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生鯖独自仕様 初心者用復活のポーション新規キャラ作成時に1個持っています。 レベル制限なし、トレード不可のアイテムです。ご使用タイミングは各自の好みでお使いください。効果は本来の転生ポーションと同じです。間違えてご使用されても補償は出来ませんのでご了承ください。 転生時ボーナスステータスUPシステム 初級オリ防具交換人に話しかけると、チャンスコイン10枚と御まんとが貰えます。(一度、御マントを貰っている方も貰えます) 転生POTを飲むと転生コインを1枚取得できます。 チャンスコイン一枚と転生コイン一枚で、希望ステを+1出来る転生エリクサー{STR、CON、DEX、WIS、CHA}が1個貰えます。これはMAXステータスを素で35まで上げる事ができます。 INTに関してはチャンスコインを2枚と転生コイン一枚を使用する為、MAXステータスは素で30まで上げる事ができます。 チャンスコインは全てのステータスが25になってから使用して下さい。全てのステータスが25になる前に転生エリクサーを使用さたり、チャンスコインを削除されても補償はできませんので気をつけてください。 Wiz、Priの追加打撃をlv33ごとに+1するように変更(MAXの追加打撃は+30迄) チャンスコイン転生コインの使用方法 SKTのディテクターの姿をした転生エリクサー交換所に話しかけて下さい。 チャンスコイン 転生コイン 交換用選択肢 UPステータス 1 1 エンシェントグレートソード STR 1 1 エンシェントソード CON 1 1 エンシェントボウ DEX 2 1 エンシェントプレイトメイル INT 1 1 エンシェントレザーアーマー WIS 1 1 エンシェントローブ CHA それぞれを「封印を解く」にすると転生エリクサーを手に入れる事が出来ます。転生エリクサーを使用すると該当ステータスが+1UPします。 オリジナルアイテム アイテム名 red生卵 一定レベル以上のモンスターからDROPします。生卵防具に交換したり、色々と集めるとwktkします。 blue生卵 一定レベル以上のモンスターからDROPします。生卵武器に必要だったりします。 進化の実の元 5個集めるとイビルベンで進化の実と交換出来る。 3色ナマダンゴ 収集アイテム。用途は未発表です。 桃饅頭(生) 収集アイテム。他に蒸した物もあるらしい 生卵の黄身 オリジナルアロー、無限の矢筒から入手可能 火、地、水、風の欠片 上位属性グローブの材料 オリジナルMAP MAP名 レベル 移動方法 初心者狩場 50↓ 初期レベル上げ用 初心者狩場移動スクロール AnimalFriendPark 制限無し テイムするならここ! AnimalFriendParkテレポートスクロール 漢のNAMAP 60↑ オリジナルモンスター、オリBOSS配置のPT推奨MAP。漢のNAMAPテレscで飛べます 漢のNAMAPテレポートスクロール NAMAP Cave 80↓ ギランケイブベースのオリMAP。未転生PT用。単騎はまずいと思います。 Lv80未満NAMAP Cave スクロール お花見NAMAP 制限無し 漢のNAMAPとNAMAPCaveの中間的MAP。PTでも単騎でもよろしいかと お花見NAMAPテレポートスクロール WWC1F 城主クラン専用 通常よりレートUPしたボスが出ます。2Fから移動不可。 城主クラン専用 魔法仕様関連変更点 B2S、B2M 消費、回復量共に5倍 FH、NB 消費増加、威力増加 DIG MP200消費、威力増加 FS 威力減少 PE STR、DEX 時間増加 Gヘイスト ライト、シールド 各種オーラ 威力2倍 イレースマジック 精霊の玉5消費、MP25消費 エリアサイレンス 精霊の玉40消費、MP200消費、ディレイ12秒 アースバインド 精霊の玉2消費、MP25消費 カーズパラライズ 魔石30消費、MP400消費、アライメント-5000 その他変更点 変身モンスター 変身可能レベル ダーク系変身 レベル55~ シルバー系変身 レベル65~ マスター系変身 レベル75~ アーク系変身 レベル85~ エルフには弓以外の近接打撃にもレベルによる打撃ボーナスがついています。 全体チャットでお腹が空かないようになっています。 GMが発言しても、名前表示が******にならないようになっています。 傲慢の塔X1Fテレポートアミュレットがどこからでも使用出来ます。 GMショップ(SKT)帰還用scをアミュレット化して使用してもなくならないようになっています。 PT人数による経験値ボーナス、プリのPTL時の経験値ボーナス増加 カーズドブラッド、アルケミストストーンからオリアイテムの各属性の欠片がDROPします。 パンケーキ、肉等は1個食べるだけで満腹になります。 ギランUBのみ開催しています。現在は1日4回で、入場開始時間が4時、10時、16時、22時です。 4時5分、10時5分、16時5分、22時5分からUBが開始されます。 現在、4時、10時、16時、22時よりも早くUBの会場に入るとUBが正常に開始されない事があるようです。原因がよくわかっていないので、入場開始時間前にUB会場に入らないようにお願いします。 ギランUBの登場モンスターは一部変更されています。 ペット、サモン関連ドッペルボス、クーガー、上位精霊はHPとMRが増加しています。 進化の実はレベル50ノーマルペットにのみ使用可能です。 紀州犬の子犬、タイガーはレベル50ハイペット10匹でどちらか希望の1匹が貰えます。 紀州犬、タイガーは他のペットよりも大幅にHP、MPの増加が多いです。
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細かく軍隊の設定を設けることにしました。 既存の自宅世界観に付加する形のものです。 【帝国軍】【共和国軍】【航空大国軍】の三大勢力と、その他雑多な地域の軍隊があります。 ================ 【帝国軍】 帝国の保有戦力です。 帝政が敷かれており、軍の兵員の多くは徴兵により賄われております。また、貴族の権力が大きく若い貴族の子弟が高位に着くこともあります。 【共和国軍】 現在世界観の中に出しておりませんが、民衆により建てられた共和国の保有する軍隊です。 農民出身者など平民出身者による、入隊希望者によって兵員の多数が賄われております。 【航空大国軍】 航空大国が保有する軍隊です。 多民族国家で、まとまった徴兵方針など軍隊に関しても個々の属国に一任しております。 名前の通り初歩的な戦闘機などを保有しております。 ================ ちょこちょこ設定などは加筆していくつもりです。
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のばす 18KB 実験・改造 家族崩壊 現代 独自設定 ゲスじゃないゆっくりが酷いめに ちょい独自設定 ■ のばす 「の~びの~び。まりしゃこんなにのびられるんだじぇ!」 「ゆゆ~ん、、おちびちゃんすごくゆっくりしてるよぉ」 「れいみゅも、れいみゅものびのびしゅるー」 「それじゃみんなでのびのびしようね! の~びの~び」 「「しあわせ~!!」 家の前でゆっくり一家がのびのびしていた。 まりさとれいむの番に、子まりさ2に子れいむ1。 街でよく見かける組み合わせだ。 僕はゆっくりに関しては、特に可愛がることもなく、もちろん わざわざいじめることもない。 普段だったらそのまま気にせず帰宅するところだったのだが、 今日はふと、前から気になっていたことを確かめたくなってしまった。 ゆっくりはどれだけ伸びるのだろうか? 柔らかくて弾力のある饅頭皮をもつゆっくりは、のびのびすることで ゆっくりする。 きっと気持ちの良い体操のようなものなのだろう。 では、限界まで伸ばそうと思ったら、どこまで伸びるものなのだろうか? せっかく家の前に転がっているのだから、この機会に試してみるのもいいかもしれない。 僕はゆっくり一家を刺激しないよう足早にゴミ袋を取りに家に入り、 玄関を開けると未だ警戒心もなくのびのびしている親まりさを袋に詰め込んだ。 「の~びのゆぅぅ??おそらをとんでぶべぇっ」 「ゆゆっ! にんげんさん! やめてね!! れいむたちゆっくりしてただけだよ」 「おとーしゃーん」 さすがに気づかれたので、手早く詰め込むことにする。 「やめてね。まりさをかえしてね。れいむおそら」 子ゆっくり達は潰れたら困るので、スーパーの袋に丁寧に入れていく。 逃げ回っているがしょせん子ゆっくり。 1分もかからず全て回収し、玄関の扉を閉めた。 --- 部屋の中央には昔飼っていた熱帯魚の大きな水槽。 その中には大小5匹のゆっくりが入っている。 さて、これからどうやって実験を進めていこう。 子ゆっくりは、れいむ1にまりさ2。 同じ茎から生まれたのか、大きさは皆同じソフトボールサイズだ。 のびのびもだいぶ練習したようで、さっきは皆1.5倍ほどの長さまで伸びていた。 親を伸ばすのは一苦労だ。 ここは子ゆっくりで試すのがいいだろう。 まずはスタンダードに手で引っ張ってみることにした。 れいむを水槽から出し、頭とおしりを指を5本ずつ使ってて摘む。 「きょわいよー! だちゅけてぇえ」 「にんげんさん! おちびちゃんがいやがってるよ! やめてあげてね」 「ほられいむ、の~びの~びしてごらん。の~びの~び。うまくできたらあまあまをあげるよ」 「ゆっ! あまあま! れいむのびのびするよ。の~びの~び」 「あまあまずるいよ! まりしゃも!! まりしゃものびのびとくいなんらじぇ!」 「「の~びの~び」」 手の中のれいむもあまあまと聞いて、怖かったのも忘れてのびのびし始めた。 うーん、やっぱり自力では1.5倍強ってところか。 「れいむがいっぱいあまあまを食べられるように、おにいさんが手伝ってあげるよ。 ほら、の~びの~び」 「ゆっ!? れいむこんなにのびのびしてるよ!! きもちいいよぉ。しあわせー!」 ゆっくりと2倍弱まで伸ばしてみた。 このくらいだと、人間で言うペアストレッチみたいなものなのか、気持ちよさそうに ゆんゆん言っている。 それじゃこのくらいだとどうだ。 「ゆゆっ! おにいさん、ちょっといたい、いたいよ! そんなにのびないよ。やめてね、やめてね」 2倍強まで伸ばすと痛がるようだ。ストレッチで無理やり押してる感覚か。 逆に言えば、鍛えればこんくらいまでなら自分でのびのびできるようになるかもしれない。 というわけで、ここからが本番。 ゆっくり、ゆっくりと、限界を超えていく。 「ゆぐぐぐぐぅ、いだいぃい。もうむりでずぅ、やべで、やべでねぇえ」 「にんげんさん!! おちびちゃんをはなしてね! やめてあげてね!!」 「ほらほら、もうちょっとだけのびればあまあまだよお」 「むりぃぃい、やべでぇええ、いだいいいぃぃぃ。ゆっぐりできなぃぃい」 「あまあまはいいから、もうやめるんだぜぇえ! このままじゃおちびがしんじゃうぅ!」 さらに引っ張ると 「ぬげるぅう。れいみゅのきれいなかみさんがぁあ。いだっ!いだいぃぃ」 体の伸びが限界に来たのか、頭を掴んでいた指の根元から、子れいむの髪が ぷちぷちと抜け始めた。 地肌をつかんだ方が滑らないので好都合だ。 「やべでぇええ! おちびちゃんがゆっくりできなくなっちゃうううう!」 「ぞのてをはなせぇえええ!」 もっと引っ張る。 「ゆっぎゃああああ! あしさんが、れいみゅのあしさんちぎれるぅぅぅうう!!」 今度は足を掴んでいる指の周辺に限界が近づいているらしい。 そこだけ力がかかっているため押しつぶされ、今にも千切れそうになっている。 ちなみに頭の方は、指が当たっている所にそれぞれ綺麗な禿が出来上がっていて痛々しい。 できるだけ指先に力が入らないように加減してさらに引っ張るが、、 ぷちっ、ぷちぷちっ 「ぴぎぃぃぃぃぃいいいいいいい!」 「おちびちゃぁぁぁぁあん!!!! ゆっぐり、ゆっぐりぢでぇえ!」 「ゆがあああああ! もうやべろぉぉぉぉぉおおお! おちびがしぬぅぅう」 指先が饅頭皮を突き破ってしまった。 これ以上引っ張っても指がめり込むだけだろう。 残念がら、最初の実験は失敗だ。 れいむはゴミ箱に捨て、今度は適当なまりさをつまみ上げた。 「・・・・・!!」 子まりさは、恐怖に固まり声を上げることすらできないようだ。 「ゆぅぅぅ、やべでねぇ、、、、おちびちゃんにひどいことしないでねぇえ、、、、」 「そのてをはなせぇええ! ごのゆっぐりごろしぃいい!!!」 いろいろ鬱陶しいので水槽の中に麦チョコをばらまく。 「ゆううぅぅぅ! あまあましあわせー!」 ゆっくり達の気が逸れたところで、今回の実験の準備をする。 前回は無理やり引っ張って千切れてしまった。 その反省を生かし、今回は自力でどこまで伸ばせるかに挑戦してみることにする。 納戸から持ってきた木の板に瞬間接着剤を塗り、未だ震えている 子まりさをそっとその上に乗せる。 子まりさの後ろには、木の棒が一本立っており、その先っぽには逆L字型になるよう もう一本木の棒がついている。 この棒の先っぽから糸を垂らし、子まりさの帽子を微妙な加減で釣り上げるのだ。 糸を帽子にくっつければ、あとは加減をみながら糸を引き上げていくだけだ。 「ほぅらまりさ、あまあまだよお。おにいさんはひどいことしないからね。ゆっくりしていってね!」 「ゆゆっ、ゆっくりしていってね! あまあまぁ」 子まりさがゆっくりし始めたところで、糸をつつっと引き上げる。 まずは体高の1.5倍程の高さに調整してみた。 「ゆゆっ!? まりしゃのすてきなおぼうしさんどこぉお!? ゆ? ゆゆゆ?? まりしゃのあんよさん! どぼしてうごかないのぉぉおお」 「まりさ! 上を見てごらん。お帽子は頭の上に浮いてるよ」 「ゆゆっ! まりしゃのおぼうしさん! おりてきてね! ゆっくりしないでおりてきてね!」 子まりさは海老反りになり必死で舌を伸ばしているが、当然届かない。 「まりさの得意なのびのびすれば、お帽子に届くんじゃないかな?」 「ゆゆっ! おにいさんありがとう! まりしゃのびのびするよ! の~びの~び」 今度はちゃんと頭にかぶさる。 「ゆぅ~ん、おかえりおぼうしさん。まりさとゆっくりしていってね!」 のびのびのゆっくり感と、お帽子が頭に返ってきたゆっくり感が合わさったのか まりさはよだれを垂らしてゆっくりしている。 まだまだいけそうなので、今度は2倍弱の高さまで上げてみた。 「ゆうぅっ!? おぼうしさんまってぇぇえ!!」 まりさは必死にの~びの~びするが、ぎりぎりで届かない。 一瞬髪の先っぽにかすめるくらいだ。 可哀想なので手伝ってあげよう。 「あれれ!? こんなところにゆっくりできないゆっくりがいるぞ!! お帽子かぶってないなんて、せいっさいっするしかないね!!(棒読み)」 「ゆぎぃぃぃい! までぃざはゆっぐりじでるぅぅ」 ゆっくりしていないと言われたのがよほど悔しかったのか、まりさは渾身の のびのびを見せる。 一瞬お帽子に届くほどだ。 だがそんな勢いが続くわけもなく。。 「ゆぐぅぅぅ、もうだめぇ、ゆっぐりできなぃぃい」 元の丸い姿に戻ってしまった。 まりさにはもっと頑張ってもらわなければならない。 そこでいったん帽子を一番上まで引き上げ、まりさの乗った台を 家族のいる水槽の前に持っていった。 「ゆゆっ! おぼうしがないへんなゆっくりがいるよ!」 「ゆっくりできにゃいねぇ」 「ぷぷっ、みじめみじめ」 予想通り、家族は子まりさだと気づいていないようだ。 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ! まりしゃはまりしゃだよぉおお」 「れいむのおちびちゃんはすてきなおぼうしのかわいいまりさだよ! そんなへんなゆっくりじゃないよ!!」 「ゆぐぅぅぅぅぅ。まりしゃのおぼうしさん、がえっできでぇえええ」 ここでスルスルとお帽子を下ろし、体高の2倍弱のところで止める。 「まりさ! お帽子が降りてきたよ! 今伸びれば届くよ!」 「ゆゆっ! おぼうじざん! いまいぐがらまっででねぇぇえええ!」 渾身の伸びを見せたまりさは、一瞬頭を帽子につけることに成功する。 「ゆっ! まりさはおちびちゃんなの!?」 「ぞうだよぉお。がぞくのあいどるのゆっぐりどじたまりしゃだよぉお」 と、ここまでで限界がきたようだ。 また丸い姿に戻ってしまう。 「ゆゆっ!? おぼうしぬぐのはゆっくりできないよ! れいむのおちびちゃんならちゃんとおぼうしかぶってね」 「ゆぎぎぎ、の~び、、の~びぃいいい」 また伸びるが 「もうむりぃい」 すぐに元に戻ってしまう。 「おちびちゃん! おぼうしのこときらいになっちゃったの!? おぼうしをたいせつにしないこは、まりさのおちびちゃんじゃないよ!!」 「ゆぎぃぃぃぃいい、ぢがうぅぅぅぅうううう。 まりしゃ、まいしゃ、、おぼうししゃぁああああん!!」 さすがにこの高さで維持は無理か。 長時間維持できるであろう、1.5倍程まで下ろすことにする。 「おぼうししゃぁあん! ゆっぐりじでいっでねええぇええ」 今度はすんなり頭に収まったようだ。 今の実験で確認したが、やはりある程度伸びを持続できるのは 体高の1.5倍程度までのようだ。 長時間維持するためには、もう少し低めに設定するのもいいかもしれない。 と、ここでちょっとしたアイディアを思いついた。 一日中のびのびさせた状態で餌をやり続けたらどうなるのだろうか? うまくすればそのまま成長して、長いまりさが完成するかもしれない。 このまりさはじっくり時間をかけて伸ばしてみよう。 --- 子まりさを納戸にしまって戻ってくると、親まりさがわめいていた。 「まりざのおちびちゃんをどごへやったぁぁああ! がえぜぇええ」 それはともかく、さっきの実験でのゆっくり達の帽子への執着は凄かった。 ふとそれを思い出し、何の気なしに親まりさの帽子を取ってみた。 「ゆ? ゆがぁぁああ! までぃざのおぼうじがえぜぇええ!!!」 おお、すごい、すごい。 それじゃちょっと切ってみたらどうなるのかな。 ちょん。 側に置いてあったハサミに手を伸ばし、帽子の真ん中辺に適当に切れ込みを 入れてみた。 口ができたようにぱっくり開き、動かすとぱくぱく開閉しておもしろい。 「ゆぅぅぅぅぅうううう!!!!!??? ゆっぎゃぁぁぁぁあああああああああああああ!!! までぃさのゆっぐりどじだじまんのおぼうじがぁぁあああ!!!! どぼじで、どぼじでごんなごどするのぉぉぉぉぉおおおおお!!!!」 いや、ほんの出来心なんだけど。 別にいじめたいわけじゃないので、子まりさに使った接着剤の余りで適当にねばして 水槽に放り込んだ。 「までぃざのおぼうじさん、ゆっぐりできなぐなっちゃったよぉ、、ゆわぁぁぁぁん」 直してやったんだから我慢してくれ。 まあそれはいいとして、残り1匹になってしまった子まりさはどうしよう。 手で引っ張ると指のところから破けてしまうので できれば体の表面全体を均等に引っ張りたいのだが。 ひとしきり悩んで思いついたのは、掃除機! これを2台用意し、頭とおしりから吸い込んだら綺麗に伸びるかもしれない。 髪と帽子はじゃまだから取った方がいいかな。 早速納戸と二階から掃除機を用意し、吸口の部分を外す。 筒の直径は子まりさの約半分。 最初ちょっと歪ませてから吸込ませれば、あとは自動で何とかなるだろう。 というわけで、子まりさの下準備だ。 水槽から取り出し、帽子はゴミ箱に捨てる。 「おちびちゃぁぁぁんんん! れいぶのおちびちゃんかえしてねぇええ!」 「おそらをとん、、まりしゃのおぼうじかえすんらじぇぇええ」 ゴミ箱の前まで来たので、ついでにハサミでチョキチョキと散髪もしてしまう。 「まりしゃのきれいなかみしゃんがぁぁぁああ。ゆっぐりできなぃぃぃいいい」 余計な穴から餡子が漏れても困るので、あにゃるとしーしー穴も接着剤で 埋めてしまおう。 まあ準備はこんなところか。 それでは掃除機を2台近づけてと、まずはあんよ部分をすぼめ、掃除機の筒に すっぽりとはめ込む。 意外と綺麗に入ったので、これはいけるかもしれない。 頭も同様にすぼめ、もうひとつの掃除機の筒にはめ込む。 それでは、同時に、スイッチオン! バーーーーという吸口が塞がれたとき独特の音がけたたましい。 「ゆぴっぃぃぃぃぃいいいいい! ひっばられるぅぅぅぅ! とってぇぇぇぇええええ! ごれどっでぇぇぇぇええ! ゆっぐりできなぃぃぃいいい」 子まりさはというと、順調に引き込まれていっている。 まずは両方弱に設定したためか、1秒に1ミリほどのスピードで、 あんよとあたまが筒の中に吸い込まれている。 「おめめがぁぁぁああ! おめめがいだいいいぃぃぃ! なんにもみえないぃぃい」 ちょうど目の部分まで吸い込まれた。 目は見開いたままだったので、筒の中で擦れているのかもしれない。 そしてそろそろお口か。 口は頭の方の筒に吸い込ませておかないと、強く引っ張ったとき ここで千切れてしまう可能性がある。 頭の方の掃除機の強さを中に設定し、急いで吸い込んでしまおう。 「ゆぶぶぶぶぶぉぉぉぉぉぉ! ぴぎぃぃぃぃぶぼっ」 とりあえずこれでひとまず安心。 胴の部分が3センチほど、吸い込まれずに残った状態になったので、 あんよの方の掃除機も中に設定する。 途中で詰まるかとも思ったが、子まりさの表面が砂糖水の汗でぬめぬめになってきている こともあり、意外と順調に進んでいるようだ。 数十秒後、子まりさの体はそれぞれの筒にきれいに収まった。 それじゃいきますか。 それぞれの筒を掴み、ゆっくりと引っ張っていく。 最初は掃除機の吸引力とバランスを取り、徐々に力を加えるように。 ズズズ、と確かな手応えを感じ、子まりさの体が筒から再び現れた。 筒から抜け出した表皮は、すぐに玉のような砂糖水の汗で覆われていく。 どろどろの汗が表面を覆ってくれているおかげで、筒との摩擦がちょうどいい 強さになっている。 ゆっくり引っ張っていくと、まず見えている部分の皮が伸びて薄くなる。 ちょっと餡子が透けて見えるくらいまで伸びると、今度は戻ろうとする力が勝り、 掃除機の筒から新しい表皮が見えてくる。そして伸びる。 ゆっくりゆっくり。 おくちが見えてくる前までで、3倍程まで伸びた。 いよいよここからが勝負。 ついに筒から下顎が外れる。 「ひがつっ、ひはがっ!」 そして上唇が顔を覗かせた。 「ぎぃぃぃぃぃぃぃいいいい、ぴぎゅぃいいいいい」 べろが垂直に立っていてすごい。 「いぎゃ、いぎゃ、どっで、どっでぇえええええ」 さらに引っ張り、ついに目が現れた。 餡子で充血?したようになっているが、大量の汗と涙に守られて 失明はしなかったようだ。 飛び出さんばかりに見開いた目は、未だ健気に「やめてね」と訴えているようだ。 うーん、やっぱり顔の部分はあんまり伸びないかぁ。 口以降、ほとんど伸びなかったためあっさりと目まで進んでしまった。 やはりもっと胴を伸ばすしかないらしい。 最終ステップに進むため、掃除機の威力を強にした。 バーーーーーーーーーーーーー!!!!!!! というけたたましい音とともに、まりさが再び吸い込まれ始める。 ここからは力のバランスが勝負。 吸引力を利用して、まりさをさらに伸ばしていく。 「いぎゃあああああああ!! のびるぅぅぅぅうううう! ぼうむりむりむぢです、だめだめきれるぅぅぅぅ」 伸びていた胴の部分全体がゆっくりとさらに伸びていく。 表面がもううっすらと餡子色になっているところからみても、 相当薄く伸びているのだろう。 そしてまりさが 「ぴぃぃぃぃぃぃいい!あんよがどれるぅぅぅぅ!!!」 と叫んだその時 みりっ と口の端が裂け始めた。 「ぴっぎゅぅぅぅぅううう!」 「おいまりさ! 口閉じないとそのまま裂けちゃうぞ!」 本能的にも悟ったのか、子まりさは全力で口を閉じ始めた。 これでもうちょいいけるか。 またゆっくりと、引っ張るのを再開する。 まりさは目を血走らせて口をつぐんでいる。 引っ張る度に口が開きそうになり、その度目から砂糖水の涙が ぶわっと溢れ出る。 ゆっくりゆっくり。 もう5倍程まで伸びた。 胴が千切れるか、まりさが力尽きて口から裂けるか。 息を飲んで見ていると、 「ぼうむりぃぃぃぃ」 まりさが力尽きたようだ。 顎の力が抜けた瞬間、 みりみりっ と口の端から裂け始める。 こりゃあまずいと慌てて足で掃除機を止めた。 「かひぃ、かひぃぃ、どぼじで、どぼじでごんなこどずるのぉぉ」 子まりさの体は伸びきったゴムのように、だらんと弛緩している。 さすがにすぐに丸く戻るなんてことはないか。 頭とおしりを掃除機の筒からずるりと出すと、元の体高の5倍ほどになっていた。 ともかくこれで無理やり引っ張る実験は終了! 好奇心を満たすことができたので、びろびろになった子まりさは帰すことにする。 「ほら、おちびちゃん帰すよ。用は済んだからお前らもお帰り」 「ゆっ? この長くてきたないのはなんなのぜ? ごみはいいからはやくおちびちゃんがぜぇぇええええ! ごんなぎもぢわるいゆっぐりはせいっさいしてやるぅぅぅ」 あ、帽子捨てちゃったんだった。 慌ててゴミ箱から拾い、びろびろまりさに被せる。 「ええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!! おちびちゃん!??? おちびちゃんなのぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!! どぼじでぇぇぇぇええええええ」 あ、ちょっと手遅れだった。 間一髪、親まりさに潰されて永遠にゆっくりしてしまった。 とまあ、こんな感じのドタバタがあったけど、親2匹には窓から帰ってもらい 実験の第一弾は終了した。 あとは納戸のまりさの帽子を常に頭の上に吊るしておき、 ゆっくりと時間をかけて伸ばしていくだけだ。 --- それから数ヶ月後、 「の~びの~び。まりしゃこんなにのびられるんだじぇ!」 「ゆゆ~ん、、おちびちゃんすごくゆっくりしてるよぉ」 「れいみゅも、れいみゅものびのびしゅるー」 「それじゃみんなでのびのびしようね! の~びの~び」 「「しあわせ~!!」」 家の前でゆっくり一家がのびのびしていた。 まりさとれいむの番に、子まりさ1に子れいむ2。 街でよく見かける組み合わせだ。 僕はゆっくりに関しては、特に可愛がることもなく、もちろん わざわざいじめることもない。 普段だったらそのまま気にせず帰宅するところだったのだが、 ふと親まりさの帽子が気になり、足を止めてしまった。 あの接着剤でねばされた帽子は、間違いなく実験に使った 子ゆっくりの親のものだ。 あれだけの目にあったのに、数カ月後にはまた同じ家の前で ゆっくりするとは、餡子脳ってすごい。 せっかく家の前に転がっているのだから、この機会に実験に使った 子まりさを返してやろうと思い、僕は足早に家に戻った。 子まりさを紙袋に入れて玄関を開けると、一家は未だに警戒心もなく のびのびしている。 僕は笑顔を振りまきながら、親ゆっくり達に話しかけた。 「やあみんな、ゆっくりしているね。ところでこの子は君たちの子だよね?」 「ゆっ! おちびちゃん! おちびちゃんなのぉぉお!!! どごいっでだのぉぉぉおお!! あいだがっだよぉ」 「ごんなにゆっぐりじだごにそだって、うれじいよぉ。 ごれがらみんなでゆっぐりしようねぇ」 「おちびちゃんたち、おねえちゃんのまりさがかえってきたよ! みんなであいさつしようね!」 「わーい、おねえちゃんだ! ゆっくりー」 「まりしゃにそっくりなおねえちゃんができたんだじぇ!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 ゆっくり一家は、紙袋の口から顔だけ出したまりさを見ながら 再会と出会いを祝福している。 「それじゃあまりさ、家族のもとへお帰り。かぞくでゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!!! おかあさーん!! おとぉさーん!!! まりさずっとあいたかったんだぜぇー!!!」 関係も良好。返してよさそうだ。 まりさの後頭部をつかみ、袋から出すため上に持ち上げる。 「おちびちゃん、うれしいからっての~びの~びしすぎだよぉ」 持ち上がる。 「ゆっ?」 まだ出る。 「ゆゆゆゆっ!!!???」 やっと出た! 僕の渾身の力作、8等身まりさだ! 「ええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!! なにごれぇぇぇぇぇぇえええええええええええええ!!!!!!」 「まりさはまr「ぎもいぃぃぃぃいいいい!! おもにあんよがぎもぃぃぃいいいい!!!」 「きょわいぃぃぃいい。たしゅけでぇええええ」 「おばけぇえええ!! おねえちゃんおばけだったんだぜええええ!!」 袋から出たまりさは顔をもたげつつ尺取虫のような体勢になり、あんよの底部をつかって ずるりと体を押し出す。 にょろり、ずるずる、にょろり 「まっで! にげないでぇえええ! まりさはまりさなんだぜぇええええ!!!」 「ぎもぃぃぃいいいい!!! ゆっぐりでぎないぃぃぃぃい」 「まあまあ、そう言わずに、家族なんだから一緒にゆっくりしてやってくれよ。 子殺しや育児放棄はゆっくりできないんだろ? 家族みんなでゆっくりしていってね!!!」 「「「「「「ゆっ!? ゆっくりしていってね!!!」」」」」」 実験も返還も終了して清々とした僕は、ゆっくりと玄関の扉を閉めた。 ------ 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 792 ゆ食文化圏 挿絵 by車田あき 挿絵 by車田あき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る キッモwww -- 2019-03-31 01 39 24 ゆっくりに饅頭をいくつも繋げば、同じのが造れるだろうにww -- 2018-01-18 06 58 36 うーん、私だったらまりさよりれいむにこれをやるな -- 2016-09-26 20 09 12 シュールwww -- 2016-01-08 17 03 47 ニャッキじゃねえかw -- 2013-07-31 11 56 57 おぉ、キモいキモい -- 2013-07-12 17 05 52 これはきもいwww -- 2012-08-16 20 22 13 体を二つにゆっくり引き伸ばす痛みってのは想像を絶するものだろう… 股裂きの刑みたいなもんか? -- 2011-10-26 00 40 11 とりあえず作者が東北人なのはわかった -- 2010-11-23 18 02 19 きめぇwww にょろにょろ思い出したわw 面白いな -- 2010-11-17 10 08 44 えっ えっ -- 2010-10-04 19 58 49 そんなことより何で掃除機が一家庭に二台もあるのさww -- 2010-09-16 21 44 01 13㎞伸びろ。音速の500倍で。 ギン「そないに速くも長くも伸びません」 伸びるとか伸ばすとか聞くとこればかり思い出す。 -- 2010-08-06 21 58 40 この絵見て分かった こんなんいたら確実に潰してるわ キモ過ぎるだろ常考… -- 2010-07-31 11 08 24 面白いと思うけどね~、、、 最初に書いてあるから読まなくても済むと思うけど -- 2010-07-26 04 01 23 ↓それは作品の感想じゃなくて、自分の趣味だろ 他にもたくさん作品があるんだからそっちに行け、読む気がしないんなら感想なんて書くな -- 2010-07-25 22 25 43 実験系はダラダラ感で読む気が失せる -- 2010-07-09 03 35 07
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設定メモ ~か行~ 2008/11/15 設置 2008/12/27 氷のエレメント追加 2010/7/15 風のエレメント、雷のエレメント追加 風のエレメント 分類 エレメント関係 説明 十種類存在するエレメントの一種。気体・思考と いった事象を支えているとされる。精神のエレメ ントともされ、暗黒・聖のエレメントと何か関係 があるらしい。 備考 - 雷のエレメント 分類 エレメント関係 説明 十種類存在するエレメントの一種。電撃・伝達と いった事象を支えているとされる。伝説によると 精神と肉体を結びつける魂と関係があるらしい。 備考 - 氷のエレメント 分類 エレメント関係 説明 十種類存在するエレメントの一種。氷・冷気・闇 衰弱・秩序・停滞・沈黙といった事象を支えてい るとされる負の力。火のエレメントに弱く、水の エレメントに強い。 備考 - コピー 分類 COPY能力 説明 COPY能力の一種。「標的を模倣することで、それ が持つ性質や特殊能力をコピー能力として得る」 能力。何らかの手段で標的の情報を入手・解析し、 コピー能力を得るのが発動の流れ。 使い手によって標的の情報の入手・解析法が異な り、またコピー能力の内容も細かく変わってくる ため、100人のコピー使いがあれば100通り のコピーがあると言われる(種族の特徴として一 定水準のコピーを使える場合は別)。 出典 星のカービィシリーズのカービィの「コピー能力」、 及び星のカービィスーパーデラックスの「コピー」。 備考 カービィはその時の状態でコピーの使い勝手の差 が激しく、コピー使いとしては中の下~上の下レ ベルとされているとか。 コピー能力 分類 COPY能力関係 説明 COPY能力「コピー」により入手した仮初めのCOPY 能力。何かの性質を模倣したものと、他者のCOPY 能力そのものを模倣したもの、その他の技術・特 殊能力を模倣したものに分かれる。同じ標的にコ ピーを用いてもコピー使いによって入手できるコ ピー能力が違う事がほとんどで、特にCOPY能力そ のものを模倣した場合は大抵オリジナルと比べる と劣化したり変化したりする。まれに進化する事 もある。 あくまでも「仮初めのCOPY能力」であり、これも 個人差はあるが、大抵は時間の経過や能力者自身 への衝撃で消えてしまう。が、たくさんのコピー 使いが使う事で人々に注目され、その意識に浸透 する事で本当のCOPY能力として独立し、能力者が 発生するケースもある(ニンジャやファイター等 がこのパターンで能力者が増えたCOPY能力だとさ れる)。 出典 星のカービィシリーズのカービィの「コピー能力」。 備考 -
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注意:独自設定+二次ネタが含まれております。年代設定は紅霧異変よりずっと前となってます。 改悪設定のせいで胸糞悪くなる可能性もあります。 「 今日は何をして過ごそうかなぁ…… 」 チルノは森にある自分の住処の前で、そうぽつりと呟いた。 青々とした葉をつけた木々の木陰から、照りつける日差しを見上げ目を細める。 氷精であるチルノは、強い日差しがあまり好きではない。外で活動するのも厭になる。 だが、だからといって家の中で一人でおとなしく過ごすというのもまた退屈である。 ( そうだ、大ちゃんの家に行って二人で涼もう! きっと喜んでくれる ) そう思い、近くに住む友人の笑顔を思い浮かべてにやにや顔になったチルノだが 木陰から出た瞬間、容赦なく照りつける強い日差しの眩しさに眉を一度ひそめて飛び立った。 「 チルノちゃん! いらっしゃい、外は暑かったでしょう? 今日はお家にずっといるのかと思ってたよ 」 「 うん、まぁね… けれど、大ちゃんも暑いだろうから二人で一緒に涼もうかなって 」 まるで、初めからそうするつもりで家を出たかのような物言いであるが、本人に他意はない。 ただ純粋に覚えていないだけである。 「 ありがとう、うれしいよ。 さ、入って入って 」 「 おじゃましまーす 」 そう言って、外の暑さから一刻も早く逃れるように、急いで家の中に入るチルノであった。 自分の能力が役立って、大好きな友達が笑顔になってくれる。 それだけでチルノは暑い中でも来てよかったと思えた。 二人は寝っ転がって、最近あった楽しい事やうれしかった事を沢山話した。 一緒に遊んだ時の楽しい事も、二人して思い出しては笑いあった。 「 …それでね、……でさー。 」 「 うんうん。 …ふふ。 」 楽しい時間は、あっという間に過ぎていった。 存分に笑いあった後、少し落ち着いて過ごしていた二人であったが 夕暮れの遠くの空で突然轟音が鳴り響いたのに気づき、お互いに顔を見合わせる。 「 なんだろうね、今の音。 ちょっと見に行ってみない? 」 「 うーん… あまり気が乗らないかも。 それに外はまだ暑いよ。 大丈夫? 」 「 充分涼んだし、しばらくは平気平気! それにちょっと見に行くだけだし。 ね、行こうよ! 」 「 ……ちょっと見に行くだけだからね。 」 こうなったら、どんなに断っても無駄だという事はすでに大妖精にはわかっていた。 例えうまく断れたとしても、一人で見に行くといってすぐにでも飛んで行ってしまうだろう。 さすがにそれは心配だった。 あの音を聞いた時、何かわからないが嫌な予感がしたからだ。 「 待ってよ、チルノちゃん! 」 先に飛び出していたチルノを追って、大妖精もまた外へと出て行った。 音がした方の空へ、二人は並んで飛んでいた。 しばらく飛んではみたものの、周りの風景には特に何の異常もなく、結局先ほどの轟音がなんだったのかいまだに分からないでいた。 「 ねぇ、チルノちゃん。 そろそろ暗くなっちゃうし戻ろうよ 」 「 そうだね、戻ろうか。 ん……ちょっと待って。 あれなんだろう? 」 そう言ってチルノが指差す先、即ち進行方向から何かが飛んで来るのが大妖精にも見えた。 「 何だろう。 …人……間? 」 近づいてくるにつれ形ははっきりとし、それが人間である事は間違いないようだった。 その人間は二人に気づいたのだろう、通り過ぎることなく二人の前で停止した。 「 ようやく見つけた。 初撃の後、全然見かけなくなったから探すのに苦労したぜ 」 突然訳の分からない事を言われ、きょとんとしている二人に対しその見知らぬ人間、霧雨魔理沙は言葉を続けた。 「 新しく完成した魔法をな、ちょっと試し撃ちしてるんだ。 火力調整も兼ねてな 」 そう言うとおもむろに二人に向けて手をかざした。 その手には八卦炉が握られていた。 「 危ない、チルノちゃん! 」 咄嗟に大妖精が、まだよく状況を把握できていないチルノを強く突き飛ばした。 その直後、家で聴いたものとは比べ物にならないほどの轟音が響き、同時に眩い閃光が大妖精を包んでいった。 目の前で突然起こった出来事をようやく理解できたのは、閃光が消えた後に人間が独り言を呟いた時だった。 「 まだちょっと火力が強すぎるな…。 次は多めに抑えてみるか。」 自分がした事などさもなんでもない事のように、目の前の人間は平然としていた。 「 …ぁ、あああああああああああああああああああ!!!!! 」 「 うるさいな。 どうせ妖精はちょっとしたらまた生まれ変わるんだから、またすぐにでもお互い会えるさ。 」 たしかに妖精は早く生まれ変わるが、記憶や知識は当然死んだ時点で消去される。 また会えたとしてもそれは同じ姿をした別の存在だ。 今までともに過ごしてきた友人とはもう二度と会える事はない。 理不尽な暴力に唐突に襲われ、チルノは冷静さを失っていた。 もし冷静であったなら、人間が次弾の準備をしている間に逃げることもできたのだが。 しかし、怒りと悲しみに占められたチルノの心は、逃げるよりも反撃する事を選択した。 「 死ねええええええええええええええ!!!! 」 叫びながら氷弾を大量に撃ち放つ。 が、冷静さを失ったチルノの攻撃は易々と人間にかわされてしまう。 「 終わりか? 次はこっちの番だ。 これでどうだ、マスタースパァァァァク!! 」 大量の攻撃をした後の隙を突かれたチルノに避けることは叶わず、再び轟音が鳴り響き、閃光が暗くなり始めた空を明るく染めた。 今回は火力を抑えたせいか、一瞬で消滅させるほどの威力はなかった。 しかしそれでも妖精相手には充分な威力で、もう体は動かすことすらままならないほどにぼろぼろだった。 「 まぁこの位の威力で充分かな。 」 落ちてゆくチルノを見やり、そう言い放つとその人間は何処かへと飛び去って行った。 森の中へと落下していくチルノが、薄れゆく意識の中で思ったのは大妖精のことだった。 ( 例えお互いが覚えていなくても…生まれ変わってもまた会いたいね、大ちゃん ) ( そして今度は大ちゃんを守ってみせる。 あんな人間なんかにも…誰にも負けない…強い力が…ほ…し… ) そしてチルノは消滅した。 月日は流れ、ようやく春の陽が暖かく感じられるようになった頃。 湖のほとりで一人の氷精が何かを凍らせて遊んでいた。 それに気づいた、近くで遊んでいた妖精達のうちの一人が声をかけに近づいてゆく。 「 ねぇ、何をしてるの? 」 「 これはね、さいきょーになるための修行なの! 」 「 そっかー。 何で最強になりたいの?強さに拘る妖精って珍しいね 」 「 うーん…忘れちゃった!忘れちゃったけど大事なことなの! 」 「 ふふ、なれるといいね。応援するよ。 そういえばあなたのお名前聞いてもいい? 」 「 あたいはね、チルノっていうの。あなたの名前は? 」 「 私の名前は─── 」 少し時を遡るが、チルノ達が消えたその年の冬の真っ只中に とある森に棲む人間の住処の周りだけが豪雪に見舞われ、雪の重みで家が潰れてしまうという異変が起きていた。 かろうじて生き延びた住人は、 「 あれは絶対妖怪の仕業だ。飛び去っていく妖怪がかすかに見えたんだよ! 」 と、証言していたが異変解決のエキスパートである博麗の巫女は、 「 あんたの日頃の行いが悪いから、天罰にでも当たったんでしょうよ 」 と言って相手にしていなかったという。 END 魔理沙にこんなにも殺意が芽生えたのは初めてだ レティもっとやれ -- 名無しさん (2009-05-29 22 51 15) 魔理沙てめぇ・・・レティもっとやれ -- 名無しさん (2009-05-29 22 57 53) 魔理沙は虐められたり、虐めたりだな -- 名無しさん (2009-05-29 23 23 29) この魔理沙にはイラ付く -- 名無しさん (2009-05-30 03 52 02) 魔理沙は雪崩で死ぬべき -- 名無しさん (2009-05-30 04 01 17) 魔理沙・・・!! レティもっt(ry -- 名無しさん (2009-05-30 16 03 37) 魔 理 沙 株 大 暴 落 -- 名無しさん (2009-05-30 23 10 03) そして何故かチルノではなくレティ株急上昇 -- 名無しさん (2009-05-31 02 31 19) そしてゴミクズの魔理沙へ続く -- 名無しさん (2009-06-03 23 10 25) 霊夢が尤もすぎる -- 名無しさん (2009-08-26 22 09 59) レティもっとやれ! 魔理沙死ね。 -- 名無しさん (2009-10-06 22 40 58) この魔理沙はひどい奴だが、あっきゅんが特に妖精を憎んでるとかがなければほとんどの妖精はこんな扱いを受けているのかもな。 チルノや三月精は強力な妖精だからみんなに特別扱いされてるってだけで -- 名無しさん (2009-10-07 23 58 11) さらばゴミクズ魔理沙 -- 名無しさん (2009-10-10 10 30 14) さて魔理沙虐めSSでも書いてくるか -- 名無しさん (2009-10-14 23 33 05) 魔理沙好きだがこの魔理沙は許せねえ -- 名無しさん (2010-09-18 13 50 27) 私の名前は――――― 戦闘力53万です -- 名無しさん (2010-09-18 15 06 51) 霊夢にもそんなこと言われるなんて、魔理沙は本当にゴミクズだなぁ -- 名無しさん (2011-08-08 22 25 55) ↑霊夢は直感で悟ったんだと思うよ -- 名無しさん (2011-08-09 09 40 48) 魔理沙最低だな -- 名無しさん (2011-08-09 16 58 26) チルノうざいから魔理沙GJだわ -- 名無しさん (2012-12-26 14 53 06) なおゲームでは虐殺される模様 -- 名無しさん (2014-01-07 20 46 26) チルノさんは、大妖精さんといつまでも親友さんでいれるように願います。願わなくても大丈夫だとは思いますけどね。^^ -- 名無しさんでいい (2014-01-10 18 44 45) ベジット「攻撃って言うのはな、こうやるんだよ。ビッグ・バン!アターック!!」 魔理沙「ぬわーーーっ!!」 -- 名無しさん (2015-01-04 03 34 08) 死後1秒足らずで復活した大妖精 目に入った光景は空、そして沢山の木々 記憶が無く、森林の中で徘徊を始める しかし数秒後、彼女はまた消滅した 直接の死因は、空から降ってきた夥しい量の氷弾だった というのを幻視した -- 名のあるものなど、あんまりない! (2015-07-01 19 27 48) いいぞもっとやれ 魔理沙はとりあえずもう一回雪で家潰れて巻き込まれろ -- 名無しさん (2015-08-04 18 17 25) 原作の魔理沙はこんな感じだな。 -- 名無しさん (2015-08-10 16 14 17) ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 愛すべきは弱ってるまりちゃんやで~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~ -- 名無しさん (2015-08-10 21 17 23) 最後の雪はチルノがしたんだよな! -- ロリこん (2018-01-14 17 04 08) 名前 コメント
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『とあるまりさのスーパーノヴァ』 17KB 小ネタ ドスまりさ 独自設定 「お話」ってジャンルが欲しいと思った ※注意事項とか 虐待はないです。制裁とかもないです じゃあ愛でかと言われるとそうでもないです そもそも人間があまり出て来ません 凄まじく独自設定のドスがでてきます たぶんSFなんだと思いますが、知識がないので描写とか原理は適当です ので、フィーリングで読んでください みんな、ゆっくりしていってね! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『とあるまりさのスーパーノヴァ』 その日、まりさはドスになった。 平凡な野生の群れで、平凡なれいむとまりさの子として生を受け、 ごく平凡に育ったまりさはその日、突然ドスになったのだ。 生まれてから三ヶ月がたったころの事だった。 ドス。それはただ居るだけで、とてもゆっくりできる存在。 「まりさはドスだよ! みんな、ゆっくりしていってね!!!」 まりさはドスとしての使命を果たすべく、群れを導いていく決心を固めた。 親や、姉妹や、友人や、群れの仲間たちからの心地よい羨望のまなざしを受けながら、 まりさはドスとして群れを率いて、みんなをゆっくりさせるために奮闘した。 1年目。それは失敗に終わった。 ドスがいるという安心感から、群れのゆっくりたちは堕落し、 無計画なすっきりーによって際限なくその数を増やしていった。 そしてあとはお決まりの流れで、食料を取り尽くし、 飢え、争い、殺し合い、その果てに群れは壊滅した。 生き残ったのはドス自身と、 比較的賢い頭脳と善良な心を持つ数匹のゆっくりだけだった。 死んだゆっくりの中には、ドスの親や姉妹も含まれていた。 みんなの遺体を埋めて墓を作ったその日から、 まりさは自分のことを「まりさ」と呼ばなくなった。 まりさは、「ドス」になった。 3年後。生き残ったゆっくりたちの子孫が順調に増え続けたおかげで、 群れは再び「群れ」と言って差し支えない規模にまで戻っていた。 外敵との戦いや、群れでの狩りのルールの制定、餌場の管理、 すっきりー制限による群れのゆん口管理、群れの構成ゆん間の関係の調整…… そうした様々な経験を積んだことで、ドスにはドスの風格が漂うようになっていた。 もう二度とあんな悲劇は繰り返さない。 そんな固い決意を抱き、ドスはさらに5年、群れを円滑に運営していった。 5つ向こうの山の群れにまでその名を知られるほど、 ドスとドスの率いる群れは「とてもゆっくりしている」と評判になった。 10年目。いつになく寒い年だった。 ゆっくりたちの命を繋ぐ、大事な食料がとれなくなった。 こうした事態に備えて数年前から食料の十分な貯蔵をしていたドスの群れは、無事だった。 だが、周囲の群れはそうではなかった。 皆、飢え、多くのゆっくりが死に、多くの群れが崩壊した。 そして難民となった何百匹ものゆっくりが救いを求めてドスの群れに殺到した。 当然、それほどのゆん口を養えるだけの蓄えは、無い。 ドスは難民たちを救うことも見捨てることもできず、ジレンマに苦しんだ。 ジレンマに苦しんでいるうちに、事態は修復不可能な段階にまで進行し、 そしてその年、ドスの群れは再び壊滅した。 今度は、誰も生き残らなかった。 冬を越すことができたのは、ドスひとりだけだった。 ドスは、自分は無力なのだと、悟った。 死臭漂い、向こう数年はゆっくりが居着かないであろうその地をあとにして、ドスは旅に出た。 その先でも、ドスは様々な経験をした。 ドスを歓迎する群れ。長になってくれと懇願してくるものたち。 ドスを利用しようとする群れ。傲慢に、自分たちをゆっくりさせろと強要してくるものたち。 崩壊していく群れをいくつも見た。不屈の意志により立ち上がり、甦る群れも見た。 捕食種の群れにも立ち寄った。人間とも出会った。 旅立ちから15年がたった頃、ドスは何度目かになる自分以外のドスとの出会いを果たした。 そのドスはいくつもの群れを束ね、千ゆん以上ものゆっくりを従える偉大なるドスだった。 だが、そこにいたゆっくりたちは、皆一様にゆっくりしていなかった。 そのドスは、暴力と圧政によって群れを支配していたのだ。 ドスはドスに言った。 「こんなやり方、ゆっくりできないよ」 ドスはドスにこう答えた。 「いかにもあまあまが言いそうなことだぜ。ゆっくりがゆっくりしようとするならば、決してゆっくりして いてはいけないんだぜ。そんなことしたら、みんな永遠にゆっくりしてしまうんだぜ」 それはドスも薄々感じていたことだった。 旅の中で見てきた多くの群れが、ドスの言葉を肯定していた。 だからドスは言い返すことができなかった。 ゆっくりしようとすれば、いつか決定的にゆっくりできなくなる。 ゆっくりするのを我慢していれば、少なくともその瞬間を遠ざけることはできる。 群れをゆっくりさせるためには、みんなからゆっくりを奪わねばならない。 ドスのすべきことは、そういったことなのだろうか。 みんなをゆっくりさせるために、みんなにとってゆっくりできない存在でいなければならないのか。 「ドスの使命なんて知らないのぜ! でも、ドスはこのやり方でずっとやってきたのぜ!」 ドスと別れてからも、その言葉と群れの姿は、 ドスの心の奥に長いあいだ突き刺さって消えることがなかった。 それからもドスは旅を続け、瞬く間に100年の月日が流れた。 ドスはさらにたくさんの経験をした。 何度か定住し、小さな群れを作ったこともある。何度か、別のドスと戦ったこともあった。 人間と暮らしたこともあった。人間から追われたこともあった。 海を見た。海ドスと出会い、海を渡る術を知った。海を渡り、大陸を旅した。 人間の世界が“国”という単位で区切られていることも知った。 あれだけ強い力を持ち頭が良い人間も決して万能ではないことも、知った。 さらに100年がたった。 ドスはある土地で、大きな大きな群れを築いた。 人間のそれには当然及ばないが、ゆっくりからすれば “国”と呼んで差し支えないほどの規模を持った、 多種多様な種族からなる大きな大きな群れだった。 それは、天災によって滅びた。 さらに、100年を経た。 ドスは別の土地で、再び“国”を作った。 前よりも大きく、強固なシステムを持ち、 何匹ものドスによって運営される“国家”だった。 そしてその群れは、長であるドスを“ゆっくりできない”として追放し、 ほどなくしてあっけなく自壊して滅びた。 さらに100年。 ドスは諦めることなく、また“国”を作った。 文明と呼べるものが生まれ、人間と対等な“貿易”を行うまでに発展した。 そして、人間によって滅ぼされた。 100年。 ドスは“国”を作った。 そして、自らの手で“国”を制裁して滅ぼした。 焦土と瓦礫の山と化した土地を捨て、ドスは再び流浪の旅に出た。 山と海を越え、砂漠と氷の大地を越え、 ありとあらゆる土地を、国を、島を、大陸を、あてどなく放浪し続けた。 進んで、進み続けて、そしてついに生まれ故郷の森と再会し、世界が円環の中にあることも知った。 「ゆん。地面は本当にまあるい形をしてるんだね。──ゆっくりみたいに。ゆふふ」 様々な場所で、様々なゆっくりと、人間と、それ以外の多くのものと出会い、そして別れた。 もうこのころには、ドスは自分がただのドスではないことを理解していた。 生き物としての範疇の外へあんよを突っ込んでいる自分に気付いていた。 普通のドスは、百年も二百年も生きたりしない。だが自分はその何倍も生きている。 千年近い時を経て成長を続けた体は、普通のドスよりも遙かに大きくなっている。 これがどういうことなのかは、わからない。いかなる理由によるのかは、わからない。 いったい、なんのためなのか。 ただ普通のドスよりも大きな群れを作り、滅ぼすためか。 よりたくさんのみんなをゆっくりさせて、ひとときの夢を見せて、崩壊へ導くためか。 あるいは崩壊に抗うために、たくさんのみんなをゆっくりさせないためか。 そもそも群れを作るのは、本当にみんなをゆっくりさせるためなのか。 ドスとしての自分の「みんなをゆっくりさせたい」という欲求を満たすためではないのか。 なにも、ドスにはなにもわからなかった。 ただ、みんなが── ゆっくりだけではない、人間も、動物も、海や、森や、山が、空が、 そうした全てのものが生きて、笑って、泣いて、生まれて死んでいくのを感じることは、 とてもとてもゆっくりできた。 ただ、自分の無力さだけが、ゆっくりできなかった。 やがてドスは、とても温かい島にたどり着いた。 人間のように地図を持たないドスには、そこがどこなのか正確にはわからない。 ただ、人間に見せてもらった“まあるい世界”の模型の、 いわゆるあんよ側の場所であることは、なんとなくわかった。 そのあたりには定住するゆっくりがいなかった。人間もいなかった。 年に何度か、空を渡っていくきめぇまるや、海流に乗って移動するむらさの姿を見かけるだけ。 静かな場所だった。 ドスがドスとして振る舞う必要もない。 ドスに“ドス”を求めるものもいない。 「ここは、とってもゆっくりできるよ……」 ドスはそこで、1000年の時を過ごした。 微睡みの中にいるような、とてもゆっくりした1000年を。 やがてドスは深い眠りについた。 ある時、ふとドスが目を覚ますと、たくさんの人間の気配を感じた。 何百……何千、いや、何万もの人間たちの命の存在。 声が聞こえる。感情を感じる。笑って、泣いて、怒っている。 生まれて、生きて、死んでいく無数の人間たちの気配。 人間だけじゃない。 人間たちの間に、無数の小さな命もあった。 その中に、懐かしい声を聞く。 「ゆっくりしていってね!!」 れいむの声だ。ああ、まりさもいる。ありすも、ぱちゅりーも、他のみんなも──。 ゆっくりしていってね──!! 挨拶を返すと、それは大きなエネルギーの奔流となって ゆっくりと人間の区別もなくみんなの中を伝播して溶け込んでいった。 みんなの気持ちが、少しゆっくりする。 それを感じたドスもまた嬉しくなって、ゆっくりした気持ちになった。 ドスは自分が今どうなっているのかを理解しつつあった。 ドスは今、海の真ん中に仰向けになって島のように浮かんでいる。 その上にれいむやまりさやありすや──みんなと、人間たちがいる。 とてもとても大きくなった自分の上に、町がある。 ゆっくりしすぎた結果がこれだよ! とドスは叫びたかったが、みんなを驚かせてはいけないので こっそり「ゆふふ」とお腹の中で笑うのだった。 みんなをゆっくりさせる方法は、なにも群れを作ることだけではない。 例えば、当たり前すぎてみんなはあまり気付いていないけれど、 太陽さんや地面さんだって、みんなをゆっくりさせてくれる大事な要素のひとつだ。 ならば、自分がそういうものになるのも、いいかもしれない。そう思った。 人間たちはこの島を、まるでゆっくりのまりさのような形をしているから──と、「まりさ島」と呼んだ。 その形のせいというわけでもないのだろうが、この島の空気はとてもゆっくりとしているのだった。 穏やかな気質の住人たちと、ゆっくりしたゆっくりたちと、肥沃な大地に支えられ、 島はその歴史にひとつの争いごとも記さずにゆっくりと発展していった。 時々起こる、謎の地震に頭を悩ませながらも。 そして── 1万2000年後。 “まりさ”は人間に連れられて、まあるい地面──地球を離れて宇宙にいた。 ぶっちゃけて言えば、あれから千年くらいたって人間の文明が発展したところで、 まりさ島が本当にゆっくりのまりさであることがバレてしまったのだ。 原因は、あんまりにもゆっくりしすぎたまりさが、さらに成長してしまったせいだ。 さすがに人間も不審に思うというものだ。 今のまりさが担っている役割は、「恒星」だ。 人類の科学の発展やまりさ自身の紆余曲折を経て宇宙に出たばかりの頃は、 居住用の人工惑星という役割でたくさんの人間さんと、たくさんのゆっくりと、 その他たくさんの生き物たちを宇宙の中でゆっくりさせていた。 だがゆっくりすればゆっくりするほど大きくなるまりさは、 やがて居住に適さぬほどの重力を持つようになってしまった。 まりさの扱いに頭を悩ます人間たちに、まりさはこう言った。 「じゃあ今度はまりさ、太陽さんになるよ!!」 惑星として生き、惑星として考えるようになっていたまりさは、 恒星がいかにみんなをゆっくりさせてくれるか、 みんながゆっくりするために大切なのかをひしひしと感じていたのだ。 恒星となれば消費するエネルギーは莫大になるが、 これまでと比較にならないほどにたくさんのみんなをゆっくりさせられる。 つまり、まりさはこれまで以上にもっともっともっと、すごくゆっくりできる。 その分、まりさが生み出す成長エネルギーも莫大になり、消費するエネルギーをまかなえる。 さらに上手くすれば、そのへんにいる“野良の惑星さん”を 自分の重力でゆっくりさせてあげることもできるかもしれないのだ。 惑星をゆっくりさせるとは! それはどれほどゆっくりできることなのだろう! だが、恒星になる、ということはまりさ自身の体を燃やすということだ。 それは一度始めてしまえば、おそらく誰にも止めることができない。まりさ自身にもだ。 それでも良いのか、と人間たちはまりさに訊ねた。 「もちろんだよ! まりさは、みんなをゆっくりさせたいんだよ!」 そうしてまりさは自らをドススパークで“点火”し、 無数の、何万…何億…何兆ものドススパークが連鎖して燃え上がる巨大な熱の塊となって、 ひとつの恒星──“みんなの太陽さん”をやっている。 まりさを中心として作られた人工的な恒星系は、「まりさ恒星系」と名付けられた。 まりさ恒星系はゆっくりと“群れ”の仲間── 人間と、ゆっくりと、たくさんの生物、そして惑星──を増やして、 まりさの陽光にぽーかぽーかと抱かれながら、重力にぐーんぐーんと抱かれながら、 ゆっくりとゆっくりと、長く穏やかな歴史を刻んでいった。 それはそこに住む誰にとっても、もちろんまりさにとっても、 心の底からゆっくり出来る日々だった。 それが何万年、何十万年……と続いていった。 ──そして、100億年の時が流れた。 まりさはひとりぼっちになっていた。 すでに人類はいない。 人類の姿を最後に見たのは、もうずいぶんと昔のことだ。 滅びたわけではなかった……ように思う。 記憶がひどく曖昧だ……。 だが、別れは決して悲しいものではなかった。それは確かだ。 思い出そうとすると、ぼんやりと、ゆっくりした気持ちになるのだ。 ゆっくりたちも、大半は人類と一緒にいなくなった。 残ったものたちは……今はどうしているやら。 少なくとも、まりさにわかる範囲には、その気配は感じられない。 今やまりさのいる銀河も静かになりつつあった。 たくさんの見知った星が、永遠にゆっくりしていった。 七つ向こうの銀河がブラックホールさんに丸ごと呑み込まれた時は、とても悲しかった。 まりさの群れ──まりさの公転軌道上をぐーるぐーるしていた惑星たちは、 年月とともに膨張していくまりさの体が勝手にむーしゃむーしゃしてしまった。 その時はあんまりにも悲しくて悔しくて、1億年くらい泣いてしまった。 まりさは今、自らの体の重みによって縮みつつある。 死にゆく恒星としての正常なプロセスによってそうなっているのか、 それともみんながいなくなった寂しさからそうなってしまっているのか。 わからない。どうでもよかった。 まりさにとって確かなのは、もう間もなく自分が死ぬということだけだ。 最期の時は、もう間近にまで迫っている。 100億年……。 長かったようにも思うし、短かったようにも思う。 今はただひたすら、生まれ育った森が懐かしい。 あの、ほんの直径数センチの……2兆分の1天文単位にも満たない小さな体で、 両親と、姉妹と、友人たちと草の上を駆け回ったあの日々が。 もう一度、会いたい。 父のとってきたバッタさんを、みんなで一緒にむーしゃむーしゃしたい。 母のもみあげに優しくつつまれて、こもりうたをききながらすーやすーやしたい。 だがしかし、そうした全てのものは、もうこの時空間には存在していない。 森どころか地球そのものが、とうの昔に太陽にむーしゃむーしゃされたことだろう。 ちょうど自分が、自分の“群れ”の惑星たちを食べてしまったのと同じように。 父も母も、あのころの自分自身も、全てがあまりにも遠すぎる。 例え時をさかのぼれたとしても、100億年もの距離があるのだ。 空間的な距離だって……もう、地球のあった場所すら定かではない。 そして今の自分は、直径何百万kmもの巨体を持つ恒星だ。 もはや体の組成はゆっくりですらない。生物ですらない。 唯一残っていて同じと言えるのは、中心核にある中枢餡だけ。 帰ることなど、できないのだ。 過去とは、そういうものだ。 自嘲的な気分がそうさせるのかまりさにのし掛かる重圧は、 中枢餡を押し潰そうとする圧力の増大は、より一層加速しつつあった。 まりさの持つ膨大な質量がその強大な重力によって、 膨張する力を失った自らの体を押し潰し、 そうして圧縮され高密度になった体がさらに強い重力を生み出していくのだ。 重力が圧縮を、圧縮がさらなる重力を生み出していく。 まりさの中枢餡はもはや限界まで圧縮され、あまりにも圧縮されすぎて、 物質であることをやめる一歩手前まで来ていた。 そうしたプロセスのやがて行き着く先は──光である。 物質は物質であることをやめると、膨大な熱と光へと変わる。 まりさが“みんなの太陽さん”として生み出していたものとは少し違うが、原理は似たようなものだ。 だが今度の光は、桁が違う。 中枢餡の全てが光となり、中枢餡を失った体もそれに呑み込まれて光へと変じ、 最終的にまりさを構成する全物質は直径1光年もの巨大な光の塊へと膨れあがる。 9兆5千億キロメートル。今のまりさのサイズの、およそ百万倍。想像を絶する規模の「ぷくー」だ。 人間はそうした現象を超新星爆発と呼んでいた。 恒星が、その一生の中でもっとも強く輝く瞬間である。 まりさはその瞬間が、少し楽しみなのだった。 恒星にとって、光とは声のようなものだ。 それがもっとも強く輝くということは、もっとも遠くまで届くということだ。 遠くまで届くということは、もっとも多くのものに聞いてもらえるということだ。 まりさが未だ知らない“どこかにいる誰か”、 あるいはまりさの事を知っている“どこかにいる誰か”に、触れることができるのだ。 この広く寂しい宇宙の中で、それはとてもゆっくりできることだ。 もちろん、伝えるべき言葉は決まっている。 きっと何も考えなくたって、自分はそう叫ぶだろう。 だって自分の、まりさの、まりさたちの一番奥に刻まれているのは── (ゆふふ。楽しみだね) まりさの忍び笑いが、誰もいない空間に響いた。 ある日、まりさの中枢餡が重みに屈し、ついにその形を失った。 中枢餡の奥から膨大なエネルギーの奔流が溢れ出し、周囲を呑み込んだ。 呑み込んだ物質はさらなるエネルギーへと変換され、さらに広い範囲を呑み込んだ。 そうしてまりさの体を内側から喰い破りながら膨張の速度を速めていった。 そのエネルギーは、まりさ自身だ。 自らを縛る肉体と精神を脱ぎ捨てた、純粋なまりさそのものだ。 まりさは全てを暴食するエネルギーそのものとなり、 膨張という現象そのものとなり、灼熱そのものとなって、外側へ── 自らの体を猛然と、秒速数千キロメートルにも達する速度でむーしゃむーしゃしながら、外側へ、 ひたすらに強く、早く、熱く、激しく、外へ、外へ、外へ── 光になって── 自身の全存在が急速に拡大していくのを感じながら、まりさは叫んだ。 己の届く全ての場所に向かって。 己を見るもの全てに向かって。 願わくば……父や母や、あの森のみんなへと届くようにと祈りながら。 過去と、今と、未来と、全てのものに向けて、 ゆん生最大最期の、“ご挨拶”を── 今 みんな……ゆっくりしていってね────!! その日、まりさは光になって、宇宙の果てへ向けて旅立っていった。 その日、まりさは時の果てまで旅を続ける光になったのだ。 END ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ええ。『トップをねらえ!』とか『デモンベイン』とか大好きですよ。 いいよね、宇宙とか時空とかなんとか次元とか。 ■過去作品一覧 anko2326 朝のゴミ捨て場で anko2328 マッチ箱をポッケに入れて、公園へ anko2334 限りなく透明に近いはこ anko2400 ぱちゅりーのおめめで anko2414 ゆトンプ! 挿絵:
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『ゆ蝶の夢』 16KB 群れ 自然界 人間なし 独自設定 3作目だったかもしれない ゆ蝶の夢 長めかもしれない 続き物予定しれない 独自設定の塊 何作目とかはどうでもいいことかもしれない 大していじめない 朝起きたら、俺はゆっくりになっていた。 手をついて立ち上がろうとしたが今の俺に手はなく、足もなかった。 それでも脳が上手く働かないのか状況が把握できずに、俺は意識せずずりずり移動をしていた。 そしてたまたま水溜りに映る自分の姿を見て、最初に言ったことの確証を得たのだった。 (……なぜこんなことに?) 水溜りに映るゆっくり(自分)の姿をじっくりと観察してみる。 見たこともないゆっくり……まぁそれもそうだろうな、これは俺なんだから。 最近切ったばかりで短くなった髪に、普段かぶっていたお気に入りの帽子。 顔のパーツはすべてゆっくりのようにデフォルメされていたが、確かにそれは俺の顔……だったと思われるものだった。 ためしに手を動かしてみようと試みる。 その俺の意思を汲み取り、長めに残していたもみあげがわさわさと動いた。 先ほどまで無意識に動かしていたが、今度は意識的に足を動かしてみる。 体の底面がうねうねと動き、俺の体が意思の通りの方向へと動いた。あくまでも意思通りいってるのは方向だけだが。 (かんぜんにゆっくりになってるな、こりゃ) こんな状況なのに、不思議と危機感は全く湧いてこない。 ゆっくりになってしまったことが原因だろうか?なんだかどうとでもなりそうな気がしてしまうのだ。 とその時、突然体の奥底から虚脱感が湧きあがってきた。 その感じは人間の時は感じたことが無かった感じだったが、今の自分にはなぜだか理解できる。 (腹が、減ったな) 体からどんどん力が抜けていく感じは、このまま食べなければ死んでしまうと感じるほどのレベルだ。 しかしここは見知らぬ土地で今の俺はゆっくり。そう簡単に食べ物は手に入らないだろう。 (……物はためし、だよな) 足元に生えていた葉の広い植物に舌を伸ばし、千切ってみる。 幸い力が弱いわけではないらしく、草は簡単にプチンと千切れた。 ここから先の指標として、とりあえずこの草を食べてみることにする。 人間の頃の食事など出来ないだろうし、これが食べれないのだったら俺はこのままのたれ死ぬだけだろう。 どうせゆっくりになったのだから、ゆっくりを楽しんでみるのも悪くない気もするし。 むしゃむしゃと口の中で何度か草を噛み、そのままゆっくり飲み込む。 (んー、可もなく不可もなく……って感じかな) 旨いと叫べるほどでもないが、吐き出すほどまずくもないく、これぐらいだったら普通に食べれるレベル。 追加で二つほど千切り食べ、ついでに水溜りで喉も潤すと体から来ていた虚脱感はすぐになくなった。 たったこれだけの食事で空腹感がなくなったことに、俺は少し驚かされる。 ゆっくりが食事を100%餡子に変換出来るという話は聞いていたが、ゆっくりはかなりの量を体に取り入れる。 だからもっとたくさん食べないとダメだと思っていたのだ。 (食事量じゃなくて食事してる=ゆっくりできるってことが重要なのかもな) 「ゆゆ!?みたことないゆっくりがいるよ!?」 「ん?」 プチ考察のようなことを俺が考えていると、後ろから声がかけられた。 振り返るとそこには若干痩せ形で帽子に傷があるが、おおむね元気そうなゆっくりまりさがいた。 「ゆっくりしていってね!」 「ん、あぁ。ゆっくりしていってね」 ゆっくりというのはまず、出会い頭にこの挨拶をするとかなんとか。 面倒だったがゆっくりになっている俺が変な行動を起こして攻撃されても困る。 人間なら簡単に対処できる相手でも今の俺はゆっくりなのだから。 「ゆゆ?なんだかゆっくりしてないね……」 「ん、そうか?これでも割とゆっくりしてるんだけどな」 普通に言葉を返したが、もしかしたら口調が普通のゆっくりと違うことを言っているのかもしれない。 だが見た目がゆっくりになったからといって、俺はこれと言ってゆっくりに合わせるつもりもなかった。 というか目の前のまりさみたいなしゃべり方するならこのまま制裁でもなんでもされて死ぬ方がマシだ。 あくまでも俺は俺のままでゆっくりを楽しみたいのだ。 だがそんな俺の気持ちはいい意味でまりさに通じず、痩せまりさはゆん?ゆん?と頭を振っていた。 だが結局これと言って何も浮かばなかったのか 「みたことないゆっくりだから、ふつうとはちがうゆっくりなんだね!」 と勝手に納得してくれた。 「だけど……こんなところにひとりでいたらゆっくりできなくなっちゃうよ?」 痩せまりさの言葉に、俺は辺りを見回してみる。 今の俺にはどのぐらい背が高いのかも分からなくなった木々が、辺り一面に広がっていた。 そんな中にポツンと開けた広場のような場所。それが今いる場所だ。 確かにこの辺りは隠れる場所が少なく、外敵に狙われる可能性が高いかもしれない。 まぁゆっくりにとっての外敵など俺は知らないし、たぶん森に住むすべてが外敵なのではないかと思うのだが。 「ゆー……そうだ!まりさのむれにあんないしてあげるよ!」 俺が黙っている間に、まりさの中では勝手に『孤独でかわいそうなゆっくり像』が形成されていたらしい。 別にそのことに関してはどうでもよかったし、群れに入る方が賢い選択だろう……普通のゆっくりなら。 「俺は見ての通り普通のゆっくりじゃないが、それでも大丈夫なのか?」 「まりさのむれはすごくゆっくりしてるむれだから、ゆっくりがすこしぐらいふえてもだいじょうぶだよ!」 俺の言ってることと返答の中身がズレているような気がしたが、誇らしげに体を伸ばす痩せまりさの気持ちを無下に扱うのも悪い気がするので、とりあえずはついて行くことにした。 群れに入れようが入れまいが、とりあえずはここから移動してから考えよう。 走り(歩き?)出したまりさのあとを追い俺も跳ねた。 「むきゅ、だめよ!」 群れの大体の成体ゆっくりを集め、さらに自分の横に護衛を二人従えた長ぱちゅりーが、俺を見据えながら告げた。 そんな長ぱちゅりーに、俺を連れてきた痩せまりさは抗議を口にする。 「なんでなの、おさ!ゆっくりをひとりだけなかまはずれにしちゃかわいそうでしょ!?」 必死に訴えるまりさに対して、群れの仲間達の視線は冷たい。 まぁ主な原因としては俺の見た目にあるわけだし、だから先にそう言っておいたんだが…… 「なぁ、長さんよ」 「む、むきゅぅ!?」 突然俺が声を出したので、長ぱちゅりーはびっくりした声をあげた。 長ぱちゅりーは得体の知れないゆっくりを追い出そうとすると同時に、かなり恐れていた。 見たこともないということは、そいつがれみりゃやふらんのような捕食種でないという保証もなかったからだ。 そのことに拍車をかけるのは、そのゆっくりの表情だ。 一見ゆっくりしているように見えて、他のゆっくりにはない何か別の『光』が籠っている。 とにかくそんなわけのわからないゆっくりを群れに置くわけにはいかなかった。 「この辺に住めるような場所ないかな?この群れの狩場の範囲の外で構わないからさ」 「……むきゅ?」 長ぱちゅりーは俺の言葉に、目を丸くしている。 てっきり俺がまりさに頼み込んで群れに入れて貰おうとしていたのだろうと思っていたからだろう。 「むきゅ……?むれにはいりたいんじゃなかったのかしら?」 「出来ればそのつもりだったけど、俺がいたらゆっくり出来ないみたいだし」 そう言って俺は隣で叫んでいた痩せまりさの帽子をポンポンと叩いて告げる。 「てなわけでさ、もういいんだまりさ。これ以上するとお前までこの群れに入れなくなるぞ?いいのかそれで?」 「ゆぅ、それは……でも……」 痩せまりさ的には群れにいる自分がゆっくりしているから、群れにいないゆっくりはゆっくり出来ないものだ、と思っているのだろう。 その優しい発言に本来なら感謝するべきところなのだろうが、俺にとってはどうでもいいことだった。 せっかくゆっくりになったんだし、ひたすらゆっくり出来ればそれでいい。 まぁぶっちゃけるとゆっくりの群れなんて全く持ってゆっくり出来ないだろうしな、って本音もあった。 「まぁできれば教えて欲しいなってだけなんだ。もしそういう場所がないなら自分で探すからどの辺までが狩りの範囲なのか教えてくれ」 俺の口ぶりに、全てのゆっくりが口を閉ざしてしまった。 奇異なものを見るようなその目は、俺の外見だけを見ていた最初とは違うニュアンスを含み始めている。 「……ゆ、わかったよ!まりさがおうちによさそうなばしょをおしえるよ!」 その沈黙を破ったのは、先ほどからちらちらとこちらを見ていた痩せまりさだった。 あれだけ言っておきながら群れに入れることが出来なかったことに、責任でも感じているのだろうか? そんなこと気にする必要はないのだが、まぁ家によさそうな場所を教えてくれると言うのだから余計なことは言わずに黙っておくことにしよう。 「んじゃ、よろしく頼むよまりさ」 「ゆ!ゆっくりついてきてね!」 ぽよんぽよんと跳ねていく二匹のゆっくりの後姿を、長ぱちゅりーは眺めていた。 あのゆっくりを、本当にこのまま行かせてしまっていいのだろうか?本当にこの群れへ敵意が無いのだろうか? 「おさ、あいつをこのままいかせてしまっていいのぜ?」 長ぱちゅりーの意図をくみ取ったのか、護衛のまりさがぱちゅりーに声をかけた。 その視線はあの二匹を鋭く捉え、命令さえあればすぐに攻撃をかけれるように身構えている。 他にも数匹のゆっくりが同じように身構えているのが見える。 「……むきゅ」 本音を言えば、長ぱちゅりーもあの得体のしれないゆっくりをせいっさいっしてやりたかった。 だが……先ほど感じた恐怖感が、長ぱちゅりーの決断を鈍らせる。 群れに影響がないなら無理にせいっさいっなどせずに関わらない方がいい。 恐らく、戦いが苦手な大多数の群れのゆっくりも同意見だと長ぱちゅりーは判断した。 「むれにめいわくをかけるようなら、せいっさいっするわ。でも、おとなしくしてるならかかわらないようにしましょう」 「ゆん、そうだね」 「あんないなかもの、かかわらないほうがいいわ!」 「めいわくかけてきたらせいっさいっだねー、わかるよー」 長ぱちゅりーの予想通り、群れの大体のゆっくりは関わりたくないと思っていたらしく長ぱちゅりーに同調する意見がほとんどだ。 「……わかったのぜ」 護衛まりさは腑に落ちないが仕方ない、と言いたげに自分の家へと帰って行った。 それに合わせるように群れの面々がそれぞれ散らばっていく。 その様子に長ぱちゅりーはほっと頭を垂れる。あのまま殺気立たれていたらどうしようもなくなるところだった。 (しかし……あのまりさもよけいなことしてくれたものね、まったく) お互い関わらず、といってもやはり限界はあるだろう。いつかは接点を持たねばならぬ状況になってしまうはず。 これからを思うと、口から中身が出てしまいそうになってしまう長ぱちゅりーであった。 「ゆ!ここがおうちによさそうなばしょだよ!」 痩せまりさが連れてきてくれたそこは、大きめの木の根っこに出来た空洞だった。 入口は一つだが中はどうやら木の根で複雑に分かれているらしく、覗きこんでも奥は見えない。 一見不便そうだが、外敵の侵入時に便利という利点になってくれるはずだ。 「ふむ、なかなか悪くなさそうな場所だな。感謝するぞ、まりさ」 「いや、まりさはそんな……ほんとうはむれにいれてあげれる、はずだったんだから……」 バツが悪そうに帽子を傾けてうつむく痩せまりさだが、俺はそんなこと全く気にしていない。 むしろ巣穴を探さないといけない手間をこうして省いてくれたのだから、感謝すらしている。 「気にしないでくれ、元から分かっていたことだ。それよりも……あの群れの狩りの領域や生活範囲を教えてくれないか?被ってしまうといらぬトラブルを招いてしまうからな」 俺の問いかけに、痩せまりさは全て親身に答えてくれた。 やはり気にするなと言われても群れに入れてあげられなかったことを気にしているのだろ。 だが俺にとってはどっちでもいい。今はただ情報が欲しかった。 「ありがとう、大体のことは分かったよ」 「ゆゆ、このぐらいならお安い御用だよー」 痩せまりさがおさげで帽子を取ると、その中からよく分からない虫を一匹渡した。 どうやら生け捕りらしく、ぴくぴくと痙攣してる姿は正直かなり気持ち悪かった。 「……これは?」 大体意味は理解していたが、一応聞いてみることにする。 「これはひっこしいわいだよ!あまりとれないむしさんだからゆっくりたべてね!」 「……すまないな、まりさ。実は俺は草しか食べれないゆっくりなんだ」 とりあえずの嘘で現状を回避しておくことにする。 こういうことにしておけば今度から同じようなことも怒らないだろうし。 「ゆ!?そうだったの!?」 俺の予想よりまりさは大げさに驚き、取り出した虫を仕舞いこんだ。 恐らく希少種のゆっくりでも草だけ食べるという種類はそうそういないだろう。 というか、言っている俺自身そんなゆっくりは聞いたことがなかった。 「あまり取れない虫なら、俺の分までお前がゆっくりと味わってくれ」 「ゆゆ、わかっ「ゆっ!見つけたのぜ!」 痩せまりさの返答が、突然中断させられた。 言葉のした方を見ると、あの時群れの長の隣にいたまりさがこちらへ向かってきていた。 「こんなところにいたのぜ……探すのに苦労させられたのぜ」 このまりさは痩せまりさと口調が違った。 強きな表情と後ろに部下を連れているところを見ると、なかなか人望を持った強いまりさなのだろう。 痩せまりさがそのまりさを見て怯えているところから見ても間違いないだろ。 「そこのまりさ!ゆっくりできないゆっくりをたすけるなんてなにをかんがえてるのぜ!」 護衛まりさから飛んできた言葉に、痩せまりさがびくりと震える。 まぁゆっくりというのは集団行動出来ないことを極端に嫌う生き物だ。 ここで逆らいでもしたら、ゆっくりできなくなることは確実だ。 だからこそ 「ち、ちがうよ……ゆ、ゆっくりできないゆっくりなんかじゃないよ……」 その言葉に俺は驚かされた。その気持ちは護衛まりさも同じだったらしい。 先ほどたまたま会っただけの謎のゆっくりに、なぜここまで親身になっているのか? 俺はそのことを考えていたが、どうやら護衛まりさは自分の意見に反論したということしか考えてないらしく 「ゆがあああ!!まりさに口答えするんじゃないのぜええええ!!!」 といきなりブチ切れて痩せまりさに体当たりを仕掛けてきた。 長ぱちゅりーの前では普通のゆっくりに見えたが、本性はかなりゲスなのかもしれない。 しかし痩せまりさには少し悪いが、自分がゆっくりとしてどの程度の強さなのかということを確かめる事が出来るチャンスだ。 痩せまりさを助けてやりたい、という気持ちも0という訳ではないし。 「まりさ、少し下がっていてくれ」 「ゆ?なにを……」 痩せまりさが俺の言葉に困惑しながらも素直に後ろへ下がる。 ちなみに体当たりを仕掛けてきたといってもゆっくりのスピードなので、このぐらいの会話をする余裕はあった。 (……あまり長くないけど大丈夫かな?) 長めに残したとはいえ、大した長さのないもみあげで本当に戦えるのかが一瞬不安になる。 (まぁ、俺が雑魚ゆっくりだとしたらこの先どうせ生きていけないだろうし構わないがな) 一瞬の不安を軽く流し、目の前にまりさをもみあげで受けとえみょうと試みる。 ガシッ 「……ゆ?」 目の前にまりさのアホ面がでかでかと広がる。 まりさ自身は前に進もうとしているのだが、何かに邪魔されて進むことが出来ない。 そのまりさの勢いを止めているのは俺のもみあげだ。 (か、かるううううう!?) あまりの当たりの弱さに、つい叫びだしそうになってしまった。 あんなスピードだがゆっくり基準では速い方なのかも、と思っていが……そんなことはなかったらしい。 耐えられなかったら両方で受け止めようと思っていたが、そんな心配もいらず片方で止められてしまった。 片方で止められるなら、もしかすると…… 「……よっと」 もう片方のもみあげも使い、まりさの両頬をがっちり抱えると、そのまま持ち上げてみた。 見た目の重量感とは裏腹にその体は簡単に持ち上がり、まりさに浮遊感をもたらす。 「ゆゆ!まりさはおそらをとんでるのぜ!」 ゆっくりが空を飛んだ時の固有台詞を叫ぶ護衛まりさだったが、周りの部下ゆっくりたちはゆわわと口を呆けさせている。 それもそうだろう。目の前のゆっくりはゆっくりでありながらゆっくりを持ち上げたのだ。 そんな光景を見たこともないゆっくり達が驚くのも無理はない。 「ゆぅ!さすがさいっきょうのまりさはおそらもとべるのぜ!」 そんなことに気付いていないのは空を飛んでいると信じている当人だけであった。 流石に持ち上げただけで喜ばせるのもなんなので、そのままそのまりさを思いっきり投げ飛ばした。 「おそらをとんでええええっ……ゆべぇっ!?」 投げ出されたまりさはしばらくころころと転がり、部下たちの隣あたりの木に頭をぶつけて止まった。 本来ならそれを止めるべき部下たちは、相変わらず呆けたままだ。 「い、いぢゃいのぜ……まりさにいったいなにをしたのぜ……」 あくまでも自分の力で飛んだと思っていたまりさは、突然の痛みに襲われ困惑している。 と、そこで周りの部下たちの意識がぽつぽつと戻ってきた。 目の前に転がってきた強いはずのまりさ。そのまりさを軽々と投げ飛ばした謎のゆっくり。 まだ意識が戻りきらないそいつらに、俺はとどめの言葉を投げかけることにした。 「お前らも、やるかい?」 そういいながら、俺はもみあげを振り一歩前に踏み出した。 「「「「ゆんやあああああ!?」」」」 そんな俺の姿に、部下ゆっくりたちは蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。 我先にと走り出し、中にはこけながら進むゆっくりもいた。 そんな部下たちの姿に、護衛まりさはさらに困惑を深くする。 ただ一つ分かることは、目の前のやつが原因であるというただそれだけだ。 そこからくる護衛まりさの行動は一つ。 「ゆがあああ!!!しねええええ!!!」 そんな破れかぶれ気味に突っ込んできた護衛まりさに、俺は冷たい視線を向ける。 その視線は、後ろで見ていた痩せまりさが直接みなくても身震いするほどだった。 「ゆべぇええ……ゆげぶぅ……」 破れてほとんどなくなった帽子、ちぎられて短くなったおさげ、何度も叩き付けられてもう二度と跳ね回れなくなったあんよには、漏らしたうんうんとしーしーがこびりついている。 そんな到底ゆっくりできないような姿になっているのは、あの護衛まりさである。 (……少しやりすぎた……) そんなどう見てもやりすぎな護衛まりさの姿に、自分でやっといて少し引いてしまう。 あの後、何回かあしらっても「ひきょうなてでまりさをこうげきするんじゃないのぜ!このゲスゆっくり!」としつこく攻撃してきたので、少し酷めに攻撃してみたのだ。 そしたらなんだかそれが楽しくなって、どんどんやってたらこの有様だ。 途中から「やべで……ゆるじで……」などと言っていたような気がしなくもない。 「も、もうやめてあげてね……」という痩せまりさの言葉がなければ、もしかしたらもしかしていたかもしれない。 そんなボロボロの護衛まりさを、痩せまりさはよく分からない台車のようなものに乗せた。 『すぃー』という名前の人間で言う車のようなものらしい。 「本当に運ぶのか?そんなことするとお前が疑われて……」 そんな俺の言葉を遮り、まりさが答える。 「ゆ、だいじょうぶだよ!まりさがうまく説明しておくよ!」 こんなことをしたのは俺なのだから、本人がこう言う以上俺には何も言えない。 「群れの奴らから攻撃されたら、いつでも相談に来てくれよ?」 「ゆ、わかったよ!ゆっくりしていってね!」 最後に挨拶を残し、まりさはすぃーっと群れの方へ帰って行った。 あのまりさが心配だが、今群れに関わるのは得策ではない。 まぁ、たまには見回りに行って無事を確認するぐらいは……してもいいだろうか。 (はぁ……ゆっくりががゆっくりするってのも、大変だねぇ) 暮れてきた空を見上げながら、俺はゆっくりと呟いた。
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独自設置NPC MVPマニア MVPモンスターが落とす収集品を、同一種類で10個持ってくと、実用的なアイテムと交換してくれるNPC オリジナルダンジョン第一層目をクリアした先にある街にいる 収集品にはそれぞれ”レアリティ”が設定されており、これによって貰えるアイテムの豪華さが異なります 各レアリティ毎に5通りの景品が設定されて、その中からランダムにアイテムを貰えます(全て等確率) 例:羅盤(黒蛇王) → カード帖5個 or 青箱10個 or …… ミスリル武器職人 オリジナル装備を作成する為のNPC モスコビア中央の右下ポタから移動できる先にいます ミスリル防具職人 オリジナル防具を作成する為のNPC オリジナルダンジョン第一層目をクリアした先にある街にいる もったいないオバケ HSEをするNPC 鎧・靴・肩のHSEが可能 コモドにいる 装備レンタル 好きなオリジナル装備を36時間、1アカウント5つまでレンタルできる コモドにいる レンタル回数は頃合を見計らってリセットされますのでお気軽にご利用ください レンタル装備にカードを挿した場合、レンタル時間を経過するとカードごと消去されてしまいますので、ご注意ください レンタル装備はモスコビアにいる精錬師では精錬不可能ですが、当NPCの隣にいる「レンタル装備精錬」というNPCで+7精錬可能です
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新月の夜に 15KB 愛で 小ネタ 差別・格差 変態 飼いゆ 希少種 都会 現代 愛護人間 独自設定 希少種胴付きシリーズ始めました ・このSSは愛で分多めです ・作者に都合の良い独自設定があります ・これを書いたのはHENTAIあきです!いつもどうりの内容だよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! いつもの日課である夜の散歩の途中に、俺は何やら奇妙な物と遭遇した。 少し近づいて分かったが、子供が何やら丸いボールのような物を手に持っているようだ。 「やべでね!まりさのあんござんをだべないでね!」 どうやら手に持っているのは最近このあたりで問題になっているゆっくりとういうナマモノのようだ。 俺は詳しくは知らないが、人間のように喋り、独自の価値観で生活をしているため人間とよくもめ事を起こすらしい。 しかし、子供が一体何故こんな夜に一人でいるのだろうか? 「ゆっくりーむーしゃむーしゃなのかー!」 「ゆびょ!やべであんござんずわないで!」 何かをすする音がしていく中で、ゆっくりと思われる声はだんだんと小さくなっていく。 それとは別に子供と思われる声は嬉しそうに声をあげて、じゅるじゅると音を立てて何かをすすり咀嚼しているようである。 しばらくゆっくりのうめき声が聞こえたが、すぐにその声は聞こえなくなった。かわりに子供が俺に近づいてきた。 「わはー!わは!わはー!」 何やら興奮しているのか、俺の周りをぐるぐると歩きながらよくわからない言葉を口にだしている。 家出なのか、それとも頭がお花畑なのだろうかと思っていると、子供は急に俺の手に噛みついてきた。 といってもあまり痛くはない、犬や猫の甘噛みよりも少し弱いぐらいだ。 「こら!人に噛みつくんじゃない!」 「はひゅ、もにゅもにゅ。」 必死に離そうとするが子供は中々俺の手から離れない。試しに腕を上げてみたらぶらりとぶら下がってしまった。 随分と体重が軽いな、もしかして両親に虐待でもされてるのかと考えてしまう。 さてこんな時はどうすれば良いんだ。警察が一番良い気もするが、どう考えてもこれでは俺が不審者だ。 やっかいごとになるのは嫌だ。ではどうするかと考えてみたが中々良い案が思い浮かばない。 「とりあえずあいつの家にでも行ってみるか。」 手に子供を付けたままではさすがにまずいので、ひとまず子供を抱きかかえることにする。 嬉しいのかはしゃいでいるのかまた興奮して奇声をあげる子供に辟易しながら、俺は目的地である友人宅へと歩いた。 「いらっしゃい。こんな時間に来るなんて珍しいな。」 こいつは俺の古くからの友人であり、大抵の事なら力になってくれる。 下のことから固い話まで相談するが、こいつに相談して失敗することはまずないので俺は頼りにしている。 「おっと!またこんな可愛らしい子を連れてくるとは、お前もこっち側に目覚めたのか。」 「誰が目覚めるか馬鹿。夜道にこの子供に絡まれて困ってるんだよ。」 こいつはゆっくりというナマモノをペットにしている変わったやつだ。おまけにそのゆっくりも珍しい 希少種と呼ばれるものだ。ペットを飼ったことなど無い俺には理解できない。 「子供って言っても、お前が連れてるのはゆっくりだぞ。それも珍しい胴付きだし、羨ましいぞ!」 どうりでこっちの言葉が通じないわけか。ゆっくりは人語を話すようで、実際のところそれはただの鳴き声という話もある。 意味の無い鳴き声ならともかく、喋るとなればやはり不気味だ。 「まぁお前じゃ分からないよな。とりあえず家に入れよ。さとりもまだ起きてるし、このゆっくりのことも分かるかもしれないぞ。」 こいつの飼っているゆっくりはどうも苦手だ。どこか人間のような雰囲気を持っており、喋り方も人間臭い。 出来れば会いたくはなかったがしかたない、俺は友人の家へと入った。 「こんばんわお兄さん。どうかゆっくりしてくださいね。」 お決まりの挨拶をしてくるのは、あいつのペットのさとりと呼ばれるゆっくりだ。 頭もよく礼儀正しいので、あいつは自慢の金バッジなんだと自慢してくるが俺にはどうでもいい。 「さて、それじゃあ少し質問しようか。君は一体なんて言うゆっくりなのかな?」 「ゆっくりなのかー!」 答えになっていないことを楽しそうに言う謎のゆっくり。こいつはちゃんと質問の意味を理解しているのか。 「お兄さん、どうもこの子はるーみあというゆっくりみたいですよ。」 「心を読んだのかさとり。でも何で名前を言わないんだ?」 さとりは同じゆっくりの心を読むことができる。そのため飼いゆっくり相手にカウンセラーのようなことをしているらしい。 こんな時には確かに便利な能力だ。 「どうもこの子はうまく喋れないみたいなんです。必死に伝えようとはしてるけど、言葉が分からないみたいで。」 さとりは無言でるーみあというゆっくりの心を読んでいるのか、しばらく独り言のようにるーみあと対話している。 その間に俺は友人とるーみあをどうするかを話し合った。 「なぁ、お前るーみあを飼ってみないか?一人暮らしなんだし、胴付きならお前の役に立つぞ。」 「別に一人でも不便なことはないぞ。それにゆっくりなんて飼いたくない。」 「可愛いだろ!笑顔なんてすげー可愛いし、癒されるとはまさにあれだよ。」 おそらく俺の為を思って言っているのだろうが、あまり俺はゆっくりを飼いたくはない。 得体も知れないナマモノと一緒に暮らしたくなどない。 「でもお前が飼ってあげないと、きっと酷い目にあうぞ。駆除されるか、どこぞのHENTAIに玩ばれたりするかも。」 「だったらお前が飼えば良いだろ。」 「そうしたいけど、さとりだけで俺の財布は悲鳴をあげてるんだよ。」 少し哀れだと思うがしょせんゆっくりだ。犬や猫と同じで野良生活というものがある。 「じゃあさ、一週間だけでも飼ってみろよ。その後で駄目だったら俺が飼ってくれる人を探すから。」 まあそれぐらないなら良いか。このまま見捨てるとなると少し後ろめたい気分はある。 問題はるーみあがちゃんと俺の言うことを聞くかだが。 「大丈夫ですよ、この子は言われたことはちゃんと聞くって言ってますし。」 「そうなのだー!」 俺の心配に気づいたのかさとりがそう言うと、るーみあもアピールなのか元気な返事をする。 さすがに心を読む相手に嘘はつけないだろう。気に入らないがさとりの能力は本物であるから信用しよう。 「良いかるーみあ、これから少しの間だけだが一緒に暮らすんだ。ちゃんと俺の言うことを聞けよ。」 「そうなのかー!」 本当に分かっているのか不安になるが、るーみあは俺の質問に元気に答えるので分かっていると信じたい。 友人からゆっくりの飼育方法を聞いて、俺はるーみあと手をつないで家へと帰った。 最初こそうまく話せなかったるーみあだったが、暮らしているうちに言葉を覚えたのか多少は話せるようになった。 元々一匹で暮らしていたため、言葉を知らないだけで馬鹿というわけではなかったようだ。 「おにいーしゃん!るーみあおなかがへったよ!」 「お兄さんだ、いい加減きちんと話せるようになれ。」 一緒に暮らして分かったが、こいつは随分と腹を空かせる。どうもまだ成体ではなく子ゆであり、燃費が悪いらしい。 そこの辺りもこいつが喋れずにいた理由の一つなのかもしれない。 そんなことを考えながら俺はるーみあに菓子パンを投げてよこした。 「はぐはぐ。おにいーしゃんこれかたくてあじがしないよ!」 「また袋のまま食ってるのか、いい加減に袋ぐらい開けられるようになれ。」 文句を言うるーみあから菓子パンを受け取り、こんどはちゃんと袋を開けて渡してやった。 パンを食べ終えたのか、こんどは部屋の中を走り回り始める。しかし何か鈍い音が響き、るーみあのうめき声が聞こえる。 「こんどは頭をぶつけたのか。本当に進歩しないな。」 「そうなのだ・・・、おにいーしゃんなでなでして。」 そういって俺の方に近づいてくるるーみあ。別に治療するほどの怪我でもないので、いつもどうりにぶつけた所を撫でてやる。 るーみあとの生活は大体こんな物だ。別段問題も起こさないが、放っておくとどうも気になる。 大変なことにならない様に、色々とゆっくりグッズも買ってしまった。 「おにいーしゃんありがとう!もういたくなくなったよ!」 「よかったな、こんどはちゃんと前を見て歩け。」 馬鹿な子供ほど可愛いという言葉は本当だったんだな。段々とゆっくりというナマモノに愛着が湧いてきた。 「くそじじいいいいいいいいい!でいぶもゆっくりさせろおおおおおおおお!」 訂正だ、愛着が湧いたのはゆっくりにではなくるーみあにだ。こいつは昨日拾ってきたれいむとかいうゆっくりだ。 るーみあが夜に外で遊んでいると、何やら泣き声が聞こえたので外に出てみるとどうもこのゆっくりに苛められたらしい。 最初は許してやろうと思ったが、聞くに堪えない罵詈雑言やるーみあを馬鹿にしてくれたのでお礼に家に連れて帰った。 友人に相談してどうすれば良いかと聞いたところ、足の部分を焼いて生ゴミでも食べさせろとの助言に従い 俺達の食事風景がよく見える所に置いて格差をはっきりと見せつけてやっている。 「きいてるの!れいむにもそのあまあまさんをちょうだいね!」 「お前には生ゴミで十分だ、この饅頭もどきが。」 ギャーギャー騒ぐのにもうんざりしてきたので、そろそろ口も塞ごうかなと思い始める。 聞くところによると、ゆっくりは簡単に子供を産むためおやつ作りに役立つと友人から聞いている。 るーみあのおやつのためにいつか活躍してもらおうかと、考えていると携帯に着信が入った。 「はいおにいーしゃん!これはでんわさんだよね!」 「ありがとうなるーみあ。」 るーみあから携帯を受け取る。一体相手は誰だ。 「もしもし俺だけど、るーみあを飼ってくれる人が見つかったぞ。」 連絡をよこしたのは友人だった。もう一週間も経っていたのか、正直るーみあの世話で日にちが過ぎるのを忘れていた。 しかも連絡内容はるーみあの飼い主が見つかったということだった。 「なんで俺に連絡しないで飼い主探してるんだ?」 「いやお前すげー嫌そうだったから、初日からもう探し始めてたんだけど。」 確かに最初はそうだったな、しかし今ではるーみあにも随分と愛着が湧いてしまっている。 今更るーみあを譲れと言われても譲る気など無い。 「悪いがるーみあは俺が飼うぞ。とてもじゃないが他人に譲ろうとは思わない。」 「マジで!?あんなにゆっくり嫌いだったのにどうしてまた?」 確かにゆっくりは今でも嫌いだが、るーみあのようなゆっくりは嫌いにはなれない。 今まで友人の飼っていたさとりも嫌いであったが、今なら普通に接することができそうだ。 「分かったよ、希望した人には断わりの連絡入れておくから。」 「わざわざすまないな。」 「大丈夫だ、文句言われるかもしれないが俺のさとりのセクシーショットで許してくれると思うから。」 何でそれで許すようなやつにるーみあを飼わせようとしたんだよ。どう考えてもそいつはHENTAIじゃないか。 というか何だよさとりのセクシーショットって。 「俺のおか・・・、そういやお前るーみあにバッジを付けてやったのか?」 「バッジ?なんだそれ?」 聞きなれない単語が友人から聞かされる。どうやら飼いゆっくりには野良との区別をつける為にバッジをつけるらしい。 そうとは知らずに一人でるーみあを外に出していた自分が怖い。早くるーみあにバッジを付けてやらないと大変だ。 「どうやったらバッジは手に入るんだ?」 「簡単だよ、最寄りのゆっくりショップに行ってバッジ試験の申請をして、加工所に行って試験を受けて合格すれば良い。」 「試験ってことはやっぱり勉強しないと駄目なのか?」 友人に試験について詳しく聞くことにする。とりあえずはゆっくりショップで胴バッジ申請を行い書類審査をすれば、 一番ランクの低い銅バッジはすぐに貰えるようだ。それ以上の銀、金となると専用の試験が行われるらしい。 「まあそんなに難しいことじゃないから、心配しなくてもいいぞ。胴付きは皆賢いゆっくりだからな。」 そう言って友人は俺に試験に出る内容と、飼いゆっくりとしての振る舞いについて簡単に説明してくれた。 詳しいことはまた後日家に来て直接るーみあに教えてくれるため、一度電話を切ることにした。 しかし友人に言われたことで、俺は一つ不安に思うことがあった。 「なあるーみあ、お前最初俺に会った時に噛みついたよな。あれはどうしてなんだ?」 飼いゆっくりは決して人間に手を出してはいけないようだ。これを破ってしまえば、即座にバッジを没収されてしまうらしい。 痛くはないといえ、るーみあが俺に噛みついたのは事実でありそこが気になった。 「あれはおにいーしゃんがおおきなゆっくりだとおもったから、ごはんさんだとおもったのだー。」 それで食いついて離さなかったのか。でも人間とゆっくりを間違えるとは、これで試験に受かるのかちょっと不安になってきた。 とりあえずるーみあのバッジ試験の為にもちゃんと話せるようにしないとな。 あれから二か月ほど過ぎた。るーみあは今では立派な成体となり随分としっかり成長したものだと思っている。 バッジの方も銀は比較的に簡単に取得することが出来て、昨日ついに金バッジ試験にも合格することができた。 親馬鹿かもしれないが、るーみあに何かご褒美をあげないとな。 「るーみあ、今日は外で食事をしようか。」 「本当なのかー!?るーみあお外でご飯さんを食べるのは初めてなのだー!」 予想以上に嬉しそうな反応をしてくれる。こっちまで嬉しくなってくる。 まあ外食といっても近くのファミレスなんだがな。 「すいません、ここはゆっくり同伴でも大丈夫でしょうか?」 最近ではペットとしてゆっくりを連れ込む人間が多くなっているが、ゆっくりを拒否する店ももちろんある。 ここははたして大丈夫だろうか。 「申し訳ありませんお客様、当店ではペット、食用のゆっくり持ち込みは御断りさせてもらってます。」 駄目だったか、しかしペットか食用でなければ良いのか。 あまり利用はしたくなかったが、ここぐらいしかるーみあと一緒に食事は出来ないのだからしかたない。 「実はこのゆっくりは盲導ゆっくりとして飼っているんですよ。迷惑はかけませんからどうかお願いできませんか?」 俺は常に携帯している障害者手帳を店員に見せる。るーみあが金バッジであることも幸いしてか、店員は席へと案内してくれた。 席に着いてるーみあに食べたいものを選びなさいと言おうとした時、るーみあが俺に質問をしてきた。 「お兄さんっておめめが見えなかったの?」 まあもっとも疑問だよな。杖も突いてないし見た目はどう見ても普通に見えるし。 「まあそうだな。といっても別に気にすることじゃないぞ、生まれつきだったからな。」 「じゃあるーみあと同じだったんだね!」 初めての告白に俺の方が驚かされる。るーみあに異常があったのなら、友人に会った時やペットショップで何か言われるはずだ。 しかし、特に何も障害があるようには言われなかったが。 「るーみあもね、周りが真っ暗で何も見えて無かったのだ!でもお兄さんのお家に来てからは、 だんだんと周りが良く見えるようになったのだ!」 後で分かったことだが、るーみあ種は周りから身を隠すために自分の体を黒い球体で隠すらしい。 どういった方法なのか分からないが、大抵のるーみあ種は常に隠れている。 周りのゆっくりからは見つからないが、るーみあ自身にも回りを見ることは出来ないという間抜けな能力だ。 そんなるーみあ種が姿を見せるのは新月の夜か、自分が安心だと思った場所だけである。 それで家に来た当初はよく壁にぶつかっていたわけか。懐いてきてるーみあは俺の周りが安全だと認識したらしい。 「るーみあはこれからお兄さんのおめめになるのだ!お兄さんを少しでもゆっくりさせるよ!」 「ありがとうなるーみあ、でもそんな心配はしなくていいぞ。俺は常に心の目が開いているからな。」 昔お世話になった人の言葉だ。他にも道具無しで歩けるように特訓してくれた先輩方にも感謝している。 あの人たちは今頃何をしているんだろうか。 「そうなのかー!じゃあお兄さん何か食べたい物を言ってね、るーみあが代わりに注文してあげるのだ。」 「そうだな、じゃあるーみあと同じものをお願いさせてもらおうか。」 そういうとるーみあはパフェとケーキを二人前ずつ注文してくれた。 おまけ おめでとう!るーみあはるーみにゃに進化した! 「さてそろそろ寝るとしようか。」 「お兄さん、今日は一緒に寝てもいい?」 「別にいいぞ。ただし、ちゃんと着替えてお飾りも取ってくればだが。」 「お飾りがないとゆっくり出来ないけど、わかったのだ!」 「じゃあ俺は先に布団に行ってるからな。」 そうしてしばらく待っていると、るーみあがお兄さんが待っている布団へと潜り込んできた。 しかし、お兄さんは何か違和感を感じた。何やらるーみあの息遣いが荒く、その上体をやけに擦りつけてくるのだ。 おかしいと思いるーみあの体に触れてみると、どうやらるーみあは何も身に付けていないようだった。 おまけに頭とお尻には何かネコのような耳と尻尾の感触まである。触っていると気持ち良いのかるーみあはますます興奮する。 お兄さんの理性と本能が激しく攻防を繰り広げる内に、いつのまにか外が明るくなっていた。 るーみあも満足したのか寝息を立てているのを確認して、お兄さんは急いでるーみあのお飾りを付けてやると 二度とお飾りを外させない様にすることを固く心に誓ったのであった。 後書き Exるーみあとは、お飾りが外れて発情して猫化してしまったるーみにゃだったんだよ! HENTAIでごめんね・・・。 基本種胴付きを書き終えて、新しく希少種胴付きを書き始めています。 原作でも大好きなるーみあを書きましたが、設定もほとんどなくて苦労しました。 るーみあの飼い主がゆっくりを嫌っていたのは、うるさくて周りを把握しづらいからです。 実際目が見えない方にはソナーのように反射した音で回りが見えているかのように動ける人もいますし。 目が見えない方の生活はあくまでもSSですから適当です。自分は障害者手帳とか見たことありませんから、常に持ち歩いてるのか不明です。 まあこの飼い主さんは男塾の月光のような人ですが。 いつかルーミアがわはーと言わないかなと思うHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに ふたば系ゆっくりいじめ 1216 特異体質を持つ愛でお兄さん HENTAIあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る クソッ 俺のるーみあチャンを返せッ さとりチャンのセクシーショットなんて1ヶ月ぐらいしか持たんわ(性神的に) クソオオオオオオオオ ゆ"る"ざん" -- 2021-02-23 14 29 19 ↓×4 大切に可愛がっていればペットも家族同然というのは理解できるが、 レストランとか公共の場でもそれを押し付ける「頭おかしい人」が偶にいるよねww 動物は体毛が他のお客さんに迷惑掛かるかもしれんし、ゆっくりボイスが気に入らないという人もいるだろうし。 (※ボーカロイドや合成音声を聞くと気分が悪くなるって友達が居た。) ・・・言っとくが善良ゆっくり否定派ではないぞ? TPOを考えろって言いたいだけだ。(長文失礼) -- 2018-03-28 21 46 09 さとり、るーみあ、ふらん、ちるの。 このあたりって胴付きになっても身長は原作と違わなそうww まぁ胴無しですら稀少種なのに更に胴付きって最早テレビ取材や政府保護レベルだけどな。 -- 2018-03-28 21 33 11 ルーミアかわいいよルーミア! -- 2016-08-23 19 16 42 ルーミアかわいいよルーミア! -- 2016-08-23 16 42 25 ペットとか失礼だろ。こういうゆっくりは『家族』だろ常考。 -- 2016-02-28 10 45 23 るーみあ可愛いよるーみあぁぁぁぁぁぁぁぁ/// 飼うのはやは賢い希少種だな -- 2014-06-25 19 42 50 るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!! るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!! -- 2014-06-11 20 26 03 この内容は(//∀//)ふぅ・・・ -- 2012-09-03 21 44 12 「ゆっくり」ではなく「ヨウジョ」にしか見えん… つーかおまけェwww -- 2011-10-07 00 48 04 るーみあ可愛いよるーみあ -- 2011-07-13 15 44 13 くそう、るーみあ飼いたいぜ… EX… ご褒美じゃないですか、やったー! -- 2011-01-13 10 33 11 うあああああああああ!!! るーみあかわいいよおおおおおおおお!! -- 2010-12-30 04 59 46 るーみあさいこー!るーみあさいこー!るーみあさいこー!るーみあさいこー! -- 2010-12-10 23 55 05 HENTAI万歳!!胴付きに栄光あれ〜!! -- 2010-12-06 01 02 28 HENTAIって良いよね!!胴付き最高!!! -- 2010-10-26 01 09 04 てをだすべきだね~ わかるよ~ -- 2010-07-25 04 51 40 やんやんおにいたんダンスの練習をさせないとね。 ドゥクドゥク♪ …… -- 2010-07-19 12 56 13 なのかー! -- 2010-07-19 11 53 28 ドゥクドゥク♪ -- 2010-07-16 00 50 46
https://w.atwiki.jp/srpg_studio/pages/34.html
独自モーション 独自モーション http //srpgstudio.com/lecture/motion.html 独自モーションとは、リアル形式戦闘で使用するアニメーションを変更したり、オリジナル素材によって作成することができます。 ファイルを配置する リソースとして追加する アニメーション(独自モーション)を作成する