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機動戦士ガンダム:オフィシャルモード No. タイトル 難易度 パイロット 機体 制限事項 勝敗条件 備考 1 ガンダム大地に立つ! ★1 アムロ ガンダム ・1Pパイロット固定・搭乗機固定(未クリア時のみ)・パートナー禁止 勝:サイド7の防衛敗:プレイヤー機の撃墜 2 大気圏突入 ★1 アムロ ガンダム ・1Pパイロット固定・搭乗機固定(未クリア時のみ)・パートナー固定(未クリア時のみ) 勝:大気圏突入敗:プレイヤー機の撃墜 ホワイトベースの撃沈 3 ガルマ、散る ★2 アムロカイ ガンダムガンキャノン ・1Pパイロット固定・搭乗機固定・パートナー固定(未クリア時のみ) 勝:ジオン軍勢力下からの脱出敗:プレイヤー機の撃墜 ホワイトベースの撃沈 4 ジオンの脅威 ★2 アムロ ガンダム ・1Pパイロット固定・搭乗機固定(未クリア時のみ)・パートナー固定(未クリア時のみ) 勝:ランバ・ラルの撃墜敗:プレイヤー機の撃墜 ホワイトベースの撃沈 5 ジャブローに散る ★3 アムロ ガンダム ・1Pパイロット固定・搭乗機固定(未クリア時のみ)・パートナー固定(未クリア時のみ) 勝:ジャブローの防衛敗:プレイヤー機の撃墜、 ホワイトベースの撃沈 ジャブロー中枢の陥落 6 恐怖!機動ビグ・ザム ★3 アムロ ガンダム ・1Pパイロット固定・搭乗機固定(未クリア時のみ)・パートナー固定(未クリア時のみ) 勝:ドズルの撃墜敗:プレイヤー機の撃墜 ホワイトベースの撃沈 7 機動ビグ・ザムせよ! ★1 ドズル ビグ・ザム ・1Pパイロット固定・搭乗機固定・パートナー禁止 勝:アムロの撃墜敗:プレイヤー機の撃墜 ソロモン中枢の陥落 ※1 8 光る宇宙 ★3 アムロ ガンダム ・1Pパイロット固定・搭乗機固定(未クリア時のみ)・パートナー固定(未クリア時のみ) 勝:ソロモンの亡霊の駆逐敗:プレイヤー機の撃墜 ホワイトベースの撃沈 9 宇宙要塞ア・バオア・クー ★3 アムロハヤト ガンダムガンキャノン ・1Pパイロット固定・搭乗機固定・パートナー禁止 勝:ア・バオア・クーの攻略敗:プレイヤー機の撃墜 ホワイトベースの撃沈 ※1:オフィシャルモード 機動戦士ガンダムをクリア後にプレイ可能
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登録日:2016/09/08 (木) 03 11 18 更新日:2023/10/31 Tue 08 50 52NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 1st CCA F91 Z ZZ ガンダム ガンダムエース ガンダムシリーズ ガンダム漫画リンク スタジオオルフェ 中村浩二郎 地球連邦軍 年代記 森田崇 機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統 漫画 『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』とは月刊ガンダムエースにて連載されていた漫画である。 作者は後に『機動戦士ガンダムUC 星月の欠片』を手掛ける森田崇でシナリオをスタジオオルフェの中村浩二郎が手掛けている。 【概要】 PS2ゲーム『機動戦士ガンダム クライマックスU.C.』のオリジナルキャラクターを主人公としたプログレスモードを原作としたコミカライズ作品だが、作者によるオリジナル要素が非常に色濃くコミカライズの中でも評価が高い。 ストーリーは宇宙世紀0079年の一年戦争から始まったカムナ・タチバナの戦いと宇宙世紀0123年のタチバナ家、 両方の目線を交互に展開させていく構成となっており「カムナの視点から見た宇宙世紀ガンダムの追体験」となっているのが特徴。 ちなみに結果的にだが、数少ないF91の外伝作品にもなっている。 【登場人物】(CVはゲームのもの) 以下、ネタバレ注意 タチバナ家 ◆カムナ・タチバナ CV 石川英郎 主人公。 名門軍人家系の出で若くしてMS小隊長を務める。 連邦軍高官である父を前線で戦っていないと反発し、パイロットである事に拘っていた。 一年戦争後もデラーズ紛争、グリプス戦役、シャアの反乱と戦い続け、双子の子供たちを儲けた後、サイドフロンティアの艦隊司令にまで昇任する。 搭乗機は陸戦型ガンダム→ジム→ジムコマンド→アッシマー→マラサイ→ジェガン→プロトタイプジャベリン。 ガンダム漫画なのに、ガンダムに乗ったのは最初の最初という異色さである。 後の別作者の漫画『F90FF』ではアクシズ押し返しの場面にて妙に絵柄を寄せた容姿で登場。 ◆ニシバ・タチバナ カムナの父。 連邦軍中将であり、厳格な性格。 カムナとは口喧嘩が絶えず「前線で戦っていない」という指摘に「司令には司令の戦い方がある」と諭していた。 0083年のコンペイトウ観艦式の際にGP02Aサイサリスのアトミックバズーカを受け戦死する。 その信念は、コスモ・バビロニア建国戦争にて息子へと受け継がれる事となる。 ◆ナナ・タチバナ CV 水樹奈々 カムナの娘で双子の妹。父の事を知りたいがために士官学校へと入学、卒業後に連邦軍のオペレーターとなる。 フロンティアI襲撃時に急遽ガンダムF90へと搭乗、その後の宇宙要塞狙撃作戦ではF90IIへと搭乗する。 UC0123年編での準主人公。 ◆シュン・タチバナ / シュテイン・バニィール CV 浪川大輔 カムナの息子で双子の兄。 UC0116年のオールズモビルによるテロで母親を失い、その際にカムナが傍に居ず軍の指揮を執っていた事で憎悪を抱き反発。 家出同然で家を出奔し、ブッホ・コンツェルン職業訓練校へ進学した際に貴族主義へ触れクロスボーン・バンガードへと参加。 名前も「シュテイン・バニィール」と名乗るようになる。奇しくも父と似たような道を歩む事となった。 金色に塗装されたベルガ・ギロスを乗機としている。 偽名名乗って連邦サイドの妹と戦ったり金色のMSに乗るってどこかの仮面やグラサンつけていた人みたいである。 連邦軍 ◆エレン・ロシュフィル CV 堀江由衣 連邦軍伍長。民間からの志願兵でオペレーター担当。 部隊内のアイドル的存在であり明るく前向きで健気な性格。 カムナを強く慕っており、彼に告白する場面もあった。 戦いの度によく負傷し、左耳が難聴になる他、足にハンデを抱えるなど身体中に傷痕が多く刻まれていく事となるが、常にカムナの傍に立ち彼を支えていた。 最終的にカムナと結婚しシュンとナナを儲けるもののオールズモビルのテロに巻き込まれて死亡。その最期は自身よりも他の民間人の救助を優先させ、カムナには軍の指揮を任せるというものだった…。 ◆シャーリー・ラムゼイ CV 能登麻美子 連邦軍曹長。普段は冷静な性格だが、コロニー落としで両親を失っており、ジオンへの憎しみを募らせている。 ア・バオア・クー攻防戦では撤退する兵士を狙撃しようとするなど、あわや人の道を外れかけるもののカムナに諭され撃つのをやめた。 その後はティターンズへ配属されるものの、投降するカムナの姿を見て彼に同行。その後も前線で戦い続け、ロンド・ベルへと配属された。 連載終了後に描かれたピンナップではバミルと共に無事生還した様子が描かれている。 ◆バミル・マクダミル CV 勝杏理 連邦軍軍曹。南米スラム街出身でカムナを「兄貴」、シャーリーを「姐さん」と呼び慕う陽気な黒人男性。 生まれもあってかカムナに尊敬とコンプレックスが入り混じった複雑な感情を抱いており、エリート部隊であるティターンズへと入った事も誇りとしていた。 後にカムナがティターンズへと抜ける際にただ一人残留するものの、グリプス戦役後にティターンズが逆賊扱いされた事で一気に転落。最終的にネオ・ジオンへと身を落としてしまう。 その後、戦場でカムナと再会。自棄になっていた所を諭され、共にアクシズを押し返す行動に加わった。 なお、彼がネオ・ジオンへと降った描写は作者の次回作『機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽』にて補完されている。 敵勢力 その他 ◆ナギサ・フローリン 地球に残してきたカムナの幼馴染で婚約者。 ティターンズへと入った事でより険しさを増したカムナの身を案じていたが、避暑と花嫁修業を兼ねてサイド2へと立ち寄っていた際にコロニーレーザーの照射を受けた事で落命。カムナがティターズを失望し抜ける原因となった。 ◆ザック・ウィンザー ジオン公国軍中佐。ジオン・ズム・ダイクンの思想に触れた事でジオンへと入隊した過去を持つ。 大儀のためなら部下の犠牲をいとわない非情な性格。 実はア・バオア・クー攻防戦の際にシャーリーに狙撃されそうになった撤退兵の中に彼がおり、結果見逃された事を根に持ってしまう。 ◆エイギス・ヴェラクルス CV 竹若拓磨 シュンの友人であるクロスボーン・バンガードのパイロット。 職業訓練生時代にクロスボーン・バンガードの決起集会を紹介し、シュンがCVへと入る切っ掛けを作る。 その後もシュンの副官として連邦軍と戦った。 他作品の登場人物 ◆ワイブル・ガードナー ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』の登場人物。 作中ではカムナの後輩とされており、フロンティアサイド奪還作戦の際に第二艦隊司令官として着任。 要塞攻略戦の際には更迭されたカムナを作戦参謀へと招聘し、ナナをF90IIのパイロットへと推薦した。 なお、作戦前にナナと会った際にF90の前任者だったベルフ・スクレットの事を引き合いに出し彼女を励ましている。 ◆シャア・アズナブル お馴染み赤い彗星。 ストーリーに度々登場し、カムナの前に何度も立ちはだかる存在として描かれている。 ◆アムロ・レイ お馴染み連邦の白い悪魔。 声のみの登場だが、彼がいなければカムナ達は希望を取り戻せなかったであろう…。 ◆バスク・オム UC0087年編にて登場。大体原作と同じ役回り。 ◆カロッゾ・ロナ、ジレ・クリューガー UC0123年編。シュンに作戦を命じる場面にて登場している。 追記・修正は人の命の光を見てからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 昔PSで出てた最終回だけ再現するゲームかと思ったわ -- 名無しさん (2016-09-08 08 17 32) 話もまとまりテンポもよい。作者のオリジナルが上手い具合に原案を補う良いコミックだった。 -- 名無しさん (2016-09-08 08 22 43) おもしろそうだな、読んでみよう -- 名無しさん (2016-09-08 12 01 44) これ、原作ゲームの出来自体は、どんな感じなんですか? -- 名無しさん (2016-09-09 00 00 56) ↑個人的な感想だけど無難な感じ。そこまでストレスを感じる仕様はあまりない。他のガンダムゲーと比較した場合このゲームは射撃が強いけどVSシリーズのBDみたいな超早いダッシュがないからやや格闘しづらい操作性。目立った欠点は宇宙世紀総集編なのにVガンが参戦してないところ。長文失礼しました -- 名無しさん (2016-09-09 02 50 32) ↑2 OPは神の一言に尽きる。歴代ガンダムゲームNo.1だと断言できる -- 名無しさん (2016-09-09 03 22 32) ゲームは完全にムービーゲーだったな。それくらいクオリティが神がかってた。ついでにPVも素晴らしかった。ガンダム好きなら買わなくてどうするんだってレベル。 -- 名無しさん (2016-09-09 19 47 12) 娘がF90に乗る縁からかカムナは『F90FF』のアクシズ落としの回想シーンでしれっと登場 一方イアゴはフォーミュラ計画に関係してないので登場せず -- 名無しさん (2022-06-30 20 00 45) 奈々ちゃんやほっちゃんが出てたんだ!知らなかった!!! -- 名無しさん (2022-07-09 23 01 21) 名前 コメント
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機動戦士Zガンダム 名前 射撃 格闘 反応 守備 覚醒 指揮 魅力 CA MS1 MS2 MS3 MS4 性格 COST CV カミーユ・ビダン 26 26 26 26 35 9 9 星を継ぐ者 攻撃UP テンションUP EN吸収 MP無限 激情 45200 飛田展男 クワトロ・バジーナ 27 27 25 25 22 15 11 ニュータイプ 移動力UP 強制帰艦 チャンスステップ無限 再行動 冷静 45600 池田秀一 アポリー・ベイ 20 20 20 20 0 7 6 ムードメーカー 自由捕獲 命中・回避10%UP 隣接HP回復 物理軽減 標準 29300 大川透 ロベルト 20 20 20 20 0 7 6 豪傑 自由捕獲 指定ダメージ テンションUP 被弾時経験値UP 標準 28900 塩屋浩三 エマ・シーン 21 19 22 20 10 8 9 チームワーク 攻撃UP 範囲HP回復 射程UP MP吸収 標準 33700 岡本麻弥 レコア・ロンド 22 22 20 17 0 7 9 強固 HP・EN20%回復 テンションUP ACEポイントUP レッドバスター 標準 32800 勝生真沙子 ファ・ユイリィ 17 13 18 17 0 6 12 軽快 ACEポイントUP 範囲EN回復 隣接HP回復 射程UP 軟弱 26800 新井里美 カツ・コバヤシ 17 12 17 14 15 5 5 怒り 移動後攻撃 被弾時経験値UP 攻撃UP テンションUP 激情 25700 浪川大輔 ブライト・ノア(U.C.0087) 23 13 25 23 0 14 10 威圧 テンションUP 回避100% 攻撃UP HP50%回復 勝気 34800 成田剣 ヘンケン・ベッケナー 21 12 21 24 0 12 8 豪傑 命中・回避10%UP 移動後攻撃 移動力UP 強制帰艦 標準 31700 小杉十郎太 トーレス 18 13 15 13 0 6 7 情報解析 回避100% EN吸収 ACEポイントUP 射程UP 標準 24000 柴本浩行 サエグサ 9 9 17 9 0 6 6 操艦センス 自由捕獲 命中・回避10%UP HP・EN20%回復 被弾時経験値UP 標準 17800 塩屋浩三 アストナージ・メドッソ(U.C.0087) 11 11 11 25 0 5 5 機械技術 範囲EN回復 範囲HP回復 HP・EN20%回復 チャンスステップ無限 標準 23900 拡森信吾 アムロ・レイ(U.C.0087) 26 26 25 25 22 8 9 ニュータイプ 移動力UP 回避100% 自由捕獲 再行動 標準 44000 古谷徹 ハヤト・コバヤシ(U.C.0087) 20 19 16 22 0 10 6 気合 - - - - スカウト不可 檜山修之 ジェリド・メサ 23 23 22 26 0 7 7 逆襲 被弾時経験値UP 指定ダメージ 自由捕獲 テンションUP 勝気 31600 井上和彦 カクリコン・カクーラー 18 18 17 17 0 7 6 チームワーク - - - - スカウト不可 斉藤次郎 マウアー・ファラオ 21 21 23 23 0 7 9 協力 隣接HP回復 命中・回避10%UP 射程UP 強制帰艦 冷静 31500 林真里花 ヤザン・ゲーブル(U.C.0087) 32 32 26 22 0 10 7 一点突破 攻撃UP テンションUP EN吸収 ガンダムキラー 勝気 38900 大塚芳忠 ラムサス・ハサ 20 20 14 18 0 5 5 好戦 指定ダメージ 移動後攻撃 EN吸収 攻撃UP 標準 25600 拡森信吾 ダンケル・クーパー 19 21 15 17 0 5 5 好戦 移動力UP HP50%回復 EN吸収 自由捕獲 標準 25500 菊池正美 バスク・オム(U.C.0087) 23 14 15 20 0 12 7 威圧 - - - - スカウト不可 郷里大輔 ガディ・キンゼー 20 9 15 20 0 9 6 空間戦闘適応 - - - - スカウト不可 今村直樹 パプテマス・シロッコ 27 27 28 25 30 14 11 ニュータイプ チャンスステップ無限 射程UP 強制帰艦 MP吸収 冷静 46900 島田敏 サラ・ザビアロフ 17 17 18 16 15 6 8 身軽 HP・EN20%回復 指定ダメージ 隣接HP回復 チャンスステップ無限 標準 27800 守野かおり ライラ・ミラ・ライラ 20 20 20 20 0 10 8 熟練 命中・回避10%UP 攻撃UP HP・EN20%回復 指定ダメージ 勝気 30300 浅野まゆみ ブラン・ブルターク 24 23 18 26 0 12 7 空中戦闘適応 物理軽減 テンションUP 強制帰艦 チャンスステップ無限 標準 36000 中村秀利 ベン・ウッダー 19 9 15 17 0 9 6 気合 - - - - スカウト不可 西前忠久 ロザミア・バダム 21 21 23 18 20 7 9 強化人間 移動力UP 攻撃UP 移動後攻撃 射程UP 強化 35900 浅川悠 フォウ・ムラサメ 22 22 27 20 25 6 12 強化人間 指定ダメージ ビーム軽減 テンションUP 隣接HP回復 強化 40000 ゆかな ハマーン・カーン(U.C.0087) 26 26 29 27 30 14 12 ニュータイプ 射程UP 攻撃UP 自由捕獲 レッドバスター 冷静 45100 榊原良子 ミネバ・ラオ・ザビ 5 5 5 5 20 3 13 カリスマ ACEポイントUP 隣接HP回復 被弾時経験値UP チャンスステップ無限 厭戦 コレクション85% 平本亜夢 『機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー』『GUNDAM SENTINEL』
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ジムⅢ 図鑑番号 形式番号 正式名称 開発プラン名 開発資金 019 RGM-86R 図鑑:ジムⅢ(ドダイ改搭乗)生産:ジムⅢ/ドダイ改搭乗兵器:ジムⅢ・A/F - - 出典:機動戦士ガンダムZZ Height ---m Weight ---t 必要基礎技術 必要MS技術 必要MA技術 必要敵性技術 関連機体条件 特殊条件 - - - - - - 開発期間 - 生産期間 - 資金 - 資源 - 資金(一機あたり) - 資源(一機あたり) - 移動 6 索敵 D 消費 30 搭載 × 機数 3 制圧 × 限界 125 割引 × 耐久 225 運動 15 物資 150 武装 ○ シールド × スタック ○ 改造先: 飛行ユニット排除(ジムⅢ(武装A)) 特殊能力: 武装変更可能(ジムⅢ(武装B)/ドダイ改搭乗) 離脱可能 生産可能勢力: 武器名 攻撃力 命中率 射程距離 ビームライフル 150 70 1-1 Hバルカン 60 35 1-1 宇 空 水 寒 森 山 砂 陸 攻撃 - ○ △ △ △ △ △ △ 移動 - ○ - - - - - - 寸評:
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ユニット 図鑑 機体名称 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 SFS 防御 交換ポイント 計算用サイズ A1 ガンダムMk-II試作0号機 50000 600 M 10000 120 250 160 235 6 B - B - C ○ ○ A2 ガーベラ・テトラ改 37500 600 M 13000 120 200 200 230 6 B - B - C ○ × 登場2種 前の『その他ガンダムゲーム作品』へ行く 次の『機動戦士ガンダム 戦場の絆』へ行く
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機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 第一部 劇場版 機動戦士ガンダム(一部シナリオ、キャラクター等省略):part45-138,140~148,150~157 第二部 死にゆく者たちへの祈り(オリジナルストーリー):part45-161~166,169~173,175~176 138 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 32 27 ID 6qquQ9YG0 機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079投下します。 「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」は 全20話の2部で構成されています。 ・第一部 第1話から第14話(全14話) 劇場版 機動戦士ガンダム(一部シナリオ、キャラクター等省略) ・第二部 第15話から第20話(全6話) 死にゆく者たちへの祈り(オリジナルストーリー) このゲームの演出はテレビ版や劇場版の機動戦士ガンダム等の知識を 前提とした内容となっています。 機動戦士ガンダムの内容を詳細に書き込むと大量の時間と労力が 必要となりますので割愛させて頂きます。 出撃前の装備を確認する台詞以外、全ての文字を拾ってきてますので 長文になってしまいますがご了承ください。 ○第一部 オープニング 宇宙世紀0079 人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、 既に半世紀が過ぎていた。 地球の周りの巨大なコロニーは、人類の第2の故郷となり、 人類はそこで子を産み、育て、そして死んでいった・・・ サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。 ジオン公国と地球連邦は、総人口の半分を死に至らしめた。 人々は自らの行為に恐怖した。 140 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 43 23 ID 6qquQ9YG0 #書き込み時間が被ったようで、すみません。引き続きしばらく投下させてもらいます。 ○第1話 ガンダム、大地に立つ! 連邦軍はジオン軍のモビルスーツ兵器に対抗すべく、 V作戦と呼ばれる新型のモビルスーツの開発をサイド7にて行っていた。 新型モビルスーツ[ガンダム]は実戦配備の為、新型戦艦[ホワイトベース]に、 積み込まれようとしていた。 ジオン公国軍シャア・アズナブル少佐は、このホワイトベースを見つけ、 サイド7にザク2機を潜入させた。 ガンダムを発見したザクは、その銃をガンダムに向けた。その時・・・ ブライト「なに!?ガンダムが動いているって! パイロットはだれか?アムロ?サイド7の民間人? 民間人がガンダムに乗っているのか!?」 アムロ「こ、こいつ、動くぞ!」 ガンダムに向かうザク デニム「よせ!ジーン!俺達は、偵察が任務なんだぞ!」 ジーン「シャア少佐だって、実戦で戦って勝って出世したんだ!俺だって!」 デニム「よせ!ジーン!」 ジーン「大丈夫です!このモビルスーツ、まだ、よく動けんみたいです! やってやる!」 ガンダムに搭乗したアムロは襲い掛かってくる2機のザクを撃破する。 アムロ「はあ、はあ!やったぞ・・・」 場所:宇宙に待機している戦艦ムサイ シャア「デニムに新兵を抑えられんとはな。認めたくないものだな・・・ 自分自身の・・・若さゆえの過ちというものを」 サイド7は、2機のザクによって、壊滅状態になってしまった。 そして、連邦の軍人は、ほとんど死んでしまった。 こうしてアムロ・レイはそのままガンダムのパイロットとなり、 ホワイトペースも、ほとんどがサイド7の、民間人の手によって、 運用されようになった。 今、ここにアムロとシャアの長い戦いが始まったのだった。 141 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 44 50 ID 6qquQ9YG0 ○第2話 強襲!赤い彗星 ホワイトベースはガンダムとガンキャノン、ガンダンクを乗せ、 サイド7を脱出した。 だが、そこには、シャア自らが乗るザクが待っていた。 ホワイトベース艦長ブライト・ノアは、アムロに出撃を命じた。だが・・・ ブライト「なに!赤い彗星!?シャ、シャアか!?アムロ!出撃は中止だ!」 アムロ「出ます!相手がザクなら人間じゃないんだ!」 ブライト「よせ!君には、無理だ!」 アムロ「出ます!」 セイラ「シャアには気をつけて」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンダムとコアファイター 場所:宇宙空間 シャア「見せてもらおうか!連邦のモビルスーツの威力とやらを!」 宇宙空間を進むガンダム。ザクと遭遇し、それを撃破。 シャア「な、なんという性能だ・・・連邦のモビルスーツはバケモノか!?」 次々にザクを撃破するアムロはシャアが乗るザクと遭遇し戦う。 シャア「むう・・・連邦の白い奴・・・」 立ち去るシャア。 アムロ「逃げた・・・いや、逃がしてくれた・・・」 ホワイトベースは、地球のジャブローに行くよう、指示され、 進路を地球に向けた。 142 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 45 36 ID 6qquQ9YG0 ○第3話 大気圏突入 ホワイトベースの、地球降下を知ったシャアは、 大気圏突入直前に、攻撃を仕掛ける事を決定した。 場所:戦艦ムサイの内部 シャア「大気圏突入に集中している今こそ奴らを叩くチャンスだ!いくぞ!」 場所:ホワイトベース セイラ「大気圏に入る前に戻ってくるのよ。じゃないと、大気の摩擦で、 燃えてしまうから。それと、シャアには、あまり構わないで!」 アムロ「気楽に言ってくれる」 セイラ「何かいった?」 アムロ「いや、べつに・・・」 セイラ「ザクは5機」 アムロ「5機も!」 セイラ「シャアだって補給はするわ。大丈夫。あなただったらできるわ。」 アムロ「お、おだてないでください・・・」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンダムとコアファイター アムロは次々にザクを撃破する。 セイラ「アムロ!時間がないわ!急いで戻って!」 アムロ「だめです!今から戻っても、間に合わない!」 場所:大気圏 大気圏に突入するザクとガンダム。ザクは突入の際、燃え尽きてしまう。 アムロ「クッ!大気圏突入の方法は・・・あった!これだ!」 アムロはシールドでガンダムを覆いつつ大気圏を突破する。 場所:地球上空 ブライト「な、なんとか地球に降りられた・・・」 アムロ「地球・・・」 143 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 46 18 ID 6qquQ9YG0 ○第4話 翔べ!ガンダム 大気圏突入時のシャアの攻撃はホワイトベースの進路をジャブローから ジオンの勢力下へ、ずらす作戦でもあった。 ホワイトベースはザビ家の三男、ガルマ・ザビの攻撃を受ける事になった。 場所:ホワイトベース リュウ「俺達はガンタンク。カイはガンキャノンで援護する。」 アムロ「大丈夫ですか?」 カイ「何とかやってみるさ。ケケッ!」 ハヤト「アムロには、負けられない!」 セイラ「シャアは、いないみたいよ」 リュウ「ガンタンク、リュウ、ハヤト、出るぞ!」 カイ「カイ、ガンキャノン、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンタンク、ガンキャノン、ガンダム アムロ達は多数のマゼラアタックとザクを撃破する。 リュウ「よーし!みんな、戻るぞ!」 カイ「たいしたことねえぜ!・・・へへへ・・・」 ハヤト「つかれた・・・」 アムロ「シャアは、居なかったな・・・」 場所:上空を飛ぶガウ攻撃空母 ガルマ「あれが、木馬か・・」 シャア「ああ。それと・・・」 ガルマ「あの白いのが連邦のモビルスーツか。」 シャア「そうだ。」 ガルマ「大した事ないと思うが・・・」 シャア「気を抜くとやられるぞ」 ガルマ「そうだな。キシリア姉さんにも良い顔したいし・・必ず、 仕留めてみせるさ!親の七光りとは、もう、言わせないよ。」 シャア「・・・」 ガルマ「シャア。今夜、市長主催のパーティがあるんだが一緒に行かないか?」 シャア「いや、遠慮しておくよ。・・・この戦時下にパーティとはな・・・ お坊ちゃま育ちにも、困ったものだ・・・」 ガルマはジオン公王デギン・ザビの、末の息子で何不自由なく、育ってきた。 ガルマはシャアを信頼していたのだった。 だが、シャアにとってザビ家は、父ジオン・ズム・ダイクンの仇なのである。 そのために名前を変え、ザビ家に近づいたのであった。 144 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 47 05 ID 6qquQ9YG0 ○第5話 ガルマ 散る ガルマはジオン国民の手前もあり、兄や姉に遅れをとる訳にはいかなかった。 それがガルマのプレッシャーや焦りとなっていた。 そして、それが、惨劇を生む事になったのであった・・・ ホワイトベースは一路、ジャブローに向かっていた。 だが、シャアとガルマの追撃は、激しくなるばかりであった。 そして、今も、シャア率いるモビルスーツ部隊が、ホワイトベースに迫っていた。 場所:ホワイトベース ブライト「アムロ、リュウ、ハヤト、カイ、出撃してくれ! 何とか夜の内に、ここから脱出したい!」 セイラ「シャアには気をつけて」 リュウ「ガンタンク、リュウ、ハヤト、出るぞ!」 カイ「カイ、ガンキャノン、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンタンク、ガンキャノン、ガンダム アムロ達は荒廃した市街地で多数のザクを撃破する。 ブライト「リュウ、カイ!こちらにガウの大部隊が来ている! 急いで戻ってくれ!」 リュウ「了解!カイ!戻るぞ!アムロ!後は任せたぞ!」 戦場から立ち去るリュウとカイ。 アムロは一人戦場を進むとシャアが乗るザクと遭遇。 激闘の末、シャアは立ち去る。 アムロ「シャア!・・・逃げたのか?」 場所:ホワイトベース待機場所付近 壊れかけたドームに隠れているホワイトベース シャア「そうか・・・あそこに木馬が居るのか・・・ なるほど・・・使わせてもらう! ガルマ、私の場所が確認できるか?」 ガルマ「ああ。」 シャア「ここから北に、木馬が居る。そこを攻撃しろ!」 ガルマ「了解!これで、手柄が立てられる!シャア、感謝するよ。」 旋回するガウに気づいたブライト。 ブライト「どうしたんだ?ガウが後ろを向けたぞ・・・ チャンスだ!一斉射撃開始!」 ホワイトベースは上空のガウに対して一斉射撃を行う。 兵A「ガルマ様!う、後ろから攻撃です!」 ガルマ「何!」 シャア「ハハハ!ガルマ、聞こえていたのなら、己の不幸を呪うがいい!」 ガルマ「シャ、シャア!まさか・・・は、謀ったな!シャア!」 シャア「君は良き友人であったが、君の父上がいけないのだよ!ハハハ!」 ガルマ「シャア!」 兵A「ガルマ様!もう、だめです!」 ガルマ「クッ!ジ、ジオン公国に!栄光あれー!」 上空で爆破するガウ 145 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 48 34 ID 6qquQ9YG0 ○第6話 ランバ・ラル特攻 ガルマを打ち破ったホワイトベースに、オデッサへ向かうよう 連邦本部から指令がきた。 ホワイトベースは、一気に太平洋を渡った。 その頃、ジオン本国ではガルマの仇うちとして、 ランバ・ラル隊がホワイトベースに迫っていた。 そして、ついに歴戦の戦士は、ホワイトベースを捉えた。 ラル「見つけたぞ!ガルマ様の仇! ここで手柄を立てれば、兵達にも、楽な生活をさせる事ができる。」 ブライト「敵だ!アムロ!カイ!ハヤト!出撃用意!」 場所:ホワイトベース カイ「あれ?ハヤト1人でガンタンク使えるの?」 ハヤト「カイさんだって、1人でしょ! ガンタンク、ハヤト出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンタンク、ガンキャノン、ガンダム、 コアファイター 場所:砂漠 ジオン側 ラル「白いモビルスーツは、俺に任せろ!」 アムロ達は多数のザクを撃破する。 戦場を進むとランバ・ラルが乗るグフと遭遇。 ラル「これが、ガルマ様をやった連邦のモビルスーツか ザクとは違うのだよ!ザクとは!」 激闘の末、グフを破壊する。 ラル「クッ!こ、ここまでか・・・」 戦場を進むアムロは陸戦艇ギャロップと遭遇する。 アムロ「こ、こいつ!」 その時、リュウのコアファイターが上空を横切る。 リュウ「アムロ!」 アムロ「リュウさん!」 リュウ「後の事は、頼んだぞ!」 アムロ「リュウさん!」 カイ「リュウ!」 ハヤト「リュウさん!」 リュウ「みんな・・・達者でな!」 コアファイターはギャロップへ特攻。ギャロップは爆発、大破となる。 アムロ「このー!」 アムロはなお、向かってくるギャロップへ止めをさす。 場所:上空ホワイトベース ブライト「リュウ・・・」 アムロ「リュウさん・・・」 146 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 49 18 ID 6qquQ9YG0 ○第7話 突撃!黒い三連星 連邦軍はホワイトベースの戦力を高く評価し、戦力の向上を計る為、 コアファイターのオプションとして、コアブースターをホワイトベースに渡した。 セイラ「私がですか?」 マチルダ「そう。貴方にもニュータイプの兆しが見られると判断されたのです。 その貴方が、このブースターを使う事によって、戦力は一気に上がる。 それと・・・死にたくないのなら、やるしかないわね。」 セイラ「ニュータイプは、そんなものじゃないわ」 マチルダ「軍とは、こんなものよ。組み立てが終わったようね。」 ブライト「敵が来たぞ!全員、出撃!」 場所:ホワイトベース フラウ「アムロ、気をつけてね・・・」 ハヤト「ガンタンク、ハヤト出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 ホワイトベースから出撃するガンタンク、ガンキャノン、ガンダム、 コアブースター アムロ達は多数のザク、グフを撃破する。 カイ「やれやれ、大方片付いたな」 ハヤト「さあ、戻りましょう」 ブライト「大変だ!ミデアが襲われている!!」 アムロ「ミデア?マチルダさんか!僕が行きます!」 場所:オデッサ付近の森林 3体のドムはミデア輸送機に対し一方的に攻撃を与える。 マチルダ「こ、こんな所で、ま、まだ・・・死ぬ訳には・・・」 アムロの目の前で爆発するミデア。 アムロ「マチルダさーん!・・・よくも!!」 ガイア「何だあ、こいつは?」 マッシュ「こいつが、ガンダムか?」 オルテガ「あれをやろうぜ!」 ガイア「へへ!あれか?」 オルテガ「こいつをやれば、また、勲章が頂けるぜ!」 三位一体のジェットストリームアタックを仕掛ける黒い三連星。 だが、アムロはこれを撃破する。 オルテガ「くそ!!」 ガイア「ガ、ガンダム・・・」 マッシュ「なんてこった・・・俺達がやられるなんて!」 全てのドムを撃破したアムロ。だが、そこにはマチルダはもう居ない。 アムロ「マチルダさーん!」 上空を飛ぶコアブースター セイラ「マチルダさん・・・」 147 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 54 19 ID 6qquQ9YG0 ○第8話 復活のシャア 幾多の困難を乗り越え、ジャブローに到着したホワイトベースは、 正式に連邦軍第13独立小隊となり、クルー達も正式に軍人となった。 束の間の休息を取っていたクルーの前にあの男が現れた・・・赤い彗星と呼ばれた男。 ブライト「ジャブローに敵が侵入してきたぞ」 場所:ジャブロー地下 モビルスーツを降り1人ジャブロー地下でたたずむシャアにセイラが近づく。 セイラ「シャア!」 シャア「!?・・・ア、アルティシアか?」 セイラ「ど、どうして、私の名前を・・・まさか・・・」 シャア「アルティシア・・・」 セイラ「やはり、キャスバル兄さん!どうして・・・」 シャア「軍にいるとはな・・・」 セイラ「・・・」 シャア「アルティシア、軍はやめろ。お前は戦いに向かん。いいな!」 走り去るシャア。 セイラ「兄さん!」 セイラはショックを抑えきれず座り込んでしまう。 場所:ホワイトベース フラウ「1機、動きが速いモビルスーツがいるわ。気をつけて!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンダム 場所:ジャブロー地下 ビームスプレーガンを打つジム。だが、赤いズゴックには当たらない。 ジムは格闘を仕掛けられ破壊される。 アムロ「あの赤いモビルスーツ。ザクじゃないけど・・ 赤いモビルスーツ!?シャア!!」 シャア「・・・!?白いモビルスーツか! どれほどになったか、見せて貰おうか!」 場所を移動するシャア ※ゲームの都合により一旦撤退 アムロは多数のアッガイ、ズゴックを撃破する。 アムロはシャア専用ズゴックと遭遇し交戦する。 アムロ「シャア!!」 シャア「チイ!私にプレッシャーをかけるとは!やるようになった!白い奴!」 アムロ「クッ!」 立ち去るシャア アムロ「に、逃げたか・・・あのモビルスーツ、確かにシャアだ。」 連邦本部はホワイトベースの、戦闘能力の高さを評価し、ジオン軍の目を 引き付ける為に、囮として、宇宙要塞ソロモン攻略を命じた。 こうして、ホワイトベースは、スレッガーを仲間に加え、再び宇宙へ、飛び立った。 スレッガー「今度、世話になるスレッガーだ。ヨロシクな!」 セイラ「兄さん・・・」 そして、それを追う男、シャア・アズナブル・・・ 148 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 55 06 ID 6qquQ9YG0 ○第9話 強行突破作戦 再び宇宙に出たホワイトベースは、ソロモンを目指した。 そして、連邦本部の狙い通り、ホワイトベースにジオン軍がアリのように 群がってきた。 ブライト「全員、出撃!!」 カイ「まったく、休むヒマもないよ。」 場所:ホワイトベース フラウ「アムロ、気をつけてね・・・」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 スレッガー「スレッガー、出るぜ。」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、 2機のコアブースター アムロ達は多数のザク、リックドムを撃破する。 アムロ「1機、見つけた!ボクがやりますから、皆は戻ってください。」 カイ「大丈夫か?」 アムロ「任せてください。」 カイ「じゃあ、頼んだぜ!」 宇宙空間を進むアムロ。 そこにデミトリーが乗っているモビルアーマーザクレロが現れる。 デミトリー「へへへ・・・このザクレロの威力、見せてくれるわ!!」 巨大な鎌で切りかかるザクレロ。アムロはこれを撃破する。 デミトリー「チッ!ざまあねえぜ!」 爆破するザクレロ。 アムロ「宇宙か・・・」 宇宙を飛ぶコアブースター セイラ「宇宙・・・兄さん、キャスバル兄さん。」 スレッガー「まあ、こんなもんだ。」 150 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 17 13 ID 6qquQ9YG0 ○第10話 コンスコン強襲 ホワイトベースは、補給と修理を兼ねて中立サイド、サイド6に入った。 だが、そのホワイトベースを狙う、コンスコン隊が執拗に迫ってきた。 シャアにライバル意識を持つコンスコンは、シャアの、無能ぶりを見せつける為、 ホワイトベースを狙っていたのだ。 コンスコン「リックドム、全機出撃!!シャアが見ているぞ!必ず落とせ!!」 場所:ホワイトベース フラウ「アムロ、気をつけてね・・・」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 スレッガー「スレッガー、出るぜ。」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、 2機のコアブースター アムロ達は多数のリックドムを撃破する。 場所:宇宙を漂う戦艦ザンジバル シャア「コンスコン隊が全滅か・・・」 シャアへ近づく女性。 ララア「大佐・・・」 シャア「ララアか・・・」 ララア「ねっ、大佐、私の予想通り、あの白いモビルスーツが勝ったでしょ。」 シャア「フッ・・・ララアは賢いな。それにしても、ガンダムのパイロットは、 ニュータイプかもしれん・・・」 ララア「誰であろうと、大佐を傷つける人は許しません。大佐は私が守ります。」 151 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 18 41 ID 6qquQ9YG0 ○第11話 ソロモン攻略戦 宇宙空間で戦う複数のジムとザク。 その後方で一体の巨大モビルアーマーがエネルギーを充填し巨大なビーム砲を放つ。 複数のジムとザクはそのビーム砲により一瞬にして爆破する。 ソロモンに到着したホワイトベースの前に巨大モビルアーマービグザムが現れた。 ビグザムの攻撃は、圧倒的で特に大型メガ粒子砲の威力を前にソロモンに近づけない状態にあった。 ドズル「ハッハッハ!!圧倒的ではないか!このビグザムの前に敵は無し!」 場所:ホワイトベース フラウ「メガ粒子砲には気をつけて!」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 スレッガー「スレッガー、出るぜ。」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、2機のコアブースター アムロ達の前を横切るスレッガー。 スレッガー「皆!メガ粒子砲には気をつけろ!当たったら、 その場でオダブツだぜ!」 カイ「お~、コワ!」 アムロ達は多数のザク、リックドムを撃破する。 戦場を突き進むアムロ。 ブライト「カイ、ハヤト!ホワイトベースの援護に来てくれ!」 カイ「こ、ここまで来て、戻れってか!?」 ハヤト「そ、そんな!」 2体のガンキャノンは戦場を立ち去る。 アムロの前には巨大モビルアーマービグザムが立ちはだかる。 アムロはビグザムを相手にビームサーベルで交戦するが、致命傷には至らない。 そこへスレッガーのコアブースターが横切る。 スレッガー「後は頼んだぜ!ガンダムちゃん!」 アムロ「スレッガー中尉か!?」 スレッガー「まあ、戦争って、こんなもんなのよね~」 スレッガーはビグザムのメガ粒子砲砲台へコアブースターで特攻。 コアブースターの爆発によりビグザムの砲台は破壊。 ドズル「何!!クッ!メガ粒子砲が・・・」 アムロ「スレッガー中尉!!」 アムロ「このお!!」 ビグザムをビームサーベルで切り刻むガンダム。 ドズル「やらせはせん!!ジオンの栄光!この、俺のプライド!やらせはせん!」 爆発するビグザム。 場所:ホワイトベース アムロ「スレッガー中尉・・・」 ビグザムを倒し、ソロモンの攻略に成功したホワイトベースは最終目的ア・バオア・クーへ向かった。 152 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 20 35 ID 6qquQ9YG0 ○第12話 光る宇宙 場所:宇宙空間 ホワイトベースの前に、ついにシャアとララアが現れた。 ニュータイプである、ララアとアムロ・・・悲しきめぐり合わせ・・・ ララア「アムロ・・・」 シャア「ガンダムのパイロットは、アムロというのか。」 場所:ホワイトベース アムロ「・・・感じる・・・」 フラウ「どうしたの、アムロ?」 アムロ「・・・ララア・・・」 フラウ「アムロ・・・」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、コアブースター アムロ達は多数のザク、リックドム、ゲルググを撃破する。 戦場を進むアムロの前にシャア専用ゲルググが戦いを挑んでくる。 交戦するアムロとシャア。 シャア「チイ!」 一時、ガンダムの猛攻から逃げるシャア。 アムロ「ララア・・・」 アムロは導かれるようにララアの元へ進む。 その時セイラの乗るコアブースターがガンダムの後方を横切る。 セイラ「アムロ!行っては駄目!」 #続く 153 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 22 23 ID 6qquQ9YG0 #続き アムロの前にララアが乗っているモビルアーマーエルメスが目に映る。 エルメスを守るように多数のビットがガンダムを攻撃する。 ビットを打ち落とすアムロ。 ララア「シャアを傷つける、いけない人!」 アムロ「ララア!」 ララア「なぜ、貴方はこうも戦えるの?貴方には守るべき人も、 守るべきものも無いというのに・・・」 アムロ「それが無くては、戦ってはいけないのか!?ララアはどうなんだ?」 ララア「私は救ってくれた人の為に戦っているわ!それは人が生きる真理よ!」 アムロ「じゃあ、この僕達の出会いは何なんだ?」 ララア「これが運命なんて酷すぎる・・・でも、そうなの? アムロの言う通りなら・・・」 アムロ「でも、認めなくてはいけないんだ・・・」 ガンダムとエルメスは互いに近づく。 そこへシャアのゲルググが登場。二人の間へ割り込む。 シャア「ララア!奴との戯言はやめろ!!」 アムロ「シャア!!お前が、ララアを巻き込んだ!」 シャア「チイ!」 立ち去るエルメス、襲い掛かるゲルググ。 ガンダムのビームサーベルはゲルググの右腕を切り離す。 アムロ「シャア!覚悟!!」 シャア「チイ!」 そこへ猛スピードでエルメスが割り込む。 ララア「大佐!」 ガンダムのビームサーベルはエルメスを切り刻んでしまう。 アムロ「ララア!」 エルメスから爆破の光が漏れ始める。 ララア「ああ、アムロ。時間が見える・・・」 アムロ「ララア!」 ララア「キャー!!」 辺りは光に覆われる。光が収まったそこにはガンダムの姿以外存在しない。 アムロ「ララア・・・取り返しの・・・取り返しのつかない事を やってしまった・・・」 場所:宇宙 シャアのゲルググの姿が映る。 シャア「ララア・・・」 場所:コロニーレーザー (ジオン軍は連邦艦隊に)コロニーレーザーを打ち放つ。 154 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 24 44 ID 6qquQ9YG0 ○第13話 宇宙要塞ア・バオア・クー ついにホワイトベースは、最終目的地ア・バオア・クーに到着した。 今、ここに、最後の決戦が始まるのだった・・・ ブライト「いよいよ、最後の決戦だ。」 カイ「こんな所で死にたくないぜ!ねっ、セイラさん?」 セイラ「そうね・・・」 アムロ「大丈夫ですよ。僕には分かります。皆無事に終わりますよ。」 カイ「よっ!ニュータイプ!」 ブライト「アムロが言うなら、間違いないな。」 場所:ホワイトベース フラウ「アムロ、気をつけてね・・・」 アムロ「フラウ、どんな事があっても諦めちゃいけないよ。 こんな事で死んじゃつまらないからね。」 フラウ「ありがとう、アムロ。諦めないわ。絶対に。」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、コアブースター 場所:宇宙空間 カイ「アムロ、さっき言った事本当かよ?」 アムロ「ウソですよ。ニュータイプだからって分かる訳ありませんよ。」 カイ「だよな。ケケ!」 ハヤト「敵が来ましたよ。」 #続く 155 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 26 43 ID 6qquQ9YG0 #続き アムロ達は多数のザク、リックドム、ゲルググを撃破する。 カイ「アムロ!俺とハヤトはホワイトベースの援護に行く!」 アムロ「わかりました!」 ハヤト「アムロ、死ぬなよ・・・」 アムロ「ハヤトもな。」 カイ「じゃあ、後でな。」 アムロ「ああ。」 戦場を進むアムロの前に一体の大きなモビルスーツが現れる。 シャア「ガンダム!」 アムロ「シャアか!?」 シャア「ララア、私に力を貸してくれ!」 アムロ「シャア!」 シャアが乗るジオングの2本の腕が分離しガンダムを攻撃する。 アムロはこの2本の腕を打ち落とす。 死闘を繰り広げるアムロとシャア。 アムロはガンダムの左腕を破壊されるがジオングの本体を破壊する。 だが、ジオングのコックピットは頭部にある。 ジオングヘッドのメガ粒子がガンダムの頭部を破壊する。 状況を不利と見るや立ち去るシャア。 シャア「チイ!ガンダムのパイロットはアムロといったな。 あのニュータイプに勝つ方法は?ララア!教えてくれ!どうしたらいいのだ。」 アムロ「シャアだって分かっているはずだ。本当の倒すべき相手がザビ家だと いうことを。それを邪魔するなど・・・」 156 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 29 36 ID 6qquQ9YG0 ○第14話 脱出 場所:ア・バオア・クー基地内部 アムロ「シャア・・・中に逃げたか・・・」 アムロは多数のザク、リックドム、ゲルググを撃破する。 アムロ「シャア、いるな!」 アムロはガンダムを自動操縦に切り替えコックピットを降りる。 進むガンダム。上空にはジオングヘッドが見える。 ジオングヘッドへビームライフルを打つガンダム。 放たれたビームはジオングヘッドをかすめる。 シャア「チイ!」 ジオングヘッドは最後の力を振り絞りメガ粒子砲をガンダムへ放つ。 大破するガンダム。両腕、片足を失ったガンダムはその場に倒れこむ。 間一髪、脱出するシャア。ジオングヘッドは爆発する。 場所:宇宙を飛ぶコアブースター セイラ「アムロ!キャスバル兄さん!」 場所:ア・バオア・クー基地内部の部屋の一角 パイロットスーツで剣戟を繰り広げるアムロとシャア。 アムロ「本当の敵はザビ家じゃないのか!」 シャア「今となっては、違うな!」 アムロ「今、ララアが言った。ニュータイプは殺し合う道具ではないって。」 シャア「戦場では強力な兵器になる!」 アムロ「貴様だって、ニュータイプだろうに」 シャア「君の存在は、危険なのだ!」 組み合う二人へ近づくセイラ セイラ「やめて!アムロ!兄さん!」 離れる二人 シャア「アルティシア!」 セイラ「アムロに恨みがある訳でもないでしょう!」 シャア「ララアを殺された!」 アムロ「貴様が、ララアを巻き込んだ!」 セイラ「やめて!」 シャア「ザビ家の事など、もう、ついでの事なのだ。 アムロ君が、私の言う事が分かるなら・・・私の同志になれ。ララアも喜ぶ。」 アムロ「貴様、正気か!」 部屋の片隅で爆破が起きる。爆風に飛ばされる3人。 アムロ「うわ!」 シャア「クッ!」 セイラ「キャー!」 アムロは部屋の外へ飛ばされる。体制を整えるシャアとセイラ。 シャア「アルティシアは脱出しろ。」 セイラ「兄さんは?」 シャア「ザビ家の人間は、やはり許せぬと分かった。そのケリをつける。 良い女になるのだな。」 セイラ「兄さん・・・」 立ち去れるシャア。 #続く 157 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 31 59 ID 6qquQ9YG0 #続き 場所:ジオン軍基地の一角 キシリアの乗る戦艦ザンジバルのコックピット前にバズーカを構えるシャア。 シャア「ガルマ、私の手向けだ。姉上と仲良く、暮らすが良い・・・」 キシリア「シャアか!?」 バズーカを打ち放つシャア。一面は光に包まれる。 場所:宇宙 脱出艇ランチ ホワイトベースのクルー達はア・バオア・クー内で大破した ホワイトベースを乗り捨て、脱出艇ランチで宇宙へと脱出していた。 フラウ「アムロは!?アムロはどこ?」 ブライト「ジオンの忘れ形見の、セイラの方が、我々よりニュータイプに 近いはずだ。探してくれ!」 セイラ「アムロ!」 フラウ「アムロ!」 場所:宇宙 爆発を繰り返すア・バオア・クー そこから壊れかけた一体のコアファイターが脱出してくる。 場所:宇宙 推進力を失ったコアファイターから降りて パイロットスーツのバーニアで皆の待つランチへ進むアムロ アムロ「ごめんよ、ララア・・・僕には、僕には、まだ帰れる所があるんだ・・・ こんな嬉しい事は無い・・・ララアには、いつでも合いに行けるから・・・」 アムロは仲間達が待つランチに到着する。 フラウ「アムロ!」 ブライト「アムロ!」 セイラ「アムロ!」 ○第一部 エンディング 宇宙世紀0080 この戦いの後、ジオン公国と連邦政府との間に終戦協定が結ばれ、 戦争は終わった。 ※スタッフロールは流れない。すぐに第二部へ移る #15話以降は連投制限に引っかかるのでまた今度 161 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 28 02 ID olCy2nx80 ○第二部 オープニング 背景:砂漠 大破したザク かつて火を使った戦士は、もう動く事も、再び大地を踏む事もない。 忘れてはならない。死にゆく者たちへの祈りを・・・時は、戻る。あの頃に・・・ それは、丁度ガルマ・ザビが戦死してから5日後の0079 10・9。 灼熱の大地ゴビであった。 ○第15話 襲撃 場所:連邦軍補給基地 運搬車に横たわるガンダムタイプのモビルスーツの前に立つ二人の男 ボルク「・・・しかし、少佐、ガンキャノン2機ではムリです! この前の戦闘で4機のガンキャノンがやられているんです! 白兵ができないガンキャノンでは・・・」 ノクト「大尉、何度も言わせるな!軍の命令は絶対なのだ! 貴様達パイロットは、命令だけに従えば良いのだ!」 ボルク「どうしてですか!目の前に新型のモビルスーツがあるというのに! こいつを使えば、奴らなど・・・」 ノクト「よく聞け!あのモビルスーツはホワイトベースに乗っている、 エリートだけが使うものなのだ!貴様らクズはクズらしくクズな モビルスーツを使えば良いのだ!」 ボルク「エリート?ニュータイプの事ですか? 少佐は、そんなものを信じているんですか?」 ノクト「ボルク大尉、いい加減にしろよ! 貴様、そこらじゅうで上官に逆らって、こんな砂漠に来たんだろうが!」 ボルク「少佐は、私達に死ねとおっしゃるのですか? 少佐、貴方はジャブローにいたから分からないとは思います。 現場というのは・・・」 ノクト「大尉、これ以上、私を怒らせるな。貴様の部下も痛い目に合うぞ。」 ボルク「クッ・・・」 ノクト「まったく、クズが!」 立ち去るノクト。 #続く 162 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 29 05 ID olCy2nx80 #続き 場所:砂漠 双眼鏡の先には連邦の基地が見える サキ「やはり、連邦の補給基地のようですね。」 レスタ「こんな所にあるとはな・・・これで、メシが食える。」 マーチン「メシより弾だ!このままじゃあ、キツイぜ。」 レイ「大尉、やりましょうぜ!奴らをやって、はやいとこ本隊と合流しましょう!」 ヘンリー「・・・」 レスタ「これで、はぐれ部隊返上だぜ。こんな砂漠で死にたくねえ。 早く国へ帰りてえぜ!」 砂漠の上に複数のモビルスーツが映る。 レイ「俺もだ。もう、砂漠は嫌だ!」 ヘンリー「行くぞ!弾は節約しろよ。できるだけ、クロスコンバットに持ち込め!」 場所:連邦軍補給基地 運搬車に横たわるガンダムタイプのモビルスーツを見つめるボルク ボルク「こいつが、使えれば・・・」 ボルクへ走り寄る男 ダバ「大尉!敵です!」 ボルク「やはり来たか!」 ダバ「大尉、こいつは使えないんですか?」 ボルク「少佐は現場の事が分かっていないんだ。」 ダバ「ガンキャノンだけだとキツイですよ。」 ボルク「やるしかねえ・・・俺とダバで行く。出るぞ!」 場所:砂漠 連邦側 砂漠へ出た2体のガンキャノン ボルク「クロスコンバットには気をつけろ!行くぞ!」 場所:砂漠 ジオン側 4体のザクと1体の新型モビルスーツ[イフリート]が映る ヘンリー「サキ!レイ!基地へ急げ!」 マーチン「メシより弾だ!ごっそり持ってこいよ!」 飛び立つ5体のモビルスーツ ボルクとダバはガンキャノンで3体のモビルスーツを退ける。 ヘンリー「クッ!」 撤退するイフリート マーチン「クソッタレ!」 撤退するザク レスタ「クソ!」 撤退するザク ダバ「大尉!基地が!」 ボルク「戻るぞ!」 #続く 163 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 30 43 ID olCy2nx80 #続き 場所:連邦軍補給基地 潜入した2体のザクは辺りを見回す サキ「大尉、このまま基地をやりましょう!」 ヘンリー「いかん!ザク2機だけでは危険だ。奇襲だから、上手くいったんだ! 貰う物貰ったら帰ってこい!」 サキ「しかし!」 ヘンリー「ともかく、戻れ!」 サキ「・・・了解。レイ!そろそろ帰るよ!」 レイ「ああ。こんだけ弾を持ってけば良いだろう。それにしても、 連邦はマヌケだぜ!コンテナに、ご丁寧に弾だの書いてあるんだからな。 探す、手間が省けたってもんだ!」 サキ「レイ、コンテナに書いてあるRX78XXって何だろうね?」 レイ「メーカーの名前じゃないの?」 サキ「聞いた事無いな・・・地球のメーカーか? それにしても大尉の態度何か変だ・・・」 立ち去る2体のザク 場所:連邦軍基地 運搬車に横たわるガンダムタイプのモビルスーツの前に立つ二人の男 ノクト「大尉!貴様がだらしないから、こんな事になったんだ!」 ボルク「少佐、あいつを、ピクシーを使わせてください! ガンキャノンではムリです!」 ノクト「自分のミスをモビルスーツのせいにするな!」 ボルク「・・・」 164 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 32 21 ID olCy2nx80 ○第16話 かませイヌ 場所:砂漠 サキ「大尉、あの基地を乗っ取りましょうよ。今の私達なら出来ますよ! さっきだって、上手く行きかけたし、あんな小さな基地にビビる必要なんかないですよ!」 レスタ「そうだな。やりましょうぜ!もう、砂漠は嫌だ!」 サキ「まって!味方?ザクです!あと・・・グフも!」 ヘンリー「俺達と同じはぐれ部隊だな・・・」 レイ「やったぜ!大尉、早いとこ合流しましょうぜ!」 ヘンリー「・・・いや、様子を見る。」 レスタ「どうしてですか!?折角・・・」 ヘンリー「さっきから気になっていたんだが、いくら、小さな基地でもこんな、 砂漠のど真ん中に連邦の基地がある事自体、おかしい・・・ サキの話を聞く限りコンテナの数が多すぎる。78XXなんてメーカー 聞いた事もねえ。しかも全部モビルスーツ用の弾だ・・・」 サキ「新型のモビルスーツですか?」 ヘンリー「まさかとは思うがな・・・」 レスタ「だったら、何でさっき出てこなかったんですか?」 ヘンリー「わからん・・・とにかく、様子を見る。嫌な予感がする・・・」 マーチン「奴ら、かませイヌってとこだな。」 場所:連邦軍補給基地 運搬車に横たわるガンダムタイプのモビルスーツの前に立つ二人の男 ボルク「奴ら、基地に来るな。クソ!どうすりゃいいんだ!」 ボルクに走り寄るダバ ダバ「大尉!敵です!」 ボルク「位置は?」 ダバ「北東15マイルです!」 ボルク「北東?さっきの奴らじゃないな・・・ この辺りはジオンに囲まれているのか・・・ こうなったら、やるしかねえ!ピクシーを使う! サナは俺のキャノンを使え。」 サナ「しかし、大尉!」 ボルク「こんな、砂漠で死んでたまるか!・・・これじゃあ、アラモだぜ・・・」 出撃の準備に取り掛かる3人のパイロット ガンダムピクシーの前にノクト少佐が歩み寄る。 ノクト「大尉!貴様、何をやっとるか!降りろ!今すぐピクシーから降りろ!」 ボルク「装備の確認をしろ!」 ダバ「しかし・・・」 ボルク「装備の確認をしろ!」 場所:砂漠 出撃した3体の連邦モビルスーツ ボルク「ダバ!サナ!お前達は、距離をとって攻撃しろ! 武器は・・・ビームダガー?ビームサーベルみたいなものか・・・」 ボルク達は多数のザク、グフを撃破する ボルク「このピクシーが、量産されれば、戦争なんか、あっという間に終わるぜ・・・」 165 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 34 32 ID olCy2nx80 ○第17話 はぐれ者 場所:連邦補給基地 運搬車に横たわるガンダムピクシーの前に立つ四人の男 ノクト「大尉、貴様あ!」 ダバ「まってください。大尉がピクシーに乗らなければ、今ごろ自分達は・・・」 ノクト「何い!貴様、この私に・・・」 ボルク「少佐、この責任は、自分が取ります! ピクシーを輸送するまで使わせてください。」 ノクト「フン!・・・わかった。使わせてやろう。 だが、その前にクズな私にピクシーを使わせてくださいと言え! そして、私のクツを舐めろ!」 サナ「な、何をバカな!」 ボルク「待て!・・・私に・・・」 ノクト「クズな私にだ!」 ボルク「ク、クズな私に・・・」 場所:砂漠 ヘンリー「やはりな・・・」 レスタ「何てこった!」 ヘンリー「ビーム兵器は、見た事が無いやつだな・・・ ナイフみたいなもんか・・・」 サキ「あんな、モビルスーツがいたなんて・・・」 マーチン「大尉!やるなら、今しかねえぜ!」 レイ「無理だよ・・・」 サキ「どのみち、あの新型がある限り基地には入れないわ。」 レスタ「だな。それより、まだ、味方の部隊が、どこかにいるかもしれない。 それを探した方が良いよ。」 マーチン「ケッ!味方を探すだと?こんな広い砂漠をか? ヘタすりゃ、探したす前にミイラに、なっちまうぜ。 それと貴様らな、あの動きを見ればパイロットが操縦に慣れていないのが、 わからねえのか?あのパイロットは確かにイイ腕だ。 だが、モビルスーツの性能に振り回されている。やるなら、今しかねえ! もし、奴が操縦に慣れてみろ!確実にやられるぜ!」 ヘンリー「マーチンの言う通りだ。今の内にケリをつけた方が良さそうだ。 ヒットアンドアウェイで行くぞ!」 #続く 166 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 37 29 ID olCy2nx80 #続き 場所:連邦補給基地 運搬車に横たわるガンダムピクシーの前に立つ二人の男 ボルクへ走り寄るダバ ダバ「敵です!」 ボルク「何!?またか!」 ダバ「ここから、8マイル先です!そこで、止まっています!」 ボルク「クソ!誘ってやがるな・・・ピクシーがあれば、できるか・・・ よし!行くぞ!」 三人へ歩み寄るノクト ノクト「大尉、忘れるな!責任は貴様が取るんだからな!」 ダバ「死んじまったら、責任だの、何だの言ってられるかよ・・・」 出撃の準備に走る三人のパイロット達 場所:砂漠 ボルク「ザクを狙え!ザクだ!」 ボルク達はヘンリーのイフリート、 マーチン、レイ、サキ、レスタのザクに遭遇し全て退ける ヘンリー「むう・・・やるな、あのパイロット!」 マーチン「こいつ、慣れてきやがった!」 レイ「つ、つええ!」 サキ「なんて!モビルスーツなの!」 レスタ「どんどん、強くなっていきやがる!」 ボルク「逃げたか・・・さっきの奴らじゃないな・・・ それにしてもあの、青い奴、やっかいだぞ。 ガンキャノンだったらやられていた・・・」 ※青い奴=イフリート #18話以降は、また今度に投下します 169 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 04 51 ID P+5aRx1v0 ○第18話 ヒット アンド アウェイ 場所:砂漠 レイ「大尉、俺達じゃ、無理ですよ!味方を探して、合流しましょうよ・・・ 俺、もう、やだよ・・・」 サキ「情けない事言わないで!それでも男なの!」 レスタ「俺もレイの、意見に賛成だ。俺達じゃ、あいつは無理だ・・・」 サキ「レスタまで!」 レイ「こんな、砂漠で死ぬなんて、嫌だ!」 サキ「うるさい!あんたも軍人なら、うろたえるじゃないよ!」 ヘンリー「聞け!いいか、俺達は絶対に勝てる!よく考えてみろ。 向こうでクロスコンバットができるのは1機だ。5対1だ。 徹底的にクロスレンジに持ち込め!やるしかないんだ! 砂漠でミイラになりたくないならな・・・心配するな。 なーに夜には、あの基地でメシでも食ってるさ。」 場所:連邦補給基地 運搬車に横たわるガンダムピクシーの前に立つ二人の男 サナ「大尉、こいつをホワイトベースに渡すなんて、勿体無いですよ。 ずっと大尉が使った方が良いですよ。 それにしても、ピクシーに初めて乗って使いこなすなんて、すごいですよ!」 ボルク「いや、そうじゃない。こいつのMPUがすごいんだ。 こいつは、戦った全ての戦闘データーを覚えてくれる。 戦えば戦うほど強くなっていくんだ。 それと、ビームステルスコートが塗ってあってな。ビームを・・・」 二人に歩み寄るノクト ノクト「ほう。そいつはすごいねえ。さすがエリートに渡すモビルスーツだ。 クズな貴様でも、ここまで使える訳だからホワイトベースのエリートが 使えば、もっとすごいって事だ。はっはっは!」 サナ「・・・こいつ、本当にサイテーな野郎だな・・・」 ノクト「何か言ったか?」 サナ「いえ、別に・・・」 ボルクへ走り寄るダバ ダバ「大尉!敵です!」 ボルク「も、もう、来たのか!?なんて奴らだ・・・」 出撃の準備に走る三人のパイロット達 #続く 170 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 05 58 ID P+5aRx1v0 #続き 場所:砂漠 ボルク「青い奴には気をつけろ!狙いはザクだ!」 ボルク達はヘンリーのイフリート、 マーチン、レイ、サキ、レスタのザクに遭遇し善戦する。 ヘンリー「・・・」 マーチン「クソッタレ!」 レイ「つ、つええ!」 サキ「ちくしょう!」 レスタ「どんどん、強くなっていきやがる!」 再びボルク達に遭遇するレスタとレイ。 今度は逃げ延びる事ができず、レスタとレイのザクは爆破する。 レスタ「あわわわ!大尉!助けてください!」 レイ「うわあ!嫌だあ!死にたくない!」 171 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 07 42 ID P+5aRx1v0 ○第19話 クロス レンジ アタック 場所:砂漠 マーチン「クソッタレ!あの新型・・・絶対にブッ殺してやる!」 サキ「それにしても、あの新型・・・もし、あんな奴が量産されたら・・・ この戦争は・・・」 マーチン「戦争が、どうなろうと、俺は奴をブッ殺せればいいぜ!」 ヘンリー「5時間後に出るぞ。それまで休もう・・・」 場所:連邦補給基地 運搬車に横たわるガンダムピクシーの前に立つ三人の男 三人に歩み寄るノクト ノクト「大尉、この基地は、放棄する事にした。」 ボルク「放棄?基地を捨てるんですか?」 ノクト「そうだ。6時間後に、この基地から脱出する。 これ以上、敵の攻撃に耐えられないからな。」 ボルク「待ってください!このピクシーがあれば、奴らなど・・・」 ノクト「・・・そうか、ピクシーがあればいいのか。フーム・・・ ダバ、サナ!貴様達は私の護衛だ!大尉、貴様は、私がミデアに乗るまで、 ピクシーだけで、奴らを引き付けておけ!」 サナ「大尉一人じゃ、ムリですよ!」 ボルク「ダバ、サナ!少佐をお守りしろ。少佐、自分一人で奴らをやります。」 ノクト「で、ピクシーは、いつ返して貰えるのかなあ?大尉!」 ボルク「奴らとケリをつけたら追いかけます!ミデアで待っててください。」 ノクト「私はクズを待たねばならんのかあ?」 ボルク「お、お願いします・・・」 ノクト「フン!」 ダバ「こ、この人・・・もう、無茶苦茶だ・・・」 #続く 172 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 08 33 ID P+5aRx1v0 #続き 場所:砂漠 ヘンリー「サキ、そういえば、お前ランバ・ラル大尉の部隊に志願していたな」 サキ「はい。」 ヘンリー「俺みたいな、出来の悪い隊長について、お前も運が無いな。」 サキ「そんな事ありません。大尉の話は、よく聞いていました。 ラル大尉と同じ位立派な方だと・・・ 同じ位軍人の中の軍人だという事も・・・ そして、戦いを求めている事も・・・」 ヘンリー「フッ・・・分かっているんだろ?」 サキ「おかしいと思っていました。 レイと私を基地に行かせたのも、偵察に行かせたんでしょ? だから、戻れと命令した。 さっきの部隊も、私達と同じ命令で、あの基地を襲った訳ですね。 さながら、新型破壊争奪戦ですね。 だから、合流にも反対された。 戦争の事なんかより、強い奴と戦いたい、そう、誰にも邪魔されずに、 誰よりも早く、あの新型を倒したい・・・ザビ家の独裁から始まった、 このくだらない戦争で、はぐれてしまった大尉が、ようやく目標を持つ事が できた喜びは死すら、恐れない・・・ただ、後悔なさっている。 その宝石を取る為に2人の部下を殺してしまった事を。 横取りされない為に、味方を見捨てた事を・・・」 ヘンリー「さすがだな。確かに、俺は10日前、連邦の新型モビルスーツ破壊の 命令を受けた。マーチンには話したが、お前達には、黙っていた・・・ 俺には、ガスを使ったり、民間人を殺したりする事はできん。 俺は軍人だ。殺すのも死ぬのも、正々堂々と戦って決めたかった。 それも強い奴と・・・新型の話を聞いた時に、 これで、俺もはぐれモノじゃなくなる。・・・そして、お前達にも、 良い生活をさせる事ができる。そう、思った。 サキ、そこまで分かっていたのなら、どうして・・・ 抜けても、俺は、何も言わんぞ。」 サキ「レイもレスタも、仲間ではありました。 ただ、彼らは死にたくないから戦っていた・・・私は・・・」 マーチン「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いか、決めれば良いんだ! そうだろ、サキ?」 #続く 173 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 09 18 ID P+5aRx1v0 #続き 場所:連邦補給基地 ボルク「あの、青いモビルスーツ・・・多分、奴が隊長機だろう。 奴をやれば・・・いや、ザクだ!ザクをやってからだ!」 ボルクはヘンリーのイフリートを避け、 マーチン、サキのザクを撃破する。 マーチン「クソッタレ!大尉!後は頼んだぜ!」 サキ「チイ!」 脱出するサキ ボルクはヘンリーのイフリートへ戦いを挑む。 互角の戦いを繰り広げる二人。 ヘンリー「むう・・やるな、あのパイロット!」 ヘンリーは状況を不利と判断し作戦を変更する。 ヘンリー「クソ!こうなったら!」 立ち去るイフリート ボルク「しまった!ミデアが!」 追いかけるピクシー 場所:ミデア輸送機前 2体のガンキャノンが護衛するミデアの前にイフリートが接近する。 ヘンリー「遅い!」 イフリートのショットガンが火を噴く ダバ「うわあ!大尉!大尉!」 爆発するダバのガンキャノン その瞬間サナのガンキャノンへ猛スピードで接近するイフリート サナ「は、はやい!」 サナのガンキャノンを切り刻むイフリート サナのガンキャノンは爆発する そこへピクシーが登場 ボルク「ダバ!サナ!・・・貴様!」 ヘンリー「これで、おあいこだ!」 ノクト「離陸準備!」 連邦兵「しかし、ボルク大尉は?」 ノクト「そうだな・・・ボルク大尉は私の命令に従わず、 ピクシーをもって脱走し、ピクシーと共にジオンにやられた。以上だ。」 連邦兵「は、はい・・・」 ノクト「どうせ、砂漠の真中だ。助かる訳が無い・・・ ピクシーもボルクも・・・ボルクが悪いんだ・・・ 勝手にピクシーを使うから・・・ 私の言う通りに動かないから、こうなったんだ・・・」 滑走するミデア ボルク「ミ、ミデアが!少佐!ノクトめ!」 ヘンリー「新型め、見捨てられたか!貴様も、これで俺と同じはぐれモノだ! 2人きりで、ゆっくり楽しもうぜ!」 ボルク「ノクト!!」 175 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 13 42 ID P+5aRx1v0 ○第20話 死にゆく者たちへの祈り 場所:連邦補給基地 滑走路 ボルク「クソ!ノクトめ!」 決着をつける為に戦場へ飛び立つイフリートとピクシーは市街地に辿り着く。 ヘンリー「さーて、新型が、どこまでやるのか見せて貰おうか!」 激突するイフリートとピクシー ボルク「こいつ・・・まだやるのか!どうしてだ! どうして、ここまでやるんだ!」 ヘンリー「最高に、楽しいぞ、新型!やっと見つけたんだ! こんな所で、終わっちゃあ、勿体無い!」 ヘンリー「死んでいった、俺の部下に、地獄で詫びろ!」 ボルク「チイ!まだまだ!」 ボルク「もう、止めろ!お前の負けだ!」 ヘンリー「こいつだけは、俺の手で・・・俺が、俺達が1番強いのだ! ・・・ここで、こいつをやらないと・・・死んでも、はぐれものだ!」 ボルク「クソ!こんな所で死んでたまるか!ノクトを殺すまで!」 ヘンリー「止めだ!」 ヘンリー「クッ!」 ◎ピクシーがイフリートに負けた場合 ボルク「グハ!・・・クソ!こ、こんな所で!ノクトー!あいつだけは・・・」 爆発するピクシー ヘンリー「見事だったぞ、連邦のパイロット。 俺はお前の事を忘れる事は無いだろう・・・ これで、ケリがついた・・・サキ、レスタ、レイ、マーチン・・・ 俺達が1番、強かったぞ・・・俺達が・・・」 ○第二部 エンディング 背景:砂漠 大破したザク その後、ヘンリー・ブーン大尉はソロモン防衛戦に参加した。 が、その後の行方はわかっていない。 ※スタッフロールが流れる。その後タイトル画面へ戻る。 #続く 176 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 14 32 ID P+5aRx1v0 #続き ◎ピクシーがイフリートに勝った場合 ヘンリー「クソ!ここまでか!久しぶりに、楽しかったぞ・・ みんな・・・すまない・・・さ、最後まで、はぐれものか・・・ 俺らしい・・・」 爆発するイフリート ボルク「・・・!?」 目の前に人が倒れている事に気づくボルク コックピットを降り、倒れている人に近づくボルク サキ「グッ・・・」 ボルク「大丈夫か?」 サキ「れ、連邦!?」 ボルク「歩けるか?」 サキ「構わないで!グッ!」 ボルク「そうはいかない。俺は、さっき、素晴らしい戦士と出会った。 その戦士の為にも、お前を助ける・・・」 サキ「どこへ、連れて行くつもりだ?捕虜にする位だったら、 今、ここで殺して!」 ボルク「基地だ。心配するな。もう、あそこには、 誰も居ないし、誰も来ない。その傷が治ったら好きにしろ。」 サキ「・・・」 ○第二部 エンディング 背景:サキの肩を支え基地へ歩くボルクとサキ 彼らの戦いは、まだ続く・・・ TO BE CONTINUED・・・ ※スタッフロールが流れる。その後タイトル画面へ戻る。 #これで「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」は終了です。
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機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 第一部 劇場版 機動戦士ガンダム(一部シナリオ、キャラクター等省略):part45-138,140~148,150~157 第二部 死にゆく者たちへの祈り(オリジナルストーリー):part45-161~166,169~173,175~176 138 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 32 27 ID 6qquQ9YG0 機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079投下します。 「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」は 全20話の2部で構成されています。 ・第一部 第1話から第14話(全14話) 劇場版 機動戦士ガンダム(一部シナリオ、キャラクター等省略) ・第二部 第15話から第20話(全6話) 死にゆく者たちへの祈り(オリジナルストーリー) このゲームの演出はテレビ版や劇場版の機動戦士ガンダム等の知識を 前提とした内容となっています。 機動戦士ガンダムの内容を詳細に書き込むと大量の時間と労力が 必要となりますので割愛させて頂きます。 出撃前の装備を確認する台詞以外、全ての文字を拾ってきてますので 長文になってしまいますがご了承ください。 ○第一部 オープニング 宇宙世紀0079 人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、 既に半世紀が過ぎていた。 地球の周りの巨大なコロニーは、人類の第2の故郷となり、 人類はそこで子を産み、育て、そして死んでいった・・・ サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。 ジオン公国と地球連邦は、総人口の半分を死に至らしめた。 人々は自らの行為に恐怖した。 140 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 43 23 ID 6qquQ9YG0 #書き込み時間が被ったようで、すみません。引き続きしばらく投下させてもらいます。 ○第1話 ガンダム、大地に立つ! 連邦軍はジオン軍のモビルスーツ兵器に対抗すべく、 V作戦と呼ばれる新型のモビルスーツの開発をサイド7にて行っていた。 新型モビルスーツ[ガンダム]は実戦配備の為、新型戦艦[ホワイトベース]に、 積み込まれようとしていた。 ジオン公国軍シャア・アズナブル少佐は、このホワイトベースを見つけ、 サイド7にザク2機を潜入させた。 ガンダムを発見したザクは、その銃をガンダムに向けた。その時・・・ ブライト「なに!?ガンダムが動いているって! パイロットはだれか?アムロ?サイド7の民間人? 民間人がガンダムに乗っているのか!?」 アムロ「こ、こいつ、動くぞ!」 ガンダムに向かうザク デニム「よせ!ジーン!俺達は、偵察が任務なんだぞ!」 ジーン「シャア少佐だって、実戦で戦って勝って出世したんだ!俺だって!」 デニム「よせ!ジーン!」 ジーン「大丈夫です!このモビルスーツ、まだ、よく動けんみたいです! やってやる!」 ガンダムに搭乗したアムロは襲い掛かってくる2機のザクを撃破する。 アムロ「はあ、はあ!やったぞ・・・」 場所:宇宙に待機している戦艦ムサイ シャア「デニムに新兵を抑えられんとはな。認めたくないものだな・・・ 自分自身の・・・若さゆえの過ちというものを」 サイド7は、2機のザクによって、壊滅状態になってしまった。 そして、連邦の軍人は、ほとんど死んでしまった。 こうしてアムロ・レイはそのままガンダムのパイロットとなり、 ホワイトペースも、ほとんどがサイド7の、民間人の手によって、 運用されようになった。 今、ここにアムロとシャアの長い戦いが始まったのだった。 141 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 44 50 ID 6qquQ9YG0 ○第2話 強襲!赤い彗星 ホワイトベースはガンダムとガンキャノン、ガンダンクを乗せ、 サイド7を脱出した。 だが、そこには、シャア自らが乗るザクが待っていた。 ホワイトベース艦長ブライト・ノアは、アムロに出撃を命じた。だが・・・ ブライト「なに!赤い彗星!?シャ、シャアか!?アムロ!出撃は中止だ!」 アムロ「出ます!相手がザクなら人間じゃないんだ!」 ブライト「よせ!君には、無理だ!」 アムロ「出ます!」 セイラ「シャアには気をつけて」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンダムとコアファイター 場所:宇宙空間 シャア「見せてもらおうか!連邦のモビルスーツの威力とやらを!」 宇宙空間を進むガンダム。ザクと遭遇し、それを撃破。 シャア「な、なんという性能だ・・・連邦のモビルスーツはバケモノか!?」 次々にザクを撃破するアムロはシャアが乗るザクと遭遇し戦う。 シャア「むう・・・連邦の白い奴・・・」 立ち去るシャア。 アムロ「逃げた・・・いや、逃がしてくれた・・・」 ホワイトベースは、地球のジャブローに行くよう、指示され、 進路を地球に向けた。 142 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 45 36 ID 6qquQ9YG0 ○第3話 大気圏突入 ホワイトベースの、地球降下を知ったシャアは、 大気圏突入直前に、攻撃を仕掛ける事を決定した。 場所:戦艦ムサイの内部 シャア「大気圏突入に集中している今こそ奴らを叩くチャンスだ!いくぞ!」 場所:ホワイトベース セイラ「大気圏に入る前に戻ってくるのよ。じゃないと、大気の摩擦で、 燃えてしまうから。それと、シャアには、あまり構わないで!」 アムロ「気楽に言ってくれる」 セイラ「何かいった?」 アムロ「いや、べつに・・・」 セイラ「ザクは5機」 アムロ「5機も!」 セイラ「シャアだって補給はするわ。大丈夫。あなただったらできるわ。」 アムロ「お、おだてないでください・・・」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンダムとコアファイター アムロは次々にザクを撃破する。 セイラ「アムロ!時間がないわ!急いで戻って!」 アムロ「だめです!今から戻っても、間に合わない!」 場所:大気圏 大気圏に突入するザクとガンダム。ザクは突入の際、燃え尽きてしまう。 アムロ「クッ!大気圏突入の方法は・・・あった!これだ!」 アムロはシールドでガンダムを覆いつつ大気圏を突破する。 場所:地球上空 ブライト「な、なんとか地球に降りられた・・・」 アムロ「地球・・・」 143 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 46 18 ID 6qquQ9YG0 ○第4話 翔べ!ガンダム 大気圏突入時のシャアの攻撃はホワイトベースの進路をジャブローから ジオンの勢力下へ、ずらす作戦でもあった。 ホワイトベースはザビ家の三男、ガルマ・ザビの攻撃を受ける事になった。 場所:ホワイトベース リュウ「俺達はガンタンク。カイはガンキャノンで援護する。」 アムロ「大丈夫ですか?」 カイ「何とかやってみるさ。ケケッ!」 ハヤト「アムロには、負けられない!」 セイラ「シャアは、いないみたいよ」 リュウ「ガンタンク、リュウ、ハヤト、出るぞ!」 カイ「カイ、ガンキャノン、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンタンク、ガンキャノン、ガンダム アムロ達は多数のマゼラアタックとザクを撃破する。 リュウ「よーし!みんな、戻るぞ!」 カイ「たいしたことねえぜ!・・・へへへ・・・」 ハヤト「つかれた・・・」 アムロ「シャアは、居なかったな・・・」 場所:上空を飛ぶガウ攻撃空母 ガルマ「あれが、木馬か・・」 シャア「ああ。それと・・・」 ガルマ「あの白いのが連邦のモビルスーツか。」 シャア「そうだ。」 ガルマ「大した事ないと思うが・・・」 シャア「気を抜くとやられるぞ」 ガルマ「そうだな。キシリア姉さんにも良い顔したいし・・必ず、 仕留めてみせるさ!親の七光りとは、もう、言わせないよ。」 シャア「・・・」 ガルマ「シャア。今夜、市長主催のパーティがあるんだが一緒に行かないか?」 シャア「いや、遠慮しておくよ。・・・この戦時下にパーティとはな・・・ お坊ちゃま育ちにも、困ったものだ・・・」 ガルマはジオン公王デギン・ザビの、末の息子で何不自由なく、育ってきた。 ガルマはシャアを信頼していたのだった。 だが、シャアにとってザビ家は、父ジオン・ズム・ダイクンの仇なのである。 そのために名前を変え、ザビ家に近づいたのであった。 144 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 47 05 ID 6qquQ9YG0 ○第5話 ガルマ 散る ガルマはジオン国民の手前もあり、兄や姉に遅れをとる訳にはいかなかった。 それがガルマのプレッシャーや焦りとなっていた。 そして、それが、惨劇を生む事になったのであった・・・ ホワイトベースは一路、ジャブローに向かっていた。 だが、シャアとガルマの追撃は、激しくなるばかりであった。 そして、今も、シャア率いるモビルスーツ部隊が、ホワイトベースに迫っていた。 場所:ホワイトベース ブライト「アムロ、リュウ、ハヤト、カイ、出撃してくれ! 何とか夜の内に、ここから脱出したい!」 セイラ「シャアには気をつけて」 リュウ「ガンタンク、リュウ、ハヤト、出るぞ!」 カイ「カイ、ガンキャノン、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンタンク、ガンキャノン、ガンダム アムロ達は荒廃した市街地で多数のザクを撃破する。 ブライト「リュウ、カイ!こちらにガウの大部隊が来ている! 急いで戻ってくれ!」 リュウ「了解!カイ!戻るぞ!アムロ!後は任せたぞ!」 戦場から立ち去るリュウとカイ。 アムロは一人戦場を進むとシャアが乗るザクと遭遇。 激闘の末、シャアは立ち去る。 アムロ「シャア!・・・逃げたのか?」 場所:ホワイトベース待機場所付近 壊れかけたドームに隠れているホワイトベース シャア「そうか・・・あそこに木馬が居るのか・・・ なるほど・・・使わせてもらう! ガルマ、私の場所が確認できるか?」 ガルマ「ああ。」 シャア「ここから北に、木馬が居る。そこを攻撃しろ!」 ガルマ「了解!これで、手柄が立てられる!シャア、感謝するよ。」 旋回するガウに気づいたブライト。 ブライト「どうしたんだ?ガウが後ろを向けたぞ・・・ チャンスだ!一斉射撃開始!」 ホワイトベースは上空のガウに対して一斉射撃を行う。 兵A「ガルマ様!う、後ろから攻撃です!」 ガルマ「何!」 シャア「ハハハ!ガルマ、聞こえていたのなら、己の不幸を呪うがいい!」 ガルマ「シャ、シャア!まさか・・・は、謀ったな!シャア!」 シャア「君は良き友人であったが、君の父上がいけないのだよ!ハハハ!」 ガルマ「シャア!」 兵A「ガルマ様!もう、だめです!」 ガルマ「クッ!ジ、ジオン公国に!栄光あれー!」 上空で爆破するガウ 145 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 48 34 ID 6qquQ9YG0 ○第6話 ランバ・ラル特攻 ガルマを打ち破ったホワイトベースに、オデッサへ向かうよう 連邦本部から指令がきた。 ホワイトベースは、一気に太平洋を渡った。 その頃、ジオン本国ではガルマの仇うちとして、 ランバ・ラル隊がホワイトベースに迫っていた。 そして、ついに歴戦の戦士は、ホワイトベースを捉えた。 ラル「見つけたぞ!ガルマ様の仇! ここで手柄を立てれば、兵達にも、楽な生活をさせる事ができる。」 ブライト「敵だ!アムロ!カイ!ハヤト!出撃用意!」 場所:ホワイトベース カイ「あれ?ハヤト1人でガンタンク使えるの?」 ハヤト「カイさんだって、1人でしょ! ガンタンク、ハヤト出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンタンク、ガンキャノン、ガンダム、 コアファイター 場所:砂漠 ジオン側 ラル「白いモビルスーツは、俺に任せろ!」 アムロ達は多数のザクを撃破する。 戦場を進むとランバ・ラルが乗るグフと遭遇。 ラル「これが、ガルマ様をやった連邦のモビルスーツか ザクとは違うのだよ!ザクとは!」 激闘の末、グフを破壊する。 ラル「クッ!こ、ここまでか・・・」 戦場を進むアムロは陸戦艇ギャロップと遭遇する。 アムロ「こ、こいつ!」 その時、リュウのコアファイターが上空を横切る。 リュウ「アムロ!」 アムロ「リュウさん!」 リュウ「後の事は、頼んだぞ!」 アムロ「リュウさん!」 カイ「リュウ!」 ハヤト「リュウさん!」 リュウ「みんな・・・達者でな!」 コアファイターはギャロップへ特攻。ギャロップは爆発、大破となる。 アムロ「このー!」 アムロはなお、向かってくるギャロップへ止めをさす。 場所:上空ホワイトベース ブライト「リュウ・・・」 アムロ「リュウさん・・・」 146 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 49 18 ID 6qquQ9YG0 ○第7話 突撃!黒い三連星 連邦軍はホワイトベースの戦力を高く評価し、戦力の向上を計る為、 コアファイターのオプションとして、コアブースターをホワイトベースに渡した。 セイラ「私がですか?」 マチルダ「そう。貴方にもニュータイプの兆しが見られると判断されたのです。 その貴方が、このブースターを使う事によって、戦力は一気に上がる。 それと・・・死にたくないのなら、やるしかないわね。」 セイラ「ニュータイプは、そんなものじゃないわ」 マチルダ「軍とは、こんなものよ。組み立てが終わったようね。」 ブライト「敵が来たぞ!全員、出撃!」 場所:ホワイトベース フラウ「アムロ、気をつけてね・・・」 ハヤト「ガンタンク、ハヤト出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 ホワイトベースから出撃するガンタンク、ガンキャノン、ガンダム、 コアブースター アムロ達は多数のザク、グフを撃破する。 カイ「やれやれ、大方片付いたな」 ハヤト「さあ、戻りましょう」 ブライト「大変だ!ミデアが襲われている!!」 アムロ「ミデア?マチルダさんか!僕が行きます!」 場所:オデッサ付近の森林 3体のドムはミデア輸送機に対し一方的に攻撃を与える。 マチルダ「こ、こんな所で、ま、まだ・・・死ぬ訳には・・・」 アムロの目の前で爆発するミデア。 アムロ「マチルダさーん!・・・よくも!!」 ガイア「何だあ、こいつは?」 マッシュ「こいつが、ガンダムか?」 オルテガ「あれをやろうぜ!」 ガイア「へへ!あれか?」 オルテガ「こいつをやれば、また、勲章が頂けるぜ!」 三位一体のジェットストリームアタックを仕掛ける黒い三連星。 だが、アムロはこれを撃破する。 オルテガ「くそ!!」 ガイア「ガ、ガンダム・・・」 マッシュ「なんてこった・・・俺達がやられるなんて!」 全てのドムを撃破したアムロ。だが、そこにはマチルダはもう居ない。 アムロ「マチルダさーん!」 上空を飛ぶコアブースター セイラ「マチルダさん・・・」 147 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 54 19 ID 6qquQ9YG0 ○第8話 復活のシャア 幾多の困難を乗り越え、ジャブローに到着したホワイトベースは、 正式に連邦軍第13独立小隊となり、クルー達も正式に軍人となった。 束の間の休息を取っていたクルーの前にあの男が現れた・・・赤い彗星と呼ばれた男。 ブライト「ジャブローに敵が侵入してきたぞ」 場所:ジャブロー地下 モビルスーツを降り1人ジャブロー地下でたたずむシャアにセイラが近づく。 セイラ「シャア!」 シャア「!?・・・ア、アルティシアか?」 セイラ「ど、どうして、私の名前を・・・まさか・・・」 シャア「アルティシア・・・」 セイラ「やはり、キャスバル兄さん!どうして・・・」 シャア「軍にいるとはな・・・」 セイラ「・・・」 シャア「アルティシア、軍はやめろ。お前は戦いに向かん。いいな!」 走り去るシャア。 セイラ「兄さん!」 セイラはショックを抑えきれず座り込んでしまう。 場所:ホワイトベース フラウ「1機、動きが速いモビルスーツがいるわ。気をつけて!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 ホワイトベースから出撃するガンダム 場所:ジャブロー地下 ビームスプレーガンを打つジム。だが、赤いズゴックには当たらない。 ジムは格闘を仕掛けられ破壊される。 アムロ「あの赤いモビルスーツ。ザクじゃないけど・・ 赤いモビルスーツ!?シャア!!」 シャア「・・・!?白いモビルスーツか! どれほどになったか、見せて貰おうか!」 場所を移動するシャア ※ゲームの都合により一旦撤退 アムロは多数のアッガイ、ズゴックを撃破する。 アムロはシャア専用ズゴックと遭遇し交戦する。 アムロ「シャア!!」 シャア「チイ!私にプレッシャーをかけるとは!やるようになった!白い奴!」 アムロ「クッ!」 立ち去るシャア アムロ「に、逃げたか・・・あのモビルスーツ、確かにシャアだ。」 連邦本部はホワイトベースの、戦闘能力の高さを評価し、ジオン軍の目を 引き付ける為に、囮として、宇宙要塞ソロモン攻略を命じた。 こうして、ホワイトベースは、スレッガーを仲間に加え、再び宇宙へ、飛び立った。 スレッガー「今度、世話になるスレッガーだ。ヨロシクな!」 セイラ「兄さん・・・」 そして、それを追う男、シャア・アズナブル・・・ 148 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 13 55 06 ID 6qquQ9YG0 ○第9話 強行突破作戦 再び宇宙に出たホワイトベースは、ソロモンを目指した。 そして、連邦本部の狙い通り、ホワイトベースにジオン軍がアリのように 群がってきた。 ブライト「全員、出撃!!」 カイ「まったく、休むヒマもないよ。」 場所:ホワイトベース フラウ「アムロ、気をつけてね・・・」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 スレッガー「スレッガー、出るぜ。」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、 2機のコアブースター アムロ達は多数のザク、リックドムを撃破する。 アムロ「1機、見つけた!ボクがやりますから、皆は戻ってください。」 カイ「大丈夫か?」 アムロ「任せてください。」 カイ「じゃあ、頼んだぜ!」 宇宙空間を進むアムロ。 そこにデミトリーが乗っているモビルアーマーザクレロが現れる。 デミトリー「へへへ・・・このザクレロの威力、見せてくれるわ!!」 巨大な鎌で切りかかるザクレロ。アムロはこれを撃破する。 デミトリー「チッ!ざまあねえぜ!」 爆破するザクレロ。 アムロ「宇宙か・・・」 宇宙を飛ぶコアブースター セイラ「宇宙・・・兄さん、キャスバル兄さん。」 スレッガー「まあ、こんなもんだ。」 150 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 17 13 ID 6qquQ9YG0 ○第10話 コンスコン強襲 ホワイトベースは、補給と修理を兼ねて中立サイド、サイド6に入った。 だが、そのホワイトベースを狙う、コンスコン隊が執拗に迫ってきた。 シャアにライバル意識を持つコンスコンは、シャアの、無能ぶりを見せつける為、 ホワイトベースを狙っていたのだ。 コンスコン「リックドム、全機出撃!!シャアが見ているぞ!必ず落とせ!!」 場所:ホワイトベース フラウ「アムロ、気をつけてね・・・」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 スレッガー「スレッガー、出るぜ。」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、 2機のコアブースター アムロ達は多数のリックドムを撃破する。 場所:宇宙を漂う戦艦ザンジバル シャア「コンスコン隊が全滅か・・・」 シャアへ近づく女性。 ララア「大佐・・・」 シャア「ララアか・・・」 ララア「ねっ、大佐、私の予想通り、あの白いモビルスーツが勝ったでしょ。」 シャア「フッ・・・ララアは賢いな。それにしても、ガンダムのパイロットは、 ニュータイプかもしれん・・・」 ララア「誰であろうと、大佐を傷つける人は許しません。大佐は私が守ります。」 151 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 18 41 ID 6qquQ9YG0 ○第11話 ソロモン攻略戦 宇宙空間で戦う複数のジムとザク。 その後方で一体の巨大モビルアーマーがエネルギーを充填し巨大なビーム砲を放つ。 複数のジムとザクはそのビーム砲により一瞬にして爆破する。 ソロモンに到着したホワイトベースの前に巨大モビルアーマービグザムが現れた。 ビグザムの攻撃は、圧倒的で特に大型メガ粒子砲の威力を前にソロモンに近づけない状態にあった。 ドズル「ハッハッハ!!圧倒的ではないか!このビグザムの前に敵は無し!」 場所:ホワイトベース フラウ「メガ粒子砲には気をつけて!」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 スレッガー「スレッガー、出るぜ。」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、2機のコアブースター アムロ達の前を横切るスレッガー。 スレッガー「皆!メガ粒子砲には気をつけろ!当たったら、 その場でオダブツだぜ!」 カイ「お~、コワ!」 アムロ達は多数のザク、リックドムを撃破する。 戦場を突き進むアムロ。 ブライト「カイ、ハヤト!ホワイトベースの援護に来てくれ!」 カイ「こ、ここまで来て、戻れってか!?」 ハヤト「そ、そんな!」 2体のガンキャノンは戦場を立ち去る。 アムロの前には巨大モビルアーマービグザムが立ちはだかる。 アムロはビグザムを相手にビームサーベルで交戦するが、致命傷には至らない。 そこへスレッガーのコアブースターが横切る。 スレッガー「後は頼んだぜ!ガンダムちゃん!」 アムロ「スレッガー中尉か!?」 スレッガー「まあ、戦争って、こんなもんなのよね~」 スレッガーはビグザムのメガ粒子砲砲台へコアブースターで特攻。 コアブースターの爆発によりビグザムの砲台は破壊。 ドズル「何!!クッ!メガ粒子砲が・・・」 アムロ「スレッガー中尉!!」 アムロ「このお!!」 ビグザムをビームサーベルで切り刻むガンダム。 ドズル「やらせはせん!!ジオンの栄光!この、俺のプライド!やらせはせん!」 爆発するビグザム。 場所:ホワイトベース アムロ「スレッガー中尉・・・」 ビグザムを倒し、ソロモンの攻略に成功したホワイトベースは最終目的ア・バオア・クーへ向かった。 152 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 20 35 ID 6qquQ9YG0 ○第12話 光る宇宙 場所:宇宙空間 ホワイトベースの前に、ついにシャアとララアが現れた。 ニュータイプである、ララアとアムロ・・・悲しきめぐり合わせ・・・ ララア「アムロ・・・」 シャア「ガンダムのパイロットは、アムロというのか。」 場所:ホワイトベース アムロ「・・・感じる・・・」 フラウ「どうしたの、アムロ?」 アムロ「・・・ララア・・・」 フラウ「アムロ・・・」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、コアブースター アムロ達は多数のザク、リックドム、ゲルググを撃破する。 戦場を進むアムロの前にシャア専用ゲルググが戦いを挑んでくる。 交戦するアムロとシャア。 シャア「チイ!」 一時、ガンダムの猛攻から逃げるシャア。 アムロ「ララア・・・」 アムロは導かれるようにララアの元へ進む。 その時セイラの乗るコアブースターがガンダムの後方を横切る。 セイラ「アムロ!行っては駄目!」 #続く 153 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 22 23 ID 6qquQ9YG0 #続き アムロの前にララアが乗っているモビルアーマーエルメスが目に映る。 エルメスを守るように多数のビットがガンダムを攻撃する。 ビットを打ち落とすアムロ。 ララア「シャアを傷つける、いけない人!」 アムロ「ララア!」 ララア「なぜ、貴方はこうも戦えるの?貴方には守るべき人も、 守るべきものも無いというのに・・・」 アムロ「それが無くては、戦ってはいけないのか!?ララアはどうなんだ?」 ララア「私は救ってくれた人の為に戦っているわ!それは人が生きる真理よ!」 アムロ「じゃあ、この僕達の出会いは何なんだ?」 ララア「これが運命なんて酷すぎる・・・でも、そうなの? アムロの言う通りなら・・・」 アムロ「でも、認めなくてはいけないんだ・・・」 ガンダムとエルメスは互いに近づく。 そこへシャアのゲルググが登場。二人の間へ割り込む。 シャア「ララア!奴との戯言はやめろ!!」 アムロ「シャア!!お前が、ララアを巻き込んだ!」 シャア「チイ!」 立ち去るエルメス、襲い掛かるゲルググ。 ガンダムのビームサーベルはゲルググの右腕を切り離す。 アムロ「シャア!覚悟!!」 シャア「チイ!」 そこへ猛スピードでエルメスが割り込む。 ララア「大佐!」 ガンダムのビームサーベルはエルメスを切り刻んでしまう。 アムロ「ララア!」 エルメスから爆破の光が漏れ始める。 ララア「ああ、アムロ。時間が見える・・・」 アムロ「ララア!」 ララア「キャー!!」 辺りは光に覆われる。光が収まったそこにはガンダムの姿以外存在しない。 アムロ「ララア・・・取り返しの・・・取り返しのつかない事を やってしまった・・・」 場所:宇宙 シャアのゲルググの姿が映る。 シャア「ララア・・・」 場所:コロニーレーザー (ジオン軍は連邦艦隊に)コロニーレーザーを打ち放つ。 154 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 24 44 ID 6qquQ9YG0 ○第13話 宇宙要塞ア・バオア・クー ついにホワイトベースは、最終目的地ア・バオア・クーに到着した。 今、ここに、最後の決戦が始まるのだった・・・ ブライト「いよいよ、最後の決戦だ。」 カイ「こんな所で死にたくないぜ!ねっ、セイラさん?」 セイラ「そうね・・・」 アムロ「大丈夫ですよ。僕には分かります。皆無事に終わりますよ。」 カイ「よっ!ニュータイプ!」 ブライト「アムロが言うなら、間違いないな。」 場所:ホワイトベース フラウ「アムロ、気をつけてね・・・」 アムロ「フラウ、どんな事があっても諦めちゃいけないよ。 こんな事で死んじゃつまらないからね。」 フラウ「ありがとう、アムロ。諦めないわ。絶対に。」 ハヤト「107、ハヤト、出ます!」 カイ「カイ、ガンキャノン106、出るぜ!」 アムロ「アムロ、行きまーす!」 セイラ「006、セイラ、出ます!」 ホワイトベースから出撃する2機のガンキャノン、ガンダム、コアブースター 場所:宇宙空間 カイ「アムロ、さっき言った事本当かよ?」 アムロ「ウソですよ。ニュータイプだからって分かる訳ありませんよ。」 カイ「だよな。ケケ!」 ハヤト「敵が来ましたよ。」 #続く 155 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 26 43 ID 6qquQ9YG0 #続き アムロ達は多数のザク、リックドム、ゲルググを撃破する。 カイ「アムロ!俺とハヤトはホワイトベースの援護に行く!」 アムロ「わかりました!」 ハヤト「アムロ、死ぬなよ・・・」 アムロ「ハヤトもな。」 カイ「じゃあ、後でな。」 アムロ「ああ。」 戦場を進むアムロの前に一体の大きなモビルスーツが現れる。 シャア「ガンダム!」 アムロ「シャアか!?」 シャア「ララア、私に力を貸してくれ!」 アムロ「シャア!」 シャアが乗るジオングの2本の腕が分離しガンダムを攻撃する。 アムロはこの2本の腕を打ち落とす。 死闘を繰り広げるアムロとシャア。 アムロはガンダムの左腕を破壊されるがジオングの本体を破壊する。 だが、ジオングのコックピットは頭部にある。 ジオングヘッドのメガ粒子がガンダムの頭部を破壊する。 状況を不利と見るや立ち去るシャア。 シャア「チイ!ガンダムのパイロットはアムロといったな。 あのニュータイプに勝つ方法は?ララア!教えてくれ!どうしたらいいのだ。」 アムロ「シャアだって分かっているはずだ。本当の倒すべき相手がザビ家だと いうことを。それを邪魔するなど・・・」 156 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 29 36 ID 6qquQ9YG0 ○第14話 脱出 場所:ア・バオア・クー基地内部 アムロ「シャア・・・中に逃げたか・・・」 アムロは多数のザク、リックドム、ゲルググを撃破する。 アムロ「シャア、いるな!」 アムロはガンダムを自動操縦に切り替えコックピットを降りる。 進むガンダム。上空にはジオングヘッドが見える。 ジオングヘッドへビームライフルを打つガンダム。 放たれたビームはジオングヘッドをかすめる。 シャア「チイ!」 ジオングヘッドは最後の力を振り絞りメガ粒子砲をガンダムへ放つ。 大破するガンダム。両腕、片足を失ったガンダムはその場に倒れこむ。 間一髪、脱出するシャア。ジオングヘッドは爆発する。 場所:宇宙を飛ぶコアブースター セイラ「アムロ!キャスバル兄さん!」 場所:ア・バオア・クー基地内部の部屋の一角 パイロットスーツで剣戟を繰り広げるアムロとシャア。 アムロ「本当の敵はザビ家じゃないのか!」 シャア「今となっては、違うな!」 アムロ「今、ララアが言った。ニュータイプは殺し合う道具ではないって。」 シャア「戦場では強力な兵器になる!」 アムロ「貴様だって、ニュータイプだろうに」 シャア「君の存在は、危険なのだ!」 組み合う二人へ近づくセイラ セイラ「やめて!アムロ!兄さん!」 離れる二人 シャア「アルティシア!」 セイラ「アムロに恨みがある訳でもないでしょう!」 シャア「ララアを殺された!」 アムロ「貴様が、ララアを巻き込んだ!」 セイラ「やめて!」 シャア「ザビ家の事など、もう、ついでの事なのだ。 アムロ君が、私の言う事が分かるなら・・・私の同志になれ。ララアも喜ぶ。」 アムロ「貴様、正気か!」 部屋の片隅で爆破が起きる。爆風に飛ばされる3人。 アムロ「うわ!」 シャア「クッ!」 セイラ「キャー!」 アムロは部屋の外へ飛ばされる。体制を整えるシャアとセイラ。 シャア「アルティシアは脱出しろ。」 セイラ「兄さんは?」 シャア「ザビ家の人間は、やはり許せぬと分かった。そのケリをつける。 良い女になるのだな。」 セイラ「兄さん・・・」 立ち去れるシャア。 #続く 157 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/05(日) 17 31 59 ID 6qquQ9YG0 #続き 場所:ジオン軍基地の一角 キシリアの乗る戦艦ザンジバルのコックピット前にバズーカを構えるシャア。 シャア「ガルマ、私の手向けだ。姉上と仲良く、暮らすが良い・・・」 キシリア「シャアか!?」 バズーカを打ち放つシャア。一面は光に包まれる。 場所:宇宙 脱出艇ランチ ホワイトベースのクルー達はア・バオア・クー内で大破した ホワイトベースを乗り捨て、脱出艇ランチで宇宙へと脱出していた。 フラウ「アムロは!?アムロはどこ?」 ブライト「ジオンの忘れ形見の、セイラの方が、我々よりニュータイプに 近いはずだ。探してくれ!」 セイラ「アムロ!」 フラウ「アムロ!」 場所:宇宙 爆発を繰り返すア・バオア・クー そこから壊れかけた一体のコアファイターが脱出してくる。 場所:宇宙 推進力を失ったコアファイターから降りて パイロットスーツのバーニアで皆の待つランチへ進むアムロ アムロ「ごめんよ、ララア・・・僕には、僕には、まだ帰れる所があるんだ・・・ こんな嬉しい事は無い・・・ララアには、いつでも合いに行けるから・・・」 アムロは仲間達が待つランチに到着する。 フラウ「アムロ!」 ブライト「アムロ!」 セイラ「アムロ!」 ○第一部 エンディング 宇宙世紀0080 この戦いの後、ジオン公国と連邦政府との間に終戦協定が結ばれ、 戦争は終わった。 ※スタッフロールは流れない。すぐに第二部へ移る #15話以降は連投制限に引っかかるのでまた今度 161 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 28 02 ID olCy2nx80 ○第二部 オープニング 背景:砂漠 大破したザク かつて火を使った戦士は、もう動く事も、再び大地を踏む事もない。 忘れてはならない。死にゆく者たちへの祈りを・・・時は、戻る。あの頃に・・・ それは、丁度ガルマ・ザビが戦死してから5日後の0079 10・9。 灼熱の大地ゴビであった。 ○第15話 襲撃 場所:連邦軍補給基地 運搬車に横たわるガンダムタイプのモビルスーツの前に立つ二人の男 ボルク「・・・しかし、少佐、ガンキャノン2機ではムリです! この前の戦闘で4機のガンキャノンがやられているんです! 白兵ができないガンキャノンでは・・・」 ノクト「大尉、何度も言わせるな!軍の命令は絶対なのだ! 貴様達パイロットは、命令だけに従えば良いのだ!」 ボルク「どうしてですか!目の前に新型のモビルスーツがあるというのに! こいつを使えば、奴らなど・・・」 ノクト「よく聞け!あのモビルスーツはホワイトベースに乗っている、 エリートだけが使うものなのだ!貴様らクズはクズらしくクズな モビルスーツを使えば良いのだ!」 ボルク「エリート?ニュータイプの事ですか? 少佐は、そんなものを信じているんですか?」 ノクト「ボルク大尉、いい加減にしろよ! 貴様、そこらじゅうで上官に逆らって、こんな砂漠に来たんだろうが!」 ボルク「少佐は、私達に死ねとおっしゃるのですか? 少佐、貴方はジャブローにいたから分からないとは思います。 現場というのは・・・」 ノクト「大尉、これ以上、私を怒らせるな。貴様の部下も痛い目に合うぞ。」 ボルク「クッ・・・」 ノクト「まったく、クズが!」 立ち去るノクト。 #続く 162 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 29 05 ID olCy2nx80 #続き 場所:砂漠 双眼鏡の先には連邦の基地が見える サキ「やはり、連邦の補給基地のようですね。」 レスタ「こんな所にあるとはな・・・これで、メシが食える。」 マーチン「メシより弾だ!このままじゃあ、キツイぜ。」 レイ「大尉、やりましょうぜ!奴らをやって、はやいとこ本隊と合流しましょう!」 ヘンリー「・・・」 レスタ「これで、はぐれ部隊返上だぜ。こんな砂漠で死にたくねえ。 早く国へ帰りてえぜ!」 砂漠の上に複数のモビルスーツが映る。 レイ「俺もだ。もう、砂漠は嫌だ!」 ヘンリー「行くぞ!弾は節約しろよ。できるだけ、クロスコンバットに持ち込め!」 場所:連邦軍補給基地 運搬車に横たわるガンダムタイプのモビルスーツを見つめるボルク ボルク「こいつが、使えれば・・・」 ボルクへ走り寄る男 ダバ「大尉!敵です!」 ボルク「やはり来たか!」 ダバ「大尉、こいつは使えないんですか?」 ボルク「少佐は現場の事が分かっていないんだ。」 ダバ「ガンキャノンだけだとキツイですよ。」 ボルク「やるしかねえ・・・俺とダバで行く。出るぞ!」 場所:砂漠 連邦側 砂漠へ出た2体のガンキャノン ボルク「クロスコンバットには気をつけろ!行くぞ!」 場所:砂漠 ジオン側 4体のザクと1体の新型モビルスーツ[イフリート]が映る ヘンリー「サキ!レイ!基地へ急げ!」 マーチン「メシより弾だ!ごっそり持ってこいよ!」 飛び立つ5体のモビルスーツ ボルクとダバはガンキャノンで3体のモビルスーツを退ける。 ヘンリー「クッ!」 撤退するイフリート マーチン「クソッタレ!」 撤退するザク レスタ「クソ!」 撤退するザク ダバ「大尉!基地が!」 ボルク「戻るぞ!」 #続く 163 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 30 43 ID olCy2nx80 #続き 場所:連邦軍補給基地 潜入した2体のザクは辺りを見回す サキ「大尉、このまま基地をやりましょう!」 ヘンリー「いかん!ザク2機だけでは危険だ。奇襲だから、上手くいったんだ! 貰う物貰ったら帰ってこい!」 サキ「しかし!」 ヘンリー「ともかく、戻れ!」 サキ「・・・了解。レイ!そろそろ帰るよ!」 レイ「ああ。こんだけ弾を持ってけば良いだろう。それにしても、 連邦はマヌケだぜ!コンテナに、ご丁寧に弾だの書いてあるんだからな。 探す、手間が省けたってもんだ!」 サキ「レイ、コンテナに書いてあるRX78XXって何だろうね?」 レイ「メーカーの名前じゃないの?」 サキ「聞いた事無いな・・・地球のメーカーか? それにしても大尉の態度何か変だ・・・」 立ち去る2体のザク 場所:連邦軍基地 運搬車に横たわるガンダムタイプのモビルスーツの前に立つ二人の男 ノクト「大尉!貴様がだらしないから、こんな事になったんだ!」 ボルク「少佐、あいつを、ピクシーを使わせてください! ガンキャノンではムリです!」 ノクト「自分のミスをモビルスーツのせいにするな!」 ボルク「・・・」 164 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 32 21 ID olCy2nx80 ○第16話 かませイヌ 場所:砂漠 サキ「大尉、あの基地を乗っ取りましょうよ。今の私達なら出来ますよ! さっきだって、上手く行きかけたし、あんな小さな基地にビビる必要なんかないですよ!」 レスタ「そうだな。やりましょうぜ!もう、砂漠は嫌だ!」 サキ「まって!味方?ザクです!あと・・・グフも!」 ヘンリー「俺達と同じはぐれ部隊だな・・・」 レイ「やったぜ!大尉、早いとこ合流しましょうぜ!」 ヘンリー「・・・いや、様子を見る。」 レスタ「どうしてですか!?折角・・・」 ヘンリー「さっきから気になっていたんだが、いくら、小さな基地でもこんな、 砂漠のど真ん中に連邦の基地がある事自体、おかしい・・・ サキの話を聞く限りコンテナの数が多すぎる。78XXなんてメーカー 聞いた事もねえ。しかも全部モビルスーツ用の弾だ・・・」 サキ「新型のモビルスーツですか?」 ヘンリー「まさかとは思うがな・・・」 レスタ「だったら、何でさっき出てこなかったんですか?」 ヘンリー「わからん・・・とにかく、様子を見る。嫌な予感がする・・・」 マーチン「奴ら、かませイヌってとこだな。」 場所:連邦軍補給基地 運搬車に横たわるガンダムタイプのモビルスーツの前に立つ二人の男 ボルク「奴ら、基地に来るな。クソ!どうすりゃいいんだ!」 ボルクに走り寄るダバ ダバ「大尉!敵です!」 ボルク「位置は?」 ダバ「北東15マイルです!」 ボルク「北東?さっきの奴らじゃないな・・・ この辺りはジオンに囲まれているのか・・・ こうなったら、やるしかねえ!ピクシーを使う! サナは俺のキャノンを使え。」 サナ「しかし、大尉!」 ボルク「こんな、砂漠で死んでたまるか!・・・これじゃあ、アラモだぜ・・・」 出撃の準備に取り掛かる3人のパイロット ガンダムピクシーの前にノクト少佐が歩み寄る。 ノクト「大尉!貴様、何をやっとるか!降りろ!今すぐピクシーから降りろ!」 ボルク「装備の確認をしろ!」 ダバ「しかし・・・」 ボルク「装備の確認をしろ!」 場所:砂漠 出撃した3体の連邦モビルスーツ ボルク「ダバ!サナ!お前達は、距離をとって攻撃しろ! 武器は・・・ビームダガー?ビームサーベルみたいなものか・・・」 ボルク達は多数のザク、グフを撃破する ボルク「このピクシーが、量産されれば、戦争なんか、あっという間に終わるぜ・・・」 165 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 34 32 ID olCy2nx80 ○第17話 はぐれ者 場所:連邦補給基地 運搬車に横たわるガンダムピクシーの前に立つ四人の男 ノクト「大尉、貴様あ!」 ダバ「まってください。大尉がピクシーに乗らなければ、今ごろ自分達は・・・」 ノクト「何い!貴様、この私に・・・」 ボルク「少佐、この責任は、自分が取ります! ピクシーを輸送するまで使わせてください。」 ノクト「フン!・・・わかった。使わせてやろう。 だが、その前にクズな私にピクシーを使わせてくださいと言え! そして、私のクツを舐めろ!」 サナ「な、何をバカな!」 ボルク「待て!・・・私に・・・」 ノクト「クズな私にだ!」 ボルク「ク、クズな私に・・・」 場所:砂漠 ヘンリー「やはりな・・・」 レスタ「何てこった!」 ヘンリー「ビーム兵器は、見た事が無いやつだな・・・ ナイフみたいなもんか・・・」 サキ「あんな、モビルスーツがいたなんて・・・」 マーチン「大尉!やるなら、今しかねえぜ!」 レイ「無理だよ・・・」 サキ「どのみち、あの新型がある限り基地には入れないわ。」 レスタ「だな。それより、まだ、味方の部隊が、どこかにいるかもしれない。 それを探した方が良いよ。」 マーチン「ケッ!味方を探すだと?こんな広い砂漠をか? ヘタすりゃ、探したす前にミイラに、なっちまうぜ。 それと貴様らな、あの動きを見ればパイロットが操縦に慣れていないのが、 わからねえのか?あのパイロットは確かにイイ腕だ。 だが、モビルスーツの性能に振り回されている。やるなら、今しかねえ! もし、奴が操縦に慣れてみろ!確実にやられるぜ!」 ヘンリー「マーチンの言う通りだ。今の内にケリをつけた方が良さそうだ。 ヒットアンドアウェイで行くぞ!」 #続く 166 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/06(月) 19 37 29 ID olCy2nx80 #続き 場所:連邦補給基地 運搬車に横たわるガンダムピクシーの前に立つ二人の男 ボルクへ走り寄るダバ ダバ「敵です!」 ボルク「何!?またか!」 ダバ「ここから、8マイル先です!そこで、止まっています!」 ボルク「クソ!誘ってやがるな・・・ピクシーがあれば、できるか・・・ よし!行くぞ!」 三人へ歩み寄るノクト ノクト「大尉、忘れるな!責任は貴様が取るんだからな!」 ダバ「死んじまったら、責任だの、何だの言ってられるかよ・・・」 出撃の準備に走る三人のパイロット達 場所:砂漠 ボルク「ザクを狙え!ザクだ!」 ボルク達はヘンリーのイフリート、 マーチン、レイ、サキ、レスタのザクに遭遇し全て退ける ヘンリー「むう・・・やるな、あのパイロット!」 マーチン「こいつ、慣れてきやがった!」 レイ「つ、つええ!」 サキ「なんて!モビルスーツなの!」 レスタ「どんどん、強くなっていきやがる!」 ボルク「逃げたか・・・さっきの奴らじゃないな・・・ それにしてもあの、青い奴、やっかいだぞ。 ガンキャノンだったらやられていた・・・」 ※青い奴=イフリート #18話以降は、また今度に投下します 169 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 04 51 ID P+5aRx1v0 ○第18話 ヒット アンド アウェイ 場所:砂漠 レイ「大尉、俺達じゃ、無理ですよ!味方を探して、合流しましょうよ・・・ 俺、もう、やだよ・・・」 サキ「情けない事言わないで!それでも男なの!」 レスタ「俺もレイの、意見に賛成だ。俺達じゃ、あいつは無理だ・・・」 サキ「レスタまで!」 レイ「こんな、砂漠で死ぬなんて、嫌だ!」 サキ「うるさい!あんたも軍人なら、うろたえるじゃないよ!」 ヘンリー「聞け!いいか、俺達は絶対に勝てる!よく考えてみろ。 向こうでクロスコンバットができるのは1機だ。5対1だ。 徹底的にクロスレンジに持ち込め!やるしかないんだ! 砂漠でミイラになりたくないならな・・・心配するな。 なーに夜には、あの基地でメシでも食ってるさ。」 場所:連邦補給基地 運搬車に横たわるガンダムピクシーの前に立つ二人の男 サナ「大尉、こいつをホワイトベースに渡すなんて、勿体無いですよ。 ずっと大尉が使った方が良いですよ。 それにしても、ピクシーに初めて乗って使いこなすなんて、すごいですよ!」 ボルク「いや、そうじゃない。こいつのMPUがすごいんだ。 こいつは、戦った全ての戦闘データーを覚えてくれる。 戦えば戦うほど強くなっていくんだ。 それと、ビームステルスコートが塗ってあってな。ビームを・・・」 二人に歩み寄るノクト ノクト「ほう。そいつはすごいねえ。さすがエリートに渡すモビルスーツだ。 クズな貴様でも、ここまで使える訳だからホワイトベースのエリートが 使えば、もっとすごいって事だ。はっはっは!」 サナ「・・・こいつ、本当にサイテーな野郎だな・・・」 ノクト「何か言ったか?」 サナ「いえ、別に・・・」 ボルクへ走り寄るダバ ダバ「大尉!敵です!」 ボルク「も、もう、来たのか!?なんて奴らだ・・・」 出撃の準備に走る三人のパイロット達 #続く 170 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 05 58 ID P+5aRx1v0 #続き 場所:砂漠 ボルク「青い奴には気をつけろ!狙いはザクだ!」 ボルク達はヘンリーのイフリート、 マーチン、レイ、サキ、レスタのザクに遭遇し善戦する。 ヘンリー「・・・」 マーチン「クソッタレ!」 レイ「つ、つええ!」 サキ「ちくしょう!」 レスタ「どんどん、強くなっていきやがる!」 再びボルク達に遭遇するレスタとレイ。 今度は逃げ延びる事ができず、レスタとレイのザクは爆破する。 レスタ「あわわわ!大尉!助けてください!」 レイ「うわあ!嫌だあ!死にたくない!」 171 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 07 42 ID P+5aRx1v0 ○第19話 クロス レンジ アタック 場所:砂漠 マーチン「クソッタレ!あの新型・・・絶対にブッ殺してやる!」 サキ「それにしても、あの新型・・・もし、あんな奴が量産されたら・・・ この戦争は・・・」 マーチン「戦争が、どうなろうと、俺は奴をブッ殺せればいいぜ!」 ヘンリー「5時間後に出るぞ。それまで休もう・・・」 場所:連邦補給基地 運搬車に横たわるガンダムピクシーの前に立つ三人の男 三人に歩み寄るノクト ノクト「大尉、この基地は、放棄する事にした。」 ボルク「放棄?基地を捨てるんですか?」 ノクト「そうだ。6時間後に、この基地から脱出する。 これ以上、敵の攻撃に耐えられないからな。」 ボルク「待ってください!このピクシーがあれば、奴らなど・・・」 ノクト「・・・そうか、ピクシーがあればいいのか。フーム・・・ ダバ、サナ!貴様達は私の護衛だ!大尉、貴様は、私がミデアに乗るまで、 ピクシーだけで、奴らを引き付けておけ!」 サナ「大尉一人じゃ、ムリですよ!」 ボルク「ダバ、サナ!少佐をお守りしろ。少佐、自分一人で奴らをやります。」 ノクト「で、ピクシーは、いつ返して貰えるのかなあ?大尉!」 ボルク「奴らとケリをつけたら追いかけます!ミデアで待っててください。」 ノクト「私はクズを待たねばならんのかあ?」 ボルク「お、お願いします・・・」 ノクト「フン!」 ダバ「こ、この人・・・もう、無茶苦茶だ・・・」 #続く 172 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 08 33 ID P+5aRx1v0 #続き 場所:砂漠 ヘンリー「サキ、そういえば、お前ランバ・ラル大尉の部隊に志願していたな」 サキ「はい。」 ヘンリー「俺みたいな、出来の悪い隊長について、お前も運が無いな。」 サキ「そんな事ありません。大尉の話は、よく聞いていました。 ラル大尉と同じ位立派な方だと・・・ 同じ位軍人の中の軍人だという事も・・・ そして、戦いを求めている事も・・・」 ヘンリー「フッ・・・分かっているんだろ?」 サキ「おかしいと思っていました。 レイと私を基地に行かせたのも、偵察に行かせたんでしょ? だから、戻れと命令した。 さっきの部隊も、私達と同じ命令で、あの基地を襲った訳ですね。 さながら、新型破壊争奪戦ですね。 だから、合流にも反対された。 戦争の事なんかより、強い奴と戦いたい、そう、誰にも邪魔されずに、 誰よりも早く、あの新型を倒したい・・・ザビ家の独裁から始まった、 このくだらない戦争で、はぐれてしまった大尉が、ようやく目標を持つ事が できた喜びは死すら、恐れない・・・ただ、後悔なさっている。 その宝石を取る為に2人の部下を殺してしまった事を。 横取りされない為に、味方を見捨てた事を・・・」 ヘンリー「さすがだな。確かに、俺は10日前、連邦の新型モビルスーツ破壊の 命令を受けた。マーチンには話したが、お前達には、黙っていた・・・ 俺には、ガスを使ったり、民間人を殺したりする事はできん。 俺は軍人だ。殺すのも死ぬのも、正々堂々と戦って決めたかった。 それも強い奴と・・・新型の話を聞いた時に、 これで、俺もはぐれモノじゃなくなる。・・・そして、お前達にも、 良い生活をさせる事ができる。そう、思った。 サキ、そこまで分かっていたのなら、どうして・・・ 抜けても、俺は、何も言わんぞ。」 サキ「レイもレスタも、仲間ではありました。 ただ、彼らは死にたくないから戦っていた・・・私は・・・」 マーチン「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いか、決めれば良いんだ! そうだろ、サキ?」 #続く 173 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 09 18 ID P+5aRx1v0 #続き 場所:連邦補給基地 ボルク「あの、青いモビルスーツ・・・多分、奴が隊長機だろう。 奴をやれば・・・いや、ザクだ!ザクをやってからだ!」 ボルクはヘンリーのイフリートを避け、 マーチン、サキのザクを撃破する。 マーチン「クソッタレ!大尉!後は頼んだぜ!」 サキ「チイ!」 脱出するサキ ボルクはヘンリーのイフリートへ戦いを挑む。 互角の戦いを繰り広げる二人。 ヘンリー「むう・・やるな、あのパイロット!」 ヘンリーは状況を不利と判断し作戦を変更する。 ヘンリー「クソ!こうなったら!」 立ち去るイフリート ボルク「しまった!ミデアが!」 追いかけるピクシー 場所:ミデア輸送機前 2体のガンキャノンが護衛するミデアの前にイフリートが接近する。 ヘンリー「遅い!」 イフリートのショットガンが火を噴く ダバ「うわあ!大尉!大尉!」 爆発するダバのガンキャノン その瞬間サナのガンキャノンへ猛スピードで接近するイフリート サナ「は、はやい!」 サナのガンキャノンを切り刻むイフリート サナのガンキャノンは爆発する そこへピクシーが登場 ボルク「ダバ!サナ!・・・貴様!」 ヘンリー「これで、おあいこだ!」 ノクト「離陸準備!」 連邦兵「しかし、ボルク大尉は?」 ノクト「そうだな・・・ボルク大尉は私の命令に従わず、 ピクシーをもって脱走し、ピクシーと共にジオンにやられた。以上だ。」 連邦兵「は、はい・・・」 ノクト「どうせ、砂漠の真中だ。助かる訳が無い・・・ ピクシーもボルクも・・・ボルクが悪いんだ・・・ 勝手にピクシーを使うから・・・ 私の言う通りに動かないから、こうなったんだ・・・」 滑走するミデア ボルク「ミ、ミデアが!少佐!ノクトめ!」 ヘンリー「新型め、見捨てられたか!貴様も、これで俺と同じはぐれモノだ! 2人きりで、ゆっくり楽しもうぜ!」 ボルク「ノクト!!」 175 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 13 42 ID P+5aRx1v0 ○第20話 死にゆく者たちへの祈り 場所:連邦補給基地 滑走路 ボルク「クソ!ノクトめ!」 決着をつける為に戦場へ飛び立つイフリートとピクシーは市街地に辿り着く。 ヘンリー「さーて、新型が、どこまでやるのか見せて貰おうか!」 激突するイフリートとピクシー ボルク「こいつ・・・まだやるのか!どうしてだ! どうして、ここまでやるんだ!」 ヘンリー「最高に、楽しいぞ、新型!やっと見つけたんだ! こんな所で、終わっちゃあ、勿体無い!」 ヘンリー「死んでいった、俺の部下に、地獄で詫びろ!」 ボルク「チイ!まだまだ!」 ボルク「もう、止めろ!お前の負けだ!」 ヘンリー「こいつだけは、俺の手で・・・俺が、俺達が1番強いのだ! ・・・ここで、こいつをやらないと・・・死んでも、はぐれものだ!」 ボルク「クソ!こんな所で死んでたまるか!ノクトを殺すまで!」 ヘンリー「止めだ!」 ヘンリー「クッ!」 ◎ピクシーがイフリートに負けた場合 ボルク「グハ!・・・クソ!こ、こんな所で!ノクトー!あいつだけは・・・」 爆発するピクシー ヘンリー「見事だったぞ、連邦のパイロット。 俺はお前の事を忘れる事は無いだろう・・・ これで、ケリがついた・・・サキ、レスタ、レイ、マーチン・・・ 俺達が1番、強かったぞ・・・俺達が・・・」 ○第二部 エンディング 背景:砂漠 大破したザク その後、ヘンリー・ブーン大尉はソロモン防衛戦に参加した。 が、その後の行方はわかっていない。 ※スタッフロールが流れる。その後タイトル画面へ戻る。 #続く 176 :機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079:2009/04/07(火) 19 14 32 ID P+5aRx1v0 #続き ◎ピクシーがイフリートに勝った場合 ヘンリー「クソ!ここまでか!久しぶりに、楽しかったぞ・・ みんな・・・すまない・・・さ、最後まで、はぐれものか・・・ 俺らしい・・・」 爆発するイフリート ボルク「・・・!?」 目の前に人が倒れている事に気づくボルク コックピットを降り、倒れている人に近づくボルク サキ「グッ・・・」 ボルク「大丈夫か?」 サキ「れ、連邦!?」 ボルク「歩けるか?」 サキ「構わないで!グッ!」 ボルク「そうはいかない。俺は、さっき、素晴らしい戦士と出会った。 その戦士の為にも、お前を助ける・・・」 サキ「どこへ、連れて行くつもりだ?捕虜にする位だったら、 今、ここで殺して!」 ボルク「基地だ。心配するな。もう、あそこには、 誰も居ないし、誰も来ない。その傷が治ったら好きにしろ。」 サキ「・・・」 ○第二部 エンディング 背景:サキの肩を支え基地へ歩くボルクとサキ 彼らの戦いは、まだ続く・・・ TO BE CONTINUED・・・ ※スタッフロールが流れる。その後タイトル画面へ戻る。 #これで「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」は終了です。
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【作品名】機動戦士ガンダムSEED 【曲名】あんなに一緒だったのに 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED 前期ED曲(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED 【曲名】暁の車 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED 挿入歌(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED 【曲名】静かな夜に 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED 挿入歌(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED 【曲名】水の証 (Director s Concept) 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED 挿入歌(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【曲名】Life Goes On 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第二期ED曲(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【曲名】君は僕に似ている 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第四期ED曲(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【曲名】Fields of Hope 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 挿入歌(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【曲名】EMOTION (Director s Concept) 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED DESTINY ミーア・キャンベル(CV:田中理恵)キャラソング(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER- 【曲名】STARGAZER~星の扉 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-のテーマ曲(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【曲名】Quiet Night C.E.73 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 挿入歌(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【曲名】焔の扉 (Director s Concept) 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 挿入歌(フルサイズ)のPV 【作品名】機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【曲名】tears (Director s Concept) 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【補足】機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣 ED曲(フルサイズ)のPV
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登録日:2012/11/12(月) 02 02 03 更新日:2023/12/18 Mon 20 28 38NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 EVOLVE UC Ζガンダム オムニバス ガンダム ガンダムエース ガンダム漫画リンク クワトロ コミカライズ コミック ザク シャア ジム ズゴック リック・ディアス 切ない 外伝 大森倖三 宇宙世紀 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダム 歌 漫画 百式 赤い彗星 追憶 追憶のシャア・アズナブル 鎮魂歌 ―赤い彗星シャア・アズナブルに捧げる鎮魂歌― 「ガンダムエース」において連載された『機動戦士ガンダム』のオムニバスコミック。 シャア・アズナブルに纏わるショートストーリー3本が展開される。 全体的に切なさが漂う物語であり、結末も単純に明るいとはいえない。 作品の設定を解説する「Inside Report」も収録されている。 『量産型ザクvs.ガンダム』というニューヤークでガンダムと交戦した部隊に関するストーリー(第10話「ガルマ散る」をジオン側から描いたもの)もあり、2番目に収録されている。 この話ではホワイトベース側の人物は敢えて描かれていない。 作者の大森倖三氏は、これまでに「ケロケロエース」版『機動戦士ガンダム00』やガンダムエース版『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』、それ以外では『ウルトラQ dark fantasy』や『リーンの翼』等を手掛けている。 【シャア専用ザクvs.リック・ディアス】 グラナダ近郊の月面都市「アンマン」における百式受領時のエピソード(『機動戦士Ζガンダム』第8・9話)。 『GUNDAM EVOLVE../12』のコミカライズで、映像では描かれなかった結末が追加されている。 ちなみに、デルタガンダムを扱った『デルタの鼓動』でも受領に関するシーンがある。 ◇ストーリー アーガマのクルーが見守る中、リック・ディアスに乗るクワトロ・バジーナは宙域でのシミュレーションを受けていた。 データのジムⅡ部隊やガンダムMk-Ⅱを難なく倒す彼の前に、あるMSが姿を現す。 それはかつて自身が乗っていた機体、ザクⅡだった… ◇登場人物 クワトロ・バジーナ (*1) 突如現れたザクⅡに動揺し、敢え無く敗北。 訓練後はキレて実弾をぶっ放していた。 アストナージ曰く、相手の強さの設定は当時と同じだったようだが… ちなみに彼はアンマン市にも住居がある。 アストナージ・メドッソ アンマンで受け取る予定の百式を赤くペイントするか聞いた。 新米整備士 シャアザクを入力した張本人。 クワトロ大尉の格好良さに憧れている。 エマさんからは「遊びが過ぎる」と言われたが、レコアさんからは「伝説の戦士とのお手合わせは面白い」と好評だった。 カミーユ・ビダン シャアについて聞かれ、「囚われたままの哀れな人なんじゃないか」と言った。 大尉にもそれは聞こえていたようだ。 酒場の女性 (*2) コートに身を包むクワトロがアンマンのバーにいた時、隣で酔いつぶれていた美女。 どうやら昔は地球で歌手をしていたようだ。 過去を見つめるその瞳は、どこか寂しげである… 発狂した男 バーの扉を力強く開き、突如現れたロン毛の人。 自分を「赤い彗星のシャア」と思い込んでおり、かつての公国の名を叫んだ後に走り去っていった。 それを見ていたクワトロは驚きを隠せなかった。 マスターによると、昔を忘れられない戦争後遺症の人間が多いという。 シャムネコ バーの窓の外に佇んでいた猫。 心理描写としての役割もある。 女性は眠りながら呟く。 「だけど…誰だっていつかは気づくのさ、昔のように生きられないって…たくさん傷ついて傷ついて恥かいて…それが大人になるって事なんだって…」 女性の足元に落ちた上着を肩にそっと掛け、彼はこう言った。 「言うほどたやすい事ではないな…結局私は不器用な生き方を選ぶ事しか出来んのだよ……」 「しかし…それこそが…」 後日、クワトロは百式で模擬訓練を行うことに。 しかし、敵として用意されたデータを見てカミーユ達は思わず目を丸めた。 (*3) そのデータとは、あのガンダムファーストだったのである。 「面白い!!」 実は新米が出力補正を入力ミスしており、ガンダムは人の視認レベルを越える物になってしまっていた。 その壮絶な戦いを、周囲はただ呆然と見ているしかない。 その時、かつてのシャアとしての自分、そしてかつての宿敵が脳裏に浮かぶ。 そして2つの銃口を向けビームを発射……遂にガンダムの撃破に成功した。 周囲は静かな驚きに包まれ、部下の不手際を詫びるアストナージにクワトロは言った。 「百式だがこのままだ、オリジナルのままでいい…赤くする必要はない」 ヘルメットを脱ぎ、彼は呟く。 「やってみるさ」 クワトロ=シャアは自身に纏わり付く過去を振り切り、因縁を断ち切ることができたのだろうか? それとも、彼は… 【シャア専用ズゴックvs.GM】 ジャブローにおけるエピソード(第29話「ジャブローに散る!」の裏側)。 このエピソードは上編・中編・下編に分かれている。 ◇登場人物 マリサ・ミラー (*4) 両軍で人気を博している慰問団の歌手。 しかし、芸能プロダクションの方針で自分の作った曲を歌えないことに不満がある。 彼女が歌手としての自信を失っていた頃、酒場でジオン将校達を前に歌を見せ、そこで赤い彗星のシャアと出会った。 彼はマリサに拍手を送り、歩み寄って称賛した。 シャアは勇気を与えてくれた恩人であり、彼女は自分を支える為の曲、『赤い光跡』を作った。 それは自作の中で最も愛する曲だという。 今回のライブでは、最後にシャアを意識したこの曲を無断で連邦兵士に向けて披露。 ジオンマーク付きのスカーフも巻いていた(以前はマークが無かった)。 幸い、曲の中身に気付く者は(一部を除き)いなかった。 ライブ終了後、マネージャーに「あの曲を歌って終われるのならそれでいい(歌手をやめる)」と言う。 ウィラー中尉 (*5) 4人小隊の隊長で眼鏡を掛けたイケメン。 生真面目な印象だが実は孤児で、生きる為に軍隊に入った。 癒されない孤独が彼にプレッシャーを与えている。 また、周囲が笑えない冗談を言ったりする(シャアは自分と同じ孤児かもとか)。 部下達にムリヤリ連れられ公演に行った際、マリサが「赤い彗星を題材にした彼女自身の歌」を歌っていることに気付く(同時にスカーフも目にした)。 自分のように心が彷徨っている者への歌(メッセージ)だと受け取り、涙を流した。 彼女の歌が何もない自分の唯一の支えになると思い、部下がベスト盤を貸すか聞いた時はものすごい勢いで借りようとした。 そしてその時、部下達の思いを知り心を打たれる。 マネージャー 眼鏡・くわえタバコ・後ろのモコモコ髪・鋭いモミアゲが特徴の中年太りのオジサン。 慰問コンサートを仕切り、マリサをセクシー路線で売り出している。 兵隊は勝手にバカ騒ぎしてくれると考え、彼女に「曲で本当の事が伝わる事なんかない」と言い放った。 マリサがあの曲を歌った時は、スタッフ達と共に動揺していた。 後に彼女の言葉に目を見開き驚く。 部下達 未熟で頼りないところがあるが、中尉のことを慕っている。 もっと親睦を深めようと思い、中尉をライブに誘った。 熱狂する彼らはマリサが自分達ジム隊のことを歌ってくれていると思い込んだ(基本ジムも赤い為)。 ライブの後、自分達がチームとして…戦友として中尉の支えになれないかを聞く。 連邦兵士達 チケットがほぼ完売するほどの数(千人単位)で、マリサを前に熱狂する。 歌よりも露出度の高い衣装を着たマリサが目当てで、ライブ中はセクハラ紛いの言葉を叫びまくる。 シャア「イーゴワンジッタル!出撃準備だ!」 ジオン軍のジャブロー襲撃作戦が始まり、第一戦闘配備が発令される。 ウィラー中尉の小隊は敵を撃破するも、部下達のジムは行動不能に追い込まれてしまった。 そして際どい状況の中、中尉の前には赤いMS…シャアの乗るズゴックが現れた… 一方、非戦闘区域にいたマリサは足もとの紙飛行機を見つける。 それは、ウィラー中尉の思いが綴られた手紙だった。 空っぽの人間…曲のないレコード盤だった自分が、あの歌で救われたこと。 歌に出会い、自分から得ようとする自由と力とチャンスは誰にでもある事に気付いたこと。 彼の思いを知り、マリサの目から涙が溢れる。 アムロ「あっ、ジッジムが!!」 (マリサ…ありがとう…今のオレは曲のないレコード盤なんかじゃない…仲間、戦友、そして…) (*6) 「ゴメン…やめるなんてウソ…私がバカだった…」 「いやオレ達も少し無神経だったし…」 「お願い!私ウィラー中尉に会いたい…必ず、必ずいるはず…」 お互いに戦うガンダムとズゴック。 部下達から涙がこぼれ落ちる。 そこにウィラー中尉の姿は無い。 (*7) ある機体の残骸の中には、マリサ・ミラーのCDがあった… クワトロが出会ったバーの女性はマリサ・ミラーである。 今の彼女は当時ほどの人気は得ていないようだ。 また、クワトロと彼女はお互いの素性に気付いていない。 あの時、もしもウィラー中尉が生き残っていたら、また違う未来があったのかもしれない… でも、マリサならきっと… ―だから行こう― ―その先にボクらの景色は広がっている― ―必ず― ―広がって待っていてくれる― △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- (*1) 項目名、著者:大森倖三、監修:サンライズ、角川書店、2009/2/24、P.19 (*2) 〃、P.19 (*3) 〃、P.27 (*4) 〃、P.152 (*5) 〃、P.103 (*6) 〃、P.148~149 (*7) 〃、P.154 ▷ コメント欄 [部分編集] ウィラー中尉の話凄く好きだわ -- 名無しさん (2013-09-30 02 26 39) 作画ミスの補完をしてるのが上手いわ -- 名無しさん (2013-09-30 02 54 42) 惜しい……『やってみるさ』だ。クワトロ時代の台詞って格好良いよな -- 名無しさん (2013-12-02 01 59 48) 今更ですが修正しました。すみません、ずっと書き間違えてて… -- 名無しさん (2013-12-26 14 58 05) ある意味ではここでアムロへの拘りを完全に捨てることが出来ていらば後の悲劇は無かったのかもしれない -- 名無しさん (2014-05-11 19 35 18) 名作だった。 -- 名無しさん (2015-01-25 05 48 07) 大人になるといろいろ身に染みる。 -- 名無しさん (2016-02-03 14 26 50) あのジムの中の人の話描かれてたんだ -- 名無しさん (2023-12-18 20 28 38) 名前 コメント
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登録日:2012/11/08 (木) 23 37 31 更新日:2024/06/28 Fri 01 49 48NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 KADOKAWA ガンダム ガンダムAGE ガンダム小説リンク 小太刀右京 小太刀右京の本気 小説版 機動戦士ガンダムAGE 角川スニーカー文庫 角川書店 賛否両論 鬱展開 彼の名をフリット・アスノ 彼の愛機の名を、ガンダム 機動戦士、ガンダムと呼ぶ 本項目では、小太刀右京による『機動戦士ガンダムAGE』のノベライズ版を紹介する。 角川スニーカー文庫より全5巻発行。 構成的には 第1巻【スタンド・アップ】と第2巻【アウェイクン】がフリット編 第3巻【セカンド・エイジ】がアセム編 第4巻【マーズ・コンタクト】がキオ編 最終巻【ホーム・スイート・ホーム】が三世代編 ちなみに2020年時点において、ガンダムアニメの小説版は本作が最後(派生を含めると小説版『ガンダムビルドファイターズ』もあるが)となっている。 【作風】 一貫してフリット・アスノという男の人生を描いているのは本編と変わらないが、場面のニュアンスを変えたり独自の心理描写を差し込むことで、まるで印象が異なる物語に仕上げている。 「小太刀氏の解釈による新説:ガンダムAGE」とでも言うべきか。 泥沼の戦争状態に陥った世界観を軸にハードなストーリーが展開され、無抵抗で逃げ惑う一般市民を逃げ場を塞いで焼き殺すヴェイガンなど過激で殺伐とした描写も多く、 巻数を重ねていくにつれ、その描写が極まっていく傾向にある。 熱烈なガンダムファンである著者の嗜好が反映されてか、各所で主に主題歌の歌詞の引用をはじめとして歴代ガンダムシリーズ作品や、富野由悠季作品のオマージュも多く見受けられる。 作者本人もアニメ本編とは別物として見て欲しいと思っているらしい。 なお、ガンダムノベライズの例に漏れず、お色気描写ないし性的な記述も散りばめられている。 ユリン凌辱 年端もいかぬ遊牧民の幼女をレイプしようとするヴェイガン兵士 アリーサとロマリーのシャワーシーン。その際アセムを気にかけるアリーサがロマリーと自分のおっぱいを比較 ウルフ「俺はあのフリットから、何度もケツを取ってる!」 アリーサ「……///」 ナトーラの下着姿 ジラードのおっぱいイラスト ジラードとフラムの百合っぽい描写 ゼハートとフラムのピロートーク(?) ………………etc 歴代ガンダム小説では、世界観や兵器などの設定・キャラクターの立ち位置やポジションが映像作品と比べて大きく様変わりしていることが多々。 本作もその例に則っているのか、ほぼ全員が心理描写や展開などで大幅な改変を施されている。 と言うか、それまでの作品では立場が違うので心情描写や行動も変化しているのだが、本作では立場や行動が同じにもかかわらず内面は別人同然の変化を遂げた為、改変の度合いという意味では歴代小説でも突出している。 【代表的な改変キャラ】 ●ユノア・アスノ アセムの妹、アニメでは目立った活躍は無かったが…… 最も変更されたキャラクター筆頭。 何がどう変わったのかは項目参照 「愛してるわ」 ●ザナルド・ベイハート アニメ版からは想像もつかない、まさかの展開である 「あの青い地球を、水の星をやらせはせんぞ!」 ●ゼハート・ガレット 学園生活や日常描写に尺をとり、アセムやロマリーとの友情や葛藤が描かれる 終盤も精神的に追い詰められず、そして…。 『この戦いが終わったら、学校に入ろう』 『はい、ゼハート様……』 ●ジラード・スプリガン “男装の麗人”が強調され、暴走はせず とても捻くれているが、自分のようにならないようゼハートとフラムの恋路を陰ながら応援してやる世話焼きに。 「そう。”チョコレートはベルギーの名物”なのさ」 ●オブライト・ローレイン 嫁との描写ほぼカット。ついでにフラムとの死闘も大幅カット。 レミがいったディーヴァが家ということを大切に思い続け、ディーヴァの家族を守るために戦うのだが 堂々と『マトモでないことがわかる』などと記述されるほどの狂人に…。 「レミ、来たよ。私たちの”家”を脅かす敵が」 ●アンディ・ドレイムス こんな奴いたっけ?とは言ってはいけない。 「チェスで言えばキングが市民で、ポーンが兵隊だ。ガンダムはせいぜいナイトかビショップさ。そんなもんの為にキングは危険に晒せねぇよ」 ●フリット・アスノ パッと見は大きな変化は無い だが、彼の心の奥底が大きく異なるという事が、アニメ版と小説版の差異を生んだと言えるかもしれない 一方で登場シーンをカットされた人物も多い。 これらは極一部に過ぎず、未読の方は実際に手にとって確認したほうがいいだろう。 ちなみにアセムのシドとの邂逅で外伝キャラも少し登場。 戦闘シーンだが上記のように省略されたものもあるが、 タイタスがボス戦で活躍 ガンダムAGE-1ゴールドアロー 魔中年に対してアセムとゼハートが共闘 フリットとアセムの親子喧嘩 再びファルシアを目の当たりにしたフリットの激情 アセムとゼハートの武器を受け継いだキオ そしてフリットのフルグランサがある相手と…… と、書き直されたり足されたものも多い。 【評価】 近年のTVガンダムの小説が比較的アレンジが控えめだったこともあって、本作の評価は大きく分かれた。 特に改変されたキャラに対しては「TV版の準拠で良かったのに、そこ変えるのは問題では?」という意見も根強い。 似たような評価のMEMORY OF EDENがTV版あってのものという姿勢を崩さなかったに対し 本作は上記のようにノベライズ作家が自分の作風を大きく押し出した事も要因の一つだろうか。 しかし、『スーパーロボット大戦BX』において、ザナルドの言動に本作を思わせる描写があったり、ウェンディがAGE-3に乗り込む場面が再現されたりと影響も与えている部分も。ヴェイガンギア・シドの恐ろしい強さも関係しているかは不明 あくまで小説版、つまりは商業二次作品だということに留意しよう。 MEMORY OF EDEN同様、周りの評価に流されず冷静に見ればいいところたくさんある作品を冷静にみられる機会だったという部分も大きく、あくまで原作のアニメ版ガンダムAGEあってこその作品であることは間違いないのだから 評価はさておき、好き嫌いレベルの話に留めておいた方が無難。 因みに、設定や登場人物の改変など全く気にならないほどアニメ本編とは決定的な違いがある。 そう、それは…… 「強いられているんだ!」がない。 一応、イワークの心情描写で「強いられているのだと思っていた」という言葉も出てくるが。 代わりに似たような台詞をイゼルカントが言う。 英雄など必要ない 誰もが、その愛する人と家庭を築き、次の世へ怨念を渡さずに済むように その為に、Wikiを、項目を、もっと多様に発展させねばならぬ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- [!]一時コメント欄を閉鎖。相談所に意見を求めずに勝手に復活させた場合、IPの規制などの措置を行いますのでご了承ください