約 660,429 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17484.html
唯「ちょっと試してみよう!」 【抱きしめる】 唯「うーいー」トタタッ 憂「なぁに、お姉ちゃん?」 唯「ういっ」ギュウッ 憂「ひゃ!」 唯「ういういー」ギュー 憂「むううっ」 唯(あれ、不満げ?) 唯「う、ういー……」 憂「もう……お姉ちゃんっ」ギュッ 唯「! んー、ういっ」ギュウッ 憂「おねーちゃんっ♪」ムギュ 唯「なるほど、憂は抱きあうほうが好きなんだね」 唯「私が腕の上から抱きついちゃったから不満そうだったんだ。これからは気をつけよっと」 【手をつなぐ】 唯「うーい」トタタッ 憂「あ、お姉ちゃん」 唯「うい」キュッ 憂「ん」ギュッ 唯「♪」 憂「お姉ちゃん?」 唯「んふふ、こっちも」キュッ 憂「えへへっ、両手だね」ギュッ 唯(嬉しそうだけど……そこまで効いてないなあ) 唯(うーむ……そうだ!)パッ 憂「あっ……」 唯(手のひらに、ちゅーをして)チュッ 唯「ほい憂も」 憂「……うん」チュッ 唯(そしてつなぐ!)ギュッ 憂「ふゎ……」 唯(おぉー、喜んでるね!) 憂「な、なんか照れちゃうね?」 唯「えへへ」ニコニコ 憂「……」ドキドキ 唯「……」ギュッ 憂「! ……」ギュッ 唯「ふふっ」 憂「……えへ」 唯「ふむふむ、手をつないでるときにぎゅって握ってあげると憂は嬉しがるね!」 唯「これから一緒にいるときはたくさんやってあげよっと」 【だーれだ?】 唯「……だーれだっ!」ガバッ 憂「ひゃ! お姉ちゃん!」 唯(早いよ! もうちょっとスキンシップさせて!) 唯「本当にお姉ちゃんかな? よく考えてみて?」 憂「え、えーと……」 唯「ヒント、わたしは憂が大好きです!」 憂「へっ? えっと、じゃあ質問! あなたは私が大好きな人ですか?」 唯「その通りです!」 憂「じゃあやっぱりお姉ちゃんだ!」 唯「せいか~い♪」パッ 憂「わぁい、お姉ちゃん♪」ダキッ 唯「うむ、ノリノリだったね」 唯「面白いからたまにやろうかな」 【全身をくすぐる】 唯「うーいー」トタタッ 憂「あ、きたきた♪」 唯「そりゃー!」ドンッ 憂「きゃっ!?」 唯「くらえーういー!」ガバッ ゴソゴソ 憂「わっ、わっ、ちょっと!」 唯「それそれ~♪」スリスリ 憂「んくっ……おねえちゃっ……こ、こういうことには段取りがっ、ひぅっ」 唯「へ、何?」ピタ 憂「はあ、はあぁ……」クタッ 唯「……ほわあっ!?」ドッキィン! 唯「何もなかった、何もなかったよ!」 唯「にしたって……あ、いやいや、ううん」 【弱点をくすぐる】 唯「……う、ういっ!」ドキドキ 憂「お、お姉ちゃん……!」 唯(大丈夫、大丈夫だ平沢唯……) 唯「えいやっ!」 憂「ひゃん!」コテッ 唯「それーっ!」コチョコチョ 憂「わっ、ひゃひゃひゃ! そこはだめぇっ!」 唯「ういーっ♪」コショコショ 憂「やだぁっ、やめっ、あはははあっ!!」ジタバタ 唯「ういは内股弱いね~♪」 憂「ひやっひゃ、もぉ、むりーっ!!」ブンブン 唯「うんうん、定番のスキンシップは憂も大好きみたいだね!」 唯「ういが笑顔だとわたしも嬉しいよ~」 【ほおずり】 唯「ういういっ」トタタッ 憂「あ……うふふっ、お姉ちゃん」 唯「ほいっ」ハッシ 憂「んぷっ?」 唯「ん~っ♪」スリスリ 憂「おえぇひゃん……ふふっ、んーっ」スリスリ 唯「んむーいー♪」 憂「えへへへ……お姉ちゃぁん」 唯「うーいー……」 唯「うん、かわいいかわいい。憂はほおずりも好きだね」 唯「いまのところ、ほおずりしたときがいちばん喜んでたかも!」 【においをかぐ】 唯「うーいー♪」トタタッ 憂「お姉ちゃん!」ギュウッ 唯「わっ、もぉ憂ったら」 憂「あっ、ご、ごめんつい……次は何するの?」 唯「んー♪」スッスッ 憂「……?」 唯「いい匂いする~」クンクン 憂「あ、気付いた? 芳香剤変えたんだ」 唯「ちがうよー、憂がいい匂いするのっ」 憂「そっ……てお姉ちゃん!?」 唯「んー……」スーッ 憂「ちょ、ちょっとお姉ちゃんってば……!」 唯「うい、全身いい匂いするよぉ」クンクン 憂「やっ、どこ嗅いでるの! そんなとこがいい匂いなはずないでしょ!」 唯「えー。お尻の匂いってなんだか落ち着かない?」 憂「わかるけど……嗅いじゃダメッ。悪い子だよ」 唯「んー……ごめんね」ギュッ 憂「ううん、反省したなら許してあげる」 唯「もう嗅いじゃだめ?」 憂「……変なところじゃないなら好きにしていいよ」 唯「うん、じゃあ……」スンスン 憂「……えへへ」ギュッ 唯「あー、お腹いっぱい……」 唯「でも怒られちゃった。憂は肌が触れあうほうが好きなんだね」 唯「……憂のにおいがする」クンクン 【なでなでする】 唯「……」ヌッ 憂「♪~」 唯「うーい」ナデナデ 憂「んっ? ……おねえちゃん」 唯「ありがとね」 憂「どうしたの?」 唯「あっ、ううん。なんでもないんだけどさ」 憂「……となりに座って?」 唯「ん、うん」 憂「お姉ちゃんっ……」ダキッ 唯「わわっ」 憂「……なでなでしてくれないの?」 唯「あ、そうだった……」ナデナデ 憂「……」ギュー 唯「憂は甘えんぼだね」 憂「そうじゃないよ」 唯「お姉ちゃんにこんなにぎゅーって抱きついて、どこが甘えんぼじゃないのかしら」ナデナデ 憂「だって、好きな人を抱きしめちゃうのは、甘えんぼだからじゃないでしょ?」 唯「……え?」ナデナデ 憂「好き。お姉ちゃん」 唯「えっと……それって……」ナデナデ 憂「大好き……キスして、お姉ちゃん……」ギュウッ 唯(……) 唯「きっと私がいろいろしたせいで、憂をこんな気持ちにさせちゃったのかな」 唯「……ごめんね、憂。だけど、ごめんね。もしそれだけだったとしても、私は……」 【すべてを委ねる】 憂「おねえちゃん、お願い」 唯「……憂、目とじて」 憂「んっ」 唯「……あのね。私、ういを愛してるの」 憂「……うん」 唯「だから憂にちゅーしちゃうね。憂と恋人になっちゃうね」 憂「うん。うん」 唯「憂、わたしをあげる」 憂「……はい。お姉ちゃんを、ください」 唯憂「……」チュッ おしまい 戻る
https://w.atwiki.jp/novels_ukyo/pages/20.html
その一杯が、誰かの心を繋ぐ。 小さな幸せ配達人、その名は――ティーメイカー。 episode.1 ダージリン ぴろりーん、と小さな音がして受信フォルダが勝手に開く。 パソコンデスク備え付けの椅子にだらしなく座って、舟漕ぎまでしていたアイリは、すぐさま反応した。 「来たああぁぁっ! ハルキ、仕事っ!」 普通より少し茶の肩くらいまである髪を二つに結っていて、17歳という年よりは少し子供っぽく見える。愛嬌がある瞳は、今はパソコンの画面に釘付けになっている。 「……ってこの間大騒ぎして開いたらただの“サーバメンテナンスのお知らせ”だっただろーが。開いてから騒げっての」 はしゃぐアイリをたしなめるハルキは、アイリとは対照的に大人びた印象を与える。見た目は茶髪にピアス、今風の格好とかなり軽いが、中身は落ち着いていてクールだ。こちらは18歳。 「言われなくても開きますよーだ」 アイリは少しむくれながらも、メールを開く。 間違いなく、依頼のメールだ。 「ほらやっぱりねっ♪ わぁ、だいぶ寒い方みたい。服いっぱい持っていかなきゃ」 かなり浮かれながらも、しっかりメールをプリントアウトすることは忘れない。 この瞬間から、契約は成立。アイリとハルキの仕事の始まりだ。 アイリはプリントアウトした1枚を、ハルキに投げる。 ハルキもソファで寝そべった体勢の割にきちんとキャッチして、しばらく読みふける。 「……なるほどな。早速準備するか。」 「うんっ。じゃ、明日の朝9時に駅でね」 それだけ決言うと、パソコンの電源を落として、二人でキッチンに向かった。 ここからは、機械に頼らない、自分達に懸かってくる仕事。 機械には、決してできない仕事。 遠藤愛里(えんどう・あいり)と須上陽希(すがみ・はるき)。 彼らを人は、ティーメイカーと呼んだ。 “紅茶仕立人”――一種の心理療法のようなもので、些細なことからもつれてしまった人間関係や、人生に疲れた人を、おいしい紅茶でもてなすのだ。 もてなす、といっても彼らが出向いていくので、正確には「もてなしに行く」と言った方がいいかもしれない。 今回も仕事が入り、彼らは依頼人の所へと向かうことになった。 電車が駅に着くなり、アイリは叫んだ。 「ギャー何これっ! 寒い! 信じらんない! ホントに同じ国!?」 「国境は越えてねえっつーの。確かに寒いけどな」 朝早い長距離列車に乗って、彼らは目的地に到着した。 駅の近くの、なるべく安いホテルに泊まることにする。何日かかるかわからないので、経費は抑えるに越したことはないのだ。 部屋に入ると、外とは別世界のような暖房の温かさに、救われたような気分になる。 「あーあったかーい。まだ冬じゃないだけ救いかなぁ。ところで、依頼人さんと会うの何時?」 アイリが訊くと、荷物を解いていたハルキが携帯電話を見て答える。 「5時、だな。駅前のカフェだってさ。ここのロビーまで来てくれって言うんだったか?」 「んーん、わざわざ来てもらうくらいならあたしたちが行くよぉ。それに待つより待たせた方が余裕もできるでしょ?」 向こうに、と付け足してアイリも荷物を解きにかかる。 寒い寒いと文句を言う割に、こういうところはしっかりしている。何かにすがりたい状況の人間の心をしっかり捉えていて、侮れない。最も、そうでなければこんな仕事もやっていられないが。 (コイツの怖いのは、それを無意識に考えるところだよな……) すっかり冷たくなった手を温めながら荷物と格闘するアイリを横目に見ながら、ハルキは思う。天然なのか計算なのかわからない。アイリのことは一から十まで知っているわけではないし、過去のことも知らない。 ただ、ティーメイカーとして一緒に仕事をするようになった、というだけだ。 驚くほどあっさり、アイリは今の生活にも自分にも馴染んだ。そういう能力ももちろん、買われた部分ではあるだろうけれど。 「あ、ハルキ、せっかく道具あるんだしさ、お茶飲もうよ! あたし、アッサムのミルクティーが飲みたいー」 「そうだな。まだ時間あるし、休んどくか」 「うん。えーっと、これだっけ」 アイリは自分の荷物から、小さな缶を取り出す。 小さいが、密閉性に優れていて錆びない、紅茶の茶葉を保管するにはいい缶なのだ。 蓋にはラベルが貼られていて、『アッサム―ディクサム』と書かれている。 インドのアッサム地方で収穫されるディクサムという種類の葉、という意味であり、ミルクティー向きで、アイリが一番好んで飲む種類だ。 ハルキは備え付けの電気ポットに水を入れて電源を入れる。 「ホテルだとやかんで沸かせないのがちょっとなー」 「まあそれはしょうがないよ。それより資料読んでおかない? 何訊くかとか考えなきゃ」 「そーだな」 お湯が沸くのを待つ間、二人は細かく打ち合わせをして段取りを決めた。 日暮れの早い冬、夕方5時といえばもうかなり暗い。しかも雨も降り出して、気温は更に下がった。 アイリとハルキはコートを着こんで待ち合わせの場所に向かった。 二人が入っていくと、何も言わないのにウェイトレスが奥の席に案内してくれる。 そこにはもう、先客がいた。 「……二宮、鈴香さん?」 アイリが小声で訊くと、その女性ははっとして二人を見た。 「初めまして。依頼を受けて来ました。遠藤愛里です」 「須上陽希です」 「あ、……初めまして」 鈴香が面食らっているのがわかる。 正式な会社に依頼して、まさか自分よりも年下の「子供」が来るとは予想できないのだから、当り前といえば当り前だ。 もうこんな様子にも慣れた二人は、気には留めず向かいに座る。 「あの、……あなたたちが?」 本当に仕事するんですか? という口ぶりに、二人は頷いてみせる。 「そうです。あなたが依頼した会社に、勤めてるんですあたしたち。きちんと、そこから言われてここに」 「説明するより、見てもらった方が早いと思うんで」 ハルキはそこで言葉を切ると、ウェイトレスに紅茶を3つ注文した。 しばらくしてそれが運ばれてくると、ハルキは鈴香に飲むように促す。 「ここの紅茶って、よく飲みますか?」 「ええ。学校帰りによく寄るので……」 「今日の紅茶はいつもと同じ味ですか?」 ハルキに問われて、鈴香はもう一度紅茶を飲んだ。少し考えて言う。 「いつもより、ざらざらした感じがしますけど……」 「愛里はどう思う?」 「この紅茶は多分ダージリンの夏摘み。このカフェも流行ってるだけあって、いい葉っぱ使ってる。けど、段取りは良くないみたい。抽出時間だいぶ過ぎてからカップに注いでるから、ダージリンの一番おいしい瞬間逃してるし、鈴香さんも言ったけど舌触り良くないよね」 一口飲んだだけですらりとそこまで言ってのけたアイリに、鈴香は目を丸くする。 ハルキはそれを見て安心すると、少し付け足した。 「ちなみにこのざらつきは、長くほっといて茶葉が脆くなってるのに注ぎ方が乱暴で、茶漉しで濾せないくらいのカスになって混じりこむからです。……信用、してもらえますか?」 鈴香はただ驚いて、首を縦に振った。 途端にアイリはさっきまでの硬い表情を崩してにっこり笑うと、切り出した。 「よかった。じゃ、仲直りしたい人のこと、聞かせてもらえますか?」 その人当たりのいい笑顔に、鈴香も少し緊張を解く。 知識をひけらかすようなことは二人とも嫌いだが、こうでもしなければ仕事をさせてもらえない。子どもだからと、それだけで何もさせてもらえずに追い返されたこともあった。早く大人になりたい。それが二人の口癖だ。 「仲直り、っていうか……相手はつきあってる人なんですけど、この頃上手くいってなくて」 鈴香がぽつりぽつりと話し出すのを、時々相槌を打ちながら二人は聞いていた。 彼女曰く、大学に入ってからつきあいだした恋人が最近冷たい。浮気をしている風でもないし、嫌われてもいないはずなのにどこかよそよそしくて、彼女もそんな態度を取られるのが嫌で何となく距離を置く感じになってしまっているのだという。 「隠し事があるなら、どんなことでもいいから言って欲しいんです。私は、まだ終わらせたくない。彼に、その意志があるなら話は別ですけど」 「ということは、本音を引き出せばいいわけですよね?」 「はい。お願いします」 「わかりました。では明日の閉店1時間前に、理由はなんでもいいです、適当に言って二人でここに来てくれませんか? きっと、彼に本音を言わせるようなお茶をお出しします」 アイリがきっぱりそう言った。そこに、自分へのプレッシャーも混じっていることはハルキしか気づいていないだろう。 「ありがとうございます! 必ず、来ます」 鈴香は深々と頭を下げた。 最初からは想像もつかないほど顔を輝かせて、彼女は店を後にした。 ふー、とアイリが息をついた。 「やっぱ最初に会うのが一番緊張すんねー。これさえ終わればあとはお茶淹れるだけなのに」 「まあな。でも今回は割とすんなりやらせてもらえてよかったんじゃねーの?」 「そだねー。それにしてもあの人、ホントに彼のことが好きなんだね。じゃなきゃここまでしないもん」 「別れる意志が相手にあるならそれでもいい……か。俺的には隠し事ってそれじゃねえな」 「え、わかるの?」 「大体はな。つーかお前、この店に来させてどうすんだよ? ここじゃ俺たちが紅茶出すなんて無理だぞ?」 「もーハルキってば、入口にアルバイト募集の紙貼ってあるの気づかなかった?」 「全然……って、まさか……」 訝しげな視線を寄越すハルキに、アイリは有無を言わせない笑顔で返した。 「そう。あたしとハルキで、これから明日までアルバイトするの。どうせ必要経費全部は払ってもらえないんだもん、ちょっとは稼がなくちゃ、ね?」 そう言われて、ハルキは頷くしかなかった。 夜になってホテルに戻った2人は、早速明日使う紅茶を選び始めた。 「どーする? イメージとかできてるか?」 再びポットに水を入れながらハルキが訊くと、アイリはしばらく考えてから言った。 「ん~……。『どこか昔懐かしい味』って感じかな」 「また難しいことを……。まぁ、気持ちはわからんでもないけど」 ため息をつきつつも、ハルキはダージリンティーのリストを取り出した。 夕方行った喫茶店が、以前2人の行き付けであったこと、つきあい始めたのもちょうど今くらいの時期であったことを聞き出していたので、アイリがアルバイト交渉をしている間にハルキがさりげなく店に揃えてある茶葉をリサーチしてきたのだ。 「あの店によく行ってたんなら、飲んだことあるのはここらへんだと思うんだよな」 「しかも冬に、でしょ? そうするとセカンドフラッシュかオータムナルなんだよね」 「出してる値段からいっても限定モノって事はないよな? とするとだいぶ絞れるか」 2人でだいたいの目星をつけ、早速ハルキが片っ端から何種類もの紅茶を点てていく。 ちなみにセカンドフラッシュはいわゆる『夏摘み』のことでは5~6月に摘まれる茶葉、オータムナルは『秋摘み』のことで11月に摘まれる茶葉のことだ。 最初はセカンドフラッシュのナムリン(インドのナムリン農園で摘まれたもの)を淹れ、ハルキがアイリに差し出す。 アイリは一口飲んでみて、近いけど、と呟いた。 「少し違うか?」 「うーん……もう少し、甘めな感じがいいかな。ちょっと爽やかすぎかも」 アイリが残したカップの残りをハルキが飲み干し、確かに、と呟いてまた淹れ直す。 正直、ほとんどの全ての種類の味は知り尽くしている。 こうして一回一回飲み比べるのは、その時その時にぴったりの一杯を出すためだ。 アイリの舌とハルキの腕、その2つが揃って初めて、“仕事”としての紅茶が成立する。 ハルキに種類を判別できるだけの舌がないわけではないし、アイリが紅茶を淹れられないわけでもない。ただ、プロとして紅茶を出すには今のスタイルがいちばんいいというだけだ。 その後何種類か試して、やっと2人はぴったりくる味を見つけた。 「明日の主役決定、だねっ」 アイリが言うと、ハルキも少し安心したように頷く。 その手には、『ダージリン――セカンドフラッシュ・マーガレッツホープ』と書かれた缶が握られていた。 翌日はあいにくの雨で、喫茶店内はいつもより混んでいた。 ハルキはホールには出ず、カウンターの中で黙々と紅茶やコーヒーを淹れていた。バイトの段取りを取り付けたのはアイリだが、さすがに自分がウエイターに向いていないことをよくわかっている。 ちょうどアイリが仕事をひと段落させてカウンターに戻ってくる。 「忙しそうだなウエイトレスは」 「ホントだよー。雨続きだからみんな考えることはおんなじみたいだね。そーいえばさっき、紅茶がおいしくなった気がするってお客さんに褒められたんだけど、ハルキなんかした?」 「いや全然。俺は至極普通に淹れてるだけ」 「それでいつもの葉っぱがおいしくなっちゃうんだもんねー。だからハルキってずるいよ」 「ずるいとかの問題か?」 「そーだよ。あたしがいくらおんなじ葉っぱで、おんなじ条件で淹れても絶対同じ味にならないんだもん。そういえば、フレーバーティーの注文が多いとダージリンの抽出時間もつられて長くなってるみたいだから、気をつけてね?」 ウエイトレスとして飲み物や軽食を運ぶ傍ら、紅茶をチェックすることは忘れなかったようで、アイリはしっかりハルキに注文をつけてくる。 「飲みもしないでそこまで当てやがって、ずるいのはどっちだよ」 ついハルキが憎まれ口を叩くと、アイリは「さあねー」とか言いながらまた仕事に戻った。 そうこうしているうちに、閉店1時間前。 いつもより早い閉店に、客に文句を言われながらも、店員たちはばたばたと片付けを済ませる。――アイリとハルキを除いて。 最後の客と入れ違いに鈴香と、おそらく件の彼だろう、の2人組が入ってきたのを確認して、アイリはこっそり表の札を「CLOSED」に変えた。 「いらっしゃいませ。お決まりになりましたらお呼び下さい」 窓際に座った二人に、ハルキがメニューを差し出し、一度カウンターに戻る。 「ここに来たのは久しぶりだけど、随分空いてるな。最近流行ってないのか?」 「そんなことないわよ。ちょうど電車の時間が近いんじゃない?」 交わされるのは、ごく普通の会話。 けれどアイリは一言も聞き漏らさないように、さりげなく近くで作業をする。 「……それとも、久しぶりすぎてここの感じ忘れちゃった?」 いきなり鈴香が核心に触れた。 あまりに早いのに驚いて、アイリはハルキに目配せする。 ハルキが首を横に振るのを見て、まだ間に入るのを待つ。 「嫌味か? それ」 「そうよ。最近誘っても断ってばっかり。メールの返事もくれないし。こんなのつきあってるって言える? 別れる気なら、はっきりそう言って。私は、覚悟はできてるから」 「おい、一体何の話――」 そこでハルキの合図で、アイリが割って入った。 「お話中すみませんが、メニューの方はお決まりでしょうか?」 そこで鈴香はやっと本来の目的を思い出したように、声のトーンを落として言った。 「……決めた?」 「何でもいい。まかせる」 「じゃあ、このケーキセット2つお願いします」 これは昨日、アイリが鈴香に仕込んだ台詞だ。紅茶を頼んでもらわないことには始まらない。 「かしこまりました」 アイリが丁寧に頭を下げて、オーダーをカウンターに置く。 ケーキはあらかじめ、店が用意しておいてくれたものを出すだけだ。アイリはそれをトレイに乗せて、紅茶を待った。 ちょうど沸いたお湯を、ハルキがゆっくりとポットとカップに注ぐ。 「時間、頼んだぞ」 「了解。まぁいつものごとく、好みは勘だけどね」 「それでも外した事ないだろ?」 ハルキはあらかじめ持ってきておいた紅茶の缶を取り出し、ポットとカップのお湯を捨てて、茶葉をポットに入れた。 丁寧にお湯を注いで、蓋をして熱が逃げないように布製のカバーをかけて、しばらく待つ。 ハルキが言った『時間』とは、この抽出時間のことだ。短すぎれば渋いし、長すぎればいらない苦味まで出てしまう上に茶葉も脆くなり、ざらつきが出てしまう。それでもちょうどいいタイミングは一定ではない。アイリはその人の人柄や好みから、ちょうどいい味を出すための抽出時間まで探り当てる。 ここで急がないのが、おいしく淹れるコツだ。紅茶を淹れるハルキの動作は、無駄がなくスマートだけれど、どこかゆったりしている。側で見ていて、何となく和む。 蒸らしている間に、2人はまた、テーブルの会話に耳を傾けた。 「……さっきの話だけど。俺がいつ、別れたいなんて言った?」 「言ってないわよ。ただ最近全然話もしてくれないから……」 「それだけでなんだって話がそこまで発展するんだよ?」 「それだけ!? それだけって何よ!? 私達はつきあってるのよ? それがなかったらただの他人じゃない」 「俺が、四六時中他人といるのは好きじゃないって知ってるはずだろ」 「いつも一緒にいたいなんて言ってない。たまにはこうして一緒にお茶してくれたり、メールくらい返してくれたっていいじゃない」 「そうやって要求されんの、嫌いなんだよ。何だよさっきから文句ばっかりつけやがって。お前の方が俺とわかれたいんじゃないのか?」 「な、なにそれ!? そういうこと言う!?」 アイリはそんな2人を見てため息をついた。 「……また始まっちゃったー」 「みたいだな。……っと、時間だ」 きっちり4分待って、ハルキは紅茶をカップに注ぎ分けた。ここもやはり慎重に、でもできるだけ速く。 「ほらよ」 白いカップを2つトレイに置くと、アイリがそれをテーブルに運んだ。 「失礼します。ケーキセットをお持ちしました」 そこで2人は気まずそうに口を噤み、アイリがケーキと紅茶を並べていなくなるまで押し黙っていた。 アイリがカウンターに戻ると、2人は先程の言い合いで喉が渇いたのか、紅茶に口をつけた。 その瞬間、同時に驚いたようにカップを見つめた。また一口飲む。 アイリはこの瞬間が何より好きだった。仕事が上手くいき、同時にハルキの紅茶が認められた瞬間だからだ。 「……おいしい」 鈴香が呟いた。 「これ、覚えてる? 初めて2人でここに来たときに飲んだ紅茶」 その一言で、アイリとハルキの仕事が成功したことがわかった。 昨日選んだマーガレッツホープは、伝統のあるインドのマーガレッツホープ農園のもので、誰でも一度は飲んだことのあるいかにも紅茶、といった感じの味だ。渋みも少なく甘みもあって、飲みやすい。あえてよく飲まれるこの種類を選んだのは、よく来て飲んでいたなら常備されているこの種類が一番可能性が高いだろうと思ったからだ。 「もちろん、覚えてる。別に俺は、お前と別れるつもりなんて全然ないからな」 「え?」 「きちんと言わなかった俺も悪いけど……お前があんまりひどい勘違いするもんだから、ついきつく言って……悪かった」 「ううん、いいの。私こそ……勝手に勘違いしたんならごめんなさい」 「……仲直り、できたみたいですね」 そこでアイリが口を挟んだ。 いつの間にか2人はテーブルまで来ていた。 「あ、……ありがとうございます。こんなにセッティングしてもらっちゃって」 「……どういうことなんだ?」 「すいません。俺たち、彼女に雇われたんです。そんな怪しいもんじゃないです。ただ、彼女があなたとの仲を――というか、あなたの本音が聞きたいって言ったんで、ちょっと演出させてもらいました」 ハルキが申し訳なさそうに言うと、訝しむような男の視線が少し和らいだ。 「で、彼氏さん。鈴香さんと最近距離とってたのは、どういうことだったんですか?」 「どうって……」 言いよどむ彼を見て、ハルキが気を利かせた。 「すいません、俺たちいたら言いにくいですよね。あっちにいますんで、話終わったら呼んでください。じゃ、ごゆっくり」 ハルキはアイリを連れてまたカウンターに引っ込んだ。 「ちょっとハルキ! 何で戻って来ちゃうのよ? 彼氏さんの本音知りたくないのっ?」 「もう大体わかったから、俺はいい。気になるんなら、そこから盗み聞きでもしてろよ」 「いじわるー」 言いながらも本当に気になるようで、アイリはこっそりテーブルの方を窺った。 突然現れてしゃべっていなくなった2人に驚いている男に、鈴香が切り出した。 「どうしても言いたくないならいいけど……私も気になるの。何を隠してたの?」 「言いたくないわけじゃなくて……。まだ、本当は言える時期じゃないけど、でもせっかくだから、言うよ」 鈴香が頷く。 「俺もともと、就職でここ離れるって言ってただろ? けどやっぱり、こっちに残ろうかと思って。せっかく地元の大学通ってるんだし、お前もいるし」 「……もしかして、一回決まった内定取り消したのってそのため?」 「知ってたのか。……うん、まあ、そうなんだ。それで、こっそりこっちで内定とってお前驚かせようと思って」 「それで連絡とってくれなかったのね」 「そのせいで勘違いさせたんならほんとに悪かった。俺は別れるつもりなんてないし、嫌ってもない」 「そうだったんだ……。……ありがとう」 鈴香の少し照れた言葉に、目が合って、2人が笑顔になる。 そのまま、紅茶の最後の一口を飲み干した。 翌日の朝早く、アイリとハルキは同じ電車に乗って同じ路線を戻っていた。 あのあとすっかり元に戻った2人を見送って、その日はとりあえず休んで、またこうして列車に揺られている。 来るときとは裏腹に、気分もすっきりしている。 「そういえばハルキ、どーしてあの彼氏さんの隠し事わかったの?」 「男が女にする隠し事なんて、だいたい相手のためなんだよ。さすがに就職のこととか細かいことまではわかんねーけどさ、鈴香さんのためなんだろーなって事は最初話聞いたときから見当ついてた」 「ふーん。ハルキは、……誰かのために隠し事したことあるの?」 「どーだろうな?」 「またそーやってはぐらかすし!」 にぎやかに、2人は電車に揺られて帰っていく。 持ってきていた紅茶の缶は、ひとつ減っていた。 つきあい始めを思い出させてくれた紅茶を、2人が欲しいと言うのでプレゼントしたのだ。 (まあ、ハルキが淹れたあの味にはならないだろうけどねっ) 窓の外を見つめているハルキを見やって、アイリはそんなパートナーを誇らしく思った。 視線に気づいて、ハルキが何だよ? という顔をする。 「別に。ハルキ、帰ったらまたいつもの紅茶淹れてね」 これが、ささやかだけど大切な、2人の日常。 fin.
https://w.atwiki.jp/nagoyabandsession/pages/91.html
日時: 2011年6月01日(日) 13:00-18-00(5時間) 幹事、準備の為に12:30からスタジオ入り 会場: BLスタジオ若宮店 Lst1(44畳) http //www.blstudio.jp/studio/wakamiya/ TEL 0522538655(道に迷ったらここへ電話してください) 段取り説明(初参加の方は全員必ずお読みください): http //www24.atwiki.jp/nagoyabandsession/pages/86.html 打ち上げ: スタジオ近辺の居酒屋 金額:単品注文(予想金額:3500-4000円) ※参加者さんの提案によっては変化します 未成年の飲酒、喫煙は固くお断りいたします。 また、18歳未満の参加につきましては保護者の許可を得た後、 県の指定する外出禁止時間前に帰宅できるように退出して頂きます。 ■おおまかな説明■ 楽器を持ち寄って、大きなリハーサルスタジオで 演奏して遊ぶオフ会です。 ライブ、コンテストのような資格や細かい手続きは不要です。 事前にバンドを組んでの演奏ではなく 課題曲ごとに演奏者を交代します。 参加表明を頂いた方には 連絡用掲示板へとご案内いたします。 初参加の方は簡単なご挨拶をして頂けましたら そのまま打ち合わせにご参加下さい。 幹事、常連参加者さんがフォローいたします。 掲示板のやり取り、メールによる連絡が不便な方には 幹事とのLINEによる個別連絡を致しますので その旨をお伝え下さい。 ■募集パート■ ボーカル参加は締め切りました。 以後、見学での参加が可能です。 ギター、ベース、ドラム、 若干名募集中です。 キーボード、メロディ楽器奏者 大歓迎です。 ■見学者も受付中■ 参加費は無料です。 演奏参加として参加表明なさった方も 都合により演奏ができなくなった場合は 見学者へのチェンジをお申し付けください。 ■参加資格■ 中学生未満は保護者同伴にての参加ができる方 18歳未満は保護者の同意を得てから参加ができる方 連絡用掲示板、幹事からのお知らせを長期に渡り放置せず 積極的に連絡、打ち合わせに応じられる方 自分だけではなくご一緒される方とお互いフォローし合えるように 心がけて頂ける方 自分とは違う趣味、価値観、離れている年齢層の方へ 不快な発言などをせず、最低限の尊重ができる方 演奏技術については上限、下限は一切ございません。 ■演目について■ 演目の提案条件について: ボーカルが日本人である事(歌詞の言語については無条件) 集客需要を見通して、純ギターロック、またはバンド演奏でのアレンジが楽にできそうである曲である事 禁止条件 ジャンル別活性化の為、フリーセッションにて人気占めるジャンルである 「アニソン」「アイドル曲またはアイドル色が強い曲」 (アニソンについてはタイアップ感が薄い曲調は規制しません) 個別スレでの路線が安定している「ヘヴィメタル、ハードロック」も今回は禁止 ロック寄りを除く昭和歌謡、演歌、他懐古的なポップソング シンセサイザー、ストリングス、ホーンズ他、ギター以外のメロディ楽器が多数必要な曲 その他ルール: 楽器初心者へのハードルを考慮いたしまして、 高度な演奏テクニックを必要とする曲につきましては パートが埋まらない場合は、サポート対象外とさせて頂きます。 他の参加者の提案曲をお手伝いできない方は新規提案をお断りする場合があります。 ■注意事項■ 一部の方による、事前連絡もない当日欠席により 他の参加者さんを不快にさせる事態が 残念ながら起こる場合がございます。 参加表明後、もしも参加をキャンセルされる場合は いかなる理由でも結構ですので 必ず幹事、又は紹介者様にご連絡するか、連絡用掲示板にて その旨をお伝え下さい。 その場合は、責任の追及は致しません。 特に、演奏での参加をお考えの方は以下のページを必ずお読み下さい。 新規参加者の皆様への重要なお願い 参加人数(5/18現在) ボーカル:男性3名、女性3名(締め切りました) ギター:7名(若干名募集) ベース:4名(若干名募集) ドラム:2名(3名程募集) 課題曲 01:Bonnie Pink/A Perfect Sky (キーボード募集) https //www.youtube.com/watch?v=qe5pN-xMnPo 02:Blankey Jet City/ディズニーランドへ(ドラム募集) http //www.youtube.com/watch?v=fr4xxV_rz44 03 すかんち/恋のマジックポーション(ドラム募集) https //www.youtube.com/watch?v=F0O6LEkYjOo 04:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/世界の終わり(ドラム募集) https //www.youtube.com/watch?v=6l2O2SaCgwc 05:Do As Infinity/WEEK!(キーボード募集) https //www.youtube.com/watch?v=4nR7CEyv1eI 06:Scoobie Do/Ride On Time(ベース募集) https //www.youtube.com/watch?v=xW6ulC0G4hI 07:エレファント カシマシ/悲しみの果て(ベース、ドラム募集) https //www.youtube.com/watch?v=0WZu7L7Hjds 08:ELLEGARDEN/ジターバグ(サイドギター募集) http //www.youtube.com/watch?v=qWh5QKsyIqQ 09:Ego-Wrappin'/色彩のブルース(キーボード、サックス募集) https //www.youtube.com/watch?v=tCkIZsYqK20 10:ケラケラ/スターラブレイション(ベース、ドラム、キーボード募集) https //www.youtube.com/watch?v=JQowMIY2bOw 11:Hi-STANDARD/FIGHTING FISTS, ANGRY SOUL(サイドギター、ドラム募集) https //www.youtube.com/watch?v=X_jbxOIjPuM 12:Judy and Mary/Over Drive(サイドギター募集) https //www.youtube.com/watch?v=tgFP-HB8Jvk 13:JUDY AND MARY/クラシック(サイドギター募集) https //www.youtube.com/watch?v=eXcDYDEKbEI 14:GO! GO! 7188/こいのうた(サイドギター募集) https //www.youtube.com/watch?v=fEn2hEaWZiY 15:ENERGY(ベース、キーボード募集) http //www.nicovideo.jp/watch/sm21783788 16:TIME(ベース、ドラム募集) https //www.youtube.com/watch?v=FHZ7juuytL4 17:世界が終わるまでは (ベース、ドラム募集) https //www.youtube.com/watch?v=b5fyqh2Ysbk 18:BAD FEELING (ギター以外募集) https //www.youtube.com/watch?v=HgUc8-B966s 参加方法についてはこちら 戻る
https://w.atwiki.jp/nagoyabandsession/pages/103.html
日時: 2015年6月14日(日) 12:00-18-00(6時間) 緊急連絡先: nagoyabandsession@gmail.com 会場: スタジオアサヒドー 4階ホール室 http //www.asahidocamera.com/studio/equipment.html TEL 0522613588(道に迷ったらここへ電話してください) 料金:ビジター料金5600円×時間を人数割り アンプ1台別料金500円 ドラム1台につき1500円 段取り説明(初参加の方は全員必ずお読みください): http //www24.atwiki.jp/nagoyabandsession/pages/86.html 打ち上げ: 中日ビル ビアガーデン http //chunichi-bldg.jp/ 19時00分入室予定です。 二次会から直行の方はこちらの時間に合わせて下さい。 ■おおまかな説明■ 楽器を持ち寄って、大きなリハーサルスタジオで 演奏して遊ぶオフ会です。 ライブ、コンテストのような資格や細かい手続きは不要です。 事前にバンドを組んでの演奏ではなく 課題曲ごとに演奏者を交代します。 参加表明を頂いた方には 連絡用掲示板へとご案内いたします。 初参加の方は簡単なご挨拶をして頂けましたら そのまま打ち合わせにご参加下さい。 幹事、常連参加者さんがフォローいたします。 掲示板のやり取り、メールによる連絡が不便な方には 幹事とのLINEによる個別連絡を致しますので その旨をお伝え下さい。 ■募集パート■ 全パート、無制限に募集! リクエスト曲のジャンルは ロック、ポップス、ハードロック、アニソン、 パンク、歌謡曲、インスト、ボカロ、 等、選曲は自由です。 ■見学者も受付中■ 参加費は無料です。 演奏参加として参加表明なさった方も 都合により演奏ができなくなった場合は 見学者へのチェンジをお申し付けください。 また、今回のイベントでは会場のメインスタジオの隣のサブスタジオにて ジャムセッションが同時に開催されます。 そちらのみの参加でも可能です。 パート、人数は不問ですが 必ず満足してお楽しみ頂ける保証はございませんので ご了承の上、参加表明の際は ジャムセッション参加を希望と明記なさって下さい。 ■参加資格■ 中学生未満は保護者同伴にての参加ができる方 18歳未満は保護者の同意を得てから参加ができる方 連絡用掲示板、幹事からのお知らせを長期に渡り放置せず 積極的に連絡、打ち合わせに応じられる方 自分だけではなくご一緒される方とお互いフォローし合えるように 心がけて頂ける方 自分とは違う趣味、価値観、離れている年齢層の方へ 不快な発言などをせず、最低限の尊重ができる方 演奏技術については上限、下限は一切ございません。 ■演目について■ ジャンルは不問です。 ロック、ポップス、アニソン、ボーカロイド、インスト等 ご自由にご提案下さい。 それぞれの希望曲をお互いに手伝って、 演奏して遊びましょう。 ただし、コピーが難しい曲を希望曲に挙げられたり 他の方の希望曲のパート埋めを手伝わない方の 希望曲のパートが埋まらない場合の フォローは致しません。ご注意ください。 ■注意事項■ 一部の方による、事前連絡もない当日欠席により 他の参加者さんを不快にさせる事態が 残念ながら起こる場合がございます。 参加表明後、もしも参加をキャンセルされる場合は いかなる理由でも結構ですので 必ず幹事、又は紹介者様にご連絡するか、連絡用掲示板にて その旨をお伝え下さい。 その場合は、責任の追及は致しません。 特に、演奏での参加をお考えの方は以下のページを必ずお読み下さい。 新規参加者の皆様への重要なお願い ■参加者情報■ ボーカル:男性1名 女性4名(女性残りわずか、男性2名程募集) ギター:8名(無制限募集) ベース:5名(参加者募集中) ドラム:4名(参加者募集中) キーボード:3名(参加者募集) 他:バイオリン1名 サックス1名 課題曲候補 スタジオ5時間なので20曲制限 参加する方の経験の度合や趣味の流れで課題曲の提案を制限する場合がございます 難易度が高そうな曲をやりたい方はまずはお早めにご提案下さい。 開催が近づくにつれ、難易度が高い曲、お手伝いできる方がいなさそうな曲は却下したり ギター参加者さんのレパートリーから提案して頂くような流れになる場合がございます。 参加したいけど課題曲をお手伝いできない方が多数おられる場合は 突発的なインプロジャムセッションコーナーなどを開設いたします。 初心者の方が多数おられた場合は主宰側で課題曲を決めての 初心者コーナーを設ける場合がございます。 課題曲一覧 01:サンタナ/哀愁のヨーロッパ https //www.youtube.com/watch?v=EA46jZD6ZM0 02:藍坊主/星のすみか https //www.youtube.com/watch?v=uFY7gLrTB9w 03:ChouCho/優しさの理由 https //www.youtube.com/watch?v=0hJiMN4Csjw 04:ELLEGARDEN/the autumn song https //www.youtube.com/watch?v=0FBRKo5HkO0 05:LUNA SEA/TONIGHT(Live ver) https //www.youtube.com/watch?v=KUgR0A6rgO0 https //youtube.com/watch?v=H_aRtm8qLeU (INORAN) https //www.youtube.com/watch?v=iFtxzCSXDaI (SUGIZO) 06: YENTOWN BAND/Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ https //www.youtube.com/watch?v=4ZnAbwcyqZk ベース、ドラム、緊急募集 07:supercell/ブラック★ロックシューター https //www.youtube.com/watch?v=zwVRCNs-lTA 08A:Evanescence/Bring Me To Life https //www.youtube.com/watch?v=3YxaaGgTQYM 09 SHOW-YA/限界Lovers https //www.youtube.com/watch?v=ljhZFUCsUOo 10:相対性理論/地獄先生 https //www.youtube.com/watch?v=ZKXig38I5B0 V:Deep G:うえし B: D ゆさ 11:The Damned/Neat Neat Neat https //www.youtube.com/watch?v=MHpDgrG9H1k 12 T-SQUARE/TRUTH https //www.youtube.com/watch?v=sa45ke9Nwv8 13:keeno/glow https //www.youtube.com/watch?v=WVg6s3XEJ8c 14:YS SEVEN O.S.T/INNOCENT PRIMEVAL BREAKER http //www.youtube.com/watch?v=ZztbqSMQGHo 15:UFO/Rock Bottom https //www.youtube.com/watch?v=aP5ikQpTR3c 16:椎名林檎/正しい街 https //www.youtube.com/watch?v=ow25bmlIMAs ベース、ドラム緊急募集 参加方法についてはこちら 戻る
https://w.atwiki.jp/yomedousi/pages/629.html
スレ9-744 743 名無しさん@HOME 2007/11/15(木) 23 13 22 O 義弟嫁→お義父さん、お義母さんはもちろん、お義兄さんやお嫁さん(私)と仲良くしたい! 私→距離感のある付き合いが好き。多少人間不信。 合わない… 744 名無しさん@HOME 2007/11/15(木) 23 29 31 0 >743 あーそれ・・・しんどいねぇ 義理兄嫁→フレンドリー大好き 私→できたらひきこもってたい。 ほっといてほしいんだけどなー 751 744 2007/11/16(金) 18 55 47 0 今日、誕生日なんです。 義理兄嫁から電話があって、「744ちゃん、たんじょーびだよね☆ウフフ☆ みんなでお祝いしよー☆あつまろー☆」(言葉を文字表記したらこんな感じ)と 言われました。 そんな祝われる年ではないし、一応子どもが準備して祝ってくれる話にも なってるのでその旨伝えると 「ええ!もう分かってるでしょ?集まるの。段取りつけちゃったよー サプライズにするつもりだったのに~ぃ。子どもちゃんは明日にしてもらってよ」 に、切れました。 「何様ですか!嫁全員が同じテンションだと思わないでください! 私は集まるの大嫌いです。 そうやって集まって騒ぐの好きじゃないんです。 普通の関係でも強要されると嫌になります!もうかかわらないでください」 と、電話を切ってしまいました・・・やっちゃったー。ま、いいや。 しかし、台所からわーきゃー聞こえるのが気になるorz 752 名無しさん@HOME 2007/11/16(金) 19 38 42 0 751 大丈夫ですか?お疲れさまでした。 私も先月誕生日で、トメから「兄嫁子ちゃんと三人であなたの誕生パーティーをするので義実家に来てね」と呪いの電話がかかってきたので断りました。 「申し訳ないので気を遣わないでください」とやんわり言ってみましたが、全く通じず、 別の日にセッティングして、「今日ならいいでしょ」と。 勿論行きませんでした。そして、「こんなにしてやってるのにどうして来ないの?付き合い悪い」と、不機嫌になられてしまった・・・ 兄嫁は集まり大好きの陽気な(=攻撃的な)性格なんですが私はヒキなので全く合わない。 753 名無しさん@HOME 2007/11/16(金) 19 44 14 0 752ですが 断り方に問題ありと思われるかもしれませんが、ちゃんと断りました。 でも断ってるのに勝手に用意して日も決めて「何日の何時に来い」って命令するんです。 行かないとこっちが悪いみたいに文句言う人のメンタリティが分かりません。 754 名無しさん@HOME 2007/11/16(金) 19 45 32 0 書いててムカムカしてきた。また週末だから「来い」電話がかかってくるのか。行かないと不機嫌になるエネ夫ともどもうざすぎる。 755 名無しさん@HOME 2007/11/16(金) 19 46 30 0 祝われる年でなくとも、私の勝手な独り言で祝う。 751誕生日オメ。 756 744 2007/11/16(金) 19 52 54 0 祝われる年ではないといいつつも、スレでオメといわれると嬉しくなる不思議w がっしゃんがっしゃん台所で格闘していた娘がショボーンな顔で上がってきて 「かあちゃんごめん・・・。」で台所に行くと義理兄嫁が上がっていたよ。 娘のご飯にケチつけてたよ。 ああ、もう、空気嫁。バカ。怒鳴って半泣きで追い返したよ。 もう絶縁でもいいや( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ ハァ・・・ 追い返して、あと少しだからがんばるから。と追い出されてまた待機中です。 757 744 2007/11/16(金) 19 56 28 0 752 テレコ&連レスでごめんなさい。 テンションが違う人と義理の時以外で接触するのってつらいよね。 義理礼儀は欠かさないようにすごしてきたつもりなんだけどなぁ。 うちの場合、夫も同じコトをやらかしてくれたので、しーんとした うちの実家で夫の誕生日を祝ってみました。 寡黙で厳格な父とのさしつさされつが相当堪えたみたいで、 気の乗らないときは参加しなくていいというお墨付きがでたのがおととしのことです。 758 名無しさん@HOME 2007/11/16(金) 20 03 17 0 電話で切れられたのにクソ兄嫁娘ちゃんが格闘してる台所に凸してきたの? 759 744 2007/11/16(金) 20 11 04 0 >758 突撃して一緒に祝おうとしたみたいです。 娘(15歳)が一生懸命してる料理にケチつけて、「みんなで祝ったほうが楽しいに決まってるでしょ☆」と どこまでわからんちんなんだろう? 半泣きになりながら二度とくるな!と、塩がなくて金魚の餌ぶつけちゃったやw でもシラネ ダンナから帰宅電話がありました。娘がもう少しでできあがるからー。とがんばってくれてます。 娘ラブの夫が娘から状況軽く聞かされたらしく、何かしら対抗策練るとのことです。 もうかかわりたくないと言うとお正月はどこかいくか!ってなりました ヒャッホーイ 760 名無しさん@HOME 2007/11/16(金) 20 27 19 0 大変だったけど強い味方と愛すべきお嬢さん、素敵なご家族で裏山。 761 名無しさん@HOME 2007/11/16(金) 20 56 55 0 744 誕生日オメ! そして祝ってくれる娘、ステキだ!! それを守った744も偉いよ!! ほのぼのとした誕生日を味わってください。 762 名無しさん@HOME 2007/11/17(土) 02 02 56 0 突撃ってこわいよね。 そういうことするタイプっているのかな。 うちは前にも書いた、「旦那が新居に一人でいるところに義理弟&嫁突撃」の 者です。しかもうちは日本ではありません・・・・。そう、海外にまで 連絡もなしに来ちゃったの。 突撃タイプは家にあげちゃ絶対ダメだから744タンも気をつけてね。 777 名無しさん@HOME 2007/11/17(土) 21 45 35 0 759 その押し付け具合、不思議だね~w 祝って貰って嬉しい相手なら、自然とお誘いもしたくなるけどね Next→9-763
https://w.atwiki.jp/idressngo/pages/116.html
※交渉術はゴロネコ藩国 YOTさんより流用 部品構造 大部品 FROG交渉担当 RD 39 評価値 9大部品 FROG交渉担当官の概要 RD 4 評価値 3部品 FROG交渉担当官とは? 部品 組織の活動を円滑にする 部品 他組織との連絡・連携 部品 緊急時のトラブルシューター 大部品 FROG交渉担当官の心得 RD 6 評価値 4部品 交渉担当官の心得の遵守 部品 信頼を基礎とした交渉を行う 部品 長期的な視野に立って交渉を行う 部品 段取り八分、準備を怠らない。 部品 FROGの代表として交渉にあたることを忘れない 部品 支援者の善意を常に意識する 大部品 FROG交渉担当官の仕事内容 RD 3 評価値 2部品 大口の物資の買い付けや物流輸送の交渉 部品 各国の政府や公的機関との交渉・調整 部品 緊急支援時の当該国・近隣国との調整 大部品 FROG交渉担当官の採用と訓練 RD 4 評価値 3部品 交渉担当官の応募要件 部品 交渉担当官の採用面接 部品 交渉担当官の人数制限 部品 交渉担当官の訓練:ゴロネコ藩国での訓練とその後の研修 大部品 FROG交渉担当官の資質や特徴 RD 7 評価値 4部品 冷静で落ち着いている 部品 警戒心を薄れさせる物腰 部品 礼儀作法と愛嬌 部品 落ち着いた声 部品 記憶力がいい 部品 こまめな情報収集が日課 部品 チームプレイを意識する 大部品 交渉術(ゴロネコ藩国) RD 15 評価値 6大部品 交渉技術(ゴロネコ藩国) RD 12 評価値 6部品 交渉術の概要 部品 目的の明確化 部品 目的の整理 部品 目的の修正 部品 相手の目的を理解する 部品 論点を割り出す 部品 妥協点の協議 部品 交渉し易い状況を構築する 部品 交渉相手に対しての敬意 部品 相手の心を想像し、相手の立場になって考える 部品 礼儀 部品 交渉とは 大部品 交渉の周辺準備 RD 3 評価値 2部品 自陣営の意識統一 部品 交渉の窓口となってくれる存在を探す 部品 他勢力に仲介を頼む 部品定義 部品 FROG交渉担当官とは? FROG交渉担当官とは、FROGの本部に所属し、FROGの代表として外部との交渉を行う役割をもつ職員。また、必要に応じて本部と支部や、支部間の調整交渉を行うこともある。 部品 組織の活動を円滑にする 本部の各部署と調整をしながら、食品卸に食料の買い付け量や価格の交渉をしたり、物流会社と輸送計画の相談をしたりする。 部品 他組織との連絡・連携 各国政府や組織などとコミュニケーションを取り合い、トラブルが起こらないように、起こっている場合は解決できるように交渉する。 部品 緊急時のトラブルシューター 災害等発生時には各国政府機関や治安維持機関と連絡を取り合い、緊急支援の段取りを組むために交渉・調整を行う。 部品 交渉担当官の心得の遵守 FROGの交渉担当官は、採用から訓練、配属されて仕事に就いてからも交渉担当官としての心得を守ることを求められる。これは、採用担当官や先輩たちからもことあるごとに話をされ、評価にも反映される。 部品 信頼を基礎とした交渉を行う FROGは人々の信頼と協力によって成り立つ組織であるため、交渉においては詐術を用いず、お互いの信頼関係を構築することを第一とする。また、相手のメンツや自尊心を傷つけないよう留意する。 部品 長期的な視野に立って交渉を行う 交渉一つ一つの成否という目先の成果にとらわれるのではなく、長期的に互いの利となるように、時には損をとることも受け入れる。 部品 段取り八分、準備を怠らない。 交渉は、交渉のテーブルに着く前に結果が出てしまっていることも多い。事前の情報収集をはじめとした準備こそが交渉において重要だと心得る。 部品 FROGの代表として交渉にあたることを忘れない 交渉担当官は、FROGの代表として交渉にあたる。交渉相手はFROGがどのような団体なのかを、交渉担当官を通じて知る。そのため、常に活動の理念を忘れず、交渉相手に仲間になってもらえるよう努力する。 部品 支援者の善意を常に意識する FROGの活動原資は、人々の善意から成り立っている。寄付にせよフードバンクにせよ、困っている人のために役立ててほしいという気持ちでFROGに委託されているものである。交渉担当官の交渉次第で、それが無駄になってしまうこともあることを十分に留意する。 部品 大口の物資の買い付けや物流輸送の交渉 FROGの日々の活動に必要な物資は各支部の決裁で確保するが、支部をまたぐような大口の物資買い付けや物流輸送が必要となる際に、協力企業や物流会社とFROGの窓口として交渉を行う。 部品 各国の政府や公的機関との交渉・調整 FROGだけでできることには限りがあることから、FROGはできる限り各国の政府や多国籍組織との協力関係を作り、何かあれば相互に連携をすることとしている。そのための交渉や調整を行う。 部品 緊急支援時の当該国・近隣国との調整 災害等発生時においては、当該国と近隣国への緊急支援が行われる。交渉担当官は必要に応じて、それらの国々の政府、企業、支部や他団体と調整を行い、速やかに緊急支援部隊が活動できる体制を作る。 部品 交渉担当官の応募要件 FROGの支部・本部職員の中で3年以上の経歴があり、本部であれば部門の長、支部であれば支部長の推薦を得た希望するものが応募できる。 部品 交渉担当官の採用面接 応募してきた者は、FROG本部でグループ面接と、先輩渉外担当による面接、FROGの長による面接を経て合格したもののみが採用される。 部品 交渉担当官の人数制限 交渉担当官は最大50名までを限度として、必要に応じて任命される。ただし、FROGの長が特に認める場合は、それを超えて臨時に任命することがありうる。 部品 交渉担当官の訓練:ゴロネコ藩国での訓練とその後の研修 交渉担当官に任命されたものは、1年間ゴロネコ藩国の支部で勤務に従事しつつ、ゴロネコ藩国政府の協力を得た研修プログラムにて交渉術について学び、その後本部に配属される。本部配属後も、半年に一度の定期的な勉強会において最新の理論や経験・ノウハウを統合して技術や知識をアップデートする。なお、ゴロネコ藩国で学ぶ交渉術については、その内容を外部に漏らすことは禁止されている。 部品 冷静で落ち着いている 交渉は事前準備をしていても、何が起こるかわからない。想定外の事態においても、冷静で落ち着き、自信を持って対処することで信頼を得ることができることを交渉官は知っている。 部品 警戒心を薄れさせる物腰 相手との信頼関係を築くために、交渉官は初対面の相手でもできるだけ警戒感を与えず好印象を持ってもらえるような物腰を身に着けている。 部品 礼儀作法と愛嬌 交渉に足る相手だと思われるために必要なTPOをわきまえた礼儀作法、交渉官は身に着けている。また、礼儀正しすぎることも相手との壁を作ってしまうため、愛嬌を見せてバランスをとる。 部品 落ち着いた声 交渉官は、声の調子や抑揚などが相手に影響を与えることを知っているため、信頼感を持ってもらいやすいような落ち着いた声で話すように努めている。 部品 記憶力がいい 交渉官は交渉において発言、会話の流れを記憶しておくことで、論理的矛盾などがないかを常に検証している。また過去の交渉や、事前に調べた資料などを記憶しており、交渉を有利に進める。 部品 こまめな情報収集が日課 新聞やテレビなどのメディアや、各政府広報などに日ごろから目を通し、情報を整理することを日課としている。記事の切り抜きをスクラップブックに収集しているものも多い。 部品 チームプレイを意識する 大きな交渉になればなるほど、交渉の準備からクロージングまでを一人で行うことはない。資料の整理や機材の準備など様々なサポートをしてくれる職員、アドバイスをくれる同僚や上司などとチームプレイを心がけ、スタンドプレーに走らないことを意識している。 部品 交渉術の概要 自分の考えを正しく理解し、相手の考えを正しく理解し、自分と相手の間にある問題を正しく理解し、問題の解決方法を話し合う、と言った当たり前の方法です。 部品 目的の明確化 何を目的にして相手と交渉を行うかを明確にしておく事は、一番大切な事であり、交渉前に一番最初にやるべき事です。 目的を明確にすることで、その目的を達成するためには、何を争点にし、どういった方向で交渉を進めるべきかも見えて来ます。 部品 目的の整理 また目的と言うものは一つではなく、連続していたり平行しているものです。 例えば和平交渉の目的は和平としても、和平を行う事の目的が、戦争の犠牲者を減らすためだったり、犠牲者を減らす目的は…といった具合に連続していきます。 また和平の目的が犠牲者を減らす事と、別に軍事費を抑えるためと言ったように、別の目的が並行する場合もあります。 こういった複数の目的を整理、分類し、優先順位や何処が争点になるかを考え、整理しておく事が大切です。 部品 目的の修正 また目的は相手からの要求や交渉内容によってリアルタイムで修正していく必要がある場合もあります。 例えば相手から交渉を呼びかけてきた場合でこちらから相手への要求は特にない場合は、相手の要求を知るまでは目的がない状態と言うのも考えられます。 こういった場合は相手からの要求を良く聞き、その要求が自分達に与える影響を考えて、悪い影響があるようだったら、それを軽減する事を目的にする 良い影響であれば、良い影響を拡大する事を目的にする等が考えられます。 部品 相手の目的を理解する 自分の目的の次は、相手の目的です。交渉においては相手の目的を正しく理解する事がとても大切です。 相手の目的はこちらに知らせたい目的もあれば、こちらに知らせたくない秘密の目的もあります。 相手に、こちらに知らせたがったている目的があるなら、先ずはそれを正しく理解する事が大事です。 相手から持ちかけてきた交渉であれば必ず相手に目的はありますし、こちらから持ちかけた交渉であっても、 相手が交渉に応じるのであれば、こちらの要望に対応すると言う目的は生じます。 相手の話を良く聞きそこから目的を理解する事、自分から交渉の目的について確認を行う事、 相手の立場、気持になって相手の目的を想像する事、いずれも大切です。 部品 論点を割り出す 自分の目的と相手の目的が理解出来たら、両者の目的を比較、協議して、対立してる部分を考察します。 そうして判明した対立してる部分が問題点であり、交渉の論点です。 出来る限り、実際の交渉に入る前に、問題点と論点を正確に割り出して把握して置く事が大切です。 事前に把握できていない場合や誤解がある場合も多いので、最初に問題点、論点をはっきりとさせておく事が大切です。 部品 妥協点の協議 お互いの目的の対立してる部分が上手く把握できたら、その対立点を取り除くために協議を行います。 自分の目的、相手の目的、お互いの目的の対立点の3点が正しく理解出来ていれば、解決方法を考える事も容易になる筈です。 大抵の場合の解決方法は出来る限り自分の目的と相手の目的に影響が少ない範囲で、お互いに譲り合う事です。 何が譲っても良い条件か、何が譲れない条件かといった事も、目的を正しく把握できていれば判断がしやすい筈です。 部品 交渉し易い状況を構築する 相手が交渉し易い、交渉した方が利益が出ると認識出来る状況、環境を作り出す事が大切です。 例えば何らかの物品の貿易の交渉を持ちかけるととして、その物品を相手が価値がないと思えば交渉には乗ってこないでしょうが 相手にとっても価値がある物であると示す事が出来れば、相手も交渉に乗ってくれる可能性が高いです。 また例えば相手側が十分な戦力を持っていて、交渉するより戦争の方が利益が大きいと判断するような環境では交渉するのは難しい場合が考えられます。 こういった場合は、こちらの戦力や相手にとっての利用価値を示す事や、相手の戦力を減らす等で、戦争より交渉のが利益があると判断させれば、交渉に持ち込みやすくなります。 部品 交渉相手に対しての敬意 交渉相手には常に敬意を忘れないようにしましょう。 敬意とは相手を敬い、尊重する心です。 相手と話し合い、理解しあい、相互の利益について相談するには、お互いを尊重し合う事が重要です。 相手が自分達を尊重してくてれないと感じても、先ずは自分の方から敬意を示す事が交渉の第一歩です。 部品 相手の心を想像し、相手の立場になって考える 相手を尊重するには、相手の心、立場、考えを想像し尊重する事が必要です。 自分の事情だけに囚われず、相手の事情を想像してみましょう。 部品 礼儀 礼儀とは敬意を表すための技術です。 相手への敬意がなければ、礼儀は意味のない物です。 作法より敬意を表する意思の方が重要ですが、礼儀作法は敬意を表するために古くから積み重ねられた先人の知恵です、身につけておいて損はありません。 また文化が違えば礼儀作法も違ってきます。 相手の文化、作法を事前、あるいは交渉の最中に学ぶ事も重要です。 相手の文化が分からなければ自分達の文化、あるいは自分自身の考えで相手に敬意を表する事が大切です。 部品 交渉とは 交渉とは話し合う事で双方の利益を生み出す事です。 そのためにはお互いを理解し合い、距離を縮め、互いを思いやる気持ちが大切です。 交渉が終わった後、互いの距離を縮め、良い笑顔で笑いあえる。 そんな交渉を実現する事を目的にしましょう。 部品 自陣営の意識統一 交渉を開始する前に、交渉に対する自分たちの意見、意識を統一しておく事が大切です。 事前に十分に話し合い、矛盾の出る事のないようにしましょう。 部品 交渉の窓口となってくれる存在を探す 相手勢力の情報を収集し交渉の窓口を探す事は交渉を開始する上で重要です。 相手の勢力の中にも交渉に消極的な人物や、交渉に前向きな人物等、意見や考え方が分かれている場合が多いです。 また1人の人物が独裁的な権力を持つ勢力と、複数の派閥が拮抗する勢力では何処を交渉の窓口の選定や交渉への持っていき方にも差が出て来ます。 相手を良く知り、相手の事を良く考え、適切な交渉の窓口を探す事が重要です。 部品 他勢力に仲介を頼む 相手勢力に交渉の窓口を見つけるのが難しい場合は、交渉相手と関連がある別の勢力に仲介を依頼する事も重要な手段です。 提出書式 大部品 FROG交渉担当 RD 39 評価値 9 -大部品 FROG交渉担当官の概要 RD 4 評価値 3 --部品 FROG交渉担当官とは? --部品 組織の活動を円滑にする --部品 他組織との連絡・連携 --部品 緊急時のトラブルシューター -大部品 FROG交渉担当官の心得 RD 6 評価値 4 --部品 交渉担当官の心得の遵守 --部品 信頼を基礎とした交渉を行う --部品 長期的な視野に立って交渉を行う --部品 段取り八分、準備を怠らない。 --部品 FROGの代表として交渉にあたることを忘れない --部品 支援者の善意を常に意識する -大部品 FROG交渉担当官の仕事内容 RD 3 評価値 2 --部品 大口の物資の買い付けや物流輸送の交渉 --部品 各国の政府や公的機関との交渉・調整 --部品 緊急支援時の当該国・近隣国との調整 -大部品 FROG交渉担当官の採用と訓練 RD 4 評価値 3 --部品 交渉担当官の応募要件 --部品 交渉担当官の採用面接 --部品 交渉担当官の人数制限 --部品 交渉担当官の訓練:ゴロネコ藩国での訓練とその後の研修 -大部品 FROG交渉担当官の資質や特徴 RD 7 評価値 4 --部品 冷静で落ち着いている --部品 警戒心を薄れさせる物腰 --部品 礼儀作法と愛嬌 --部品 落ち着いた声 --部品 記憶力がいい --部品 こまめな情報収集が日課 --部品 チームプレイを意識する -大部品 交渉術(ゴロネコ藩国) RD 15 評価値 6 --大部品 交渉技術(ゴロネコ藩国) RD 12 評価値 6 ---部品 交渉術の概要 ---部品 目的の明確化 ---部品 目的の整理 ---部品 目的の修正 ---部品 相手の目的を理解する ---部品 論点を割り出す ---部品 妥協点の協議 ---部品 交渉し易い状況を構築する ---部品 交渉相手に対しての敬意 ---部品 相手の心を想像し、相手の立場になって考える ---部品 礼儀 ---部品 交渉とは --大部品 交渉の周辺準備 RD 3 評価値 2 ---部品 自陣営の意識統一 ---部品 交渉の窓口となってくれる存在を探す ---部品 他勢力に仲介を頼む 部品 FROG交渉担当官とは? FROG交渉担当官とは、FROGの本部に所属し、FROGの代表として外部との交渉を行う役割をもつ職員。また、必要に応じて本部と支部や、支部間の調整交渉を行うこともある。 部品 組織の活動を円滑にする 本部の各部署と調整をしながら、食品卸に食料の買い付け量や価格の交渉をしたり、物流会社と輸送計画の相談をしたりする。 部品 他組織との連絡・連携 各国政府や組織などとコミュニケーションを取り合い、トラブルが起こらないように、起こっている場合は解決できるように交渉する。 部品 緊急時のトラブルシューター 災害等発生時には各国政府機関や治安維持機関と連絡を取り合い、緊急支援の段取りを組むために交渉・調整を行う。 部品 交渉担当官の心得の遵守 FROGの交渉担当官は、採用から訓練、配属されて仕事に就いてからも交渉担当官としての心得を守ることを求められる。これは、採用担当官や先輩たちからもことあるごとに話をされ、評価にも反映される。 部品 信頼を基礎とした交渉を行う FROGは人々の信頼と協力によって成り立つ組織であるため、交渉においては詐術を用いず、お互いの信頼関係を構築することを第一とする。また、相手のメンツや自尊心を傷つけないよう留意する。 部品 長期的な視野に立って交渉を行う 交渉一つ一つの成否という目先の成果にとらわれるのではなく、長期的に互いの利となるように、時には損をとることも受け入れる。 部品 段取り八分、準備を怠らない。 交渉は、交渉のテーブルに着く前に結果が出てしまっていることも多い。事前の情報収集をはじめとした準備こそが交渉において重要だと心得る。 部品 FROGの代表として交渉にあたることを忘れない 交渉担当官は、FROGの代表として交渉にあたる。交渉相手はFROGがどのような団体なのかを、交渉担当官を通じて知る。そのため、常に活動の理念を忘れず、交渉相手に仲間になってもらえるよう努力する。 部品 支援者の善意を常に意識する FROGの活動原資は、人々の善意から成り立っている。寄付にせよフードバンクにせよ、困っている人のために役立ててほしいという気持ちでFROGに委託されているものである。交渉担当官の交渉次第で、それが無駄になってしまうこともあることを十分に留意する。 部品 大口の物資の買い付けや物流輸送の交渉 FROGの日々の活動に必要な物資は各支部の決裁で確保するが、支部をまたぐような大口の物資買い付けや物流輸送が必要となる際に、協力企業や物流会社とFROGの窓口として交渉を行う。 部品 各国の政府や公的機関との交渉・調整 FROGだけでできることには限りがあることから、FROGはできる限り各国の政府や多国籍組織との協力関係を作り、何かあれば相互に連携をすることとしている。そのための交渉や調整を行う。 部品 緊急支援時の当該国・近隣国との調整 災害等発生時においては、当該国と近隣国への緊急支援が行われる。交渉担当官は必要に応じて、それらの国々の政府、企業、支部や他団体と調整を行い、速やかに緊急支援部隊が活動できる体制を作る。 部品 交渉担当官の応募要件 FROGの支部・本部職員の中で3年以上の経歴があり、本部であれば部門の長、支部であれば支部長の推薦を得た希望するものが応募できる。 部品 交渉担当官の採用面接 応募してきた者は、FROG本部でグループ面接と、先輩渉外担当による面接、FROGの長による面接を経て合格したもののみが採用される。 部品 交渉担当官の人数制限 交渉担当官は最大50名までを限度として、必要に応じて任命される。ただし、FROGの長が特に認める場合は、それを超えて臨時に任命することがありうる。 部品 交渉担当官の訓練:ゴロネコ藩国での訓練とその後の研修 交渉担当官に任命されたものは、1年間ゴロネコ藩国の支部で勤務に従事しつつ、ゴロネコ藩国政府の協力を得た研修プログラムにて交渉術について学び、その後本部に配属される。本部配属後も、半年に一度の定期的な勉強会において最新の理論や経験・ノウハウを統合して技術や知識をアップデートする。なお、ゴロネコ藩国で学ぶ交渉術については、その内容を外部に漏らすことは禁止されている。 部品 冷静で落ち着いている 交渉は事前準備をしていても、何が起こるかわからない。想定外の事態においても、冷静で落ち着き、自信を持って対処することで信頼を得ることができることを交渉官は知っている。 部品 警戒心を薄れさせる物腰 相手との信頼関係を築くために、交渉官は初対面の相手でもできるだけ警戒感を与えず好印象を持ってもらえるような物腰を身に着けている。 部品 礼儀作法と愛嬌 交渉に足る相手だと思われるために必要なTPOをわきまえた礼儀作法、交渉官は身に着けている。また、礼儀正しすぎることも相手との壁を作ってしまうため、愛嬌を見せてバランスをとる。 部品 落ち着いた声 交渉官は、声の調子や抑揚などが相手に影響を与えることを知っているため、信頼感を持ってもらいやすいような落ち着いた声で話すように努めている。 部品 記憶力がいい 交渉官は交渉において発言、会話の流れを記憶しておくことで、論理的矛盾などがないかを常に検証している。また過去の交渉や、事前に調べた資料などを記憶しており、交渉を有利に進める。 部品 こまめな情報収集が日課 新聞やテレビなどのメディアや、各政府広報などに日ごろから目を通し、情報を整理することを日課としている。記事の切り抜きをスクラップブックに収集しているものも多い。 部品 チームプレイを意識する 大きな交渉になればなるほど、交渉の準備からクロージングまでを一人で行うことはない。資料の整理や機材の準備など様々なサポートをしてくれる職員、アドバイスをくれる同僚や上司などとチームプレイを心がけ、スタンドプレーに走らないことを意識している。 部品 交渉術の概要 自分の考えを正しく理解し、相手の考えを正しく理解し、自分と相手の間にある問題を正しく理解し、問題の解決方法を話し合う、と言った当たり前の方法です。 部品 目的の明確化 何を目的にして相手と交渉を行うかを明確にしておく事は、一番大切な事であり、交渉前に一番最初にやるべき事です。 目的を明確にすることで、その目的を達成するためには、何を争点にし、どういった方向で交渉を進めるべきかも見えて来ます。 部品 目的の整理 また目的と言うものは一つではなく、連続していたり平行しているものです。 例えば和平交渉の目的は和平としても、和平を行う事の目的が、戦争の犠牲者を減らすためだったり、犠牲者を減らす目的は…といった具合に連続していきます。 また和平の目的が犠牲者を減らす事と、別に軍事費を抑えるためと言ったように、別の目的が並行する場合もあります。 こういった複数の目的を整理、分類し、優先順位や何処が争点になるかを考え、整理しておく事が大切です。 部品 目的の修正 また目的は相手からの要求や交渉内容によってリアルタイムで修正していく必要がある場合もあります。 例えば相手から交渉を呼びかけてきた場合でこちらから相手への要求は特にない場合は、相手の要求を知るまでは目的がない状態と言うのも考えられます。 こういった場合は相手からの要求を良く聞き、その要求が自分達に与える影響を考えて、悪い影響があるようだったら、それを軽減する事を目的にする 良い影響であれば、良い影響を拡大する事を目的にする等が考えられます。 部品 相手の目的を理解する 自分の目的の次は、相手の目的です。交渉においては相手の目的を正しく理解する事がとても大切です。 相手の目的はこちらに知らせたい目的もあれば、こちらに知らせたくない秘密の目的もあります。 相手に、こちらに知らせたがったている目的があるなら、先ずはそれを正しく理解する事が大事です。 相手から持ちかけてきた交渉であれば必ず相手に目的はありますし、こちらから持ちかけた交渉であっても、 相手が交渉に応じるのであれば、こちらの要望に対応すると言う目的は生じます。 相手の話を良く聞きそこから目的を理解する事、自分から交渉の目的について確認を行う事、 相手の立場、気持になって相手の目的を想像する事、いずれも大切です。 部品 論点を割り出す 自分の目的と相手の目的が理解出来たら、両者の目的を比較、協議して、対立してる部分を考察します。 そうして判明した対立してる部分が問題点であり、交渉の論点です。 出来る限り、実際の交渉に入る前に、問題点と論点を正確に割り出して把握して置く事が大切です。 事前に把握できていない場合や誤解がある場合も多いので、最初に問題点、論点をはっきりとさせておく事が大切です。 部品 妥協点の協議 お互いの目的の対立してる部分が上手く把握できたら、その対立点を取り除くために協議を行います。 自分の目的、相手の目的、お互いの目的の対立点の3点が正しく理解出来ていれば、解決方法を考える事も容易になる筈です。 大抵の場合の解決方法は出来る限り自分の目的と相手の目的に影響が少ない範囲で、お互いに譲り合う事です。 何が譲っても良い条件か、何が譲れない条件かといった事も、目的を正しく把握できていれば判断がしやすい筈です。 部品 交渉し易い状況を構築する 相手が交渉し易い、交渉した方が利益が出ると認識出来る状況、環境を作り出す事が大切です。 例えば何らかの物品の貿易の交渉を持ちかけるととして、その物品を相手が価値がないと思えば交渉には乗ってこないでしょうが 相手にとっても価値がある物であると示す事が出来れば、相手も交渉に乗ってくれる可能性が高いです。 また例えば相手側が十分な戦力を持っていて、交渉するより戦争の方が利益が大きいと判断するような環境では交渉するのは難しい場合が考えられます。 こういった場合は、こちらの戦力や相手にとっての利用価値を示す事や、相手の戦力を減らす等で、戦争より交渉のが利益があると判断させれば、交渉に持ち込みやすくなります。 部品 交渉相手に対しての敬意 交渉相手には常に敬意を忘れないようにしましょう。 敬意とは相手を敬い、尊重する心です。 相手と話し合い、理解しあい、相互の利益について相談するには、お互いを尊重し合う事が重要です。 相手が自分達を尊重してくてれないと感じても、先ずは自分の方から敬意を示す事が交渉の第一歩です。 部品 相手の心を想像し、相手の立場になって考える 相手を尊重するには、相手の心、立場、考えを想像し尊重する事が必要です。 自分の事情だけに囚われず、相手の事情を想像してみましょう。 部品 礼儀 礼儀とは敬意を表すための技術です。 相手への敬意がなければ、礼儀は意味のない物です。 作法より敬意を表する意思の方が重要ですが、礼儀作法は敬意を表するために古くから積み重ねられた先人の知恵です、身につけておいて損はありません。 また文化が違えば礼儀作法も違ってきます。 相手の文化、作法を事前、あるいは交渉の最中に学ぶ事も重要です。 相手の文化が分からなければ自分達の文化、あるいは自分自身の考えで相手に敬意を表する事が大切です。 部品 交渉とは 交渉とは話し合う事で双方の利益を生み出す事です。 そのためにはお互いを理解し合い、距離を縮め、互いを思いやる気持ちが大切です。 交渉が終わった後、互いの距離を縮め、良い笑顔で笑いあえる。 そんな交渉を実現する事を目的にしましょう。 部品 自陣営の意識統一 交渉を開始する前に、交渉に対する自分たちの意見、意識を統一しておく事が大切です。 事前に十分に話し合い、矛盾の出る事のないようにしましょう。 部品 交渉の窓口となってくれる存在を探す 相手勢力の情報を収集し交渉の窓口を探す事は交渉を開始する上で重要です。 相手の勢力の中にも交渉に消極的な人物や、交渉に前向きな人物等、意見や考え方が分かれている場合が多いです。 また1人の人物が独裁的な権力を持つ勢力と、複数の派閥が拮抗する勢力では何処を交渉の窓口の選定や交渉への持っていき方にも差が出て来ます。 相手を良く知り、相手の事を良く考え、適切な交渉の窓口を探す事が重要です。 部品 他勢力に仲介を頼む 相手勢力に交渉の窓口を見つけるのが難しい場合は、交渉相手と関連がある別の勢力に仲介を依頼する事も重要な手段です。 インポート用定義データ [ { "title" "FROG交渉担当", "part_type" "group", "children" [ { "title" "FROG交渉担当官の概要", "part_type" "group", "children" [ { "title" "FROG交渉担当官とは?", "description" "FROG交渉担当官とは、FROGの本部に所属し、FROGの代表として外部との交渉を行う役割をもつ職員。また、必要に応じて本部と支部や、支部間の調整交渉を行うこともある。", "part_type" "part" }, { "title" "組織の活動を円滑にする", "description" "本部の各部署と調整をしながら、食品卸に食料の買い付け量や価格の交渉をしたり、物流会社と輸送計画の相談をしたりする。", "part_type" "part" }, { "title" "他組織との連絡・連携", "description" "各国政府や組織などとコミュニケーションを取り合い、トラブルが起こらないように、起こっている場合は解決できるように交渉する。", "part_type" "part" }, { "title" "緊急時のトラブルシューター", "description" "災害等発生時には各国政府機関や治安維持機関と連絡を取り合い、緊急支援の段取りを組むために交渉・調整を行う。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "FROG交渉担当官の心得", "part_type" "group", "children" [ { "title" "交渉担当官の心得の遵守", "description" "FROGの交渉担当官は、採用から訓練、配属されて仕事に就いてからも交渉担当官としての心得を守ることを求められる。これは、採用担当官や先輩たちからもことあるごとに話をされ、評価にも反映される。", "part_type" "part" }, { "title" "信頼を基礎とした交渉を行う", "description" "FROGは人々の信頼と協力によって成り立つ組織であるため、交渉においては詐術を用いず、お互いの信頼関係を構築することを第一とする。また、相手のメンツや自尊心を傷つけないよう留意する。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "長期的な視野に立って交渉を行う", "description" "交渉一つ一つの成否という目先の成果にとらわれるのではなく、長期的に互いの利となるように、時には損をとることも受け入れる。", "part_type" "part" }, { "title" "段取り八分、準備を怠らない。", "description" "交渉は、交渉のテーブルに着く前に結果が出てしまっていることも多い。事前の情報収集をはじめとした準備こそが交渉において重要だと心得る。", "part_type" "part" }, { "title" "FROGの代表として交渉にあたることを忘れない", "description" "交渉担当官は、FROGの代表として交渉にあたる。交渉相手はFROGがどのような団体なのかを、交渉担当官を通じて知る。そのため、常に活動の理念を忘れず、交渉相手に仲間になってもらえるよう努力する。", "part_type" "part" }, { "title" "支援者の善意を常に意識する", "description" "FROGの活動原資は、人々の善意から成り立っている。寄付にせよフードバンクにせよ、困っている人のために役立ててほしいという気持ちでFROGに委託されているものである。交渉担当官の交渉次第で、それが無駄になってしまうこともあることを十分に留意する。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "FROG交渉担当官の仕事内容", "part_type" "group", "children" [ { "title" "大口の物資の買い付けや物流輸送の交渉", "description" "FROGの日々の活動に必要な物資は各支部の決裁で確保するが、支部をまたぐような大口の物資買い付けや物流輸送が必要となる際に、協力企業や物流会社とFROGの窓口として交渉を行う。", "part_type" "part" }, { "title" "各国の政府や公的機関との交渉・調整", "description" "FROGだけでできることには限りがあることから、FROGはできる限り各国の政府や多国籍組織との協力関係を作り、何かあれば相互に連携をすることとしている。そのための交渉や調整を行う。", "part_type" "part" }, { "title" "緊急支援時の当該国・近隣国との調整", "description" "災害等発生時においては、当該国と近隣国への緊急支援が行われる。交渉担当官は必要に応じて、それらの国々の政府、企業、支部や他団体と調整を行い、速やかに緊急支援部隊が活動できる体制を作る。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "FROG交渉担当官の採用と訓練", "part_type" "group", "children" [ { "title" "交渉担当官の応募要件", "description" "FROGの支部・本部職員の中で3年以上の経歴があり、本部であれば部門の長、支部であれば支部長の推薦を得た希望するものが応募できる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "交渉担当官の採用面接", "description" "応募してきた者は、FROG本部でグループ面接と、先輩渉外担当による面接、FROGの長による面接を経て合格したもののみが採用される。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "交渉担当官の人数制限", "description" "交渉担当官は最大50名までを限度として、必要に応じて任命される。ただし、FROGの長が特に認める場合は、それを超えて臨時に任命することがありうる。", "part_type" "part" }, { "title" "交渉担当官の訓練:ゴロネコ藩国での訓練とその後の研修", "description" "交渉担当官に任命されたものは、1年間ゴロネコ藩国の支部で勤務に従事しつつ、ゴロネコ藩国政府の協力を得た研修プログラムにて交渉術について学び、その後本部に配属される。本部配属後も、半年に一度の定期的な勉強会において最新の理論や経験・ノウハウを統合して技術や知識をアップデートする。なお、ゴロネコ藩国で学ぶ交渉術については、その内容を外部に漏らすことは禁止されている。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "FROG交渉担当官の資質や特徴", "part_type" "group", "children" [ { "title" "冷静で落ち着いている", "description" "交渉は事前準備をしていても、何が起こるかわからない。想定外の事態においても、冷静で落ち着き、自信を持って対処することで信頼を得ることができることを交渉官は知っている。", "part_type" "part" }, { "title" "警戒心を薄れさせる物腰", "description" "相手との信頼関係を築くために、交渉官は初対面の相手でもできるだけ警戒感を与えず好印象を持ってもらえるような物腰を身に着けている。", "part_type" "part" }, { "title" "礼儀作法と愛嬌", "description" "交渉に足る相手だと思われるために必要なTPOをわきまえた礼儀作法、交渉官は身に着けている。また、礼儀正しすぎることも相手との壁を作ってしまうため、愛嬌を見せてバランスをとる。", "part_type" "part" }, { "title" "落ち着いた声", "description" "交渉官は、声の調子や抑揚などが相手に影響を与えることを知っているため、信頼感を持ってもらいやすいような落ち着いた声で話すように努めている。", "part_type" "part" }, { "title" "記憶力がいい", "description" "交渉官は交渉において発言、会話の流れを記憶しておくことで、論理的矛盾などがないかを常に検証している。また過去の交渉や、事前に調べた資料などを記憶しており、交渉を有利に進める。", "part_type" "part" }, { "title" "こまめな情報収集が日課", "description" "新聞やテレビなどのメディアや、各政府広報などに日ごろから目を通し、情報を整理することを日課としている。記事の切り抜きをスクラップブックに収集しているものも多い。", "part_type" "part" }, { "title" "チームプレイを意識する", "description" "大きな交渉になればなるほど、交渉の準備からクロージングまでを一人で行うことはない。資料の整理や機材の準備など様々なサポートをしてくれる職員、アドバイスをくれる同僚や上司などとチームプレイを心がけ、スタンドプレーに走らないことを意識している。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "id" 5010, "title" "交渉術(ゴロネコ藩国)", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 12 04 45.612909", "updated_at" "2017-08-20 12 04 45.612909", "children" [ { "id" 5372, "title" "交渉技術(ゴロネコ藩国)", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.052329", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.052329", "children" [ { "id" 5011, "title" "交渉術の概要", "description" "自分の考えを正しく理解し、相手の考えを正しく理解し、自分と相手の間にある問題を正しく理解し、問題の解決方法を話し合う、と言った当たり前の方法です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 04 45.658005", "updated_at" "2017-08-20 12 04 45.658005", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5012, "title" "目的の明確化", "description" "何を目的にして相手と交渉を行うかを明確にしておく事は、一番大切な事であり、交渉前に一番最初にやるべき事です。 \n目的を明確にすることで、その目的を達成するためには、何を争点にし、どういった方向で交渉を進めるべきかも見えて来ます。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 04 45.770982", "updated_at" "2017-08-20 12 04 45.770982", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5013, "title" "目的の整理", "description" "また目的と言うものは一つではなく、連続していたり平行しているものです。 \n例えば和平交渉の目的は和平としても、和平を行う事の目的が、戦争の犠牲者を減らすためだったり、犠牲者を減らす目的は…といった具合に連続していきます。 \nまた和平の目的が犠牲者を減らす事と、別に軍事費を抑えるためと言ったように、別の目的が並行する場合もあります。 \nこういった複数の目的を整理、分類し、優先順位や何処が争点になるかを考え、整理しておく事が大切です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 04 45.817161", "updated_at" "2017-08-20 12 04 45.817161", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5373, "title" "目的の修正", "description" "また目的は相手からの要求や交渉内容によってリアルタイムで修正していく必要がある場合もあります。 \n例えば相手から交渉を呼びかけてきた場合でこちらから相手への要求は特にない場合は、相手の要求を知るまでは目的がない状態と言うのも考えられます。 \nこういった場合は相手からの要求を良く聞き、その要求が自分達に与える影響を考えて、悪い影響があるようだったら、それを軽減する事を目的にする \n良い影響であれば、良い影響を拡大する事を目的にする等が考えられます。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.107195", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.107195", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5374, "title" "相手の目的を理解する", "description" "自分の目的の次は、相手の目的です。交渉においては相手の目的を正しく理解する事がとても大切です。 \n相手の目的はこちらに知らせたい目的もあれば、こちらに知らせたくない秘密の目的もあります。 \n相手に、こちらに知らせたがったている目的があるなら、先ずはそれを正しく理解する事が大事です。 \n相手から持ちかけてきた交渉であれば必ず相手に目的はありますし、こちらから持ちかけた交渉であっても、 \n相手が交渉に応じるのであれば、こちらの要望に対応すると言う目的は生じます。 \n相手の話を良く聞きそこから目的を理解する事、自分から交渉の目的について確認を行う事、\n相手の立場、気持になって相手の目的を想像する事、いずれも大切です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.13178", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.13178", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5377, "title" "論点を割り出す", "description" "自分の目的と相手の目的が理解出来たら、両者の目的を比較、協議して、対立してる部分を考察します。 \nそうして判明した対立してる部分が問題点であり、交渉の論点です。 \n出来る限り、実際の交渉に入る前に、問題点と論点を正確に割り出して把握して置く事が大切です。 \n事前に把握できていない場合や誤解がある場合も多いので、最初に問題点、論点をはっきりとさせておく事が大切です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.146396", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.146396", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5379, "title" "妥協点の協議", "description" "お互いの目的の対立してる部分が上手く把握できたら、その対立点を取り除くために協議を行います。 \n自分の目的、相手の目的、お互いの目的の対立点の3点が正しく理解出来ていれば、解決方法を考える事も容易になる筈です。 \n大抵の場合の解決方法は出来る限り自分の目的と相手の目的に影響が少ない範囲で、お互いに譲り合う事です。 \n何が譲っても良い条件か、何が譲れない条件かといった事も、目的を正しく把握できていれば判断がしやすい筈です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.17387", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.17387", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5380, "title" "交渉し易い状況を構築する", "description" "相手が交渉し易い、交渉した方が利益が出ると認識出来る状況、環境を作り出す事が大切です。\n例えば何らかの物品の貿易の交渉を持ちかけるととして、その物品を相手が価値がないと思えば交渉には乗ってこないでしょうが \n相手にとっても価値がある物であると示す事が出来れば、相手も交渉に乗ってくれる可能性が高いです。\nまた例えば相手側が十分な戦力を持っていて、交渉するより戦争の方が利益が大きいと判断するような環境では交渉するのは難しい場合が考えられます。 \nこういった場合は、こちらの戦力や相手にとっての利用価値を示す事や、相手の戦力を減らす等で、戦争より交渉のが利益があると判断させれば、交渉に持ち込みやすくなります。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.196277", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.196277", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5383, "title" "交渉相手に対しての敬意", "description" "交渉相手には常に敬意を忘れないようにしましょう。 \n敬意とは相手を敬い、尊重する心です。 \n相手と話し合い、理解しあい、相互の利益について相談するには、お互いを尊重し合う事が重要です。 \n相手が自分達を尊重してくてれないと感じても、先ずは自分の方から敬意を示す事が交渉の第一歩です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.215697", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.215697", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5385, "title" "相手の心を想像し、相手の立場になって考える", "description" "相手を尊重するには、相手の心、立場、考えを想像し尊重する事が必要です。 \n自分の事情だけに囚われず、相手の事情を想像してみましょう。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.238012", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.238012", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5387, "title" "礼儀", "description" "礼儀とは敬意を表すための技術です。 \n相手への敬意がなければ、礼儀は意味のない物です。 \n作法より敬意を表する意思の方が重要ですが、礼儀作法は敬意を表するために古くから積み重ねられた先人の知恵です、身につけておいて損はありません。 \nまた文化が違えば礼儀作法も違ってきます。 \n相手の文化、作法を事前、あるいは交渉の最中に学ぶ事も重要です。 \n相手の文化が分からなければ自分達の文化、あるいは自分自身の考えで相手に敬意を表する事が大切です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.261736", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.261736", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5389, "title" "交渉とは", "description" "交渉とは話し合う事で双方の利益を生み出す事です。 \nそのためにはお互いを理解し合い、距離を縮め、互いを思いやる気持ちが大切です。 \n交渉が終わった後、互いの距離を縮め、良い笑顔で笑いあえる。 \nそんな交渉を実現する事を目的にしましょう。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.279696", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.279696", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } } ], "character" { "id" 527, "name" "YOT" }, "expanded" true }, { "id" 5393, "title" "交渉の周辺準備", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.342655", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.342655", "children" [ { "id" 5394, "title" "自陣営の意識統一", "description" "交渉を開始する前に、交渉に対する自分たちの意見、意識を統一しておく事が大切です。 \n事前に十分に話し合い、矛盾の出る事のないようにしましょう。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.344692", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.344692", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5397, "title" "交渉の窓口となってくれる存在を探す", "description" "相手勢力の情報を収集し交渉の窓口を探す事は交渉を開始する上で重要です。 \n相手の勢力の中にも交渉に消極的な人物や、交渉に前向きな人物等、意見や考え方が分かれている場合が多いです。 \nまた1人の人物が独裁的な権力を持つ勢力と、複数の派閥が拮抗する勢力では何処を交渉の窓口の選定や交渉への持っていき方にも差が出て来ます。 \n相手を良く知り、相手の事を良く考え、適切な交渉の窓口を探す事が重要です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.394326", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.394326", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } }, { "id" 5399, "title" "他勢力に仲介を頼む", "description" "相手勢力に交渉の窓口を見つけるのが難しい場合は、交渉相手と関連がある別の勢力に仲介を依頼する事も重要な手段です。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 12 13 41.41402", "updated_at" "2017-08-20 12 13 41.41402", "children" [], "character" { "id" 527, "name" "YOT" } } ], "character" { "id" 527, "name" "YOT" }, "expanded" true } ], "character" { "id" 527, "name" "YOT" }, "expanded" true } ], "expanded" true } ]
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17919.html
■ バレンタインの前日の夜。 理学部の子と名乗る子から電話が掛かってきた。 『……秋山さんですか。私は明日田井中さんを食事に誘った者です』 まるで犯人の犯行予告のような抑揚のない平坦な声色だ。 しかしそれでも、どこかゆったりとした雰囲気も感じる。 緊張しているのか、それとも元よりこのような感じなのか。私には彼女という人を全然掴むことができなかった。 私は部屋の中央に立ったまま、電話を耳に当てている。 とりあえず質問が浮かんだ。 私は極度の人見知りであるが、電話やメールは顔を実際に合わせているわけではないので幾分か声は出た。 「どうして私の電話番号を?」 『田井中さんに、××さんを通して教えていただきました……どうしても、秋山さんと二人でお話ししておきたくて』 理由がわからない。 それがどうにも気になる。 もちろん私は律とバレンタインを過ごすことができる彼女に少しばかり嫉妬しているけれど、でもそこはもう諦めていた。 私は律にただ気持ちを伝えたい。 だから明日チョコレートを渡して、想いを伝える。 それで十分だ。 そりゃやっぱりバレンタイン律と一緒がいいなあとは思うけど……でもいろいろと割り切っている部分もある。 いつまでも溜め息を吐いていられない。 「なぜ、私と?」 『電話じゃ伝えにくいですね……やっぱり直接会って、お話しませんか。 明日の四時半に、大学の中庭の噴水で待ってますので』 「えっ? でも、律と食事会に行くんじゃ……」 講義が終わるのが四時。だとしたら、あんまりうかうかしていられないんじゃないのか? もう食事をする場所……例えばレストランなんかの予約が取ってあるって言ってたから大丈夫だとは思うけど。 でも、早いに越したことはないし、私なんかと四時半にわざわざ約束して、話している余裕があるのだろうか。 なんか不思議というか、よくわからないな。 もう律に近付くな、とか言われてしまうのかも。 そりゃ彼女が律のことが好きだというなら、いつも一緒にいる私はある意味で邪魔だし、快くは思わないだろう。 だからって。 律は、渡したくない。 私は目を閉じ、そう心の中で言う。 そのまま耳を傾けた。 『田井中さんとは、五時に待ち合わせしてるんです。ですから、四時半に会いましょう。すぐにお話は終わります』 五時か。なら、あんまり話は長引かないだろう。 さっきも考えたけど、もうあんまり律に近付くなってことかな。 ……いや、まだ彼女と律が付き合い始めたわけじゃないんだ。 ただバレンタインで食事を一緒に取るだけじゃないか。 お付き合いが始まったわけじゃあないんだ。 落ち着け私。 電話の向こうに、明日、律と一緒に過ごす相手がいるんだ。 顔も名前も知らない。 だから、私は携帯電話を持つ手が震えていた。中途半端に手汗もかいている。 もともと人見知りな質だ。 だけど、この居心地の悪さはそんな私の性格から来るものではない。 単純に、相手への嫉妬と……自分の情けなさと、緊張と。 よくわからない感じが渦巻いてる。 律を取られるんじゃないか。 そんな不安だった。 律に限って、そんなことはないと思うけど。 私がそう考えているということは、律がこの子を振ってくれるんじゃないかって密かに期待してるってことだ。 馬鹿澪だ。 最低だ。この子は律のことが好きなんだ。 でも心の中で、振られちゃえって思ってる……。 律に私を選んでほしいと思ってるんだ。 ……やっぱり私、わがままだな。 そう考えて息を吐いた。 頭に、言葉が浮かぶ。 それを言うべきか言うまいか、一瞬だけ迷った。 『これ』を言うことは、彼女にとっていい気持ちじゃないだろう。 私から彼女への宣戦布告、はたまた独占欲の滲み出る醜い言霊かもしれない。 私がそれを彼女に告げたら、彼女は私を笑うのだろうか。 少しは、プレッシャーを感じてくれるのだろうか。 耳に当てている電話を握り締める。 私は彼女に告げた。 「――律は、渡さないからな……っ」 律は、私のだ。 ……まだ違うけど、でも負けたくなんかない。 誰にも、渡したくなんかない。 彼女に失礼かもしれないけど。 でも、これが本音だ。 静かになった。 私はやはり失礼だったかもと思って、次に彼女が出してくる言葉が怖かった。 沈黙の向こうが何を考えているのかわからない。 私はそれでも穏やかに待った。 数秒後。 『……さすが、秋山さん。そう言うと思ってました』 笑いを含んだような彼女の声に、私は何も言えなかった。 さすが? そう言うと思っていた? 言葉に迷っているうちに、彼女は続ける。 『……大丈夫ですよ。私は、田井中さんをあなたから奪い取ることなんてまったく考えてません』 「えっ――?」 思いがけない言葉に、私は思わず声をあげてしまった。 『ですから、私は田井中さんと付き合いたいとは少しも考えていないということです』 「ど、どういうこと……?」 私から奪い取る気はつもりはない。 律と付き合いたいわけでもない。 何を言ってるのだろう。 元々律は私と付き合っているわけじゃないから、律が彼女と付き合いだしても私から奪ったことにはならない。 彼女は、私と律がすでに付き合っていると勘違いしているのだろうか。 確かに誤解されるぐらい常日頃に一緒にいるけど……。 そう考えると、結構恥ずかしいな。人前で……あんなに一緒にいたんだ律と。 いや。 そんなことを考えている場合じゃない。 私の考えていることとは逆の言葉……律と付き合う気はないという言葉に安堵したのか、 そして頭の中でいつも一緒にいる私と律の記憶が再生されて、肩の力が抜けたのがわかった。 震えていた指先も、今はきちんと携帯電話を握っている。 しかしまずます訳がわからない。 律のことが好きなら、律と付き合いたいと思ったりするのは当然だ。 ……私なら、そう思う。 でも彼女はそうじゃないと言っている。 本当に不思議な子だ。 喜んでる私がいる。 でも、明日律と一緒に食事をするのには変わりないんだ。 それだけが引っかかっている。 『もう一度言いますよ。私は田井中さんとお付き合いしたいとは思っていません。 あなたから田井中さんを奪おうなんて気持ちは少しもないんです』 「……どうして?」 『それは明日、話しましょう』 一辺倒すぎる声。私と違って、彼女はとても落ち着いていた。 『それと、この電話の内容は絶対誰にも言わないでください。明日噴水前に四時半ということも、何もかもです。 とにかく電話で話した内容は他言しないでください。特に田井中さん』 「わ、わかりました……」 『ありがとうございます。では、明日頑張ってくださいね』 「――」 何も言えないまま、電話は切れた。 私は無音が響くそれを耳に押し当てたまま、数秒間佇んでいた。 頑張ってくださいって、何を? 明日頑張ることって……私が、律にチョコを渡して想いを伝えることしかない。 それを、彼女は知らないはずだよな……? でもまるで知ってるかのような確信を持った言葉。 頑張ってください、か……。 私は少しだけ、勇気をもらった気がした。 恋敵のはずなのに。 とにかく、明日だ。 二月十四日。 世の中のいろんな人が、いろんな人にチョコをあげる。 想いを告げる人だっているだろう。 どうか私と律に、幸福がありますように。 ■ いつも通り大学に行くと、いつも通り律がいた。 「おはよ、澪」 「……おはよう、律」 私は先週、律を突き飛ばして逃げ帰り、そのままだった。 だから律には申し訳ない気持ちで一杯だった。 律も多少は怒ってるんじゃないかって思っていた。 だけど、律はそんなのも忘れたようにケロッと笑っているのだ。 私は拍子抜けすると同時に、優しすぎる律に泣きそうになった。 律は、本当にいつも通りだった。 講義が終わったら、あの子と食事に行くくせに。 そんな兆候も微塵と見せない。 いつも通り優しく笑ってる。 「行こうぜ」 「……うん」 いつも通りのはずだけど、ほんの少しだけ静かだった。 廊下を歩いている間は、全然話さなかった。 講義室に入っても話さない。 私はチラチラと律を見てしまう。律と何度も目が合った。 その度に、恥ずかしくなって目を逸らすのだった。 何を私は緊張してるんだ……。 緊張してるのは、当たり前だ。 私は、今日の内に律に告白するんだ――。 だからこんなにも、落ち着けなくて。 律の方が気になるんだ。 講義の間も、律は比較的普通だった、気がする。 でも、いつもよりそわそわしているように感じた。 律はいつも講義をいい加減に……というよりも、外見だけはあまり真面目ではない空気がある。 頬杖を突いて、いつも眠そうな横顔を見せているからだ。 でも今日は、お気に入りだという黄色のペンでたまにチャカチャカ机を叩いたり…… そしてやっぱり何度も私と目が合うのだった。律も私を気にしてるのかな……。 いつも通りに隣に座っている。 でも、糸がピンと張っているように張り詰めた雰囲気。 講義中だからそりゃ静かなものだけど、でもいつものように穏やかではなかった。 何より体に力が入る。いつものようにちょっと力を抜くようなことができなかったのだ。 私は人差し指のお腹のあたりを親指で何度もさすっているだけしかできなかった。 熱があるんじゃないかと思うほど、額も熱い。 講義は、ノートこそ真面目に取ってみるものの頭にはまるで入らず、教授の言葉は右から左へと通り抜けて行っていた。 ただ頭には、律にどうやって告白しよう。そしてどうやってチョコレートを渡そうかの段取りを決めることだけしかなかった。 ふわふわ時間には、段取り考えてる時点で、もう駄目だと書いたけど。 でも、頭でその状況を思い描かなければ、とてもその時になって言葉など出てきそうもなかった。 実際、律のことを好きだと自覚してから、先ほどのおはようしかできていない。 今までは、律のことを好きだと思っても、それは恋愛感情ではなく、友達としてだと思ってたんだ。 だから、律のことが恋愛として好きだと自分が知っている状態で律と話すのは、多分もっと緊張する。 口下手になる。 想いなんて、伝わりにくくなってしまう。 私に振り向いてもらいたい。 もしあの子が、律と付き合う気がなくても。 律に、私を好きになってほしいんだ。 だから、頑張るんだ。 精一杯想いを伝えるんだ。 それから、いつものように食堂の窓際の席で、律と一緒に昼食を食べる。 この席で昼食を食べることは暗黙の了解と化していたので、まったく言葉を交わさなくても私たちはここに座り、昼食をとっていた。 それでも、お互いが頑なに喋らない。 だけど、最初に沈黙を破ったのは律だった。 「……澪」 「……何?」 律は、食事会の事もあるからかあんまりお腹を満たすようなものは頼まなかった。 先週と同じハンバーガーだ。しかもそれ一つだけ。 私は突然の呼びかけに、やっぱり声は出なかった。 だけど、律と話せないのも心苦しくはあったので、絞り出すように返事はできた。 「講義終わったら、どうすんの澪は? やっぱり……帰るのか?」 実は『理学部の子』と四時半に噴水で待ち合わせしているのだけど、それは言ってはいけない約束になっている。 特に律には言うなと念を押されているから、なんとか誤魔化さなければいけなかった。 だけど、上手い嘘が思い浮かばなかった。 第一、律の前で酷く緊張しドキドキしているのに、まともな嘘など吐けそうもない。 第一なぜ誰にも言ってはいけないのかよくわからないのだ。 でも一応言われているのだから、言ってはいけないんだろうな。 私はなんとか言葉を捻りだした。 「……帰るよ。律は食事会だし、特にやることもないし」 嘘だ。 しかし、一瞬だけ律は表情を失くした。 でもすぐに笑う。 「そっか。わかった」 寂しそうに目を細めて、ハンバーガーを食べるのを再開した。 私は、どうしようもないけど。 でも嘘をついたことはちょっとだけ申し訳なかった。 後で嘘をついたことは謝るしかない。 問題は、いつチョコレートを渡すかだ……タイミングが全然掴めない。 誰かに物をプレゼントすること自体が、私には慣れないことなのだ。 律には何度も物を渡したことはある。初めてあげたあのオススメの文庫本もそうだ。 だけど今度ばかりは違うんだ。渡すことや、それを言うことによって。 ……関係が崩れちゃうことだってあるんだ。 それが、まだ怖いままで。 想いを伝えるんだって昨日から、何度も意気込んでる。 確かに意気込んではいるのに、でも友達でも親友でもいいから、関係が続くのなら告白なんてしなくてもいいんじゃないかって怖いんだ。 私は、律しかいない。 だから律を失ったら、私はまた一人だ。 いや……違う。 一人に戻るのが怖いから、律と関係を崩したくないわけじゃないんだ。 純粋に、律と離れたくないよ……。 でも、食事会がどうとか、××さんに恋愛感情がどうとかって話されてから。 もうそんなのが抑えきれなくなって。 このままで私は満足かって、全然そんなことなくて……。 恋人になりたいなって気持ちもどんどん出てきたから。 だからこうして、鞄にチョコレートを潜めている。 どうにかして渡したい。 律に受け取って欲しい。 できるならば、律と付き合いたい。 恋人同士になりたい。 律は私の事、好きじゃないのかもしれない。 たくさんいる友達の中の、一人かもしれない。 だけど、私にとってはたった一人なんだ。 いろんなことを教えてくれたし、私の初めてばっかりの律。 だから特別な律と、もっと特別になりたい。 こんなこと思える相手も、律だけだから。 20
https://w.atwiki.jp/konjiki/pages/28.html
●ザルチム/パートナー:ラウシン・モー 【術】 オルシド・シャロン無数の影の鞭で相手を拘束する術。使用中は他の行動に出たり次の呪文を間髪入れず撃つ事が出来ないと思われる。 シドナ・ソルド巨大な影の剣を操作し攻撃する術。ギガノ級 シドナ・シルド巨大な影の盾で防御する術。ギガノ盾 ガンズ・シドセン両手に出した影の砲台で乱射する術。ガ級 オルダ・シドナ無数の影の槍を放つ術。オルダなので操作可能と思われる。ゴウ級 シドナ・ディップ両手に影の短刀を出す術。ゴウ級術 シドナ・ディ・シザルク両手に巨大な影の爪を出す強化術。持続時間はかなり長く攻撃範囲もなかなか広い。ギガノ強化 ジボルオウ・シードン巨大な死神のような獣を召喚する術。ザルチムの呪文の性質上、目を塞ぐことによって威力が激減する。ディオガ級 【身体能力・戦術】 基本的に心の力をセーブしながら戦うタイプ。オルシド・シャロンで先手を打つ事を好み、最大術を放つタイミングを伺いながら戦闘を展開していく事が多い。パートナーは筋骨隆々としているが特段前線に出て戦うわけでも無く並の人間。 最大呪文による攻撃は、手に出現した影絵のような物を目の光で巨大化させ行う。その性質上、目を塞がれると術の威力が落ちたり、実体化が難しくなるようだ。 広範囲に対する魔物の気配の感知・位置の探知能力に優れている。 【長所】 オルシド・シャロンがとにかく脅威。技の性質上、次の攻撃に繋げる事は出来ないが肉体能力の弱いコンビや不意打ちに弱い魔物ならそのまま捕縛に繋げたり本を燃やす段取りに繋げる事が出来る。 バランスが取れた術の種類と豊富な数。常に冷静沈着で術の使い方も上手く、心の力を浪費しないのも長所。 【短所】 ギガノ級強化術を使ってようやくゴウ強化リーヤ+アリシエを単身捌ききれるぐらいの力しか無いので、術がどれだけ驚異でもザルチム自身が脅威になり得ないのが惜しい。良くも悪くもオルシド・シャロンだけが独り歩きの評価を得ている。 中級術こそ多いもののそれ以上が弱く数も少ないため、最大術以外の決め手に欠ける。そのジボルオウもある程度の溜めやモーションが入り「目を塞ぐ事によって術の威力が減少する」という弱点が付き物。 ●リーヤ/パートナー:アリシエ 【術】 ニドルク全身を硬質化させ強化する。初級 ガルバニオ頭部にある角を伸ばし攻撃する術。初級 ピック・ガルニオ長く鋭利な針に腕を変形させ相手を攻撃する術。ガ級 ゴウ・ニオドルク長い爪を持つ巨体に姿を変える強化術。ゴウ級強化 ガンズ・ニオセン腹部から薬莢を乱射し相手を攻撃する術。ゴウ級 ゴウ・アムルク腕を巨大化させ相手を攻撃する術。ゴウ級 ガルドルク・ニオルク高速回転しながら相手に突貫する術。ゴウ ~ ギガノ級 ラージア・シルニオ巨大な盾へと姿を変える防御術。中級盾 バルド・ニオセン長大な薬莢を乱射する術。薬莢は任意で弾けさせる事が出来る。ギガノ級 ディゴウ・シルシオ巨大な盾を召喚するリーヤの最大防御呪文。ディオ級防御 シャオウ・ニオドルクリーヤに似た巨大な獣へと変貌し相手に突撃する最大術。ディオガ級 【身体能力・戦術】 ツァオロンと同じく注目すべき点はパートナーであるアリシエの身体能力。玄宗には及ばないが、戦人モードに入れば並の魔物と互角に渡り合えるほどの力を持つ事が出来る。 サポート術こそ豊富だが基本的には肉体強化術がメインとなる。アリシエor味方のサポートをしながら戦う傾向が見られ連携力も非常に高い。 【長所】 パートナーのアリシエが身体能力・精神力ともに人間離れしている。ゴウ級術を掠らせた程度では大したダメージにならず、魔物との取っ組みあいではゴウ級強化呪文を使ったザルチムとタメを張れるなどスペックだけならウォンレイに相当する。心の力もセーブせずに戦えばシャオウを2発撃てるなどなかなか高い。リーヤもアリシエとの連携力が非情に高く2vs1に持ち込みやすいのが強み。 種類の豊富な攻撃術、ディオ級盾、巨大化する強化術など攻守共々バランスが良い。 【短所】 術数こそ多いものの初級術~中級術相当が殆どで、高火力呪文に乏しい点が目立つ。ギガノ~ディオ+級までの攻撃術をほとんど持たず、自分自身が弾や盾になる術が多いため自傷するケースが多くリスクも高い。敵をダウンさせる術が最大術以外に乏しく、シャオウ・ニオドルク以外の決め手に欠ける。 パートナーであるアリシエが前線に出る戦い方が多いので、本人及び魔本が狙われやすい点も弱点。 ●ツァオロン/パートナー:玄宗 【術】 エルド棍を強化させる。初級 ゴウ・エルドエルドの強化版。ゴウ級 ガンズ・エルド棍で連続で突く。ゴウ級 ザオウ・ギルエルドツァオロンの最大術。頭部に刃の付いた巨大な鮫状エネルギーを棍に纏い放つ。ディオ級上位 【身体能力・戦術】 ツァオロン自体の身体能力はウォンレイ(ガ級相当)と同等かそれ以上。パートナーである玄宗はそれ以上の強さを持つ。同じ格闘寄りの2人だが、コンビネーションが良く息を合わせた戦い方をするため脳筋という訳ではない。 ゾフィスに精神操作されていない数少ない石版魔物のパートナーでもあり、術に対して心の力を込める事も可能である。(ザオウを撃った際の発言考慮) 【長所】 尋常じゃないほど玄宗が強い。その1発1発の拳はティオのセウシルにヒビを入れ、ウォンレイに血反吐を吐かせるほど。セウシルはビクトリームのマグルガに数発耐える防御力がある為、人間であるにも関わらず推定ガ級強化の強さがある。素の身体能力だけ見ればA-Sランクのパートナー達よりも上で作中最強スペック。また、自分の拳が適わないやと見るや攻撃の手を止めザオウ・ギルエルドで対処するなど勘や判断力等も優れている。 ツァオロンも体術・格闘技術に優れ玄宗との連携力も非常に高い。棍というアドバンテージもあるので格闘技術・自衛能力の無いコンビに対してゴリ押せる可能性が高い。 【短所】 同ランク及び前後のランク帯の魔物と比較すると所持する呪文の火力が低め。本編では相手にこそ恵まれたもののある程度のスペック、ディオガ級以上の術持ち、遠距離・空中での戦いに持ち込める魔物に対してはランク下の相手でも打つ手が無い。一応最大術でカバー出来ない事も無いが何しろ心の力を考慮しても2発程度が限界。中級術に欠けるのも短所。 テッドの様に身体強化を行うわけではなくあくまで「棍の強化」を行うのでゴウ級強化以上の魔物に対しては不利になりがち。
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/147.html
GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE GIRL ROCK Halfway of promise Yu Takami feat. Shihori Nakane 140 940 ? 埋めたいだけならひるまず皿を回すこと。緑から白まで、この曲なら適当回しでなんとかなる。 -- 名無しさん (2010-01-08 01 45 45) 後半・・・というかラストこそ連皿だが、そこまでの皿は2連や3連どまりで細かく切れている。音量も大きめなので、一度オートで聞いてみるのもオススメ。ラストは微妙にズレているが、16分回しでOKでしょう。 -- 名無しさん (2011-06-18 21 30 54) ☆9でもおかしくはない。皿を捌けるor誤魔化すことができればクリアしたも同然。もしかすると5段でも? -- 名無しさん (2011-09-22 08 01 05) ↑前作九段だがクリア無理っすw -- 名無しさん (2011-09-22 20 09 19) 前作八段だけど、六段取り立てで緑、八段取る前に白ついた。やはり皿は個人差だと思う。ノマゲまでならラストを16分で適当に回してれば地力がなくても運次第でつくと思う。 -- 名無しさん (2011-09-22 21 47 17) ↑↑↑自分も五段当時にクリアできた(ただしCS)。しかし個人差が強く、十段取得時に挑戦したら普通に落ちた。鍵盤自体はたいしたことないので、皿とにかく回すことが重要! -- 名無しさん (2012-01-20 18 18 38) 個人差ありそうだけど☆11にしては簡単すぎる気も -- 名無しさん (2012-01-21 13 39 43) ↑連皿がラストにあるってことで☆11になってるようなもの。ヲチャが☆9にされてる理由と真逆っぽい。 -- 名無しさん (2012-01-21 18 23 49) とりあえず☆11にランプを付けたいと思うならこの曲がおすすめ。ちょっと粘着すれば5~6段でも緑は付けられる -- 名無しさん (2012-02-01 12 30 32) 登場当時はそこそこの難易度だったように感じたが、皿曲が氾濫する現在ではかなりぬるい皿に感じる。たぶん8段でも難抜け余裕だと思う。 -- 名無しさん (2013-04-17 19 56 48) ☆11初ハードクリア。皿が得意なら十分いけます -- 名無しさん (2013-04-23 23 01 31) ☆10にmass曲灰譜面やb2bが登場した今ではなあ。ラストに連皿だからかろうじて☆11という感じ。 -- 名無しさん (2013-05-02 14 06 51) 最後の連皿事故死は結構あるので、ある程度の地力があるなら完全にHARD推奨。 -- 名無しさん (2013-05-10 10 45 23) AA難ついてるのにこれに難つかない俺の悪口はやめるんだ -- 名無しさん (2013-07-20 20 15 34) EXHARDの場合、終盤の連皿地帯が脅威になる。BADハマりを起こすと、一瞬でゲージが吹き飛ぶので注意・・・。 -- 名無しさん (2013-07-20 21 58 24) ↑にある通りEX難は終盤がキツい。そこの攻略→ただ十六分のリズムで回し続けるだけだとズレてる皿地帯一瞬でゲージ吹き飛ぶ。ズレてる皿は開始を少し早めに十二分で回すとGOOD量産して被害を抑えれる…かも -- 名無しさん (2013-07-21 01 17 43) 道中は皿が素直で難所はラストだけなのでハードは灼熱灰やb2b穴よりだいぶ楽。単皿はかなり苦手だが、これはまだマシな譜面な気がする。 -- 名無しさん (2013-11-04 02 37 07) EXHはラストがなかなか怖い。BP11でも2%抜けだった。 -- 名無しさん (2013-11-23 11 34 43) ↑5、AAがhyper、anotherどっちか気になって眠れないです。 -- 名無しさん (2013-11-23 17 07 46) ↑さすがに穴じゃないですかね。灰ハードだと別にこの曲にハードつかなくても全然おかしくないし。 -- 名無しさん (2013-11-23 19 41 05) ラスト以外安定するなら難の方が良さそう。同時押し部分も割と押しやすいので道中のミスは誤魔化せるはず -- 名無しさん (2014-03-16 16 35 05) 難ノマゲ詐称級のinsaneに比べると全体的にも難易度は落ちるか。 -- 名無しさん (2014-07-24 09 09 32) ラスト前の歯抜けた4連皿(67小節最初)を見極めるのが大事。ここを意識するだけで安定度が段違いになるはず -- 名無しさん (2014-07-25 22 43 13) ☆11としては弱いが、逆詐称ってほどではない。回復はあるが、皿が多めでさらにラス殺しなどもあるので注意が必要。HARDのほうが簡単だと思う。 -- 名無しさん (2014-08-20 15 46 36) 地力がつけば完全にラストゲーなので保証が無い時にプレーする場合はハード推奨。あと、ハードで逃げるタイプの曲であり、かつ不規則連皿なためEXHがかなり難しい。EXHを狙う場合は自己ベBPを1桁にしておきたい。 -- 名無しさん (2014-08-21 10 47 33) 安定する難易度って意味では☆11で逆詐称ってほどではないがクリアワンチャン出る難易度って意味だと逆詐称もいいとこ。皿がそこそこできれば六段でも余裕でまぐれクリアが狙えるので☆11のランプが欲しいならおすすめ -- 名無しさん (2014-10-28 21 09 48) 1P正規ノマゲ同士ならハフウェ<b2bだけど、2P正規ノマゲ同士ならハフウェ>b2b。一部の皿のリズムが不規則だったり、連皿に満遍なく皿側の鍵盤が混ざるから、なんだかんだで☆11の難しさはあると思う。ただマグレランプは狙いやすいのかも。 -- 名無しさん (2015-02-01 07 29 10) ↑ミス 1P正規は難での比較だった。 -- 名無しさん (2015-02-01 07 31 37) BP一桁を経験してないならエクハは多分キツイ。そんな曲 -- 名無しさん (2016-04-05 01 07 21) 鳥A及びfc狙いならS乱もおすすめ。もちろん皿ができる前提で -- 名無しさん (2016-06-05 20 35 54) ノーツは少いが、中盤からずっと皿複合であるため☆11としては弱いが、決して逆詐称ではない。ラストも連皿があるので、基本的にハード推奨。 -- 名無しさん (2017-03-11 14 22 07) 1Pミラーで繋がりました。鍵盤片手で取りやすいです。 -- 名無しさん (2017-03-12 07 16 15) BP12でEX難。道中で凡ミスしても連皿迄に回復は出来るのでこの辺がギリかと。ただしラストの連皿だけ見るならBP5を切らないと厳しいかと -- 名無しさん (2017-05-16 02 53 44) ↑追記、ラストの連皿100%突入時BP3でそこそこ余裕あったので目安に -- 名無しさん (2017-05-16 02 55 24) 灼熱灰のテンポを下げた代わりに鍵盤を増やしてラス殺しにしたような譜面。連皿中の鍵盤は片手でもなんとかなる。皿が微妙にズレてるが気にせずぶん回そう -- 名無しさん (2018-12-22 16 24 23) ラストが連皿だけだったら全然弱いけど鍵盤が絡み方が嫌らしい... -- 名無しさん (2019-12-15 23 20 18) イージーノマゲはラストでいかに耐えられるかだが、難逃げするにも地味に道中の皿がいやらしくので、どちらにしても皿が苦手であると上で言われてるよりも難しい部類に入る。九段だが未だにランプがつかない -- 名無しさん (2020-07-28 16 10 37) 灼熱1灰と灼熱2灰よりもフルコンが後だった。なかなか侮れない曲 -- 名無しさん (2020-07-28 17 34 12) ハード推奨の皿曲…なのだが、ラス殺し以前にも細かい皿が何度も邪魔しに来るのがなかなか嫌らしい。皿のリズムも若干複雑なので、意外と個人差が出る譜面かも知れない。鍵盤は本当にスッカスカなので、BPめっちゃ出たのにハード出来ました的なまぐれ当たりはほぼ期待しない方が良い -- 名無しさん (2020-07-28 22 25 10) BP15で☆11皿曲初EXH。ハードからEXHまでランプ更新出来ると成長を感じられる良譜面 -- 名無しさん (2020-09-16 17 52 03) 早くないBPMで16分皿しか無い(実際は微ズレだが気にしないでいいと思う) 皿が同じようなパターンのリズムで振ってくるので覚えやすいため皿or皿複合の練習におすすめ -- 名無しさん (2020-12-30 12 39 52) 天一(H)が☆10ならコイツも☆10でいい気がする… -- 名無しさん (2021-03-26 17 06 46) スコア詰め始めると微ズレ皿が鬱陶しい事この上ない 2連皿も当然光らせやすくはない 鳥出してから一気に伸び悩む -- 名無しさん (2022-01-26 14 45 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kuriari/pages/322.html
潮の香りが漂う、夕暮れ時のサントハイム城。 照りつける西日が城全体を照らし、白い城壁が夕焼け色に染まる。 この国の若き神官であるクリフトは、その背に夕日を受けながら 大聖堂内の書庫の一室で、膨大な書類の整理に没頭していた。 「ふう。お茶でも飲んで、少し休みましょうか…」 早朝からの作業で、酷使した身体に束の間の休息を与えるべく、 クリフトは、きつい瞬きを何度も繰り返し、長い両腕で大きく伸びをする。 最後の仕上げである深呼吸を終え、身体の緊張をほぐし切った直後、 ノックもなく入り口のドアが突然音を立てて開いた。 「あ、いたいた。ねえクリフト、これから時間空いてる?」 腰に手を当て、そう茶目っ気たっぷりに笑うのは、 少々おてんばが過ぎることで知られるこの城の王女、アリーナであった。 先ほどの衝撃で、ドアを固定する金具が緩んでしまっていたが、 こういうことは日常茶飯事なのか、クリフトもさほど驚きはしなかった。 部屋の奥から工具箱を取り出し、早速簡単な修繕に取り掛かる。 「ああ、これはアリーナ姫さま。私なら特に予定はございませんが、何か?」 「だったら、今から二人でご飯食べに行かない?いいお店見つけたんだ」 「わ、私が姫さまとご一緒にですか?」 「そうよ。すごく人気のお店で、二人分しか予約取れなかったのよね。 だからお父様やブライには内緒よ。ばれたらあとでうるさいから」 アリーナは小柄な身体を精一杯伸ばし、クリフトの耳元でささやいた。 二人きりでの外食、と聞いて、クリフトは心臓が飛び出そうな感覚に陥った。 お父上である王様やブライ様よりも、この自分を選んでくれるとは。 そう思うと、あふれる感情を自身ではもう抑えることができなかった。 「ちょっと…もしかして泣いてるの?」 「はい。このクリフト、あまりにも嬉しくて猛烈に感動してしまいました!」 「何よ。それじゃまるで、お城がろくな食事を出してないみたいじゃない…」 「い、いえ。めっそうもございません。日頃のお気遣い感謝しております」 「まあいいわ。そろそろ予約の時間だし、とにかく行きましょう」 アリーナは整った眉の片方を吊り上げ、ふっとため息をついた。 歓喜の涙を拭うクリフトの腕を強引に引き離し、城の裏庭へと連れ出すと、 懐から取り出したキメラの翼を空高く放り投げた。 二人の身体はふわりと宙に浮かび、一瞬にして城から姿ごと消え去っていく。 ◇◇◇ 着いた先は、どこまでも広がるのどかな田園風景。 時差が関係しているのか、この地方はまだ日没には至っていないようだ。 南国特有の強い日差しが、二人に容赦なく襲いかかる。 「ここは…ソレッタですか?久しぶりに来ると、何だか懐かしいですね」 「目の前の看板にもちゃんと書いてあるじゃない。『郷土料理の店☆ソレッタ』って」 「いらっしゃいませ。ようこそお越しくださいました」 「こんにちは。二名で予約したアリーナです」 「アリーナ様ですね。お待ちしておりました」 「おや?あなたは…どなたかと思えば、この城の王様ではありませんか」 「はい。昼間は国王兼農夫、夜は国王兼ここの支配人をしております。さあ、こちらへ」 二人を出迎えたのは、何とソレッタの国王であった。 特産物である薬草、パデキアが奇跡的に全滅の危機から救われ、 それと同時に、貧困にあえいでいたこの国にも復興の兆しが見え始めた。 元来働き者の国王は、農作業だけでなくレストランの経営にも手を出したようだ。 経営だけでは物足りないのか、自ら広告塔役を買って出たという。 国王、いや支配人は、土仕事で荒れた手を差し出し、二人を奥座敷へと案内した。 「どんな料理がくるのか楽しみですね。やはり新鮮なお野菜が中心なのでしょうか」 「もうすぐわかるわよ。クリフトなら、きっと喜んでくれると思うわ」 「お待たせしました。こちらがお品書きでございます」 「ほう、コース料理なんですね。どれどれ…」 品書きの書かれた冊子を受け取ったクリフトは、軽い気持ちでぱらぱらとめくり始めた。 しかし、メニューの内容に目を通した瞬間、金縛りに似た感覚に襲われる。 先付:パデキア根の味噌和え 前菜:パデキアとそぼろ(あばれうしどり)のくず寄せ 吸い物:パデキアと茸(おばけキノコ)の土瓶蒸し 炊き合せ:パデキアと季節野菜(ひとくいそう)の煮付け 焼き物:巻き貝(あんこくつむり)とパデキアの塩焼き 蒸し物:パデキアと豚肉(ソレッタ産トルネコ豚)の酒蒸し 揚げ物:深海魚(しびれあんこう)とパデキア新芽の包み揚げ 酢の物:パデキアとたこ(たこまじん)の酢の物 ご飯物:鶏肉(おおニワトリ)とパデキアの釜飯 香の物:パデキア若葉の浅漬け デザート:パデキアゼリー(パデキアの種入りシャーベット添え) 「な、なんと!主要な食材がパデキアばかりではありませんか…ブルブルブル」 「こちらは当店一番の人気メニュー『パデキア薬膳会席コース(特上)』です」 「わたし、パデキアってどんな味か知らないけど、おいしそうなメニューじゃない」 「は、はあ…」 好奇心旺盛なアリーナは、クリフトが持つメニューを横からのぞき込み、 早く食べたいとばかりに身体をうずうずさせている。 一方、かつて旅先で病に倒れ、パデキアの味を嫌というほど経験したクリフトは、 すらりとした長身の身体を小刻みに震わせていた。 そんな彼の追憶を知ってか知らずか、素朴な器に盛り付けれた料理が、 支配人の合図とともに次々と運ばれてきた。 見た目は美味そうだが、果たして吉と出るか凶と出るか。 それは、料理を口にした者のみぞ知る、まさに未知の世界である。 ◇◇◇ 「ふーっ、もうお腹いっぱい。パデキアは薬草だからすごく苦いって聞いてたけど、 思った以上においしかったわ。わたし、釜飯とデザートおかわりしちゃったもの」 「ええ。私も驚きました。あのパデキアの苦味が全然感じられませんでしたから」 南国の地、ソレッタでもようやく日が西に落ち始めた頃、 料理に舌鼓を打ったアリーナは、膨れたお腹を苦しそうにさすっていた。 最初は恐怖感で食器に手を触れようともしなかったクリフトだが、 料理が盛られていた器には、食べ残しどころかかけら一つも残っていない。 「気に入ってくれてよかったわ。また…食べてみたい?」 「はい。こんなにおいしい料理なら、毎日でも飽きがこないでしょう」 「ふふっ。そう言うと思って、料理長に頼み込んで今日のレシピもらってきちゃった!」 「え、ええっ?」 アリーナは、小さく笑って懐から小さな紙切れを取り出した。 だしの取り方やパデキアの苦味の抜き方、食材の切り方や火を通す順番など、 細かな調理方法が綿密に記されている。 しかし、賢明で優れた洞察力を持つクリフトには、即座に判断できた。 そのような高度で複雑な段取りなど、今のアリーナでは到底不可能だということを。 「明日からわたしが毎日頑張って作るから、楽しみにしててね」 「い、いえ。今日のお料理だけで、私はもう十分に堪能いたしましたので…」 「お土産に干しパデキア半年分もらっちゃったし、これ、しばらくあなたの食事に使うから」 「そ、そんなぁ…」 こちらの話をまったく聞かず、無邪気に微笑むアリーナに、 クリフトは顔を硬直させたまま、ぎこちない愛想笑いを返すしかなかった。 翌日から当分の間、彼には更なる試練の日々が続きそうだ。 (完)