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Q1.今やりたいこと Q2.今欲しいもの Q3.現実的に考えて買っていいもの Q4.現実的に考えて買えるけど買えないもの Q5.今ほしいもので高くて買えないもの Q6.ただで手に入れたいもの Q7.恋人からもらいたいもの Q8.恋人にあげるとしたら Q9.バトンをまわしたい5人
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明かされる真実と欲望と裏の王◆z9JH9su20Q まともな感性の持ち主であれば、陰気な印象を覚えるだろう薄暗い部屋。 無数に並ぶ小モニター郡に映るのは、閉鎖された空間内で繰り広げられる生存競争の様相。 その微かな光源で照らし出されたのは、それを囲む者全てが対等の関係であることを示すため、円環の形に並べられたテーブル。 そこはかの名高いアーサー王伝説において、アーサー王とその騎士達のためにキャメロット城に設けられていたという、円卓に由来する様式の議場だった。 ただ……数えられるその席は、誉れ高き伝説の半分にも満たぬ、六つ。 また伝承と異なるのは、部屋そのものの光度に反するかのような華美なまでの荘厳さ。 それもそのはず。並べられた六つの席に腰掛けるべきは、忠義に生きる滅私の騎士達などではなく、誰より強欲であるべき“王”たる者達なのだから―― 「――また、白陣営が消滅したね」 表示装置の群れを中心に据えた、円卓を囲む六つの玉座。 しかし今、内五つの玉座に腰を置く者はいない。 それは資格を有する者が未だ現れていない、という意味ではなく。単純にそこに座るべき者達が今、各々の思惑のために席を外しているからに過ぎない。 「今度は代理リーダーも簡単には現れそうにないかな? これからの趨勢に大きな影響が出そうだね」 来たるべき時が訪れれば、六人の王が一堂に会することを知る彼――紫の玉座に腰掛けた真木清人は、それ故傍らに侍る白い小動物の声を聞いても、何ら焦りを覚えなかった。 そう、五つ――いや、正確には六つだが……の陣営の内一つが一時消失したという、此度のバトルロワイアルにおける重要事項のはずの出来事も、当事者はともかく、彼らのほとんどは所詮一時的な変化に過ぎないと、気にも留めないことだろう。簡単に動じるような輩では、“王”の座に相応しいとは言い難いのだから。 そんなことを取り留めなく思いながら、真木は眼鏡越しに、一人の参加者がその全てを燃やし尽くし、終焉を迎える様を眺めていた。 「祝福すべきことです」 感じたままに淡々と、真木は胸の内をインキュベーター――ではなく、腕に座らせた人形に向けて呟いた。 白陣営の現リーダーが参戦していた戦いについては、言われるまでもなく真木もまた、キャッスルドランのインキュベーターを介して送られてくる映像をつぶさに見守っていた。真木がその動向に興味を惹かれている参加者達が集っていた上、さらにそれに釣られたグリードが複数乱入する可能性さえある、現状最も注目すべき戦場であったからだ。 「鹿目まどかのソウルジェムが魔女を産む前に失われたのは、本来大きな痛手なんだけどね」 嘆息する様子の――実際はグリード以上に感情を持たず、こちらに合わせたコミュニケーションのための素振りに過ぎない動作を見せたインキュベーターは、真木を振り向きもせずに続ける。 「それでも君の願う終末か、もしくは“彼”らの欲望が結実する瞬間にまた一つ、大きく近づいたんだ。確かに感情があれば、僕も君のように喜んでおくべきなんだろうね」 「いえ……世界の終わりにはまだ程遠い。今のは心優しい鹿目君が呪いを振り撒く醜い魔女となる前に、希望を齎す魔法少女のままでその魂を完成したことへの、単なる感想です」 「そうかい。でも出会い方が違っていれば、君こそ彼女を魔女にするために躍起になっていたかもしれないよ? それも世界を終わらせる有力な方法の一つだったろうからね」 互いに挑発し合うような言葉を吐きながらも、感情のないインキュベーターは無論、真木もまた話し相手に何かを感じてはいなかった。 むしろ、何かを感じ入っているとすれば――と、真木は再び送られてくる映像に集中する。 真木が今、齎すべき世界の終末以外に、最も関心を寄せている対象。それは―― 真木と同じ、紫のメダルを体内に宿す因縁の相手・火野映司でも、 真木が姉以外で初めて情を抱いた伊達明に似通った雰囲気を持ち、開幕の場において正面から反抗の意思を示したヒーロー・ワイルドタイガーでも、 真実を何も知らぬまま、己が欲望のために彼らを屠らんと戦場に現れたグリード・メズールでもない。 無論、そこに映し出されていない伊達明でもなく。 真木が今、最も興味を惹かれている、奇妙な親近感を覚えている参加者とは―― 終わりを迎えた後、微かに残っていた鹿目まどかの痕跡すら喰らい尽くしたエンジェロイド――カオスだった。 ――このバトルロワイアルが開始された時点では、真木はカオスに対し、特別な興味など抱いてはいなかった。 せいぜいが強大な戦力を持つエンジェロイドの中でも、彼女は特に純粋であるが故に不安定であり、比較的多くの参加者に終わりを齎す見込みがある、程度の認識でしかなかった。 そんな真木の心境に変化が生じたのは、カオスが彼女と――志筑“仁美”と出会ったためだ。 カオスは“仁美”のことを、実の姉のように慕い、愛していた。“仁美”もまたそんなカオスの純粋さに、愛を返していたように真木には見えていた――例えあの“仁美”が、魔女の口づけにより狂った、本来とは異なる精神状態の彼女だったとしても……その時の二人の間に偽りはなかったはずだ。 そしてカオスに対する真木の奇妙な執着が決定的となったのは、“仁美”がとうとう正気に戻り――未確認生物(エンジェロイド)であるカオスを拒絶する醜い彼女になってしまうことのないまま、葛西善二郎によって焼き殺され、終わりを迎えた後のことだった。 それというのも。姉と慕った“仁美”を炎の中に喪いながらも、美しい思い出として完成された彼女の教えを健気に守ろうとし続けるカオスの姿は。 “仁美”という名の姉が醜くなる前に焼き殺し、美しい思い出のままで終わりを迎えさせた真木清人自身に、酷く重なって見えたからだ。 物語がENDマークで完成するように、人もまた死で完成する。だから世界もまた、これ以上醜くなる前に終わりを迎えなければならない――そんな真木の終末思想も、姉である真木仁美の教えから辿りついた答えであることを考えれば――本当に今のカオスは、真木によく似ている。 「彼女はまるで、グリードのようですね」 だから、どうしても気にかけてしまう。 “愛”という欲望のために、世界の何もかもを喰らい尽くそうとしている彼女が、どんな終わりを迎えるのかを。 一度は終わりを迎えかけた、グリードである真木は……どうしても。 「カオスを君の作りたがっていた、メダルの器にでもするつもりかい?」 そんな真木の心境を読んだかのように、インキュベーターは言う。 「わかっているだろうけど。あの会場の中で一つの世界を終わらせることができる何かが誕生したとしても、その作用は外にまでは波及しない。そういう仕組みだからね」 「もちろん、わかっていますよ」人形さえ見ていれば、今更真木が動揺することなどそうはない。「メダルの器が生まれ易い状況にあるというのは、単なる副産物です。今回重要であるのは、あくまで参加者のグリード化が進行し易くなるということなのですから」 「彼らにとっては、ね」 多分に含みを持たして、インキュベーターは真木の言葉を引き継いだ。 「君にとってはそうじゃない。むしろ新たなグリードの誕生なんて願い下げだろう?」 自分達にとってはどうなのか、をインキュベーターは直接口にはせず、しかし言外に仄めかしていた。 真木とインキュベーター。主催陣営の中でも、彼らしか知らない秘密を共有する立場同士、ということを強調するかのように。 もっとも――知識を授けられたのが両者だけということで。この獣の姿をした狡猾な異星人が、その情報を他の者――例えばあの最も強い“悪意”、即ち奪うという欲望を持つ“彼”辺りとの交渉材料に用いていないという保証は、どこにもないのだが。 「――おや」 そんな時。不意に、インキュベーターが素っ頓狂な声を発した。 「海東純一に動きがあったよ。どうやら衛宮切嗣と間桐雁夜が接触した時の記録を解析しているようだね」 先の声は、記憶と認識を共有している監視用の個体を通じてそれに気づいたという合図、だったのだろう。 「ということはやはり、彼の目的は……」 「“我々”の誰かと成り代わること、ですか」 インキュベーターの続けただろう言葉を先取りしてから、真木は己の手の甲に視線を落とした。 そこに刻まれているのは、刺青のような紫色の痣。 プテラノドン、トリケラトプス、ティラノサウルス。三種類の絶滅動物の顔を模した図柄が、金色の円環に詰め込まれたその印は―― モニターの中で咆哮する、仮面ライダーオーズ・プトティラコンボのオーラングサークルに刻まれたそれと全く同じ、円形の紋章だった。 関連する知識のある者がそれを見れば。聖杯戦争に参加した魔術師に与えられる、令呪なる聖痕を連想することだろう。 そして、その者達が抱くそんな印象は――正しい。 真木の――さらには本来、残る赤、黄、緑、青、白の玉座に腰掛けているはずの五人に宿った、オーズの対応色のコンボと同型の紋章は、まさしく令呪であった。 「――もちろん、英霊を使役する際に用いられる正規の物とは異なるけれど。君達が宿したそれもまた、聖杯から授けられた令呪であることに変わりはない。なるほど聖杯戦争に関する知識の足りない彼の立場なら、切嗣が雁夜から令呪を強奪した実例を参考にするというのは悪くない手だろうね」 「マルチネス君が衛宮君から令呪を譲り受けることができたのは、参加者としての特例でしたからね。海東君からすれば、参考にはならないでしょう。良い判断です」 確認された情報を元に、インキュベーターと真木は一先ず海東純一の動きを評価する。明確に獅子身中の虫と化した男の危険度を、改めて推し測るために。 ただ、真木の答えはすぐに下されたが。 「――まぁ、私が彼のことを気に留める必要はないでしょう」 真木の“紫”の令呪は、六つの令呪の中でも特殊だ。単純な支配欲を満たさんとする純一からすれば、無用の長物にしかならないだろう。 そして――海東純一の擁するカリス程度の力では、仮に挑んで来たとしても真木に太刀打ちすることなどできはしない。 また、ならばと彼が他の“王”と成り代わったところで……結局のところ、真木にとってそれは大して意味を持たないのだから。 「彼を警戒すべきなのは他のどなたかでしょう。海東君程度に終わらされるようでは、被害者の欲望もその程度だったというだけの話です。その程度の者には、あの――」 そうして真木は、人形に向けていた視線を持ち上げた。 薄暗い部屋の最上。真木の見つめる先にあったのは、まるで見えざる手に掲げられたかの如く中空に浮き続ける、巨大な黄金の器。 それは注がれるべき欲望の結晶を待ち続ける、奇跡の大聖杯だった。 「“欲望の大聖杯”を手にする権利など、最初からあるわけがない」 ――――“欲望の大聖杯”。 その使用権を獲得することこそが、このバトルロワイアルの“主催者”と言われる頂きに立つ者達――各陣営のグリード達の上に立つ、裏の“王”達の目的だった。 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ 全ての始まりは、真木自身が一度終わりを迎え、道半ばで完成してしまいかけた時だった。 オーズ達との最終決戦に敗れた後。発生した時空の裂け目に飲み込まれ、別の時間軸へと飛ばされ消滅する運命にあった彼を、預言者を名乗る男が回収したのだ。 曰く、彼は世界を破壊する――しかしその実、再生のための破壊などという、真木とは相容れない使命を帯びた悪魔を始末するための、世界を渡る旅の途中だったのだそうだ。 彼に協力を要請され、別の世界の鴻上と協力体制を築き異世界への旅を再開した真木達は、やがてとある世界に辿りついた。それがあのカオス達、エンジェロイドのいる世界である。 その世界の“シナプス”という場所には、石版(ルール)という、世界一つを容易く書き換える力を秘めた恐るべき願望器が存在していた。預言者はそれを使い悪魔を始末する手段を得ようと考えていたが、ここで同行していた別の世界の鴻上が彼を出し抜き、先に石版を使ってしまった。 そして鴻上は、彼自身の世界には作用し得ない石版を用いて、預言者との旅の過程で知ったもう一つの願望器である“聖杯”の概念を基とした、より高次の願望器を創造したのだ。 そうして生まれた欲望の大聖杯は、その時誕生に立ち会った者達が認識し得た全ての世界――特に預言者の訪れて来た世界や、さらにそれらの世界線が異なる並行世界全ての“欲望”と接続し。起動すれば比喩ではなく、文字通り無限のセルメダルを抽出することができるという代物だった。 欲望とは、即ち感情の根源。その全てをセルメダルという力として取り込むことにより、かつて鴻上が語った通りに∞(神)をも超える○○○(オーズ)の力を手にすることが可能となるのだ。 ――少なくとも。信仰もまた、感情の一側面であることから考えれば。この大聖杯の力を手にすることは、本来聖杯の存在した世界にいた、信仰をパワーソースとする全盛期の“神”霊をも凌ぐ存在となれる可能性は、極めて高いと言えるだろう。 その力があれば、鴻上の願う欲望による世界の再生も容易く実現できたはずだったが――鴻上の欲望から生まれた大聖杯は、彼の思惑には収まりきらなかった。 まず、魔術師達の求める聖杯を基に創造されたその大聖杯は、その機能に色濃く影響を受けていた。 聖杯の使用権を得るためには、聖杯によって呼び出されたサーヴァント(従者)を殺し合わせ、そのサーヴァント達を贄とする必要があったのだ。 ただ。そのサーヴァントや、贄というのが――今度は鴻上の影響によって本来の聖杯戦争で召喚される英霊達の一側面や、その魂ではなくなっていた。 此度のサーヴァントたるは英霊ではなく、グリードという名の怪物。捧げるべき供物は高貴なる六つの魂ではなく、怪物に喰われ集積された貴賎なき数多の欲望。 欲望の大聖杯の起動条件。それは五体のグリード達に加え、接続した無数の世界の中から聖杯が彼らの配下として選び召喚した六十名の参加者によるバトルロワイアルを行い、会場で最後に残ったグリードへセルメダルという形で集束・蓄積された参加者達の欲望のエネルギーを、直接大聖杯に注ぐこと。 即ち、命の危機に晒すことで参加者達の欲望を増幅し。それをセルメダルという形に変換して奪い合わせ。最後に首輪に蓄えられたそれをグリードに取り込ませることで用意した欲望の蠱毒を生贄とすることが、欲望の大聖杯降誕という儀式を締め括る行程だったのだ。 ――もっとも、この知識を鴻上や預言者は得ることはできなかった。それが、聖杯が創造主(鴻上)の思惑を超えたもう一点。 この大聖杯の使用権は、他の参加者は無論、最後は哀れな贄となるだけの運命であるグリード達にも存在しない。 それを手にする資格があるのは、聖杯が無数の世界からグリードを使役するに足る、その欲望を司るグリードをも超越した欲望を持つと見初め選び出した者。裏リーダー、あるいは裏の王と仮に呼んでいる、同色のグリードに対応する令呪を宿した各陣営の真の所有者(マスター)のみである。 唯一このバトルロワイアルで利益を得る立場にある裏の王達は、一画限りの令呪とともにこの大聖杯に関する知識を授けられ、聖杯の誕生と共に各世界から呼び寄せられた。 会場内のバトルロワイアルは彼らが聖杯の獲得権を巡るための代理戦争。言うなれば各陣営一つ一つをサーヴァントとみなした、彼らによる聖杯戦争なのだ。 だが鴻上は、その裏リーダー権――令呪を得ることができなかったのである。 おそらく裏リーダーの中には、彼の強欲さには及ばない者も何人かいることだろう。少なくとも真木はそれに該当するはずだ。 彼はただ、該当し得ただろう陣営の競合相手が悪過ぎたのだと真木は推測している。 加えてさすがの鴻上も、何の罪もない多くの参加者を我欲のために犠牲にできるほどの呵責の無さは持ち合わせていなかったかもしれない。聖杯は当人の意思を無視して適合者に令呪を授けているが、当然乗り気である方がその欲望も強まるのだろう。その点が競合相手に遅れを取ってしまった要因なのだろうと予測がつく。 何にせよ、こうして鴻上の目論見を外れ、彼の生んだ欲望の大聖杯は自らの起動のため勝手に動き出し始めてしまった。ある意味いつものことなのだが。 裏リーダーとは別に、大聖杯は感情を持たない観察者としての性質と外部との遮断技術の両面において優れたインキュベーター達を監督官役に適していると判断して呼び出し、彼らにも裏リーダー同様の知識を与え協力を要請した。 宇宙の熱的死を回避すべく、大聖杯起動時のおこぼれを求めたインキュベーター達はこれを承諾し、裏リーダーやその配下、海東純一のようなスカウトして来た運営スタッフと共に、万全の状態でバトルロワイアルを決行する準備に協力した。 その過程で、彼らが外部からの介入を防ぐべく会場周りに展開した遮断フィールドをも無視して移動できる力を持つ預言者を、いざという時のために始末すべきだとインキュベーター達が提案し、裏リーダー達の何人かがそれに賛同したことで、発端の一人であった彼は亡き者となった。 鴻上は捕らえられ、事態を把握しきれないままに会場へ参加者宛の手紙を用意するなどしたが、一部の裏リーダーに気に入られていることもあって生き延びた。とはいえ当然、バトルロワイアル運営に関しての発言権はなく、また手紙の内容も――参加者から信頼されるために、敢えて偽った部分もあるのだろうが――真実からは遠い物となっているのだが。 当初は五体のグリード達も、裏リーダーと同時期にそれぞれの時間軸から呼び出され各自面識があった。しかし後のことを考慮し、開始直前にアルバート・マーベリックの能力で殺し合いの真相に関する記憶を消去・調整され、何も知らぬまま裏リーダー達の代理戦争たる舞台へ登って行った。 やがて。あらゆる準備が完了し、遂にバトルロワイアルは開始された。 全ては選ばれし六人の王の、さらなる勝利者がその欲望を満たすために―― 「――その資格を最初から持っていない君が言うのも、おかしな話だろうけどね」 大聖杯を改めて目に収め、これまでの過程を振り返っていた真木に対し。先程呟いた言葉への感想を、インキュベーターが漏らしていた。 「本来これは、五つの陣営によるチーム戦だ。もう少し生き残れたなら、火野映司が紫のグリードとして会場に存在するようになるだろうけれど……紫の属性は無。聖杯に注ごうにも、折角集めた欲望を消してしまうのでは、願望器は機能できない」 他の陣営裏リーダーから令呪を奪えば、それを補うことができるかもしれないが――バトルロワイアルの趨勢を無意味にしてしまわないようにか、正規の聖杯戦争とは異なり、聖杯の作用で令呪を宿した者同士で相手を害することはできなくなってしまっており、それも困難だ。 まぁ、そうでもなければ裏リーダーは召喚された時点で一堂に会す以上、単純に武力に優れた裏リーダーがバトルロワイアル開始前に全ての令呪を掌握してしまうことは明白。当然の措置と思うべきなのだろう。 しかしそれ故に、真木が全能の願望器として聖杯を手にできる可能性は極めて困難。いや、ほぼ不可能と言い切っても間違いない。 「――それでも私と、あなた方にとっては問題ない。そうでしょう?」 そもそも、存在する意味すらないと思われる無陣営の裏リーダー。 だが、それでも。対応するグリードが性質上、本来大聖杯起動の鍵にすらならずとも――紫の令呪は、現に真木の手の中にある。 無論、他の主催陣営の者達もその理由を訝しんではいるが。紫というイレギュラーの真実を授けられているのは、先述の通り、真木とインキュベーター達だけ。 故に両者は共謀者なのだ。無論信頼という感情など、人外である両者の間には無縁の代物であったが……白い獣は、真木の確認に頷いてみせた。 「そうだね。だから僕らもまどか達や――適齢期こそ過ぎているとは言え、観測史上最高の素質を持っていた椎名まゆりを犠牲としてでも、欲望の大聖杯をどんな形だろうと起動させることを優先した。 だから清人。君がどんな終わりを望もうと構わないけれど、それだけは達成して貰わないと、僕らが困るということだけは覚えておいて欲しいな」 インキュベーターは懇願するようでいて、その実恫喝のつもりなのだろう言葉を残して退室して行く。 ここまで来て今更頓挫させるなど、決して許しはしないと。 「……当然です」 人形にすら目を向けず、真木は独り言ちた。 あるいはカオスに向けた興味を疑われたのだろうか。だとすれば舐められたものだ。 「例え一度失敗に終わっていようとも……私のそれは欲望などではありません。崇高なる唯一の使命なのです」 だからこそ、鴻上に比べれば抱える欲望は劣ろうと。真木は紫の陣営の所有者として聖杯に見初められたのだ。 自らの欲望さえ否定する真木だからこそ。他の欲望に誑かされ、目的を見失うことのない真木だからこそ――紫(無)の王に相応しいとして。 伊達や知世子と出会いながら、使命を優先した真木が今更新たに関心を抱いたの存在の出現程度で止まることなど、あるわけがないのだ。 むしろ、“個”として隔絶された支給品のインキュベーターや、カオスといった興味深い存在の終わりを見たいからこそ―― そして。姉の人生を終わらせ思い出として完成させたあの日から、私には―― 「――他の選択肢など、あるはずがない」 真木清人が、己の使命を自覚したと同時に。 どこかで《終わり》がその巨体を運ぶ歩みを、ほんの少し、だが確かに早めた――そんな気配がした。 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ 盤面に残された駒の数は37。 世界に適応できずに、盤面から零れ落ちた駒達の欲望を食らって、彼らは進んでいく。 自らは血を流すことなく、この世全ての欲を我が手に収めんとする傲慢なる王達のために。 何も知らぬ哀れな贄達は、ただその時の到来を早める手助けをする。し続ける。 交わり結びつく彼らの欲望の果てに待つのは、勝利を得た“王”が掴みし黄金の杯が湛える、無限大をも超える可能性(オーズ)の力か。 それとも―― ――――またどこかで、メダル《欲望》の散らばる音がする―――― 【一日目 夜中(?)】 【???】 【真木清人@仮面ライダーOOO】 【所属】無・裏リーダー 【状態】健康、左手の甲に令呪(紫)保有 【首輪】なし 【コア】不明 【装備】不明 【道具】不明 【思考・状況】 基本:世界に良き終末を。 1:バトルロワイアルを完結させ、“欲望の大聖杯”を起動する。 【備考】 ※原作最終回後の参戦です。恐竜グリードと化してはいますが、参戦時期の都合から何枚の紫メダルを内包しているかは後続の書き手さんにお任せします。 ※カオスに親近感を覚えています。 ※無陣営に関するイレギュラーの真実を知っています。 【全体備考】 ※主催陣営の共通目標は、【欲望の大聖杯】@オリジナルの起動です。 現在明らかになっている起動条件はバトルロワイアルで優勝し、生存者全てのセルメダルを取り込んだグリードを“欲望の大聖杯”に捧げることです。 ※各陣営には、グリードに対する令呪を持つ裏リーダーが存在します。 現在判明している、裏リーダーについての共通事項は次の通りです。 1.裏リーダーは“欲望の大聖杯”が接続した世界(参戦作品の世界)から直接、各陣営の所有者に相応しいと選定されて、本人の意思とは無関係に聖杯に召喚された者達。裏リーダーの証として、対応色グリードに対する一画のみの令呪(デザインは仮面ライダーオーズの各同色コンボの紋章と同一)と、バトルロワイアルや大聖杯の真相に関して一定の知識を“欲望の大聖杯”から授けられている。 2.欲望の大聖杯が起動した際、願望器としての使用権を得られるのは優勝した陣営の裏リーダーのみである。 3.裏リーダー同士は、互いを害することができない(詳細は後続の書き手さんにお任せします)。 ※“欲望の大聖杯”から、無陣営裏リーダーの真木と監督官役のインキュベーターにのみ明かされたさらなる秘密があります。その内容については後続の書き手さんにお任せしますが、少なくとも真木、及びインキュベーターの目的を達成することに合致したものになります。 ※真木以外の残る五陣営の裏リーダーの正体、及びその担当陣営は後続の書き手さんにお任せします。ただし海東純一、鴻上光生、インキュベーター及び名簿に載ったバトルロワイアルの参加者は少なくとも現在、どの陣営の裏リーダーでもありません。 ※鳴滝@仮面ライダーディケイドは既に死亡しています。 ※上記備考欄の内容について、グリード達はマーベリックのNEXT能力により関連する記憶を全て失っています。彼らが元々はどの程度までバトルロワイアルの真相を知っていたのかは、後続の書き手さんにお任せします。 115 Rの流儀/砕かれた仮面 投下順 117 UNSURE PROMISE 115 Rの流儀/砕かれた仮面 時系列順 117 UNSURE PROMISE 083 第一回放送-適者生存- 真木清人 122:さらばアポロガイスト!男の涙は一度だけ!! インキュベーター
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欲望の野菜パープル・ポテト UC 自然文明 (2) クリーチャー:ワイルド・ベジーズ/メンタル・コマンド 1000 ■このカードがマナゾーンに置かれた時、自分の墓地にある自然文明のカードを1枚、自分のマナゾーンに置いてもよい。 ■バトルゾーンにある自分のワイルド・ベジーズがバトルに勝った時、カードを1枚引く。 作者:6000/1の助 フレーバーテキスト ファーマーの作った欲望の野菜。一齧りすれば、心が欲望で埋め尽くされる。 評価 「引く」という行為がどのようなものなのか。今一度ご確認を。 -- 名無しさん (2014-08-05 17 18 43) 名前 コメント
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「あっ、ああんっ」 白いもやがたちこめる広い浴室に、甘い声が響きわたり辺りを埋め尽くしていく。 はりめぐらされた湯が波うつなかに、男と女の影がゆらいでいる。 「あっ……や、あぁんっ! あんっ……そ、そこは……だ、だめっ……」 「そこって、どこだ?」 わざと言いながら、男は長い舌で女の尻をさらに奥まで突いてやる。 ビクンと身体を震わせ、女は懇願した。 「ゃあんっ……だめ、ですっ、デュラン様ぁ」 とろけた瞳を向け、女は後ろから自分の尻をかかえこんでいる男を振り返った。 首元からたれた汗が上むきの乳房までながれ、桜色をした先端をうるおわせた。 「ここがお前の弱点か? かか」 「……っ、なの、しってるくせに……」 とぼけたそぶりで尋ねる男を、こらえ切れない涙によって滲んだ眼で、非難がましく見つめる。 デュランと呼ばれた男は、それを面白がる顔つきで、ますます先ほどからの行為をはげしくした。 いや、いやぁとデュランの顔のうえの女は、頭を振ってせつない泣き声をあげる。 そのたびに黒檀みたくつややかな漆黒の髪の毛がゆれ、ほそい背中のうえで跳ねるのである。 「だめ……だめぇ……」 口元ににぎった手をあて、女ははきだすみたいにつぶやく。もはや限界が近いようすで、 白い肌はうっすらと色づき、タイルの上に横たわったからだを小刻みにふるわせ、最後に登りつめてくる何かをま ちながら 黙って男の舌を受け入れつづけた。 そして 「ぁっ、デュラン様あぁ、ぁあん!」 と、水面から陸にあがった魚がのたうつように、勢いよくはずむと、しびれた舌で長いあいだ声をふるわせて叫び 、やがてぐったりとした。 水にひたしきったスポンジをしぼったみたくとめどなく、温かくてすこしねばり気のある液体が デュランの舌の上にどんどんとながれ出して来る。 おのれから吸い、舐めるというよりは、労せずにそれをすくい取って呑みこむだけでよかった。 女のからだとは別の生き物になったように、ぬれそぼった花びらだけが、二度、三度なみうった。 「ぁあん……また、口だけで……イカされちゃった……」 意識をかすみがかった中においたまま、うっとりと女はのべた。 「おまえ、ここがまだねだるみたいにヒクヒクしてるぞ。ええ?」 「だって、気持ち良かったんですもの……」 太ももに、汗や湯にしてはとろみを帯びてゆっくりとつたうものがあった。 ぱしゃっと、からだを動かした振動がつたわっていって、すこしはなれたところで水がはねた。 見わたすと、大人が十人ははいれそうな大きな湯船である。 デュランはよくここでこうして、名目上の妻であるリリィと意のままに睦みあっている。デュランは魔界を統べる 王であったが、 この国をきまぐれで征服してしまったため、一人娘であり民の憧れだったリリィ王女を無理矢理ものにしてしまっ たのだ。 最初ははげしくデュランに抵抗していたリリィだが、優しく甘く、昼夜問わず夫として彼女につくし、時には有無 をいわさず強く抱き、 なだめすかしつつも逆らえないことを教えこんでいくと、いまではすっかりこのとおりである。 なれないうちはデュランのものを見るたびに、子供のように目を丸くして泣きながら嫌がっていたが、あせらずじ っくりと さわらせ、においをかがせ、口にいれさせしていると、すこしずつ免疫がついてきて、やがてはいとおしむ目つき で 自分からくわえ込むことができるようになった。 ほそい肢体に小ぶりな胸は、いかにもこれから膨らみ咲きほこることを告げるつぼみのように感じられた。 まだ年端がゆかず素直なのが幸いして、いちど感情で夫をうけいれてしまえば、 リリィはデュランの教えによく従い、感じるままに悦び、自分の官能を高め、いわれた通りに花ひらいていった。 デュランも若々しい体をゆっくりと開かせ、女として育て上げ、自分を刻み込んでいくことに、楽しさとよろこび を感じていた。 そのためには幼い妻の機嫌を取ったり、これから隣の国をどう陥落していってやろうかと考えをめぐらしている時 にうるさく話しかけられて、 怒鳴って追い払うわけもいかないので相手をしてやったり、抱き合わない日でもせがむので手は一緒につないで寝 てやったり、 たまにわずらわしく思う時はあるが、ちっとも苦にならないのであった。 「お前って奴は。せっかく洗ってやったのに、またべちゃべちゃじゃないか」 さきほどお互いの体を洗いっこしたばかりだが、リリィの太ももはこのまま下着もつけれぬほど、とろとろと幾つもの筋で汚れてしまっている。 そうしたのは自分でも、そ知らぬ口ぶりで、デュランはとがめた。 「はい……ごめんなさい、デュラン様……」 「しょうがねぇなぁ、洗いなおしてやるから、もっかい浸かりなおすんだな」 そう言って、長い髪を散らしてタイルの上にうつぶせているリリィを、父親みたく抱きおこして風呂のなかであぐらをかく 自分のひざの上にすわらせた。 腹まで湯につかり、リリィはなぜか少しあわてた。 「少し……熱いです」 「ぬるいよりいいじゃないか」 主である彼の好みに合わせて温度を調整してある。リリィが落ち着かずそわそわと体をくねらせるのを面白がる目つきで、 デュランは柔らかい腿をなでた。 「あんっ」 足のつけねを両側とも、ほどよい強さでさすられ、リリィは思わず背中から力がぬけじっとした。それをいいことに、デュランは 好きなように指を細いしげみにまもられた奥まですすめていった。 「あっ、駄目ぇ」 ちっとも真剣みをおびない声でリリィは止める。あたたかいがあきらかに湯とは感触の違う、卵の白身みたくとろりと 絡みつくものが指をおおい、デュランは口のはしを上げてかすかに笑った。 「俺が何度洗ってやっても意味がないじゃないか」 「ごめんなさぁい……」 「淫乱なやつだな。熱い湯に浸かって反省するがいい」 じゃぶんと、自分の身を引き沈めてさらに深く湯船につかる。当然ひざの上に座っていたリリィも一緒に体が下がり、 肩までたゆまぬ水面に引きこまれてしまった。 「あッ、だ、駄目! わたし、駄目なんですっ……」 華奢な肩をばたつかせ、リリィはまじめな顔で立ち上がろうとするが、デュランはくすくす笑いうしろから若妻のからだをかかえこんでいる。 「いいじゃないか、そんなに嫌がらなくたって」 「ほんと、駄目っ」 頭をふって涙目で訴える。笑ったままデュランがぱっと手を放すと、リリィは急いで湯船から出た。 実際はみじかい間の出来事だったが、すでにリリィの柔い肌はつよく吸われたみたいに全身が真っ赤に染め上がっているのである。 「ひどいっ、デュラン様っ。わたし熱いお湯が苦手って知ってて、意地悪なさるなんてっ」 からだ中から湯気を出しながら本気で抗議する。そのようすを、肩ひじをついてデュランは笑いながら眺めた。 「本当にすぐ肌の色が変わるんだな。まるで全身薔薇の花が咲いたみたいになってるぜ」 「生まれつきこうなんだから、仕方ないじゃないですかぁ」 リリィは白雪姫という仇名があるほど、陶器みたく透けた、日焼けのない真っ白な肌をしている。 「そう怒るなよ。俺はお前がそうなってるのを見るのが好きなんだ」 「こっちは、たまりません……」 ふと扇情的な瞳で見つめられて、リリィはどぎまぎと答えた。 「じゃあ俺がそっちに行けばいいか」 ざばっと、勢いよく立ち上がると、まだ興奮したままの肌を冷ましているリリィのそばへよった。 おおうものもなく、ぶら下がった状態でもじゅうぶん大きさのわかるものが目線の高さにあり、リリィは頬を赤らめた。 水滴が流れるつるつるしたタイルの上で、デュランはリリィにおおいかぶさり、二人はからみあった。 「あっ、あんっ」 甘いあえぎが、周囲に反響し、高い天井に吸い込まれてはやがて消えた。 デュランが胸のあいだから乳房を、小山を登るみたいにじっくりと舐め、だんだんと舌のつかない箇所がせばまっていくのに応じて 桜色の先端はひとりでに立ち上がった。 「小ーさいくせに敏感じゃないか」 もう片方を、手の平の中できゅっと握りつぶしてやる。痛みではなく悦びの声をリリィはあげた。 デュランは面白そうに言った。 「やっぱり、このぐらいの大きさのほうが感度がいいんだな。かか、あまり牛みたいな女を相手にしてても、お前より鈍い 気がするぜ。そう思わないか?」 力をいれすぎずに、何度もすっぽりと手におさめた胸をつぶしてやると、指の間から上向いた先端がはみ出る。 リリィはこれ以上ない恥ずかしさで、熱くなった頬をそむけた。まるで河原の透明な小石みたいに、つんと固く、ピンク色に 澄んでいる先端を、デュランは口にいれてねぶった。 「ぁぅ……」 「でも尻はすこし小さすぎるかもな」 口をはなし、言ったとおりに華奢で小さな臀部をなで、あいだに指を差し込む。もうすでにとろりと流れ出てくるものがある。 「……さっき洗ってやったばかりじゃなかったっけな」 「そうです……」 「おまえはいったい、何回おれに無駄な労働をさせたら気がすむんだよ」 「ごめんなさぁい……」 呆れた口調をつくり、デュランは形のよい胸をあさく上下させる妻をみおろした。 「仕方ねえな。じゃ、こっちもそれなりに準備万端にしてもらおうかな」 つと明るい口ぶりで笑った。リリィは意思をのみこみ、ぴくんと肩を動かす。その瞳は潤いときめいた。 そのままタイルの上にあお向けに寝転がったデュランのものに、リリィはそっと顔を近づける。 顔をかすかに持ち上げて、わかるか? とデュランは尋ねた。 「わかりました、っ、あんっ!」 驚いた声をあげる。床に沿うデュランの横にからだをよせていたのが、あっという間にだき上げられ、リリィは逞しい体の上に 上下はんたいに寝転がるかたちになった。 かすかにかぶりを振り、困って嫌がる。 「この格好……いやですっ、いやらしい……淫らな……」 育ちの良い瞳を困惑の色でくもらせ、上品な頬を紅く染めている。 「同じような体勢で、四つんばいにして後ろから舐めたりなんてさんざやってるじゃねえか」 「だって……こんな、恥ずかしい……」 相手にせずデュランはつめたく言い返す。太ももをつかまれ、尻をいやおうなしに左右に開けられ、花芯もその上の菊状の秘穴も さらけ出された格好のまま、リリィは首だけ振り返って泣きそうな目を向けた。 自分の顔のすぐ下には、夫のものがある。 お互いに同時にその行為に没頭してしまうというのが、まさしくそれしか頭にない獣みたいな、浅ましいみだれたことに思えたのだ。 「ほら、ん?」 腕をのばして自身のものをもちあげ、リリィの小さな頬にぴたぴたと押し当てた。思わずリリィは目を瞑る。はやくしろよ、と言いながら、 自分は薄ピンクに深く裂けたリリィのあわいの奥へ舌をさしいれたのである。 「んんっ」 とっさに喉から高い声がほとばしり、背すじがぴんと緊張する。 「ん、ぁ、あんっ」 初々しくからだをはずませるが、脚からがっちりと太い腕にかかえられているので、逃げようがない。 最後まで抵抗するみたいにかすかに首をふるリリィに、デュランは割れ目からすこし舌をはなすと、 「わかるか、と聞いただろ。わかりましたって言ったなら、今さら嫌がるんじゃねえ」 「あっ……は、い……デュランさま……」 ぴしゃりと叱られ、観念したリリィは根元に手を添えて目下のものを口に含んだ。自分の秘所をまさぐる舌に応じるように、 敏感な先端をやわらかい舌でこすり上げ、茎を丁寧に沿ってから、口にいれる。 「んふぅ……」 立派なものを奥まで口におさめると、思わず鼻から吐息がもれる。苦しげに眉根をよせ、綺麗な顔にしわをつくった。 口の中でどんどん硬くなっていく棒に巻きつけるみたいに、舌を動かす。が、デュランが慣れたようすで硬くしこらせた舌を リリィの花芯のなかであばれさせ、膣壁を裂き、奥まではいり込み、すりあげると、 「んっ、ふぅ、んんぅ!」 じぶんの奉仕に徹するどころではなくなり、頭が真っ白になり、塞がれた喉から泣き声をあげた。 しかしやめると怒られるし、ますます筆舌に尽しがたい技巧をもって責められ、わけがわからなくなってしまうので、 せめて正気を保ってやり遂げようと、気丈に我をとり戻し、可愛らしい舌で行為をつづける。 しばらく二人は、お互いの股間に顔をうずめあって、ぴちゃ、くちゃっと水っぽい音をたてながら、じぶんのすべきことに熱中していた。 しかし、やはり先に音をあげたのはリリィだった。 不意に唾液にまみれたデュランのものから口をはなすと、焦点の定まらない瞳でうしろをふり返った。 「あっ……はぁ、ん……さ……ま……」 「ん?」 とろけきった眼で、自分をみつめ懇願するリリィを、デュランはあえて気づかぬふりをする。 「どうした?」 「……も、駄目……あぁっ!!」 言うあいだに、ちゅっと中を吸われ、リリィはひときわ大きな声をあげた。 デュランの体の上で小刻みにふるえていた白い体が、ビクンビクンと上下する。 「ゆるして、お願い……」 しゃくり上げながら頼むのを断われず、デュランは体を起こした。蕩けた花芯は、すでに決壊が近いことを訴えるように 閉じては開き、頂点まで導かれるのをねだっている。 それを承知し、あえてゆっくりと、焦らしながらデュランは浴槽のふちに腰かけた。ちゃぷんと足が熱い湯にさらわれる。 そして切ない表情のリリィの汗ばんだ体を、そのうえにすわらせる。 「あっ……こんな格好で……」 「たまにはいいだろう」 「まるで重なり合った椅子……みたいです……」 にやりと笑い、戸惑うリリィの腰をつかまえると、濡れきった花芯を下から思いきり突いた。 「あ、ああぁあん!!」 はばかることなく喉から存分に嬌声が放たれる。じゃぶ、じゃぶ、と二人が体を動かすたびに、足元の水面がみだれ波となっている。 「ぁっ、……いつもと……別のトコに……あたってるっ……」 真下からはらわたをぐいぐいと掻きまわされる感じがして、リリィは堪らず口のはしから涎をたらす。デュランは気がつくたびに それをうしろから、舌でぬぐってやった。 彼女の全身がゆれるたびに、空中に艶のある髪がおどり、花の香りのような微香を発した。 後ろ側からリリィの髪に鼻をつっこんでかぐわしいそれを吸い込みながら、デュランは腰を突き上げつづけた。 ふと、きゅうぅと目いっぱいの力でリリィのうちがわが自身を締めつけるのに気づくと、動きを止め、そのまま腰を引き抜いた。 ぬるんっ、とまざり合った多量の粘液と共に、あばれていたものがするりと抜け出てくる。 事態をのみこめずリリィは哀しげに問いただす。 「っ、なん、で……やめちゃうんですかっ?……」 「まあ、待て。ちょっと休憩させてくれ」 とぼけたそぶりで、あらためて湯船に入りなおそうとするのを、リリィは子供の声で泣きじゃくりながら止めた。 「やだっ……そ、んなのっ。もうちょっと……なのにぃ……」 やれやれ、とあやすみたいに、頬を濡らす涙を指でぬぐってやりながら、魔王はたずねた。 「ちょっとも我慢できないのか?」 「……でき、ま、せんっ。デュランさまの、いじわるっ……」 「しゃーねぇなあ」 物分りのいい兄みたいな表情になって、デュランは完全に浴槽の外に出ると、 「じゃあ、頭を下げて四つんばいになれ。犬みたいにな。……もっと、尻を高く突きだせ。そうだ」 と命じる。リリィはすぐさま、いうとおりにするのだった。 「とんだ淫乱王女さまだ、かかかっ」 いい、いきり立ったままのものを、飽きれるほど柔らかい尻のあわいの真ん中へ押し挿れた。 「はぁ、あぁん、あぁぁあんっ」 今ほどよりもはげしく呼吸をみだして、リリィはなめらかなタイルに胸をおしあてながら、ゆすられるままに体を揺らす。 あっ、あぁんっと泣き声に似た甘い歓声が響くたび、ぐちゃ、ぐちょっと、沼をかき乱すのと同じみだらな水音が発せられるのである。 「気持ちいいか?」 「っ……いぃっ……デュラン様っ……デュラン様ぁっ」 「そうか、かか、初めはあんなに嫌がってたくせにな」 「あぁああん!」 ひたいから汗を飛び散らしながら、感慨深くデュランは言った。すでに何も聞こえなくなっているリリィのわめき声がどこまでもあたりを埋めていく。 うぶな花芯は、そそり立つ棒を何度でもいとも簡単にのみこんでいくのである。デュランは、自分の背中にも 登りつめてくるものを感じた。 「あぁんっ……デュラン様ぁっ……大好きっ……」 くちびるが震え、限界まで喉から声をしぼり出したリリィは、デュランが腰をはなすと浴場の床のうえに崩れ落ち、 真っ白な体を茹でられたみたいに紅色に染め、全身をびっちゃりと濡らしていた。 とろとろと、さっきまでデュランのものを吸い込んでいた花びらから、粘性の液体が流れ垂れている。 それを冷静な面持ちで眺めると、うつぶせにたおれこんでいるリリィの髪をすこしつかみ、耳元に口をよせ、 異常に端正な顔をした魔王はそっとこう囁いたのである。 「今度は、ちゃんと顔が見えるようにやってやるよ」 「……はい、デュラン様あ……」 若い姫君では、こうされては心が移ってしまうのも無理はない。 浴場から帰ったデュランを、待ち構えているものがもう一つあった。 じつは今夜はこちらがメインデッシュだと言ってもいい。デュランは髪をもう一度綺麗に整え、上等のローブを着て寝所のビロードのカーテンをひいた。 ビクリ、と、音が立つぐらい身をふるわせ、体をひいた女の姿があった。 茶髪の髪を一つにまとめ、青い瞳がくりくりと丸い、可愛らしい美人である。 キッと、勝気な目つきでデュランを見すえると、若干見た目よりひくい声でのべた。 「お放しください! この、恥知らずの、野卑な蛮人が!」 「やなこった。お姫様のわりに口が悪ぃなぁ。カカカ」 後ろで両腕をしばられているので、ベッドの上で寝転がるしかないのである。それをからかうように、デュランは見下ろしてやる。 この女はマリー姫といい、商人が多く経済が発展しているので、デュランが欲しくなって攻め落とした国から連れて来た王女である。 年は18で、リリィより一歳うえなだけだが、すでに結婚もしている。 今晩のうちに、この哀れな王女もいただいてしまおうというわけである。 ピンク色のドレスに包まれた肉体はほどよく豊満で、年齢さながらの瑞々しさと、すでにある程度をうけいれた熟れた感じが 服の上からもあらわれている。 まるで舌なめずりするような目つきでじぶんを眺めているデュランに気づき、思わずマリーは後ずさった。 「か、帰してください。私に近寄らないで」 「それは無理だな。言わなくたってわかってるだろう」 余談を許さない口ぶりで答えられ、のみ込みの早い王女はいくぶんか諦めた顔つきで、暗く目をふせた。 「……わかりました。わたしをいいようにして気が済むのでしたら、臣下や侍女の命の安全とひきかえに、好きなようにしたらいい」 「ああ、約束するとも。別に男を殺したって俺になんの利もないしな。じゃ、さっそく」 言うなり王女に身をつめたデュランは、マリーをうつぶせにすると、長いドレスの裾を大きくまくり上げ、 服を着せたまま下半身だけ露出した格好にさせた。 羞恥に震える柔らかな尻に指をくいこませ、たわむれにぱしん、と叩いてみる。 「うぅっ」 思わず体を跳ね上げさせるマリーをにやにやと眺め、尻よりもっと柔らかく温かいあわいに二本の指を差し込ませる。 拒むみたいに閉じた道を、気にせずにこじ開き、指の腹をうちがわに埋めていく。 「あ、あぁっ」 気丈な姫様だが泣きながらたまらず声を上げる。いやいやするように頭を振るのを、サディスティックな気持ちで見ながら、 好きなように中で指を動かすのである。 お互いに服は着たまま、王女様の大事な部分だけがぽっかりとあらわになって、いいようにいじられている。 「かか、こういうのもたまにはいいもんだろ。新鮮な気分で」 「……」 「え、どうした? それとも裸に剥かれる方が好みかな?」 「……これで、わたくしを貶めたつもりですか?」 マリーは気強く魔王に言い返した。ふとデュランは真顔になる。 いつもの扇情的な問いかけ遊びがつうじる相手ではない。それが不意を突かれたからではなく、自分を首だけ振り返って 見返すマリーの瞳が、まるで何でもない男をみるかのように、恐れや萎縮のない、凛としたものだったからである。 「何だと?」 「この程度のことで、わたくしを辱めているつもりですか、と訊いているのです。ふふ、王というには、ずいぶん 小さなことで、満足されるのね……」 せいいっぱい虚勢をはり、気高くマリーは告げた。だが内心はそのとおりではないことは、小さく震える肩をみれば一目瞭然だった。 なのでデュランは言った。 「強がるんじゃない」 「強がりではありません。今から、わたくしを犯すんでしょう。好きなように、されるといいわ。でも、私は、そんなことでは けっして汚れないのです。 何故なら、わたくしはすでに夫のある身。ただ一人貞操を捧げた、ただ一人の方がいるのです! わたくしはその方にわたくしの全てを差し上げてきた。わたくしはほんとうの男と女の睦みをもう知っているのです。 だから、今さら貴方に犯されたところで、何も怖くない! さあ、それで満足されるなら、好きなようにしなさいよ!」 ふふんと息を吐いて、マリーは口に笑みさえ浮かべながら、差しだすようにからだをじっとさせた。 「…………」 言葉をうけて、デュランは真剣に手を止めてしまった。 じっさいに、指を挿しいれた秘所の反応を見ても、リリィの時とはすこし違う、いちどは男のものをのみ込んだことのある 肉壁のぐあいである。 回数は、多くないかもしれないにしても、そう期間の空かないうちに夫を受け容れてきたことがうかがえる。 彼女の言い分もよくよく考えをめぐらすと理解できる気もするし、デュランはこのままいうとおりに秘所を奪ってやるのも つまらなく思えてきた。 もちろん少々手荒に抱いて、生意気なからだにたっぷり自分をしみ込ませ貫いてやることも出来るのだが、 どう煽ったところでどうせ心の中で、夫の顔を思い浮かべて結ばれている気分で自分をうけいれているのだろうし、 他の男の使用済みをあなたは喜んでいるのよ、と言われているようなもので乗り気にならなかった。 何より気に食わなかったのは、自分をちっとも怖がらずにその辺りの男と同じ重みのない目線で見ていることだった。 (泣き喚いて一生俺のからだを忘れられないようでないと気がすまない……とは言わないが、もう少し、真剣に脅えてくれないと、面白くないよな) デュランの中に、ふつふつと黒いとがった欲望が、加虐心をともなって、ミルクが焦げるようにわきあがってくる。 そして、ふと目にとまったのは、うつぶせになり尻をつき出して、下着を引きずりおろされているので、かくすことのできず 露わになった花びらのその上の、控えめな菊に似た秘穴である。 じぶんの中にある欲求がかたまってくるのを感じつつ、デュランはそこに指をあてた。 「!? 、っ」 ひときわ大きくマリーの尻が上下に震えた。 ここは、まだだな。そう確信し、こんどは舌をあてた。さっと、下から上へ撫でてやる。 「っ、な、なにをなさるのですっ」 すっかり動揺した様子で王女様はとがめた。わざとゆっくりと何気なくデュランは答える。 「あなたの尻穴を舐めているのです、王女様」 「な、何故そのようなっ……」 「ずいぶんあわててるな。ここは、誰にも触れられたことがないのか? そうなんだな?」 「当たり前ですっ。そのような、けだものじみた……汚らわしい……」 「では、ここを犯して、お前にもけだものになってもらうとしよう」 そういうと、しこらせた舌を一点の穴へあてがい、中へくぐらせた。 あからさまにマリーの身体が抵抗をはじめる。尻をがっちりつかんで固定してやり、デュランはどんどん舌を中へ、奥へと 進ませてやる。イソギンチャクに咥えられているような、伸縮する道だ。 てらてらとナメクジが這ったみたいに透明な唾液が、辺りを濡らす。そのまま、突いては引くように引っ込めては伸ばしきって 出し入れしてやる。マリーははげしく嫌がった。 「嫌、嫌、嫌ぁ!」 「言っとくがその反応はおれを喜ばせるだけだぜ」 ふんっと、冷たく言い放って、デュランはいっさい舌をゆるめず行為をつづけた。心なしか、ほんのりと身体全体が色づいてきた 気がする。調子づいて、ますます舌にこめる力を強くしてやる。 マリーの嫌悪の声を合図に、舌を抜くと、一筋の糸が透明に繋がっていた。 それを見て、今度は人差し指をくわえて濡らすと、爪がでてないのを確認して皺のおおい穴にあてがってやり、中へと進ませた。 「! っ、いやぁ、いたっ……ぁっ……」 整った顔をおおきく歪ませ、マリーはふくらはぎのあたりをふるわせた。 とうぜんそう簡単にははいらないが、気にせず進むぶんだけいれて、下側にあてて往復させこすってやる。 「やだ、やめてっ……お願いです……」 本来の少女らしさをうかべた顔で、やっとマリー姫は哀願をはじめた。 それを見て、デュランはカカカ、と満足げに笑った。むらむらと湧き上がって来る衝動があった。 その高まりを迎え、デュランは熱くたぎったおのれのものを引きずりだすのだった。 「っ、ま、さかっ」 「そう。ここに、挿れるぜ」 じっくりと恐怖を煽るみたく告げる。硬く屹立した先端は、その秘穴よりだいぶ大きい。マリーは信じがたいものをみたように目を見開いた。 デュランは楽しい気持ちだった。何も処女花を散らすというのではないが、他の男のものが何度も出し入れされているものを (図らずもそう意識させられたものを)手に入れるよりも、前人未踏の秘所を克服してやったほうが気持ちは高ぶるに決まっている。 「嫌です、それだけは、ゆるしてっ」 「君らしくない、さっきまでの威勢はどこにいったのかな?」 「ごめんなさい……、お願いだから、やめてくださいっ、お願いだからぁっ」 「ふぅん、そんなに嫌か。お前が何度も旦那と出し入れを楽しんでる穴と、かわりゃしないと思うけどなぁ。 こっちが良くて、こっちがそんなに汚らわしいのか」 「だってっ……”そこ”は、あさましい……獣みたい……」 聞くものが同情してしまうそぶりで、マリー姫は最後まで嫌がったが、叶わぬことだった。 すっかり泣き濡れた瞳でデュランを見つめるマリーの菊穴を、笑みをつくったままデュランは己のものを挿しいれた。 「ぁあぁあああ!!」 獣に近い叫び声をあげ、マリーは身体中を硬直させた。 デュランは顔に汗をにじませ、「今日は貫通式だな」とつぶやいた。可哀相な気もしたが、達成感があった。腰を進ませるのにとうぜん苦労すると、 「息を吸え。吸ったらしぜんと力がゆるんで、開くから」 「っ……あ……」 答えることはできないものの、耳元でいわれた言葉を必死でまもり、痛みを軽減しようとつとめた。 なんとか半分くらいまで埋めると、それ以上はせずに、デュランは自分の手ではいりきってない自分のものを しごきながら、ゆっくりと腰を動かして二度、三度往復させた。 柔らかい肉の壁が傷つくのがわかり、そっと引き抜くと、それでもすぐに身体中から上がってくるものがあって、菊の穴めがけて出してやった。 それは流れて、花芯まで垂れている。 放心したように泣きながら、暗い闇へひきずり落ちたまま、未だ戻ってきていないマリーの瞳をのぞきこんで、 「……たまには獣になるのもいいもんだぜ」 と言ってやった。 ●おしまい●
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最近私のクラスでは妙なことが流行っている。 それは… 「5…4…3…2…」 この…カウントダウン… 「1…0!」 ガラッ 「かがみ先輩!一緒に帰りましょう!」 皆が「0!」を言い終わるのと同時に教室の扉が開き、ゆたかちゃんがその愛らしい顔をのぞかせる。 「ひ~らぎ~愛しのお姫様がお迎えだぞ~」 「くすくす、柊ちゃん愛されてるわね」 日下部と峰岸の冷やかしにも大分慣れた。 とはいえ、羞恥と喜色で顔がほんの少し赤くなるのはいつまでたっても直りそうにない。 「すげえよな~三ヶ月皆勤賞だぜ」 「あの娘身体が弱くて学校休みがちだったけど、最近は早退すらしてないって話だよ」 「保健室にも行ってないんだって。天原先生が言ってた」 「愛のなせるワザかぁ」 クラスメートの微笑ましい会話も私の機嫌をさらに良くしていく。 私は教科書やノートを鞄にしまい席を立つ。 私が歩くとクラスメートたちは温かい視線を送りながら道をあけ、気持ちよく送り出してくれる。 私は教室の入り口に立ち、頬を赤く染め恥じらいの表情をうかべるゆたかちゃんの手を取った。 「お待たせ。帰ろっか」 そう言うとゆたかちゃんの表情がぱぁっと明るくなり、まるで大輪の花が咲いたような笑顔になる。 「はい!先輩!」 殺人的にかわいい。この笑顔でご飯3杯はいけるわ。 こんなに可愛い女の子が私の恋人であるという事実を再認識するだけで昇天しそうなほどの幸福感が私を満たしていく。 ゆたかちゃんは私の彼女なのだ。 そして私もまたゆたかちゃんの彼女だ。 彼女×彼女? そう、私たちは女の子同士のカップルだ。 同性同士の恋人関係は世間的にはマイノリティの塊だ。 偏見をもって見られることも多い。 事実、私たちも付き合い始めの頃は学校内で奇異の目で見られたり、あまり良くない噂がたつこともあった。 しかし私たちは、好き合う者同士が一緒にいるのはごく自然なことでありそこに性別など関係ないと主張し続けた。 その結果、今ではほとんどの人が先ほどのクラスメートのように温かく祝福してくれている。 ゆたかちゃんの親友のみなみちゃんや、私の親友のこなたたちも私たちの仲を認めてくれた。 最近では受験勉強が忙しいためあまり一日中一緒というほどの時間はとれないでいるが、下校時間を合わせたりして二人っきりの時間を確保するようにしている。 今日もゆたかちゃんが私の教室まで制服デートのお誘いに来てくれたわけだが、毎回来る時間が寸分違わず同じなためクラスメートにタイミングを覚えられてしまい、冒頭のようなことが流行ってしまったのだ。 今では一種の名物になりつつあるが、幸せ絶頂の私にはこのような冷やかしですら心地よく感じていた。 「せ~んぱい♪考え事ですか?」 気がつくとゆたかちゃんが私の腕にしがみついて、その大きな瞳に私を写していた。 「ああ、ごめんね。ちょっとぼんやりしてたわ」 「もうっ」 ゆたかちゃんは、ぷうっと頬をふくらませて上目遣いですねてみせた。 「2人っきりのときは、私だけを見てください」 殺人的にかわいい。この表情でご飯5杯はいけるわ。 「ん、ごめんね。ゆたかちゃん」 私は平静を装いつつ、謝りながらゆたかちゃんの頬にキスをした。 ☆ ☆ ☆ ここで少し回想することにする。 私とゆたかちゃんが付き合い始めたのは半年ほど前だ。 初めて知り合ったときは、親友のこなたのいとこという位置づけだったが、私は彼女のことを知っていくうちにいつのまにか好きになっていた。 身体が弱いけど芯が強いところ。一途で純粋なところ。どれも魅力的だ。 この気持ちが恋なんだと気付いたのは、ゆたかちゃんに告白されたときだった。 『かがみ先輩が好きです!私と付き合ってください!』 顔を真っ赤にして一生懸命に思いを伝えるゆたかちゃんを見て、ああ、私はゆたかちゃんが好きなんだなって自覚した。 付き合い始めて私たちは買い物に行ったり映画を見に行ったり… 学校ではお昼を一緒に食べたり手をつないで帰ったり… キスしたり…。 おおよそ恋人らしいことはほとんど体験した。 ただひとつ…エッチを除いては… もちろん私としては、距離を縮めたいという思いはある。 その…したいなーと思っている。 ただ、ゆたかちゃんの身体のことを考えるとあまりコトを急ぐのも良くないと思うし、なにより私はゆたかちゃんのことを大切にしたいという想いが強い。 将来ゆたかちゃんと身体を重ねるときがきたら、できる限り優しく抱いてあげたいって想う。 来るときに備えてこなたに借りた18禁百合同人誌を読み漁っているのはナイショだ。 『先輩としては、基礎知識くらいは押さえとかないとネ』 同人誌を貸してくれたときのこなたのニヨニヨした顔が浮かんでくる。 頼むからゆたかちゃんをそっちの道に引き込まないでくれよ… というわけで回想を終了し、ゆたかちゃんとの制服デートに戻ることにする。 ☆ ☆ ☆ 「あ…」 「先輩?どうかしましたか?」 (あのノート、鞄にしまったかしら…) 昨夜家で勉強したときに、どうしてもわからない問題が何問かあった。 今日休み時間に峰岸と協力し合って解いたのだが、そのとき使ったノートを鞄に入れた記憶がない。 鞄の中を漁ってみるが、目当てのノートを見つけることはできなかった。 「忘れ物ですか?」 「ああ…うん、そうみたい。でもたいした物じゃないし…」 「取りに戻りましょう」 私が言い終わる前にゆたかちゃんのキッパリとした声がかぶさる。 「私も一緒に行きます」 「そんな…悪いよ。第一そんな重要なものじゃないから…」 「いいえ、大事なもののハズです。ないと困るはずです。“一緒に”取りに戻りましょう」 あれ?今、一緒にの部分を強調しなかった? 本当はないと今日の勉強に差し支えるノートだが、ゆたかちゃんまで時間を割くほどのものじゃあ… 「あ」 そこまで考えて、私はようやくゆたかちゃんの意図を悟る。 「そのほうが、少しでも長く…一緒にいられます」 頬を赤く染めて、しかも上目遣いでのそのセリフは反則よゆたかちゃん。ご飯10杯はいけるわ。 というわけで私たちは学校へと引き返した。 これが…全ての始まりとも知らずに…… ☆ ☆ ☆ 「静かですね~」 隣を歩くゆたかちゃんが呟く。 「そうね。昼間と同じ場所とはちょっと思えないわね」 放課後、日が沈みはじめる時間の学校は部活動に勤しむ運動部の生徒がグラウンドや体育館にいるだけで、いつもは生徒の声で賑わう教室や廊下は驚くほど静かだった。 「まるで…私たちだけしかいないみたいですね」 そのゆたかちゃんの言葉に、私の胸はドキンと高鳴る。 “私たちだけ”って… そりゃあ今までだって2人っきりになるシチュがなかったわけじゃないけど、そんなふうに改めて言われると意識しちゃうじゃない… ぎゅっ 「!先輩?」 「あ…ごめん、痛かった?」 思わずゆたかちゃんとつないでいた手を強く握ってしまった。 ゆたかちゃんは私と2人っきりだってこと…意識していないのだろうか…… 私だって健全な女の子なのだ。 エッチなことに興味はあるし、恋人ができればそういうことだって… でも、付き合ってまだ半年だし…やっぱり、ゆたかちゃんを大切にしたい。 それにコトを急いでもしも嫌われるようなことがあったら… でも案外ゆたかちゃんは私が誘ってくれるのを待ってるのかもしれないし、それならばやはりここは年上の私から… 「先輩?先輩の教室、過ぎましたよ」 「ふぇっ?」 私がもんもんと不埒な考え事をしているうちに、いつのまにか目的地を通りすぎていた。 「あ、あはは…ごめんごめん」 謝りながら教室の扉を開く。 教室にはだれもいなかった。 私はすぐに私の席にむかい、机の中を漁った。 「あったあった」 目当てのノートはすぐに見つかり、鞄へとしまう。 「ありましたか?」 「うん。ありがとね、付き合ってくれ…て……」 教室に入って私のそばまで来たゆたかちゃんを見て、私は絶句した。 「…?どうかしましたか?」 目の前の少女の、あまりの美しさに見とれて… ゆたかちゃんの姿は窓から差し込んだ夕陽に赤く照らされて、妖しく美しい輝きを纏っていた。 その輝きは私の思考を麻痺させ、強烈な欲望を引き出していく。 ゆたかちゃんの姿がいつも以上に魅力的に見え、劣情・色欲といった醜い欲望が沸きあがってくる。 「…先輩?」 ぷっくりとふくらんだ可愛らしい唇から鈴のような声がこぼれ私の鼓膜を震わせる。 夕陽の赤で魅力的に染まったゆたかちゃんの顔がゆっくりと近づいていく。 ドキン ドキン ゆたかちゃんに聞こえるんじゃないかと思うほどに心臓の鼓動が高鳴っていく。 ゆたかちゃんの唇まであと10cm…5cm…2cm…1cm…… コツン 「へ?」 なんだか間の抜けた声が私の口からもれる。 私とゆたかちゃんは互いのおでことおでこをくっつけていた。 「ん~熱はないみたいですね」 言葉と共にゆたかちゃんはおでこを離した。同時に唇も離れていく。 唇が離れるほんの一秒にも満たない時間が、私にはとてつもなく長く感じた。 キスを焦らされた私の心の欲望は、さらに醜く膨れ上がっていく。 「先輩、今日はボーっとすることが多いです。お疲れですか?」 (ゆたかちゃんが……欲しい) ゆたかちゃんの言葉は私の耳には入らず、具体的で衝動的な欲求が頭を掠めた。 「受験勉強は大変だと思いますけど、時には息抜きをしてですね…」 (身体も…心も……) 「ご自分の身体を労わって………先輩?」 ゆたかちゃんはようやく私の異変に気付き、気遣うように私の顔を覗き込んだ。 (全部…欲しい。ううん……) 「ゆたか…ちゃん」 ひどく低い、空虚な声が教室に響く。 「せん…ぱ……い?」 (奪いたい!!) ドン! 「きゃあっ!」 その衝動的に生まれた感情に突き動かされ、私はゆたかちゃんを机の上に押し倒した。 「っ!せんぱ…んむっ!」 驚きの表情をうかべるゆたかちゃんの唇を自分の唇で塞いだ。 「んんっ!ん~~」 強引に唇を割って舌を侵入させ、彼女の口内を犯し始めた。 「んっ!んん~っ、んんっ!」 ゆたかちゃんは首を振ってキスから逃れようとするが、私と彼女との体力の差はそれを許さない。 力で押さえつけ舌、歯茎、上顎など彼女の口内を自由にした。 そのキスは愛情に満ちた純粋なものではなく、欲望の赴くままに相手を貪るような行為だった。 「んんっ!っは!…はぁ……はぁ……」 口内の感触に一応満足した私は唐突に唇を離した。 自分の唇を舐めると微かに血の味がする。ゆたかちゃんの唇から血が滲んでいた。 ゆたかちゃんが暴れたときに切ったのだろう。 彼女の血液を味わっていると思うと背すじがぞくぞくし、危険な快感が心を満たす。 「先輩……どうして……?」 涙をうかべて息も絶え絶えな様子のゆたかちゃんは、悪魔的な笑みをうかべる私を犯罪者かなにかをみるような恐怖に満ちた目で見つめた。 声は掠れ涙声になり、身体は小刻みに震えていた。 そんなゆたかちゃんの姿は、私の目にはとても可愛く映った。 「どうして…?決まってるじゃない」 くだらないことを訊くな。と言わんがばかりの冷たい声が私の唇から紡がれる。 「ゆたかちゃんを私のモノにしたいからよ」 私は言い終わるより早くゆたかちゃんのスカートに手をかけた。 「い、いや…」 自分の身体を守るようにゆたかちゃんは手を伸ばした。しかし、 パシン! 乾いた音がした。 私がゆたかちゃんの手を払い除けた音だった。 軽く振り払っただけだがその音はゆたかちゃんの抵抗しようという意思を打ち砕き、絶望へ突き落とすのに十分な力を含んでいた。 ゆたかちゃんの抵抗がなくなったのを確認して、ゆたかちゃんのスカートを捲り上げた。 リボンのワンポイントが可愛らしいピンクの下着が私の目に飛び込んでくる。 「いやぁ……ぐすっ…ぅ…ぃやだよぉ…」 ゆたかちゃんの嗚咽交じりの拒絶が聞こえてくるが、その声はかえって私の欲望を盛り上げていく。 今や私の心を支配している感情は、劣情や欲情などと言った生易しいものではなく、もっと醜く自分勝手な感情…獣欲という表現がぴったりくる。 それだけ強く、ゆたかちゃんが欲しいを思った。 それこそ彼女の気持ちや都合などを無視してでも… 獣の欲望が命じるまま、私はゆたかちゃんの下着を掴み、引き千切った。 「ひっ!いやあぁ…んん!」 彼女の悲鳴は唇で塞ぎ、舌を入れて黙らせる。 「いい子だから静かにしようね」 ゆたかちゃんの抵抗を封じた私は、下着に隠された彼女の秘所を観察した。 毛はまったく生えておらず、ピンク色の肌に一筋の線があるだけだった。 それはまるで、雪が積もったばかりでまだ誰も歩いていない雪原を連想させる美しさがあった。 私が引き千切ってぼろ布のようになった彼女の下着が対照的で背徳的な雰囲気を醸し出しているのも私の欲望を煽った。 私は我を忘れてゆたかちゃんのアソコにむしゃぶりついた。 その美しいモノを奪い取り、独占するために… 「ふぁっ!ふぁぁっ!」 ゆたかちゃんの口からでるのは喘ぎ声か、それとも悲鳴か。今の私にはどちらでもよかった。 彼女の身体で一番大事なところの感触が、匂いが、味が、私を満たしてさらなる欲望を引き出していく。 「はぁ、はぁ…はむ、ちゅ……ん、素敵よ…ゆたかちゃん」 「先輩…もう……やめてぇ…」 ゆたかちゃんが涙ながらに訴えた、その時だった。 ガラッ! 「ゆたか!」 教室の扉が勢いよく開き、血相を変えたみなみちゃんが飛び込んできた。 「っ!先輩…これは、一体……」 みなみちゃんは私たちが情事の最中であることに気付いて顔を赤らめるが、引き千切られて散らばったゆたかちゃんの下着を見て異変に気付いた。 「ひっく……みなみちゃ…ぅぅ…たすけて……」 ゆたかちゃんは涙ぐみながらみなみちゃんに助けを求めた。 「っ!先輩!ゆたかから離れてください!」 みなみちゃんは炎のような怒りをあらわにして叫んだ。 「………」 「このっ!」 ドン! 何も言わない私に苛立ったみなみちゃんは私を突き飛ばし、ゆたかちゃんを守るように抱きかかえた。 「ゆたか、大丈夫?」 「みなみちゃ…ぅぅ……」 私はみなみちゃんに泣きつくゆたかちゃんを呆然と見つめていた。 何が起こっているのか理解できない… さっきまで私を支配していた強烈な欲望は嘘のように消え去り、状況を整理できずに生まれた混乱だけが頭の中に残った。 「みなみちゃん…どうして…ここに?」 「ゆたかの悲鳴が聞こえような気がしたんです。先輩…むりやり、襲ったんですか?」 みなみちゃんの怒りに満ちた声が私に向けられる。 (私が…ゆたかちゃんを…) 「ゆ、ゆたかちゃ…」 「っ!」 おずおずとゆたかちゃんに手を伸ばすが、彼女はビクッと震え、ますます怯えてみなみちゃんにしがみついてしまう。 その恐怖に満ちた目に見つめられ、私の頭は急速に冷静さを取り戻していった。 (私は…ゆたかちゃんを強引に襲った…嫌がる彼女を力で抑えつけて…それで……) 認めたくない。 でも認めなくちゃいけない。 (ゆたかちゃんを……傷つけた) 「っ……あ……」 私は自らがもたらした惨状を受け入れることができず、二人から後ずさる。 その間にを、みなみちゃんの侮蔑に満ちた視線とゆたかちゃんの恐怖に満ちた視線が私を捉えて離さない。 「ぁ……ぁ、うあああぁぁっ!」 私は二人の視線に耐えられず、教室から逃げ出した。 ☆ ☆ ☆ 走った。 全力で走った。 息が切れるのも構わずに私は走り続けた。 どうしてこうなったのだろう。 私はゆたかちゃんを大事にしたかった。大切にしたかった。 なのにどうして……私はゆたかちゃんを…… (奪いたい!汚したい!犯したい!) 「ちがうっ!!」 私は大声で叫んだ。 でも違わなかった。 否定なんてできなかった。 あのとき、小動物のように怯えるゆたかちゃんを見て、私は確かにそう思った。 夕陽に照らされて赤く染まったゆたかちゃんを私の欲望で染め直してやりたいって思った。 「っあああぁぁぁぁ!」 自分の中にあれほど醜い欲望が隠れていたなんて認めたくなかった。 だが現実は否定のしようもなく、私はゆたかちゃんを傷つけてしまった。 「はぁっ…はぁっ…」 急に立ち止まり、走るのをやめた。 身体中が酸素を求め、過剰な呼吸を要求する。 「はぁっ…はぁ…っ…えぐっ……」 荒かった息が落ち着くと今度は嗚咽が漏れ出した。 私は失ってしまったんだ。 ゆたかちゃんを…最愛の人を… 「っ……ぅぁ…ゆたかちゃ……っ…うああっ!」 誰もいない廊下で私は泣き崩れた。 つい数時間前まで私だけを見ていてくれた彼女の瞳は、もう二度と私を映してはくれないのだろうか… 果実を連想させる愛らしい唇と鈴のように可愛らしい声で、もう二度と私の名前を呼んではくれないのだろうか… 何時しか夕陽は沈み、空には星が瞬き始めた。 だがその星空を一緒に眺めてくれる人は、もう私の隣にいてはくれなかった……。 血に潜む欲望 (中編:Kagami-side)に続く さすらいのらき☆すたファン氏に戻る コメントフォーム 名前 コメント 暴走したかがみに、ゆたかを助けたみなみ。ゆたかはかがみと仲直りできるか、それともかがみはさらに暴走してしまうのか続きが気になります。中編待ってます。 -- 名無しさん (2009-03-22 14 27 20)
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【劇場版メニュー】 オーズ&Wオーズ W MOVIE大戦CORE 登場人物 (オーズ) 登場人物 (CORE) 主題歌 情報 映画公式劇場版公式 テレビ朝日HP 東映TV SOUND WEB リンク 各エピソード登場人物 第1話、第2話 第3話、第4話 第5話、第6話 第7話、第8話 第9話、第10話 第11話、第12話 第13話、第14話 第15話、第16話 第17話、第18話 第19話、第20話 第21話、第22話 第23話、第24話 第25話、第26話 第27話、第28話 第29話、第30話 第31話、第32話 第33話、第34話 第35話、第36話 第37話、第38話 第39話、第40話 第41話、第42話 第43話、第44話 第45話、第46話 第47話、第48話 ノブナガの欲望 MOVIE大戦CORE レッツゴーライダー 将軍と21のコアメダル 登場人物・出演俳優 放映リスト 更新履歴 取得中です。 人気のページ 中田譲治 (2) 第26話 (2) 窪寺昭 (1) 吉川史樹 (1) 声の出演 (1) 第12話 (1) 緑友利恵 (1) 串田アキラ (1) ここを編集 ▼
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策謀と欲望の渦 R 水/闇文明 (6) 呪文 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■S・トリガー ■バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を見て、その中から1枚を選び、捨てさせる。 作者:焼きナスオ 対ゼニスにいいかもしれない。 フレーバーテキスト 逃しはしない。その魂は、必ず我が元に。 収録 DMAX-04「アナザー・エクストラ・パック リテイク&リバイバル」19/60 参考 《陰謀と計略の手》 《スパイラル・ゲート》 《策略の手》 評価 名前 コメント
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あの日、欲望の大地で 登場人物 コメント 2009年のアメリカ映画。脚本家ギジェルモ・アリアガの映画監督デビュー作であり、第65回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映された。 登場人物 カイロス:カルロス 名前から コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除 -- (名無しさん) 2019-10-21 19 32 49
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人間は理性によって自己の未来を計算し、幸福(つまり、将来における不断の欲望=自己保存の充足)のもっとも効果的な手段として、権力(他者にたいする優越=他者支配)を必然的に追求する。「死に至ってはじめてやむ、権力につぐ権力への不断の欲求」が人間の自然な本来の傾向だ、というのがホップズによる人間の基本的理解である。
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世界観 ※以下公式より アダルト×本格カードバトル「MAD ECSTASY」 殺気と狂気と欲望が渦巻く街クライムタウンを舞台に繰り広げられるアダルト要素満載のカードバトルゲーム。 セクシー女ギャング、淫乱女達を相手に欲望のままに暴れ、そして犯し、この街の頂上を目指すゲームが登場!