約 643,077 件
https://w.atwiki.jp/1942_fhsw/pages/238.html
名称 四式中戦車 チト 略称 chito 弱点 座席 1番席 五式75mm戦車砲 (装甲貫徹力) AP → 135.8mm 2番席 3番席 4番席 デサント席 5番席 デザント席 関連 概要 日本軍の中戦車。 シャーマンなら正面から1発、パーシングなら正面から3発程度で破壊できる。 装甲も他の日本軍戦車より強力で、シャーマンなら正面に撃たれても平気。 側面は装甲が薄いので気をつけよう。車体が緑色なので、草むらに隠れれば敵から発見されにくくなる。 コメント SWすぎて全く見たこと無いぞ!! -- 名無しさん (2015-03-25 01 08 49) 今いるマップが回ってないんじゃね?確か内地だけだったような -- 名無しさん (2015-03-25 16 55 48) 内地にいたけど5式戦車砲搭載チヌ改に置き換えられた子 -- 名無しさん (2015-03-27 22 48 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1072.html
コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア part38-21,22,25~28,32,33,35,37,38,46,54,60~62 21 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/03(木) 22 22 02 ID vq8AGa2r0 とりあえず予約とか無いけど 5を見てCOD4を書こうと思った変人再び。 イントロダクション(あらすじ、他) Call of Duty 4:Modern Warfare スターリン時代のソビエトを取り戻そうとするロシアの過激な国粋主義者ザカエフは、 膨大な石油マネーを使い、ロシアの経済界やマフィア、軍を味方につけてロシアでクーデターを起こす事を企てる。 しかし彼は、西側が介入するのを見越して気を逸らせる為の罠を仕掛ける。 ザカエフは友人のアルアサドを利用して中東のとある国でクーデターを起こさせる。米軍はこの罠に掛かってしまう。 ザカエフが武器商人だった頃から見張っていたイギリスのSAS特殊部隊は、ロシアでザカエフを探し出すという特殊任務に就く。 米海兵隊は,エリート部隊"フォースリコン"を中東に送り込み、ザカエフの盟友アルアサドを追跡。 この2つの物語は最終的にロシアで1つに繋がり、 プレーヤーの目的はザカエフ、アルアサドとそれぞれの右腕の合計4人を見つけ出し、始末する事にある……。 全米で大ヒットしたFPSゲーム。 前作までは第二次世界大戦をテーマに作られていたが、 今作では現代に舞台を移し、戦闘ヘリコプターやミサイル暗視装置などが登場する現代の架空の戦争を舞台としている。 2007/12/27発売のため新作タグ装備。オンライン対応。PS3,XBOX360,DS,PCにて販売中。 文才のまったく無い筆者をサポートしてくれる方が居れば援護してほしい…orz 22 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/03(木) 22 53 34 ID vq8AGa2r0 "War does not determine who is right - only who is left." - Bertrand Russell 戦争は誰が正しいかを決めるのではない――誰が残るかだ。 ―― バートランド・ラッセル Prologue - 01 F.N.G "貨物船潜入作戦の準備をせよ" 英国特殊部隊SAS。プレーヤーは新米隊員ジョン・"ソープ"・マクタヴィッシュ軍曹となり、訓練を受ける。 訓練の結果により自分に見合った難易度が言い渡される(それ以外を選択も可能)。 ライフルを持ってひたすら的撃ちをする。特にストーリー性も無いです。いわゆるチュートリアル。 2010年、混迷を極めている世界情勢のため、入隊初日でも訓練内容は中々に忙しい。 訓練が終わるとプライス大尉(お世話になる隊長の方)と初対面。 「来たか。ソープとは何てふざけた名前なんだ。 第一なんでお前みたいな木偶の坊が合格したんだろうな、え?」 とアメリカンジョークを超えたブラックジョークを実際に言われます。(軍だからでしょうか…) その後、部隊の人々に監視されながら、テストを受けることに。 貨物船を模したキルハウス(CQBという接近射撃術等の訓練小屋)を60秒で駆け抜けるテストです。 部隊内の最速記録は19秒。化け物ですかね…。(ちなみに筆者の記録は21秒) テストを合格すると大尉からコメントをもらえます。 大尉「諸君、作戦決行だ。各自準備、出発は午前2時。解散。」 こうして長い戦いが幕を開ける…。 25 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/04(金) 00 03 46 ID myGz2eox0 "The world will not accept dictatorship or domination." - Mikhail Gorbachev 世界は独裁や支配を許さないだろう。 ―― ミハイル・ゴルバチョフ 消耗品のクルー Crew Expendable ――「貨物船に潜入し『荷物』を探し出せ」 "英国特殊部隊SASは、情報部の情報を基に核を輸送する貨物船を急襲" 在ロシア諜報員から本作戦の情報が寄せられる。 ソープはヘリに乗って、「例の荷」が積まれている中型貨物船、エストニア船籍52775号の強襲作戦に参加。 船には若干の乗員と警備部隊が乗船している。 「交戦規則はどうなっていますか?」というブリーフィング中の質問に対し、プライス大尉は短く答えた。 大尉「乗員の射殺を許可する。」(英語訳はCrew expendable。ミッション名と同じです。) 1日目 - 01 23 36 ベーリング海峡某所 初任務の天候は豪雨。海は大シケ。お馴染みの「Go!Go!Go!」と共に部隊は船へと降下する…。 段取り通り、(というより訓練通りのマップで訓練通りの進み方)で船内を確保する隊員たち。 ちなみに確保中に、寝ている非戦闘員も撃つことに。お馴染みのブラックジョーク「いい夢を…」。 前方デッキを確保後、散開しながら船のデッキを進む。途中で発見する見張りを無力化。 サイレンサー付きの短機関銃の発砲音は豪雨でかき消されているでしょう…。 特に大きな問題も無く順調に船内へと突入する部隊。ヘリが燃料補給のために一旦撤退。 敵の射撃などを掻い潜り、奥へと進むと強い放射性反応をコンテナから感知。これが「例の荷」。 パッケージはアラビア語で書かれている。そして司令部へ発見の報告。 ところが、何者か2機が部隊の元へ高速接近中途の報告が帰ってくる。隊員が言うにはMiG。(戦闘機) 司令部からの「出来るだけのものを回収し速やかに撤収せよ」の言葉の通り中の目録を取り、急いで上へと向かう。 こちら側に情報を流すぐらいなら諸共海の藻屑へするつもりだろうか。そう思いながら戻ろうと走るソープ…。 ところが。船はMiGに撃たれ、船が沈み始める。かなり傾斜していて今にも破裂寸前。 何とかデッキへと脱出し、ヘリへと向かうソープ。味方のヘリが今にも飛び立とうとしていて…・・・ ここで決死のジャンプ。何とか掴まる事が出来たソープ。だが、豪雨が災いして滑ってゆく・・・。 このままでは落ちる・・・! と思いながら必死で登ろうとするソープ。その手をプライス大尉が掴む。 大尉「掴んだぞ!」 そして沈み行くヘリを眺めながら撤収するのであった……。 26 :ゲーム好き名無しさん:2008/04/04(金) 00 39 52 ID Y9agu4Zc0 ん?ヘリが沈む…? 27 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/04(金) 01 00 38 ID myGz2eox0 "The real and lasting victories are those of peace, and not of war." - Ralph Waldo Emerson 真の永遠の勝利は、戦争ではなく平和がもたらす。 ―― ラルフ・ウォルドー・エマーソン 予期せぬ成功 The Coup ――「クーデター:アル・アサド革命政権」 "中東某国。カレド・アル・アサド一味がクーデターを起こす…" アル・アサド「まさに今日、我々はひとつの国家として再び立ち上がるが、なおも幾多の裏切りと頽廃に直面している!」 何者かに引きずられながら意識を取り戻す。どうやら気を失っていたらしい。両腕を持って引きずっているのは兵士だった。 アル・アサド「我々は、この男こそがこの偉大なる国家に隆盛と繁栄の新時代をもたらしてくれるものと信じていた!」 兵士は武装をしていた。町並みと装備を見る限り、中東らしい。車の中へと放り込まれる。 抵抗しようとするが、銃床で殴られ、身動きが取れなくなる。車の運転手、助手席の人間も武装をしている…。 アル・アサド「しかしこの男は、革命以前の僭主制と同様、私心の赴くがままに陰で西側勢力と結託していたのである!」 町並みを走る。変な動きをすれば撃たれるだろう…。暫く車の窓の外を眺める。町中に兵士が配備されている。 アル・アサド「結託は隷属の始まりである! 我々は決して隷属しない!!」 車は狭い道を進む。どこへ向かうのだろう。 アル・アサド「我々の真の力を示す時がきたのだ。奴らは我々の決意を見くびっている。奴らなど微塵も恐れていないことを示してやろう。」 我々は一個の人間として、我々の同胞を、外敵による抑圧という名の隷属から解き放つのだ!」 大きな通りへ出る。ん・・・?あれは何だ?壁に市民たちが手を付け、その後ろには銃を持った兵士が……!! アル・アサド「我らが兵士達は強く、我らの志は正義に基づいている。」 市民たちはその兵士たちに撃たれ、無残な死を遂げていた。目を逸らしたくなる光景だ…。 アル・アサド「私が語る今このときも、我らが兵士達は目的のものに辿り着かんとしている。 それによって我々は、かつての偉大なる国家の独立をこの手に取り戻すことができるのだ。」 目的地が近いのだろうか。スピードを車が緩める。と、同時に道路の両脇に居た兵士達が上空に向かって銃を放ち始める。 アル・アサド「我々の聖戦は始まっている。」 車が止まり、ドアが乱暴に開けられる。武装した兵士が私を引き摺り下ろし、地面に転がった私の頭を蹴ろうと・……… どれくらいの時間が経ったのだろうか。私はまた、意識をゆっくりと取り戻す。 また引き摺られているのか…?意識が遠のく。 意識をしっかりと取り戻すと、目の前に男が立っていた。 ここはどこだろう。大きな広場だ。そして引き摺られる先には・・・・・・十字架が立て掛けられている。 アル・アサド「奴らが我々の郷土を荒らす様に、奴らの国土こそを荒れ果てさせてやるのだ。」 十字架へと張り付けられる。群集が何かを叫んでいる。 目の前で先ほどの男が声の主である男へ銀色に光る銃を渡した。 アル・アサド「これがその始まりだ。」 彼はカメラへとそう言ってこちらへと振り向く。 銃を私へ構え、ハンマーを引く。 嫌だ。死にたくない。 そう私は叫ぼうとして…・・・… このミッションは処刑される者の視点で、ムービーを見るミッション。小説風に仕上げました。 …え?そんな演出要らない?orz 28 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/04(金) 01 05 33 ID myGz2eox0 これでプロローグは完結。 次からは第一章です…が、体力的に辛いので寝てからにしますorz ノシ 32 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/04(金) 13 37 36 ID myGz2eox0 "In war, you win or lose, live or die-and the difference is just an eyelash." - General Douglas MacArthur 戦争では、勝つも負けるも、生きるも死ぬも、その差は紙一重だ。 ―― ダグラス・マッカーサー将軍 第一章 ACT I ― ブラックアウト Blackout ―「『良い』ロシア人と協力し、諜報員ニコライを救出せよ」 "英国特殊部隊SASは、貨物船の情報をもたらした情報屋ニコライを救出に向かう" Gaz「プライス大尉、たったいま国営放送でアル・アサドによるアルファーニ大統領処刑の映像が流されました」 その知らせを聞いたプライス大尉は、三時間以内にロシアでニコライも処刑されるだろう。と言った。 ニコライとは超国家主義陣営に潜っていた諜報員で、貨物船の情報も彼からの物らしい。 プライス大尉「ニコライは風前の灯だ。これから救出に向かう……味方を撃つなよ。行くぞ。」 Blackout ―暗転作戦 Day 2 -01 31 25 ロシア コーカサス山脈 現政権支持派の連中が半キロ先で待っているらしい。話によると「俺たちを撃ちはしないだろう。」味方のようだ。 水草の生い茂る沼地を進むソープ達。と、人影を発見する。スムーズに無力化し、敵の哨戒所を確保する。 次々と敵の哨戒所を確保していくソープ達。と、その目の前にカマロフというロシアの部隊長が現れる。 話を聞くと、超国家主義者がBM21を丘の裏側に設置していて。そのロケットで下の民間人がたくさんやられているらしい。 急いで破壊に向かおうとするカマロフとその隊員達に、大尉が「そう焦るな。ベイルートを忘れたか?」と言う。どうやら借りがあるらしい。 そしてカマロフの部隊とともに行動することに。カマロフの部隊が突撃する間、ソープは丘を下る道で狙撃による援護を行うらしい。 次々と敵を撃破していくソープ達。その目の前に大きいモーター音と共にヘリが現れた。「ヘリがあるなんて聞いてないぞ」と大尉がぼやく。 突入したカマロフの部下を守らなければならない。急いで援護に向かわなければ。だが、その目前には多くの敵が……。 苦戦を強いられたが、手持ちのM203等を活用し何とか突破することが出来たソープ達。再びカマロフの部隊を崖から狙撃で援護することに。 何とか敵勢力を排除すると、今度は発電所まで付いて行くことに。ここでもまた狙撃の依頼が……とその時、痺れを切らせたのかGazが問いただす。 Gaz「諜報員はどこだ!どこに居るんだ!」カマロフ「家だ…北西の村外れにある家だ!」Gaz「何だ、どこが難しいんだ? すぐそこへ向かうぞ。」 と、脅した結果ラペリングで地面へ降り目的の家へ向かう。次々と地区を制圧していくソープ達。そして目標の家を発見する。 プライス大尉はGazに家の電気を落とすように命じる。そして、電気が落ちるのを合図にソープとプライス大尉は家へと突入した……。 手持ちの暗視ゴーグルを装備し、一方的な攻撃を行うソープ達。「暗視ゴーグルを使えば楽勝だ。」プライス大尉は言った。 そしてニコライが監禁されている部屋を発見。そして彼を救出することに成功する。そして迎えのヘリがやって来る。 そして全員が乗ると、ゆっくりとヘリは飛び立った……。 ニコライ「米軍はもうアル・アサドを攻撃したのか?」 プライス大尉「いや、侵攻は数時間後だ! なぜ?」 ニコライ「連中は間違ってる。アル・アサドは絶対に捕まえられないだろう。」 戦いは、まだ始まったばかりである…。 用語説明…… 無力化…簡単に言えば敵を倒すこと。 BM21…多連装ロケットランチャー車両。カマロフが「BM21は任せろ」と言っているのはこれ。ミサイルを発射している姿は花火大会っぽい。 M203…M4A1(アサルトライフル)に付けるカスタムパーツのグレネードランチャーの事である。ゲーム内では弾数も多く(9発)、結構役に立つ。 ラペリング…崖などをロープで下ること。映画などでも良く見る光景。 暗視ゴーグル…光を増幅して、暗闇の中でも視界を保つことが出来るゴーグル。装備すると明るく緑っぽい視界になる。 33 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/04(金) 15 33 54 ID myGz2eox0 "It doesn t take a hero to order men into battle. It takes a hero to be one of those men who goes into battle." - General Norman Schwarzkopf 英雄が兵士を戦わせるのではない。戦ったひとりの兵士が英雄となる。 ―― ノーマン・シュワルツコフ陸軍大将 チャーリーは波に乗らない Charlie Don t Surf ―「アル・アサドを捜索せよ」 "中東某国。米国海兵隊フォース・リーコンは、アル・アサドを確保するべく、演説を流しているテレビ局へと侵攻する" ※海兵隊視点ではプレイヤーはポール・ジャクソン軍曹となる。 U.S.M.C司令部「諸君! 偵察機によると、この町西端の建物にアル・アサドが潜伏している可能性が高い。 我々は周辺を制圧しアル・アサドを拘束する。いいか? 準備しろ!」 Charlie Don t Surf ―うろちょろするな 2日目 - 13 45 10 Paul Jackson 軍曹 ―U.S.M.C. 第1武装偵察部隊 "Force Recon" このミッションは今までのプレイヤーであるソープではなく、海兵隊のポール・ジャクソン軍曹としてプレイする。 多くのヘリに囲まれながら海を飛ぶ。すごい量だ。今回の任務は強襲である。 上空を飛ぶヘリに向かって敵兵士たちがRPGを放ってくる。当たらないことを祈りながら降下地点へと到着。 お馴染みの「Go!Go!Go!」の合図で降下する。目的の建物を発見し、ドアの前で突入の合図を待つ。 ドアに爆薬が仕掛けられる。そしてその爆発と共に突入する。部屋を確保すると、先導しろ。との命令。 (嫌々)階段を下って地下へ降りる。中にフラッシュバンを投げ込み、一気に制圧する。 部屋内の敵を一掃する。部屋の中央に並べられた机には大量の武器と弾薬が置かれている。 (ココで武器を持ち替えることが出来ます。筆者のプレイでは必ずSVDを取るのでそれを前提に…) 奥の部屋へと向かう。隊長に「フラッシュバンを投げ込め」との指示。指示通り投げ込み、部屋の中の敵を殲滅。 室内から敵の気配が消えたことを確認し、再び上へ向かう。司令部からの指令で、死体をアル・アサドと照合する。 が、特徴は一致せず居た痕跡も見られない。この建物には居なかった。と、ここで司令部からの入電。 司令部「よく聞け! アル・アサドはここから半キロ東のテレビ局で放送を行っているらしい!」 徒歩で向かい、片付けるつもりらしい。そして激戦区へと向かう。弾丸が飛び交う中を的確な射撃で乗り越えるジャクソン達。 時には繊細に、時には大胆に部隊は歩を進める。そして何とか住宅街を突破し、開けた場所へ出る。…が。 頭のすぐ上を飛び越えるRPG。敵スナイパーの猛攻。狙いを澄まし、各個撃破する。 奥へと進むとさらに敵の増援が立ちはだかる。飛び交う弾丸と手榴弾をかいくぐりながら歩を進める。 受けた被害は決して少なくないが、何とか目的のテレビ局まで到着する。味方が閉鎖と包囲を行ったようだ。 最初の建物と同じく、ドアの爆破と同時に突入開始。室内の敵を素早く殲滅する。次々と部屋に突入する。 制圧を続けていると大きな部屋へ。編集用のホールだ。かなり大きい。歩を進めると敵の大群が現れる。 ジャクソン達に容赦なく弾幕を張る。二階にも敵が居るようだ。運の悪いことにRPGを持っている。 大量の敵を相手に的確に各個撃破してゆく。二階のRPGを持った兵士は狙撃で撃破。 次々と投げ込まれるグレネードから身を守り、時には投げ返しながら何とか制圧。部屋を苦戦ながらも制圧する。 奥の部屋のドアを開け、突入する。エントランスホールだ。ホールの外を見ると友軍の戦車が列を作って進んでいる。 と、奥のドアが開く。味方だ。味方の通ったルートにもアル・アサドの形跡は無かったらしい。二階に居るとのこと。 味方の部隊と合流して二階を目指す。二階から駐車場を見渡す。敵襲だ。傍らに有ったRPGで車ごと殲滅する。 味方に後は任せ、奥へと進む。階段を上り、さらに奥へ。目的のスタジオを発見。ショットガンで扉を壊すと共に突入。 室内を制圧。アル・アサドは居ない。敵兵の姿も見当たらない。放送は録画したものだった。 隊員「そうだな…諜報部バンザイだ!」とお得意のブラックジョークを吐く。 隊長が司令部へ報告を行う。そして通信を終わらせ、隊長は言った。 隊長「諸君! 再度集合! 新しい任務が下った。荷物をまとめて移動の準備だ! 行くぞ!」 用語説明…… RPG…中東等で主に使われるロケットランチャーの名前。決してドラクエなどではない。 フラッシュバン…閃光手榴弾の通称。爆発と共に強い光(フラッシュ)と大きな爆発音(バン)を放ち、相手の視覚と聴覚を一時的に奪う。 SVD…中東でよく見られるスナイパーライフルの事。木を使った特徴的なデザインの為、有名である。 35 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/04(金) 17 38 25 ID myGz2eox0 "Mankind must put an end to war, or war will put an end to mankind." - John F. Kennedy 我々が戦争を終わらせなければ、戦争が我々を終わらせるだろう。 ―― ジョン・F・ケネディ 沼地 The Bog ―「敵戦線を突破し主力戦車エイブラムスを捜せ」 "米国海兵隊フォース・リーコンは、敵に足止めされているエイブラムス戦車の救出に向かう" ニュースキャスター「本日激しい戦闘ののち、米国海兵隊はアル・アサドが最後の抵抗を続ける首都に進軍しました…」 The Bog ―沼地にて 3日目 - 05 00 17 Paul Jackson 軍曹 ―U.S.M.C. 第一武装偵察部隊 "Force Recon" アルファ中隊の戦車がスタート地点から半キロ先で立ち往生しているらしい。今回の任務はその戦車の救出が目的。 と、いきなり待ち伏せをされていた。右の建物からの猛攻撃。ジャクソン達は制圧射撃を加え、前進した。 道路脇の階段を駆け下り、建物の中へ。暗視ゴーグルの出番だ。敵の殲滅は困難を極める程ではなかった。 開けた場所を制圧し、建物の中へ。二階へと向かう階段で味方が白兵戦を行われる。銃で撃つと危険なのでナイフで刺す。 二階の廊下へ出る。敵の側面からの射撃。制圧は難しくない。奥へと向かう。敵の固定銃座で敵の側面を撃つ。 一階へ降りると、大量の敵が弾幕を張っていた。弾幕を避けながら遮断物の陰へ。今外に出るのは危険だ。 味方の制圧射撃を合図に建物内に向かい側の建物へと突入をする。どうやら相手には悟られていないようだ。 中央広場の敵を側面から狙う。隙だらけだ…。 奥の部屋へと突入する。敵の量は非常に多く、大胆な動きは出来ない。 そんな時に報告が入る。UAV偵察隊がこちらへ進行中の敵戦車隊を発見したようだ。次から次へと…とプレイヤーの殆どは思う。 部隊長「West二等兵、屋上からジャベリンを撃て!」隊員「West二等兵がやられた!Westがやられた!ジャクソン、ジャベリンを取れ!」 (嫌々何で俺が…と思いながら)ジャクソンは中央広場に転がっているジャベリンを拾う。そして戦車へと狙いを定め放つ。 一台、二台、三台と戦車が現れるが、ジャベリンの前には只の的。各個をジャベリンで撃破。制圧が終わると入電が。 海兵隊員「我々は高架橋の北で激しい攻撃を受けている!一体どこにいるんだ!?」 援護を求めている例の戦車隊は苦戦を強いられているらしい。一刻も早く援護に向かわねば。 現場に到着。何とか全滅は免れたがそれでも四名しか生き残っていない。戦車は主砲が使えず、機関銃しか使えない状態だ。 西から進入するが、南へ移動する。敵の側面を叩けるからだ。 周辺一帯を押えることに。また、爆弾を持って戦車に近づく敵を殲滅する。 多すぎる敵を殲滅し、戦車を守らなければならない。大苦戦を強いられ、「ヘリで上空から援護してくれ」と隊長が言った。 だが、答えはノーだった。近くに敵の対空砲が設置されており、それを始末しない限りは援護は無理だと言う。 ジャクソンは隊長にその隊空砲を破壊するように命じられる。建物の中を慎重に制圧していき、目的の対空砲へ。 C4爆弾を設置し、一旦離れる。そして起爆装置を作動する。 対空砲はもう使い物にならない。やっと援護が来る…と思いきや入電。 司令部「航空支援を呼んだが、彼らに俺たちの正確な位置を伝えなきゃならん。赤外線ビーコンを設置して知らせるんだ。」 (面倒な事ばかり任される気がする…と思いながら)赤外線ビーコンを銃弾の嵐の中設置しに行く。設置を完了すると入電が。 パイロット「Ok、光で位置を確認。北西から進入する。」 その直後、ヘリがやってきて敵が篭城している建物に一斉放火を始める。 圧倒的な火力を誇るヘリ。見る見るうちに敵が殲滅される。「全目標を破壊、我々は離脱する。」そう言ってヘリは帰っていった。 隊長が司令部へ報告を行う。 隊長「司令部、着陸地点を確保した。戦車が動かせるように工兵を連れてきてくれ」 そして部隊は戦車の元へ戻る。 隊長「戦車を脱出させるには時間が足りない。工兵が修理する時間を稼ぐぞ。 いいな?」 用語説明… エイブラムス…アメリカ軍の主力戦車。 UAV…無人航空機。人が乗っていないので打ち落とされても大丈夫。 白兵戦…格闘戦。銃床で殴り合うことや、ナイフで切り合うことを指す。 ジャベリン…戦車破壊用ロケットランチャー。アメリカ製。撃つと少し前進してから打ち上げ花火になり、目標に降下する。 C4爆弾…プラスチック爆弾のこと。叩いても、撃っても、火の中に入れても爆発しない優れもの。起爆装置でのみ爆破できる。 37 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/04(金) 20 27 08 ID myGz2eox0 "If your attack is going too well, you re walking into an ambush." - Infantry Journal もし攻撃が順調なら、君は待ち伏せされている。 ―― インファントリー・ジャーナル誌 狩られしもの Hunted ―「ロシア西部でNikolai護送ヘリ撃墜、敵警戒網を破れ」 "ニコライを救出した英国特殊部隊SASのヘリが敵に撃ち落され、敵の大群に追われる事となる" Hunted ―狩られる者達 2日目 - 03 02 42 ロシア西部 Soap MacTavish軍曹 SAS第22連隊 Gaz「Nikolaiを救出した!彼をハンブルクの拠点に送るため飛行中! 到着予定時刻は0700時! …ん?何ですか?ありゃ。」 プライス大尉「…ミサイルだ!掴まれ!」 ミサイルはヘリの腹に当たった…。 ソープは意識を取り戻した。墜落したヘリから振り落とされたらしい。…paulsenとパイロットは死亡してしまった。 プライス大尉が言うには合流地点はそう遠くないらしい。騒ぎを嗅ぎつけた追っ手から逃げなければ。 手元には拳銃しかないので落ちていたアサルトライフルを拾う。そしてソープ達は合流地点へと向かった。 司令部の報告によると、ガンシップが援護に来てくれるようだ。だが、時間がかかるらしい。 無駄な交戦を避けるために隠密行動を取る。…と、トラックがこちらに向かってきているので一旦橋の下へ隠れる。 去ったことを確かめ、農家の倉庫へ一旦隠れる。…外で兵士と農民が言い合いをしているようだ…。 農民が殺される前に兵士達を倒すように大尉から指示が下る。此方に気付いていないので、殲滅は楽だ。 そして農家の畑を進む。と、遠くからサーチライトと共にヘリがやってくる。伏せて隠れる。頭を低く…低く…通過した。 通過したのを確認し、先へと進む…が、敵に感付かれた。草木が生い茂っていて狙いにくいが、各個撃破する。 Gazが農民の家の地下部屋へのドアを開く。その中へと逃げ込む。間一髪で逃げ切ると、先行するように指示が下る。 階段を上り、窓の外の敵を殲滅する。そして奥の部屋の敵を殲滅する。何の問題もなく突破することが出来た。 SAS隊員「静かすぎる…奴らどこ行った?」Gazの読みでは、この先で戦力を集結しているらしい。気が抜けない。 先へ進む。と、何処からか犬の鳴き声が……軍用犬だ。それに気付く頃にはソープの体は地面に押し倒されていた。 (マズい…!このままでは首を食いちぎられる…!)そう思ったソープは素早く軍用犬の首を掴み、一思いに捻った。 そして起き上がると、目の前にはGazの読み通り多くの敵が待ち構えていた。その一人一人を正確に倒してゆく。 奥へと進むにつれ、敵の攻撃が強まってゆく。ソープ達は冷静に一人づつ殲滅を行う。殲滅が終わり、先へ進む。 …ヘリの音がする。 大尉「気づいてないようだな。このままやり過ごそう」 通り過ぎたのを確認して、移動を続けた。 サーチライトに照らされないように気を付けながら水路を進む。橋の上に歩哨を発見。どうやら気付いていない。 そのまま牧場を進む。歩哨が色々な所に配置されている…! 気付かれたようだ。出来る限りのスピードで殲滅する。 幸い大事には至らず、進むことが出来た。そしてソープ達は温室の中へ歩を進める。と、その先に大量の敵が現れる。 待ち伏せか!ソープは遮断物を最大限に活用し敵を撃破する。そして制圧したことを確認し、移動を続ける。 さらに次の建物を制圧する。 ヘリが回り込んできて、攻撃を加えようとしているのが分かる。このままでは袋叩きだ…。 逃げ場を求め建物から飛び出す。敵の兵士輸送用トラックが並んでいる。ここは拠点なのか…。 ヘリが建物の陰に隠れると同時に敵に制圧射撃を加える。そして殲滅する。そして納屋へ何とか逃げ込む。 大尉「ソープ!スティンガーでヘリを片づけてこい!行け!」そう言われ、スティンガーを手に室外へ。ヘリを狙い…放つ。 …が。 Gaz「くそったれ、フレアを使ってきたな!一筋縄じゃいかないな!」 ミサイルが明後日の方向へ飛ぶ。 大尉「ソープ、他のスティンガーを取ってもう一発かませ!奴の腕を試してやれ!」もう一つを手に取り、ヘリを狙い撃つ。 今度は命中した。地面へと回転しながらヘリは墜落する。 大尉「よくやったソープ。みんなついてこい、脱出するぞ。」 どうやら味方の援護が到着したらしい。ソープ達の先に敵の大群が見える。大尉が援護を要請する。 パイロット「了解。移動中。」 その一言の直後、目の前の敵達が一斉に吹き飛ばされた。ガンシップの爆撃だ。 Gaz「随分とイカれた仲間だぜ!」 パイロット「脱出地点まで援護する。移動するんだ。」 38 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/04(金) 20 54 37 ID myGz2eox0 「狩られる者達」が長い文になったので本日分終了のついでに後記などを。 「狩られる者達」 用語説明… ガンシップ…対地攻撃機のこと。正確には攻撃機等のこと。「狩られる者達」ではAC-130というガンシップが援護に来る スティンガー…MGSでお馴染み携行式地対空ミサイル。追尾式のミサイルが放てる。決してカクテルの名前やレイヴンの一人ではない。 フレア…誘導ミサイルの命中を回避するために機体から放出する欺瞞装置の一種。決して攻撃用の黒魔法などではない。 「チャーリーは波に乗らない」 テレビ局編集用ホールはゲーム中で五本の指に入るほど難しいとされている場所。 敵が無限に湧き出すため前へと進まなければならないが、前へ進むと撃たれるので殲滅するが 敵は無限に湧き出すため前へと進まなければならないのだが、前へ進むと(ry の繰り返しで結局集中力が持続しなかったり、回避不能な手榴弾を投げられたりして大体戦死する。 「F.N.G」 ゲームの一番最初の任務。射撃訓練にて、入らなければならないブースに入らず、ずっとウロウロしていると怒られる。 また、「60秒で一周しろ。」の最後に自分に合った難易度が言われるが、結果に満足せず何度もやり直すと全難易度が解禁されるらしい。 「狩られる者達(2)」 文章中の軍用犬のシーン。実は飛びつかれずに進むことも出来る。方法は簡単。軍用犬が飛び掛る前に撃てば良い。 ですが、大体初回プレイの場合は飛びつかれるので、あのような形に。 ちなみに首を掴んで首の骨を折る描写は実際にゲーム内であります。ってか、そうしないと首食われてゲームオーバーですorz 「消耗品のクルー」 ラストのジャンプシーン。わざと飛ばずに見ていると取り残されるらしい。 他には単なる疑問だけど、「仮にも核を積んでいたのに撃たれた上、横転しかけていた船の中で被爆はしなかったのだろうか…?」 …………あれですか。「ゲーム上のお約束」ですか。 「沼地」 中盤で使用するジャベリン。目の前に壁がある状態で戦車をロックオンし、放つと不発のまま壁に当たり、落ちる。 他には全ステージ共通ですが、確かM203は自分のすぐ近くへ撃っても爆発しなかった気がする。 現実世界では、自爆を防ぐためにグレネードランチャーの弾は飛距離が少ないと爆発しない仕組みだそうで。…まあ、上空に撃てばアレですが。 46 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/05(土) 13 35 20 ID OcdtM/zj0 "It is generally inadvisable to eject directly over the area you just bombed." - U.S. Air Force Manual いま爆撃した地域への緊急脱出は一般に賢明ではない。 ―― アメリカ空軍マニュアル 空からの死 Death From Above "プレイヤーはAC-130Hの射手となり、英国特殊部隊SASの脱出を上空より援護する" Death From Above ―空からの死 Day 2 - 04 20 22 ―ロシア西部 熱感知テレビ操作員 AC-130H Spectre Gunship このミッションは地上戦ではなく、空からSASの脱出の援護をするミッションです。 管制官A「乗員へ、ストロボを炊いてる目標は絶対撃つな。友軍だ。」 ナビゲーター「 あー、町に教会があるのが確認できるか?」 テレビ操作員「見つけた、正面方向だ。」 管制官「武装した連中が教会の近くにきたぞ、発砲許可願う。」 パイロット「了解。動いている車両と見える兵員全てへの発砲を許可する。」 管制官A「了解。許可が降りた、だが教会には絶対当てるなよ。」 上空から敵を狙い撃つ。着弾地点付近は爆風に包まれ、敵は一掃される。 TV操作員「うお…!」 管制官B「Ka-Boom!仕留めたぜ!」 次から次へと現れる敵兵達。だが、ガンシップの砲撃で軽々と吹き飛ばされる。流石40mm砲。伊達ではない…。管制官B「やったぜ!」 さらに現れる敵達。集まった所に105mm砲を叩き込む。管制官B「Ka-Booom!!お前が仕留めたのか?直撃だ!」 SAS部隊の進路の敵を次々と殲滅する。管制官B「移動中の車両を確認。」管制官A「ダメだ。攻撃するな!繰り返す。幹線道の車は撃つな。」 プライス大尉「我々は民間車両を接収して主幹線道を進むことにする。援護を頼む!」SAS部隊は車で移動するらしい。 管制官A「道路上の通行車両を撃つな。民間車両だ。地上部隊が移動手段として手に入れる。幹線道の車両は確認出来た物以外撃つな。」 TV操作員「奴がチビってる方に賭けるぜ! イカしたトラックだ」管制官B「ナハハ、超ビビッてんな。」 車からビーコンの光が見える。 ビーコンの光が焚かれている車は味方のものか…。ナビ「注意しろ。敵部隊がカーブで待ち伏せの準備中だ。」 何処のカーブだよ…。 管制官「あー、ナビゲーター、どっちの曲がり角だ?」ナビゲーター「給水塔の先がカーブになってるだろ、見えたか?」 ナビゲーター「その道を辿った先が次の村だ。村から道を下った所に他の給水塔があるのが見えるはずだ。」…ああ。あれか…。 管制官A「敵はカーブで待ち伏せている。奴ら木陰に隠れてるぞ。」TV操作員「ワォ!奴等RPG持ってるぞ!」ミサイルが機体の後方を飛ぶ。 管制官B「了解。その村の全員を排除する。」105mm砲の弾が込められているのを確認し、篭城している建物へ撃ちこむ。上出来だ。 敵は次々と現れるが、砲撃で虚しく撃破される。管制官A「奴等逃げ始めたぞ。」管制官B「奴らもやるのか?」管制官A「やっちまえ。」 車を援護し続ける。と、いきなり車が止まる。大尉「我々は車両を放棄して廃車置き場から着陸地点に向かう!」 管制官A「味方は車から離れて徒歩で着陸地点まで前進する。ストロボを持ってる人間は撃つなよ。」管制官B「廃車置き場に敵部隊発見!」 管制官A「みんな行くぞ、いぶり出せ。」敵兵士を40mm砲や105mm砲で次々と蹴散らす。味方の近くの敵は25mm砲で正確に撃破する。 管制官B「お手柄だな。」 次々と吹き飛ばされる敵。SAS部隊は問題なく進んでいるようだ。そして回収用ヘリの着地地点まで移動した。 大尉「着陸地点に到着した。だが四方から撃たれてる! 周囲への攻撃を要請する、危機的状況だ!」 任せろ。と言わんばかりに掃射する。 管制官A「いいぞ、片付けろ。」放った砲撃がガソリントレーラーに当たり、盛大に爆発する。管制官B「マジかよ、ありゃガス満タンだったな。」 次々と現れる敵を25mm砲で蹴散らす。と、回収用のヘリがやってきたようだ。 大尉「お迎えのヘリに移動中。援護感謝する。アウト。」ナビゲーター「みんな、お客様は無事に保護され移送中だ。よくやったな。」 管制官B「なあ、こりゃ相当ヤバいスペクタクル映像になるな。」TV操作員「まったくだ!」 お得意のブラックジョーク。援護は無事成功した。 用語説明… 25mm砲…25mmガトリング砲 GA12 発射速度1800発/分 ゲーム内では、射撃時にかなりズームする。 80mm砲…40mmボフォース砲 L60 100発/分 非常に使い勝手の良い武器。着弾地点付近を巻き込んで爆発する。 105mm砲…105mm榴弾砲 M102 10発/分 最強。これを使うと敵兵がゴミのようになる。 Ka-Boom!!…アメリカの爆発表現擬音。日本ではドカーン!等だが。決して車ブームとかではない。 54 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/06(日) 11 41 46 ID uaAS8dCG0 "Older men declare war. But it is the youth that must fight and die." - Herbert Hoover 宣戦布告するのは老人だ。だが戦って死ななければならないのは若者だ。 ―― ハーバート・フーバー ウォー・ピッグ War Pig ―エイブラムス戦車を護衛し高速道路まで戻れ "ジャクソン達の部隊はエイブラムス戦車をハイウェイへとエスコートする" ニュースキャスター「夜通し激しい戦闘を続けながら、アメリカ海兵隊は、アル・アサドを追跡して首都に迫りました。 現在は、散発的な戦闘が起こっているようです。アル・アサド軍残党は大統領宮殿に後退しています。」 War Pig ―ウォーピッグ 3日目 - 16 30 08 Paul Jackson 軍曹 U.S.M.C. 第1武装偵察隊 一晩中続いた工兵の修理のおかげで、ウォーピッグは本来の力を取り戻した。 戦車乗組員「我々は沼地から脱出した、救援に感謝する。こちらは左翼を押さえて援護射撃を行う、どうぞ。」 海兵隊「敵の空襲だ! 戦闘準備! 敵は我々の両翼に展開している!」 隊長がRPGで撃ち落せと命令する。 ジャクソンは物陰に落ちていたRPGを構え、ヘリが動きを止めたのを見計らってトリガーを引いた。…直撃だ。 ヘリはバランスを崩し、墜落した。 敵の量が半端ではない。正確に狙いながら制圧を続け、市街地への門へ到着した。 戦車乗組員「前方に待ち伏せが予想される。我々は、あー、君たちが前方を確保し次第前進するつもりだ、どうぞ。」 良いご身分だ。ジャクソン達は先に市街地へ突入し、次々と現れる敵を殲滅した。 隊長「屋上の人影に注意しろ!」 屋上にスナイパーが居る。ジャクソンは敵の持っていたSVDを構え、次々と撃ち落す。ある程度は制圧しただろうか。 戦車乗組員「確保したか?退避しろ、あそこのビルに何発かぶち込むぞ!」 次の瞬間、目の前のビルが強い爆風と共に崩れ始めた。 戦車乗組員「進んで良いか?」隊長「了解。前進して曲がり角付近で停止せよ!」戦車が路肩の車を蹴散らしながら前へと進む。 激戦区をフラッシュバン投下で何とか敵の建物内へ突入するジャクソン達。次々と敵の防衛線を突破する。と、裏路地へ入った。 突如目の前の車が火を噴出し、爆発した。曲がり角の向こう側の建物からの攻撃だ。角に隠れながら少しずつ殲滅する。 建物の二階を制圧し、壁の壊れた部屋から外へ出ようとする。小隊長「そこで待機! 敵戦車が道路を進んでくる!」 隊長「ウォーピッグ、こちらB6! T-72戦車がビルの後ろにいる、そちらから10時方向! 撃てるか、どうぞ!」 戦車乗組員「了解、B6、熱量計で確認。手動操作に切り替える。 …撃て!」 戦車の砲撃が敵戦車へ叩き込まれる。物の数秒で大破した。 と、隊長に司令部から入電が。「君らと合流するため第2小隊が付近を移動中だ。状況はどうだ?」 隊長「貴重な乗物は無事、向かっている。高速4号の近くだから第2小隊を目視でき、すぐ合流できるだろう。」 ジャクソン達はその先の道を次々と制圧し、裏路地へと入った。 ヘリパイロット「中尉、こちらOutlaw 25。特殊部隊がアル・アサド捕縛のため移動中。全員で当たるから乗れ。以上。」 隊長「了解! 隊員!アル・アサドの居所がわかったぞ! 全員乗れ! 行くぞ!」 ジャクソン達の部隊はヘリに乗り、捕縛作戦の援護へ向かった…。 用語説明… ウォーピッグ…エイブラムス戦車のコールネーム。沼ではまって動けなかったあの戦車。 B6…ブラヴォーシックス。フェネスティックコードを使用した部隊の名前。アルファ、ブラヴォー、チャーリーといった具合。 つまり、ブラヴォーの第六部隊ということ。ジャクソン達の部隊のことである。 T-72戦車…敵主力戦車。ジャクソンにジャベリンで潰されたり、ガンシップで吹っ飛ばされたり、集中砲火を食らったりと散々な戦車。 60 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/06(日) 19 53 38 ID uaAS8dCG0 "They ll be no learning period with nuclear weapons. Make one mistake and you re going to destroy nations." - Robert McNamara 核兵器についての学習期間など持てない。一度間違えば国家は滅びてしまう。 ―― ロバート・マクナマラ 衝撃と畏怖 Shock and Awe ―「首都にてAl-Asad残党を包囲せよ」 "海兵隊は、アル・アサドの軍の残党を包囲するため展開する" 司令部「海兵隊、首都にてアル・アサドの位置を確認。S.A.S.によればアル・アサドはロシアの核弾頭を持っている可能性がある。 核緊急支援隊NESTが現地に展開中。味方の手により敵の対空火力の大半は破壊。だがアル・アサド地上部隊は猛威を奮っている模様。」 隊長「…どうやら我々の全戦力が集結しつつあるようだ。アル・アサドを拘束し、今ここでこの戦争を終わらせる。準備はいいか!」 Shock and Awe ―衝撃と恐怖 Day 3 - 18 00 08 Paul Jackson 軍曹 U.S.M.C. 第1武装偵察隊 "Force Recon" 眼下に広がる味方の戦車。ジャクソンはヘリの中、グレネードマシンガンの射手として外を睨んでいた。 と、敵の戦車や車両を発見する。ジャクソンは狙いを定め、トリガーを引く。 グレネードは戦車へ直撃し、軽々と吹き飛んだ。 市街地の間に隠れる敵兵やビルの屋上に設置された対空砲を発見次第グレネードを叩き込み、破壊してゆく。 地上の安全を確保してヘリが着陸する。搭乗部隊の半数をここで降ろし、制圧させるようだ。 そして残りの半数は都市の建物に釘付けにされている味方の救出を行わせるようだ。 …ああ。俺らは救出に行けってか…。 なるべく面倒事は避けたいと思っていたジャクソンの願いも虚しく砕かれる。彼の前を戦車が豪快に車を踏み潰しながら進軍する。 隊長「いいか、よく聞け! 前線の偵察部隊が敵に囲まれ助けを求めている!彼らを助けたらとっととずらかるぞ!」 ヘリが着陸し、追い出されるようにジャクソン達は外へ飛び出す。敵の数は…かなり多い。敵の猛攻を必死で突破する。 的確に手榴弾を投げ込み、建物内へと突入する。この建物の二階で味方は足止めされているらしい。 何とか合流することが出来たジャクソン達。回収地点へは壊された壁の下へ飛び降り、敵が居るであろう建物を突破して向かう。 二階から一階へ飛び降り、遮蔽物となるコンテナの後ろへ飛び込む。幸い撃たれなかったようだ。 コンテナの向こう側にある建物から激しい攻撃が加えられる。少し覗き込み、すぐに戻る。どうやら二階から撃たれているようだ。 攻撃の合間を縫いその建物に突入。二階へフラッシュバンを投げ込み、各個撃破してゆく。どうやら制圧は完了。ヘリの着地地点へ走る。 操縦士「ジャクソン!銃座に着け!」 (嫌々ながらも)急いで銃座に着く。これで一安心だ…と思いきや、 司令部「第6特殊部隊が西の宮殿内に核兵器と思しきものを発見した。NESTが向かっている。安全確認まで全員東へ退避せよ、以上。」 まだ安心は出来ないな…。とジャクソンは思ったが、そんな彼に追い討ちがかかる。突如目の前を飛んでいたコブラが撃ち落された。 コブラパイロット「被弾。被弾。尾部回転翼が効かない!こちらDeadly、制御不能!墜落する!」目の前を回転しながら墜落するコブラ。 操縦士「司令部、墜落地点を視認した。操縦席から応戦しているのが見える。救出に向かいたい、許可願う」 司令部「核爆発が起こったら安全圏まで逃げられなくなるぞ。わかってるのか?」操縦士「了解。状況は把握している。」 司令部「わかった、任せよう。可能ならば救出せよ。以上。」 操縦士「コブラ、応答できるか? 状況はどうだ、どうぞ?」 コブラパイロット「私はここよ!…Keatingは戦死!すぐに敵が来る!助けがなければもたない!」操縦士「頑張れ、今行くからな。」 隊長「90秒だジャクソン!パイロットを連れて来い!誰一人として見捨てはしない!」 ジャクソン(え?俺ですか?www) ヘリが着陸し、再び追い出されるようにジャクソン達は降ろされる。そして一気に味方のヘリへと突撃する。敵の数は少ないとはいえない。 だが部隊のチームワークを生かせたお陰で制圧は困難ではなかった。ジャクソンはコブラパイロットを背負い、ダッシュでヘリへと向かう。 そして部隊が全員滑り込むように乗り、ヘリは離陸を開始する。そして首都を見つめながら安全圏へとヘリが向かう…。 司令部「こちら司令部。首都に核兵器らしきものを発見。NESTが処理完了するまで最小安全圏に退避せよ。」 何とか間に合ったか。 これでもう危険は無くなった。 核はNESTに任せれば良いからな…。そして彼らは基地へと帰還する。 61 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/06(日) 20 11 27 ID uaAS8dCG0 "In the end, it was luck. We were *this* close to nuclear war, and luck prevented it." - Robert McNamara 結果的に、それは運だった。我々は“これだけ”核戦争に迫っていたが、運がそれを回避した。 ―― ロバート・マクナマラ アフターマス Aftermath ジャクソン達のヘリは安全圏を目指し、無事に帰還する。 ――はずだった。 突如都市部から眩い光がジャクソン達を照らす。「まさか…!?」とジャクソンは思った。だが遅かった。 光と共に吹き付ける強烈な風によってヘリが回転する。操縦が利かないようだ。 ジャクソン達はヘリにしがみつく事しか出来なかった。そしてヘリは地上へ墜落して――― ジャクソンが次に目を覚ますと、そこは血にまみれたヘリの中だった。体が重い。 ジャクソンは何とかの思いでヘリの外へとフラフラしながら降り立つ。 着地の衝撃で意識が遠のく。眩暈がして、真っ直ぐと歩くことが出来ない。足が折れているのだろうか…。 意識が朦朧とする中、ジャクソンはゆっくりと立ち上がる。周りを見回す。誰も居ない。誰の声もしない。 ふと空を見つめる。灰が吹き付けている。吹き付ける元へと振り向くと、細長い雲が立っていた。 「きのこ雲」だ。当ても無く街を歩き始めるジャクソン。一面が血と砂の色で染まっていた。 吹き付ける風が痛い。一体どうなってしまったんだろうか。意識が薄れ行く中ジャクソンは歩こうとして地に崩れた。 ジャクソンの視界が白くなってゆく。意識が薄れ行く。そして視界が真っ白になり――――― 62 :Call of Duty 4◆l1l6Ur354A:2008/04/06(日) 20 28 25 ID uaAS8dCG0 本日分終了のついでに小話。 用語説明 「衝撃と恐怖」 グレネードマシンガン…MK19という銃をここでは指す。着弾すると爆発する弾丸を連射する事の出来る銃。 釘付け…身動きが取れない状態を指す。決して十字架に貼り付けとかではない。 コブラ…AH-1W スーパーコブラのこと。攻撃用ヘリ。ちなみにゲーム中では女性が操縦している。 小話 「アフターマス」 ジャクソン……(´;ω;`) 最初から最後までパシられっぱなしの人生だったな…。 ごめんよ。ゲーム中で恐らく50回ぐらいはお前を死なせてる(ry ゲーム内の描写が衝撃的でした。初プレイの時は何も言うことが出来なくなる程衝撃的。 道路に降り立った後、公園へと向かって歩くと子供の声が聞こえるそうな。 さて。ここまでで第一章は完結です。これからどんな展開が待ち受けているのでしょうか。 次回の金曜洋画劇場「CoD4 僕と大尉と時々Gaz」をお楽しみに!
https://w.atwiki.jp/renkin2021/pages/274.html
戦車の作り方 材料1 材料2 材料3 できるもの 金属 カメ 戦車
https://w.atwiki.jp/textlib/pages/228.html
689 名前:旧0TK@対抗部隊KI☆BA☆YA☆SI ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 16 50 09 ID ???テカ、コノドクトリンニG4MBT(TK-X)ヲクワエタラナンテイウナヨ?(゚Д゚)693 名前:旧0TK@対抗部隊KI☆BA☆YA☆SI ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 16 52 43 ID ??? NヽN` `゙、.、Nヾミ i ヾミミ、 _,.ィイ八、 ! ー-=ニ _,..、_'"'ノ,."-'ニ'ヾ、._ l_ 所で、何で陸自はあからさまに次世代テストベットみたいな {F|! '、辷゙iニ{´'_辷,゙ ゙!r'-r,^、i MATを運用してると思う? l;j゙、_ ノ ヽ)、 ノ' ゝ '/ `!  ̄ヽ '  ̄~´ ,'.,ィ' i. --一 、 ,' | ヽ、 `二ニ´ ./ ト、 ,..-i; ヽ、 ,. '´ / ヽ、_ _,.イ´ j  ̄ ̄ / ,i、゙ト-、 695 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 16 56 20 ID ???ノハイ先生!数が足りないから変態兵器を持ち出さないとry696 名前:旧0TK@対抗部隊KI☆BA☆YA☆SI ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 00 43 ID ??? ,.ィ , - 、._ 、. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__ ト/ |' { `ヽ. N│ ヽ. ` ヽ N.ヽ.ヽ、 , } いつもながら的確ですね、だよもんさん。. ヽヽ.\ ,.ィイハ | ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | .  ゙̄r= ‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ そう、近い将来陸自はこうなるであろうって事です。 . l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ 大綱の方向性が変わらない限りね。 ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' l `___,.、 u ./│ . ヽ. }z‐r--| / ト, 、`ー-- ' ./ / |ヽ _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 -‐ '''"  ̄ / | ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._ / !./l;';';';';';';\ ./ │ _697 名前:旧0TK@対抗部隊KI☆BA☆YA☆SI ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 20 47 ID ???以上『RMA機動化分散作戦システム』でした。まぁ、質疑応答は続けるけどとりあえずどうだった?w699 名前:旧0TK@対抗部隊KI☆BA☆YA☆SI ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 25 38 ID ???ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;== - 、ゝ‐;----// ヾ.、 [ |、! /'_r'bゝ}二. {`´ '´__ (ー),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | } ゙l |`} .. ヽo-゙‐´リ ̄ヽd、 '''| | ̄Uo |l !ニ! !⌒ // だって……ぶつりできに…むりやん。. i.! l . U ソ;; .. ヽ、._ U _Uノ' ゞ)ノ./ ` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄| | i/‐'/ i || . ト、  ̄ ´ U l、_/ | ! U | | ヽ ー‐== ニニニ⊃ U ! 700 名前:旧0TK@対抗部隊KI☆BA☆YA☆SI ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 26 22 ID ???てか、次世代なんてそんなモンさ。701 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 40 27 ID ??? 682 連接が絶たれたら、終わりだ。そうだねー。そこでわりと実現可能そうな分断案をwつ【ソ連流大規模計画砲撃+α】大規模計画砲撃の継続で、HMGと情報化分隊の拘束、無効化を狙ってみるよ。+αは浸透歩兵による情報化分隊の狩り出し。 ____ /MwmVm ⊥⊥__⊥ |__/|ノノ))))〉 ノ ヘ.|l. ゚ヮ゚ノ| rr=r===・ ___ ___((( ⊂I!Liつ,iニi,===ュ__i__|[][]|___、 .|| || | ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄"ヘ---ヘ ̄ヘ-,r‐‐r"―‐―‐r,――――r―‐,ー、 .||__||_| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄}-ゝ-.k____ゞ―――‐‐`---`-" ┌―――‐‐`======┴----┴k--"==t'=oi===i=i=ik__|--------------------------}、oo、二_ __''→oo\__________________/ヘ二ヘ"u ̄ ̄ ̄u"/ヘ二ヘ ゝ,,|_|__|___|___|___|___|o)ニllニ)――――‐クニllニ) \_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソゞ_ソ_/ニllニノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノニllニノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´これの弱点は分散した情報化分隊にあるとみたよ。重装甲RCVで拡散した情報化分隊を防護しきれるならいいけど、それじゃ展開範囲は極めて狭くなると思うしね。逆に防護に集中したら、せっかくの分散型の利点も失われて敵に突破の隙を与えるし…突破されて後方のN-Los部隊が撃破されたら火力の骨幹を失った前線は壊滅するよ。で対空挺には普通に第2梯隊や予備隊の機甲戦力で。敵も戦力の重畳配置してるはずだし。どかな?にはは702 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 46 20 ID ???まったくもってその通りwだもんで、折角地形的に優位な防御側なのに攻撃側よりも打撃速度を猛烈に発揮して強襲しなければならないボクシングで言うところのボクサータイプ選手w704 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 51 29 ID ???アウトボクサーね。706 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 54 10 ID ???Oh Sorry707 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 54 11 ID ???準備4日遅滞1日ってとこぐらいは戦えるかと(何708 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 17 58 03 ID ???第1梯隊は完膚なきまでにボコにできるかもしれんが、第2梯隊以降で押しつぶされるんじゃね?w710 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 02 09 ID ???まー今以上に穴掘り大好きになること請け合いだな、うん。スタミナ無ぇおw711 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 03 51 ID ???正直妙なものそろえるより施設の大機械化を勧めて穴掘り戦術に特化したほうが水際防御?なにそれ食えるの?712 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 05 41 ID ???あ~…疲れた……w考えてて、『そこでMBTですね、わかります』って何度思った事かwwwwwww713 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 06 05 ID ???でもさ、ロシア相手だと前提としての連携すべき他の航空戦力が使えない不具合だって、航空戦力の戦力比が圧倒的に違うし1度でも航空戦力の侵入を許したら空爆で・・714 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 12 33 ID ???その辺は、自衛隊そのものの規模という物理的欠陥があるから実は構想内容云々の以前の問題。てか、中国の震災でアジア国家の内幾つが数百年オーダーで延命されたことか。この上なく不謹慎だけどな。718 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 36 11 ID ??? アウトボクサータイプそうだねー、あと反論の対逆襲対処で「計画射撃で事前配置の無人Pakは壊滅、無人だから再配置も出来ない」てのも用意してあったんだけどね。 ____ /MwmVm ⊥⊥__⊥ |__/|ノノ))))〉 ノ ヘ.|l. ゚ヮ゚ノ| rr=r===・ ___ ___((( ⊂I!Liつ,iニi,===ュ__i__|[][]|___、 .|| || | ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄"ヘ---ヘ ̄ヘ-,r‐‐r"―‐―‐r,――――r―‐,ー、 .||__||_| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄}-ゝ-.k____ゞ―――‐‐`---`-" ┌―――‐‐`======┴----┴k--"==t'=oi===i=i=ik__|--------------------------}、oo、二_ __''→oo\__________________/ヘ二ヘ"u ̄ ̄ ̄u"/ヘ二ヘ ゝ,,|_|__|___|___|___|___|o)ニllニ)――――‐クニllニ) \_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソゞ_ソ_/ニllニノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノニllニノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´さらに第2梯団として下記も待機中だったの。「敵自動車化狙撃師団の主力はMiRであって、TkRは第2梯団、つまり最初に遭遇する敵は、実は戦車主力ではなく、十分な戦車の支援を受けた我に優する機械化歩兵」つまり高度な対歩兵破砕力がなければ戦車撃退しても、それはそもそsも被害担当艦としての役割を立派に果たしただけって話も。そこに機銃と迫だけでMiRに対処できるのか?(砲迫も相手が優位の場合多いし)それこそ戦車による逆襲は必須じゃないか?とかね。特にこのあたり、戦車不要論ではスルーされやすいような気がする。ここでMPMSについて続くwにはは719 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 40 34 ID ???そこで10TK情報化戦闘団ですね、わかります。嗚呼…、戦車って、イイネw720 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 41 41 ID ??? 7192D!2D!723 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 43 21 ID ???もし上のシステムで防衛するんなら揚陸初期、それもホントに第一陣が揚がった位で即・海に叩き落さないと無理w後続が橋頭堡に到着した時点でオワタw724 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 44 25 ID ???このシステムと機甲師団を組み合わせればスゴクイイッ!11!!111!!725 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 46 27 ID ??? 693 695さらに、敵の主力が戦車の支援を受けた機械化歩兵であるならば、戦車を撃破しただけではダメ…でも戦車を早期に、可能なら戦闘加入前に撃破して歩戦分離を図る為の超射程間接ATMなんだと思うの。普通は戦車を撃破する為に歩戦分離を図るけど、これは逆で歩兵を撃破する為に支援骨幹の戦車を分離。で【戦車を失った機械化歩兵】を陣地火力で阻止し、そこを戦車を投入し機甲優位より逆襲し敵攻撃を破砕。 ____ /MwmVm ⊥⊥__⊥ |__/|ノノ))))〉 ノ ヘ.|l. ゚ヮ゚ノ| rr=r===・ ___ ___((( ⊂I!Liつ,iニi,===ュ__i__|[][]|___、 .|| || | ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄"ヘ---ヘ ̄ヘ-,r‐‐r"―‐―‐r,――――r―‐,ー、 .||__||_| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄}-ゝ-.k____ゞ―――‐‐`---`-" ┌―――‐‐`======┴----┴k--"==t'=oi===i=i=ik__|--------------------------}、oo、二_ __''→oo\__________________/ヘ二ヘ"u ̄ ̄ ̄u"/ヘ二ヘ ゝ,,|_|__|___|___|___|___|o)ニllニ)――――‐クニllニ) \_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソゞ_ソ_/ニllニノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノニllニノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´それでも歩兵戦力においても我に優するから、それこそ機甲による逆襲が重要なんだと思うの。歩戦分離は戦車よりも、我に優する敵機械化歩兵の撃退にこそ必要。どうかな?にはは726 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 49 28 ID ???100点ですwその『我の機械化歩兵』がこのシステムで、『反撃衝力』が10TK TKRであれば尚良いっすね。727 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 50 47 ID ???マ、ゼッサングンシュクチュウダケドナ(゚Д゚)ドウボウエイセェッチュウネン728 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18 52 19 ID ??? 7192Dだってそこまでは(自粛しかし今のところ本当にそれほどの物になるのか疑問ryつくづく歩兵単体で扱いきれる代物ではないなぁ729 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 19 01 28 ID ???ごめんねだよもんさんw歴史にはまだまだ名を残せそうに無いよ…(´・ω・`)まぁ、他にも幾つかドクトリンシーズは持ってなくも無いんだけど、本気でモノになりそうなら市ヶ谷に持ってくさw730 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 19 05 04 ID ???それまでは脳内妄想でコメコメするよぅグヒヒヒッィヒッホホホホヒイヒッッ!11!!11!!731 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 19 06 01 ID ??? 90TKさん ATM部隊の空中機動そういえば、英軍の空中機動旅団の主要任務の一つが突破対処で、空中機動でミランATM部隊を送り込むが特徴なの。旅団には各大隊に48基ものミランがあったりして。 ____ /MwmVm ⊥⊥__⊥ |__/|ノノ))))〉 ノ ヘ.|l. ゚ヮ゚ノ| rr=r===・ ___ ___((( ⊂I!Liつ,iニi,===ュ__i__|[][]|___、 .|| || | ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄"ヘ---ヘ ̄ヘ-,r‐‐r"―‐―‐r,――――r―‐,ー、 .||__||_| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄}-ゝ-.k____ゞ―――‐‐`---`-" ┌―――‐‐`======┴----┴k--"==t'=oi===i=i=ik__|--------------------------}、oo、二_ __''→oo\__________________/ヘ二ヘ"u ̄ ̄ ̄u"/ヘ二ヘ ゝ,,|_|__|___|___|___|___|o)ニllニ)――――‐クニllニ) \_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソゞ_ソ_/ニllニノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノニllニノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ほら、90さんの後方に回り込むよー。ぱたぱたぱた~にはは733 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 19 36 00 ID ???ところで空中機動化といえばそれを目的として編成された部隊がありましたがどうなったかな?かな?736 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 19 55 56 ID ??? 733おっと!第12旅団の悪口はそこまでだorz737 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 20 23 14 ID ???AAN構想ですね。24時間で敵機甲師団の前面に部隊を展開させて、航空支援というか支配のもと敵をなんとしてでも首都に辿り着かせないとか、そういうときにはありえるのかも。小型の装甲車両の輸送には4つローターがついたオスプレイの親戚あたりを予定しているんじゃないでしょうか。742 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 21 22 02 ID ???おいおい、いいのかい?自分は軍事初心者でも機甲房に教育しちまうんだぜ?745 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 21 29 57 ID ???見える!見えるぞ!歩兵を乗せたハインドの編隊が雲霞の如く押し寄せる光景が!そしてそれに続いて機甲師団が流れ込む様子が!746 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 21 32 32 ID ??? 745正直、ハインドの歩兵輸送はちょっと中途半端素直に輸送ヘリ使わせたほうがいいだろう751 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 22 08 39 ID ??? 745 746大丈夫、ちゃんと空中強襲旅団はハインドと他の輸送ヘリの混成だから。 ____ /MwmVm ⊥⊥__⊥ |__/|ノノ))))〉 ノ ヘ.|l. ゚ヮ゚ノ| rr=r===・ ___ ___((( ⊂I!Liつ,iニi,===ュ__i__|[][]|___、 .|| || | ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄"ヘ---ヘ ̄ヘ-,r‐‐r"―‐―‐r,――――r―‐,ー、 .||__||_| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄}-ゝ-.k____ゞ―――‐‐`---`-" ┌―――‐‐`======┴----┴k--"==t'=oi===i=i=ik__|--------------------------}、oo、二_ __''→oo\__________________/ヘ二ヘ"u ̄ ̄ ̄u"/ヘ二ヘ ゝ,,|_|__|___|___|___|___|o)ニllニ)――――‐クニllニ) \_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソ_ゞ_ソゞ_ソ_/ニllニノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノニllニノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´にはは747 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 21 33 26 ID ???機甲の良さ・作戦図は矢印と経過時間毎の前進到達目標線を書くだけで良い お手軽!・正面なら大概何被弾しても平気 無敵モードktkr!!・射撃すれば大概一撃で撃破できる 強し!強し強し強し!!!・大体どんなとこでも走れる。しかも速い 疾駆する鋼のボディ!!!!750 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 22 08 27 ID ???いや、実際はお手軽でもなんでもないけどさw『全要素』を加味するんだからなwでも、機甲戦闘はFIの戦いみたいなところがあるからな。目安?w753 名前:旧0TK@対抗部隊甲主力戦車Ⅰ型 ◆Y2ynCgeGhk [sage] 投稿日:2008/05/25(日) 22 28 43 ID ???あっ、今更だけど 654、万感の思いをこめて、ありがとう、GJお前がいないと締まらなかったと思うよw実は少し続きがあったんだけど、どう頑張ってもあれ以上、切り良くなかったしねwwww 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/833.html
Vailanice エルヴァーン♂、7b(赤毛)、通常配置無し クリスタル大戦時の王立騎士団鉄羊騎士団の一員。 関連イベント クエスト「羽撃け、鷲獅子」「それぞれの死地へ 」等 代表セリフ集 「はい、隊長。ですが、それでは彼らがあまりにも不憫です。なにしろ、この戦車は……」 「彼らのことが少々かわいそうで……。」 「 は、了解です!ただちに出立の準備をさせます。」 「先日は失礼しました。私はヴェラニス。鉄羊騎士隊の一小隊を預かる騎士です。言葉を交わすのは初めてでしたね。でも、あなたのことはいろいろと聞いて、存じているのですよ。ほら、彼らからね。」 「来るなッ!ここは危ないッ!君たちは上層へ逃げろッ!」 「違う! 騎士とは……大切な人を護らんとする楯だ!誰かが伝えねば毒煙の新たな犠牲者を止める手立てはないんだぞ!」 「<PC Name>……君と戦えたこと、私は誇りに思う。」 関連事項(補足) 名前の発音は「ヴェラニス」。 Rongelouts率いる鉄羊騎士団に所属する騎士であり、小隊も任されている。 少年騎士団のオーク戦車を回収するように命じられている。 しかし少年達には同情的で、持って行かないようにRongeloutsに進言。 逆にその甘さが少年達をも危険に晒すと怒鳴られる。 やがて彼が訪れたガルレージュ要塞〔S〕にて、侵入して捕らえられていた少年騎士団改め鷲獅子騎士団を発見。親戚と他人に嘘をついて少年達を解放、清掃係として要塞に留まる事を許可。 要塞が突然の襲撃を受け、1人感じた疑惑を確認しに奥へと進むが……。 オークの言葉も少し理解できるようだ。 彼が鷲獅子騎士団の少年達に友好的だった理由はかつての自分の面影を重ねていたから。 少年達を見守る冒険者(プレイヤー)にも親近感を抱いているようだ。 やがてRahalに騎士としての道を、その生き様で示していくことになる。 関連事項 Rongelouts Rahal / 少年時代(詳細・ネタバレ編) Diordinne Thianond 王立騎士団 少年騎士団
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8271.html
登録日:2011/10/04 Tue 15 10 16 更新日:2024/05/29 Wed 18 22 14 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 ドイツ ナチス 兵器 戦車←ではない 砲兵は歩兵の女神 突撃砲 第二次世界大戦 縁の下の力持ち 自走砲 軍事 唐突だが、第二次大戦中、ドイツ軍で最も活躍した戦闘車両は何であろうか。 ティーガーI/II?パンター? 確かに伝説戦車と言うには相応しいが、生産性や信頼性の問題があっただろう。 ではIII号戦車やIV号戦車だろうか? いや、そうではない。 かつて、「世界一の記録を打ち立てた兵器」でありながら、現代では絶滅してしまった車両。 この項目では突撃砲について説明する。 III号突撃砲の登場 WWIIと突撃砲 突撃砲のその後突撃砲に取って代わったもの 主要な突撃砲ドイツ イタリア 他国 類似車種SUシリーズ・ISUシリーズ(WWIIソ連) 砲戦車・駆逐戦車・直協戦車(WWII日本) 駆逐戦車(WWII独ソ) 戦車駆逐車(WWII米ソ) アサルトガン(WWII米) 対戦車自走砲/自走対戦車砲(WWI/II戦間期以降) Stridsvagn 103(WWII後スウェーデン) 装輪戦車(現代) 各種メディアでの活躍 III号突撃砲の登場 突撃砲、と言うジャンルを生み出した車両、それがIII号突撃砲である。 1935年、ナチスドイツでマンシュタイン大佐(※最終階級は元帥)「大砲は歩兵と一緒に進軍できず中々前線に出したり撤退させづらいため、歩兵に対する支援が不足している。どうにかしろ。」という提案があり、それに対してダイムラー・ベンツ社がDB社「歩兵と同等以上の速度で前進後進が出来て、銃火に耐えられる装甲があって、前方にさえ撃てればいいんですね。大砲の代わりだし」とIII号戦車を改造して作成した自走砲が、III号突撃砲。 なので、車体は戦車なのだが、あくまで「砲」であり、所属は砲兵科だった。 III号突撃砲の役目は歩兵直協、即ち「歩兵と共に進軍し、その障害が現れれば直接照準で砲撃、粉砕する」こと。 これは本来戦車の役目(諸外国では歩戦協同、歩兵を普通科と称する陸自では普戦協同と呼ぶ)でもあるとも言えるのだが、この時のドイツの場合装甲師団「電撃戦はスピードが大事なんだよ。それと戦車を最大限活かすにも歩兵部隊で敵砲をどうにかしなけりゃならん(トーチカなどの破壊工作)」という思想・状況であった為、突撃砲と言うジャンルが作られた。 突撃という名称ではあるが、もちろん特攻ではなく電撃戦を想定しているために撤退速度についても求められていたため、やはり大砲ではどうにもならなかった。 電撃戦で活躍したあとは歩兵部隊の対戦車用兵器として活躍することになる。これについても想定されていた。 突撃砲兵の祖先に相当するのもWWI中に塹壕戦対策として編成された突撃隊の随伴砲兵で、やはり元は戦車の代替というわけではない。 構想段階では各歩兵師団に突撃砲大隊を編制する予定だったが、実際は独立した突撃砲中隊や突撃砲大隊(突撃砲旅団)として編成された。 III号突撃砲 写真のように砲塔が無いのは、戦車が「敵前線を突破し、右へ左へと対応する必要がある」のに対し、 「歩兵と共に前線を構築する役目なので、正面の敵にさえ対応できれば良い」と言う考えがあったからだ。 ただし砲自身の旋回角ではやはり射界が狭く、車体の位置を頻繁に変えて対応した結果、足回りの負担増加に繋がった。 他にも目標を照準に収める際は車体の転換のみで対応しないといけないため、軟弱地盤だと旋回砲塔よりも捕捉が遅れてしまう欠点はある。 砲塔が無いと言うのは、 生産する際に手間がかからない 車体に載せるなら、スペースが大きく取れるので、より強力な砲を乗せられる と言うメリットがある。 後者については、実際III号戦車が5cm砲を主砲としており、装甲貫徹力に秀でた7.5cm砲の搭載はIV号戦車を待たなければいけなかったのに対して(*1)、 同じ車体のIII号突撃砲は火力では同等の7.5cm砲(7.5cm StuK 40 L/43 or L/48)が標準装備となっている。 さらに、車高が低くなったことで、 敵に発見されにくい そもそも当てにくい と言う副次的だが大きなメリットも生まれた。 もっとも東部戦線より平地の少ない地中海戦線や西部戦線では、これは裏目に出てしまう事もあった。 高地や砂漠地帯、窪地や生垣といった起伏の多い戦場で展開していた場合は、車高の低さが災いして射撃不能になりがちで、 側面を晒した敵戦車に付け入る機会の損失を招いたり、稜線射撃への支障をきたしたことから交戦面で問題視された。 ちなみにこれは、冷戦期以降に登場したStridsvagn 103(Strv.103)や74式戦車などの地形に恵まれない国のMBTが姿勢制御機構(*2)を備える一因にもなった。 そう、この車両、実は適応出来る戦地や戦況ならば攻撃力、防御力、生産性のバランスが高いレベルで整った名車なのである。 母体のIII号戦車は早晩に陳腐化してM4中戦車シャーマン(75mm砲型)やT-34-76中戦車にはとうてい及ばなかったが、III号突撃砲はF型以降なら戦法さえ誤らなければ対処できたのだ(*3)。 必要最小限の手間で再戦力化に成功した上、生産ラインの切り替えにも重大な支障をきたさなかったわけである。 歩兵からの評判も高く、戦車より当てにされた他、戦車部隊の再建や戦車猟兵の補強にも活用されたほど。 WWIIと突撃砲 そんなIII号突撃砲。実戦ではどうだったのか。 ティーガーやパンターほど強くはない? いや、むしろその二台のように「期待させておいて、あまり活躍しなかった」? いいえ、III号突撃砲はしっかり戦ってくれました。 そして、III号戦車もIV号戦車もやってのけなかったことを成し遂げました。 何を隠そう、WWII期間中、最も多くの敵戦車を破壊したのが、このIII号突撃砲なのである! ドイツ一じゃなくて、世界一ですよ! この記録には、III号突撃砲の利点と、環境と時代の流れを見ることができる。 一つ、ドイツ軍で最も多く生産された装甲戦闘車両も、III号突撃砲なのである。 各型(突撃榴弾砲も含む)を合計すると1万両を超え、III号戦車から改造・編入された物もあった。 頭数が多ければ、撃破数も自ずと増えるのは当たり前と言えば当たり前である。 しかし、その「最も多く生産できた」のにも前述した理由があるのを忘れてはいけない。 物量で勝ったと言われる米ソも、そこに至る理由や工夫、苦労が存在するのである。 フィンランドやスペインへ輸出されたり、東欧の枢軸国などに供与されていて、特にフィンランドでは継続戦争中は大活躍したばかりか、戦後も1960年代まで現役だった( 北欧文化協会の記事 )。 二つ、ドイツ軍の劣勢である。 「劣勢であることがIII号突撃砲を助けたってのはおかしいのでは?」と思うかもしれないが、突撃砲の強みを思い返してほしい。 そう、「見つかりにくい」のである。突撃砲は待ち伏せをするのに最適なのだ。 連合軍、特にソ連は戦車を全面に押し出して進行してくる。 奇しくも、敵の攻勢下が、突撃砲の最も活躍できる舞台だったのだ。 そしてなにより、撃つべき「的」には事欠かない。 弾より多い敵は倒せないが、敵より多い撃墜マークをつけることもできないのである。 三つ、III号戦車の生産中止である。 1943年末、III号戦車は生産が止まったが、ではIII号戦車を作っていた工場はどうしたか。 パンターやIV号戦車を作った? 一部はそうだろう。しかし、大部分はIII号突撃砲の生産に回された。 昨日まで、III号戦車を作っていた工場が、今日になって「パンター作るから、はいよろしく」と言われても困る。 人の経験的にも、工作機械的にも。 その点、III号突撃砲は車体などがIII号戦車と同じで、すぐに生産ができたのだ。 なお組立工場が爆撃された際は、後述するIV号突撃砲やヘッツァーで穴埋めされた。 突撃砲のその後 WWII後については歩兵が対戦車用兵器(RPG-7など)を使用できるようになったため(*4)、出番はほとんど消えた。 歩兵用の対戦車兵器は使用後の安全が課題だが、だからと言って突撃砲を用いたところで対戦車用兵器を持っている相手だったら簡単に撃破されかねない。 対戦車兵器向けの装甲なども開発されているが、突撃砲にそれを施すぐらいなら装甲車や戦車にすべきだろうって感じ。 他の対戦車用兵器や対拠点破壊用の兵器も高性能化している(例えばミサイルなど)ためにWWII当時と違って短所ばかり目立つようになっており、 突撃砲については安いだとか技術力が不足している国でも作れる程度の利点は残っているが、総合的に見て厳しいと言わざるを得ない。 戦場にもよるが、歩兵よりも目立ちやすい分かえって危険という可能性すらある。 採用するにしても回転式砲塔ぐらいはつけるべきで、厳密な意味での突撃砲はやはり採用されることはまずないだろう。 現時点では、画期的な新発想やら、戦争が長期化&困窮するなりしなければ、陽の目を見ることはほとんどないだろう。 突撃砲に取って代わったもの 歩兵と共に進軍し火力支援を行うのは、歩兵戦闘車(IFV)や装輪戦闘車に。 待ち伏せて敵戦車を破壊するのは、魔法少女…ではなく、対戦車ミサイル(ATM)や攻撃ヘリコプター(AH)になっていった。 そして一番に、汎用性が高く高性能な主力戦闘戦車(MBT)の登場。 上位互換が生まれたのなら、下位の兵器の生産は足手まといでしか無いのである。 しかし、突撃砲は今日も記録を保持し続ける。 共に現代では消えた、重戦車や数多の名兵器と共に。 主要な突撃砲 ドイツ III号突撃砲A型~E型(短砲身砲型) III号戦車ベースの車台に、IV号戦車短砲身砲型の24口径砲を改造した7.5cm StuK 37を搭載した突撃砲。 最大装甲厚は50mmと、イギリスの2ポンド砲やソ連の46口径45mm砲53-K/20Kmの通常徹甲弾に対しては十分な防御力を有している。 T-34中戦車やKV-1/2重戦車相手に苦戦する戦車部隊を尻目に対戦車戦闘でも実績を重ね、独ソ戦初期の段階で既に片鱗を見せていた。 III号突撃砲F型~G型(長砲身砲型) 7.5cm PaK 40(牽引式対戦車砲)を車載用に改良した7.5cm StuK 40(43口径砲)に変更して、対戦車戦闘能力を改善した型。 F型の121号車以降で48口径砲を採用し、装甲も生産途中で最大80mm厚に強化された(最初期50mm、初期50mm+30mm、後期80mm)。 ドイツ突撃砲の中で最も多く量産され、突撃砲大隊(突撃砲旅団)の主力として前述の通り大金星を挙げた。 III号突撃榴弾砲42 III号突撃砲の歩兵直協機能強化型で、師団砲兵用軽榴弾砲の10.5cm leFH 18を基にした10.5cm StuH 42に変更された。要は某ゲームとかで言うところの10榴Ⅲ凸。 対戦車戦闘能力重視で長砲身化したIII号突撃砲F型以降と併用される形で、突撃砲大隊(突撃砲旅団)の各中隊に1個小隊ずつ配備された。 メタルジェット(*5)で装甲板に穿孔を生じさせる成形炸薬弾(HEAT)か装弾筒付徹甲榴弾(APHE-DS)を用いれば、対戦車戦闘もそれなり以上に行えた。 III号対空戦車(※突撃砲ではないが、III号突撃砲の派生型とも言えるのでこの場を借りて紹介) 突撃砲旅団用の自走高射機関砲で、ヤーボやシュトゥルモヴィクからの経空脅威に対抗するため登場した。 III号突撃砲の車台にIII号戦車の旋回機構とIV号対空戦車オストヴィントI用の砲塔を組み合わせた車両で、いずれも急場凌ぎの流用品である。 計画当初の生産予定は90両だったが、見直しが入って18両に削減された。最終的な完成台数は不明。 突撃歩兵砲33B III号突撃砲の市街戦仕様で、主兵装を重歩兵砲の15cm sIG 33に換装している。 24両全てがIII号突撃砲からの改造車で、東部戦線に投入された。 IV号突撃砲 III号があるなら、IV号もある。当たり前だが、車体はIV号戦車から転用している。 アメリカ空軍の戦略爆撃でアルケット社のIII号突撃砲の組立工場が破壊された結果、ピンチヒッターとして急遽採用された。 その為シャーシはIV号、戦闘室や砲はIII号突撃砲の物を手直しと新規設計部分は少ない。 IV号駆逐戦車やIV号戦車/70(ラング)とともに敵戦車を撃墜した。 IV号突撃砲の改良版がIV号駆逐戦車とよく言われているが、設計はほぼ同時期で開発を担当したメーカーも違う。 IV号突撃戦車 突撃歩兵砲33BのIV号戦車版で、重歩兵砲ベースの15cm StuH 43と最大で100mm厚に達する装甲を備えた。 原型のIV号戦車より重いことから足回りの負担増に繋がり、機械的信頼性はやや低下している(走行系まで弄る余裕はなかった)。 突撃歩兵砲33Bとは異なり約300両が新造されて、突撃戦車大隊で火消し役として活躍した。 突撃戦車と称しているのは、グデーリアンの装甲兵総監就任後の交渉で、フェルディナントらとともに権限が砲兵科から移管されたためである。 ブルムベアはドイツ自身の命名ではなく、鹵獲した連合国軍が名付け親だとされている。 VI号突撃臼砲シュトゥルム・ティーガー ティーガーIから砲塔を撤去して増加装甲を貼り、大元はロケット爆雷を前方投射する対潜臼砲だった38cm StuM 61を搭載したゲテモノ。 携行弾数はわずか14発で、車内への砲弾運搬用として手動式クレーンが取り付けられていた。 巨砲と呼べる口径だけに威力は絶大だったが、結果を残せたかというと… イタリア イタリア軍における主要兵器体系に突撃砲(Cannoni d'assalto)は存在しない。 ただしイタリア王国降伏後にイタリア半島へ武力進駐して同国の兵器を接収したドイツは、 セモヴェンテ(Semovente d'artiglieria)シリーズの一部を突撃砲(Sturmgeschütz)に分類している。 セモヴェンテ L40 da 47/32(独側呼称:Sturmgeschütz L6 mit 47/32 770(i)) L6/40軽戦車の車台に、ベーラー社製からライセンスを取得したCannone da 47/32 M35をオープントップ式で搭載した自走砲。 47mm砲は歩兵砲でありながらも対戦車戦闘が可能で、軽戦車や初期のイギリス製巡航戦車に対しては十分な火力だった。 約300両が生産され、イタリア王国降伏後はドイツやクロアチア独立国などで使用された。 セモヴェンテ M40 da 75/18(独側呼称:Sturmgeschütz M40 mit 75/18 850(i)) セモヴェンテ M41 da 75/18(独側呼称:Sturmgeschütz M41 mit 75/18 850(i)) セモヴェンテ M42 da 75/18(独側呼称:Sturmgeschütz M42 mit 75/18 850(i)) M13/40、M13/41、M14/41の三車種の中戦車車台に、Obice da 75/18 modello 34の車載版である75mm榴弾砲M35を搭載した自走砲。 最大装甲厚は25mm+25mmの50mmで、III号突撃砲(短砲身砲型)と同様に好評を博した。 合計で400両以上生産され、ドイツ軍でも供与品や鹵獲品が運用された。 セモヴェンテ M42 M da 75/34(独側呼称:Sturmgeschütz M42 mit 75/34 851(i)) セモヴェンテ M43 da 75/34(独側呼称:Sturmgeschütz M43 mit 75/34 851(i)) M14/41中戦車の車台に、Cannone da 75/32 modello 37から発展した34口径75mm戦車砲(P40重戦車の備砲と同じ)を搭載した自走砲。 装甲厚は50mmのままだが、III号突撃砲F型(増加装甲未装着時)に準ずる実力があり、ドイツ軍も価値を認めていた。 イタリア王国降伏の影響で、生産は90両に留まった。車台の異なるセモヴェンテ M43 da 75/34の製造数は諸説あって不明。 セモヴェンテ M43 da 75/46(独側呼称:Sturmgeschütz M43 mit 75/46 852(i)) 後述のセモヴェンテ M43 da 105/25と同じ車台に、Cannone da 75/46 C.A. modello 34ベースの46口径75mm砲を搭載した自走砲。 被弾時に不都合が生じた防楯を内装式から外装式に変更している。ドイツの7.5cm PaK 40と同じ弾薬を使用し、火力も同等だった。 イタリア社会共和国で11両のみ製造された。 セモヴェンテ M43 da 105/25(独側呼称:Sturmgeschütz M43 mit 105/25 853(i)) M14/41中戦車の車体をやや拡張したM43車台に、obice Ansaldo 105/25を搭載した自走砲。 イタリア版III号突撃榴弾砲で、Bassotto(ダックスフント)という愛称がある。 イタリア王国では約30両、イタリア社会共和国では約60両が生産された。 セモヴェンテ M41 da 90/53(独側呼称:Sturmgeschütz M41 mit 90/53 801(i)) M14/41中戦車の設計を流用した車台に、海軍高角砲由来のCannone da 90/53を搭載した自走砲。 軽装甲かつオープントップ式構造と事実上の対戦車自走砲で、装甲貫徹力はティーガーIの8.8cm KwK 36を凌いでいた。 わずかに約30両が生産された。 他国 BT-42 フィンランドの突撃砲で、ソ・フィンの両方からクリスティーと呼ばれていた。 ソ連から鹵獲したBT-7軽戦車の車台に、イギリスとスペインから入手したBL4.5インチ中野砲Mark.II(114H18)を旋回砲塔形式で搭載している。 設計に問題があり、実戦投入されるも前線から引き上げられた。 Sav m/43 スウェーデンが第二次世界大戦中に配備した突撃砲。 チェコスロバキアの軽戦車LTvz.38(ドイツも愛用した38(t)軽戦車)のライセンス生産及び改良型であるStrv m/41の車台に、 当初は27口径75mm榴弾砲m/02を搭載していたが、後にボフォース社の21口径105mm榴弾砲m/44へ換装された。 IkvシリーズやPvkv m/43も似たような外見を持つが、前者は自走歩兵砲、後者は駆逐戦車に分類されている。 44Mズリーニィ75 40/43Mズリーニィ105 ハンガリーで開発された突撃砲で、イタリアのセモヴェンテと外見が似ている。 チェコスロバキアのシュコダ社製中戦車T-21のライセンス生産及び仕様変更型である40MトゥラーンIの拡張車台に、 駐退機の欠陥で倉庫に腐らせていた20口径105mm榴弾砲40Mを搭載した自走砲が40/43Mズリーニィ105である。 44Mズリーニィ75は備砲を43MトゥラーンIII用に開発された75mm戦車砲43Mへ変更、最大装甲厚を75mmから100mmに強化している。 40/43Mズリーニィ105だけ約30両完成して、実戦投入された(44Mズリーニィ75は砲調達上の問題で試作のみ)。 車体後部にドイツ製煙幕弾発射器もといロケットランチャーである15cm NbW 41の3連装版を2基載せたものも存在したという。 類似車種 本節の車種における共通点として、突撃砲と同様に前線へ展開して直接照準射撃による火力を提供する点が挙げられる。よって射程は重視されていない。 機械化砲兵が装備する自走榴弾砲や自走加農砲の任務は、長大な射程を生かした後方からの間接照準射撃による前線部隊の火力支援で、役割分担されている。 しかし戦況次第では自走榴弾砲や自走加農砲も直接照準射撃を強いられる場合もあり、火力戦主義の強いソ連軍は最前線への投入もお家芸にしていた。 SUシリーズ・ISUシリーズ(WWIIソ連) 東西冷戦前の労農赤軍は対空用のZSUシリーズや砲兵戦車のAT-1などを除き、自走砲類の詳細な分類はしていない。 よってIII号突撃砲に触発されて開発した自走砲とWWII中に登場した後継車両で、突撃砲の範疇と思われるものを載せている。 (余談だが、帝国陸軍はSU-76、SU-85、SU-122、SU-152、未制式のSU-203を自走突撃砲に分類していた) 例外的にSU-85は公文書でも戦車駆逐車と表記されたことがあるため、発展型のSU-100と同様に別の節で扱う。 SUはSamokhodnaya Ustanovka(自走砲架)、ISUはIstrebitelnaja Samokhodnaya Ustanovkaの略称で、 あとに付く二桁ないし三桁の数字は搭載砲の砲口直径(単位はmm)だが、小数点以下は省略されている。 SU-76 T-70軽戦車を原型とした車台に、ラッチェ・バムで有名な76mm師団砲Zis-3を搭載した軽自走砲。 軽装甲かつオープントップ式の設計で対戦車自走砲相当の性能だが、容赦なく歩兵直協に駆り出されている。 脆弱性と機関配置に起因する劣悪な居住性からСука(畜生)と叩かれたが、戦中戦後の累計で約16,700両も生産された。 SU-76i 祖国に一転攻勢を掛けたIII号突撃砲モドキくん。 ドイツも対戦車自走砲のマルダーシリーズ(76.2mm砲版はソ連製の鹵獲砲搭載)でブチ込んでやったしお互いさまだが。 III号戦車やIII号突撃砲の遺棄車両を回収・修理して、T-34-76用のF-34が原型である41.5口径76.2mm戦車砲S-1に載せ換えて拵えた。 SU-122 ドイツのIII号突撃砲に着目したソ連が、SU-76及びZSU-37やSU-152とともに開発した中自走砲。 T-34中戦車の車台に、師団砲兵用軽榴弾砲の車載版である122mmM-30Sを搭載した。 対戦車戦闘能力の乏しさが問題視されて、ロールアウトはソ連基準では少ない1,150両程に留まった。 SU-152 KV-14を参考にしてわずか25日で設計を完成させた重自走砲。 KV-1S重戦車の車台に、軍団砲兵用榴弾加農砲の152mmML-20Sを搭載している。 戦果誤認が疑われているもののクルスク戦で当時対抗手段の少なかったティーガー(虎)I相手に健闘してみせたため、Зверобой(猛獣殺し)と渾名された。 ソ連側の射撃試験では徹甲榴弾を使用した場合、ティーガーIの前面を射程1500mで貫通可能と評価されている。 ISU-122 ISU-152 IS-2重戦車の車台に、軍団砲兵用加農砲の122mmA-19Sないし榴弾加農砲の152mmML-20Sを搭載している。 ISU-152はKV-1とともに量産が打ち切られたSU-152の後継、ISU-122はティーガーIへの対抗を目的として実用化された(*6)。 制式化された派生型の内、ISU-122Sは備砲を発射速度が改善された122mmD-25S(IS-2重戦車の戦車砲と同じ)へ変更(*7)、ISU-152の問題点解消を目的としたオブイェークト704(*8)は備砲を152mmML-20SMに改良して車台をIS-3重戦車と共通化している(ただし登場が遅く量産中止)。 砲戦車・駆逐戦車・直協戦車(WWII日本) 帝国陸軍の国軍戦車体系に存在する車種。 ただし砲戦車を除き、量産・配備までには至らなかった。 砲戦車は、戦車部隊の主力である中戦車に随伴して、主に対戦車砲の制圧を担当する支援戦車(※後に対戦車戦闘も重視されるようになる)、 駆逐戦車は、固定砲塔かつ低姿勢の対戦車砲車(※ホニやホイの主砲を換装した対戦車戦闘車両が構想されていた)、 直協戦車は、固定砲塔かつ低姿勢の歩兵支援用突撃砲として整備する計画だった。 ※上記の内容については、昭和18年における研究方針改訂前の段階で、修正後の砲戦車と駆逐戦車はコンセプトも整備内容も変更されている。 直協戦車がドイツ突撃砲に最も近く、完成時にはIII号突撃砲(短砲身砲型)やIII号突撃榴弾砲に匹敵する車両となったはずである。 同車は軍直轄の戦車団ないし戦車師団用として開発する予定だったが、軍直轄の装甲砲兵大隊へ配備することも検討されていた(*9)。 本節では、本来は砲兵科用で後に戦車部隊へも配備されたという共通点から一式七糎半自走砲 ホニIのみ記載する。 ちなみにホニIとホニIIは『永年業務要綱』における構想段階だと砲戦車に分類されており、ホニIが一式砲戦車と呼ばれる一因になっている。 一式七糎半自走砲 ホニI 三式砲戦車 ホニIII チハたんの車台に九〇式野砲と最大装甲厚50mmの防楯を取り付けた自走砲。 戦車師団の機動砲兵連隊用でオープントップ構造(曳火射撃や投擲兵器に弱い)だったが、戦車第14連隊にも砲戦車の代用として配備された。 三式砲戦車 ホニIIIは一式七糎半自走砲 ホニIの改修型で、主武装を三式七糎半戦車砲I型、戦闘室を完全密閉式に変更している。 ちなみに試製一式砲戦車とは日本版IV号戦車(短砲身砲型)であるホイの試作車で、後に車台を変更して二式砲戦車として制式化された(*10)。 駆逐戦車(WWII独ソ) ドイツでは戦車猟兵科(対戦車部隊)の装備器材だが、戦車部隊や突撃砲兵に配備された例もある。 牽引式対戦車砲の機動性欠如や、対戦車自走砲の防御力不足が問題視された結果、一部を除き新型突撃砲の開発計画からコンバートして登場した。 そうした経緯から車両設計面における突撃砲との差異は無いに等しく、WWII後に辿った運命もほぼ同じである。 西ドイツではHS30装甲車ベースの車台に40.8口径90mm砲を搭載したKJPz.4-5(Kanonenjagdpanzer 4-5)という駆逐戦車を採用し、 近~中距離の対戦車戦闘に充当していたが、装甲擲弾兵からは歩兵直協車両としての価値が見出されていて、WWIIの突撃砲に近い評価を受けていた。 中~遠距離の対戦車戦闘に従事するRaketenjagdpanzerと称する車種も存在したが、こちらは冷戦中に普及した対戦車ミサイルを主兵装にしている。 ソ連にも駆逐戦車(танк-истребитель)が存在し、73口径57mm戦車砲Zis-4/Zis-4Mに換装したT-34中戦車とKV-1重戦車が分類される。 従来搭載していた41.5口径76.2mm戦車砲F-34/Zis-5よりも貫徹力は優秀だが、榴弾使用時の不発弾発生率や費用の高さが問題視された。 設計思想も運用方法も戦車と変わらず、配属先も戦車部隊となっている。 ちなみにドイツ駆逐戦車と似た形式の車両は他国にもあり、イギリスのA39重突撃戦車、日本の試製四十七粍自走砲ホルなどが該当する。 戦車駆逐車(WWII米ソ) 主に、WWII期間中にアメリカで実用化されたGMC(Gun Motor Carriage)を指す。 GMCとは戦車駆逐大隊用のオープントップ式対戦車自走砲で、軽戦車以下の装甲防御が祟って想定通りの活躍はできなかった。 間接照準射撃による火力支援任務も行えたものの余芸に過ぎず、歩兵からも絶賛された突撃砲とは逆に失敗作だと判定されている。 とはいえ、M36ジャクソン/スラッガーのように一定の評価を得たGMCもあった。 ソ連ではSU-85を戦車駆逐車と称していた事もあり、中自走砲連隊以外に戦車駆逐大隊で運用されていた。 開発動機はティーガーI対抗で、高射砲ベースの51.6口径85mm砲D5-Sを採用している。 実際には貫徹力不足だったが、海軍砲由来の56口径100mm砲D-10Sに変更したSU-100であればパンターも含めて遠距離から正面撃破できた。 両方とも突撃砲形式のSU-122から派生した系譜だが、備砲は対戦車戦闘目的で転用・改造したものであり、やはり性格は駆逐戦車に近い。 冷戦時代にはSU-100の後継として、T-54ベースのISU-122-54が少数ながら配備された。 現代では、ソフトスキンや装甲車に対戦車ミサイルランチャーやAPFSDS対応の高初速砲を搭載した車両が戦車駆逐車と呼ばれる事もある。 アサルトガン(WWII米) ハーフトラックや戦車の主武装として榴弾砲を搭載した装甲戦闘車両で、一部はHMC(Howitzer Motor Carriage)に分類されている。 本来は戦車部隊に随伴して直接照準射撃による火力支援を行う構想に基づいて開発されたが、機械化歩兵や機甲偵察部隊にも配備されており、 大戦後半には先述したGMCと同様に間接照準射撃も実施するようになっている。 邦訳上は突撃砲とも称されるが、IV号戦車初期型や二式砲戦車ホイに近い車両で、任務も戦車の脅威となる対戦車砲の制圧や煙幕展張が主眼に置かれていた。 (※ただし機械化歩兵に配属されたアサルトガンは歩兵直協用で、機甲偵察部隊のアサルトガンは威力偵察の支援に充てられた)。 朝鮮戦争休戦後にアサルトガンという車種は消滅したが、後述する装輪戦車が現代におけるアサルトガンとして同一視される事もある (※LAV装輪装甲車の派生型には、スティングレイII軽戦車由来の105mm低反動砲塔を搭載した試作車があり、同車はLAV-Assault Gunとも称された)。 T30HMC M8HMC実用化までのストップギャップとして、M3ハーフトラックにM116パック・ハウザー(陸自呼称:75mm榴弾砲M1A1)を搭載した簡易自走砲。 試作番号のまま1942年1月に採用されたが、同年9月に本命であるM8HMCの量産が開始されたため、受領前にM3ハーフトラックへ戻された車両も存在した。 ドイツは同種の車両(Sd.Kfz.251/9等)を重宝していたが、米軍にとっては応急品でしかなく順次引き上げられて少数が自由フランス軍へ供与されている。 M8HMC M5軽戦車の車台に、M116パック・ハウザーをM2榴弾砲やM3榴弾砲へ改修してオープントップ式の全周旋回砲塔に収めて搭載した自走砲。 曲射も可能な構造で好評を博したものの次第に火力不足が顕在化し、機甲偵察部隊を除いてM4中戦車(105mm砲型)やM7HMCらに置き換えられている。 自由フランス軍やイギリス軍に供与されていて、後者からジェネラル・スコット(米墨戦争の国民的英雄ウィンフィールド・スコットに由来)と称された。 M4中戦車(105mm砲型) M4中戦車の派生型で、主砲をM101榴弾砲(陸自呼称:105mm榴弾砲M2A1)ベースのM4榴弾砲に変更している。 M8HMCの後継として戦車部隊に配備されて、75mm砲型や76.2mm砲型のM4中戦車による機動打撃や陣地突破を支援した。 原型と同様に生産途中でサスペンションはVVSSからHVSSへ切り替えられたが、弾薬サイズの問題で湿式弾庫の採用は見送られている。 M45重戦車(WWII後に中戦車へ分類変更) M26重戦車パーシングの派生型で、M4中戦車(105mm砲型)と同じM4榴弾砲を搭載している。 兵装重量が90mm戦車砲M3よりも軽量であるため、前面装甲の増厚(最大114.3mm→203.2mm)でバランス調整を図った。 第二次世界大戦には間に合わなかったが、朝鮮戦争で一部が実戦投入されている。 T30重戦車 ティーガーIIの対抗策として開発されたT29重戦車の派生型で、約40口径の155mm砲(T7→T7E1→T180)を搭載した。 開発の着手が1944年と完全に出遅れてしまった影響でテストベットに回されてしまい、当初の予定には無かったエンジンの換装も実施されている。 155mm榴弾の迅速な人力装填は困難で、半自動装填装置の導入や揺動砲塔(主砲の俯仰無く砲塔のみ上下させられる構造)へ換装する等の改良が試みられた。 対戦車自走砲/自走対戦車砲(WWI/II戦間期以降) 対戦車砲や高初速砲を軍用車両に搭載して、迅速な陣地転換と部隊の機動運用を可能にした自走砲。 成形炸薬弾(HEAT)による直射を前提とした搭載火砲(無反動砲や高低圧砲など)で対戦車戦闘を担う車両も含める場合がある。 両者はしばしば混同されるが、突撃砲は戦車と同様に歩兵直協兵器として出発して戦車迎撃も果たせるよう発達した経緯があり、対戦車自走砲みたいに最初から対戦車戦闘能力を重視していた訳でもなく、後から役割が被っただけである(III号突撃砲の携行弾薬で徹甲榴弾の占める割合は当初12%に留まり、対戦車戦闘も教範改訂前は止むを得ない状況のみとされた)。 Stridsvagn 103(WWII後スウェーデン) 縮めてStrv.103とも。直訳すると戦車103で、突撃砲(Stormartillerivagn)と称していない。 Sタンクの名で知られており、62口径105mmライフル砲L74を砲塔では無く車体に直接固定している。 あくまでスウェーデンは中立国であるので、国内の防衛用として開発された。 起伏の激しい土地なので、敵の進軍ルートが分かりやすく、待ち伏せし易い、ついでに傾斜装甲を採用しよう、と考えた結果がこれだよ! 撃ったらすぐ逃げる為、後部にも運転席があると言う、かなりの色物戦車である。 74式戦車に先立って導入された姿勢制御機構で稜線射撃も容易であり、突撃砲とは似て非なるものと言えよう。 なお同形式の後継車であるStridsvagn 2000は開発中止され、Stridsvagn 122(名前こそ違うが、ドイツのレオパルド2を輸入したものである)で置き換えられた。 装輪戦車(現代) 装輪装甲車の車台に大口径低反動砲を搭載した装甲戦闘車両。 あくまでも装甲車の一種だが、能力面から軽戦車や対戦車自走砲、火力支援用途から突撃砲として扱われることも多い。 装軌式装甲車よりも良好な戦略機動性や整備性が売りで、通常は威力偵察や治安維持の任務に就く。 管轄する戦闘兵科は国毎に異なり、日本の財務省は16式機動戦闘車を戦車に分類しようとした前科があった(26大綱で戦車の保有台数外とされた)。 アメリカのM1128機動砲システム(ストライカーMGS)や中国のPTL-02(砲兵科)及びZTL-09(装甲科)が突撃砲扱いされがちだが、G3MBT(戦後第3世代型主力戦車)との性能格差が著しく、WWIIの突撃砲のような戦果はまず望めないし、そもそも期待されてない。 各種メディアでの活躍 仮想戦記の陸戦場面では戦車部隊をメインに据える作品が多く、突撃砲が活躍する場面は非常に少ない。 八八艦隊物語外伝(鋼鉄のメロス)では四式突撃砲戦車がサムライソードと畏怖される程T-34やM4相手に奮戦していたが、駆逐戦車派生のラングもといIV号戦車/70のエンジンを換装してライセンス生産した代物で本来なら突撃砲に含まれない。 ガールズ&パンツァーでは歴女チームことカバさんチームがIII号突撃砲F型を使用。 ストーリー序盤~中盤ではチームの最大火力であり、大洗女子チームの文字通り「主砲」としてシリーズを通して活躍している。 また、OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」ではアンツィオ高校チーム副隊長カルパッチョの乗車として セモヴェンテ M41 da 75/18が登場。前述のIII突とド突き合い 一騎打ちを繰り広げている。 追記・修正は歩兵と共にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 借金で首の回らなくなった戦車 -- 名無しさん (2013-12-02 21 48 30) strv.103とかいくら国内の防衛用といっても撃退するのに攻勢にでる場面もあるだろうにどうするつもりだったんだスウェーデン陸軍 -- 名無しさん (2013-12-02 21 52 13) 対空アサルト突撃砲 -- 名無しさん (2013-12-02 22 52 10) 砲兵「これ砲兵のもんだから!」 装甲部隊「ぐぬぬ」→駆逐戦車誕生 縄張り争いはどこにでもあるってはっきりわかんだね ↑2 A 被弾率集計して、砲塔が高かったから廃止すれば被弾率下げれる B 全高考えたら待ちぶせに便利 C 砲塔に積むより強力な砲を積める あとは乱戦になったらどーすんのってのとメリットデメリット考えて+になるって判断したってとこだろーね まあスウェーデンはビケンドラケングリペンと戦闘機も独自路線だし(普通はスラストリバーサーを戦闘機に積まんよな・・・) -- 名無しさん (2014-04-09 01 45 06) 撃破数を稼げたのは「撃破する相手が山ほどいたから -- 名無しさん (2014-04-10 23 39 45) 間違えました。撃破数を稼げたのは「撃破する相手が山ほどいたから」でもあるよね。二つ目の理由に被るけど。 -- 名無しさん (2014-04-10 23 42 10) ↑理想は米軍の戦闘機パイロットみたいに「エースは少ないけど、その下の2~3機落としてるヤツいっぱい」状態だわな 質と量が伴ってるから、旧式化したら下げてパイロットもローテーションで休ませて -- 名無しさん (2014-04-10 23 42 41) こんなにホモネタなかっただろ当初は。いちいち(無茶振り)とかオウ〜〜とか気持ち悪い。気色悪い記事になったな。 -- 名無しさん (2015-01-13 08 20 14) 軽視されがちだけど戦車の天敵は砲兵なんだよな。砲火力が排除されていない状況での機動突破なんて危険極まりない -- 名無しさん (2015-01-13 08 34 55) ↑2 バックアップ見たら最初からだったよ -- 名無しさん (2015-01-13 08 37 39) なるほど、わからん -- 名無しさん (2015-01-15 01 37 05) WWが多いと草生やしてるみたいwww -- 名無しさん (2019-04-07 10 07 27) 何!? Ⅲ号突撃砲のにょきっと伸びているあの砲、あれが砲塔ではないのか!? 砲塔とは……砲塔とは……いったいなんだ!? -- 名無しさん (2021-05-14 15 02 15) 単独で旋回できるのが砲塔、車体に直接くっついて旋回できないのは「砲郭(ケースメイト)」 -- 名無しさん (2024-05-29 18 22 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52956.html
登録日:2023/01/03 Tue 22 28 46 更新日:2024/03/20 Wed 11 44 17 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 おチリちゃん まいど! チリちゃん(戦車)やで やわらか戦車(時代比) カチカチ戦車(当社比) チリ 三菱 中戦車 五式中戦車 兵器 半自動装填装置 大日本帝国 太平洋戦争 戦車 日本 決戦兵器 第二次世界大戦 自動装填装置 試作機 試製五式中戦車 軍事 革新的ポインツ 五式中戦車 チリとは 大日本帝国が開発・試作した最後にして最強(当社比)の戦車である。 ただし量産の目途が立たないままに試作段階で終戦を迎えたため、厳密に言うと「試製五式中戦車」と呼ぶのが正しいかもしれず、書籍やwebサイト等でもそっちの表記が使われている場合もある。 ▽目次 【どんな戦車?】 【性能】「走」 「攻」 「守」 【開発経緯】 【活躍】 【余談】・「88mm砲搭載?」 ・「オイオイオイ」「影響受けてるわアイツ」 【バリエーション】「チリII」 「ホリ車(試製五式砲戦車)」 【フィクション作品】ゲーム 【どんな戦車?】 冒頭でも触れたが、第二次世界大戦において日本陸軍が開発した最後の中戦車であり、戦争を通じて陸軍の主力だったチハたん即ち九七式中戦車、その末弟にあたる戦車こそがこのおチリちゃんである。 チトこと四式中戦車は、ほぼ同時期に開発されていた、いわば兄弟機にあたる。 チハたんとは分類こそ同じ「中戦車」だが、主砲口径は約1.5倍、車体重量は約2倍、正面装甲厚に至っては3倍となっているなど、性能インフレが非常に激しい。 これは世界の中戦車界(?)のインフレに合わせたためで、列強の戦車に比べて圧倒的に立ち遅れていた日本戦車の性能を一気に引き上げるべく、大幅な技術的ステップアップを目指して開発された、まさしく期待の新星だった。 なのでそれまでの日本戦車には見られなかった新技術やノウハウがふんだんに使用されており、様々な部分で他の日本戦車とは一線を画する革新的ポインツが多々みられる。 【性能】 「走」 五式チリちゃんの革新的ポインツその1。 それまでの日本戦車は、伝統的にディーゼルエンジンを採用してきた。 ディーゼルはガソリンエンジンに比べて重い!デカい!その割に出力が低い!取り扱いが難しい!と難点も多いのだが、燃費の良さやトルクの大きさ、被弾時の引火しにくさなどの長所もあり、そちらが買われたためだった。 しかしフル装備でも16tに満たなかったチハたんに対し、五式は本体重量だけで35tを越えるヘビィ級。シャーマンやT-34とほぼ一緒なのにヘビィ級?とか言わないように その重量を軽快に動かせるレベルの高出力ディーゼルはいまだ完成してなかったため、五式では日本中戦車としては初めてガソリンエンジン、具体的には川崎重工製の液冷V型12気筒エンジン「ハ9-II乙」の改修型を搭載することになった。 これは川崎が主に陸軍航空機向けにライセンス生産&改良してきたドイツBMW製の液冷/水冷エンジン、いわゆる「ベ式発動機」シリーズの(ほぼ)最終モデルを戦車用に改修(*1)したもので、既に航空機用としては旧式化していたが、その出力は貫録の550馬力に達する。 改修の際になぜか(*2)重量が爆増(0.6t→1.9t)しているのが気になるが、それでもチリちゃんのグラマラスボディを動かすのに十分な出力を持ち、エンジンパワーに対する車重、即ち出力重量比は1tあたり15馬力超。日本中戦車の中では最強を誇る。 さらに日本戦車のもう一つの伝統だったムカデめいた懸架装置、いわゆるシーソー式ダブルボギーサスも大胆に廃止。世界的流行となっていたトーションバーサスペンションの採用に踏み切った ……のだが、開発中にトーションバー機構の研究者だった博士が事故死するというまさかの事態が発生し目論見が破綻。結局従来型のサスペンションで我慢することになってしまう。 しかしチハたんなどから得た運用データを反映した改良はきっちり施され、左右それぞれが全ての車輪を一つのサスで連動させていたそれまでの方式を改め、それぞれをさらに前後に分割して独立させた。 これによりシーソー式の欠点だった「登攀性の低さ」「耐ダメージ性の低さ」などがある程度改善されている。 またトランスミッションも非常に野心的な設計で、世界的にもかなり最先端、日本戦車としては無論初めてのオートマチック・トルクコンバータ機構を搭載……する予定だったのだが、これまた技術不足で開発に失敗。 結局は旧来の操作系の発展強化型となったのだが、それでもシンクロメッシュギア(現代のMT車のトランスミッションにも使われている高度なギア)の変速機や、操縦系の油圧補助装置など、世界水準に近づけるためかなりがんばった事が読み取れる。 「攻」 日本陸軍の誇る最新型75mm砲「五式7センチ半戦車砲I型」を主砲として搭載。 日本戦車のそれまでの戦車砲と違って対戦車戦重点なだけあって、1000mの距離で約110mmの装甲を貫徹できる強力な貫通力を持つ。 これはチハたんや一式中戦車のような従来の日本戦車はもちろん、米帝擁するかのM4シャーマン(75mm砲搭載型)すら上回り、対ドイツ戦車仕様の76mm砲搭載型シャーマンとほぼ互角レベルに達する。 またこの砲の最大の特徴は何と言っても、チリちゃんの革新的ポインツその2こと「自動装填装置」の搭載にある。 高速かつ省力で砲弾を装填できる戦車用自動装填装置は、大戦中各国で研究・試作されてはいたのだが、量産型への搭載を実現させた例は依然無く、この点においてはまさしく世界に先んじた一大快挙であったと言える。 ……はずだったのだが、当初予定されていたベルト給弾式のハイテク自動装填装置は、やはりというべきか技術的ハードルが高すぎて早々に頓挫。 それでも一応「自動装填装置」自体は搭載されたのだが、これはかなり機能が限定的な……というか、 ~砲弾装填の流れ~ ① 即応弾の弾薬庫/弾薬架から砲弾を取り出す ② 砲尾(砲のお尻)に持っていく ③ 尾栓(砲弾の装填部分)を開く ④ 砲弾を入れる ⑤ 尾栓を閉める << 発射! >> ⑥ 尾栓を開いて砲弾の薬莢を排出する この内の③~⑥を自動化しただけの装置で、しかも大抵の戦車砲で③⑤⑥はもともと自動化されているため、厳密に言えば④だけを自動化したのが五式の「自動装填装置」であると言える。 なので①~⑥まで全てを自動で行う、現代的な意味での「自動装填装置」とはかなり意味が異なる(*3)。 ※チリちゃんの自動装填装置の詳細(クリックで展開) 五式の自動装填装置は、おそらく製造元が同じ海軍の高射砲(八九式12センチ7高射砲とか、あるいはそれを基に開発された陸軍の三式12センチ高射砲とか)の自動装填装置を基にしたものと考えられている。 これは普通の大砲の砲尾に砲弾を乗せるお皿、通称装填トレーを搭載し、弾を発射するとその反動の一部を使って機械を動作させ排夾(薬莢の排出)を行い、同時にトレーの上に載っている次弾を自動装填してくれる……という、一般的に「半自動式装填装置」あるいは「装填補助装置」などと呼ばれるタイプである。 原理的にはものすごくシンプルなオートマチック拳銃みたいなものだと思えばまあよろしい。 この技術自体は大戦時には各国で確立されていたのだが、 ・これ単体では連射速度の向上にあまりつながらないし、装填手を省略もできない ・その割に搭載スペースはがっつり取る ・搭載場所の都合上、砲塔が巨大化するか砲の可動範囲が狭くなるかの2択になる ・構造が複雑化し、信頼性にも悪影響が出る ・装填中の砲弾の交換(徹甲弾→榴弾とかの弾種交換)が難しくなりがち などなどメリットのわりにデメリットが大きく、量産型戦車への搭載例はほぼなかった(砲弾が重すぎて人力装填しにくい自走砲では結構ある)。 そして砲の連射速度に関わってくるのは圧倒的に①②の部分なので、そこが人力のままの五式では、実は装填速度という点では完全手動と大差なかったりする。 しかし「砲の中の発射可能な1発、トレイに乗せた1発、装填手が抱えた1発」の最初の3発に限ってはかなり高速で連射することが可能(普通の戦車砲はトレーがないので1発少ないし、装填も人力な分遅い)なので、いわば3点バーストが可能な戦車である……と言うとなんかすごくかっこいい気がする。 またもう一つの特徴が、中戦車としては非常に珍しい「副砲」を搭載していること。 中戦車の副武装といえば、一般には歩兵などに対応するための機関銃が圧倒的多数派なのだが、五式の場合はなぜか車体正面に「一式37mm戦車砲」を装備しているのだ(機銃もちゃんとあるよ!)。 しかしこの副砲は時期的には明らかに中途半端な代物で、対戦車用としては全く貫通力が足りないし、榴弾威力もせいぜい手榴弾の1.5倍ぐらいでしかない。 よって戦車や火力陣地相手なら主砲の出番だし、軽装甲車両や航空機を目標とするなら大口径機関銃や機関砲のほうが効果的なはず。 というかこの副砲、実は開発段階になっていきなり要求仕様書に乗せられていて、その前の検討会などでは議論された形跡がほぼないため、いまいち搭載意図がはっきりしていなかったりする。 というか関係者ですらイマイチその意図をわかっていなかったらしく、開発中に「まあ主砲を撃つのがもったいない目標に対して撃てるし経済的じゃね?」とか「いや不格好だしそもそも固定砲だし使いづらいって絶対……」等と活発な議論が交わされていたほどである。 そういう議論って搭載する前にするもんじゃないの? まあ現実的な理由があるとすれば、おそらく当時の日本陸軍が脅威として認識していたアメリカの「M6重戦車(*4)」が同じく37mmの副砲を搭載していた(ただし砲塔に主砲同軸としてだが)ため、そこから「重戦車と言えば副砲が常識なんでしょ?」と思い込んでいたから‥‥‥とかだろうか? 「守」 『日本戦車の装甲を盛るな高校校歌』 作詞作曲 : 大日本帝国陸軍省 演奏 : 陸軍戸山学校軍楽隊 旭日が昇る丘の上 日本戦車の装甲を厚くするな 若き(※:戦車兵の)生命を炎と燃やし 正面装甲など75mmで充分だ 露助の重戦車KV-1(※:1939年完成)と互角だぞ おゝ大和魂 弾薬庫in砲塔バスル(※:側面装甲35mm)で高速装填だ 被弾誘爆は気にするな おゝ心頭滅却 図体デカいけど大丈夫だ ティーガーII(※:正面装甲230mm)よりゃギリ小さい おゝ八紘一宇 靖国へと今旅立とう この防御力でIS-3やM26やセンチュリオンと殴りあえってマジか おゝ 日本戦車の装甲を盛るな高校 いざ進め 日本戦車の装甲を盛るな高校 (※:コーラス) 【開発経緯】 記事冒頭で述べたように、チリちゃんこと五式中戦車は戦中日本中戦車の最終到達点であり、チハたんツリーの到達点である。 しかしそもそもはチハたんの後継機として作られたわけではなく、厳密にはチハたんの直系ライン(一式中戦車→三式中戦車)とは別の出発点から生まれた戦車だったりする。 具体的に言うと、ミッドウェーで海軍が大敗して戦局が折り返しつつあった1942年の9月頃、陸軍で「長砲身57mm砲を搭載した固定戦闘室(*5)の駆逐戦車」として新たに構想された「新中戦車 乙」プランこそが、五式の最も古いオリジンである。 ちなみにこの時、通常の砲塔に長砲身47mm砲を搭載した「新中戦車 甲」案も同時に誕生しており、こちらが後の四式中戦車 チトになる。 しかし1942年の9月と言えば、列強各国では既に T-34(正面装甲80mm、主砲口径76.2mm、貫通力70mm)(*6) IV号戦車G型(正面装甲80mm、主砲口径75mm、貫通力80mm) M4A1シャーマン(正面装甲85mm、主砲口径75mm、貫通力70mm) といった強力な中戦車の量産・配備が始まっていた頃。 それらに対して貫通力60mmの57mm砲を搭載した砲塔無し戦車程度では対抗できるわけもなく、そうした新型戦車の情報が入るにつれ、この新戦車乙型プランはどんどん拡大・強化されていく。 そして最終的には翌1943年の中ごろ、 ●・基本重量は35t程度 ●・主砲に1000mで80mmの装甲を貫通できる長砲身75mm砲、あと小口径の副砲を1門搭載。 ●・バスケット(*7)付きの砲塔を車体中央に装備し、さらに主砲用の完全自動ベルト給弾式装填装置を内蔵。 ●・装甲厚は車体正面75mm(傾斜部は50mm)、側面35mmで、避弾経始を重視する。 ●・エンジンは600馬力級ガソリンエンジンで、履帯幅は600mm。速度は40km/hが出せる。 ●・操縦系には油圧サーボの操縦補助機構を搭載。 ●・整備性の向上のため各所に工夫。 などといった目標諸元がまとめられ、「チ」ュウセンシャ・「リ」型、即ち「チリ車」の開発が具体的にスタートしたのだった。 ……がしかし、この1年の間に列強各国の戦車はさらなる進化を遂げており、特にその2大トップであった独ソ両国では パンター(正面装甲140mm、主砲口径75mm、貫通力150mm) T-44(正面装甲180mm、主砲口径85mm、貫通力105mm) などの激烈な性能を持つ中戦車が既に完成していたのだった。 そして米英でもこれらの新型中戦車(あるいはちょっと前のティーガーIとか)を知ってあわてて対抗できる新型戦車の開発に乗り出しており、そこに五式中戦車をぶつけたところで、もはや全く勝ち目がないのは明らかだった。 つまり身もふたもないことを言うなら、日本中戦車にて最強……である五式中戦車は、性能的には生まれる前から死んだも同然だったのだ。 しかしだからといって諦めてしまえばそれこそ列強との格差は開くばかりであり、開発担当の陸軍第4技術研究所&三菱重工では必死の努力で開発が続けられた。 だが車体正面装甲50mm、主砲口径47mm、貫通力50mmの一式中戦車ですらやっとの思いで完成させたばかりの陸軍技術陣にとって、大幅なスケールアップに加え、新技術も多用された五式中戦車はあまりにも技術的ハードルの高い代物だった。 このため ●・ベルト式自動装填装置をあきらめ、簡易的な半自動装填装置に ●・避弾経始の徹底をあきらめ、主要装甲部は垂直構成に ●・スタビライザー(砲を安定させて命中精度をあげる装置)の搭載を断念 ●・トーションバーサスペンションをあきらめ、従来型のシーソー式ダブルボギーに ●・トルクコンバータ式オートマをあきらめ、従来の乾クラッチ式マニュアルに などと妥協できる部分はことごとく妥協していったのだが、それでも開発は長引き、ようやく試作車の走行試験が可能になるレベルまで到達したのは1945年の3月だった(本来はこの辺が完成予定時期だった)。 さらには肝心の主砲、というかその半自動装填装置が(妥協したにもかかわらず)いまだ不具合だらけであり、したがって砲塔構造の詳細も詰められないまま……と、戦車自体の完成には依然として程遠い状態だったのである。 だが戦局は既に絶望的で、日本全土が戦略爆撃によって製造施設も流通インフラもズタボロにされつつある状態だったため、このあたりで五式の開発は実質的に「間に合うわけがない」と完全凍結されたらしく、ここからほぼなんの進捗もないまま終戦を迎えることとなった。 終戦後は他の試作兵器と同様にアメリカ軍に接収され、メリーランド州のアバディーン試験場で「45t試作戦車(*8)」として各種調査を受けた後、最終的にスクラップとして廃棄されたらしい。合掌。 【活躍】 「こんな未完成戦車に活躍の記録なんかありえませぇええん!」 ※「なんだとぉ・・・」(クリックで展開) と、1行で済ませるのも寂しいのでちょっとIFを考察してみると…… まず試作中の時期(1945年3月)に量産が開始されていたり、同じく試作中だったりした同期の列強戦車と比べてみると M26パーシング(車体装甲140mm、主砲口径90mm、貫通力140mm) センチュリオン(車体装甲130mm、主砲口径76.2mm、貫通力150mm) T-54(車体装甲240mm、主砲口径100mm、貫通力160mm) とあまりにも絶望的な性能差があるので、正直同期たちと戦っても全く活躍はできなかっただろう(しかしチハVSシャーマンよりは相対的にマシだったはず)。 だがもし五式が実戦に間に合うレベルで量産体制に移れていたとしたら、実戦での相手はおそらくほとんどが既に配備されていた米英のシャーマン、あるいはソ連のT-34などとなっていたはず。 これらが相手なら、75mm砲搭載のシャーマンやT-34に対しては互角から微有利、76.2mm砲搭載のシャーマンやT-34-85相手でも互角に近い戦いができたはずである。数という最大の問題を考慮しなければだが。 ただしある程度リアリティのあるIFを想定するとなると、おチリちゃんは活躍どころかそもそも量産されていなかった可能性が非常に高い。 その理由は、兄弟機である四式中戦車チトの存在である。 五式と四式は装甲厚も主砲の貫通力も同じ(*9)なので、実戦レベルでの戦闘性能・運用性能の差は 主砲の自動装填装置がない 副砲を搭載していない 出力の劣るディーゼルエンジン搭載 というぐらいでしかなく、しかもこれは現実的に考えると 主砲の自動装填装置がないので、信頼性が高く、車体や砲塔が小さくなって露呈面積も下がる 副砲を搭載していないので、防御上の弱点が少ない ディーゼルエンジン搭載なので、燃料の調達が容易(*10) などといったかんじで、むしろチトの長所とすらみなしうる。 というか史実でもこの事実は当然認識されており、1944の4月、四式にチリの主砲とほぼ同一(自動装填装置がないだけ)の「五式7センチ半戦車砲II型」の搭載が決定された時点で、明らかに「本命」は四式一本で絞られていたらしい。 その後も技術検証を兼ねてか五式の開発自体は進められていたようだが、ぶっちゃけそれほど期待もされていなかったようで、1945年初めには既に生産・配備の予定すらなくなっていた。 やっぱ生まれる前に死んでるじゃねーか! 【余談】 ・「88mm砲搭載?」 一部の資料では「実は88mm砲を搭載する予定があったのでは?」とされ、ゲームなどでもよく登場するが、実際にはチリに関する会議などの議事録はかなり残されているにもかかわらず、そういった計画の記録は全くない。つまり事実無根である。 ではなんでこうした説が出回ったのかと言うと、どうも 「75mm砲搭載にしては砲塔デカすぎるだろコレ……」 →「もう一回り大きな砲をのせるはずだったんじゃないの?この88mmとかさ……」 →→「そうか!チリは88mm砲(九九式8センチ高射砲?)搭載戦車だったんだ!」 という、ネットとかにありがちな伝言ゲームの結果らしい。 実際、直径2mを越えるチリのターレットリングは88mmどころか120mmクラスの砲を乗せてもおかしくない大きさだが、これは素材強度の不足や自動装填装置の重さのために止むを得なかったためで、高初速88mm砲の反動を受け止められるようには無論できていない。 また砲塔自体がクソでかいのも、前述したとおり自動装填装置がものすごく内部スペースを食うためであり、大型砲の搭載を前提としたためではない。 ・「オイオイオイ」「影響受けてるわアイツ」 日本戦車ファンにはおなじみの150t級試作重戦車、通称オイ車。 開発コストを盛大にドブにすてたと揶揄されがちなオイ車だが、実は五式の開発には、オイ車の開発過程で得られた経験が結構反映されていたりする。 最も顕著な点としては、例えばお揃いのエンジン(オイ車はダブルエンジンだが)などが挙げられるが、それ以外にも履帯やサスペンションの基礎構造部分など、各所で明らかにオイ車の影響がみられるのだ。 すごいや!やっぱり岩畔大佐は正しかったんだ! 【バリエーション】 「チリII」 エンジンを500馬力級の新型試作ディーゼルエンジンに換装したタイプ。 副砲は無く、五式七糎半戦車砲の携行弾数も100発から66発に減少したことで、全備重量がI型の36~37トンに対して35トンに収まった。 出力はやや下がったものの、扱い慣れたディーゼルにしたことで整備性や補給性は大きく改善された……と思われる。 推定なのはもちろん完成しなかったからである(試作すらされず、計画のみ)。 「ホリ車(試製五式砲戦車)」 砲塔をやめて固定戦闘室にし、新型の105mm砲を搭載したタイプ。 パンターに対するヤークトパンターのような存在(というか設計コンセプトを含め、明らかにそのパクリである)だが、バリエーションというか同一の車体を使っただけの新型駆逐戦車と言った方が近いかも。 五式の開発が具体化した1943年の時点で、「75mm砲では多分将来的に対戦車線で力不足になるが、旋回砲塔では75mm以上の砲をろくに使えないだろう」と判断されたため、「なら旋回砲塔じゃなければいいじゃん!」という発想の下に開発が始まった。 つまり五式とほぼ平行で開発が進められていたのだが、肝心の五式の開発が遅れていたため、こちらもろくに捗らず、結局はペーパープランで終わっている。 【フィクション作品】 史実に基づく限りでは日本軍最大最強の中戦車なので、第二次大戦を舞台にした戦略SLGなどでは割とよく登場する。 しかし主砲が75mmではどうにも時期的にインパクト不足なせいか、88mm砲搭載型にされてしまってることが少なくない。だから事実無根だって言ってんだろ!? ゲーム 『World of Tanks』 最大手の戦車TPSとして知られる当作品では、日本MT(中戦車)ツリーの名物戦車「Type5 Chi-ri」として(いろんな意味で)名高い。 五式最大のユニークポイントと言える自動装填装置は、「3発装填のオートローダー(*11)」という形で反映されており、これによる3連射の高い瞬間火力が持ち味。 一方で最大75mm厚の装甲は、やはりというかtier7MTとしてあるまじきレベルの紙装甲。正面どころか全身余すところなくペラペラなので、(敵の)自走砲からも大人気である。 格下戦車の通常弾ですらほぼ弾けないため、防御手段は回避に頼るしか……と言いたいところだが、なぜか史実の計画よりも砲塔がクソ重いせいで機動性が低く、かつMTとしてあるまじき隠蔽性の低さを誇るため回避にも頼れないのが困りもの。 その長所である瞬間火力を発揮しつつ生き残り続けるには、熟練の技量と、(少なくとも終盤までは)断固として前線には立たぬ!撃つなら俺以外を撃て!と割り切る鋼の心が不可欠。 ※「追記:修正するんは文章できてからがキッツイねん(*12)」「……でも自分は違うやろ?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「ども!チリちゃんやで」と言うまでもなく頓挫した水子 -- 名無しさん (2023-01-04 04 08 17) もし実践投入されていたとしたら副砲は現地判断でとっぱずされていたろうな -- 名無しさん (2023-01-04 08 36 11) 惑星WTでは遮蔽物に向けて一発外すと相手がノコノコ出てくるので意外と強いアイツ。チヌⅡの方がもっと強いのは内緒 -- 名無しさん (2023-01-04 08 41 59) 唐突な盛るな高校で吹いた -- 名無しさん (2023-01-04 11 32 22) 追加修正に注釈入ってんなと思ったらポケモンのチリじゃねーか! -- 名無しさん (2023-01-04 23 00 18) 合いの手でも何でもない場所で素が出る校歌で耐えられなかった -- 名無しさん (2023-01-05 15 41 54) 追記修正で草生やした。チリ自体は何の活躍もできなかったけど、そこから61式、74式…と発展したから意味はあったと思う。思いたい。 -- 名無しさん (2023-01-15 13 00 38) 37mm榴弾は一見ショボいように見えて殺傷半径の存在は結構大きくて敵のちょっとした陣地・防盾付き対戦車砲に対する制圧力という点では7.7mm車載重機より圧倒的に高く有効射程も長いんで、車載重機より更に制圧力を求めた代替としての37mm砲は十分にアリ。ルノーFTの37mm短砲身砲搭載型の頃から小口径砲の榴弾による制圧は意外な程期待されてきたし九五式軽戦車の37mm砲もそれだった。長砲身だから対戦車用と誤解されがちだけど多砲塔戦車やM3やM6が37mm/45mm副砲を持ったのも対戦車用より陣地・対戦車砲との対決を考えていて対戦車用にも使えるのは副次的なものだった -- 名無しさん (2023-07-19 01 41 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/makioka-nst/pages/4.html
栄養不良を発見し対処するために栄養学的スクリーニングとアセスメントが必要 スクリーニング 栄養不良のリスクを有する患者を特定する。入院時に全患者に実施する。 栄養不良のリスクを有する患者: 全員にアセスメントを実施する。 ・慢性疾患の既往 ・糖尿病 ・胃腸疾患 ・慢性腎不全 ・COPD ・癌 ・免疫不全 ・精神障害 ・高齢者 アセスメント 入院時スクリーニングで拾い上げられた場合、リスクを有する場合に実施する。 栄養状態のアセスメント ・主観的包括的評価(SGA) ・身体計測 ・生化学的アセスメント
https://w.atwiki.jp/pygs/pages/89.html
宝物(小)を発見しました! ◆ ○/ /| /\ / \
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44501.html
登録日:2020/03/30 Mon 23 14 09 更新日:2024/09/20 Fri 00 44 04NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 17ポンド砲 MBT イギリス イギリス陸軍 センチュリオン ベストセラー 中戦車 主力戦車 兵器 冷戦 名機 戦車 第1世代主力戦車 第二次世界大戦 紅茶 英国面 英国面のライトサイド 軍事 重巡航戦車 「センチュリオン」とは、第二次大戦末期にイギリスが開発し、戦後から冷戦期にかけて活躍したステキな戦車。 Centurion(センチュリオン)という名前は、古代ローマにおける軍の階級(というか役職というか)である、ラテン語「Centurio(ケントゥリオ)」の英語発音。日本語だと「百人隊長」などと訳される。 【どんな戦車?】 突然ではあるが、「第二次世界大戦の戦車!」と言われてとっさに皆様が思い浮かべる戦車はなんだろうか? ドイツのティーガー?パンター?IV号? ソ連のT-34? アメリカのM4シャーマン? 日本のチハたん? そしてこのあたりで何か別の事を思い浮かべないだろうか? 「あれ?イギリスは……?」 と。イタリア?犬の餌にでもしろ そう、第二次世界大戦におけるイギリスには「これこそイギリス戦車!!」と呼べるような戦車がどうにも出てこないのである。 これは単にイメージばかりというわけではなく、実際に各国が大戦中に主力とした中戦車の生産数を比べてみても、 IV号……約8000両 パンター……約6000両 M4シャーマン……約49000両 T-34……約58000両 チハたん……2133両 といった具合にチハ以外凄まじい数が作られているのに対し、イギリスの国産戦車では、最も数が作られた巡航戦車(他国で言えば概ね中戦車に該当する)「クルセイダー」ですら4000両程度でしかなく、これは輸入したシャーマン(約5000両)にすら劣る数である(*1)。 というのも大戦中のイギリスにおける巡航戦車の開発は不手際と不運と不具合のトリプルパンチにより、決定的に「頼れる」戦車がついにできなかったのである。 ※ 第二次世界大戦時の栄光ある英国巡航戦車達(クリックで展開) 「カヴェナンター」 車高を低くし過ぎて容積が足りず、エンジンとラジエーターを前後に分散配置して対処しようとするも英国面と化す。冷却能力不足によるオーバーヒートに悩まされたうえ、両者を繋ぐ配管が乗員の真下を通過する都合上「乗員が車より先にオーバーヒートする」欠陥車。しかし大戦勃発が秒読みだったので性能評価試験すらせず大量生産し、見事に裏目に出た。 「クルセイダー」 カヴェナンターと並行開発され、多くの部品を共通するエンジン違いの兄弟。採用実績豊富なリバティエンジンはオーバーヒートこそしないもののいかんせん古くて非力で車両が重すぎ負荷かかり過ぎ。おかげで「整備後3日の内に故障しなければ、それは奇跡」とすら言われた劣悪な信頼性の上、装甲・火力共にドイツのIII号戦車に負けていた。 「キャバリエ」 クルセイダーの時点でも非力だったリバティエンジンを再登板。多少の改良はされたが小手先に過ぎず、クルセイダーより重い車両なので言うまでもなく信頼性・パワー共に劣悪。観測や訓練にしか使えなかった。 「セントー/クロムウェル」 キャバリエの駆動系を改修し、懸念のエンジンは後述するミーティアの投入でようやく解決。……と思ったら今度は小型なせいで大火力の砲が装備できず、進化したドイツ戦車の装甲に対しては完全に力不足に。 「センチネル」 本国と比べて生産設備の劣るオーストラリアでも量産可能なコンセプトの下、米軍のM3中戦車と部品を共用化する設計の巡航戦車で、スピードこそ40㎞/hと標準的だが足回りの生産性や信頼性は悪く無く、前面は65㎜厚の鋳造傾斜装甲を有し、攻撃面では25ポンド榴弾砲や17ポンド対戦車砲が搭載可能で大戦全期間を通じて英国戦車最強の攻撃力を有するにも拘らず30t級に重量を抑えた佳作戦車。ティーガーやパンター相手でも有利とまではいかなくとも、何とか対抗可能な性能を有していたのだが、攻撃力は劣るも米軍との部品共用が可能なM4中戦車の輸入の目途が立ったことから製造中止に。 「チャレンジャー」 だが英国紳士は諦めないっ!クロムウェルの車体を拡げて強力な砲を搭載しようとするも開発が超難航。完成したのは1944年になってからで、しかも同じ砲を搭載する急造品「シャーマン・ファイアフライ」に性能面で完敗。 そんな有様であったのだが、しかしこれらポンコツいまいちな巡航戦車達の開発・生産は、決して時間と資源と資金と紅茶の英国的浪費のみで終わったわけではない。 これらの失敗をしっかりと血肉にし、戦訓や他国の戦車達の長所を取り入れながら完成した英国戦車の決定版…それが参謀本部ナンバーA-41こと「センチュリオン」なのだ。 【性能】 「走」 エンジンは、クロムウェルやコメットに採用されたロールスロイス製V型12気筒ガソリンエンジン「ミーティア Mk.IV」を搭載。 これはスピットファイアをはじめとしたイギリス航空機に使われRAFを支えた傑作「マーリン」エンジンを戦車用に改良したもので、良好なトルクと優れた信頼性を併せ持つ。燃費のことはおいておこう。 駆動系、つまり戦車の足回りはクロムウェルやチャーチル歩兵戦車などに採用実績のあるメリット・ブラウン式ギアを採用。 旧式のクラッチ・ブレーキ式に比べギアの負担が小さくて信頼性が高く、きびきびした動作が可能。停車中なら「超信地旋回(左右のキャタピラをそれぞれ前後逆に動かして行う高速その場旋回)」もできる。 車輪を支えるサスペンションにはそれまでの巡航戦車で一般的だったクリスティー式ではなく、チャーチルと同様の水平バネ型ホルストマン式が用いられている。構造的に言うと中期型シャーマンのものに非常に近い。 これは車体に外付けできる独立した連成懸架サスペンションで、むきだしのサス部分が被弾などで破損しやすい一方、それ自体が装甲として機能するため防御力が高いという利点がある。 また転輪が2個1組で並んでいるため、1つにダメージを受けても2輪が使えなくなるだけで済み、耐ダメージ性も高い。おまけに個々の装置が小さいため、破損したサスを交換するのも簡単で整備性も高い。 総じて高速走行にはあまり向かないが、逆に地形への追従性は高く、不整地や急な坂道などでも平気で走行が可能である。 エンジン出力600馬力に対し戦車重量は約47tなので、出力重量比(戦車1tあたりのエンジン馬力。基本これが高いほど機動性が良い)は12.7馬力とそれほど高いわけではなく、最高速度も時速34kmとあまり重視されていない。 しかし実際の戦車戦で重要なのは、最高速度よりもむしろ急加速/急停止などといった「運動性」の方であり、この点に関しては非常に優秀。 また前進速度に対して後退速度を非常に速くしてある特徴で、急速後退しながらの砲撃や、遮蔽物から出たり戻ったりするのも得意。 総じて「走」の部分に関して言えば、巡航戦車よりはむしろ歩兵戦車、特にチャーチル系のそれをダイレクトに継承したものとなっている。 つまり端的に言えば「最高速度を犠牲に、運動性と地形対応力を優先した」感じの方向性であり、これが戦後センチュリオンが高く評価された大きな一因となった。 ただしそうしたトルク・瞬発性重視設計の代償として燃費が極端に悪化しており、最高速度の遅さも相まって航続距離がとてつもなく短いという弱点も持ってしまった。 「攻」 主砲にはイギリスの誇る傑作対戦車砲「ロイヤルオードナンス QF 17ポンド砲」を採用。 これは1000mの距離で約150mmの装甲を貫通できる(APDS弾を使えば230mm超!)強力な砲で、常に対戦車火力不足に悩まされていたクロムウェルやシャーマンと違い、ドイツ重戦車との正面戦闘でも充分に有効打が望めた。 同じ17ポンド砲を搭載した戦車には、アメリカから大量購入したシャーマンを改造したファイアフライなどがいるが、車内の広さからくる装填速度の速さ、制振性(射撃後や停車後の振動を早く止める力)の高さからくる命中精度などの点ではこちらが勝っている。 一方でシャーマンやクロムウェルなどに搭載されているような車体機関銃は持たず、主砲防盾脇にボールマウント式(その名の通りボール状になっていて、全方位にグリグリ動かせるようにした銃架)の機関銃を1門搭載するのみとなっている。 「紅」 イギリス人であるからには当然イギリス紳士であるところの全戦車兵が待ち望んだ待望の装備、「電熱式湯沸かし器(ボイリング・ヴェッセル)」を英国戦車として(というか人類の戦闘車両として)初搭載。 この画期的装備のおかげで、エンジンさえ動いていればいつでもどこでもお湯を沸かすことが可能になり、わざわざ車外に出てお湯を沸かす隙をさらすことなく、車内で安全なティータイムが可能となった。我慢するという選択肢はない模様。(*2) ただしこれは紅茶専用に備え付けられたのではなく、消毒や調理など用途は多岐に渡るものであったし、当時の機甲師団における戦死者の約37%が車外にいた者だったことに対する対応策の一つであったことも留意する必要がある。 「VBE.NO.1」と名付けられたこれの操作には、「湯沸かし隊長(BV Commander)」という権威ある専用乗員が用意され、常に装置が万全に稼働するよう、いつでもどこでも乗員全員に淹れたての紅茶を提供できるよう、細心の注意を払うことが求められた。 あとついでに暇になる戦闘中などは主砲弾の装填や通信なども担当した。 「守」 車体正面装甲は実厚76.2mmの圧延装甲だが、ソ連のT-34に倣った傾斜装甲を大々的に採用し、垂直方向からの砲弾に対する実効厚は120mmを越える。 逆に砲塔正面は単純な垂直装甲(鋳造)となっているものの、こちらは素の厚さが127mmあり、車体同様の堅固な防御力を誇る。 要するに「正面から撃たれる可能性の高い部位は全て120mm以上の防御力」ということで、ティーガーIの正面装甲(垂直100mm)をも上回り、パンターに並ぶ防御力を獲得している。 若干気になるのは車体前方の真正面に弾薬庫(当たり前だが被弾すると砲弾が誘爆することがある)が設置されている点だが、実は現代に至っても戦車の弾薬庫配置に「これが正解!」という決定打は無く、「一番強固な装甲の裏側に配置する」というのもそれはそれでアリではある。 また弾薬庫にはシャーマン系の後期型に装備されていた「湿式弾薬庫」を採用。 これは「弾薬庫が燃えやすい?なら中に水(*3)入れとけばいいんじゃね?」という大変にシンプルな発想に基づいた弾薬庫で、原理は単純だが弾薬の誘爆率を劇的に抑えられる逸品である。 とまあそんな感じで、走・攻・紅・守いずれの要素においてもそれまでの主力であったシャーマンやクロムウェルを大きく上回り、ドイツのティーガーやパンターとも堂々真っ向勝負が可能な性能を実現した。 また単純なカタログスペックだけではなく、戦車として、というか大型兵器としてとても重要な要素である「拡張性」において非常に優れているのも特徴。 それまでのイギリス戦車はサイズギリギリの設計を強いられたせいで拡張性が低く、時代に合わせた改良すら施せないことが非常に多かったのだが、センチュリオンではその反省から ・ターレットリング(*4)をクロムウェルの60インチ(1524mm)、コメットの68インチ(1626mm)から一気に拡大して74インチ(1880mm)に。 ・車体容積を食わないホルストマンサスの採用や、乗員を4名に減らしたおかげで広々とした車内。 ・曲面をほとんど用いず直線によって構成され、追加装甲などで増厚しやすいフォルム などなど、様々な点で拡張性を重視した設計がなされている。 このため技術や時代に合わせて改良を施す余地が十分にあり、実際に幾度もの大改造を耐え抜いて長きにわたり運用され続けることに成功している。 【開発経緯】 センチュリオンの開発が始まったそもそもの原因は1942年9月、ドイツが誇るかの「ティーガーI」の登場にさかのぼる。 「この戦争での戦車の性能はまあうーん、重量が30tぐらいで、75mmクラスの砲を搭載って感じかな?最終的に?」と判断していたイギリス軍にとって、 ・戦闘重量57t ・88mm砲搭載 ・車体正面装甲100mm というティーガーのぶっ飛んだ性能はまさしく衝撃的だった。 当時イギリスが生産に入ろうとしていた「最新型」であるクロムウェル巡航戦車の性能は ・戦闘重量27.5t ・57mm砲搭載 ・車体正面装甲64mm といった感じであり、ティーガーと比べればほとんど大人と子供のような差があったのである。 そして1943年5月にかけての北アフリカ戦線での戦いにおいて、ティーガーは連合軍に対して暴虐的なまでの戦闘性能を発揮し、その矢面に立った連合軍戦車部隊を恐怖に陥れる。 このためイギリスは、ティーガーに対抗できる新戦車として、クロムウェルを全面的に再設計した ・戦闘重量36t ・77mmHV砲(*5)搭載 ・車体正面装甲76mm というスペックを持つ「A-34巡航戦車」ことコメットの開発に着手したが、ドイツはその時点でティーガーを上回る後継機を当然開発しつつあるはずであり、それを考えればこの性能でもなお不安があった。 よってコメットはストップギャップへ回されることになり、北アフリカ戦線の終結後の5月から行われた関係者会議では、 ・88mm砲を上回る貫通力の砲を搭載 ・88mm砲の直撃に耐える装甲を持つ ・重量は40tまでOK とティーガーを、そしてコメットをさらに上回る性能を持つ「A-41重巡航戦車」の開発が決定。これがのちのセンチュリオンとなる。 開発を担当したのは装輪装甲車なんかを作っていたAE社(宇宙世紀の方ではない)で、この時点ではまだ戦車の開発経験こそなかったが、A41の開発に当たってはそれまでのイギリスおもしろ戦車の開発・運用経験を存分に活用しつつ急ピッチで進めていった。 【活躍】 しかしヨーロッパにおける戦況の推移は開発当時の想定よりも早く、1944年2月には早くもドイツへの総反抗が開始された。 そして連合軍の対ドイツ作戦はいろいろとありながらも総じて順調に進んだため、完成したセンチュリオンがイギリス軍に引き渡されたのは1945年4月、つまりドイツ降伏のわずか一か月前となってしまった。 一応5月頭にはベルギー戦線に試作機6両が配備されたのだが、9日にはドイツが降伏したため当然ながら実戦を経験する間もなく、結局第二次大戦におけるセンチュリオンの履歴書はほぼ白紙で終わることになってしまう。 初陣をかっこよく決めそこなったセンチュリオンの真価は、しかし大戦終結間もなく始まった1950年の朝鮮戦争において発揮される。 この戦争では中朝軍の激烈な人海戦術に対し、国連軍側では戦闘の要として「盾」を担当する戦車の需要がひっ迫した。 しかし当時の国連軍側が保有していた戦車は 「M4シャーマン」 言わずもがなの大戦中の主力となった戦車だが、この時代では既に防御力が不足気味だった。 「M26パーシング」 防御力と火力は抜群だったが、出力重量比が低く足回りにも問題があって半島の地形に対応できず、特に攻勢時には「M4の方がまだマシ」とすら言われてしまう。 後にアメリカは走行系を改良して機動力の改善を図ったM46パットンを投入している。 「M24チャーフィー」 大戦中に使われていた軽戦車。機動性はあったが、所詮軽戦車なので火力・装甲ともに明らかに力不足。 と微妙にかゆいところに手が届かないラインナップであり、そんな中でイギリス陸軍第8王立アイリッシュ軽騎兵連隊が投入したセンチュリオン(当時はMk.III)は 「パーシングと同等以上の装甲」 「パーシングよりさらに高い攻撃力」 「シャーマンやチャーフィーを上回り、急斜面でも平気で動ける高い走破性能」 「地雷を踏んだり水田で故障したりしても、すぐ交換できるホルストマンサス」 などすべてにおいてジャストフィットする高性能を発揮。 臨津江の戦いや第2次フックの戦いなど各所で華々しい戦果を挙げ、「国連軍における最高の戦車」とまで言われるようになり、その評価を確固たるものとした。 さらにこのバランスの取れた戦闘性能は、大戦後の「戦車の行く先」にも影響をもたらした。 大戦中に開発・運用されていた「戦車」は、大きく分けて 機動力を犠牲に火力と防御力にステ振りし、敵戦車の駆逐や大火力陣地を強行突破する「重戦車」 火力と防御力を犠牲に機動力にステ振りし、偵察や哨戒、警備や輸送護衛を任務とする「軽戦車」 それなりの攻撃力・防御力・機動力を持つが、重戦車や強力な対戦車砲には手も足も出なくなる「中戦車」 の3系統から運用されていたのだが、この戦いでセンチュリオンが見せた活躍は「あれ?センチュリオンって走攻紅守そろってるし、もしかして3系統の仕事を一機種で全部やらせても大丈夫なんでは?」という認識を改めて抱かせた。 これが3系統の戦車を統合する「主力戦車」という概念であり、やがてこの主力戦車が全戦車界の主流となっていくのだが、この流れに対してセンチュリオンの実績も大きな説得力となったことは間違いない。 ただしイギリスが重戦車と決別したのは、センチュリオンとコンカラーの後継を兼ねたチーフテンが登場する1960年代の話である。 また機動性が不足気味で砂漠地帯では故障も頻発したため、イスラエルはベン・グリオンへ近代化改修する際に徹底的な改造を施して対処している。 そして朝鮮戦争で得た高い評価を背景にセンチュリオンは各国に輸出され、米ソの代理戦争が世界中で繰り広げられた冷戦真っただ中、西側諸国の主力戦車として世界中で活躍した。 主要な戦いのみを挙げても第二次中東戦争(イギリス軍)、第三次中東戦争(イスラエル軍)、ベトナム戦争(オーストラリア軍)、印パ戦争(インド軍)など、世界のありとあらゆるところでセンチュリオンの姿が見られたのである。 【派生型】 センチュリオンは前述したように拡張性が非常に高く、かなり無茶な改造も(それも割と簡単に)施せる構造上の余裕があった。 そのためイギリス自身で、あるいはそれぞれの輸出先で状況に合わせた様々な派生型が作られており、生産数の割にはバリエーションが豊富。 「オリファント」 南アフリカが運用している、おそらくは最も有名な派生型。 アンゴラ軍の運用するソ連製戦車群に対抗するべくセンチュリオンに独自回収を施したのが始まりだが、それから魔改造に次ぐ魔改造を重ね、現在ではめっちゃ近代的な外見になった「オリファント MK.2」に進化している。 「ナグマショット/ナグマホン/ナクパドン/プーマ」 イスラエルがセンチュリオンの車体をベースに作り上げた各種装甲車両。 イスラエルは1000両以上のセンチュリオン(イスラエル名:ショット)を運用しており、主力戦車の座を後継のメルカバに譲って以降は多くの車両がこれらに改造された。 「テムサ」 ヨルダンがセンチュリオン(ヨルダン名:タリク)を改造して作った装甲兵員輸送車。噂ではタリクそのものも近代化改修の予定があるとかないとか…… などといった一部の派生型が、今でも現役で配備されていたりする。 【バージョン】 「試作型」 後述のMk.2の1号車を除くと大戦中に完成した唯一のモデル。 試作機なだけあってテストを兼ねた武装バリエーションが多く、 主砲に17ポンド砲、ボールマウントにポールステン20mm機関砲 主砲に17ポンド砲、ボールマウントにベサ7.92mm機関銃 主砲に77mmHV砲、ボールマウントにベサ7.92mm機関銃 主砲に77mmHV砲、砲塔後部にベサ7.92mm機関銃 の4つのタイプが存在していた。 「Mk.1」 試作車から砲塔をちょっと改造した初期生産モデル。武装は17ポンド砲+ベサ7.92mm。 戦後すぐに発注され、約100両が納品された。 「Mk.2」 1946年にMK.1から生産が移行したモデル。このモデルから名称が重巡航戦車から「中戦車」になった。 コメットと似すぎていた砲塔が一体鋳造式の新型になっており、見た目のイメージが一気に変わって角ばった見た目や防盾内の機銃など、ぐーんと近代戦車っぽくなった。 また見た目だけでなく装甲もきっちり増厚されており、砲塔正面で防盾部(127mm)と重なる部分は254mmに達する重装甲となった。 実は大戦中に新型試作砲塔をエンジンを強化したボディに乗せて作り上げた増加試作機をそのまま量産しており、増加試作機を「生産1号」に登録変更した為、実は記録上の引き渡し開始はMk.1よりも早かったりする。 「Mk.3」 主砲を新開発の84mm砲「ロイヤル・オードナンスQF20ポンド砲」に換装し、FCSを最新型にしたモデル。 またエンジンも「ミーティアMk.IVB」に換装され、出力は650馬力となっている。 センチュリオンシリーズの中で最も多く生産されたいわばスタンダードモデルであり、他国に輸出したタイプもほとんどはコレ、ついでに画像検索をかけた時に出てくる画像もほとんどコレだったりする。 「Mk.4」 正統進化系モデルと異なり、歩兵の火力支援のために「ロイヤル・オードナンスQF95mm榴弾砲」を搭載したガンタンク的モデル。 計画段階ではセンチュリオンの1割をこのタイプにしようという話も出ていたのだが、既に同じ砲を搭載したクロムウェルが相当数配備されており、また歩兵用の携行ロケットの普及などで「今更95mm程度のためにわざわざ新型つくることもなくない?」という話になり、試作機1両が作られたのみとなった。 「Mk.5」 NATO規格に合わせて様々な点をアップデート。 砲塔の形がちょっと変更された他、後部脱出ハッチや英国戦車の伝統装備だった2インチ擲弾発射機が撤去され、代わりにけん引ワイヤーのガイドローラーなどが搭載された。 配備済のMK.3も大部分がこの仕様に置き換えられている。 これ以降もイギリス軍でのアップデートは断続的に続けられ、最終的には「Mk.13」にまで至るのだが、改良点が細かい・多い・時系列も入り組んでいると非常にめんどくさいので一気にまとめることにする。 ※ 「センチュリオン Mk.13」に至るまでの改良点まとめ(クリックで展開) 「走」 エンジンが「ミーティア Mk.IVC」(750馬力)に換装されたが、車重もきっちりあがっていたため機動性はあまり変化がない(信頼性は上がった)。 また最大の弱点だった航続距離については外付けで大型タンクをつけてみたり車内のタンクを大型化したりと、積極的な改善が図られていた。 最終的には車体後部を延長する大改造を施して車内の燃料タンクを大型化することで、若干マシになっている。 「攻」 ・主砲 20ポンド砲を、最新型の「ロイヤルオードナンス L7 105mmライフル砲」に換装。 これは西側諸国の戦車にほとんど搭載されることになる傑作戦車砲であり、センチュリオンの攻撃力を大幅に引き上げた。 105mmは最初砲弾搭載数が少なかったが、のちに改良されている。 ・副砲 スポッティングライフルとしてブローニングM2(イギリス名:L21A1 )機関銃を追加で搭載。 またNATO間での運用性を上げるため、ベサ7.92mm機銃をブローニングM1919系7.62mm機銃に換装。 ついでにMk.7から対空機銃(車長キューポラの脇についてるアレ)も搭載されることになり、これもM1919が使用された。 ・索敵系 ちょうど実用化されつつあった赤外線探査装置を積極的に搭載。 最初はアクティブ型(自分から赤外線を出さないとダメなタイプ)だったが、のちにパッシブ型(〃出さなくていいタイプ)となり、夜間戦闘能力が大きく向上している。 「紅」 サビとは無縁の新素材(ステンレス系)を採用した「VBE.NO.2」、漏電が多かったソケットを改良した「VBE.NO.3」へと順次改良されており、より美味しい紅茶を・速やかに・安定して淹れられるようになった。 またセンチュリオンでその有効性が証明された湯沸し器は、その後のイギリス陸軍装甲車両の全てに搭載されるようになった。 「守」 砲塔装甲の防盾部分と車体正面上部が51mmほど増強され、さらに強固になった。 元々の設計では8.8cmKwK36(L/56)を想定した装甲厚であり、T-54/55が搭載する100mmD-10(L/56)系統の徹甲榴弾に対しては不足していたためである。 ハンガリー動乱後に既存生産車両も含めて対策している。 【フィクション作品】 とまあそんな英国が誇るセンチュリオンなのだが、フィクション関連ではいまいち目立たない存在であったりする。 戦略SLGなどのゲーム面ではともかく、映画などの分野では非常に影が薄い。 戦争ものとして人気のある第二次大戦には間に合わず、イマイチ人気のない(政治的にも題材にしにくい)冷戦時代を活動期とする戦車だからだろうか…… それでも第二次世界大戦末期や朝鮮戦争に参加したコメットよりは知名度が高いだけマシである。 映画 『ヘルプ!4人はアイドル」 ビートルズ主演のアイドル映画。チーフテンの配備開始で退役したと思われるイギリス陸軍のMK.3が登場。 ストーンヘンジ(世界遺産)の近くで戦車の空砲をガンガン撃ちまくるという、今だとSNS等で炎上不可避であろうステキな場面がある。 あやうくジョニーを人間煎餅にしかけたシーンが有名。 『パワープレイ』 冷戦時代の真っただ中で作られたカナダのサスペンス映画。 主人公たちによってクーデターが起こされようとしている腐敗したある国(一応架空ということになっている)の戦車としてカナダ陸軍のMk.3が登場。 時期が時期なだけあってひたすらに重苦しい映画だが、途中でセンチュリオンのかっこいい行進シーンがあるのでファンにはお勧めかも? 砲塔横の雑具箱を外した珍しい姿も見れるぞ。 アニメ 『ガールズ&パンツァー 劇場版』 大学選抜チームの隊長である島田愛里寿の戦車として登場。 愛里寿が後方で指揮に専念していたからか、あるいはセンチュリオンの常として稼働時間が短いからか、中盤までは全然動かなかったが、終盤になって処刑用BGMを流しながらついに出撃。 瞬く間に10両もの戦車を撃破して単機で戦況をひっくり返し、あんこうチーム&西住まほとの最終決戦に臨むが…… その圧倒的な活躍とこだわりの作画に、全世界のセンチュリオンファンが涙したとかしないとか。 なお戦車道のルールで「使用できる戦車は大戦までの車両」なため、登場するのは試作機(17ポンド砲+ボールマウントにベサ7.92mm機関銃装備)である。 ゲーム 『World of Tanks』 PCや各コンシューマ機などで手広く展開している対戦型戦車TPS「World of Tanks」では、当然ながらセンチュリオン各種も登場。 基本はイギリス所属だが、他国に幅広く輸出されただけあって、オーストラリア軍のMk5/1(*6)、スウェーデン軍仕様のStrv81なども登場する。 イギリスの通常ツリーにはtier(戦車の戦力レベル)8中戦車として「Centurion MK.1」、tier9中戦車として「Mk.7/1」、tier10中戦車として開発中止になった試作機「Action X」がそれぞれ所属している。 共通して「かなり強固な砲塔装甲」「若干頼りない車体装甲」「拡散値以外は非常に優秀な主砲」などといった特徴があり、ハルダウンが強力に作用するゲーム性もあって、総じて使い勝手は悪くない方。 追記:修正はBGM『無双です!』を流しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] wotで初めて知って、足回りの色っぽさに惚れて一番乗り回した。 個人的に165mm破砕砲乗っけた防御陣地絶対破壊するマンにドーザーブレードも付いた外観もイかしたやつ好き。動かせるゲーム無いかね… -- 名無しさん (2020-03-31 00 20 15) WW2英国巡航戦車一覧でコメットはdisられてないのが流石。まあシャーマンと違って遅すぎた気がするけど… -- 名無しさん (2020-03-31 01 26 10) Let's〜ride on 〜♪ -- 名無しさん (2020-03-31 01 47 37) 紅はネタに思えるかもしれないが戦場で一服できる設備として兵士のメンタルカウンセリングに一役買ってると考えると馬鹿にできない。いわば走攻守に癒もついていると -- 名無しさん (2020-03-31 09 45 13) ↑理屈は分からんでもないけど兵器の項目に紅茶がちょくちょく出てくるのは草……いや茶葉生えるわ -- 名無しさん (2020-03-31 10 03 27) 湯沸かし隊長が暇な時に装填手兼通信手やってるの笑える -- 名無しさん (2020-03-31 11 21 57) 紅ってなにかと思った。パスタ優先のイタリアを笑えねえな。 -- 名無しさん (2020-03-31 11 38 43) いつでも紅茶が飲める!って要は居住性が高いって事だしな。士気の維持という意味では理に適ってはいる。単純な強さ硬さ速さみたいなのとは違うカタログスペックに出ない強みは実際重要。……字面がアホっぽいのは気になるけど……ww -- 名無しさん (2020-03-31 11 59 56) WTだとミサイルを撃てる派生型に乗れる -- 名無しさん (2020-03-31 12 09 56) 湯沸かし隊長はどう考えても紅茶入れる以外の装填や通信がメインの仕事じゃないんですかね… -- 名無しさん (2020-03-31 14 10 21) 冒頭のフリのところ完全にフランス無視されてんな -- 名無しさん (2020-03-31 14 23 40) お湯が車内で作れる=レトルト食品程度なら調理可能ということで。現代でも残ってるのはその辺の考慮もある。 -- 名無しさん (2020-03-31 16 43 38) ある漫画に「末永いセンチュリオン」とあったが、なるほどこいつはすごいや。(対義語は「すぐ作れてとりあえず動くT34」) -- 名無しさん (2020-03-31 17 42 51) 湯沸かし隊長って滅茶苦茶気が短そうな役職 -- 名無しさん (2020-04-01 01 15 28) イギリスで戦車の発展が遅かったのってやはり島国だからなのでは… -- 名無しさん (2020-04-01 11 08 19) 戦車開発競争の面もあった第二次世界大戦において、最後の最後で戦車発祥の地の意地を見せた感があるな。 -- 名無しさん (2020-04-01 12 38 31) 湯沸かした時点で水の煮沸消毒にもなるしな。やっぱあれば便利 -- 名無しさん (2020-04-09 19 21 55) さらに言えばお湯で器具を消毒できるから軽い怪我なら大分ましな治療を施せるのも大きいと思う。なんだかんだあるとないとではぜんぜん便利さが異なる装備だと思うわ。 -- 名無しさん (2020-08-17 22 05 09) 欧州戦線でクッソ寒い最中に車内で待機しろって言われたら、紅茶ぐらい飲みたくなるわな…悪知恵働く兵隊が車内に携帯ストーブ持ち込んで湯沸かしなら火事になるし しっかし湯沸かし隊長て役職…w なんだかんだで今も使われてるのが凄いわな、WW2から現役の車両てこいつぐらいか?(WW2のとは名前を受け継いでるぐらいしか共通点ないが) -- 名無しさん (2020-09-03 11 05 41) フランス戦で大量の軍需物資を失ったイギリスが戦車生産に注力できるはずも無いなら生産数が控え目なのは仕方ない。歩兵に持たせる小銃にすら事欠いてたんだから -- 名無しさん (2020-09-03 11 25 10) ↑序盤で物資を大量に失っているのはソ連も同じだが工業力の差がかなり大きかったんだな -- 名無しさん (2021-02-21 00 36 45) 不謹慎ながら、ウクライナでロシア軍が食事中に襲われたような痕跡が複数あるのを見ると、車内で紅茶飲めるようにした英国軍の意図が少しばかりわかるような気がしてきた…… -- 名無しさん (2022-03-15 21 45 13) ↑2ソ連も中盤まで銃や弾薬、戦車のどれも不足しているよ。生産数の違いは性能に不足がないT-34が開戦前に量産開始していたのが大きい。 -- 名無しさん (2023-12-03 05 18 18) 麻薬!タバコ!酒!って軍の嗜好品が多い中で利尿作用はあるけど覚醒作用のある紅茶ってバカにできないぐらい有用。自衛隊も緑茶中で飲めるようにして -- 名無しさん (2024-09-20 00 44 04) 名前 コメント