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登録日:2021/06/03 (木) 19 05 34 更新日:2023/09/05 Tue 19 58 26NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 TF アイアンハイド アニメイテッド オートボット スペースブリッジ トランスフォーマー バルクヘッド レッキングボール 三宅健太 不器用 力士 怪力 愛すべきバカ 技術者 気は優しくて力持ち 芸術家 装甲車 警備員 鉄球 やぁ! よいこのみんな、元気? 気は優しくて力持ち、オートボットのアイアンハイドだよお。装甲車にトランスフォームできるんだ! 好きな食べ物は、味噌カツ、きしめん、ういろう。あ~あと、小倉トーストもおいしいよねえ。 そいじゃあ、トランスフォーマーアニメイテッドの始まり始まり~!トランスフォーム! アイアンハイド(原語名:Bulkhead(バルクヘッド))とは、トランスフォーマーシリーズのアニメ「トランスフォーマー アニメイテッド」の登場キャラクターである。 肩書きは「警備員」。 日本語吹き替え 三宅健太 【概要だよ!】 オートボット・オプティマス部隊のメンバーの1人。 チーム1の巨漢で腕も大きく足が短く、顎がしゃくれている。 惑星サイバトロンではブルドーザーに変形し、地球では緑色の装甲車に変形する。 その外見に反して心優しい性格であり、所謂「気は優しくて力持ち」を地でいくキャラクターである。 普段はおっとりとしているが、仲間を傷付ける者は許さない熱い一面を持つ。 かなりの不器用であり動くだけで物を壊してしまうが、頭はよく周り機転も利く。 だがその三つ指で絵を描いたり何かを作ったりする等、実はかなり器用な一面もある。 スペースブリッジの整備工になるのが夢であり、左遷となった先でその仕事に就けたことを内心喜んでいた。 戦闘時は「どすこーい!」と叫び、ぶっ飛ばされると「おかあさ~ん!」と嘆く。 【能力だよ!】 その大柄な体から繰り出される怪力と、腕から発射されるロープ付き鉄球「レッキングボール」が武器。 レッキングボールはぶつけるだけでなく、敵の拘束等にも使える。 また、ワープ装置であるスペースブリッジの知識と技術に長けており、終盤では重要な役割を果たすことになる。 【人間関係だよ!】 ・バンブルビー 同僚のミニパト。 訓練生時代からの同期であり、劇中でもよくコンビを組んでいる。 その訓練生時代にある事件で2人共落ちこぼれ扱いされてしまい左遷されるが、2人の絆が深まる結果となった。 ・プロール 同僚のバイク忍者。 不器用なアイアンハイドに「考えるな、感じろ」と静の動きを教えた師匠的な存在。 また、後述のある秘密を共有した同士でもある。 ・ダイノボット ディセプティコン破壊大帝メガトロンが生み出した恐竜ロボット軍団。 最初はメガトロンに騙され破壊活動を行っていたが、オートボットに鎮圧される。 その後処分されるはずだったが、彼らを哀れんだプロールとアイアンハイドはこっそり離れ小島に移送した。 そのため、彼等にとっては恩人のような存在となる。 ・サリ・サムダック オートボットと仲良くなった地球人の少女。 アイアンハイドも彼女に誕生日プレゼントを自作する等、大切に想っている。 ・ラグナッツ ディセプティコンの忠臣爆撃機。 アイアンハイド同様パワーキャラであり、劇中でもよく対戦している。 単純なパワーならラグナッツの方が上だったが、後に頭脳プレーで敗れる事になる。 ・サウンドウェーブ 本作ではゲスト敵キャラクターとなった音波さん。 最初はサリの誕生日プレゼントとして贈られたミュージックマシンだったが、正体はメガトロンが送り込んだ洗脳用ロボットだった。 アイアンハイドは当初怪しんでいたが、サリには信じてもらえなかった。 そして本性を現し町のロボット達を洗脳していくが、最後はアイアンハイドに破壊された。 ・ヘンリー・マスターソン 兵器開発に手を出してサムダックに解雇された科学者。 人型ロボットの頭部を切断して代わりに頭部として合体する事でその体を乗っ取るメカ・ヘッドマスターを開発、それでトランスフォーマーの体を奪って悪用しようとする。 その被害者第1号がアイアンハイドである。 【玩具だよ!】 ボイジャークラスでの発売となり、国内版は他のアニメイテッド玩具同様、きらびやかなキャンディ塗装で覆われている。 ビークルモードからの変形時に、両腕がガシャンと前に回るギミックがある。 ロボットモードは劇中同様ずんぐり体型で短足。 右腕はボタンを押すと肘が曲がるパンチアクション、左腕にはレッキングボール発射ギミックがある。 巻き取り機能はないので戻すのが大変だが。 サウンドウェーブとセットになった「轟音の対決」も発売された。 ちなみに、劇中とは違いバンブルビーより背が低い。その分横には結構大きいんだけどね。 リーダークラスでも発売し、こちらはちゃんと大きい。カラーはキャンディ塗装ではなく、劇中に近いカラーリングになった。 キャノン砲やミサイルが装備され、より装甲車らしくなった。ライト&サウンドギミックが搭載され、サイレンや台詞を鳴らせる。右手は回転ノコギリになったが、左手のレッキングボールはなくなっている。 更に、劇中で乗っ取られたヘッドマスターも付属し、頭に被せることができ、サウンドも変化する。 連動変形が売りのアクティベーター版も発売。日本では「スーパーコレクションVol.2」の4体セットの1体となっている。 【余談だよ!】 名前に関しては実写版における同名キャラクターを元にしているものだと思われる。 アニメイテッドは実写版後に放映された初のアニメ作品であり、さらに2作目『リベンジ』が上映され、実写版人気が高くなっていたころだったため、それに便乗したプロモーションがいくつか行われ(*1)、その一環として改名されたものだと思われる。「実写版の前日譚」という独自設定は明らかに無理があったためすぐに無かった事にされたが。 作中では戦闘要員ですらない整備工にも関わらず役職が「警備員」であり、キャラ紹介で「様々な武器に精通した戦闘のスペシャリスト」と明らかに実写版アイアンハイドを意識した説明されているのも恐らくそのため。 実は海外名で「Ironhide(アイアンハイド)」と呼ばれているキャラクターは別にいるのだが、そのキャラクターは日本語版では「アーマーハイド」と呼ばれる。こちらは赤を基調としたマッシブな体格で、G1アイアンハイドを踏襲したデザインである。 その後公式も無理のある改変だったと認めたのか、次作『トランスフォーマープライム』の「Bulkhead」はそのまま「バルクヘッド」として登場した。 ただキャラ的にはこちらのほうが実写版アイアンハイドに近いが。 担当声優の三宅氏は、ユニクロン三部作の『トランスフォーマースーパーリンク』でオメガスプリームを演じていた。オメガスプリームが厳格な賢者だったのに対し、今作でアイアンハイドを演じる際に「優しいお相撲さん」をイメージしたとのこと。 お蔵入りになった第4シーズンでは、トランスフォーマーとなったサリと共に惑星サイバトロンに残ることになる予定だったらしい。 考えるな、追記・修正しろ……蝶のようにに舞い……ダンゴムシのようにゴロゴロゴロ…… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前がややこしい人 -- 名無しさん (2021-06-03 19 09 09) G1に近いデザインのアイアンハイドが別にいるのに、わざわざバルクヘッドの名前変えたのはどんな判断だとしか(ついでに仕事は土建屋なので警備員ですらない)。しかもそのくせ次作のプライムでは普通にバルクヘッド名義だし -- 名無しさん (2021-06-03 19 11 37) 当時放送していたレスキューファイアーと発言したり 次回予告ではプロールにご長寿アニメのキャラのモノマネ要求したり日曜劇場の大塚明夫のモノマネしたり -- 名無しさん (2021-06-03 19 15 36) ↑↑無理矢理映画の前日譚と言う事にしたから。 -- 名無しさん (2021-06-03 19 36 23) ↑「実写の前日譚」って話は時々見るけどソースは? -- 名無しさん (2021-06-03 20 39 42) ちょうど実写映画でトランスフォーマーが盛り上がってきたから、日本展開ではタイトルロゴを実写版ロゴに寄せたり、初期メンバーも実写版に合わせてバルグヘッドだけ無理矢理アイアンハイドにしたんだよね。そのお陰でセンチネルから付けられる名前の辻褄が合わなくなったり本来のアイアンハイドはアーマーハイドに改名されてしまうが。 -- 名無しさん (2021-06-04 15 59 30) それは知ってるけど「実写人気に便乗した」だけであって「アニメが実写の前日譚」ではないのでは…… -- 名無しさん (2021-06-04 16 08 31) 確か初期の広告に「あの映画がアニメになって帰ってきた!」「地球に来るまでのオプティマス達の戦いを描いた物語」みたいな文言があった筈。実際舞台は最後まで地球ともデトロイトとも呼ばれないし、かつ最終回でプロールの代わりにジャズがチームに入ったとすると実写初期メンバーと一致するんだよね -- 名無しさん (2021-06-04 18 00 24) ぶっちゃけ気にする人は気にするだろうけど気にしない人は気にしないで終わる話以外の何でもない。 -- 名無しさん (2021-06-18 18 35 18) 英語版(原語版)のアイアンハイドのアーマーハイドは第4シーズン(シーズン4)では実写映画版と同じジャズ(マイスター)と共に新生オプティマス部隊の新たなメンバーとして加入する予定で地球に向かう設定だったんだよね? -- 名無しさん (2022-06-28 18 51 32) 名前 コメント
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「邨菜裂腹」とは、延の故事成語である。文字通りの意味は「田舎の料理で腹が割ける」であり、その意味するところを大まかに言えば、「生兵法は怪我の元」あるいは「策士策に溺れる」といった具合になる。今から千五百年ほど前に行われた食神祭での出来事が元となって生まれた言葉である。 延の大都にチョウという名の豚人がいた。チョウは横着なところもあるがおおむね気のいい男で、年に一度行われる食神祭を何よりも楽しみにしていた。その年もつつがなく開催された食神祭で、チョウはあちらこちらの店を食べ歩いていた。 そんなときのことである。チョウは少女と店主が口げんかをしているのを目にした。狐人の少女は店主の出すを指差しては大声を張り上げる。 「ここらじゃこんなのみたことない。得体の知れない麺なんか、どんな味か分かったもんじゃない」 少女の言い草に黙っていないのは店主である。あの手この手で少女を追い払おうとするも、少女はたくみに口答えしては店主の麺を食べたことないと言い立てる。ついに限界を迎えた店主は山盛りの肉麺を皿に盛ると少女に突き出した。「そんなに言うなら食べてみろ」というわけである。すると少女の険しい顔は一転、麺をすすりこんで満足げに笑むと、風のような勢いでその場を後にした。ただ食いであったことに店主が気付いた頃にはもう遅いというわけである。 さて、チョウは気のいい男ではあったが、同時に横着者でもあった。このただ食いの一部始終を眺めていたチョウが自分も真似をしてみようと考えるまでに大した時間は要さず、また、そのまま真似をしたのではうまくいくわけもないと理解するまでにもまた時間は掛からなかった。さりとてただ食いを諦めきれず、チョウは頭を懸命にひねり、やがて一つの名案をひねり出した。 翌日、チョウはいかにも学者のように見える装束を身につけて街に現れた。鹿つめらしい顔をしてあちらこちらの屋台を巡り、人目を集めては大声で叫んで曰く、 「わしは大延国の料理なら何でも食べたことがあるぞ!」 そして実際に、料理の薀蓄を垂れ流したりもするのである。何しろチョウは大都の生まれであり、生まれてこの方食神祭に参加しなかったことなどない。料理に関しては人並み以上に詳しかったのである。無論チョウより詳しい人間も存在するのだが、面白がって放っておく。程なくして、チョウは料理のことなら何でも知っているという触れ込みになった。 さて、次にチョウが行ったことは、地方から出てきたばかりのマイナー料理の屋台を訪ねることであった。仰々しい格好で店を訪れるチョウに対し店主は大いに警戒し、御用は何ですかと聞く。すると、チョウは大声を上げるのである。 「わしは大延国の料理なら何でも食べたことがあるぞ!」 はあそうですかと店主が相槌を打つと、チョウはにやりと笑ってこう続けるのである。 「しかしわしはお前のところの料理を食べたことはないぞ!」 何ですかそりゃどういう意味ですかと店主が聞き返す場合もあり、意味するところを悟って真っ赤になる場合もある。チョウの言い草とは、要するにこういうことである。「お前の出しているのは本当に大延国の料理か? 名乗る資格などないゲテモノでは?」と。 チョウのいいたいことが伝わり、店主が対応を考え始めたあたりで、すかさずチョウはこう続ける。 「しかし、わしは大延国の料理なら何でも食べるぞ。わしが食べれば、大延国の料理になるぞ」 要するにただで食わせろとこういう主張である。 いかにもうまくいかなさそうなやり口であるが、あにはからんやチョウはこの方法でうまくやっていた。成功の秘訣は、都に出てきたばかりのマイナー料理を狙うという点である。田舎から年に一度腕を試しにやってくる料理人は都の事情に疎い。そこにいかにも料理に詳しい権威者でございという人間がやってくれば、おもわずしたがってしまうのも無理はないというからくりである。 チョウは次々と成功を収め、何軒もの料理屋を餌食にした。 だが当然と言うべきか、事態はそこで終わることはなかった。なんと皮肉な事に、チョウの元に多くのマイナー料理人が訪れるようになったのである。彼らは風の噂でチョウのことを聞きつけ、自分もこの食の達人にお墨付きを貰おうとして駆けつけたのだった。 驚き呆れたチョウがからくりを説明しても彼らは聞き入れず、自分の料理も大延国の料理として認めてくれとわめきたてる。仕方なくチョウは料理を食べようとするが、何しろ連日の食べ歩きのことである。すでにして食そのものに飽きつつあったところに次々と料理を差し出され、この料理がまたさすがマイナー料理としかいいようのない覇気に欠けた代物であったりする。 チョウの前に並ぶ料理人の列は途切れることなく、食べ物をこれでもかとばかりに詰め込まれたチョウの腹はこれでもかとばかりに膨れ上がった。あえぐチョウの腹がまさに裂けんとしたそのとき、少女の姿をまとった金羅がチョウの元に現れ、全ての料理を食べつくして去ったという。チョウは大いに反省し、二度とただ食いをすることもなければ、大延国の料理全てを食べつくしたと誇ることもなかったという。 これが、邨菜裂腹という言葉の元となった出来事である。邨菜とは田舎の料理と言った程度の意味であり、上で言うマイナー料理を意味している。マイナー料理の店を餌食にした詐欺行為のために、腹が裂けることになったというような意味合いである。 さて、ここからは余談になるが、邨菜裂腹という言葉には、後になって付け加えられたもう一つの意味がある。それは、「大延国には多くの料理がある」というものである。こうした用法が生まれたのは、ある年の正月に催された宴での、とあるいい間違いがきっかけであるという。 皇帝が主宰する年始の宴の席では、金羅もまた人に近しく交わり、杯を交わす。そんななか、したたかに聞こし召した金羅が、場に供された料理をほめるに当たって、この邨菜裂腹という言葉を使った。「延にはたくさん料理があってすばらしい」というほどのニュアンスであったという。 これは完全に誤った用法であり、周囲はこれを聞いて凍りついた。何しろ高官や貴族が多く集う席のことである。列席していたのはいずれも教養ある人物たちであり、言葉のちょっとしたいい間違いですら大きな恥となる。ましてや、この間違いは故事を弁えず、字面だけをなぞってその言葉を語るという、延では最悪とみなされる誤まり方であった。 しかし、ほかならぬ金羅のいい間違いである。誰も指摘することが出来ず、そうするうちにも金羅は邨菜裂腹という言葉を連発しては料理を褒めてご機嫌である。ついにはだれかこの料理を褒める詩を作れと命じるにいたり、場の緊張は頂点に達した。 そこで進み出たのが、大延国の文学史にその名をとどろかせる詩人、大ショウエイである。大ショウエイは進み出ると、大延国のさまざまな食材を巧みに織り込んだ詩を作り上げて朗唱した。楽府の名作として今でも高い評価を受けているこの『邨菜裂腹』を金羅は大いに気に入り、ことあるごとに演奏させたという。 このように、延国の長い歴史のでは、多くの言葉が生まれ、またその意味を変化させている。他の国と比べても、大延国は特に故事成語の多い国である。延国の言葉を取り上げれば、そこには無数の細くて長い「歴史」という紐が絡み付いているのだ。 (了) 但し書き 文中における誤りは全て筆者に責任があります。 独自設定についてはこちらからご覧ください。 【大延故俗集積】へ戻る 大延故事シリーズ大好きです。今回のお話も大延国の人たちと金羅様の暖かい関係が感じられてほっこりしました -- (名無しさん) 2012-08-13 16 08 38 読んですぐにキャラ性が分かる膨らませ方が昔話っぽくて面白い。書く側の屋台骨がしっかりしているからなのだろうか説得力がある -- (とっしー) 2012-08-15 03 13 11 話全体に漂う夕方六時前のNHK教育番組的な揺るぎない空気が凄い -- (としあき) 2012-08-17 12 26 33 とんちに食の大国の様子と自業自得と諺じみたオチとおまけにと盛り沢山楽しい。それにつけても冒頭のつかみのよさが一番心に残った -- (名無しさん) 2014-02-27 23 37 58 時々読み仮名が欲しくなるというシリーズ。豚人ということもあってかチョウの一挙一動が愉快に浮かびました。祭りの最中に起こる可笑しく面白いできごとから神の勘違いに結んでいくなど現実味と想像力が鍋の中で合わさり料理となったようでした -- (名無しさん) 2014-12-03 17 16 23 名前 コメント すべてのコメントを見る -
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『ゆっくりをリセット』 7KB 考証 実験 野良ゆ ゲス 現代 独自設定 ストーリー性は薄いです ゆっくりを飼うことは難しい。特に初心者にとってはハードルが高く、躾済みを飼ってゲス化させる場合も含めると 初めてゆっくりを飼った人の半分以上が躾に失敗する。 失敗の中でも特に多いのがゆっくりを可愛がりすぎてつけ上がらせゲス化させてしまうケースだ。 元々優秀で躾の行き届いたゆっくりほど可愛がられるため、かえってゲス化する危険性が高い。 そういうゲス化したゆっくりを見て「小さい頃に戻ってくれたら…」と思いつつ、捨てたり潰したりは気が引けるので 仕方なしに飼い続けているという飼い主は数多くいる。 実は、ゆっくりを子ゆっくりの状態に戻す方法は、それなりに手間はかかるが存在するのである。 「おいくそどれい!さっさとあまあまもってこい!」 こう叫んでいるのは3日前に拾ってきた野良の成体れいむである。 道端で「れいむはきんばっじのかいゆっくりでした!おねがいしますひろってください!」と叫んでいたところを私に見つかったのだ。 金バッジ試験の内容についていくつか質問して確かめたところ、金バッジの飼いゆっくりであった事は事実のようだった。 「ひろってくれたらぜんりょくでにんげんさんをゆっくりさせますからぁぁぁぁ!」と泣きながらアピールするので あまり期待せずに拾ってきたらわずか三日でこの様である。捨てられるのも納得と言うべきだろうか。 「はいはいゆっくりしていってね」 「ゆっ!すくないけれどかんだいなれいむはがまんしてあげるよ!むーしゃむーしゃしあ…わ…せ……」 ラムネを食わせて眠らせたら用意しておいた箱に入れる。 この箱は生体のゆっくり1匹がちょうど入る大きさに設計されている。 箱の内装はゆっくりの肌を再現した柔らかいクッションになっており、中のゆっくりにとっては 常時他のゆっくりとすりすりしているような感じである。 箱のフタの部分にはスピーカーが設置されており、定期的に「ゆっくりしていってね!!!」「すーりすーりしあわせー」 「ゆっくりのひ~」といった声が流れる。 この声はれいむ種の声を録音したものであり、加工所などで赤ゆっくりがストレスで体調を崩す事を防ぐために使われる。 もちろん成体ゆっくりにとっても心地よい。 さらに箱の背面には小さな穴が開いており、ここから点滴を差し込んで睡眠効果のある液体を少量ずつ投与し半分だけ眠った状態に保つ。 液体にはほとんど栄養が含まれておらず、それだけで成体ゆっくりの体を維持することはできない。 後は時々様子を見て調整しながら数ヶ月間この状態を保てばばよい。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆ…ゆっくりしていってね…」 さて、2ヶ月が経過した。箱に入れられたゆっくりを取り出してみると… 「ゆう…ゆう…ゆ?」 バスケットバールほどの大きさだった成ゆっくりが野球のボールほどの大きさにまで縮んでいる。 睡眠薬が効いてるため完全には覚醒していないが何か変化が起きていることはわかるらしい。 「れいむ!ゆっくりしていってね!!!」 「ゆ?…ゆ!…ゆっくりしていってね!!!」 大声で呼びかけると聞き慣れない声で挨拶されてびっくりしたのか覚醒し挨拶を返してくる。 「ゆう~?ゆ?ゆっゆっ」 何か言いたそうであるが、言葉が出てこない。 「おにいさんはおにいさんだよ!ゆっくりしていってね!!!」 「ゆ!おにいさん、ゆっくりしていってね!!!」 実験は成功だ。 ゆっくりが縮むという話を最初に聞いたのは学生時代、野生ゆっくりの成体を研究する先輩からだった。 その先輩は野生ゆっくりの冬籠もりの成功率を野外で調査していたが、たまに冬籠もり前に個体識別マーカーをつけたゆっくりが 春になってから縮んだ状態で発見されることがあるという。 マーカーをつけた飾りごと他のゆっくりに奪われたとか、共食いの結果体内のマーカーが他のゆっくりの体に移ったといった可能性は ないのかと聞いたところ、そういった可能性も考えて個体識別の際には飾りと本体の両方にマーカーをつけるのが普通らしい。 その上で両方のマーカーが揃っているため、どうしても同じ個体としか考えられないそうだ。 さらにマーカーとしては目には見えないが専用の機械で読みよれるインクで印を付けており、マーカーだけが移動することもあり得ない。 とどめに、そういったゆっくりが発見されるのはほとんどが1匹のみで冬籠もりには入り、他のゆっくりが出入りした痕跡はなく 食料が残っていない巣穴だそうだ。 だとすると-本当にゆっくりが縮んでいると仮定すると-どういう原理が働いているのか? 仮説として考えられるのは食物不足を乗り切るための適応ではないかということだ。 生物の細胞には自食(autophagy)と呼ばれる仕組みがある。 栄養が不足した時などに細胞内のタンパク質を分解して栄養源を補い生命活動を維持する仕組みである。 どこまで消化しても大丈夫かは生物種によって異なるが、センチュウ類の場合などは体組織の90%を消化しても生命を維持できる上 その後で栄養を摂取すれば問題なく元に戻ることができる。 ゆっくりは生物とも食物ともつかない存在であり、そもそも細胞自体が存在しないが、同様の機能を備えていたとしても不思議はない。 食物がない巣穴で発見されるという点もこの仮説を支持している。 一匹だけの巣で見つかることが多いのは他のゆっくりがいる場合飢餓が進む前に共食いに走るからだろう。 しかし、ゆっくりが餓死するのは珍しくないという事実はどう説明するか? ゆっくりが自分自身を消化できるのであれば餌がないときには小さくなって乗り切るはずだが、実際には野良でも野生でも成体が 餓死しているのは珍しくない。 この矛盾が発生する理由は2つ考えられる。 理由1 ゆっくりが無意識のうちに自食を抑制している。 ゆっくりは思いこみの生き物であり、自食が起きるかどうかをゆっくりの無意識が決定している可能性が高い。 飢えたゆっくりが森や街など「食べ物があるかもしれない環境」にいる場合は最後まで動き回り食物を探す。 そのために必要な感覚器官や運動器官を残そうとする無意識が働き、自食作用が発揮され無いのではないか。 冬籠もりの場合「食べ物がないことがわかってる環境」であり、かつ暗くて狭い穴の中なのでそのままの体を維持する必要が減少し 無意識の制限がはずれて自食が起きるのではないか。 理由2 ゆっくりが死ぬのは空腹によるストレスのためである。 ゆっくりはゆっくりすることを追求する存在であり、精神的なストレスに弱い。ゆっくりが食事をするのも栄養をとるという以上に 「おいしいものを食べてゆっくりする」ためであるという説があるほどだ。 逆に考えると、食事ができないゆっくりは栄養が足りていても空腹による精神的苦痛が毒となり死亡するだろう。 それを見た人間が「食事をしてないゆっくりが死んだから餓死」と解釈しているのではないか。 この仮説はどうやったら検証できるか?もちろん実際にゆっくりを縮めてみればよいのである。 まずゆっくりを絶食させる。ただし単にゆっくりを絶食させただけでは餌を探して動き回るので 箱に入れ、睡眠状態にして理由1を取り除く。 またすりすりやおうたなどで可能な限りストレスを軽減し理由2も取り除く。 この条件をそろえて実験をおこなったところ、7割以上の確率でゆっくりを縮ませることに成功した。 ただし、箱から出した時に問題が発生した。 餡子が消化され無くなったせいで餡子に蓄えられていた記憶も消えてしまい、挨拶や自分の名前といった生存に必要な情報まで 忘れてしまったゆっくりがほとんどだったのである。 ただし、逆に考えればこの方法で失礼な言葉遣いや偏った食事の好みといったゲスの要素を消せると言うことでもある。 つまり、ゆっくりをリセットできるというわけだ。 最終的に、半分だけ眠らせて必要な情報はスピーカーを使って与えることで残る記憶をある程度操作することに成功した。 この結果を卒業論文として発表した直後は多少注目されたが、希少種以外で実用化はされなかった。 わざわざ手間をかけてゲスを子ゆっくりに戻して躾直すより、新しいゆっくりを買ってきた方が手間がかからないからだ。 「むーしゃむーしゃしあわせー」 子ゆっくりに戻ったれいむがうまそうに餌を食べている。 こいつはずっと箱の中で寝ていたせいで運動機能は失われており、動き回らないので世話は楽である。 余計なことも言わない(言えない)ので、ペットとしては都合がいい。しばらく買ってみようと思う。 最もその間に甘やかしてしまいゲス化するかもしれないが、そうなったらまた戻せばいいだけの話。 「ゆっくりを飼うのはゲームみたいなものだ。失敗したらリセットすればいい。」 今までに書いたもの anko3589 ゆっくり対土下座
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ムシゴロウ王国3 6KB 虐待-いじめ 愛で ギャグ パロディ 自滅 希少種 自然界 虐待人間 愛護人間 鉄は熱いうちに打っておきます。思いつきと勢いで書きました。 3作目です、ムシゴロウさんの解説はほとんどが自説で適当なことを言っているだけです。 独自設定は特にないです。余裕があれば王国編も書きたいと思っています。 こんばんは、ムシゴロウです。今日はこの山にゆうかの畑を探しにやってきました。 ゆうかはほかのゆっくりと違って花や野菜を育てたりするんですねー これはですね、一説によれば花や野菜を目当てにやってきたほかのゆっくりを食べる為に育てているなんて説もあるんですね。 興味深いですねー 「おぉ、あわれあわれ」「ゆわわあぁぁぁ!きめえまるだあぁぁぁ!!!」 あの鳴き声はきめぇ丸ですね、このあたりの山には貴重なゆっくりが多く生息しているそうなんですね。 いやーたのしみですね。ゆうかに会えると良いですね。 「うっうー」「ゆぎゃあぁぁぁぁぁ!!れみりゃだあぁぁぁぁ!!!」 いやー賑やかですね、この山が豊かな証拠なんでしょうね。 この山で生息が確認されているゆっくりは数十種類といわれています。 数少ない貴重なゆっくりが多く確認されていることもあり、ゆっくり保護法で護られている山なんですね。 れいむやまりさは増えすぎると害獣扱いされることもありますが、ここでは捕食主の餌として重宝されているんですね。 「ゆぎゃあぁぁぁぁ!ばでぃざをたべでもおいじぐないんだぜぇぇぇぇぇ!!」 「かわいいれいむをかまないでね!たべるならおちびちゃんにしてね!!」 ゆっくりんピースの人間が聞いたら即講義を上げそうな鳴き声ですねー でも、ここを保護区にしたのは彼らなんですねーこれも自然界の掟なんですね。 厳しい自然界でたくましく生きていくゆっくり、いいですねー 花畑が見えてきましたねー、これは何者かが手入れをしている花畑ですね。 こういった畑の近くにはゆうかがいることが多いんですよ。しばらく周りを探して見ましょう。 「ん…にんげんさんこんにちは、ゆうかにゃんのおはなばたけになにかごよう?」 いましたよ、これは胴付のゆうかにゃんですね。愛好家の間でも人気の高いゆっくりですねー ゆうかは胴付のものが確認されていますが、その中でも胴付のゆうかにゃんは貴重なんですね。 いやー本当にこの山は素晴らしいですねー僕は感動していますよ。 「にゃふん、にんげんさんやめt……ふにゅぅ………」 どうやらこのゆうかにゃんは脇が弱いようですね。あっという間におとなしくなってしまいました。 胴付はどういうわけか服のようなものを身に着けているんですね。 これはゆっくりの飾りと同じで自然発生的に現れるもののようなんですねー不思議ですねー 「ん…やめて…ゆうかにゃんのぱんt……」 見てください、ひまわり柄のパンツをはいていますねー 胴付ゆうかはパンツをはいている者とはいてない者がいるそうなんですが、 その違いの原因は何者かにパンツを奪われたのではないかとの研究成果があがっているようですね。 パンツの柄や模様はは固体によって異なるそうで、これは人間で言う指紋のようなものだそうです。 ご自宅で胴付ゆうかを飼われている方はかくにんしてみるといいかもしれませんね。 「ふゅにゅん……にゃう……きゅんっいだいいだいいだいやめてえぇぇぇぇ」 ゆうかにゃんはですね、耳の付け根辺りを押さえるとこのように大変痛がるんですねー 言うことを聞かないゆうかにゃんにはこれが一番聞くんですね。 でも、意味もなくやってはいけませんよー嫌われてしまいますからね。 「ゆふーやっとついたのぜ!ここはまりさたちのゆっくりぷれいすにするよ!!おはなをひとりじめするゆうかはでていってね!!」 花のにおいに誘われてゆっくりの群れがやってきましたね。 通常なら単独か家族単位で畑にやってきて食べられてしまうんですが、 これは群れ単位ですから、ぐったりしたゆうかにゃんでは勝ち目がないですねー 「ゆゆっ!にんげんがいるよ!!にんげんはさっさとでていってね!!」 「まりささまのゆっくりぷれいすにことわりもなくいいどきょうなのぜ!どうしてもというならどれいにしてやるのぜ!!」 「おとうしゃんはちゅよいんじゃじぇー!にげるならいまのうちじゃじぇー!!」 「でもにがさないよ!おとなしくれいむたちのどれいになってね!!」 いやー元気のいい群れですねー可愛いですねー、このまりちゃなんか「まりちゃ物語」で使ったまりちゃにそっくりですね。 あの時も沢山のまりちゃに協力してもらっていい映画ができたんですよ。なつかしいですねー(回送中) おっと、ゆうかにゃんがいませんねー群れに気を取られていた隙に逃げられちゃいましたね。 でもゆうかは基本的に自分の畑を捨てることは稀なので、またここに戻ってくるでしょう。 「おいにんげん!きいているのかだぜ!!しをえらぶかどれいになるか、どっちかにするんだぜ!!」 「おとーしゃんきゃっこいいー!!」 いやー自然界のゆっくりは元気が会って良いですね。たくましいですね。可愛いですねー せっかくなのでこの群れと遊んでみることにしましょう。 「やい、じじい!むしするなだぜ!!さっさと…………ゆぎゃあぁぁぁぁぁぁ!いだいいぃ!はなすんだぜえぇぇぇぇ!!」 元気よく暴れていますねー自然界のゆっくりは人に触れられたことがないのでビックリしたんでしょうね。 このまりさはおそらく群れのリーダーでしょう、見てください頬のあたりに傷跡がありますね。 帽子もよく見ると小さな傷が目立ちますねー、このまりさはいろんな相手と戦ってきたんでしょうね。 「まりさのおぼうしかえしてね!かえしてね!」 可愛い鳴き声ですねーゆっくりは飾りを取られると可愛く鳴くんですね。 これは飾りから出ている臭いに影響しているそうなんですね。 この臭いをかぐとゆっくりは鳴かずにはいられないそうなんですが、詳しくはまだこれから調査されるでしょう。 「ちーんぽ!!ぺにぺにぺに(怒」 「みんなーおさをたすけるんだよーわかるねー」「ゆっゆっおー!!」 群れのゆっくり達が体当たりをしてきましたね。これは自分達もかまってほしいとじゃれているんですねー 可愛いですねー僕もこれに答えなくてはいけませんね。 「ゆべぶっ!」「ゆぐぼっ!」「どがいはっ!」「ぺにす!!」「わがらなっ!」 元気がいいゆっくりですねー楽しいですねーゆっくりは遊ぶのが大好きなんですね。 遊んでもらって嬉しいんですね、可愛いですね。 少し数が減ってきたようですが、これは遊びつかれて帰っていったんですね。 「おちょーしゃん、きょわいyゆぶべえぇ!!」 まりちゃが可愛く鳴いていますねーお父さんは先に帰ってしまったんですかね? 気がついたらゆっくりも数匹が震えているだけですね。寒くなってきたんでしょうか? ゆっくりは人間より寒がりで有名ですからねー 「おでがいじばず!でいぶをみのがじでぐだざいぃぃぃぃ!!」 「あでぃずはなにもわるいごどはじでないわあぁぁぁ!こんなのどがいはじゃないぃぃぃぃ!!」 「むぎゅぅ!エレエレエレ………」 「だずげでよおぉぉぉ!わがらないぃぃぃぃ!!」 「おぉ、あわれあわれ」 おや、きめぇ丸が鳴いていますねー、随分時間が経ってしまったようですね。 楽しい時間もあっという間ですね。名残惜しいですが今日はこの辺で帰ることにしましょう。 次回は王国のゆっくり達をお見せしましょう。それでは。 このあとゆうかにゃんはスタッフと美味しくいただきました。 一応公共放送なのでお見せできないのが残念です。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆうかにゃんの中身なんなん? -- 2016-09-04 15 56 23 ゆうかにゃぁぁぁぁぁぁぁん -- 2014-06-26 20 20 06 希少種優遇のゲス作者さんちーっす。 ワンパターンで毎回つまんないもの見せてもらってます。 -- 2012-11-26 13 02 04 >3の2011-08-24 13 16 50 お前一回黙ろうか? -- 2012-11-20 14 57 06 ゆうかにゃああああああん!!!!! -- 2012-03-24 17 23 48 まりちゃ物語に激しく興味をそそられたw 一体何匹川に流したんだろうかww -- 2011-10-02 23 43 46 野郎ぶっ殺しゃあああああああ! この後おじいさんは保護団体によって保護されませんでした。 おじいさんが苦しむ様をきめぇ丸に見せられなかったのが残念です -- 2011-08-24 13 16 50 出来ればゆうかの四肢ももぎ取れば良かったんだがなぁ… -- 2011-07-06 05 11 14 美味しくいただいた・・だと・・・!? -- 2011-05-21 21 28 35 >このあとゆうかにゃんはスタッフと美味しくいただきました。 イラッ・・・ -- 2010-08-18 16 07 54
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かぷさいしんっ! ・再び小ネタ、短め ・独自設定につき「それはねーよ!」っつー感じで読んでね(ぇ ・どっかでネタ被ってたらゴメンなさいm(_ _)m 皆さんは痴漢撃退用スプレー、もしくは護身用スプレーという物をご存知であろうか? これは唐辛子のカプサイシンを使用した 〔口に入れば味覚障害、目に入れば失明、肌に付けば火傷〕という優れもの。 (最悪の場合は・・・だけど--;) その辛さは最低でもハバネロの6倍を誇る。 しかし痴漢や変質者は警察官の努力が報われたのかその数を減らし使われる事はない・・・ (一部HENTAIと呼ばれる者は急激に増えてはいるものの人間には無害) にも関わらずこのスプレーは今も飛ぶ様に売れている。 それは何故かというと・・・ ―――ケース1 「でいぶはしんぐるまざーなんだよ、かわいそうな・・・」 シューッ 「んがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」 「おきゃーしゃ(シュー)っがああああああああああああああああああああああああああああ!!」 「おにぇーしゃ(ブシュー)っげええええええええええええええええええええええええええ!!」 「どぼじd(プシュー)っぶぇええええええええええええええええええええええええええっ!!!」 ただでさえ辛味、苦味に弱いゆっくりが人間の痴漢を撃退する為に作られたこの強烈な刺激に耐えられる筈もなく・・・ 「お゛・・・お゛ち゛ひ゛ち゛ゃ・・・」 『も゛っち゛ょ・・・ゆ゛っく゛り゛・・・し゛た゛・・・か゛・・・』 「お゛ち゛ひ゛ち゛ゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーん゛!!」 このでいぶ一家は断末魔を叫ぶ(言い切れてないが)だけの余裕はあった様だが 大抵の場合スプレーを吹き付けただけで断末魔どころか餡子を吐く事なく死んでしまう。 そうなると当然、加工所や保健所はこのスプレーに目を付ける。 そして防犯会社と共同で開発、販売を試みた所即日完売。 それは町や公園、家の中を汚さず駆除できるという事で一家に1本常備しておくのが当たり前となった。 また駆除の他にもこういう使い方をする者も・・・ ―――ケース2 ここはある虐待御姉惨の家。 今、ここには不運にも御姉惨の家でおうち宣言をしてしまったまりさがあんよを焼かれ透明な箱の中にいた。 「だぜぇええええええええええええええ!まりさをここからだせぇえええええええええええええええ!」 御姉惨の手には例のスプレーと霧吹き、オレンジジュースが握られていた。 シュー・・・トクトクトク・・・ フルフェイスのマスクを被り、ゴーグル、風邪引いた時に付けるマスクを二重に装着して 更にゴム手袋を装着してから霧吹きの中にスプレーの中身を吹きつけ それをオレンジジュースで約100倍に薄めて混ぜていた。 「なにグズグズしてるのぜ!ゆっくりしてないではやくまりささまをここからだすのぜ! そうすればはんごろしでゆるしてそのあとどれいにしてやるのぜ!」 御姉惨はようやく混ぜ終わったのかゆっくり、ゆっくりとまりさの元へ行く。 「うがああああああああああああああああああああああああああ! はやくしろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 まるでワザと怒らせる為にゆっくり牛歩の如く移動している様である。 それからおよそ5分でようやくまりさの元へとたどり着く。 だが実際に待っているまりさにしてみれば5倍以上の時間に感じられた事であろう。 「やっときたね、まったくゆっくりしすぎなのぜ!はやくまりさをここからだしてあまあまを・・・」 シュッ 御姉惨はまずまりさの頬に一吹き。 「ゆ?なにこ・・・っぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 いくら100倍に・・・しかもオレンジジュースで薄めようとゆっくりにとって劇薬である事に変わりはない。 例えるならば世界一辛い唐辛子ジェロキアがファミレスに置いてあるタバスコに変わった程度の物である。 しかもオレンジジュースを混ぜたばかりに死ぬ程の苦痛を受けても即座に回復してしまう。 「か゛ら゛い゛ぃぃ・・・ゆ゛っく゛り゛て゛き゛な゛い゛ぃぃぃ・・・」 シュッ まりさが若干落ち着いた所で次に右目に一吹き。 「っぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!! まりささまのおめめがあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 シュッ 続いて焼け焦げたあんよに一吹き。 「っぐうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!! まりさのあんよがああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 シュッ 立て続けにあにゃる。 「っげえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!! まりしゃのあにゃるがあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 一旦霧吹きを置き、まりさを持ち上げて微振動を与え・・・ 「ぜぇ・・・ぜぇ・・・ゆゆ?なんだかだんだんきもちよくなってk・・・」 シュシュッ いきり立ったまりさのぺにぺにに二吹き。 「ぐぎがげごぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 御姉惨曰く、このまりさが死ぬ時は・・・ 霧吹きの中身がなくなるか、御姉惨が飽きた時・・・だそうである。 それまでの間中、まりさはずっと苦しみ続けるのであろう・・・ おお、哀れ哀れ。 他にも色々な使い道がある・・・らしいがこのゆっくり駆除用スプレーの大まかな使い方はご覧の通りである。 まだ使った事がない、または欲しいけど売ってないという貴方。 この機会にいかがでしょうか? 今なら増産記念キャンペーンにつき、通常1480円の所を740円でのご提供。 お買い求めはお近くの加工所、またはペットショップにて。 ―――オマケ・ケース3 「すっかり遅くなっちゃった・・・お兄さんにバレる前に帰らなきゃ」 時刻は午前2時、夜道を歩いているのはふらんちゃん(胴付・銀) 今日は友達のめーりん(胴無・金)のおうちに遊びに行って来ると夕方に家を出て今に至る。 因みに飼い主のお兄さんは居酒屋に勤務しているので帰って来るまでにはまだ余裕はある。 「ここを通れば近道・・・っと」 そう言ってふらんは公園の茂みに入った。 そのまま進むこと5分、茂みを抜け家が見えた・・・だが 「あれ?」 その時、家の前に見慣れない男が一人立っていた。 「お兄さん・・・うちに何か用?」 「ふ・・・ふっふっふ・・・」 男は怪しい笑い方で、ゆっくりと振り向いた。 よく見るとこの蒸し暑い中全身コートを着て、夜中なのにサングラスを付けている・・・。 「待っていたよふらんちゃん・・・ さあ、俺の愛を受け取ってくれぇえええええええええええええええええええ!!」 「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」 ブシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! ふらんはとっさに出かける前に飼い主のお兄さんから貰ったゆっくり駆除スプレーを・・・ HENTAIのぺにぺにに、盛大に、丸々1本分吹きつけた。 「ッグ、ッギ、っがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 HENTAIは盛大に近所迷惑な悲鳴を上げそのまま気を失った。 相当熱く痛かったのであろう・・・。 「この変態!(ゲシッ!) さっさと!(グリッ!グリッ!) もげて!(グチャッ!) しまえええええええええええええええええ!(ビチャッ!!)」 2時間後・・・ HENTIは仕事が終わって帰ってきたお兄さんの通報により逮捕され、翌朝病院で性転換を余儀なくされたという・・・。 ~~Fin~~ 後書き? ・コンペがカオスすぎる・・・--; 今回は見送ろう・・・うんorz ・結局この前の風邪で3日も仕事休んでもうた・・・つдT) でも減給で許してくれた(?)・・・イッソコロセ・・・ 〔皆は夏風邪に気をつけようね・・・TT〕 マーラーあきでした
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新設定 Z-フレームシリーズからゼロワールドに変えるそれだけと 設定変更などですこの設定は今度書きますのでそれでは by 来樹 つづき 基本的にはオリキャラの基本設定はかわりませんので オリキャラのほうは[[オリキャラ]]のほうでそれでは 追記2014/2/24 昔のおれを受け入れる準備が整ったので厨二時代の設定集として 以後更新することにしました
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ゆっくりたちの地雷行進 11KB 虐待 不運 番い 野良ゆ 現代 独自設定 ゆっくりが地雷で死ぬSS 加工所公式サイト、キッズページで「しゃかいこうけん」という項目をクリックすると、こんなページが出てくる。 【加工所はアフリカの土地で、ゆっくりを使った地雷除去を行っています】 ゆっくりんピースの活動などにより、一部では悪い印象を持たれているのも事実。 イメージ戦略の一環として、こういうこともしているようだ。 右下にはかわいくデフォルメされたれいむとまりさが、笑顔で喋っているイラストが付いている。 そのセリフは? れいむちゃん「れいむたちはみんなのためにがんばりたいよ!」 まりさちゃん「ゆゆ~ん♪ かこうじょのゆっくりはこんなところでもかつやくしてるんだね!」 ● どん、どん、どん、どん……。 ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。 太鼓の音が響く。 かつての内戦地。じりじりと暑く草一つない亜熱帯アフリカの大地にて。 横一列×十行に並んだゆっくりたちが一糸乱れぬ調子で前進していた。 ひとつドンと鳴るたびに一歩進む。機械のように、ただただリズミカルに進む。 (おちびちゃん! れいむは、れいむはぜったいにしなないよ……!) 横のゆっくりとの間に、スキマはまったくない。ほっぺとほっぺをくっつけて、決して遅れないよう進んでゆく。 どんどん。ドン! 「ゆびっ!!」 どんどん。ドン! 「ぼっぢょっっ!!」 どんどんどん。ドン! 「ゆがぼべ!!」 立て続けに三匹、永遠にゆっくりした。れいむの頬に、爆風と爆音。ゆっくりの断末魔が突き刺さる。 そして餡子の底から不快になる死臭が風に乗ってやってくる。 しかしどのゆっくりもまったく歩みを止めようとしない。 はねるたびに、大地の暑さによって染み出てきた汗がとびちる。 どんどんどん。 突然に、風が一吹きあった。 「ゆゆっ! まりさのおぼーしさん! まってね!!」 このまりさは、ただちょっとお帽子を取りたかっただけだ。 「ぺぎょっ!!」 そこで小さい爆風。まりさは中枢餡を爆破されこの世を去った。 止まったり列を離れたりしたゆっくりはどんな理由であれ、体内にうめこまれた爆薬でぶち殺されるのである。 自由な行動を許しては、地雷の除去はままならない。 どんどんどん。 一歩おきに、地雷に殺される可能性がある。その恐怖。 どのゆっくりも泣きそうな顔をして、死への道をただただ進むのだ。 顔を真っ赤にして号泣して、それでも死にたくないから止まれない。 「むっぎょおおおお!!! ぼういやああああ!!! ばちゅおうぢにがえるううううう!!!!」 また爆風。 このぱちゅりーのように恐怖のあまり狂って、走ったり暴れたりするゆっくりもいた。 恐怖に耐えられないゆっくりも、列からずれ次第爆破される。珍しくない出来事だ。 どんどんどん。 死と隣り合わせの極限状態。また。しずかに、ただ太鼓の音だけが響きはじめた。 れいむは祈りながら、一歩ずつ慎重に進む。地雷がないように、あっても何かの間違いで爆発しないように。 交通の発達とともに世界中に繁殖したゆっくり。 れいむはこの暑く草もまばらな土地から少し南の、あるジャングルで生まれ育ったゆっくりだった。 雨が多いことが熱帯雨林に住む上での唯一の難点である。 しかし食べ物が多く、なんといっても越冬する必要がないことがゆっくりの繁殖を許した。 それぞれの力は弱くても種全体としては力強いゆっくりは、凶悪な外来種としてここでも猛威をふるっているという。 そんなれいむが地雷除去ゆになったのは、人間さんたちのゆっくり狩りが原因だった。 豊富に繁殖した熱帯雨林のゆっくり。そこのゆっくりを使うのが量の面でも、コストの面でも良いと担当職員は考えたのである。 れいむは捕えられたあの時を、いつも反芻している。 あの時ふらんに捕まってさえいなければ、今だってゆっくりできたはずなのに。 ~~~~~~~~~~ ツルや低木がごちゃごちゃと並ぶ中、高い木の根元、そこに巣をつくってれいむたちは暮らしていた。 夫のまりさ、そして十五匹のおちびちゃん。食べ物は豊富で、最高にしあわせーな家庭であった。 「「おちびちゃんたち、おかーさんとおとーさんはかりにいってくるよ!」」 「「「「「ゆっくちいってらっちゃい!!」」」」」 天使のような子供たちの笑顔。れいむとまりさもついついにっこりしてしまう。 しかしこれが親子でした最後の会話となってしまった。 おちびちゃんとふれあったあの日々。れいむは、もうずいぶん前の事の様な気がしている。 育ち盛りの赤ゆを抱えたれいむとまりさ。沢山ごはんを採るため群れで有名な狩りスポットへ行こうとした。 ぱぱいやさんも生っているゆっくりした場所。しかしそれが運の尽き、そこはすでに地獄だった。 ゆっくりが集まることを見越して、捕獲用ふらんが大量に放たれていたのだ。 「しね! しね!」 「「「うー☆」」」 「ゆんやあああ!!! ありちゅをたべにゃいでええええ!!」 「おぢびぢゃああああああんんんん!!!!」 「ばりざおいしぐないよおおおお!!!」 「でがばらぢんぼおおおおお!!!」 「みんなあああ!!! みんなにげでえええええ!!!」 逃げ回るゆっくりはいとも簡単に捕まり、次々と巨大なバケツに放り込まれている。 重量がない子ゆ・赤ゆは軽過ぎて地雷除去ができないので、食べられるか殺されるかだ。 にげてと叫ぶ長ぱちゅりーも、まばたきした一瞬に連れ去られ、バケツ行きになった。 ふらんが群れのみんなを捕まえている! 捕まって食べられてしまう、そんなの冗談じゃない! れいむはまりさにふりかえった。 「ゆゆ! ゆっくりしないで、れいむたちもにげるよ!」 自分達も逃げないとゆっくりできない目にあいそうだ。はやく逃げなければならない。 しかしまりさの返答は、漢気あふれる勇敢な物。みんなのことを考え命を捨てる、そんなゆっくりにしかできない答えだった。 「まりさは……にげないよ! れいむとおちびちゃんたちだけでにげてね!! まりさはふらんとたたかって、むれのみんなをまもるよ!!」 「ま、まりさ!! なにいってるの!? いくらまりさがむれでいちばんつよいからって!」 まりさは成ゆ三匹を相手にしてなお無傷で立つ。この群れ十年に一度の戦士だった。 その自信もそこからきているのだろう。まゆげはキリリと伸び、表情は自信に満ち溢れている。 れいむは悲しくなり涙を浮かべたが、これが自分の愛したまりさだと思うと、それ以上止める気にはならなかった。 まりさならふらんたちを倒せるかもしれない。 「わかったよ……、でも、ぜったいいきてかえってきてね! まりさがしんだられいむもおちびちゃんもないちゃうよ!!」 「もちろん! しんぱいしないでね! ふらんなんてちょちょいのちょ……おそらをとんでるみたい!!」 まりさはキリリとした顔のまま、ふらんにおさげを掴まれあわれバケツ行きとなった。 「ばりざああああああああ!!!!」 れいむも同じ道をたどったことは言うまでも無い。 ~~~~~~~~~~ (ぜったいにいきのこって、おちびちゃんとゆっくりするよ! ぱぱいやさんをたべて、ゆっくりするよ!) つがいのまりさはあっけなく爆死したが、れいむはまだ死んでいない。 れいむは希望を持っていた。地雷除去ゆたちは、がんばったゆっくりから群れに帰れるとふきこまれている。 だが現実、ゆっくりがおうちに帰ることはは二度とない。 ゆっくりを働かせるための口実だろう。この土地の地雷処理が終われば次の土地に輸送されるだけである。 地雷を踏んでしまうその日まで、この地獄は終わらないのだ。 「Back!」 人間さんの鋭い掛け声とともに、ゆっくりたちは反転する。 Go aheadで進み、Backで戻り、Waitで止まる。その三つ以外の事は求められない。地雷処理ゆ全てだ。 (ゆふぅ、かわいいれいむはきょうもいきのこれたよ) 反転したゆっくりたちは、自分が歩いてきた土をまた踏むことになる。 念のためということで、一つの場所を何度も往復するのだ。 一度踏んだ土の下に地雷は無いはずだからと、ゆっくりたちもここにきてやっと安堵の表情を見せる。 ただ運よく何週間も地雷除去を続けているゆっくりはそんな簡単に安心できず、不安そうな顔をしている。 ここから死ぬゆっくりも沢山いるのだともう知っているのだ。 その瞬間、れいむの視界はスローモーションになった。 大きな音。大きな音。どこから? それは、れいむの下から。 「ぶぎょっ!!」 れいむの体の真下。餡子の重みで地雷が爆発した。 筋餡も中枢餡も、なにがなんだかわからないぐらいまざりあって、粉々にふきどんだ。 れいむは死んだ。走馬灯を見る暇すらなかった。 軍事上の理由から複数回踏まなければ爆発しない地雷、誤作動により爆発できなかった地雷。 二度目以降でも爆死するゆっくりはいる。 しかしなんてことはない。ゆっくりが死ぬのはいつものこと。 人間さんも、周りのゆっくりも、れいむの死などなかったかのように行進を続けた。 行進が終わったあと、残されたのは死んだゆっくりたちのバラバラになったおかざりと、ぶちまけられた大量の中身だけであった。
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※ぺにまむ描写あり ※独自設定あり ※初めてのSSなので矛盾や把握し切れていない設定もあるかもしれません 僕は最近ゆっくりの生態を研究し始めた研究者だ。 このゆっくりという生き物(?)は実に興味深い。 身体を構成しているのは饅頭の皮や餡子であるにも関わらず ある程度の知性を有しているし、言葉も話す。 まあ知性といっても学習能力は0に等しいので大したものではないが こと悪知恵に関してはよく働くので性質が悪い。 ゆっくりについての講釈はひとまず置いておこうか。 今回の研究のテーマは『生殖器を失ったゆっくりは子供を作ることができるのか』 最近の研究者の間ではゆっくりたちは「ぺにぺに」と「まむまむ」と呼ばれる 人間の生殖器と酷似した“それ”を使って生殖を行なう、というのが通説になっている。 もちろん個体や環境によって様々な生殖方法も存在していることは判明しているが 果たして生殖器を失ってもそれらの生殖方法は行なえるのだろうか。 最近研究を始めたせいもあって大した実績のない僕の研究所には残念だが 常時研究対象を確保しておくようなスペースは確保できていない。 加工所から貰ってきてもいいのだが、状態のいいゆっくりは少々値が張るし 廃棄処分扱いのゆっくりでは研究に影響が出ないとも限らない。 よって野生のゆっくりを捕獲することになる。 僕は人里から離れた小さな森へ来ていた。 人里の近くのゆっくりたちはすでに乱獲や制裁などによって 滅多に姿を見かけなくなってしまったので捕まえるとなると 遠出をしないといけなくなる。 暗くなると妖怪に襲われる危険があるのであまり遅くなりたくないものだが…… 「……ぉ……ぇ……!!」 遠くから何か鳴き声みたいなものが聞こえた。 ゆっくりであってほしいという期待を抱えながら鳴き声の聞こえた方向へと向かう。 「んほぉぉぉ!! すっきりしようねぇぇぇ!!」 「いいよぉぉぉ!! きてぇぇぇ!!」 我ながらツイている。 そこには野外にも関わらず生殖を行なっているゆっくりたちがいた。 恐らく番であろうその2匹はゆっくりの中でも ポピュラーなれいむ種とまりさ種だった。 普通野生動物といえば外敵に襲われないような場所で生殖を行なうものだろうが このゆっくりたちにはその法則は適用されないようだ。 「れ、れいむ! まりさもうすぐすっきりするよぉぉぉ!!」 おっと、少し考え事している間に生殖が終わろうとしてしまっているようだ。 生殖し終わると黒ずんで朽ち果ててしまう個体もいるため、 これ以上の労力を嫌った僕は急いで止めることにした。 「ゆっくりしていってね!!」 「「す、す……ゆっくりしていってね!!!」」 おお、生殖状態にあってもやはり“ゆっくり”という言葉には反応するようだ。 見るに耐えない顔のままこちらの言葉に応えて動きを止めた瞬間を狙って 2匹を無理やり引き剥がす。 「「どぼじでずっぎりざぜでぐれないのぉぉぉぉぉ!!?」」 両手に1匹ずつ捕まえているせいでステレオで非難が浴びせかけられる。 ゆっくりを敵視したり虐待用の体のいいおもちゃと見なしている人なら 即座に叩き潰しそうな光景だが僕には大した思い入れもないので さっさと自分の目的を果たすことにする。 「いやあ、ついさっきそこでれみりゃ種を見かけたからこんなところで すっきりしてたら食べられちゃうと思ってね。」 無論口から出まかせだ。 “生殖”と言ってもゆっくりには 通じなさそうだったので“すっきり”と言っておく。 体液でぐしょぐしょの顔のまま文句を言っていたゆっくりたちも “れみりゃ”という言葉に反応して先ほどまでとは別の意味でわめきだす。 「れみりゃがいだらゆっぐりでぎないよぉぉぉ!?」 「だがらまりざばおうぢにがえっでがら ずっぎりじようっでいっだんだぜぇぇぇ!?」 「おぞどなのにずっぎりじだいっていっだのばまりざでじょぉぉぉ!!?」 おやおや、僕はれみりゃ種がいると言っただけなのに 番だったはずの2匹は何やら喧嘩を始めてしまった。 もしかして番になってさほど時間が経っていなかったのかもしれない。 「まあまあ、実は君たちのためにゆっくりすっきりできる場所を 教えてあげようと思ってここに来たんだ。」 「ゆっ! おじさんほんとっ!?」 「ゆっくりしてないでおじさんはさっさとそこへあんないするんだぜ!」 先程まで喧嘩していたのが嘘のように息を合わせてこちらに要求する。 ついでに言えば僕は20代だが童顔のせいもあってか 未だに子ども扱いされるのでおじさんと呼ばれるのは 大人と認められたようで少し嬉しい。 「じゃあゆっくり出来る場所へ行こうか。」 さて、研究所へと戻ってきた僕は「はやくゆっくりさせてね!!」と 喚くゆっくりたちを万力のような器具で固定する。 助手なんぞいないので絶対暴れるであろうゆっくりを抑えておく必要がある。 ゆっくりたちに接する面がでこぼこになってるため少しひしゃげるぐらい 力を加えればちょっとやそっとじゃ逃げられない仕組みだ。 「こんなんじゃゆっくりできないよ! おじさんばかなの? しぬの!?」 「ゆっくりしないではなしてね!!」 何やら喚いているが無視。 実験に使う器具などを準備することに専念する。 まずは熱した焼きごてをれいむ種へと近づける。 だんだんと近づいてくる熱い何かにゆっくりたちがさらに喚く。 「まりざぁぁぁ! あづいのがぐるよぉぉぉぉぉ!!」 「ゆっ、ゆっ! ばかなおじさんはゆっくりしないではなれてね!!」 だが現実は非常である。 焼きごてはれいむ種の下部付近へと押し付けられた。 「ゆ゛ぎゃぁぁぁ!? れ゛い゛む゛の゛ま゛む゛ま゛む゛がぁぁぁぁぁ!!?」 『じゅぅぅぅ』という音と煙を上げてれいむ種の生殖器が焼かれる。 恐らくもう使い物にはなるまい。 「よぐもれいむをぉぉぉ!!」 それを見ていたまりさ種は気丈にもこちらに敵意を浴びせかけてくる。 なかなかに殊勝だがいつまでもつかな? 「さて、次はこっちか。」 体ごとまりさ種へと向き直ると少し温度が下がったとはいえまだまだ 火傷するくらいの熱を保った焼きごてもまりさ種へと向けられる。 「ゆっ、ゆゆっ!? ま、まりさはそんなおどしにはくっしないんだぜ!?」 そんな蒼ざめた顔で言われても説得力は皆無だ。 とりあえず焼きごては元の場所へと戻してまりさ種を 万力から外して両手に抱えて細かく揺らし始める。。 「ゆっ!? ゆゆゆゆゆゆゆゆ……」 くっ、これ結構きついぞ!? 成ゆっくりの重さはそれなりにある。 まだ若いとはいえ研究を始めてから運動不足が続いているので こーゆー力仕事はきつい。 しばらく揺らし続けているとだんだんまりさ種の目がとろんとしてきた。 捕獲したときに流れていた粘液もだんだん出始めてきている。 (そろそろかな?) そう思った僕はまりさ種を降ろしてから生殖器を焼かれたショックで 泣き叫ぶのも疲れたのか放心していたれいむ種の万力も外す。 それを見たまりさ種は今さっきれいむ種の生殖器を焼かれたのも 忘れたのかれいむ種へと襲い掛かる。 「れ、れいむぅぅぅ! すっきりしようねぇぇぇ!!」 (今だ……!) 襲い掛かる直前のまりさ種を再び捕まえる。 そして…… 「ゆっくりできないおじさんはゆっくりしないでまりさをはなしてね!! まりさはれいむとすkk……ゆぎゃぁぁぁ!!?」 説明しよう。 僕は生殖しようと飛び出したまりさ種の生殖器を切断したのだ。 「ま゛り゛ざのべにべにがぁぁぁ!?」 おっと、切断した場所から餡子が少し漏れてしまっている。 まだまだ致命傷ではないだろうが死んでしまっては困るので テキトーに穴を塞いでおく。 「さて、と。」 問題はここからだ。 未だに痛みに襲われて暴れているゆっくりたちを鎮めるために オレンジジュースをかける。 あまりたくさんかけても失った生殖器が復活するとも限らないので 痛みがなくなる程度だ。 「もうあがぢゃんでぎないぃぃぃ!!」 「まりざのべにべにがぁぁぁ!! ずっぎりでぎないよぉぉぉ!!」 自身の子孫が残せないことを嘆いているれいむ種と あくまで自身の快楽を優先させるまりさ種の比較が面白い。 「まあまあ、すっきりする方法は他にもあるじゃないか。」 「「ゆゆっ!?」」 「なにいってるのぉぉぉ? おじさんがれいむのまむまむ つかえなくしちゃったんでしょぉぉぉ!?」 「そうだぜ! まりさのぺにぺにもなくなっちゃったんだぜ!?」 「ゆっくりは身体をこすり合わせてもすっきりできるんだろ?」 「すーりすーりはぜんぎなんだぜ! ゆっくりじゅんびしないとすっきりできないんだぜ!!」 ほほぉ、このゆっくりたちはこすり合わせて行なう生殖方法を知らないのか。 もしかしたら特定の個体だけの生殖方法なのか? その後お互いの身体をこすり合わさせてみたが ゆっくりたちがすっきりすることはなかった。 こすり具合が足りないのかと思い僕が直接2匹をこすらせてみたが 同じ結果に終わった。 子供が作れないであろうことは予測していたが 生殖器を失ったゆっくりたちはすっきりすることもできないのか。 しかしまだデータが足りないな。決め付けるにはまだ早い。 明日は腕が筋肉痛だろうから治ったらまた野生のゆっくりを捕まえに行こう。 僕はゆっくりと餡子を口に運びながら明日以降のスケジュールを組み立てていた。 疲れた身体には糖分が一番だね。 【あとがき】 ゆっくり虐待スレ80(実質81)の 223と 225を見てふと思い浮かんだ。 こっそり初投稿。 自分でも微妙に納得してない出来だけど 批評してもらえば上手くなるってけーねが言ってたので上げてみる。 作者:名も無き埴輪
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『戻れグラム3!帰投命令が出ている。それにお前の機の燃料はもうぎりぎりのはずだ。このまま飛べば帰投できなくなるぞ!!』 「うるせぇ!!あのトカゲ野郎は俺の仲間を叩き落としやがった上にアイツの鼻先には俺のおふくろ達がいる街があるんだよ!アメリカの空を守る天下の空軍州兵になった俺がここで尻尾巻いて逃げれるか!!!」 グラム3…ジョージ少尉はなおもがなりたてる無線を切って目の前のデカブツをしっかりと見据える。 それが本当は何なのかその時のジョージには分からなかった。 しかし、そいつはノースダコタの湖から這い出してきてそこら中で暴れ回り、撃墜のために一緒に出動した自分の仲間達を撃墜したばかりか、その汚らしい鼻っ面を故郷に向けている。 逃げるわけにはいかない。 空軍機は自分の部隊を含めて尽く落とされ一時撤退命令が出されて空に残ったのは運良く撃墜を免れた自分一人だし、地上から陸軍も対応しているが花火大会のように撃ち出されるかなりの数の対空ミサイルや砲弾が口から吐かれる炎や翼から生み出される衝撃波で撃墜されてダメージは今ひとつ… あのまるでお伽話に出てくるドラゴンのような姿で全長100mはゆうに超えるだろう巨大なボギー(所属不明敵機、お化けの意)は初めほどの勢いは無くしているが未だジョージの故郷へ向けて飛び続けている。 「クソッタレ!なんつー硬さだよ。鱗に強化セラミックや劣化ウランでも混ぜてんのか?」 ジョージが悪態を吐きながら飛び続けるボギーを追い続ける。 燃料はギリギリ弾薬も殆ど撃ち尽くして、残るは20mm弾100発ほどとサイドワインダー2本、、おまけに最初に吐き出される炎を回避した時に壊れたらしいサイドワインダーが2本…運良く攻撃を回避し続けられているとはいえ機体のコンディションは最悪、なんとかボギーがこちらへ振り返らない限り尻を見つめたままガス欠になってしまうだろう。 『彼』は困惑していた…ここは一体どこなのか?と。 『彼』は遺跡で気分よく眠っていた所を奇妙な女型の小神共に叩き起こされ、それに報いを受けさせるために追いかけていたはずだった。 しかし、突然の衝撃の後で気づくといつの間にか奴らは消えて自分は見たこともない地に放り出されていた。 こんなおかしな場所は見たことがない。 精霊は自分の身の回り以外におらず、精霊の補助が期待できないので自重を支えて飛ぶだけで自身の力を殆ど割くはめになる上に、奇妙な石の塊達が地を這い空を飛び、元いた場所では食らったこともないような強烈な爆発の魔法や硬い礫を自分に浴びせかけてくる。 それでも初めは難なく応戦していた『彼』だが、あまりに相手の数が多く、非常に高度な戦術でこちらへ対抗して来ることから『彼』を鎧う堅固な龍鱗が次々と潰されて傷を負い始め、これはたまらんと『彼』はその一生で初めての撤退を始めた。 しかし、撤退を始めてから『彼』ははたとその事実に気がついたのだ。 一体ここはどこでどこへ行けば安全なのかと… そして焦りと怒りと絶望と困惑と諦観をないまぜにしたまま『彼』は飛び続ける。 何度目かの地上からのミサイルの掃射がボギーの鼻っ面を叩いた時、やっと息が切れたのか奴の動きが止まった。 「グッジョブ!陸軍!俺もう泥食いなんて馬鹿にしねえ!!」 アフターバーナーをふかして口から煙を吹きながら地上の陸軍の方を睨むボギーに肉薄する。 「FOX2!くたばれトカゲ野郎!!」 ジョージが今まさに口を開け地上の陸軍へ火炎放射を行おうとしているボギーの横っ面に残りのサイドワインダーを叩きこむ! 爆発音と同時に凄まじい絶叫がジョージの機体を震わせる。 「ハハッ!ライターみたいに火を吹いてるのにお熱いのは嫌いかい?このクソッタレ!!」 開けた口の中にミサイルが飛び込んだのかボギーは口から盛大に血を吐きながら絶叫し、横をかすめて飛び去るこちらを睨みつける。 そして一瞬の後にこちらへ向かって猛然と突っ込んでくる。 「ッ!そうだ!良い子だ!こっちへ来やがれ!!!」 ジョージは街から離れた方向へ全力で飛ぶ。 自分の兵装はカラッケツ…ならば囮になって少しでも被害の少ない方向へ奴の進行方向を変えるしか無い。 ボギーは口内のダメージに苦しみながらジョージの後ろから炎を吐く、それを何とか急旋回で避ける。 掠る熱と衝撃で機体が軋む。 (まだだ…まだ落ちるわけには…どうすれば) もっとコイツを人里から離さなければ安心できない、しかし自分の残弾も燃料も機体のコンディションもあまりにも心細く、この状態でマッハで飛ぶこちらを追撃できる奴を引き付けながら飛び続けることなど不可能だ。 (考えろジョージ、考えろ…どうすればみんな助かる?どうすれば……!) ソレを思い出したのは奇跡か悪魔の囁きか、海軍に従軍していた彼の祖父が太平洋戦争でソレに遭遇し、彼にソレが恐ろしかったことと絶対に真似しないように言ったこと… 「…あっはっはっはっは…あるじゃねえか!今の俺におあつらえ向きのが!」 ぐちゃぐちゃと頭の中で思い出されたソレを彼は笑いながらすぐ実行に移した。 ボギーの炎を避けて逃げ続けたジョージの機体がいきなり機首を上に向けながらぐるりとターンしてボギーの方へ向き直り、アフターバーナーをふかせ猛然とその頭部に突き進む。 ボギーは今まで逃げ続けていた獲物がいきなり自分の方へ向き直り、突っ込んできた事で空中でたたらを踏んで、火炎放射で迎撃すべく口を開く。 「FOX3!」 開いた口めがけて20mmを叩き込みながらボギーの口へ突撃するジョージ。 ボギーは一瞬怯むがすぐに火炎を放射し始める。 「……そして、これがFOX4だ!トカゲ野郎!!!!」 炎が機体前面に広がる中でジョージはボギーに特攻をかけた。 キャノピーがすぐに炎で吹き飛ばされる。 炎に包まれるジョージ。機体が大きく軋む。あと少し…奴の口まであと少しなのに (頼む神様!みんなを守る力を俺に…あと少し、あと少しでいいんだ!!!) 操縦桿を握り続けながら、彼は子供の時からまともに礼拝へも行かなかった神様へそう祈る…そして 『汝れのその願い、彼に代わって我らが引き受けた』 いきなり機体の前の炎が雲散霧消し、『彼』は驚きで目を大きく見開く。 そして、危険を感じて口を閉じる前にソレが『彼』の口内へ飛び込んできた。 大きな炸裂音と大地を震わせる程の絶叫… 異世界で空の覇者として君臨していた巨体が地に崩れ堕ちた。 「やあ、ご機嫌は如何かな?大佐殿」 「何だてめえらか…酒でも差し入れに来たのか?」 手すりにもたれかかりながらタブレットPCをいじっていた人物が、声をかけてきた者達に向き直る。 ここには似つかわしくない初老の紳士がそこに立っていた。 「それもだが、君等の虎の子がついに完成したと聞いてね」 そう言いながらどこからか取り出した琥珀色の液体が入った瓶を放る。 手すりの人物はそれを火傷で爛れたらしい痕の残る手で受け取り、反対の手でタブレットを紳士へ向けて放り投げる。 紳士はぐにゃりと手を伸ばしてそれを受け取り見入る。 「そうか、これが…」 「ああ、試験が終わってさっきグレーム・レイクから送られてきたばっかりの写真だ… 高い運動性ステルス性は言うに及ばず光学迷彩、無人機の無線操作、長距離誘導ミサイル…表の頭のおかしなドッグファイト機とは違うありとあらゆる最新技術を詰め込んだ我が国の本当の次世代戦闘機さ」 そう言って大きな火傷痕のある顔を歪ませて笑う。 「名前は決まったのかね?」 「ああ、アンタらにあやかった名前をつけようと思ったんだが人気がなくてね」 それを聞いてなんとも言えない顔をする老紳士の顔を見て、火傷痕の彼はクックックと喉の奥で笑いながら言葉を続ける。 「結局元々付いてた愛称を使うことになったよ。グレイゴーストってね… なあ?相棒…意外といい名前だとは思わねえか?」 彼がもたれていた手すりの向こうを見上げる。 そこには、特殊鋼の杭で全身を縫いとめられ蘭蘭と光る目で20年来の宿敵であるジョージを睨みつける焼けただれた口の『彼』がいた。 蛇足:かなり前に話の筋だけ書いていたのを手直しした物です。非常に独自設定の多い話ですので劇中劇扱いでお願い致します。 また【とある酒場の客の昔話】の設定を少しだけ勝手に使わせて頂いています。すみません作者様。 龍の対物防御力が単に頑丈な体からなのか異世界の力が作用しているのかは興味のある処。 新兵器も単に科学の粋を集めたのか異世界の何かが加味されたのかも気になる処。 ファーストコンタクトは災悪の結果だったが、この先に合衆国の向かう未来の色は? -- (名無しさん) 2013-07-03 03 11 59 恐らく人と人との戦争が起こってはいけないことになっているだろう地球で全力で戦い倒すべき敵が現れたのは幸か不幸か? -- (としあき) 2013-07-05 22 55 21 もしまた再びアメリカの空にドラゴンが出現したら人間はどう動くか? -- (名無しさん) 2014-12-12 22 21 37 名前 コメント すべてのコメントを見る
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『蟲送り』 7KB 虐待 制裁 虐殺 全滅 駆除 野良ゆ 現代 独自設定 いろいろお騒がせしました。対応してくださった方々に感謝申し上げます。 素晴らしき設定とネタを築き上げた先達に感謝を捧げます。 おひさしぶりです。リハビリなので軽めです。 『蟲送り』 蟲送り、という夏の行事がある。稲などの作物につく害虫を追い払う民俗行事だ。飾りをつけた棒や竹を先頭に、鉦や太鼓を叩いて囃しながら松明を振って村のはずれまで行進する。ここ湯繰里(ゆっくり)市の芦谷木(あしやき)地区では今でも伝統的なこの行事がおこなわれていて、遠くから見に来る人もいるほどだ。今年もその時期となった。 農薬の発達した今となってはイナゴやウンカの大発生は過去の話だ。しかし変わらずに人に迷惑をかけるものがひとつある。ゆっくりだ。 この土地の住人となった俺も、この蟲送りに参加させてもらう事にした。申し出は快く受け入れられ、早速準備を手伝う事になった。準備と言っても大した事は無い。田畑の周囲にあるゆっくりを捕獲するためのトラップを少々増設するだけだ。こうして各人数匹のゆっくりを持ち寄る。集合場所はこの地区の鎮守様である。そこにはすでに数台の青竹などを積んだ軽トラと、参加する人々の姿があった。 「どうも、こんにちは!今回初参加ですが、よろしくお願いします」 「アンタが鬼威さんが言っとた兄ちゃんか。おお、ゆっくりも持ってきたな」 俺が挨拶をすると、少々くたびれた農協の帽子を被った代表のおっさんがにこやかに対応してくれる。ここからは時間になるまで力仕事だ。青竹を縦に切れ込みを入れて、そこに枝を噛ませて剣山のようにするのだ。ちょうど円形に鋭い先が並んだものになる。 これで見当がつくと思うが、これにゆっくりをブッ刺して固定するわけだが中枢餡は避けられるために少々深く食い込んでも問題が無い。簡単な材料でよく考えたものだ。このまわりに藁を硬く何重にも巻き付けて油を含ませる。これで松明は完成。参加する人数分に少し余裕をみて制作し終えた頃には日はだいぶ傾いてきていた。 慣れない作業であったが、和気あいあいと、どうやってゆっくりを効率的に捕まえるかとか、忌避剤に加工するのにどんな風に仕置き(虐待)するかを話しながらだったので少しも苦にならなかった。 そして、いよいよ松明の仕上げである。防音仕様の透明な箱にまとめてブチ込んでおいたゆっくりを取り出す。 「さっさと あまあまを もってくるのぜ! くそにんげん!!」 「かわいい れいむに しっとして こんな ところに とじこめるなんて ばかなの? しぬの?」 「くそにんげんどもは さっさと けんめいなる ぱちゅりーに おやさいさんを さしだしなさいっ!」 「いなかものどもは またせた ばつとして ありすに すっきりようの びゆっくりを つれてきなさいっ!」 「おちびちゃんが おなかを すかせてるでしょぉぉぉ!? さっさと ごはんさんを もってこい、くそどれいぃぃ!」 ふたを開けた途端にビキビキ来るような罵詈雑言が溢れ出す。さすがは動く不愉快騒音発生源生ゴミだけのことはある。 こいつらは馬鹿だが、そこいらの山林に棲んでいるゆっくりなので、町野良ほど汚らしくは無い。適当に掴み上げて、松明にあんよをブッ刺す。 「ゆゆーん!おそらを とんでる…」 「パイルダーオン!」 ズブシ 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁ!れ゛い゛む゛の ゛す゛ら゛り゛と゛し゛た ゛びーな゛す゛も゛ し゛っ゛と゛す゛る゛ あ゛ん゛よ゛さ゛ん゛がぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!!」 俺は適当にれいむ種を掴むと、事前に教えられたとおりに松明にブッ刺した。れいむはぐねぐねと体をよじって抜け出そうとするが、できるわけが無い。実は返しをつけておいたのだ。 「ゆぎゃぁぁぁぁ!あんよが いだいっ!やげるように いだいぃぃぃぃ!」 ついでにラー油も塗っておいた。これは思いつきだ。 「れいぶが ちょうしこいてました!かいっしんっ!するので ぬいでぇぇぇぇ!これどってぇぇぇぇっ!!」 「だが断る」 「どお゛し゛て゛ そ゛ん゛な゛こ゛と゛ い゛う゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!?」 こんな具合に言葉攻めを楽しみつつ、俺はれいむのリボンに手を伸ばす。なに、大した事は無い。リボンを奪うだけである。 「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!れいむの さんちょうめの ゆうやけよりも あかく がかがやく おりぼんさんがぁぁぁっ!か゛え゛し゛て゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛っ゛!!」 俺は泣き叫ぶれいむを尻目に、ステップを踏んで中央に寝かされた青竹に寄る。そこにはれいむ種のリボンは言うに及ばず、まりさ種の黒帽子やぱちゅりー種のナイトキャップ、ありす種のカチューシャなど、さまざまなゆっくりのお飾りがくくりつけられている。この日集められたゆっくりのお飾りである。周辺からはこのお飾りを取り戻そうとするゆっくり共の泣き叫ぶ声が絶え間なく響く。 「まりさの おぼうしさん かえってきてね!どうして とどかないのぉぉぉぉ!?」 「あんよさん うごいてぇぇぇ!れいむの おりぼんさんが ないとぉぉぉ! ゆっくりできないぃぃぃぃっ!!」 「とかいはな にんげんさんっ!おねがい しますから ありすの かちゅーしゃさんを もどしてくださいぃぃっ!!」 俺もこの青竹の枝にれいむのリボンをくくりつけた。青い葉に色鮮やかな赤が映える。 周辺には観客が集まってきたし、子供達もやってきた。彼らの手にも小さめの松明があり、当然その上には子ゆっくりや赤ゆっくりが固定されていた。もっとも弱い赤ゆっくりの中にはすでに永遠にゆっくりしてしまったものが少なく無いようだ。それを見ていっそう周囲のゆっくり共の叫びが大きくなった。 「ああぁぁぁぁっ!れいむの おちびちゃんがぁぁぁぁ!」 俺のれいむも叫びを上げた。まったく、余計なモンをつくりやがって。ムカついた俺はれいむにデコピンを加えてやった。 そして神主さんによる祝詞の奏上の後、さながら七夕の笹のようにゆっくりのお飾りを枝にくくりつけた青竹2本を先頭にして列を組む。周囲はすでに暗い。 一斉に、松明に火が放たれた。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁああああアァァァァァァアあ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」 ゆっくり共の絶望的な悲鳴が上がる!見物客のカメラや携帯が放つフラッシュの光が瞬く。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛! なんで! どうしてぇぇぇぇっ!?」 「あづい!あづいよぉぉぉぉ!」 「わがらないぃっ!わがらないよぉぉぉっ!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ! け゛し゛で! け゛し゛て゛く゛ださ゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛っ゛!!」 「むぎょぼぇぼばぁぁぁぁっ!!」 松明が暗い鎮守の森を明るく照らし出す。もちろんこれで終わりではない。列はゆっくりと七夕の笹状態の青竹を先頭に村はずれの川辺を目指して進み始めた。 ドンドン、カンカン、ドン、カンカン。 軽妙な調子で太鼓と鉦の音に囃されて松明行列は進む。燃えながら絶叫するゆっくり共の鳴き声とともに。一番後ろにはゆっくりを詰め込んだ防音仕様の透明な箱を載せた軽トラがゆっくりとついてくる。目的地に着く前にゆっくりが燃え尽きても、すぐに補充が利くのだ。 「も゛っ゛ど…ゆ゛っ゛く゛り゛…じ……」 俺もれいむが燃え尽きたので、新たにみょん種を渡してもらって付け替えた。 「ゆびょおあぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!!」 このみょんもれいむに劣らず、良い声で鳴いてくれた。ちなみに崩れ落ちた燃えカスれいむは念入りに踏みつけて火を消しておいた。 静かな農村の夜に、ゆっくり共が焼かれる臭いと叫び声がこだまする。それは風に乗って周辺の山野まで運ばれてゆく。イナゴやウンカに蟲送りは意味が無いだろうが、ゆっくりに対してはなかなか侮れない効果があるだろう。まあ『餡子脳は3日まで』とも言うが。 1時間半ほど行進した先には、キャンプファイヤーのように組まれた木が積まれていた。まだ生焼けで死に切れていないゆっくりをそこに松明ごと放り込んで、先頭を切っていた青竹もそこに立てかけられる。火はすぐに回って星座瞬く夜空に赤々と火柱が立ち上がった。 これで蟲送りもおしまいか…と感傷に浸りながら、俺はまだ残っている取り替え用のゆっくりに手を伸ばす。蟲送り前には生意気な口をきいていたゆっくり共だが、今はガタガタと恐怖に振るえるばかりだ。俺は手に取ったまりさ種をバスケットボールの要領で火に向かって投げた。 「お゛そ゛ら゛を゛と゛ん゛でる゛み゛た゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛っ゛!!」 濁った声で焚き火へ向けてゆん獄へのアーチを決めたまりさ。だが次々に火に放り投げられるゆっくり共の叫びに混じって断末魔の声は聞き取れなかった。 〈了〉 anko3684 自家製ゆっくり忌避剤 anko3687 ある農村のゆっくり対策 anko3718 ろーりんぐゆっくり anko3770 ゆっくりお月見 anko3827 おかあさんのおくちはてっぺきっだよ! anko3858 ある温泉街のゆっくり対策 前編 anko3861 ある温泉街のゆっくり対策 後編 anko3886 あまあまばかりじゃない anko3943 例の青い肉まんを作ってみた