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KC/S31-031 カード名:いい風ね…。撃ち方、始めて! カテゴリ:クライマックス 色:黄 トリガー:1・風 【永】 あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (風:このカードがトリガーした時、あなたは相手のキャラを1枚選び、手札に戻してよい) あら…いいじゃない。 レアリティ CR illust. 藤枝雅 14/11/18 今日のカード ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 陽炎型駆逐艦9番艦 天津風 1/1 6000/1/0 黄
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禁じられた遊びを始めましょう EX コスト1 カードを2枚引く。その後、自分の手札1枚を選び、デッキの一番上に置く。 [EX-COMBO/浦和ハナコ]自分の手札から、『下江コハル』最大1人を出撃または神秘解放させる。 ver.2.0.0から登場したEX。 Illust 有桜舞心(Twitter)
https://w.atwiki.jp/nakamotohiromi/pages/229.html
中本博美はようつべのパイオニアである。 youtubeをようつべと呼び始めたのは、 紛れも無く中本博美であり、 その証拠にようつべとgoogleで検索をすると、 ようつべ民族舞踊研究会が頂点、 ベストセレクションが3番目。 http //www39.atwiki.jp/nakamotohiromi?cmd=upload act=open pageid=229 file=youtube9.JPG 中本博美はようつべと呼び始めた翌年、 世界で1番嗜む人間の多い分野のブログを作成。 その類稀なセンスには脱帽するばかりである。 "ようつべ"の場合は2位3位。 http //www39.atwiki.jp/nakamotohiromi?cmd=upload act=open pageid=229 file=youtube10.JPG 明らかに中本博美が凄いのである。
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「アルバイトしようと思うの」 「ふぇ?」 そんな私の宣言は、今までこなたが勤しんでいたシューティングゲーム――勿論、私のオススメソフトだ――の残機を一機減らす程度の破壊力を持っていた。 「そりゃまたどうしてさ?」 序盤で躓いてしまったので、すっかりやる気を無くしてしまったのか、わざわざゲームを終了させて、問い掛けと同時に、私に向かって飛び込んでくるこなた。 「んー? このまま皆に迷惑を掛けっ放しなのも問題だし、やっぱり最低限の事ぐらいは自分で出来るようにしておきたいなと思ってね」 私は飛び込んできたこなたを抱き寄せ、頭を撫で撫でしながらそう答える。 今の私の生活環境は、泉家と柊家の共同出資によって成り立っている。 この件に関しては、こんな無茶な事を快く承諾してくれたウチの両親と、「俺はかがみちゃんをここに住まわしているとは思っていない。むしろ、お金を払ってかがみちゃんにここに住んで貰っているんだ!」と受け取り方によっては相当危ない発言をして憚らないこなたのおじさんに対して、私は足を向けて眠る事は出来ないなと思っている。 しかし、当の私も18歳を過ぎて、そのような好意のみを頼って生きていくような真似をつもり気は無い。という旨を私はこなたに伝えた。 「…まぁ、それもそうだね。確かに自分で働いて稼いだお金なら、エロゲとか大人買いしても罪悪感を感じずに済むから――」 「誰が買うか! そんなもの」 私は両手でこなたのほっぺを抓って抗議する。 「ひひゃい、ひひゃいっへ。……それで、何のアルバイトをするつもりなのさ?」 「いや、それはこれから決めるつもりなんだけどね。…まぁ、受験勉強もあるし、週に何回もっていう訳にはいかないから、一回の時給の高い所じゃないと、ね」 「なかなか贅沢な条件だよ、それ」 「そ、それは分かってるけど…。っていうか、そういうアンタも受験生だろ?」 私がそう突っ込むと、こなたは若干目を泳がせながら「いやぁ~、それはそれとして…」と別の話題を切り出そうとする。何が「それはそれ」だ。 「かがみの言う条件に合う職場が一つあるんだけどさ、良かったら私が紹介して――」 「…それはひょっとしてアンタの所のコスプレ喫茶の事じゃないだろうな?」 「……」 「……」 「……ちょうど、この間一人辞めちゃって人手が足りないんだよね~」 「やっぱり図星かよ! 私はコスプレなんて絶対にやるつもりは無いからねっ!」 「そう言わずにさ~、騙されたと思って一度面接を受けてみなって! 私がオーナーさんに掛け合っておくから」 「…その言い回し、何かいかがわしい物の勧誘みたいで凄く嫌なんだけど」 「うっ…。で、でもさ、でもさっ! 一緒の所でバイトしたらかがみが家で留守番する事も無くなるじゃん! 一緒に居れて給料も貰えるじゃん! 一石二鳥じゃん!」 こなたはそう言い切る度に、ずいっずいっと鬼気迫った表情で私に迫ってくる。 さすがの私もここまでやられると、その迫力に圧されて根負けしてしまった。 「あー、もう、わかった。わかったから、そんなに顔を近づけるなって…。とりあえず、アンタの顔に免じて面接だけは受けてあげるわよ」 「うん!」 こなたの表情がぱぁっと明るさを増す。相変わらず反則よね。この時の可愛さは。 ただ、面接を受けるだけだと念は押しておいたけれど、コイツの反応を見るに、恐らく何か善からぬ事を考えているんだろうという事は確信していた。 ☆☆☆☆☆ それから一週間後の日曜日。私は面接を受ける為にこなたのバイト先へと向かっていた。 勿論、今日はバイトがあるからという理由にかこつけて、こなたの同伴付きだ。 「いやぁ、やっぱ紹介した手前、私が付き添わないとね♪」 あんた、そんな責任感のある人間じゃないだろう。と私は心の中でツッコミを入れる。 そうしたやり取りを繰り返しながら、私は既に何度か足を運んだ経験のある雑居ビルに入り、コスプレ喫茶のくせに「メイドカフェ」と名付けられた店の前までやって来た。 初めて入る店という訳ではないし、開店前で中にお客さんは居ないのだけれど、どうもドアを開けるのに躊躇いを感じてしまう。 「どしたのかがみ? それじゃあまるで、初めてエロゲを買おうとして商品を手に取ったは良いけど、レジの周辺で意味も無くうろついてる○学生みたいだよ?」 「イマイチ良く分からない上に、反応に困るような例えはやめいっ!」 その後も数分に渡って押し問答を続けた結果、こなたが先に入るという形で手を打つ事になった。 「おー、こなたちゃん。おはらっきー☆」 店内に入った私達を明るい声で出迎えてくれたのは、長身の若い女性だった。 一見するとモデルをやっていてもおかしくないような容姿な上に、黒を基調としたシックな服装と艶やかな黒髪のロングヘアがいかにも大和撫子といった雰囲気を二割増に醸し出していて、彼女の姿だけを見ていれば、誰もここがコスプレ喫茶だとは思わないに違いない。 「あっ、おはよーございます。オーナー」 ……はい? こなたの意外な挨拶の仕方に私は驚愕する。 「えっ…? オーナーって、この人が?」 「そだよー。まぁ、私も初めて会った時にはそれでビックリしたクチだけどね」 「そうなのよ。おかげ様で今まで一度も初対面の人にオーナーだと思われた事が無くてね~」 オーナーさんは、苦笑しながらも、そうした状況を楽しんでいるかのような口調でそう答えた。 ☆☆☆☆☆ 資産家の家に育ったオーナーさんは、某有名国立大学を卒業後、失敗しても良いから何か事業を立ち上げなさいという家の教えに基づいて、約3年程前にこのコスプレ喫茶をオープンさせたのだと言う。 何でもこの手の事業は、人件費やその他諸々のコストがかかるので、上手く経営するのがなかなか難しいらしい。 それでもオーナーさんは、実家のコネや卓越した経営センス、更には自身の“オタクとしての勘”を駆使して、それなりに上手くやっていけているのだそうだ。 「でも、やっぱり一番重要なのは『萌え』をお金を搾取する為の道具として扱うんじゃなくて、提供する側も『萌え』をエネルギーに転換して活動しているという気持ちを忘れない事だと私は思うの」 コーヒーカップを優雅に口に運びながら、そう語るオーナーさん。 最後の萌え談義はともかくとしても、経営に関する話は新鮮な内容で興味深かったし、彼女のその温和な人柄に、私は好感を感じていた。 「…さて、そろそろ本題に移るけれど、どうかしら? 私としては、話をしていてかがみちゃんに是非ともウチで働いて貰いたいなと思ったんだけど…」 それまで談笑していたオーナーさんの顔が経営者としての表情に切り替わる。 その変化に、すっかりリラックスしていた私に唐突な緊張感が駆け巡る。 「あの…。お話を聞いていて、とても魅力的だなとは感じたのですが…。そ、その、私、まだ自分がコス…プレをする事にはちょっと抵抗があって…」 私は今の正直な気持ちをオーナーさんに伝える。 すると、オーナーさんは再びその表情を崩して優しく微笑みかける。 「…確かに、かがみちゃんみたいな娘が、いきなりそういう格好で人前に出るのは抵抗感があるわよね。でも、慣れるとそれが意外と快感になったりするのよね」 「そ、そうなんですか?」 「うん。それにね――」 オーナーさんはそう言い掛けると、一枚の用紙――契約書を取り出して私の目の前に差し出す。 そして、その契約書を覗き込んだ私は、そこに記載されていた時給の額を見て愕然とした。 「恥ずかしい思いをする分、給料は弾むわよ♪」 その額は、一般の高校生はおろか、大学生でもこれだけの時給が出るアルバイトにはなかなか巡り会えないだろうという金額であった。 「えっ、こんなに貰って良いんですか!?」 「どうして? 需要のある物にはそれ相応の対価が必要でしょう? それに、逆説的に言えば、かがみちゃんにはそれだけの価値があるって事だよ」 逆に言えば、私の方もそこまで言われるとなると、この話を断るに断れなくなってしまった訳で…。 ☆☆☆☆☆ 「…かがみぃ」 占いと予言を履き違えていそうな魔法使いの格好をしたこなた――いつものソックリさんは今日はお休みなんだそうだ――が、顔をニマニマさせながら、私に語りかける。 「……何?」 「…似合ってるぞ」 「うるさい、黙れ」 まぁ、なんというか…。今、私はまもなく開店するコスプレ喫茶で、今日第一号のお客様を出迎える為にドア前に立っている。 …無論、コスプレの格好で、だ。 「いやぁ~、元の素材が良いとは言え、やっぱりかがみんの初音ミクは鉄板だねっ!」 そう言って屈託の無い笑顔を見せる諸悪の根源。 比較的円満な雰囲気で契約書にサインをした私に待ち受けていたのは、即日初仕事とサイズのピッタリ合ったコスプレ衣装だった。 いきなりの急展開に困惑する私を見て、悪戯をした時のような顔になったオーナーさんが放った一言が忘れられない。 「実を言うと、かがみちゃんの事は随分前からこなたちゃんに聞かされていてね。それで、『私が説得しておきますから、すぐに働けるようにかがみの分の衣装を用意しておいて下さい』ってこなたちゃんが熱心に言うものだから――」 要するに、私が「アルバイトをしたい」とこなたに打ち明ける前から、水面下で私の獲得工作が幕を開けていたらしい。 「…ったく、もしも私がバイトするって言わなかったら、どうするつもりだったのよ?」 「まぁ、前から、極自然を装って勧誘するつもりでは居たんだけどね。それでダメだったらダメでその衣装を買い取って、自宅でかがみに着せて楽しもうかと…」 「どっちにしても、嫁に“コスチュームプレイ”を強要する気は満々だった訳ね…」 前々からコイツならやりかねないなとは思っていたけれど、実際にやられると溜め息も出ないわね…。 「…それに、バイトしてる間もかがみと一緒に居られたら楽しいしね…」 「えっ、何か言った?」 「!? な、なんでもないよっ!」 かろうじで私の耳に届かないぐらいの小声でカワイイ事を呟くこなた。…まぁ、余裕で聞こえているんだけどね。 「あっ、言い忘れてたけど、今日のステージはかがみが単独でやって貰う事になってるからね」 「なっ!? わ、私に歌えと!?」 「いやいや、さすがに初日に振り付けとか歌を覚えるのは難しいだろうから、今日はネギを持って、曲に合わせて上下に振るだけで良いってさ」 「ロイツマかよっ!」 「さあ、いよいよ開店の時間よ。今日も笑顔と真心を込めてご主人様をおもてなしするのよっ!」 私のツッコミを尻目に、『メイドカフェ』の名前らしく、純正のヴィクトリア調のメイド服に身を包んだオーナーさんが開店前の点呼を始める。 それにしても、その完璧な着こなしといい、まるでメイドが本職だと言われても何の違和感も感じない佇まいといい、この人が一番ノリノリだな…。 「――それでは、開店しまーす」 その合図と同時にお店のドアが開く。 …まぁ、やや強引に引き込まれた展開だったけれど、こういうのも意外と悪くは無いかな。 私は頭の片隅でそんな事を思いながら、今日最初の来客を笑顔で出迎えた。 「お帰りなさいませ、ご主人様っ」 二度あることは…に続く ◆cKDLcxC5HE氏の作品一覧 コメントフォーム 名前 コメント (≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-05-05 22 50 45) 読みやすいし…面白い…最強ですわ…… -- 名無しさん (2020-11-12 02 29 09) いつもGJな新婚生活ごちそうさまですm(_ _)m 個人的には一人称のSSなら説明的じゃなく感情的な表現のほうがあってるかと思ってます。 でも、一番大切なのは表現方法よりも、内容ですよね。会話だけのSSにもいっぱい名作ありますし 偉そうなことを言ってしまいましたが、これからも萌える作品期待しています -- にゃあ (2008-10-05 18 49 45) おおっ、貴重なご意見ありがとうございます。 説明口調なのは、筆者の技術力が無いせいで感情よりも話を進めるのを優先してるのと、敢えてドライな表現に留めておく事で「第三者の視点から観たバカップルっぽさ」を演出してみようという狙いがあったという二つの理由からなのですが…。 読み手の立場からは、自然な感情をそのまま書いた方が分かりやすくて良いんですかね? -- ◆cKDLcxC5HE (2008-10-04 00 05 27) 面白いなぁ。読んでて話の続きが気になりました。 説明口調じゃなくて、自然な感情をそのまま書いてみると良いような気がします。 可愛いなら可愛い。ああ、もう!こなた可愛いっ!!みたいな? -- 名無しさん (2008-10-02 22 37 49)
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5.反省しよう! 「幽霊?」 「えー、まぁ……正確には生霊、かな」 ベッドを椅子代わりに座った少女の前に浮き、訳を話す。 天使のほうは説明もややこしいから伏せておいた、いいわよあんなヤツ。 「うぅ、相変わらず敬ってませんね」 てめーを敬うやつの顔が見てみてーよ! ん? 何で鏡出すわけよ。 「じゃあ、私にとり憑いたから私には見えるんだ」 一応そうなるか。宿主には見えるんだっけ? いちいち設定が面倒ね。 「それで、良いことしないと死んじゃうんだ」 砕いて言うとそんなところね。 今は-289TP……どん底ね。 「り、理解してくれた?」 「まぁ……一応」 すり抜けたり浮いたりしてるわけだし、信憑性はあるわよね。 とりあえずはファーストコンタクトは成功ね、あの天使の馬鹿の所為で前倒しになったけどまぁ結果オーライか。 「そ、それで貴方も手伝ってくれると嬉しいんだけど……」 「……」 するとふいっと視線を外し、ベッドに仰向けに倒れる。 「嫌だ、めんどい」 ……はぁ、そりゃそうよね。 私も多分同じ返事するかも。 「ね、ねぇお願い。ちょっと学校行くだけでいいからさっ」 「ちょっとじゃ駄目ですよ、社会復帰ですから」 天使から声が飛ぶ。 くぅう、一日とかじゃ駄目なのか。 「ほ、ほら友達だって皆待ってるだろうし……勉強だって遅れちゃうし」 「……」 私の必死の説得も、まるで無視。 しまいにゃベッドの脇の漫画まで読み出しやがった! 畜生、そっちがそうならいいわよ。とっておきのとっておき出してあげるわ! 「お母さんもそんなの……喜ばないわよ?」 「!」 読んでいた漫画を落とし、体を起こす。 ふっ、これは効いたでしょ? こちとら天使が味方してんだからね? 死ぬほど役に立たないけど。 ん? 何よその顔。 あんたの情報使ったんだからもっと喜んで……。 「……てけ」 「?」 小さく、声が聞こえた。 誰の? 目の前の……少女の。 「出てけ!」 「あ……」 視線が交わった。 涙で滲んだ、少女の瞳と。 「ご、ごめんっ。私……」 「皆五月蝿い、五月蝿い、五月蝿いぃっ!」 癇癪を起こし、手元の漫画を私に投げつける。 もちろん当たらずに通過して、背後に飛び散る。 でもそれも気にせず、ただ泣きながらその行為を繰り返す。 私の言葉なんて……届きやしなかった。 「……出ましょう、かがみ」 「えっ、で、でも」 天使に声をかけられ、私もようやく正気に戻る。 突然の事態に少し、頭が混乱してた。 手元の漫画を投げつくし、少女はただ泣き崩れていた。 ベッドの上にうずくまったまま、嗚咽を漏らす姿は……見ていられなかった。 「……うん」 「不用意でしたね」 「うん……分かってる」 部屋から一番近い屋根の上で、落ち込む。 今なら伝わってくる、あの子の悲しみが。 そうよね……共有してるんだっけ。痛みも、心も。 「まだ、引きずってるんだ。お母さんのこと」 胸から自然に溢れる感情に少し、心苦しくなる。 きっと彼女の奥底にはまだ、その女性で溢れてるんだ。 それを私は……無理矢理引き出してしまった。 何が慎重よ、何が大胆よって感じね。 「これからどうします?」 「とりあえず……今はそっとしといてあげましょ」 落ち着いてから説得……ってわけにもいかないか。 さすが5000、難解ね。 ……ってそんなこと言ってられないか。 「ひきこもりの件は後回しね。まずは仲良くはならないとさすがにやっていけないわ」 あいつの行動だってポイント加算されるんだから困ったもんよ。 エロゲで減算されまくったら元も子もないわ。 「少ししたら落ち着くわ、後で謝りにいきましょ」 どうせ家からは出ないんでしょ? ひきこもってるんだし。 「はぅあ!」 「な、何。どうかした?」 もう外も暗い。 時計は見なかったけど七時ぐらいかな、さっきも父親みたいな男性がご飯だって言ってたしね。 なのに今更どうしたのよ、そんな慌てて。 「た、大変ですよ!」 また何を言い出すんだこいつは……。 さっきもこいつの所為で色々前倒しになったんだが。 「急ぎましょう、時間がありません!」 「だ、だから何なのよ」 「いいからこっちに!」 と、慌ててまた家の中に入っていく。 しかしこの慌てよう……本当に何かあったとか? そ、そうよね仮にも天使なんだからこんなに慌てるなんてよっぽどの事があったのよ! しかも家の中ってことは、宿主の子に何かあったとか? あれ、でもそっちはあの子の部屋じゃないんだけど……。 『良い子のみんな! 大きな声で呼ぼう、せぇーの』 「プキンちゃーん!」 一体またどんな厄介ごとを……。 ……。 ん? 『プキンちゃんは南瓜小学校に通う元気な小学5年生! でも本当はかぼちゃ王国のお姫様なの(みんなには秘密だよ!) わる~い悪の王様カーボと戦うために、マジカル美少女プリンセスプキンに変身して平和を守る無敵のヒロイン! 悪いかぼちゃは魔法のステッキ「ルシファーズハンマー」でどんどん悪食するよ!』 「……」 「良かったー、間に合いました」 絶句する私の前で騒々しいアバンが流れる。 騒がしいOPとともに女の子が画面を飛び回り(金○パース)、それに合わせて手拍子を……。 って何よこれ! アニメじゃねーか! これ見るのに急いでたのかよ! 「はぅぅ、可愛いですねぇ」 ああもうトリップしてるよ、声が届いてないみたい。 ってゆーか都合よくテレビがついてたものね……ってうおっ! 「……今日のは、作画がイマイチだな」 親父ぃいいいいい! くぅ、この家はどこもオタクだらけなのか! 母親の顔が見てみたい! 「ピン☆ポン☆パン☆ポン プキンちゃん~♪」 OP歌うな! 親父ハモんな! あぁ……駄目だ、ついていけない。 天使のほうはアニメに釘付けだから三十分はテコでも動かないか。 まぁおじさんみたく作監にまでケチつけない分ましか、つか素で楽しんでるなコイツ。 いいや、あの子の様子だけでも見に行こうかな。そろそろ我に返ってるでしょ。 まだ泣いてたら……逃げよう。ああ、面倒な事になった。 ……まぁ、仕方ないか。私の所為……だもんね。 現在のポイント:-289TP(-) コメントフォーム 名前 コメント
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幻想郷で第二の人生始めてみる 動画リンク コメント 幻想郷で第二の人生始めてみる 7人目の幻想郷入り。 うp主 通称:半霊の人。 ひとこと かわいらしい絵です。冥界につれていかれて、食べられそうな毎日。だけど…、強くなるふらぐ?! wktkです。 5話までUP済み。現在地:白玉楼 状況:深夜自主特訓中 主人公 基本は中の人の好みであれこれ混じった設定です ギャグと熱血を両立させるような流れにしていこうと思っています なんか、強くて弱い奴って感じが目標ですかな 努力家なんで、時間があればなんとか色々できるようになるかも…… 名前:現在名無しの半霊、そのうち「半熟」 性別:男 見た目:外から着てきた服はTシャツ、ジャージのズボン、綿入れ半纏(はんてん) 替えが無いため、普段は妖忌が使っていたと思われる胴着を着用 能力:※※を※※する程度の能力(この能力のせいで外の世界で死んだ結果、半霊になった) 年齢:17歳 本職:高校生 幻想郷での職:剣客見習い 趣味:ひたすら特訓中です 性格:丁寧で強気だが結構強がりも入ってる 装備:斬馬刀@るろうに剣心の左之助から 鉄下駄@ラッキーマンの努力マンから 本物かもしれないし、良く似た別物かもしれない http //gensouiri.blog87.fc2.com/ ブログ始めました 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 色々な幻想入り作品に駆り出されてますね、半霊さん -- 通りすがり (2008-02-12 13 28 18) 自問自答を繰り返して自分なりの答えを出そうと努力する、半分幽霊な熱い人。オプションは物言わないクセに表情(?)豊かなナイスコンビ。そしてとっても美味しそう。 -- 名無しさん (2008-02-26 16 21 35) キャラ設定は厨二の極みなのに、妙に哲学的なモノローグで自己を見つめる様はスト2のリュウのような求道者の風情が在ってカッコイイ。個人的に権兵衛さんに次ぐ紳士キャラだと思う。 -- 名無しさん (2008-03-25 01 27 40) 何か字幕がやたらかっこいい。 -- Stechkin (2008-04-27 15 20 59) とりあえず次の話で 顔がそのままか顔がまた可愛いのっぺらぼうになるか注目中 -- (名無しさん) 2008-05-19 03 53 01 実質上の更新停止説がささやかれる半霊さん 「幻想入りシリーズまとめ」の編集のせいなのか? それともこのまま放置を決め込んで フリークロス要員としての地位を確立するのか? 話に完全にいきづまっているのか? さぁ・・・どうなることやら -- (名無しさん) 2008-07-07 11 02 32 受験関係で取り込んでてまともに製作できる状況じゃないです、すみません。 いや、勉強はしてませんけど、回りからの圧力というかそんなのが酷いんですよ。 とりあえず、そのうちお詫び動画でも作ってあげたいところですが、夏休みにできるかなぁ………。 -- (半霊) 2008-07-08 23 12 00 そりゃ・・・ぶっちゃけ受験のうほうが大事だな もしわけなかったorz 十分頑張っていると思いますので 来年はいい桜が観れることを期待します。 -- (名無しさん) 2008-07-09 20 17 58 近況報告ありがとうございます -- (名無しさん) 2008-08-06 16 25 58 受験本番中ですが、そろそろ新作のことを考え出してます。 憶えてくれている人、いますかなぁ…… -- (半霊) 2009-02-02 02 12 40 受験も新作もうまくいくのを願ってますよ! -- (名無しさん) 2009-02-02 22 23 25 左之助に似て...いや、本人に見えるのがすごい -- (・・・・・) 2009-06-21 23 41 01 名前 コメント すべてのコメントを見る ※レビューについては、こちらもご覧下さい。
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ゲイ嫌いのびん太がアフィ(儲け)ブログを始めた理由 まず、びん太とは違う事件の話です。 2011年7月に某警察の警部補が書いていたゲイ専用のアフィリエイトブログが問題となり逮捕された。 その警部補はブログにより約750万円を稼いだという事だ。 最初は「インコ飼育」をしていた内容だったが、「ゲイ♂ホモ画像倉庫」というブログに変わったそうです。 そのブログには無修正画像が貼られていた事により逮捕に至ったそうです。 その事件に目を付けたびん太は「金が稼げると!」思いブログを始める事にしました。 ブログタイトルは「インコちゃんねる」 http //tokyobinta.seesaa.net/ ※このブログはseesaaブログの規約違反(アダルト禁止)により現在削除されてます。 「インコちゃんねる びん太」で検索すると過去に書いていた形跡をたどることが出来ます。 明らかに逮捕された警部補のブログを意識したタイトルでした。 その後のびん太の行動は酷かったです。 ゲイの犯罪者が出る度にブログに晒し、2chに宣伝するという尋常ではない行動を毎回していました。 「2012年02月16日 やだ大変!今度は大阪のハッテン場で逮捕者が出たわ!!」 というブログ記事を書くと すぐに2chで宣伝 http //logsoku.com/thread/kohada.2ch.net/gaysaloon/1329349680/200 200 ハレンチ☆びん太(・∀・)一流企業勤務inTOKYO ◆R83ml4xmAA 2012/02/16(木) 20 02 03.44 ID AgF8zo1bP やだ大変!今度は大阪のハッテン場で逮捕者が出たわ!!【Toughタフ】 http //tokyobinta.seesaa.net/article/252558222.html もうハッテン場では下着着用が必須ね!! たくさん商品が紹介されているから、ぜひセクシーなボクブリを買い揃えましょ♪ びん太が書いたブログ (googleのログなのでいずれ消えてしまいます) 2012年03月02日 恥を知れ!ホモさんの犯罪率って異常ね!!m9(`・ω・´) http //webcache.googleusercontent.com/search?q=cache 2yGwGRzDw38J tokyobinta.seesaa.net/category/12672665-1.html (一部データは移行していたようで、びん太のFC2ブログに残ってるようです。 アクセスはしないほうがいいです。 tokyobinta.blog.fc2.com/blog-entry-8.html ) 2012年03月02日にブログ記事を書いたと同時にびん太は2ちゃんねるにも同様のスレッドを立てました。 http //logsoku.com/thread/kohada.2ch.net/gaysaloon/1330689052/ それから毎日のように「ホモの犯罪率って異常」と言いながらも自分のブログを2ちゃんねるのスレッドで宣伝・・・ 嫌われて当然の行為です。 そんな行為もしていたと同時に2chで画像を集める作業にも欠かさず行ってました。 ◆ 日本と世界の男図鑑 ~第2刊~ ◆ http //logsoku.com/thread/kohada.2ch.net/gaysaloon/1324570171/ ◆ 日本と世界の男図鑑 ~創刊号~ ◆ http //logsoku.com/thread/kohada.2ch.net/gaysaloon/1297092846/ この2つのスレによく常駐していていたようで画像をUPしてくれた人を煽てては画像を得ては自分のブログに貼るという悪どい作業をしてました。 そして、ブログにアクセス解析を付けてるびん太は 2chからアクセスが多くなったと感じたそうで毎日自分のブログを2chで宣伝するようになりました。 以下の同性愛サロン板のスレッドで毎日毎日宣伝・・・ (大人の同性愛板でも同様に毎日宣伝してました・・・) ネットでたまたま見つけた日本人のイケメン 20人目 http //logsoku.com/thread/kohada.2ch.net/gaysaloon/1334810857/ ネットでたまたま見つけた日本人のイケメン 21人目 http //logsoku.com/thread/kohada.2ch.net/gaysaloon/1337896934/ この宣伝は現在進行形で、「止めろ!」と言われても荒らしを続けてます。 びん太には精神疾患があるようで文句を言われると顔を赤らめて 「スレの趣旨に沿った素晴らしい画像を披露してあげているだけ!」とか 「オイラはわざわざ見やすいようにブログにまとめてあげているんだから、ありがたいと思え!」 http //mimizun.com/log/2ch/gaypink/1335786395/303 などと発狂します。 しかし明らかに趣旨に合ってない「ネットでたまたま見つけた日本人」ではなく ネットでよく転がってる画像の外国人なので単なる荒らしでしかないです。 以下にびん太が発狂して書き込んだレス 【ゲイ】●オナニー用おかず画像86●【専用】 スレより http //mimizun.com/log/2ch/gaypink/1328943254/517 517 :都民:2012/06/02(土) 20 38 23.49 ID 9JktZhcyP 513 素敵な画像をみんなと共有して何が悪いんだ? たくさんのフォロワーからチヤホヤされているオイラに嫉妬してるんだろう? カスなのはお前の方w http //mimizun.com/log/2ch/gaypink/1328943254/523 523 :都民:2012/06/02(土) 21 09 04.97 ID 9JktZhcyP 520 ブログやらツイッターやら2ちゃんの過去ログやら、 あちこちネット中を徘徊しまわってオイラに粘着して、 気持ち悪い生き物ですねw あと、ツイッターの名前にある「175*73*25」は、 ただの意味のない文字列であって、年齢などを表しているわけではありません。 「25歳」なんてどこにも書いてないものw 勝手に勘違いする方が悪いのよ。恥を知りなさい。 http //mimizun.com/log/2ch/gaypink/1328943254/525 525 :都民:2012/06/02(土) 21 29 37.12 ID 9JktZhcyP 524 2ちゃんの運営が晒したIPなんて、な~んの証拠にもなりませんよ。 2ちゃんの運営がどれほどいい加減だったか、 警察の捜査で明らかになったのは皆さんご存知でしょうからね♪ オイラは都内で地震が起きれば即座に反応しているし、 それ以外にも都内在住を示す数々の書き込みをしているのだから、 運営のコピペなんか貼っても全くもって無駄ですよw http //mimizun.com/log/2ch/gaypink/1328943254/550 550 :都民:2012/06/03(日) 01 35 26.30 ID zO7S0NxfP 548 とても懐かしい書き込みですね♪ 5年6ヶ月も前の投稿をほじくり返してくれて、 どうもありがとう(*^ω^*) 549 労務者だって、ドヤ顔で裸の画像を晒している人多いわよ。 カップ麺やコンビニ弁当&タバコに酒と、 栄養バランスや生活習慣は乱れているのだし、 肉体の劣化や内面の未熟さだって目立つでしょう。 その点、きちんと自己管理のできている一流リーマンの方が、 よっぽど魅力的だわぁ。人間は、やっぱり知性が大事よ。 http //mimizun.com/log/2ch/gaypink/1328943254/602 602 名前:都民[] 投稿日:2012/06/05(火) 23 40 15.18 ID 2KHMLSTQP [2/2] 需要がないから書き込むなって言われても、 2ちゃん経由のアクセス数は相当数あるし、 ツイッターじゃ600人以上にフォローされて毎回すごい反響があるし、 ハッキリ言って、あなたたちのくだらない批判や言いがかりの方が、 よっぽどウザイんですけど…?
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・ラウンドペース はじめに ゴルフはテニスやボーリングの様に、 ある決まったスペースをゲームの間借り切るスタイルではありません。 アスレチックの様に、クリアするごとに先に進み、 次々に後続がやってくるスタイルです。 従って、難関で詰まってしまうと、後ろの人間も先に進めなくなってしまいます。 貴方も楽しみに来ているかもしれませんが、 後続の人も等しく楽しむ権利を持っています。 貴方は、貴方の前の人が遅くて最後までコースを楽しめなかったらどう思いますか? 貴方が遅いという事が原因で後続の人が楽しむ事が出来なかったら後ろの人はどう思うでしょう? 最近、「ゴルフ場が詰め込みすぎるから悪い」等聞きます。 各組ごとに7~8分空けて予約を入れているので、そんな事はありません。 7分空いていれば、待つことなくラウンドできるはずです。 ◎ プレーのペース 前を空けずに適切なペースでプレー プレーヤーは適切なペースでプレーすべきである。委員会はすべてのプレーヤーが従わなければならないプレーのペースのガイドラインを制定することができる。 前の組に遅れないようについて行くことはその組全体の責任である。もし前の組との間隔が完全に1ホール空き、後続の組をも待たせているときは、後続の組が何人組であろうと、その組に先にプレーして行くように声を掛けるべきである。 前の組との間隔が完全に1ホールは空いていないが、後続組の方が早くプレーできることが明らかな場合はその早い組に先にプレーして行くように声を掛けるべきである。 プレーの準備 プレーヤーは自分たちのプレーする順番になったらすぐにもプレーできるようにしておくべきである。また、パッティンググリーン上やその近くからプレーする ときは、プレーヤーはそのパッティンググリーンから次のティーへ移るときに早く行ける手近かな所にキャディーバッグやカートを置いておくようにするべきで ある。そして、そのホールのプレーが終わり次第、プレーヤーはすぐにパッティンググリーンを離れるべきである。 紛失球 球がウォーターハザードの外で紛失したかも知れない、またはアウトオブバウンズであるかも知れないと思った場合には、プレーヤーは、時間節約のため、暫定球をプレーするべきである。 球探しをしている組は、探している球がすぐには見つかりそうにないと思えて来たら、後続の組にプレーを続けて先に行くようすぐに合図するべきである(球を 5分間探した上、そのあとでプレースルーの合図を出すようなことのないように)。後続の組を先に行かせたら、その組のプレーヤーたちがパスして行って球の 届く範囲外に出るまで、プレーヤーはプレーしてはならない。
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SYNCROOMを始めるには PCの場合 YAMAHA SYNCROOMのサイトでアプリをダウンロードする スマートフォンの場合 App Store、Google Playからダウンロードする ↓ダウンロードはこちらから https //syncroom.yamaha.com/play/dl/ まず設定しよう YAMAHA SYNCROOM マニュアルはこちら https //syncroom.yamaha.com/play/manual/index_pc.html
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ここはとある学校のとあるクラス、12月22日の終業式の長ったるい校長の挨拶にも耐え、小萌先生のHRもデルタフォースの3人でバカ騒ぎをしながらもなんとか無事に終わり さて、そろそろ帰ろうかな、と思い始めた時に悲劇(不幸)は起こった。 「上条、貴様はちょくちょく入院するし、学校にきたとしても授業中はほとんど寝てるからちょっとヤバイんじゃない?ってことで小萌先生にわたしから宿題を上条にだけたくさん出してもらうようにお願いしておいたからがんばりなさいね。」 と吹寄によけーーいなお世話をしていただき当麻の鞄の中にはたくさんの宿題でぎっしりになり、重い鞄を肩に担ぎ帰るのだった。そんな状態でさらなる不幸にみまわれるのだった。 「ちょっろとーそこのアンタ!」 何かに呼ばれた気がしたがだるい当麻は幻聴だと思い無視して歩き続けた。 「アンタよアンタ、聞こえてんでしょーが!」(スタスタ) 「幻聴であってくれ・・・」 「こんの、無視してんじゃないわよコラー」(ビリビリ) 「のわっ」 とっさに右手で電撃を打ち消しなんとか命は助かった。 「不幸だ、やっぱり御坂か・・・あぶねえだろが、突然電撃とばすんじゃねえ!」 「人の顔みるなり不幸ってどういうことよ!それに、無視するアンタが悪いでしょーが!」 「確かに無視したのは謝るから、ビリビリはやめてくれ、なっ?それで、何の用なんだ?鞄が重いので早く帰りたいのですが。」 「へっ?あっ、その、あの、えっと・・・」 顔を赤くしてモジモジする美琴。美琴の用とはクリスマスの約束をしにきたのだ。だが、いざ誘うとなれば緊張してしまう。今まで何回も脳内でシュミレートしてきたのだがやはり緊張してしまう。そんな美琴を見て当麻は言う。 「おーい大丈夫かー?用がないなら帰りますよー?」 「あっ、待って、あの、そのね、あさって、24日なんだけどヒマ?」 「なんだよ、バカにしにきたのかよ・・・そうですよしょせん上条さんはクリスマスに一人ですよーだ。はあ、不幸だ。」 「だ、だったら24日わたしの買い物に付き合いなさい。か、かわいそうな独り身のアンタに、荷物持ちをさせてあげるわよ。(もーなにやってるのよわたし、こんな言い方じゃだめよ、素直になりなさいよ!)」 「(荷物持ちでも女の子と歩けるだけマシか・・・)いいですよ、荷物持ちさせていただきます。」 「詳しいことはまたメールするね、じゃっ」 内心ガッツポーズをして寮へと走る。 重い鞄に堪え、やっとのことで寮に帰った当麻。鞄を適当に投げ捨てベッドに転がる。インデックスはイギリスで体調の回復に努めていて今はいない。 「うーだるい、もうカップ麺でいいか。面倒くさい」 適当に飯を食べ、風呂に入り、勉強もせずにテレビを観て寝てしまった。 翌日23日は特に予定もなくどこにも出かけなかったためか大きな不幸はなく、のんびりとすごしていたら美琴からメールが来た。内容は明日の事で10時にいつもの公園で、とのことだった。そこでやっととんでもないことを思い出した。明日は24日クリスマスである、つまりプレゼントが必要だということに。今の時刻は午後11時すぎ、もう買いに行くことはできない。 「ぬわー、どうする上条当麻プレゼントなしってのはさすがにヤバイぞ・・・うーん、まっ、明日何か買ってやればいいか。」 暴食シスターがいなくなって経済面に余裕ができたから少しくらい高いの買ってやっかなー。なんてことを考えながら23日は終わるのだった。 そして、24日、今の時刻は午前10時15分。 常盤台中学は外出時は制服着用が義務づけられているのだが美琴は私服で来ている。もちろんさんざん悩んで選びぬいた一品だ。 「遅い、あのバカいったい何やってんのよ!もう15分もたってるわよ。こんなクソ寒いなか女の子を待たせてるんじゃないわよ。あと5分遅れたら超電磁砲ね」 などと恐ろしいことを考えている少女が公園にいるのだった。 さらに15分後 「なによ、来ないつもりなの?メール・・・は無視されるかな?やっぱり嫌われてるのかな。」 とネガティブなひとり言をいっていたやさきに美琴の想い人当麻は私服で走ってやってきた。 「ハアハア、悪い御坂、遅れハアちまって、寝坊しちゃってさ、目覚ましはセットしておいたんだけど起きたら壊れててさ」 本当にすまなさそうに謝っているが、それを聞いている少女は俯いている。そして 「グスッ、なによ30分も遅刻して、ヒック、来ないかと心配したじゃない」 泣きだしてしまった。泣かせた原因、当麻はあたふたしている。 「ホ、ホントにすまん御坂、心配かけちまって。お詫びに今日一日何でも言うこときくからゆるしてくれ。」 「何でもよ、何でも言うことききなさいよ!」 泣き止んで次は怒りはじめている。ちょっと泣いたせいかじゃっかん目元が赤い。 「何でもだけど、俺に出来る範囲でおねがいします。」 「分かってるわよ、じゃっ、さっそく一つ目のお願いね、アンタは両手でわたしの左手を握って温めなさい。」 はい、わかりました。では、失礼して。と言って両手で優しく包み込むように美琴の手を握る。もちろん美琴の顔は耳まで真っ赤である。 「そ、それでいいのよ。や、やればできるじゃない。さっ、い、行くわよ」 二人で仲良く?手を握って?歩いていった。