 さて、皮の直下は皮下脂肪、では無く皮下餡だ。 羊羹のように硬いが、不思議と弾力がある餡で出来ている。これは口内を覆う硬い餡と同質だ。 この皮下餡は筋肉のような役割をするようで、 全身麻酔を施されているのにも関わらずぴくぴくと反応している。 寒天か何かで固めただけのように見えるが、少し叩いたくらいでは元気に跳ね返してくる。 これなら一日中跳ねていても遜色はないだろう。 少し掘り下げると、かなりなめらかな液体の餡が現れた。 「ゆう、ゆう」というれいむの呟きに応じて流動するそれは、皮下餡に遮られて皮には届かないらしい。 皮が水に弱いかどうかはどうあれ、少なくとも自らの液体状の餡によって侵食されることは無いようだ。 それはともかく、その液体状の餡はゆっくりの内臓であるらしい。 地味にさっき食べさせた花の花弁が半分溶けかかりながら漂っている。 溶けた後の花弁が見当たらないところを見ると、消化から即小豆餡に変わるらしい。 切り取った底部の裏側を洗浄してみると、小豆餡と外皮が融け合ったような状態になっていた。 どうやら外皮はこの液体状の餡が沈着することで形成されていくようだ。 ここで謎に思うのが脳の存在である。 見たところこの液体状の餡、略して液餡は、頭の先から底部の端まで行き渡っている。 即ち核のようなものがこの中心にあるはずなのである。 もしかしたら脳以外の内臓に当たる部分もこの中に浮いているかもしれない。 この中を探ればお目当てのものにめぐり合うのはそう難しいことではないだろう。 もちろん取り出せば死んでしまうだろうが、これだけどろどろの液体に囲まれていると、 露出させるまでにどれだけの液餡を取り除けばいいか分からない。 それにたとえ死んでしまっても、住居無断侵入の輩だ。悲しむものもいるまい。 住居無断侵入ではお仕置きのためかと言われれば、それは違う。 そもそもあえて侵入させてやっているのである。 家屋の一角に成体のゆっくりが入れるような穴を開けておき、 程度の低い個体が侵入してくるのを待っているのだ。 ちなみにその穴は胸の高さまで掘り抜いた室内堀につながっており、 勇んでやってきたゆっくりは落ちたまま這い上がれないという寸法だ。 穴には蓋がついていて中の音は遮断されるし、外出中の部屋は暗く室内堀に気づかれることは少ない。 外出から帰るころには何体かの不逞の輩が捕まっているという寸法である。 さて、みた限りではゆっくりの消化速度は遅いようだが、念のため腕を保護する魔法を掛けておく。 そしておもむろに液餡へ腕を突っ込んだ。 さすがに体の内部へ腕を突っ込まれるのは効いたのか、目は覚めないものの全身で抵抗される。 ぐりぐりと内部を探っていた腕が球状の何かを捉える。 すかさずそれを掴みとり、一気に引きぬいた。 とたんにれいむは反応を起こさなくなった。 もはやつぶやきもなくなり、皮下餡も張りを無くしていた。どうやら即死であったらしい。 手元には液餡濡れの妙に硬い餡塊がある。 これはゆっくりにとって心臓であり脳髄であるようだ。 これを抜き取ったれいむの液餡は既に流動を止めている。 で、魔力の反応はと言うと、お飾りのものについては依然として発生している。 どうやら本体の生体反応とは無関係に発生するものであるらしい。 では本体の魔力はどうかというと、これは完全に消えていた。 代わりに手元の餡塊からじんわりとにじみだしている。 ゆっくりの心臓という線は間違っていなさそうだ。 が、だんだん弱まってきているようだ。 もしかしたらまだ意識があるのかもしれないが、 内臓がそれ単体で用を成さないのと同じようにこの餡塊も周りの液餡無くして生きられないらしい。 つまり液餡は内臓でありながら血液のように中心の餡塊に栄養を与えているということだ。 このまま放っておけば間違い無く死に至るだろうが、ふと思い立って手元の餡塊を中に戻してやる。 それから底部の傷を塞ぎ、元通り立たせて、気付けのためにショックを与える。 通常の生物なら神経やら血管やらのせいでつけたり外したりというのは難しいが、 ゆっくりならその不可思議な生体のおかげで蘇生するのではないかと思ったのだ。 しばらく身動きする様子も無かったので、もみほぐすようにして液餡を流動させてやる。 電気ショック療法のように魔法で軽い衝撃を与えながらマッサージしていく。 液餡から何かを補充したのか、それとも衝撃を与えたのが効いたのかは定かではないが、 十分もすると元通りに液餡が動き出した。 呟きも復活したようで、これなら完治したと言えるだろう。 今日の分析で分かった内容をレポートにする。 特にどこかの場で発表する気もない戯言だが、 それは人生を棒に振って研究生活に没頭する私には生きる意味ではある。 里で細工物と交換してもらった鉛筆でかりかりとやっていると、背後から物音がした。 れいむが起きたようだ。あるいは寝返りうっただけかもしれないが。 書きかけのレポートを置いて振り返ると、ちょうど目が覚めたばかりらしいれいむと目が合った。 底部は既に縫合して、元通りに立たせてあるのでれいむは一度死にかけたことには気づいていないだろう。 完全に目覚めたれいむは、もともと我が家にやってきた目的を思い出したのかどうか、 「れいむのおうちからでてってね」やら「ごはんちょうだいね」やら、 軽く矛盾したことをぎゃあぎゃあと騒ぎ始めた。 しかしそのうち自分の底部が動かないことに気付く。 それもそのはずだ。 どうせ縫合するならと一旦底部を全て剥がし、底部の皮下餡をざく切りにしてから元に戻してやったのだ。 人間で言えば筋肉が完全断裂しているようなものである。動かせるはずはない。 それはともかく今晩の食事はこのれいむである。 本当はパンやヌードルを食べたいところだが、切らしてしまって補充の目処は立っていない。 液餡は鍋で煮詰めてソースにし、求肥と皮下餡へかける。 それにうちの畑でとれた野菜を煮るなり炒めるなりして付け合わせにする。 ゆっくりの主成分である小豆餡にはタンパク質が含まれているし、野菜類は豊富だ。 かなり熱量が多いのは気になるところだが問題は無い。 日々研究材料や素材の収集に山へ入る生活を続けている以上、熱量はいくらあってもいい。 美味しくいただくことを告げると、一転してれいむの顔はさーっと青ざめていった。 青というか黒というか、内容物にそういう要素はなかったはずだが、器用なことだ。 流れ出る液餡を受ける深皿やら、切開するためのメスやらハサミやらを用意するに従い、 れいむの口から漏れる言葉は悪態から謝罪へと変わっていった。 とはいえ、言葉を喋るくらいのことで饅頭に人権が生まれるわけもない。 それならオートマタはどうなるというのか。 防音、防臭の施術室で泣き叫ぶれいむを大ぶりのサクに切り分けながら思う。 ああ、それにしても、塩辛いものが食べたい。 [EOS]-End Of Story- 求肥にした理由? 求肥を使ったお菓子で調べるといいよ 感想スレのお二方の意見を参考にちょっと加筆修正してみた 虐待が書きたい訳ではないのであっさりなのは仕方ない 魔法って原作によく出てくるみたいだから出してみたけど、やっぱり説明しなきゃダメだよねー 長編と言いつつ途中で投げる公算は高い件 あと余談 解析兄にしても駆除兄にしても容赦は無いです 解析兄は鍛冶や彫金で、駆除兄は駆除道具や駆除そのもので稼いでいます 解析兄は定住、駆除兄は行商というか巡業しています 士郎正宗よろしく『枠外あき』とでも名乗ろうかしら
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名前の初出:第78話 初出:第79話 声(ドラマCD第4弾/第10弾): 三瓶由布子 声(TVアニメ版): 三瓶由布子 家族構成 父:0年頃に流行り病で死亡(*1) 母:0年頃に流行り病で死亡(*2) 兄:故人。ラウラの兄の友人だった。(*3) 容姿 髪の色:薄い金髪000000000 瞳の色:一見黒の紫の瞳000000000 薄い金髪に一見黒だが、よくよく見ると紫の目。 初めて会った時は栄養状態が悪いのか、目つきが悪くて細っこかった。 第一印象はすばしっこい悪ガキ。 地位 階級:平民 職種:灰色神官見習い→灰色神官(*4)・マイン/ローゼマインの側仕え 称号:グーテンベルク 年齢関連 マインとの年齢差:+3(夏秋)(*5) 誕生季:冬か春(*6) マインとの冬の年齢差:+3or4(誕生季による) ギル視点の回 書籍第二部I 書下ろしSS 側仕えの自覚 コミック第二部IV 書下ろしSS 家族という存在 書籍第三部IV 書下ろしSS イルクナーでの滞在 書籍第四部III プロローグ 作中での活躍 灰色神官見習いの男の子。下町(ラウラの家の近所(*7))出身。 三歳の頃、流行り病で両親が亡くなり、末っ子であるギルだけが孤児院に入れられた。(*8) ギルやギルと同時期に同様の理由で孤児院入りした子供達は、下町の言葉遣いが染みついており、その荒い言葉遣いを面白がって他の子供達が真似た為、灰色巫女達に嫌がられた。(*9) やんちゃで活動的で口が悪く、よく反省室に入れられていたが全く懲りなかった。 同じ平民同士なのに、青色巫女見習いになったマインに悪態をついて、神殿の常識が通じない事を馬鹿にしていた。 マインに仕えて待遇が良くなると期待していたのに、部屋を与えられず、食事を下げ渡されなかったため怒った。 孤児院の生まれではなく途中で孤児院に入れられた子供であるため、撫でられたり抱き締められたりすることが少なかった。 仕事をこなす事で報酬が与えられ、褒められることから頑張るようになる。 主に掃除や料理人の見張りを行い、言葉遣いと礼儀作法をフランから叩き込まれた。 神殿で洗礼前の孤児を養えなくなって、自分の頃より扱いがひどくなってることを知り、助けるために率先して動くようになる。 マイン工房を預かり、管理するために日夜勉強中。ルッツに対抗心を持っている。 自分より優秀な灰色神官が多いため、入れ替えられないか心配して、他にはできない仕事を覚えようと必死になっていた。 マインに頑張る姿を見られていて、他の子を召し上げることはあっても辞めさせることはないと言われ、安心する。 側仕えになってからご飯の量と質が上がったので、ちょっと背が伸びた。 マインを守ろうと意気込むが、暴力はいけないと言われて育ったため、下町で襲撃されて、血飛沫が飛んで死人が出た事に衝撃を受けた。 主が領主の養女になってからは、領主主導で印刷業を行うため、それぞれの町の孤児院を視察した。 ザックが蝋引きの機械を完成させた際、工房で働く全員が巻き込まれてグーテンベルクの称号を与えられた。称号を得たことを無邪気に喜んだ。 ローゼマインが毒を受けてユレーヴェに眠った時は、本を読みたがって起きるかもしれないと考え、主のために本を作り続けた。 ローゼマインが眠っている間、ギルは少しでも早く大人になりたい、一人前扱いされたいと思っていたために、ザームやフランに子供扱いされると、「もうそんな年ではない」と言っていたので、ローゼマインが目覚めて頭を撫でようとしたときにも反射的に同じ言葉を返してしまった。(*10) これに対し、ローゼマインが少し寂しそうに落ち込んで見せると慌てて取り繕って跪き、撫でて褒めてもらう。(*11) ローゼマインの年齢が上がったため神殿の孤児院長室にある隠し部屋の使用が禁じられた際には、マインが泣いたり笑ったりできなくなることに辛く、苦しいと感じた。同じように喪失感を覚えるルッツに、それまでルッツが担ってきた下町とローゼマインを繋ぐという役割を代わりに担うという男の約束をする。(*12) ローゼマインの中央につれていきたいという発言を受け、ローゼマインが成人時に連れていく者の印である、紋章入りの魔石を喜んで受け取った。 マインの字の綺麗さを褒めるだけで我慢できずに自室に駆け込むほどの照れ屋だったが、成長したローゼマインに対し、少々照れているものの、面と向かって「知る中で一番美しい」と言えるレベルに成長(?)した。(*13) 15年春、ローゼマインの要望で、アレキサンドリア神殿の工房担当者として灰色神官の身分のまま移籍することになる。ローゼマインが成人する頃には買い取られて神殿から解放すると約束してもらった。 15年春の終わり、グーテンベルクの一斉移動と共にアレキサンドリアに移動した。(*14) 経歴 (年代はマインの誕生を0年とする) 00年頃 親が亡くなり孤児院に入る(*15) 07年夏 マイン(青色巫女見習い)の側仕えになる 07年夏 マイン工房の管理担当になる 08年夏 ローゼマイン(神殿長)の側仕えになる 08年夏 ローゼマインよりグーテンベルクの称号を授かる(*16) 09年夏 イルクナーにグーテンベルクとして出張する(*17) 11年春 ハルデンツェルにグーテンベルクとして出張する(*18) 12年夏 グレッシェルにグーテンベルクとして出張する(*19) 13年春 ライゼガングにグーテンベルクとして出張する(*20) 14年春 キルンベルガにグーテンベルクとして出張する(*21) 14年秋 17年にグーテンベルクとして中央に移籍するものとして、紋章入りの魔石を受け取る(*22) 15年春 グーテンベルクの一斉移動に伴いアレキサンドリアへ移動(この時点では灰色神官のまま) ?????? プランタン商会に買い上げられてアレキサンドリア市民となる ?????? ルッツと共にプランタン商会から店を分け、印刷所兼書店を営む新しい商会を興す(*23) 作者コメント 【2017年 04月15日 活動報告】 >未来の話 ギル視点 ルッツの本屋さん アレキサンドリアにおけるプランタン商会の成長と変化。 ギルベルタ商会とプランタン商会を分けた時のように再び店を分けることになった。 プランタン商会に買い取られているギルはルッツと一緒に印刷所兼本屋さんを始めることに……。 エピローグその2から十年くらい後の時間軸です。 【2017年 07月18日 Twitter】 >撫で方の絵 左の撫で方はルッツとギル。 ギルが撫でるのは……今はまだ名前もないモブさんです。 ルッツとお店をやるようになる頃には出てくるかな? 【2017年 10月11日 Twitter】 >ウィンク考察 ギル:なかなかできなくて、片目を指でこじ開けてドヤ顔 【2021年 9月9日 Twitter】 >ギルの家族 旦那:ギルって下町生まれで、両親が死んで神殿へ入ったけど、どの辺に住んでたとか……設定ある? 私:うん、実はBlu-ray1の特典SSにこっそり出てる。ラウラのご近所さんで、ラウラの兄ちゃんとギルの兄ちゃんはお友達だった。 ※ラウラは書籍第二部Ⅰの短編などに出てくるトゥーリのお友達です。 別にわからなくても良いと思って書いたので、ギルの名前さえ出ていません。 ラウラの近所で親が亡くなって末っ子だけが神殿へ預けられたことがあった。 ラウラの兄は友達の弟がいなくなったので覚えていた。 ラウラは当時幼すぎて覚えていない。 ちなみに、ギルの兄はすでにはるか高みです。 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 経歴の「ルッツに買い上げられて~」の出典はどこですか? - 2017-05-03 16 01 22 2017/04/15の活動報告だな。 - 2017-05-04 06 04 25 あぁ、買い上げられたのはプランタン商会だからそこは違うけど。 - 2017-05-04 06 05 45 プランタン商会は誰が継ぐんだ?ルッツを養子にとか言ってたくらいだからルッツに継がせるんだと思ってた (2018-09-25 14 14 45) 遅レスだが、カミルなんじゃない? 領主様の弟だし (2019-07-06 19 43 02) 洗礼式前のギルが見た脱走した灰色巫女の謎は伏線?それともただのフレーバー? (2018-12-23 22 41 30) 「孤児院の食事は女子棟で食べるんだ。女子棟には洗礼前の子供と側仕えじゃない灰色巫女や見習いがいて~夜中に手招きして~」ただの花目的じゃね? (2019-05-07 15 59 09) Wikipediaだと濃い金髪になってるな。どっちが正しいんや? (2019-07-02 04 28 20) 第79話、第87話、書籍版第二部I、ふぁんぶっく1の全てに薄い金髪とあるから、薄い方が正解かと。 (2019-07-02 23 52 45) 問題しか起こしてなかったギルが青色巫女の側仕えに選ばれた理由が、嫌われてる青色に対する嫌がらせ目的ってギル本人や他の孤児院の者達は知ってるっけ? (2021-02-18 23 49 59) 孤児院一の悪ガキがなんでって言われてたから察してるのもいるんだじゃないか? (2021-02-19 00 15 03) ギルは「嫌がらせ要員」って気づいてたと思う。デリアがマインに暴言を吐いてたしフランも不承不承の表情を取り繕えてなかった。ご飯を貰えないのもあって八つ当たりしたかったにせよ、「青色のマインをいじめても咎められない」認識があったと思う。孤児院の者は神殿長側仕えやアルノーの素振りから疑ってたかもしれないけど、ギルが1日で改心したから半信半疑? (2021-02-19 06 27 33) 側仕えになれと言われて喜んだら、特例で入る平民が主だったんで周りに笑われたとかもありそう (2021-02-19 16 20 27) 「家族構成」で『父:0年頃に流行り病で死亡 母:0年頃に流行り病で死亡』とあるが「作中での活躍」で『三歳の頃、流行り病で両親が亡くなり』となっているが、どちらが正しいのだろう? (2021-12-23 12 54 24) どちらも正しい。0年(マイン0歳)時点でギルは3歳 (2021-12-23 16 15 21) まとめwiki共通で使われている〇〇年の定義に関しては、年表頁の概要を参考のこと。まとめwiki独自設定かつまとめwiki内共通設定になっているので随所で登場する。 (2021-12-24 07 13 34)
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独自モーション 独自モーション http //srpgstudio.com/lecture/motion.html 独自モーションとは、リアル形式戦闘で使用するアニメーションを変更したり、オリジナル素材によって作成することができます。 ファイルを配置する リソースとして追加する アニメーション(独自モーション)を作成する
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ラストれいむロストホープ 17KB 虐待 理不尽 群れ れいぱー 透明な箱 加工場 現代 独自設定 よくわからない設定もの ※独自設定垂れ流し あるところに、とてもとてもゆっくりとした群があった。 それは人里離れた山の中、谷の奥にあった。 「ゆっくりしていってね!」 朝になれば穏やかなゆっくりたちの声が響く。 れいむはのどかに歌い、まりさは狩りにいそしみ、ありすはおうちをとかいはにコーディ ネートし、ぱちゅりーはその知識でみんなを導いた。 自分勝手にひとりじめしようとするゆっくりはいない。人間に無謀な挑戦を試みるゆっく りもいない。 みんなみんな、ひとりだけゆっくりするのだけなく、みんながゆっくりすることを望み、 願い、励んでいた。 そんな群れに転機が訪れる。 ある時、ぱちゅりーが気がついた画期的なごはんの入手方法。 「むきゅ! にがいくさも、むーしゃむーしゃしてからはきだせば、おちびちゃんもおい しくたべられるわ!」 ゆっくりは食べたものを餡子に変えることができる。むーしゃむーしゃして呑み込む手前 でうまく吐き出せば、まずい草も少しだけ甘みを含んだ「おいしいごはん」へと変わるの だ。 群の食糧事情は劇的に改善された。山の草花、ほとんどあらゆるものがおいしく食べられ るようになったのだ。つらい冬ごもりも生存率が飛躍的にあがった。 群はどんどん大きくなり、みんなの笑顔も広がった。 しあわせで、ゆっくりとした時間。それがいつまでも続く。そう、誰もが信じていた。 そんなある日のことだった。 「むきゅ……ぱちゅはとってもゆっくりできたわ……」 群で一番長生きしていたぱちゅりーが、永遠にゆっくりした。野生には珍しい、寿命を迎 えての大往生だった。 それを皮切りに、一匹、また一匹と群のゆっくり達は永遠にゆっくりしてしまった。 そして。 気づけば、あれだけ大きかった群れはなくなっていた。 たた一匹生き残ったのは、ゆっくりれいむ。 れいむは絶望していた。あれだけゆっくりした群れ。その多くの死を看取り、墓を作り続 けて磨耗したれいむはすっかり荒んでしまっていた。 「みんないなくなっちゃったよ……だからもう、れいむはどうなってもいいよ……」 そう言って、れいむは群れについての話を締めくくった。 「……ゆっくりしにしては、ずいぶんと潔く達観したものだね」 加工場工場長はつぶやいた。 ここは加工場の工場長室。透明な箱に収められ、群れ最後のれいむは抵抗する様子もその 気さえも見せず、ただただ絶望していた。 ラストれいむロストホープ 「さて。どうだい、我が加工場は?」 れいむは答えない。反応すらしない。 工場長はため息を吐く。普通のゆっくりならおびえてもいいはずの状況なのだ。 れいむは今、透明の箱に入れられたまま工場長に運ばれている。 一人と一匹がいるのは、加工場の生産セクションだ。 「んほおおおおおおお!」 「やべでええええ! もうあがぢゃんうみだぐないいいいい!」 れいぱーありすの嬌声とれいむの悲鳴。ぬちゃぬちゃという卑猥でおぞましい交尾の音色。 茎に生る赤ゆっくりは誕生の挨拶をする間もなく、ベルトコンベアの上に落ち加工施設へ と運ばれていく。れいぱーとれいむにはそれぞれオレンジジュース注入用のチューブが刺 さっており、力つきることはない。 あたりを占める光景も騒音も、加工場ではありふれたものだ。 そしてそれを見て、恐怖しないゆっくりなどまずいない。 防音加工も施されていない透明な箱の中、周囲の狂騒をれいむは目と耳で存分に味わって いるはずだ。それなのに、虚ろな瞳は何も写していないかのよう。その身をぴくりと動か しもしない。 だが、 「君の群れの滅んだ理由を当ててみせようか?」 工場長のその言葉には反応した。 透明な箱の中、れいむはゆっくりと向きを変え、工場長の目を見る。 なにも写していないかに見える漆黒の瞳に、今は疑問の光が揺れている。 工場長は満足げにうなずくと、あたりをぐるりと見回してから答えた。 「君の群れでは新しいゆっくりが産まれなくなった。だからゆっくりと衰退した。そうだ ね?」 「そ、そうだよ! あかちゃんがうまれなくなっちゃったんだよ……」 れいむはうなだれる。 ゆっくりした群れだった。通常なら大量のゆっくりが死滅する冬ごもりでもその数を減ら さず、食料の不安もまるでない。争いもなければ人間の領域を侵すような無謀なゆっくり もいない。 穏やかな群れだった。 そんな群れの中、積極的にすっきりーしようとするものが減っていった。そして、すっき りーしても赤ちゃんが生らないことが相次いだ。その原因は不明だった。それゆえにどう しようもなかった。 完璧に思える群れを滅ぼしたのは、新しい命が産まれないことだったのだ。 「どうして群れには赤ゆっくりが産まれなくなったかわかるかい?」 「ゆうう……わからないよ……」 「まわりを見てごらん」 辺りではあいかわらず、無数のれいぱーありすが無数のれいむを犯し続けている。 次から次へ絶えることなく赤ゆっくりが産まれ続けている。 れいむの群れにはもたらされなかった命。それが無造作に、機械的に、しかし大量に発生 し続けている。 だが、そんな光景を見てゆっくりの抱く想いは同じ。 「ぜんぜんゆっくりしてないよ……」 れいむは当然の答えを返した。 工場長は笑みで答えた。 「そう。君の群れと違ってこいつらはぜんぜんゆっくりしていないね!」 「そうだよ……ゆっくりしていないのに、どうしてあかちゃんがうまれるの……?」 「れいむ。そこが勘違いの元だ。ゆっくりしてないからこそ、たくさん赤ゆっくりが産ま れるるんだよ!」 「ゆううっ!?」 れいむは混乱した。 ゆっくりというナマモノにとって、ゆっくりすることこそ至上にして最優先の命題。それ を果たせない方が「ゆっくりできることの象徴」とも言える赤ゆっくりをたくさん授かる などあり得ない。 それが、ゆっくりにとっての常識。 だが、加工場での常識は違った。 「君たちゆっくりはよく言うね。『赤ちゃんはゆっくりできる』、と」 「そ、そうだよ! あかちゃんはとってもゆっくりできるんだよ!」 「こいつらはゆっくりしていないね?」 「ぜんぜんゆっくりしていないよ!」 「その通り。したがって、こいつらはゆっくりしたがっている。ゆっくりできる赤ゆっく りを強烈に望んでいる。だからこんなに産まれるんだ」 「ゆううううっ!?」 ゆっくりできないからたくさん赤ゆっくりが生まれる。 それはゆっくりには全くなかった発想だった。 「で、でもみんな! あかちゃんほしくないっていってるよ!」 れいむの指摘通り、れいぱーにおそわれているれいむはいずれもあかちゃんを産みたくな いと言っている。 「やべでえええ! もううみだぐないいいい!」 「すっきりはもういやああああああ!」 「あがぢゃん……ゆっぐ……あがぢゃんとおわかれするの、もうやだよおおおお!」 大嫌いなれいぱーに無理矢理生まされるのだから当然だ。しかも生まれた赤ゆっくりは産 まれたそばからベルトコンベアで運ばれ、ろくに顔を見ることすらできない。赤ゆっくり 達が生き残ることなどないことは、さすがの餡子脳でも想像しているしている。 「君は恵まれた群れにいたからわからないかもしれないけどね。ゆっくりっていうのは、 本来わがままなんだよ。苦しい。つらい。ゆっくりしたい。口では赤ちゃんは生みたくな いと思っていても、産まれた子がどんな運命をたどるか知っていても……自分がゆっくり したいと願いの方を優先する。だから産む。赤ちゃんはゆっくりできるものだからね」 れいむは見た。 どの母れいむも、にんっしんした瞬間だけほんの少しゆっくりした顔をするのだ。 そして直後、赤ゆっくりが生まれ落ちた瞬間に絶望する。 そんな愚かな繰り返しがまわりでずっと起きている。 「そんな……みんなゆっくりしていたから、あかちゃんうまれなかったの……そんなのっ て、ないよ……」 れいむはうなだれた。滅んだ群れへの絶望をさらに深くしたようだ。 「君の群れが滅んだ理由はそれだけじゃないよ」 れいむの顔にさらに深く影が差す。そんなれいむを、工場長はにっこり笑って眺めていた。 「ゆわあ……」 次に運ばれた施設で、れいむは感嘆の声を上げた。 先ほどの生産セクションとは打って変わって静かな部屋だった。 幅は人間二人が余裕をもってすれ違えるほどの細長い作りだ。長い壁の片面はガラス張り になっており、ガラスの向こうは格子状に仕切られている。そして格子のマス目ひとつひ とつに、穏やかな笑みを浮かべて眠る赤ゆっくりがいるのだ。 「どうだい、れいむ。この赤ゆっくりたちは?」 「とってもゆっくりしてるよ! でも……ちょっといたそうだよ」 赤ゆっくりの頭にはビニール性のチューブが突き刺さっているのだ。れいむが見咎めたの はそれだった。 「ああ、それは痛くないんだ。そこから栄養と高濃度の『ゆんどるふぃん』がそそぎ込ま れている」 「ゆんどるふぃん?」 「ゆっくりがしあわせを感じたときに検出される餡子脳内物質。それを科学的に合成して 作り出したものだ」 「ゆ? ゆゆ?」 「れいむにもわかるように言えば……とてもゆっくりできるものがあの管から出てるんだ。 つまりあれは親ゆっくりの茎のようなものだよ」 れいむは納得がいかないようだったが、赤ゆっくりの穏やかな笑顔を見ているうちに気に ならなくなってきたようだ。 「ゆゆ~ん……この子たち、いつうまれるの?」 「いや、産まれない」 「ゆゆ?」 「『ゆんどるふぃん』を一定期間赤ゆっくりに注ぐと、赤ゆっくりは『さあ、おたべなさ い』をしたゆっくりにきわめて近い味になる。その状態になった時点で真空パックして出 荷だ。加工場の新製品『ゆんどるふぃん赤ゆ』として、ね」 「む、むずかしくてわからないよ!」 「あの赤ゆっくりは、あとでむーしゃむーしゃされるんだ」 工場長は口を大きく開いて閉じて、食べるまねをした。 れいむは震えた。 「どぼじでぞんなごどずるのおおおお!?」 「ここが加工場だからだよ」 簡潔かつ明快すぎる答えにれいむは絶句した。 「さて、さきほどの話の続きだ。ゆっくりはゆっくりを求める。親ゆっくりはゆっくりを 求める。だから赤ゆっくりを産む。だが、赤ゆっくりの方はどうだろう? どこに産まれ たがると思う?」 「ゆ、ゆっくりできるところだよ!」 「そうだね。だから加工場でたくさん産まれる」 「か、かこうじょうはゆっくりできないよ!」 「その通りだ。でもね、見てごらん? この部屋の赤ゆっくり達は実にゆっくりしている だろう?」 れいむは言葉に詰まってしまう。 赤ゆっくりの穏やかな笑顔は、ゆっくりしていることのなによりの証明。 理屈ではなく本能が工場長の言葉を肯定していた。 「人間には、『子供は親を選べない』なんて言葉がある。だが、思いこみのナマモノであ るゆっくりは違う。赤ゆっくりは産まれる場所を選ぶことができる。よりゆっくりできる 場所に産まれ落ちようとするんだ」 れいむはうなだれている。工場長の笑みは深くなった。 「『ゆんどるふぃん赤ゆ』を生産しはじめてから、加工場全体の生産効率は飛躍的に上が ったよ」 そして、工場長はれいむをつれて次の部屋へ向かった。 次に訪れたのは殺風景な部屋だった。 コンクリートで打ちっぱなしの無機質な壁と天井。 床もまたコンクリートだったが、こちらはにぎやかだ。キリ、ハンマー、包丁にナイフに アルコールランプ。様々な虐待道具が並べられている。 工場長はれいむを透明な箱から取り出すと、部屋の床へと落とした。 「ゆっ……!」 落とされた衝撃にうめきはしたものの、動こうとはしなかった。加工場で見てきたもの、 知ったことのショックが大きく、自失しているのだ だが、 「さて、れいむ。それじゃあ最後に君の群れが滅んだ本当の理由を教えてあげよう」 工場長の言葉にれいむの瞳は輝きを取り戻した。 「ゆ、ゆゆ!? どうしてなの!? しってるの!?」 「知っているさ。もっとも、仮説に過ぎないけどね」 工場長は指を立て、得意げに語り出す。 「今まで見せてきたように、ゆっくりは親の『ゆっくりしたいという願い』と、赤ゆっく りの『ゆっくりしたいという願い』、二つによって生まれる」 「れいむのむれだって、とってもゆっくりしていたし、みんなあかちゃんをほしがってた よ!」 「そうだね。でも、親ゆっくりと赤ゆっくり、どちらの願いも加工場のゆっくりほど強く ない」 「ゆ、ゆゆ! そ、それは……!」 れいむは反論できない。 群れはとてもゆっくりしていた。十分過ぎるほどゆっくりしていたのだから、加工場のゆ っくりほどゆっくりを求めていない。 だから、加工場の親ゆっくりの願いが勝つ。 群れはゆっくりとしていた。だが、加工場のあの部屋で赤ゆっくりが見せた笑顔。あれほ どゆっくりした笑顔は、群れでもなかなか見ることができなかった。 だから、赤ゆっくりは加工場に産まれることの方を望んでしまう。 「仮説に過ぎないが、一日あたりにゆっくりが産まれる総量は制限があるらしい。だから、 加工場でたくさん産まれる分、君の群れでは産まれなくなるわけだ」 「そんな……そんな……!」 「つまり、一言で言えば、だ。君の群れは、加工場に負けたんだよ」 「ゆわあああああああああ!!」 はれいむにとって到底受け入れらないことだった。 加工場。餡子脳の奥に刻まれた場所。ゆっくりにとってもっともゆっくりできない地獄。 そんなところにゆっくりできる赤ちゃんを、産まれる前から奪われてしまい、そのせいで 群れを失ったなんて。 「どぼじでぞんなごどずるのおおおお!? れいむたち、なんにもわるいことしてないの にいいいいい!?」 あまりにも理不尽だった。不条理だった。不公平だった。 れいむの餡子の奥からの、魂の慟哭だった。 「悪いことをしていない? とんでもない。おまえ達みたいなゆっくりが一番迷惑なんだ よ」 れいむの魂の叫びを、工場長は一笑に付した。 「おまえ等みたいに善良な面して増えるゆっくりが一番やっかいだ。ゲスはまだましだ。 人間に挑んでくるから場所の把握ができる。駆除もしやすい。勝手に自滅することだって ある。だが善良な群れは別だ。人間に見つからず、ひっそりと暮らし、そのくせやたらと 増える。普通のゆっくりが食えないものまでどうにかして食べやがる。人間がその存在に 気がついた時には、大抵山の自然は取り返しもつかないくらい壊されている。数が多すぎ て駆除も困難だ」 「ゆ、ゆぐぐ……れいむたちは、わるくない……わるくないのにぃ……!」 「難しい言葉が多くてよくわかってないみたいだな。わかるように言ってやる。おまえら は存在しているだけで迷惑だ。善良かゲスかの区別なく邪魔だ。おまえらはこの加工場で 食べ物として存在する以外、居場所なんてないんだよ!」 れいむは人間の言うことがほとんど理解できなかった。 だが、その意図だけは伝わった。 「いらない」 そう言われたのだ。 それが悔しくて、悲しくて、でも言い返す言葉が思いつかない。 れいむは泣きながら工場長をにらむだけだった。 「その中でもおまえは特に許しがたい」 「れ、れいむはなにも……」 「ゆっくりってやつは絶滅しない。どれだけ駆除しても、半年もあれば前以上の数に戻り やがる。その理由は最近になってようやくわかった」 突然、工場長はれいむを蹴りとばした。 「ゆぐううっ!?」 ものすごい勢いでれいむは飛び、コンクリートの壁に叩きつけられた。 普通のゆっくりなら間違いなく皮が破れ餡子が漏れだし、「永遠にゆっくり」してしまう こと間違いない、容赦のない蹴りだった。 だが、れいむは、 「ゆぐうう……いだい……いだいよぉ……」 蹴られた場所とコンクリートの壁に激突した部分が内出餡で黒ずみはしたものの、その命 に別状は無かった。 「群れで最後に生き残ったゆっくりは、とても死ににくくなる。普通のゆっくりなら死ぬ ようなダメージでも平気で回復しやがる」 「へいきじゃ……ないよお……ぐげえっ!?」 答える間もなくハンマーでたたきつぶされた。 今度こそ体が破れ、餡子が漏れ出す。目玉も飛び出した だが、それなのに、 「いだい……いだい……いだいよお……」 れいむはゆっくりと回復していった。 漏れ出た餡子はひとりでに体内に戻り、小麦粉もオレンジジュースなしで皮もふさがって いく。飛び出した目玉すらも戻っていく。れみりゃも及ばないほどの超回復だった。 「死なない。死なないなあ、お前は」 「やべぢぇ……やべぢぇええ……」 れいむはずりずりと治りきらない体を引きずり、工場長から離れようとする。 しかし閉ざされた部屋の中、逃げ場などない。 無様だった。 滅んだ群れに絶望して達観したゆっくりは、もはやどこにもいない。 工場長はそんな哀れなれいむを追いもせず眺めていた。 「さてれいむ、今お前はゆっくりしたいと思ってるな?」 「ゆっぐじ……ゆっぐじじだいよお……ゆっぐじざぜでよおおお……!」 「さっき言ったことは覚えているか? 赤ゆっくりは、親のゆっくりしたいという願いと 子のゆっくりしたいという願いで産まれる。お前はゆっくりしたいと願い、ここはゆっく りできる加工場だ。そして、お前は群れ最後のれいむだ。そうすると、おもしろいことが 起こる」 れいむは工場長の言葉など餡子脳に入ってこないでいた。 ただ、ひどくゆっくりできない予感にさいなまれていた。 そして、それは現実化した。 「ゆ、ゆゆううう!?」 突然、れいむの頭からにょきにょきと茎が生え、ぽんぽんが膨らんだ。 「どぼじであがぢゃんでぎぢゃうのおおおお!?」 れいむは植物型にんっしんと胎生型にんっしんを同時にしたのだ。 「最後に残ったゆっくりは限りなく不死になり、ゆっくりしたいと強烈に願うだけで赤ゆ っくりを大量に生み出す。それがゆっくりが絶滅しない理由だ」 「あ、あかちゃん……ゆっくり、ゆっくりしていってね!」 産まれたばかりの新しい命に、れいむは自らの状況も忘れ心奪われる。 赤ゆっくりとは、ゆっくりにとって理屈抜きでゆっくりできるものなのだ。 だから、次に目に入った出来事は受け入れられなかった。 想像もできなかった。 赤ゆっくりの生った茎が、突然燃え出すなんて。 「ゆううう!? ひさん、ゆっくりしないできえてね! あかちゃんが! あかちゃんが ああああ!!」 火を消そうとれいむはごろごろと転げ回る。 工場長はたった今れいむの茎を燃え上がらせたライターを捨てると、再びハンマーを持ち 上げた。 そして、じっくりとねらいを定め、れいむの膨らんだぽんぽんへと叩きつけた。 「ゆっぶぶぶぶうう!」 れいむのあにゃるから液状のあんこが吹き出した。うんうんだけではない。髪の毛とお飾 りが混じっている。砕かれた胎生型にんっしんの赤ゆっくりだ。 「れいむ。群れの最後の一匹の、特別なれいむ。残念ながら、加工場にとってお前は邪魔 者だ」 「ゆああ……あがぢゃん……あがぢゃん……」 「放っておけば野良や野生のゆっくりが増えてゆっくりの食品イメージが悪くなる。常識 を越えてゆっくりを生み出すが、生まれるのは生命力が強いだけで食品としての価値が低 いクズばかり。加工場では使いものにならない」 「はじめでの……ゆっぐじじああがぢゃんだっだのにぃ……!」 「だからお前の利用価値は、虐待されることだけ。お前のその特別な状態は、過去の例で は約一ヶ月間続く。その間、楽しませてもらう。この愉悦は加工場の工場長だけの特権だ。 お前みたいのは稀少ではないが、見つけられるのは稀だからな」 「ゆぐあああ……」 泣きぬれるれいむを前に、工場長はあらたな虐待道具を手にする。 「絶望したな? ゆっくりすることを強烈に願ったな? また、生まれるぞ」 「ゆぶうっ!?」 再び、れいむのぽんぽんが膨らみ、頭から茎が生えて鈴なりに赤ゆっくりが生った。 間髪いれず、工場長はれいむのまむまむにロケット花火数本を突っ込むと火をつけた。 れいむが反応する間もなく、ロケット花火は炸裂した。 「ゆっ……ぶええええ!?」 今度は口からお飾り混じりの餡子が吐き出された。 普通のゆっくりなら間違いなく致命傷。だが、死なない。このれいむは決して死ぬことが ない。そして子を宿す能力も失わない。その特殊性こそが、ゆっくりが滅びない理由。種 としてのしぶとさの証。 「どんどん絶望し、ゆっくりを望んで子を宿せ。そのためにわざわざ加工場を案内してや ったんだからな」 工場長の笑みが深くなった。普段は厳密な製品管理のために思った通りの虐待など許され ない。そもそも、こんなに死ににくいゆっくりなど他にいない。普通では不可能な虐待が 一ヶ月の間好きなだけ楽しめるのだ。 「ゆっくりしていってね!」 工場長はれいむの頭から茎をむしり取ると、赤ゆっくりごとれいむに叩きつけた。 「あがぢゃん! あがぢゃあああん!」 れいむの悲痛な叫びに酔いしれる。滅多に手に入らない、群れ最後のれいむ。 これから一ヶ月間の夢のように楽しい日々を想像し、工場長はゆっくりと微笑んだ。 了 by触発あき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 163 バトルゆ虐! ふたば系ゆっくりいじめ 172 とてもゆっくりした蛇口 ふたば系ゆっくりいじめ 180 ゆっくりばけてでるよ! ふたば系ゆっくりいじめ 181 ゆっくりばけてでるよ!後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 199 ゆっくりたねをまいてね! ふたば系ゆっくりいじめ 201 ゆっくりはじけてね! ふたば系ゆっくりいじめ 204 餡小話の感想れいむ・その後 ふたば系ゆっくりいじめ 211 むかしなつかしゆーどろ遊び ふたば系ゆっくりいじめ 213 制裁は誰がために ふたば系ゆっくりいじめ 233 どすらりー ふたば系ゆっくりいじめ 465 おぼうしをおいかけて ふたば系ゆっくりいじめ 469 おぼうしをぶん投げて ふたば系ゆっくりいじめ 478 おぼうしのなかにあったもの ふたば系ゆっくりいじめ 513 ネリアン 上記以前の過去作品一覧は下記作品に収録 ふたば系ゆっくりいじめ 151 ゆっくりみわけてね! 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る でもそれって赤ゆ産んだら生命力が元に戻るんじゃね? -- 2015-02-05 20 53 01 すこし俺設定がぶっとび過ぎてるかな まあゆっくりだからの一言で大抵の事はかたづくがw -- 2010-12-17 08 10 09 大引啓次 -- 2010-10-17 00 17 07 なるほど、これがゆっくりが絶滅しない訳か…感心した -- 2010-10-14 18 40 21 ふむー 「絶望してはいけない」虐待か。新しいし理由付けも上手。 この作者本当隙がねぇな -- 2010-09-12 17 46 36 存在が罪のまんじゅうですな -- 2010-08-12 03 52 41 やなオッサンだな。というか、最後の一匹って滅多に出ないんじゃね。ふつう「一匹残らず全滅」だと… -- 2010-07-10 17 28 09 ニヤリ -- 2010-06-28 19 59 29 エゴだなあ -- 2010-03-09 18 43 49
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GURPS魔物娘図鑑 概要 ● ゲームシステム : ガープス第3版 ● GGM : 龍の音 ● GM : 希望者 ● 開催頻度 : GMが居ればいつでも ● 突発セッションの有無 : 歓迎 ● セッション部屋 : #ガープス・魔物娘図鑑 ● 雑談部屋 : #ガープス・魔物娘図鑑裏 ● CC部屋 : #ガープス・魔物娘図鑑CC ● 制限人数 : なし ● 新規参入 : 参入はGGMまで要相談 ● キャンペーン方針 : GM次第 ● エロ方針 : GM次第 ● 禁止事項 : 相手がNGな行為 ● 時間帯 : 主に夜ですがいつでも可 注意:四肢切断等のR-18G要素があるセッションがしたい方は個別のセッションchをご用意ください。 ■管理運営側から重要事項: キャラクターのwikiページ名は ガープス・魔物娘図鑑/●●(キャラクター名) でお願いします。 レギュレーション [部分編集] このレギュレーションは仮運用のものとなります。状況をみて修正していきます。 このレギュレーションはエロ魔物娘図鑑(サイト:クロビネガ様の中のコンテンツ)の世界で人間やインキュバス、魔物娘となって冒険をするためのものです。 各魔物の詳細等はエロ魔物娘図鑑を参照してください。 注意:エロ魔物図鑑の著作権の全ては健康クロス様にあります。キャラ絵や設定などに絵や文章を勝手に用いる事は厳禁です。 本家サイトのエロ魔物娘図鑑→http //kurobine.sakura.ne.jp/mamonogirllover/zukan/index.html エロ魔物娘図鑑・設定資料集→http //kurobine.sakura.ne.jp/mamonogirllover/sscgi/mtsg.cgi?mode=view no=1 id=jikozel 本家サイト本館「クロビネガ」様→http //kurobine.sakura.ne.jp/ 上記のサイトに目を通してください。 世界観は基本的にエロ魔物娘図鑑に則りますが、ゲームにするために改変している事項があります。 ●主な改変事項 魔物娘たちは必ずしも精液を摂取しなくても生きていくことができます。 PCである人間は魔物娘に劣るわけではありません。(一般人はPC達に基本的には劣る事となります) 魔物娘達に偏見を持たない国家が存在します。そしてPCたちはそこの出身となります。 独自に堕ちた神などの設定をさせていただいております。 独自設定をまとめるためのページを創りました ガープス・魔物娘図鑑/独自設定 以上です。 ●使用する主なルールブック ガープス・ベーシック ガープス・妖魔夜行 ガープス・マジック ○サプリメント ガープス・妖魔伝奇 ○他に参考にするもの ガープス・百鬼夜翔(GGM不所持) ●文化レベル 文化レベルは3です。田舎に行くと2レベルになってしまうのが普通でしょう。(特にCPを上下させなければTL3で作成してください。) 親魔物国、領土では人間達の絶対数や妖術の普及度によって文化レベルは反魔物国家のそれに劣る傾向にあります。 魔法文化に関しても反魔物国の方に分があります。これは魔物たちは妖術が使えるので、必ずしも魔法に頼る必要性が薄かったためです。 《高テクノロジー》を取得していればTL4で作成することが可能です、その場合は反魔物国出身な事が多いでしょう。 ●重要事項 妖術はすべてエネルギー属性とします。 原則として総ての知的生物は妖怪として扱います。(人払いなど、人間であることが条件の術は特殊な存在以外には効果を発揮しません。) このレギュレーションでは百鬼夜行の属性ルールを参考にしたルールを使用しています。(詳しくは下記の属性についてを参照してください。) この他、百鬼夜行を参考にハウスルールとしてルール改変を行っています。 また、魔物娘やインキュバスは鎧を装備できません。さらに盾についても重要なルール変更があります(詳しくは下記の盾、鎧についてを参照してください。) このレギュレーションでは基本的に装備品破壊ルールを採用していません。(GMによっては特別に採用している事もあります。) このレギュレーションでは基本的に部位狙いルールを採用していません。(弱点を狙うことはできます。) このレギュレーションでは基本的に吹き飛ばしルールは【風属性】および【激流】などの特に吹き飛ばすもの以外は採用していません。(GMによっては特別に採用している事もあります。) ●キャラ作成について 初期CPは350です。これは魔物も人間も同じです。 キャラクターには必須の特徴があります。 ○最初に魔王の加護(30CP)を取得します。 これは、通常では死亡となるところを瀕死状態に済ませる事ができる特徴です。 この状態のままダメージを受けずに一日がたつと、HP1、朦朧状態で目を覚ますことができます。 (なお、反魔物国の人間は主神の加護という同能力の特徴を得ています。) ○人間かインキュバスか魔物、精霊を選択してください。 ☆人間、エルフ、ドワーフの男女 この三種族の場合、妖力、妖術の取得が不可能となります。 ただし、追加体力、追加能力値、追加HP、追加疲労点、高テクノロジーについては取得することができます。 エルフ、ドワーフの場合、エルフセット、ドワーフセットを取得してください。(ハーフエルフの場合、エルフセットを取得するとします。) ☆インキュバスの場合 インキュバスは人間、エルフ、ドワーフの男性が変化した特別な種族です。 インキュバスは妖術(と一部の妖力)を取得することができます。取得できる妖力については下記の細かいルールを参照してください。 また、インキュバスセットを取得する必要があります。 ☆魔物の場合 魔物の場合、魔物セットを取得する必要があります。 その後、作成したい属のセットを取得し、その後に作成したい種のセットを取得、そして残ったCPでキャラクターを作成することになります。 この場合、妖術は自由に取得可能ですが、妖力(特に《~の体》等)はその種族の根本を覆す事があるので、その種族に見合わないと思われる物は避けてください、詳細はGGMにお尋ねください。 また、一部妖力の内容が変更になっています、下記の細かいルールを参照してください。 ☆精霊の場合 精霊の場合、精霊族セットを取得する必要があります。 それ以外は魔物とほぼ同じですが、その種族に合った妖術や妖力以外は取得できません(イグニス種が水撃などは不可)。 取得していいかどうか迷った場合はGGMにお尋ねください。 ○三種族(インキュバス)から魔物、精霊か魔物から人間への態度を (善良:CP-30)(友好:CP-20)(中立:CP-5)(獲物:魔物のみ:CP-15) から選んでください。説明文に関しては妖魔夜行P82に載っているものとほぼ同じとなります。 ○容貌を決めます。 人間、インキュバスはガープス・ベーシックP42から容貌を選びます。 魔物は妖魔夜行P109の美醜から、異界の美(15CP:反応修正+2)、かわいい、可憐(15CP、反応修正+1、異性なら+4)、畏怖すべき美(30CP、反応修正+4、異性なら+6)、絶対の美(80CP、反応修正+8、異性なら+10)、そして、オリジナルの普通(5CP、反応修正+0)の中から一つ選んでください、魔物娘は基本的に醜い事はありません。 これらは目安です、例えば絶対の美をとって、人智を超えた可愛さとしても構いません。 ○自由 その後残ったCPで自由に技能等を取得していきます。 年齢制限があることも忘れないでください。長命な魔物は基本的には寿命は人間の5倍で換算してください。(実際はもっと長いかもしれませんが。) また、追加妖力、妖術が種族セットページに載っています、その種族専用と書かれたもの以外は自由に取得できます 以上でキャラ作成が終了します。 ●細かいルール 技能:診断のような、種族によって個別に能力を取らなければいけないものは以下のように分けるとします。 (サキュバス化した者は元の種族で考えてください、例えばサキュバス種のダークエルフも、元がエルフなのでエルフ種です。) 人族:人間、エルフ種、ドワーフ種、巨人種 妖魔:人族、妖精、精霊、神族以外 妖精:妖精種 精霊:精霊種 神族:神、天使 ただし、このような区分けに囚われない効果もあるので、注意してください。(詳細はそのたびにGMに判断を求めてください。) ●インキュバスで取ることができる妖力 インキュバスの妖力について ○魔法について。 バランスとゲームの円滑な進行のために魔法にも変更点があります。 魔法はまず普通に取得してください(取得するには魔法の素質が必要です。) その中からセッションの頭にそのセッションで使うことのできる魔法を 難易度が「難」の魔法を『知力/2(端数切捨て)』個 難易度が「至難」の魔法を『知力15以上なら1個、その後知力が5上がるごとに+1個』 (ただし、魔法の素養を3LV取得しているなら、知力が15以下でも最低1個は持って行けるとします。) (さらに、魔法の素養を最大5LVまで許可することになりました、詳細はその他のルールのデータについてを御覧ください。) 選び、GMに宣言してください。 その時に選択しなかった魔法はそのセッション中は使用することができません。 選択しなかった魔法の扱いのイメージについては個人で設定してかまいませんが 基本的に『魔力でスペルを自分の体に刻み(見ることは出来ない)、そこから魔法を引き出すので、体に刻んでいない魔法は知っていても使えない』となります。 無論、そのキャラにこのイメージが似合わないと考えるなら沿わなくても構いません。 ●妖術の属性について。 妖術による直接的な攻撃はすべてエネルギー属性が付加されているものとします。(ただし、自然に存在する岩を妖術によって投げつけた場合などはこれに含みません。) また、非実体にも有効の増強を取得している攻撃もエネルギー属性が付加されているものとします。 魔法は、量が膨大すぎて網羅出来ないため、エネルギー属性が付加されるかどうかはGMに判定をうけてください。 詳しくは下記のリンクを参照してください。 属性について ○魔化アイテムについて 必要エネルギー1点につき25G。 祝福は禁止とします。 ○盾、鎧について 盾の受動防御は廃止、そのかわり盾の受動防御の値を盾での「止め」、「妖術止め」の値に追加する。 盾での「妖術止め」は妖術と同じ扱いとする。(つまり、1Rに一回の範疇に入り、攻撃妖術や防御妖術との併用はできない。) 盾での「妖術止め」は単体への妖術は完全止め、扇形は半減、範囲型(爆発含む)は止め不可とする。 「妖術止め」と通常の「止め」の併用は可能。 盾になんらかの手段で受動防御を+する効果をつけたとしても、それは「止め」への+となります。 鎧は人間以外装備不可とします。魔物娘やインキュバスの鎧は《衣装》で再現してください。 ○知覚判定について 知覚判定の個別化についてのルール ●《~日に一度○○の摂取が必要》系のセッションでの扱いについて 基本的にはセッションのプリプレイ(セッション開始直後)にその品物を所持するための金銭を払います。(基本的には一回分で問題有りません) ただし、GMが品物をセッション開始時に手に入れられないと判断した場合は、手に入れられなくても構いません。 精液や、何かの実、聖水等を特徴や術(《仲間》や、《妖術:植物生長》、《魔術:聖水》)などで入手手段を確保している場合はそれを使うことをGMに宣言してください。判定に成功すればその品物を得られたとしていいでしょう。 ●名誉点について 下記のリンクを参考にしてください 名誉点ルール ●妖怪伝奇について 妖怪伝奇をGGMが入手したので使用可能とするものを一覧にします。 妖怪伝奇使用可能データ一覧 ●その他百鬼夜行やオリジナル妖術、仕様変更された妖術について。 百鬼夜行から要請があって使用可能としたものを一覧にします。 また、オリジナル妖術や仕様変更のあるものも一覧とします。 百鬼夜翔使用可能データ一覧 ●戦慄のチェスゲームについて 戦慄のチェスゲームから使用可能とするものを一覧にします。 戦慄のチェスゲーム使用可能データ一覧 ●ガープス・グリモアについて ガープス・グリモアから使用可能とするものを一覧にします。 ガープス・グリモア使用可能データ一覧 ○言語について 言語ルール ★セット一覧 種族セット ローカルルール [部分編集] セッションについて セッションの進行に関係のないこと(GMへのセッションでの要望や雑談等)は裏チャンネルやトークで行いましょう。 相手の登録キーワードを添える のを忘れずに!(GMは「GM」などをセッション中のみキーワード登録することをお勧めします) セッション後に15分間程度の反省会を設けましょう。各PLはセッションについて良かった点 また、改善点を 解決策を添えて 伝えましょう。GMはそれらを次のセッションに生かしましょう(15分の間にメモ帳などにまとめて、できた人から順番にコピペすると良いです) GMは、特殊なセッションを実施する場合(死亡の可能性が高いバランスでの戦闘を予定している、や 参加者の好みがわかれるようなシナリオ等)や、実験的なセッションを実施する場合(初心者GMや、バランスのよめない戦闘等)には、 募集要項にその旨をはっきりと明記しましょう 。PLはそれらを確認した後、参加希望するかどうかを選んでください。 PLで参加希望をするときに時間制限やNG行為などがある場合、 参加前に全員にはっきりと伝えましょう 。また、予定時間を大幅にオーバーしたりしてそれらに触れた場合には、 そのPLが抜けることをGM、その他参加者は認めましょう (セッションの予定時間と照らし合わせて制限時間があきらかに厳しい場合はGMはそのPLの参加を認めないようにしてください) R-18セッションを行う場合、セッション参加者はお互いに趣味嗜好、苦手、禁止等を必ず確認しあいましょう。GMは可能ならばそのセッション中に起こりうる行為をPLに伝えましょう。 どんな事があっても相手に自分の趣味嗜好、プレイスタイル等を押し付ける事は止めましょう。 ○セッション結果の放棄について。 GMは万能ではありません、その為、レベル帯に相応しくない強敵を出してPCを全滅させてしまう事もあるでしょう。 また、コンセンサス確認のミスで、PLが望まない行為を行ってしまうかもしれません。 そのような場合、PLはそのセッションで得た結果をすべて放棄する事が出来ます。 勿論、PLが納得できる状況での全滅やロスト等であれば、その結果を受け入れる事を推奨します。 あくまでGMやPLの想定外が発生した時、GMの悪意によってPCに不利益を与えられた場合の保険です。 ○セッション後に続くオリジナル永続効果について。 ☆オリジナル永続効果の適用について。 レギュレーションとして、GMはどのような効果をPCに与えてもよいとする。 しかし、その使用については十分に注意し、問題の種になりかねない事を認識すること。 適用にあたっては、今回予告、プリプレイと十分にPLとの話し合いを行うこと。 また、PLの意にそぐわないオリジナル永続効果、ならびにセッション後にまで影響する 『肉体、精神に関するロストと死亡を除く効果(データーあり、なしを含む)』は何のペナルティもなく破棄して良いとする。 ☆永続効果適用PCの運用について。 オリジナル効果を適用されているPCを持つPLは、その旨をキャラクターシートに分り易く明記しておくこと。 永続効果を適用されているPCを使うPLは、事前にGMにその旨を説明すること。 さらに、GMは別のGMによって与えられた永続効果が適用されているPCを参加拒否することができるとする。 GM報酬 GMも参加PC一人が得ることのできる、『CP』、『報酬』をGM報酬として得ることができるとします。 セッションで報酬として出したアイテムは全て売却したとして扱い、価格未設定のものは0Gとして扱います。 GM報酬として得たものは、セッション1回分の報酬をひとまとめに、自分のキャラクターから一人選んで与えることができます。 上記のGM報酬は、セッション後すぐにキャラを選ばずに後で新しくつくったキャラに与える など、データ管理さえしていれば好きなタイミングで使用していいとします。 国や施設やNPC キャラクターシートテンプレート キャラクターシートテンプレート 参加キャラクター [部分編集] 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 レイシア 龍の音 475 100 12 女 ラミア 高飛車で目立ちたがり屋な幼女ラミア イム 龍の音 607 150 15 女 ダークスライム アホの娘スライム ロメリア 龍の音 384 12 12 女 ナイトメア 内気で臆病なスタンダード型 フルーレ 龍の音 350 150 4 女 バフォメット? 悪戯に命をかける大悪魔? アリステル 龍の音 350 18 15 男 人間 早世に憧れる男の娘 蛟 龍の音 457 ??? 25 女 龍 デカい 岩本 水琴 龍の音 350 70 10 女 妖狐 おきつねちゃん 宇喜田 みつ 龍の音 350 15 15 女 人間 虎之介の妹弟子 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 ヴァイス ジン 370 45 25 男 インキュバス 狩人で医者な放浪のインキュバス 斑鳩 ジン 350 12 12 男 インキュバス 忍者 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 トリミー・ダ・レソマ 笛原光紀 380 16 16 女 ギリタブリル アサッシンな蠍 ユキ・フーディエ 笛原光紀 419 不老 20 女 妖孤 遊び人な狐 エイス・ビウゾ 笛原光紀 350 不老 20 女 グール 世間知らずのグール カナメ 笛原光紀 350 10 10 女 カラステング 音速の壁を超えられない烏天狗 アルシア 笛原光紀 356 12 12 男 インキュバス がおー リン 笛原光紀 350 不老 20 女 マインドフレイア 貞淑で淫乱な触手使い 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 フォウミ clo 350 不詳 13 女 ゾンビ 継ぎ接ぎ少女 ユーディット clo 350 100 11 女 バフォメット 修行中の魔神さん アシズ clo 350 不老 12 男 インキュバス ローブ姿の魔法使いさん フィアンマ clo 350 不詳 20 男 インキュバス 生臭坊主 アリス clo 350 16 20? 女 レッサーヴァンパイア 半端者の剣士娘 ビビッド clo 350 14 不老 男 エルフインキュバス 女装インキュバス シュリ clo 14 14 男 インキュバス 男の娘な炎剣士 キリ clo 350 12 25 女 ゴーレム(人造天使) 敗残兵。元秘密兵器のパーツ。現スクラップ ルキア clo 350 16 80 女 エルフ(魔物) 魔法剣士の少女 ゼノ clo 350 12 不詳 男の娘 インキュバス 風来坊 オルグ clo 350 25 100 男 インキュバス 巨体の蛮人。オークっぽい 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 ササラ マヤ 416 16 12 女 マーメイド リロリマーメイド サクラ マヤ 349 24 21 女 シービショップ 豊満な人魚 リルア マヤ 350 11 8 女 アリス 最凶の誘い受け(設定・アイテム未完) タヒナ マヤ 348 12 10 女 アリス 私がいるじゃない!(設定・アイテム未完) ウィツ マヤ 411 230 12 女 サキュバス(エルフ) 影のサキュバス オルカ マヤ 350 少女 謎 女 フェアリー 非常に優秀なオナホ妖精 ルルル マヤ 347 13 12 女 ドーマウス 眠れる不思議の森の美少女 ファラ マヤ 350 16 12 女 ドワーフ 鋼鉄姫なのじゃ ロイド マヤ 350 12 12 男 インキュバス ワーウルフの血が混ざった元人間 ハルタ マヤ 150 22 22 女 人間 ※ハンター、加護無し、ゆうやんさん狩り用 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 ミスティ SIX 350 72 17 女 サキュバス(エルフ) 魔物娘となった可憐どエロフ ヴァルディーナ SIX 350 210 7 女 ドラゴン ロリドラゴン システィ SIX 350 0.5 5 女 サキュバス(エルフ) ミスティの娘 セティ SIX 350 130 24 女 ゴースト 登録時すでにディラックの嫁という( ゼクス SIX 350 25 13 男 インキュバス 某ヘ○シング執事ショタ風 エリス SIX 350 14 14 女 吸血鬼 こましゃくれた少女 アルス SIX 350 12 11 男 インキュバス 勇者見習いショタ風味 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 リュミエール・オプスキュリテ 水無月 桜 350 不明 20代半ば 女性 サキュバス(人間) 元教団所属魔術師 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 テオドロス 孤狐 350 おやじ おやじ おやじ 人間 某映画のスパルタ兵のような戦士 巫陰 孤狐 350 不老 幼女 幼女 稲荷 淫乱幼女稲荷 リューン 孤狐 350 ショタ ショタ ショタ インキュバス 旅の吟遊詩人 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 フォウゼ・エミュ・フォークロック 手塚あき 404 10 8 女 ゴースト 病的甘党ロリゴースト アシュレイ 手塚あき 374 16 16 女 スケルトン 白い暗黒騎士 棗 和耶 手塚あき 470 18 18 男 インキュバス 大和撫子な触手とサバトの伝道師?幼女化もあるよ! プリン 手塚あき 387 12 10 女 ホブゴブリン バカ力なロリきょぬー 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 レチュリー west_117 488 48 26 女 サキュバス 巨乳淫乱サキュバス カウス west_117 451 19 18 男 インキュバス 山育ちの弓使い ベスパ west_117 495 34 22 女 ホーネット ボクっ子槍使い マーテル west_117 422 32 23 女 サラマンダー 勝気めらめら火トカゲ フォルス west_117 398 13 12 男 インキュバス ゆるゆる援護系魔法使い ジーン west_117 350 24 24 女 キキーモラ 武闘メイド ノア west_117 350 12 10 男 インキュバス 生意気鎧剣士 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 シノノメ Librarian 620 19 19 女 エルフ 器用万能侍 雪花 Librarian 386 480/不老 16 女 ゆきおんな 冬でテンション上げる武具屋 クゥ Librarian 350 ?/不老 6~10 男 インキュバス えろいこと大好きな男の子 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 早世 S-doll 386 20 16 男 人間 メイド兼ウェイトレス ルゥネ S-doll 350 25 15 女 アルラウネ 痴漢草 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 アールカ めがねまん 398 20 20 女 スキュラ 姉御肌マッサージ師 ボード めがねまん 745 26 26 男 インキュバス エロボンボン フリーシア めがねまん 350 50 17 女 ホルスタウロス 天然ミルクタンク トリシャ めがねまん 659 95 19 女 ダンピール 旅のハンター マイサ めがねまん 426 200 15 女 ミミック 肉食系受身女子 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 キキリ・ザック アルカ 350 25 20 男 インキュバス サキュバス大好きインキュバス剣士 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 ユウ Reyo@リオ 350 24 17 女 ハーピー 翼手を持つ斥候志望ハーピー 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 ルミ mika_shira 398 ?? 14 女 スキュラ 盲目の白スキュラ シャロ mika_shira 307 12 12 男 人間 ビリビリツンショタ こべに mika_shira 350 20 10 女 ピクシー 熱線ピクシー 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 アムニエル emeth 350 1 13〜4 女 エンジェル 天然お馬鹿エンジェル 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 ラピスラズリ じゅね 350 20 10 女 アルプ 何年たっても成長しないオトコノコ好きなアルプ レイ じゅね 350 48 12 男 エルフ 魔物は嫌いじゃないがエロいことをすることが苦手なショタっ子 ラズライト じゅね 350 ? 18 男 インキュバス 奥手なくせに美人好きな女装青年 アレイヤ じゅね 350 40 25 女 ミノタウロス ミノタウロスらしくないミノタウロス 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 アザリー ゆうやん 380 不明 14 女 グリモワール 悪態幻想少女 セム ゆうやん 350 不明 14 男 インキュバス 不敵な笑顔の男の娘 ベルトレット ゆうやん 350 不明 14 女 レヴナント 綺麗なゾンビ娘 レライア ゆうやん 349.5 不明 18 女 ダークエルフ 嗜虐の狩人 ジョルジュ ゆうやん 350 25 25 男 インキュバス 堕落騎士 ベリス ゆうやん 350 ? 25 女 ダークエルフ 自堕落な斥候 エルドリア ゆうやん 368 ? 20 女 ヘルハウンド 弱気な拳法家 フェリオ ゆうやん 350 ? 10 男 インキュバス 元従者 鬼秀 虎之助 ゆうやん 650 11 11 男 インキュバス バガボンド 八雲 ゆうやん 350 24 24 女 毛娼妓 カクレメ エーリル ゆうやん 398 14 14 女 アマゾネス 狼毛皮被りの蛮族 ユスラ ゆうやん 398 20代 ? 女 ファラオ 土下座しろ!! クライ ゆうやん 350 20代 ? 女 ダークプリースト 後ろ向きに前向き 龍之進 ゆうやん 350 10代 ? 女 くのいち 落ちこぼれ忍者 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 常盤 bell 662 18 12 女 妖狐 後輩系狐娘 クリス bell 362 ? 12 男 インキュバス 可愛い物好きな男の娘 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 エリン 唐沢 364.5 20 女 ワーウルフ 当たりの強めな狼っ娘 ねむり 唐沢 778 11 女 コカトリス びりびりちびコカトリス コレット・リリエンタール 唐沢 350 22 24 女 カマイタチ 軍服女子、そしてダンサー ロゼ 唐沢 -27.5 8 8 女 人間 因果の少女 休眠中・引退中キャラクター 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 プレディカ mika_shira 350 21 10 女 マンティス ちんまりマンティス 【名前】 【PL名】 【CP】 【年齢】 【外見年齢】 【性別】 【種族】 【プロフィール】 ジュリア ゆうやん 349 不明 20 男 インキュバス 魔王万歳異装紳士 GM ガープス・魔物娘図鑑/龍の音GM ガープス・魔物娘図鑑/マヤGM ガープス・魔物娘図鑑/Librarian GM ガープス・魔物娘図鑑/手塚あきGM ガープス・魔物娘図鑑/無人島特設ページ 姉妹レギュ ガープス・真・女神転生
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特殊設定欄 職業必須設定 表1 職業必須設定 独自技 職業必須設定 キャラクターの職業の「必須設定」を記入して下さい。 必須設定が特にない職業の場合は、空欄で構いません。 表1 職業必須設定 ヒューレー(ブランチW) 職業 必須設定 戦闘職 戦士 扱う武器 格闘家 特になし 魔法使い 属性 神官 属性、普段教会に勤めているかそうでないか 吟遊詩人 扱う楽器、もしくは歌 探検家 特になし 魔狩 扱う武器 主な勤務内容 魔獣使い 扱う魔獣の種類、名前 一般職 職人 何を作っているのか 商人 どんな商品を取り扱っているのか 医術師 担当科目(外科、内科など) 学者 専門の学問 学生 学年、通っている学校の種類 ハルディン(ブランチF、H、T) 職業 必須設定 ギルド職 戦士 扱う武器 格闘家 特になし 侍 太刀筋、構え方、蹴りを使うか否か、刀の名前 アーチャー 特になし 密偵 表向きの職業 魔法使い 属性 神官 属性、普段教会に勤めているかそうでないか 吟遊詩人 扱う楽器、もしくは歌 トレジャーハンター 特になし ガンナー 主に弾に詰めている魔法(3つまで) 一般職 職人 何を作っているのか 商人 どんな商品を取り扱っているのか 警備兵 どこの町を守っているのか 芸人 得意な芸 医術師 担当科目(外科、内科など) 学者 専門の学問 学生 学年、通っている学校の種類 船乗り 船内で担当している仕事 盗賊 特になし 独自技 ヒューレー(ブランチW) 全てのキャラクターが「独自技」を制作する事が可能です。 戦士の場合は武器を使った必殺技、魔法使いの場合は属性に沿ったオリジナル魔法等を製作可能です。 各職業にふさわしいものを考えて、1つだけ記入して下さい。また、必ず技の名前を付けて下さい。 各職業と全く関係のない技や、魔法使いや神官の場合、各々が持つ属性以外の魔法を製作することは不可です。 ハルディン(ブランチF、H、T) ギルド職に就いているキャラクターは、各職業に関する「独自技」を制作することが出来ます。 (獣人や半獣で「動物の特性」を取得しているキャラクターも、ギルドに所属していれば「独自技」を取得できます) 戦士の場合は武器を使った必殺技、魔法使いの場合は属性に沿ったオリジナル魔法等を製作可能です。 各職業にふさわしいものを考えて、1つだけ記入して下さい。また、必ず技の名前を付けて下さい。 各職業と全く関係のない技や、魔法使いや神官の場合、各々が持つ属性以外の魔法を製作することは不可です。 ※ギルドに所属していない方は、この欄は空欄で構いません。
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独自要素 変更点 独自要素 変更点 スキル関連ゴスペル クラスターボム ファイアリングトラップ/アイスバウンドトラップ トワイライトファーマシー ミックスクッキング クロスインパクト/カウンタースラッシュ ウォーグストライク アローストーム シビアレインストーム スピアクイッケン スパイラルピアース メインフレーム改造 ~~の魂 サンダーストーム アイテム関連魔法書 古木の枝 宝石箱 パイルバンカー作成NPC 凸面鏡 子犬耳飾 グリフォンの手綱、疾風の扇、ドラゴンの手綱、古代のギア DROP追加系装備 巨大なハエの羽 システム関連レベル制限 経験値 エンドレスタワーのクールタイム 魔王モロククエスト 同姓婚 スロットエンチャント 転職方法 濃縮エルニウム成功率 開放コマンド 新規状態異常 ゲイン系効果(HP/SP吸収) 拡張スーパーノービス コスプレNPC マップ関連スカラバガーデン トール火山03、オーディン神殿03 スキル関連 ゴスペル PTメンバーへのディスペル効果を削除 クラスターボム 独自計算式を採用。 ①3*(1+BaseLv/120)*(100+Dex)*SkillLv+5*Int+40*トラップ研究Lv ②(100+200*SkillLv)% 最終ダメージ=(①必中ダメージ+②ATKダメージ)*無属性 ファイアリングトラップ/アイスバウンドトラップ 独自計算式を採用。 ①3*(1+BaseLv/120)*(100+Dex)*SkillLv+5*Int+40*トラップ研究Lv ②100% 最終ダメージ=(①必中ダメージ+②ATKダメージ)*無属性 発動後罠残存時間1.5秒。 属性を強制無属性から火/水属性に変更(韓国仕様) 最大設置数を2個に変更。 トワイライトファーマシー 青ポーションが作成可能です。 白と青の同時作成になる為、両方の材料が必要になります。 ミックスクッキング ステータス+5 効果時間10分 クロスインパクト/カウンタースラッシュ エンチャントデッドリーポイズン付与時は、基本倍率が半分になります。 ウォーグストライク 固定詠唱を追加。 アローストーム 効果範囲の拡大(韓国仕様) Lv1~Lv5は5x5セル、Lv6~Lv9は9x9セル、Lv10は11x11セルです。 ダメージ倍率にBaseLvを考慮するよう変更(韓国仕様) 独自ダメージ倍率の採用。 倍率 = ( 500 + 80 * SkillLv ) * BaseLv/80 シビアレインストーム SkillLvの増加ごとに変動詠唱が0.5秒加算。 SkillLvごとにクールタイムが増加するよう変更しました(韓国仕様) スピアクイッケン R化以前の効果のままです。 説明文はR化後のものとなっています。 スパイラルピアース 説明文はR化後の情報でLv5となっていますが、取得条件は槍修練10です。 メインフレーム改造 〔メカ搭乗時〕DEF+15(Lv4) 〔非搭乗時〕DEF+4(Lv4) ~~の魂 コンロンNPCのほうがソウルリンカーの使う魂スキルより効果時間長め サンダーストーム マジテンプレを参考に、MATK倍率を80%から100%に変更 アイテム関連 魔法書 〔下級〕魔法商店にて販売 〔上級〕ゲフェンタワー左の冥王にて作成 古木の枝 NPC売値10,000z 宝石箱 超低確率で魔女の帽子、賢者の帽子、ラブダッドバンダナ、ねこみみ、妖精の羽 、ペコペコの翼、幸運のガントレットがでます。 パイルバンカー作成NPC 居ません。パイルバンカーは冥府フィールドの敵がDROPします。 凸面鏡 ニブルヘイム、生体工学工学研究所03、タナトスタワー 最上部、イベントで出現するMVPボスは感知できません。ゲフェニアダンジョン02のオリジナルMVP「Lies」「Truth」も検知することができません。なお黒水晶D2Fで検知できるのはMVPカトリーヌ=ケイロンだけです。 子犬耳飾 エラーおきまくります。 グリフォンの手綱、疾風の扇、ドラゴンの手綱、古代のギア 右アクセサリ欄専用アイテムです。 DROP追加系装備 同じやつ2個つけてもDROP率はアップしません。 巨大なハエの羽 パーティリーダーが使用した場合のみしか効果を発揮しません。 リーダー以外が使用するとただのハエの羽の効果になります。 システム関連 レベル制限 3次職:ベース120 それに伴い各スキルのBaseLv補正部分も同等になるよう調整 経験値 レベル105からベース取得経験値減少 50倍→5倍 エンドレスタワーのクールタイム 12時間 魔王モロククエスト 簡略化してあります。具体的には・・・ 次元の狭間02の雑魚MOB全削除 次元の狭間02の魔王モロクの取り巻き削除 次元の狭間02の魔王モロクのHP大幅減少 次元の狭間02の魔王モロクのDROP率大幅減少 同姓婚 ジャワイで可能、手数料10,000,000z スロットエンチャント プロンテラ鍛冶屋内 転職方法 〔未転成〕転職NPC 〔転生済〕ヴァリキリー 〔3次職〕ウィッシュメイデン 濃縮エルニウム成功率 〔+4→+5〕 90% 〔+5→+6〕 80% 〔+6→+7〕 80% 〔+7→+8〕 40% 〔+8→+9〕 40% 〔+9→+10〕 30% 開放コマンド 〔@pettalk〕〔@clock〕〔@at〕〔@who〕〔@aura〕〔@mes〕 新規状態異常 BOSS属性モンスターに無効 ゲイン系効果(HP/SP吸収) 罠スキルの場合は発動確率が半減するようにしました。 拡張スーパーノービス 独自実装。 転職NPCはアルデバランの11時方向です。 スーパーノービス専用のカート貸し出しNPCの傍に設置してます。 独自実装の為、拡張後にカートを借りると商人系のカートとなります。 カートチェンジは転職NPCにて無償で行う事が可能です。 コスプレNPC ローソン内の白くまのオブジェクトから、 モンスターの衣装を63種類の中からランダムで貸し出します。 コスプレ中は頭装備、武器、盾が解除されます。 また、装備もする事が出来ませんのでご注意下さい。 コスプレはNPCに話掛けるか、リログイン、60分経過のいずれかで 解除されます。 マップ関連 スカラバガーデン マップ実装。モンスター配置を仮実装(沸き数は暫定で280匹が即沸き) ドロップは収集品のみ。BaseEXPは本鯖より低目設定としています。 女王スカラバ撃破後の60分間だけポタ子より転送が可能になります。 トール火山03、オーディン神殿03 転送先がランダムです。PTで行く場合には巨大なハエの羽を利用しましょう。
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『いきてるんだよ!』 17KB 虐待 自然界 現代 独自設定 ※独自設定垂れ流し ※このSS上では倫理的に明らかに間違ったことが主張されていますが、 あくまでこのSS内でしか通用しないフィクションです ※最近「ゆっくりだっていきてるんだよ!」ネタをちょくちょく見かけ、 触発されて書きました それは、れいむにとって言葉にするまでもない当たり前のことだった。 ゆっくりは生きている。命は大切で、大事にしなくてはいけないもの。 ずっとずっと。意識するまでもなく、無邪気に信じていた。 信じて、いた。 いきてるんだよ! 「かりにいってくるのぜ!」 「まりさ、ゆっくりがんばってね!」 森の一角、木の根元に掘ったおうちで迎えるいつもの朝。 みんなで仲良く朝ごはん。愛しいツガイのまりさに、かわいくてたまらない子まりさと子 れいむ。なによりもかけがえの無い家族との、ゆっくりとしたいつもの朝だった。 ちゅっちゅで送り出したまりさの後ろ姿もいつもどおりの頼もしさだった。きっと今日も 、おいしいごはんさんをいっぱいとってきてくれるに違いない。そう思うと、れいむはと てもゆっくりできた。 そして、おうちの中に入る。そこにはかわいいおちびちゃんたちが待っている。今日もゆ っくりと子育てをししよう。れいむは顔をほころばせた。 なにもかもいつもどおり。今日も昨日と変わらず、明日もきっとゆっくりできるに違いな い。れいむはそう、信じていた。 だが、 「ゆっぎゃあああああ!」 悲鳴とともに、ゆっくりとした時間は終わりを告げた。 外から聞こえたその声は、紛れも無く愛しのまりさのものだった。れいむは慌てておうち の外に出た。 「ゆびゅえっ!?」 状況をうかがう暇も無く、れいむのすぐそばで奇妙な悲鳴となにかがつぶれる音が響いた 。目を向けると、そこには大きくて太い人間の「あんよ」があった。 呆然と眺める中、その足が持ち上がった。その下には、黒く広がる餡子とぐしゃぐしゃに なった小麦粉の皮がある。なぜ家の前にこんなものが……混乱した餡子脳が推測をめぐら すより先に、目に入ったものがれいむに何が起きたかを理解させた。 「れいむのおちびちゃんがああああああ!?」 餡子と皮の混合物の中に、これだけは見間違えようの無い、子れいむのおりぼんがあった のだ。 れいむは後悔した。おちびちゃんたちが外に出ないよう、注意してから出るべきだった。 あまりに慌てて飛び出して、おちびちゃんも一緒についてきているのに気が付かなかった のだ。 「しまったな……ほっぺたの横をギリギリかすめてちょっと驚かすはずだったのに、ちび が出てきてるとはなあ……失敗失敗」 上から響くやけに軽い調子の声に目を上げると、おうちの前に人間の男が立っていた。そ の顔は忘れ物をしておうちに帰ってきたときみたいな、ちょっと失敗しただけ、といった 感じの困り顔だった。 子れいむをあんなにひどい有様にしておいて、そんな顔をしている人間の男。 あまりにゆっくりできないことの連続に、れいむの餡子脳は思考停止に陥った。 「次はゆっくりじっくりやらないとなあ……」 目の前の男が何かを言っている。だがその意味を理解する余裕など無かった。 そんなフリーズ状態のれいむを解凍したのは、叫びだった。 「おちびちゃん! にげるのぜえええええ!」 声の方に目をやれば、そこにはまりさが横たわっている。さっきちゅっちゅしたほっぺは 黒ずみ、醜く陥没している。おそらく男にやられたのだろう。そんな痛ましい有様なのに 、必死に叫ぶ愛しのまりさ。 無意識にまりさの視線を追うと、そこには、 「おしょらをとんぢぇるみちゃいなのじぇええええ!?」 男によって持ち上げられる子まりさの姿があった。子れいむ同様、子まりさもれいむとい っしょにおうちの外に出てきてしまっていたのだ。 「やべでえええ! おちびぢゃんをがえじでえええええ!」 れいむは必死に男のあんよに体当たりをした。 生まれてから争うことなどほとんどなく、平和に暮らしてきたれいむ。 だが、れいむはおかあさんなのだ。わが子を守るためだったらいくらでも強くなれる。鬼 にだってなれる。だかられいむは躊躇しない。目の前の男に向け、容赦なく全力で体当た りを繰り返した。 「かえすのぜ! かえすのぜ! おちびちゃんをかえすのぜええええ!」 れいむが体当たりを続けていると、傷ついたまりさも加勢してくれた。 人間さんは強い。そのことは群れの物知りぱちゅりーからよく聞かされていたし、人間さ んのおやさいを取りにいって帰ってこなかったゆっくりだって何人も知っている。 でも、れいむがこれだけ力をこめて体当たりし、その上まりさも加わってくれたのだ。絶 対におちびちゃんを取り戻せる。 そう、れいむが確信したときだ。 二つのモノがれいむに降ってきた。 ひとつはれいむの頬に当たり、ぬるりと垂れる生暖かい何か。 もうひとつは、 「ちゅ、ちゅぶれりゅう……」 苦しげな子まりさの声だった。 ぞっとする悪寒とともに、上空の子まりさを見上げ、れいむは自分の頬を滑るものが何で あるかを理解した。 それは、人間の手に押しつぶされ、口から吐き出された子まりさの餡子だ。 「おちびちゃん! あんこさんをはいちゃだめえええええ!」 ゆっくりの吐餡は、人間の嘔吐とはその意味も質も大きく異なる。 ゆっくりの身体は饅頭だ。体内の餡子は、脳であり、内臓であり、血液であり、筋肉であ る。吐餡とは、それらを吐き出すということだ。その苦しみは想像を絶する。 まして子まりさは今、男によって無理やりに吐き出させられているのだ。それは体の中身 をぐちゃぐちゃに破壊されながら搾り出されていると言うことだ。 「ちゅぶりぇ……ちゅぶ……ちゅびゅ……ちゅぶれりゅうううう……!」 男はゆっくり、実にゆっくりと子まりさをつぶしていった。その力の調節は絶妙で、子ま りさが一気に吐餡することはない。 ぽたぽたと、水滴のように少しずつ餡子が落ちてくる。 それはどれほどの苦しみを子まりさに与えていることだろう。想像するだけでれいむは頭 が変になってしまいそうになった。 「やべで! やべで! やべでえええええ!」 「やめるのぜえええ! おちびちゃんがくるしがってるのぜえええええ!」 れいむもまりさも必死に体当たりを続けた。だが、何度体当たりしようと、落ちてくるも のは変わらない。途切れない。 子まりさの苦鳴と吐餡が、止まってくれない。 そして、何度目の体当たりをしようとしたときだろう。 別のものが、またしても二つ、降ってきた。 ひとつは、塊。 いつもぺーろぺろしてきれいにしてあげていた、かわいらしいおぼうし。いつも自慢して いた、きらきらの金髪。ついさっきすーりすりして、もちもちったのに、今はかさかさに 乾いてしまった皮。それらの、塊。 もうひとつは、言葉。 「もう、終わったよ」 あまりにも淡々とした、男の言葉。 「おちび、ちゃん……?」 れいむはおそるおそる近づいた。 ふっくらとしあわせに膨らんでいたその体は、全ての餡子を失い歪つにひしゃげている。 所々に刻まれた子ゆっくりらしからぬ数々の皺は、子まりさがどれほど苦しんだかを物語 っているかのようだ。 子れいむのあまりにもあっけない死と、子まりさのあまりにも長引かされた死。 だが、れいむの悲劇はそこで終わらなかった。 「さあて、じゃあ次はまりさを……って、なんだこいつ? 死んでら」 男のひとりごとに驚き、れいむはまりさを見た。先ほどまで、自分と一緒に体当たりをし ていたまりさ。傷の痛みも気にせず、傷口が開いても体当たりをやめず、餡子が漏れても 、おちびちゃんを助かるためにがんばった。 「まりさ……まりさあああああ!!」 れいむの叫びを全身に浴び、しかしまりさはぴくりとも動かない。まりさはとっくの昔に 、出餡多量で「永遠にゆっくり」してしまっていた。 助けようとした子まりさは、結局「永遠にゆっくり」してしまった。結果からすればまり さの死は無駄に終わった。だが、それを誰が笑えよう。まりさは自分の命すら顧みず、子 供のためにがんばったのだ。 「やれやれ。ゆっくりした結果がこれだよ……ってか。まったく、さっきはあっさりつぶ れちまうし、今度は勝手に死ぬし。ゆっくりってのはどうしようもないな」 れいむは体中の餡子がカッと熱くなった。いまのれいむはお饅頭じゃなくて蒸したてのあ んまんのようだった。 この目の前の男は、家族を惨殺したのみのならず、立派にがんばったまりさを貶めたのだ 。 信じられない。許せない。 だから、れいむは叫んだ。涙を流しながら、それでも力強く、餡子の底から叫んだ。 「れいむたちだって……ゆっくりだっていきてるんだよ! こんなことしちゃいけないん だよ!」 言った。きっといままで口にしてきた中で、最も大事なこと。それを口にした。 れいむはある種の満足を覚えていた。誇りすら感じた。 生き物には命がある。命は大切なものだ。それを踏みにじってはいけない。 誰にでもわかる当たり前のこと。 それなのに、 「なんで?」 目の前の男は予想外のことを聞いてきた。 れいむには信じられなかった。 疑問に思ったことすらない、当たり前のこと。どんな頭の悪いゆっくりだってわかる常識 。それに男は疑問を唱えるのだ。 れいむは激昂した。 「ゆっくりだっていきてるんだよ!」 「ああ、よく知ってる」 「いきてるんだから、いのちがあるんだよ!」 「ああ、そのとおりだ」 「いのちはだいじなんだよ!」 「そうだな。命はかけがえのないもので、その重さは地球の重さに匹敵するとか言うから な」 「だから、たいせつにしなくちゃいけないんだよ!」 「うんうん、そうそう。ゆっくりにしてはかしこいな、お前」 当たり前のことを主張するれいむに、あっさりと理解を示す男。 れいむはわけがわからなかった。こんな当然のことをわからないから、男はあんなにひど いことをしたのだと思った。それなのに、男はちゃんとわかっているようなのだ。 男の得体の知れない様子に、恐怖がわきあがる。それを振り払うように、れいむは餡子の そこから叫んだ。 「ゆっくりだっていきてるんだよ! こんなことしちゃいけないんだよ!」 「だから、なんでそうなるんだよ?」 今まであんなにあっさりとれいむの言葉を肯定していたのに、最後だけ理解してくれない 。 れいむの餡子脳は混乱に包まれた。 男は首を傾げてしばし考え、そして何かを思いついたようにぱん、と手を打ち合わせた。 「あー、お前、勘違いしてるんだろ」 「ゆ?」 「ひょっとして、命はみんな平等に大事で、全ての命が大切……なんて、思ってる?」 「ゆ? ゆ? ゆううう……あ、あたりまえでしょおおおおおおお!?」 「永遠にゆっくり」してしまったまりさ、子れいむ、子まりさ。どれもかけがえのない命 だ。 命は平等で、どれも大切だ。そんな当たり前のことを、この男は理解してないというのだ ろうか。そんな愚かな男に、自分の家族は殺されてしまったと言うのか。れいむは自分の 中の餡子が再び熱くなるのを感じた。 「まあ、仕方ないか。人間だって勘違いしているやつは多いくらいだ。まして、ゆっくり じゃなあ……」 「なにが『かんちがい』なのおおお!? いのちは……」 れいむの言葉は最後まで続けられなかった。 「ゆううう!? なにこれええええ!?」 れいむの言葉をさえぎったのは、近くに住むゆっくりありすだった。番のまりさはいつも このありすと狩りに行っていたことをれいむは思い出した。きっと今日もいっしょに行く 約束をしていて、いつまで経ってもやって来ないまりさを心配して来てしまったのだろう 。 「ありす! にげ……」 警告は間に合わなかった。 ゆっくりでは認識できない速さ……しかし、人間としてはちょっとすばやく動いた程度で 、ありすはあっさりと男に踏み潰され、「永遠にゆっくり」してしまった。 「さて。たった今こうしてこいつは『永遠にゆっくり』してしまったわけだが……」 「どぼじでっ……どぼじでごんなごどずるのおおお!?」 「なに、ちょっとお前に教えてやるためさ。さっきお前、命は平等かって聞いたら当たり 前だ、とか答えたな。このありすの命も大切か?」 「ゆううう!? た、たいせつだよおお! ありすだっていきてたんだよおおお!!」 「ありすが『永遠にゆっくり』して、悲しいか?」 「あだりまえでじょおおおお!! かなしいよおおおお!!」 あのありすとは幼い頃からの付き合いだった。まりさと番になってから、まりさともども 交友は続いていた。ありすとの思い出が餡子脳内に蘇り、心が震えとめどなく涙が流れ出 した。れいむは心の底からありすの死を悲しんだ。 「で、さ。家族が『永遠にゆっくり』したのより、悲しいか?」 「ゆっ!?」 ありすとの思い出のフラッシュバックも、涙も、悲しむ心すらも。男の言葉によって止ま った。 確かに、ありすは幼馴染で大切な存在だった。しかし、家族が死んだことより悲しいかと 問われると……。 れいむは男の問いに答えることができなかった。いや、答えたくなかった。 押し黙るれいむを見ながら、男はうんうんと頷いた。 「そうだよな。家族が『永遠にゆっくり』した方が悲しいよな。当たり前のことだ」 「………」 「おかしいよな。お前、命は平等だって思ってるんだろ? それなのに、あのありすより 家族の方が大切だって思ってるわけだ。それって差別してるってことだ。平等じゃないよ な」 「ゆっ! そ、それはっ…!」 家族は大切だ。ありすは大切な友達だった。それらは比べられるものではない。それでも なお、どちらか決めなくてはならないとしたら……答えは決まっている。だが、それを口 にするのは憚られた。 「いいんだよ、そういうもんだ。知り合いにもいたよ。飼いゆっくりが死んで大泣きする ようなやさしいヤツなんだけどさ、遠くの国で何万人も死んだニュースが聞いていちいち 涙を流したりしない。涙どころか、ため息だって吐かないものさ。まあ、それが普通さ。 人間だってそうなんだから、ゆっくりなんてもっとひどいだろ?」 「ち、ちがうよ……いのちはたいせつで……ゆっくりだっていきていて……!」 「それはわかってる。で、生きている以上、他の生き物の命を犠牲にしているだろ? チ ョウやバッタをつかまえて食べたり、木の実や花を喰ったりしてる。それで悲しく思った ことがあるか? かわいそうだと泣いたことがあるか?」 「ゆっ……」 「ゆっくりって、飾りのないゆっくりを『せいっさい』したりするよな。それにゲスとか れいぱーとか、群れの平和を乱すゆっくりを『永遠にゆっくり』させるのも、珍しいこと じゃないだろ。あいつらも生きている。命がある。で、そいつらの命を、家族の命と平等 に扱えるか?」 「ゆう……ゆうう……!」 れいむは答える言葉が無かった。 ゆっくりは嘘をつけない。正確には、嘘をつきはするが隠すほどの知恵も器用さもない。 れいむの態度は明らかだった。男の言うことを餡子脳の中で肯定している。れいむは命を 差別して生きてきた。 一方で、命が平等であると言うことも間違っているとは思えない。 れいむの餡子脳は、この矛盾に大いに混乱した。 「なあ、お前、不思議に思ったことはないか? 命は大切。そして、平等。ゆっくりにだ ってわかる当たり前のことだ。実に道徳的で美しい言葉だよなあ。それなのに、誰もそれ を実践できていない。なんでだろうな。考えたことあるか?」 「ゆうう……わからない……わからないよ……」 「俺もガキの頃に悩んだりしたこともあったよ。でも、考えてみたら当たり前なんだよ。 カンタンなことだ」 「ゆうう!? なにがかんたんなの!? どうして、どうして、どうしてえええ!? み んないきてるのにいいい! いのちはたいせつなのにいいい! どうしてれいむはさべつ しちゃうのおおおお!?」 れいむの疑問に、男はひどく簡潔に答えた。 「命があるからだ。生きているからだよ」 あまりにシンプルすぎるその答えに、れいむは絶句した。 命がある。生きている。だから命が大切だということがわかるし、命が平等だと言う言葉 が大切なことだって理解できる。 それなのに、「命があるせいで命を平等に扱うことができない」なんて、矛盾している。 れいむは眉間に皺を寄せ、体中から脂汗を流して必死に理解しようとした。だが、餡子脳 をどれだけひねっても答えは出そうになかった。 男はそんなれいむの様子にやれやれとため息を吐き、説明を始めた。 「難しく考えるな。生きている。命がある。だから……誰だって、自分の命が一番大事な んだ。それは当たり前のことなんだよ」 「そっ……! そんなことないよ! れいむもまりさも、おちびちゃんのことばじぶんよ りだいじだったよ!」 男の言葉にれいむは反駁する。まりさは自分の命を賭して子まりさを救おうとしたのだ。 れいむだって同じだった。 だが、男はまったく揺るがず言葉を続ける。 「ああ、そうだな。厳密に言うと、自分と自分のまわりの命が大事ってとこかな。なんに しても、生き物は生きている。だから命の重さを考えるとき、まず自分を基準にしちまう 。自分の命と比べて、大事かそうじゃないか、って考え方になっちまう。そうすると…… どんなにがんばったって、命を平等になんて扱えっこないさ」 「いきているから……さべつしちゃうの……?」 「もし命がなくて物を考えることのできるやつがいたら、きっと命を平等に扱えるんだろ うな。もっともそいつにとって、命なんてきっと『平等に無価値』になっちまうんだろう けどな。ゆっくりのお前にゃわからないだろうけど、本当の意味での平等なんてろくなも んじゃないぞ」 「そんな……そんな……」 自分の中に漠然とあった、命に対する価値観。それを粉々にされて、れいむは呆然とした 。 ゆっくりと、あたりを見回す。 ぺしゃんこになった子れいむ。身体の中の全てを吐き尽くした子まりさ。死ぬまで子まり さを救おうとして力尽きたまりさ。 なによりも大切で、かけがえのない家族だったもの。 その命の価値は、なんだったのだろう。 「れいむたちだって……ゆっくりだっていきてるんだよ……こんなことしちゃいけないん だよ……」 男に言った言葉を繰り返す。最初に言ったときとは比べ物にならない、力のないつぶやき 。それに、男は答えた。 「お前らみたいな不条理饅頭、生きているのかどうかわからない。生き物だって認めない やつだっている。でも、俺は生きているって認めてやるよ。でも、その命はそんなに大切 なものだと思わない。なにやったって構わないと思ってる。だから、お前のその言葉に対 して言ったんだ。『なんで?』ってな。なんか面白いこと聞けるかってちょっと期待した けど、所詮ゆっくりはゆっくりだったな」 実のところ、男にとってゆっくりの命に大した価値がなくとも、れいむにとっての家族の 命の重さが変わったわけではない。 だが、れいむはゆっくり。ゆっくりは思い込みのナマモノ。今までは、自分たちの命を、 無根拠に無条件に価値有るものだと信じることができた。しかし今、男の言葉でそれでき なくなった。 だから、れいむはもう、ゆっくりなんて、できない。 れいむはがっくりとつぶれた。 「そんなに落ち込むなよ。俺なんてましなほうだぜ。世の中の大抵の人間は、ゆっくりの 命の価値なんてゼロだって言いやがる。でも、俺は違うんだ。ちゃんと価値を認めている 」 男の言葉に、れいむはのろのろと見上げた。 れいむはつかの間、場違いにもしあわせだったときを思い出した。初めておそとへのおさ んぽへおちびちゃん達を連れ出した日。あの日、おちびちゃん達はとても楽しそうに笑っ ていた。 男は、あのときのおちびちゃん達のような無邪気な笑みを浮かべていたのだ。 「ゆっくりの命は、俺にとって最高のオモチャだ」 れいむは絶望した。 男の笑みはあまりにも無邪気で無垢だった。だから、その言葉にひとかけらの嘘もないこ とがわかってしまったのだ。 自分はきっと、おそろしくゆっくりできない目に遭い、「永遠にゆっくり」してしまうだ ろう。それはもはや決定された未来だった。 れいむは、これ以上の絶望などどこにもないと思った。 それなのに、もう底まで着いたと思われた絶望をさらに加速させる音が聞こえてきた。 「こっちだよー! なにかゆっくりしないこえがしてたんだよー!」 「こっちにはまりさとれいむのおうちがあるのぜ!」 「むきゅ! これはむれのいちだいじね! けんじゃのぱちぇのでばんだわ!」 今頃になって騒ぎを聞きつけたゆっくりがやってきたのだ。 男の笑みが深くなった。それを見て、れいむは理解した。目の前のこの男は、この一帯の 群れのゆっくりの命を、「オモチャとして」存分に遊びつくすことだろう。 止めることはできない。そのための力はないし、そのための意志はとっくに折れている。 れいむにはなにもできない。 だから、れいむは。 叶いもしない願いをこめて。 ただこのひとときだけでも、と。 本能に従い、叫んだ。 「ゆっくりしていってね!」 了 by触発あき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKI - 触発あきの作品集 http //www21.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/32.html 感想はこちらにいただけるとうれしいです 触発あき - ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278666597/l50
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『ゆっくり絶叫シリーズ01巻 灼熱! 家族焼き』 18KB 制裁 小ネタ 調理 野良ゆ 子ゆ 現代 独自設定 暇つぶしにどうぞ ・小ネタに一味加えているうち、映像作品の描写という形の仕様にしてみました。 味付けしにくい小ネタはこの形で続けてみようかと。未定ですが。 ・上記の仕様を徹底した結果、心理描写が極力排され、会話がクドいぐらい多めです。 不真面目に書いたので軽い気持ちで見て下さい。 ・その他ネタ被り、独自設定、意味不明な箇所など書き捨て御免ということで。 ・それでも読んでみる方は暇つぶしにどうぞ。話のネタにしてくれたら幸いです。 ゆっくり絶叫シリーズ ~あなたの願望叶えます~ とは 一部マニアに絶大な人気を誇る、撮り下ろし映像シリーズである。 とにかくゆっくりをゆっくりさせたくない、という一般人の依頼を、 大がかりな仕掛けと巧みな編集でバラエティー番組調の映像に昇華した作品。 時に採算を度外視した構成はシリーズを追う毎にファンの裾野を広げており、 さらなるゆっくりの叫びが待望されている。 ゆっくり絶叫シリーズ ~あなたの願望叶えます~ 01巻 ~灼熱! 家族焼き~ 『暑い中営業の仕事に耐えて、帰宅したら部屋で野良ゆっくりがゆっくりしてた。 悔しいです。どうかアツい目に遭わせてやって下さい』 「ゆっくり絶叫シリ~~~ズッ!! 猛暑が厳しい中、今回は、甘味処・仁寺黒堂にお邪魔しています。 案内は私、双葉トシアキがお送りします。 こちらが今回の依頼人Aさん(仮名)と、執行人の仁寺黒堂主人、練込甘太郎氏。 本日は、どうぞよろしくお願いしますッ!!」 「「よろしくお願いします!」」 甘味に舌鼓を打つ女性が数多い仁寺黒堂店内で、朗らかに挨拶を交わす3人。 黒いタキシードに身を包んだトシアキが、早速Aさん(仮名)へのインタビューを開始する。 Aさん(仮名)は若い女性だったが、顔はモザイクがかけられて表情の判別も不可能だ。 「Aさん(仮名)、野良ゆっくりがゆっくりしてたということで、災難でしたね。お見舞い申し上げます。 お宅は1階で戸締りは万全だったんですが、強化ガラスを破られたということでしたね?」 「ハイ。調べてみるとガラスは粗悪な不良品で、告発されていたメーカーの物だったんです。 ゆっくり対策は万全だと思っていたので、とても悔しいです」 「なるほど、人災の面もあるという事ですか。でも、それで収まる話じゃあないですよねぇ」 「ガラスの件は大家さんが面倒見てくれて、助かりました。 でも、アイツらは、掃除したばかりの部屋を、お気に入りの服を、とっておきのオヤツを、 彼氏との思い出の写真を、その他全部メチャメチャにしてゆっくりしてたんです!!」 「今年の夏は凄く暑かったですからね。炎天下で外回りをして取引先に怒られて、 やっと帰ったら部屋を荒らした野良ゆっくりにドヤ顔をされた。どんな聖人でもブチキレですよ」 「彼氏とは疎遠になるし、悔しくて潰すぐらいじゃ腹の虫が治まりません! 練込さん、今日はコイツらに私の苦しみを味あわせて下さい!」 「お任せ下さい。今日は企業秘密の一端をお見せします、という事も含めてきっと御満足頂けますよ」 「いやぁ太っ腹ですね! 僭越ながら私も期待していますよ」 「それではゆっくり用の厨房にどうぞ。すぐに始められますよ」 落ち着いた雰囲気の店内から、よく整理されて清潔そうな厨房へと移動する3人。 壁沿いの調理台の上には、透明な箱の中でゆっくりの家族がとてもゆっくりしていた。 「こちらがAさん(仮名)の自宅に侵入した、ゆっくり一家の皆さんです。ゆっくりしていってね!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 満面の笑顔で答えるゆっくり一家。 カメラ目線を意識しているのは、ゆっくりできるからと事前に言われてのことだろう。 家族構成は父まりさ、母れいむ、子まりさ2頭、子れいむ2頭。誰でも既視感が湧くのではないだろうか。 「さっきからあまあまのにおいがして、たまらないのぜぇぇぇ! おい、くそどれいども! さっさとあまあまをまりささまたちにけんじょうするんだぜ!!」 「ゆっくりしないではやくしてね! おちびちゃんもぽんぽんすかしてるんだから! れいむのいうことがきこえないのぉぉぉ!? くそどれいはいますぐよういしてね!!」 「「「「あみゃあみゃ! はやきゅもっちぇこい! くしょどれい! くしょどれい!」」」」 誰も答える者はいなかった。 ゆっくり家族の声は絞られ、トシアキのインタビューは恰幅のいい甘太郎に移る。 「野良、ということですが、下準備は万全ですか?」 「今日までに身体の内外を完全に消毒・検疫処理し、全頭異常なしを確認してあります。 仕入れているものと寸分違い無い状態となっており、食用にも全く問題ありません」 「流石、ゆっくり菓子製造技能とゆっくり製菓衛生の第一人者。抜かりはありませんね」 「この段階では、ゆっくりは消毒用・検疫用の甘味をただ食べ、ゆっくりするだけなのですが、 ゆっくりの警戒心を完全に解き、ゆん生一番のゆっくりを与えるところは、企業秘密の部分です」 「それによって甘味に独特な深みが増す、ということですね。よく解りました。 Aさん(仮名)、それでは調理の前に、ゆっくり一家にコメントを一つ、お願いします」 Aさん(仮名)はゆっくり一家と透明な壁越しに対峙する。 途端に相手をナメ切った顔になり、ふんぞり返って口笛を鳴らすゆっくり達。 「……アンタ達が仕出かした事の報いを、タップリと受けるがいいわ」 「はぁぁ~!? ばばあがいみふめいなこといってるのぜ。ちぇんじなのぜ! おぉいそっちのくそどれぃぃ! はやくあまあまもってこいのぜぇぇ!!」 「ゆぷぷぷぅ! ばばあはほんとうにゆっくりしてないね。ちょっとはれいむをみならってね。 わかったらあまあまをもってきてもいいよ。たくさんもってきてね!!」 「「「「ばばあ! ちぇんじ! ばばあ! ちぇんじ! ばばあ! ちぇんじ!」」」」 傲岸不遜。ゆっくり達はゆん生最大に思いあがっていた。 仕込み終了の瞬間だった。 「それではッ! 練込さんッ! 始めて下さいッッ!!」 「はいッ!! いきますよッ!!」 甘太郎は掛け声と共にゆっくり家族の所へ向かい、透明な箱から母れいむを取り出す。 左腕に抱えると、特製オレンジジュースを練り込んだ小麦粉で、 アッ、と言う間に「まむまむ」と「あにゃる」を塞いでしまった。 「な、なにするの? くすぐったいよぉぉ! ゆふぅぅん!!」 恍惚に眉を寄せる母れいむの大写しになった映像は、地上波なら放送事故モノだ。 母れいむがアップになっている間に、甘太郎はAさん(仮名)を呼びよせていた。 「せっかくですから、Aさん(仮名)にも手伝ってもらいましょう。コイツ、持っててもらえますか」 「あ、はい」 「ちょっと、れいむのうつくしいおはだにきやすくさわらないでよね! ぷくーっ!」 機嫌を損ねる母れいむをよそに、甘太郎は手早く父まりさ、子供達に同様の処理を行う。 その手さばきは様式美が見いだせるほど完成され、ゆっくり達は何の不満も漏らさない。 そして、甘太郎は父まりさだけを抱え上げると、Aさん(仮名)と共に別の透明な箱に向かった。 「ゆおお!? おひっこしなのぜ! すっごくひっろいのぜぇ~!!」 「すごいゆっくりぷれいすだよぉぉ! おちびちゃんたくさんそだてられるよぉぉ!!」 父まりさと母れいむが感嘆し、目を輝かせるほど、厨房の中央に置かれたその透明な箱は巨大だった。 長さ5m、幅2m、調理台も含めた高さは1.5mで、天井部分は無かった。箱というより囲いだ。 そして、囲いの内側には鈍く輝く鉄板が敷かれていた。 「これが当店自慢のゆっくり調理板です。関係者以外にお見せするのは初めてになります。 身体の大きいまりさから投入します。Aさん(仮名)、れいむを放さないでいて下さいね」 「おそらをとんでるみたい!!」 甘太郎は透明な囲いの中に父まりさを放り込んだ。浮遊感に父まりさが反射的に言葉を漏らす。 ぽよよん! 「いたいのぜぇ~! もっとやさしくやさしくあつかうのぜ~! ……!!?」 鉄板の上で悪態をつく父まりさ。その表情が固まる。次の瞬間、その身体が勢いよく跳び上がった。 ぽよっ! ぽよっ! ぽよっ! ぽよっ! ぽよっ! ぽよっ! ぽよっ! ぽよっ! ぽよっ! 「ゆぁぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃっっ!? あぢゅいっ!! これめっちゃあぢゅいぃぃっっ!! なにごれなにごれなにごれっ!? れいむっだずげでっ!! あぢゅぃよぉぉぉぉっっ!!」 「ま、まりさぁぁっ!! は、はやく! はやくまりさをたすけてねっ!! たすけてねっ!!」 鉄板の上で踊るように跳ね回る父まりさの苦悶の姿に、大慌てで助けを乞う母れいむ。 しかし、母れいむを抱えているAさん(仮名)は、とてもゆっくりした笑みを浮かべていた。 「そうだぜ! おぼうし……どぼじでおぼうじがないのぉぉ!? あぢゅあぢゅあぢゅぃぃっっ!!」 帽子のお飾りを置いて避難しようと頭上を仰ぐが、あるはずの物がない事に混乱を増す父まりさ。 甘太郎の右手には、父まりさを放り込むと同時に奪い取った帽子のお飾りが握られていた。 「それではAさん(仮名)、れいむの方も入れて下さい」 「わかりました。それじゃあれいむちゃん、ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!! ……じゃないでしょぉぉ!? はなじでぇぇぇぇっ!!」 父まりさが苦しみ踊るあの中に、自分も入れられるのだとれいむが理解した時には遅かった。 身体を心地よい浮遊感が包む。 「おそらをとんでるみたい!! ……ゆあぢゃぁぁっぁぁぁっぁぁああっぁぁぁっ!?」 「いやぁとても熱そうですね。どうです、調理されている今の感想は?」 「「だずげでっっ!! だじでだじでだじでっ!! あぢゅいあぢゅいいやぢゃぁぁぁっっ!!」」 「Aさん(仮名)、今までの事を謝ったら、助けてあげようとは思いませんか?」 「ん~……。どぉしよっかな~♪」 Aさん(仮名)は楽しげな口調で結論を先延ばしする。 父まりさと母れいむは、そんなAさん(仮名)に透明な壁越しに身を寄せる。 ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ!ぽよっ! 「ずびばぜんでじだぁぁ!! ぢょうじごいでまじだぁぁ!! だずげでぐだざいぃぃっ!!」 「もうじわげありまぜんでじだぁぁ!! ゆるじでぐだざぃぃ!! ごのどおりでずぅぅっ!!」 ぽよんぽよん跳ねながら、泣いて許しを乞う父まりさと母れいむの姿に、 Aさん(仮名)は黙って微笑みを浮かべるだけだ。 「「ごんなにあやまっでるでじょぉぉ!? ぶざげでるのぉぉぉぉ!!? ばやぐだずげろばばあぁぁぁぁっっ!!!」」 「足りない。もっともっと謝りなさい。そしたら助けてあげる、かも」 「「ずびばぜんずびばぜんずびばぜんずびばぜんずびばぜんずびばぜんずびばぜんずびばぜんっ!!」」 「Aさん(仮名)、実にイイ顔をしています。お見せできないのが心苦しいほどに。 さて練込さん、ここまでの調理についてどのような手ごたえを感じますか?」 「いやぁ、Aさん(仮名)は実にいいアシストを入れてくれます。 僅かに希望を見せる事で、ゆっくりの活きを落とさないまま餡子を熟成できます。 最後の最後まで希望をつないで弱火でじっくり焼いて甘味を積み上げる。当店ゆっくり調理のコツです」 「苦痛の度合いで甘味が変わる、ゆっくりならではですね! そういえば、子供達はいつ投入しますか?」 「そろそろ頃合いでしょう。体積が親と段違いですので、投入のタイミングが難しいんですよ。 今度は御二人に手伝ってもらいましょうか」 「「ゆぎゃぁぁぁ!! いがないでぇぇぇぇっっ!! だずけでぇぇぇぇぇっ!!」」 悲鳴を上げ続ける親ゆっくりを放置して、甘太郎に促された2人は再び透明の箱に向かう。 箱内では、両親が繰り広げる悶絶跳躍を目の当たりにして、ガタガタと震える子ゆっくり達がいる。 甘太郎が施した処置の為、「おそろしーしー」を漏らした子ゆは皆無だった。 「うんうんもしーしーも出させない事で、体内の餡子を減らすことなく瑞々しく仕上がります。 この場合、涙程度なら問題はありません。では、2頭ずつお取り下さい」 「ゆんやぁぁ!! あっちいくのじぇぇ!!」「おしょらをとんじぇるみちゃい……かえじてぇぇ!!」 「もうやぢゃぁぁぁ!! おうちかえりゅぅぅ!!」「ゆぁぁぁん!! ゆぁぁぁん!!」 トシアキとAさん(仮名)の両手には、それぞれ泣き叫ぶ子ゆっくり達が握られた。 ウネウネと身をよじるが、脱出するには全くの無力であった。 「「やめでぇぇ!! おぢびぢゃんをいれないでぇぇぇぇぇぇっ!!」」 「子まりさの帽子は取ってくださいね。ではこちらに寄って、どうぞ入れて下さい」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「「「「ゆっきゅりおしょらをとんじぇるみちゃい!!!!」」」」 トシアキとAさん(仮名)が掛け声と共に放った子ゆっくり達は、苦悶に踊る両親ゆっくりが見守る中、 灼熱の鉄板の上に投げ出された。 ぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっぽよっ 「「「「ゆぁぢゃぁっぁっぁっぁっぁぁぁぁああっぁっぁっぁっぁあぁっぁあぁっ!!!!」」」」 「いまだずげるのぜぇ、おぢびだぢぃぃ!! ……どぼじでずずめないのぉぉぉっ!?」 「おぢびぢゃぁぁぁぁん!! だれがれいむのおぢびぢゃんをだずげでぇぇぇぇぇっ!!」 「調理台内部は透明な仕切りで三つに分けられていて、温度調整も最適化できます。 サイズ別に調理することで、うっかり親が子供を踏みつぶす事はありません。」 「なるほどぉ~。子供にやさしい親切設計ですね!」 トシアキと甘太郎が笑顔でインタビューに興ずる傍らでは、親ゆっくり達が透明な壁に阻まれ、 焼けた鉄板の上を飛び跳ねる子供達に近づく事が出来ず、悔し涙を流し唇を噛んでいた。 「いいごどおもいづいだのぜ! れいむぅぅ! ごべんねぇぇぇ!!」 「まりざ!? ゆんぎゃぁぁぁっ! ゆんぎゃぁぁぁっ! ゆんぎゃぁぁぁっ!」 父まりさはひと際高く跳び上がった。れいむの頭上に。 タイミング良く頭上に跳び乗られた母れいむは、焼けた鉄板に押しつけられて悶絶する。 あろうことか、父まりさは母れいむを踏み台にして仕切りを飛び越そうと跳ね続けた。 母れいむのあんよが音を立てて焼かれ、おつむを踏まれ続け、白い泡が口からこぼれる。 「あちゃー。練込さん、これでは焼き加減にムラが出るのでは?」 「こんな事もあろうかと! ですよ。Aさん(仮名)、そちらの赤いボタンを押して下さい」 「これですか? えいっ」 赤いボタンが押された瞬間、両親ゆっくりの周囲に白い液体が噴霧された。そして――。 ボォウンッ!! ごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろっ!! 「「あぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃ!!」」 一瞬にして、両親ゆっくり周辺が炎に包まれた。驚くトシアキとAさん(仮名)。 両親ゆっくりは正に火ダルマとなって、鉄板の上を転がり回る。 「ボタン一つでフランベが満遍なくできるんです。便利でしょう? おや、そちらの子ゆっくりも活きが悪くなってきましたね。 今度はトシアキさんやってみて下さい。あちらの赤いボタンをどうぞ」 「これですね。ポチッとな」 ボォウンッ!! ころころころころころころころころころころころころころころころころころころっ!! 「「「「あぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃあぢゃ!!!!」」」」 先程と同じように、4個の小さな火ダルマが鉄板の上を転がり回った。 あまりの非日常的な光景に、トシアキもAさん(仮名)も腹を抱えて笑う。 「なにがおがじいのぉぉ!? まりざだぢいぎでるんだよぉぉ!? ばやぐだずげでよぉぉぉぉっ!!」 「れいむはぎぢょうなんだよぉぉぉぉぉっ!? もだもだじでないで、ばやぐだずげろぉぉぉぉっ!!」 「「「「ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!! だずげでぐだざぃぃ!!」」」」 「あんよの勢いが無くなってきたところで、全身に焼き目をつけます。 トシアキさん、Aさん(仮名)、口だけ動かすようなら引き続きフランベをお願いします」 二人が赤いボタンを押すたび、ゆっくり家族は火ダルマとなって転がり続ける。 些か調子に乗ってボタンを押し続ける二人だが、甘太郎は問題なく流していた。 厨房には二人の笑い声と、ゆっくり家族の絶叫が木霊した。 ごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろっ!! 「「「「「「ゆ゛ん゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あっっっ!!!」」」」」」 何度となくフランベを重ねるうち、ゆっくり家族はいよいよ跳ね回る事も出来なくなり、 「ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛」と鉄板の上で泡を吹いて痙攣を繰り返すだけになってしまった。 目は白く濁り、髪は焼け焦げ、皮は苦悶の表情で固まったまま全身満遍なく焼け色が付いていた。 「これで調理台での調理は終了です。皆さんお疲れさまでした」 「練込さん、どうもお疲れさまでした! Aさん(仮名)、いかがでしたか?」 「最っ高にすっきりー! しました! 練込さん、本当にありがとうございました!!」 「Aさん(仮名)も喜んでいるようで何よりです。実は、もうひとつサプライズの用意があるんですよ。 練込さん、引き続きお願いします」 「お任せ下さい。ここからは企業秘密になりますので、御二人は店内でお待ち下さい」 映像が移り変わり、仁寺黒堂店内のお座敷。 斜めの差向いに座って待つトシアキとAさん(仮名)の元に甘太郎が姿を現す。 「お待たせいたしました。当店26の裏メニューの一つ、ゆっくり家族の氷金時昇天盛りです」 長テーブルの上に、巨大なかき氷が鎮座した。 器は父まりさの帽子を逆さにして使用、外側をガラスの器に守られ形を崩すことはない。 山盛りとなった天然水使用のかき氷には小豆色のシロップが万遍なくかけられ、 山の麓付近には、透き通った目玉と、サクサクに焼き上がった皮がアクセントとして埋め込まれていた。 「あれ、練込さん。この目玉、焼けてませんね。わざわざ用意したんですか?」 「それはですね、トシアキさん。企業秘密な方法で元に戻しました。簡単なんですよ。 その目玉の下には、家族全頭の中枢餡を企業秘密な方法で、生きたまま連結してあります。 目玉と中枢餡も餡子をタップリ使ったシロップで繋がっているので、自分が食べられるのが見えるんです」 「わかったぁ! 食べれば食べる程かき氷の方が食べられる恐怖心で美味くなる! ってことですね!」 「御名答です」 「すごぉぉぉい! でも、こんなにいっぱいの氷、とても食べられないわ」 「コレ家族用ですからね。実はAさん(仮名)、これからがこの双葉トシアキのサプライズなんですよ。 それではどうぞ、座敷にお上がり下さい!!」 トシアキの呼び声と共に、甘太郎の背後から現れた若い男性。顔にはモザイクがかけられている。 それを見たAさん(仮名)が両手を口に当てて驚愕する。 「び、Bさん(仮名)! どうしてここに!?」 「Aちゃん(仮名)、キミがこんなに悔しい思いをしてたのに、恋人として何もしてあげられなかった。 まだ間に合うなら、そのかき氷を食べるのを手伝わせてくれないか?」 「う、うん! 全然間にあってるから! さあ、さあ、隣へどうぞ!」 「Bさん(仮名)はAさん(仮名)が電話口でイラついてたのを感じて、自分のせいだと自問自答してたんですよ。 そこで、この双葉トシアキ、誤解を解くお手伝いをさせていただきました」 「そんな……私のせいで……ゴメンなさい、Bさん(仮名)!!」 「いいんだよ、Aちゃん(仮名)。キミさえ良かったら、死ぬまで隣にいていいかな」 「えっ!? ……それって……」 「Aちゃん(仮名)、オレと結婚してくれ! 返事は今すぐでいいよ!」 「は、ハイッ!! 喜んで!!」 ヒシッと手をつなぎ合うAさん(仮名)とBさん(仮名)。 直後、店内に無数の拍手が鳴り響いた。驚いて周囲を見まわす2人。 「おめでとうございますッ! トシアキ他ここにいる全員、お二人を祝福させていただきますッ!! ささ、あまりアツいと折角の氷が溶けてしまいますので、さあ、お食べなさいッ!!」 「「ハイッ! ゆっくりいただきます!!」」 2人は肩を寄せながら同時にかき氷を口にした。 瞬間、2人の表情がモザイクの下でこれ以上なく緩む。 「「し、し、し、しあわせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~ッッ!!!」」 「2人共、実にイイ笑顔ですね。つくづくお見せできないのが残念です。 練込さん、本日はどうも、ありがとうございましたッ!!」 「ありがとうございました! お二人のお役に立てまして光栄です。 余った材料で作った和菓子も御土産にお持ち帰り頂けます。お帰りになった後もお楽しみください」 「トシアキさん! 練込さん! 本当に、ありがとうございました! 私、一生忘れません!! 皆さんも、どうぞ食べて下さい!」 「その言葉を待っていました! それではゆっくりいただきますッッ!!」 そう言うや、スプーン片手にかき氷の山に突貫するトシアキ。 また、店内の客も一口相伴に預かろうと集まり、店内にとてもゆっくりとした空間を創りだしていた。 かき氷に埋め込まれた12個の目玉は、いずれも粘性の高い透明なシロップを涙のように溜めていた。 fade out ゆっくり絶叫シリーズ鋭意製作中! ご期待下さい