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SSブログsamuraiのがらくた置き場 空さんへのプレゼントSS 空さんの~Muv-Luv Tried Spirits~ & ~マブラヴ・アポカリプス~と帝国戦記のコラボ 黄金の追憶 Muv-Luv 帝国戦記第2部 [0]Muv-Luv 帝国戦記 第2部(2010/08/08) [1]序章 1話(2010/08/08) [2]序章 2話(2010/08/15) [3]前兆 1話(2010/08/18) [4]前兆 2話(2010/08/28) [5]前兆 3話(2010/09/04) [6]前兆 4話(2010/09/05) [7]本土防衛戦 西部戦線 1話 (2010/09/19) [8]本土防衛戦 西部戦線 2話 (2010/09/27) [9]本土防衛戦 西部戦線 3話 (2010/10/04) [10]本土防衛戦 西部戦線 4話 (2010/10/17) [11]本土防衛戦 西部戦線 5話 (2010/10/24) [12]本土防衛戦 西部戦線 6話 (2010/10/30) [13]本土防衛戦 京都防衛前哨戦 1話 (2010/11/08) [14]本土防衛戦 京都防衛前哨戦 2話 (2010/11/14) [15]本土防衛戦 京都防衛前哨戦 3話 (2010/11/22) [16]本土防衛戦 京都防衛前哨戦 4話 (2010/11/30) [17]本土防衛線 京都防衛戦 1話 (2010/12/05) [18]本土防衛戦 京都防衛戦 2話 (2010/12/12) [19]本土防衛戦 京都防衛戦 3話 (2010/12/25) [20]本土防衛戦 京都防衛戦 4話 (2010/12/31) [21]本土防衛戦 京都防衛戦 5話 (2011/01/05) [22]本土防衛戦 京都防衛戦 6話 (2011/01/15) [23]本土防衛戦 京都防衛戦 7話 (2011/01/24) [24]本土防衛戦 京都防衛戦 8話 (2011/02/06) [25]本土防衛戦 京都防衛戦 9話~幕間~(2011/02/14) [26]本土防衛戦 京都防衛戦 10話 (2011/02/20) [27]本土防衛戦 京都防衛戦 11話 (2011/03/07) [28]本土防衛戦 京都防衛戦 12話 (2011/03/21) [29]本土防衛戦 京都防衛戦 最終話 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Fateやってたら、ムズムズしてしまいました! 作中の台詞は「Fate/stay night」「Fate/hollow ataraxia」「Fate/Zero」からの借用です。 No.8971 [0] Muv-Luv -愛欲の狭間-(2009/05/22) [1] 美冴・祷子 ~その1~(2009/05/22) [2] 美冴・祷子 ~その2~(2009/05/22)
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目次 【概要】ジャンル シナリオあらすじ 登場人物ドミノ 設定 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 ジャンル ギャグ シナリオ あらすじ 戦争後20年、元魔王軍幹部の娘ドミノがクーデター計画をする。 登場人物 ドミノ ドジっ子 設定 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/シリーズA ★★★ タグ 構成 最終更新日時 2012-06-13 冒頭へ
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セッション記録→過去のセッション感想→第41回定例セッション 第41回定例セッション 11月26日(土) この日は私が担当するアルシャードと、イトー氏が担当するクリスタニアRPGが最終回を迎えるというシナリオの日でした。帝国編で主人公的存在になるキャラクターのプレイヤーが仕事の都合でお昼頃参加ということになり、またもう一人も遅刻となった為まずはビーストバインドとダブルクロスのキャラクターメイクや雑談でお昼近くまで過ごしました。到着予定近くになり、シーンを主人公意外からこなす事で進ませてましたが無事到着。こうしてメインシナリオに突入していくのでありました。 今回のシナリオは概ね以下の通り。 帝国編キャラクター達を2派閥に分け、各上司からの命令という形にしました。このシナリオで登場するNPCはオン・ユア・マインドで登場する”灼熱の”アイン少佐とカイラス・グーデリアン少佐。アインがクーデターを起こすので追跡せよ組と、任務中に消息不明になったカイラスを捜索せよ組。ちなみに搭乗している飛空艇は1艇な為、お互いに命令を隠しながら達成しなければ行けないという感じのロールプレイとなりました。 反帝国キャラクター達はノルン依頼組と会社関係者組に分け、遺跡に出現する奈落の情報を持っているアインから詳細を聞き出してくれ組、クーデター情報を聞きつけその任務についていたカイラスが消息不明になった為、見つけて会社組に有利なほうはどちらか?という情報を聞き出すという組。 オープニング・ミドルフェイズの前半まではこういった流れで4PTにそれぞれ動いてもらいました。この日参加者した人は8人プレイヤー14キャラクターで、私としてもこれだけのキャラクター達を相手にシナリオを考えるのは初めてでしたよ(笑)。 ミドルフェイズの後半は、まずマッカラムの動く要塞に撃ち落されたカイラス部隊の反帝国組が発見しマッカラムと交渉中止してもらうことに。そうしてるうちに帝国の飛空艇が登場し、反帝国と帝国の各面々が合間見えることに。ここでアインのクーデターの首謀者奈落が登場すべく、イベントを出しアインの体を乗っ取った奈落ボスと召喚されたダーモット王子(奈落化した)と戦うという話でした。 ここで想定内ではありますが、一番可能性の薄い選択をプレイヤーがチョイス。反帝国の一番やる気のない社員が奈落化しそうなアインの身代わりになり奈落BOSSに変身。奈落BOSSに恋心を抱いているキャラクターと、元々ハンドアウトやそれ以前の複線で用意していた帝国のキャラクターが寝返ります。戦闘後に寝返る可能性がNo1、1人ぐらい身代わり等で寝返る可能性を主眼にしてたため3名もの造反が出るとはあまり考えてませんでした。 そうして用意ししたシナリオ中、一番可能性が少ない第4の選択としてクライマックスフェイズに突入。帝国&反帝国組が不利な為ダーモット王子を倒せば終了である事をプレイヤーに告げます。・・・が、シャードの火力を集中する戦いをせずバラバラに戦闘を開始、また奈落組のダイス目の良さも加わって・・・・ 奈落組が勝ちました orz そうしてカンドーのエンディングフェイズへ。造反した主人公は、アインを討伐した恩賞を受けるべく首都に帰還表彰式を受けます。そこにいた教皇(グフタス・ヨーゼス2世)を皆が見てる前で殺し逃亡。奈落に戻り平和?に生活をします。その横には旧キャラクターだった師匠がおり、新たなる名前ダース・ベンダーという名前が与えられ二人で高笑いする所で話が終了。キャラクターの7割が死に絶えるというエンディングになりました。 結局時間が押してしまいクリスタニアが出来ず次回繰越。D&D等のキャラクターメイクの続きを完了しセッション終了となりました。
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超熱抗(ハートビート)!レジスタンス・ゲート R 水/自然文明 6 呪文 ■S・トリガー ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■カードを5枚まで引く。その後、自分の手札から2枚選び、マナゾーンにタップして置く。 ■自分の墓地または手札からカードを1枚選び、裏向きにして山札の1番下に置いてよい。 作者:宇和島 フレーバーテキスト 「とっても綺麗なところだねー!」…この時彼女は知らなかった。この巨大な水門こそが、熱抗団の補給基地であることを。うんざりする程、ここを何度も何度も訪れることになることも… DMTend-01の対抗色ゲートサイクル。《超幕末!スーパーサカシタ・ゲート》 《超救世!クーデター・ゲート》 《超創世!ニューワールド・ゲート》 《超次元!ジ・ヤヌス・ゲート》 《超熱抗!レジスタンス・ゲート》 収録 DMTend-01 「終末世界編(ザ・ハルマゲドン) 第1弾」 評価 名前 コメント
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前ページ次ページプレデター・ハルケギニア 「あちゃあ、曇ってきたわねえ」 キュルケが空を仰ぎながら呟く。 先程から黒い雲が空を覆いつくし始め、今にも降り出しそうだ。 「はあ、そろそろ帰ろうかと思ってた所だってのに」 ギーシュが宿屋の壁に寄りかかりながら言う。 「私だってもう帰りたいわよ。いい男はぜーんぜん通らないし」 キュルケも肩をすくめて言う。その隣ではタバサが黙々と本を読みふけっている。 「あなただって退屈でしょう、タバサ?」 キュルケの言葉には応えずにタバサはページをめくる。 この少女にとっては本さえあればどこでも変わらないのかもしれない。 「降り出す前に中に入りましょう」 キュルケがもう一度肩をすくめて宿の中に入ろうとした時、ギーシュが小さく声を上げた。 「どうしたのよ」 「いや……あれ何だろ?」 キュルケがギーシュの目線の先に目をやると何やらこちらに飛んでくる物体が見える。 そして近づいて来るにつれてその姿がはっきりと見えてきた。 「あれは、竜籠だ!」 竜籠とは大きな揺り篭のような物の四隅を竜に持ち上げさせ移動する物だ。 竜籠はキュルケたちの宿を通り越すと広場のほうへと飛んで行った。 「見に行ってみようぜ!いい退屈しのぎだ!」 ギーシュが少し嬉しそうに走り出す。相当退屈を強いられていたのだろう。 「あ、ちょっとギーシュ!……ふう、しょーがない。私たちも行きますか」 竜籠は予想通り広場へと着陸していた。 周りには自然と人だかりが出来ている。 「一体なんだろうな?」 「さあ、どうせどこかの貴族じゃないの?」 ギーシュとは対象的にキュルケがつまらなそうに呟いたその時、竜籠から二つの人影が降り立った。 その瞬間、ギーシュもキュルケも驚嘆の表情を浮かべた。二人の人物は彼等が良く知る人物だったのだ。 「コルベール先生!?それに、オールド・オスマン!?」 ギーシュとキュルケが声を上げる。その声に気づいたか、竜籠から降り立った二人は二人のほうを向いた。 「なんじゃ君ら。帰ってこんと思ったらこんなとこで油売とったのか?」 オスマンがキュルケたちに近づくと開口一番にそう言った。 「いや……っていうか何で学院長とコルベール先生が?」 ギーシュが呆気にとられたかのように言う。 「それは私もお聞かせ願いたいですな。ろくに説明もせず連れ出して」 オスマンの傍らのコルベールが少し不機嫌そうな口調で言う。 「はは、まあそう怒るなミスタ。とりあえず何か喰おう。腹減っちまったわい」 オスマンとコルベールがラ・ロシェールに降り立った頃、ルイズ、そしてテファニアと村の子供たちも貨物船の一室に集まっていた。 あの亜人の武器を置いてある部屋だ。 「お姉ちゃん……」 「大丈夫よ。きっと大丈夫だから……」 不安そうな子供たちの頭をテファニアが優しく撫でる。相変わらず帽子は被ったままだ。 子供たちをなだめながらもその顔もまた、不安げな表情を浮かべている。 「一体どうやってドアを開けたんだ……あいつも魔法を使えるってのか!」 隊員の一人が声を荒だげる。ドアは壊されていたのではない。魔法による鍵が解除されていたのだ。 「武器は殆どここにある。あいつが持ってるのは鉤爪ぐらい……袋のネズミよ。逆に捕まえてやるわ」 エレオノールが一同に言い放つ。その時、 「そうかねえ。駄目なんじゃねえの?」 どこからか声がした。低い男の声だ。 「……何ですって?」 エレオノールが睨み付けるような目で周りの隊員を見る。 「い、いや違いますよ。自分たちは何も……」 隊員たちは必死に否定にかかる。その時 「姉さま、そ、それ……」 ルイズが指である物を指差す。 「いけね、喋っちまった。まあいいか」 ルイズが指差した物、それは机に置いてある錆びれた大剣だった。 見ると鎬の部分をカタカタと鳴らしながら喋っている。 「これは……インテリジェンスソード?」 エレオノールが剣を見下ろしながら言う。 インテリジェンスソードとは魔法で命を吹き込まれた剣であり人語を解し話すこともできる。 「ああ、その通りよ。何か文句あっか?」 「文句は無いわ。でも聞かせて欲しいわね。あいつのことについて」 「武器屋で拾われた?」 「ああ、まあ運命の出会いってやつだな。へへッ」 剣はブルドンネの寂れた武器屋で亜人に拾われた事を話した。 そしてその後、アルビオンに赴いたことも。 「凄えぜありゃあ。姿は消すし変な火の玉は撃つわで軍隊一つ皆殺しにしちまった」 その剣の言葉にルイズは俯いた。やはりあのアルビオンの王軍は亜人の前に全滅したのだ。 「あの、教えてくれない?」 「ん?何をだ?」 「ウェールズ様とワルド……いや、私と一緒にいた人たちはどうなったの?」 ルイズは神妙な表情で剣に問いかけた。 「一緒にいたぁ?……ああ、お前あん時の娘っこか。あの金髪の兄ちゃんとヒゲ野朗のことか? 金髪の兄ちゃんは死んだぜ。ヒゲには逃げられたがな」 「死んだっていうのはつまり……」 「心臓を一突きだからな。ありゃあ苦しかっただろうぜ」 ルイズは再び俯いてしまった。ワルドは生きている。それはとても喜ぶべきことなのだ。 しかしルイズの表情は浮かなかった。 (殺してしまったのね……あいつが……私の召還した……姫さまの思い人を……) この時、ルイズは大きな勘違いをしていることに気づいていない。 真実はある意味、今ルイズの頭で考えられている事よりも残酷だろう。 「ウェールズってアルビオン皇太子の?そう言えばまだ聞いてなかったけど、あなた一体何をしてたの?」 「……私とワルドが姫さまからの密命でウェールズ様への使者として送られたんです。 使者としての目的も果たしたけど、突然あいつが……私、怖くて逃げ出してしまった……」 「それであなたあの時、血まみれの格好で森に……」 テファニアがルイズのほうを見ながら言う。 「どうでもいいけどよ、今度は俺からも聞かせろ」 「何かしら?」 「お前ら一体何がしたいんだ?何で相棒を殺さなかった?」 剣の言葉とともにルイズは姉の顔を見上げた。ルイズ自身も同様の疑問を持っていたからだ。 「……インテリジェンスソードなんかに話す必要はないわね」 エレオノールは一瞬言葉を詰まらせたがすぐにそう言い放った。 「ヘッ、そうかよ。まあ大体想像はつくけどな」 その言葉にエレオノールは剣を黙って睨みつけるように見下ろした。 数秒、部屋に沈黙が流れたが再び剣が話し始めた。 「しっかし、あそこで『虚無』とはな。想像つかなかったぜ」 「『虚無』?一体何のことよ」 エレオノールは怪訝な表情を浮かべる。 「その胸のやたらでけえ娘っこのあれだよ。あれがなけりゃあお前ら確実に殺されてたぜ」 剣の言葉とともに一同がテファニアの方を向く。いきなり大勢の視線を向けられテファニアは身を縮こませた。 「あの時のテファの調べが……『虚無』?」 ルイズはあの時のことを思いだす。テファニアが琴の調べとともに口ずさんだ歌。 そしてテファニアが杖を振り下ろした瞬間に亜人の動きが止まったのだ。結果自分たちは助かることが出来た。 あれが伝説の失われし系統、『虚無』だと言うのか。 エレオノールがテファニアの前へと立つ。 「どういうこと?」 「え?あ、あの……」 「答えなさい、あの時のあなたの琴、あれが『虚無』だって言うの!?」 掴みかかるような勢いでエレオノールがテファへと詰め寄る。 「やめて姉さま!」 慌ててルイズが間に割って入る。エレオノールの剣幕に子供たちは今にも泣き出しそうだ。 「そ、その、『虚無』とか何のことか分からないけど、あれをやると誰でも今、自分が何をしてるか忘れてしまうの。 子供のころ急に使えるようになって……」 震えるような声で話しながらテファニアは遠くを見るような目をした。何か哀しげな眼差しだ。 「何だ、何かもわからずに使ってたのかよ」 「どうだっていいわ」 エレオノールがテファニアの目を見つめる。 「協力してもらうわよ。あいつをもう一度捕まえるために」 「姉さま、そんな!?テファは何の関係も……」 その時、ルイズの言葉を遮るようにテファニアがルイズに肩に手を置いた。 「いいのルイズ……私に出来ることなら協力します。でも約束して。終わったら私たちをあの村に帰してくれるって……」 「……いいわ。約束しましょう」 そう言うと二人は手を出し握り合った。 前ページ次ページプレデター・ハルケギニア
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前ページ次ページプレデター・ハルケギニア 小船の中で小さなルイズは泣いていた。 母や父にしかられると決まって屋敷内の池の小船に来て毛布に包まっていた。 ここなら誰も来ない。誰彼はばかることなく涙を流すことが出来た。 『ルイズ、また泣いているのかい?』 不意に爽やかな青年の声がした。この声は―― 「子爵さま?」 毛布から体を起こし周りを見回す。しかしそこには誰の姿も無い。 「子爵さま、いらっしゃるんですか?」 もう一度ルイズは問いかけた。 その時、突然に池の水の色が変わり始めた。 透き通るような池の水が赤い、まるで血のような色へと変わって行く。 ルイズが困惑していると水底から何かが浮き上がってくるのが見えた。 ルイズは小船の上から覗き込む。そして『それ』の正体を知った瞬間、ルイズは戦慄した。 それは真っ二つに切断された人間の上半身だったのだ。 「ヒッ!?」 ルイズが小さく悲鳴を上げ後ずさる。しかし浮かび上がって来たのはその死体だけでは無かった。 池を埋め尽くすかのような死体が次々と池の水面へと浮かび上がって来ている。 もはや完全に血の色に染まった池の上でルイズは震え上がった。その時―― 『ルイズ、また泣いているのかい?』 後方から再び声がした。ルイズが恐る恐る振り向くと空中に細い電流が流れた。 あの亜人の姿がそこに現れた。ルイズ自身が召還したあの亜人だ。 そしてその亜人の手に握られている物は―― 『ルイズ、また泣いているのかい?』 ワルドの生首を手に持った亜人から発せられた音声にルイズは絶叫を上げた。 ルイズはベッドから跳ね上がるように目を覚ました。全身からは汗が吹き出ている。 周りを見ると木造の小さな部屋に自分が寝ていたのが分かった。 先程の悪夢のような光景は正しく夢だったのだ。 呼吸も整い始めると昨日のことを思い出す。 王城から逃げ出したあの後、自分は周りも見ずに滅茶苦茶に走った。 そして気づけば森の中にたどり着き、あのテファニアと名乗る少女と出会ったのだ。 自分はまたしても何もでき無かった。自身の召還した亜人を前にして何も。 ワルドは死んでしまったのだろうか?あの惨状を目の当たりにしてはそうとしか考えられない。 しかし考えたくは無い。生きていると信じたい。 (生きて、生き残っていて……ワルド!) 心の中で強くそう願った。あの後、あの場で起こった事は当然ルイズは知らない。 ただ一途に、婚約者の無事を祈った。 改めて自分はとんでもない者を召還してしまったということを思う。 一体あの亜人は何者なのだろうか? ルイズは勤勉な学生だ。亜人族についての知識もある程度は持っている。しかしルイズの頭の中にある知識ではあんな亜人の情報は皆無だ。 三百のメイジの軍をたった一人で虐殺し得る戦闘能力を持つ亜人族など聞いたことも無い。 ルイズが悶々と考え込んでいると小さくドアの開く音がした。 「あ、起きたのね。おはよう」 そこにはテファニアが立っていた。 「お、おはよう」 「よく眠れた?」 「ええ。あの……本当にありがとう」 ルイズは深く頭を下げた。 「いいの。困っている人がいたら助けなくちゃ。落ち着くまでゆっくりしていってね」 テファニアは笑顔でそう答えた。 「朝ごはん、あなたの分も作ってあるわ。今からみんなで食べるところなの。一緒に食べましょ」 案内された食卓にはテファニアの他にも十数人ほどの小さな子供たちがもう集まっていた。 みな一同にルイズに好奇心丸出しの眼差しを向けている。 ルイズが席につくと一斉に質問を投げかけてきた。 どこからきたのか、年はいくつなのか、いつまでここにいるのか、等どれもたわいも無いものではあったが。 「え、えっと、あ、あのトリステインから来て……」 「ちょっとみんな、気持ちは分かるけど先に朝ごはんよ」 ルイズがしどろもどろに答えているとテファニアが子供たちをたしなめた。 子供たちも元気に返事をすると朝食を食べ始めた。 ルイズも目の前の朝食を口に運ぶ。野菜や豆の粗末なスープにパン。 学院の食堂の朝食とは比べることも無いほど粗末な食事だったがとてもおいしく感じた。 テファニアの料理の腕もあるだろうが何よりルイズは腹ペコ状態だった。考えてみれば丸一日近く、何も食べていない。 食べながらテファニアのほうに目を向ける。室内だというのに帽子をかなり深く被っている。何か理由があるのだろうか? 後で聞いてみたい気もする。そして次に自身の着ている服に目をやる。手足の丈は少し大きく感じるぐらいなのだが一つ、 どうしようもない程にブカブカの部分があった。胸だ。 ルイズは現在テファニアの寝巻きを借りている。両者の胸の大きさを考えれば当然の結果だ。 「ごめんね。私の寝巻きぐらいしか無くて。今日にはあなたの服も乾くと思うから」 テファニアがルイズの様子を察してか少し申し訳なさそうに言った。 「い、いや、いいのよ」 ルイズが慌てて取り繕う。しかし見れば見るほど大きな胸だ。彼女に比べればキュルケの胸など子供と言えるかもしれない。 ここまで来ると悔しいとかそういう気持ちすら沸かない。 一同が食事を食べ終わると一人の子供がルイズの手を引っ張った。 「お姉ちゃん、遊ぼ!」 ルイズが少し困った顔をしてテファニアのほうを見る。 「良かったら遊んであげて。みんなお客さんが珍しいのよ」 テファニアがそう答えるとルイズは子供に引っ張られるように外に出て行った。 正直ルイズはこういう、年下の子供の相手をするのは得意なわけではない。 しかし、こうして子供たちと遊んでいると何か昔のことを思い出す。 思えばアンリエッタともこうして他愛も無い遊びをしていたような気がする。 子供のする遊びなど身分の差はあっても根本的には同じような物なのかもしれない。 子供たちと遊んでいる内にいつしかルイズも子供のような笑顔を浮かべていた。 アルビオンの港町、ロサイス。今この町はいつもより陽気な雰囲気に包まれていた。 理由は唯一つ、内戦が終結したのだ。古くからの王家が完全に打ち倒された事を憂いている者もいたが やはり殆どの国民たちにとっては内戦が終わったという事実が喜ばしかった。 国民たちには内戦の結末は『貴族派の総攻撃による王族派の全滅』と流れた。 謎の亜人族が結果的にはこの内戦に終止符を打ったとは貴族派としては言えるわけは無い。 その活気に包まれた町をエレオノールは歩いていた。笑い合う周囲の人々の中を鋭い表情で歩いて行く。 やがて門をくぐり外の草原に出ると男が一人近づいてきた。 「状況は?」 「『ヤツ』がここに居るのは間違い無いようです。大体の位置が掴めました」 「そう……思い切ってアルビオンに来て正解だったみたいね」 男が高い口笛を吹くとどこからともなく竜が現れた。 二人が竜の背中に飛び乗ると竜は空へと舞い上がった。 あの後、タバサたちとの一問答の後エレオノールはアルビオンへと向かった。 流石に内戦中のアルビオンにトリステインの軍艦で行くわけにはいかない。 貨物船を船ごと買い上げてここまでやってきたのだ。 アルビオンに到着する直前に一部の人員は竜で人気の無い場所へと上陸し、いち早く調査を開始した。 やがて竜はある森の中に舞い降りた。 エレオノールが森の奥へと行くとそこには簡単な野営が作られていた。 「ヤツはこの周辺にいるのね?」 エレオノールが隊員に問う。 「ええ。間違いありません」 隊員の足元には数匹の犬が息を荒くしている。 「どうします?」 今度は隊員がエレオノールへと問いかけた。 「正面から行っても返り討ちがオチだわ」 エレオノールは腕を組み何やら考えこんでいたが、不意に何かひらめいたかのような表情を浮かべた。 「周囲に集落か何かはあった?」 「小さな村が一つありました。しかし見たところ女と子供しかいないような所でしたが……」 「女と子供……」 エレオノールは少しの間沈黙していた。何か悩むかのように。しかし次の瞬間何かを決心したように顔を上げた。 「作戦を説明するわ」 「そんな……正気ですか!?そんな作戦……」 「さっき話しましたが住んでいるのは女や子供で……」 「『ヤツ』がまたどこかに移動すれば面倒なことになるわ!ここで一気にカタをつけるのよ!」 エレオノールが強く机を叩き言い放った。 「準備にとりかかって。決行は夕暮れよ。わかった!?」 隊員たちは何か腑に落ちない表情を浮かべていたがやがてその場から歩き去っていった。 一人残されたエレオノールは椅子に腰掛けた。組み立て式の粗末な椅子だ。 「これでいい……これでいいのよ……」 まるで自分に言い聞かせるように呟いた。 女と子供の村――そこに実の妹がいることを彼女は知らない。 前ページ次ページプレデター・ハルケギニア
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サンジャイ・ラオ(Sanjay Rao、宇宙暦768年 -)は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。 外見 略歴1 前世 2 逆行後 人柄 座乗艦 外見 髪の量がやたらと多く、冴えない風貌。 略歴 1 前世 自由惑星同盟軍少佐、第二艦隊幕僚チーム員。宇宙歴795年9月4日から9月11日の惑星レグニッツァ上空の戦い、第四次ティアマト会戦、宇宙歴796年2月のアスターテ星域会戦を潜りあい、同会戦において次席幕僚・ヤン・ウェンリー准将を補佐する。諸惑星の自由の決定後は第一三艦隊に移籍。ヤン艦隊設立と同時に中佐に昇進し分艦隊参謀として元・第二艦隊所属のダスティ・アッテンボロー准将の片腕として活躍(50話)。最終的にバーラト自治政府軍参謀次長を務めている。(13話) 2 逆行後 宇宙暦793年頃、憲兵司令官クレメンス・ドーソン少将の副官を務めている。エリヤの副官就任と同時に更迭された。この時の階級は大尉。(13話)その後、レグニツァの悲劇までパエッタ大将の作戦参謀を務めていた。 宇宙暦796年12月頃、第三六機動部隊作戦部長となり、通称チーム・フィリップスの一員となる。(50話)その後、平時においては部隊訓練、戦時においては作戦立案や部隊運用の責任者として参謀長チュン・ウー・チェン大佐らと共に戦下手のエリヤを支えた。 「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦中の宇宙暦798年、これまでの功績が認められ、宇宙軍中佐に昇進。(60話)また、エリヤの前世と同じで常識人らしく、ヤン・ファミリーとは別の方向にズレているチーム・フィリップスメンバーに苦労しているようだ。(66話) 第二次ヴァルハラ会戦中、ラインハルトの救援に現れたビッテンフェルト艦隊を「鉄壁のような艦隊」と評した。 宇宙暦801年、エリヤが中将に昇進した上で首都防衛軍司令官に就任すると、再び作戦部長を務めた。この時の階級は宇宙軍大佐、良識派体制でも良い待遇を受けていたらしい。(78話)首都防衛軍のクーデター対策司令部ではかつて首都防衛軍がハイネセン六月危機を収拾した際にアルバネーゼ元中将らが立案した『午睡計画』を元にクーデター対策計画を立案した。(77話)民主政治再建会議のクーデター鎮圧後、宇宙軍准将に昇進した。(86話) 宇宙暦802年2月頃、第一辺境総軍作戦部長に就任。この時までに宇宙軍少将に昇進している。エリヤを嫌う人間が多い士官学校788年度卒業生の中では、数少ない親フィリップス派だった。(95話)イゼルローン総軍との演習や移動要塞を用いた帝国軍の侵攻に際しても、エリヤを支え続けた。同年の第九次イゼルローン要塞攻防戦中、ヤン派との軋轢が増すと、エリヤに対してヤン・ウェンリーに取り成しを依頼するよう提案した。(107話)同攻防戦を通じて、作戦部長としてエリヤを支えた。(109話) 人柄 作戦参謀らしく、合理主義の信奉者である。(76話)エリヤ曰く「戦記に登場するラオ参謀は大人しいのに、チーム・フィリップスのラオ作戦部長は口が悪い。同一人物とは思えないほど」らしい。(106話) 座乗艦 第三六機動部隊旗艦「アシャンティ」(少佐:第三六機動部隊作戦部長として乗艦) 帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」(第56話 - 64話) フラインスハイム星域軍(*1) 前方展開部隊旗艦「ヴァイマール」(中佐:フラインスハイム星域軍前方展開部隊作戦部長として乗艦) 帝国領撤退戦 - 第二次ヴァルハラ会戦(第64話 - 69話) 第一辺境総軍旗艦「ゲティスバーグ」(少将:第一辺境総軍作戦部長として乗艦) 通常勤務(第96話 - )
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imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 「悪魔術師の反乱」 ユグドラシル第12代皇帝オットー・エル・ユグドラシルの戴冠式の日に発生した事件。 当時大陸の北部を中心に勢力を伸ばしていた教団《深緑の使者》と ユグドラシル軍の人間が結託して引き起こした内乱である。 武闘派であった新皇帝オットーの希望により行われることとなったカーメイオンでの観艦式を 教団の最高戦力である上級悪魔を投入し襲撃。 皇帝と軍上層部の人間をまとめて暗殺し、さらに首都ファンタズムにて軍の内通者がクーデターを起こし、 二重の衝撃でユグドラシル軍の指揮能力を麻痺させる。 そうして烏合の衆となったユグドラシル軍を悪魔術により補強したアースガルズ軍で徹底的に叩き、 最高権力者と戦力を一度に失い怖気づいた帝国議会に降伏を迫る。 それが、この反乱の完璧な計画であった。 しかし、観艦式を襲撃した悪魔は艦隊に多大な損害を与えたものの、 皇帝座上艦である飛龍空母『カイザー・バルバロッサ』を撃ち漏らし そこから飛び立った龍騎士による連携攻撃と、艦隊による艦砲射撃を浴びた悪魔は撃破されてしまう。 また、首都で発生したクーデターも内地の陸軍を混乱状態に陥れたものの 皇帝の健在している主力艦隊には混乱も波及しなかった。 この、若き皇帝が直接指揮をとる傷だらけの艦隊と空海軍混成の一個飛行中隊という戦力が、 続くアースガルズ戦役においては戦いの趨勢を決する鍵となるのである。 画像は観艦式を襲撃した上級の水棲悪魔"Kraken"のもの。 無数の触手と高い潜水能力により艦隊を混乱に陥れたが、 海面に浮上した一瞬をつき決行された龍騎士による決死の連携攻撃により一度に全ての眼を潰され、 動きが鈍ったところを残存艦隊による零距離同時砲撃を受け、沈黙した era3 ユグドラシル 事件
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グリーク・ロー・パルワム 「剣の聖刻年代記・四操兵の記」の登場人物で、古代モニイダスの官吏を束ねる筆頭。 尻尾を掴ませないが汚職官僚たちの首魁で、国家のためと気分次第に市民から財産及び生命を没収できる執政官、デールやソルゴナにラス・テル等のモニイダスを支配する超人からその地位や権勢を力なき一般人が手にするべく(実はグリーク本人は、事をなした後の権力そのものに固執していない)、裏では自国の兵士や密偵らを手懐け各国諸侯たちと手を結び、国体そのものをひっくり返す革命を目論む。 基本は文官肌の人物なのだが意外に引き出しが多く、クーデター時の乱戦に参加しながらも殺されず、それどころか危機に陥ったダワズール将軍を救出する程の体術を垣間見せるなど、そちらでも油断のならない人物。 自身の目指す理想の為には手段を選ばず売国奴の卑劣漢にしか見えないが、殺人に対しては倫理・道徳にもとる上に辻褄合わせと死体の処理に労力を費やすのが割に合ぬ実利から消極的で、唯一敵ながら理解を示した祭祀長が自分たち古の種族が居なくなった次代を担うと見込んだとおり(出来が悪くとも信念を同じくする)仲間思いであり、現場で汚れ仕事を請け負う間者が忖度するほどにおそろしく辛抱強く志は気高い。 関連 ゲルヒ 官僚のひとりで一番老け顔なのに最年少。若干慎重な性格で、クーデターを急ぐグリークらに異議を唱えることも。 ポルスム 官僚。でっぷりと太っており、見かけによらず(?)グリークに次ぐ強硬派。 ロウポー 小太りの官僚。グリークの取り巻き3人の中では人が好さそうに見え、その為か何かとひどい目に遭う。 ブサ 現在は魔道師配下の密偵でラス・テル候補という血筋は超人寄りのアハル民族だが、元々はグリークの部下で今も繋がりを持ち、アレイ・モーアに取り込まれるまでは劣等感を抑え込みグリークの意志に沿って動いていた。
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超竜バジャルダ SR 火文明 (7) 進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000 ■進化―自分のドラゴン1体の上に置く。 ■各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。 ■W・ブレイカー ■このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。 [TT]-相手のマナゾーンのタップされているカードを1枚選ぶ。そのカードがこのクリーチャーよりもパワーの小さいクリーチャーであれば、持ち主の墓地に置く。 バジュラ亜種。 紫電効果によってQ・ブレイカーまで狙えたり、タップトリガーで2ランデスを狙ってみたりとかなり融通が利く。 ストーリー上では《脅威の扇動者 ジュマゾール》のクーデター軍に協力。この加勢によって戦局が傾きます。 作者:仙人掌 フレーバーテキスト 破壊の権化は、混沌をもたらさんとするジュマゾール軍に手を貸した。 収録 DMMS-01「血流編(ウィキッド・ブラッド)第1弾」 評価 名前 コメント